糸満市議会 2020-03-24
03月24日-07号
令和2年第1回
糸満市議会定例会会議録令和2年3月24日出席議員 21人1番 玉 城 哲 郎 君 2番 金 城 悟 君3番 上 原 勝 君 4番 浦 崎 暁 君5番 菊 地 君 子 さん 6番 伊 敷 郁 子 さん7番 国 吉 武 光 君 8番 金 城 敏 君9番 新 垣 勇 太 君 10番 金 城 一 文 君11番 玉 城 安 男 君 12番 玉 村 清 君13番 金 城 寛 君 14番 當 銘 真 栄 君15番 大 城 明 弘 君 16番 西 平 賀 雄 君17番 金 城 敦 君 18番 徳 元 敏 之 君19番 金 城 幸 盛 君 20番 新 垣 安 彦 君21番 大 田 守 君欠席議員 なし 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は次のとおりである。 市長 上 原 昭 君 副市長 金 城 靖 君 教育長 安谷屋 幸 勇 君 総務部長 上 原 仁 君 企画開発部長 徳 元 弘 明 君 市民健康部長 福 元 信 美 さん 福祉部長 山 城 安 子 さん 経済観光部長 大 城 拡 君 建設部長 徳 里 仁 君 水道部長 伊 敷 勝 君 消防長 福 元 毅 君 教育委員会 阿波根 庸 伸 君 総務部長本日の議事日程 日程第1 諸般の報告 日程第2 議員提出
糸満市議会基本条例の制定について 議案第1号 日程第3 諮問第1号
人権擁護委員候補者の推薦について 日程第4 議案第32号
教育委員会委員の任命について 日程第5 議案第2号 令和2年度糸満市
人材育成事業特別会計予算 日程第6 議案第19号
会計年度任用職員制度の導入に伴う関係条例の整備に関する条例の制 定について 日程第7 議案第20号
糸満市部設置条例の一部を改正する条例について 日程第8 議案第21号
糸満市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例等の一部を改 正する条例について 日程第9 議案第22号 糸満市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について 日程第10 議案第23号 糸満市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例に ついて 日程第11 議案第24号 糸満市
行政財産使用料条例の一部を改正する条例について 日程第12 議案第31号 糸満市
監査委員条例の一部を改正する条例について 日程第13 議案第34号 財産の取得について(パソコン購入及び
情報資産管理事業) 日程第14 議案第37号 専決処分の承認について(損害賠償の額の決定) 日程第15 議案第3号 令和2年度糸満市
国民健康保険事業特別会計予算 日程第16 議案第4号 令和2年度糸満市
介護保険特別会計予算 日程第17 議案第7号 令和2年度糸満市
後期高齢者医療特別会計予算 日程第18 議案第12号 令和元年度糸満市
介護保険特別会計補正予算(第4号) 日程第19 議案第14号 令和元年度糸満市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 日程第20 議案第25号 糸満市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例につい て 日程第21 議案第26号 糸満市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める 条例の一部を改正する条例について 日程第22 議案第27号 糸満市
地域型保育事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一 部を改正する条例について 日程第23 議案第28号 糸満市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基 準を定める条例の一部を改正する条例について 日程第24 議案第35号 指定管理者の指定について(糸満市
障害者地域活動支援センター陽だ まり) 日程第25 議案第5号 令和2年度糸満漁港ふれあい
公園事業特別会計予算 日程第26 議案第6号 令和2年度糸満市
土地区画整理事業特別会計予算 日程第27 議案第8号 令和2年度糸満市
農業集落排水事業特別会計予算 日程第28 議案第9号 令和2年度糸満市
水道事業会計予算 日程第29 議案第10号 令和2年度糸満市
下水道事業会計予算 日程第30 議案第13号 令和元年度糸満市
土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号) 日程第31 議案第15号 令和元年度糸満市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号) 日程第32 議案第16号 令和元年度糸満市
水道事業会計補正予算(第3号) 日程第33 議案第18号 糸満市
ホテル等立地促進に関する条例の制定について 日程第34 議案第29号 糸満市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正す る条例について 日程第35 議案第30号 糸満市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する 条例について 日程第36 議案第36号 訴えの提起について(
建物明渡等請求事件) 日程第37 議案第38号 財産の貸付けについて 日程第38 議案第39号 指定管理者の指定について(糸満市観光農園) 日程第39 議案第1号 令和2年度糸満市一般会計予算 日程第40 議員提出
糸満市議会委員会条例の一部を改正する条例について 議案第2号 日程第41 本土と沖縄の医療格差の是正を求める意見書の採択を求める陳情書 日程第42 議員提出 本土と沖縄の医療格差の是正を求める意見書の提出について 議案第3号 日程第43
糸満南こども園「
公私連携型認定こども園への移行」についての陳情書 日程第44 公立こども園(6園)の存続について(陳情) 日程第45
糸満市立糸満南こども園と西崎こども園の存続について(要請) 日程第46 沖縄県における通院の
こども医療費助成制度の早期拡充を求める陳情書 日程第47 議員提出 沖縄県における通院の
こども医療費助成制度の早期拡充を求める意見 議案第4号 書及び決議の提出について 日程第48 議員提出
こども医療費助成制度の改善を求める意見書の提出について 議案第5号 日程第49
介護保険利用料原則2割負担化、
ケアプラン有料化などの負担増計画の中止、介護 従事者の処遇改善など、
介護保険制度の抜本改善を求める陳情書 日程第50 議員提出
介護保険利用料原則2割負担化や
ケアプラン有料化などの負担増計画 議案第6号 の中止、介護従事者の処遇改善など、
介護保険制度の抜本改善を求め る意見書の提出について 日程第51 辺野古新基地建設の即時中止と、普天間基地の沖縄県外・国外移転について、国民 的議論により、民主主義及び憲法に基づき公正に解決するべきとする意見書の採択 を求める陳情 (「新しい提案」
実行委員会提出) 日程第52 公契約条例の制定を求める陳情 日程第53 辺野古新基地建設の即時中止と、普天間基地の沖縄県外・国外移転について、国民 的議論により、民主主義及び憲法に基づき公正に解決するべきとする意見書の採択 を求める陳情(
全国青年司法書士協議会提出) 日程第54
米軍普天間飛行場の辺野古移設を促進する意見書に関する陳情 日程第55 全国知事会の「米軍基地負担に関する提言」の主旨に基づいて、地方自治の根幹を 脅かす日米地位協定の見直しを国に求める意見書を提出する事を求める陳情書 日程第56 闘鶏を禁止する条例の制定について(要請) 日程第57 公営住宅の入居に保証人を不要とする条例改正等を求める陳情書 日程第58 閉会中の継続審査(調査)の申し出について
―――――――――――――――――――――――――――――― (開議宣告午前10時00分)
○議長(大田守君) これより本日の会議を開きます。 ――
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○議長(大田守君) この際「諸般の報告」を行います。
△3月24日付、浦崎暁君、新垣安彦君及び金城悟君から
議員提出議案6件の提出がありました。 以上で諸般の報告を終わります。 ――
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○議長(大田守君)
議員提出議案第1号「
糸満市議会基本条例の制定について」を議題といたします。 本案については、提出者浦崎暁君外9名の賛成者でもって提案されております。 提出者の提案理由の説明を求めます。
◆4番(浦崎暁君) 皆さんおはようございます。
議員提出議案第1号
糸満市議会基本条例の制定についての提案理由の説明を行わせていただきます。 まず、最初に
糸満市議会基本条例の制定目的について述べたいと思います。昨今、地方分権改革が推進され、自治体の自己決定権が拡大、強化されてきました。このような動きの中、議会においてはその自主性と自律性を高め、行政当局に対する監視機能の強化と政策提言の重要性が強く要請されてきました。議会の果たす役割と責任がますます大きくなるもとで、
議会基本条例は、改めて日本国憲法に基づく地方自治の本旨の意義を再確認するとともに、二元代表制の一翼を担う議会活動の最高規範となるものであります。 今回提案する
議会基本条例は、市民の多種多様な行政ニーズに応え、また市民からの信頼を高めるために議会機能の充実・拡充と情報公開の徹底、市民との連携強化を一層推し進めていくことを市民に対し誓うものであります。 次にこれまでの
議会改革調査特別委員会における
基本条例審議の過程を御説明させていただきます。
議会基本条例制定をめぐる委員会開催の回数は30回余に上りました。この間、各会派代表からなる委員からさまざまな意見が出され、委員間の活発な討議が行われてきました。約2年間にわたる審議を経て、条例案は各委員の全会一致で決しました。昨年には、条例制定を切望する市民からの陳情書も採択されました。さらに、先進地から学ぶために、県内外の自治体議会の調査や議員間の意見交換も行いました。ことし、令和2年1月6日から2月3日の間、市民からの意見を聞くために
パブリックコメントを実施いたしました。
議会基本条例は、前文と第1章総則、第2章議会及び議員の活動原則、第3章市民と議会の関係、第4章議会と市長等との関係、第5章議員間討議による合意形成、第6章緊急事態への対応、第7章議会及び議会事務局の体制整備、第8章議員の政治倫理等、第9章最高規範性及び見直し手続きで構成されています。この中で、第6章第19条は、大規模災害等の緊急事態における議会の体制整備を定めるものであり、本
市議会基本条例の特徴的な条項となっています。 最後に述べさせていただきます。
議会基本条例制定は、あくまでも手段であって目的ではなく、条例制定が終わりではありません。条例制定後には条例の効果的かつ具体的な運用に必要な要綱等策定の審議を開始することを初め、市民のさまざまなニーズを受けとめ、社会情勢の変化等に対応する条例等の継続的な見直し、検証に取り組むことが重要となってきます。 さらに、議会改革を推進する上で必要不可欠なのが議会事務局の機能の拡充、強化であり、これからの重要な検討課題となります。 以上が
糸満市議会基本条例の制定の主な提案理由でございます。全議員の御理解と御賛同をよろしくお願い申し上げます。
○議長(大田守君) お諮りいたします。 本案については、
議会運営委員会の答申のとおり、質疑、委員会の付託及び討論を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって本案については、
議会運営委員会の答申のとおり、質疑、委員会の付託及び討論を省略することに決しました。 これより採決を行います。
議員提出議案第1号
糸満市議会基本条例の制定について、本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(大田守君) 起立全員であります。 よって本案は、原案のとおり可決されました。 ――
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○議長(大田守君) 諮問第1号
人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。 本件に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本件に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって本件に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 諮問第1号
人権擁護委員候補者の推薦について、本件については、異議なしと決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(大田守君) 起立全員であります。 よって本件については、異議なしとすることに決しました。 ――
――――――――――――――――――――――――――――
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午前10時06分) (再開宣告午前10時06分)
○議長(大田守君) 再開いたします。 議案第32号
教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 本案に対する討論を許します。
◆1番(玉城哲郎君) おはようございます。議案第32号
教育委員会委員の任命について、賛成の討論をいたします。 開会のときに、市長が山城安子さんを
教育委員会委員の任命については、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意を得る必要があると提案理由がありました。山城安子さんは、25年以上市民のために尽力を注ぎ頑張ってまいりました。特に福祉部の経験が長いので、糸満市の新生児から高齢者の安全と健康を常に考えてまいりました。ぜひまた、これまでに培った行政能力を教育委員会で生かせることが大いに期待できると私は思っております。
教育委員会委員に任命可決された場合は、特に私が思うことは、二度と子供に対する虐待を出してほしくないことです。山城安子さんは、児童虐待問題にも取り組んできたので、教育委員会でも通じることは大いにあると思います。 これからは糸満市の未来を担う児童生徒のために、教育日本一を目指すぐらいの気持ちで頑張ってほしいと思い、私の討論を終わりたいと思います。皆さん、賛成の同意をよろしくお願いいたします。
○議長(大田守君) お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第32号
教育委員会委員の任命について、本案については、同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(大田守君) 起立全員であります。 よって本案については、同意することに決しました。 ――
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○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午前10時08分) (再開宣告午前10時09分)
○議長(大田守君) 再開いたします。 議案第2号 令和2年度糸満市
人材育成事業特別会計予算、議案第19号
会計年度任用職員制度の導入に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、議案第20号
糸満市部設置条例の一部を改正する条例について、議案第21号
糸満市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例等の一部を改正する条例について、議案第22号 糸満市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、議案第23号 糸満市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について、議案第24号 糸満市
行政財産使用料条例の一部を改正する条例について、議案第31号 糸満市
監査委員条例の一部を改正する条例について、議案第34号 財産の取得について(パソコン購入及び
情報資産管理事業)、議案第37号 専決処分の承認について(損害賠償の額の決定)、以上10議案を一括して議題といたします。 10議案については、その審査を総務委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。
◆5番(菊地君子さん) おはようございます。本委員会に付託のありました議案第2号、議案第19号、議案第20号、議案第21号、議案第22号、議案第23号、議案第24号、議案第31号、議案第34号及び議案第37号、以上10議案について、委員長報告を行います。 議案第2号 令和2年度糸満市
人材育成事業特別会計予算。本案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,274万円とするものであります。前年度当初予算と比較しますと、68万7,000円(5%)の減となっております。2款1項4目、文化振興事業において、
海外ホームステイ委託料55万円、
県内外等派遣補助金217万円が計上されております。当局より、令和元年度でレドンドビーチ市の受け入れが終了となるため、新たな
ホームステイ先を検討する必要があるとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第19号
会計年度任用職員制度の導入に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について。本案は、
