糸満市議会 > 2021-03-22 >
03月22日-07号

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  1. 糸満市議会 2021-03-22
    03月22日-07号


    取得元: 糸満市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-04
    令和3年第2回糸満市議会定例会会議録令和3年3月22日出席議員 21人1番 玉 村   清    2番 金 城   悟3番 上 原   勝    4番 浦 崎   暁5番 菊 地 君 子    6番 伊 敷 郁 子7番 国 吉 武 光    8番 金 城   敏9番 新 垣 勇 太    10番 金 城 一 文11番 玉 城 安 男    12番 玉 城 哲 郎13番 金 城   寛    14番 高 江   靖15番 西 平 賀 雄    16番 大 城 明 弘17番 金 城   敦    18番 徳 元 敏 之19番 金 城 幸 盛    20番 新 垣 安 彦21番 大 田   守欠席議員 なし 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は次のとおりである。    市長     當 銘 真 栄    副市長     神 谷 和 男    教育長    幸 地 政 行    総務部長    福 元 信 美    企画開発部長 徳 元 弘 明    市民健康部長  島 根 辰 也    福祉部長   平 田 徳 明    経済部長    兼 城 浩 康    建設部長   大 城   拡    水道部長    伊 敷   勝    消防長    福 元   毅    教育委員会   阿波根 庸 伸                      総務部長    教育委員会  與那覇 正 樹    指導部長本日の議事日程 日程第1 諸般の報告 日程第2 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について 日程第3 議案第34号 教育委員会委員の任命について 日程第4 議案第35号 固定資産評価審査委員会委員の選任について 日程第5 議案第36号 固定資産評価審査委員会委員の選任について 日程第6 議案第37号 固定資産評価審査委員会委員の選任について 日程第7 議案第4号 令和3年度糸満市人材育成事業特別会計予算 日程第8 議案第20号 糸満市観光文化交流拠点施設条例の制定について 日程第9 議案第22号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について 日程第10 議案第23号 特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例について 日程第11 議案第24号 糸満市職員定数条例の一部を改正する条例について 日程第12 議案第33号 糸満市消防団員の定員、任免、服務等に関する条例の一部を改正する条例について 日程第13 議案第38号 工事請負契約の変更契約について((仮称)糸満市文化・平和・観光振興センター建設工事(建築)) 日程第14 議案第39号 工事請負契約の変更契約について((仮称)糸満市文化・平和・観光振興センター建設工事(電気)) 日程第15 議案第40号 工事請負契約の変更契約について((仮称)糸満市文化・平和・観光振興センター建設工事(機械)) 日程第16 議案第5号 令和3年度糸満市国民健康保険事業特別会計予算 日程第17 議案第6号 令和3年度糸満市介護保険特別会計予算 日程第18 議案第9号 令和3年度糸満市後期高齢者医療特別会計予算 日程第19 議案第15号 令和2年度糸満市介護保険特別会計補正予算(第3号) 日程第20 議案第26号 糸満市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例について 日程第21 議案第27号 糸満市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について 日程第22 議案第28号 糸満市介護保険条例の一部を改正する条例について 日程第23 議案第41号 指定管理者の指定について(糸満市コミュニティセンター) 日程第24 議案第43号 指定管理者の指定について(糸満市障害者地域活動支援センター陽だまり) 日程第25 議案第47号 専決処分の承認について(糸満市国民健康保険条例の一部を改正する条例) 日程第26 議案第42号 指定管理者の指定について(糸満市コミュニティセンター(南区コミュニティセンター)) 日程第27 議案第7号 令和3年度糸満漁港ふれあい公園事業特別会計予算 日程第28 議案第8号 令和3年度糸満市土地区画整理事業特別会計予算 日程第29 議案第10号 令和3年度糸満市農業集落排水事業特別会計予算 日程第30 議案第11号 令和3年度糸満市水道事業会計予算 日程第31 議案第12号 令和3年度糸満市下水道事業会計予算 日程第32 議案第16号 令和2年度糸満市土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号) 日程第33 議案第21号 糸満市農業集落排水設備資金貸付条例の制定について 日程第34 議案第29号 糸満市農業集落排水処理施設条例の制定について(糸満市農業集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例の全部改正) 日程第35 議案第31号 糸満市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例について 日程第36 議案第44号 指定管理者の指定について(糸満市農村公園) 日程第37 議案第45号 指定管理者の指定について(糸満市海のふるさと街づくり施設) 日程第38 議案第46号 指定管理者の指定について(糸満市都市公園) 日程第39 議案第3号 令和3年度糸満市一般会計予算 日程第40 議案第2号 第5次糸満市総合計画基本構想について 日程第41 議員提出  戦没者を冒涜する土砂採取の断念等を求める意見書及び決議の提出について      議案第3号 日程第42 議員提出  糸満市米須地区の土砂採掘に関する意見書の提出について      議案第4号 日程第43 「糸満市学校給食センターの早急な建て替え及び食物アレルギー対応専用調理室設置」について(要請) 日程第44 安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための陳情書 日程第45 議員提出  安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための意見書の提出について      議案第1号 日程第46 糸満市社会福祉法人及び学校法人保育園・認定こども園園長会からの要請書 日程第47 認可外保育施設利用者への新型コロナ感染症対策支援及び、認可保育所との保育格差是正を求める要請 日程第48 糸満市保育士資格取得支援事業の継続を求める要請 日程第49 国民健康保険税(料)の特例減免等の継続を求める陳情 日程第50 議員提出  新型コロナウイルス感染拡大に伴う国民健康保険税(料)の特例減免等の継続を求める意見書の提出について      議案第2号 日程第51 日常生活用具給付等事業(紙おむつ)の給付要件の緩和・糸満市に対する支援要請に関する陳情 日程第52 「運転代行業者への事業継続緊急支援措置」についての陳情書 日程第53 新型コロナウイルス感染拡大の影響に対するタクシー事業への緊急支援について(要請) 日程第54 市道真壁前田原線の早期供用開始について 日程第55 空き家・持ち主不明屋敷の件について 日程第56 日本政府がすみやかに核兵器禁止条約に署名し、国会が批准することを求める意見書の提出を求める陳情 日程第57 国の責任による「20人学級」を展望した少人数学級の前進を求める陳情 日程第58 辺野古新基地建設の即時中止と、普天間基地の沖縄県外・国外移転について、国民的議論により、民主主義及び憲法に基づき公正に解決するべきとする意見書の採択を求める陳情(「新しい提案」実行委員会提出) 日程第59 辺野古新基地建設の即時中止と、普天間基地の沖縄県外・国外移転について、国民的議論により、民主主義及び憲法に基づき公正に解決するべきとする意見書の採択を求める陳情(全国青年司法書士協議会提出) 日程第60 米軍普天間飛行場の辺野古移設を促進する意見書に関する陳情 日程第61 全国知事会の「米軍基地負担に関する提言」の主旨に基づいて、地方自治の根幹を脅かす日米地位協定の見直しを国に求める意見書を提出する事を求める陳情書 日程第62 後期高齢者医療制度窓口負担2割化の中止を求める意見書提出に関する陳情書 日程第63 和光地蔵尊の移転と戦後処理について(陳情) 日程第64 糸満市における石灰岩採掘に対する陳情書 日程第65 閉会中の継続審査(調査)の申出について   ――――――――――――――――――――――――――――――                              (開議宣告午前10時12分) ○議長(大田守) これより本日の会議を開きます。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) この際「諸般の報告」を行います。 △3月22日付、金城悟議員から議員提出議案2件の提出がありました。  以上で諸般の報告を終わります。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。 本件に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本件に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって本件に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について、本件については、異議なしと決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立全員であります。 よって本件については、異議なしとすることに決しました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 議案第34号 教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △議案第34号 教育委員会委員の任命について、本案については、同意することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立全員であります。 よって本案については、同意することに決しました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 議案第35号 固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。 本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第35号 固定資産評価審査委員会委員の選任について、本案については、同意することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立全員であります。 よって本案については、同意することに決しました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 議案第36号 固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。 本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第36号 固定資産評価審査委員会委員の選任について、本案については、同意することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立全員であります。 よって本案については、同意することに決しました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 議案第37号 固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。 本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △議案第37号 固定資産評価審査委員会委員の選任について、本案については、同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
    ○議長(大田守) 起立全員であります。 よって本案については、同意することに決しました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 議案第4号 令和3年度糸満市人材育成事業特別会計予算、議案第20号 糸満市観光文化交流拠点施設条例の制定について、議案第22号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について、議案第23号 特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例について、議案第24号 糸満市職員定数条例の一部を改正する条例について、議案第33号 糸満市消防団員の定員、任免、服務等に関する条例の一部を改正する条例について、議案第38号 工事請負契約の変更契約について((仮称)糸満市文化・平和・観光振興センター建設工事(建築))、議案第39号 工事請負契約の変更契約について((仮称)糸満市文化・平和・観光振興センター建設工事(電気))、議案第40号 工事請負契約の変更契約について((仮称)糸満市文化・平和・観光振興センター建設工事(機械))、以上9議案を一括して議題といたします。 9議案については、その審査を総務委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆5番(菊地君子議員) おはようございます。本委員会に付託のありました議案第4号、議案第20号、議案第22号、議案第23号、議案第24号、議案第33号、議案第38号、議案第39号及び議案第40号、以上9議案について、委員長報告を行います。 議案第4号 令和3年度糸満市人材育成事業特別会計予算。本案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,096万4,000円とするものであります。前年度当初予算と比較しますと、177万6,000円の減となっております。歳出、2款1項4目文化振興費において、文化振興事業236万6,000円が計上されております。当局より、海外ホームステイ事業に係る経費であるとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 △議案第20号 糸満市観光文化交流拠点施設条例の制定について。本案は、本市の文化や魅力を情報発信する拠点として整備しております、糸満市観光文化交流拠点施設の供用を開始するに当たり、施設の設置及び管理等について必要な事項を定めるため、条例を制定するものであります。委員より、施設機材を損傷された際の賠償責任を明確にする必要がある。また、施設の目的に合った使い方について、施設の目的を明確にする必要があるのではないかとの意見がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第22号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について。本案は、こども園の薬剤師を非常勤の特別職の職員に追加する必要があるため、条例の一部を改正するものであります。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第23号 特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例について。本案は、新型コロナウイルス感染症に関する緊急経済対策の一環として、特別職の給料削減の措置を講ずるため、条例の一部を改正するものであります。令和3年4月1日から令和3年7月31日までの間における市長、副市長及び教育長の給料を削減するとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第24号 糸満市職員定数条例の一部を改正する条例について。本案は、市長及び教育委員会の職員の定数を変更するため、条例の一部を改正するものであります。当局より、図書館の窓口業務を民間委託したことにより生じた教育委員会職員の配置換え可能な定数について、市長部局へ配置するための改正であるとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第33号 糸満市消防団員の定員、任免、服務等に関する条例の一部を改正する条例について。本案は、近年、消防団員が年々減少傾向にある中、消防団員の災害対応能力の向上を図るため、ある特定の活動や大規模災害等に限定して参加する機能別消防団員制度及び消防団員の確保を図るための休団・復団制度を導入するため、条例の一部を改正するものであります。委員より、多言語対応可能な方や元看護師なども機能別消防団員として採用可能かとの質疑がありました。当局より、多言語対応可能な消防団員も確保予定であり、元看護師などの資格保持者についても機能別消防団として採用可能であるとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第38号 工事請負契約の変更契約について((仮称)糸満市文化・平和・観光振興センター建設工事(建築))。本案は、令和元年6月28日に原案可決され、その後、令和元年12月20日に変更契約が可決された、(仮称)糸満市文化・平和・観光振興センター建設工事(建築)において、契約金額を変更する必要が生じたので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求められたものであります。当局より、①展示部分の一部に鉄骨ブドウ棚の追加、②外装の仕様について耐候性のある仕様に変更、③屋根防水の仕様変更、④ガラスの仕様について耐用年数や強度向上のための仕様に変更するためのものであるとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 △議案第39号 工事請負契約の変更契約について((仮称)糸満市文化・平和・観光振興センター建設工事(電気))。 議案第40号 工事請負契約の変更契約について((仮称)糸満市文化・平和・観光振興センター建設工事(機械))。両案は、令和元年6月28日に原案可決された、(仮称)糸満市文化・平和・観光振興センターの工事請負契約において、契約金額を変更する必要が生じたため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求められたものであります。当局より、議案第39号については、①照明灯について固定式照明灯から移動式スポットライトへの変更、②幹線引込みのルートの変更、③屋外音響設備について必要最小限度の音響設備を追加するものであり、議案第40号については、①下水管敷設に伴う磁気探査業務の追加、②床置型の全熱交換器に除塩フィルターを追加するためのものであるとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。以上であります。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時25分)                              (再開宣告午前10時26分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆5番(菊地君子議員) 議案第24号ですけれども、教育委員会職員の配置換え可能な定数について、「市長」と読んだみたいですが、「市長部局」へ配置するための改正であるとの説明がありましたに変更いたします。 ○議長(大田守) 委員長報告に対する質疑を許します。 ◆12番(玉城哲郎議員) 私の会派には総務委員会がいないので質疑させていただきます。 議案第38号 工事請負契約の変更契約についてですが、屋根防水の仕様変更とは具体的にどのように変更されましたか。 2点目、議案第39号、幹線引込ルートの変更とありますが、どこからどこに変更になって、その理由があればお聞かせください。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時27分)                              (再開宣告午前10時29分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆5番(菊地君子議員) お答えいたします。 議案第38号の屋根の問題ですけれども、まず、耐用年数の強度を上げるために、これまでの予定していた防水の仕様を変更するということだったんです。設計時にはMOCA(モカ)無配合の単価がなくて、発注後にMOCA無配合の単価が示されて、県においてこれを使用するようにという推奨があった。MOCA剤は人に対して発がん性があると報告されていることから、2017年6月30日で製造中止になっているため、MOCA無配合の材料に変更したいということがあって、これは屋根の防水が変更になったという理由であります。 それから議案第39号、幹線引込ルートの変更ですけれども、当初、庁舎から受電する、電気をもらう予定だったんですけれども、災害時に浸水するおそれがあるということで、単独で開閉器を高所に、しかも下ではなくて高いところに受電器を設置するということでの追加であります。 ◆12番(玉城哲郎議員) 答弁ありがとうございます。 それでは、議案第38号、39号の工事変更や追加に関して、これだけ変更、追加になると、10月末の引渡時期には間に合うのでしょうか。 ◆5番(菊地君子議員) お答えいたします。 当局からは、これだけ変更があったとしても、10月には何とか間に合うという説明でありました。 ○議長(大田守) お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。 議案第4号 令和3年度糸満市人材育成事業特別会計予算、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △議案第4号 令和3年度糸満市人材育成事業特別会計予算、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 議案第20号 糸満市観光文化交流拠点施設条例の制定について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △議案第20号 糸満市観光文化交流拠点施設条例の制定について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 議案第22号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第22号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 議案第23号 特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第23号 特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 議案第24号 糸満市職員定数条例の一部を改正する条例について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △議案第24号 糸満市職員定数条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 議案第33号 糸満市消防団員の定員、任免、服務等に関する条例の一部を改正する条例について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第33号 糸満市消防団員の定員、任免、服務等に関する条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 議案第38号 工事請負契約の変更契約について((仮称)糸満市文化・平和・観光振興センター建設工事(建築))、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △議案第38号 工事請負契約の変更契約について((仮称)糸満市文化・平和・観光振興センター建設工事(建築))、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 議案第39号 工事請負契約の変更契約について((仮称)糸満市文化・平和・観光振興センター建設工事(電気))、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第39号 工事請負契約の変更契約について((仮称)糸満市文化・平和・観光振興センター建設工事(電気))、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 議案第40号 工事請負契約の変更契約について((仮称)糸満市文化・平和・観光振興センター建設工事(機械))、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第40号 工事請負契約の変更契約について((仮称)糸満市文化・平和・観光振興センター建設工事(機械))、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 議案第5号 令和3年度糸満市国民健康保険事業特別会計予算、議案第6号 令和3年度糸満市介護保険特別会計予算、議案第9号 令和3年度糸満市後期高齢者医療特別会計予算、議案第15号 令和2年度糸満市介護保険特別会計補正予算(第3号)、議案第26号 糸満市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例について、議案第27号 糸満市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、議案第28号 糸満市介護保険条例の一部を改正する条例について、議案第41号 指定管理者の指定について(糸満市コミュニティセンター)、議案第43号 指定管理者の指定について(糸満市障害者地域活動支援センター陽だまり)、議案第47号 専決処分の承認について(糸満市国民健康保険条例の一部を改正する条例)、以上10議案を一括して議題といたします。 