糸満市議会 > 2016-06-17 >
06月17日-02号

  • "上原裕常"(/)
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  1. 糸満市議会 2016-06-17
    06月17日-02号


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    平成28年第6回糸満市議会定例会会議録平成28年6月17日出席議員 21人1番 玉 村   清 君    2番 比 嘉   譲 君3番 新 垣 勇 太 君    4番 當 銘 真 栄 君5番 金 城   敦 君    6番 国 吉 武 光 君7番 菊 地 君 子 さん   8番 浦 崎   暁 君9番 大 田   守 君    10番 喜 納 正 治 君11番 玉 城 安 男 君    12番 大 城 明 弘 君13番 伊 敷 郁 子 さん   14番 徳 元 敏 之 君15番 伊 敷 幸 昌 君    16番 山 城   勉 君17番 金 城   悟 君    18番 長 嶺 一 男 君19番 新 垣 安 彦 君    20番 砂 川 金次郎 君21番 西 平 賀 雄 君欠席議員 なし 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は次のとおりである。   市   長   上 原 裕 常 君    副 市 長   杉 浦 友 平 君   教 育 長   上 原   武 君    総務部長    阿波根 庸 伸 君   企画開発部長  神 谷 和 男 君    市民健康部長  仲 吉 正 弘 君   福祉部長    山 城 安 子 さん   経済観光部長  上 原   司 君   建設部長    金 城   寛 君    水道部長    福 元   毅 君   消 防 長   賀 数   淳 君    教育委員会   神 谷 良 昌 君                        総務部長   教育委員会   金 城   毅 君    選挙管理委員会 山 川 國 正 君   指導部長                 委  員  長本日の議事日程 日程第1 一般質問――――――――――――――――――――――――――――――(開議宣告午前10時01分) ○議長(徳元敏之君) これより本日の会議を開きます。―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(徳元敏之君) 「一般質問」を行います。質問通告書により、順次質問を許します。 ◆17番(金城悟君) おはようございます。一般質問に入る前に字句の訂正をしたいんですけれども、よろしくお願いします。件名2の小項目3、「27種目」を「27種別」、「種目」を「種別」に訂正をよろしくお願いいたします。 改めまして、市民の皆さん、議員の皆さんおはようございます。上原裕常市長、2期8年間の任期中ですが、市政発展のために御尽力をしていただき、まことにありがとうございます。6月定例会で、市長、最後の答弁となると思いますが。よろしくお願いいたします。 来る6月23日は慰霊の日です。本市は沖縄戦終えんの地です。沖縄全戦没者追悼式平和祈念公園で開催されます。みたまに哀悼の意をささげ、二度と戦争を起こしてはいけないことを願います。通告に従って質問します。 件名1、スポーツ行政について。小項目1、5月9日付新聞の見出しに「東京五輪プログラム 糸満も検討」と掲載されていますが内容を伺います。去る5月に高校総体カヌー競技が本市の報得川で開催されました。去年12月定例会一般質問でも取り上げましたカヌーナショナルチームを誘致するには、カヌー50艇以上確保され、かつカヌー艇庫が整備されていること。練習場としてはいい環境であると答弁していました。一括交付金を利用してそれらを整備する必要があると思います。ことしは五輪の年で、沖縄出身の活躍が認められ、新聞でも取り上げられています。リオデジャネイロ五輪自転車競技には石垣市出身と浦添市出身の2選手と、重量挙げ競技には南城市出身の選手が選ばれています。また本市には、地元沖縄水産高校出身カヌー競技に取り組んでいました當銘孝仁君が最終のアジア選手権予選で4位と入賞を逃し、リオデジャネイロ五輪への出場は逃しました。今現在、カヌー競技に取り組んで2020年東京五輪へ向けて頑張っています。行政と地域、地元が盛り上げて取り組んでいただきたいのです。 そこで小項目2、2020年東京オリンピックに向けてカヌーナショナルチームを誘致する考えはありませんか伺います。 小項目3、カヌー50艇と艇庫を一括交付金で整備できませんか伺います。 去年、名護市主会場第67回県民体育大会で柔道5連覇、バドミントン男子2連覇、ウエートリフティング優勝サッカー23年振りに優勝、ソフトテニス混成が準優勝、バドミントン女子は3位、多数の入賞で得点を加算してきました。総合成績9位、得点では85点でした。ことしは糸満市が主会場と説明していましたが、1つでも順位を上げて、選手と関係者一同が連携をとって頑張ってもらいたいものです。件名2、沖縄県民体育大会について。小項目1、第68回県民体育大会の日程及び開会式閉会式は、どこに決まりましたか伺います。 小項目2、糸満市では何種目の競技が行われますか伺います。 小項目3、県民体育大会19競技、27種別に変動はありますか伺います。 小項目4、第67回県民体育大会には2種目不参加でしたが、第68回県民体育大会取り組みを伺います。 件名3、観光行政について。平成27年10月30日に糸満観光農園がうちなーファームへリニューアルオープンしましたが、小項目1、うちなーファームの平成27年11月から平成28年3月までの入園者数入園収入を伺います。 小項目2、観光農園内のパークゴルフ場利用者数利用収入を伺います。 小項目3、糸満市がうちなーファームに出している補助金を伺います。 小項目4、観光農園内で第4回糸満市長杯マウンテンバイク大会が開催されましたが総参加人数と市内の参加人数を伺います。 小項目5、第4回糸満市長杯マウンテンバイク大会を開催しましたが、第1回大会から第3回大会に比べて何か変動はありましたか伺います。 演壇での質問はこれにて終わりまして、再質問は自席でさせていただきます。 ◎市長(上原裕常君) おはようございます。議員御質問の件名1、スポーツ行政について。小項目1、東京五輪プログラムの報道についてお答えをいたします。 共同通信社より、2020年の東京オリンピック・パラリンピックにあわせて開催される文化プログラムへの参加希望に関するアンケートがありました。本市にあっては、オリンピック憲章スポーツを文化と教育と融合させることが明記されていることから、本市の歩んできた歴史や恒久平和への取り組み等をこの機会に世界へアピールし、インバウンドも含めた来訪者増につなげるため、文化プログラムへの参加可能性について調査、研究している旨の回答をしたところでございます。 それ以外の御質問につきましては、教育長並び関係部長のほうから答弁をさせていただきます。 ◎教育長上原武君) おはようございます。御質問、件名2、沖縄県民体育大会について。小項目1から4まで順次お答えします。 小項目1、第68回県民体育大会の日程及び開会式閉会式は、先行種目の開催もありますが、開会式は11月26日に八重瀬町体育館閉会式は11月27日に西崎陸上競技場で実施されます。 小項目2、糸満市では陸上競技軟式野球バドミントン、柔道、ゴルフの5種目が行われます。 小項目3、県民体育大会19競技と27種別に変動はございません。 小項目4、第68回県民体育大会は本年、地元南部地域での大会であり、昨年の反省を踏まえ、昨年の総合成績9位以上の成績をおさめるように関係団体と連携して取り組みたいと考えております。 ◎教育委員会指導部長金城毅君) おはようございます。初めての答弁でとても緊張しています。よろしくお願いいたします。 御質問件名1、スポーツ行政について。小項目2、3については関連がありますので一括してお答えいたします。沖縄県カヌー協会に問い合わせたところ、キャンプ環境が整えば、ぜひ全日本カヌーチームキャンプを誘致したいとのことでした。キャンプが誘致できる条件として、カヌーが50艇以上確保され、かつカヌー艇庫が整備されていること。また練習場所として、報得川直線距離が長く、とてもいい環境であるとのことでした。市としては、子供たちに夢と希望を与える上からもナショナルチームの誘致は有意義であると考えますが、カヌーの確保や艇庫の整備には大きな課題もあり、また報得川練習場としての適正やその後の活用方法なども含め、一括交付金を活用し整備が可能なのかどうか、さまざまな角度から調査、研究をしていきたいと思います。 ◎経済観光部長上原司君) おはようございます。御質問、件名3、観光行政について。小項目1から5までについて順にお答えします。 小項目1、うちなーファームの平成27年11月から平成28年3月までの入園者数入園収入については、入園者ピースフルイルミネーション事業来場者を除き1万7,036人、入園収入は792万600円となっております。 小項目2、観光農園内のパークゴルフ場利用者数利用収入については、利用者は1,833人、利用収入は77万8,850円でございます。 小項目3、市がうちなーファームに出している補助金については、補助金は拠出しておりません。 小項目4、第4回糸満市長杯マウンテンバイク大会の総参加人数と市内の参加人数については、総参加人数は141人、うち市内参加人数は18人となっております。 小項目5、第4回糸満市長杯マウンテンバイク大会は、第1回大会から第3回大会と比べて何か変動がありましたかについては、当該施設が昨年の10月末にワイナリーを中核とした、総合6次産業の確立を目指した南国農園リゾートとしてリニューアルオープンしたことによる競技コース見直しや、観客の皆さんが有料で入園いたしましたことが変動した点であります。 ◆17番(金城悟君) 自席より再質問させていただいます。 スポーツ行政の小項目1ですけれども、私もちょっと今、切り抜きで新聞を手元に持っているんですけれども、先ほど市長の答弁にもありましたように、糸満市が最初の、私も見出しのお話をしたんですけれども、どうしても第二次世界大戦の終えんの地でもあります。平和のとうとさや伝統文化を伝えるイベントを計画して、回答だけということでしたけれども、ぜひ本市をこういう形で取り上げてもらったということですから、さらに本当に回答も踏まえて糸満市がこういう形で取り組んだということを強調するような形で今後も取り組んでいただきたいと思います。 小項目2になりますけれども、東京オリンピックに向けてのナショナルチーム、県のカヌー協会へ質問したところ、そういういろんな答弁が先ほどあったんですけれども、どうしても糸満市というのは海に関する、ウミンチュの文化ということが重んじられています。そういうわけで沖縄水産高校生が毎朝6時半から、朝早くから本当に練習に励んでいるわけです。そういった形であるわけですから、一括交付金をうまく利用できる形で検討するようなこともお話していましたけれども、どうしてもカヌーナショナルチームを誘致して、糸満市はスポーツ健康都市宣言をしているわけですから、そういった宣言をしているからには、そういった目的、これからまた市長もかわりますけれども、新市長にとっても提言していただきたいと思います。一括してカヌー50艇と艇庫をどうしてもつくらないといけないということで、練習環境としては直線距離にしてすばらしい練習場ということは言っていますから、そういう形で去る6月11日の新聞掲載にも報道がありましたように、糸満市のほうもかなり関心がある「観光センター 糸満市が凍結 交付金取り下げ」と見出しにありましたように、そういった実施計画や取得費の計2億6,000万円に対する一括交付金を少しでもいいですから、カヌー50艇と艇庫の整備を一括交付金で少しでもいいですので、新市長になりましたときには少しでも提言していただきたいと思います。 それと件名2、沖縄県民体育大会について。体育大会の日程と開会式閉会式が11月26日から11月27日かけて南部地区のほうで行われるということで、主に開会式は八重瀬町体育館、最終の閉会式は糸満市の西崎陸上競技場ということですので、糸満市の名誉というよりは、主会場、先ほど糸満市が何種目かと質問しましたら5種目が糸満市で行われるということですから、そういった5種目の中に柔道、バドミントンは糸満市のお家芸ですので、それに向けて連覇もかかっています。そういった種目をいかに連携して体協と選手役員一緒になって頑張っていただきたいと思います。 それと小項目3の19競技、27種別には変動ないということですけれども、私は去年の12月定例会一般質問でも取り上げましたが、壮年野球の新設について、県野球連盟の意向はどうでしたかお伺いしたいと思います。新種目はされていないということですよね、種別はふえていないわけですから、どういう形で沖縄県の野球連盟に話を持っていったかどうかをお聞かせください。お願いします。 ◎教育長上原武君) 再質問にお答えします。 軟式野球壮年部の新設について、県の体育協会に問い合わせしたところ、市郡対抗採点種目の中で同じ競技を2種目設けるのは難しいということでありました。その中で、県民大会の中でまだ未採点競技になっている競技種目はたくさんありますので、そういうものから先に市郡対抗に持っていきたいということで、この件についてはちょっと厳しいという回答がありました。 ◆17番(金城悟君) 厳しいというのはわかりますけれども、糸満市は糸中OB、本当にすごいチームですよね。年2回やられていますけれども、そういった形で壮年が強くなるということは得点のほうにも加算されるわけです。糸満市のお家芸と言ってもいいとは思うんですけれども、そういった形でこれから今後、1つでもいいですから、少しでもいいですから、野球連盟にはお話を持っていき、できるだけ種目を新設するように提言して、この質問はこれで終わります。 小項目4ですけれども、昨年の反省を踏まえて、去年が9位ですので、糸満市が今回の主会場ですので、どうしても去年の第67回大会、名護大会、柔道5連覇、バドミントン男子2連覇、ウエートリフティング優勝サッカーが何とか23年振りの優勝ですよね。ソフトテニス混成準優勝、バドミントン女子が3位、それだけ多数の優勝、入賞が去年の名護大会だったんです。それを踏まえて第68回というのは糸満市が主会場、5種目が糸満市で行われるわけです。そういった形で全種目参加点参加点はもちろん1点ですから、最低1点はとれるわけです。どうしても全種目参加してもらって、得点をもらって、もちろん去年の9位以上、得点も85点以上の得点を加算してもらって、糸満市のほうに皆さんとともに頑張ってもらえるようよろしくお願い申し上げます。 件名3の観光行政についてですけれども、平成27年10月30日に糸満市観光農園の中にうちなーファームがリニューアルオープンしまして、指定管理者となりました。入園者数入園収入を先ほどお伺いしましたけれども…。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午前10時22分)(再開宣告午前10時23分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◆17番(金城悟君) 入場者数が1万7,036名、それとパークゴルフ場は1,833名という答弁でしたけれども、そういう形でやったからにはその人数ですね、できたら先ほど、私の質問には…、わかりました。じゃあ、観光農園、うちなーファームに入園するとき入園料があると思うんですよ。入園料を大人、子供、それとパークゴルフ場の、結局プレーするわけですから、そういったプレーの料金がどういう形になっているか。大人の入園料が幾らか、それと子供さんの入園料が幾ら、それとパークゴルフ使用料が幾ら、それについて質問いたします。 ◎経済観光部長上原司君) 議員の再質問にお答えいたします。 うちなーファームへの入園料収入につきましては、大人中学生以上600円、子供小学生以下400円、3歳未満は無料となっております。パークゴルフ場の料金につきましては、9ホール大人高校生以上300円、子供中学生以下150円。9ホールの2回ですね、18ホール大人高校生以上500円、子供中学生以下250円、同じく3歳未満は無料となっております。 ◆17番(金城悟君) 今、入園料パークゴルフ場利用代金をお聞きしましたけれども、うちなーファームの中にはパークゴルフ場があるわけですよね。その中には、結局入園するときに今言った大人600円、子供が400円、先に入園料をお支払いしますよね。その中にパークゴルフ場がありますけれども、それもプラス、また新たにパークゴルフ場を使用するときは利用料金も支払いしないといけないということですか、ちょっとお伺いいたします。 ◎経済観光部長上原司君) 再質問にお答えします。 うちなーファーム入園料の中にパークゴルフ場の料金も含まれているかという御質問だと思いますが、これについては含まれておりません。 ◆17番(金城悟君) ということは、入園料プラスパークゴルフ場利用代金を支払いしてパークゴルフ場を利用するということですね、わかりました。 小項目3ですけれども、補助金はないということをおっしゃっていますけれども、それだけ莫大な土地を指定管理者、うちなーファームに貸しているわけですけれども、施設の管理委託料というのはお幾らですか、お聞かせください。 ◎経済観光部長上原司君) 再質問にお答えします。 うちなーファームへの施設管理委託料は幾らかということでございますが、施設管理料は1,138万7,000円を支払っております。 ◆17番(金城悟君) 施設の管理委託料として答弁がありましたように、1,138万7,000円が糸満市が指定管理業者委託料として出しているという金額ですけれども、それだけ出しているからには糸満市は委託料をお支払いしているわけですから、その委託料に関しての、委託料を出した分、糸満市に入ってくる金額というのはどういう形で収入として糸満市に入ってくるんですか。それを伺います。
    ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午前10時28分)(再開宣告午前10時28分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◎経済観光部長上原司君) 指定管理しているところからの収入はないかということでございますが、糸満市観光農園条例第13条第3項のほうに利用料金というのがございます。「市長は、指定管理者利用料金当該指定管理者の収入として収受させる」とございます。それ以外に、この料金以外に糸満市の収入としましては、管理施設使用料として徴収してございます。平成27年度は639万7,100円、平成28年度は1,621万8,000円を予定しております。 ◆17番(金城悟君) 平成27年の10月30日にリニューアルオープンして、3月までの金額が使用料、土地を貸しているわけですからその使用料が639万円。あと平成28年度は、予定としては1,621万円が糸満市に入っている金額ということをおっしゃっていましたが、そのとおりですよね。 小項目4ですけれども、観光農園も定着していまして、第1回大会から参加して、今回で4回ということですけれども、参加人数、少しずつではありますけれども、ふえていますね。第1回が92名、市内が8名。第2回が119名、市内が5名。第3回が131名に対して市内が9名。今回の第4回は、先ほど答弁がありましたように参加総人数が141名に対して糸満市内が18名。市内のほうが倍近くふえているということですね。わかりました。 小項目5ですけれども、第1回から第3回大会はそのまま同じだったんですけれども、コースの縮小ということで見直しがあってということだったんですけれども、私が聞きたいのは、第1回大会から第3回大会に参加した方の参加賞Tシャツ。これもずっと私質問しているんですけれども、Tシャツじゃなくて、糸満市には先ほど、うちなーファームではワインもつくっているわけなんですよね。そういった関連のお話などはやりましたか。去年の9月定例会の私の一般質問に対しても参加賞主催者側と糸満市が調整したいとの答弁でしたが、そういった話し合いはなされましたか伺います。 ◎経済観光部長上原司君) 再質問にお答えします。 参加賞について、主催者側と調整したかということでございますが、調整を行いまして、参加者の多くの方が記念Tシャツを、要するに自転車競技ですので、記念として残るものがいいということで、今回も参加賞記念Tシャツとなりました。なお、優勝トロフィー琉球ガラス村のものを使いました。それと上位入賞者の賞品としましては、うちなーファームのワインを提供してございます。 ◆17番(金城悟君) 参加賞は要望があってTシャツということを言っていますけれども、私が常に言っているのは糸満市の特産品、そういったものをどうして主催者側に、糸満市でやっているわけですから、全国大会ですよ。全国大会ということは参加賞が一番大きいんですよ。参加賞をもらって、持って帰って、糸満市にはこういった素材があるんだ、そういったものを本当にもう全国大会ですよ。それも一括交付金を利用した金額、第1回が800万円、500万円、今回は縮小して300万円とおっしゃっていますけれども、それだけの金額を糸満市が出している金額ですから、その糸満市の意見を主催者側に伝えないと、せっかく糸満市をピーアールするには物足りないです。本当に糸満市がそれだけの金額を出しているからには、出している金額以上に糸満市の要望を強く今後、もしやっていくんであれば主催者側に強く要望できるかどうか伺います。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午前10時34分)(再開宣告午前10時34分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◎経済観光部長上原司君) 再質問にお答えします。 糸満市の特産品と物産のほうを副賞で、もしくは参加賞でできないかということを強く主催者側のほうに、糸満市からの要望ということでできないかということでございますが、過去に受託事業者も含めて、それと主催者側も含めてこの賞品について話し合ったことがございます。そのときになるべく市内の物産等をお願いできないかということで、その協賛依頼等を含めまして、市内の業者と会ったことがございます。その中で自転車競技と関連が、なかなか賞品に結びつくところがないということで、企業のほうから協賛はなかなか難しいということもございました。しかし、この大会は全国大会クラスのもので発展したいということで進めておりますので、議員がおっしゃっているように、この大会の実行費用の中で市のほうから協力できるものについて、可能かどうかについて再度実行委員会、要するに主催者側のほうにお願いしていきたいと思いますが、何せ予算が絡むものですので、その中での対応になると思います。 ◆17番(金城悟君) そういう答弁しかできないと思います。第4回をやって、第5回に向けて、今度は新市長に何とぞ、経済観光部長、そういった形で私が糸満市の特産品、そういったものを強く要望していたということを伝えていただきますよう、よろしくお願いいたします。私の一般質問をこれで終了いたします。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午前10時36分)(再開宣告午前10時36分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◆21番(西平賀雄君) おはようございます。質問に入る前に所見を申し上げたいと思います。このたびの熊本県、大分県で相次いで発生した地震はきのうで2カ月を迎えました。12日には、八代市で震度5弱を観測するなど、なお余震が続いております。被災された方々に心よりお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復興を祈念いたします。災害発生時には、自治体のトップのリーダーシップと地域の防災力が極めて重要であります。熊本、大分地域の地震を対岸の火事とせず、本市も日ごろから実践的な訓練の実施、防災行政無線の整備、消防団や自主防災訓練の充実強化などに、これまで以上に積極的に取り組んでおく必要があります。では、一般質問に入ります。 去る6月5日投開票の県議会議員選挙の糸満市選挙区で139票が一時所在不明となる前代未聞の不手際があったことが新聞報道されました。そこで次のことについて伺います。件名1、県議会議員選挙の開票事務について。(1)県議会議員選挙の開票事務で一時不明となった139票が、開票所から車に持ち出された経緯について詳細な説明を求めます。 (2)開票事務の中で一時不明となった139票は、どの段階で誰がどのようにチェックしたのか伺います。 (3)意図的に車に持ち出されていた可能性はなかったか伺います。 (4)開票事務を執行するに当たり、関係者に対し誰がどのような注意事項を説明したか伺います。 (5)このような重大失態を誰がどのように責任をとるのか伺います。 (6)来る参議院選挙、来年の市議会議員選挙に今回の失態をどのように教訓として生かすか伺います。 件名2、行政改革について。第7次糸満市行政改革大綱が本年4月1日からスタートしていますが次の点について伺います。(1)広報いとまんへ掲載し市民に広く周知する考えはないか。 (2)糸満市行政改革推進委員会にはいつ諮問し、いつ答申を受けたか。 (3)答申書には第6次計画の反省点と、第7次計画に対する要望の記述はなかったか。 (4)第7次計画は自前の作成か、外注をしたのか伺います。 (5)上原市政2期8年間で達成しきれなかった実施項目があれば項目名とできなかった理由を伺います。 残りは、再質問については自席から行います。 ◎市長(上原裕常君) それでは議員御質問の件名2、行政改革について。小項目1についてお答えをいたします。 広報いとまんへの掲載につきましては、第6次の行革効果等をまとめ終えるのが決算公表時期の9月でございます。したがって、同内容とあわせまして第7次大綱を広報いとまん10月号に掲載できるよう、現在準備を進めているところでございます。 