糸満市議会 2021-09-09
09月09日-03号
令和3年第6回
糸満市議会定例会会議録令和3年9月9日出席議員 21人1番 玉 村 清 2番 金 城 悟3番 上 原 勝 4番 浦 崎 暁5番 菊 地 君 子 6番 伊 敷 郁 子7番 国 吉 武 光 8番 金 城 敏9番 新 垣 勇 太 10番 金 城 一 文11番 玉 城 安 男 12番 玉 城 哲 郎13番 金 城 寛 14番 高 江 靖15番 西 平 賀 雄 16番 大 城 明 弘17番 金 城 敦 18番 徳 元 敏 之19番 金 城 幸 盛 20番 新 垣 安 彦21番 大 田 守欠席議員 なし 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は次のとおりである。 市長 當 銘 真 栄 副市長 神 谷 和 男 教育長 幸 地 政 行 総務部長 福 元 信 美
企画開発部長 徳 元 弘 明
市民健康部長 島 根 辰 也 福祉部長 金 城 満 経済部長 兼 城 浩 康 建設部長 大 城 拡 水道部長 伊 敷 勝 消防長 平 田 徳 明 教育委員会 金 城 秀 総務部長 教育委員会 與那覇 正 樹 指導部長本日の議事日程 日程第1 一般質問 ――
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○議長(大田守) これより本日の会議を開きます。 ――――――――――――――――――――――――――――――
○議長(大田守) 「一般質問」を行います。質問通告書により、順次質問を許します。
◆13番(金城寛議員) おはようございます。今回の一般質問の初日、1番で質問をさせていただきますが、議員当選以来、毎回の一般質問で支持者の方々に議会の傍聴をしていただき、心強く励みになっています。しかし、今議会においては、コロナ禍、人流を抑制して感染防止を図る意味から傍聴を遠慮していただきました。支持者の方々には
インターネットライブ配信、もしくは後日議会報告書などで報告などをしますからということで御理解を頂きました。傍聴がなくて寂しい感じはありますがいつもと変わらずに張り切っていきます。それでは
一般質問通告書に従い、一般質問をいたします。市当局の誠意ある答弁をよろしくお願いいたします。 件名1、道路行政について。小項目1、
県道那覇糸満線潮平入り口等白川1号線
幹線整備雨水対策工事について。長年の懸案であった冠水問題の解決に向けて、本格的な
冠水対策本体工事が、今年度完成に向けて、現場においては、通勤・通学時間帯を考慮しての施工、時には、夜間の現場作業が実施されています。施工においては、安全・
総合仮設計画など、現場近くに現場事務所及び仮設・資材等の置場も確保して、迅速かつ、安全・効率よく施工に取り組む姿勢に対し、市当局の対応・職員の頑張り、施工業者の方々に感謝を申し上げます。さきの6月定例会の一般質問の答弁で、全線の
ボックスカルバート排水路を継続設置して、
流入潮平集落側の既存排水溝との接続工事を10月中旬頃に施工して、最後に
道路アスファルト復旧舗装工事を10月下旬頃に完了して同時に供用開始になると答えていました。工事期間中においても集中豪雨による冠水が数回ありました。年々増えてきている状況にあります。一日でも早く工事が完了し、供用開始されることを強く望んでいます。そこで伺います。ア、工事の進捗状況について。イ、流入・潮平集落側、既存排水溝との接続の構造及び断面等について。ウ、流末側、西崎東水路の維持管理について。 小項目2、
市道兼城ハイツ1号線の道路舗装の修繕について伺う。ア、
兼城ハイツ側、一部未修繕・舗装の着手時期等について。イ、本区間における下水道工事の進捗状況について。 次に件名2、都市下水路について。小項目1、兼城1号幹線、兼城3号幹線の維持管理及び
改修整備計画について。近年、気候変動や集中豪雨により、流域一帯で頻繁に冠水があり、道路を所管する建設課においては、
市道浜川線起点側の商業施設側に排水溝を設置するなど、
冠水対策工事が実施されました。都市計画課においては、
市道兼城阿波根線が現在、整備中であります。また、一帯及び流域の上流部においては、宅地等開発により、今後排水量が増えていくものと思います。そこで伺います。ア、都市下水路の目的・役割について。イ、維持管理について。ウ、流末側の排水断面について。エ、整備計画について。 件名3。市営住宅について。小項目1、
糸満市営住宅再生団地計画(令和3年(2021年)6月)計画概要について伺う。 小項目2、稲嶺原市営住宅を仮住居として整備された第一市営住宅の状況を伺う。 件名4、保育行政について。小項目1、休園中の
潮平こども園について。ア、これまでの経緯について(当初計画と新案)。イ、今後の施設活用について(
放課後児童クラブなど)。 次に件名5、
新型コロナウイルス感染症関連対策について。
新型コロナウイルス感染症の拡大により、本県は
緊急事態宣言の延長が繰り返され、市民の暮らしと経済は大変厳しい状況にあります。特に、人流の制限により、観光業や飲食業はもとより、両業界へ商品を提供する中小・零細企業も窮地に立たされています。
ワクチン接種率が上がれば、医療逼迫、重症化数が抑えられます。市民生活の安定と地域経済の回復は、
ワクチン接種を積極的に進め、感染症の脅威から市民の命と暮らしを守り、
地域経済活動を停止させない積極的な取組を強く期待します。そこで伺います。小項目1、
ワクチン接種について。ア、
ワクチン接種の状況及び今後の計画について(最新の情報)。イ、デルタ株など感染力の強いウイルスの広がりと、今後の
コロナ共生社会を念頭に今後の対応について。 小項目2、経済対策について。ア、観光業、飲食業を中心に市内中小企業への国の支援制度の周知と併せて、申請の支援、さらに、市独自の
市内事業者給付金の申請状況について。イ、農水産物の販路が縮小していることから、買上げ支援、経済支援、PR活動について。 小項目3、子育て支援、教育・生涯学習について。ア、子育て世帯の金銭的負担の軽減について。イ、学校再開にあっての
コロナ感染防止対策及び子供優先の心の健康対策について。ウ、
デジタル図書の貸出し、図書館機能の充実について。 次に件名6、プロ・
アマスポーツ環境整備について。當銘真栄市長は、市長就任1周年のマスコミとの対談の中で、コロナ後の景気対策として誘客による経済波及として、観光客数が減少する冬場の誘客対策として
プロ野球キャンプ受入れを進めている。キャンプを実施する西崎球場の修繕を含めた受入れ整備に取り組むなどとありました。予算面の施設整備等については、令和3年
一般会計補正予算(第2号)で屋内ブルペンの改修工事等や
防球ネット整備の設計業務等がありましたが、その進捗状況を確認するため、本議会開会日の8時半に通告書を提出しました。その後、議会開会前に当局より、本定例会に予算計上を予定していた
防球ネット整備工事については取下げの説明がありました。取下げの理由としては、
防球ネット整備工事を発注する際に、一部の資材について
建設物価調査会などの
特別単価調査が必要になる。昨今のコロナ禍を踏まえ、調査業務が当初予定していた期間より大幅に超えることが分かった。今年度は一括交付金の最終年度であるため、市町村間流用及び地方交付税の算入がある起債を行う予定だった(財政負担の軽減)。変更理由の新規事業について、次年度繰越しがないよう指摘を受けているということでありました。以上のことから、工事の年度内完了が困難なこと及び、8月25日の説明会後に
一括交付金継続の報道が8月27日付であったことから、令和4年度に
防球ネット整備を行うほうがより財政負担の軽減が図られるとの見込み。以上、総合的に判断し、新制度移行後の工事実施が適当と判断し予算の計上の取下げをしたとの説明でありました。そこで伺います。小項目1、施設整備等の進捗状況について伺う。 小項目2、
キャンプ環境の確保について伺う。 小項目3、
経済誘客創出政策について伺う。 以上、壇上での質問は終わり、後は答弁を聞いてから再質問などを行います。よろしくお願いをいたします。
◎市長(當銘真栄) おはようございます。金城寛議員御質問、件名5、
新型コロナウイルス感染症関連対策について。小項目2、経済対策について。イ、農水産物の買上げ支援、経済支援、PR活動についてお答えいたします。 農産物の買上げ支援については、コロナ禍の中、市民や事業者の活動自粛による消費低迷により余剰分となった農産物を消費するため、学校給食で提供される糸満産の野菜に係る差額分の費用を事業者に対して、令和3年5月より交付しております。また、糸満産の
パッションフルーツを使ったゼリーとジャムを今年7月に市内小中学校、保育園、こども食堂へ提供し、地産地消を図るとともに、農家の経営支援につながるよう事業を行いました。ほかにも小菊の消費も低迷しているため、令和4年の正月、旧正月の時期に合わせて小菊の花飾りの展示を行い、糸満産小菊のPR及び消費喚起を図る予定であります。水産物の経済支援等として
地方創生臨時交付金を活用し、糸満漁協へ冷蔵・冷凍設備を備えた移動販売車の購入支援を実施しております。7月中旬から各地域へ移動販売を実施しており、おおむね好評との報告を受けております。現在は月曜日から金曜日が午前11時から午後5時半まで、土曜日と日曜日については午後11時から午後6時半まで実施しております。また、
糸満漁協加工場へ急速凍結機2基の購入支援も行っており、現在は急速冷凍機の導入で鮮度を維持した状態での急速冷凍が可能となるため、ソデイカやマグロなど、様々な魚種での時間や温度などの凍結方法を試験中との報告を受けております。 その他の御質問につきましては、教育長及び関係部長より答弁をさせていただきます。
○議長(大田守) 休憩いたします。 (休憩宣告午前10時16分) (再開宣告午前10時17分)
○議長(大田守) 再開いたします。
◎市長(當銘真栄) すみません、答弁の訂正をさせていただきます。 土曜日と日曜日については、「午後11時」と答弁したようなので、「午前11時から午後6時半まで実施しております」に変更させていただきます。 それから現在、急速凍結機を「冷凍」と読んでいますので、「凍結」に変更させていただきます。以上です。
◎教育長(幸地政行) おはようございます。議員の御質問、件名5、
新型コロナウイルス感染症関連対策について。小項目3、子育て支援、教育・生涯学習についてのウ、
デジタル図書の貸出し、図書館機能の充実についてお答えいたします。 初めに、中央図書館では現在、
新型コロナ感染拡大防止のため、県の緊急事態措置に係る沖縄県の対処方針による働きかけに応じ、一部サービスを継続し臨時休館しております。利用者の皆様には大変御不便をおかけいたしますが、御理解と御協力をお願い申し上げます。議員の御質問、
デジタル図書は電子書籍など複数の名称がありますが、図書館に足を運ばなくても本市の
図書館利用カードをお持ちの方は、パソコンやタブレット、
スマートフォンなどからの
インターネットを通じて、図書館の開館日や開館時間、天気、距離などを気にすることなく読書ができるサービスです。
図書館電子書籍の導入は、コロナ禍における図書館への人流を抑制して
感染拡大防止を図るとともに、ライフスタイルの多様化に伴う図書館利用の促進など、図書館機能の充実につながるものと期待しております。
◎水道部長(伊敷勝) おはようございます。御質問、件名1、道路行政について。小項目1及び小項目2についてお答えいたします。 小項目1、
県道那覇糸満線潮平入り口等白川1
号幹線整備雨水対策工事について。ア、工事の進捗状況については、
オープンシールド工法による
ボックスカルバート設置工事総延長372メートルのうち、これまで272メートルを設置完了しており、10月末をめどに残りの100メートルを進めてまいります。その後、11月中旬頃、
新設ボックスカルバートと潮平集落側の既設側溝と接続し、11月末頃までに道路舗装及び白線復旧を行い、全ての工事完了となります。 次にイ、流入・潮平集落側、既存排水溝との接続の構造及び断面等については、上流側に令和2年度に設置した縦1メートル、横2メートル、高さ3.2メートルの呑口人孔に幅0.6メートル、高さ1.5メートル、距離約5.8メートルの勾配可変側溝を既設側溝に接続します。接続により、
潮平地内上流部から流れてくる排水を
新設ボックスカルバートで受け排水することになります。 次に小項目2、
市道兼城ハイツ1号線の道路舗装の修繕について。イ、本区間における下水道工事の進捗状況については、工期が令和3年5月27日から令和3年12月9日までの契約を締結し、工事内容は汚水管延長が約192メートルとなっております。現在、磁気探査調査を行っており、9月4日から掘削及び汚水管敷設を行い、管布設完了は11月末頃を予定しています。 次に御質問、件名2、都市下水路について。小項目1、兼城1号幹線、兼城3号幹線の維持管理及び
改修整備計画について。アからエまでについて順にお答えいたします。小項目1、ア、都市下水路の目的、役割については、下水道は公共下水道、流域下水道、都市下水路の3つに分類されます。そのうち都市下水路は市街地から流れてくる雨水を排除し、速やかに河川に排水して、市街地の浸水を防止することを目的としております。 次にイ、維持管理については、兼城1号幹線は、職員が2週間に1回巡回点検を行い、ごみ除去を行っており、集中豪雨への対応につきましては、常日頃から天候等に注視し、発生初動段階から迅速に対応しております。また、兼城1号幹線と兼城3号幹線のはけ口は、集中豪雨後に目視により阻害物がないか監視しております。 次にウ、流末側の排水断面については、兼城1号幹線は流域面積26.4ヘクタールから流れてくる雨水を1.25メートル掛ける1.4メートル(
ボックスカルバート)、延長16メートルの排水断面で処理できる流量計算となっておりますが、上流部側の排水断面2.2メートルから1.6メートル掛ける1.2メートル(変断面)、延長186メートルは断面不足が生じている流量計算となっております。兼城3号幹線についても流域面積25.5ヘクタールから流れてくる雨水を2.5メートル掛ける1.2メートル(
ボックスカルバート)、延長38メートルの排水断面で処理できる流量計算となっておりますが、上流部側の排水断面2.1メートル掛ける1メートル(
ボックスカルバート)、延長212メートルは断面不足が生じている流量計算となっております。上流部側は、今年7月末に建設課において、
市道浜川線起点側の商業施設側の
排水溝設置工事を行っております。工事後の冠水状況の改善が見られるか注視していきたいと考えております。 最後にエ、整備計画については、現在都市計画課で計画している
阿波根兼城線2工区(
都市計画道路)及び
県道糸満具志頭線(外かく線)の両事業の
事業進捗状況を見ながら、雨水幹線の整備時期を判断し、関係機関と連携を取っていきたいと考えております。
◎建設部長(大城拡) おはようございます。御質問、件名1、道路行政について。小項目1及び2について順にお答えいたします。 小項目1、
県道那覇糸満線潮平入り口等白川1号線
幹線整備雨水対策工事について。ウ、西崎東水路の維持管理については、9月2日改めて沖縄県と協議をいたしました。その中で水路のできた経緯としては、もともと海岸であったところを西崎埋立ての際に生じた水路の形態をした公有水面であるが、同区域が海岸保全区域から除外されたことから管理者が曖昧となっていることをお互いに確認いたしました。今後、公有水面を管理する沖縄県に再度、これまでの経緯等を確認してもらい、引き続き調整していくとともに、管理関係に係る必要書面を要求しており、管理について整理していきたいと思います。 次に小項目2、
市道兼城ハイツ1号線の道路舗装の修繕について。ア、
兼城ハイツ側、一部未修繕・舗装の着手時期については、現在、兼城ハイツ1号線の一部区間において、
下水道汚水管敷設工事を実施中であり、
水道部工務課と調整をしながら並行して舗装工事を行う予定であります。工事概要として、延長330メートルで、約2,000平方メートルの
舗装面改修工事となっており、令和4年1月末までの完了を予定しております。なお、舗装面以外での
歩道等構造物の損傷が著しい部分につきましても同時に改修してまいります。 次に御質問、件名3、市営住宅について。小項目1及び2についてお答えいたします。小項目1、
糸満市営住宅再生団地計画(令和3年6月)の計画概要については、大きな改定内容として3点あります。まず1点目として、
浜川原市営住宅と真謝原市営住宅の建て替え順の変更。次に2点目として、
大里市営住宅を
建て替え団地としての位置づけ。最後に3点目として、
親田原市営住宅を非
現地建て替え団地として決定しております。 小項目2、稲嶺原市営住宅を仮住居として整備された第一市営住宅の状況については、令和3年8月末現在、稲嶺原市営住宅を仮入居として使用していた入居者の第一市営住宅への本入居が完了しており、残りの空き住戸に関しましては一般公募を実施し、入居に向けた手続を行っているところでございます。 次に御質問、件名6、プロ・
アマスポーツ環境整備について。小項目1、施設整備等の進捗状況についてお答えいたします。施設整備等の進捗状況については、令和3年度
一般会計補正予算(第2号)で要請し承認頂いた事業のうち、設計業務を完了し
屋内ブルペン改修工事に着手しているところであります。また、そのほか土の入替えやラバー張り替え工事につきましても少し発注準備に時間を費やしましたが、今月中には発注し、12月末までに完成できるよう進めていきたいと考えております。なお、本定例会での予算案として計上していた
防球ネット整備工事については、一括交付金が最終年度であることを踏まえ、早急に整備するよう準備を進めてまいりましたが、工事の年度内完成が厳しく内閣府との約束が果たせないことと、一括交付金が次年度以降も継続される見込みである旨の報道があったことを踏まえ、市の財政負担軽減などを総合的に判断し、令和4年度に
防球ネット整備工事を行うこととしております。
◎福祉部長(金城満) おはようございます。御質問、件名4、保育行政について。小項目1、休園中の
潮平こども園についてお答えします。 初めに、小項目1のア、これまでの経緯については、平成30年度に潮平幼稚園を
潮平こども園に移行し、4歳から5歳児までの園児の受入れを開始しました。しかしながら、保育教諭不足や平成31年度の入所申込数が想定より少なかったことを理由として、平成31年4月から休園しております。
潮平こども園施設の有効活用については、令和2年3月に策定された
糸満市立認定こども園在り方計画の中で、無償化の動向を注視しつつ、より利用ニーズの高い
放課後児童クラブ等への活用を検討と記載されております。その後、令和2年7月の新市長就任に伴い、在り方計画を再検証することとしましたので、現在、
糸満市立認定こども園在り方検討委員会の中で再検証しているところであります。その中間報告においては、利用ニーズの高い
放課後児童クラブ等への活用を早期に検討していただきたいとの報告を受けております。 次にイの今後の施設活用については、
糸満市立認定こども園在り方検討委員会の中間報告において
放課後児童クラブ等への活用の検討が決定されたことから、地域住民や関係機関のニーズを調査するとともに、潮平小学校区の待機児童の状況を踏まえ、庁内関係部署との協議を進めてまいります。 御質問、件名5、
新型コロナウイルス感染症関連対策について。小項目3、子育て支援、教育・生涯学習について。ア、子育て世帯の金銭的負担の軽減についてお答えいたします。子育て世帯の金銭的負担の軽減については、
新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中で、低所得のひとり親及び二人親に対し、その実情を踏まえた生活の支援を行う観点から
子育て世帯生活支援特別給付金を支給しております。支給対象者については、
児童扶養手当の受給者とコロナ禍の影響を受けて家計が急変した
ひとり親世帯に対して、児童1人当たり5万円を給付しております。また、令和3年度分の住民税均等割が非課税である児童手当等の受給者とコロナ禍の影響を受けて家計が急変した
ひとり親世帯以外に対して、児童1人当たり5万円を給付しております。さらに
新型コロナウイルス感染症の
感染拡大防止の一環として、保育施設や
放課後児童クラブの利用を自粛した保護者に対しては、保育料等の減免を行っております。
○議長(大田守) 休憩いたします。 (休憩宣告午前10時35分) (再開宣告午前10時35分)
○議長(大田守) 再開いたします。
◎
市民健康部長(島根辰也) おはようございます。御質問、件名5、
新型コロナウイルス感染症関連対策について。小項目1、ア及びイについてお答えいたします。 小項目1、ア、
ワクチン接種の状況及び今後の計画について。9月7日現在における全人口に対する接種率は、1回目接種が43.2%、2回目接種が32.2%となっております。今後の接種計画については、医療機関における個別接種の継続と並行し、8月29日からの週末の集団接種を市内ホテルで1日当たり1,100名、
西崎研修センターで270名を対象に実施しており、10月中には接種を希望する市民の1回目接種が可能となるよう取り組んでまいります。 次にイ、デルタ株など感染力の強いウイルスの広がりと、今後の
コロナ共生社会を念頭に今後の対応については、
緊急事態宣言の再延長が繰り返される中、デルタ株への置き換わりによって家庭内での感染が広がるなど、いまだ収束には至っておりません。今後の対応については、国や県からの
感染対策情報や指示事項を確認しながら連携して取り組むとともに、
ワクチン接種に取り組み、一人一人のマスク着用、手指消毒、3密回避、換気の徹底、不要不急の外出の自粛などの
感染防止行動について、さらに市民へ周知してまいりたいと思います。
◎経済部長(兼城浩康) おはようございます。御質問、件名5、
新型コロナウイルス感染症関連対策について。小項目2、経済対策について。ア、国の支援制度の周知及び申請の支援、市独自の
市内事業者給付金の申請状況についてお答えします。 本市では
ホームページ等を活用し、国の支援制度の周知を図りながら、市内事業者を対象とした
支援給付金等相談窓口を
ホテルスポーツロッジ糸満内に設置しており、8月末現在では、国の月次支援金247件、沖縄県
観光関連事業者等応援プロジェクト支援金12件の申請相談がございました。また、
新型コロナウイルス感染症前と比較して事業収入が50%以上減少した月が認められた市内事業者に対して、市独自の糸満市
事業者支援給付金事業を6月1日から9月30日を申請期間として実施しており、9月3日現在では637件の申請があり6,370万円の給付を予定しております。
◎
教育委員会指導部長(與那覇正樹) おはようございます。御質問、件名5、
新型コロナウイルス感染症関連対策について。小項目3、子育て支援、教育・生涯学習について。イ、学校再開にあっての
コロナ感染防止対策及び子供優先の心の健康対策についてお答えいたします。 糸満市内の小中学校においては、9月1日より2学期が始まっております。2学期の開始に当たっては、小規模校については通常どおりの登校とし、それ以外の学校は最終学年は通常どおり、それ以外の学年は分散登校としております。学校においては、分散登校により児童生徒の密集を避ける対策のほか、糸満市立学校感染防止対策ガイドライン、文部科学省の衛生管理マニュアル、県教育委員会の県立学校版ガイドラインを参考に各学校のガイドラインに基づき、感染防止対策を行っております。学校の再開に当たって対策の徹底をお願いしております。夏休みなどの長期休暇明けには不登校になる児童生徒もいることから、感染者及び濃厚接触者等の心身のケアも併せ、日頃から学級担任や養護教諭等を中心にきめ細やかな健康観察や健康相談の実施等により、児童生徒の状況を的確に把握し、スクールカウンセラー等による支援を行うなど、心の健康問題に適切な対応を行っております。