会計年度任用職員制度の導入に伴い、所要の改正を行う必要があるため、職員の服務の宣誓に関する条例外4件の条例の一部を改正するものであります。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第20号
糸満市部設置条例の一部を改正する条例について。本案は、観光及びスポーツの振興に関する分野を企画開発部に移管し、経済観光部を経済部に改めるなど、効率的な事務事業の執行体制を整えるため、条例の一部を改正するものであります。企画開発部に観光・
スポーツ振興課を新設することについて、委員より、
コロナウイルス感染症の影響で観光業に影響も出ていると思うが、被害を最小限に抑え、今後の観光業の強化を図っていってほしいとの意見がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第21号
糸満市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例等の一部を改正する条例について。本案は、議員の費用弁償、特別職及び一般職の旅費における県外車賃を実費とするため、関係する条例の一部を改正するものであります。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第22号 糸満市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について。本案は、沖縄県
人事委員会勧告等を踏まえ、住居手当の見直しを講じる必要があるため、条例の一部を改正するものであります。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第23号 糸満市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について。本案は、働き方改革を推進するための関係法律の整備に伴い、時間外勤務命令の上限時間を定める必要があるため、条例の一部を改正するものであります。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第24号 糸満市
行政財産使用料条例の一部を改正する条例について。本案は、令和元年10月からの
消費税引き上げに伴い、行財政財産の使用料算定式を改正する必要があることから、条例の一部を改正するものであります。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。休憩お願いします。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午前10時16分) (再開宣告午前10時16分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◆5番(菊地君子さん) 議案第31号 糸満市
監査委員条例の一部を改正する条例について。本案は、地方自治法の一部改正により、引用している条項にずれが生じたため、条例の一部を改正するものであります。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第34号 財産の取得について(パソコン購入及び
情報資産管理事業)。本案は、ウィンドウズ7のサポート終了に伴い、パソコン等の財産を取得するに当たり、その予定価格が2,000万円以上となることから、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求められたものであります。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第37号 専決処分の承認について(損害賠償の額の決定)。本案は、本市が当事者である財物事故により与えた損害について、賠償額が決定したため地方自治法第96条第1項の規定により、議会の議決を求められたものであります。審査の結果、全会一致で承認すべきものと決しております。 以上です。
○議長(大田守君) 委員長報告に対する質疑を許します。
◆1番(玉城哲郎君) 議案第2号 令和2年度糸満市
人材育成事業特別会計予算、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1,274万円と定めるとあります。 先ほど委員長報告にありました68万7,000円減の要因というのは何でしょうか。 そして次に元金をお聞きしたいと思います。糸満市人材育成基金、
岩崎奨学資金基金、
高倉人材育成基金、
大城長成人材育成基金、
琉球銀行人材育成基金、各それぞれの元金を教えていただけませんでしょうか。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午前10時18分) (再開宣告午前10時20分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◆5番(菊地君子さん) お答えいたします。 今ありました質疑に対しては、委員会の中での質疑はございませんでした。なお、ただいまの質疑については、むしろ
予算説明会等で当局に聞くべきではないかということで答弁としたいと思います。
◆1番(玉城哲郎君) 今の答弁をお聞きしますと、質疑がなかったから答弁はなかったということは、わかってはいるが答弁はしないという認識でもよろしいでしょうか。 それでは、その人材育成の運用先と利率というのは質疑にありましたでしょうか。
◆5番(菊地君子さん) お答えいたします。 ただいまの質疑についても委員会の中では質疑はございませんでした。
○議長(大田守君) お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。 議案第2号 令和2年度糸満市
人材育成事業特別会計予算、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第2号 令和2年度糸満市
人材育成事業特別会計予算、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(大田守君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。 ――
――――――――――――――――――――――――――――
○議長(大田守君) 議案第19号
会計年度任用職員制度の導入に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第19号
会計年度任用職員制度の導入に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(大田守君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。 ――
――――――――――――――――――――――――――――
○議長(大田守君) 議案第20号
糸満市部設置条例の一部を改正する条例について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第20号
糸満市部設置条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(大田守君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。 ――
――――――――――――――――――――――――――――
○議長(大田守君) 議案第21号
糸満市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例等の一部を改正する条例について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第21号
糸満市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例等の一部を改正する条例について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(大田守君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。 ――
――――――――――――――――――――――――――――
○議長(大田守君) 議案第22号 糸満市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第22号 糸満市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(大田守君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。 ――
――――――――――――――――――――――――――――
○議長(大田守君) 議案第23号 糸満市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第23号 糸満市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(大田守君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。 ――
――――――――――――――――――――――――――――
○議長(大田守君) 議案第24号 糸満市
行政財産使用料条例の一部を改正する条例について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第24号 糸満市
行政財産使用料条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(大田守君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。 ――
――――――――――――――――――――――――――――
○議長(大田守君) 議案第31号 糸満市
監査委員条例の一部を改正する条例について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第31号 糸満市
監査委員条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(大田守君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。 ――
――――――――――――――――――――――――――――
○議長(大田守君) 議案第34号 財産の取得について(パソコン購入及び
情報資産管理事業)、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第34号 財産の取得について(パソコン購入及び
情報資産管理事業)、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(大田守君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。 ――
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○議長(大田守君) 議案第37号 専決処分の承認について(損害賠償の額の決定)、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第37号 専決処分の承認について(損害賠償の額の決定)、本案に対する委員長報告は承認であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(大田守君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり承認されました。 ――
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○議長(大田守君) 議案第3号 令和2年度糸満市
国民健康保険事業特別会計予算、議案第4号 令和2年度糸満市
介護保険特別会計予算、議案第7号 令和2年度糸満市
後期高齢者医療特別会計予算、議案第12号 令和元年度糸満市
介護保険特別会計補正予算(第4号)、議案第14号 令和元年度糸満市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)、議案第25号 糸満市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例について、議案第26号 糸満市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、議案第27号 糸満市
地域型保育事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、議案第28号 糸満市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、議案第35号 指定管理者の指定について(糸満市
障害者地域活動支援センター陽だまり)、以上10議案を一括して議題といたします。 10議案については、その審査を民生委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。
◆2番(金城悟君) 市民の皆さんおはようございます。本委員会に付託のありました議案第3号、議案第4号、議案第7号、議案第12号、議案第14号、議案第25号、議案第26号、議案第27号、議案第28号及び議案第35号、以上10議案について、委員長報告を行います。 議案第3号 令和2年度糸満市
国民健康保険事業特別会計予算。本案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ81億2,237万1,000円とするものであります。前年度当初予算と比較しますと、6億3,327万円(8.5%)の増となっております。委員より、移送費について質疑があり、当局より、移送費の要件は転院、入院などに関し、医師の判断を要する特別な移動手段であるとの答弁がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第4号 令和2年度糸満市
介護保険特別会計予算。本案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ47億6,392万1,000円とするものであります。前年度当初予算と比較しますと、1億6,196万9,000円(3.5%)の増となっております。委員より、介護認定についての審査請求はあるかとの質疑があり、当局より、ほとんどが窓口での相談段階で終了しており、審査請求までには至っていないとの答弁がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第7号 令和2年度糸満市
後期高齢者医療特別会計予算。本案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ4億5,036万3,000円とするものであります。前年度当初予算と比較しますと、1,490万8,000円(3.4%)の増となっております。委員より、滞納者に対して発行される短期証はあるかとの質疑があり、当局より、期間は未納の度合いによるが10件ほどあり、完納できる方であるとの答弁がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。
△議案第12号 令和元年度糸満市
介護保険特別会計補正予算(第4号)。本案は、地域包括支援センター委託事業において、令和2年度から令和6年度までの業務委託契約を行う予定で債務負担行為を設定しておりましたが、応募がなく業務委託に至らなかったため、本債務負担行為を廃止とするものであります。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第14号 令和元年度糸満市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)。本案は、歳入歳出予算の総額からそれぞれ674万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ4億3,017万8,000円とするものであります。当局より、後期高齢者医療広域連合納付金を減額するとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第25号 糸満市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例について。本案は、民法の一部改正により、成年被後見人等の欠格条項を見直す必要があるため、条例の一部を改正するものであります。当局より、所定の要件を満たした場合に成年後見人が印鑑登録を受けることができるようになるとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第26号 糸満市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について。本案は、国の
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準が一部改正されたことに伴い、同基準を引用する条文等に対応した改正を行う必要があるため、条例の一部を改正するものであります。当局より、放課後児童支援員として必要な研修に政令指定都市の長が実施する研修を加え、また附則で定める経過措置を1年間延長するとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第27号 糸満市
地域型保育事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について。本案は、国の家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準が一部改正されたことに伴い、同基準を引用する条文等に対応した改正を行う必要があるため、条例の一部を改正するものであります。当局より、