10議案については、その審査を民生委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆2番(金城悟議員) 皆さんおはようございます。民生委員会委員長の報告をさせていただきます。本委員会に付託のありました議案第5号、議案第6号、議案第9号、議案第15号、議案第26号、議案第27号、議案第28号、議案第41号、議案第43号及び議案第47号、以上10議案について、委員長報告を行います。 議案第5号 令和3年度糸満市国民健康保険事業特別会計予算。本案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ74億9,802万4,000円とするものであります。前年度当初予算と比較しますと、6億2,434万7,000円(7.7%)の減となっております。委員から、出産育児一時金が減となっているが、出生率の低下と関係があるかとの質疑があり、当局より、前年及び前々年度が例年と比べ高くなっており、出生率の影響とは一概には言えないとの回答がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第6号 令和3年度糸満市介護保険特別会計予算。本案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ45億449万9,000円とするものであります。前年度当初予算と比較しますと、2億5,942万2,000円(5.4%)の減となっております。委員から、地域デイサービス委託料が減となっており、事業が縮小することを懸念しているとの意見がありました。審査の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第9号 令和3年度糸満市後期高齢者医療特別会計予算。本案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ4億6,455万6,000円とするものであります。前年度当初予算と比較しますと、1,419万3,000円(3.2%)の増となっております。予算増の主な原因は、後期高齢者医療広域連合納付金の増加であるとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 △議案第15号 令和2年度糸満市介護保険特別会計補正予算(第3号)。本案は、歳入歳出予算にそれぞれ3万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ48億5,947万4,000円とするものであります。歳出、3款1項1目基金積立金において、介護保険事業基金積立金3万6,000円が追加計上されております。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第26号 糸満市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例について。本案は、一般廃棄物処理業及びし尿浄化槽清掃業の許可手数料等を改定するため、条例の一部を改正するものであります。これは当該許可手数料等が県内11市及び島尻地区自治体の平均手数料額を大きく下回っている状況であることから、手数料の額を増額するための条例改正であるとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第27号 糸満市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について。本案は、放課後児童支援員としてみなすことのできる職員の経過措置を1年間延長するため、条例の一部を改正するものであります。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第28号 糸満市介護保険条例の一部を改正する条例について。本案は、第8期介護保険事業計画期間における介護保険料率、基準所得額の改定及び地方税法の一部改正による延滞金の取扱いについて規定するため、条例の一部を改正するものであります。改正の主な概要は、保険料率算定に係る所得段階を10段階から13段階に変更すること、低所得者については軽減措置が適用されることなどであります。委員より、低所得者層の保険料率は下がっているが、昨今は中間所得者層も厳しい状況にある。その層の配慮も必要ではないかとの意見がありました。審査の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第41号 指定管理者の指定について(糸満市コミュニティセンター)。本案は、公の施設である、糸満市コミュニティセンターの21施設の指定管理者を指定するため、地方自治法第244条の2第6項の規定により、あらかじめ議会の議決を求められたものであります。指定管理者となる団体は、それぞれの地区の自治会、指定期間は令和3年4月1日から令和8年3月31日までとなっております。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第43号 指定管理者の指定について(糸満市障害者地域活動支援センター陽だまり)。本案は、公の施設である、糸満市障害者地域活動支援センター陽だまりの指定管理者を指定するため、地方自治法第244条の2第6項の規定により、あらかじめ議会の議決を求められたものであります。指定管理者となる団体は、社会福祉法人たまん福祉会、指定期間は令和3年4月1日から令和4年3月31日までとなっております。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第47号 専決処分の承認について(糸満市国民健康保険条例の一部を改正する条例)。本案は、新型インフルエンザ等対策特別措置法の一部を改正する法律が、本年2月3日に公布され、同年2月13日から施行されることに伴い、糸満市国民健康保険条例の一部を改正し、同日から施行する必要が生じましたが、議会を招集する時間的余裕がないため、地方自治法第179条第1項の規定により、専決処分を行ったので、同条第3項の規定により、これを議会に報告し、その承認を求められたものであります。審査の結果、全会一致で承認すべきものと決しております。 ○議長(大田守) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。 議案第5号 令和3年度糸満市国民健康保険事業特別会計予算、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △議案第5号 令和3年度糸満市国民健康保険事業特別会計予算、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 議案第6号 令和3年度糸満市介護保険特別会計予算、本案に対する討論を許します。 ◆4番(浦崎暁議員) 皆さんこんにちは。議案第6号 令和3年度糸満市介護保険特別会計予算について、委員長報告に反対する討論を行います。 介護保険制度が始まって、今回で第8期となりました。この間、本市では3年ごとに保険料が引き上げられてまいりました。今度の条例改正に伴う今度の特別会計予算案ですけれども、13段階にランクが細かく分けられましたが、基本となる第5段階の基準額について申しますと、7,095円となり、前回の第7期と比べて265円の値上げとなっています。また年額は8万5,140円となっています。そういう状況の中で、やはり今、コロナ禍ということで、市民の暮らしも非常に厳しい、経済も厳しいというふうなことになっています。そういう中での介護保険料の値上げ。ますます市民の暮らしを追い込んでいくのではないでしょうか。そして今、全国の自治体によっては基金を取り崩すなどして、介護保険料を抑制しているところも出てきてまいりました。今回の介護保険料の値上げについては、市民の暮らしを本当に圧迫するものではないかというふうな懸念もあります。 よって、介護保険料の値上げに反対を申し上げて、私の討論といたします。 ○議長(大田守) お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △議案第6号 令和3年度糸満市介護保険特別会計予算、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立多数であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 議案第9号 令和3年度糸満市後期高齢者医療特別会計予算、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第9号 令和3年度糸満市後期高齢者医療特別会計予算、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 議案第15号 令和2年度糸満市介護保険特別会計補正予算(第3号)、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △議案第15号 令和2年度糸満市介護保険特別会計補正予算(第3号)、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 議案第26号 糸満市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第26号 糸満市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 議案第27号 糸満市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第27号 糸満市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 議案第28号 糸満市介護保険条例の一部を改正する条例について、本案に対する討論を許します。 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時56分)                              (再開宣告午前10時56分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆4番(浦崎暁議員) 議案第28号 糸満市介護保険条例の一部を改正する条例について、委員長報告に反対する討論を行います。 介護保険制度が始まり、今回で第8期となりました。この間、本市では毎回3年ごとに介護保険制度が見直されますが、引き上げられてきました。今回の条例改正の大きな特徴というものが、第1段階から第13段階までの非常に細かく段階が分かれているというのが大きな特徴点であります。この中で第5段階というのが、いわゆる基準額ということであります。この第5段階を見てみますと、本市の今回の条例改正に伴う保険料の値上げについて言うと、第7期が月額6,830円、今回第8期7,095円、差額が265円と。そして年額、第7期のときの基準額、5段階が8万1,960円、今回の第8期が8万5,140円、年額3,180円の値上げとなっております。先ほど介護保険特別会計でも、討論でも述べましたけれども、やはり今、コロナ禍という中で、本当に市民の暮らし、そして経済、営業というのは非常に厳しい状況にあります。これまで介護保険料というものは全国の自治体でも3年ごとに値上げされていくと。青天井じゃないかというふうな議論もあったんですが、やはり全国の自治体の中にはこれではまずいだろうということで自治体独自の裁量の中で保険料を下げていく、あるいは7期と同じようにしていくというふうな配慮がされています。保険料というものを維持していくために、あるいはお金の問題ですから、本市においては、基金については約8,000万円あるというふうなことを聞きました。この基金を使って、保険料金の負担を軽くしていくというふうなことも私は指摘したいと思います。 今回、やはり私は、市民の大きな負担になっていく、この介護保険については反対せざるを得ないと思っています。介護保険料の負担に、ぜひとも議員各位の反対を呼びかけて、私の討論を終わります。 ○議長(大田守) お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第28号 糸満市介護保険条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立多数であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 議案第41号 指定管理者の指定について(糸満市コミュニティセンター)、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △議案第41号 指定管理者の指定について(糸満市コミュニティセンター)、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 議案第43号 指定管理者の指定について(糸満市障害者地域活動支援センター陽だまり)、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第43号 指定管理者の指定について(糸満市障害者地域活動支援センター陽だまり)、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 議案第47号 専決処分の承認について(糸満市国民健康保険条例の一部を改正する条例)、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △議案第47号 専決処分の承認について(糸満市国民健康保険条例の一部を改正する条例)、本案に対する委員長報告は承認であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり承認されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 議案第42号 指定管理者の指定について(糸満市コミュニティセンター(南区コミュニティセンター))を議題といたします。 議案第42号については、玉城安男議員が地方自治法第117条の規定により除斥となりますので、玉城安男議員の退席を求めます。 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時03分)                              (再開宣告午前11時03分) ○議長(大田守) 再開いたします。 本案については、その審査を民生委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆2番(金城悟議員) 民生委員会の委員長報告をさせていただきます。 本委員会に付託のありました議案第42号について、委員長報告を行います。 議案第42号 指定管理者の指定について(糸満市コミュニティセンター(南区コミュニティセンター))。 本案は、公の施設である、南区コミュニティセンターの指定管理者の指定期間が本年3月31日で満了することに伴い、引き続き4月から指定管理者として指定するため、地方自治法第244条の2第6項の規定により、あらかじめ議会の議決を求められたものであります。 指定管理者となる団体は、南区自治会、指定期間は令和3年4月1日から令和8年3月31日までとなっております。 審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 ○議長(大田守) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。 委員長報告に対する討論を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △議案第42号 指定管理者の指定について(糸満市コミュニティセンター(南区コミュニティセンター))、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。 本案の除斥を解除いたします。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時05分)                              (再開宣告午前11時05分)
    ○議長(大田守) 再開いたします。 議案第7号 令和3年度糸満漁港ふれあい公園事業特別会計予算、議案第8号 令和3年度糸満市土地区画整理事業特別会計予算、議案第10号 令和3年度糸満市農業集落排水事業特別会計予算、議案第11号 令和3年度糸満市水道事業会計予算、議案第12号 令和3年度糸満市下水道事業会計予算、議案第16号 令和2年度糸満市土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)、議案第21号 糸満市農業集落排水設備資金貸付条例の制定について、議案第29号 糸満市農業集落排水処理施設条例の制定について(糸満市農業集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例の全部改正)、議案第31号 糸満市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例について、議案第44号 指定管理者の指定について(糸満市農村公園)、議案第45号 指定管理者の指定について(糸満市海のふるさと街づくり施設)、以上11議案を一括して議題といたします。 11議案については、その審査を経済建設委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆15番(西平賀雄議員) おはようございます。本委員会に付託のありました議案第7号、議案第8号、議案第10号、議案第11号、議案第12号、議案第16号、議案第21号、議案第29号、議案第31号、議案第44号及び議案第45号、以上11議案について、委員長報告を行います。 △議案第7号 令和3年度糸満漁港ふれあい公園事業特別会計予算。本案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,468万8,000円とするものであります。前年度当初予算と比較しますと、2万9,000円(0.2%)の減となっております。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第8号 令和3年度糸満市土地区画整理事業特別会計予算。本案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ7,684万1,000円とするものであります。前年度当初予算と比較しますと、355万5,000円(4.4%)の減となっております。一時借入金については、最高額を1,000万円とするものであります。予算の主な内容を申し上げますと、歳出、2款1項1目糸満南土地区画整理事業費において、換地設計図書整理、換地計画書作成及び区画整理登記業務委託料として4,463万8,000円が計上されております。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第10号 令和3年度糸満市農業集落排水事業特別会計予算。本案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ8億7,469万4,000円とするものであります。前年度当初予算と比較しますと、1億5,183万1,000円(17.4%)の増となっております。債務負担行為については、令和4年度糸満市農業集落排水事業公営企業会計移行支援業務725万6,000円を計上しております。地方債については、限度額として、農業集落排水事業債1億440万円となっております。一時借入金については、最高額を3億円としております。予算の主な内容を申し上げますと、歳出、1款1項3目新設改良費、農業集落排水整備工事(補助事業分)として7億1,000万2,000円を計上しております。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第11号 令和3年度糸満市水道事業会計予算。本案は、業務の予定量として、給水戸数2万6,101戸、年間総給水量713万2,000立方メートルとするものであります。収益的収入及び支出の予定額は、水道事業収益に15億8,899万2,000円、水道事業費用に15億4,798万4,000円をそれぞれ計上しております。次に、資本的収入及び支出の予定額は、資本的収入に3億7,323万1,000円、資本的支出に6億5,030万8,000円をそれぞれ計上しております。資本的収入が資本的支出額に対して不足する額2億7,707万7,000円は、建設改良積立金等で補填するとのことであります。債務負担行為の限度額として、令和4年度から令和8年度までの期間として、糸満市公営企業会計・水道料金システム導入事業6,877万円、令和4年度から令和8年度までの期間として、糸満市公営企業会計・水道料金システム保守管理委託料965万6,000円をそれぞれ計上しております。棚卸資産の購入限度額は2,177万7,000円であります。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第12号 令和3年度糸満市下水道事業会計予算。本案は、業務の予定量として、排水戸数1万5,149戸、年間総排水量486万3,317立方メートルとするものであります。収益的収入及び支出の予定額は、下水道事業収益に11億1,799万7,000円、下水道事業費用に10億6,608万4,000円をそれぞれ計上しております。次に、資本的収入及び支出の予定額は、資本的収入に13億3,056万円、資本的支出に15億4,642万3,000円をそれぞれ計上しております。資本的収入が資本的支出額に対して不足する額2億1,586万3,000円は、当年度減債積立金等で補填するとのことであります。企業債については限度額として、下水道事業債3億7,880万円、下水道事業債(特別措置分)4,740万円としております。一時借入金については、限度額を3億円としております。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 △議案第16号 令和2年度糸満市土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)。本案は、土地区画整理事業において、予算を翌年度に繰り越して使用する必要が生じたため、糸満南土地区画整理事業(保留地処分金)3,148万円を繰越明許費として計上するものであります。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第21号 糸満市農業集落排水設備資金貸付条例の制定について。本案は、米須地区農業集落排水処理施設の一部供用開始に伴い、事業の円滑な運営を図るため、各世帯の接続率を向上させる必要があることから、条例を制定するものであります。当局より、糸満市公共下水道(糸満市排水設備資金貸付条例)と同等な貸付条例を制定し、接続率の向上に努めたいとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第29号 糸満市農業集落排水処理施設条例の制定について(糸満市農業集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例の全部改正)。