糸満市議会 2019-12-12
12月12日-03号
令和元年第6回
糸満市議会定例会会議録令和元年12月12日出席議員 21人1番 玉 城 哲 郎 君 2番 金 城 悟 君3番 上 原 勝 君 4番 浦 崎 暁 君5番 菊 地 君 子 さん 6番 伊 敷 郁 子 さん7番 国 吉 武 光 君 8番 金 城 敏 君9番 新 垣 勇 太 君 10番 金 城 一 文 君11番 玉 城 安 男 君 12番 玉 村 清 君13番 金 城 寛 君 14番 當 銘 真 栄 君15番 大 城 明 弘 君 16番 西 平 賀 雄 君17番 金 城 敦 君 18番 徳 元 敏 之 君19番 金 城 幸 盛 君 20番 新 垣 安 彦 君21番 大 田 守 君欠席議員 なし
地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は次のとおりである。 市長 上 原 昭 君 副市長 金 城 靖 君 教育長 安谷屋 幸 勇 君 総務部長 上 原 仁 君
企画開発部長 徳 元 弘 明 君
市民健康部長 福 元 信 美 さん 福祉部長 山 城 安 子 さん
経済観光部長 大 城 拡 君
建設部長 徳 里 仁 君
水道部長 伊 敷 勝 君 消防長 福 元 毅 君
教育委員会 阿波根 庸 伸 君 総務部長
教育委員会 大 城 直 之 君 指導部長本日の議事日程 日程第1
一般質問 ――
―――――――――――――――――――――――――――― (開議宣告午前10時00分)
○議長(大田守君) これより本日の会議を開きます。 ――――――――――――――――――――――――――――――
○議長(大田守君) 「
一般質問」を行います。
質問通告書により、順次質問を許します。
◆13番(金城寛君) おはようございます。本日、朝一番からの
一般質問、傍聴者の方々にも出席していただきまして、金城寛ますます燃えてきております。ありがとうございます。
一般質問通告書に従い、
一般質問を行います。市当局の誠意ある答弁をよろしくお願いいたします。 件名1、
道路行政について。議員初当選直後の議会から
県道那覇糸満線潮平入り口等の冠水問題について取り上げてきましたが、本格的な
対策工事が本年度から始まるということで、今回から小項目の名称を変えました。小項目1、
県道那覇糸満線潮平入り口等白川1
号幹線整備雨水対策工事(令和元年度事業)について伺います。本件の問題については、議員当選直後の12月定例会で最初に取り上げ、8回の定例会で
一般質問をしましたが、問題の解決に向けて市当局の認識、取り組み、その
進捗状況等を確認しています。長年の懸案であった冠水問題の解決に向けて、いよいよ本格的な
対策工事が本年度から始まるということで、地元・地域も大変喜んでいます。市当局の迅速な対応・職員の頑張りに感謝申し上げます。ありがとうございます。当該道路は、日々の生活、通勤通学、産業活動、重要な道路であり、その工事には、大変関心があります。効率よい工事、
総合仮設計画、
安全対策等について伺います。ア、
工事内容及び
工事工程計画について。イ、工事規模及び範囲等について。ウ、
工事工期について。エ、
工事総合仮設計画について。オ、
工事安全対策等について。 小項目2、
市道浜川線始点側(兼城交差点側)の冠水問題について。ア、冠水問題の解決に向けての
進捗状況について伺います。 次に件名2、
環状交差点(
ラウンドアバウト)について。本市糸満市で11月21日に開催した第7回
ラウンドアバウトサミットinいとまんでの講演会、交流会に私も出席、参加をいたしました。壇上及び交流会でのお話の中でもありましたが大成功でした。
ラウンドアバウト普及促進協議会関係者並びに
実行委員会の糸満市
建設部職員の皆様お疲れさまでした。大会の中では基調講演では警察庁や
国土交通省の職員が導入事例をもとに、利点、周知、必要性等、また
琉球大学神谷准教授は信号機がないことによるバスの定時運行、災害時の停電の影響を受けにくいなどのお話がありました。開催地、
上原昭糸満市長(
実行委員会委員長)は
糸満ロータリーを含め、現在のところ3カ所で整備計画があるなどの説明があり、
ラウンドアバウトのまちとして全国に発信したいと話されていました。糸満市におけるこれまでの経緯と、今後に向けてのことについてお話をいたしますが、今から4年ごろ前になりますが、まだ
ラウンドアバウトが余り普及されていない状況ではありましたが、今回の糸満市の事例発表でもありましたが、与那堀線の交差点の協議の段階ではありましたが、従来型の交差点で右折だまりの設置を検討され、特に照屋側から来たときの右折だまりをとった場合には莫大な
物件補償費用や
交差点西側付近の
区画整理事業が既に仮換地で建物等が立っていますので、大きな支障が出てくるなどの問題があり、その問題の全てを解決するのがこの
ラウンドアバウトでありまして、
ラウンドアバウトの導入ができないか、
関係機関と調整、検討、協議をしていましたが、なかなか前に進まない状況がありました。平成27年11月12日、第3回
ラウンドアバウトサミットin須坂(長野県)で
糸満ロータリーの
ラウンドアバウト社会実験、
関係機関と連携した協議会を発足して進めてきた事例を糸満市から発表し、その後の交流会で警察庁、
国土交通省の幹部や関係者とお話をする中で、糸満市は当時、そのほかに2カ所で導入の計画がありますのでよろしくお願いをしながら、糸満市をアピールしてきました。その後の
交差点協議など
関係機関との調整がスムーズにいったという経緯がございます。そこで糸満市から要請している
県道糸満与那原線と国道331
号糸満道路高架下交差点への
ラウンドアバウト導入に向けて、今回の開催を機に絶好のチャンス、よい機会だと思います。またサミットや
糸満ロータリーの
ラウンドアバウトが地域や
まちづくりに寄与することを全国にも発信した機会に、
糸満ロータリーと市場周辺をつなぐ
シンボルロード及び市場周辺再整備に向けての市の考え方についても伺います。小項目1、
ラウンドアバウトサミットinいとまんについて。ア、出席・参加人数について。イ、その目的及び効果等について。ウ、
糸満ロータリーラウンドアバウト現場視察での反応等について。エ、
糸満ロータリーを含む今後の展開について伺います。 小項目2、
県道糸満与那原線と国道331
号糸満道路高架下交差点への
ラウンドアバウト導入について。ア、
進捗状況について。イ、市から積極的な導入に向けて、国・県・市で勉強会の
立ち上げ等を要望する考えはないですか、伺います。 件名3、安全・
安心防災行政について。小項目1、
市道白川線擁壁修繕工事について伺います。本件に関する質問は、最初に平成30年第5回9月定例会で通学路の安全点検・調査について行い、市当局においては調査等を実施する旨の答弁がありました。その後、平成31年第3回3月定例会において、工事は9月ごろに完了予定であるとの答弁でありました。本道路は、通勤・通学路でもあり、
潮平小学校地震津波時の高台避難への経路としても計画されています。早急な
工事完了が望まれています。そこで伺います。ア、
工事着手等がおくれた理由について。イ、工事の内容、規模・範囲について。ウ、
工事完了予定について。エ、隣接土地からの
土砂等流出防止対策について伺います。 小項目2、
潮平小学校の
津波避難訓練について伺います。
東日本大震災を教訓に緊急事態に備えることが大事である。また、津波が川を駆け上がる様子が確認、各地で撮影され、動画でも報道されました。海が見えない場所にある山間の集落をものみ込み、多くの命を奪いました。まさか内陸まで、しかも速い時間に津波が来るなんて考えもしなかったと住民は話していました。ある本による津波のメカニズムですが、川は河口で海につながっているので津波が入りやすい。川を逆流する津波は摩擦抵抗が少ないので、陸地を進む津波より早い。
潮平小学校は
西崎埋立地の護岸から直線で約2.5キロメートル離れてはいますが、学校の校門前の道路下は水路である
ボックスカルバート排水路が埋設をされていて、河川、海に接続しています。また、その
ボックスカルバートは
小学校プールの
東側道路沿いではオープンになっているので、津波が発生したときには通常の時間よりも早く学校東側に津波が到達することが予想をされます。地震・
津波避難訓練で防災意識を高め、
避難訓練等の
検証等避難訓練でいざ緊急事態に備えることは大事であります。そこで伺います。10月25日金曜日に、
潮平小学校津波避難訓練を実施したとのことですが、今後のさらなる安全安心な避難の施設・経路等に生かしていくために伺います。ア、
避難場所及び
避難人数、その距離・高低差、
避難場所までの所要時間について。イ、
避難訓練の検証及び課題等について伺います。 次に件名4、土地利用について。小項目1、
シルバー人材センター事務所跡地について。ア、現在の状況について(前面道路含む)。イ、
跡地利用計画について伺います。 以上、壇上での質問は終わり、あとは答弁を聞いてから再質問などを行いますので、どうぞよろしくお願いをいたします。
◎市長(上原昭君) おはようございます。
金城寛議員の件名2、
環状交差点(
ラウンドアバウト)について。小項目1及び2について順にお答えいたします。 小項目1、ア、出席・参加人数は、1日目、講演会の出席者数303名、2日目、
現場視察の参加者数は83名です。 次にイ、目的及び効果等については、
ラウンドアバウト普及促進協議会会員の全国の19市町が結束し、
学識経験者等と
ラウンドアバウトの課題や効果の情報共有を図り、サミットが地域や
まちづくりへ寄与することを全国へ発信し、より一層の普及を目的に開催しております。よって今後の
ラウンドアバウトの普及促進につながるものと期待しております。 ウ、
現場視察での反応等について、これまでのサミットにおける
現場視察においては、工事中を視察した事例が少ない中、社会実験による運用から市民の協力もあり、供用しながら工事をスムーズに進めているところは大変参考になるとの声がありました。 エ、
糸満ロータリーを含む今後の展開は
糸満ロータリー周辺の景観形成を図るとともに、
糸満ロータリーと市場周辺をつなぐ
シンボルロード及び市場周辺再整備の
都市計画決定に向け取り組んでいるところであります。 続きまして、小項目2、アの
進捗状況について。
道路管理者である
南部国道事務所に確認したところ、
当該交差点の安全性を考慮した望ましい
交差点形状を検討する
勉強会立ち上げについて、
関係機関と調整していると伺っております。 最後にイ、国、県、市で
勉強会立ち上げ等の要望の考えについては、アでも述べたように、
南部国道事務所において現在
勉強会立ち上げを進めていることから、市も積極的に協力し、勉強会へ参加していく考えであります。 残りの質問については、教育長及び関係部長から答弁させます。
◎教育長(
安谷屋幸勇君) おはようございます。
金城寛議員御質問、件名3、安全・
安心防災行政について。小項目2、
潮平小学校の
津波避難訓練、ア及びイについてお答えいたします。 ア、
避難場所及び
避難人数、その距離、高低差、
避難場所までの所要時間について。まず
避難場所は、潮平集落内にあるマーチューグヮーと呼ばれる広場となっており、
避難訓練当日に参加した人数は、
潮平小学校の児童及び教職員、約730人。保護者及び一般住民の方が30人の計760人でありました。また小学校から
避難場所までの距離は約400メートル、高低差は約21メートル、所要時間は8分35秒を要しております。なお、当日は
潮平保育園の園児及び職員の参加もありました。 次にイ、
避難訓練の検証、課題については、
潮平小学校では
避難訓練実施後に学校職員によるアンケートを行い、幾つかの課題も上がっております。その中で避難経路に関する課題としては、一部避難通路が狭く避難者が詰まり、通り抜けに時間を要した箇所があったのと、
ブロック塀の強度などの問題が上がっております。
◎
水道部長(伊敷勝君) おはようございます。御質問、件名1、
道路行政について。小項目1、
県道那覇糸満線潮平入り口等白川1
号幹線整備雨水対策工事について。アからオまで順次お答えいたします。 ア及びイについて、関連しますのであわせてお答えいたします。
工事内容及び
工事工程について御質問の箇所は、以前から大雨時に何度か冠水をし、市民生活に支障を来しているところであります。そのため去る10月に
改善対策事業の工事契約の締結を行い、現在、
磁気探査事業に着手しているところであります。また本工事であります縦1.3メートル、横1.3メートル、延長にして90メートルの雨水函渠での整備は特殊工法であるため、準備に時間を要し、着工は今月の中旬以降の予定となっております。 次にウ、
工事工期について。当工事区間には水道管、下水道管及び
通信ケーブル等の公共物が埋設されております。そのため、その
埋設物移設工事を行ってから
雨水函渠工事を着手することになり、今年度の
工事工期は令和元年10月1日から令和2年3月27日を予定しております。 次にエ、
工事総合仮設計画について。白川1
号幹線整備工事現場は、住民の生活道路で交通量が多いところとなっております。そのため工事車両が通行に支障とならないよう近くの土地を借用し、駐車することにしております。また本工事の
残土置き場や
資材ヤードは砂ぼこりが飛散しても影響を受けないよう、民家から離れた場所を選定していきたいと考えております。 次にオ、
工事安全対策等について。無事故・無災害を目的とし、
労働安全衛生法とその他関連法規に基づき、実情に応じた
保安施設を設置していきます。さらに安全第一を最優先に本工事を進めるため、
交通誘導員を配置して歩行者の安全に努める考えであります。
◎
建設部長(徳里仁君) おはようございます。御質問、件名1、
道路行政について。小項目2、
市道浜川線始点側の冠水問題について。ア、冠水問題の解決に向けての
進捗状況についてお答えいたします。 現在、
市道浜川線始点側の集中豪雨時における
雨水排水問題解消に向け、
予備調査設計を進めており、今年度で終える見込みであります。事業実施につきましては、防災・
安全社会資本整備交付金を活用して、
実施設計及び
改良工事に取り組む予定であり、県と調整をしてまいります。 御質問、件名3、安全・
安心防災行政について。小項目1、
市道白川線擁壁修繕工事について。アからエまでについて順にお答えいたします。小項目1のア、
工事着手等がおくれた理由については、地権者より残地内へ住宅建設の計画があることから、
乗り入れ口を設けたいとの要望を受けました。そのため擁壁の一部設計変更に時間を要したことから、着手時期がおくれたものであります。 次にイ、工事の内容等につきましては、既存の劣化した
石積み擁壁の撤去を行い、新設の
ブロック積み擁壁が最大高さ3.85メートルで、延長が54.6メートルとなります。また擁壁設置に伴う車道舗装の撤去・復旧工事が75平米となります。 次にウ、工事の完了につきましては、令和2年1月末を予定しております。 最後にエ、隣接土地からの
土砂等流出防止対策については、本
工事隣接箇所が斜面に位置することから、土砂流出が極力出ないよう本工事内において配慮してまいります。
◎
企画開発部長(徳元弘明君) おはようございます。御質問、件名4、土地利用について。小項目1、
