平成30年第7回
糸満市議会定例会会議録 平成30年12月4日
糸満市議会定例会が本
市議会議事堂に招集された。
出席議員 21人1番 玉 城 哲 郎 君 2番 金 城 悟 君3番 上 原 勝 君 4番 浦 崎 暁 君5番 菊 地 君 子 さん 6番 伊 敷 郁 子 さん7番 国 吉 武 光 君 8番 金 城 敏 君9番 新 垣 勇 太 君 10番 金 城 一 文 君11番 玉 城 安 男 君 12番 玉 村 清 君13番 金 城 寛 君 14番 當 銘 真 栄 君15番 大 城 明 弘 君 16番 西 平 賀 雄 君17番 金 城 敦 君 18番 徳 元 敏 之 君19番 金 城 幸 盛 君 20番 新 垣 安 彦 君21番 大 田 守 君
欠席議員 なし
地方自治法第121条の
規定により
説明のため
会議に出席した者は次のとおりである。 市 長 上 原 昭 君 教 育 長 安谷屋 幸 勇 君
総務部長 仲 吉 正 弘 君
企画開発部長 上 原 仁 君
市民健康部長 山 城 安 子 さん
福祉部長 神 谷 和 男 君
経済観光部長 徳 元 弘 明 君
建設部長 徳 里 仁 君
水道部長 上 原 司 君 消 防 長 賀 数 淳 君
教育委員会 阿波根 庸 伸 君
教育委員会 大 城 直 之 君
総務部長 指導部長 本
議会に職務のため出席した者は次のとおりである。
事務局長 新 垣 善 孝 君 次 長 玉 城 尚 人 君
議事係長 翁 長 克 幸 君 主 査 安次嶺 文 雄 君 主 査 山 城 政 彦 君 副 主 査 森 田 健 吾 君本日の
議事日程 日程第1
諸般の
報告 日程第2
会期の
決定 日程第3
会議録署名議員の
指名 日程第4
諮問第4号
人権擁護委員候補者の
推薦について
日程第5
諮問第5号
人権擁護委員候補者の
推薦について
日程第6
議案第75号
平成30年度
糸満市
一般会計補正予算(第4号)
日程第7
議案第76号
平成30年度
糸満市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
日程第8
議案第77号
平成30年度
糸満市
介護保険特別会計補正予算(第3号)
日程第9
議案第78号
平成30年度
糸満市
公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)
日程第10
議案第79号
平成30年度
糸満市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
日程第11
議案第80号
平成30年度
糸満市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)
日程第12
議案第81号
平成30年度
糸満市
水道事業会計補正予算(第2号)
日程第13
議案第82号
糸満市議会議員の
議員報酬及び
費用弁償等に関する
条例及び
特別職の
職員で
常勤のものの
給与及び
旅費に関する
条例の一部を
改正する
条例 について
日程第14
議案第83号
糸満市
職員の
給与に関する
条例及び
糸満市
一般職の
任期付職員の
採用 及び
給与の
特例に関する
条例の一部を
改正する
条例について
日程第15
議案第84号
糸満市
火災予防条例の一部を
改正する
条例について
日程第16
議案第85号
指定管理者の
指定について(
糸満市
健康づくりセンター願寿館)
日程第17
報告第11号
専決処分の
報告について(
損害賠償に係る
和解及び
損害賠償の額の決 定)
日程第18 「(
仮称)
糸満市
文化・平和・
観光振興センター」
建設についての
陳情書(
平成30 年11月6日付)
日程第19
普天間基地5年以内
運用停止の
遵守を求める
議会決議の
陳情 日程第20
平成31年度
福祉施策及び
予算の
充実について(
要請)
日程第21
公立幼稚園・
認定こども園と
小規模保育事業所との
連携施設提携について(
継続要 請について)
日程第22
組織基盤強化における
専任職員の
配置について(
陳情書)
――――――――――――――――――――――――――――――(開会宣告午前10時00分)
○
議長(
大田守君) これより
平成30年第7回
糸満市議会定例会を開会いたします。
――――――――――――――――――――――――――――――
○
議長(
大田守君) 直ちに本日の
会議を開きます。
△この際「
諸般の
報告」を行います。 12月4日付、
市長から
今期定例会に付議する
議案等の送付がありました。 次に
監査委員から
例月現金出納の
検査結果について6件、
財政援助団体の
監査結果
報告及び
意見について1件の
報告がありました。
例月現金出納の
検査結果
報告については、
議会図書室に
閲覧用簿冊を設置してありますので御了承ください。なお、
財政援助団体の
監査結果
報告及び
意見については、お
手元に配布してあります。 以上で
諸般の
報告を終わります。
――――――――――――――――――――――――――――――
○
議長(
