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09月20日-05号

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  1. 糸満市議会 2022-09-20
    09月20日-05号


    取得元: 糸満市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-04
    令和4年第6回糸満市議会定例会会議録令和4年9月20日出席議員 21人1番 大 城 むつみ    2番 玉 城 哲 郎3番 山 内 竜 二    4番 前 田   潤5番 浦 崎   暁    6番 伊 敷 郁 子7番 賀 数 郁 美    8番 金 城 一 文9番 長 嶺 安 浩    10番 新 垣 勇 太11番 平 田 健 人    12番 金 城   悟13番 金 城   寛    14番 山 城   渉15番 西 平 賀 雄    16番 大 田   守17番 金 城   敦    18番 金 城   敏19番 金 城 幸 盛    20番 新 垣 安 彦21番 徳 元 敏 之欠席議員 なし 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は次のとおりである。   市長     當 銘 真 栄    副市長       神 谷 和 男   教育長    幸 地 政 行    総務部長      福 元 信 美   企画部長   金 城   満    市民健康部長    新 垣 政 喜   福祉部長   島 根 辰 也    こども未来部長   国 吉   丘   経済部長   大 城   司    建設部長      上 原   斉   水道部長   伊 敷   勝    消防長       平 田 徳 明   教育委員会  金 城   秀    教育委員会     有 銘 真一郎   教育部長              教育指導監本日の議事日程 日程第1 一般質問   ――――――――――――――――――――――――――――――                              (開議宣告午前10時01分) ○議長(金城寛) これより本日の会議を開きます。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 一般質問を行います。質問通告書により、順次質問を許します。 ◆17番(金城敦議員) おはようございます。通告書に従い一般質問を行います。 件名1、道路行政について。小項目1、市道与座前原線は道幅が狭く、のり面が崩れて大変危険ですが、市は把握しているのか伺います。 小項目2、整備するべきだと思うが、計画はあるのか伺います。 小項目3、市道与座大里線の進捗状況を伺います。 件名2、教育行政について。小項目1、学校給食センター整備事業について。ア、建設候補地策定業務が必要になった理由を伺います。イ、PFI方式導入事業の進捗状況を伺います。 小項目2、高嶺小学校移転改築事業について。ア、高嶺小中一貫校の事業計画が見直しになった理由を伺います。イ、これまで進めていた計画は全て無駄になったのか伺います。ウ、事業見直し計画の内容を伺います。 件名3、南部病院跡地利用について。小項目1、今後の計画と財政計画を伺います。 以上、演壇での質問を終わり、再質問は質問席で行います。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時03分)                              (再開宣告午前10時03分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎市長(當銘真栄) おはようございます。金城敦議員御質問、件名1、道路行政について。小項目1及び2についてお答えいたします。 小項目1、市道与座前原線の現状についてですが、当該道路は県道54号線から上与座集落を通って、市道与座大里線に至る全長843メートルの市道であります。そのうち県道側から約200メートルの区間において、のり面や路肩の崩落、それに伴う舗装の亀裂等を確認しております。 次に小項目2、整備計画については、他路線の進捗状況及び計画されている新規路線との整合を図る必要があるため、当面はのり面の保護や舗装面の補修等で対応してまいりたいと考えております。 その他の御質問につきましては、教育長及び関係部長より答弁をさせていただきます。 ◎教育長(幸地政行) おはようございます。議員御質問、件名2、教育行政について。小項目1、学校給食センター整備事業について。ア及びイについてお答えいたします。 小項目1、ア、建設候補地策定業務必要の理由については、令和4年3月に策定されたPFI導入等可能性調査で示された顕在化した課題への対応として周辺環境の変化による事情を考慮した上で当初の基本計画で除外された候補地や真栄里屋外運動場、その周辺も含めて再考することになりました。そのため早期に建設用地の決定を行うためには専門的知識やノウハウを要するコンサルタントを活用することで、建設候補地を選定することができることが理由です。 次にイ、PFI方式導入事業の進捗については、現在、建設候補地が決まっていないことから進捗しておりませんが、建設候補地策定業務で候補地が決定した場合はPFI方式により事業を推進してまいります。 ◎建設部長(上原斉) おはようございます。御質問、件名1、道路行政について。小項目3、市道与座大里線の進捗状況についてお答えいたします。 市道与座大里線の進捗状況についてですが、当該道路は平成23年度から平成28年度までの間に通学路としての安全性を優先して、与座側の歩道がある位置までを整備区間としたため、同路線の終点側の一部が未整備のまま完了しております。当該道路は通学路で沿線には与座ガーもあり、その与座ガーには区民をはじめ、市内外から水辺空間を求め憩いの場にもなっております。しかしながら整備については他路線の進捗状況及び計画されている新規路線との整合性や、緊急性等も考慮しながら事業化を検討してまいります。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) おはようございます。御質問、件名2、教育行政について。小項目2、高嶺小学校移転改築事業について。アからウまでについて順にお答えいたします。 小項目2、ア、高嶺小中一貫校の事業計画が見直しになった理由については、令和6年度4月に小中一貫教育校の開校に向け、高嶺小学校移転改築事業の進捗を図ってきたところですが、小学校校舎建設工事発注において2度の入札不調の厳しい結果を受け、当初の事業計画の見直しが妥当であるとの判断に至りました。高嶺小学校移転改築事業の見直しに関しましては、入札の不調による工事期間の確保が困難となってきた点及びそれに伴い財源として予定していた国庫補助金の歳入が見込めなくなる点、また当初より課題として上げられておりました南山城跡の保存調査の進捗による中学校の建て替え場所の課題、グラウンド敷地が狭小となることへの課題など、総合的に判断して決定しました。 次にイ、これまで進めていた計画は全て無駄になったのかについては、建設事業においては通常、基本設計、実施設計を実施いたしますが、既計画においても基本設計、実施設計をおのおの実施いたしました。今後の見直し計画につきましては、実施した設計資料を基に基本設計と実施設計を併せて行います。また、その他の資料等につきましても活用可能な限り活用してまいります。さらに見直しに際し、既存の中学校のプール等、利用可能な施設については活用を含め、建設費の圧縮を検討してまいります。 次にウ、事業見直し計画の内容については、行政手続については適正に国や県へ補助金申請の手続を行います。なお、小中一貫教育校の方針は堅持し、将来の中学校の建て替えも見据えた小学校校舎配置計画、構造の見直し等を検討し、中学校の建て替え敷地や議員や地域からも御指摘のあった運動場の確保など、学校敷地の拡張も含めた検討を行うものとなります。 ◎企画部長(金城満) おはようございます。御質問、件名3、南部病院跡地利用について。小項目1、今後の計画と財政計画についてお答えいたします。 今後の計画として、土地利用計画として行政機能別にゾーニングを設定し、市民ふれあいゾーンでは老朽化した社会福祉センターの建て替えを契機として、新たな福祉政策の拠点を形成するとともに、地域コミュニティーの形成・強化を図る区域と位置づけております。また、既存のグラウンドの場所を多目的運動場ゾーンとし、既存の機能維持や住民の健康増進、交流の場の創出、災害時の一時避難場所等の防災機能の強化を図る区域と位置づけ、企業誘致促進ゾーンは真栄里地区で計画されている公共交通ターミナル近接や国道331号沿いの立地特性等を生かし、計画地に期待される機能を有する企業の誘致を図るものとしています。財政計画については、当該事業は土地開発公社の自主事業として決定したことから、公社の運営に無理が生じないことを念頭にした財政計画に沿って行われることと認識しております。 ◆17番(金城敦議員) では、道路行政のほうから再質問を行います。 ちょっと分からなかったんですけど、もう一度質問しますが、与座前原線について危険性を確認し、改修工事の必要性は感じているんですか。もう一回答弁をお願いします。 ◎建設部長(上原斉) 再質問にお答えいたします。 議員から今必要性を感じているかというお話ですが、現在ですね、管理費の精査を行って、可能な限り対応していきたいと考えているところでございます。 ◆17番(金城敦議員) 分かりました。ぜひ事業化してください。もう少し時間がかかるので、当面はのり面保護や舗装を直していきたいとの話ですが、この道路は幅員が狭く、両側が決壊しているため車の擦れ違い時には危険が増します。そのためには早めののり面保護を含めた検討、対策をしてもらいたいが、いつ頃からできるのか伺います。 ◎建設部長(上原斉) 再質問にお答えいたします。 先ほども答弁いたしましたが、議員の御指摘のとおりですね、擦れ違い時には危険を伴っております。ですから管理費の精査を行って、可能な限り対応していく方向で進めていきたいと考えているところです。 ◆17番(金城敦議員) ありがとうございます。事故が起きる前に早めの対応をお願いします。またこの道路はですね、集落側も車の擦れ違いも危ないし歩道もありませんので、歩道設置も含めて事業化を早めにお願いします。 次、与座大里線についてですが、残りの部分も事業化を検討しているようですが、私も何回もこの件に関しては質問をしております。忘れないように事業化を進めるためにも何回も質問をしたいと思っております。それと豊原入り口までも私は与座大里線だと思っておりましたが、そこは市道与座豊原線のようですが、関連だと思って質問をします。舗装の状態がよくないが、長寿命化事業は導入できないかお聞きします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時16分)                              (再開宣告午前10時18分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎建設部長(上原斉) 再質問にお答えいたします。 一応、ただいまですね、金城敦議員から質問があった件は与座豊原線も同じ大里からの延長線上ということで、御理解しているということでの御質問だったと理解しておりますが、実際路線がですね、全く違う路線になっておりますので、今回一応、答弁を差し控えさせていただきたいと思います。誠に申し訳ありませんが、すみません。 ◆17番(金城敦議員) 分かりました。じゃあ所見として私述べます。市道与座豊原線は舗装面にクラックや沈下が生じている。また歩道等には雑草も生い茂って通行に支障を来しているので早めの対応をお願いします。もう一つもですね、通告外と言われていますので、これも所見で言います。市道大里国吉線も雑草が生い茂って通学に支障が生じているため、除草の早めの対応をお願いしたいと思いますが、これもすぐやるということでしたので早めに対応をしてください。
    ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時19分)                              (再開宣告午前10時20分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆17番(金城敦議員) 給食センターの再質問を行います。 給食センター建設についての再質問ですが、10年以上前からこの市議会で議員の皆様が給食センター早期建て替えを訴えていましたが、いざ着工になるといろんな理由をつけて遅らせている当局に賛成をし、いまだに着工のめどさえついていません。今回も着工を遅らせるかのような候補地策定業務が可決してしまいました。我々が出した学校給食センター建設候補地策定業務の修正案は否決されました。残念です。本当に早期建て替えを考えているのか疑問に思います。では再質問をします。今回の建設候補地の場所はどこですか。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 建設工事の場所はまだ確定していないということでございます。 再質問にお答えいたします。まず基本計画でありましたD案でございます。それと基本計画で一旦除かれた真栄里屋外運動場、観光農園、また加えまして真栄里屋外運動場周辺も含めて検討していきたいというふうに考えております。 ◆17番(金城敦議員) 真栄里屋外運動場もその中に入っているということですね。そこも候補地に入れて調査をするということですか。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えします。 そのとおりでございます。 ◆17番(金城敦議員) そこは先ほどですね、企画部長が南部病院跡地土地利用計画として多目的運動場ゾーンとなると言っていますが、しようとしているということですが、そこを調査するのか伺います。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 現在ある屋外運動場の場所も含めて検討していきたいというふうに思っています。 ◆17番(金城敦議員) ここを調査するということですか。とっても私は矛盾すると思うんですよね。無駄な金を使っているように思うんですが、では前の計画で候補から外れた場所をもう一回調査するということでよろしいですか。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 基本計画で一旦除かれた場所も含めて検討していきたいというふうに考えております。 ◆17番(金城敦議員) それでは令和2年度の検討委員会の調査を全否定するということで考えていいですか。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 令和2年度に作成しました基本計画を全否定ということではございませんでして、その中のD案につきましても継続検討していきますし、真栄里屋外運動場や観光農園につきましては、その当時と周辺環境も変わってきておりますので、そこも現状としてD案と併せて再度検討していきたいということでございます。 ◆17番(金城敦議員) 1回除外されたところですので、私は無駄な経費になると思うんですが、見解を伺います。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 現段階で、当時と環境が変わってきておりまして、その除外された状況が変わってきているということからしますと、そこも含めた検討が必要であるというふうに考えております。 ◆17番(金城敦議員) 2年でそんなに変わることはないと思うんですけど、本当に無駄だと思います。次へ移ります。 PFI導入可能性調査で地質調査のN値50は1か所とあったが、あと1か所は幾らありましたか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時25分)                              (再開宣告午前10時25分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 もう一か所につきましては、深度17メートルまで確認した値になりますが、N値35で推移しています。 ◆17番(金城敦議員) 今ですね、N値35とか、N値50と言っていますが、これはどういうことかお聞かせください。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時25分)                              (再開宣告午前10時26分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 一般的に建物を建築する際に、その土地の支持力の目安になる数値だと考えております。 ◆17番(金城敦議員) そうなんですよね。これは50だろうが35だろうが、基礎の形状を変えればいいことですので、50だから悪い、50じゃないからいいとかそういう問題ではないんですよ。それで何かすぐにでもこの場所が悪いような言い方を、我々質問をやっているんですけれども、もうちょっとはっきり分かるような説明をしてください。みんな勘違いします。1万平米の土地を2か所を調査しただけで結果を出すというのは乱暴だと思いますが、どう思いますか。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 2か所の調査でそこが駄目ということの判断ではなくてですね、総合的に、また土地についてはそういったことがあると。またほかの解決する課題もありますので、そういったことも含めて、今回調査する土地とですね、なるべくリスクが低いところを選択したいということでの、今後の候補地の検討をしていきたいということでございます。 ◆17番(金城敦議員) ですから、私はこのPFI調査は信用できないんですよ。このような形できれいな調査もしないうちに結果を出すということは大変乱暴なんですよ。普通のコンサルというのはこういうふうにはしません。このような形の設計を、こういう形で調査を報告するのは私は信用できませんね。では、次に行きます。 この策定業務が終わって、場所が決定しないとPFI導入のための業者選定時期も決定できないのかお聞きします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 PFIを導入した建設を行う場合においてはですね、その前提条件としまして土地を確定する必要があるということでございますので、土地を策定後のPFIへの事業推進ということになると考えております。 ◆17番(金城敦議員) それを聞いて思うんですけれども、給食センターの供用開始は、教育委員会はいつを想定しているのか。何年をめどにとか。それをお聞かせください。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 現在、年度目標ということで設定はございませんけれども、まずは土地を確定する必要があるということで、その土地を確定した段階でPFIの委託に向けて事業を進めていきたいというふうに考えております。 ◆17番(金城敦議員) 本当に糸満市の教育委員会、市長、全然やる気が見えません。本当に子供たちのことを思っているのか大変疑問です。その中で、もう一つ聞きます。 前回に46億円の事業費の中で、補助金が6億円しかないと答弁していますが、補助金を増額する努力とかそういったことはやらなかったのかお聞きします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時30分)                              (再開宣告午前10時31分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 補助金に関しましては、まだ計画設計もされていない段階でですね、国のほう、補助金を頂く先等、調整ができていない状況がございます。今回の試算につきましては、その補助金のメニューで単価等を含めて積算していった結果、6億円ということが判明しております。 ◆17番(金城敦議員) 造る気持ちがあれば、いろいろな工夫をして起債とか、あるいは防衛省からの予算を使うこととかそういったいろんなことがあると思います。そういうようなものを協議したことはありますか、お聞かせください。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 先ほど申しました補助金に関しましては、活用できる起債も含めた判断で積算しております。 ◆17番(金城敦議員) 6億円の中に起債が入っているということですか。幾らぐらいの起債を考えていたのか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時32分)                              (再開宣告午前10時34分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 起債については約29億円でございます。 ◆17番(金城敦議員) 今29億円と聞いてびっくりしたんですけれども、これだけあれば、何とか造っていけるかと思いますが、本当にやる気のなさが見えます。PFIだから、予算も要らないからというふうに考えたかもしれませんが、本当に造る気がないというのが感じてなりません。本当に造る気はあるのか。これからもずっと質問していきたいと思います。 市民の方からですが、給食センターを政治利用しているという声が聞こえます。その件に関して教育長の見解を伺います。 ◎教育長(幸地政行) 議員の再質問にお答えいたします。 教育委員会として、給食センターを政治利用しているということは一切ありません。 ◆17番(金城敦議員) そうですね。あったら困るんですよ。ですが、市民からそういう声があるんですよ。その辺もよく皆さん考えていてください。PFI方式を導入するにしても建設場所を決めなければ前へ進みません。どのような場所であっても、決まっても必ず問題は出てきます。子供たちの安心安全な給食のため、早期の着工、完成を望みます。次の質問に移ります。休憩。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時36分)                              (再開宣告午前10時37分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆17番(金城敦議員) 給食センターは次の機会にまた質問します。 次、高嶺小学校移転改築事業について再質問します。高嶺小学校移転改築事業については、新聞報道で設計費の1億円以上の無駄、開校の4年遅れとの報道があり、市民から大きな反響があります。私のほうにも怒りの声がたくさん届いています。必ず原因を追及して、市長はどう対応するのか、責任をどうするのか、議会の場で確認してくれとありました。市長の誠実な答弁をお願いいたします。まず最初に、高嶺小学校移転の設計業者の完了検査はいつ行ったのかお聞きします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時38分)                              (再開宣告午前10時41分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 中間検査を令和4年の4月26日、最終検査を令和4年6月7日に受けております。 ◆17番(金城敦議員) その検査の内容を伺います。合格だったのか不合格なのか、お聞かせください。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 中間、最終も含めて合格という形になります。 ◆17番(金城敦議員) 分かりました。建設業者にミスはなかったということですね。次の質問に移ります。 建設業者の見積りと設計金額の差が4億円以上あるのはなぜか伺います。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 設計金額の設定に関しましては、公共建築工事積算基準等に基づき設定しております。しかし、昨今の建設資材の物価高騰による市場単価と公共単価の乖離があるものと想定しております。 ◆17番(金城敦議員) 誰が考えてもですね、二、三か月で4億円もの物価が高騰することはないと思います。本当にそれだけですか、お聞かせください。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 そのような認識でございます。 ◆17番(金城敦議員) そう言うのであれば、8月15日に豊見城市の豊崎中学校新築工事が、8月15日に落札されております。向こうは資材の高騰とか物価高騰はなかったんでしょうか、お聞きします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 他市の状況につきましては把握しておりませんので、答弁を差し控えたいと思っております。 ◆17番(金城敦議員) 把握していなくても、向こうは物価高騰していないのか、糸満だけが物価高騰をしているのかを聞いております。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 他市の状況でございますが、お答えすることはできませんが、物価高騰については県内であったものと認識しております。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時44分)                              (再開宣告午前10時45分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆17番(金城敦議員) 分かりました。これは最後まで追及しないといけないことだと思っております。建設業者から今回の入札に関して大きな不信感があるようです。適正な入札ではない。我々をばかにした設計金額だ。それを2回もさせるとは何事だ。怒りの声があります。そのことの見解を伺います。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 市としましては、移転改築工事につきましては当初予定どおり進めていくことで作業を進めておりましたが、2回の入札不調という結果になったことにつきましては、先ほど申し上げた諸事情、物価高騰等の事情もありましてそのような結果になったというふうに認識しております。 ◆17番(金城敦議員) もう認めてくださいよ、自分たちのミスを。では、品確法の予定価格の適正な設定に抵触はしていないか伺います。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 品確法につきましては、適正に遵守されていたというふうに認識しております。 ◆17番(金城敦議員) 適正にやっていないからこういう結果が生まれると思います。国、県や公的機関でそういうのを調べるところがないのか。オンブズマンあたりとか監査なのか、そういうところに問合せするように私は通告しましたが、その結果はどうだったかお聞かせください。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 作成している設計書につきましては、適正であると認識しております。なお、検査機関については存じ上げておりません。 ◆17番(金城敦議員) ですから私は通告で2週間ぐらい前に、こういう質問をするからそれは調べておいてくれというのは通告しました。ないということですか。お聞かせください。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 検査機関については存じておりません。 ◆17番(金城敦議員) 分かりました。じゃあこれないのであれば、後でも言いますが、議会で調べるしかないのではないかと思います。品確法の適正利潤の確保を可能とするための予定価格の適正な設定というのがあります、品確法の中で。その見解を聞きたいんですが、その法律を読んでもらえますか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時48分)                              (再開宣告午前10時49分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 運用指針のポイントという形で答弁いたします。 予定価格の設定に当たっては、市場における労務単価及び資材、機材等の取引価格、工期、施工の実態等を的確に反映した積算を行う。また、労務費、機械経費、間接経費を補正するなどにより、週休2日等に取り組む際に必要となる経費を適正に計上するというふうになっております。 ◆17番(金城敦議員) まだまだたくさんあるんですけれども、これだけしか読まないんでしたら私のほうで読みます。適正な積算に基づく設計金額の一部を控除して予定価格とする、いわゆる歩切りは、品確法第7条第1項第1号の規定に違反することからこれを行わないとされております。歩切りはしていないんですか、お聞きします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 歩切りは行っておりません。 ◆17番(金城敦議員) 皆さん、歩切りの意味を分かっていますか。適正な積算に基づく設計金額の一部を控除、控除というのは金額などを引き去ること。として予定価格とするいわゆる歩切り、皆さんは見積りを10%、20%切ってそれを設計に上げているんですよ。これが歩切りというんですよ。それを本当にやっていないんですか。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 歩切りについては行っておりません。 ◆17番(金城敦議員) 歩切りをしない設計金額をつくればですね。歩切りをして、4億円の差は簡単に出てきます。これはやったかやらないか、皆さんがやっていないと言うんだったら、これは調べないといけません。それが本当に確信できるのかまずお聞きします。本当にやっていないというのは。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 繰り返しになりますけれども、行っておりません。 ◆17番(金城敦議員) 市民の方から一番関心があって、声が多かったのがあります。この工事は設計業者のミスなのか、行政側のミスなのか、建設業者の設計ミスなのかどうかということです。これはこの3つしかありません。答えてください。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 設計を実施した業者につきましては問題がなかったと認識しております。また指名業者につきましては、辞退理由にあった設計額が合わない、これにつきましては先ほど申し上げました物価高騰等の要因があるというふうに認識しております。 ◆17番(金城敦議員) 行政側のミスも認めない、ほかに何が原因があるんですか。物価高騰だけではないと思います、4億円もの金が。お聞かせください。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 設計金額の設定に関しましては、公共建築工事積算基準等に基づいて設計しており、今回4億円の差があることにつきましては物価高騰等、様々な要因があるというふうに認識しております。 ◆17番(金城敦議員) 何回言っても4億円もの金額が物価高騰というのはね、子供でも分かります。もう市民みんな分かっているんですよ、皆さんがやったというのは。この原因を調査して、報告すべきだと思いますがいつまでにできるかお聞きします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) これまでの高嶺小学校の移転改築につきましては事業を推進していく上で進めてまいりましたけれども、2度の不調があったということで見直しを計画しております。その中で行った事務につきましては適正だというふうに考えておりますので、現在のところ調査をしていくというふうな形では考えておりません。 ◆17番(金城敦議員) 1億3,000万円余りの金額を無駄にしているんですよ、どぶに捨てたようなもの。それに対して原因を調べる必要がないと言っているんですか、お聞きします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) これまで、設計関係で1億円余りの額が出ておりますけれども、そこにつきましては今後の見直しにおいて、使えるデータを使いながら、それが無駄にならないような形で今後見直し計画を立てておりますので、それらにつきましても今回の設計、実施設計、基本設計については活用できるものを活用していきたいというふうに、無駄にならないような形で対応していきたいというふうに考えております。 ◆17番(金城敦議員) 活用できるところは1億3,000万円の、幾らぐらいの分が活用できると考えていますか。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) そのうち測量関係についてはそのままデータを活用できますので、あと設計につきましても教室の配置等はですね、現在使った実施設計等の配置関係を活用していきたいと思いますので、しかし現段階で幾らぐらい使えるのかという形では申し上げられない状況でございます。 ◆17番(金城敦議員) 私が思うには、何も使えないと思います。これはですね、この原因を調べる必要があるが、行政側ができなければ、100条委員会を開催するべきだと私は考えますが、皆さんの見解をお聞かせできますか。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 100条委員会につきましては議会の専権事項になっていると認識しておりますので、答弁を差し控えたいと思います ◆17番(金城敦議員) そうですね。100条委員会は議会の専権事項ですので、我々が決めることですから、ぜひですね議員の皆さんもですね、1億3,000万円の無駄を調べないといけません。ぜひ皆さん協力して100条委員会を開けるようお願いいたします。休憩お願いします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時57分)                              (再開宣告午前10時58分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆17番(金城敦議員) 2回目の入札で見積単価の入替え及び工事範囲の見直しとあるが、単価の入替えをしたのか。どこでやったのか。金額はどれぐらいなのか、お聞かせできますか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時58分)                              (再開宣告午前10時58分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆17番(金城敦議員) 先週の金城敏議員への答弁で1億5,000万円の増額が見込まれたと答弁しておりますが、その辺の意味が分からないのでそれも一緒にお聞かせください。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時58分)                              (再開宣告午前11時00分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 2回目の入札に当たり設計の見直し内容としては、設計単価の入替えを行っております。それに基づいて算出した結果、約1億5,000万円の増額が見込まれたということでございます。 ◆17番(金城敦議員) この増額の意味が分からないんですけれども、予算が多くなったということですか。
    教育委員会教育部長(金城秀) 予算というか、設計金額が多くなったということでございます。 ◆17番(金城敦議員) 設計金額が多くなるという意味が分からないんですけれども、予算がなければ設計金額は多くならないんじゃないんですか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時01分)                              (再開宣告午前11時01分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 1回目と比較しまして、約1億5,000万円の増となっております。 ◆17番(金城敦議員) 皆さん本当にこれで設計していますか。設計の増額というのは、単価を上げないと増額にならないんですよ。単価を増額したんですか。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 設計を、金額を出す段階で設計単価の入替え、その見直し等を行いまして1億5,000万円の増額ということになっております。 ◆17番(金城敦議員) 設計単価の入替えというのはすぐ簡単にできるものなんですか。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) その単価見直しを行いました1億5,000万円の増という形でございます。 ◆17番(金城敦議員) そんなことは絶対できないと思います、行政側のやり方として。これも調べないといけなくなりました。市内には建設業者、設計業者、資材会社、下請事業者などの専門の方がたくさんいます。市外の会社の方もたくさんいます。そういう市民の方から予算が足りないのは、行政側は最初から分かっていながら入札を執行したとの情報提供がありました。そうでなければ、この設計金額が出てくることはないと言っていますが、市の見解を伺います。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 適正な設計金額を算出しまして、入札を1回目、2回目執行したというふうに認識しております。 ◆17番(金城敦議員) やっていないからそういうことになっているんですよ。じゃあもう一つ、同じように市民からの情報提供で設計業者にこの金額の予算で設計書をつくるように指示があったということがありますが、これは本当なのかお聞かせください。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 そのようなことはございません。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時04分)                              (再開宣告午前11時04分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆17番(金城敦議員) 先ほどの件ですけれども、基本設計や実施設計で1億3,000万円の無駄を出している設計でですね、それが本当に使えるのかお聞きします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 現在行いました実施設計につきましては、今後の見直しをしていく中でですね、その教室配置、階数からの各種特別教室の配置をですね、その設計書を活用して今後の計画を行っていきたいというふうに考えております。 ◆17番(金城敦議員) 何を言っても無駄なようです。では、見直し計画で幾らの金額がかかるのかお聞きします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 見直しにつきましては、今後計画していきますけれども、その中で金額がはっきりしてくるというふうに認識しておりますが、その中で既存の高嶺中学校のプール等を活用した、既存で計画されていました1階部分のピロティーについてなくしたりですね、そういったものも含めてですね、また当初S造で計画しておりました構造につきましても補助単価の大きいRC構造に見直すこと等も含めて今後検討してまいりたいというふうに考えております。 ◆17番(金城敦議員) 今の答弁、大変大きな問題があるんですよ。そのことは後で質問します。今回の一般質問の答弁で初めて仮設校舎を造ると聞いたが、いつ計画したのか、どこに造るのか聞かせてください。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 仮設校舎の建設につきましては、見直しの決定を実施して進めていく中で、これまで保護者等の説明会等も実施してきております。また学校の教職員についても説明していく中でですね、子供たちの安全確保が一番意見として多くございましたので、その辺の解消をしていく必要があるという認識から仮設校舎の建設を今後取り組んでまいりたいと。また場所につきましては、まだ今現状としましてそういった方向性で取り組んでいくという段階でございますので、その辺についてまだ決定していない状況でございます。 仮設校舎につきましてはですね、9月に入った学校の説明会と地域の説明会終了後、子供たちの安全を確保していくという形で決定しております。 ◆17番(金城敦議員) 総務委員会でもこのことはなかったらしいです。しかし、なぜ一般質問の中でそういうのを発表するのか大変疑問です。9月6日、7日の説明会には何名の参加者でどのような意見があったかお聞きします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時08分)                              (再開宣告午前11時10分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 9月6日が17名、9月7日が10名で、質問につきましては先ほど申し上げたとおり、まず多かったのが児童の安全確保ですね。2点目に小中一貫校はそのままやっていくのかというのと、3番目にその原因について何が考えられるかということと、またあと南山城跡には影響はないのかということがございました。 ◆17番(金城敦議員) 大変少ない参加者です。私が聞いた小学生の親から、全然そういう説明会があるというのも聞いていないというのもいました。次、教育長にお聞きします。今の仮設校舎も、また運動場の拡張も計画するようだが、これは不祥事を隠すためにやったのか。あるいは罪滅ぼしのために考え出したのかお聞きします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時11分)                              (再開宣告午前11時13分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎教育長(幸地政行) 議員の再質問にお答えいたします。 まず今回、今後に向けて見直すというグラウンドの拡張等も含めて、そのことについて罪滅ぼしというふうなことは一切ありません。このことは罪ということで捉えていませんし、しっかり今回の計画も立ててですね、結果として2回の入札不調ということになりましたけれども、そういったことで罪滅ぼしということでの今後の対応では一切ありません。 ◆17番(金城敦議員) これまでですね、何度も金城敏議員や私が拡張を提言しても聞かなかったが、1か月もしないうちに決定したのはなぜかお聞きします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時14分)                              (再開宣告午前11時14分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 今回、入札不調になって見直しをするという決定の際に、次の見直しに向けてこれまで上がってきた課題についても検討していく必要があるんじゃないかということで、これまで多方面から御指摘がありましたグラウンドにつきましても、その拡張に向けては検討する必要があるということでの見直し計画という形になっております。 ◆17番(金城敦議員) その辺がですね、罪滅ぼし……、罪ではないんですけどそういうふうな形に見えるということです。そのために関係部署、農政課、農業委員会との協議を行ったのかお聞きします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 農業委員会、また農政課等への協議につきましてはですね、これから実施していきたいというふうに考えております。 ◆17番(金城敦議員) 我々が質問したときには時間がかかるということもありました。今はすぐできるということでしょうかね。では、この見直し計画においてですね、国と県、あるいは協議調整を行ったのかお聞きします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 今後、見直ししていくという形でのお話をしていくところでございますけれども、具体的にどのような形でという形ではまだ実施……できない状況。これから市の方針が固まった段階で実施していきたいというふうに考えております。 ◆17番(金城敦議員) 一度減額し、見直した計画で補助金は全額もらえるのかお聞きします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 今後行います見直しの段階で、適正に国の補助金が活用できる手続を実施していきたいというふうに考えております。 ◆17番(金城敦議員) 校舎移転、運動場拡張、仮設校舎、旧校舎の維持管理費等、全額で幾らぐらいかかるのかお聞きします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 校舎の移転や仮設校舎等につきましては、まだ詳細が決定している段階でございませんので、それに伴う予算、金額等についてもですね、現状ではお答えできる状況ではございません。 ◆17番(金城敦議員) たくさんのお金がかかりそうです。経費を節約するために質の落ちた学校になりそうだが、プールなど新築の予定だったのが再利用となると、父兄や地域の方から大きな怒りがあります。その件に関してはどう考えますか。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 高嶺中学校のプールに関しましては、まだまだ耐用年数がございますので、その辺については前回の計画ではですね、中学校グラウンドに小学校を移転することによってグラウンド拡張も含めて行う必要がありましたので、プールを屋上にという計画もございましたけれども、今回の見直しにおきましてはですね、グラウンドの拡張も含めてその辺を対応してまいりますので、使える施設については使っていきたいというふうに考えております。 ◆17番(金城敦議員) そういうことですよ、大きな問題が出てくるんですよ。前回の設計はプールができる大変すばらしい設計でした。しかし、皆さんの予算がつくれなくてこういう結果になりました。大変残念です。地域の方も本当に残念がっております。計画性に疑問があります。