糸満市議会 2020-12-18
12月18日-05号
令和2年第8回
糸満市議会定例会会議録令和2年12月18日出席議員 20人1番 玉 村 清 君 3番 上 原 勝 君4番 浦 崎 暁 君 5番 菊 地 君 子 さん6番 伊 敷 郁 子 さん 7番 国 吉 武 光 君8番 金 城 敏 君 9番 新 垣 勇 太 君10番 金 城 一 文 君 11番 玉 城 安 男 君12番 玉 城 哲 郎 君 13番 金 城 寛 君14番 高 江 靖 君 15番 西 平 賀 雄 君16番 大 城 明 弘 君 17番 金 城 敦 君18番 徳 元 敏 之 君 19番 金 城 幸 盛 君20番 新 垣 安 彦 君 21番 大 田 守 君欠席議員 1人2番 金 城 悟 君 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は次のとおりである。 市長 當 銘 真 栄 君 副市長 神 谷 和 男 君 教育長 幸 地 政 行 君 総務部長 福 元 信 美 さん
企画開発部長 徳 元 弘 明 君
市民健康部長 島 根 辰 也 君 福祉部長 平 田 徳 明 君 経済部長 兼 城 浩 康 君 建設部長 大 城 拡 君 水道部長 伊 敷 勝 君 消防長 福 元 毅 君
教育委員会 阿波根 庸 伸 君 総務部長
教育委員会 與那覇 正 樹 君 指導部長本日の議事日程 日程第1 一般質問 ――
―――――――――――――――――――――――――――― (開議宣告午前10時00分)
○議長(大田守君) これより本日の会議を開きます。 ――――――――――――――――――――――――――――――
○議長(大田守君) 一般質問を行います。質問通告書により、順次質問を許します。
◆12番(玉城哲郎君) 市民の皆様、
インターネット中継を御覧の皆様、執行部、議員の皆様おはようございます。本日の一般質問、1番目の玉城哲郎でございます。まず、私の所見から述べさせていただきます。あまり聞き慣れないようですが、「
ウチナーマンガタミー」という言葉があります。沖縄を丸ごと抱え込むとか、過剰に沖縄を背負い込むとかという意味だそうです。若者世代にはなじみが薄いが、40歳代後半以降には身に覚えがあるのではないでしょうか。この言葉が生まれた背景には、沖縄と本土との格差や沖縄へ向ける視線に差別的なところがあって、そのことが逆に自分と沖縄を一つにしていく意識の現象を生んだようなものではないでしょうか。進学や就職で県外や海外に出たときなど、マンガタミーしたウチナーに押し潰された若者たちも少なくなかったそうです。この言葉がまだ生々しかった1970年代、
ボクシング界にすい星のごとく現れた具志堅用高は、そんな
マイナスイメージをプラスに転じ、爽やかな風を吹かせ、そのファイティング・スピリットには背負った沖縄がまぶしいほどに輝いていました。1980年代には、当時の
西銘順治県知事が沖縄の心とは何かを問われ、「ヤマトゥンチューになりたくてもなれない心」と答えたのも、そういうことが念頭にあったからだと思います。だからこそ「本土に追いつき、追い越せ」となったことがあると思います。安室奈美恵やゴルフ界の宮里藍などは日本のみならず、アジアや世界へと活躍の場を広げ、「追いつき、追い越せ」から解き放たれそれぞれの道を極める時代に入ったように見えるが、しかし、彼女たちも沖縄を背負っているように見えます。
ウチナーマンガタミーは、芸能界、スポーツ界に限らず、他分野においても沖縄の人たちの意識や行動様式と、その変化を測るバロメーターであります。そう思ったのは、琉球新報の9月29日の一面と社会面に紹介された2つの記事です。細菌学で知られる北里大学の初の女性学長に島袋香子さんが就いたこと。外界志向で
チャレンジ精神があり、沖縄の若者の目標となる県出身者に贈られる
ロッキーチャレンジ賞に
カリフォルニア大学サンフランシスコ校の麻酔科医の金城さくらさんが受賞したこと。2人の
沖縄出身女性のチャレンジに地域力を見ることはできるはずだ。マンガタミーという言葉がリアリティーを持った時代は終わった。だが、激しい世替わりを経験した
沖縄びとは有名無名を問わず、「ウチナー力」が貯蔵され、発露を待っているようにも思えます。我々も糸満市を背負い頑張ろうではありませんか。それでは一般質問に入ります。 件名1、
光洋小学校防球ネットについて。小項目1、
光洋小学校防球ネットの損傷について。ア、取り替えるか直すかできないか。イ、取り替えるとしたら金額はどれぐらいか。ウ、今後取り替えるかどうか修繕計画はあるか。エ、市長、教育長は現場を確認しましたか。オ、市長、教育長はどのように考えているか。カ、現状の防球ネットで光洋小学校の児童が安心して、運動場を活用するためにどのように考えているか。 件名2、猫の飼い方と野良猫の対応について。小項目1、飼われている猫が逃げ出して、他の家にふん尿等をしていると聞きました。市から猫を飼う場合、気をつけるよう周知できないか。 小項目2、過去に周知活動をしたことはないか。 小項目3、広報と一緒に気をつけるようにとA4サイズのチラシで周知することを提言しますがどうか。 小項目4、野良猫の去勢を無料でできないか。 小項目5、野良猫を餌づけしている方がいると聞きます。市としてはどのように考えていますか。 小項目6、野良猫が子猫を産んだときの対処方法を周知しているか。 件名3、糸満市が市民へEMの無料配布について。小項目1、
熱帯資源植物研究所が毎月EMを無料で本市を通して市民に配布しています。研究所に対し、何かしら感謝状等の感謝の気持ちを伝えるのはどうか。 小項目2、EMの市民に対する無料配布について。ア、無料配布を始めて何年になりますか。イ、毎月何日に何リットル配布していますか。ウ、市民の反応はどうか。エ、市としては今後も続けるようにお願いしていますか。 件名4、不登校について。小項目1、
教育委員会が把握している小学生・中学生の不登校について。ア、今年度は何人ですか。イ、その原因は何ですか。ウ、
教育委員会、学校現場はどのように対応しているか。エ、過去5年の不登校生は何人ですか。オ、不登校生の保護者へのケアはどのようなことをしていますか。 小項目2、とびうお教室について。ア、職員の人数は足りているか。イ、
ボランティアで少ない時間でも手伝ってくれる方を募集したほうがよいと思うがどうか。 件名5、モノレールについて。小項目1、モノレールを糸満市まで延伸することを県に要請できないか。 小項目2、車の免許がない高齢者が長距離移動のときには体力的負担が軽減できると思うがどうか。 小項目3、本市での経済効果が期待できると思うがどうか。 小項目4、観光客が増えると思うがどうか。 件名6、
新型コロナウイルス感染症について。小項目1、PCR検査を無料で実施できないか。 小項目2、
特別養護老人ホームでクラスターが発生する可能性があります。リスクの高い高齢者施設への対応や今後、クラスターが発生するおそれのある学校・学童・保育園や飲食店などへの対策について伺う。 小項目3、
飲食店応援商品券の効果について伺う。 小項目4、
飲食店応援商品券の第2弾は考えていますか。 小項目5、こども食堂を行っている団体に弁当を無料提供できるよう市が支援できないか。また
ファーマーズマーケットいとまんと連携を取って、食材提供できないか伺う。 小項目6、市独自で企業への支援は行っていますか。 件名7、下水道の完備について。小項目1、下水道の完備されてない地域はあるか。また、今後の計画を伺う。 小項目2、単独浄化槽が多い地域では、自然環境に悪影響はないか。 小項目3、合併浄化槽にするには平均どれぐらいの金額がかかるか伺う。 件名8、10月26日
喜屋武岬沿岸水難事故について。小項目1、通報があって市消防は喜屋武漁港に何分で到着しましたか。 小項目2、喜屋武漁港から水上バイクで事故現場まで何分で到着しましたか。 小項目3、
那覇海上保安部とはどのような連携を取りましたか。 小項目4、現場到着時には溺れた方はどのような状態でしたか。 件名9、海の
ふるさと公園について。小項目1、海の
ふるさと公園の遊具が壊れていますが把握していますか。また、壊れていた場合直す考えはないか。 件名10、こども医療について。小項目1、11月28日の新聞で県が2022年度中には通院時にかかる費用の助成対象を「中学校卒業まで」に拡大する方針とありましが、糸満市はもっと早く高校卒業まで通院、入院の現物給付ができないか。 小項目2、名護市、大宜味村、国頭村が高校卒業までに通院、入院が現物給付できるのはどういった経緯か伺います。 件名11、保育士不足について。小項目1、保育士確保のための市独自の取組とこれまでの実績について。ア、保育士を目指す方の支援はどのようなことをしましたか。イ、保育士の定着にはどのような支援をしましたか。ウ、今後も定着のためにどのように考えているか伺います。 件名12、雨天ドームについて。小項目1、国からの補助事業はどうなりましたか。 小項目2、今後は補助金の要請を行うのか伺います。 小項目3、建設に当たってはどこの市町村を参考にしますか伺います。 件名13、
ふるさと納税について。小項目1、成人式で
ふるさと応援寄附金を呼びかけることはできないか。 小項目2、
ふるさと糸満のために何かできないかと思う糸満市出身の方は多いと思います。市外、県外の糸満市出身の方、もしくは団体に呼びかける考えはないか。 件名14、糸満市
分散型エネルギーインフラプロジェクトについて。小項目1、民間の計画している
プロジェクトについて。ア、市当局は積極的に地域住民へ説明会を開催することができないか伺います。イ、
プロジェクトの推進に当たっては豊見城市の土地を糸満市の名義にできないか伺います。ウ、自然環境にどのようなよい効果が出るか伺います。 それでは市長、教育長をはじめ、各担当部長の誠意ある答弁を求めます。
◎市長(當銘真栄君) おはようございます。
玉城哲郎議員御質問、件名6、
新型コロナウイルス感染症について。小項目5、こども食堂を行っている団体への支援についてお答えいたします。 こども食堂を行っている団体への支援として、民間の2団体については事業の安定的な運営に資することを目的に財政的な支援を行っております。また
ファーマーズマーケットからの食材提供については、本市の子供の居場所を対象に食材提供に関する合意書を平成29年7月10日付で締結しております。 その他の御質問につきましては、教育長及び関係部長より答弁をさせていただきます。
◎教育長(幸地政行君) おはようございます。議員御質問、件名1、
光洋小学校防球ネットについて。小項目1、
光洋小学校防球ネットの損傷、アからカまでについて順にお答えいたします。 小項目1、ア、取り替えるか直すかできないかについては、防球ネットを上下させる昇降設備の老朽化が著しく、使用ができない状況になっておりますので、取り替えて直すことになると考えています。また、取替えには多額の費用が見込まれることから、現時点でのすぐの対応は難しく、関係部課と調整の上、対応してまいります。 次にイ、取り替えるとしたら金額はどれぐらいかについては、老朽化した昇降設備やネット、支障となっている樹木剪定を含めると概算で約1,000万円を見積もっています。 次にウ、今後の修繕計画について。計画はありますが、現時点で
実施予定年度は未定となっています。 次にエ、市長、教育長は現場を確認しましたかについては、現場を確認しております。 次にオ、市長、教育長はどのように考えているかについては、児童生徒の安全安心を確保する上で早めの修繕が必要と考えております。 次にカ、現状の防球ネットを早めに修繕し、光洋小学校の児童が安心して運動場を活用できるよう努めてまいります。
◎
市民健康部長(島根辰也君) おはようございます。御質問、件名2、猫の飼い方と野良猫の対応について。小項目1から6までについて順にお答えいたします。 小項目1の市から猫を飼う場合の周知、小項目2の過去の周知活動、小項目3の広報配布時のチラシでの周知については関連しますのでまとめてお答えいたします。飼い猫における
近隣トラブルが生じた場合、
動物愛護管理センターとともに現地訪問を行い、適正飼育について説明を行っております。また、住民への周知については、市の
ホームページにおいて「猫の飼い方について」を掲載しております。なお、広報紙と一緒に配布する「
市民生活環境課からのお知らせ」のチラシの中で周知を図ってまいります。 次に小項目4、野良猫の去勢を無料でできないかについては、現在
市民ボランティア団体と協働で
さくらねこTNR活動の一環で
公益財団法人どうぶつ基金の
さくらチケットを活用し実施しております。 次に小項目5、野良猫の餌づけについては、沖縄県の「「飼い主のいない猫対策」マニュアル」において、餌やり人が特定された場合、直ちに餌やりを禁止、排除したりすることは隠れた餌やりや感情的な問題に発展するため、ルールに従って猫の管理の一端を担ってもらうなど理解を求め、協調していく必要があると記載されているので、本市も沖縄県のマニュアルに沿った対応をしてまいります。 最後に小項目6、野良猫が子猫を産んだときの対処法については、現在周知を行っておりませんが、関係機関と調整の上、
市ホームページ等で周知を図ってまいります。 次に御質問、件名3、糸満市が市民へEMの無料配布について。小項目1及び小項目2のアからエについて順にお答えいたします。小項目1、
熱帯資源植物研究所に対する感謝状の贈呈について、同研究所は糸満市市政功労者として市制施行30周年及び35周年において寄附部門で表彰されている経緯がございますが、感謝状等の贈呈について関係部署と協議してまいります。 小項目2、ア、EMの無料配布については、本市が
熱帯資源植物研究所からEMの提供を受けて約20年となっております。 次にイの配布日及び配布量については、毎月第2月曜日をEM配布日と定め、祝日と重なる場合は翌日に提供しております。配布量については、毎月約1,000リットルのEM活性液を配布しております。 次にウ、市民の反応について。受け取っている市民からは今後も継続的に実施していただきたいとの要望がございます。 最後にエの今後の継続依頼については、
熱帯資源植物研究所へ受領書をお渡しする際に、次年度以降の継続についても併せて依頼してまいります。 次に御質問、件名6、
新型コロナウイルス感染症について。小項目1、PCR検査を無料で実施できないかについてお答えいたします。
PCR検査等については、濃厚接触者と特定された方以外にも発熱等の風邪症状や息苦しさ、強いだるさ等がある方、陽性の方と接触はあったが症状のない方等が受診、検査を希望する場合には
新型コロナウイルス感染症相談センターから紹介された
検査協力医療機関等において医師が必要と判断した場合に実施されます。その場合は検査に係る費用は無料となります。検査の対象ではないが、希望される方については自己負担となり、医療機関によって3万円前後の費用がかかりますので、市が無料で対応する場合、検査の結果、陽性となった方の受入施設や財源の確保等において慎重な判断が必要となります。また、沖縄県全体で1日に実施可能な検査件数は限られており、希望者が殺到することなども考えられるため、無料での実施については現在考えておりません。 最後に御質問、件名7、下水道の完備について。小項目2及び3について順にお答えいたします。小項目2、単独浄化槽が多い地域の自然環境への悪影響についてお答えします。単独浄化槽とはトイレの汚水のみを処理、浄化する浄化槽です。時代の変化によりトイレの汚水のみだけでなく、
風呂場や台所から排出される生活雑排水が河川や海の水質汚濁の原因となる割合が増えたと言われ、環境悪化の原因となっています。なお、浄化槽法により、平成13年4月から単独浄化槽の製造、販売が禁止されています。 小項目3、合併浄化槽にするための費用は、設置場所により差がありますが、5人槽で約100万円から160万円の範囲となっております。
◎
教育委員会指導部長(與那覇正樹君) 御質問、件名4、不登校について。小項目1、
教育委員会が把握している小・中学生の不登校、アからオまでについて順にお答えいたします。 小項目1、ア、今年度の不
登校児童生徒数は、10月現在、小学校で35人、中学校で73人になっております。 次にイ、その要因については、令和元年度の数値を基に申し上げますと、令和元年度の不
登校児童生徒数は小中合わせて169人で、うち最も多い要因として、「無気力・不安」が57人、パーセントに直しますと33.7%、次に「親子の関わり方」が38人、22.4%、さらに「生活のリズムの乱れ、あそび、非行」が30人、17.7%となっております。 次にウ、
教育委員会、学校現場の対応については、
教育委員会では毎年、生徒指導・
教育相談担当研修会や
いじめ防止研修会などを開催し、研修会を通じて不
登校児童生徒への支援や増加の抑制につなげるための方策等について助言を行っております。また学校では、「不
登校児童生徒への支援の手引き」の活用や、学校全体で情報を共有し、対応に当たるとともに、関係機関と連携しながら支援を行っております。 次にエ、過去5年間の不
登校児童生徒数については、小中合わせて、平成27年度97人、平成28年度121人、平成29年度131人、平成30年度137人、令和元年度169人となっております。 最後にオ、不登校児の保護者のケアについては、不登校は様々な要因がありますが、特に家庭の支援も合わせて必要と判断される場合は
スクールカウンセラー、教育相談によるカウンセリングやスクールソーシャルワーカー、自立支援員の活用、また福祉部局と連携しながら児童生徒及び保護者の支援に努めております。 続きまして御質問、件名4、教育行政について。小項目2、とびうお教室、ア及びイについてお答えいたします。小項目2、ア、とびうお教室の職員の人数は足りているかについては、現在、とびうお教室には室長1名、補助教諭1名を配置して、児童生徒の支援に当たっております。一方、とびうお教室には令和2年12月現在、17人の児童生徒が登録し、うち6人が通室しており、現在の職員で対応可能な範囲だと考えております。 次にイ、とびうお教室の手伝いができる
ボランティアの募集については、とびうお教室には学校生活になじめず、あるいは不安を抱えるなどして、登校できない児童生徒が登校復帰に向けて学習等に励んでおります。とびうお教室では児童生徒に寄り添い、おのおのの課題を克服しながら登校復帰を目指しております。そのためには児童生徒と職員の関係性が大切であり、互いの信頼関係がなければ結果につながりません。
ボランティアの活用に関しては、児童生徒が様々な大人との関わりを持つことで自分自身の成長につながることにも期待できますが、児童生徒の状況を鑑みながら職員の意見も参考に調査・研究していきたいと考えております。 最後に御質問、件名6、
新型コロナウイルス感染症について。小項目2、学校の対応についてお答えいたします。学校においては、国が示している「学校における
新型コロナウイルス感染症に関する
衛生管理マニュアル~「学校の新しい生活様式」~」や、糸満市
教育委員会及び学校が定めた
感染防止対策ガイドラインを活用し感染防止に取り組んでおります。具体的には、登校時の健康観察(検温)、手洗いの徹底、
咳エチケット、3密の回避のほか、授業時間、給食時間は対面で行わないなど、学校全体で取り組みながら感染リスクの軽減に努めております。
◎
企画開発部長(徳元弘明君) おはようございます。御質問、件名5、モノレールについて。小項目1から4までについて順にお答えいたします。 小項目1、モノレールを糸満市まで延伸することを県に要請できないかについては、本市ではこれまで県に対し、
沖縄振興拡大会議、
土木建築部行政懇談会、豊見城市と共同での市長名による要請文の提出、
県交通政策課から市長への鉄軌道計画の説明などにおいて、鉄軌道・
モノレール等の整備を要望、要請してまいりました。 小項目2、車の免許がない高齢者が長距離移動のときには体力的負担が軽減できると思うかについては、車の免許がない高齢者をはじめとする交通弱者にとって、モノレールでの長距離移動が可能になれば負担軽減が図られるのではないかと考えております。 最後に小項目3、経済効果が期待できると思うか及び小項目4、観光客が増えると思うかについて一括してお答えいたします。本市までモノレールが延伸することにより、交通の利便性向上や観光客の増加、魅力あるまちづくりの推進など、経済効果を含め多様な効果が期待できるものと考えております。 次に御質問、件名6、
新型コロナウイルス感染症について。小項目6、市独自での企業支援についてお答えいたします。
新型コロナウイルス感染症により売上減少等の大きな影響を受けた市内企業への主な独自支援策として、
プレミアム商品券発行事業、
貸切バス利用促進事業、
観光商品モニター事業などを創出し、企業支援を行っております。 最後に御質問、件名13、
ふるさと納税について。小項目1及び2について順にお答えいたします。小項目1、成人式で
ふるさと応援寄附金の呼びかけについては、令和2年1月の成人式で
市外在住者向けにいと
ちゃんパネルを活用した
ふるさと納税の案内を実施いたしましたが、会場は
お祝いムードと同級生や友達との再会を喜び合う雰囲気の中にあり、その場での寄附呼びかけは成人に関心を与える効果にはつながりにくいと認識しております。また参加者全員に周知することは、逆に市税の流出にもつながるデメリットがあるため、慎重に対応することが必要と考えております。 小項目2、市外、県外の糸満市出身の方、団体に呼びかけについては、これまで県外の郷友会及び
県人会事務局へ
ふるさと応援寄附を案内してまいりましたが、今年度はコロナ禍の中で集会が中止となったため、実現できない状況です。他方で、
ふるさと応援寄附サイトの掲載情報をリニューアルし、自然の豊かさや特産品の豊富さを強調しました。また、新規返礼品も増やした結果、最も情報掲載の多いサイトでは、昨年から25%増の337件の掲載数となっております。こうした取組により、本市や郷土に思いのある市出身者等へ新しい本市の魅力を発信してまいります。
◎福祉部長(平田徳明君) おはようございます。御質問、件名6、
新型コロナウイルス感染症について。小項目2、高齢者施設への対応についてお答えいたします。
高齢者介護施設への対応については、国や県から通知される
感染拡大防止に関すること、衛生用品の確保に関すること、及び人員、運営基準に関することなどを随時
ホームページに掲載し情報提供を行っております。また介護関係者を対象に、介護の現場で直面している現状と課題、対応策を検討することを目的とした研修を実施し、情報共有を図りました。今後は
通所系サービスを利用している高齢者等に対しPCR検査を実施するほか、介護従事者にも沖縄県が主体となって実施するため、検査受付や検体容器の配布等を協力してまいります。件名6、
新型コロナウイルス感染症について。小項目2、学童、保育園などへの
クラスター対策についてお答えいたします。3月以降、
新型コロナウイルス感染症対策のため、消毒液やマスク購入の補助として、1園最大100万円の補助を行っており、保育施設においては補助を活用し、消毒液やマスクの購入、サーモグラフィーカメラや仕切り板を設置するなど、感染症対策に努めております。また糸満市から登園を自粛できる保護者に対して自粛要請を行っており、自粛の際には自粛日に応じた保険料の減免を行っております。その他、厚生労働省からの
新型コロナウイルス感染症に関する通知を保育施設に周知し、消毒やマスクの着用、換気などを行うよう呼びかけを行っております。 件名10、こども医療について。小項目1及び2についてお答えいたします。小項目1、高校卒業まで通院、入院の現物給付については、こども医療費助成事業に係る沖縄県の補助金交付要綱の改正内容として、対象者が中学生までの通院分及び入院分となり、適用時期については令和4年4月1日とのことであります。よって、こども医療費助成の通院対象年齢の拡充については、沖縄県の要綱の改正内容及び適用時期と足並みをそろえる方向で考えているところです。 小項目2、名護市等が高校卒業まで現物給付できる経緯については、3団体に確認したところ、当時の首長の公約及び近隣の市町村が導入したことがきっかけと伺っております。 件名11、保育士不足について。小項目1、市独自の取組と実情について。アからウについて順にお答えします。小項目1、ア、保育士を目指す方の支援については、糸満市において保育士試験対策講座を受講料無料で開催し、保育士を目指す方の支援を行っております。 次にイ、保育士の定着については、保育士の正規雇用に関する経費や保育士の業務負担軽減のため、保育支援者や補助者を雇う経費、ICTの導入経費の補助を行っております。また制度としてではありますが、保育士の給料の改善を目的とした加算、処遇改善加算といいますが、ある園を例に取りますと、年間約1,144万1,000円を委託費に加算し支給をしております。 次にウ、今後の定着のためについては、現在行っている補助事業を活用し、今後も取り組んでまいります。
◎経済部長(兼城浩康君) おはようございます。御質問、件名6、
新型コロナウイルス感染症について。小項目2から小項目4及び小項目6について順にお答えいたします。 小項目2、飲食店などへの対策については、
飲食店応援商品券の取扱い全ての飲食店に対し、飛沫感染防止アクリルつい立てやアルコール消毒液の提供を行っております。また沖縄県の飲食店対策マニュアルの徹底をお願いしております。 次に小項目3、
飲食店応援商品券の効果については、商品券の経済効果は委託料を含め、総額5,022万円となっております。 次に小項目4、
飲食店応援商品券の第2弾の考えについては今のところ予定しておりません。 最後に小項目6、市独自での企業への支援については、
飲食店応援商品券事業のほか、持続化給付金等申請支援事業を実施しております。 次に御質問、件名7、下水道の完備について。小項目1、下水道の完備されていない地域及び今後の計画についてお答えいたします。農業集落排水事業の設定区域のうち、現在、整備が予定されていない地域は集落単位でいいますと、喜屋武、名城、小波蔵、糸洲、南波平、福地、伊原、山城、束里の9つの集落があります。今後の計画としては、現在、米須、大度、さつきの城、摩文仁、真壁の5つの集落において事業を実施している農業集落排水事業米須地区で予定とする令和3年度の事業完了後、供用開始地域における接続率、または施設の稼働状況の推移を確認しながら、未整備地区の事業化を検討していきたいと考えております。 次に御質問、件名9、海の
ふるさと公園について。小項目1、海の
ふるさと公園の遊具が壊れていますが把握していますか。また、壊れていた場合直す考えはないかについてお答えいたします。対象遊具は、ロープ製ジャングルジムで今年の8月にロープが切れたことを確認しており、その後、危険防止のため使用を禁止しております。当該遊具については、設置から約27年が経過しており、遊具メーカーに確認したところ修繕は厳しいとの返答を受けており、撤去も含め、今後どうするか検討してまいります。 最後に御質問、件名14、
分散型エネルギーインフラプロジェクトについて。小項目1、民間が計画している
プロジェクトについて、アからウまで順にお答えいたします。小項目1、ア、積極的に地域説明会を開催することができないかについては、糸満市
分散型エネルギーインフラプロジェクトマスタープラン策定業務報告書において、市の役割、事業者の役割、市民の役割が明確にされており、それぞれの役割を把握、理解しなければならないと考えておりますので、事業者の役割であります地域説明会を事業者が行い、地域の方に事業内容を理解していただくことが重要だと考えております。 次にイ、豊見城市の土地を糸満市の名義にできないかについては、御質問の土地は旧糸満市・豊見城市ごみ焼却施設跡地と存じますが、現在、糸満市と豊見城市の持分共有名義であります。
プロジェクトの推進に当たっては、当該用地は候補地であり、事業者が取得するのか賃借するのか、事業者からの提案を受けてからになり、必ずしも糸満市へ名義変更する必要はないと考えております。 最後にウ、自然環境にどのようなよい効果が出るかについては、カーボンニュートラルなバイオガス発電事業でありますので、二酸化炭素発生の抑止や再生可能エネルギーの導入率が向上しますので、自然環境によい効果が出るものと思われます。
◎消防長(福元毅君) おはようございます。御質問、件名8、10月26日
喜屋武岬沿岸水難事故について。まず初めに、亡くなられた方、故人に対し心から御冥福をお祈り申し上げます。それでは小項目1から4までについて順にお答えいたします。 小項目1、通報があって、市消防が喜屋武漁港に到着するまでの時間については、通報から現場到着まで約22分です。 小項目2、喜屋武漁港から水上バイクで事故現場までの到着時間については、消防隊員が喜屋武漁港から水上バイクで事故現場へ向かう途上、海上保安庁より無線にて仲間の漁船が救助し、喜屋武漁港へ向かっている情報があり、水上バイクの消防隊員は喜屋武漁港へ引き返しております。仲間の漁船が到着するのを待っていたので、事故現場には行っておりません。 小項目3、
