糸満市議会 > 2021-06-22 >
06月22日-06号

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  1. 糸満市議会 2021-06-22
    06月22日-06号


    取得元: 糸満市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-04
    令和3年第4回糸満市議会定例会会議録令和3年6月22日出席議員 21人1番 玉 村   清    2番 金 城   悟3番 上 原   勝    4番 浦 崎   暁5番 菊 地 君 子    6番 伊 敷 郁 子7番 国 吉 武 光    8番 金 城   敏9番 新 垣 勇 太    10番 金 城 一 文11番 玉 城 安 男    12番 玉 城 哲 郎13番 金 城   寛    14番 高 江   靖15番 西 平 賀 雄    16番 大 城 明 弘17番 金 城   敦    18番 徳 元 敏 之19番 金 城 幸 盛    20番 新 垣 安 彦21番 大 田   守欠席議員 なし 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は次のとおりである。   市長     當 銘 真 栄    副市長     神 谷 和 男   教育長    幸 地 政 行    総務部長    福 元 信 美   企画開発部長 徳 元 弘 明    市民健康部長  島 根 辰 也   福祉部長   金 城   満    経済部長    兼 城 浩 康   建設部長   大 城   拡    水道部長    伊 敷   勝   消防長    平 田 徳 明    教育委員会   金 城   秀                     総務部長   教育委員会  與那覇 正 樹   指導部長本日の議事日程 日程第1 諸般の報告 日程第2 一般質問   ――――――――――――――――――――――――――――――                              (開議宣告午前10時00分) ○議長(大田守) これより本日の会議を開きます。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) この際「諸般の報告」を行います。 △6月22日付、市長から今期定例会に付議する追加議案の送付がありました。  以上で諸般の報告を終わります。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 一般質問を行います。質問通告書により、順次質問を許します。 ◆9番(新垣勇太議員) おはようございます。一般質問を始める前に、私ごとではありますが、第一子が残り3日で生まれる予定でありまして、緊張感がある中、一般質問をやっていきたいと思います。これから生まれてくる子供、また糸満市民子供たちの夢と希望が持てる糸満市づくりに全力で頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。それでは一般質問を始めます。 件名1、運動公園体育施設機能強化事業運動公園施設整備事業について。小項目1、運動公園におけるスポーツキャンプ等受入態勢を充実させることについて。ア、具体的な計画内容を伺う。イ、今後、雨天ドーム雨天練習場等の施設を建設する予定があるのか伺う。 件名2、保育行政について。小項目1、現在、兼城地域に建設中の保育園について。ア、進捗状況を伺う。 小項目2、糸満市立認定こども園在り方検討委員会について。ア、現在どのような議論がされているのか伺う。 件名3、教育行政について。小項目1、西崎小学校屋内運動場規模改造工事について。ア、体育館を使用していた授業や部活動に対しての対応はどのように考えているのか伺う。 件名4、福祉行政について。小項目1、児童発達支援の日数(支給量)について。ア、現在の市の対応について伺う。 件名5、市民の命を守る政策について。小項目1、新型コロナウイルスワクチン接種について、ア、現在の接種率を伺う。イ、一般接種に向けての体制づくりはどのようになっているのか伺う。 件名6、糸満市海浜条例制定について。小項目1、真栄里地域から北名城地域における市独自の海浜条例について。ア、市独自で制定できるように沖縄県に働きかけができないか伺う。 件名7、2021年4月11日号、しんぶん赤旗への掲載内容について。小項目1、市長のコメントについて。ア、掲載された内容と市長が反対した三つの理由を伺う。 以上、壇上での質問を終えて、再質問は質問席より行います。 ◎市長(當銘真栄) おはようございます。新垣勇太議員御質問、件名1、運動公園体育施設機能強化事業運動公園施設整備事業について。小項目1、運動公園におけるスポーツキャンプ等受入態勢を充実させることについて。ア及びイについてお答えいたします。 小項目1、ア、具体的な計画内容について。施設整備については、西崎球場内野の土の入替え、外野フェンスラバー張り替え、屋内ブルペンの改修など、現状の施設機能を高めることにより、キャンプまたは合宿等においてもよりよい環境で利用していただければと考えています。また、その他、バッティングケージやつい立てなどの練習備品も追加購入し、施設利用を向上させたいと考えております。 次にイ、今後、雨天ドーム雨天練習場等の施設を建設する予定があるかについては、スポーツキャンプ合宿等において雨天時にも練習ができる施設として、屋内運動場の建設は必要になると考えております。また、各種イベントや行事などにおいても、天候に左右されず計画が立てられるなど、市民利用の観点からも大きなメリットがあると思います。 その他の御質問につきましては、教育長及び関係部長より答弁をさせていただきます。 ◎教育長幸地政行) 議員御質問、件名3、教育行政について。小項目1、西崎小学校屋内運動場規模改造工事について。ア、体育館使用の授業や部活動への対応についてお答えいたします。 7月から予定されている体育館改修工事に伴い、運動場の北側一部が資材置場になり使用できなくなることから、体育の授業に支障が生じるため、西崎総合体育館西崎陸上競技場を借用することで調整しております。また、移動に時間を要することから、市のマイクロバスを利用した送迎についても調整しております。スポーツ少年団活動場所については、西崎総合体育館西崎親水公園(10工区)及び小学校施設を利用している団体との調整により確保できる見込みとなっております。 ◎福祉部長(金城満) おはようございます。御質問、件名2、保育行政について。小項目1及び2について順にお答えします。 小項目1、現在、兼城地域に建設中の保育園について。ア、進捗状況については、社会福祉法人設置主体とした認定こども園整備事業は、現在、法人と工事業者との間で問題が生じ、工事が中断している状況です。国及び県との協議により、令和3年度へ事業を繰り越していますが、早期に事業を再開し、年度内で工事が完了する計画となっております。 小項目2、糸満市立認定こども園在り方検討委員会について。ア、現在どのような議論がされているのかについて。現在、令和元年度に策定された計画の再検証を行っているところです。