糸満市議会 > 2021-06-17 >
06月17日-03号

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  1. 糸満市議会 2021-06-17
    06月17日-03号


    取得元: 糸満市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-04
    令和3年第4回糸満市議会定例会会議録令和3年6月17日出席議員 21人1番 玉 村   清    2番 金 城   悟3番 上 原   勝    4番 浦 崎   暁5番 菊 地 君 子    6番 伊 敷 郁 子7番 国 吉 武 光    8番 金 城   敏9番 新 垣 勇 太    10番 金 城 一 文11番 玉 城 安 男    12番 玉 城 哲 郎13番 金 城   寛    14番 高 江   靖15番 西 平 賀 雄    16番 大 城 明 弘17番 金 城   敦    18番 徳 元 敏 之19番 金 城 幸 盛    20番 新 垣 安 彦21番 大 田   守欠席議員 なし 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は次のとおりである。   市長     當 銘 真 栄    副市長     神 谷 和 男   教育長    幸 地 政 行    総務部長    福 元 信 美   企画開発部長 徳 元 弘 明    市民健康部長  島 根 辰 也   福祉部長   金 城   満    経済部長    兼 城 浩 康   建設部長   大 城   拡    水道部長    伊 敷   勝   消防長    平 田 徳 明    教育委員会   金 城   秀                     総務部長   教育委員会  與那覇 正 樹   指導部長本日の議事日程 日程第1 一般質問   ――――――――――――――――――――――――――――――                              (開議宣告午前10時00分) ○議長(大田守) これより本日の会議を開きます。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 「一般質問」を行います。質問通告書により、順次質問を許します。 ◆8番(金城敏議員) 市民の皆様、おはようございます。一般質問を始める前に所見を申し上げます。今年も6月23日の慰霊の日を迎えます。さきの大戦で亡くなられた全戦没者20万余の御霊に哀悼の意をささげ、改めて平和の尊さを胸に刻んでまいります。そして現在、新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため、最前線で献身的に頑張っておられる医療従事者や関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。それでは通告書に従い、一般質問に入ります。 件名1、下水道行政について。小項目1、真栄里地区下水道整備計画について。ア、これまでの経緯を伺う。イ、今後の計画を伺う。 件名2、土地開発事業について。小項目1、糸満物流団地等造成事業について。ア、環境影響評価について伺う。イ、今後の計画について伺う。ウ、下水道整備計画について伺う。 件名3、道路行政について。小項目1、県道糸満具志頭線、真謝原市営住宅から国吉集落入り口までの歩道整備計画について。この道路は、高校生の通学や近隣住民の買物等の生活道路として重要な道路でありますが、歩道がなく道幅も狭いため非常に危険な状況です。令和元年9月に、近隣8自治会の会長連名で沖縄県に早期整備の要望書を提出した際は、非常に危険な箇所であるのは承知している。地主や糸満の協力が得られるなら進めていくとありました。今年の3月一般質問の答弁において沖縄県南部土木事務所より、片側歩道を設置した場合の概略案で作成中とのことであり少し安心しましたが、過去にも地権者の同意が得られず断念した経緯があります。ア、糸満と沖縄県のその後の対応の経緯を伺う。 件名4、プロ野球キャンプについて。小項目1、ロッテ球団2次キャンプについて。ア、キャンプ期間を伺う。イ、球場及び関連施設の整備費用を伺う。ウ、糸満のメリットを伺う。 件名5、公園管理について。小項目1、西崎運動公園施設について。ア、西崎陸上競技場の外周、タータンが外側からめくれ上がって危険な状態であるが、修繕計画があるか伺う。イ、多目的広場の東側のタータン走路がすり減って滑りやすく、危険な状態であるが、修繕計画について伺う。 件名6、教育行政について。小項目1、市内小中学校で、児童生徒が登下校する正門と車両等の出入口が同じ学校は何校か伺う。 小項目2、市内小中学校のプールについて。ア、以前にも質問しましたが、1校当たりプール年間経費が46万円、全体で約750万円、ほかに20年経過したプールろ過機の改修費用が1か所当たり800万円要するとありましたが、その後変動はないか伺う。イ、プールろ過機の今後10年間で想定される改修施設は何校か伺う。 以上、質問は終わり、再質問は質問席よりいたします。 ◎市長(當銘真栄) おはようございます。金城敏議員御質問、件名4、プロ野球キャンプについて。小項目1、ロッテ球団2次キャンプ、ウ、糸満のメリットについてお答えいたします。 キャンプ参加選手、スタッフ及び県内外からの観客等の宿泊、飲食、交通などの消費額やキャンプ施設インフラ整備費等が直接支出額として反映され、本市の経済効果並びにテレビ、新聞等の報道によるPR効果が期待されます。また選手との交流により、子供たちに夢と勇気を与え、青少年の健全育成に大きく寄与するものと考えられます。 その他の御質問につきましては、教育長及び関係部長より答弁をさせていただきます。 ◎教育長(幸地政行) おはようございます。議員御質問、件名6、教育行政について。小項目1についてお答えいたします。 小項目1、市内小中学校で児童生徒が登下校する正門と車両等の出入口が同じ学校は何校かについては、小学校2校、中学校1校の計3校です。 ◎水道部長(伊敷勝) おはようございます。御質問、件名1、下水道行政について。小項目1、真栄里地区下水道整備計画について、ア及びイについてお答えいたします。 小項目1、ア、これまでの経緯については、真栄里地区下水道整備下水道事業計画の認可を受けており、補助事業で令和2年度に国道の既設汚水管から真栄里集落入り口までの実施設計を終えています。令和3年度の工事着手に向けて汚水管布設工事費磁気探査業務委託費の予算要望を沖縄県に行いましたが、予算確保が厳しい状況にあります。 次にイ、今後の計画については引き続き粘り強く沖縄県に対して予算要望を行い、早期に真栄里地区下水道整備を進めてまいります。 御質問、件名2、土地開発事業について。小項目1、糸満物流団地等造成事業について、ウ、下水道整備計画についてお答えいたします。糸満物流団地等の下水道整備を補助事業で整備を行うには、沖縄汚水再生ちゅら水プランの変更、都市計画決定及び下水道全体計画変更を経て、最後に下水道事業計画変更認可を行う必要があります。現在の進捗状況として、沖縄汚水再生ちゅら水プランの見直し変更については、コロナ禍の影響で調整が遅れている状況であります。計画どおり進んだとしても最短で事業開始が令和7年度の見通しとなり、完了年度が令和12年度に及ぶ長期計画となります。早期に整備できるよう県と調整してまいります。 ◎建設部長(大城拡) おはようございます。御質問、件名2、土地開発事業について。小項目1、糸満物流団地等造成事業について、ア及びイについてお答えいたします。 小項目1、ア、環境影響評価については、沖縄県環境影響評価条例に基づき令和元年9月に環境影響評価配慮書、令和2年9月に環境影響評価方法書の策定を行いました。現在、環境影響評価方法書に対する県知事意見を反映し、環境影響評価準備書の作成を行っております。 次にイ、今後の計画については、現在行っている調査を基に今年度は環境影響評価準備書の策定を行い、環境アセスメントの法手続を進めてまいります。また並行して土地区画整理事業都市計画決定の法手続を進めてまいります。法手続の完了については、令和5年3月末を予定しております。 御質問、件名3、道路行政について。小項目1、県道糸満具志頭線歩道整備計画について、ア、糸満と沖縄県の対応の経緯についてお答えいたします。の対応として、これまで歩道整備について幾度となく沖縄県へ要請してきております。また現在、沖縄県南部土木事務所においては事業化に向け計画を進めており、過去に墓地の移転が原因で同意が得られなかった経緯もあることから一部用地取得が必要になりますが、墓地には影響のない範囲で計画しているとのことであります。今後、地権者一覧を整理し、と調整を行っていく予定であり、自治会や地権者の同意が得られれば事業を進めていく計画であるとの回答を得ております。糸満としても、自治会や地権者へ積極的に働きかけ、事業化に向けて県と協力していきたいと考えております。 次に御質問、件名4、プロ野球キャンプについて。小項目1、ロッテ球団2次キャンプについて、イについてお答えいたします。小項目1、イ、球場及び関連施設の整備費用については、西崎球場内野の土の入替え、外野フェンスラバー張り替え、屋内ブルペンの改修などを予定しております。費用については国の一括交付金を活用し、約1億800万円を本定例会の第2号補正予算に計上しております。 次に御質問、件名5、公園管理について。小項目1、西崎運動公園施設について、ア及びイについてお答えいたします。小項目1、ア、西崎陸上競技場の外周、タータンが外側からめくれ上がって危険な状況であるが、修繕計画はあるかについては、これまでも幾度か端部のめくれた部分を切除または部分的に張り直すなど補修を重ねてまいりました。公園施設長寿命化計画の診断結果では、端部のめくれや摩耗はあるものの早急に全面的な改修を必要とするものではなく事後保全としていることから、現状の管理方法を取らせていただいております。現場を確認しますと大きくめくれた部分もあり、その部分は早急に対応していきたいと考えております。今後は指定管理者とも調整しながら、外周のタータンの必要性等も含め対策を考えていきたいと思います。 次にイ、多目的広場東側タータン走路がすり減って滑りやすく危険な状態であることについて、本施設は昭和62年に整備され約36年が経過しており経年劣化や隣接する緑地から、雨天時に土が流れ込むなど滑りやすくなっていることを確認しております。今後、公園施設長寿命化計画などを基に交付金等を活用した整備ができないか、指定管理者とも調整しながら検討していきたいと思っております。 ◎企画開発部長(徳元弘明) おはようございます。御質問、件名4、プロ野球キャンプについて。小項目1、ロッテ球団2次キャンプ、ア、キャンプ期間についてお答えします。 キャンプ期間については球団へ確認したところ、正式に日程が決定しますのは秋頃とのことです。ちなみに今年は2月12日に本島入りし、2月21日に県外へ移動したとの回答がありました。 ◎教育委員会総務部長(金城秀) おはようございます。御質問、件名6、教育行政について。小項目2、市内小中学校のプールについてお答えいたします。 ア、1校当たりのプール年間経費及びプールろ過機の改修費については、現時点においては変動はございません。 次にイ、プールろ過機の今後10年間で想定される改修施設は何校かについては、文部科学省のプールろ過機財産処分制限期間が30年となっておりますので、それに該当する9校を予定しております。 ◆8番(金城敏議員) 件名1の下水道行政ですが、真栄里の状況は分かりました。次年度、確実に予算が確保できるようお願いしたいと思います。 続いて件名2の土地開発事業についてでありますが、幾つかのゾーンに分けられておりますが、工業ゾーンに物流等とあるが、その等が目立って、私は感じるんですが、工業ゾーンに物流以外の企業も募集すると聞いてはいますが、製造業も入居するのかお聞きしたいと思います。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 工業ゾーンにつきましては、物流をはじめとした企業が立地できる工業系用途を想定しております。また製造業につきましては多種多様な業種があることから、今後地区計画の中で詳細について定めていきたいと考えております。 ◆8番(金城敏議員) ちょっとよく理解できないんですけれども、製造業も入るということなんですか。含まれるということなんですか。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 製造業につきましては、例えば食品の製造とか、いろいろな業種がありますので、その辺、一部ですね、今ははっきり定めてはいないんですけれども、工業系の例えば製品とか、そういったものも一部は含まれる可能性はあるということでございます。 ◆8番(金城敏議員) 最初の地権者説明会で、これは一番多くの質問が出たんです。海が汚されるんではないか、環境が汚染されるのではないかということで、製造業は自然破壊につながるような製造業は絶対にやらないと、造らないと明言しておりました。その辺は確約できますか。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 先ほども申し上げましたが、地区計画を定めていくということで、詳細についてはそういうことで、その辺は定めの中で、開発事業もそうなんですが地権者、周囲の自治会等を含めて、そういった説明会等を踏まえて進めていきたいと考えております。 ◆8番(金城敏議員) 分かりました。これはもう約束事だと思っておりますので、しっかり守っていただきたいと思っております。 次に、土地の造成、開発の順序をお聞きしたいと思います。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 当真栄里地区の開発地区は、高低差が結構大きな地形になっております。開発の順序といたしましては、どうしても幹線的な排水路の整備が伴います。それを先行して整備を行い、土地の低い地形、現在国道等がございますので、低いところから整備を進めていく計画を考えております。 ◆8番(金城敏議員) 排水路からということで、真栄里にとっては長年の懸念事項でありましたので賛同いたします。ただ地権者の方々は、この開発計画がいつ頃始まるのか、非常に気にかけております。農家においては、いつまで畑が使えるか、あるいはサトウキビ等の植え替えの時期とか、そういったタイミングについてとか、あるいは家が立ち退く方々もおられます。そういった方がいつまで住めるのか、非常に心配しております。状況がはっきりしておりませんでしたので。この1年間、そういった説明会も全く開催されておりません。ぜひ今後の計画、こういった計画を地権者に説明会が必要だと思うんですが、その計画があるかどうか伺います。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 議員がおっしゃるこの1年間、環境影響評価等についての説明会等を行う中で整備についての説明を行ってはきておりますが、現在当開発地区の区画整理事業の基本設計及び国道、県道の取付協議と並行して、関係機関と調整を行っている次第でございます。去る3月定例会においても、基本設計が当初3月末を予定しておりまして、済み次第住民説明会、地域説明会を行うということで答弁してきておりましたが、そういった関係機関との調整等、基本設計の遅れもあって今回遅れている状況でございます。地権者及び周辺地域に対して、大変御迷惑をかけている状況でございます。この基本設計が終わり次第、コロナ禍状況を踏まえながら地権者、関係者に向けた説明会を開催する予定でございます。
    ◆8番(金城敏議員) 分かりました。部長、これは確認ですが、土地の販売というか、令和6年度から土地の販売というんですか、たしか計画がされていると思うんですが、これは延びそうなんですか。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 販売、要するに分譲とか、そういったものが遅れるかどうかにつきましては、先ほども申し上げましたが、現在基本設計を策定中でございまして、具体的にいつからということはございませんが、当初計画よりは遅れ気味ということでございます。 ◆8番(金城敏議員) 分かりました。水道部長、先ほどの答弁において、この地区の下水道事業開始が早くて令和7年ということでありましたが、先ほど建設部長の答弁もありました。令和6年の販売が、分譲が多少延びるかもしれないと。それに合わせて下水道計画は間に合うように準備をされているのか。その辺、お聞きしたいと思います。 ◎水道部長(伊敷勝) 再質問にお答えいたします。 先ほどもお答えしましたが、先ほど計画が首尾よく進んだ場合ということで、事業開始が令和7年度から工事の設計が入るということだったんですが、先ほども演壇で答弁したとおり、昨年からコロナ禍の影響で会議が止まっている状態なんです。県との調整の下、ちゅら水プランの変更をすることになるんですけれども、その調整会議が止まっている状態になっているものですから、令和7年度もずれる可能性が高いと考えていますが、県のほうに早期会議の開催を要望していきたいと考えています。 ◆8番(金城敏議員) やはり企業のほうも、建物を建てていく中で下水道が完備されていないと、やはり浄化槽は大きな出費につながっていきます。家を立ち退く方々、そういった方々も建て替えなくてはいけなくなっておりますので、やはりその辺は横の連携をしっかり取っていただいて、間に合うような形でぜひ進めていただきたいと思っております。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時27分)                              (再開宣告午前10時27分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆8番(金城敏議員) 次に件名3、道路行政についてでありますが、これの再質問はありません。墓地の納得いく移転先が確保できなければ地権者の理解は得られず、また断念せざるを得ないのではと本当に心配をしておりましたが、現実的な対応策で進めているということがよく分かりました。一部用地の取得が必要とありましたが、ぜひ今後とも県と協力して一日も早く整備していただくようお願いいたします。 続いて件名4、プロ野球キャンプについて。キャンプ前に、芝や設備整備等で使用できない期間がないか伺います。年末から3月まで、これまで学生の合宿が非常に多いと聞いておりますので、そういった方々や市民が練習、あるいは試合をするのに影響がないか。その辺をお聞きしたいと思います。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 芝の養生及びキャンプ実施で一定期間、市民やこれまで合宿など利用していただいた団体に御不便はかけると思います。ただ先ほども答弁しましたが、プロ野球の2次キャンプにつきましても2月いっぱいで終了すると聞いております。それで3月からの使用は可能ではないかと考えております。 ◆8番(金城敏議員) 野球をやっている方々から、市民が使えない状況で何のためのプロ野球誘致なのかと、そういったこともありますので、その辺もしっかり配慮していただきたいと思っております。 先ほどの答弁において、今年のロッテの本島での滞在期間は約9日間ということでありました。2月の10日間程度だったと。ということはメリットとして、選手との交流により子供たちに夢と希望を与えるとありましたが、子供たちが見学できるのはせいぜい土日、祝日に限られていると思うんです。そういった日程で、そういうことが本当に可能なのかお聞きします。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 まずこのキャンプにつきましては、次年度につきましては、西崎球場で行う全体練習は1日から2日程度です。あと練習試合等は他球場に行くことを聞いております。ただ投手陣等については、残って西崎球場で練習を行うと聞いていますので、その辺土日も挟まれますので、その辺は子供たちの見学は可能だと考えております。 ◆8番(金城敏議員) もう一つ、市長が経済活性化に大きく貢献するとありましたけれども、キャンプ参加選手、スタッフの宿泊は本ですか。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 宿泊についての御質問なんですが、令和4年度につきましては、これは糸満以外ですね、これは1年以上前から予約しないといけないということもありまして、令和4年度については糸満以外で宿泊と聞いております。令和5年度以降については、本市で宿泊をするよう球団のほうにお願いしているところでございます。 ◆8番(金城敏議員) 令和5年からは確実に糸満で宿泊すると考えてよろしいですね。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 確実に宿泊というのは申し上げられませんが、としてもやはり経済活性化を含めて宿泊というのは非常に大事な部分でございますので、その辺はぜひ糸満で宿泊してほしいと要請していきたいと思っております。 ◆8番(金城敏議員) やはり野球をやっている方々から、オープン戦をやるためにていよく糸満が使われているんじゃないかと、そういった意見もあります。私はキャンプすることは、非常に大賛成であります。やはりこれだけのお金をかけてやるわけですから、しっかりと糸満にとって本当にプラスになるように、ぜひ進めていただきたいと思っております。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時32分)                              (再開宣告午前10時32分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆8番(金城敏議員) もう一つ忘れていました。今回2次キャンプなんですけれども、いずれは1次キャンプから誘致するという構想はあるんでしょうか。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 現段階では、まず2次キャンプの施設の充実を図りたいと、環境整備を図りたいと考えております。1次キャンプの誘致につきましては、今後の検討課題とさせていただきたいと思います。 ◆8番(金城敏議員) 分かりました。 続いて件名5に移ります。公園管理について。先ほど、陸上競技場のタータン補修をしていくとありましたが、補修が効くかどうか。私も陸上愛好者の市民から指摘を受け、現場を久々に見たんですけれども本当に驚きました。本当にひどい状態です。これですね、もし多目的広場の東側、両方の走路において、この走路が原因で滑ったりつまずいてけがをした場合は、責任はどこにあるんでしょうか。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 タータンにつきましては私も現場を確認しましたところ、特に外側のほうから大分めくれ上がって劣化が著しい部分があるというのは現場を確認いたしました。御質問の件ですけれども、けがの原因が施設側の過失によって起こった場合は、糸満都市公園等施設の管理運営に関する基本協定書に基づきまして、または指定管理者が責任を負うこととなります。そのようなことが起きないためにも、管理及び対策を徹底するように指定管理者のほうにも指導していきたいと考えております。 ◆8番(金城敏議員) 市長にお聞きします。市長は議員時代に、西崎運動公園テニスコートの破損箇所を指摘されて、非常に危険で人身に関わる問題ということで、全面改修に持っていったと記憶しておりますが、私はそのときと比較にならないほどの今、状態だと思っております。人身に関わる本当に緊急を要する事案と私は受け止めております。ぜひ現場を確認していただき、早めの改修を提案したいと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎市長(當銘真栄) 金城敏議員の再質問にお答えさせていただきます。 先ほど建設部長からも答弁がありましたけれども、今後公園施設長寿命化計画などを基に交付金等を活用した整備ができないか、指定管理者とも調整しながら検討していきたいと思っております。 ◆8番(金城敏議員) ロッテの選手も下半身強化のために恐らく走ると思います。そのコースを利用されると思いますので、ぜひそれまでにはやっていただきたいと思っております。 続いて件名6、教育行政について。小項目1について御質問いたします。これまでこういったこと、危険性は指摘されたことはないか伺います。 ◎教育委員会総務部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 直近、4年間の間にはこのような情報は寄せられておりません。 ◆8番(金城敏議員) こういった門が1つということで、文科省よりこういった校門とかの基準というのは出ていないんですか。 ◎教育委員会総務部長(金城秀) 再質問にお答えします。 平成26年7月に小学校施設整備指針、また中学校施設整備指針が発行されておりまして、その中では門、校門と車両に対する基準は示されておりませんが、記述としては児童生徒の安全上支障がないような配置をすることとされております。そのため教育委員会では校舎の大規模改修等がある際に、その配置計画の見直しをしてきておりまして、直近では米須小学校の校舎改築の際に、車両と児童の門を分離する工事を行っております。 ◆8番(金城敏議員) 先ほど小学校2校、中学校1校とありましたが、現場の学校より別々の整備の要望はないかお聞きします。 ◎教育委員会総務部長(金城秀) 再質問にお答えします。 現在高嶺小中一貫校の整備を進めている状況でございまして、その工事の計画をする中で高嶺中学校のほうから、児童の安全等のために、また不審者情報とか緊急事態のときのために、保護者の車両と生徒を分けてほしいという要望がございました。 ◆8番(金城敏議員) 先ほど来、高嶺小中学校の話が出ておりますが、その中では整備計画はあると考えてよろしいですか。 ◎教育委員会総務部長(金城秀) 再質問にお答えします。 現在、今年は実施計画をしておりますけれども、去年の基本計画の中で高嶺中学校の車両と生徒の分離が必要ということで、そのような計画で今進めている状況でございます。 ◆8番(金城敏議員) 計画をしているということでありましたが、令和6年度開校に間に合わせるように、それではちょっと遅すぎるのではと思っております。あれは塀1つユンボで壊せば、すぐ門は造れるような状況ですので、ある程度ぱっと予算を組んで、PTAにお願いすれば何とかできるんではないかと思っておりますので、その辺もぜひ含めて、ちょっと危険な状態だと思っておりますので、早めにやっていただきたいと思っております。 続いて小項目2の質問に入ります。小学校低学年の水泳事業はどのように行われているのかお聞きします。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 基本的には小学校低学年の水泳の授業については、学級担任が指導を行います。しかしながら小学校では安全管理上、担任以外にも監視員を配置しており、またそれ以外に学校によっては低学年において保護者にも監視を依頼している学校もございます。 ◆8番(金城敏議員) あくまでも水の中で指導するのは学級担任一人ということですね。ぜひ想像してみてください。夏のあの暑い炎天下で、1時間も水の中で、もう小学校低学年であれば女性の教員が多いと思っておりますが、本当に大変な重労働だと思うんです。私も水泳の指導の経験がありますけれども、外部で炎天下の中で1時間も水の中につかった後、また授業となると本当に大変です。現場の教員の皆さんから、要望とか、あるいは皆さんがアンケート等を取られたことがこれまであるか伺います。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 現場の教員から正式に要望が来たり、またアンケートの調査を行ったことはございません。 ◆8番(金城敏議員) 分かりました。これまで学校以外の公共のプール活用や、私、何度も提案申し上げておりますが、プール活用やスイミングクラブへの委託を検討したことはありますか。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 学校プールは、国庫補助事業による施設であることから、現在のところ学校以外へのプール活用やスイミングクラブへの委託等を検討したことはございません。 ◆8番(金城敏議員) 先ほどの答弁において、これから10年間で9校のろ過機の改修が見込まれるとありました。ほとんどこれ毎年ということになってきますよね。そうすると毎年800万円ろ過機の改修費用が発生します。それと併せて全体の年間経費を合わせますと毎年約1,500万円必要経費がプール事業でかかってまいります。こんな状況をいつまでも続けるんですか。今回、ある市民の方がこんな資料を持ってきてくれました。福島県須賀川は老朽化したプールのある小学校の水泳授業を、改修費の削減や授業環境の改善のため民間のスイミングクラブへ委託を始めた。