特定地域型保育事業所の施設連携に関することや食事の提供の取り扱いの変更に関することを追加、変更するとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第28号 糸満市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について。本案は、子ども・子育て支援法及び国の特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準が一部改正されたことに伴い、保育料無償化及び同基準を引用する条文等に対応した改正を行う必要があるため、条例の一部を改正するものであります。当局より、保育料の支払いを満3歳未満に限定する変更、食事の提供に要する費用の取り扱いの変更、
特定地域型保育事業の連携施設関係の改正及び字句の修正等を行うとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第35号 指定管理者の指定について(糸満市
障害者地域活動支援センター陽だまり)。本案は、公の施設である、糸満市
障害者地域活動支援センター陽だまりの指定管理者を指定するため、地方自治法第244条の2第6項の規定により、あらかじめ議会の議決を求められたものであります。当局より、指定管理者となる団体は社会福祉たまん福祉会、指定の期間は令和2年4月1日から令和3年3月31日までである。場所が県有地にあり、南部病院移転の件もあるため1年更新となっているとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 以上で報告を終わります。
○議長(大田守君) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。 議案第3号 令和2年度糸満市
国民健康保険事業特別会計予算、本案に対する討論を許します。
◆4番(浦崎暁君) 議案第3号 令和2年度糸満市
国民健康保険事業特別会計予算に対して、委員長報告に賛成し、そして指摘する立場で討論を行います。 歳出、2款保険給付費の中の3項移送費について指摘したいと思います。移送費は、国保制度における法定必須給付と位置づけられています。つまり法律で必ず給付しなければならないものであります。この移送費については、平成6年9月の国の通達の中で、制度の概要の3項によると、移送費は当該移送の目的である療養が保険診療として適切であって、患者が移動困難であり、かつ緊急その他やむを得ないと保険者が認めた場合について、最も経済的な通常の経路及び方法により移送された場合の費用により算定された額を、現に要した費用を限度として支給することとされたことと述べております。その上で、通院などの一時的、緊急的でない場合には支給の対象ではないとしております。 では、この移送費について、本市の国保制度ではどういう運用状況なのでしょうか。今回の私の一般質問で最近2件の移送費利用があることが明らかとなりました。市民のニーズもあり実績があります。しかし、この移送費について国保制度を伝える市の小冊子には、「移送に費用がかかったとき、お医者さんの指示により、緊急でやむを得ず重病人の入院や転院などの移送に費用がかかったときは、申請して国保が必要と認めた場合に移送費が支給されます。」と明記されています。 ところが、本市のホームページ上の国保の手続に関する様式の中には、申請書すら案内されていないのであります。そのことがこれまで移送費支給の、給付の実績が余りにも少ない原因ではないかと考えました。 では、申請書は存在するのでしょうか。私は、先日窓口に申請用紙をもらいに行き、職員から申請用紙をいただくことができました。しかし、窓口に常備されていない。行政手続の観点から見ると、行政は市民からの申請を受けた場合には応答義務が発生します。まさに申請は行政サービスを提供する上で欠かすことのできないものであります。申請書が余りにも不案内だと法定必須給付とはいっても、給付を速やかに受けることは困難ではないでしょうか。 今回の移送費の件は確かに各論的な部分ではありますが、市民に対する気遣いや配慮の問題があると思います。市当局は、移送費を必要とする市民のニーズに向き合い、市民の申請権を保障するために申請書を速やかに公開しなければなりません。そのことを強く要求して、私の討論を終わります。
○議長(大田守君) お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第3号 令和2年度糸満市
国民健康保険事業特別会計予算、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(大田守君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。 ――
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○議長(大田守君) 議案第4号 令和2年度糸満市
介護保険特別会計予算、本案に対する討論を許します。
◆1番(玉城哲郎君) 議案第4号 令和2年度糸満市
介護保険特別会計予算について、賛成の立場で討論いたします。 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ47億6,392万1,000円となっております。その中で、歳出、4款が3億1,896万4,000円となっております。その歳出、4款の地域支援事業の中には介護予防も含まれております。一般介護予防事業費も含まれております。 私ども民生委員は、平成30年7月18日に、大阪の大東市役所に介護予防事業について行政視察をしました。そのときの担当職員の説明では、団塊の世代が後期高齢者となる2025年には要介護認定者の大幅な増加が予想されるため、早期段階での介護予防による重度化防止の取り組みを進めているとおっしゃっておりました。大東市は、面積18.27平方キロメートルで、市内83カ所1,400人の高齢者が「大東元気でまっせ体操」をしております。「大東元気でまっせ体操」を普及させる取り組みには、「効きまっせ!若ぅなりまっせ!寝たきりならんで儲りまっせ!」のキャッチコピーで高齢者に若返りを促し、そして介護サービスの自己負担が減るというメリットをアピールしてきたそうです。その中で、特に注意していたのが行政主体ではなく、住民が主体になることを心がけたそうです。行政がやりましょう、やってくださいではなく、いかに住民がやりたいと思わせるために先ほどおっしゃっておりましたキャッチコピーを言い続けたそうです。行政に押しつけられたと思ってしまうと、続ける住民の方は減っていく。どうにか住民からやりたいと思わせるように頑張ったそうです。そのおかげで2015年から2017年にかけて、特に要支援認定者の人数が大きく減少したそうです。 この歳出にある地域支援事業の中の一般介護予防事業費が5,871万7,000円でありますが、今後2025年には団塊の世代が高齢者となり、そうやって要認定者をふやさないように私はもっともっとこの一般介護予防事業にはもっと力を注いでほしいと思い、賛成の立場で討論を終わりたいと思います。
○議長(大田守君) お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第4号 令和2年度糸満市
介護保険特別会計予算、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(大田守君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。 ――
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○議長(大田守君) 議案第7号 令和2年度糸満市
後期高齢者医療特別会計予算、本案に対する討論を許します。
○議長(大田守君) お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第7号 令和2年度糸満市
後期高齢者医療特別会計予算、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(大田守君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。 ――
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○議長(大田守君) 議案第12号 令和元年度糸満市
介護保険特別会計補正予算(第4号)、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第12号 令和元年度糸満市
介護保険特別会計補正予算(第4号)、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(大田守君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。 ――
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○議長(大田守君) 議案第14号 令和元年度糸満市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第14号 令和元年度糸満市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(大田守君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。 ――
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○議長(大田守君) 議案第25号 糸満市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第25号 糸満市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(大田守君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。 ――
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○議長(大田守君) 議案第26号 糸満市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第26号 糸満市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(大田守君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。 ――
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○議長(大田守君) 議案第27号 糸満市
地域型保育事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 休憩いたします。 (休憩宣告午前10時50分) (再開宣告午前10時50分)
○議長(大田守君) 再開いたします。 議案第27号 糸満市
地域型保育事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(大田守君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。 ――
――――――――――――――――――――――――――――
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午前10時51分) (再開宣告午前10時51分)
○議長(大田守君) 再開いたします。 議案第28号 糸満市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 休憩いたします。 (休憩宣告午前10時51分) (再開宣告午前10時52分)
○議長(大田守君) 再開いたします。 これより採決を行います。 議案第28号 糸満市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(大田守君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。 ――
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○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午前10時52分) (再開宣告午前10時53分)
○議長(大田守君) 再開いたします。 議案第35号 指定管理者の指定について(糸満市
障害者地域活動支援センター陽だまり)、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第35号 指定管理者の指定について(糸満市
障害者地域活動支援センター陽だまり)、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(大田守君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。 ――
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○議長(大田守君) 議案第5号 令和2年度糸満漁港ふれあい
公園事業特別会計予算、議案第6号 令和2年度糸満市
土地区画整理事業特別会計予算、議案第8号 令和2年度糸満市
農業集落排水事業特別会計予算、議案第9号 令和2年度糸満市
水道事業会計予算、議案第10号 令和2年度糸満市
下水道事業会計予算、議案第13号 令和元年度糸満市
土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)、議案第15号 令和元年度糸満市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)、議案第16号 令和元年度糸満市
水道事業会計補正予算(第3号)、議案第18号 糸満市
ホテル等立地促進に関する条例の制定について、議案第29号 糸満市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について、議案第30号 糸満市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例について、議案第36号 訴えの提起について(
建物明渡等請求事件)、議案第38号 財産の貸付けについて、議案第39号 指定管理者の指定について(糸満市観光農園)、以上14議案を一括して議題といたします。 14議案については、その審査を経済建設委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。
◆16番(西平賀雄君) 市民の皆さんおはようございます。本委員会に付託のありました議案第5号、議案第6号、議案第8号、議案第9号、議案第10号、議案第13号、議案第15号、議案第16号、議案第18号、議案第29号、議案第30号、議案第36号、議案第38号及び議案第39号、以上14議案について、委員長報告を行います。 議案第5号 令和2年度糸満漁港ふれあい
公園事業特別会計予算。本案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,471万7,000円とするものであります。前年度当初予算と比較しますと、25万1,000円(1.7%)の増となっております。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第6号 令和2年度糸満市
土地区画整理事業特別会計予算。本案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ8,039万6,000円とするものであります。前年度当初予算と比較しますと、1,289万2,000円(19.1%)の増となっております。一時借入金については、最高額を1,000万円としております。予算の主な内容を申し上げますと、2款1項1目糸満南土地区画整理事業費において、収束業務委託料として4,188万8,000円が計上されております。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。
△議案第8号 令和2年度糸満市
農業集落排水事業特別会計予算。本案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ7億2,286万3,000円とするものであります。前年度当初予算と比較しますと、2,334万2,000円(3.3%)の増となっております。地方債については、限度額として農業集落排水事業債8,010万円となっております。一時借入金については、最高額は3億円となっております。予算の主な内容を申し上げますと、1款1項1目新設改良費、補償補填及び賠償金として1,200万2,000円を計上しております。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第9号 令和2年度糸満市
水道事業会計予算。本案は、業務の予定量として、給水戸数2万5,729戸、年間総給水量699万3,000立方メートルとするものであります。収益的収入及び支出の予定額は、水道事業収益に15億9,123万円を、水道事業費用に15億2,991万4,000円をそれぞれ計上しております。次に資本的収入及び支出の予定額は、資本的収入に2億8,395万1,000円、資本的支出に5億1,262万円をそれぞれ計上しております。資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額2億2,866万9,000円は、損益勘定留保資金等で補填するとのことであります。債務負担行為の限度額として、令和3年度糸満市公営企業会計・水道料金システム導入事業5,106万円、令和3年度から令和7年度までの期間として、糸満市公営企業会計・水道料金システム保守管理委託料971万円をそれぞれ計上しております。たな卸資産購入限度額は2,839万円であります。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第10号 令和2年度糸満市