◎
企画開発部長(徳元弘明) おはようございます。御質問、件名6、プロ・
アマスポーツ環境整備について。小項目2及び3についてお答えします。 小項目2、
キャンプ環境の確保については、施設整備のみならず、経済及びスポーツ団体等との意見交換を図りながら、キャンプの継続、安定維持に向けたスポーツキャンプ等受入れ協力会の設立に取り組んでおります。 小項目3、
経済誘客創出政策について。キャンプ参加選手、スタッフ及び県内外からの観客等の宿泊、飲食、交通などの消費額や施設のインフラ整備費等が直接支出額として反映され、本市の経済効果並びにテレビ、新聞等の報道によるPR効果が期待されます。よって、今議会にスポーツキャンプ等受入協力会補助金及びスポーツキャンプ等支援助成金を予算計上し、可決されております。今後は官民一体となって国内外のプロ・アマのキャンプ等の誘致により、
新型コロナウイルス感染症の拡大で大変厳しい状況にあります地域経済の活性化に向け、誘客に取り組んでまいります。
◎建設部長(大城拡) 先ほど答弁しました件名6、プロ・
アマスポーツ環境整備についての答弁について修正をお願いいたします。 先ほど、本定例会で「予算案として計上していた」と答弁いたしましたが、「予算案として計上を予定していた」に修正をお願いいたします。 あともう1点お願いいたします。同じく、「令和4年度に
防球ネット整備工事を行うこととしております」と答弁いたしましたが、「整備工事を行うこととして、予算修正して計上しました」ということで修正をお願いいたします。
○議長(大田守) 休憩いたします。 (休憩宣告午前10時45分) (再開宣告午前10時47分)
○議長(大田守) 再開いたします。
◆13番(金城寛議員) 答弁ありがとうございます。再質問、件名1の道路行政。小項目1の
県道那覇糸満線潮平入り口等白川1号線
幹線整備雨水対策工事についてから行きます。 今回、傍聴者には傍聴を遠慮していただきましたけれども、
インターネットライブ配信を見ている市民にも分かるように再質問、それから確認を兼ねて質問をしますので、分かりやすく答弁をお願いいたします。アの工事の進捗状況について確認をいたします。先ほどの答弁で
ボックスカルバートの総延長372メートルのうち、これまで272メートルが完了し、残り100メートルを現在進めているという答弁でしたが、これは流末側の西崎東水路までのということで理解してよいですか。
◎水道部長(伊敷勝) 再質問にお答えいたします。 そのとおりでございます。
◆13番(金城寛議員) ありがとうございます。その完成する
ボックスカルバートの排水の下端と西崎東水路の底面とのレベル、それから土砂堆積などとのレベル関係がどのような関係にあるか。現場での状況を伺います。レベル的なことです。
◎水道部長(伊敷勝) 再質問にお答えします。 西崎東水路や流末
ボックスカルバートのレベル的なところへの再質問ですが、西崎東水路の底面高さ、流末側の
新設ボックスカルバートのはけ口計画高を計測したところ、西崎東水路の底面高さは標高37センチとなっております。流末側の
新設ボックスカルバートのはけ口計画高さは22センチとなっております。よって西崎東水路の底面高さのほうが
ボックスカルバートのはけ口計画高さより15センチ高い状況となっております。
◆13番(金城寛議員) 現状では15センチ、底面より高くなっているということで理解をしましたけれども、これについては排水機能としては大丈夫ですか。伺います。
◎水道部長(伊敷勝) 再質問にお答えいたします。 現在、西崎東水路の土砂堆積は流末側の
新設ボックスカルバートのはけ口計画高さより15センチ高い状況ではありますが、今回の工事においてはけ口の一部を掘削整備を行いますので、排水は機能するものと考えております。
◆13番(金城寛議員) ありがとうございます。今回の工事でそのはけ口部分を一部掘削をして整備するということでしっかり排水機能の確保が保たれるということで、この辺のところはこの
ボックスカルバートの工事を所管する水道部のほうでしっかり整備をよろしくお願いいたします。 次にイの流入側の潮平集落側、既存排水溝との接続について、既存側溝は道路の側というか、縁側にありますけれども、今回設置した
ボックスカルバート排水路は道路の中央側に敷設をしておりますけれども、上から平面的に見ると斜めに接続をするということになりますが、潮平集落側からの側溝は集中豪雨時には直線的に物すごい勢いで下流側に流れていきますので、今回設置された排水路に接続することになりますが、その取付けについてはこれらを考慮されていますか、よろしくお願いをいたします。
◎水道部長(伊敷勝) 再質問にお答えいたします。 潮平集落側と既存側溝との接続においての水圧関係での取付けを考慮していますかという質問ですが、その潮平集落側と既設側溝との取付けについては、既設側溝幅60センチ、高さ63センチから、今回新設する勾配可変側溝に接続することにより、幅60センチ、1.5メートルの接続により集中豪雨時に潮平集落側からの流速な、速い流れを十分考慮した取付工事となっております。
◆13番(金城寛議員) ありがとうございます。それらを考慮しているということでありますけれども、現場を見ますとですね、物すごい勢いで集中します。特にちょっと何かが詰まっていると、その側溝の蓋が吹き上がるぐらいの勢いなんですね。ですから潮平集落側に接続をするこの取付け部においては十分に抵抗をなくすようなことで、考慮されているということではありますけれども、施工においても十分な管理をしながら施工管理をお願いしたいと思います。よろしくお願いをいたします。 それからこれは確認でありますが、今回の雨水対策事業で設置した排水路の総延長、
ボックスカルバート部分372メートル、それから集水ます1メートル、既存取付け部可変側溝が5.8メートル、合計で378メートルということで理解をしておりますけれども、それでよろしいですか。
◎水道部長(伊敷勝) 再質問にお答えいたします。 そのとおりでございます。
◆13番(金城寛議員) ありがとうございます。この事業ですね、総延長378メートル、私が市議会議員選挙に立候補した大きな理由の1つがこの潮平下の県道等の冠水問題の解決でありました。最初の一般質問から毎回の定例会で質問し、スピーディーでパワフルに、後戻り作業がないように毎回の一般質問等で確認をしてきました。今回で16回目となります。本道路下に埋設してあった給水本管、老朽管の取替え、そして迂回ルートでの耐震管布設を含めて、設計工事、任期中の4年間で解決できたというのは市当局の全力での取組、十分な配慮、担当部署である水道部部長、課長、係長、担当職員の頑張り、そして日々、毎日利用されている道路、その安全対策や袋小路での施工、超難工事を請負業者の総力を挙げて取り組んだことに対し、敬意、感謝を申し上げます。ありがとうございます。完成、供用開始となる11月頃には安心して眠ることができると思います。ありがとうございます。次に行きます。 小項目2の
市道兼城ハイツ1号線の道路舗装について。先ほどの答弁でアの部分ですね、建設部。水道部と調整をしながら並行して工事を行う予定であるとのことでありましたけれども、下水道の工事は先ほどの答弁で9月4日から掘削作業が入って、それから順次汚水管敷設を行うとのことでありましたが、建設課の工事の着手及び契約工期を伺います。お願いいたします。
◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 現在、水道部のほうで下水道工事、汚水管敷設工事をしておりまして、この下水道工事の状況を踏まえて、現在10月上旬をめどに契約に向けて準備している状況でございます。
◆13番(金城寛議員) 10月上旬に契約をするということですけれども、契約工期はいつぐらいか、お願いいたします。予定でもいいです。
◎建設部長(大城拡) 約3か月を工期としてみて、12月末までには完了する予定でございます。
◆13番(金城寛議員) 12月末までには完了する予定で進めているということでありますけれども、この部分の工事、水道部が下水道工事をしておりますけれども、順次掘削しながら汚水管を埋めていくわけです。そうすると、この区間においては一部建設課も並行で工事ができるところもあると思うんですね。特に一番ここの区間が道路での凹凸が激しかったところなんです、一番ここが。だけれども、まだ下水道工事があるということで今回この分について遅れての舗装であるので、十分に水道部と調整を取りながらですね。私が現場調査したときに一番側溝、縁石ですね、これも先にやらなければ舗装ができないと思うんですね。当然、縁石というのはコンクリートで養生期間を取ったりしますので、それから不陸整正等もあると思います。その辺は十分に綿密なる調整をしながらお願いをしたいと思います。私が今回、なぜこれを一般質問に取り上げたかというと、途中までは既に終わっているんですね。なぜこの区間、一番厳しい凹凸の激しいところだけ何でやらないのかということで地元から苦情、要望があったわけですけれども、状況を説明して、下水道工事があるのでそれを終わってからやるということで説明をしていますけれども、それにしてもやはり一旦工事が入って長引けば、また印象を悪くしますので、早め早めに着工して進めていっていただきたいと思います。よろしくお願いをいたします。それからもう一点は、既に完了した部分の舗装ですね。好評でございます。それから途中で大川2区に抜ける階段の部分も修繕していただきましたけれども、そこの手すりですね、まだ未設置となっていますので、この辺の施工もひとつよろしくお願いをいたします。次に行きます。 件名2の都市下水路について。小項目1、兼城3号幹線について、流末側の延長38メートルにおいて流域25.5ヘクタールから流れてくる雨水を処理できる断面となっているということで安心しました。が、その上流部、市道浜川線の起点側においては断面不足が生じているとの流量結果がありました。今回、市道浜川線の起点側、商業施設が集中豪雨時に冠水をするということで建設課が
排水溝設置工事を行い、7月末に完成をしましたが、その後、大雨は降っていませんが注意深く見ていきたいと思います。今までなかった排水・集水ますが設置され、直接この3号幹線排水路の
ボックスカルバートに接続をされていますので、維持管理の状態にもよりますが、大いに改善されるものと思います。ただ、心配されるのは接続した幹線
ボックスカルバートの排水路、幅2.1メートル、高さが1メートルが現在どのようになっているのか。状況が大変心配であります。土砂堆積、詰まっていたら本末転倒でありますので、この排水路
ボックスカルバート内の現在の状況はどうなっていますか。調査確認はしていますか伺います。
◎水道部長(伊敷勝) 再質問にお答えいたします。 ただいま兼城3号幹線の
ボックスカルバート、上流側にある
ボックスカルバートの状態の状況をお尋ねですが、8月下旬に兼城3号線の
ボックスカルバートをマンホールの点検口から目視したところ、土砂の堆積はなく、良好な状態であることを確認しております。
◆13番(金城寛議員) 安心をしました。しっかり今後も維持管理をお願いいたします。 エの整備計画については、関係機関と連携をしながら取り組んでいくということでありますけれども、くれぐれも時期を逸しないようにしっかりとお願いをいたします。 次に件名3の市営住宅、小項目1、市営住宅の計画を策定したときに整備予定の団地住民との話合い、委員会等に入ってもらって策定したのか伺います。
◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えをいたします。
糸満市営住宅再生団地計画、令和3年6月の策定でございますが、その際に、
糸満市営住宅再生団地計画検討委員会を設置しております。その検討委員会で委員に各市営住宅の、各市営住宅と言いますと、第一市営住宅、真謝原市営住宅、
浜川原市営住宅、
親田原市営住宅、
大里市営住宅の代表者も委員に入っていただき、計画の策定において十分な説明、議論はなされております。
◆13番(金城寛議員) ありがとうございます。時間がありませんので、次に件名4の保育行政に行きます。 休園中の
潮平こども園について、私は向こうの潮平小学校の校門付近を調査しましたけれども、ある時間帯になると保母と一緒ですけれども、近くの
放課後児童クラブに向かっている様子がありました。その安全性についてどうなのかなと心配をしましたので、再質問いたします。3点あります。まず、
放課後児童クラブを通所するに当たり、安全性が心配されることから、
潮平こども園の活用を早めに進めていくべきではないでしょうか。それから地域住民からの活用の要望がありますが、そのことについて市の考えを伺います。それから
放課後児童クラブの事業主体から
潮平こども園の施設活用の要望がありますが、市の対応を伺います。この3点、お願いします。
◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えいたします。 1点目の
潮平こども園の活用による安全性対策ですけれども、
潮平こども園の施設を
放課後児童クラブとして整備するとした場合、そのことにより隣接する場所に道路を横断せずに通えるということになりますので、児童の安全性は向上するものと認識しております。なお、本市の重要課題である子供の貧困対策としての公的施設活用や新たな課題などに対応できる
放課後児童クラブを公募するスキームを現在検討しているところです。それから地域住民からの要望ということでございますが、地域住民から休園している施設を有効活用してほしいという声があることは承知しております。これまで
放課後児童クラブとしての活用について学校関係者と協議を進めてきたところでありますが、その中でも周辺住民からも渋滞や違法駐車への対策が求められていることや、学校の安全対策としてクラブ専用の駐車場の整備は必要との意見を頂いております。今後、これらの課題解消に向け関係部署と調整を図っていきたいと考えております。3点目に、
放課後児童クラブの事業主体から活用要望があるかということでございますけれども、潮平小学校区内には現在3か所の
放課後児童クラブが運営されております。その事業主体から施設の活用に対する要望は頂いております。他方で、県内の
放課後児童クラブの利用料金は全国平均と比して高く、公的施設内に
放課後児童クラブを設置することにより子供の貧困対策に資することが可能と考えております。そういった市の課題解消につながる形で有効活用を検討したいと思っております。
◆13番(金城寛議員) ありがとうございます。しっかりと前に進めながらお願いいたします。これは提案ですけれども、
放課後児童クラブを休園中の
潮平こども園で開設するに当たっては、ぜひとも専用の出入口、そして駐車場の確保をセットで考えていただきたいと思います。学校施設を管理する側からもそのほうがよいかと思います。
◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 先ほどお答えしました学校関係者からも専用の出入口や駐車場の確保が必要との意見を頂いておりますので、施設活用に当たってはこれらの課題解消を踏まえて検討してまいります。
◆13番(金城寛議員) コロナの件については、会派の一文議員がいますので任せます。 件名6のプロ・アマスポーツについてでありますけれども、先ほど議会で取り下げた等いろいろありますけれども、やはり行政においては計画して進めていたことが、時には社会の状況の変化や急な災害等の発生により変更、中止などをせざるを得ない場合もあります。様々な事業を行う上で国からの補助金、助成金の活用は市の財源からすると必要不可欠であります。よって国との信頼関係の構築は常日頃から考えておくべきだと思います。今回、防球ネット予算の取下げがありましたけれども、市においてはこれらを総合的に判断をしたということでありますけれども、前にも言ったことがありますが、誰がための政であるかということを真剣に考えた場合、おのずとやるべきことは決まってくるのではないでしょうか。當銘真栄市長、副市長、部課長、職員の皆さんの頑張りに感謝をいたします。 これをもちまして、本定例会における私金城寛の一般質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(大田守) 休憩いたします。 (休憩宣告午前11時11分) (再開宣告午前11時13分)
○議長(大田守) 再開いたします。
◎建設部長(大城拡) 先ほどの再質問、件名1、道路行政について。
市道兼城ハイツ1号線の道路舗装、修繕についての中で、予定工期ということで10月上旬から「12月末」までの予定と答弁いたしましたが、「令和4年1月末」に訂正をよろしくお願いいたします。
◆10番(金城一文議員) 市民の皆様、傍聴席の皆様、
インターネット中継を御覧の皆様おはようございます。9月定例会2番目の質問をさせていただきます。通告書に従いまして質問をさせていただきます。 件名1、
新型コロナウイルス感染症対策について。政府による
緊急事態宣言の今月までの延長が今日正式に決定されるようです。そんな中、新型コロナウイルスの蔓延が市民生活に様々な影響を及ぼしています。その収束に向けて、糸満市においても毎週末ワクチンの大規模接種や市内の各クリニックでも接種を実施し、蔓延防止に取り組んでいます。予約開始直後は様々なトラブルがありましたが、最近では順調に進んでいるように見えます。しかしながら、私の周りにはまだ接種を望んでいるが、予約ができていないという方々も少なからずおられます。そこで伺います。小項目1、感染症拡大防止について。ア、今後の接種計画(年齢及び回数)は、どうなっていますか。イ、
ワクチン接種によって集団免疫を獲得することを目標に掲げていますが、その根拠と今後の方針をお示しください。ウ、集団免疫獲得を目指す意図は何ですか。エ、
ワクチン接種に関して不明確な情報が氾濫していますが、そういった情報の払拭に向けた市の対応はどうなっていますか。 小中学生の子を持つ親御さんから今後の授業再開に不安を感じるとの声が聞こえています。学校へ通わせることへの不安や受験を前に万全の状態で試験に臨めるか不安を訴える方々も少なくありません。子供たちの学びの場の確保と健康を守る取組は両立が難しい問題ではありますが、解決しなくてはならない課題であります。そこで伺います。小項目2、児童生徒の健康と学びについて。ア、受験生で接種を希望する方へのワクチンの優先接種は実施できませんか。イ、選択登校制を希望する児童生徒へのオンラインでの授業実施はどうなっていますか。ウ、選択登校を希望する児童生徒を出席扱いとすることはできませんか。 件名2、福祉行政について。子供たちの自己実現に向けて、子供の貧困対策は避けては通れない問題であります。両親の離婚やその他の事情により経済的に厳しい家庭においては、子供たちの習い事やスポーツにかける費用の捻出が難しく、子供の頃の実体験に制限がかかることもあると聞きます。子供の頃に学びたい、経験したいと思っても思うようにならず、無気力な子供時代を過ごす、そんな子供をそのままにしてはいけません。子供たちはささいなきっかけで自分の可能性に気がつき、飛躍的に成長する可能性を秘めています。我々大人がすべきことは子供たちの可能性の芽を見守り、伸ばしてあげることではないでしょうか。糸満市においてもそのような施策のさらなる拡充をお願いしたいと思います。そこで伺います。小項目1、子供の貧困対策について。ア、内閣府子供の貧困対策推進室ホームページにある「子供の未来応援基金」とはどういうものですか。イ、子供の未来応援基金と同様の取組をしている県内の他市町村の状況を教えてください。ウ、県内他市町村での同基金の活用事例などがあればお示しください。 小項目2、スタディクーポン事業の実施について。ア、那覇市で実施されているスタディクーポン事業を把握していますか。イ、どのような効果があると思いますか。ウ、糸満市でも導入するべきであると思いますがいかがですか。 件名3、市民生活行政について。先日、買物途中でごみ袋を買おうとして、売り切れていたため何件かお店をはしごしたのですが、どこにも売っておらず困ったとの声を聞きました。燃えないごみ袋で対応してくださいとのことで急場はしのぎましたが、なぜそのようなことになったのか不満の声が聞こえています。そこで伺います。小項目1、ごみ袋の供給について。ア、ごみ袋の供給が一時ストップしましたが、どのようなことがありましたか。 これまでに公営住宅の保証人の問題について何人かの議員が質問しています。市営住宅は所得が低く、住宅に困っている方に低額な家賃で住宅を供給することを目的とするとあります。所得の低い方々はほかの方々に比べ保証人をお願いすることが難しい傾向にあると思います。市として、保証人をお願いする事情も理解はできますが、目的を達成することを第一に考えたときに、この要件はないほうがよいのではないかと考えます。そこで伺います。小項目2、公営住宅の入居時の保証について。ア、公営住宅の入居に関して国からはどのような通知がありましたか。イ、これまでに保証人を確保することが困難なため、入居申請ができなかった事例はありますか。ウ、県内の他市町村において保証人を求めない事例はありますか。エ、糸満市において保証人を求めないようにする考えはありませんか。 件名4、商工行政について。新型コロナウイルスの影響で市内中小事業所や経済的に逼迫している家庭にとってプレミアム商品券は待ち望まれる事業ではないでしょうか。前回実施された商品券事業もよかったとの声がありました。ぜひ進めていただきたいと思います。また、糸満の魅力を内外にアピールし、糸満の商品を市外、県外の方々に知っていただき、買っていただくために新たな商品の開発や販路の開拓が望まれます。市が先頭に立って積極的に進めていただきたいと思います。そこで伺います。小項目1、プレミアム商品券事業について。ア、取組状況はどうなっていますか。イ、新たなプレミアム商品券事業の導入で経済波及効果はどの程度を想定していますか。 小項目2、地域の新しい特産品創りについて。ア、糸満市の食材を使った新しい特産品の開発を望む声が聞こえてきますが、新商品の開発についてどのように考えていますか。イ、新商品の開発とともに新しい販路の開拓も必要となりますが、どのように考えていますか。 件名5、道路行政について。小学校の周辺へ横断歩道のカラー舗装についてお願いしたところ、早速実施していただきありがとうございました。大変目立つ舗装で、子供たちの安全に大きく寄与するものと思います。ただ、1か所だけではなくもっと多くの箇所に設置していただきたいとの声が聞こえます。そこで伺います。小項目1、学校周辺の横断歩道のカラー舗装化について。ア、さらにカラー舗装化が必要な横断歩道はありませんか。 件名6、新電力導入について。いわゆる新電力の導入により、電気料金が安くなるとのお話をよく耳にします。市には庁舎のみならず、学校やその他の公共施設が多くありますので、新電力の導入により電気料金の軽減ができれば大きなメリットとなると思います。そこで伺います。小項目1、市庁舎や学校等の新電力利用について。ア、多くの自治体で光熱費の節約のために新電力の利用が実施されていますが、県内他市の取組はどうなっていますか。イ、新電力導入によるメリット・デメリットはどのようなものがありますか。ウ、新電力導入に向けた市の取組状況はどうなっていますか。 件名7、消防行政について。これまで消防署の分署設置、広域化につきましても何度もお願いしてきました。確認してみますと、4年間に10回消防行政について御質問させていただいております。消防の広域化や分署の設置はそう簡単にはいかないと改めて実感しております。しかしながら、この4年間で様々なことが分かってまいりました。広域化については他市町村との合意を得る必要があり、そのためには本市のみならず、近隣市町や沖縄県との連携が必要であるということであります。先日、沖縄県企画調整課から議員に求められました新たな振興計画(素案)に対する県民意見公募につきましても、消防の広域化にもっと強いリーダーシップを発揮していただきたいと御要望いたしました。今議会におきましても私のほかにも何人かの議員が分署の設置や広域化について質問を予定しております。そこで伺います。小項目1、消防広域化について。ア、今後はどのように進めていく考えですか。 以上、演壇での質問を終え、再質問は質問席より行います。最後まで当局の誠意ある御答弁をよろしくお願いいたします。