そして私もネットでいろいろ調べてみましたら、実施している学校、自治体はたくさんあります。ぜひ参考にしていただきたいと思っております。 最後に市長、行政は決められた計画、方針の中でしか動けません。途中でこういった計画を変更できるのは、私は行政のトップである市長だけだと思っております。當銘市長は、市政運営に民間の発想を取り入れると選挙のときから言っております。今後のプール運営の費用対効果、教員の負担軽減の観点から公共のプールの活用、民間のスイミングクラブへの委託等、調べて検討する考えはないか伺います。 ◎市長(當銘真栄) 再質問にお答えさせていただきます。 民間の活用は必要だと思っておりますけれども、教育関係の子供たちが関わる問題なので、教育長のほうから答弁をさせていただきます。 ◎教育長(幸地政行) 水泳指導ですね、これは先ほど答弁がありましたけれども、10時間当たりですね、小学校1年生から中学3年生まで大変大切な学習内容となっております。それから個人差が非常に大きな、泳力調査等含めてある学習内容です。ですのでプール全体を使って、個人差に応じた泳げる子供たちと、それからビート板とかいろいろなものを使いながら、それから1、2年生は補助プールでだるま浮きとか、そういったものをして徐々に学習内容が定着してくる学習だと思っております。ですので大変プールを広くコースを使ってやる学習内容ですので、ぜひとも現在行われている国庫を使いながらプールを整備していきながら、子供たちによりいい水泳指導を今後も教育委員会としては、子供たちにそういう提供をしていきたいと思っております。 また先ほど議員から御指摘の公共のプール及びスイミングスクール等においては、やはり一つは移動等があります。それからこれは健康に、安全に関わることですので、前日から健康チェックをして、持ち物等、体温等全部測ってやっています。それから更衣室の棚もいちいち一つ一つですね、それから使用前の強塩素剤とか、いっぱいその場に応じた子供たちが、自主的に活動できるような学習内容ですので、現状の学習指導をやっていく、このプールの整備をぜひお願いしたいと思っております。 ◆8番(金城敏議員) 最後と思っておりましたが、今、答弁をお聞きして、私はまるきり逆ではないかと思っているんです。先ほど低学年の授業、教員が1人で指導をすると。教育長がおっしゃるには、レベルが個人個人差があると。それを先生1人で指導するのはまず無理なんです。だからこそ余計、専門のスタッフを公共のプールに呼んで頂いて授業をさせる、これは先ほどは言わなかったんですが、そういった方法も取れるんです。移動、確かに時間がかかります。だけど2時間使えば、水泳というのは私の持論ではあるんですけれども、なるべく長時間というか、短期で何時間もやるより、時間を2時間にして少なくやったほうが、習うより慣れろですから、そのほうが早く水に親しめるし泳げるようになってくると思っております。ですからそういった観点からも、まずは公共の施設を活用して、専門のスタッフを指導員として雇う。1,500万円の経費があるわけですから、そういったことをやれば、費用対効果は十分補えると思っております。先生方の一番の負担軽減にもつながります。実際に他府県は、健康チェックとかそういったのも全部やりながらやっていらっしゃるわけですから、できないことはないと思っておりますので、ぜひ検討していただきたいと思っております。以上です、終わります。 ◆13番(金城寛議員) おはようございます。一般質問に入る前に所見、地域での出来事についてお話をさせていただきます。今年も6月23日、慰霊の日を迎えます。全戦没者の御霊に哀悼の誠をささげます。私の出身地の潮平自治会においては、6月13日日曜日に潮平区を共同作業清掃した後、字役員で潮平の権現壕を草刈り作業いたしました。この潮平権現壕は、沖縄戦において住民の命を救ったガマであります。1945年、昭和20年6月14日、旧暦5月5日、「デテコイ、デテコイ」という外からの米兵の呼びかけに、住民はガマを出ていくことを決め、住民560名が避難し、死傷者が一人もなく全員が保護され助かったと言われています。戦後、潮平住民はこのガマのおかげで多くの命が救われたことに感謝し、ガマの入り口に潮平権現之碑と鳥居を建立し、ガマを潮平権現壕と呼ぶようにしています。そして保護されたこの日を記念し、毎年旧暦の5月5日、今年は6月14日月曜日、雨の中ではありましたが現地において字の年中行事としてコロナ感染防止対策を施し、今回は字役員のみの少人数でガマへの感謝と戦争犠牲者の追悼、世界平和の祈願を行いました。そしてこの体験を語りつないでいます。それでは傍聴席も埋まってまいりました。また本日は仕事の関係で傍聴には行けないが、インターネットライブ配信を見ますとのメールもありましたので、市民の声を市議会、行政に、張り切っていきます。それでは一般質問通告書に従い、一般質問をいたします。当局の誠意ある答弁をよろしくお願いいたします。 その前に字句の訂正をお願いいたします。8ページの糸満における新型コロナワクチン接種についての上から4行目、市内に65歳以上が約「1万2,000名」を「1万4,000名」に訂正をお願いいたします。 件名1、道路行政について。小項目1、県道那覇糸満線潮平入り口等白川1号線幹線整備雨水対策工事について。長年の懸案であった冠水問題の解決に向けて、本格的な冠水対策本体工事が、1期目の潮平集落側から排水路のボックスカルバート設置89メートルが完了した区間から継続して西側の流末側までの区間において、その本体工事(令和2年度繰越)が現在、現場において、実施施工されています。施工においては、これまでと同様の工法、オープンシールド工法での施工が行われています。道路の下に新たにボックスカルバートを設置して、工事期間中、作業終了後は覆工板で覆い、出勤・登校時間帯や夕方頃からは、通行が可能な施工の工法となっています。安全・総合仮設計画においても、現場近くに現場事務所及び仮設・資材等の置場も確保して、迅速かつ、安全・効率よく施工に取り組む姿勢に対し、当局の対応・職員の頑張り、施工業者の方々に感謝を申し上げます。ありがとうございます。今回の工事は、旧国道部の横断や流末側においては、ますます狭隘な場所で、しかも袋小路での工事になります。集中豪雨による冠水の回数が年々増えてきている状況にあります。今後、予想されることなども含めて、お互いが確認しながら、後戻り作業等がないように速やかにかつ安全に雨水対策工事が進められて、一日でも早く完成することを願うために、市議当選以来毎回一般質問をしているわけであります。そこで伺います。ア、潮平集落側から旧国道までの工事進捗状況及び工事内容について。イ、旧国道横断部の工事予定時期及び工事内容について。ウ、同横断部工事箇所における埋設物の調査及びその対応について。エ、旧国道から流末側までの工事予定時期及び工事内容について。オ、同工事区間(袋小路)における隣接地住民の生活動線や駐車場の代替え等の確保について。カ、雨水対策工事(都市下水路)としての機能や管理について。キ、流末側(土砂堆積等)西崎東水路の維持管理について。a、進捗状況。b、糸満の考え方。 小項目2、市道浜川線(起点側の兼城交差点付近)の冠水対策工事について。本件については、これまでに数回も質問をしていますが、直近では令和3年第2回3月定例会の一般質問の答弁で、当局は「令和3年度に冠水対策解消工事を実施する予定である」と答弁がありましたが、この道路は旧国道、現在は県道256号線の交差点でもあり、道路を接道して商業施設があります。これから夏場の台風襲来時期・集中豪雨が予想され、市民生活等にも支障が出てきますので、早期の工事着手・完成、供用開始を望みます。そこで伺います。ア、工事着手予定時期及び完了予定。イ、工事内容。 小項目3、市道浜川線及び市道兼城ハイツ1号線の道路舗装の修繕について伺います。本件については、令和3年第2回3月定例会の一般質問の答弁で、当局は「工事契約を締結し、事前準備を行った後に工事着手する」と答弁がありました。本件の一般質問や質問聞き取り等の中で、本事業は、公共施設等適正管理推進事業債を活用し、採択・事業完了が限定されていることも聞きました。アスファルト舗装等の亀裂や凹凸が激しい箇所については、チェックをしながら対応すると答弁がありました。そこで伺います。ア、工事進捗状況及び内容。イ、アスファルト張り替え以外の工事内容。 小項目4、市道潮平北波平線の道路舗装の修繕について。ア、工事進捗状況及び内容。イ、アスファルト張り替え以外の工事内容。 小項目5、糸満工業団地一帯の道路舗装の修繕について。ア、工事進捗状況及び内容。イ、アスファルト張り替え以外の工事内容。 次に件名2、ラウンドアバウト(環状交差点)について。小項目1、糸満ロータリーのラウンドアバウト等の進捗状況について伺います。ア、中央島の景観及び整備。イ、電線類の地中化整備。ウ、山巓毛公園側の景観整備。 小項目2、市道与那堀線(双子橋線)交差点のラウンドアバウト等の進捗状況について伺います。ア、整備時期及び規模・内容。イ、同交差点から市道与那堀線の進捗状況及び規模・内容。ウ、同区間の供用開始予定時期。 小項目3、阿波根兼城線(都市計画道路)交差点へのラウンドアバウトの進捗状況について伺います。ア、整備時期及び規模・内容。イ、同交差点から潮平小学校東側の道路までの進捗状況及び規模・内容。ウ、同区間の供用開始予定時期。 小項目4、県道糸満与那原線と国道糸満豊見城バイパス高架下へのラウンドアバウト導入に向けての進捗状況について伺います。ア、県・・警察協議等の取組、進捗状況。イ、地元への説明会の予定。ウ、本事業の周知・広報。エ、工事着手予定時期。オ、県道糸満与那原線、同交差点から糸満ロータリーまでの進捗状況及び供用開始予定時期。 次に件名3、新型コロナウイルスワクチン接種について。小項目1、糸満における新型コロナウイルスワクチン接種について伺います。今回のワクチンの接種は、国の指示の下、都道府県の協力により、市町村において予防接種を実施するものとなっています。糸満においても順番としては、先に医療従事者、次に65歳以上の順番でありましたが、その当時の説明では、市内に65歳以上が約1万4,000名で、確保されているワクチンが2,000名分とあり、高齢者比率の高い三和圏域、兼城圏域、糸満圏域、高嶺圏域で受付を行うとありました。受付を開始したら、電話が市役所に殺到して混乱した状況がありました。市民・支持者から苦情などの声が多くありました。その後受付を83歳以上に限定しながら、ワクチンの確保状況や受付の状況を踏まえて、次は77歳以上での受付であると聞いています。また、直近の6月4日付更新された新型コロナワクチン予約情報では、さらに70歳以上が6月8日から予約受付、65歳以上が6月11日から予約受付開始とありました。そこで伺います。ア、最新の受付状況及びワクチン接種人数等。イ、今後の予定。ウ、接種会場について(新規計画含む)。エ、個別・医院での接種について。オ、今後の課題。カ、全体スケジュールについて。 次に件名4、防災行政について。コロナ禍の中、本格的な台風シーズンを迎えますが「用意周到、備えあれば憂いなし」避難所等での備品の状況及び今後の調達予定を含めて伺います。また、令和3年5月20日以降の新たな避難情報の発令についてその内容等を伺います。何が、どう変わったのか。小項目1、災害時の避難情報等の内容変更について。 小項目2、避難施設の備品について。 次に件名5、教育行政について。市内の小中学校が6月7日から急遽臨時休校に入ったが、そこで伺います。小項目1、学びの保障について。 小項目2、学習の在り方等や課題について。 以上、壇上での質問を終わり、あとは答弁を聞いてから再質問などを行いますのでよろしくお願いをいたします。 ◎市長(當銘真栄) 金城寛議員、件名1、道路行政について。小項目4、市道潮平北波平線の道路舗装の修繕について、アからイについてお答えをいたします。 小項目4、市道潮平北波平線の道路舗装の修繕について、ア、工事進捗状況及び内容については、令和3年度の公共施設等適正管理推進事業債の内示を6月1日に頂き、現在設計業務の発注準備を行っており、設計業務が終わり次第、舗装面改修工事を実施いたします。内容といたしましては、約500メートルの舗装面改修工事を実施する計画となっています。 次にイ、アスファルト張り替え以外の工事内容については、舗装面改修のみを検討しておりますが、現場で改修が必要な箇所が出てきた場合、同時施工ができるよう調整してまいります。 その他の御質問につきましては、教育長及び関係部長より答弁をさせていただきます。 ◎教育長(幸地政行) 議員御質問、件名5、教育行政について。小項目1についてお答えいたします。 小項目1、学びの保障については、今年度に入り各学校では学習用端末を活用した学習を行うなど、学校内において利用を進めてまいりました。しかし急遽臨時休校になったことから、一部の学校において学習用端末を持ち帰り、家庭内での通信環境や通信負荷の状況を確認するための取組を試験的に実施しております。併せてオンライン学習の一環として、オンラインでの健康観察や朝の会などを行っております。 ◎水道部長(伊敷勝) 御質問、件名1、道路行政について。小項目1、県道那覇糸満線潮平入り口等白川1号幹線整備雨水対策工事について、アからカまで順にお答えいたします。 小項目1、ア、潮平集落側から旧国道までの工事進捗状況及び工事内容については、前年度に引き続きオープンシールド工法による縦横1.3メートルのボックスカルバート設置工事を進めております。前年度に設置完了した89メートルと今年度5月末までに設置が済んでいる60メートルを合わせて約150メートルの設置済みとなっております。旧国道まで残り40メートルは6月末をめどに設置する計画であります。 次にイ、旧国道横断部の工事予定時期及び工事内容については、潮平集落側と同様にオープンシールド工法で行いますが、旧国道横断部は交通量が多いため夜間工事となります。またこの箇所は移設困難なNTTケーブルや情報ボックス等の埋設物がありますので、重機掘削と人力掘削にて行い、埋設物の破損がないよう慎重に設置工事を進めてまいります。なおボックスカルバート設置工事開始時期は7月初旬頃を予定しております。 次にウ、同横断部工事箇所における埋設物の調査及びその対応については、事前調査においておおよその位置や埋設深さの確認をしておりますが、現場での試験掘りの結果、既設埋設物がボックスカルバート工事の掘削断面内にあることが判明したために、関係機関と移設について調整を行っているところであります。 次にエ、旧国道から流末側までの工事予定時期及び工事内容については、潮平集落側と同様にオープンシールド工法で縦横1.3メートルのボックスカルバート設置を162メートルの区間で行いますが、既設水道管の撤去や仮設を行いながら工事を進めてまいります。工事開始時期は、7月下旬頃を予定しています。 次にオ、同工事区間(袋小路)における隣接地住民の生活動線や駐車場の代替え等の確保についてお答えいたします。この区間は、集合住宅が密集し車両や人の出入り等が多いことから、その通行にできる限り支障を来さないよう仮設駐車場や迂回道路を既に設けているところであります。また工事施工に当たっては、住民の皆様の工事への御理解と御協力を得ながら住民の安全を最優先にし、工事を進めてまいります。 最後にカ、雨水対策工事(都市下水路)としての機能や管理については、当工事の雨水対策工事は既設の白川1号幹線と併せて、潮平地区周辺の流域に係る雨水を処理する機能を有することになります。また管理については集水ますグレーチングの定期的な管理点検を行い、集中豪雨時の対応につきましては常日頃から天候等に注視し、発生初動段階から迅速に対応してまいります。 ◎建設部長(大城拡) 御質問、件名1、道路行政について。小項目1、県道那覇糸満線潮平入り口等白川1号線整備雨水対策工事について。キ、流末側西崎東水路の維持管理についてa及びbについてお答えいたします。 小項目1、キ、a、進捗状況については現在県との調整の中で、西崎東水路のほかにも潮崎町の東側水路の管理区分についての疑義が生じており、それらを整理した上で再度沖縄県と協議を進めていきたいと考えております。 次にb、糸満の考え方については、雨水対策工事が進む中、流末の土砂堆積等により排水機能が阻害される状況では、議員御指摘のとおり工事の効果が十分に発揮されないと考えております。今後の県との調整結果次第ですが、県またはいずれかの管理になりますので、様々な手法を検討し管理対策を進めていきたいと考えております。 次に御質問、件名1、道路行政について。小項目2、3及び5までについて順にお答えいたします。小項目2、市道浜川線の冠水対策工事について。ア、工事着手予定時期及び完了予定については、5月25日に工事請負契約書を締結し、7月末までの工期を予定しております。現在は現況測量等事前調整を行っているところであります。 次にイ、工事内容については、市道浜川線で現状側溝が設置されていない北側商業施設側に延長77メートルの側溝を設けるとともに10か所の街渠ますを設け、道路に埋設されている既存兼城3号幹線のボックスカルバートへ接続し、雨水を排水することになっています。 小項目3、市道浜川線及び兼城ハイツ1号線の道路舗装の修繕について。ア、工事進捗状況及び内容については、2路線合計560メートル、約3,300平方メートルの舗装面改修を7月末完了予定で実施いたします。 次にイ、アスファルト張り替え以外の工事内容については、L型側溝及び歩道部分のうち劣化の著しい箇所を改修しております。 次に小項目5、糸満工業団地一帯の道路舗装の修繕について。ア、工事進捗状況及び内容については、西崎26号線、28号線、29号線、30号線、31号線、42号線及び46号線の7路線、合計約1,800メートルの舗装面改修工事約1万6,600平方メートルを実施いたします。なお西崎26号線、31号線及び46号線は、5月末に工事が完了しており、その他路線については6月末にそれぞれ完了予定となっております。令和3年度事業である西崎22号線、23号線に関しましては、内示を6月1日に頂き、現在設計業務の発注準備を行っており、設計業務が終わり次第、舗装面改修工事を実施いたします。 最後にイ、アスファルト張り替え以外の工事内容については、L型側溝、横断側溝など舗装面改修以外で損傷が著しい部分に関しては、同時に改修しております。なお令和3年度事業である西崎22号線、23号線に関しては、現場で改修が必要な箇所が出てきた場合、同時施工ができるよう調整をしてまいります。 次に御質問、件名2、ラウンドアバウト(環状交差点)について。小項目1から4までについて順にお答えいたします。小項目1、糸満ロータリーのラウンドアバウト等進捗状況について、ア、中央島の景観及び整備については、事業施行者である南部土木事務所に確認したところ、中央島の景観については糸満景観審議会に諮り、中央島を植栽で修景することで決定したことから、今後具体的な樹種等について維持管理性、交通安全性も含め検討し、整備を行う予定との回答を受けております。 次にイ、電線類の地中化整備については、今年度は電線類地中化の実施設計を行い、県道糸満与那原線の電線類の地中化整備を進めていくとの回答を受けております。 次にウ、山巓毛公園側の景観整備については、令和2年度にあずまやとトイレの実施設計を行っており、今年度にあずまやとトイレの工事を実施する予定です。 次に小項目2、市道与那堀線の進捗状況について、ア、整備時期及び規模・内容については、4月7日付で沖縄県公安委員会から交差点計画に対し異存のない旨、回答を得られたことから、南部土木事務所と県道との交差点取付協議を行ったところです。今後、交差点取付協議が整い次第、ラウンドアバウト部分の工事に着手する予定です。規模・内容については、環道外径31メートル、中央島直径16メートル、エプロン幅1.5メートル、環道幅員5メートルとなります。 次にイ、同交差点から与那堀線の進捗状況及び規模・内容については、総延長386メートルのうち生涯学習支援センター前65メートル及び糸満警察署前170メートルの合計235メートルの道路整備が完了しております。また糸満警察署から県道糸満具志頭線へつながる交差点は、令和2年8月に暫定形ではありますが、片側車線の供用を開始しております。規模・内容については与那堀線の標準断面として車道3.0メートル、路肩1.5メートル、歩道2.5メートルの両側に有する全幅員14メートルの道路となります。 次にウ、同区間の供用開始時期については、用地取得状況にもよりますが、令和5年度の事業完了に向け取り組んでまいります。 次に小項目3、阿波根兼城線(都市計画道路)交差点へのラウンドアバウト進捗状況について。ア、整備時期及び規模・内容については交差点付近の用地取得を令和4年度以降予定していることから、整備時期としましては道路用地取得後、県道やその周辺状況を踏まえ工事着手していきたいと考えております。また規模については中央島と路肩、エプロンを含む直径18メートル、交差点全体の直径が29メートルのラウンドアバウト交差点を予定しております。 次にイ、同交差点から潮平小学校東側の道路までの進捗状況及び規模・内容については、現在のところ当該区間での道路用地取得率は35.7%であります。その内訳としましては、用地取得が56筆中20筆取得、残りは36筆の用地と30件の物件及び工作物の補償等を進めてまいります。また整備内容といたしましては、歩道を含めた道路幅員が18メートル、そのうち車道幅員9メートルの道路を整備予定であります。 次にウ、同区間の供用開始予定時期について。現在の計画としましては潮平小学校側始点から整備に着手しており、そこからラウンドアバウト交差点側へ整備を進めていきますので、供用開始時期としましては令和8年頃を考えております。 小項目4、国道331号糸満豊見城バイパス高架下へのラウンドアバウト導入に向けての進捗状況について。ア、県・・警察協議等の取組、進捗状況については、事業施行者である南部国道事務所に確認したところ、県・・警察等の関係機関の協議は完了したとの回答を受けております。 次にイ、地元への説明の予定及びウ、事業への周知・広報については、現在コロナ禍であることから感染状況を踏まえながら、周知方法も含めて本と連携、調整の上、検討していきたいとのことでした。 次にエ、工事着手予定時期については、今年度工事着手予定とのことです。 最後にオ、同交差点から糸満ロータリーまでの進捗状況及び供用開始時期については、事業施行者である沖縄県南部土木事務所に確認したところ、令和3年3月時点において進捗率93%であります。また供用開始時期については、今年度を事業完了年度としていますが、未買収の用地が存在することから地権者に理解を得ながら用地執行、道路整備を行い、供用開始が行えるよう取り組んでまいりますとの回答を受けております。 ◎市民健康部長(島根辰也) おはようございます。御質問、件名3、新型コロナウイルスワクチン接種について。小項目1、アからカまでについて順にお答えいたします。 小項目1、ア、最新の受付状況及び接種済み人数等については、6月15日午後1時頃に抽出した受付状況では、1回目が7,514名、2回目を予約した方が3,061名です。また接種済み人数については、1回目が4,513名で接種率31.5%、2回目が2,971名で接種率20.7%となっております。 次にイ、今後の予定については、高齢者の予防接種が7月末で完了のめどが立ちましたので、次の接種順位である基礎疾患を有する者、高齢者施設等の従事者など、その後、それ以外の者に対しワクチンの供給等を踏まえ順次接種を進めていく予定です。 次にウ、接種会場については、4月29日から65歳以上の高齢者の方を対象に、市役所と農村環境改善センターの2か所を集団接種会場としています。今後の実施方法につきましては、現在地域の医療機関と調整を行っており、接種体制の確保に努めているところであります。 次にエ、個別・医院での接種については、現在個別接種で耳鼻咽喉科かおる医院、くでけん小児科、たまき耳鼻咽喉科クリニック、その他通院患者を限定した個別接種を実施しており、6月21日から西崎病院、よしかわ整形外科クリニックの実施を予定しております。 次にオ、今後の課題として地域の医療機関の支援の確保が極めて重要であり、早急に必要となっております。また実施体制の確保や県が実施する広域ワクチン接種などとの連携が重要となることから地域医療機関や県、関係機関と連携を図り、円滑な接種実施に向けて取り組むことだと考えております。 最後にカ、全体スケジュールについては、接種を希望する65歳以上の方への接種を7月末までと見込んでおり、6月からは入院、入所者の方々で基礎疾患を有する者への接種を開始し、8月から一般の基礎疾患を有する者、高齢者施設等の従事者などの接種を進められるよう取り組んでおります。またの接種計画では、集団免疫力としての効果が見込める全市民の6割の接種を、人流が顕著となる年末年始までを一定のめどとし、希望する市民の方の接種終了を2月末と見込んでおりますが、県が実施する広域ワクチン接種や職域接種等との効率的な連携により、前倒しにするよう努めてまいります。64歳以下の方の接種券につきましては、6月中の発送を目指し、取り組んでまいります。 ◎総務部長(福元信美) 御質問、件名4、防災行政について。小項目1及び2についてお答えいたします。 小項目1、災害時の避難情報等の内容変更については、本年5月20日から気象庁が発表する警戒レベル1早期注意情報、警戒レベル2大雨・洪水・高潮注意報については、これまで同様の注意報発表で変更はありませんが、自治体が発令する警戒レベル3避難準備・高齢者等避難開始が警戒レベル3高齢者等避難に、警戒レベル4避難勧告または避難指示(緊急)から避難勧告が廃止され、警戒レベル4避難指示に、警戒レベル5災害発生情報が警戒レベル5緊急安全確保に変更され、警戒レベル4の避難指示までに必ず避難するよう発令内容が変更されております。 次に小項目2、避難施設の備品について。市内小中学校11校、農村環境改善センターの合わせて12施設に発電機、テレビ、カセットコンロ、ランタン、ラジオのほか13備品を整備しております。また今回コロナウイルス感染防止対策のため、感染の疑いのある避難者と接触が避けられるよう新たにブース、部屋を分ける必要があることから、LED投光器と発電機を追加整備する予定であります。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) おはようございます。御質問、件名5、教育行政について。小項目2についてお答えいたします。 小項目2、学習の在り方等や課題については、オンライン学習の中でどのように授業を進めるか、どのような教材が使えるかなどを検証する必要があると考えております。今後、さらに検証を続け、課題について整理していきたいと考えております。またネット環境の整わない家庭への支援は、Wi-Fiルーターの貸与を行う予定ですが、通信費の負担について検討を行う必要があることから、全小中学校で学習用端末を持ち帰り自宅学習ができる環境が整った段階で検討してまいりたいと考えております。 ◆13番(金城寛議員) 答弁ありがとうございます。最初に件名1、道路行政について。小項目1の県道那覇糸満線、潮平入り口等白川1号幹線整備雨水対策工事についてから行きます。 ボックスカルバート排水路の設置については、現場においてその進捗が目に見えて分かります。今回、現場を見た市民、地元住民からよく質問されるのが、旧国道と県道との交差点付近、糸満向けの潮平バス停側、不動産屋の店舗の角に設置してあるシートで囲まれた設備機械は何なのか、今回の工事とどういう関係があるのかよく質問があります。そこで伺います。一般の市民が聞いても分かるように説明をお願いいたします。 ◎水道部長(伊敷勝) 再質問にお答えいたします。 ボックスカルバートを設置する際、ボックスカルバートと地山との間に隙間が生じることになります。その隙間に速乾性の裏込材、セメントミルク材を注入する設備機械となっております。またこの裏込材のセメントミルクを注入する目的としては、今行われています白川1号幹線の工事現場は軟弱地盤となっており、裏込材のセメントミルクを注入することによって、ボックスカルバートと地山の安定を図る目的で注入を行っております。 ◆13番(金城寛議員) 今回の工事と密接な関係があり、安定性を図るための設備であるということがよく分かりました。時間の関係もありますので、再質問を少し絞って質問をいたします。よろしくお願いをいたします。 道路の下に埋設するボックスカルバート排水路、既存側溝との接続時期、全線の供用開始はいつ頃になりますか。お願いいたします。 ◎水道部長(伊敷勝) 再質問にお答えいたします。 全線のボックスカルバートと既設側溝との接続は、10月中旬頃を予定しております。また接続と同時に即供用開始となります。 ◆13番(金城寛議員) どうもありがとうございます。先ほどの答弁も踏まえて、少し確認をしながら再質問いたします。接続後は、潮平地内上流部から流れた水は、今回の事業で新設されたボックスカルバート延長372メートル、そして集水ます1.3メートル、既存排水路との取付部5.8メートルを含む本事業の総延長379メートルを流れて流末側の西崎東水路に流れていくということで理解をしていいですか。確認です。お願いします。 ◎水道部長(伊敷勝) そのとおりでございます。 ◆13番(金城寛議員) ありがとうございます。それでは今まで使用していた、従来流れていた道路既存側溝ですけれども、接続後はどのような利用、活用になりますか伺います。 ◎水道部長(伊敷勝) 再質問にお答えいたします。 これまでの既設の側溝の利活用についてのお尋ねですが、新設ボックスカルバートと上流の既設側溝の接続後は、潮平地内上流部の雨水等は新設のボックスカルバートで受入れすることになります。また下流の側溝設備につきましては、従来どおり側溝機能を維持しながら、潮平地内下流部の雨水及び道路排水を処理する機能を継続して処理することになります。 ◆13番(金城寛議員) ありがとうございます。よく分かりました。今回の雨水対策工事、都市下水路としての機能や管理について、流末側の西崎東水路に土砂の堆積がありますけれども、今の状況で都市下水路としての機能が発揮できるとお思いでしょうか、担当部長として答弁をお願いいたします。 ◎水道部長(伊敷勝) 再質問にお答えいたします。 現在、流末側の西崎東水路は、土砂等の堆積があり都市下水路の機能を阻害する可能性があります。都市下水路の機能面から見て懸念しているところであります。 ◆13番(金城寛議員) 次に、キの流末側の土砂堆積等の西崎東水路の維持管理についてですけれども、先ほどの答弁で本末転倒にならないように、糸満側の問題としてしっかり取り組んでいただきたいと思います。本日はこれぐらいにしますので、次に行きます。 小項目3、市道浜川線及び市道兼城ハイツ1号線の道路舗装の修繕について。これはお礼でございます。今回、道路の凸凹や縁石等の沈下が激しい箇所があり、先にその部分の修繕、そして歩道の一部分、ちょうど今回の工事起点側から兼城ハイツ向けに約200メートルの箇所で、大川区につながる道路との交差部で歩行に支障のあった歩道及び階段も、今回の修繕工事で対応をしていただきまして、立派になっております。迅速に対応していただき、誠にありがとうございました。あとこの階段部で手すりの設置もよろしくお願いをいたします。 次に小項目4、市道潮平北波平線の道路舗装の修繕についてですけれども、本件については3月定例会の一般質問で、隣接地の土地改良区沈砂池からオーバーフローした水で道路の一部が破損していると思われるので、横断部のヒューム管が詰まっているおそれがあるので、早急に対応しますと答弁していましたが、どうなりましたか。それから隣接地の土地改良区からの排水問題については、今後どのようにしていくのか。糸満としての考えを伺います。なおこの件については、事前に担当部局にお話をしていますので、経済部長の答弁をお願いをいたします。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 本年3月に保栄茂土地改良区沈砂池の流末排水管の詰まりの解消を試みましたが、手作業での解消が困難であったため隣接地主の協力を得て、応急処置として素掘りで側溝を設置し、市道を横断する排水へ導き処理を行っております。また同土地改良区の流末排水路整備は以前から課題があり、今後県営事業で整備要請するため現在本市と豊見城、保栄茂土地改良区の間で協議中であり、その間の沈砂池の管理は土地改良区と連携し、対応していきたいと考えております。 ◆13番(金城寛議員) この件については、しっかり豊見城、それから土地改良区、糸満、しっかり協議をしていただきたいと思います。実際に下流部では、集中豪雨に冠水等が発生をしていますので、ひとつよろしくお願いをいたします。 次に行きます。件名2のラウンドアバウト(環状交差点)について。小項目1の糸満ロータリーのラウンドアバウト等の進捗状況ですけれども、先ほどの答弁で中央島の景観については、糸満景観審議会に諮り、植栽で修景することに決定をしたということでありましたが、その中で糸満の旗頭振興会等からの要請はなかったのか。それからそのことについて審議したのか、お伺いをいたします。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 ラウンドアバウトの中央島での旗頭の演舞ができるよう整備していただきたいということで、令和2年12月1日に、糸満旗頭振興会から整備要望がございました。その後、糸満景観審議会、同作業部会におきまして、糸満旗頭振興会の要請についての検討を行っております。その結果、中央島につきましては大綱引等の非日常の景観よりも日常の景観を重視するということで、植栽の修景を図ることが決定されております。 ◆13番(金城寛議員) 分かりました。 次に電線類の地中化の位置ですけれども、細かくて申し訳ありませんが、道路本体側にあるのか、歩道側にあるのか。今後の工事や維持管理等でも気になりますので伺います。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 事業施行側のほうに確認しましたところ、歩道に埋設の予定ということを聞いております。 ◆13番(金城寛議員) ありがとうございます。 次に小項目2の市道与那堀線(双子橋線)交差点のラウンドアバウト。供用開始の予定時期については、用地の取得状況にもよるが令和5年の事業完了に向けて取り組んでいくということでありましたが、しっかり早め早めで取り組んでいただきたいと思います。向こうの道路が完成することをあの一帯強く望んでいますので、よろしくお願いをいたします。 次に小項目3の阿波根兼城線(都市計画道路)交差点へのラウンドアバウト進捗状況について。先ほどの答弁で、交差点全体の直径が29メートルで、交差点付近の用地取得を令和4年度以降に予定しているということでしたが、この用地取得というのは都市計画決定の用地の範囲内ということで理解してよいですか。確認をしたいのは、ラウンドアバウト交差点環道外径は都市計画決定の範囲内で処理できる、収まるということで認識してよいのか伺います。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 当初計画では、通常の交差点ということで都市計画決定も行っております。その後、ラウンドアバウト交差点計画に変更いたしまして、当初の計画から新たな用地確保が必要かなどにつきましては、都市計画決定した範囲内で収まるような計画になっておりますので、都市計画決定した範囲内での計画で進めてまいります。 ◆13番(金城寛議員) 用地買収については、都市計画決定用地の範囲内に収まるということですけれども、通常の交差点では右折だまりが必要になる場合があります。環状交差点ではそれが必要ないということでは、今後の糸満の、特に新たに設置する交差点には災害にも強い、環境等にもよいこの環状交差点を導入すべきであると提案をいたします。よろしくお願いをいたします。 次に小項目4、県道糸満与那原線の国道糸満豊見城バイパス高架下へのラウンドアバウト、これはお礼でございます。先ほどの答弁で、本場所でのラウンドアバウト導入については予算のめどがついて、早速今年度から工事が着手されることに対し、これまで御尽力を頂きました関係者の皆様に御礼を申し上げます。ありがとうございます。本件については、糸満から平成28年12月26日付南部国道事務所に陳情書を出してから約5年目になります。そして當銘真栄市長におかれましても、令和2年12月定例会の私の一般質問、としての考え方、必要性について、台風災害による大規模な停電の際にも安心安全な交通処理機能を確保できるということで、安心安全なまちづくり、道路交差点が進められる有効な整備手法としていることから、現在の箇所においても予算確保に係る情報交換等も含め早期着工できるよう取り組むと答弁がありました。令和2年11月19日、20日、愛知県一宮で開催されたラウンドアバウトサミットには、糸満から當銘真栄市長自ら出席するなどして、各市町村長、国土交通省、警察庁、土木学会等幹部の方とも意見交換するなどしたことが、今回の導入にもつながったものだと思います。お疲れさま、ありがとうございます。それでは再質問、ウの答弁で、南部国道事務所は本事業への周知・広報については、糸満と連携、調整の上検討していきたいということでありましたが、糸満としての考え方、の広報やホームページなどに活用する考えはないですか。これは糸満に聞きますのでよろしくお願いいたします。それから現場付近に、周知看板等を設置する考えはないか伺います。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 糸満としましては、市民への周知方法といたしまして、同交差点での事前の詳細なラウンドアバウト工事の案内板の設置を考えております。またの広報やホームページも活用することで、同交差点の工事の周知も行う予定でございます。 ◆13番(金城寛議員) しっかり取り組んでいただきたいと思います。ありがとうございます。先ほどの答弁で、今年度着手予定とのことですが、具体的にはいつ頃でしょうか。答えられる範囲内でお願いします。それから今の現状をお話をさせていただきます。市役所から北側向けに高架橋の側道を通り、この交差点に入るときに、国道と並行して走っていることや、道路幅が広いのでスピードを出しながらこの交差点に入り、ヒヤリしたことがあると聞いています。私も同様です。今の段階で、東側の糸満ロータリーから県道が、まだこの交差点に接続されていないので、交通量が少なく大きな事故は聞いたことがありませんが、この県道が今の状態で接続すると事故が発生することが予想されますので、私は再三一般質問等で取り上げて、ラウンドアバウト(環状交差点)導入、早期の工事着手、完成、供用開始を要望したわけでありますが、まずは事業導入決定、予算化、工事着手、関係者の皆さん本当にありがとうございます。 そこで再質問しますけれども、今回のラウンドアバウト工事で同交差点はどのように変更になりますか。概要をお聞かせください。お願いいたします。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 事業施行側であります南部国道事務所のほうからは、諸準備が整い次第、工事に着手するとの回答を受けております。また今回のラウンドアバウトにつきましては、工事によって現況の右折車線を廃止し、交差点付近で歩道を張り出すような線形になります。車線を1車線と幅員を小さくする計画となっております。そのためラウンドアバウト工事後は、糸満市役所から那覇方向の直進する車両につきましては、同交差点手前から中央島に向けてカーブする線形となります。そのため車両が減速し、現状の交差点より安全性が向上することとなります。 ◆13番(金城寛議員) このラウンドアバウトでは、この交差点に入るときに自然に減速するシステムが構築できるということでありますので、取り組んでいただきたいと思います。 件名3の新型コロナについて。消防長に伺います。消防職員の接種状況がどうなっていますか。伺います。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 消防職員のワクチン接種状況ということですが、消防職員は医療従事者等に該当することから、ワクチンの優先接種の対象者となっています。救急隊をはじめ3月に割り当てられた15名の職員を優先に接種し、4月、2回目のワクチンの接種をしております。それから残りの職員については5月1回目、それから6月中に2回目のワクチン接種をして、消防職員全員のワクチン接種が完了します。 ◆13番(金城寛議員) 次に、接種予約をして当日来なかった場合、当日接種予定のワクチンが余った場合や予約枠に空きがあった場合の対応として、糸満として事前に接種順位は決められていますか。そしてそのことについては公にしていますか。今回の接種で何件ありましたか、その対応はどのようにしましたかお伺いをいたします。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 集団接種会場で余剰ワクチンが発生した場合、廃棄を回避する目的から優先順位として、まず医療機関から集団接種に対応された医療従事者、次に集団接種会場へ動員された職員の順で接種を行っております。医療機関等で余剰ワクチンが発生した場合は、医療機関より連絡があった場合のみ集団接種会場に動員されている、または動員される予定の職員の接種を行います。この内容は、ホームページで公表しております。 今回の接種で何件ありましたかということなんですが、6月13日現在、34件の余剰ワクチン接種を行っております。当日の集団接種終了間際に余剰ワクチンを見込み、集団接種に動員される職員から事前に聴取した接種希望調査名簿の中から、順位に沿って接種を行っております。 ◆13番(金城寛議員) 皆さん、非常に頑張っていますけれども、やはり早めにワクチン接種をすることで停止、臨時休業、諸活動の再開、経済活動にもつながっていくと思いますので、しっかり取り組んでいただきたいと思います。 次に行きます。防災、先ほど答えたことについてですけれども、市民への周知活動はどのようにしていますかお伺いをいたします。 ◎総務部長(福元信美) 再質問にお答えいたします。 避難情報等の変更に関する広報活動については、のホームページ、広報紙の6月号、各自治会へのポスターの掲示依頼、それからQABのデータ放送、FMたまんでの周知などで広報活動を行っております。 ◆13番(金城寛議員) ありがとうございます。 次に教育行政の、先ほどの答弁でオンライン学習ができた学校、児童生徒とできていない子供たちがいるわけですけれども、非常に不公平感があるわけですけれども。この課題への対応ですね、今後どのように考え、どうするか、いま一度答弁をお願いをいたします。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 今回の取組の過程で出た課題等については、それを共有して各学校の実情を踏まえながら、全校でオンライン学習の体制と、今後PCはあくまで道具、ツールですので、子供たちを後押しするために、日常からPC端末の活用について、オンラインと並行しながらPCの活用を構築できるように取り組んでいきたいと考えております。 ◆13番(金城寛議員) 皆さんの丁寧な御答弁誠にありがとうございます。これをもちまして、本定例会での私、金城寛の一般質問を終了いたします。ありがとうございました。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時53分)                              (再開宣告午後1時20分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆10番(金城一文議員) 傍聴席の皆様、インターネット中継を御覧の皆様、こんにちは。6月定例会3番目の質問をさせていただきます。通告書に従いまして質問をさせていただきます。 件名1、新型コロナウイルス感染症対策について。新型コロナウイルスの感染が拡大し、市民生活に大きな影響を及ぼしています。ワクチン接種が進んで、御高齢の方々には安心感が広がり始めた部分もありますが、子育て世代は学校や保育園の休校や登園自粛協力など、まだ大きな影響が出ています。また飲食業や観光業など、営業活動が十分できず売上げを確保できずに苦しんでいる事業者も多くいます。市内事業所でも新型コロナウイルスの影響で休業、廃業する事業所も出てきています。としてもワクチン接種の速やかな実施とともに、市内の中小事業所の支援も可及的速やかに実施していただきたいと思います。そこで伺います。小項目1、ワクチン接種について。ア、これまでのワクチン接種で様々な混乱がありましたが、どのように考えていますか。イ、今後のスケジュールはどうなっていますか。 小項目2、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う市内事業所支援について。ア、市内事業所の現状を把握していますか。イ、独自の給付金の取組はどうなっていますか。 件名2、市制施行50周年記念事業について。今年、糸満は市制施行50周年の節目を迎えます。様々な記念事業が予定されていると思います。糸満がここまで発展したのは、先輩方の御努力があったからであったと心から感謝いたします。今後、60周年、70周年と糸満がますます発展していけるよう微力ながら努力していきたいと思います。さて今回の50周年記念式典で3名の方が名誉市民へ御推挙されておられます。御三名の方々の御功績に心より敬意を表します。今回、名誉市民の選考委員会にはほかにもお名前が挙がっていた方がおられ、その方々もそれぞれ糸満に御功績があったと聞いております。そこで伺います。小項目1、名誉市民の選考について。ア、選考の基準と選考方法はどうなっていますか。 件名3、道路行政について。3月定例会の答弁で、令和3年度において小学校と調整した上で各学校1か所カラー舗装された横断歩道を設置するとのことでした。小学校の子を持つ親御さんから、早く設置してほしいとの声が届いております。そこで伺います。小項目1、市内小学校周辺の横断歩道のカラー舗装による交通事故の防止について。ア、工事の進捗状況はどうなっていますか。 件名4、保育行政について。3月定例会で令和3年度の待機児童について質問いたしましたが、4月以降でないと確定できないとのことでしたので、改めてお伺いいたします。小項目1、本年度の待機児童数について。ア、本年度の待機児童数は何人ですか。イ、糸満市立認定こども園在り方検討委員会の進捗状況はどうなっていますか。 件名5、福祉行政について。車椅子を使用されている方への自動車改造のための補助金について令和元年12月定例会で質問いたしましたが、いいお返事を頂けませんでした。運転するためのハンドル回りやアクセル、ブレーキなどの改造は認めるが、車椅子を自動車に収納する装置については対象外であるとのことでした。障がいを持った方の社会参加の促進を図ることが目的であるならば、その目的を達するためにはリフトの設置は必須ではないかと思います。そこで伺います。小項目1、車椅子を利用されている方への自動車改造費助成の拡充について。ア、リフト装置を対象に追加する考えはありませんか。 件名6、教育行政について。新型コロナウイルスの影響は、子供たちにも大きな影響を及ぼしています。子供たちの学びの機会を確保するために、現場の先生方におかれましては細心の注意を払っておられることだと思います。子供たちも大きな声を出さない、きちんとマスクをする、黙って給食を食べるなど、自分の子供時代なら守られなかったかもしれない大変窮屈な思いを強いられています。たまにはつい楽しさのあまり大声で笑ったり、話をしながら食事をしたりすることがあるかもしれません。保護者の中には、自分の子供が学校で感染してしまうかもしれないという不安を抱えて学校に送り出している、そういった方も多いことと思います。保護者が安心して子供を学校に送り出すためには、感染者が出た場合のPCR検査の実施で安全を担保する必要があると思います。そこで伺います。小項目1、市内小中学校で新型コロナウイルス感染が確認された場合の対応について。ア、感染が確認された場合にPCR検査を実施する考えはありませんか。 先日、総務委員会のメンバーで給食センター移転予定候補地を視察しました。それぞれの候補地については一長一短ありますが、PFIを検討するなど、民間資金やノウハウを生かし、効率的かつ効果的なサービスが提供できる方法を可能な限り早急に進めていただきたいと思います。そこで伺います。小項目2、学校給食センター整備計画について。ア、その後の対応はどうなっていますか。 給食センターの早期建設に関して、アレルギー食対応の設備の設置も強く求められています。食物アレルギーを持つ子供たちは、ほかの子供たちと同じ給食を食べることができず不便な思いをしていますし、その親御さんは給食によってはお弁当を準備しなければならず、その負担もかなり重いものだと思います。そういった意味からも早めの給食センターの建設が求められます。しかしながら今日、明日ですぐにできるというものではありません。万が一ショック状態となったときに、すぐに救護できる体制を確保しておく必要性があると思います。そこで伺います。小項目3、食物アレルギーを持った児童のいる学校へのエピペンの常備について。ア、対象児童の在籍している学校にエピペンを常備する考えはありませんか。 件名7、情報公開について。今定例会に情報公開条例の一部を改正する条例が提出されています。市民が行政についての情報公開を請求する権利はとても重要な権利であり、容易に制限を設けては市民に対し市政への不信感を招きかねない重大な事態であると思います。よほど特別な事情がない限り容認することはできません。そこで伺います。小項目1、糸満情報公開条例の一部を改正する条例について。ア、条例改正の意図は何ですか。 以上、質問を終わり再質問は質問席より行います。 ◎市長(當銘真栄) 金城一文議員御質問、件名3、道路行政について。小項目1、市内小学校周辺の横断歩道のカラー舗装による交通事故防止について。ア、工事の進捗状況についてお答えいたします。 横断歩道のカラー舗装については、各小学校へ整備箇所の問合せを終え、横断歩道の維持管理機関である糸満警察署と現場確認を終えております。なお一部県道の横断歩道をカラー舗装することから、今後道路管理者である沖縄県へ道路工事施工承認申請を行い、夏休み期間中に施工を行う予定であります。 その他の質問に関しては、教育長及び関係部長より答弁させていただきます。 ◎教育長(幸地政行) 議員御質問、件名6、教育行政について。小項目3、食物アレルギーを持った児童のいる学校へのエピペンの常備について。ア、対象児童の在籍している学校にエピペンを常備についてお答えいたします。 対象児童の在籍している学校にエピペンを常備する考えはありませんかについては、現在、該当するほとんどの市内小中学校では、児童生徒が処方されたエピペンを持参し、学校側で預かり管理し、緊急の対応に備えております。エピペンは児童生徒のアレルギー症状によって処方されていることから、学校側で購入し常備することは適切ではないと考えております。しかしながら特別な配慮を要する児童生徒、保護者の負担については厳しいものと認識しております。今後は、各市町村の動向や補助金の制度等について調査し、関係部課と調整しながら検討してまいります。 ◎市民健康部長(島根辰也) 御質問、件名1、新型コロナウイルス感染症対策について。小項目1、ワクチン接種について、ア及びイについてお答えいたします。 小項目1、ア、これまでのワクチン接種で様々な混乱がありましたが、どのように考えていますかについては、4月14日から始まりましたワクチン接種の予約受付の際には、申込みが集中し、予約受付等で市民に大変な御迷惑をおかけすることになりましたことを改めておわび申し上げます。市民に混乱を招いた大きな原因として、65歳以上の全ての方々を予約対象としていたことや、効率性より市民への平等性を優先した結果、インターネット予約においてアクセス集中による動作遅延などが発生したことから、インターネットでの予約受付を停止いたしました。その反省を踏まえ、システムの改修やコールセンターの電話回線を5回線から9回線に増やし、予約については年齢を分けた予約受付、インターネットやコールセンター、窓口での段階的な予約受付方法を取ることにより、スムーズな予約受付となるよう改善を行っております。 次にイ、今後のスケジュールについては、接種を希望する65歳以上の方への接種を7月末までと見込んでおり、6月からは入院、入所者の方々で基礎疾患を有する方への接種を開始し、8月から一般の基礎疾患を有する者、高齢者施設等の従事者などの接種を進められるよう取り組んでおります。またの接種計画では、集団免疫力としての効果が見込める全市民の6割の接種を人流が顕著となる年末年始までを一定のめどとし、また2月末を希望する市民の方の接種終了と見込んでおりますが、県が実施する広域ワクチン接種や職域接種等との効率的な連携により前倒しにするよう努めてまいります。64歳以下の方の接種券につきましては、6月中の発送を目指し取り組んでまいります。 ◎経済部長(兼城浩康) 御質問、件名1、新型コロナウイルス感染症対策について。小項目2、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う市内事業者支援について、ア及びイについてお答えします。 小項目2、ア、市内事業所の現状について商工会に聞き取りしたところ、今年に入ってから閉鎖に関する相談が多く、事業所を廃業したところがある。5月のゴールデンウイークに期待したが、コロナの状況が改善していない影響で、今後における廃業に関する相談が多くなっているということであり、としても非常に深刻な状況であると認識しています。 次にイ、独自の給付金の取組については、新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、経済的影響を受けた糸満市内の観光業に関連する事業者等に対し、糸満観光関連等事業者支援給付金事業として雇用の維持と事業の継続及び経済活動の回復のための支援を本年4月22日から6月30日を申請期間として実施しております。なお4月が138件の申請で、給付額は1,472万円、5月が107件の申請で給付額が1,163万円となっております。また事業者支援の第2弾として、糸満事業者支援給付金事業を6月1日から実施しており、申請期間は9月30日までとなっております。なお6月10日現在160件の申請があり、1,600万円の給付を予定しております。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 御質問、件名2、市制施行50周年事業について。小項目1、ア、名誉市民の選考基準、選考方法についてお答えします。 各課より市民またはに縁故の深い方で、政治経済の進展、産業の振興、教育、学術、文化の発展、社会福祉の増進に貢献のあった6名の候補者の提出を受け、市議会議員、学識経験者、市内公共団体等代表者及び職員で構成する名誉市民審査委員会において、それぞれ候補者の功績の報告を受け、名誉市民の人選及び適否の審査を行い、審査委員全員による投票により最終的に3名を名誉市民推薦者として審査委員長より市長へ報告しております。その後、庁議の承認を経て、市長より本定例会へ提案させていただいております。 次に御質問、件名6、教育行政。小項目2、学校給食センター整備計画、ア、その後の対応についてお答えいたします。本市学校給食センターの建て替えに当たり、今年度は学校給食センターPFI導入等可能性調査業務の発注に向け取り組んでおります。業務内容は大きく分けて3つあり、まず1つ目は令和2年3月に策定した糸満市立学校給食センター基本計画で示された施設規模や建設候補地を基に、施設整備に当たって遵守すべき法令等の調査など、基本計画書のレベルアップを行う予定です。2つ目は、本が今後公共施設等の整備を行うに当たり、PFIの導入等を判断するための指針の策定。3つ目は、学校給食センターPFI導入可能性調査業務が主な内容であります。現在の状況は、5月21日に公募型プロポーザル方式により提案者を募り、参加を表明した提案者へ企画提案書の提出をお願いしているところであります。今後は優先候補者の選定、契約を締結し、今年度中に業務を完了する予定であります。 ◎福祉部長(金城満) 初めまして。御質問、件名4、保育行政について。小項目1、本年度の待機児童数について、ア及びイについてお答えします。 小項目1、ア、本年度の待機児童数は12人となっております。 次にイ、糸満こども園の在り方検討委員会の進捗状況については、現在令和元年度に策定された計画の再検証を行っているところです。昨年度は委員会を2回開催し、その中で休園中の潮平こども園については、当該地域の利用ニーズの高い放課後児童クラブ等への活用を早期に検討していただきたいとの意見を頂戴し、市長へ中間報告を行いました。今年度は5月に第1回の委員会を開催し、再検証を行っております。 次に御質問、件名5、福祉行政について。小項目1、車椅子利用者の方への自動車改造費助成の拡充について。ア、リフト装置を対象に追加する考えについてお答えします。身体障がい者が就労等に伴い、自ら運転する自動車を改造する場合、社会参加の促進を図ることを目的に、その改造に要する費用の一部を助成していますが、現在は操行装置及び駆動装置の改造のみが対象となっております。社会参加のための必要性は認識しているところですので、他市町村の動向を踏まえ検討していきたいと考えております。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) 御質問、件名6、教育行政について。小項目1、市内小中学校で新型コロナウイルス感染症が確認された場合の対応について。ア、感染が確認された場合にPCR検査を実施する考えはないかについてお答えいたします。 これまでは保健所に指示された濃厚接触者以外はPCR検査を受けることができませんでした。今回、県において学校PCR支援チームが立ち上がっており、支援チームは濃厚接触者のみではなく、同じ空間で一緒に過ごしている児童生徒及び教職員など、状況に応じてと検査の対象範囲を広げております。今後はこのPCR検査を活用していきたいと考えております。 ◎総務部長(福元信美) 御質問、件名7、情報公開について。小項目1、情報公開条例の一部を改正する条例。ア、条例改正の意図についてお答えいたします。 本市の情報公開条例は市民の知る権利を尊重し、の保有する公文書の開示を請求する権利を保障するとともに、市政の説明責任を全うし市政に対する市民の理解と信頼を深め、もって市民参加による公正で開かれた市政の実現を目的としております。また開示請求者には条例の目的に即した開示請求を行う権利の適正な行使及び開示により取得した情報の適正な使用が求められております。しかし開示請求者の中には、その目的に反した請求を行い、実施機関の業務に支障を来している場合があります。そのような開示請求に対し、実施機関が当該請求を拒むことができる直接の根拠とすることができるよう条例の一部を改正する提案をしております。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後1時45分)                              (再開宣告午後1時46分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆10番(金城一文議員) 時間の都合上、ばらばらに質問をさせていただきたいと思います。 まず件名4、保育行政についてですけれども、昨年度と今年度で待機児童は比較すると増えているんでしょうか、減っているんでしょうか。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えいたします。 4月現在の待機児童でございますけれども、昨年度が26人、本年度が12人でありまして、14人減少しております。 ◆10番(金城一文議員) 今年度の待機児童の年齢ごとの内訳を教えていただけますか。 ◎福祉部長(金城満) お答えします。 今年度の待機児童については12人ですけれども、内訳はゼロ歳児1人、1歳児8人、2歳児3人となっております。昨年度が全体26人に対してゼロ歳児が1人、1歳児が20人、2歳児が5人という内訳になっております。 ◆10番(金城一文議員) 待機児童ゼロまで、もう一息というところだと思いますが。昨年度と今年度の申込み人数と入所者数はどうなっていますか。 ◎福祉部長(金城満) 待機児童調査の対象となる2号及び3号の認定についてお答えします。 令和2年4月1日現在で、申込者数は3,044人。そのうち入所決定者数が2,924人でした。令和3年4月1日現在では、申込者数は3,048人、そのうち入所決定者数は2,956人で、前年度に比べて入所申込者数が4人増加、入所決定者が32人増加となっております。
