糸満市議会 > 2021-09-13 >
09月13日-05号

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  1. 糸満市議会 2021-09-13
    09月13日-05号


    取得元: 糸満市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-04
    令和3年第6回糸満市議会定例会会議録令和3年9月13日出席議員 20人1番 玉 村   清    2番 金 城   悟4番 浦 崎   暁    5番 菊 地 君 子6番 伊 敷 郁 子    7番 国 吉 武 光8番 金 城   敏    9番 新 垣 勇 太10番 金 城 一 文    11番 玉 城 安 男12番 玉 城 哲 郎    13番 金 城   寛14番 高 江   靖    15番 西 平 賀 雄16番 大 城 明 弘    17番 金 城   敦18番 徳 元 敏 之    19番 金 城 幸 盛20番 新 垣 安 彦    21番 大 田   守欠席議員 1人3番 上 原   勝 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は次のとおりである。   市長      當 銘 真 栄    副市長     神 谷 和 男   教育長     幸 地 政 行    総務部長    福 元 信 美   企画開発部長  徳 元 弘 明    市民健康部長  島 根 辰 也   福祉部長    金 城   満    経済部長    兼 城 浩 康   建設部長    大 城   拡    水道部長    伊 敷   勝   消防長     平 田 徳 明    教育委員会   金 城   秀                      総務部長   教育委員会   與那覇 正 樹    農業委員会   国 吉 真 昭   指導部長               会長本日の議事日程 日程第1 一般質問   ――――――――――――――――――――――――――――――                              (開議宣告午前10時00分) ○議長(大田守) これより本日の会議を開きます。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 9月10日の西平賀雄議員の一般質問における発言について、会議規則第64条の規定により、その一部を訂正したいとの申出がありますので、訂正の発言を許可します。 ◆15番(西平賀雄議員) おはようございます。9月10日の一般質問における私の発言の中で、沖縄県の漁港漁場協会の会長と述べた部分については、「会長」を「理事」に訂正いたします。 ○議長(大田守) ただいまの西平賀雄議員の一般質問における発言の訂正については、議長において許可いたします。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 一般質問を行います。質問通告書により、順次質問を許します。 ◆19番(金城幸盛議員) 皆さんおはようございます。それでは通告書に従いまして一般質問を行います。 件名1、新型コロナウイルス感染症に関する対策と支援策について。小項目1、新型コロナワクチン接種について。ア、本市における接種状況を伺う。イ、令和3年6月定例会で要望した医療的ケア児の同居家族への優先接種について進捗状況を伺う。ウ、保育士や教職員等の接種状況を伺う。 小項目2、小中学校における感染症対策について。ア、本市における令和3年8月1日以降の児童生徒の感染状況を伺う。イ、各学校における感染症対策について伺う。ウ、児童生徒の「心のケア」について、本市の取組を伺う。 小項目3、保育施設等における感染症対策について。ア、保育施設等における令和3年8月1日以降の感染状況を伺う。イ、保育施設等における感染症対策について伺う。ウ、保育施設等への支援について、本市の取組を伺う。 小項目4、コロナ禍の影響で、受験生や就職活動を控えた高校3年生を取り巻く環境が厳しくなっている。高校3年生や浪人生を対象に本市独自に給付金を支給する考えがないか見解を伺う。 小項目5、インフルエンザ予防接種費用の助成について、今年度も子供や妊婦を助成対象に加える考えがないか見解を伺う。 件名2、コロナ禍における女性の負担軽減について。小項目1、「生理の貧困」に係る取組について。ア、令和3年6月定例会で提案した市役所庁舎トイレへの生理用品の配備について進捗状況を伺う。イ、小中学校における生理用品の配布状況を伺う。ウ、本市における今後の取組について見解を伺う。 件名3、教育行政について。小項目1、電子黒板について。ア、耐用年数を伺う。イ、電子黒板の故障・不具合等の発生状況について伺う。ウ、更新を視野に入れた準備を進めるべきと考えるが見解を伺う。 小項目2、東京オリンピックについて。ア、令和元年12月定例会で提案した市内小中学生への記念品の贈呈について進捗状況を伺う。 件名4、災害に強い学校施設の在り方について。小項目1、糸満南小学校緊急津波避難場所としての整備について検討の進捗状況を伺う。 件名5、消防行政について。小項目1、はしご車の配備状況を伺う。 小項目2、水難事故救助などの活動に期待される機能別消防団水上消防団員への辞令交付について概要を伺う。 小項目3、消防署・分署設置の検討について、試験的に市役所庁舎等に消防機能の一部を配備し調査検討する考えがないか見解を伺う。 小項目4、消防職員の定数を増やすべきと考えるが見解を伺う。 小項目5、女性消防吏員の採用について見解を伺う。 件名6、ひとり親家庭への支援について。小項目1、糸満市高等職業訓練促進給付金事業について。ア、予算不足を理由に申請を受理しなかった、または支給決定までに時間を要した事例があったか伺う。イ、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を踏まえた支援として、希望する方が当該制度を活用できるよう予算の拡充と、柔軟な対応を強く求めるが見解を伺う。 件名7、サンエーしおざきシティ東側国有地の利活用について。小項目1、国有地の面積について伺う。 小項目2、国有地の現況について伺う。 小項目3、本市が利活用するために公共施設の整備に関する土地利用計画等を策定する考えがないか見解を伺う。 件名8、公園遊具について。小項目1、使用禁止となっている遊具の修繕及び更新等の計画について伺う。 件名9、通学路の交通安全対策について。小項目1、市道外かく線セブン-イレブン糸満真栄里東店付近への信号機設置について、進捗状況を伺う。 小項目2、市道外かく線セブン-イレブン糸満真栄里東店付近の横断歩道をカラー舗装する考えがないか見解を伺う。 小項目3、市道外かく線ファミリーマート糸満みなみ店付近の横断歩道をカラー舗装する考えがないか見解を伺う。 以上で壇上での質問を終わり、あとは質問席より再質問を行います。 ◎市長(當銘真栄) おはようございます。金城幸盛議員御質問、件名5、消防行政について。小項目1についてお答えいたします。 はしご車の配備状況については、令和2年6月3日に仮契約を締結し、同年6月29日に財産の取得について議会の議決を得て本契約を締結しました。その後、令和3年6月28日に納車されました。現在、はしご車の走行訓練及び操作訓練を行い、操作技術の向上を図っている段階であり本格運用に向けて取り組んでいるところであります。 その他の御質問につきましては、教育長及び関係部長より答弁をさせていただきます。 ◎教育長(幸地政行) 議員の御質問、件名3、教育行政について。小項目1、電子黒板について。アからウまでについて順にお答えいたします。 小項目1、ア、耐用年数については国税庁の公開耐用年数表では5年、メーカーの一般的な保証も5年、導入業者、取扱業者への聞き取りをしたところ、5年程度との回答があり、耐用年数は5年と認識しております。 次にイ、電子黒板の故障・不具合等の発生状況については、故障により投影ができない不具合が3件、電球交換後も期待する明るさが得にくいケースが十数件ほど発生している状況です。 最後にウ、更新を視野に入れた準備については、耐用年数を超過していることから更新する必要性は感じています。また、昨今の少人数教室制の進展から教室増に応じた新規追加も併せて考えなければならないと認識しています。 ◎市民健康部長(島根辰也) おはようございます。御質問、件名1、新型コロナウイルス感染症に関する対策と支援策について。小項目1、新型コロナワクチン接種について。アからウまでについて順にお答えいたします。 小項目1、ア、本市における接種状況については、9月7日現在において全人口に対する接種率は、1回目接種43.2%、2回目接種が32.2%となっています。 次にイ、医療的ケア児の同居家族への優先接種の進捗状況については、障がい福祉サービス利用児の同居家族へ所管部署より接種希望の有無を確認し、7月よりエッセンシャルワーカーへの優先接種と並行し実施いたしました。接種を希望した方については2回目接種まで完了しております。 次にウ、保育士や教職員等の接種状況につきましても所管部署より接種希望者の有無を確認し、7月より実施し2回目接種まで完了しております。 次に御質問、件名1、新型コロナウイルス感染症に関する対策と支援策について。小項目5、インフルエンザ予防接種費用の助成について、今年度も子供や妊婦を助成対象に加える考えがないかについてお答えいたします。季節性インフルエンザの感染者数について沖縄県南部保健所へ確認したところ、令和元年度は県内で約3万4,000名だった感染者数が令和2年度は約100名に抑えられていることから、基本的な感染症対策を実施していればある程度の予防効果が得られると考えられます。昨年度は新型コロナワクチンの予防接種が未実施の中で、季節性インフルエンザ新型コロナウイルス感染症の同時流行により医療提供体制を逼迫させないことを目的に助成を実施しましたが、今年度は引き続き、手洗い、うがい、マスクの着用などの感染症対策を取っていただくよう市民へ周知を図りつつ、他市の状況を踏まえながら調査、研究してまいります。 次に御質問、件名9、通学路の交通安全対策について。小項目1、市道外かく線セブン-イレブン糸満真栄里東店付近への信号機設置について、進捗状況についてお答えいたします。当該信号機設置については、令和元年10月23日付で糸満警察署宛てに要請し令和2年1月に糸満警察署から沖縄県警察本部へ上申しております。糸満警察署へ進捗状況を確認しましたところ、しばらく時間を要するとの回答を得ております。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) おはようございます。御質問、件名1、新型コロナウイルス感染症に関する対策と支援策について。小項目2、小中学校における感染対策について。アからウまでについて順にお答えいたします。 小項目2、ア、令和3年8月1日以降の児童生徒の感染状況は、8月は39名、9月は7日現在14名となっております。 次にイ、各学校の感染対策については、糸満市内の小中学校においては9月1日より2学期が始まっております。2学期の開始に当たっては、小規模校については通常どおりの登校とし、それ以外の学校は最終学年は通常どおり、それ以外の学年は分散登校としております。学校においては分散登校により児童生徒の密集を避ける対策のほか、糸満市立学校感染防止対策ガイドライン、文部科学省の衛生管理マニュアル県教育委員会県立学校版ガイドラインを参考に、各学校のガイドラインに基づき感染防止対策を行っております。学校の再開に当たって対策の徹底をお願いしております。 最後にウ、児童生徒の心のケアについては、夏休みなどの長期休暇明けには不登校になる児童生徒もいることから、感染者及び濃厚接触者等の心身のケアも併せ、日頃から学級担任や養護教諭等を中心にきめ細やかな健康観察や健康相談の実施等により、児童生徒の状況を的確に把握しスクールカウンセラー等による支援を行うなど心の健康問題に適切な対応を行っております。 次に御質問、件名2、コロナ禍における女性の負担軽減について。小項目1、生理の貧困に係る取組について。イ、小中学校における生理用品の配布状況についてお答えいたします。6月3日に防災備蓄用品から小中学校に生理用品の提供があり、各小中学校に配布しております。小中学校での配布状況につきましては、ほとんどの小中学校で保健室において必要な児童生徒に配布しております。そのほか多子世帯などへの配布やトイレに配置しての配布、修学旅行での配布予定など、各学校において対応しております。 最後に件名3、教育行政について。小項目2、東京オリンピックについて。ア、小中学生への記念品贈呈についてお答えいたします。議員から御提案頂いた記念品贈呈については、東京オリンピックパラリンピック聖火リレー糸満市実行委員会への補助金の一部として予算化されております。贈呈品として、東京オリンピック組織委員会公認クリアファイルを既に購入しておりまして、これから小中学生へ贈呈する予定でありこれからも大きな夢と感動を与えたオリンピックパラリンピックを思い起こしていただければと思います。 ◎福祉部長(金城満) おはようございます。御質問、件名1、新型コロナウイルス感染症対策と支援策について。小項目3、保育施設等における感染症対策について。アからウまでについて順にお答えします。 小項目3、ア、8月1日以降の感染者数については、8月に感染が確認された人数と濃厚接触と判定された人数をお答えします。感染者数は39人で、濃厚接触者数は411人です。 次にイ、保育施設等における感染症対策として、令和2年8月以降、家庭で保育が可能な園児を対象に登園自粛をお願いしています。また感染拡大に伴い、令和3年6月7日から6月20日及び8月19日以降現在まで医療従事者や社会の機能を維持するための職業及び特別な支援が必要な家庭に限定し保育を行う特別保育を実施しております。なお、登園自粛に御協力頂いた保護者の皆様には、登園日数に応じ保育料の減免を行っております。そのほか令和2年度にはコロナ対策として密を避けるため、園庭での活動を行う上で熱中症等に配慮するために市立こども園の日よけネットの設置を行いました。令和3年度には保育施設等において希望する職員を対象にワクチンの優先接種を行いました。また国のモニタリング事業を活用し、定期的に職員のPCR検査を実施しております。さらに施設で感染者が発生した際に逼迫する保健所の業務を補完するため、学校PCR検査と同様の仕組みを保育施設等にも適用する一斉PCR検査の実施や抗原検査キットの配布を予定しています。 最後にウ、保育施設等への支援については、令和2年度には感染リスクを抱えながら、社会インフラを支えるため業務を続けていた保育施設の全ての従業員に感謝と慰労の気持ちを込めて1人1万円分の商品券を配布しております。また、マスクなど感染防止対策に係る費用の補助を2度実施しており、令和3年度も同様の補助を予定しております。 御質問、件名1、新型コロナウイルス感染症に関する対策と支援策について。小項目4、高校3年生と浪人生を対象に市独自の給付金の支給についてお答えいたします。コロナ禍の影響が長期化する中、社会全体に閉塞感が漂うとともに地域経済は危機的状況に陥っていることから、子育て世帯に対する様々な支援策が求められております。なお、高校生等への支援策として、現在、国や県において就学支援金や奨学給付金による支援が実施されております。また、コロナ禍の影響により家計が急変した高校生への支援として、授業料の軽減や教科書費・教材費などの教育費の支援も実施されております。しかし、本市独自の給付金の支給については、給付対象の基準設定に時間を要することや、新たな財源負担を伴うことから、年度内に給付金を支給することは困難と考えております。 御質問、件名6、ひとり親家庭への支援について。小項目1、ア及びイについてお答えします。小項目1、ア、予算不足を理由に申請を受理しなかった、または決定までに時間を要した事例については、これまでの改善策として関係機関との連携や子育て情報誌への掲載など、周知を強化したところ、今年度は年度当初に6件の申請がありました。6件について給付金支給の決定を行ったところであります。その後、申請についての事前相談があったものの予算残額が不足していたことから、令和3年9月本議会の補正予算にて1名分を追加で予算措置しております。支給決定の審査に向けて現在調整しているところでございます。 次にイ、予算の拡充と柔軟な対応への見解について。高等職業訓練促進給付金は、看護師や保育士などの資格取得を目指すために養成機関へ修業している方を対象に、生活の負担の軽減を図ることを目的としております。ひとり親が資格を生かし就労することは、ひとり親の所得の向上や子供貧困の解消とも関連することから、ひとり親の相談状況を踏まえ予算の確保に努めてまいります。 ◎総務部長(福元信美) おはようございます。御質問、件名2、コロナ禍における女性の負担軽減について。小項目1、生理の貧困に係る取組について。ア及びウについてお答えします。 ア、市役所庁舎トイレへの生理用品の配備の進捗状況については、公明党議員団の御提言後、7月16日から市役所庁舎1階、2階の東側及び西側、5階西側の女子トイレへ5個をワンパックにして配置し、9月3日現在887パックが利用されています。 次にウ、今後の取組について。庁舎トイレにおいての試験的運用を踏まえ、今年度末までの予算を今議会にて議決していますので、今後も庁舎トイレでの運用を継続しつつ、コロナ禍での生理用品購入負担軽減のため、女性が利用しやすい環境下で支援できるよう配慮しながら支援体制づくりを関係団体と調整してまいります。 ◎教育委員会総務部長(金城秀) 御質問、件名4、災害に強い学校施設の在り方について。小項目1、糸満南小学校緊急津波避難場所としての整備について検討の進捗状況についてお答えいたします。 現在、教育委員会では増築予定の校舎屋上を緊急津波避難場所に活用できないか、校舎の階数及びコスト縮減等も含めた基本計画書を作成しているところであります。 ◎消防長(平田徳明) おはようございます。御質問、件名5、消防行政について。小項目2から5までについて順にお答えいたします。 小項目2、機能別消防団水上消防団員の概要については、糸満市は海に囲まれていることから毎年水難事故が発生しています。今回、水難事故の救助活動に特定した消防団活動を行う水上消防団員の任用により、通常の消防団員では活動が困難な水難事故現場での活躍が期待されます。 小項目3、分署設置の調査検討で試験的に市役所庁舎等に消防機能の一部を配備する考えがないかについては、昨年度に市役所庁舎を含む西崎地区の公共施設等の一部に救急隊を配備して、西崎等沿岸地区における救急需要の効果を試験的に調査しようと検討しましたが、現在の人員では出動体制に支障があるため実現には至りませんでした。 小項目4、消防職員の定数を増やすことについては、今後広域化や分署の設置を考えた場合、将来的には職員増員は必要だと認識しております。 最後に小項目5、女性消防吏員の採用については、令和2年4月1日現在の統計で全国の消防吏員全体に占める女性の割合は約3%とまだまだ少なく、他の分野に大きく遅れているのが現状です。国も女性消防吏員の活躍推進に向けた取組として、令和8年度当初までに消防吏員に占める女性の割合を5%とする数値目標を掲げていることから、今後は誰もが活躍できる職場づくりを目指して取り組んでまいります。 ◎企画開発部長(徳元弘明) おはようございます。御質問、件名7、サンエーしおざきシティ東側国有地の利活用について。小項目1から3までについて順にお答えいたします。 小項目1、国有地の面積については、約1万8,000平方メートルで、坪に換算すると5,445坪であります。 次に小項目2、国有地の現況については、当該国有地は無願埋立地であり、同国有地を沖縄県が管理している状況にあります。当該用地には建物、工作物、植樹等で一部占用されている箇所や市が県から許可を得て整備した歩道等があります。 最後に小項目3、本市が利活用するために公共施設の整備に関する土地利用計画等を策定する考えはないかについては、同用地を市が利活用するには土地利用計画の策定等のほか、県や利害関係者との調整等、土地の取得までに多くの時間が費やされるものと予想されるなど解決すべき課題が山積しており、現時点において有効な事業計画を見いだせておりません。 ◎建設部長(大城拡) おはようございます。御質問、件名8、公園遊具について。小項目1、使用禁止となっている遊具の修繕及び更新等の計画についてお答えいたします。 現在、公園遊具の軽微な修繕等については、指定管理者で対応していただいておりますが、遊具の劣化状況により利用者の安全面を考慮し使用禁止とさせていただいております。また遊具の更新については、糸満市公園施設長寿命化計画に基づき公園事業に係る沖縄振興公共投資交付金などを活用し更新事業を進めているところであります。 次に御質問、件名9、通学路の交通安全対策について。小項目2及び3、市道外かく線、コンビニ2店舗付近の横断歩道をカラー舗装にする考えについては関連しますのでまとめてお答えいたします。今年度市内全小学校に各1か所ずつカラー横断歩道を試験的に整備いたしました。今後、カラー横断歩道についての効果を見極め検証し、交通安全対策に有効性が認められれば次年度以降改めて全小学校周辺の横断歩道を優先的に、年次的に整備していきたいと考えております。なお、市道外かく線については車両の通過速度も速いことから、横断歩道のカラー舗装でなく減速を促す路面標示や看板設置等による注意喚起での対応が可能か関係機関と調整してまいります。 ◆19番(金城幸盛議員) それでは再質問をいたします。 まず、件名1の新型コロナウイルス感染症に関する対策と支援策についてでございますけれども、小項目1の新型コロナワクチン接種についてでございます。これにつきまして、今後の接種スケジュール、また見通しをお伺いできればと思っております。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 市で予約受付を行っている集団接種等の対象者を16歳以上としており、一部医療機関で予約受付を行っている個別接種については、12歳以上を対象に接種を実施し、若年層も対象として早期接種完了に向けて取り組んでおります。接種完了時期につきましては、10月中には接種を希望する市民の1回目接種が可能となるように取り組んでまいります。 ◆19番(金城幸盛議員) 12歳以上の接種についてでございますけれども、結構問合せが多くてなかなか分かりづらいということで、本市の特設ページを見ても、非常に分かりづらい感じに見受けられます。そういった面で12歳以上が個別接種で対応可能となっていることさえ知らない方もいらっしゃいます。その点について、予約方法等についてこちらで御説明、簡潔に頂ければと思います。
