糸満市議会 > 2019-06-25 >
06月25日-06号

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  1. 糸満市議会 2019-06-25
    06月25日-06号


    取得元: 糸満市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-04
    令和元年第4回糸満市議会定例会会議録令和元年6月25日出席議員 20人1番 玉 城 哲 郎 君    2番 金 城   悟 君3番 上 原   勝 君    4番 浦 崎   暁 君5番 菊 地 君 子 さん   6番 伊 敷 郁 子 さん7番 国 吉 武 光 君    8番 金 城   敏 君9番 新 垣 勇 太 君    10番 金 城 一 文 君12番 玉 村   清 君    13番 金 城   寛 君14番 當 銘 真 栄 君    15番 大 城 明 弘 君16番 西 平 賀 雄 君    17番 金 城   敦 君18番 徳 元 敏 之 君    19番 金 城 幸 盛 君20番 新 垣 安 彦 君    21番 大 田   守 君欠席議員 1人11番 玉 城 安 男 君 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は次のとおりである。   市長     上 原   昭 君    副市長    金 城   靖 君   教育長    安谷屋 幸 勇 君    総務部長   上 原   仁 君   企画開発部長 徳 元 弘 明 君    市民健康部長 福 元 信 美 さん   福祉部長   山 城 安 子 さん   経済観光部長 大 城   拡 君   建設部長   徳 里   仁 君    水道部長   伊 敷   勝 君   消防長    福 元   毅 君    教育委員会  阿波根 庸 伸 君                       総務部長   教育委員会  大 城 直 之 君   指導部長本日の議事日程 日程第1  一般質問   ――――――――――――――――――――――――――――――                              (開議宣告午前10時00分) ○議長(大田守君) これより本日の会議を開きます。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守君) 一般質問を行います。質問通告書により、順次質問を許します。 ◆9番(新垣勇太君) 皆さんおはようございます。一般質問を始める前に私の所見を述べさせていただきます。去る6月23日は慰霊の日でありました。議員になってから毎年平和祈念公園に行き、さきの大戦でお亡くなりになった方々の御冥福をお祈りに行ってまいりました。ことしは正午に自分の自宅で黙とうを行いました。ここ最近の慰霊の日は、ルールを守らない大人が多く、人として人格を疑うような発言や罵声が飛び交ったり、大変嫌な気分になります。一人一人考えや思いが違うのはわかります。しかしながら、私たち大人は慰霊の日、自分さえよければいいという行動をするのではなく、未来の子供たちに平和のとうとさを伝えていく場にしなければならないと心の底から強く思い、一般質問を始めます。 件名1、西崎運動公園について。小項目1、糸満市スポーツ施設等可能性調査について。ア、糸満市スポーツ施設等可能性調査の進捗状況と今後の流れを伺う。 件名2、環境行政ついて。小項目1、潮崎町の遊歩道南側の防風林と破損した木材について。ア、その後の進捗状況を伺います。 件名3、防災行政について。小項目1、環境省の自立・分散型エネルギー設備等導入推進事業について。ア、今後補助メニューを活用する考えがあるか伺う。 件名4、乳幼児や妊婦の健康増進について。小項目1、2歳児歯科健診や妊婦歯科健診について。ア、次年度以降取り組んでいく考えがないか伺う。 5、道路行政について。小項目1、県道平和の道線について。ア、進捗状況と今後、市がどのようにかかわっていくのか伺う。 小項目2、糸満小学校前交差点に矢印式信号機設置について。ア、進捗状況について伺う。 件名6、保育行政について。小項目1、認可施設の1歳児待機児童と真壁児童クラブの待機児童について。ア、待機児童解消に向けた今後の市の対応を伺う。 小項目2、子育て世代への支援について。ア、双子、三つ子の子育て世帯に対する支援があるか伺う。 件名7、ふるさと納税について。小項目1、糸満市の取り組みについて。ア、本市のふるさと納税をふやしていくために行っている施策を伺います。イ、返礼品として一番多く出ているものは何ですか。 件名8、観光行政について。小項目1、糸満のくらし体感施設周辺の再生・活性化プランについて。ア、今後のゾーニング計画を伺う。 小項目2、体験型の施設や食べ歩きができる(屋台村)等の施設建設について。ア、市の見解を伺う。 以上、演壇での質問を終わり、再質問は、質問席より行います。 ◎市長(上原昭君) おはようございます。新垣勇太議員の件名8、観光行政について。小項目1についてお答えいたします。 糸満のくらし体感施設周辺の再生・活性化プランについての今後のゾーニング計画については、今年度糸満のくらし体感施設の建設に伴い、施設の活性化案を取りまとめることとしておりますが、糸満のくらし体感施設周辺の活性化についても必要であると考えており、今後、検討していきたいと考えております。 残りの御質問については、関係部長から答弁させます。 ◎建設部長(徳里仁君) おはようございます。御質問、件名1、西崎運動公園について。小項目1、糸満市スポーツ施設等可能性調査について。ア、進捗状況と今後の流れについてお答えいたします。 現在、可能性調査の基礎となる施設の現況整理や指定管理者ヒアリングによる課題等の整理を行うとともに、市民団体及びプロスポーツ団体等へのヒアリングを実施し、新規施設の必要性及び整備規模の妥当性を検討するため、先進事例調査を進めております。今後は市民等意向調査を実施し、基本構想の策定に必要な新規施設の概算事業費の算定、事業手法の検討を行い、学識経験者や専門家等の外部委員で構成した検討委員会を設置し、委員会へ提案しながら検討を重ねていきたいと考えております。 御質問、件名2、環境行政について。小項目1、潮崎町遊歩道の樹木と破損した木材について。ア、その後の進捗状況についてお答えいたします。管理者である県南部土木事務所へ確認を行ったところ、遊歩道の樹木と破損した木材の撤去については、今年度の整備計画には入っているとの回答を得ております。なお、復旧工事の発注時期等については未定であるとのことであります。 御質問、件名5、道路行政について。小項目1、平和の道線について。ア、進捗状況と市のかかわりについてお答えいたします。沖縄県に問い合わせたところ、用地取得筆数ベースで喜屋武から真栄里区間で84.5%、山城から喜屋武区間で28.4%の用地取得となっております。また工事については、暫定ではありますが、320メートルが完成しております。今年度は名城ビーチ前方の200メートルを予定しており、令和2年度に名城ビーチから喜屋武漁港間の380メートル、令和3年度に喜屋武小学校から喜屋武漁港間の440メートルを整備する予定であります。なお、事業主体は沖縄県になりますが、地元糸満市も早期開通に向け、県と意見交換を行っているところであります。 ◎総務部長(上原仁君) おはようございます。御質問、件名3、防災行政について。小項目1、ア、補助メニューの活用についてお答えいたします。 本事業は、地域防災計画に避難施設として位置づけられた施設に対して、温室効果ガス排出抑制と災害時のエネルギー供給等を目的とした再生可能エネルギー設備を導入する事業を支援するものと確認しております。現在、本市においては、一括交付金及び沖縄観光防災力強化支援事業を活用し、市内の避難所に対して発電機等の資機材の整備を進めております。御質問の事業については、3月定例会でも答弁させていただきましたが、内容を精査し、避難所を管理している関係部署の意向も確認しながら総合的に判断していきたいと考えております。 ◎市民健康部長(福元信美さん) おはようございます。御質問、件名4、乳幼児や妊婦の健康増進について。小項目1、2歳児歯科健診や妊婦歯科健診について。ア、次年度以降の取り組みについてお答えいたします。 現在本市では、2歳児及び妊婦歯科健診について実施しておりませんが、1歳児健診時に歯科衛生士による歯磨き指導とフッ化物塗布による虫歯予防、また親子健康手帳交付時に妊娠中の歯科健診の必要性について指導しているところです。虫歯や歯周病を予防することは歯の寿命を延ばし、口腔だけでなく、全身の健康の保持増進につながると考え、成人の歯周病検診を昨年度より導入し、今年度は対象者を拡大して実施しております。2歳児及び妊婦歯科健診については今後、県や他市町村の実施状況を踏まえ、検討してまいります。 次に御質問、件名5、道路行政について。小項目2、糸満小学校前交差点に矢印式信号機設置については、平成30年1月22日付で糸満警察署へ要請しており、県警本部に信号機右折標示への改良の上申をしているとの報告を受けて、改めて平成30年10月3日付で、糸満市長名で沖縄県警本部長宛て矢印式信号機設置について要請をしております。 ◎福祉部長(山城安子さん) おはようございます。御質問、件名6、保育行政について。小項目1及び2についてお答えいたします。 小項目1、認可施設の1歳児待機児童と真壁児童クラブの待機児童について。ア、待機児童解消に向けた今後の市の対応については、認可施設の平成31年4月1日現在の待機児童数は全体で54人、そのうち1歳児の待機児童は25人います。待機児童解消に向けた取り組みとしましては、受け皿となる新規施設整備と保育士の確保が重要と考えています。施設整備につきましては、新たに認定こども園1施設と、小規模保育事業所1施設の整備を進めています。保育士の確保につきましては、保育士を目指している方の資格取得をサポートするため保育士試験対策講座を。既に保育士の資格をお持ちの方を対象とした、糸満市保育士合同就職説明会の開催を予定しております。真壁児童クラブの待機児童については、令和元年5月1日時点において15人となっております。待機児童解消に向けた今後の市の対応について、校区内の児童クラブにおいては定員に達していることから、校区内の児童クラブへ受け入れに関する調査を行っているところであります。 次に小項目2、子育て世代への支援について。ア、双子、三つ子の子育て世帯に対する支援については、乳幼児を持つ子育て世帯が気軽に集い、さまざまな形態の育児不安に対応できるよう、子育て支援センター等において育児相談や育児講座を実施しております。また、一般的な支援では、対応が困難な世帯に関しては育児支援に加えて、家庭訪問支援や見守り支援など、多様化するニーズにお応えできるよう、今年度から支援施策の充実に取り組んでいるところであります。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) おはようございます。御質問、件名7、ふるさと納税について。小項目1、糸満市の取り組みについて。ア及びイについて、順にお答えいたします。 小項目1、ア、本市のふるさと納税をふやしていくために行っている施策については、市外、県外の糸満市出身者へのアピールとして、糸満郷友会及び南山同窓会へ市長みずからが参加し、寄附の促進を行っております。また複数の県外の郷友会、県人会事務局への周知、過去の寄附者へのダイレクトメール等の送付、市外在住の市職員へ文書等により返礼品の特産品も含めピーアールを行い、寄附の促進を図っております。そのほかに平和トリムマラソンゼッケン配布時のチラシの配布や、全国紙、高額納税者向け雑誌及びウエブ広告掲載等を実施しており、寄附獲得に取り組んでいるところでございます。今年度から全国で最も使われているふるさと納税総合サイトでの糸満市の情報を紹介する機会を3倍にふやすことや、大手のポータルサイトへの新規加入を行うなど、紹介の機会の拡大を図っているところです。返礼品についても業務受託事業者が事務局となり、商工会、観光協会、ファーマーズ、漁協、物産センターと行政を加えた特典選定委員会を毎月開催し、新規返礼品開発に取り組んでおります。 次にイ、返礼品として一番多く出ているものは、マンゴー、パッションフルーツなどの果物となっております。 ◎経済観光部長(大城拡君) おはようございます。御質問、件名8、観光行政について。小項目2についてお答えします。 小項目2、体験型の施設や食べ歩きができる(屋台村)等の施設建設について。ア、市の見解については、滞在型観光や市街地の活性化を推進する中で、体験施設や食べ歩き等の飲食ができる施設は必要と考えております。今年度建設する糸満のくらし体感施設についても、体験ゾーンや飲食ゾーンを設けており、糸満市文化・平和・観光振興センターにおいても体験施設等も設置するものとしております。 ◆9番(新垣勇太君) 答弁ありがとうございます。件名1のほうから進めていきたいと思います。 件名1のスポーツ施設等可能性調査に関してですけれども、これはずっと取り組ませている案件で、まず1つ、その中で人工芝の導入とかというのも、その施設等可能性調査の中に入っているのかお聞きしたいと思います。 ◎建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えいたします。 可能性調査の中で人工芝の導入等も考えているのかという御質問だと思いますけれども、調査業務の中では民間活用の事業方式の検討も行う予定であります。民間活用における人工芝やいろいろな施設、導入の方法については、今後、施設整備のコンセプトや事業手法の中で検討する予定となっております。 ◆9番(新垣勇太君) ぜひ、役所がこの人工芝をつくるということではなくて、今言ったように、民間活力を生かして人工芝導入を含めて、コンセプトも含めて、しっかり協議していただきたいと思います。今、西崎陸上競技場は現在3種公認の陸上競技場として公認を再申し込みすると伺っていますが、今後も3種公認の競技場で計画していくのか。再公認の状況も含めてお伺いいたします。 ◎建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えいたします。 3種公認に向けて、今後も再公認の方向で進めていくのかという御質問だと思いますけれども、西崎陸上競技場は平成27年4月に第3種公認を取得して、来年4月には期限が切れるため、現在、継続した公認を取得するための準備を進めております。また、陸上競技場はこの可能性調査の中で施設の維持、または改修の必要性を検討する予定でありますので、その中で考えていきたいと考えております。 ◆9番(新垣勇太君) その公認をもらうに当たって、取得するためにいろいろなものを多分そろえないといけないと思いますけれども、その予算は幾らぐらいかかるか伺ってもいいですか。 ◎建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えいたします。 予算についての御質問ですけれども、公認を得るために施設の改修費や不備している備品等の購入などを含めると、見積額ですけれども、約2,000万円の費用が必要になります。 ◆9番(新垣勇太君) わかりました。今、2,000万円と聞くとすごく莫大なお金になってくると思いますけれども、これを役所がすぐぽんと出すのではなくて、今後、管理計画、管理運営も含めて、いろいろお金を生むような取り組みをしていっていただきたいという中で、これもスポーツ施設等可能性調査の中で検討してほしいんですけれども、公園管理の中で、平時から飲食店などを運営させることができるのかについて伺いたいと思います。 ◎建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えいたします。 平時から飲食店を運営させることができるのか。可能性調査で検討するのかという御質問だと思いますけれども、まずこの調査の中で、西崎運動公園、施設の管理形態を課題としております。つまり民間活力、民間を利用した場合、飲食店の運営等も民間のほうでできる可能性が十分あると思いますので、それが管理体制を検討する中で考えていきたいと考えております。 ◆9番(新垣勇太君) ぜひですね、これは前の議会でも取り上げさせてもらったんですけれども、公園管理から公園経営という形に頭を切りかえていただいて、そういった意味でどういうふうに収益を上げるのかというところもしっかり考えていただきたいと思います。その中で、スポーツ施設等可能性調査の中で、近隣の西崎親水公園であったり、サムシングフォー西崎の公園一帯ですね、あの一帯も含めて飲食ができる施設の検討とかはありますか。