本案は、米須地区農業集落排水処理施設の一部供用開始に伴い、施設の運用に関し、詳細な規定を追加する必要が生じたため、糸満市農業集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例を全部改正するものであります。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第31号 糸満市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例について。本案は、道路法施行令の一部を改正する政令が施行されたことにより、同政令に準じて、市が管理する道路占用料の額の改定を行うため、条例の一部を改正するものであります。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第44号 指定管理者の指定について(糸満市農村公園)。本案は、公の施設である糸満市農村公園の14施設の指定管理者を指定するため、地方自治法第244条の2第6項の規定により、あらかじめ議会の議決を求められたものであります。指定管理者となる団体は、おのおのの施設が所在する自治会で、指定の期間は、令和3年4月1日から令和8年3月31日までとするものであります。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第45号 指定管理者の指定について(糸満市海のふるさと街づくり施設)。本案は、公の施設である糸満市海のふるさと街づくり施設の指定管理者を指定するため、地方自治法第244条の2第6項の規定により、あらかじめ議会の議決を求められたものであります。指定管理者となる団体は、特定非営利活動法人ハマスーキ、指定の期間は、令和3年4月1日から令和8年3月31日までとするものであります。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。以上であります。 ○議長(大田守) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。 議案第7号 令和3年度糸満漁港ふれあい公園事業特別会計予算、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △議案第7号 令和3年度糸満漁港ふれあい公園事業特別会計予算、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 議案第8号 令和3年度糸満市土地区画整理事業特別会計予算、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第8号 令和3年度糸満市土地区画整理事業特別会計予算、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 議案第10号 令和3年度糸満市農業集落排水事業特別会計予算、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △議案第10号 令和3年度糸満市農業集落排水事業特別会計予算、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 議案第11号 令和3年度糸満市水道事業会計予算、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第11号 令和3年度糸満市水道事業会計予算、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 議案第12号 令和3年度糸満市下水道事業会計予算、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第12号 令和3年度糸満市下水道事業会計予算、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 議案第16号 令和2年度糸満市土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △議案第16号 令和2年度糸満市土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 議案第21号 糸満市農業集落排水設備資金貸付条例の制定について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第21号 糸満市農業集落排水設備資金貸付条例の制定について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 議案第29号 糸満市農業集落排水処理施設条例の制定について(糸満市農業集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例の全部改正)、本案に対する討論を許します。 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時26分)                              (再開宣告午前11時26分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆12番(玉城哲郎議員) 議案第29号 糸満市農業集落排水処理施設条例の制定について(糸満市農業集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例の全部改正)について、賛成の立場で討論いたします。 令和3年度の予算では、歳入歳出それぞれ8億7,164万円となっております。使用料及び手数料では費目存置の1,039円となっております。供用開始は令和3年度となっていますが、使用料が明確になっていないのは当然のことだと思います。 私が気になるのは、この条例の料金体系であります。糸満市の公共下水道事業の料金体系と全く同じであります。住まいインデックスという会社が出した糸満市の家計データでは、1戸当たり年間4万1,000円で、月額3,416円であり、水の量としてはおおよそ20立方メートルになります。水道料金の3,416円、下水道料金1,446円を足しますと4,862円になります。これまで私ども米須地域では、水道料金だけ支払いをしていましたが、加えて下水道料金が発生していたことになりますと、かなりの負担であります。年間にして1万7,352円になり負担増になります。これまでのように負担が大きくなりますと、現在、浄化槽的には1回保健所の検査を受けなければなりません。現実はほとんどの家庭が受けておりません。つまり現在は、水道料金以外に負担はありません。そのことによって農業排水処理事業に加入する家庭がちゅうちょして加入するのが少なくなっているのではないでしょうか。そうなると事業そのものが立ち行かなくなるのではないでしょうか。 私が提言いたしたいのは、糸満市の公共下水道が供用開始した当初は、料金体系は本来の半分以下だったと聞いております。そのことを踏まえるのであれば、この条例の料金体系は当初の半分にして、とりあえず加入者を増やすことが重要だと思います。そのことによって農村下水道が早い時期に健全な運営ができると思います。 以上で私の提言として、賛成の立場で討論を終わりたいと思います。 ○議長(大田守) お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △議案第29号 糸満市農業集落排水処理施設条例の制定について(糸満市農業集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例の全部改正)、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 議案第31号 糸満市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △議案第31号 糸満市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 議案第44号 指定管理者の指定について(糸満市農村公園)、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第44号 指定管理者の指定について(糸満市農村公園)、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 議案第45号 指定管理者の指定について(糸満市海のふるさと街づくり施設)、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第45号 指定管理者の指定について(糸満市海のふるさと街づくり施設)、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 議案第46号 指定管理者の指定について(糸満市都市公園)を議題といたします。 議案第46号については、玉城安男議員及び金城敦議員が地方自治法第117条の規定により除斥となりますので、玉城安男議員及び金城敦議員の退席を求めます。 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時32分)                              (再開宣告午前11時33分) ○議長(大田守) 再開いたします。 本案については、その審査を経済建設委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆15番(西平賀雄議員) 本委員会に付託のありました議案第46号について、委員長報告を行います。 議案第46号 指定管理者の指定について(糸満市都市公園)。 本案は、公の施設である、糸満市都市公園の63の都市公園等の指定管理者を指定するため、地方自治法第244条の2第6項の規定により、あらかじめ議会の議決を求められたものであります。 指定管理者となる団体は糸満市公園・体育施設管理共同企業体、指定の期間は令和3年4月1日から令和6年3月31日までとするものであります。 委員より、選定委員会に指定管理者となる団体と類似団体に所属している選定委員がいるが問題はないかとの質疑に対し、当局からは、団体としては別団体であり、施設管理の在り方等に精通する者として選定しており、問題はないとの説明がありました。 審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 ○議長(大田守) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。 委員長報告に対する討論を許します。 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時35分)                              (再開宣告午前11時35分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆9番(新垣勇太議員) 議案第46号 指定管理者の指定について(糸満市都市公園)の指定管理について、賛成でありますが、指摘しながら要望も加えて討論いたしたいと思います。 今回の指定管理者の選定は、西崎運動公園を含む63施設の指定管理であります。私は、議員に当選してから様々な提言をして、西崎運動公園の活性化をするために様々な提案をしてきました。私は指定管理者が様々な提案を行い、民間活力等を導入しながら施設を管理することで市民の利用向上や市の財政負担軽減につながることが重要だと認識しています。そのためには民間活力を大いに活用し、市の財政負担軽減をしながら収益を上げられるような指定管理者を選定していかなければならないと思っております。しかし、今回の指定管理者の選定基準にはそういった点数をつける項目等がありません。今後の指定管理の選定において選定基準の変更等も要望していきたいと思います。 最後に、令和3年3月定例会本会議で質疑した答弁の中で、総合計画基本構想で掲げる公園緑地の魅力向上については、必ずしも指定管理者が行う事業として位置づけるものではなく、指定管理された公園の一部において、市として魅力となる事業の計画や民間からの提案により、指定管理者による管理とは別に、それを超えた施設の機能強化や更新、Park-PFI制度などの民間活力を活用した取組を進め、魅力ある公園の緑地の整備を推進していきたいと考えておりますと建設部長から答弁を頂きました。 スピード感を持って、事業の計画を進めていただくことを強く要望いたしまして賛成討論といたします。 ○議長(大田守) お諮りいたします。 委員長報告に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第46号 指定管理者の指定について(糸満市都市公園)、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。 本案の除斥を解除いたします。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時38分)                              (再開宣告午前11時39分) ○議長(大田守) 再開いたします。 議案第3号 令和3年度糸満市一般会計予算を議題といたします。 本案については、その審査を予算・決算特別委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆16番(大城明弘議員) 本予算・決算特別委員会に付託のありました議案第3号 令和3年度糸満市一般会計予算について、各分科会の報告を受け、委員長報告を行います。 本案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ291億1,570万5,000円とするものでありますが、各分科会で審査された主な内容を申し上げます。 まず、総務分科会所管から申し上げます。歳出、2款1項6目企画費、文化交流・情報発信拠点施設有効活用調査事業において、959万6,000円が計上されております。これは観光振興センターの有効活用に資する調査費等であります。委員より、施設オープンのプロモーションがとても重要になってくる。県内外のより多くの方に施設を知ってもらうためにはパンフレットだけでは効果は弱いため、映像によるプロモーションも検討し取り組んでほしいとの意見がありました。2款1項6目、新しい土地利用対策事業において、1,377万2,000円が計上されております。これは真栄里地区(南部病院跡地周辺)基本構想策定業務の委託料であります。委員より、建物の撤去もまだされていない状況であり、撤去するにもかなりの時間がかかる。市が早急に取り組むべきものではないのではないかとの意見がありました。2款1項6目、学校給食センターPFI導入等可能性調査事業において、1,000万円が計上されております。これは給食センター施設整備に係るPFl等活用可能性について調査検討を図るためのものであります。委員より、給食センターは老朽化が激しく早期の建て替えが必要となっている。これからまたPFl活用可能性調査を実施することになれば建て替え時期がさらに延びる。早期に建て替えを進めるべきではないのかとの質疑があり、当局より、給食センター建設には多額の費用がかかるため、PFlの導入も含め検討する必要があると考えている。また、建設にはまだ課題があり、その精査も含めた内容となっているとの説明がありました。2款1項9目防災諸費において、防災諸費(経常分)1,769万2,000円が計上されております。これは防災対策に係る諸経費として、不発弾処理壕設置費や備蓄食料の調達費用等であるとの説明がありました。10款5項6目図書館費において、中央図書館空調設備更新事業385万円が計上されております。これは、図書館内の空調更新に要する経費であります。委員より、図書館は多くの市民が利用する施設であり、コロナウイルス感染症対策や新たなウイルス感染症が発生した際にも対応できるような空調設備の導入を検討してほしいとの意見がありました。 次に民生分科会所管であります。歳出、2款1項6目企画費において、コミュニティセンター建設助成事業1,800万円が計上されております。これは、自治会へコミュニティセンター建設助成補助金を交付するための事業であるとの説明がありました。委員から、どの自治会への補助かとの質疑があり、当局より、公民館がなかった新島自治会への補助であるとの回答がありました。3款2項4目保育所費において、保育士奨学金返済支援事業360万円が計上されております。これは市内保育施設に勤務している保育士の奨学金返済に要す費用の一部を補助する事業であるとの説明がありました。4款1項2目予防費において、新型コロナワクチン接種体制確保事業3億411万6,000円が計上されております。これは新型コロナウイルスのワクチン接種体制確保に必要な費用であるとの説明がありました。4款1項3目母子衛生費において、母子手帳アプリ事業77万円が計上されております。これは母子手帳アプリ「母子モ」を活用し、乳幼児健診や予防接種、地域子育て支援情報を提供する事業であるとの説明がありました。委員より、LINEとのひもづけも今後検討してほしいとの意見がありました。4款1項5目環境衛生費において、動物愛護管理推進事業103万9,000円が計上されております。これは飼い犬、飼い猫等の避妊・去勢手術費用の一部助成及び野良猫を捕獲し愛護団体の支援を受け去勢、繁殖を抑制する事業であるとの説明がありました。 次に経済建設分科会所管であります。歳入、17款2項4目農林水産業費補助金として、4億9,178万6,000円が計上されております。主な内容としましては、新規就農総合支援事業補助金(経営開始型)に3,387万8,000円、園芸作物生産振興対策事業補助金(県一括交付金)に2億6,436万1,000円を計上するものであります。歳出、6款1項3目農業振興費、災害に強い高機能型栽培施設の導入推進事業において、2億5,342万8,000円が計上されております。当局より、栽培施設として小菊平張施設4,000万円、キュウリ強化型パイプハウス4,916万3,000円、ゴーヤー強化型パイプハウス3,054万5,000円、ピーマン強化型パイプハウス1億492万円、パッションフルーツ強化型パイプハウス2,880万円を計上しているとの説明がありました。6款3項2目水産業振興費、水産構造改善特別対策事業(鮮度保持施設)において、7,445万円が計上されております。これは新市場の施設整備に伴う関連施設として鮮度保持施設を整備するものであります。8款2項1目道路維持費、市道舗装長寿命化修繕事業において、2億3,000円が計上されております。当局より、市道の舗装について計画的な修繕を行うとの説明がありました。 審査の結果、お手元に配布してあります委員会審査報告書のとおり、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。なお、質疑に対しては、分割付託部分に係る各常任委員長の補足答弁をお願い申し上げ、委員長報告といたします。 ○議長(大田守) 委員長報告に対する質疑を許します。 ◆12番(玉城哲郎議員) 私の会派には総務委員会がいないので、総務に付託されている部分を質疑いたします。 先ほど2款1項6目の委員長報告の中で、観光振興センターの施設オープンが大事だと。それで県内外にも、お客さんが来てもらうためにはパンフレットだけではなく、映像のPRも必要だというふうに報告がありました。その中で、お客さんという部分の中で、私は外国人も対応できているのかお聞きいたします。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時49分)                              (再開宣告午前11時49分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆5番(菊地君子議員) お答えいたします。 広く県内外や国内外にもPRしようということで検討されました。もちろん、多言語のPRについてもしっかり行っていくということで議論をされております。 ◆12番(玉城哲郎議員) 多言語で広くPRされているとの答弁をおっしゃっておりましたが、具体的にいろんな外国の方が、複数あると思いますが、具体的にどういうふうにPR、そして来たときにどういった対応をしていくのでしょうか。議論なされたのでしょうか。 ◆5番(菊地君子議員) お答えいたします。 広く多言語も活用してPRしていくということは議論いたしましたが、それが具体的にどこの国、どういうふうに今後やっていくという、具体的なことについては議論をしておりません。 ○議長(大田守) お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。 議案第3号 令和3年度糸満市一般会計予算、本案に対しては金城敦議員外7名から修正の動議が提出されております。 この際、提出者の説明を求めます。 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時51分)                              (再開宣告午前11時51分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆17番(金城敦議員) 皆さんおはようございます。議案第3号 令和3年度糸満市一般会計予算に対し、予算修正の提案をいたします 議案第3号 令和3年度糸満市一般会計予算の一部を次のように修正する。第1条第1項中「291億1,570万5,000円」を「291億570万5,000円」に改める。同条第2項中、第1表歳入予算の一部、20款2項基金繰入金「14億122万9,000円」を「13億9,122万9,000円」に、歳出予算の一部、2款1項総務管理費「37億8,945万6,000円」を「37億7,945万6,000円」に改めることであります。 提案理由としては、令和2年3月に、糸満市立学校給食センター基本計画書が策定されています。平成30年11月に12人の検討委員会委員の下、800万円の予算を計上し、熟慮の末、すばらしい糸満市立学校給食センター基本計画書が出来上がっています。令和6年度完成を目指し、既に事業は始まっており、令和2年度には用地交渉のための予算も計上されておりました。 しかし、令和2年12月定例会において、教育委員会から唐突に給食センター建設を一旦立ち止まり、広域連携での建設ができないか議論するとの発言がありました。これまでも連携の話があったが、糸満市は単独で建設すると回答した経緯がある。また、他の自治体と歩調を合わすタイミングを調整できていないため、市単独で建設すると話合いがされている。そのような経緯があり、広域連携での建設は無理だと判断したと思います。しかし、今3月定例会において、広域連携の建設の声がトーンダウンして、いつの間にかPFI方式での建設ができないか調査検討すると変わっていきました。 これまで基本計画検討委員会の中でも十分検討を重ねており、たくさんの意見があります。PFI方式を導入すると初期投資は少なくて済むが、トータルコストは高くつく可能性がある。民間委託のほうが安くつく可能性もある。県内では、PFI方式での建設の実績がない。30億円規模の給食センターをPFIで行える企業があるのか。なければ振出しに戻るリスクが大きいと思われる。検討委員会の中で50%以上の補助があれば、PFI方式を使わずに補助で建てるほうが有利になるのではないかという意見がある。また、起債の90%が交付税措置で可能なら、PFIより有利ではないかという意見がある。 本員としても、防災を絡めた補助金、あるいは災害協定を組んでいる自衛隊からの防衛関連の補助金等を活用できないか調査をするのであれば、早期建設が可能で有利になるのではないかと思います。PFI方式等を調査検討するには事業期間が長期間となる可能性が高いため、事務手続に係る費用は増加する。このようにデメリットの多いPFI方式を採用しなかった検討委員会は賢明な処置だったと思います。今定例会の中で土地の利用形態や搬入路、処理水等の調査が必要との説明があったが、それらは今後、基本設計や実施設計を進めるに当たり、当たり前の作業であります。 このようなことから、糸満市立学校給食センター基本計画の中でも十分に精査されておりますので、今回の学校給食センターPFI導入等可能性調査事業の1,000万円をゼロ円に改め、これまで糸満市立学校給食センター基本計画検討委員会が策定した計画書を尊重して、児童生徒の食の安全のためにも、令和6年完成を目指し進めてもらうために提案しています。 この老朽化した学校給食センターの早期建設は、ここにいる議員の皆様もこの議場で提言をしたり、選挙公約でも市民と約束をしております。今、糸満市学校給食センター建て替え事業は始まっています。この事業を止めることは児童生徒、保護者、アレルギー対応推進協議会の皆さん、そして市民は絶対に納得できないことだと思います。 議員の皆様、そして市長も議員時代には子供たちの食の安全のため早期建設を訴えてきました。早期建設のための提案に反対する議員はいないと思います。修正案に賛成しますよう、議員の皆様の御賛同をお願いいたします。