昨年度は委員会を2回開催し、その中で休園中の潮平こども園については、当該地域における利用ニーズの高い放課後児童クラブ等への活用を早期に検討していただきたいとの意見を頂戴し、市長へ中間報告を行いました。今年度は5月に第1回の委員会を開催し、公私連携園への移行園及び移行時期について議論が行われたところです。 件名4、福祉行政について。小項目1についてお答えします。小項目1、ア、本市における児童発達支援の日数(支給量)については、国が通所給付決定考え方等について示している事務処理要領ガイドライン等を踏まえ、糸満市障害福祉サービス等支給決定基準を作成し、同基準に基づき日数を決定しております。 ◎市民健康部長島根辰也) おはようございます。御質問、件名5、市民の命を守る政策について。小項目1、ア及びイについてお答えいたします。 小項目1、ア、現在の接種率については、6月13日現在、1回目接種済み人数4,513人で、接種率31.5%、2回目接種済み人数2,971人で、接種率20.7%となっております。 次にイ、一般接種に向けての体制づくりについて。今年1月18日より糸満市新型コロナウイルスワクチン接種プロジェクト・チームを設置しており、6月14日現在38名で、専従は7名となっております。現在65歳以上の高齢者接種を7月末を完了のめどとして見込んでおります。今後、接種順位に従い、基礎疾患を有する方や高齢者施設等従事者などに接種を実施してまいります。また、一般接種に向け準備も進めておりますが、予約システム入替えに伴う体制の確保、医療従事者等の確保や実施方法県広域接種センター接種などとの連携も含め、円滑な接種ができるよう努めてまいります。 ◎経済部長(兼城浩康) おはようございます。御質問、件名6、糸満市海浜条例制定について。小項目1、真栄里地域から北名城地域における市独自の海浜条例についてお答えいたします。 当該地域への市独自の海浜条例の制定については、沖縄県にて海浜を自由に使用するための条例が制定されていることから、市独自の海浜条例利用制限をかけることは、利用者の混乱を招くおそれがあると思われますので、慎重に対応する必要があると認識しており、市独自の海浜条例の制定については、管理者である沖縄県と意見交換を行い、条例制定が可能かどうか、調整していきたいと考えております。 ◎企画開発部長徳元弘明) 御質問、件名7、しんぶん赤旗への掲載記事について。小項目1、ア、掲載内容と市長が反対する三つの理由についてお答えします。 第一に、鉱山のある地域は米須地下ダム水源区域と重なっており、採掘により水源の機能を大きく損なう可能性がある。第二に、この鉱山を含む糸満市から八重瀬町にまたがる地域は沖縄戦跡国定公園に指定されており、自然景観だけでなく、戦争遺構の壕やガマ、慰霊碑、慰霊塔など、不戦の誓いを新たにする上で重要な場所であることです。第三に、本市はさきの大戦で苛烈を極めた地であり、多くの御霊が眠る場所だということです。この地域の遺骨収集はまだ終わっていません。以上3つが今回の土砂搬出に反対する理由であります。 ◆9番(新垣勇太議員) 答弁ありがとうございます。再質問をさせていただきます。 件名1から順に行います。野球場グラウンド整備工事(土の全面入替え)をするという話でしたが、した後に多目的広場の土と入替えをすると聞いております。その認識でいいのか。またその作業をすることによっての問題点等がないのか伺います。 ◎建設部長大城拡) 再質問にお答えいたします。 球場を整備する中でグラウンドの土につきましては、貝殻等を含まない細かい土でありますので、そのまま処分するよりも球場からの発生土を確認いたしまして、再利用が可能か、可能であれば再利用したいと考えております。また、それによって問題がないかについては、現状の土の部分を入替えするので問題はないと考えております。 ◆9番(新垣勇太議員) 今、野球場の中で使われている土は黒い土だと思いますけれども、あの土を使うことによって風が吹いたときに多く飛び散るという問題点があると聞いているんですけれども、そういったことは何か想定に入れていますか。 ◎建設部長大城拡) 再質問にお答えいたします。 議員がおっしゃるよう、当初、西崎球場に土の搬入、30年ほど前になりますか、入れたときにもそういった傾向があるというのは承知しております。また、雨が降った場合に、黒土の流出等があるというのも承知しており、他の市町村の球場を確認しましたところ、球場周囲に芝等を、流出しないようにそういった工夫もなされたというのを確認しておりますので、そういったことも踏まえて、今後、対策といいますか、その辺の措置等を考えていきたいと考えております。 ◆9番(新垣勇太議員) ぜひ、そういった苦情がないように対応をしていただきたいと思います。多目的広場に土を入替えすることによって、野球メインの場所になると思っております。本来の多目的という意味からすると違う気がしますが、市の見解を伺います。 ◎建設部長大城拡) 再質問にお答えいたします。 土の入替えにつきましては、多目的広場の現状の土の部分のほうを入替えを想定しておりまして、その利用形態については、現状を維持するものと考えております。 ◆9番(新垣勇太議員) ナイターの場所を見ても、あれは多目的と言わないんです。ナイターを見ても設置の仕方が野球メインになっているんですね。一番奥側の芝のほうというのは夜になると全く暗いような状況ですけれども、それは一応把握しておりますか。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時17分)                              (再開宣告午前10時17分)
    ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎建設部長大城拡) 再質問にお答えいたします。 議員がおっしゃるように、県営団地側のほうが照明の照度が低いということにつきましては、私もここ最近は利用したことはないんですけれども、以前から、設置したときからその辺の照度が低いというのは承知しております。 ◆9番(新垣勇太議員) 多目的というのであれば、しっかりそういったことも整備して、新都心公園多目的は本当にすごく多目的広場だなというふうに思っています。あそこは利用度も高いし、本当に一石三鳥で市民に喜ばれる多目的広場なんじゃないかなというふうに感じますので、多目的というにはしっかりした根拠というか、野球がメインで使われているというのもありますけれども、多目的の意味を持った施設にしてほしいなと思います。そこでもう一度伺います。今、多目的広場利用料を取っておりませんが、土を入替えした後、利用料を取るつもりなのかお伺いします。 ◎建設部長大城拡) 再質問にお答えいたします。 現段階では、糸満市都市公園条例におきまして、当広場の利用料徴収についての規定がございません。したがいまして、今回の土の入替えにより利用料を徴収する計画はございません。 ◆9番(新垣勇太議員) せっかくですね、この入替えで5,000万円ぐらいかかるんですね、野球場のほうは5,000万円ぐらいの費用をかけて替えて、その土をまた、その土ではないですけれども、中で使っていたものを使うということなので、新たに整備するとなれば、しっかり整備をして利用料を取るという考えはないでしょうか。 ◎建設部長大城拡) 再質問にお答えいたします。 今回、補助金を導入して整備をする計画でありますが、議員がおっしゃるように、利用料徴収等についてどうなるかという件については、今後、指定管理者とも協議しまして、今後どうするかというのも対応していきたいと考えております。 ◆9番(新垣勇太議員) しっかりした施設、整備をすれば、利用者も気持ちよくお金を払えるんです。今、あの状態で利用料金を取れるかというと取れないので、しっかりとした整備をして、利用者に気持ちよく使用しながら、利用料金も払ってもらえるような施設を指定管理者と協議しながら、そういうふうに努めていただきたいなと思いますので、それについてはいかがでしょうか。 ◎建設部長大城拡) 先ほども答弁しましたが、その辺の詳細につきましては、今後、指定管理者とも詰めていきたいと思います。また料金を徴収するためには条例改正等も必要になりますので、その辺も並行して検討していきたいと考えております。 ◆9番(新垣勇太議員) 条例改正のところでは自分たちも協力していきたいと思いますので、まず施設整備が大事だと思いますので、しっかりと指定管理者と協議をしていただきたいと思います。 先ほど市長のほうから答弁もありました備品購入バッティングケージ、つい立て等の購入をするということですが、保管場所はどのようになっておりますか。 ◎建設部長大城拡) 再質問にお答えいたします。 現状の保管場所につきましては、球場の屋内ブルペン前のひさし部分機械等搬入口通路に保管されている状況にございます。そのほかバックスクリーン裏側など、実際に備品の出し入れがしやすい場所を指定管理者とも相談しながら、今後考えていきたいと思います。 ◆9番(新垣勇太議員) 今、こういった備品を買ったとしても保管する場所がないんです。そういったものを建設していかなければ、逆に、本当にただ買って、雨にぬれて、使えなくなるというのが目に見えているんです。そういった意味でも指定管理者と協議しながら、そういう機材を購入して、ただ購入して保管場所がなくてすぐ壊れてしまうというおそれがあるので、そういった意味でも、確かに買ったときにどういうふうな保管をするのかというのまで考えていただきたいんですけれども、今の状況だと多分1年、2年ですぐ壊れるんじゃないかと思っています。今、保管場所が本当に妥当かというと、クエスチョンがついているような状況なので、それについては今後しっかり検討して、そういったものを造っていくという答弁は頂けないでしょうか。 ◎建設部長大城拡) 再質問にお答えいたします。 議員おっしゃるように、先ほどブルペンの前のひさし部分とか、バックスクリーン裏につきましては、議員がおっしゃるように雨天時にはぬれるというか、そういう状況ではございます。今後その辺、雨天時にもあまり野ざらしにできないような工夫も含めて、今後考えていきたいと思います。 ◆9番(新垣勇太議員) ぜひお願いしたいと思います。ただ購入して、すぐ機械が壊れてしまったでは元も子もないので、しっかりと備品の管理も含めてやっていただきたいと思います。今回のこの予算に関して、一括交付金が予算として計上されておりますが、今、6月末に予算が見込みという形で提案されている中で、もし予算がつかなかった場合の対応も考えているのかお伺いします。 ◎建設部長大城拡) 再質問にお答えいたします。 現在、一括交付金計画変更につきまして、6月18日付で変更後の事業計画を、県を通しまして国のほうに提出している状況にございます。交付申請につきましては、6月末頃をめどに提出できるよう準備を進めている状況にございます。 ◆9番(新垣勇太議員) もう一回答弁をもらってもいいですか。お願いします。 ◎建設部長大城拡) 再質問にお答えいたします。 現在、一括交付金計画変更につきましては、6月18日付で変更後の事業計画を、県を通しまして国のほうに提出しております。交付申請につきましては、6月末頃をめどに提出できるよう準備を進めている状況にございます。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時26分)                              (再開宣告午前10時26分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎建設部長大城拡) 再質問にお答えいたします。 答弁内容は同じような内容でございますが、現在、一括交付金交付申請が6月末頃をめどに提出できるように調整を進めているということでございます。 ◆9番(新垣勇太議員) であれば、もし一括交付金がつかなかった場合は一般財源なのか。ほかの予算をつけてでもやるということでよろしいでしょうか。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時27分)                              (再開宣告午前10時28分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎建設部長大城拡) 再質問にお答えいたします。 現在、県を通しまして国のほうに交付申請、6月末頃をめどに準備を進めておりますが、もし議員がおっしゃるように採択等が認められないという、そういう状況になりましたら、起債事業、もしくは公共施設整備基金等を活用した整備ができないかという検討も必要になるかと思います。 ◆9番(新垣勇太議員) そういったときにならないように今調整しているとは思いますけれども、そのおそれもあるという前提で物事を考えていただきたいと思います。前上原昭市政でも雨天ドームの建設をすると、雨天ドームという名目だったか覚えていませんが、そういった予算が結局つかなかったという。これは今後、継続でいかなかったかもしれなし、どうか分からないですけれども、結局一応申請していたものが通らなかったという話もありますので、そういったことになったときに市民の負担にならないようにぜひ努めていただきたいなと思います。また今後、雨天ドーム雨天多目的ドーム建設の予算はどのような予算を活用する考えなのかお伺いします。 ◎建設部長大城拡) 再質問にお答えいたします。 屋内運動場を整備する際には、他市町村の事例も踏まえて規模及び機能等について検討するため、基本計画等を作成する必要性があると考えておりますので、現在、関係省庁と協議を進めている状況でございます。 ◆9番(新垣勇太議員) 関係省庁とはどこでしょうか。 ◎建設部長大城拡) 再質問にお答えいたします。 現在、協議中でありますので、省庁名は差し控えさせていただきます。 ◆9番(新垣勇太議員) 先ほどの答弁の中で他市町村の事例というふうに言われましたが、他市町村の事例というのは防衛省予算あと北部振興予算、様々な多分北部のほうではやっていると思うんですね。そういった予算が糸満市で該当するとは思えないんです。そういった中で、今から省庁に行っているということだったので、どの省庁に行っているかというのを聞きたいんですけれども、答弁をもらえないでしょうか。 ◎建設部長大城拡) 再質問にお答えいたします。 先ほども申し上げましたが、現在、協議中でございますので、省庁名は差し控えさせていただきたいと思います。 ◆9番(新垣勇太議員) 分かりました。私は、各省庁にお願いしにいくのも確かに大事だと思いますけれども、本当に今、これから国の予算に頼ってやるのか、何かの予算に頼って、何かの予算というか補助金ですね。補助金で箱物を造る時代ではないということをずっと言ってきておりますので、そういった意味でも一括交付金や防衛省の予算とかではなくて、しっかりとしたランニングコストを考えた手法で造っていただきたいと思います。これこそ市長が前回3月に提案したPFI可能性とか、そういった意味でもPFI制度を活用して、雨天ドーム建設と同時に周辺のまちづくり施設整備を行うことを要望したいと思っておりますが、市の見解をお伺いします。 ◎建設部長大城拡) 再質問にお答えいたします。 屋内運動場におきましては、雨天時の練習や練習試合のビジターチームの練習会場として活用するなど、本格的な2次キャンプを実施する上で必須であることから、ロッテ球団より西崎運動公園内の整備について要望がございます。機能性を重視し、早期整備に向けて関係省庁と協議を進めている状況でございます。議員御提案の周辺のまちづくり等も検討したPFI制度導入については、今後作成予定のPPP/PFI導入ガイドラインに沿って西崎運動公園全体の整備や施設運営を含め、民間事業の知見を活用したまちづくりに向けて検討するよう関係部署と調整してまいりたいと考えております。 ◆9番(新垣勇太議員) 今の答弁だと、2次キャンプありきになっていると思うんですよ。2次キャンプありきがメインに来ているんじゃなくて、本当に市民のためにものを造っていただきたいなと。そういった中で民間の活力も、PFI、PPPなどの制度を活用することが好ましいと思っているんですね。あの一帯の開発をすることによって、すごく糸満市の活性化にもつながりますし、これからの資源がいっぱいある地域じゃないかなと思っておりますが、それについてもう一度答弁をもらえないでしょうか。 ◎建設部長大城拡) 再質問にお答えいたします。 先ほども答弁しましたが、公園全体のいろんな民間を活用した取組等については、今後、パークPFI等、今はいろいろそういう整備手法もございますので、その辺を含めて今後策定予定のPPP/PFI導入ガイドラインに沿って、いい整備ができないか検討といいますか、それに向けて整備ができないかいろいろと考えていきたいと考えております。 ◆9番(新垣勇太議員) ぜひお願いしたいと思います。雨天ドームであったり様々な箱物を造るというのは、多分、変な言い方簡単じゃないかなというふうに思っていて、それをどう維持していくか、どうランニングコストを考えた上でやっていくかというのが大事かなと思っていますので、造るにしても、どのようにして造っていくかというのが今後の糸満市の財政も考えた上で市民の負担にならないような施設を造っていただきたいなと思います。そういった意味でもPFI、PPPの制度を活用してぜひやっていただきたいなと。そうするためにも、今そういう検討委員会というか、そういうPFIを考えておりますが、それをやっていくためにはプロジェクトチームも含めてやっていかないとなかなか仕事量、ワクチン接種も始まっていますのでなかなかできないかと思っています。それについてどう考えていますでしょうか。 ◎建設部長大城拡) 再質問にお答えいたします。 今回のキャンプ誘致につきましては、プロジェクトチームを立ち上げ、事業を進めている状況ではございますが、今後、議員がおっしゃるPFI導入等の事業を進めることになれば、検討していきたいというふうに考えております。 ◆9番(新垣勇太議員) ぜひ進めていただきたいと思います。5月21日の市のホームページに掲載されたキャンプ誘致についての記事で、キャンプ実現に向けた協定書締結を行う方向で前向きに調整することになったと書いておりましたが、それはどういうことなのかお伺いします。 ◎企画開発部長徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 まず、2次キャンプが早い時期に実現できるよう、お互いに役割分担を書面で明確にするよう球団側から提案がございました。 ◆9番(新垣勇太議員) 協定書の内容と協定書を結ぶメリット、デメリットをお伺いします。 ◎企画開発部長徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 協定書の主な内容としましては、本市の取組として、本格的な2次キャンプの実施に向けたインフラ整備及び協力会の設立案、球団はキャンプを通じて各種交流の実施や経済効果の創出に向け、市内事業者の利用などを調整しております。メリットについては、お互いの役割分担が明確にできる。円滑かつ効果的に作業が進められることなどが考えられます。デメリットについては、協定書内に示した大規模インフラ整備は国の補助メニューの活用を必要とし、承認が得られなければ計画的に進まないことが想定されます。 ◆9番(新垣勇太議員) キャンプ誘致をするに当たって、協定書を他の市町村も結んでいるのかお伺いします。 ◎企画開発部長徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 県内でキャンプを実施している他市町村へ聞き取りした中では、協定書の締結について確認はできませんでした。今回、球団側からの提案があったということでございます。 ◆9番(新垣勇太議員) 球団側と言われているのはロッテですよね。ロッテさんは石垣でキャンプを行っていますが、1次キャンプで協定書を結んでいないという話でしたが、そういった意味では2次キャンプで、なぜ糸満で協定書を結ぶのかなというのがちょっと不思議で、いろいろ自分のほうも確認させていただきましたが、他の市町村も行っていないということだったんですけれども、これをやることによっての縛りができて、結構デメリットが大きいんじゃないかなというふうに感じるんですけれども、市としてはどのように思っておりますか。 ◎企画開発部長徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 まず、ロッテ球団の2次キャンプを受け入れるためには球場において、ある程度の整備が必要だと考えております。その辺の負担区分といいますか、整備をどこでするのか、あるいは備品も含めてその辺を明確にする必要があると。市としては、このキャンプを受け入れるからには経済効果が生まれるような取組をしてほしいということもありまして、その辺、球団側からの提案でございますが、その辺を明確にしたいということでございます。 ◆9番(新垣勇太議員) 今ありましたが、経済効果を生む取組というのはどのようなことを考えていますか。 ◎企画開発部長徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 まず、市におきましては、来年の夏頃には名城の大型ホテルもできるということもありまして、まず宿泊は市内で宿泊してほしい。あるいはクリーニング等、タクシー、交通事業者、その辺も市内の事業者を使ってほしいということを含めて、経済効果が生まれるような取組をロッテ側にお願いしているというところでございます。 ◆9番(新垣勇太議員) 誰かの質問でありましたが、糸満市における経済効果を4億8,000万円ということをおっしゃっていましたが、4億8,000万円の経済効果は私は生まれないと思っております。今の状況で宿泊もない、市としてどういう取組をしているかというと、ただお願いしているだけ。それでは、やはり観光客もただ糸満に来て、試合を見て、野球の練習を見て終わるんですね。そうじゃなくて、そういった方々を糸満市内の商店街だったり、そういう糸満市の店に行かせるための誘導が全然できていないと思うんですけれども、そういったことは何か考えがありますか。 ◎企画開発部長徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 今、議員がおっしゃるように1年目については、既に1年前から宿泊について予約をしているということで、本市で宿泊する予定はございませんが、それ以降については、ぜひ糸満市に宿泊してほしいと。先ほど議員がおっしゃっていた市内飲食店の御利用とか、その辺については、今後受入態勢の構築の中で検討してきたいと考えております。 ◆9番(新垣勇太議員) 今、1年前から受入れができないというのはサッカーキャンプとの絡みがあるんですね。サザンビーチに泊まるにしても、糸満に来ているサッカーキャンプではなくて、黄金森公園でやっているサッカーキャンプとの絡みも出てくるんですよ。そういった意味では1年前、2年前、じゃあその後とやろうとしても取りにくい。なかなか糸満に泊まってもらうということができない状況の中で、どのようにしてホテルに泊まってとお願いするというのを考えているのかお伺いします。 ◎企画開発部長徳元弘明) 先ほども申し上げましたが、今、大きなホテルが市内にありますが、次年度の夏にはまた名城に大きなホテルもできるということもありまして、その辺から言うとサッカー、あるいはプロ野球のすみ分けはできるんじゃないかなと考えております。 ◆9番(新垣勇太議員) 名城にできるホテルは、結構高級というか、富裕層向けに造られるホテルですので、球団が選ぶかというと、私は好ましくないと思っております。そういった意味でもやはり糸満市に経済効果を生む、宿泊がメインでお金が落ちてきますけれども、それができないという想定の中で物事を考えることも大事かなと思いますので、ぜひそういった意味でも、しっかり市内の商店街に回るようなスタンプラリーであったり、スタンプラリーを押すことによってチームのサイン入りのユニホームがもらえるとか。本当にいろんな、他の市町村がやっている事例もいっぱいありますので、サッカーキャンプ等で。ぜひそこも学んでいっていただきたいと思います。 続きまして、市長は6月1日に沖縄市と国頭村のキャンプ誘致に関する施設視察に行ったと聞いております。視察の趣旨と事前に提出した質問内容をお伺いします。 ◎企画開発部長徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 まず、視察の趣旨についてでありますが、両市村ともプロ野球キャンプに利用され、沖縄市については本市と同様に市街地の運動公園内で実施されていることから、主に防球ネットなどの安全対策を中心に視察いたしました。国頭村についても球場の附帯設備などの類似、球場内にロッカールームや会議室が少ないなど、これは糸満市とも似ております。その辺を含めてキャンプ受入れ時の施設の確認、球場外の対応施設、クラブハウスなどのための視察を行っております。事前の質問内容としましては、視察を効率的に進めるため、球場内のロッカールーム等の整備状況及び防球ネットの高さや屋内運動場の整備メニュー、球団からの要望等の幾つかの質問を事前に伝えております。 ◆9番(新垣勇太議員) 視察に行ったメンバーをお伺いします。 ◎企画開発部長徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 コロナ禍の中でもございますので、人数を最小限に絞り、市長、副市長、私と観光・スポーツ振興課長の4名で視察をしております。 ◆9番(新垣勇太議員) この6月1日、市長の日程の中にはそういった項目というか、報道の中に書かれていなかったんですけれども、それに載せなかった理由とかがありましたら教えてください。 ◎市長(當銘真栄) 再質問にお答えさせていただきます。 当日、新聞に載せていないのは、私ごとではあるんですけれども、父親の体調が優れないこともあり、突然変更が出る可能性があるということで新聞には載せていないということです。 ◆9番(新垣勇太議員) それは分かりました。ですが、日程的には別に載せても、市長が別にそれでもし何かあったときに、そこに移動してもらえれば全然問題ない事例じゃないかなというふうに思います。ましてや副市長も一緒にいて、担当の部長も課長もいる。そういった意味ではしっかりみんなに公にして、自分たちキャンプのためにそういうふうにやっているよ。誘致をしっかりやるんだよというところは全然載せてもいいんじゃないかなというふうに、私は個人的に思いますので、ぜひそこは今後もやっていただきたいと思うんですけれども、今回、市長と副市長がこの緊急事態宣言中に一緒に視察に行くのはどうかなと思っていて、誰か一人は必ず危機管理という形で役所に残るべきじゃないかなと思うんですけれども、それに対してはどのような見解でしょうか。 ◎副市長(神谷和男) 再質問にお答えします。 今回の場合は本島内、県外ではなくて、飛行機を介すとかですね、そういうことではなくて、陸続きで移動は安易にできるということがございます。また、今後進める事業によっては億単位の、大規模な予算がかかるという状況もありますので、当然ですけれども、大きな判断が必要になってくるということがありますので、しっかり目で確認をして、しっかり御意見を頂戴するという場が必要だということを判断しまして、2人で参加させていただきました。 ◆9番(新垣勇太議員) 島内ということでしたけれども、民生委員会は市外からの陳情者を受け入れていないんですね。そういった意味でも、やはりトップがしっかりとした情報を持っていろいろやってほしいなというふうに思っております。大事な事業というのは分かりますけれども、誰か一人が必ず役所にいて指揮を取るというような形を今後取っていただきたいなと思いますので、これは御提案としてぜひお願いしたいなと思います。休憩。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時48分)                              (再開宣告午前10時48分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆9番(新垣勇太議員) 件名2、保育行政ですが、現在、留置権行使中につき立入りを禁ずるという紙が貼られていますが、どのような状況なのかお伺いします。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えいたします。 法人からの報告によりますと、昨年度の工事業者との間で建物の引渡しを行うための仮処分の手続を行っていると聞いているところです。 ◆9番(新垣勇太議員) 市は、今後どのような対応を行っていくのかお伺いします。