○議長(大田守) 休憩いたします。 (休憩宣告午前11時24分) (再開宣告午前11時24分)
○議長(大田守) 再開いたします。
◎市長(當銘真栄) 金城一文議員御質問、件名1、
新型コロナウイルス感染症対策について。小項目1、感染症拡大防止について。ア、今後の接種計画(年齢及び回数)についてお答えさせていただきます。 医療機関における個別接種の継続と並行し、8月29日からの週末の集団接種を市内ホテルで1日当たり1,100名、
西崎研修センターで270名を対象に実施しており、10月中には接種を希望する市民の1回目の接種が可能となるように取り組んでまいります。対象年齢については、市で予約受付を行っている集団接種等の対象者を16歳以上としており、一部医療機関で予約受付を行っている個別接種については12歳以上を対象に接種を実施しております。 その他の御質問につきましては、教育長及び関係部長より答弁をさせていただきます。
◎教育長(幸地政行) 議員の御質問、件名1、
新型コロナウイルス感染症対策について。小項目2、児童生徒の健康と学びについて。イ及びウについてお答えいたします。 小項目2、イ、選択登校制を希望する児童生徒へのオンラインでの授業実施については、現在、オンラインを活用した授業を行っているのは2校で、その他の学校は朝の会や健康観察などでオンラインを活用している状況です。各学校において差があるのが実情です。 次にウ、選択登校を希望する児童生徒を出席扱いにすることについては、糸満市では選択登校制は採用しておりません。各学校において、オンラインの活用に差があること、給食の配食についてその都度対応ができないことなど、課題などがあることから現時点では難しいと考えています。しかしながら、感染不安から学校を休んでいるのであれば、学校と相談の上、出席停止扱いも可能だと考えます。今後、他府県、他市町村の状況を調査、研究していきたいと考えております。
◎
市民健康部長(島根辰也) 御質問、件名1、
新型コロナウイルス感染症対策について。小項目1、感染症拡大防止について。イからエまでについて順にお答えいたします。 小項目1、イ、
ワクチン接種によって集団免疫を獲得することを目標に掲げているが、その根拠と今後の方針については、従来の新型コロナの感染力は1人から、2.5人から3人への感染力であり、集団免疫の目安は60%となり、市はその閾値を根拠としていました。ただ、猛威を振るうデルタ株は感染力が5人以上であるため、閾値が80%を超えることになります。全市民の80%接種は12歳以上のおおむね9割であることから大変ハードルが上がることになりますが、できるだけその値に近づけられるように取り組んでまいります。 次にウ、集団免疫獲得を目指す意図について。集団免疫とは人口の一定割合以上の人が免疫を持つと、感染患者が出ても他の人に感染が流行しなくなる状態のこととされています。また、集団免疫を持つことにより、現在対象としていない11歳以下の市民を周囲が守ることにもつながります。 次にエ、
ワクチン接種に関して不明確な情報が氾濫しているが、そういった情報の払拭に向けた市の対応について。現在、市のホームページにおいて厚生労働省が発信する情報を得られるよう、ワクチンの副反応や有効性、安全性に関するホームページの案内を掲載するなど、正確な情報発信を行っております。今後も引き続き正確な情報発信を行うとともに、
ワクチン接種に対する市民の不安解消に努めてまいります。 次に御質問、件名1、
新型コロナウイルス感染症対策について。小項目2、ア、受験生で接種を希望する者への
ワクチン接種の優先接種は実施できないかについてお答えいたします。受験生への優先接種については、9月3日から9月5日までの期間において、中学3年生の接種希望を募り予約受付をいたしました。また、9月7日現在において、市で予約を受け付ける対象者は16歳以上となっており、医療機関において予約受付を行っている個別接種については、年齢制限を設けず予約を受け付けております。 最後に御質問、件名3、市民生活行政について。小項目1、ごみ袋の供給について。ア、ごみ袋の供給が一時ストップしましたが、どのようなことがあったかについてお答えいたします。今年6月初旬に燃やせるごみ袋(中)が、続いて燃やせるごみ袋(小)の在庫がなくなり、6月の下旬には販売店の商品棚からも消える事態となりました。市は販売店へ出向き、おわびと燃やせないごみ袋での代用願いの文書を商品棚に貼っていただく対応を行いました。本トラブルは7月末に一定の落ち着きを見せましたが、現在も供給がストップしたことの反動により、一時的に市の在庫が品薄となる状態があります。このような事態となった要因としまして、入札により製造業者が変わり、製版に想定以上の時間を要したこと。加えて
新型コロナウイルス感染症拡大による在宅時間の増加により、ごみ袋の需要が増えたことと考えています。ごみ袋の供給が一時的にストップしたことについて深く反省し、市民の皆様、指定ごみ袋販売店の皆様に対して、多大な御不便、御迷惑をおかけしたことをおわびいたします。
◎福祉部長(金城満) 御質問、件名2、福祉行政について。小項目1、子供の貧困対策について。アからウまでについて順にお答えいたします。 アの子供の未来応援基金は、子供の貧困をなくすため地域密着の草の根支援に柔軟に対応できる基金として創設された国の基金であり、個人や企業から広く寄附を募っております。また、基金を管理する独立行政法人福祉医療機構が、子供を支援するNPO法人などから公募を受け付け、その活動を支援する事業となっております。 次にイ、県内において子供の未来応援基金と同様の事業スキームでNPO法人等へ補助金を交付している市でございますけれども、そういった市はございません。 最後にウ、県内他市町村での同基金の活用事例ですが、うるま市が子育て支援施策に関する基金を設置しており、ひとり親家庭に対する
放課後児童クラブ利用料補助や子どもの居場所運営支援等を実施しているとのことであります。 御質問、件名2、福祉行政について。小項目2、スタディクーポン事業の実施について。アからウまでについて順にお答えします。アの那覇市で実施されているスタディクーポン事業の内容は、生活保護を受給されている世帯の小学4年生から6年生を対象に、本事業に登録された学習塾や家庭教師等が利用できる学習支援事業となっております。 イの事業の効果については、学習塾代等を申請することで、教育格差を解消し子供の意欲及び学力向上が図れ、将来的な貧困の連鎖解消が期待されます。 ウの本市では、糸満市子どもの未来支援事業において、生活困窮世帯等の子供を対象とした学習支援事業や地域の体験活動等連携推進事業など、子供の意欲や自己肯定感及び学力の向上を図る事業を実施しております。
◎建設部長(大城拡) 御質問、件名3、市民生活行政について。小項目2、公営住宅の入居時の保証について。アからエまでについて順にお答えいたします。 小項目2、ア、公営住宅の入居に関して、国からの通知については、平成30年3月30日付、国土交通省住宅局住宅総合整備課長より民法における債権関係の規定見直しに伴う公営住宅管理標準条例案の改正について通知がありました。主な内容として、保証人に関する規定を削除したことに伴い、公営住宅への入居に際しての取扱いについて留意点を助言する通知となっております。 次にイ、保証人を確保することが困難なため、入居申請ができなかった事例があるかについては、平成31年4月から令和3年8月末までに連帯保証人が確保できないことによる入居辞退が1件ありました。 次にウ、県内市町村において保証人を求めない事例については、連帯保証人に関する条例改正を行っている市町村は久米島町と伊是名村の2町村となっております。 最後にエ、糸満市において保証人を求めないようにする考えについては、糸満市として連帯保証人を廃止することによるリスクや不具合等に対する対策について調査研究を行いながら、沖縄県、県内市町村の状況を踏まえて対応を検討していきたいと思います。 次に御質問、件名5、道路行政について。小項目1、学校周辺横断歩道のカラー舗装化について。ア、さらにカラー舗装化が必要な横断歩道はありませんかについてお答えいたします。今年度、市内全小学校に各1か所ずつカラー横断歩道を試験的に整備いたしました。今後、カラー横断歩道についての効果を見極め検証し、交通安全対策に有効性が認められれば、次年度以降改めて全小学校周辺の横断歩道を優先的に、年次的に整備していきたいと考えております。
◎経済部長(兼城浩康) 御質問、件名4、商工行政について。小項目1及び2についてお答えします。 小項目1、プレミアム商品券事業について。ア、取組状況について。本市では、
新型コロナウイルス感染症により大きな影響を受けた市内店舗における販売促進を図るとともに、市内の消費喚起及び市民生活を支える目的として、地域経済とくらしを支える商品券の販売を行ういとまんプレミアム商品券事業を昨年に続き第2弾として行います。 次にイ、経済波及効果について。本事業では1冊4,000円相当の商品券プレミアム100を2,000円で販売、3,000円相当のプレミアム50を2,000円で販売し、それぞれ2万4,000冊の販売を予定しているところです。なお、本事業における経済波及効果は1億6,800万円を見込んでおります。 次に小項目2、地域の新しい特産品創りについて。ア、新商品の開発については、市外の方が当市に足を運んでまでも求めるような高付加価値商品の開発に取り組みます。具体的にはウミンチュ文化のまち糸満のイメージを外部に伝えるコミュニケーションツールとしての特産飲料等の開発を目的とした糸満市特産飲料等開発・販路構築事業により、糸満市で提供される海産物料理と相性のよい飲料等の開発、製造に取り組んでまいります。 最後にイ、販路開拓については、同事業で開発した製品の最終販売先となる市内の小売店、飲食店、中間業者となる卸売業者等の協力を得て販売していきたいと考えております。また、当市のふるさと納税の返礼品としても検討しております。
◎総務部長(福元信美) 御質問、件名6、新電力導入について。小項目1、市庁舎や学校等の新電力利用について。アからウまで順にお答えいたします。 小項目1、ア、県内他市の取組状況については、南城市以外は沖縄電力と契約しております。 次にイ、新電力導入によるメリット、デメリットについては、メリットとしては、毎月の電気料金が安くなる可能性があること。また再生可能エネルギーによって発電された電力を多く扱っている電気事業者を選ぶことで、二酸化炭素排出抑制につながることから環境に貢献できる可能性が挙げられます。デメリットについては、新電力に切り替えた後に新電力事業者が倒産した場合、再度電力会社に加入する手続、これまでの電力会社の割引などが受けられないなどデメリットが生じる可能性もあります。 最後にウ、新電力導入に向けた市の取組状況については、現在、本市においても現契約内容の見直しも含め、様々な観点から教育委員会や関係部署と調整、検討を行っているところです。
◎消防長(平田徳明) 御質問、件名7、消防行政について。小項目1、消防広域化について。ア、今後どのように進めていくかについてお答えいたします。 消防広域化については、令和3年3月に策定された沖縄県消防広域化推進計画に基づき、広域化の方向性として南部ブロックについては4消防本部での広域化が実現可能性のある組合せとして適切であると示されています。今後は、構成市町の3市3町及び4消防本部で協議会を立ち上げ、広域化の実現に向けて取り組んでまいります。
◆10番(金城一文議員) ありがとうございました。では、件名1から順にやっていきたいと思います。 まず、国への要望となるのかと思うんですけれども、いわゆるブースター接種と呼ばれるような3回目の接種を望む声が聞こえてきております。これに対しての市の考えはどうなっていますか。
◎
市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 3回目接種を行うことにつきましては、海外では3回目接種で効果が上がるとされておりますが、9月7日現在、国からの指示はありません。今後の指示があり次第、対応できるよう取り組んでまいります。
◆10番(金城一文議員) ありがとうございます。先ほど10月いっぱいで1回目の接種を希望者には終わることができるというお話がありました。それでいきますと、11月の第3週ぐらいには希望者の2回目の接種が終わるということになると思いますので、その後、また職員の皆様には御苦労をおかけするとは思うんですけれども、3回目の接種を国と調整しながらやっていただきたいと思います。なかなか若い世代の接種が進まない原因の1つとして、いろいろと不安に思っていらっしゃる方が多いというのがあると思いますが、その中でもワクチンを打つと不妊になるというようなお話をよく耳にします。若い世代はそういうのに敏感だと思いますので、そのようなお話がありますが、これは本当のことなのでしょうか。
◎
市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 厚生労働省の新型コロナワクチンQ&Aには、ワクチンが原因で不妊になるという科学的な根拠はありません。
ワクチン接種により流産率は上がっておらず、妊娠しにくくなるという根拠も確認されていませんと明記されており、また日本産科婦人科学会、日本産婦人科医会、日本産婦人科感染症学会の3団体は、新型コロナウイルスワクチンで不妊になるという科学的根拠は全くないとしています。また、妊娠中の女性の接種についても、妊娠初期を含め妊婦さんとおなかの赤ちゃん双方を守ることになるとの情報を提供しております。市としては、国や県などの確かな情報を発信するように努めてまいりたいと考えています。
◆10番(金城一文議員) ありがとうございます。そのほかもいろいろと不明確な情報というのが流れているようですけれども、どういったものを把握していらっしゃいますか。
◎
市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 厚生労働省のホームページにあります新型コロナワクチン、注意が必要な誤情報という情報がございます。その中では、「遺伝子組み換え技術が使われており、
ワクチン接種により遺伝子(染色体)に変化を生じさせる」とか、「動物実験でワクチンを接種した全ての動物が死んでいる」などの情報があるようです。厚生労働省は科学的根拠や信頼できる情報源に基づいていない不正確なものがあり、注意が必要ですと訴えております。
◆10番(金城一文議員) 何も恐れることはないとは申しません。いろいろとあると思うんですけれども、正しく恐れることが必要だと思いますので、引き続き正しい情報の発信に向けて努力をしていただきたいと思います。ありがとうございます。次に入院や療養先の調整を待つ人が多くいるというふうによく聞きますが、市の公共施設を提供するということは可能でしょうか。
◎
市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 令和3年8月20日に本市を含む南部地域に宿泊施設を増やして、医師、看護師が訪問診療できる体制の構築や臨時的医療施設の確保のため、体育館の提供が必要であれば協力したい旨等、市長より県知事宛てに要請を行っております。
◆10番(金城一文議員) ありがとうございます。その調整を待つ方々が不安に思わないように、引き続き頑張っていただきたいと思います。では、ワクチンの接種体制についても幾つか質問させていただきたいと思います。ほかの自治体で、生理食塩水のみを接種したというような報道がありましたが、糸満市においてもこのような事案は発生するのでしょうか。
◎
市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 本市においては、生理食塩水のみを接種したとの報告は受けておりません。市内の各医療機関におかれましても、細心の注意を払い接種を実施頂いております。
◆10番(金城一文議員) ありがとうございます。では、同じくほかの自治体で11歳以下の児童へワクチンを接種した事例がありましたが、これも糸満市で起こり得ることでしょうか。
◎
市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 対象年齢は12歳以上となっておりますので、原則12歳に到達した翌月の初めに接種券を送付しております。市の集団接種においては、医師の問診の前に保健師による被接種者の健康状態や年齢、接種回数を予診票で確認するなど、対策を行っております。また、市の予約システムにおいて、年齢制限の設定を行うことにより、接種対象年齢に達していない方への予約を未然に防止するなど、対策に努めております。
◆10番(金城一文議員) ありがとうございます。特に小さなお子さんへの
ワクチン接種には注意が必要かと思いますので、様々な予防策が取られているということで安心いたしました。もう一つ、これもほかの自治体なんですけれども、2回を超えて接種をしたというような事例がありましたが、それを回避するために、市のどういった取組があるんでしょうか。
◎
市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 集団接種においては、問診の前に保健師により健康状態や年齢、接種回数を予診票で確認するなどの対応を行っております。市の予約システムにおいても、予約回数制限の設定を行うことにより、2回を超えた接種予約を未然に防止するなど対応しております。現時点で2回を超えて接種したとの報告は受けておりません。
◆10番(金城一文議員) ありがとうございます。 では、感染予防についても1つ質問させていただきたいんですが、コロナ禍で手話サービスを利用する際に、感染予防対策としてタブレット端末を活用することはできないでしょうか。
○議長(大田守) 休憩いたします。 (休憩宣告午前11時54分) (再開宣告午後1時10分)
○議長(大田守) 再開いたします。
◎消防長(平田徳明) 先ほど答弁の中で、構成市町を「3市3町」と答弁しましたのを、「3市4町」の訂正です。
◎福祉部長(金城満)
ワクチン接種時に手話通訳サービスを活用することは可能かとの質問だったと思いますが、現在も医療受診の際には手話通訳者が同行して聴覚障がい者の対話を支援しておりますけれども、先日補正予算で補正頂いた事業により、遠隔手話サービスというのが活用できることになります。事前予約は必要ですけれども、手話通訳者を配置して、障がい者のお持ちのスマホと連携して遠隔でのサポートが可能となります。また、聴覚障がい者がスマホをお持ちでない場合は、市の保有する端末を1台貸出しすることによって対応は可能です。こういった活用により、聴覚障がい者に必要な活動における感染予防対策が向上するものと考えております。
◆10番(金城一文議員) ありがとうございます。10月末には全接種希望者への1回目の接種が終了するということで、ようやく先に光が見えてきたような気がします。しかしながら、新たな変異株の発生や完全な終息には今しばらくかかると思います。先ほど申しましたが、職員の皆様におかれましては、引き続き市民の健康、安心のために頑張っていただきますようよろしくお願いいたします。 続きまして、件名2、福祉行政について。子供の貧困対策など、多様な課題への対応を図るために、子供の未来を育む基金、これを創設する考えはありませんか。
◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えいたします。 本市の第5次総合計画においても、子供の将来がその生まれ育った環境によって左右されることなく、全ての子供たちが夢と希望を持って成長する社会の実現を目指すこととなっております。その推進力を高めるために子供の未来基金の創設に向けて検討してまいりたいと思います。
◆10番(金城一文議員) ぜひ創設をしていただきたいと思いますが、県内でそのような基金を創設している市町村はありますか。
◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 名称は多様でございますけれども、子供の将来のための基金ということで、設置している市は8市ございます。
◆10番(金城一文議員) ありがとうございます。ぜひ9番目の市として創設できるように頑張っていただきたいと思います。 小項目2のスタディクーポン事業ですけれども、糸満市でも名称は違いますが、習い事、体験事業等を行っていらっしゃるということでありますが、この習い事体験事業はどのような習い事がメニューとしてありますか。
◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 名称は、地域の体験活動等連携推進事業と申します。この事業は、平成30年度に沖縄県が黄金っ子応援プランを策定する際に市町村に意見を求めることがありまして、本市が提案した施策です。県内で本市が最初に導入しており、現在は沖縄市も実施しております。その内容としては、まず居場所であったり、支援をしている子供たちから希望を取ります。寄り添いながらその子が何を望んでいるかというのを把握した上で、その習い事があるのかと、相手方を探して貧困というようなことが分からないようなサポートができる方をお願いして実施しております。現在、ピアノであったりスイミング、空手、柔道、ダンス、サッカー、卓球、テニス、琉舞、そろばん、習字、三線等の活動が実施されております。希望に寄り添う形ですので、希望が増えていけば支援していただける方がいればつないでいくというものです。
◆10番(金城一文議員) ありがとうございます。この習い事とかスポーツとか、それをやることによって子供たちに自信が生まれると。それだけではなくて自分はできるんだということで勉強にプラスの効果があったりとか、将来いろんなことにチャレンジするというような意欲が生まれてくると思いますので、大変すばらしい事業であるというふうに思います。ただ、この事業をさらに拡充するために、告知を強化するというような考えはないでしょうか。
◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 なかなか市民に浸透していないというような声がおありなのかなと印象を受けましたけれども、関連する支援団体、あるいは窓口ですね、いま一度その普及について啓発するように求めるとともに、学校であったりそういうところにリーフレットあたりを作成して配ることによって、さらなる周知を高めていきたいと考えております。