    ◆10番(金城一文議員) 今年度待機児童が改善された要因は、どういうふうに考えていらっしゃいますか。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 今年度待機児童が改善したのは、新規施設が2か所開所したことが主な要因であると認識しております。 ◆10番(金城一文議員) では次年度に向けて、令和4年4月に待機児童が解消されるという予定だと思うんですけれども、その達成に向けて一体どういう取組をされる予定でしょうか。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 新たな受皿を確保するため、現在、令和4年4月1日開所に向けてこども園の施設整備を行っているところです。また保育士の確保及び定着のため、保育士試験対策講座、保育士合同就職説明会、新たに保育士奨学金返済支援制度などを実施し、保育士の負担を軽減するため保育園等におけるICT化推進事業を実施するなど、待機児童の解消に努めてまいります。 ◆10番(金城一文議員) ありがとうございます。では入所が決定された後に、何らかの理由で取り消されるというようなことがありますか。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 利用決定は、利用定員だけの情報で決定しているのではありません。それぞれの施設の保育士等の確保状況を確認しながら決定しているところです。しかし入所決定後に、何らかの理由で保育士不足により配置基準に満たない可能性がある場合には、実態を調査し必要に応じて保育士の確保数に応じた利用決定人数に見直すなどの再調整を行っております。そうしたことにより配置基準を満たすよう調整して決定しているところです。 ◆10番(金城一文議員) 保育士不足にならないように注意していかないといけないと思うんですけれども、保育士不足が生じないように、どのような支援をしていく予定でしょうか。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 保育士不足は、待機児童の減少となるだけでなく、保護者や利用児童の不安につながることから、保育士の確保や負担軽減による離職防止などのため、保育を補助する人や雑務を行う人の雇用経費の補助、ICTシステムの導入による事務作業効率化の補助、保育士資格を支援する保育士試験対策講座の実施、合同就職説明会の開催、また巡回支援員による支援児や保育士の支援を行うなど、保育士を確保し負担軽減を図るよう努めているところです。 ◆10番(金城一文議員) ありがとうございます。保育士の方から、負担軽減のために土曜日の保育の利用を仕事が休みではない保護者に限定してほしいというような声が聞こえていると聞いたことがあるんですけれども、このことについてはどのようにお考えでしょうか。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 現場のほうから、保育士の負担軽減のため土曜保育を制限してほしいという意見があることは承知しております。しかしながら制度としては、子ども・子育て支援法施行規則第4条に、保育の必要量は1か月当たり平均275時間まで、1日当たり11時間までということが規定されており、月25日の保育を前提として設計されております。加えて保護者から徴収する保育料や、から保育施設運営のために支払っている委託費、または施設型給付費についても、土曜日を開所する費用が含まれていることから、土曜保育のニーズがある限りは受け入れるべきものだと考えております。 ◆10番(金城一文議員) ありがとうございます。私も今利用しているんですけれども、土曜日に預かってもらえないと困るということが結構あるものですから、保育士の皆さんの御苦労は分かるんですけれども、ぜひこのまま続けていただきたいと思います。 続きまして在り方検討委員会についてですけれども、今後のスケジュールについてはどのようになっていますか。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 市立こども園の今後の方向性の案を説明するため、各こども園において保護者説明会を開催する予定となっております。その後、第2回の委員会を開催し保護者説明会での報告を行い、移行園及び移行時期について各委員から御意見を頂戴したいと考えているところです。 ◆10番(金城一文議員) ありがとうございます。見直すということなんですけれども、どのように在り方計画を見直す御予定でしょうか。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 令和3年度第1回在り方検討委員会の中で、2つの案を提案させていただいています。今後はその2つの案について、市立こども園ごとに保護者説明会を開催し、保護者の皆様からさらなる御意見を頂き、その結果を踏まえて判断していきたいと考えております。 ◆10番(金城一文議員) 今ありました見直し案、2つの案ということですけれども、その内容について教えていただけますか。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 令和2年3月に作成した在り方計画においては、令和3年4月に糸満南こども園を公私連携型認定こども園に移行し、西崎こども園を令和4年4月以降に公私連携幼保連携型認定こども園に移行する計画となっておりました。しかしながら計画策定に向けた説明会やパブリックコメントの中で、公私連携の移行時期が早すぎる。子供が卒園するまで待ってほしいという声や、3から5歳の施設も市立園として残してほしい等の意見を頂いておりました。このような課題を踏まえて、今年度在り方検討委員会へ提案した1つ目の案が、当初の在り方計画の公私連携園の移行時期を令和6年4月とする。2つ目の案が、当初予定した園を見直し、ゼロから5歳のこども園と3から5歳のこども園をそれぞれ最低1園残す案となっております。 ◆10番(金城一文議員) 今、ゼロ歳から5歳のこども園、あるいは3歳から5歳のこども園をそれぞれ1園残すというお話がありましたが、どの園を公私連携幼保連携型認定こども園に移行する予定でしょうか。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 どの園を公私連携幼保連携型認定こども園に移行するかについては、現時点では決まっておりません。在り方検討委員会での御意見や保護者説明会での御意見を基に、総合的に判断してまいりたいと思います。 ◆10番(金城一文議員) ありがとうございます。この件につきましては、令和2年3月の定例会において、前市長に計画の見直しをお願いした立場といたしまして、このように計画を見直していただいたことに感謝申し上げます。市民の声に耳を傾けていただいたことに、本当にありがとうございます。今後も子供たちのため、また子を持つ親のためによろしくお願いいたします。 続きまして件名5、福祉行政についてです。先ほどの御答弁では、社会参加のための必要性は認識しているということでしたが、社会参加の促進を図ることが目的であれば、本市においても対象とするべきであると思うんですが、いかがでしょうか。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 令和元年に質問を受けた際には、全国的にもあまり例がない、県内でもあまり例がないということでございましたが、現在11を確認したところでは、5において対象としていることが分かりました。状況が変わってきておりますので、必要に応じて検討していきたいと考えております。 ◆10番(金城一文議員) 5で実施されているということですので、糸満も実施に向けて前向きに進んでいくという認識でよろしいでしょうか。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 時代の推進とともに状況が変わっておりますので、まずは現在の予算の範囲内で対応できるところを進めていきたいと考えております。 ◆10番(金城一文議員) 前向きな御答弁ありがとうございます。障がいを持つ方の社会参加の促進を図るということで、大変必要なものだと思いますので、早急に進めていただきたいと思います。 続きまして件名6、教育行政についてです。こちら先ほどPCR検査についてお話を伺ったんですけれども、4月以降の児童生徒の感染状況について教えていただけますか。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 4月が13名、5月が6名、6月が現時点で2名となっております。 ◆10番(金城一文議員) 減少傾向にあるようには見えるんですけれども、沖縄県はまだ緊急事態宣言が解除されておりませんので、もしクラスから感染者が出た場合、どのように対処していかれる予定でしょうか。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 先ほども答弁させていただきましたが、クラスに感染者が出た場合には濃厚接触者に当たる児童生徒、さらに同じ空間で数時間一緒に過ごしている児童生徒、教職員、つまり接触者と呼ばれる学級のクラスの子供たち、教職員など、それ以外に部活動の子供たちという形で、PCR検査を学校PCR支援チームへ依頼いたします。 ◆10番(金城一文議員) ありがとうございます。学校PCR支援チームというのが出てきましたけれども、そのチームで行うPCR検査の具体的な流れについて御説明頂けますか。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 学校PCR支援チームが行う具体的な流れですが、大まかに説明させていただきます。まず学校で感染者が発生した場合、この報告を学校が支援チームに行います。次に支援チームと学校が連携して濃厚接触者及び先ほどお話した接触者を特定していきます。その上で検査を調整していくという流れになります。その後、学校がこのPCR支援チームが指定した教育事務所などに検査容器を取りに行きます。さらに検査容器を学校が受け取ったら、学校が対象の児童生徒へ検査容器を配布します。ただしその際には保護者の同意が必要になります。さらに児童生徒へ検査容器を配布して検体を採取したら、学校が検体を回収して検査機関へ検体を搬送していきます。その後、検査機関が行政検査を行い、支援チームからその結果について学校のほうへ連絡が来るような流れとなっております。 ◆10番(金城一文議員) ではこの学校PCR支援チームの検査で対応は十分だとお考えでしょうか。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 これまでは濃厚接触者のみという形でしたものが、本当に感染をどのように把握するかというふうなもので、クラス全体、部活動、また登下校を一緒に行う友達とか、そういう範囲が広げられましたので、対応は十分に可能だと考えております。 ◆10番(金城一文議員) ありがとうございます。対応が随分よくなってきているなと感じるんですけれども。このPCR検査を行う上で、何か課題となるようなことはありますか。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 課題ですが、検査容器の受け取り、各家庭への配布、検体の回収、検査機関への検体の搬送など、学校で行うことということが課題で、学校で対応することによって学校の先生方、つまり教職員の負担や安全面が危惧されております。そのために学校教職員の負担軽減のために、現在教育事務所と本教育委員会のほうで対応ができないかと、調整検討中でございます。 ◆10番(金城一文議員) ありがとうございます。現場の先生方、確かに負担増になるかもしれないんですけれども、子供たちのためですので、県と連携をして速やかに実施をしていただきたいと思います。その際に、中には検査を受けたくないとかというような方がいらっしゃるかと思うんですけれども、その方々がまた差別とかいじめの対象にならないようなケアのほうもよろしくお願いいたします。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時05分)                              (再開宣告午後2時06分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆10番(金城一文議員) 先ほど件名4の中で、ゼロ歳から5歳のこども園と3歳から5歳のこども園をそれぞれ1園残すというようなお話があったんですけれども、これでよろしいんでしょうか。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時06分)                              (再開宣告午後2時08分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 先ほど在り方計画の2案目ということで、ゼロ歳から5歳のこども園と3歳から5歳のこども園をそれぞれ1園残す案という答弁をいたしましたが、それぞれ最低1園は残し、計3園を残す案ということとなっております。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時08分)                              (再開宣告午後2時08分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆10番(金城一文議員) 続きまして小項目3のエピペンの件なんですけれども、先ほどお話をお伺いしましたところ、子供によって処方されるエピペンが違うので、学校が単純に保有して誰にでも打つというようなことは適切ではないというお話だったんですけれども。かなり高額ということですので、例えば購入後、領収書等で一部または全部の金額を補助するというようなことは可能ですか。 ◎教育長(幸地政行) 再質問にお答えいたします。 今、使用された場合の一部もしくは全額、それを負担が大きいですのでサポートしていく、補助していくことを考えていきたいと思います。 ◆10番(金城一文議員) ありがとうございます。ここまでいい感じで来ております。よろしくお願いいたします。 続きまして件名2の市制施行50周年事業についてですけれども、選考過程において定数を初めに決めているのでしょうか。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 名誉市民の選定につきましては、過去節目節目の年に3回ほど選定しております。その中で2名あるいは3名選定しておりますので、そういう経緯も含めて今回は3名ということで選定させていただいております。 ◆10番(金城一文議員) 2名から3名という、その根拠は何になりますか。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 先ほども答弁しましたが、過去の経緯で2名から3名ということで選定しているということで、今回も3名ということで選定させていただいております。 ◆10番(金城一文議員) 経済界から名誉市民に選ばれるという方が少ないように感じますけれども、その件についてはどのようにお考えでしょうか。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 経済界の方が少ないという御質問なんですが、過去の名誉市民を見てみますと、確かに経済界からの名誉市民は少ないです。少し調べますと、経済というのは産業振興の部門に含まれていまして、過去に名誉市民になられた方もいらっしゃいます。 ◆10番(金城一文議員) 少ないというか、なかなか選ばれない理由の1つとして、その委員の中で、行政からの委員が多いために行政推薦の候補者が選ばれやすいのではないかという声があるんですけれども、その点についてはどのようにお考えでしょうか。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 選定委員会の委員のお話ですが、まず産業界からは農業関係あるいは水産業、商工業あたりの事務局長、代表者も選定委員に入っておりますし、またの部長クラスにおいても経済あるいは建設部門の部長も入っております。17名中5名、6名は経済分野ではないかと思っております。少ないということではないと思っております。 ◆10番(金城一文議員) その委員の中から、なかなか自分たちの声が通らないというお話があるんです。そもそもの原因というか、なぜ通らないかというのは定数があるからだと思うんです。名誉市民ですので、この方が名誉市民にふさわしいかどうかで判断すべきだと思うんです。今回、市政功労の方は50名から100名に予算増になっていると思うんです。名誉市民も、その方がふさわしいのであれば3人とか4人ではなくて、この方がふさわしい、ふさわしい人が少なければ1人しかいないだろうし、多ければ5人、6人ということがあってもおかしくないと思うんですけれども、どのようにお考えでしょうか。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 その件につきましては、少しほかのの状況も調べております。那覇あたりでも過去に12名とか、あるいは浦添で1名、あと沖縄で4名、によっていろいろ選考方法は違っております。それで名誉市民というのは、にとって最高位の称号でございますので、推薦した方を全員名誉市民というよりは、ある程度限定した格好で名誉市民は選出したいと考えております。 ◆10番(金城一文議員) 今回、惜しくも選から漏れてしまった方々がいらっしゃいます。その方々をよく知る方からは、なぜ選ばれなかったか不思議でならないというような声が聞こえてきます。私もそう思います。あらかじめ定数を定めて人選するのではなくて、その方の実績が名誉市民にふさわしいかどうか、それを選考の基準にしていただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 議員の御質問も理解できると思います。ただ過去の資料を見ますと、10年前においては約8名の方の推薦が上がっております。その中で3名を選定したという経緯もございまして、過去との整合も図りながら、今回は3名ということで選定したという状況がございます。 ◆10番(金城一文議員) その過去の8名の方がふさわしかったのか、ふさわしくなかったのかが知りたいところではあるんですけれども、次10年後ですよね、10年後に向けて改善をしていただきたいなと。10年に1回しか表彰されないわけですから、今回選に漏れた方が10年後お元気でいらっしゃるか分からないわけですから、そこら辺のところは考えていただきたいと思います。 続きまして情報公開についていきたいと思います。県内他で同様な取組はあるんでしょうか。 ◎総務部長(福元信美) 再質問にお答えいたします。 県内では那覇、沖縄が同様な規定を定めております。 ◆10番(金城一文議員) この条例を改正すると、権利の濫用という判断をする上で、の恣意性というのは排除できますか。 ◎総務部長(福元信美) 再質問にお答えいたします。 今回の条例改正に併せて、糸満情報公開条例における公文書の公開等を請求する権利の濫用に関する取扱いを定める規則を制定し、その規則に定められた基準に沿って実施機関で判断いたしますので、の恣意性は排除できるものと考えております。 ◆10番(金城一文議員) 行政側が開示請求を拒否した場合、その後は、その拒否された方はどうすればいいですか。 ◎総務部長(福元信美) 再質問にお答えいたします。 開示請求を拒否した場合、非公開等の決定通知、いわゆる行政処分の通知を請求者の方に通知いたします。この決定に不服がある場合、行政不服審査法に基づく審査請求をしていただいて、改めて弁護士3名で構成される糸満情報公開審査会に諮問することとなります。 ◆10番(金城一文議員) ありがとうございます。最終的に弁護士等の専門的な第三者による判断を仰ぐということで、少し安心いたしました。なるべくならそういうことがないことを祈っております。 続きまして件名1の新型コロナウイルス感染症対策についてお伺いいたします。これまで農村環境改善センターと市役所でワクチン接種を何回実施しましたか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 6月15日現在、農村環境改善センター6回、市役所12回の集団接種を実施しております。 ◆10番(金城一文議員) ではこれまでで接種できた人は何%になりますか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 4月に接種券を通知した65歳以上の方でお答えいたします。6月13日現在で対象者数が1万4,301名となっており、1回目4,513名で31.5%、2回目接種が2,971名で20.7%となっております。 ◆10番(金城一文議員) ではこの会場なんですけれども、会場設営を行ったのは誰になりますか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 接種会場の運営という話だと思うのですが、集団接種会場の運営につきましては、医療機関の協力を得て糸満新型コロナウイルスワクチン接種プロジェクトチームを中心に行っており、各部から職員を動員し、全庁体制で実施しています。業務負担軽減や効率化を図るため、一部業務を外部へ委託して運営しております。 ◆10番(金城一文議員) プロジェクトチームのメンバーは何人で、専従の方は何人でしょうか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 6月14日現在で、プロジェクトチームのメンバー38名で同じく6月14日現在で専従は7名となっております。 ◆10番(金城一文議員) このプロジェクトチームのメンバー38名の方で、専従でない方に関しては御自分の業務をしながらお手伝いをしているという状態でしょうか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 非専従の職員につきましては、自分の業務をしながら、土曜日、日曜日の集団接種の際にお手伝いをしていただくという形で業務に携わっていただいているというところでございます。 ◆10番(金城一文議員) ありがとうございます。なぜこのようなことを聞いたかと言いますと、何回か接種のほうを見学というか、見させていただいたんですけれども、職員の皆さん一生懸命されていて、これがこのままずっと続くと大変だなと思いました。それで聞かせていただいたんですけれども。接種にかかる費用というのは、国が全て見ていただけるんでしょうか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 全額国の負担となっております。 ◆10番(金城一文議員) ありがとうございます。ではちょっと変えまして予約についてなんですけれども、今後、64歳以下の方の接種が始まっていくんですけれども、その方々が予約するときに、前回のようなサーバーのダウンというようなことは起こりませんか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 報道でもありますように、全国各地の自治体で予約システムの動作遅延などのシステム障害が発生しております。その要因としては、予約開始直後に想定を超えるアクセス集中が原因とされています。サーバーダウンを回避するため、現在では年齢別やアクセスが集中しやすい時間帯を避け予約受付を行っております。現在、予約システムの入替えも含めて検討を行っております。 ◆10番(金城一文議員) 先ほどコールセンターのスタッフを増員したということで、9回線というようなお話だったんですけれども、これが多いのか少ないのか、多分少ないと思うんですね。1件当たりの時間がどれぐらいかかるかというのは、把握していらっしゃいますか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 早い方で3分ほどで、長い方で10分ほどかかっているというところでございます。 ◆10番(金城一文議員) 若い方になってくると、時間のほうは早くなってくるんじゃないかと思うんですけれども。私もウェブ予約のほうのお手伝いをさせていただいたんですが、操作をしているうちに予約が埋まってしまって、完了しませんでしたということで、また元の画面に戻らないといけないというようなことがあったんですけれども、そばに残数を表示するとか、何かそういう改善をしていただかないと、ちょっと不便だなという声があるんですけれども。この辺の改修はいかがでしょうか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 現在、予約システムの入替えも含め検討を行っていきたいと思います。 ◆10番(金城一文議員) ぜひ使い勝手がよくなるようにしていただきたいと思います。 接種会場なんですけれども、先ほど2月までかかるというようなお話があったんですが、このままの状態で農村環境改善センターと庁舎で続けていく御予定ですか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 会場や駐車場の広さや利便性などから、今回の会場で集団接種を実施しております。今後は先に個別接種や集団接種での実施を含め、地域の医療機関などと調整を行い、必要に応じて会場を選定していきたいと考えております。 ◆10番(金城一文議員) 金曜日の閉庁後にセッティングをして、土日やって、また片づけて、かなり大変だと思うんですね。常設の接種会場というのを設置するお考えはありませんか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 先ほどの答弁と一緒になるんですが、今後は先に個別接種や集団接種での実施を含め、地域の医療機関などと調整を行い、また必要に応じて会場を選定していきたいと考えております。 ◆10番(金城一文議員) サムシングフォーとか、あるいは西崎の工業団地会館等もありますので、そういうところも使ってですね、また工業団地会館のほうは集団接種を別で進めているという話もあります。多分ノウハウがないと思いますので、やり方とか、こういうところが困ったというような情報を共有していただいて、市民の皆さんが早く接種できるように体制を整えていただきたいと思います。