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03月11日-04号

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  1. 糸満市議会 2022-03-11
    03月11日-04号


    取得元: 糸満市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-04
    令和4年第2回糸満市議会定例会会議録令和4年3月11日出席議員 20人1番 大 城 むつみ    2番 玉 城 哲 郎3番 山 内 竜 二    4番 前 田   潤5番 浦 崎   暁    7番 賀 数 郁 美8番 金 城 一 文    9番 長 嶺 安 浩10番 新 垣 勇 太    11番 平 田 健 人12番 金 城   悟    13番 金 城   寛14番 山 城   渉    15番 西 平 賀 雄16番 大 田   守    17番 金 城   敦18番 金 城   敏    19番 金 城 幸 盛20番 新 垣 安 彦    21番 徳 元 敏 之欠席議員 1人6番 伊 敷 郁 子 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は次のとおりである。   市長     當 銘 真 栄    教育長       幸 地 政 行   総務部長   福 元 信 美    企画開発部長    徳 元 弘 明   市民健康部長 島 根 辰 也    福祉部長      金 城   満   経済部長   兼 城 浩 康    建設部長      大 城   拡   水道部長   伊 敷   勝    消防長       平 田 徳 明   教育委員会  金 城   秀    教育委員会     與那覇 正 樹   総務部長              指導部長本日の議事日程 日程第1 一般質問   ――――――――――――――――――――――――――――――                              (開議宣告午前10時00分) ○議長(金城寛) これより本日の会議を開きます。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 一般質問を行います。質問通告書により、順次質問を許します。 ◆19番(金城幸盛議員) 皆さんおはようございます。冒頭、所見を述べさせていただきます。戦争ほど残酷なものはない。戦争ほど悲惨なものはない。これは我が師の叫びであります。ロシアによるウクライナ侵攻、力による一方的な現状変更は明確な国際法違反であり、断じて許されるものではないと強く非難するものであります。また今日3月11日は、東日本大震災から11年を迎えました。犠牲になられた方々と御遺族への哀悼の意を表するとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。それでは通告書に従いまして、一般質問を行います。 件名1、生理用品の無償提供について。小項目1、市役所庁舎トイレに、生理用ナプキンを無料で提供するディスペンサーを設置する考えがないか見解を伺う。 小項目2、令和3年6月定例会で提案した地域女性活躍推進交付金を活用した生理用品の無償提供について、本市の取組を伺う。 件名2、子供施策について。小項目1、本市における「こどもまんなか社会」実現のための取組について伺う。 小項目2、本市における子供施策の基盤として子供の権利を保障する「子ども条例」を制定する考えがないか見解を伺う。 小項目3、子供たちが市長の公務や市の課題などを知り、市政に対する関心と理解を深めることなどを目的に「小学生一日市長体験」を実施する考えがないか見解を伺う。 件名3、防災行政について。小項目1、令和4年度施政方針・主要施策にある「(仮称)防災センタービルに係る基本設計」について、具体的内容を伺う。 小項目2、市民への気象防災の周知啓発の充実に「気象防災アドバイザー」を活用する考えがないか見解を伺う。 小項目3、災害時に使用できるオストメイト専用の簡易トイレを備蓄する考えがないか見解を伺う。 件名4、災害に強い学校施設の在り方について。小項目1、糸満南小学校緊急津波避難場所としての整備について検討の進捗状況を伺う。 小項目2、緊急地震速報に対応した非常用放送設備について、津波災害警戒区域内にある学校から順次整備すべきと考えるが見解を伺う。 件名5、教育行政について。小項目1、障がいのある児童生徒の学ぶ権利を保障するための「インクルーシブ教育」の促進について、本市の見解を伺う。 小項目2、学校施設のバリアフリー化について、市内小中学校の整備状況を伺う。 小項目3、コロナ禍の長期化による児童生徒への影響と家庭でのオンライン学習の課題について、実態調査を行う考えがないか見解を伺う。 小項目4、「新型コロナウイルス感染症による小学校休業等対応助成金・支援金」の小学校等の保護者に向けた周知について、本市教育委員会の対応を伺う。 件名6、デジタル田園都市国家構想推進交付金の活用について。小項目1、地方創生テレワークタイプを活用し、サテライトオフィス等を整備する考えがないか見解を伺う。 小項目2、デジタル実装タイプを活用し「書かない窓口」を開設する考えがないか見解を伺う。 件名7、消防行政について。小項目1、消防本部における災害対応ドローンの整備について、令和4年度から「緊急防災・減災事業債」の対象に追加される。この有利な財源を活用し、ドローンを整備すべきと考えるが見解を伺う。 小項目2、大阪市北区のビル火災を受けた緊急点検(立入検査)の実施状況を伺う。 小項目3、再任用制度の運用等について。ア、消防職員を再任用する考えがないか見解を伺う。イ、再任用消防職員を消防本部の総務課や予防課に配置する考えがないか見解を伺う。ウ、再任用消防職員を市長部局の防災係に配置する考えがないか見解を伺う。 件名8、環境行政について。小項目1、「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」について、その概要と本市の対応を伺う。 小項目2、令和3年12月定例会で提案した「ごみ分別アプリ」導入について検討の進捗状況を伺う。 件名9、コロナ禍で困難を抱える女性やひとり親家庭への支援について。小項目1、地域女性活躍推進交付金を活用し、デジタル技能の習得を支援する考えがないか見解を伺う。 小項目2、令和3年9月定例会において、ひとり親家庭への支援「高等職業訓練促進給付金事業」について、希望する方が当該制度を活用できるよう予算の拡充を求めてきたが、令和4年度予算案にどう反映されたか伺う。 件名10、自治体デジタル・トランスフォーメーション(DX)推進について。小項目1、本市における機構改革と今後の施策展開について伺う。 以上、壇上での質問を終わり、あとは質問席より質問いたします。 ◎市長(當銘真栄) おはようございます。金城幸盛議員御質問、件名9、コロナ禍で困難を抱える女性やひとり親家庭への支援について。小項目2、高等職業訓練促進給付金事業についてお答えいたします。 高等職業訓練促進給付金事業は、母子家庭の母または父子家庭の父の就職を容易にするために必要な資格の取得を促進するため、当該資格に係る養成訓練の期間について給付金を支給することにより生活の負担軽減及び修業の両立を図ることを目的としております。対象資格については就職に有利な資格である看護師、保育士等となっており、令和3年度は8人が給付を受けております。なお、令和3年度の当初予算額は696万円でしたが、令和4年度は1,296万円の要求額となり給付人数は10人程度を見込んでおります。 その他の御質問につきましては、教育長及び関係部長より答弁をさせていただきます。 ◎教育長(幸地政行) おはようございます。議員の御質問、件名5、教育行政について。小項目3及び4についてお答えいたします。 小項目3、コロナ禍の長期化による児童生徒への影響と家庭でのオンライン学習の課題についての実態調査を行う考えはないかについては、学校休業や学級閉鎖に伴い家庭にいることが多くなった児童生徒の心理面の影響は少なからずともあると考えております。また、オンラインによる学習においても、各家庭において状況が異なることも承知しております。実態調査については必要性も含め、調査内容、実施時期、実施方法等について検討していきたいと考えています。 小項目4、小学校休業等対応助成金・支援金の周知についての教育委員会の対応については、令和3年10月5日、令和4年1月18日、2月25日に沖縄県からの協力依頼に基づき各小中学校へ通知を行っております。 ◎総務部長(福元信美) おはようございます。御質問、件名1、生理用品の無償提供について。小項目1についてお答えいたします。 市役所庁舎トイレに、生理用ナプキンを無料で提供するディスペンサーを設置する考えはないかについては、大変有益なシステムで設置の際は多くの市民に喜ばれるものと思います。システムの導入につきましては、生理用ナプキンの無料提供に当たり利用者が専用アプリをダウンロードしなければならず、また設備の稼働に必要な電力の確保やコンセントの設置費用等課題もありますが、今後検討してまいりたいと考えます。 次に御質問、件名3、防災行政について。小項目1から3について順にお答えいたします。小項目1、(仮称)防災センタービルに係る基本設計については、庁舎1階及び地下1階にあります庁舎基幹設備(電気)等が高潮、津波からの浸水を防ぐため高所への移設が必要不可欠であることから移設計画を検討した結果、基幹設備の移設及び防災備蓄品等を収納できる(仮称)防災センタービルの建設を計画しております。 小項目2、気象防災アドバイザーを活用する考えはないかについて。アドバイザーの活用については、気象台OB、OG等を活用した活動事例があります。本市においてもアドバイザーを講師として招聘し、職員、市内の自主防災組織のメンバーなど多くの市民に講演できるよう検討してまいります。 最後に小項目3、災害時に使用できるオストメイト専用の簡易トイレを備蓄する考えがないかについては、指定避難所にはオストメイトが設置されておりませんので今後検討してまいります。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 御質問、件名1、生理用品の無償提供について。小項目2、令和3年6月定例会での提案の地域女性活躍推進交付金を活用した生理用品の無償提供についての市の取組概要については、地域における孤独や孤立で不安を抱える女性が社会とのつながりを回復することができるようNPO等の知見を活用した相談支援やその一環として行う生理用品の提供等、きめ細かい支援を行う予定でございます。 次に御質問、件名9、コロナ禍で困難を抱える女性やひとり親家庭への支援について。小項目1、地域女性活躍推進交付金を活用したデジタル技能習得の支援については、令和4年度から始まる電話やメールによる個別の相談支援や訪問支援、また居場所づくりを行うなどの事業に加え、今後も女性の自立に向けた就労支援は必要と考えておりますので、議員御提案のパソコン講座などの就労に必要な技能の習得支援の方法等、先進的な事例の情報収集を行っていきたいと思います。 最後に御質問、件名10、自治体デジタル・トランスフォーメーション(DX)の推進について。小項目1、本市における機構改革と今後の施策展開についてお答えします。国では令和2年12月に自治体DX推進計画を定め自治体情報システムの標準化・共通化をはじめ、デジタル社会構築に向けた自治体の施策展開を求めています。本市においては令和4年度機構改革において、新たに情報政策課を設置しDX推進体制を強化します。国の定める自治体DX推進計画に基づき自治体情報システムの標準化・共通化、マイナンバーカードの普及促進、行政手続のオンライン化情報セキュリティー対策の徹底などについて、計画的かつ全庁的に取り組んでまいります。具体的には令和4年度にはホームページをリニューアルし、分かりやすい情報発信に努めるとともに、簡易型の電子申請システムを導入することで行政手続のオンライン化の拡大を図ってまいります。 ◎福祉部長(金城満) おはようございます。件名2、子供施策について。小項目1及び2についてお答えします。 小項目1、本市における、こどもまんなか社会実現のための取組については、子育て世代包括支援センター子ども家庭総合支援拠点への一体的な取組を実施することにより切れ目ない包括的な支援を行っております。また、相談対応や情報提供の充実を図るため、相談記録の情報の蓄積、管理を行う相談システムを導入するとともに、子どもを虐待から守る条例の制定など、子供にとって最善な利益となるよう様々な取組を行っています。 小項目2、子供の権利を保障する子ども条例の制定については、先進的に取り組まれている自治体の情報を確認したところ、理念的な規定を中心とした条例や子育て支援に関する施策を中心に規定した条例など様々な内容となっております。なお、子ども条例の制定に当たっては、本市の附属機関であります子ども・子育て会議や要保護児童対策地域協議会などの関係機関との協議を開始するとともに、他の自治体の条例制定に至った経緯なども含めて研究してまいります。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) おはようございます。御質問、件名2、子供施策について。小項目3、小学生一日市長体験を実施する考えがないかについてお答えいたします。 議員提案の取組については、教育委員会としても有意義な取組であると考えております。令和4年度においては市制施行50周年記念事業として、中学生がこども議会を計画しております。子供たちの体験を通した学習に寄与するものと考えておりますので、今後関係部署と調整しながら検討していきたいと考えております。 続きまして御質問、件名5、教育行政について。小項目1、インクルーシブ教育の促進についてお答えいたします。インクルーシブ教育については、共生社会の形成に向けた取組の中で、障がいのある者と障がいのない者が共に学ぶ仕組みであり、小中学校においても通常の学級、通級による指導、特別支援学級、特別支援学校といった連続性のある多様な学びの場を用意することは重要であると認識しております。 ◎教育委員会総務部長(金城秀) おはようございます。御質問、件名4、災害に強い学校施設の在り方について。小項目1及び小項目2についてお答えいたします。 小項目1、糸満南小学校緊急津波避難場所としての整備についての進捗状況は、現在、将来必要な教室数や既存校舎との配置関係及び津波避難場所としての活用を含め検討しております。まとまり次第、設計予算の確保に努めてまいります。 次に小項目2、緊急地震速報に対応した非常用放送設備について、津波災害警戒区域内にある学校から順次整備すべきと考えるが、見解を伺うにつきましては、津波警戒区域内にある学校については、津波襲来に対処するため他の学校よりも先に整備を進めていきたいと考えております。設備整備に係る費用について活用できる補助事業等も含め検討してまいります。 続きまして御質問、件名5、教育行政について。小項目2、学校施設のバリアフリー化、市内小中学校の整備状況についてお答えいたします。教育委員会では平成13年4月に開校した潮平中学校から学校施設の新増改築事業に併せてバリアフリー化に取り組んでまいりました。現在の学校施設のバリアフリー化の状況につきましては、体育館12校が整備済み、校舎は8校が整備済み、水泳プールは4校が整備済み、グラウンドは全16校が整備済みとなっております。また体育館、校舎、水泳プール、グラウンドの整備が全て完了しているのは、兼城小学校、糸満南小学校、真壁小学校の3校となっております。 ◎経済部長(兼城浩康) おはようございます。御質問、件名6、デジタル田園都市国家構想推進交付金の活用について。