令和10年に本当に完成できるのかお聞きします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) これからまた配置計画等を行いながら、令和10年度小中一貫校開校に向けて鋭意取り組んでまいります。 ◆17番(金城敦議員) 用地買収とか農地変更とかいろんなものがあって、私は令和10年には完成は無理だと思っております。こんな計画性のないやり方では本当に困ります。予算は確保できるのか。先ほどできるようにすると言っていましたが、多分これも無理だと思っております。小中一貫校はどうなるのかもう一度お聞かせください。 ◎教育委員会教育指導監(有銘真一郎) 再質問にお答えいたします。 校舎の建築期間が延びましたので、令和9年度の途中に建築が完成予定ですので、小中一貫校の教育のスタート自体は令和10年度を目標にしております。 ◆17番(金城敦議員) 市民や父兄から期待をしていたのに、令和10年だと子供は卒業してしまう。大変残念だとの声にどう答えるのかお聞きします。 ◎教育委員会教育指導監(有銘真一郎) 御質問にお答えいたします。 これまで保護者の皆さん、それから子供たちに期待を抱かせてしまったことを大変申し訳ないなと思っています。それから開校に向けて準備を進めてきた先生方、時間をかけて労力をかけてきた取組に対しても非常に申し訳ないなと思っております。 ◆17番(金城敦議員) そうですね、たくさんの方に迷惑をかけております。その辺をですね、市長、教育長は本当に考えているのか。次ですね。市民から1億3,000万円余りの税金を無駄にしたが、教育長はそれをどう考えているのか聞いてほしいという声がありました。お聞かせください。 ◎教育長(幸地政行) 先ほど今後に向けて、この1億3,000万円余りのことについてはですね、例えば今回も敷地の調査等もやりました。それからそのほかも、今教室配置等も含めて現計画を活用しながらなるべくそういったことがないように、なるべく無駄がないように今後やっていく所存であります。 ◆17番(金城敦議員) 同じく市民から聞きたいということですが、市長の見解をお聞きします。 ◎市長(當銘真栄) 再質問にお答えさせていただきます。 先ほどから教育委員会からの御説明があったと思います。1億3,000万円余りの無駄という御質問ですけれども、そこに関しては配置計画も含めてプール等、既存のものを使えるかどうかという話も教育委員会から、配置計画及びそれに関して圧縮もしていくというお話が、説明があったと思います。今回ですね、高嶺小中一貫教育校の開校計画が遅れたことに対しては、児童生徒、また保護者、地域の関係者、教育関係者、多くの市民の方々におわびを申し上げます。今後についてはですね、教育委員会と一緒になって整備計画を進めてまいりたいというふうに思っております。 ◆17番(金城敦議員) 大変大きな問題です。これも市民からですが、教育長、謝るだけが責任の取り方ではありません。どういう責任を取るのかお聞かせください。 ◎教育長(幸地政行) 糸満市の広報の中にですね、教育長メッセージが載せられております。今、責任の取り方という再質問でありましたけれども、今回の高嶺小学校移転改築事業においてはですね、2度の入札不調によってこれまでの、これに係るソフト面、それから施設面も含めてですね、いろんな地域の方々や力を合わせてそこまでやってきたことに対してですね、これが再度見直すということになりました。併せて時期についても延びたということも含めて、大変申し訳なく思っているところであります。特にこの移転事業に係る推進に大きな期待を寄せていた、一番は児童生徒、保護者、大変申し訳なく思っています。ましてや伝統ある学校ですので、地域の皆さんの大変大きな期待を背負いながらの取組でありました。それから併せて、安全面における確保ということもとても今後大事になってきますので、併せて安全面をこの間に図りながらですね、そして今後に向けて見直し等も含めて継続して、またそれをつなげていきたいと思っているところであります。市民の皆様、それから議員各位に大変申し訳なく思っております。申し訳ありませんでした。 ◆17番(金城敦議員) 申し訳ないと思っているのであれば、もっとしっかりとした責任を取ってくださいますようお願いいたします。この件は市長にも聞いてくれということでありましたので、市長もどう責任を取るのかお聞かせください。 ◎市長(當銘真栄) 再質問にお答えします。 まずは子供たちの安全を優先するために、仮設校舎を建てて子供たちの安全を確保したいというふうに思っております。その後につきましては、教育委員会とともに施設整備を推進してまいりたいというふうに思っております。 ◆17番(金城敦議員) 整備をすることは当たり前のことです。市長も申し訳なく思っているんだったら、しっかりとした責任を取ってください。今回の入札の不調は資材高騰だけで不調になったのではありません。市が予算を確保することができず、適正な入札を執行しなかった。建設業法違反に抵触するおそれがあります。原因を速やかに調査をし、報告してください。それができなければ100条委員会を開催していくべきです。1億3,000万円の税金を無駄にしただけではなく、校舎建設が4年以上遅れ子供たちの期待を裏切り、小中一貫校の開校が遅れ、父兄の皆さんの期待を裏切り、南山城跡の国指定調査が遅れ、地域の皆様の怒りしかありません。市長、教育長は事の重大さを認識し適正な判断をしてください。休憩お願いします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時28分)                              (再開宣告午前11時29分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆17番(金城敦議員) 南部病院跡地の再質問を行います。 無償譲渡を要求しているが、土地購入のため借地権付の建物を購入しているので、この時点で無償ではなく有償になっていると思うが見解をお聞きします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時29分)                              (再開宣告午前11時29分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 市では8月22日に沖縄県知事に対して、旧南部病院跡地の譲渡への御協力についてということで要請を行っております。その要請の内容は、旧南部病院跡地の優先的な土地の譲渡を行うこと、それから土地の無償譲渡について最大限の配慮を行うこととなっており、建物の価格は含まれておりません。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時30分)                              (再開宣告午前11時31分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 市では土地の無償を求めているのであって、建物と土地の価格というのは別のものだと考えております。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時32分)                              (再開宣告午前11時32分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆17番(金城敦議員) 続いての質問をします。 市民から、結果的には建物を購入し、解体工事費が出るので有償譲渡ではないか。市民を欺いているのかと怒りの声があるが、その見解を伺います。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 先ほども答弁したとおりでございますが、土地の無償譲渡を求めているものであって、建物の購入に関する経費とは別のものだと考えております。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時33分)                              (再開宣告午前11時33分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 繰り返しになりますが、土地の無償譲渡を求めております。建物に関しては費用は、経費というのは別のものだと考えております。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時34分)                              (再開宣告午前11時36分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 現在、土地の利用の基本計画に関しては公社のほうで進めておりますが、その前に土地利用可能性調査というのは市で策定しております。その中でパターン1、パターン2というものがございまして、土地の無償のパターン、土地の有償のパターン、両方想定しております。その概算事業費の中でも建物の取得費、それから建物の解体費を示しているところであり、その時点から土地と建物は別の考え方であると、経費であるというのはお示ししたところでございます。 少し言葉が足りませんでした。土地利用可能性調査を公表しております。説明申し上げております。その中で示しているところで市民にもお示ししたところだと考えております。 ◆17番(金城敦議員) この間からですね、私はですね、学校の問題とか皆さんの問題を聞いてですね、なんか自分が詐欺に遭っているような気がしてなりません。皆さんのことが。次の質問に移ります。 池田副知事は一定規模の県有地を無償譲渡した例はない。説明責任が問われるので有償となる可能性を示したが、市の見解を伺います。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時38分)                              (再開宣告午前11時38分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 要請の場において池田副知事のほうは、沖縄県には無償譲渡した例がないという事実を述べられておりました。一方で市と連携してこの解決に向けて進めていきたいとも発言されております。県外では、県から市へ土地を無償譲渡した事例もあると認識していますので、本市としては今後もこの土地の歴史的意義等に鑑み、取得できるように努めてまいります。 ◆17番(金城敦議員) 分かりました。何を言っても分からないので次の質問へ移ります。 市民から、県に無償譲渡要求をするのであれば、壊す建物、病院を購入する前に行くべきではなかったのかという声があるが、その辺の見解を伺います。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時39分)                              (再開宣告午前11時40分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 市としては、令和3年2月から県の建物の所有者が土地を取得する交渉を優先的に行うことができることを確認しました。しかし、令和3年度当初は建物の解体撤去費が見込めていなかったこと。病院での土壌汚染の可能性が不明であったことなど、事業化の可能性を調査、研究していたところであり、調査の結果、事業化の方向性が見えてきたことから、令和3年12月に県や医療法人に譲渡の要請を行ったものであります。市が県と土地の譲渡について交渉できる立場になったのは、医療法人が建物を市に譲渡する意思を表示した時点であり、土地を取得する手段として必要であったと考えております。したがって議員が御指摘されているような時期には無償譲渡の要請を行うことはできなかったものと考えております。 ◆17番(金城敦議員) そうでしょうかね。新聞報道で池田副知事のコメントでは、県有地の跡地利用について、知事部局や企業局、県警、県教育委員会に利用意向調査を行った後、要望がなかった場合に県有地のある自治体、糸満市ですね、協議を行う段取りがあるとの説明がありました。市民から壊す建物である病院を買う必要もなく、友愛会が建物を解体した後に県と協議すれば1億円余りの金を無駄にすることがなかったとの怒りの声がある。そのことの見解をお聞きします。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 繰り返しになりますが、市が南部病院跡地を購入する交渉につくのは建物を取得して優先交渉権を得ることにございますので、そのようなことであると認識しております。 ◆17番(金城敦議員) 池田副知事の説明と、市の県との面談で土地売却の交渉相手は建物所有者を優先するとの説明があるが、その違いを教えてください。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 副知事は県が土地を売却する場合には建物の優先交渉権があるのは市ということを理解しておられます。ただし、県が売却する前に土地を県が利用する場合には県庁内においてその利用する意思があるかどうかを確認するということを、そういう手続を説明したものだと認識しております。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時44分)                              (再開宣告午前11時46分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎企画部長(金城満) 説明が分かりにくかったと思いますので再度。 県がこの土地を譲渡する前に、県として譲渡するかどうかというのを先にまず決めないといけない。その手続の中に各部局がこれを必要とするかどうか。それがまず県の中で調査をするということをまずおっしゃっております。それとは別に、じゃあ県が使わなかったらどうするかというところで、その場合には譲渡、どんな方法でやるか。無償譲渡なのか有償譲渡なのか、そういう段階に行く。この2つの説明をされたものと認識しております。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時47分)                              (再開宣告午前11時47分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆17番(金城敦議員) これまでも質問があったが、県が活用することになったら市はどうするのかお聞きします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時48分)                              (再開宣告午前11時48分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 現時点で公社のほうが県から賃借権譲渡等の承認を得た医療法人と借地権付建物売買契約を締結し、建物を取得しております。その上で県と県有土地賃貸借契約一部変更契約により、医療法人の地位を承継しておりますので、民法第601条の規定により土地の所有者である県よりも優先的に当該土地の使用及び収益を行うことができます。仮にそれでも県が当該土地を利用したい旨の調整があった場合は、市が策定した土地利用可能性調査や現在公社が進めている土地利用基本計画に沿ったものであるかを含め、十分に検討した上でその是非を判断していくものになると認識しております。県と協議をしながら進めてまいりたいと考えております。 ◆17番(金城敦議員) 逆に県が利用したくても、建物所有者である糸満市及び糸満市土地開発公社の承諾がなければ利用できないという考えですか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時49分)                              (再開宣告午後1時10分)
    ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えいたします。 先ほど質問のありました承諾ということについてですが、副知事は南部病院跡地に関する歴史的意義やこれまで県病院事業局との協議の結果、建物を取得していることを承知していること。県庁内部での利活用の有無や糸満市長からの要請並びに議会の意見書の内容も含めて検討を行っていくとコメントされました。先ほどの答弁では、この土地は公社が使用及び収益ができる立場で優先的な土地の取得について交渉ができることを説明いたしましたが、県がこの土地を使いたいと、つまり公共的に使いたいという申出をされた場合においては、その内容、規模等に応じて市も十分に検討した上でその是非を判断していきたいと考えております。これまで市と県は信義則に基づき協議を重ねて、現在に至っており良好な関係を築いております。今後も丁寧に協議を重ねてよりよい土地利用になるよう努めてまいります。 先ほども答弁しましたが、お互いに協議をこれまでも重ねてきています。協議を重ねる中で県の提案がよりよいものであれば、それを一緒に盛り込むことも可能と考えます。 ◆17番(金城敦議員) 県が使うのであれば、建物購入費用と解体費用を請求することになるのかお聞きします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後1時12分)                              (再開宣告午後1時13分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 県がどのような形、内容、規模等で使うということが今分かりませんが、なのでちょっと正確なことは申し上げられませんが、県が使いたいという場合に今ある建物はどうするのかということであれば、それについても双方で協議の上、よりよい答えを見つけていきたいと考えております。 現時点で県のほうから具体的なものは示されておりませんので、どのようにするかということはお答えすることはできません。 ◆17番(金城敦議員) 県に利用させないために借地権付建物を購入したのかお聞きします。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 市では第5次糸満市総合計画に南部病院跡地の土地利用を基本計画として記載しております。それから令和3年度当初予算において、本件の土地利用に関して予算を確保した上で補正予算にも計上して進めてきたところです。県と協議を丁寧に重ねて、よりよい土地利用を考えていきたいと考えております。 ◆17番(金城敦議員) 最後になります。市民からは市は慎重に事を運ぶべきではなかったのか。友愛会は解体工事を着工する段階だったと聞いている。病院を解体してから協議を開始すれば、建物購入費用、解体費用の約6億円余の金が不要になり無駄にはならなかったのではないか。跡地利用計画もないまま購入したのであれば、住民監査請求を起こすべきだと考えている方が多数います。市はこれからも丁重な説明をするようお願いいたし、質問を終わります。 ◆21番(徳元敏之議員) 皆さんこんにちは。お昼後の大変静かなひとときではございますが、私が2番目ですので、御静粛に御清聴をよろしくお願いいたします。それでは一般質問を行います。 件名1、消防行政について。小項目1、消防の広域化について。ア、進捗状況を伺う。イ、昨年度より南部ブロックの広域化に向けて勉強会を始めたとのことで報告を受けているが、現状と課題について伺います。 小項目2、消防職員の体制について。ア、現在の消防職員の定数はどのような状況か。充足率についても伺います。イ、コロナ感染拡大や熱中症など救急搬送が増えている状況であるが、最近の救急搬送の件数について伺います。 件名2、市長の政治スタンスについて。小項目1、令和3年10月31日投開票の衆議院選挙時の市長の政治スタンスについて。ア、糸満市の選挙区ではどの候補者を応援したのか。イ、市長としての政治スタンスはどうなのか伺います。 小項目2、令和4年7月10日投開票の参議院選挙ではどの候補者を応援したのか伺います。 小項目3、令和4年9月11日投開票の沖縄県知事選挙について。ア、どの候補者を応援したのか伺います。イ、糸満市の支部長を引き受けた理由を伺います。ウ、市民党という認識はどうなのか伺います。 件名3、農業行政について。小項目1、7月の糸満市さとうきび生産組合から沖縄さとうきび振興組合への質問状に対する回答について伺う。ア、質問状1、農家から脱葉処理の経費として1トン当たり900円を徴収しているが、一部脱葉処理していないまま圧搾しているとの情報があるが事実か。イ、質問状2、何年頃から行われていたのか。ウ、質問状3、その工程(脱葉)で脱葉処理せず圧搾した量は年間何トンになるのか、また分蜜糖品質について問題はないのか。エ、質問状4、さとうきび生産農家に対する不当な徴収ではないか。以上4件への回答を伺います。 小項目2、一般財団法人「沖縄さとうきび振興組合」の運営について。ア、設立目的について。イ、設立日。ウ、一般財団法人への移行日。エ、参加団体。オ、役員及び評議員。カ、事業内容。キ、職員数。 小項目3、沖縄さとうきび振興組合の従業員5人を整理解雇するまでの同振興組合の対応について伺います。 小項目4、解雇された従業員の今後の雇用先について伺います。 小項目5、今後のさとうきび生産農家への対応について伺います。 以上、演壇では終わり、あとは質問席より質問を行います。 ◎市長(當銘真栄) 徳元敏之議員御質問、件名3、市長の政治スタンスについて。小項目1から3までについて順にお答えいたします。 小項目1、令和3年10月31日投開票の衆議院選挙時の市長の政治スタンスについて。ア、糸満市の選挙区ではどの候補者を応援したのかについては、どの候補者も応援はしておりません。 次にイ、市長としての政治スタンスはどうなのかについては、市民党という立場でさせていただいております。 小項目2、令和4年7月10日投開票の参議院選挙ではどの候補者を応援したかについては、古謝玄太候補者を応援しております。 小項目3、令和4年9月11日投開票の沖縄県知事選挙について。ア、どの候補者を応援したかについては、佐喜眞淳候補者を応援しております。 次にイ、糸満市の支部長を引き受けた理由については、現在コロナ禍の中、暮らしと経済が停滞している喫緊の課題として経済の回復を取り戻さないといけない状況で国から多くの予算が減額される中、市民の生活、福祉の向上を図るためインフラ整備は不可欠であり、予算の増額を公約に掲げる佐喜眞淳候補者を応援することで、糸満市民の利益に結びつくと判断し支部長を引き受けました。 最後にウ、市民党という認識はどうなのかについては、市民目線を大切にし、変わることなく市民党という立場で市政運営を取り組んでおります。 残りの御質問につきましては、関係部長より答弁をさせていただきます。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後1時23分)                              (再開宣告午後1時23分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎市長(當銘真栄) すみません、先ほど「件名3」と申し上げましたけれども、「件名2」の誤りでございます。 ◎消防長(平田徳明) 御質問、件名1、消防行政について。小項目1から2までについて順にお答えいたします。 小項目1、ア、進捗状況については、現在南部ブロックにおいて消防広域化の勉強会を開催している状況です。 次にイ、南部ブロックの広域化勉強会での現状と課題については、現状としては昨年度から南部ブロックの消防広域化に向けて勉強会を昨年度は3回、今年度は1回開催しております。