糸満市議会 > 2020-09-18 >
09月18日-05号

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  1. 糸満市議会 2020-09-18
    09月18日-05号


    取得元: 糸満市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-04
    令和2年第6回糸満市議会定例会会議録令和2年9月18日出席議員 19人1番 玉 村   清 君    2番 金 城   悟 君3番 上 原   勝 君    4番 浦 崎   暁 君6番 伊 敷 郁 子 さん   7番 国 吉 武 光 君9番 新 垣 勇 太 君    10番 金 城 一 文 君11番 玉 城 安 男 君    12番 玉 城 哲 郎 君13番 金 城   寛 君    14番 高 江   靖 君15番 西 平 賀 雄 君    16番 大 城 明 弘 君17番 金 城   敦 君    18番 徳 元 敏 之 君19番 金 城 幸 盛 君    20番 新 垣 安 彦 君21番 大 田   守 君欠席議員 2人5番 菊 地 君 子 さん   8番 金 城   敏 君 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は次のとおりである。   市長     當 銘 真 栄 君    副市長     神 谷 和 男 君   教育長    幸 地 政 行 君    総務部長    福 元 信 美 さん   企画開発部長 徳 元 弘 明 君    市民健康部長  島 根 辰 也 君   福祉部長   平 田 徳 明 君    経済部長    兼 城 浩 康 君   建設部長   大 城   拡 君    水道部長    伊 敷   勝 君   消防長    福 元   毅 君    教育委員会   阿波根 庸 伸 君                       総務部長   教育委員会  與那覇 正 樹 君   指導部長本日の議事日程 日程第1 一般質問   ――――――――――――――――――――――――――――――                              (開議宣告午前10時00分) ○議長(大田守君) これより本日の会議を開きます。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守君) 9月17日の玉村清君の一般質問における発言について、会議規則第64条の規定によりその一部を取り消したいとの申出がありますので、発言を許します。 ◆1番(玉村清君) 9月17日の一般質問における私の発言の中で、不適切な発言がありましたので、この部分について取消しをお願いいたします。 ○議長(大田守君) お諮りいたします。 ただいま玉村清君からの9月17日の発言について、その一部を取り消したいとの申出がありました。取消しの申出を許可することに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって玉村清君からの発言の取消しの申出を許可することに決しました。なお、今回の取消しに係る発言部分については、後刻議長において調整いたしたいと思いますので、御了承ください。 一般質問を行います。質問通告書により、順次質問を許します。 ◆19番(金城幸盛君) 皆さん、おはようございます。一般質問を行う前に所見を述べさせていただきます。コロナ禍の困難な状況下にある、市民の今を守り明日に希望をつなぐ闊達な議論と政策提言に力の限りを尽くしてまいります。私ども議会においても、政治スタンスの差異を超えて、この難局に立ち向かい乗り越えてまいりましょう。それでは通告書に従いまして一般質問を行います。 件名1、新型コロナウイルス感染症に関する対策と支援策について。小項目1、インフルエンザ予防接種費用の助成について、子供や妊婦も対象にすべきと考えるが見解を伺う。 小項目2、子供の定期予防接種は、期限を過ぎると「任意接種」の扱いとなり、全額自己負担となる。期限延長を認めるべきと考えるが、本市の見解を伺う。 小項目3、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い中止となった乳幼児健康診査を、集団健診から医療機関における個別健診に切り替えて実施すべきと考えるが見解を伺う。 小項目4、市内の保育施設に勤務する保育士や職員、放課後児童クラブの支援員等に本市が発行する「プレミアム商品券」を支給すべきと考えるが見解を伺う。 小項目5、学校の部室や更衣室等に、サーキュレーターの設置など換気対策を講ずるべきと考えるが見解を伺う。 件名2、教育行政について。小項目1、潮平中学校のプレハブ造の部室について、経年劣化により使用に耐えられない劣悪な状況である。早急に対策を講ずるべきと考えるが見解を伺う。  件名3、文化振興について。小項目1、ミーカガンをはじめとする、糸満海人(ウミンチュ)の漁労具について、国の重要有形民俗文化財の指定を目指すべきと考えるが、市長の見解を伺う。 小項目2、南山城跡について「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として、世界遺産登録を目指すべきと考えるが、本市の見解を伺う。 件名4、人口減少、地方創生に関する政策について。小項目1、総務省から令和2年6月1日付「奨学金を活用した若者の地方定着促進要綱」の通知について。ア、概要を伺う。イ、本市において実施する考えがないか見解を伺う。 小項目2、新婚世帯に最大30万円を支援する「結婚新生活支援事業」を本市において実施する考えがないか見解を伺う。 件名5、防災行政について。小項目1、防災行政無線を受信する「防災ラジオ」を導入する考えがないか見解を伺う。 小項目2、防災マップの全戸配布に向けた取組の進捗状況を伺う。 件名6、保育士の処遇改善について。小項目1、本市独自の処遇改善策として、令和2年3月定例会で提案した「保育士奨学金返済支援制度」創設について、検討の進捗状況を伺う。 件名7、市民サービスの向上について。小項目1、糸満市公式LINEを活用して、「AIチャットボット」を導入する考えがないか見解を伺う。 小項目2、市・県民税、固定資産税、軽自動車税、国民健康保険税、介護保険料などの納付に、「スマホ決済アプリ」を導入すべきと考えるが見解を伺う。 件名8、交通安全対策について。小項目1、市道外かく線、ファミリーマート糸満みなみ店付近への信号機設置について、見解を伺う。 小項目2、市道外かく線、セブン-イレブン糸満真栄里東店付近への信号機設置について、見解を伺う。 小項目3、国道331号潮崎交差点、市道南浜1号線から国道への右折矢印式信号機の設置について、見解を伺う。 以上、檀上での質問を終わり、あとは質問席より再質問いたします。 ◎市長(當銘真栄君) おはようございます。金城幸盛議員の御質問、件名3、文化振興について。小項目1、ミーカガンなど糸満海人(ウミンチュ)の漁労具の国重要有形民俗文化財指定に対する市長の見解についてお答えします。 糸満市教育委員会では、平成31年3月にミーカガン及び製作具一式を市指定民俗文化財に指定したところですが、それらを保管する糸満海人工房資料館には、ミーカガンのほかにも糸満海人が製作・使用してきた漁労具が多数保管、展示されています。これらの資料は海のまち糸満を語る上で極めて重要な資料であり、また本市のまちづくりにおいて大いに生かしていきたい財産でもあります。今後は関係機関の意見を聞きながら、これらの漁労具の国重要有形民俗文化財の指定を目指していきたいと考えています。 その他の御質問につきましては、教育長及び関係部長から答弁させていただきます。 ◎教育長(幸地政行君) 議員御質問、件名3、文化振興について。小項目2、南山グスクを琉球王国のグスク及び関連遺産群として世界遺産登録を目指してはどうかについてお答えいたします。 南山グスクの世界文化遺産登録に際しては、まず南山グスクが国の指定文化財になっている必要があります。現在、国史跡指定に向けての調査検討を行っています。世界文化遺産への登録については、国史跡指定後に実施する発掘調査等の進捗状況を踏まえ、関係機関とも協議、調整の上作業を進めていきたいと考えます。 ◎市民健康部長(島根辰也君) おはようございます。御質問、件名1、新型コロナウイルス感染症に関する対策と支援策について。小項目1から3まで順にお答えいたします。 小項目1、インフルエンザ予防接種費用の助成については、新型コロナウイルス感染症季節性インフルエンザの同時流行が懸念されていることから、インフルエンザ感染時に重症化のリスクの高い妊婦と中学生以下の子供の助成について検討してまいります。 小項目2、子供の定期予防接種の期限延長については、厚生労働省健康局より令和2年3月19日付事務連絡にて、各自治体宛てに新型コロナウイルス感染症の発症に伴う定期の予防接種の実施に係る対応についての通知があり、新型コロナウイルス感染症の発生に伴いやむを得ず定期接種を逃した方に対して、予防接種法の規定により長期療養特例措置への該当を差し支えないとしております。本市では、南部地区医師会から御意見を頂き、今年度につきましては新型コロナウイルス感染症県内陽性患者1例目の確定日である令和2年2月14日から緊急事態宣言解除日である5月14日までに定期接種の期限を超えた方に対して、接種期限を令和3年2月13日までとして期限の延長を行います。 小項目3、乳幼児健康診査を集団健診から医療機関における個別健診に切り替えての実施については、現在、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため3密を避ける対策として完全予約制、人数制限を設けて乳児健診、1歳6か月健診、3歳児健診を集団健診として実施しております。集団健診の延期により、予定年齢に受診できない場合があるため、今年度より乳児健診については南部地区医師会と契約し、9月から医療機関における個別健診が実施できる体制となっており、集団健診の受診を基本としながら対応しております。なお1歳6か月児及び3歳児健診につきましては、県内におきまして委託できる医療機関がなく集団健診で実施するしかないのが現状です。 次に御質問、件名8、交通安全対策について。小項目1から3までについて順にお答えいたします。小項目1、市道外かく線、ファミリーマート糸満みなみ店付近への信号機設置について、糸満警察署交通課と協議を行ったところ、同外かく線においてはセブン-イレブン前への信号機設置要請もあり、ファミリーマート付近との距離間を考慮した場合、現時点においてセブン-イレブン前の交差点への信号機の設置を優先したいとのことであります。 小項目2、市道外かく線、セブン-イレブン糸満真栄里東店付近への信号機設置については、令和元年10月23日付で糸満警察署長宛てに信号機設置の要請を行っており、糸満警察署が現場調査を実施後に、今年1月に沖縄県警察本部へ上申したとの回答を得ているところです。 小項目3、国道331号潮崎交差点、糸満市役所からしおざきシティ間の市道南浜1号線から国道への右折矢印式信号機の設置については、糸満警察署交通課担当者と協議したところ、右折矢印式の信号機の設置の必要性についての共通認識を持っており、速やかに糸満警察署長宛てに要請書を提出したいと考えております。 ◎福祉部長(平田徳明君) おはようございます。御質問、件名1、新型コロナウイルス感染症対策と支援策について。小項目4、市内保育施設に勤務する保育士や職員、放課後児童クラブの支援員へのプレミアム商品券配布についてお答えいたします。 本市においては、市内保育施設に勤務する保育士や職員、放課後児童クラブ支援員へのプレミアム商品券配布については、現時点では想定しておりません。 次に件名6、保育士の処遇改善について。小項目1、保育士奨学金返済支援制度についてお答えいたします。議員が3月定例会で提案された保育士奨学金返済支援制度の創設については、保育士の確保に有効な事業であると考えておりますが、活用できる補助メニューが見つかっておらず、県内で実施している市町村もございません。今後、制度について他県の事例や本市の対象者などの調査を行いながら、保育士確保に有効な補助事業を創設するよう県に対し、提案や要請を図り検討していきたいと考えております。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹君) おはようございます。御質問、件名1、新型コロナウイルス感染症に関する対策と支援策について。小項目5、部室、更衣室等のサーキュレーター設置についてお答えいたします。 糸満市教育委員会及び各学校においては、新型コロナウイルス感染症の感染防止を図りながら学校運営を継続するための指針として感染防止対策ガイドラインを作成いたしました。本ガイドラインと国から示された学校の新しい生活様式も参考に感染防止に取り組んでいるところです。部活動に関しても十分な距離を保持し、密集は極力避けるなどの措置を講じながら9月14日より活動を再開したところでございます。学校は密になりがちな場所であり、部室等においても同様であるため、3密を避けながら活動するよう指導してまいります。サーキュレーター設置に関しては、各学校により部室等の形状が異なりますので、各学校の状況に応じて対応するよう校長連絡協議会等を通じて周知してまいりたいと考えております。 ◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) おはようございます。御質問、件名2、教育行政について。小項目1、潮平中学校プレハブ造部室の経年劣化により使用に耐えられない劣悪な状況への早急対策についてお答えいたします。 潮平中学校のプレハブ造の部室は、旧糸満市庁舎及び西崎中学校で使われなくなったプレハブを再利用していることから、経年劣化により老朽化していることは認識しております。これまで経年劣化に合わせた修繕を行い利用してまいりました。教育委員会としましては、これ以上の経年劣化は台風襲来時に倒壊、飛散する危険性が年々増大すると判断しており、新たな部室の建設を検討していきたいと考えております。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) おはようございます。御質問、件名4、人口減少、地方創生に関する政策について。小項目1と2について順にお答えいたします。 小項目1、アの総務省の奨学金を活用した若者の地方定着促進要綱通知の概要については、昨年12月に新たに策定された第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略において、東京圏への若年者層を中心とした人口流出課題を背景とした地方における雇用創出、若者の地元就業等による地方定着促進策として位置づけられており、若者の奨学金返還を支援するために取組推進の一層の運用改善を図るために策定されたものであります。本通知における取組の概要としては、市町村が支援対象者に係る資格等を決定し、学生を独立行政法人日本学生支援機構へ推薦、日本学生支援機構が当該学生に対して無利子奨学金の優先枠を設けるなど、優遇措置を講じた上で貸付けを行う。当該学生が大学、短期大学、大学院、高等専門学校及び専修学校専門課程を卒業後、当該市町村に居住する場合(あらかじめ居住している場合も含む)に、市町村からの支出により奨学金返還の全部または一部について免除することとされており、条件を満たす対象経費の市町村負担額について、特別交付税措置の対象とするとしています。 次にイ、本市において実施する考えの有無については、本取組の有効性について調査研究し、現在策定中の第2期糸満市総合戦略への位置づけについて奨学金の担当課や交付税担当課である財政課等、関係部署と調整を踏まえ検討してまいります。 小項目2、新婚世帯への新婚生活支援事業を実施する考えの有無については、今年度に県内で実施を予定している南城市、石垣市、恩納村における本事業の有効性について調査研究を行い、結婚生活支援事業に関する交付金の活用について関係部署との調整を踏まえ、検討してまいります。 次に御質問、件名7、市民サービスの向上について。小項目1、市の公式LINEを活用してAIチャットボットを導入する考えがないかについてお答えいたします。AIチャットボットとは、会話をロボットが代行してくれるプログラムのことです。勤務時間外や土日でも住民からの問合せ等に対し、あらかじめ想定される質問や答えをデータベースで登録することで、自動的に問合せの対応や返答ができるシステムです。特に窓口業務において事務の効率化が図られ、市民サービスにも寄与できるものと期待されています。今後、試験運転等を含め県内外の自治体の使用状況等を調査し、検討していきたいと思います。 ◎総務部長(福元信美さん) おはようございます。御質問、件名5、防災行政について。小項目1及び2について順にお答えします。 小項目1、防災ラジオの導入の見解について。スマホなどを持たない方々にとって防災ラジオは災害時を含め緊急情報などを伝達する手段として有効なものと認識をしております。しかしながら市が防災ラジオを導入し市民に提供することについて、市の財政状況等を勘案し、総合的に判断してまいりたいと考えております。 次に小項目2、防災マップの進捗状況について。現在市では、沖縄観光防災力強化支援事業を活用し、防災マップを3年間で作成することとしております。進捗状況として令和元年度、令和2年度に日本語版と英語版を作成、また令和3年度には中国語と韓国語版を作成する予定でございます。その後、令和3年度中に防災マップを市内観光施設や全世帯への配布を計画しております。 次に御質問、件名7、市民サービスの向上について。小項目2、市・県民税、固定資産税、軽自動車税、国民健康保険税、介護保険料などの納付にスマホ決済アプリを導入すべきと考えるが見解を伺うについてお答えいたします。スマートフォン決済は24時間いつでも利用できることから利用者にとっては利便性が高く、市税等納付への導入に対するニーズも高まっていると認識しております。本市におきましても、次年度導入に向けて検討してまいります。 ◆19番(金城幸盛君) まず件名1、新型コロナウイルス感染症に関する対策と支援策について。小項目1のインフルエンザ予防接種費用の助成についてお伺いをしたいと思います。 8月に世界保健機関(WHO)のほうでも、今年はインフルエンザの予防接種を受けることが特に重要だと強調されております。また日本感染症学会では新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行を最大限に警戒すべきとして、医療関係者、高齢者、ハイリスク群の患者を含め、インフルエンザのワクチン接種が強く奨励されるとし、またさらに小児、特に乳幼児から小学校低学年へのインフルエンザワクチンについても接種が強く推奨されるという提言もなされております。先ほどの御答弁で、妊婦及び中学生以下の子供の助成について検討するとの答弁は評価をいたしたいと思いますが、こと予防接種の開始が目前に迫っていることなどから、本市の方針を速やかに示すことが重要であると考えます。 そこでいま一度お伺いをいたしたいと思いますが、本市として妊婦及び中学生以下の子供のインフルエンザ予防接種費用については、助成をするといったような明確な御答弁を頂けますでしょうか。 ◎市民健康部長(島根辰也君) インフルエンザ予防接種費用助成につきましては、妊婦及び中学生以下の子供に対し、予算の確保等も含めまして前向きに検討してまいります。 ◆19番(金城幸盛君) ぜひとも前向きに、またスピード感を持ってお願いをしたいと思います。 次に小項目2、子供の定期予防接種の期限延長についてでございますけれども、先ほど期間の延長を行うということで、この判断、評価をいたします。その上で、子供の定期予防接種の期間延長について、やはり周知をしていただかないといけないのかと思いますけれども、その点についてどのような御見解をお持ちかお伺いしたいと思います。 ◎市民健康部長(島根辰也君) 再質問にお答えいたします。 市広報紙及びホームページ等において周知をしてまいります。 ◆19番(金城幸盛君) 定期予防接種は不要不急の外出に当たらないとして、厚生労働省は令和2年6月8日付の自治体への事務連絡において、予防接種を控えることがないよう十分な情報発信を要請をしております。本市の対応状況をお伺いしたいと思います。
    ◎市民健康部長(島根辰也君) 再質問にお答えいたします。 市広報紙及びホームページ等において周知をしてまいります。 ◆19番(金城幸盛君) ぜひ周知のほうをお願いいたします。 小項目3、乳幼児健康診査を集団健診から個別健診に切り替えての実施についてお伺いをしたいと思います。先ほど乳幼児健診については、9月から個別健診が実施できる体制となっている旨の御答弁がございました。対象となる方々への十分な情報発信をお願い申し上げたいと思います。この乳児健診が集団健診から個別健診に切り替えて実施するに当たり、国の財政支援策の活用についてお伺いをしたいと思います。 ◎市民健康部長(島根辰也君) 再質問にお答えいたします。 令和2年度母子保健衛生費の国庫補助、乳幼児健康診査個別実施支援事業を活用します。 ◆19番(金城幸盛君) また1歳6か月、3歳児健診については集団健診で実施する旨の御答弁がございましたけれども、幼児の発達状況のチェックだけではなくて保護者の育児負担等への対応、また支援の早期介入、虐待防止につながるなど非常に重要な健康診査ですので、この新型コロナウイルスの影響で健康診査控えを防ぐ取り組み、また感染症防止対策についてお伺いをしたいと思います。 ◎市民健康部長(島根辰也君) 再質問にお答えいたします。 健診対象者へは文書での通知及び電話連絡等による案内をするとともに、健診当日発熱等、体調が悪い場合、受診を控えるようお願いをしております。感染拡大防止のために中止となった集団健診に関しましては健診日程を再設定し、追加で健診を行っているところです。集団健診会場におきましては感染拡大防止のため完全予約制、人数制限を設け、3密を避けるよう対策を行っております。 ◆19番(金城幸盛君) 次に小項目4、市内保育施設に勤務する保育士や職員、放課後児童クラブの支援員等に本市が発行するプレミアム商品券の支給についてでございますけれども、想定をされていないという御答弁でございました。全国保育協議会などの調査によると、コロナ対応が続く中で、保育士ら9割が3密を避けられず、子供や保育者に感染リスクがあることをストレスの要因として挙げられております。保育士が感染リスクにさらされながらも、子供たちの健やかな成長のために職務を果たそうとする使命感や、また献身的な行為に対する感謝として、本市として少しでも報いようとする姿勢というのは重要ではないかと思います。医療従事者や介護職員らには、国から支給される慰労金がございます。これと同様に、本市においても何らかの手だてを講ずるべきと考えますけれども、その点について御見解を頂ければと思います。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時36分)                              (再開宣告午前10時38分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 保育施設については、各施設マスク等や消毒液等について、それの配布を予定しているし、今後もまた追加する予定です。 ◆19番(金城幸盛君) ほかの市町村等においては、こういったプレミアム商品券等ですね、例えば子育て世帯であるとか、ひとり親世帯であるとか、いろいろそういった工夫をされているところもあると思うんですけれども、その辺、企画開発部長どうですか。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 現在、プレミアム商品券、11月頃から販売予定でございます。ただ最初の段階としては全世帯に購入できるように販売しますが、その売れ残った量にもよりますが、量が多ければ今議員がおっしゃる保育関係の方に優先的な販売をしてもいいのではないかと、それは関係部署とも調整をしていきたいと思っております。 ◆19番(金城幸盛君) ぜひとも販売ではなく、支給の方向で検討をしていただきたいと思います。 