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 施設の年度内完成に向け、補助事業が適切に執行されているかどうかを適宜確認して、工事に遅れが出ないようさらなる進捗管理を図る必要があると考えております。 ◆9番(新垣勇太議員) 昨日の伊敷郁子議員の一般質問の中でもありましたが、市には責任はあるのかどうかという質問に対して、何かあやふやだったのでもう一度聞きたいのでお願いします。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 まず再度、制度の説明をさせていただきたいと思います。子ども・子育て支援制度というのは平成27年度にスタートしましたけれども、その制度がスタートした当初、毎年度国の補助金交付要綱の整備が年度の後半になされるということで、年度内の竣工というのはかなり厳しい状況でした。また各市町村一斉に整備を進めている関係もありまして、待機児童解消のために大きな施設の整備が進められるということも各市町村から案として上がっていたところです。そうしたことから、毎年沖縄県が主催する市町村保育主管課長説明会議というのがありまして、その場において糸満市をはじめとして、複数の市町村からこの状況を解消するための新しい仕組みを構築してほしいという要望がありまして、1点目には交付要綱、4月早期につくっていただいて、交付決定も4月中にやってもらいたいと、なかなか困難であるという答えでありました。それから地方自治法にある継続費予算のように複数年度にわたって整備ができるような仕組みを考えてもらいたいということでしたけれども、それも毎年度の単年度予算ということで、なかなか厳しいというところもありましたけれども、その後、国と県が協議を進めて制度改正が進んで、一つの施設整備であっても複数年に整備を分けて、分割して、そういう計画を立てて補助金を採択するようなものがつくられました。このようなことから、この施設においてもその制度を活用して補助金の申請を行っているところです。責任という話でありましたけれども、当然ながら補助金を交付するに当たっては、その進捗とかを確認して、実績に応じた交付を行っていく。そういったところで行政としてしっかり事務を執行していくことが責任だと思っております。 ◆9番(新垣勇太議員) この件に関しては、もう二十何年か、6年ぐらいたっていますので、市に責任があるかというと、私はあると思っていて、これは前々市政からのつながりではありますけれども、市が認めた側でありますので、そういった意味でもしっかり事業を終わらせるというか、そのような指導もやっていかないといけない。確かに市がどうのこうの言ってもできない状況はあるのは理解しております。しかしながら、今後、公共工事全体に関わってくる大事な問題だと思いますし、補助事業などで補助金交付をする際にしっかり行うことが大事だと思いますが、市の見解をお伺いします。 ◎総務部長(福元信美) 再質問にお答えいたします。 市が法人等に対し、補助金等を交付する場合は地方自治法補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律のほか、糸満市補助金等交付規則や補助金交付要綱等に従い、補助金交付に関する事務を行っているところであります。また、会計事務においても、地方自治法、糸満市会計規則等に基づいて会計処理等を行っております。これまでも補助金交付等の事務処理や会計処理など事業執行が円滑に進められるよう、専決規程に基づいて各決裁権者が事務内容について確認しておりますが、引き続き、これら事務処理等について精査しながら、チェック機能が適正に運用されるよう注意喚起していきたいと考えております。 ◆9番(新垣勇太議員) ぜひですね、こういったことがないように市は取り組まないといけないと思いますので、さらにこういった問題が起こらないような条例なのか、抑止力になるようなものをつくっていかなければならないと思いますので、そこはぜひお願いしたいと思います。今後、公私連携こども園への移行の方向に進んでいるのか、再度お伺いします。 ◎福祉部長(金城満) これは小項目2の答弁だということで、市立園を二、三園に集約するため、公私連携幼保連携型認定こども園に移行する方向で検討を進めているところです。 ◆9番(新垣勇太議員) これについては、また次やっていきたいと思います。 件名3、教育行政について。教育委員会は、いろいろ提案をして、本当に前向きに検討していただきありがとうございます。親御さんからいろいろ問合せがありまして、そういった部活動のできる場所を確保できないかという問合せもありまして、教育委員会のほうが積極的に動いてくれてありがとうございます。また、先ほど教育長の答弁の中でほぼできる見込みがあるということですが、それは間違いないでしょうか。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 先ほど教育長の答弁にもございましたとおり、この授業においてはという形で、小学校の5、6年生を中心に陸上競技場、総合体育館を借用してという形で、2学期以降予定しております。スポーツ少年団につきましても、今現在あるバレー、バスケット、野球、サッカーなども含めて、現在の運動場も一部資材置場として利用されますが、そういったものも安全を確認しながらという形で、近隣の小学校、10工区、また総合体育館という形で現在調整させていただいて、そういうふうな方向性で進んでいるところです。 ◆9番(新垣勇太議員) ぜひ進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 件名4の再質問を行います。放課後等デイサービスの日数(支給量)についてお伺いします。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えいたします。 糸満市障害福祉サービス等支給決定基準というものを策定しております。その中で標準支給量として、月当たり14日を設定しており、療育の効果が見込まれる場合で、かつ要件を満たす場合に、標準支給量に上乗せした支給量を決定することができる内容となっております。 ◆9番(新垣勇太議員) サービスの内容をお伺いします。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 放課後等デイサービスは学校に就学している障がい児につき、授業の終了後、または休業日に児童発達支援センター、その他の厚生労働省令で定める施設に通わせ、生活能力の向上のために必要な訓練、社会との交流の促進、その他の便宜を供与することとなっています。 ◆9番(新垣勇太議員) そういうサービスがある中で、糸満市で放課後等デイサービスを受ける際に希望の日数、14日以上を求めた際になかなか申請が通らないと、受けにくいというふうによく言われておりますが、市の見解をお伺いします。 ◎福祉部長(金城満) 先ほども答弁しましたが、令和2年の4月1日から支給決定基準を公表、運用しているところです。支給量に関する本市の考え方の、その中で明確化、考え方を示して利用者にも透明化を図っているところです。