シルバー人材センター事務所跡地、ア及びイについてお答えいたします。 小項目1、ア、現在の状況については、当該地は沖縄県より平成22年4月から平成32年3月までの間、無償で借り受け、公園と道路を整備し活用しておりましたが、平成28年9月に、沖縄県より市町村が無償で借り受けしている県有財産については、
当該市町村への有償譲渡、または交換処分の旨の通知があり、協議を重ねた結果、公園用地については返還、道路部分については一部購入し、市道の変更を今議会に諮るとともに、返還に向けて
現状回復作業を進めております。 次にイ、
跡地利用計画については、無償で借り受けすることができないため、現在のところ計画は定めておりません。
◆13番(金城寛君) ありがとうございます。それでは質問席より、質問順に再質問を行います。 件名1の
道路行政について。小項目1、
県道那覇糸満線潮平入り口等白川1
号幹線整備雨水対策工事(令和元年度事業)について再質問を行います。工事の工程の内容について、概略の説明が今ありましたけれども、傍聴席それから素人が聞いてもわかるように、その項目ごとに
時系列ごとに詳細な説明をお願いいたします。
◎
水道部長(伊敷勝君) 再質問にお答えいたします。
工事工程として、まず最初に、工事に支障となる
道路埋設物の確認のための試験堀りの実施を行います。2番目に、水道管、
仮設工事の実施を行います。3番目に、磁気探査の実施を行います。4番目に、汚水管の移設工事及び新設管への切りかえの実施を行います。最後に、
雨水函渠工事の実施となりますが、あわせて
既設水道管の撤去と同時に実施する計画となっております。なお、工程会議は現場工程に問題が生じないよう、毎週火曜日に行う計画となって円滑な工事施工を目指しております。以上です。
◆13番(金城寛君) わかりやすい説明をありがとうございます。今回の工事、メーンとなる
ボックスカルバート工事、これについても先ほどの説明のように
作業工程順にわかりやすく説明、答弁をお願いします。
ボックスカルバートの部分。
◎
水道部長(伊敷勝君) 再質問にお答えします。
ボックスカルバート工事について。12月より
オープンシールド機械を設置する縦穴(発進立坑)を掘り、
オープンシールド機を設置します。そして、その前のほうを
バックホー(掘削機)で掘削しながら縦1.3メートル、横1.3メートルの
ボックスカルバートを設置します。次に
設置連結ボックスカルバートを背面に押しながら
オープンシールド機を前に移します。それを繰り返しながら整備する計画となっております。
◆13番(金城寛君) ありがとうございます。先ほどの答弁で、特殊な工法であるため準備に時間を要するというお話がありましたけれども、聞いている人もわかるように、これも説明をお願いいたします。
◎
水道部長(伊敷勝君) 再質問にお答えいたします。 本工事は特殊工事で、
工事現場で発進立坑を施して
オープンシールド機械を設置する工程となるため、本工事に時間を要することになります。また函渠工事、
ボックスカルバート工事ですが、使用する
ボックスカルバートは工場で生産する2次製品となっており、受注生産となることから、発注、生産、現場搬入までに時間を要することとなります。
◆13番(金城寛君) よくわかりました。
ボックスカルバートは2次製品で
契約受注生産ということで準備に時間がかかるということもよくわかりました。次の再質問に行きます。 日々の作業、工事で、掘削及び
ボックスカルバートを設置し、完了後、この道路はどういう状態なのか。1日の作業終了後は通行が可能なのか伺います。要は、毎日利用されている道路ですので、工事終了後は通行が可能なのか。これの方法についても伺います。
◎
水道部長(伊敷勝君) 再質問にお答えいたします。
ボックスカルバートの設置完了後、埋め戻しを行います。また
オープンシールド機は覆工板を設置して夜間及び工事中止時は通行できるよう開放していく予定となっております。
◆13番(金城寛君) 日々の工事が終了した後は、その上に鉄板を敷いて通行が可能になるということを聞いて安心をしました。ありがとうございます。最後の再質問です。
工事安全対策について、先ほど
保安施設を施した後に工事を進めるとのことでありましたけれども、この
保安施設についてもわかりやすく答弁をお願いいたします。
◎
水道部長(伊敷勝君) 再質問にお答えいたします。
保安施設とは、工事による交通の危険、渋滞等、付近住民や児童生徒に与える危険及び迷惑防止を図るための諸施設を言います。具体的には
工事掲示板、
工事説明看板、
予告表示板、
回り道表示板、安全柵、保安灯等を指します。なお、これらの
保安施設等を所定の位置に完備した後、工事に着手することになっており、安全第一に工事を進めていく所存であります。
◆13番(金城寛君) 安全第一に所期の目的物を工期内に完成していただきますよう、ひとつよろしくお願いいたします。次に行きます。 小項目2、
市道浜川線始点側(兼城交差点側)の冠水問題、本件の問題については、ことし6月定例会、9月定例会で取り上げ、迅速な市建設課の対応を高く評価いたします。先ほどの答弁で防災・
安全社会資本整備交付金を活用して取り組むとありましたが、今後、県と調整してまいりますとのことですが、具体的にはいつごろから
実施設計、
改良工事に着手なのか伺います。
◎
建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えいたします。 今現在行われている
予備調査業務が来年2月28日までの工期の予定で進めています。その後、次年度、県、国へ向けて、
新規事業採択に向けて調整をして、協議してまいりたいと思っています。
◆13番(金城寛君) ありがとうございます。この問題を私が最初に取り上げて6カ月で調査設計、それらをもとに県と今後調整、ヒアリングを進めていくということで、私もやっぱり…、次年度調整をしていくということでありますけれども、そうなると、工事に入るのは令和3年ぐらいが、早くてもという思いはしますけれども、昨今の気象変動、上流部での
宅地開発等で雨水量は今後、ますますふえていくものと思います。現場の状況は緊急性を要します。そこで、例えば、令和2年度の事業化に向けて取り組むというお話がありましたけれども、既に令和2年度市町村で実施されている事業等があると思いますけれども、よく落札残とかいろいろあって、そういったものが、各市町村の調査があると思いますけれども、もし前倒し等ができる可能性が県からあった場合は、補正してでも対応する決意のほどを少しお伺いしておきます。よろしくお願いいたします。
◎
建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えいたします。 次年度、令和3年に向けて
新規要望地区として要望していきます。今、議員がおっしゃるように、他市町村の予算残等、枠等がありましたら、緊急性を要する箇所については前倒しで新規要望ができる可能性があれば、県のほうと十分協議をしていきたいと考えております。
◆13番(金城寛君) 前向きな答弁をありがとうございます。予備設計で調査設計を進めているということでありましたけれども、今後、
実施設計で具体化してくると思いますが、この雨水冠水をどのような工法で整備して、どこに流していく計画なのか、今の段階でいいですから、範囲内で伺います。お答えを願います。
◎
建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えいたします。 今、現地は、県道256号線、
兼城交差点側から兼城方向に向かって、北側に100メートル程度、側溝が配置されていないような状況です。まずその側溝からの流入ができないような状況ですので、側溝の設置と、その側溝を設置した後はマックスバリュの裏側に兼城1号幹線がありますので、側溝から県道256号線の歩道部を配置して幹線側に流入するというふうな、現時点での考えではありますけれども、今後詳細に設計をしていく中で、再度細かく検討していきたいと考えております。
◆13番(金城寛君) 今後、
実施設計で具体化してくると思いますけれども、先ほどの答弁で兼城1号幹線の流末側、幹線1号があるということで大きな
幹線排水路に導くという答弁がありましたけれども、ひとつ頑張っていただきたいと思います。ありがとうございます。 それでは次、件名2、
環状交差点(
ラウンドアバウト)について。小項目1、エの
糸満ロータリーを含む今後の展開でありますけれども、先ほどの答弁では、
都市計画決定に向けて取り組んでいるという答弁などがありましたけれども、わかりました。この
糸満ロータリーの
ラウンドアバウト導入した背景には、この
糸満ロータリーを核に、今後の糸満市の発展、それからマチグヮーを含めた、活性化を含めて起爆剤にしようということで、最初にまず
糸満ロータリーの
ラウンドアバウトを導入した経緯がございますので、今後、これらを含めて市街地周辺の整備等に取り組んでいただきたいと思います。この件については、次回以降の議会で質問していきますので、ひとつよろしくお願いいたします。 次に小項目2の
県道糸満与那原線と国道331
号糸満道路高架下交差点への
ラウンドアバウト、イについてでありますけれども、先ほどの
ラウンドアバウトサミットinいとまんは、我が糸満市にとっては大変意義深く、効果があったと思います。既に先ほどの答弁で国、国道事務所においては勉強会を早速立ち上げるという答弁がございました。これは一歩も二歩も前進したと思います。ありがとうございます。今後の導入に向けては、やはり市を挙げて取り組むということで、いま一度、強い決意のほどを、これについてはトップである市長に伺います。よろしくお願いいたします。高架下の
ラウンドアバウト導入です。
◎市長(上原昭君) 高架下の
ラウンドアバウトについては、私自身も国交省に赴いて、担当部局のほうにお願いをしてきた経緯があります。そういうことを含め、
南部国道事務所のほうからの前向きな発言がありましたので、国、県、警察も含め、市も一緒になって積極的に取り組んでいきたいと思っております。
◆13番(金城寛君) 市長、答弁ありがとうございます。やはりこういった事業というのは、地元糸満市がどれだけやる気があるかにもかかってくると思います。全国にも発信、それから前例をつくるという強い思いで取り組んでいただくことを要望いたして、次の質問に行きます。 件名3、安全・
安心防災行政について。小項目1の市道白川線の擁壁修繕工事について伺います。工事の着手がおくれた理由については答弁を聞いてよくわかりました。地権者との交渉の中で要望を聞き、設計変更、対応しながら進めてきたとのことであり、ありがとうございます。やはりこれは地権者にとっても大事なことでありますので、そういうことを聞きながら進めてきたということでありますので、あとは工期内に本工事が立派に完成することを望みます。 次に小項目2の
潮平小学校の
津波避難訓練について、再質問を行います。
潮平小学校の東側、市道阿波根兼城線からいち早く潮平集落内へ行く経路ということで、階段を上って、4メートル近くの段差があって、
避難訓練をしたときに、地域のボランティアでやっている方、誘導員が階段も狭いことは狭い。上った後、小学校2年生と6年生がそこを通ったということですけれども、やはりよろけて非常に危なかったということでありまして、私も現場をすぐ見に行きまして、私もびっくりして、今までなぜこういう形、危険箇所が放置されているのかなということで、私も非常にびっくりして、これはすぐに対応しなければならないということで、通告書を出す前に里道の管理者である建設課にお話をして、とにかく現場を見るようにということで要望いたしましたら、3日後にこの転落防止の手すりが、設置が着手されまして、転落の部分の手すりですけれども、1.2メートルぐらいですけれども、2日で完成しておりました。スピーディーでパワフルな対応をありがとうございます。地元も喜んでおります。今回、私が
一般質問をした目的の一つでもあり、迅速な実施をしたことに高く評価し、感謝を申し上げます。ありがとうございます。 次に件名4、土地利用について。
シルバー人材センター事務所跡地について。先ほどの答弁では県有地で、県にあるので、今、糸満市としては計画がないということでありましたけれども、現在、沖縄水産高等学校カヌー部が隣接している報得川で練習をしていまして、多くの有望トップ選手が輩出されています。そのカヌーの置き場は、これは河川の緑地ですね。市の所有地だと思いますけれども、置いているような状況であります。跡地利用については、これら現在の状況を踏まえて、やっぱりあの辺は河川と親しめる公園、施設の整備が私は必要であると思います。糸満市内にある県有地でありますので、その跡地利用については、市民の要望をよく聞いて検討しながら判断し、県に要請するなど、強く要望をお願いしたいと。これについて当局の考えを伺います。
◎
企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 先ほども少し答弁しましたが、まず年度いっぱいで県には返すと。県に確認しますと、県の内部でも土地利用の計画がないかどうか。その辺をまず、県内部で検討すると。その辺の県の
跡地利用計画も確認した上で、先ほど議員がおっしゃるようなカヌーの艇庫ですか、その辺の要望については関係部署とも調整を図りながら今後やっていきたいと思っております。
◆13番(金城寛君) せっかくの糸満市にある県有地でありますので、しかも報得川という河川に隣接をしていますので、この辺のものを地域、
関係機関と連携を図りながら、ぜひ進めていっていただきたいと思います。 今回の
一般質問、通告書に出しているものを
一般質問前に既に完了している部分もありました。市の対応に本当に感謝申し上げます。ありがとうございます。 これをもちまして、本12月定例会の私金城寛の
一般質問を終了いたします。ありがとうございました。
◆2番(金城悟君) おはようございます。市民の皆さん、傍聴席の皆さん、インターネットをごらんになっている皆さん方、改めておはようございます。所見を述べてから
