糸満市議会 > 2020-12-17 >
12月17日-04号

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  1. 糸満市議会 2020-12-17
    12月17日-04号


    取得元: 糸満市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-04
    令和2年第8回糸満市議会定例会会議録令和2年12月17日出席議員 20人1番 玉 村   清 君    2番 金 城   悟 君3番 上 原   勝 君    4番 浦 崎   暁 君6番 伊 敷 郁 子 さん   7番 国 吉 武 光 君8番 金 城   敏 君    9番 新 垣 勇 太 君10番 金 城 一 文 君    11番 玉 城 安 男 君12番 玉 城 哲 郎 君    13番 金 城   寛 君14番 高 江   靖 君    15番 西 平 賀 雄 君16番 大 城 明 弘 君    17番 金 城   敦 君18番 徳 元 敏 之 君    19番 金 城 幸 盛 君20番 新 垣 安 彦 君    21番 大 田   守 君欠席議員 1名5番 菊 地 君 子 さん 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は次のとおりである。   市長     當 銘 真 栄 君    副市長    神 谷 和 男 君   教育長    幸 地 政 行 君    総務部長   福 元 信 美 さん   企画開発部長 徳 元 弘 明 君    市民健康部長 島 根 辰 也 君   福祉部長   平 田 徳 明 君    経済部長   兼 城 浩 康 君   建設部長   大 城   拡 君    水道部長   伊 敷   勝 君   消防長    福 元   毅 君    教育委員会  阿波根 庸 伸 君                       総務部長   教育委員会  與那覇 正 樹 君   指導部長本日の議事日程 日程第1 一般質問   ――――――――――――――――――――――――――――――                              (開議宣告午前10時00分) ○議長(大田守君) これより本日の会議を開きます。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守君) 一般質問を行います。質問通告書により、順次質問を許します。 ◆17番(金城敦君) おはようございます。それでは一般質問を行います。 件名1、農業行政について。小項目1、糸満市内での蜜蜂飼育の現状を伺う。 小項目2、蜜蜂飼育の法令の手続を伺う。 小項目3、マンゴー農家の花粉交配や個人の趣味で飼育するときでも届出が必要か伺う。 件名2、教育行政について。小項目1、糸満市立学校給食センター整備の進捗状況を伺う。 小項目2、給食センターの広域化の考えがあるのか伺う。 件名3、文部科学省への要請について。小項目1、市指定民俗文化財のミーカガン及び製作具一式の国重要有形民俗文化財指定文部科学省への要請の内容を伺う。 小項目2、市指定史跡南山城跡国史跡指定世界文化遺産登録支援要請の内容を伺う。 件名4、市長の選挙公約と政治姿勢について。小項目1、市長は市民に南部病院の撤退阻止の取組を約束したが、取り組んでいるのか伺う。 小項目2、市長は南部病院跡地ウェルネスリゾート産業の誘致を約束していますが、撤退阻止と整合性が取れるのか伺う。 以上、演壇では終わりまして、あとは質問席で質問をいたします。 ◎市長(當銘真栄君) おはようございます。金城敦議員御質問、件名4、市長の選挙公約と政治姿勢について。小項目1、市長は市民に南部病院の撤退阻止の取組を約束したが、取り組んでいるのかについてお答えいたします。 市民から、南部病院移転に関する不安の声や移転を再考してほしいとの声があったことから、友愛会へ移転を考え直してほしい旨、お願いをいたしました。既に移転については県保健医療部県病院事業局との間で合意され、南部地域医療圏で決定されている等、これまでの経過についての説明を受け、移転阻止は難しい段階でありました。友愛会からは、幹線道路の整備により病院までの移動時間も短縮されており、これまでどおり市内において在宅訪問事業や病院までの送迎バスも継続されるなど、移転後も糸満地域の健康を守り十分な医療提供を行っていただけるとのことでありました。 続きまして小項目2、市長は南部病院跡地ウェルネスリゾート産業の誘致を約束しています。撤退阻止と整合性が取れているのかについてお答えいたします。市内の医療体制の充実を最優先に考え、南部病院の存続に取り組み、それが厳しければウェルネスリゾート産業の誘致を県に提案しようと考え、二段構えで取り組んでいこうというものであります。 その他の御質問につきましては、教育長及び関係部長より御答弁をさせていただきます。 ◎教育長(幸地政行君) 議員御質問、件名3、文部科学省への要請について。小項目1及び2についてお答えします。 小項目1、ミーカガン等漁具資料の要請内容については、ミーカガンをはじめサバニ、漁網類などの漁具資料の国指定文化財としての指定と、国指定に向けての調査や資料作成に係る支援について要望しました。 小項目2、市指定文化財南山城跡の国指定に関する要請内容については、南山城跡の国史跡指定と指定後の整備事業への財政支援、琉球王国のグスク及び関連資産群の構成資産の一部として、世界遺産への追加登録への支援を要望しました。 ◎経済部長(兼城浩康君) おはようございます。御質問、件名1、農業行政について。小項目1から3について順にお答えいたします。 小項目1、蜜蜂飼育の現状については、市内在住4農家527箱、市外在住8農家737箱で合計12農家1,264箱が飼育されております。 次に小項目2、蜜蜂飼育の法令の手続については、養蜂振興法に基づき蜜蜂飼育届を提出しなければなりません。また蜜蜂飼育届を提出する際は、沖縄県の蜜蜂飼育届に関する市町村の対応についてのマニュアルに沿って確認し、県へ蜜蜂飼育届を提出することとなっております。 次に小項目3、マンゴー農家の花粉交配や個人の趣味で飼育するときでも届出が必要かについては、養蜂振興法の規定により趣味で飼育する場合でも蜜蜂飼育届を提出するよう定められております。また農家が行う花粉受精の用に供する場合にも、養蜂振興法施行規則の規定により飼育箱設置が短期間であっても、ビニールハウス等密封構造飼育管理設備で飼育を行う場合を除き届出は必要となります。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹君) おはようございます。御質問、件名2、教育行政について。小項目1及び2についてお答えいたします。 小項目1、糸満市立学校給食センター整備の進捗状況については、糸満市立学校給食センター基本計画書に基づいて建設候補地の調整を行ってまいりました。 小項目2、給食センター広域化の考え方については、広域連携による整備が可能か調査研究を行う予定であり、近隣自治体と意見交換を行っているところでございます。 ◆17番(金城敦君) では農業行政についてのほうから再質問を行います。 私のほうに養蜂農家の方から、いろいろお願いが、いろいろな件がございまして、要請に来ていましたので今回質問をしております。養蜂農家から、蜜蜂飼育のトラブルとかの相談が役所のほうにもあったのか。今、その蜜蜂というのは2キロメートル以内には1か所しかできないという法律があるようですが、その辺についてはどういうふうに対処しているのかお聞きします。 ◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 最初の御質問、蜜蜂飼育上でのトラブルの相談ですが、市内のほうではやはり新規の農家が既に届出を出さずにやるケースもありまして、そういったトラブルとかは現実にございます。 そしてもう一つの御質問ですが、新規に農家が飼育を始めたいときはどう対応をするかということでございますが、蜜蜂飼育届出に関する対応マニュアルに沿って県が作成した農家のリスト及び養蜂場のマッピングシステムというのがございまして、それを利用して新設の巣箱と既存の巣箱が2キロメートル以内にないかを確認して、2キロメートル以内にある場合においては既存の設置者に連絡し、市が新設の設置等の情報を伝え、設置してもいいのかということを確認を進めるということになっております。 ◆17番(金城敦君) 今言った養蜂場マッピングシステムというのは糸満市にあるんですか、それとも県にあるんですか、お聞きします。 ◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 マッピングシステムにつきましては県が作成をいたしまして、市町村に配置をしております。 ◆17番(金城敦君) 地図上で見て2キロメートル以内というのは、はっきりしたあれが分かるのか、その辺でトラブルがあると思いますけれども、その辺まできれいにできているのかお聞きします。 ◎経済部長(兼城浩康君) 現在、糸満市に配置しているマッピングシステムのほうで検索すると、ある程度きれいな距離感がシステム上では出てくるということになっております。 ◆17番(金城敦君) 分かりました。ぜひ2キロメートル以内というのを守っていただけるようお願いします。 2番目の質問ですけれども、マンゴー農家からクレームがあったとかという話がありまして、その辺で聞きたいんですけれども。そのマンゴー農家やカボチャの農家も花粉交配用の蜜蜂を飼育している方もいますので、そのときは届出が必要ということでありましたが、その辺で養蜂農家とカボチャ農家とかのトラブルがないか伺います。その対処法までお願いします。 ◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 議員の御質問のマンゴー農家と蜜蜂農家のトラブルというのは、最近までは市のほうには入っておりません。しかし露地でナスやカボチャ、オクラ等の農家と蜜蜂農家のトラブルは、市のほうにも報告は来ております。そのほうの対応につきましては、市が間に入りまして対応はしているんですが、ときには理解が、納得が両方できないというときもございます。 ◆17番(金城敦君) 分かりました。今、全国的に蜜蜂が少なくなっているようで、それでこの暖かい沖縄県が今注目を浴びています。これから養蜂農家、蜜蜂飼育が多くなると思います。今、糸満市でやっている養蜂農家は採蜜ではなくて、蜜蜂を集めて、それを本土のほうに出荷しているような仕事をやっているようでございますので、その出荷で何か糸満市でも援助できるようなものがあればぜひ考えてもらって、そしてそういうトラブルがないように、市としても指導、調整をしていただくようお願いいたします。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時15分)                              (再開宣告午前10時15分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆17番(金城敦君) では教育行政についての質問に行きます。 令和2年3月定例会で、給食センターの基本構想については4回の……、すみません別のものから先に行きます。令和2年の答弁では、次年度以降用地の交渉、基本設計、実施設計、建設工事を行い、供用開始まで5年程度要するものと考えていると答弁しておりますが、これからもこの計画で進めていくのかお聞きいたします。
    教育委員会指導部長與那覇正樹君) 再質問にお答えいたします。 議員のおっしゃるように、当初基本計画のスケジュールは本年度用地交渉、令和6年度には給食センター稼働となっておりました。これまで進めてきた糸満市立学校給食センター基本計画スケジュールについては、広域化について調整を行っているところでありますので、一旦立ち止まり近隣自治体と広域連携について議論を重ね、進捗状況を見ながら調整していく方向でございます。 ◆17番(金城敦君) ちょっとおかしいですね。令和2年3月定例会の答弁では、給食センターの基本構想については4回の検討委員会を重ね、糸満市学校給食センター基本計画書としてまとめたと答弁されておりました。そのときに給食センターの広域化のことはなかったと思いますが、なぜ今頃広域化の調整が必要なのか。今、立ち止まると言いましたけれども、立ち止まったら困るんですよね。どれぐらい立ち止まるのか。なぜ今頃調査研究が必要なのか、それを伺います。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹君) 再質問にお答えいたします。 今、一旦立ち止まるというふうな形で表現させていただきましたが、広域化のメリットということで、実際に建築に係る費用やランニングコストの財政負担の軽減が図られると予測されます。ただ反対に今議員がおっしゃるように、デメリットとしてという形で関係市町との調整や住民との合意形成、そういった形で建設計画が遅れるということが予測されます。そういったことも含めて、今、近隣市町村の自治体の方々も同じような、実際に給食センターの老朽化によって新たな施設整備が必要と考えております。それが結果的に子供たちに不利益が被らないように議論をしていただいて、そこからまた方向性を見いだしていきたいと考えております。 ◆17番(金城敦君) ちょっと長すぎて分かりにくかったので、もう一回お聞きします。 給食センターを広域化することで、本当にメリットがあるのか。そのメリットとデメリットをもう一度はっきりとお聞かせください。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹君) 再質問にお答えいたします。 メリットにつきましては、先ほど答弁させていただいたように建築に係る費用やランニングコストなど財政負担の軽減が図られると想定されます。デメリットについては関係市町との調整や住民との合意形成など、稼働が当初予定された建設計画より遅れることが予測されます。 ◆17番(金城敦君) これは大変困るんですよね。今から関係市町村と交渉するとか、いろいろどこがやるとか決めていくと言うんですが。今広域でやった場合、今の段階でどのぐらいの市町村が賛成するのか、その辺を今分かりますか。分かるんであれば聞かせてください。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹君) 再質問にお答えいたします。 今、広域化による連携自治体については議論の段階ではございますが、近隣の本市糸満市も含めて与那原町、南風原町、八重瀬町でございます。 ◆17番(金城敦君) 給食センターの広域化というのは、デメリットしかないと思います。今までいろいろな議員が、子供たちのために温かい給食、あるいは新鮮な給食、地産地消で糸満市の給食をあげるということを今までずっと検討委員会でそういう議論を重ねてきてその結果になっているんですけれども、なぜ今さら広域化にするのか。今、4か所しかオーケーしていない、糸満市もオーケーしていないので、これで広域化できるはずもありません。なぜ今頃本当に、この市政が替われば市長、こういったことまで前市長のやっていることを曲げるんですか、皆さんは。これもう決まっていたことじゃないですか、もう一度お聞きします。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹君) 再質問にお答えします。 先ほども答弁させていただいたんですが、いろいろな角度から実際に広域化という形でコストの削減、財政的な負担等も含めて議論していただいて、それから議員のおっしゃるように子供に不利益が被らないように、建物、そういったものも早急に議論していただきながら方向性を見いだしながら検討していきたいと考えております。 ◆17番(金城敦君) 今からですね、広域化するというふうに考えていけば、あと何年かかるんですか、予想でいいです、お聞かせください。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹君) 再質問にお答えいたします。 明確には、はっきりしたことは言えないんですが、当初糸満市の建設計画が実際に令和6年の稼働、さらに近隣市町村もいろいろな計画等見ていく中でという形で、糸満市が令和6年、また近隣市町村の中ではその数年後という形の、そういった幅で今計画がそれぞれ予定されている中で広域化を議論して、実際に財政面でそういったコスト軽減できればというふうな議論を頂いた中で、さらにこちらで方向性も深めていきたいと考えております。 ◆17番(金城敦君) そこまで考えているんでしたら、私はデメリットをもっと言いたいんですよね。なぜ本当にですね、市長替わりましたよね、替わった後に何でこういうことが出てくるんですか。前の市長がやったことは全部やめようという考えでそういうふうになっているんですか。これはとんでもないですよ。今まで検討委員会の中で一度も出てこなかったのが、市政が替わればこういうふうにすぐ調査研究が必要だから、もう言えば学校給食センターは造らなくてもいいという考えなのですか。お聞かせください。 ◎副市長(神谷和男君) 再質問にお答えします。 先ほど教育委員会指導部長のほうからもお話がありましたが、まずは調査研究をしていこうという流れでございます。広域連携については、先に与那原町、八重瀬町、南風原町のほうで昨年度から議論がスタートしていて、広域連携によるメリットについては昨年と、本年度については民間活力を導入することで施設の管理運営が有効ではないかという点について議論をされていると伺っております。先に進んでいる、先駆的な事例をまずは確認をして、うちのほうにメリットがあるのかというところはすり合わせをする必要性があるということで考え方を持って、今一旦立ち止まる必要があるんじゃないかというところで、今教育委員会の中で議論されていると理解しております。 ◆17番(金城敦君) もう一回聞きます。先ほど指導部長のほうからは、立ち止まって考えると言っていましたよね。今の状態で、給食センターの建築を立ち止まって広域にすると、とんでもない時間がかかると思いますよ。造れないですよ、絶対。今、給食センターを造ってくれと、アレルギーの子供たちがいますよね、その子たちのたくさんの陳情があるんですよ。それを全部やらないということになるんですよ。市長、どう思いますか。本当に市政が替わったから、前市政のものはやらないみたいな感じでやったんじゃないですか。市長お願いします、聞かせてください。 ◎副市長(神谷和男君) 再質問にお答えします。 まず先駆的に走っている事例、要は与那原町であるとか八重瀬町、南風原町、そこでどのような議論をされているのかというのを確認する必要性が十分にあると考えています。ですからその情報を確認をするということは、一旦立ち止まる必要性が当然あります。先に用地交渉して土地を購入しますと意思決定をして、それから広域連携の議論をするということは、事務的に手間取りがかなり出てきますので、そのためには一旦立ち止まる必要があるという考え方を持って教育委員会は対応しているものと理解をいたします。ですから再度の答弁となりますが、先駆的な事例でどのようなメリット、デメリットが議論されているのかというのをしっかり精査する必要性があると認識しております。