    ◎建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えいたします。 親水公園で飲食等ができる計画をこの可能性調査の中でやっているのかという御質問だというふうに理解しますけれども、この調査の中では、まず基本的に西崎運動公園の将来の施設整備方針を策定することを目的としております。よって、西崎親水公園はその調査対象としては区別をしていきたいと考えております。親水公園の利活用については、今、国が推奨していますPark‐PFI事業もございますので、利活用については市民ニーズを踏まえて、公園管理の中で検討していきたいと考えております。 ◆9番(新垣勇太君) ぜひ、検討していただいて、ただ単に管理するということではなくて、収益を生むような、どういったものを公園管理の中で収益が生めるのかというのも含めて全て、検討していただきたいと思います。これはスポーツ施設等可能性調査ではなくて、ほかのところでもやっていってほしいと思います。 続きまして、件名2ですけれども、前年度も予算がついたんだけれども入札がなかったと。今年度も計画していく中で時期的には未定という答弁だったと思うんですけれども、あそこの潮崎の南側というのは、本当に昼、夕方ですね、朝もですけれども、ウオーキングだったりランニングしている人が大変多くて、私も声をかけられてこれはどうにかならないかということを何度も言われております。そういった中で、県が予算をつけているのであれば、ぜひとも市からもっと積極的に要望して、早目の撤去であったり、改善に向けて取り組んでいただきたいと思いますが、それについて建設部長の答弁をお願いします。 ◎建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えいたします。 今、議員御指摘の遊歩道については、近隣住民の散歩やジョギングコースとして利用されております。景観を損ねている状況でありますので、早目の撤去要請と再設置ができるよう南部土木事務所と協議をしていきたいと考えております。 ◆9番(新垣勇太君) ぜひ前向きに進めていただいて、早目の撤去をお願いしたいと思います。 続きまして、件名3の防災行政に移りたいと思います。今年度、備蓄品とか発電機とかをそろえるということであったんですけれども、このメニュー自体が前年度、今年度までということを聞いているんですけれども、今年度も補助メニューというのはまだ活用できるのかも含めて答弁お願いします。 ◎総務部長(上原仁君) 再質問にお答えいたします。 本事業の有無を確認したところ、今年度は引き続き予算化されていると伺っております。 ◆9番(新垣勇太君) ぜひ、令和元年に備蓄品の整備を終える予定ということを答弁で聞いていますので、それで防災に関して全部が完璧とは思いません。環境省が推進している再生エネルギーランニングコスト等も調査して、しっかり糸満市にとって何が必要かというのも含めて、この補助メニュー、今、国が示している防災に対して何ができるのかというところで、それだけ予算をつけてきていますので、そういったものもしっかり調査して、精査して取り組んでいけるようお願いしていただきたいと思います。今後、この補助メニューを活用する考えがあるかどうか、最後にまた答弁をお願いしたいと思います。 ◎総務部長(上原仁君) 再質問にお答えいたします。 市は、災害時に市民の安心、安全を最優先に確保する必要があることから、再生可能エネルギーを備えた施設につきましては重要なものと認識しております。今後の活用につきましては、検証すべき事項を洗い出しいたしまして、調査研究してまいります。 ◆9番(新垣勇太君) ぜひ検討していただきたいと思います。きのうの幸盛議員の質問の中にもあったんですけれども、ランニングコストがどれだけかかるかわからないので、Wi‐Fiを入れるのは厳しいという話もありました。これを使うことによって、風力であったり太陽光も兼ねて、そういった再生エネルギー、自然のエネルギーをとることによって、これは蓄電していくという事業でもありますので、それがあれば、ランニングコストとかはかからず、最初の初期費用がかかるというのもあるんですけれども、これは維持管理に関してもしっかりとした契約を結んで、何年契約とやっていけば、そこまでお金はかからないと思いますので、ぜひ検討に向けて取り組んでいただきたいと思います。 続きまして、件名4、2歳児歯科健診に関してですが、2歳児健診、他の市町村でも効果が出ていると聞いております。歯科健診を行うことで医療費軽減につながっていくと同時に、生活習慣病の予防や病気にかからない体をつくっていけると思いますが、それに対して、市の見解をもう一度お伺いしたいと思います。 ◎市民健康部長(福元信美さん) 再質問にお答えします。 先ほども御説明いたしましたが、虫歯や歯周病を予防することは歯の寿命を延ばし、口腔だけでなく、生活習慣病の予防や全身の健康の保持増進につながると考えています。1歳児健診のフッ化物塗布を含めた歯科健診や妊婦への指導、また成人の歯周病検診も引き続き実施していけるよう努めてまいります。2歳児歯科健診については、今後、予算の確保や医師等の調整など、実施に向け検討してまいりたいと思います。 ◆9番(新垣勇太君) ぜひ前向きに検討していただいて、5月の半ばごろですか、歯科医師会との勉強会がありまして、歯の大切さといいますか、歯の予防ということがどれだけ医療費の軽減につながっていくかというのも勉強させていただきました。そういった中で、私たちは歯というのは本当に痛くなってからとか、虫歯になってからしか行かないんですけれども、この健診をしていくことによって予防をしていくというのはすごく大事だなということを感じさせられました。その次の週に、私も歯医者に行って検診をしてきたんですけれども、この中で、やっぱり早い時期からこういう習慣づけをするというのは非常に大事になってくると思うので、ぜひその辺は検討いただいて、他の市町村と同等の感じで補助をしていただくようにお願いしたいと思います。 続きまして、今後の、他の市町村で行われている取り組みとして、フッ化物洗口の導入も含めてする考えがないかお伺いしたいと思います。 ◎市民健康部長(福元信美さん) 再質問にお答えいたします。 フッ化物洗口については、現在、こども園等で独自に実施している園が数園あります。幼児期から虫歯予防に努めることで生活習慣の確立につなげ、ひいては健康の保持増進に寄与することにつながると考えています。市では、平成30年3月に策定した第二次健康いとまん21後期計画の中で、保育園やこども園でのフッ化物洗口を推進していますが、保育現場の現状も踏まえて、今後、調整していきたいと考えております。 ◆9番(新垣勇太君) ぜひ、それも進めていただいて、歯の予防をすることで、フッ化物洗口をすることで強い歯をつくっていくということも医師会の方が言っていました。本当に歯の大切さというのがいろんな病気にかかわっていくということもありますので、これは保育園に関して、今答弁をいただいたんですけれども、小学校でもいろいろな他の事例も含めて市町村も取り組んでいますので、それも前向きに検討していただいて、取り組んでいただきたいと思いますので、どうかまたこの質問に関しては、今後も取り組んでいきたいと思います。 件名5、道路行政について。この平和の道線、今は何%とか聞かせていただいたんですけれども、2022年に、名城に大型のホテルが建設予定で、オープンする予定になっております。そういった中でこの名城の農道から入っていくというのもそうですけれども、平和の道線ができれば本当にすごい道になってくるなと。ホテルもアピールができるんじゃないかなと思いますので、ぜひ進めて、市も検討、協議をしてやっていってほしいと思います。その中でまだ4筆、地権者が反対している人がいると聞いております。自治会も何らかのアクションを起こして、会議をしたり、いろいろお話をしているようですが、自治会がアプローチするのはもちろんですが、市も一緒になって説明会を行う必要があると思いますが、それについて市はどういう見解を持っていますか。 ◎建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えいたします。 市も県と一緒になって、説明会を行う必要があるという趣旨の御質問だと思いますけれども、喜屋武から真栄里区間においては、現在、事業主体の南部土木事務所に確認したところ、現在14名の地権者、19筆が未取得となっているということでした。理由としては、整備に同意いただけない方や買収単価への不満、相続困難が主な要因となっているとのことであります。説明会については、6月2日に名城区において平和の道線の事業説明会がありましたので、本市も同席をさせていただきました。今後とも用地取得については、県と協力して、早期事業推進に一緒になって進めていきたいと考えております。 ◆9番(新垣勇太君) ぜひ進めていっていただきたいと思います。何月でしたか、あれは。3月か2月の名城のホテルの起工式に参加させていただきました。市長も含め、関係部長も参加していただいた中で、このホテルができる、ホテルの親会社になる社長も言っていました。これは世界から注目されるホテルになるよと。だからその世界に注目されるホテルになるためにも、うちらは何をしていかないといけないかというと、やっぱり道路整備だったり、環境の整備をやっていかないといけないと思います。それだけすごいホテルが来るのに、道も整備されていない、周りが何もないということではなくて、糸満市として何ができるのかというのをオープンまでにしっかり考えていかないといけないと思いますので、ぜひその道の整備については、用地買収も含めて取り組んでいただきたいと思います。お願いします。 続きまして、件名6、保育行政についてですが、待機児童解消に向けた今後の取り組みということで、先ほど福祉部長から答弁いただきました。今、保育士資格を目指す人たちに対しての講座であったり試験対策であったり、また講習会等を含めているということで、保育士に対していろいろ働きかけをしているのはわかりました。今、新規施設を整備中とお聞きしました。その新規施設ができれば、保育園が全て整備できれば、待機児童解消になるのか、伺いたいと思います。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 施設整備ができれば待機児童は解消できると考えております。現在、1歳児が25人、2歳児29人、3歳児から5歳児は現在待機ありませんので、ただ、保育士の確保が前提でありますので、1歳児、2歳児の待機に関しては厳しい部分もあると思いますけれども、施設整備のほうを進めていきたいと思っております。 ◆9番(新垣勇太君) 1歳児、2歳児はどこの市町村も厳しいと聞いているんですけれども、そういった中で、新規に、新たに施設を整備することで待機児童解消になれば本当にいいと思いますし、そこで保育士をしっかり確保できるという市町村が出れば、本当に糸満市は待機児童がなくなっていくと思います。そういった中で、今保育の部分だけクローズアップされて待機児童が言われているんですけれども、前回の一般質問のときにも質問させていただきました。学童のほうもかなり待機児童が多い、特に真壁が多いと聞いております。今、全体で20名ほどの学童に対する待機児童がある中で、真壁児童クラブが15人ほどいると聞いていて、圧倒的に真壁クラブの待機児童が多くて、本当に親御さんが苦労しているというのを聞いております。その中で、学童の待機児童を解消するために、校区外の学童にも臨時的に行けるようにということを聞きたいんですけれども、今そういう働きかけをしているという答弁ももらいました。そういった中で、何が問題となって、それがうまくいかないとかというのが答弁できればお願いしたいと思います。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 真壁児童クラブは待機が多いですので、もう1クラブつくるほうがいいと思っております。ただ、施設を整備するのには、やはり補助金、市単独ではつくれませんので、補助金を申請する必要がありますから、設置するとしても3年以上かかるという部分がありますので、その間は現在ある施設を活用したもの。または現在、小学校の余裕教室等の活用に向けても関係機関と話し合いをしていますので、そちらのほうの活用ができないかというのを施設整備ができるまでの間はそれでやっていこうと思っております。 ◆9番(新垣勇太君) できない、できないではなくて、できる方法を考えていただきたいと思います。その中で、米須保育園跡地を一時的に学童保育ができるかできないか、お伺いいたします。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 先ほどお答えしたように、現在、小学校の空き教室の活用ができないかを調整している段階ですので、現在、米須保育園の建物を活用するという予定はありません。 ◆9番(新垣勇太君) これはまず、小学校ができるという前提で調整をしているんですか。それとできないかできるかわからない状況で進めていても、何も始まらないと思うんです。その中で小学校ができると言うのであれば、全然それでいいと思いますけれども、できるほうなのか、できないほうなのか、それとも全然わからないのか。もし答弁できればお願いします。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 両方一緒に検討できないかということだと思いますけれども、現在、学校のほうと調整しておりますので、それが厳しい状況であればほかの方法を考えていきたいと思います。 ◆9番(新垣勇太君) ぜひお願いをしたいんですけれども、今ちょうど6月、7月…、7月の末から夏休みに入っていきます。今親御さんが何とか、おじいちゃん、おばあちゃんとかが送迎して何とか間に合わせているものが、これが毎日家にいるという状況になってしまうと、本当にお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんにも結構な負担がかかってくると思うので、6月中、7月中までにはぜひ解決していただきたかったんですけれども、来年の7月に整備が決まっているということも答弁もらいましたが、その中で、前倒しして、何かできる方法とかないか伺います。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 今、関係機関で話し合いをしている状況ですので、そういう前倒しで設置できないかも含めて、検討していきたいと思います。 ◆9番(新垣勇太君) お願いします。また、今、多分真壁から送迎するのが大変ということで、校区外の学童も前向きにやってくれないというのもあると思うんです。そういった中で市が送迎の予算を確保して、いとちゃんminiなのか、いろんな委託をして、そういうバスを、運搬するような、送迎のバスを出すことができるか伺いたいと思います。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 この学童クラブの補助金のメニューの中に、送迎にかかる費用の一部を補助することは可能となりますので、その意味ではいとちゃんminiは利用できると思います。現在、いとちゃんminiの予約センターに確認したところ、回数券の購入や事前予約等の運用も扱っているということですので、児童クラブを対象とした補助というのは可能だと思っております。 ◆9番(新垣勇太君) じゃあ、お願いします。このいとちゃんminiというところでいうと、いとちゃんminiに幼稚園生がいきなり手を挙げて乗れるかというと、かなりハードルが高いと思うので、そのいとちゃんmini的な要素で、本当に送迎だけができるようなことは可能なのかも含めて答弁お願いします。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 小さいお子さんですので、送迎に関してはやはり保護者の責任部分もありますので、これを市が全部補助するということはできませんので、送迎に関してはやはり親の同意、または親が付き添うということが前提になると思います。 ◆9番(新垣勇太君) そうですね。そういった責任のところも出てきますので、しっかりとした早目の整備、この15人の親御さんにすごく負担がかかっている状況であると思います。他の地域であれば、地域内でいろいろ、校区外に分かれて行ったりしているというのも聞きますし、しかしながら真壁とかというと、本当に離れていてどこも受け入れをしてくれないという状況で、今真壁の学童クラブの周辺で待機児童の子たちがうろちょろしていて、この子たちは何なのかと聞いたら、待機している子たちということも聞いていますので、多分親御さんたちがとりあえずクラブの近くで遊んでおきなさい、待っておきなさいという状況をつくっているんじゃないかと思うぐらい深刻な問題だと思いますので、ぜひ早目の対応をお願いしたいと思います。 続きまして、ひとり親家庭に対しての学童の補助がことしは10カ月しか予算化されていないと聞いたんですけれども、それはなぜか伺いたいと思います。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 ひとり親家庭に対する利用の補助金に関しては、交付申請額と実績報告に関して少し差異が、差額が出ております。今年度の補助金交付決定については、前年度の実績を踏まえて決定しておりますので、10カ月分しか交付していないということではありません。 ◆9番(新垣勇太君) じゃあ、前年度はなぜこれだけの実績になったか教えてもらっていいですか。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時44分)                              (再開宣告午前10時45分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 この金額に関しては、事業者の申請に基づいて交付しておりますので、こちらのほうで決定したものではありません。 ◆9番(新垣勇太君) であれば、この申請者、例えばひとり親家庭の親御さんが申請した場合、これは10カ月ではなくて、12カ月しっかり予算化されるのかも含めて答弁をお願いいたします。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 こちらのほうで決定している補助金の要綱に沿った申請であれば、全額支払うことになります。 ◆9番(新垣勇太君) ぜひ、親御さんの負担がかからないように、今まであった補助がいきなりなくなるとかではなくて、しっかりした対応をしていただきたいと思います。ぜひお願いします。 続きまして、双子、三つ子の子育て支援に対して、いろいろ市なりに子育て支援センターとかで働きかけをして支援していますということでありましたが、家庭訪問の支援をしていくということを先ほど答弁をもらったと思いますけれども、それについてもう一度詳しく教えてもらっていいですか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 生活に関して、不安に思っている家庭に関しては、子育て支援のいっぽのほうで、支援員が家に訪問して悩みを聞くという形の体制をとっております。 ◆9番(新垣勇太君) これは今、双子とか三つ子世帯に対して行っている事業ですか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 双子、三つ子だけではなくて、生活に悩みを持つ、子育てに悩みを持った方を全員対象としております。 ◆9番(新垣勇太君) わかりました。悩みがある親御さんというのは多いと思いますし、ひとり親家庭だけではなく、双子、三つ子、いろいろ本当に悩みがあると思います。一人の子を産んで、一人の子を育てるだけでも悩みがあると思いますし、それに対して双子とか三つ子になるともっと大変になってくると思うので、その支援のほうもぜひ進めていただきたいと思います。 続きまして、件名7、ふるさと納税についてですけれども、私たち会派でふるさと納税に関して都城市に行っていろいろ学ばせていただきました。その中で、いろいろ説明させていただきます。返礼品を出している業者や団体で、ふるさと納税振興協議会的なものを立ち上げるために、糸満市が働きかけることができないか伺います。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 先ほど答弁させていただきましたが、今糸満市の取り組みとしては、事業者と行政を加えた、特典選定委員会を毎月開催しており、この中で新規特産品開発や新たなメニューの開発、広報活動等の充実を図っております。議員提案の振興協議会につきましては、事業所の自立性を促しつつ、地域全体が恩恵を受ける仕組みを構築できないか、先進事例を研究していきたいと考えております。 ◆9番(新垣勇太君) 私たちが都城市のほうに視察に行ったときに、一番感じたのが、都城市というのはふるさと納税で地域を活性化させるという思いがある地域だなというふうに思いました。というのも、ふるさと納税を通して地方創生をしていくという、市としてのビジョンがあって、市長を含めて、じゃあ、都城市でというのはふるさと納税で地域創生していくんだという強い思いが職員からも伝わるような市だったように思います。そういった中で市長にお伺いいたします。糸満市も都城市のようにふるさと納税で地方創生をしていくという目標を掲げて取り組んだほうがいいと思いますが、市長の見解をお伺いします。 ◎市長(上原昭君) ふるさと納税、都農町であるとか都城市等もいろいろ聞いておりますが、やはり返礼品がしっかりしているというところが特徴だと思います。特に宮崎県は畜産の地域ですので、都城市は畜産が全国一、都農町についてはウナギが非常に有名であると。共通して言えるのは高額の返礼品、高額で一流というか。だから糸満市においてもJAや漁協にもいつもお願いしているんですけれども、上級品の開発をぜひやっていただきたいと。やっぱり安いものをいっぱいつくってもなかなか返礼品に適さないところがありますので、例えばマンゴーでも上級のマンゴーであるとかというような形で、今後また水産物についても糸満に来ますので、マグロであるとかそういうものも今後可能性が出てくると思います。いずれにしても、そういう加工品も含めて、商品開発に力を入れていく必要があると思いますので、関係団体と協力して頑張っていきたいと思っております。 ◆9番(新垣勇太君) ぜひ、行わないといけないと私も思っております。そういった中で、糸満市としてふるさと納税の位置づけをどうするのか。ふるさと納税から何をしていくかというところまでしっかり考えていかないといけないと思います。その中で、都城市は本当に一石四鳥、本市の対外的なピーアール、地場産業の活性化、収入の増加、職員の意識改革というところで、本当に市として、都城市としてそれをやっていくんだという、本当に何というのか、強い意志が感じられた、職員に関してもですね。そういった中でそういう事業も含めて、こういったことにふるさと納税からもらった資金でそういうものをやっているというのを聞いておりました。そういった中で我々糸満市としてもポータルサイトの広告等を3倍にしているとかというのもありますが、それ以外でふるさと納税をふやしていくために努力していることであったり、今後やっていく施策等が新たにありましたらお伺いいたします。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 先ほどもこのふるさと納税の寄附増額のためにいろんな施策を市としても取り組んでいるところでございます。ことしからは新規のポータルサイトをもう一つふやすということと、あと現在使っているポータルサイトにおいて、フェイスブック等による情報提供を行うために、現在調整中であります。それ以外にも市のホームページから糸満市の魅力を発信する手法を工夫するなど、制度の適正な運用に反することがないよう、今後検討していきたいと考えております。 ◆9番(新垣勇太君) わかりました。ありがとうございます。先ほど答弁をいただいた返礼品を送った方々にダイレクトメールを送っていると聞きましたが、この都城市がやっていること、メールではなくて、顔と顔を合わせるということで、返礼品を出している人たちと顔と顔を合わせてイベントを行う。そういったことを都城市は行っておりました。糸満市としても、返礼品を送った人にダイレクトメールを送るだけではなくて、そういう人たちと触れ合うイベント等を糸満市で企画することはできないかお伺いいたします。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 本市への寄附者に対して、その成果として返礼品等の地域の魅力や思いを共有することは有意義であるものと考えております。直接会う機会の設定を含め、どのような手法が効果的であるか、先進事例等を調査しながら、効果的な施策を検討していきたいと考えております。 ◆9番(新垣勇太君) 都城市は本当にすごい取り組みをしているなと感じました。糸満市もいいものはいいと、まねてできるものはしっかり生かしていければと思います。その中で返礼品を出す業者に対して、ふるさと納税をやったらこれだけ自分たちが盛り上がるよとか、自分たちの会社の売り上げが上がるよというところの中で、返礼品を出す業者に対してもいろいろ支援をしていく必要があると思います。そういった中で、さまざまな返礼品を出す業者に対して支援をしていく考えはないかお伺いいたします。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 市長からも先ほど答弁がありましたが、糸満市として、どういう返礼品のブランド品、その辺のブランド品を開発する仕組みも必要ではないかとは思っております。議員提案の、今後の返礼品を出す業者に対する支援につきましては、先進事例等を調査研究して、必要性について今後検討していきたいと思っております。 ◆9番(新垣勇太君) 先ほど部長からありましたように、返礼品のブランド化というのは非常にありまして、都城市は日本一の肉と焼酎というピーアールで、それで売っています。それがいいのか悪いのかは別として、それで行くんだという強い意志でやってきた結果が、今の96億円という、速報値で96億円というお金になっていると思います。そういった中で、我々糸満市として何ができるのかというのも含めて精査して、今後のふるさと納税の取り組みにつなげていっていただきたいと思います。そういった中で組織体制の見直し、新たな部局の設置等の考えがないか、お伺いいたします。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 議員が都城市へ視察に行って、資料もいただいて、都城市におきましては、先ほど議員がおっしゃるように96億円ですか、それほど寄附があるということもありまして、市全体でふるさと産業推進局ですか、局を立ち上げて取り組んでいるという資料もいただいております。市としましては、まずこのふるさと納税の一部を共同企業体のほうに委託しているところでございます。当面は、この職員の充実を視野に組織体制の強化を図りたいと。議員提案の部局の設置につきましては、今後の課題とさせていただきたいと思います。 ◆9番(新垣勇太君) 部局に関してですけれども、今、兼任している部局がやっていると思いますので、それに負担がかからないように、新たに部局を設置することがいいなと私は思いますので、ぜひそこは前向きに検討していただきたいと思います。 件名8の観光行政について。糸満のくらし体感施設周辺、本当にいちまん横丁とかができて、今にぎわってきていると思います。そこにまたくらし体感施設ができると活性化だったり、再生していくんじゃないかと思うんですけれども、そういった中で糸満のくらし体感施設周辺の活性化や再生プランとして、近隣地域の起業する業者に対して補助メニューを活用して支援していくことができないかお伺いいたします。 ◎経済観光部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 先ほど市長のほうからも答弁がございましたが、糸満のくらし体感施設周辺には空き店舗等が多く、くらし体感施設を核とした活性化ができないか。また議員がおっしゃった支援等についても、今後検討してまいりたいと考えております。 ◆9番(新垣勇太君) ぜひお願いしたいと思います。これも都城市の例ですけれども、ふるさと納税で集まったお金、そのお金を活性化させるために、今の中心市街地、寂れているところに補助金を入れて、新しく起業するのであれば500万円までは補助しますよとか、そういったものをふるさと納税でやっていましたので、そういったものもいいのかなと思います。民間が主体となっていちまん横丁をオープンさせております。そういった中で、糸満市も新たに施設を整備して、そこを民間に賃貸させるような考えがないかお伺いしたいと思います。 ◎経済観光部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 糸満のくらし体感施設においては、公募を行い、28店舗の入居を予定しております。その中で何店舗かはスタートアップ的施設として位置づけまして、一定的の期間を入居させて、その後、近隣の空き店舗等で開業を行う仕組みができないか、今後検討していきたいと考えております。 ◆9番(新垣勇太君) 今、民間が主導となって、民間がリスクというか、リスクを背負ってああいうふうにオープンさせて、あそこを活性化させていこうということで、まだまだだと思います。それから市がいろいろ手伝っていけばもっといいものができるんじゃないかと思いますので、そこのほうはしっかり検討していただいて、前向きに検討していただきたいと思います。 続きまして、体験型の施設が糸満市にあれば、糸満市にとっても観光客に対してウイン・ウインになると思うが、市の見解ということを聞きたいんですけれども、先ほど答弁があったのは、くらし体感施設の中にも体験するところがありますという答弁でした。あれだけではやっぱり足りないと思います。イメージ的にはむら咲むらみたいなものを、市がつくれというわけではなくて、民間活力を生かしてそういう考えとか、誘致とかという考えがないか、再度お聞きしたいと思います。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時01分)                              (再開宣告午前11時02分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えいたします。 食べ歩き体験型屋台等を整備できないかという御質問だと思いますけれども、今、再開発事業の計画を都市計画課のほうでやっています。C3号線とくらし体感施設の間、C3号線というのは糸満ロータリーから漁港に行く道ですね。それとくらし体感施設の間の再整備を検討しているところでございます。この再整備というのは民活を利用したPFI事業等も含めて検討する予定ではあります。今、官民連携支援事業という業務の中で予定をしておりますけれども、今内示待ちの状況でありますけれども、内示がありましたら、さまざまな可能性を探りながら、議員おっしゃるような食べ歩き等の施設等ができるかどうか、さまざまな可能性から跡利用等を考えていきたい、検討していきたいと考えております。 ◆9番(新垣勇太君) ぜひ検討していただきたいと思います。何か食べ歩きなどとばかり言っていたら、これが全部飲食に特化しているように思われるんですけれども、そうではなくて、体験型、本当にむら咲むらで体験できて、その後、旅行に行くというような、糸満に来ていろいろ体験をして何かできるようなものができればというのがありますので、ただ観光客が来るような施設をつくっていただきたいと思いますので、その辺も検討していただきたいと思います。 最後に、前回の一般質問で取り上げさせていただきました名城の危険道路に関して、ちょうど今、名城のホテルを建設している中で、名城の懇談会の中、市長もいろいろ提案をされました。そういった中で早急に対応していただいて、道路の路盤沈下を復旧していただき感謝を申し上げまして、私の一般質問を終わりたいと思います。 ◆17番(金城敦君) おはようございます。一般質問の前に所見を述べます。平成31年3月に、与座コミュニティーセンター設備改修工事が完成しました。この工事は、センターの照明器具を全てLED照明に取りかえる工事とホール、舞台にクーラーを取りつける工事です。防衛省の民生安定助成事業を使い、約1,300万円の事業であります。事業費の75%を防衛省、残り25%を地元与座自治会の負担金で完成をしております。5月の自治会の総会、そして向上会はクーラーのきいたホールで快適に催すことができました。これから夏に向けて、自治会活動も快適にできるものだと、区民みんなで喜んでおります。沖縄防衛局の皆様、そして糸満市長を初め、関係職員の皆様ありがとうございました。では、一般質問に入ります。 件名1、教育行政について。小項目1、市内小中学校のクーラー設置の進捗状況について伺います。 小項目2、高嶺小学校の移転計画の進捗状況について伺います。 件名2、土地利用計画について。小項目1、最近の新聞報道で、豊見城市が県に対して、県の都市計画で市街化を促進する「市街化区域」の拡大を要請したとありますが、どのような内容か伺う。 小項目2、豊見城市は、市街化調整区域が64%を占めるが糸満市は何%か伺う。 小項目3、豊見城市は、「市街化区域」の拡大を図れるよう求めたとありますが、糸満市はそのような考えはないのか伺う。 小項目4、県は、市街化区域の編入要件などを話し合うための協議会を立ち上げる予定だが、具体的な内容を伺います。 以上、演壇での質問を終わり、あとは質問席にて行います。 ◎市長(上原昭君) 金城敦議員の件名2、土地利用計画について。小項目3及び4についてお答えいたします。 糸満市の市街化区域拡大の考えについては、現在、糸満市の真栄里地区で物流団地を形成するため、工業系で約50ヘクタールを市街化区域へ編入する検討が行われております。それ以外では県道豊見城糸満線、旧国道331号でありますが、沿線で都市化が進行している潮平・阿波根の一部地区を住居系で市街化区域編入を検討しているところであります。 小項目4、協議会でまとめるものは次期区域区分の定期見直しに向けた基本方針や要領などについて、那覇広域都市計画区域の市町村と沖縄県とで協議するものであります。これまで市街化区域の編入に関する要領等については、沖縄県が素案を作成し、市町村に照会しながら策定しておりましたが、次期見直しでは各市町村ごとの地域特性を生かした適切な土地利用に取り組む必要があるとの考えから、市町村の現状を把握し、今後の土地利用について広域市町村全体で議論、検討しながら要領等の策定を行うものと事前に沖縄県に確認しております。 残りの質問については、教育長及び関係部長から答弁させます。 ◎教育長(安谷屋幸勇君) おはようございます。金城敦議員御質問、件名1、教育行政について。小項目2、高嶺小学校の移転計画の進捗状況についてお答えいたします。 高嶺小学校移転につきましては、南山城跡の埋蔵文化財の発掘調査や国指定などに支障があること、並びに老朽化した危険校舎が2棟あり、児童や教職員の安全安心を確保する上で早急な改築が必要であることなどを考慮し、高嶺小学校を移転改築することで、それぞれの問題点の解消を図ることになりました。今後は、高嶺小中一貫校の検討に係る準備作業並びに基本設計を通して、小中学校の教職員及び保護者、地域等を含めたソフト面及びハード面の検討委員会を設置し、高嶺小学校移転に係る小中一貫校の構想の具現化を図る考えであります。 ◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 御質問、件名1、教育行政について。小項目1、市内小中学校のクーラー設置の進捗状況についてお答えいたします。 現在、各小中学校の事業に支障を及ぼさないよう、学校側と日程調整の上、教室内へ空調室内機の取りつけ及び室内外の配管等の工事を進めている状況であります。また、供用開始の時期については、当初の計画どおり夏休み前の7月中旬までに、所要の空調機器が製造元から納品される予定ですので、夏休み期間中に工事完了並びに2学期の授業に合わせ供用開始を予定しております。 ◎建設部長(徳里仁君) 御質問、件名2、土地利用計画について。小項目1から2まで順にお答えいたします。 小項目1、豊見城市の市街化区域拡大要請の内容については、北中城村以南の南城市と旧具志頭村を除く11市町村で構成される那覇広域都市計画区域は、市街化区域と市街化調整区域とに区分された都市計画区域となっています。本都市計画区域における市街化区域の編入等は、基本5年に一度、沖縄県が行う定期見直しで都市計画の変更を行うこととなっており、糸満市と同様に豊見城市もこの那覇広域都市計画区域に属しております。要請の内容は、豊見城市は継続した人口の伸びに加え、豊崎地区や瀬長島などにおける観光客の増加、また那覇空港自動車道や西海岸道路などの整備、さらには那覇空港第2滑走路工事の進捗などから、都市的土地利用のニーズは依然高い状況にあることを考慮し、知事へ要請を行ったと豊見城市より伺っております。 小項目2、糸満市の市街化調整区域の割合については、平成29年度の都市計画基礎調査において82.6%となっております。 ◆17番(金城敦君) では、再質問に入りたいと思います。 件名1の教育行政についてから行きたいと思いますが、クーラー設置の状況も順調に進んでいるということでありまして、大変教育委員会も頑張った、本当にありがとうございます。少し聞きたいことがありますけれども、このクーラー、供用開始は大体9月からということでよろしいですか。2学期から全体で16校のクーラーがフル稼働すると思いますが、維持管理費に幾らかかるのか、2学期からの分で。その予算は計上されているのかお聞きします。 ◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 クーラー設置は予定どおり8月中に完了する予定となっておりまして、9月の2学期からは供用開始できるという考えであります。また光熱水費は、今年度300万円増加する予定となっておりまして、これにつきましては予算化されております。 ◆17番(金城敦君) わかりました。今回で300万円ということでございますので、次年度は16校がフル稼働すると大きな維持管理費になると思いますが、その予算は倍の600万円ぐらいで考えてよろしいですか、お聞きします。 ◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 現在、見積もっている次年度以降の年間の光熱水費の増加分は、議員おっしゃるとおり600万円程度になるだろうという予想であります。 ◆17番(金城敦君) わかりました。600万円というと、今までになかったような維持管理費だと思いますので、ぜひその点は、これだけ議員が一生懸命、議員も市長も一生懸命にクーラー取りつけをしたので、ぜひ予算の中でクーラーが使えないということがないように、市長部局のほうからも予算の計上をよろしくお願いします。 では、高嶺小学校の移転計画について、これは質問ではないんですけれども、移転計画も大分順調に進んでいるように思います。20日の金城敏議員の質問で、それで進捗状況がわかりましたが、今全体的な計画が決まらない中、間違った情報が広まっております。住民への説明は全体的な計画がまとまった段階で検討していくという答弁をしておりましたが、早い段階で小中学校の教職員や、あるいは保護者への説明会を早目に開催して、ぜひすばらしい学校をつくってください。以上です。 件名2に移りたいと思います。ちょっと休憩お願いします。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時18分)                              (再開宣告午前11時18分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆17番(金城敦君) 先ほどの答弁で、豊見城市がその要請をしておりますが、豊見城市の要請と糸満市がやっても同じような要請になると思いますので、ぜひ糸満でも進めてほしいと思います。 次の小項目3の糸満市は市街化区域の拡大の考えはないのかの答弁で、時期は未定ではあるが、潮平・阿波根の一部地区を住居系で市街化区域に編入を検討しているようでありますので、地域の方も望んでおりますので、早目の編入をお願いいたします。それと真栄里地区における市街化区域編入について、具体的なスケジュールの検討があれば御説明をお願いします。 ◎建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えいたします。 真栄里地域の物流団地の工業系の具体的な進捗状況の御質問だと思います。今、那覇広域都市計画区域における区域区分というのは、5年ごとに実施される定期見直しとして、沖縄県が県知事決定により、都市計画の変更を行っております。よって、次期見直し予定とする令和3年度が第7回定期見直しであります。市街化区域編入を目指して必要な作業を進めてまいります。 ◆17番(金城敦君) 令和3年度の定期見直しで市街化区域編入を目指していくということですが、早まることもあるんですか。間に合うかどうかの問題があって、その辺もお聞きします。 ◎建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えいたします。 先ほど答弁しましたけれども、令和3年度が定期見直しの時期ですので、今、私どもが作業を進めているのも令和3年度を目指して進めている状況でございます。 ◆17番(金城敦君) わかりました。都計課ではそういう回答しかできないと思いますので、わかりました。 