一般質問に入らせてもらいます。 さて、スポーツ健康都市のまち糸満市においては、去る12月8日に、第36回糸満市自治会対抗少年少女駅伝大会に20チームの自治会が参加し、優勝大里チーム、2位真栄里チーム、3位米須チームの順番でした。参加した選手、自治会役員、携わった関係者全ての皆さん大変お疲れさまでした。12月15日、来る日曜日には第4回沖縄100Kウルトラマラソン大会が控えております。100キロは与那原町をスタートし、糸満市においては50キロの折り返しと50キロのスタート地点となります。選手の皆さん、関係者の皆さん、頑張ってください。皆さんで応援しましょう。また来年3月15日には、第2回いとまん平和トリムマラソンの開催が決まり、大会の開催に向けて職員の皆さんを初め、多くのボランティア団体が各種運営部会の会議が開催され、諸準備が行われていると聞いています。大変御苦労さまであります。昨年は、第1回の大会でもあり、多くの課題や改善もあるかと思いますが、糸満市単独でも7,000名規模のマラソン大会が開催できるということは、大変すばらしいことだと思います。また第2回大会は、ジョガーからの要望に応えて10キロの種目を新設しました。昨年以上に盛り上げ、平和と福祉の高揚を図り、唯一の障がい者の人と健常者の人が走れる、お互いが楽しみ、理解し合える前身のなんぶトリムマラソンの趣旨でもあるノーマライゼーションを引き継いだいとまん平和トリムマラソンなんです。この大会運営を支えていただきます全ての皆様に、敬意と感謝を申し上げます。よろしくお願いしたいと思います。大会の申し込みもインターネットでは開始され、既に500名余りの方が申し込みされています。一般の窓口での受け付けは来年1月9日から2月7日までの期間に行われます。また12月号の広報紙の裏表紙にはもう既に周知活動が行われています。私たち議員も協力して糸満市の地域活性化のためにも頑張っていきましょう。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午前10時49分) (再開宣告午前10時49分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◆2番(金城悟君) 改めて申し上げます。件名1、手話言語条例について。小項目1、沖縄県手話言語条例について。ア、手話言語条例が施行されたのはいつか伺う。イ、手話言語条例の内容を伺う。 小項目2、県内に手話言語条例を制定している自治体を伺う。 小項目3、本市において手話言語条例を制定してはどうか伺う。 小項目4、本市の手話奉仕員養成講座について。ア、手話奉仕員養成講座を開設したのはいつからか伺う。私もこの手話奉仕員養成講座を受講していますが、そこでイ、今までに手話奉仕員養成講座を修了した方は何名ですか。ウ、手話奉仕員養成講座を修了した受講者の今後の活動を伺う。 件名2、高齢者福祉について。小項目1、糸満市老人クラブ連合会について。ア、目的を伺う。イ、事務局はどこに設置していますか。ウ、平成30年度及び令和元年度の会員数を伺う。 小項目2、50周年記念事業について。ア、事業の内容を伺う。 小項目2、第2期糸満市老人クラブ活性化計画「いきいきプラン」について。ア、いつ作成されたのか。イ、重点目標を伺う。 件名3、(仮称)糸満市文化・平和・観光振興センターについて。小項目1、
進捗状況を伺う。 小項目2、管理運営実施計画の収入額、支出額と合計額を伺う。 小項目3、ネーミングライツ制度について検討する必要があると思うが市の見解を伺う。 小項目4、運営について官民連携を検討する必要があると思うが市の見解を伺う。 件名4、
道路行政について。この道路は、地域の企業から危険との声を拾い、そこの現場へ行ってきました。現在、株式会社ホクガンが新社屋を建設している場所が通常の駐車場でしたが、D2号線沿いに新しく立体駐車場をつくったため、会社への移動にこの道路を利用しています。市役所の職員の皆さんが駐車場へと同じように歩いている光景を見ました。私も警察署へ出向き説明を求めました。そこで事故が起こってからでは遅いので、早目に行動してほしいです。そこで質問します。小項目1、D2号線から西崎31号線に向けての十字路交差点に信号機の設置が必要だと思うがどうか伺う。 小項目2、D2号線(片側2車線)から西崎31号線に向けての十字路に行く際、交差点の西側方向は、直進車線は片側1車線となっているが交差点手前には直進線が2車線(左折と併用)あり、また、路面に「止まれ」の標示がなく、交通事故の発生が懸念されるため、「止まれ」の標示や路面の車線等の標示を改善すべきだと思うがどうか伺う。 小項目3、D2号線から西崎31号線に向けての十字路交差点付近での交通事故件数を伺う。 以上で演壇での質問を終わり、再質問は質問席より行います。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午前10時54分) (再開宣告午前10時55分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◆2番(金城悟君) 先ほどの質問を訂正したいと思います。 小項目2、50周年記念事業についてですけれども、この事業…。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午前10時55分) (再開宣告午前10時56分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◆2番(金城悟君) 最初から訂正して読み上げます。 件名2、高齢者福祉について。小項目1、糸満市老人クラブ連合会について。ア、目的を伺う。イ、事務局はどこに設置していますか。ウ、平成30年度及び令和元年度の会員数を伺う。エ、50周年記念事業の内容を伺う。 これで演壇での質問を終わりまして、再質問は質問席より行います。
◎市長(上原昭君) 金城悟議員の件名3、(仮称)糸満市文化・平和・観光振興センターについて。小項目1から4について順にお答えいたします。 小項目1の
進捗状況については、磁気探査は既に完了し、今年6月28日の工事請負契約後、地盤改良や杭打ち工事等を行っており、11月末時点での出来高は約8.0%でございます。なお、令和2年度には展示物の製作、令和3年度には備品等の発注を行う予定であります。 小項目2、管理運営実施計画の収入額、支出額については、収入額が2,422万2,000円、支出額は1億987万8,000円を想定しており、支出から収入を差し引いた市の想定支出額は8,565万6,000円となります。 小項目3、ネーミングライツ制度についての市の見解については、県内外のスポーツ施設などを中心に、施設の安定した運営を確立し、市民サービスの向上に寄与する目的で、ネーミングライツが多く導入されていることから、本施設においても維持費軽減に向けてネーミングライツの取り組みを検討したいと考えております。 小項目4、官民連携の運営については、本市でも一部の施設において既に連携を図っておりますが、行政サービスにおけるコスト削減効果や質の向上につながることから、本施設においても市による一定期間の運営後、民間のノウハウを活用した指定管理者制度への移行等を検討しております。 残りの質問については、関係部長から答弁させます。
◎福祉部長(山城安子さん) おはようございます。御質問、件名1、手話言語条例について。小項目1から4までについて順にお答えします。 小項目1、沖縄県手話言語条例について。ア、施行されたのは、平成28年4月1日になっております。 次にイ、条例の内容については、手話に対する理解の促進、手話を使用しやすい環境づくり、これらの手話の普及に関し、基本理念を定め、県の責務及び県民の役割を明らかにするとともに、手話の普及に関する施策の基本となる事項を定めることにより、手話の普及に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図り、もってろう者とろう者以外の者が共生することのできる地域社会を実現することを目的とした内容になっております。 小項目2、県内の手話言語条例を制定している自治体については、浦添市、名護市、石垣市、南風原町の4自治体となっております。 小項目3、本市において手話言語条例を制定してはどうかについては、現在、市においては、糸満市意思疎通支援事業実施要綱に基づき、手話通訳者を嘱託職員として社会福祉課の窓口に配置し、手話通訳者の派遣や障害者総合支援法に基づく手話奉仕員養成講座を開設しております。条例の制定については、他市町村の状況を調査し、研究してまいりたいと考えております。 小項目4、手話奉仕員養成講座について。ア、開設したのは平成25年度になっております。 次にイ、今までに講座を修了した方は36名となっております。 次にウ、講座を修了した受講者の今後の活動については、糸満市の手話奉仕員に登録していただき、学習会への参加や市主催の行事への協力などの活動をしていただくことになります。 御質問、件名2、高齢者福祉について。小項目1及び2について順にお答えします。小項目1、老人クラブ連合会について。ア、目的は糸満市内各地域の老人クラブの指導育成及び連絡調整を図るとともに、広く老人福祉事業の推進に寄与するための組織です。 次にイ、事務局は糸満市社会福祉協議会に置いています。 次にウ、会員数は平成30年度が837名、令和元年度が719名であります。 次にエ、糸満市老人クラブ連合会創立50周年記念事業の内容は、記念式典・祝賀会及び記念誌の発行、記念事業として作品展示会等があります。 小項目2、第2期糸満市老人クラブ活性化計画いきいきプランについて。ア、作成された時期につきましては、平成30年4月でございます。 イ、重点目標は、①老人クラブへの加入と組織強化の推進、②若手会員の加入促進とリーダーの育成、③生きがいと健康づくりの推進、④事務局基盤の整備として、専任事務局職員の配置、⑤その他として創立50周年記念事業の実施等が計画されています。
◎
市民健康部長(福元信美さん) おはようございます。御質問、件名4、
道路行政について。小項目1から3について順にお答えします。 小項目1、市道D2号線から市道西崎31号線に向けての十字路交差点への信号機設置については、今後、糸満警察署と協議し、設置要請について検討したいと思います。 小項目2の交差点付近の路面標示についても、糸満警察署等と協議し、交通事故防止のための改善策を講じていきたいと思います。 小項目3の同交差点付近での交通事故件数は、2018年1月から12月までが1件、2019年1月から現在までは2件、いずれも軽傷事故であったという報告を受けております。
◆2番(金城悟君) 答弁ありがとうございました。 件名1、手話言語条例についてから再質問します。沖縄県は、沖縄県聴覚障害者協会と協力して手話推進の日を設けていますが、いつですか。またその取り組みについてお伺いします。
◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えいたします。 県のほうでは、毎月第3水曜日に手話推進の日を設けております。これは県民の皆様に手話がより身近なものとなるように、簡単な手話の表現を紹介しているものです。
◆2番(金城悟君) そうですね、部長、私も手話奉仕員養成講座を受講していますけれども、私は受講する前にこのホームページを見てから、検索してからここでちょっと手話の勉強をしているんです。そうすることで、さらにパワーアップするんです。要は受講する前に沖縄県のホームページを見るとすごくいいんです。私が、こういう感じで検索したんですけれども、「カフェ」とか、4月になると「入学式」、そういったものがこのホームページにあらわれているんです。それを手話奉仕員の方が公開しているわけです。この広報活動を、私としてはその取り組み、リンクして糸満市の広報活動に利活用できないか伺いたいと思います。
◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 手話に興味のある方がその画面を見て興味のあるところにリンクして見られるというのはとてもいいことだと思いますので、市のホームページからも県のほうにリンクできるような形を検討してまいります。
◆2番(金城悟君) リンクすることで、糸満市の広報からすぐ見られるということです。私たち、先ほど手話奉仕員養成講座は36名でしたか、今まで受講しているんですけれども、今現在やっている方が20名います。この20名の方が手話、糸満市のホームページでこれを検索してやることで、再度勉強になるんです。そういう形でこれはぜひやってほしい。条例については、先ほど浦添市、名護市、石垣市、南風原町、その4市町がやっているということで、他市の状況を調査して、研究していくという答弁ですが、沖縄県の手話言語条例の第3条を聞かせていただけますか。
◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 沖縄県の手話言語条例の第3条ですけれども、県の責務として、1項、県は、手話の普及に関する施策の推進に努める。2項は、県は、市町村と連携し、手話を学ぶ機会の提供、手話の普及に関する施策の推進に努める。3項、学校教育における手話の普及のための取り組みへの支援に努めるとなっております。
◆2番(金城悟君) 福祉部長、そういうことですよね。私としては、県内の自治体は先ほど答弁がありましたように、4市町ですよね。これは研究していくとの答弁ですので、今後、可能な限り勉強して、研究してよろしくお願いします。先ほどの広報活動とリンクするということで、簡単に言うと、沖縄県と糸満市のホームページをただリンクするだけですから、ぜひとも来年の1月からでもいいですけれども、早急にできるような答弁をもらいたいです。よろしくお願いします。
◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 リンクをすることは調整可能ではあると思いますので、早急に対応するようにしていきます。
◆2番(金城悟君) すぐやるということを聞きたかったんです。まあ、いいです。福祉部長、件名2もまた引き続きよろしくお願いします。 高齢者福祉についてですけれども、老人クラブ、目的とか事務局、令和元年の会員数。会員数がどんどん減ってきています。私としては、ちょっとこれが危惧してならないんですけれども、老人クラブ連合会は糸満市各地の老人クラブの指導及び…、先ほど部長がおっしゃっていたとおり、事務局は糸満市社会福祉協議会に設置されているということ。会員数が先ほど837名、719名と少しずつ下降しているわけです。この原因はどこにあるか、それを教えていただけませんか。
◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 いろいろな原因があると思いますけれども、会員の方の年齢が高齢化してくると活動ができなくなって脱退する方も出てきますし、それから今、問題になっているのはやはり、新規の、若い方の会員が、入会者が少ないということでふえない原因となっております。
◆2番(金城悟君) 先ほど記念式典・祝賀会のことも触れたんですけれども、再質問で、式典と祝賀会の会場、開催日はいつですか。伺います。
◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 現在、調整している日程ですけれども、令和2年の5月29日で一応調整を行っているところです。場所としては、社会福祉センターの大ホールということです。
◆2番(金城悟君) そうですね、日程も大体決まっているということですから、あとはまた決まった時点での周知活動をお願いしたいと思います。第2期糸満市老人クラブ活性化計画は、平成30年4月に策定されたとの答弁ですが、いきいきプランですね、それについて計画はいつまでですか、伺います。
◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 いきいきプランの第2期は令和2年度までの計画になります。
◆2番(金城悟君) 事務局は先ほど糸満市社会福祉協議会と答弁していますが、老人クラブ連合会の専任職員はいますか。伺います。
◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 現在、専任職員はおりません。兼務として社会福祉協議会の総務課に所属する職員が行っております。