以上です。 ○議長(大田守) ただいま議題となっております修正案に対する質疑を許します。 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時59分)                              (再開宣告午後2時00分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ただいま議題となっております修正案に対する質疑を許します。 ◆5番(菊地君子議員) 3点にわたって質疑を行います。 基本計画策定に当たり、検討委員会が平成30年11月26日に開催された後は約1年間検討されずに、令和元年11月11日、12月24日、令和2年1月27日とわずか2か月半で策定されているものと認識しておりますが、そのことについて、どのように認識していますか伺います。 それから建設予定地が3か所に絞られ、D案が最も高い評価となっているが、現地の調査をしたのかどうか伺います。検討委員会ではこのような報告がなされています。D案は採石場の隣に位置している。埋めた可能性があれば産廃等が懸念される。これは調査しないと分からないということでD案を指摘する意見もあります。このような中で、皆さんは現地調査もした上でこのことを提案しているのでしょうか。 それからさらに3点目、基本計画書は令和2年2月17日の庁議で了承されたにもかかわらず、議会にはその計画書が提出されておりません。今議会で初めて私たちも入手をしたものであります。予定候補地も調査をしましたが、やはり慎重に進める必要があること。さらにPFI等による検討も進める必要があるというふうに認識をしております。今後の公共施設等についてもPFI導入となれば、PFI基準というか指針、これが策定される必要があることから、今回の予算はその指針づくりにも生かされると認識をしております。一般質問の中でもたびたび取り上げられているPFI導入について、今回やっと議論のテーブルにのせる必要があるのではないかと思いますが、これについてどう思いますか。この3点について伺います。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時03分)                              (再開宣告午後2時06分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆17番(金城敦議員) 菊地議員の質疑にお答えします。 2か月の間でやったということを言っていましたけれども、検討委員会は、私が聞いた中では4回の検討委員会を重ねて、これが決定したということですので、2か月とは思わなくて、4回やったということで、2年かけてやったと認識しております。 2番目の予定地でD案が仮決定したことはどう思うかに関しては、その調査というのは、基本計画の中で調査することが、埋立てを調査することは難しいと思います。これはこれから始まる基本設計の中でどうなっていくか調査をすることだと思っております。 3番目のPFIが今回からテーブルにのったと言っておりますが、私の見た、検討委員会の議事録を見ると、何回もPFIの問題は議題にのって、きれいに検討はされていると認識しております。以上です。 ◆5番(菊地君子議員) じゃあ、再度質疑します。 皆さん、確かに検討委員会は4回行われております。4回です。ところが第1回目は平成30年11月なんです。それから1年間も全く検討委員会が行われずに、何と令和元年の11月、12月、令和2年の1月と、このわずか2か月半の中で3回議論をして、2月17日の庁議の了承を得たというふうに私は認識しています。だから、4回とかという回数じゃない。この30億円もの建築費がかかるという事業を、1年もの休憩を置いて、わずか2か月半でこの計画書をつくるというのは、私はちょっとずさんではないのかなというふうに思うんですね、それが1点。 それからD案について、何か皆さんの話を聞いていると、もう予定地は決まっているんだからさっさと進めなさいみたいな感覚で聞こえるんですけれども、D案については、検討委員会の中でもまさに採石場の隣に位置すると、埋めた可能性があるのであれば、産廃等も懸念されると。これは調査しないと分からないのでということで指摘されているんです。私たちは現にこの場所を見に行きました。調査もしました、予定地を。まさに懸念されるとおりなんですよ。まだいまだに、予定地というのは私は絞られていない。まさにこれからこの問題については議論されるものというふうに認識しておりますが、皆さんもう一度、建設予定地について、皆さんはどこをというふうに頭に置いてこのことも出しているのかどうか伺います。 それからPFI導入について、これからも、これまでもいろんな議員が取り上げてきた問題なんです。今度の企画費というのは、PFI導入に向けて指針をつくらないと、この学校給食の問題についてもできないということで、この指針をつくるための学校給食だけではなくて、公共施設全ての問題でPFI導入についてどうするか、その指針をつくらないといけないという、そういうための予算であると認識しているんですね。これまでもたびたびほかの議員もPFIの導入をと訴えてきた問題で、やっとこれが議論のテーブルにのるわけだからそれでいいんじゃないのかということを私は問うているんですね。それについてお答えください。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時11分)                              (再開宣告午後2時11分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆17番(金城敦議員) 菊地議員の質疑に答えたいと思います。 平成30年11月から1年間開いていないということでございましたが、1年間は調査の時間だったのではないかと私は推測をしております。4回もやったということは、すばらしい検討をしたのではないかと思っております。 2番目のD案のほうがいいという土地の件は、私が聞いたところでは、その会社というところは、あの地番はクチャの上に石があったということを聞いております。それで上の石だけを取ったという話を聞いておりますので、廃棄物が埋められている可能性は少ないと思います。それであっても、そういう調査というのは基本設計の中でやることであって、基本計画ではどこもそういうことをやってはいないと思います。基本計画の中で、そこまでやることはないんじゃないかなと思っております。 PFIの導入の件は、指針を今からつくるとどうしても時間がかかってしまいます。今、給食センターは老朽化してどうしようもないところを早めに、早期建設のためにやるのが我々議員の仕事ではないかと思って、PFIよりは早めに決まっている早期実現のために今までの計画でやってほしいということであります。以上です。 ◆4番(浦崎暁議員) 議案第3号 令和3年度糸満市一般会計予算の修正案に対して、提案者に対して質疑をしたいと思います。 今回の修正案の中身というものは御提案がありました。PFIというものと、広域化というものが学校給食センターの財政とか、あるいは建設、運営とかという手法となります。私は、PFIとか広域化については批判的な立場でありますが、それは検討していくということは、それは否定するものではありません。ただ、そこでですね、提案者にお聞きしたいのは、PFI、あるいは広域化、これは一つの制度ですけれども、これについての認識を問いたいと思っております。つまり、PFI、あるいは広域化のメリット、それとデメリットはどういうものがあるのか。つまりPFIというものは、これまでの議会でも公園をPFI化しようというふうな質問もあったり、広域化について言うと、皆さんも御存じのとおりごみの広域化とか、昨今本市議会では消防の広域化というようなことも議論されております。そもそもPFIとか広域化について提案者がどういう認識を持っているのか。端的に申しますと、PFIのデメリット、メリット、そして広域化のメリット、デメリット、それを伺いたいと思います。 ◆17番(金城敦議員) 浦崎議員の質疑にお答えしたいと思います。 まず、広域化のメリット、デメリットということですが、メリットは各地域からのお金を出し合ってやるということで、どうしても資金が少なくて済むというメリットはあると思います。しかし、デメリットいうのは、大きなデメリットがあって、広域化は一般質問でも言ったように、広域化というのは給食センターにはなじまないと思っております。給食センターは、今まで共産党の皆さんもよく言っていますように、できれば各校に1か所ずつ造ってほしいというのをよく言っていました。それをやると、大変な金がかかってしまいます。それで広域化がいいという……広域化は……。とにかく広域化をすると相手がいることですので時間がかかってどうしようもないと思います。時間がかかればかかるほど給食センターの建設が難しくなりますので、これまで検討委員会が決めている分でそのまま進めるのが一番いいことだと思っております。 それでPFIでありますが、PFIは、今県内では実績がありません。なぜ実績がないかということを考えたときに、今、よく言われているのが沖縄県の気候ですね、気候。この蒸し暑い気候、温度が高い気候の中で、なかなか食中毒とかの関係があって、この事業をやりたいという会社が少ないということを聞いております。それに、今糸満市がやろうとしているPFIは8,000食ぐらいだと思います。やはりPFIをする企業というのは利益を追求する企業でありますので、8,000食あたりであればなかなか利益が追求できない。そうなると、途中でやめてしまう可能性もあるというリスクもあります。そのために私はPFIより、今、沖縄県の高率補助の中で建設したほうが、まだ糸満市にとって安くつくというのがあるんじゃないかという思いで提案をしております。以上です。 ◆4番(浦崎暁議員) PFIについておっしゃるとおりだと思います。ただ、私はやはり議論をすべきだと思います。きちんと議論をして、議論をするというのは時間がかかりますよね。時間がかかるというのは民主主義の、私たちの基本的なルールですから、決まれば議会に諮って採決か、あるいは全会一致なのか、それは当局が提案されたときに、私たち議会が判断するものだと思っています。ただ、非常に懸念されるのは早くしなければいけないことというのは、やはり公共用施設を造るためには、本当に議論を尽くさないといけないんですね。ただ、私の個人的意見としては早く造ってほしいなと思います。 その上で、最後にお聞きしたいのは、場所の問題というのが出てきたなという感じがします。場所を選定する裏にはいろんな基準はあるんだけれども、一番は利便性がある。それと時間内にきちんと、子供たちの学校に給食が届けられるというふうなことになると思うんですね。だからその場所の選定についてもさらに議論を尽くしていくということが言われているわけですから、これについては議論の余地はないということなんでしょうか、それともよりよい地域を求めるためにはさらに効率的に、効果的に議論してほしいという立場での御提案なんでしょうか。 ◆17番(金城敦議員) 浦崎議員の質疑にお答えします。 まず、PFIについてまだ議論が足りないという……。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時20分)                              (再開宣告午後2時20分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆17番(金城敦議員) PFIは、浦崎議員もあまりよくなくて、早く造ってほしいというのが一番だと思いますので、ぜひ私たちの修正案に賛成してほしいと思っております。 場所の選定ですけれども、議論の余地はないかということでございますが、場所の選定というのはPFIになっても場所の選定はしないといけないと思います。今のこの場所は、やはり市内の真ん中にあるということが一番大事であるということと、土地代が安くつくということが第一の条件だったと思います。これから別の給食センターを造るぐらいの敷地のある場所を、これ以上安い場所が探せるのかというのも大きな問題だと思います。ですから、場所の選定はこれも議論はされ尽くされていると私は思っておりますので、そこが一番だと考えております。以上です。 ◆11番(玉城安男議員) それでは、発議者に伺いたいと思います。 発議者は、令和元年12月定例会の一般質問の中で、公共施設の整備については、PFIは非常に有効だと言われております。アレルギー対応専用調理室の設置や、またPFIを活用しての建設等で調査研究をするのはまだまだあると思いますと質問をしていますが、令和元年12月定例会の一般質問のときとの考え方は、今回は違っているのでしょうか。発議者の考え方をお聞かせください。 あと1点、昭前市長は、基本計画書と異なるスケジュールを示し、令和2年3月定例会に臨んでいます。我々市議会は、その説明を受け審査した上で予算を可決しています。令和2年3月定例会で一般会計予算を可決したということは、当局から示された令和6年、7年の施設整備スケジュールを理解したということになります。今さらですが、基本計画に令和6年引っ越しと書いてあるから、令和6年の運用開始を遅らせるべきではないとの考えに軌道修正することは令和2年3月定例会の一般会計予算と審議と議決を否定することになります。今回の修正案を提出している方々は、給食センター運用開始を令和8年以降との認識で対応しているのかの考えをお聞かせください。まずこの2つをお願いします。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時23分)                              (再開宣告午後2時24分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆17番(金城敦議員) 玉城安男議員の質疑にお答えしたいと思います。 本員も、令和元年12月には、PFIは大事だということは質問しました。私はPFIを否定するものではありません。PFIはとってもいいことだと思います。しかし、よくよく考えてみると、これから時間がかかるのと、早めに給食センターを造りたい中では、今、給食センターの中でPFIはなじまないのではないか。ですから、PFI自体は否定はしません。しかし、時間がかかります。それで今回はPFIはやめたほうがいいという思いでこの修正案を出しております。 また、昭市政の件では、私は令和6年完成を目指していたと思っています。今でも早期実現のために、できるだけ早く建設してほしいという思いで今回の修正案を出しておりますので、多分、今回1年遅れましたので、7年、8年にはなるかなと思いますが、とにかく何でも、あの給食センターを見ると早めに造らないと、児童生徒がかわいそうであります。ですから、今、PFIとかを調査するよりは、早めにやるためには現計画でやってほしいという思いで修正案を出しております。 ◆11番(玉城安男議員) ありがとうございます。今、答弁していただきましたけれども、その中において、時間がかかるという答弁もありましたけれども、12月定例会での一般質問はPFIは非常にいいものだと述べていて、時間がかかるので、今回はPFIは削除という内容でありますけれども、令和2年3月定例会に提出された予算書案ですね。その中に10款6項4目の中に、その内容がうたわれております。発議者はその内容は理解されていますか、が1点。 そして2点目に、国土交通省のホームページを確認すると、PFIとは公共施設等の建設、維持管理、運営等を民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用して行う手法とあります。基本設計や実施設計の範囲も民間で実施することが想定されます。議員のお考えですと、基本設計や実施設計は市で行うことを想定しており、30億円規模の事業が予定されている上で、PFI最大のメリットとなる部分は生かされていないことになります。市の事業として、基本設計や実施設計に取り組むべきとの考えが優先されるのであれば、検討委員会で指摘したPFI導入の検討との総意は結果的にほごにする、無視することにつながらないか、そのような理解でよいかを伺いたい。 また、本議会一般質問にあって、約800万円の予算を無駄遣いしないためにも、現在の計画を進めるべきとの意見がありました。現計画を見ると、PFI導入の検討が必要とする指摘や、PFI導入の検討をする場合、スケジュール変更もあると既に期間延長を想定しています。その表現や法的整理の必要もあることから、学校給食センターPFI導入等可能性調査の予算を計上し、検討委員会の意向反映に努める当局の考えがある。検討委員会の意向を大切にするために、調査費を計上する当局の取組は予算の無駄遣いと捉えているのか。その考えをお聞かせください。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時30分)                              (再開宣告午後2時31分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆17番(金城敦議員) 玉城安男議員の質疑にお答えします。 PFIで今回1,000万円の予算を立てていることが無駄遣いにならないかという質疑でありますよね。そうですね、私は前回の基本計画の中でPFIも十分検討されている。これからもう1回検討しても同じような答えしか残らないんじゃないのかなという思いで、無駄遣いではないかということでございました。ほかに何でしたか。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時31分)                              (再開宣告午後2時33分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆17番(金城敦議員) 玉城安男議員の質疑にお答えします。 令和2年の予算では、用地購入に入っていたけど、それで遅れていないかという質疑でよろしいですか。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時34分)                              (再開宣告午後2時34分) ○議長(大田守) 再開いたします。
    ◆17番(金城敦議員) 事業概要でよろしいですか。給食センター施設整備費、令和3年用地購入、令和4年から5年基本実施設計、令和6年、7年整備、補助75%、起債90%を想定していると書かれております。これはこれでいいのではないでしょうか。 ◆6番(伊敷郁子議員) 私も、ちょっと質疑させていただきます。 先ほど用地についての金額のことが出ておりましたが、D案がなぜ安いと分かるのか。計画書の中のどこにも金額が示されておりませんが、どうやって知り得たんでしょうか。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時35分)                              (再開宣告午後2時35分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆17番(金城敦議員) 伊敷郁子議員の質疑にお答えします。 用地がなぜ安いかという質疑でありますが、基本計画の中の24ページの比較表の中に用地コストというのがあります。その中で、一番D案のほうが、このコストで二重丸が書かれております。それから考えると、用地のコストが一番安いのはD案ということで答えました。以上です。 ◆6番(伊敷郁子議員) 実は、基本計画書の中には用地取得及び造成工事費用については、候補用地が異なるので、ここでは考慮しないとなっているんですけれども、そういう中で、なぜこの比較表が出ているのか分かりませんけれども、ただ、これだけでここの用地が安い、だからここでありきと考えるのはおかしいのではないかと私は思いますが、どうでしょうか。 ◆17番(金城敦議員) 今の伊敷郁子議員の質疑に答えたいと思います。 これは基本計画の中で議論をしてここがいいということで決まったことだと思っております。 ◆14番(高江靖議員) 現計画書でPFI導入の検討を要すると、検討委員会からの意見がございますが、この意見は無視すべきとの考えでよろしいでしょうか、伺います。 ◆17番(金城敦議員) 高江靖議員の質疑にお答えします。 今の件ですけれども、それ以外にPFI方式等を調査検討するには、事業期間が長期間になる可能性が高いためというのも書かれております。それから考えると、早期実現のためにはどうしてもPFIは諦めて、早めの建設のためにやりたいというのが書かれていると、私はここでは認識しておりますので、そういう考えになりました。 ○議長(大田守) お諮りいたします。 ただいま議題となっております修正案に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって、ただいま議題となっております修正案に対する質疑を終了いたします。 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時39分)                              (再開宣告午後2時42分) ○議長(大田守) 再開いたします。 委員長報告及び修正案に対する討論を許します。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時42分)                              (再開宣告午後2時42分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆10番(金城一文議員) 議案第3号 令和3年度糸満市一般会計予算の修正案に反対し、委員長報告に賛成する立場で討論します。 私は、児童生徒の食の安心安全のためにどうすればよいか考えてきました。給食設備の老朽化によって、給食のメニューや品数に制限があり、子供たちの食育や健全な成長に悪い影響が及ぼされることを懸念したからです。また、県外視察で最新の給食センターを見学し、アレルギー対応や災害時に緊急事態に対応できる設備を有した施設を見て、これからの給食センターに求められるものは、ただ単に人数分の給食を栄養のバランスよく届けるだけでは駄目だということでした。糸満市においても、一日も早くこのような最新の設備を有した給食センターを建設しなければならないと思います。しかしながら、このような施設には莫大な費用を要します。限られた予算を有効に使うために計画的に進めなければならないことは言うまでもありません。そのための一つの方法としてPFI方式の導入は十分に検討に値するものと考えます。これは検討委員会の中でもPFI方式の可能性調査は必要との指摘があり、当局が検討委員会からの基本計画を踏襲している証左であります。PFI方式については、令和元年12月定例会において、PFIの調査研究を求める金城敦議員の一般質問もありました。それを受けて、当時の上原昭市長は、令和2年度の当初予算に盛り込むべき用地取得のための費用を計上しなかったのではないかと思います。令和2年度の予算にその予算が計上されていないということは、令和3年以降も建設スケジュールが遅れることを意味し、その予算を承認したということは、令和6年から7年へのスケジュールの遅れを議会としても容認したことにほかならないのではないでしょうか。もし、スケジュールどおりに進めることを何より重要視するのであれば、令和2年度の予算に用地の取得費用が盛り込まれていない時点で指摘をし、スケジュールどおりに計画を進めるよう申し入れるべきではなかったでしょうか。 そして次に検討委員会からの指摘として、候補地とされている場所の中に、採石場に隣接し、産廃等が埋められている可能性があれば調査を要するとされる場所があることや、用地コストの上昇が懸念される場所があるなど、様々な懸案事項が指摘されている点があります。これらは基本計画書に記載されておらず、計画を進めていく上で慎重に検討すべき問題であると思います。一番最初に申し上げました児童生徒の食の安心安全のためには、これは重要な点であり、動き出してから考えればよいなどという、楽観視できる問題ではありません。市長におかれましては、ぜひこれら検討委員会からの御指摘を一つ一つ検証し、児童生徒の食の安心安全のために、よりよい建設計画を推進していただきたいと思います。せいては事を仕損じると言いますが、この問題は絶対に仕損じてはいけません。それは、被害を受けるのが子供たちだからです。考えられる全ての事態を想定し、児童生徒や保護者、その他、関係者の皆さんにとって一番いい方法を選択しなければなりません。 そのため、私は修正案に反対し、当局案に賛成いたします。多くの御賛同をお願いし、私の討論といたします。 ◆3番(上原勝議員) 議案第3号 令和3年度糸満市一般会計予算に対する修正案に賛成の立場で討論いたします。 私の一般質問、糸満市立学校給食センター基本計画について、令和3年度以降の整備計画の年次計画を伺うと、令和2年から順次用地交渉、基本設計、実施設計、建設工事と供用開始が令和6年を予定しているとの答弁がありました。私はPFI導入等可能性調査や給食センターの広域化の検討をしていることに懸念をしています。