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時27分)                              (再開宣告午前10時28分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆17番(金城敦君) では去年から与那原町とかあの辺のほうでそういった話があったということですが、なぜそれを去年のうちに言わなかったんですか。去年のうちにそれを話しているんだったら、そこで去年こういう話がありますから立ち止まりましょうと、去年そういう話をすればこれは立ち止まらなくてよかったんですよ、もう始めようとしているんですよ。それどうするんですか。本当に立ち止まるんですか。もうそのまま進めたほうがいいんじゃないですか、お聞きします。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹君) 再質問にお答えいたします。 先ほども述べさせていただきましたが、実際に広域化のメリット、そういったものが実現するかどうかというものを見定めた上で、実際に先ほどから申しているように子供たちに不利益がないようにというふうな形のものも、老朽化が進んでいる状態も含めて、実際にこちらとしても子供たちのためには早急にという形で安全な食の提供が望まれていますので、そういった議論を深めながら、実際に糸満市にこの負担軽減も含めてそういったメリットがあるように。また逆にデメリットがある場合にはそういったものを一つ一つクリアしていきたいと考えております。 ◆17番(金城敦君) 私は今日びっくりしました。ここに来て初めて広域のほうがですね、こんなに話が進んでいるとは思いませんでした。本当に今まで何回の検討委員会の中でも、子供たちのアレルギーとかですね、いろいろ今給食センターの中で、鉄のあれが入って、古くなっていろいろなことがあるんですよ。それを早めに直して。3月に聞いた中では、場所も3点に絞ったと言っているんですよ。3点に絞って、もう始めようとしている中で、なぜ今こういうのが出るのか。これから広域になったときに場所をどこにするのか、大変なことですよ。絶対に私はできないと思いますよ、広域は。なぜ今頃広域を出したのか、とっても不思議でなりませんが。 ではお聞きしますけれども、今3点の場所が、3月にはもう大体決まったということだったんですけれども、広域になった場合に、その場所の選定にあと何年かかりますか、お聞かせください。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹君) 再質問にお答えいたします。 以前、議員のおっしゃるように、給食センター基本計画検討委員会で検討を重ねて、国吉地域北側案国吉地域南側案、照屋地域案の3案というふうな形で、そういったものをさせていただきました。その場所については、先ほどからもう繰り返しの答弁になりますが、近隣自治体のほうで議論していただいて、例えば糸満市の給食の食数が7,000食、そういったものも含めて近隣で1万3,000から1万8,000食というふうな、そういった大規模な土地とか、そういうふうになりますので、そういった側面からも議論を重ねていただいて、そこで実際に子供たちの安全も優先しながらという形で議論をさせていただければと思っております。 ◆17番(金城敦君) 議論する必要もないと思います。今までアレルギーを持っている親の方が、何回も陳情にも来ています。その方々も、もうできるんだなということで喜んでいるんですよ。これから皆さんどうやってこれを説明するんですか、その方々に。お聞かせください。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹君) 再質問にお答えいたします。 おっしゃるように、新しい給食センターというふうな形の機能で言うと、議員のおっしゃるようにアレルギーの対応、さらに衛生上の問題とかというふうな、アレルギーに対応するためにその広さの部屋がないと、というふうなものもございます。そういったものも実際に近隣市町村の方々で議論していただいて、今、糸満市が予定していた令和6年度の稼働に向けてというふうな、それに近いような形も含めていろいろ議論していただければと考えております。 ◆17番(金城敦君) 分かりました。では教育長、ちょっとお聞きします。 あなたがだったら本当に広域でやりたいんですか。あなたの考えだけでいいです、教育長の考えで広域のほうがいいのか、今のままでやったほうがいいのか、ちょっとお聞かせください。 ◎教育長(幸地政行君) 教育長として、これまでの経過も踏まえて、令和2年3月に学校給食センター基本計画書が作成され、そして議員の御指摘の3月の答弁があったという話は認識しております。ですが指導部長が答弁したように、今まで広域として走り出しているその内容をですね、メリット面があるのかどうか、それは具体的に言うと建築に係る費用、あるいは土地代も含めて、それからランニングコストと財政負担の軽減が図られるかどうか、その辺のことの今話合いを見極めるということをやっているところです。そこを含めて現在、検討しているということになりますので、教育長としてと言われれば、その状況を見て市としての方向性を見定めていくべきではないかと思っております。ただ様々な議員御指摘の早期建設し、それから今アレルギー対応等も含めて早急に必要ですよということは、もちろん重々分かっておりますので、指導部長の答弁と同じになりますけれども、やはり今後糸満市の児童生徒に食の安全を踏まえた食の提供ができるようにやっていきたい。ただし一方で大変大きな金額がかかるものですので、そこを吟味しているということで御理解頂きたいと思います。 ◆17番(金城敦君) がっかりしました、教育長。本当にがっかりしました。子供たちを考える教育長が。必ずしも広域がいいのかというと、そうじゃないと思います。消防みたいな、ああいうのは広域がいいんですよ、私は賛成です。でも給食センターというのは、広域というのはなじまない。広域にすれば、今検討委員会が定めた3か所の場所の選定というのは、糸満市内の学校に早めに行けるために、中心を選んでやったんですよ。それが広域になるととんでもないことになります。それでちょうど8,000食ぐらいの給食であれば、地産地消も可能なんですよ。それが何万食となったら、地産地消の地元のものだけじゃあ無理なことが出てくるんですよ。それは今考えてもすぐ分かりますよ。そういうのを検討するのはおかしいと思いますので、ぜひですね、もう早めに立ち止まることをやめて、元の給食センター検討委員会が基本計画をまとめたもので進めるようお願いします。ぜひお願いします。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時37分)                              (再開宣告午前10時37分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆17番(金城敦君) 給食センターに時間がかかったのでぱっと行きたいと思います。 文科省の要請後の今後の取組をお聞きします。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時38分)                              (再開宣告午前10時38分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えします。 まず南山城跡については、令和3年度に国指定申請書を作成して、文化庁及び沖縄県教育委員会との内容確認等を予定しています。指定申請書に特に問題がなければ、令和3年度中に指定申請書を提出したいと考えております。 次に漁具類については、国指定に向けて令和3年度より基礎資料の収集及び調査を実施する計画です。 ◆17番(金城敦君) 分かりました。私が聞きたいのがあって、ミーカガンとかが国重要民俗文化財に指定されると、どうなるのか、どういうことになるのか。メリットとかあるのかお聞かせください。 ◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 まずミーカガン等が国指定になると、特に重要な民俗文化財として文化財の管理や修理に要する経費の補助など、保存と活用に向けて国の支援が活用できるようになります。 ◆17番(金城敦君) 支援がもらえるということですね。では南山城跡が世界文化遺産に登録されるとどういうふうになるのかお聞かせください。 ◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 まず世界遺産の前に国指定が先になりますけれども、世界遺産に登録されると人類共通の財産として、国内だけでなく世界的に知名度が高まり観光客の大幅な増加が期待できます。一方で保存継承に向けての行政、市民それぞれの責務も大きくなりますが、保全意識の高まりや郷土を誇りに思う心の醸成など、市民の心理面への影響効果も大きいと考えます。 ◆17番(金城敦君) ぜひ文化遺産にできるように頑張ってください。 次、文科省へ要請に行ったときに、新聞報道で、来年は市制50周年を迎えるので、それに合わせて指定してもらいたいと期待感を示したとありました。その市制50周年に間に合うのか、その可能性はあるのかお聞きします。 ◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) ミーカガンと漁具類の国指定については、これから市場調査等具体的な取組を始めるところであり、来年度中の国指定は厳しいと考えております。ただ次年度の市場調査では、まずサバニ及び関連漁具について調査を行う予定であり、この調査内容を基に市文化財保護委員会に対してサバニの市指定有形民俗文化財としての指定について審議を依頼する計画であります。 ◆17番(金城敦君) 時間的には難しいところもあると思いますが、頑張ってください。 次に市長にお聞きしたいんですけれども、今回、文科省に要請に行ったときに、これも新聞紙面の写真を見ると、市長も金城幸盛議員も、首にミーカガンをかけていましたよね。それを見た文科省の方々の反応はどうでしたか、お聞きします。 ◎市長(當銘真栄君) ただいまの質問にお答えいたします。 反応は、よかったと思っております。 ◆17番(金城敦君) そうですよね、大体よかったと思いますよ。金城悟議員も、毎回ここにやって、私たち視察に行ったこともあるんですけれども、そこでもいろいろな方が「これは何だ」ということで聞いて、悟議員はずっと誇らしげに「これは糸満のミーカガンだよ」ということで、説明していました。それを踏まえてもう一つ提案があるんですけれども。市長、来年50周年を迎えるのに指定してもらえるという期待感があるのであれば、文化財に指定されるまで市長自らもやる気を見せるためにどうですか、ずっとミーカガンを首にかけたらどうですか。お聞きします。 ◎市長(當銘真栄君) ただいまの質問にお答えします。 そのようにさせていただきたいと思います。 ◆17番(金城敦君) ありがとうございました。金城悟議員、いろいろ教えてください、やり方を。 次、今の文科省の要請のためにもう一つ提案があるんですけれども。文化課の再構築について提案したいと思います。糸満ウミンチュ由来の漁具一式を国指定文化財にするには、あらゆる方面からのしっかりとした調査が必要と考える。昭前市長は、糸満ウミンチュの漁具文化に対し、深い知識の下、ミーカガンを金城悟議員の提言を聞き、市指定文化財に指定しています。それとともに琉球三山の一つの南山王の拠点の南山グスクを中山、北山の拠点と同様に世界遺産にするとよく話をされていました。また南山グスクの遺産登録については、本員をはじめ高嶺校区の先輩議員の皆様、また名城出身の伊敷幸昌元議員も、いろいろ調査研究をして一般質問のたびに市へ提言をしております。そのおかげで高嶺小学校の移設が決まりました。これから移転してたくさんの再活用をしてほしいと思っております。真栄市長も漁具一式や南山グスクを同じ国指定を目標とするならば、これから文献等の資料収集、調査はもちろん大がかりな発掘調査も必要となります。そのために今こそもう一度生涯学習課の文化係ではなく、再度文化課として立ち上げて人材、財政の強化が不可欠だと思っております。この提言を聞くことで、糸満市の文化向上になるものだと確信していますが、市長はどう思いますか。聞かせてください。 ◎市長(當銘真栄君) 御提言ありがとうございます。先にミーカガンについては、悟議員が今まで強く取り上げているのは承知しております。漁具一式もみんなで糸満の宝ということで取り上げて、一つになってやっていただければと思っています。幸盛議員を通しても、結構いろいろな形で国まで行けるようになっていますので、50周年に向けてということでお願いではありましたけれども、そこはまた文献等を調査しながら、一刻も早くできればと思っております。またもう一つの提言につきましては、文化課というのは、教育委員会とも、また行革もありますので、その辺も含めながら研究しながらやっていきたいと思っております。 ◆17番(金城敦君) ありがとうございました。ぜひこれから国指定するためには、どうしても私はそれは必要だと思いますので、ぜひ考え直してくださいますようお願いいたします。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時47分)                              (再開宣告午前10時47分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆17番(金城敦君) 市長の選挙公約と政治姿勢についてお聞きします。 9月定例会の本員の質問で、南部病院の撤退阻止の取組を公約として約束したのかという質問に対して、答弁がなっていなかったように思います。そのときの副市長の答弁で、会議録から見て読み上げますから、何を言っているのかもう一回聞かせてください。言ったのが、「公約の一覧の中に、南部病院撤退阻止というのは表現されていないと思います。動画の中で市民の声を行動に移す。その具体の一つとして、南部病院の存続の取組をするというふうな動きだというふうに理解します。」と答弁しているんですが、これは何を言っているのかちょっと分からないんですよね。それでもう一度質問をし直します。市長、公開討論の中で、南部病院の存続の取組をすると発言したのかしなかったのか、それだけをお聞かせください。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時49分)                              (再開宣告午前11時01分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎副市長(神谷和男君) 議員の再質問にお答えします。 質問の内容としては、9月定例会に答弁した内容の再確認というふうに理解いたします。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時01分)                              (再開宣告午前11時01分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎副市長(神谷和男君) その際の質問に南部病院の件で敦議員のほうからは、當銘真栄市長は、選挙前から南部病院が撤退することが分かっていながら南部病院の撤退阻止の取組を公約として約束したかという確認をしたということで、私のほうから答弁として、公約の一覧の中に南部病院撤退阻止という表現は確認されていないと思いますということで、市長が……。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時02分)                              (再開宣告午前11時02分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎副市長(神谷和男君) 後援会から出されたチラシの中に公約がまとめられておりまして、その中にはないということでコメントしたつもりであります。 続けてですが、動画の中でというのは、公開討論会ですが、動画の中で市民の声を行動に移す、その具体の一つとして南部病院の存続の取組を行う旨のコメントをしたということでございます。 ◆17番(金城敦君) 市長が答えてください。認めるか認めないかですよ。私も、そのとき私もそこにいました。そこで私たち文起こしもしています。じゃあ私が言ったことを言いましょうね。市長はですね、糸満市から南部病院が撤退します。また医師不足と事業効率化のため、他の医療機関の撤退のうわさもあります。私が市長に就任したら、真っ先に行うことは、南部病院の撤退阻止の取組です。命を支える市政運営に全力で取り組みたいと考えています。そのときは市長は、原稿を読みながら言っておりますので、その原稿もあると思います。これ認めますか、認められませんか、はっきりしてください。 ◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えします。 討論会での発言はそのとおりでございます。 ◆17番(金城敦君) 討論会の発言というのは、そのとおりということで、最初からそう言えばよかったんですよ。それは、討論会で言ったことは市民に約束したと同じことなんですよ。市民は、今の當銘市長になれば撤退を阻止してくれるんだなと思って投票しているんですよ。ですからこれは、はっきりしているんですよ。 次、2番目行きます。それでは今言ったと言いましたから、9月の議会では答えがなかったので、もう一度お聞きします。南部病院の移転は市民にとって大きな衝撃であったため、市長就任後、病院施設所有者に存続をお願いしたが、既に移転阻止は厳しい段階だったと新聞報道されていたが、撤退阻止の取組は断念したのか伺います。これも断念したか、しなかっただけで答えてください。断念しているのかしていないのかですね、答えてください。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時05分)                              (再開宣告午前11時06分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えします。 南部病院に7月22日にお伺いして、理事長と面談させていただきました。そのときも南部病院の存続をお願いさせてもらいました。ただもう移転を始めているということで、そのときにはもうできないと。ただその跡の利用については、病院を優先的にお願いできないかということもお願いさせていただきました。 ◆17番(金城敦君) 私はそのお願いは聞いていません。だから今の状態で、これを移転するのは選挙前から決まっているんですよ。なぜあなたはそういうことを言ったのかということを聞きたくてですね。ですから今、もう撤退することはないんですから、今もうそれを撤退阻止の取組はやりませんと言ってもらえませんか。やるんですか、まだ。これだけ答えてください。 ◎市長(當銘真栄君) 現段階では、もうできないと思っています。ただその当時は、1%の望みでもあれば、市民から頑張っていただきたいと、存続してほしいという話があったわけですから、それをやるのは当然のことであったと思っています。 ◆17番(金城敦君) それは誰でも分かりますよ、残してほしいというのは、当たり前じゃないですか。だから今あなたは、断念するのかしないのか、そこをお願いします。それだけでいいです、するのかしないのか。