大田守君) 次に「
会期の
決定」を
議題といたします。
△お諮りいたします。
今期定例会の
会期は、
議会運営委員会の
答申のとおり、本日から12月21日までの18日間といたしたいと思いますが、これに御
異議ありませんか。(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
大田守君) 御
異議なしと認めます。 よって
今期定例会の
会期は、
議会運営委員会の
答申のとおり、本日から12月21日までの18日間とすることに決しました。
――――――――――――――――――――――――――――――
○
議長(
大田守君) 次に「
会議録署名議員の
指名」を行います。
今期定例会の
会議録署名議員は、
会議規則第87条の
規定により、15番
大城明弘君、20番
新垣安彦君を
指名いたします。
――――――――――――――――――――――――――――――
○
議長(
大田守君)
諮問第4号「
人権擁護委員候補者の
推薦について」、
諮問第5号「
人権擁護委員候補者の
推薦について」、
議案第75号「
平成30年度
糸満市
一般会計補正予算(第4号)」、
議案第76号「
平成30年度
糸満市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」、
議案第77号「
平成30年度
糸満市
介護保険特別会計補正予算(第3号)」、
議案第78号「
平成30年度
糸満市
公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)」、
議案第79号「
平成30年度
糸満市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)」、
議案第80号「
平成30年度
糸満市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)」、
議案第81号「
平成30年度
糸満市
水道事業会計補正予算(第2号)」、
議案第82号「
糸満市議会議員の
議員報酬及び
費用弁償等に関する
条例及び
特別職の
職員で
常勤のものの
給与及び
旅費に関する
条例の一部を
改正する
条例について」、
議案第83号「
糸満市
職員の
給与に関する
条例及び
糸満市
一般職の
任期付職員の
採用及び
給与の
特例に関する
条例の一部を
改正する
条例について」、
議案第84号「
糸満市
火災予防条例の一部を
改正する
条例について」、
議案第85号「
指定管理者の
指定について(
糸満市
健康づくりセンター願寿館)」、
報告第11号「
専決処分の
報告について(
損害賠償に係る
和解及び
損害賠償の額の
決定)」、以上14
案件を一括して
議題といたします。 各
案件に対する
提案理由の
説明を求めます。
◎
市長(
上原昭君) おはようございます。
平成30年第7回
糸満市議会定例会を招集しましたところ、
議員各位の御出席をいただき感謝申し上げます。 それでは、本
定例会に提出しております
議案等について、その
概要及び
提案理由を御
説明申し上げます。なお、
金額の
説明については、1万円未満の端数を省略させていただきます。
諮問第4号及び
諮問第5号
人権擁護委員候補者の
推薦について。 これら
諮問2件は、
人権擁護委員法第6条第1項の
規定に基づき委嘱される
本市の
人権擁護委員として、
金城盛憲氏、
上原なおみ氏の2名を
候補者として
推薦いたしたく、同条第3項の
規定により、
議会の
意見を求めるものであります。
△
議案第75号
平成30年度
糸満市
一般会計補正予算(第4号)。
本案は、
歳入歳出予算にそれぞれ23億168万円を追加し、
歳入歳出予算の
総額をそれぞれ277億9,126万円とするものであります。
歳入歳出予算の
補正の
款項の
区分及び
当該区分ごとの
金額等は、第1表のとおりであります。
債務負担行為における事項、期間及び
限度額については、第2表のとおりであります。
地方債の
補正は、第3表のとおりであります。
補正の主な内容について、
歳入から申し上げますと、1款市税、15
款国庫支出金、16
款県支出金、19
款繰入金、22款市債を
増額しております。 次に、
歳出について申し上げます。1
款議会費は、
人件費を
増額、2
款総務費は、
庁舎管理費等を
増額、3
款民生費は、
国民健康保険事業繰出金、
障害者福祉サービス費等を
増額、4
款衛生費は、
特定不妊治療費の
助成金を
増額、5
款労働費は、
労働諸費を
増額、6
款農林水産業費は、
観光農園振興事業等を
増額し、7
款商工費は、
観光振興事業費を
増額、8
款土木費は、
公園管理費、
省エネ設備化推進事業等を
増額、9
款消防費は、
消防職員の
人件費を
増額、10
款教育費は、
教室等の大
規模改造事業等を
増額しております。
議案第76号
平成30年度
糸満市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)。
本案は、