那覇海上保安部との連携については、海上保安庁とは消防本部にて電話連絡を取りながら、現場では無線機を使用し連絡を取っていました。 小項目4、現場到着時の溺れた方の状態については、仲間の漁船が喜屋武漁港に入港し1名の要救助者がおりました。船内にて心肺蘇生を開始し、その後、要救助者を船から降ろし、すぐに心肺蘇生を継続しながら病院へ搬送しました。もう1名については、海上保安庁のヘリで那覇基地へ搬送したと聞いております。
◎建設部長(大城拡君) おはようございます。御質問、件名12、雨天ドームについて。小項目1から3までについて順にお答えいたします。 小項目1、国からの補助金はどうなったかについては、沖縄振興特定事業推進費市町村補助金を活用した整備ができないか、内閣府と事前協議を進めてきましたが、今日の社会情勢の流れを見ても機動性が弱いなどの指摘があり、当該推進費補助金の活用は難しいものとし、今回は見送ることとしております。 小項目2、今後は補助金の要請を行うのかについては、現在のところ既存の体育施設においても
新型コロナウイルス感染症の影響で利用者の減少及び施設の利用制限などがあり、その施設の維持についても苦慮しているのが現状であります。今後はそのような事態が収束に向かう状況を見ながら、検討していく必要があると思いますので、要請については社会情勢や市の財政状況を踏まえながら、ほかの補助メニュー等も視野に入れ検討していきたいと考えております。 最後に小項目3、建設に当たっては、どこの市町村を参考にしているかについて、基本的には沖縄県内の雨天ドームや屋内練習場などを視察、聞き取りなどにより参考にしていきたいと考えておりますが、具体的にどの市町村にある施設を参考にするということはございません。今後、当事業を進めることになれば、基本計画や基本設計において検討していきたいと考えております。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午前10時49分) (再開宣告午前10時49分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◎福祉部長(平田徳明君) 先ほど件名6、
新型コロナウイルス感染症についての小項目2、児童、保育園などへの
クラスター対策についての中で、自粛の際に自粛日に応じた「保険料の減免」ということで答弁しましたが、「保育料の減免」に訂正をします。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午前10時50分) (再開宣告午前10時51分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◎
教育委員会指導部長(與那覇正樹君) 先ほど答弁させていただいた件名4、「教育行政について」という形で答弁いたしましたが、「不登校について」ということで訂正させていただきます。
◆12番(玉城哲郎君) 市長、教育長をはじめ、各担当部長、誠意ある答弁ありがとうございます。 それでは件名1から、10月7日に市長、教育長に少年野球チームの監督と副監督が直接お願いに来たと思います。このときに糸満市立
光洋小学校防球ネット修繕願いということで、私たち少年野球チーム光洋マリンズは平日光洋小学校の運動場で野球の練習をして、土日、祝日はほかのチームとも試合をします。野球の技術向上はもちろん、野球を通して礼儀や感謝の気持ちを大切に野球の練習に励んでおります。しかし、一生懸命全力で頑張りたいのですが、光洋小学校運動場の南側と西側(県営第二団地側)の防球ネットが破損しております。打ったボールが運動場の外に出ることもありました。運動場西側(県営第二団地側)は駐車している車もあり、また南側は道路で運動公園側で走行中の車に当たって事故にならないか心配であります。そこで防球ネットの修繕を要求します。どうか子供たちのためにも早急な修繕をお願いしますという要請があったときに、教育委員会はどういった返答をしましたか。もしくは後日、文面で返答しましたでしょうか。
◎教育長(幸地政行君) 10月7日ですね、光洋小学校の少年野球チーム、マリンズの監督はじめ、議員が今お話ししたとおりの要請文を受けました。それについて現場も確認しておりましたので、今のような御指摘の状況はそのとおり現状としてあるというふうな、市長をはじめ、教育委員会も同様な認識を持っておりました。それに対して、もちろんそれにも早期に対応していくつもりでおります。そして、それに対して文書での回答ということはやっておりません。以上でよろしいでしょうか。
◆12番(玉城哲郎君) それでは光洋小学校の防球ネットが本当は高い位置までネットがあるはずなんですが、今は地面につくぐらい低くなっております。こういった状況というのは何年前から教育委員会は把握していたのでしょうか。
◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 現在の状況になったのは2年前からと確認しております。例年、沖縄本島に台風の接近が想定される場合は、事前に各小中学校への防球ネットを含めた安全対策の通知を行っておりますが、平成30年度の台風接近に伴う安全対策の中で光洋小学校から防球ネットの老朽化の報告がされました。
◆12番(玉城哲郎君) それではお聞きしますが、2年前から把握していたということでありましたら、この2年間はこの修繕や取替えに対してどういった取組をなさっていたのでしょうか。
◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 先ほど教育長からも答弁いたしましたけれども、修理には多額の経費が要るということで、これについても予算的な要求をですね、毎年行ってきましたけれども、なかなか財政が厳しいということで対応できていなかったということは事実でございます。
◆12番(玉城哲郎君) もう少し詳しくお聞きしたいんですが、2年前からも直さないといけない、もしくは取り替えないといけないということは認識していて、そのためにはどういうふうに資金、財源を確保しようかという、そういった取組というのは具体的に何かやっていたのでしょうか。
◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 このような防球ネットの修繕に対しては補助事業が基本的にない状況でありまして、やはり補助がないとなかなか単独費で修繕していくのは非常にハードルが高いという状況があります。かといって放置するわけにはいきませんので、今後はどういった修繕が可能か、また特に要望の多い団地側、西側を優先的に修繕できないか検討させていただきたいと思います。
◆12番(玉城哲郎君) 本当に取り替えることに、本当に早急にお願いしたいというのもあるんですが、子供たちが野球やサッカーなどを行っていて、何かの間違いでボールがグラウンドの外に出て車両や歩行者に当たった場合、児童生徒はトラウマになると思うんですよ。今はそういったことはないんですが、市長や教育長からしたら、糸満市の子供たちは自分たちの子供のように思いませんか。そういった自分たちの子供たちが伸び伸びと一生懸命野球やサッカーができないというのはふびんだと私は思うんですよ。これからすぐにでも防球ネットを取り替えることを、早急にいつから計画を立てるということを決めてほしいというのと、今こういうグラウンドの状態でどういうふうに部活動、野球、サッカーをやっていけばいいんでしょうか、この現状を。
◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 確かに現状の形は非常に、思い切って部活ができない、野球とかサッカーとかができない状況は把握しておりますけれども。先ほども述べましたように、修繕に対しても高価な費用がかかりますから、早急に対応は難しいかと考えております。そういったわけで、多少、こういった危険が伴うような練習とか試合とかは控えていただいて、そこは工夫しながら活動していただきたいと考えております。また修繕に関しても早期に、どういったことができるかまだ決まっていませんけれども、対応していきたいと考えております。
◆12番(玉城哲郎君) この写真から見ますと、高い位置にあった防球ネットがここまで下がって、車がもうすぐそばにあります。これは仕方ないですけれども、児童生徒がそうやって一生懸命伸び伸びとできない中、工夫して練習しなければいけない状態ではありますが、市長からもぜひ、教育委員会と連携を取って、来年か、いつまでには計画のめどを立てたいという気持ちはありますでしょうか。
◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えさせていただきます。 教育長が答弁したとおり現場も確認をさせていただいています。私もこの現場出身でもあるし、野球の環境もよく分かっております。先ほども答弁があったように、補助メニューがないと、それにつきましては、前回要請が来たときに、私も同伴を一緒にさせていただきました。内容は重々分かっております。その後に担当課を含めて、財政課も含めて検討できないかということで話をさせていただきました。その中で先ほど答弁があったように補助メニューがないと、単費での修繕になるということでありましたので、今後、年次的に計画を立てながらやっていかないといけないということで、早急にできるように財政課、
教育委員会と調整しながらやっていきたいと思っております。
◆12番(玉城哲郎君) ありがとうございます。もう一度、
教育委員会にお聞きします。 そもそもで、台風が来てこうやって防球ネットが損傷したという経緯があります。でも、光洋小学校が開校してもう、平成4年ですから約30年近くになるんですが、防球ネットというのは、物というのは劣化していくものではあると思うんです。30年たって防球ネットが損傷して、劣化していく中でこういった経緯というのは、今後、もし取り替えるとなった場合、少年野球やサッカーチームの父母会、そしてPTAなどでこういったメンテナンス、防球ネットのメンテナンスをお願いすることはできないでしょうか。
◎
教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 メンテナンスは基本的に管理は学校が一義的にやるというふうに決まっておりまして、保護者とか野球部の関係者がメンテナンスということは、仮に事故とかけがとかをされると補償等の課題が出るかなと思っていますので、そこはまた今後調整させていただきたいというふうに考えております。
◆12番(玉城哲郎君) ただ、この長年、ここ二、三年なんですが、台風のときにやっぱりネットが下ろされていない状態というのは多々あったんですよね。やっぱりそれは職員の負担、労力が追いつかない部分があったかもしれませんが、そのときこそ、やっぱり台風が来る前日、前々日とかには父兄や少年野球関係者に協力を求めて、学校長が現場を見て、できることは、可能ではないかなと思うんですが、もう一度答弁をお願いします。
◎
教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 管理の運営につきましては、当然学校が中心になるべきだと思いますけれども、軽易な管理とかについては今後、事故とかけがとかが起きないような状況が確認できれば、お手伝いをお願いするかもしれません。そこはまた調整をさせていただきたいと思います。
◆12番(玉城哲郎君) ありがとうございます。市長も教育長も前向きに計画を立てていただけるよう再度お願いいたします。 それでは件名2なんですが、飼い猫の場合は犬みたいに登録制はできないでしょうか。もしくは、糸満市から飼い猫に首輪を義務づけること等はできないでしょうか。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午前11時03分) (再開宣告午前11時05分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◎
市民健康部長(島根辰也君) 再質問にお答えいたします。 猫の登録制に関しては、今法的にありませんので、それは今のところはできないということでございまして、また首輪に関しましても義務としてはないということでございます。
◆12番(玉城哲郎君) 義務はできないんじゃなくて、糸満市から義務づけという、国、県がそうやって決めることではなく、糸満市から市民に対して義務づけはできませんでしょうかという質問です。
◎
市民健康部長(島根辰也君) 再質問にお答えいたします。 猫は、基本的に家で飼うと、家庭内での飼育というのが基本でございますので、首輪を義務づけするということは、今のところ義務としてはできないと考えております。
◆12番(玉城哲郎君) それでは、件名2の小項目1で、飼われている猫が人の家に行ってふん尿などされた場合、先ほどの答弁の中で、ちょっと特定なのかその住民の方に動物愛護団体と一緒に出向くという答弁があったんですが、その際、御近所のトラブルとか出てこないのでしょうか。
◎
市民健康部長(島根辰也君) 再質問にお答えいたします。 先ほど答弁しましたが、飼い猫における
近隣トラブルが生じた場合に
動物愛護管理センターとともに現地訪問を行い、適正飼育について説明を行っておりますということでござます。
◆12番(玉城哲郎君) 私の質問の意図としましては、迷惑がかかった家が当局や動物愛護団体に相談して、特定の家のところに当局が出向いた場合、指導ではないですけれども、注意を受けた方は矛先をまたその家の人に、特定を見つけてそういったトラブルが生じるんじゃないかなと思うんですが、そこはうまく分からないようにちゃんと注意を促しているのでしょうか。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午前11時08分) (再開宣告午前11時09分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◎
市民健康部長(島根辰也君) 再質問にお答えいたします。 訪問して指導する際は、この人が特定されないように配慮して指導を行うということは心がけているということでございます。
◆12番(玉城哲郎君) 飼い猫がほかの家に行ってから、そうやってふん尿などをしているという中で、迷惑を受けた側はこれを洗ったり、猫が来ないようにするためにもう毎月ホームセンターに行って道具とかいろいろなものを買っているそうなんです。それ以外に野良猫が増えてきて、この原因というのが餌づけしている方がいらっしゃるそうなんです。野良猫が増えてくるとごみをあさったり、庭が荒らされたり、時には車道に急に出てきてひかれる猫もいます。交通事故にもなりかねない場合もあるので、こういったことを踏まえ、野良猫には餌づけないようにというのは具体的な周知はしていますでしょうか。
◎
市民健康部長(島根辰也君) 再質問にお答えいたします。 先ほど答弁しましたが、餌やり人が特定された場合、直ちに餌やりを禁止、排除したりすることは隠れた餌やりや感情的な問題に発展するため、ルールに従って猫の管理の一端を担ってもらうなどの理解を求めて協調していく必要があるということになっております。沖縄県のマニュアルがございますので、そのマニュアルに沿って対応をしていくという形でございます。
◆12番(玉城哲郎君) それではこういった野良猫が増えないように、野良猫の去勢無料についてですが、
さくらチケットというのは具体的にどういったシステムなんでしょうか。1枚のチケットで1回の去勢ができるという、そういう仕組みでしょうか。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午前11時12分) (再開宣告午前11時13分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◎
市民健康部長(島根辰也君) 再質問にお答えいたします。 1枚につき1回できるということでございます。
◆12番(玉城哲郎君) じゃあこのチケットというのは、大体何枚ぐらいもらえるのでしょうか。この
ボランティア団体を通していって、もし私が野良猫を保護して去勢したいといった場合は。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午前11時14分) (再開宣告午前11時14分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◎
市民健康部長(島根辰也君) 再質問にお答えいたします。 どうぶつ基金が発行しておりますので、どうぶつ基金が持っている分があれば何度でもできるということでございます。
◆12番(玉城哲郎君) ぜひですね、飼われている猫や野良猫で近所のトラブルがないようにお願いいたします。 それでは件名3のEMがもらえる市民の方というのは先着順でしょうか。それとも特定されている方しか配布されないものなのでしょうか。
◎
市民健康部長(島根辰也君) 再質問にお答えいたします。 EM活性液の無償配布の要領によりますと、家庭から出る生ごみの減量化と環境保全のためEMを活用した生ごみ処理に取り組む団体・グループに対しEM活性液を無償配布するということで、団体登録を行ったときに、年度ごとに更新していくのですが、この団体登録を行った場合に無償配布を行うということでございます。
◆12番(玉城哲郎君) じゃあ、自治会でも団体登録をすれば無料配布を受けられるということでしょうか。
◎
市民健康部長(島根辰也君) 再質問にお答えいたします。 団体登録の資格というものがございまして、まず1番、市内に住所を有する者で3世帯以上の団体・グループとするということでありますので、この基準を満たせば大丈夫だと思います。
◆12番(玉城哲郎君) 分かりました。それでは無料配布を受けている市民は、このEM活性液をどのように活用されていますか。もう一度お聞かせください。
◎
市民健康部長(島根辰也君) 再質問にお答えいたします。 またこれも無償配布の要領の中に、同じく団体登録の資格の中で2番として、生ごみの減量化と環境保全を目的にEMボカシ作り、米のとぎ汁EM発酵液作りに取り組む団体・グループということになっておりますので、そういう活動を行っていると思われます。
◆12番(玉城哲郎君) それではですね、この
熱帯資源植物研究所がEMを糸満市に無料で提供していることは、配布されている市民は知っていますでしょうか。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午前11時18分) (再開宣告午前11時19分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◎
市民健康部長(島根辰也君) 再質問にお答えいたします。 今ですね、こちらから周知ということは行っていないんですが、配布の際に質問等があった、問合せがあった場合にはちゃんとお知らせをしているというところでございます。
◆12番(玉城哲郎君) ぜひですね、節目節目のときに、功労賞というそういうわけでもないんですが、市長が市長室で感謝状を述べて、そして今後も続けてくださるようというお願いをやっていけば、市民もまた喜ばれるのではないかと私は思っております。 それでは
教育委員会に質問します。先ほど不登校の件で答弁頂きましたが、いろんな要因で不登校になられた児童生徒とありますが、そもそもで
教育委員会は何をもって不登校という判断を出しているのでしょうか。
◎
教育委員会指導部長(與那覇正樹君) 再質問にお答えします。 不登校の定義については、30日以上の欠席という形になります。
◆12番(玉城哲郎君) そこで私は、ちょっと疑問というか、再度お聞きしたいんですが、30日というのは、今言ったように、その定義は不登校、ただ交通事故や病気という方も中にはいます。それもそういうふうにみなすんでしょうか。
◎
教育委員会指導部長(與那覇正樹君) 再質問にお答えします。 そういった病気とか、また事故等による入院とかについては、そういうふうにまた分けて集計することになっております。
◆12番(玉城哲郎君) 分かりました。別に30日以上休んだからといって、そこの原因は何かというところを見れば、不登校というあれを判断するということで、そういう認識でよろしいでしょうか。
◎
教育委員会指導部長(與那覇正樹君) 再質問にお答えします。 不登校ですが、家庭に係る要因とか、学校に係る要因とか、また本人の要因とかという形で、そういった形で種別に分けるような形で定義しております。
◆12番(玉城哲郎君) 先ほど不登校の原因について、無気力・不安とありましたが、これは学校になじめないというよりは、無気力というのは行きたくないということであって、学校が楽しくないということにつながっていくのでしょうか。
◎
教育委員会指導部長(與那覇正樹君) 再質問にお答えします。 無気力・不安とかという形がございますが、この不登校の子供たちもそれぞれ一人一人抱えているものがございまして、実際に無気力でという形で、本当に何に関しても気力が出ないとか、目標が立たないとかという形のものがあったり、学校で人間関係でという形で行きたくない子もいればなんですけれども、一人一人抱えているものが違っていて、本当にもう一人一人の子供たちが実際に、個別にいろんな事情を抱えて困っているというふうなものが実情です。
◆12番(玉城哲郎君) そこでなんですが、やはり担任教師、先生というのは本当に一人一人生徒に向き合わないといけないと思っております。つい最近の12月17日、昨日でしたか、文科省が35人学級の方針を固めるという記事が出ておりました。となれば、少数学級、もしくは補助教諭という形で1授業に対し2人で見るか。私はこういった不登校が少ない地域というのは、もしかしたらそういった少数学級だからこそ先生が一人一人生徒に向き合って、そういった抱えているものとか、学力の低下の解消とかができているんじゃないかなと思いますが、ぜひ糸満市全体で少数学級、もしくは補助教諭ということを提案できないでしょうか。
◎
教育委員会指導部長(與那覇正樹君) 再質問にお答えします。 少人数学級につきましては、
教育委員会というよりは校長会等も含めていろんな形で保護者の方々、いろんな関係団体から実際に要請、要望とかという形で出されております。現状といたしましては、県のほうでは少人数学級編成ということで小学校1年生が30人学級、小学校2年生から中学校1年生までが35人学級という形で、少人数学級で今行っております。ただ、議員のおっしゃるように担任が向き合うという形で、今現在も担任の先生方は非常に努力して、子供たちの安全と学力を保障するという形で取り組んでおりますが、実際に市としましても学習支援員、自立支援員等も含めて配置しておりますし、また県のほうとしましても加配等も含めて学習に関する子供たちと向き合うようなものと児童生徒支援加配というふうに申しまして、不登校の、登校渋りの子供たちに対応するとか、ほかにも小中アシスト相談員とかという形で、そういった相談員を配置しながら一人一人にできるだけ多く向き合えるようにという形で対応しております。
◆12番(玉城哲郎君) 今おっしゃったように少数学級とか、関わる教員、職員が増えていけば、不登校は減ると思うんですが、どうでしょうか。
◎
教育委員会指導部長(與那覇正樹君) 教員が増えて、手厚く子供たちに向き合うことによって、いろんなよい効果があると思います。ただ、現状として子供たち一人一人が抱えている実情はそれぞれ違いますので、今ここで大丈夫というふうな形のものはお答えはできないんですが、実際にそういうふうな議員がおっしゃるように、一人一人の子供たちに手厚くできるような環境をつくりたいというふうには思っております。
◆12番(玉城哲郎君) 東北、山形県や秋田県では少数学級にしたり、教員を増やしたりしたら不登校が減ったという、そういった事例が出ていますので、そこのほうも
教育委員会は派遣というか、視察なりをしてちょっと参考にしていただきたいなと思っております。今後、よろしくお願いします。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午前11時26分) (再開宣告午前11時27分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◆12番(玉城哲郎君) 件名6の小項目6ですが、今、飲食店に関しては時短営業の要請が出ていますが、そういった飲食店に関しての時短営業要請にちゃんと応えた場合は、助成金というのはあるのでしょうか。
◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 現在、県からの時短の指定地域には糸満市は入ってございません。市の、また協力金も今は考えておりません。
◆12番(玉城哲郎君) じゃあ、市独自で糸満市の時短営業要請というのはまだ行うべきではないという、そういう考えでしょうか。
◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 店舗側についての時短の要請は行わないんですが、市の
飲食店応援商品券、そしてプレミアム商品券は飲食店でも使えるようになってございまして、ただその利用者向けには10時以降の使用は控えをお願いしているところでございます。
◆12番(玉城哲郎君) 今おっしゃった
飲食店応援商品券ですが、今でも発売されていますでしょうか。
◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 現在も販売をしております。
◆12番(玉城哲郎君) それであまりにも行けるお店が限られていますので、これは糸満市市内だったらどこでも使えることにできないでしょうか。
◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 今回、委託先を通して店側のほう、市内店舗に呼びかけをいたしましたが、最終的に現在の店舗が登録を申し込んだということでございます。
◆12番(玉城哲郎君) ぜひ、糸満市からでも各飲食店に助成金をちょっと出せるような仕組みが取れればなとは思っております。 それでは消防長にお聞きします。最初に市消防署のほうに連絡が来たのはどこからですか。
◎消防長(福元毅君) 消防のほうには、119で、指令センターから出動要請がありました。
◆12番(玉城哲郎君) それではお聞きします。 喜屋武漁港に向かうときに22分かかったとおっしゃっていましたが、私が見たときは、喜屋武の前の広場から通っていったんじゃないかなと。もっと近道はあったと思うんですが、喜屋武小学校の手前ぐらいから。そこを通らなかったのはなぜでしょうか。
◎消防長(福元毅君) 最初に到着したのが第一救急隊ですけれども、その時間帯は夜中の時間帯でありまして、水難救助隊は準備等がありますので、遅れて到着するような状況があります。そこで2つのルートがありますけれども、喜屋武小学校のところから曲がるルートについては、漁港の手前の交差点のほうで鋭角な交差点になっておりますので、時間的に余裕があるということで、安全側の道路として喜屋武の広場のほうを通って喜屋武漁港のほうに行っております。
◆12番(玉城哲郎君) 分かりました。これが分からないで行っていたというのがちょっと問題だなと思っていたんですが、知っていて、そういうふうに考えて回ったというのであれば理解しました。それでこういった暗い、夜中に消防が海に出るということはよくあることなのでしょうか。
◎消防長(福元毅君) 再質問にお答えいたします。 今回の場合に、捜索というよりも、人命救助、要は船のほうで要救助者を抱えているという状況がありましたので、今回出動させております。状況においては出動できない場合もあります。これは場所がどの位置かというところと、どういった状態かというところを判断して指揮隊が指揮を取るという形で指示をしております。
◆12番(玉城哲郎君) ただ、こういった夜に出るということは、もしかしたらまた今後あるかもしれません。これを踏まえて、今後はもうちょっと早急に現場に到着できるようお願いいたします。 それでは保育士不足についてですが、保育士を目指す方の支援はどのようなことをしましたかというと、試験対策の受講料を無料にしたというふうにおっしゃっていましたが、そのときは、じゃあ保育士を目指す方で保育士になられた方は多かったでしょうか、少なかったんですか。
◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 その保育士試験対策講座を受けての結果、どれぐらいの方々が保育士の申込みをされたかということですが、その人数については今のところこちらのほうでは把握しておりません。