下水道事業会計予算。本案は、業務の予定量として、排水戸数1万5,124戸、年間総排水量506万4,000立方メートルとするものであります。収益的収入及び支出の予定額は、下水道事業収益に11億2,461万2,000円を、下水道事業費用に11億99万8,000円をそれぞれ計上しております。次に資本的収入及び支出の予定額は、資本的収入に14億5,398万4,000円、資本的支出に16億7,503万4,000円をそれぞれ計上しております。資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額2億2,105万円は、当年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額等で補填するとのことであります。企業債の限度額は、下水道事業債4億5,520万円、下水道事業債(特別措置分)5,140万円、資本費平準化債1億1,050万円であります。一時借入金の限度額は3億円となっております。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第13号 令和元年度糸満市
土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)。本案は、糸満南土地区画整理事業において、予算を翌年度に繰り越して使用する必要が生じたため、1,116万4,000円を繰越明許費として計上するものであります。当局から工事施工上、障害となる物件移転に係る補償交渉に不測の日数を要したため、翌年度へ繰り越すとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第15号 令和元年度糸満市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)。本案は、歳入歳出予算からそれぞれ1,850万円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ6億9,182万3,000円とするものであります。また、予算を翌年度に繰り越して使用する必要が生じたため、4億8,038万9,000円を繰越明許費として計上するものであります。繰越明許費について、当局から南部国道事務所との道路占用協議において、管路布設路線の設計変更による修正書類等の作成に不測の日数を要したため、翌年度へ繰り越すとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第16号 令和元年度糸満市
水道事業会計補正予算(第3号)。本案は、公営企業会計・水道料金システム保守委託業務における債務負担行為において、平成28年度から令和2年度までの限度額793万2,000円に5万6,000円を増額し、798万8,000円とするものであります。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第18号 糸満市
ホテル等立地促進に関する条例の制定について。本案は、大規模ホテルの誘致を推進することにより、市内の雇用拡大、観光振興及び経済活動の活性化など、市勢の発展に寄与することが期待されることから、新たに条例を制定するものであります。当局から新設するホテル等の客室総数が200室以上で、ほかの固定資産課税の課税免除の適用を受けていないものに土地、家屋及び償却資産に係る固定資産税の4分の1に相当する額を免除するものであり、1年度につき3,000万円を上限とする。期間としましては、納付義務が生じた年度から5年間との説明がありました。沖縄県内で初の条例制定とのことであります。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第36号 訴えの提起について…。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午前11時09分) (再開宣告午前11時09分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◆16番(西平賀雄君) 失礼しました。議案第29号 糸満市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について。本案は、地方自治法の一部改正により、引用している条項にずれが生じたため、条例の一部を改正するものであります。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第30号 糸満市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例について。本案は、地方公務員法及び地方自治法の一部改正により、会計年度任用職員の制度が創設されたことに伴い、同職員の給与等に関し、必要な事項を定める必要があることから、条例の一部を改正するものであります。当局より、令和2年4月1日から新たに会計年度任用職員が開始されることに伴う一部を改正、あわせて成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法令に関する法律の施行による地方自治法の改正に伴い、関連する条項を改正するとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午前11時11分) (再開宣告午前11時11分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◆16番(西平賀雄君) 議案第30号の中でちょっと間違いがありますので、読み直します。 当局より、令和2年4月1日から新たに会計年度任用職員が開始されることに伴う一部を改正、あわせて成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法令に関する法律の施行による地方公務員法の改正に伴い、関連する条項を改正するとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第36号 訴えの提起について(
建物明渡等請求事件)。本案は、市営住宅の家賃を長期滞納している入居者等について、再三にわたり請求してきましたが、当該入居者がこれに応じないので、市営住宅の明け渡し、滞納家賃の支払い等を求める訴えを那覇地方裁判所に提訴するため、地方自治法第96条第1項の規定により、議会の議決を求められたものであります。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第38号 財産の貸付けについて。本案は、民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律に基づき、糸満商業地域駐車場を整備し、運営するに当たり、市有財産の土地を無償で貸し付けするため、地方自治法第96条第1項の規定により、議会の議決を求められたものであります。当局から貸し付けの相手方はアマノマネジメントサービス株式会社で、貸付期間は令和2年4月1日から令和7年3月31日までとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第39号 指定管理者の指定について(糸満市観光農園)。本案は、公の施設である糸満市観光農園の指定管理者を指定するため、地方自治法第244条の2第6項の規定により、あらかじめ議会の議決を求められたものであります。当局から、指定管理者となる団体は株式会社アグリジャパンで、指定の期間は令和2年4月1日から令和7年3月31日までとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 以上であります。
○議長(大田守君) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。 議案第5号 令和2年度糸満漁港ふれあい
公園事業特別会計予算、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第5号 令和2年度糸満漁港ふれあい
公園事業特別会計予算、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(大田守君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。 ――
――――――――――――――――――――――――――――
○議長(大田守君) 議案第6号 令和2年度糸満市
土地区画整理事業特別会計予算、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第6号 令和2年度糸満市
土地区画整理事業特別会計予算、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(大田守君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。 ――
――――――――――――――――――――――――――――
○議長(大田守君) 議案第8号 令和2年度糸満市
農業集落排水事業特別会計予算、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第8号 令和2年度糸満市
農業集落排水事業特別会計予算、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(大田守君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。 ――
――――――――――――――――――――――――――――
○議長(大田守君) 議案第9号 令和2年度糸満市
水道事業会計予算、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第9号 令和2年度糸満市
水道事業会計予算、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(大田守君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。 ――
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○議長(大田守君) 議案第10号 令和2年度糸満市
下水道事業会計予算、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第10号 令和2年度糸満市
下水道事業会計予算、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(大田守君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。 ――
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○議長(大田守君) 議案第13号 令和元年度糸満市
土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第13号 令和元年度糸満市
土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(大田守君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。 ――
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○議長(大田守君) 議案第15号 令和元年度糸満市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第15号 令和元年度糸満市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(大田守君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。 ――
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○議長(大田守君) 議案第16号 令和元年度糸満市
水道事業会計補正予算(第3号)、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第16号 令和元年度糸満市
水道事業会計補正予算(第3号)、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(大田守君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。 ――
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○議長(大田守君) 議案第18号 糸満市
ホテル等立地促進に関する条例の制定について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第18号 糸満市
ホテル等立地促進に関する条例の制定について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(大田守君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。 ――
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○議長(大田守君) 議案第29号 糸満市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第29号 糸満市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(大田守君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。 ――
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○議長(大田守君) 議案第30号 糸満市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第30号 糸満市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(大田守君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。 ――
――――――――――――――――――――――――――――
○議長(大田守君) 議案第36号 訴えの提起について(
建物明渡等請求事件)、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第36号 訴えの提起について(
建物明渡等請求事件)、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(大田守君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。 ――
――――――――――――――――――――――――――――
○議長(大田守君) 議案第38号 財産の貸付けについて、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第38号 財産の貸付けについて、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(大田守君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。 ――
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○議長(大田守君) 議案第39号 指定管理者の指定について(糸満市観光農園)、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第39号 指定管理者の指定について(糸満市観光農園)、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(大田守君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。 ――
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○議長(大田守君) 議案第1号 令和2年度糸満市一般会計予算を議題といたします。 本案については、その審査を予算・決算特別委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。