小項目1、地方創生テレワークタイプを活用したサテライトオフィス等の整備についてお答えします。 同交付金は地方への新たな人の流れを創出するため、サテライトオフィスの施設整備等に取り組む地方公共団体を国が支援するものであります。公共施設の改修等も補助対象であることから活用可能な施設の調査や経済波及効果も含めて整備が可能かどうか調査したいと考えております。 ◎市民健康部長(島根辰也) おはようございます。御質問、件名6、デジタル田園都市国家構想推進交付金の活用について。小項目2、デジタル実装タイプを活用し書かない窓口を開設する考えがないかについてお答えいたします。 書かない窓口に関しましては、今般のデジタル社会を鑑み導入の必要性を感じているところでございます。導入することで窓口の課題である待ち時間の短縮と業務の効率化を図り市民サービスの向上につながる有意義な手法と考えております。議員より御提案のありましたデジタル実装タイプ交付金については、今後発せられる募集状況を注視しながら、待たない窓口、書かない窓口の市民サービス向上に向け、県内外の自治体の状況を調査検討してまいります。 次に御質問、件名8、環境行政について。小項目1及び2についてお答えいたします。小項目1、プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律の概要ですが、海洋プラスチックごみ問題、気候変動問題、諸外国の廃棄物輸入規制強化等への対応を契機として、プラスチックの資源循環を一層促進する重要性が高まっていることを背景に、製品の設計からプラスチック廃棄物の処理までに関わるあらゆる主体におけるプラスチック資源循環等の取組を促進するための措置が講じられています。市町村に対してはプラスチック資源の分別収集が求められております。本市の対応として、現在資源ごみとして収集している紙類、缶類、瓶類、ペットボトルに加えて、今後はプラスチックが新たに加わることになります。分別収集を開始する時期としては、県内他市の動向を注視しながら決定していきたいと考えております。 次に小項目2、12月定例会で提案したごみ分別アプリ導入について、検討の進捗状況についてお答えします。現在、アプリ開発会社からカタログを取り寄せ、その有効性を実感したところです。令和4年度の実施計画に提出の予定としております。 ◎消防長(平田徳明) おはようございます。御質問、件名7、消防行政について。小項目1から3について順にお答えいたします。 小項目1、消防本部における災害対応ドローンの整備については、ドローンを運用するに当たり操縦士の有資格者が少ないことから運用については有資格者を増やしていく必要があると認識をしています。今後ドローン操縦士の育成を図りながら緊急防災・減災事業債を活用し、ドローンの整備に向け実施計画に入れ取り組んでいきたいと思います。 小項目2、大阪市北区のビル火災を受けた緊急点検(立入検査)の実施状況については、令和3年12月17日に発生した大阪市北区のビル火災に伴い、市内の防火対象物を令和3年12月28日に建築部局と消防職員にて緊急立入検査を実施し、防火対象物の避難経路や避難階段の確保及び維持管理状況等を重点的に実施をしました。 小項目3、再任用制度の運用等について。ア及びイについて関連しますので一括してお答えいたします。糸満市職員の再任用に関する条例及び実施要綱の規定において、再任用を希望する者の選考基準として勤務成績が良好であり、かつ勤務意欲並びに採用を予定している職に必要な心身の状況及び職務遂行能力を有すると認められた場合、再任用は可能であると認識をしています。 最後にウ、再任用消防職員を市長部局の防災係に配置する考えがないかについては、消防職員が再任用を希望した場合、選考基準を考慮した上で消防本部や市長部局の防災係等も含め、関係部署と協議をする必要があると認識をしています。 ◆19番(金城幸盛議員) まず、件名1の生理用品の無償提供について。小項目1の市役所庁舎トイレへの生理用ナプキンを無料で提供するディスペンサーの設置についてお伺いをしてまいりたいと思います。 トイレに当たり前に生理用品がある社会をつくっていきたいと、そういう思いで私も昨年来、議会において御質問、御提案申し上げ、市長にも要請をさせていただくなど取組を進めてまいりました。本市におきましては、全庁的な取組として、また教育委員会も含め生理の貧困に対する支援として、災害備蓄品の生理用品の提供や、また支援が必要な方へのこの生理用品の無償提供等に取り組んで頂いているところであり、まずもって感謝と御礼を申し上げたいというふうに思います。今回この御提案を申し上げておりますこのシステムでは、この機器の設置とまた補充する生理用品の費用というものは、機器に映像を表示している民間企業の広告料で賄われますので、生理用品を継続的に無料で配布することが可能となるというふうに考えます。また、本市の負担は、先ほど御答弁されておりましたけれども、設備の稼働に必要な電力の確保、要は電気料とコンセント設置費用等と軽微なものでございます。全国の自治体では豊島区、中野区、板橋区、横浜区の各区役所庁舎や群馬県庁、また徳島市、瀬戸内市、鈴鹿市の各市役所庁舎等で設置が進んでおります。この生理に伴う負担を軽減し、女性の皆さんのQOLの向上とジェンダーギャップという不均衡の軽減の第一歩として、ぜひとも設置に向けて前向きに御検討、また取り組んで頂けないかいま一度お伺いをしたいと思います。 ◎総務部長(福元信美) 再質問にお答えいたします。 本市におきましても生理の貧困に対する対応ということで、今年度、庁舎に生理用品を配置して、様々な方からの御意見も頂きながら対応してきたところであります。また次年度以降、そこも継続しながら、今議員がおっしゃったように、女性に対する様々な負担の軽減、ジェンダーギャップの解消というようなことも目的にこちらのほうは女性活躍推進交付金に基づく支援、そこと連携しながらできるだけ対応してまいりたいと思います。ただ、設備的に本市の庁舎トイレのほうが電源の確保がなかなか厳しいというところがありまして、今その課題について調整しているところでありまして、それに向けて対応できるようにしていきたいと考えております。 ◆19番(金城幸盛議員) ぜひとも前向きに取り組んで頂きたいと思います。 小項目2の地域女性活躍推進交付金を活用した生理用品の無償提供でございますけれども、先ほど部長のほうから御答弁ございまして、地域で孤独と孤立で不安を抱える女性への相談支援やその一環として生理用品の提供等きめ細やかな支援に取り組むとの御答弁がございました。また、支援に係る予算につきましても令和4年度予算案に560万円を計上頂いております。新規事業として取り組むに当たりまして担当課の皆様には大変な御苦労もあったものと承知をしております。この場をお借りしまして感謝と御礼を申し上げたいというふうに思います。 次に子供施策についてでございますけれども、この小項目1の本市における、こどもまんなか社会実現のための取組についてお伺いをしたいと思います。このこどもまんなか社会の実現のためにこども未来部が新設をされます。やはり大事なのが子供の視点、子育て当事者の視点に立った施策の立案と、また様々な困難を抱える子供や家庭に対する年齢や制度の壁を克服して、先ほども子育て世代包括支援センター子ども家庭総合支援拠点との一体的な包括的な取組をおっしゃっておりましたけれども、そういった壁を克服して、やはり様々なステージに応じた切れ目のない包括的な支援の取組というのが非常に重要になってくると考えますけれども、この点につきまして御見解を頂きたいと思います。先ほど包括的な支援の部分はございましたので、子供の視点、子育て当事者の視点に立った政策立案に取り組むかお伺いしたいと思います。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 こどもまんなか社会ということで、子供の視点に立ってということは非常に重要なポイントだと考えております。先般子どもを虐待から守る条例でその中にも意見表明権というものを規定しました。そういった取組が具現化していくということが必要だと考えております。子供の権利の保障については先ほど申し上げたとおり12月に制定した子どもを虐待から守る条例に明文化しました。なお、子ども条例の制定については、いわゆる理念条例の意味合いが強いことから、子ども・子育て会議にて丁寧な議論を重ねる必要があると考えています。子どもを虐待から守る条例の制定に当たっても2年程度の時間を費やしております。そういった丁寧な議論を重ねて、相当な時間をかけて検討していきたいと思っております。 ◆19番(金城幸盛議員) 今、小項目2の子ども条例の制定にまで御答弁頂きましたけれども、やはり子供の視点に立ったという、やはりこの理念の部分非常に大事だと思います。そういう意味では先ほどちょっと分かりづらい答弁がございましたので、もう少し明確に教えていただきたいんですけれども、お時間がかかるのは承知をしております。要は次年度、令和4年度からこの子ども条例制定に向けて取組をスタートさせていくのかどうなのか、糸満市として。そこをお伺いしたいと思います。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 答弁がちょっとアバウトだったかもしれません。次年度、子ども・子育て支援事業計画の中間見直しの年になっております。その中で議論を展開していくということで、先ほど子ども・子育て会議のほうで意見を頂戴するということを申し上げたところです。次年度から検討に入っていきたいと考えております。
    ◆19番(金城幸盛議員) ぜひとも検討をスタートさせていただきたいというふうに思います。県内の市町村でこの子ども条例の制定状況がお分かりでしたらお伺いしたいと思います。 ◎福祉部長(金城満) 一般財団法人地方自治研究機構が公表した情報によりますと、全国で50を超える自治体が子供に関する条例を制定しているとのことでありますが、県内の自治体に関する情報は掲載されておりません。そのことから、県内ではまだ制定されていないものと考えております。 ◆19番(金城幸盛議員) また御提案でございますけれども、これは教育委員会も関わると思いますけれども、令和4年度中に開催予定のこのこども議会において、こども議員の皆さんに子ども条例の素案について議論を頂くというようなことができないか、この点についてお伺いしたいと思います。 ◎福祉部長(金城満) 先ほども条例の所管は福祉部と考えていることからこちらで答弁させていただきます。 こども議会を通して子育て支援に関する施策を説明することは非常に有益かと考えております。なお、教育委員会におけるこども議会への目的に沿った対応が必要であるということ、また子供が自ら本市の現状や課題を考えて、その解決策を導くことに大きな意義があるものと考えております。したがって、教育委員会と調整を行わせていただき、こども議会をサポートするために本市の現状や課題への理解を醸成するとともに、子ども条例の先進的な条例に関する資料など、主体的で対話的で深い学びにつながるよう必要な支援を行ってまいりたいと考えております。 ◆19番(金城幸盛議員) ぜひとも子ども条例制定のプロセスにおいては各自治体様々な試みを展開しておりまして、主体となるその子供の皆さんに意見を聞くというそういった場をつくって取り組んでいる自治体等もございますので、そういった点も踏まえて様々調整、検討を頂ければというふうに思います。 小項目3の小学生一日市長体験の実施についてでございますけれども、小学生の子供たちが、今回こども議会が中学生を対象に開かれるというお話を聞きまして、ぜひ小学生もやりたいというお話がございました。全国的に見ますと、この小学生を対象とした一日市長体験というのは行われておりまして、市長の一日の業務であるとか、また庁議をやったり、場合によっては子供市長が記者会見をやるとかですね、そういった非常に有意義な取組がされております。今後関係部署と調整しながら検討していきたい旨の御答弁でございましたけれども、ぜひとも、やはり市制施行50周年でもございますし、また本土復帰50周年もいろんな意味で佳節を迎える年でございます。糸満市を担う、次の50年へ担うこの子供たちにぜひともそういったチャンスと言いましょうか、そういった場を設けていただきたいと思いますけれども、ぜひとも令和4年度内に実現できるよう御尽力頂けないかということと、この小学生一日市長体験につきまして毎年実施できないか、まだ実施もしていないところからここまでお話しするのはあれですけれども、実施できないかその点についてお伺いしたいと思います。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 議員がおっしゃるように、先ほどの答弁でも述べたんですけれども、体験を通した学習ということで実際に有意義な取組として認識しております。またキャリア教育の視点からも実際に大切な、実現できれば子供たちにとっても還元できるというふうに考えておりますが、お約束はできないんですけれども、先ほど答弁にもあったように、今後というふうな形で関係部署と調整しながら、また校長会とも論議しながら、いろんな形で子供たちに効果的に子供たちの成長につながるような形で検討してまいりたいというふうに考えております。 ◆19番(金城幸盛議員) すみませんね、欲張りな質問をしましてですね。 次に件名4の災害に強い学校施設の在り方についてでございますけれども、小項目2、緊急地震速報に対応した非常用放送設備を、津波災害警戒区域内にある学校から順次整備しませんかという質問でございますけれども、この津波災害警戒区域、通称イエローゾーンと呼ばれていますけれども、児童生徒等や教職員が想定津波到達時間までに、この時間の余裕を持って避難できるように、ぜひともこの緊急地震速報に対応した非常用放送設備の整備というものは喫緊の課題であると思います。防災担当部署と連携も図りつつ課題に取り組んで頂きたいと考えますけれども、この点について教育長の御見解を頂きたいというふうに思います。 ◎教育長(幸地政行) 議員の再質問にお答えいたします。 緊急地震速報に対応した非常用の設備の整備ですね、先ほど喫緊の課題であるということのお話がありました。教育委員会としても同じ認識であります。したがいまして、災害発生時に児童生徒の安全確保が図れるように、今後関係部署と連携して取り組んでまいりたいと思います。 ◆19番(金城幸盛議員) ぜひとも、いつ災害が起こるか分かりませんので、そういった面からまた様々御調整していただければというふうに思います。 件名5の教育行政について。小項目1、インクルーシブ教育の促進についてでございますけれども、先ほど御答弁のほうでも重要であるとの認識をお示し頂いているところではございますが、本市においてこのインクルーシブ教育を促進するための課題と申しましょうか、今後これを推進していくための課題についてお伺いしたいと思います。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 このインクルーシブの推進につきまして、重要となる合理的配慮、さらに基礎的環境整備というふうな形でそういったものを考えますと、課題についてですが、学校における施設整備面での課題、あと障がいの程度に合わせた看護師や支援員等の人員確保など、体制の整備が重要な課題となっております。 ◆19番(金城幸盛議員) 様々課題はあると思います。障がいのある児童生徒への、やはり平等な教育機会の確保や、また障がいに配慮した、先ほどもございましたけれども、学習環境の整備などですね、この学びを保障するための様々な課題について今後ぜひとも教育委員会として、また様々な部署と連携しながら、福祉部門とも連携しながらしっかり取組を進めていただきたいというふうに思います。 次に小項目2の学校施設のバリアフリー化についてでございますけれども、本市は学校施設のバリアフリー化については比較的非常に進めているというふうに理解をしております。