◆12番(玉城哲郎君) 保育士定着についてですが、もう一度、給料面についてもう一度答弁を聞かせてください。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午前11時33分) (再開宣告午前11時34分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 保育士の業務負担を軽減するための支援者や補助員を雇う経費、それからICT導入等の補助を行っているということと、それから制度としてではありますが、保育士の給料の改善を目的とした加算ですね、加算。処遇改善加算といいますが、それを加算の支給をしております、園に。
◆12番(玉城哲郎君) この加算についてですが、もし民間企業とかが参入した場合、法人でも、ほかの認可外でも、そこで給料の差が出てきたら保育士の取り合いという懸念というのは出てこないでしょうか。
◎福祉部長(平田徳明君) 認可園になりましたら、その加算については一律の加算だと思いますが、それ以外についての参入については今のところ給料の違いはあると思います。
◆12番(玉城哲郎君) これは近隣市町村も足並みをそろえる形になっていますでしょうか。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午前11時35分) (再開宣告午前11時36分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 加算については、制度はありますが一律ではありません。ですから、各市町村によって加算額は違うということです。
◆12番(玉城哲郎君) それでは今後の定着のためにも、また福利厚生の充実とか、そういったものは考えていますでしょうか。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午前11時36分) (再開宣告午前11時37分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 制度としては、各施設違うと思いますが、いろいろ保育士の負担軽減のための休暇であったり、そういう制度を活用できるということであります。
◆12番(玉城哲郎君) 今後とも保育士を増やせば、そして保育士の定着率が上がれば待機児童問題とかも解消されると思いますので、ぜひそこのほうの力を入れていただくようお願いいたします。 それでは
ふるさと納税なんですが、県外の糸満市の方、もしくは団体の方に呼びかけているかの質問に対して、東京以外でもそういった都道府県団体に呼びかけてはいますでしょうか。その答弁を聞いて私の一般質問を終わりたいと思います。
◎
企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。
ふるさと納税について、東京以外にも呼びかけているかという御質問ですが、平成31年度につきましては、13都道府県の県人会等に呼びかけを行っております。
◆9番(新垣勇太君) 傍聴席の皆さんこんにちは。また
インターネット中継を御覧の皆さんこんにちは。2番目の新垣勇太と申します。よろしくお願いします。一般質問を始める前に、私の所見を少しだけ述べさせていただきたいと思います。私ごとでありますが、去る11月22日、いい夫婦の日に婚姻届を提出いたしまして、入籍いたしました。この場をお借りしまして御報告いたします。これからは一家の大黒柱として6万2,000人余の糸満市民の代表の議員として糸満市発展のために全力で頑張っていきます。よろしくお願いいたします。それでは一般質問を始めます。 件名1、市長の選挙公約と公開討論会で発言した公約について。小項目1、真栄里地区の開発について。ア、真栄里自治会や近隣自治会に対して説明会を行わないのか伺う。イ、沖縄県に南部病院跡地利用で要請に行ったのか伺う。ウ、ウェルネスリゾートの誘致は何年を目標にしているのか伺う。また現在の環境アセスメント調査で可能なのか伺う。 小項目2、平和の光イルミネーション事業について。ア、過去5年間の入場者数と入場料を伺う。 小項目3、公開討論会のユーチューブ動画について。ア、糸満市は破綻の危機に直面していると言っていますが、根拠を伺う。 件名2、保育行政について。小項目1、糸満市社会福祉法人及び学校法人保育園・認定こども園園長会から提出されている要望書と「3歳以上の保育施設の過多について(陳情)」について市長の見解を伺う。 件名3、公園の有効活用について。小項目1、西崎親水公園について、令和2年9月定例会で立体都市公園制度について提案したが、調査研究の進捗状況を伺う。 小項目2、糸満市都市公園及び西崎研修センター指定管理の公募について、公募が遅れている理由を伺う。 件名4、経済対策について。小項目1、飲食店を応援する商品券とプレミアム商品券について、現在の購入率と利用率を伺う。 小項目2、キャッシュレスサービスについて、公共料金の支払いにキャッシュレス決済等を導入する考えがないか伺う。 件名5、教育行政について。小項目1、eスポーツについて、今後部活動として導入していく考えがないか伺う。 件名6、
ふるさと納税について。小項目1、返礼品への取組について、現在糸満市が力を入れている取組を伺う。 件名7、沖縄少年院の名称について。小項目1、糸満市から県や国に名称の変更等を要請する考えがないか伺う。 以上、壇上での質問を終えて、あとは質問席より再質問を行います。
◎市長(當銘真栄君) こんにちは。新垣勇太議員御質問、件名1、市長の選挙公約と公開討論会で発言した公約について。小項目1、真栄里地区の開発について。ア、真栄里自治会や近隣自治会に対して説明会を行わないのかについてお答えいたします。 令和2年10月7日及び11日に環境影響評価方法書に関する説明会を行いました。現在、真栄里地区の土地区画整理事業の基本設計を行っており、今後、基本設計が完了次第、事業説明会を行います。 その他の御質問につきましては、教育長及び関係部長より御答弁させていただきます。
◎教育長(幸地政行君) 議員御質問、件名5、教育行政について。小項目1、eスポーツを今後部活動として導入する考えについてお答えいたします。 eスポーツは近年、国内においても流行しており、今後の成長分野として期待が高まる中で、一部の高校では部活動として導入しているところもあります。一方、小中学生のテレビ・ゲーム等の長時間視聴割合の増加や、映像視聴時間が長いほど体力が低い傾向にあるとの報告もあり、厚生労働省科学研究費補助金による調査では、インターネット依存が疑われる中高生が7人に1人の割合で存在する結果も出ております。eスポーツを部活動に取り入れることについては、ネットによる弊害も考慮した上で、一定のルールを定めて活動を行うことは可能だと考えております。部活動は一義的に学校長の判断になりますが、校長会とも十分に議論しながら調査、研究してまいりたいと考えております。
◎
企画開発部長(徳元弘明君) 御質問、件名1、市長の選挙公約と公開討論会で発言した公約について。小項目1、真栄里地区の開発について。イ及びウについてお答えいたします。 小項目1、イ、沖縄県に南部病院跡地利用の要請については、これまで市の考え方を事務的に伝えましたが、建物所有者である社会医療法人の今後の方向性を見守っていたところであり、正式に要請は行っておりません。今後、時期を見て正式に要請していきたいと考えております。 次にウ、ウェルネスリゾート誘致の目標年度については、まず南部病院土地所有者や建物所有者の意向も踏まえ、ウェルネスリゾートも含めた構想図を作成し、関係機関と調整を図っていきたいと考えております。また現在、環境アセスメント調査では南部病院跡地は含まれておりません。 次に御質問、件名1、市長の選挙公約と公開討論会で発言した公約について。小項目2、平和の光イルミネーション事業、ア、過去5年間の入場者数と入場料についてお答えいたします。市が事務局で実行委員会形式により開催いたしました直近5年間の入場者数と入場料については、平成26年度が入場者数9万637人、入場料約1,414万円、平成27年度は入場者数6万4,820人、入場料約1,886万円、平成28年度は入場者数7万2,357人、入場料2,047万円、平成29年度は入場者数6万4,029人、入場料約1,629万円、平成30年度は入場者数6万1,012人、入場料約1,655万円となっております。なお、昨年民間事業者が開催いたしましたイルミネーション事業の入場者数は約5万4,000人ですが、入場料については事業者から回答を控えさせていただきたいとのことでありました。 次に御質問、件名4、経済対策について。小項目1、プレミアム商品券の現在の購入率と利用率についてお答えいたします。プレミアム商品券の販売実績については、12月13日現在で、大型スーパーを含む登録全店舗利用可能なプレミアム25が、計画販売枚数1万9,000冊のうち、ウェブ予約も含め1万955冊販売し、約58%の実績となっております。また、大型スーパー等以外の限定商品券のプレミアム100についても、計画販売枚数5万1,600冊のうち、ウェブ予約を含めた2万8,870冊を販売し、約56%の実績でございます。なお、利用率については、11月30日末時点での精算で、販売に対し約28%となっております。 最後に御質問、件名6、
ふるさと納税について。小項目1の現在糸満市が力を入れている返礼品に関する取組についてお答えいたします。さらなる寄附金獲得と市の返礼品の情報発信強化として、
ふるさと納税ポータルサイトを増設しており、9月にANAの
ふるさと納税、11月にさとふる、12月にふるなびのサイトに糸満市ページを開設いたしました。また全国的に人気のある返礼品のリサーチを踏まえた新規返礼品の開発や新規事業者開拓を随時進めております。その結果、糸満市の
ふるさと応援寄附金のサイトには、昨年から25%増の337件の返礼品が掲載されております。こうした取組により、本市や郷土に思いのある市出身者等へ新しい本市の魅力を発信してまいります。
◎総務部長(福元信美さん) 御質問、件名1、市長の選挙公約と公開討論会で発言した公約について。小項目3、ア、糸満市が破綻の危機に直面しているという根拠を伺うについてお答えします。 平成31年2月策定の平成31年度から令和5年度糸満市財政計画における中期的財政見通しとして、今後予想される行財政需要の要望を特段の対策を講じないまま推移した場合に、5年間で多額の収支不足を生じることが示されておりました。本市の財政状況は、令和2年度当初予算においても基金からの取崩しで収支のバランスを保っており、扶助費などの義務的経費の増加が本市の財政を圧迫する要因となり、依然として厳しい財政状況にあると認識しております。 次に御質問、件名4、経済対策について。小項目2、キャッシュレスサービスについて。公共料金の支払いにキャッシュレス決済等を導入する考えがないか伺うについてお答えいたします。キャッシュレス決済の市税等納付への導入に対するニーズが高まっていることから、現在、スマートフォン決済の導入に向けて取り組んでおります。対象は個人市民税、固定資産税、軽自動車税、国民健康保険税、介護保険料、後期高齢者医療保険料、市営住宅使用料などで、導入時期につきましては令和3年4月までの導入を予定しております。
◎福祉部長(平田徳明君) 御質問、件名2、保育行政について。糸満市園長会から提出されている要望書と、3歳以上の保育施設の過多について(陳情)の見解についてお答えいたします。 糸満市園長会から提出されている要望書については、保育所及び認定こども園の認可権者は沖縄県となっており、市としては事業者から提出される認可申請書に不備がなければ沖縄県に進達し、沖縄県において認可の判断が行われるものと考えております。 次に3歳以上の保育施設の過多について(陳情)については、これまでの認可園の整備においては市の計画に基づき、施設整備の補助金を交付することを前提に公募し、選定された園の施設整備、認可申請という手続を取ってきました。今回の自主整備の園については、本市の計画に含まれておりませんので、公募の手続は行っておりません。しかしながら、保育所を自主整備し、認可申請書を市に提出することは可能であり、その場合、進達窓口である市で不受理の判断をすることは制度上できず、認可権者である沖縄県に進達した上で、沖縄県において認可の判断が行われることになります。よって、自主整備による認可申請の違法性はないものと考えております。また、これまで認可園への公募に応募した園は、公募時の条件を了承した上で自らの判断で応募したものであり、選定作業に要した金銭的負担を行うことは考えておりません。
◎建設部長(大城拡君) 御質問、件名3、公園の有効活用について。小項目1及び2についてお答えいたします。 小項目1、西崎親水公園について、立体都市公園制度を活用した調査研究の進捗状況については、国の募集によりインフラの維持管理に係る官民連携事業の導入検討支援制度などを活用し、当該施設の再検討を考えているところでありますが、立体都市公園制度について都市公園法によりますと、都市公園の存する地域の状況を勘案し、適正かつ合理的な土地利用の促進を図るため、必要があると認めるときとあります。当西崎親水公園においては、緑地公園として整備がされているため、立体都市公園制度を活用した再開発は難しいものと考えております。 小項目2、糸満市都市公園及び西崎研修センター指定管理の公募について、公募が遅れている理由については、平成28年度から令和2年度まで5年間指定管理制度を実施した結果を踏まえ検証したため。また現指定管理者からの聞き取りでは、施設の老朽化や施設周辺の状況により、西崎研修センターの大規模修繕の必要性があったことを踏まえ、研修センターを指定管理から除く必要がありました。これらのことにより、指定管理募集要項などの整理に時間を要しましたが、今月12月16日付で市の
ホームページに掲載し、募集を開始しております。
◎経済部長(兼城浩康君) 御質問、件名4、経済対策について。小項目1、飲食店を応援する商品券について。現在の購入率と利用率についてお答えいたします。 12月13日現在、販売率55%、購入した分の利用率は35%となっております。
◎
市民健康部長(島根辰也君) 御質問、件名7、沖縄少年院の名称について。小項目1、糸満市から県や国に名称の変更等を要請する考えはないかについてお答えいたします。 沖縄少年院の名称については、琉球少年院として昭和35年に発足し、昭和47年から沖縄少年院としております。平成27年6月に改正少年院法が施行し、種類別の分類名は変わりましたが、少年院の名称に変更はありませんでした。名称変更の可能性について当該少年院に確認したところ、法令事項であり、名称変更については厳しいとの回答を得ており、要請に当たっては慎重に検討すべきことだと考えております。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午後0時01分) (再開宣告午後0時01分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◆9番(新垣勇太君) 今日もう来ているので、保育行政から先に進めていきたいと思います。 今、糸満市から回答の中で、法令上問題ないということをずっと言っておりますので、一つ一つ丁寧に聞いていきたいと思います。子育て会議の役割等をお伺いいたします。
◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 子育て会議の役割ということですが、糸満市子ども・子育て会議は、子ども・子育て支援法第77条第1項に掲げる事務を処理するための審議会としての役割があり、内容としましては、特定教育・保育施設の利用定員の設定に関すること。それから特定地域型保育事業の利用定員の設定に関すること。3番目に市町村の子ども・子育て支援事業計画に関すること。4番目にその計画の実施状況、調査に関すること。以上です。
◆9番(新垣勇太君) 続きまして、この陳情内容が子育て会議に諮られていないというのが問題ではないのかお伺いします。
◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 法人等の陳情が今回議論されていないのはなぜかということですが、子ども・子育て会議の役割として、陳情の審議などは含まれていないので、子ども・子育て会議には今回議論はしておりません。
◆9番(新垣勇太君) 陳情を子育て会議で諮るとかではなくて、陳情の内容、例えば新設で建設するということが、本来新設とかではなくて、量の見込みとか、定員数を決める会議ではあるかもしれませんけれども、この地域に必要か必要じゃないかというのは、本来子育て会議で諮るべきじゃないかなと認識しているんですね。そういった会議を諮らなかったというのは問題ないのかということですね。
◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 今回、まだ認可申請が提出されておりませんので、今後、提出された場合に、この子ども・子育て会議によって議論されるということであります。
◆9番(新垣勇太君) 新設園の建設だったり、定員数というのを今後の子育て会議で議論していただきたいと思いますけれども、子育て会議に諮る前に、また昨日の勝議員からもあった中で、まだ申請書が提出されていないのに新年度の申込みに記載したというのは、何か問題じゃないかなと思いますけれども、それについてはどうですか。
◎福祉部長(平田徳明君) 今回、新年度の申込みに記載したことは問題ではないかということでありますが、新施設の市町村への認可申請は例年12月中盤頃にかけて行われることから、今回の子ども・子育て会議には諮る必要があるので、今から提出されたらこの子ども・子育て会議にかけるということです。新年度の申込みですが、10月頃開始されることから、9月には原稿を広報紙に確定させる必要があります。子ども・子育て会議の結果を待って新年度の申込みを対象にすると、4月の申込み、入所調整に間に合わないおそれがあります。新設の業者を希望する保護者の選択機会を喪失するような可能性があることから、入所の申込書については開園を予定施設として案内をさせていただいているところであります。
◆9番(新垣勇太君) 新しく開設するに当たって親御さんたちに枠を広げてやるという意味で早めに進めてやらないといけないので載せたということですよね。そこを載せるに当たって、もともと計画にない、子ども・子育て支援事業計画には糸満市では新設の園を造らないということを示しているんですね。それについて、計画にはないことを進めるという、進めるというか、株式会社が急に来たからそれを認めて、じゃあ人数が、定員数をこの子育て会議で議論すればいいということというのはちょっと違うと思うんですよ。だから子ども・子育て支援事業計画にないことを進めていいのかお伺いします。
◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 現在の子ども・子育て支援事業計画においては、令和3年度以降、市が公募し整備中の施設整備を完了することにより、市全体の量の見込み、確保方策が上回る予定であることから、糸満市が補助金等を支出して新設園の整備を行う計画はしておりません。しかしながら、運営主体が保育所を自主整備し、認可申請を市に提出することは可能であります。その場合、子ども・子育て支援事業計画の指標を達成するための取組であれば、市の計画がないことだけを理由として拒否、否定はできないものではないかと考えております。
◆9番(新垣勇太君) 子ども・子育て支援事業計画にないということを進めるということは、他の市町村、豊見城市、宜野湾市は基本的に論外という。計画にあって自分たちは進めてきているということを聞いているんですね。糸満市として、計画はそういったことで造ることはしない。でも自主財源でやるというところを明記しているんですか、計画の中に。それをお伺いします。
◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 計画書の中には自主財源で造るような明記はしておりません。
◆9番(新垣勇太君) それで進めておかしくないですか。後出しじゃんけんじゃないですか、それは。結局計画になくて、でも今の回答であれば、自主整備でやるんであればいいですよ、受け付けますよというのを記載しないこと自体が問題じゃないかなと私思うんですけど、それについてどうでしょうか。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午後0時09分) (再開宣告午後0時10分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 計画の中には園をどれだけ整備するということではなくて、定員の定数の確保のことが計画の中にうたわれているということです。
◆9番(新垣勇太君) 定員は分かります。子ども・子育て支援事業計画では「既存施設の定員増を図り、整備中の認定こども園の整備を進め、隣接する区域の施設利用や保育士確保の取り組みを図りつつ、必要な量を確保します」と書いてあるんですね。自主財源でやるということは実際書かれていないんですね。自主財源でやるというのを書かれていないのに、本来、今の糸満市で頑張っている法人園がもしかしたらあそこでやりたいという園があったかもしれないんですよ。それを最初に諮らないで、じゃあここに株式会社が来たからすぐやらせますということ自体がおかしいと思うんですね。それについて自主財源ということも書いていないのに進めていいんですかということです。それを聞いているんです。
◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 今回の場合は、市の計画に含まれていない自主財源での認可申請ということで、全く想定していなかった件が起きているということでありますが、これからまた子ども・子育て会議の中で今回の認可申請の件については議論されるということであります。これから県のほうに進達をする中で、そのようなそういう地域の意見であったり、それから地域の実情、法人園などいろんなところからのそういう意見があったということはつけて県に進達するということは可能だと思います。
◆9番(新垣勇太君) 現在ですね、糸満市の保育施設の数は足りている状況だと思います。新たに園を新設し、認可を与えると近隣の認可園との園児の取り合いになって保育バランスが崩れ、経営困難な園が出てくると思いますが、市の見解を伺います。
◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 バランス等が、危険性があるのではないかという質問ですが、保育施設の認可については児童福祉法第35条第8項の規定により、当該申請に係る保育所の所在地を含む区域における特定教育・保育施設の利用定員の総数、それから当該都道府県が定める都道府県子ども・子育て支援事業支援計画において定める当該区域の特定教育・保育施設に係る必要利用定員総数に既に達しているか、または当該申請に係る保育所の設置によってこれを超えることになるかどうかにより都道府県によって判断されることになっており、設置主体が株式会社であることを理由として判断されることはないと考えています。
◆9番(新垣勇太君) 私が言っているのは、株式会社が悪いとかどうこうではなくて、本来進めるべき段階でそういった進め方をしてきていないというのも問題だと思いますし、今後バランスが崩れる可能性があるんですよ。実際、昨日敏議員の一般質問中でも少子化に向かっていて250名減少するということを発言しているんですね。そういった中で新たに保育園を造ることによって、そこで園児の奪い合いをして、今まで一生懸命糸満市の保育行政を担ってきた法人園たちを、ここに新しく園を造ることによってバランスが崩れるのは見えていると思うんですよ。そこをどう市が間に入ってなのか、今後進めていくのかということがポイントになると思うんですけれども、そこで一番大事なのが糸満市から県に出す意見書になってくると思います。市はどのような方向性で意見書を提出するのかお伺いいたします。
◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 市から県に提出する意見書は、現時点、申請が出た段階で調査を進めているということですが、おおむね糸満市子ども・子育て支援事業計画における糸満市全体の量の見込み、それから確保方策の予定、兼城中学校区における量の見込み、確保方策の予定、武富地域が区画整理で人口が増加しており、市民から保育施設の整備の要望が高いこと、市の法人園長会から反対意見があることなどを記載する必要があると考えています。
◆9番(新垣勇太君) 多分、今のことを書くと普通に認可されると思います。というのは、これからのバランスということが一切書かれていないので、これからどういうふうに糸満市はこうなっていきますというのまで意見書として出すべきだと思いますけれども、それについてはどうでしょうか。
◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 量の見込みということで、その中に記載する方向で考えていますので、その辺も先ほど言ったようなバランス等も含めて量の見込みということで書いていきます。
◆9番(新垣勇太君) この陳情が出てから、沖縄県のほうにも行かせていただいて、意見交換させていただきました。沖縄県は、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。糸満市から出てきたものはもう議論されているとしてみなすと、そういうことを言っているんですね。だから糸満市からの意見書というのが本当に大事なんですよ。今、法人園長会から上がっている陳情というのは、今まで私たちがやってきた保育文化というのを本当に覆すようなもの。でも実際、確かに糸満市としても今までになかったことなのでどう対処していいか分からないというのも分かるんですけど、でも本来それを糸満市として行政として守っていかないといけない部分だと思います。ちょっと質問を変えますが、現在、兼城地域に建設中の保育園がもし開園できなかった場合の市の見解を伺います。
◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 現在、兼城地域に建設中の認定こども園は、第2期糸満市子ども・子育て支援事業計画においても整備されるものとして計画されています。開園ができなかった場合は待機児童の解消が遅れる可能性が高いものと考えています。
◆9番(新垣勇太君) この辺もずっと私が議員になってからなんですけれども、四、五年ぐらいずっと遅れてですね、本当に今年も開園するのかというのが危ぶまれていると思うんですけれども、この地域にできるから兼城地域に本来の小規模保育をやらないというのが今年多分決まったと思います。それが開園できなかったというのが出てくるとまた問題になってくると思うので、そこはしっかり行政としても進めるようよろしくお願いしたいと思います。今後ですね、これまで進めてきた糸満市の保育文化を覆すようなものと先ほど言いましたけれども、これに対して市はどう考えているのかお伺いいたします。
◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 今回のように、市の計画に含まれていない施設を自主整備して認可申請を行う事態は全く想定しておりませんでしたが、法的に手続上は問題がないことから想定外であることだけを捉えて問題があるということは考えていないということです。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午後0時20分) (再開宣告午後0時21分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 今回のように市の計画に含まれていない施設を自主整備して、認可申請するという事態は全く想定しておりませんが、法的に手続上は問題がないことから想定外であることだけを捉えて問題があるとは考えておりません。
◆9番(新垣勇太君) じゃあ、もしそういう株式会社がもう一回来るとなったときはどうするんですか。
◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 先ほどもちょっと説明をしましたが、この地域の、今利用定員について足りているかどうかというそういう判断も必要ですし、現在、今申請が出ている兼城校区については、絶対的に足りていないということではないということの判断です。
◆9番(新垣勇太君) ちょっと苦しい感じなんですけれども、実際、株式会社が悪いとかではなくて、この株式会社は結構大きな会社なんですね。