◆2番(金城悟君) 先ほど重点目標の答弁がありましたけれども、この①から⑤、老人クラブへの加入、若手の加入促進とリーダーの育成、生きがいと健康づくりの推進、事務局基盤の整備として、専任事務局職員の配置という形でうたわれているわけです。⑤にはまた、今後、先ほど言った令和2年の5月29日に記念式典とかが行われます。それも老人クラブ連合会の行事として取り扱っているわけです。この行事をするということは…、結局、専任がいない。それで総務課が兼務している。ということは、どっちもどっちになるんです。要するに専任職員の配置の、財政的支援はどうかと思いまして伺います。
◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 現在、老人クラブのほうは社会福祉協議会のほうの事業で、地域福祉事業というところで運営を、協力依頼をしているところです。老人クラブ連合会のほうの補助金の予算に専任職員の予算を増額するということは厳しい状況ですので、社会福祉協議会と協力をしながらやっていただきたいと思っております。
◆2番(金城悟君) ぜひとも、私としては専任職員を置いて、1人の方が老人クラブ連合会の組織をまとめるということで、その点は本当にいいんですけれども、最後ですけれども、部長、老人クラブ連合会の予算、先ほど予算をつけるのは厳しいと言っていますけれども、市長も加盟されている糸満中学校40歳以上OB野球大会の事務局にでも、要は糸満中学校OB野球大会も40歳以上がいらっしゃるわけです。多数いらっしゃる。私もその1人ですけれども、その60歳以上の方に、要は加盟する、私も一緒に努力してまいりたいんですけれども、専任の方がいることで、確実にそのほうが強く生きるんです。要は行ったり来たりすることで、やっぱり人間というのはコミュニケーションとりながら。交流することで加入をふやすんです。市長もお願いします。要は60歳以上の方にこういう形で老人会に入会させようということで、私も一応一緒になって盛り上げるんですけれども、市のほうとしてもこういう形で、私のほうで提案しますけれども、そういう考えで一応考えていただきたいと思って提案します。件名2は終わります。 件名3です。(仮称)糸満市文化・平和・観光センター、先ほどの
進捗状況も聞いたんですけれども、出来高は8%、令和2年に展示物、令和3年度に備品の発注、それと管理運営の収入、支出額、トータルしたら金額的にもすごくオーバーしていると思うんですけれども、再質問するんですけれども、この収入額、支出額、合計額、これだけで想定した金額があるんですけれども、その支出額8,500万円余りをいかに少なくするにはどういった施策を考えていますか。
◎
企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 支出額をいかに少なくするかという御質問ですが、現在の想定の支出額が約8,500万円、それを削減するために先ほど答弁しましたが、ネーミングライツのほか、広告収入や協賛金、あるいは各種助成金などの活用を検討していきたいと考えております。
◆2番(金城悟君) それとスケジュールからいくとグラウンドオープンはいつ予定していますか。
◎
企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 グランドオープンについては、令和4年4月のオープンを予定しております。
◆2番(金城悟君) 先ほどネーミングライツ制度をうまく利用するということをおっしゃったんですけれども、本市の企業にネーミングライツ、先ほど考えはあると言っておりますけれども、まずは市内の企業に声かけて、公募してみてはどうでしょうか、伺います。
◎
企画開発部長(徳元弘明君) 先ほども答弁しましたが、本施設の維持管理の軽減に向けて、本市にある企業も含めてネーミングライツの取り組みを検討していきたいと考えております。
◆2番(金城悟君) 今の各自治体で、私は各地方自治体のホームページを検索すると、ネーミングライツ制度をうまく活用しているところが多数あるんです。だから糸満市も、令和4年ですよね、オープンが4月1日。今、令和元年の12月、期間があと3年弱ぐらいですか、計算すると。その期間にですね、今仮称です。仮称だからこそ今公募を取り上げて、早目に名前をもらって収入も、この支出額8,500万円余り。その8,500万円をいかに削減するかを考えてほしいんです。これはまたとないチャンスです。今は仮称ですから。だから名前をつける前に早目に公募をかける。そのネーミングライツ制度をうまく活用することで、糸満市の支出が削減ですよね。収入がふえることですから、そういう点をぜひともやってもらいたいと思います。私もあちこち、今手元にあるんですけれども、今スポーツ関係を先ほどおっしゃったんですけれども、ネーミングライツが結構あるんです。本市の(仮称)糸満市文化・平和・観光振興センターの関連した施設にネーミングライツを、制度を活用してなさっている。この名称ですよね。さっきはスポーツ施設が主に多いと言っていたんですけれども、うちの観光振興センターと同じような立場でのネーミングライツを活用している自治体をお願いします。
◎
企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 ネーミングライツを活用している、同じような、同様の施設はないかという御質問ですが、確かに議員がおっしゃるように、県内にはスポーツ施設につきましてはネーミングライツを活用している施設が多くございます。我々が調べた結果、浦添市のてだこホールが、今ネーミングライツを導入しているということを聞いております。
◆2番(金城悟君) そうですね、私、今資料を取り寄せて、この1つが多分、県内ではセンターについてのネーミングライツを利活用している、制度を利用している自治体だと思います。しかし、本当にあらゆるところからネーミングライツをもらっているんです。名護市とかエナジックスタジアム石川のうるま市、あと読谷村もそうです。これは運動施設です。これは村内の企業と連携しています。本当に自治体がこういう形で、どういう形で今後の財政を立て直すかはこのネーミングライツ制度が一番いいと私は思います。この間、市のホームページからも、くらし体感施設でもこれは愛称ですよね。私は愛称よりは、これとまた別で提案ですけれども、愛称よりはネーミングライツ制度を先にやってほしかったと思っているんです。この愛称は多分決まっていると思いますので、今後こういった糸満市の公共施設にネーミングライツ制度を設けてほしいんです。私たち議員も、企業と市民の皆様と横の連携をかけながら、私もたまたま偶然に道路、先ほど件名4で
道路行政について質問しているんですけれども、この
道路行政も地域の企業が、この提案です。この提案をたまたまこういったときに、私がたまたまこのネーミングライツ制度の資料を持っていたものですから、この企業に話を持ちかけたんです。ああ、いいのがあるんですねということでお声をかけていただいたわけです。要するに糸満市は空港から市役所前、観光地として全部これは通りますよ。ここの通るところにこういう大きい建物が、これは何だろうということで、企業のイメージにもなるし、糸満市を全部通りますよ、糸満市の国定公園、戦跡地がありますよね。そこに行くためには必ず通る道ですから、私はすぐ動いて、私たち議員も一緒になって知恵を絞っていきますので、ぜひともネーミングライツ制度の命名権、利活用をよろしくお願いしまして、この件名3は終わります。 次に件名4、
道路行政ですが、先ほど部長から答弁がありましたが、ちょっと休憩お願いします。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午前11時24分) (再開宣告午前11時24分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◆2番(金城悟君) 先ほどの交差点の信号機設置については、糸満署と協議し、要請活動に対して検討したいということをおっしゃっていたんですけれども、この信号機の設置はどこの管轄ですか。伺います。
◎
市民健康部長(福元信美さん) 再質問にお答えいたします。 信号機の設置は、県公安委員会が設置することとなります。
◆2番(金城悟君) 答弁では県公安委員会が設置ということですので、この道路の要請は、この地域、先ほど私も
道路行政のほうの前段でお話をしたんですけれども、この地域の会社の方がこの道を横断するんですね。先ほどもちょっとお話したんですけれども、道路を渡るということは危ないですよね。あの通りは、道の幅が大きくて、たまたま皆さんの、今観光振興センター敷地に、もとは駐車場だったんですけれども、そこに建物ができました。駐車場はどこに行きますか。駐車場はどこに行きますかということはちょっと移動しないといけない。そういう光景は、私は今の質問でも言っていたんですけれども、全く一緒です。ぞろぞろ歩いています。これを見て、人間がこんなにこの道を横断している。それを強く要請してほしいと思います。これは多分やらないと事故が起きると思います。もう一つ、常に、定期的といいますか、多分各企業からもそういう要請が来ると思います。そういうときはさらにまたお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。
道路行政の小項目2、道の3車線から2車線に入るところですけれども、部長はこの現場へ行きましたか。確認しましたか。
◎
市民健康部長(福元信美さん) 再質問にお答えいたします。 その場所につきましては、先日
当該交差点現場を確認いたしました。議員御指摘のとおり、路面標示に改善すべきと思われる箇所があると認識しておりますので、糸満警察署と
関係機関と協議し、早急に対応すべき事案と考えております。
◆2番(金城悟君) そうですね、私もさっき言った、繰り返すんですけれども、この企業が、すごい人だよ、すごいよ。この人間のぞろぞろ。これを目の当たりに見たら信号機の設置、横断の標示、真っすぐ行く標示に、真っすぐ行ったら道がないんですよね、部長が先ほどおっしゃったように。真っすぐ行く道路に車が待っているんですけれども、真っすぐ行こうとしたら道がない、標示に。標示が真っすぐ。でも左折のところに、左折なんですよね、標示は。だけど直進と左折が、これは大変なことです。「止まれ」の看板は高さがあって上のほうなんです。車から見ても、目の位置の視線からでは絶対見えません。だからドライバーは大体下を見るんですよ、止まれの標示があるのか。この止まれの標示もない、本当に愕然としました。本当にあれですよ。もう最後ですけれども、最後ですよ。いいですか、本当に事故が起こってからでは遅い。先ほど早急な対応をするということをおっしゃっていますけれども、これは道路と信号機、私の最後の質問は信号機の設置と横断歩道の間違った認識を指している道路の標示、そこに止まれの標示を常に頭に描いて、ここは危ないな、じゃあ危なければどうしようか。どうしようかといったら警察と関係部署と協議して早目の対応をお願いしまして、きょうは本当にありがとうございました。お疲れさまです。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午前11時29分) (再開宣告午前11時40分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◆10番(金城一文君) 市民の皆様、傍聴席の皆様、インターネット中継の皆様、おはようございます。本日3人目の質問をさせていただきます。質問に入る前に一言所見を述べさせていただきます。先ほど金城悟議員からもありましたが、去る日曜日に糸満市少年少女駅伝大会がありました。多くの子供たちが地域の代表として、一本のたすきを一生懸命に次の仲間に渡そうとする姿を見て、非常に感動いたしました。子供たち、また子供たちを支える父母の皆様、大会関係者の皆様、大変お疲れさまでした。私も次の世代によりよい糸満市を渡せるよう一層頑張っていこうと気持ちを新たにいたしました。では、通告書に従いまして、質問をさせていただきます。 件名1、福祉行政について。日常生活で車椅子を使用されている方が人の手を借りず移動される際に、自分が行きたいときに行きたい場所へ行き、活動できるということは障がいを持つ方が社会参加をするに当たって重要なことではないかと思います。本市においても、障がいを持った方々の社会参加の促進のために自動車改造に助成をしているものと思います。しかしながら自動車の改造には多額の費用がかかり、また本市の要件では対象とならない部分もあり、助成を受ける方にとって不十分ではないかと思われます。そこで伺います。小項目1、車椅子利用者の方への自動車改造費助成の拡充について。ア、過去3年間の申請は何件ですか。イ、過去3年間の助成金の交付額は幾らですか。ウ、助成金の対象はどの部分ですか。 件名2、教育行政について。先月、
金城寛議員、當銘真栄議員、金城幸盛議員と私で県外視察に伺いました。幾つか視察した中で茨城県土浦市の市立図書館において、読書通帳について勉強させていただきました。子供たちが借りた本について専用の冊子を機械に通すことにより、読書の記録を残すというものでした。読書の記録を残す方法としてはさまざまな方法がありますが、土浦市で導入された方式はイニシャルコストも低く抑えられ、かつ職員の負担も少ない方式を取り入れたため、多くの市民から好評であるとのことです。ちなみに、県内でも幾つかの図書館で導入されており、読んだ本の記録をしておきたい大人の方から記帳することで読書の記録がふえていくことに純粋に喜ぶ子供まで、こちらも好評だそうです。ゼロ歳児へ読み聞かせをする親御さんが読んであげた本を記録し、子供が大きくなったときに記念に渡すなど、ほほ笑ましい事例も教えていただきました。ぜひ糸満市でも取り入れるべきと思います。そこで伺います。小項目1、読書通帳の採用について。ア、その後調査は進んでいますか。イ、次年度、読書通帳を採用する考えはありませんか。 件名3、(仮称)糸満市文化・平和・観光振興センターについて。(仮称)糸満市文化・平和・観光振興センターの建設が始まりました。糸満市における文化会館的な、多目的ホールの建設を望む方々が長年待ち望んだ施設でありますので、完成後は多くの市民に愛され、利用される施設になってほしいと思います。また市内以外の方にも利用していただき、稼働率を上げ、費用対効果を高めていくことも必要ではないかと思います。そのために、施設の完成を広く知らしめることが必要ではないでしょうか。そこで伺います。小項目1、(仮称)糸満市文化・平和・観光振興センターのこけら落とし公演について。ア、(仮称)糸満市文化・平和・観光振興センターの完成はいつごろになりますか。イ、具体的にこけら落とし公演の計画はありますか。 件名4、プレミアム商品券について。消費税の引き上げによる住民税非課税者や子育て世帯の消費に与える負担を緩和するとともに、地域における消費を喚起、下支えすることを目的として25%の付加価値のついたプレミアム商品券が販売されています。生活の苦しい方々や子育て世代にとっては助かる施策だと思いますが、一部の関係者から商品券についてもっと利用者をふやす取り組みをするべきではないかとの声が聞こえます。そこで伺います。小項目1、いとちゃんプレミアム商品券の利用状況について。ア、どのくらいの方が利用されていますか。イ、さらに利用を促進するべきだと思いますが、どのように考えていますか。 件名5、水産行政について。今回の視察は静岡県の沼津市にもお伺いしました。沼津港やその周辺を視察し、まちのにぎやかな雰囲気や新鮮な魚介類を売るお店の活気など、未来の糸満市がこうあってほしいと思うものでした。これまで高度衛生管理型荷捌施設などのハード面の視察をしてきましたが、沼津市では漁港を使ってさまざまなイベントを開催し、多くの方々が市内外から訪れているようです。そこで伺います。小項目1、沖縄県水産物卸売市場について。ア、開場の計画は順調に進捗していますか。 件名6、市民の安全について。令和元年6月定例会において質問させていただきました糸満漁港中地区の落下防止柵について、市民の方からその後、どうなったのかと指摘をいただきました。市民の危険性の除去のために一日も早い柵の設置を要望しています。そこで伺います。小項目1、糸満漁港中地区の落下防止柵について。ア、その後、進捗はありましたか。 それでは質問を終え、再質問は質問席より行います。