◆10番(金城一文議員) 那覇市のほうのスタディクーポン、こちらのほうを利用された方の御意見として、自分に自信がついたとか、先生に褒められたなど前向きな意見が寄せられているようであります。子供たちの未来のために創設基金や可能性を伸ばす事業の拡充をぜひ進めていただきたいと思います。 続きまして、件名3です。ごみ袋の供給について。先ほどの御答弁でいろいろと想定外のことが重なって、ちょっと供給が滞ったというようなお話がありましたが、今後、同様なことが起こらないためにどのような対策を考えていらっしゃいますか。
◎
市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 在庫管理の徹底と製造業者との連携を密に行い、指定ごみ袋の安定供給に努めてまいります。
◆10番(金城一文議員) ありがとうございます。一部店舗には、糸満市のごみ袋と豊見城市のごみ袋が一緒に売られているような店舗もありまして、豊見城市のごみ袋はいっぱいあるのに糸満市のはないというふうな、そういうところを見ると市民のほうからクレームがつくというのは容易に想像ができるんですけれども、今後そのようなことがないようにやっていただきたいと思います。 小項目2の公営住宅の入居時の保証についてです。こちらのほうも、先ほどいろいろと御答弁頂きまして、保証人を廃止することによるリスクや不具合を調査研究というようなお話がありましたが、保証人を求めないことによるリスクと、保証人がいたことにより家賃が回収できた事例等がありますか。
◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 まず、保証人を求めないことによるリスクについてでございますが、家賃の回収が困難になることと、また退去の際に名義人が
原状復旧をしない場合において、
原状復旧義務の保証などが考えられます。また、保証人がいたことにより家賃が回収できた事例につきましては、平成31年4月から令和3年8月末までの期間で2件ございました。
◆10番(金城一文議員) ありがとうございます。保証人を準備できなくて申請にすら至らなかったというような事例もあるかもしれません。保証人を取らないということは市にとってリスクかもしれませんが、糸満市にとってのリスクを冒さない、それが本当に困っている市民にとってのリスクとなります。リスクを冒さないことこそ最大のリスクだという言葉もありますので、ぜひ入居に関しての保証人については求めない方向で進めていただきたいと思います。この件につきまして、市長のほうからイエスか、はいでお答え頂きたいと思いますが、いかがでしょうか。
◎市長(當銘真栄) 一文議員の質問にお答えさせていただきます。 やる方向でいきたいと思っております。
◆10番(金城一文議員) ありがとうございます。ぜひよろしくお願いいたします。 続きまして、件名4、商工行政についてですが、プレミアム商品券事業ですが、これまでの事業実施で課題や問題点等はありましたか。
◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 昨年度の第1弾のプレミアム商品券、そのときには売場のほうが道の駅の1か所だったということで、密な状態をつくったということもございました。あと、昨年度はプレミアム100、そしてプレミアム25ということで、25のほうがプレミアム率が低かったということもありまして、販売のほうが芳しくなかったということもございます。あとは周知時間が短かったという市民の声も頂いておりますので、そういった点が課題だったのかなと考えております。
◆10番(金城一文議員) ありがとうございます。それらの反省点を生かして、今回の事業ではどのような配慮をされていますか。
◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 今回、特に昨年度と違った点がプレミアム25をプレミアム50にしたと、プレミアム率を大きくしたということがありまして、その辺で販売力のほうに期待をしております。あと昨年度は道の駅だけの販売だったことを反省いたしまして、今回、大きな商業施設、例えばサンエーとかで販売ができないかということで現在調整中でございます。あとはチラシでの購入の仕方だったんですが、今回からは全世帯にはがきを送りまして、それと引き換えに購入ができるというような仕組みを現在調整中でございます。
◆10番(金城一文議員) かなり配慮されて便利になりそうですので、ぜひよろしくお願いいたします。 小項目2の地域の新しい特産品創りについてですけれども、こちらのほうの事業案を見させていただきました。この事業ですけれども、市外の事業者が受託する、そういう可能性はありますか。
◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 既にプロポーザル方式での募集を今月7日からホームページのほうに出しておりますが、その中においては市外も含めて企業を募集しております。
◆10番(金城一文議員) 市内の事業者へ優先発注するということはできませんか。
◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 優先発注という形では今のところは考えてございませんが、ただ市内の事業者も応募できるようになっておりますので、そういった事業者が選考の中で選定されましたらお願いをしたいと考えております。
◆10番(金城一文議員) これは3年度で2,500万円という大きな予算になりますので、なるべくなら市内の事業所でやっていただきたいと思います。なぜかといいますと、これはふるさと応援寄附金を使っての事業ということで、市外の業者にふるさと応援基金のお金を使って商品を作っていただく。その後製造、販売は市内でやると思いますけれども、そういうふうなことになりますと、ほとんどの利益といいますか、メリットは市外の受注した事業所に行くというようなことになるかと思います。市外の事業所が落札といいますか、採用された場合に、企画、開発、製造、それを市外の業者が請け負って、販売だけを市内で行うというようなことになるのでしょうか。
◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 これは例えばの話になりますが、市外業者が受注したということになった場合には、販売においては基本的には市内での販売を考えております。あとはふるさと納税の返礼品、そういったことでの市内事業者にメリットがあるように考えております。
◆10番(金城一文議員) ありがとうございます。目的の中で地場産品の消費喚起や市内商工業者の活性化を図るというのがあるんですけれども、市外の業者がですね、市外の業者が悪いということではないんですけれども、作った商品が地場産品の消費喚起につながるのかというところは頑張っていただかないといけない部分じゃないかと思います。もしですね、もし仮に市外業者の企画が採用された場合、例えばプロデュースですとか監修、あるいは原材料を市内の事業所に担わせるというようなことはできないですか。
◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 提案事業者のほうが市内の地場産品を使っての製品を作りたいということになれば、付加価値が高くなるというメリットもございますので、この辺は企画、提案の中でそういった業者がいれば大変うれしいと感じております。
◆10番(金城一文議員) ありがとうございます。離島に旅行に行ったときなどにお土産ものを買って帰ってきて、配った後に後ろを見ると製造が糸満市の西崎で作られていたというようなことが時々あるんですね。とすると、何のためにこれを買ってきたのかなというようなことになりますので、ぜひそこら辺は配慮していただいて、やっていただきたいと思います。私としましては、糸満市のイメージを市外の方々に伝える非常に大切な事業であり、財政的に厳しい中において大事なふるさと応援寄附金を使用しての事業ということですので、全て市内の事業所で完結させるべきものであるとは思いますが、製造ラインを持たない等でそういうことがかなわない場合もあると思います。ただ、糸満市内の事業所、あるいは働いている方々には、そういったものを作る力というのは十分にあると思いますので、その方々の力を結集して、市内の事業所の皆さんを中心にして作っていただきたいというふうに強く要望いたします。 続きまして、道路行政について。今回、施工に当たって設置する場所ですけれども、どのように決定されたのでしょうか。
◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 今回、横断歩道のカラー舗装の場所選定につきましては、各学校の意見、また糸満警察署との調整により決定しております。
◆10番(金城一文議員) ありがとうございます。今回、夏休み中にということで急いで施工していただきましてありがとうございます。また、今後やっていただくというお話、先ほど年次的にやっていただくというお話がありましたけれども、次回以降、設置する場合には学校、警察以外にも広く御意見を取り入れていただきたいと思うのですが、その辺についてはいかがでしょうか。
◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 議員がおっしゃるように、学校、糸満警察署との協議で今回決定していただきましたが、学校関係のPTAとか各自治会のほうとも今後調整していきたいと考えております。
◆10番(金城一文議員) ありがとうございます。子供たちの安全のためにとてもよい取組だと思いますので、様々な方の御意見を取り入れながら継続して進めていっていただきたいと思います。 続きまして、件名6、新電力導入についてですけれども、先ほどいろいろとメリット、デメリット等ありましたが、あまり急いで決めてしまって万が一の事態に重大な、甚大な影響を及ぼしてしまっては大変なことになりますので、ここら辺は情報を収集しつつ慎重に検討していただきたいと思います。以上です。 最後件名7、消防行政についてお伺いいたします。今まで何度も質問させていただいて、同じことを繰り返し繰り返し聞くのは大変恐縮なんですけれども、広域化のメリット、デメリットについてお示しください。
◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 広域化のメリットとしては、災害発生時の初動体制の強化、それから本部機能の統合等による現場要員の増強、組織拡大の人員増等による高度・専門的な人材育成、財政規模拡大に伴う高度な車両や資機材の計画的な整備、消防署所の配置や管轄区域の適正化による現場到着時間の短縮等がメリットとして考えらえます。デメリットについては、小規模な消防本部では消防力に限界があるため、デメリットについては特にないと考えています。
◆10番(金城一文議員) ありがとうございます。いろいろなメリット、デメリットはないということでお答え頂きまして。では、広域化に向けて課題となることというのは一体どういうことでしょうか。
◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えします。 広域化に向けての課題ということですが、広域化に向けて、広域化を構成する市町及び各消防本部に対する様々な考え方があるということで、意見を集約して話し合う場が必要と認識をしております。
◆10番(金城一文議員) ありがとうございます。ではその課題といいますか、その場を設ける、その課題を解消するためにどんなことが必要でしょうか。
◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えします。 先ほども答弁をしましたが、広域化に向けて協議会をまず立ち上げて意見を集約し、その中で議論をする必要があると認識をしています。
◆10番(金城一文議員) ありがとうございます。先ほどメリットを幾つか挙げていただいたんですけれども、広域化によって職員の非常招集等が少なくなるのではないかと思うんですけれども、職員の負担軽減につながると思いますがその点はいかがでしょうか。
◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 広域化によるスケールメリットの効果により、消防力が強化され出動事案が重複した場合でも近くの消防署においてカバーができるような、そういった形で非常招集などが職員の負担軽減に、かなり軽減されるというふうに考えています。
◆10番(金城一文議員) ありがとうございます。広域化によって様々なメリットがあり、職員の負担が減り、市民の安全につながるということを最後に再確認させていただきました。市長の公約にも消防署の分署の設置への取組というのがあったと思いますが、それに向けて取り組んでいっていただきたいと思いますが、そのために職員を増やすというようなことはできないでしょうか。
◎市長(當銘真栄) 再質問にお答えさせていただきます。 先ほど消防長からあったように、広域化のメリット、デメリットということで、メリットしかないと。議員も御承知のとおり、私も議員時代には広域化については結構質問をさせていただきました。職員に関しては、豊見城市等近隣の先ほど3市3町とありましたけれども、まずは協議会を立ち上げるのが、その中で課題、問題点があれば協議の中でやっていくのが先決ではないかと思っておりますので、まずは事あるごとの首長会、いろいろそういうところで関連する首長のほうには自分のほうから協議会を立ち上げないかという申入れをして、まずは協議会を立ち上げて、それからその中でいろんな課題等を進めていくのが優先だと私は思っております。
○議長(大田守) 休憩いたします。 (休憩宣告午後1時35分) (再開宣告午後1時35分)
○議長(大田守) 再開いたします。
◎市長(當銘真栄) すみません、「3市4町」ということですね。大変申し訳ありません。
◆10番(金城一文議員) 協議会を結成するのが先というようなお話でしたけれども、豊見城市と糸満市の消防職員の数等がかなり違っているという現状の中で、協議会に参加してくださいというのはかなり先方としてはのめない話なのじゃないのかなというふうに思うところがあります。いきなり9人増やすというのは厳しいかもしれませんが、司令センターに出向中のお二人、このお二人に関しては定数外とするというようなことはまず第一歩としてできないでしょうか。
○議長(大田守) 休憩いたします。 (休憩宣告午後1時36分) (再開宣告午後1時37分)
○議長(大田守) 再開いたします。
◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 司令センターに行っている職員2人については、定数内の58人に入っています。ですから先ほど言ったような、それを外にしてまた増員するということは定数に入っていますので、できないということであります。
○議長(大田守) 休憩いたします。 (休憩宣告午後1時38分) (再開宣告午後1時38分)
○議長(大田守) 再開いたします。
◆10番(金城一文議員) やはりいろいろと難しいんだなというふうに思いますが、先ほどもちょっとお伺いしたんですけれども、改めて消防の広域化について、分署の設置についての市長の強い意気込みを聞いてこの質問を終わりたいと思いますが、いかがでしょうか。
◎市長(當銘真栄) 再質問にお答えさせていただきます。 先ほども答弁させていただきましたけれども、まずは広域化を先に話をさせていただきたいと思っております。その中で分署等の話も出てくるかと思いますので、今は広域化を、まずは協議会の立ち上げを優先させていただきたいと思っております。
◆10番(金城一文議員) ありがとうございます。個人的な意見としては、県の動きが遅いというか、なかなか進んで頂けないというところが一番の問題じゃないかなと思っておりますので、県のほうへの働きかけも強めてぜひやっていただきたいと思います。 これまで4年間ですぐに実行していただいた案件、時間がかかってしまったが実行していただいた案件、あまり進まなかった案件、いろいろとございましたが、残っている課題に関しては12月以降の宿題とさせていただきますのでよろしくお願いいたします。当局の皆様、御対応ありがとうございました。
◆17番(金城敦議員) 皆さんこんにちは。一般質問の前に所見を述べさせてもらいます。市民の皆様にはコロナ禍の中、厳しい生活を余儀なくされている中、明るいニュースがありました。糸満高校出身の宮國椋丞投手、横浜DeNAベイスターズに移籍後、初登板、初先発し古巣の巨人を5回2失点に抑え勝利をつかんでいます。私ども与座出身でありますので、地域を挙げて喜んでいます。これからますますの活躍を期待しています。それでは一般質問を行います。 件名1、教育行政について。小項目1、高嶺小学校移設の進捗状況を伺う。 小項目2、南山城跡の国指定の取組状況を伺う。 件名2、学校給食センターについて。小項目1、糸満市立学校給食センター整備の進捗状況について。ア、広域化計画の状況。イ、PFIの取組状況。ウ、今後のスケジュールについて伺う。 件名3、下水道行政について。小項目1、高嶺地域の下水道計画について。ア、これまでの経緯。イ、今後の計画を伺う。 件名4、地域行政について。小項目1、報得川の管理道路について。ア、豊原地区から座波地区までの管理道路の現状を伺う。イ、のり面整備を県に要請する考えはないか伺う。 件名5、農業行政について。小項目1、農村集落基盤再編・整備事業の進捗状況を伺う。 以上、演壇での質問を終わり、あとは質問席で行います。
◎市長(當銘真栄) 金城敦議員御質問、件名2、学校給食センター、小項目1、糸満市立学校給食センター整備の進捗状況について。アからウまで関連しますので一括でお答えいたします。 本市学校給食センターの建て替えに当たり、今年度は学校給食センターPFI導入等可能性調査業務に取り組んでおり、7月に業務委託契約を締結し、現在は令和2年3月に策定した糸満市立学校給食センター基本計画書で示された優先建設候補地の地質調査等を実施中であります。今後、近隣市町との広域連携やPFI導入等の可能性を調査し、今年度中に業務を完了する予定であります。 その他の質問に関しましては、教育長及び関係部長より答弁をさせていただきます。
◎教育長(幸地政行) 議員御質問、件名1、教育行政について。小項目2、南山城跡の国指定に向けた取組状況についてお答えいたします。 令和2年度は、南山城跡遺構確認の物理探査を高嶺小学校と高嶺中学校内で行い、南山城跡石積みのレーザー測量を高嶺小学校内でそれぞれ実施しました。また、南山城跡と嘉手志川でも地形測量と一部用地測量を行い、併せて南山城跡の衛星的グスクの1つとされる真栄里グスクの縄張図作成を行っています。令和3年度は昨年度に引き続いて、南山城跡と嘉手志川の現地測量等の実施及び真栄里グスクの用地測量等の実施と出土した文化財の資料整理を予定しています。
◎教育委員会総務部長(金城秀) 議員御質問、件名1、教育行政について。小項目1、高嶺小学校移設の進捗状況についてお答えいたします。 令和2年度で基本設計業務を終え、今年度、令和3年度は実施設計業務に取り組んでいるところでございます。現在のところ、令和6年4月の高嶺小学校開校に向けて計画どおり進捗しております。すみません、訂正させていただきます。令和6年4月の高嶺小中学校開校に向けて計画どおり進捗しております。
◎水道部長(伊敷勝) 御質問、件名3、下水道行政について。小項目1、高嶺地域の下水道計画について。ア及びイについてお答えいたします。 小項目1、ア、これまでの経緯について。高嶺地域は、現在、下水道全体計画で下水道整備予定地域として位置づけております。高嶺地域の一部、真栄里地区、大里地区は下水道事業計画の認可を受けており、補助事業での整備が可能ですが予算確保が厳しい状況であります。 次にイ、今後の計画については、真栄里地区から下水道整備を行い、引き続き大里地区へ進めていきたいと考えております。その他の地域は、認可について調整していきたいと考えております。
◎建設部長(大城拡) 御質問、件名4、地域行政について。小項目1、報得川の管理道路について。ア及びイについてお答えいたします。 小項目1、ア、豊原地区から座波地区までの管理道路の現状については、現場を確認したところ、河川からの雑草が繁茂している状況を確認いたしましたので、所管する沖縄県南部土木事務所へ除草の依頼を行っております。 次にイ、のり面整備を県に要請する考えについては、間知ブロック上面に雑草が繁茂していることから、コンクリートで覆うことができるか沖縄県へ要請していきたいと思います。
◎経済部長(兼城浩康) 御質問、件名5、農業行政について。小項目1、農村集落基盤再編・整備事業の進捗状況についてお答えいたします。 当該事業は、集落の周辺地域における農業生産性の向上を図るため、農業生産基盤整備及び農村生活環境の整備・再編を実施するもので、地域からの整備要望を受け、事業要件等に合致するかを検討して沖縄県の事業ヒアリングを経て事業採択されます。令和3年度につきましては、真壁西地区の字真壁、南波平、糸洲、伊敷、小波蔵、名城の6集落を実施設計中であり、令和4年度から工事を実施する予定であります。真壁西地区以外については、令和5年度以降において、字宇江城、真栄平、新垣の3集落を対象とした真壁東地区、次いで高嶺地区、喜屋武地区という順で採択に向け取り組む予定であります。
◆17番(金城敦議員) では再質問を行います。 教育行政のほうから再質問でございます。高嶺小学校移設の問題での再質問ですが、令和3年度は実施設計に取り組んでいるようですが、この事業はどのような国庫補助金を活用するのか伺います。
◎教育委員会総務部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 高嶺小学校の移転につきましては、文部科学省が所管しております公立学校施設費国庫負担金、学校施設環境改善交付金などを活用していく予定でございます。
◆17番(金城敦議員) すみません、これは補助率というのは答弁できますか。お聞かせください。
○議長(大田守) 休憩いたします。 (休憩宣告午後1時52分) (再開宣告午後1時56分)
○議長(大田守) 再開いたします。
◎教育委員会総務部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 公立学校施設費国庫負担金が新増築分ということで85%、学校施設環境改善交付金が、危険また不適格、耐震がないとかですね、そういったものが75%の割合になります。
◆17番(金城敦議員) 分かりました。大分大きな高率補助ですので、ぜひそれを有効に活用して早めにお願いをいたします。先ほど実施設計と言っていましたけれども、実施設計が完成するのはいつですか。
◎教育委員会総務部長(金城秀) 再質問にお答えします。 実施設計業務の契約期間が令和4年3月25日となっておりますが、なるべく早い時期に前倒して建築確認申請等が早く終われば、早めに工事を前倒ししていきたいという形で考えております。基本的には令和4年の1月末の完了を目標という形でしております。
◆17番(金城敦議員) 分かりました。できるだけ早めにやるというところが見えてきますのでぜひお願いいたします。計画どおりにいきますように頑張ってください。 では次、高嶺中学校の、一貫校でございますので、中学校の校舎の整備の予定もあるのかお聞きします。