    市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 予約方法につきましては、広報折り込みチラシやホームページ、QABデータ放送に掲載している予約情報を御確認の上、予約受付をしている個別医療機関へ電話やウェブで予約ができます。 ◆19番(金城幸盛議員) 特設ページを見ると、その表示がですね、個別接種する会場が米印を打ったところは12歳以上の個別接種が可能な施設ですよということになっていて、混在しているんですね。混在していて非常に分かりづらいので、そういったところの改善と周知のほう、丁寧な周知をお願いしたいと思います。 次に医療的ケア児の同居家族への優先接種でございますけれども、ありがとうございます。それで何名ほどの希望があったかお伺いしたいと思います。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 接種を希望された方は20名です。 ◆19番(金城幸盛議員) 次に保育士、教職員等への接種状況でございますけれども、希望接種者について職種別にそれぞれ何名の希望があったかお伺いしたいと思います。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 市内保育施設の従事者については623名、市内教育施設の教職員等については508名となっております。 ◆19番(金城幸盛議員) 次にでございますけれども、保育士、教職員等への優先接種、2回目の接種が完了した時期についてお伺いしたいと思います。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時41分)                              (再開宣告午前10時46分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 基本的に夏休み中に終わらせるということで考えておりましたが、集団接種の2回目が8月21日で終了をしていると。また後で体調不良等でできなかった方とかもいらっしゃいますので、その辺は個別で調整をするという形でございます。 ◆19番(金城幸盛議員) ありがとうございます。おおむね夏休み中に接種が完了して9月1日の学校再開に間に合ったということで、非常に取組として評価したいと思います。 次に小項目2の小中学校における感染症対策でございますけれども、今、申しましたように9月1日以降学校が再開されております。それ以降の児童生徒の感染状況についてはどのような状況、増加傾向にあるのか、そういったところを教育委員会としての認識をお伺いしたいと思います。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 県や市の公表人数で増加が示されているように家庭内感染が増加しておりまして、児童生徒の感染も増加傾向にあると認識しております。 ◆19番(金城幸盛議員) 学校現場における、今までもそうですけれども、これからも感染症対策、また特に学校再開、通常コロナ禍ではなくても夏休み明けの児童生徒の心というのは大きく揺れ動くものでございまして、またコロナ禍における子供たちの心のケアというのは非常に重要であるというふうに認識をしております。教育委員会としましてもこの児童生徒の心のケア、またその感染状況等を的確に把握頂きながら、この感染症対策に万全を、今まで以上に期していただきたい。また、必要な対策についてはちゅうちょなく実行頂きたいと強く要望いたしたいと思いますけれども、この点につきまして教育委員会としての御見解を頂ければと思っております。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 まず、児童生徒の感染状況につきましては、各学校、さらに市の健康推進課との連携を密にして把握に努めております。各学校には感染対策の徹底をお願いしておりますが、学校において感染者が確認された場合、速やかに学校PCR検査を行い状況によっては学級、学年、学校の閉鎖を判断していきます。また議員がおっしゃるように心のケアについてですが、感染者や濃厚接触者等の自宅療養を余儀なくされている児童生徒や不安による欠席等も含めて、今後想定される様々な心のケアが必要となる児童生徒への心身のケアを十分に配慮して、コロナに関連したいじめ、偏見等に対し学校とともに組織的、継続的に取り組んでいきたいというふうに考えているとともに、スクールカウンセラー等の活用も通していろんな形でおっしゃるように子供たちのためにケアに努めていきたいと考えております。 ◆19番(金城幸盛議員) ぜひとも、また学校だけではなくて家庭との連携も十分必要になってくると思いますので、その点も何とぞお願いを申し上げたいと思います。 次に小項目3の保育施設等における感染症対策でございますけれども、8月の感染状況というのは7月と比較してどのような推移なのか、お伺いできればと思います。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えいたします。 8月の感染者、濃厚接触者は7月以前と比べますと、感染数で約4倍、濃厚接触者数で約10倍、急激に増加しているものと認識しております。なお、特別保育を現在やっておりますけれども、それに御協力頂いたこともありまして、現在濃厚接触者については減少傾向にあります。しかし、感染者数は引き続き少し減少した程度であることから、対策を継続する必要があると考えます。 ◆19番(金城幸盛議員) 学校での感染症対策と同様でございますけれども、保育施設等においても感染症対策に極めて重要な取組となりますので、今後も万全を期していただきながら、また必要な支援を本市として継続的、またさらには踏み込んだ支援等もしっかり取り組んで頂くことを強く御要望を申し上げたいと思います。 次に小項目4のこのコロナの影響を受けている高校3年生や浪人生を対象とした本市独自の給付金の支給でございますけれども、給付金支給については先ほど年度内の支給が困難であるというようなお話、御説明がございましたけれども、この高校生、受験生らを取り巻く環境が非常に厳しい状況がございます。私も浪人生の方とお話をさせていただいたときに、やはり経済的に家計が苦しくなってなかなか思うように予備校等も行けないと。またアルバイト先もないというような切実なお話を頂きました。そういった中でこの進学、受験について非常に不安と言いましょうか、また将来への不安、そういったものを抱えていらっしゃいました。そういうお話を聞くにつけ、この大学受験や就職活動を控えた高校3年生や浪人生とかをこの新型コロナウイルスの影響が長期化している中で、学業の遅れや、また家庭の経済状況の悪化、就職活動への影響など、本当に厳しい環境に置かれております。彼ら、彼女らが笑顔になった分だけ糸満市の未来というものは明るくなることは間違いありません。人生の節目の時期にある若者ですね、我々も経験したことがあると思います、ここにいる誰もがですね。そういった中ではこの時期というのは本当に出発に当たって不安も抱え、いろんなことを悩む時期でもあります。そういった若者をやはり糸満市としてしっかり後押ししていただきたい。また応援していただきたいと強く願うものであります。ぜひとも、高校3年生と浪人生らを対象に、例えば大学共通テストの受験料、3教科で約1万8,000円ですけれども、そういったものを参考に給付金の支給の御検討を、様々あると思いますけれども御検討をいま一度お願い申し上げたいというふうに強く要望いたしますけれども、この点につきまして多分市長にお聞きしたほうがいいかなと思っております。これはやはり市長の政治判断である部分が非常に強いと思われますので、ぜひとも糸満市の子供たちをしっかり応援できることを御検討頂けないか、市長の御見解を頂ければと思います。 ◎市長(當銘真栄) 再質問にお答えさせていただきます。 確かに浪人生等の現状、大変な思いをされているというのもあろうかと思います。まず、国、県の動向を調査させていただき、検討させていただきたいなと思っております。 ◆19番(金城幸盛議員) ぜひとも子供たちに希望が持てるような取組を御期待申し上げたいし、また強く我々としても御要望申し上げたいと思います。 次に小項目5のインフルエンザ予防接種費用の助成についてでございますけれども、沖縄県内における新型コロナウイルス感染症の拡大はやはり長期化しております。医療提供体制の逼迫は極めて深刻、また予断を許さない状況下にございます。新型コロナとインフルエンザの同時流行を最大限に警戒すべきであることは昨年と何ら変わりはございません。厚労省は、65歳以上の高齢者などの定期接種対象者について優先接種で進めていく。また重症化リスクの高い基礎疾患がある人、妊娠中の人、生後6か月から小学2年生までの子供は早めに接種してほしいとしています。そのような点を踏まえると昨年と同様、子供や妊婦を助成対象に加えることは非常に重要な取組であり対策であると思います。いま一度、先ほど調査、研究というお話がございましたけれども、検討頂きたいと思いますけれども、その点お伺いしたいと思います。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 従来から取り組んでいる高齢者については、継続してやっていくということを考えております。今年度は引き続き、手洗い、うがい、マスクの着用などの感染症対策をしっかりと取っていただくよう市民へ周知を図りつつ、他市の状況も踏まえながら調査、研究をしてまいりたいと考えております。 ◆19番(金城幸盛議員) ぜひとも、他市の状況を踏まえながら調査、研究ではなく検討を頂きたいということをお願い申し上げたいと思います。 次に件名2のコロナ禍における女性の負担軽減についてでございますけれども、市役所庁舎への生理用品の配備につきましては、迅速な御対応を頂きまして誠にありがとうございます。それで八百数十件の御利用があったということで、アンケートなども取られているというふうに理解をしております。そういった中での利用者の声等もございましたら、この場で御紹介頂ければと思います。 ◎総務部長(福元信美) 再質問にお答えいたします。 9月3日までに頂いたアンケート、簡易アンケートを実施しておりまして、その中では様々な形で御質問させていただいているんですが、自由記述として感想をお聞きしています。その中で幾つか御紹介したいと思いますが、コロナ禍でありがたいです、続けてほしいです、家計が苦しいのでとても助かります、助かる方がたくさんいると思う、自分も収入がなく困ったときがある、ひとり親世帯への支援も考えてほしい、ひどいときはトイレットペーパーを使用している等の感想が寄せられています。 ◆19番(金城幸盛議員) ぜひとも、今回補正予算で予算化もしていただきましたので、また継続的な支援に向けて今後も取り組んで頂きたいというふうに思います。 小中学校における生理用品の配布状況でございますけれども、各学校で御対応頂いているところでございますけれども、小中学校における生理用品の配布、継続的に実施がなされるよう次年度へ向けて予算化も含め、今後前向きに教育委員会として検討頂けないか、御見解を頂ければと思います。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 先ほど答弁させていただいた配布に係る状況やこれから配布する予定の学校の状況も踏まえて、現場の声や子供たちの様子などを確認しながら調査していきたいと考えております。 ◆19番(金城幸盛議員) ぜひとも、SDGs、ジェンダー平等の観点からこの生理用品の無償提供、支援というのは極めて重要な施策であると思います。誰一人取り残さない社会を実現するためにも、今後も糸満市、先駆的取組だというふうに理解をしておりますので、全庁的な取組として必要な対策を今後も検討し、実行していただきたいということをお願い申し上げたいと思います。 次に件名3の教育行政についてでございます。電子黒板についてでございますけれども、これは年次的な更新計画など具体的な検討がなされているかお伺いをしたいと思います。 ◎教育長(幸地政行) 議員の再質問にお答えいたします。 耐用年数を過ぎた電子黒板ですね、全て更新するとなると多額の予算が必要になりますので、年度ごとに更新数量を標準化して、それから購入とかリースとか、そういう調達方法も比較検討しながらより有利な方法を模索しながら計画を策定していきたいと考えております。また、併せて電子黒板は、今GIGAスクール化においても重要な機器になるというふうに思っております。国が今、電子教科書を試験的にモデル校を設置して、研究しているところなんですね。ぜひその電子教科書の普及とも関連してくるので、ぜひその辺の状況に応じた最善の更新に今後努めていきたいと思っております。 ◆19番(金城幸盛議員) 他市においてはリースのお話もございました。他市においてはリース契約による導入事例もございますので、そういったところもしっかり検討頂いて、お願い申し上げたいと思います。先ほど教育長におっしゃっていただいたとおり、本当にこのGIGAスクール構想を進めていく上においては極めて、この電子黒板は必要不可欠なものとなります。電子書籍を今後使われてまいります。そういった面でも電子黒板は非常に重要となりますので、しっかり次年度から具体的計画に基づいて更新されるよう強く要望を差し上げたいと思います。また、その間の、先ほど故障、不具合についてもございましたけれども、故障、不具合についてもぜひとも迅速な御対応を頂いて、授業に支障がないよう児童生徒が見づらいとか、児童生徒がこれによって授業に遅れが生じるようなことがないように、しっかり取り組んで頂きたいというふうに思いますけれども、この点について再度一言頂ければと思います。 ◎教育長(幸地政行) 議員の再質問にお答えいたします。 機器の数が大変多いですので、しっかり状況を見ながら、また子供たちの授業に差し障りがないということを念頭に置きながら対応していきたいと思っております。 ◆19番(金城幸盛議員) ぜひともよろしくお願いいたしたいと思います。 小項目2の東京オリンピックの市内小中学生への記念品の贈呈についてでございますけれども、先ほど御答弁を頂戴しましてうれしく思います。本当に未来を担う子供たちに夢と希望、感動を伝える一助となって、子供たち一人一人の記憶に残る取組となることを期待いたしたいと思います。 次に件名4の災害に強い学校施設の在り方についてでございます。この糸満南小学校緊急津波避難場所としての整備についてでございますけれども、緊急津波避難場所としての整備は、糸満南小学校と同様に糸満市地域防災計画の津波浸水予想区域内にある学校、例えば光洋小学校、西崎小学校、西崎中学校とございますけれども、学校施設整備の先行事例となりますので、その点も踏まえていただいて、災害に強い学校施設として整備頂きたいということを強く要望いたしますけれども、この点について教育委員会の御見解を頂ければというふうに思います。 ◎教育委員会総務部長(金城秀) 再質問についてお答えいたします。 今回の糸満南小学校の増築につきましては、建物の建設規模にもよりますけれども、少なくとも小学校の障がいを持っている児童、また認定こども園の園児等、避難に時間を要する要配慮者の児童生徒、幼児が避難できるスペースが確保できるように検討してまいりたいと思います。 ◆19番(金城幸盛議員) ぜひとも計画をしっかり進めていただきたいと思います。 次に消防行政についてお伺いをしたいと思います。小項目1のはしご車の配備状況でございますけれども、先ほど市長から御答弁を頂戴しました。この本市に配備されたはしご車でございますけれども、これは全国的にも数台しか配備されていない最新鋭のはしご車であるというふうに私、お聞きをしております。その点についてお伺いをしたいと思います。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 今回配備されたはしご車ですが、屈折式のはしご車で、現在、西日本で3台しかないということで、福岡県に1台、それから兵庫県に1台、あと沖縄県糸満市に1台ということで3台です。 ◆19番(金城幸盛議員) 今回配備されたはしご車、災害対応特殊屈折はしご付消防ポンプ自動車でございますけれども、具体的な特徴をお伺いできればと思います。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 長さが21メートルのブームと、それからバスケットを搭載し、より高所の活動を可能にするだけでなく、車椅子を必要とされている方の救助活動もできると。車椅子に乗ったまま救助ができるという機能を有しています。また少量の水で消火活動ができるCAFS装置と、それから900リットルの水タンクを搭載し、多様化する火災現場それから消火、救助活動に応える車両です。 ◆19番(金城幸盛議員) このはしご車の配備は本市の消防力強化につながったと考えますけれども、御見解を伺いたいと思います。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 今回のこのはしご車の配備によって、高層建物の火災、それから消火活動及び救助活動が可能になることから消防力の強化につながるものと考えております。 ◆19番(金城幸盛議員) 小項目2の機能別消防団水上消防団員への辞令交付についてでございますけれども、コロナ禍の影響で公営ビーチが閉鎖されたのに伴い、自然海岸の利用が増え、水難事故が急増しているとの報道記事もございました。水難事故の救助活動に特定した消防活動を行う水上消防団員が任用されたことは非常に重要な取組であると思います。ありがとうございます。 次に小項目3、4へ行きたいと思いますけれども、先ほど人員が足りない理由で試験的な調査が実現できなかったことは極めて残念でなりません。消防力の強化には先ほどのはしご車のような優れた資機材の導入配備も重要でございますけれども、消防力はマンパワーが基本であると思いますけれども、消防長の御見解を伺いたいと思います。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 今後、広域化や、それから分署の配置を考えた場合、将来的には職員増員は必要だと認識をしております。 ◆19番(金城幸盛議員) 人事を担当します総務部長にお伺いしますけれども、本市の各部署においてはICT化の推進や外部委託などで事務の効率化を図り、人員配置の見直しが可能なセクションもあると考えます。またマンパワーの確保についても、会計年度任用職員等の採用などで補うことが可能となる場合もあると考えます。しかしながら、消防職員に至ってはマンパワーの代用が一切利かないと思いますけれども、この点について御見解頂ければと思います。 ◎総務部長(福元信美) 再質問にお答えいたします。 議員のおっしゃるとおり、今後ICT化の推進やAIの導入、外部委託、外注などで事務の効率化を図ることができるとは考えております。ただ、やはりそれらにより削減となる職員の再配置等につきましては、今後これまで取組が弱かった業務について、また再配置しなければいけない等、様々な要因があると思いますので、今後はまたいろいろと検討してまいりたいと思います。 ◆19番(金城幸盛議員) 広域化の中で議論するということも大事だとは思いますけれども、例えば野球をやろう、うちは7人しかいないからあなたのチームから2人貸してもらえないかでは、相手方は一緒に野球をするのにちゅうちょするのではないかなと思います。定数を増やして、同じ目線で広域化を議論できる環境整備を急ぐべきと考えますけれども、御見解を伺いたいと思います。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 職員の定数については、ある程度の水準までは引き上げる必要があるという認識でありますが、まずは広域化、それから分署に向けては協議会を立ち上げてその中でいろいろ協議をしていきたいと考えております。 ◆19番(金城幸盛議員) 小項目5の女性消防吏員の採用についてでございますけれども、この女性消防吏員を採用する意義を伺います。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えをいたします。 女性消防吏員の意義ということですが、例えば救急の業務においては女性の傷病者等に抵抗感を与えずに活動できるということ。それから男性の視点だけではなく、女性の視点が加わることにより多様な視点で物事を考えることができるようになるということで、組織や同僚が多様な視点で対応できる柔軟性が備わっていくことが上げられると思います。 ◆19番(金城幸盛議員) 県内18消防本部の女性消防吏員の在籍状況を伺います。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 令和3年4月1日現在、県内には28人の女性消防吏員が在籍しています。18消防本部のうち女性消防吏員がいない消防本部は糸満市を含めて5消防本部となっています。 ◆19番(金城幸盛議員) 女性消防吏員のいない5消防本部に入っているということは極めて残念でなりません。本市消防本部の女性消防吏員の採用について、具体的な計画があればお伺いしたいと思います。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 計画ということですが、国の掲げている数字の目標が5%を目指していることから、誰もが活躍できる職場づくりを目指して取り組んでいきたいと考えています。 ◆19番(金城幸盛議員) 企画開発部長にお伺いしたいと思いますけれども、男女共同参画の視点から女性消防吏員の採用、活躍の場を広げることは重要と考えますけれども、本市としての見解を伺いたいと思います。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 女性参画の視点から女性消防吏員の採用についての御質問ですが、男女共同参画とは、男女が社会の対等な構成員として自らの意思によって社会のあらゆる分野での活躍、性別に関わりなく個性と能力を発揮し、責任を分かち合いながら共に歩む社会の実現を目指すということでありますので、従事できる職域において男女の差異は、違いはないものと考えております。 ◆19番(金城幸盛議員) 現状の定数では、女性消防吏員の採用もなかなか難しいものではないかなと思います。そこで市長、消防職員の定数増につきましては喫緊の課題であると思います。様々ございますけれども、総合的に御議論頂き、御検討頂けないかお伺いしたいと思います。 ◎市長(當銘真栄) 再質問にお答えさせていただきます。 消防の職員増については、先ほど消防長からもあったように広域化や分署等の設置を考えた場合、将来的には必要だというふうに認識しています。これから総合的に議論をさせていただきたいなと思っております。 ◆19番(金城幸盛議員) ぜひとも議論を期待したいと思います。 次に件名6のひとり親家庭への支援でございますけれども、このひとり親家庭に対する重要な自立支援策でございます。この令和3年7月6日付の厚生労働省が発出した母子家庭自立支援給付金及び父子家庭自立支援給付金事業の円滑な運営に関する通知において、ひとり親家庭高等職業訓練促進資金貸付事業、これは貸付事業というのがあるんですね。母子寡婦が行っておりますけれども、入学準備金として50万円、就職準備金として20万円貸し付ける事業でございますけれども、これについては貸付対象を高等職業訓練促進資金の支給を受ける者としています。またこのため、本給付金の支給決定通知が当該貸付金の貸付対象と認定するため必要となることから、支給決定通知を速やかに発行するよう努めることとなっておりますので、その点も留意されて今後の柔軟な対応を強く要望いたしますけれども、御見解頂きたいと思います。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 先ほども答弁しましたけれども、ひとり親が資格を生かし就労することは、ひとり親の所得の向上や子供の貧困対策の解消にもつながるものと考えます。また、この保護者が自立に向けて自主性を持って取り組んでいる姿は必ずその世帯にいる子供に手本となって、貧困の連鎖解消につながる効果もあると考えております。予算の確保に向けて柔軟な対応も含めて検討してまいります。 ◆19番(金城幸盛議員) 件名7のしおざきシティ東側国有地の利活用でございますけれども、当該国有地の利活用につきましては、これまでも駐車場としての整備などの御提案を申し上げてまいりました。くくる糸満も間もなくオープンいたします。先ほど様々な課題があるというふうに御説明を頂戴いたしましたけれども、当該国有地の利活用についての、やはり本市としての方向性、計画等の策定をしっかり議論頂いて検討頂くことが本市にとって有益となることは間違いないと思いますので、その点について再度見解を伺って、私の一般質問を終わりたいと思います。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 議員おっしゃるように、いろんな解決すべき課題が山積していると思います。ただ、今回9月補正において会計年度任用職員の予算も計上しておりますので、議員おっしゃるように、今後くくる糸満の駐車場とかその辺の利活用も含め関係機関と調整していきたいと考えております。 ◆1番(玉村清議員) おはようございます。一般質問通告書に従い一般質問をいたします。よろしくお願いいたします。 件名1、道路行政について。小項目1、県道256号線の電線類の地中化について。今年も新型コロナウイルス感染症が拡大し、糸満大綱引が今年も中止になり大変残念である。この時期に電線類の地中化を実施したらと思います。そこでお伺いいたします。ア、白銀堂前から糸満ロータリーまでの電線類の地中化についてお伺いいたします。令和3年度の予算で与那掘線整備事業が計画されています。8月現在、工事の進展が見られません。用地交渉で難航しているのかお伺いいたします。そこでお伺いいたします。イ、サンエー食品館前交差点から糸満警察署に向かう道路工事の進捗状況をお伺いいたします。ウ、サンエー食品館前の交差点はラウンドアバウトの計画があるのですかお伺いいたします。 件名2、防災行政について。小項目1、災害時における備品整備について。今年もこれから台風シーズンに入ります。台風14号が県内に影響が出るのではないかと思いましたが、幸い影響がなくよかったと思っています。そこでお伺いいたします。ア、糸満小学校体育館は避難場所に指定されていますが、発電機や照明器具、扇風機などは常備されていますかお伺いいたします。 件名3、教育行政について。小項目1、糸満幼稚園の跡地利用について。ア、糸満幼稚園跡地は雑草が繁茂し、蜂や虫が発生し近隣住民から苦情があります。一日も早く更地にし地域住民に開放するなど、有効利用できないかお伺いいたします。 以上、演壇での質問を終わり、再質問は質問席よりいたします。よろしくお願いいたします。 ◎市長(當銘真栄) 玉村清議員御質問、件名1、道路行政について。小項目1、県道256号線の電線類地中化について。ウについてお答えいたします。 市道与那掘線、大型スーパー前交差点にラウンドアバウトの計画があるかについては、環道外径31メートルのラウンドアバウトを計画しております。用地の取得は県道より東側だけに収まるように設計されており、現在、沖縄県南部土木事務所へ取付け協議申請を行っております。今後は、取付け許可が下り次第、工事に着手してまいります。 その他の御質問につきましては、教育長及び関係部長より答弁をさせていただきます。 ◎教育長(幸地政行) 議員御質問、件名3、教育行政について。小項目1、糸満幼稚園の跡地利用、ア、一日も早く有効利用できないかについてお答えいたします。 糸満幼稚園は現在、教育委員会において園舎などの解体撤去工事を行っています。跡地利用については現在、関係部署と調整を行っております。 ◎建設部長(大城拡) 御質問、件名1、道路行政について。小項目1、県道256号線の電線類地中化について。ア及びイについてお答えいたします。 小項目1、ア、白銀堂前から糸満ロータリー向け電線類地中化進捗状況については、県道256号線は豊見城市字名嘉地から糸満市兼城の区間については、現在事業化が進められております。しかしながら、白銀堂前から糸満ロータリー向けの区間については、未採択であることから電線類の地中化については現時点では計画はありません。ただし、ロータリーから北側へ約100メートルまでは、県道糸満与那原線の影響範囲で電線類の地中化工事を整備予定でございます。 次にイ、市道与那掘線の道路工事進捗状況については、延長386メートルのうち、生涯学習支援センター前65メートル及び糸満警察署前170メートルの合計235メートルの道路整備が完了しております。また、糸満警察署から県道糸満具志頭線へつながる交差点は令和2年8月に暫定形ではありますが、片側車線で供用を開始しております。用地取得につきましては、全37筆中30筆を取得しておりますが、一部用地交渉が難航していることもあり、今後全線供用に向け事業認定申請を沖縄県用地課と事前調整中であります。 ◎総務部長(福元信美) 御質問、件名2、防災行政について。小項目1、ア、糸満小学校体育館は避難場所に指定されているが、発電機や照明器具、扇風機などは常備されているかについてお答えいたします。 指定避難所の1つであります糸満小学校体育館へは、現在発電機が1台、照明器具が1台ございますが、今年度それぞれ1台ずつ追加しまして、発電機が2台、照明器具が2台の常備となります。扇風機の防災備品はございませんが、糸満小学校体育館の備品として業務用大型扇風機が3台ございます。 ◆1番(玉村清議員) 通告書により順次再質問いたします。 