小項目2の質問に移りたいんですが、糸満市の市街化調整区域は82%ということですが、そうなると、市街化区域は17.4%になります。これが豊見城市は36%になるんですかね、市街化区域が。そうなると、糸満市が大分少なく感じるんですが、糸満市の見解を伺いたいと思います。 ◎建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えいたします。 豊見城市と糸満市の市街化区域の割合の質問、糸満市が少ないと感じるということについての回答ですけれども、まず割合で見ると確かに議員おっしゃるように少ない感じがいたしますけれども、令和元年の6月時点、現在における市街化区域面積を両市で比較した場合には、豊見城市が750ヘクタール、本市糸満市は811ヘクタールと、本市のほうが61ヘクタール大きくなっております。これは那覇広域の中では、那覇市、浦添市、宜野湾市に次いで4番目の大きさとなっております。また、市の総面積に至っては豊見城市が1,919ヘクタールに対して、本市は4,663ヘクタールですので、2倍強も本市が大きいことになっていますので、一概に少ないとは言いがたいと考えております。 ◆17番(金城敦君) そうですね、糸満市の総面積が大きいので、割合で見ると少なく感じますが、この市街化区域を豊見城市が36%、豊見城市並み、ちょっと少なくても30%ぐらいまで持っていけば市街化区域をですね、糸満市の人口も7万人、あるいは8万人まで増加することも可能だと思います。今の状態ではちょっと無理なところがあるんじゃないかと思いますが、やっぱり人口を多くするためには、市街化区域をふやすことも大事ではないかと思っております。今、糸満市の若い世代が、住宅がつくれなくて他市町村へ流れていることがあります。これは農村地域で規制が厳しく、住宅がつくれないからであります。農村地域における単独の市街化区域の指定は大変厳しいものがあると理解はできますが、過疎化対策として、どうしても住宅やアパート等がつくれる土地利用計画をつくるべきだと思います。先ほどの市長の答弁にもありましたが、今回立ち上がる協議会は大変大事なものだと思います。この協議会では、各市町村ごとの地域特性を生かした適切な土地利用に取り組むべき必要があるとの考えから、市町村の現状を把握し、今後の土地利用について広域市町村全体で議論、討論、検討しながら、要領等の策定を行う協議会のようでございます。これは本当に大事な協議会だと思います。先ほど言ったように、農村地域の規制が厳しいところを、市町村の現状の把握とか、今後の土地利用で県の、那覇広域の策定の仕方も違ってくるんじゃないかと思いますので、糸満市としても大変期待の持てる大事な協議会ですので、市長、職員をふやしてでも取り組んでもらえるようお願いいたします。この件に関しては、近いうちに第1回の協議会が始まることを聞いておりますので、その内容を聞いて、本員ももう少し勉強してから、この次の議会あたりで質問をしたいと思いますので、本日はこれで一般質問を終わります。 ◆5番(菊地君子さん) おはようございます。今回は、所見を述べることはしないというふうに決めていたのですが、質問の前に所見を述べたいと思います。消費税が一度導入されれば、その税率はどんどん引き上げられるということを指摘し、日本共産党は消費税に反対をしてきました。ところが1997年に3%から5%に引き上げられ、さらに産業再生法のもとに正規雇用のリストラが実施、その穴埋めに非正規雇用や派遣労働が生まれました。経済は底冷えし、労働者の可処分所得は減り続けているというのが実態であります。安倍自公政権のもとで、来る10月にさらに10%に引き上げると言っております。市民の暮らしは大きな打撃を受けてしまいます。 ところが一方ではどうでしょうか。アメリカのトランプ大統領と約束し、1機116億円もするF35戦闘機を147機も爆買いするという税の無駄遣いです。全国のわずか0.6%のこの沖縄に、約70%の基地を押しつけ、さらに辺野古への新基地建設、県民投票で県民の民意は明らかになったにもかかわらず、工事を強行する安倍内閣に県民の怒りがおさまらないのは当然であります。私の知人は、慰霊の日の中継で安倍総理の映像を見ながら、よくも沖縄に来られたものだと怒りをあらわにしていました。多くの県民の正直な気持ちだと思いました。それでは質問に入ります。 件名1、教育行政について。子供の貧困が問題になる中、憲法で保障されているはずの義務教育無償がないがしろにされている。子供の教育環境も厳しい状況にある。いじめや不登校、虐待の問題等、子供たちが安心、安全に学べる環境をつくるのは行政の大きな役割と考える。そこで伺います。小項目1、小学校1年生から中学校卒業までの1人当たりの父母負担の教育費について。 小項目2、入学準備金の増額、就学援助拡充の意思はあるか伺います。 小項目3、クーラーの設置について。ア、普通教室へのクーラー設置の進捗状況について。イ、体育館のクーラー設置の必要性について認識を伺う。 小項目4、不登校、いじめ、虐待への対応について求める。また、これまでいじめについて市が訴えられたことがあるか伺う。 小項目5、児童館の利用状況はどうか。過去2年間の利用者数について。新たな児童館の設置を未設置の各中学校区に求める。 小項目6、これまでシルバーで、学校の日直業務についていた会員から、なぜ廃止になったのか。廃止を望んでいたわけじゃないのにとの訴えがありました。日直業務の廃止によって、実態はどうなっているか、調査をしたか伺います。 件名2、保育行政について。小項目1、待機児童について実態と早急な対策を求める。 小項目2、保育料の無償化について認識を伺う。 小項目3、今後の保育行政について、市のビジョンを伺う。 件名3、シルバー人材センターについて。シルバーに会員登録料3,000円を納めて会員になっても、仕事の依頼がほとんどないとの苦情をよく耳にします。そこで小項目1、運営や登録者数等、実態について伺います。 件名4、(仮称)市文化・平和・観光振興センター及び市職員の駐車場について。小項目1、近隣複合施設建設対応委員会からの質問状で①から⑫までの項目があるが答弁を求めます。 小項目2、観客席は可動式との説明がありましたが、安全性はどうか、伺います。 小項目3、利用者及び来訪者の駐車場は十分か伺います。 小項目4、市職員の駐車場は十分か伺います。 件名5、道路行政について。小項目1、浜川線の道路の実態や冠水状況を把握しているか。 小項目2、豊原区民からこれまで出された道路に関する要求について、対応はどうなっているか伺います。 件名6、地域デイサービスについて。小項目1、実施している地域の数や利用状況について。 小項目2、公民館等が利用されているが、クーラーの設置状況はどうなっているか伺います。 当局の誠意ある答弁を求め、あとは質問席から行います。 ◎市長(上原昭君) 菊地君子議員の件名2、保育行政について。小項目3についてお答えいたします。 今後の保育行政及び市のビジョンについては、現在、計画されている施設整備が完了すれば、待機児童を受け入れるハード環境は整うものと認識しております。今後は保育士の確保、処遇改善に加え、さらなる保育教育の質の向上を図っていく必要があると考えております。 残りの質問については、教育長及び関係部長から答弁させます。 ◎教育長(安谷屋幸勇君) 菊地君子議員御質問、件名1、教育行政について。小項目3、ア、普通教室へのクーラー設置の進捗状況についてお答えいたします。 現在、各小中学校の授業に支障を及ばさないよう、学校側と日程調整の上、教室内へ空調室内機の取りつけ及び室内外の配管等の工事を進めている状況であります。また供用開始の時期については、当初の計画どおり、夏休み前の7月中旬までに所要の空調機器が製造元から納品される予定でありますので、夏休み期間中に工事完了並びに2学期の授業に合わせ供用開始を予定しております。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 御質問、件名1、教育行政について。小項目1、2及び4について順にお答えします。 小項目1、小学校1年生から中学校卒業までの1人当たりの教育費(保護者負担)については、教材費、社会見学時のバス代等、学校の徴収金及び給食費など、平均で約72万9,000円になります。 次に小項目2、入学準備金の増額、就学援助の拡充については、現在のところ難しいと考えております。 最後に小項目4、不登校、いじめ、虐待への対応について。学校においては、不登校の児童生徒に対しては不登校対策マニュアルを用いて、いじめに対しては各学校が定めるいじめ防止のための基本方針に基づき、また虐待については子どもの虐待に対応する関係機関のための手引き等を用いて、それぞれ対応しております。また、これまでいじめについて、市が訴えられたことはあるかについては、平成29年度に民事調停が1件、本年度係争中の案件が1件ございます。 ◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 御質問、件名1、教育行政について。小項目3、クーラー設置について。イ、体育館のクーラー設置の必要性の認識についてお答えいたします。 体育館へのクーラー設置の必要性につきまして、児童生徒が体育の実技や学校行事で活用する機会が多いことから、重要であると認識しております。体育館のクーラー設置につきましては、施設全体の大規模修繕の状況や維持管理費の状況を見ながら判断してまいります。 次に小項目6、日直業務廃止の実態調査についてお答えいたします。実態調査は現在のところ行っておりません。学校におかれましては御不便な部分があるかと思いますが、PTAや地域と一体となった学校づくりとして協力しながらの対応をお願いしているところであります。 ◎福祉部長(山城安子さん) 御質問、件名1、教育行政について。小項目5、児童館の利用状況及び新たな児童館の設置についてお答えいたします。 小項目5、児童館の利用状況について。本市には、西崎太陽児童センター及び糸満がじゅまる児童センターの2カ所の児童館を設置しております。西崎太陽児童センターの利用状況として、平成30年度は延べ1万3,770人となり、1日平均すると47人の利用となっております。糸満がじゅまる児童センターの利用状況として、平成30年度は延べ1万5,677人となり、1日平均すると54人の利用となっております。新たな児童館の設置については、平成27年度からの5カ年計画である糸満市子ども・子育て支援事業計画の具体的な施策の位置づけにないことから、児童館の増設は予定しておりません。 御質問、件名2、保育行政について。小項目1及び2についてお答えします。小項目1、待機児童の実態と早急な対策について。待機児童は、平成31年4月1日現在、1歳児25人、2歳児29人、合計54人となっています。待機児童解消に向けた取り組みとしましては、受け皿となる新規施設整備と保育士の確保が重要と考えています。施設整備につきましては、新たに認定こども園1施設と小規模保育事業所1施設の整備を進めています。保育士の確保につきましては、保育士を目指している方の資格取得をサポートするため保育士試験対策講座を。既に保育士の資格をお持ちの方を対象とした、糸満市保育士合同就職説明会の開催を予定しております。また、未就学の子を持つ保育士の復職支援のため、入所利用調整において、優先入所の取り扱いを行っています。 小項目2、保育料の無償化の認識については、本市では、現在、国が示す制度概要をもとに他市町村の動向を踏まえながら、10月からの無償化開始に向けて準備を進めているところです。保育料の無償化の対象となる方は主に認可保育所、こども園等を利用する3から5歳児及びゼロから2歳児の住民税非課税世帯となっています。 御質問、件名6、地域デイサービスについて。小項目1及び2についてお答えいたします。小項目1、実施している地域の数や利用状況は、平成30年度の地域デイサービスを実施している自治会は45カ所で、延べ利用人数1万7,182人、延べ利用回数987回、平均利用数は17名です。 次に小項目2、公民館等のクーラーの設置状況については、22カ所の公民館にクーラーが設置されています。 ◎経済観光部長(大城拡君) 御質問、件名3、シルバー人材センターについて。小項目1、運営や登録者数等、実態についてお答えします。 運営状況については、非常勤理事長1名と職員4名の事務局体制で、平成30年度の歳出決算額が1億7,200万円となっており、そのうち1,574万7,000円が市からの補助金となっております。登録者数については、平成21年度に482名の登録がありましたが、平成30年度においては384名の登録者数となっており、減少傾向にあります。減少理由については、民間企業の人手不足と定年制の延長等によるものが大きく影響しているものと思われます。また受注件数や契約金額については大きな変動はないということでございます。 御質問、件名5、道路行政について。小項目2、豊原区民からこれまで出された道路整備要求についてお答えいたします。まず、農村整備課所管分によりますと、農道等に係る要請については、これまで排水溝の土砂の撤去や道路の修理工事要請が平成28年度1件、道路の陥没。平成29年度1件、排水路の土砂の撤去。平成30年度2件、排水路の土砂の撤去及び排水溝の設置などがありました。これらの案件については、全て対応してきましたが、今年度要請がある農道については、応急措置で一部修理、舗装及び排水溝設置を行います。なお、農道全線の改築工事となりますと、農道延長が長く、整備に多額の費用を要するため補助事業での対応が必要不可欠となります。市といたしましては、土地改良事業(豊原地区)を事業化し、その中で排水処理を含め、面整備の中で道路整備を行いたいと考えております。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 御質問、件名4、(仮称)糸満市文化・平和・観光振興センターについて。小項目1から3について順にお答えいたします。 小項目1、近隣複合施設建設対応委員会からの質問状については、12項目で質問状が提出され、現在、関係部署において各質問に対する回答を作成しているところでございます。 小項目2、移動観覧席の安全性については、県内で類似の観覧席を導入している自治体及びメーカー側に問い合わせをしたところ、センサー等の装備による挟み込み防止対策や手すりのすき間を小さくした転落防止が図られていることから、導入観覧席での事故事例はないとの報告を受けております。 小項目3、利用者及び来訪者の駐車場については、利用者駐車場として新たに約120台整備し、来訪者駐車場については、保有公用車等を差し引くと約240台が利用可能となっています。ただし、大型イベントが開催された場合は駐車場不足が予測されますので、主催者側へ周辺施設等に迷惑がかからないよう指導してまいります。 ◎総務部長(上原仁君) 御質問、件名4、(仮称)市文化・平和・観光振興センター及び市職員の駐車場について。小項目4、市職員の駐車場は十分かについてお答えします。 市職員の通勤のための交通手段については、特に定めているものではなく、職員おのおのに任されております。したがいまして、職員の通勤車両を駐車する駐車場を市が整備することは基本的には考えておりません。 ◎建設部長(徳里仁君) 御質問、件名5、道路行政について。小項目1、浜川線の冠水状況についてお答えいたします。 小項目1、浜川線の冠水状況につきましては、集中豪雨時に一部区間が冠水することを確認しております。集中豪雨時に落ち葉やごみが側溝へ詰まり、冠水の原因となっている場合がありますので、ごみ等の除去を行い、冠水被害が出ないよう管理に努めてまいります。 小項目2、豊原区からの要望についてお答えいたします。過去数年間の行政懇談会での豊原区からの要望は、安田多原線の事業の再開、与座豊原線の道路整備、北当銘原線横断暗渠の詰まりの3件であります。まず、安田多原線の再開ですが、これは平成29年度から事業化されており、現在、用地の取得を進めているところであります。次に与座豊原線の道路で、舗装が一部損傷している箇所の整備要望がありますので、状況を確認し補修を行ってまいります。最後に北当銘原線の横断暗渠の詰まりの原因である土砂撤去であります。当該箇所は、堆積した土砂をその都度除去しておりますが、抜本的な解決を行うには土地改良等の面整備が不可欠であり、関係機関との連携が必要となります。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時51分)                              (再開宣告午後1時10分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆5番(菊地君子さん) 質問席より再質問を行います。 まず、教育行政についてであります。小学校1年から中学卒業までの間の平均72万9,000円の保護者負担についてです。これに図書費や部活費、それから派遣費、PTA会費とかは入っていますでしょうか。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えします。 今あった部分の、保護者から徴収しているものについては全て入っております。 ◆5番(菊地君子さん) 日本国憲法で義務教育無償だと言われながらも、何と1人当たり約73万円が出る。大きな負担です。この保護者負担について、憲法に照らし合わせてどのように認識されますか、伺います。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えします。 義務教育の無償が憲法でうたわれているということですが、当然、学校施設であるとか教職員の給与であるとか、そういった部分は、国、地方公共団体が賄っているもので。ただ、全ての教育活動について行政の予算で現在行っていくというのは難しいのかなと認識しています。そういったことで、各学校とも保護者から実際に使う部分の、教科書等については当然国庫ですが、補助教材等については、保護者からもある程度負担をしていただいているというふうに認識をしております。 ◆5番(菊地君子さん) 私はこれ、憲法違反だと思うんです。給食費についても、教育の一環だとされているんです。それを1人当たり73万円、それ以外にも部活をしている子たちはいろんなお金が出ていくんです。1人当たりの負担は相当のものだと思います。子育てが安心してできる。そして子供をしっかりと、安心して学校に行ってもらい、教育を受けさせる。そういう環境の整備は求められていると私は思うんです。当たり前みたいな考えはやめていただきたい。憲法では無償だとうたわれているんですから、実際に諸外国では無償のところもあるわけです。だからこの憲法でうたわれながらも、父母に、保護者にこれだけの負担を求めるというのは、私ははっきり言って憲法違反だと認識をしております。皆さんの認識のあり方は甘いと思います。 次に小項目2、入学準備金の増額、就学援助について伺いました。難しいという答弁でしたけれども、近隣市町村の状況はどうなっていますか。前にも伺いましたので、資料はあると思います。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後1時14分)                              (再開宣告午後1時16分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えします。 全ての品目について今情報を持っておりませんが、入学準備金につきましては、近隣ということで、南城市、それから名護市、那覇市等、11市の調査をしておりますが、小学校で4市について1万9,900円、2市について2万470円、2市について4万600円、これは小学校です。中学校におきましては、これも11市について調査をしているのがございますが、4市について2万2,900円、3市について2万3,500円、2市については4万7,400円となっております。 ◆5番(菊地君子さん) それで糸満市の準備金について、小・中学について具体的な金額を伺います。