◎教育委員会総務部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 高嶺小学校の改築に併せて高嶺小中一貫校となる予定でございまして、職員室等が一緒になる予定でございますので、高嶺小中一貫校に係る職員室の整備でありますとか、特別教室等の整備、あと通路等の整備、バリアフリー化多目的トイレの整備等、また既存校舎の長寿命化として屋上防水や外壁の塗装工事等も計画しております。
◆17番(金城敦議員) 中学校のほうも早めに改築ができるようにお願いします。それでグラウンドも変わりますので、グラウンドも整備計画があるのかお聞きします。
◎教育委員会総務部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 高嶺小学校は現在の高嶺中学校のグラウンドの一部に建設する予定でございますが、高嶺中学校の現在のプールでございますけれども、小学校屋上にプールを設置する予定でございますので、既存の高嶺中学校の水泳プールを解体いたしまして、グラウンドとして活用していきたいと考えております。
◆17番(金城敦議員) 小中一貫校での整備ですので、グラウンドもそれなりの規模の整備が必要だと思います。今、プールを壊して造ると言っていますが、あの分だけでは到底足りるはずがないですので、小中学校の2か所分という形で大きなグラウンドを整備してくださいますようお願いします。そして、糸満市初の小中一貫校になりますので、やはりここできれいに成功させないと次から考えている糸満市内全体の小中一貫校が成功できなくなるかもしれませんので、初めての一貫校、すばらしい学校ができるよう整備をお願いいたします。休憩。
○議長(大田守) 休憩いたします。 (休憩宣告午後2時01分) (再開宣告午後2時01分)
○議長(大田守) 再開いたします。
◆17番(金城敦議員) 2番目の南山城跡の国指定の取組に関しては、再質問はございませんが、令和3年度も引き続き遺構確認、資料整理等を行って国指定に向けて頑張っているようですので、ぜひ続けて頑張ってください。その後にまた、南山城跡の国指定、そして世界文化遺産登録、その後また首里城に負けないぐらいの南山グスクの整備をするという意気込みで、これまでたくさんの高嶺校区の先輩議員たちが、この場で提言もたくさんありました。高嶺小学校の移転も決まりましたので、遺構確認、文化財の発掘調査もスムーズにできると思いますので、ぜひ頑張って南山グスクを沖縄一のものに造れるように頑張ってください。休憩お願いします。
○議長(大田守) 休憩いたします。 (休憩宣告午後2時02分) (再開宣告午後2時02分)
○議長(大田守) 再開いたします。
◆17番(金城敦議員) 給食センターのほうの再質問に移ります。 先ほど広域化についてはこれから調査するとのことですが、どのように検討するのか伺います。
◎
企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 広域化の検討の御質問ですが、広域連携の検討につきましては、まず近隣市町村との広域連携の可能性の検討を行います。広域連携をした場合のメリット、デメリットを注視して比較検討を行う予定でございます。またそれ以外に給食センター施設全体を広域連携した場合や、アレルギー対応食等の部分的なサービスのみを広域連携した場合の可能性についても比較検討していきたいと考えております。
◆17番(金城敦議員) 広域化も比較検討するということでございますが、今回の調査で広域化の近隣市町とはどこまでを対象に考えているのか。何市何町というのがありますよね。どこまでを考えて検討するのかお聞かせ願えますか。
○議長(大田守) 休憩いたします。 (休憩宣告午後2時04分) (再開宣告午後2時04分)
○議長(大田守) 再開いたします。
◎
企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 近隣市町村の具体的な市町村というのはまだ決めてはないんですが、これから決めて対応する予定ですが、ただ、今、給食については運搬時間等の問題もありますので、2時間ですかね、その範囲でできる市町村が対象になるかと思います。
◆17番(金城敦議員) 一番最初に止めたのは、この広域をやるからということで立ち止まったんですけれども、最初からもともとそれをやるつもりはなかったというふうに、私はそういうふうに見えますが、多分、広域は無理だと思いますので諦めてもいいんじゃないかなと思っております。では、次にまいります。 今回、学校給食センターに関する業務を教育委員会ではなく、なぜか企画開発部が進めていますが、食物アレルギー対応のような専門的なことについて、企画開発部が対応していいのか疑問に思います。次年度以降も企画開発部が対応して給食センターを建設するつもりか伺います。
◎
企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 本市で本格的なPFIの導入については初めてでありますので、まず今回の業務の中で本市が今後、民間活力の導入や活用の判断をするための指針の策定の作業も含まれております。そういう関係から今年度は企画開発部が主となって業務を進めておりますが、次年度以降は教育委員会のほうで対応していく予定でございます。なお、現在の業務については学校給食センターの職員も一緒になって業務を進めているところでございます。
◆17番(金城敦議員) 次年度以降は、教育委員会が対応する予定でよろしいですか。教育委員会もそのように聞いておりますか、お聞かせください。
◎教育長(幸地政行) 議員の再質問にお答えいたします。 少し答弁の中の、今の学校給食センターのPFI導入等可能性調査実施中、それに向けて今年度またその結論が出てくるということになりますけれども、そういうことを踏まえて、また今の計画にある優先建築候補地の地質も調査していますので、その具体的な調査結果の内容等を踏まえて、関係部等を含めて、教育委員会も一緒になってこの計画を進めていければと思っています。いずれにしても、御承知のとおりこの先、30年、40年と子供たちの食を提供する大変重要な施設ですので、教育委員会もやっていきますけれども、各関係機関と力を合わせて、いいものを造っていければと思っております。以上です。
◆17番(金城敦議員) 今の答弁はちょっとおかしいんですけれども、私は、今、
企画開発部長が次年度からは教育委員会が対応する予定ですと言っていたんですけれども、それは分かっているんですよねと聞いたんですが、それは分かっているのか分かっていないのかお聞かせください。
○議長(大田守) 休憩いたします。 (休憩宣告午後2時08分) (再開宣告午後2時09分)
○議長(大田守) 再開いたします。
◎
教育委員会指導部長(與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 先ほど、
企画開発部長がおっしゃったように、来年度からは教育委員会がというふうな形で認識しております。その根拠については、今現在給食センターの基本計画書というのが生きておりますので、今、企画開発部のほうでレベルアップという形で検討しておりますので、次年度以降はそういうふうな形で認識しております。
◆17番(金城敦議員) 分かりました。今、レベルアップという話が出ましたので、今考えているレベルアップというのは、基本計画等で当たり前にやることをレベルアップと言いながらやっているようにしか見えませんので、ぜひ教育委員会がこれからは給食センターですので、やっていくようにお願いします。今までも、今聞いてみると、給食センターの職員も一緒に進めているということでしたので、別に企画開発部じゃなくて最初から教育委員会が進めてもよかったんじゃないかなという思いがしております。 では、次の質問ですが、今回PFIの調査をしながら、別で修繕計画の予算も計上しているようですが、修繕計画には幾らかかっているのか。またこのスケジュールを伺いたいと思います。
○議長(大田守) 休憩いたします。 (休憩宣告午後2時10分) (再開宣告午後2時10分)
○議長(大田守) 再開いたします。
◎
教育委員会指導部長(與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 修繕計画、委託費については349万8,000円になります。さらにそのスケジュールですけれども、スケジュールの委託工期については、令和3年7月20日から令和3年11月30日までとなっております。
○議長(大田守) 休憩いたします。 (休憩宣告午後2時11分) (再開宣告午後2時11分)
○議長(大田守) 再開いたします。
◆17番(金城敦議員) 今のは、修繕計画の入札みたいなものをやったということですよね。340万円ですよね。では、その修繕計画を基に修繕費用が必要になってくると、それ以外に必要になってくると考えてよろしいですか、修繕費は。
◎
教育委員会指導部長(與那覇正樹) 今年度の、先ほど申しましたとおり、修繕計画という形で今年度は策定しており、修繕箇所、修繕費については調査を現時点では確定していないですけれども、そういったものが終えた時点で、次年度はその計画に基づき予算を計上していきたいと考えております。
◆17番(金城敦議員) その修繕費用というものは、来年のものは来年にしか分からないということで考えてよろしいですか。 ではまた、これまでの議会で修繕計画を立てて対応をしていくので、現在の給食センターの安心安全が確保されているというふうに説明があったが、そこで確認ですが、食物アレルギー児童の保護者からの早期の学校給食センター建て替えの要請が出ていると思いますが、現在の給食センターを修繕して対応できるのか。食物アレルギー児童の安心安全な給食の確保はどう考えているのかお聞きいたします。
◎
教育委員会指導部長(與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 議員がおっしゃるように、現在の給食センターにおいては、食物アレルギー対応の給食の提供はしておりませんが、給食の予定献立表、さらに給食に含まれる主な材料を掲載している表などを学校を通して、子供たちと保護者に周知して対応していただいている現状です。さらに糸満市食物アレルギー対応手引き書や各学校のアレルギー対応マニュアルを基にして、各学校で校内アレルギー対応委員会というのを開催していただき、さらにそのアレルギーの対応が必要な児童生徒について校内で先生方を含めて情報を共有して、緊急時の対応策についても全て共通確認してアレルギー対応に備えているというふうな状態であります。
◆17番(金城敦議員) 結局、今までと変わらないというふうに思ってよろしいですか。
◎
教育委員会指導部長(與那覇正樹) 現時点では、給食センターの対応には現状先ほど述べたとおりですが、先ほど答弁させていただいたようにレベルアップも含めて、給食センターの修繕、子供たちの安心安全を守るためにというふうな形で、また最近では給食センターのホームページも立ち上げさせていただいたので、その中で献立表をさらに配布したり、また安心安全な給食が提供できるようにというふうな形で周知ができやすいような環境にあります。今後もそういった環境を踏まえた上で、さらに学校現場と連携を取りながら力を合わせて安全を確保していきたいと思いますので、御協力、御理解をよろしくお願いします。
◆17番(金城敦議員) 私は理解して、早くやってくれとお願いしているんですね。ですから早めにやってください。お願いします。これまでの議会での説明では、PFI調査で時間はかかってしまうが、修繕計画を立てながら対応するから大丈夫ということでありましたが、本員はやはり以前から何度も言っているように、全ての児童の安心安全な給食を確保するためには一日も早い学校給食センターの建設が必要だと思います。今年度でPFI調査の業務は完了するとのことですが、広域でやるのか、PFIで進めるのか、従来のやり方に戻るのか。それはいつ判断するのかお聞かせ願えますか。
◎
企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 現在進めているPFI導入等可能性調査において、PFIの総合判断を行って、今後どの方式で進めていくか今年度中で判断する予定でございます。
◆17番(金城敦議員) 今、部長から今年度中で判断するということですが、3月いっぱいには判断できるということですね。分かりました。本員としては、PFIで進めるのは大変困難だと私個人的には思いますが、仮にPFIで進める場合と従来のやり方で進める場合は進め方が全く違うと思うが予算の確保はどうするのか。まさか、またあと1年、あるいは2年先送りという事態にはならないか伺います。
◎
企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 まず、今年度で、先ほども答弁しましたが、PFI導入の可否について判断すると。ただ、優先候補地につきましても、先ほど市長からも答弁してもらいましたけれども、土質調査も行っております。それと基本計画のレベルアップということで、各種法令に基づく課題等も今回整理する予定でございます。例えば課題といいますのは、これは大きな開発になりますので、都市計画法の接道する道路ですね、道路の幅員あるいはこの施設からの排水、末端排水の問題等も含めて、その辺の課題も整理することになります。その辺も含めて、次年度以降は教育委員会のほうで進め方については判断していくということでございます。
◆17番(金城敦議員) 分かりました。今の答弁を聞いておりますと、地盤調査をしているということは、元の計画の場所に戻る可能性があるからやっているんですよね。元の場所に戻る可能性もあるということで、それもやっているということで考えてよろしいですか。
◎
企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 元の場所に戻るというよりも、まず教育委員会で入れてもらった基本計画の優先候補地になっておりますので、それの土質の調査、あるいは先ほども申しましたけれども、各種法令に基づく、当然手続が必要になりますので、その辺の課題等を整理するということでございます。
◆17番(金城敦議員) 分かりました。今年度で決定するということですので、それを待っておきたいと思います。先送りにならないようにお願いいたします。本員は、食物アレルギー児童を含め、全ての児童の安全安心な給食を確保するためには一日も早い学校給食センターの建設が必要だと思います。この議会においてもこれまで学校給食センターの早期建て替えを多数の議員が提言、あるいは要請をしておりますが、なぜか立ち止まり先送りする当局案に賛成したのか私には理解ができません。糸満市の将来を担う大切な子供たちのため、次年度以降スムーズに次のステップに移行できるよう取り組んで頂きたいと思います。では、次の質問に移ります。休憩お願いします。
○議長(大田守) 休憩いたします。 (休憩宣告午後2時21分) (再開宣告午後2時21分)
○議長(大田守) 再開いたします。
◆17番(金城敦議員) では、件名3の下水道行政についての再質問を行います。 高嶺地域も下水道整備を予定地域として位置づけているのは分かりました。予算確保が厳しい状況と答弁されましたが、この予算はどういう予算を使って事業を始めるのかお聞かせください。
◎水道部長(伊敷勝) 再質問にお答えいたします。 汚水整備につきましては、沖縄振興公共投資交付金となっております。いわゆる沖縄一括交付金となっております。
◆17番(金城敦議員) 下水道事業も一括交付金でやっているということは今まで知りませんでした。今、一括交付金、沖縄県は大変厳しくなっております。まだまだやるところがたくさんあるので、しっかり予算を確保するようにお願いいたします。 では、2番目の再質問を行います。真栄里地域から進めていき、高嶺地域の全ての下水道整備完了までには長い年数を要するという答弁ですが、糸満市内でも下水道、側溝等も完備されているところ、あるいは側溝さえ整備されていないところもあり大きな格差が生じております。その格差が是正できるようぜひ市長には頑張ってくださるようお願いいたします。以上、下水道はこれで終わりたいと思います。
○議長(大田守) 休憩いたします。 (休憩宣告午後2時23分) (再開宣告午後2時23分)
○議長(大田守) 再開いたします。
◆17番(金城敦議員) 地域行政についてですが、これも再質問はございません。この管理道路については、豊原地区から今工事をしている兼城地区までつながっているので、除草をして整備をすれば便利な道路になると思います。今、土地改良の道路と併設されているところもあり、のり面からの雑草や雑木が土地改良道路まで繁茂しているので、早めの除草作業、そしてのり面をコンクリートで覆うことができるようのり面整備まで南部土木事務所にお願いするように、部長お願いします。休憩。
○議長(大田守) 休憩いたします。 (休憩宣告午後2時24分) (再開宣告午後2時24分)
○議長(大田守) 再開いたします。
◆17番(金城敦議員) 農業行政についての再質問であります。 農村集落基盤再編・整備事業も当初の計画より大分遅れているように思われます。平成30年度にあった高嶺地区においての説明会で、当時の要望を取りまとめ平成31年度に行う基本調査設計に反映するとの説明でありましたが、当時と現在の要望の変更、または追加などの対応は現時点で可能なのか伺います。
◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 議員のおっしゃるとおり、前回の説明会からある程度年数がたっております。前回の要望、そしてまた変更がないか等の確認をするためにも再度、地域の説明会が必要だと考えており、実際やっていきたいと考えております。
◆17番(金城敦議員) 再度説明会を行う予定であるということで安心しましたのでお願いします。真壁西地区以外では真壁東地区、高嶺地区、喜屋武地区を令和5年度以降との答弁でしたが、高嶺地区の実施予定は何年度を予定しているのか答えられたらお願いします。
◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 真壁東地区採択の後の高嶺地区の採択でありますが、市としての目標年度としましては、令和6年度を目標に取り組んでいきたいと考えております。
◆17番(金城敦議員) 令和6年度から取り組むということですので、今でももともと遅れていると思いますので、これ以上遅れないようにお願いします。では、計画が遅れているようですので早めの整備をお願いします。先ほども言いましたが、市内でこのような格差が大分生じております。いつも高嶺地区とかは後回しにされているような気がしますので、不満を持っている市民がたくさんおります。市内均等な行政運営に取り組んでもらいますようお願いをいたしまして、一般質問を終わります。
○議長(大田守) 休憩いたします。 (休憩宣告午後2時27分) (再開宣告午後2時40分)
○議長(大田守) 再開いたします。
◎水道部長(伊敷勝) 先ほど敦議員の一般質問の中で補助メニューについての質問がありました。その中で私、沖縄振興公共投資交付金と答弁を申し上げましたが、補足説明をさせていただきます。沖縄振興公共投資交付金ハード分に追加説明したいと思います。よろしくお願いします。一括交付金にはソフト分とハード分がありまして、ハード分ということで答弁といたします。
◆12番(玉城哲郎議員) こんにちは。改めまして玉城哲郎です。よろしくお願いします。それでは早速
一般質問通告書のとおり質問をしてまいります。 件名1、
県道糸満具志頭線(真謝原市営住宅から糸満まえざと霊園までの坂道)について。小項目1、真謝原市営住宅から糸満まえざと霊園入り口までは交通量が多いが、当局は危険性を感じないか。 小項目2、道路拡張の計画はないか。 小項目3、南部土木事務所とどのような話合いをしているか。 件名2、米須の市道タカザー線について。小項目1、市道タカザー線は米須の子供たちが三和中学校に通うため利用する子が多いですが、見通しよくできないか。 小項目2、9月から日が暮れる時間が早くなっています。三和中学校から米須に帰る子供たちのために外灯を設置できないか。 小項目3、市道タカザー線にスピードハンプ(減速くん)もしくは徐行の看板を設置できないか。 件名3、プロ野球キャンプについて。小項目1、令和4年千葉ロッテマリーンズ2次キャンプの受入れ体制はどうなっていますか。 小項目2、千葉ロッテマリーンズがキャンプをした場合、プロ野球選手と市民との触れ合いは当局としては考えていますか。 小項目3、プロ野球キャンプが実現したら青少年の育成にどのような効果が見込めますか。 件名4、雨天ドーム(屋内運動場)について。小項目1、基本計画策定業務の委託先は決まりましたか。 小項目2、基本計画策定業務は今年度内で終わりそうですか。 小項目3、同様の施設を持つ6市町村のうち、どの市町村を参考にしますか。 小項目4、建設できたら市の発展にどう期待できますか。 件名5、ふるさと納税について。小項目1、企業版ふるさと納税について。ア、地域再生計画の提出作業はどのように進めていますか。イ、企業版ふるさと納税は法人にとってメリットがあり、自治体にもメリットがあるという認識はありますか。 小項目2、既存登録業者の返礼品は増えましたか。 小項目3、メールマガジンの内容はどのようなものか。 件名6、南部病院跡地について。小項目1、南部病院跡地をどのように考えていますか。 小項目2、商業施設に利用できないか。 件名7、
新型コロナウイルス感染症について。小項目1、
ワクチン接種率は他の県内の自治体と比較しましたか。 小項目2、感染者数は他の県内の自治体と比較しましたか。 小項目3、
ワクチン接種で副反応が不安で接種しない人がいますが、当局は副反応の説明はどのようにしていますか。 件名8、保育行政について。小項目1、今年度の待機児童は何人か。 小項目2、待機児童ゼロはいつ頃と考えていますか。 小項目3、兄弟、姉妹で別々に通うことは解消されますか。 それでは市長をはじめ、各担当部長の誠意ある答弁を求めます。
◎市長(當銘真栄) 玉城哲郎議員御質問、件名5、ふるさと納税について。小項目1、ア、地域再生計画の提出作業はどのように進めるかについてお答えをいたします。 地域再生計画を内閣府に提出し、認定を受ける必要がありますので、現在9月募集の第62回地域再生計画の認定申請に向けて作業を進めております。 その他の御質問につきましては、関係部長より答弁をさせていただきます。
◎建設部長(大城拡) 御質問、件名1、
県道糸満具志頭線について。小項目1から小項目3までについて順にお答えいたします。 小項目1、真謝原市営住宅から糸満まえざと霊園入り口まで交通量が多く危険性を感じないかについては、交通量を計測してはおりませんが一般車両やダンプ等の大型車の交通が多くなっていると感じます。 小項目2、道路拡張の計画については、令和元年9月に国吉自治会ほかから沖縄県南部土木事務所へ要請があり、現在、歩道整備が可能か沖縄県南部土木事務所において検討しているところであります。 小項目3、南部土木事務所との話合いについては、令和3年8月26日に片側歩道の整備案で進められないか事前調整がありました。調整の中では、過去に地権者の同意が得られず、事業を断念した経緯もあることから、全ての地権者の同意をもって事業化したいとのことでした。 次に御質問、件名2、市道タカザー線について。小項目1及び3についてお答えいたします。小項目1、見通しをよくできないかについては、現場を確認したところ道路脇の雑草が繁茂し見通しが悪いことから、車両から歩行者が見えるよう除草を行ったところであり、今後とも除草等維持管理に努めてまいります。 小項目3、タカザー線にハンプもしくは看板の設置については、ハンプの欠点として二輪車の事故を誘発する可能性もあり、設置には慎重に検討する必要があることから、看板や路面標示による注意喚起で対応していきたいと思います。 次に御質問、件名4、雨天ドーム(屋内運動場)について。小項目1から4までについて順にお答えいたします。小項目1、基本計画策定業務の委託先は決まったかについては、7月の臨時会において本年度