ホームページを見てみると、保育士を県外でも働けますよと言っているんですよ。ということは何が起こるかというと、先ほど哲郎議員が言っていたように保育士の助成を幾ら糸満市がやっても、全部県外に持っていかれるんですよ。それについて糸満市としてこれだけ一生懸命やったとしても、そういう可能性が出てくることを糸満市がオープンに求めているようにしか見えなくなってくるんですよ。その辺はどう考えているのかお伺いしたいと思います。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午後0時23分) (再開宣告午後0時24分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 保育士の不足が県外に流出していく可能性があるのではないかという御質問ですが、現時点において県外への人事異動の可能性は否定できませんが、通常、遠隔地への人事異動は本人の意思を確認した上で行われることや、保育施設が存在する以上、代わりの保育士を配置する必要があることから、必要な保育士が確保できるのであれば問題はないと考えています。
◆9番(新垣勇太君) 別に保育士が、糸満市でこうやっていっぱい講座をやって、いろんな事業をやって抱えてきている糸満市で採用するから糸満市で働いてくださいね、就職してくださいねという思いもあるんだけど、別にほかのところに行くんだったら行ってくださいというような答弁だと思うんですけれども、それで認識してよろしいですか。
◎福祉部長(平田徳明君) 今の内容とは少し違うと思います。
◆9番(新垣勇太君) でもそれに近いことを言っているんですよ。糸満市でやって、糸満市に就職してほしいんだったら、糸満市のためにどういうふうに保育士に就職させるのかというところまでやってほしいなという思いがあるので、ぜひそこはそういうサポートをするなりして進めていただきたいというふうに思います。今後、市としてどのように対応していくのか、線引きをしていくのか、それをお聞かせお願いします。
◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 市として、今後どのように対応していくかということですが、法令や保育のニーズ、それから量の見込みや確保量を勘案し、総合的に判断していきたいと考えています。
◆9番(新垣勇太君) ぜひですね、この意見書を糸満市から出す際にしっかりとした意見を、今議論した内容も含めて書いていただきたいと思います。 ここで市長のほうにお伺いいたします。南部病院撤退阻止は市民の声を聞いて行動したと言っておりました。法人園長会から提出されている要請書に対して、市長としてどのように行動するのかお伺いいたします。
◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えさせていただきます。 この件に関しては、大きな関心を持たれている法人園長会の方々もいますので、しっかりと議論をさせていただきたいと思っております。
◆9番(新垣勇太君) ぜひお願いしたいと思います。市長の公約の中で公立こども園の民営化は市民の声を無視せず、立ち止まって計画を再点検するというふうに書かれていますので、ぜひそういった意味でも法人園長会が出されていることを無視せずですね、今言った議論、意見書の大事さ、今1%の可能性というよりも、今ボールは糸満市にあります。糸満市から出す意見書で全てが本当に決まってくるということを市長のほうで御理解を頂いて、本当に議論をして、本当にこの地域に新設園が必要なのかというのも含めて検討していただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。保育行政は終わりです。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午後0時28分) (再開宣告午後1時40分)
○議長(大田守君) 再開いたします。 先ほどの新垣勇太君の一般質問における発言について、会議規則第64条の規定によりその一部を取り消したいとの申出がありますので、発言を許します。
◆9番(新垣勇太君) 先ほどの私の発言の中で不適切な発言がありますので、その部分については取消しをお願いしたいと思います。
○議長(大田守君) お諮りいたします。 ただいま新垣勇太君からの先ほどの発言について、その一部を取り消したいとの申出がありました。取消しの申出を許可することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって新垣勇太君からの発言の取消しの申出を許可することに決しました。なお、今回の取消しに係る発言部分については、後刻議長において調整いたしたいと思いますので御了承ください。
◆9番(新垣勇太君) 再質問を続けていきたいと思います。 件名1のほうからやっていきたいと思います。アですけれども、真栄里自治会、近隣自治会に対して説明会を行わないかというのですが、基本設計ができてからやりたいという旨だったんですけれども、昨日の敏議員の質問の中で近隣の自治会にはいち早くやるという旨を伝える説明会は必要だということで、市長のほうもそういうのがあるのであれば、前向きにやっていきたいということをおっしゃっていましたので、ぜひそれはもう一度、市長のほうから説明会を開いてくれるのかを含めて答弁をお願いしたいと思います。
◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えさせていただきます。 昨日も敏議員の質問の中でも発言させていただきましたけれども、事務局を通しながら、地域の早めの要望であれば対応させていただきたいと思っております。
◆9番(新垣勇太君) ぜひお願いしたいと思います。地元の真栄里のほうでもいろいろな問題等が発生しているようなことも聞こえますので、そこはしっかり意見を聞いてやっていただきたいと思いますし、前回の9月定例会で市長のほうが真栄里の物流団地等造成事業について進めていくということを、私のほうもSNSのほうで発信させていただいたら、企業のほうから電話があって呼ばれて、ちょっと来てくれということで伺ったら、本当にこの事業を進めるのかという不安の声もあったので、最初は上原昭市長がやるやると言っていたものがやらないという捉え方をする企業の方も多くいらしたと思うんです、今回の選挙戦を通じてですね。そういった意味でもしっかり説明会をするという、事業を進めていくということの説明会をぜひ進めていただきたいと思いますので、そこのほうをよろしくお願いしたいと思います。 続きまして、イのほうですけれども、建物所有者である社会医療法人の今後の方向性を見守ってと言っておりますが、それは選挙戦のときから分かっていたことだと思うんです。建物所有者である社会医療法人にも相談もせずに勝手に公約にしたのかお伺いいたします。
◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えさせていただきます。 当時の選挙戦のときは二段構えでということで対応させていただいております。
◆9番(新垣勇太君) 昨日も聞いてちょっとびっくりしたんですけれども、二段構えという答弁を聞いて、この答弁というのは、選挙のときに公約として二段構えでするということを言っていたのか伺いたいと思います。
◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えさせていただきます。 議員時代から存続はずっと訴えていましたので、そこも含めてやっていますので、リーフレットにもウェルネスリゾート構想とかもさせていただいております。二段構えということでさせていただいております。
◆9番(新垣勇太君) これは前回の9月の質問のときにも言わせてもらったんですけど、市長側の公開討論会、5月に行ったときには南部病院の撤退というのは120%も阻止できない状況だったと理解しているんですね。それは市長が発言した、その次の日に私は南部病院の関係者の方に連絡をして、本当にこれができることなのかということを言ったら、120%無理ですという回答だったんですよ。どのようにしてやるかというのがすごい不思議だったんですけど、今、市長は二段構えでという答弁ですけれども、それについてあの5月の段階ででもできるというふうに感じていたのか、市長の答弁をお願いします。
◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えさせていただきます。 選挙戦のときも、市民の声からは医療に対しての不安の声がいっぱいあったということで私は答弁させていただいております。その意味で1%でも可能性があれば訴えるということで答弁させていただいております。
◆9番(新垣勇太君) この件に関してはですね、1%も絶対可能性がなかったと思うんですよ。もう決まっていることを覆すことはできなかったんじゃないかなと思うので、そこは私からしたら後づけにしか聞こえなくて、二段構えというのも後づけの言い訳にしか聞こえないんですけれども、次の利用として、今後ウェルネスリゾートを誘致するということを市長は言っておりまして、その中で、市長は本当にウェルネスリゾートの誘致を行っていきたいのかという意思を聞きたいんですけれども、よろしくお願いします。
◎市長(當銘真栄君) 公約に掲げたとおりでございます。
◆9番(新垣勇太君) 市長の公約の中で、「若いシンエイの「市民のためのまちづくり」か、現市長の「企業のための物流団地」か?」、「真栄里地区の開発のあり方がこれからの糸満市を決める!」と、公約に書かれておりまして、これは市長の後援会が出しているものなんですね。それを今からの真栄里が糸満市の在り方を決めると言っているにもかかわらず、なぜ県に対して友愛会も含めて要請に行かないのかというのがちょっと不思議でしょうがないんですよ。自分の中では公約に掲げているのに、実際要請に行かないというのがあると思います。それはイコール……自分の中で、イコールですよ。イコールやる気がないとしか理解できないんですけれども、そこは今後追求していきたいと思いますので、次の質問に移らせていただきたいと思います。 先ほど1%の可能性ということを市長がおっしゃっていましたが、提案なんですけれども、市長も野球出身だと思います。新庄元プロ野球選手は1%の可能性を信じてやってきたが、今日ゼロ%になり、ただただ悔しい、情けない、身の程を知りました。応援してくれた皆さん、サポートしてくれた皆さんに申し訳ないとSNSで発信しておりました。糸満市からこういった南部病院の撤退を阻止することができなかったということも含めていろいろ発信したほうがいいと思うんですけれども、市長の見解を伺いたいと思います。
◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えさせていただきます。 新庄元選手の話では、私が今、二段構えでやったということでやっていますので、それとは違うと思っております。
◆9番(新垣勇太君) じゃあ次の質問に行きたいと思います。 これは小項目2です。公開討論会で市長が20年以上続いているイルミネーション事業を民営化することで料金が高騰し、来場者数が減になっていますと発言した根拠をお伺いします。
◎
企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 来場者数が減った根拠ということでございますが、先ほども説明しましたが、まず市の入場者数、最低が約6万1,000人です。あと民間でやられたものが5万4,000人ということで、減少しているということでございます。
◆9番(新垣勇太君) これは部長が答えにくいというか、市長が言っていることなので市長が答えないといけないと思いますけれども、市長は来場者の入場するお金が高くなったから減したと言っているんですね、公開討論会では。本当に今答えた、答弁したように入場料が上がったからイルミネーションに入ってくる人が少なくなっているんですかお伺いします。
◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えさせていただきます。 去年の、一昨年のイルミネーションへ行くという市民の方からも、なぜ入場料が上がっているのかという話もありました。そういう意味でも、議員の方々も結構分かっていると思うんですけれども、そのときに入場料が上がって行かないという声はあったということです。
◆9番(新垣勇太君) そうじゃないんですよ。要は、来場者数が減ったというのは、入場料が上がったからと市長は公開討論会で言っているんですね。そうではないんですよ。気候とか、例えば雨が降ったと。雨が続いたら入場者数は減るんですよ、そういう傾向で今まで来場、来客の統計が取られているんですね。でも市長は断言しているんですよ。この公開討論会で、民営化することで料金が高騰し来客減になっていますと。それについてどうかということを今聞いているので、それについてもう一回お答えをお願いします。
◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えします。 市民からもそういう言葉があった、声もありました。さらに言うと、光というんですか、電球の数が少なくなっているという話も当時ありました。それで行かないという声がありました。ただ、議員がおっしゃるように、天候でのということは、私はその辺の調査はしておりません。
◆9番(新垣勇太君) 天候がかなり重要視されているというのがありますので、そこはまた研究して調査してほしいなと思いますけれども。だったらですね、今回また新たに民間がやると思うんですけれども、市からイベントを開催するに当たって、入場料金の設定に関して意見交換等をしたのかお伺いしたいと思います。
◎
企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 入場料の設定について、これは市のほうからは指導等はしておりません。設定については民間のほうで考えてやられていると思うんですが、今回、民間が主催のものは補助とか協賛が得られなかった中でいろいろ主催者のほうで綿密な計画の下、料金を設定したというふうに考えております。
◆9番(新垣勇太君) 市長、市民の声を聞いて選挙戦で言ったのであれば、ぜひ行動に移してほしかったなと思うんですけど、なぜ提案をしなかったのかお伺いいたします。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午後1時54分) (再開宣告午後1時55分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◎
企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 まず、市の主催でやろうということではなくて、民間主催でやるということでありますので、市からの指導はしていないということでございます。
◆9番(新垣勇太君) 前回もそうだったと思うんですよ。民間主催でやっているんですけれども、それでも声があったから公開討論会で言ったわけですよね、市長は。それに対してなぜ行動しなかったのかという質問なので、市長のほうが答えないと何も始まらないと思うんですね。何でこうだったから行かなかったのか、逆に提案しなかったのかも含めて回答をお願いします。
◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えします。 イルミネーション事業というか、民間が公募するのもできるかどうかという、今コロナ禍の中で開催できるかという問題もありました。今回、開催においてもドライブスルー型とかいろんな話がありました。どこが決定するかも分からない中で、業者も決まっていない中では指導はできないということです。
◆9番(新垣勇太君) いや、提案は全然できたと思うんですね。要は金額の設定を前回よりも安くしてくれ、自分はこういう意見があったからこういう意見を取り入れてくれということは、市長のほうからでもいいし、例えば担当部長を含めて提案をすることはできたんじゃないかなと思うので、今後、言った言葉には責任を持ってそういったことをやっていただきたいなと思います。次、小項目3のアに移らせていただきます。 平成31年2月の財政計画の中で、中期的歳入と歳出はどこから予算組みしたものなのかお伺いします。
◎総務部長(福元信美さん) 再質問にお答えいたします。 前年度(平成30年度)決算、当年度(令和元年度)決算見込みを踏まえ今後予想される行財政需要を踏襲し、5年間の収支見通しを試算しております。
◆9番(新垣勇太君) その中期的歳入歳出の収支試算表どおり糸満市は行政運営をしていくんですかお伺いします。
◎総務部長(福元信美さん) 再質問にお答えいたします。 こちらのほうは5年間の多額の収支不足に対応するため、事業の進捗や優先度を確認して財源を計画的に配分する中で中期的な収支差の縮減を図り、健全な財政運営となるよう取り組むための試算表ということで考えております。
◆9番(新垣勇太君) そうですよね。それで糸満市は破綻するということを、危機的状況ということを市長は公開討論会で言っているんですけれども、その言った根拠もそういうことだということを言っているんですけれども、本当に糸満市は破綻するんですか。
◎総務部長(福元信美さん) 再質問にお答えいたします。 本市の財政状況は、令和2年度当初予算においても基金からの取崩しで収支のバランスを保っているところでありまして、扶助費などの義務的経費の増加が本市の財政を圧迫する要因となり、依然として厳しい財政状況にありますが、今後の対応としてはやはり適正な予算執行に取り組むとともに、行財政改革の取組を着実に実施し、健全な財政運営に努めていくということで考えております。
◆9番(新垣勇太君) 市長は、公開討論会で現市政での運営がそのまま続けば、糸満市は破綻の危機に直面していますと言っているんですね。それは、じゃあ何でそれを言ったんですかというと、財政計画を見たら、5年だったら九十何億円の赤字が出るということ。でもこの九十何億円という赤字は、実際やるお金の数を言っているのか。それともこの歳入歳出を削った数を言っているのかお伺いします。
◎総務部長(福元信美さん) こちらの試算表におきましては、行財政需要のほうを予測した上で、試算として出しているものでありますので、実質、この額が実際に足りないということがないようにということで試算しているものであります。
◆9番(新垣勇太君) 市長、このことを言うと、例えばの話を言うと、お金がない家庭が、お父さん、旦那さんがベンツを買いたいと言ってお母さんが、奥さんが買わせますか。そういう話なんですよ。そういったことをさせないためにもしっかりと計画を立てて、予算組みをしてやっていこうという試算表だと思うんですね。それに対して、市長はこの上原昭市長が続けば破綻するよと言っているんですね。本当にそれでよろしいんですか。
◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えさせていただきます。 上原昭前市長の在任期間中には、平成31年2月に作成した財政計画において、中長期の収支見通しは今後予想される行財政需要の要望を特段の対策を講じないまま推移した場合に5年間で90億円以上の収支不足が想定され、経常収支比率も100%を超えるなど財政は危機的状況に陥ると分析しています。警鐘を鳴らしている一方で、選挙期間中、配布された昭候補者のチラシには多くの事業が掲載されるなど、さらなる財政負担増が強く懸念される状況にあったことから、行財政改革など、危機的状況への処方箋は示されない選挙時のチラシをそのまま理解すると、収支差は拡大し、危機的な状況からさらに悪化し、破綻の危機に直面する可能性が高まることから、経営手法を厳しく指摘したということであります。選挙時の話であります。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午後2時02分) (再開宣告午後2時02分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◆9番(新垣勇太君) 今言った答弁をもう一度お願いしたいと思います。
◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えします。 上原昭前市長の在任期間中、平成31年2月に策定した財政計画において、中長期の収支見通しは今後予想される行財政需要の要望を特段の対策を講じないまま推移した場合に5年間で90億円以上の収支不足が想定され、経常収支比率も100%を超えるなど財政は危機的状況に陥ると分析しています。警鐘を鳴らしている一方で、選挙期間中、配布された昭候補者のチラシには多くの事業が掲載されるなど、さらなる財政負担増が強く懸念される状況にありました。行財政改革など危機的状況への処方箋は示されておらず、選挙時のチラシをそのまま理解すると、収支差は拡大し、危機的な状況からさらに悪化し、破綻の危機に直面する可能性が高まるということから、経営手法を厳しく指摘したということであります。
◆9番(新垣勇太君) 大きく事業を展開する財政負担増が懸念されるということを言っていましたけれども、具体的にどんな事業ですか。
◎市長(當銘真栄君) 大変申し訳ないんですけれども、今、チラシを手元に持っていないので、ちょっと調べましょうか。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午後2時04分) (再開宣告午後2時06分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えさせていただきます。 大きく取り上げると、大度園地の整備ですね、あの一帯の大きな整備ということです。
◆9番(新垣勇太君) これは真栄里物流団地は入っていないですか。
◎市長(當銘真栄君) 入っております。
◆9番(新垣勇太君) 糸満市の財政を担っているというか、糸満市は土地開発公社がないと破綻してもおかしくない状況だと思います。でも土地開発公社にお金を貯めるためにいろいろと知恵を出して、潮崎の開発であったり西崎工業団地の開発、ましてや南浜の開発とかをしてきて、その次に、今後もっと財政を増やすためにといって、真栄里の開発をしていくということが上原昭市長の公約だったと思います、自分の思いはですね。それに対して真栄市長は企業のためのだとか、公害をまき散らすとか言ってきたんですよ。それについてこの真栄里物流団地構想というのは、本当に企業のためのものだったと理解しているのかお伺いします。
◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えさせていただきます。 この事業に対してのものではなくて、開発に関してのものではなくて、この事業、物流及びいろんなものに関して市民の声からそういう不安の声があったということで、それを伝えたということであります。
◆9番(新垣勇太君) 市民の声ではなくて、糸満市としてどうやって財源を確保していくんですかお伺いします。
◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えします。 そこの開発に関しては、反対はしていません。その開発に関しては反対はしていないということです。そこを御理解頂きたいと思っています。
◆9番(新垣勇太君) 先ほどは、今の大きく、たくさん、多く事業をやって財政負担が増になると、そういった市民に回答をしている中で、今のは矛盾していないですか。
◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えさせていただきます。 先ほども答弁させていただきましたけれども、開発に対しては反対していません。疑問点に対してを訴えたということです。
◆9番(新垣勇太君) 何で説明会をやらないのか、やっぱりやらないと思っているんですね、皆さん。市長が幾ら選挙戦でこう言ったから、市民の声を言ったからということで、もう真栄里の物流団地構想自体もないと思っているんですよ。だから説明会を早くやってくださいと言っているんです。そのためには糸満市の財源を確保しないといけない。糸満市の財源をもっとやったら、もっと福祉サービスができるとか、いろんな事業ができるんですよ。そのために事業を進めているのに、企業のためだとか、市民が言っているとかと言って市長は逃げているんです、今の回答は、答弁はですね。それについてしっかりと答弁してください。
◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えさせていただきます。 事実を述べているということです。市民の声、不安を解消しないと、そこを不安なまま進むということもできないと思っております。ただ、それに関しては先ほども答弁しましたけれども、反対はしていません。ただ、その市民の不安というものを解消しながら事は進めていかないといけないと思っています。
◆9番(新垣勇太君) 市民の不安をあおったのは市長側ですよ。いきなりですよ。そうですよ。予算は全部賛成していたのに、いきなり選挙戦になって不安をあおったのは市長なんですよ。思い込みじゃない、本当にそうなんですよ。いきなりここを争点化して選挙戦を戦ってきたのは市長なんですよ。それは説明すべきじゃないかなと思うんですけれども、もう一度お願いします。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午後2時11分) (再開宣告午後2時11分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えさせていただきます。 選挙戦にもそういう話がいっぱいありましたので、市民の不安の声を払拭しながらやらないといけないと私は思っています。ただ、本当に市民の声を無駄にすることはないので、これを聞き入れながら問題解決に向けて進めていきたいと思っております。
◆9番(新垣勇太君) 市民の不安があったということですよね、不安があったから言ってきたんですよね。じゃあ、今これは再検証して進めているんですかお伺いします。
◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えします。 そのために環境アセスメントもやっていると聞いています。これもさらに渋滞するところまでやるということでございます。
◆9番(新垣勇太君) これは上原昭市政からやっています。ちゃんと答えてください。
◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えさせていただきます。 環境評価の説明会においても、中学生からの環境に関する意見もございます。それも踏まえて県に進達ですかね。進達ですか……。大変申し訳ありません。声を届けるということでございます。
◆9番(新垣勇太君) じゃなくて、市民から不安があったからそれを訴えてやった、再検証したんですよね。再検証したというのは、これは上原昭市政からずっとやっている環境アセスメントのことで、それから今、県に上げたということを言っているんですよ。そうじゃなくて、再検証した理由、何を再検証したのかを聞きたいんです。
◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えさせていただきます。 これまでも結構課題等は上げられていますので、今後ともそこは環境も含めて整理しながらやっていこうということであります。
◆9番(新垣勇太君) 市長、今の答弁をもう一度お願いします。
◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えします。 これまでいろんな形で市民から声が上がっております。環境に関しても。それを今後もその課題を解決するために取り組んで行きたいということであります。
◆9番(新垣勇太君) 公開討論会でも市長言っているんですよ。開発を再検証し、市民に対して負の部分をしっかりさらけ出していくというふうに言っているんですね。負の部分とかを見て、見つけてから今再検証した結果をやって進めているんですか。
◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えさせていただきます。 先ほども答弁させていただきましたけれども、これまで上がっている部分、まだこれから上がってくる部分も含めてこれから対応していきたいというふうに思っております。
◆9番(新垣勇太君) 今日は時間がないので、今後、続けてまたいろいろ質問させていただきたいと思います。 最後に、先ほど保育行政に関して、本当に市民の方、また糸満市の保育を担ってきたメンバーからいろいろ出されている陳情をしっかり議論していただいて、市長の選挙のスローガンでもあります「市民に寄り添い、心の通った政治」、それが本当にどういうものなのかというのを試される案件じゃないかと思いますので、しっかり再検証していただいて、いい方向に進むように調整していただきたいと思います。これで一般質問を終わります。
◆6番(伊敷郁子さん) 市民の皆様こんにちは。通告に従い一般質問を行います。 件名1、