次に小項目5、学校の部室、更衣室等にサーキュレーターの設置についてでございますけれども、先ほど御答弁も頂きましたけれども、文科省等からの通知等においても、基本的な感染症対策とか、3密を避ける等の予防策の徹底の必要と、換気を小まめに行うとか、窓や換気装置のない場所ではサーキュレーターなどで空気の流れをつくるなどの感染症対策が示されておりますので、そういった面も踏まえて、各学校に周知徹底をお願いしたいと思います。その点、もう一度御見解を頂ければと思います。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹君) 再質問にお答えいたします。 更衣室や部室などでは、現在も短時間で利用するように、一斉には利用しないようにとかという形で、先ほども述べたように各学校ガイドラインを作成して感染防止に取り組んでおります。また部室、更衣室ですが、各学校によって広さ、また窓がある、ないとか、さらに児童生徒の使用する人数とかという形が各学校によって異なっております。そういったことも踏まえて、各学校の予算で必要に応じて購入するようにという形で周知していきたいと考えております。 ◆19番(金城幸盛君) 次に件名2、教育行政について。小項目1の潮平中学校のプレハブ造の部室についてお伺いしたいと思います。先ほど部室建設を検討したいという旨の御答弁がございましたけれども、先日PTAの方から御相談を頂きまして、現場を確認させていただきました。やはり雨漏りとか、床と壁の隙間を小石で塞いでいたり、天井、壁がカビで本当に大変な状況でございました。そういった様々な問題点、指摘すればいっぱいあるんですけれども、そういったこともありますので、教育委員会はよく御承知の上だと思っておりますので、ぜひとも次年度の予算要求をするなり、しっかり対応していただきたいと思いますけれども、教育長、いかがでございますでしょうか。 ◎教育長(幸地政行君) 議員の再質問、潮平中学校のプレハブ造の部室についてなんですけれども、早速教育委員会、私も含めて両部長ですね、現場に赴いて、それから学校長の案内の下、確認させていただきました。御指摘のような状況ですね、現認できたんじゃないかと思っております。ただ現在、まず応急的な修繕を実施していきたいと思っています。それから今後に向けて、長い目で建て替え等、多額な費用がかかりますので、これは全体を見ながら、また関係部署もありますので、教育委員会としては必要な予算が確保できるよう努力していきたいと思っております。 ◆19番(金城幸盛君) ぜひとも子供たちが嫌な思いというか、大変な思いをしないで学校生活を送れるように、ぜひともお願いを申し上げたいと思います。 次に件名3、文化振興についてお伺いをしたいと思います。小項目1、ミーカガンをはじめとする糸満海人の漁労具の国の重要有形民俗文化財の指定についてでございますけれども、世界に誇るミーカガンをはじめとする糸満海人の漁労具、この先人たちの知恵と匠の技、そこに息づいてきた文化を後世に伝え残す、後世につないでいく、日本の宝としていく、このことは今を生きる我々のみならず、次世代に希望の光彩を放っていく、本市にとって重要なテーマであると信ずるものであります。その観点から、市長に御答弁を求めさせていただきました。国の文化財指定に向けては、市長が先頭になって文化庁に対し、糸満市の意向を示すことが非常に重要となります。市長、早い時期に文化庁に対し、糸満市の意向を伝える、要請すべきと考えますが、御答弁を求めたいと思います。 ◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えします。 国指定に向けては、議員の提案を受け、早い時期に要請を検討してまいりたいと思っております。せんだって議員の御案内で秋野公造参議院議員にも関連施設の視察をしていただきました。また国への後押しを頂いております。公明党の市議のお二人にも今後またサポートをしていただければと思っています。どうぞよろしくお願いします。 ◆19番(金城幸盛君) 市長より、前向きな答弁だと思います。私も国の文化財指定に向けてしっかり取り組んでまいりたいと思います。 小項目2、南山城跡の世界遺産登録についてでございますけれども、国指定の件なんですけれども、南山グスクの国指定の申請時期についてお伺いしたいと思います。 ◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 南山グスクの国指定申請時期についてですけれども、現在の予定では各種の資料等を整理して、令和3年度、来年指定申請を予定しております。 ◆19番(金城幸盛君) 先ほどのミーカガンの国指定の件でも申し上げましたが、これについてもやはり市長が先頭に立って、文化庁に対し糸満市の意向を示すことが非常に重要であると考えます。そこでお伺いをしたいと思いますけれども、この南山城跡の国指定についても、文化庁への要請をすべきと考えますけれども、御答弁を求めたいと思います。 ◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えさせていただきます。 先ほどのミーカガンの国指定要請の件でもお話ししましたが、私が先頭に立って文化庁に糸満市の意向を示すことが重要であると考えております。南山城跡の国指定についても、文化庁へ要請をすべきと思います。議員の御指摘のとおり、この件についてもミーカガンの国指定要請に併せて、早急に国へ要請することを検討していきたいと思っております。 ◆19番(金城幸盛君) ぜひとも検討をお願い申し上げたいと思います。 次に件名4、人口減少、地方創生に関する政策について。小項目1、奨学金を活用した若者定着促進についてでございますけれども、先ほど御説明も頂戴いたしました。2019年度時点で、全国の32都道府県と355の市町村が奨学金返還を支援する制度を実施しております。この令和2年6月の通知では、国がこの制度を拡充いたしました。その中で市町村が制度を設ける場合、以前は必要だった基金の設置が不要となります。また地元産業界からの寄附などがなくても、国の交付税措置が受けられます。交付税措置はこれまで市町村の負担額の2分の1でしたが、全額、これは上限がありますけれども、全額に引き上げられ、市町村が返還支援に取り組みやすい形になっております。そういった意味からも、本市企業等の人材確保にも寄与するものだと考えますけれども、御見解を伺いたいと思います。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時49分)                              (再開宣告午前10時50分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えいたします。 企業ということで、市内の多くの企業においては、優秀な人材確保を考えていると思いますが、その上で幅広い知識や専門知識を持つ若者が、地元企業に就業することはよいことだと感じております。制度を活用するかにつきましては、先ほど企画開発部長が答弁したとおりでございます。 ◆19番(金城幸盛君) 件名6の保育士の処遇改善です。保育士奨学金返済支援制度にも関連しますけれども、先ほど有効な補助事業等が見当たらないというお話がありましたけれども、多分これは活用可能なんですね。この奨学金を活用した若者向け地方定着促進制度を活用して、保育士奨学金返済支援制度を創設する考えがないか、御見解頂きたいと思います。 ◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 奨学金を活用した若者の地方定着促進制度を活用した保育士奨学金返済支援制度を創設できないか、調査研究したいと思います。 ◆19番(金城幸盛君) ぜひとも創設に向けて、いろいろな角度から御検討頂きたいと思います。処遇改善策であるとともに、保育士の人材確保策でもございますので、やはり本市の方針を早急に決定することが重要であると思いますので、今後スピード感ある検討を促したいと思います。 併せて奨学金を活用した返済支援制度、多部署にわたっているものと私のほうでは理解をしております。もちろん教育委員会も主体とならないといけない部分かと思いますので、しっかり横の連携を密にしていただいて、御検討をお願いいたしたいと思います。 次に小項目2の新婚世帯に最大30万円支援する、結婚新生活支援事業についてでございますけれども、新生活のスタートアップに係るコストですね、新居の家賃であるとか引っ越し費用等を支援する制度となっております。またこれは所得制限も設けられておりますし、実は所得制限が、これはすばらしいなと思っているのが、所得制限があるんですけれども、奨学金を返済している世帯は奨学金の年間返済額を世帯所得から控除もできると。そういった面からいっても、非常にいい制度じゃないかと思っております。確かに補助率が国2分の1ですのであれですけれども、令和2年5月15日現在、県内では先ほども御答弁頂きましたけれども、石垣市、南城市、恩納村が実施をされております。このコロナ禍の状況下で、この生きづらさを抱えた今だからこそ希望ある政策を打ち出すことが非常に重要であると考えます。この新婚生活を応援する本事業の実施を、いま一度求めたいと思います。御見解を伺いたいと思います。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 人口減少を抑えるためには、人口の流出を食い止めなければいけないと思っております。特に議員提案の事業については、若者の流出を食い止める施策として有効ではないかと思っております。先ほど答弁しましたが、現在策定中の第2期糸満市総合戦略の中で、実施している市町村、先ほどの市町村等含め、あと財政等も含め今後検討してまいりたいと考えております。 ◆19番(金城幸盛君) ぜひとも御検討をお願いしたいと思います。 件名5、防災行政について。小項目1、防災ラジオの導入についてお伺いしたいと思います。防災ラジオの導入については、総務省も促進を促す財政支援などを行っております。総務省消防庁の資料によりますと、防災ラジオの導入自治体は2019年度時点で1,288自治体、また総務省消防庁は円滑な配備を促すために市町村向けに手引きを作成をし、周知を推進しております。この点について、まず確認をしたいと思いますけれども、御承知されているでしょうか。 ◎総務部長(福元信美さん) 再質問にお答えいたします。 議員御質問の件ですね、承知しております。 ◆19番(金城幸盛君) 大雨とか台風の際には、音声がかき消されて聞こえにくい、放送が伝わらない状況となります。特に高齢者にとっては深刻であります。また先ほどもありましたけれども、スマホとか携帯電話を持たずに緊急速報メールが受け取れない高齢者に、どのように情報を伝えていくかということは喫緊の課題であり、対策を講じていかないといけないものであります。提案ですけれども、先ほど市内全部に配るのは、確かにそうですよ、なかなか難しい話です。私が言いたいのは、例えば65歳以上の高齢者単身世帯や高齢者のみの世帯等に個別受信機防災ラジオを無償配付すべきと提案申し上げたいと思いますけれども、その点について御見解を伺いたいと思います。 ◎総務部長(福元信美さん) 再質問にお答えいたします。 先ほども申し上げましたが、ソフト面、ハード面の様々な整備が必要となってくる面もございますので、市の財政状況等を勘案し総合的に判断してまいりたいと考えております。 ◆19番(金城幸盛君) ぜひとも検討してください。 小項目2の防災マップの全戸配布に向けた取組でございますけれども、先ほど令和3年度向け進めている旨ございました。何より災害はいつ起こるか分かりません。防災は事前の備えが基本となりますので、例えば宅建業法の施行規則の一部改正等によって市町村が配布する印刷物または市町村のホームページで掲載するものを印刷したものであって入手可能な最新なものを使って、水害ハザードマップを示すようにということもありますので、ぜひとも取組をお願いしたいと思います。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時58分)                              (再開宣告午前10時58分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆19番(金城幸盛君) 件名7、市民サービス向上の小項目1、AIチャットボットの導入についてでございますけれども、先ほど御案内頂いたとおりだと理解をしております。また聴覚に障がいを持たれた方なども、このLINE等を使って問合せができるということで、非常に大切なサービスなのかなと思います。国のほうでもこういったチャットボットを活用した、例えば防災チャットボット等のいろいろな展開を検討されております。またうるま市、沖縄市等においても実証実験が行われておりますので、本市においてもまずは実証実験を実施していただけないか、御見解を伺いたいと思います。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 議員おっしゃるAIチャットボット、勤務時間外や土日でも住民の問合せに対応できると、市民サービスの向上につながると思っております。担当部局も含めて、県内外の先行している自治体の調査等、コスト面も含め今後検討したいと思っております。 ◆19番(金城幸盛君) 次、件名8、交通安全対策について。小項目1、市道外かく線ファミリーマート糸満みなみ店付近への信号機設置とセブン-イレブン糸満真栄里東店付近への信号機設置についてお伺いをしたいと思います。このファミリーマート糸満みなみ店付近への信号機設置については、近隣の保育園の保護者から危険性の指摘と信号機設置を求める声を頂いておりますが、昨年大津の事故を受けて実施したこども園、保育所等の施設周辺及び散歩コースの緊急安全点検において、危険箇所等の指摘とか、また信号機設置等の安全対策を求める声等がなかったのかお伺いをしたいと思います。 ◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 昨年度、散歩経路における危険箇所の調査を実施し、糸満市未就学児の交通安全対策の合同会議を開催しています。その中で、みなみ保育園付近のファミリーマート前、それからセブン-イレブン前の交差点、その辺については信号機がないため横断するのにとても危険であるということで、園に対して散歩時等の事故の防止についての注意喚起を行っているところです。 ◆19番(金城幸盛君) 教育委員会にお伺いをしたいと思いますけれども、当該市道外かく線ですね、道路、また区間等は通学路でしょうか。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹君) 再質問にお答えいたします。 糸満南小学校の通学路と認識しております。 ◆19番(金城幸盛君) 糸満南小学校の保護者から、当該交差点への危険性の指摘と信号機設置を求める声を頂いております。教育委員会においても通学路、交通安全プログラムを実施をする中で、この危険箇所の指摘や、信号機設置等の安全対策を求める声がなかったか、お伺いをしたいと思います。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹君) 再質問にお答えいたします。 現在のところ、学校からの報告については上がってきておりません。 ◆19番(金城幸盛君) 上がってはきていませんけれども、通学路でもございますし、しっかり安全対策を講ずるべきだと思います。糸満警察署をはじめ関係機関に対しまして、やはり教育長名で信号機設置を求める要請を行うことが非常に大事ではないかと認識をしますけれども、その点について御見解を頂きたいと思います。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹君) 再質問にお答えいたします。 市長部局と連携しながら、必要があれば関係機関等に要請したいと考えております。 ◆19番(金城幸盛君) ぜひとも事故はいつ何どき起こるかわかりませんので、先ほど防災でも言いましたけれども、事前の対策というのが非常に重要となってきますので、しっかり御対応を頂きたいと思います。 小項目3の潮崎交差点市道南浜1号線から国道への右折矢印式信号機の設置についてでございますけれども、ぜひとも早急な要請をお願いしたいと思います。なかなか右折できずに、時間帯によっては相当の渋滞が発生したり等もしておりますし、またこの当該道路についても通学路でありますので、ぜひとも早めの要請をお願いしたいと思います。 以上で私の一般質問を終わります。 ◆9番(新垣勇太君) おはようございます。一般質問を始めたいと思います。 件名1、市長の選挙公約と後援会のユーチューブ動画や公開討論会で発言した公約について。小項目1、公開討論会及び後援会のユーチューブ動画での発言について。ア、糸満市は破綻の危機に直面していると言っておりますが、破綻の危機に直面しているという根拠を伺う。イ、危機的状況を打破するためにどのように市政運営していくのか。また行政改革で前市政とは違う目玉政策を伺う。ウ、市長と上原昭前市長との子育て政策の具体的な違いを伺う。エ、市長は、公私連携型認定こども園への移行は行わないのか伺う。オ、沖縄県や友愛会に対して南部病院の撤退阻止や跡地利用に関して要請を行ったのか伺う。カ、真栄里地区の開発について今後どのように進めていくのか。また分譲に向けたタイムスケジュールを伺う。キ、平和の光イルミネーション事業の再開を今後、糸満市が独自で行うのか伺う。ク、管理職手当の30%カットと職員の通勤手当50%カットはどのような議論をしているのか。また今後、行う予定があるのか伺う。ケ、糸満市内全域に設置されていた市長の名前が記載された無許可広告物の違法立て看板の内容と市長が公開討論会で発言した内容や選挙カーから市長自らの声で流していた内容も同じことを言っておりますが、後援会等が設置したものなのか、市長の見解を伺う。 件名2、県土木建築部行政懇談会について。小項目1、令和2年3月に提出した要請について。ア、どのような回答だったのか伺う。イ、糸満市として再要請したのか伺う。 件名3、市長の政治姿勢と沖縄振興特別措置法の延長に向けた意見交換会について。小項目1、8月5日の市長日程について。ア、会議に出席したのか伺う。イ、どのような内容だったのか伺う。 件名4、西崎親水公園について。小項目1、インフラの維持管理に係る官民連携事業の導入について。ア、進捗状況を伺う。イ、東京都渋谷区の宮下公園のように立体都市公園制度を活用し再開発を検討する考えがないか伺う。 件名5、環境行政について。小項目1、潮崎町南側から西側に向けての護岸から生えている木や雑草処理について。ア、今後の対策を伺う。 件名6、新型コロナウイルス感染症対策について。小項目1、市が主催する研修会や勉強会のオンライン会議導入について。ア、今後の対応について伺う。 件名7、大里市営住宅B・C棟屋上防水・外壁改修工事について。小項目1、発注工種について。ア、建築一式工事にした理由を伺う。 演壇での質問を終わり、再質問は質問席より行います。 ◎市長(當銘真栄君) 新垣勇太議員の御質問、件名3、市長の政治姿勢と沖縄振興特別措置法の延長に向けた意見交換会、小項目1のア及びイについて一括してお答えします。 本年8月5日に行われました沖縄県主催の沖縄振興特別措置法等の延長に向けた意見交換会につきましては、令和4年度から始まる新たな沖縄振興に向けた施策を円滑かつ強力に推進するため、沖縄振興特別措置法等の沖縄関係法の改正・延長を国へ要請するに当たって、県と市町村が連携し、一体となった行動を行うことが重要であるとの判断の下、市町村長との意見交換を行い、制度提言に反映したいとの趣旨で開催されております。また開催につきましては、沖縄県内41市町村長での意見交換会をするのは困難なため、沖縄県を5つの圏域別に分け開催されております。コロナ禍の影響もあり、ウェブ会議で私も参加しております。 その他の質問につきましては、関係部長から答弁をさせていただきます。 ◎総務部長(福元信美さん) 御質問、件名1、市長の選挙公約と後援会のユーチューブ動画での発言について。小項目1、ア、イについて順にお答えいたします。 小項目1、ア、糸満市は破綻の危機に直面しているという根拠を伺うについてお答えいたします。平成31年2月策定の平成31年度から令和5年度糸満市財政計画における中期的財政見通しとして、今後予想される行財政需要の要望を特段の対策を講じないまま推移した場合に、5年間で多額の収支不足を生じることが示されておりました。本市の財政状況は令和2年度当初予算においても基金からの取崩しで収支のバランスを保っており、扶助費などの義務的経費の増加が本市の財政を圧迫する要因となり、依然として厳しい財政状況にあると認識しております。 次に小項目1、イ、危機的状況を打破するためにどのように市政運営していくのかについてお答えいたします。今後の財政運営については、適正な予算執行に取り組むとともに、行財政改革の取組を着実に実施し、的確な財政運営につなげるよう努めてまいります。 次に御質問、件名1、市長の選挙公約と後援会のユーチューブ動画や公開討論で発言した公約について。小項目1、ク、管理職手当の30%カットと職員の通勤手当50%カットは、どのような議論をしているのか。また今後、行う予定があるのかについてお答えいたします。管理職手当の削減の考えについては、提案した4月時点では交代制勤務を実施している状況であったことや、コロナ対策の財源は乏しく自ら生み出す必要があると考え、管理職手当削減による財源捻出を提案したとのことであります。市内新型コロナウイルス感染者の陽性者数について、當銘市長就任前の6月までに1件、當銘市長就任の月以降は7月9件、8月115件と状況は悪化し、県独自の緊急事態宣言が発出されるなど、提案当時と比べようのないほど管理職に負荷がかかっており、現時点では手当削減の相談を持ちかける時期にはないものと考えております。通勤手当削減の考えについては、市民より月20日勤務の半分の出勤で通勤手当全額支給は納得がいかないとの御指摘もあったことから、交代制勤務期間の手当削減について、前市長に提案を行ったとのことであります。當銘市長就任以降、交代制勤務の実績がないことから、通勤手当削減の議論はしておりません。今後行う予定かについて、4月時点に手当削減を提案した状況と比べ、感染拡大は著しく職員の負担も増加していること、併せて交代制勤務の導入も現時点では考えていないため、手当削減の議論を行うタイミングではないものと考えています。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 御質問、件名1、市長の選挙公約と後援会のユーチューブ動画や公開討論会で発言した公約について。小項目1のイ、行政改革の目玉政策についてお答えいたします。 現在の第7次行政改革大綱が本年度で終了することに伴い、現在第8次行政改革大綱の策定に取り組んでいるところであります。行政改革は市民サービスの維持向上や効率的な行政運営を図るために必要な人材や予算など、資源投入も含め現在の仕組みを見直していくことが重要と考えております。そのためには現況を改めて確認した上で職員と議論をしながら、意識の共有性を高め策定していくことが重要と考えております。第5次糸満市総合計画の実現に必要な改革を含め、第8次行政改革大綱の中において示してまいります。 次に御質問、件名1、市長の選挙公約と後援会のユーチューブ動画や公開討論会で発言した公約について。小項目1、公開討論会及びユーチューブ動画での発言。カ、真栄里地区の開発について、今後の進め方と分譲に向けたタイムスケジュールについてお答えいたします。今後の進め方については物流企業を中心に幅広い産業の集積を検討してまいります。また分譲に向けたタイムスケジュールは現在の計画で令和6年度からの分譲開始に向け、作業に取り組んでいるところであります。 次に御質問、件名1、市長の選挙公約と後援会のユーチューブ動画での公約について。小項目1、公開討論会及び後援会のユーチューブ動画での発言。キ、平和の光イルミネーション事業の市独自の再開についてお答えいたします。今年度は昨年度公募によりイルミネーション事業を実施いたしました民間事業者より、引き続き実施したい旨の申出があることから、事業者の要望を尊重したいと考えております。なお今後、市が主催となった事業実施については、課題等を検証した上で判断してまいりたいと考えております。 御質問、件名1、市長の選挙公約と後援会のユーチューブ動画や公開討論会で発言した公約について。小項目1、公開討論会及び後援会ユーチューブ動画での発言について。ケについてお答えします。御指摘の看板については、発行責任者の下で作成されたものであり、後援会で設置したものではないとのことであります。 