まず、県道256号線の電線類の地中化ですけれども、私も何回か地中化について御質問しましたけれども、今回、コロナ禍で大綱引きが中止になりました。この機会にできるだけ県と話し合って、この地中化を早めていきたいと私は思っております。次期大綱引きが開催されるときには道ズネーがスムーズにできるよう、糸満市からも強く要請したらと思っております。できるだけ、来年、また十五夜が開催されるかしれませんけれども、地中化をやって、後にはロータリーから東側の糸満小学校まで地中化が実現するようお願いいたします。 次に市道与那掘線サンエー前から糸満署までですけれども、これは地権者の同意がまだ得られないんですか。何名かいるんですか。よろしくお願いします。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 先ほど答弁いたしましたが、筆数にしまして全37筆中30筆を取得しており、7筆がまだ未契約でございます。その7筆の中で9月末には2筆契約予定ということで今、交渉を進めている段階でございます。残りの5筆につきましては、4名の方が今後継続して交渉していくという現状でございます。 ◆1番(玉村清議員) ありがとうございました。この4名の地権者が交渉が難しいということでした。この交差点はラウンドアバウトの計画がありますよね。この計画を先にやったらどうですか。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 現在、ラウンドアバウトの施工する箇所が県道糸満具志頭線になっておりまして、その工事の施工協議ということで今南部土木事務所のほうに申請を出して協議中でございます。県の許可が下り次第発注する予定でございます。できましたら年度内に完了できればと考えております。 ◆1番(玉村清議員) ありがとうございます。できればこのラウンドアバウトが先になれば景観も全然変わってくるし、今、与那掘線に反対している地権者がラウンドアバウト化によって、心変わりをするかもしれませんので、できるだけ早めにできるようラウンドアバウトが先にできるんでしたら、この工事をなるべく早めに進めてください。よろしくお願いいたします。 次、件名2、防災行政について。今、小学校には発電機と照明器具が常備されていると。糸満、私の地域には中学校も避難場所に指定されております。糸満市には避難場所は何か所ありますか。 ◎総務部長(福元信美) 再質問にお答えいたします。 指定避難所としては12か所となります。 ◆1番(玉村清議員) 12か所でしたら大体、各学校の体育館だと思いますけれども、学校にそういう照明器具とか発電機、扇風機などが常備されるんでしたら、ぜひ役所に12台ですので、役所のどこか倉庫でもいいし発電機を12台ぐらい準備して、いつでも災害時には使えるよう準備できないかお願いいたします。 ◎総務部長(福元信美) 再質問にお答えいたします。 発電機、照明器具につきましては先ほど御答弁しましたが、各12指定避難場所に2台ずつ、1台だったのを今回1台また追加しておりますので12指定避難場所に2台ずつ、それから庁舎のほうにも各1台ずつ整備しております。 ◆1番(玉村清議員) 今、コロナ感染症で特に体育館とか室内の換気に重要だということですけれども、できれば扇風機も、大型扇風機を何台か。特にまた台風とかそういう、夏場でしたらクーラーが入っている体育館というのは多分市内はないと思います。この回転扇風機だけでも1施設2台から4台ぐらいの扇風機を用意し換気に使ったらどうですか。あと、この器具の管理は各学校にはさせずに、役所のそういう館内でその器具の保管とか点検とか保守とか、そういうのが各学校に置くと劣化というのが必ずあります。一番燃料の。その燃料を入れたままにするとさびがついて、よくキャブというのが詰まりますので、できるだけ役所のほうで管理してやってもらいたいと思います。よろしくお願いします。 次に件名3、糸満幼稚園の跡地利用について。最近、地域の方から要請文が届いていると思いますけれども、ぜひ私のほうからも、この幼稚園は私たち特に戦後生まれの昭和生まれの人たちには大変思い入れのある地域でありますので、ぜひとも記念樹なんかを残してもらって、あと地域のコミュニティーか学童保育か、放課後保育ですか、そういう子供の居場所とか老人の居場所に利用できないかお伺いいたします。 ◎教育委員会総務部長(金城秀) 再質問についてお答えいたします。 議員がおっしゃるように、9月7日付、9月8日受付で地域からの要望書を頂いております。先ほども答弁しましたけれども、現在、具体的に跡地利用の計画が進んでいるわけではございませんけれども、他部署、教育委員会以外の部署でいろんな施設として活用できることがあるのか関係部署と調整をしていきたいと思っております。 ◆1番(玉村清議員) 今、解体作業が進んでいると思いますけれども、ぜひとも更地にしたらまた雑草が繁茂しないように芝生を入れるかそういうふうな感じで、更地にして放っておけばまた二、三か月で雑草が生えますので、できるだけ雑草の生えにくい後処理はしてもらいたい。草刈りぐらいでしたら多分ですけれども、地域の人がやってくれると思います。あの地域は4区、5区、6区とのちょうど中心地でありますので、できるだけこの地域の人が使えるような、集まって何かコミュニティーとかそういう施設に将来的に残してもらいたいというのが私の希望です。特にああいう大木、ガジュマルなどは私たちがちょうど幼稚園児ぐらいのときですかね、植えたのが。こういう樹木もありますので、できるだけ幼稚園を地域の人たちに利用させてください。よろしくお願いします。 以上、私の質問を終わります。ありがとうございました。 ◆20番(新垣安彦議員) それでは一般質問を行う前に、字句の訂正のお願いをいたします。件名6、農村整備行政について。小項目1、「県営」という文字の削除、「糸満市」の削除、そして「事業」についての文字の削除のほうをお願いします。同じくイの「糸満市」と「事業」についても削除のほうのお願いをいたします。それでは通告書に従い、一般質問を行います。 件名1、新型コロナウイルス感染症対策について。小項目1、市内小中学校の授業再開に向けての対応及び児童生徒の「心のケア」について、教育委員会の見解を求めます。 小項目2、保育施設等における感染症対策及び支援について、市当局の見解を伺います。 小項目3、自宅療養者への支援について、親族等から支援を受けることが困難な方に対して、生活必需品の提供をすることについて、市当局の見解を求めます。 件名2、水産行政について。糸満漁港は、県内唯一の第3種漁港として沖縄県の水産業を牽引してきた港であり、さらに発展する港として期待される。そこでお伺いをいたします。小項目1、糸満漁港北地区への高度衛生管理型荷捌施設建設の進捗状況について、市当局の見解を伺う。 次に糸満漁港に放置されている漁船及びレジャーボート、特に北地区の敷地内及び港内に放置されている船についてであります。小項目2、糸満漁港3地区(北地区、中地区、南地区)港内の放置船について、市当局の見解を伺う。 小項目3、北地区港内の新糸満造船から漁協ドック前の浅瀬のしゅんせつを国及び県に要請する考えはないか伺う。 件名3、教育行政について。本年6月定例会でも質問を行った基本計画であります。再度お伺いをいたします。小項目1、糸満市立学校給食センター基本計画の進捗状況について伺う。 次に子供の教育、家庭環境並びに貧困対策についてでございます。小項目2、本市におけるヤングケアラーの調査及び課題について。ア、教育委員会の取組を伺う。イ、介護福祉及びこども未来課の取組を伺う。 件名4、市民環境行政について。下記事項の案件につきましては、これまで担当課に何度か質問を行った経緯があります。改めて質問を行うものであります。小項目1、糸満市の食品ロス削減の取組状況について伺う。 また、食品リサイクルは環境問題等、市民の食生活に係る重要な案件であることから、今回下記の事項について質問を行うものであります。 小項目2、糸満市の食品リサイクルの取組状況について伺う。 件名5、西崎運動公園整備事業について。小項目1、糸満市スポーツ観光交流拠点施設整備事業について。今定例会開催前に、運動公園・体育施設整備機能の強化の事業変更を申し受けて、それで改めて質問いたします。ア、西崎野球場整備事業の進捗状況について伺う。 件名6 農村整備行政について。小項目1、保栄茂土地改良事業に係る阿波根非農用地区画整理について。上記地域については、地元の方々から早急な整備が必要との訴えがあり、今回9月定例会一般質問で取り上げるものであります。そこで市当局にお伺いをいたします。ア、阿波根非農用地の整備について伺う。イ、阿波根非農用地区画整理に係る区画道路の状態について伺う。ウ、流末排水路整備・土地改良農道舗装整備の進捗状況について伺う。 件名7、道路安全行政について。小項目1、冠水対策について。6月29日の集中豪雨により、同地域周辺に住んでいる方から冠水が発生したとの訴えがあり、今回質問を行うものであります。ア、ホームセンターカインズの裏側、字兼城378番地から同431番地区間の道路冠水について、市当局の見解を伺う。 次に下記事項について、幾人かの議員からこれまで同交差点で事故が多発している旨の質問がなされた経緯から、今回本員も取り上げるものであります。小項目2、県道82号線(那覇糸満線)座波方面から兼城ハイツ向けと照屋方面からの農免農道の交差点において交通事故が多発していることでございます。市当局の見解を伺う。 以上、演壇での質問を終わり、再質問は質問席から行います。 ◎市長(當銘真栄) 新垣安彦議員御質問、件名1、新型コロナウイルス感染症対策について。小項目3、自宅療養者への支援についてお答えいたします。 8月31日より市民対象に自宅療養者支援事業を実施しております。新型コロナウイルス感染症の陽性者で、自宅療養または自宅待機中と指示のあった方で、親族などからの支援が難しい方、インターネット通販や宅配サービスなども利用できない方からの申込みにより、二、三日分の食料品や液体ミルク等の支援を行っております。内容としましては、パックの御飯などの食料品やトイレットペーパーなどの日用品になります。 その他の質問につきましては、教育長及び関係部長より答弁をさせていただきます。 ◎教育長(幸地政行) 議員御質問、件名1、新型コロナウイルス感染症対策について。小項目1、市内小中学校の授業再開に向けての対応及び児童生徒の心のケアについてお答えいたします。 糸満市内小中学校においては、9月1日より2学期が始まっております。2学期の開始に当たっては、小規模校については通常どおりの登校とし、それ以外の学校は最終学年は通常どおり、それ以外の学年は分散登校としております。学校においては分散登校により児童生徒の密集を避ける対策のほか、糸満市立学校感染防止対策ガイドライン、文部科学省の衛生管理マニュアル県教育委員会県立学校版ガイドラインを参考に各学校のガイドラインに基づき感染防止対策を行っております。学校の再開に当たっては対策の徹底を……。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時51分)                              (再開宣告午前11時51分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎教育長(幸地政行) 学校の再開に当たって、対策の徹底をお願いしております。夏休みなどの長期休暇明けには不登校になる児童生徒もいることから、感染者及び濃厚接触者等の心身のケアも併せ、日頃から学級担任や養護教諭等を中心にきめ細やかな健康観察や健康相談の実施等により、児童生徒の状況を的確に把握し、スクールカウンセラー等による支援を行うなど心の健康問題に適切な対応を行っております。 ◎福祉部長(金城満) 御質問、件名1、新型コロナウイルス感染症対策について。小項目2、保育施設等における感染症対策及び支援策についてお答えいたします。 保育施設等における感染症対策として、令和2年8月以降、家庭で保育が可能な園児を対象に登園自粛をお願いしています。また、感染拡大に伴い令和3年6月7日から6月20日及び8月19日以降現在まで、医療従事者や社会の機能を維持するための職業及び特別な支援が必要な家庭に限定し保育を行う特別保育を実施しているところです。なお、登園自粛に御協力頂いた保護者の皆様には、登園日数に応じ保育料の減免を行っております。そのほか令和2年度にはコロナ対策として密を避けるため、園庭での活動を行う上で熱中症等に配慮するため、市立こども園の日よけネットの設置を行いました。令和3年度には保育施設等において、希望する職員を対象にワクチンの優先接種を行いました。また、国のモニタリング事業を活用し定期的に職員のPCR検査を実施しております。さらに、施設で感染者が発生した際に逼迫する保健所の業務を補完するため、学校PCR検査と同様の仕組みを保育施設等にも適用する一斉PCR検査の実施や抗原検査キットの配布を予定しています。保育施設等への支援については、令和2年度には感染リスクを抱えながら社会インフラを支えるため業務を続けていた保育施設の全ての従業員に感謝と慰労の気持ちを込めて、1人1万円分の商品券を配布しております。また、マスクなど感染防止対策に係る費用の補助を2度実施しており、令和3年度も同様の補助を予定しております。 御質問、件名3、教育行政について。小項目2、本市におけるヤングケアラーの調査及び課題について。イ、介護福祉及びこども未来課の取組についてお答えいたします。ヤングケアラーは、年齢や成長の度合いに見合わない重い責任や負担を負うことで、本人の育ちや教育に影響があるといった課題があります。家庭内のデリケートな問題であること、本人や家族に自覚がないといった理由から、支援が必要であっても表面化しにくい構造となっております。なお、支援を行うに当たっては福祉、介護、医療、教育等といった様々な分野が連携し、潜在化しがちなヤングケアラーを早期に発見することが重要であると考えています。子供の心身の健やかな育ちのためにも、子ども家庭総合支援拠点や要保護児童対策地域協議会、また子育て世代包括支援センターの連携において必要な支援につなげるよう取り組んでまいります。 ◎経済部長(兼城浩康) 御質問、件名2、水産行政について。小項目1から3について順にお答えします。 小項目1、糸満漁港北地区の高度衛生管理型荷捌施設建設の状況については、8月現在基礎工事が終了し土間工事に進んでいる状況であり、全体工程の20%の進捗との報告を受けております。県に確認したところ、本体工事は令和4年3月に完了予定で、来年10月開場の予定で進んでいるとのことです。 次に小項目2、糸満漁港の放置船については、南部農林土木事務所が放置船の調査をしたところ、現在、北地区に26隻、中地区に6隻、南地区に17隻あり3地区合計で49隻の放置船を確認しているとの報告がありました。放置船がそのままの状態だと周辺環境への影響や、景観的にも問題があり、本市としても早急に解決しなければならない問題だと認識しております。市としましては、漁港管理者である沖縄県に対し今年7月の県農林水産部との行政懇談会の場において、放置船の早急な撤去について要望書を提出しております。沖縄県においては、放置船の撤去に向けて所有者宅への訪問、指導等に取り組んでいるとのことです。 次に小項目3、北地区港内の新糸満造船から糸満漁協ドック場前の浅瀬のしゅんせつについては、放置船撤去と同様に今年7月の沖縄県農林水産部との行政懇談会において、当該浅瀬箇所のしゅんせつの事業化を要望しているところであります。 次に御質問、件名6、農村整備行政について。小項目1、保栄茂土地改良事業に係る阿波根非農用地区画整理について。アからウについて順にお答えいたします。ア、阿波根非農用地の整備については、県営保栄茂土地改良事業で平成8年度から平成10年度にかけ、土地改良事業計画変更によって農振白地へ変更し当該区画が設定されました。当該土地改良区は、流末排水路が未整備のまま、平成14年度に事業が終了していることから、非農用地の宅地開発が進まない状況となっております。 次にイ、阿波根非農用地区画整理に係る区画道路の状況については、現状はギンネム等が生い茂り通行できない状態となっております。しかし、隣接する農道へ影響していたことから、8月末に阿波根非農用地区画整理組合の協力を得て、隣接農道の伐採作業と側溝の清掃を行っております。 最後にウ、流末排水路整備・土地改良農道舗装整備の進捗状況については、令和3年8月に流末排水路や農道舗装等の整備要請が保栄茂土地改良区及び糸満市阿波根非農用地区画整理組合の連名にて糸満市へ提出されていることから、現在、本市より県事業で早期整備が図れるよう沖縄県へ要請書を提出するため、必要な調整を行っているところであります。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 御質問、件名3、教育行政、小項目1、糸満市立学校給食センター基本計画の進捗状況についてお答えいたします。 本市学校給食センターの建て替えに当たり、今年度は学校給食センターPFI導入等可能性調査業務に取り組んでおり、7月に業務委託契約を締結し、現在は令和2年3月に策定した糸満市立学校給食センター基本計画書で示された優先建設候補地の地質調査等を実施中であります。今後、近隣市町との広域連携やPFI導入等の可能性を調査し、今年度中に業務を完了する予定であります。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) 御質問、件名3、教育行政について。小項目2、本市におけるヤングケアラーの調査及び課題について。ア、教育委員会の取組についてお答えいたします。 ヤングケアラーの課題については、先ほど福祉部にて答弁しておりますが、支援が必要であっても表面化しにくい構造となっております。糸満市教育委員会では現在、沖縄大学人文学部福祉文化学科、名城健二教授と協力し、市内小学校5、6年生と中学校1年、2年、3年生の児童生徒を対象にヤングケアラーの実態調査を行う準備を進めております。役割分担として、糸満市は対象児童生徒へのアンケートを実施しデータの収集を行い、沖縄大学名城教授がその分析を行うこととなっております。令和3年10月頃をめどにアンケートを実施し、令和3年度末には名城教授より分析結果を提供頂くこととなっております。このアンケート結果や分析状況に基づき、福祉、介護、医療、教育等といった様々な分野が連携し、適切な支援につなげるよう取り組んでいきたいと考えております。 ◎市民健康部長(島根辰也) 御質問、件名4、市民環境行政について。小項目1及び2についてお答えいたします。 小項目1、糸満市の食品ロス削減の取組状況については、法で定める市食品ロス削減推進計画が未策定であることから、施策としての取組は行っておりません。沖縄県において今年度に策定予定の県計画を踏まえて、次年度以降、市計画の策定に向けて検討してまいります。しかしながら、計画策定前においても可能なことは取り組む必要があると考え、今年度は6月25日に高嶺中学校へ、7月1日に光洋小学校へ出前講座を行ってまいりました。また、沖縄県が実施する食品ロス、食品廃棄物組成調査業務に協力しているところです。 小項目2、糸満市の食品リサイクルの取組状況については、現在、市役所の様々な部署でフードドライブ等への支援や食育活動、食品残渣の堆肥化などを個々に取り組んでいます。今後計画を策定する場合においては、これらの取組を網羅すること、また新たな取組を模索するなどして、部署を横断した計画を策定できるよう検討してまいります。 次に御質問、件名7、道路安全行政について。小項目2、県道82号線座波方面から兼城ハイツ向けと照屋方面からの農免農道の交差点で交通事故が多発していることについてお答えいたします。当該交差点について、付近は通勤や通学など住民が利用する道路であり、事故の起きやすい交差点であると認識しております。既に路面標示、カーブミラーが設置されておりますので、今後、より効果的な交通安全対策を関係機関と協議してまいりたいと考えております。 ◎建設部長(大城拡) 御質問、件名5、西崎運動公園整備事業について。小項目1、糸満市スポーツ観光交流拠点施設整備事業について。ア、西崎野球場整備事業の進捗状況についてお答えいたします。 施設整備等の進捗状況については、令和3年度一般会計補正予算(第2号)で要望し、承認頂いた事業のうち、設計業務を完了し屋内ブルペン改修工事に着手しているところであります。またそのほか、土の入替えやラバー張り替え工事につきましては少し発注準備に時間を費やしましたが、今月中には発注し12月末までに完成できるよう進めていきたいと考えております。なお、令和3年度糸満市一般会計補正予算(第5号)(案)を修正しました防球ネット整備工事については、一括交付金が最終年度であることを踏まえ、早急に整備するよう準備を進めてまいりましたが、工事の年度内完成が厳しく内閣府との約束が果たせないこと、また一括交付金が次年度以降も継続される見込みである旨の報道があったことを踏まえ、市の財政負担軽減などを総合的に判断し令和4年度に進めていきたいと考えております。 次に御質問、件名7、道路安全行政について。小項目1、冠水対策について。ア、兼城378番地先から同431番地区間の道路冠水についての見解についてお答えいたします。兼城378番地先の大型商業施設東側道路については、集中豪雨時に冠水することを確認しております。冠水の原因について現場周辺を確認したところ、宅地開発された住宅地周辺からの土砂流入や琉球政府時代に整備された水路に雑草が繁茂していること、また落ち葉等が集水ますを塞ぐなど側溝の詰まりが原因であることから、定期的な除草や路面清掃等を行い道路冠水被害が出ないよう対応していきたいと思います。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後0時10分)                              (再開宣告午後1時21分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆20番(新垣安彦議員) それでは質問席より再質問をさせていただきます。それでは通告書に従い随時再質問を行います。 件名1、新型コロナウイルス感染症対策についてでございますが、まず初めに分散登校に至った経緯については教育長から答弁頂きました。そのガイドラインについては各学校に基づいてスムーズにそれが実施されているかについてお答え願えますか。 ◎教育長(幸地政行) 議員の再質問にお答えいたします。 市としましては、国の緊急事態宣言の延長に伴って、県の対処方針の変更があって、今、糸満市教育委員会として児童生徒の感染防止のために分散登校という判断をしまして実施しているところで、今、ガイドラインにのっとって運営されているかというふうな質問なんですけれども、今、私たちとしてはこの分散登校というのは、簡単に言いますと子供たちが授業を受けるときに半分になるということになりますので、感染防止の上からは最善の策ではないかというふうに判断をしました。それで本日も分散登校ということになっているんですけれども、授業参観等を見て大変学級内の児童生徒の数が少ない分静かでありますし、じきそれが慣れてきて学習内容等の定着等に向けても当初の計画どおり、計画といいますか、この対処策がうまく運営されていくんじゃないかなと思っております。 ◆20番(新垣安彦議員) それでは新聞でも報道されております、今、分散登校だとか、それからコロナの感染の不安から登校自粛をされている児童生徒もおられるという報道もございました。糸満市内でもそれがいるということの報道もございました。それで自主登校されている生徒児童数が把握できているのであれば、御報告をお願いできますか。 ◎教育長(幸地政行) 議員の再質問にお答えいたします。 不安から登校を自粛している児童生徒は、9月9日の集計においては小学校が平均で90名、それから中学校でも平均で16名、今、不安からの登校自粛をしております。 ◆20番(新垣安彦議員) それでは分散登校で教室の生徒数も少なくなっていると思うんですけれども、そのときの分散登校での授業内容と進め方等についてはどのように行っているか御答弁お願いできますか。 ◎教育長(幸地政行) 議員の御質問にお答えいたします。 分散登校を行っている6年生や中学3年生を除いて、それから小規模校を除いての分散登校になりますけれども、授業においては隔日、1日越しに児童生徒は学校に登校するということになります。したがいまして先生たちは1日目の授業を2日目も残りの半分に授業を実施していくという方法を取っております。ですから、授業の進路においてはその分遅れが出てくるということはあります。そういう状況で分散登校を今実施しております。 ◆20番(新垣安彦議員) 分散登校と、それから登校自粛が今実施されているんですけれども、その自粛することによって特に私が懸念されるのは、中学校2年、3年生、この子たちがそれで自粛することによってどのような取扱いになるのかどうかですね。そしてそれが進学する際の進路にも影響が出ないかどうか。これについてはどのようにお考えでしょうか。 ◎教育長(幸地政行) それについては、出席停止として取り扱っております。これは欠席扱いにはならないという対応をしております。また、保護者向けの学校から出した文書の中にもその旨表記されていて、保護者もその理解の上で対応しているというふうに理解しております。 ◆20番(新垣安彦議員) 特に私が懸念されていた中学2年、3年生の自主登校によっての取扱いについて、今、明快に教育長のほうから御答弁を頂きましたので、保護者の皆さんも安心されるかと思います。それでそういう配慮がなされましたので、ぜひですね、今回の学校の再開については万全な体制を整えていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。 それでは小項目2に移ります。当然、小項目1で同様にお伺いをいたしました登園自粛について、その流れについて担当部のほうとしてはどのように対応されるんでしょうか。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えいたします。 登園自粛に御協力頂いた保護者の皆様には、登園日数に応じた保育料の減免を行っているところです。また、特別保育を含む登園自粛期間中であっても、医療従事者や社会の機能を維持するための職業及び特別支援が必要な家庭に限定し保育は継続しております。 ◆20番(新垣安彦議員) ぜひこども園、それから認定こども園、それから認可外保育園等もございますので、ぜひその辺の支援体制もしっかりと執り行っていただきたいということを申し送りしておきたいと思います。 それでは小項目3についてでございますが、自宅療養者の情報を県のほうから得ているでしょうか。どうでしょうか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 現時点では、沖縄県は感染者に関する個人情報を公表しておらず自宅療養者の情報についても個人情報は得られませんが、新聞報道によりますと県で検討している状況等もあるようですので今後の県の動向を見守りたいと思っております。 ◆20番(新垣安彦議員) それでは新聞報道でも糸満市のほうは在宅の方に食材提供関係を進めていくということですが、こういう方々に対してはただ単にその方々から申出を待っているのか、それとも何かしら市からそういう方々に対して周知するという、どういう形でそれを行うか御答弁お願いできますか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 周知方法としましては市のホームページにて周知を行っており、県内新聞等にも掲載され一定の周知は行われていると考えておりますが、今後広報やSNS等でさらなる周知を行ってまいります。 ◆20番(新垣安彦議員) 開始されているということは御承知しておりますが今現在、利用件数的には何件あるのか御答弁お願いします。