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時08分)                              (再開宣告午前11時09分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えします。 新聞でもお答えしていますけれども、南部病院の移転は市民にとっても大きな衝撃であったため、市長就任後、南部病院施設所有者に存続をお願いいたしましたが、既に移転阻止は難しい段階であったため、病院機能存続の軸足を外して地区開発事業を進めることになったということで載せてあります。その時点でもう断念ということであります。 ◆17番(金城敦君) 最初からそう言ってくれれば簡単なんですよ。断念すると言わないと次に進めないんですよ、糸満市は。断念しましたよね。その断念したことをあなたに入れた方たちにどういうふうに説明するんですか、謝罪をするんですか。ぜひ謝罪もお願いします。 ◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えさせていただきます。 新聞報道でも載せていただいています。市民の声を届ける、市民のことをやるということに対しては行動したつもりなので、謝罪というのはやらないということです。 ◆17番(金城敦君) それはですね、できないと最初から分かる、選挙でうそを言っているようなことではないですか。 ◎市長(當銘真栄君) 金城敦議員の、市民に対してうそという表現なんですけれども、私はうそを言ったつもりはありません。 ◆17番(金城敦君) それではその同じ日の討論会の中で市長は、糸満市に活力をもたらすようウェルネスリゾート産業、IT産業など多方面の産業誘致を行うと発言していますよね。また公約のチラシの中でも、南部病院跡地には東シナ海に沈む夕日の眺望が可能な立地を生かし、ウェルネスリゾート産業の誘致を行うと約束しているんですよ。選挙期間中にですね、ここでは撤退阻止をする、ここでは誘致をする、それは市民をだましているのと同じじゃないですか、お聞きします。 ◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えさせていただきます。 最初のほうで答弁させていただきましたけれども、二段構えでやったということです。 ◆17番(金城敦君) だから二段構えというのは二枚舌、それなんですよね。だからこっちではいいことを言って、こっちではこんなことを言う。それは整合性がないんですよ、それはどう説明するんですか。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時12分)                              (再開宣告午前11時13分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えさせていただきます。 両論併記はおかしいとの指摘はありますが、市長として市民の健康と命を守ることは最も優先されることと考え、病院廃止を避けたいという思いであると。ただ前政権時の真栄里地区開発事業のまちづくり手法では経済活動が優先され、人の住みやすさが病院機能維持については、選挙期間中多くの方々から大型病院の撤退への不安の声が寄せられていた。そのこともあり、市長就任後すぐに市民の声を病院事業主に届け、移転中止に向けて動くと約束し、就任の同月内に病院の役員と面談して思いを伝えたということであります。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時14分)                              (再開宣告午前11時15分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆17番(金城敦君) 先ほど撤退阻止の取組を断念するとはっきり言いました。ですからそれに対して、市民に対して説明をしっかりする、どうやってするのかもこれから次の機会にまた質問します。そして謝罪をしなければ、もう今から前に進めません、糸満市。私たち議員はいつまでたってもこの質問をしなければいけなくなります。そのために市長、自分で言った言葉には責任を持って、選挙中に言ったことは責任を持って、選挙中の公約というのは大変大事なものです。今、それを全部守っていないです。医療に対しても、市民の不安を解消も、今後取り組んでいくこともできませんので、ウェルネスリゾートの誘致もできません。はっきり市民に謝罪して、新しい道をみんなで進みたいと思いますので、ぜひお願いします。そして先ほどですね、少し興奮して言い過ぎたところもあるかもしれませんが、それについてはここで謝っておきます。以上です。 ◆8番(金城敏君) 皆さん、こんにちは。今回も地域の声を聞いてまいりました。それを基に質問をさせていただきます。それでは早速通告書に従い質問いたします。 件名1、土地開発事業について。小項目1、真栄里地区物流団地等造成事業について。ア、進捗状況と今後の計画について伺う。イ、複数のゾーンに分けて計画されているが、主な工業ゾーン、ターミナルゾーンの内容について伺う。ウ、現行計画以外に南部病院跡地、真栄里海岸周辺等の整備計画があるか伺う。エ、本市における同事業の位置づけを伺う。 件名2、交通行政について。小項目1、本市の公共施設や病院は市内各地に点在しており、車を持たない方々が非常に不便を感じています。市内全域を結ぶ公共交通網の確立について伺う。 件名3、教育行政について。小項目1、去る9月の一般質問において、市内小中学校16校のプールの必要経費が、毎年これから約1,400万円かかることを指摘し、これからは建て替えや大規模な改修工事を行わず、水泳専門指導員の下、既存の西崎温水プールを活用するよう提言いたしました。市内小中学校のプールについて、今後の計画を伺う。 小項目2、本市は、市内全小中学校を小中一貫校に移行する計画で進められております。まず最初に移行する高嶺小中一貫校について。ア、進捗状況と今後の計画について伺う。イ、小中一貫教育推進班の役割について伺う。ウ、高嶺小学校内にある上原佐吉氏の顕彰碑の一貫校への移動と、新たにハワイから豚を贈った嘉数亀助氏の功績をたたえる顕彰碑を中学校に建立できないか伺う。エ、中学校運動場の南側から西側は石灰岩を積み上げ、その上からブロック塀にしているが構造や安全上問題がないか伺う。 小項目3、文部科学省より、教職員で徴収している給食費等は本来業務外であり、教職員の負担軽減の観点からも、学校給食費を公会計化し、徴収業務を地方公共団体が担うよう通達がされているが本市の取組を伺う。 件名4、スポーツ行政について。小項目1、NAHAマラソンについて。ア、本市は13キロメートルに及ぶコースに約300人の役員がいるが、どのような方々が携わっているか伺う。イ、NAHAマラソン協会事務局からの助成金の額と割り振りについて伺う。ウ、これまで長時間の交通規制により、市民生活に大きく支障を来していることを伝え、少しでも解決につながるようコース逆走について提言してまいりました。当局もしっかりNAHAマラソン協会事務局へ伝える取組をするとありました。これまでNAHAマラソン協会事務局に対し、本市が行ってきたコース逆走要請の内容について伺う。 件名5、保育行政について。小項目1、本市の法人保育所、認定こども園について。ア、3歳未満、3歳以上の認可定員、利用定員の充足率をそれぞれ伺う。イ、本市の子ども・子育て支援事業計画の目的とこの計画の中で今後の未就学児童の人口推移を伺う。ウ、新施設の認可申請の基準及び開園までの流れを伺う。 件名6、公園管理について。小項目1、西崎野球場スタンドの一塁側ベンチ上からライト側にかけての転落防止柵の支柱がさびて浮いた状態であるが修繕計画について伺う。 以上、壇上での質問を終わり、あとは質問席で質問をさせていただきます。 ◎市長(當銘真栄君) 金城敏議員御質問、件名1、土地開発事業について。小項目1、真栄里地区物流団地等造成事業について。ウについてお答えいたします。 南部病院跡地の整備計画については、土地所有者や建物所有者の意向も踏まえ、市としてはウェルネスリゾート産業の誘致やIT振興センター、現福祉センターの建て替えと併せて市民の触れ合いが可能な複合施設の整備に向けて取り組む考えであります。また真栄里海岸周辺等の整備計画については、周辺地域が土地改良事業で整備された優良農地であるため、現段階での計画はございません。 その他の御質問につきましては、教育長及び関係部長より答弁させていただきます。 ◎教育長(幸地政行君) 議員御質問、件名4、スポーツ行政について。小項目1、NAHAマラソンについて。アからウまでについて順にお答えいたします。 小項目1、アの役員については自治会、糸満市女性連合会、糸満市赤十字奉仕団、市内の中高生及び市職員となっております。 次にイ、NAHAマラソン協会事務局からの助成金の額と割り振りについては、NAHAマラソンチャリティ基金から、糸満市は小学生が活動するスポーツ少年団を対象に3団体へそれぞれ10万円が交付されております。 次にウ、NAHAマラソン協会事務局に対し本市が行ってきたコース逆走要請の内容については、今年6月にNAHAマラソン協会事務局に伺い、要請内容について今後文書で回答を求めることを御説明させていただきました。現在、要請文書を準備中であり、今月中にNAHAマラソン協会事務局へ提出する予定であります。 ◎建設部長(大城拡君) 御質問、件名1、土地開発事業について。小項目1、真栄里地区物流団地等造成事業について。ア及びイについてお答えいたします。 小項目1、ア、進捗状況と今後の計画について。真栄里地区物流団地等造成事業については、沖縄県環境影響評価条例に基づく環境影響評価方法書の知事意見書聴取を行っている段階です。今後、知事意見を反映し、環境影響評価準備書の策定と同時に都市計画案の手続を行い、同事業の法手続を進めてまいります。 イ、工業ゾーン、ターミナルゾーンの内容について。工業ゾーンは本市の新たな工業系、流通業務系の土地利用を想定しています。またターミナルゾーンについては新たな交通結節点として複合的な機能を誘導できるような土地利用を想定しています。 御質問、件名6、公園管理について。小項目1、西崎野球場スタンドの転落防止柵の修繕計画についてお答えいたします。小項目1、転落防止柵の状況につきましては、当局においても早急な対策が必要だと認識しているところです。今年度、西崎野球場の防球ネットやその周辺部分の整備を行う予定でありますので、それに併せ転落防止柵の修繕ができるよう調整していきたいと考えております。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 御質問、件名1、土地開発事業について。小項目1、真栄里地区物流団地等造成事業について。エについてお答えいたします。 本市における同事業の位置づけについては、市の上位計画である第4次糸満市総合計画において、第6章働きのつながるまちの第4節商工業の振興で、雇用の拡大を図る。また糸満市総合戦略においても雇用の創出や国際物流拠点としての特性を生かすと位置づけられております。 次に御質問、件名2、交通行政について。小項目1、市内全域を結ぶ公共交通網の確立についてお答えいたします。本市では、昨年度さらなる公共交通の充実及び将来的に持続可能な地域公共交通網の形成を図ることを目的に、糸満市地域公共交通網形成計画を策定いたしました。この計画では、現在試験運行中のいとちゃんminiの本格運行や、市内を運行する路線バスの再編など具体的な取組を示し、今後この計画に基づいて取り組んでいくこととしております。 最後に御質問、件名3、教育行政について。小項目2、ウ、ハワイから豚を送った嘉数亀助氏の功績をたたえる顕彰碑を建立できないかについてお答えいたします。嘉数氏については、戦後、食糧難に苦しむ郷土に、ハワイや米国から豚を確保して沖縄へ送る、沖縄支援運動を大きく展開し沖縄復興に尽力した方であり、教育委員会の副読本でも紹介されています。顕彰碑の建立については、これまで各地域や学校等においても期成会を立ち上げ碑を建立していることから、真栄里区を中心に顕彰運動を展開するなど、見守っていきたいと思います。 ◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 御質問、件名3、教育行政について。小項目1、小中学校のプールの今後の計画についてお答えいたします。 兼城小学校のプールが平成30年3月に完成し、小中学校全16校にプールが完備されました。今後の計画としては糸満市学校施設等長寿命化計画に基づいて、老朽化したプールから年次的に改修工事を行う計画です。 次に小項目2、高嶺小中一貫校のアについてお答えいたします。小項目2、ア、進捗状況と今後の計画について、今年度は基本設計業務を行っております。また次年度の実施設計業務を経て、令和4年度から工事に着手し、令和5年度内に高嶺小学校移転に係る工事を完成させたいと考えています。また高嶺小中一貫校の開校は、令和6年4月を目標にしています。 最後に小項目2、高嶺小中一貫校のウ及びエについてお答えいたします。小項目2、ウ、小学校にある上原佐吉氏の顕彰碑は、移設を考えております。次にエ、中学校南、西側のブロック塀の安全性については、大規模な地震が発生したときなどに倒壊のおそれがある危険なブロック塀と認識しており、年次的に改修工事を行いたいと考えております。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹君) 御質問、件名3、教育行政について。小項目2、高嶺小中一貫教育校のア及びイについてお答えいたします。 小項目2、ア、進捗状況と今後の計画については、今年度より学校教育課内に小中一貫教育推進班を設置して、高嶺小中一貫教育校の開校準備に取り組んでいるところです。9月10日に糸満市小中一貫教育推進委員会、10月15日に高嶺小中一貫教育校準備委員会をそれぞれ開催し、今後のスケジュールや審議内容等の確認を行いました。また7月に、名護市緑風学園、本部町上本部学園、11月には名護市屋我地ひるぎ学園へ先進地視察を行い、学校施設の見学、意見交換などを行いました。 次にイ、小中一貫教育推進班の役割については、令和元年7月に糸満市小中一貫教育基本計画を策定し、市内全学校に小中一貫教育の導入を検討しているところです。推進班については、高嶺小中一貫教育校の開校に当たり、地域住民の意見を反映させるための準備委員会を設置、運営し、また教育課程の編成などを行います。併せて市内全校に一貫教育を導入するための推進委員会を設置し、専門家や地域住民の方から提言等を頂きながら、糸満市に合った一貫教育の推進に取り組んでいるところです。 続きまして御質問、件名3、教育行政について。小項目3、学校給食費の公会計化の取組についてお答えいたします。本市の学校給食費徴収については、管理職や学校事務職員を中心に口座引き落とし等のシステムを活用しながら徴収等を行い、給食センターが給食費を管理しております。文部科学省より「学校給食費等の徴収に関する公会計化等の推進について」の通知で、学校給食費等の徴収や催促、管理等については学校以外が担う業務であり、地方公共団体が担っていくべきであるとされております。学校給食費の公会計化については、教職員の負担軽減の観点やシステム構築など予算等を伴いますので、関係部署と調整を図りながら調査研究を行ってまいります。 ◎福祉部長(平田徳明君) 御質問、件名5、保育行政について。小項目1、本市の法人保育所、認定こども園について。アからウについて順にお答えいたします。 小項目1、ア、3歳未満、3歳以上の認可定員、利用定員の充足率についてですが、充足率の定義を認可定員に占める利用定員の割合として回答します。令和2年10月1日現在における3歳児未満の充足率は98.2%、3歳児以上、1号認定の充足率は99.9%、3歳児以上、2号認定の充足率は97.7%、3歳児以上合計の充足率は98.3%、全体の充足率は98.3%となっています。 次にイ、子ども・子育て支援事業計画の目的について。本計画は、子ども・子育て支援法第61条に基づく市町村子ども・子育て支援事業計画及び次世代育成支援対策推進法第8条に基づく市町村行動計画として策定されております。その中で教育・保育及び地域子ども・子育て支援事業の量の見込みと確保方策、実施時期が示されています。今後の未就学児童の人口推移については、令和3年が4,517人、令和4年が4,492人、令和5年が4,406人、令和6年が4,391人と減少傾向で推移することが予想されています。 次にウ、新施設の認可申請の基準及び開園までの流れについての御質問ですが、保育園及び認定こども園の開園までの流れについて説明いたします。一般的には、市の子ども・子育て支援事業計画に基づき、認可することを前提として施設整備の補助金を含めた公募を行い、設置事業者を選定します。その後、事業者は整備した施設について市に認可申請を行い、市は書類に不備がないかを確認後、県に進達し、県は設備及び運営に関する基準に基づき認可をするかどうかを決定します。認可が決定された後、事業者は開園する流れとなります。 ◆8番(金城敏君) せっかく福祉部長が今お答えになりましたので、保育行政から再質問をさせていただきます。 糸満市社会福祉法人及び学校法人保育園・認定こども園園長会から出された陳情書の糸満市の回答によると、令和2年4月1日現在の3歳未満の待機児童は26人、3歳以上では一部弾力化があるものの足りており、定員割れの園もあると回答しております。それでよろしいですか。 ◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えします。 そのとおりでございます。 ◆8番(金城敏君) 先ほど答弁にもありましたが、第2期子ども・子育て支援事業計画によると、就学前児童人口は平成31年4,641人から令和6年には4,391人に推移し、250人減少すると想定されております。このような中、来年4月に兼城校区に230人規模の新規の保育園が開園すると聞いております。その園の3歳未満と3歳以上の定員を教えてください。 ◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 3歳未満の定員は62人、3歳以上の1号認定及び2号認定の合計定員が175人で予定されています。 ◆8番(金城敏君) 先ほど、今年4月の待機児童は糸満市全体で26人であるとありましたが、今回その園が開園すれば、全ての待機児童が十分に解消されると考えてよろしいですか。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時43分)                              (再開宣告午前11時43分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎福祉部長(平田徳明君) 令和3年度の新しい年度には、待機児童は解消されるものだと思っています。 ◆8番(金城敏君) 非常にすばらしいことだと思っております。参考までに教えていただきたいんですが、保育施設の割り振りについては、一部の字とか自治会とか、その地域だけでなく中学校区別で割り振られると考えてよろしいですか。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時44分)                              (再開宣告午前11時44分)
    ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎福祉部長(平田徳明君) 施設の整備については校区ごとですが、入所については校区ごとではございません。 ◆8番(金城敏君) ちょっと説明が悪かったですね、申し訳ありません。 次に、補助金を活用して施設整備をする園と、今回別に出されているような自主整備で認可申請する園の糸満市子ども・子育て会議で諮る認可の基準は同じか伺う。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時45分)                              (再開宣告午前11時46分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 認可の基準は、補助金を受けない施設も一緒です。 ◆8番(金城敏君) 規約にのっとり進めていることは理解できました。今回、この園長会から陳情書が出されているような騒ぎになった要因は、関係機関に知らせることなく来年度の保育一覧に、認可申請も出ていない株式会社を載せたことが原因だと思っております。市長に出した陳情書に、役所から回答された文面にある法令上、園長会への説明の義務はないという答弁がありますが、そういう言い方はせず、園長会はじめ関係機関と必要な情報はぜひ共有して、保育行政の安定を図ってほしいと注文を付けて次に移らせていただきます。 件名6の西崎野球場の一塁側の柵でありますが、今年度やるということで安心しております。そして先週現場を見に行きました。早速応急措置が取られて、落ちないようになっておりました。ありがとうございました。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時47分)                              (再開宣告午前11時47分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆8番(金城敏君) 件名1の真栄里地区物流団地等造成事業について再質問いたします。 アの進捗状況と今後の計画についてなんですが、当初の計画と変わっていないのか伺います。 ◎建設部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 当初計画と変わりないのかということなんですけれども、大きな変更というか、大幅な変更というのはございません。今回、物流に加え様々な企業誘致が図れるよう事業計画を行っている状況でございます。 ◆8番(金城敏君) この複数のゾーンがありますが、工業ゾーン、ターミナルゾーンは先ほど説明がありましたが、どういった企業が入居する計画か。計画している範囲内で答えていただきたいと思います。 ◎建設部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 まず工業ゾーンにつきましては、物流をはじめとした企業が立地できる工業系用途でございます。ターミナルゾーンにつきましては、複合型ビルやホテル等が立地できるよう、商業または住居系用途を想定しております。 ◆8番(金城敏君) ありがとうございました。 続いて先ほどウェルネスリゾート、IT振興センターは南部病院跡地にとありましたが、南部病院跡地の土地所有者は沖縄県ですが、跡利用について県に要請しているか伺います。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 県に要請したかという御質問なんですが、これまで市の考えを事務的には伝えております。ただ建物所有者である社会医療法人の今後の方向性を見守っていたところでありますので、今後時期を見て正式な要請を行っていきたいと考えております。 ◆8番(金城敏君) 先ほど真栄里海岸周辺の整備計画はないということでありましたが、真栄里海岸開発事業と海岸護岸整備があります。この事業とターミナルゾーン、先ほど複合型ビルとかホテル、商業地を予定しているとおっしゃっていましたが、そことどういうタイアップを考えていらっしゃるのか、もし決まっていたら伺います。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 護岸整備とターミナルゾーンのタイアップをどういうことで考えていますかという御質問なんですが、この護岸につきましては県の農林部局のほうで整備すると聞いています。整備手法についても、近自然工法と言いますか、すばらしい景観に配慮した工法と聞いておりますが、それとのタイアップについては、ターミナルゾーンとのタイアップにつきましては、今後どのようなタイアップができるのか、その辺は少し検討していきたいと考えております。 ◆8番(金城敏君) それでは私からの提案なんですが、この真栄里海岸、護岸が整備されると海のレジャーだけではなく、生き物観察、遠浅ですので、砂浜がものすごく広がっております。潮干狩り等、地域資源を生かした体験型観光が可能となりますので、ぜひこの資源を最大限活用できるよう、市長、取組をお願いします。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時52分)                              (再開宣告午前11時52分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆8番(金城敏君) 6月の市長選での騒音等の市長発言によって、この事業は変更あるいは中止と判断し、新しい土地利用を考えている地権者もいます。9月の一般質問において、早めに地権者及び住民説明会を開催するよう提言いたしましたが、まだ一度も行っていません。その理由を伺います。 ◎建設部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 説明会につきましては、去る10月には環境影響評価、アセスメントの説明会を行いまして、貴重な意見の聴取ができました。それを踏まえて、今県知事のほうに意見聴取という形の手続を図っている状況でございます。今後の事業説明会につきましては、現在基本設計を発注しております。真栄里地区ですね。その中で造成計画並びに排水計画等がいろいろ計画されておりまして、その設計業務が3月末あたりを完了予定しておりまして、その業務が終わり次第、早急に地域説明会、住民説明会を行っていきたいと考えております。そのときには市長も同伴の下、説明会をするということで、環境アセスメントの説明会のときにも伝えております。 ◆8番(金城敏君) 行政的な手続とか、そういったのは一般市民の人たちは、ほとんどそういうことには関心はまだないんです。やるかやらないかなんですよ、この事業が。私の地元、真栄里にはこの事業の協力員の人たちが二十数名おります。この方たちがあちこちで言われています。「もうないんでしょう」と。ですから9月にも言ったように、やるかやらないかだけ、地元に来て説明をしてほしいと。どうですか、これを聞いて。 ◎建設部長(大城拡君) この事業を推進していくか、やるかやらないかという御質問なんですが、実施する方向で今基本設計等も進めておりまして、その業務が終わり次第、先ほども答弁いたしましたが、事業説明会を実施する予定でございます。 ◆8番(金城敏君) 市長、この事業は先ほどありましたように、糸満市にとってかなり大きなウエートを占める事業と先ほど説明ありました。その地元の地権者の人たちに、やらないだろうと思っている方々がたくさんいらっしゃるということ。9月も申し上げました。ですから地権者は、あるいは企業もそうです。そこを利用したいと。しかしまだ先が分からないと。そういった場合に、やるかやらないかだけの説明会に、あとのことはいいんです、環境とかそういったのは。まずやるかやらないかの説明だけは、要請があればすぐに私は動いてほしいと思うんですがどうですか。 ◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えさせていただきます。 先ほど建設部長からも説明ありましたけれども、3月には基本設計が策定されます。それを説明しながら、そのときに私も同伴で住民説明会をやろうということで、建設部のほうとは話をしています。その前に必要であれば、やってもいいと思っています。 ◆8番(金城敏君) 実際に本当に地元では、そういう要望というか、心配で地権者の方が何度も私のところに話に来ますので、先ほど要望があれば、必要があれば行くということの答弁を聞きましたので、ぜひやる方向でお願いしたいと思います。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時57分)                              (再開宣告午前11時57分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆8番(金城敏君) 続いて件名2、交通行政についてです。三和地区や高嶺地区の市民から、買物や病院に出かける場合、路線バスだと非常に乗換えが必要で、またいとちゃんminiは運行時間が短いため交通が不便であるとよく聞きます。その対応策について伺います。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 現在、昨年度策定いたしました糸満市地域公共交通網形成計画に基づきデマンドバス、いとちゃんminiの朝夕の時間を延長し、本格運行することや、現在三和地区を中心に運行している路線バス、南部循環線を西崎地区まで延伸する再編計画を地域公共交通会議において議論を重ねているところでございます。この計画が実現すれば、三和地区や高嶺地区から乗換えなしで西崎地区まで利用ができるようになる予定でございます。 ◆8番(金城敏君) 多くの市民が本当に期待していると思いますので、ぜひ実現させていただきたいと思います。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時59分)                              (再開宣告午前11時59分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆8番(金城敏君) 続いて教育行政について伺います。まずプールについてです。9月にこの質問をさせていただきました。市議会だよりを見られた方々から、経費節減に非常にすばらしいという賛同の意見が多く寄せられて、私自身も非常に驚いております。これについては、私のライフワークとしてこれからも取り組んでいきたいと思っております。 続いて高嶺小中一貫校について。嘉数亀助氏の顕彰碑の建立についてですが、先ほどもありましたが真栄里でも若い世代を中心に、亀助氏の功績について、何とか広めていきたいと動き出しておりますので、真栄里においても顕彰運動をしっかり取り組んでまいります。一つ質問なんですが、現在、副読本が活用されておりますが、高嶺小学校の先生方は亀助氏の功績を勉強する機会はありますか。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹君) 再質問にお答えいたします。 嘉数亀助氏については、実際に小学校3年生、4年生の副読本に載っておりますので、今現在、この高嶺小学校、中学校の職員が周知しているかというふうなことはこちらで把握しておりません。再度、校長先生といろいろ調査をかけながら、把握していきたいと思います。 ◆8番(金城敏君) 私も議員になって、地元ではあるんですけれども議員になって初めて知ったことですので、これは知らなくても当然だと思っております。しかしこういう記念の建立碑を建てることによって、それは先生方をはじめ生徒全員にまずは地元の周知につながっていきますので、顕彰碑の御検討をぜひお願いしたいと思います。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後0時01分)                              (再開宣告午後0時02分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆8番(金城敏君) 進捗状況で、基本設計に入っている小学生の教室棟について確認ですが、場所は中学校運動場で建物は1階がピロティー式で2階、3階が教室、屋上にプールということでよろしいですか。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後0時02分)                              (再開宣告午後0時02分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 地下1階が駐車場です。1階、2階、3階が普通教室、図書館もありますけれども、屋上にプールがあるという構造で考えております。 ◆8番(金城敏君) 私は次の理由で建設場所を中学校敷地の南側の畑を買い取って、そこに建設したほうが最適と考えております。まずコスト面です。現行の計画では、運動場に建設しますので、狭くなった分の運動場拡張のため既存のプールを取り壊します。南側に建設すれば既存のプールは残ります。屋上に建設予定だったプール建設費用で、敷地拡張の土地代は十分に捻出できます。運動場はかなり低くなっておりますので、段差がなくなり、一部駐車場としておっしゃっていましたピロティー式に近いものがあると思いますが、その必要もないので、建物の建設費用は半分近くに抑えられます。さらに通常校舎の配列は、縦列かH型、そのほうが利便性がよく効率もいいはずです。小中一貫校ということは、小中が一緒に学ぶ機会や教員の交流も多いはずです。それが離れていては非常に効率が悪くなります。現在の場所では非常に効率が悪くなると思います。まだあります。南山グスクが国に指定された際、すぐ隣の麓の建物がいびつであれば、景観は非常に損なわれます。50年間これから使う教室棟建設は、景観も配慮すべきです。実際、国吉側から見た場合、よくこれが理解できます。現在、北側の校舎は一部赤瓦で屋根が造られていまして、非常に景観とマッチしております。今後、市内小中学校が一貫校移行で成功できるか、全て最初に移行する高嶺小中一貫校にかかっていると言っても過言ではないと思っています。しかしながら現状の計画では、一貫校移行はコスト削減が優先だと、私は悪評が上がってしまうと思っております。実際、体育館も中学校の今のもの、グラウンドも恐らく今より狭くなるはずです。せめて建物だけは利便性をしっかり考えていただきたいと思っております。その土地を拡張することによって、グラウンドの先ほど申された、危険と言っておられました石積みのブロック塀も同時に改修が可能になってまいります。ぜひ長期的な視野でもって検討していただけないでしょうか。 ◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 小学校の移転につきましては、平成28年から地域の方々も含めて、学校関係者等も含めて検討を進めてきました。その結果が現在の形になっております。ただ中学校のグラウンドに建てるということで、グラウンドが狭くなるというデメリットがありますけれども、そのために既存のプールを壊してグラウンドを広げるという計画であります。また小学校が将来南山でグラウンドが使えなくなることが予想されますので、そこはそれまでには中学校の拡張計画、小中一貫校の拡張計画をつくっていきたいと考えているところです。 ◆8番(金城敏君) 行政は、一旦決まったことを覆すことは非常に厳しいことだということは十分承知しております。しかし費用対効果、もう一度考えてみて何が最適か。後々やるんではなくて、今のうちに敷地を拡張することも非常に私は大事なことだと思っております。市長、こういうときは行政の発想ではなくて民間の発想で、実際に現場を見て検討すべきと思いますがいかがでしょうか。よく中学校のことを御存じだと思いますので。 ◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 やはりこれまでの計画の経緯とか、様々な課題とか検討されてきて今の計画が出来上がったわけです。ただこれをまた変更になると、非常に大きな力も必要ですので、それはなかなか厳しいかなと思います。もう来年から実施設計、要は工事のための設計を始めますので、これは計画どおり進めさせていただきたいと考えております。 ◆8番(金城敏君) 分かりましたが、どうも納得はいかないです。最初からA案、B案、C案とかつくって、拡張の話も前提にやっていれば、こういう計画にはならなかったということを指摘しておきたいと思います。 続いて給食費の公会計化ですが、これは先ほど検討をするということでありましたが、とてもいいことですので、ぜひ他市町村に先駆けて取り組んで頂きたいと思います。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後0時08分)                              (再開宣告午後0時08分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆8番(金城敏君) 続いてNAHAマラソンについて質問いたします。助成金の割り振りなんですが、今、スポーツ3団体と、毎年変えているとありましたが、ぜひ実際に水をあげたり、世話をしているボランティア市民団体のほうにも割り振りできないか伺います。 ◎教育長(幸地政行君) 議員の再質問にお答えいたします。 チャリティー助成金については明確に決められていまして、これはスポーツ少年団の助成に限ってやられているものです。その内容は、南部の5市町の小学校、スポーツ少年団ですね、ここに推薦枠が糸満市は6団体推薦することになっていて、決定については実行委員会のほうで決定して3団体、これまで行ってきております。ですのでこのことについては、スタッフのための助成金ではないと。ちなみにスタッフについてのものは、325名と前回の実績がありますけれども、まずスタッフのウエアが支給されるのと同時に、ちょっと額は少ないんですけれども、1,000円が手当としてあると。昼食等、交通費ぐらいにしかなりませんけれども、そういう状況であります。 ◆8番(金城敏君) 分かりました。ちょっと認識不足でした。 では質問を変えます。マラソン当日交通規制が行われますが、摩文仁の平和祈念公園から糸満ロータリーまでの交通規制時間を伺います。 ◎教育長(幸地政行君) 議員の再質問にお答えします。 平和祈念公園から糸満ロータリーまでは午前9時半から午後1時45分の4時間15分となっております。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後0時11分)                              (再開宣告午後0時12分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆8番(金城敏君) 2022年夏に、名城に県内最大級のホテルがオープンします。今のままではNAHAマラソン当日、この4時間15分にも及ぶ交通規制により、宿泊客やホテル関係者、何千人が移動できない、昼の結婚式もできないといったことが想定されます。やはりこの問題を最小限に抑えることは、糸満市の義務と私は考えております。今月に要請書を提出するということでありましたが、私は簡単にはいかないと思っております。何度もしつこいぐらいの交渉が必要だと思っております。先日、勇太議員が南部広域市町村圏事務組合でこのことを提案しましたところ、毎年12月の後半に、各市町村の担当者が集まり話合いが持たれるということです。