◎市長(上原昭君) 金城一文議員の件名5、水産行政について。小項目1、沖縄県水産物卸売市場の開場の計画の進捗についてお答えいたします。 糸満漁港北地区において、県が進めている高度衛生管理型荷捌施設は令和元年9月に施設の
実施設計を発注しており、令和2年度から令和3年度にかけて施設建設を進め、令和4年度の開設に向け取り組んでいるとのことであります。 残りの質問については、教育長及び関係部長から答弁させます。
◎教育長(
安谷屋幸勇君) 金城一文議員御質問、件名2、教育行政について。小項目1、読書通帳の採用について。ア及びイについてお答えいたします。 ア、調査状況は県内図書館の導入状況を確認したところ、恩納村と宮古島市で機械を通して記帳ができる預金通帳タイプの読書通帳が導入されております。それ以外にシールを張りつけるお薬手帳タイプが4カ所、自書タイプが5カ所と糸満市立中央図書館以外に11館での導入を確認しております。 次にイ、今後の導入については、糸満市立中央図書館では、本年10月から始まりました読書週間のイベントの一つとして、自書タイプの子供向け読書通帳120冊を無償配付したところであります。今後は、読書通帳を御自身で作成できるよう、作成方法や様式をホームページ上で公開し、読書通帳の活用環境づくりに取り組むとともに、多くの市民の読書意欲を高め、引き続き市民に親しまれる図書館運営に努めてまいりたいと考えております。
◎福祉部長(山城安子さん) 御質問、件名1、福祉行政について。小項目1、車椅子利用者の方への自動車改造費助成の拡充について。アからウまでについて順にお答えします。 小項目1、ア、過去3年間の申請件数については、平成28年度は実績なし、平成29年度2件、平成30年度1件となっております。 次にイ、過去3年間の助成金の交付額は平成28年度実績なし、平成29年度20万円、平成30年度9万5,985円となっております。 次にウ、助成金の対象は糸満市身体障害者用自動車改造費助成事業実施要綱に基づき、操行装置及び駆動装置の改造が対象となっております。 御質問、件名4、プレミアム商品券について。小項目1、いとちゃんプレミアム商品券の利用状況について。ア及びイについてお答えいたします。小項目1、ア、利用状況については、令和元年12月6日時点、購入対象者のうち申請書を提出した住民税非課税世帯員数が3,840人、商品券引換券を出力した人数が住民税非課税分として3,739人、3歳半未満の子育て世帯分として2,671人、合計6,410人となります。なお、商品券の購入状況については、住民税非課税世帯分と子育て世帯分の合計として6,728万8,000円、1万6,822冊となります。次にイ、利用促進については、今月下旬に3回目の勧奨通知を送付する予定であります。
◎
企画開発部長(徳元弘明君) 御質問、件名3、(仮称)糸満市文化・平和・観光振興センターについて。小項目1、(仮称)糸満市文化・平和・観光振興センターのこけら落とし公演、ア及びイについてお答えいたします。 小項目1、ア、観光振興センターの完成はいつごろかについては、建物が令和3年8月末の完成予定で、令和2年度から3年度にかけて展示物及び備品等の制作納入となることから、令和3年度末の完成を目標に事業を進めております。 次にイ、具体的なこけら落としの公演計画については、現在のところまだ具体的な計画はございませんが、こけら落とし公演は施設で初めて行われる催しとなりますので、市民への施設のアピールや、記憶に残るこけら落としの公演を計画してまいりたいと考えております。
◎
経済観光部長(大城拡君) 御質問、件名6、市民の安全について。小項目1、糸満漁港中地区の落下防止柵について。その後の
進捗状況についてお答えいたします。 沖縄県に確認したところ、先月転落防止柵設置の工事契約を締結し、令和2年3月に今年度分の工事を完了すると聞いております。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午前11時54分) (再開宣告午後1時10分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◆10番(金城一文君) では、再質問よろしくお願いいたします。 まず件名1、福祉行政についてですけれども、今回、確認というかお願いしたいのが2点ありまして、1点目が助成金の金額の拡充、それから助成の範囲の拡大、この2点をお願いしたいんですけれども、まず、車椅子を利用される方にとって改造費用というのはかなり大きな負担になっています。車を運転する上でアクセルとかブレーキとか、そういうものはハンドル回りにつけないといけないんですけれども、この費用だけでも数十万円かかるということで、こちらのほうはこの事業の中の対象になっているんですけれども、これだけではなくて、車椅子に乗っている方が車に乗るためにシートがスライドするとか、あるいは乗ってきた車椅子を車のほうに収納する、上だとか後ろだとかあるんですけれども、収納するというような、そういうところも必要になってきて、そういうものを入れると100万円、あるいはそれ以上のお金がかかってしまうという現状があるんですけれども、車椅子を利用される方にとって、車を利用して別の場所に移動して活動する。この一連の流れの中で、車椅子を車に収納するということは運転の一部に当たるんじゃないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。
◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 現状の要綱では、やはりこういうクレーンとかリフトは運転の一部とはみなしていないものですから、難しい部分があります。車椅子をみずから車の中に収納できないと、やはり外出するのはできないということは理解はしておりますけれども、現在の要綱においては厳しいですし、本事業は単費事業となっておりますので、これを拡充するということも現状では厳しいという状況にあります。
◆10番(金城一文君) 先ほど御答弁いただいた中で、助成の対象のところで実施要綱に基づき、操行装置及び駆動装置の改造が対象となっておりますというふうに御答弁いただいたかと思うんですけれども、実施要綱のほうには、自動車の操行装置及び駆動装置等の改造に要する費用ということで、「等」という言葉が入っているかと思いますが、いかがでしょうか。
◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 現在、要綱のほうで「等」と入っておりますけれども、操行装置というのは、自動車を左右に動かすハンドルのことを言います。それから駆動装置というのは、エンジンの動力を車輪に伝えるアクセル、アクセル「等」になりますので、ここのエンジンに係る部分のところで「等」とうたっているところです。
◆10番(金城一文君) では、ちょっと言い方を変えてみたいんですけれども、部長もお車に乗られることがあると思います。車に乗るときに靴を履いたまま乗られると思うんです。靴を脱がれる方はいらっしゃらないと思うんです。土足厳禁とか特殊な事情があって靴を脱いで乗らないといけない場合は、その靴、持って上がると思うんです。なぜならば、移動した先でおりるときに靴がないと外に出られない。そこは理解していただけると思うんですが、いかがでしょうか。
◎福祉部長(山城安子さん) 現在の説明は理解できます。
◆10番(金城一文君) ありがとうございます。これが理解できるのであれば、車椅子を車に乗せるのが車の運転の一部、あるいは移動するための手段の一つということは理解していただけるんじゃないかと思いますが、いかがでしょうか。
◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 車椅子を引き込むというのは、自動車に乗りおりする動作ですので、現在の運転とは別に考えています。
◆10番(金城一文君) この助成事業の目的ですけれども、第1条に目的があるんですが、身体障がい者が就労等に伴い、みずから運転する自動車を改造する場合において、その改造において要する費用の一部を予算の範囲内において助成することにより、身体障がい者の社会参加の促進を図り、もって福祉の増進に資することを目的とするとあるんですが、今の御答弁は、この目的に沿っていると思われますか。
◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 障がいの車椅子に乗っている方が移動する手段ですので、車椅子は必要なものであると思います。これに対して、車を改造するときの助成ですので、車椅子をリフトで乗せるということの補助ではないと判断しております。
◆10番(金城一文君) ちょっとどうしてもかみ合わないようなんですが、先ほど予算の関係もあるということをおっしゃっていたんですけれども、おととし、平成28年度が実績なし、29年度が2件、30年度が1件ということで、平均年1件しかないんです。予算も10万円が限度ですので、年平均でいうと1件当たり10万円、それほどの財政的な負担にはならないんじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。
◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 多分、内容的なものを拡充してということだと思うんですけれども、現状において他市町村、県の中においても支給する、助成する範囲というのはそれほど変わっていないと思います。これを拡充するというのは、今のところ糸満市としては厳しいものがあると思っております。
◆10番(金城一文君) 他市町村の動向を見て、糸満市に足りない部分をほかの市町村に合わせるということはもちろん大事だとは思うんですけれども、他市に先駆けてこういうような環境を、県内初の取り組みとして整えていくということも大事ではないかと思うんですが、いかがでしょうか。
◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 社会情勢上、こういう車椅子を持った方が仕事につくという状況もふえては来ておりますので、考えるところではあると思いますけれども、現状としては厳しいですけれども、内容に関して調査をしたり、検討するということはできると思いますので、これから調査はしていきたいと思います。
◆10番(金城一文君) すぐに、わかりました。やりますということにはいかないと思いますが、この問題に関してはまた継続してお話を伺っていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 続きまして、件名2、教育行政についてお伺いしたいと思います。先ほど御答弁いただきましたが、読書通帳、こちらのほうを導入するメリットについてはどのようにお考えでしょうか。
◎
教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 特に多くの図書館利用者から、以前に借りた本であるかの確認がありますが、図書館としては資料の返却後、その履歴を即日で消去しているためお答えできない状況にあります。この取り組みをきっかけに借りた資料を御自分で記録することが可能となるということでございます。
◆10番(金城一文君) では続きまして、読書通帳、こちらを活用する上での留意点等がありますでしょうか。
◎
教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 中央図書館においては、本の返却があった場合、読んだ本の履歴を即日に消去し、個人情報と利用情報の結びつきを確認できないようにしています。当然ながら、利用者情報は図書館外に持ち出すことを一切禁止しています。ただ、読書通帳は個人の趣味、思想信条が容易に確認可能な個人情報が集約された記録となるため、利用者に対し、適切な管理を注意喚起する必要があります。
◆10番(金城一文君) 先ほど御答弁で、県内のほかの他市町村の取り組みをお伺いしましたが、これは済みません、もう一度、糸満市以外の導入状況について御説明をお願いいたします。
◎
教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 県内の導入状況、11館についてお答えいたします。貯金通帳タイプが恩納村と宮古島市、シールタイプが沖縄市、浦添市、金武町、嘉手納町の4カ所、自書タイプ、自分で書くタイプですね、これが宜野湾市、与那原町、南風原町、本部町、読谷村の5つになります。
◆10番(金城一文君) 読書通帳の記帳する機械、こちらを導入した場合のコストについては御理解されていますでしょうか。
◎
教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 導入自治体に確認すると、卓上タイプのシステムと限定されますけれども、今後の新規に導入するのであれば、5年間のリースでおよそ100万円から200万円程度は必要ではないかというお答えがありました。
◆10番(金城一文君) ありがとうございます。100万円から200万円ということですけれども、この読書通帳、こちらのほうが記帳できる機械の導入についてはどのようにお考えでしょうか。
◎
教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 県内で機械を導入している自治体に確認すると、資料の貸し出し数は伸びているが、読書通帳導入がその要因かの分析はできていないとの回答でした。また、他館で行われている機械導入以外の取り組みでも否定的なコメントはありませんでした。市立中央図書館としては、10月から導入した自書タイプの取り組みを改善する中で今後の展開を見いだしていきたいと考えております。