    市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 令和3年8月31日より始めております。9月9日時点では利用件数は3件となっております。 ◆20番(新垣安彦議員) 今、部長から3件の利用があるということでございますが、でも実際的には、潜在的にはまだまだ多いかと思います。やはり周知徹底が必要かと思いますのでよろしくお願いします。 それでは件名2、水産行政についての質問に移ります。それでは演壇で経済部長から同荷捌施設が令和4年3月に本体工事が完成し、そして同年10月には、来年の10月には開場するという明快な答弁を頂きました。本員はこの施設については、十数年県漁連の新市場移転を推進してきた者としてはすごく感慨深いものがございます。そこでお伺いをいたしますが、この新市場に対する水産振興、経済効果について市当局はどのようにお考えになっているのか、見解をお伺いいたします。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 来年の10月に開場するこの新市場におきましては、高度衛生管理に対応した荷捌施設等の整備により、水産物の品質や鮮度の向上により魚価の安定が図られ、糸満市水産業のさらなる振興に寄与するものと考えております。また、経済効果につきましては、沖縄県の資料によりますと令和8年度の目標数値がございまして、それによりますと水揚げ量が4,700トン、水揚げ金額が約30億円となっておりまして、直接効果でその金額ですからそれよりもまた多くの波及効果があるものと期待をしております。 ◆20番(新垣安彦議員) ただいま経済部長から御答弁頂きました、この新市場を開設することによって糸満市の水産業が本当に目覚ましい発展を遂げるという内容の御答弁だと思っております。そこで市当局に御提案なんですが、県漁連並びに糸満漁協と連携してこの糸満市の水産業発展に取り組んでいくという旨の決意をもって、新市場開設に取り組んで頂きたいと思いますがいかがでしょうか。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えいたします。 市としても待ち望んでおりました新市場の開場となりまして、県漁連や民間企業の各施設の整備が今後進んでいくものと考えております。市といたしましても、沖縄県唯一の第3種漁港として、沖縄県、そして県漁連、糸満漁協などの関係機関と連携を図り本市の水産業の発展のために取り組んでいきたいと考えております。 ◆20番(新垣安彦議員) それでは次、小項目2の糸満漁港3地区についてでございますが、先ほど部長のほうから、県に対して要望書を提出するという旨の答弁がございましたが、どのような要望書を提出されたでしょうか。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 放置船に対しての要望となりますが、県のほうには糸満漁港内にある放置船や廃船に対して適切な処理等について早急な対応をしていただくよう要望してございます。 ◆20番(新垣安彦議員) それでは糸満、この3港についてですが、これは北地区とそれから中地区、南地区とございます。これは管轄はどちらになっていますでしょうか。 ◎経済部長(兼城浩康) この3地区それぞれ全て県の管理となりまして、ただその県のほうから漁港巡回、清掃業務の委託を北地区においては沖縄県水産公社、そして中地区と南地区におきましては糸満漁協が委託を受けております。 ◆20番(新垣安彦議員) それでこの北地区の敷地に、数隻の放置されている大型レジャーボートがあります。これは全国豊かな海づくり大会が同北地区を主会場として行われ、それから県が実施したものだというふうに認識しておりますが、この移動されたレジャーボート等については県が移動されたんでしょうか。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 この大型のプレジャーボートにつきましては、令和元年の7月に沈没したものを所有者が陸揚げしたものと確認しております。その放置船については持ち主のほうにお願いをしまして、現在の場所に移動させたものと確認をしております。 ◆20番(新垣安彦議員) この放置船というのは個人が移動されたんでしょうか、どうなんでしょうか。 ◎経済部長(兼城浩康) 市から県に確認した段階におきましては、県が持ち主に連絡して移動させたものだという返事を頂いております。 ◆20番(新垣安彦議員) その費用等については個人が持ってやったのか、それとも県が費用を出したのか、これは流れの中で聞いています。 ◎経済部長(兼城浩康) これは私たちもこの費用については確認をしておりませんが、持ち主が移動させたものとだけ確認はしております。 ◆20番(新垣安彦議員) 御存じのように、同北地区は来年10月には新市場が開場されます。そこで県外船の入港も増えますし、また水産庁の巡視船の入港もあります。そのような状況の中で北地区の港内、それから漁港内に放置船があるということは、今後発展に支障を来すというふうに認識するんですが、市当局の見解はどのように感じていますか。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 市としても議員と同じ認識をしておりまして、できるだけ早急な撤去を県にお願いしていくということを、今後も継続していきたいと考えております。 ◆20番(新垣安彦議員) それでは県からこの放置船の対応方について協議の要請がもしございましたら、市当局としてはお受けする考えはございますでしょうか。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 県のほうから協議の申入れがあった場合には積極的に参加をしたいと考えております。 ◆20番(新垣安彦議員) ぜひお願いをいたしたいと思います。 それでは小項目3のお伺いをします。新糸満造船前から漁協ドック前の浅瀬のしゅんせつについてでございますが、このしゅんせつの事業採択に向けては担当課としてはどのような形で取り組んでいく考えなんでしょうか、お伺いします。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後1時38分)                              (再開宣告午後1時39分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆20番(新垣安彦議員) 県の事業化に対して要望されていると思いますが、それについてどのような御回答がございましたか。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 今年7月の県との行政懇談会の席、当日において県から回答を頂いておりまして、内容としましては水揚げ場周辺のしゅんせつ工事を実施するには当該水域が漁港施設として位置づけがあるということでございました。そして今後、水域施設として位置づけることが可能か検討していきますとの回答でございました。また、当日は市長のほうからも直接県に再度の要望をしておりまして、内容としては、今後水産庁によるしゅんせつがあることからこのタイミングでのドック前のしゅんせつの検討を県にお願いしたいということで口頭での要望をしております。 ◆20番(新垣安彦議員) ぜひですね、この事業採択に向けて、担当課として頑張っていただきたいと思います。その対応については、また市長のほうも後押しのほうをお願いしたいと思います。それでは次の質問に移ります。 件名3、教育行政についてでございますが、まず小項目1、学校給食センター基本計画についてでございますが、先ほど部長からの答弁もありましたのでその確認をさせていただきたいと思います。優先建設予定地の地質ボーリング調査や建物構築物の基礎構造の検討、汚水及び雨水処理の調査等、さらには都市計画法に基づく接道等の法的条件を調査した上で、今年度中に前市政で策定した基本計画書を完成させるための調査であるというふうに理解してよろしいでしょうか。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 基本計画書につきましては令和2年3月に協議会のほうで策定済みではありますが、今年度の業務内容につきましては、議員おっしゃるように基本計画で示された建設候補地の状況の把握をするため、地質調査を実施し都市計画や建築基準等の法的な条件など、想定される課題等について整理する予定であります。令和2年の3月に策定された基本計画のレベルアップ作業、補完作業という認識でございます。 ◆20番(新垣安彦議員) それでは確認します。 先ほど答弁頂きました優先建設予定地は、前市政で示された3か所の調査と理解してよろしいですか。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 そういう理解でございます。 ◆20番(新垣安彦議員) では、その調査に問題がなければ優先建設予定地が基本計画書に示されるというふうに理解してよろしいですか。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 現在進めているPFI導入等可能性調査の結果を受け、最終的にPFI方式で進めていくのかを判断する予定であります。一般的にはPFI方式で進める場合、設計や建設、運営など全てを含めて一括発注するため、まず実施方針の策定が必要となると考えております。仮にPFI方式ではなく従来方式で進める場合は、議員おっしゃるとおり、基本設計、実施設計という流れになるという考えでございます。 ◆20番(新垣安彦議員) ぜひですね、PFIの導入についてですが、これはこれまでとは違った形で今までは10年、20年かかった計画ですが、今現在ではもっと短縮される、PFIの調査ですね、検討する期間が。ですのでそれも含めてぜひ御検討していただきたいと思います。それでは次の質問に移ります。 小項目2、本市におけるヤングケアラーの調査及び課題についてでございますが、先ほど教育委員会指導部長からすばらしい答弁を頂いたと思っております。それで改めてヤングケアラーの調査と課題について再質問を行います。先ほど指導部長において、沖縄大学の名城健二教授の協力の下、本市小中学校、小学校5年生と6年生、そして中学校1、2、3年生を対象にヤングケアラーの実態調査を行う準備を進めているとの答弁がございましたが、アンケート票の作成は、調査準備は整っていますでしょうか御答弁お願いします。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 アンケートの作成等の準備につきましては、アンケートですが、厚生労働省が行った「令和2年度 子ども・子育て支援推進調査研究事業 ヤングケアラーの実態に関する調査研究 報告書」で使用されたアンケートを利用して作成しております。 ◆20番(新垣安彦議員) それでは小学校5年、6年生と中学校1、2、3年生を対象に選んだ理由をお聞きします。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) この小学校5年生、6年生という形と中学校1、2、3年生という形で選んだ理由ということですよね。基本的には発達段階を考慮してというふうなことになります。いろんなヤングケアラーの課題等にもありますように、自分で本来でしたら大人が担うべき、そういったケアを子供たちが担っていることを本当に無意識のうちに気づかない子供たちもいます。そういったことからも、まずは実際にヤングケアラーについてというふうな形で、まずスタートですので5年生、6年生とか理解度の高い高学年を中心にして対象にしていこうというふうに委員会内で協議してから決定しました。 ◆20番(新垣安彦議員) 対象者の理由も今、指導部長のほうから御答弁を頂きました。それではその児童生徒へのアンケート調査の方法等についてはどのように実施されるのか。それについて御答弁をお願いします。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 アンケートの方法ですが、児童生徒一人一人に1台配布されておりますPCタブレット、そこへアンケートを配布してオンライン形式でアンケートに答えてもらう方法で計画しております。 ◆20番(新垣安彦議員) 先ほど指導部長のほうからは今年度10月にアンケートを実施し、そして令和3年度末には名城教授からその分析結果を受ける予定だというふうな御答弁を頂きました。教育委員会といたしましては、その分析結果についてどのような利活用をする考えであるのか御答弁をお願いできますか。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 この分析結果を教育委員会としましては、この調査で得られたデータ分析を基にしてこれまで学校を支えていただいております福祉部とか要対協など関係機関と連携しながら、児童生徒の支援方法を協議し具体的な支援方法につなげていきたいというふうに考えております。 ◆20番(新垣安彦議員) ただいま指導部長のほうからその調査で得たデータについては、福祉部とも共有しながら、要対協とも共有しながら進めていきたいという御答弁がございました。それで大変恐縮ですが、福祉部長にもこのデータが出たときに要対協としてもぜひそれを一緒に取り組んでいきたいという私からの要望でございますが、それについて担当部としてはどのようにお考えになられますか。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 今、調査の分析を教育委員会が依頼している名城健二教授は、要対協の実務者委員でもございます。これまでも糸満市はケースワークにおいてもアドバイザーとして同行していただくなどの支援を受けております。具体的ケースにおいても、その知見は生かされるものだと思っておりますし、今回の研究、分析結果がまとまりましたら以前にもあったように代表者会議のほうでも報告して、その運用あるいは活用についても生かしてまいりたい。それから子育て世代包括支援センターと子ども家庭総合支援拠点の取組の中でもぜひ活用させていただきたいと思っております。 ◆20番(新垣安彦議員) 福祉部長からもすばらしい御答弁を頂きました。そういう中で、今回教育委員会のほうから実施されますヤングケアラーの調査と、それから今後の課題についても明快な御答弁が頂けたと思います。実はですね、この調査についてですが私のほうから当局への御提案がございます。この案件については、本当に県内では初めての試みだというふうに私自身認識しております。それでこれを進めるに当たって、やはり教育委員会として万全な体制で、そして積極的に取り組んで頂きたいという思いがございますが、それについて御答弁頂けますか。これは県内で初めてだというふうに認識しております。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 県内で初めてというのは確認してはおりませんが、先進的な取組という形で認識しております。その中で今議員がおっしゃるように調査結果とか分析結果のデータについては、内容を実際に共有しないといけないし、その内容を実際に分析をして、それを生かすための支援をどうするかというふうなものにつなげていかないといけないというふうに理解しております。そういったことからも、今議員が提案なさっているような対策を検討する会議体というのは必要と考えておりますので、ぜひ検討してまいりたいというふうに考えております。 ◆20番(新垣安彦議員) ただいま教育委員会指導部、そして福祉部のほうからこのヤングケアラー対策について前向きな、そして積極的な答弁を頂いたというふうに理解しております。それでやはり最終的にこれをきちんと立ち上げていく、プロジェクトチームを立ち上げていくのが一番ではないかというふうに理解をしております。そういう面を含めて、最終的に市長がしっかりと陣頭指揮を取って、このヤングケアラー対策について進めていくという旨の決意を聞いて次の質問に移りたいと思います。 ◎市長(當銘真栄) 安彦議員の再質問にお答えさせていただきます。 先ほど教育委員会指導部長からもあったように、この調査結果や分析結果の内容を精査して、議員がおっしゃるように連携対策を検討することは非常に必要だと私も認識していますので、この対策を検討する会議体は必要と考えています。また、子供たちにとってもぜひ必要なものだと感じていますので、しっかりと検討をさせていただきたいと思っております。 ◆20番(新垣安彦議員) ぜひですね、市長が先頭に教育委員会、そして福祉部も連携して、この問題対策に積極的に取り組んで頂きたいということをお願い申し上げて、次の質問に移ります。 件名4、市民環境行政についてでございます。小項目1、糸満市の食品ロス削減の取組状況についてでございますが、演壇でも申し述べましたように本員はこの取組については積極的に市へ提言をさせていただいております。そこで答弁にもありますように、今回出前講座を行ったということですが、この出前講座の内容等についてはどのようなものなんでしょうか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 出前講座については、高嶺中学校と光洋小学校に出前講座を行ったということなんですが、高嶺中学校は3年生の総合的な学習の時間、まちづくりの提案をしようというテーマで課題解決学習時に、光洋小学校では4年生の社会化のごみの単元時間に行いました。ごみの排出抑制の話を入り口に、まだ食べることのできる食品が廃棄されている現状、世界的な食料危機の問題をそれぞれの学年になるべく分かりやすく伝えるよう努めました。本講座については解決方法を提示するのではなく、一緒に解決方法を考えようというスタイルで取り組んでいます。後日、食品ロスをしないよう気をつけるきっかけになった、ご飯を残さないように頑張るなどの感想を頂きました。 ◆20番(新垣安彦議員) この件に関しましては、沖縄県のほうが積極的に本来ならば食品ロス削減の条例なりを、本来なら策定しなければいけない。これは国からはそのようなお示しがなされているんですけれども、まだ県がその指針をお示しになっていないということから先ほど部長のほうからも御答弁がありましたように、市のほうも独自的な食品ロスについてはいろんな法令、条例等との制約等がございますので、なかなか進まないという御答弁だったというふうに理解をしております。しかし、この食品ロスの問題については、1つには学校教育もございますが、それも加味しながら出前講座で各学校、小学校、中学校においてその食品ロス、食品がどれだけ無駄になっているか等についてを学習することは、一番大事だというふうに認識しております。特に以前に、3年生にその食品ロスの講座を設けたときに大きな反響があったと。その子供たちが家庭に戻っていって、こういう食品ロスがあるということをお母さん、お父さんにお話しすることによって、そしてお母さんが家庭内の無駄なというか、食品のロスを削減することに努めるという相乗効果が出ているという結果も以前に市民健康部のほうから御報告を頂いております。ですので、これに関しては今、答弁は市民健康部のほうから頂いておりますが、実質的にはこの部分については学校教育の中でも大いに取り入れていくべき案件かなというふうに思っています。それについてですが、指導部長の御見解も頂ければなと思いますが、いかがでしょうか。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 食品ロスについてという形ですが、昨年度も複数校で食品ロスの授業、または講演会というふうなことを実施しております。議員がおっしゃるように、今後というふうな形でこの食品ロスについてという形で中学校でいったら家庭科の時間、また社会科の時間、また学校全体でSDGsとかという形で広げる必要性とか、そういった理解を広める必要性があることは認識しております。今後とも校長会と協議しながらそういった取組も推進していきたいというふうに考えております。 ◆20番(新垣安彦議員) 指導部長、大変ありがとうございます。この件に関しましては、やはり市民生活という部分と、それから学校教育という部分がリンクした形でやはり取り扱っていかなければ前に進まない案件かなということで、大変失礼ですけれども指導部長の御見解も頂きました。やはりそういう中で、一番大事なのがしっかりとした形をつくるということでいくと、今からでも市のほうも独自の食品ロス削減に向けての調査、研究等を進める必要性はあるかというふうに認識しますけれども、部長の御見解はいかがでしょうか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 沖縄県において、今年度策定予定の県の計画を踏まえまして、次年度以降、市計画の策定に向けて検討してまいります。 ◆20番(新垣安彦議員) 部長から食品ロス削減に向けての取組を積極的に行うという旨の御答弁を頂いたということで理解をしています。 それでは小項目2に移ります。食品ロス削減と同じように、一番またこれが大事なのが食品のリサイクルであります。余ったものをそのまま捨ててしまうのか、それともそれをどのように利活用するのかというのが大きな、またテーマでもあります。社会全体でそういう食品ロスをなくす、また賞味期限の切れる前にそういうフードセンター等に寄附することによって、こども食堂等にその食材が配布されるというのもよく聞くことでございます。それでやはり市としても、そういう余った食材、特にコンビニだとかそういったところから処分されるであろう食品を、市内にあるこども食堂等に配布するというふうな対応を取れないかどうか、これについていかがでしょうか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 食品残渣となる前に食材として活用できる方法があるか、調査研究してまいりたいと思います。 ◆20番(新垣安彦議員) ぜひお願いをいたしたいと思います。 それから件名5、西崎運動公園整備事業についてでございますが、先ほど担当部長のほうからも御答弁を頂きました。単刀直入にお伺いします。防球ネット整備工事が次年度になったという旨の御答弁でございましたが、それによって言わばロッテ球団の2次キャンプができなくなるとか、そういったことはございますでしょうか。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 今回予定している整備につきましては、これまで同様野球場及び周辺施設の機能強化を図るための整備を進めるものでございます。また、整備時期による2次キャンプの影響はないものと考えております。 ◆20番(新垣安彦議員) 今、部長から御答弁頂きました。西崎野球場の整備についてはこれまでどおり進められていくというふうに理解してよろしいでしょうか。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 議員がおっしゃるとおりでございます。 ◆20番(新垣安彦議員) それでは遅滞なく工事が進めていかれるようぜひお願いをいたします。それでは次の質問に移ります。 件名6、農村整備行政についてでございますが、演壇でも申し述べました今回のこの地域については、やはり阿波根地域の農家の方々が切に願っているものだというふうに私は理解しております。それで改めて確認、質問しますが、保栄茂土地改良区と糸満市阿波根非農用地区画整理組合から流末排水路・農道舗装整備要請を実現するためには、どのような調整が必要なのか。それについて御答弁頂けますか。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 今後の調整の内容でございますが、令和4年度予定します調査設計事業の採択の要件とされている地元からの要望書を本市そして豊見城市の双方で提出するために、その要望内容等の作成について両市で調整を行っているところでございます。 ◆20番(新垣安彦議員) もうですね、これは時間が経過しております。ですので、今取り組めることはしっかりと取り組んで、そして地域の組合の方、農家の方々が本当にこの地で農業していてよかったと思っていただけるような体制づくりを市当局にはお願いをし、また実施していただきたいというふうに申し送りをしたいと思います。それでは最後の質問に移らせていただきます。 件名7、道路安全行政についてでございます。小項目1、冠水対策についてでございます。先ほど演壇でも申し述べました、ホームセンターカインズ裏の字兼城378番地から同431番地の区間の冠水についてでございますが、これについては市当局はどのように把握されているのか御答弁頂けますか。