◆15番(大城明弘君) 皆様おはようございます。本予算・決算特別委員会に付託のありました議案第1号 令和2年度糸満市一般会計予算について、各分科会の報告を受け、委員長報告を行います。 本案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ288億7,982万6,000円とするものでありますが、各分科会で審査された主な内容を申し上げます。 まず、総務分科会所管から申し上げます。歳入、19款1項3目ふるさと応援寄附金において、寄附金2億円が計上されております。前年度予算と比較し2倍の1億円増となっていることについて、委員より、返礼品の工夫やピーアール戦略をしっかりと行い歳入をふやしてほしいとの意見がありました。歳出、2款1項6目企画調整費において、文化交流・情報発信拠点施設整備推進事業14億9,603万3,000円が計上されております。本事業の内訳としまして、一括交付金10億2,801万7,000円、地方債4億6,390万円、一般財源411万6,000円とのことでありました。9款1項3目消防施設費、消防自動車購入事業1億5,582万円が計上されております。これはポンプ車の買いかえも兼ねて、災害対応特殊屈折梯子付消防ポンプ自動車を購入するというものであります。令和2年度に発注し、令和3年度に配備されるとの説明がありました。10款5項6目図書館費において、中央図書館窓口業務委託事業3,729万7,000円が新規計上されております。これは中央図書館の窓口業務を委託するもので、令和2年度の10月より委託する予定との説明がありました。委員より、現在働いている非常勤職員についてはどうなるのかとの質疑があり、当局より、雇用についての直接的な介入はできないが、現在働いている方が残ったほうが業務の移行もスムーズに行くと思うので、その点から非常勤職員の雇用環境を守れるよう推し進めていきたいとの答弁がありました。 次に民生分科会所管であります。歳出、3款1項3目、障害者福祉サービス費等給付事業において、扶助費22億7,309万1,000円が計上されております。当局より、障がい者、障がい児の自立を支援する事業であり、利用者が年々増加していることから次年度はさらに増加を見込んでいるとの説明がありました。3款2項2目、要保護児童対策事業において、244万2,000円が計上されております。委員より、要保護児童対策地域協議会の運営について重要な案件に素早く対応できるよう、会議の中で弁護士から直接助言が受けられるようにしてほしいとの意見がありました。3款2項3目、施設型・地域型保育給付事業において、法人分給付費37億1,540万4,000円が計上されております。当局より、令和2年度からみつる保育園、新島保育園、阿波根保育園の3カ所が認定こども園へ移行し、新たに潮平へのびしろ認定こども園が開設されるとの説明がありました。3款2項4目、公立こども園民営化事業において、7万3,000円が新規計上されております。これは令和元年度に策定している糸満市立認定こども園在り方計画に基づき、公立こども園を公私連携幼保連携型認定こども園に移行するための事業であります。令和2年度においては、公私連携幼保連携型認定こども園設置運営事業者を選定するための委員会の費用であるとの説明がありました。4款1項3目、子育て包括支援事業において、1,098万2,000円が計上されております。委員より、子育て世代包括支援センターの設置場所について質疑があり、当局より、子育て世代包括支援センターを令和2年度までに健康推進課へ係を設置して対応し、いずれは委託したいとの説明がありました。 次に、経済建設分科会所管であります。歳入、17款2項4目農林水産業費補助金として6億7,589万9,000円が計上されております。主な内容としましては、災害に強い高機能型栽培施設の導入推進事業として、平張施設及び強化型パイプハウス設備に3億6,553万7,000円、園芸産地機械整備事業として、自動結束付き選果機導入に3,927万2,000円を計上するものであります。歳出、6款1項3目農業振興費、特定地域経営支援対策事業において、6,683万5,000円が計上されています。主な内容といたしまして、洋蘭生産者の施設等整備に補助するとの説明がありました。7款1項4目観光費、糸満のくらし体感施設管理事業において、1,088万1,000円が計上されております。当局より、6月にグランドオープン予定の糸満のくらし体感施設に係る管理、警備、清掃等の業務委託費との説明がありました。8款2項1目道路維持費、市道舗装長寿命化修繕事業において、2億3,000円が計上されております。当局より、市道の計画的な舗装等の修繕を行うとの説明がありました。 審査の結果、お手元に配布してあります委員会審査報告書のとおり、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。なお、質疑に対しては、分割付託部分に係る各常任委員長の補足答弁をお願い申し上げ、委員長報告といたします。
○議長(大田守君) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。 議案第1号 令和2年度糸満市一般会計予算、本案に対しては菊地君子さん外4名から修正の動議が提出されております。 この際、提出者の説明を求めます。
◆5番(菊地君子さん) 議案第1号 令和2年度糸満市一般会計予算に対する修正案について説明を行います。皆さんお手元にあります、第1表 歳入歳出予算、歳出の民生費、児童福祉費71億8,000…。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午前11時33分) (再開宣告午前11時35分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◆5番(菊地君子さん) 児童福祉費、「71億8,952万8,000円」を、線を引いていますね。その上の「71億8,945万5,000円」とし、民生費は…。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午前11時35分) (再開宣告午前11時36分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◆5番(菊地君子さん) 「152億2,429万9,000円」を「152億2,422万6,000円」とするというもので、この削ったものは、皆さんのお手元の資料にある3ページの保育所費、公立こども園民営化事業費7万3,000円、これを削除して、もとのページの予備費に計上するということで、予備費は2,000万円でしたけれども、予備費を2,007万3,000円とするというふうに修正するものであります。 そもそも、私どもが提案している理由については、この予算は、公立こども園を民営化するための委員報償費として計上されているというふうに解釈をしております。この民営化に反対するということで、今度の議会で
糸満南こども園「
公私連携型認定こども園への移行」についての陳情書ということで、
糸満南こども園保護者会からも陳情書が出されております。小規模保育事業所質の向上推進会からも糸満市立南こども園と西崎こども園の存続についてということで出されております。なお、公立こども園を応援する会から公立こども園(6園)の存続についても出されております。これらの皆さんの願者の訴えというのは、例えば公立こども園を応援する会からは、こども園の開始年度に、すぐに潮平こども園の休園、さらに西崎こども園の3歳児の募集停止等、このことについては本当に目を疑うものであったと。さらに糸満市立認定こども園在り方計画において、令和2年度に
糸満南こども園、令和3年度に西崎こども園の民営化移行に向けた公募を計画し、潮平こども園については閉園を予定していると。そうではなくて、公立こども園の6園を公立こども園として存続させること。市民の声を丁寧に受けとめて子育て支援に反映させることというふうに要望が出されております。 さらに、
糸満市立糸満南こども園と西崎こども園の存続について、小規模保育事業所質の向上推進会では、今回の公立認定こども園再編計画を受け、大変不安に思っております。当会には
糸満南こども園・西崎こども園と連携施設として協定を交わしている小規模保育園もあり、今回の公設民営化移行計画を受け、移行後の連携のあり方がどうなるのか心配しております。また、現在民営の保育園、こども園と協定を結んでいるにもかかわらず、連携先の都合により3歳児を受け入れてもらえず、保護者の希望に沿えなかった事例もありました。今後の連携施設の確保に非常に不安を覚えておりますと、利用者は3歳児以降も安定した預け先があるからこそ小規模保育事業所を選択するものだと思いますというふうに願意が出されております。 それから
糸満南こども園「
公私連携型認定こども園への移行」についての陳情書として、
糸満南こども園保護者会からも出されております。提案の理由が、令和2年1月14日及び2月2日に行われた説明会において令和2年度公募、令和3年4月に
公私連携型認定こども園への移行という説明を受けたが、説明会から移行までの期間が余りにも短いんじゃないかということは願者の皆さんからも強く言われた問題であります。保護者としては在園3歳児が最終学年での移行であり、今とは違う園の体制、先生の総入れかえ等子供たちに不安な要素を多く含む早急な計画となっていることに不満を持ち、
公私連携型認定こども園への移行に反対したいということでした。これはどういうことかというと、こども園に入園をさせるときに、3歳児の段階では公立認定園だということで申請をした。ところが途中からこれがそうではなくなるということについて、父母の皆さんから、私たちは公立認定こども園だからということで選択をしたと。にもかかわらず、途中から公私連携型になるというのは納得がいかないし、計画から余りにも早過ぎるということでの指摘でありました。 この問題は多くの願者から声があるように、私もこの皆さんの声を聞いていましたけれども、本当に小規模保育事業所だけでもドリームやはとぽっぽ、ココカラ、にじのはし、いっぽとか、いろんな施設からの要望があって、3歳児の行き先がないという現状もあると。このことについて3度も要請してきたにもかかわらず、なかなか解決がつかないんだということもお話がありました。糸満南、西崎こども園の再編についても潮平の希望が少ないから閉園との説明があったけれども、本当にそうなのかということで、むしろ公立は田舎のほうの真壁、米須、喜屋武を残すのではなく、本当に需要の多い西崎や糸満南小学校の認定こども園、公立こども園を残すべきだということで話もありました。まさに私もそのように思います。 ですから、民営化に向けた報償費等を含む7万3,000円についてはゼロにし、予備費とするということを提案したいと思います。以上です。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午前11時43分) (再開宣告午後2時00分)
○議長(大田守君) 再開いたします。 ただいま議題となっております修正案に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております修正案に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって、ただいま議題となっております修正案に対する質疑を終了いたします。 休憩いたします。 (休憩宣告午後2時00分) (再開宣告午後2時00分)
○議長(大田守君) 再開いたします。 委員長報告及び修正案に対する討論を許します。
◆9番(新垣勇太君) こんにちは。議案第1号 令和2年度糸満市一般会計予算に賛成の立場で討論を行います。 今3月定例会において、多くの議員から公立認定こども園の民営化に対して、御指摘、御提案や市民からの陳情等を受けて、新聞報道でもありました上原昭市長は、公立こども園の民間委託の最短計画を延期することを決定いたしました。この件に関しては、さまざまな意見があると思っております。私個人的には、公立民営化は賛成であります。おととしの12月定例会一般質問でも潮平こども園の休園や西崎こども園の3歳児クラスの休園を受けて、在り方検討委員会を設置して公立こども園の規模やあり方を検討するべきではないかと訴えてきました。そこでさまざまな意見や質問が市民から寄せられています。また市の回答がありますので、御紹介いたします。 まず初めに、なぜ公立こども園の民営化を進めるかでありますが、潮平こども園の休園、西崎こども園の3歳児休園を踏まえ、職員不足を鑑み、職員採用が停滞する中において、研修や休みが十分にとれない状況にあり、職員配置の集約を図り、質の高い保育教育を推進するための研修を行っていく必要があるためでありますと市が回答しております。保護者からの意見としまして、保育士がかわることで子供の成長に影響が出るのではないかという保護者の意見に対して、市立こども園においては毎年人事異動があり、育休、産休においては臨時保育士を確保している状況であるため、保育教諭がかわることは通常においても行われているものと認識しております。保育の質が低下するのではないかという意見でありますが、現在、こども園では市立園、法人園ともに就学前教育・保育カリキュラムを実施されており、こども園での保育教育におけるアクションプログラムの研修の準備も進めております。年間を通じて市立園と法人園ともに一緒に研修を重ねているところです。今後も法人、市立ともに研修を重ねていきますので、質が低下することはないと考えております。環境ががらりと変わることで子供の成長に影響が出るのではないかという質問に対して、法人において人事異動はありません。3歳から5歳まで継続した保育教育ができる環境であると思っております。法人への移行後も運営においては市のプログラムを継続してもらえるように協定書を結ぶ予定です。また、保育教育においても半年程度の移行期間を設けて、業務の引き継ぎを行い、保育の内容確認を行いますので、安心していただきたいと思います。小学校との連携においても、市内では法人を含め、年間100回以上の交流が行われており、市立と法人で連携に差はありませんと市からの回答がありました。 しかしながら、今回の件に関しましては、小規模保育事業者や保護者等に十分な説明がない中で計画が進んでいたのは事実であると思っております。そこは真摯に重く受けとめて、保護者に対して不安解消に向けて努めていくという市の回答もありますので、尊重していきたいと思います。 また、糸満市においては、多くの法人保育、こども園等があります。3,000人を超える園児が通っております。法人全体の保育の質が悪いと誤解されるような発言には注意していただくようお願いいたします。また、法人においては、県の認可を受けており、職員の資格、配置人数等は市立と同じであるので、誤解のないようお願いいたします。 先ほど修正案に対して説明の中で、農村地域に公立を残すのではなく、都心部の公立こども園を残したほうがいいという説明に対して、私は反対の意見で、農村地域に公立を残すことが公立こども園の役目だと思っております。それは当たり前に保育を受ける環境を担保すること、農村地域に保育の格差をつくっていけないと思うので、公立は都心部ではなく農村地域に残すべきだと思っております。 最後に、計画に対して強行するのではなく、市議会の意見や陳情等を受けて真摯に重く受けとめ、一度立ちどまり、市民や保護者等の意見をしっかり聞いて不安を取り除いてから進める市長の政治判断は高く評価すべきだと訴えて、賛成討論を終わります。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午後2時05分) (再開宣告午後2時06分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◆10番(金城一文君) こんにちは。議案第1号 令和2年度糸満市一般会計予算に対する修正案に賛成する立場で討論いたします。 今回、争点となっている糸満市立こども園民間委託については、本定例会でも多くの議員が質問をいたしました。それは、こども園の保護者や保育、教育の関係者からの声が大きかったからであると思います。私がお会いした関係者の皆さんは、私も含め、民間のこども園の保育教育を否定するものではありません。民間の園の先生方が一生懸命に子供たちのために頑張っておられることに常日ごろから大変感謝しています。問題は、公か民かではないと思います。 先日の新聞報道によりますと、市当局は、民間委託のスケジュールを1年間先送りにするとのことでした。これにより、
糸満南こども園に子供を通わせている保護者の中には、今と同じ環境で卒園できることに安心したとの声が一部から上がっています。しかしながら、保育教育の現場では1年間の先送りでは問題の抜本的な解決になっていないと不安の声が上がっています。 本定例会での私の一般質問での際、「理解が得られてから進めるという理解でよろしいでしょうか」との質問に対し、「そのとおりであります」と市長が答弁されました。その後、「引き続き保護者の皆様の理解を得つつ進めてまいります」と文言の追加がありました。この市長の答弁の追加自体、絶対にあってはならないことだと思いますが、私の質問の続きには、「ありがとうございます。じゃあ、今おっしゃったように、保護者を初め関係者の皆様の理解が得られてから計画のほうを進めていただきたいと思います」とあります。この時点で、私のこの発言に対し、市長を初め、当局から何らかの訂正を求める発言はありませんでした。私は、このやりとりの流れであれば、保護者のみならず、関係者の理解が得られてから計画を進めると理解しております。 議場における市長の答弁の整合性を担保するためにも、私は修正案に賛成いたします。議員の皆様の御賛同をお願いいたします。
◆3番(上原勝君) 議案第1号 令和2年度糸満市一般会計予算に賛成の立場で討論いたします。 子育て議員の一人として、また今回いろいろ問題になっております公立保育園だとか、また法人保育園だとかという問題で、私の子供は法人こども園を卒園させた立場でもありますので、公立の先生が、公立の保育士が上等だとか、法人の保育園の先生が上等だとか、その優劣はないと思います。言いたいのは、私はこの問題というのは、子供と接して思うんですけれども、行政側と当事者、また保護者とのコミュニケーションがとれていないからじゃないかと思いました。子供は繊細で、法人こども園を卒園した子供とおしゃべり、また会話をする際にしっかり目を見てコミュニケーションをとっています。大人なのでコミュニケーションのとり方とか、いろんな方法があるかもしれませんけれども、ただ単純に子供の、保育士の質を向上させるためには、行政側とその当事者の先生方、また保護者のちゃんとしたコミュニケーションをとるべきだと私は強く思っております。 ですので、公立を存続させるためにだとか、民間の先生も上等だとかとわかった上で、しっかりと改めて行政側にコミュニケーションを促す場を設けていただきたいと思いますし、私個人として法人のこども園を卒園させた立場として、この公立民営化に対して賛成の立場をこの場で表明したいと思います。以上です。
◆11番(玉城安男君) 議案第1号 令和2年度糸満市一般会計予算に対する修正案に賛成の立場で討論をいたします。 糸満市立認定こども園在り方検討委員会において、