◆10番(金城一文君) ありがとうございます。糸満市の図書館のほうでもこういうような形で手書き式の読書通帳を導入されているということで、こちらを見てみますと、「よんだひ」、「本のタイトル」、「ひとこと」、または「星をぬろう」。これは多分評価だと思いますけれども、こういうような形で備忘録的な取り組みをされているということですけれども、こちらのほうは恩納村のほうで私が通帳をつくったものになります。こちらは「貸出日」と「タイトル/著者名」と「金額」が入ったものになります。このページが全部埋まりますと、このページ分の金額が一番下に何千円、何万円分というような形で表示されるようになっています。何万円分の本を読んだというようなことが一目でわかるような形になっているんですけれども、ほかの導入事例を見てみますと、例えばページ数の表示ですとか、あとはこちらは同じように評価と、一言コメントを書く欄があるような部分も、そういうような様式の通帳もあるようです。機械の導入にもお金はかかるんですけれども、やっぱり一番お金がかかるのが、通帳本体をつくるのに、大体150円から200円ぐらいお金がかかるということなんです。お伺いした土浦市のほうでは市内の銀行と証券会社、あるいはリース会社ですか、4社からお金をいただいて、1,000冊をつくって、持っていて、希望者が来ればお渡しするというような方法をとっておられます。なるべく費用をかけないようにというのはもちろんですけれども、恩納村のように希望者からは200円を取ってやるというのも費用をかけない一つの方法になるのではないかと思っております。子供のころ、教室の後ろのほうに読んだ本の数だけシールを張るということをやっていた記憶があります。人より多くシールを張りたくて図書館に通って、必死に本を読んだ、そういうことも覚えております。そのときにどういう本を読んだというのは覚えていないんですけれども、その本を読んだという経験がその後の人生に少なからず影響したのではないかと思っておりますので、ぜひ子供たちや利用者の利便性の観点からも読書通帳の導入を前向きに検討していただきたいと思います。今回実施しているもののアンケートといいますか、改善点等もリサーチして、ぜひこちらのほうにかえていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 では続きまして、件名3、(仮称)糸満市文化・平和・観光振興センターの件ですけれども、先ほど御答弁いただいたんですが、前回、糸満市のほうで「NHKのど自慢」、これが開催されたことが昔の記憶であるんですけれども、いつごろだったかおわかりでしょうか。
◎
企画開発部長(徳元弘明君) NHKののど自慢につきましては、平成9年1月に西崎体育館のほうで開催されております。
◆10番(金城一文君) ありがとうございます。では、同じくNHKの「おかあさんといっしょファミリーコンサート」、こちらのほうが糸満市で開催されたことはありますか。
◎
企画開発部長(徳元弘明君) NHKのおかあさんといっしょファミリーコンサートが本市で開催されたことはありません。
◆10番(金城一文君) この件に関しましては最終日に国吉武光議員からも御質問があるかと思うんですが、のど自慢のほうは過去に1回開催されたということで、おかあさんといっしょのほうはまだということですので、できればおかあさんといっしょのほうを誘致していただければというふうに思うんですけれども、これは個人的な意見でですね、糸満市内には文化協会ですとか老人会、婦人会など、発表の場を待ち望んでいる方がたくさんいらっしゃると思います。こけら落とし公演ですので、糸満市のそういう方をメーンといいますか、先にやっていただいて、その後でももちろん構いませんので、市内外に大きくアピールするために子供から大人まで楽しめるような多くのイベントを開催していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 では続きまして、件名4のプレミアム商品券ですけれども、これは申請率は何%ぐらいかというのはおわかりでしょうか。
◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 住民税非課税世帯の申請に関してですけれども、これに関しては29.36%になっております。
◆10番(金城一文君) ありがとうございます。4,000円分で購入すると5,000円分の買い物ができる。25%お得ということなんですけれども、これだけお得な内容なのに、約3割の方しか御利用されていらっしゃらないということですけれども、ちょっと低いような気がするんですが、低調な理由というのは何だと思われますか。
◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 このプレミアム付商品券の事業に関しては、住民税非課税世帯と3歳半未満の子育て世帯の世帯主に限定されていることから、購入にはやはり手持ちのお金が必要ですので、経済的な理由もあるのではないかというところです。申請率が低いというところはそこも影響しているのかなと考えております。
◆10番(金城一文君) では、2万円で2万5,000円分の商品券ということですけれども、一度に2万円を用意するのが厳しいということで購入をためらっていらっしゃる方がいるというお話もちらっと聞いたことがあるんですけれども、これは一度に幾らで幾ら分買えるということでしょうか。
◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 購入は、1冊ずつ購入できますので、1冊4,000円で、上限が5冊まで購入できるという形になりますので、1冊ずつ購入することが可能です。
◆10番(金城一文君) 1冊購入された方が、また別の機会にもう1冊、もう1冊という形で1冊ずつ購入することも可能でしょうか。
◎福祉部長(山城安子さん) 可能です。
◆10番(金城一文君) あと利用できる事業所、買い物ができる場所ですね、事業所が少ないということも聞いたことがあるものですから、事業所をふやすことで利用者の利便性を向上させ、利用促進につなげるというようなことも考えられるかと思いますけれども、購入を促すほかに事業所をふやす取り組みもしていただけないでしょうか。
◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 事業所のほうには、常に声かけはしているところですけれども、令和2年の1月31日まで募集はしておりますので、また広報を続けてふやせるようにしていきたいと思います。
◆10番(金城一文君) ありがとうございます。この制度終了までまだまだ有余がありますので、一人でも多くの方々が利用できるように最善を尽くしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 続きまして、件名5、水産行政についてですけれども、視察に行きました沼津港ですけれども、そちらの隣接地にはたくさんの飲食店がありまして、まちにすごく活気があったんです。アンケートを実施して施設整備の方向性を整理し、訪問者にとってよりよい施設を整備したとのことでした。さらに地域住民や漁協などと連携し、港を核とした
まちづくりの推進、港の利用者の利便性の向上及び災害時の人々の生活支援拠点の形成を目的として、「みなとオアシス」の認定を受けたということでした。糸満市の港の周辺宿泊施設の利用者等も含めてよりより施設の整備が求められていると思いますので、ぜひ糸満市においても市内、市外、多くの方に喜ばれるような施設となるように頑張っていただきたいと思います。これは再質問はありません。 続きまして、最後の件名6です。市民の安全についてということで、先ほど工事が進むというお話があったんですけれども、柵の設置工事は年度内に終わりますでしょうか。
◎
経済観光部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 県のほうに確認しましたところ、設置延長が127メートルございまして、今年度は予算の都合上73メートルを設置する予定でございます。残りの54メートルにつきましては、次年度発注すると伺っております。
◆10番(金城一文君) 次年度ということですけれども、発注の時期は今の段階でおわかりになりますか。
◎
経済観光部長(大城拡君) 県のほうにはそこまでは確認していないんですけれども、なるべく早く発注できればするようにということで、要請していきたいと思います。
◆10番(金城一文君) 令和元年の最後に大変いいお答えをいただきありがとうございました。先月ですけれども、西崎特別支援学校の前の信号機の木が伸びて見づらいということで剪定のお願いをしたところ、翌日の朝には対応していただいて大変見やすくなっておりました。市民の方からもありがとうございましたというお声をいただいたんですけれども、お預かりした言葉を現場の皆さんに、早速対応していただいてありがとうございましたということをお伝えして、私の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
◆8番(金城敏君) 皆さんこんにちは。
一般質問の前に所見を2点申し上げます。1点目は、先ほどの金城悟議員、そして金城一文議員からもありましたが、去る12月8日日曜日に「つなげよう チームの絆を 一つのたすきに」を大会テーマに、第36回糸満市自治会対抗少年少女駅伝大会が行われました。16自治会から20チームの参加があり、チームのため、懸命に走る子供たちと応援する方々で会場は大いに盛り上がりました。1位は5年ぶりに大里Aチームが輝き、2位真栄里チャレンジ会Aチーム、3位に米須あすなろ会Aチーム、そして4位に与座子供会が食い込み、高嶺校区の健闘が光りました。駅伝終了後、タイムトライアル競走があり、駅伝に参加できなかった自治会の子供たちや選手に選ばれなかった子供たちが元気よく記録に挑戦しておりました。大会関係者の配慮と尽力に感謝申し上げます。もう1点は、これまで
一般質問でも何度か取り上げてまいりましたが、戦後沖縄の復興のために豚550頭をハワイから贈った中心人物の本市真栄里出身の故嘉数亀助氏が来年度から小学校3年、4年生の社会科副読本に採用される運びになりました。嘉数亀助氏の功績がやっと日の目を見ることになり、関係者一同、大変感激しております。資料の乏しい中、資料作成に奔走していただきました
教育委員会の皆様に改めて感謝申し上げます。今後とも郷土の誇りである嘉数亀助氏の功績を広める活動と、真栄里のロンドン杜公園の一角に嘉数氏のモニュメント建設に向け頑張ってまいります。それでは通告書に従い、
一般質問を行います。 件名1、水道行政について。小項目1、本市の公共下水道事業について、真栄里ガタ原地区や市立中央図書館あたりまでは下水道事業を終えていると聞いています。その地域より南側の真栄里集落の下水道事業計画について伺う。 件名2、
道路行政について。小項目1、県道糸満具志頭線、真謝原市営住宅北側交差点付近より国吉集落入り口まで、この道路は高校生の通学路として近隣住民の買い物等の生活道路として広く使用されている重要な道路であります。しかしながら、歩道がなく道幅も狭いため、利用する市民はいつも不安を感じながら通行している状況であり、いつ重大な人身事故が起きないか心配であります。9月末に近隣8自治会の会長連名で早期整備の要請書を県に提出いたしました。南部土木事務所によると、非常に危険な箇所であるのは承知している。しかし、過去に事業計画を立てたが地主の理解が得られず断念した経緯があると説明があり、今後地主や地元住民の協力があれば、糸満市と一緒に検討していきたいということでした。この道路の歩道及び道路拡張整備計画について伺う。 小項目2、市道大里国吉線(高嶺小中学校の通学路)の歩道及び道路の除草作業の年間計画を伺う。 件名3、農業行政について。小項目1、農水省管轄の中山間地域所得向上支援事業について。ア、内容について伺う。イ、本市も対象か伺う。 件名4、糸満市物流団地等造成事業について。小項目1、事業全体の
進捗状況について伺う。 小項目2、ターミナルゾーンについて。ア、どういった業種の企業の進出を予定しているか伺う。イ、建物の構想について伺う。 以上、質問を終わりまして、再質問は質問席のほうよりさせていただきます。
◎市長(上原昭君) 金城敏議員の件名4、糸満市物流団地等造成事業について。小項目1及び2についてお答えいたします。 小項目1、事業全体の
進捗状況については、ことしの8月に基本計画の策定を終え、現在、基本設計、現地測量、環境影響評価の手続や農業振興地域整備計画総合見直し等の作業に着手し、令和3年度中の土地
区画整理事業認可や市街化区域編入に向け取り組んでおります。 小項目2、ターミナルゾーンについては、ア、進出企業の業種について計画をまだ定めておりません。市民アンケートやワークショップ及び企業ヒアリングにおいても公共施設のみならず、商業機能を備えた複合施設の要望が多いことから、にぎわいの創出施設の整備のできる企業の誘致を検討してまいりたいと考えております。 次にイ、建物の構想について、新たな公共交通拠点に求められる機能や役割を研究し、建物整備を検討してまいりたいと考えております。 その他の質問については、関係部長から答弁させます。
◎
水道部長(伊敷勝君) 金城敏議員の御質問、件名1、水道行政について。小項目1、真栄里集落の下水道整備事業についてお答えいたします。 現在、真栄里集落地域においては、平成30年3月に、既に下水道事業計画の認可を受けているところであります。下水道事業の整備につきましては、隣接する(仮称)糸満市物流団地等造成事業の計画が進められていることもあり、その関係上、補助事業で整備する方向で検討してまいります。
◎
建設部長(徳里仁君) 御質問、件名2、
道路行政について。小項目1及び2についてお答えいたします。 小項目1、県道糸満具志頭線の歩道及び道路拡張整備計画については、南部土木事務所へ歩道整備に係る要請書が地元から提出されており、現在、県と糸満市において協議を行っているところであります。過去に拡幅整備計画があり、断念した経緯について南部土木事務所に確認したところ、地主の理解が得られずに断念した理由については、現在調査中とのことで、確認ができ次第、糸満市へ情報提供を行うとのことです。市としては、情報提供を受けた上で自治会とともに地権者の協力が得られるのか見きわめていきたいと思います。なお、沖縄県としては条件整備が整い次第、事業化に向けて検討していきたいとのことです。 小項目2、市道大里国吉線を含む市内各路線の歩道及び道路の除草作業の年間計画については、委託先であるシルバー人材センターと作業日程の調整を行い、大里国吉線は年に2回除草作業を行う予定であります。なお、1回目の除草を7月に実施しております。
◎
経済観光部長(大城拡君) 御質問、件名3、農業行政について。小項目1、中山間地域所得向上支援事業について。ア及びイについてお答えします。 小項目1、ア、事業の内容については、中山間地域において収益性の高い農作物の生産・販売等に本格的に取り組む場合に、①所得向上に向けた実践的な計画策定、②畑地等の基盤整備、③生産・販売等の施設整備等の3つの取り組みが支援の対象となります。 次にイ、本市も対象かについては、本市も実施が可能な対象地域ですが、事業化するには中山間地農業ルネッサンス事業実施要綱に基づき、農業振興計画を策定し、さらに所得向上計画を策定しなければなりません。
◆8番(金城敏君) それでは件名1の水道行政についての再質問を行います。 先ほどの答弁において、補助事業での予算が確保されれば、次年度以降、先行して整備していきたいとありました。事業を始めるに当たっては地元住民説明会等いろいろな段階を経ていくと思いますが、集落全体の終了までの年数と工程を伺います。
◎
水道部長(伊敷勝君) 再質問にお答えいたします。 補助事業の内示状況にもよりますが、
実施設計から
工事完了まで約5年ほどかかると考えております。また整備までの工程につきましては、補助事業での整備の要請を行います。2番目に補助事業の内示を受けることになります。内示を受けて、3番目に