新型コロナウイルス感染症対策について。小項目1、経済対策について。年末年始のGoToトラベルキャンペーンの突然の全国中止は、旅行業者や宿泊事業者を含め、観光施設や飲食店等、多くの国民に打撃を与えています。県内の関係者の多くも悲鳴を上げています。今年は、1月から現在まで
新型コロナウイルス感染症で多くの国民が様々な不利益を受けています。感染対策もしながら経済も止めないという大変難しい現状がありますが、本市の経済対策について伺う。 小項目2、12月に入り寒い日が続いていますが、冬はこれからが本番です。窓を開けて換気することで冷気が入ってきます。そのことによって風邪を引かないかも心配です。冬場は、インフルエンザ等の発症も考えられますが、学校現場、保育所、児童館、放課後児童クラブ等の対策を伺う。 小項目3、
新型コロナウイルス感染症は無症状の感染者が多いようですが、多数の来訪者が出入りする役所を含め公共施設の対策はどのように行っているか伺う。 小項目4、病気やけがなど、日々様々な患者を実際に運ぶ救急隊員の皆さんは多くのリスクを抱えて最前線で働いています。市民の一人として皆さんに感謝を申し上げます。同時に救急隊員と利用する側の安全面はどうなっているか気になり質問します。救急車におけるコロナウイルス感染症対策について伺う。 件名2、環境問題について。小項目1、辺野古新基地建設を進める沖縄防衛局が、県に対して「設計変更申請書」を提出した内容によると「土砂(岩ずり)」の調達可能先として本市も上げられています。環境面での不安もあり伺う。沖縄防衛局は、県内の埋立用土砂の調達可能量4,476.3万立方メートルで、そのうち糸満市と八重瀬町から3,159.6万立方メートルとしている。これは沖縄全体の約71%となる。私はこの間、市内の鉱山の採掘現場を見て回りました。鉱山に隣接して既存の岩ずりの山はあるものの、私が見た範囲内ではその現在量では沖縄防衛局が示す調達可能量には到底及ばないと思います。岩ずりはあくまでも石灰岩採掘の副産物にすぎず、実際に採掘される石灰岩の量はどれほどの量になるのか想像もつきません。一部、埋め戻しをしている鉱山もあるものの、各地に巨大な採掘穴があります。岩ずりは採掘跡地を埋め戻すための材料の一つでもありますが、これがなくなると巨大な穴が空いたままの状態の採掘跡地が無数に残ってしまうのではないか。それは災害時における地盤沈下につながらないか。地下ダムはどうなるのか。数多くの課題や不安が残ります。そこで伺います。ア、鉱業法において採掘に対する規制がありますか。イ、市内の鉱山及び採石場の数と採掘業者の数について伺う。ウ、荒崎海岸沿い(束里、山城)で採掘が行われているようだが、自然公園法の保護区分において、この場所は第何種特別地域か伺う。また許可申請はあったのか伺う。エ、鉱産税は、どのように収納されるのか。また届出のある全ての鉱山及び採掘業者は、適正に納税しているのか伺う。オ、過去5年間の鉱産税の収納状況について納税した事業者数と金額について伺う。カ、採石後の埋め戻し状況についてどうなっているか伺う。キ、埋め戻し後の土地利用について農地法との関連を伺う。ク、採石場は、地下ダムへの影響はないか伺う。 小項目2、産業廃棄物について。ア、市内の産業廃棄物業者は、何社ありますか。イ、市民から不法投棄されているとの情報がありますが把握していますか。 小項目3、資源ごみ袋の廃止について。本年度よりU字型ごみ袋が導入され、市民より喜びの声と同時に料金が高くなったとの不満の声もあります。市民の生活状況を考えると資源ごみ袋を廃止して回収方法を検討すべきだと思うが、市長の見解を伺います。 件名3、陳情について。小項目1、沖縄県自閉症協会から提出された「日常生活用具給付等事業(紙おむつ)の給付要件の緩和・糸満市に対する支援要請に関する陳情」について。ア、現状を把握していますか。イ、市としての見解を伺う。 小項目2、「建白書」を実現させる島ぐるみ糸満市民の会から提出された「糸満市における石灰岩採掘に対する陳情書」について。ア、現場の状況を把握していますか。イ、地下ダムへの影響についてどのように考えていますか。ウ、既存の慰霊塔・慰霊碑の現地保存について市長の見解を伺う。 以上。再質問は、質問席より行います。
◎市長(當銘真栄君) 伊敷郁子議員御質問、件名1、
新型コロナウイルス感染症対策について。小項目1、経済対策についてお答えいたします。 本市はこれまで新型コロナウイルス
感染拡大防止に向け、市民の暮らしと地域経済を支える様々な取組を進めてまいりました。そのうち経済対策の主なものとしましては、企業等の持続化給付金等の申請支援窓口の設置、地域経済とくらしを支える商品券事業、賑わい創出支援事業、その他畜産農家への支援策や子ども食堂支援事業など、様々な対策を講じております。 その他の御質問に対しましては、教育長及び関係部長より答弁させていただきます。
◎教育長(幸地政行君) 議員御質問、件名1、
新型コロナウイルス感染症対策について。小項目2、学校の対応についてお答えいたします。 学校においては、国が示している「学校における
新型コロナウイルス感染症に関する
衛生管理マニュアル~「学校の新しい生活様式」~」や糸満市
教育委員会及び学校が定めた
感染防止対策ガイドラインを活用し、感染防止に取り組んでおります。また、インフルエンザ等の感染症対策などは従来から「学校において予防すべき感染症の解説」などの解説書を参考に対応しているところであり、引き続き、登校時の健康観察、手洗いの徹底、3密の回避等、
感染拡大防止に努めてまいります。
◎福祉部長(平田徳明君) 御質問、件名1、
新型コロナウイルス感染症対策について。小項目2、保育所、児童館、放課後児童クラブでの対策についてお答えいたします。 3月以降、
新型コロナウイルス感染症対策のため、消毒液やマスク購入の補助として、1園最大100万円の補助を行っており、保育施設においては補助を活用してサーモグラフィーカメラや仕切り板を設置するなど、感染症対策に努めております。また、糸満市から登園を自粛できる保護者に対して自粛要請を行っており、自粛の際には自粛日に応じた保育料の減免を行っております。その他、厚生労働省からの
新型コロナウイルス感染症に関する通知を保育施設に周知し、消毒やマスクの着用、換気などを行うよう呼びかけを行っております。 件名3、陳情について。小項目1、沖縄県自閉症協会からの陳情について。ア及びイについてお答えいたします。小項目1、ア、現状については、障がい者等への日常生活用具の給付は、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づき、障がい者等の日常生活がより円滑に行われるための用具を給付または貸与すること等により、福祉の増進に資することを目的としております。紙おむつの給付対象者は、身体障害者手帳の交付を受けた者で、ストーマ造設者、意思疎通が困難な脳原性運動機能障がい者、高度の排便尿機能障がい者で3歳以上の者となっております。給付金額は1か月を単位として1万2,000円を上限に給付しております。令和元年度の給付実績としましては、対象者37人、給付金額428万円となっております。 次にイ、市としての見解については、現在、知的障がい者(児)は給付の対象になっておりません。給付対象者が法律で定められていることや、国庫補助事業として事業を行っているなど、制度面や予算面での課題もあることから他市町村の動向も含め調査していきたいと考えております。 御質問、件名3、陳情について。小項目2、島ぐるみ糸満市民の会からの陳情について。ウについてお答えいたします。小項目2、ウ、既存の慰霊塔・慰霊碑の現地保存については、整理統合の話もありますが、現在の場所に建立することに深い意味があると思われます。慰霊塔・慰霊碑は建立者など関係者が思いを込めて建立したものであるため、所有者の意向を尊重しなければならないと考えております。
◎総務部長(福元信美さん) 御質問、件名1、
新型コロナウイルス感染症対策について。小項目3、役所を含め、公共施設の対策はどのように行っているかについてお答えします。市庁舎内の対策としては、出入口の制限を行い、体温検査、マスク着用の声かけ、トイレや階段の手すり、エレベーター内の定期的な除菌、トイレ個室使用時には便座を閉じるよう、新生活様式に沿った注意喚起の貼り紙や液体洗剤の設置、執務室カウンターや会議室などのアクリルパネルの設置、各階のエレベーター前や出入口への消毒用アルコールの設置、業務終了後の職員による消毒作業などを行っております。また会議前後には室内の換気と使用するテーブルや椅子の除菌を徹底しております。 次に御質問、件名2、環境問題について。小項目1、辺野古新基地建設に当たり、土砂(岩ずり)の調達可能先として本市も上げられていることについて。エ及びオについてお答えいたします。小項目1、エ、鉱産税は、地方税法に基づき、鉱物の価格を課税標準として鉱物採取の作業場が所在する市町村において、鉱業者に対して課されます。収納方法は、申告納税方式となっております。申告した事業者につきましては適正に納税されておりますが、未申告事業者の調査は行っていないことから、今後は関係機関と協議して、当該事業者の把握に努めるなど、必要な措置を講じていきたいと考えております。 次に小項目1、オ、過去5年間の鉱産税を納税した事業者数と納税額については、平成27年度、11件、90万300円、平成28年度、10件、210万1,800円、平成29年度、11件、380万7,600円、平成30年度、9件、433万2,900円、令和元年度、9件、117万2,700円です。
◎建設部長(大城拡君) 御質問、件名1、
新型コロナウイルス感染症対策について。小項目3、役所を含め、公共施設の対策はどのように行っているかについてお答えいたします。 小項目3、西崎運動公園内体育施設につきましては、受付時にサーモグラフィーや検温器による体温チェックを行っていることや、入館時にはマスク着用を義務づけております。またイベントや大会等で利用する場合は、新型コロナウイルス
感染拡大防止対策ガイドラインに沿った対策を講じるよう利用条件を付し、利用していただいている状況であります。また運動器具等も小まめに消毒しております。
◎経済部長(兼城浩康君) 御質問、件名1、
新型コロナウイルス感染症対策について。小項目3、役所を含め、公共施設の対策はどのようになっているかについてお答えいたします。 糸満市農村環境改善センターにおいては、消毒液を設置での手消毒を徹底するほか、令和2年10月12日に利用の制限に関するガイドラインを策定し、当センターで実施される会議、セミナー及び講演会等で予約されている方々へ手消毒やマスク着用、定期な換気、または収容人数の制限など、施設使用に係る感染防止対策事項を遵守頂ける団体等へ使用を許可しております。 次に御質問、件名2、環境問題について。小項目1、土砂(岩ずり)の調達可能先として本市も上がり、環境面での不安について、ア、イ及びカ、キ、クについて順にお答えいたします。 小項目1、ア、鉱業法において採掘に対する規制については、沖縄総合事務局に確認したところ、掘削する際には施業案の認可が必要となっており、認可された場合にはその施業案に沿った採掘の条件で行うとのことです。 次にイ、市内の鉱山及び採石場の数と採掘業者の数については、沖縄総合事務局に確認したところ、現在、採掘施業案認定の採石場が18件、採掘業者は同じく18事業者となっております。 次にカ、採石後の埋め戻し状況については、総合事務局に確認したところ、那覇産業保安監督事務所が巡回し、埋め戻し状況を確認しているとのことです。 次にキ、埋め戻し後の土地利用について、農地法との関連については農振農用地域の地目及び現況が畑であれば、農地法と関連し農地の一時転用許可が必要となってまいります。また、転用後は畑へ戻すことが許可の条件となっております。 最後にク、採石場の地下ダムへの影響については、大別して2つの要因が考えられます。1つ目は、地下水を止める止水壁への損傷が懸念されます。2つ目は、貯水区域内において採掘後、埋め戻しに使用した土砂の性質によって、地下水の水質に何らかの影響を及ぼす可能性があると考えられますが、現在のところその双方で影響しているものは確認されておりません。 次に御質問、件名3、陳情について。小項目2、建白書を実現させる島ぐるみ糸満市民の会から提出された糸満市における石灰岩採掘に対する陳情書について。ア及びイについてお答えいたします。小項目2、ア、現場の状況を把握していますかについては、現場は魂魄の塔の西側の丘陵地で一部の樹木が伐採されておりますが、現在、作業は停止している状況です。 次にイ、地下ダムへの影響をどのように考えるかについては、当陳情で採掘行為が示されている場所における地下ダム施設を管理資料により確認しましたが、当該地における主要な地下ダム施設としては、地中に築造された止水壁が近接していると思われます。地下ダム施設は平成18年3月、国と糸満市、八重瀬町、沖縄本島南部土地改良区との協定により、市町及び改良区へ管理委託されております。同行為については、鉱業法第64条の規定による近隣施設等の管理者への同意が必要であり、現在、糸満市の対応としましては採掘行為者へ同法に基づく同意の手続を取ることを促しているところであります。よって、同意に係る申請が本市にあった際には、既定の手続に従い、施設所有者である沖縄総合事務局で同意に係る具体的な判断を行うことになると認識しております。
◎消防長(福元毅君) 御質問、件名1、
新型コロナウイルス感染症対策について。小項目4、救急車におけるコロナウイルス感染対策についてお答えいたします。 救急現場に出動する救急隊の隊員の感染防止対策として、オゾンガス発生装置を救急車両3台に設置し、可搬式オゾンガス発生装置を1台購入しております。救急車両内に設置してあるオゾンガス発生装置は、救急車内にオゾンガスを発生させることができ、救急隊員や同乗者の2次感染防止に資します。また、可搬式オゾンガス発生装置は高濃度のオゾンガスを発生させることができるため、救急車両内や作戦会議室、事務室、仮眠室等の除染に使用することができます。また、隊員がオゾン用ガスマスクを着用することにより、隊員に対しても除染をすることができます。
◎
企画開発部長(徳元弘明君) 御質問、件名2、環境問題について。小項目1、辺野古新基地建設を進める国が県に対して設計変更申請を提出した内容に、土砂等の調達可能先として本市も上げられており、環境面での不安について。ウ、荒崎海岸沿い(束里、山城)で行われている採掘は、自然公園法の第何種特別地域か。また許可申請についてお答えいたします。 議員が指摘した4か所のうち、1か所は自然公園法の普通地域で、残り3か所は第3種特別地域に位置しております。また、同公園法の許可については、普通地域の届出は確認が取れていますが、残りの3か所は県に確認中であります。
◎
市民健康部長(島根辰也君) 御質問、件名2、環境問題について。小項目2及び3についてお答えいたします。 小項目2、アの市内にある産業廃棄物処分業の許可業者は、沖縄県の資料によると22社あります。 イの市民からの不法投棄がされているとの情報について、最近では字武富地域での情報が寄せられており、その場所について現場確認、把握しており、今後沖縄県と対応について協議を始めます。 次に小項目3、資源ごみ袋の廃止についてお答えいたします。これまで資源ごみ袋の廃止について、他市町村の状況を聞き取るなど調査を行いました。廃止することによって市民の経済的負担が軽減される一方、市の財政負担が増すことや分別モラルの低下などが懸念されますので、現時点では廃止の可否について判断しかねる状況です。本件について、継続して調査を行った上で、次年度の糸満市廃棄物減量等推進審議会の議題として協議してもらい、方向性を決定できればと考えております。
◆6番(伊敷郁子さん) 再質問させていただきます。 件名1、ランダムにお聞きしたいんですが、まず役所について伺います。前から気になっていたのですけれども、災害時の避難先にもなる役所は細菌の感染対策のためにも各階のトイレにある和式便器を洋式に変更するべきではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
◎総務部長(福元信美さん) 再質問にお答えいたします。 トイレの洋式、和式につきましては、新型コロナ感染症対策としても様々な御意見がありますが、一定数の和式利用者がいることから、今後の検討課題とさせていただきたいと思います。
◆6番(伊敷郁子さん) 今、コロナの対策でも学校も全て和式を洋式に変えるようにと言われていますよね。役所は避難先になったりするわけですね、災害のときに。だからせめて1階のトイレは避難先として使う人たちがいる以上、2階にも3階にも4階にも5階にも和式トイレはありますよね。せめて1階は洋式に変更するべきではないかと思いますが、それはどうでしょうか。
◎総務部長(福元信美さん) 再質問にお答えいたします。 庁舎内のトイレは、基本的に洋式になっていて、和式は1か所に1つというところと、あとは避難所として使っているロビーの近くにつきましては、あちらのほうは洋式のトイレとなっておりますので、やはり高齢者の方には和式は厳しいということで、私も避難所のお手伝いをしたときに、やはり高齢者の方は中までついていって、気を遣ってやったというところがございますので、ここはやはり和式は厳しいということで、洋式がいいということを考えておりますが、今後の課題として考えていくというのと、あと手すりを設置して立ち上がりのサポートをするということも含めて、様々な点で検討していきたいと思っています。
◆6番(伊敷郁子さん) ぜひですね、検討していただきたいと思います。 次に消防にお聞きします。救急車の中でオゾンガスの発生によって感染症が予防されることにはちょっと安心しました。利用する側も、隊員の皆さんもこれで少し安心なのかなと思っています。パンフレットも頂きまして、除染機能の高い機種も導入され、薬剤を使わずに感染防護服や機材なども殺菌されることが分かりました。ちょっとお聞きしたいんですけれども、この機種は家庭や店舗でも導入可能ですか。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午後2時47分) (再開宣告午後2時48分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◎消防長(福元毅君) 再質問にお答えいたします。 救急車に固定しているものは固定式です。それと殺菌機能ではなくて、感染防止の観点ですが、可搬式のものがございまして、そのものは持ち運びできる、移動ができるものですから、その機種を使えばたとえ内部でも除染は可能と思います。
◆6番(伊敷郁子さん) 分かりました。私はですね、皆様は様々な感染症対策を行っていると思うんですけれども、今、大変困っているのは飲食店とかではないのかなと思います。この商品券事業をやっていますけれども、各市町村なかなかこの商品券事業は進まないようで、うるま市も沖縄市もラジオでほかの市町村にも買ってくださいとかということを訴えていたりするわけですね。それはなぜかというと、コロナではお店に行くのが怖いからというのもあるかと思うんです。だからそのお店でインフルエンザを除去する、私が今知っているのはオーリラという機種があるんですけれども、これはマイナスイオンと微量オゾンの相乗効果でウイルスやアレルギー物質を分解して、不活性化し、空気を洗って快適な空間にする器具です。こういうのをお店に置いておくと安心してお店に行けるわけですね。やっぱり店舗に入ると、食事をする場合はどうしてもマスクを取ったりとかしますので、その際に、こういうものがあると安心して食事ができますよということがあるんですけれども、これに対して補助金を出した自治体もあるんですが、これをぜひとも聞き取りをしたときも話をしたんですけれども、導入していただけませんか。
◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えします。 はっきり申し上げまして、今の機械のほう、初めて情報を聞いたところでございます。今後、一つの案として検討していきたいと考えております。
◆6番(伊敷郁子さん) 新潟県、既に導入しているようです。うちは救急車で先ほどオゾンガスを利用したものを導入していますけれども、実は消防によってはこれを導入しているところもあります。ぜひ検討していただいて、今お店は何で困っているかというと、お客さんが来ないから困るわけですよね。行く側も安心して行ければもっともっと利用できるわけです。だからぜひ、必ずしもこれを導入したからといってコロナにかからないということは断言できませんけれども、少なくとも飲食店での
クラスター対策になると私は思っています。私はこの機種しか知りませんけれども、今日また消防長が言われた2つの機種しか知りませんけれども、ほかにもいろいろあるかと思うんです。こういう優れたものがあるんだということで、安心してお店がこれを使いたいといったときに役所として、これ補助金を出すということはできませんか。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午後2時52分) (再開宣告午後2時53分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◆6番(伊敷郁子さん) 私ですね、各部長とかに、各課に渡してありますので、ぜひですね、パンフレットも御覧になって、ほかにもいろいろあると思うんです。いろいろ検討していただいて、お店が安心して営業を続けられるよう、いろんな対策をやっているのももちろんそうですが、本来私は、国が率先してこれはやるべきだと思っています。何でこういうことに頭が回らなかったのか大変残念でなりません。また、学校ですね、例えばここ最近、県内では塾や学校でクラスターが発生しています。特に児童生徒の集まるところ、保育所や児童館、放課後児童クラブなど、子供が密になりやすい環境にあるわけですね。これから寒くもなりますから、なかなか外にも出られないというような状況も出てきますし、年末年始とかもありますけれども、子供の集まる場所にこそ、こういうものは早めに設置したほうがいいのかなと思うので、それも含めて検討をお願いします。よろしいでしょうか。
◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 市内の保育施設等でウイルスを除去する機械の整備を進めることはできないのかというような御質問だと思いますが、今年度実施した
新型コロナウイルス感染症対策のための補助は、次年度も実施するように調整しているところです。施設の判断として、本事業を活用してウイルスを除去する機器を整備することは可能だと考えています。
◆6番(伊敷郁子さん) ぜひですね、情報提供をしていただいて、こういうウイルス除去するものがあるんだということを教えていただきたいと思います。ちょっと休憩お願いします。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午後2時55分) (再開宣告午後2時56分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◆6番(伊敷郁子さん) では、件名2、環境問題について。小項目1の鉱業法についてお聞きしたいと思います。 まずアです。鉱業法において、採掘する規制はありますかという話なんですが、今、届出のある全ての事業者は、鉱業法第64条、採掘制限に基づいて施設管理者の承諾は得ていますか。
◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 現在、鉱業法の施業案の手続につきましては、市を通さない手続となっております。そういったことから鉱業法第64条、これは50メートル以内の施設があった場合の承諾の状況ですが、これにつきましては、市が管理する以外については把握はできていないという状況でございます。
◆6番(伊敷郁子さん) 私が調べた範囲内では、市が管理する施設のすぐそばで採掘が行われているというような鉱山が現実にあるわけですね。そこは把握していますか。
◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 例えば市が地下ダムの施設、例えばファームポンドですとか、そういった施設ですと承諾は得られているというのは確認しております。
◆6番(伊敷郁子さん) 私が言っているのは地下ダムではありません。南部広域、今何と言うんですか、南部広域美化センターというんですか、糸豊環境美化センター、そこのすぐそばで採掘がなされているんです。絶対50メートルはないと思うんですけれども、この環境美化センターは公共の施設ではないんですか。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午後2時58分) (再開宣告午後3時01分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◎
市民健康部長(島根辰也君) 再質問にお答えいたします。 環境美化センターが許可というんですか、同意しているかどうか分からない。その情報はうちのほうには来ていないということでございます。
◆6番(伊敷郁子さん) では、許可なくやっているというふうに私は捉えてもよろしいですか。
◎経済部長(兼城浩康君) 先ほど申し上げましたが、許可を取った取らないというのが市のほうでは把握できないということでございます。
◆6番(伊敷郁子さん) これは管理者の許可が要るわけですよね。管理者というのは、ここでは環境美化センターが管理者になるわけですから、それの指導もありますし、それは役所の許可が要るということではないんですか。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午後3時02分) (再開宣告午後3時18分)
○議長(大田守君) 再開いたします。 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。
◎
市民健康部長(島根辰也君) 再質問にお答えいたします。 糸豊環境美化センターに確認したところ、同意は行っているということでございます。
◆6番(伊敷郁子さん) では、道路のほうは同意しているんでしょうか。
◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 道路につきましては農道の扱いをされていまして、それについては現在のところ確認ができておりません。
◆6番(伊敷郁子さん) 道路のすぐそばまで試掘されておりますので、ぜひ調べてしっかり対応していただきたいと思います。 次に鉱業法についてですが、鉱業法第64条において、ダムというのは地下ダムも対象になりますか。
◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 基本、採掘場所から50メートル以内にある地下ダム施設は対象となると考えております。
◆6番(伊敷郁子さん) 何を心配して聞いているかといいますと、今18鉱山と先ほどおっしゃっておりましたけれども、私が調べた範囲内でも18鉱山以上あります、糸満市。だからいろんなところで採掘されて地下ダムへの影響が出るのではないかという心配があるので、ぜひこの辺は地下ダムも対象になっているんだったら、管理者としてしっかり監督していただきたいと思います。 次に現在、採掘している全ての採石場についてですが、これは施業案を遵守してなされていますか。
◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 沖縄総合事務局に確認したところ、全て施業案は認可されているということの返事でございます。
◆6番(伊敷郁子さん) 現場を御覧になったことがありますか。
◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをします。 全ての現場は確認しておりませんが、ほとんどの現場は確認しております。
◆6番(伊敷郁子さん) 私が回った範囲内では、採石場の中には採掘するときに断崖絶壁のような採掘の仕方をしていますけれども、これは施業案どおりで間違いないんでしょうか。
◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 総合事務局に確認をいたしましたところ、施業案の中では70度以内の傾斜をつけることとなっているとのことでございます。
◆6番(伊敷郁子さん) ということはですね、施業案に沿ってやっているということにはならないと思うんです。これはしっかり現場を確認していただいて、総合事務局に施業案どおりにちゃんとやるようにということを、法律にのっとってちゃんと施業案どおりに採掘するように、そういうことを言うことはできるんでしょうか。
◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 先ほど答弁しましたが、鉱山の確認のほうは沖縄総合事務局の管理下となっておりまして、そこの管轄、そしてまた総合事務局窓口にそういった申出はしていきたいと考えております。