一般会計補正予算(第4号)で承認を頂き、8月には指名競争入札を行い委託業者を決定しております。 小項目2、基本計画策定業務は今年度内で終わるかにつきましては、現在、委託業者との業務内容や工程について協議を済ませており、年度内完成を目指して業務を進めている状況であります。 小項目3、同様の施設を持つ6市町村のうち、どの市町村を参考にするかについては、基本的には県内の同様な施設を視察、聞き取りなどを行い参考にしていきますが、本市の運動公園の規模や現存する施設の配置状況などを踏まえ検討していきたいと考えております。 最後に小項目4、建設できたら市の発展にどう期待できるかにつきましては、沖縄県においては、冬場は観光客が少なく閑散期となることが課題であることから、プロキャンプを誘致できることは貴重な観光資源となりますし、沖縄本島南部地域の入域観光客数の増加を図ることができるなど、南部地域において観光振興を推進することができる。また屋外スポーツ、各種イベントなどにおいても天候に左右されず計画が立てられるなど、多くの市民に利用していただけるものと考えております。
◎
市民健康部長(島根辰也) 御質問、件名2、米須の市道タカザー線について。小項目2、子供たちのために外灯を設置できないかについてお答えいたします。 当該市道を確認しましたところ、平成29年度緊急整備事業において沖縄安全対策事業費補助金を活用して設置された防犯灯が米須団地付近に3基あります。しかし、日が暮れる前は薄暗くなり帰宅する生徒等が歩行しづらいことが考えられますので、今後、米須自治会において市民生活環境課の防犯灯設置補助金や地域活性化支援事業補助金を活用頂き、外灯の数を増やして設置ができないか協議してまいりたいと考えております。 次に御質問、件名7、
新型コロナウイルス感染症について。小項目1から3までについて順にお答えいたします。小項目1、
ワクチン接種率は他の県内の自治体と比較したかについては、沖縄県
新型コロナウイルス感染症対策本部より県内の市町村ごとの接種状況に関する情報提供を頂き、状況を確認しております。本市の9月7日現在において、全人口に対する接種率は1回目接種が43.2%、2回目接種が32.2%となっております。 小項目2、感染者数は他の県内の自治体と比較したかについては、9月5日現在、県内11市の直近1週間、人口10万人当たりの感染者数について確認しており、本市につきましては11市中6番目の感染者数になっております。 小項目3、
ワクチン接種で副反応が不安で接種しない人がいますが、当局は副反応の説明はどのようにしているかについては、現在、副反応に関するお問合せがある場合には保健師により厚生労働省が発信している情報を基に説明を行っております。また医学的知見を必要とする専門的な問合せについては、沖縄県新型コロナウイルスワクチン専門相談コールセンターへ御案内を行っております。
◎
企画開発部長(徳元弘明) 御質問、件名3、プロ野球キャンプについて。小項目1から3までについて順にお答えいたします。 小項目1、千葉ロッテマリーンズ2次キャンプの受入れ体制については、大きな経済効果やPR効果をもたらすプロ野球キャンプの継続、安定維持に向けたスポーツキャンプ等受入れ協力会の設立に向け、経済及びスポーツ団体等との意見交換を図りながら取り組んでおります。 小項目2、千葉ロッテマリーンズがキャンプを実施した場合、選手と市民との交流については、5月20日のウェブ会談で球団から地域の方々との交流やコミュニケーションを大切にし、選手の学校等の訪問及び野球教室の参加など実績紹介がありました。市といたしましては、受入れ協力会との連携及び球団と調整を図りながら、選手と市民との交流の場をできるだけ多く設けたいと考えております。 小項目3、プロ野球キャンプの実現による青少年への育成効果については、プロの技を間近で見られることに加え、学校訪問及び野球教室などで交流も図られることから、夢と希望が得られ青少年の健全育成に大きく寄与するものと考えられます。 次に御質問、件名5、ふるさと納税について。小項目1、企業版ふるさと納税について。イ、企業版ふるさと納税における法人と自治体、双方のメリットの認識については、法人・企業側のメリットとして、社会貢献、公共団体とのパートナーシップの構築、地域資源を生かした新規事業展開等が挙げられます。また、令和2年度より寄附企業の税の軽減効果が寄附額の最大約9割に拡充されたことにより、企業にとっては使いやすい仕組みとなっております。市のメリットとしましては、総合戦略の推進に当たり、寄附企業との連携を進めていくことで地域課題の解決に向けた企業との関係性構築のきっかけになること等があると認識しております。 小項目2、既存登録業者の返礼品が増えたかについては、令和3年8月末現在において登録事業者は13事業者増えており、それに伴い返礼品の数も増えております。 小項目3、メールマガジンの内容については、ふるさと納税の寄附額は12月が年間で一番多い時期であり、その時期に合わせてメールマガジンを配信する方向で準備しています。内容としましては、本市の特産品であるマンゴーや海産物などを中心にPRを行いたいと考えております。 最後に御質問、件名6、南部病院跡地について。小項目1及び2についてお答えいたします。小項目1、南部病院跡地をどのように考えているかについては、土地所有者である沖縄県や建物所有者の友愛会の動向を見守りながらではありますが、ウェルネスリゾート産業の誘致や市民触れ合いセンター、災害ボランティアセンターなど、市民の触れ合いが可能な複合施設の整備に向けた土地利用基本計画を策定する考えであります。 次に小項目2、商業施設に利用できないかについては、現在、同跡地は市街化調整区域に指定されており、現状では大規模なスーパー等は建設できない地域となっておりますが、今後、同地区に係る土地利用基本計画を策定していく中で検討していきたいと考えております。
◎福祉部長(金城満) 御質問、件名8、保育行政について。小項目1から3までについて順にお答えします。 初めに小項目1、今年度の待機児童数は、4月1日時点で12人となっております。 次に小項目2、待機児童解消達成時期については、令和4年4月を目標に取り組んでいるところです。 次に小項目3、兄弟、姉妹が別々の保育施設に通うことの解消については、2園に分かれて通っている世帯は、令和3年9月時点では268世帯、3園に分かれて通っている世帯は5世帯でございます。
○議長(大田守) 休憩いたします。 (休憩宣告午後3時01分) (再開宣告午後3時01分)
○議長(大田守) 再開いたします。
◎
企画開発部長(徳元弘明) 先ほど件名6の南部病院跡地についての小項目2、商業施設に利用できないかの答弁で、土地利用基本構想のところを「計画」と発言しましたので、「構想」に訂正いたします。
◆12番(玉城哲郎議員) 答弁ありがとうございます。それでは
県道糸満具志頭線ですが、あそこは高校生が三和地域、国吉地域から登下校する子が多いです。自転車で特に登下校する子も多いと思います。その中で、朝とかは車の数も多い中で、今、人身事故はないんですが危険というふうに感じております。それでまた、そういった登下校とか通行だけではなく、霊園に参拝、お参りする方も多いです。その中で、先ほど部長からも答弁があったように、整備の調整、検討をしているという中で同意が得られない状態なんですが、警察関係とも話合いはされたのでしょうか。
○議長(大田守) 休憩いたします。 (休憩宣告午後3時03分) (再開宣告午後3時03分)
○議長(大田守) 再開いたします。
◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 沖縄県のほうで、南部土木事務所のほうで以前に同意が得られなかったということで、事業を断念したという経緯を聞いておりまして、今後、再度事業化に向けて検討しているということでございます。片側歩道の概略設計の図面もできておりまして、南部土木事務所のほうとは事前に協議を行っております。警察を、糸満署を含めての協議はまだ行っておりません。
◆12番(玉城哲郎議員) 先ほども答弁の中で南部土木事務所と整備の調整、今検討を考えているとおっしゃっておりましたが、同意ができないのが過去にあり、そして今同意に向けてやっていくという答弁がありましたが、その中で南部土木事務所との話合いの中で、歩道の設置というのはそういった中で話は出ましたでしょうか。
◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 南部土木事務所のほうで計画平面図を基に協議をして、歩道が2メートルの片側歩道で車道が約8メートルの事業計画案で進めていくというふうに聞いております。
◆12番(玉城哲郎議員) それで同意が得られれば今後進めていくと先ほど答弁がありました。同意というのは、数なのか、それともパーセンテージでもいいんですが、多分1人ですかね、今同意得られていない状態というのは。
◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 詳細についてはお聞きしてはいないんですけれども、当路線沿いには墓地、個人の墓等が結構ございまして、この図面から見ますと一部墓の1か所ですか、2か所ほど墓の移転を余儀なくされる箇所とか、墓地へ行く階段がどうしてもかかるという状況にございまして、そういう方の同意が得られていないのかなというふうに想像されます。
◆12番(玉城哲郎議員) 地権者との話合いの場というのは、南部土木事務所と建設部長をはじめ、そうやって話合いの場というのは設けることは可能でしょうか。
◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 先ほど申し上げましたが、以前に地権者の事業に対する同意が得られなくて事業断念という経緯がございます。今後、市としましても、この糸満具志頭線の道路状況を見ますと危険性が高いと認識しております。それで市としても早期の事業化に向けて地権者の同意が得られるよう、沖縄県へ協力していきたいというふうに考えております。
◆12番(玉城哲郎議員) 私が言っている
県道糸満具志頭線、真謝原市営住宅から糸満まえざと霊園というのは、それも坂道、上り坂であれ下り坂であれ大変危険な状況だと私は思っております。また、S字型になってカーブになっております。S字カーブに。そこのカーブの部分が本当に見通しが悪くて、そこで本当にいつ事故が起きても、今、人身事故などは起きていないんですが、起こるんじゃないかなとは私は今後あると思います。せめてそこだけの剪定作業とかも南部土木事務所とこうやって整備できるまでの間、やっていくということはできないのでしょうか。
◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 南部土木事務所のほうでも年に数回ほど除草作業を行っていると聞いております。市としましても、市道等のパトロールを行いながら、そういった危険性を伴う
県道糸満具志頭線の状況を確認しながら、南部土木事務所のほうにも情報提供をしていきたいと考えております。
◆12番(玉城哲郎議員) そこの坂道は時速30キロというふうに標識は出ておりますが、私が感じている中では30キロ以上出ているんじゃないかなと思っております。その中でも通行している中で、徐行の看板とかも1つもない状態なので、ぜひちょっとそこに置くように前向きに検討はできないでしょうか。
◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 私も週に何度か
県道糸満具志頭線を利用させていただいております。その中で、議員がおっしゃるようにS字カーブ、縦断勾配がきついということで結構車両が制限速度以上に通過する状況を見ております。その状況から、南部土木事務所のほうに注意喚起等看板、あと路面標示とか、今そういうふうにされている箇所もございますが、そのほかにも現場を確認しながらそういうことが、路面標示等ができないか再度協議といいますか、申出したいと考えております。
◆12番(玉城哲郎議員) 本当に糸満高校に通う生徒の保護者が大変不安になっております。今。その気持ちも酌んで早急に道路整備、そして歩道設置のほうを南部土木事務所と協議を進めて、早く設置できるようお願いいたします。
○議長(大田守) 休憩いたします。 (休憩宣告午後3時10分) (再開宣告午後3時11分)
○議長(大田守) 再開いたします。
◆12番(玉城哲郎議員) 米須市道タカザー線ですが、米須団地から三和中学校に向かうときに真壁との境目の交差点がある。あの場所は分かりますでしょうかというのが1つと、あそこは特に交差点の中でタカザー線が優先道路ではあるんですが、幾ら優先道路とはいえスピードを出して走行する車が多いので、事故とかも結構多いのかなと思いますが、この事故があったということは認識していますでしょうか。
◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 米須市道タカザー線の米須集落から真壁向けの、議員がおっしゃるところは県営真壁南地区土地改良地区の農道との交差点の付近だと認識しております。先日現場を確認したところ、サトウキビ等、農作物等が市道のほうに繁茂している状況も確認しております。それとこの交差点につきましては、タカザー線、市道のほうが優先なんですけれども、事故が多発しているかどうかというのは把握しておりません。
◆12番(玉城哲郎議員) それでは教育委員会にお聞きします。三和中学校の生徒、保護者、学校長もそうやって生徒がタカザー線を使っているということは認識していると思いますが、タカザー線が幾ら優先道路だからといってスピードを出す車があるということは認識していますかというのが1つと、私が建設部長に再質問したように、減速もしくはスピードハンプを設置してほしいという考えは教育委員会としてはないでしょうか。
○議長(大田守) 休憩いたします。 (休憩宣告午後3時13分) (再開宣告午後3時14分)
○議長(大田守) 再開いたします。
◎
教育委員会指導部長(與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 今、議員がおっしゃった場所については、委員会としては確認をまだしておりませんので今後確認させていただきたいものと、その上で一般論としてですけれども、子供たちに安全面で危険がある場合にはというふうな形で、そういった保護者も、子供たちも安心安全に学校生活が送れるようにというふうな形で、そういった意見を申し上げていきたいなというふうには考えております。
◆12番(玉城哲郎議員) ぜひ、スピードを出す車が本当に多いです。また事故も多いです。年に1回、2回はあるのではないかなと私は認識しておりますので、ぜひ減速を促すような看板、そしてスピードハンプの設置、前向きに検討をお願いいたします。 それでは三和中学校から下校する生徒たち、大体、本当に9月から日が暮れる時間帯は早くなっております。でも私が夕方6時頃行ったらほとんど米須団地側は外灯がついているというふうにありましたが、その手前というんですか、まだ薄暗いのかなと思うんですが、今後、地域の区長さんをはじめ一緒に外灯をつけるような考えというのはないのでしょうか。
◎
市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 今後、米須自治会において市民生活環境課の防犯灯の設置補助金や地域活性化支援事業補助金を活用していただいて、外灯の数を増やして設置ができないか協議してまいりたいと考えております。
◆12番(玉城哲郎議員) ぜひよろしくお願いします。 件名3、千葉ロッテマリーンズプロ野球キャンプについてですが、今後2次キャンプの受入れ体制はどういうふうにというのは答弁がありましたが、今後そのスポーツ団体でしたか、そういった団体を結成して、2次キャンプでどのように糸満市が今後全国にPRできるようにという、そういったこともこれから話し合うんでしょうか。
◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 議員おっしゃるように、今回プロ野球キャンプの2次キャンプが予定されていますので、これから受入れ体制を強化しようということで経済団体、あるいはスポーツ団体を含めた受入れ協力会を設立しようと考えております。その中で議員おっしゃるようなPR等、その辺も今後は検討していきたいと考えております。
◆12番(玉城哲郎議員) プロ野球キャンプが、2次キャンプが実現して、今後1次キャンプも積極的に誘致するような考えはありますでしょうか。
◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 とりあえず2次キャンプの整備を行って、まず2次キャンプを受入れしたいと。当面の考えは2次キャンプでございます。その後、施設等いろいろ整備が整えば、今後1次キャンプの受入れ等についても検討していきたいと考えております。
◆12番(玉城哲郎議員) もう一度お聞きしますが、小項目2の中で市民との触れ合いは当局としては考えていますかの答弁の中で、千葉ロッテマリーンズからこうやって市民と交流したいというふうに提案が出たということですか。
◎企画開発部長(徳元弘明) 先ほども答弁いたしましたが、提案というよりも千葉ロッテマリーンズのほうでは学校訪問、あるいは野球教室等、その辺の実績の紹介もありましたということですね。今後、糸満市で2次キャンプが行われた場合、その辺、球団とも調整して、できるだけ野球教室、あるいは学校訪問等積極的にやっていただきたいというふうに考えております。
◆12番(玉城哲郎議員) このプロ野球キャンプをきっかけに、糸満市が千葉県に出向いたりして糸満市をPRするという、そういった機会とかも今後あり得るのでしょうか。
◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 そうですね。今回、本格的な2次キャンプが実施された場合、市長を先頭に特産品販売も含めて糸満市のPRは今後考えたいなと思っております。
◆12番(玉城哲郎議員) 市をはじめ、今後千葉ロッテマリーンズの公式試合とかに出向いて、市長自ら始球式とかそういったものも可能でしょうか。
◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 始球式を市長ができるかどうかは球団とのいろいろな調整が必要になると思います。もし可能であれば特産品のPRとか、その辺も含めて市長のほうには糸満市をPRしていただきたいと思っております。
◆12番(玉城哲郎議員) 1次キャンプ……、まず2次キャンプをちゃんと充実して受入れ体制が整えばということですが、1次キャンプにはそれなりの整備が必要ということで、基本策定業務は年度内で終わるよう目標にしていると言いますが、この基本策定業務の内容というのはどういった内容でしょうか。
◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 先ほどの答弁でも契約の相手は決まっているかということで、決まっております。業務の内容でございますが、まず施設の位置、規模、概算的な金額、あと利用方法とかそういったものの内容でございます。今後、基本設計、実施設計、あと工事の流れで整備を進めていきますので、そのスケジュール等についても今後慎重に進めていきたいと考えております。
◆12番(玉城哲郎議員) 今回、8月に委託業務先が決まったという答弁がありました。入札額は大体どれぐらいでしたか。
◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 契約金額につきましては、税込みで935万円で契約しております。
◆12番(玉城哲郎議員) それではぜひ年度内で終わってほしいと思うんですが、7月の臨時会のときにどの市町村というか、6市町村を参考にするという答弁があって、そしてまた同様の規模とかも大体、おおよそはもう分かってはいるのかなと思うんですが、概算的な建設費というのも、私は大体18億円ぐらいはかかるんじゃないかなと思うんですが、他の6市町村でも5,000平米でしたらそれぐらいかかるんじゃないでしょうか。
◎建設部長(大城拡) 他市町村においては、いろいろ規模にもよりますが、4,000平米から5,000平米ということで、概算なんですが、おおむね20億円弱ほどいくのかな。まだ決定ではないんですけれども、その金額あたりにいくのかなとは思っております。
◆12番(玉城哲郎議員) その額の決定はもちろんですが、その建設費を策定業務の中で概算を決めていくと答弁がありましたが、今後、社会現象の中で物価が上がったとか下がったというときのことに対しては対応できていきそうでしょうか。建設費の。
◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 これから基本計画を進めていくんですが、基本設計、実施設計、あと工事となりますと結構な時間を要することが予想されます。その中で議員がおっしゃる建設費の高騰等、その辺を見込んである程度、ある程度といいますか建設が実際に行えるぐらいのは想定しての金額をはじいていきたいなというふうに考えております。
◆12番(玉城哲郎議員) そうですね、当初は20億円弱というふうになるんじゃないかという予想は立てていますけれども、本当に今後高騰していったらそれに対応できるぐらいの、見据えての建設費も考えてほしいなとは思っていますので、よろしくお願いします。 それでは企業版ふるさと納税ですが、今、豊見城市でも企業版ふるさと納税をやっております。最大で9割控除されるとおっしゃっておりましたが、内閣府に認定をもらうというのは時間がかかることなんでしょうか。
◎
企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 先ほど市長のほうからも答弁がありましたけれども、今回、地域再生計画、これは9月の受付となっておりますので、そこに申請、9月の受付の認定申請に向けて取り組んでいるということでございます。その中身が適正であれば認定されるというふうには考えております。ちょっと今、時期的なものはこの場で申し上げることは少し控えたいと思います。
◆12番(玉城哲郎議員) 1つ確認なんですが、登録業者の返礼品は増えましたかについて、13業者増えたという認識ですか。
◎
企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 議員おっしゃるように、今年度、8月末現在においては、13業者が増えております。ちなみに、昨年度は76業者、それに13業者足しまして、今89業者が登録業者となっております。
◆12番(玉城哲郎議員) ちょっとじゃあ、1つだけでも教えてほしいんですが、13業者増えて、返礼品は何が増えましたか。1つでもいいので教えてください。
○議長(大田守) 休憩いたします。 (休憩宣告午後3時26分) (再開宣告午後3時28分)
○議長(大田守) 再開いたします。 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。
◎