ぜひそこに参加して意見をしていただきたいと思います。そして市長、南部地区の首長の集まり等で関係首長に直接直談判するお考えはないかお聞きします。 ◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えさせていただきます。 直接ではなく、事務局を通してその旨、議員のおっしゃったことを伝えたいと思っております。 ◆8番(金城敏君) スポーツに詳しい、また理解のある市長ですので、確かに市長の立場からはそうではありますが、懇親会等、そういった場でよりしっかり理解を、現状を認識していただくためにも、まずは市長の口から、正式にではなくてもいいです。やはりそういったことは考えてくださいということは、常々言っていただきたいと思います。以上で終わります。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後0時14分)                              (再開宣告午後1時30分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆1番(玉村清君) 皆さん、こんにちは。午後の一番バッターであります。一般質問通告書に従い質問いたします。よろしくお願いいたします。 件名1、商品券事業について。小項目1、プレミアム付糸満市場いとま~る商品券についてお伺いいたします。今年、4種類のプレミアム付商品券が販売され、まず7月から糸満市場いとま~る商品券、糸満市飲食店応援商品券、いとまんプレミアム商品券プレミアム25とプレミアム100の販売がありました。いとま~る商品券が令和3年2月28日まで期限がありますが、令和2年11月現在の販売状況をお伺いいたします。ア、予算はどこから出ていますか、総額は。イ、利用期間が令和3年2月28日までですが、購入できるのは糸満市民だけですか、お伺いいたします。ウ、11月末現在、いとま~る商品券は何%販売できましたか、お伺いいたします。 小項目2、糸満市飲食店応援商品券について。私の感想ですが、最初参加店舗が少なく、この券は令和2年8月15日から今年いっぱい販売期間がありますが、そこでお伺いいたします。ア、使用有効期間が令和2年8月15日から今年の12月31日までですが、完売いたしましたか。イ、飲食店応援券、1次販売の応募店舗数をお伺いいたします。ウ、その商品券の財源はどのようになっていますか。 小項目3、いとまんプレミアム商品券について。この商品券の1次申込みは往復はがきで申し込み、プレミアム100が一世帯2冊まで、一冊2,500円で2冊購入すると5,000円で1万円分相当の商品券が購入できます。プレミアム25が一世帯1冊まで、5,000円相当の商品券が4,000円で購入できるという、この2つの商品券で1万5,000円分相当の商品券が9,000円で購入できます。そこでお伺いいたします。1次販売で、ア、プレミアム100は何世帯の申込みがありましたか。イ、プレミアム25は何世帯の申込みがありましたか。ウ、2次販売が予定されていますが、それぞれ何冊販売しますか。 小項目4、今回、4種類の商品券が販売されましたが、商品券は完売しましたか、お伺いいたします。 件名2、教育行政について。小項目4、就学援助制度についてお伺いいたします。小学校へ入学するとき、ランドセルから学用品まで多額のお金がかかると思います。そこでお伺いいたします。ア、小学校へ入学する児童にはどのような援助がありますか。また、中学校に進学すると、生徒の制服や体育着、部活のユニフォーム、学用品、修学旅行費など多額のお金もかかります。そこでお伺いいたします。イ、中学校に進学する生徒にはどのような援助がありますか。 以上、演壇での質問を終わり、あとは質問席より再質問しますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後1時36分)                              (再開宣告午後1時38分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆1番(玉村清君) 件名2の教育行政について、小項目4と言ったのは、小項目1に訂正いたします。よろしくお願いします。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後1時38分)                              (再開宣告午後1時39分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎市長(當銘真栄君) 玉村清議員御質問、件名1、商品券事業について。小項目3、ウ、2次販売の予定及び冊数についてお答えいたします。 2次販売の予定及び冊数については、12月12日から大型スーパー等以外の限定商品券プレミアム100を1次で市民及び県外観光客へ販売いたしました分を除いた4万1,924冊、登録全店舗利用可能なプレミアム25の商品券1万4,317冊を販売開始しております。 その他の質問につきましては、教育長及び関係部長より答弁をさせていただきます。 ◎教育長(幸地政行君) 議員御質問、件名2、教育行政について。小項目1、就学援助制度、ア及びイについてお答えいたします。 小項目1、ア、小学校入学時における援助については、学用品費1万円、新入学用品1万円、学校給食費4万7,300円、合計6万7,300円を支給しています。 次にイ、中学校入学時における援助については、学用品費1万8,000円、新入学用品1万5,000円、学校給食費5万2,800円、合計8万5,800円を支給しています。 ◎経済部長(兼城浩康君) 御質問、件名1、商品券事業について。小項目1、2、及び4についてお答えいたします。 小項目1、プレミアム付糸満市場いとま~る商品券について。ア、予算はどこから出ているか、また総額は幾らかについては、糸満市場いとま~るで使えるプレミアム付商品券を3,000枚発行し、1枚1,000円分の商品券を500円で販売、差額の500円を市が負担する内容となっており、予算総額は委託料込みで200万1,982円です。 次にイ、購入できるのは糸満市民だけかについては、糸満市民以外のどなたでも購入可能でした。 次にウ、11月末現在、何%販売できたかについては、7月11日のグランドオープン当日で全て完売しております。 小項目2、糸満市飲食店応援商品券について。ア、飲食店応援商品券は完売したかについては、当初、使用有効期間は令和2年8月15日から12月31日まででしたが、8月の沖縄県緊急事態宣言を受けて、使用有効期間を令和2年10月15日から令和3年1月31日までに変更しており、12月13日現在、販売率は55%となっております。 次にイ、飲食店の応募店舗数については81店舗となっております。 次にウ、商品券の財源については、新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金の活用となっております。 最後に小項目4、4種類の商品券については、いとま~る商品券のみ完売となっております。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 御質問、件名1、商品券事業について。小項目3、ア、イ及び4について順にお答えいたします。 小項目3、ア、プレミアム100の1次販売の申込み世帯数については、市内4,508世帯が申込みを行い、8,681冊購入しております。 次にイ、プレミアム25の1次販売の申込み世帯数については、市内4,683世帯が申込みを行い、4,683冊の購入となっております。 次に小項目4、いとまんプレミアム商品券の完売については、まだ完売されておらず12月13日現在でプレミアム100が計画販売枚数5万1,600冊のうちウェブ予約を含め2万8,870冊販売し、約56%の実績となっております。またプレミアム25についても、計画販売枚数1万9,000冊のうちウェブ予約を含め1万955冊を販売し、約58%の実績でございます。 ◆1番(玉村清君) 通告書に沿って1から御質問いたします。 まずプレミアム商品券4種類のうち糸満市場いとま~る商品券は完売。飲食店応援券がまだ残っているんですが、2次で3,300でしたか、売り切れ御免ということでありましたけれども、飲食店応援券はまだ在庫があるんですか。 ◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 先ほどの答弁でもありましたが、販売率は12月13日現在55%となっておりまして、残り45%がまだ残っているということになっております。 ◆1番(玉村清君) 約半分残っていますけれども、これは応援券が今年いっぱい、まだ時間がありますので、もう少し皆さんには頑張っていただきたい。 次にプレミアム100とプレミアム25ですけれども、当初は参加店舗数が少なかったように思われます。2次販売では大分参加店舗数が多くなりましたけれども、それでも2次販売で56%と58%、それで約三十何%残っていますけれども。このプレミアムの期限が令和3年1月31日まで。この購入をどこで申し込めば購入できますか。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 購入についての御質問なんですが、糸満市観光協会、道の駅にある糸満市観光協会のほうで購入ができます。 ◆1番(玉村清君) その商品券について感想ですけれども、この今回の商品券について、私の考えを少し述べさせてもらいます。今回、ひとり親世帯には支援金がありましたが、低所得者、あるいは高齢者、75歳以上には支援が少ないと思う。それとこの商品券購入の日に、私は当日朝早くから、10時から行きましたけれども、1次販売のときにはほとんど、すぐ購入できました。2次販売には3列、入り口から列をなすぐらい市民が購入に来ました。それでもう一つ、この広報に、広報紙だけではなくて、いろいろなFMたまんとか地域防災無線とか、金があるんでしたら新聞広告とか、そういうので周知をもう少し広げてほしいと思います。特にまたこれ飲食店応援券ですので、飲食店同士で無料でもらえるよう、お互い商品を購入できるように飲食店にも配布できないか、そういうのも考えられないか。私の考えです。そういうお金に余裕がない人。特に今回2次販売で感じたのは、意外と余裕があるというか、現金を持っている人たちが若い連中でも小遣いで買っているという人が私の後ろのほうに知り合いがいましたけれども、満額買えるのはほとんどお金に余裕がある人じゃないかと思う。特に中年の人たちは目一杯買っている人がいますけれども、高齢者があまり目立たなくて、そういう人にも行き届くような商品券の配り方、もう少し配慮してほしいと思います。 次に件名2、就学援助についてですけれども、現金配布なんですか。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹君) 再質問にお答えいたします。 振込による現金支給になります。 ◆1番(玉村清君) 特に、先月私は新聞報道を見まして、今回質問に至ったんですけれども。今回、小学校が6万幾らでしたか。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹君) 小学校が6万7,300円になります。中学校が8万5,800円です。 ◆1番(玉村清君) ありがとうございました。新聞報道によりますと、今回27市町村が改定して、平均4万700円でしたか、平成17年から補助金が上がっているということで、今回糸満市は小学校が6万7,000円、中学校が8万5,000円ということで、国の文科省ですか、こういう改定で指導があったのは。それで糸満市は平均以上の支援があるということで安心しました。これからも新入学、新中学生に、そういう子供たちに負担がないように教育行政を進めてほしいと思います。 以上、私の質問はこれで終わります。ありがとうございました。 ◆3番(上原勝君) 一般質問に入る前に私の所見を述べます。11月15日にNBCサムシングフォー西崎にて、いとまん飲食店テイクアウトマルシェが開催されました。コロナ禍の中で、飲食店の売上げをアップさせるための大きな目的の一つとして、糸満市の糸満市賑わい創出支援事業を使わせていただき開催する運びとなりました。この時期でもありましたので、多くの方が来るか、全く来ないか分からない状況でのスタートでしたが、糸満市商工会青年部の運営ボランティアのおかげもありまして、受付の際にしっかりとしたコロナ対策を取り、アンケートを配布した枚数で455枚の配布ができました。それ以上に会場にお客様、来場客がいたことが分かります。この場を借りて、コロナ禍の中でも、イベント自粛の中でもこうしてできたことに感謝を申し上げたいと思います。この事業は継続が求められております。第2回の開催が決定いたしましたので、この場を借りてお知らせをしたいと思います。令和3年2月23日火曜日、来年ではありますが、この時期ではありますが、継続できるようしっかりと、市長をはじめ、そして関係各位の皆様の御理解と御協力を頂きながら開催をさせていくことを、一般質問に入る前に述べさせていただきました。それでは通告書に従いまして、一般質問を行います。 件名1、教育行政について。小項目1、コロナ禍による児童生徒への影響について。ア、影響について具体的に伺う。イ、影響を及ぼしている要因を解決するための方策について伺う。 小項目2、教育委員会の各機関との連携について。ア、学校・地域・関係機関との連携の現状と今後の方策を伺う。 件名2、糸満ふるさと祭りの延期について。小項目1、広報いとまん12月号のくらしの情報欄によると、「毎年多くの来場者で賑わっている糸満ふるさと祭りは、新型コロナウイルスの影響により、今年度については、延期することを決定いたしました。」と掲載されています。そこで伺う。ア、この時期に延期決定ではなく、中止が妥当だと思うが、市当局の見解を伺う。 件名3、観光行政について。小項目1、民間シンクタンク「ブランド総合研究所」が10月14日に発表した2020年の都道府県別魅力度ランキング調査で糸満市は市町村別で見ると、魅力度の伸び率が全国1位になりました。そこで伺う。ア、市当局の見解を伺う。 件名4、「ハーレー舟」の保全施設について。小項目1、「糸満市指定民俗文化財(無形)に指定された糸満ハーレーに用いる「ハーレー舟」の保全施設の整備について(要請)」について。ア、要請内容を伺う。イ、市当局の見解を伺う。 件名5、保育行政について。小項目1、糸満市社会福祉法人及び学校法人保育園・認定こども園園長会から提出されている要望書について。ア、要望書の内容を伺う。イ、市当局の見解を伺う。 小項目2、「3歳以上の保育施設の過多について(陳情)」について。ア、陳情の内容を伺う。イ、市当局の見解を伺う。 以上、演壇にての質問を終わります。 ◎市長(當銘真栄君) 上原勝議員御質問、件名3、観光行政について。小項目1、ブランド総合研究所発表の2020年魅力度ランキング調査における糸満市が魅力度の伸び率が全国1位となったことについて。アの市当局の見解についてお答えをします。 この調査は、株式会社ブランド総合研究所が、1,000市区町村を対象に、全国3万1,734人の消費者からインターネット調査により有効回答を得たもので、認知度や魅力度、イメージなど全84項目を調査した結果で、今年で15回目となるものです。その中で魅力度という項目における本市の伸び率が全国1位、順位が264位から143位となったことが報道されておりました。併せて観光意欲度も全国131位から74位と急上昇しております。ブランド総合研究所によると、魅力度においては20代や30代などの若い世代からの評価が高く、観光意欲度は30代から40代から、ぜひ行ってみたい、機会があれば行ってみたいとの評価が高かったことがその特徴とのことです。本市の魅力や関係者の努力が、全国の消費者の目に留まり、評価が上昇しているものと認識しております。 そのほかの御質問につきましては、教育長及び関係部長より答弁をさせていただきます。 ◎教育長(幸地政行君) 議員御質問、件名1、教育行政について。小項目1、コロナ禍による児童生徒への影響、ア及びイについてお答えいたします。 小項目1、ア、コロナ禍における児童生徒の影響は、学校の休校で友達や先生との交流ができなかったこと、閉じられた家庭空間での生活を強いられたこと。またスポーツを興ずることや外遊びができない等、目に見えぬストレスを感じ、そのことが心身への影響を及ぼした児童生徒も少なからずいたと想像されます。夏季休暇明けの2学期のスタート時は、感染予防のための新しい学校生活に慣れずに、不便さを感じた子も多かったと認識しています。その中で日常の感染対策も自分事として自然にできるようになり、落ち着いて学習活動の展開ができてきています。教育委員会の学校訪問での児童生徒の様子も、一人一人が生き生きと学校生活を楽しんでいる様子がうかがえました。 次にイ、影響を及ぼしている要因を解決するための方策については、小学校の運動会も大がかりではなく、工夫した楽しさを保護者に披露しています。中学校における修学旅行の代わりに一日近場で楽しむ等、工夫した取組がなされました。授業においては授業時数を確保しながら、確かな学力を保障する取組を工夫して取り組んでいるところです。今後は感染を予防する新しい生活の上に、学習内容のやり残しがないように取り組んでいくこととしています。特に小学校6年生と中学3年生においては、そのことを十分に考慮して学校生活が送れるよう支援していきます。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹君) 御質問、件名1、教育行政について。小項目2、教育委員会の各関係機関との連携。ア、学校・地域・関係機関との連携の現状と今後の方策についてお答えいたします。 教育委員会としては、これまでも虐待、不登校、問題行動などの対応について関係機関と連携し取り組んでいるところです。また通学路の安全点検や見守り活動など、学校・地域・関係機関が連携しながら児童生徒の安全確保にも努めております。今年度から市内小中学校にコミュニティ・スクールを導入し、地域に開かれた学校運営に努めており、今後は地域学校協働活動推進事業や、放課後子ども教室推進事業、また糸満市青少年育成市民会議等とも連携しながら学校・地域・関係機関が一体となった児童生徒の育成に努めていきたいと考えております。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 御質問、件名2、糸満ふるさと祭りの延期について。小項目1、今年度の糸満ふるさと祭りの延期。ア、中止ではなく延期についてお答えいたします。 これまで毎年、糸満ふるさと祭りは多くの市民並びに観光客等に来場していただきにぎわっておりましたが、第32回糸満ふるさと祭りについては、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から実行委員会で延期を決定し、広報いとまん12月号で延期を市民に周知いたしました。中止ではなく延期とするのは、これまでの開催回数を途切れさせず、第32回の糸満ふるさと祭りを開催するためとなっております。 ◎経済部長(兼城浩康君) 御質問、件名4、「ハーレー舟」の保全施設について。小項目1、糸満市指定民俗文化財(無形)に指定された糸満ハーレーに用いる「ハーレー舟」の保全施設の整備について。ア及びイについてお答えいたします。 小項目1、ア、要請内容については、ハーレー舟は現在国道高架橋の下を保管場所として令和6年3月31日までの5か年間の使用許可を得ております。