◆6番(伊敷郁子さん) 糸満市の土地でありますから、ぜひそこはしっかりと言っていただきたいと思います。 次に荒崎海岸沿い、束里、山城地域で採掘が行われています。ここは普通地域にある鉱山は、鉱業法第64条に基づいて採掘が行われているか伺います。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午後3時23分) (再開宣告午後3時23分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 普通地域においても、この鉱業法第64条に基づく、50メートル以内に対象施設があれば手続は必要と考えております。
◆6番(伊敷郁子さん) ぜひですね、ここも現場を見ていただいてですね、本当に施業案どおりになされているかどうか調べていただいて、もしそうでないなら、しっかりと監督官庁に通報していただきたいと思います。 それともう1か所、自然公園法第3種地域に属する鉱山は、県の許認可を受けていますか。先ほど3か所は認可を受けていないという、届け出ていないというふうに聞きましたけれども、これは県の許可、それと所有者は特定されていますか。
◎
企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 先ほど答弁したのが、特別地域については出していなくて……、許可を受けているということではなくて、県に対して確認ができていないということがございます。所有者については確認しているところです。
◆6番(伊敷郁子さん) では、確認ができ次第、公表していただきたいと思います。ぜひよろしくお願いします。ちゃんと許可をもらってやっている業者なのか、それとも乱開発をしているのか。私たちは市民として知る権利がありますので、ぜひそれは公表していただきたいと思います。それは大丈夫でしょうか。
◎
企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 先ほども答弁しましたが、県に確認中と。公表については許可権者である県とも確認しながらやっていきたいと考えております。
◆6番(伊敷郁子さん) この地域は、国土地理院の地図とグーグルマップの地図からすると、この10年の間に地形が変化しています。自然公園法では、第3種地域は樹木の伐採、鉱山の採取は許可が要りますが、認可はまだ受けているかどうか分からないということですので、しっかりと調べて対応していただきたいと思います。ぜひよろしくお願いします。 次、鉱産税について質問させていただきます。私が調べた鉱山の数と、実際に市に歳入として計上されている鉱山の数は同一ではないのですが、なぜでしょうか。
◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 市のほうが総合事務局に確認した数でございますので、実際の数ということはちょっと確認ができておりません。
◆6番(伊敷郁子さん) 鉱産税という税の制度はよく分かりませんけれども、先ほども申告制とおっしゃっていたんですが、結局、払うところは払って、払わないところは払わないで済むというようなことは、税の公平性において、何というんですか、真面目にやっている人がばかを見るような、そういうことがあってはいけないと思うんですよ。だからしっかりとこれは市のほうでも調査をしていただいて、しっかり歳入として市に入ってくるようにですね、それは調査できますか。
◎総務部長(福元信美さん) 再質問にお答えいたします。 鉱産税のほうはですね、やはり業者からの申告に基づいて課税をしていくという形になっているようです。なので、こちらに未申告者について今回把握していないものがあるということでありましたので、先ほども答弁のほうで申し上げましたが、今後関係機関と協議して、事業者の把握に努めて、必要な措置を講じていきたい。申告に関する周知を努めて納税を呼びかけていきたいと考えております。
◆6番(伊敷郁子さん) ある一部は納税逃れをするというような、そういうことがあってはならないと思いますので、ぜひ調査をしていただきたいと思います。 次に埋め戻しについてお聞きいたします。過去に埋め戻しの際に産業廃棄物が混入していたという現場を見ましたけれども、地下ダムとの関連もあり、現在はそのようなことはないとは思いますけれども、埋め戻しの現場のパトロールなどは行っているのでしょうか。
◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 先ほどの答弁でもありましたが、現場のパトロールは那覇産業保安監督事務所が定期的に巡回しているとの回答を総合事務局から頂いております。
◆6番(伊敷郁子さん) そのパトロールの報告というのは糸満市にも入りますか。
◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 糸満市のほうには報告はございません。
◆6番(伊敷郁子さん) 被害を受けるのは糸満市であるわけですから、糸満市にもしっかり報告してくれるよう、それを求めることはできますか。
◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 申出をすることはできると思います。
◆6番(伊敷郁子さん) なぜそう言うかと申しますと、私が調査した範囲内で、ちょっと小さくて見えないんですけれども、実は採掘した後の集積場と思われるところに、これは水道の蛇口、管とか、それからどこの石か分からない石、これは何かちょっとよく分かりませんけれども、鉄くずとかですね、こういうものが積まれているわけです、石の中に。だからこういうもので埋め戻しされたら私たちの地下ダムはどうなるのかと思って、農家に対してもこれは大きな懸念だと思いますので、しっかりこれは糸満市にも地下ダムのことも訴えて、こういう埋め戻しがちゃんとされているかどうかということは報告してくれるよう、ぜひよろしくお願いします。 地下ダムは、石灰岩層を貯留槽として主に農業用水として使用され、本市の農業生産に大きく貢献しています。鉱山が増えると石灰岩層が消失し、地下ダムそのものの機能が低下しないかと思うのですが、そういう懸念はありませんか。
◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 この地下ダムに対しましては、平成13年にも鉱業法第24条の協議の際に本市から意見書を出しましたが、その際にもやはりこの地下ダムの懸念が意見として申入れをしております。今後もそういった埋め戻し、あとは施設、これの影響はないようにお願いをしたいと、申入れをしたいというところでございます。
◆6番(伊敷郁子さん) 糸満からの辺野古への土砂(岩ずり)搬出は一般道路を使用し、中城港、那覇新港からの海上輸送が懸念されています。膨大な土砂の採掘による自然破壊、地形の破壊、地下ダムへの影響等に加えてダンプの往来による騒音、粉じん等、生活環境への影響も憂慮されます。何より石灰岩は自然洞窟のガマ、首里城をはじめ、各地のグスクや石畳、各種公共工事等様々な場所で利用され、沖縄の歴史や文化、まちづくり等に多大な貢献をしてきたと私は思っています。本市の貴重な財産である石灰岩は平和資源であり、決して軍事に利用されるべきではないと思っているのは私だけはないと思いますが、市長の見解を伺います。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午後3時33分) (再開宣告午後3時34分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◎副市長(神谷和男君) 議員の再質問にお答えしたいと思います。 議員の御指摘のように、石灰岩等の搬入、搬出については、市の石灰岩を活用しようということで大きな新聞報道等がなされているという状況は把握しています。さらに市の新しいまちづくり、土地利用の方向性として戦争遺構などの所在する地域の在り方などについても、市民のほうに広く公募してパブリックコメントをお願いしているような状況もありますので、市民の声なども参考にしながら今後のまちづくりの方向性について一定程度の方向性が出せればというふうに考えております。
◆6番(伊敷郁子さん) 時間がないので、また次にしたいと思います。 小項目2、産業廃棄物についてですが、産業廃棄物施設の重要性は私も十分、自分も利用していますから分かります。しかし、本市には数が多くあるのではないのでしょうか。それぞれ扱う廃棄物の種類が違うとしても22社というのは多過ぎるような気がします。まちづくりの観点からも事業者を守る立場からも、これ以上増やさないように県に要請できませんか。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午後3時36分) (再開宣告午後3時36分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◎
市民健康部長(島根辰也君) 再質問にお答えいたします。 産業廃棄物処理業等の許可は沖縄県の所管でありますので、この業者のニーズというのがちょっと市では把握できませんので、県のほうに意見を聞いてみたいと思っております。
◆6番(伊敷郁子さん) 先ほど22社と答えておりました。これが多いのか少ないのか、私は多いというふうに感じているんですけれども、それは事業者を守る立場からもあまりこれ以上増やしてもどうなのかなと思いますので、ぜひ検討していただきたいと思います。 小項目3の資源ごみ袋の廃止についてですけれども、分別について、糸満市より多く分別している地域はたくさんあります。資源ごみの回収袋を使わないで、もっともっとより細かい分別をしているところもあります。でも、前回よりは少し進んだのかなと思ってちょっと喜んでおりますので、ぜひこの資源ごみ袋を使わないで済むように、世の中の流れに逆行していますので、ぜひ使わないようにこれからも取り組んで頂きたいと思います。 では、件名3の陳情について。小項目1の自閉症協会から提出された紙おむつについてお聞きします。私は、現状を把握しているかと聞いたのは、自閉症の方でどれだけの人が必要としているかというのを知っているかということを聞きたいと思います。
◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えします。 その人数については、今把握していません。
◆6番(伊敷郁子さん) 私も自閉症の子を持つ親でありますから、うちの子のように自分でコントロールできる子もいれば、かなり重度で自分でどうしてもコントロールできない子もいるわけですね、それでこういう陳情が出ているわけです。数もそんなに多くはないと思うんです。これは糸満市でやろうと思ったらできることですよね。現実に行っているところもあるわけですから、ぜひ検討していただいて、本当に毎日毎日おむつの心配をしなければならないという親の苦労は大変なものですので、ぜひこれは検討していただきたいんですが、どうでしょうか。
◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 今、県内で行っている市町村、ちょっと確認をしてみましたが、まだ県内ではない。全国的には横浜市をはじめ、全国ではやっている市町村もあります。いろいろな、先ほどから議員ご指摘のとおり、例えば重度の障がいの程度であったり、いろんな制度があるんですが、法的にまだできていない部分については、今後検討していくところかなと思います。
◆6番(伊敷郁子さん) 岐阜県飛騨市の市長は、御自身が重度知的障がいと自閉症を持つ子の親だそうです。彼の息子はトイレも身辺自立もおぼつかないということで、飛騨市では、市長がそういう方であるからしっかりこういうことも手厚くやっているわけですね。弱い者の立場に立って考える市政というのを行っていますので、ぜひこれは進めていただきたいと思います。 小項目2の建白書について伺います。ウの既存の場所に建立することが望ましいということで、大変今のとおり進めていただきたいと思います。私たちが一番心配なのは地下ダムへどれだけ影響があるか。この地域が採掘されることによってどれだけの影響があるかというのが大変不安でありますので、ぜひこの地下ダムについても影響がないかどうか検討していただいて、公表していただきたいと思います。ちょっと休憩お願いします。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午後3時41分) (再開宣告午後3時42分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◆6番(伊敷郁子さん) 16日の浦崎議員への答弁で、糸満市がこの場所の採掘については反対していたということが新聞に載っておりました。私からも1点だけ確認をさせていただきます。この地では遺骨が収集されています。まだ遺骨の収集は終わっていません。戦没者の遺骨収集の推進に関する法律、これは2016年に施行され、8年間集中実施期間として計画的かつ効果的に必要な措置を講ずることになっています。この場所において鉱業法で定める採掘権と、この遺骨収集推進法はどちらが優先されますか。
◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 総合事務局との調整においては、鉱業法は許可基準、あと個別法は個別法の基準、それで判断していくという返事を頂いておりますので、今の2つの法律においては、どこが優先かというのは、国に確認しても返答がないものではないかと考えております。
◆6番(伊敷郁子さん) 鉱業法の第64条、採掘制限の中に、他法令の認可も必要と書いてあります。採掘する区域において他法令、たくさんありますけれども、それぞれの許認可の手続が必要となりますとあるわけですね。だからここの事業者は、今進めている戦没者の遺骨収集の推進に関する法律の認可は受けていないということだと思うんです。それをしっかりと手続をする必要があると思いますので、しっかりと進める上においてはできないと思うんだけど、やっていただくように、法にのっとってしっかり行っていただきたいと思います。この質問に答えられますか。
◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 議員のおっしゃるのは鉱業法第64条の他法の規定というところの部分だと思いますので、この辺は私たちも確認をしながら、2つの法がどういったものなのか勉強していきたいと考えております。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午後3時44分) (再開宣告午後3時58分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◆18番(徳元敏之君) 皆さんこんにちは。これより通告書に従いまして一般質問を行います。 件名1、市長の政治スタンスについて。小項目1、市長の日程について。ア、県内新聞両紙に掲載された9月30日、10月1日の日程では終日事務調整となっていたが、どこで事務調整したのか伺います。イ、9月30日、10月1日は東京出張だと思いますが、本当に事務調整だけだったのか伺います。ウ、文部科学省に訪問したのになぜ事務調整と掲載したのかその理由を伺います。エ、普通は県内にいていつでも市長が公務につける状態であれば事務調整でいいと思われるが、今回の掲載は不適切だったと思いますが、当局はどのような見解なのか伺います。 件名2、新型コロナウイルス感染防止対策について。小項目1、市広報紙で「「今、そして未来の子どもたちに誇れる糸満市づくりに挑戦!」すると、多くの公約を掲げました」とありますが、主にコロナ対策について伺います。ア、「コロナ対策の声」とは何か伺います。イ、「コロナ対策の声をカタチにする」とはどういうことなのか伺います。ウ、市のコロナ対策について具体的に取り組んでいることを伺います。エ、市のコロナ対策委員会はあるのか、あれば十分に機能しているのか伺います。オ、コロナ禍の影響で、小中学校の休日が増えたが、その後の対策について、具体的な取組を伺います。カ、糸満市から市民向けのコロナ対策の発信は考えているのか伺います。キ、コロナ対策に防災無線の活用は考えているのか伺います。 件名3、住宅環境について。小項目1、市街化区域と市街化調整区域との違いを伺います。 小項目2、市街化調整区域における規制緩和はどのような方策があるのか伺います。 小項目3、市街化調整区域における住宅建築に関する注意点はどのようなことが考えられるのか伺います。 小項目4、住宅建築可能区域の見直しはいつ行われるのか伺います。 小項目5、都市計画法第34条第12号とはどのようなものなのか伺います。 小項目6、2世帯住宅の定義とは何か伺います。 小項目7、2世帯住宅のメリットとデメリットについて伺います。ア、メリットについて。イ、デメリットについて。ウ、税制上のメリットはあるのか伺います。 小項目8、2世帯住宅の共有登記と区分所有登記の違いを伺います。 小項目9、2世帯住宅に補助金や減税制度があると聞いているがどのようなものがあるのか伺います。 以上、演壇では終わり、あとは質問席から再質問いたします。
◎市長(當銘真栄君) 徳元敏之議員御質問、件名2、新型コロナウイルス感染防止対策について。小項目1、主なコロナ対策について。キ、防災無線の活用についてお答えいたします。 本市では、
新型コロナウイルス感染症拡大が懸念される中、防災行政無線を活用し、市民への注意喚起を適宜行っております。特に国、県による緊急事態宣言の期間中及び年末年始に向け、本日より私自らも市民への注意を呼びかけさせていただいております。 残りの御質問に対しては、教育長及び関係部長より答弁させていただきます。
◎教育長(幸地政行君) 議員御質問、件名2、新型コロナウイルス感染防止対策について。小項目1、公約に掲げたコロナ対策。オ、休校後の対応についてお答えいたします。 新型コロナウイルス
感染拡大防止を図る目的に、3月の全国一斉の学校休校やその後の休校延長などにより、今年度は一部の学年で授業時数確保が困難な状況にあります。そのため文部科学省では標準授業時間を下回った場合でも次年度以降を見通した教育課程の編成や、学校の授業における学習活動の重点化を図るなどして、特例的な対応も認めております。それを受けて各学校においては短縮授業や時間割の見直し、学習支援員等を活用して学習の保障に努めているところです。また児童生徒の心理的負担も考慮し、
スクールカウンセラーの時間増について、本議会で承認頂いたところです。そのほかGIGAスクール関連、感染防止のための備品、消耗品費の増額等、感染防止に努めながら学習の保障に取り組んでいるところです。
◎
企画開発部長(徳元弘明君) 御質問、件名1、市長の政治スタンスについて。小項目1、市長の日程について。ア、県内両紙に記載された9月30日、10月1日の日程では終日事務調整となっていたが、どこで事務調整をしたかについて。イ、両日とも東京出張だと思うが、本当に事務調整だけだったのかについて、一括してお答えいたします。 9月30日、10月1日については、文部科学省及び文化庁へ南山城跡とミーカガン等漁具資料の国指定に向けての要請に行っています。 次にウ、文科省に訪問したのになぜ事務調整と掲載したのか。エ、県内にいて市長が事務につける状況であれば事務調整でいいと思うが、今回の掲載は不適切だったと思うが、市当局の見解について一括してお答えいたします。新聞への市長主要日程については、事務調整と記入したことは文部科学省及び文化庁への要請と掲載すべきであったと思います。 御質問、件名2、新型コロナウイルス感染防止対策について。小項目1、市広報紙で多くの公約を掲げていますが、主にコロナ対策について。ア、「コロナ対策の声」とは何か。イ、「コロナの声をカタチにする」こととは何かについて一括してお答えします。コロナ対策の声やその声を形にすることについては、緊急事態宣言が発出されて以降、経済は停滞、縮小を余儀なくされました。職を失った市民や廃業の危機にある事業者等から支援策を求める声が多く寄せられ、市民の命と暮らし、事業所等の継続を下支えする支援策の充実等が重要であるとの思いから、市民の多くの声を支援策として形にしていくことが市政運営では急務であると考え、地方創生臨時交付金を活用し、第6弾までの対策支援事業を行っています。 最後に、御質問、件名2、新型コロナウイルス感染防止対策について。小項目1、コロナ対策について。ウ、市のコロナ対策で具体的に取り組んでいることについてお答えいたします。本市では、これまで新型コロナウイルス
感染拡大防止に向け、市民の暮らしと地域経済を支える様々な取組を進めてまいりました。そのうち感染症対策の主なものとして、市内小中学校や各公共施設等の感染防止対策として消毒液や飛沫防止アクリル板等の設置、さらに
新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザの同時流行により医療体制を逼迫させることがないよう、インフルエンザ予防接種助成事業など、市独自の対策を講じております。また、経済対策の主なものとしては、企業等の持続化給付金等の申請支援窓口の設置、地域経済とくらしを支える商品券事業、賑わい創出支援事業、その他畜産農家への支援策や子ども食堂支援事業など、様々な対策を講じております。
◎
市民健康部長(島根辰也君) 御質問、件名2、新型コロナウイルス感染防止対策について。小項目1、主にコロナ対策について。エ、市のコロナ対策委員会はあるのか、あれば十分に機能しているのかについてお答えいたします。
新型コロナウイルス感染症を指定感染症として定める等の訓令(令和2年政令第11号)により、指定感染症に指定されたことに伴い、全庁的な情報共有を図り、迅速かつ適切な対策を講ずるため、令和2年2月20日、糸満市
新型コロナウイルス感染症対策本部設置要綱に基づき、糸満市長を本部長とする対策本部を設置しております。感染予防対策や経済対策、学校運営等について協議・決定を行い、必要に応じて市民への注意喚起や情報発信を行っております。 次に御質問、件名2、新型コロナウイルス感染防止対策について。小項目1、主にコロナ対策について。カ、糸満市から市民向けのコロナ対策の発信は考えているのかについては、随時
ホームページの更新や広報紙に感染症予防に関する記事を掲載し、注意喚起チラシを全戸配布する等、感染予防対策の周知を行っております。さらに緊急事態宣言中や感染者増が続いている期間等は防災無線やFMたまん等も活用し、市長メッセージの発出を行っております。今後も国及び県の情報に連動した情報発信を継続して行い、
感染拡大防止対策に取り組んでまいります。
◎建設部長(大城拡君) 御質問、件名3、住宅環境について。小項目1から9まで順にお答えいたします。 小項目1、市街化区域と市街化調整区域の違いについては、市街化区域とは既に市街地になっている区域やおよそ10年以内に優先的かつ計画的に市街化を図る区域であり、市街化調整区域とは市街化を抑制すべき区域であります。 小項目2、市街化調整区域における規制緩和はどのような方策があるかについては、糸満市では既存住宅の定住促進を図るために、市街化調整区域内において都市計画法第34条第11号及び第12号の緩和制度による自己用住宅建設の推進を行っています。 小項目3、市街化調整区域における住宅建設に関する注意点はどのようなことが考えられるかについては、市街化調整区域については、住宅建設を行う際には開発許可申請が必要になります。 小項目4、住宅建設可能区域の見直しはいつ行われるかについては、沖縄県が区域区分の見直しを含めた区域マスタープランの策定作業を現在進めています。策定については、令和4年度を予定しております。 小項目5、都市計画法第34条第12号はどのようなものかについては、市街化区域から1キロメートル以上離れている集落については、都市計画法第34条第12号に基づく緩和区域として指定されています。緩和区域内であれば自家用住宅を所有していない方であれば、誰でも1戸建ての住宅建設が可能であります。 小項目6、2世帯住宅の定義とは何かについては、一般的に親子2世帯で住む住宅を2世帯住宅と呼ばれていますが、明確な定義はございません。 小項目7、2世帯住宅のメリット、デメリット。ア及びイについては、2世帯住宅の中は一般的に完全同居型、部分共用型、完全分離型の3タイプがあります。完全分離型を事例とすると。ア、メリットについては、プライバシーが完全に守られる点が上げられます。イ、デメリットについては、設備を各世帯用意するため費用がかかること。 小項目8、2世帯住宅の共有登記と区分所有登記の違いについては、共有登記とは、1棟の建物の割合を決めて複数人で共有する形態の登記で、区分所有登記とは1棟の建物を複数の区分に区切る形態の登記であります。共有登記の事例としては、親子で1つの建物を所有する場合があり、区分所有登記の事例としてはマンションのように区切られた諸室を所有するなどが上げられます。 小項目9、2世帯住宅に補助金や減税制度があると聞いているが、どのようなものがあるかについては、リフォーム等に係る補助金が上げられます。
◎総務部長(福元信美さん) 御質問、件名3、住宅環境について。小項目7、2世帯住宅のメリットとデメリットについて、ウ及び小項目9、2世帯住宅の減税制度についてお答えいたします。 小項目7、ウについて。税負担を軽減する制度があり、制度の適用条件を満たした方に対し適用されます。 次に小項目9、減税制度について。個人市民税において住宅ローン控除など、また固定資産税において新築住宅に対する減額措置及び住宅用地に対する課税標準の特例措置などの制度があり、それぞれの適用条件を満たすことにより制度の適用を受けることができます。
◆18番(徳元敏之君) 件名3のほうから聞いていきたいと思います。 総務部長に、先ほど税制面のメリットがあるということでしたので、ちょっとお聞きしたいと思いますけれども、例えば現在ある住宅を2世帯住宅にするためにリフォームの制度を使って2世帯住宅にして、2世帯住宅の要件を満たせば、これからでも固定資産税の減税とか、そういう減免の税のメリットはあるのでしょうか、お伺いします。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午後4時19分) (再開宣告午後4時20分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◎総務部長(福元信美さん) 再質問にお答えいたします。 条件がいろいろあるようではありますが、リフォームにおきましても完全分離型という形であれば、固定資産税の減税を受けられるということであります。
◆18番(徳元敏之君) 新築じゃなくてもリフォームをして完全分離型であれば、そういう税制面の優遇措置が受けられるということですので、市街化調整区域においてですね、住宅の建築が困難という場合にはそういう2世帯住宅を活用して家を造るというか、そういう方法もあるんじゃないかということで聞きました。 続きまして、県が住宅建築可能区域の見直しを含めた区域マスタープランの策定作業を現在進めているということですが、11号、12号区域指定において、市が条例で区域、目的または予定建築物等の用途を限り定められたものは許可できると思うんですけど、市がそういうふうに11号、12号区域において市がそういうふうに条例を定めれば建築は可能だと思いますけれども、それはどういうふうになっていますか。言っている意味分かりますか。11号、12号で……。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午後4時22分) (再開宣告午後4時23分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◆18番(徳元敏之君) 11号は、平成16年度に指定をされて、その地域は武富、北波平、阿波根、潮平、座波、賀数、豊原、与座、大里、国吉、真栄里の一部でしたよね。それから12号は、平成24年度に新垣、真栄平、伊敷、宇江城、名城、小波蔵、糸洲、真壁、南波平、福地、伊原、山城、米須、大度、摩文仁、喜屋武、束里の一部ということで相当広がっていますよね。その中においても、市がこの地域においても宅地に隣接しているところは家を造ってもいいですよというような、そういう指定で造れば余計もっと造れるんじゃないかということなんですけれども、それはどうですか。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午後4時24分) (再開宣告午後4時24分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◎建設部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 議員がおっしゃる緩和区域内で新たに市が指定した場合にもできますかという御質問ですが、11号、12号に関しましては県のほうで指定しておりますので、市が指定するしないは関わりなく住宅の建築は可能です。