給食センターの供用開始が大幅に遅れるからです。私は、今、小学3年生の娘がおります。また来月、次年度から小学校に入学する児童生徒、この児童生徒が予定どおり進めば、彼らが4年生になるときに新給食センターができるという予定です。しかし、今、PFI導入等の可能性調査や、給食センターの広域化に向けた検討を行うのであるならば、彼ら4年生で供用開始という予定が大幅に遅れることが見込まれています。私は、小さな子供を持つ親として、子供たちにおいしい給食を食べてほしいと切に願っております。難しい話が、この場でもちろんしなければいけないですけれども、主役は子供たちです。子供たちにおいしい給食をあげるために、いかに早めに食べていただく努力をするかというのが私たちの大きな責務だと思っております。給食センターの老朽化は進んでいます。しかし、子供たちの成長に待ったはないです。ぜひ計画どおりに事業を進めてほしいと私は思っております。一日でも早く、児童生徒を持つ父兄の一人として、市内児童生徒に地元の食材を使用した献立をおいしく食べてほしいと切に願っております。 給食センターの早急な建設実現に向けて、議員各位の賛同を求め、私の討論を終わります。 ◆12番(玉城哲郎議員) 議案第3号 令和3年度糸満市一般会計予算について、原案に対して賛成の立場で討論いたします。 歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ291億1,570万5,000円であります。まず、歳入の19款1項3目ふるさと納税についてであります。令和2年度は当初予算では2億円ありましたけれども、現時点で3億円になりました。私はこの件につきましては、企画開発部長をはじめ、行政経営課の課長、地方創生推進係の担当職員2人の、並々ならぬ努力で3億円という結果が出たことは高く評価すべきであると思います。そこで私が昨年の9月定例会一般質問でふるさと納税について質問したときに、副市長、企画開発部長、総務部長も基準財政収入額に算定されないという答弁がありました。ということは、地方交付税に影響されない純然となる、実入りになるお金であります。本当に市民のために使える自由なお金であることが確認できました。 そこで令和3年度においては、予算額2億5,000万円となっておりますが、これは私は10億円でも増やせる可能性があると確信しています。それはやる気のある直接担当している職員2人がいるからです。10億円に増やすためにはふるさと納税応援推進課というのをつくり、2人の職員の指導の下に職員体制を強化していくべきだと私は思っております。それをやるためには、これまでの行政事務という考え方ではなく、市長の思い切った大胆な政治的判断が必要だと思います。姉妹都市の都農町は、わずか約1万人の人口で、糸満市の6分の1です。ふるさと納税50億円、90億円と桁違いの単位で糸満市よりも非常に多くふるさと納税を取っております。協力体制のできる都農町をモデルにして、将来は糸満市も100億円を目指していただきたいものであります。市長、ぜひ市の財源を豊かにするために、私の提言を受け入れていただくことを要望いたします。 次に歳出、2款1項6目12節、学校給食センターPFI導入等可能性調査事業です。令和2年3月に策定された学校給食センター基本計画書で示されたPFI可能性調査や施設整備に当たって遵守すべき法令等の調査など、基本計画書のレベルアップを行うとともに、広域化等を検討し、効率的、効果的な施設整備、運営を図るものであります。糸満市立学校給食センター基本計画検討委員会での議論も生かしつつの調査であり、当然早急に新しく学校給食センターを建設することが一番でありますが、5,000平米を超える大規模開発でありますので、やはり慎重になるべきだと思っております。がしかし、目の前の課題としてアレルギー対応や厨房機器の劣化のことを考えますと、学校給食センターPFI導入等可能性調査事業は早急に行ってもらい、一日でも早く着工できるようにお願いいたします。学校給食センターPFI導入等可能性調査事業は、改築を進めるためには必要不可欠であり、この経費を削減することは給食センター整備そのものを止めることにつながります。 議員各位には、原案に賛成していただくようお願いし、以上で私の討論を終わります。 ◆2番(金城悟議員) 皆さんこんにちは。私は、この修正案に賛成する立場で討論します。 議案第3号 令和3年度糸満市一般会計予算に対し、一部反対し、修正案に賛成する理由を述べます。 提出者と賛同する議員は、議案第3号 令和3年度糸満市一般会計予算案全てに反対し、修正するものではありません。その中の2款1項6目の学校給食センターPFI導入等可能性調査事業、予算1,000万円を財政調整基金に戻し、歳入歳出予算の総額291億1,570万5,000円を291億570万5,000円に修正するものであります。糸満市立学校給食センターは建物、設備、備品等の老朽化が著しく、早急な改築が必要との教育委員会の判断の下、糸満市立学校給食センター基本計画検討委員会が平成30年11月26日に設置され、令和2年3月に糸満市立学校給食センター基本計画書が作成されています。本来なら、同計画書を基に令和3年度から改築に向け事業が開始される予定となっていたが、令和2年12月定例会において、教育長の唐突な当面立ち止まる、広域化も視野に入れるとの答弁があり、議場内が一瞬凍りつく場面となっています。子供たちへの安心安全な給食を求め、早期建設を願う保護者の思いを考えると、大変残念でなりません。 さらに今3月定例会で提案された議案第3号 令和3年度糸満市一般会計予算案において、学校給食センターPFI導入等可能性調査事業として、広域化やPFI導入を考え、糸満市立学校給食センターを再度考え直すような新しい事業を立ち上げる予算が組まれています。それも給食センターを所管する教育委員会の事業ではなくて、市長部局の企画開発部の担当となっているんです。給食を通しての食の教育を行う教育委員会を外すことは真っ当なことでしょうか。私は腑に落ちません。また、広域化やPFI導入に対しても、平成30年に設置された糸満市立学校給食センター基本計画検討委員会において検討されており、広域化は時間がかかる。PFI方式では初期投資は少ないが、トータル的なコストがかかるとの結果が出ています。この定例会の中で、土地の利用形態や搬入路、処理水、パイプ等の調査が必要との説明もあったが、それらは今後基本計画や実施設計を進めるという当たり前の作業である。 現在の糸満市立学校給食センターは調理設備耐用年数も過ぎています。設備の老朽化により、給食の提供ができなくなったときのバックアップシステムがなく、雨漏りや床がドライ方式でないため、雑菌の繁殖するおそれがあり、また空調設備がなく学校給食衛生管理基準で定められている湿度80%、温度が25度以下の基準クリアが厳しい状態です。さらにこの数年、何度か異物混入事故が発生し、教育委員会の児童生徒や保護者に対する謝罪会見が行われております。このような建物設備の老朽化や現場の状況を考えると、児童生徒への安心安全な給食提供が危機的状況であることは明白です。総務委員会の審議の中でも、予算と時間をかけた糸満市立学校給食センター基本計画書をなくして、再度糸満市立学校給食センター基本計画検討委員会を立ち上げるのですかとの問いに対しては、ないとのことでした。一旦立ち止まることや再検討調査のための予算は無駄な市民の血税投入と時間的なロスを招くとともに、児童生徒への安心安全な給食提供が遅れるだけです。 よって、子供たちへの安心な、安全な給食提供のためにも、早急な糸満市立学校給食センターの建設を願い、議場内の議員全員の賛同をよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。 ◆4番(浦崎暁議員) 皆さんこんにちは。議案第3号 令和3年度糸満市一般会計予算に対する修正案に反対して、原案に賛成する討論を行います。 先ほど来から学校給食センターをめぐる質疑、そして討論が行われております。実は、平成30年に私はこの学校給食問題を初めて取り上げたと思っております。検討委員会の設置を求めました。そのとき、結構この学校給食センターというのは広い空間で、天井が非常に高いんですね。カビらしきものがあったりして、床もぬれていたりしました。老朽化という声が御父兄からもあったりとか、非常に暑い状況では学校給食センターで働く方々も非常に厳しい状況というふうな声も聞きました。ですから、これは与野党を問わず、当局もそうですけれども、きちんとした学校給食センターを造っていこうというのは、私たち一丸の思いだと思っています。 そこでですけれども、昨年、市長選が行われて、6月には新しい市長が誕生しました。学校給食センターというものも、当然これは政策でありますから、市長の考えとかというのも当然影響してきます。とは言っても、この学校給食センターというものは喫緊の課題であると、早めに造ってほしいというふうな声で検討委員会も設置されて今に至るわけですけれども、ただ、ちょっと気になる議論というのがこの間あって、早くしなさいというふうなことをおっしゃっています。確かに、きちんとしたプロセスを経て早めに造るというのが非常にベスト、マストだと思いますけれども、ただ、この学校給食センターというのは30億円ですか、莫大な血税が、先ほど金城悟議員からもありましたけれども、本当に大きな市民負担、血税が投入されます。私が思うには、例えばPFIとか広域の問題というのを金城敦議員からも御指摘がありましたけれども、ただ、これらの手法を検討していくということ自体は、私否定はしません。メリット、デメリットというふうなこともおっしゃっていただいたんですが、ただ、きちんとこれだけの税金が投入されると。これはいずれ市民に大きな負担となってきますので、よりよい施設を造っていくというふうなことです。一番大事なのは、きちんと議論をしていく、きちんとしたプロセスを経てきちんとしたものを造っていくというのが一番大事じゃないかなと思っています。 今回、こういう基本計画書というものがつくられていますけれども、私は、一つの提案なんですけれども、これまでの議論というのは、何も不問に付して無駄になったというわけじゃないと思います。ですから、市当局が提案したときには、これまでの議論、その上に土台ができて、それからその上に議論を積み重ねていって、よりよいものを造っていこうということだと思います。ですから、早めに進めなければいけないというお気持ちもよく分かるんですけれども、やはり私たち議会もそうですけれども、きちんと議論をしていって、きちんとした手続、プロセスを経て造っていくべきだと思います。そうなると、あまりのんびり構えてやったら駄目だよということは分かるんですけれども、今、予算が提案されていますし、これを通していただいて、速やかに議論を開始して、本当によりよい給食センターをぜひ造っていただいてほしいなと思います。 以上を述べて、私の討論を終わります。 ◆9番(新垣勇太議員) 議案第3号 令和3年度糸満市一般会計予算の修正案に対して、賛成の討論を行います。 今定例会でも多くの議員が一般質問で取り上げてきました。意見の中では令和2年3月に作成した糸満市立学校給食センター基本計画書のとおり進めるべきだ、早期建設するべきだなど、また給食センター建設には多額の費用がかかるため計画書どおり進めるのではなく、一度立ち止まり計画を見直し、PFI等民間活力を適応できるのか可能性を調査し、計画書のレベルアップをすることは悪いことではないなど意見が対立しております。今回の皆さんの討論を聞いていても多額の費用がかかる、また計画が不十分だという意見がありますが、私は30億円という規模の予算は、子供たちにとって多額なものではないと思っております。何かを、箱物を造るにして30億円で建てるのであれば別問題ですが、次世代の子供たちに対して残していくことというのは必要なことだと思って、今回修正案に対して早期建設を求めて討論をしていきたいと思います。 私は先ほどから言っているように、PFI事業を全否定するものではありません。議員に当選して4年前から一般質問でPFI事業等の導入をしてほしいと提案してきました。PFI事業等のメリットもデメリットもしっかり理解した上で提案をしております。また今後、糸満市を発展させていくためには民間活力等やPFI方式など、様々な手法を十分に活用することが重要であるとも認識しております。しかし、今回の糸満市立学校給食センターの建て替えにPFI等の手法を活用して、建設が遅れることがあってはならないと思っております。今回の問題というのは、前市政の公約を変更したとか、市長の印鑑が押されていない計画書だから見直しをしたとか、そもそも基本計画書のタイムスケジュールも遅れているとか、用地買収の予算措置がされていないとかの議論ではなく、一番大事なことは多額の費用をかけてでも早期に給食センターの建て替えを行い、次世代の子供たち、今後の糸満市を担っていく児童生徒のために食の安全を守りながらしっかりとした教育環境を整えていくことが重要です。糸満市立学校給食センターの早急な建て替え、早期整備するためにはどのような手法が妥当なのかということが議論されなくてはいけないと強く感じております。現状の糸満市立学校給食センターの運営上の課題。「野菜の下処理場が狭く作業制限があり、材料選択に影響が出ている。施設が小さい為、食器や食缶の保管場所が狭い。釜の数が少ない為、調理メニューが限られたものしかできない。焼き物用の調理器具がない為、揚げ物しか提供できない。また、和え物を作る設備がない為、和え物が出せない。冷蔵庫や冷凍庫が小さく、食材は当日納品になる。また、搬入口が一カ所しかなく、朝早くから納品業者が順番待ちの状況である(敷地を広くする必要がある)。食缶とバットが一個ずつしかなく、副菜2品のみの提供となる。(施設が狭い為食缶とバットの保管場所が少ない。)。調理場内の温度管理が出来ない為、切り離さない果物(オレンジなど)のみとなる。駐車場が狭く、配送車の搬出搬入がスムーズに行えない、又、センター見学等がある場合、支障が出ている。会議室が無い。調理設備の対応年数が過ぎており、更新の時期である。設備が止まってしまった場合バックアップがない。」。衛生上の課題。先ほど浦崎議員からもありましたように、「天井が高い為、清掃に支障があることにより、常にほこり等の落下物に気を配る必要がある。改築によって古い部分と改築部分とが混在して接続していることによる雨漏りが起こることがありその都度修繕対応している状況である。従来のウェットシステムで設計されており、床が濡れた状態や、調理場内の湿度が高くなりがちで、雑菌等が繁殖しやすい。」。法規的な課題。「調理場内の空調設備がないため、夏場は調理員の負担になっている(学校給食衛生管理基準で湿度80%以下温度25℃以下が望ましいとされている。)。文部科学省は従来のウェットシステムからドライシステムへの移行を指導している。」など、多くの課題があります。 また、糸満市給食アレルギー対応推進協議会から糸満市学校給食センターの早急な建て替え及び食物アレルギー対応専用調理室についての要請も何度か提出されています。令和3年3月9日時点での糸満市内食物アレルギーを有する児童生徒は296名、全体の児童生徒数に占める食物アレルギーを有する児童生徒の割合は4.5%で、献立対応、献立表を確認しながら対応をしている。また、245名弁当持参、常時弁当を持参11名、またエピペンを保持している児童生徒は11名であります。現在、学校ではアレルギー対象原材料を表示した献立表を配布し、保護者と児童生徒に周知し対応していただいている現状で、また糸満市食物アレルギー対応手引書(平成26年度)や文部科学省の食物アレルギー対応指針(平成27年)、学校独自のアレルギー対応マニュアルを基に各学校で校内アレルギー対応委員会を設置し、新入生の保護者面談、アレルギー児童生徒一覧、個別ファイル、緊急連絡体制など、校内研修で職員全体で把握し対応している現状であります。過去糸満市内5年間でエピペンを使用した件数は2件あると報告されております。現在の糸満市立学校給食センターでは異物混入等もあり、建物が老朽化して様々な課題が多い施設であるため大きな事故につながりかねない。 當銘真栄市長も平成30年市議時代に一般質問で、食に関してはいろいろ問題が出てきていますので子供たちの健やかな成長を願う保護者の一人としては、ぜひとも早期に移転改築し、食の安全提供に取り組んで頂きたいと思います。スピード感を持って市の対応をお願いします、と言っております。また、市長と副市長、2人で最終で決定をしたPFI方式等の可能性調査を行っている間に、子供たちの食の安全が脅かされて、万が一のことが起きた場合のことをしっかり考えていただきたいと思います。修繕費を計上しているから安全だという考え方を今の給食センターの現状を見て、子供たちに対して自信を持って発言できるのかは疑問であります。様々な施設等の課題や食物アレルギー等の問題を早期に解決することが、今私たち議員に委ねられていると思います。PFI方式等で建設することで、令和2年3月に作成した糸満市立学校給食センター基本計画書より早期建設することができれば、私は賛同したいと思います。がしかし、現段階ではPFI方式等を調査検討するには事業期間が長期間となる可能性が高いため、事務手続にかかる費用は増加すると報告されているため、現計画の令和6年までに建設することができなくなる。 よって子供たちの食の安全を守り、子供たちの健やかな成長を願う議員として、次世代の子供たちに誇れる教育環境を整えていくためにもPFI等の可能性調査費には反対いたします。議員の皆様の御賛同をお願い申し上げ、令和3年度一般会計修正案に賛成の討論を終わります。 ◆6番(伊敷郁子議員) 議案第3号 令和3年度糸満市一般会計予算、原案に賛成し、修正案に反対する立場で討論します。 学校給食センターの老朽化に伴い、安心、安全な給食を児童生徒に提供するために、新しい給食センターを早急に造ってほしいというのは、ここにいる議員全員の願いであると思います。しかし、そのために令和2年3月に策定された糸満市立学校給食センター基本計画書を基に現状のまま進めるのがよいかどうかは、検討の余地があると思います。 第一に、この基本計画書の存在すら議会に示されていません。この基本計画書は、平成30年11月に第1回の会議が開催され、1年後の令和元年11月に2回目が開かれ、それから僅か2か月半で会議が終了し、令和2年2月17日には庁議で了承しています。普通に考えて、建物だけで30億円と言われる事業を、この短期間で本当に決定できるのでしょうか。令和元年12月24日に行われた通算3回目の検討委員会でも、検討委員会では給食センター建設の方向で考え、いつから着手するかは財政と相談する。そのため、この委員会では(着手について)議論しない、となっています。それなのに、基本計画書では整備スケジュールが示されています。誰が、いつ、このスケジュールをつくったのでしょうか。少なくとも検討委員会では審議されていません。スケジュールだけが一人歩きしているのではないですか。このスケジュールの根拠を示す必要があると思います。 また、用地の選定についても疑問が残ります。計画書の中にはD案が高い評価を得ていますが、検討委員会の中では、D案は採石場の隣に位置している。埋めた可能性があれば産廃等が懸念される。これは調査しないと分からない、とD案を指摘する意見もあります。それに、実際にこの現場を見ると県道との高低差があり、あくまでも私の意見ですけれども、本当にこの場所で安心、安全な給食が提供できるのか再度検討するべきではないかと思います。さらに私としては、県内にはアレルギー食対応の給食センターがありながら運用されていないという自治体もあると聞いています。何が原因なのかしっかりと調査して、本市ではアレルギー食にも対応できるようにしていただきたいと思います。検討委員会の中でも、企画開発部はPFI、PPPも推進する方針であると述べています。今後の公共施設等にもPFI導入のために指針を策定するとのことでありましたので、PFIを導入して造った県外の施設を視察した議員の一人として、今回の予算については賛成します。しかし、糸満市立学校給食センター基本計画はもう一度検討する必要があると思います。 児童生徒の食の安心、安全が担保されることを第一に建設を進めていくことを望み、原案に賛成し、修正案に反対します。 ◆11番(玉城安男議員) 議案第3号 令和3年度糸満市一般会計予算、原案に賛成し、修正案に反対の立場で討論します。 まず、給食センター基本計画に関する幾つかの課題を確認しました。1点目に昭前市長は基本計画と異なる整備計画スケジュールを市議会で説明をしています。その説明を受け、令和2年3月定例会の一般会計予算の原案が可決されました。2点目に基本計画は市長の承認手続を経ていない点です。1点目でも指摘しましたが、昭前市長は教育委員会が作成した給食センター建設基本計画と異なるスケジュールの見解を示しております。単なる手続漏れとして扱えるのか疑問が残ります。3点目に教育委員会の給食センター整備は急ぎたいとの意向があります。広域連携やPFI導入に関する議論など、市長部局との合意形成を後回しにしている状況が散見されます。4点目に昭前市長が示した令和2年3月定例会の議案説明会用資料では、令和2年は土地鑑定、令和3年は用地購入、令和4年、5年に基本設計、実施設計、令和6年、7年に整備との記述があるため、計画どおり進んでも令和8年移転と理解しています。當銘真栄市長は、諸問題への対応を含め基本計画をレベルアップしたいとの考えを示し、学校給食センターPFI導入等可能性調査費用を計上しています。上程しています。なぜ、課題へ対処しようとする予算を削除しようとするのか理解できません。 よって、原案に賛成し、修正案に強く反対します。多くの御賛同をお願いし、私の討論を終わります。 ◆20番(新垣安彦議員) 議案第3号 令和3年度糸満市一般会計予算、修正案に反対し、委員長報告に賛成の立場で討論を行います。 まず初めに、予算・決算特別委員長から、糸満市長から提案された令和3年度糸満市一般会計に計上された学校給食センターPFI導入等可能性調査、予算額が1,000万円でございます。その予算額に対し、反対の修正案が提案されております。その修正案の内容といたしましては、令和2年3月に当時の教育委員会から市長当局、庁議に諮られ、庁議でその承諾が得られたということでございますが、その庁議で得られた報告書に対し、当時の市長はそれに対して決裁を行っていない。つまりこの報告書自体が妥当な報告書なのかでございます。そしてこの報告書は総務委員会が所管する教育委員会でございますので、その報告書が総務委員会に、またそれが提出をされておらず、また協議もされておりません。このような状況下の中でのこの報告書がいかにまだまだ足りないものかどうかでございます。そして今回、市当局から提案されました学校給食センター基本計画書に対する予算書、つまりPFI等活用の可能性についての調査に対する予算1,000万円の中にこのようなことがございます。そして私は、この予算に対して企画開発部長に質問をいたしました。学校給食センターPFI導入等可能性調査の中で令和2年3月に策定された糸満市立学校給食センター基本計画書に示されているPFI可能性調査や施設整備等に当たり、この施設整備等に当たるものについて遵守されるべき法令等についての調査について、どのような形でするのかということも質問させていただき、当時、企画開発部長からも周辺の整備が必要だということも答弁をされております。 今回のこの報告書の中で、本員はさらに突っ込んで、さらに質問もさせていただいた。そのような経過の中で今回この学校給食センター基本計画書について、私は市当局が示されておりますPFI可能性調査をさらに進めていき、そして現計画がなされている基本計画書をさらにレベルアップさせていく方向性で進めていくという、今の計画書に賛同をするものであります。そして何より本年3月17日に総務委員会に提出されました学校給食センターPFI可能性調査等の審議の過程においての、糸満市立学校給食センター基本計画検討委員会が示した議事録の中にこのような文言がございます。令和元年第2回、令和元年12月24日付、審議内容、建設候補地D案、これが国吉地域北側案、E案国吉地域南側案、G案照屋地域案が示されております。この3候補地の中で、D案については審議の過程の中で採石場が隣接している、埋められた可能性がある、産廃等が懸念される。また、D案は県道との高低差がある。E案については用地コストが上がっているなどの意見もなされております。そしてこの計画書の中で示されている、今、指摘された分について、この計画書の中の24ページ、3の4比較表、その中でD案、E案、G案が示されております。そのD案の中で周辺環境というものがうたわれております。その中の文言が、周辺は農地になっており、住宅等もなく閑散とした場所である。一部に墓が点在する。E案についても同じこと。G案については、南側は共同住宅等が立ち並び、それ以外は原野や畑であり、一部墓あり。というのが記載されておりますが、検討委員会で示されたあの産廃等が懸念される、そういう文言について一言も触れられておりません。そのような環境の中でのこの計画案になっております。 次にその中において、先ほど給食センターの建設費用が出てまいりました。30億円かかるということでございますが、これは建設資金が30億円のみであり、予算額の概算要求の事業費の中には用地費用が含まれておりません。用地造成費も含まれておりません。地質調査等も含まれておりません。