その後は当該場所が使用できなくなり、移動先が定まっていないためハーレー舟保全施設の整備が急務となっていることから、当該保全施設の整備に特段の御配慮を賜りたいとの要請内容となっております。 次にイ、市当局の見解については、要請内容については十分認識しており、既存の補助事業や新たな交付金等の活用ができないか、検討したいと考えております。 ◎福祉部長(平田徳明君) 御質問、件名5、保育行政について。小項目1、糸満市社会福祉法人及び学校法人保育園・認定こども園園長会から提出されている要望書について。ア及びイについてお答えいたします。 小項目1、ア、要望書の内容については、株式会社が運営する保育施設について、3歳児以上の受入数が子ども・子育て支援事業計画を満たしていること。保育士が県外へ流出していく可能性があること。企業の参入、撤退により市内外の保育需要に対し大幅なアンバランスをもたらす危険性があること。少子化により過剰な保育サービスを助長し経営不振を招き、市全体の保育力低下につながることなどを理由に参入に反対する内容となっております。 次にイ、市当局の見解について。保育所及び認定こども園の認可権者は沖縄県となっており、市としては事業者から提出される認可申請書に不備がなければ沖縄県に進達し、沖縄県において認可の判断が行われるものと考えております。 次に小項目2、「3歳以上の保育施設の過多について(陳情)」について。ア及びイについてお答えいたします。小項目2、ア、陳情の内容について。保育所等の認可申請については、これまで公募による選定が行われてきたが、自主整備による株式会社の認可申請は違法性がないか。本市の3歳以上の待機児童数はゼロであることから、新たな株式会社が運営する保育施設や新規のこども園の設置、認可は税金の無駄遣いであり、既存の私立園や公立園に与えた損失の補償を求めるものが主な内容となっています。 次にイ、市当局の見解について。これまでの認可園の整備においては、市の計画に基づき施設整備の補助金を交付することを前提に公募し、選定された園の施設整備、認可申請という手続を取ってきました。今回の自主整備の園については、本市の計画に含まれておりませんので、公募の手続は行っておりません。しかしながら保育所を自主整備し、認可申請書を市に提出することは可能であり、その場合進達窓口である市で不受理の判断をすることは制度上できず、認可権者である沖縄県に進達した上で、沖縄県において認可の判断が行われることになります。よって自主整備による認可申請の違法性はないものと考えております。またこれまで認可園への公募に応募した園は、公募時の条件を了承した上で自らの判断で応募したものであり、選定作業に要した金銭的負担を行うことは考えておりません。 ◆3番(上原勝君) 答弁ありがとうございます。件名4から行きます。 私も、この糸満ハーレーの門中バーレーという項目で、サバニに乗った体験があります。その立場からすると、このハーレー舟の保管状況というのが大変気になります。もう取壊し前の保管場所を見せてもらいました。その際には、会議テーブルを幾つも並べた上にサバニを下の段と上の段にしている状況がありました ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時14分)                              (再開宣告午後2時14分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆3番(上原勝君) ハーレー舟に乗っている立場としてすごく愛着があるこの舟の扱いというか、保管状況がいたたまれなくなりました。その案内をしてくださった職員の方々も、どうにかできないかという思いを切実に感じたことがありました。今回、この高架下に保管をさせると。保管期間もうまく確保できたと。ありがたいではあるんですけれども、サバニは海で使われるものですから、雨に打たれても舟だからいいだろうという感覚があるかもしれませんけれども、保管場所をしっかりとしたものにやっていただきたいというのが私の思いです。建て替えするに当たって、漁協組合はやはり予算の確保等にしても難しい部分があって、どうにかそこは、糸満市の財源に頼らざるを得ない。今、補助を探しているという回答がありましたけれども、一日も早くそういった補助金の、どういった補助が当てはまるかというのを検討してぜひやっていただきたいと思います。旧暦の5月4日に糸満ハーレーが毎年行われている中で、今回はイベント自粛で中止になりました。ハーレーシンカもすごく嘆いております。現状、仕方はないんですけれども、しかしこの現状、この機会にハーレー舟の保管場所が分かりました。ハーレーシンカはハーレーこいだ後とか、やはりいろいろ盛り上がって、保管される場所の認知度が低いというか、あったんですけれども、今回の件でここに保管されているんだというのが分かりました。高架下の場所が悪いとかではなくて、屋外での保管場所がどうもこのハーレーシンカからしたら気になるようですので、ぜひそれは一日も早く補助金で何かしらできるようにお願いをしたいと思いますが、それについてどうでしょうか。お願いします。 ◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 ハーレー行事の事業主体は糸満ハーレー行事委員会があります。市も、糸満ハーレー実行委員会の一員でありまして、協力することは必要であるものと認識をしているところであります。しかしながら一般財源だけでの捻出は厳しいということで。先ほども答弁でありましたが、活用できる補助事業、交付金等を模索しながら、早く対応できるような検討をしていきたいと考えております。 ◆3番(上原勝君) ありがとうございます。続いて行きたいと思います。 件名1、教育行政について行きたいと思います。このコミュニティ・スクールについて、もっと具体的に教えていただきたいと思います。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹君) 再質問にお答えいたします。 コミュニティ・スクールですが、学校運営協議会というふうに正式な名称があって、地域で学校を応援する役割というふうな形になります。特に制度的には、これまでは学校評議員制度というものがございまして、この評議員の方々が学校長に意見を述べることができるという制度だったんですけれども、この学校運営協議会、つまりコミュニティ・スクールについては、学校運営協議会の委員の皆様が学校長の経営方針について、それを承認していくという形で、つまり分かりやすく言うと学校経営をこれまで校長先生が担っていたものを、一緒になって協働で経営していこうという発想の下、文部科学省が推奨している制度で、特に学校と地域をつないで、学校を地域の方々が応援していただくというふうな形で、子供の学力、さらに子供の安全はもとよりという形で、いろいろな仕組みを学校の中に支援していただいて、その上で子供たちを育成していく、地域の子供たちは地域で育てるという形で、そういった趣旨で生まれたのが学校運営協議会でございます。 ◆3番(上原勝君) ありがとうございます。大変分かりやすいです。学校の校長先生が決めたことに、この参加の委員の皆さんが従うわけではなくて、一つの小学校で、評議員に入っているみんなで決めよう、それでみんなでやっていこうということは、今までより、より地域と密接した学校との関係が構築できるんでしょうか。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹君) 再質問にお答えいたします。 おっしゃるとおり、今まで以上に学校を地域で支えるというふうなものを期待しております。それはなぜかと申しますと、校長先生以下、学校の教職員はあくまで5年たったら異動とかございますが、地域の学校は地域でということでありますので、そういった地域行事や、そういったものも継続していけるように、地域の子供が自分たちの地域を愛するという形で、そういった形で地域の方々が学校に足を運んでもらって、学校運営協議会が決めるような取組を一緒に協力していただいて、地域の方々も学校に足を運ぶ。その上で子供たちが地域の方々を知るという形で、また伝統行事を引き継いでいくという形で、ぜひ今後という形で、大いに期待するものと、そういった趣旨から今年度から全小中学校にコミュニティ・スクールを導入している次第であります。 ◆3番(上原勝君) 先日、小学校の子供たちの通学路の防犯パトロール、防犯チェックに警察の方、また地域の皆さん、そして教育委員会の職員の皆さんと一緒に分け分けして、歩いてチェックをしました。そこには純粋に子供たちの通学路の安全確保のために、肩書を超えていろいろな意見を出すことができました。とてもためになったなと思います。それが一つの小学校だけではなく、いろいろな小学校でそういうことが起きて、それをもんで教育委員会は、じゃあこの地域のこの部分は危ないな、多分優先順位が出てくると思います。それをすぐにとは難しいと思いますが、優先順位度が高い、危険度が高いところを一刻も早く修繕するなり、やっていけたらと思っておりますが、その辺いかがでしょうか。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹君) 再質問にお答えします。 この通学路点検は、おっしゃるとおり子供の安全という形で、危ない箇所というのを点検するところでございますので、今議員がおっしゃるように予算が絡むことなので、優先順位をつけながら、そういった御要望を聞いて、委員会のほうで検討をしながら、実際に優先順位をつけて、子供の安全を確保するために早急にやるべきこと、中期的、長期的にやるべきことという形で、そういった趣旨から通学路点検も実施しておりますので、ぜひ今後とも各関係団体で御協力をお願いしたいと思っております。 ◆3番(上原勝君) ありがとうございます。12月15日小学校の保護者メールで不審者情報が入ってきました。そのときに一刻も早く、この防犯パトロールをやれたらなと思っているし、思っている保護者もいっぱいいたと思います。私は今回取り上げておりませんが、この青色防犯パトロールについて、うまくできないか、今ちょっと足踏みをしている状態ではあって、それに代わるものではありませんが、小学校のPTAのOGの方からこういったものがあるよというのを教えてもらいました。これです。磁石つきです。この不審者情報が出たときに、保護者は見ます。動ける保護者には、この防犯パトロールの磁石つきの、マグネットを貼り付けてもらって、学校の先生方は授業をやっているかもしれませんし、空いている先生方がいたら防犯もできるかもしれません。警察も動くと思います。それとは別で保護者にこういったのを貼り付けてパトロールをしてもらうと。これは私はお金もかからないし、いいんじゃないかと思っておりますが、これは初めて見せたと思いますが、どうですか。 ◎教育委員会指導部長與那覇正樹君) ありがとうございます。今、防犯ステッカーですけれども、子供の安全、安心という形で捉えると、昨今不審者が、実際に糸満市内でもそういった不審者の事案が発生しているというのもございます。またそれ以外に先ほどあった登下校の通学路の安全、さらに交通安全等も含めてという形で、去る11月の通学路の点検の際にも、青少年市民会議を中心にしながら、糸満警察署、地区の防犯協会、さらに民生委員・児童委員の方々とか、市の女性連合会の方々に実際に協力していただいて、さらにこの通学路点検と同時に、中学校のほうでそういった方々に御協力も願って、パトロールも実際に夜7時までやっている学校もございました。そういったものを踏まえると、今議員が提案なさったそういったステッカーについても、実際に不審者については起こってから対処するよりも、起こる前の未然防止も大事だと思います。そういった意味からも、そういったステッカーを実際に配布できて、そういうふうなネットワークが、先ほど申し上げた各関係機関のネットワークが構築されて、そういったものが実際にできればという形で期待はしておりますし、子供たちのためにというふうに捉えると、とてもありがたい取組であります。そういったのもぜひ私どものほうでも校長会にもそういったお話をさせていただきますし、また各学校のコミュニティ・スクール、学校運営協議会のほうでもいろいろ論議していただいて、予算の確保とかというふうなものも。こちらはまた警察署のほうとネットワークを構築できる方法とか論議してまいりますので、今後ともそういった取組は子供の安全に関してですので、大歓迎ですので、ぜひ御協力をお願いしたいと思います。
    ◆3番(上原勝君) 将来的には、この青色防犯パトロールにこれをつけてできたらなというのが理想ですので、それに向けて全力で協力していきますので、教育委員会も次年度からとは言わず、明日からすぐできるように頑張っていただきたいと思います。よろしくお願いします。 件名2に行きます。6月の広報いとまんに、糸満ふるさと祭りの延期のお知らせが入っていました。それを読み上げます。内容「例年8月ごろに開催している糸満ふるさと祭りは、新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、延期することが決定しました。延期後の開催時期は今後の状況をみながら検討していきます。」とあります。6月の時点で、今年度中にやれるかやれないか分からないけれど、延期という判断は私は評価をしておりました。この時期に、今年度において延期するという表記は、出店関係者、またイベントに関わる、また祭りを楽しみにした人たちからは誤解を招きます。今、部長がおっしゃった答弁は当たっているんですけれども、でも広報で見た市民の皆様は誤解すると思います。イベントは、このイベント自粛の中で祭りはなかなかできない、特に出店業者、この情報というのは、本当にこのなりわいをする人たちからしたら希望でもあって、それが中止となると失望に変わって、それが内容によっては次年度に向けた延期という表記だったら諦めが早くつくんですね。これを答弁、当たっているんですけれども、もっと出店業、イベントに携わる方々の気持ちを酌んで頂けたらなと思います。1月号のできれば広報には、今年度は中止、次年度に向けて延期だったらいいんです。今年度において、今年度が残り3か月しかない中で、捉え方としてはふるさと祭りは延期は難しいです、中止です。あの規模の祭りをやるとなったら、実行委員会から立ち上げていかなきゃいけないから、逆算すると、もしやれるなら3月になってしまうんです。でも今の現状は無理なので、そういう表記を改めることは、また修正することは可能かお伺いします。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) まず今回の広報に掲載した、載せ方なんですが、去年まで31回ふるさと祭りを行ってきています。その中で、1回も中止になったことはないと聞いていまして、担当課からはこれを継続したいという思いで、途切れさせないという思いで今年度は延期しますということで12月号の広報に掲載しています。議員おっしゃるように、少し表現の部分で勘違いされる、捉え方によっては勘違いされる方もいらっしゃるのかと思いますので、1月号あたりに間に合うかどうか、少しその辺は検討をしたいと思っております。 ◆3番(上原勝君) 先々月ぐらいですか、出店業組合という立場で市長表敬訪問させていただきました。そのときに、沖縄県のイベントの状況を説明させてもらいました。市としては、この要請内容の一つとして、一事業者に何かしら支援金等できませんかというのも含みました。いろいろな業種がある中で、一事業所に特定の支援金を送るのは難しいというのは分かります。市が提案していただいたのは、糸満市賑わい創出支援事業にエントリーしてみたらいかがですかという回答でした。そのときは、そうだな、そういったのにエントリーしてみたらどうかなと思いました。でもその補助金の額は50万円なんです。50万円でふるさと祭りのような大きな祭りではないけれども、ミドル級の祭りをやるためには50万円というのは安過ぎるんですね。実際、ふるさと祭りの計上した予算を見ると700万円ぐらいだったと思います。それ以上に協賛企業とかいろいろ募ると、相当なお金を要する中で、賑わい創出支援事業というので提案されたときに、50万円か。そしてこの事業は継続性を求められるから、1回こっきりの祭りをやっても、次の2回目に向けての資金集めがすごく大変なんです。イベントがない中で、収入がゼロの中で、私たちには酷だなと思って、出店業事業協同組合として、糸満市の賑わい創出支援事業補助金を使ったお祭り運営は断念しました。そういう状況の中で、こういった12月号のふるさと祭りが今年度においては延期という表現は、私たち出店業者、出店業に関わる方々、またイベントに携わる方々からしたらがっかりなんですよ。今は期待ですよ、延期という表記だから。だけどこれが中止とかと言われると、延期ってユッタヤシーとなるんですよ。なので、出店者の思い、また市民に寄り添う市政なら、市長、この表記はすぐにでも変えて中止、次年度に向けた新しい取組が必要だと私は思います。これは提案ですが、浦添市はてだこまつりという沖縄県でもメジャー級の祭りがあります。今、浦添市のホームページを見るとてだこまつりの開催時期について、市民に投票アンケートをしています。浦添市民の方々、出店業者の方々は、浦添市は来年度、次年度、てだこまつりをやるために動いているんだと見えます。今現状、糸満市の場合は、6月に延期という表記は、私は評価しました。この段階で中止という判断をすぐに出して、次年度に向けた、もちろんコロナの影響もありますからできるかできないか分かりませんけれども、だけどできるように取り組んでいる姿勢は見せる必要があると思いますが、いかがでしょうか。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 広報の記載について、少し読み取れないというか、誤解を与えるような表現になっていないかという御指摘なんですが。確かに今年度は延期ということで、ある意味では今年度中止ということですよね。そういう意味合いで広報には載せているんですが。先ほども言ったように、1月号にうまく表現できないか、その辺を検討したいと思っております。 次年度のふるさと祭りにつきましては、高江議員からも質問がありましたが、冠事業として今後取り組んでいく考えもございますし、当然やる方向で進めていきたいと思っております。 ◆3番(上原勝君) よろしくお願いします。今、出店業者は、売上ゼロの状況で生活しています。今年の1月に年始で、この県内の神社で屋台を出店している方々がいっぱいいました。その後からイベント中止が相次いで収入がないです。持続化給付金とか県の支援金を頂いても賄えないんです。出店業者はお金が欲しいんじゃなくて仕事が欲しいんです、イベントをやってほしいというのが一番の思いです。沖縄県内でどこの行政も、やはり今の現状、行政が主導でイベントをつくるのは難しいというのはあると思います。だけどやれることはあると思います。それが先ほど言ったように、浦添市のホームページでてだこまつりの開催時期をどうするのかというのを市民に投げかけているのは、祭り好きな人たち、出店業者、出店業に関わるいろいろな方々期待を寄せるんです。糸満市のふるさと祭り、次年度、50周年だから冠事業にする、分かりました。それに向けてぜひ出店業者の声も聞いてほしいです。聞くことが、一年間仕事がない中でやめる方も出てきました、やめようとする方も出てきます。ここ最近、コロナ禍で厳しくなって、年始から始まる神社での屋台がどうなるかも難しいです。