実施設計の実施となります。4番目に住民説明会の実施を行います。最後に工事の実施の順となります。
◆8番(金城敏君) 5年ということでありますが、確かに人口は少ない地域ではありますが、土地は広いのでかなりかかると思いますが、ぜひ
水道部長、地元でもありますので在任期間中にはめどをつけていただきますようお願いいたします。 件名2、
道路行政について質問いたします。現状の道路を拡張するのは急カーブ、急坂で非常に無理があると思いますが、コースを変更してより安全な、新規の道路を提案するのも一つの解決策だと思っておりますが、本市の意見を伺います。
◎
建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えいたします。 地元からの要請書が出ていることで南部土木事務所が糸満市にみえていました。その中で当南部土木事務所より、基本的には現況道路での拡張及び歩道設置に向けて事業化を検討していきたいということでございました。
◆8番(金城敏君) 私も実際に朝の時間帯に歩いてみましたが、本当に非常に危険な状況です。いつ巻き込まれるか本当に心配な状況でもあります。あらゆる手を尽くして早急に事業化に向けて取り組んでいただくよう要請いたします。休憩お願いします。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午後1時48分) (再開宣告午後1時49分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◆8番(金城敏君) 小項目2の市道大里国吉線についてですが、この道路は通学路にもなっており、歩道の植栽コーナーの部分に雑草が非常に生い茂っていて通行できない状況のときもあります。さらに道路沿いに土砂がたまり、道路に雑草が生い茂ります。雨期になると水がたまり通行には非常に支障を来します。この現状を把握しているかどうか伺います。
◎
建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えいたします。 市道大里国吉線の現状は把握しております。現場については、道路パトロールを行いながら常に確認をしているんですけれども、市内の作業路線が多くて、今シルバー人材センターに委託している状況ですけれども、シルバー人材センターとの日程調整等に今苦慮している状況ですので、今後、調整を経ながら適切に管理ができるようにやっていきたいと考えております。
◆8番(金城敏君) わかりました。一つの解決策だと思うんですが、植木を植えている植栽コーナー、これを全部なくして、全部歩道にしてみてはどうかと思いますが、いかがですか。
◎
建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えいたします。 当該道路の植樹ますには高木が植えてあります。高木は歩道に日陰をつくったり、いろんな効果がありますので、道路の植樹ますをなくすことはできませんけれども、下のほうの、歩道の雑草処理については防草シートや透水性固化材等で覆って、草を生えさせない方法等を試験的に導入できないか今後検討していきたいと考えております。それからまたほかの方法等も含めて検討していきたいと考えております。
◆8番(金城敏君) 事情はよくわかるんですけれども、実際現場では木陰などは全く要らないんです。早く学校に行きたいし、帰りたいんです。もう妨げになるようなところは本当に取り除いていったほうがいいと思います。そして場所によっては、植栽された木の種が歩道を埋め尽くすほど邪魔になるときもありますので、それらも含めてぜひ検討してください。それと道路沿いの解決は土砂を取り除く必要があると思いますが、市の考えを伺います。
◎
建設部長(徳里仁君) 当該道路の路肩部分に土砂等があります。それを確認しています。次年度以降、予算確保も含めて対応していきたいと考えております。
◆8番(金城敏君) 年に2回の除草作業での対応は本当に厳しいかと思いますが、年間計画を、通学路ですので学校とも話し合いをし、対応できない時期は事前にPTA、近隣地域に協力を要請してもらうのも一つの対応策だと思いますので、ぜひ検討してみてください。休憩をお願いします。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午後1時52分) (再開宣告午後1時52分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◆8番(金城敏君) 件名3の農業行政について質問いたします。 この補助事業を利用できるのは地方公共団体や農業者団体と聞いておりますが、農業者団体とは具体的にどういった団体か伺います。
◎
経済観光部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 農業者団体とは、農業生産法人などがございます。また事業メニューによって事業対象の実施主体者が異なる場合がございます。
◆8番(金城敏君) 会社や団体の規模の大きさは問わず、生産法人であれば全ての団体ということで理解します。それでは手続の方法を伺います。
◎
経済観光部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 事業の手続につきましては、農業者団体から市へ、市から県へ、また県のほうから国への補助事業事務の流れとなります。
◆8番(金城敏君) 申請から交付決定までどのぐらいの時間を要するか伺います。
◎
経済観光部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 この事業は、毎年度国の補正予算での対応となっております。事業実施年度の2月までに沖縄県へ採択申請書を提出していただき、3月ごろ事業着手となりますが、年度末採択になることから、即繰り越し手続をとることになっております。
◆8番(金城敏君) 補正予算での対応ということで、申請期間が非常に限られているということはよくわかりました。それでは糸満市のこれまでの取り組みについて伺います。
◎
経済観光部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 この事業は、平成28年度から新設された事業でございます。通常事業と異なりまして、ある程度の制約がありますので、事業導入に関し、今後検討していきたいと考えております。
◆8番(金城敏君) この事業は、農地整備、かんがい施設等の水利施設の整備だけでなく、ハウス施設、集出荷・加工施設の整備、さらには鳥獣被害防止施設の整備まで支援する画期的な事業と聞いております。身近なところで喜屋武地区はニンジンの生産が非常に盛んな地域であります。そのニンジンのジュースの加工施設や販路拡大のための宣伝費、あるいは販売所の設置まで利用できます。今後、こういった事業を利用したい団体への宣伝、そしてピーアール方法について伺います。
◎
経済観光部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 県内で2カ所、南城市と、北か南はちょっと忘れたんですが、大東村のほうで事業実施中でございますが、そういった先進地の調査、精査を行いながら、ほかのいろんな事業とともに地域説明会等で啓発活動を行っていきたいと考えております。以上です。
◆8番(金城敏君) 限られた期間内での事業でありますので、ぜひ早目の周知をお願いします。 次に件名4の再質問を行います。小項目2のターミナルゾーンについて再質問します。これは角度を変えて質問します。
経済観光部長、今から4年前、ターミナルゾーン背後整備と関係する真栄里海岸一帯を整備する沖縄型海岸整備促進事業計画の説明会があり、真栄里を初め、近隣住民でワークショップを行い、いろいろな提案を行いました。その事業は、現在どうなっているのか説明をお願いいたします。
◎
経済観光部長(大城拡君) 現在、沖縄県事業による真栄里海岸の護岸施設整備事業が計画されております。当事業につきましては、実施年度は令和3年以降を予定しており、老朽化し、機能が低下した護岸を約500メートルほど改修する計画となっております。さらに海岸整備の際、沖縄らしい環境面、利用面に配慮を行うものとし、環境重視型、環境共生型、利用重視型の3タイプからなる護岸整備を行う予定でございます。糸満市では護岸の背後の土地を造成する構想がございますので、沖縄県に対し護岸整備の早期の事業化をお願いしているところでございます。
◆8番(金城敏君) わかりやすく言えば、海水浴場とか、あるいはレクリエーション施設も含まれるということで理解してよろしいですか。
◎
経済観光部長(大城拡君) 海水浴、遊泳とかではなくて、親水性というんですか、ちょっと緩やかな階段をつくったり、そういったような感じの整備と伺っております。
◆8番(金城敏君) この地域の利点を挙げてみます。空港から非常に近い、今説明がありましたが、海岸の整備がされ白い砂浜が続き、貴重生物の観察もできる。それにサンセットも望める。農村地域であり、農業を体験しながら観光するグリーンツーリズムにも最適な条件です。これらを受け入れる滞在型保養施設の需要は非常に大きいと思いますが、
企画開発部長、ターミナルゾーンとあわせて検討してみてはどうでしょうか。
◎
企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 ターミナルゾーンに宿泊施設の整備計画をしてはどうかという御質問ですが、宿泊施設に関しましては県外の事例、あと市民アンケートやワークショップにおいても要望が多数寄せられていますので、都市計画上の制度も含めて今後検討していきたいと考えております。
◆8番(金城敏君) よろしくお願いいたします。5月に宮崎県都城市図書館を視察しました。都城市は中心市街地の大型百貨店が倒産し、人の往来が激減し、まちが寂れて店舗の売り上げが落ち込んでいたため、かつてのにぎわいを取り戻そうと百貨店跡に図書館を初め、にぎわいの舞台となるまちなか広場やまちなか交流センター、保健センターを集約し、あらゆる世代が集い、思い思いの活動や交流ができる施設にし、建物間は軒をつけて一体感と雨でも自由に行き来できる施設にしました。年中無休と全国どこから来ても利用できるようにし、県外からの来場者もふえて、366日で全施設の来場者が200万人を突破するという偉業を成し遂げております。その結果、周辺の店舗もどんどんふえて、かつてのにぎわいを取り戻しております。本市においても十分に計画を練っていただき、観光客だけでなく、多くの市民が利用する施設の整備の検討もお願いいたしまして、私の質問を終わります。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午後2時02分) (再開宣告午後2時14分)
○議長(大田守君) 再開いたします。 先ほどの金城敏君の
一般質問における発言について、会議規則第64条の規定により、その一部を訂正したいとの申し出がありますので、訂正の発言を許します。
◆8番(金城敏君) 訂正をお願いします。 所見で申し上げました、・・・・・・・を「嘉数亀助氏」に訂正をお願いします。それと副読本、小学校・・・・・・・・を「3年、4年生」に訂正をお願いします。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午後2時14分) (再開宣告午後2時15分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◆8番(金城敏君) ・・・・・・・を「嘉数亀助氏」に訂正をお願いします。そして副読本、小学校・・・・・・・・を「3年、4年生」に訂正をお願いいたします。さらにもう1点、件名4の都城市図書館の来場者・・・・・と説明しましたが「200万人」に訂正をお願いいたします。以上です。
○議長(大田守君) ただいまの金城敏君の
一般質問における発言訂正については、議長において許可いたします。
◆17番(金城敦君) こんにちは。
一般質問に入る前に字句の訂正をお願いします。 件名2、安心安全の食育施設についての小項目2の学校給食センターは「昭和51年建築時」の部分を「平成5年増築時」に訂正し、また「平成5年に増改築工事し」を「平成8年に増改築を行い」に訂正をお願いします。またアの学校給食センターは「築40年」を「築26年」に訂正をお願いします。 それでは改めてこんにちは。
一般質問の前に所見を述べさせてもらいます。本員も少年少女駅伝大会の件でございます。去る12月8日に糸満市自治会対抗少年少女駅伝大会が開催されました。20チームが参加のもと、見事大里Aチームが優勝しました。2位、真栄里チャレンジ会Aチーム、3位に米須あすなろ会Aチームでありました。私の地域の与座子供会も4位ではなく、5位入賞で飛躍賞をもらっていました。子供たち一人一人が一生懸命走っている姿に、ことしもまた感動した一日でありました。主催の糸満市
教育委員会、関係者の皆様、そして自治会の皆様、お疲れさまでした。感謝を申し上げます。それでは
一般質問を行います。 件名1、観光振興について。小項目1、滞在型観光に対して市の施策を伺う。 小項目2、市内の民家を活用した宿泊事業に対する市長の見解を伺う。 小項目3、教育民泊に対する市長の見解を伺う。 件名2、安心安全の食育施設について。小項目1、児童生徒に安心安全な給食を提供している糸満市立学校給食センターについて伺う。ア、学校給食センターの意義。イ、提供している給食の数量。ウ、給食の食物アレルギー対応はどのようになっているか。 小項目2、学校給食センターは平成5年増築時の一部を残しつつ、平成8年に増改築を行い現在に至っています。そこで伺う。ア、学校給食センターは築26年以上たっています。建てかえの計画はありますか。イ、新しい学校給食センターは、食物アレルギー専用調理室の設置が必要だと思うがどうか。 件名3、市政運営について。小項目1、市長就任3年目の市政運営について。ア、3年間の主な実績。イ、現在の主な取り組み。ウ、今後の主な取り組み。 以上、演壇での質問を終わり、あとは質問席で行います。
◎市長(上原昭君) 金城敦議員の件名3、市政運営について。小項目1、アからウについて順にお答えいたします。 ア、3年間の主な実績については、①ジョン万次郎上陸の地、大度海岸に記念碑を建立、②認定こども園の創設等による教育保育の受け皿の拡大や子供の貧困対策などの子育て支援の充実、③津波避難ビルでありバリアフリー構造の稲嶺原市営住宅の建設、④兼城小学校校舎の改築、⑤プロサッカーチームや東京パラリンピックのトルコ選手の強化合宿を初めとしたプロアマスポーツキャンプの受け入れ、いとまん平和トリムマラソン等の開催などがあります。 イ、現在の主な取り組みについては、①(仮称)糸満市文化・平和・観光振興センター及び糸満のくらし体感施設の建設、②市内全小中学校の全普通教室へのクーラー設置、③真栄里物流団地計画の推進、④名城ビーチホテル着工による体験滞在型観光の促進、⑤糸満水産物地方卸売市場の移転整備、⑥
糸満ロータリーラウンドアバウト及び平和の道線等の県道整備の推進などであります。 最後にウ、今後の主な取り組みについては、①南山グスクの国文化財指定を受けた史跡公園としての整備、②高嶺小中学校を皮切りに、市内の小中一貫校化の推進による学校教育の充実、③プロアマスポーツのキャンプ誘致を行うための西崎運動公園再整備、④本市北部地域の農業用水の確保に向けた再生水活用、⑤にぎわいのある市街地再生に向けた糸満漁港中地区周辺の