つまり、今の学校給食センターの建設費用は30億円では足りないということです。では、用地費用と造成費用と調査費用等が幾らかかるか。それもこの計画書の中では一言も示されておりません。また、それを基本設計で示せばよろしいというお話もありますが、そうなると実際に建設費用がどこまで膨らんでいくかが見えてこない。今、この計画書の中ではそのような形でなっております。実績にここまでの案が出てくるのであれば、少なくとも概算金額等も出されていておかしくない。しかし、それが出ていない現状の中で、この計画案がそのまま進められていく場合において、基本計画書に反映されたことになると、少なくとも30億円以上も建設費用がかかる。それについて示されていないという現状を把握した場合に、今、市当局が示されておりますPFI可能性等調査、つまり可能性等でございますので、この地域との造成工事なり用地なり、調査をして金額とかあらあらの概算を作成することによって全体像が見えてくる。そのような予算であると本員は思料しております。ですので、今、市当局が求めている現計画を踏襲した上でさらにそれをレベルアップする形で市民の皆さん、そして計画案を提示したいというのが市当局の考え方であり、私はその考え方に賛同するものであります。 よって、原案に賛成し、修正案に反対の立場で討論を行いました。議員各位の御賛同をよろしくお願いします。 ○議長(大田守) 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時32分)                              (再開宣告午後4時20分) ○議長(大田守) 再開いたします。 先ほどの新垣安彦議員の討論における発言について、会議規則第64条の規定により、その一部を訂正したいとの申出がありますので、訂正の発言を許可します。 ◆20番(新垣安彦議員) 先ほどの議案第3号に対する討論における私の発言の中で・・・・・・と発言した部分につきましては、「産廃等が懸念される」に訂正方お願いいたします。 ○議長(大田守) ただいま新垣安彦議員の討論における発言の訂正について、議長において許可いたします。 ◆14番(高江靖議員) 議案第3号 令和3年度糸満市一般会計予算について、修正案に反対し、原案に賛成の立場で討論を行います。 学校給食センターPFI導入等の導入可能性調査は、令和2年3月作成の糸満市立学校給食センター整備基本計画書内の28ページにありますPFI可能性調査を行う等の検討を要する、さらに37ページの整備スケジュールにPFI可能性調査を行う場合にはスケジュールが変更となる可能性があると明記されていることから、新年度取り組むものであります。基本計画に示された事項を踏襲する流れであり、違和感はありません。 なお、今回の修正案は、糸満市におけるPFI導入を後退させるものであり、このような意見が出ること自体残念でなりません。官民連携事業を紹介するサイトを見ると、文部科学省の補助事業を受けて造られる学校給食センターは、給食提供以外の業務の導入が難しく、PFIの稼働による地域の課題解消が提案されております。そこで紹介されたPFIなどの先進事例を見ると、夏休み期間中の学童クラブの給食提供、高齢者向けの配食サービス、防災への対応、福祉との連携で障がい者の働く場を提供するなど、学校給食提供以外の取組があり、PFI導入の重要性が理解されます。そのような中、同調査費の削除は行政サービス向上を目指す市の姿勢と対峙するもので、断じて認めることはできません。 よって、原案に賛成し、修正案に強く反対します。多くの賛同をお願いし、私の討論を終わります。 ◆15番(西平賀雄議員) こんにちは。令和3年度一般会計当初予算、修正案に反対し、原案に賛成する立場で討論をいたします。 今回、2款1項6目に計上した学校給食センターPFI導入等可能性調査は、令和2年3月に策定された学校給食センター基本計画書で示されたPFI可能性調査や施設整備に当たって遵守すべき法令等の調査など、基本計画書のレベルアップを行うとともに、広域化等を検討し、効率的、効果的な施設整備・運営を図ろうというものであります。基本計画書を作成したのに再度調査を入れることは、基本計画を否定するとの見解がありましたが、今回の調査は一般質問の質疑の中でも明らかになったように、基本計画で指摘のあった課題や未調査項目を深掘りするもので、基本計画を否定するものではありません。また、基本計画は、昨年3月に庁議に報告され了承されましたが、その後、市長の決裁を得て初めて市の計画として決定されるべきものでありますが、その手続が行われていないことが明らかになっています。つまり、まだ市の計画として決定していないわけであります。なぜ、昭前市長が市の計画として正式に決定しなかったのか、その理由は明らかになっていませんが、800万円も投じながら正式決定していない基本計画を真栄市長は尊重し、今回の調査を入れようとする姿勢は褒められることはあっても、決して責められるものではありません。 今回、給食センターPFI導入等可能性調査を教育委員会ではなく、企画開発部が行うことを越権行為だとの主張が一般質問の中でも行われましたが、これは全く的外れの主張と言わざるを得ません。小中学校の校舎や給食センターなどの教育財産は地方教育行政の組織及び運営に関する法律、いわゆる地教行法第22条によれば、教育財産の取得及び処分は、市長がその事務を管理し執行することになっており、市長が改築のための調査を行うことは市長として当然の責務であります。全国的に見ればPFIの活用例として給食センターは2番目に多いと言われております。私は、15年ほど前に市民会館建設にPFIを活用することを主張しており、遅きに失しておりますが、私は平成8年当時、教育部長のとき給食センターの改築を担当してきましたが、今回の全面改築を機会に、ぜひその可能性を検討すべきと思います。 給食センターの調理施設設備の稼働状況を見ますと、おおむね午前中の四、五時間です。午後や夜間は動いていません。土日、祝祭日、夏休み、冬休みにも動いてはおりません。メンテナンスや点検に必要な時間があるとしても1年365日、1日24時間のうち、稼働時間の割合は何%でしょうか。市に関わる調理業務を考えますと、例えば幼稚園型こども園の昼食、高齢者の宅配サービスなど、市が直接行うものではなく、民間がこの施設を利用し、提供することも可能性があります。あるいは純民間の弁当、配膳に利用させることも可能であります。可能性は無限であります。 基本計画書においても28ページにPFI可能性調査を行う等の検討を要するとはっきりと書いており、37ページの整備スケジュールでもPFI可能性調査を行う場合にはスケジュールが変更となる可能性があると明示し、今回の調査は基本計画にのっとったものであることは明らかであります。令和3年度において、与那原町、八重瀬町、南風原町においても共同でPFI導入可能性調査を行うと聞いています。調査過程において、お互いに情報交換を行い、精度の高い報告書が期待されております。今回の調査の中には給食センターのPFI可能性調査だけでなく、本市のPFI導入指針の策定経費も含まれています。一般質問の中でPFI導入指針には賛成だが、給食センターのPFI導入には反対という議員もいらっしゃいましたが、調査費全部を削減するということはPFI導入指針をつくることもできないということになります。本当にPFI導入指針策定に賛成ならば、指針策定費のみを残し、減額修正すべきかと思われますが、指針策定費計上も反対というのは残念であります。 今回、調査の中に施設整備に当たって遵守すべき法令等の調査があります。確かに基本計画書において法的要件や周辺環境、接道等の概略調査が行われています。しかし、一般的な宅地開発ならともかく、5,000平米を超える大規模開発でも通常4メートルの接道で十分なのか、給食センター敷地からの雨水、汚水の流末処理はどうなっているかなど、予定地決定前にクリアすべき課題があります。特に満橋に流れ込む都市下水路は、真謝原団地前交差点周辺で豪雨時には冠水被害があり、現在の候補地に建設した場合、これをさらに増幅させるなど、市民生活にも大きく影響を与える可能性があり、その解消のため膨大な経費と時間を要します。どうしても基本計画のレベルアップ、深化が必要であり、今回の調査なしに給食センターの整備は前に進むことができません。候補地最終決定前にしっかりとした調査が必要であります。 これからPFI導入等可能性調査を行うと完成時期が遅れるとの主張があります。しかし、基本計画書の37ページに整備スケジュールが載っており、令和2年度は用地交渉、測量、地盤調査となっていますが、予算に計上されているのは土地の鑑定費74万8,000円だけで、基本計画の庁議前に策定し、昨年3月定例会に配布された令和2年度当初予算財源内訳によれば、用地取得は令和3年度、施設整備は令和6年から7年度となっており、昭前市長の下でも基本計画書より既に2年遅れることになっています。さらに遵守すべき法令で述べられた流末処理ができない場合には用地を取得しても開発行為の許可が下りず、計画そのものが滞るおそれがあります。なお、昭前市長は現在の施設設備の修繕を必要最小限に壊れかけたところしか措置していませんが、真栄市長は新施設完成供用開始までの間、修繕計画を作成し、先手を打って修繕し、児童生徒の食の安全と万全を期すとの方針を出しています。拙速を避け、給食センター整備に取り組む必要があります。 広域化については、絶対に必要だとは思いませんが、可能性を調査する必要があります。その前提は、調理後、2時間以内に配膳できることは当然です。本市の東にある3町は現在広域化の検討中です。北にある豊見城市の給食センターは本市の給食センターより数年古く老朽化が進んでおり、広域化の検討をしたいことを相手に伝えているとも聞いております。広域化をすることでセンターの規模が拡大し、献立の種類がさらに狭くなると反対する方も多く見られますが、多面での発想をしてみる必要があります。8,000食を1万6,000食としたら、ますます作るものが単調になるとの批判がありますが、一つのレーンで1万6,000食を作れば指摘のとおりでありますが、これまでと同様8,000食の2つのレーンにすればその心配はなくなります。2つのレーンは別々の献立でもよく、同じものを作るとは限りません。これが地産地消の大きな前進にもつながります。例えば喜屋武のニンジンが6,000食分しか手配できなかった場合、隣町から2,000食を補い、隣町特産のトマトの不足分を本市が補う。さらに数日後には2つの逆のレーンで同じ献立を作れば消費は倍になります。また、食物アレルギーへの対応については、その対応をする場合には通常レーンに比べて非常に規模が小さく不効率と言わざるを得ませんが、避けては通れない課題です。しかし、広域化で行うこととなれば効率性は少なからず上昇します。また、仮に片方のレーンが故障等により使用できなくなった場合、緊急時の対処方針を定めておき、残されたレーンで最小限の手配を行うことで臨機応変の対応が可能となります。広域化は相手があり、自分だけで決めることはできません。しかし、タイミング的には絶好の機会です。この機会を逃さず、広域化の検討も行っていただきたいと思います。 今回、金城敦議員外7名から提案された修正案は、給食センターPFI導入可能性調査1,000万円を全額削除し、財政調整基金へ繰り戻すもので、この修正案は大きくいって2つの問題があります。まず1点目は、この調査費は給食センターの給食費だけでなく、本市のPFI導入指針も含まれているため、この経費を全額削減することは第5次総合計画にも掲げられた民間活力を生かした取組を否定しようというものであり、非常に残念と言う以外にありません。2点目に、調査費の削減のみで給食センター整備に必要な新たな経費を対案として示していないということは、給食センター整備が必要ないと判断していると言わざるを得ず、責任ある対応と言えず全く賛同できないものであります。検討委員会がまとめた候補地で事業を進めるのならば基本計画書36ページに示された遵守すべき法令の確認をすべきであります。したがって、基本計画の候補地で事業を進めるとしても、市長が提案した調査費を削るわけにはいきません。修正案では事業を進めることはできません。 したがいまして、PFI導入等可能性調査は給食センターの改築を進めるためには必要不可欠であり、この経費を削減することは給食センター整備そのものを止めることにつながります。議員各位には、令和3年度糸満市一般会計予算の修正案に反対し、原案に賛成していただくようお願いし、私の討論といたします。 そしてあと1つ、19款1項1目2節、地域振興寄附金、大里多目的広場整備寄附金110万7,000円について、字大里は寄附金を負担させるに当たっては、負担割合を示す根拠規定を早急につくって対処することを強く指摘し、賛成といたしたいと思います。以上であります。 ◆13番(金城寛議員) こんにちは。時間も大分超過してきましたけれども、議案第3号 令和3年度糸満市一般会計予算、原案に賛成し、修正案に反対する立場で討論をいたします。 原案の予算というのは、令和2年3月に策定された糸満市立学校給食センター基本計画書で示されたことについて、効率的、効果的な施設整備、運営を図ろうとするものであります。まず、基本計画書の位置づけでありますが、基本計画書を策定したのに再度調査を入れることは、基本計画を否定しているとの見解・御意見等がありましたが、基本計画で指摘のあった課題や未調査項目を深掘り、検証するもので基本計画を否定しようとするものではないと私は思います。本給食センターに関連するということで、今議会の一般質問で複数の議員が取り上げ、当局、教育長、指導部長の答弁を聞いて、私が知らないことが多くありました。それは給食センター基本計画の内容及び基本計画検討委員会での議事録のことがありましたので、一般質問の後の3月18日の総務委員会において、委員長にこれら資料の提出と教育長、指導部長の出席を求めました。その中でまず、私なりに感じ、分かったことがあります。それは基本計画策定にあっては専門家、教育委員、学校、PTA関係者等で構成する検討委員会で4回審議して、基本計画書がまとめられていました。まず、基本計画書の基本的な方向性及び方針の明確化を図ることを目的に策定をされています。基本計画書の中の24ページ、用地選定の一覧表で、総合的に比較するとD案用地が二重丸、または次点でE案用地が候補地として適しているとありましたが、検討委員会の議事録、3ページ、第2回令和元年12月24日の委員会において、上から5番目に、D案は採石場の隣に位置している。埋められた可能性があり、産廃等が懸念されるとありました。そして調査しないと分からないと記載されていました。それらが分かり、知った議員としては、意見を言わないといけないと思いました。 それから施設建設に関することにおいては、法令等の遵守、環境面に関する整備が必要とありました。一般的には建設までのスケジュールとして基本計画の策定、次に基本設計、実施設計、建築確認申請、そして許可済みがあって建設工事着手という流れになります。もし基本設計、実施設計、建築確認申請等の段階でこれらの問題が処理、クリアされていなければ、建築確認申請許可が遅れるようなことを大変危惧しています。糸満市立給食センター施設の規模、そして建設場所である市街化調整区域への法的要件のクリアなど、その時点において諸問題、課題の解決等がなされていないということはあってはならないことであると思います。ですから、建設場所における地盤の状況、施設建設申請の法令遵守、排水処理等のことについては、基本設計を作成する前に別項目として十分な調査、関係機関、特に特定行政庁である建築確認許可権者である建築主事と資料を基に事前調整等が必要であると思います。我々議員は議会としてのチェック機能を果たすこと、そして今回の学校給食センターの建設には、これらの課題等解決しなければならないことがあると分かりました。もし、調査もしないで諸問題を処理、クリアしないで設計、着手になった場合、環境問題、建設に当たっての法令遵守など、事前にやっていなくて設計・工事が中断、ストップということがないように、十分に調査をすることが、結果的に、既に現時点では遅れぎみではありますが、計画に近く、大幅に遅れないで事業着手、完成、供用開始につながることだと思います。 それからPFIについては、検討委員会の中でもPFIの導入について検討するようにとあり、基本計画書の中にも記載されています。検討委員会から示されたPFIの検討については、行政の責務、仕事だと思います。PFIを含めてこれらの調査を担当する部署が、教育委員会ではなく、企画開発部になったということについては、さきの一般質問の答弁でも当局、企画開発部から説明がありました。市全体の方針を決める必要があると、そのことについては私も十分納得をしています。その理由としては、参考事例ではありますが、今から約10年ぐらい前になるかと思いますが、市が管理する施設を指定管理制度により民間委託をするということで、市においては建設部ですと公園管理、経済部ですと海のふるさと公園等、総務部ですと庁舎等の管理があって、当時の条例は一部改正では収まらず、条例の全部改正が必要でありました。それぞれの部署で最初から条例改正をやったのでは、無理・むら・無駄があり、効率よく業務を行おうということで指定管理に関する条例の基本事項を総務、企画開発部が担い、それぞれの部署に関わる指定管理については、それぞれ所管する部署が行ったことで効率的に業務を遂行、実施できました。調査は無駄であるというお話がありましたが、逆に私は検討委員会での課題事項、基本計画書にある事項をちゃんと調査、検証、処理しないで基本設計、実施設計業務を実施するほうが問題が出てくるようになると思います。 以上のことから、現給食センターの老朽化の中で、一日でも早く強力に進めていくためにも、当初予算原案の可決であります。食の安全安心の重要施設になる学校給食センターの建設に当たっては、その運営も含めて市役所の組織を効果的、効率的に、そして民間活力の導入等の検討など、総合的品質管理、トータル・クオリティー・コントロール・マネジメントの観点も含めて、考える必要があると思います。皆さん、立派なものを造ろうではありませんか。 以上、原案に賛成する討論といたします。議員各位の皆さん、よろしくお願いをいたします。 ○議長(大田守) お諮りいたします。 委員長報告及び修正案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告及び修正案に対する討論を終了いたします。 休憩いたします。                              (休憩宣告午後4時52分)                              (再開宣告午後4時52分) ○議長(大田守) 再開いたします。 これより採決を行います。 △議案第3号 令和3年度糸満市一般会計予算に対する金城敦議員外7名から提出された修正案について採決を行います。 本修正案に賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立少数であります。 よって本修正案は、否決されました。 次に、原案について採決を行います。 議案第3号 令和3年度糸満市一般会計予算、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立多数であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 議案第2号「第5次糸満市総合計画基本構想について」を議題といたします。 本案については、その審査を第5次糸満市総合計画基本構想に関する特別委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆13番(金城寛議員) 本特別委員会に付託のありました議案第2号 第5次糸満市総合計画基本構想について、委員長報告を行います。 本特別委員会は、令和3年1月29日から令和3年3月18日まで8回の審査を行いました。 本案は、本市の持つ豊かな個性や特徴を生かした長期的なまちづくりのビジョンである基本構想を定めるため、地方自治法第96条第2項の規定による議会の議決すべき事件に関する条例第2条の規定により議会の議決を求められたものであります。 本構想では、これまでの基本理念「ひかりとみどりといのりのまち」を引き継ぎ、新たな将来像を「つながりを深めチャレンジするまち糸満市」と位置づけ、子育て・教育、健康、福祉、産業や防災への備えなどの各分野における6つの施策体系を構築しております。また、今回の総合計画においては、市として持続可能な社会を目指してSDGsの推進に取り組むことから、総合計画の6つの目指すまちの姿にそれぞれゴールを設定し、基本計画の各施策と指標が糸満市SDGsの取組と指標に当たるようになっております。 本構想を策定するに当たっては、市民ワークショップを開催するなど、計画づくりの段階から多くの市民の参加による意見の集約に取り組み、市民とともに進む協働のまちづくりの実践に努めてきたとの説明がありました。 審査に当たっては、第5次総合計画基本構想に加え、第4次総合計画の検証、市民ワークショップや市民・事業者アンケート調査の結果等について質疑を行い、さらに基本構想の下位に位置づけている基本計画及び基本計画の重点施策である第2期糸満市まち・ひと・しごと創生総合戦略並びに糸満市人口ビジョンの審査も併せて行いました。 その中で、委員から出された意見、提案等の主なものは次のとおりであります。生産人口を増やす取組でもっと起爆剤になるような施策を行ってほしい。デジタル化社会に向けた取組の推進やスーパーシティ構想も入れてもいいのではないか。みんなで動かす糸満市とあるが、市民が何でも相談ができる総合相談窓口を設置してほしい。自然保護とあるが、自然活用というのも考えてほしい。スポーツに親しむとあるが、市外県外の方に糸満市を知ってもらうために、もっとスポーツ大会開催の取組を進めてほしい。lCT・IoTを活用した官民連携は必要である。ボランティアの育成をもっと推進してほしい。通学路や散歩道の整備、キッズゾーンの設置を検討してはどうか。平和教育への取組が少ないように感じている。もっと明確に推進していくことが必要ではないか。移住者の受入体制の構築も検討してほしい。戦争遺構について公共性があるものは保存活用していってほしい。学校現場におけるSDGsの推進計画を入れることはできないか。観光の専門学校の誘致を検討してほしい。PPP/PFIなどの活用により、管理ではなく経営の視点で、財源を生み出す仕組づくりが重要である。農業の事業継承支援の施策も入れてほしい。公共施設のネーミングライツを検討してほしい。変化に対応できる柔軟な体制づくりが必要である。SDGsの取組について、民間も含めた総合的な戦略を立てて進めていってほしいなどの意見があり、そのほかにも今後の社会状況や国の動向等を踏まえた多くの意見、提案、要望等が出されました。 当局からは、総合計画の策定方針において、見て分かる総合計画とうたっているので、必要な文言等については追記を検討していく考えであるとの説明がありました。 審査の結果、お手元に配布してあります委員会審査報告書のとおり、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、委員長報告を終わります。 ○議長(大田守) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。 委員長報告に対する討論を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第2号 第5次糸満市総合計画基本構想について……。 休憩いたします。                              (休憩宣告午後5時00分)                              (再開宣告午後5時01分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆7番(国吉武光議員) 今回の基本計画の策定には、賛否等を自分の意思で投じることはできませんので、私はこの場を退席します。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後5時01分)                              (再開宣告午後5時02分) ○議長(大田守) 再開いたします。 これより採決を行います。 △議案第2号 第5次糸満市総合計画基本構想について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後5時02分)                              (再開宣告午後8時45分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ただいま浦崎暁議員外3名から議員提出議案第3号 戦没者を冒涜する土砂採取の断念等を求める意見書及び決議の提出について、金城悟議員外9名から議員提出議案第4号 糸満市米須地区の土砂採掘に関する意見書の提出についてが提出されました。 お諮りいたします。 両議案については、これを日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって両議案を日程に追加し、議題とすることに決しました。 議員提出議案第3号「戦没者を冒涜する土砂採取の断念等を求める意見書及び決議の提出について」を議題といたします。 