パブリックコメントでは、委員の話でなぜ説明が遅いか、公表したのが1月以降でした。多くの市民やこども園の保護者、保育士等の皆様からの話を聞いている中で、説明会は最終報告ですとの内容であったと聞いています。時期の話については、上にしっかり報告をするとありますが、令和2年度の予算に入っています。市長は聞く耳を持っていません。市民や保護者、保育士の意見を聞いて不安を払拭するためにゼロベースで立ちどまるべきであると思います。私は民間のこども園の保育教育を否定するものではありません。保護者の意見やいろんな意見を聞いて、ぜひ立ちどまるべきだと思います。また先ほど一般質問の話が出ましたけれども、その中において、一文議員が、理解が得られてから進めるという理解でよろしいですかという質問に、市長はそのとおりですと答弁をされました。その後でとんでもない話が続けられたということは、非常に不愉快に思っております。 どうか、議員の皆さん、修正案に賛成していただきますようにお願いいたします。
◆1番(玉城哲郎君) 議案第1号 令和2年度糸満市一般会計予算、委員長報告に賛成の立場で討論をいたします。 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ288億7,982万6,000円と定めております。それでは歳入の19款1項3目、ふるさと納税、ふるさと応援寄附金についてですが、私は常々糸満市の財政のことについて発言を行っております。よりよい行政を行うことは、財源、お金があってのことであることであります。議員の方々は十分承知であると思います。となれば、当然どのようにして糸満市財源を豊かにするのか。21名の議員それぞれの考えを持っていると思います。私は特にふるさと納税、いわゆるふるさと応援寄附金が税金をふやすよりはるかに有利であり、市のためになると思っております。糸満市の税金を徴収するために2億1,200万円がかかっております。その市税の額は59億3,800万円でありますが、その59億円全てが市の収入になるわけではなく、当然ですが、ふるさと納税との違いは地方交付税に影響があるかないかです。市税が多ければ基準財政収入額に策定され、交付税は減額されるので市税がふえても財源が潤うのは25%程度であります。そのように、毎年2億円以上かけて徴収した市税59億円は、頑張ってふやしても25%程度であります。ふるさと納税は、経費を差し引けば全て市の財源になり、市税のように基準財政収入額には策定されないので交付税が減ることもなく、財源がふえるのであります。総務部長、企画開発部長、ぜひこのふるさと納税をふやすこと、そして地方交付税をなるべく減らさないように頑張っていただきたいと思っております。 次に先ほどから皆さんがおっしゃっております、
糸満南こども園公私連携型認定こども園の移行についてですが、やはり私が思うことは、当局のほうが保護者のほうにちゃんとした説明が不十分だったと思います。我々民生委員にも陳情が来まして、どういったことが保護者が納得いかないかと言いますと、環境が変われば子供に影響するのではないかと、法人に変わることへの不安が大きいものがあると。市としては保護者にそういった不安の解消の具体的な説明がなかったというふうに陳情者から、我々民生委員会にそういう意見が出ました。そこで次の日に我々民生委員会は当局、部長、市長をお呼びして、再度この
糸満南こども園公私連携型認定こども園の移行についてのことを再度お聞きしましたら、部長のほうからは、この不安解消の具体的なやり方というのは市の任用職員で、その職員を法人に移行した後、ずっとそこで勤務するということは厳しいと思っております。ただ、内容に関して子供たちがなれるような形で半年ぐらいかけて、徐々に、徐々に子供たちと接触ができるような環境整備をしながら移行するという計画とおっしゃっておりました。こういった形でもっともっと当局には保護者に対して十分理解が得られるよう努力していただきたいと思っております。この
糸満南こども園公私連携型認定こども園の移行を1年間延期するということは、市長はすごい決断をしたと私は思っております。 以上、私の委員長報告に対する賛成の立場の討論を終わりたいと思います。
◆6番(伊敷郁子さん) 議案第1号 令和2年度糸満市一般会計予算、修正案に賛成し、一般会計を指摘したいと思い討論いたします。 歳入、15款使用料及び手数料、2項手数料、3目衛生手数料、1節ごみ処理手数料について、歳入が昨年より1,268万4,000円ふえたのは、燃えるごみの単価が50円値上げされたのが大きな要因と思われます。市民生活にとって直結する値上げは本当に妥当であったのかと疑問です。さらに資源ごみ袋も有料であるということは、他市の状況を勘案しても再考すべきであると指摘いたします。 19款1項寄附金、3目ふるさと応援寄附金、昨年より倍の2億円の寄附金が目標となっておりますが、この寄附金の一部で本市独自の返済の要らない給付型奨学金事業を行って、子供の貧困問題解決の一助を果たしていただきたい。ふるさとを応援したいと寄附する方々は、子供たちの心身ともに健やかな育ちを望むとともに、ふるさとに貢献できる大人になってほしいと思っていると私は推測します。自分のふるさとの子供たちの未来を応援したい。そんな気持ちがあるからこその納税だと思います。本市の子供たちが税金を払える大人に育つのか、生活保護世帯になるのかで市の未来にも大きく影響します。税金を払える大人になれるように、今支える必要があると、給付型奨学金の創設を望みます。 2款総務費、1項総務管理費、8目
市民生活費、交通安全対策事業、18節負担金補助及び交付金が82万3,000円計上されています。一般質問でも申し上げましたが、昨年本市で起こった人身事故の3割は60歳以上のドライバーによるものであるということを重く受けとめていただきたい。事故の全てがブレーキとアクセルの踏み間違いで起こったわけではありませんが、ブレーキとアクセルの踏み間違いは大きな事故につながります。最近でも、子供用のベンチに突っ込む事故が起こっています。幸い誰もいなかったので人身事故には至っておりません。本市は車がなければ生活に支障を来す地域が多くあります。本音は免許の返上をしたいけれども、不便になるからという高齢ドライバーもいます。少しでも安全に運転していただくために、高齢者事故防止の後付け安全装置ストップペダルの取りつけに補助金を出すべきだと思います。交通安全推進協議会の皆様とも意見の交換をしていただき、交通安全対策の強化に努めるべきであると指摘をいたします。 9目防災諸費、10節、防災備蓄用品費は80万円の計上ですが、コロナウイルスで災害時の感染症対策も重要であるということを実感いたしました。金城幸盛議員の一般質問の中で、本市ではマスクの備蓄がなされていないことがわかりました。全ての備蓄倉庫にマスクと消毒液、使い捨ての手袋の備蓄を要望します。 3款民生費、2項児童福祉費、5目家庭児童相談費、児童虐待・DV対策等総合支援事業及び子ども家庭総合支援拠点事業は大変重要な事業と思います。地方議会総合研究所主催の「児童虐待・子どもの貧困 根本解決に向けて地方自治体が出来る事」という研修を菊地君子議員と受けてきました。講師の大阪府子ども家庭サポーターの辻由起子氏は、みずからの体験を通して、虐待は置かれている環境によって誰でも当事者になり得るということを学びました。寄り添うのではなく、その人の抱えている課題を解決することが必要。そのために各自治体ですぐにでも取り組める施策を茨木市や大阪市、和歌山市での実施状況を上げていました。具体的で予算も余りかからず、本気で取り組む姿勢があれば、本市でも実現できる内容であると思います。特に大阪市で行われている数年後には親になる次世代の子供たちに対する性・生教育は効果のある取り組みだと実感しました。菊地君子議員の一般質問の中で実施に向けての提案がありました。教育委員会の前向きな答弁をいただきましたが、子供の成長は待ったがききません。早目の取り組みをお願いいたします。虐待を防止するためには、本人の弱さではなく、支える周りのサポートの弱さが虐待を生むということを念頭に置いて、周りのサポート力を上げていくための施策を講じていく必要がある。虐待の増加原因である面前DV解決に向けて男女間の問題を解決できる相談員の養成、増員、相談員の専門性の強化、虐待を受けた児童だけではなく、親も同時にカウンセリング等の支援をしていくことで連鎖を防いでいく。児童虐待防止という観点ではなく、子供家庭愛護の気持ちが大切であると。デジタルネイティブ世代の親、スマホネイティブ世代の子供たちの支援を行うためには、電話、面接相談だけではなく、SNS相談の実施、学校においてはライフ・マネーデザインを学ぶ機会の創出、子育てについて学ぶ学習の充実、行政の縦割り、官民の枠を超えた取り組み等を行うことが大事であると指摘をいたします。本日の新聞に、千葉県野田市の虐待により死亡した女児の件で糸満市の対応を検討した要保護児童対策協議会から昨日市長に最終報告がなされたという記事がありました。情報不足から横断的な支援体制を検討するに至らず、一家を取り巻く状況について組織全体の共通意識がなかったと指摘を受けています。これから事業を行う上で担当課、担当職員だけではなく、組織として全体で問題解決に向けて取り組んでくださるよう要望いたします。 3款民生費、2項児童福祉費、4目保育所費、公立こども園民営化事業の委員報償費等7万3,000円を削除し、14款1項予備費へ計上する修正案に賛成いたします。糸満市はこれまで待機児童の解消に向けて認可外保育所から小規模保育所への移行を進めてきました。結果として、ゼロ歳から2歳児の待機児童解消に小規模保育事業所が貢献し、保育の質の向上も図られてきました。市は、小規模保育事業者が事業を開始するときに提携園の確保を義務づけています。事業者は、提携園を確保し、協定書を作成し、認可の申請を行います。しかし、本市では過去に協定を結びながら一方的に契約を解除するという事態がありました。そのときも小規模保育事業所の皆さんから議会に不安を訴える陳情がありました。保護者や最も尊重しなければならない園児たちに対して理不尽であると私は思います。保育士不足が原因であると、それについて議員からの提言、提案もありましたが、受け入れてもらえません。保育士の採用が進まないのは正規雇用ではないということが大きな要因であると思います。大変うがった見方かもしれませんが、本気で保育士の確保をする気はなく、民間に丸投げしているような印象さえも受けてしまいます。保育とは何でしょうか。三つ子の魂百までということわざもあります。前にも言いましたが、子供たちを行政の都合で振り回すことなく、本当の意味での保育の質の向上に向けて努力していただきたい。それは公立園がしっかりと担うべき責任があると私は思っています。 14款予備費2,007万3,000円は、今年度予算計上されていない新型
コロナウイルス感染症対策に市独自の予算として充てるべきだと思います。保育現場でのマスク、手指消毒液、そして保育園が望む、そういうことに予算を充てるべきだと思い、修正案に賛成し、討論を終わります。
◆2番(金城悟君) 皆さんこんにちは。私は議案第1号 令和2年度糸満市一般会計予算の委員長報告に対して、賛成の立場で討論いたします。 私たち民生委員に、要は3団体ですね。
糸満南こども園「
公私連携型認定こども園への移行」についての陳情書、公立こども園(6園)の存続について(要請)、
糸満市立糸満南こども園と西崎こども園の存続について(要請)を18日に委員会のほうで願者を呼び質問を受けて、いろいろ審査をしました。その中で、やっぱり連携ができていないというのが、私たち委員のほうではまず受けとられました。現場と行政、検討委員会、その3体の連絡協議会の検討委員会の中でいろんな意見が活発にされるべきだったんですけれども、なかなか意見がかみ合わないということが私たちの委員会でわかりました。それで翌日19日、18日は願者を呼びました。その願者の意見を聞きまして、翌日19日、当局、市長を初め、福祉部長、関係部署、こども園、3方をお呼びして質問に対して率直にいい意見がありました。要は、翌日の新聞報道によると、見直してやるということを断言しております。今回の予算について賛成しないと予算はまとまりません。私たち議員はこういう連携をしながらやっていくという意見を担保して市長からもらっています。報道によると、報道でも強く訴えているじゃないですか。皆さんの意見を聞きながら、どういう形で先延ばしするか、延長するということを言っているんです。今回の予算の措置は、例えば来年度の予算措置、補正措置というのがあるわけでしょう。だからあるかないかということではなくて、公募する予算を一応はつくっておかないと、やるやらないじゃないんです。市のほうは延長するということを言っている。予算はもうつけられているわけです。それに対して、みんな私たちのほうは予算に対して賛成するということで、議員の皆さんの賛同を得ます。よろしくお願いします。委員長報告に対して賛成です。
◆4番(浦崎暁君) 皆さんこんにちは。先ほど来から各議員がそれぞれの立場で議論を、討論を闘わせています。これがまさに本会議における議員の、私たちの役割ではないかと思っています。本日、傍聴席にもこの案件に関係する方々、そしてインターネットを見ている方々も、この問題について大きな注目、そして関心を持って視聴していると思います。私は、議案第1号 令和2年度糸満市一般会計予算に対する修正に賛成する立場で討論を行います。 同議案は、公立こども園民営化事業に関連する予算を削って予備費に組み込んでいくものであります。予備費が増額されます。これによって民営化の議論をとめるというふうなことが大きな目的ではないかなと思っています。なぜこのような予算案を、修正案を提案しなければならなかったのかということを私は述べたいと思います。 この間、検討委員会によってその保育園のあり方が議論されてきました。その結果、ことし糸満市立認定こども園の在り方計画が発表されたわけであります。これはインターネットホームページでも掲載されています。この中で特に大きな問題、指摘されている点は、先ほど来からありますいわゆる公設民営化の問題ではないでしょうか。公立こども園を段階的に民営化することが示されている。この民営化に関連して、市議会、そして所管する、先ほど民生委員長からもありました願者を呼んで、そして当局からも意見を聞いて、私たちは慎重審査をしてきました。3つの陳情書が提出されました。陳情は、読み上げたいと思いますが、公立こども園(6園)の存続について(要請)、
糸満南こども園「
公私連携型認定こども園への移行」についての陳情書、
糸満市立糸満南こども園と西崎こども園の存続について(要請)であります。先週開催された民生委員会においてもこれら陳情案件が慎重審査された結果、私たち民生委員会において全会一致で採択されました。この本会議でも後に、この陳情案件が採択されると思います。これに先立って民生委員会からは、陳情者からの陳情の願意、これを伺う機会がありました。陳情者の方々、幼児教育に長年携わってきた方々や、そして子供たちの保護者、それぞれの立場からさまざまな意見が出されて、非常に貴重な意見が私たち委員にぶつけられました。中には非常に強い思いで語る陳情願者もいました。こういう陳情者の貴重な御意見を私たちは聞いてきました。私は、この陳情願者の意見を聞く中で、今行政当局に何が求められているのか。今行政当局には保育や幼児教育において、行政としての公的な責任をきちんと果たすことが何よりも重要だということを痛感したのであります。そして先ほど民生委員長からありました。報道もされました。陳情者の熱意と声に押された結果、市当局は計画を延期せざるを得なくなりました。これはまさに陳情願者の、そして市民が行政を大きく動かした瞬間ではないかと私は思います。 ところで、この問題が引き起こされた原因について考えてみたいと思います。行政の事業の最高責任者、そして事業執行の指示者は市長であります。今度の民営化の問題は最終的に当然に市長の指示で進められたものであり、市長の責任は非常に大きなものであります。先週の民生委員会では市長が出席し、各委員からの質疑に答えましたが、この中で私は市長に対して陳情者の意見を紹介しつつ、民営化計画の撤回を求めました。しかし残念なことに市長は民営化計画の撤回を否定したのであります。ところでこの問題の重要な視点、ポイント、これは保育における公的領域と私的領域の役割をめぐる問題が大きく横たわっていると考えています。言いかえると、行政と民間の役割分担のあり方であります。それぞれが独自の役割を担い、その目的を達成するために活動しています。地域の民間施設や法人の方々はこれまでにも各地域において、地域に根ざした豊かな保育教育を展開してきました。そして本市の保育行政に大きく貢献してきました。私はただ単に民間というだけで、機械的にその役割を否定するものではありません。現在の公立保育園を存続させていく。そしてその機能の充実・強化を図っていくことこそが保育行政にとって課せられた大きな課題ではないかと考えているのであります。糸満市が長年積み重ねてきた公的保育の行政サービスは全県的にも誇れるものであります。行政の大きな責任において、多種多様な保育ニーズを受けとめることができる。これが公的な保育行政の最大の役割であります。そして私は今回の問題、その発端となっているのが行政コストの考え方ではないかと思っています。一般論として、公設民営化の議論というものは、行政経費、コストのカット、これが大きな特徴的な、大きな議論と言われています。私は、繰り返すようですが、民間と行政という二項対立ではないんですね。そもそもそれぞれの役割があると思います。しかし、教育、福祉や子育て、そういう分野、本当にただしていく、行政がきちんと責任を持っていく。それが公的行政の大きな役割だと思います。 最後に、今回、市当局は、公立や民間のメリットやデメリットの比較も示されておらず、再編計画に伴う具体的な人件費等の収支計画も明らかにされていません。市長はいま一度、陳情者や市民の願いを真摯に受けとめて、行政の果たすべき役割を再確認し、民営化計画を撤回すべきではないでしょうか。議員の皆さんにおかれましては、私の討論趣旨に御理解をしていただき、賛同してくださるよう心よりお願い申し上げます。 そして最後に、一般会計の中で一つ指摘したいところがあります。3款2項5目、児童虐待・DV対策等総合支援事業に関連してであります。要対協の報告書を提出すると報道されておりました。この児童虐待の問題というのは、まさに糸満市が当事者として大きな再発防止策を講じていかなければならないと私は考えています。市が何もやっていないということではないんですが、しかし、私はこの問題というものを本当に行政が、市当局が真正面から受けとめるならば、絶対にこういう児童虐待というのを許してはならない。そしてそれをきちんと市民に宣言していく、全国に発信していく、そのことが私は重要ではないかと思います。これがまさに行政の役割なんです。だからこそ、この児童虐待防止条例というものを、この市で、この糸満市で全県に先駆けて、県内全市に先駆けて私は策定すべき、宣言すべきだったのではないかと思っています。私たちの住むこの糸満市、多くの子供たち、そして福祉や教育を担う方々がたくさん住んでいます。本当に住んでよかったなと言える糸満市をつくっていかなければなりません。そのことを強く訴えて、私の討論を終わります。