課題としては勉強会において、各消防本部の現状の消防力について確認する必要があるとの意見があり、消防車両の整備状況及び職員定数について消防力に差があるとの見解が示されました。特に職員定数については沖縄県の平均充足率63.1%を超えている消防本部からは、全国的にも低い沖縄県の平均充足率ではなく、全国平均の充足率78.3%を目標に整備する必要があるとの意見があり、職員定数の充足率の引上げが課題となっています。 小項目2、ア、現在の消防職員の定数と充足率については、消防職員の定数については、糸満市職員定数条例で58名と定められています。充足率については国の示した消防力の整備指針に基づいて算定された職員数102名に対して、職員定数は58名、充足率は56.9%となっています。 次にイ、最近の救急搬送、6月、7月、8月の件数については、令和4年度、6月が335件、7月が444件、8月が443件となっております。令和3年度、6月が216件、7月が271件、8月が234件で、前年度の同月と比べて501件増加しています。 ◎経済部長(大城司) 御質問、件名3、農業行政について。小項目1、7月の糸満市さとうきび生産組合から沖縄さとうきび振興組合への質問状に対する回答について。アからエについてお答えいたします。 小項目1、ア、農家から脱葉処理の経費として1トン当たり900円徴収しているが、一部脱葉処理していないまま圧搾しているとの情報があるが事実かについては、沖縄さとうきび振興組合に確認したところ、製糖計画や継続的な原料搬入量及び安定操業確保の観点から、天候不順の条件下で1日当たりの収穫形態別原料搬入量の変動等を総合的に考慮し、一部の無脱葉原料を脱葉処理せずに直接投入して圧搾処理をしていると聞いています。 次にイ、何年頃から行われていたのかについては、同じく同振興組合に確認したところ、稼働開始した平成28年から29年期の製糖から一部直接投入していると聞いております。 次にウ、その工程で脱葉処理せず圧搾した量は年間何トンになるのか。また分蜜糖品質に問題はないかについては、同じく同振興組合に確認したところ、原料ヤードに残っている原料量を目視により推測したトラッシュ込み数量ですが、令和3年から4年期については約8,674トン、令和2年から3年期については4,367トン、令和元年から2年期では2,537トン、平成30年から31年期が4,444トン、平成29年から30年期が3,835トン、平成28年から29年期が6,029トンと推測し、分蜜糖品質については脱葉処理していない原料を圧搾することは機械設備での詰まり、損傷、摩耗、劣化が生じるとともに砂糖の回収量が低下し、ゆがふ製糖工場運営に悪影響を及ぼしていると聞いております。 次にエ、さとうきび生産農家に対する不当な徴収ではないかについては、同じく同振興組合に確認したところ、収穫作業軽減を図ることを目的に、無脱葉で収穫をされている生産者は処理料金が発生することは承諾済みと認識しており、不当な徴収とは認識していないと聞いております。 次に小項目2、沖縄さとうきび振興組合の運営について、アからキについてお答えいたします。小項目2、ア、設立目的については、同振興組合のホームページを確認したところ、本島中南部地域において集中脱葉施設の設置と併せて無脱葉収穫と機械収穫を推進し、収穫労働の省力化による生産コスト低減と新鮮原料出荷による収益性の向上を図り、さらに遊休地の解消及び規模拡大などの推進支援によりさとうきびをはじめとする農業振興に寄与することを目的としていると掲載されております。 次にイ、設立日については、平成10年8月18日となっております。 次にウ、一般財団法人への移行日については、平成25年12月20日となっております。 次にエ、参加団体については、16市町村やJAなどの関係機関から組織され、現在34団体となっております。 次にオ、役員及び評議員については、役員は市町村やJAなどの関係機関から組織され、理事9名と監事2名、評議員も同じく市町村やJAなどの関係機関から組織された8名となっております。 次にカ、事業内容については、集中脱葉施設の運営、収穫支援業務、単収の増大、品質の向上への取組となっております。 次にキ、職員数については1人となっております。 次に小項目3、同振興組合の従業員5人を整理解雇するまでの同振興組合の対応については、同振興組合に確認したところ、従業員向けに説明会が令和4年6月16日に開催され、6月30日に解雇通知書や理由書が直接手渡された後、組合側と従業員との第1回団体交渉が7月6日、第2回団体交渉が7月8日、第3回団体交渉が7月12日、第4回団体交渉が7月20日、第5回団体交渉が7月29日に行われ、組合側から再就職先のあっせんなどの説明を行ったと聞いております。 次に小項目4、解雇された従業員の今後の雇用先については、同じく同振興組合に確認したところ、18か所の再就職先の情報を提供し、現在は5名中4名が再就職の意向があるため、履歴書提出の準備を行っていると聞いております。 次に小項目5、今後のさとうきび生産農家への対応については、同振興組合によりますと、糸満市さとうきび生産組合に対して回答書を令和4年7月22日付で通知し、糸満市さとうきび生産組合から組合員に対して回答書が通知されたと聞いております。 ◆21番(徳元敏之議員) では再質問を行います。 ほかの消防署と比べて定数の充足率が低いように思われるのですが、消防広域化に向けてほかの消防署よりどのような意見があったんでしょうかお伺いします。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 先ほども答弁しましたが、消防の広域化の勉強会において、各消防本部の現状の消防力について確認をする必要があるとの意見がありました。消防車両の整備及び職員定数についての消防力に差があるとの意見があり、特に職員定数について沖縄県の平均充足率を超えている消防本部から、各消防本部が全国的にも低い沖縄県の平均充足率ではなく、全国的充足率を目標に整備をする必要があるのではないかとの意見もあり、課題として職員定数の充足率が課題となっています。 ◆21番(徳元敏之議員) 実際は100名ぐらい必要だと言われているようなんですけれども、58名ということなんですけれども、このコロナ禍で月々増えているんですけど、実際消防としては何名ぐらい増員してほしいのか、意見があれば聞きたいと思います。よろしくお願いします。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 現在では、消防の充足率等も含めて、消防の職員数については増員は必要ということで認識をしています。 ◆21番(徳元敏之議員) 言いたくても言えないような状況だと思います。私も本当に消防の職員を見て、3部体制ですか、3部交代、それでもちょっと足りないような感じなので、ぜひ市長、今後広域化に向けてもそうなんですけれども、やはり市民の命と財産を守るためにも定数の見直し、早期に増員する考えはないのかお伺いしたいと思います。 ◎総務部長(福元信美) 再質問にお答えいたします。 今年度、本市の実情を踏まえた定員適正化計画を策定し、計画的な定員管理に取り組んでいく予定であります。消防職員の定数につきましても、その計画を策定する中で関係部署と協議をしてまいりたいと思っています。 ◆21番(徳元敏之議員) ぜひ前向きな検討をお願いしたいと思います。 続きまして、政治スタンスについて聞きたいと思います。市長、ずっと見てきているんですけれど、確かに令和3年10月投開票の衆議院選挙については、市民党の立場ということでどっちにも立っていないという感覚だったんですが、私は以前から言っているように、やっぱり市長ですからどの市町村からもおたくの市長はどういう立場なのかと聞かれるんですよ。そして市民党ということをずっと言っているんですけれども、この市民党というのは周りから見ればどこに立ち位置があるのか全然理解できない状況だと思います。そして令和4年の7月に明らかにその立ち位置が、やはり市長が従来から言っているような、私は保守ですという立場の下で古謝玄太さんを応援しております。そして今回、コロナ禍で経済が大変な状況ですので、経済を取り戻すため、予算を確保するため佐喜眞淳さんを応援したというようなスタンスで今回も応援をしてきました。そしてこの一般質問の中で、また市民党ですということになっているんですけれども、どういう政治スタンスですか。 ◎市長(當銘真栄) 再質問にお答えさせていただきます。 私の政治スタンスは一貫して変わらないようにやっておりますので、市民党としての立ち位置は変えるつもりはありません。 ◆21番(徳元敏之議員) 関連するので聞きますけど、来月豊見城市長選挙がございます。一体どの候補者を応援するのか、答えられるのであれば答えてください。 ◎市長(當銘真栄) 再質問にお答えさせていただきます。 隣の豊見城市長選においては、豊見城の市民の皆様が選挙するわけですから、そこは私は冷静に見守っていきたいと思っております。 ◆21番(徳元敏之議員) じゃあ、令和3年10月31日投開票の衆議院選挙みたいな立ち位置でよろしいですか。 ◎市長(當銘真栄) 再質問にお答えさせていただきます。 先ほども答弁させていただきましたけれども、豊見城市長選においては豊見城の方々が決めるものでありますので、私は冷静に見守っていきたいと思っております。 ◆21番(徳元敏之議員) これは確かな情報ではないんですが、市長はやっぱり11市の市長ですから、チーム沖縄ですか、入りたいとか言ったとか言わなかったとかあるんですけど、真相はどうなんですか。 ◎市長(當銘真栄) 再質問にお答えさせていただきます。 そのようなことも聞いてもいないし、そのような発言もしてはいません。 ◆21番(徳元敏之議員) やっぱり政治になればですね、いろんな話が出るんですよ。火のないところに煙は立たないということがありましてですね、やはり市長の政治スタンスですよ、一番。しっかり地に足をつけて、私はこのスタンスで行くんだという態度がないから、市民党というのはどう考えても聞こえはいいんですけれども、どっちに立っているのか分かりません。一体全体、市民党というのはどういう立ち位置なんですか。お答えできればお答えください。 ◎市長(當銘真栄) 再質問にお答えさせていただきます。 スタイルは全く変えないつもりでいます。市民党というのは市民目線で動いているということで、私は市民党という立場をずっと貫いているところでございます。 ◆21番(徳元敏之議員) じゃあもう市長の政治スタンスですから頑張ってもらいたいと思います。 続きまして、農業行政についてお伺いしたいと思います。この件についてはですね、私はこの解雇された5人の皆さんから直接相談を受けてあちこち飛び回りました。まず最初の発端はですね、5月31日、これはオフレコ、実質的な話ではなくて、前施設長から7月をもって全員解雇するとの情報提供があり、5名はもうびっくりして私のところに相談に来ました。それを受けて6月7日、これは私の勘違いだったんですけれども、南城市長、古謝景春市長のところに行って、理事長と思って行ったら、理事長はおたくの真栄市長ですよということで、ああそうなんですかということでまずは帰ってきました。それを受けて6月8日、市長は覚えていると思うんですけれども、市長のところに解雇問題について相談に行きました。それから後、6月10日に八重瀬町長、新垣安弘町長にもこの解雇問題について相談に行きました。そしていろいろ事務局長より解雇通知もあったということで6月16日に5名の方から聞いております。そして6月19日、うるま市長、中村市長のところにもこの件について相談に行きました。そして6月21日、宜野座村長、當眞村長にも相談に行きました。それはなぜかと言いますと、この振興組合の理事の中には首長が在籍しているからでございます。そして6月29日の、これは理事会ですか、このときには理事会決定するだろうというのを聞いていて、私は早速午前中に八重瀬町長に面談し、今日の理事会では時期尚早だから解雇撤回をしてくれというお願いをしました。その午後後に私もその現場のところにいましたが、もう解雇決定ということで大変残念でなりませんでした。それからいろいろあってそういう労働争議問題が今日まで続いているということでございます。現在、5名は履歴書を出して、今まだどういうふうになるのか分からないんですけれども、市長としてこの問題についてどう考えているんですか、お伺いします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後1時45分)                              (再開宣告午後1時47分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 整理解雇される従業員の今後の生活を考え、再就職あっせんの最大限努力することや、職員に寄り添った対応を附帯決議として条件付で採決しております。 ◆21番(徳元敏之議員) 附帯決議もやっているというのは分かるんですけれども、ちょっと視点を変えたいと思います。ハーベスターで刈り取った場合は農家からトン当たり幾ら徴収しているのかを伺います。 ◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 令和3年から4年期はトン当たり6,105円、令和4年から令和5年期はトン当たり6,600円の予定となっております。 ◆21番(徳元敏之議員) じゃあそれではもう一方の手刈り支援員に刈取りを請け負わせた場合にはトン当たり幾ら徴収しているのかを伺います。 ◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 令和3年から4年期はトン当たり7,500円、令和4年から令和5年期も同じくトン当たり7,500円の予定となっております。 ◆21番(徳元敏之議員) そもそもさとうきび振興組合の設立目的は、農家の収穫労働の軽減と新鮮原料搬入を可能にする無脱葉収穫方式を推進するため導入されたと聞いています。私も含めて無脱葉収穫方式は農家の労働力の負担も軽減され大変助かっているということでございます。そのような中、農家からトン当たり900円徴収しているのに、一部脱葉処理していないさとうきび原料を圧搾している現状について、農家への丁寧な説明がないと思われるが、市当局はどのような対応をしているのか伺います。 ◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 同振興組合から糸満市さとうきび生産組合に対して、回答書を令和4年7月22日付で通知し、糸満市さとうきび生産組合から組合員に対して回答書が通知されたと聞いておりますので、市当局で説明会などの対応は検討しておりません。 ◆21番(徳元敏之議員) 確かに市当局は直接事業に参加をしていないんですが、やはり設立したときに支援金というんですか、出資金ですか、お幾ら支払ったんでしょうか。 ◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 平成11年1月12日に251万3,000円を出資しております。 ◆21番(徳元敏之議員) これはまだ、この出資金はあるんですよね。解散したといっても職員が1人残っているので、その金額というのはプールにされて、資本金みたいな形で残っているんですよね。 ◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 残っております。 ◆21番(徳元敏之議員) この回答を見ているんですけれども、ちょっと腑に落ちないところがいっぱいございますので、少しずつ聞いてみたいと思います。直接事業をしていないので答えられない部分もあると思うんですけれども、農家の1人として質問というか疑問点を聞きたいと思います。悪影響を及ぼすと知りながら脱葉処理していない原料を圧搾するということはどういうことなのか、分かれば教えてもらいたいと思います。 ◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 同振興組合に確認したところ、沖縄さとうきび振興組合とゆがふ製糖株式会社は、製糖計画や継続的な原料搬入量及び安定操業の確保の観点から、大雨などの天候不順での1日当たりの手刈り原料、ハーベスター原料、無脱葉原料の搬入量を総合的に考慮し、やむを得ず一部無脱葉原料を脱葉処理せずにゆがふ製糖の製造工程ラインへ直接投入して圧搾処理していると聞いております。 ◆21番(徳元敏之議員) この回答はちょっとおかしいなというふうに感じているんです。無脱葉、手刈り隊というのは11月にくじを引いて、何日に搬入しなさいというのは決まっているんですよ。どんなに雨が降ろうが、風が吹こうが搬入しないといけないんです。ゆがふ製糖がやむを得なくと言っているんですけれども、実際はハーベスターから先にこの機械に入れて絞って、手刈りはずっと積まれたまま、ずっとずっとずっと残っていくんですよ。それで致し方なく搬入しているという状況なんですね。これは従業員から聞きました。その辺について当局は分かっていますか。確認できますか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後1時54分)                              (再開宣告午後1時55分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 詳細については、市としては確認しておりません。 ◆21番(徳元敏之議員) ゆがふ製糖の件なんですけれども、しかしですね、これだけ250万円の市のお金を出しているので、その辺のところをやはりゆがふ製糖と連携を取りながらやっていかないといけないと思います。もう一つ疑問点を聞きたいと思います。脱葉処理せず、先ほど答えてもらったんですけれども、処理されたサトウキビは平成28年度から行われて、総量が2万9,886トン、1トン900円で換算すると2,689万7,400円になり、その金額というのは直接農家から徴収しているんですけど、それだけ本当は取らなくていいのに取っているということなんですけれども、それについてゆがふ製糖のほうはどう考えているのでしょうか。 ◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 同振興組合に確認したところ、無脱葉原料の工場への搬入については収穫作業軽減を図ることを目的に無脱葉で収穫されている生産者は、処理料金が発生することは承認済みと認識しており、生産者に対して受入れ後の処理に伴う新たな経費は発生しておらず、不当な徴収とは認識しておりません。そのため生産者へ一部無脱葉原料の直接投入による料金の返金は考えていないと聞いております。 ◆21番(徳元敏之議員) これはゆがふ製糖の言い分なんですよね。実際私がゆがふ製糖からもらった、JAを通じてくるサトウキビの料金は手刈りですから、直接無脱葉機械を通さなくて絞ってもトン当たり900円取られているんですよ。その説明を農家にこういうふうに説明しても、農家の人は納得すると思いますか、どんなですか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後1時58分)                              (再開宣告午後2時00分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 先ほども少し答弁したと思いますけれども、収穫作業軽減を図ることを目的に無脱葉で収穫されている生産者は処理料金が発生することを承認済みというのを確認しており、それ以上の詳細については把握しておりません。 ◆21番(徳元敏之議員) それはそうなんですけれどもね、事実900円はこの脱葉処理の工程を経て900円取られるんです。ですけれども直接投入したのが2万9,886トンあるということなんです。ということはこの900円は取らなくてもいいということになるんじゃないですか、実際は。直接絞っていないんだから。費用はここで発生しないんですよ、実際は。そうじゃないですか。無脱葉の葉を取るためにこの機械に入れるんですから。それをやらないですぐ直接原料としてぶち込んで、分蜜糖の品質も落ちると言っているのがゆがふ製糖の回答ですよね。意味分かっていますよね、その意味。だからその900円の徴収のこのお金はどうなるんですかという話なんですよ。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時01分)                              (再開宣告午後2時01分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 同振興組合に確認したところ、無脱葉原料の搬入に対しての利用料金の徴収は無脱葉原料の搬入に対しての利用料金徴収であって、無脱葉原料の脱葉処理に対しての利用料金ではないため無脱葉原料の工場への搬入後の直接投入による利用料金の徴収は不当とは認識していないと聞いております。また、今後は誤解がないように、無脱葉原料利用料金から無脱葉原料受入れ料金に名称を変更することを検討すると聞いております。 ◆21番(徳元敏之議員) 相当工夫して名称を変えたような感じがしますね。どの農家に聞いてもですよ、この900円の説明をしても、なぜ取られているんですかとしか聞かないですよ。ですから工場側は確かにこの回答を7月13日付ですか、糸満市さとうきび生産組合に回答書を送っているんですけれども、その内容についてはただ送っているだけで、さとうきび生産組合に対して丁寧な説明はありません。私は今後ともこの問題については、12月、製糖期に入りますので、12月に入っても議会はありますよね。質問をしていきたいと思います。そこで最後に、この回答の中でゆがふ製糖ですか、さとうきび振興組合からの回答、理事長は市長ですよ。この回答の中で、来る令和4年、5年の製糖については脱葉施設の処理工程を見直し、全量脱葉処理した原料をゆがふ製糖側に供給するよう取り組む所存と言っているんですけれども、農家は何の説明も受けていないですよ。事実受けていないので、今農協から脱葉応援隊に申込みしてくれとか、従来どおりハーベスターを申込みしてくださいとかあるんですけれども、どこにも全量脱葉処理した原料をゆがふ製糖側に供給するようにという説明はないんですけど、これについてはどんななんですか。とても疑問なんですけど。言っている意味分かりますよね、無脱葉工程を見直し、全量脱葉処理した原料をゆがふ製糖に供給するということは、これからは全部枯れ葉を落としてくださいと言っているようなものですよ。どんなですか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時05分)                              (再開宣告午後2時06分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 農家に対しては、今までどおり無脱葉でも受入れするということを聞いております。 ◆21番(徳元敏之議員) そうですね、これから説明しても全然間に合わないですよ。だからこれは親切な回答になっていないので、今後ともこの件については、農家の皆さんが納得いくような回答をしてもらいたいと思います。先ほどから言っていますように、市長は理事長ですので、確かに市長はこの5名の方と何回も会って努力している姿は見えます。しかし、もうちょっと勉強してさとうきび振興組合のことについて、もうちょっと細かいところまで分かってほしいなというのが現状です。やはりこの5名の中で4人が糸満市民ですので、やはり市民党という市長ですから、ぜひ今後とも寄り添ってですね、彼らの再就職先をぜひ確保してもらいたいと思います。 以上で私の一般質問を終わりたいと思います。 ◆12番(金城悟議員) 皆さんこんにちは。頑張りますよ。 