◆18番(徳元敏之君) そういうふうに、一応理解はしているんですけれども、連たんしていないとできないというところがありますよね。例えば12号指定のこの区域であっても、近くまで宅地はできているのに、隣が白地であっても開発許可が必要とか、簡単にできないじゃないですか。そういうあれじゃないんですか。要するに誰でも造れるというあれではないですよね、この12号区域でも。どうなんですか。
◎建設部長(大城拡君) 先ほども答弁いたしましたが、自家用住宅を持っていない方であれば、どなたでも建築が可能ということでございます。
◆18番(徳元敏之君) 誰でもというか、宅地があっても隣に白地があったとしても、何か認められない事例があって、やっぱり連たんじゃないとできないんじゃないかと思っているんですが、そういう理解ではないんですか。どうですか。
◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 この場所によっては土地改良区域に接している緩和区域があった場合においては、この地目が畑の場合には農地法の適用がされまして、土地改良区域に隣接することから第1種農地という認定扱いをされます。その場合には例外規定ということで、本来は白地にはできないんですが、10戸連たんという規定が、10戸以上の連たん、住宅の。そういった規定があって開発ができないことがまれにございます。
◆18番(徳元敏之君) やっぱり農地法との絡みで大変難しいですね。今回のこの質問に対しては、市街化調整区域において、非常に新しい家が建てにくいということで、もっと詳しいことを知りたいということで話をしているんですけれども、これは例えば、市街化調整区域において開発許可申請を出しても、県が認めない場合が多いんですけれども、そのときに市からの意見というのが大変大切になってくると思うんですけど、そういうときにはどのようにまた市が意見書を出すんですか。要するに申請を出した後。
◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 これは地目が農地の場合の前提の話になりますが、その場合には自分の土地であれば4条転用、他人の土地であれば5条転用という許可申請を出しまして、農業委員会の総会の場へ意見を求めます。その意見を県のほうに申し上げると。ですから農業委員会のほうも転用の基準というのがございまして、これに沿った場所になっているか。そのほうを県に許可の要件として上げるか上げないかを判断していくということになると思います。
◆18番(徳元敏之君) いつの間にか農政課に行っているんですけれども、農政課のほうでも何年かに1回、農地の白地地域というんですか、そういうのをやっていますよね。それは今年ありますか。
◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 農振法上の総合見直しという、おおむね5年に一遍の農地の見直し、農地だけではないんですが、農地を中心とした見直しがありまして、農用地から白地の除外をするというものを現在作業中です。来年の夏場あたりにはこれが通るものというふうに考えております。
◆18番(徳元敏之君) そうですね、本当に農政課の皆さんも頑張っていると思いますので、ぜひまた市街化調整区域に新たな住宅が建築できるように、また努力をしていただきたい。そして早めに作業も進めていただきたいと思います。よろしくお願いしたいと思います。 続きまして、コロナ対策における子供たちが休日が増えたということで、大変教職員も含めて、子供たちも心理的に大変負担がかかっているんじゃないかということを思うんですが、現場の声というか、そういうコロナ禍において、その後の教職員の声というのは聞いているんでしょうかお伺いします。
◎
教育委員会指導部長(與那覇正樹君) 再質問にお答えします。 教職員の声ということで、校長会を中心にしながら、いろいろ御意見とか御要望を聞きますが、マスコミの報道にもあるように、子供たちの安全を確保するためにというふうな形で必要以上に教職員の先生方は頑張っていただいて、気を配りながらというふうな形でいろいろ作業をして、子供たちの安全を確保していただいております。
◆18番(徳元敏之君) 頑張っているのはよく見て分かるんですけれども、やはり授業日数を確保するために短縮授業で授業日数を確保するとか、そういういろんな方策をされているようなんですが、私は土曜日に、短縮授業をするよりは子供たちの心理的不安を解消するためにも、また現場の職員の苦労も解消するために土曜日に授業をするという案はないんでしょうかお伺いしたいと思います。
◎教育長(幸地政行君) 新型コロナの影響で学校の休業が行われて、8月31日から始まった2学期の学校をスタートする前から校長会等で時数確保についてどういう方策を立てるかを議論してまいりました。その中で、土曜日の授業もどうするかということで、非常に判断を迷いましたけれども、結果的には土曜日の授業は行わなかったと、今まではそういう結果になっています。その理由なんですけれども、まず週休2日制で大変もう定着していると思います。子供たちもスポーツ行事、習い事、あるいは家庭のイベント等組まれていると思うんですね。小中学生全員が一斉にこの休みだった土曜日に学習活動で学校に来るということの影響はやっぱり大きいものだというふうに思われます。ですから、その辺の非常にハードルが高いなということで、学校内の工夫で授業時数が確保できるという考えの下にそういう判断で、そういう結果になっております。幸いなことに、児童生徒の感染がなかったものですから、それによる学校休業ということはまだないので、引き続き感染予防に努めながら、2学期は終わっていませんけれども、2学期終了と、それと3学期に向けていきたいと思っております。
◆18番(徳元敏之君) これは校長会でそういう話が全然出なかったということでもあるんですか。土曜日はもうやらないという。それとも
教育委員会独自で、独自というか、その話を聞きながら
教育委員会が判断したということですか。土曜日、学習をやらないということは。
◎教育長(幸地政行君) 8月末の学校再開に向けて、数で言うと3回ほど、再開前に校長会等で話合いをしました。校長先生方の考えも聞きながら、それから校長先生方の下には、それぞれ教頭、教務主任、それから教職員がおりますので現場の声もよくあるんですね。やはりその意味では土曜日授業は、再開は難しいという声もありました。それもあってですね、その間、9月、10月も検討したんですけれども、今に至って学校内の空き時間での授業の展開、あるいは15分、15分、15分の3分割の時間を45分の時間数として授業展開を図るモジュールとかですね、その辺で授業時間の確保が出てきたので現在そういう状況にあります。要するによく話合いもして、結果として今の状況になったということです。
◆18番(徳元敏之君) 言っていることは分かるんですけれどもね、要するに現場でも詰めて詰めて、それで授業日数を確保している状況ですよね、たしかね。ある地域では多分土曜日出ているところもあるんですけれども、そういう地域の声は聞いたんでしょうか。
◎教育長(幸地政行君) まず最初に、やはり土曜日出ていないということで、学校現場における学校の取組等で、当初のところ、例えば登校した子供たちの体温を測ったり、マスクとか、それから授業の中でも新しい学校生活を子供たちとともに求められますので、その辺の大変さはあったものだと思います。それは徐々に、やっぱり慣れてきてできてきたというふうに思っています。ですから負担はないとは言いませんけれども、ありました。そして他のところでの土曜日は那覇市が実施していて、正確にその総括みたいな、どういう状況だったかというのははっきりと把握はしておりません。
◆18番(徳元敏之君) 要はですね、この話合いの中で誰が方針を決めるんですか。教育長ですか、それとも校長会の中での意見で決めるんですか。誰がリーダーシップを取るんですか、それを聞きたいんです。
◎
教育委員会指導部長(與那覇正樹君) 再質問にお答えいたします。 今回の場合は、基本的に子供たちの安全を確保するためにというものがございますので、各学校まちまちに対応してしまうといろんな弊害が出てくると思います。そこで校長先生方の意見も聞きながら、
教育委員会である一つの方向性は決めてということでさせていただいております。先ほどの土曜日の授業についても、校長会の中で実際問題点が出てくるのは、まず子供たちの負担という形で、今塾とか習い事とかをしているお子さんたちも土曜日とかいっぱいおりますので、そういった部分で幾ら休校期間中とはいっても、子供たちのストレスは今まで外に出られたのも友達と会えたのも、簡単に言うと心も体も本当に休めたかといったらそうでもなくて。だから逆にそういった定期的な休み、これまでの流れというんですか、通常のサイクルをそのまま子供たちの日常生活を取り戻すためにという形でやっております。それ以外に土曜授業で他市町で実施しているところはございますが、一番の問題は教員の振替という問題もあります。土曜日授業で出した場合に教職員をいつ振り替えて休ますかという形で、他市の場合は秋休みとかそういうふうなものがございますので、実際に子供たちは秋休みですけれども、教職員は出勤して研修を受ける日ですけれども、そこに振り替えてという方式を取っている市町もございます。あと1点は、給食の問題です。近隣都市も午前中授業をやるのが精いっぱいで午後は給食が提供できないというのがほとんどでございますので、そういった観点からも今学校で工夫している中で学びの保障をしていこうという形になっておりますので、そういった部分で御理解頂ければと思います。
◆18番(徳元敏之君) 十分分かっているんですけれども、最初、何というんですか、現場任せにしてしまうと大変おかしな状況が生まれるんじゃないかなということを懸念しました。しかし、今の話を聞いていると、現場の声も聞きながら、十分に考えながら土曜日の休日についてもやっているということですので、ぜひまた子供たちがコロナ禍の中で安心して、またこれからも学習できる状況をつくってほしいと思います。基本、土曜日出たとしても財政的な負担はないということですよね。ただ、土曜日出た日を休日に充てないといけないということで、それがまた大変な作業というか、今回もそういうことの話になっているということですよね。
◎
教育委員会指導部長(與那覇正樹君) 再質問にお答えいたします。 今、議員がおっしゃったように教職員の問題もありますけれども、子供たちの負担もございますので、いろんな総合的に勘案してという形で理解していただければと思います。
◆18番(徳元敏之君) 現場も大変だと思いますが、ぜひ
教育委員会も一緒になって頑張っていただきたいと思います。 コロナ禍の中で、特に観光がとんでもないぐらい打撃を受けているんですけれども、ひめゆりの塔が9・11、同時テロのときにも休んでいないのに、今回はずっと休業して、見ても分かるとおり大変な状況なんですが、これから経済対策について、観光業に対しての支援策はどういうものが考えられるのか、伺います。
◎
企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 観光業に対する支援策として、これまで国の臨時交付金を活用して、第6弾まで対策を講じているところでございます。特に観光業については、プレミアム商品券については観光客用も販売していますし、また、観光バスの事業社についてもいろいろと支援をしているところでございます。観光業については、国の支援策もございます。それも含めて今後、今うちの課のほうでもプロモーション事業等を含めて、できる限りの対策を講じているところでございます。
◆18番(徳元敏之君) ぜひ頑張っていただきたいと思います。いろんな事業をやっていることは分かるんですが、市の独自の支援策が、財政上の問題で見えないということなんですけれども、市独自の支援策というのも、財政的なものがかかるとは思うんですけど、それについて市独自の支援策は考えているのかどうかお伺いします。
◎
企画開発部長(徳元弘明君) 市の支援策という御質問ですが、非常に財源が厳しいわけですけれども、それで先ほども説明しました臨時交付金を活用しまして、市の単独事業として先ほどの事業、
貸切バス利用促進事業、あるいは観光商品創出モニター事業等々含めて今、市の独自の事業を講じているところでございます。
◆18番(徳元敏之君) 貸切バス事業でちょっと思い出したんですけれども、ゴルフカートみたいなもので市内を回るということなんですけれども、これは2種免許が必要なんじゃないでしょうかお伺いします。
◎
企画開発部長(徳元弘明君) 議員がおっしゃっているのはグリーンスローモビリティ導入事業のことだと思うんですが、これについては以前も質問がありましたが、ちょっと今、総合事務局のほうと確認しているところでございまして、市が主催する地域公共交通会議というのがございます。そこで承認が得られれば2種免許は必要ないということは聞いております。
◆18番(徳元敏之君) これは分からないんですけど、私が見たテレビの番組では、ちゃんと2種免許を取って運用している状況なんですけれども、これはしっかり確かめたほうがいいと思うんですけど、万が一また何か問題があれば困るので、ぜひ確認をしていただきたいと思います。 続きまして、市長の日程についてですが、私は、先ほど部長のほうから話があったんですけれども、この9月30日に東京に行くということは前もって分かっておりました。それで新聞を見たときに、なぜ事務調整と載せるのかなというふうに、大変疑問に思いました。これはですね、事務方のミスじゃなくて、それを載せるように指示した人がいるんじゃないかと思うんですけれども、それはどうですか。お伺いします。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午後4時46分) (再開宣告午後4時46分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◎
企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 市長は、先ほど答弁しました9月30日と10月1日に東京のほうに出張へ行っています。急に10月1日に西村経済再生担当大臣が糸満に来訪するということで、これは市長が行くという話で決めていたんですが、これを副市長に切り替えるかどうか、そういうのもありまして、新聞の掲載は事務調整ということでやっておりました。西村大臣が午後にお見えになるということもありまして、市長が東京から帰って時間に間に合うということで、市長が行った次第でございます。これはこの時点で、本来であれば県外出張ということで新聞には掲載すべきだったと思っております。
◆18番(徳元敏之君) 西村大臣が来るということも大体分かっていたんですけど、いや、私が言いたいのはですね、市長は選挙で選ばれた6万2,000人のかじ取り役でありリーダーなんですよ。それがですね、事務調整と載せないで堂々と東京出張で、ちゃんと秋野公造参院議員、そして金城幸盛市議と一緒に行くということも分かっているので堂々と載せればよかったのに、なぜそういう載せ方をしたのか疑問でたまらないんですけれども、どうですか。
◎
企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 先ほども答弁したんですが、ちょっとはっきりしない部分もありまして、できるだけ間違った情報は載せないということで、事務調整ということで新聞に掲載しております。確定するのが少し遅かったので、そのまま事務調整で載せてしまったということでございます。
◆18番(徳元敏之君) 東京出張は前から決めていることじゃないですか。だから東京出張と書けばよかったんですよ、西村大臣は後でやったとしても。普通ですよ、事務調整という、この新聞を読んだ市民はですね、沖縄にいるんだとしか思わないんですよ、絶対に。ですから私はいろんな有事があった場合に、市長はどこへ行ったんだといった場合に事務調整はどこでやっているんですかという質問になるんですよ。どうですか。
◎
企画開発部長(徳元弘明君) 先ほどの答弁にもなりますが、ただ……そうですね、これは事務的なミスでありましたので、今後このようなミスがないよう気をつけていきたいと思っております。
◆18番(徳元敏之君) 市長本当にですね、市長のスタンスとして、糸満市民のかじ取り役ということで、堂々と出張も行ってですね、糸満市のためになるのであればあちこちに行っていただきたいと思います。ぜひ堂々と行動し、すばらしい市長になってください。 以上で私の質問を終わります。
◆5番(菊地君子さん) こんにちは。本日最後の一般質問となります。みんなお疲れだと思いますが、元気よくまいりましょう。質問に入る前に、まず字句の訂正をお願いいたします。件名1の小項目3、鉱山は「県」のとありますけれども、これを「国」に直していただきたい。小項目4の「平和祈念公園」としていると思いますが、平和自然の森公園というふうに訂正頂きたいと思います。ごめんなさい。平和創造の森です。間違えました。「平和創造の森公園」に直してください。よろしいですか。それでは一般質問に入っていきたいと思います。 沖縄戦跡国定公園は、全国唯一の戦跡公園であり、今でも戦没者の遺骨が回収されている地域である。数万の戦没者が最期を迎えた場所とされています。恐らく、私の祖父もこの地のどこかに眠っていると思います。戦後、遺骨を見つけられなかったことを亡くなった祖母も父もいつも悔やんでいました。遺族年金は要らないから命を返してほしいと、犠牲者が眠るこの地の岩ずりが基地建設に使用され、二度と見つけることができなくなる海の底に沈められようとしていることはとても我慢ができません。憤りすら感じています。それでは通告に従い質問を行います。件名1、市内の採石場について。小項目1、全ての採石場は、許可申請がされているのか伺う。 小項目2、露天掘りがされているが、切り立った断面は垂直になっているのがほとんどだと思うが施業案との関係について伺う。 小項目3、戦跡国定公園内の全ての鉱山は国の許可を受け、この許可基準を満たしているのか伺う。さらにこの地域には、まだまだ多くの遺骨が眠っていると言われています。市長の認識を伺います。 小項目4、熊野鉱山について。ア、自然公園法の保護区分は何か、また公園法に基づく届出はされているのか伺う。イ、平和創造の森公園と境界を接していると思われますが影響はないか伺う。ウ、鉱山の規模は把握しているか伺う。エ、基盤整備促進事業が実施された地区だと認識しています。基盤整備促進事業の目的及び事業が施工された年度について伺う。オ、現地はかんがい設備がされた農地だと認識していますが、鉱山用地に改変され樹木が伐採されているが、法的にどういう手法がされているか伺う。 件名2、(仮称)糸満市物流団地等造成事業について。前市政で計画されたこの事業計画の後、現在はコロナ感染症の影響で経済発展にも支障を来していると思います。大規模な物流団地が本当に必要なのか、費用対効果も再検討すると同時に、環境への影響もしっかりと調査することを求めるものであります。そこで、小項目1、団地等となっております、(仮称)糸満市物流団地等、「等」となっているが、今後どのような計画になっているか、進捗状況も含めて伺う。 小項目2、環境影響について調査が必要だと思うが、認識を伺う。 小項目3、市内の中学生が長年真栄里海岸の貝類の研究調査で大きな成果を上げているのを知っているか伺う。 こども医療費の無料化は議員になる前から一人の母親としても署名を集め、議員になってからも求め続けて実現をさせ拡充を求めてきました。今回は、県が中学卒業までの通院の無料化を進めるとの方針を出しています。そこで伺います。件名3、こども医療費の拡充について。小項目1、沖縄県の方針どおり実施をし、本市においては現物給付を求めるが見解を伺う。 件名4、介護保険事業について。2000年からスタートした介護保険制度は3年ごとに保険料や制度の見直しがされてきました。保険料は有無を言わさず年金から天引きをするという特別徴収がされています。社会全体で介護を支え、福祉サービスを選ぶことができるとのうたい文句で始まりましたが、現実は厳しく、サービスを利用するのに老人福祉法の下では無料で提供されていたサービスまでもが利用料金が発生し、お金がないからサービスを受けないというケースもあります。そこで小項目1、2021年は保険料等の見直しがあると思うが、保険料や利用料の減免及び引下げについて伺う。 小項目2、介護保険制度の対象者の数、納入状況(滞納者数)、減免制度活用状況について伺います。 件名5、ジェンダー平等について。ジェンダー平等が当たり前の社会となることが大変重要であります。ところが現実はまだまだほど遠いものがあります。今議会においてはDVに焦点を当てて質問を行います。小項目1、コロナ感染症の影響で、DV被害が増えていることが言われておりますが、本市の実態と今後の対応について伺います。 あとは質問席からの再質問とさせていただきます。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午後4時57分) (再開宣告午後4時58分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◎市長(當銘真栄君) 菊地君子議員御質問、件名3、こども医療費の拡充について。小項目1、沖縄県の方針どおりの実施及び現物給付の導入についてお答えをいたします。 こども医療費助成事業については、沖縄県の方針を踏まえて、2022年4月から通院対象年齢を中学生まで拡充する予定であります。次にこども医療費の支払い方法については、医療機関での窓口無料化となる現物給付を導入することにより、子育て世代の負担軽減及び受診控えの解消につながるものと考えております。しかし、こども医療費の現物給付を導入することにより、国において国民健康保険の国庫負担金を減額するペナルティー措置を講ずることから、庁内の関係部署での協議を踏まえて、支払い方法を決定してまいります。 残りの御質問につきましては、関係部長より答弁させていただきます。
◎経済部長(兼城浩康君) 御質問、件名1、市内の採石場について。小項目1から3までについて順にお答えします。 小項目1、全ての採石場は許可申請がされているかについては、沖縄総合事務局に確認したところ、市内には18か所の採掘場があり、全て認可がされているとのことであります。 次に小項目2、露天掘りで切り立った断面が垂直になっているが、施業案との関係については、沖縄総合事務局に確認したところ、鉱業法に基づく施業案認可では70度以内の傾斜をつけることになっているとのことです。 次に小項目3、戦跡国定公園内の全ての鉱山は国の許可を受け、この許可基準を満たしているかについては、沖縄総合事務局に確認したところ、現在、沖縄戦跡国定公園区域内においての鉱山については、許可基準を満たしていることから施業案の認可を受けているとのことです。 次に御質問、件名1、市内の採石場について。小項目4、熊野鉱山について。イからオについて順にお答えします。小項目4、イ、平和創造の森公園と境界を接していると思われますが影響はないかについては、沖縄総合事務局に確認したところ、施業案認可の中で安全対策を取るよう明記されていると伺っております。 次にウ、鉱山の規模は把握しているかについては、沖縄総合事務局に確認したところ、施業案には面積の表記がないとの回答でしたが、同採掘業者から沖縄県に出された沖縄県赤土等流出防止条例第6条の規定に基づく届出受理通知書にて確認したところ、面積は1万1,013平米となっております。 次にエ、基盤整備促進事業の事業実施の目的につきましては、沖縄本島南部土地改良区を平成7年度に設立し、国営かんがい排水事業として建設した地下ダムにより農業用水を確保し、恒常的な干ばつ被害の解消と、安定した都市近郊型の農業経営を図ることを目的としております。当該鉱山の近隣には基盤整備促進事業として整備された米須西地区が隣接していると認識しており、米須西地区における事業施工年度は、平成10年度から平成14年度で実施された地区であります。 最後にオ、鉱山用地に改変され樹木が伐採されているが法的にはどうなのかについては、森林法に基づき市からの確認通知を待たずに樹木の伐採を行っていたことから、業者へ連絡し、伐採を中止させております。
◎福祉部長(平田徳明君) 御質問、件名1、市内の採石場について。小項目3、戦跡国定公園地域にはまだまだ多くの遺骨が眠っていると言われていることに対しての認識についてお答えいたします。 小項目3、戦跡国定公園地域にはまだまだ多くの遺骨が眠っていると言われていることに対しましては、戦没者遺骨収集情報センターの情報によりますと、平成31年3月末現在、沖縄県内で2,849柱が未収骨となっております。しかしながら、これらの情報により戦跡国定公園のどの地域にいまだ収骨されていない遺骨があるというのは分からない状況であり、今後も遺骨収集は国の責務において取り組んでいくものと認識しています。 件名4、介護保険事業について。小項目1及び2についてお答えいたします。小項目1、保険料の減免対象者は、災害や長期入院、失業等により納付が困難となった方、保険料段階が第2、第3段階の方で収入や資産等の状況により要件を満たす方などであり、今年度については
新型コロナウイルス感染症の影響により、収入が減少した方も対象となっています。利用料については、居宅介護サービス費等の額の特例や介護保険サービスに係る利用者負担額の減免制度事業において、負担額の軽減を図っています。介護保険料の引下げについては、現在、第8期介護保険事業計画を策定中ですが、各サービス費を推計して介護保険料の算定を行う必要があり、策定委員会において適正な金額の設定を図ってまいります。 小項目2、介護保険制度の対象者の数、納入状況、減額制度活用状況については、平成31年度末の第1号被保険者数は1万3,009名、滞納者数は471名、保険料減免者数は1名となっております。令和2年度につきましては、11月末の第1号被保険者数は1万3,348名、11月末までを納期限とした滞納者数は649名、保険料減免者数は17名となっています。 御質問、件名5、ジェンダー平等について。小項目1、コロナ禍の影響によるDV被害の実態についてお答えいたします。小項目1、コロナ禍の影響によるDV被害の実態について。令和元年度と令和2年度の相談件数及び相談内容を比較したところ、コロナ禍の影響による増加はないものと考えております。配偶者からの暴力に関する相談については、警察や配偶者暴力相談支援センター(女性相談所)と、生活困窮の相談については社会福祉協議会や糸満市くらしのサポートセンターきづき等の関係機関と連携し対応しております。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午後5時09分) (再開宣告午後5時11分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◎福祉部長(平田徳明君) 先ほど私の答弁で、件名4、介護保険事業についてのサービスに係る利用者負担額の減免制度事業というところを、減額と答弁しましたので、減免に訂正をします。それから……。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午後5時12分) (再開宣告午後5時12分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◎福祉部長(平田徳明君) 訂正します。 利用者負担額の「減免」と言ってしまったのを「減額」の制度事業の誤りでした。それからもう一つ、小項目2の介護保険制度利用者の数、納入状況の減免制度活用を「減額」と言っていたのを、「減免」に訂正します。以上です。