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 今回質問にある道路だけではなく、周辺道路についても冠水が見受けられる状況でございます。抜本的な対策に向け、関係各課と調整していきたいと考えております。 ◆20番(新垣安彦議員) 今、部長から御答弁頂きましたあの地域一帯がそういう地域であるというふうに私も理解をしておりますので、ぜひその対策を進めていってください。 そして小項目2でございます。県道82号線、座波から兼城ハイツ向け、照屋方面からの農免農道の交差点、事故が多発しているということで最近も私のところにその事故があったという旨の相談がございました。これについて担当部としてはどのような対策を講ずる予定でしょうか。その質問をして私の一般質問を終わります。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 さらなる交通安全対策として、ドライバーへ減速等を促す看板等の設置ができないか協議をしてまいります。 ◆6番(伊敷郁子議員) 皆様こんにちは。通告書に従い一般質問を行います。 件名1、新型コロナ感染症対策について。県内の新型コロナウイルス感染症の新規感染者は減少傾向にありますが、病床占有率も重症病床占有率も依然高く、入院調整中や自宅療養を余儀なくされている方々が多くいます。現時点で収束はいつになるのかまだ分からない状況であります。そこで本市の現状について伺います。小項目1、市内感染者の実態について。ア、現在の重症者、中等症者、軽症者それぞれの人数を伺う。イ、直近1か月の年代別感染者数を伺う。ウ、市内の自宅療養者について把握しているか伺う。エ、市内自宅療養者への支援策についての取組を伺う。 小項目2、ワクチン接種状況について。ア、65歳以上の接種率。イ、64歳から30歳までの接種率。ウ、29歳以下の接種率。エ、12歳以上から接種は行われていますが、児童生徒への接種についてはどのように行われていますか。オ、障がい者への優先接種はどのように行われていますか。接種率も伺う。カ、障がいの特性に配慮した接種となっていますか。 小項目3、9月7日本市議会は自宅療養者の増加に伴い、家庭内感染者も多くなっていることから、市民の健康を守るためにも新型インフルエンザ等対策特別措置法第31条の2に基づく臨時の医療施設の早期整備を行い、感染症患者への十分な医療が行えるように市内に臨時の医療施設の早急な設置を求める意見書を提出しました。そこで伺います。臨時医療施設について設置の意思を伺う。 件名2、子育て支援について。小項目1、多胎児支援について。初めての出産が多胎児となると、親の戸惑いは大きなものがあると思います。親族等から支援を受けられればよいのですが、それが難しいと不安になると思います。また費用面でも何もかも一度に2人分、場合によっては3人分となると経済的な負担も大きくなります。安心して子育てしてもらうためには行政からの支援も必要であると考えます。そこで質問します。ア、本市の多胎児の世帯数を伺う。イ、多胎児への支援の現状を伺う。ウ、他市の支援状況を伺う。エ、今後の支援の拡充について意思を伺う。 件名3、教育行政について。小項目1、オンライン授業について。ア、実施状況を伺う。イ、児童生徒の家庭のWi-Fi設置状況について伺う。ウ、各世帯の通信費用負担について国へ要求するべきだと思うが意思はあるか伺う。 小項目2、校則について。ア、児童生徒や保護者から改正の要望はないか伺う。イ、児童生徒の人権侵害と思われるような校則はないか伺う。 小項目3、給付型奨学金の拡充について。ア、現状について伺う。イ、拡充の意思を伺う。 件名4、市内の鉱山について。小項目1、農地法に違反している鉱山について。ア、何か所把握しているか実態を伺う。イ、どのような指導が行われているか伺う。 小項目2、米須にある鉱山について。鉱山開発を計画する事業者が鉱石の搬出道路とするために、農地789平方メートルの一時転用申請を行っている件について伺います。ア、新聞報道による「許可相当」の経緯を伺う。イ、採掘業者が総務省公害等調整委員会へ採掘前の遺骨の有無を確認するなどの措置命令の不服申請をして受理されたが、この裁定結果が出るまでは採掘は行われないのか伺う。 小項目3、字大里地内にある採掘現場について。ア、現状を把握しているか伺う。イ、この土地は農地か伺う。 小項目4、市内で新たな鉱山許可の申請はあるか伺う。 件名5、防災行政について。小項目1、防災課の設置について。近年の自然災害は、地震、台風、集中豪雨、竜巻、直近では線状降水帯による土砂災害など、想定を超える災害で多くの被害が出ています。いつ、どこで、誰が被害に遭うか分からない状況にあると思います。私は新型コロナウイルス感染症などの感染症も災害の1つであると考えます。災害に対してあらゆる事態を想定し、備えを行うために防災課の設置を求めます。ア、設置の意思を伺う。 件名6 道路行政について。ロータリーはラウンドアバウト化され、周辺の整備も行われています。バスを利用する市民にとっても利便性があり、景観のよいバス停が必要と思い質問いたします。小項目1、ロータリー周辺のバス停を屋根付にできないか伺う。 以上、再質問については質問席から行わせていただきます。よろしくお願いします。 ◎市長(當銘真栄) 伊敷郁子議員御質問、件名6、道路行政について。小項目1、ロータリー周辺のバス停を屋根付にできないかについてお答えいたします。 ロータリー周辺を現在、南部土木事務所において県道整備を行っております。その道路整備工事においてバス停整備計画をしております。糸満市景観審議会においても南部土木事務所へバス停の屋根付を要望している状況でございます。なお、南部土木事務所に確認したところ、ロータリー周辺のバス停8か所の整備を計画しているとのことです。設置場所は、浜元菓子店前2か所、山巓毛公園前2か所、ファミリーマート前2か所、ゼロ番地交差点真栄里向け2か所、計8か所であります。 その他の御質問につきましては、教育長及び関係部長より答弁をさせていただきます。 ◎教育長(幸地政行) 議員御質問、件名3、教育行政について。小項目1、オンライン授業について。アからウまでについて順にお答えいたします。 小項目1、ア、実施状況については、各学校とも分散登校と併用しながら、オンライン授業、授業のライブ配信、朝の会や健康観察などをオンラインを活用して行っております。 次にイ、Wi-Fiの設置状況については、昨年の調査結果は93%の設置状況でありました。 最後にウ、国への要求については、沖縄県市町村教育委員会連合会を通じて、沖縄県、沖縄県教育委員会へ準要保護児童生徒に対する就学援助費の国庫補助金復活の要望の中で、GIGAスクール構想の実施に伴う通信費を含めた国庫補助金の復活を要請しております。同じくオンライン学習環境の整備を推進するため、家庭における通信費の保護者負担軽減策を講じるよう要請しております。今後も粘り強く継続して要請していきたいと考えております。 ◎市民健康部長(島根辰也) 御質問、件名1、新型コロナウイルス感染対策について。小項目1から3までについて順にお答えいたします。 小項目1、市内感染者の実態について。ア、現在の重症者、中等症者、軽症者、それぞれの人数については、沖縄県は市町村ごとの公表をしておりませんので、市内の状況については把握しておりません。なお、沖縄県の公表する陽性者の状況によると、県内では9月7日現在で入院中の方687名中、重症者29名、中等症者552名となっております。軽症者については公表されておりません。 次にイ、直近1か月の年代別感染者数について。9月5日現在で10歳未満64名、10代79名、20代138名、30代104名、40代69名、50代66名、60代34名、70代7名、80代2名、90歳以上ゼロ名になっております。 次にウ、市内の自宅療養者について把握しているかについては、沖縄県は感染者に関する個人情報は公表しておらず、自宅療養者の個人情報は把握しておりません。 最後にエ、市内自宅療養者への支援策についての取組については、8月31日より市民対象に自宅療養者支援事業を実施しております。内容としましては、新型コロナウイルス感染症の陽性者で自宅療養または自宅待機中と指示のあった方で、親族などからの支援が難しい方、インターネット通販や宅配サービスなども利用できない方からの申込みにより、二、三日分のパックの御飯などの食料品や液体ミルク、トイレットペーパーなどの日用品の支援を行っております。 小項目2、ワクチン接種状況について。ア、65歳以上の接種率については、9月7日現在において、1回目接種率85.4%、2回目接種率82.3%となっております。 次にイ、64歳から30歳までの接種率については、9月7日現在において1回目接種率48.0%、2回目接種率28.5%となっております。 次にウ、29歳以下の接種率については、9月7日現在において1回目接種率18.1%、2回目接種率9.5%となっております。 次にエ、12歳以上から接種は行われているが、児童生徒への接種についてはどのように行われているかについては、15歳以下の接種は個別接種が望ましいとの日本小児科学会の考え方に基づき、8月以降、一部医療機関で予約受付を行っている個別接種において接種を進めております。 次にオ、障がい者への優先接種の方法と接種率については、基礎疾患を有する者として、精神、身体、知的施設の入所者や通所等の利用者及び施設従事者へ接種しております。施設入所者については接種はほぼ完了しております。通所等についてはかかりつけ医等で接種を実施しています。接種率につきましては、全体の数が確認できないため把握しておりません。 最後にカ、障がいの特性に配慮した接種となっているかについては、相談があれば関係課と調整し、個別で対応しながらワクチン接種を実施しております。今後も引き続き、障がいの特性に応じて担当課と連携して対応してまいります。 最後に小項目3、臨時医療施設について設置の意思を伺うについては、令和3年8月20日に、本市を含む南部地域に宿泊施設を増やして、医師、看護師が訪問診療できる体制の構築や臨時的医療施設の確保のため、体育館の提供が必要であれば協力したい旨等市長より県知事宛てに要請を行っております。 次に御質問、件名2、子育て支援について。小項目1、多胎児支援について。アからエまでについて順にお答えいたします。小項目1、ア、本市の多胎児の世帯数については、令和2年度における出生は5世帯となっています。今年度については、現時点で出生が4世帯、親子手帳交付が2世帯となっております。 次にイ、多胎児への支援の現状については、これまで多胎妊産婦と先輩御家族との交流会や子育て支援センターでの多胎親子の集いなどを開催しております。今年度より、多胎妊産婦サポーター事業として乳幼児健診時等の外出支援でのファミリーサポート会員利用料の補助を実施しています。また、多胎妊娠の妊婦健康診査支援事業として、通常の14回公費負担に加えて5回分多く補助しております。 次にウ、他市の支援状況については、多胎妊婦健診の実施をしているのは6市町村、多胎妊産婦等サポーター事業の実施は3市町となっています。 最後にエ、今後の支援の拡充については、多胎妊産婦支援事業の利用状況を踏まえつつ、対象者への事業の周知を徹底し、他市の状況も踏まえながら支援の拡充に努めてまいります。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) 御質問、件名3、教育行政について。小項目2、校則について。ア及びイについてお答えいたします。 小項目2、ア、改正の要望については、各学校に問い合わせたところ要望はありませんが、服装の選択や髪型などについて学級討議や生徒会において改正に向けた話合いが持たれております。 次にイ、人権侵害と思われるような校則については、各学校とも人権侵害に当たる校則はないと把握しております。 ◎教育委員会総務部長(金城秀) 御質問、件名3、教育行政について。小項目3、給付型奨学金の拡充について。ア及びイについてお答えいたします。 小項目3、ア、給付型奨学金の現状については、令和3年度の承認件数が、高校生11件、大学生4件となっており、合計して108万円の給付となっております。 次にイ、拡充の意思については、平成30年度から令和4年度の5か年計画で120万円までの拡充計画を進めております。さらなる給付型奨学金の拡充については、奨学金給付のための安定した財源確保を図る必要があることから、人材育成事業全体の歳入歳出のバランスに配慮しながら、基金運用益や寄附金などの歳入増加策を調査研究し検討してまいります。 ◎農業委員会会長(国吉真昭) こんにちは。御質問、件名4、市内の鉱山について。小項目1及び2についてお答えいたします。 小項目1、農地法に違反している鉱山について。ア、何か所把握しているかについては、8月より農業委員及び農地利用最適化推進委員が現場調査を始めており、現時点においてはまだ把握しておりません。 次にイ、どのような指導が行われているかについては、1か所の鉱山については許可を得ず農地転用違反が確認されたため、口頭及び文書による指導を行った結果、原状回復しております。 次に小項目2、米須にある鉱山について。ア、新聞報道による「許可相当」の経緯については、7月の農業委員会総会において、8年の事業計画に対し3年以内の一時転用は整合性が取れているのか判断するのが厳しいことや、その他いろいろな意見を添付し、県農業会議主催の常設審議委員会へ諮りましたが、農地法の判断基準において判断するよう指示があり、再度農業委員会へ意見差戻しとなりました。そのため9月の農業委員会総会において再度審議した結果、農地の一時転用申請については内容に瑕疵がないことから許可相当と意見がまとまり、沖縄県農業会議へ提出しております。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時28分)                              (再開宣告午後2時29分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎農業委員会会長(国吉真昭) 失礼しました。ただいまの答弁で、再度農業委員会へ意見差戻しとなりました。そのため、先ほど「9月」と申しましたが、「8月」の農業委員会総会において再度審議した結果、農地の一時転用申請について、内容に瑕疵がないことから許可相当と意見がまとまり、沖縄県農業会議へ提出しております。以上です。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 御質問、件名4、市内の鉱山、小項目2、米須にある鉱山、イ、採掘業者が総務省公害等調整委員会へ採掘前の遺骨の有無を確認するなどの措置命令の不服申請をして受理されたが、その裁定結果が出るまでは採掘は行われないかについてお答えいたします。 新聞報道によると、採掘業者は裁定結果が出るまでは採掘に着手しないとの考えを示しているとのことであります。 ◎経済部長(兼城浩康) 御質問、件名4、市内の鉱山について。小項目3及び4についてお答えいたします。 小項目3、字大里地内にある採掘現場について。ア、現状を把握しているかについては、地域住民からの通報により、令和3年7月12日に商工水産課職員が現場を確認したほか、沖縄総合事務局職員も同行して確認しております。9月8日に沖縄総合事務局に同現場の状況について伺ったところ、鉱業を目的とした採掘ではなく、所有地を畑として整備するための行為と認識しているとの回答でありました。また、9月8日に再度現場を確認したところ、沖縄県赤土等流出防止条例に関わる表示看板が設置されており、主な表示内容は工事名が農地造成工事、工事面積は2,927平方メートル、工事期間は令和3年8月20日から、令和4年12月31日との表示でありました。 次にイ、この土地は農地かについては、3筆あり登記上の地目は2筆が山林、1筆が畑となっております。 次に小項目4、市内での新たな鉱山許可申請につきましては、沖縄総合事務局に確認したところ、糸満市内において現在、新規施業案の認可申請はないとの回答でありました。 ◎総務部長(福元信美) 御質問、件名5、防災行政について。小項目1、防災課の設置について。ア、設置の意思についてお答えいたします。 昨今の異常気象を考えた場合、市民の生命と財産を守る観点から、防災行政にたけた職員の配置と人員の充実は必要と考えており、防災課の設置について検討してまいります。また、自然災害だけでなく、議員御指摘のようにコロナウイルス感染症のような疾病対策にも対応できるよう組織の検討も行ってまいります。 ◆6番(伊敷郁子議員) 件名6から聞かせてください。 先ほど8か所できるというふうにお聞きしましたけれども、これはいつ頃できるんでしょうか。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 県のほうに確認しましたところ、県道糸満与那原線につきましては、現段階では平成3年度末という事業期間にはなっていますが、近々にこの事業延伸等をすると思います。ですので今正確に何年度までというのは答えることはできないという状況であると聞いております。 ◆6番(伊敷郁子議員) 今の話を聞くと、今年度末までにはできるとおっしゃっておりましたけれども、それでよろしいんですか。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時34分)                              (再開宣告午後2時35分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎建設部長(大城拡) 失礼しました。令和3年度末という事業期間になっております。修正です。すみません。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時35分)                              (再開宣告午後2時35分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 県のほうに確認しましたところ、現段階では事業期間は令和3年度末というふうに聞いておりますが、近々といいますか、今年度中に事業延伸という形になろうかと思います。したがいまして、現在、何年度に整備するというのはちょっと申し伝えできない状況と聞いております。 ◆6番(伊敷郁子議員) このバス停を利用している方は、福祉的ケアが要る方が結構多いんですね。だからそういう方たちが利用しているし、交通弱者の方がバスは大体利用するわけですから、これは県に早めに造ってくださいということを申し伝えるべきだと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 当屋根付のバス停につきましては、市の景観審議会においてもそういうふうに整備していただきたいと審議なされておりまして、市としましても議員がおっしゃるように、早急に整備していただけるよう申し伝えたいと考えております。 ◆6番(伊敷郁子議員) ぜひよろしくお願いします。 防災課の設置についてですが、部長これは前向きに検討すると捉えてよろしいでしょうか。 ◎総務部長(福元信美) 何度か議員のほうからも御質問を頂いているかと思います。組織機構の中で防災課の設置について検討しているというところではございますが、全体的な流れとして、今コロナの対応を優先にという形でございまして、その配置であったりとかというのを検討している段階でございますので、確実に次年度からというわけにはいかないかもしれませんが、防災課の設置についてはかなり検討を前向きにしているというところではございます。 ◆6番(伊敷郁子議員) ぜひですね、早めの設置をよろしくお願いします。災害は待ちませんよ、私たちができるまでというのを。ぜひ、市長これは早めの検討をお願いします。 では、件名1、新型コロナウイルスから再質問します。件名1のイ、感染状況も変化していて、若者の感染が増えているようですけれども、感染拡大に歯止めをかけるためにはどのような取組をしていますか、伺います。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 市民に対し早めのワクチン接種を呼びかけるとともに、不要不急の外出を控えるよう防災無線や広報車で広報活動を行い、広報折り込みチラシやホームページにて3密回避やマスクの着用などの感染症対策の周知活動を行っております。 ◆6番(伊敷郁子議員) 最近特に若い方が増えているようなんですけれども、この方たちに対してはどのようなアピールをなさっているのでしょうか。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時39分)                              (再開宣告午後2時39分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 基本的に先ほどと同じような答弁にはなるんですが、市民に対して早めのワクチン接種を呼びかけるというところですね。また、不要不急の外出を控えていただくということと、基本的な感染症対策をしっかりと周知活動を行っていくというところを行っております。 ◆6番(伊敷郁子議員) 小項目2のワクチン接種にも関わることなんですけれども、例えば若者に向けて夜の接種を行っているところもあるようですが、そういうことも検討されていますか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 今、夜間ということではないんですが、平日は個別接種で受ける環境をつくっておりますし、また土日に関しても集団接種で接種できる環境というのを整えているというところでございます。 ◆6番(伊敷郁子議員) でも接種率が進まないような状況ではいろんな対策を考えるべきだと思いますので、ぜひ検討してくださるようお願いします。 次にウの自宅療養者に適切な支援を行うためには、県がなかなか個人情報だからということで与えないということなんですが、県に積極的に情報提供を求めるべきではないかと思いますけれども見解を伺います。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 報道等によりますと県で検討している状況等もあるようです。ですので今後の県の動向を見守りたいと思っております。 ◆6番(伊敷郁子議員) 県の動向だけを見守るんじゃなくて積極的に働きかけてほしいと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 現在のところは情報がちゃんと来ておりませんので、報道等では県も検討しているという情報がございますので動向を見守りたいと考えております。