件名1、市長の政治スタンスについて。小項目1、2022年沖縄県知事選挙について。ア、當銘市長は自民党、公明党推薦の佐喜眞淳氏の糸満支部長をなぜ引き受けたのか伺う。イ、佐喜眞淳氏は選挙公報で辺野古移設など私なら絶対に実現するとしていましたが、當銘市長の見解を伺う。ウ、立憲民主党、日本共産党、れいわ新選組、社民党等が推薦する玉城デニー氏は辺野古移設反対を示していますが、當銘市長の見解を伺う。エ、無所属の下地幹郎氏の「軟弱地盤埋立てこれ以上阻止」について、當銘市長の見解を伺う。オ、下地幹郎氏の沖縄県における功績を伺う。カ、下地幹郎氏が糸満市発展に尽力した事業を伺う。キ、沖縄県知事選挙公報の3人の公約について、當銘市長の見解を伺う。 件名2、道路行政について。小項目1、市道D3号線の白銀釣具店歩道一角(水産高校正門前におけるT字路)に信号機の設置もしくは一時停止の標識及び車道路面に停止線の標示についての進捗状況を伺う。 小項目2、市道西崎1号線水産高校正門前の凹凸の修繕についての進捗状況を伺う。 件名3、糸満市スポーツ・文化活動の県内外等派遣費について。小項目1、県内外等派遣費の趣旨を伺う。 小項目2、補助の対象となる経費を伺う。 小項目3、派遣費の財源を伺う。 小項目4、沖縄振興特別推進市町村交付金を活用できるか伺う。 件名4、保育行政について。小項目1、本市の待機児童数は県内他市町村と比べてどのような状況にあるか伺う。 小項目2、潜在的待機児童数を伺う。 小項目3、潜在的待機児童を預かる保育施設はどこですか。 小項目4、児童福祉法第24条の趣旨を伺う。 小項目5、認可保育園1人当たりの補助額を伺う。 小項目6、認可外施設利用園児に対する多子世帯への軽減を伺う。 以上、演壇で終わり、再質問は質問席より行います。よろしくお願いいたします。 ◎市長(當銘真栄) 金城悟議員御質問、件名1、市長の政治スタンスについて。小項目1、2022年沖縄県知事選挙について。アからキまでについて順にお答えいたします。 小項目1、ア、市長は自民党、公明党推薦の佐喜眞淳氏の糸満支部長をなぜ引き受けたかについては、現在コロナ禍の中、暮らしと経済が停滞している喫緊の課題として経済の回復を取り戻さないといけない状況で、国から多くの予算が減額される中、市民の生活福祉の向上を図るためインフラ整備は不可欠であり、予算の増額を公約に掲げている佐喜眞淳候補者を応援することで、糸満市民の利益に結びつくと判断し支部長を引き受けました。 次にイからエに関しては一括してお答えいたします。辺野古移設に関しては三者三様主張の違いがあるものと理解しております。 次にオ及びカに関しては、平成24年10月から12月まで郵政民営化担当・防災担当大臣として郵政事業や防災事業に関して尽力されたものと認識しておりますが、個人に関することなので答弁は差し控えたいと思います。 最後にキ、沖縄県知事選挙公報の3人の公約については、三者三様主張の違いがあるものと理解しております。 その他の御質問につきましては、教育長及び関係部長より答弁をさせていただきます。 ◎教育長(幸地政行) 議員御質問、件名3、糸満市スポーツ・文化活動の県内外等派遣費について。小項目1から4について順にお答えいたします。 小項目1、県内外等派遣費の趣旨は、市の小学生または中学生が運動競技、文化活動参加のため県内離島または県外等へ派遣される場合において、派遣に要する経費に対し交付するものです。 小項目2、補助の対象となる経費は、航空賃、宿泊料、船賃、鉄道賃及び車賃ですが、海外ホームステイにおいては、語学学校登録料、語学学校授業料、その他ホームステイに必要と教育長が認める経費も対象経費としています。 小項目3、派遣費の財源については基金運用利子及び寄附金です。 小項目4、沖縄振興特別推進市町村交付金の活用については、交付金全体の活用計画もあるため、関係部署と協議してまいります。 ◎市民健康部長(新垣政喜) 御質問、件名2、道路行政について。小項目1、市道D3号線への信号機設置もしくは一時停止の標識及び車道路面への停止線標示の進捗についてお答えいたします。 小項目1、市道D3号線への信号機の設置もしくは一時停止の標識及び車道路面への停止線標示の進捗については、糸満警察署から沖縄県警本部へ信号機の要請はしていますが、すぐに設置できるものではなく、車両速度の減速を図る対策として路面標示の提案を受けております。本市といたしましては、今後路面標示の内容等について関係部署と調整してまいります。 ◎建設部長(上原斉) 御質問、件名2、道路行政について。小項目2、市道西崎1号線水産高校正門前の凹凸の修繕についてお答えいたします。 当該路線の修繕については、事故防止の観点から舗装面が大きくくぼんでいる箇所を修繕しております。 ◎こども未来部長(国吉丘) 御質問、件名4、保育行政について。小項目1から6までについて順にお答えいたします。 小項目1、本市の待機児童数は県内でどの位置にあるかについては、本市の令和4年4月1日時点の待機児童数は67人となっており、県内市町村で最多となっています。 小項目2、本市の潜在的待機児童数については、令和4年4月1日時点、69人となっています。 小項目3、潜在的待機児童を預かる保育施設はどこかについては、企業主導型保育施設及び一部その他認可外保育施設、また一時預かり事業が待機児童、潜在的待機児童の受皿になっているものと認識しています。 小項目4、児童福祉法第24条は市町村は、この法律及び子ども・子育て支援法の定めるところにより、保護者の労働又は疾病その他の事由により、その監護すべき乳児、幼児その他の児童について保育を必要とする場合において、次項に定めるところによるほか、当該児童を保育所において保育しなければならない、と定められております。つまり、労働等の事由により保育を必要とする児童は全て保育所、認定こども園、家庭的保育事業などにより保育を実施しなければならないものと認識しています。 小項目5、認可保育園1人当たりの補助額については、単純に比較するのは難しいため、公立こども園は令和3年度運営に関する事業の合計額を、また公立以外の認可保育施設は給付費をそれぞれの令和4年3月31日時点の児童数で割った決算額で回答いたします。公立こども園運営費における1人当たりの金額は165万4,178円、また認可保育施設に関する給付費及び処遇改善臨時特例事業における1人当たりの金額は115万5,447円です。 小項目6、認可外保育施設利用児童に対する多子世帯への軽減については、認可保育施設においては国の示す基準及び国と県の支援の下に行っています。認可外保育施設で行う場合も同様に国や県からの支援がなければ難しいものと考えています。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時21分)                              (再開宣告午後2時23分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆12番(金城悟議員) 質問に対して答弁ありがとうございました。全く納得いかないんだけれども。件名2から始めましょうね。 私も12月にも一般質問をさせてもらったんですけれども、やっと動きましたね。私もここを通る道なんです。オートバイで。オートバイは本当に凹凸になるとすごく跳ね上がって、タイヤが一輪、一輪だから怖いんです。今、これは小項目2なんですけど、小項目1は、これも12月の定例会で同じようなことを質問していますよね。先ほど信号機はちょっと難しいということですので、私としては警察からの資料をもらって、路面の資料、これはいろんな形で資料を多分共有していると思うんですけれども、こういう形でやるということでしたので、せっかくこういう資料がありますし、職員と警察と連携してよろしくお願いしたいんですよ。そのときも私としてはほかにあったのが、担当部署の建設課としてはどういう形でやりたいということが、いいですかね、伺います。 ◎建設部長(上原斉) 再質問にお答えいたします。 ただいまの御質問は、小項目1のT字路へのということで理解してよろしいですか。議員おっしゃっているように、今後、関係課や糸満警察署の意見も踏まえてですね、いわゆる目の錯覚を利用する、これソリッドシートといいますけれども、それか車線の両側に立体的な標示を行う、今言ったようなものを管理者としてできないか、交通安全対策に今後努めていきたいと考えているところでございます。 ◆12番(金城悟議員) そうですね。水産高校があって、そこから子供たちが西崎小学校へ通学する道路ですから、早急な対応をよろしくお願いします。 小項目2ですけれども、修繕の観点から舗装面がくぼんでいる箇所の、私も目でしっかりと確認してやっています。それで最初の凹凸があった正門前はきれいにやられていて、その先に行くとくぼみが2つぐらい残っているわけ。せっかくやっているんだったらなぜ一緒にやらないかなということを思ったんですけど、どうでしょうか伺います。 ◎建設部長(上原斉) 再質問にお答えいたします。 先ほどの答弁では応急処置で舗装面の修繕ということで言いましたけれども、現在、当該道路においては舗装面改修の設計の委託をしております。ですから設計業務が完了し次第ですね、この道路の全面ではないですが、ある程度の部分については工事を発注してまいりたいと考えているところです。 ◆12番(金城悟議員) そうですね。小項目1と2は全く同じ経路ですよ。子供たちが確実にここを通る道路ですから、早急に対応をお願いします。ありがとうございました。 続きまして、件名3行きましょうね。先ほど教育長から答弁があったように、私手元に豊見城市の派遣活動要綱を持っているんですよ。本市は、先ほど対象が航空運賃、宿泊料、船賃、鉄道賃、車賃ということで、これ宿泊料の明細を伺います。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 対象経費の宿泊料とはですね、朝食込みの宿泊費というふうになっております。 ◆12番(金城悟議員) これはですね、私に案件を持ってきた方が、彼はですね、最初豊見城市の教育委員会で、伊良波中、そしてその後は与那原中、今年度から糸満市に来たんですよ。この方はすごい方ですよ。伊良波中でミニバスケット、駅伝、7連覇でしたかね。そういった方が人材があちこち赴任していくわけです。そういった方が今度糸満市に来たんですよ。すごいと思いませんか。糸満市の発展にすごく尽力されると思うんですよ、今後。要は隣の豊見城市の要綱についてちょっとお尋ねしますけれども、資料をあげたんですけれども、この部分の宿泊料を述べてもらえませんか。豊見城市の要綱を見てですね、宿泊料がありますよね。それについて答弁をお願いします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 豊見城市の宿泊料につきましては、施設利用料、シーツ等クリーニング料、朝食代金及び夕食代となっております。 ◆12番(金城悟議員) 教育長、豊見城市はね宿泊料についているんですよ。何でわざわざ糸満市は宿泊料に朝食だけつくんですか。要は先生方はやっぱり外で食べるのが怖いんですよ、安心安全に回っていかないといけないから。会場は県外ですよね。県外であちこち行かれたら困るんですよ。要は宿泊料というのはホテルですよね。ホテルの中にセットされているわけ。わざわざ何で夕食を抜くんですか。ここ1か所にすれば、朝食と夕食が一緒に取れるんですよ。だから私としては、この引率の先生方は安心安全を守るためには、本当に神経を使うらしいです。だからこそこのホテルで宿泊するんでしたら、朝食、夕食どうですか。お願いします。つけてもらえませんか。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 宿泊料の中に夕食が含まれていないから、宿泊施設で夕食を取るなという形の制限をかけているわけではございませんが、宿泊料の中に今後夕食代金を含めるようにできるかにつきましてはですね、豊見城市のほうはそこのほうに入っているところですので、他市の状況も確認しながら各市ごとに、この制度設計は違ってきていることと聞いておりますので、その辺も調べながら今後検討していきたいというふうに考えております。 ◆12番(金城悟議員) 教育部長、そうですよ。時代も変わっているんですよ。宿泊と一緒だから、寝泊まりするところで御飯を食べたほうが一番安心ですよ。ぜひともよろしくお願いします。 件名4、保育行政なんですけれども、先ほど待機児童数が67名、潜在的待機児童が69名、その中で糸満市が新聞にも載っていたんですけれども、先ほど部長も答弁したんですけれども、本当にワーストワンでそれだけ67人、前回は12名から55人増えて67名になったということですよね。それに関して本当に糸満市の待機児童対策は糸満市子ども・子育て支援事業計画に基づいて行われ、現状の対策で十分という説明を続けていたんですけれども、事実として、今55名増えて67名、今後の待機児童を減らす施策はどういう考えをお持ちですか。部長、お聞きします。 ◎こども未来部長(国吉丘) 再質問にお答えいたします。 まずですね、本市の待機児童対策は現時点で十分だというふうには考えておりません。そのためですね、認可保育施設への入所を希望した方が入所できるように、現在令和5年4月開所に向けて法人のほうで新規施設の整備を行っています。また保育士試験対策講座や保育士合同就職説明会を開催して保育士の確保に努めているところです。さらに糸満市では保育士確保のため沖縄県内で初となる保育士の奨学金返済を支援する事業を令和3年度に立ち上げており、令和4年度も同事業を実施しています。これらの取組の結果ですね、今年度は昨年度に比べて市内保育施設などに所属する保育士の数は増加しているため、現在の事業を基本とし、待機児童問題に対応していきたいと考えているところです。 ◆12番(金城悟議員) 部長、これもずっと言い続けていますよ。保育士も増えればいいんですけれども、保育士も増えて、もちろん受皿があって、受けるところがあって待機児童が減るということなんですけれども、私としては認可外保育園ですよね、先ほど受皿を受けるところはどこかということでしたけれども、既存の認可外保育施設ですよ。そういった方々が既存ですよ。今から整備してお金がかかるのは大変ですよね。既存であるからうまく活用できないですか。それと要は1つとして、私としては認可外保育に係ることで新しい事業、計画、必要と考えると思うんですけれども、既存の認可外保育施設に補助メニューを策定することはできませんか。先ほどからずっと言っていますけれども、国の補助、県の補助、そうじゃなくて糸満市独自の認可外保育施設に対して補助金をつけてもらえませんか。どうですか伺います。 ◎こども未来部長(国吉丘) 再質問にお答えします。 議員の趣旨としては、糸満市単独での補助金を求められているという前提で答弁させていただきます。認可外保育施設への補助はですね、現在、県の補助を活用したすこやか保育事業などにより入園している園児の安全や成長に差が生じないように補助しています。一部単独で補助している事業もありますが、市単独で認可保育施設と同等に全てを賄うことは非常に厳しい部分があると考えています。 ◆12番(金城悟議員) 部長、全てとは言っていませんよ。要は既存の認可外保育施設に幾らか考えて、その補助メニューをつくっていくのはどうですかと言ったんですよ。民生委員会所管であったんですけれども、令和3年度保育料徴収状況で不納欠損額を伺う。その財源はどういう形ですか。 ◎こども未来部長(国吉丘) 再質問にお答えいたします。 令和3年度の保育料の不納欠損額は448万8,295円となっており、回収不能となった保育料は一般財源が減ったものと認識しております。 ◆12番(金城悟議員) ですよね。結局取れないわけですよ。取れないから糸満市のお金が、結局入ってくるものがなくなっているということですよ。だからこそ、今これ保育料の徴収ですよね。これ認可園と公立保育の不納欠損額でいいんですか。伺います。 ◎こども未来部長(国吉丘) 認可保育園と公立こども園のほうの保育料になります。法人のこども園については施設のほうでの徴収になりますので含まれておりません。 ◆12番(金城悟議員) だから大変ですよ。だから要は認可外も保育園児に対しての保育料で運営しているわけですよ。だから今言ったようにこれだけ不納欠損もして、もう糸満市の財政は大変じゃないですか。そういうことでちょっと変えて質問しますけれども、認可保育園施設と認可外保育園施設及び公立こども園施設へのICT補助額を伺う。 ◎こども未来部長(国吉丘) 再質問にお答えいたします。 国の保育対策総合支援事業費補助金交付要綱においてですね、補助基準額は認可保育施設、公立こども園は100万円、基準額ですね。認可外保育施設は20万円となっており、そのうちの25%は施設の負担となりますので、実際の補助額は認可保育施設においては最大75万円、認可外保育施設は最大15万円となります。 ◆12番(金城悟議員) これは初回の段階ですか、伺います。最初のICTを導入した金額ですか。それともその後の補助の金額も入っているのか伺います。 ◎こども未来部長(国吉丘) 再質問にお答えいたします。先ほど説明いたしました補助基準額については、初年度の初期導入費の金額となっておりまして、維持管理費については含まれてございません。 ◆12番(金城悟議員) この初期導入費に、そんなに開きがあるということはどういうことですか伺います。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時40分)                              (再開宣告午後2時42分) ○議長(金城寛) 再開いたします。
    こども未来部長(国吉丘) 再質問にお答えいたします。 ちょっと確認してみたんですが、国の要綱の中でうたわれているんですが、理由については特に明記されていませんで、理由についてはちょっと分かりかねます。 ◆12番(金城悟議員) これは国の指針で15万円を認可外は頂いているということでいいんですか。 ◎こども未来部長(国吉丘) 先ほど申し上げましたように補助基準額が認可外の場合は20万円となっておりまして、その4分の3ですね、15万円が最大の額ということになっています。 ◆12番(金城悟議員) 民生委員会の所管で、公立こども園の耳鼻科検診等とかいろいろ記載があったんですけれども、その中で耳鼻科検診の4歳児、5歳児には公立こども園の予算は入っていますよ。その中で認可外の保育施設にも計上をされていたのか伺います。 ◎こども未来部長(国吉丘) 再質問にお答えいたします。 現在の糸満市のすこやか保育事業の補助事業の中では耳鼻科検診の単価は含まれておりません。 ◆12番(金城悟議員) 何で含まないんですか。含ませたらいいんじゃないですか、どうですか。 ◎こども未来部長(国吉丘) 耳鼻科検診も含めたほうがいいんじゃないかということだと思いますが、これにつきましてはですね、入園している園児の成長に差が生じないように、耳鼻科検診についても対応可能か今後調整してまいりたいと思います。 ◆12番(金城悟議員) 部長、ぜひやってくださいよ、お願いします。先ほど認定のほうから、私ら所管ですから見たんですけれども、先ほどすこやか事業費が出ましたよね。令和2年度の計上額が執行できなかった金額を伺います。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時44分)                              (再開宣告午後2時44分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎こども未来部長(国吉丘) 再質問にお答えいたします。 令和2年度の、まず予算額ですが、888万9,000円となってございます。不用額は457万9,164円となっております。 ◆12番(金城悟議員) 予算が888万円、執行していないのが457万円、相当残っているじゃないですか。それをうまく活用できませんか伺います。 ◎こども未来部長(国吉丘) 再質問にお答えいたします。 これは県の補助事業を使っている、目的が決められている補助金ですので、余ったからといってほかへ回すのはちょっと難しいところがあるのかなと考えてございます。 ◆12番(金城悟議員) そういうことじゃないんです。うまく部長としての知恵を働かせて、そういった認可外の保育園の子供たちにも、せっかく予算つくったんじゃないですか。それをうまく使ってほしいという私の願いです。新聞にも載っていたんですけれども、市長にも資料を渡して、多分手元に来ていますよね。それに対してですね、ちょっと読み上げましょう。新聞の論壇に、これ認可外保育園の施設の園長先生が投稿したものなんですけれども、掲載文に、待機児童という名の島に認可保育所という船が、助けに現れる。だが、実際に乗り込もうとすると乗れないという。乗船券はあるが、船が満員だと言われる。そうして今年もまた、船は、子供たちを置き去りにしたまま岸を離れていく。せめて救援物資ぐらい置いていってほしいという認可外保育施設の園長の声は届かない。私が読み上げた文を市長にも読み上げてもらえませんでしょうか。読んで、市長の見解を求めたいと思います。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時47分)                              (再開宣告午後2時48分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎こども未来部長(国吉丘) 再質問にお答えいたします。 先ほど議員が読み上げた部分を、私のほうでもう一度読み上げたいと思います。待機児童という名の島に待機児童……、認可保育所という船が現……、すみません、ちょっと字が切れていますね。切れていない資料で確認します。ちょっとお待ちください。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時49分)                              (再開宣告午後2時49分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎こども未来部長(国吉丘) すみません。待機児童という名の島に認可保育所という船が、助けに現れる。だが、実際に乗り込もうとすると乗れないという。乗船券はあるが、船が満員だと言われる。そうして今、今年もまた、船は、子供たちを置き去りにしたまま岸を離れていく。せめて救援物資ぐらい置いていってほしいという認可外保育施設の園長の声は届かない。というところです。答弁の部分になりますが、認可保育施設への入所を希望した人が入所できるように、令和5年4月開所に向けて新規施設の整備を行っています。あと保育士試験対策講座や保育士合同就職説明会を開催し、保育士の確保に努めているところです。現在の事業を基本として待機児童の解消に努めていきたいと考えています。 ◆12番(金城悟議員) 部長、読み上げていただきありがとうございました。これはかえって今、答弁は認可保育施設に対しての答弁みたいな感じですけれども、これは認可外の支援に向けての読ませていただいたんですけれども、それはいいです。ありがとうございました。ちょっと休憩。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時50分)                              (再開宣告午後2時51分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆12番(金城悟議員) この間、8月22日、タイムスでも保育園の、那覇市のほうで亡くなった方がおられまして、それと9月5日に、これは静岡、3歳児のバスで5時間置き去りにされていますけれども、皆さんそれも多分承知されていると思うんですけれども、この那覇市乳幼児の死亡のほか静岡県では先ほど言った園バスの送迎時に死亡事故が発生しています。