本案については、提出者浦崎暁議員外3名の賛成者でもって提出されております。提出者の提案理由の説明を求めます。 ◆4番(浦崎暁議員) 皆さんこんばんは。私の時計で、今8時46分。この間、この決議をめぐって断続的に議会運営委員会が開かれました。その結果、おのおのの議員提出議案ということになって、皆様方に提案したいと思います。 その前に、私はやはりこの沖縄戦というものをどういう戦争であったのか。そして沖縄戦の教訓というものはどういうものがあったのかということをお話ししたいなと思っております。摩文仁にある沖縄県平和祈念資料館、そこには沖縄戦の教訓という展示のむすびの言葉が掲げられております。私は、その言葉をまず読みたいと思っております。「沖縄戦の実相にふれるたびに 戦争というものは これほど残忍で これほど汚辱にまみれたものはない と思うのです この なまなましい体験の前では いかなる人でも 戦争を肯定し美化することは できないはずです 戦争をおこすのは たしかに 人間です しかし それ以上に 戦争を許さない努力のできるのも 私たち 人間 ではないでしょうか 戦後このかた 私たちは あらゆる戦争を憎み 平和な島を建設せねば と思いつづけてきました これが あまりにも大きすぎた代償を払って得た ゆずることのできない 私たちの信条なのです」、今、まさにこの言葉が私たちに問いかけている。そして今、南部戦跡に眠る遺骨を長年かけて採取してきたボランティア具志堅隆松さん、この前は沖縄県庁でハンガーストライキをして、沖縄戦の実相、そして南部にいまだに眠る遺骨の問題を全国、全世界にアピールしました。去る18日には、具志堅さんは宜野座村議会を除いて、全県各地の議会に要請文を送付しました。要請内容、これは人道的見地から沖縄防衛局による、この糸満、そして八重瀬からの埋立用土砂採取の計画を、その断念を国に要請することということであります。要請の背景としては、「沖縄防衛局は辺野古新基地建設の変更申請の中で新たな埋め立て用岩ズリの採取地に沖縄本島南部も指定しているが、沖縄本島南部は去る沖縄戦で多くの住民や将兵が犠牲になり、その遺骨も残っている地域である。沖縄防衛局が南部指定をしたことにより、戦没者遺骨の混入した土砂が埋め立てに使用されるのではと危惧している。直近の政府による国会答弁では採石業者に遺骨への配慮を要求する様であるが、経験と人骨に関する知識を要する精度の高い長期間にわたる遺骨収集を採石業者に求めるのは無理がある。それ以前に遺骨収集に関しては業者ではなく国に責任が有ることを2016年に成立した「戦没者の遺骨収集の促進に関する法律」に明記してある。そもそも戦没者の血や骨粉を含んだ南部の土砂を遺骨と共に海の埋め立てに使うなど、人間の心を失った行為である。沖縄県内のみならず国内・国外にも居る遺族の心を傷つける重大な人道上の問題として南部からの埋め立て用土砂採取は断念すべきである」。こういうふうに述べております。この問いかけというものは、保守や革新、そして基地に対しての賛成、反対、そういう政治的立場以前の、あるいは超えて、沖縄県民共通の願いではないでしょうか。そのことも踏まえて、皆様方に戦没者を冒涜する土砂採取の断念を求める意見書を提案したいと思います。それでは読み上げて御提案します。   戦没者を冒涜する土砂採取の断念等を求める意見書 沖縄防衛局は、沖縄戦最大の激戦地であり沖縄戦終えんの地の糸満市内から辺野古新基地建設のための埋立用土砂を調達することを明らかにしている。 本市面積の多くは、沖縄戦跡国定公園に指定されており悲惨な沖縄戦の実相を後世に伝え全国各地・世界に向けて恒久平和を発信する地となっている。 戦後76年、同地域一帯は、いまだに戦没者の遺骨が発見され収集活動が続いているところである。 遺骨が埋まっている南部や本市の土地から、土砂を採取し基地建設に使用することは戦没者を冒涜し、遺族の心を深く傷つけるものであり断じて容認できるものではない。この思いは、政治的な立場を超えて沖縄県民共通の思いであると考える。 米須地域における鉱業開発は、土砂採取の問題と併せて、地下ダム等の農業振興や美しい風景、付近の墓地、慰霊碑、ガマやアブの保全に対しても悪影響を与えるものではないかとの不安の声が広がっている。 よって糸満市議会は、以上のことを踏まえて下記の事項を求める。                     記一、沖縄防衛局は、遺骨が埋まっている土地の土砂を基地建設の埋立土砂として使用することを断念すること。一、国や県等の関係行政機関は米須地域の農業、風景等を守るために必要な対策を直ちに講じること。一、国の責任において速やかに遺骨収集を行うこと。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。  令和3年3月22日                                糸 満 市 議 会 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後8時56分)                              (再開宣告午後8時56分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆4番(浦崎暁議員) この決議の提出先を述べたいと思います。 戦没者を冒涜する土砂採取の断念等を求める……。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後8時56分)                              (再開宣告午後8時57分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆4番(浦崎暁議員) 議員提出議案第3号 戦没者を冒涜する土砂採取の断念等を求める意見書及び決議の提出について。地方自治法第99条の規定により、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、防衛大臣、厚生労働大臣、沖縄及び北方対策担当大臣、沖縄県知事に対して、別紙のとおり意見書を提出し、上記に関し、別紙のとおり決議するものとするということであります。 皆さん、私たちこの糸満市議会議員、皆さんも御存じのとおり、去る大戦では本当に多くの方々がこの地で亡くなりました。鉄の暴風とも言われて、そして歴史上、本当にかつてないほどの激戦地である。沖縄戦最大の激戦地となったのがこの糸満市であります。そして来る6月23日は慰霊の日がやってきます。そういう中で、今度の問題は、本当に全国注視の問題となっています。どうか、皆様方に御提案しました、この意見書と決議については、皆様方の賛同を心からお願い申し上げて、私の提案理由とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(大田守) お諮りいたします。 本案については、議会運営委員会の答申のとおり、質疑、委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって本案については、議会運営委員会の答申のとおり、質疑、委員会の付託を省略することに決しました。 本案に対する討論を許します。 休憩いたします。                              (休憩宣告午後8時59分)                              (再開宣告午後8時59分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆5番(菊地君子議員) 議員提出議案第3号 戦没者を冒涜する土砂採取の断念等を求める意見書及び決議の提出について、賛成の立場で討論を行います。 この間、私、今度の土砂の問題でも身内のことも話してきました。改めて3日前に、母からこの戦争体験の話をもう一度聞きました。前にも、一般質問でも、討論でも明らかにしたように、私の祖父はあの悲惨な戦争で亡くなりました。防衛隊として取られて、行っている間に亡くなったのです。兄弟2人で、祖父が足をやられ動けなくなったそのときに弟のほうが岩陰に連れていって、「兄さん、ここで待っていてね」と、「必ず後で迎えに来るからね」と言って、一旦弟は離れます。安全な場所を確保して、その後で夕方迎えに行ったんです。ところが、その場にはもう既にいなかったと。だからあの戦跡国定公園のあの森の中の、あの木の中のどこかに寝ているはずだというのをずっと聞かされていたということなんですね。その祖父の遺骨は、結局は拾えなくて、今でも石ころが3個、古びた、さびたカンカンに入ったままでした。今年はユンヂチの年なので、お墓の修理が行われ、そのときにオジーのその石ころは、後で亡くなった祖母の骨つぼに一緒に入れられました。石を入れざるを得なかったということについて、私の母も涙ながらに訴えていました。あの悲惨な戦争で石ころしか拾えなかった人はうちのオジーだけじゃないよ、多くの人がそういう目に遭ったはずだと。その土を、また今度は基地の建設のために、海の底に沈められるというのは到底、これは遺族としても我慢のできないことなんだと。 だから糸満市民、そして糸満市の市会議員として、この基地に使われることについては、正々堂々と正面から反対しないとだめだよということを言われて今日の議会に臨んでおります。どうぞ皆さん、平和の発信地の糸満です。そういうことからも埋立てに使われるということを、このことを人道的にどうなのかという立場から、しっかりもう一度顧みて態度を決めていただきたいというふうに思います。 以上で私の討論は終わります。 ◆14番(高江靖議員) 議員提出議案第3号について、賛成の立場で討論いたします。 私たち市議会においても、沖縄戦の激戦地において悲惨な実相を歴史の風景として残していく義務があります。私は昨年6月定例会において訴えてきました。戦後76年を迎えて、今、私たちが考えねばならないこと。それは近い将来、沖縄戦体験者が誰一人いなくなります。そのときに備えて、私たちは市内に点在する戦争遺跡や慰霊の塔、そして緑のつながりが織りなす豊かな歴史の風景を守っていかなければなりません。それが物言わぬ語り部として多くのことを伝えてくれるものです。私は、戦没者の遺骨が混ざった土砂を採掘してはならない。人道上の問題とともに、私たちの子、孫に平和発信の地糸満市の思いを伝え続けていかなければなりません。 この意見書に賛成の立場で表明します。以上。 ○議長(大田守) お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 休憩いたします。                              (休憩宣告午後9時05分)                              (再開宣告午後9時05分) ○議長(大田守) 再開いたします。 これより採決を行います。 △議員提出議案第3号 戦没者を冒涜する土砂採取の断念等を求める意見書及び決議の提出について、本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立少数であります。 よって本案は、否決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 議員提出議案第4号「糸満市米須地区の土砂採掘に関する意見書の提出について」を議題といたします。 本案については、提出者金城悟議員外9名の賛成者でもって提出されております。提出者の提案理由の説明を求めます。 ◆2番(金城悟議員) 皆さんこんばんは。もうしばらくお付き合いくださいませ。よろしくお願い申し上げます。 先ほど浦崎議員からも御説明がありましたけれども、私たち糸満市から発信しないといけないと思います。なぜなら、二、三日前の新聞にも、糸満市から土砂採掘を受理ということで新聞報道されています。我々糸満市自治体は、議員は、市民の声を代理に、それを行政に一般質問して、仕事がそれだと思うんです。この仕事を全うしようということで今回の議員提出議案を提出しています。では、やりますのでよろしくお願い申し上げます。 議員提出議案第4号 糸満市米須地区の土砂採掘に関する意見書の提出について、読み上げてやりますのでよろしくお願いします。 糸満市米須地区の土砂採掘に関する意見書を読み上げます。   糸満市米須地区の土砂採掘に関する意見書 さきの大戦で甚大な犠牲が出た糸満市米須の採掘に対して同開発区域には、戦時中に避難場所として住民が身を潜めた自然壕が数か所あり、その中で命を永らえた地元住民も開発に対し懸念している。 また、開発地区には琉球王府時代から地域住民が畏敬の念をもって接するシーガーアブと呼ばれる自然壕もあり歴史的事象を語る貴重な場所である。それとともに開発区域に隣接し戦没者を祀る慰霊の塔があり鎮魂と平和の発信のための場所となっている。 よって、本市議会は下記の事項を要請する。                     記1、沖縄戦跡国定公園内の米須地区における採掘に対し市民の感情に深く配慮すること。2、国の責任において県も協力し速やかに遺骨収集を行うこと。3、国や県の関係行政機関は、米須地域の農業風景等を守るために必要な対策を講じること。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。  令和3年3月22日                                糸 満 市 議 会 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後9時10分)                              (再開宣告午後9時10分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆2番(金城悟議員) 申し訳ありません。順序を間違って発言しましたので、改めて。 議員提出議案第4号 糸満市米須地区の土砂採掘に関する意見書の提出について。地方自治法第99条の規定により、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、内閣官房長官、防衛大臣、厚生労働大臣、外務大臣、沖縄及び北方対策担当大臣、沖縄防衛局長、沖縄県知事に対して、別紙のとおり意見書を提出する。令和3年3月22日。 以上です。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(大田守) お諮りいたします。 本案については、議会運営委員会の答申のとおり、質疑、委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって本案については、議会運営委員会の答申のとおり、質疑、委員会の付託を省略することに決しました。 本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 休憩いたします。                              (休憩宣告午後9時11分)                              (再開宣告午後9時12分) ○議長(大田守) 再開いたします。 これより採決を行います。 △議員提出議案第4号 糸満市米須地区の土砂採掘に関する意見書の提出について、本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立多数であります。 よって本案は、原案のとおり可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 「糸満市学校給食センターの早急な建て替え及び食物アレルギー対応専用調理室設置」について(要請)を議題といたします。 本件については、その審査を総務委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 休憩いたします。                              (休憩宣告午後9時12分)                              (再開宣告午後9時13分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆5番(菊地君子議員) 総務委員会に付託のありました「糸満市学校給食センターの早急な建て替え及び食物アレルギー対応専用調理室設置」について(要請)の委員長報告を行います。 本件は、糸満市給食アレルギー対応推進協議会から提出されたものであります。 本委員会では、3月17日に陳情願者を参考人として願意を伺いました。本件の主な内容につきましては、早期の糸満市学校給食センター建て替え及び食物アレルギー対応専用調理室の設置、有識者を含めた食物アレルギー対応委員会の設置による食物アレルギーに対する安全管理と体制の構築、以上、2点を要請するものでありました。 また3月17日及び3月18日の両日、執行部に出席を求め、本件に関して質疑を行いました。当局より、給食センター建設に当たり、令和2年3月に策定された糸満市立学校給食センター基本計画書だけでは不十分な部分があり、建設に当たっては多額な費用がかかることから、今後は計画書の不足部分を補足し、PFIによる民間活用も検討できないか精査して取り組みたいとの説明がありました。委員より、現在の給食センターは老朽化も激しく、給食への異物混入もあった。安心・安全な給食を提供するためにも、早期に給食センター建設に取り組むべきではないかとの意見や、基本計画書全てを見直すことは困難なため、今ある基本計画書も生かしながら、給食センター建設のための課題解決に向けた次のステップにつなげる取組が必要ではないかとの意見がありました。また、給食によるアレルギー症状が出た際にはきちんと対応できるように、各学校における訓練も徹底してもらいたいとの意見もありました。 審査の結果、市長において善処されたしとの意見を付し、全会一致で採択すべきものと決しております。以上です。 ○議長(大田守) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。 委員長報告に対する討論を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 「糸満市学校給食センターの早急な建て替え及び食物アレルギー対応専用調理室設置」について(要請)、本件に対する委員長報告は採択であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立全員であります。 よって本件については委員長報告のとおり決しました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後9時17分)                              (再開宣告午後9時18分) ○議長(大田守) 再開いたします。 安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための陳情書を議題といたします。 本件については、その審査を民生委員会に付託してありましたが、同委員会では本件を採択し、議員提出議案第1号「安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための意見書」を提出してありますので、本案を含めて委員長の報告並びに説明を求めます。 ◆2番(金城悟議員) 民生委員会の委員長報告を行います。安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための陳情書の委員長報告を行います。 本件は、沖縄県医療福祉労働組合連合会から提出されたものであります。 本委員会では、3月17日に陳情願者を参考人として、願意を伺いました。本件の内容につきましては、新たな感染症拡大にも対応できるよう、医療、介護、福祉に十分な財源確保を行うこと、公立公的病院の統合再編等、地域の声を踏まえた医療体制の充実を図ること、医師、看護師等を大幅に増員すること、保健所の増設等、公衆衛生行政の拡充を図ること、社会保障に関わる国民負担軽減を図ることを求める意見書の提出を要請する陳情であります。委員から、コロナ禍で安心して医療業務等を行うに当たって、一番不足しているものは何かとの質疑があり、陳情願者からは、マンパワーはもちろんだが、手袋が全然足りていないとの回答がありました。 審査の結果、本件を全会一致で採択し、議員提出議案第1号 安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための意見書を関係機関へ送付すべきものと決しております。 それでは、意見書を読み上げて、本案の提案理由の説明といたします。 議員提出議案第1号 安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための意見書の提出について。地方自治法第99条の規定により、内閣総理大臣、厚生労働大臣、財務大臣、総務大臣に対して、別紙のとおり意見書を提出する。 読み上げます。   安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための意見書 2020年の新型コロナウイルスによるパンデミック(感染爆発)は、日本国内でも大きな影響を広げました。経済活動や国民生活にも深刻な影響を及ぼすとともに、「医療崩壊」などが取り沙汰され、国民の命と健康が脅かされる事態が広がりました。この感染症対応の経験から明らかになったことは、感染症病床や集中治療室の大幅な不足や、それらを中心的に担っている公立・公的病院の重要性、医師・看護師・介護職員の人員不足、保健所の不足問題などです。これらの諸問題の背景には、90年代後半から続いてきた医療・介護・福祉などの社会保障費の抑制策や、公衆衛生施策の縮減があります。 21世紀に入り、わずか20年の間に、SARS、新型インフルエンザ、MERS、そして今回の新型コロナウイルスと、新たなウイルス感染との闘いは短い間隔で求められ、今後も新たなウイルス感染への対応が必要になることは明らかです。 新型コロナウイルス感染対策の教訓を経て、国民の命と健康、暮らしを守るためにも、そして新たなウイルス感染や自然災害などの事態の際に経済活動への影響を最小限に抑え込むためにも、医療・介護・福祉、そして公衆衛生施策の拡充は喫緊の課題です。 私たちは、国民が安心して暮らせる社会実現のために、下記の事項を要請します。                    記1.今後も発生が予想される新たな感染症拡大などの事態にも対応できるよう、医療、介護、福祉に十分な財源確保を行うこと。2.公立公的病院の統合再編や地域医療構想を見直し、地域の声を踏まえた医療体制の充実を図ること。3.安全・安心の医療・介護提供体制を確保するため、医師・看護師・医療技術職・介護職等を大幅に増員すること。4.保健所の増設・保健師等の増員など公衆衛生行政の拡充を図ること。ウイルス研究、検査・検疫体制などを強化・拡充すること。5.社会保障に関わる国民負担軽減を図ること。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。  令和3年3月22日                               糸 満 市 議 会  以上です。 ○議長(大田守) 委員長報告及び本案に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告及び本案に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告及び本案に対する質疑を終了いたします。 委員長報告及び本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 委員長報告及び本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告及び本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための陳情書、本件についてはこれを採択し、議員提出議案第1号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立全員であります。 よって本件についてはこれを採択し、議員提出議案第1号については、原案のとおり可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 糸満市社会福祉法人及び学校法人保育園・認定こども園園長会からの要請書を議題といたします。 本件については、その審査を民生委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆2番(金城悟議員) 糸満市社会福祉法人及び学校法人保育園・認定こども園園長会からの要請書の委員長報告を行います。 本件は、糸満市社会福祉法人及び学校法人保育園・認定こども園園長会から提出されたものであります。 本委員会では、3月10日に陳情願者を参考人として、願意を伺いました。 本件の内容につきましては、市内各保育施設が保育士を確保し、保育の質の向上、また地域の保育ニーズに応えていくために保育士宿舎借り上げ支援事業の実施を求めること、また、利用定員の是正について、是正期間においては待機児童解消と連動して行うことを求める要請であります。委員から、宿舎借り上げ支援事業について、他市町村の実施状況はどうかとの質疑があり、陳情願者からは、那覇市、宮古島市以外は実施しているため、近隣市町村へ保育士が流出しており、就職説明会でも本市の園には学生が全く来ないとの回答がありました。また、3月17日に本件に関連し当局へ質疑を行いました。当局より、利用定員の是正については、国においてペナルティーもあるため、適正に実施していきたいとの説明があり、委員から、実施するのは理解できるが、あまりにも早急すぎないか。また、園との連絡調整もしっかり行ってほしいとの意見がありました。 審査の結果、市長において善処されたしとの意見を付し、全会一致で採択すべきものと決しました。 ○議長(大田守) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。 委員長報告に対する討論を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △糸満市社会福祉法人及び学校法人保育園・認定こども園園長会からの要請書、本件に対する委員長報告は採択であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立全員であります。 よって本件については、委員長報告のとおり決しました。   ――――――――――――――――――――――――――――――