基本として、支給決定基準を踏まえ、支給量を決定しておりますが、標準支給量を超えて支給決定ができる要件に該当しない場合におきましても、特別な事情がある等の必要性が確認されれば、標準支給量に上乗せして支給決定をすることができる内容となっております。現にそのような取扱いをしているケースが複数あるところです。引き続き支給決定基準について説明し、丁寧な説明の下で申請者の理解が得られるように努めてまいります。 ◆9番(新垣勇太議員) 糸満市の放課後等デイサービスの支給決定児童のうち、一月当たりの平均決定日数をお伺いします。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 放課後等デイサービスにつきましては、令和2年度の支給決定者数は294人であります。平均支給決定日数は月18日、平均利用日数は月15日となっております。また、支給決定者数294人のうち、上限の日数である各月の日数から8日を控除した日数、その支給決定者は180人となっております。ただ、このほうが月の利用量全てのところに届いていないのは放課後児童クラブとの併用であったり、保育施設の併用であったり、そういった部分がありますのでこの数字にはカウントされないところです。 ◆9番(新垣勇太議員) 他の市町村の23日を申請して、支給が決定されている児童は何%いるのかお伺いします。 ◎福祉部長(金城満) 他の市町村の状況は、公表されておりませんので把握しておりません。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時01分)                              (再開宣告午前11時01分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎福祉部長(金城満) 全ての市町村ということは分かりませんが、那覇市、豊見城市、八重瀬町は電話等で確認を行っております。上限の日数を申請した場合、全て申請のとおり支給決定しているとの返答を得ています。率にすると100%ということになります。 ◆9番(新垣勇太議員) 先ほど学童クラブに併用しているということを言っていましたが、学童クラブの障がい児の支援への補助は何名までかお伺いします。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 放課後児童クラブにおいて、障がい児を受け入れるために必要な専門的知識を有する支援員等を配置した場合、補助金を追加交付しております。1人です。また3人以上の障がい児の受入れを行う場合においては、専門的知識等を有する支援員等をさらに1名以上配置することにより補助金の加算の対象となります。それぞれ金額においては195万6,000円ということになっております。 ◆9番(新垣勇太議員) 今、学童クラブに対して補助が3名までの支援ができるということですけれども、補助を5名までに拡充することができないかお伺いします。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 現行の国庫補助制度においては、3名以上の受入れをした場合の加算が1人ということは先ほど申し上げたとおりです。それにさらに上乗せするということでは単独事業となってしまいますので、現時点では厳しいものだと考えております。 ◆9番(新垣勇太議員) 他の市町村から糸満市に転入してきて、児童で支給日数が減らされた児童は、糸満市は何%ぐらいいるのかお伺いします。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 本市に転入してきた場合、転入前の市町村の支給内容が減るかということだと思いますけれども、糸満市においては、その転入前の市町村で決定した内容を引き継いで支給決定を行っているところですので、減るということはございません。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時04分)                              (再開宣告午前11時04分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆9番(新垣勇太議員) ということはないということですね。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 支給決定には期間というのがございますので、その期間内において減るということはないということでございます。期間が終了しますと、再度支給決定を行いますので、そのときには改めて申請者と相談しながら支給量を決定してまいります。 ◆9番(新垣勇太議員) そうしたら減るということですよね。決定して、減っているということが多いというふうに聞くんですよ。それについてはどうでしょうか。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 まず、制度の目指すところでございますけれども、第5次糸満市総合計画のほうに、市民みんなが心身ともにすこやかに暮らす糸満市を目指して、支え合い、後押しする福祉環境をつくるということに記載させていただいています。障がい福祉については、切れ目のない障害福祉サービス等を充実させるとともに、生活支援のための地域づくり、相談支援の強化を行っているところです。そのためには、相談支援事業所や入所、通所施設等の事業所、医療機関、教育機関、市民団体、当事者団体などで構成する糸満市自立支援協議会を中心としたネットワークの充実を図っております。今回の支給決定基準を策定するに当たっても、同協議会の相談部会において協議を進めて策定したところです。相談部会との会議は毎月開催しておりますが、沖縄県が派遣する圏域コーディネーターからも南部圏域で最も進んでいる協議会だというような評価も頂いているところです。関係機関とともに職員が一緒に汗をかいて、障がい児が親亡き後を見据えたコーディネートを寄り添いながら行うことが重要と考えております。時間をかけて、丁寧に保護者等と対話を重ねてまいりますので、その中で必要な支給量を決定していくことが重要だと考えております。 ◆9番(新垣勇太議員) 今、そういったことを言っていますけれども、糸満市に住んでいるのに、糸満市で希望の支給日数が受けられないために、近隣の他の市町村に住所を置いて放課後児童デイサービスを受給している事例があると私は聞いているんですけれども、それについて市の見解をお伺いします。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 他市町村で支給決定を受けている場合ということですが、その場合には個人情報が私どもで承知することはできません。 ◆9番(新垣勇太議員) そういうことを聞いているのではなくて、そういう事例があるんですけれども、市としては今後、23日ほしいという方が出てきたときにどういう対応をするのかというのを聞きたいと思います。