まちづくりの推進等であります。 残りの質問については、教育長及び関係部長から答弁させます。
◎教育長(
安谷屋幸勇君) 金城敦議員御質問、件名2、安心安全の給食施設について。小項目1、アからウについて順にお答えいたします。 小項目1、児童生徒に安心安全な給食を提供している給食センターについて。ア、給食センターの意義は学校給食法による安心安全な給食を提供し、児童及び生徒の心身の健全な発達に資するとともに、各学校において食育指導を行うことで、食に関する正しい理解と適切な判断力を養う上で重要な役割を担っているものと考えております。 次にイ、提供している給食の数量は1日約7,000食を提供しております。 次にウ、給食のアレルギー対応については、保護者に対しアレルギー対象原材料を表示した献立表を配布し、アレルギー症状を防ぐための周知を行っております。
◎
経済観光部長(大城拡君) 御質問、件名1、観光振興について。小項目1から3について、順にお答えいたします。 小項目1、滞在型観光に対しての市の施策については、糸満市の文化を伝える手段として、民泊を活用し、修学旅行生や大人の民泊、外国人の民泊、宿泊せずに体験と食事の提供を行う民泊ビジット等を推進するとともに、リゾートホテルの誘致も進めてまいります。 小項目2、市内の民家を活用した民泊事業につきましては、リゾートホテルで滞在できない地域密着型の滞在観光として必要であると考えております。 小項目3、教育民泊については、平和学習を第一に地域行事への参加、伝統料理、伝統文化等の体験ができる教育民泊は今後の本市観光のリピーターにもつながることから、重要であると考えております。
◎
教育委員会指導部長(大城直之君) 御質問、件名2、安心安全の給食施設について。小項目2、ア及びイについてお答えします。 小項目2、平成5年増築時の一部を残しつつ、改築を行い、現在に至っていることについて。ア、給食センターは築26年以上たっているが、建てかえの計画はありますかについてお答えします。給食センターの老朽化に伴い、建てかえを推進するため、糸満市学校給食センター基本計画検討委員会を立ち上げ、去る11月に2回目の検討委員会を開催しました。 次にイ、新しい給食センターに食物アレルギー専用調理室の設置が必要と思うがどうかについては、食物アレルギー専用調理室が必要と考えており、糸満市学校給食センター基本計画検討委員会で調査研究しています。
◆17番(金城敦君) では、再質問を行います。 件名1から始めたいと思います。教育民泊に対しては、糸満市でも今後の本市観光につながることから重要と考えているようですが、先月ですか、糸満市議会も令和元年10月11日に、沖縄県議会議長及び沖縄県知事宛てに「民泊新法」に係る「教育民泊」の県条例の規制緩和を求める意見書及び決議を提出しております。市も県に対し、「沖縄県住宅宿泊事業の実施の制限に関する条例」にかかる教育民泊の規制緩和を市長が要請したと思うが、県からの回答はどのようなものかお伺いいたします。
◎
経済観光部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 沖縄県の回答の内容につきましては、住宅宿泊事業法には教育民泊という定義がなく、法の趣旨に照らして、業態によって規制対象の取り扱いを異にすることは適切でないとの回答でございました。
◆17番(金城敦君) 今の回答、沖縄県の回答では住宅宿泊事業法には教育民泊という定義もなく、業態によって規制対象の取り扱いはできないということでありますが、県は糸満市の要請に対して否定的ではないかと本員は感じました。県条例において、教育民泊の規制緩和ができないのであれば、糸満市は今後どのような取り組みを行うのかお聞きいたします。
◎
経済観光部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 本市の教育民泊の事業所は全て家主滞在型民泊であることから、民泊新法の中でも定義づけられている家主滞在型民泊と家主不在型民泊との差別化ができる条例改正案を求めていく考えでございます。沖縄県から照会のあった県条例の改正案への回答として、本年12月9日付で県条例において家主不在型住宅宿泊事業の制限を盛り込んだ条例の改正を行っていただき、各市町村が選択できるよう、至急検討してもらいたいとの意見をしているものであります。
◆17番(金城敦君) 今の答弁にもあるように、糸満市の教育民泊の事業者は、家主滞在型が大半でございます。今、他府県で、北海道や京都府では家主滞在型民泊に限り、家主滞在型民泊は糸満市では教育民泊が主でございますが、そういうふうに条例の規制緩和を行っていると聞いたことがあります。糸満市もその辺を調査、研究して、県に対して根気よく要請を続けていってくださいますようお願いいたします。議会のほうもいろいろ応援はしていきたいと思いますので、ぜひお願いいたします。休憩お願いします。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午後2時31分) (再開宣告午後2時31分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◆17番(金城敦君) 学校給食センターの件でありますが、糸満市給食アレルギー対応推進協議会から、「「糸満市給食センター建て替えに伴う食物アレルギー対応専用調理室設置」について要請」が市長宛てに出されていると聞いているが、その内容をお伺いします。
◎
教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えをします。 糸満市給食アレルギー対応推進協議会からの要請書の内容は、1点目に、学校給食センターの建てかえ時にアレルギー対応専用調理室の設置の要請でございます。2点目に、食物アレルギー対応委員会の設置についての要請がございました。
◆17番(金城敦君) この推進協議会からの要請に対して、糸満市はどのような対応をする予定であるかお聞きします。
◎
教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えをします。 まず1点目の建てかえ時にアレルギー対応専用調理室の設置については、先ほども答弁で申し上げましたが、
教育委員会としてはアレルギー対応の専用調理室が必要であると考えております。現在進めている、糸満市学校給食センター基本計画検討委員会の中で現在調査研究を進めているところです。2点目の食物アレルギー対応委員会の設置についても、アレルギー対応の市の委員会の設置について、早目に準備を整えて進めていきたいと考えております。
◆17番(金城敦君) 糸満市学校給食センター基本計画検討委員会のほうで、その対応も考えていくと思いますが、新しい給食センターの提供給食数はどの程度予定しているのかお聞きします。
◎
教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えします。 現在の給食センターは7,000食提供しておりますが、新しい給食センターの提供の食数は1日8,000食を予定しております。
◆17番(金城敦君) 1日8,000食ですね。じゃあ、この数字はどのように試算したのかお伺いします。
◎
教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えをします。 現在の児童生徒数が微増の状況がございまして、令和7年には約7,000名でピークを迎えるとの推計が出ております。そして推計ではあらわれていない要素、ホテルの建設であるとか、物流団地、それから集合住宅等の建設もございますので、プラスアルファの増加が予想されること。そして教職員が約500名おりますので、合わせて8,000食は必要だろうと試算をしている状況です。
◆17番(金城敦君) 妥当な数字だと思います。給食センター基本計画検討委員会の今後の予定はどのようになっているのかお聞きいたします。
◎
教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えをします。 先ほど第2回目の検討委員会を開催したと報告しましたが、今月末に第3回目の検討委員会を開催します。そして年明けて、今年度ですが、合計で4回目の検討委員会を1月末には開催する予定で現在進めているところです。
◆17番(金城敦君) 検討委員会の中で検討するとは思いますが、PFIを活用した建設の可能性はあるのか。もしあれば、そのメリット、デメリットをお聞かせください。
◎
教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えをします。 PFIの活用については、メリット、デメリットの検証をしている状況です。メリットについては、通常の建設費よりも初期の投資がかなり少なく済むというのがメリットの1つ目であると考えております。2つ目として、民間の経営のノウハウを活用して、より効率的な経営と結びつけることの可能性があるというふうに、民間との連携という部分でございます。次にデメリットについてです。PFIのデメリットについては、まず各種の補助金の活用が難しいかと考えています。そうなると、長期で見通したときに、例えば建物をつくって15年もしくは20年間使うというスパンで考えたときに、20年、15年のトータルで考えたときに、建設や維持にかかわる維持費は非常に高くなるということが予想されます。そしてデメリットとして2つ目ですが、PFIで連携していく民間の業者があるかどうか、特に県内において。そこらあたりが不透明だと考えております。もし、請け負った民間の業者が仮に倒産した場合は事業自体が停止するということもあり得るのかなというところがデメリットです。最後のデメリットとして、PFIの可能性調査をしないといけないと、活用する場合は。その時間、それから実際に連携する業者ができたときも調整等にかなり時間を要するのかなということで考えていますので、トータルでは、建設までにより長くの時間がかかるのかなということで予想をされています。以上です。
◆17番(金城敦君) 私たちから考えればメリットが多いのではないかと思っておりましたが、このようなたくさんのデメリットがあるとはわかりませんでした。公共施設の整備については、PFIは非常に有効だと言われておりますので、まだまだ調査研究をして、それが使えるのかどうか、また研究してください。お願いします。では、新しい給食センターの稼働時期はいつごろを想定しているのかお聞かせください。
◎
教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えをします。 稼働時期については、現在、基本計画検討委員会の中で基本構想をまとめている段階です。今後、当然、構想がまとまったら設計それから事業の予算の兼ね合いもございます。そして設計は
実施設計もまたやっていくという形で、まだ少し時間がかかるのかなということで予想をしておりますが、
教育委員会といたしましては、早い時期の稼働を目指していきたいということを考えております。
◆17番(金城敦君) 大変ありがとうございました。アレルギー対応専用調理室の設置やまたPFIを活用しての建設等で調査研究するのはまだまだあると思いますが、早い時期での稼働をお願いして、今、市民も給食センターを望んでおりますので、
教育委員会の皆様ぜひ頑張ってください。休憩お願いします。
○議長(大田守君) 休憩いたします。 (休憩宣告午後2時40分) (再開宣告午後2時40分)
○議長(大田守君) 再開いたします。
◆17番(金城敦君) 件名3の市政運営について質問します。 市長、答弁大変ありがとうございました。市長の実績及び今後の取り組みについてはよく理解できました。多くの市民の皆様からも高い評価の声が上がっています。そこで市長に伺います。市長は残された課題の実現に向けて、どう考えているのかお聞かせください。
◎市長(上原昭君) 再質問にお答えいたします。 私は、糸満市を再生し、元気にしたいという思いで市長就任時より公約実現に向けて、さまざまな事業に取り組んでまいりました。この場をおかりして、この間を支えていただきました多くの皆様に心より感謝を申し上げたいと思います。しかし、糸満市に活気が出てきたという感じはしておりますが、糸満市再生にはまだ道半ばであると感じているところであります。先ほどの答弁のとおり、糸満市再生に向けて現在も多くの事業に取り組んでおり、今後取り組みたい事業も数多くあります。議員御質問の残された課題の実現に向けては、(仮称)糸満市文化・平和・観光振興センターを初め、現在手がけている多くのプロジェクトを確実に推進すること。南山グスクの整備を初め、今後取り組むべきプロジェクトをしっかりと形にすることが肝要だと考えております。残りの任期につきましては、全力で市政運営に取り組む所存でございますので、この場をおかりして市民の皆様を初め、市議会、市職員並びに関係者の皆様の変わらぬ御支援と御協力をお願い申し上げます。
◆17番(金城敦君) 大変ありがとうございました。残りの任期につきましては頑張るということでございますが、市で実現すべき重要なプロジェクトを実現するためには、ほとんどがあと三、四年の期間を要するものと思います。あるいは10年かかるかもしれません。市長には、実現に向けて、ぜひあと1期4年、2期目も頑張っていただきたいと思います。多くの市民からも期待が高まっています。そこで市長の熱い熱い決意を伺います。
◎市長(上原昭君) 再質問にお答えします。 議員御質問のとおり、これまで3年余りの期間をかけていろいろと種をまいてきたプロジェクトの一部が、例えば観光振興センター、マチグヮー体感施設等、一部が結実し、その芽を出し始めていると感じております。同時に市民の皆様からの大きな御期待のお言葉も数多くいただいております。しかし、その重要なプロジェクトの多くが大きな実を結ぶまでには、議員御指摘のとおりまだまだ時間がかかるものと思います。先ほどの答弁のとおり、私は糸満市再生を約束して、3年前に市民の皆様の負託を受けました。業務に当たる上でそのことは常に私の心にあり、確実に実現させたいと考えております。御質問のあと1期4年につきましては、今お話ししたことを踏まえながら、御支援をいただいております後援会を初めとする支持者の皆様や家族、友人などとも相談しながら、しっかりと前向きに考えていきたいと思います。
◆17番(金城敦君) 市長の今の答弁、御支援をいただいている支持者や家族、あるいは友人と相談しながらと言いますが、その方々は全員2期目を目指してほしいという思いがあると思います。糸満市の今後の取り組みもたくさんある中で、次年度以降の事業を推進、進捗させるためにも市長のリーダーシップが必要であります。今、市内外から市長に対する信頼と市政運営に対する期待が高まっています。本日の答弁を聞いて、事実上の出馬表明だと私は感じております。市民の期待に応えるためにもしっかり、前向きに、早目の決断を強く求めて、質問を終わります。以上です。 ――――――――――――――――――――――――――――――
○議長(大田守君) 以上で本日の会議を終了いたします。 (散会宣告午後2時47分)...