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時28分)                              (再開宣告午後2時28分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆10番(金城一文議員) そういう形で進めていただきたいと思いますが、私のほうもいろいろと皆様からお話を頂きまして、かかりつけ医の接種とか、常設の接種会場の開設等、今後様々な課題が出てくると思いますが、まだまだ先の見えない闘いですけれども、市民の皆様のために頑張っていただきたいと思います。 続きまして最後に小項目2、市内事業所の支援についてお伺いしたいと思います。先ほど給付金の執行状況について教えていただきましたが、かなり執行率が低いような印象を受けましたが、どのようにお感じでしょうか。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 この執行率でございますが、が想定する事業所数に対しての申請率というのが、今現在63%、これもありまして今回受付の期間を5月末まででしたが6月いっぱいまで延長するとしております。それで何とか対象である事業所、できるだけの事業所に給付をしていきたいと考えております。 ◆10番(金城一文議員) 今回、観光関連の給付金と、あとは一般の方向けの給付金、この2つがあるんですけれども、どのような告知をされているんですか。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 周知についてですが、と委託事業者におきまして、ホームページそして広報紙、ラジオ、FMたまんですね、横断幕、あとは各種団体等へ直接通知等を送りまして、給付のお知らせをしているという状況です。 ◆10番(金城一文議員) この2つの給付金なんですけれども、申込みから支給まで日数は大体何日ぐらいかかりますか。 ◎経済部長(兼城浩康) 第1弾の観光関連事業におきましては、当初委託先も慣れない業務もありまして、3週間ぐらい要していたんですが、現在は10日から2週間程度で給付まで至っているという状況でございます。 ◆10番(金城一文議員) 3週間というのはかなりかかり過ぎだと思います。今、10日から2週間ということですけれども、1週間以内でできるような形まで頑張っていただきたいと思います。 あと一律の支援というのも大事なんですけれども、事業規模に応じた支援というのも必要じゃないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 今回、国からの交付金を活用しての事業でございまして、限られた財源で、対象事業所を広く支援していきたいということで、今回1,700事業所あたりを対象にしております。ということで一律での給付をしていきたいということで、10万円の給付にしております。 ◆10番(金城一文議員) 10万円はありがたいんですが、規模の小さいところですと10万円でもありがたいというようなことだと思うんですが、大きな事業所からすると10万円だとちょっとというようなこともあると思います。次回、第3弾と言いますか、給付金事業が行われる場合、もうちょっと細やかな配慮をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 第3弾があるかどうかは、まだ現在分かりませんが、今回第1弾、第2弾の反省点がやはりあるわけですので、こういう点を改善しながら、次にできる事業を対応していきたいと考えております。 ◆10番(金城一文議員) ありがとうございます。市内の事業所ですね、廃業するところとかかなり出てきております。皆さん苦しんでおりますので、糸満が手を差し伸べる、その手を望んでいらっしゃる方が多くいらっしゃいますので、寄り添った素早い対応をお願いしたいと思います。 最後に動物愛護の観点から、犬・猫の去勢費用のほうをつけていただきまして、市内、市外の方からいろいろとお声を頂いております。糸満はすごいという形で、お褒めの言葉を頂いておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。 私の質問は以上です。ありがとうございました。 ◆12番(玉城哲郎議員) 市民の皆様、執行部、議員の皆様、こんにちは。本日4番目の玉城哲郎です。一般質問に入る前に、昨日6月16日夕方6時40分頃、RBCのニュースで、糸満西崎町1丁目にある糸満海人工房・資料館が紹介されていました。最初にミーカガンをはじめたくさんのウミンチュの道具を紹介され、展示されている道具は上原謙さんが個人で収集したり、または自分で製作したそうです。上原さんは、船大工の家に生まれましたが、ウミンチュや職人にはならなかったそうです。タクシー運転手をしているときに、学校の先生から「糸満はウミンチュのまちという割には、ウミンチュの道具とかが残っていませんよね」と言われ、そこから個人で集めた道具を学校へ送ったところ講演の依頼が増え、多くの方に糸満ウミンチュの文化を伝えてまいりました。これからも糸満海人工房・資料館で、上原謙さんがやってきたことを引き継いでほしいと思います。それでは一般質問に入りたいと思います。 件名1、大度園地(大度海岸)の整備について。小項目1、大度園地から海岸に通じる道を整備する考えはないか。 小項目2、6月5日に大度海岸で水難事故がありました。糸満消防署が水上バイクを海岸まで運ぶのに時間がかかったとの市民の声がありました。道を整備していれば、時間は短縮されたのではないか。 小項目3、今後、県に要望する考えはないか。 小項目4、海岸に通じる道はいつからこの状態だったか、これまでに対策はしていたか。 件名2、米須スーガーについて。小項目1、米須スーガーに置かれているU字型の1トンブロックについて。ア、県、は許可しましたか。イ、事故が多いとの声を聞くが、撤去する考えはないか。ウ、なぜ置かれているのか、景観が悪くなるのではないか。 件名3、米須、喜屋武地域の道路に減速くん(スピードハンプ)設置について。小項目1、米須、喜屋武の自治会と話はしましたか。 小項目2、当局は現場を確認しましたか。 小項目3、交通安全補助事業は活用できないか。 件名4、台風対策について。小項目1、昨年の台風を経験に、これから市民にどういった対策をお願いするか。 小項目2、農業、漁業に対しての台風対策はどのように考えているか。 小項目3、避難場所として役所を開放した場合、コロナ対策はどのように考えていますか。 小項目4、昨年、台風で停電が多い地域はどのように対策を取ればいいですか。 小項目5、災害対策本部の設置のタイミングはいつか。 小項目6、倒木対策はしますか。 小項目7、台風接近時の消防体制はどのようになっていますか。 小項目8、潮平、三和地域の水の氾濫対策はどのようになっていますか。 小項目9、高齢者で一人暮らしの方にはどのように対応しますか。 件名5、保育行政について。小項目1、今年度の待機児童は何人か。 小項目2、待機児童ゼロはいつ頃と考えていますか。 小項目3、兄弟、姉妹別で保育施設に通うことは解消されますか。 件名6、新型コロナウイルス感染症について。小項目1、年齢別のワクチン接種率はどのくらいか。 小項目2、コロナの影響で自粛して、ストレスがたまっている市民にどのように対応しているか。 小項目3、緊急事態宣言で休校になったため、小学校低学年児童の受入態勢はどのように考えていますか。 小項目4、緊急事態宣言で休校になり、保護者が仕事を休む場合があるが、補償や手当等はあるか。 小項目5、コロナ感染予防として保育行政はどのような対策をしていますか。 件名7、プロ野球キャンプ誘致について。小項目1、千葉ロッテマリーンズ2次キャンプには屋内練習場が必要と思うがどうか。 小項目2、千葉ロッテマリーンズ2次キャンプが実現できたら、糸満に10億円の経済効果は見込めるか。 件名8、ふるさと納税について。すみません、字句の訂正をお願いします。小項目1の企業型を企業版にお願いします。小項目1、企業版のふるさと納税を取り入れるべきだと思うがどうか。 小項目2、メールマガジンの進捗状況はどうなっていますか。 小項目3、本が考えている返礼品の提供事業所を今年度はどれくらい増やす予定ですか。 小項目4、前年度は3億円になりましたが、糸満のPR効果はありましたか。 小項目5、今後、ふるさと納税を増やすために糸満が先進地になる考えはないか。 件名9、道路行政について。小項目1、西崎工業地帯の道路整備はいつ終わりますか。 小項目2、市道ガタ原線にスピードハンプ設置の考えはないか。 件名10、西崎町3丁目西自治会集会所の建設について。小項目1、自治会から要請はありましたか。 小項目2、願寿館を増築して、複合施設にするのはどうか。 小項目3、はなかご保育園の隣に建設する考えはないか。 小項目4、当局としては集会所建設についてどのように考えているか。 小項目5、建設費の捻出について、どのようにアドバイスしていますか。 市長をはじめ教育長、各担当部長の誠意ある答弁を求めます。 ◎市長(當銘真栄) 玉城哲郎議員御質問、件名8、ふるさと納税について。小項目4から5について順にお答えいたします。 小項目4、前年度は3億円だが、糸満のPR効果があったかについては、令和2年度の寄附額は前年度と比較し、約1億9,000万円の増加がありました。本市の取組として返礼品を掲載するサイトを増やし、積極的な広報展開などを行ってきたことが一定程度のPR効果があったものと考えております。 小項目5、今後ふるさと納税を増やすために、糸満が先進地になる考えはないかについては、平成30年度から令和2年度までの寄附額の推移を見ると一貫して伸びております。要因として県内他市町村と比較し、農業、水産業及び伝統工芸品など多様な産業が集積していることから、魅力ある返礼品の提供が行えているものと考えられます。今後とも関係者と協力しながら、返礼品の開発などを行うことで、寄附額の増加につなげ本の魅力発信が行えるよう、さらなる努力を続けてまいります。その他の御質問につきましては、教育長及び関係部長より答弁をさせていただきます。 ◎教育長(幸地政行) 議員御質問、件名6、新型コロナウイルス感染症について。小項目3、小学校低学年児童の受入態勢についてお答えいたします。 6月7日からの臨時休校期間中、保護者が医療従事者や社会の機能を維持するために就業を継続することが必要な者である家庭の児童生徒については、自主出校を受け入れております。また保護者や近親者等で対応できず、自宅で安全に過ごすための居場所が確保できない児童生徒の受入れも行っております。
    ◎消防長(平田徳明) 御質問、件名1、大度園地(大度海岸)の整備について。小項目1から4まで関連しますので、一括してお答えいたします。 現在、大度海岸に水難救助用として消防用スロープが設置されていますが、平成30年に発生した台風24号、25号によってスロープと砂浜との境目に約85センチメートルの段差が生じています。去る6月5日に大度海岸で発生した水難事故発生時、その段差があることで水上バイクをスロープから砂浜に移動する際に、多少の時間を要しました。もし段差がなければ救助活動開始までの時間はもう少し短縮できたものと考えておりますが、砂浜から海面まではある程度の距離があり、当該部分は水上バイクを人力で持ち運ぶことになるため、段差を改修したとしても救助活動を開始するまでの時間短縮にはあまり期待できないのが現状であります。基本的に大度海岸一帯における水難救助の場合、美々ビーチまたは喜屋武漁港から水上バイクを出動させることとしているため、スロープと砂浜の段差の抜本的対策は講じておりません。しかし今回の事案のように、気象状況等によっては美々ビーチ、喜屋武漁港いずれからも水上バイクが出動できない事案を想定した場合、スロープと砂浜との段差については何らかの対策が必要と認識しております。整備に向けては、県や関係機関と連携を図りながら調査研究してまいりたいと考えております。 次に御質問、件名4、台風対策について。小項目7についてお答えいたします。小項目7、台風接近時の消防体制については、総務課防災係と情報共有及び連絡調整を図り、糸満災害対策本部が設置された際には消防幹部会議を開き、消防対策部の設置について協議しています。消防対策部を設置する場合は、非番及び週休の職員を招集、また台風の大きさによっては消防団員にも招集をかけて、市内で発生する風水害事案に対応できるよう消防体制を整備しています。 ◎経済部長(兼城浩康) 御質問、件名2、米須スーガーについて。小項目1、米須スーガーに置かれているU字型の1トンブロックについて、アからウまで順にお答えいたします。 小項目1、ア、県、は許可したかについては、当該地は森林法に基づく保安林区域内にあり、当該行為を行う際には県に対して保安林内作業行為許可が必要ですが、県に確認したところ許可はしていないとのことであります。 次にイ、事故が多いとの声を聞くが撤去する考えについては、事故が多いということは把握しておりませんが、撤去等については既に設置者本人へ説明を行っており、今後については撤去に向け調整を行ってまいります。 次にウ、なぜ置かれているのか、景観が悪くなるのではないかについては、設置者によりますと当該地はウミガメの産卵場所となっておりますが、車両が砂浜に入り込むことがあり、それを防止するために設置したとのことであります。景観については、自治会等の意見を踏まえて、撤去を含めた調整を行っております。 次に御質問、件名4、台風対策について。小項目2、農業、漁業に対しての台風対策はどのように考えているかについてお答えします。農業関係では、自然災害での減収や作付が不能になった場合などに備えるための国の公的保険制度「農業経営収入保険」に加入するよう農家に周知しております。また台風による塩害対策として、地下ダム受益地において農作物を洗い流すために地下ダムタンクを満水にするなどの対策を行っております。漁業に対しての台風対策としては、糸満漁協に確認したところ、漁業者に対し台風情報の提供など安全対策の実施についての周知を行っているとのことです。また糸満漁港中地区や北地区を漁船の避難場所としており、漁船の持ち主により船揚げ場に移動し、台風対策を行っております。なお漁船に台風被害が生じた場合は、漁業者で加入している保険で対応できるとのことであります。 次に御質問、件名4、台風対策について。小項目8、三和地域の水の氾濫対策についてお答えいたします。当氾濫対策については、県営土地改良事業の真壁南地区における氾濫対策と認識しておりますが、当該地区内の市道タカザー線を東西に交わる真壁南農道1号線沿いで起こっている氾濫対策としましては、平成25年度から令和5年度にかけ当該地域の冠水被害を解消するため、同改良区内に3か所の洪水調整池の設置を行っている状況であります。工事完了までの対策としましては、大雨警報が発令され道路冠水の可能性がある場合、通行止め用のバリケードを設置するなど、事前に気象情報に注視し、対応を図っております。 最後に御質問、件名6、新型コロナウイルス感染症について。小項目4、緊急事態宣言で休校になり、保護者が仕事を休む場合、補償や手当等はあるかについてお答えします。本市では保護者への補償や手当についての制度はございませんが、厚生労働省ホームページを確認したところ、小学校などが臨時休業した場合、自治体や放課後児童クラブ、保育所などから利用を控えるよう依頼があった場合に限り、小学校休業等対応助成金が活用できるようになっております。なお申請については勤務先の事業所がある都道府県労働局の小学校休業等対応助成金に関する特別相談窓口になります。また教育委員会においては、令和2年6月に学校を通じて保護者宛てに当該助成金の周知の通知を行っております。 ◎建設部長(大城拡) 御質問、件名3、米須、喜屋武地域の道路ハンプ設置について。小項目1から3についてお答えいたします。 小項目1、米須、喜屋武の自治会との話合いについては、令和3年4月にそれぞれの自治会長から、道路に対するハンプ設置等要望を確認いたしました。 小項目2、当局の現場確認については、両自治会長と現場確認をしており、喜屋武地区の要望箇所については、緩やかなカーブになっていることからハンプの設置ではなく、減速を注意喚起する路面標示の設置に向け調整しております。なお米須自治会はハンプの設置要望箇所が複数あることから、今後設置箇所の確定に向け調整してまいります。 小項目3、交通安全補助事業の活用については、交通安全対策特別交付金制度の活用が可能と思われます。当該制度の中でハンプの設置は可能でありますが、道路の状況に応じて二輪車等の安全を加味しながら設置する場所を選定する必要があると考えております。 次に御質問、件名4、台風対策について。小項目6、倒木対策はしますかについてお答えいたします。市道の倒木対策については、平常時の道路パトロールにおいて危険な街路樹の剪定を随時進めております。また台風時においては警報解除後、市民からの市道に係る倒木等情報提供に対応するとともに、職員による市内パトロールで倒木撤去を行っております。 次に御質問、件名7、プロ野球キャンプ誘致について。小項目1、千葉ロッテマリーンズ2次キャンプには屋内運動場が必要かについてお答えいたします。小項目1、プロ野球2次キャンプを本格的に受け入れるに当たって、屋内運動場は必要だと考えております。また大学野球合宿やほかのスポーツ、各種イベントなどにおいて、雨や風を気にせず計画が立てられるなど、市民利用の観点からも大きなメリットがあると思います。 次に御質問、件名9、道路行政について。小項目1及び2についてお答えいたします。小項目1、西崎工業地帯の道路整備はいつ終わるかについてお答えいたします。工業地帯の道路修繕については、西崎26号線、28号線、29号線、30号線、31号線、42号線及び46号線の7路線、合計1,800メートルの舗装面改修工事、約1万6,600平方メートルを実施いたします。なお西崎26号線、31号線及び46号線は、5月末に工事が完了しており、その他路線については6月末にそれぞれ完了予定となっております。令和3年度事業である西崎22号線、23号線に関しましては、公共施設等適正管理推進事業債の内示を6月1日に頂き、現在設計業務の発注準備を行っており、設計業務が終わり次第、舗装面改修工事を実施いたします。 御質問、件名9、小項目2、ガタ原線へのハンプ設置の考えについては、同路線は幅員も大きく主要な幹線道路となっており、車両の通過速度も速いことから、安全性を考慮するとハンプの設置はできないものと考えております。 ◎総務部長(福元信美) 御質問、件名4、台風対策について。小項目1及び小項目3から5について順にお答えいたします。 小項目1、昨年の台風を経験に、これから市民にどういった対策をお願いするかについてお答えいたします。では台風の襲来の前には、市民に対して防災行政無線やホームページ、本年度よりQABデータ放送などを活用して注意喚起を行います。また例年広報いとまん7月号において、防災啓発も併せて行っています。特に市民の皆様には、本年5月20日より変更された新たな避難情報への理解と、それによる適切な避難に御協力頂きたいと考えております。 次に小項目3、避難場所として役所を開放した場合、コロナ対策はどのように考えていますかについてお答えします。新型コロナ対策として、避難所内でのマスク着用、手指消毒、検温、健康チェックシートの記入を行ってもらいます。3密(密閉、密集、密接)とならないよう換気や動線等に十分配慮し、通常の避難スペースに加えて発熱等の症状のある方の避難スペースも避難所の別の場所に準備します。なお台風時、臨時避難所として事前の台風対策会議において、糸満市役所を含む臨時避難所の開設について検討し、状況に応じてそのほかの指定避難所または公民館などのサブ避難所の開設も予定しております。 次に小項目4、昨年台風で停電が多い地域はどのように対策を取ればいいですかについてお答えします。では、災害への備えとして家庭内備蓄を推奨しており、その中で停電時に有用なものを各自で検討し備えることが大切です。また台風はほかの災害とは異なり、早めの対策が可能ですので、日頃から家庭や地域において防災を意識する習慣を持ち、一人一人が自分のことは自分で守る、自分たちの地域は自分たちで守るという心構えで、停電時に有用な懐中電灯などの非常用具及び飲料水や調理不用食などの非常食品の準備をしていただきたいと思います。 次に小項目5、災害対策本部の設置のタイミングはいつかについてお答えします。沖縄本島に影響が及ぶ台風接近前に、市長を中心とする台風対策会議を開き、糸満地域防災計画に基づき各対策部による台風初動体制を決定します。暴風警報が発表される前には台風の接近に備え、各対策班にて災害準備体制を取り必要な事前対策を講じ、暴風警報が発表されたとき、または発表されるおそれがあるときは市長を本部長にまず災害警戒本部を設置し、警戒態勢を取ります。災害警戒に当たる職員数や避難所開設時間等は、気象台からの情報等を活用し、台風対策会議において大筋の見通しを立てますが、台風の進路や規模に応じて警戒本部の中で必要に応じて協議し決定しております。暴風警報及び大雨等、そのほかの警報が解除されるなど、災害の危険が解消されるまでの間、警戒態勢を継続します。災害の危険が解消されたことを総合的に判断した上で避難所を閉鎖し、災害警戒本部も解散となります。また災害対策本部の設置については、市内に甚大な被害が発生したとき、または甚大な被害が発生するおそれがあるときは災害警戒本部員で協議し、災害対策本部への移行が必要と認められる場合に市長が災害対策本部を設置します。先ほどの警戒本部と同じように災害の危険が解消され警戒の必要がなくなったとき、または災害発生後における災害対策活動を終了した場合は、災害対策本部は解散となります。 ◎水道部長(伊敷勝) 御質問、件名4、台風対策について。小項目8、潮平地域の水の氾濫対策についてお答えいたします。 小項目8、潮平集落側から旧国道までの区域については、近年の台風や集中豪雨により道路冠水が相次いでおり、車両や歩行者の通行に大きな支障を来している状況にあります。その対策として水道部において台風や大雨警報等を随時確認しながら、発生初動段階からできる限り現場に駆けつけ警察に連絡し、警察が対応できるまでの間は急を要するため、交通規制や道路集水ますグレーチングのごみ等の除去を行っているところです。 ◎福祉部長(金城満) 御質問、件名4、台風対策について。小項目9、高齢者で一人暮らしの方への対応についてお答えします。 一人暮らし高齢者で介護保険サービス利用者については、介護支援専門員が事前に本人の意思を確認し、必要があれば家族への協力依頼やショートステイ等のサービス調整を行い、安全の確保を図っております。サービスを利用していない高齢者で、支援者がいない等の災害時要支援者については、地域包括支援センター職員や生活支援コーディネーターが自宅訪問や電話等による避難所に関する情報提供、避難時の食糧確保などを行い、安全に避難できるよう支援しております。また避難所では対応が困難な高齢者は、協定を締結している社会福祉施設等で避難できる体制となっております。自宅で過ごされた高齢者には、台風が過ぎた後に状況確認の訪問等を行い、被害の有無を確認しております。 次に御質問、件名5、保育行政について。小項目1から3までについて順にお答えします。小項目1、今年度の待機児童数については12人となっております。 小項目2、待機児童解消達成時期についてですが、令和4年4月を目標に取り組んでいるところです。 小項目3、兄弟、姉妹が別々の保育施設に通うことの解消についてですが、該当世帯は令和3年6月時点では242世帯でございます。 件名6、新型コロナウイルス感染症について。小項目5、コロナ感染予防として保育行政の対策についてお答えします。教育・保育施設等については、新型コロナウイルス感染拡大が続く中でも原則開所することが求められています。そうした中、感染症を予防し安全に子供たちを受け入れるために施設で働く職員や子供たちには、石けんを用いた流水による手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒を行い、施設内の手が触れる机やドアノブなどの表面には、消毒用アルコールのほか次亜塩素酸ナトリウムによる消毒などを求めています。また窓を開けるなど、定期的な換気を1時間に2回程度行うよう求めています。さらに施設で働く保育士などの職員については、現在国が実施するモニタリング調査を利用し、希望者に定期的なPCR検査を実施しております。併せて保育施設で働く職員のうち希望する職員に対して、新型コロナウイルスワクチンの優先接種を行うことを予定しており、現在希望調査を行っているところです。 ◎市民健康部長(島根辰也) 御質問、件名6、新型コロナウイルス感染症について。小項目1及び2についてお答えいたします。 小項目1、年齢別のワクチン接種率については、令和3年6月13日時点のが管理する健康管理システムでは、1回目接種者の割合が65歳から70歳未満が15%、70歳代が19%、80歳代が47%、90歳以上が42%、2回目接種者の割合が65歳から70歳未満が13%、70歳代が15%、80歳代が30%、90歳以上が26%となっております。希望する65歳以上の高齢者の接種については7月末を見込んでおります。現段階での単独の接種計画では、集団免疫力として効果が見込める全市民の6割の接種を人流が顕著となる年末年始までを一定のめどとし、希望する市民の方の接種終了について2月末をめどとして進めておりますが、県が実施する広域ワクチン接種や職域接種等との効率的な連携により前倒しにするよう努めてまいります。 小項目2、コロナの影響で自粛してストレスがたまっている市民への対応については、直接市民からの相談を受け付ける体制を整え、本人が希望すれば「こころの健康相談」を案内し、精神保健福祉士による相談が受けられます。また必要に応じ関係課への案内も行います。新型コロナウイルス感染拡大の影響による不安やストレスなど、心の悩みを抱えている県民の方を対象に、精神保健福祉センターにて「新型コロナウイルス感染症に関するこころの電話相談」が受けられるなどの情報提供も行っております。 次に御質問、件名10、西崎町3丁目西自治会集会所の建設について。小項目1から5について順にお答えいたします。小項目1、自治会からの要請についてお答えいたします。自治会から要請については、3月19日に西崎町3丁目西自治会会長と役員から、自治会集会所の早期建設を求める要請と、5月27日に陳情書の提出がありました。要請の内容は、自治会が会員相互の連携と親睦を深め、生活環境の充実及び社会福祉の増進に寄与し、住みよい地域づくりを目的に発足したこと。現在は、願寿館の敷地内にあるプレハブを利用しているがスペースが狭く、備品や消耗品の保管場所に苦慮しているため、集会所は不可欠と考えていること。平成28年4月に発足して6年目になるが、集会所の建設のめどが全くついていない。早期建設で自治会の目的が実現されるため、は他の公共施設と同じように集会所にも費用の一部を充て、会員の負担を軽減してほしいとの要請であります。 次に小項目2、願寿館を増築して複合施設にするのはどうかについてお答えいたします。介護長寿課へ確認したところ、願寿館は高齢者の健康を増進する施設であり、集会所との複合施設としての整備計画等はないと聞いております。 次に小項目3、はなかご保育園の隣に建設する考えはないかについてお答えいたします。はなかご保育園の隣は公民館の建設用地として予定されておりますので、西崎町3丁目西自治会において補助金等を活用し集会所を建設される場合は、無償で用地を使用でき、管理をしていただけるものと考えております。 次に小項目4、当局としては集会所建設についてどのように考えているかについてお答えいたします。集会所等は、地域住民の活動の拠点としてなくてはならないものであります。また集会所等を建設した場合は防災機能、子供の居場所、介護予防機能など活用が多様であり、地域課題を解決しやすくなるものと考えております。 最後に小項目5、建設費の捻出について。どのようにアドバイスしていますかについてお答えいたします。集会所等の建設につきましては多額の費用がかかることから、各種補助金の活用が必要不可欠であり、現在コミュニティセンター助成事業と糸満自治公民館建設及び用地購入補助金交付要綱における建設費補助を御案内しており、コミュニティセンター助成事業は事業費の5分の3以内に相当する額の上限が1,500万円、糸満自治公民館建設費補助の交付額は300万円であることをお伝えしております。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 御質問、件名7、プロ野球キャンプ誘致。小項目2、千葉ロッテマリーンズ2次キャンプが実現できたら糸満に10億円の経済効果が見込めるかについてお答えいたします。 プロ野球春季キャンプは沖縄経済に大きな効果をもたらし、毎年県内の民間会社が経済効果を発表しております。試算については、選手を含む球団関係者や県外観客等の宿泊費、飲食費、交通費などが主となり経済効果に反映されております。なお本市で本格的な2次キャンプが実施された場合の経済効果については、民間の試算方法及び他の状況を参考に算出したところ、約4億8,000万円程度を想定しております。今後、キャンプの定着に向け組織的な支援・応援体制を図り、集客増加によるさらなる経済効果が見込めるよう取り組んでまいります。 次に御質問、件名8、ふるさと納税について。小項目1から3について順にお答えいたします。小項目1、企業版ふるさと納税の導入については、先に内閣府に地域再生計画を提出し認定を受ける必要があります。