◆20番(新垣安彦君) それでは議案第1号 令和2年度糸満市一般会計予算、委員長報告に賛成の立場ではございますが、市当局に対しまして、大きく、強く申し入れを行った上で討論をさせていただきたいと思います。 先ほどるる、各議員から今回のこの一般会計における民生費、児童福祉費に計上されております費用7万3,000円を修正するという旨の動議が出されました。今回、このような問題点がなされたのは、市当局から示された認定こども園民営化に伴う事業が提案され、多くの市民の方から今回のこの提案は時期尚早ではないかというような意見が多数寄せられてまいりました。私は、今回のこの問題に対しまして議会一般質問でも取り上げさせていただきました。その中で市当局に対しまして、この計画は時期尚早で、いま一度足をとめて、しっかりと見据えた上で計画を練り直していただきたい旨も申し入れをさせていただきました。その中で、市当局からこの件に関してはいい答弁をいただけませんでした。私本人は、この一般質問の中で重大な決意をもって取り組んでいこうという思いがふつふつと沸いてきたことを覚えております。そのような中で、今回3月18日に3件の陳情案件の願者を呼んで意見聴取を行い、そしてその意見のもとでいろいろとお話をさせていただきました。やはり3件の陳情案件についても、市当局に対して今まだ早い、そして小規模保育事業所に至っては協定関係についてもまだまだ市当局のお力が必要、3歳児の行き先もしっかりと拡幅をさせていただきたい。さらには子ども・子育て会議等の開催についても多くの議論を、意見を頂戴いたしました。その意見を頂戴した上で3月19日、委員会において陳情案件について質疑をさせていただきました。私から冒頭、この委員会におきまして、本質疑をさせていただきました。市当局に対し、今回この案件についてはいま一度足をとめ、1年間延長していただけないかという旨の申し入れを行いました。そして福祉部長、そして市長からこの件に関して1年間延長しますという旨の回答もいただきました。そしてそれが3月20日の新聞記事にも掲載をされております。このようにして、市長は、これまで進めてきたものに対して真摯に受けとめて、今回この部分については、いま一度調整をしていくという旨の御発言の趣旨だというふうに理解をし、今回、私はこの旨につき、そしてこの7万3,000円の予算については、市当局においてしっかりとこの部分を勘案しながら、実行するにおいてもしっかりと議論を重ねた上でこれを進めるかどうかについても、やはり市議会に確認をとりながら進めていっていただき、まずその旨を申し送りしていきたいと思っております。 そして今回、修正動議を出された案件につきましても、この7万3,000円が予備費に計上をされております。つまり予備費というのは、市当局にとっていかなるときでも使うことが可能だということです。ですから本来であれば、科目を設定した上でそれを予算編成に振りかえていくことによって市当局が自由に使えないような形での修正案にしていただきたかったなというふうに思っております。ですので、今回この予備予算にするということは、市当局が何も言わなくても、これは通常どおり使えてしまうということのあらわれであるということを、まず御指摘をさせていただきたいと思っております。 私も、議員各位と本当に思いは一緒でございます。糸満市が子育てしやすいような環境をしっかりと整えていただきたい。それが第一義的でございます。そのためには保育士の処遇改善、または質の向上等もしっかりと整えていただきたい。その旨を私は市当局に対し、強く申し入れを行い、私の賛成討論にかえさせていただきます。
○議長(大田守君) お諮りいたします。 委員長報告及び修正案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告及び修正案に対する討論を終了いたします。 休憩いたします。 (休憩宣告午後2時47分) (再開宣告午後2時48分)
○議長(大田守君) 再開いたします。 この際、申し上げます。起立しない方については反対とみなしますので御留意ください。 これより採決を行います。 議案第1号 令和2年度糸満市一般会計予算に対する菊地君子さん外4名から提出された修正案について採決を行います。 本修正案に賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(大田守君) 起立少数であります。 よって本修正案は、否決されました。 次に、原案について採決を行います。 議案第1号 令和2年度糸満市一般会計予算、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(大田守君) 起立多数であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。 ――
――――――――――――――――――――――――――――
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午後2時50分) (再開宣告午後2時51分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
△
議員提出議案第2号「
糸満市議会委員会条例の一部を改正する条例について」を議題といたします。 本案については、提出者新垣安彦君外7名の賛成者でもって提案されております。提出者の提案理由の説明を求めます。
◆20番(新垣安彦君)
議員提出議案第2号について提案理由を御説明申し上げます。
議員提出議案第2号
糸満市議会委員会条例の一部を改正する条例について。本案は、議案第20号
糸満市部設置条例の一部を改正する条例についてが可決されたことにより、令和2年4月1日から糸満市行政組織機構が改正され、部の名称や分掌事務が変更されることに伴い、
糸満市議会委員会条例の関連部分を一部改正するものであります。 改正の内容につきましては、
糸満市議会委員会条例第2条第2項第3号中、経済建設委員会の所管事項のうち、「経済観光部」を「経済部」に改めるものであります。条例改正により、経済建設委員会の所管事項中、「観光に関すること」が総務委員会へ移管されることになります。 なお、本条例の施行日及び経過措置につきましては、附則に規定されているとおりであります。 以上、改正点を申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(大田守君) お諮りいたします。 本案については、
議会運営委員会の答申のとおり、質疑、委員会の付託及び討論を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって本案については、
議会運営委員会の答申のとおり、質疑、委員会の付託及び討論を省略することに決しました。 これより採決を行います。
議員提出議案第2号
糸満市議会委員会条例の一部を改正する条例について、本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(大田守君) 起立全員であります。 よって本案は、原案のとおり可決されました。 ――
――――――――――――――――――――――――――――
○議長(大田守君) 本土と沖縄の医療格差の是正を求める意見書の採択を求める陳情書を議題といたします。 本件については、その審査を民生委員会に付託してありましたが、同委員会では本件を採択し、
議員提出議案第3号「本土と沖縄の医療格差の是正を求める意見書」を提出してありますので、本案を含めて委員長の報告並びに説明を求めます。
◆2番(金城悟君) お疲れさまです。本土と沖縄の医療格差の是正を求める意見書の採択を求める陳情書の委員長報告を行います。 本件は、心臓移植の患者と家族を支える会芭蕉の会から提出されたものであります。 本委員会では、3月18日に陳情願者を参考人として願意を伺いました。本件の主な内容としましては、心臓移植を受ける沖縄県民の患者と付添人の本土での宿泊費の予算確保と支援制度の創設を求める意見書を県へ提出するよう要請するものであります。 審査の結果、本件を全会一致で採択し、
議員提出議案第3号 本土と沖縄の医療格差の是正を求める意見書を関係機関へ送付すべきものと決しております。 それでは意見書を読み上げて、本案の提案理由の説明といたします。 本土と沖縄の医療格差の是正を求める意見書 心臓移植は指定病院のある本土での入院・療養を必要とし、患者や家族の生活を大きく圧迫し深刻です。 沖縄でも生活習慣病の増加の中で心臓血管医療技術の進化と移植法の改正等に伴い、移植手術の成功実績は増加しています。 ドナーからレシピエントに引き継がれた命を大切に安心して暮らせる社会をつくるために、今こそ制度的な公的支援制度の創設と保障の実現が必要です。 よって、糸満市議会は下記のことを強く要請する。 記1 心臓移植を受ける沖縄県民の患者と付添人の本土での宿泊費の予算確保と支援制度の創設を求めます。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和2年3月24日 糸 満 市 議 会
○議長(大田守君) 委員長報告及び本案に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告及び本案に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告及び本案に対する質疑を終了いたします。 委員長報告及び本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 委員長報告及び本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告及び本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 本土と沖縄の医療格差の是正を求める意見書の採択を求める陳情書、本件についてはこれを採択し、
議員提出議案第3号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(大田守君) 起立全員であります。 よって本件についてはこれを採択し、
議員提出議案第3号については、原案のとおり可決されました。 ――
――――――――――――――――――――――――――――
○議長(大田守君)
糸満南こども園「
公私連携型認定こども園への移行」についての陳情書を議題といたします。 本件については、その審査を民生委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。
◆2番(金城悟君)
糸満南こども園「
公私連携型認定こども園への移行」についての陳情書の委員長報告を行います。 本件は、
糸満南こども園保護者会から提出されたものであります。 本委員会では、3月18日に陳情願者を参考人として願意を伺いました。本件の主な内容につきましては、
糸満南こども園の
公私連携型認定こども園の移行を令和5年4月に移行することを求める要請であります。 その後、本件の内容につきまして、市当局に対して質疑を行いました。市当局より、保護者の方々との話し合いを重ねた結果、公募については1年延長もあり得るが、話し合いを最優先にすることが基本であるとの答弁がありました。 審査の結果、願意妥当との意見を付し、全会一致で採択すべきものと決しました。
○議長(大田守君) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。 委員長報告に対する討論を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。
糸満南こども園「
公私連携型認定こども園への移行」についての陳情書、本件に対する委員長報告は採択であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(大田守君) 起立全員であります。 よって本件については、委員長報告のとおり決しました。 ――
――――――――――――――――――――――――――――
○議長(大田守君) 公立こども園(6園)の存続について(陳情)を議題といたします。 本件については、その審査を民生委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。
◆2番(金城悟君) 公立こども園(6園)の存続について(陳情)の委員長報告を行います。 本件は、公立こども園を応援する会から提出されたものであります。 本委員会では、3月18日に陳情願者を参考人として願意を伺いました。本件の主な内容につきましては、公立こども園6園を公立こども園として存続させることと、市民の声を丁寧に受けとめ子育て政策に反映してほしいという要請であります。 その後、本件の内容につきまして、市当局に対して質疑を行いました。市当局より、今後、保育士の確保が極めて厳しい中で子供たちのために保育の質を維持、向上させていくためにこども園の再編はどうしても必要であるとの答弁がありました。 審査の結果、願意妥当との意見を付し、全会一致で採択すべきものと決しました。
○議長(大田守君) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。 委員長報告に対する討論を許します。
◆5番(菊地君子さん) この陳情について、公立こども園を応援する会から出された公立こども園(6園)の存続についてということでの要請であります。まさに私は、公立こども園というのは今6カ所ありますけれども、これを公私民営化にするんじゃなくて、そのまま公立こども園として存続をさせていただきたいというのが、まずあります。今回の認定こども園というのは、本土のほうでは、沖縄県外ではもともとあったのがそれなんです。沖縄は戦後の米軍の政権下において保育園がない、幼稚園もないということで部落幼稚園から始めていったという経緯があって、部落幼稚園から次は小学校の幼稚園になった歴史があります。でも内地のほうでは、もう随分前から年長組さん、年少組さんというふうに3歳、4歳、5歳とやっていたんですね。沖縄の5歳児教育、幼稚園教育というのは米軍統制下のもとでの長い経験があるわけです。それで5歳児教育については、5歳児教育のその長い期間培った経験もあるわけです、豊かな。それで今回の法人がどうとか、法人はだめ、公立がいいとかそういうものではないんです。公立は公立として残して、法人は今まで5歳児教育というのをやったことがないんですね。お互い情報交換をしながら今後は法人も、公立も、質の向上を目指していくというのが私は一番ベターな方向だと思います。6園とも公立で残して、本当にこの5歳児の教育保育を、法人も、公立も一体となって役割を担っていくべきだということを言いたいと思います。 それからもう一つ、質の向上と言いつつも、保育士がなかなか採用できないとかということを理由に言っていましたけれども、正規雇用で採用するとなれば、豊見城市も今度何名か入ったようですけれども、糸満市からも結局は豊見城市の正規雇用に行くとか、ほかの市町村の正規雇用のほうに進むということが今行われているわけです。糸満市においても正規雇用で採用するとなれば、私は保育士もしっかりと確保できるのではないかと。ここ三、四年間において正規雇用の保育士を採用してこなかったという当局の責任も大きいと思います。ベテランの保育士を育てるためにも正規雇用で採用して、お互いが切磋琢磨するべきだということを述べて討論としたいと思います。
○議長(大田守君) お諮りいたします。 委員長報告に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 公立こども園(6園)の存続について(陳情)、本件に対する委員長報告は採択であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(大田守君) 起立全員であります。 よって本件については、委員長報告のとおり決しました。 ――
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○議長(大田守君)
糸満市立糸満南こども園と西崎こども園の存続について(要請)を議題といたします。 本件については、その審査を民生委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。
◆2番(金城悟君)
糸満市立糸満南こども園と西崎こども園の存続について(要請)の委員長報告を行います。 本件は、小規模保育事業所質の向上推進会から提出されたものであります。 本委員会では、3月18日に陳情願者を参考人として願意を伺いました。本件の主な内容につきましては、連携施設として必要な地域である西崎こども園、
糸満南こども園を公立こども園として存続させてほしい。また公設民営化が決定された場合には、受託した施設に連携施設としての役割を確実に行うことを条件として明記してほしいという要請であります。 その後、本件の内容につきまして、市当局に対して質疑を行いました。市当局より、入所調整は在園児が最優先であり、次に調整するのは連携園である。これは公私関係なく、市で決めているとの答弁がありました。 審査の結果、願意妥当との意見を付し、全会一致で採択すべきものと決しました。
○議長(大田守君) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。 委員長報告に対する討論を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。
糸満市立糸満南こども園と西崎こども園の存続について(要請)、本件に対する委員長報告は採択であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(大田守君) 起立全員であります。 よって本件については、委員長報告のとおり決しました。 ――