その上で御質問をさせていただきます。エレベーターの整備状況、未整備の学校についてお伺いしたいと思います。 ◎教育委員会総務部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 校舎エレベーターがバリアフリー法に適したエレベーターということになりますけれども、未整備の学校につきましては高嶺小学校、喜屋武小学校、西崎小学校、潮平小学校、光洋小学校、高嶺中学校、西崎中学校、潮平中学校の8校でございます。 ◆19番(金城幸盛議員) 国は令和3年4月の改正バリアフリー法の施行に伴いまして、令和3年度から令和7年度末までに緊急かつ集中的にバリアフリー化の整備を行うための目標を示しております。また財政面においても補助率の引上げが行われております。本市においても今後も引き続き学校施設のバリアフリー化を推進していただいて、誰もが安心して学び、育つことができる環境整備を計画的かつ着実に進めていただきたいと考えますけれども、この点について見解を伺いたいと思います。 ◎教育委員会総務部長(金城秀) 再質問についてお答えいたします。 このバリアフリー化の整備につきましては、学校の大規模改修事業と併せて整備するよう、財政状況を踏まえながら検討してまいりたいと考えております。 ◆19番(金城幸盛議員) ぜひとも様々検討を頂きたいというふうに思います。 小項目3のコロナ禍の長期化による児童生徒への影響と家庭でのオンライン学習の課題についてでございますけれども、ぜひともですね、やはりどういった、子供たちもなかなか友達と外で遊ぶことができないとかいろんな学校行事がなくなったり部活が休みになったり大会に出られない。様々、心のケアが必要な場合もありますし、またオンライン学習においても家庭の様々な状況もございます。またオンライン学習をやっていてもなかなか学習についていけないお子さんがいるのも事実でございますし、本来どなたかがサポートすれば逆にもっと伸びる子もいたりするわけで、場合によっては子供さんが多い場合は部屋がなかったりして、いろんなところからオンラインが流れてきたりとか、様々な状況が考えられますので家庭含めてですね、先ほども御答弁ございましたけれども教育長。ぜひともこういったこと、ぜひとも実態を把握していただいて、せっかくこども未来部も創設されるわけですから、そういったところとも連携をしながら課題解決に、また施策の展開に生かしていただきたいというふうに考えますけれども、どうでしょうか。 ◎教育長(幸地政行) コロナ禍ということで、ここ2年本当に子供たちには非常に、学校にも行けない、それから友達とも遊べない、思いっきり体を動かす等、仲間と講じる等、そういったものが制限されてきたというふうなことを思います。やはりその感染対策や学校における様々な取組等もありますけれども、しかし、実際上家庭にいるお子さんたちがどのようなことを考えて、日常を過ごしていたかというところの細部にまでは、やはり行き届いていないということが実情だろうと思います。例を挙げて議員がおっしゃった、例えば応接間でパソコンを開いて学校とつながるというときの集中度とか、お子さんが3名いるときにどういう形になっているのか等々も含めて、このオンラインでやったこの1年間を含めてのいい面と、それから今後こういった事態があるときの改善策も含めて実態把握は必要だと思っております。ただ時期については、今は卒業式が間近で、明日は中学校の卒業式、それからその次は小学校が控えておりますので、調査内容、実施時期、実施方法については負担がないように適切な時期を選んで検討していきたいと思っております。 ◆19番(金城幸盛議員) ぜひともよろしくお願いいたします。 次に件名6のデジタル田園都市国家構想推進交付金の活用についてでございますけれども、テレワークを活用したサテライトオフィスの整備でございます。これについては、実は第1回の募集は、先ほどの実装タイプと同じく募集の締切りは終わっておりまして、再募集と申しましょうか、追加募集がいつあるかというのは今状況としては分かりません。しかしながら、この糸満市にはサテライトオフィス等を整備するポテンシャルというのは非常に高いと思います。そういった面も踏まえますと、やはり交付金の目的はデジタルを活用した意欲ある地域による自主的な取組を応援するための交付金を大規模に展開し、テレワークのさらなる推進を図り、デジタルイノベーションを地方から実装することでございます。要するに意欲を持って取り組む自治体は応援するよという、そういうお話でございますので、ぜひともこの新たな人の流れを創出するということは、本市における地方創生につながりますし、また活性化にもつながるものだというふうに思います。そういった観点からこの活用について、適切かつ迅速に取り組むために検討を急ぐ体制整備をお願い申し上げたいというふうに思いますけれども、その点についてお伺いします。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 この交付金につきましては内容を確認しますと、地方公共団体の実質的な財政負担が事業費の5%から10%ということで、少ない負担で施設整備ができるということでありまして、地方公共団体にとりましては大変魅力のある事業だということは認識しております。追加募集がいつあるか等はまだ分かりませんが、市の公共施設の中でそういったものに活用できるか、そういったことを今はまずは調査していきたいというふうに考えております。 ◆19番(金城幸盛議員) ぜひですね、おっしゃったように非常に高補助率のいい事業となっておりますので活用をお願いいたします。 次に書かない窓口の開設でございますけれども、申請書等の記入が不慣れな高齢者等に職員がサポートする体制整備と、また職員の業務効率化のこの両方を効果的に見込めると思います。そういった面では再募集があった際はぜひエントリー頂きたいと考えますけれども、その点をお伺いしたいと思います。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えをいたします。 書かない窓口は市民サービスの向上だけでなく、職員にとっても業務効率化が図れる事業となっています。今後発せられる様々な募集状況を注視しながら関係各課と調査、検討をしてまいりたいと思います。 ◆19番(金城幸盛議員) ぜひともよろしくお願いいたします。 件名7、消防行政についてでございます。お待たせいたしました。小項目1、消防本部における災害対応ドローンの整備についてでございますが、もうしつこいぐらい質問をさせていただいております。前は財源の確保がとおっしゃっていました。国は、総務大臣は全国の消防本部にドローン配備を進めるということで、この令和4年度から緊防債の活用ができます。しかしながら先ほど操縦士の有無のお話がございましたので、このドローン操縦士の有資格者の数をお伺いしたいと思います。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えします。 現在、有資格者は4名ということです。 ◆19番(金城幸盛議員) 令和4年度、有資格者は何名増やす計画か伺います。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えします。 令和4年度は1名の予算措置がされており、職員1名をドローン操縦士の養成講座へ派遣したいと思っています。 ◆19番(金城幸盛議員) ドローン操縦士が何名になれば運用は可能ですか。 ◎消防長(平田徳明) 一応、消防の警備係が3係ありますので、一応各係ごとに最低3名の操縦士を配置したいと思っています。 ◆19番(金城幸盛議員) 何年度までに運用可能となるドローン操縦士を確保する計画となっているか伺います。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えします。 消防の重要政策取組の中で運用が可能になるよう、年次ごとにドローン操縦士の育成講習会へ職員を計画的に派遣し、各警備係に最低3名のドローン操縦士を確保していきたいと考えています。職員の有資格者の配置はいつまでかという御質問だと思うんですが、予算が伴いますので関係部署と協議をしながら、年次ごとに配置をしていきたいと考えています。 ◆19番(金城幸盛議員) 実施計画に先ほど盛り込むというお話がございましたけれども、何年度の実施計画に盛り込むかお伺いしたいと思います。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えします。 実施計画に盛り込むということですが、年次ごとに次年度の実施計画で協議をしていきたいと考えています。 ◆19番(金城幸盛議員) ぜひともドローン配備、またしつこく聞きますのでよろしくお願いいたします。 次、小項目3の再任用制度の運用等についてでございますけれども、この再任用の常勤職員は定数条例の対象となりますけれども、再任用短時間職員は定数条例の対象となりません。消防職員の定数を増やせない現状においては、やはりこういったこともしっかり議論、検討されるべきかなというふうに思いますけれども、この点をお伺いしたいと思います。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 消防本部としましても、再任用職員の短時間職員、定数外になるようにというのが最善の方法だというふうに考えています。再任用職員のいろいろ要望等もあるかと思いますので、その辺は協議をしていきたいと考えています。 ◆19番(金城幸盛議員) ぜひですね、協議していただきたいと思います。消防職員として長年培ってきた経験を生かす場を提供し、御活躍頂くことでやはり本市の消防力、防災力の向上に資する取組であると考えますけれども、この点を最後聞かせてください。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 議員御指摘のとおり、消防職員が長年培ってきた知識、能力及び経験を生かして消防、防災力の向上につながるものだと考えています。今後は再任用希望職員の職歴や配置部署等の状況を考慮して、関係部署といろんな形で協議をしていきたいと思います。 ◆19番(金城幸盛議員) 件名8、環境行政について。このプラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律についてでございますけれども、これはやはり市民生活に直結する課題でございますので、情報収集に取り組んで頂き、適切な御対応をお願い申し上げたいと思います。まだ施行前でございますけれども、現段階で想定されている課題についてお伺いをしたいと思います。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 プラスチック資源循環法では容器リサイクル法ルートを活用した再商品化を可能とするとされております。瓶類、ペットボトルについては法に基づく再商品化事業者が県内にありますが、プラスチックについては県内にない状況です。プラスチックを分別収集した場合、県外への輸送コストの負担が懸念されます。また収集したプラスチックを一定程度保管する場所などの確保も課題として捉えています。 ◆19番(金城幸盛議員) 件名9のコロナ禍で困難を抱える女性やひとり親家庭への支援についてお伺いをしたいと思います。 小項目2の高等職業訓練促進給付金事業の拡充についてでございますけれども、先ほど市長から御答弁がございまして、昨年よりも倍増する予算額、そして枠を広げていただき感謝申し上げます。そこでこの訓練促進給付金の毎月の給付額など、制度について補足的な説明を頂けないかよろしくお願いいたします。 ◎福祉部長(金城満) この給付金に関しては課税世帯と非課税世帯で支援する額が変わっております。それからその通う学校といいますか、それが最終年次かそうでないのかで変わります。課税世帯の最終年次の給付額に関しては11万500円、最終年次以外に関しては7万500円となっております。非課税世帯の最終年次が14万円、最終年次以外が10万円の給付額となっております。 ◆19番(金城幸盛議員) ありがとうございます。この給付金がひとり親家庭高等職業訓練促進資金貸付事業等の給付対象の資格というようなこともありますので、改めて感謝を申し上げます。 最後に件名10の自治体DXの推進でございますけれども、やはり誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化の推進による施策の展開をお願いするとともに、今後防災分野における防災チャットボットなど、防災DXの推進や様々な分野、部署での施策の展開なども考えられます。新設される情報政策課の皆様には本市におけるDXの司令塔としての活躍を期待し、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時07分)                              (再開宣告午前11時07分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆9番(長嶺安浩議員) おはようございます。一般質問の前に所見を申し上げたいと思います。先ほどもありましたと思いますが、東日本大震災から11年がたって少しずつ落ち着いてきたところで、高齢化や貧困になった問題も表面化しつつ、改めて支援の形、支援の方法の見直しが必要となっているようです。犠牲者への祈りと避難者への平穏を願いたいと思います。そして平和を希求する糸満市民として、ロシアがウクライナに侵略しています。他国の主権と領土を踏みにじる許し難い行為であり、爆音と銃声におびえる人々の悲痛な叫びや衝撃的な映像を伝える報道に言葉を失います。またロシアの大統領は北大西洋条約機構側から攻撃的な発言を行っているとし、核抑止力部隊に警戒態勢に移行するように命じています。核兵器は瞬時に大勢の人を無差別に殺傷する非人道兵器の極みであり、核による威嚇は常軌を逸した脅迫であると考えます。核保有国が自国の領土を拡張するために他の主権国家を武力で抑え込むこの蛮行を断固容認しないと私自身の考えを述べ、一般質問を行いたいと思います。 件名1、武富地区急傾斜地崩落防止施設緊急改築工事について。小項目1、現在の進捗状況について伺います。 件名2、武富溝原地区水路復旧工事について。小項目1、現在の進捗状況について伺います。 件名3、令和3年度武富地内雨水管整備工事について。小項目1、現在の進捗状況について伺います。 件名4、市スポーツキャンプ等受入れについて。小項目1、サッカーキャンプ受入れに伴う効果について伺います。ア、経済効果について。イ、市民との交流について。 小項目2、千葉ロッテキャンプ受入れに伴う効果について伺います。ア、経済効果について。イ、市民との交流について。 小項目3、本市でキャンプを行っているプロスポーツ団体から施設整備、宿泊施設等に対する要望はありましたか。 件名5、地域公民館の大規模改修について。小項目1、地域活性化支援事業補助金以外の大規模改修に係る補助メニューの有無について伺います。 小項目2、財団法人自治総合センターが実施する宝くじの普及広報事業であるコミュニティ助成事業の趣旨と内容について伺います。 小項目3、同コミュニティ助成事業のうち共生の地域づくり助成事業の詳細について伺います。 小項目4、同助成事業を活用する際の留意事項について伺います。 件名6、糸満市物流団地等造成事業について。小項目1、現在の進捗状況について伺います。 小項目2、今後の事業展開について伺います。 以上、再質問は質問席で伺いたいと思います。よろしくお願いします。 ◎市長(當銘真栄) 長嶺安浩議員御質問、件名6、糸満市物流団地等造成事業について。小項目1及び2についてお答えいたします。 小項目1、現在の進捗状況については、沖縄県環境影響評価条例に基づき、令和元年9月に環境影響評価配慮書、令和2年9月に環境影響評価方法書の策定を行っております。