現在、地域再生計画の提出に向け作業を進めております。 小項目2、メールマガジンの進捗状況については、ふるさと納税の寄附額については12月が年間で一番多い時期となっております。本市としましては、寄附の一番多い時期にメールマガジンを配信する方向で調整しております。 小項目3、返礼品の提供事業所を今年度はどのぐらい増やす予定があるかについては、令和3年度において提供事業者は5事業者増えております。寄附額の増加に向けて、今後も提供事業者を増やすとともに、既存登録事業者の返礼品を増やす努力も併せて行ってまいります。 ◆12番(玉城哲郎議員) では件名10から再質問していきます。 自治会から当局に要請があったということで、その回答はやられましたでしょうか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 近日中の回答を予定しております。 ◆12番(玉城哲郎議員) 大体いつ頃というのは予定していますでしょうか。 ◎市民健康部長(島根辰也) すみません。繰り返しになりますけれども、近日中の回答ということで予定しております。 ◆12番(玉城哲郎議員) 自治会への建設費の捻出のアドバイスについてなんですけれども、それについて宝くじ助成金などの御説明はしたでしょうか。またその宝くじ助成金の仕組みを分かっているなら教えてください。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 コミュニティ助成事業なんですが、コミュニティ助成事業は自治総合センターが行っている宝くじの社会貢献広報事業として、地域づくり等に対して助成を行い、地域社会の健全な発展と住民福祉の向上に寄与する目的があります。具体的な交付までの流れとしましては、自治総合センターが県を経由して公募し、は助成を受けたい自治会から申請書の提出を受けます。県で申請団体としておおむね4団体が決定を受け、自治総合センターへ提出されます。次年度に補助決定を受けて、自治会が工事の着手から完了までを報告書で提出、審査の後補助金の交付があるということの流れでございます。 ◆12番(玉城哲郎議員) 3丁目西自治会がこの申請をして、すぐ補助金をもらえるものでしょうか。何か順番とかあるのでしょうか。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時20分)                              (再開宣告午後3時22分) ○議長(大田守) 再開いたします。 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 受付では令和11年度を予定しておりますが、申請の状況によっては早まることも予想されます。 ◆12番(玉城哲郎議員) それでは令和11年、時間がかかりますので、その間にも自治会もすぐ建設費を捻出するように頑張りますが、近くの西崎1丁目や2丁目の建設費用はどのように捻出しているか把握していますでしょうか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 西崎1丁目は、当初は中古プレハブであり17年以上が経過し老朽化のため建て替えを行っております。その際、資金造成のための事業やコミュニティセンター助成事業、糸満自治公民館建設費補助を活用し、費用の捻出をしております。また西崎2丁目においても、当初プレハブを使用して後、資金造成やコミュニティセンター助成事業を活用しております。 ◆12番(玉城哲郎議員) 将来的には西崎町3丁目西が集会所を建設するに当たって、そういった西崎町3丁目西の人口や面積等で設計や補助額というのは変わりますでしょうか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 補助額は総事業費のみで算出されます。 ◆12番(玉城哲郎議員) もう一度確認ですが、世帯数とか地域の面積ではその建設のときの設計にも影響はされないということで、そういった認識でよろしいでしょうか。 ◎市民健康部長(島根辰也) はい。議員がおっしゃるとおりだと思います。 ◆12番(玉城哲郎議員) そこですね、自治会館建設費用を集めるためにぜひふるさと応援寄附金とか活用できないか。そのふるさと応援寄附金のホームページの中では、使い道の中で、協働のまちづくりというのがあります。それに当てはまるのではないでしょうか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 ふるさと応援寄附金の協働のまちづくりは活動に対する寄附金でありますので、建設費用には該当しないものと考えております。ほかの地域との均衡も考慮しなければならないため、提言には添い難いと考えております。 ◆12番(玉城哲郎議員) ぜひ当局も西崎町3丁目西に協力していただき、早期に集会所建設をやってほしいと思っております。西崎町3丁目西は平成28年に設立しました。495世帯で、子供会と一緒に西崎陸上競技大会や納涼の夕べ、新年の餅つき大会、ミカン狩り、ハロウィン等自治会役員が地域の活性化のために率先して動いております。その中で会議や屋内でのレクリエーションができる場所がないんです。ぜひ当局も協力していただき、3丁目西集会所が早期建設できるよう私から要望いたします。そしてこの我々議会のほうにも陳情が来ておりました。その陳情の中でも、先ほど部長がおっしゃっていたように、事務所がないということで自治会が会員相互の連携と親睦を深め、生活環境の充実及び社会福祉の増進に寄与するんですが、願寿館の敷地内にあるプレハブでしか今利用ができていない。スペースが狭い。今、このコロナの状態での狭い空間の中で会議や、そして物も置けない状態になっていますので、またぜひ改めて協力のほうを要望いたします。休憩お願いします。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時27分)                              (再開宣告午後3時28分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆12番(玉城哲郎議員) それでは件名1なんですが、私が今回大度園地で特に言いたいことは、先ほども言いました園地と海岸との境目の段差のことです。これに対して再度聞きますが、当局としては気にならないのでしょうか。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 消防用スロープと海岸の境目については、今85センチの段差があるということで、何らかの対策は必要だということで認識はしています。その対策を講じることによって、海岸を利用する人たちの利便性であったり安全性が保たれるものと思われます。 ◆12番(玉城哲郎議員) 今、コロナ禍の中で海岸に行く方が多いと思います。これからも水難事故は起きる可能性もあります。もし段差の解消ができない場合、また天候によって喜屋武地域から、そして美々ビーチから出動できない場合、またあそこ、私が言っているあそこというのは園地の通路と海岸の境目の段差のことです。そこが同じ状態になった場合、どうやって運びますか。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 先ほど、天候等が悪かった場合には喜屋武漁港であったり美々ビーチから水上バイクが出せないという状況の場合には、やはり水上バイクは大度園地から運ばないといけないということで、人力になるかと思います。その場合にやはり人も要しますし時間も要するのではないかと考えています。そのためにもやはり何らかの形で対策は必要だと認識はしています。 ◆12番(玉城哲郎議員) また同じ状態があるんですが、対策の方法はまだできていないということでしょうか。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 先ほども答弁しましたが、やはりその海岸の所有をしている関係機関、それからいろんな自然の現象、台風等のいろんな自然現象があります。そのためにもやはり今仮設にいろいろ設置をしたほうがいいのかも含めて検討し、それからいろいろと対策をやっていきたいと考えています。 ◆12番(玉城哲郎議員) 緊急のときではなく、普段の日から段差があることによって市民が転んでけがをする可能性があります。そこでお聞きします。ベニヤ板でスロープを造って、仮で置いておくというのは可能でしょうか。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 議員提案のとおり、ベニヤ板での仮のスロープというような話ですが、それも対策の一つではあるとは思いますが、先ほどお話ししたように、やはり自然現象であったり台風対策、いろんな設置の方法があると思います。そのためにも当面は安全対策として注意喚起の看板等の設置等をして対応していきたいと考えています。 ◆12番(玉城哲郎議員) 以前は、今85センチの段差があるんですが、その85センチぐらいまで砂が盛っていました。またこれを元に戻すという考えはないでしょうか。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 議員御指摘のとおり、砂を戻してスロープと砂を、また砂を盛りつければどうかという提案ということですが、それについても対策の一つの方法ではあるんですが、費用面、それから管理をしている関係機関等といろいろ協議を含めて検討していきたいと考えております。 ◆12番(玉城哲郎議員) 園地と海、海岸の管理は県だと思うんですが、でもその県の中でも所轄の部署は別々でしょうか。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 大度海岸は、一般公共海岸で管理は県の南部土木事務所ということで、それから大度園地は県の施設で県の自然保護課が管理をしているということです。 ◆12番(玉城哲郎議員) 6月5日の水難事故のとき、運ぶのに時間がかかった。そのとき市民も手伝ったという話も聞いております。またこういった事故の場合は1分1秒が大事です。そのときスムーズに持っていければ、本当に何かが変わったかもしれません。そういうこともあるので、今おっしゃっていた関係部署と連携、連絡を取り合って早急に解決できるようお願いいたします。議長、休憩お願いします。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時34分)                              (再開宣告午後3時34分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆12番(玉城哲郎議員) 件名2なんですが、置いたと思われる方とはいつ頃話をされましたか。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 担当課のほうで御本人と会ったのが、今年5月7日にお会いをしております。 ◆12番(玉城哲郎議員) 置いたと思われる方は善意で置いたと思われるんですよね。先ほど部長から答弁があったように。しかし許可なく、そして地域の声も、自治会長とかの調整もなく置いたということに対しては本人はどういうふうに思われていたでしょうか。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 御本人は、スーガーの入り口のほうの立て看板の設置がございました際に、これはのほうで許可を取っているんですが、その際にこの場所も許可を取っていたと勘違いをしていたという認識でございました。ですがやはり許可が必要だということは御本人にも理解をしていただきました。 ◆12番(玉城哲郎議員) 今回、本人はわざとではなく間違えて置いたということでありますが、こういった場合、行政処分とかはあり得るのでしょうか。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 御本人に説明をいたしまして、撤去の方向も本人は理解を示しておりますので、今後は自治会と相談を、現在進めております。自治会が望む形と調整しながら、最終的には撤去に向けて進めていくということで、撤去となれば特に行政処分は特にないかと考えております。 ◆12番(玉城哲郎議員) そのとき、置いたと思われる方と話をしたときの話の内容なんですが、本人はどうやって置いたのでしょうか。例えば自分でトラックや重機をレンタルしてやったのか、もしくは業者にお願いしたのか。そこをちょっとお聞かせください。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 御本人への聞き取りによりますと、やはり業者のほうにユニックのほうで設置をしていただいたということでございます。 ◆12番(玉城哲郎議員) そうなった場合ですと、、県からも業者には注意したほうがいいと思います。ちゃんと業者が、県に許可を取りましたかと、一言聞くべきだったと私は思っております。それに関してはどう思いますでしょうか。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 業者のほうも、御本人がこういった許可が必要だということを業者のほうに説明をしていなかったということでありまして、今回は話し合うべきは御本人じゃないかということで、業者のほうに特に注意を与えることは現在のところ考えておりません。 ◆12番(玉城哲郎議員) 今、撤去するという方向性には持っていっていますが、このままの状態がいつまで続くかは、確実ではないという、いつとはまだ決まっていない状態です。これが本当にずっとずっと長く続いていきますと、こういった場合、国と県、どちらが管理するか分からないんですが、その管理している所管が自ら撤去するということは可能でしょうか。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 まず管理につきましてでございますが、この場所はが所有する保安林でございます。最終的に撤去を御本人がしなかった場合でございますが、の行政財産となる場所になりますと、糸満公有財産規則第17条のほうで、撤去等の搬出命令をすることができるとなっておりますので、御本人が最終的に撤去頂けなければそういった命令を出すことになると思います。 ◆12番(玉城哲郎議員) 先ほども言いましたが、本人は本当に善意の気持ちでやっております。本当にウミガメのために、そうやって荒らさないようにという、そういった思いからだと思うんですが。今回、勘違いというのもあるので、そこは先ほどもおっしゃったように寛容なあれで。しかしあそこに、スーガーに1トンブロックを置くことによって、今、コロナ禍なので海に行く家族連れも多いです。そのときにやはり車も多くなってきます。狭まれていくと、自動車同士のちょっとしたこすったりの接触事故が増えてきますので、その部分も踏まえた上で早く撤去するようお願いいたします。休憩お願いします。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時39分)                              (再開宣告午後3時39分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆12番(玉城哲郎議員) 次に件名3です。喜屋武地域は減速くんを設置しなかったという話合いになったと思います。でも米須は減速くんを設置するという方向性になっていきました。この違いというのは何でしょうか。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 喜屋武集落の現場を確認いたしましたが、現場におきまして緩やかなカーブと広場に隣接しているということで、ハンプ設置は適さないと考えております。また自治会長立会いの下、路面標示をするということで了解も得ている状況でございます。また米須集落につきましては、集落内の交差点で見通しが悪い交差点であることからハンプ設置を考えております。 ◆12番(玉城哲郎議員) やはり減速くんを設置することによって、心理的に自動車を運転する方がスピードを減速、抑えると思います。ですので悪い部分は私はないと思うんですが、デメリットはあるのでしょうか。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 ハンプ設置につきましては、日中は、見える時間帯につきましてはスピード抑制の効果もありますが、特に夜間につきましては見えづらく、また二輪車等がハンドルを取られるなど、事故を誘発するおそれもあるということで、速度の出る道路につきましては路面標示などでの対策を施していきたいと考えております。 ◆12番(玉城哲郎議員) この喜屋武、米須地域の中でスピードを出す、それで路面標示で心理的に減速させるという方法になってきましたが、そのときに警察との話合いはありましたでしょうか。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 喜屋武集落の現場におきましては、糸満警察署の職員と一緒に現場を確認しながら、ハンプの設置の要請があるお話をいたしました。その中に、糸満署の職員の方が、むやみやたらにハンプを設置することは事故を誘発する可能性も高いことから、この現場においてはまずは路面標示等でスピード抑制を促したほうが望ましいとのことでした。 ◆12番(玉城哲郎議員) 今後、自動車スピード抑制のために、こういった設置するのは警察だと思われますが、路面標示とかの場合は。どこがこの場合設置するんですか、ですか、警察ですか、それとも自治会ですか。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 ハンプ設置及び路面標示ものほうで設置いたします。 ◆12番(玉城哲郎議員) その場合、交通安全補助事業というのは、警察からもらえるんですか。それとも県、国ですか。というのも交通安全のことですから警察も関わらないといけないと思うんですがどうでしょうか。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 交通安全事業につきましては県、国の補助事業ということで、のほうで頂いております。 ◆12番(玉城哲郎議員) この道路行政につないでいきたいと思います。件名9の小項目2、ガタ原線は見通しがよく、自動車のスピードを出す方が多いと思いますが、当局としましては危険性を感じていませんでしょうか。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 ガタ原線におきましては、比較的大きな幹線道路でございます。法定速度を超える速度、横断歩道のない箇所での横断は危険であると認識しております。 ◆12番(玉城哲郎議員) 今後、警察との話合いはありますか。過去に市民から要請がありましたか。2点ほどお願いいたします。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 糸満警察署のほうと話合いを行っております。幹線道路であるということで、視認性を高めるために街路樹等の剪定や路面標示等で対応することが望ましいということの意見を頂いております。 市民のほうから、特に現在要請はございません。 ◆12番(玉城哲郎議員) ガタ原線、南近隣公園から琉球銀行のところまで本当に見通しがよく、スピードを出す車が多いと思っております。スピード抑制のために路面標示という考えだと思いますが、それを設置するまでの間、何か減速を促すような立て看板でも置いておくべきではないかと思うんですがどうでしょうか。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 ガタ原線につきましては、多目的広場、土曜、日曜日等には少年野球等、サッカーとかいろいろ利用状況が多々あります。そういう中で、議員がおっしゃるように交通安全面から、子供の飛び出し等の注意が必要だと思います。その当面の間の看板設置等について、現場の状況確認や関係機関との調整を図って、今後検討してまいりたいと考えております。 ◆12番(玉城哲郎議員) それでは件名4の小項目……。ちょっと休憩。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時47分)                              (再開宣告午後3時47分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆12番(玉城哲郎議員) 件名4の小項目8、潮平地域の氾濫についてなんですが、氾濫しないための対策工事は行っていますでしょうか。 ◎水道部長(伊敷勝) 再質問にお答えいたします。 冠水対策のため雨水整備工事を令和元年度より行っており、工期は今年の11月末を予定しております。現在の工事の進捗状況により早まっており、10月下旬頃完成の予定となっております。 ◆12番(玉城哲郎議員) この対策工事後、再び氾濫する可能性というのはありますでしょうか。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時48分)                              (再開宣告午後3時48分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎水道部長(伊敷勝) 再質問にお答えいたします。 対策工事後、冠水を十分防げるかどうかにつきましては、今後の気象状況等の度合いによるものと考えております。悪い条件の気象状況が重なった場合は、冠水が発生する可能性があります。また対策工事により、従来の雨水排水能力に比べ格段排水能力が高まることになります。仮に冠水が発生したとしても、冠水時間の短縮、冠水面積の縮小につながるものだと考えております。 ◆12番(玉城哲郎議員) 先ほど大雨、台風が近づいて冠水する場合は、警察と連絡を取り合っているとおっしゃっていましたが、どういった内容のやり取りでしょうか。 ◎水道部長(伊敷勝) 再質問にお答えいたします。 冠水が発生し、車両が水没するおそれがあれば警察に連絡し、警察が対応できるまでの間は急を要するため、水道部のほうで交通規制、あるいは交通整理を考えております。 ◆12番(玉城哲郎議員) 水道部が交通規制、交通整理等をやる場合はどのタイミングですか。もう台風が最接近のときですか、それとも警報レベル段階でやるんですか。どのタイミングでやりますか。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時50分)                              (再開宣告午後3時50分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎水道部長(伊敷勝) 再質問にお答えいたします。 台風が発生したらすぐ交通規制や交通整理をするというものではなく、あくまでも冠水が発生し、車両等が水没する可能性が出てきた場合、警察に連絡し、警察が対応できるまでの間、急を要するため水道部のほうで交通整理や交通規制等を緊急的に行うということで、あくまでも冠水が発生し、水没するおそれがある場合、それも警察が来るまでの間を迅速的に水道部のほうでやっているということです。また台風時は、すぐ職員が駆けつけるわけではなく、職員の身の安全を考慮しながらの対応になります。 ◆12番(玉城哲郎議員) それでは天気予報とか、雨雲レーダーとかも参考にしつつ、目視をしてそこで判断し対応するという認識でよろしいでしょうか。 ◎水道部長(伊敷勝) はい。そのとおりでございます。 ◆12番(玉城哲郎議員) ぜひ今後も敏速な対応をよろしくお願いいたします。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時52分)                              (再開宣告午後3時52分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆12番(玉城哲郎議員) タカザーのほうで氾濫するときですね、今大きく穴を掘っているところの、あれがその対策の工事という認識でよろしいでしょうか。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 その場所が3か所になりますが、洪水調整池という形になっています。 ◆12番(玉城哲郎議員) やはりまだまだ時間がかかりますでしょうか。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 先ほどの答弁でもございましたが、令和5年度までかかるということでございます。 ◆12番(玉城哲郎議員) 進捗状況としては、東側のほうが大分終わりそうであるという認識でよろしいでしょうか。
    ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時53分)                              (再開宣告午後4時05分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 議員のおっしゃるとおり東側から工事を始めているということでございます。 ◆12番(玉城哲郎議員) 予定としては令和5年となっておりますが、早急に進めるようにお願いいたします。 それでは倒木の件なんですが、倒木が起きた場合パトロールをしたり地域住民から連絡があった場合、そういう件数というのは、記録は残していますでしょうか。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 市民からの情報、倒木等についての件数についてなんですが、これまで統計とか、そういったのは取っておりません。 ◆12番(玉城哲郎議員) 今後もそういった件数、統計を取りまして、そうやって多い地域には可能性があるよということで周知活動というのは今後できますでしょうか。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 台風等の倒木に関しましては、市内全域に発生しておりまして、特に現在統計を取っておりませんが、台風時における倒木は予測不可能であるということから、どの地域が多い等の情報提供は、現在のところ難しいと考えております。自然災害時には、市民一人一人の注意、対策をふだんから行っていくことが大事だと考えております。 ◆12番(玉城哲郎議員) ぜひ台風時期になりますと、そういった倒木の面で交通の不便とか、そして事故、けがが起きるかもしれないですので、これからも注意喚起のほうをよろしくお願いいたします。 次に件名5、保育行政についてなんですが、12名の待機児童の中で、希望以外の園は紹介していますでしょうか。また紹介したけれども行かない理由というのは、何かありますでしょうか。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えいたします。 希望の園がかなわない場合に、別の園を紹介しているかということでございますけれども、やはりそのまま待機という形で放置するのは好ましくないと思っておりますので、こちらのほうからもこういった園が空いているという情報に関しては、お伝えするようにしております。またそのような理由というところで、やはり兄弟同じ園に行きたいとか、あるいは距離が遠いからそこには行きたくないとか、いろいろな事情がございます。 ◆12番(玉城哲郎議員) ぜひ希望を3つ出した上で、それに入れない場合は、よりそれに近い部分でも紹介してあげたほうがいいかと思っていますので、よろしくお願いします。 先ほど保育士に対してワクチン接種を優先的にやっていくという答弁がありましたが、おおよそワクチン接種というのはいつ頃になりますでしょうか。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後4時11分)                              (再開宣告午後4時13分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 基礎疾患を有する者、高齢者施設等の従事者、64歳以下への接種のタイミングですね、保育園、こども園等施設への優先的な接種も検討する必要があると考えております。 ◆12番(玉城哲郎議員) ぜひ子供の命を守っている保育行政ですので、そこら辺も希望者がいれば接種率を高めてほしいと思っております。 それでは件名6の小項目3、緊急事態宣言で休校になったため、小学校低学年児童の受入態勢ということの中で、今、休校中で何人受け入れていますでしょうか。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 受入人数ですが、先週までの集計ということで、小学校1年生から6年生、6月7日が213名、6月8日243名、9日262名、10日270名、11日250名となっております。パーセントで言いますと全体の約5%程度になります。 ◆12番(玉城哲郎議員) 新聞報道の中では、医療従事者、社会機能維持のために必要な子となっておりますが、低学年小学校3年生までであれば希望があれば無条件で受け入れてもいいのではないかと思いますが、どうでしょうか。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) 先ほども答弁させていただきましたが、受入れの条件としては小学校1年生から6年生及び小中の特別支援学級に在籍する児童生徒、さらに保護者が医療従事者や社会の機能を維持するために就業を継続することが必要な者である家庭の児童生徒とし、自宅で安全に過ごすための居場所確保ができない者、登下校時の保護者等による送り迎えなどの条件があります。しかしどうしても困っている家庭に対しては、受入項目の中に、その他学校長が認める者とありますので、学校側と相談することで、弾力的に受け入れております。 ◆12番(玉城哲郎議員) 休校で受け入れているときは学校の態勢、そして生徒は何をさせていますか。また学校によってやり方は異なりますでしょうか。この2点お願いします。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 学校での子供たちですが、基本的に午前中は課題のプリントまたはオンライン学習を一部の学校では行っております。午後は自主学習となっておりまして、それぞれ子供たちが、学校によっても子供たちによっても向き合う課題が違ってきます。よって学校によっては方法が異なる場合もありますので、御理解ください。 ◆12番(玉城哲郎議員) 今日、6月17日の新聞報道で、沖縄県は来月11日まで緊急事態宣言延長となっております。また沖縄県の感染者数は、10万人当たりで全国最多となっております。今後、延長することによって糸満独自で休校の延長はあり得るのでしょうか。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 今回は、県の休校措置、それに伴って市町村のほうに依頼という形で、さらに感染状況、または感染リスクを鑑みて休校措置を決定しました。今回、再開についても県の動向を踏まえながら対応していきたいと考えております。 ◆12番(玉城哲郎議員) 休校することによって、夏休みはどういうふうに考えていますか。あと休校によってそのまま引き籠もる児童生徒もいるという話も聞きました。糸満ではそういった児童、生徒はいますでしょうか。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 まず夏休みについてですが、子供たちの学びの保障とさらに教職員、児童生徒の授業に対するゆとりとか、学校行事に対するゆとりとかを生み出すために、夏休みは短縮していく方向で考えております。さらに休校で不登校になる児童生徒はという問いに対しては、現在のところそういった報告はございませんが、不登校の要因は様々あると考えておりますので、未然防止は初期対応が大切だと認識しております。そのために学校側では、休校中気になる生徒がおりましたら、担任の先生を中心にしながら電話連絡、家庭訪問という形で声かけや健康観察を行っております。さらに専門的なスクールカウンセラーや教育相談員、スクールソーシャルワーカーなども活用しながら、また福祉部局とも連携しながらやっております。さらに学校側に市長部局と連携しまして、気になる子供で弁当を忘れたとか、そういった子供がいる場合に備えて、防災備蓄保存食を各学校に配布して、そういった何かあった場合に対処するようにという形でお願いをしております。 ◆12番(玉城哲郎議員) 今後、感染の推移を見ながら、そして県、国の情報を見ながら、休校になる可能性が出た場合、保護者にあり得るかもしれないという形の何か周知は取ったほうがいいと思います。と申しますのは、緊急事態宣言して休校要請が出て2日後ぐらいにもう休校するとなると、大変保護者のほうは負担が大きいと思います。今後、そういった教育委員会が情報を見ながら、そうやって保護者にあり得るかもしれないというやり方はできますでしょうか。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後4時20分)                              (再開宣告午後4時20分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 基本的には、この推測で保護者や児童生徒に周知するのは混乱を招くおそれもありますので、そういった推測でというのは避けたいと思います。ただ議員がおっしゃるように、いきなり休校になると、今回のように急でという形で、確かに保護者に御迷惑をおかけして大変申し訳なく思っておりますが、子供たちの安全というものを最優先にしている措置ですので、そういった部分で御理解頂ければと考えております。 ◆12番(玉城哲郎議員) ぜひそういった面でもすぐどういうふうに対応するかというのは、今後考えていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後4時21分)                              (再開宣告午後4時21分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆12番(玉城哲郎議員) 次にプロ野球キャンプなんですが、5月20日市庁舎で、當銘市長と千葉ロッテマリーンズの球団社長がウェブ会談をしたということで、その中で千葉ロッテマリーンズがこの糸満西崎という中では、那覇空港からのアクセスが容易で各種運動施設が集約されている西崎運動公園が候補地としてあがったというふうに掲載されております。またこのキャンプ実現に向けて協定書締結を行う方向で前向きに調整することとの広報で掲載されております。今まで私が何度も一般質問で取り上げたことが、やっと実を結んだのかなと思っております。がしかし当然プロ野球キャンプを誘致するに当たっては、屋内練習場が必要だと思います。プロ野球キャンプ以外でも多目的に使用できることも考え、建設というのは今後考えはありますでしょうか。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 屋内運動場を建設するとなれば、プロ野球キャンプだけではなくサッカーやフットサル等、ほかのスポーツにおいても活用できる施設にしたいと考えております。また市民利用においても、各種イベントにおいても利用頂ける施設を考えたいと思っております。 ◆12番(玉城哲郎議員) 私としましては、久米島の屋内練習場を参考にしてもいいのかなと思っております。また宜野湾市の屋内練習場の面積は3,165平方メートルでありますが、当局としましてはどの位置で面積はどれぐらいと考えていますでしょうか。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 屋内運動場につきましては、今後建設するとなれば沖縄県内には20か所余りの屋内運動場と称される施設がございますので、屋内運動場を建設する際には、久米島を含むいろいろな施設を参考にしていきたいと考えております。また位置、規模につきましてはまだ決まっておりませんが、今後他市町村の屋内運動場を参考にしながらいろいろと検討していきたいと考えております。 ◆12番(玉城哲郎議員) もし屋内練習場ができたら、1次キャンプを積極的に誘致活動をしますでしょうか。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 現段階におきましては、2次キャンプの充実の整備を図ることを優先に考えております。1次キャンプにつきましては今後の検討課題とさせていただきたいと思います。 ◆12番(玉城哲郎議員) ぜひ1次キャンプも視野に入れて、今後動いていただきたいと思っております。 その中で、キャンプを受け入れた場合、経済効果がほかの市町村も参考に糸満でも独自に調査したほうがいいと思いますがどうでしょうか。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 先ほども答弁しましたが、まず今回の経済効果、本格的な2次キャンプが実施されますと約4億8,000万円という想定であると申し上げました。それにつきましては民間の算出方法を参考に、他の経済効果も参考に算出しております。 ◆12番(玉城哲郎議員) 2次キャンプが実現しましたら、それをきっかけに糸満のPR、観光客をどのように増やしていく考えでしょうか。 ◎企画開発部長(徳元弘明) まずキャンプが行われますとテレビ、あるいは新聞等の報道で糸満がPRされると思います。それによって観光客が増えるのかと思います。またそれらを含めて、のほうとしては、のホームページ等でキャンプの様子の掲載及び球団のホームゲーム会場等へ出向いて、誘致活動等も行っていきたいと考えております。 ◆12番(玉城哲郎議員) 今後、2次キャンプが決まった場合、当然その決まったときから市民の反応というのを調べたほうがいいと思うんですが、今後そういった考えはありますでしょうか。 ◎企画開発部長(徳元弘明) そうですね、市民の反応ということの御質問なんですが、その辺はのホームページ担当部署と協議をしながら、検討してまいりたいと考えております。 ◆12番(玉城哲郎議員) ぜひ市長もおっしゃっていましたが、青少年の健全育成になると、夢と希望が持てる糸満になるとおっしゃっていましたので、そこの2次キャンプをまず実現へ向けて、その次に1次キャンプも積極的に誘致できるようお願いいたします。 それでは件名8のふるさと納税についてなんですが、メールマガジンについて再質問します。メールマガジンの内容はどのようなものを考えていますか。またメールマガジン配信によってどのような効果が期待できますでしょうか。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 メールマガジンにつきましては、本市に寄附を頂ける方々を対象に、本市の魅力ある返礼品を御案内する内容を発信することを考えております。例えば糸満特産のマンゴーやパッションフルーツなどの農産物の魅力を発信することや、お歳暮の時期に合わせた返礼品の魅力を発信することを想定しております。メールマガジンを発信することで寄附を頂いた方々に、新たな返礼品をPRすることで、リピーターの獲得につながるものと考えております。その結果として、前年度よりも多くの寄附につながるものと考えております。 ◆12番(玉城哲郎議員) 返礼品の提供事業者が、今年度5事業者増えたとありますが、もっともっと増やしていただくために、事業者を増やしていくことは本の商業活性化に必要不可欠と考えていますが、商工会等と協力し事業者を増やしていく考えはありますでしょうか。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 現在、糸満ふるさと納税特典選定委員会において、の魅力ある返礼品の掲載について商工会と意見交換をしたところでございます。議員御提案のとおり、返礼品の提供事業者を増やすことで本市の商工業の振興にもつながるものと考えていることから、今後とも商工会と協力し、新規開拓に向けて努力してまいりたいと考えております。 ◆12番(玉城哲郎議員) ぜひふるさと応援寄附金を増やすためには、本当に自由度が高いものであります。その中で、もし千葉ロッテマリーンズの2次キャンプが決まった場合、それをきっかけに糸満のPRはもちろん、そういったふるさと応援寄附金の寄附額が増えるということも、それで波及効果というか、そういった効果も出ますでしょうか。その意見を聞いて私の一般質問を終わりたいと思います。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 議員の提案、おっしゃるとおりロッテ球団のキャンプが実施されますと、その辺も活用できないか、ふるさと納税に活用できないか、どういったことが活用できるかどうか、その辺を検討してまいりたいと考えております。 ◆4番(浦崎暁議員) 皆さん、こんにちは。一般質問を行います。 件名1、6月23日、沖縄「慰霊の日」について。小項目1、平和に対する市長の認識を伺います。 件名2、コロナ対策について。小項目1、市民のワクチン接種状況について。ア、これまでの実績について伺います。イ、今後の課題や計画について伺います。ウ、ワクチン接種に係る高齢者移動支援事業について伺います。 件名3、鉱山開発について。小項目1、米須「魂魄の塔」西側の鉱山について、現在、本市の風景づくり条例との関係でどうなっているか伺います。 小項目2、市内で営業する鉱山業者について。訂正を行いたいと思います。今、業者の数、特に何年以降増加しているのかを伺いますを変更して、ア、業者の数等を伺います。イ、市内に点在する鉱山所在地の周辺環境は、主にどのような地域になっているのか伺います。 件名4、「魂魄の塔」西側にある鉱山内の農地や同鉱山に隣接する北側農地について。小項目1、二つの農地について。ア、農地所有適格法人設立の要件と設立後の運営について伺います。イ、鉱山内の農地についての状況。ウ、鉱山北側農地についての状況。 小項目2、鉱山と農地の関係について。ア、鉱山と農地を所有している法人の代表者は同一人物ですか伺います。イ、農地法第3条で取引された農地については制限がありますか伺います。 件名5、SDGsと鉱山開発について。小項目1、SDGsについて。ア、行政としてSDGsの重要性について伺います。イ、沖縄戦跡国定公園や農地等における公共性についての考えを伺います。ウ、今後の鉱山開発の在り方について伺います。 件名6、子育て行政について。小項目1、市内こども食堂への支援の必要性について伺います。小項目2、児童手当・特例給付の現況届返信用封筒の無料化について伺います。 件名7、自然環境行政について。小項目1、海岸漂着物ごみについて。ア、海岸におけるごみ漂着問題について把握しているのか伺います。イ、ごみ回収等の事業化について伺います。 小項目2、ウミガメ保護についての取組を伺います。 件名8、市民生活支援行政について。小項目1、生活保護行政について。ア、現在(速報値)の保護率について伺います。イ、今後の扶養照会の在り方について伺います。 小項目2、大人食堂について。ア、その必要性についての認識を伺います。 件名9、LGBT行政について。小項目1、性の多様性について当局の認識を伺います。 件名10、平和行政について。小項目1、「ひめゆり平和祈念資料館」支援について伺います。 件名11、教育行政について。小項目1、学校給食センターの建て替えについて。ア、検討結果について伺います。イ、アレルギー対応についての考えを伺います。 小項目2、現在の給食センターのHACCP対応について伺います。 件名12、道路行政について。小項目1、セブン-イレブン糸満真栄里東店前の交差点への信号機早期設置について伺います。 件名13、糸満におけるオリンピック事業について。小項目1、選手や関係者の受入事業の進捗状況について伺います。 あとは質問席より再質問を行います。 ◎市長(當銘真栄) 浦崎暁議員御質問、件名1、6月23日沖縄慰霊の日について。小項目1、平和に対する市長の認識についてお答えいたします。 沖縄戦終結から今年で76年目を迎えます。沖縄県は、太平洋戦争末期の地上戦において、20万人余の貴い命が失われ、糸満におきましても沖縄戦最後の激戦地となり多くの命や財産が失われました。このような歴史的背景を持つ本は「ひかりとみどりといのりのまち」を掲げ、平成5年に平和都市宣言を行っております。毎年6月17日から23日を平和週間と定め、例年摩文仁の平和祈念公園において、糸満平和祈念祭を開催し、平和の尊さを発信しております。あの悲惨な戦争を二度と繰り返さない、世界の恒久平和が実現されることを心より願うとともに、戦争によりお亡くなりになられた多くの御霊に対し、哀悼の意をささげたいと思っております。 そのほかの御質問につきましては、教育長及び関係部長より答弁させていただきます。 ◎教育長(幸地政行) 議員御質問、件名11、教育行政について。小項目1、学校給食センターの建て替えについて、ア及びイについてお答えいたします。 小項目1、ア、検討結果については、糸満学校給食センター基本計画策定検討委員会を平成30年度に1回、令和元年度に3回、計4回開催し、糸満市立学校給食センター基本計画書が策定されております。検討結果の内容につきましては、建設候補地案、施設整備方針、整備スケジュール案等が検討され、庁議にて了承されております。今年度はPFI導入可能性調査や施設整備に当たって遵守すべき法令等の調査など、基本計画書のレベルアップを行い、学校給食センターの効率的、効果的な施設整備、運営について調査を行う予定であります。 次にイ、アレルギー対応については、現給食センターにおいては食物アレルギー対応の給食は提供しておりませんが、予定献立表及び給食に含まれた主な材料を掲載した表を各小中学校に配布し、保護者と児童生徒に周知し対応していただいている現状です。また糸満食物アレルギー対応手引書や、文部科学省の食物アレルギー対応指針、学校独自のアレルギー対応マニュアルを基に、各学校で校内アレルギー対応委員会を設置し、新入生の保護者面談、アレルギー児童生徒一覧、個別ファイル、緊急連絡体制など職員全体で食物アレルギーを有する児童生徒を把握し、対応している現状です。 ◎市民健康部長(島根辰也) 御質問、件名2、コロナ対策について。小項目1、アからウまでについて順にお答えいたします。 小項目1、ア、これまでの実績については、4月29日より65歳以上を対象に集団接種を行い、6月13日現在、1回目接種済み人数4,513人で接種率31.5%、2回目接種済み人数2,971人で接種率20.7%となっております。 次にイ、今後の課題や計画については、初めに大きな課題として地域の医療機関の支援の確保が極めて重要であり、早急に必要となっております。また実施体制の確保や県が実施する広域ワクチン接種などとの連携が重要となることから、地域医療機関や県、関係機関と連携を図り、円滑な接種実施に向けて取り組むことだと考えております。計画については高齢者の予防接種が7月末でのめどが立ちましたので、次の接種順位である高齢者以外で基礎疾患を有する者や、高齢者施設等の従事者など、その後、それ以外の者に対しワクチンの供給量等を踏まえ、順次速やかに接種ができるよう地域の医療機関などとの調整を行っているところです。 次にウ、ワクチン接種に係る高齢者移動支援事業については、4月29日の集団接種より循環バスを運行しております。また今後、障がいのある方で利用が必要な方に対しては、ワクチン接種場所まで移動する手段として、障害福祉サービス等を活用できることを確認しております。 次に御質問、件名7、自然環境行政について。小項目1、海岸漂着物ごみについて、ア及びイについてお答えいたします。ア、同問題を把握しているのかについては、全ての海岸で漂着ごみが確認されています。季節や風向きによっては、外国からのものと思われる漂着物なども多く見受けられます。これらは団体や個人ボランティアの皆様の清掃活動により回収が行われている状況です。特に最近は、米須海岸でのボランティア活動が盛んに行われているようです。海岸管理者は沖縄県ではありますが、地元自治体として回収等の協力を行っているところです。 次にイ、ごみ回収の事業化についてお答えいたします。沖縄県においては、海岸漂着物処理推進法に基づき、沖縄県海岸漂着物等地域対策推進事業が実施されています。海洋ごみの収集、処理に係る事業等に対して補助を行うものです。令和2年度は20自治体、1管理組合が活用していました。本市においても、令和4年度の事業導入を検討しております。 最後に御質問、件名12、道路行政について。小項目1、セブン-イレブン糸満真栄里東店前の交差点への信号機早期設置についてお答えいたします。当該交差点への信号機設置に時間を要することから、交通安全対策を関係機関等と協議してまいります。 ◎建設部長(大城拡) 御質問、件名3、鉱山開発について。小項目1、米須「魂魄の塔」西側鉱山について。現在、糸満の風景づくり条例との関係についてお答えいたします。 当地域周辺については、米須集落景観形成重点地区に位置しており、糸満風景づくり条例に基づく届出が必要となります。業者から令和2年11月12日に事前協議、令和3年3月22日に行為届出が提出されました。本市では、行為届出の受付後に市内部で精査し、糸満景観審議会を経て、行為届出の内容については修正すべき点があることから、業者に対し令和3年4月20日に行為届出に対する勧告を行いました。業者からは令和3年5月20日に、勧告に対する修正内容が提出されたため、現在修正内容に対し、景観アドバイザーからの意見聴取を行っている段階でございます。今後は3名の景観アドバイザーからの意見等も踏まえながら、様々な景観上の視点からの考え方を集約した後、糸満景観審議会を開催し、として業者への対応を図ってまいりたいと考えております。 ◎経済部長(兼城浩康) 御質問、件名3、鉱山開発について。小項目2、市内で営業する鉱山業者について、ア及びイについて順にお答えいたします。 ア、市内で営業する鉱山事業者は、沖縄総合事務局に確認したところ現在18事業者とのことです。 次にイ、鉱山所在地の周辺環境は主にどのような地域となっているかについては、都市計画法上の市街化調整区域であり、また農振法上では農業振興地域に該当しております。 次に御質問、件名4、「魂魄の塔」西側にある鉱山内の農地や同鉱山に隣接する北側農地について、小項目1から2までについて順にお答えいたします。小項目1、二つの農地について、ア、農地所有適格法人の要件と設立後の運営については、法人には4つの要件が必要となります。1件目が法人形態であること。2件目が農業に関連する事業であること。3件目が議決権要件として総社員の過半であること。4件目が役員要件として、役員の過半は農業に常時従事する構成員であることが要件となっております。設立後の運営については、農地所有適格法人の要件を満たしているか把握するため、法人から年一度事業の状況等についての報告書を農業委員会が徴収することになっております。 次にイ、鉱山内の農地についての状況は、休耕地となっております。 次にウ、鉱山北側農地についての状況は、同じく休耕地となっております。 次に小項目2、鉱山と農地の関係について。ア、鉱山と農地を所有している法人の代表者は同一人物ですかについては、全部事項証明書及び本人へ聞き取りしたところ、同一人物であることを確認いたしました。 次にイ、農地法第3条で取引された農地の制限については、営農計画に基づく土地利用が必要であり、農業以外の利用はできません。 次に御質問、件名5、SDGsと鉱山開発について。小項目1、SDGsについてイ及びウについてお答えいたします。小項目1、イ、農地等における公共性については、農業振興地域内には畑、山林、原野、宅地等いろいろな地目があります。農業振興地域における農用地とは、地域の農業上の有効利用と発展のために施策を計画的に推進することを目的としております。本市の農用地面積は1,983ヘクタールで、面積の42.5%を占めています。農地等の開発にあっては、無秩序な開発行為を抑制し、良好な地域環境の保全を踏まえた開発が求められており、このような考え方はSDGsのゴール11.住み続けられるまちづくりを及びゴール15.陸の豊かさも守ろうの理念に沿うものと認識しております。 次にウ、今後の鉱山開発の在り方については、地下資源についても持続可能な開発目標に準じる必要があると考えており、SDGsに明記されている17の目標のうち、9.産業と技術革新の基盤をつくろう、12.つくる責任つかう責任、14.海の豊かさを守ろう、15.陸の豊かさも守ろうの4つに該当すると考えております。 最後に御質問、件名7、自然環境行政について。小項目2、ウミガメの保護の取組についてお答えします。ウミガメの保護については、沖縄県にて沖縄県漁業調整規則の中で、ウミガメの成体及び卵については採捕が禁止となっております。米須海岸と大度海岸において、「ウミガメの産卵時期の5月から9月は砂浜でのキャンプはご遠慮ください」との注意喚起の看板や、「ウミガメの密漁や卵の持ち去りは禁止です。沖縄県漁業調整規則又は漁業法の違反となり罰を受けることがあります」などの看板を設置し、ウミガメ保護の取組を行っております。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 御質問、件名5、SDGsと鉱山開発について。小項目1、ア、行政としてSDGsの重要性についてお答えします。 SDGsとは、誰一人取り残さない持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現のため、2030年を年限とする国際目標です。各国がそれぞれの取組を通して、国際目標の17のゴールを達成する仕組みであり、日本はSDGsの実施指針において、「持続可能で強靭、そして誰一人取り残さない、経済、社会、環境の統合的向上が実現された未来への先駆者を目指す」と定めています。本としてもその重要性を鑑み、令和3年3月に策定しました第5次糸満総合計画で定める6つの目指すまちの姿にそれぞれのゴールを設定し、SDGsの取組については、基本計画の各施策に結び付けています。 次に御質問、件名5、SDGsと鉱山開発。小項目1、SDGs、イ、沖縄戦跡国定公園における公共性についてお答えします。沖縄戦跡国定公園の公園指定の趣旨は、第二次世界大戦における日米両国の激戦地として知られている本島南部の戦跡を保護することにより、戦争の悲惨さ、平和の尊さを認識し、20万人余の戦没者の御霊を慰めるとともに、延長11キロに及ぶ雄大な海食崖景観の保護を目的に設けられています。沖縄戦跡国定公園内の開発にあっては、こうした公園指定の趣旨を踏まえた開発が求められており、このような考え方はSDGsのゴール11.住み続けられるまちづくりを、及びゴール15.陸の豊かさも守ろうの理念にも沿うものと認識しております。 次に御質問、件名9、LGBT行政について。小項目1、性の多様性についてお答えします。互いの性に配慮した健康支援や、人権尊重の意識啓発などを進め、広い視野で多様な価値観を認め合う社会づくりは大切であることから、社会の制度、慣習に根強く残る固定的な男女の役割分担の是正、人権の尊重や男女共同参画社会に向けた意識づくりや、共生社会の実現に取り組み、LGBTQなどの多様な性について理解を深める必要があると考えております。 次に御質問、件名10、平和行政について。小項目1、ひめゆり資料館の支援についてお答えします。ひめゆり資料館においては、新型コロナウイルス感染拡大に伴う資料館訪問者数の激減に伴い収入が減少しており、経営の持続が厳しくなっている状況と伺っております。としては、これまでコロナ感染拡大による経済的影響を受けた観光業に関連する市内事業所向け、糸満観光関連等事業者支援給付金で10万円、そのほかいとまん観光誘客促進事業において市内の地域特産品の救済と位置づけ、ひめゆり資料館のストラップ、トートバックの買上げで35万5,000円と、計45万5,000円の支援を行っております。またのホームページに掲載しております糸満平和ガイド育成事業の実施報告に、市内平和関連施設の一つとして、ひめゆり資料館のホームページをリンクさせております。 最後に御質問、件名13、糸満におけるオリンピック事業。小項目1、選手や関係者の受入事業の進捗状況についてお答えします。本市では、東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向け、陸上競技のトルコ視覚障がい者スポーツ協会の事前キャンプが予定されておりますが、新型コロナウイルスの世界的流行等で出場選手が確定されておらず、キャンプの有無については現在保留の回答が寄せられています。なお事前キャンプを実施するためには、7月初旬までに国への申請期限が設けられているため、6月末までに正式な回答を頂くこととなっております。 ◎福祉部長(金城満) 御質問、件名6、子育て行政について。小項目1及び2についてお答えします。 小項目1、市内こども食堂への支援の必要性については、現在、沖縄子供の貧困緊急対策事業補助金を活用したこども食堂が1か所、自主運営しているこども食堂が1か所あります。なお子供の心身の健全な発達等を支援するため、食事支援は重要なものと考えており、農林水産省の政府備蓄米の無償交付、沖縄こども未来プロジェクト、国や県のみならず民間企業等から様々な支援を活用し、食事提供が継続して行えるよう支援してまいります。 小項目2、児童手当・特例給付の現況届返信用封筒の無料化については、現況届を郵送する際に返信用封筒を同封しており、返信用封筒にかかる受給者の負担は無料となっております。なお返信用封筒への切手の貼付に関して、県内10に確認したところ、沖縄とうるまは切手不要の取扱いをしておりますが、残りの8は切手の貼付が必要とのことであります。また内閣府においては、子育て世帯の利便性の向上や業務効率化の観点から、児童手当の現況届のオンライン化を推進するとともに、マイナンバーの活用を進めています。新型コロナウイルス感染症の感染対策にも効果的であることから、としては児童手当の電子申請を推進していく方向が適切と考えております。 