最後に御質問、件名6、新型コロナウイルス感染症対策について。小項目1、市が主催する研修会や勉強会のオンライン会議導入。ア、今後の対応についてお答えいたします。コロナ禍で増大した市庁舎におけるオンライン会議環境需要への対応として、今年7月に一部の会議室に暫定的ではありますがオンライン会議ができる環境を構築し、対応しているところです。当面の間は同環境を利用したオンライン会議を行っていくことになりますが、コロナ禍の中で変化するオンライン会議の動向や需要を把握しつつ、感染防止のため環境整備に努めてまいります。 ◎福祉部長(平田徳明君) 御質問、件名1、市長の選挙公約と討論会等で発言した公約について。小項目1、公開討論会及びユーチューブ動画での発言について。ウ、市長と前市長との子育て政策の具体的な違いについてお答えいたします。 市長と前市長との子育て政策の具体的な違いについては、子育て世帯に対する支援の充実や待機児童問題の解消など共通する事業は多岐にわたるものと思われます。なお子育て政策の具体的な違いをあえて申し上げますと、當銘市長は公立こども園の民営化の再点検、虫歯治療の支援、いじめ問題等への取組及び児童虐待防止条例の制定等を公約に掲げております。 次、件名1、市長の選挙公約と公開討論会で発言した公約について。小項目1、公開討論会及び後援会動画での発言について。エ、市長は公私連携型認定こども園への移行についてお答えいたします。令和元年度に策定した市立認定こども園の在り方計画については、保護者や小規模保育事業所等への説明が十分でなかったことから不安の声が寄せられていました。今後、このような不安を解消するため、関係者や有識者を含めた新たな検討委員会を設置し、計画の再検証を行う予定です。 ◎市民健康部長(島根辰也君) 御質問、件名1、市長の選挙公約と後援会のユーチューブ動画や公開討論会で発言した公約について。小項目1、公開討論会及びユーチューブ動画での発言について。オ、沖縄県や友愛会に対して南部病院の撤退阻止や跡地利用に関して要請を行ったかについてお答えいたします。 市民から南部病院移転に関する不安の声や移転を再考してほしいとの声があったことから、友愛会へ移転を考え直してほしい旨、お願いしました。既に移転については県保健医療部、県病院事業局との間で合意され、南部地域医療圏で決定されている等、これまでの経過についての説明があり、移転阻止は難しい段階でありました。県への要請につきましては、南部病院所有者は社会医療法人友愛会となっておりますので、行っておりません。 ◎建設部長(大城拡君) 御質問、件名2、県土木建築部行政懇談会について。小項目1、令和2年3月に提出した要請について、ア及びイについてお答えいたします。 小項目1、ア、どのような回答だったかについては、令和2年7月21日開催された沖縄県土木建築部と南部市町村との行政懇談会において、市町村の要望事項に対し要望事項ごとに回答がございました。糸満市としては県道256号線豊見城糸満線(豊見城名嘉地から糸満市真栄里)の早期拡幅整備、糸満与那原線の早期整備、県道52号線並びに県道131号線の早期整備、平和の道線の早期事業推進、南部における新しい公共交通システム(鉄軌道・モノレール延伸含む)の整備、那覇空港自動車道(小禄道路)の早期整備、県道糸満具志頭線(外かく線)の早期整備について要望を行っています。沖縄県土木建築部の要望の回答として一例を申し上げますと、平和の道線の早期事業推進の要望に関しましては、喜屋武から真栄里地区を優先して実施しており、2020年代前半の供用開始を目指し事業を推進していること、また山城から喜屋武区間においては用地取得に取り組んでいるとの回答でありました。平和祈念公園までの延伸整備については、現在事業中の区間の完成供用後の交通状況を踏まえて検討を行うとの回答を頂いております。 次にイ、糸満市として再要請したのかについては、糸満市からの要請として、再度口頭での要請を行っております。 次に御質問、件名4、西崎親水公園について。小項目1、インフラの維持管理に係る官民連携事業の導入について。ア及びイについてお答えいたします。小項目1、ア、進捗状況については、インフラ維持管理に係る官民連携事業の導入検討支援制度にエントリーするために準備を進めておりますが、国土交通省からの新たな募集がないため応募には至っておりません。 次にイ、立体都市公園制度を活用し、再開発を検討する考えについては、西崎親水公園は市民が散歩やウォーキングを楽しむ憩いの空間として親しまれる緑地公園として整備されており、現在でも多くの市民に利用していただいているところであります。しかしながら平成10年供用開始から20年余りが経過しているため、休憩所や展望施設等の老朽化が進んでおり、新たな空間として再検討をする時期に来ていることは認識しております。今後、どのような施設利用が可能か、立体都市公園制度も含め考えていきたいと考えております。 次に御質問、件名5、環境行政について。小項目1、潮崎町南側から西側に向けての護岸から生えている木や雑草処理について。ア、今後の対策についてお答えをいたします。潮崎町南側護岸の雑木について、海岸を管理する南部土木事務所へ確認をしたところ、海岸の管理に影響が出るような状態であれば、今後剪定などを行っていきたいとの回答を得ております。雑木については、今後放置すると護岸に悪影響を及ぼすことから、市としても早期剪定を働きかけていきたいと思います。西側については、南浜公園として市が管理しており、現在、公園指定管理者において園路及び緑地の除草等を行っておりますので、園路外側の護岸においても公園施設であることから、定期的な草刈りや剪定を行ってまいります。 御質問、件名7、大里市営住宅B・C棟屋上防水・外壁改修工事について。小項目1、発注工事について。ア、建築一式工事にした理由についてお答えいたします。本工事は、建設業法に基づく業種区分では、とび、土工、コンクリート工事、塗装工事、防水工事と多岐にわたっており、総合的な企画、指導、調整の下に実施する工事であるため、建築一式工事として発注しております。 ◆9番(新垣勇太君) 随時、再質問をしていきたいと思います。 まず初めに公開討論会で言ったアからやっていきたいと思いますが、過去15年間の経常収支比率と過去15年間の健全化判断比率をお伺いします。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時30分)                              (再開宣告午前11時30分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎総務部長(福元信美さん) 再質問にお答えいたします。 過去15年間の経常収支比率と過去10年間の健全化判断比率についてお答えいたします。平成17年度の経常収支比率は101.3%、以下平成18年度99%、平成19年度98.3%、平成20年度98.3%、平成21年度96.9%、平成22年度92%、平成23年度90.6%、平成24年度95.1%、平成25年度92.3%、平成26年度93.6%、平成27年度90%、平成28年度91.7%、平成29年度90%、平成30年度93.8%、令和元年度は92.8%であります。次に過去10年間の健全化判断比率についてお答えいたします。平成22年度から令和元年度における実質赤字比率、連結実質赤字比率はともに黒字でありますので、読み上げは省略させていただきます。実質公債費比率及び将来負担比率について年度ごとに読み上げていきます。平成22年度実質公債費比率15.8%、将来負担比率110.9%、平成23年度実質公債費比率14.2%、将来負担比率103.7%、平成24年度実質公債費比率12.3%、将来負担比率94.4%、平成25年度実質公債費比率10.8%、将来負担比率86%、平成26年度実質公債費比率9.8%、将来負担比率79%、平成27年度実質公債費比率9%、将来負担比率67.8%、平成28年度実質公債費比率8.6%、将来負担比率69.1%、平成29年度実質公債費比率8.3%、将来負担比率68.1%、平成30年度実質公債費比率8.3%、将来負担比率55.9%、令和元年度実質公債費比率8.2%、将来負担比率33.3%であります。 ◆9番(新垣勇太君) 過去15年間で経常収支比率が悪い年度を教えてください。 ◎総務部長(福元信美さん) 再質問にお答えいたします。 先ほど申し上げた年度でいきますと、平成17年度が101.3%となっています。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時35分)                              (再開宣告午前11時36分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎総務部長(福元信美さん) 再質問にお答えいたします。 平成30年度の93.8%……。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時36分)                              (再開宣告午前11時37分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎総務部長(福元信美さん) 過去15年で先ほど読み上げましたのが一番高かったのが平成17年度の101.3%、近5年ということであれば平成30年度の93.8%です。 ◆9番(新垣勇太君) 市長は、選挙中に平成31年度から令和6年のことだけを切り取って、選挙戦で市民をだましていると思います。これを見ているとですね。結局、数字的には平成17年度から100%を超えているときもあって、90%台をずっとさまよっている。その中で平成31年度の令和6年度に向けた財政計画の中では、そういうふうに100%に行くかもしれないということを警告している。だけどその中で、新たに糸満市財政計画を令和2年2月に作成していると思うんですね。そのことには触れず、平成31年度から令和6年度のことだけを切り取っていると思うんですけれども、令和2年2月に作成した計画では、どのようになっておりますか。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時38分)                              (再開宣告午前11時39分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎総務部長(福元信美さん) 令和2年2月作成の糸満市財政計画におきまして、中期的財政見通しにおける財政指標の分析、経常収支比率の部分に関しましても、こちらの中で「経常収支比率の数値は、平成16年度の102.8%を境に減少傾向にあり、平成29年度は90.0%となっているが、今回の推計では令和2年度の95.4%をピークとして、各年とも90%を上回る見通しとなっている。これは財政運営の硬直化を表し、人件費、扶助費、公債費といった経常的経費が高止まりする中で、市税や地方交付税等の一般財源が概ね消費され、政策的経費や投資的経費に活用できない状況が今後も続くことを示している」と書かれています。 ◆9番(新垣勇太君) 見ても分かるように、100%を超えないために市は努力して行政改革をするということで令和2年に打ち出していると思うんですよ。そのことには全く触れていないことが、選挙中、市民をかなり混乱させるというか、財政破綻するということを市長はずっと言っていたんですけれども、今、この令和2年に作成したのを聞いて、その財政計画を見て、今後そのような考えなのか。本当に破綻するというふうな認識でいいのかお伺いします。 ◎副市長(神谷和男君) 議員の再質問にお答えします。 まず経常収支比率が90%を超えるという状況については、財政運営上非常に厳しいと考えます。その点については、前の市長についても強い危機感を持っていたと考えます。ただし今回の選挙期間中に昭候補者のほうから出されたチラシの中には、行財政運営に努めるという表現というのはほとんどなかったと考えます。また出されたチラシの中には、新たに費用負担が生じるようなものが幾つか出されている中で、御本人から出された令和2年2月に出された財政計画の中には、非常に厳しいというものと、当然乖離をしてしまうという状況があります。そうすると財政運営上非常に厳しいと言っていて、さらに厳しくなるような状況が示されているということについては、財政を運営する上では特段市民に対しては不安をさらに与えるものだと考えます。その点について、當銘候補者のほうからも指摘があったというふうに理解されます。 ◆9番(新垣勇太君) 行政は、やはり継続だと思います。上原裕常市政、西平元市長も含めて、経常収支比率は90%を超えています。また100%に行かないように講じてきたはずなんです。それに対して、あたかも選挙戦になって上原昭前市長が悪くしたように言ったのはなぜですか。 ◎副市長(神谷和男君) 再質問にお答えします。 まず先ほどもお話をしましたけれども、昭候補者として、選挙期間中財政運営に関するコメントなどはほとんどなかったと理解しています。併せて先ほども答弁しましたけれども、財政運営は非常に厳しいというのは、市のホームページ上でも公表しています。その矛盾点について、非常に役所を運営する上での経営感覚という視点からすると、一定程度の疑念が持たれてしまうということは否定できないものだというふうに考えます。 ◆9番(新垣勇太君) 答えられないと思うんです。そこで新たに伺いたいのが、令和2年2月に作成した財政計画の中には、公私連携型こども園への移行というのが計画されていますが、市長は今公私連携こども園に対して立ち止まって再検証をするということを言っています。ではどのような行政改革をして、具体的な行革をしていくのか伺います。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時44分)                              (再開宣告午前11時45分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎副市長(神谷和男君) 再質問にお答えします。 今回、議員からお話があった点については、2つのポイントがあると思います。まず1点目については、令和2年2月に発表した財政計画の中に公私連携のお話があるということですが、まずは1つのポイントとしては、その翌月に前市長のほうは1年間延期をしますということで、財政計画の中での1年間の矛盾が生じているということがございます。これについては、計画というのはまずは計画をベースとして財政運営をするということは基本でありますが、糸満市の情勢に合わせて適宜柔軟な判断をするということで、そのときの市長が判断をしたということになります。もう1点のポイントとして、当然市長が変わったということがありますので、それも選挙で変わったという事象に合わせて、2月に、要は前市政で計画されたものとまた違う方向での柔軟な対応が出てくるということになってくると思います。それで當銘市長のチラシの中を見ると、行政のスリム化のための民間活力導入をします。それから教育と行政の高度化を目指し、AI導入に挑戦をします、ごめんなさい、末尾は挑戦しますですけれども。行政コスト低減のため、公共施設の集約化、危機的状況による財政の健全化、不要不急の用地取得を行わず身の丈に合った施設整備に挑戦することなど、行財政改革に関するコメントなどがありますので、これを第8次の大綱に盛り込めればというふうに考えております。 ◆9番(新垣勇太君) では別の視点から聞きます。 公私連携型こども園に移行した場合、予算はどの程度削減されるのかお伺いします。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時48分)                              (再開宣告午前11時49分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎総務部長(福元信美さん) 公立こども園についての民営化に係る費用につきましては、算定はまだ行っていないということですので、正式な数字等はございません。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時49分)                              (再開宣告午前11時50分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 市立こども園在り方計画において、効果額の算定は行っておりません。 ◆9番(新垣勇太君) この公立を民営化するということになっていくと、財源が削減できるというのは皆さん分かっているとは思うんですけれども、これは慎重にやらないといけないのも分かります。そこをしっかり調整をしていただいてやるというのは理解できるんですけれども、この中で新たに再検証をして検討委員会を立ち上げるということですけれども、結局公私連携こども園に移行するということもあり得るということで、理解してよろしいですか。 ◎福祉部長(平田徳明君) そういった不安を解消するために、委員会で議論をしていきたいということであります。 ◆9番(新垣勇太君) ぜひ議論をしていただきたいと思います。早急にやることが大事ではありますが、しっかり保護者等の不安も取り除きながら進めてほしいと思います。先ほど答弁にあったように、上原昭前市長と當銘真栄新市長の子育て政策というのは、大きくは変わらないということで理解してよろしいですか。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時52分)                              (再開宣告午前11時53分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 市長と前市長の子育て政策の具体的な違いということですが、子育て世帯に対する支援やそれから待機児童等の解消などに共通する事業が多岐にあるということでございます。 ◆9番(新垣勇太君) 市長は、選挙公約の中で真栄里の開発と子育て政策が上原昭と違いますと、公開討論会の中で言っておりました。実際に聞いてみたら、子育て政策は多岐にわたって変わらないけれども、児童虐待防止条例や虫歯や民間のこども園に対しては再検証するということだけが違うということを言っているんですけれども、80%、90%以上は子育て政策というのは一緒だと思うんですよ。それで認識してよろしいですよね。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時54分)                              (再開宣告午前11時54分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎副市長(神谷和男君) 再質問にお答えします。 まず議員も御理解頂いていると思うんですけれども、公立こども園の民営化については一旦決まった考え方については、立ち止まって再検証しようということでは、かなり違いが出てくるというふうには考えます。さらにこちらとしては積極的に子供たちの命を守りたいと、DVがあった、要は過去の反省はしっかり踏まえなければいけないという視点では、違いは鮮明に出ているというふうには考えます。 ◆9番(新垣勇太君) そこで副市長に聞きます。副市長は当時福祉部長で、公立こども園の公私連携型園への移行に対して、推進の立場だったと思います。これは委員会でも私は質問して、検討して、在り方で進めていくべきだと発言していましたが、今副市長になって考えがお変わりですか。伺います。 ◎副市長(神谷和男君) 再質問にお答えします。 以前、潮平こども園であったり西崎こども園に通った子供たちや保護者のほうにはかなりの御負担をかけてしまったということは、反省しなければなりません。これについてはとりわけ保育士の先生方が非常に不足していたという状況がございます。その確保が非常に難しい状況がずっと続いていて、結果的に職員が配置できずに御負担をおかけしなければいけないような状況になったということがございます。その点もありまして、次年度については保育士の募集をしようというふうな判断を市長のほうがなさっています。ですから当然、前回市民に御負担をかけたものに対して、どのような改善策を講じたらいいのかという点で、新たな取組をさせていただいているというところでございます。 ◆9番(新垣勇太君) その当時は推進だったということで理解していいですか。 ◎副市長(神谷和男君) 再質問にお答えします。 公立こども園については、当然運営上非常に不具合が生じているということがございました。それを改善するためにはどのような公立こども園であるべきかというところは、市民の御意見なども踏まえて検証しなければいけないということでございます。検証結果について、当然どうあるべきだというふうな考え方をもって進めることは不適切だと思いますので、多くの御議論をしていただくことが必要だということで、今回出た検証結果については、私は当然関与しておりませんので、市民の御意見の中で育まれたものだと考えます。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時57分)                              (再開宣告午前11時57分)
    ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎副市長(神谷和男君) すみません、答弁漏れだということですので改めて答弁します。 議論としては、市民の声を聞いて当然議論をすべきだと。公立こども園の在り方を検討すべきだという考え方をもって発言させていただきました。よろしいでしょうか。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時58分)                              (再開宣告午前11時58分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆9番(新垣勇太君) 当時は、公立民営化というのは賛成だったということでいいのかというのを今聞いているんですけれども、それに対しては答えきれないですか。 ◎副市長(神谷和男君) お答えします。 民営化ありきでの議論は、不適切だと考えますので、市民の声を大きく拾って、市としての考え方をつくるべきだというお話でございます。 ◆9番(新垣勇太君) 福祉部長のときとは、また全然違う答弁なのでびっくりしているんですけれども。実際、市長の後援会長でもありました上原裕常元市長のときから、糸満市財政計画の中で平成28年1月に制定している中にも、計画の中で幼保一元化・一体化、または幼保それぞれの統廃合及び民営化等を調査・研究し、有効な幼保連携等を実施していくというのに、なぜこの選挙戦になって反対をしたのかお伺いします。 ◎副市長(神谷和男君) 再質問にお答えします。 今回の在り方については、市民から多くの不安な声が寄せられたという事実がございます。議員のほうにも、当然議会で陳情などの状況などについて、活発な御審議がなされたというふうに聞いております。そのような不安な声に対して當銘候補者として、この在り方についてやはり市民の声を再度確認をして、出された報告書について再審議する必要があるんじゃないかという考え方をもって再検証したいというお話を、市民のほうにしているというふうに聞いております。 ◆9番(新垣勇太君) 分かりました。ぜひ議論をしていただいて、私は前のときからずっと公立民営化はどうなのかということを議論していますので、ぜひそれに向けて市民の方も含めて、行政で話し合ってやっていただきたいと思います。 次のオについて再質問なんですけれども、いつ、どこで、誰に撤退阻止の要請をしたのか。また書面として要請をしたのか。お伺いします。 ◎市民健康部長(島根辰也君) 再質問にお答えいたします。 令和2年7月22日、友愛医療センターにおいて友愛会理事長を訪問し、口頭にてお願いしました。 ◆9番(新垣勇太君) 書面で要請しないというのは、なぜですか。 ◎市民健康部長(島根辰也君) 再質問にお答えいたします。 急ぎ対応をするということで、口頭での要請になっております。 ◆9番(新垣勇太君) 市長就任後、9月2日の當銘市長の特集では、市長就任後に病院施設所有者にお願いをしたが、既に移転阻止は難しい段階だったと掲載されておりましたが、行政の長として口約束でお願いしに行ったわけではないと思います。本気で移転阻止をするためだったら、書面をもってお願いをしに行くべきだと思いますが、それについての市の見解だったり市長の見解をお伺いします。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後0時02分)                              (再開宣告午後0時02分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎副市長(神谷和男君) 再質問にお答えします。 友愛会のほうに要請に伺った際には、私のほうも同行させていただきました。その中では、直接市民から伺った言葉を、こういうふうな言葉でしたよと、事例を申し上げますと、三和地域なんですけれども、「遠方から病院に定期的に通っているんだけれども、定期的に通うことのさらなる負担感が増えてしまう。病気を抱えている中で不安だ」というふうな声であったり、「大きな病院が地域からなくなることに対して強い不安感を持っている」など、市民の声をダイレクトにその事業者のほうに伝えるということがございましたので、書面になじまないものなのかと、口頭で要請することと判断しております。 ◆9番(新垣勇太君) 回答になっていないんですけれども、本当に阻止するんであれば、しっかりと要請文を持って行くべきだと私は思います。行政の長として、対民間となったときに、どういう要請をするのかというのは、今後絶対に必要になってくると思うので、そういったときはしっかりとやっていただきたいと思います。このときに、私のニュアンスなんですけれども、就任の挨拶で伺ったんじゃないかなと思うんですけれども、そういうアポではなかったんですか。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後0時04分)                              (再開宣告午後0時04分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎市民健康部長(島根辰也君) 再質問にお答えいたします。 市民から南部病院移転に関する不安の声や、移転を再考してほしいとの声があったことから、友愛会へ移転を考え直してほしい旨、お願いをしました。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後0時05分)                              (再開宣告午後0時06分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎市民健康部長(島根辰也君) 再質問にお答えいたします。 市長が南部病院移転に対する撤退阻止というのを訴えて当選している市長ですので、お話を伺いたいというような趣旨でお伺いをしております。 ◆9番(新垣勇太君) これは友愛会に確認すれば分かることなんですけれども、市長の就任挨拶で御挨拶をしたいという中に、口頭で多分言ったんじゃないかと思うんですけれども、行政側とすれば、これを撤退阻止をするんだということでアポを取ったということで理解してよろしいですか。 ◎副市長(神谷和男君) 議員の再質問にお答えします。 今回、友愛会のほうに伺った際には、市民の声をしっかり伝えたいというふうな思いを持って伺いますよというふうに作業させていただきました。当然、向こうでお話を伺った際にも、こちらのほうからの意図を介して、資料などを準備して対応していただいたという経緯がございますので、相手方もそのように理解していたと思います。 ◆9番(新垣勇太君) 市長が公開討論会で発言した日、友愛会の撤退は既に決まっていたと思います。また数日後に友愛会の方に確認したときに「そんなことはもう、撤退阻止なんかは120%無理です」ということを言っていました。9月2日の市長の新聞には、就任後に病院施設所有者に存続をお願いしたが、既に移転阻止は難しい段階だったと掲載されておりましたが、最初からできないことをできるように言って、本当に三和地域の人はこれで票を入れた人もいると思うんです。それについて市長の見解を伺います。 ◎市長(當銘真栄君) 勇太議員の再質問にお答えさせていただきます。 私は市議時代から、南部病院の移転に対する市民の不安な思い、存続の必要性を一般質問でも訴えさせていただいていました。選挙期間中にも、市民から撤退の不安があると。ただそのままでいいのかという訴えがありました。強い強い訴えがありまして、1月には南部病院との報告会があったと思います。そのときも当初私は入院して行けなかったんですけれども。選挙に入って、選挙期間中に何名かの方からも、そのままでいいのかという不安な声を聞かせていただきました。そこを撤退は決まっていても、市長としては阻止できる可能性が1%でも残っているんであればと思い、そこに、南部病院に移転の阻止と市民の思いですね、それを伝えに行かせていただいたということです。 ◆9番(新垣勇太君) 多分1%も残っていなかったと思うんですよ。南部病院の撤退阻止というのであれば、私はあくまでも、今コロナ禍にあるので、新型コロナウイルス対策として、県内の新型コロナウイルス感染者を南部病院に全体集めて、沖縄全体の、一般外来が逼迫しないようにしていくとか、そういった運営費を国や県に呼びかけてお願いすることが、糸満市が今南部病院の跡地利用ということを考えている、また存続をしてほしいというお願いという形で市長が行ったほうがよかったんじゃないかと思うんですけれども、それに対して市長はどう思いますか。 ◎市長(當銘真栄君) ただいまの質問にお答えさせていただきます。 その当時も、7月22日にお伺いさせていただきましたけれども、そのときも、移転以降の南部病院の活用についてのお話もさせていただきました。その中でも、勇太議員がおっしゃるように、コロナ禍にある中で、そこを施設として使用できないかということも訴えさせていただきました。他方面では、同じような病院ではないけれども、医療関係が来てほしい旨も訴えさせていただいております。 ◆9番(新垣勇太君) 分かりました。ぜひ南部病院撤退阻止ができなかった後の、跡地利用についてもしっかりと今後検討していただいて、いろいろなプロジェクトを多分抱えていると思いますので、しっかり進めていただきたいと思います。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後0時12分)                              (再開宣告午後1時30分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆9番(新垣勇太君) 引き続きよろしくお願いします。 カについて再質問を行いたいと思います。上原昭前市長が打ち出した真栄里物流団地構想は引き継ぐという認識でよろしいですか。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 現在進めている真栄里団地等物流事業につきましては、これまで策定した基本構想及び基本計画に基づき物流企業を中心に幅広い産業の集積を検討してまいりたいと考えています。 ◆9番(新垣勇太君) ぜひ進めていただきたいと思います。しかしですね、市長はあれだけ物流団地構想に対して批判してきたと思っております。物流企業を中心に事業を進めていくという認識で本当によろしいですか。再度お聞きします。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 繰り返しになりますが、基本構想、基本計画に基づいて物流企業を中心に幅広い産業の集積も検討していきたいと考えています。 ◆9番(新垣勇太君) これは市長の答弁ということでよろしいですか。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 市長の答弁ということでございます。 ◆9番(新垣勇太君) 9月2日の當銘市長の特集でも、前市政は物流がメインで、計画の中心にある南部病院や社会福祉センターなど福祉ゾーンは手つかず、いびつな土地利用計画だと言っておりますが、物流メインで開発をしていくということを今おっしゃっていますが、何でまた市民を混乱させるようなことを新聞記事に掲載したんでしょうか。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後1時33分)                              (再開宣告午後1時35分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎副市長(神谷和男君) 再質問にお答えします。 まず議員のほうから御確認のありました物流の業務につきましては、前に計画されていたものを踏襲しながら行っていきます。並行して手つかずになっている南部病院跡地、それから社会福祉協議会周辺の野球場などを含めた、その空間も含めた一体的な考え方を持って事務作業を進めていこうという考えでございます。 ◆9番(新垣勇太君) では別の観点から。環境アセスメントを入れた理由を伺います。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 本事業は、沖縄県環境影響評価条例に規定する対象事業、これ土地造成事業の場合、20ヘクタール以上の規模は対象要件に該当しますので、環境アセスメントも入れております。 ◆9番(新垣勇太君) その際、市長が言っていた騒音、排気ガスを増加させ、市民に悪影響を及ぼすという根拠を伺います。 ◎副市長(神谷和男君) 再質問にお答えします。 市長の公開討論であったり、選挙のチラシなどを確認させていただきました。その公開討論の中での表現として、排ガスや騒音被害が危惧される真栄里地区の開発。またチラシのほうには健康に悪影響を及ぼす恐れがあるから、ほかには影響を与えないか、どのような対策を講じているのかということで、市民の不安の声、その事業を進める上での住民へどのような情報が開示されていて、この事業に対して市民の安全や健康などについてどのような対策を講じているのかというのが周知されていない、そのことに対して疑問を呈しているというふうに本人からは聞いております。 ◆9番(新垣勇太君) だからじゃあ何で環境アセスメントを入れているんですかという話なんです。それをやるために入れているんじゃないですか。 ◎副市長(神谷和男君) 議員の再質問にお答えします。 当然ながら、その確認作業というのはしっかりとした調査で対応すべきだというふうには考えます。ただ方向性を一定程度出す上で、こういうふうな考え方を一定程度持っていますよというふうなことで、市民に対して計画を進める上での安全安心をどのように担保するかということは、当然ながらお伝えしていって、住民、市民のきれいなコンセンサスという表現は難しいかもしれませんけれども、一定程度の御理解を頂けるような方向性を持って事業を進めることが適当ではないかと考えます。 ◆9番(新垣勇太君) 上原昭は進めていなかったんですか。環境アセスメントを入れているということは、そういうことをやって市民に説明するために入れているわけなのに、環境アセスメントを入れて、結果も出ていない、令和3年度までかかるのに騒音があるとかというのはおかしいじゃないですか。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後1時38分)                              (再開宣告午後1時40分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えさせていただきます。 環境に関する地域説明会、地権者にはやったということなんですけれども、私のほうには通学路、学校周辺等、渋滞を巻き起こしたときの排気ガス、いろいろなものが、混雑等の話がありましたので、それも含めてその提言をさせていただきました。 ◆9番(新垣勇太君) 根拠はなかったということで理解していいですか。 ◎市長(當銘真栄君) 根拠ということではなく、市民の声があったということで、それを訴えさせていただきました。 ◆9番(新垣勇太君) この環境アセスメントを入れる理由というのは、人的被害を及ぼさないとか、そういった危惧されることを解決するために入れているはずなんですよ。それを入れているにもかかわらず選挙戦で公害が出るとか、排気ガスを及ぼすということ自体が、まずうその、仮定を言っているというのは、市長的には認識しているんですか。 ◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えさせていただきます。 うその声ではなくて、市民の声を、私はそれを伝えているということです。 ◆9番(新垣勇太君) 市長、6万2,000人の代表ですよ。市長が言っているということが、真栄里地区もそうだし、糸満市民にそうなのかということを、絶対に悪影響を及ぼしているんですよ。そういったところで、環境アセスメントをしっかり入れているにもかかわらず、何でそんなことを平気で言えるんですか。 ◎副市長(神谷和男君) 議員の再質問にお答えします。 選挙期間中に公開討論会であったり、チラシをもってこういうふうな疑念が市民から寄せられていますよということで、当然多くの方々に周知しています。さらに多くの方々に周知する、対象者の範囲には、当然相手候補者も含んでいると考えます。そのような市民の疑問に対して、何度か疑念の声を、市民の声を伝えていることに対して、特段何の回答もなかったと。要は市サイド、または後援会サイドからこのようなお話が当然寄せられていないと。市民の不安な声を解消するという、具体的な取組などはなかったというふうに考えます。ですからその不安を解消する機会を相手候補者は失念してしまっているということで、そのまま不安の状況が続いているというふうに理解します。 ◆9番(新垣勇太君) 不安をつくったのは、あなた方なんですよ。普通に事業を進めていたにもかかわらず選挙戦になって、市長は平成29年度だったときの予算に対して賛成しているんですよ、みんな、全会一致で。選挙のときになって反対運動を起こしたのは、あなた方なんですよ。市長なんですよ。実際、それに対して市民がどうのこうのじゃなくて、そういう不安を出してきたのは市長なのに、なぜそのときになって、今市民の声があったからとかというのが、謎なんですよね、本当に。だからそのときに、じゃあ今西崎工業団地に切り替えます。西崎工業団地を全否定するものなんですか。 ◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えさせていただきます。 西崎の工業団地を否定するものではないです。あそこのことではなくて、私は真栄里地区のことで議論をさせていただきました。 ◆9番(新垣勇太君) 真栄里物流団地の面積と西崎工業団地の面積、どれぐらいの差がありますか。多分、経済部長が答えられると思うんですけれども。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後1時45分)                              (再開宣告午後1時45分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎経済部長(兼城浩康君) すみません、現在資料を持ちませんので、把握しておりません。 ◆9番(新垣勇太君) 西崎工業団地を全否定するものではないというのは確かだと思います。でもあなた方は、同じようなものができることに対して、選挙戦で反対しているんですよ。結局、西崎物流団地の4分の1の面積なんですよね、真栄里にやろうとしているのは。西崎工業団地は、あれだけ大きい面積でも何も出ていないのに、わざわざ真栄里に新しくやるところに対して批判をして、市民の不安をあおって選挙に当選してきたんですよ。だからそこら辺の説明をしっかりしないと、今後じゃあ開発をしていくといった中で、どのように地域の人に説明をして、また物流団地に対しての企業誘致をしようとしているんですか。その辺を聞かせてください。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後1時46分)                              (再開宣告午後1時46分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎市長(當銘真栄君) ただいまの御質問にお答えさせてもらいます。 西崎と真栄里は、西崎は物流のみではなくて、いろいろな企業が集積しております。その観点から、西崎とは違うものだと私は認識してその話はさせていただきました。 ◆9番(新垣勇太君) では今言ったように、市長が選挙戦で物流に関してネガティブキャンペーンを行ったおかげで、物流イコール悪いイメージがついたと思います。それも地域や市民に対して今後どう説明していくのか。また事業を進めるに当たって、市長自らあれだけネガティブキャンペーンしたので、物流の企業が来るか来ないかまだ分からない状況になっているんですよ。でも物流を進めていく。その中でトップセールスをしないといけないと思いますけれども、それについて市長の見解を伺います。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後1時48分)                              (再開宣告午後1時49分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎副市長(神谷和男君) 再質問にお答えします。 まず1点目に市民からの不安の声に対してチラシや公開討論会などで不安の声を発信して、その改善策についてこちらのほうからは大丈夫ですかというふうな問いかけをしている。その問いかけに対しての回答がなかったということは、残念だというふうには考えます。今後の展開を進める上で、当然住民説明会として、この事業を進める上で環境調査の結果であったり、今後の市としての考え方を御理解頂くことも当然必要です。併せて事業を進める上で、経産省のほうから新たな知見を持った方を取り入れながら、事業の制度をさらに構築していって、事務を早めに形づくっていきたいと市としては考えております。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後1時50分)                              (再開宣告午後1時50分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎副市長(神谷和男君) 再質問にお答えします。 当然、企業を誘致する上では、いろいろな機会をもって市長以外も、当然担当者レベルでもいろいろな働きかけを、総力を挙げて対応しなければいけないと考えています。当然、作業の一要員として市長のトップセールスも含んでくると考えます。市全体で事業実現のために努力したいと考えております。 ◆9番(新垣勇太君) あれだけ本当に批判をして、これだけ物流に関して自分たちで批判をして争点化してきて、それで市民をあおって不安を募らせた中で、これからまた物流を進めていくわけですよね。本当にその中で市長がトップセールスをしないと、ただ物流団地を造って何も来ませんでしたでは始まらない、いけないと思うんです。だからそこは市長として、自らやりますという言葉をもらえないですか。市長の声からですね。 ◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えさせていただきます。 選挙当初から全てを私は否定してはいないです。ただ物流も含めてやるということで、ただ環境も整えながら、今後排気ガス等の環境を、いかに少なくするかということも考えながら、地元の方にも影響を与えないような形で進めるということで、あらゆる産業を誘致したいということでやっています。そのセールスに関しては、トップセールスとしてやっていきたいと思っています。 ◆9番(新垣勇太君) 今言った、あらゆる産業を誘致したいというのは、上原昭市長も一緒だったと思うんですよ。それは違いますか。一緒ですよ、物流だけじゃないですよ。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 あらゆる産業というお話でありますが、名称も物流団地等にしておりますので、いろいろな産業を含めて検討しておりました。 ◆9番(新垣勇太君) 今、部長が言ったとおりで、物流等ということで、物流をメインにやるけれども、やろうとしていることは一緒なんですよ。でもそこにレッテルを張って、ネガティブキャンペーンをして、今からじゃあまた開発をやっていきますというときに、本当にできるのかという地域住民や市民の不安があるということは、承知の上で進めていかないといけない。そういった中で、上原昭市長は当選後、初めて議会でいろいろ皆さんからの強い指摘があって、市民会館の建設費を20億円でやりますということを言って、それが後援会から市民に出回った資料で、市民会館建設で市民に誤解を与えたかもしれない、確認が及ばず反省していると市民に対して謝罪しているんですよ、謝罪しない市長と言っていましたけれどもね、市長側は。でも謝罪はしている、新聞にも掲載されている中で、當銘市長は自らの口で物流を否定していると私は思います。その中で、物流団地構想に関して進めていることを、市民に対してどう謝罪するのか、お聞かせください。皆さんやらないと思っていますよ、物流、市民は。あれだけ言ったので。 ◎市長(當銘真栄君) ただいまの御質問にお答えさせていただきます。 私は、前市長のやったことを全て否定しているわけではなくて、そこの環境を、幾らかでもよくしようという、これも市民からの訴えがあって、そこを整備できないかということで訴えていたところであります。 ◆9番(新垣勇太君) これについては今後も進めてほしい事業でもあります。でもしっかりと説明責任を果たしてほしいという気持ちがありますので、今後丁寧にやっていただきたいと思います。 キの平和イルミネーションについてなんですけれども、市長は公約の中で糸満市がやっていくということを言っていましたが、結局は民間の委託の継続をしてほしいという要望に応えるということで理解してよろしいですか。さっきの答弁はそうだったと思うんですけれども。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 繰り返しになりますが、今年度は昨年公募によりイルミネーション事業を実施した民間事業者より、引き続き実施したい旨の申出があることから、時間もないことから事業者の要望を尊重していきたいと。今後は、市が主催となった事業実施についてはいろいろ課題もございます。その辺を見た上で判断していきたいと考えております。 ◆9番(新垣勇太君) せっかく民間に公募をかけてできているわけなので、そこはしっかり引き継いでやっていただきたいなと。市の財源をすぐ使うのではなくて、民間でできるところは民間に委託していく、これが民間の発想だと思うので、市長、そこら辺は理解していただきたいと思います。また市が共催や後援に入って、民間企業を助けるという考えでもよろしいですか。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 現在、市のほうでは補助金の拠出や共催による事業実施については現時点では考えておりませんが、後援等については中身を精査した上で検討していきたいと考えております。 ◆9番(新垣勇太君) ぜひお願いしたいと思います。 クについて再質問します。市長は自らPRで、「私は何事にも一生懸命、何事にも熱く全力投球で諦めることなく取り組むのが私の強み」だと言っております。また「市民に寄り添い心の通った政治」とも言っていて、市民から指摘を受けて通勤手当の50%削減を提案したと言っておりましたが、これはすぐに諦めてやらないということでよろしいですか。 ◎総務部長(福元信美さん) 管理職手当及び通勤手当の削減につきましては、先ほど答弁させていただきましたとおり、新型コロナウイルス感染症の職員対応、それから各管理者の業務が軽減しているということは考えられないことから、当面は手当の削減は考えておりません。交代制勤務につきましても、4月当時は交代制勤務も一部やっておりましたが、今後は在宅勤務、テレワーク環境が整っていない現状を考えると、これも職員の交代制勤務について職場内での感染予防対策とか各自の体調管理を徹底した上で、交代制勤務が必要となった場合も当面は午前午後の2交代制での実施を検討してまいりますので、通勤手当の削減も考えておりません。今、その調整をする時期にはないということで答弁させていただいています。 ◆9番(新垣勇太君) これについては、また今後質問していきたいと思います。 ケについて、台風9号、10号の際に、防災無線で台風対策を市民に呼びかけているにもかかわらず、市長の名前が記載された看板は市内の電柱に放置されたままでありましたが、市長の見解をお伺いします。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 繰り返しになりますが、御指摘の看板につきましては、発行責任者の下で作成されたものであり、後援会で設置したものではないということでございます。 ◆9番(新垣勇太君) 台風対策被害状況を確認しに、市長は市内各地を回ったと言っていますが、看板がまだ設置されているというのは確認していますか。 ◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えします。 選挙当時に、看板が立てられたということは承知しております。まだ現在も残っているというのは聞いております。ただ後援会が張ったものではなく、それを勝手に撤去できないというのが現状でございます。 ◆9番(新垣勇太君) この発行責任者の中で、米須7番地の所有とか書いておりましたが、米須7番地の所有者はどなたなんですか。 ◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えさせていただきます。 米須7番地は承知しておりません。 ◆9番(新垣勇太君) 市長の名前が記載された無許可、違法立て看板の撤去をお願いする市民の声が結構あるんですね、早くどかしてくれと。これに対して市はどういうふうに対応していくのか、お伺いします。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時02分)                              (再開宣告午後2時03分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎副市長(神谷和男君) 再質問にお答えします。 今、市長部局の各部長のほうに確認をしましたが、撤去を求める市民の声というのは確認はできていないということであります。 ◆9番(新垣勇太君) 発行責任者が作って勝手に張ったということなんですけれども、製作費等は支払ったんですか。お伺いします。 ◎副市長(神谷和男君) 再質問にお答えします。 今の御確認は、この看板の費用の捻出について、市当局のほうに確認をされているようですが、市当局でこのような看板を設置するための費用を払っているという事実はございません。 ◆9番(新垣勇太君) 件名3、市長の政治姿勢について。このウェブ会議に参加されたということなんですけれども、今聞いたら南部とどこかに分けてやったという話なんですけれども、私が見た限りオール沖縄の首長が多くて、オール沖縄の首長しかいなかったんですけれども、13時半からウェブ会議をしていましたが、何か沖縄県から南部で分けたということだけの分け方で声かけがあったのか。それだけ伺いたいと思います。
    ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 沖縄県からは、5圏域ですね、本島北部、中部、南部の3圏域、あと宮古、八重山、5つの圏域で分けて、圏域別の会議を開催しております。 ◆9番(新垣勇太君) 分かりました。 続きまして件名4に行きます。公園の有効活用について。もっと市として考えるべきであると思います。維持管理費の削減にもつながり、財源につながって一石三鳥にもなると思いますが、市の見解、この導入することによってどういう波及効果があるかとかということで、市はどのように考えているかお聞かせください。 ◎建設部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 公園管理につきましては、現在は指定管理者制度を採用しておりますが、議員おっしゃるようにほかにも提案型のプロポーザルを採用するなど、いろいろ仕様はあるかと思いますので、現施設との周辺環境を踏まえた整備ができるよう、今後検討していきたいと考えております。 ◆9番(新垣勇太君) 今後も提案していきたいと思うんですけれども、都市公園法の緩和だったり、市がイメージをしてこういうまちづくりをしたいとか、こういう公園の利活用をしていきたいという中で、そこに市長が言っている公共施設の集約化だったり、2階を市立図書館にしたりとか、そういったこともできると思うんです。そういった中で、今の公園の有効活用をもっと市として考えたほうがいいと思うんですけれども、それについて再度検討する考えはありますか。 ◎建設部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 先ほど答弁しましたが、特に西崎親水公園につきましては莫大な費用をかけて整備しております。平成10年度に供用開始しまして、20年余り経過していると。そういう中で休憩所施設等の老朽化が進んでいる中、今後議員が提案しました立体都市公園制度も含めた、すみませんちょっと勉強不足はあるんですけれども、今後どういった補助事業があるか、補助事業のメニューをいろいろと勉強して、今後の対応を考えていきたいと思います。 ◆9番(新垣勇太君) ぜひ考えていただきたいと思います。お金がないお金がないじゃなくて、今後自分たちから財源を生み出す仕組みも、市としてやはり考えないといけないと思います。そういった中で、渋谷区がいいモデルをつくったんじゃないかと感じますので、ぜひもっと調査研究して、勉強をして、それが糸満市でできるものなのか、糸満市に似合ったものはどういうものなのかというのを考えていただきたいと思いますので、ぜひ前向きに検討していただきたいと思います。 件名6について再質問します。子供たちにはGIGAスクールと言ってICT化を進めている中で、大人が時代に全然ついていけていないというのが問題があると思います。それについて、再度市はどういうふうに考えていくのか、お答えください。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 コロナ禍の状況でございますので、先ほども答弁しましたが、市の会議室の一部についても今ウェブ会議ができるような形になっています。大人数でできるオンライン会議につきましては、いろいろコスト等かかりますので、今後また検討していきたいと考えております。 ◆9番(新垣勇太君) ぜひオンライン授業、リモートワークができるような仕組みをつくっていただきたいと思います。先ほど副市長のほうからもありました真栄里の参与を経済産業省からの出向という話もありましたが、ただ人を呼ぶのではなくて、今はもうリモートで仕事ができる時代になってきていると思うので、リモートワークで政策参与として呼んだり、そういったことを奈良県の生駒市が社会人採用プロジェクトということでやっております。そういったものをしっかり活用しながら、例えば今後のプロジェクトに対して参与として呼び込むとか、そういったことができないか提案をしますので、どうぞ奈良県の生駒市とか、様々な市町村でやっているところを検討しながら、そういったものを活用していただきたいと思います。 件名7、大里市営住宅に関してなんですけれども、大里市営住宅A棟は塗装で発注をしていると思いますが、なぜB・C棟は建築一式工事で発注しているのかお伺いします。 ◎建設部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 一昨年、大里市営A棟のほうを屋上防水外装改修工事を発注したときに、防水工事で発注をしているんですが、当時の市全体の工事発注状況を考えまして、今回建築工事一式という発注に至っております。 ◆9番(新垣勇太君) 聞き取りしている中では、入札する前から不調になるんじゃないかという話があったというのは聞いております。いとま~るの工事の2回の入札が続いた経緯があったので、今後そういったことがないから防水工事を出したということを言っておりましたが、これというのは、結局市の職員がしっかり予算見積りができていなかったから、私は不調が続いたんじゃないかと思っております。それはなぜかというと、その後何回かやったときに、金額を、工事の増額をしているんですね。これはもう増額も含めて、再度市が検討して、この金額ではいけないからということでプラス補正予算を組んだと思うんですけれども、それについて違いますか。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時13分)                              (再開宣告午後2時13分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎建設部長(大城拡君) 今議員がおっしゃった内容ではございません。 ◆9番(新垣勇太君) では総合的に判断したと言っておりますが、それぞれの工事に対する工事種別の比率をお伺いします。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時14分)                              (再開宣告午後2時14分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎建設部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 今回発注しましたB・C棟につきまして、直接工事における比率についてお答えいたします。仮設工事が38.2%、屋根防水工事が18.9%、外壁改修工事が38.7%、軽天塗装改修工事が3.2%、その他補修工事が1%の内訳になっております。 ◆9番(新垣勇太君) このパーセンテージを見ても、塗装防水で出してもいいんじゃないかと思うんですけれども、それについてどう思いますか。比率的には塗装防水のほうが多いと思うんですが。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時15分)                              (再開宣告午後2時15分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎建設部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 先ほども答弁させていただいたんですが、工種にですね、5工種ほどございまして、総合的に、企画、指導、調整の下実施する工事であることから、建築工事一式で発注した経緯でございます。 ◆9番(新垣勇太君) 今後、こういった専門業でできる工種分けの中で、塗装業は塗装業でこの工事ができれば塗装業だけで収まることができるんですけれども、例えば建築で出した場合に、建築はどうせまた塗装業に、下請に流すと思うんですね。そうしたらその中での利益を少しピンはねしてもらっているというところもあるので、そうしたら塗装業のもうけというのがあまりないんじゃないかと感じるんです。防水とか、防水塗装で出すことによって、しっかり地元の塗装業がもうかる仕組みというのが出てくると思うんですけれども、それについてどう考えますか。 ◎建設部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 議員がおっしゃるように今後ですね、先ほども工事の比率の内訳等もある中で、今後どうあるべきかということも再検討いたしまして、指名審査会のほうにも提案していきたいと思います。 ◆9番(新垣勇太君) ぜひ検討していただきたいと思います。地元の専門業で、業者はたくさんいると思います。金額が大きいところに塗装業をやれとかではなくて、本当に塗装業でできる、専門業者ができるところに関しては気を利かせて、役所が発注をかけることによって、地元の業者がやはり潤ってくるんじゃないかと思うので、その辺は今後理解していただきたいと思います。これからいろいろな工事が出る中で、そういっためり張りというか、できる部分はできる部分で専門業に委託するというところを、今後提案していただきたいと思います。ぜひそこはよろしくお願いしたいと思います。 最後に市長、当選してこれから糸満市発展のために継続して頑張っていただきたいと思います。しっかり、私たちも上原昭市長を支えた立場ですけれども、糸満市を停滞させるわけにはいかないので、しっかりサポートするところはサポートします。しかし選挙中で言った、市長が発信した言葉に関してはしっかり説明する責任はあると思いますので、ぜひ誤解を招かないように市民には丁寧な説明をしていただきたいと思います。これで私の一般質問を終わります。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時18分)                              (再開宣告午後2時18分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆18番(徳元敏之君) 皆さん、こんにちは。これより一般質問を行います。 件名1、當銘真栄市長の政治スタンスについて。小項目1、11市の市長がいますが、チーム沖縄の首長側なのか、オール沖縄側なのか伺います。 小項目2、次期衆議院選挙がもうすぐ行われる予定だと聞いていますが、我が糸満市の選挙区である4区では、どの候補者を応援しますか、その理由も伺います。 小項目3、市長は市議会議員時代は自衛隊の記念式典や祝賀会には参加していますが、自衛隊協力会に対してどのような見解なのか伺います。 小項目4、市長は候補者となった今年の5月6日の大雨時に、米須小学校裏の農地に朝5時半に現場調査に行ったとして、本人写真入りでチラシに掲載されていますが、事実なのか伺います。また、市内全域に配布されていますが把握されていますか伺います。 件名2、政策参与について。小項目1、政策参与について。ア、主にどのような職務について市政に反映させていこうと考えているのか伺います。イ、勤務日数及び勤務場所について伺います。ウ、政策参与が副市長不在の間、副市長の部屋で勤務していたと聞いているが、事実なのか伺います。エ、秘書室の入り口に副市長の部屋の表示があるのに、政策参与が勤務していた日数は何日だったのか伺います。オ、いつその表示をテープで隠したのか伺います。その理由も伺います。カ、妥当な判断だと思うのか伺います。 件名3、糸満市指名審査会の構成員について。小項目1、構成員の人数を伺います。 小項目2、政策参与は構成員なのか伺います。 件名4、道路行政について。小項目1、国道331号(摩文仁みなみの里前)冠水対策について。ア、大雨のたびに冠水しますが、市長の見解を伺います。イ、冠水対策として国は、移管された市道側に浸透池を整備していますが、オーバーフローして市道側に被害が出ています。市当局は認識していますか伺います。ウ、これまで、移管された市道(旧国道331号)では冠水はなかったと聞いていますが、国道331号バイパスが開通したために被害が出ており、国が整備すべきだと思いますが、市長の見解を伺います。 小項目2、市道米須大度線の整備の進捗状況について。ア、地域住民、学校関係者からも早急な整備が必要だということで要請書が出されていますが、市長の見解を伺います。イ、当該道路は規制されている道路であり、子供たちの安全な通学路としても一日も早い整備が必要でありますが、今後の事業の進捗状況について伺います。また、教育長の見解も伺います。 件名5、農業振興地域内の住宅建設について。小項目1、農業振興地域内であっても住宅建設は可能なのか伺います。 小項目2、農振農用地除外申請を出した場合は許可されるのか伺います。 小項目3、5年に一度の定期見直しがありますが、次回はいつ予定なのか伺います。 小項目4、過疎化対策としても住宅建設は許可されるべきだと思いますが、市長の見解を伺います。 あとは質問席から市長に直接再質問します。 ◎市長(當銘真栄君) 徳元敏之議員の御質問、件名1、當銘市長の政治スタンスについて。小項目1から4まで順次お答えします。 小項目1、11市の市長の中でチーム沖縄の首長側か、オール沖縄側かについては、市民目線を大切にして、今後も保守系の立場で取り組んでまいります。 小項目2、次期行われる衆議院選挙において、糸満市の選挙区ではどの候補者を応援するかについては、現時点で候補者も決定されていないこともあり、答弁は差し控えたいと思います。 小項目3、自衛隊協力会に対しての見解については、協力会の役割は自衛隊の住民に対する理解と防衛思想の普及啓蒙を図る目的があります。国防や災害時に市民を守る自衛隊であり、各種活動や激励等を支援する団体であり大切な協力会であると思います。 小項目4、5月6日の大雨時、米須小裏の農地に朝5時半に現場調査に行ったとの写真入りのチラシがありますが、事実ですか。またこのチラシは市内全域に配布されていますが把握していますかについてお答えします。大雨による被害状況調査として、当日市内各現場を調査して回った関係で、時間帯については、はっきり覚えておりません。またチラシについては発行責任者の下で作成されているものであり、把握はしていません。 その他の質問につきましては、教育長をはじめ関係部長より答弁をさせていただきます。 ◎教育長(幸地政行君) 議員御質問、件名4、道路行政について。小項目2、市道米須大度線整備の進捗状況、イ、早期整備に対する教育長の見解についてお答えいたします。 過去、勤務した米須小学校での2年間、毎朝議員を含め地域の方々と朝の登校指導を行っていました。本市道米須大度線は校門から大度へ抜ける道で、児童の通学路であり、登下校で多く利用する重要路線です。児童の安全確保の観点から、早期整備は必要であると考えております。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 御質問、件名2、政策参与について。小項目1のアからカについて一括してお答えいたします。 アの政策参与の職務は、市長の求めに応じ市政に対する助言及び提言を行うものとなっており、その主な特命事項として①真栄里地区開発事業、②市立こども園の在り方、③その他市長の求める事項となっております。 イの政策参与の勤務日数及び勤務場所につきましては、月に16日以内、行政経営課事務室にデスクを置き、市長の求めに応じ市政に対する助言及び提言を行っております。 ウの副市長室の使用につきましては、市長の求めにより、副市長が選任されるまでの一定期間、政策参与から政策助言等が特に必要であったことから、7月6日の委嘱状交付式に参加した各部長にその使用を伝えたところ、特に意見はありませんでした。その後、政策参与は副市長室で職務を遂行しております。 エの副市長室での政策参与が勤務していた日数については、副市長が就任するまでの11日間です。 オ及びカについては一括してお答えします。前述したとおり、市長の求めにより副市長室において政策参与が政策助言等を行うことになり、その滞在場所を明確にするため、一定期間副市長室前の表示を政策参与といたしました。幹部職員にも伝えた上での事務の遂行であり妥当だと判断しております。 ◎総務部長(福元信美さん) 御質問、件名3、糸満市指名審査会の構成員について。小項目1及び2についてお答えいたします。 小項目1、構成員の人数については、糸満市建設工事等請負業者指名審査会に関する要領に定めるところにより、会長を含め9名となっております。 小項目2、政策参与は構成員なのかについては、審査会は本市の副市長及び部長と課長の構成となっており、政策参与は含まれておりません。 ◎建設部長(大城拡君) 御質問、件名4、道路行政について。小項目1、国道331号冠水対策について。アからウまでについて順にお答えいたします。 小項目1、ア、去る5月2日の集中豪雨による国道331号が冠水する状況については、現場を確認しており、冠水による影響で通行車両や地域住民の生活へ支障を来している状況です。 次にイ、国道331号の雨水流末である浸透池からの越流による市道への冠水についても現場を確認しており、国道側と同様に地域住民の生活へ支障を来している状況です。 最後にウ、国道の冠水問題については、南部国道事務所において側溝や浸透池などの排水施設の容量等、現在再調査中であるとのことであり、国におかれましては調査結果を踏まえ冠水問題解消に努めていただきたいと思います。市といたしましても、冠水問題の解消に向け、国に対し働きかけていきたいと思います。 次に御質問、件名4、道路行政について。小項目2、米須大度線の整備の進捗状況について。市長の見解及びイ、事業の進捗状況について関連がありますので、まとめて回答いたします。 米須大度線は、米須小学校の児童生徒の通学路として利用されている道路で、重要な路線であると認識しております。平成30年度に大度区をはじめとする近隣自治会や米須小学校校長からの6者連名で整備の陳情がありました。本陳情を受け、令和元年度に米須大度線の概略設計を行い、道路線形や概算事業費を算出し、地域説明会を開催しております。今後は、現在事業推進中の6路線の進捗具合にもよりますが、早ければ令和4年度の事業化を目指してまいります。 次に御質問、件名5、農業振興地域内の住宅建設について。小項目4、過疎化対策としての住宅建設の市長の見解についてお答えいたします。過疎化対策としての住宅建設については、重要だと考えています。糸満市では農業の持続的な発展という観点から、農地利用を主体とした土地利用を図りながら、既存集落における定住促進を図っていくために市街化調整区域内において都市計画法第34条第11号、第12号に基づく立地緩和区域を指定しております。 ◎経済部長(兼城浩康君) 御質問、件名5、農業振興地域内の住宅建設について。小項目1から3について順にお答えいたします。 小項目1、農業振興地域内で住宅建設は可能かについては、農業振興地域における農振白地区域で農地法及び都市計画法の開発基準を満たせば住宅建設は可能と考えております。 小項目2、農振農用地除外申請を出した場合は許可されるかについては、除外申請を出したとしても必ずしも除外許可が得られるものではなく、申請地を取り巻く周辺地の現状等を勘案し判断されるもので、最終的には県の同意が必要となります。 小項目3、5年に一度の定期見直しは、次回いつ予定なのかについては、令和3年度中の策定を予定しております。 ◆18番(徳元敏之君) では再質問したいと思います。件名5のほうから行きたいと思います。 建設部長にお伺いしたいと思うんですけれども、定住促進のための第34条の第11号、第12号というのは、伝統文化とか、そういうものを守るために、そこに家を造るために、子供たちがそこで家を造れるという、そういう条件でしたか。伝統文化を守るために。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時37分)                              (再開宣告午後2時41分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎建設部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 先ほど都市計画法第34条第11号及び第12号に係る区域ということで、緩和区域ということであれしたんですが、自己用住宅の立地緩和区域ということで指定しております。自己用住宅の立地緩和区域では、自己用住宅に限り許可要件が緩和される区域ということです。 ◆18番(徳元敏之君) いずれにしても見直しされて、確かに住宅建設はこれよりは緩和されたと思うんですけれども、しかし依然として農振農用地の除外申請をやったとしてもいろいろな、10戸連たんとかそういう法律の縛りがあって、なかなか進まないと。そして今回私が質問している場所というのは、多分當銘真栄市長も御存じだと思いますし、部長も分かっているところだと思います。そこの場所を見たことはございますか。部長でよろしいです。 ◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 現場の確認はしております。 ◆18番(徳元敏之君) この場所は、確かに農振農用地ということで、周りは土地改良もしていて、この土地だけ土地改良されていないと。しかし本人たちはここで家を造りたいということで、そこはやはり家を造りたいので土地改良していないと。