現在は環境影響評価準備書を作成するための環境調査や関係機関協議等を行っております。 小項目2、今後の事業展開については、令和4年度は環境影響評価準備書の策定を行い、環境アセスメントの法手続を進めるとともに並行して土地区画整理事業の都市計画決定の法手続を進めてまいります。法手続の完了については令和5年7月を予定しております。その他の御質問につきましては、関係部長より答弁をさせていただきます。 ◎建設部長(大城拡) 御質問、件名1、武富地区急傾斜地崩落防止施設緊急改築工事について。小項目1、現在の進捗状況についてお答えいたします。 事業主体である沖縄県に確認したところ、本事業は平成27年度から着手しており、令和3年度末までの現在の進捗状況は、事業費ベースで約36%となっております。次年度以降の予定としては、予算の確保額にもよりますが、令和5年度までには武富ハイツ北側の整備を行い、令和6年度に武富ハイツ西側の一部市道溝原線沿いのBブロックを整備し事業は完了する予定となっている回答を頂きました。 次に御質問、件名2、武富溝原地区水路復旧工事について。小項目1、現在の進捗状況についてお答えいたします。武富溝原地区水路復旧工事は令和元年の大雨で破損した水路を復旧するための工事で、令和3年10月15日に着手し令和4年1月31日に工事を完了しております。しかし、工事完了後の長雨が原因で表面に散布した種子が活着する前にのり面の一部表層が滑っている状況です。現在は、被害が拡大しないよう安全対策を施しており、今後は早急に修復し、のり面が安定するまでの間は変状が見られないか注視してまいります。 ◎水道部長(伊敷勝) 御質問、件名3、令和3年度武富地内雨水管整備工事について。小項目1、現在の進捗状況についてお答えいたします。 小項目1、当該工事は令和2年度の補助事業に係る繰越事業で、令和4年3月中旬頃に完了する予定となっております。また新たに令和3年度単独事業として舗装復旧工事等を行い、令和4年5月下旬頃に完了予定でございます。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 御質問、件名4、市スポーツキャンプ等受入れについて。小項目1から3までについて順にお答えいたします。 小項目1、サッカーキャンプ受入れに伴う効果。ア、経済効果については、昨年に続きコロナ禍のため無観客でJ1、J2の2チームがキャンプを実施いたしました。現段階で宿泊、飲食、交通費等の直接支出額は算出されておりませんが、ベガルタ仙台チームが県内キャンプの先陣を切って始動したことにより新聞等で歓迎式が大きく取り上げられ、本市のPR効果につながったと考えております。 次にイ、市民との交流については、県内での新型コロナウイルス感染症拡大を受け、2年連続の無観客でキャンプが実施されたため、サッカー教室などの市民との交流事業は実施されておりません。 小項目2、千葉ロッテキャンプ受入れに伴う効果。ア、経済効果については、今回は2月15日から20日まで実施され、他球場での練習試合が主であったことと、チームが他市の宿泊施設を利用したことにより、直接支出額は限られたものとなっております。しかしながら、約30年ぶりとなるプロ野球キャンプの受入れにより、テレビ、新聞、スポーツ紙などで多く取り上げられたことによるPR効果があるものと考えております。 次にイ、市民との交流については、県内での新型コロナウイルス感染症拡大の状況を受けて、選手・スタッフ等の健康面と安全面を第一に考慮し、野球教室などの市民との交流事業は実施されておりませんが、千葉ロッテ球団より市内の全小学生にマリーンズオリジナルキッズキャップ約4,500個が贈呈されております。 小項目3、本市でキャンプを行っているプロスポーツ団体から施設整備、宿泊施設等に対する要望については、サッカーチームからは特に要望はありませんでしたが、千葉ロッテ球団からは本格的な2次キャンプ実施に向け屋内運動場やブルペンなどの施設整備の要望がありました。なお、宿泊施設等については来年から糸満市内を検討するとの意向が示されております。 次に御質問、件名5、地域公民館の大規模改修について。小項目2から4についてお答えします。小項目2、財団法人自治総合センターが実施する宝くじ普及広報事業であるコミュニティ助成事業の趣旨と内容については、コミュニティー活動に必要な備品や集会施設の整備、安全な地域づくりと共生のまちづくり、地域文化への支援や地域の国際化の推進及び活力ある地域づくり等に対し助成を行い、地域コミュニティー活動の充実、強化を図ることにより地域社会の健全な発展と住民福祉の向上に寄与するものとしております。 次に小項目3、共生の地域づくり助成事業の詳細については、地域の創意工夫により地域の実情に応じて全ての住民に優しいまちづくりを進めるため、市所有のコミュニティセンター等公共施設のバリアフリー化工事や自動ドアなどユニバーサルデザインに配慮された備品の整備等が対象となっております。 小項目4、同助成事業を活用する際の留意事項としては、地域公民館の大規模改修に関してはコミュニティセンター助成事業が対象となっており、その場合の留意事項としては、壁や柱など建物の主要構造部の大規模な修繕であり、抵当権等の権利関係が付着していない、登記名義人が単独の認可地縁団体となっているものに限り助成対象となっております。 ◎市民健康部長(島根辰也) 御質問、件名5、地域公民館の大規模改修について。小項目1、地域活性化支援事業補助金以外の大規模改修に係る補助メニューについてお答えいたします。 コミュニティ助成事業と防衛省の補助事業には自治会が所有する公民館が大規模修繕の対象となる補助メニューがあります。 ◆9番(長嶺安浩議員) 再質問したいと思います。 件名1の武富地区急傾斜地崩落防止施設緊急改築工事について。そのほかの武富の、今武富ハイツの東側を工事進めているんですけど、その東側が終わればまた西側のほうはどういう形で工事が進んでいくかを伺いたいと思います。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 先ほどの答弁の中で、県がする、現在ハイツの東側を県事業で今工事を行っております。西側につきましても一部Bブロックにつきましては終わり次第、令和6年度をめどにして工事をするということを答弁いたしました。その武富ハイツ西側に関しましては市道溝原線沿いについてでございますが、糸満市が設置した構造物がある箇所に関しましては、糸満市が道路事業で整備する予定でございます。しかし、地権者の方に斜面の無償譲渡を、道路区域に入れるということで無償譲渡をお願いしておりますが、一部の地権者から現在同意が得られていない状況でございます。今後は事業の必要性を地権者の方々に説明しつつ、道路事業以外での事業が導入できないかも調査してまいります。 ◆9番(長嶺安浩議員) この工事については、大分工事自体は進んでいるとは思いますけれども、やはり地権者との話合いとかそういうところで難題を持っていると思いますけれども、行政側としては切に地権者と話合いながら、スムーズに工事が行き届くようによろしくお願いいたしたいと思います。 件名2、件名3に対しては、これから市民も、地域の皆さんも見守っていきながら、工事の進捗状況を伺いながらやっていると思いますけれども、この辺はまた当局の皆さんも、またこの部署に関わる人たちも一生懸命携わるようよろしくお願いします。 件名4の市スポーツキャンプの受入れについて再質問したいと思います。サッカーキャンプ、プロ野球キャンプの受入れがコロナ禍であっても滞りなく完了したことは大変喜ばしいことであります。公園の指定管理団体や市職員の働きに敬意を表します。さて、コロナ禍で合宿及びキャンプなどは例年に比べて大幅にダウンしたと予想されますが、去年と今年を比較してプロ、アマ、総トータルの受入数、参加者、活動日数などをお知らせしてくださいませ。お願いします。お伺いしたいと思います。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 去年と今年の比較という御質問でございます。昨年は新型コロナウイルス感染症拡大により、キャンプの受入れはプロサッカーチーム1チームのみでありました。選手スタッフ等の約55名の参加で日数は14日間でございます。また本年も残念ながらコロナ禍によりアマのキャンプはなく、プロサッカーチームが2チームで、選手スタッフ等で合計約110人、活動日数も2チームで24日となっております。またプロ野球チームについては1チームで、選手スタッフ等で約70名、日数は6日間でございます。 ◆9番(長嶺安浩議員) 再質問させていただきます。 前年と比較して大幅に変わった点をお聞きしたいと思います。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 昨年と大幅に変わった点ですが、今年度からはプロ野球キャンプが実施されたということでございます。 ◆9番(長嶺安浩議員) 前年度より多くのメディアが糸満市でロッテ球団のキャンプについて報道しています。メディアに取り上げられていると当然ながら経済波及が生まれ、例えばビッグボス効果として就任会見から2日間の広告換算額は100億円を超えるようです。もし、ネット検索で確認できた範囲でもよろしいですが、糸満市でのロッテキャンプにつきましてメディアで取り上げられた件数、その波及効果なども分かればお知らせください。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 ネットで検索した結果、約18件が確認され、多くのメディアで取り上げられております。そのメディアによって波及効果なんですが、先ほど100億円というお話もありましたが、その辺の推計はできませんので、本市の観光振興等に波及効果は大いにあると考えております。 ◆9番(長嶺安浩議員) 報道でもありましたが、コロナの影響にあり本年の沖縄キャンプの来場者数は伸びなかったようです。ちなみに、本市でのロッテキャンプにより球場へ足を運んだ方、もし市内、県内、県外と分けて状況を把握していらっしゃいましたら教えてください。よろしくお願いします。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 今回6日間のうち5日間本市でキャンプをしております。そのときに観客については健康シートというのを提出していただいております。それを集計しますと延べ人数でまず802名、市内が300人、市外が393人、県外が109名となっております。 ◆9番(長嶺安浩議員) 本年のロッテの春季2次キャンプを実施する際、宿泊先は市外であったようです。ただ、マスコミ取材に応じたロッテ関係者からは、来年は宿泊先の変更も視野に入れているとのコメントもありました。糸満市内での宿泊となる場合、一定の経済波及もあると理解しますが、想定できる波及はどのようなものかお聞かせください。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 もし来年から糸満市で宿泊するとしますと、まず経済波及効果としましては宿泊費、飲食費、交通費、クリーニング代、お土産、娯楽、レジャー費等が想定されます。 ◆9番(長嶺安浩議員) 冬場の観光需要を盛り上げる上でプロ野球キャンプの経済波及に寄せる期待は非常に高いものと理解します。そもそも屋内運動場を建設する意図は何か御説明ください。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 これまで大学野球合宿や各種大会等で当施設を利用していただいておりますが、今回一括交付金を活用しまして施設の機能強化事業としまして、グラウンドやフェンスラバー並びに屋内ブルペン等の整備を進めてまいりました。今後は令和4年度に防球ネットの整備を行い施設のさらなる機能強化を進めていきたいと考えております。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時35分)                              (再開宣告午前11時36分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎建設部長(大城拡) 大変申し訳ございませんでした。今回の屋内運動場整備につきましては、去る令和3年4月に千葉ロッテ球団よりキャンプを実施したい旨の申入れがございました。その中で急遽屋内運動場の整備の必要性が出てきたこと。またプロ野球キャンプは誘客効果が高く、南部地域一帯に効果を及ぼすことから特定推進費の要件に合致したことから活用をすることとしております。 ◆9番(長嶺安浩議員) それではロッテキャンプ、選手ですね、スタッフの市内の宿泊と屋内運動場の整備を実現させ、市民や事業所への経済波及を期待します。さて、球場や隣接する多目的広場、トイレもきれいになっており西崎運動公園を気持ちよく利用できるようになっています。ただ、施設整備にかなりコストがかかることから、市財政に与える影響を確認します。西崎運動公園の施設整備はアマチュアスポーツのメッカとして位置づけ、一括交付金を財源に事業に取り組んできたと聞いています。今まで取り組んできたものや今後の取組の予定などを含めお考えをお聞かせください。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 これまで大学野球や各種大会等で当施設を利用していただいておりますが、今回一括交付金を活用いたしまして施設の機能強化利用としてグラウンドの整備やフェンスラバー及び屋内ブルペン等の整備を進めてきております。今後は令和4年度に防球ネットの整備を行い施設の強化を進めていきたいと考えております。 ◆9番(長嶺安浩議員) 施設整備で利用されている一括交付金の制度の確認です。補助率やその費用を借金した際、国からの補填状況などをお聞かせください。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 一括交付金につきましては補助率が8割補助となっております。さらに一括交付金の交付決定を受けた事業かつ起債対象事業に関しては市の負担についてはその100%が起債充当されます。元利償還金の5割が交付税措置されることとなっております。 ◆9番(長嶺安浩議員) 去年から特定推進費の補助金を活用し屋内運動場の整備に取り組んでいます。高率補助の一括交付金でない理由をお聞かせください。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 屋内運動場整備に活用しております特定推進費の補助率は一括交付金同様8割補助となっております。また特定推進費は一括交付金を補完し迅速、柔軟に対応するための補助金となっております。今回の屋内運動場整備につきましては、先ほども答弁いたしましたが、令和3年4月に千葉ロッテ球団よりキャンプを実施したいとの申入れがございまして、急遽屋内運動場の整備の必要性が出てきたと。またプロ野球キャンプは誘客効果が高く、南部地域一帯に効果を及ぼすことから特定推進費の要件に合致したことから今回活用する方向で進めている状況でございます。 ◆9番(長嶺安浩議員) それでは令和4年度の運動公園整備について、今まで公園を利用した団体などからの声を踏まえ一括交付金を活用して防球ネットの整備を行っている。ロッテ球団からは急な声かけに対応するために特定推進費を活用して屋内運動場を整備する。おおむねこのような理解でよいかお聞かせください。またこの財源は一括交付金も特定推進費も高率補助で、市の負担もほぼ1割であると。その点も間違いないか併せて御答弁お願いします。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 議員がおっしゃるとおりでございます。 ◆9番(長嶺安浩議員) 最後に冬場の観光需要を盛り上げる上でプロ野球キャンプの経済波及に寄せる期待は非常に高いものと理解しています。市の負担は増えるが、経済振興を図る上で必要な投資であると理解します。当局の考えをお聞かせください。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 確かにプロ野球キャンプ受入れについては施設整備等多額の費用が生じます。ただ、キャンプを実施することによって球団の消費額のみならず、本市の様々な情報がテレビ、新聞、雑誌等で全国に発信され、観光振興等の市の経済に与える影響は大きなものと考えております。 ◆9番(長嶺安浩議員) ありがとうございます。 続いて件名6の物流団地等造成事業について再質問を行います。糸満市物流団地等造成事業を知らせるパンフレットを見ると、2019年10月の印字が確認できます。おおむねその時期に作成されたものと理解してよろしいですか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時45分)                              (再開宣告午前11時48分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 2019年10月に作成されております。 ◆9番(長嶺安浩議員) このパンフレットの表紙は糸満市と公社の連名となっていますが、なぜこのような作りになったのか理由をお聞かせください。また現在、建設部が事務の所管となっていますが、そのいきさつも含めて答弁お願いします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時48分)                              (再開宣告午前11時50分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 物流団地等造成事業につきましては、当初公社のほうで開発行為を行う予定でございました。ただ、開発行為につきましてはいろいろ地権者の同意取得等もありまして事業として厳しいということもありました。その時点では基本計画を作る予定でありまして、糸満市と公社のほうでこれを作っております。基本計画に基づいて県とか関係機関と調整しましたところ区画整理事業が好ましいということになりまして、建設部のほうで区画整理事業の事業認可等その辺を進めているところでございます。 ◆9番(長嶺安浩議員) このパンフレットを見ると施行地区界や各予定地の面積が表されています。最新の状況との差はどのようになっているか。また大きく面積が変わっている場所などがあればお知らせしてください。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時51分)                              (再開宣告午後1時10分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 2019年の当時のパンフレットと今回現状の地区の面積等についての御説明なんですが、本地区の最新の状況の施行面積は約56ヘクタールで、パンフレットに記載されている基本計画の施行面積、当時の2019年当時の面積52ヘクタールから約4ヘクタールほど増となっております。主な施工面積の増は主に道路、排水路等の公共施設の施行面積の増でございます。当初は国道331号糸満道路県道平和の道線を事業区域に含めていなかったのですが、現状は真栄里入り口の交差点改良を含めて国道、県道の道路敷地や排水路等を施行面積に編入している計画になっております。以上です。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後1時11分)                              (再開宣告午後1時12分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆9番(長嶺安浩議員) 物流団地等造成事業は本市のビッグプロジェクトだと市長もコメントしています。事務の遅滞が生じないよう事業の進捗管理の徹底をお願いします。それとスポーツ面に対しては、今後スポーツコンベンション事業を推進し、冬場の市内経済を活性化する上で施設整備は急がれていると思います。ただ、防球ネット、屋内の運動場も億単位の費用となることから、補助メニューをしっかり活用し、市の財政運営に影響が最小になるよう切に望みます。それとですね、地域公民館の大規模改修についてはまだまだ自分も勉強しながら、各関係部署に勉強を習いながらこれからの地域のために、また市民のためにどういった事業が適しているのかを習いながらまた聞きたいと思いますのでよろしくお願いします。 最後に3月末日で定年なされる方々、今まで市民のために行政とまた公務に尽力くださいまして本当にありがとうございました。あと2週間足らずではありますけれども、もう少しですので、これからもよろしくお願いします。そして御苦労さまでした。これで私の一般質問を終わらせていただきたいと思います。 ◆3番(山内竜二議員) 皆さんこんにちは。この3月で任期を満了し定年を迎えられる徳元弘明企画開発部長、大城拡建設部長、大城裕子議会事務局長、新垣悟土地開発公社専務理事兼事務局長をはじめ9名の市職員の皆様に、これまで糸満市や市民、市職員のために御尽力頂いたことに感謝申し上げます。先輩方の真摯な思いを皆で引継ぎ糸満市の発展に頑張っていきます。一般質問を行う前に訂正をお願いしたいと思います。 件名1、農村整備行政についての小項目1で「阿波根土地改良区」と2か所ありますが、こちらを「保栄茂土地改良区」と訂正をお願いします。それでは通告書に従い一般質問を行います。 件名1、農村整備行政について。経済部や建設部、水道部の皆様には本市だけでなく隣接する市町村との調整が必要な諸案件で御尽力頂いており感謝しております。本農村整備案件に関しても豊見城市職員の皆様と連携し調整を行っていただいております。そこで伺います。小項目1、保栄茂土地改良区内にある阿波根非農用地区域の開発整備における前提条件として、保栄茂土地改良区の下流にある農業用排水路と、さらに下流にある都市下水路の整備が必要ですが、進捗状況を伺う。 小項目2、糸満市阿波根非農用地区画整理組合からは、阿波根非農用地区域の開発手段として都市計画法に基づく地区計画を導入し、整備手段として土地区画整理事業を適用して開発整備したいとの要望があります。市当局にも相談が寄せられていると思いますが、実現は可能か伺う。 件名2、本市のDX(デジタルトランスフォーメーション)の取組について。デジタルトランスフォーメーションは将来的に市民の窓口手続デジタル化による簡素化やAIやRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)により市職員が行っている一部作業をパソコン上で自動化することにより、慢性的な市職員の人員不足を軽減するサポートの可能性、また市民は今まで行ってきた窓口での申請手続をスマートフォンやパソコン等から行うことやキャッシュレス決済等により段階的に手続が楽になることが期待されています。企画開発部の皆様には重要なDXに取り組んで頂き感謝しています。そこで伺います。小項目1、本市のDXの進捗状況について伺う。 小項目2、今後の取組について伺う。 件名3、糸満市空家等の適切な管理及び対策の推進に関する条例の制定について。全国で空き家問題が取り沙汰され、新聞やニュースで目や耳にする機会が増えています。糸満市においても空き家対策は大切な課題になっており、本条例の持つ役割は大きいものと思います。建設部の皆様には条例制定に取り組んで頂き感謝しています。そこで伺います。小項目1、本条例制定の目的について伺う。 小項目2、今後の運営について伺う。 件名4、新型コロナウイルス感染症対策における休校等の措置について。教育委員会の皆様には日々変化する難しい新型コロナウイルスの教育現場対応に取り組んで頂き感謝しています。そこで伺います。小項目1、本市教育委員会の学級閉鎖、学年閉鎖、休校の基準について伺う。 小項目2、エッセンシャルワーカー等、働く親に配慮した基準の見直しについて伺う。 以上、壇上での質問を終わり、答弁をお聞きして質問席での再質問を行います。 ◎市長(當銘真栄) 山内竜二議員御質問、件名1、農村整備行政について。小項目2、阿波根非農用地区域の開発手段として地区計画を導入し、土地区画整理事業を適用して整備することについて、実現が可能かについてお答えいたします。 小項目2については、糸満市阿波根非農用地区画整理組合、豊見城市保栄茂土地改良区から本市に対し、令和3年8月24日付で整備要請が行われております。阿波根非農用地区域につきましては市街化調整区域に位置していることから、市街化調整区域の地区計画を導入することで地区計画に基づいた住宅等の建設が可能となります。また土地区画整理事業を用いた整備等についてですが、今後糸満市阿波根非農用地区画整理組合や地域住民等と連携を図りながら整備手法を確定し、阿波根非農用地区域の有効な土地利用の実現に向けて取り組んでまいります。 その他の御質問につきましては、教育長及び関係部長より答弁をさせていただきます。 ◎教育長(幸地政行) 議員の御質問、件名4、新型コロナウイルス感染症対策における休校等の措置について。小項目1及び2についてお答えいたします。 小項目1、学級閉鎖、学年閉鎖、休校等の基準については、学級に陽性児童生徒が確認され、陽性児童生徒が感染可能期間に登校し他者と接触があった場合に学級閉鎖の対応を行っております。その後、学校において濃厚接触者、接触者の判断を行いPCR検査を行います。閉鎖期間についてはPCR検査の結果が出るまでとなりますが、おおむね3日間程度を見込んでおります。学年閉鎖、休校等の基準については、学校内の広がり等を勘案して判断することとしております。 小項目2、エッセンシャルワーカー等、働く親に配慮した基準の見直しについては、濃厚接触者の待機期間について7日間の不要不急の外出自粛が求められており、7日間症状がないことを確認後、8日目に解除となります。社会機能維持者である濃厚接触者については国、県からの通知により4日目と5日目に医療用抗原定性検査キットによる検査でそれぞれ陰性が確認できれば6日目に解除できることになっています。教育委員会としても国、県と連携を図りながら対応していきたいと考えております。 ◎経済部長(兼城浩康) 御質問、件名1、農村整備行政について。小項目1、保栄茂土地改良区の下流にある農業用排水路整備の進捗状況についてお答えいたします。 当該農業用排水路は保栄茂土地改良区の下流側にあり、当該地区が糸満市と豊見城市にまたがる広域的な観点から県営事業として早期に整備していただくよう、本市と豊見城市のそれぞれから沖縄県に要請書を令和3年10月に提出しております。今後はこれらを踏まえ、沖縄県において令和4年度に農業用排水路の地区調査を実施し、令和6年度に県営事業として事業採択が予定されるものと認識しております。 ◎水道部長(伊敷勝) 御質問、件名1、農村整備行政について。小項目1、保栄茂土地改良区の下流にある都市下水路整備の進捗状況についてお答えいたします。 小項目1、当該整備箇所の白川2号雨水幹線については下水道事業計画に位置づけられており、補助事業での整備を予定しております。令和3年度から令和4年度にかけて実施設計を行い、工事については実施設計を完了している箇所から令和4年度に着手し、令和8年度に完成を予定しております。なお事業スケジュール等については補助事業決定額の状況により変更になる可能性もあります。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 御質問、件名2、本市のDX(デジタルトランスフォーメーション)の取組について。小項目1及び2についてお答えします。 まず小項目1、DXの進捗状況についてですが、国では令和2年12月に自治体DX推進計画を定め、自治体情報システムの標準化・共通化をはじめ各自治体が市町村DX推進計画を定めてデジタル社会構築に向けた施策展開を行うことを求めています。本市においては、これからDX推進計画を定めていくため現時点において同計画に基づく取組はございませんが、各部門における個別のデジタル化の取組は既に行っております。例えばコロナ禍への対応として、ワクチン接種に係る予約申請をオンラインで行うほか、市税等への電子マネー決済対応、こども園での登園管理システム導入など、本市のDX先行事例として挙げられます。 次に小項目2、今後の取組についてお答えいたします。今後は令和4年度機構改革において、新たに情報政策課を設置しDX推進体制を強化いたします。そして国の定める自治体DX推進計画に基づき、自治体情報システムの標準化・共通化、マイナンバーカードの普及促進、行政手続のオンライン化情報セキュリティー対策の徹底などについて計画的かつ全庁的に取り組んでまいります。具体的な取組についてはDX推進計画の中で定めて取り組んでまいりますが、令和4年度にはホームページをリニューアルし分かりやすい情報発信に努めるとともに、簡易型の電子申請システムを導入することで行政手続のオンライン化の拡大を図ってまいります。 ◎建設部長(大城拡) 御質問、件名3、糸満市空家等の適切な管理及び対策の推進に関する条例の制定について。小項目1及び2についてお答えいたします。 小項目1、本条例制定の目的については空き家等の適切な管理を図るため市及び所有者等の責務を明らかにするとともに、防災、防犯、衛生及び景観等の市民生活環境を保全し、もって安全で安心に暮らせるまちづくりの推進に寄与することを目的としています。 小項目2、今後の運営については、本会議にて議決後、公布し、市民への周知期間を設けた後、令和4年10月1日より本条例を施行いたします。 ◆3番(山内竜二議員) 丁寧な答弁をありがとうございます。それでは質問席より再質問させていただきます。 件名2、本市のDXの取組について。先ほど答弁でありました簡易型の電子申請システムではパソコン版の表示、スマートフォン、タブレットに対応したどの端末でも見やすい画面表示ができるような利便性のあるシステムでしょうか。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 今回導入を検討しているシステムは通常のパソコンに加え、スマートフォン、タブレットPCにも対応した画面表示ができるシステムを予定しております。 ◆3番(山内竜二議員) ありがとうございます。DXを推進するに当たってはシステムを操作する職員のスキルアップも必要になってくると思いますが、どのような取組を予定されていますでしょうか。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 導入するシステムについては職員に対するシステム操作研修を行い、適切にシステムを利用できるようなスキルアップについても支援してまいりたいと考えております。