    教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えします。 糸満市の新入学用品費では、小学校においては1万円、中学校においては1万5,000円となっております。 ◆5番(菊地君子さん) 11市の中で糸満市は最低なんです。これは微々たるものなんです。小学校で1万円、中学校で1万5,000円、制服代にも満たない。こういう状況なんです。一番少ないところとあわせて比較をしても、糸満市は約2分の1しかないということです。市長、この入学準備金について増額する必要があると思うんですが、先ほどの子供の教育費、これだけかかっているんです。せめて入学準備金については、他市の平均並みに引き上げるべきではないですか、市長に伺います。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えします。 入学準備金については、先ほど申し上げたとおりでございます。ほかにも学用品であるとか、それから修学旅行費ですね、医療費は実費ですが、その他ですね。全ての額を1年間で合計するということで、糸満市においては、小学校においては、これ新入学準備金も入っていますから、これは小学1年生の場合になりますが、7万9,300円という概算、数字が出ております。医療費は実費ですから除いてということです。中学校においては、医療費を除いて全て含めて13万7,800円という数字が出ております。それを3年間分であるとか、6年間分という形で概算を計算すると、先ほどの1年間でかかる73万円というのは、若干超えている…。あくまでもこれは概算上の話ではあるんですが、トータルでいうとそういった状況ができているというふうに考えております。 ◆5番(菊地君子さん) 私が伺ったのは、入学準備金についてのみなんです。ほかの市町村もそれぞれの援助はあるんです。ここで他市町村の入学準備金という、その純粋な金額に対して、糸満市は2分の1ぐらいしかないということを私は指摘しているのであって、以前に質問したときには他市の状況等も鑑みて検討はしたいという答弁だったんです。その後、どういうふうに検討したかどうか伺います。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えします。 入学準備金については、先ほど答弁をしたとおりですが、就学援助の部分ということは、就学援助はトータルで考えるという視点も持っておく必要があるのかなと。他市の、ほかの品目の状況がちょっとデータとしてございませんが、そのように考えているのと。それからやはり財政状況も鑑みながら調整をして、最終的には判断をしていかないといけないという状況だと認識をしております。少しデータで申し上げると、平成29年度と30年度の比較では、29年度が全児童生徒の約14%弱の子供たちが就学援助を受けている状況だったんですが、平成30年度については、糸満市の現在のデータで17%を超えているという数値が出ております。ですので、この何年間で拡充という形のことはやってきているということと認識で考えております。 ◆5番(菊地君子さん) 私、就学援助ではなくて、純粋に入学準備金のことについて伺いましたけれども、就学援助についても、眼鏡は該当したりとか進んでいる市町村は幾らでもあるんです。沖縄県の3名に1人の子供が貧困状態にあるということであれば、この17%はまだまだ低いんです。大阪市でさえ、約30%の就学援助の実施状況にあるわけです。まだまだ低い、本当にもっと多くの子供たちが対象になると認識をしていますので、就学援助についてはどんどん拡充していただきたいということを指摘しておきたいと思います。今後、入学準備金の増額、制服を買ったり、ジャージを買ったり、大変なんです。入学のための。以前は8月とか夏に給付していたのを入学前に支給すべきだということで3月に実施してもらったことについては評価します。でも、私、増額を同時に求めてきたんです。増額については今後しっかりと検討していただきたいということを指摘しておきたいと思います。 次にクーラー設置についてでありますが、クーラー設置については、私の議員としてのライフワークのように、これまでも何十回とも取り上げてきた問題で、これが今度普通教室に実現するということでは評価をしております。次に体育館のクーラー設置についてでありますが、重要であるという認識は伺いました。今度、去る5月、6月、中体連の大会が市内の体育館でも行われました。西崎総合体育館で今度重量挙げがありますね。そこもクーラーがないんです。市内の小中学校体育館で大会が行われたときに、子供たちが言ったことは、豊見城ですればよかったのにと、豊見城市の総合体育館はクーラーがきいていて快適な状況で試合ができるということを言っておりました。今度の西崎総合体育館で行われる、あれは…、国民大会かな、ありますよね、重量挙げの大会が。そういうものも含めたら体育館にはクーラーを絶対設置すべきだと思うんですが、いかがですか。 ◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 学校の体育館についてお答えいたしたいと思います。確かに熱射病とかを考えると、学校の体育館にもつけたほうが望ましいと考えてはいるんですけれども、まずは今やっていることは教室。特別教室とかは未設置もありますし、これから更新すべき教室もこれから結構あるものですから、まずそこを優先したいと。あと体育館のクーラーにつきましては、大規模になりますので設置費用とか維持管理費とか大分大きくなると考えられます。そこは、注視しながら検討していきたいと考えているところです。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後1時26分)                              (再開宣告午後1時26分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えします。 西崎総合体育館について、教育委員会はどちらかというと大会を運営していくと。協賛、支援をしていくということから申し上げると、今後、各種大会等、西崎総合体育館で行われるということがふえてくると思いますので、空調設備についてもやっぱり必要性があるというふうに認識をしております。 ◆5番(菊地君子さん) 各種行事等が行われるわけですから、体育館は西崎総合も、学校の体育館も含めてクーラーの設置を求めたいと思います。十分に検討していただきたいということを指摘しておきます。 それから件名1の日直業務の廃止について、伺いました。調査していないと。PTAや地域の皆さんにお願いしたいということでしたけれども、この日直業務を廃止した理由、前に部長が答弁していましたけれども、理由は何だったでしょうか。 ◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 これまで教育行政の経費に係る分が大分押してきているということが現実にありまして、その中で既存の事業の縮小とか廃止とかを検討する中で、日直の業務も廃止したということでございます。 ◆5番(菊地君子さん) 市民健康部長、前にこのことについてどのように説明しましたか、伺います。 ◎市民健康部長(福元信美さん) 再質問にお答えします。 私、今現在、その立場にございませんので、お答えできません。 ◆5番(菊地君子さん) いいですか、シルバーの皆さんがこの業務を嫌がっているということで説明もありました、不要だと言わんばかりのことでした。ところが、これは次の件名3のシルバー人材センターについてもかかわる問題なので伺いますが、シルバーの皆さん、3,000円出して登録をして、年金だけでは生活できないからシルバーに登録をして一生懸命仕事をしてきたんです。今度16校の日直が廃止になって、この16名の皆さんが今どうなっていると思いますか、伺います。 ◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) お答えいたします。 日直業務をシルバーに委託しているのは事実でございますけれども、その方々の動向については承知しておりません。 ◆5番(菊地君子さん) やめざるを得なかったんです。生活がかかっているんです。年金だけで生活ができないからシルバーに登録をして、月何万円かの収入を得るためにやってきたんですね。じゃあ、その日直業務というのはどういうものがあると認識をしていらしたんですか、伺います。 ◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 日直業務として、シルバー人材センターへ依頼したのが、まずは学校の電話の対応と、あと校庭の花壇等の水まき、あとは小動物等の餌やり等でございます。 ◆5番(菊地君子さん) ほかに日直業務にはどういう業務があるのかということを、直接この皆さんから声を聞いたことはありますか、伺います。本当にそれだけですか、違うはずです。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後1時31分)                              (再開宣告午後1時31分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えをします。 当然、私どもはシルバー人材センターに委託をしておりますので、直接この仕事をしているシルバーさんからお話を聞くということではなくて、学校から情報を収集していたところです。特に中学校においては、土日も部活動等で子供たちが学校に来ると、活動すると、そういったときに体育館を開けたりであるとか、製氷機の鍵を開けたり、部室の鍵であるとか、そういった部分の対応もシルバーがやっているという形で聞いております。 ◆5番(菊地君子さん) 金曜日に先生方が帰られた後、土曜日に朝来て、戸締まりを忘れられているところもあったりして、そういう点検も含めて全部やってきたわけです。部活の子供たちへの対応も、今どうなっているんでしょうか。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えをします。 当然、シルバーの委託の方はいませんので、子供たちが活動をするということは、やっぱり担当の先生がいるということが基本になりますので、先生が来て鍵を開けたり、場合によっては、活動後は閉めるということもやっているというふうに認識しております。 ◆5番(菊地君子さん) 教育現場の先生方の過重労働負担がこれだけ騒がれている中で、さらに負担を押しつけるという、こういう手法じゃないですか。これは問題だと思いますが、いかがですか。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えします。 教職員の働き方改革も相当叫ばれていて、当然、教職員の業務負担にならないようにという形で、教育委員会も諸施策を取り組んでいる状況です。部活動の外部指導員、それからスクールサポートのスタッフ事業の導入であるとか、それから校務支援システムのほうも導入して、軌道に乗ってくるとかなりの負担軽減にもなってくるのかなというふうに認識をしております。今回のシルバーの廃止については、その部分については、顧問の先生が少し早目に行ったりとか、最後に戸締まりするとかという時間の負担も出ているかと思いますが、トータルで私たち教育委員会としては、市内の小中学校の先生方の業務改善を引き続き進めていきたいというふうに捉えております。 ◆5番(菊地君子さん) 日直業務を廃止したのは、私はマイナスだと、むしろ負担を押しつけるものだと認識をしているわけです。そしてもう一つ、シルバー人材センターが果たしている役割というのは、本当に年金だけで生活ができない、老後1人当たり1,000万円ないといけないというような金融庁の試算まで出ているような中で、日直業務を廃止して、このシルバー人材センターで働いていた皆さんの立場、生活というのは一切考えなかったんですか。これについても伺います。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後1時35分)                              (再開宣告午後1時38分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 学校の日直業務につきましてはシルバー人材センターに委託しておりましたけれども、そのシルバー人材センターの業務の中身とか、あと会員の方々の処遇までは我々は考えておりません。それについて、またコメントすることもできないと思っております。 ◆5番(菊地君子さん) 市長、来年は選挙の年でもありますけれども、シルバー人材センターに登録されている皆さんも糸満市内で生活している皆さんです。年金だけで生活できないからこそ3,000円を出しても登録をし、何とかこの年金生活の足りない部分を補いたいということでシルバー人材センターで頑張っているんです。それを市が、行政が、ああこれは教育の部分で、シルバー人材センターについては全く関係ないからと、自分たちとは関係ないからということでこの日直業務を奪っていいことですか。市長の見解を求めます。 ◎教育長(安谷屋幸勇君) 再質問にお答えします。 この問題は、事前に、廃止する前にシルバー人材センターと調整した上の廃止であります。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後1時39分)                              (再開宣告午後1時39分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆5番(菊地君子さん) 廃止する前に、だからシルバー人材センターはもう結構だと、もういいと、この人たちは要らないと言っているような説明を、私たち総務委員会で受けました。けれども、そこに働いていた皆さんに聞くとそうじゃない。死活問題だったと。生活がかかっているから、私たちはこれがなくなったら困るんだというのが率直な意見なんです。本当にそういうふうに聞いていますか、伺います。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後1時40分)                              (再開宣告午後1時40分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 先ほども答弁しましたけれども、シルバー人材センターに我々は委託をしておりまして、会員の動向とか、就職先ということにつきましては、我々が関与できないと考えております。 ◆5番(菊地君子さん) 実に冷たい。このシルバー人材センターがどういう立場で仕事をしているのか、雇用しているのかということも含めて思いをめぐらす。それが大事なんです。その思いに欠けていると思いませんか。 ◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 日直業務の廃止につきましては、シルバー人材センターの事務局へ事前に調整をしまして、こういったことで新年度から廃止しますと伝えておりまして、そこで十分調整したと考えているところです。 ◆5番(菊地君子さん) 廃止ありきで説明されたから受けざるを得ないということだと私は思うんです。・・・・・・・ハーレーの協議会か、ある議会でハーレーの行事委員会というか、会議の中で、市長は、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・これは糸満市、問題じゃないかと私は言われました。それでその最初がこの日直の廃止だったのかなと思うんですが、いかがですか。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後1時42分)                              (再開宣告午後1時43分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎市長(上原昭君) ただいまの質問は、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ような質問になっておりますが、そのような発言をした覚えはありません。 ◆5番(菊地君子さん) その会議の場には何名もいたので、間違いなく言いましたと、これは議会で問題にしてくださいとまで、私は言われました。言った言わなかったの話になるけれども、今度のこの日直業務の問題についても、シルバーの問題についても、私は本当に市民の暮らしを思いやるような、そういう行政が必要だと思うんです。これは単なる教育現場の日直業務だから、委託していた事業だから削りましょうという問題ではないと思うんです。シルバー人材センターで働いていた皆さんは、年間3,000円の登録料を払っても、いいですか、年にたった1日しか仕事が回ってこないということもあって、非常に仕事のある人と、もらえない人と、不平等というか、むらがあるというふうに私は聞いているんです。唯一、日直業務で一生懸命やってきた16名というのは、もうこれで仕事ができなくなったということでやめてしまっているんですよね、シルバー人材センターを。3,000円出しても仕事が回ってこないから、もう登録する必要がないということになっているわけです。そういうふうに、やっぱり行政というのは、市民の暮らしも、年金生活だけでは大変だという実態もしっかりと踏まえた上でシルバーの問題についても関係ありませんと、教育現場の日直業務でただ委託していただけだからやめた。それだけで済まないと思うんです。もっと思いをめぐらせてもらいたいということを強く指摘しておきたいと思います。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後1時45分)                              (再開宣告午後1時45分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆5番(菊地君子さん) 先ほどクーラーの問題について触れましたので、もう一つ、公民館でデイサービス等が実施をされております、45カ所という話で。しかも1万7,800名が延べということでした。この45カ所のうちクーラーが入っている公民館が22カ所なんですか、伺います。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えいたします。 現在、22カ所に入っていると確認しております。 ◆5番(菊地君子さん) クーラーの入っていない23カ所について、やっぱり同じようにクーラーは必要だというふうに認識していますか。どうですか、伺います。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 沖縄は暑いですし、熱中症の問題もありますので、クーラー設置は必要だと認識しております。 ◆5番(菊地君子さん) 公民館でやっている、この地域デイサービス事業というのはどこの事業ですか。