歳入歳出予算にそれぞれ3億7,004万円を追加し、
歳入歳出予算の
総額をそれぞれ92億2,999万円とするものであります。
歳入歳出予算の
補正の
款項の
区分及び
当該区分ごとの
金額等は、第1表のとおりであります。
議案第77号
平成30年度
糸満市
介護保険特別会計補正予算(第3号)。
本案は、
歳入歳出予算の
総額にそれぞれ2,385万円を追加し、
歳入歳出予算の
総額をそれぞれ46億7,044万円とするものであります。
歳入歳出予算の
補正の
款項の
区分及び
当該区分ごとの
金額等は、第1表のとおりであります。
議案第78号
平成30年度
糸満市
公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)。
本案は、
歳入歳出予算にそれぞれ29万円を追加し、
歳入歳出予算の
総額をそれぞれ12億6,699万円とするものであります。
歳入歳出予算の
補正の
款項の
区分及び
当該区分ごとの
金額等は、第1表のとおりであります。
債務負担行為の追加は、第2表のとおりであります。
議案第79号
平成30年度
糸満市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)。
本案は、
歳入歳出予算の
総額にそれぞれ29万円を追加し、
歳入歳出予算の
総額をそれぞれ4億4,136万円とするものであります。
歳入歳出予算の
補正の
款項の
区分及び
当該区分ごとの
金額等は、第1表のとおりであります。
議案第80号
平成30年度
糸満市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)。
本案は、
歳入歳出予算の
総額にそれぞれ234万円を追加し、
歳入歳出予算の
総額をそれぞれ4億2,394万円とするものであります。
歳入歳出予算の
補正の
款項の
区分及び
当該区分ごとの
金額等は、第1表のとおりであります。
△
議案第81号
平成30年度
糸満市
水道事業会計補正予算(第2号)。
本案は、
資本的支出について、1款5項1目他
会計貸付金13億円を追加計上するものであります。
議案第82号
糸満市議会議員の
議員報酬及び
費用弁償等に関する
条例及び
特別職の
職員で
常勤のものの
給与及び
旅費に関する
条例の一部を
改正する
条例について。
本案は、
本市の
市議会議員及び
特別職の
期末手当の
支給割合は、国の
特別職に合わせて
改正を行っているため、これまでの
改正と同様に、関係する
条例の一部を
改正するものであります。
議案第83号
糸満市
職員の
給与に関する
条例及び
糸満市
一般職の
任期付職員の
採用及び
給与の
特例に関する
条例の一部を
改正する
条例について。
本案は、
平成30年度
人事院勧告及び
沖縄県
人事委員会勧告を踏まえた
改正を行うため、関係する
条例の一部を
改正するものであります。
議案第84号
糸満市
火災予防条例の一部を
改正する
条例について。
本案は、
工業標準化法が
改正されたことにより、本
条例の字句の
改正をする必要が生じたことと、不
特定多数の者が出入りする
施設等については、
火災発生時の
人命危険性が高いことから、重大な
消防法令違反がある場合、
利用者等に
建物の
危険性に関する情報を市または
消防本部のホームページで公表することにより、
利用者みずから
建物の
利用の適否を判断し、
火災被害の
軽減を図ることを目的として、本
条例の一部を
改正するものであります。
議案第85号
指定管理者の
指定について(
糸満市
健康づくりセンター願寿館)。
本案は、公の
施設、
糸満市
健康づくりセンター願寿館の
指定管理者を
指定するため、
地方自治法第244条の2第6項の
規定により、あらかじめ
議会の議決を求めるものであります。
報告第11号
専決処分の
報告について(
損害賠償に係る
和解及び
損害賠償の額の
決定)。 本
報告は、
本市が当事者である
交通事故により与えた
損害について、
賠償額を
決定し
和解する必要が生じたため、
地方自治法第180条第1項の
規定により
指定された
専決処分を行ったので、同条第2項の
規定により
議会に
報告するものであります。 以上、
諮問2件、
議案11件、
報告1件について、その
概要及び
提案理由を御
説明させていただきました。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 なお、
議案第75号、
議案第77号、
議案第78号、
議案第82号及び
議案第83号の5
議案については、
先議案件として、御審議いただきますようお願い申し上げます。
○
議長(
大田守君) ただいま
議題となっております14
案件のうち、
諮問第4号、
諮問第5号及び
報告1号を除く11
議案に対する
質疑を許します。
◆1番(
玉城哲郎君)
議案第75号
平成30年度
糸満市
一般会計補正予算(第4号)に対する
質疑を行います。 4款1項3目、
特定不妊治療費助成事業について、なぜ当初