糸満市としては認可保育園施設、こども園施設、認可外保育施設、いろんな施設に対してどういった指導をしたのか伺います。 ◎こども未来部長(国吉丘) 再質問にお答えいたします。 まず沖縄県及び国から、保育施設における事故防止及び救急対応策の徹底について、またバス送迎に当たっての安全管理の徹底についてそれぞれ周知依頼がありましたので、市内の全園、全ての園に通知しています。認可外保育施設に対しては出張救急講習会及び救急救命法に関する研修案内を行いました。また送迎バスに関しては、国の方針により県と市において安全管理に関する緊急点検及び実地調査を実施する予定となっています。 ◆12番(金城悟議員) 部長、それを徹底してですね、本当に亡くなられた子供たちはかわいそうなんですけれども、今後こういうことがないように糸満市ではそういうものを徹底してもらいたい。最後に児童福祉法を先ほど聞いたんですけれども、これは本当に平等でなければいけないんですよ、子供たちを預けるところは、預かるところもそうです。だからこそ私が先ほどからずっとお願いしているのは、認可外保育施設にも皆さんの知恵を貸していただいて、どうにか検討していただくようよろしくお願いします。ありがとうございました。一応件名4は終わりまして、最後、待ちに待った9分間使わせてもらいます。休憩。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時53分)                              (再開宣告午後2時53分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆12番(金城悟議員) 市長から全部答弁をもらったんですけれども、本当に納得できなかったんですけれども、再質問で辺野古移設について。 佐喜眞淳さんは容認しているんですけれども、市長としてはどういうお考えですか。糸満支部長としてどういうお考えですか伺います。容認でいいのか。 ◎市長(當銘真栄) 再質問にお答えさせていただきます。 私は当初からずっと基地のない平和な島を望むというスタイルでさせていただいておりますので、それは今も変わりません。 ◆12番(金城悟議員) 私が言いたいのは容認か、いや違うということを聞きたかったんですけれども、それは市長の判断でいいと思います。9月15日の一般質問において・・・・・・・・・・市長から答弁をもらったんですけれども、統一教会について市長の同問題への認識を伺うの答弁を再度伺う。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時55分)                              (再開宣告午後3時00分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆12番(金城悟議員) 市長先ほどは、エのほうは下地幹郎の軟弱地盤なんですけれども、これは6年がかりで地主と国と防衛省と何度も交渉を重ね、国が馬毛島を購入したことで今後沖縄県の基地負担は減ると思いますか。當銘市長、伺います。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時01分)                              (再開宣告午後3時01分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎市長(當銘真栄) 再質問にお答えさせていただきます。 この問題については、御本人さんの御意見なので答弁は差し控えさせていただきます。 ◆12番(金城悟議員) 国が買ったんですよ。国の問題ですよ。国がこういう形で買い取ったわけですよ。これも進めていますよ、自衛隊とアメリカ軍が供用するって。それに対して何でできないの。減るんじゃないの。減るかどうかを聞いているだけであって。まあいいですよ。ちょっと休憩。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時02分)                              (再開宣告午後3時02分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆12番(金城悟議員) オとカに対してですね、本当にもう情けないね。実績ですね、私資料を全部あげていますよ、担当部署に。これに対してこれだけいっぱい実績あるんですよ。これに対してですね、一つ一つ読み上げますけど、どうします。いいですか。沖縄県での功績、対馬丸が撃沈され、犠牲者の御遺族様に哀悼の意を本当に表さないといけないんですけれども、この発見の予算、記念館の建設予算、これ下地幹郎さんが尽力してこれ計上させたんですよ。日系4世、これもですね、調べれば分かりますよ。これも調べないでできないということはおかしいですよ。見てくださいよ。日系4世まで日本国内で就労できる法改正の実現もしたんですよ。沖縄で日本語と介護の勉強をし、沖縄で介護士としての制度を利用してのフィリピンからの大学生のインターンシップの受入れも実現させているんですよ、皆さん。それとタクシー協会ですね、それもすごいですよね。かつてお客さんを乗せていないタクシーはバスレーンを通行できない時代がありましたね。空車タクシーのバスレーン通行を実現させたんですよね。その沖縄での功績はすごいと思いませんか、本当に。皆さん、これ見てくださいよ、名護市ですよ。名護の方も本当に北部テーマパークの誘致も実現させています。浦添市においては、皆さんどうですか、これ。これすごいよね。西海岸道路、これね、所管がね、内閣府の沖縄総合事務局の南部国道事務所であるにもかかわらず、建設工事を浦添市が行ったんですよ。完成後はですね、南部国道事務所が買い上げるという沖縄県において初めての仕組みをつくったんですよ。国の工事を地方自治体が行い、竣工時に国に買い取らせているんですよ。すごいことですよ、これ。こういう事業をやっているんですよ。何が功績分からないんですか。分からないじゃ困りますよ、本当に、これですよ。また鉄軌道、先ほど答弁がありましたよね、防災担当郵政民営化担当大臣ですね、そのとき国会議員の自民党政権のときにできなかったんですけど、政権が変わった当時にですね、彼は那覇空港の第2滑走路の予算をそのときに計上させて今があるんですよ。鉄軌道も、皆さん、調査費この方が計上させたんですよ。それ分からないですか。もう本当に政権が民主党のときの下地幹郎氏の功績ですよ。経済観光の発展に貢献したことで下地幹郎前衆議院議員に対し、この8件、本当に幹郎氏は沖縄の基地負担軽減のため6年がかりでこの国と地主さんと交渉してやっと買い上げたんですよ。市長、これだけの実績を私が伝えたんですけどどう思いますか。何か見解を伺います。これ実際に挙げたことです。 ◎市長(當銘真栄) 再質問にお答えさせていただきます。 数々の実績ということですけれども、事業に関わる上では多くの方々が関わっていると思います。そういう意味でも、その個人の実績についての答弁は差し控えさせていただきます。 ◆12番(金城悟議員) 本当に情けないね。私このチラシも、市長のほうにも多分来ていると思いますけれども、この中にですね、沖縄学の父、伊波普猷さんという方が沖縄県人に対してこんなことを言っているんですよ。沖縄人の最大欠点は恩を忘れていくということですよ。それに対して、私が言っているんじゃないですよ、伊波普猷さんが言っているんですよ。それに対してどう思いますか伺います。 ◎市長(當銘真栄) 再質問にお答えさせていただきます。 今の伊波普猷さんの件に関しては通告にありませんので、答弁を差し控えさせていただきます。 ◆12番(金城悟議員) 私はまた再度読み上げます。 沖縄の方は、本当に恩をあだで返すということを言っております。以上。じゃなくて、ちょっとお待ちください。休憩。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時08分)                              (再開宣告午後3時09分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆12番(金城悟議員) オとカに関しては個人の問題で答えられないと言っていますけれども、糸満市にね、皆さんチラシも、私ら大田守と・・・・・・・・・・・・・このチラシを作ったんですよ。分かりますか、以前、これをですね、糸満市の行政も実績、功績、分からないということはちょっとおかしいですね。道の駅いとまんの実現、西崎に大型リゾートホテルの誘致で滞在型観光実現、雨天練習場の予算獲得を実現。道の駅いとまんの登録経緯は何ですか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時10分)                              (再開宣告午後3時10分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆12番(金城悟議員) このチラシはですね、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いろいろ聴き取りした結果、私と大田守は下地幹郎の、今言ったような実績、功績を伝えるためにこのチラシを作りました。それですよ、要は。だからこそ今言ったように、道の駅いとまんの登録経緯は何ですかと聞いています。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時11分)                              (再開宣告午後3時13分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆12番(金城悟議員) じゃあ、道の駅が、豊崎に道の駅は先にできました。その後、糸満市に来ました。その間隔は10キロ以上離れないとできなかったんですけど、これに関してはどう思いますか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時13分)                              (再開宣告午後3時14分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 通告外ですので答弁を差し控えさせていただきます。 ◆12番(金城悟議員) 道の駅いとまんの日本一の売上げ実現を農家の皆様の収入の増加とともに、野菜生産高沖縄一の糸満の実現、西崎に大型リゾートホテルの誘致で滞在型観光実現、ホテルには糸満市民が雇用され雇用効果、税収増、相乗効果も生まれた。その後のリゾート観光活性化の先駆けです。雨天練習場の建設費は、これは2020年に出来上がるものだったんですけれども、その当時10億円余りが防衛省から糸満市に入ったんですけれども、議会で否決されたんです。糸満市の経済活性化に与えた影響、予算の獲得をつくった下地幹郎前衆議院議員に対して、私たちはいろんな形で汗を流したということですので、本当にありがとうございましたということです。それで市長、沖縄県知事選挙公報の公約から再質問しますけれども、佐喜眞氏の子ども特区の導入によって全県で給食、保育費、こども医療費の無償化の実現を、この子ども特区とは何ですか伺います。市長は佐喜眞氏の支部長ですよね。いろいろ情報は知っていると思いますから、お答えできますか。 ◎こども未来部長(国吉丘) 再質問にお答えいたします。 子ども特区についての質問ですが、通告にないため答弁を差し控えさせていただきたいと思います。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時17分)                              (再開宣告午後3時19分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎市長(當銘真栄) 再質問にお答えさせていただきます。 佐喜眞淳の子ども特区の導入によって全県で給食費、保育費、こども医療費無償化を実現します。 答弁させていただきます。選挙結果として、当人さんは御落選されておりますので、当選していたらそれは実現できたんだろうと思っております。 ◆12番(金城悟議員) 支部長ですよね、市長ね。この子ども特区とは何ですか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時20分)                              (再開宣告午後3時21分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時21分)                              (再開宣告午後3時51分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎市長(當銘真栄) 再質問にお答えさせていただきます。 子ども特区という御質問ですけれども、沖振法に基づき他の都道府県にない独自の特区、地域性の新たなモデルをつくろうとしているものと認識しております。 ◆12番(金城悟議員) 市長いろいろと調べていただきありがとうございます。 私はですね、幹郎さんが糸満市発展に尽力した事業、この3つ、私が掲げているのが道の駅いとまんの実現、西崎に大型リゾートホテルの誘致で滞在型観光実現、幻の雨天練習場の予算獲得実現、これはいろんな方々から情報を集めて、私は本当に大田守と私金城悟はですね、下地幹郎が本当に糸満市のためにいろんな形で汗を流したということを私は恩を忘れません。私は伊波普猷さんがおっしゃっている、沖縄の人は恩を忘れやすいと言っているんですけれども、私は絶対絶対この恩を忘れません。糸満市民の皆さんも伊波普猷さんがおっしゃっている沖縄県の方々は本当に恩を忘れやすいタイプということをおっしゃっている方のお言葉をお借りして、私の一般質問を終わらせていただきます。どうもお騒がせしました。ありがとうございました。 ◆15番(西平賀雄議員) 皆さんこんにちは。本日4番目の一般質問を行います。 件名1、糸満漁港の埋立てについて。(1)埋立ての目的と土地利用計画について伺う。 (2)旧ボウリング場北側の決壊護岸も含まれるか伺う。 件名2、教育行政について。(1)市指定文化財大城家に投じた予算額を伺う。 件名3、南山城、嘉手志川公園整備について。(1)高嶺小中一貫校計画の見直しに伴い、事業の変更はないか伺う。 件名4、南部病院問題について。(1)病院撤退後の市民の医療環境について伺う。 (2)新たに病院誘致を計画する考えはないか伺う。 あとは、再質問については質問席のほうから行います。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時55分)                              (再開宣告午後3時55分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆15番(西平賀雄議員) 件名2、教育行政についての(2)が抜けておりますので、文化財の指定取消しについて伺う。 ◎市長(當銘真栄) 西平賀雄議員御質問、件名1、糸満漁港の埋立てについて。小項目1についてお答えいたします。 小項目1、埋立ての目的と土地利用計画については、新卸売市場の開設により、糸満漁港北地区港内での水産庁の漁業取締船の新たな停泊のための整備や航路しゅんせつ工事で発生する土砂を受け入れ、埋め立てる目的となります。また、埋立地の利用計画については、市内部や関係機関の意見を考慮し、土地利用計画案を作成しております。昨年度作成しました土地利用計画案では埋立面積約5ヘクタールに水産関連施設や漁業関係者や周辺住民等が利用できるレクリエーション施設などの土地利用を検討しております。 その他の御質問につきましては、教育長及び関係部長より答弁をさせていただきます。 ◎教育長(幸地政行) 議員御質問、件名3、南山城、嘉手志川整備について。小項目1、高嶺小中一貫校の見直しに伴う文化財事業の変更の有無についてお答えいたします。 高嶺小中一貫校の計画見直しに伴う南山城跡等保存調査事業への直接的な影響はありません。教育委員会としましては、南山城跡の国史跡指定へ向けて今後も文化庁及び県教育委員会と連携を取りながら事業を進めてまいります。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 御質問、件名2、教育行政について。小項目1及び2についてお答えいたします。 小項目1、市指定文化財大城家に投じた予算額につきましては、年1回の除草作業を令和3年度から行っております。予算額につきましては、令和3年度が樹木伐採で3万5,000円、令和4年度はまだ実施しておりませんが、予算額としては中庭芝生の除草作業費として5万円を見込んでおります。 小項目2、文化財の指定取消しについては、1、市指定文化財が市の区域内に所在しなくなった場合、2、市指定文化財としての価値を失った場合、3、市指定文化財の保持者等が心身の故障のため、もしくは団体の存続が不可能となったため、保持者等として適当でなくなったと認められる場合、4、その他特殊な事由があるときの場合に限って指定を解除することができます。 ◎市民健康部長(新垣政喜) 御質問、件名4、南部病院問題について。小項目1、病院撤退後の医療環境についてお答えいたします。 令和2年8月3日、社会医療法人友愛会南部病院が豊見城市上田の豊見城中央病院へ移転した際、一般診療科目の継続など、南部病院の機能についてはそのまま豊見城中央病院へ引き継がれ、また市民の通院の足である本市への送迎バスの運行も継続されることになっております。移転後もこれらの機能が維持されたまま現在に至っております。 小項目2、新たな病院の誘致計画については、新たな病院を整備するには県が計画する県内圏域ごとに設定された基準病床数があり、判断基準となっております。南部病院が豊見城中央病院に移転が決定した令和2年6月当時、本市は南部病院跡地に新たな病院の整備を求めましたが、本市が属する南部圏域は基準病床数の過剰地域だったことから新たな病院を整備するのは困難な状況にありました。令和4年5月に、その基準病床数が増床されておりますが、既に配分が決定されており、南部病院跡地への新たな病院の建設等につきましては現時点で困難な状況にあります。今後南部病院移転後の跡地利用につきましては地域の活性化に資するような跡地利用の推進に努めてまいります。 ◎経済部長(大城司) 御質問、件名1、糸満漁港の埋立てについて。小項目2についてお答えいたします。 小項目2、旧ボウリング場北側の決壊護岸も含まれるかについては、本市としては北側の決壊護岸を含む埋立整備を水産庁に対して要望しております。現在は水産庁において埋立箇所の各種調査を実施しており、市が要望した埋立範囲で計画を進めているとのことであります。 ◆15番(西平賀雄議員) 答弁ありがとうございました。順次再質問をやっていきます。 まずは件名1ですけれども、護岸が決壊している部分は約60年以上前に埋立てされた地域にある護岸です。当時は鯨工場がありました。私は2年前から国土強靱化対策事業で整備はできないかということで要請してきましたけれども、今回水産庁の予算で整備できることになったこと、担当部局の努力に対して評価いたしたいと思います。そこで質問いたしますけれども、まず水産関連施設ということを先ほど答弁がございましたけれども、水産関連施設とはどういったものか。この中にはハーレー舟の保管庫も含まれるのかどうか答弁お願いします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後4時05分)                              (再開宣告午後4時07分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎経済部長(大城司) 再質問にお答えします。 ハーレー舟の展示施設、サバニ、漁具の保管施設、あと陸上での養殖等となっております。 ◆15番(西平賀雄議員) ありがとうございます。それではですね、この埋立ての今後のスケジュール等を答弁お願いします。 ◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 埋立申請が国と市、同時申請になることから、本市においては当該区域の基本計画の作成を今年度行う予定としております。また、水産庁においても今年度埋立区域の基本設計を行うことをお聞きしておりますので、今後は計画の精度向上に向け事務協議への調整を進めてまいります。その中でスケジュール感を明示していく予定となっております。 ◆15番(西平賀雄議員) それではですね、埋立区域が決まるのは大体予想としていつ頃になるか答弁お願いします。 ◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 次年度予定している埋立申請及び基本設計の中で区域の決定を行うこととなります。 ◆15番(西平賀雄議員) じゃあ、件名1は終わりまして、件名2に移ります。 文化財の管理は指定した市に属すると私は思いますが、長年所有者の老夫婦がいろいろとこれまで維持管理をしてきましたけれども、御主人が他界されまして、今後非常に管理が厳しくなってくると思いますけれども、そういう意味で文化財の指定の取消し、先ほど取消しをする場合には何点かこういう条件のときでしかできないということがありましたけれども、この大城家、前にも質問しましたけれども、買取りということは市は考えたことはございませんか。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 大城家の買上げにつきましては、現時点では考えておりません。 ◆15番(西平賀雄議員) この買上げについては前にも質問しましてですね、沖縄振興特別推進交付金、そういうもので買い上げることができないかということを聞きましたけれども、そのときはこれでできないという答弁でした。私は今回ですね、観光文化振興基金、本市は新たにこの基金をつくっておりますけれども、これではどうでしょうか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後4時11分)                              (再開宣告午後4時25分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 糸満市観光文化交流拠点施設基金条例の設置について、糸満市観光文化交流拠点施設を中心とした文化芸術及び観光等の振興並びに施設の健全な維持管理に資する資金に充てるということがありまして、その処分については3つあります。1つ目が、施設を中心とした文化芸術振興事業を開催するための財源に充てるとき。2つ目に、施設を中心とした観光振興事業等を開催するための財源に充てるとき。3つ目に、施設の維持管理に要する経費の財源に充てるときとございまして、議員の御質問にある大城家の買取りには該当しないものと思われます。 ◆15番(西平賀雄議員) 部長ありがとうございました。今部長がおっしゃったことについてはですね、私非常に疑問を感じますね。というのは全てこの大城家については、観光にも文化にもいろいろと地域貢献をされてきていると思うんですよ。そういう市指定文化財が、今奥さんが健在なんですけれども、ただもう90も半ばぐらいまでいっていまして、恐らくこの大城家の今後の維持は非常に難しいと思うんですね。ですから私はこういうもので、基金でもって購入していたほうがいいのではないかということで申し上げているわけです。この基金が駄目であれば、ふるさと応援基金もできないかどうか。これも伺います。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後4時27分)                              (再開宣告午後4時30分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 先ほども答弁いたしましたけれども、現在大城家の買上げにつきましては、市としては現時点で考えていないことからですね、ふるさと納税の活用につきましても検討していないということでございます。文化財の保存等の基本は所有者が行うこととなっております。まずは所有者の関係者において、その保存等についての話合いができればというふうに考えております。その上で市のほうに御相談があればですね、どのようなことがあるのか、その相談について話合いをしていきたいというふうに考えております。 ◆15番(西平賀雄議員) 部長、今まで老夫婦がずっとこの大城家を維持管理してきたわけなんですよ。先ほども申し上げましたように、市はこの大城家がいろんな教育の面であるとか、観光の面であるとかいろいろと貢献されていると思うんですけれども、そういう状況であっても先ほど申し上げましたように、もう奥さんも90半ば、先はもう本当にこれはどうなるかと、うちの管理はどうなるのかと心配されるわけなんですけれども、それでこういう基金ででも買い取っていく考えはないかということを聞いているわけなんです。ですからよく市民からもですね、お寒い文化財行政というふうに糸満は言われていますから、そういうことを払拭する意味においても前向きに検討してほしいと思います。今朝の新聞に土地規制法というのがあったんですけれども、この中にも外国資本が防衛省周辺の土地を買占めにかかっているということがありましたけれども、この大城家も中国資産が買取りの話があったということですから、ぜひ前向きにですね、どうするか検討していただきたいと思います。年に2回ぐらいは清掃をやっているということなんですけれども、もう老夫婦の家庭でしたので、ぜひ市のほうがですね、毎年清掃作業、もう御主人が亡くなられて屋根のムチ塗りもできなくなっていますので、こういうことをきちんと行政がやっていくということを約束できませんでしょうか。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 先ほども答弁いたしましたけれども、まず一義的には文化財の保存は基本的には所有者がやるということでございます。しかし、今お話しのような状況を見ながら、どのような支援ができるのか所有者と話合いができればというふうに考えております。 ◆15番(西平賀雄議員) ぜひそうやっていただきたいと思います。ちょっと休憩お願いします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後4時33分)                              (再開宣告午後4時34分) ○議長(金城寛) 再開いたします。