その自治会の事業ですか、伺います。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 これは介護予防事業で、介護長寿課が所管しております。 ◆5番(菊地君子さん) これは糸満市の事業なんです。それを地域の公民館でやっているんです。ですから、そういう少なくともその地域デイをやっている公民館にはクーラーを設置すべきだと思いますが、いかがですか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 この介護予防事業が始まった当初は、公民館整備という補助金が結構ありましたけれども、現在、このクーラーを設置できるような補助金がございません。大規模の改修という形ではありますけれども、それも新規で建設する場合に限りますので、現在、使える補助金がないというところで、市単独でクーラーを設置していくというのは厳しい状況にあります。自治会のほうでクーラーを設置していただいて、この光熱費や運営費に関してはデイサービスの活動費から捻出することはできますので、自治会と相談して設置を自治会でしていただいて、光熱費は地域デイの活動費でという形の運用の仕方をお願いしているところです。 ◆5番(菊地君子さん) 糸満市の介護予防事業なんです。糸満市の事業、それを真夏の暑いところで、暑い部屋でデイサービスを受けざるを得ない。この現実については重要であるというふうに認識していらっしゃるんですよね。であるならば、ちゃんとクーラーも設置するべきじゃないですか。単独事業だからできないとかというのはおかしいじゃないですか。これは予算の伴うことなので、市長に答弁を求めます。設置する意思があるかどうか伺います。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 設置する必要はあると考えておりますので、できるだけクーラー設置ができるように、自治会の公民館の整備も含めて、当てはまるような補助金がないかというのを確認しながら、一つずつ、1カ所ずつでもいいので、クーラーが設置できないかを考えていきたいと思います。 ◆5番(菊地君子さん) 設置しているところもあるわけですから、ぜひそれを前向きに検討していただきたいと思います。それでは、もう一度、教育行政に戻ります。 いじめ、不登校の問題ですが、私、3月定例会で伺いました。小学生に至っては、この平成27、28、29年の3年間で2,204件のいじめがあったと。中学ではこの3年間で108件、不登校については小学校で115件、中学校で235件です。これだけのいじめや不登校がある中でどういう対応をしているのか伺います。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 先ほども答弁を申し上げましたが、学校においては、沖縄県教育委員会発行の不登校対策リーフレットというのがございますので、それに基づいて対応を行っております。それからいじめについても、各学校はいじめ防止の基本方針を持っておりますので、それに基づいて対応を行っているというふうに認識しております。 ◆5番(菊地君子さん) この方針を持っているというんですけれども、この方針はいつからありますか。不登校対策リーフレットを含めて。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えします。 不登校対策リーフレットについては、平成30年度から沖縄県教育委員会島尻教育事務所が発出をしましたので、30年からそれが使われているということになります。それからいじめ防止の基本方針については、各学校が策定をしておりますので、一律にいつからという答弁をここではできないと考えていますが、平成25年度にいじめ防止対策推進法が制定されたので、その後の各学校は制定というふうに考えています。 ◆5番(菊地君子さん) 文科省が平成25年にいじめ対策マニュアルを出しましたね。ということは、私は少なくとも平成26年からは各学校に通知も行っているし、それなりの対応をしていたと思うんです。ところが、私が先ほど出した数字というのは、マニュアルも、通知されているはずの平成27年、28年、29年について、いまだに、いまだにですよ、不登校については、平成27年が75件、29年は89件、いじめについては27年が小学校73件、29年は445件とふえているんです。このふえている問題についてしっかりと対応できていないからじゃないかと。だから係争中の問題まで起きるのではないかというふうに思うんです。加害児、被害児、ともに人権が尊厳されなければならないと思うんです。そういう形で真剣に取り組んでいるのかどうか。そしてその体制が十二分にあるのかどうかも伺います。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えをします。 件数で言うと、増加の傾向にあるということで、市の教育委員会としても大変危惧をしている状況です。その対応については、校長会、教頭会で一人一人、子供も含めて、親も含めて、場合によっては加害、被害も含めて丁寧に寄り添った対応をということで、引き続きこれまでも話をしてきている状況です。子供たちの発達というのは、やはりなかなか一律にはいかないというところがありますので、先ほど申し上げたとおり件数についてはふえているんですが、例えば不登校の30日に至ったら不登校とカウントされるんですが、その後、学校に復帰できた数が、昨年度はかなり数値的にふえたという状況もございまして、学校だけでは一律にはいかない点も当然認識をしておりまして、いろんな各教育相談員との連携体制、それから市の行政側との連携体制を、これまで以上に構築をしながら、一人一人への、一つ一つのケースへの粘り強い対応を引き続き、学校と連携して進めていきたいと考えております。 ◆5番(菊地君子さん) このいじめや不登校の問題については、一人の子供としっかりと、人間対人間、お互いの尊厳をきちんと自覚した上で対する必要があると思うんですが、そしてそのためにもスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーとかの配置が充実しなければならないと思うんですが、これについてはどうですか、状況について伺います。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えをします。 議員のおっしゃるとおり、本当に一人一人の丁寧な対応というのが学校教育活動の中では基本だと、何事にも。というふうに認識をしているところです。教員以外のスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー等の人数については、今議会でも答弁をしましたが、スクールカウンセラーについては各学校に配置されている状況はございますが、学校からは日数等、場合によっては時間もふやしてほしいという要望も出ているのは承知しております。沖縄県の教育委員会からの派遣になりますので、そこについても県教育委員会に要請を引き続きやっていきたいと思っております。スクールソーシャルワーカーについても全ての中学校校区内に配置できていない状況ですので、これについても同じように、県教育委員会に要請を、また引き続きやっていきたいと考えております。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後1時55分)                              (再開宣告午後1時56分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆5番(菊地君子さん) 児童館の建設については、いじめとか不登校の問題も多少解決していく施設ではないかと思うんです。各学校、特に西崎と糸満校区にはあるけれども、じゃあ三和中学校区、高嶺校区、兼城校区、潮平校区にはないんです、こういう児童館が。放課後、子供たちが安心して遊べる、交流できる、そういう場もない。同じ市内に住む子供たちでありながら、これだけの差があるというのはおかしいんじゃないですか。平等に、全ての子供たちが放課後安心して過ごせる児童館を、各中学校区に求めたいと思いますが、どうですか。もう一度。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 児童館は、やはり子供の居場所として重要な施設でありますので、各校区にあったほうがいいというふうには思います。ただ、現状として、3カ所を一気に建てられるかというと、建てることはできませんので。ただ、今回いろんな居場所というのが考えられていますので、第2期の子ども・子育て支援事業計画を今作成しております。ここの中で、具体的な対策については会議をしていきまして、議論して、どのような形が子供にとっての居場所として有効かというのを考えていきたいと思います。 ◆5番(菊地君子さん) 市内に住む全ての子供たちが安全な放課後を得られるように、保障するのが行政だと思いますのでよろしくお願いいたします。それからもう一度、不登校の問題に入りますけれども、本当に大変なんです。私も身近で経験しております。いじめから7年たった今でもあのときに傷ついた思いというのはいまだに引きずっているんです。一度、傷ついた心というのはなかなかもとに戻らないというのが実態です。ですから一人一人の子供にしっかりと寄り添える、こういう対応を見せれば、こういう対応をきちんとやっていれば、私は係争中の問題のようなことは起こらなかったのではないかと思うんです。しっかりと今度このいじめの問題、不登校の問題について対応していく、一人一人にしっかり向き合うという決意についてもう一度伺いたいと思います。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えをします。 いじめの被害者について非常につらい気持ちであるということを、指導、支援に当たる教職員、それからその他の支援員がしっかりと理解をして、その被害を受けた子供のケアをしっかりやっていくということで、議員のほうから、先ほどもありましたが、私も答弁しましたが、やっぱり個別個別への、一人一人への対応をきちんと丁寧にやるという部分が非常に大事ということの認識をしておりますので、引き続き各学校にもそのようなことを周知していきたいと考えております。 ◆5番(菊地君子さん) クラスでの対応、大勢と向き合うことも大事ですが、一人一人としっかりと目を見つめて向き合うということがとても重要だと思います。 次に最後になりますけれども、観光振興センターについてであります。大型イベントの場合には駐車場が不足するのではないかという答弁でしたけれども、これについてもう一度伺います。どういうふうに考えていますか。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 先ほどの答弁で、新たに120台整備すると。加えて現在ある駐車場から公用車の駐車場を差し引くと240台、合わせて360台は確保しています。それも含めて足りない場合、例えばボウリング場跡地も市民駐車場として整備しておりますし、臨時的な使用にはなりますが、糸満漁港南地区の、今緑地になっている部分があるんですが、その辺も全体的な使用は可能と聞いていますので、その辺にもとめることは可能だと思っております。 ◆5番(菊地君子さん) 駐車場については、糸満南小学校だの南浜だのいろいろ出てきましたけれども、観光振興センターの建設に向けて、地元住民、そして小学校の通学区域も工事で車が通るということで、その周りの皆さんにも十分な説明をするということが建設対応委員会から話があったと思うんですけれども、そのことについてはどのように認識していらっしゃいますか伺って、質問を終わります。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 工事の落札が決まりまして、今議会に請負契約の議案も上程しておりますが、本契約をされた場合、この業者の3つの工事の共同企業体がございますが、その共同企業体で、まず工事の協力会というのをつくります。その中で工程表、あるいは工事の安全等を含めて、市も一緒になって地域住民も含めた市民説明会とあわせて、糸満南小学校保護者対象の説明会も予定しているところでございます。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時02分)                              (再開宣告午後2時39分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆16番(西平賀雄君) 皆さんこんにちは。一般質問の前に所見を申し述べさせていただきたいと思います。去る6月23日は、梅雨空のもとであの忌まわしい沖縄戦から74回目の慰霊祭が御遺族並びに関係者参列のもとに行われました。県民を初め、多く国民が決して忘れることのできないあの悲惨な戦争の歴史を二度と繰り返さないことを肝に銘じつつ、改めて戦没されたみたまの御冥福をお祈りし、世界の恒久平和を願って何ができるかを考えていきたいと思います。 さて、元号が改まり、最初の定例会でありますので、過ぎ去った30年間、平成とはどのような時代であったのか、国内外の主な出来事を振り返ってみたいと思います。まず、国外に目を向けますと、平成元年に中国の天安門事件、そしてベルリンの壁崩壊等の歴史的大事件に始まり、平成2年は東西ドイツの統一、平成3年はソ連の崩壊、EUの誕生と続きました。平成13年には世界中を震撼させた米国の同時多発テロ事件を初め、世界各地でテロや紛争が絶えない時代に突入していきました。翻って国内に目を向けますと、平成元年はバブルの絶頂期で、株価が史上最高値を記録しました。しかしながら、翌年から反転して株価は暴落し、バブル崩壊へとなだれ落ちていっています。その後、日本の経済は失われた20年と低迷の時代を迎えることになりました。さらにそれに追い打ちをかけたのが平成7年の阪神淡路大震災、平成23年の東日本大震災でありました。平成7年の地下鉄サリン事件も日本中を恐怖に陥れた事件だったと思います。最近では、毎年のように発生する地震、集中豪雨、大型台風と自然災害は、自然災害列島日本を強く印象づけた時代でありました。また、子供たちのいじめや虐待も大きな問題となっております。平成は、このような出来事があった時代だったと記憶しておきたいと思います。新しい令和の時代が災害や戦争のない平和な時代が長く続くことを祈念したいと思います。では、一般質問に入ります。 件名1、嘉手志川公園整備について。嘉手志川は昔から洗濯など、村人の生活の場として利用され、現在でも水が透き通る水面に魚の群れを見ることができ、これから夏は子供たちの水遊びの格好の場となります。平成7年に嘉手志川公園整備基本計画が策定されてから13年が経過し、改めて可能性調査を行うために平成20年3月に予算が計上されましたが、執行されていません。執行されなかった具体的理由を伺います。 件名2、糸満漁港の管理について。(1)糸満漁港中地区について。ア、旧糸満ボウリング場一帯は60余年前に埋め立てられた箇所で、当時は鯨工場があった場所です。護岸はその当時につくられたものと思われますが、護岸と道路との間には長さ5メートル、幅20センチほどの亀裂が生じており、決壊するおそれがあります。台風前に早急に補修してもらいたいと思うが、どうか伺います。 イ、護岸工事の際に、台風時の高波防止用に50センチほどかさ上げしてもらいたいがどうか、伺います。 件名3、交通安全対策について。(1)西崎特別支援学校正門前の横断歩道の改善について。ア、車椅子利用者の障害となっている中央分離帯の撤去をお願いしたいと思いますが、どうか。イ、この信号機は昼夜を問わず常時青信号のため、格好の通過道路として利用する車が多い。特に夜間は変わらない信号と認知され、スピードを出して通り抜ける車両が多く事故が心配される。夜間は黄色点滅信号への変更ができないか、伺います。 (2)糸満警察署前道路の早期開通について。ア、3年前から中地区漁港の湾岸道路の開通とあわせて質問している問題でありますが、糸満警察署周辺には保育園、児童館、小学校、県立特別支援学校、障がい者の作業所等がある地域ですが、警察署前の道路の開通がおくれているため、車はこの地域に迂回しています。交通弱者の多い地域であり、交通安全の面からも早急に開通していただけないか伺います 残りは質問席のほうから再質問させていただきます。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時46分)                              (再開宣告午後2時48分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆16番(西平賀雄君) 質問漏れがありますので、追加いたします。 件名1の嘉手志川公園整備について。(2)当局は都市公園事業以外の国庫補助事業はないと答弁がされているが間違いないか伺います。 (3)この公園整備について市長はどのように考えていらっしゃるのか、市長の認識を伺います。 ◎市長(上原昭君) 西平賀雄議員の件名1、嘉手志川公園整備について。小項目3についてお答えいたします。 嘉手志川周辺は、南山城跡等があり、歴史的にも価値があることや地域の憩いの場となっていることから公園整備には良好な場所だと考えております。現在、南山城跡の国指定を目指し、調査を進めていることから、その調査結果を踏まえ、一体的な整備に向けて取り組んでいきたいと考えております。 残りは、関係部長から答弁させます。 ◎建設部長(徳里仁君) 御質問、件名1、嘉手志川公園整備について。小項目1から2までについて順にお答えいたします。 小項目1、平成20年度に新規採択されていた嘉手志川公園整備可能性調査が実施されなかった理由については、当時の議会議事録を確認したところ、都市公園以外の国庫補助事業が採択できないかを検討するため、基本設計の見直しとして200万円が予算計上されていましたが、関係課と調整した結果、整備可能な事業がないということにより予算執行しなかったとあります。 小項目2、当局の都市公園事業以外の国庫補助事業はない旨の答弁は間違いないかですが、その当時の資料が残っていないため、都市公園以外の国庫補助事業がなかったことは確認できておりませんが、今後新たな交付金事業等の活用ができないか、関係機関にも確認していきたいと考えております。 御質問、件名2、糸満漁港の管理について。小項目1、旧糸満ボウリング場北側の護岸補修について。ア及びイについてお答えいたします。小項目1のア、旧糸満ボウリング場北側護岸の補修について、現地を確認したところ、護岸劣化に伴う破損を確認しました。破損が著しい箇所につきましては、原状復旧に向け早急に対応してまいります。 次にイ、現在の護岸より50センチほど高くできないかについてお答えいたします。御指摘の箇所は転落防止用のガードレールは設置されていますが、高波防止の護岸高さが不足しているとのことですので、今後、護岸のかさ上げについては多額の工事費が見込まれることから、関係機関と調整を行っていきたいと思います。 御質問、件名3、交通安全対策について。小項目1、西崎特別支援学校正門前の横断歩道の改善について。ア、横断歩道の中央分離帯の撤去についてお答えいたします。横断歩道内の中央分離帯については、中央部分に3センチほどの段差が約1メートルあることを確認しました。歩行者や車椅子利用者の横断に支障を来すものと認識しており、早急に段差を解消するよう修繕工事を行ってまいります。 