    ◆3番(山内竜二議員) ありがとうございます。DXの進捗等を確認することができました。国が推進する自治体DXは市民の窓口手続デジタル化による簡素化や市職員の人員不足を軽減するサポートを段階的に進めていく大切な取組です。ですが担当者はシステムを導入するための分析や研究、業務構造や状況に合わせた職員の研修やスキルアップなど大変な労力が必要な事業だと思います。今回新設される情報政策課ではその重要な役割を担っていると思います。デジタル時代に適応し活用していくための大切な職務をよろしくお願いします。 次に件名3、空家等の適切な管理及び対策の推進に関する条例の制定について。本市でも空き家条例が制定されることをうれしく思います。事務的な確認ですが、提案している条例では空家等対策計画を作成していることが前提となっています。計画は策定済みで同計画は庁議で承認され、市長まで決裁を経ているとの理解でよろしいでしょうか。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 糸満市空家等対策計画につきましては、令和3年8月2日に庁議にて承認されており、令和4年2月28日付で市長決裁を得ております。 ◆3番(山内竜二議員) ありがとうございます。では、空家等対策計画を基本に幾つか確認させてください。本市の空き家率は全国、沖縄県と比較してどのようになっていますか。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 糸満市の空き家率は12%、全国では13.6%、沖縄県は10.4%となっており、全国の割合より低く、沖縄県の割合よりは高い状況にございます。 ◆3番(山内竜二議員) ありがとうございます。続いて、本市の実態調査で分かった推定空き家と所有者を確認できなかった数をお願いします。またその割合も併せて御答弁頂けないでしょうか。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 糸満市にて令和元年度に実施した空家等実態調査では、空き家と推定される家屋は323件でございます。そのうち所有者等を確認できなかった空き家は187件、割合は57.9%となっております。 ◆3番(山内竜二議員) ありがとうございます。実態調査では空き家の不良状態なども確認しているでしょうか。調査していましたら市内のどの地域に偏っていて、どのような場所に発生しやすいかなどその傾向も把握しているでしょうか。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 令和元年度に実施しました実態調査におきましては、空き家の状態により不良頻度が低い順にAランクからDランクに分類しており、Dランクの空き家が多い地域は字糸満、字喜屋武、字真栄里と把握しております。 ◆3番(山内竜二議員) ありがとうございます。地域の安全、衛生、景観など様々な問題を引き起こす空き家の発生予防が大切だと思います。市の基本的な対応方針や想定する具体的な取組方法などがあればお聞かせください。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 糸満市空家等対策計画におきまして、空き家の発生予防として空き家等の調査、庁内での予防への対応、特に高齢者に対する相談等の対応を位置づけております。 ◆3番(山内竜二議員) ありがとうございます。管理不全な空き家などへの対策方針もあればお聞かせください。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 糸満市空家等対策計画におきまして、管理不全な空き家等への対策として、管理不全な空き家等に対する初期対応、また所有者等が特定できない場合の対応、特定空家等に対する措置について位置づけております。 ◆3番(山内竜二議員) ありがとうございます。保安上の危険の程度が低いため、空家法や条例に示す空家等に該当しないもののそのまま放置すればいずれは規制対象となる家屋に一定の措置を講ずることにより回避する方法もあると考えるが、市としての見解を聞かせてください。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 今後の対応といたしまして、関連部署と連携を図りながらおくやみハンドブックへの記載、独居高齢者への広告の配布等を計画しております。 ◆3番(山内竜二議員) ありがとうございます。居住者のいない空き家は地域へ様々な問題を引き起こしており、地域住民を守る立場から一定の強制力を持った対応が求められ、条例指定の必要性を理解します。強制力を持った対応を実施するまでの事務的流れはどのようになるのかお示しください。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 特定空家に認定された場合には、空家等特措法に基づき指導、助言、勧告、命令を実施後、行政代執行の手続を経ることとなります。 ◆3番(山内竜二議員) ありがとうございます。糸満市の空き家に関する状況や条例の必要性を確認することができました。条例を策定するための対策計画の調査や策定作業、これからの実施等まちづくりを進める上でも重要な職務をさらに進めていただければと思います。 これで一般質問を全て終了しますが、その前に答弁に御対応していただいた市職員の皆様、日々公務に取り組んで頂いている市職員の皆様、また定年を迎えられる皆様に心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後1時40分)                              (再開宣告午後1時41分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆21番(徳元敏之議員) こんにちは。それでは一般質問を行います。 件名1、農業行政について。小項目1、糸満農業振興地域整備計画全体の見直しについて。ア、これまで何回、整備計画の見直しが行われたか伺います。イ、今回の見直しで農地から除外の申請があったのはどの地域なのか。また大幅に除外されたのはどの地域なのか伺います。ウ、除外を申請したが、除外されなかった地域とその理由について伺います。エ、全体の見直しは何年置きに行われるのか伺います。オ、今後、個別に農村地域で住宅を建設する場合に除外することや宅地に変更することは可能なのか、またその要件についても伺います。カ、琉球ホテル&リゾート名城ビーチ周辺や県道平和の道周辺、そして真栄里地区の物流団地開発による地域環境の変化により、いろいろな産業が進出してくることが想定されますが、土地利用に問題はないのか伺います。 小項目2、農業集落排水について。ア、接続する地域の計画は、どのようになっているのか伺います。イ、接続費用について自己負担は最大でどのくらいの金額が想定されているのか伺います。ウ、接続費用について補助金は幾らなのか、そしてその期間について伺います。エ、事業が遅れている理由について伺います。 小項目3、農業の振興について。ア、農作物拠点産地認定について、これまでに認定された農作物を伺います。イ、認定された農作物の生産量と県内での生産高を伺います。ウ、今年度はキュウリを拠点産地認定ということですが、そのメリットと生産量を伺います。エ、「糸満南部地下ダム受益地区内における農地基盤整備地区の見直しと併せ、糸満北部地区への農業用水源確保に向けた「国営地下ダム再編計画」を推進するとともに、既存施設の利用促進に努めます。」と施政方針にありますが、その内容について伺います。a、国営地下ダム再編計画とは何か。b、既存施設の利用促進に努めますとは具体的にどう取り組むのか。 件名2、駐車場確保について。小項目1、糸満漁港(南地区)有効活用事業について。ア、利用できるようになった経緯を伺います。 小項目2、国道331号バイパス高架下の有効活用について市としての見解を伺います。 小項目3、サンエーしおざきシティ東側の国有地の有効活用について市の見解を伺います。 件名3、地域行政について。小項目1、小波蔵駐在所と大里駐在所の閉鎖の時期を伺います。 小項目2、今後、地域の駐在所は米須駐在所だけになるが、デメリットはないのか伺います。 小項目3、今後の跡地利用は考えているのか伺います。 以上、演壇で質問をし、後は質問席より再質問を行います。 ◎市長(當銘真栄) 徳元敏之議員御質問、件名1、農業行政について。小項目3、農業の振興について。ウについて答えいたします。 今年度はキュウリを拠点産地認定ということですが、そのメリットと生産量については、メリットとしましては拠点産地としてPRができ、消費拡大につなげることができることや施設整備の導入や沖縄県の補助事業を活用してスマート農業の実証実験を実施することができます。生産量については令和2年531トンで県内1位となっております。 その他の御質問につきましては、関係部長より答弁をさせていただきます。 ◎経済部長(兼城浩康) 御質問、件名1、農業行政について。小項目1、糸満農業振興地域整備計画全体見直しについて。アからカについてお答えします。 農業振興地域整備計画につきましては今回で7回目の整備計画の見直しになります。 次にイ、今回の見直しで農地から除外の申請があったのはどの地域なのか。また大幅に除外されたのはどの地域なのかについては、今回の農用地区域の除外申出は、兼城地域は42件で62筆、高嶺地域は32件で156筆、三和地域は91件で252筆の申出がありました。そのうち除外可能となったのは兼城地域で39筆、高嶺地域32筆、三和地域117筆となっております。 次にウ、除外を申請したが、除外されなかった地域とその理由については、申請地周辺の状況や他法令の許認可などを勘案して除外の判断をしており、申請地ごとに理由が異なります。 次にエ、全体の見直しは何年置きに行われるのかについては、農業振興地域の整備に関する法律第12条の2においておおむね5年ごとに基礎調査を行い、必要があると認めるときに全体の見直しを行うとあります。本市の場合は六、七年の間隔で全体の見直しを行っています。 次にオ、今後個別に農村地域で住宅を建設する場合に除外することや宅地に変更することは可能なのか、またその要件については農振農用地からの除外で住宅やお墓の建設など緊急性があるものについては全体見直しだけではなく、随時見直しでも対応しています。また要件等は申請地ごとに判断されるため、申請地を取り巻く周辺地の現状や他法令の基準を満たしているかなどを勘案して判断されます。 次にカ、琉球ホテル&リゾート名城ビーチ周辺や県道平和の道周辺、そして真栄里地区の物流団地開発による地域環境の変化によりいろいろな産業が進出してくることが予想されますが、土地利用に問題はないのかについては、御指摘のある場所については、農振農用地区域も含まれていると想定されます。農振農用地区域では農振法の規制がかかっており、土地利用については農業上の利用のみとなりますが、議員の御指摘のとおり将来的には地域環境等の変化により、農業以外の土地利用のニーズが想定されます。今後におきましてはその都度において農振法の土地利用について対応していきたいと考えております。 次に御質問、件名1、農業行政について。小項目2、農業集落排水について。アからエについて順にお答えいたします。小項目2、ア、接続地域の計画については、当該事業は米須・真壁地区として字米須、大度、大度さつきの城、摩文仁、真壁の5つの集落を対象に平成25年度に事業着手し、うち令和3年4月に字米須、同年10月に字大度を供用開始し当該2地域は現在接続が可能な地域となっております。令和4年度においては大度さつきの城、字摩文仁、字真壁の3地域において整備完了に向け現在事業を推進しており、順調にいけば令和5年度初めの供用開始の告示をもって米須・真壁地区全てが接続可能となる整備計画となっております。 次にイ、接続費用の自己負担は最大で幾らを想定しているのかについては、令和3年度に供用開始した字米須における接続補助金を控除した場合の実績において36万円であったことから、最大で40万円程度を想定しております。 次にウ、接続費用の補助金及び期間については、国の効果促進事業を活用した補助金については補助の制度上、基本的には令和4年度から令和8年度の5年間を見込んでおり、補助の上限額は合併浄化槽切替え工事で5万円、単独浄化槽及びくみ取り式の切替え工事で10万円としております。また市単独による早期接続補助金については供用開始区域ごとにおいて開始の日より2年間を限定とし一律5万円を補助するものとしており、切替え工事の見積額が補助の上限額を超えた場合、国と市双方の補助で最高15万円が補助できる仕組みとなっております。 次にエ、事業が遅れている理由については、各地域に共通しますが、地層に岩盤が多く分布しており、管敷設の際の掘削が思った以上に難航しております。また集落内での工事の場合、水道管等の地下埋設物との干渉も多く工法の変更の検討や工期延長への対応、または地下埋設物等の移設に係る施設管理者との協議に時間を要しているほか、近年では入札不調に伴う工事の発注の遅れも重なったことが要因となっております。 次に御質問、件名1、農業行政について。小項目3、農業の振興について。ア及びイについてお答えします。小項目3、ア、農作物拠点産地認定について。これまでに認定された農作物については、平成12年にレタス、平成14年にゴーヤー、平成15年に小菊とパッションフルーツ、平成18年にニンジン、平成29年にマンゴーの計6品目の認定を受けております。また来る3月28日には新たにキュウリの拠点産地の認定を沖縄県より受ける予定となっております。 次にイ、認定された農作物の生産量と県内での順位につきましては、平成30年の実績になりますが、レタスの生産量は3,040トンで1位、ゴーヤーの生産量は985トンで3位、小菊の生産量は4,600万本で1位、パッションフルーツは50.5トンで1位、ニンジンの生産量は1,391トンで1位、マンゴーの生産量は104.1トンで5位となっております。 次に御質問、件名1、農業行政について。小項目3、農業の振興について。エ、施政方針の内容について、a及びbについてお答えいたします。a、国営地下ダム再編計画とは何かについては、国営地下ダム南部受益地区内における土地改良の未整備地区の除外と、これから土地改良を行う地区の可能性等について調査し、地下ダム南部地域の受益範囲の見直しと地下ダム施設の老朽化等に伴う施設更新が必要な整備も併せ、現在、本市北部地域及び八重瀬町北部地域の水源未整備地区へ農業用水を確保するとした糸満八重瀬地区整備構想が国営地下ダム再編計画となっております。よって構想策定に向け沖縄総合事務局と沖縄県南部農林土木事務所、糸満市、沖縄本島南部土地改良区で定期にワーキング会議を行い、必要な調整及び協議を行っているところであります。 次にb、既存施設の利用促進とは具体的にどう取り組むのかについては、既存施設とは平成17年度に国営かんがい排水事業で整備完了した地下ダム基幹水利施設であります。その既存施設の農業用水の利用に当たっては土地改良事業で基盤整備が整った地区を優先にかんがい排水施設を整備することを条件としております。現在、地下ダム受益区域における基盤整備の整備率は50%弱に止まっている状況において、土地改良基盤整備の未整備地区への整備促進は重要な課題であると認識しております。よって未整備地区へ土地改良事業の導入を推進し、かんがい施設の整備が進めばより一層地下ダム基幹施設の利用促進が可能となると同時に、受益地区内農業者の農業用水の利用率向上も含め農業振興に努めていきたいと考えております。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 御質問、件名2、駐車場の確保、小項目1、糸満漁港南地区有効活用事業、ア、利用できるようになった経緯。小項目2、国道331号バイパス高架下の有効活用、小項目3、サンエーしおざきシティ東側国有地の有効活用については、関連しますので一括してお答えいたします。 くくる糸満来場者のピーク時の駐車台数は約350台を想定しており、土日、祝祭日等のイベント開催時には市役所駐車場を活用することで対応が可能と考えております。しかしながら、平日のイベント開催時には市役所駐車場が利用できないことから、約140台の駐車場が不足すると懸念されております。駐車場不足を解消するため、近接地にある糸満漁港南地区の未利用地を使用できないか、管理者である沖縄県や糸満漁協との調整を図り使用が見込まれる状況になったことから、沖縄県に漁港施設の目的外使用許可申請を行っている状況であります。