件名8、市民生活支援行政について。小項目1及び2について順にお答えします。小項目1、生活保護行政について。ア、保護率(速報値)については、令和3年5月末現在20.69パーミルとなっております。 次にイ、今後の扶養照会の在り方については、既に国の通知に基づき要保護者の相談に当たっては面接相談員を配置し、丁寧に生活歴を聞き取り、個々の要保護者に寄り添った対応を行っているところです。 小項目2、大人食堂について。必要性については、大人食堂には主に生活困窮した場合の食糧支援と困窮者の相談の場が求められていると認識しております。現在、本市では食糧支援については糸満社会福祉協議会による食糧支援やフードバンクの取組があります。その関わりの中から貸付制度や生活保護等の公的支援へつなげているところであります。さらに食糧支援については、本及び日本郵便株式会社沖縄支社と糸満社会福祉協議会の三者協定によるフードドライブの準備を進めており、その充実に努めてまいりたいと考えております。また相談の場としては、糸満くらしサポートセンターきづきによる自立相談支援を通じて住宅確保給付金や生活保護をはじめとする公的支援につなげているところです。こうした取組により大人食堂と類する役割は、相当程度果たしているものと考えております。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) 御質問、件名11、教育行政について。小項目2、現在の給食センターのHACCP対応についてお答えいたします。 現在、給食センターではHACCPに基づいて運営しております。HACCP対応については、学校給食衛生管理の基準、HACCPの概念を取り入れた厚生労働省の大量調理施設衛生管理マニュアルに基づいて対応しております。購入した原材料から提供する給食に至る全工程の中で、食中毒や異物混入などの危害な要因を除去または低減させるために、特に重要な工程を管理し、給食の安全性を確保しております。例えば食中毒汚染に対応するために、原材料や提供した給食を50グラムずつ2週間の保存や、調理場の温度、湿度を記録、従業員の月2回の検便検査、食品衛生管理表に基づく保健所との連携など、HACCPに基づいて運営しております。 ◆4番(浦崎暁議員) それでは質問席より再質問を行います。ランダムに再質問していきます。 件名1の6月23日の沖縄慰霊の日について、市長のしっかりとした平和に対する思いを聞くことができました。今後もやはり本におきましては、世界に発信していく平和の地として、本当にふさわしい理念とか事業を展開していくということで求められていると思います。以下の項目にも平和に関することがありますので、進めていきたいと思います。 件名2のコロナ対策についてなんですが、本市の職員の方々が、本当に頑張ってワクチン接種のために働いていると。市長も現場に出向いて激励していると、本当にこれはやはり市民の命と健康を思う糸満の誇れる姿ではないかと思います。やはりいろいろ課題は全国的にも出ていて、先ほど担当部長より課題がありましたけれども、ちょっと私は角度を変えて確認したいと思います。市内に在住する外国人の方、例えば技能実習生とか永住権を持っている方、多くの方が本にも住んでおります。そういう方々に対するワクチン接種の具体的な要綱なり、そういうのは本は持っているのでしょうか。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後5時05分)                              (再開宣告午後5時25分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 今、現在においては外国人の方に対する特別な要綱や指針等というものはないということでございます。 ◆4番(浦崎暁議員) 本市には、ベトナムの方、ミャンマーの方、技能実習生とかですね、あと中国の方、永住権を持っている方とかたくさんの外国籍を持っている方がいます。住民票も登録していますので、今後やはりワクチン接種の問題というのが具体的に出てくるので、やはりこれは国、県、そして関係市町村、近隣市町村の動向を見て、やはりそういう方々に対する要綱なり指針というのをきちんとつくっていくべきだと思います。それはどうでしょうか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えします。 現段階で国から示された指針等も確認できないというところがございますが、これから外国人の方々へのコロナワクチン接種に関する支援等について、国の動向に合わせて検討してまいりたいと思っております。 ◆4番(浦崎暁議員) 件名6、子育て行政です。小項目2、児童手当・特例給付の現況届返信用封筒無料化ということで、先ほど福祉部長は児童手当の電子申請ということを述べられています。これは次年度からということでよろしいでしょうか。 ◎福祉部長(金城満) 電子申請はマイナンバーカードを活用すれば可能です。ですからマイナンバーカードを取得していただければ、今でもできるような状況ですので、ぜひそこの手続をして進めていけば無料ということになりますので、それを推進したいと考えております。 ◆4番(浦崎暁議員) ただマイナンバーカードということが今出てきましたので、その普及率というとまた議会が止まってしまうのでそれは言わないんですけれども。児童手当関係の方々というのは1万人ほどだということなんですけれども、この方々全てマイナンバーカードを持っていると思いますか。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 マイナンバーカードの取得割合がどの程度というのは、今数字を持っておりませんが、過半数には届かないものと認識しております。ただ申請をすればできるということですし、児童手当に関してはほかの手続よりは添付書類とかそういうものがございませんので、一番電子化が進めやすい事務となっております。したがってその効率化を図る、それから感染対策としても有効であることを考えますと、マイナンバーカードでの申請を進めることが適切だと考えております。 ◆4番(浦崎暁議員) これは当局の願望ですよね。実際、どうなのかという話から出発しないと、そういう制度を言われても、では実際100%、1万人の方々がマイナンバーカードを持っていればその制度は動くことができるんだけれども、実際マイナンバーカードの普及率も厳しい中でですよ、そういう中でこの返信用封筒の切手の無料化というのは、やはり本当に子育て支援につながっていくと思うので、ぜひ検討していってください。よろしいですか。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 申請すれば無料化が可能ということでございます。ですので申請できないということではございませんので。もちろん封筒の返信で回答することも可能ですが、それは切手のほうを貼っていただいて、無料のほうを求めるのであればマイナンバーカードのほうを手続していただきたいと考えております。 ◆4番(浦崎暁議員) 二つの制度の加入の話がこんがらがっていますよ。私が言っているのは、あくまでも返信用封筒の切手代ですよね、84円。これを無料化してほしいということですよ。やはりそれを速やかに役所のほうに出していただくためには、この切手を無料にしてすぐ出せるようにするというのが、やはりこれは配慮したことではないかということです。だから検討していくということで考えてもらえませんか。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 他の状況、あるいは方向性等も含めて研究させていただきたいと思います。 ◆4番(浦崎暁議員) 件名7の自然環境行政についてなんですが、せんだって米須海岸でごみ拾いとか、そこで精力的に活動されている方と会っていろいろ話を伺いました。本当に大量のごみが漂着している状況も目の当たりにしました。先ほど当局からは、新しい事業を導入していくというふうなことを述べられていますが、この導入時期というか、何年度にこの事業を入れていくのかということです。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 本市においても、令和4年度の事業導入を検討しております。 ◆4番(浦崎暁議員) 令和4年度、来年度になりますが、導入に当たって地域の住民の方々ともきちんと話し合って、調整していって事業導入ということを図っていただきたいということですがよろしいですか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 そのように対応したいと考えております。 ◆4番(浦崎暁議員) 件名8の市民生活支援行政についてです。現在の生活保護率の速報値が20.69パーミルということで非常に高くなってきています。国会でも大きな問題になっていまして、全国自治体でも今議論になっているのが扶養照会の在り方ということなんですね。国のほうもこれについて動いて、国会でも大きな議論となって、今ようやく動いて扶養照会を拒む要保護者の意向を尊重するということになっています。これは要保護者の意向を尊重する方向性を明らかにして、要保護者が扶養照会を拒む場合には、「扶養義務履行が期待できない場合」に当たる事情がないかを特に丁寧に聞き取る運用を求めるということになっています。これは御理解されていますでしょうか。 ◎福祉部長(金城満) 3月にも御質問があって答弁されているように、通知によって改正法が変更されて、丁寧な聞き取りが必要であるということは承知しておりますし、窓口でもそのように対応しているところです。 ◆4番(浦崎暁議員) 今後、国からのこういう方針、通知、通達があるんですが、本としてはどういうふうに具体的に運用していくかということを伺いたい。 ◎福祉部長(金城満) 窓口のほうで具体的にどのようにしているかということであれば、要保護者の本人には、本人の過去の経歴、例えば出生地であったり学歴、職歴、転居歴、それから婚姻歴、家族構成、病歴、所有の財産や借金等、その他の情報を聞き取ることになります。扶養義務者については、本人への支援要請等を行う場合もありますので、本人との関係性、それから職業、生活状況とありまして、お話し頂ける範囲で情報提供を求めています。また扶養義務者に対しての照会を希望しない場合には、その場合はそういう意思を示された場合には、一応その理由というのを確認します。要保護者と当該扶養義務者の間に特別な事情があり、明らかに扶養ができない、議員がおっしゃられたような扶養義務が期待できないような場合、例えば当該扶養義務者が相続等をめぐり対立している、それから10年程度音信不通であるなど、交流が断絶しているような場合、そうした場合は扶養義務者の直接の照会は行わない、そういう取扱いを職員間でも意識を共有してやっております。 ◆4番(浦崎暁議員) 実務的なお話をしたいんですが、今ある相談表についても変更が今後あるんですか。 ◎福祉部長(金城満) 国のほうからは、相談表の変更という例示は示されていませんが、この通知にある項目等を一つ一つチェックして対応していくことが重要だと考えております。 ◆4番(浦崎暁議員) 件名9のLGBT行政についてです。当局の答弁は、そのとおりだと思いますが、私、市長に伺いたいんですね、このLGBTについて、性の多様性についてですね。那覇では、やはり先駆けて宣言もしていますし、本市においてもLGBTの宣言、ある意味ではパートナーシップの仕組みをつくっていくということが今後求められていると、私は思いますが、市長においてはどういうふうに考えているんでしょうか。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 議員おっしゃるように、那覇あるいは浦添ですね、性の多様性条例とか制定しております。今、国におきましては第5次男女共同参画基本計画を策定していますが、その後、さっきおっしゃっていたパートナーシップ制度等、幅広く議論するというお話もされています。のほうとしても、今年第3次男女共同参画計画を今後策定する予定でございます。その辺の動向も踏まえて、先ほどおっしゃっていた他の状況も踏まえて今後LGBTについてはどのような形でこの計画の中に盛り込むのか、検討していきたいと考えております。 ◆4番(浦崎暁議員) 第5次糸満総合計画、本市でつくりました。その中で多様性を認め合う社会をつくるということで、その中でもLGBTQということを、多様性の理解促進ということが盛り込まれております。これを今後どういうふうに具体化していくのかというのが問われてきますので、市長が先頭に立ってその政策を大いに推進していってほしいと思っています。市長と目が合ったら、何か答弁したいなということを私受け止めましたので、どうでしょうか。 ◎市長(當銘真栄) 再質問にお答えさせていただきます。 人権の尊重や男女の共同参画社会に向けた意識づくりや共生社会の実現に取り組み、LGBTQなどの多様性について理解を深める必要があると強く認識しております。 ◆4番(浦崎暁議員) それを認識しているからには、具体的に事業を進めていくということが今後求められていきます。今後、これを引き続きですね、私はをただしていきたいと思っています。 件名10の平和行政に移ります。先ほど、ホームページ等にもひめゆり資料館へのリンクがある等を述べて、支援をしているんだよということなんですが、私びっくりしたのは中城村ですか、非常にいい取組をしているんですね。親子へチケットを配って、親子で平和資料館を見ていただいて、それもまたその資料館の支援にもつながっていくということなんですけれども。やはり本にある施設なんですよね。本が旗振り役として前面に出て支援していくという立場が、私は今は求められているんじゃないかと思うんですよ。これについて市長なり、御答弁をお願いしたいと思っています。 ◎市長(當銘真栄) 再質問にお答えさせていただきます。 へも資料館の普天間館長、職員の来庁がありました。厳しい現状の訴えがありました。としても、給付金等の支援の案内をしてございます。ただ平和学習としても大切な施設でもあります。施設をリニューアルしたという話も、新聞や館長も言っておられました。でも入館の親子のチケットを買い上げて、市内小中学校に配布できないか、前向きに検討をさせていただきたいと思っております。 ◆4番(浦崎暁議員) やはりこれは市長の御英断で、どんどん進めていって、6.23が迫ってきますよ。そういう中での平和行政をどんどん進めていくという姿勢を、今、インターネットをたくさん私は見ていると思います。ですからこれを中城村には負けないぐらい、それを凌ぐような支援策をしていってほしいと思っています。やはり糸満がやることによって、他にも広がっていくと思うので、そのことは非常に大きな期待を持っています。 件名11、教育行政です。実はそこで言っている給食センターなんですけれども、これは給食センターの以前、平成29年3月市議会定例会で私が示した写真なんです。これは天井なんですけれども、そこには黒いカビがあったりしています。天井がこういうふうに黒く汚れていました。もう一つが、これはその隣の施設の屋根なんですけれども、こういうふうにカビがあって、これを拡大すると、やはりこういう状態になっていました。その議会の一般質問以降、上原昭市政の下で検討委員会が設置されました。今、當銘真栄市政の下で実現の方向にあるということなんですけれども。先ほど検討結果ということで述べられていて、PFIという言葉が発せられたんですけれども。このPFIという問題は、いろいろ私はたくさんあると思っています。今後やるのはPFIの可能性調査ということですよね。その可能性調査の結果いかんによってはPFIではない手法で進めていくという捉え方でもよろしいでしょうか。 ◎教育長(幸地政行) 本日の企画開発部の政策推進課から、給食センターの整備計画についての答弁の中で、今、給食センターに示された規模、建設候補地を基に施設整備に当たって遵守すべき法令等の調査、これが1点目です。それでレベルアップを行っていくと。2つ目は、本が今後公共施設等の整備を行うに当たりPFI導入等を判断するための指針の策定。そして3つ目は、学校給食センターPFI導入可能性調査業務を今行っているところであります。今の御質問は、その可能性調査業務のところでの結果を受けての対応ということと理解しております。それについては、またその結果を受けて今後の、次年度に向けて、それからその先、給食センターができていくまでの状況も踏まえて、ここも踏まえて検討していくというところであります。具体的な答弁にはなっていないかもしれませんが、そういう状況です。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 今回の可能性調査の業務内容につきましては、今教育長のほうから説明されましたけれども、今回の業務委託の中で、まず概算事業費とあとバリュー・フォー・マネーということで、これは民間委託した場合の財源、公共でやった場合と民間委託した場合の財源を出す部分があるんですが、その部分については建設コスト、あるいは維持管理のコストも含めて有利かどうか、今回の委託の中で算出する予定でございます。その中でこのPFIを導入するかしないか、その辺の判断が出てくると考えております。 ◆4番(浦崎暁議員) PFIありきではないということでよろしいですか。 ◎企画開発部長(徳元弘明) はい。PFIありきではないということでございます。 ◆4番(浦崎暁議員) 件名12、道路行政について。関係機関と協議していくということをおっしゃっていたんですけれども、非常に危険な箇所なんです。やはり早急な安全対策というのが求められていまして、例えば横断歩道の設置とか、そういうことは考えていませんか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問についてお答えいたします。 既に注意を促す電柱幕を設置しております。今、効果を確認しているところであります。より効果的な交通安全対策を関係機関と協議してまいりたいと考えているところでございます。 ◆4番(浦崎暁議員) ぜひ安全対策を進めてほしいと思います。 件名13なんですけれども、先ほどオリンピックの受入れについては6月末、私たちはトルコですか、打診していると。回答がなければということなんですけれども、6月末に期限を決めて回答がなければやめてしまうということでいいんですか。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 相手国とは6月14日に連絡が取れまして、まず第1回目のウェブ会議を行っています。これはうちの観光・スポーツ振興課の課長、県から委託の旅行業者、トルコ国の代表、パラリンピックの代表、通訳の方の4者でウェブ会議を行っています。そのときはまだ選手が決まっていないということもありまして、来週22日に再度ウェブ会議を持ちまして、キャンプの有無について回答するということになっています。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後5時50分)                              (再開宣告午後5時50分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆4番(浦崎暁議員) 件名4行きます。当局として、この農地について再質問したいと思います。先ほど休耕地ということをおっしゃっていましたけれども、この休耕地というのは一体どういうことなんですか。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 農作物を植え付けられていない状態、耕作されていない状態を休耕地と呼んでおります。
    ◆4番(浦崎暁議員) 昨年ですか、所有権を取得して、第3条で取り引きされたと思うんですけれども、この農地所有適格法人の報告というのが、事業年度終了後3か月以内ということになっているんですけれども。ではこの休耕地ということになれば、この報告書は提出されないということでよろしいんですか。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 先ほどの答弁でもありましたが、法人が年に一度という形でありまして、その後、一年をたってまた報告をするということになっておりまして、現在一年がたっていないので、まだ報告の時期に来ていないという形になっております。 ◆4番(浦崎暁議員) 今、実態として畑をしていないということでよろしいですよね。 ◎経済部長(兼城浩康) はい。そのとおりでございます。 ◆4番(浦崎暁議員) この休耕地というのは、その法人から聞いて休耕地と判断したんですか。それとも客観的に見て休耕地だと判断したんでしょうか。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 これは農業委員会の調査がございますが、農業委員会の調査の中ではそういった耕作されていない土地を休耕地と呼んでいるということでございます。 ◆4番(浦崎暁議員) その農地法第3条での取り引きというのは、やはり農業をしていただくというのが大きな原則だと思うんですけれども。今後、新たに農業をしていただくというふうな行政指導なり、それを今後考えているんですか。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 この農業法人につきましては、5月に植付けをするということで返事を頂いていたんですが、それが対応できていないということで、引き続きこれは農業委員会のほうでも指導をしていくということで確認をしております。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後5時53分)                              (再開宣告午後5時53分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆4番(浦崎暁議員) 先ほどの部長の答弁で、鉱山の所有者と農地の所有者は同一人物だろうということなんですが、今客観的に見て、外見を見ていると、例えば鉱山開発と農地との関係ということを考えてみた場合、今鉱山の搬入路、進入路というのはどこにあるのかと思うんですが、どうでしょうか今。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 現在、私たちの確認しているところでは、進入道路が確保されていないと考えております。 ◆4番(浦崎暁議員) 私も鉱山に詳しいわけではないんですけれども、やはり鉱山というのは大きな岩とか石を、10トントラックで搬出する様子は皆さんも御存じだと思うんですけれども、今搬出路がないということになれば、ではどういうふうにしてこの岩石、いわゆる土砂とか岩ずりを出していくんでしょうか。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 そういう搬出等の行為を考えれば、どうしても進入道路の確保は必要になると考えております。 ◆4番(浦崎暁議員) しかし周辺は農地とか里道もあります。あと慰霊碑もあったりとか、細かいところは時間もないので言わないんですけれども。今の状況というのは、繰り返すと、鉱山の周辺には、鉱山専用路とか進入路とか搬出路はないということを確認しますけれども、それでいいんですか。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 現時点においては、許可を、手続を経ての進入道路というのは見えないと考えております。 ◆4番(浦崎暁議員) あくまで一般論ですけれども、やはり鉱山を開発していくためには、道路というのは不可欠だと思います。今後、やはりそういう道を確保する動きというのは出てくると思いますが、としてはどういう考えがありますか。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 どういう形で進入道路の確保を図るか、まだ今のところ分かりませんが、申請等があれば法に基づいて手続していくということになると考えております。 ◆4番(浦崎暁議員) 実はこの農業生産法人の去年9月23日の登記情報を入手しました。その中には目的に、鉱物資源の採取及び販売、産業廃棄物及び一般廃棄物の処理収集運搬、産業廃棄物及び一般廃棄物の再生処理業ということが盛り込まれています。それがすぐ問題だという話では当然ないんですが、やはり密接なつながりがあるんじゃないかと私は思っています。今後、大きな動きとしてはやはり鉱山の搬出路というふうなことが、そういう動きが出てくるんじゃないかと思っています。 ちょっと角度を変えます。なぜSDGsと鉱山開発かと言うと、やはり資源というものをどんどん取っていくと、次世代に枯渇してしまうという理念がSDGsということなんですね。私もあの地域における遺骨の問題、沖縄戦が記憶された地から、土砂から軍事基地建設というのは絶対反対で、これは阻止しなければいけないという立場なんです。やはりいま一度資源開発という側面で議論を進めないといけないなと思っています。航空写真から見ると、あの周辺一帯というのは白い石灰岩、採掘した鉱山が点在していますよ。これがどんどん広がっていくのではないかと思っています。先ほど当局の答弁でも、国定公園そして農地、そして風景と、これは本だけではなく県、そして国の財産だと思っています。非常に公益性が高い地域だと思っています。確かに私的企業の営業とか営利を追求するというのは、これは法律にのっとる上では自由にできると思うんですけれども。そうは言ってもSDGsが言われている昨今、やはりこういう公益性が強いところ、そういう地域での開発行為というのは考えていかないといけないと私は思っています。今後、県も、私、新聞報道でしか分からないんですが、何らかの規制とか、そういう対応をしていくという動きを見せていますけれども、本としてはどういう考えに今あるのかというのを伺いたいと思います。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後6時00分)                              (再開宣告午後6時00分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆4番(浦崎暁議員) 鉱山開発について、本としてはどういうふうな見解を持っているのか、今考えを持っているのかというのを伺います。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 今回の鉱山開発でございますが、大本は鉱業法に基づく鉱山開発でございまして、ただそれに基づいては各個別法が関係してくるということで、それがちょっと整っていないものも大きな問題があると。あとは遺骨の問題も大きな問題となっているということで、大きな話題になっているという認識でございまして、この辺はとしても1つの個別法に対しては、鉱業法の施業案の許可の際には各市町村にそういった通知をするとか、これが対応できるようになるかもしれないということで、総合事務局にはお願いをしているところでございます。 ◆4番(浦崎暁議員) 今、鉱業法という言葉が出てきましたけれども、大変古い法律らしいですよね。やはり先ほどおっしゃったけれども、結局鉱業法の中の第24条ですか、その中に関係自治体と協議ということがあるんですけれども、これがうまく回っていないんじゃないかと、非常に形式的なものじゃないかと思うんですが。例は結構いろいろあって、結局ある鉱山で問題を起こした場合、当該自治体が把握していないんですよ。国のほうにいろいろ聞いて、ようやく分かったという事例が結構あって、これで本当にいいのかなと思います。これはやはり法律ですから、国会のほうできちんと議論して法律改正なりしていただかないと、本だけではなくて全県全土でこういう事態が行われていたら大変な事態だと私は思っています。本としても、やはり第24条というのが形式的なものじゃないかと私は思うんですけれども、の見解を伺いたいと思っています。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 24条協議の質問でございますが、が24条協議で意見を出した際の考え方は、やはり地下ダム問題と、あとは風景、そういった各個別法の問題は、鉱業法の24条協議の中で最終的には反対であるというふうな意見を出しているということでございます。 ◆4番(浦崎暁議員) 時間が迫ってまいりました。やはり私たちが住むこの糸満、沖縄戦終えんの地であります。6月23日、世界に向けて平和を発信する、そういう中でこういう問題が起こっている。やはり私たち市議会、そして当局を含めてこういう地から平和を発信するという意味からも、そういう戦争の記憶がある地域から軍事基地の建設は絶対に許さないという声を上げていかなきゃならないと思います。私の一般質問を終わります。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 以上で本日の会議を終了いたします。                              (散会宣告午後6時04分)...