それ以外の御質問につきましては、関係部長並びに選挙管理委員会委員長のほうから答弁をさせていただきます。 ◎企画開発部長(神谷和男君) 御質問、件名2、行政改革について。小項目2から5までについて順次お答えいたします。 小項目2、糸満市行政改革推進委員会は、行政改革大綱の策定について検討する役割を持っております。設置については、平成28年1月26日に設置をしまして、同年3月18日に意見書の提出がございました。 小項目3、第6次計画の反省点と第7次計画に対する要望の記述については、主だったものとして、職員や予算の削減を実施してきたが、一括交付金関連事業等により業務増となり、市役所が慢性的人手不足の状態にあるように感じる。市職員の疾患増の一端が削減追及から生じるものであれば、削減から民間委託等の合理化へ考え方をシフトするなど、行政改革の手法の改善が必要と。そういう旨の指摘がございました。 小項目4、第7次計画は自前作成か外注かについては、市職員と市行政改革推進委員会で作成しており外部委託は行っていません。 小項目5、上原市政2期8年で達成し切れなかった実施項目名とできなかった理由については、第6次大綱の実行プランをもとに回答させていただきます。97の実施項目のうち45の達成型の項目がございました。そのうち未達成は31項目でございます。主な項目とその理由について御説明いたしますと、項目名、自動交付機等を活用した証明書等の発行窓口の拡充の検討については、マイナンバーカードを利用したコンビニ交付を検討しているため、後年度に時期をずらしております。項目名、人事評価制度の導入については、法による人事評価制度の施行が今年度であることから、第6次期間中は試験的な対応をさせていただきました。項目名、昼休時間における必要最小限の窓口サービスの実施については、お昼のお休み時間のサービスの内容が標準的な対応の整理ができていないことがございまして、今回未達成ということになっております。なお、第6次で未達成の実施項目については、次の行革実行プランで引き続き実現に向けて検討してまいりたいと考えてございます。以上でございます。 ◎選挙管理委員会委員長(山川國正君) 西平賀雄議員の一般質問にお答えいたします。 件名1、県議会議員選挙の開票事務について。小項目1から6までについて順次お答えをいたします。小項目1、県議会議員選挙の開票事務で一時不明となった139票が開票所から車に持ち出された経緯の詳細な説明についてでございます。開票した票を点検係から計数機係に票が流れる手順が、各候補者ごとに区分した票を束ねて振り分け、かごに入っている上原正次候補の1人の分のものをそのまま振り分けかごに重ねて片づけてしまい、計数機係に流れなかったことが原因であります。 小項目2、開票事務の中で一時不明となった139票はどの段階で誰がどのようにチェックしたのかについては、開票、点検を終えた事務従事者に対し、事務局で指示してかごの片づけ、整理をさせております。 小項目3、意図的に持ち出された可能性については、選管としてはないと考えております。 小項目4、開票事務を執行するに当たり、関係者に対し誰がどのような注意事項を説明したかについては、投票事務説明会の際に選挙事務に従事する者の心得、選挙に臨むに当たっての姿勢や心構えを選挙事務説明会で説明をいたしております。また開票事務については、特に全体を集めて説明はいたしておりませんが、庁内のグループウェアに載せて情報の発信、共有をいたしております。 小項目5、このような重大失態を誰が責任をとるかについてでありますが、開票作業で139票が一時不明になったことは、あってはならないことであります。今後このようなことが起きないようにすることが選管としての務めだと思っております。 小項目6、来る参議院選挙、来年度の市議会議員選挙に今回の失態をどのように教訓として生かすかについてでありますが、今回の事態を反省し、今後投票器具、機材を片づける前の確認体制の強化、従事する職員の連携とより一層の緊張感を持って開票事務を執行してまいりたいと思います。以上であります。 ◆21番(西平賀雄君) それでは自席から再質問を行います。 投票用紙の取り扱いについては、4年に1回こういう選挙が行われるわけですので、市民にとっては大事な1票なんですね。市民の権利の表明である投票用紙の扱いは少しの疑念も抱かれないように処理しなければならないというふうに私は思っております。市民が選挙管理委員会に求めるものは単なる開票事務のスピード開票だけではなくて、個々個人の投じた1票が確実に処理されるのが市民の願いであるわけです。そういう中で、今回の大きな問題が発生したわけなんですけれども、先ほどこの点検のあり方が答弁されておりましたけれども、私は非常に疑問を感じるのは、一般的には全ての開票事務が終わった後に、この作業に使った用品というのは外に持ち出されるべきだと思いますけれども、なぜ途中で、この139票という票が車に持ち出されたのか。これは間違いなく車に持ち出されたのか、その辺をもう一度答弁お願いしたいと思います。 ◎選挙管理委員会委員長(山川國正君) 再質問にお答えいたします。 なぜ車に139票が持ち出されたのかということなんですが、先ほども答弁したんですが、作業の流れを、まず、少し開票業務の状況を説明しますと、市内の各投票所から11カ所、不在者投票含めて12カ所ありますが、その中から集まってきた投票箱を市長選挙、市議補欠選挙、県議選挙とありますが、県議選の開票箱を1カ所に集めて、鍵をあけて、立会人に残っているものはないですかという確認をして、それから開票をするわけですね。開票する場合は、県議選の事務従事者のほうが一挙に票を広げて、各候補者ごとに票をかごに入れるわけです。今回3名おられましたので、3つのかごにそれぞれ立候補者の方々の票を積んでいくわけです。それをそのかごを今度は点検係が、第1次点検、第2点検と係を置いてあるんですが、第1点検でこの候補者に間違いないかと。かごはそれぞれ、かごごとに票が入っていますので、これを点検係が本人候補のものであるかどうかですね、あるいは白票は入っていないか、疑問票はないかどうか、こういったあたりを確認して第1点検をやります。これをまた第2点検のほうに、同じものを人をかえて点検してもらうという意味合いで、同じような流れを第2点検のほうに回して、これでオーケーであれば、今度は計数機係のほうに、機械に挟む、計数機に挟む担当のほうに回るんですが、今回の139票は、たくさんのかごがあるわけですから、第2点検か第1点検、どちらかわかりませんが、いずれにしても点検係のほうから計数機係に回る前にかごと一緒に139票の入ったかごがほかのかごと一緒に車に片づけてしまったわけです。そうしますと、このかごに残った139票は要するに計数機係のほうに行かないものですから、139票が全体で合わないということがわかったわけです。そういうことで立会人を呼びまして、こういうことで139票の不足というのは普通考えられないということで、もう1回得票の数を再点検したんですが、それでも139票足りないということが出まして、そうであれば何か原因があるんじゃないかということで、この票を各候補者ごとに、かごがたくさんありますから、車から出して、積んであったものですから、これを持ってきなさいということで立会人の前でかご一つ一つをとって、点検したらかごの中に上原正次候補の一束、139票がそっくりそのまま出てきたということで原因はわかったわけですね。これは正次さんに当然数字は入っているので、それを含めて、投票数と開票は一致しておりますので、選挙会を開いて、その場で2人の当選を決定したということであります。139票が車に流れた経緯はそういうことであります。以上です。 ◆21番(西平賀雄君) 再度お聞きしますけれども、この車というのは、あくまでも開票事務会場外にある車に出されたものかどうか、再度お伺いします。 ◎選挙管理委員会委員長(山川國正君) お答えします。 車は、体育館でやりましたので、確かに会場外に、駐車場にとめてありますので、そこに作業を終えたかごをまとめて車に積んで載せたということであります。 ◆21番(西平賀雄君) 点検係から計数機係に渡っていく中において、本来であればその形で流れていくものが、この票だけは計数機係には行かなかったと。そのまま開票事務会場から外の車に持ち出されたということなんですけれども、それを持ち出す場合に誰がどういうふうにチェックしたのかお答えいただきたいと思います。 ◎選挙管理委員会委員長(山川國正君) お答えいたします。 誰がチェックをしたかということなんですが、作業が終わりますと、事務局の職員が終わったかごを片づけてくれということでやったわけですが、その中に今言う139票が紛れ込んで片づけてしまったということで、場外に出したのは作業が終わったかごですから、事務局員が片づけてくれということでそういう不備が出たということであります。 ◆21番(西平賀雄君) 再度質問しますけれども、完全に事務が終わっていない段階でこの票が外に持ち出されたのかどうか、その辺を再度お伺いします。 ◎選挙管理委員会委員長(山川國正君) 再度の答弁でもお答えしたんですが、本来であれば、今言われるように、そういう器材ですね、開票器材は票の確定をしてから撤去、場外に持ち出すというのが、そういうふうにすれば問題なかったと思うんですが、たまたま駐車場にとめてある選管の車に積んだということであります。そういうことで、今後は反省事項として開票して、票数が確定されるまでは、確認できるまでは器材は外に出さないと。場内にとどめて、それが終わってから撤去するということが今後の課題だと思います。 ◆21番(西平賀雄君) 票が確定しない前に、今回は外に持ち出されたという、非常に汚点が残るような失態を起こしたわけです。もし、外に持ち出された票がその場ですりかえられていた場合、選挙管理委員会はどう責任をとったのか、非常に今、考えると身震いがする選挙管理委員会の事務の進め方だなというのを感じます。先ほど投票事務については説明会の中で説明しているということをおっしゃっていましたけれども、開票事務についてはそれをやっていないと。グループウェアのほうを見てやってもらっているというお答えでございますけれども、事務局長のほうからこのグループウェアという資料の出し方について聞きました。そうしたらこういう感じの表を挙げていましたけれども、その中に電子会議室というのがあって、こういう中でやっているのかなという感じを受けましたけれども、持ち帰って、自宅でインターネットを広げてみたんですけれども、全く出てこないんです。それで再度役所に行って聞いてみたら、これは庁内LANだけにしか出ていないということを聞いて二度びっくりなんですけれども、もっとこういうものを市民に公開するような、事務の流れというのはこうやっていますよということをやるべきではないかと思いますけれども、委員長どうですか、これは。 ◎選挙管理委員会委員長(山川國正君) お答えいたします。 庁内のグループウェアについてなんですが、私も内容よくわかりません。選管で聞きましてですね、私、庁舎内の電子掲示板のようなものだと。各課の周知事項を載せたようなものだと。そういうことで、これは外部からは見ることができない。今言われたように、自宅からはできないわけです。庁舎内で職員が見て、開票事務はこういうふうにやるんだなというような、そういうものに資するために使っていると。そういうことで、開票事務については特段職員を集めて説明はしておりませんが、さっき申し上げましたように、投票事務説明会のときにはこういったものも含めて説明はしているということであります。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午前11時05分)(再開宣告午前11時06分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◆21番(西平賀雄君) この平成に入ってからの選挙、4年ごとに行われるわけですけれども、特に県議会議員選挙について、過去のものを見てみますと、平成4年の選挙で次点の人との票差が52票、それから平成12年の次点の人との票差が83票と、本当に僅差のときが二度あったわけです。そういうことは委員長としては御存じでしたかお伺いいたします。 ◎選挙管理委員会委員長(山川國正君) お答えいたします。 平成4年と12年に票の僅差の、52票と83票があったけれども、その状況を知っているかということですが、勉強不足でその辺は承知しておりません。 ◆21番(西平賀雄君) 今回の隠れた139票、これを入れての1位と2位の票差が101票なんですね、これでも非常に僅差という形になりますけれども、今回の場合は次点との票差が1,000票近く、差が離れていますのでそんなに問題にはならなかったわけですけれども、僅差の場合は非常にもめてくると思います。ですから投票事務だけではなくて、開票事務に当たってもこれに携わる職員に対しては、きちんと説明会を持つべきだったと私は思います。先ほどグループウェアで見て、この事務をやってほしいというような、本当に選挙事務のあり方がずさんな選挙、投票、開票事務だなということを感じました。今回、県内でも多くの選挙管理委員会で不手際があったわけなんですけれども、まさか糸満市でこれが起こっているとは夢にも思いませんでした。ですから私が感じるのは、複数チェック、これをきちんとやっていれば問題が起こらないと私も思います。ぜひ今後、そういうふうなことをやっていただきたいと思いますけれども、特に票を出す場合も複数でチェックしていけば発見できたと思いますけれども、これがなされていない、今回の事務に当たっては。これを非常に痛感いたします。それと犯罪性はなかったと、要するに意図的なことはなかったということを断言されておりましたけれども、これがないということを判断されたのはどなたですか。 ◎選挙管理委員会委員長(山川國正君) 私たちはきょう選管委員会を開きました、この答弁書を調整する前にですね、責任問題も含めてやったんですが、今回の場合はどちらかというと単純な作業で…、その前に開票業務の説明会をやっていないのは、どちらかといえば単純な業務が多いわけです。要するに投票箱をあけて、開票するまでというのが単純な仕事であるものですから、これまで開票事務については逐一説明会を持っていないんですが、そういうことでさっき言った電子掲示板も活用してくれということであるんですが、責任問題については、我々そんなに、今回外部に迷惑をかけたということでもないし、今後反省すべき点としてはさっき申し上げましたように、器材は完了するまでは、票が確定するまでは出さないということが責任のとり方ではないかということで、そういう結論になりました。以上です。 ◆21番(西平賀雄君) 委員長は、責任のとり方として答弁されておりましたけれども、非常に単純な作業ということをしきりにおっしゃっておりましたが、単純とおっしゃったということ自体が私は非常に問題があると思っております。公が仕事をするに当たっては、常に緊張を持って事を進めていただきたいと思います。ここで指摘しておきますけれども、まずはこういう開票事務に当たってもどういうふうに説明していくかという、マニュアルがまず策定されていないということなんですよね。そういうものをきちんとつくっていただきたいと思います。他府県では、仙台市の例を申し上げますけれども、選挙事務の不適切処理が出て、再発防止委員会というのをつくって、ここでこういうマニュアル等の点検をやったという例もありますので、参考にして、ぜひ早目に糸満市もそれをつくっていただきたいと思います。責任問題については、委員長は先ほど内部で協議して、今後、二度とこういうことが起こらないようにしていきたいということをおっしゃっておりますので、しっかりとそういうふうにやっていただきたいと思います。そこで責任問題なんですが、委員長はそうおっしゃっておりますけれども、事務局長の事務の、今回の選挙事務に当たって、特に問題がなかったのかどうか。ここでこれは総務部長になるかと思いますけれども、今の事務局長の採用から今日まで、選挙管理事務をこれまでに何回かやっていると思いますけれども、これをお答えできますか。いついつ、どういう時期にこれに当たったということの答弁をお願いします。 ◎選挙管理委員会委員長(山川國正君) お答えいたします。 選挙管理委員会の事務局長の選挙の経験はどういったものがあるかという質問だったと思います。現在の事務局長は、平成8年4月から平成11年3月31日まで、3カ年間事務局長をしておりまして、去年、平成27年4月からこちらのほうに来てもらっているんですが、その間、平成8年6月の市長選挙と県議選を経験しております。それから同じく平成8年10月の衆議院議員選挙、それから平成9年11月の市議会議員選挙、平成10年7月の参議院議員選挙、平成10年11月の県知事選挙、それ以外に平成8年9月の日米地位協定の見直し及び基地縮小に関する県民投票、こういったものに携わってもらっております。以上です。 ◆21番(西平賀雄君) 再度お伺いしますけれども、今おっしゃっていた期間というのは事務局長としての配置の期間ですか。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午前11時16分)(再開宣告午前11時16分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◎選挙管理委員会委員長(山川國正君) 間違った答弁をしましたので訂正をさせていただきます。 