許可が下りた場合令和4年度に駐車場の工事を予定しており、同工事が完了すれば駐車予定台数の確保ができることから国道331号バイパス高架下やサンエーしおざきシティ東側国有地の駐車場活用は現在のところ考えておりませんが、くくる糸満の使用状況を見て検討してまいります。 ◎市民健康部長(島根辰也) 御質問、件名3、地域行政について。小項目1及び3は関連しますので一括してお答えいたします。 小波蔵駐在所と大里駐在所の閉鎖時期と今後の跡地利用について、糸満警察署から大里駐在所については令和3年4月1日に廃止し、現在は警察官詰所として活用。小波蔵駐在所については令和4年4月1日付で廃止予定であり、廃止後も大里駐在所同様、当分の間、警察官詰所として活用する旨説明を受けております。 小項目2、米須駐在所だけになることのデメリットについて、駐在所の運用に関し市として答える立場にはありませんが、地域住民の安全、安心の確保については今後も糸満警察署が適切に対処していくものと考えております。市としては引き続き糸満警察署と連携し、市民の安全、安心の確保に取り組んでいく所存であります。なお、糸満警察署からは小波蔵駐在所廃止後は管内のパトロール等を強化し、地域住民の安全、安心の確保に努める旨の説明を受けております。 ◆21番(徳元敏之議員) 再質問を行いたいと思います。 件名3の地域行政についての駐在の件ですけれども、小波蔵駐在所と大里駐在所、そして米須駐在所の所有者はどちらになっていますか。これは一応、聞き取りの段階で聞くということでちゃんと申出しています。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時02分)                              (再開宣告午後2時03分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 私有地であると聞いております。 ◆21番(徳元敏之議員) 私有地ですか。なぜ質問したのかということに対してですが、ここが例えば県の所有地であればそこを利用して住みたい方いっぱいいるので賃貸でも貸すことはできないのかなという意図で一応質問したんですけれども、私有地だということですので、そこはそこでまたいろんな対策があると思いますので、いろいろ研究してまいりたいと思います。そこで米須は一応残るということですけれども、私の情報によりますと米須は取り壊して新しく造るということなんですけれども、その間、米須駐在所においてはどちらがパトロールというか地域等の安心安全な警備をするんですか。分かる範囲でいいですので答弁をお願いします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時05分)                              (再開宣告午後2時08分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えをいたします。 米須駐在所が小波蔵の駐在所を活用して米須駐在所のほうで安心安全を確認するという形になると伺ったと聞いています。 ◆21番(徳元敏之議員) そういうことで小波蔵駐在所も生かしながらやっていくということで、私が聞いた範囲では一時的に米須公民館を活用するとかと言ったみたいなんですが、いずれにしてもこの間、いろんなところで地域の安心安全な暮らしのためにやってくれるということで安心をしておりますが、これまで駐在所というところは地域にも溶け込んでいますし、特に農村地域においては農作物泥棒とかが多くてお巡りさんが農地を回ってやることによって大変な防犯効果があったと思います。近年は交番というのがなくなってですね、摩文仁にもあったんですけどなくなって、真壁もあったんですけど米須に移り、喜屋武が今小波蔵に移っているんですよ。ということでこの駐在所というのは賀数駐在所ですか、そこだけになっていますので、時代の流れかもしれないんですけれども、ぜひまたそこら辺は地域住民の安心安全な暮らしを守るために連携をして頑張っていただきたいと思います。 続きまして、件名2の駐車場の問題ですけれども、職員の皆さんを含めて大変頑張ってくれたと思います。実際、漁港内でありますので目的外使用ということでよく確保できたなということで大変いいことだなと思います。そしてこれはそういうことができるのであれば、実際素人目ですけれども、サンエーしおざきシティの国有地である無願埋立てみたいなところですか、そういうところもうまく活用できればもっともっと暮らしやすい地域になると思いますので、引き続きまたいろんな住民からの声があれば頑張っていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 続きまして、件名1の農業の件ですけれども、昨日新聞に出ていたギーザバンタですか。放水ということで、あまりにも大げさ過ぎて水が十分あるんじゃないかと勘違いしてもらったら本当に困るなという印象がありまして、米須のスーガーの観測施設においても地下ダムの仕組みということで越流して水が流れている部分があるんですけれども、本当はああいう状態なので水は有効、決して水は永遠にあるものじゃなくて、そういう地下ダムの水は本当に大切に使わなければなくなっていくんだよという認識をまず持ってもらいたいというのがありまして、また再質問をしたいと思います。最初からですね、まずは。今回農地から除外できなかった地区において、個別に宅地を建設する場合、住宅と連たんしている場合には可能と聞いていますが、農作業所や倉庫、あるいは事業所の事務所等があれば認められるのか伺います。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 議員御質問の件につきましては、農地法に基づく農地転用の許可基準にある集落接続の件だと思います。集落接続が適用される場合には10戸以上の家屋が連たんして集合している区域ということになっておりまして、その前に家屋とは住宅、人が住んでいるとみなすということで議員のおっしゃる農作業小屋とか倉庫、あとは作業所というところは家屋にはカウントされないというふうに考えております。 ◆21番(徳元敏之議員) そういうふうになっているかもしれないんですけれども、しかし、そういうのはチャレンジすることが大切だと思うんです。実際、そこの近くまで住宅が連たんしていてここだけぽっかり空いているんだけれども、事業者が倉庫として活用して常に人がいると。そういった場合には確かに宅地ではないかもしれないんですけれども、人が生活をしているところだから連たんなんだよということで、それでその隣に農地があれば転用可能な、そういうチャレンジはぜひこれからもやっていただきたいと思います。よろしくお願いしたいと思います。 それと琉球ホテル&リゾート周辺や平和の道、真栄里地区の物流団地周辺が整備され環境が変わってくると土地利用においても様々な意見が出てくると思うのですが、当局の見解を伺いたいと思います。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 先ほども答弁いたしましたが、議員の御指摘の場所につきましては、将来的には地域環境の変化により、農業以外の地域のニーズが出てくると考えております。今後につきましてはその地域の開発の状況ですね、それを見ながらその都度農振法の土地利用について対応はしていきたいと考えております。 ◆21番(徳元敏之議員) そのようにまた努力をして頑張ってもらいたいと思います。 小項目2、農業集落排水についての再質問をしたいと思います。事業完了までに新築住宅の予定がある地区においては、公共下水道が接続できるように整備してもらいたいと思いますが、その件について当局の見解を伺います。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 住宅の接続については、基本本管が敷設された範囲内であり、かつ排水処理の認可区域内に限りましては接続のほうにつきましては問題なく設置は可能だと考えております。ただ、先ほどの認可地区外のほうの新築の住宅にあってはそれができないときもあると。そういったことから住宅新築をする方におきましては確認作業が必要だと考えております。 ◆21番(徳元敏之議員) 新築予定する地域において公共下水道のますというんですか、それが近くなれば可能ということですよね。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えいたします。 それが必ずしも可能というわけではなくて、とりあえずこの区域が線引きにおいて区域外となっている場合においては、基本的には接続ができないと。ただ、その隣接のほうで、個人のほうの接続の管があった場合にはその了解が得られれば接続ができる場合があるということは確認しております。 ◆21番(徳元敏之議員) じゃあ近くまで来ている地域もありますので、できるんだと思っていますのでよろしくお願いしたいと思います。これから土地改良事業を導入する地域とかがあるんですけれども、そこにおいてはかんがい施設も導入する予定ですよね。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 今の御質問の中では、土地改良をやる場所が今の南部地下ダム地域の中であれば、それはかんがいのほうも接続は可能と考えております。ただ、その上のほうの部分においては、今確実にかんがいが引っ張れるということはお答えできないということでございます。 ◆21番(徳元敏之議員) 地下ダム、先ほども私申し上げたんですけれども、地下ダムの水というのは全然無限じゃないんですよね。それで再編計画ということも確かに北部の水事情も分かるし、もちろん水を導入してもらいたいというのもあるんですけど、安易に地下ダムの水を引っ張ればいいのかなという考えでもってそういう再編計画をやってもらったら本当に困ることだなと思います。特に地下ダムの水というのはファームポンドにためて、そこからまた水を供給しているシステムですので、台風の後の、本当に電気がストップしたときに何日か水が使えないという状況がありましたので、その辺についてもぜひ再編計画の中においては十分考慮しながら、本当に受益者が負担にならないように、そしてまた現在使われている南部地域においても十分に水が確保できるようにお願いしたいと思います。北部地区においても水が欲しいというのは本当に分かります。そして一番大切なことは、土地改良をしていないところにそういう地下ダムが使えないんだということを認識させてもらいたいと思いますが、それはどのように考えていますか。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 昨日の答弁でもありましたが、まだ土地改良ができていない地域につきましては説明会を行ったりアンケート調査を行ったりして土地改良と地下ダムはセットであるというようなものを説明しているところでありまして、できるだけ、もともと南部地域で計画された受益の範囲の中では土地改良を推進してほしいというのが市の考えであります。 ◆21番(徳元敏之議員) 本当に職員は、地下ダムの職員も相当頑張っています。そういう意味においては、ぜひ土地改良の意味と水の大切さですね、部長は分かると思うんですけど、地下ダムが供用開始されたときに命水という琉球ガラスの文鎮みたいなものがあるんです。まさにそのとおりであって、命の水ですので、ぜひこの地下ダム問題については十分に議論をしながら、北部地区にももちろん水は導入してほしいし、これから土地改良をする予定の大度北地区とか宇江城地区、あるいはまた摩文仁もアンケートしたということですので、ぜひそういう地域の声を聞いて命の水、地下ダムを大切にして、また農業の発展に頑張っていただきたいと思います。ぜひ頑張っていただきたいと思います。よろしくお願いします。 最後になりますが、3月末で退職される徳元弘明部長、大城拡部長、大城裕子局長、本当にお疲れさまでした。ほかまた3月末でもって退職される職員の皆さん本当にお疲れさまでした。今後は第2の人生じゃないんですけど、健康に留意をしてぜひ健康にまた過ごしていただいて、今までの経験を生かして糸満市発展のために協力をしてもらいたいと思います。本当にお疲れさまでした。これで一般質問を終わります。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時21分)                              (再開宣告午後2時30分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆11番(平田健人議員) 冒頭に所見を述べたいと思います。2011年3月11日、東日本大震災の発生から本日で11年となりました。私、11年前の当時卒業式の前日準備の途中で報道が流れ、不安な気持ちで連日の報道を見ていました。あれから11年がたちましたが、これからもできること、備えるために何をするべきか、今日は改めて考えさせられます。そしてロシアからウクライナへの侵攻も連日の報道で不安になりますが、平和を思う気持ちを絶対になくしてはいけない。戦争の悲惨さを決して風化させてはいけない。その気持ちを強く持ち、若い世代もつながりの豊かなまち糸満市をつくり上げていきます。それでは一般質問を始めますが、始める前に1か所の訂正をお願いします。 件名2、小項目1のア、現在計画されている令和4年度の「市主催行事」とありますが、こちらを「市で開催される行事」に変更をお願いします。それでは通告書に従い一般質問を行います。 件名1、生理の貧困について。小項目1、市内の子供たちの生理の貧困への認識及びこれからの対応について。ア、生理の貧困に配慮した生理用品等の配布状況について12月定例会で質問したが、現在どのような進捗状況か伺う。 件名2、コロナ禍における市の行事開催について。小項目1、令和4年度開催予定の市の行事について。ア、現在計画されている令和4年度の市で開催される行事はどのようなものがあるか伺う。イ、令和3年度に中止したものは何か伺う。ウ、地域行事等に係る開催の判断基準について伺う。 件名3、保育園入園時に必要な就労証明書について。小項目1、共働き家庭の通常保育申請に必要な就労証明書について。ア、現在の就労証明書を提出してからの流れについて伺う。イ、提出した月から通常保育が可能か伺う。 件名4、市が管理する施設について。小項目1、くくる糸満について。ア、糸満市観光文化交流拠点施設くくる糸満の活用方法について伺う。イ、施設利用料金について伺う。 小項目2、その他糸満市が管理している施設について。ア、料金表が公開されている糸満市の施設はどのようなものがあるか伺う。 以上、壇上での質問を終わり、質問席にて再質問させていただきます。 ◎市長(當銘真栄) 平田健人議員御質問、件名4、市が管理する施設、小項目1、くくる糸満、ア及びイについてお答えいたします。 小項目1、ア、くくる糸満の活用方法については、本市のガイダンス施設として観光客のさらなる誘客と訪れた観光客の市内回遊性を高めるため、本市の歴史的魅力や文化、芸術及び観光等の発信を行うとともに、各種イベント等の開催を通し、市民、県民、観光客などの交流の中心地として活用してまいります。なお、管理運営については指定管理者が行っています。 次にイ、施設利用料金については、糸満市観光文化交流拠点施設条例に記されており、近隣の類似施設を参考に設定しています。 その他の御質問につきましては、教育長及び関係部長より答弁させていただきます。 ◎教育長(幸地政行) 議員の御質問、件名1、生理の貧困について。小項目1、子供たちの生理の貧困への認識及びこれからの対応について。ア、現在の進捗状況についてお答えいたします。 現在の学校での対応については、保健室において配布する状況は変わっておりませんが、一部の学校において女子用トイレの個室内に生理用品を置く取組を始めております。また生理用品の確保のため生理中の若者を支援することを目的としたレッドボックスジャパンというチャリティー団体から無償で提供を受けられるよう申請を促しております。