    ○議長(大田守) 認可外保育施設利用者への新型コロナ感染症対策支援及び、認可保育所との保育格差是正を求める要請を議題といたします。 本件については、その審査を民生委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆2番(金城悟議員) 認可外保育施設利用者への新型コロナ感染症対策支援及び、認可保育所との保育格差是正を求める要請の委員長報告を行います。 本件は、糸満市認可外保育施設園長会から提出されたものであります。 本委員会では、3月10日に陳情願者を参考人として、願意を伺いました。本件の内容につきましては、認可外保育施設利用者への、保育料減免措置等の新型コロナ感染症対策支援、また準認可制度の実施等、認可保育所との保育格差是正を求める要請であります。委員から、コロナ禍での認可外保育施設の状況はどうかとの質疑があり、陳情願者からは、仕事が減り、園に預けられなくなった家庭もあり、認可外の園児が減っている。それに伴い職員も減らしている状況であるので、この状況が続けば認可外保育施設はなくなるとの回答がありました。また、3月17日に本件に関連し当局へ質疑を行いました。委員から、認可外保育施設との連携もしっかり行ってほしいとの意見がありました。 審査の結果、市長において善処されたしとの意見を付し、全会一致で採択すべきものと決しました。 ○議長(大田守) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。 委員長報告に対する討論を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △認可外保育施設利用者への新型コロナ感染症対策支援及び、認可保育所との保育格差是正を求める要請、本件に対する委員長報告は採択であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立全員であります。 よって本件については、委員長報告のとおり決しました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 糸満市保育士資格取得支援事業の継続を求める要請を議題といたします。 本件については、その審査を民生委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆2番(金城悟議員) 糸満市保育士資格取得支援事業の継続を求める要請の委員長報告を行います。 本件は、糸満市認可外保育施設園長会から提出されたものであります。 本件の内容につきましては、糸満市保育士資格取得支援事業の継続を求める要請であります。 本委員会では、3月17日に本件に関連し当局へ質疑を行いました。委員から、今までこの事業を受けていた認可外保育施設はこの事業を当てにしていた部分もあったと思う。県の補助から市の補助へ切り替えたことは理解できたが、認可外保育施設に対して、もっと丁寧な説明をしてほしかったと意見がありました。 審査の結果、願意妥当との意見を付し、全会一致で採択すべきものと決しました。 ○議長(大田守) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。 委員長報告に対する討論を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △糸満市保育士資格取得支援事業の継続を求める要請、本件に対する委員長報告は採択であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立全員であります。 よって本件については、委員長報告のとおり決しました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 国民健康保険税(料)の特例減免等の継続を求める陳情を議題といたします。 本件については、その審査を民生委員会に付託してありましたが、同委員会では本件を採択し、議員提出議案第2号「新型コロナウイルス感染拡大に伴う国民健康保険税(料)の特例減免等の継続を求める意見書」を提出してありますので、本案を含めて委員長の報告並びに説明を求めます。 ◆2番(金城悟議員) 国民健康保険税(料)の特例減免等の継続を求める陳情の委員長報告を行います。 本件は、沖縄県商工団体連合会から提出されたものであります。 本件の内容につきましては、令和3年3月末まで行われる国民健康保険税(料)のコロナ特例減免の令和3年度以降の継続実施を求めること、またコロナに感染した国保加入の被用者に支給されている傷病手当の支給対象を自営業者とフリーランスにも広げていくことを求める意見書の提出を要請する陳情であります。 審査の結果、本件を全会一致で採択し、議員提出議案第2号 新型コロナウイルス感染拡大に伴う国民健康保険税(料)の特例減免等の継続を求める意見書を関係機関へ送付すべきものと決しております。 それでは意見書を読み上げて、本案の提案理由の説明といたします。 議員提出議案第2号 新型コロナウイルス感染拡大に伴う国民健康保険税(料)の特例減免等の継続を求める意見書の提出について。地方自治法第99条の規定により、内閣総理大臣、厚生労働大臣に対して、別紙のとおり意見書を提出する。   新型コロナウイルス感染拡大に伴う国民健康保険税(料)の特例減免等の継続を求める意見書 新型コロナウイルス感染症の拡大は収束せず、県民生活と中小業者の営業に深刻な影響を与えており、多くの業者が倒産・廃業の瀬戸際に立たされている。 コロナ被害から中小業者の経営や従業員の雇用を守るためには、引き続き公的な支援策の継続と拡充が切実に求められている。 多くの個人事業主が加入する国民健康保険税(料)のコロナ特例減免が、今年度末の3月末までの期限で実施されている。新型コロナウイルス感染症被害により売上げが前年比30%以上減少した国保加入世帯に対し、国保税の全額免除を含む、画期的な減免制度である。また、感染した国保加入の被用者(労働者)に「傷病手当」を支給する特例も実施されている。「傷病手当」の支給対象を自営業者とフリーランスにも広げることが、中小業者支援の立場から重要となっている。 しかし、周知徹底の弱さなどにより、減免申請世帯数は国保加入世帯数の1割程度にとどまり、減免対象でありながら救済されていない世帯が残されている。 県内経済は、観光産業の落込みをはじめ、飲食業における時短営業とその取引業者への影響、建設業における工事の中断や遅延など、全ての業種がいまだにコロナ以前の売上げを回復できていない。コロナ被害から県内中小零細業者の営業と生活を支援するために、来年度(令和3年度)も国民健康保険税(料)のコロナ特例減免を継続実施する必要がある。 よって、政府においては、令和3年度も国民健康保険税(料)のコロナ特例減免等を継続実施し、国保における「傷病手当」の対象を自営業者とフリーランスにも拡大するよう要請する。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。  令和3年3月22日                                糸 満 市 議 会 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後9時42分)                              (再開宣告午後9時43分) ○議長(大田守) 再開いたします。 委員長報告及び本案に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告及び本案に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告及び本案に対する質疑を終了いたします。 委員長報告及び本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 委員長報告及び本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告及び本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △国民健康保険税(料)の特例減免等の継続を求める陳情、本件についてはこれを採択し、議員提出議案第2号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立全員であります。 よって本件についてはこれを採択し、議員提出議案第2号については、原案のとおり可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 「日常生活用具給付等事業(紙おむつ)の給付要件の緩和・糸満市に対する支援要請に関する陳情」を議題といたします。 本件については、その審査を民生委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆2番(金城悟議員) 日常生活用具給付等事業(紙おむつ)の給付要件の緩和・糸満市に対する支援要請に関する陳情の委員長報告を行います。 本件は、沖縄県自閉症協会から提出されたものであります。 本件の内容につきましては、紙おむつ給付・貸与の要件を診断名や手帳種別で判断するのではなく、市独自での支援を行うこと、また糸満市における重度心身障がい児者や家族の生活実態調査を行い、必要な支援について検討することを求める陳情であります。 本委員会では、12月15日に陳情願者を参考人として、願意を伺いました。委員から、沖縄県の対応状況はどうかとの質疑があり、願者から、県は本事業についての周知を強化していきたいとのことであったとの回答がありました。また、委員から、他市の実施状況について調査する必要があるのではないかとの意見や、財政的な対応は行政が判断する、本委員会として採択し、実施するよう求めてもいいのではないかとの意見がありました。 審査の結果、市長において善処されたしとの意見を付し、全会一致で採択すべきものと決しました。 ○議長(大田守) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。 委員長報告に対する討論を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △日常生活用具給付等事業(紙おむつ)の給付要件の緩和・糸満市に対する支援要請に関する陳情、本件に対する委員長報告は採択であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立全員であります。 よって本件については、委員長報告のとおり決しました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 「運転代行業者への事業継続緊急支援措置」についての陳情書を議題といたします。 本件については、その審査を経済建設委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆15番(西平賀雄議員) こんばんは。経済建設委員会に付託のありました「運転代行業者への事業継続緊急支援措置」についての陳情書の委員長報告を行います。 本件は、一般社団法人沖縄県運転代行ビジネス協会代表理事から提出されたものであります。 本件の内容としましては、運転代行業は、夜間の酒提供を行う飲食業界と直接的な関係にあり、運転代行利用者のほとんどが飲食業界の利用者となっている。そのような中、昨年の年末年始の書き入れどきから22時までの営業時間短縮要請が出て飲食店の来客数が激減し、売上げが例年に比べ7割前後の大幅な落ち込みとなっている。さらに追い打ちをかけるように1月22日から飲食店が20時までの営業となり例年より売上げが9割前後に落ち込み、事業主、従事するスタッフともに厳しい状況にある。今後も事業が継続できるよう飲食店同様の緊急給付支援措置を求められたものであります。 本委員会では、本件の内容について市当局へ質疑を行いました。当局からは、今定例会上程の議案第13号 令和2年度糸満市一般会計補正予算(第10号)において、市内従事者支援給付事業6,000万円を計上しており、運転代行業も給付対象となっているとの説明がありました。委員からは、この金額では足りないので、増額を検討してほしいとの要望がありました。 審査の結果、市長において善処されたしとの意見を付し、全会一致で採択すべきものと決しております。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後9時51分)                              (再開宣告午後9時51分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆15番(西平賀雄議員) 訂正いたします。 糸満市一般会計補正予算(第10号)において、市内「事業者」支援給付事業に訂正させていただきます。 ○議長(大田守) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。 委員長報告に対する討論を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △「運転代行業者への事業継続緊急支援措置」についての陳情書、本件に対する委員長報告は採択であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立全員であります。 よって本件については、委員長報告のとおり決しました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 新型コロナウイルス感染拡大の影響に対するタクシー事業への緊急支援について(要請)を議題といたします。 本件については、その審査を経済建設委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆15番(西平賀雄議員) 経済建設委員会に付託のありました新型コロナウイルス感染拡大の影響に対するタクシー事業への緊急支援について(要請)の委員長報告を行います。 本件は、一般社団法人沖縄県ハイヤー・タクシー協会会長から提出されたものであります。 本件の内容としましては、県民をはじめ地域住民の生活や観光客の移動手段を支える公共交通機関のハイヤー・タクシー事業において、令和2年2月以降、外出の自粛要請やイベントの中止、観光客の激減などその影響は極めて深刻な状況となっている。また、沖縄県が令和2年12月17日に開始した飲食店への営業時間短縮要請、さらに令和3年1月7日以降の国の緊急事態宣言により、来県される観光客数が激減し、タクシー利用者の減少に拍車をかけている。さらに沖縄県独自の緊急事態宣言が令和3年1月20日に発出され、当初2月7日までの予定が2月28日まで延長されるなど個人タクシー事業者は乗務員の給与の確保にも窮するのみならず、自らも廃業を検討するなど事業存亡の危機に直面していることから、特段の配慮と支援を求められたものであります。 本委員会では、本件の内容について市当局へ質疑を行いました。当局からは、今定例会上程の議案第13号 令和2年度糸満市一般会計補正予算(第10号)において、市内事業者支援給付事業6,000万円を計上しており、法人タクシー事業者も給付対象となっているとの説明がありました。委員からは、この金額では足りないので、増額を検討してほしいとの要望がありました。 審査の結果、市長において善処されたしとの意見を付し、全会一致で採択すべきものと決しております。 以上です。 ○議長(大田守) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後9時56分)                              (再開宣告午後9時57分) ○議長(大田守) 再開いたします。 ◆15番(西平賀雄議員) 1か所だけ訂正いたします。 「法人タクシー」ですけれども、個人タクシーと申し上げたようですので、訂正します。 ○議長(大田守) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。 委員長報告に対する討論を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △新型コロナウイルス感染拡大の影響に対するタクシー事業への緊急支援について(要請)、本件に対する委員長報告は採択であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立全員であります。 よって本件については、委員長報告のとおり決しました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 市道真壁前田原線の早期供用開始についてを議題といたします。 本件については、その審査を経済建設委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆15番(西平賀雄議員) 経済建設委員会に付託のありました市道真壁前田原線の早期供用開始についての委員長報告を行います。 本件は、字真壁自治会会長から提出されたものであります。 本件の内容としましては、市道真壁前田原線の早期の供用開始を求められたものであります。 本委員会では、本件の内容について市当局へ質疑を行いました。当局からは、令和5年度末完了に向けて事業を進めており、用地の売買契約8割、工事進捗7割の状況となっている。用地交渉で難航しているが、早期同意に向けて今後とも地権者との交渉を行っていくとの説明がありました。 審査の結果、市長において善処されたしとの意見を付し、全会一致で採択すべきものと決しております。 ○議長(大田守) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。 委員長報告に対する討論を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 市道真壁前田原線の早期供用開始について、本件に対する委員長報告は採択であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立全員であります。 よって本件については、委員長報告のとおり決しました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 空き家・持ち主不明屋敷の件についてを議題といたします。 本件については、その審査を経済建設委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆15番(西平賀雄議員) 経済建設委員会に付託のありました空き家・持ち主不明屋敷の件についての委員長報告を行います。 本件は、字真壁自治会会長から提出されたものであります。 本件の内容としましては、空き家・荒れ放題の屋敷の所有者に近隣住民に迷惑がかかることのないよう管理を求められたものであります。 本委員会では、空き家について、所管である建設部建設課へ質疑を行いました。建設課からは、倒壊のおそれがある空き家なら対応できるが、現場を確認したところ倒壊のおそれはない。また、聞き取りを行ったところ屋敷の草木が繁茂しているため、環境の悪化に近隣住民は困っている。ハブも出没しており、子供たちのためにも屋敷の管理を徹底してほしいとのことであった。そのため、空き地管理の所管である市民健康部市民生活環境課には口頭にて報告しているとの説明がありました。そのため、空き地管理の所管である市民健康部市民生活環境課へ質疑を行いました。市民生活環境課からは、相続対象者に連絡し指導を行っているが誰が相続するか決まっていない。草木が繁茂して近隣住民が困っているので早急に対処するよう指導しているが、いまだ対処していない。引き続き早期解決に向けて指導していきたいとの説明がありました。 審査の結果、市長において善処されたしとの意見を付し、全会一致で採択すべきものと決しております。 ○議長(大田守) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。 委員長報告に対する討論を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △空き家・持ち主不明屋敷の件について、本件に対する委員長報告は採択であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(大田守) 起立全員であります。 よって本件については、委員長報告のとおり決しました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 「日本政府がすみやかに核兵器禁止条約に署名し、国会が批准することを求める意見書の提出を求める陳情」、「国の責任による「20人学級」を展望した少人数学級の前進を求める陳情」、「辺野古新基地建設の即時中止と、普天間基地の沖縄県外・国外移転について、国民的議論により、民主主義及び憲法に基づき公正に解決するべきとする意見書の採択を求める陳情(「新しい提案」実行委員会提出)」、「辺野古新基地建設の即時中止と、普天間基地の沖縄県外・国外移転について、国民的議論により、民主主義及び憲法に基づき公正に解決するべきとする意見書の採択を求める陳情(全国青年司法書士協議会提出)」、「米軍普天間飛行場の辺野古移設を促進する意見書に関する陳情」、「全国知事会の「米軍基地負担に関する提言」の主旨に基づいて、地方自治の根幹を脅かす日米地位協定の見直しを国に求める意見書を提出する事を求める陳情書」、後期高齢者医療制度窓口負担2割化の中止を求める意見書提出に関する陳情書、「和光地蔵尊の移転と戦後処理について(陳情)」、「糸満市における石灰岩採掘に対する陳情書」、以上9件を一括して議題といたします。 9件については、総務委員長、民生委員長及び経済建設委員長から閉会中継続審査申出書が提出されております。 お諮りいたします。 9件については、総務委員長、民生委員長及び経済建設委員長からの申出のとおり決することに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって9件については、そのように決しました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 総務委員長、民生委員長、経済建設委員長及び議会運営委員長から閉会中の継続審査(調査)の申出が提出されております。 お諮りいたします。 本件については、各委員長からの申出のとおり閉会中の継続審査(調査)に付することに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって本件については、各委員長からの申出のとおり閉会中の継続審査(調査)に付することに決しました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) お諮りいたします。 今期定例会において議決されました議案、意見書等について、その条項、字句、数字等、その他整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守) 御異議なしと認めます。 よって条項、字句、数字等、その他整理を要するものにつきましては、議長に委任することに決しました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守) 以上をもちまして令和3年第2回糸満市議会定例会を閉会いたします。                              (閉会宣告午後10時08分) 上記のとおり会議の次第を記録し、これを証するため署名する。        糸 満 市 議 会            議   長  大 田   守            副 議 長  金 城   敦            2   番  金 城   悟            20   番  新 垣 安 彦...