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○議長(大田守君) 沖縄県における通院の
こども医療費助成制度の早期拡充を求める陳情書を議題といたします。 本件については、その審査を民生委員会に付託してありましたが、同委員会では本件を採択し、
議員提出議案第4号「沖縄県における通院の
こども医療費助成制度の早期拡充を求める意見書及び決議」、
議員提出議案第5号「
こども医療費助成制度の改善を求める意見書」を提出してありますので、両議案を含めて委員長の報告並びに説明を求めます。
◆2番(金城悟君) 沖縄県における通院の
こども医療費助成制度の早期拡充を求める陳情書の委員長報告を行います。 本件は、沖縄県社会保障推進協議会から提出されたものであります。 本委員会では、3月18日に陳情願者を参考人として願意を伺いました。本件の主な内容につきましては、子供の医療費助成制度における本土との格差をなくし、県の制度として2021年度までに、中学校卒業まで医療費無料制度の拡大拡充を実現するよう沖縄県へ要請するものであります。また、子供の医療費助成制度を現物給付にした市町村の国保への国庫補助の削減を全て廃止することと、国の制度として中学校卒業まで国の医療費無料制度の早期実現を求めるよう関係機関へ要請するものであります。 審査の結果、本件を全会一致で採択し、
議員提出議案第4号 沖縄県における通院の
こども医療費助成制度の早期拡充を求める意見書及び決議、
議員提出議案第5号
こども医療費助成制度の改善を求める意見書を関係機関へ送付すべきものと決しております。 それでは意見書を読み上げて、本案の提案理由の説明といたします。 沖縄県における通院の
こども医療費助成制度の早期拡充を求める意見書 沖縄県による平成30年度の小中学生調査によれば、子供の貧困率25.0%とやや改善されたとはいえ、全国平均の倍近い数字です。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午後3時11分) (再開宣告午後3時12分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◆2番(金城悟君) 済みません、ちょっと前後しました。申しわけないです。
△
議員提出議案第4号 沖縄県における通院の
こども医療費助成制度の早期拡充を求める意見書及び決議の提出について。地方自治法第99条の規定により、沖縄県知事に対して、別紙のとおり意見書を提出し、沖縄県議会議長に対しては、別紙決議を提出する。 沖縄県における通院の
こども医療費助成制度の早期拡充を求める意見書 沖縄県による平成30年度の小中学生調査によれば、子供の貧困率25.0%とやや改善されたとはいえ、全国平均の倍近い数字です。「1年間に子供を医療機関に受診させられなかった割合」は、小学校5年生の保護者で大阪の5.8倍に上るなど、経済的理由で大きなリスクを抱えざるを得ない沖縄の子供たちの実情を示しています。 子供は病気にかかりやすく、抵抗力が弱いため重症化することも多く、病気の早期発見・早期治療を支える環境をつくることが非常に大切です。子供の医療費の心配をなくすことは、大きな子育て支援にもなります。
こども医療費助成制度などをより充実させ、経済的理由による受診抑制をなくすことが、今、緊急に求められています。 自治体による
こども医療費助成制度は、この10年間で大きく広がりました。2018年4月1日現在、政府厚労省調べで、中学校卒業以上の年齢まで医療費助成をしている県外の自治体は、「通院外来」で90%に達しています。「就学前」までの助成制度は、県外では64自治体(3.8%)にすぎません。 しかし、沖縄県内におけるこども医療費助成は「通院外来」で「中学校卒業まで」63%しかなく、「就学前」の自治体も13自治体(31.7%)(2019年4月1日現在)も残され、本土と比べて大きな格差があります。 こういった実態も踏まえ沖縄県では、2018年10月から、就学前まで「一部負担なし」で「現物給付」による完全無料化が実現しました。「さらに中学校卒業を目指す」としています。大いに歓迎し、2018年の県議会決議のとおり「早期の実現」を求めるものです。 子供の医療費助成制度における本土との格差を一日も早くなくし、全ての沖縄の子供たちの笑顔のために、県の制度として、2021年度までに中学校卒業まで、医療費無料制度の拡大拡充を実現してください。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。 令和2年3月24日 糸 満 市 議 会
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午後3時16分) (再開宣告午後3時17分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◆2番(金城悟君)
議員提出議案第5号
こども医療費助成制度の改善を求める意見書の提出について。地方自治法第99条の規定により衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、厚生労働大臣に対して、別紙のとおり意見書を提出する。令和2年3月24日。 意見書を読み上げます。
こども医療費助成制度の改善を求める意見書 沖縄県による平成30年度の小中学生調査によれば、子供の貧困率25.0%とやや改善されたとはいえ、全国平均の倍近い数字です。「1年間に子供を医療機関に受診させられなかった割合」は、小学校5年生の保護者で大阪の5.8倍に上るなど、経済的理由で大きなリスクを抱えざるを得ない沖縄の子供たちの実情を示しています。 子供は病気にかかりやすく、抵抗力が弱いため重症化することも多く、病気の早期発見・早期治療を支える環境をつくることが非常に大切です。子供の医療費の心配をなくすことは、大きな子育て支援にもなります。
こども医療費助成制度などをより充実させ、経済的理由による受診抑制をなくすことが、今、緊急に求められています。 自治体による
こども医療費助成制度は、この10年間で大きく広がりました。2018年4月1日現在、政府厚労省調べで、中学校卒業以上の年齢まで医療費助成をしている県外の自治体は、「通院外来」で90%に達しています。「就学前」までの助成制度は、県外では64自治体(3.8%)にすぎません。 しかし、沖縄県内におけるこども医療費助成は「通院外来」で「中学校卒業まで」63%しかなく、「就学前」の自治体も13自治体(31.7%)(2019年4月1日現在)も残され、本土と比べて大きな格差があります。 全ての子供たちの笑顔のために、都道府県格差をなくし、子供の医療費助成制度の改善が進むように下記の事項について実現を求めます。記1.子供の医療費助成制度を現物給付にした市町村の国保への国庫補助の削減(ペナルティー)は、全て廃止にしてください。2.国の制度として中学校卒業まで国の医療費無料制度を早期に実現してください。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和2年3月24日 糸 満 市 議 会 以上であります。
○議長(大田守君) 委員長報告及び両議案に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告及び両議案に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告及び両議案に対する質疑を終了いたします。 委員長報告及び両議案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 委員長報告及び両議案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告及び両議案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 沖縄県における通院の
こども医療費助成制度の早期拡充を求める陳情書、本件についてはこれを採択し、
議員提出議案第4号及び
議員提出議案第5号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(大田守君) 起立全員であります。 よって本件についてはこれを採択し、
議員提出議案第4号及び
議員提出議案第5号については、原案のとおり可決されました。 ――
――――――――――――――――――――――――――――
○議長(大田守君) 「
介護保険利用料原則2割負担化、
ケアプラン有料化などの負担増計画の中止、介護従事者の処遇改善など、
介護保険制度の抜本改善を求める陳情書」を議題といたします。 本件については、その審査を民生委員会に付託してありましたが、同委員会では本件を採択し、
議員提出議案第6号「
介護保険利用料原則2割負担化や
ケアプラン有料化などの負担増計画の中止、介護従事者の処遇改善など、
介護保険制度の抜本改善を求める意見書」を提出してありますので、本案を含めて委員長の報告並びに説明を求めます。
◆2番(金城悟君)
議員提出議案第6号
介護保険利用料原則2割負担化や
ケアプラン有料化などの…。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午後3時21分) (再開宣告午後3時22分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◆2番(金城悟君) 申しわけないです。
介護保険利用料原則2割負担化、
ケアプラン有料化などの負担増計画の中止、介護従事者の処遇改善など、
介護保険制度の抜本改善を求める陳情書の委員長報告を行います。 本件は、沖縄県社会保障推進協議会から提出されたものであります。 本委員会では、令和元年9月18日に陳情願者を参考人として願意を伺いました。本件の主な内容につきましては、
介護保険利用料原則2割負担、ケアプランの有料化、要介護1、2の生活援助の総合事業への移行など、サービスの抑制や負担増につながる制度の見直しを行わないこと。全ての介護従事者の賃金を大幅に引き上げ、労働条件の抜本的改善を行うこと。介護保険料、利用料負担の軽減を図ること。必要なときに必要なサービスを受けられるよう、制度の改善を図ること。介護保険財政に対する国の負担割合を大幅に引き上げることを関係機関へ求めるよう要請するものであります。 審査の結果、本件を全会一致で採択し、
議員提出議案第6号
介護保険利用料原則2割負担化や
ケアプラン有料化などの負担増計画の中止、介護従事者の処遇改善など、
介護保険制度の抜本改善を求める意見書を関係機関へ送付すべきものと決しております。 それでは意見書を読み上げて、本案の提案理由の説明を行います。
△
議員提出議案第6号
介護保険利用料原則2割負担化や
ケアプラン有料化などの負担増計画の中止、介護従事者の処遇改善など、
介護保険制度の抜本改善を求める意見書の提出について。地方自治法第99条の規定により衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、厚生労働大臣に対して、別紙のとおり意見書を提出する。令和2年3月24日。
介護保険利用料原則2割負担化や
ケアプラン有料化などの負担増計画の中止、介護従事者の処遇改善など、
介護保険制度の抜本改善を求める意見書 現在、政府内で、
介護保険制度の「給付と負担」について見直しの検討が進められています。 その中には、介護保険利用料の原則2割への引き上げ、ケアマネジャーが作成するケアプランの有料化や要介護1、2の生活援助サービスを市町村が実施する総合事業へ移すなど、給付の削減・負担増を図る内容が盛り込まれています。 現状でも、沖縄県における介護保険利用者と家族の生活はぎりぎりであり、これ以上の負担増や利用制限は全国平均の7割しか所得がない県民の生活を困苦に追い込むものになります。 ケアプランが有料になれば、介護保険サービスを減らしたり、介護保険そのものを利用できなくなることになりかねません。生活援助の削減は、在宅での生活に困難をもたらし、家族の介護負担をふやすことに直結します。政府が掲げる「介護離職ゼロ」政策にも反するものです。沖縄医療生協等が行った「介護事業所アンケート2018」では約8割の居宅介護支援事業所が「
ケアプラン有料化」に反対と回答、その理由は1位「利用者負担の増大」2位「公正中立が保てなくなる」3位「利用抑制」でありました。 また、介護現場では人手不足が一層深刻化しています。介護福祉士の養成校では入学者の定員割れが続いています。必要な職員を確保できないため、施設を開設できなかったり、事業所の一部閉鎖や廃業などの事態が生じています。介護従事者の給与が全労働者平均給与よりも月9万円も低い実態は依然として改善されていません。サービスの削減・負担増の見直しでは高齢者の生活を守り、支えることはできません。これから高齢化が一層進展していく中、お金の心配をすることなく、必要な介護サービスを必要な時に利用できる制度への転換は全ての国民の願いです。同時に、介護を担う職員がみずからの専門性を発揮し、誇りをもって働き続けられる条件整備を一刻も早く実現させなければ、介護現場そのものが崩壊してしまいます。 介護保険創設の原点に立ち戻り、高齢者の尊厳と生きる権利を守ることを前提に以下のとおり、制度の抜本改善を求めるものです。 記1
介護保険利用料原則2割負担、ケアプランの有料化、要介護1、2の生活援助の総合事業への移行など、サービスの抑制や負担増につながる制度の見直しを行わないこと2 全ての介護従事者の賃金を大幅に引き上げ、労働条件の抜本的改善を行うこと3 介護保険料、利用料負担の軽減を図ること。必要な時に必要なサービスを受けられるよう、制度の改善を図ること4 介護保険財政に対する国の負担割合を大幅に引き上げること 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和2年3月24日 糸 満 市 議 会
○議長(大田守君) 委員長報告及び本案に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告及び本案に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告及び本案に対する質疑を終了いたします。 委員長報告及び本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 委員長報告及び本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告及び本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。
介護保険利用料原則2割負担化、
ケアプラン有料化などの負担増計画の中止、介護従事者の処遇改善など、
介護保険制度の抜本改善を求める陳情書、本件についてはこれを採択し、
議員提出議案第6号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(大田守君) 起立全員であります。 よって本件についてはこれを採択し、
議員提出議案第6号については、原案のとおり可決されました。 ――
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○議長(大田守君) 「辺野古新基地建設の即時中止と、普天間基地の沖縄県外・国外移転について、国民的議論により、民主主義及び憲法に基づき公正に解決するべきとする意見書の採択を求める陳情 (「新しい提案」
実行委員会提出)」、「公契約条例の制定を求める陳情」、「辺野古新基地建設の即時中止と、普天間基地の沖縄県外・国外移転について、国民的議論により、民主主義及び憲法に基づき公正に解決するべきとする意見書の採択を求める陳情(
全国青年司法書士協議会提出)」、「
米軍普天間飛行場の辺野古移設を促進する意見書に関する陳情」、「全国知事会の「米軍基地負担に関する提言」の主旨に基づいて、地方自治の根幹を脅かす日米地位協定の見直しを国に求める意見書を提出する事を求める陳情書」、「闘鶏を禁止する条例の制定について(要請)」、公営住宅の入居に保証人を不要とする条例改正等を求める陳情書、以上7件を一括して議題といたします。 7件については、総務委員長、民生委員長及び経済建設委員長から閉会中の継続審査の申出書が提出されております。 お諮りいたします。 7件については、総務委員長、民生委員長及び経済建設委員長からの申し出のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって7件については、そのように決しました。 ――
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○議長(大田守君) 総務委員長、民生委員長、経済建設委員長及び議会運営委員長から閉会中の継続審査(調査)の申し出が提出されております。 お諮りいたします。 本件については、各委員長からの申し出のとおり閉会中の継続審査(調査)に付することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって本件については、各委員長からの申し出のとおり閉会中の継続審査(調査)に付することに決しました。 ――
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○議長(大田守君) お諮りいたします。 今期定例会において議決されました議案、意見書等について、その条項、字句、数字等、その他整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大田守君) 御異議なしと認めます。 よって条項、字句、数字等、その他整理を要するものにつきましては、議長に委任することに決しました。 ――
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○議長(大田守君) 以上をもちまして令和2年第1回糸満市議会定例会を閉会いたします。 (閉会宣告午後3時33分) 上記のとおり会議の次第を記録し、これを証するため署名する。 糸 満 市 議 会 議 長 大 田 守 3 番 上 原 勝 4 番 浦 崎 暁...