予算よりふえたのか。 10款2項1目、
スクール・
サポート・
スタッフ配置事業について、
スクール・
サポート・
スタッフを
予定している
学校(4校)はどこか。
教育長が
理想とする
配置はどのような
配置か。予測として、
教員の
負担はどれぐらい
軽減されるか。県全体の
予算は幾らか。
◎
市民健康部長(
山城安子さん) おはようございます。御
質疑、
議案第75号
平成30年度
糸満市
一般会計補正予算(第4号)、4
款衛生費、1項3目、
特定不妊治療費助成事業について、なぜ当初
予算よりふえたかについてお答えします。 当初
予算では30件の
予定でしたが、
特定不妊治療を受ける方がふえ、今年度10月末現在で41件の申請が出されており、
補正が必要となっております。
◎
教育委員会総務部長(
阿波根庸伸君)
議案第75号
平成30年度
糸満市
一般会計補正予算(第4号)、10款2項1目の
スクール・
サポート・
スタッフ配置事業についてお答えいたします。
スクール・
サポート・
スタッフとは、
教員の
事務負担軽減を図ることで、
教員が
児童生徒への指導や
教材研究等に注力できるよう体制を
サポートする
スタッフのことです。今回の
補正により、
スクール・
サポート・
スタッフ配置予定の
学校は、
糸満南小学校、
西崎小学校、
兼城小学校、
潮平小学校です。
理想とする
配置について、今回は
児童数が600名以上の
小学校4校を
対象としていますが、
平成31年度については、県の
スクール・
サポート・
スタッフ配置事業実施要領に
規定する12
学級以上の
配置対象校を
予定しています。
本市におきましては、
小学校7校、
中学校3校です。
学校現場においては、昨年6月より
ICカードによる
教員の
勤務時間の
把握を
実施しているところであり、
スクール・
サポート・
スタッフ配置事業の導入で、時間
外勤務の5%削減を目標に取り組んでまいります。
沖縄県全体の
予算は4,040万2,000円、
事業を
実施しているのは6市町、延べ35人の
配置となっております。
◆1番(
玉城哲郎君)
特定不妊治療費助成について、私が調べたところですと、
平成29年度の
決算では4款1項2目の
決算の中では206万4,000円とたしかなっていると思います。今年度の当初
予算は、最初300万円を計上していたのですが、何を根拠にこの300万円を予測したのか。 次に
教育委員会、
議案説明のときには
スクール・
サポート・
スタッフ配置事業実施要領の中では、1点目、授業で使用する
教材等の印刷や物品の
準備、2点目、小テストの採点、3点目、
統計情報の
データ入力・
名簿作成、4点目、
宿題等の
提出物受け取り・確認などの4点の
説明がありましたが、私が調査したところでは
残り3点あると思います。5点目、
教材・資料の整理、保管と、6点目、
学校行事・式典の
準備、7点目、
教員の
事務負担軽減となる取り組みでありますが、これは正しいでしょうか、間違っていますでしょうか。 次に伺いますが、たとえ
実証事業とはいえ、少なくとも
先生方の
負担軽減は、おおよそで結構なので、10%なのか20%なのか、それとも50%なのかは予測できるのではないでしょうか、お伺いします。 さらに、
沖縄県
教育庁学校人事課から出されている
スクール・
サポート・
スタッフ配置事業実施要領によりますと、12
学級以上が
対象となっております。先ほどおっしゃっていましたように、
小学校7校、
中学校3校、12
学級以上あるのは合計10校ありますが、なぜこの4校だけを優先にしているのか。
残りの
学校もすぐに
配置するべきではないでしょうか。
教育長に伺います。これからでも遅くはないので、
残りの
学校も
配置すべきだと思いますが、どうでしょうか。
◎
市民健康部長(
山城安子さん) 再
質疑にお答えいたします。
平成29年度は実人員26名で、
件数としては42件として
予算を計上しております。
平成30年度はそれよりも
件数をふやして30件の
予算をとったものであります。
◎
教育委員会総務部長(
阿波根庸伸君) 御
質疑にお答えいたします。 まず、先ほどの7
項目ではないかということですが、それは間違いなく議員おっしゃるとおり7
項目でございます。間違いありません。また
削減目標5%をふやせないかということですけれども、現時点において、まず
教員の
超過勤務時間の
把握がまだできておりません。ですからこの
事業を進めることによって統計的な数字が出ると思いますので、今回は5%で当面やっていきたいと考えているところでございます。 次にほかの
学校、確かに12
学級以上の
学校がまだありますけれども、今回については、試験的な
事業として考えておりまして、とりあえず4校でやっているということで、
予算規模も限られていますし、実証実験的な
事業であります。ということで次年度以降、本格的な
実施に向けて取り組んでいく
予定としております。
○
議長(
大田守君) 休憩いたします。(
休憩宣告午前10時20分)(
再開宣告午前10時21分)