平成8年4月1日から平成11年3月31日の3カ年は、事務局長じゃなくて選挙係長で歴任しております。 ◆21番(西平賀雄君) 平成8年4月からは係長段階で、一旦その事務にもタッチしていたと。その後、平成27年に局長として来られていると思いますけれども、先ほど委員長から答弁がございましたとおり、多くの選挙にかかわってきております。非常にそういう意味ではベテランということで、職員の中には専門性を有する部署もありますので、そういう部署については、通常より若干長くその席にいるということもあるわけなんですけれども、今回の選挙に当たって、これだけの経験をしている人がこういう失態を起こしたということは、私はある意味では、余りにも長過ぎて気の緩みがあったんじゃないかなという気がいたします。特に局長の席にある以上は、気を引き締めて当たるべきだったと思いますけれども、この局長の責任の重さというのが欠けていたのではないかというふうに思いますけれども、委員長これはどう思いますか。 ◎選挙管理委員会委員長(山川國正君) お答えいたします。 事務局長の気の緩みと、責任は少し弱いのではないかということでありますが、一生懸命、今やっておられます。気を引き締めてやるというのは今後やっていただきますが、そういう気の緩みとかあって今回のが出たということではないと思います。 ◆21番(西平賀雄君) 気の緩みで今回のことが起こったのではないと思うという答弁でございましたけれども、とにかく早急に、私が先ほど指摘しましたチェック機能であるとか、複数確認であるとか、マニュアルの作成とか、そういうことを早急にやっていただけますか、御答弁お願いします。 ◎選挙管理委員会委員長(山川國正君) お答えいたします。 仙台市ですか、まねてマニュアルをつくったらどうかという意味だと思いますが、私たちの開票業務についてはマニュアルをつくっておりません。ただ、選挙要領というのを、投票事務処理要領というのを事務局でつくって、さっきも申し上げましたように投票事務の場合はそういったもので、心構えもお願いしながら投票事務をお願いしているという状況です。 ◆21番(西平賀雄君) 職員の中で、しかも管理職がこういう失態を起こした場合、分限委員会をかけてもおかしくないと私は思いますけれども、この考えはないかどうか、総務部長お答えいただきたいと思います。 ◎選挙管理委員会委員長(山川國正君) 選挙管理委員会の事務局ですから、委員長で答えるべきだと思います。 私としては、別に分限委員会にまでかける必要はないと感じております。 ◆21番(西平賀雄君) わかりました。委員長としてはその必要はないとおっしゃっておりますけれども、市民の目から見た場合、今回の問題については非常に大きな汚点だと私は思っております。ですからきちんとした形で、先ほど私が指摘したものについてはやっていただきたいと思います。ちょっと休憩をお願いします。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午前11時22分)(再開宣告午前11時23分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◆21番(西平賀雄君) この間、トリプル選挙が終わって、次はまた参議院選挙があるわけなんですけれども、そういう中で事務局長の異動というのは非常に難しいことだとは思いますけれども、先ほど指摘した事項を早急にやっていただいて、それがきちんとされないのであれば、次の人事異動のときはかえていくということも当然考えていかなければ、市民に対して示しがつかないだろうと私は思います。これをきちんとやっていただくようお願いして、件名1は終わりたいと思います。 件名2については、なぜこの質問をしたかと言いますと、平成14年、160項目ぐらいの項目を上げて行革を進めてきておりますけれども、この間に達成されたもの、それとまた新たに追加したもの等を入れて、今度の、新しい第7次の計画がスタートしているわけですけれども、9月にこれは広報に出したいということをおっしゃっておりましたけれども、本来であれば、この7次の計画が既にでき上がっているんであれば、これをまず4月の広報に出して、こうこういうものを進めますよということを市民に知らせて、その後に結果がどういうふうになっていくということを説明していくのが本来のあり方ではないかどうか、答弁をお願いします。 ◎企画開発部長(神谷和男君) 議員の御質問の趣旨としては、まず、考え方が決まったら先に広報で示して、後でまた細かいものを出したらどうかというふうな御提案だと理解しますが、先ほども御答弁させていただきましたけれども、第6次のまとめが9月の公表時期になります。それとあわせて見比べできるような形で第7次の考え方を示すということが、対比ができて、市民のほうには伝わりやすいのではないかという考え方を持って、10月の広報に載せる準備をしているということで御答弁させていただきました。 ◆21番(西平賀雄君) 本来であれば、第6次の点検評価をして、その上で次の第7次を、足りなかったものはこれに入れていくというふうにするのが筋だと思いますけれども、今回、これがきちんとされたのかどうかお伺いします。 ◎企画開発部長(神谷和男君) 議員の御質問の趣旨としましては、第6次の点検評価完了後、すぐ速やかにやるべきではないかという内容での御質問だと認識していますが、平成27年度の決算の公表が9月ということは先ほども御答弁させていただきました。それで昨年度、平成26年度分の決算、中間報告という形でとらせていただいて、切れ目なく第6次から第7次に移行するという考え方を持って、先に大綱を3月28日に庁議決定しまして、たしか4月5日のホームページで公表しているという状況でございます。追ってまた、実際のプログラムを10月までには作成できると思いますので、それで市民のほうに周知を図ってまいりたいと考えております。 ◆21番(西平賀雄君) 今、部長が答弁されたことは、効果額を出していくためにそういうふうな形をとっていると思うんですけれども、実際その効果額以外に、こういう項目を改善していくための項目というのがあると思うんです。こういうものについては、例えば第6次の中で、こういうものは足りなかったので第7次から入れて行こうと、そういうことが当然あるべきだと思うんですけれども、これはどうなんですか。されているのかどうかお答えいただきたいと思います。 ◎企画開発部長(神谷和男君) 議員御質問の趣旨としましては、第6次の内容を検証して、第7次の考え方に反映する必要性があるのではないかというふうな意味合いと御理解しますが、確かに第6次から第7次に向けて、委員会を設置した中で幾分かの御指摘などがありました。それをもって、例えば安定、自立した基盤をつくる必要性がありますので、歳入の確保についてはふるさと納税の伸びが幾分かありますので、それも実際、表記したらどうかというふうな内容であったり、持続可能な行政サービスの礎づくりとして、特別会計及び扶助費対策の本文の中で、下水道事業と農業集落排水事業については、公営企業会計化を推進することを追加しております。さらに第6次では、幼保連携等による有効性の向上という内容がありましたが、これについては子ども・子育て支援事業計画に基づき、認定こども園への移行を反映してはどうかというふうな内容を受けておりますので、その内容をもって第7次のほうに反映させていただくということを段取りとして考えています。 ◆21番(西平賀雄君) 第7次の中に、こういうものを入れていったという答弁がございましたけれども、実際、そういうものが新たに出てくるわけですので、入れたものについては、やはりスタートの時点で市民に公表し、もし必要であれば、先ほどおっしゃっていたように10月に数値も入れたものを再度公表していくということもあっていいんじゃないかと私は思います。ぜひそういうところを考えていただきたいと思います。 最後に1点だけ質問いたしますけれども、これまで、先ほど私が申し上げましたように、平成14年に百六十何項目か掲げて行革を進めてきた中で、これまでに達成してきて、どんどん項目から消していったのがあると思います。これについて、その後きちんと担当部署、実施されているのかどうか、これをチェックされたことがあるかどうかお答えいただきたいと思います。 ◎企画開発部長(神谷和男君) 議員の御質問につきましては、掲げた事業の効果検証をしているかという内容と御理解しますが、第6次から第7次に移行する際にも、先ほど御提案のあった内容について反映するものであったり、160から、今回、第6次については90余りのほうに削減しているという状況があります。当然ながら、これは効果検証して、その結果、数字の削減ということになっています。