続きまして、同じく件名3の小項目2、糸満警察署前道路の早期開通についてお答えいたします。工事を所管する南部国道事務所へ確認したところ、工事の発注後に図面の修正等が生じたため、現在、糸満漁港内道路の取りつけについて、南部農林土木事務所や沖縄県警と再度協議を行っており、協議が整い次第、工事を再開し、令和元年9月末での工事完了及び開通を予定しているとのことであります。 ◎市民健康部長(福元信美さん) 御質問、件名3、交通安全行政について。小項目1、イ、西崎特別支援学校正門前の信号機の夜間黄色点滅へ変更についてお答えいたします。 現場の信号機を確認し、糸満警察署と協議したところ、当該信号機は押しボタン式の信号機により黄色の点滅に変更する必要性は低く、夜間に点滅に切りかえることは考えていないとの回答を得ています。 ◆16番(西平賀雄君) 答弁ありがとうございました。質問席から再質問をさせていただきます。順を追って再質問していきます。 まず、嘉手志川公園の件についてですけれども、確かに平成20年度の件を聞いておりますので、10年以上が経過しておりまして、当時の資料がないという答弁でございましたけれども、私が通告をして後に、その関係課のほうにこの事業について何か補助事業になるものがないかということを聞かれたことはありますか。 ◎建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えいたします。 先週から一般質問を受けまして、資料収集、平成20年当時の資料がないかどうかの確認を行っているところですけれども、今後の事業等についての確認はまだ今のところは協議しておりません。 ◆16番(西平賀雄君) 先ほど演壇で私が申し上げましたとおり、この嘉手志川公園整備については、平成7年に計画書はでき上がっておりますけれども、もう既に24年が経過しているわけです。こんなに長い間、この事業に手をつけなかったというのは異常としか私は思えません。この嘉手志川については、糸満市民であればほとんどの方がどういう場所にあって、どういう川であるのか、これは十分承知だと思うんです。ですからどうしても担当部署において、各部署においてこの嘉手志川というのは糸満市にとってどのぐらいの重要性があるのかということをよく認識していただいて、他の部署にさじを投げるということではなくて、うちのほうだったらこういうのができないかということを、ぜひ前向きに考えていただきたいと思います。これから部長は補助事業がないかどうか調べていくということでしたけれども、各部署との調整もこれからする意思がありますか。 ◎建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えいたします。 関係機関、各部署とどういう事業があるか、可能性について今後協議をしていきたいと考えております。 ◆16番(西平賀雄君) 10年前のことですので、確かに資料がなくなっているかもしれませんけれども、各部署を歩いて、本当にないのかどうか、よく確認をいただきたいと思います。じゃあ、建設部に特化してちょっとだけ質問いたしますけれども、当時、この計画ができて後の次の市長の時代に、近隣公園でこれはやっていくということでこの作業を進めていたわけですけれども、結果的にこの近隣公園については、大里、嘉手志川がある場所が市街化調整区域にあるということでできないということを答弁されている記録がありますけれども、部長として、この近隣公園での整備は難しいんでしょうか。それを伺います。 ◎建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えいたします。 近隣公園としての事業整備ということですけれども、他の都市公園としての整備の採択要件は同じですけれども、都市計画区域内の住民1人当たりの敷地面積というのがあります。その合計が10平米未満であれば整備できるという要件がありますので、その要件にかなわないという状況であります。 ◆16番(西平賀雄君) ありがとうございます。私が議員になって、平成26年に再度嘉手志川について質問しましたけれども、そのときの担当部長の答弁では、国の基準以上に糸満市は整備されているということで、都市計画法では整備ができないという答弁がありますけれども、どうでしょうか。 ◎建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えいたします。 先ほど1人当たり10平米未満が条件だというふうにお答えしましたけれども、国の基準に合わないというのは、採択要件の中で、今、平成30年3月末現在の本市の都市計画区域内の住民1人当たりの敷地面積は17.1平米ということで、10平米を超えているという状況であります。 ◆16番(西平賀雄君) 糸満市の総合計画の中で、後期基本計画の公園緑地の整備の場所があるんですけれども、この中で将来目標がうたわれているんですが、住区基幹公園というのがありまして、その中では、国が目指す1人当たりの目標基準というのが、1人当たり4平米という基準があるんです。それに対して、糸満市は現在どうかといいますと、これは、この資料は平成27年の資料になりますけれども、住区基幹公園は2.59平米というふうになっていますので、国の基準よりかなり低いわけです。ですから十分その整備はできると思いますので、ぜひ整備ができるように、何か補助事業を検討いただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時03分)                              (再開宣告午後3時05分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えいたします。 議員おっしゃるように、住区基幹公園であれば1人当たり4平米という基準がございますけれども、公園全体で換算しますので、公園全体であれば10平米未満であるという基準になりますので、市としては、現在17.1平米でありますので、超えているという解釈でございます。 ◆16番(西平賀雄君) ありがとうございます。じゃあ、先ほど市長のほうから、この嘉手志川の重要性については十分認識されておられるという御答弁がございました。しかし、今、南山城跡の復元に向けても取り組んでいるとのお話がございました。ただ、今、高嶺小学校の移転問題等があってこの作業を進めていますけれども、これが終わりますと国指定に向けて動かないといけないというお話がございましたけれども、その後に一体的な整備を図りたいという御答弁がありましたが、実際、国指定を受けて、その後、整備に入るまでにどのぐらいの期間がかかるというふうに考えていらっしゃいますか。 ◎市長(上原昭君) 高嶺小学校をまず移転させて、その後、いろいろ発掘調査等をやっていきますので、その過程において南山城跡をどうするのかといった議論も当然出てくると思います。その中で、できたら南山グスクも含めてその辺一帯を一体的に、一緒に整備ができないか。それについていろいろ難しい問題もあるとは思いますが、事業主体でありますとか、事業の手法、財源等、その辺のことを検討しながら総合的、多角的に進めていく必要があるだろうと思っております。若干時間はかかるかと思います。 ◆16番(西平賀雄君) 市長ありがとうございました。ぜひ前向きに進めていただきたいと思いますけれども、ただ私は、先ほど申し上げましたように、この計画ができてからもう既に20年以上たっているわけなんです。これは本当に早急にやらないといけない事業だと私は思っておりまして、この南山と絡めて一体的にやるとなった場合は、さらに延びていくということが十分予想されますので、切り離して嘉手志川だけを何かの事業で整備していくということは考えていらっしゃらないですか、御答弁お願いします。 ◎市長(上原昭君) 今、議員御提案のスケジュール的なことも含めて、検討していく必要があるだろうと思っております。
    ◆16番(西平賀雄君) ありがとうございます。ぜひ、南山城跡の復元もしかり、この嘉手志川についても、ぜひ整備をお願いしておきたいと思っております。では、次に移ります。 件名2に移りますけれども、一応、当局はこの状態を十分認識されておりますので、関係機関との調整、これを早目にやって、台風が来る前にぜひ整備をお願いしたいと思います。休憩お願いします。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時10分)                              (再開宣告午後3時10分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆16番(西平賀雄君) 件名3に移ります。 西崎特別支援学校正門前の(1)のイについて再度お伺いしますけれども、これについては、考えていないということでありましたけれども、本当にこれが、私が申し上げたように変更できないのかどうか。この辺を再度お伺いしたいと思います。 ◎市民健康部長(福元信美さん) 再質問にお答えいたします。 糸満警察署へ確認したところ、当該信号機は押しボタン式なので、黄色点滅へ変更した際には押しボタンの信号機が機能しなくなるため、横断歩行者の安全性を考えた場合、黄色点滅への変更は厳しいということでありました。 ◆16番(西平賀雄君) 今の技術で、こういう改善ができないのか、あるいは本当にこの機器を、どこか操作することによってこれが可能ではないかと私は思うんですけれども、それはいかがでしょうか。 ◎市民健康部長(福元信美さん) 機器の変更等につきましては、確認をしておりません。 ◆16番(西平賀雄君) 最初に申し上げましたとおり、非常に、ずっと青の状態ですので、スピードを出していくんです、夜は。ですから万が一、事故があった場合は死亡事故に間違いなくつながると思います。特に夜間、この西崎周辺は暴走族が多くてパトカーがよく追いかけているのがあるんです。そういうことからしても、ずっと青信号ということではなくて、黄色点滅にすることによって、やはり注意をしますので、ぜひ変えていただきたいと思いますが、どうでしょうか。 ◎市民健康部長(福元信美さん) 議員御指摘のことも踏まえて、再度また警察署に確認してまいりたいと思います。 ◆16番(西平賀雄君) 実は、夜に糸満市内を一部だけ回ってみたんですけれども、夜の11時以降からは数カ所で点滅に変わるんです。きのうも回ってみましたけれども、例えばですね、今、私が質問している支援学校の東側のファミリーマートのところの信号機も、夜11時以降は点滅に変わります。それから川尻橋の交差点もそうです。それから高嶺、照屋のほうの3差路もそうなります。それから南の琉銀の交差点もそういうふうに変わります。こういうふうに点滅に変わるところが結構あるんです。この辺も全部機器を操作してできているわけですので、ここも本当にできないのかどうかを、再度警察に確認をいただきたいと思いますけれども、どうでしょうか。 ◎市民健康部長(福元信美さん) 再質問にお答えいたします。 再度、確認してまいります。 ◆16番(西平賀雄君) ぜひお願いしたいと思います。事故が起こらない前に、やってできることはぜひどんどん積極的にやっていただきたいと思います。ちょっと休憩をお願いします。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時15分)                              (再開宣告午後3時15分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆16番(西平賀雄君) 最後になりますけれども、件名3の(2)糸満警察署前の道路の開通です。これについても3年前からずっと申し上げていますが、なかなか前に進まない。湾岸道路のほうについては、これは南部土木事務所の管轄だということで、去年3月で完成しておりましたけれども、警察署の前がされていなくて、再度質問しましたけれども、これもことしの3月までには終わるという答弁だったと思うんです。これが今までできなかったというのは、もしかしたら警察署の移転等の問題があって延ばされているのかどうか、この辺はどうでしょうか。 ◎建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えいたします。 以前、国道事務所に確認したときには、確かに議員がおっしゃるように3月末での完成を目指しているということで回答をいただいておりました。今回、確認したところ、先ほども答弁したんですけれども、工事の発注後に図面の修正等が生じたために、糸満漁港内の取りつけ協議について、南部土木事務所と沖縄県警と再度協議をやり直して時間がかかったということでございます。回答としては、9月末での工事完了を予定しているという回答もいただいております。 ◆16番(西平賀雄君) 部長ありがとうございます。ぜひ9月にもめどがありましたので、ほっとしておりますけれども、この一帯は、先ほど申し上げましたとおり、交通弱者が非常にたくさんいる場所ですので、ぜひ早目にしていただきたいと思います。質問の中では言いませんでしたけれども、沖縄水産高等学校もここにはあるんですね。ですから本当に学生がたくさんいる場所ですから、早目に整備をしていただくようお願いしまして、質問を終わります。ありがとうございました。 ◆7番(国吉武光君) こんにちは。今定例会の最後の一般質問を行います。まず、一般質問をする前に私の所見を述べさせてください。 市民の皆様、傍聴席の皆様こんにちは。6月23日は、あの大戦から74年と慰霊の日を迎え、亡くなられたみたまの御冥福を祈り、二度とあの痛ましい戦争が起こらないよう願うものです。また来年には、令和2年度国民体育大会第40回九州ブロック大会が我が沖縄県で開催されます。この機会に小学生や中学生に、会場に足を運び観戦し、技術向上に努めてもらいたいと思います。それでは通告書により、一般質問を行います。市当局の誠意ある答弁をお願いします。 件名1、道路行政について。小項目1、市道喜屋武岬線について。ア、この市道喜屋武岬線は幾度となく一般質問で取り上げてきましたが、なかなか整備まで進めることができず、今現在、この地を訪れる観光客においても気まずい思いをしているのが現状ではないでしょうか。また今後、喜屋武岬線はどのような進捗があるのか伺います。イ、今後の工程はどのように推移しますか。 件名2、農業行政について。小項目1、糸満市拠点産地品目の出荷で前年度と比較してどのような変化が見られますか伺います。 小項目2、真壁東地区土地改良事業について。ア、農家の土地改良推進員の皆様が同意取りつけで日夜積極的に推進していますが、その進捗状況について伺います。イ、今後の工程について伺います。 件名3、教育行政について。小項目1、国民体育大会第40回九州ブロック大会日程について伺います。ア、第40回九州ブロック大会において糸満市で開催される競技は何が予定されていますか。イ、本市に県バドミントン競技団体からの要請がありましたか伺います。 小項目2、給食センターの建設について伺います。ア、給食センター建設予定地について伺います。イ、給食センター建設の進捗状況について伺います。 件名4、土地開発公社の潮崎町分譲地処分について。小項目1、公社の土地分譲地の処分状況はどのようになっていますか。 小項目2、処分額は金額にして幾らになりますか。 件名5、国際物流拠点産業集積地域について。小項目1、国際物流拠点産業集積地域の進捗状況について伺います。 演壇での質問を終わり、あとは質問席より再質問いたします。 ◎市長(上原昭君) 国吉武光議員の件名1、道路行政について。小項目1、喜屋武岬線のア及びイについてお答えいたします。 ア、その進捗状況については、喜屋武岬線は、平成30年度に概略設計を行い、地元への概要説明を行っております。 イ、今後の工程については、事業への同意がいただけるか、今年度地権者の意向調査を行ってまいります。なお、事業化につきましては、現在進めている事業の進捗状況を見きわめ、事業採択に向けて取り組んでまいります。 残りの質問については、教育長及び関係部長から答弁させます。 ◎教育長(安谷屋幸勇君) 国吉武光議員御質問、件名3、教育行政について。小項目1、国民体育大会第40回九州ブロック大会の日程について。ア、糸満市で開催される競技は何が予定されていますかについてお答えいたします。 大会は、令和2年8月21日から23日までのウエイトリフティング競技と、同じく8月28日から30日までバドミントン競技が予定されています。 イ、本市に沖縄県バドミントン競技団体からの要請がありましたかについては、5月8日に沖縄県バドミントン協会会長から九州ブロック大会の会場である西崎総合体育館への空調設備の設置ができないかとの要請がありましたが、仮設での空調設備には多額の費用を要することから厳しいとの返答をしております。 ◎経済観光部長(大城拡君) 御質問、件名2、農業行政について。小項目1、拠点産地品目の出荷で前年度と比較してどのような変化が見受けられるかについてお答えします。 小項目1、拠点産地品目の出荷で前年度と比較してどのような変化が見られるかについては、拠点産地品目でありますレタス、ゴーヤー、小菊、パッションフルーツ、ニンジン、肉用牛(子牛)、マンゴーの7品目の拠点産地認定を受けており、平成29年度と30年度の出荷量を比較しますと、レタスは平成29年度2,343トン、30年度は2,128トンで215トンの減、ゴーヤーは29年度331トン、30年度は291トンで40トンの減、小菊は29年度4,699万本、30年度は4,525万本で174万本の減、パッションフルーツは29年度、30年度ともに53.4トン、ニンジンは29年度919トン、30年度は835トンで84トンの減、肉用牛(子牛)は29年度845頭、30年度が847頭で2頭の増、マンゴーは29年度86.3トン、30年度が100.2トンで13.9トンの増となっており、主に露地栽培の野菜等の減産が見受けられます。 御質問、件名2、農業行政について。小項目2、真壁東地区土地改良事業について。ア及びイについてお答えします。小項目2、ア、進捗状況については、平成28年度より事業化に向け、市のほうで準備してきたところです。平成29年度は農家の方々による推進委員会を立ち上げ、平成30年度には沖縄県で基本調査設計が完了しております。 次にイ、今後の工程については、本区画整理事業は採択要件として、農家の事業同意率90%以上の制約があります。現在、70%を超えたところで採択要件をクリアすべく市及び推進委員とともに事業取得の同意や採択申請図書等の作成を行いながら、令和2年度新規採択に向け沖縄県と事務調整を進めてまいります。 御質問、件名5、国際物流拠点産業集積地域について。小項目1、国際物流拠点産業集積地域の進捗状況についてお答えいたします。国際物流拠点産業集積地域については、県内において本市を含む7市が地区指定を受けており、沖縄振興特別措置法の規定の対象となった企業は、税の優遇措置を受けられるものであり、本市においては、平成30年度において19社が優遇措置の対象になっております。また適用期間も令和3年3月31日まで延長しております。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 御質問、件名3、教育行政について。小項目2、ア及びイについてお答えします。 小項目2、ア、給食センター建設予定地については、現在のところ決まっておりませんが、基本計画検討委員会で検討してまいります。 次にイ、給食センター建設の進捗状況については、今年度基本計画策定業務を発注し、検討委員会の開催を3回予定しております。