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 御質問、件名2、コロナ禍における市の行事開催について。小項目1、令和4年度に開催予定の市の行事について、ア及びイについてお答えいたします。 小項目1、ア、現在計画されている令和4年度に市で開催される行事にはどのようなものがあるかについては、旧暦の5月4日に糸満ハーレー行事委員会主催の糸満ハーレーや旧暦8月15日に糸満大綱引行事委員会主催の糸満大綱引など、伝統行事をはじめとし数多くの行事やイベントが開催される予定でございます。 次にイ、令和3年度に中止したものについては、新型コロナウイルス感染拡大の状況から行事委員会等において多くの行事やイベントの中止、延期が決定しております。 ◎市民健康部長(島根辰也) 御質問、件名2、コロナ禍における市の行事開催について。小項目1、令和4年度開催予定の市の行事について、ウ、地域行事等に係る開催の判断基準についてお答えいたします。 糸満市主催のイベント等の開催基準については、沖縄県対処方針に準じて作成しております。地域行事等に係る開催の判断基準については、本市が共催、後援を行う事業について糸満市主催のイベント等の開催基準に準じた取扱いを事業の主催者等に要請することとしております。 ◎福祉部長(金城満) 件名3、保育園入園時に必要な就労証明書について。小項目1、共働き家庭の通常保育申請に必要な就労証明書について。ア及びイについてお答えします。 小項目1、ア、現在の就労証明書を提出してからの流れについて、保育施設等の利用を希望する保護者は入所希望の月の前々月末までに就労証明書など保育の事由を証明する書類を添付の上、利用申込書を提出することとなっております。そして前月上旬から中旬にかけて園の受入れ可能数の再チェックをし、書類の不備や審査を行い世帯ごとに点数化します。公平性を確保するためその点数を優先順位として入所調整を行い、入所の内定や保留について世帯に連絡を行います。連絡後、入所をキャンセルすることもあり、できるだけ多くの児童を入所させるため再度入所調整を行っています。その後、入所内定となった世帯は下旬にかけて入所予定の園と面談を実施し、円滑に園生活が送れるよう両者での調整を行った上で翌月に入所するという流れになります。 次にイ、利用申込書等を提出した月から通常保育が可能かについては、先ほども御説明しましたが、利用申込書及び就労証明書等の提出があってから公平に審査を確保するため、書類の審査、入所調整、世帯への連絡、キャンセル対応、世帯と園との面談を実施しますので、申請者には提出した月から通常保育をすることは難しいということに御理解を求めております。 ◎総務部長(福元信美) 御質問、件名4、市が管理する施設について。小項目2、その他糸満市が管理している施設について。ア、料金表が公開されている糸満市の施設はどのようなものがあるかについてお答えいたします。 現在、糸満市のホームページから利用料金等が確認できる主な施設として、生涯学習支援センター、西崎総合体育館、西崎陸上競技場、西崎プールなどの運動施設のほか願寿館、農村環境改善センターなどが公開されております。 ◆11番(平田健人議員) 再質問させていただきます。 2月の中旬に教育委員会の指導部長と一緒に母校である糸満中学校に行かせていただいて、学校のトイレに生理用品が設置されているところを実際に視察してきました。教育委員会の皆様が生理用品を支援している団体レッドボックスジャパン、チャリティー団体の、学校側から申請すれば無償で提供を受けられますというのを各学校に促してくれたおかげで、糸満中学校はそれを利用して個室内に生理用品を置いてくれたということで写真も撮ってきたんですけれども、特別に個室内の写真を撮らせていただいて、入りまして、上のほうですね、通常トイレットペーパーを置く棚に生理用品を置くかごを置いています。見させていただいたんですが、このかごもダイソー100円均一で購入して、かごを置く棚、もともとついていたと思うんですけれども、これも自作だったと思います。予算的にそんなにかからないと思うんですが、取組をほかの学校にこれから広げることはできますか。お願いします。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 現在、トイレに設置している学校は中学校で半数程度になります。予算的には議員がおっしゃるように対応できると考えておりますが、今現在、トイレに設置している学校の現状と課題、また保健室で配布している学校の現状と課題、さらに子供たちの発達段階を踏まえて学校側の意見を聞きながら方向性を検討していきたいというふうに考えております。 ◆11番(平田健人議員) 指導部長ありがとうございます。これは子供たちの問題でもあるんですが、やはり一番大事なのはリアルな子供たちの声だと思います。学校で児童生徒からの声を聞くためにアンケートを行うことは可能でしょうか。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 議員がおっしゃるように児童生徒からの意見、感想等を聞くことは重要であるというふうに認識しております。しかしながら、先ほど答弁させていただいたように、学校の実態とか発達段階等もございますので、それ以外にアンケートの趣旨、アンケートの方法ですね、そういったことも含めて学校の意向と学校の実情を踏まえて学校長とも相談しながら検討していきたいと考えております。 ◆11番(平田健人議員) ありがとうございます。生理の貧困に関しましてはもっと大きい問題でまだまだ続くものだと思いますので、これからも問題解決に向けて頑張っていきましょう。よろしくお願いします。 次に件名2、コロナ禍における市の行事開催について。小項目1ですが、市の最も大きい行事である糸満ハーレーや糸満大綱引の開催の判断はどうしていますか。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 糸満ハーレー、そしてまた糸満大綱引、それぞれ行事実行委員会、行事委員会がそれぞれありまして、その中で昨年もそうですが、沖縄県の対処方針の開催基準を参考に、その中で協議して判断していくと認識しております。 ◆11番(平田健人議員) ありがとうございます。糸満ハーレーや糸満大綱引は2年連続中止になっており、旧暦を重んじ伝統行事を伝承している糸満では、地域や関係者、そして市民、大変残念に思っています。そこで伺います。令和4年の糸満ハーレーと糸満大綱引の開催についてはどうなっていますか。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 経済部が担当しています糸満ハーレーについてでございますが、2年連続の中止ということになっております。ユッカヌヒーということで6月の開催を今年も予定はしてございますが、その準備には大体2か月ぐらいかかるというふうなことを聞いております。昨年もそうでしたが、その最終的な判断は4月中ではやらなくては間に合わないということで、今年においてもその時期に実行委員会のほうで協議がなされるというふうな認識をしております。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 糸満大綱引につきましては企画開発部で所管しておりますので私のほうでお答えいたします。糸満大綱引については昨年は6月28日に中止の方針を決定しております。今年も同様に6月中には決定するということになると思います。 ◆11番(平田健人議員) 分かりました。ありがとうございます。糸満ハーレー、糸満大綱引共に2年連続開催を見送っているので、市制施行50周年の2022年は開催していただきたい気持ちです。市民の多くがそうだと思います。皆さんそうだと思います。その中で県の対処方針に従った行事委員会の決定をなるべくスピーディーに市民に届けてください。お願いします。 続きまして、件名3、保育園入園時に必要な就労証明書についてですが、こちら小項目1の答えは聞きましたが、在園児について職場の環境の変化などで保護者の就労時間の増減など変更があった場合はどのように対応しているのか伺います。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 保護者の就労時間に応じて保育の必要量を認定しており、標準時間と短時間の認定がございます。両親が月120時間以上かつ週30時間以上勤務している場合は標準時間となり、月64時間以上120時間未満かつ週16時間以上勤務している場合は短時間として認定されます。就労時間に変更があった場合は新たに就労証明書を提出していただき、月の15日までに提出があれば提出月の当月から、16日以降であれば翌月から変更を行っております。 ◆11番(平田健人議員) ありがとうございます。保護者から市民の声として、職場の都合で就労証明書の発行に時間がかかるという声があります。職場の環境が変わりましたという就労証明書が提出できるまで8時間以上の預かりは延長料金がかかってしまうんでしょうか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時52分)                              (再開宣告午後2時53分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 料金の形態は短時間で利用しているか、標準時間で利用しているかによって決まってきますので、短時間から変更されていない前提であれば短時間で延長した場合は延長料金が発生します。 ◆11番(平田健人議員) 就労証明書の発行がスピーディーにできないという声だったので、このスピーディーに発行できない……僕に届いた声では2週間から3週間かかるということだったんですけれども、これに対して何かスピーディーな対応はできないのでしょうか。 ◎福祉部長(金城満) 保護者の責任ではないようなところがありますよね。企業によっては就労の証明書の発行までに時間を要することがあるというのは実際あります。本人から就労している会社名、電話番号、変更となった理由などを申出していただいた上で内容に間違いがないか役所から職場に確認を取らせていただいております。なお、申立ての時期が申し立てた月の15日までであれば申立て当月から、16日であれば翌月からということになりますけれども、書類が届くまでの間に役所のほうに先に電話を入れてそれが確認できれば同様の取扱いになります。 ◆11番(平田健人議員) ありがとうございます。同様の対応ができるということで柔軟な対応をしていただきありがとうございます。これからもスピーディーな対応をよろしくお願いします。 次に件名4、市が管理する施設についてですが、先にくくる糸満について、くくる糸満のホームページがあれば料金、予約の際の空き状況が一目で分かると思います。ネット環境を整える考えはありませんか。教えてください。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 くくる糸満のネット環境の御質問ですが、今、作成中でありまして、4月からはくくる糸満のホームページを立ち上げ、その中で貸館や使用料の情報、予約ができるよう今準備をしているところでございます。 ◆11番(平田健人議員) ありがとうございます。くくる糸満はホール機能があり、大ホールでいろんなイベントが開催できると思いますが、どのような利用方法ができるか市民に伝わっていない状況にあると思います。具体的な利用方法を示していただけないでしょうか。お願いします。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 大ホールの活用といたしましては、小中学校あるいは保育所、幼稚園等の発表会から講演会、それから舞踊、クラシック及び軽音楽、コンサートなどの活用が考えられます。また現在、成人式、美ら島おきなわ文化祭、市文化祭の予約が入っており、また修学旅行や企業ミーティングなどの問合せもございます。 ◆11番(平田健人議員) ありがとうございます。市民が利用する場合、幾らぐらいの使用料がかかるのか。例えば曜日によって違うと思いますが、参考に日曜日使用した場合の利用料を示していただけないでしょうか。お願いします。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 市民が日曜日に使用する場合の入場料、使用料について御説明いたします。これは時間帯にもよりますが、予約のほうは3種類ございますので3つお答えいたします。 まず、市民が日曜日に使用し、入場料を徴収しない場合、まず午前9時から12時まで、午前の場合は1万5,400円、あと午後1時から5時までの午後の場合は2万7,600円、それで9時から午後の10時まで全日の場合は6万1,200円、それ以外にも必要に応じて空調設備、備品等の使用料が発生いたします。 ◆11番(平田健人議員) 現在もこのホームページが出るまでも料金の確認は今できるということでしょうか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時58分)                              (再開宣告午後2時59分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 現在は市のホームページ、条例を見て料金等の確認はできます。4月からは先ほど申し上げたとおり、くくる糸満のホームページができますので、それで料金等、貸館等の確認はできるということでございます。 ◆11番(平田健人議員) ありがとうございました。待ちに待った市民ホールのような施設が完成し、文化協会をはじめ関係者の方々が喜んでいるかと思います。しかしながら、運営するためには多額の費用が発生すると思われます。そのためにも市民をはじめ、県内外に広くPRし、利用促進が図れるよう努力していただきたいと思います。 次に件名4、小項目2、その他糸満市が管理している施設についてですが、こちら私もホームページを確認しましたところ、スポーツ施設ですね、こちらのホームページの中のスポーツ施設の欄がありまして、それはまとめられていたんですよ。レクリエーションプールをはじめ、西崎パークゴルフ場、西崎総合体育館、西崎陸上競技場でスポーツ施設はきれいにまとめられていました。まとめられていたんですが、イベントなどでそれ以外の使う場合の会場がまだホームページに載っていなかったので、それらをこれからまとめる予定などありますでしょうか、よろしくお願いします。 ◎総務部長(福元信美) それぞれの所管する部署においてホームページへ現在掲載をしているところではございますが、議員御指摘のように市のホームページに掲載されていない施設の情報や検索しづらいなどということで今回御指摘を受けております。各関係部署と調整して、市民が活用しやすい、分かりやすい情報発信に努めてまいりたいと思います。 ◆11番(平田健人議員) ありがとうございます。先ほど見たスポーツ施設のサイトは非常に見やすいと感じたのでこれのような、くくる糸満はまた別でホームページを立ち上げて見やすくするということだったんですけれども、しっかり内容が、広さだったり写真、こちらには利用料金とかも書かれているのでこのような形で施設それぞれ情報がまとめられていたら利用する方も増えるのではないかと思いました。ありがとうございます。 以上で再質問を終わり、最後に3月で退職される皆様非常にお疲れさまでした。これで一般質問を終わります。ありがとうございました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 以上で本日の会議を終了いたします。                              (散会宣告午後3時02分)...