    福祉部長(金城満) 他市町村で支給決定を受けているということは、他市町村に住所があるということだと思います。その方が転入してきた場合において相談を受けた場合には、その支給決定基準に基づいて支給量を決定していくということになります。 ◆9番(新垣勇太議員) きれいごとというか、今実際はそうじゃないんですよ。実際糸満市に住んでいて、他市町村に申請をしてやっている方がいるらしいんですね。これは私も聞きました。これは施設から聞きました。でも、施設は受け入れることしかやらないのでやっていますけれども、先ほどありましたように、他の市町村は23日申請したら100%もらえるんですよ。でも糸満市は、さっき言ったように糸満市障害福祉サービス等支給決定基準というのをつくっています。それはつくったことはすばらしいことだと思いますけれども、それをつくったことによって厳しくなっている。受けにくくなっている。それは事実であると思うんですね。だから糸満市から他の市町村に転入するときは支給決定が増えるんです。皆さん増えますからねと言われているんです。これは福祉に厳しい糸満市というのは、もう合い言葉みたいになっているらしいんですね、そういった意味でも。そういった意味で今後、子供たちの成長の支援や選択の幅を広げるためにも、支給希望日数を受けやすい環境、希望した日数が受けられるようにすることが重要だと思いますけれども、市長の見解をお伺いします。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 放課後等デイサービスにおいて、子供の最善の利益の保障、共生社会の実現に向けた後方支援、保護者支援といった基本的役割を踏まえて、保護者や相談支援専門員、施設等との連携を密にし、支給量のみの調整に終始することなく、児童一人一人の健全な発達のために必要な支援が提供できる環境整備に丁寧に関わることが、その子供の成長、そして自立に向けて重要であると考えているところです。例えば申請者が仕事が忙しいから支給量を増やしてくれというような相談がある事例もございます。実際に窓口で関わっていく中で、具体的な日数を確認したりします。それから子供の状況を確認したりします。子供が例えば留守番できる。あるいは友達と遊ぶことができる。そういう能力を有している。そういうお子様に対しては、障がいのない子供たちとつながる場合がある。例えば放課後児童クラブもそうでしょうし、他のスポーツ少年団でもそうでしょうし、そういう場がある場合にはそれを選択することも、一つのこの子の成長でありますと、そういうような話合いをしてそこで申請者も納得した上で支給量を決定していくという、そういうプロセスを踏んでおります。ですから23日申請したから、23日認めるほうが必ずしも適正かどうかというのは、それぞれのケースによって分かれますので、まずは相談をして、丁寧に寄り添って必要な支援を保護者とともに子供に関わる体制をつくっていく。そういう社会を目指していくことが重要だと考えております。 ◆9番(新垣勇太議員) 23日要請をして、申請をして、23日あげることが私は寄り添っていると思うんですけれども、それは違うんですか。 ◎福祉部長(金城満) 親亡き後に、この子が自立して生活できるというところであれば、個々の能力をどうやって伸ばしていくことが必要になってきます。そうなると、当然ながら専門家とも一緒に協議しながら支給量というものの計画案ができてきますので、そこを踏まえて決定しております。実際に放課後児童デイサービスとかを利用した場合には日数が減るという実態になってしまいます。要は、あちらのほうに何日行っているかによって、こちらの数は減りますので、23日という数字だけで分かることではありません。大事なのは、保護者と一緒にこの子に合った支援、援助方法を相談しながら決定していくというプロセスを踏んで、双方が納得した形で子供に必要な関わりを持っていく。そういうことが大事だと考えています。 ◆9番(新垣勇太議員) 保護者は受けさせたいんですよ。でも市がこうやって基準を決めることによって、この希望日数が受けられないんです。子供をよくするためには、いろんな選択肢を与えたい。言語だったり、発達だったり、また運動だったり、そういった面に日数が多いほうが子供たちにとってよりいい環境になるんですよ。それを保護者が求めているのに、市が制限をすることによって受けられないんですよ。それについて、本当に寄り添っているかというと私は違うと思うんですね。そういった意味で、この基準の中で8番、その他市長が利用することを適当と認めた場合は認められることになっているんです。市長は、それについてどのような見解を持っているか答えてほしいと思います。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 ちょっと説明が足りなかったのかもしれません。確かに保護者に寄り添って必要な支援というのは考えていくプロセスを踏みます。おっしゃるように、市長が認める場合というのが生じてきます。そういった場合には糸満市においても加算していく形で23日になるような事例も複数あるということでございます。決してそれを否定するものではございません。 ◆9番(新垣勇太議員) 今だから、23日受けられないということで、基本的に若い人、子育てしにくいということで他の市町村に転出して、那覇市に引っ越した方がいるんですよ。それで私はいろんな意見を聞いて、これ直したほうがいいよ、糸満はこうしたほうがいいよというふうに提案をしているんですけれども、そういった意味で、市長はその話を聞いてどのように感じますでしょうか。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 繰り返しになりますが、寄り添って対応していく中で必要な供給量は上乗せして決定しています。窓口においても、議員がおっしゃいますように糸満市は厳しいらしいというような声があるということは承知しております。ただし、それは第一印象の話です。相談をしていく中では、思ったようなことではなかったと。要するに支給決定基準がしっかり公表されていて、それを見て、話し合っている中で納得していただけることがほとんどでございます。実際に不服申立てという事例は1件もございません。 ◆9番(新垣勇太議員) これはですね、また粘り強くやっていきたいと思います。 件名7について再質問させていただきます。南部の土砂や石灰岩は、これまで沖縄県の発展や糸満市の発展に必要不可欠だったと私は認識しておりますが、市長も同じ認識でよろしいでしょうか。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時16分)                              (再開宣告午前11時16分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎市長(當銘真栄) 再質問にお答えさせていただきます。 鉱業法で認められているものに関しては、公共工事等に使っているということは認識しています。 ◆9番(新垣勇太議員) 先ほどあったように、市長がコメントしたこと、掲載したことによって、鉱山関係で働いている方々に大きな不安や誤解を与えたと思っておりますが、市長はそれについてどのように認識しているでしょうか。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時17分)                        (再開するに至らず延会午後4時00分)...