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 御質問、件名4、土地開発公社の潮崎町分譲地処分について。小項目1及び2について、関連しますので一括してお答えいたします。 平成12年度の分譲開始から平成30年3月末現在で、住宅用地、近隣商業用地、サンエーしおざきシティ用地を含め、合計で565筆、94億6,898万9,000円となっております。 ◆7番(国吉武光君) ありがとうございました。それでは、件名1のほうから再質問をさせてください。 今まで私たち喜屋武地域においては、この喜屋武岬線がどうしても土地改良とか、そういったものが進展がなく事業化に向けてなかなか厳しいところがあったんですが、ようやくこの地域の土地改良が進み、今一部においては、まだ白地の状態があって、要するに土地改良から抜けたとこがあって、そのような、現在の状況がありますが、こういったものに関しては、どうしても事業化に向けて用地の確保というのがこれからまた出てくると思います。今までの喜屋武岬へのコースが、喜屋武の広場にバスを置いて、そこから徒歩で行くというのが従来の観光でやっていたものですから、そんな方々を見てちょっとふびんだなと。もう長年何とか喜屋武岬線の事業化に向けて取り組んできましたが、ようやくきょうの一般質問の中からよい返事を聞き、私もまた地域に帰って皆さん方にその辺の報告ができると思います。この辺についての再質問はありません。 農業行政について質問を行います。なぜ私が農業行政について行うかと言いますと、先ほど経済観光部長のほうから報告があったように、この平成29年度と30年度でちょっとした大きな落ち込みというのがあって、まずレタスにおいては、約215トン、これは金額にして1,816万6,000円ぐらい、これは計算した数字です。また、小菊のほうが174万本、金額にしたら5,241万5,000円です。端数は切り捨ててあります。それからニンジンにおいては84トンと、金額において1,291万7,000円と。農家にとっては本当に厳しい現実がことしはありました。その農家が、こんな厳しい中で何とか行政のほうで農家の育成のため、また再生産できるように苗代の支援が必要かと私は思っております。それについて、市当局はどのように考えていますか。お答え願えれば幸いです。 ◎経済観光部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 農家のほうに支援、助成することができないかということの御質問でございますが、昨年は、国によります平成30年度、台風24号、25号と襲来がありまして、対応産地緊急支援事業ということで、事業主体が沖縄県農業協同組合で市町村を通さない直接交付金で農家の支援を行ってきておりますが、市単独での助成は現在のところ考えておりません。今後、園芸共済への加入促進とさまざまなリスクから農業経営を守るために、ことし1月から全ての農作物を対象に、自然災害や価格低下だけではなく、農業者の経営努力では避けられない収入減少を補填する収入保険の加入を推進していただく考えであります。以上です。 ◆7番(国吉武光君) 特にニンジンは露地で、皆さん農業をしたことがある方だったらわかると思いますが、劣化がひどくて半分もとっていないような状況なんです。もう畑一面に、収穫放棄した畑も何千坪とあるものですから、やっぱりそういった状況である程度行政のほうが、例えば苗代の2分の1補助とか、あるいは4分の1補助とか、そういうふうな形の対応ができれば、次の生産、再生産にもつながって、農家は本当に今までの苦労が報われるかなと思っております。どうしてもまた、そういった形で行政の対応が、保険とか、要するに農業共済とかそういった形で、確かに行えばいいんですが、何しろそこにはまた農家の厳しい部分もありまして、なかなか単価が高いというようなものもネックとなっている部分もあるんです。だからこういった点において、どうしても農業共済とか、あるいはそういった保険に加入するときに、市のほうから助成とか、そういったものが受けられるということができるのであれば、また農家も喜んで加入ということも出てくると思いますが、その辺の状況はどうですか。確認したいと思います。 ◎経済観光部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 先ほども答弁いたしましたが、今後、市といたしましては、収入保険の加入を推進していくということで進めてまいりたいと考えております。 ○議長(大田守君) 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。 ◆7番(国吉武光君) いろいろ言っても平行線になると思いますが、とにかくニンジンが現場でどんな状態かというのは一度見てほしかったです。それとは別の点からまた確認したいと思います。 私、農家においても、税金は納めています。その税金の、例えば減免措置とかそういったものも考えているかどうか、その辺をお伺いしたいと思います。 ◎総務部長(上原仁君) 現在、市税の減免措置につきましては、市民税及び固定資産税について、減免取扱要綱において、定められた基準に基づき、該当する申請者の方に対して減免措置を実施しています。この減免に該当するかどうかについては、個別の要件になるかと思いますので、今回、その減免が該当になるかどうかについては、答弁を差し控えたいと思います。 ◆7番(国吉武光君) 確かにいろんな形で減免するにしても、いろんな要件はあると思います。その要件等を、例えば広報として、例えば農家に呼びかけるとか、糸満市の広報紙を利用して呼びかけるとか、そういった考えはないかどうか、その辺を伺いたいと思います。 ◎総務部長(上原仁君) 再質問にお答えします。 農業政策の一環でございますので、経済観光部と調整して、どういう方法がいいのかということについては協議していきたいと考えております。 ◆7番(国吉武光君) ありがとうございます。経済観光部長、どうでしょうか。 ◎経済観光部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 先ほど総務部長のほうからもありましたように、連携しながらいろいろと検討したいと思いますが、保険のほうには、ぜひ加入していただきたいというのが本音でございます。 ◆7番(国吉武光君) 保険に加入というのは確かに大事なところではあります。そういった点も踏まえて、広報等をうまく活用して、農家へこういったものがありますよというピーアール等も広報等でお知らせできれば幸いですが、どうでしょうか、その辺。広報に載せるとか、そういった予定はありますか。 ◎経済観光部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 議員がおっしゃるように、広報等も活用して、保険の、どういったときに適用をするのか、そういった細かい説明等も掲載してまいりたいと考えております。 ◆7番(国吉武光君) ありがとうございます。今、ニンジンだけを取り上げたんですが、レタスのほうも一緒で、考えてよろしいですか。 ◎経済観光部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 農家に関連する作物等については、全部説明できるように努めてまいります。 ◆7番(国吉武光君) ありがとうございます。それでは件名3に移らせていただきます。 教育行政において、現在の給食センター、建設時から既に二十何年か経ていると思うんですが、そこで学校給食をどうするのか協議をしたいと思っていますが、建設時に、当時の、今現在の給食センターを建設する時点で、この学校給食についてどのように協議がなされたのか、その辺の確認をしたいと思いますが、わかる範囲で結構です。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時43分)                              (再開宣告午後3時43分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えをします。 現在の給食センターで、二十四、五年たっている状況ですが、現在の改築は同じ場所で改築をしておりますので、当時、細かい状況をちょっと把握していないんですが、一定期間給食をとめて、学校のほうには牛乳であるとかパンであるとかの配食のみで、それぞれ家庭からおかず等を持ってきて、一定期間を対応したというふうに聞いております。 ◆7番(国吉武光君) どうもありがとうございます。当時、私も一関係者で、どうしてもそのときには給食費の徴収関係において、どうしても給食費を納めない方もいたものですから、やっぱりその辺で父兄に、こういった給食のありがたさを再認識してもらうために、私はその旨を一応提案したんですが、給食がなくて、自分の家から弁当を持ってきたほうがいいんじゃないかということで折衷案みたいな形になって、ミルクとかパンとか、そういったものができて、それは幸いかなと思っておりますけれども、やっぱりどうしても、給食費の徴収状況を見てみますと、若干ではありますが、よくなってきています。平成28年度が96.5%、29年度が96.4%、30年度においては97%と、そういう形で職員や、あるいはまた教職員の皆さんがこれだけ父兄との、PTAを通じていろんな形で連携をしたおかげでこういった、また徴収率も上がったものかなと。本当にその点においてはお疲れさまでした。今後、この学校給食の徴収率を…、子供たちは食べて育っていくと。家でできないようなものもこの学校においてのいろんなしつけとかそういったものがありはすると思うんですが、そういったものを、やっぱり家庭でできないものも学校ではできる。学校でできないものを家庭でやるというふうにお互いに切磋琢磨しながら持っていけば、より学校教育においても十分プラスになるんじゃないかと思っております。そういった点で、今後も学校給食においても全児童生徒が一緒になって、皆さんで囲んで食事をするような風景ができれば、また子供たちの育成においてもこれが助かるなと思っております。その点で一応、教育委員会においてはこれで終わります。ありがとうございました。次に件名4に移らせていただきます。 件名4は、土地開発公社の潮崎町の分譲処分、これも平成10年ごろから第3次南浜埋め立てが竣工してから約21年と、長い年月を経て用地を完売したわけですが、本当に公社の業務にかかわった皆さんお疲れさまでした。これからもまた公社としていろんな業務が取りかかりがあると思うんです。それと、今後の公社の取り組み状況として、私が次に考えているのが、件名5の国際物流拠点産業集積地域、この辺において、どうしても公社にかかわってもらって、やっぱり糸満市の財源を確保するために大きな力になるのが糸満市土地開発公社の職員の皆さんだと思っております。そのためにも真栄里地区に今後計画される物流拠点団地、産業集積地域としての地区指定に、これからまた皆さんはやっていくわけですが、その辺についてどのようなお考えをお持ちですか。 ◎経済観光部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 糸満市の場合、市内全域が地区指定となっておりますので、真栄里地区においても含まれるものと考えております。 ◆7番(国吉武光君) もし、真栄里地区が物流拠点と、工業団地指定となったときに、いろんな工程があると思うんです。今現在、どの辺までこの進捗状況は進んでいますか。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 平成30年5月に策定した糸満市土地利用、これは真栄里地区の基本構想の実現化に向けて、現在、糸満市土地開発公社へ基本計画の作成を依頼しております。この基本計画の中で企業のニーズ、そして地権者の意向を調査するとともに、それらの意向を踏まえて整備計画が事業手法、環境影響評価、事業化のスケジュール等を検討し、基本計画としてとりまとめる予定でございます。 ◆7番(国吉武光君) 今、部長が言っておりました企業のニーズをまず把握して、それからいろんな事業を、これから事業化に向けて取り組むということですが、今、特にネックとなっているものが何かありますか。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 先ほども答弁しましたが、基本計画を公社のほうに依頼しています。まだ詳細については市のほうに来ておりませんが、ただネックとしては地権者の意向、その辺、公社のほうで地権者から土地を購入する予定もございますので、その辺を地域に対しては十分説明しないといけないのかなと思っています。あともう1点は、現場を視察しますと、結構傾斜地も多いということもありまして、環境にも配慮していかないといけないのかということを考えているところでございます。 ◆7番(国吉武光君) どうもありがとうございます。地域への説明、その辺もお済みですか。説明会はもう済みましたか。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時52分)                              (再開宣告午後3時52分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 今、基本計画を公社のほうに依頼しています。この基本計画を作成する時点で、地域との説明会は何度か行っているというのは聞いております。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時52分)                              (再開宣告午後3時52分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆7番(国吉武光君) どうも済みません。既にその辺まで把握しているのかなと思って質問しましたが、これはそれとして、別としていいです。 ところで、ちょっと済みません、また教育委員会のほうで漏れがあったので、その辺のものを確認したいと思いますが、先ほどバドミントン競技団体から要請があったということがありましたね。そのときに会長あるいはまた何名かというのは、人数を御存じですか。何名が参加したと。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時53分)                              (再開宣告午後3時53分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えをします。 ウエイトリフティング協会も一緒でしたので、正式な数についてきちんと、今覚えていない部分もあるんですが、バドミントン協会については会長、副会長、事務局長、それから県の協会の担当と、あとウエイトリフティング協会の皆さんが来ていたというふうに記憶しております。 ◆7番(国吉武光君) どうもありがとうございました。今、バドミントン会場になるのか、今のところちょっとはっきりはしていないんですが、ただ日程からすると糸満市西崎という形で、一応この中にはありますが、今若干調整しているところであります。そこで伺いますが、やっぱりどうしても、これは前回もお話をしたと思いますが、体育館において窓を閉め切って、カーテンも閉めて競技をするものですから、やっぱりどうしてもバドミントン競技をしている子供たち、中学生、高校生が今いるんですが、大人になってもそうです。本当に厳しい環境の中でやるものですから、何とかクーラーをですね、その辺の設置ができないかと考えておりますが、これも以前からその辺の話をしておりますので、今のところその辺の予算がないとか、それはそれで受け取っていいですので、その辺の答弁をできたらお願いしたいです。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えをします。 先ほども少し答弁をしたんですが、教育委員会は競技の大会の運営であるとか、場合によっては支援をするというふうなところからすると、西崎総合体育館においてもやはりカーテンを閉め切って行う競技も当然ございますので、今後、大会の運営に関して、選手の体調管理等を踏まえると、空調設備が必要であるとは認識をしているところですが、次年度に向けて、すぐにそういう設備を入れきれる状況ではないということで、今回について、次年度の九州ブロック大会について空調設備を整えるのは厳しいと回答をしているところです。 ◆7番(国吉武光君) どうもありがとうございます。なぜ私がこうして空調にこだわっているかといいますと、他府県では20年も前から体育館の中でのバドミントン競技、あるいはバレーボールとか、体育館の中でも空調の中で競技をしているのがありまして、また去ることしの中体連の大会、本来であれば西崎総合体育館でやるべき大会ですが、それが子供たちの体調をやっぱり気遣ったんでしょうね。那覇市民体育館を借りて、子供たちが負担金を出してでもということで、使用料を出してその会場で競技をしたのが、あれは5月何日だったか、大会がありましてね。だからそれぐらい、今現在、空調施設はどうしても必要な時代に来ているんです。そこで市長、お願いですが、何とか空調設備のほう、皆さんの力でお願いできないかと思いまして、ひとつお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ◎市長(上原昭君) この議会でも何度かお話、答弁させていただいておりますが、現在、西崎運動公園を中心とする運動施設の整備の可能性調査を実施しているところであります。いろんな施設の整備の要望等もあります。これはかなり時間もかけて、きちんと整備していく必要があると思いますので、優先順位もつけながら、その中で総合的に判断して、まずは基本構想をつくって、そして一つ一つの施設をどうするか。財源も含めてです。糸満市がスポーツ都市宣言を行う。そしてその技術的に糸満市でいろんな競技の大会ができるような地域になれるよう努力していきたいと思っております。 ◆7番(国吉武光君) ありがとうございました。これを聞いて、私も一バドミントン関係の人間として、バドミントンをしている子供たちにいいお話ができます。それとこういった費用がかかるものに関しては、やっぱり財源の確保というのが一番大事だと思うんです。いかにして財源を生み出すかと。一つは工業団地の造成とかですね、そういったものも一番大事なところで。また負えるものの出費とか、そういったところで出てくるものであれば、そういったものも負いながら、あるいは国の事業も活用しながら、そういったことが私たち糸満市においてできれば、より補助金の活用、あるいは理想的な施設の運用ということまで発展して、いい感じで出てくると思います。だからその件において、どうしても行政と、あるいはまた議会、お互いに目的は一つですので、糸満市の発展というのが一つの目的ですから、その辺お互いに与野党を問わず協力しながらやっていけば、糸満市のよりよい、糸満市民への福祉サービスがおのずからできると思います。ひとつそういった点を考慮に入れて、市長これからもますます糸満市の発展のために頑張ってください。どうもきょうはありがとうございました。終わります。 ○議長(大田守君) 以上で一般質問を終了いたします。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守君) 以上で本日の会議を終了いたします。                              (散会宣告午後4時00分)...