どうしても、家が近くにあるんですけれども、10戸連たんの要件を満たしていないから今回もしかして難しいよということで市としては考えているみたいなんですけれども。5年に一度の見直しのときに、これは例えば除外申請が認められた場合には、県のほうから同意を得られた場合には、そこから農業委員会にかけて家を造ることは可能なんですか。 ◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 今回の総合見直しのほうで、白地のほうに除外をするものの判断としましては、これが白地になった場合農地法、あとは他法ですね、都市計画法等、この許可が見込めるのかどうかが大きな判断になりまして、あとはまた今回のような土地、周りは土地改良で整備済みの農地。ここはやはり優良農地となりますので、薬剤の使用等の農業活動が行われる場所になります。そういったところで住宅地として適しているのか、そういうところも判断の材料となりまして、必ずしも今総合見直しでこの場所が除外になるかどうかは、ちょっと現時点では判断が難しいところでございます。 ◆18番(徳元敏之君) 市長にお聞きしたいと思います。その件について、市長は把握しているんでしょうか。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時44分)                              (再開宣告午後2時44分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えさせていただきます。 その場所については把握しております。 ◆18番(徳元敏之君) 市長としても、やはりそういう過疎化対策としても、市長としても重要な場所だと思っていると思いますので、ぜひ市側が頑張って、県の同意を取り付けるように努力してもらいたいと思います。よろしくお願いいたします。 続きまして道路行政についてお伺いします。先ほど教育長の話もございました。2年間、校長として勤務して、毎朝その場所で、朝の交通安全のためにいつも校門に立ってやっていらっしゃったことに対して、本当に敬意を表します。私も毎日ではないんですけれども、見ておりました。大雨のときに、その道路は冠水して、子供たちが通れない状況なんですけれども、それは御承知なんでしょうか。 ◎教育長(幸地政行君) 今の市道米須大度線は、道のところが舗装されていないですよね。それで大雨のときには、やはり水はけが悪くて水たまりができて、子供たちも非常に通りにくい、そういう道だというふうに認識しています。 ◆18番(徳元敏之君) 先ほど冒頭でも言いましたが、この道路というのは7時半から多分9時ぐらいまで規制がかかっている道路なんですけれども、それを御存じですか。 ◎教育長(幸地政行君) その規制がかかっていることは知っています。 ◆18番(徳元敏之君) そうですね。スクールゾーンという形で本当は通ってはいけないんですけれども、地域住民の農業するためにはその道路を絶対に通らないといけないということと、ふだんから生活道路として活用しているものですから、多分警察も今見て見ないふりをしているんですよ。本当は違反している道路なんですよ。ということで当局に聞きたいと思います。こういう危険な状況なんですけれども、先ほど6路線を待ってからしかできないということで、令和4年度にしかやらないということで、そういう答弁でよろしいんですか。緊急を要すると思うんですよ、私は。どうですか。 ◎建設部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 令和4年度事業化を目指すということで答弁いたしましたが、どうしても継続中の6路線を抱えている状況でございます。どうしてもその路線の卒業と言いますか、事業を完了しないと採択するには厳しい面があるということでございます。 ◆18番(徳元敏之君) 教育長も先ほど答弁がございました、大変危険な道路。そしてなおかつ規制がかかって、実際は違反をしている多くの市民もいる。それを市として見て見ぬふりをするということですか、どうですか。 ◎建設部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 先ほどスクールゾーンの時間帯とかですね、7時半から8時半までの時間はスクールゾーン、それで大雨時には冠水するということ、その辺につきましても現場を把握しております。今後、早期事業化に向けて努めてまいりますが、先ほども申し上げましたとおり、どうしても抱えている路線が6路線ございまして、この継続路線を完了した後に事業採択という形で努めてまいります。 ◆18番(徳元敏之君) 部長には少しきつい質問になるかもしれないんですけれども、この6路線というのは緊急を要するところですか。今回私が質問しているところは、子供たちの安全な通学ができない、大雨のときには冠水もします。なおかつ規制されている道路でありながら、無視されている。これでいいんですかと言っているんですよ、どうなんですか。 ◎建設部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 現在、継続中の6路線につきましても、議員がおっしゃるように緊急性とか、そういった通学路等踏まえて採択に至った路線でございます。米須大度線についても先ほど答弁しましたが、米須小学校並びに地域住民もそうですけれども、認定こども園に通ずる重要な路線だと認識しております。どうしても事業採択をするには、抱えている路線を完了してからという形になります。 ◆18番(徳元敏之君) 地域住民説明会も、もう公民館で終わったんです。もちろん認定こども園の保護者の皆様からも、米須小学校の保護者の皆様からも、いつできるんだという問合せが私のところにも来ています。そこで聞きたいんですけれども、市長は雨の日も風の強い日も、通学路に立ち続けて子供たちの安全を見守ってきたという自負があると、公開討論会で述べています。その路線についてどう思われるのか、聞きたいと思います。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時52分)                              (再開宣告午後2時52分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えさせていただきます。 この路線というのは、分かりはしますけれども、冠水したとか、その状況というのを把握はしていないんですけれども、子供たちの通学路になっているという安全面の理由に関しては、改善が必要だと認識はしていますけれども、先ほども建設部長が答弁されているように、6路線、それがあるということなので、それも踏まえて早急に検討できないかというものも担当部と一緒になって考えていきたいと思っています。 ◆18番(徳元敏之君) ぜひこの路線というのは、念願の整備です。本当に早めに、早期実現のために頑張っていただきたいと思います。 続きまして国道331号摩文仁みなみの里前冠水についてですけれども、先ほど部長は把握していると。今回、国道事務所が摩文仁のこの冠水箇所において、何かを設置しているんですよ。それは何を設置しているんですか、国道事務所は、何のために。この浸透池のところで、何かの機械らしきものを設置しているんですけれども、それはどういった施設なのかお伺いします。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時54分)                              (再開宣告午後2時54分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎建設部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 先ほども答弁しましたが、国におかれましては冠水対策として調査に入っているということでございますが、その中で雨量計を最近設置しているということでございます。 ◆18番(徳元敏之君) そうですよね、私も見に行きました。そもそも浸透池を造ったんですけれども、国道側がですね。その末端というんですか、そこは全然造られてなくて、この池に一旦国道331号バイパスのみなみの里前の冠水した水がドーッと流れてきて、一旦浸透池にたまるんですけれども、オーバーフローして、それが逆に旧道、市道側で冠水すると。そこは今現在、区長もいらっしゃるんですけれども、区長が朝から、前はこの市道側は冠水しなかったんですけれども、迂回できたんだけれども、今回は迂回できなくて前に通行止めをして、摩文仁の方、自ら指導しているというか、ここは車は通れませんということで、朝早くからそこで交通整理しているんですよ。だからそういうことを部長なり、市長なり、把握しているのかどうか、お聞きしたいと思います。 ◎建設部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 議員がおっしゃるように、去る5月2日、6日におきまして、大雨時に浸透池から越流している状況、その写真も我々市当局も確認をしております、写真を撮ってですね。その辺、字摩文仁の区長のほうからも写真の提供もございまして、現場は確認しております。今後、国におかれましても調査中ということで、市としてもどういった形で協力できるかということで、今後協力しながら整備が進むよう努めていきたいと考えております。 ◆18番(徳元敏之君) この現場ですね、4区選出の西銘代議士も知っております。そして現場で西銘恒三郎代議士の秘書にも、視察をしてこういう場所だからということで、これをどうにかしてくれということで、既に国のほうには多分行っていると思います。そういった国道ができる整備は、ぜひ国道でやってもらいたいと。そしてそのためにはトップセールスが必要だと思うんですけれども、市長、その件についてどう思いますか。 ◎建設部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 国道事務所の職員、副所長ほかお二人の課長もうちの建設課のほうに見えていました。今後、整備に向けて、糸満市のほうも協力してくれないかということもございました。その中で、我々もできる範囲、地元の区長をはじめいろいろ便宜を図って、情報交換しながら整備に向けた調整に取り組んでいきたいとしております。この調査結果を踏まえて、また新たに国道事務所への要請をしていきたいと考えております。 ◆18番(徳元敏之君) ぜひ機会あるたびに、市長が国に行ったときには、ぜひその件についても要請してもらいたいと思います。 続きまして指名審査会の構成員についてお伺いしたいと思います。構成員の中で、審査会の会長はどなたですか。 ◎総務部長(福元信美さん) 再質問にお答えいたします。 会長は副市長です。 ◆18番(徳元敏之君) 会長ほか部長と課長で構成されているということなんですけれども、これは私の又聞きなので、どういうことなのか分からないんですけれども。元副市長だった現在の政策参与が、審査会のメンバーに入れろとか言ったといううわさがあるんですけれども、もちろんそれはうわさであってもらいたいと思います。ですので、私が政策参与が構成員なのか聞いたのは、そういうことでございます。ぜひ公正公平な構成員のメンバーでお願いしたいと、させてもらいたいと思います。 あともう一つ、次の政策参与について。市長自ら副市長不在の間、副市長の部屋を使わせてもらえないかということを言ったということは事実ですか。 ◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えします。 事実でございます。 ◆18番(徳元敏之君) そうですね、事実じゃなければ部長たちはオーケーしないはずです。もちろん庁舎管理規則には触れてはいないということなんですけれども。しかし社会一般的に見てですね、副市長がいない間、政策参与、週……。ちょっと休憩します。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時01分)                              (再開宣告午後3時01分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆18番(徳元敏之君) 勤務日数月当たり16日、そして勤務時間9時から5時まで、1週間当たりの勤務時間は21時間です。それにもかかわらずあんな大きな部屋を副市長がいないからといって、政策参与室として使わせるのは妥当なんですか。 ◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えさせていただきます。 就任当日から参与として来ていただいております。私にとって必要と認識したものですから、そこに各部長の方々にお願いを申し上げたというところです。 ◆18番(徳元敏之君) 必要なのは分かりますよ。しかし普通ですよ、入り口に副市長という表示があるのに、副市長室で勤務する。そしてなおかつこのように政策参与という名前を部屋の前にかけて勤務する。これは妥当ですか。規則に違反していなくても、これは今までなかったことじゃないですか。 ◎総務部長(福元信美さん) 再質問にお答えいたします。 庁舎管理におきましては総務部の所管となりますので、今おっしゃっているようなことは、特に妥当だということで、間違ってはいないと思います。その間の部屋の利用につきましては、市長のほうでこちらの部屋をその間、副市長が不在ということもありましたので、先ほど申し上げました理由により政策参与にいていただいて、様々な施策についてアドバイスを頂くということがありましたので、そちらのほうでやる。部屋のほうにこちらの名称を一時的に、一時的に名前を掲げているということに関しましては、特段問題はないと考えております。 ◆18番(徳元敏之君) 残念ですね。元副市長だった人間が、本当に経験が豊富、そして人格的にもすばらしい方だと思うんですけれども、私から見れば、まだこういう事例が妥当なのか不思議でたまりません。本当にこれからないようにしてもらいたいと思います。 もう一つ聞きたいと思います。この名前はテープを、副市長の名前をテープで隠した後に作成したんですか。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時05分)                              (再開宣告午後3時08分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 副市長のプレートの上に参与のプレートを貼ったということでございます。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時08分)                              (再開宣告午後3時26分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 副市長のプレートのまま参与が副市長室に勤務した日数は、4日間であります。 ◆18番(徳元敏之君) 4日間ですか。その廊下を通って分かるんですけれども、普通の職員とか私たちが見た場合に、ここの部屋は副市長がいるものだという認識の下で皆通っていると思っているんですね。職員からも「あの人は副市長なの」という声が聞こえたんですよ。ですので、そういうことはあってはならないと思います。ぜひ気をつけてもらいたいと思います。 続きまして當銘真栄市長の政治スタンスについてお伺いしたいと思います。當銘市長は、市議会議員に立候補したときの政治のスタンスは、どういうスタンスなのでしょうか。お聞きします。 ◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えします。 先ほど答弁したとおり、保守系として出馬をさせていただいております。 ◆18番(徳元敏之君) 私も、多分保守系だったと認識しています。そして當銘市長は、市議会議員時代は、第4区選出の西銘恒三郎代議士の事務所にもちょくちょく見ているんですけれども、今回衆議院選挙がもうすぐ行われる予定だと言われています。候補者は決まっていないと言うんですけれども、もう既に新聞などでは現職の西銘恒三郎代議士と、このように平良氏が有力だというふうになっております。そういうふうに報道されています。ということで、私は今回の選挙は、平良氏の擁立が決まれば1区から4区の沖縄全選挙区で対決の構図が固まり、選挙戦に向けた動きが活発化するだろうと思います。市長は、第4区はまだ決めていないと言うんですけれども、保守系の立場でいくということであれば、私は当然西銘恒三郎代議士を応援するものだと思っておりますが、それについてどういう見解ですか。 ◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えさせていただきます。 現時点でまだ決まっていないということもありますので、今回も市長選においても、私はどの党からも推薦を頂いておりません。市民党という立場でさせていただいておりますので、今現時点では答弁は差し控えさせていただきたいと思います。 ◆18番(徳元敏之君) 現時点で市長は就任して7月の6日からですか、まだ2か月ということで、そういう答弁になろうかと思いますが、しかしこれから4年間、6万2,000人余のトップとして市政運営をするためには、きわめて政治スタンス、立ち位置、そして政治のバランス感覚というのはとても重要なんですよ。今のままで、市民党というのは聞こえはいいんですが、どっちつかずなんですね。この4年間の中で、あなたはどういう方向に行こうとしているんですか。お伺いします。 ◎市長(當銘真栄君) 先ほども答弁させていただきましたけれども、まだ就任して2か月でございます。選挙戦も、先ほども言いましたけれども、どの党からも私は推薦を頂いておりません。今後、どういうスタンスになるかというのは、まだ今の現時点ではお答えは差し控えさせていただきたいと思います。 ◆18番(徳元敏之君) 今、ほかの休憩中か何か分からないんですけれども、初志貫徹という声が聞こえたんですけれども、ずっとそのスタンスでいくつもりですか。 ◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えさせていただきます。 現時点では、そうでございます。 ◆18番(徳元敏之君) 少しばかり、安慶田前副知事の件に関して。彼は那覇市の議長もしておりました。そして九州議長会の会長でもございました。併せて全国の議長会の副会長でもありました。そのときに安慶田議長が私に、沖縄県……。ちょっと休憩。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時32分)                              (再開宣告午後3時32分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆18番(徳元敏之君) 私に、沖縄県さとうきび対策本部の委員になってくれ。そしてこれまで慣例で那覇市が委員をしていたんですけれども、やはりそういうのは農業をしている徳元議長がやってくれということで、私が4年間、沖縄県のさとうきび対策本部委員としてやりました。そういうふうに安慶田前副知事は、オール沖縄の議長でありながらも、バランス感覚がとてもいいと思います。そういうことで今回の菅首相が誕生したときにコメントしております。あれだけ目に見える形で沖縄に変化をもたらした、今の政治家の中で菅総理ほど沖縄のことを考えている人はいないと、相当褒めております。そして私は聞いております。安慶田前副知事は、菅首相と懇意の仲だと聞いております。そして現在では大きな企業の顧問もしていると思います。そういうことで私が言いたいのは、政治スタンスというのは極めて大事。市民党というのは聞こえはいいんですが、どっちつかずなんですよ。ちゃんと4年間の間で、市長、しっかり6万2,000人のかじ取り役として働いてもらいたいと思います。ずっとこのままでいくんですか。もう一度聞きます。 ◎市長(當銘真栄君) 先ほども答弁させていただきましたけれども、議員時代から私のスタイルは現時点でも変わっていませんので、そのスタイルでさせていただきます。 ◆18番(徳元敏之君) ということは、今回の衆議院選挙はまだ分からないスタイルだということでいいですか。 ◎市長(當銘真栄君) 現時点では、そうでございます。
    ◆18番(徳元敏之君) 市長の政治スタンスですから、もう一度聞きたいと思います。市長は、市議会議員時代に、ほかの選挙区、ほかの議員でもよろしいです、国会議員でもよろしいです、応援をしたことはございますか。 ◎市長(當銘真栄君) これ議員時代の話でしょうか。はい、あります。 ◆18番(徳元敏之君) 豊見城の議員とも近いということを聞いております。首長選挙を応援したことはございますでしょうか。首長選挙。 ◎市長(當銘真栄君) 首長選挙に関しては、ございます。 ◆18番(徳元敏之君) 答弁できればよろしいんですけれども、保守系なのか、革新系なのか、どちらでしょうか。 ◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えします。 保守系だと思っております。 ◆18番(徳元敏之君) 市長、市民党というのは何回も言うようですけれども、大変耳触りのいい、市民受けする、市民党的立場だと思います。私は、やはり市長たるものはしっかりしたスタンスでもって、立ち位置でもって、これから先、県、国に要請も行くんですよ。そして国会議員に会うこともあります。その市民党的立場であれば、発信力が弱いと思うんですよ。それでよろしいんですか。 ◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えさせていただきます。 現時点で、前と変わらないスタイルでやっていますけれども、今後、国の要請、いろいろなことが出てくるであろうと思っていますけれども、まだそこまで行っていないので、どういう状況になるかというのも今の時点で分からないので、今後、先ほどミーカガンの件でもありましたけれども、国に行った際にはいろいろなつてがあるだろうと思っていますので、そこを各本市の議員がいるんでしたらそこをお願いしながらでも、お願いはできるのかなと思っています。 ◆18番(徳元敏之君) 保守系の立場だから、そういう発言になろうかと思いますけれども、あなたを応援なさった共産党であり、社大党であり、そういう方々は頼らないということですか。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時38分)                              (再開宣告午後3時38分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎市長(當銘真栄君) 再質問にお答えさせていただきます。 選挙時に関しては、共産党からは支持は頂いておりません。 ◆18番(徳元敏之君) とにかくですね、市長、極めて私は政治的スタンス、立ち位置、そしていろいろなバランス感覚は必要だと思います。ぜひ6万2,000人のトップリーダーとして、しっかりとした市政運営をしてもらいたいと思います。そして申し上げます。あなたの周りには、すばらしい部長もいるし課長もいるし、決して副市長と政策参与だけではありませんので、ぜひそこら辺のところは承知していただいて、ぜひ部長、課長、そして副市長、政策参与、そういう方を大切にしてもらいたいと思います。ぜひ今後も糸満市発展のために頑張っていただきたいということで、ぜひ政治スタンスを大切にしてください。以上です。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時39分)                              (再開宣告午後3時50分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長します。 ◆20番(新垣安彦君) こんにちは。市民の皆さん、そして傍聴席の皆さん、さらには市当局、市議の皆さん、ネット中継を御覧になっている市民の皆さん、こんにちは。ただいまより私の一般質問を始めます。始める前に、若干所見を述べさせていただきたいと思います。今年、コロナ禍の中、医療機関、それから関係者の皆さんの御苦労に対し、心から敬意を表するとともに、やはり糸満市を預かる当局、そして職員の皆さんとともにこのコロナ禍に立ち向かい、根絶していくことを皆さんと協力しながら進めていきたいと思っております。