    ◆15番(西平賀雄議員) 件名3に入ります。高嶺小中一貫校の計画見直しによって4年ほどその事業が遅れていくという新聞報道がありました。小学校移転によってこの南山城跡の復元について遅れていく、非常に危惧しておりますけれども、この遅れていくのであれば、私は南山城跡の復元と切り離してですね、嘉手志川の整備を優先的にできないか。それをお伺いしたいと思います。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 先ほども答弁しましたけれども、現段階で直接的な影響はないというふうに考えております。嘉手志川につきましてもですね、南山城跡の保存と一括して保存計画、活用計画を検討してまいりますので、その中で嘉手志川のほうから整備するのか等も含めて、活用計画、保存計画の中で検討していきたいというふうに考えております。 ◆15番(西平賀雄議員) ぜひ世界遺産に向けて南山城跡の復元については糸満市の長年の大きな課題になっておりますので、ぜひ積極的に進めていただきたいと思います。次、件名4に移ります。議長、ちょっと休憩お願いします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後4時36分)                              (再開宣告午後4時36分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆15番(西平賀雄議員) 件名4の南部病院問題についてお伺いしますけれども、この南部病院が豊見城中央病院に移って後ですね、ちょうど令和2年の移転の説明があったときに、今後いろいろと強化をしていくということを書かれて新聞報道をされておりましたけれども、実際、蓋を開けてみるとどうもそうはいっていないように私は思うんですね。今、豊見城中央病院の場合ですね、いろいろな診療科目がありますけれども、医者もどんどん減っているし、それから診療についてもかなり少なくなってきているような感じもするし、一日の診療時間についても午前中やって午後はほとんど休診とか、先ほどはコロナの関係でということも言っていましたけれども、実際はそうではないんじゃないかなと私は思うんですね。ほとんど休診が多くなっているような感じがいたします。そういう面においては、非常に私は後退していっているんじゃないかと思いますが、そこで質問いたします。糸満市民がかなり友愛医療センターを利用されておりますけれども、この友愛医療センターと一番遠い位置にある摩文仁のほうから急患を搬送する場合の、距離と時間について消防長のほうからお答え頂けますか。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 摩文仁から友愛医療センターまでの距離ですが、距離にして7.5キロ……。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後4時39分)                              (再開宣告午後4時39分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 消防本部から摩文仁までの距離が7.5キロで時間が9分、それから摩文仁、中心の公民館のほうですが、友愛医療センターまでの距離として15キロ、時間にして18分ということです。 ◆15番(西平賀雄議員) 今消防長からもありましたように、非常に地域の住民からすると、医療を受ける環境が非常に後退しているんじゃないかなというふうに感じますけれども、これについて市当局はどう考えていますでしょうか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後4時40分)                              (再開宣告午後4時48分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎市長(當銘真栄) 再質問にお答えさせていただきます。 距離が遠くなったという、不便になったんじゃないかということでのお話だと思います。そこは否めないのかなと思っていますけれども、私はさきの市長選において、市民の多くの声を、不安の声がありましたので、当選直後にすぐ友愛会のほうへ存続を訴えさせていただきました。ただ、病院側からはもう撤退する意思は固いということでありましたので、そういう意味でも市民の福祉の向上、健康増進の観点から市民ふれあいセンターという構想を掲げさせていただいて、お話を進めさせていただいておりますので、そう御理解を頂きたいというふうに思っております。 ◆15番(西平賀雄議員) それではですね、友愛医療センター、非常に駐車場を見てもいつもいっぱいで、もう本当に大変院内は混み合っているだろうなという感覚を受けるわけですけれども、この友愛医療センター、これは南部医療圏の中にあると思うんですけれども、この友愛医療センターに通う南部圏の市町村別の患者数をお分かりでしたらお答え頂きたいと思います。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後4時49分)                              (再開宣告午後4時49分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎市民健康部長(新垣政喜) 再質問にお答えいたします。 友愛医療センターにつきましては、直近3か月6月から8月までの数値で、利用者数の多い市町村順に外来患者で那覇市が1万5,481人、豊見城市が1万2,072人、その次に糸満市が1万1,240人の順となっております。上位3市ですね。入院患者数につきましては那覇市が829人、糸満市が645人、豊見城市が577人の上位の市となっております。 ◆15番(西平賀雄議員) その南部医療圏にこの友愛医療センターは属しているわけですけれども、南部医療圏というのはどの範囲をいいますか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後4時51分)                              (再開宣告午後4時56分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎市民健康部長(新垣政喜) 再質問にお答えいたします。 まず16市町村でございますが、糸満市、浦添市、那覇市、南城市、豊見城市でその5市になります。5つの町で久米島町、八重瀬町、西原町、与那原町、南風原町でございます。村のほうで離島もございまして、渡嘉敷村、座間味村、粟国村、渡名喜村、南北大東村となっております。 ◆15番(西平賀雄議員) ありがとうございました。先ほどですね、友愛医療センターに今直近の3か月の患者数の報告がありましたけれども、この中に浦添市、西原町あたりは入っていなかったんですが、恐らく浦添市あたりからも結構いらっしゃっていると思いますね。それとあと離島のほうもあるだろうし、それから私は宮古、八重山からもいらっしゃっているんじゃないかなと思います。よく離島のほうからも高度な医療を受けたいということで本島に移ってきてでも通っているということをよく聞きますので、そういうことからしますと、本当にこの友愛医療センターができたということは非常にありがたいことではあるんですけれども、南部の住民からすると、先ほどの距離の問題、時間の問題からもかなり遠のいているというのもあるしですね、本当に島尻のほうは医療難民が多くなっているんじゃないかなと私は思います。この南部医療圏の中で幾つの病院があって、どの病院に幾つのベッド数が与えられているかということもぜひ調べてほしいと思います。最近ベッド数の枠配分が決まったということをおっしゃっていましたけれども、私はぜひもう一度、市民のほうからの声もあります。多くの声があります。もう一度南部病院撤退した後にほかの病院をぜひ誘致してほしいという声があります。私もこれはぜひやっていただきたいと思います。なぜかといいますと、例えば離島のほうからの話をやりましたけれども、これからこの病院がなぜ、こういう病院が必要になってくるかといいますと、観光を振興しようとしている糸満、観光客が増える。名城のほうにはホテルもできました。サミットも計画をしています。西崎のほうにもホテルがあります。それからイベントも糸満はあります。NAHAマラソンであるとかウインドサーフィンの全国大会ももしかしたら近々あるんじゃないかなと思いますけれども、そういうのもあります。慰霊祭もあります。これから糸満市は人口を伸ばしていくと、真栄里地域の活性化によって人口も増えてくるだろうと思います。そういうことを考えた場合、ぜひ病院を造らないといけないという考えを私は思っておりますけれども、私が今まで申し上げたことをですね、行政は今、県のほうに無償で真栄里、病院跡を譲っていただきたいという交渉をしたいということをおっしゃっておりますけれども、過去の経緯を、今私が言ったこういうものも含めて、行政はもっとしっかりと勉強して、県のほうに訴えを強くしていかない限りは県は無償では絶対私はあげないと思います。県を本当に説得するぐらいの過去の資料をしっかりと集めて、勉強をして検討交渉をしていただきたいというふうに思います。休憩お願いします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後5時01分)                              (再開宣告午後5時01分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆15番(西平賀雄議員) 医療圏のことは先ほど聞きましたけれども、ぜひこの医療圏もしっかりと勉強していただいてですね、なぜ糸満からこういう総合病院が撤退して、今糸満がどういう状況になっていくか。あるいは糸満を含めて南部地域がどういう状況になっているのかをしっかりと掌握すべきだと私は思います。私は本当だったら那覇、浦添を別途の、南部圏から外した形での医療圏を首長会議の中で、私は主張していくべきじゃないかなと思います。実際南部圏の中には離島も含めてきていますので、宮古、八重山からも移住してきてこの病院に通っている人たちも多いと思うんですよ。この辺の実態をよく調べてですね、本当に島尻、南部が取り残されていないかどうか、その辺をよく研究して、ぜひ糸満市民のため、あるいは南部地域の住民ために當銘真栄市長、ぜひ頑張っていただきたいと思います。それで一般質問を終わります。ありがとうございました。 ◆6番(伊敷郁子議員) 市民の皆様こんにちは。今日はもっと遅くなるのかなと思っていましたのでうれしいです。さて、9月11日午後8時、ゼロ打ちと言われる早さで玉城デニー知事の再選が確定し、市民、県民の皆様に改めて感謝申し上げます。この選挙結果が全国紙でも大きく報道されたことを思うと、沖縄の選挙は一地方自治体の選挙でありながら、常に相手は国なのだなと実感させられます。玉城デニー知事再選について朝日新聞の社説に書かれていた言葉が胸に響きました。一部紹介します。沖縄が日本に復帰して50年、この半分の年月を辺野古問題で振り回され、県民は望まぬ対立や分断を強いられた。復帰記念式典で当時の屋良朝苗知事が歴史上、常に手段として利用されてきたとの言葉が今も真に迫る。一地域の犠牲の上に成り立つ安保や外交とは何なのか。本土の姿勢が問われ続けている。辺野古の問題は沖縄だけの問題ではありません。当初計画になかった軟弱地盤の問題で多額の予算が投入され続けることに、本当にこの事業は必要なのか、米軍普天間飛行場の代替は本当に辺野古が唯一なのか。県民に係る負担の軽減をどう行っていくのか。改めてきちんと国会で審議していただきたいと私は思います。選挙のたびに、国は沖縄の民意を潰すためにあらゆる手段を行使します。今回多量に流されたSNSでの誹謗中傷やフェイク記事、自民党幹事長による各自治体の首長への要請という名目の圧力、圧力と思うのは私の考えですが。また今回ネットを見た市民から一体どれだけのお金が使われているのか怖くなった。国は選挙に勝つためにどれだけの予算を沖縄に使ったのか明らかになることはないだろうけれど、こんなにまでも自分たちの思うとおりにしたいのかと正直怖かったと。さらに地元4区選出の国会議員は沖縄振興予算を100億円減らすようにと政府に進言し、結果200億円の予算が削減されました。本来なら国が減らせと言っても抵抗して県民の暮らしを守る立場にあるのではないでしょうか。選挙のときに国との太いパイプを強調しますが、それは県民の暮らしを苦しめるためのパイプであるなら、パイプなどかえって不要です。自分が国会議員になったら県民の暮らしはどうでもいいのでしょうか。この恣意的な200億円の削減は国に逆らえば県民の暮らしなどどうにでもなると言いたいのでしょうか。政権を持っているから自分たちの思うようにならないところは切り捨ててもよいとおごっているのでしょうか。200億円の予算がどれだけ県民の暮らしを守るのに重要な予算であるか思い至ることすらできないのでしょうか。県民利益を損なうような国会議員など今すぐ辞めていただきたいと思うのは私だけでしょうか。国葬の問題も憲法違反と言われている中、強行されようとしています。この国はいつから独裁国家になったんだろうかと不安になります。そういう意味では安倍氏の功罪は非常に大きいと私は思っています。森友学園、加計学園問題等、桜を見る会公文書改ざん疑惑、五輪問題、旧統一教会と自民党との関わり等々、どこが国葬に値するのか私には理解できません。岸田総理も国会で議論することなく内閣の閣議決定だけでこの国葬を強行しようとしています。聞く力は、聞くというポーズだけで相手の声に耳を傾けているのではないということがよく分かりました。だからこそ国民は納得していないのです。昨日報道された共同通信の世論調査の結果にそれは如実に現れています。内閣不支持が支持を超えて国葬反対は6割にも上ります。さらに移設反対を訴えた玉城デニー知事が再選したにもかかわらず、移設推進を進める政府の姿勢を57.1%が支持しないと答えています。政府が米軍普天間基地の危険性除去のために辺野古が唯一と言いますが、危険性除去のためにこれまでどんな努力をしてきたのでしょう。学校にシェルターを造る前に米軍に軍用機の飛行ルートを守るように強く求めるだけでも少なくとも我が物顔で学校や民家の上を飛ぶことはできなくなり、空からいろいろなものが落ちてくる危険はなくなります。それも地方自治の本旨を外れた振興予算の露骨な増減で沖縄をコントロールしようとするこの政治の在り方に憤りを覚えます。政府のこのような圧力にも負けず、沖縄には確かに基地問題だけではなく経済の問題も今度の選挙では大きくのしかかりましたし、市長も先ほど経済問題のことで佐喜眞氏の支部長を引き受けたというふうにおっしゃっておりましたけれども、しかしながら、政府のこのような圧力にも負けずに辺野古反対の玉城デニー知事を再選させた県民を誇りに思い、一般質問を行います。 件名1、新型コロナ感染症対策について。小項目1、新型コロナウイルス感染症は第7波のピークアウトが見えてきたような感じがしますが、まだまだいつ収束するか分からないのが現状です。特に第7波は本市でも感染者が多かったような気がします。そこで、本市の現在の感染対策について伺う。ア、直近1か月間の市内感染者数を伺う。イ、自宅待機者の把握はできているか伺う。ウ、自宅待機者への支援はどうなっているか伺う。 件名2、環境行政について。小項目1、資源ごみ袋の廃止について検討された結果を伺う。 小項目2、アップサイクルについて。ア、どういうものか内容を伺う。イ、本市での取組はあるか伺う。ウ、SDGsの観点からも検討するべきだと思うが見解を伺う。 件名3、子育て支援について。小項目1、育児・介護休業法の改正で10月からスタートする「産後パパ育休」制度について。ア、制度の内容について伺う。イ、本市では育休を申請する男性職員は年間何人いるか、直近5年間の人数を伺う。ウ、産褥期の母親の不安の解消のためにも、制度を利用することを市として積極的に取り組むことが重要だと思うが、見解を伺う。 件名4、教育行政について。小項目1、糸満中学校の教室増築計画について。ア、糸満南小学校等の児童数が増え、教室が増加している現状を考えると中学校での教室も現在の状況で維持できるのか、増築が必要になってくるのではと危惧するが、計画はあるのか伺う。 件名5、旧統一教会関連団体問題について。小項目1、連日報道されている旧統一教会関連団体について伺います。ア、この団体の問題点についての見解を伺う。イ、多くの地方議会議員や首長がこの団体との関わりを指摘されているが、市長は関わりがあるか伺う。ウ、市としての関与はあるか伺う。エ、市長は、本市選出の県議会議員が関与を認めているが、本市議会議員の中にも関与している議員がいれば、市民への説明責任は必要と考えるか伺う。オ、市長が知事選挙で、自公推薦の候補者がこの団体との関与が報道されている中で、積極的に応援していたことについて説明を求める。 以上。残りは質問席から再質問いたします。 ◎市長(當銘真栄) 伊敷郁子議員御質問、件名5、旧統一教会関連団体問題について。小項目1、連日報道されている旧統一教会関連団体について。ア、イ、エ及びオについてお答えいたします。 小項目1、ア、この団体の問題点については、同団体の資金集めや強引な信者勧誘は司法の場でも裁かれ、軒並み違法判決が確定している現状を踏まえ、団体と関係を持つべきではないと考えております。 次にイ、市長は関わりがあるかについては、マスコミへのアンケートでもお答えしましたが、一切関わったことはありません。 次にエ、市長は本市市議会議員の中にも関与している議員がいれば、市民への説明責任は必要と考えるかについては、個人の政治活動に関するものでありますが、関係性については政治家として説明を尽くすべきだと考えております。 最後にオ、市長が知事選挙で自公推薦の候補者がこの団体との関与が報道されている中で積極的に応援したことについては、現在コロナ禍の中、暮らしと経済が停滞している喫緊の課題として経済の回復を取り戻さないといけない状況で国から多くの予算が減額される中、市民の生活福祉の向上を図るためインフラ整備は不可欠であり、予算の増額を公約に掲げている佐喜眞淳候補者を応援させていただきました。 残りの御質問につきましては、教育長及び関係部長より答弁をさせていただきます。 ◎教育長(幸地政行) 議員御質問、件名4、教育行政について。小項目1、糸満中学校の教室増築計画について。ア、糸満中学校の増築計画はあるかについてお答えいたします。 糸満中学校の現状において、特別支援教室を含めて普通教室は確保されています。ただし、児童・生徒の推移から令和6年に特別支援教室が2教室不足が想定されます。また普通教室については令和9年に1教室の不足が想定されていますが、内部改修工事を実施することにより対応してまいります。 ◎市民健康部長(新垣政喜) 御質問、件名1、新型コロナ感染症対策について。小項目1、本市の現在の感染対策について。アからウまでについて順にお答えいたします。 小項目1、ア、直近1か月間の市内感染者数については、8月の陽性者数について、5,483名が報告されております。 次にイ、自宅待機者の把握については、県が前日までに把握した自宅療養者の情報が毎日データで提供されております。 次にウ、自宅療養者への支援については、本市では昨年9月から自宅療養者支援事業として親族等から支援を受けることが困難な新型コロナの陽性者に対し、食料品等の給付を行っております。支援物資の内容としてはレトルトパック御飯とおかゆ、レトルトカレー、魚缶詰、果物缶詰、栄養補助ゼリー、スポーツドリンク飲料のパウダー、トイレットペーパーとティッシュペーパーを二、三日分梱包し、1世帯当たり3セットを上限に支給しております。また70歳以上は県から電話連絡があり、本市においては県から提供された自宅療養者の情報を基に施設入所者を除く65歳から69歳の高齢者を対象に支援の電話連絡を行っております。 次に御質問、件名2、環境行政について。小項目1及び2についてお答えいたします。小項目1、資源ごみ袋の廃止については、糸満市廃棄物減量等推進審議会で協議し、次年度の廃止に向けて提案をいたします。審議会の開催は年内の開催を予定しております。 小項目2、アップサイクルについて。ア、どういうものか内容については、リサイクルやリユースとは違い、廃棄されるものを再構築し、新たな価値をつけることで再利用を促進するものです。例としては古着からバッグや小物を作ったりすることが挙げられます。 次にイ、本市での取組については、アップサイクルについての取組は行っておりません。 最後にウ、SDGsの観点からも検討するべきについては、17の国際目標の中の12、持続可能な消費と生産に該当すると認識しておりますので、本市においてもアップサイクルについて具体的な活用方法など調査してまいります。 ◎総務部長(福元信美) 御質問、件名3、子育て支援について。小項目1、育児・介護休業法の改正で10月からスタートする産後パパ育休制度について。アからウについてお答えします。 ア、制度の内容については、産後パパ育休とは出生時育児休業の通称であり、出生後8週間以内に取得する育児休業であります。この期間に取得する育児休業について、これまで原則1回としていたものが分割して2回まで取得できるようになるものであります。 次にイ、本市の育児休業を取得した男性職員の直近5年間の人数は、平成29年度3人、平成30年度1人、令和元年度3人、令和2年度2人、令和3年度3人であります。 最後にウ、市として制度の利用を積極的に取り組むことの見解については、子の出生後間もない時期は一般的に出産により女性に心身両面で大きな負担がかかり、産後鬱の発症のリスクが高いと考えられております。またこの時期に男性が共に育児を行うことはその後の積極的な育児への参画にもつながると言われていることから、この時期に取得を促す必要性は高いと考えられます。本市においても男性職員の育児休業の取得に向け、配偶者出産休暇や育児参加のための休暇等も併せて休暇制度の周知に取り組んでまいります。 ◎企画部長(金城満) 件名5、旧統一教会関連団体問題について。小項目1、連日報道されている旧統一教会関連団体について、ウの市の関与はあるかについては、令和4年9月14日現在で3件確認されております。1件目は令和元年6月にPeaceRoad2019in沖縄の案内があり、本島一周横断時に市役所を通過する際、庁舎に立ち寄り市長が激励のメッセージを送った事例がございます。2件目は、平成30年9月2日と令和元年10月27日に糸満市農村環境改善センターを旧統一教会関連団体に貸し出した事例がございます。3件目は、旧統一教会関連団体の出版物を中央図書館において11冊所蔵してございます。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後5時23分)                              (再開宣告午後6時00分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆6番(伊敷郁子議員) では、再質問させていただきます 件名1の新型コロナ感染症対策についてお伺いします。コロナに感染した方の話を聞いてみると、感染初期は熱が高くて何も考えられない状態で電話の応対もよく分からなかったと。家族の支援が受けられる方はよいのですけれども、近くに支援を頼める方がいない場合、最悪御自身で買物に行くことも考えられると思うんですよね。そうやって感染を広げるというのを止めるためにも、市からこういう支援がありますよということをホームページに載せていただきたいんですけれども、それは可能でしょうか。 ◎市民健康部長(新垣政喜) 再質問にお答えいたします。 自宅療養者支援事業につきましては、ホームページのほうに去年から掲載をしております。 ◆6番(伊敷郁子議員) 私も見たんですけれども、ちょっと自宅療養に備えるためのものは書かれているんですけれども、どういったものを支援しているか、写真か何かがあると分かりやすいのかなと思うんですけれども、それはあるんですか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後6時01分)                              (再開宣告午後6時03分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎市民健康部長(新垣政喜) 再質問にお答えいたします。 細かい写真が掲載されておりません。分かりやすい支援メニューにつきましては、今後周知を前提に内部で議論をさせていただきたいと思います。 ◆6番(伊敷郁子議員) この支援物資について、例えば受けた方から何がよくて、アンケートみたいなものですね。例えばこれはよかったんだけれども、これは必要なかったよとか。またほかにこういったものがあったらいいなとかそういうアンケートを取っていますか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後6時04分)                              (再開宣告午後6時08分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎市民健康部長(新垣政喜) 再質問にお答えいたします。 アンケートは実施しておりません。電話での要望等はございます。追加のリクエストとかは一応ありますけれども、現在、多くの人数の市民の方に対応するために委託による契約を実施しておりまして、その委託の中の物資というのも制限がありますので、それに対応しておりますので、今現在、新たなニーズがあっても対応することが困難な状況でございます。 ◆6番(伊敷郁子議員) 糸満市の感染者数を見ると、累計患者数が2万人を超えていますよね。大体市民の3分の1ぐらいの人がかかっているのかなと思うのです。いつ、どこで、誰がかかるか分からないというのが現状なんだろうと思うんですけれども、やっぱり何が必要で、例えば私たちが何か届けるときに、相手が何が必要で何が必要でないのかということが電話でちゃんと本人が言えればいいんですけれども、でも意識がもうろうとしている中でそういうこともできないような状態があったら困るので、大体こんなものが必要ですよみたいなものがある程度リストみたいなものを作っていただけたらと私は思いますので、ぜひその辺も検討してみてください。それと健康観察についてですけれども、65歳以上の方には電話をしているとおっしゃっておりました。自宅で療養している間に突然容体が急変したりするということなんですが、実際には電話があった方となかった方といるんですよね。これはどのように電話をしているのか教えてください。 ◎市民健康部長(新垣政喜) 再質問にお答えいたします。 電話をする方は県からの情報に基づきまして、65歳から69歳までの方に対して電話を差し上げております。70歳以上につきましては県のほうから電話連絡をすることになっておりますので、65歳から69歳の方につきましてはこちらのほうから支援の御連絡を差し上げております。 ◆6番(伊敷郁子議員) それは毎日ということですか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後6時10分)                              (再開宣告午後6時13分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎市民健康部長(新垣政喜) 再質問にお答えします。 その前に、先ほど郁子議員が経過観察ということでおっしゃっていたと認識しておりますが、私のほうは支援事業のほうですね、自宅療養者の支援に関することを申し上げていまして、この自宅支援事業の件につきましては県のほうからデータが送られてきますので、土日、祝祭日以外は対象者宛てに毎日電話を差し上げています。 ◆6番(伊敷郁子議員) 私ちょっとよく分からないんですが、65歳から69歳の方に毎日電話をしているということですか。 ◎市民健康部長(新垣政喜) 再質問にお答えいたします。 今自分が申し上げているのは自宅療養者支援事業としての件につきましては、土日、祝祭日以外につきましては、その自宅療養者の対象者の65歳から69歳に対して電話連絡をしているということでございます。 ◆6番(伊敷郁子議員) そうすると、3日ぐらい休みが続くと、土日、祝祭日が続くと、その間に容体が急変したりするともう分からないということですか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後6時15分)                              (再開宣告午後6時19分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎市民健康部長(新垣政喜) 再質問にお答えいたします。 先ほど経過観察についてということでございましたけれども、健康観察につきましては保健所のほうで対応をしております。 ◆6番(伊敷郁子議員) 環境行政についてお伺いします。 来年度資源ごみ袋の廃止に向けて、これから委員会の開催をするということですけれども、スケジュールはどうなっていますか。 ◎市民健康部長(新垣政喜) 再質問にお答えいたします。 先ほども答弁申し上げましたが、糸満市廃棄物減量等推進審議会を年内に開催する予定でございます。その中で審議をしていただくという形になります。 ◆6番(伊敷郁子議員) 来年度廃止というふうに前向きに検討しているということでよろしいですね。 ◎市民健康部長(新垣政喜) 再質問にお答えいたします。 廃止に向けて進めているところでございます。 ◆6番(伊敷郁子議員) ありがとうございます。ぜひ来年度から実施できるようにお願いします。 ではアップサイクルについてお伺いします。アップサイクルとは廃棄物にデザインやアイデアなど付加価値を持たせ、別の新しい商品にグレードアップして生まれ変わらせることで、リサイクルのように原料にするのではなくて元の製品として素材をそのまま生かす手法です。そこでちょっと消防長にお聞きします。消防で使えなくなった防火服はどうしていますか。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 消防の防火服ということですが、防火服は10年を目安に更新をしています。古い防火服については、破損、それから汚れがひどいものについては処分をしています。それから状態のいいものについては非常時の予備として保管をしているところです。 ◆6番(伊敷郁子議員) 名古屋市では、この防火服の生地が耐火、耐水に優れていることからキャンプ用品に生まれ変わって好評を得ているようです。また岐阜市では社会福祉法人にこれを寄附してエコバッグなどを作る素材として活用を始めて、障がい者の自立に向けた後押しに取り組んでいるようです。また滋賀県甲賀市では世界で初めて消防ホースを利用してバッグ、財布、小物を製作して商品化したものをふるさと納税の返礼品として採用しているということです。自治体でこのように廃棄物を削減するだけではなく、収入アップも同時に行っていたりとかするんですけれども、それについて糸満市ではどのように考えますか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後6時23分)                              (再開宣告午後6時24分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎市民健康部長(新垣政喜) 再質問にお答えいたします。 ただいまの郁子議員の非常によい御提言がございましたので、本市においても関連部署と調整しつつ、アップサイクルについて具体的な活用方法などを調査研究させていただきたいと思います。 ◆6番(伊敷郁子議員) ぜひですね、検討していただきたいと思います。 では、件名3、子育て支援についてお伺いします。市役所では男性が育休を取得すると給料はどうなりますか。 ◎総務部長(福元信美) 育児休業に関してはこの期間は無給ということになります。 ◆6番(伊敷郁子議員) この産後パパ育休の制度を活用する場合には、給与はどうなりますか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後6時25分)                              (再開宣告午後6時27分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎総務部長(福元信美) 再質問にお答えいたします。 育児休業でありますので、こちらも同じく無給ということになります。ただ、共済組合等から育児休業手当という形で若干の支給はあります。 ◆6番(伊敷郁子議員) それは役所に限ったことなんですかね。 ◎総務部長(福元信美) 再質問にお答えいたします。 これは通常の社会保険の制度の中にもそういった手当の制度はあると思います。 ◆6番(伊敷郁子議員) このパパ育休というのは何日もらえますか。 ◎総務部長(福元信美) こちら先ほど御説明したんですが、出生後、8週間以内に限って取得する育児休業ということになりまして、その間、分割して2回までその期間については本人の申請に基づいてというところになると思います。 ◆6番(伊敷郁子議員) じゃあそのパパ育休を取っている間は、先ほど言った一時金みたいなものは支払われるということですか。 ◎総務部長(福元信美) 再質問にお答えいたします。 この間の給与は無給になるということですが、その手当につきましては恐らくすぐに手当という形ではなくて、事後の申請に基づいてその手当が支給されるということになると思います。 ◆6番(伊敷郁子議員) それは期間は関係ないんですか。その8週間の間に、8週間取ってもあるのか。連続で取ってその間、何日が最長なのか。その間、手当があるのかどうか。それによって休めるかどうか。 ◎総務部長(福元信美) 再質問にお答えいたします。 こちらは8週間以内に取得するということですので、目いっぱい見ると8週間取れるということになります。ただ、やはりその間は、無給ということになりますので、速やかに手続をしていただいて手当の申請をするなりという形になるかと思います。 ◆6番(伊敷郁子議員) これは多分、国としての制度なので、一般の会社にも当てはまると思うんですけれども、出産したからといって母親もすぐに育児のプロになるわけではありません。特に初めての育児は不安が付きまとうものです。産褥期の母親は特に精神的にも肉体的にも支えが必要です。身内から十分な支援が受けられる方はよいのですが、そうでない方はやはり子の父親に育休を取ってもらいたいと思うのは当然ではないかと思います。しかし、なかなか難しい現状の1つが育休を取ることで給与がなくなるということの生活の不安です。手当が支給されるということが広く周知されれば育休も取得しやすくなるかなと思います。なぜこの育休について言うかというと、21年度の全国の児童相談所に寄せられた児童虐待の相談件数は過去最多20万7,569件に上るそうです。相談件数ですから実際にはもっと多いだろうと予測されます。新生児の頃から夫婦で育児に携わることは子供に対する愛情や育児の大変さ等、いろいろなことを学ぶことになると思います。そのことが児童虐待を防ぐ一助になればと思います。ぜひですね、役所から制度の周知を行って育休を取得できるように進めていっていただきたいと思います。 件名4、教育行政についてをお伺いします。去る8月に委員会で市内の学校の施設状況を見にいきました。そのときにとても思ったんですけれども、特別支援学級がすごく増えているなということを感じました。さらに糸満南小学校はしょっちゅう教室がどんどん増築していますよね。そうすると中学生になると教室が足りなくなるんじゃないかなととても前から不安に思っているんですけれども、令和6年、2教室、特別支援学級が必要になるとさっきおっしゃっておりましたけれども、今回糸満中学校のことしか聞かなかったんですけれども、ほかの学校でもそういうことはあるんですか。 ◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 確かに今、状況としましては糸満中学校管内が増えている状況がありますので、他の学校においても今そういったことを把握しながら、多目的で配置しております場所を必要に応じて教室に活用していくということで対応してまいりたいというふうに考えております。 ◆6番(伊敷郁子議員) ぜひですね、ほかの中学校もどういう状況にあるのかというのを調べて、特別支援学級を増やすとなると、やはりその専門の先生も必要になるだろうし、教室の配置の仕方もあるだろうから前もって検討していただければと思います。ぜひよろしくお願いします。 件名5、旧統一教会関連団体問題についてお聞きします。先ほど市長からもお答えしていただきましたけれども、市長が知事選で自公推薦の候補者が、この団体の関与が報道されている中で積極的に応援したのは、国からの予算が減額される中でこの人を応援したら予算が増えるんじゃないか。それは市民のためになるんじゃないかということで応援したみたいなことをおっしゃっておりましたけれども、そもそも予算を削減したのは誰ですか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後6時34分)                              (再開宣告午後6時35分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎市長(當銘真栄) 郁子議員の再質問にお答えさせていただきます。 まず市町村に配分される予算は県から来ると思っております。また、県は国に予算の要求をしますので減額には国ということになると思います。 ◆6番(伊敷郁子議員) 新聞報道によれば、この国に削減を訴えたのが4区選出の国会議員ですよ、皆さんが応援した国会議員ですよ。100億円削減を言って、結局国は200億円の削減をしたということが報じられています。私ですね、本当にこれに対する市民の皆さんの反発はすごく多かっただろうし、大変残念だなと思った方もたくさんいると思います。それを今ここで市長に聞いても別にどうにかなるというものでもないのでほかの質問をさせていただきますけれども、糸満市がPeaceRoadを行ったということがありました。このPeaceRoadを行ったことで糸満市に何か寄附とかがありましたでしょうか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後6時37分)                              (再開宣告午後6時37分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 庁内で調査を行っておりまして、その中で寄附等についてあったかどうかも確認をしておりますけれども、赤十字あるいはふるさと納税、それから人材育成基金、そこへの寄附はなかったということでございます。 ◆6番(伊敷郁子議員) 市に対して寄附はなかったということですか。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 はい、そのように認識しております。 ◆6番(伊敷郁子議員) ほかの市町村、自治体には寄附も行っているようです。そうやってイメージアップを図って信者を獲得するというのが彼らの狙いらしいんですが、この関連団体は大変多くて、本当にどれが関連団体であってそうでないのかというのが分かりにくいかと思うんですけれども、今後この関連団体との市の関わり方について教えてください。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後6時38分)                              (再開宣告午後6時41分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 旧統一教会や関連団体と一切接触や関係しないための対策は必要だと感じております。全国霊感商法対策弁護士連絡会から提供されている旧統一教会関連団体リスト、そういうものがございますので、その情報を全庁で共有化して、市行政への関与がないよう取り組んでまいります。 ◆6番(伊敷郁子議員) ぜひそうしてください。先ほど市長もおっしゃっておりましたけれども、この団体の問題点は何であるかということをもう一度お聞きします。 ◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 旧統一教会関連団体については、同団体の資金集めや強引な信者勧誘、そういったものが司法の場でも裁かれ、軒並み違法判決が確定していることにございます。そういったことでその団体と関係を持つことは問題であると考えております。 ◆6番(伊敷郁子議員) 皆さんも今お聞きになったと思うんですけれども、私がですね、今本当にここで一番問題にしているのは、そういう団体と、こういう言い方はどうか分かりませんが、大変親密な関係にあるということをメディアでも報道されている、そういう知事選に出た候補者をその人を応援するということは市民に対して、本当に市民をばかにしているのではないかと私は思うんです。この人が万が一知事になった場合は、本当にこの旧統一教会関連団体の、本当にしめたものですよね。広告塔ですから。そういう人を応援するということは市民の皆さんに本当に不利益を与えることになるということは、そこまで皆さんは考えて応援しているんですか。 ◎市長(當銘真栄) 再質問にお答えさせていただきます。 当時の御本人の発言の中には、旧統一教会との関係性は断つという話もあったと思います。そういう意味でも関係性を断つということでありますので応援をさせていただきました。
    ◆6番(伊敷郁子議員) 多くのメディアが彼に質問をしています。しかし、一言も関係を断つとは言っておりません。全然それに答えていないです。本当にずぶずぶな関係なんだなということをですね、私も調べさせていただきました。本当に糸満ですね、私たちも選挙運動であちらこちら回りますけれども、どこに行っても言われるのがこういう団体を応援するなよと。統一教会に乗っ取られるなということをどこに行っても言われるわけですよ。だから糸満市で、私ども今回2,600票差で玉城デニー知事が勝ったんですけれども、それはやっぱりこういう被害に遭った人がたくさんいるということなんですよ。だからそういう市民に対して本当に皆さん申し訳なかったと思わないのかということです。万が一、本当にこの方が当選して、もっともっと被害者になる市民がいるということを、もっともっと思い至る、そういうことを考えるべきではなかったかと私は思うんですけれども、どうでしょうか。 ◎市長(當銘真栄) 再質問にお答えさせていただきます。 私のほうの理解では、関係性を断つということでの理解で、今後一切旧統一教会との関わりは持たないということをおっしゃっていたと認識しております。そういう意味でも市益を、まずは市民の市益を最大優先に考えさせていただいての応援ということであります。 ◆6番(伊敷郁子議員) 私はですね、それは市民の利益にはならないと思っています。苦しむ人がここにいるということを皆さんはもっと思い至らないといけないと思います。糸満市は過去にもこの旧統一教会に子供が連れていかれて本当に帰ってこないとか、いろんなものを買わされて被害に遭ったとかそういう方が今現在いらっしゃるんですよね。この人たちは糸満市で、ラジオ番組も持っていまして、活動をまだしているわけですよ。被害者は目に見えないけれどもたくさんいるということなんですよ。だからこれだけ多くの、私たちにこれだけ多くの票が入ったのかなと、私はデニーさんにどうしても勝ってほしいという人が多かったのかなと思っています。この旧統一教会の政府の相談窓口、5日間で1,000件余りの相談があったそうです。市長これからですね、いろんな方を応援するのは私、別に構わないと思うんです。市長が市長の考えで応援するのは構わないけれども、でも誰かを苦しめるような、そういうカルトと言われている、誰かを苦しめるようなこういう団体の、それこそ顔となっている人を応援するようなことは絶対にやめていただきたいと思います。 以上をもちまして、私の一般質問を終わります。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 以上で本日の会議を終了いたします。                              (散会宣告午後6時48分)...