時短営業と言われている中でも、私たち出店業者はイベントでやるのがなりわいです、固定で店舗を構えていませんので。その気持ちもどうか酌み取っていただいて、1月のふるさと祭り中止の表記、そして次年度のふるさと祭りを前向きに動いている姿勢を見せていただきたいと思います。ぜひよろしくお願いします。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時37分)                              (再開宣告午後2時37分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆3番(上原勝君) 件名3に行きます。観光行政について。魅力度伸び率1位というのは、糸満市としても、とてもうれしいです。私たち糸満市民が糸満市のことを評価する、それはもちろんです。だけど市外の方が糸満市をどう思っているか、どう評価しているかというのも、やはり大事だと思っています。それは客観的な意見だと思うから、糸満市は、一つのシンクタンクかもしれませんけれども、その評価というのは高く、どんどん発信していくべきだと私は思っています。當銘真栄市長、選挙のときに糸満市の財源が、危機的状況に直面しているとうたっていました。このアンケートは、6月から7月に行われています。選挙の直後ですね、こういう評価を頂いております。糸満市が財政的、危機的状況に直面しているというふうに、糸満市外にそういうイメージを持たれているんだったら、今回のこのようなアンケート集計にはならないと思います。私は、すごくこのアンケートを評価しておりますし、市長はこの辺どう考えているかお聞かせください。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時39分)                              (再開宣告午後2時41分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆3番(上原勝君) 財政的状況である、直面していることを選挙で発信しました。このアンケートは、市外の方々が多分ほとんどだと思います。この方々の糸満市のイメージは、「那覇空港から近い」とか、「民泊がよい」とか、「琉球ガラスが手作りでできる」とか、いろんないいコメントがあるんです。それについてどう思うかというのを聞いているんです。 ◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えさせていただきます。 選挙の際のものとは、またこれとは私は別だと思っています。魅力度の中に、観光の今おっしゃったものが全国、20代、30代、3万1,734人の抽出の中から選ばれたということなので、そこは財政的なものはないかと考えています。 ◆3番(上原勝君) 分かりました。ありがとうございます。 件名5に行きます。保育行政について。もう一度、先ほど金城敏議員が話しておりました、認可申請の基準及び開園までの流れをもう一度お願いします。 ◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 一般的には、市の子ども・子育て支援事業計画に基づき、認可をすることを前提として施設整備の補助金を含めた公募を行い、設置事業者を選定します。その後、事業者は整備をした施設について市に認可申請を行い、市は書類に不備がないかを確認後、県に進達し、県は整備及び運営に関する基準に基づき認可するかどうかを決定します。認可が決定された後、事業者は開園する流れとなります。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時44分)                              (再開宣告午後2時44分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆3番(上原勝君) 糸満市の広報で、次年度の糸満市内教育・保育施設等の簡易マップが掲載されておりました。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時44分)                              (再開宣告午後2時44分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆3番(上原勝君) 10月号の広報には、この糸満市内教育・保育施設等の簡易マップが掲載されていました。印刷の流れから言いますと、9月度中旬あたりからいろいろ情報を提供して、翌月の広報に載せるような段取りだと思いますが、9月の中頃ですね、それ以前に新設される保育園は、どの段階まで来ていたか知りたいです。お願いします。9月の何日かの段階で、この申請書も出していて、県にこれから提出するんですよね。それまでの間に糸満市としては意見書を添えて提出する段取りでしたよね。今の9月のこの段階では、申請書はもう出されているんですか。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時45分)                              (再開宣告午後2時47分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 9月の段階では、申請ではなくて相談があったと。その相談の内容については、建物施設の図面であったり職員数、それから定数等のそういった相談がありましたと。正式な申請はそのときには出ておりません。 ◆3番(上原勝君) 相談レベルなら、10月の掲載、載せるのはどうかと思うんですが、それはどうですか。 ◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 子ども・子育て会議に諮る前に、新年度の申込みの記載をしたということですが、新施設の市町村への認可申請はおおむね11月末から12月の中旬にかけて行われることになっています。その後、子ども・子育て会議に諮る必要がありますが、一方、新年度の申込みは既に10月から開始されることから9月には原稿を確定させる必要があるということです。子ども・子育て会議の結果を待ってから新年度の申込み対象とすると、4月の入所調整に間に合わず新施設の利用者を希望する保護者の選定機会を喪失する可能性があることから、入所申込書には開園予定施設として案内させていただいたということであります。 ◆3番(上原勝君) 流れが、4月の新年度に向けて間に合わないから逆算するとそうなったというふうな捉え方ですけれども。ではこの子育て会議の役割は何ですか。諮る前にというのは分かるけれども、ではこの子育て会議の重要性とか、例えば今回上がった陳情書というのは、保育園の方々の声というのはすごく重いし、子育て会議を、そこで議論がなされてこういった施設があるよという話合いはあったのか、ちょっと聞きたいです。 ◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 まず子育て会議の中で、この陳情をどう審議がなされたかということですが、子育て会議の中ではこの議論はしておりません。子育て会議の役割というものについては、子育て会議の役割ですが、子ども・子育て支援法第77条第1項に掲げる事務処理ということで、まず特定教育・保育施設の利用定員の設定をまず子育て会議、保育所それから小規模の利用定員の設定等の事項を行う会議ということです。あと子育て会議の役割については、子ども・子育て支援事業計画の策定であったり、その作成された計画の状況を推進していく、そういうふうな役割ということであります。 ◆3番(上原勝君) なるほど。ではお聞きします。 先ほどの開園までの手順がありました。手順の中で、糸満市が意見書を添えることが条件ですよね。この糸満市が県に出す事業になってくると思います。市は、どのような方向性で、今の現状、この保育園をどう申請書に書くかというのはすごく大事だと思っております。その辺を聞かせてください。 ◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 子育て計画の中で、今回、県のほうに……、ちょっとすみません。休憩お願いします。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時53分)                              (再開宣告午後2時53分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎福祉部長(平田徳明君) 市から県に提出する意見書は、現時点で今調整中でありますが、まだ決まっていません。おおむね糸満市子ども・子育て支援事業計画における糸満市全体の量の見込み、それから確保方策の予定、それからこの地域ですね、中学校地域における量の見込み、それから今回武富地域の区画整理で人口が増加していること、それから市民から保育施設の整備の要望が高いこと、それから市の法人園長会から反対意見があることなどを記載する必要があると考えています。 ◆3番(上原勝君) 県に意見書を添えるこの作業というのは、いつまでというのはあるんですか。次年度に向けて、もう4月に向けて募集が始まっているじゃないですか。この県に提出する申請書はいついつまでというのが、リミットはあるんですか。お聞きします。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時54分)                              (再開宣告午後2時55分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆3番(上原勝君) 4月の開園に向けて、今動いていて掲載しました、見込みですけれども。だけど実際にまだ提出もされていない、相談されている状況で載せました。この申請書が出されて市の意見書も添えて、県に提出する締切りはいつなんですかという質問です。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時56分)                              (再開宣告午後2時56分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 先ほど県に進達するのは、期限はいつ頃かということですが、12月末を、今県のほうに提出をするという予定です。向こうからの回答としましては2月、3月ですが、そのときに間に合わなかった場合の認定とかについては、子供たちの申込みがあったものについては、割り振りは市のほうでしますので、それにはもうしないというような形の流れです。 ◆3番(上原勝君) 分かりました。9月2日付のこの新聞で市長が大きく載っております。すごくいいことも載っているし、うん、と思うこともある中で、ちょっと読み上げたいと思います。子どもの育み事業の中で、こういうふうに述べておりました。「公立こども園の民間委託計画については市民から「子育て支援の連続性が途絶えてしまう」との強い訴えがあり、立ち止まって再検証する。」とありました。これは前市長の上原昭の実績だったように思います。公立でできる部分、民間でできる部分があります。そのときの上原昭さんは、市長として政治力というか、市長としての役割で、役目で1年間空けました。今回、真栄市長、市民に寄り添う市政を目指しております。この難局を乗り切るために、ぜひこの問題、混乱に近いような状況をぜひトップダウンでいい方向に進んでいくことを希望して、私の一般質問を終わります。以上です。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時58分)                              (再開宣告午後3時09分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆15番(西平賀雄君) こんにちは。今日の最後の一般質問を行います。皆さん、こんにちは。一般質問に入る前に所見を申し述べさせていただきたいと思います。 2020年の世相を一字で表す今年の漢字に「密」が決まり、京都市東山区の清水寺で発表されました。人類にとって未曽有のコロナ禍に見舞われた2020年も間もなく幕を閉じます。アメリカの一部の州で一昨日、12月14日からワクチン接種が開始されました。完全にコロナが終息し、来年が明るいよい年になることを祈念いたしたいと思います。それでは一般質問に入ります。 件名1、玉城保太郎翁銅像建立について。小項目1、市制施行50周年記念事業としてミーカガン(水中眼鏡)を考案した同翁の銅像を建立する考えがないか伺います。 小項目2、市制施行50周年記念事業について、市民公募の考えはないか伺います。 件名2、道路行政について。小項目1、市道安田多原線の進捗状況について伺います。 小項目2、市道喜屋武岬線の進捗状況について伺います。ア、事業採択時期はいつ頃を予定しているか伺います。 小項目3、市道C28号線、旧糸満ボウリング場北側の改修時期について伺います。1960年頃の公有水面埋立事業が施工されたときに設置された護岸を利用してできた道路だと私は記憶しております。既に60年以上が経過し老朽化し、決壊箇所も多くなっています。改修時期を伺います。 小項目4、市道兼城ハイツ1号線の改修時期について伺います。字座波、賀数、豊原方面から西崎への買物でよく利用される幹線道路であります。しかしカーブ、凸凹が多く事故も多発している。この道の改修計画を伺います。 小項目5、県道平和の道線の無電柱化について伺います。2006年に喜屋武海岸及び荒崎海岸は、国の登録記念物に指定されています。風光明媚な地であります。無電柱化を県に要請したか、伺います。 件名3、市道B4号線とB12号線の歩道の撤去について。小項目1、両路線の歩道設置時期と設置した目的を伺います。 件名4、橋やトンネル等の耐震検査について。小項目1、市道双子橋線の耐震検査について伺います。ア、平成28年度の橋梁等長寿命化点検調査で検討するとの答弁がありましたが、検討されたか伺います。 件名5、国土強靭化5か年計画について。小項目1、国が2025年までに重点的に取り組もうとしている同計画の内容を伺います。 小項目2、大川区沿いを流れる報得川河川敷は老朽インフラの対象にできないか伺います。 件名6、教育行政について。小項目1、わいせつ行為の教員情報について。県議会において、児童生徒などへのわいせつ行為での教職員の懲戒処分は、15年から19年で11件あったことが報告されています。島尻教育事務所管轄では該当者はいなかったか、伺います。 残りは質問席のほうから再質問させていただきます。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時16分)                              (再開宣告午後3時16分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆15番(西平賀雄君) 件名6の教育行政についての2を忘れていますので、読み上げます。 小項目2、この問題等について定例教育委員会会議で議題になったことがあるか伺います。 ◎市長(當銘真栄君) 西平賀雄議員、件名2、道路行政について。小項目4、兼城ハイツ1号線の改修時期についてお答えいたします。 兼城ハイツ1号線の改修時期でありますが、本路線の一部約600メートルを公共施設等適正管理推進事業債を活用して舗装を改修するために、今年度に測量設計業務を委託しております。設計業務完了後、早い時期に舗装改修工事に着手する予定です。 その他の御質問については、教育長及び関係部長より答弁させていただきます。 ◎教育長(幸地政行君) 議員御質問、件名6、教育行政について。小項目1及び2についてお答えいたします。 小項目1、わいせつ行為等の教員情報については、懲戒処分を受け教員免許状を失効した者に対して、官報への公告漏れがあった旨、沖縄県教育委員会から通知がありました。当該教職員11名の中に、本市学校の教職員であった者が1名含まれております。 小項目2、教育委員会会議で議題になったことがあるかについては、本市の学校教職員に懲戒処分等に該当する行為があった場合、本市から県へ内申する必要があります。内申の際には、教育委員会会議に諮った上で行いますので、当該事案については教育委員会会議の議題として審議しております。 ◎総務部長(福元信美さん) 御質問、件名1、玉城保太郎翁銅像建立について。小項目1及び2について順にお答えします。 小項目1、市制施行50周年記念事業としてミーカガンを考案した玉城保太郎翁の銅像建立についてお答えします。同氏が考案したミーカガンは、潜水を主体とするアギヤー(追い込み漁)をしていた糸満ウミンチュの漁業を飛躍的に発展させており、その功績は島エジソンと呼ばれた男として、糸満市史へも掲載されております。しかしながら銅像等の建立については、これまでも各地域や学校において期成会などを立ち上げ建立してきた経緯がありますので、これまでと同様、市民や関係者の動向を注視していきたいと思います。 小項目2、市制施行50周年記念事業において、市民公募の考え方については、コロナ禍ではありますが市民協働のまちづくりの観点からも、50周年記念事業に特化した市民提案型まちづくり事業の公募について検討しています。 次に御質問、件名5、国土強靭化5か年計画について。小項目1、同計画の内容についてお答えします。12月11日に防災・減災、国土強靭化のための5か年加速化対策が閣議決定され、2021年度から5年間で3分野においてさらなる加速化・深化を図ることとし、123の対策を取り組むこととしています。その重点的に取り組む対策として、1、激甚化する風水害や切迫する大規模地震等への対策78対策。2、予防保全型インフラメンテナンスへの転換に向けた老朽化対策として21対策。3、国土強靭化に関する施策を効率的に進めるためのデジタル化等の推進24対策となります。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時22分)                              (再開宣告午後3時23分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎建設部長(大城拡君) 議員御質問、件名2、道路行政について。小項目1から3及び5について順にお答えいたします。 小項目1、安田多原線の進捗状況については、平成29年度に事業化された、延長410メートルのうち、今年度に120メートルの整備が完了する予定となっております。用地取得につきましては、全18筆中12筆契約を済ませており、取得率67%となっています。なお事業完了は令和5年度を目標に取り組んでおります。 小項目2、喜屋武岬線の進捗状況ですが、平成30年度に概略設計を行い、事業化への同意も約60%の地権者から頂いております。今後は同意率をさらに高めつつ現在進行中の事業の進捗状況を見極めながら、事業採択に向け取り組んでまいります。 小項目3、C28号線の改修時期につきましては、同路線の道路護岸劣化は確認しておりますが、護岸の修復には多額の工事費が見込まれることから、新たな補助事業や起債事業等の導入の可能性も含めて整備ができないか、調査してまいります。 最後に小項目5、県道平和の道線の無電柱化については、令和2年2月に無電柱化も含め、景観重要公共施設として、指定要請を沖縄県に提出し、同年3月に了承した旨の回答を頂きました。