それでは一般質問を行います。 件名1、當銘真栄新市長の政策について。小項目1、市長選においての公約(マニフェスト)について。ア、前市長が取り組んで来た真栄里地区物流団地等造成事業について、當銘真栄市長の見解を伺います。イ、真栄里地域の新たなまちづくりをどのように推進するのか伺います。ウ、市民ふれあいセンター構想について具体的にどのように取り組むのかお伺いをします。エ、消防の広域化及び自治会公民館建設について伺います。 件名2、糸満市新型コロナウイルス感染防止対策について。小項目1、感染症対策について。ア、新型コロナ感染防止対策事業の取組状況について伺います。イ、市立小中学校児童生徒学習支援事業について伺います。ウ、公立こども園屋外環境整備事業について伺います。エ、糸満市立中央公民館に「図書消毒機」を導入する考えはないか伺います。 小項目2、経済対策について。ア、畜産農家経営継続支援事業について伺います。イ、地域経済とくらしを支える商品券事業について、その取組状況をお伺いします。ウ、冷蔵・冷凍移動販売車購入支援事業について伺います。エ、水道基本料金の5割減免の延長について伺います。 件名3、西崎運動公園施設整備事業について。小項目1、スポーツ観光交流拠点施設整備事業について。上記事業について、本員は本年3月及び6月定例会で一般質問を行い、コロナ禍のこの時期に多目的ドーム建設の是非について改めて市当局に質問を行うものであります。そこでお伺いをいたします。ア、進捗状況についてお伺いします。イ、総合体育館・野球場・陸上競技場の整備計画についてお伺いをいたします。 件名4、水産行政について。小項目1、糸満漁港への新市場整備に伴う関連施設整備等への支援について(要請)の見解について。本員は、平成30年12月定例会にも同様の要請に基づき質問を行った経緯があり、そこでお伺いをいたします。ア、沖縄県漁業協同組合連合会等の水産関連団体を補助事業対象者にすることについて、市当局の見解をお伺いします。イ、糸満漁港における生産及び流通機能強化に資する一次加工施設、製氷施設、冷凍冷蔵施設等の関連施設整備への支援について、市当局の見解を伺います。 件名5、市民環境行政について。小項目1、食品ロス削減に向けての取組について。上記の案件については、令和元年12月定例会で一般質問を行い、当時の担当部長から、本市において食品ロス削減に取り組むことはごみの減量化と食育の2つの観点から重要な課題と認識しているとの答弁がございました。そこでお伺いをいたします。ア、食品ロス削減への担当部としての取組状況についてお伺いします。イ、担当部として、園児参加型環境教育事業の取組状況について伺います。ウ、担当部として、小学校での環境教育事業への取組状況についてお伺いをいたします。 件名6、糸満市認定こども園について。小項目1、糸満市立認定こども園在り方計画について。ア、糸満市立認定こども園の再編について、市長の見解を伺います。イ、糸満南こども園の保護者からの陳情について市長の見解をお伺いします。ウ、小規模保育事業所質の向上推進会からの要請に対して、市当局の見解を伺います。 小項目2、糸満市の待機児童の状況について市当局の見解を伺います。 件名7、道路行政について。小項目1、ラウンドアバウトから旧市庁舎向けC3号線の整備計画についてお伺いをします。 以上、質問を終え、再質問は質問席から行います。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時57分)                              (再開宣告午後3時57分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆20番(新垣安彦君) すみません、ただいま発言を訂正いたします。 件名2、糸満市新型コロナウイルス感染防止対策について、エの部分で、再度読み直します。「糸満市立中央図書館に図書消毒機を導入する考えはないか」というものと、先ほどの件名7の道路行政について、「ラウンドアバウトから旧市役所向け」に訂正をお願いします。 ◎市長(當銘真栄君) 新垣安彦議員、御質問、件名7、道路行政について。小項目1、ラウンドアバウトから旧市役所向けC3号線の整備計画についてお答えします。 市道C3号線は、既成市街地の中心市街地を通る重要な路線であるため、市道C11号線と併せて、県道糸満与那原線を補完するシンボルロードとして、街路での都市計画決定を検討している路線であります。今年度は概略設計を行い、次年度以降の街路事業としての事業化を図っていきたいと考えております。 その他の質問につきましては、教育長をはじめ関係部長より答弁をさせていただきます。 ◎教育長(幸地政行君) 議員御質問、件名2、糸満市新型コロナウイルス感染防止対策について。小項目1、感染症対策について。エ、図書館に図書消毒機を導入する考えについてお答えいたします。 市立中央図書館は多くの市民が訪れる場所であることから、新型コロナウイルスの感染対策として県の感染警戒レベルに合わせて図書館の開閉館、利用制限、手指消毒設備の設置、マスク着用等の要請、3密の回避など、市民の感染防止を講じてきました。返却あるいは館内で閲覧された資料の消毒や一度触れた資料を書棚に戻すことなく返本台に置いてもらい、消毒するなど対策を実施してきました。消毒は1冊ごとに職員が手拭きで実施し、職員の負担が増加し、日常業務に影響を与えております。そこでさらなる業務効率化と衛生環境の向上を目指し、図書消毒機2台を導入していきます。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 御質問、件名1、當銘真栄新市長の政策について。小項目1、市長選においての公約、アからウまでについて、順にお答えいたします。 ア、前市長が取り組んできた真栄里地区物流団地等造成事業については、物流企業を中心に幅広い産業の集積を検討してまいります。 次にイ、真栄里地域の新たなまちづくりをどのように推進するかについては、現在進めている真栄里地区の物流団地等造成事業の整備計画を進めながら、並行して南部病院跡地を含む周辺エリアについて関係機関等の意向を踏まえ、ウェルネスリゾート産業の誘致や市民ふれあいセンター、災害ボランティアセンターなど、市民の触れ合いが可能な複合施設の整備を検討してまいります。 最後にウ、市民ふれあいセンター構想について、具体的にどのように取り組むかについては、関係機関等との意見交換を行い、取り組んでまいりたいと思います。 次に御質問、件名2、糸満市新型コロナウイルス感染防止対策について。小項目1、感染症対策について。ア、新型コロナ感染防止対策事業の取組についてお答えします。各施設等での感染防止対策を図るため、医薬材料や感染防止器具の購入など、感染防止に関する様々な取組を進めております。 次に御質問、件名2、糸満市新型コロナウイルス感染防止対策について。小項目2、経済対策、イ、地域経済とくらしを支える商品券事業についてお答えいたします。新型コロナウイルス感染拡大に伴い落ち込んだ地域経済を下支えし、事業者と市民の暮らしを支援するため、商品券発行事業を実施いたします。事業内容として、登録全店舗利用可能な商品券は、プレミアム率25%、5,000円分の商品券を4,000円で、2万5,000冊発行し、予算額は2,500万円で事業規模は1億2,500万円となっております。また大型スーパー等以外の限定商品券については、プレミアム率100%で、5,000円分の商品券を2,500円で市民向け5万冊、観光客向けに4,000冊の合計5万4,000冊を発行し、予算額は1億3,500万円で、事業規模は倍の2億7,000万円でございます。なお今回の総事業規模は、事務委託料3,000万円込みで総額4億2,500万円となります。 ◎消防長(福元毅君) 御質問、件名1、當銘真栄新市長の政策について。小項目1、市長選においての公約(マニフェスト)について。エ、消防の広域化についてお答えいたします。 消防の広域化については、現在、県において沖縄県消防広域化推進計画の策定に向け、検討委員会及び幹事会を立ち上げ推進しているところであります。本市としては、沖縄県消防広域化推進計画の策定結果を踏まえ、消防の広域化の推進に取り組んでまいります。 ◎市民健康部長(島根辰也君) 御質問、件名1、當銘真栄新市長の政策について。小項目1、市長選においての公約について。エの自治公民館建設についてお答えいたします。 現在、市内に公民館または集会所がない自治会は新島区及び西崎町3丁目西自治会があります。その他に自治会未結成の地域が5地域あり、今後、公民館の建設が必要となってきます。また老朽化した公民館も多数あり、その建て替えや修繕等も必要となっております。しかしながら公民館建設や改築、修繕には多額の費用がかかることから、各種補助金の活用が必要不可欠であり、現在活用できる補助メニューについて模索しているところです。なお現在、公民館建設については、市独自の補助メニューとして糸満市自治公民館建設及び用地購入補助金交付要綱における建設費補助として上限300万円、用地が確保されていない自治会に対しては用地購入に係る補助として上限300万円の補助金制度があります。また公民館の施設を整備、補修を行う事業として、糸満市地域活性化支援事業補助金があり、各自治会へ情報提供をしております。 次に御質問、件名5、市民環境行政について。小項目1、食品ロス削減に向けての取組について。アからウについて順にお答えいたします。小項目1、ア、担当部としての取組状況について、国、地方公共団体、事業者、消費者等の多様な主体が連携し、国民運動として食品ロスの削減を推進することを目的に、令和元年10月1日に食品ロスの削減の推進に関する法律が施行されました。法において、市町村は国の方針及び都道府県の計画を踏まえた市町村食品ロス削減推進計画の策定に努めることが記載されています。本市におきましても、沖縄県の計画が策定され次第、本市計画の策定に着手したいと考えています。しかしながら食品ロス削減への取組は、本市のごみ処理に関する基本方針に掲げるごみの排出抑制の推進にも大きく関係することから、食品ロス削減推進計画の策定前においても取り組んでいく必要があると考えており、現在、市民への啓発活動として小学校への出前授業から取り組み始めたところです。 次にイ、園児参加型環境教育事業への取組についてお答えいたします。当該事業は、先進自治体である長野県松本市において環境部署の職員が保育園等に出向き、紙芝居や絵本を読み聞かせする等の環境教育を行っている事業と理解しています。多くの園児や保護者の意識変化が検証されており、当該事業への取組はとても有用と考えております。現在、取組は行えていませんが、先進自治体を参考に取り組んでいきたいと考えております。 次にウ、小学校での環境教育事業への取組状況についてお答えいたします。本市においては、小学校4年生の社会科の時間にごみの単元があり、今年の7月、光洋小学校で出前授業を行いました。内容としては、ごみの排出抑制の話を入り口に、まだ食べることのできる食品が廃棄されている現状、世界的な食糧危機の問題をなるべく分かりやすく説明し、食品ロス削減に取り組むことは、ごみの問題と食糧危機の問題の解決につながることを理解してもらいました。後日、「御飯を残さないように頑張る」や「家族で食品ロス削減に取り組む」などの感想文を頂きました。今後は、本出前授業を市内全小学校で展開できるよう取り組んでまいります。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹君) こんにちは。御質問、件名2、糸満市新型コロナウイルス感染防止対策について。小項目1、感染症対策、イ、市内小中学校児童生徒学習支援事業についてお答えいたします。 本事業は、新型コロナウイルスの感染リスクを最小限にしながら学校を再開し、十分な教育活動を継続するため、各学校に学習支援員を配置し、児童生徒の遅れた学習を取り戻し、学びの保障につなげることを目的に実施してまいります。 ◎福祉部長(平田徳明君) 御質問、件名2、糸満市新型コロナウイルス感染防止対策について。小項目1、感染症対策について、ウについてお答えいたします。 公立こども園屋外環境整備事業については、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、こども園の園庭に日よけネットを設置する事業となっております。園児の屋外での活動を促進することにより、室内での3密対策を実施し、かつ熱中症対策を図ることができるものと考えております。実施場所は公立こども園5園、全園を予定しております。事業費は概算で2,500万円を見込んでおります。 次に件名6、糸満市認定こども園について。小項目1及び2についてお答えします。小項目1、糸満市認定こども園の在り方計画について。ア、糸満市立認定こども園の再編については、保護者や小規模保育事業所等への説明が十分でなかったことから、不安の声が寄せられました。今後、このような不安を解消するため、関係者や有識者を含めた新たな検討委員会を設置し、計画の再検証を行う予定です。 次にイ、糸満南こども園の保護者からの陳情については、公私連携型認定こども園への移行を令和5年4月に移行することを求めるものでした。本陳情に対する本市の回答としては、周知期間や移行期間の短さなど、保護者に不安を生じさせたことから、不安や負担をかけない形で調整をしてまいりますと回答しております。その後、3月定例会の中でも移行期間の延期を求める声があったことから、1年程度計画を延期する旨を提案したところです。本来であれば、今年度に入って保護者の不安を払拭するため、保護者との意見交換や既存の公私連携園の見学などを行う予定でありましたが、新型コロナウイルス蔓延に伴い、その作業が実施できないところであります。 次にウ、小規模保育事業所からの要請については、民営の保育所、こども園と協定を結んでいるにもかかわらず、連携先の都合により3歳児を受け入れてもらえず、保護者の希望に添えなかったことがあったことから、市立の形での糸満南こども園と西崎こども園の存続を求めるものでした。本要請においては、母体となる法人園を持たない小規模保育事業所において、西崎こども園の3歳児受入れ中止により、連携が途絶えたことから希望の園に入所できなくなったことにより、不信感と不安感を抱いているものと思われます。本件については、小規模保育事業所に対する説明が不十分で誤解している可能性があります。小規模保育事業所から、保育所またはこども園への接続においては、連携の調整は保育こども園課で行うため、定員いっぱいになった場合を除き、連携先の都合により受入れを拒否することはありません。その旨を理解頂くよう努めてまいります。 小項目2、糸満市の待機児童の現状については、令和2年度4月時点の待機児童は26人でございます。平成29年は27人、平成30年は25人、平成31年度は54人と推移しており、待機児童解消のため今後も保育所等の整備及び保育士の確保の取組が重要であると認識しております。 ◎経済部長(兼城浩康君) 御質問、件名2、糸満市新型コロナウイルス感染防止対策について。小項目2、経済対策、アの畜産農家経営継続支援事業についてお答えいたします。 畜産農家経営継続支援につきましては、競り値の下落している肉用子牛生産農家に対して、肉用子牛1頭当たり3万6,967円、また競り市が中止されているヤギ生産農家に対し、ヤギ1頭当たり5,678円の飼料購入費の助成支援を行ってまいります。 御質問、件名2、糸満市新型コロナウイルス感染防止対策について。小項目2、経済対策について。ウ、冷蔵・冷凍移動販売車購入支援事業についてお答えいたします。新型コロナウイルスの感染拡大で漁業者が漁獲した魚類等の競り値の下落、県外出荷や地元消費の落ち込みに影響を受けていることから、冷蔵・冷凍移動販売車の購入を支援することで消費の拡大と、糸満鮮魚の魚食普及を行うとともに、コロナ禍で外出を控えている市民が近場で手軽に新鮮な魚類を購入することができる事業となっております。 次に御質問、件名4、水産行政について。小項目1、糸満漁港への新市場整備に伴う関連施設整備への支援についての見解について。ア及びイについてお答えします。小項目1、ア、沖縄県漁業協同組合連合会等の水産関連団体を補助事業対象者とすることについては、平成30年11月、令和2年7月において沖縄県漁業協同組合連合会、糸満漁業協同組合の連名により要請が行われております。補助事業対象者にするかについては、糸満市水産業構造改善特別対策事業補助金交付規程で、糸満漁業協同組合は対象者になっておりますが、沖縄県漁業協同組合連合会等については現在対象となっておりません。今後、補助対象者にするかについては、予算措置や規定の見直しも含めて検討しているところであります。 次にイ、糸満漁港における生産及び流通機能強化に資する一次加工施設、製氷施設、冷凍冷蔵施設等の関連施設整備への支援についても、同じく予算措置や規定の見直しを含め検討しているところであります。 ◎水道部長(伊敷勝君) 御質問、件名2、糸満市新型コロナウイルス感染防止対策について。小項目2、経済対策について。エ、水道基本料金の5割減免の延長についてお答えいたします。 水道基本料金の5割減免につきましては、自己財源で令和2年6月から8月分の3か月分を実施しているところです。今回、令和2年9月から10月分の2か月分を新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用して、引き続き延長するものであります。 ◎建設部長(大城拡君) 御質問、件名3、運動公園施設整備事業について。小項目1、スポーツ観光交流拠点施設整備事業について。ア及びイについてお答えいたします。 小項目1、ア、進捗状況については、沖縄振興特定事業推進費市町村補助金を活用した整備ができないか、内閣府と事前協議を進めてきましたが、社会全体の流れを見ても観光やプロスポーツのための施設整備では機動性が弱いなどの理由で採択には至っておりません。 次にイ、総合体育館・野球場・陸上競技場の整備計画については、これまでも総合体育館の床張り替えやトレーニング室の改修及び機器更新や、昨年においては西崎庭球場の人工芝張り替えなどの整備を一括交付金や補助金を活用し進めていますので、引き続き老朽化した施設の改修を進めていく予定です。スポーツ観光交流拠点施設整備事業での具体的な計画については、事業採択後に計画していきたいと考えております。 ◆20番(新垣安彦君) それでは質問席より再質問させていただきます。 まず初めに件名1、當銘真栄市長の政策についての小項目1についてでございますが、真栄新市長は、このたびの市長選挙においては、前市長が糸満市の10年先、20年先、50年先を見据えた真栄里地域活性化の事業計画についていろいろな角度から問題点を指摘してきています。その中で、アからイまでお伺いをいたしましたが、その中でやはり真栄市長としては、上原昭前市長が計画を策定した真栄里地区物流団地等造成事業計画の構想を踏襲されるのか、お伺いいたします。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 現在進めている真栄里地区物流団地等造成事業につきましては、これまで策定した基本構想及び基本計画に基づき、物流企業を中心に幅広い産業の集積を検討してまいります。 ◆20番(新垣安彦君) ということは、真栄市長のほうも、上原昭前市長が計画をされたこの物流団地構想については、基本的に踏襲するということで確認してよろしいですか。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 基本的には踏襲するということでございます。 ◆20番(新垣安彦君) その中で、前市長が、この物流団地計画の中で組み入れていなかったもう一つとして、今真栄市長が提案しているのが、南部病院跡地周辺は福祉ゾーンエリアとしての位置づけとして、真栄市長が構想するウェルネスリゾート産業を含む、医療福祉を含む多目的産業を誘致する事業として取り組んでいくのか。どういう形で取り組むのかお伺いをいたします。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 現在進めている物流団地等造成事業を進めながら、南部病院跡地を含めた周辺の計画も並行して進めていきたいと考えております。 ◆20番(新垣安彦君) それで今までの一般質問の中で、真栄市長が示した真栄里物流団地構想の中でのいろいろな指摘の中でもたくさん出てきました。それをやはりきちんとした形でするためには、今後、真栄市長のほうからこの事業を進める上で真栄里地域の皆さんに、または糸満市民の皆さんに説明責任はあるかと思います。その説明責任の果たし方、どういう形でするのか。そして当局としてどのように対応していくのか、それについて御答弁お願いします。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 南部病院跡地を含めた周辺整備計画につきましては、今後、基本構想等の策定を進めていく中で、必要に応じて地元説明、あるいは広報紙等を用いて市民にも説明していきたいと考えております。 ◆20番(新垣安彦君) ぜひこの説明、また真栄里地域に下りて行って、そういう説明をしなきゃいけないときには、やはり市長が先頭に立って、それをしっかりと真栄里地域の住民の方に説明する、または糸満市民の方に説明していく責任はあるかと本員は思慮するんですが、それについていかがでしょうか。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 南部病院跡地の整備を進めるに当たっては、いろいろな構想であったり、あるいはその後の基本計画等、適時、必要に応じて地域あるいは市民に対しては説明していきたいと考えております。 ◆20番(新垣安彦君) 先ほどの私が述べましたこの計画は、糸満市の10年、20年、いや50年先を見据えた大事な事業計画になります。この計画における事業規模も150億円云々ということも言われております。絶対に失敗することはできない。それならば市当局もそうですが、糸満市議会も一緒になってこれが成功裏に進めるように、これをやっていかなきゃいけないと本員は思慮します。ぜひともそれに向けて市当局も取り組んでいっていただきたいということを申し添えて次の質問に移ります。 件名2、糸満市新型コロナウイルス感染防止対策についてでございますが、再質問といたしましてイのほうの市内小中学校児童生徒学習支援事業についてお伺いします。どのような方を支援員として採用されるのかについて、お答え願えますか。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹君) 再質問にお答えいたします。 現在、配置されている学習指導等の支援員は、学級担任、教科担任をサポートしながら授業を進めるので教員免許保持者を採用しております。一方、今回の学習支援員については、新型コロナウイルス感染防止のための休校措置が長期化したことで、遅れた学習を補填するために、補習とか課題の取組についてという形でサポートしていただきます。そのために採用条件には教員免許状の保持は考えておりません。そのために教員志望の大学生などを考えております。それに加えて実際に新型コロナウイルスの影響で収入が絶たれた学生の支援につなげることができればということも考えております。また文部科学省の学校・子供応援サポーター人材バンクを活用しての人材確保も視野に入れて考えております。 ◆20番(新垣安彦君) 大変にすばらしい事業になるかと思います。そして休校期間中の子供たちのサポートも大変重要なことになります。オール糸満市の教育界で進めていっていただきたいと思いますが、この実施時期についてはいつから行うのか。それについて御答弁お願いします。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹君) 再質問にお答えいたします。 既に予算が成立しておりますので、すぐにでも募集を行いたいと考えております。 ◆20番(新垣安彦君) ぜひ進めていただきたいと思います。それと予算額も決まっておりますので、ぜひすぐにでも取り組んでいただきたいと思います。 それからウについてですが、公立こども園の屋外環境整備事業についてですが、実施時期についてはいつから行うのか、お伺いします。 ◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 9月補正予算成立後、速やかに着手する予定です。 ◆20番(新垣安彦君) もう一つ確認したいのが、この公立こども園以外ですね、公立こども園以外にやはり同じような条件の園庭というのはたくさんあると思いますが、これについてはどういうふうにお考えになっていますか。 ◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 法人園等の市立こども園以外の施設については、必要に応じて通常の給付金を活用して取り組んでいただくよう考えています。 ◆20番(新垣安彦君) 子供たちには差別というか、条件はないと思います。やはり公立こども園だから日よけの園庭があるとか、外であればないというような、そういうのはないようにぜひ取り組んでいただきたいと思います。 次に、中央図書館の図書消毒機の導入についてでございますが、この導入時期としてはいつ頃になりますか。 ◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 この機械については、予算成立していますので、既に購入準備をしております。 ◆20番(新垣安彦君) 何台購入する予定でしょうか。 ◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 2台の予定です。 ◆20番(新垣安彦君) 今は、中央図書館への導入ですね。私のほうからの御提案としましては、やはり図書館は小中学校にみんなあります。その図書館も、やはり子供たちは本を開いたりみんなやっていますので、条件としては中央図書館と全く変わりはないと認識するので、各小中学校へも同じような形で導入できないかどうか。これについて御答弁頂けますか。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹君) 再質問にお答えいたします。 糸満市教育委員会及び各学校においては、新型コロナウイルス感染症の感染防止を図りながら学校運営を継続するための指針として、糸満市立学校感染防止対策ガイドラインを各学校で作成しております。そのガイドラインと国から示された学校の新しい生活様式を参考にしながら、学校における感染防止に取り組んでいるところでございます。学校図書館においても、学校の新しい生活様式や新型コロナウイルス感染症拡大防止対策下における学校図書館の活動ガイドラインなども参考にしながら、図書館の使用前後の手洗いとか、一定期間貸し出す本を隔離時間を設けながら、時間を空けて貸出し、利用するなどという形で対策を講じているところです。現在はその対策を継続しながら、引き続き感染症対策に取り組んでまいりますので、各学校への図書消毒機の購入については、現在のところ考えてはおりません。 ◆20番(新垣安彦君) 先ほど指導部長のほうから、るる説明ありましたが、実際にやる云々というのは分からないわけですよ。だから今御提案をさせていただいているんですが。予算も伴うし、国からのそういう予算措置を受けて今中央図書館のほうは消毒機が導入されますが、やはり予算的なものからしても、これは検討する必要性があるかということを申し伝えて次の質問に移ります。 次に小項目2、経済対策についてでございますが、アのほうで畜産農家経営継続支援事業の中で、子牛及びヤギの対象となる世帯と飼育頭数はどのぐらいあるのか。御答弁お願いできますか。 ◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 対象となる子牛の生産農家51戸、飼養頭数896頭、ヤギの生産農家は56戸、飼養頭数は773頭となっております。 ◆20番(新垣安彦君) ではその支援体制、どのような形でこれを生産者のほうに通知するのか。またどういう対策をしますよという説明をしていくのか。それについて御答弁お願いできますか。 ◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 この事業の生産農家の皆さんへの説明会を来月10月15日に開催予定でありまして、その周知について市広報紙、JA、和牛組合、そしてヤギ生産部会を通して周知を図っていきたいと思っております。 ◆20番(新垣安彦君) ぜひその旨、一人の方も漏れないような形で、参加者を募って説明をしていただきたいと思います。 それからイのほうの、先ほどから質問にも出ております商品券の事業の取組状況についてでございますが、これをどのような方法で周知し、また登録店舗は今何店舗が登録されているのか。御答弁頂けますか。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 まず周知につきましては、10月号の広報紙及び市ホームページ、FMたまん等での告知を予定しております。登録店舗につきましては、まだ公募をしておりませんので、できるだけ多くの店舗に登録していただきたいと考えております。 ◆20番(新垣安彦君) この件に関しましては、沖縄県内各市町村でも取組状況が日々報道されているところがございますが、他の10市についてはどのような状況でそれが実施されているかについて、市当局はどこまで押さえていますか。それについて御答弁お願いします。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 ネットで検索であったり、新聞報道などで把握はしております。 ◆20番(新垣安彦君) 本市としては、いつから実施する予定で進めておりますか。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 現在の予定では、11月頃に販売を予定し、2月末までの利用完了を予定しております。 ◆20番(新垣安彦君) その中で、私が御提案させていただきたいと思っているのが1件ございます。それがやはり、これを購入したくても購入できない世帯というのがあるかと思います。特にコロナ禍の中で収入減になったような世帯とか、当初から低所得だったというような家庭もございます。そこで御提案なんですが、非課税世帯やコロナ感染により生活困窮世帯に対しては、やはり市からそれなりの給付をしていくという考え方はないか。御答弁頂けますか。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 今回は、議員提案の質問の世帯につきましては含んでですね、市内全世帯へ商品券の購入要望を募った上で販売を予定しております。 ◆20番(新垣安彦君) やはり今のコロナ禍での生活困窮世帯というのは、私たちが見る以上に多くの世帯で発生していると認識をします。ですのでそういう方々を救済するためにも、市が積極的に取り組んでいただきたいと思います。 それとウの冷蔵・冷凍移動販売車購入事業についてですが、まずこれはどのような業者が選定されて購入するのか。それがどのように補助されるのか。それについて御答弁お願いします。 ◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 今回、この事業の事業主体は糸満漁協がなる予定でございまして、糸満漁協が選定を行います。しかし糸満市も間に入りまして、法に基づく公平公正に購入事業者の選定をしていきたいと考えております。 ◆20番(新垣安彦君) ぜひその旨、進めて漁業者の所得向上につながる、またそういう形に進んでいけるように取り組んでいただきたいと思います。 エの水道基本料金の5割削減でございますが、先ほど水道部長のほうから御答弁頂きました。この案件につきましては、前市長のほうからも継続されてこれが進められてきたと本員は思慮しております。それで同事業の減額が示された理由、要するにコロナ禍で収入減になった世帯に対してこれを実施してきたと認識しております。それでこの2か月間延長した理由は、どういう理由で2か月間の延長でしょうか。 ◎水道部長(伊敷勝君) 再質問にお答えいたします。 2か月間延長した理由は2つあります。1つ目は、新型コロナウイルス感染症がいまだに終息していないため、市民等への経済的影響が継続していること。2つ目、補填財源として地方創生臨時交付金の活用ができたことから延長しております。 ◆20番(新垣安彦君) いろいろな方からのあれでは、要するにこの新型コロナウイルスの経済停滞はさらに今年度どころか次年度まで続くだろうというのがよく聞かれます。ですから今回のこの2か月でいくと9月、10月で終わってしまうわけですね。じゃあ11月、12月、来年の3月まで当然これは続いていくわけですから、その分について水道部として、やはり同じような形で来年3月まで延長することはできないかどうか。これについて御答弁頂けますか。 ◎水道部長(伊敷勝君) 再質問にお答えいたします。 議員提案の再延長についてですが、独自財源で賄ったとした場合、3か月目で赤字に転じる可能性があります。水道事業としましては、将来的に老朽化や耐震災害等による施設更新による補助事業約63億円、単独事業約7億5,000万円、計70億5,000万円が必要となってきます。これは経営戦略において、整備計画にも掲載しているところであります。そのため減免に対する補填財源がないと再延長することは厳しいものと考えております。 ◆20番(新垣安彦君) ではこれは数字的なお話になりますので、今年度の水道会計の予想損益。それに基づいてどれだけの、要するに黒字化されるか。これに基づいてどれぐらいの還元率が出てくるか。それまで査定されたことはございますでしょうか。 ◎水道部長(伊敷勝君) 再質問にお答えいたします。 今議会に提案している補正第1号予算を加えた予算ベースでは、予定決算純利益は約4,300万円を見込んでおります。 ◆20番(新垣安彦君) それではこのままで、要するに補助メニューを使いながら減額していかなければ、もし単独でやった場合は水道会計としては厳しい状況に陥るというふうに理解してよろしいでしょうか。 ◎水道部長(伊敷勝君) はい、そのとおりでございます。 ◆20番(新垣安彦君) 分かりました。次の質問に移ります。 件名3、西崎運動公園の施設整備事業についてでございますが、改めてお伺いいたします。屋内多目的ドーム建設は事業計画どおりに実施されるのか、されないのか、どちらでしょうか。御答弁お願いします。 ◎建設部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 先ほど答弁でも申し上げましたが、沖縄振興特定事業推進費市町村補助金の活用が難しいことから、先送りせざるを得ない状況でございます。 ◆20番(新垣安彦君) そうしますと、この計画は計画どおりに建設は難しいと、できないということで確認してよろしいですか。 ◎建設部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 本市の財政状況を考えますと、屋内多目的ドームの建設には国の補助事業を活用した整備が必要であること。また現状のコロナ禍等を踏まえますと屋内多目的ドーム建設の時期を見直す必要があると考えております。 ◆20番(新垣安彦君) そうしますと、実はこの事業については6月定例会で同事業が補正第3号で5,000万円が可決されています。その5,000万円の行方はどこへ行くんでしょうか。 ◎建設部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 現時点では、他事業も鑑み補正減を予定しているところです。 ◆20番(新垣安彦君) もう一度御答弁お願いします。 ◎建設部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 現時点では、他事業も鑑み、補正減を予定しております。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後4時50分)                              (再開宣告午後4時50分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆20番(新垣安彦君) それで私のほうからの御提案ではございますが、今回のこの屋内多目的ドームの建設、今5,000万円の予算が可決しております。であればこの5,000万円を、今部長のほうから御提案があったように、現状のコロナ禍の段階での多目的ドームの建設は時期を見送るということであります。じゃあこのコロナ禍の中で、やはり糸満市民の方も感染者が100名以上出ております。この方々の宿泊または医療施設として、スポーツロッジ糸満の施設の改築に回せないか、それに使えないか。これについていかがでしょうか。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 議員の御質問は、スポーツロッジを新型コロナウイルス感染の軽症者受入施設に使えないかという御質問なんですが、現在、企画のほうでスポーツロッジの軽症者受入施設の改修整備につきまして、今国のほうと事前協議をしている状況でございます。 ◆20番(新垣安彦君) 今、私が市当局に御提案した件に関して、今企画開発部長から御答弁を頂きました。この部分について、やはりこの予算をそこのほうに振り替えることは可能でしょうか。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) まずは前提として、先ほど、国のほうと事前協議中ということを申し上げましたけれども、まず今国のほうから沖縄振興特定事業推進費、今それを活用してできないかということで国のほうと調整しております。この補助事業がもし取れるのであれば、先ほどの5,000万円の活用はできるというふうに考えております。 ◆20番(新垣安彦君) ぜひ、せっかく国と調整をして事業メニューは違うんですが、名称は違うんですが、やはりそれをそのまま12月になったら補正減ということではなくて、これをしっかりと市民のために、市の施設改良のために使うような努力、手続のそれを進めていただきたいと思いますが、もう一度企画開発部長の御答弁を頂けますか。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 先ほど、雨天の多目的ドーム建設ということで、これも補助事業、先ほど言った特定事業推進費を活用して整備しようということで予算計上をいたしました。結果的にいろいろな採択要件がありまして、それに合致しないということで採択ができませんでしたけれども。スポーツロッジにつきましても、この補助事業が活用できないか、今調整中であります。ただこの事業につきましては、いろいろ交付要件というのがございまして、ちょっと厳しいところもありますが、ぜひ活用できる方向で調整はしたいと思っております。 ◆20番(新垣安彦君) ぜひできるように、取り組んでいただきたいと思います。 次に件名4、水産行政のほうですが、先ほど部長のほうから補助事業対象者には糸満漁協はなって、連合会はならないというふうに御答弁されたかと思うんですが、それをもう一度確認のためお願いします。 ◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えします。 現在、糸満市のほうにあります水産業構造改善特別対策事業補助金交付規程、この中では対象者としては糸満漁協のみが対象となっているということになっておりまして、沖縄県漁連を対象にするには、この要綱の改定か新たな制定ということが必要になります。ただ今回、この水産団体の要望としましては、補助事業を行うための自己負担分、この一部を支援してほしいということでございまして、この一部の支援をどうするか、現在内部で調整をしております。 ◆20番(新垣安彦君) 確かにそういう要綱等がありますが、できれば改定できる部分については改定していただいて、特に糸満漁港北地区においては、今後県漁連主体の市場が入って来ます。そうすると、そういう部分も踏まえて進めていかなければ、水産業の発展が遅れてしまう、そういうことがないようにしていただきたいと思うんですが、それについてもう一度御答弁頂けますか。 ◎経済部長(兼城浩康君) 再質問にお答えをいたします。 この辺、各水産団体からの要望も、内容としましては理解をしておりまして、ただ財源を伴うことになりますので、内部のほうで検討をしているところでございます。 ◆20番(新垣安彦君) ぜひお願いします。 それでは件名5の市民環境行政についてでございますが、まず1点目に伺います。園児参加型教育事業、小学校での環境教育事業についてでございますが、その中で絵本や紙芝居、スライド教材等を予算を確保した上で取り組む考えはないか、それについて御答弁頂けますか。 ◎市民健康部長(島根辰也君) 再質問にお答えいたします。 現在、該当する予算はありませんが、消費者庁や先進的に取り組む自治体等のホームページにダウンロードフリーの教材があります。それらを活用して実施できるよう取り組みます。 ◆20番(新垣安彦君) それと今回の小学校での環境教育の中で、小学校4年生を対象にした、その理由についてお伺いします。 ◎市民健康部長(島根辰也君) 再質問にお答えいたします。 4年生の社会科に健康なくらしとまちづくりがあり、ごみについて学習する単元があります。私たちの糸満市という社会科の副読本を用いて、本市のごみ行政について深く勉強してもらいます。今回の出前授業では、ごみの学習の柱となる3Rにひもづけて、食品ロス削減の話をしました。 ◆20番(新垣安彦君) その中で、出前授業を行っています。その中で児童からの感想文等がいっぱい寄せられたと伺っていますが、どのような感想文があったのか。それについて御説明お願いします。
    ◎市民健康部長(島根辰也君) 再質問にお答えいたします。 児童からの感想文のうち、およそ半数の児童から食品ロス削減について言及がありました。「まだ食べることができる食品の捨てられている量にびっくりした」、「世界の食糧問題が解決できるかもしれない」、「家に帰ってお母さんと話した」、「これから自分で食べられる量だけを取って、給食や家の御飯を残さない」などの感想が寄せられました。児童の感想から、食品ロス削減への取組の意識づけができたと考えております。 ◆20番(新垣安彦君) ありがとうございます。担当部として、今回のものは幼児教育、それから小学校教育にも関わってきます。そこを所管する部との連携等も図りながら、今後の進め方について御答弁頂けますか。 ◎市民健康部長(島根辰也君) 再質問にお答えいたします。 現在、沖縄県において食品ロス削減推進計画策定の準備を始めたとのことです。県計画が策定され次第、それと歩調を合わせた市計画を策定します。策定後は、関連部署と連携しながら計画を実行してまいります。また計画策定前においても出前講座を活用するなど、市民へ食品ロス削減への取組の意識づけを行ってまいります。 ◆20番(新垣安彦君) ぜひ取り組んでいただきたいと思います。 それでは件名6、糸満市認定こども園についてでございますが、こども園の在り方計画において、認定こども園を6園から3園に集約するということが示されて、その最大の原因が保育士不足であることが3月定例会で担当部長から答弁がございました。その解消対策、つまり保育士不足の解消対策として市当局は今どのような見解をお持ちなのか、それについて御答弁をお願いできますか。 ◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 令和2年度の糸満市職員採用候補者試験において、保育教諭を募集しております。また令和2年4月以降、臨時職員として任用された保育教諭が会計年度任用職員として任用され、待遇が改善されています。 ◆20番(新垣安彦君) またこの再編について、糸満南こども園それから潮平こども園等が、今保護者からの陳情等で中断していると認識をするんですが、その再編について当局として関係保護者の方々への説明をどのように行うのか。それについて御答弁頂けますか。 ◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 本来であれば、今年度に入って保護者の不安を払拭するため保護者との意見交換や、既存の公私連携園の見学などを行う予定でありましたが、新型コロナウイルス蔓延に伴い、その作業が実施されていないところであります。今後、関係者や有識者を含めた新たな検討委員会を設置し、計画の再検証を行う予定です。 ◆20番(新垣安彦君) そうしますと、今年度についても次年度は厳しいと思いますよね。そうしますと最短でも令和4年以降になろうかと思いますが、それはどうでしょうか。 ◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 現時点で検証を行っていないので、まだ決まっておりません。 ◆20番(新垣安彦君) ぜひ保護者の方の希望を取り入れた形で、納得のいく形で進めていただきたいと思います。 それから小項目2の待機児童についてでございますが、糸満市在住の潜在的保育士がどの程度おられるのか、それについて御答弁お願いします。 ◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 昨年度、合同就職説明会を開催するに当たり、沖縄県より糸満市を住所地として資格登録している保育士の名簿を入手し、その中から現に勤務中の保育士や転出等で糸満市に住んでいないことが確認された保育士を除き、潜在保育士として説明会の案内を送付しています。令和元年度は722名に送付しています。 ◆20番(新垣安彦君) ぜひあらゆる手段を講じて、保育士の確保に努めていただきたいと思います。その一つとして宿舎借り上げ等、これは私も何度か質問しておりますが、これについては検討はされていますか。 ◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 保育士の宿舎借り上げ支援事業については、保育士確保対策等の一つであると考えています。保育士一人に対する補助が高額となること、事業を一度開始すると中止することが難しいこと、補助対象と対象外の保育士の間で不公平感を生じることなど、課題が多くあります。また今年度から国は糸満市の補助基本額を8万2,000円から4万8,000円に大幅に減額するなど、事業を縮小する姿勢が見られ、事業の導入には慎重にならざるを得ない状況となっています。 ◆20番(新垣安彦君) この件に関しては、前回の質問でもして、市の負担割合、利用者の負担割合、国の負担割合があります。ですから今おっしゃっていたのは答弁には当たらないと、理解に苦しみます。ですからしっかりともう一度検証していただきたいと思います。 それと併せてですが、今回の待機児童解消のため、やはりこれからは市独自に取り組まなきゃならないと思っております。そのためには、やはり市が保育士の負担軽減や処遇改善に取り組む必要があると思いますが、これに関して部長の見解を聞かせてください。 ◎福祉部長(平田徳明君) 再質問にお答えいたします。 待機児童を解消するためには、保育士の負担軽減及び処遇改善は重要な要素と考えています。本市の取組としては、保育士の正規雇用化、保育補助者等の雇用の経費について補助を行い、保育士の離職を防ぐとともに保育士試験対策講座を開催し、新たな保育人材輩出に努め、保育士の負担軽減及び処遇改善に取り組んでいます。 ◆20番(新垣安彦君) やはり待機児童解消は保育士不足がありますし、また認定こども園の再編についても根本的な原因は保育士の不足から来ていると理解をしております。 最後にですが件名7、道路行政についてでございますが、再度確認をさせていただきたいと思います。今年度中に、つまり令和3年3月31日までに概略設計を行い、令和3年4月以降に街路事業としての事業化に取り組むと理解してよろしいでしょうか。 ◎建設部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 今年度、官民連携基盤整備推進調査費として国から補助事業を採択されております。その調査におきまして、シンボルロードの概略設計を行います。本事業は漁港周辺、市街地の再開発事業化に向け官民連携の可能性検討を行いまして、シンボルロードや沿線の公益施設、広場、公園の事業化を推進することを目的としております。シンボルロードにつきましては、令和3年度以降に都市計画決定を行い、街路事業として事業化に向け取り組んでまいります。 ◆20番(新垣安彦君) 私の一般質問を終わります。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守君) 以上で本日の会議を終了いたします。                              (散会宣告午後5時08分)...