企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 まず初めに、アグリジャパン、そこのパイナップル、あるいは南九州沖縄クボタ、クボタファーム糸満のトマトが新たな返礼品の商品となっております。
◆12番(玉城哲郎議員) ぜひ、こういった特産品をもっと増やして糸満市のPR、そして自由度のより高いふるさと納税をどんどん増やしていけばいいなと思っております。 南部病院跡地ですが、もう一度聞かせてほしいのが、ウェルネスリゾートというのはどういった内容なんでしょうか。
○議長(大田守) 休憩いたします。 (休憩宣告午後3時29分) (再開宣告午後3時45分)
○議長(大田守) 再開いたします。
◎
企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 ウェルネスリゾートとはどういったものかという御質問ですが、いろんな形があると思うんですが、まず栄養、運動、休養の調和を目的に心身共に整えられた施設でございます。
◆12番(玉城哲郎議員) ぜひ、南部病院跡地はあのままですと、大変もったいない気がします。私としては、大型商業施設が誘致できたらいいなとは思っておりますが、余らさないように、ぜひ有効活用できるようお願いいたします。 もう一度お聞きしたいんですが、屋内運動場についてですが、基本計画策定業務の中で私が言っている雨天ドームの計画の中では、規模と計画費用というのは大体どれぐらいでしょうか。
◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 現在、今回発注しました基本計画におきましては、約3,000平米の10億円を見込んだ、概算ではありますけれども、見込んだ計画で進めております。
◆12番(玉城哲郎議員) 分かりました。それでは、早く市民は待ち望んでいますのでこの計画も進めていただき、建設できるようお願いいたします。 それでは新型コロナワクチンですが、私も8月29日に
ワクチン接種をしました。人が多い中で、市当局、
市民健康部長をはじめ医療従事者、敏速な対応で大変、待たされずにスムーズにいけて本当にありがとうございます。その中で、予約をしたけれども当日接種できなかった人たちというのは、その人たちに対してはどういった対応をされていますでしょうか。
◎
市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 当日、体調不良等によりキャンセルした方については、改めて接種の予約をお取り頂くよう御案内をしております。また、当日、問診の医師の判断により接種ができなかった場合には、その判断理由により個別医療機関などを御案内するなどして対応しております。
◆12番(玉城哲郎議員) それでは当日来なかった人、できなかった人、何かしらの理由でできなかった人ということは、その分ワクチンが余るということになると思うんです。その後、現場にいる職員に接種されると思いますが、キャンセル待ちとかで一市民が接種はできないでしょうか。
◎
市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 ワクチンの余剰が出た場合、接種会場への移動等での事故発生予防のために、接種会場に従事する職員を充てておりますが、今後はキャンセル待ち対応も他市の実施状況等を参考にしながら調査研究してまいります。
◆12番(玉城哲郎議員) 市当局には副反応に関しての不安の相談などはありましたでしょうか。
◎
市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 副反応に関しての相談は
ワクチン接種前の問合せが多くあり、どのような副反応があるか、また熱が出た場合の対応等についての相談があります。医学的知見を必要とする専門的な問合せについては、沖縄県新型コロナウイルスワクチン専門相談コールセンターへ御案内を行っております。
◆12番(玉城哲郎議員) やはりコロナ感染しないのが一番いいことだと思います。この副反応があるということは、抗体があるという認識でよろしいでしょうか。
◎
市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 一概に副反応イコール抗体獲得とはなりませんが、個人によって副反応の度合いも様々です。副反応が強く出たら抗体ができているという認識ではございません。
◆12番(玉城哲郎議員) やはり感染しないためには、消毒、マスクの徹底だと思われますが、マスクをすることによってコロナ感染予防以外にも、ほかにも予防はできると思いますが、それについて当局はどういうふうに考えていますでしょうか。
◎
市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 基本的な感染症対策を行っていればインフルエンザなどの予防にもつながるため、今後も手洗い、うがい、マスクの着用などの感染症対策を取っていただくよう周知をしてまいります。
◆12番(玉城哲郎議員) 感染者数が11市の中で、10万人当たり6番目となっておりますが、まずは予防の徹底ということで、糸満市から1人も出さないというぐらいの気持ちで今後感染予防に取り組んでほしいなと思っております。 それでは保育行政ですが、過去3年の待機児童数というのはどれぐらいでしょうか。
◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 各年度の、4月1日時点での数字でお答えします。令和2年度は26人、令和元年度は54人、平成30年度は25人となっております。
◆12番(玉城哲郎議員) 来年の4月には待機児童ゼロを目指すとなっておりますが、今、園の整備はどういうふうに進んでいますでしょうか。
◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 現在、整備中の施設がありますけれども、令和3年度末完成を予定しております。
◆12番(玉城哲郎議員) それを見込んでの待機児童ゼロ人という認識でよろしいでしょうか。
◎福祉部長(金城満) そのとおりでございます。
◆12番(玉城哲郎議員) それでは小項目3ですが、当然、兄弟別々で通っている園児、園で、空きが出た場合、兄弟の場合ですと弟がお兄ちゃんのほうに移動すると思いますが、そういった園の移動に関して、子供が環境が変わることによって不安になる場合もあると思うんですが、そこら辺のケアというのはされていますでしょうか。
◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 別々の施設に通っている兄弟、姉妹が転園等をした場合の心のケアということでございますけれども、その際には施設同士で園児の情報を当然交換します。その子に合った対処をしていくということでございますけれども、その場合には、場合によっては慣らし保育を再度行ったり、注意深く寄り添うことによって園児がなじめるような対応をしております。
◆12番(玉城哲郎議員) ぜひ、兄弟別々の通園というのは今後もなくしてほしいなというのもありますし、待機児童ゼロに本当に期待して園の整備を早く進めてほしいという思いであります。 最後に雨天ドーム建設ですが、本当に市民が長年待ち望んだことですので、プロ野球キャンプ、今後1次キャンプを目指し、そして一刻も早く雨天ドームの建設ができるようお願いいたします。 以上で私の一般質問を終わります。
◆2番(金城悟議員) 市民の皆さん、こんにちは。傍聴席の皆さん、
インターネット中継を御覧の皆さん、最後、私で締めたいと思いますのでお付き合いくださいませ。よろしくお願い申し上げます。では、私のほうの所見を述べてから質問に入ります。2020年東京オリンピックとパラリンピックが閉幕しました。オリンピックには、我が本市出身の日本代表としてカヌー競技に當銘選手が出場したことは、ウミンチュのまち糸満市を全世界にPRできたのではないでしょうか。1年延期、コロナ禍の中という厳しい環境を乗り越え、アスリートたちがたゆまぬ努力を続けてきた結晶としての感動を世界145か国の中で、コロナ禍という厳しい環境下において世界中の人々に感動や希望を与えたことは間違いありません。それこそがまさにノーマライゼーションの理念に値する言葉や文化が違う国際交流の場こそが共生社会を生み出すオリンピックとパラリンピックではないでしょうか。オリンピック日本選手団が金27個、銀14個、銅17個、合わせて58個のメダルを獲得、パラリンピック選手においては金13個、銀15個、銅23個、合わせて51個のメダルを獲得、歴代の大会の中でも最も成果を上げた結果がオリンピックやパラリンピックを開催したことに私としては、皆さんもそう思うと思うんですけれども、本当にありがとうございました。その感動や希望を任期最後の今定例会において、私の思いを真摯に受け止めて当局の誠意ある答弁をよろしくお願いいたします。では、一般質問を行います。 件名1、新型コロナ対策について。小項目1、学校給食費の無償化について。ア、市内小中学校の児童生徒数を伺う。イ、市内小中学校の児童生徒に係る年間給食費を伺う。ウ、市内小中学校の児童生徒に係る9月から12月までの給食費を伺う。エ、市内小中学校の就学援助対象者に係る年間給食費を伺う。オ、市内小中学校の就学援助対象者に係る9月から12月までの給食費を伺う。 小項目2、PCR検査について。ア、PCR検査を無料化できないか伺う。イ、県内にPCR検査場を設置している自治体を伺う。ウ、PCR検査場を設置できないか伺う。 小項目3、糸満市配分の沖縄振興特別推進交付金への組替えは可能か伺う。 件名2、糸満市地域型地域包括支援センターについて。小項目1、糸満市地域型(南地区)地域包括支援センターにおける公募はありましたか。 件名3、福祉行政について。小項目1、「地域共生社会」とは何かを伺う。 小項目2、「地域共生社会」政策の背景を伺う。 小項目3、「地域共生社会」を実現するための体制として必要なことはどのようなことがあるのか伺う。 小項目4、「重層的支援体制整備事業」について。ア、国は「地域共生社会」を実現するための手法として「重層的支援体制整備事業」を提示しているが、全国で「重層的支援体制整備事業」を実施している自治体を伺う。イ、沖縄県内で「重層的支援体制整備事業」を実施している自治体を伺う。ウ、本市での「重層的支援体制整備事業」実施予定について伺う。 件名4、児童虐待死事案における検証報告について。私は去る7月13日から15日まで、全国市町村国際文化研修所において、児童虐待への対応について、これまた糸満市、野田市と関連があった資料です。これは全国から集まってきた議員と一緒に学んできました。私のグループに虐待防止条例を施行している千葉県の自治体議員からぜひ児童虐待防止条例施行を強く望みますとの励ましの言葉を頂戴いたしました。私は、今定例会においてどうしても条例の施行に向けて、当局の皆さんと情報を共有し、私は研修所で使用したこの資料をですね、社会福祉課とこども未来課へ配布し、聞き取りを行いました。本市も条例の施行に向けて取り組むという熱い思いを感じました。そこで質問します。小項目1、糸満市要保護児童対策地域協議会の提言への対応について。ア、子ども家庭総合支援拠点と子育て世代包括支援センターの一体的な取組について伺う。イ、相談支援システム導入に向けた現在の進捗状況を伺う。ウ、市内小中学校全校へのスクールソーシャルワーカーの配置状況を伺う。エ、学校内で児童虐待の早期発見に向けた具体的な対応方法を伺う。オ、糸満市要保護児童対策地域協議会委員を伺う。 小項目2、児童虐待防止条例の制定について。ア、全国の制定状況を伺う。イ、県内の制定状況を伺う。ウ、児童虐待防止条例制定に向けた現在の進捗状況を伺う。 件名5、文化行政について。小項目1、糸満市文化財保護条例について。ア、今定例会に提案されている糸満市文化財保護条例の一部を改正する条例について、改正後は何が変わるのか伺う。 件名6、糸満市の公共施設入札について。小項目1、稲嶺原市営住宅B棟実施設計委託について。ア、建築設計業務委託の入札の指名業者に市内業者は入っているのか伺う。イ、指名業者の選定はどのような基準か伺う。 小項目2、糸満南小学校教室の増築工事について。ア、建築設計業務の発注はいつ頃か伺う。 以上で演壇での質問を終わり、再質問は質問席より行います。よろしくお願いします。
◎市長(當銘真栄) 金城悟議員御質問、件名4、児童虐待死事案における検証報告について。小項目2、ウ、児童虐待防止条例制定に向けた現在の進捗状況については、本市の附属機関であります糸満市子ども・子育て会議及び糸満市要保護児童対策地域協議会からの意見や糸満市個人情報保護審査会の答申結果を踏まえ、令和3年12月定例会に条例案を上程する予定であります。 その他の御質問につきましては、教育長及び関係部長より答弁をさせていただきます。
◎教育長(幸地政行) 議員御質問、件名4、児童虐待死事案における検証報告について。小項目1、ウ及びエについてお答えいたします。 小項目1、ウ、市内小中学校全校へのスクールソーシャルワーカーの配置状況については、今年度は糸満中学校区と潮平中学校区に各1名ずつ、計2名が本市に配置されております。 次にエ、学校内で児童虐待の早期発見に向けた具体的な対応方法については、各学校においては定期的にアンケート調査や教育相談等を実施し、悩みや困難を抱える児童生徒の早期発見に取り組んでいるところです。児童生徒を取り巻く様々な課題に対する学校における取組の1つとして、文部科学省が推奨するスクリーニングを市内全小学校で今年度より実施しており、学級担任や養護教諭等を中心としたきめ細やかな健康観察や健康相談の実施につなげております。また、各学校においては、毎月18日、19日を児童虐待防止の日として推奨に努め、教育相談体制を充実させながら虐待の早期発見や未然防止の取組を強化しております。
◎
教育委員会指導部長(與那覇正樹) 御質問、件名1、新型コロナ対策について。小項目1、学校給食費の無償化について。アからオについてお答えいたします。 小項目1、ア、市内小中学校の児童生徒数については、令和2年度3月時点で約6,500人です。 次にイ、市内小中学校の児童生徒に係る年間給食費については、令和2年度約2億8,000万円です。 次にウ、市内小中学校の児童生徒に係る9月から12月までの給食費については、令和2年度約1億2,000万円です。 次にエ、市内小中学校の就学援助対象者に係る年間給食費は、令和2年度で小学校が3,224万7,173円、中学校が1,898万9,472円、合計で5,123万6,645円となっております。 次にオ、市内小中学校の就学援助対象者に係る9月から12月までの給食費は、令和2年度で小学校1,114万3,980円、中学校658万5,600円、合計で1,772万9,580円となっております。
◎
市民健康部長(島根辰也) 御質問、件名1、新型コロナ対策について。小項目2、PCR検査場について。アからウまでについて順にお答えいたします。 小項目1、ア、PCR検査を無料化できないかについては、現在、検査希望者に対し、沖縄県が検査費用の一部を補助しており、その対象検査機関は県内に7事業所あり、そのうちの5事業所は那覇市内にあります。無料化できるかにつきましては、他市の状況等を踏まえながら調査研究してまいります。 次にイ、県内にPCR検査場を設置している自治体については、8月26日よりうるま市が一部自己負担ありで実施しており、9月5日より北谷町が町民は無料で実施しております。 次にウ、PCR検査場を設置できないかにつきましては、予算や場所、人員の確保等、課題もあると思いますので、他市の状況を踏まえながら調査研究してまいります。
○議長(大田守) 休憩いたします。 (休憩宣告午後4時11分) (再開宣告午後4時11分)
○議長(大田守) 再開いたします。
◎
企画開発部長(徳元弘明) 御質問、件名1、新型コロナ対策について。小項目3、糸満市配分の沖縄振興特別推進交付金からの組替えは可能かについてお答えします。 いわゆる一括交付金の交付要件については、沖縄振興特別推進市町村交付金交付要綱に規定があります。主な要件としましては、沖縄振興に資する事業等であって、沖縄の自立・戦略的発展に資するものなど、沖縄の特殊性に基因する事業であることとなっております。議員御質問の当該交付金のコロナ対策への組替えにつきましては、
新型コロナウイルス感染症対策は全国的な課題であり、当該交付金の交付要件である沖縄の特殊性に基因する事業とはならない場合は困難であると考えております。
◎福祉部長(金城満) 御質問、件名2、糸満市地域型地域包括支援センターについて。小項目1、糸満市地域型(南地区)地域包括支援センターにおける公募についてお答えします。 令和3年7月8日から8月20日まで、糸満市地域型(南地区)地域包括支援センター業務委託事業者公募を実施したところ、応募があり、8月26日の糸満市地域型地域包括支援センター業務委託事業者選定委員会において、優先事業者を選定いたしました。今後、令和4年度からの南地区地域包括支援センター開設に向けて準備を進めてまいります。 御質問、件名3、福祉行政について。小項目1から4までを順にお答えします。初めに、小項目1の地域共生社会とは、社会構造の変化や人々の暮らしの変化を踏まえ、制度、分野ごとの縦割りや支え手、受け手という関係を超えて、地域住民や地域の多様な主体が我がごととして参画し、人と人、人と資源が世代や分野を超えて丸ごとつながることで、住民一人一人の暮らしと生きがい、地域を共につくっていく社会を目指していくものでございます。 次に小項目2、地域共生社会政策の背景については、高齢化の中で人口減少が進行している日本では、福祉ニーズも多様化、複雑化しています。その一方で人口減による担い手の不足や血縁、地縁、社縁といったつながりが弱まっている現状を踏まえ、人と人、人と社会がつながり、支え合う取組が生まれやすいような環境を整える新たなアプローチが求められていることから創設されたものであります。 次に小項目3、地域共生社会を実現するための体制として必要なことについては、地域共生社会を実現するためには、市民の多様化、複雑化した支援ニーズに対応する包括的な支援体制を整備することが必要です。具体的には相談支援、参加支援、アウトリーチ、地域づくりなどの取組が必要となり、それらを実施することで継続的な伴走支援や多機関協働による支援の仕組みづくりが構築されると認識しております。 次に小項目4、重層的支援体制整備事業について。アの全国で重層的支援体制整備事業を実施している自治体は、令和3年度時点で東京都世田谷区など42自治体です。 イの沖縄県内で実施している自治体はないものと認識しております。 ウの重層的支援体制整備事業の市の実施予定については、既存の各分野の相談機能や会議体の役割等を再確認することから始め、重なり合っている部分を協働できるように支援体制を整備していきたいと考えております。まずは、先進地の取組状況を調査しながら、本市に合った実施体制の整備、手法を模索してまいります。 御質問、件名4、児童虐待死事案における検証報告について。小項目1及び2についてお答えします。初めに小項目1、糸満市要保護児童対策地域協議会の提言への対応について。ア、イ及びオについてお答えします。アの子ども家庭総合支援拠点と子育て世代包括支援センターの一体的な取組については、子ども家庭総合支援拠点は令和2年4月から、子育て世代包括支援センターは令和2年5月から設置しており、養育に困難を抱える親子を早期に把握し、母子保健部門、児童福祉部門及びその他関係機関との連携により、児童虐待及び養育困難を予防的に支援することを目的に、月1回の連絡会を開催し情報共有や支援方針等の協議を行っております。 次にイの相談システム導入に向けた現在の進捗状況については、令和3年6月にプロポーザルで業者を選定し契約を締結したところであり、現在、令和4年1月の稼働に向けて作業を実施しているところであります。導入後は児童相談、母子保健相談、教育相談、女性・DV相談について相談記録の情報の蓄積、管理をシステムで行い、業務や情報連携の効率化がなされることにより、児童虐待の早期対応を図ってまいります。 オの糸満市要保護児童対策地域協議会の委員については、糸満市要保護児童対策地域協議会は代表者会議、実務者会議、個別支援会議で構成されております。代表者会議の委員は12名となっており、内訳としましては学識経験者1名、児童福祉関係3名、保健医療機関3名、教育関係3名、警察司法関係1名、女性相談関係1名となっております。実務者会議の委員は12名となっており、内訳としましては学識経験者1名、児童福祉関係4名、保健医療関係3名、警察司法関係2名、教育関係1名、女性相談関係1名となっております。 次に小項目2、児童虐待防止条例の制定について。ア及びイについて一括してお答えします。アの全国の制定状況及びイ、県内の制定状況については、一般財団法人地方自治研究機構が取りまとめた情報によりますと、全国で43の自治体、県内では沖縄県が児童虐待に関する条例を制定しているとのことであります。
◎教育委員会総務部長(金城秀) 御質問、件名5、文化行政について。小項目1、糸満市文化財保護条例について。ア、改正後は何が変わるのかについてお答えいたします。 本議会に提案しております糸満市文化財保護条例の一部を改正する条例は、当該条例に民俗技術を追加することにより、無形民俗文化財のうち日常生活の伝統的技術を民俗技術として文化財指定することができるようにするための改正となります。 次に件名6、糸満市の公共施設入札について。小項目2、糸満南小学校教室の増築工事、ア、建築設計業務の発注はいつ頃かについてお答えいたします。当初の計画では、特別支援教室の不足分に係る資格面積により、校舎増築で特別支援教室の不足解消を図る予定でありましたが、令和3年4月1日付、公立義務教育諸学校の学級編成及び教職員定数の標準に関する法律の一部改正により、学級編成の標準が現1年生の35人制を令和3年度は2年生へ適用し、令和7年度の6年生まで年度ごとに順次40人制から35人制に引き下げる内容の改正であり、国のほうから通知がありました。それに伴い、普通教室も合わせて不足教室の解消が求められることとなっております。現在、糸満南小学校の通学区域内の児童数の増加傾向に係る学級数の見直し等も含め、校舎増築に係る基本計画の検討及び基本設計業務を行っており、その結果がまとまり次第、実施設計業務を発注したいと考えております。
◎建設部長(大城拡) 御質問、件名6、糸満市の公共施設入札について。小項目1、稲嶺原市営住宅B棟実施設計委託について。ア及びイについてお答えいたします。 小項目1、ア、建築設計業務委託の入札指名業者に市内業者は入っているかについては、稲嶺原市営住宅B棟実施設計委託業務は2社JV形式で入札を実施しており、グループBの10社全てを市内業者として指名いたしました。 次にイ、指名業者の選定基準につきましては、昨年度末に申請された令和3年度及び4年度入札参加資格審査にて受付された入札参加資格者名簿・建築設計に登録された業者を基に選定しております。
◆2番(金城悟議員) 答弁ありがとうございました。再質問させてもらいます。 件名1の新型コロナ対策ですけれども、先ほど指導部長にお答えしていただいた年間の給食費、あと4か月間の給食費、就学援助の給食等の人数とかいろいろ答弁頂いたんですけれども、今私が求めているのは、ちょうどこのコロナ禍だからこそ、この4か月間とあえて申し上げたんです。ちょうど9月、10月、11月、12月、この4か月間をどうしても子供たちと平等ですよ、就学援助の子供たちはそれは援助されているわけです。しかしながら、この子供たちはみんな平等ですよ。やはり御飯も食べるわけだから一緒のところで御飯を食べるわけですよね。片一方は就学援助でもらっているんですけれども、片一方では自費で給食費をお支払いしている。しかしながら、不平等と私は思うんです。このコロナ禍だからこそ、給食費はプールにして私は援助を求めたいんですけれども、どうですか、それは。伺います。