そのため、今年度の糸満市景観審議会において、平和の道線を景観重要公共施設に指定を行い、整備方針として無電柱化についても定めてまいります。指定後は無電柱化の範囲も含め、関係機関と協議してまいります。 御質問、件名3、市道B4号線とB12号線の歩道撤去についてお答えいたします。市道B4号線及び市道B12号線は、昭和47年以前に道路認定されており、復帰前に整備された道路であることから、設置時期の詳細は不明であります。歩道設置の目的として、自動車と歩行者を分離することにより、歩行者の安全確保を図ることを目的としております。 御質問、件名4、橋やトンネル等の耐震検査について。小項目1、市道双子橋線の耐震検査について。ア、橋梁等長寿命化点検調査についてお答えいたします。市道双子橋線に敷設されているボックスについては、水道部で管理する雨水幹線であり、道路構造物ではなく道路占用物であることから橋梁等長寿命化点検調査にて点検は行っておりません。道路を占用している物件については、占用者で適切に維持管理をするものと考えております。 御質問、件名5、国土強靭化5か年計画について。小項目2、報得川河川敷は老朽インフラの対象にできないかについてお答えいたします。報得川は沖縄県が管理する2級河川であり、大川区沿いの区間については整備済みとなっていることから、現時点での整備計画はないと南部土木事務所に確認をいたしました。また老朽インフラの対象にできないかとのことでありますが、今後、市としても県の実施する河川の重点的な整備計画に協力していきたいと考えております。 ○議長(大田守君) 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。 ◆15番(西平賀雄君) ありがとうございました。再質問を順を追ってやっていきたいと思います。 まず件名1のほうですけれども、先ほど総務部長のほうから報告がございました。大変ありがとうございました。ミーカガンについては、国指定文化財にするために10月5日、市長と私たちの同僚議員であります金城幸盛議員が同席をしまして、文科省に要請をしていた記事が新聞で出ておりました。ぜひこの指定と同時に、銅像の建立ができるように何とかお願いしたいと思います。ですから国の文化財指定ができるように、引き続き市長、ぜひ頑張っていただきたいと思います。先ほど別の議員の質問で教育委員会のほうから報告がありましたけれども、今年度、来年に向けて厳しいんではないかという話だったと思いますけれども、ぜひ引き続きこのミーカガン、非常に沖縄の漁業を変えていったというぐらいの非常にすばらしい漁具でありますので、ぜひ国の文化財に指定されるように、ぜひ頑張っていただきたいと思います。 それから2点目の50周年記念事業でございますけれども、過去の節目の年の記念事業を見てみますと、10周年記念事業のときには糸満市民憲章の制定がされています。それから30周年の場合には、北海道の網走市との友好都市締結、それから35周年の場合は海やからのまち宣言等々をやっておりますので、先ほど答弁がありましたとおり、市民との協働のまちづくりのためにぜひ公募をして、多くの応募を頂いた中から、どういったものが来年のその50周年に生かされていくのか、よく検討をしていただきたいと思います。 件名2に移ります。安田多原線についても順調に進んでいるようでございますので、ぜひ完成まで頑張っていただきたいと思います。 それから市道C28号線、これは旧ボウリング場の北側の道路でありますけれども、これについては……、ちょっと休憩。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時32分)                              (再開宣告午後3時33分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆15番(西平賀雄君) これについてはちょっと聞き漏らしているようですので、もう一度この件について答弁頂けますか。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時33分)                              (再開宣告午後3時33分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎建設部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 小項目3、市道C28号線の改修時期については、同路線の道路護岸劣化は確認しておりますが、護岸の修復には多額の工事費が見込まれることから、新たな補助事業や起債事業等の導入の可能性も含めて整備ができないか、調査してまいります。 ◆15番(西平賀雄君) この小項目3について、今御答弁頂きましたけれども、あとの国土強靭化事業、今度12月11日に閣議決定された事業が出ていますけれども、この中ではできないでしょうか。港湾も確かにこの中にあったと思いますけれども、いかがでしょうか。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時34分)                              (再開宣告午後3時36分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎建設部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 資料によりますと、議員がおっしゃるように老朽化対策では河川管理施設や道路、港湾というふうに掲載されております。この港湾につきましては、当護岸につきましては漁港内ではあるんですけれども、道路護岸というふうに、市道の道路護岸という位置づけになっておりまして、そのC28号線護岸についても対象になるか確認していきたいと考えております。 ◆15番(西平賀雄君) ぜひ確認をしていただいて、これでできるようにお願いをしたいと思います。せっかくこれだけ国が大きな予算をつぎ込んで、今回強靭化対策をやろうとしているわけですので、この護岸については非常に、先ほど申し上げましたように相当長い間経過しているんですね。もう御覧になってお分かりのとおり、もう崩れかけているぐらいで、去年から台風のときにこれ決壊する可能性があるからということを申し上げましたけれども、今回、この事業でぜひできるように頑張っていただきたいと思います。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時37分)                              (再開宣告午後3時37分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆15番(西平賀雄君) 小項目4の兼城ハイツ1号線につきましては、先ほど市長のほうから御答弁頂きましたけれども、進めていくということの答弁を頂きました。大変ありがとうございます。ぜひ早めに。ちょっと気にしていたのは、下のほうで阿波根兼城線、これが今都市計画道路として整備を進めているわけなんですけれども、そこにラウンドアバウトが来ると、この路線についてはまたさらに後回しにされるんじゃないかと思っておりましたけれども、今回これも進めていくということですので、大変感謝いたしております。ぜひ頑張っていただきたいと思います。 それから小項目5の平和の道線、この無電柱化についても先ほどの部長の答弁からしますと、無電柱化について了承するという返事も頂いているということでありますので、非常に喜んでおります。ぜひ風光明媚な地域で、沖縄戦跡国定公園の中にも入っているところでありますので、ぜひこれからの糸満市の観光、この地域というのはさらにクローズアップされてくると思いますので、ぜひ無電柱化をやっていただきたいと思います。そうすることによって、この県道ですけれども、当然糸満市の中を走る平和の道ですので、この事業については糸満市内、あるいは関連する建設業者の方々も相当潤ってくると思いますので、ぜひ頑張っていただきたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時40分)                              (再開宣告午後3時40分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆15番(西平賀雄君) それでは件名3のほうに入ります。まずは市道B4号線でありますけれども、件名3については設置時期と設置した目的を聞いたわけなんですけれども、まず設置した時期については復帰前ということで、はっきりしないと、不明だということがございました。確かに復帰前であります、これは。私もこの近くに住んでいましたので、中身はよく知っていますけれども、復帰の前は大きな排水路が通っていたんですね。この市道B4号線の歩道については。ですから約1.5メートルほどの大きな排水路でしたけれども、大雨のときにここに転落して流される可能性もあるということで、これを心配して、こういう今の形の歩道になったと思います。決して、先ほど部長がおっしゃっていたように、車と歩行者の分離をするためにこの歩道は造ってあるという答弁がございましたけれども、この市道B4号線、市道B12号線、ここに設置されている歩道というのは、おっしゃることも確かではありますけれども、もうかなり前に造られた歩道なんですね。今のこの辺のお住まいの方々の状況、前回の議会でも質問しましたけれども、この状況を知っているかということをお聞きしましたけれども、当時の福祉部長は、当時のこの地域の状況はあまりよく知らないということでしたので、改めて今回出してあります。ほとんどこの道路は、今使われていないんですね。この辺一帯は、高齢者が増えてきておりまして、高齢者の方々の今、シルバー用の押し車ですか、それがかなり増えてきています。障がい者用の椅子を使って、ここから移動している方もいるんです。ですからこの歩道については、御覧になって分かると思いますけれども、非常に電柱が多いということと、それからこの歩道自体が段差が非常にある、傾斜がある。こういう状態で、高齢者がこういう車を押しながら通すということは、非常に難しい。もうずっと復帰前に造られている歩道ですので、今はほとんどもう無用な歩道になっているんですね。ですから撤去して、逆にこれができたために車道そのものも狭くなっていて、おまけに歩道に片側を車の車輪を乗せて駐車する方々が多いです。ですから歩道が狭い上にこういう状態ですので、高齢者の方々がこの歩道を使うということは、全くもうあり得ないと言っても過言ではないです。ですからずっと以前はこの歩道は重要だったかもしれませんけれども、今の状況はこういう状況ですので、ぜひ撤去をしていただきたい。そうすることによって、この歩道を造らないで全部フラットにすることによって、道幅もさらに大きくなりますし、高齢者の方々の移動も非常にしやすくなってくると思うんです。ぜひそういう道に変えていっていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時45分)                              (再開宣告午後3時45分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎建設部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 御質問の内容ですが、復帰以前に歩道も設置されたということで、歩道幅も現況を確認しますと、約1.1から1.5メートルということで、議員おっしゃるように各住宅への乗り入れ等ありまして、また歩道自体もマウンドアップで整備されており、切下げ部分が結構あるということを確認しています。また歩道を撤去しまして、車道を広くしたらどうかというお話なんですけれども、復帰以前に歩道を設置しているということで、各住宅の乗り入れとか、車庫の乗り入れとか、門の高さですね、歩道で約20センチメートル上がって、それから切下げはされているんですけれども、乗り入れをするような格好になっております。それで今回、例えば歩道を撤去した場合に、また門との段差が、新たに段差が生じるということもございまして、現在撤去は厳しいものかなと、利便性等から見ても、そういうふうに今考えております。 ◆15番(西平賀雄君) 部長、ありがとうございます。確かに歩道の高さというのは、大体10センチメートルかな、だと思うんですけれども、逆にこの歩道の高さまで車道の部分を上げていくとか、そういう方法はできないんですか。 ◎建設部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 マウンドアップで整備された歩道が、約20センチメートル弱上がった状況で設置されております。また側溝の天端もちょうど、特に市道B12号線につきましては歩道がありまして、その外側にまた側溝が設置されている状況にございます。全面撤去してまた新たに車道のほうに乗り入れ口ということなんですけれども、そうなった場合に歩道を撤去して、また新たに斜路が生じるような格好になりまして、門につきましてはまた階段の踏み台というんですか、また20センチメートルほどの、そういう格好になりますので、結構いびつな格好になるというふうに今認識している状況です。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時49分)                              (再開宣告午後3時49分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆15番(西平賀雄君) 部長、ありがとうございます。今、糸満市の道路は、ほとんどB何号線、何号線というのが多くて、場所がどこか確かに分からないです。市道B4号線というのは、字糸満の方だったら分かると思いますけれども、元のアーマーガーに行く、幸地腹からアーマーガーに抜ける道路が、市道B4号線です。それからもう一つですね、元の神谷病院から下りてくる道、これが市道B12号線です。ですから非常に今部長がおっしゃったとおり、手直しは難しいかもしれませんけれども、やはり地域に住んでいる方々が、本当に利用のしやすいような方法をぜひ検討していただきたいと思います。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時50分)                              (再開宣告午後3時50分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆15番(西平賀雄君) 件名4に移ります。双子橋線の件なんですけれども、この双子橋線については、道路については先ほど答弁がありましたとおり、建設部でやった内容なんですけれども、下水道のほうで今度の国土強靭化計画の中で取り組めないかどうか、水道部長にお願いいたします。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時51分)                              (再開宣告午後3時52分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎水道部長(伊敷勝君) 再質問にお答えいたします。 今、議員のほうから国土強靭化事業で取り組めないかということで御質問ですが、国土強靭化事業では取り組むことはしていなくて、平成29年度に策定しました公共下水道ストックマネジメント計画において終末処理場、汚水・雨水管路等、公共下水道施設全体の点検調査として位置づけております。その点検調査の実施につきましては、公共下水道施設全体のリスク評価による優先順位の状況、補助事業の採択状況等、総合的に勘案して年次的に行う予定であります。 ◆15番(西平賀雄君) ありがとうございます。建設部のほうでは、国土強靭化が担当なんですけれども、前回の平成28年の質問でも、両方相手側にげたを預けたような形の答弁がありました。ぜひ市民にとっては、どちらでもいいわけですけれども、とにかく共同していい方向で解決をしていただきたいと思います。今、道路行政の中では国土強靭化、これで私はできると見ていますけれども、ぜひ対応できないかどうか、検討していただきたいと思います。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時54分)                              (再開宣告午後3時55分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆15番(西平賀雄君) この国土強靭化の問題については、非常に私が気にしているのは、いま先の双子橋線の件については、なぜこの国土強靭化5か年計画の中でできないかどうか、検討していただきたいというのは、この双子橋線についてはかつては川だったわけですので、この強度というのが、本当に前回の平成28年でもきちんと調査をされていなくて、今回、笹子トンネルの崩落の件で、せんだって新聞に出ておりましたけれども、あの事故から8年たっているにもかかわらずこの問題を取り上げてきているわけなんですよ。ですからこの双子橋線の下についても、万が一ああいう形で崩落があった場合、交通事故、非常に心配されますのでぜひやっていただきたいということであります。この双子橋線と新しく外かく線道路ができていますけれども、いつも見ますけれどもこの双子橋線の道路は、大型車両、トラックというのはほとんど通らないんですよ。やはりトラックの運転手というのは、大体ここが危ないというのは分かっていると思うんです。ここを通らないで全部あっちに迂回しています。これだけ危険な道路だと私は思っておりますので、ぜひ行政のほうでも、この強度についてきちんと調べていただきたいと思っております。かつてはこの通行止めの制限のその標識もあったはずなんですけれども、今はもうなくなっているんですよ。万が一これがこういう事故があった場合、責任は市に問われてくると思いますので、この辺を気をつける意味においても、きちんとした調査をやっていただきたいと思います。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時57分)                              (再開宣告午後3時57分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆15番(西平賀雄君) それでは最後に、件名6の教育行政について伺います。私は、この質問をするに当たって、この県議会で発表された11名の中に、糸満市は入っていないだろうということを期待していたわけなんですよ。それで島尻教育事務所管轄でそういうことがなかったのかということを聞いたわけなんですけれども。恐らくこれが分かれば、糸満市内のPTAの方々、御父兄の方々、相当ショックを持つと思います。ですからぜひ気を引き締めて、このいじめ問題、DV問題、こういう問題とかありますので、教育行政にしっかりと取り組んで頂きたいと思います。 以上で質問を終わります。ありがとうございました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守君) 以上で本日の会議を終了いたします。                              (散会宣告午後3時58分)...