    ◆6番(伊敷郁子議員) 県が全体を見るということよりも、市町村が各市町村で自分のところの市民は見守るというのが一番いいのではないのかなと思うんです。だからぜひ、これは県に情報を求めていただきたいと思います。 エの自宅療養者への支援のことがありましたけれども、これは濃厚接触者は対象となりますか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 自宅療養者支援事業は、医療機関への入院が困難で自宅療養または自宅待機者となっている方が対象のため、濃厚接触者は今のところ支援対象ではありませんが、状況を見ながら今後の検討課題としてまいります。 ◆6番(伊敷郁子議員) 他市町村を見ると濃厚接触者の方も、やはり濃厚接触者と決められたら家から出られないわけですから、濃厚接触者も対象にしていますので、ぜひそれは前向きに検討していただきたいんですが、いかがでしょうか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 他市町村の状況等、様々な状況を収集しながらしっかりと調査研究をしてまいりたいと思います。 ◆6番(伊敷郁子議員) 調査研究したらやるんですか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 状況を見ながら、今後の検討課題としてまいりたいと思っております。 ◆6番(伊敷郁子議員) 今、先ほども聞きましたけれども、糸満市は県の支援が来る間のつなぎとして、二、三日分を準備しているということだったんです。でも現在自宅療養者となっている方は、大体企業も事業所も2週間をめどとされているわけですね。2週間出られないわけです、家から。だから県の支援が大体1週間分ですよね。糸満市は二、三日分。じゃあ、足りない分はもっと拡充していくということはできないんですか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 今後の状況と県の状況等も踏まえながら、検討課題としてまいりたいと思います。 ◆6番(伊敷郁子議員) どうせ支援をするならちゃんと安心してできるように、ぜひそこは検討して前向きに行っていただきたいと思います。 あと支援物資についてなんですけれども、家庭の事情でどうしてもこれが必要であるというところがありますよね。例えばおむつであるとか、その家庭によっていろいろ違うと思うんですけれども、そういう場合には臨機応変に対応できるような配慮はできるんでしょうか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 乳児がいる世帯で希望により液体ミルクやおむつを入れることとか、家庭の状況により必要な物資もあると考えております。今後の状況を踏まえながら検討課題としてまいります。 ◆6番(伊敷郁子議員) 検討して、ちゃんと行うということでしょうか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 今後の状況等を踏まえながら、しっかり検討課題としてまいりたいと考えております。 ◆6番(伊敷郁子議員) 検討ばかりしていないで、検討して本当に必要だったら即実行していただきたいと思います。自宅療養者というのは、特にどこからも支援が受けられない方というふうに皆さんが今決めているわけですよね。親族もいない、どこからも支援が受けられないから、困っているから役所がやるわけですよ。だからそういう人たちに検討してやるとかではなくて、ぜひ必要なところに必要な手だてをしっかりとしていただくようにお願いします。市長、それについてはどう思いますか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えします。 他市町村の状況等もしっかりと情報収集しながら、今後の状況を踏まえて検討課題とさせていただきたいと思います。 ◆6番(伊敷郁子議員) いつも毎回他市町村ということになるんですけれども、他市町村はやっているんですよ。だからちゃんとやってくださるようお願いします。自宅療養者は特に支援も受けられない方、こういう方は外出もできませんし精神面でも健康面でも不安になることが考えられます。その場合の相談体制とかは整っているのでしょうか。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時48分)                              (再開宣告午後2時49分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 電話で受付をしますので、その際に必要な情報をお聞きしますので、そのときに相談を受けるという形でございますが、また必要に応じて担当課のほうに情報を確認したり、必要な方には沖縄県コールセンターへ案内等も行っていくと、そういう対応を行っているというところでございます。 ◆6番(伊敷郁子議員) 自宅にいて、容体が急変したりとか、いろんな場合がありますので、ぜひですね、それでなくても肉体的にも精神的にも大変、コロナにかかったというだけでも、どこからも支援も受けられない方ですから大変困る状況にあると思うんです。だからそういう方に関しては、特に本市は県外からの転入者も多いですよね。そういう方たちにはちゃんと相談体制まで整えて、できるだけ細かな支援をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 次にワクチン接種について、先ほど16歳以上は集団接種が行われている、15歳以下に関しては個別で行うということだったんですけれども、私は個人的に18歳以下の学生は本人だけではなく、親の同意の下、副反応も理解した上で集団ではなく医療機関による個別接種が望ましいと考えています。なぜなら同調圧力にならないように、何かみんながやったからやらなければいけないんだよという、これはあくまでも個人の自由なので、そういう同調圧力にならないように個別接種をすることが一番いいのかなと思うんですけれども、見解を伺います。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 厚生労働省の新型コロナワクチンQ&Aによりますと、16歳以上は本人の同意があれば保護者同意は必須ではありませんというふうになっております。接種の方法については、日本小児科学会の考え方に基づき、16歳未満の方は個別接種を御案内をしているというところでございます。 ◆6番(伊敷郁子議員) 厚生労働省が16歳以上は大丈夫だからということは、私は、未成年でありますので、やはりそれは親の責任というの、親も本当に納得した上で接種するのが望ましいと思いますので、ぜひですね、そこは厚生労働省がどうのこうのじゃなくて、糸満市ではこういうふうになっています、ちゃんと親も理解した上で、親も子も両方理解した上で接種していますというふうに持っていっていただきたいんですけれども、それはできないんでしょうか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 基本的に国の考え方に沿って、接種の方法についても日本小児科学会の考え方に基づいて、16歳未満の方は個別接種を御案内するという方向で行っているというところでございます。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時53分)                              (再開宣告午後2時57分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 厚生労働省のコロナワクチンのQ&Aで16歳以上は本人の同意があれば保護者同意は必須ではないということであります。また接種の方法につきましても、日本小児科学会の考え方に基づいて16歳未満の方は個別接種の御案内をしているということでございます。 ◆6番(伊敷郁子議員) 私は、糸満市ではきちんと親の同意も得ていたほうがいいのではないかということは提案しましたからね。やらないと言ったのは皆さんですから。私はですね、ワクチンは必要だとは思っています。私も実際に受けておりますし、周りにも勧めています。新型コロナウイルス感染症は、感染し重症化すると長期の入院となり医療機関の逼迫を招く現状があります。非コロナ患者も入院や手術の延期を余儀なくされ、医師の言葉を借りると、長期間にわたり災害医療を行っている感覚であると。いつまで続くか分からない状況下で毎日命と向き合う現場の医療関係者の負担は多大なものがあると頭が下がります。ワクチン接種をしても感染するブレークスルー感染もありますが、某医療機関の医師は重症化に至る例はまれであると。命に関わる状況を回避するためにも、自分や大切な人を守るためにも接種をしてほしいと。どんな予防接種にもリスクは伴います。感染リスクとワクチン接種で受けるリスクを正しく判断できるように、行政には徹底的な情報提供をお願いしたいと思います。また11歳以下のワクチン接種についてもいろいろ取り沙汰されておりますけれども、私は子供たちへのワクチン接種については、くれぐれも慎重に行うよう要望します。 次に件名2、子育て支援についてお伺いします。先ほど多胎妊産婦サポーター事業についておっしゃっておりましたが、糸満市はどの程度行われているのでしょう。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時00分)                              (再開宣告午後3時00分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 今年度より多胎妊産婦サポーター事業として、乳幼児健診時等の外出支援でのファミリーサポート会員利用料の補助を実施しております。 ◆6番(伊敷郁子議員) だからどれぐらい行っているんですか、回数。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時01分)                              (再開宣告午後3時04分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 今年度の実績として、今日時点までで2回の補助を実施しているということでございます。 ◆6番(伊敷郁子議員) 思わず聞き間違いかなと思ってしまったんですけれども、沖縄市では育児支援員を自宅に派遣して、1週間に1回、この子たちが1歳半になるまで、1週間に1回自宅に2時間派遣して、いろんなそこの家の介助の仕方ありますよね。食事の介助だとか、入浴介助とか病院への付添いとか、そういったこともやっているようなんです。2回というのは年に2回しかやらないということなんですか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 4月から、今年度ですね、現時点までで2回の利用があるということでございます。 ◆6番(伊敷郁子議員) 例えば市町村によってはチケットを10枚、いつ利用してもいいですよとあげているところもあるんですね。糸満市ではだから2回しかやらないということなんですか。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時05分)                              (再開宣告午後3時08分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 実績としては、今年度今2回ということなんですが、内容として4歳になる前日まで、1年度で5回まで活用ができるという内容になっているということでございます。 ◆6番(伊敷郁子議員) ファミサポの利用も確かに必要ではあるかと思うんですけど、国が行っている多胎妊産婦サポーター等事業とかというのは、国が半分補助していますよね。先ほど聞きましたけれども、せいぜい年間5組とか6組とかぐらいですよね。そういう方たちのために、でも安心して子育てできるように、国が行っている多胎妊産婦サポーター事業とか、それを取り入れて自宅にも行けるようにやっていただきたいんですけれども、それは可能でしょうか。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時09分)                              (再開宣告午後3時12分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 現時点では外出支援のみとなっているんですが、今後は実施機関の確保も含めまして、訪問支援を含めて利用しやすい支援を実施できるよう努めてまいりたいと思います。 ◆6番(伊敷郁子議員) ぜひですね、前向きに検討して、安心して子育てができるようにしていただきたいと思います。他市では粉ミルクの支給を行っているところもあります。私は、紙おむつの支給も大変助かると思うんですけれども、ミルクも紙おむつも子供の特性にもよるので、例えばアトピーがあったりとかそういうことがあるので現金給付が現実的だと思います。双子の場合には月5,000円、三つ子の場合には1万円、これを生後1年間支給するほうがより現実的だと思うんですけれども、そういう考えはないでしょうか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えしたいと思います。 多胎児家庭への粉ミルク支援については、県内において実施しているのが1市となっております。本市では取組はありませんが、多胎妊産婦支援事業を充実しながら、また議員がおっしゃるように国の補助メニューも活用しながら、利用しやすい支援を実施できるよう努めてまいりたいと思います。 ◆6番(伊敷郁子議員) 全国的に少子化の中、安心して子供を育てる環境を整えていくことは行政の責任でもあります。子育て安心の糸満市を構築していくために前向きな検討をお願いしたいのですが、市長の考えをお聞かせください。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 議員の提案のように、国のメニュー等もしっかり確認して、情報収集しながら利用しやすい支援を実施できるように努めてまいりたいと思います。 ◆6番(伊敷郁子議員) 糸満で子育てしてよかったと思えるような糸満市をつくっていただきたいと思います。 件名3、教育行政について。小項目1、オンライン授業についてお聞きします。那覇市ではオンライン授業を一斉にスタートしたことで通信障害があったようですが、本市では問題ありませんか。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時15分)                              (再開宣告午後3時16分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 糸満市では、以前に学校で全校生徒がつないだときに通信障害を起こしております。さらに今回というふうな形で、朝の会ですか、そういったQRコードでアクセスするときに少し不具合が生じているというふうな現象も起こっております。 ◆6番(伊敷郁子議員) それはちゃんと解消されているんでしょうか。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 GIGAスクールサポーターを委託しておりますので、そのサポーターと学校、ICT支援員とともにそういうふうに解消に向けていろいろ連携しております。 ◆6番(伊敷郁子議員) コロナウイルス感染症の影響で、学校へ行くことを控えている児童生徒がいるようです。先ほどもおっしゃっておりましたけれども、例えばその場合は、感染及び濃厚接触者で休まざるを得ない場合にはオンライン授業を受けることはできるのですか。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時17分)                              (再開宣告午後3時18分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 今現在、不安を抱えて登校を控えている児童生徒、さらに感染で登校ができない児童生徒、ほかにも濃厚接触者等、実際に登校できない子がおりますが、今議員がおっしゃるように、オンライン授業という形で完全な形ではできておりません。が、一部学校によって午前中オンラインをやったり、または一部学校によって健康観察をしながらというふうな形と、また一部学校によっては授業を同時配信するとかというふうな形で、徐々に徐々にではありますが少しずつ前に進んでいる状況ではございます。 ◆6番(伊敷郁子議員) 私はですね、学びの保障を考えるなら授業を同時配信するとかということは絶対に行うべきだと思うんです。例えば、今はコロナなんですけれども、例えばインフルエンザ等でも学級閉鎖とかがありますよね。その学級閉鎖になったときとか、そういうときにもこの学びの保障をするためにオンライン授業を行っていくということは絶対に、何のためのGIGAスクールかということになるんですけれども、そういうことにも活用できると思うんです。だからぜひこれは進めていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 議員がおっしゃるように、実際に子供たちのためにオンライン授業を推進しないといけないところではございますが、今、本市としましては、実際にモデル校として市内の小学校2校にお願いしまして、今回も期間限定でオンラインを進めていただいております。その中で検証もしながらというふうな形ではございますが、様々な要因によりオンライン事業がゆっくりではございますが、スピーディーに進まない原因も様々ございます。家庭による通信環境もあれば、実際に発達段階に伴うスキルの問題、さらに教職員のスキルの問題等もございます。そういったものも今現在検証する中で、実際に教育委員会がさらにGIGAスクールサポーター、ICT支援員等を活用しながら教職員の研修、さらに環境整備を努めていって、実際にスキルアップを図っていくというふうな形の方向性で目指しております。 ◆6番(伊敷郁子議員) 始まったばかりなので、試行錯誤しなければいけないのは仕方のないことだと思うんですけれども、でも、本当にコロナ禍によって子供たちの学びは本当に保障されなくなっていますので、ぜひこれは早めに取り組んでみんなが安心して使えるようにしていただきたいと思います。今、通信環境の設置状況についてもおっしゃっておりましたけれども、家に通信環境がないからということで学校に出てこなければならない子たちがいるとなったときに、この子たちがいじめの対象にならないかということが大変心配なんですけれども、それはいかがでしょうか。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時22分)                              (再開宣告午後3時22分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 現在、家庭において通信環境が整っていない児童生徒については、学校に来ていただいて、そこで授業、オンライン等も実施しているところですが、議員がおっしゃるように、それによっていじめとか中傷されるとかという形の懸念はございます。が、現在各学校の先生方にお願いしまして、コロナ同様に誹謗中傷とかそういったいじめにつながる人権の尊重をするというふうな形で、子供たちの心のケアとか心の成長を目指してやっておりますので、この辺は学校を支えるような形で委員会も支援してまいりたいというふうに考えております。 ◆6番(伊敷郁子議員) そこが大変心配なところではありますが、学校もちゃんと把握して、そういういじめとかが起こらないようにやっていただきたいと思います。教育基本法では、義務教育に係る費用は国が負担することが明記されています。国がこれからの教育の在り方として進めてきたわけですから、義務教育を受けている児童生徒のいる家庭、全ての家庭に対して通信費を補助するのは当然のことだと思います。先ほど教育長も粘り強く訴えていくとおっしゃっておりましたので、子供たちの学びを保障してくださるためにも今後もぜひ国に訴えていっていただきたいと思います。よろしくお願いします。 次に校則についてお伺いします。私は個人的に、先ほど髪型とか服装についてがあったと思うんですけれども、髪型というのは昔からありますよね。これは校則で縛っているんですか。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 一般的に各学校、確実に把握しているわけではないんですが、髪型で男子はこういう髪型とか、女子はこういう髪型というふうな形のものが以前にはございましたが、昨今では実際に人権を尊重するという意味合いと、子供たちの主体性を尊重するという形で、子供たちが自ら討議したり、また学校側と協議したりというふうなのがございます。大変すみませんが1つの例が、市内の中学校で令和元年に女子の制服をスカート、ズボンを選択制にするというふうな協議がございまして、そのときに生徒総会で決議されまして生徒会長が実際にPTA会長と校長先生のほうに陳情書を出して、そこで実際に進んでいったというふうなものと、その翌年には、子供たちが1年間かけて新しい校則についてというふうなことで、そういった提案をコミュニティ・スクール、学校運営協議会ということで地域と保護者と学校職員と子供たちというふうな形で熟議を重ねて、そこで成立させたという事例もございます。今後もそういった校則についても、我々教育委員会としても各学校に、子供たちの人権を尊重しながら、主体性も促しながらという形で、そういった校則を子供たちの人権を守るためのそういった校則であってほしいという形で目指してまいりたい、支援してまいりたいというふうに考えております。 ◆6番(伊敷郁子議員) 私は、これは校則と言えるかどうか分かりませんが、修学旅行の荷物検査を皆さんしますよね。修学旅行に行く前に荷物を全部持ってきて学校が検査しますね。これって大きな、大変大きな人権侵害だと思っているんですけれども、これは変えることはできないんですか。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時26分)                              (再開宣告午後3時28分) ○議長(大田守) 再開いたします。 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 修学旅行の荷物点検につきましてですが、少し理解していただきたいのは、修学旅行そのもの自体が、わずかな教職員の数で百何十名という児童生徒を引率しないといけないというふうなものは前もって御理解頂ければと思います。その上で、ひとつそういった命、安全、安心という形を確保するために、ある一定の決まりも必要だというふうに感じますので、そういった部分で実際に持ち物というふうな形で、今配慮しているのは当然男生徒のものは男性職員がというふうな形で、女生徒のものは女性職員がというふうな形で配慮しながらさせていただいておりますので、そういった部分で御理解頂ければと思います。 ◆6番(伊敷郁子議員) 私はですね、私だったら絶対にこれは理解できません。これはプライバシーの侵害ですよ。子供に人権ってないんですか。学校はどんな法的根拠に基づいてこういうことをなさっているんですか。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時29分)                              (再開宣告午後3時30分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 議員がおっしゃるように、法的根拠についてはございません。しかしながら先ほど、繰り返しになりますが、子供たちの安心、安全という形である一定の決まり、ルールとかというものは必要ですので、そういった部分で御理解頂きたいものと。そういった意見も尊重しながら今後いろんな形で論議していきたいというふうに考えております。 ◆6番(伊敷郁子議員) 県外とか、ほかへ行くときの行動に対するルールはある程度必要かもしれませんけれども、荷物についてまでとやかく言うのは私はプライバシーの侵害だと思いますので、これはですね、各学校で子供たちも一緒に話合いをして、子供たちも本当に納得した上でできるようにしていただきたいと思います。 次に給付型奨学金の拡充についてお伺いします。5年かけて120万円になりました。質問し続けてやっとなんですけれども、これ以上金額を出すことはできないんでしょうか。 ◎教育委員会総務部長(金城秀) これまで人材育成事業につきましては、企業や個人の方々から頂いた寄附金の一部を基金運用利子で運用してまいりましたが、近年の国債の利子の減少が影響して現在はその収入見込みが減っておりまして、寄附金相当額を直接事業費として運用している状況もございます。先ほども答弁しましたが、人材育成事業全体の歳入歳出のバランスに配慮しながら、基金運用益や寄附金などの歳入増加策を調査研究して検討してまいりたいと考えております。 ◆6番(伊敷郁子議員) 毎回同じ回答を頂いております。ふるさと納税に寄附なさる方々は、糸満市の子供たちのためにということで寄附なさる方もいっぱいいらっしゃるわけですよね。だからそのふるさと納税を一部活用してですね、今、金額が大体幾らぐらい入ってくると、一定ありますので、その中からある一定額をこの給付型奨学金に使うということはできないんでしょうか。 ◎教育委員会総務部長(金城秀) ふるさと納税に寄附する方々は、糸満市全体の事業に寄与することを目的に寄附していただいていると思いますけれども、その使い道につきまして奨学金のみならず、多種多様な事業に、どれがいいかということの取捨選択をしながら事業決定しておりますので、そういったことも考えながら検討してまいりたいと考えております。 ◆6番(伊敷郁子議員) 子供たちの、特に今、コロナ禍で親も大変厳しい状況にありますし、子供たちに使うことに対して不満を訴える人は私はいないと思います。また、糸満市はこういうこともしているんだということを大々的にアピールしていただきたいと思います。午前中に金城幸盛議員からもありましたけれども、私はコロナ禍で親の収入が減少している家庭で、県外へ進学する大学生や専門学生に月2万円、県内で進学する場合は1万円を1年間に限り支給するべきだと思います。財源はふるさと納税基金から3,000万円を限度に1年間行うということを、そうやって進学を諦めないように市として応援することは今後の糸満市にとっても大事なことではないかと思います。ぜひですね、前向きに検討していただいて、しかも糸満市はそれをしっかりやっているんだということをアピールすれば、さらにふるさと納税も増えると思います。ぜひこれを検討していただきたいんですが、どなたか見解をお願いします。 ◎教育委員会総務部長(金城秀) 再質問についてお答えいたします。 先ほど幸盛議員の答弁の中で、福祉部長が答弁しましたけれども、現在、国のほうで制度としまして、独立行政法人日本学生支援機構のほうが新型コロナウイルスによる収入が減少した世帯について、給付型の奨学金制度を実施しておりますので、市としましては、これらの奨学金制度について、周知等を行っていくよう努めてまいりたいと考えております。 ◆6番(伊敷郁子議員) 国や県もやっているかもしれません。でも、糸満市も糸満市独自に行っていく。それが糸満市で子育てに本当に安心してここで子供を育てられる。子供たちも夢を持ってどんどん糸満市のことをアピールできる。そういう糸満市をつくっていくためにもぜひ必要だと思いますので、さらに検討していただきたいと思います。 次に鉱山についてお聞きいたします。新聞報道によると、条件では3年間とする工程表の遵守とありますが、いつから3年間になるのでしょう。 ◎農業委員会会長(国吉真昭) 再質問にお答えします。 許可から3年間ということになります。 ◆6番(伊敷郁子議員) 県の許可が下りてから3年間ということでよろしいですか。 ◎農業委員会会長(国吉真昭) はい、そのとおりです。 ◆6番(伊敷郁子議員) 工程表は御覧になりましたか。 ◎農業委員会会長(国吉真昭) はい、確認しております。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時37分)                              (再開宣告午後3時38分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆6番(伊敷郁子議員) 採掘業者が、今公害等調整委員会に申請していますよね、不服申請。これは大体1年間ぐらいかかると新聞に書かれています。ということは、現実的にはこの方々が使えるのは2年間ということで考えてよろしいんですか。 ◎農業委員会会長(国吉真昭) 許可から3年ということです。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時38分)                              (再開宣告午後3時39分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎農業委員会会長(国吉真昭) 訂正をいたします。 着手から3年ということでお願いします。 ◆6番(伊敷郁子議員) 先ほど許可から3年とおっしゃいました。着手するのは多分1年後になると思います。どこからですか、この3年間って。 ◎農業委員会会長(国吉真昭) 着手から3年ということでお願いします。 ◆6番(伊敷郁子議員) 着手から3年間ということでなさっているわけですね。そういう理解で私はよろしいわけですね。 ◎農業委員会会長(国吉真昭) はい、そのとおりです。 ◆6番(伊敷郁子議員) 分かりました。ということは4年ぐらいかかるということですよね。1年遅れるわけですから。という理解でよろしいですね。 ◎農業委員会会長(国吉真昭) 何年というのは分かりませんが、着手から3年ということです。 ◆6番(伊敷郁子議員) ではですね、次に大里の鉱山についてお伺いします。 沖縄県赤土等流出防止条例という看板が設置されておりますが、市民生活環境課は御存じですか。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時41分)                              (再開宣告午後3時42分)
    ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 確認をしております。 ◆6番(伊敷郁子議員) では、農業委員会にお聞きしますけれども、この場所を御存じですか。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 先ほど答弁でもありましたが、現場の確認は市、商工水産課が確認しておりまして、農業委員会のほうには口頭にて連絡をしている段階であります。 ◆6番(伊敷郁子議員) ここはですね、農地も1筆農地ですよね。あと2筆は山林ですが。農地として使うというふうに言っているわけですから、農業委員会は本当にここが農地として適正であるかどうかということは調べるべきだと思うんですよ。我々が見る限り、どう見ても鉱山だなというふうに思うわけですね。でも、これは農地として使えるものなのかどうかということをしっかりと見て判断していただきたいんですがいかがでしょうか。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 今回、議員と同じように市におきましてもその現場を確認したときに、鉱業法の関係をちょっと感じたということから総合事務局のほうに連絡をしております。先ほど回答したように、農地としての目的ということで総合事務局は施業案等の回答は返事ありませんでしたが、今回農業委員会は農地としての地目が1筆あると。ただ、農振白地の中において農地にする場合においては、特に手続等もないものですから、特に農業委員会がここに対して指導をするとかそういったものはないというふうに感じております。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時44分)                              (再開宣告午後4時00分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆4番(浦崎暁議員) 一般質問に入る前に、取下げと訂正をお願いします。件名3、熊野鉱山の開発についてのウ、農地法を取り下げます。そして件名4、農地所有適格法人について。(1)「以前、行政指導を受けた熊野鉱山内の農地、また隣接している農地が休耕していることについて伺います」を「以前、行政指導を受けた熊野鉱山に隣接する農地が休耕していることについて伺います」に訂正します。そして件名12、住宅行政について。全て取下げいたします。よろしくお願いいたします。それでは一般質問を行います。 件名1、新型コロナ対策について。(1)国に対してワクチンの供給責任を果たさせるとともに、今後、若者たちのワクチン接種について環境を整えることについて伺います。 (2)県と「自宅療養者」についての情報を共有しつつ、市独自の支援策を講じることについて伺います。 (3)県、医療機関とも連携し、体育館、屋内施設等を利用し医療が確保される「臨時医療施設」を早期に設置することについて伺います。 (4)国に対し、PCR検査について無料化を要求し、市内に検査場を設置して全ての市民が利用できるようにすることについて伺います。 (5)感染した障がい者について、障害特性に応じた受入れを医療施設等に徹底させることについて伺います。 件名2、市長の政治姿勢について。(1)多くの戦没者が眠り、平和を世界に発信する糸満市の土地の土砂を使い、軍事基地建設に使用することについての考えを伺います。 件名3、熊野鉱山の開発について。(1)現在の開発状況、以下の法令との関係及び状況について伺います。ア、自然公園法。イ、景観条例。エ、その他の法令。オ、進入路設置。 件名4、農地所有適格法人について。(1)以前、行政指導を受けた熊野鉱山に隣接する農地が休耕していることについて伺います。ア、農業委員会の認識。イ、今後の対応。 件名5、平和行政について。(1)熊野鉱山に隣接する「シーガーアブ」について伺います。ア、「シーガーアブ」保全の重要性について。イ、熊野鉱山開発によって「シーガーアブ」の構造への影響について。ウ、今後、「シーガーアブ」の調査について。 件名6、障がい者福祉行政について。(1)医療的ケア児について伺います。ア、小中学校における看護師等ヘルパーの配置。イ、新設学校等における設備の充実。ウ、おむつ代の助成。エ、小型発電機の助成。オ、医療用酸素ボンベの供給体制。 (2)視覚障がい者について伺います。ア、中途視覚障がい者について市の認識を伺います。 (3)ひきこもりがちな障がい者に対する傾聴ボランティアの活用について伺います。 件名7、老人福祉行政ついて。(1)後期高齢者医療保険における、はり、きゅう、あんま、マッサージ及び指圧の施術への助成について伺います。 (2)本市独自の成年後見制度実施に向けた進捗状況について伺います。 件名8、消防行政について。(1)機能別消防団について、その役割と体制について伺います。 (2)消防職員の増員・体制強化について伺います。 件名9、景観整備行政について。(1)糸満ロータリーの景観整備について伺います。 件名10、自然環境保護行政について。(1)名城、北名城海浜における自然環境保護等について伺います。 件名11、ヤングケアラーについて。(1)ヤングケアラーについての認識を伺います。 件名13、空き家条例について。(1)制定の進捗状況について伺います。 件名14、市民生活環境行政について。(1)空き家・空き地の草木が繁茂し、市道等にまで枝葉が伸びて市民生活に支障を来している場合の市の対応について伺います。 あとは質問席より再質問を行います。 ◎市長(當銘真栄) 浦崎暁議員御質問、件名2、市長の政治姿勢について。小項目1、多くの戦没者が眠り、平和を世界に発信する糸満市の土砂を軍事基地建設に使用することについてお答えします。 糸満市はさきの大戦で多くの犠牲者が出た沖縄戦終えんの地であり、多くの御霊が眠る場所であります。また市内にある壕やガマ、慰霊碑、慰霊塔などは不戦の誓いを新たにする上で重要な場所であります。このことから遺骨が含まれる土砂を使用してはいけないと思います。 その他の御質問につきましては、教育長及び担当部長より答弁をさせていただきます。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後4時06分)                              (再開宣告午後4時08分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎教育長(幸地政行) 議員御質問、件名1、障がい者福祉行政について。小項目1、医療的ケア児について。ア、小中学校における看護師等ヘルパーの配置についてお答えいたします。 小中学校における看護師等ヘルパーの配置は、現時点で小中学校への配置はありませんが、医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律の施行に当たり、法律に学校設置者の責務が明記されていることから、教育委員会としましても実態把握を行いながら、体制の構築など課題に向けた検討を行っていく必要があると考えております。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後4時09分)                              (再開宣告午後4時10分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎教育長(幸地政行) 先ほどの答弁の訂正をいたします。 「件名1」と答弁しましたが、「件名6」に訂正します。 ◎市民健康部長(島根辰也) 御質問、件名1、新型コロナ対策について。小項目1から5までについて順にお答えいたします。 小項目1、国に対してワクチンの供給責任を果たさせるとともに、今後、若者たちのワクチン接種について環境を整えることについては、令和3年5月、九州市長会へ安定したワクチン供給を図るための措置について要望を行っており、8月には九州市長会への要望議案として、沖縄県市長会へ新型コロナウイルス治療薬について新薬開発及び早期承認に向けた対策、国産ワクチンの早期実用化などの要望を行っております。ワクチン接種につきましては、9月7日現在において、市で予約受付を行っている集団接種等の対象者を16歳以上としており、一部医療機関で予約受付を行っている個別接種については12歳以上を対象に実施し、若年層も対象として早期接種完了に向けて取り組んでおります。 小項目2、県と自宅療養者について情報を共有しつつ、市独自の支援策を講じることについては、現時点では県は自宅療養者に関する個人情報等を公表しておりませんので、市との共有は難しいものと考えております。市独自の支援策につきましては、8月31日より市民を対象に自宅療養者支援事業を実施しております。内容としましては、新型コロナウイルス感染症の陽性者で自宅療養または自宅待機中と指示のあった方で、親族などからの支援が難しい方、インターネット通販や宅配サービスなども利用できない方からの申込みにより、二、三日分のパックの御飯などの食料品や液体ミルク、トイレットペーパーなどの日用品の支援を行っております。 小項目3、県、医療機関とも連携し、体育館、屋内施設等を利用し医療が確保される臨時医療施設を早期に設置することについては、令和3年8月20日に本市を含む南部地域に宿泊施設を増やして、医師、看護師が訪問診療できる体制の構築や臨時的医療施設の確保のため、体育館の提供が必要であれば協力したい旨等、市長より県知事宛てに要請を行っております。 小項目4、国に対し、PCR検査について無料化を要求し、市内に検査場を設置して全ての市民が利用できるようにすることについては、現在、検査希望者に対し沖縄県が検査費用の一部を補助しており、その対象検査機関は県内に7事業所あります。そのうちの5事業所は那覇市内にあります。国に対しPCR無料化を要求するかについては、他市の状況を踏まえながら検討してまいります。また、市内での検査場設置については、予算や場所、人員の確保等、課題もあると思いますので、他市の状況を踏まえながら調査研究してまいります。 最後に小項目5、感染した障がい者について、障害特性に応じた受入れを医療施設等に徹底させることについては、県に確認したところ、可能な限り障がいの内容に応じてそのとき空いている医療機関へ受入態勢が整っているか確認を行った上で対応しているということを伺っております。 次に御質問、件名7、老人福祉行政について。小項目1、後期高齢者医療保険における、はり、きゅう等の施術への助成についてお答えします。沖縄県後期高齢者医療広域連合においては、市町村が行う健康保持・増進のための保健事業に対し補助を行っています。本市では生活習慣病の重症化予防の取組として、保健指導員を配置し栄養面を中心に保健相談事業を実施、その取組に対し広域連合からの特別対策補助金を活用しているところであります。御質問のはり、きゅう、あんま、マッサージ及び指圧の施術への助成に対する事業の実施については行っておりません。 最後に御質問、件名14、市民生活環境行政について。小項目1、空き家・空き地の草木の繁茂による市道等への支障についてお答えいたします。空き地における草木の繁茂について、糸満市あき地管理の適正化に関する条例に基づき、空き地管理者へ空き地の適正管理を求める勧告を行っております。また、市道等への草木の繁茂が通行等に支障を来すのであれば、関係課と調整の上、通行の妨げになる草木の剪定依頼を行っております。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 御質問、件名3、熊野鉱山の開発。小項目1、現在の開発状況、以下の法令との関係及び状況について。ア、自然公園法についてお答えいたします。 令和3年3月18日に開発業者が自然公園法に基づき提出した届出を沖縄県が受理しております。その後、4月16日に県が開発業者に対し措置命令の発出に向けた弁明の機会を与える弁明通知書を手交し、4月30日に開発業者から県に対し弁明書を提出しております。その後、5月14日に県が開発業者に対し、措置命令書を手交し、県によると8月13日付で開発業者が国の公害等調整委員会に裁定申請し、国が申請を受理したとのことであります。 次に御質問、件名5、平和行政について。小項目1、熊野鉱山に隣接するシーガーアブについて。アからウまで順にお答えします。ア、シーガーアブ保全の重要性については、米須自治会が採掘事業者に対し、開発区域には戦時中住民が避難場所として身を潜めた自然壕が数か所あること、その中には古くから地域住民が畏敬の念を持って接しているシーガーアブもあることから、自然壕への配慮を求める嘆願書を提出しております。そのことから歴史的事象を知る上では貴重な場所で、保全の重要性はあると認識しております。 次にイ、熊野鉱山開発によるシーガーアブの構造への影響については、現在のところ専門機関である沖縄県立埋蔵文化財センターや本市が保有している資料は見つかっておりません。ただ、個人が調査したと思われる資料からは、有川中将以下将兵自決の壕近くの2つの壕はつながっているとの記述もあることから、そのとおりであれば採掘事業を行う際、自然壕への影響がないよう保全策は必要であると考えます。 最後にウ、今後、シーガーアブの調査に関しては、地元自治会からの嘆願書を受け、事業者は誓約書の中で十分な配慮を行うとしていることから、糸満市開発行為に関する指導要綱に基づき、事業者に必要な措置をお願いしているところでございます。 ◎建設部長(大城拡) 御質問、件名3、熊野鉱山の開発について。小項目1、現在法令との関係及び状況について。イ、景観条例についてお答えいたします。 業者から令和2年11月12日に事前協議、令和3年3月22日に行為の届出が提出されました。本市では、行為の届出の受付後に市内部で精査し、糸満市景観審議会を経て、行為届出の内容については修正すべき点があることから、業者に対し令和3年4月20日に行為届出に対する勧告を行いました。業者からは令和3年5月20日に勧告に対する修正内容が提出されたため、現在その修正内容に対し景観アドバイザーからの意見も踏まえながら、業者との協議を行い様々な景観上の視点から市の考え方を集約している段階でございます。なお、景観審議会を9月中に開催予定しており、審議会の意見も踏まえ適合通知を出すか判断してまいります。 次に御質問、件名9、景観整備行政について。小項目1、糸満ロータリーの景観整備についてお答えいたします。糸満ロータリーは、県道糸満与那原線整備工事により、車両の通行する部分が環状の交差点で時計回りに通行する交差点としてラウンドアバウト(環状交差点)となる計画となっております。その中央島については、中高木類の植栽は行わず、地被類の植栽の計画となっておりますが、糸満市景観審議会で2回の審議を行い、今後植栽等の最終審議を行う予定です。 次に御質問、件名13、空き家条例について。小項目1、制定の進捗状況についてお答えいたします。糸満市空家等対策計画策定業務を令和2年6月より実施し、年度内に計画を策定の上、糸満市空家等対策条例案を糸満市議会に提案予定でしたが、コロナ禍の影響により、最終である第3回糸満市空家等対策計画協議会を実施することができませんでした。今年度改めて第3回協議会を開催し、条例案の議論を十分尽くした後、直近の市議会へ提案する方向で進めております。 ◎経済部長(兼城浩康) 御質問、件名3、熊野鉱山の開発について。小項目1、現在の開発状況、以下の法令との関係及び状況、エ、その他の法令についてお答えいたします。 当該地は、沖縄中南部地域森林計画に指定された区域に含まれており、森林法に基づく伐採届の提出が必要であり、既に鉱山事業者より伐採届が提出されております。 次に御質問、件名10、自然環境保護行政について。小項目1、名城、北名城海浜における自然環境保護等についてお答えします。名城ビーチホテル建設等による周辺漁場への影響、またはマリンレジャー利用者などによる名城、北名城海域への影響等について糸満漁協に確認したところ、特に漁場への影響が出ているとの報告はないとのことです。なお、名城ビーチホテル開業後のビーチ利用者やマリンレジャー等による漁場への影響については、漁場及び漁船の航行に影響を及ぼさないように、今後関係機関と連携して対処していきたいと考えております。 ◎農業委員会会長(国吉真昭) 御質問、件名3、熊野鉱山の開発について。小項目1、現在の開発状況、以下の法令との関係及び状況について。オ、進入路設置についてお答えいたします。 事業者から7月12日に4筆の農地転用申請が提出されております。一時転用申請を8月の農業委員会総会にて審議した結果、申請内容に瑕疵がないことから許可相当と意見がまとまり、8月26日付にて沖縄県農業会議へ提出しております。 御質問、件名4、農地所有適格法人について。小項目1、以前、行政指導を受けた熊野鉱山に隣接する農地が休耕していることについて。ア及びイについてお答えいたします。小項目1、ア、農業委員会の認識については、農地法第3条により、農地を取得しているため営農計画に基づく土地利用が早急に必要であると認識しております。 次にイ、今後の対応については、農業生産法人より9月6日にサトウキビの植付け準備を行っているとの連絡を受け現地を確認したところ、重機にて天地返しを行っているのを確認いたしました。 ◎教育委員会総務部長(金城秀) 御質問、件名6、障がい者福祉行政について。小項目1、医療的ケア児、イ、新設学校等における設備の充実についてお答えいたします。 現在、高嶺中学校体育館をはじめ、多目的トイレ内に車椅子利用者や人工肛門のオストメイトなど、障がい者対応の設備を整備しております。今後は整備予定の高嶺小中一貫校は実施設計の中で、新校舎や既存校舎内に多目的トイレを適宜整備する計画であります。その際、オストメイト等のための設備の充実を検討したいと考えております。また、その他の学校につきましては、建物長寿命化改修時や障がいを持った児童生徒の入学に合わせて必要とする設備の設置を検討したいと考えております。 ◎福祉部長(金城満) 御質問、件名6、障がい者福祉行政について。小項目1のウ、エ、オと、小項目2及び3について順にお答えします。 小項目1、医療的ケア児について。ウ、おむつ代の助成については、現在、障がい者等の日常生活上の便宜を図るための用具を給付する日常生活用具給付事業を行っておりますが、紙おむつの給付については、身体障害者手帳に直腸機能障害や膀胱機能障害の記載がある、原則として満3歳以上の方を対象に給付しており、医療的ケア児がその障がいがある場合は給付できます。 次にエ、小型発電機については、現在、同事業の対象種目ではありません。現在、本市における医療的ケア児の支援として、障害福祉サービス等の支給決定、医療、福祉、教育の関係者が集まる協議の場の設置、医療的ケア児等に関するコーディネーターの配置等を行っております。これらの支援を継続しつつ、さらに必要な施策を実施するため、国の新たな助成を注視しつつ本市のニーズや先進的な取組について調査研究等を行ってまいります。 次にオ、医療用酸素ボンベの供給体制については、コロナの影響により酸素ボンベの不足が懸念されていますが、酸素ボンベを取り扱っている事業者へ確認すると、医療的ケア児を含む既存の利用者とコロナ陽性者の医療用酸素ボンベとは別で管理されており、不足が生じることはないとの回答を得ておりますので、供給体制は安定しているものと認識しております。 小項目2、視覚障がい者について。ア、中途視覚障がい者についての市の認識については、人生の途中で病気や事故などで視覚機能の著しい低下で今までできていたことができなくなる等、日常生活及び社会生活に支援が必要な人だと認識しております。 最後に小項目3、ひきこもりがちな障がい者に対する傾聴ボランティアの活用については、現在、各種ボランティア活動を推進するための補助金を社会福祉協議会へ交付しております。登録のあるボランティア団体には、議会だより等を音訳し吹き込んだCDを届ける活動や、介護の必要な方の話し相手となるボランティア団体等があり、今後もこれらのボランティアを活用できるよう周知し活動を支援していきたいと考えております。 御質問、件名7、老人福祉行政について。小項目2、成年後見制度実施に向けた進捗状況についてお答えします。成年後見制度は、認知症や知的障害、精神障害などの理由により判断能力が十分でない高齢者や障がい者が対象となるため、庁内関係する部署間において調整のための会議を実施したところです。今後は、ニーズ調査や実態の把握に取り組み、中核機関や成年後見センターの設置に向けた検討会議についても準備を進めてまいります。 御質問、件名11、ヤングケアラーについて。小項目1、ヤングケアラーの認識についてお答えいたします。ヤングケアラーは、年齢や成長の度合いに見合わない重い責任や負担を負うことで、本人の育ちや教育に影響があるといった課題があります。家庭内のデリケートな問題であること、本人や家族に自覚がないといった理由から支援が必要であっても表面化しにくい構造となっております。なお、支援を行うに当たっては、福祉、介護、医療、教育等といった様々な分野が連携し、潜在化しがちなヤングケアラーを早期に発見することが重要であると考えています。子供の心身の健やかな育ちのためにも、子ども家庭総合支援拠点と子育て世代包括支援センターの一体的な運営や、要保護児童対策地域協議会における学校等との関係機関との連携をしっかり行い、必要な支援につなげるよう取り組んでまいります。 ◎消防長(平田徳明) 御質問、件名8、消防行政について。小項目1及び2についてお答えいたします。 小項目1、機能別消防団の役割と体制については、役割としては職業上の知識や技能、またそれぞれの能力や資格等を生かして災害現場等で不足する消防力を補完する役割が期待されます。体制については、先日、水難救助に特化した水上消防団員4名を任用しました。今後は、災害時の避難所や救護所等で外国人の通訳に特化した多言語対応団員、土砂災害等の大規模災害時に活動する大規模災害団員の任用を予定しています。 小項目2、消防職員の増員については、消防の広域化や分署の設置を考えた場合、将来的には職員増員は必要だと認識しております。また、体制の強化については、消防の広域化によるスケールメリットの効果により消防力の強化につながるものと考えています。 ◆4番(浦崎暁議員) 質問席より再質問を行います。 件名6、障がい者福祉行政についてから行います。医療的ケア児の法律が9月18日に施行されます。そのことは市当局は認識しているんでしょうか。そして、この法令は今持っていますか。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 令和3年法律第81号として、医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律が国会で議員立法により成立したことを認識しております。 ◆4番(浦崎暁議員) 誠に申し訳ないんですけれども、一番大事な法の目的というものを読み上げてもらえませんでしょうか。 ◎福祉部長(金城満) 同法の第1条に目的が規定されております。読み上げます。「この法律は、医療技術の進歩に伴い医療的ケア児が増加するとともにその実態が多様化し、医療的ケア児及びその家族が個々の医療的ケア児の心身の状況等に応じた適切な支援を受けられるようにすることが重要な課題となっていることに鑑み、医療的ケア児及びその家族に対する支援に関し、基本理念を定め、国、地方公共団体等の責務を明らかにするとともに、保育及び教育の拡充に係る施策その他必要な施策並びに医療的ケア児支援センターの指定等について定めることにより、医療的ケア児の健やかな成長を図るとともに、その家族の離職の防止に資し、もって安心して子どもを生み、育てることができる社会の実現に寄与することを目的とする。」と記載されております。 ◆4番(浦崎暁議員) ありがとうございました。やはりですね、医療的ケア児を抱えるお父さん、お母さんは本当にやむにやまれぬ思いで頑張ってきて、ようやく議員立法においてこれが可決、成立して、ようやく9月18日に法律が施行されます。そこで伺うんですが、地方自治体の責務というのは非常にこの法律の中ではうたわれています。大きな特徴だと思います。今後、糸満市においても医療的ケア児に関する条例の施行というのは必要でしょうか。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えいたします。 同法には第5条に地方公共団体の責務というのが規定されております。「地方公共団体は、基本理念にのっとり、国との連携を図りつつ、自主的かつ主体的に、医療的ケア児及びその家族に対する支援に係る施策を実施する責務を有する。」となっております。ただ、国のほうからこの法律に基づく補助制度だったり助成制度というのはまだ示されていない状況です。施策の内容についても、その先進事例等を確認しながら必要な施策を講じることが重要だと思っております。そのうちの一つが条例だと思いますので、先進情報を確認しながらその必要性も含めて検討してまいりたいと思います。 ◆4番(浦崎暁議員) 必要性を含めて検討では駄目なんですよ。条例を施行しないといけないんですよ。どうでしょうか。 ◎福祉部長(金城満) 施策については様々なものがございます。必要な支援、それに適した施策を検討してまいりたいと考えております。 ◆4番(浦崎暁議員) まだ……ちょっと時間ないんですが、先ほどおむつ代の助成について、非常に一般的な話をしているんですね、当局は。