◎
教育委員会指導部長(與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 今議員がおっしゃったように、コロナ禍で生活が困窮している保護者の方々もいらっしゃいます。そういった部分で保護者の方々に少しでも支援ができればというふうな形の、そういった趣旨だと理解しておりますが、実際に昨年度、令和2年度に
新型コロナウイルス感染症拡大における
緊急事態宣言により影響を受けた業者の食材を購入するために、
新型コロナウイルス感染症対策
地方創生臨時交付金を活用しまして、実際に保護者の方々の3か月分の給食費の負担と、さらに地域の業者の、地元の業者の食材を購入するという形で支援させていただきました。給食費の無償化についてですが、基本的には保護者負担という形のものが基本原則なので。ただし、先ほど議員がおっしゃたように生活を少しでも支援できたらという気持ちは我々も同様なので、今後も
地方創生臨時交付金等のそういった補助金を調査しまして、そういったものが活用できないかというものを調査していきたいというふうに考えております。
◆2番(金城悟議員) 部長ありがとうございました。そうですよね。去年はその今おっしゃった
新型コロナウイルス感染症対策
地方創生臨時交付金を使ってやったわけですよ。今回も、今部長から答弁があったように、結局児童生徒が全体で6,500人いるんですよ。そういう流れで就学援助の子供たちも、先ほど私、聞き取りの中で聞いたんですけれども、1,108名が就学援助の子供たちの人数なんですよ。そうすることで、この6,500人の対象なんですよ。6,500名全部が対象で、要は臨時交付金ができるような形でぜひともね、この期間しかないんですよ。コロナ禍過ぎれば別に構わないんですよ。この時期だからこそ、この4か月間は本当に9、10、11、12月。本当にちょうど今、学校も分散登校ですよね。そのために給食もあまり経費がかからないと思いますよ。そのときだからこそ、糸満市としては子供たちに平等に、私としては給食を無償で提供していただきたいと思いますので、その辺は先ほど答弁したように、
地方創生臨時交付金をうまくできるようにお願いしますね。やってもらいたいと思います。お願いします。ちょっと休憩。
○議長(大田守) 休憩いたします。 (休憩宣告午後4時30分) (再開宣告午後4時30分)
○議長(大田守) 再開いたします。
◆2番(金城悟議員) PCR検査ですけれども、先ほど無料化が北谷町、一部負担がうるま市ですね。要は、何て言うんですかね……。再質問に行きましょうね。 沖縄県のPCR検査の助成金を伺います。
◎
市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 沖縄県のホームページに検査機関の一覧が掲載されており、検査機関や検査方式によって異なりますが、2,000円から1万1,500円以上かかる検査機関もあるようです。
○議長(大田守) 休憩いたします。 (休憩宣告午後4時31分) (再開宣告午後4時31分)
○議長(大田守) 再開いたします。
◆2番(金城悟議員) 今、私が申したのは沖縄県のPCR助成金は県のほうから、私もPCR検査を2回受けたんですけれども、直接行くと3,000円なんです。行くとまた1,000円割引で2,000円が自分の負担、一部負担になるわけですね。そうすることで、今私が言っているのは、糸満市が、自治体が結局検査するわけですから、補助してほしいということです、2,000円を。要するに、先ほど北谷町が9月5日から町民は無料で実施している。うるま市の一部負担はどのくらいの金額ですか。教えてください。
◎
市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 本人負担費用は2,000円です。
◆2番(金城悟議員) 沖縄県も同じく2,000円で補助して、結局自治体も個人負担が2,000円ということです。糸満市は2,000円じゃなくて無料にしてくださいよ。私としては無料にして、陽性、陰性を調べるのが最も早い検査結果を持つものだと思っています。検査会場を先ほど場所が課題として残っているということをおっしゃっていましたけれども、今現在、美々ビーチは駐車場があって今閉館していますよね。向こうは11月から12月まではプールとしては施設が使えないですよね。その間、この期間に、今ちょうどコロナ禍で
緊急事態宣言延長も多分今日あたり発令されると思うんですよ。その期間に、要は9、10、11、12月、この4か月間、先ほどからコロナ対策というのはこの4か月間勝負ですよ。この4か月間をこの場所を美々ビーチの駐車場で、向こうは入り口から入っていくと回れますよね、出られますよね。開閉できますよね。だからドライブスルー方式で、うるま市がやっているような形で、こういう形を取ってもらえないかお聞かせもらえないか。実施するような形で。
◎
市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 PCR検査場を設置できないかということですが、先ほども申しましたように、予算、場所、人員の確保、課題もあると思いますので、他市の状況、実施状況等を踏まえながら実施可能か調査研究してまいります。
◆2番(金城悟議員) 調査研究するのも、今北谷町もやっていますし、うるま市もやっていますよ。県内に実施しているところがあるわけです。そういったところを、連携して、どういう形でやっているかを調査するべきですよ。今ですよ、本当に。これやらないと終わっちゃいますよ。この時期だからこそ、このコロナ禍の時期だからこそ私は今この質問をしているんですよ。そうじゃないとしませんよ、経済も本当に潤いないし、みんな家族も子供たちもみんなそうですよ。この陽性、陰性がはっきりすることで、世の中が本当に明るくなっていくんですよ。早めに分かるような形になるのは検査結果だと思いますので、ひとつ調査研究するとおっしゃっていますので、もう時期がないんですけれども、どうしますか。まあ、それでいいでしょう。ちょっと休憩。
○議長(大田守) 休憩いたします。 (休憩宣告午後4時35分) (再開宣告午後4時36分)
○議長(大田守) 再開いたします。
◆2番(金城悟議員) 先ほど一括交付金の件で充当できないかということで話をしたんですけれども、
企画開発部長がおっしゃったように困難ということですけれども、新聞報道にあるように新型コロナウイルス対策に必要な財源確保に向けて一括交付金の残額を活用し、支援を行うことは可能か伺います。
◎
企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 令和3年8月末現在でありますけれども、糸満市へ配分されている一括交付金、交付限度額は約12億1,500万円でございます。交付要望額、市が要望している額は15億9,900万円と、既に3億8,400万円超過しております。新たにコロナ対策に充当できる予算は、今現在のところ残っておりません。また現在、一括交付金で採択されている事業についても、結果として経済対策や雇用の確保及びアフターコロナに向けた対策につながるものとなっております。本市といたしましては、今後も引き続き、沖縄振興に資する事業等については一括交付金制度、コロナウイルス感染症対策については、新型コロナウイルス対応
地方創生臨時交付金を活用し、さらなるコロナ対策に努めてまいりたいと考えております。
◆2番(金城悟議員) では、
企画開発部長提案していいですか。読み上げましょうね。コロナ禍において困窮している子供たちや子育て世代の支援を行うことは市の責務としてとても重要なものと考えています。市当局においては、一括交付金がコロナ対策費に活用できなかったとしても、コロナ臨時交付金など様々な財源を活用して、引き続き子供たちや子育て世代への手厚い支援を進めていただくようにお願いいたします。次に件名2に行きます。 件名2の地域包括支援センターですけれども、先ほど優先選定事業者が終わったということでしたので、先ほど市長からあったように……。ちょっと休憩。
○議長(大田守) 休憩いたします。 (休憩宣告午後4時38分) (再開宣告午後4時38分)
○議長(大田守) 再開いたします。
◆2番(金城悟議員) 地域型包括支援センター業務委託の優先事業者が選定されたということですけれども、これは委託するメリットを伺います。
◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えいたします。 地域包括支援センターは、地域住民の心身の健康の保持及び生活の安定のために必要な援助を行うことにより、その保健医療の向上及び福祉の増進を包括的にすることを目的とする施設になります。今後想定される高齢者の増加に伴い、地域の身近な場所で介護事業に実績のある事業所に地域包括支援センターを設置することで、高齢者の支援体制を強化することが期待できます。
◆2番(金城悟議員) 先ほど事業者も決まったということですので、じゃあ、これはもう体制は整っているわけですよね。体制が整っているということは施行日、来年の4月になるのかなと思いますけれども、施行日を伺います。
◎福祉部長(金城満) 議員の予想どおり、令和4年4月1日となります。それに向けて運営の研修等も含めて準備を進めてまいります。
◆2番(金城悟議員) 部長、本当にそうですよ、連携ですよ。要は介護長寿課から、私も地域包括にはずっと関わって提案してきたつもりですけれども、南、北、今2つ委託先が決まりました。その中に、真ん中に介護長寿課を先頭にその2つを皆さんで連携して取り組んでもらいたいと思いますので、この地域包括支援センターは65歳以上の高齢者の方々を見守る役目ですので、ひとつよろしくお願いいたします。 次に福祉行政を再質問します。地域共生ですけれども、先ほどから答弁がいっぱいあったんですけれども、いっぱいあってちょっと困っているんだけれども、住民一人一人とかいろいろ、共生社会というのは本当につながりですよね。このつながりですよ。地域包括支援センターが65歳以上、私が今質問している整備事業はゼロ歳から100歳という本当に包括的ケアなんです。65歳以上は地域包括支援センターに任せて、今言っている新しい事業、この整備事業が、本当にみんなで包み込むという事業が、新しい展開が、私もこの間、先ほども言ったんですけれども、7月13日から15日の間に全国市町村国際文化研修所で、これも勉強してきたんですよ。今回の一般質問は向こうで学んできたことを私は今回一般質問しています。これは新しい事業ですよ。これはいつ施行されましたか、お伺いします。
○議長(大田守) 休憩いたします。 (休憩宣告午後4時42分) (再開宣告午後4時43分)
○議長(大田守) 再開いたします。
◎福祉部長(金城満) 重層的支援体制整備事業がいつスタートしたのかということでございますけれども、本年4月に社会福祉法が改正されております。それに伴って当該事業が設置されたものと認識しております。
◆2番(金城悟議員) 部長そうです。ありがとうございます。間もないですよね。4月ですよ。だからこそ新しい事業が今目の前に来て、これ沖縄県社会福祉協議会が、結局今回の沖縄県内の、沖縄県社会福祉協議会が含まれている自治体、糸満市も含めてそうなんですけれども、県内の福祉協議会に、これZoomで勉強したんですよ。講師も、私が全国市町村国際文化研修所に行ったときの講師の方が沖縄に来たんです。私、名刺交換をしたときに、「え、沖縄。沖縄は来週行くわよ」ということで、その講師の方からいろいろ資料をもらって、この資料も、私直接皆さんの担当課、社会福祉課、介護長寿課に差し上げてきたんですよ。これを基にしたものだから、私としては先ほど答弁があったように、令和3年の4月からスタートしていますから、要は42自治体しかやっていないわけ。また沖縄県はまだ実施していない。まだ間もないものだから。要するに私が言いたいのは、今、地域包括支援センターが北と南に入りました。それを包括する地域整備事業を私はぜひとも、糸満は先駆けてやってほしいということです。まずとりあえず先進地のところということをおっしゃったんですけれども、私もこの中に富山型地域デイというのがあるんですよ。これがまた先駆けて先進地みたいです。この先進地の理念をちょっとお聞かせ願えますか。
◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 富山ということで、重層的支援のスタートの地だと伺っております。特区を行って、それが全国的に広がるきっかけとなったところだと思いますけれども、富山型デイサービスというようなところで富山県では行われているようで、その理念としては、年齢や障害に関係なく誰もが地域で共に暮らせるまちづくりを考える。誰も排除しないで包み込むとなっております。
◆2番(金城悟議員) 部長、まさしくそのとおりですよね。今読み上げた理念、この理念が誰も排除しないで包み込む。この包み込むということが包括ですよ。お年寄りが子供と一緒に過ごすことにより、笑顔や言葉が出て体を動かす。何よりものリハビリである。子供たちはお年寄りにかわいがられ、しつけなど教えてもらう。みとりの場面では人間への生命の限界を体験する。それはまさしく富山型理念の中に共生社会も全部含まれているわけです。地域共生、当事者本人、小規模、それはまさしく富山型デイサービスの理念ということで、糸満市も先駆けてそこに勉強していただくようお願いします。ちょっと休憩。
○議長(大田守) 休憩いたします。 (休憩宣告午後4時47分) (再開宣告午後4時47分)
○議長(大田守) 再開いたします。
◆2番(金城悟議員) 児童虐待死事案ですね。これは私も先ほど演壇でしゃべったんですけれども、この資料を基に、これは糸満市の事案が全部載っているんです。結局糸満市から野田市に行った報告書、それを基にした方が糸満市に来ております。この先生が。鈴木さんという先生なんですけれども、この方が糸満市に来ました。それで私もこの中身を見て、これは糸満市が条例を作成しないと私はいかないかなと思って、今回の条例の策定に向けて取り組んでいるところです。ちょっと休憩。
○議長(大田守) 休憩いたします。 (休憩宣告午後4時47分) (再開宣告午後4時47分)
○議長(大田守) 再開いたします。
◆2番(金城悟議員) そのセミナーの中にも、先ほど代表者会議の委員が12名とおっしゃっておりましたけれども、その中に議員を入れてほしいと思うんです。なぜかというと、議員はこの地域で見回りとかいろいろやっています。周囲の立場としたら、結局議員は自分のところを全部くまなく回っていると思いますので、できたら議員もその中に入れられないかちょっとお伺いします。
◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えいたします。 略して要対協といいますが、要対協の委員は児童を見守るネットワークの中核的な機能を有し、専門的な知見を有するもので、その課題解決を図るチームを支援するものであります。その一方で、要対協の取扱う情報は、対象者にとっては知られたくない情報が多く含まれる秘匿性が高く機微的な情報であることから、その構成には強い守秘義務が必要となります。したがって、要対協の委員構成に当たっては要保護、要支援児童の属する世帯の課題を解消するために必要な機能に即して慎重に検討することが必要と考えております。児童虐待死事案の糸満市における検証報告では、当時の対応として法律的な知識が不十分なために親権の取扱いに踏み込めていないことが課題とされており、その対策として要対協の委員に法律の専門家を配置することによって事例検討会や研修会を開催し、職員の法律的な知識を高めることを提案されました。本提言を受けて、市長は今年度から要対協の委員に弁護士を加えております。このように委員の構成に当たっては、課題解決に必要な機能に即して慎重に対応していきたいと考えております。
◆2番(金城悟議員) だから私としては、議員もその中に、委員の中に入れてもらえませんかということを聞いているわけ。できるんですか、伺います。
◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 法律的には可能と考えます。というところと、先ほどの重層的支援とも関連すると思いますが、中核となる機関には専門的な機能が必要。それから実際に保護される方を支援していくところであれば、サポートするチームというのが必要となります。やはり中核となるところは、実際に支援に関わる方々をサポートするための専門的知識を有するというところになりますので、そういう役割。また支援の中では、その支援が開始したり終結したりします。しかしそれによって支援が途切れるのではなくて、伴走していくような支援者というのがまた必要になってきます。それが地域に求められる機能だと思いますので、そういった点も含めて先進地等でやっているものの、その機能がどういう効果を発揮しているのかも研究させていただきたいと思います。
◆2番(金城悟議員) もちろん、ぜひとも検討する余地がありますので、地域で見回っている議員は、私としてはいいと思いますのでよろしくお願いします。 先ほど市長からもあったように、答申を踏まえて今年12月に条例案を上程する予定と言いますけれども、私もね、本当に市長が答弁したとおり、今全国の自治体では43ということをおっしゃっていました。沖縄県は沖縄県だけです。県内の自治体はどこもこの児童虐待防止条例ができていません。市長が先ほど答弁したとおり、令和3年の12月に上程して、施行日を、私としては伺いたいですね。もうつくっているわけですから、条例の制定、施行日、公布日を伺う。
◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 事務的なところがありますので私のほうで。現在、条例案をまとめておりまして、9月6日からパブリックコメントをかけております。その結果を踏まえて、また内容を精査した上で成案として12月定例会に上程したいという段取りとなっております。その上で、施行日は令和4年4月1日を予定しております。
◆2番(金城悟議員) 本当に市長を先頭に、福祉部長たちみんな、部長、課長たちがそろって、これは糸満市から出た事案ですから、本当にこの虐待防止条例、沖縄県で初となると思いますので、ぜひとも施行日を4月1日からするようにお願い申し上げます。ちょっと休憩。
○議長(大田守) 休憩いたします。 (休憩宣告午後4時53分) (再開宣告午後4時53分)
○議長(大田守) 再開いたします。
◆2番(金城悟議員) 市長の、この条例に向けての見解を伺います。
◎市長(當銘真栄) 再質問にお答えさせていただきます。 千葉県野田市の小4女児虐待死事件は本当に痛ましい事件であり、父親による激しい暴行を受けてお亡くなりになりました。誰にも助けられることも、救われることもなく、大切な子供の命が奪われたことは痛恨の極みであります。本児の御冥福をお祈りするとともに、衷心よりおわび申し上げます。このような事案が二度と繰り返されぬよう、子供の声に耳を傾け、子供にとって最善の利益となるよう取り組んでまいるところであります。
◆2番(金城悟議員) 市長、本当にそのとおりですよ。結びに、児童虐待死事案における検証報告を真摯に受け止め、先ほど市長が答弁したように、子供にとって最善の利益となる取組を心より期待しております。 次に文化行政ですけれども、文化行政で先ほど民俗技術を文化財に指定するという条例が変わったということで確認したいんですけれども、条例が改正されることでサバニ製作技術を民俗技術としての文化財指定にすることでいいですか、部長、確認です。
◎教育委員会総務部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 今回の改正条例が公布された後には、保護団体から文化財指定申請していただき糸満市文化財保護委員会で審議して、指定が適当との答申を受けた場合には糸満市教育委員会が保護団体として文化財を指定するという流れになります。
◆2番(金城悟議員) 部長そうですよ。やらないと。私、4年間ずっと言い続けましたよ。やっとですね、私が言い続けたことが条例改正にて、文化財技術者指定が可能となりました。これでサバニを製作する継承者が増えて、糸満ウミンチュの誇りであるサバニがますます発展していくことを願っております。本当にありがとうございました。 次に件名6に移ります。ちょっと休憩。
○議長(大田守) 休憩いたします。 (休憩宣告午後4時56分) (再開宣告午後4時56分)
○議長(大田守) 再開いたします。
◆2番(金城悟議員) 稲嶺原市営住宅のB棟に対しては、答弁では建設部長から市内業者も入っているということをお聞きしましたので、ありがとうございます。市内業者が入っているということであれですよね、再質問は稲嶺原市営住宅のB棟建設工事の着工、竣工の時期を伺う。
◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 先月、8月に実施設計業務を発注しまして、その設計業務を踏まえて稲嶺原市営住宅B棟の建設工事につきましては、着工は令和4年10月を予定しております。竣工につきましては令和6年3月を現在予定しております。
◆2番(金城悟議員) ありがとうございました。選定には、先ほど市内の業者も入っているということをおっしゃっていましたので、なるべく優先的に市内業者を選定していただくようよろしくお願い申し上げます。 小項目2の糸満南小学校の増築ですけれども、私、糸満南小学校に手話のことで行くことがあって、そこには聴覚障がい者がいるんですけれども、聴覚障がい者の教室が1階だったんですけれども、人数が多くなったということで、先ほど児童数も多くなって、人数も多くなっているということで増築のことをおっしゃっていましたけれども、要は増築することでそういった障がい者の方にも配慮した、ちょっと読み上げましょうね。私は、糸満南小学校へ特別支援学級を視察してきましたが、視聴覚障がい者クラスには屋内信号装置、屋内装置、信号装置で大丈夫ですか。どうしても耳が聞こえない人は目で光を追って非常の確認をするんですよ。その、これが付けられていないんですね。これも増築する、改築するわけですから、その適した方々に合った計画を立てていただきたいと思います。ということでよろしいですか。お願いしますね。伺います、これを。やるようにお願いしますということを伺います。
◎教育委員会総務部長(金城秀) 再質問にお答えします。 一般的特別支援を要する児童は、病弱、知的とか、情緒、言語、難聴、視覚、肢体不自由などの複数の障害や軽度障害からヘルパーを要する障がいを持つ児童などがいらっしゃいます。増築する際には、こういった個人差があるため学校側と意見交換をしながら対応を検討してまいります。
◆2番(金城悟議員) 計画を立てて実行に移してくれますようよろしくお願いします。 先ほど糸満南小学校跡地の稲嶺原市営住宅、今の糸満南小学校の増築、それが本当に糸満市の市内の業者を優先的に配慮するようお願いします。 これで私の任期最後の一般質問を全て終了します。ありがとうございました。 ――――――――――――――――――――――――――――――
○議長(大田守) 以上で本日の会議を終了いたします。 (散会宣告午後5時01分)...