◎経済部長(兼城浩康君) 文言の追加をお願いいたします。件名1、小項目4、熊野鉱山についてのエの部分ですが、追加でお願いをいたします。これの7行目の当該鉱山の近隣にはの前に……、初めから読みましょうね。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午後5時13分) (再開宣告午後5時13分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◎経済部長(兼城浩康君) 再度答弁いたします。 御質問、件名1、市内の採石場について。小項目4、熊野鉱山について。イからオについてお答えします。小項目4、イ、平和創造の森公園と境界を接していると思われますが影響はないかについては、沖縄総合事務局に確認したところ、施業案認可の中で安全対策を取るよう明記されていると伺っております。 次にウ、鉱山の規模は把握しているかについては、沖縄総合事務局に確認したところ、施業案には面積の表記がないとの回答でしたが、同採掘業者から沖縄県に出された沖縄県赤土等流出防止条例第6条の規定に基づく届出受理通知書にて確認したところ、面積は1万1,013平米となっております。 次にエ、基盤整備促進事業の事業実施の目的につきましては、沖縄本島南部土地改良区を平成7年度に設立し、国営かんがい排水事業として建設した地下ダムにより農業用水を確保し、恒常的な干ばつ被害の解消と、安定した都市近郊型の農業経営を図ることを目的としております。当該鉱山は基盤整備促進事業の整備地には含まれておりませんが、当該鉱山の近隣には基盤整備促進事業として整備された米須西地区が隣接していると認識しており、米須西地区における事業施工年度は、平成10年度から平成14年度で実施された地区であります。 最後にオ、鉱山用地に改変され樹木が伐採されているが法的にはどうなのかについては、森林法に基づき市からの確認通知を待たずに樹木の伐採を行っていたことから、業者へ連絡し、伐採を中止させております。
◎
企画開発部長(徳元弘明君) 御質問、件名1、市内の採石場について。小項目4、熊野鉱山について。ア、自然公園法の保護区分と公園法に基づく届出の有無についてお答えいたします。 熊野鉱山については、沖縄戦跡国定公園内の普通地域に位置し、事前に県知事に届け出る必要があります。届出をする場合、市を経由し、県知事宛てに副申することになりますが、現時点において届出はありません。なお、事業者は届出に向け、県や市と事務レベルでの調整を行っております。
◎建設部長(大城拡君) 御質問、件名2、(仮称)糸満市物流団地等造成事業について。小項目1から3までについて順にお答えいたします。 小項目1、団地等になっているが、今後どのような計画になっているか、進捗状況も含めて伺うについては、糸満市物流団地等造成事業については、物流に加え様々な産業の事業用地として、土地区画整理事業で実施するための法手続を行っております。 小項目2、環境影響について調査が必要だと思うについては、本事業につきましては、沖縄県環境影響評価条例に基づく環境アセスメントの手続の中で、現在は環境影響評価方法書を作成し、知事意見聴取を行っている段階であります。 小項目3、市内の中学生が長年真栄里海岸の貝殻の研究で大きな成果を上げていることを知っているかについては、令和2年10月11日、本事業の環境影響評価方法書の市民説明会を開催した際に御本人が参加されていました。また、同説明会においても積極的に質問もされ、意見書も提出していただきました。現在、その意見書も含め、沖縄県知事に提出しております。
◆5番(菊地君子さん) 冒頭でも申し上げましたが、本当にね、あそこに眠っているいまだにある遺骨が二度と見つけられないような海底に沈められるというのはとてもこれは、あの戦争で犠牲になった多くの皆さんに対する冒涜だと私は思います。そして、ガマフヤーの具志堅さんにお話を伺いましたら、普通の石灰石と遺骨はほとんど見分けがつかない。専門家でないと見分けがつかないと言っているわけですね。国も方針を出していますよね。国は、8年間にわたってその戦没者の遺骨収集の推進に関する法律というものまでつくって、2016年に施行されて、さらに2016年から8年間を集中実施期間として計画的に、かつ効果的に必要な策を講じるということになっているんですよ。あの地域が、まさに私はそういうふうな地域、ガマフヤーの具志堅さんの話では、森林地帯、緑地帯がまさに遺骨が眠っている地域だということであります。このことについてもう一度見解を伺います。埋立てに使われるということについてどのような認識でしょうか。
◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 先ほども答弁しましたが、戦没者遺骨収集情報センターの情報によりますと、県内で2,849柱の未収骨があると言われています。その国定公園内の場所については特定はできないんですが、いまだ収骨されていない遺骨があるということで、今後も遺骨収集については国の責務において取り組んでいくものと認識をしているところです。
◆5番(菊地君子さん) あの熊野鉱山の石灰岩のすぐ下のほうからも遺骨が既に出ているんですよ。それをガマフヤーの具志堅さんは見せてですね、どっちが遺骨か分かりますかと、見分けがつきませんよということで新聞にも載っておりました。これについて、本当にあの地域には眠っているんですよ。その認識をもう一度伺いたい。
◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えします。 まだ未収骨の遺骨があるということについては、先ほども答弁しましたが、遺骨収集については国の責務において取り組んでいくものと認識しているところです。
◆5番(菊地君子さん) この間の新聞報道で、糸満市の実施予定の第5次総合計画の中で基本構想の意見募集をしているパブリックコメントの中で、基本構想の中の第7節の土地利用の基本方向で戦争遺構等の保全・活用という項目が設けられる見込みとなっているんですけれども、全て国、県に投げるんですか。市としてはこのことについてどのように認識しておられますか。
◎
企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 議員おっしゃるように、現在、第5次糸満市総合計画、この基本構想を策定している段階でございます。それで12月7日から1月6日までパブリックコメントを求めているところでございますが、今回、第7節土地利用の基本方向というのがございます。その中で、第4次まではなかったんですが、第5次において、戦争遺構等の保全・活用という項目を今追加する予定でございます。その項目を少し読み上げたいと思います。「第二次大戦における日米両国の激戦地、沖縄戦終焉の地である本市は、ガマを代表とする戦争遺構や慰霊碑・塔が多く存在し、市域の多くが沖縄戦跡国定公園に指定されるなど、保全の必要性が示されています。戦争の記憶の継承が人からモノへ変化する中で、悲惨な戦争の教訓を後世に伝える「物言わぬ語り部」の役割は一層重要となることから、戦争遺構等の保全・活用を図ります」という条文を、土地利用を加えさせているところでございます。基本構想ができまして、基本計画というのを策定いたします。その中で具体的にどういう方向で市の方向性を示せるか検討していきたいと考えております。
◆5番(菊地君子さん) この間の暁議員の質問に答えた副市長は、新たな総合計画を策定中で、その計画の中に何らかの形で盛り込めないか、遺骨収集についてですよ、盛り込めないか議論しているということでしたので、盛り込めるのかどうかもう一度伺います。
◎副市長(神谷和男君) 再質問にお答えします。 遺骨収集については、国の責務で実施していただくことが基本だと思っています。市としては、市の土地利用の中でその戦争遺構等の保全・活用を考えるという流れを述べさせていただきたいと思います。それで当然保全するという考え方が示されれば、例えばガマであれば、ガマの中に遺骨があれば、その収集などについても一定程度のお手伝いができるのかなというふうに考えております。
◆5番(菊地君子さん) 市内のあちこちで本当に遺骨がどんどん見つかっているというのが現状でありますので、やっぱり土地利用計画ももうのべつくまなくどこでも掘ってもらってもいいということではないと思うので、しっかりと市も検討していただきたいと思います。 それから市内の採石場について。小項目2の中で施業案の中では70度の傾斜、これね、出されていると思うんですよ、施業案の中で。ところが現実的には何十メートルもの高さで垂直に切り立っていて、その隣の土地の所有者、誰がここを歩いてもいいわけですね。転落したら一巻の終わりというのが現在の、柵もされていなければ野放しになっているというのが特にその露天掘りの場合そう。それで70度の傾斜がつけられているところ、私なんかこれまでもう十何か所とずっと何日もかけて調査して足運んで見てきましたが、どこも断崖絶壁なんですよ。この施業案については、総合事務局だとおっしゃると思うんですけれどもね、でもこれについて市は黙って見ているだけなんですか。市民の安全を考えるという立場からどうにかしないといけないと思うんですが、どうでしょうか。
◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 先ほど伊敷郁子議員にも答弁しましたが、この辺は現場を確認しまして、総合事務局、または那覇産業保安監督事務所のほうに申立てをしたいという考えをしております。
◆5番(菊地君子さん) 私たち調査を実際にしてきたんです。写真もいっぱい撮ってきました。どこも70度というのを守っていないんです。これが実態です。総合事務局、監督事務所、回っているとか、調査しているとか、点検しているということを言っていませんか、どうですか。
◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 議員がおっしゃるような回答が返ってきております。
◆5番(菊地君子さん) そうなんですよ。総合事務局も監督事務所もそういうふうにしか答えないと思います。だけど、現実的には施業案がきちんと守られていないというのが実情なんですね。そうであるならば、ちゃんと管理できないところにそのまま丸投げするのではなくて、糸満市としても何とか対策、調査なりする必要があるんじゃないですか。もう一度伺います。
◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 鉱業法の施業案につきましては、市のほうに通知が届かないということから各個別法、条例、要綱等も手続がなされていない現実があることから、そういった今の違法な行為も含めて対応するためにも、総合事務局にはそういった通知を糸満市にはお願いしたいというふうな申出は今月12月3日に申し立てておりまして、やはり情報が糸満市にないことからこういった把握ができないというふうな問題を解決したいということで申出は行っております。
◆5番(菊地君子さん) そのことに対する回答はまだありませんか。
◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 その場の返答では持ち帰って検討するというような回答でございました。
◆5番(菊地君子さん) 持ち帰って検討したけれども、何も返事がない場合はどうするんですか。
◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 その後の対応をまだ市の中でも調整しておりませんので、今後調整をしていきたいと考えております。
◆5番(菊地君子さん) 施業案をしっかりと守らせる、絶壁のまま放っておくんじゃない。ところどころ絶壁になっているところに、転落注意と書いてあるところもあるんですよ。その採掘されたすぐ横に転落注意と書いてあるんですよ。そういうことが許されていいのかということなんですよね。市民の安全、命に関わるような大事な問題です。転落注意という看板を書くぐらいだったら最初から70度、施業案どおりちゃんとやれよというのが私どもの意見です。これは市が、市民の命を守るという立場、観点からしっかりと逃れられないように総合事務局にしっかりと申入れする必要があると思うんですが、市長を先頭にやるべきだと思います。どうでしょうか。
◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをします。 議員のおっしゃるとおり安全第一が一番ですので、この辺、もう一度内部で調整を行っていきたいと考えております。
◆5番(菊地君子さん) 行政が果たさなければならない役割は、まず住民の命、財産を守る、ということですよね。そういう立場から言えば、幾ら総合事務局が上で、上下の関係だとかということではなくて、市民の命を守る立場からしっかりと対応するということが私はとても大事だというふうに思います。 先ほど私が、現地はかんがい設備が整備された農地だと思うというふうに言ったのはですね、お墓があります。お墓がありますね、隣接してあの通りに。通りの内側、要するにこの地域に総合事務局のかんがい施設……水を、はいはい。それがあるんですよ。墓に行く道のすぐ内側にあるんですよね。だから私はあれを見て、この土地は将来農業用地だからここまでかんがい施設を設けたのかなと思いました。さらにその下のほうの畑のところにもその設備があります。それは全部50メートル以内ですね。そういうことからすれば私はこれは鉱業法の第64条から見てどうなのかなという思いがあったので、私の認識も書いておきました。どうなんでしょうか。
◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 議員のおっしゃるとおり、この対象施設、ボックス、そして地下ダムの地下水の停滞、これにつきましては第64条の対象になる施設だと認識もしておりまして、業者のほうも呼びまして、この手続を促しておりまして、まだ書類のほうは提出がされておりません。
◆5番(菊地君子さん) 本当に第64条にそぐわないようなところがいっぱいあるんですね。今、土が埋められて、道路が砂利で埋められていたのが、農地というか、赤土が入っていますよね。もともとダンプや重機が乗り入れしたところです。それについてはどのように認識していますか。経緯についても伺います。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午後5時35分) (再開宣告午後5時35分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 議員のおっしゃるのは農地法の第3条で取得した農地の入り口だと確認して、現場も確認をしております。側溝の中に赤土が溜まっている状況、これにつきましては、周辺の側溝についても溜まっている状況がございまして、管理不足のところが見られます。あとは側溝の損傷でございますが、確かに少し割られている状況も確認されましたが、今回の重機の移動とかで割られているのかは確認されておりません。
◆5番(菊地君子さん) 今、側溝については聞いていないんですけれども。その上の熊野鉱山に通ずる道が、土砂がやられていたのが今農地に変えられていますよね。その経緯について伺ったんです。でも側溝の話が出ましたので、あの側溝は重機が通ったりしたからこそ、ああいうふうな状況になったと思うんですね。その原因が追及できたら、業者にこれの回復を求める必要があると思うんですが、以上答弁をお願いします。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午後5時36分) (再開宣告午後5時36分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 まずは1つ目の、農地の経緯でございますが、新聞報道にもございましたが、農地につきましては、農業生産法人が農地法第3条で取得した農地でございまして、これを農地以外の形態で今回使用したということが判明したため、農業委員会が指導しまして、原状回復させたという経緯でございます。また2点目の損傷につきまして、この損傷が重機によるものとはっきりした場合には、そのほうを原状回復の調整を行いたいという考えです。
◆5番(菊地君子さん) その畑に農地法で引っかかったということでやっていますけれども、なぜあそこに立入禁止となっているんですか。農業委員会が立てたんですかね。
◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 農業委員会が設置はしてございません。鉱山業者ではないかと考えております。
◆5番(菊地君子さん) 業者にそのような資格があるんですか。ここに立入禁止と、隣は農地ですよ。
◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 農地につきましては、個人の所有でございますので、市のほうから、これはですね、まだ申し上げられないかなと考えております。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午後5時38分) (再開宣告午後5時39分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◆5番(菊地君子さん) 熊野鉱山についてですけれども、一度は第24条で申請を、糸満市が鉱業法の第24条において協議をして、ここはそぐわないという結論を出しているというのは間違いありませんか。
◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えいたします。 さきに浦崎議員の答弁にもお答えしましたが、糸満市が県に出した意見書の4ページの中の最終の部分で農業の振興をする上でも鉱業の実施には反対であるというふうな意見はしております。
◆5番(菊地君子さん) じゃあですね、鉱業法の第24条で、現地立会いの下で条件付同意がないと駄目だと、市がどちらかが認めない場合、必ず不同意があった場合には修正でもう一度申請をし、再協議しなければならないとなっているんですけれども、その再協議はあったんでしょうか、伺います。
◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをします。 再協議につきましてはなかったものと考えております。
◆5番(菊地君子さん) 本当に鉱業法の第24条すら守られていない。そしてこれについて糸満市も含めて国、県ですね。この第24条をどう見るかということはしっかりと今後、この法律の下にしっかりとした手続をやること、それを求めたいと思いますが、その意思について伺います。
◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 この第24条の取扱いも含めまして、鉱業権につきましては今後課題として、内部で調整をしていきたいと考えております。
◆5番(菊地君子さん) そしてですね、あの熊野鉱山のすぐ隣には、いろいろな施設があるというのは御存じですよね。お墓もあります、そのかんがいの設備、それはさっき公共の施設だと言いましたけれども、それもあります。それから名前が出てこない、塔があるんですよね。ちょっと休憩お願いします。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午後5時42分) (再開宣告午後5時42分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◆5番(菊地君子さん) 有川中将以下将兵自決の壕というのもすぐそこに隣接してあるわけですよ。東京之塔もあります。平和創造の森公園もあります。これらは私はこういうところをいじってはいけないと思うんですけれども、これについてはどういうふうに認識をしておられますか。これで行くとですね、第64条できちんと許可をもらわなければならないのではないかというふうに思うんですが、どうでしょうか。
◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 この鉱業法第64条の対象となる施設、50メートル以内となりますが、これが対象となる施設につきましては管理人、または管理庁の承認を得ていく必要があると考えております。
◆5番(菊地君子さん) すぐ近くにある門中の墓があるんですけど、このお墓を利用している皆さんが、あの工事の最中に来て、こんなにうるさかったらうちの先祖がということで苦情を呈していたらしいんですよね。そういうことでいろんな、この周辺地域の管理者の同意をしっかり得なければならないというのがこの第64条だと思っているんですよ。市も当然です。それについてはどういうふうに認識していらっしゃいますか。
◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 近くの門中墓のことは確認をしておりまして、この事業者と門中墓の方々も話合いをしていることも確認をしております。それぞれの各施設、対象となる施設が第64条の手続がどうしても必要になると考えております。
◆5番(菊地君子さん) それでですね、今ある熊野鉱山ですね、農地の変換ができないということで出入口が今ないような状況なんですけれども、そこに通ずる有川中将の塔に通じる里道があるんですけれども、あそこは利用できるんですか、どうですか。
◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 議員がおっしゃる里道は市の管理里道だというふうな認識を持っておりまして、それにつきましては正式には申請がないことから、まだ内部のほうで調整はしておりません。
◆5番(菊地君子さん) 多くの市民、そして島ぐるみの皆さんも、あそこを掘るということについて大きな懸念を持っているわけですよね。ですから、その里道の通行許可、許可申請が出たら認める認めないは市が判断するんですよね。これについて市長は今後どのように対応したいというふうに認識していらっしゃいますか、伺います。
◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 市のほうの管理の財産でございますから、市の判断でございますが、市の里道に関する規則等がございますので、それを鑑みながら判断していきたいと考えております。
◆5番(菊地君子さん) 市長に伺います。 市長の市政として、この里道がその土砂搬出のための工事用の車両の出入口に使われるということについて、市長、どのように思いますか。市長に伺います。
◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 繰り返しになりますが、市の里道に関する規則等を見ながら、慎重に判断していきたいと考えております。
◆5番(菊地君子さん) ということはですね、許可する可能性もあるということですか、伺います。
◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 現時点においては、できるできないの判断ができない状況でございます。
◆5番(菊地君子さん) あの里道は使われることは絶対あってはならないというふうに思います。それで例えば、有川中将の娘さんたちが戦後50年の節目のときにあの塔を建てたんですよ。そして永代供養をしてもらうための管理も既に委託をしているんですね。そういう地域、その塔の前をですよ、土砂を運ぶ車が通るということはとても我慢できません。これについて、やっぱり市が平和の発信地の市長としてしっかりと検討していただきたいというふうに思います。次に移ります。 件名2、糸満市物流団地の造成についてでありますけれども、上原さんの業績も、功績も認めているということでしたので、すごい業績を上げている子なんですね。もう何年にもわたってあの真栄里海岸の貝について生態も含めてですね、ずっと調査をして、第64回科学研究賞だったかな、何か発表して、そこで優秀な成績を収めているんです。つい最近ですよ。それでその真栄里海岸に広大な物流団地ができたときに、水の、排水、下水、どうなるんだろうということで不安の声があります。これについてはどうなんでしょうか。環境保全の立場からお答えください。
◎建設部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 先ほども答弁しましたが、去る10月11日に御本人が見えまして、真栄里海岸には貴重であるべき貝が多数存在することと、工事により土砂の流出が懸念されるので、排水や雨水処理等を配慮し、できる限り最大限保全してほしいとの意見内容でございました。その中において、市といたしましても、工事の土砂の流出については、沖縄県赤土等流出防止条例にのっとりまして適切に管理を行い、供用時におきましては、本地区の排水については下水道、インフラの整備を行いまして汚水処理も行うため、直接区域外へ排水を行わないようにする方向で今検討しております。
◆5番(菊地君子さん) それでですね、大規模ですよね。大規模。費用対効果については本当に物流団地等となっていますけれども、それでやっていくとすれば今のコロナ禍の下で多くの企業が経営難を抱えているという状況の中で、前市長が計画した、あの計画どおりに広大な開発を進めるおつもりですか、伺います。
◎建設部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 現在、基本設計を行っておりまして、内容につきましては、現在の街路等の都市施設や排水等の設計を行っている。その中には議員もおっしゃった費用対効果を含めて行っております。これが令和3年の3月末に完了予定でございます。それをもって速やかに市長同行の下、地域説明会、住民説明会を行っていく予定でございます。
◆5番(菊地君子さん) 慎重に計画をして、住民の皆さんにも納得できるように説明していただきたいと思います。 次にこども医療費についてでありますけれども、国保についてもこれまで減免制度をやるとペナルティーがあるとかありましたよね。でも、今度のこのペナルティーというのは私、大した金額ではないと思うんですが、皆さんどのように算出していらっしゃいますか。
◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 関係機関からの情報を参考に試算したところ、最大で700万円の国庫負担金の減額を見込んでおります。
◆5番(菊地君子さん) 今最大でしたね。幾らから幾らの範囲ですか。
◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 今、金額をはじき出したのは那覇市の試算額を参考にした金額ですので、幅については、今持ち合わせておりません。
◆5番(菊地君子さん) 財政難は分かります。でも、今子供たちの貧困の問題を言われて、その親も、保護者も本当に生活が困窮しているという状況があるわけです。そういう中で子供の医療費が無料になるんだってと、早速私に電話の問合せがありました。多くの市民の皆さんがこれは歓迎しております。そしてぜひ、現物給付にしてほしいと電話でもありました。糸満市においてですね、ペナルティーだ何だじゃなくて、現物給付という形で考えていただけないでしょうか、もう一度答弁を求めます。
◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 庁内の関係機関での協議を踏まえて、支払い方法についてはやっぱり協議を、財政に関わることですので協議をしていきたいということであります。
◆5番(菊地君子さん) ぜひね、市民の皆さんの要求に応えてほしいと思います。 次に介護保険事業についてでありますけれども、減免制度の活用状況がわずか17人、平成31年においては1名というふうに伺っております。これはこの制度、住民の皆さんにしっかりと周知徹底されてのこの利用状況でしょうか、伺います。
◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 減免制度については、平成31年については滞納者も含めて減免の数が1人ということで、少ないということですが、1号の被保険者については所得が低い分、減免の申請者が少なくなっていると。今年につきましては、新型コロナ関係でこの減免の制度を活用している方がいるので、今のところ17名になっているということです。
◆5番(菊地君子さん) この減免制度を実現するために私、議会の中で何度も取り上げて、やっと実現をさせた制度なんですけれども、今滞納者が649名、470……増えているんですね。この滞納者についてサービスはどのようになりますか、伺います。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午後5時56分) (再開宣告午後5時58分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 滞納するとサービスが受けられなくなるんじゃないかなという御質問ですが、今、利用者の負担が1割ということですが、2年間滞納すると3割になる。サービスは受けられるということ。以上です。
◆5番(菊地君子さん) 介護保険料も納めきれなくて、納めきれないからサービスを利用したときには3割になるということは受けられないというのと一緒なんですよ。保険料すら納められないのに利用料が払えないということで3割を負担せよというのは無理な話で、これについて減免制度をしっかりと実施してほしいことを求めます。 それからDVについてですが、最後に沖縄県も計画はしっかりと策定しているようです。県とも相談しながら進めていただきたい。このことを要求して質問を終わります。ありがとうございました。 ――――――――――――――――――――――――――――――
○議長(大田守君) 以上で本日の会議を終了いたします。 (散会宣告午後5時59分)...