先ほど当局もおっしゃっているんですけれども、地方公共団体の責務というところがあって、そこできちんと市役所が、自治体が責任を持ってくださいねというようなことが明記されているわけですよね。そういうことを捉えてですよ。私は、実はお二人のお母さんと、一人は電話会議で、もう一人は私もPCRの陰性証明を提出して、お母さんといろいろ話をしました。こういう中で、やはり本当に多くの悩みを訴えておられました。こういう中で、おむつ代の必要なお子さんというのは、年は中学生ぐらいなんですね。ずっと車椅子に乗ったきりで歩行が困難なんですね。そういう方々に対して、やはりこういう法律ができたんだよということの中で、きちんとケアしていくということが私は必要だと思うんですが、どうですか。 ◎福祉部長(金城満) 医療的ケア児の支援について、まずは窓口で相談を承って、必要な支援を講じていくことが基本だと思っております。その中で現在行われていない支援があるとするならば、それに対して検討していくことが順序となっていくと思っております。 ◆4番(浦崎暁議員) では、おむつ代の助成については前向きに検討していくということでよろしいですか。前向きにですよ。 ◎福祉部長(金城満) 必要な支援については、国の助成等も含めて調査し検討してまいりたいと思います。 ◆4番(浦崎暁議員) 前向きに検討していかなければならないと、強くこれは申し上げます。医療的ケア児の問題では教育委員会も大きな比重を占めています。私は、教育委員会についても医療的ケア児の支援資料ということで資料を提出しております。この中で、市町村教育委員会等での総括的な管理体制の構築ということで、必要な組織というのが医療的ケア運営協議会というようなことがうたわれておりまして、これに対してどういう認識を持っているのでしょうか。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 ただいま議員がおっしゃったように、令和3年6月に文部科学省より医療的ケア実施支援資料というものを文科省のほうで発出しております。その中で、実際に市町村、教育委員会等による総括的な管理体制の構築というのがうたわれております。その中で、医療的ケアの運営協議会の設置等という形でございます。実際に法律が施行されて、現実に医療ケアを必要としている、また教育的ニーズを必要として就学に関する相談、就学に関する支援とかを、該当する児童生徒がいらっしゃいますので、こういった協議会を立ち上げて設置して、ガイドラインを策定して事故が起こらないようにとか、該当する子供たちを安全にというふうな、支援していくように、そういう体制を構築していかなければならないというふうに認識しております。 ◆4番(浦崎暁議員) 市長に聞きます。医療的ケア児の方々というのは、これまで本当に御苦労なさってきて、ようやく法律ができて今度自治体が責任を持ってケアしていくというような流れになってきています。9月18日に施行します。先ほど、ちょっとおむつ代にこだわりたいと思っているのは、なぜかというと市が医療的ケア児の方々を支援していくかという姿勢が問われてくるし、今後の条例とか法律の運用についても市の姿勢が私は本当に問われてくる事例だと思うんですね。市長ね、おむつ代というんだけれども、やはりこれは市の姿勢が問われているので、検討していくというふうなことをちょっと伺いたいと思います。 ◎福祉部長(金城満) 先ほどの答弁の繰り返しになると思いますが、国の助成がまだ見えない状況です。当然、責務を有すると規定したからにはそれなりの措置が出てくるものと考えております。それらの動きを注視しつつ必要な支援を講じてまいりたいと考えております。 ◆4番(浦崎暁議員) 調査研究して、きちんとしたケアをしていくということですよね。 もう一つは、小項目2、視覚障がい者についてです。中途視覚障がい者について、今回質問させていただきますが、実は私の友人の中にも中途視覚障がい者がおります。いろいろサポートしていく中で、彼の本当に深刻な悩みというのをこの間私も受けてきました。彼が精神的にもメンタルにも非常に厳しい状況に追い込まれている中で、ある団体の方からの傾聴ですか、それをしてもらって本当に救われたという話を伺ったんですよ。今、コロナ禍という中で、障がい者の方々がおうちから出てこない、ヤーグマイしているという状況も聞かれてきます。そういう方々のお話を聞いていくと、いろんな悩みも聞いてあげるとか、そういうのが今後非常に重要じゃないかなと思っていますが、これについて市の認識はどういうふうに考えていますでしょうか。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 先ほども答弁しましたが、傾聴に関してボランティアが活動していることは承知しております。市のホームページ等を音訳して目の見えない方のサポートをしたり、非常に助かる支援を行っております。市のほうとしてもまず関係機関や職員にもそういった研修をして、その対応力を強化していきたいと考えております。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後4時50分)                              (再開宣告午後4時50分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆4番(浦崎暁議員) 件名7、老人福祉行政の中で、(1)の後期高齢者医療保険における、はり、きゅうへの助成なんですが、国保制度に加入している方々が75歳をまたいだ途端にこの制度が受けられなくなってしまうというのは、やはり本人にとっても非常に不合理な状況なんですよ。健康のためにこの制度を使ってきて、途端に後期高齢だと言われて使えなくなってしまうと。健康増進、継続という意味からも私は違うんじゃないかなと思っています。この間も当局は他市の状況を見ながらというんだけれども、例えば中城村かな、後期高齢医療に関する条例、そこで要綱に委任されているんですが、はり、きゅう、あんま、マッサージ及び指圧の施術に関する要綱というのが策定されていて、ここで助成を行っているんですよ。市当局は、お年寄りの健康を増進していくんだと、本当に長生きしてよかったなという糸満市をつくっていくというふうなことであれば、やはりこの制度を糸満市でも構築していくと、私はそれが望ましいのではないかと思うんですが、どうでしょうか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問についてお答えいたします。 国保の事業では、はり、きゅう等の指圧に対し助成することについては、国保加入者の負担軽減を図ること、また疾病の早期処置による重症化を予防することによる健康で豊かな生活づくりを支援することを目的に実施しております。議員御指摘の年齢別で助成を受けられないことによる不公平感は理解できますが、財源的な問題もありますので広域連合とも調整を図り対応してまいりたいと考えております。 ◆4番(浦崎暁議員) ぜひ実現してほしいと思います。市長のお話を聞けたら幸いでございます。 ◎市長(當銘真栄) 再質問にお答えさせていただきます。 議員の御指摘のとおり、年齢別で助成を受けられないことによる不公平感は理解できます。より必要な方々になりますので、ぜひ実施が可能かどうか広域連合とも必要に応じて意見交換をさせていただきたいと思っております。 ◆4番(浦崎暁議員) よろしくお願いします。 件名1の新型コロナ対策の中の小項目2、自宅療養者について再質問させていただきます。8月24日、沖縄タイムスの記事で自宅療養者支援の、私が掲載されました。この経緯について後で述べますが、この前、市長が私たちの申入れに対して、市長も同じような自宅療養者支援の相談を受けたということなんですね。そのいきさつを伺いたいなと思います。 ◎市長(當銘真栄) 再質問にお答えをさせていただきます 先ほど議員からあったように、新聞に掲載されたのと同時期だったと思いますけれども、私の知人から連絡があり、本土の方なんですけれどもコロナに罹患したと。彼は一人暮らしで買物にも行けないという話がありました。ただ、本人は蓄えの物が冷蔵庫にあるということで何日か考える、いろんなことを考えさせられたということで、私のほうに直接携帯にこういう方がいたら大変になるよということで、ぜひ市のほうでも検討できないかという、買物等、食事の支援というんですか、そういったものをやっていただけないかということで、同じような環境にいる方の心配の声を私のほうに届けていたということです。 ◆4番(浦崎暁議員) 私もこの自宅療養者を支援する中で、やはりこの事業が本当に必要だということを役所に訴えました。ちょっとだけ状況というか、お伝えしたいのは、この方は病院から自宅に帰されたんです、PCR検査で陽性ということでですね。しかし、病院の看護師が翌日来るんだろうなと思っていたんだけれども来ることはないと。私も病院のほうに問合せをしました。発熱外来なので在宅のケアをしないんだというようなことになって、本人にもそのことを伝えました。この当事者はこれからどうしていいか分からないと、本当に不安に駆られておりまして、当然おうちからも出ることはできないですよね、買物も行けない。そしていずれ食べ物にも困ってしまうと。私は区長に相談して災害用に保管されているカレーとか五目御飯、一番大事な水を届けました。私はこの経験から、やはり事業も大切なんですけれども、一番情報共有が本当に問題ではないかなと思いました。つまり、県も事業を持っていますよね。市もいずれ事業をつくるかもしれませんし、それがうまく、いわゆる事業がスムーズに回るような仕組みというのがないというのが実感として分かったんですよ。そのことについて情報開示の、今議会でも議論されているんだけれども、市は県に情報開示について問合せをしましたか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 自宅療養者についての情報共有につきましては、県は現時点では自宅療養者に関する個人情報等を公表しておりませんので、市との共有は難しいものと考えております。 ◆4番(浦崎暁議員) 実はですね、この情報共有について非常に興味深いことを発見しました。実は8月25日付で、国は自宅療養者に対して都道府県と市町村の連携についての周知が発出されているんですね。タイムスの記事が8月24日、その翌日に周知文書が発出されているんですよ。その存在は気づいていますか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 文書は確認しております。 ◆4番(浦崎暁議員) この通知について、主な要旨的なものを読み上げてもらえませんか。肝心な部分。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部から都道府県等の衛生主管部(局)に対する文書でございまして、「感染症法第44条の3第6項の規定による都道府県と市町村の連携について(周知)」という文書でございまして、その文末のほうに「感染症法における感染症対策の実施主体は、都道府県及び保健所設置市とされていますが、自宅療養者の生活支援などの住民サービスについては、住民に身近な立場である市町村の協力も重要であるため、連携規定に基づき、都道府県と市町村が連携して自宅療養者等に対する生活支援を行うようお願いいたします。」となっております。 ◆4番(浦崎暁議員) 新聞記事が24日で、翌日の25日というのは何らかの関連性があるんじゃないかというふうに私は推測しているんですね。実は、国は自宅療養者の方針を出したのが8月3日です。自宅療養者を基本とし、これが国民の大きな反発を呼びました。25日にはこのような文書が発出されています。その中で、タイムスの記事にも情報共有が非常に重要だよと、これが問題だというのが指摘されていて、その次に国は9月6日に情報共有に関する文書を出しているんですがこれは御存じですか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 文書を確認しております。 ◆4番(浦崎暁議員) これは非常に長いんですが、タイトルだけちょっと読んでほしいんですよ。 ◎市民健康部長(島根辰也) タイトルは、「感染症法第44条の3第6項の規定による都道府県と市町村の連携について(自宅療養者等に係る個人情報の提供等に関する取扱いについて)」となっております。 ◆4番(浦崎暁議員) これはですね、こういう非常事態、コロナ禍において都道府県は、自治体と情報共有することができるんだというふうなことなんですね、大ざっぱに言うと。では、今マスコミ報道もあって全県の各地の自治体もいろいろ支援策をつくっているんですよ。ただ、先ほども言ったんだけれども、まだ情報共有されていませんよね。動いていないんですよ、実際効果的には。そんな文書の中に神奈川県における市町村と連携した自宅療養者の生活支援事業の例ということで、覚書というのがあるんですが、これについてどういうふうな、これもすみませんが読み上げてもらえませんか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 9月6日付の、先ほど文書の題を読み上げた文の別紙で、「神奈川県における市町村と連携した自宅療養者への生活支援事業の例」という文書がございます。覚書にはということで、「連携事業として、市町村が次に掲げる事業を実施し、都道府県が当該事業の実施に必要な情報を提供することによって行うこと。(1)自宅療養者の食料品、生活必需品等の購入代行、(2)自宅療養者への食事の提供、(3)自宅療養者の居宅において発生した廃棄物の排出の代行等。・都道府県は上記の連携事業を実施するにあたり、次に掲げる個人情報を市町村に提供すること。(1)自宅療養者の氏名、(2)自宅療養者の住所及び連絡先、(3)自宅療養者に外出しないことを求めた期間。・個人情報の取扱いにあっては、関係法令及び条例の規定を遵守し、自宅療養者の権利利益を最大限尊重しなければならないこと等を記載。」となっております。 ◆4番(浦崎暁議員) このことからもやはり情報共有は可能なんですね。私、今度の支援で本当に思ったのは、確かに政治的にはコロナの政策というのは第一義的には国なんですよ。ただ、コロナにかかった人からすると、やはり私はこの人を中心に据えて、例えば国、県、市あるいは地域、連帯責任を負うべきだし、やはりこれは本当に命に関わってくるわけですからね。この連帯責任の中でその真ん中にいる市民を支えていくというのを、やはり構築していかなければならないと思っています。市長、今の話を聞いていくと、この問題というのは糸満市から発信されていると私は思います。ですから市長も、ある意味では県、国にもこの実情、こういう議論が議会で起こっているんだよというのを伝えて、やはりそれは私は動くべきじゃないかなと思っているんですがどうですか。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後5時06分)                              (再開宣告午後5時07分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 現時点では、県から情報共有等に関しての通知等は届いておりませんが、県で検討している状況等もあると思いますので情報の収集をしたいと思います。 ◆4番(浦崎暁議員) 県と連携して進めていってほしいと思います。でも、この文書を見たときは本当に遅いなと思いましたよ。あまりにも遅いなと思っています。市も独自の支援策を講じています。今、予算をどういうふうなことで裏づけになっているんでしょうか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 自宅療養者支援事業は8月31日より事業を開始しておりまして、支援物資等の予算につきましては、現在は予備費対応しており今後も予算確保に努めてまいります。 ◆4番(浦崎暁議員) 補正を組んで、もっと豊かな支援物品をそろえてほしいなと思うんですがどうですか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 支援物資等の予算につきましては、今後も予算確保に努めてまいりたいと思います。 ◆4番(浦崎暁議員) 件名2の市長の政治姿勢について。この間、この問題というのはこの議会でも大きく議論されてきて、実はこれに関連する決議というのは全国の自治体に広がっているんですよ、今ね。私はこの沖縄戦激戦地の、先ほども土地と言っていろいろ反応があったんですけれども、この糸満市の土地には、南部の土地には国籍を問わず多くの戦没者の血が染み込んで、遺族の深い悲しみあるいは平和への思いを発信するところなんですね。こういうところの土砂を戦争につながる軍事基地建設に使用するということは、人道的にどうかというのが最大の問題なんです。これは基地に賛成とか反対とかという以前の問題です。人道的な問題を捉えることができる考え、そしてその感覚が私は問われていると思います。戦没者たちは声を発することができません。しかし、私たちは戦没者の声なき声をですね、二度と戦争を起こしてはならないというその声なき声を受け止めなければならないと思います。これができるかどうかが今問われていると思います。市長の先ほどの答弁では、思いを一つにしていると思います。ぜひ、平和の発信地この糸満から、市長のぶれない信念を守っていただいて頑張ってほしいなと思っています。ちょっと休憩。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後5時10分)                              (再開宣告午後5時10分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆4番(浦崎暁議員) 件名5、平和行政について。シーガーアブについて伺います。 私もこの問題が出てきて、初めてシーガーアブというところを知りました。先ほども米須の方々がここの場所だけは守ってほしいと嘆願書まで出されています。本市の議会でも、3月定例会には「糸満市米須地区の土砂採掘に関する意見書」というのを採択しました。そこではシーガーアブというのが言われていて、これをきちんと保全していこうじゃないかということを多数決で議会の意思として示しています。私たちは、菊地君子議員、伊敷郁子議員、そして私とともにシーガーアブの戦争遺構の指定、その隣接地における未収骨の調査を求める要請書というのを7月15日に出しています。今、このシーガーアブというのは本当に今まで気づかなかったし、糸満市は戦争遺構を数か所指定しているんですね。先ほどの答弁でもシーガーアブの重要性を認識しているということなんですけれども、やはり戦争遺構としてここを指定していくということが私は保全につながっていく確かな保障じゃないかなと思っているんですが、検討委員会の設置というのは早急に私は進めていくべきではないかなと思うんですが、どうですか。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 議員おっしゃるとおり、非常に貴重な場所ということは我々も承知しております。ただ、検討委員会の設置というお話がありますが、まず戦争遺構というものが、戦争に関わる施設や自然壕など、現代に残り後世に戦禍の記憶を伝えるものという記述があるんですが、先ほど米須の嘆願書のお話もありましたけれども、戦時中の避難場所でもあったということもありまして、この場所については戦争遺構になっているとは考えております。ただ、先ほど議員がおっしゃっている委員会につきましては、ある程度の資料をもって今後の平和学習だとか、活用方法、保全方法、その辺を諮る委員会でございますので、まずは委員会に諮る前に調査が必要ではないかというふうに考えております。 ◆4番(浦崎暁議員) 米須の字誌にこういうことが書かれていますね。シーガーアブには7家族ぐらい入っていた。入り口は1人ぐらいしか通れないところで、そこに避難していた家族は米軍の再三の呼びかけにも出てこないため、石油を流し込んで燃やしていたと。こういうことも書かれています。1979年の沖縄洞穴探検報告書という非常に古い資料の中にも、洞内には卒塔婆が立ち、手りゅう弾が散乱しているとか、そういうことも記されています。やはりここを守っていくんだと。聞くところによるとここは聖地なんだよと。地域の本当に守っていく地なんだよと私も聞かされました。これはやはり守っていかないといけないと思います。同時にここは私有地、個人の所有地ですから所有権は絶対の原則ですので、やはりそういうところを調査していくというふうなことであれば、きちんと所有者の同意を得て、協力を得て進めていかないといけないと思います。これについては市当局はどういうふうな考えを持っていますか。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 議員おっしゃるとおり、これは地権者がいらっしゃいますし、あとはこの場所につきましては、米須の自治会からの嘆願書にもありますが、まず保全してほしいという嘆願書がございます。市としてもそれを受けまして、開発行為の中でこのシーガーアブについては、保全の方法の措置をお願いしたいということで事業者のほうにお願いしているところでございます。 ◆4番(浦崎暁議員) 件名3、熊野鉱山の開発についての中で、その他の法令の中で遺骨が発見されたという報道がありますが、これについては当局はつかんでいますか。どういう認識なんでしょうか。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 県に確認いたしましたところ、8月16日から8月25日にかけて遺骨収集を行い、遺骨が見つかったとは聞いております。 ◆4番(浦崎暁議員) きちんと情報共有しないといけないと思いますがどうですか。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 市のほうで聞き取りをして、県のほうに確認して行ったということでございます。 ◆4番(浦崎暁議員) もう時間がないので、進入路の設置について農業委員会の方がお見えですので聞きたいですね。 農業者の方から今大きな不安の声として上がっているのが、今ダンプが通行することによって農地に対する粉じんが非常に心配されていると、あるいは懸念の声が広がっていると私伺いました。どうでしょうか、農業委員会でそのことも話されましたか。 ◎農業委員会会長(国吉真昭) 農業会議の常設審議委員会の中では、粉じんに対しての意見を申し上げて、問題があるということは申し上げております。 ◆4番(浦崎暁議員) 意見を上げてというか、粉じんに対して懸念の声がありましたか、不安の声がありましたかというだけですね。 ◎農業委員会会長(国吉真昭) 総会の中においてもありました。 ◆4番(浦崎暁議員) やはりあそこは農地がたくさんあって、糸満の農地の基盤なんですよね、御存じのとおり。公害防止協定書が取り交わされているというふうなことも伺いました。この中で、例えば道路対策とか、粉じん防止対策というふうなことが書かれていますが、道路対策と粉じん防止対策を読み上げてもらえませんでしょうか。申し訳ないが。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後5時19分)                              (再開宣告午後5時19分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 道路対策としまして、「第6条 乙は、当該事業の地区内の幹線、支線道路及びこれらと地区外とを直接連結する道路においては、それぞれ道路管理者と協議のうえ自己の費用負担において必要な新設、改良若しくは舗装を行うものとする。2 道路、輸送経路については、破損した場合直ちに乙の責任において修復するものとする。」。粉じん防止対策としまして、「第12条 乙は、採掘現場内の粉塵の飛散防止に対する措置として、粉塵が周辺に飛散しないように絶えず散水を行い粉塵の飛散防止に努めること。2 市道及び農道から事業所に至る取り付け道路で生じる粉塵については、乙の責任においてその防止対策をすること。3 農作物に対して被害を与えないように防護柵(ネット)等を設けて粉塵防止対策を講ずるものとする。」、以上です。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後5時21分)                              (再開宣告午後5時22分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆4番(浦崎暁議員) 件名4の農地所有適格法人でですね、先ほど農業委員会が天地返しをしていると、農業の準備をしているというんですけれども、作物は何を植える予定なんでしょうか。 ◎農業委員会会長(国吉真昭) サトウキビを植える予定だそうです。 ◆4番(浦崎暁議員) よかったですね、サトウキビを植えていくということであります。先ほどの公害防止協定に戻るんですけれども、平成20年にこれが締結されているということでちょっと古いんじゃないかなと思うんですよ。やはり市も新しい状況というものを踏まえて、その協定についても見直しとか、考えていく必要性があるんじゃないかなと思うんですがどうですか。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後5時23分)                              (再開宣告午後5時26分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 議員の御指摘も踏まえ、業者と条項等について意見交換できないか申入れをしてみたいと思います。 ◆4番(浦崎暁議員) 最後に、私は戦没者の声をしっかりと受け止めて、やはり新基地建設は絶対に許さない、新基地建設を断念させる。そのために頑張る決意を申し上げまして、私の一般質問を終わります。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 以上で本日の会議を終了いたします。                              (散会宣告午後5時27分)...