また新たな追加については、例えば協働のまちづくりについて今活躍しています地域づくりなどで…、ちょっと休憩お願いします。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午前11時32分)(再開宣告午前11時32分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◎企画開発部長(神谷和男君) 失礼しました。第6次で掲げていました市民活動支援センターなどについては、非常に多くの市民の方々に御満足いただけている行政サービスを提供しているという状況になりますので、担当課の中においてその内容をチェックして、さらなる向上に向けた取り組みなどをしているというふうに理解しています。 ◆21番(西平賀雄君) 消えていった項目の中に、きちんとその後、実施されていないというのが散見されますので、この辺はちゃんとされていないものについては、きちんともう一度上げて、完全に実施していくとか、そういうことをやっていただきたいと思います。一例を挙げますと、定数をどんどん削減しておりますけれども、市民が窓口に来て、Aという件について聞きに来ているんですけれども、担当者がいないと、きょうは休んでいますと、きょうは説明ができませんと、明日来てくださいと、そういうのが結構あるわけなんです。市民からよく聞こえます。ですからそれをなくす意味で、1つの業務について複数でこれができるようにという形のものをつくってあったと思うんですけれども、これはきちんと実施されていないんですね、ですからこういうものをきちんとチェックしていただきたいと思います。 最後になりますが、市長、2期8年間、本当に大変御苦労さまでございました。私も市長とは昭和47年、復帰の年に私も国から糸満市に移ってきましたけれども、同じ課に配属されて、同じ課で13年ぐらい一緒にやったこともあります。そのときは仕事もよく一緒にやりましたし、また、各課対抗野球とか当時はよくありましたけれども、そういうものにも一緒になってスポーツにも取り組んだ思い出があります。そういうことでぜひ頑張っていただきたくて、私が議員になってからも、ちょっと辛口を言ったこともありますけれども、この2期8年間、本当によく頑張っていただいたと思っております。大変御苦労さんでした。ぜひ、今後は一市民として市発展のために御尽力いただければ大変ありがたいと思います。本当に御苦労さまでした。 これで一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午前11時36分)(再開宣告午前11時50分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◆1番(玉村清君) 市民の皆さん、傍聴席の皆さんこんにちは。一般質問を行います。 件名1、生涯スポーツの振興について。ことしも各種のスポーツ大会が西崎運動公園を中心に開催されると思われますが、今後の目玉として、平成29年1月に全国寿野球交流大会が西崎球場を拠点に県外、県内から50チーム余の参加をする大きな大会が予定されています。この大会は市制施行45周年記念事業の1つとして全国寿野球交流大会が計画されていますが、その大会の進捗状況をお伺いいたします。小項目1、全国寿野球交流大会の進捗状況について。ア、大会の開催年月日はいつかお伺いいたします。イ、大会会場はどのような会場になるのかお伺いいたします。ウ、県外、県内からの参加構成はどのようになりますかお伺いいたします。エ、大会期間は何日間ですかお伺いいたします。オ、全体の懇親会など、計画の予定はないですかお伺いいたします。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午前11時52分)(再開宣告午前11時52分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◆1番(玉村清君) 件名2、西崎球場の整備について。小項目1、西崎球場の整備について伺います。ア、西崎球場の更新、改修工事が行われておりますが、スコアボードの完成、供用開始はどのようになっていますか、お伺いいたします。時計の故障もしています。スピードガン設置などの計画はありますか。イ、スコアボード工事内容等を詳しく説明お願いいたします。またこの球場のクーラー設備についてお伺いいたします。ウ、大会の最中は窓ガラスなど、扉などは全部閉め切って大会が行われます。西崎球場の玄関ホールや各室(放送室、役員室、記録室など)のクーラー設備はどのようになっていますか。 以上、演壇よりの質問を終わり、あとは自席より再質問いたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午前11時53分)(再開宣告午前11時54分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◎市長(上原裕常君) 議員御質問の件名2、西崎球場の整備について。小項目1、西崎球場の整備のアについてお答えをいたします。 スコアボードの更新及び改修工事の完成、供用開始時期につきましては、スコアボードの得点表示の更新工事は6月9日に完成検査を行い、去る6月11日の西日本軟式野球大会から供用開始をしております。また選手名、審判名表示の機能強化工事につきましては、6月3日に業者と工事の請負契約を行い11月の完成予定であります。供用開始は、工事検査等を終えて12月を予定しております。 それ以外の質問につきましては、教育長並び関係部長のほうから答弁をさせていただきます。 ◎教育長上原武君) 御質問、件名1、生涯スポーツ振興について。小項目1、全国寿野球交流大会の進捗状況について。アからオについて順にお答えいたします。 アの大会の開催年月日は、来年の1月21日土曜日に開催いたします。 イの大会会場は、西崎球場を含む市内13会場で開催します。 ウの県外、県内からの参加構成は県外39チーム、県内13チーム、合計52チームを予定しています。 エの大会の期間は1日を予定しております。 オの懇親会については、大会前日の1月20日金曜日、夕方にサザンビーチホテルで計画をしています。なお、この大会の正式な大会名は寿還暦野球全国交流大会になります。去る5月17日に実行委員会を開催して、糸満市観光協会へ事業の事務移管を行いました。大会の成功を期すため競技運営部会及び地域振興部会を設置し、地元特産品の推奨や競技運営の調整等を行い、7月1日から全国に向けて大会参加チームの募集業務を行います。糸満市市制施行45周年にふさわしい大会にしていきたいと思います。 ◎建設部長(金城寛君) 御質問、件名2、西崎球場の整備について。小項目1、西崎球場の整備。イ、ウについてお答えします。 イ、スコアボードの工事内容について、更新工事は得点表示の経年劣化による基盤等の故障により使用できなくなり、都市公園安全安心対策総合支援事業での更新工事であります。また選手名、審判名表示の機能強化工事は、これまで選手名、審判名を手書きで行っていたのを電光化する工事で、沖縄振興特別推進交付金を活用しています。 ウ、西崎球場のクーラー設備については、玄関ホール約300平米のクーラー設備工事は5月10日に完了検査を行い、5月12日から供用開始をしています。 ◆1番(玉村清君) 自席より少しだけ再質問をさせていただきます。 52チームが参加予定です。市内からの予定は何チームかわかりましたら教えてください。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午後0時00分)(再開宣告午後0時00分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◎教育長上原武君) 再質問にお答えします。 確かな回答ではないと思いますけれども、糸満市内チームについては合議の上、今調整しているところです。県内は13チームになっていますけれども、市内をどういうふうにするか、合同チームにするか、そこを今検討しております。 ◆1番(玉村清君) ありがとうございます。13会場で県内から13チームということですけれども、糸満市内には還暦野球チームが何チームかありますので、ぜひとも糸満市内からも参加できるようよろしくお願いいたします。大会は1日ということですけれども、これは糸満市内で会場は間に合うんですか。豊見城市の球場も考えていますか、教えてください。 ◎教育長上原武君) 再質問にお答えします。 公園の多目的広場であったり、市内の小中学校、市内に限定しております。 ◆1番(玉村清君) 西崎球場の整備についてお伺いします。 スコアボードの電光掲示板の入力操作など、放送室からするのか、どの場所からこういうものを操作するんですか、お答えお願いいたします。 ◎建設部長(金城寛君) 再質問にお答えをいたします。 入力操作については、野球場のバックネット裏にある放送、記者室内でパソコンから様式化されたソフトに直接入力をいたします。 ◆1番(玉村清君) クーラー設備がされているようですけれども、今回、ホール全体を冷房するような設備になっているのか。それとも各部屋、放送室、記者室、来賓室等々があると思いますけれども、この部屋はどのような冷房のやり方でやっていますかお答えをお願いします。 ◎建設部長(金城寛君) 再質問にお答えをいたします。 本事業において、玄関ホール、約300平米にクーラーを設置する計画整備をいたしました。その際に、関係者と打ち合わせを調整する中において、小さい部屋の要望があり、その場所として現在ある、既存の放送室、審判室の両側、ちょうどスタンドを支える柱がありますので、この柱のところに間仕切り壁を設置しています。広さが、幅が2.5メートル、約8メートルで20平米、これが両サイドにありますので、この2部屋を設けてあります。そしてその部屋の中には当然クーラーの設置をしております。議員が要望しているように少人数で使う場合には、夏場、その部屋のみのクーラーを稼働することが可能になり、使い勝手もよくて、それから省エネになる整備をしています。 ◆1番(玉村清君) 1つ心配事がありますけれども、この玄関ホール、クーラーに関して、ふぐあいが出た場合どのような考えをしているのかお伺いいたします。 ◎建設部長(金城寛君) 再質問にお答えをいたします。 当然、供用開始をする前には工事の完成検査を受けて、合格した後に使用をしていますけれども、実際の使用状況における室内機器、室外機、それから電気系統が実際に使用した場合においてどうなのか、それから冷えぐあいを含めてチェックをする必要があると思っております。そこで6月9日の西日本軟式野球大会からそこを使用していまして、その際に工事請負者、それから冷房機器のメーカーの方々を現場に来てもらって、状況確認をしてもらっています。特に室外機というのは外部にありますので、自然環境の変化にも影響を受けることがありますので、その際にどうなのかと。資材承認をしたとおりの機能が発揮されているのかどうかを総合的にチェックしたところであります。その際にも特に問題はなかったということを確認しております。 ◆1番(玉村清君) 最後にあと1点だけ、電光掲示板の時計の件ですけれども、あれは以前から壊れていまして、特に還暦野球の試合の場合、雨天の場合、60分試合、1時間半試合とか、特に時計を気にして試合をする場合があります。この時計の件はどうなっていますか。 ◎建設部長(金城寛君) 再質問にお答えいたします。 スコアボードの時計がどうなっているのかということでございますが、その前に、実は今、スコアボードの工事というのは、機能強化工事ということで、電光化する工事で沖縄振興特別推進交付金を活用して機能強化をしていますけれども、この時計というのはその交付金事業に当たらないということでもありますけれども、この時計の修繕等については前向きに検討していきたいと思っております。 ◆1番(玉村清君) この際、電光掲示板できれいなスコアボードができているので、時計もぜひデジタル化して、長寿化のLEDを使って早目に修理するようお願いいたします。 以上をもちまして私の一般質問を終わります。市長、2期8年間どうも御苦労さまでした。お疲れさまでした。これをもちまして私の一般質問を終わります。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午後0時10分)(再開宣告午後1時25分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◆18番(長嶺一男君) 久しぶりに演壇に立ちますけれども、きょうの午後一番の質問です。中身に入ります前に、まず上原市長、2期8年間市政運営本当に御苦労さまでございました。感謝申し上げます。それでは一般質問に入ります。 山城部長が誠意ある答弁をしてくれたら、これは10分で終わるでしょう。件名1、福祉行政についてであります。小項目1、生活保護について。ア、受給認否チェック項目となっている資産とはどういうものなのか。イ、県の担当者から資産の捉え方について指導があったと思うがどうですか。 小項目2、保育所待機児童について。ア、過去3年間の待機児童数の推移について伺います。 以上です。 ◎市長(上原裕常君) 議員御質問の件名1、福祉行政について。小項目2、保育所待機児童についてお答えをいたします。 過去3年間の待機児童数の推移は、4月1日現在で、平成26年度が205人、平成27年度が127人、平成28年度が58人となっており、毎年度減少しております。 それ以外の御質問につきましては、関係部長のほうから答弁をさせていただきます。 ◎福祉部長(山城安子さん) 初めてであります。よろしくお願いいたします。 御質問の件名1、福祉行政について。小項目1、生活保護について。ア及びイについてお答えいたします。生活保護を受ける前提要件として資産の活用があります。最低生活を営むために直接必要でない土地、家屋、貴金属及び債券などは売却処分等により生活費に充てていただくことになっております。県の説明では資産を保有しながら生活保護を受ける特殊要件としては次の内容があります。1、処分するよりも保有していたほうが自立助長に実効性があるもの。2、活用されていない資産で近い将来活用されることが確実、かつ保有していたほうが生活維持の実効性があると認められたもの。3、処分することが著しく困難なもの。売却代金よりも経費が高いもの。4、社会通念上、処分されることを必要としないものが上げられております。 ◆18番(長嶺一男君) それでは待機児童の件でありますけれども、確かに相当な減少ですね。大変うれしく思います。ただ、この数字はいわゆる潜在待機児童も含まれているのかどうか、いかがでしょうか。それでもし含まれていないというのであれば、潜在待機児童の実数を把握しているかどうか答えてください。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えいたします。 潜在待機児童という名称に関してはいろいろな待機児童がおりますけれども、一応この方たちも含まれている形になっております。 ◆18番(長嶺一男君) そういう潜在待機児童も含めてこれだけの待機児童というのは、本当にすばらしいことだと思います。今後ともゼロを目指して頑張っていただきたいと思います。 それでは次に小項目1の生活保護についてお尋ねしますけれども、なぜ私がこの質問をしたかというと、私10年間議員をやってきまして、2例目、2人目なんです、保護を受けたいから役所に一緒に行ってくれというふうに言われたのは。それで2月に来ましたけれども、この人はいわゆる小門中、沖縄にありますでしょう、小門中が、字も違いますよ、4つ集まって墓地を持っていて、その中にお墓をというような状況なんですね。そこは周辺を整備して隣の施設に駐車場として貸して、そこからの収入はあるわけです。税務課にもちゃんとその資料はあるわけですから、その分についての課税はちゃんとやられているはずです。これを結局各門中から2人ずつ代表を送って、登記上は8名の名義人というようになっているんです。部長、その辺は聞いていますか。それをやっぱり資産であるから処分しないと生活保護は受けられませんということだったんですね。まさかそういうことはあり得ないだろうということで、私は県のほうにも電話しました。そうしたら、その前に県から電話がありましたね。全ての財産を処分しないと保護の対象にはしませんというふうな指導はしていないということなんです。例えば、今私が説明しましたような門中の共同名義になっている分についてはどうなんですかと。その辺もしっかり確認して私は行きますからと。そうしたらこれは市町村の担当と本人との関係だから来ても県はどうにもなりませんと。ただ糸満市には自分から資産の扱いについて、捉え方については電話しますということだったんです。さっきの資産とは、中にはやはり、私はそういうふうに聞いていますけれども、共同墓のあれも含まれているなというふうに聞いていますけれども、いかがですか、ああいう共同墓については。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えいたします。 個別の案件についてはお答えできないんですけれども、現在、生活保護のほうでは窓口では申請権を侵害しないように、相談員も状況を把握した上で、他法の制度の説明をして、それから申請を行っております。複雑な経済状況にある場合は、くらしのサポートセンターきづきを紹介して生活改善の支援を行っています。現在も資産は保有するけれども生活保護を受けている方はいらっしゃいます。 ◆18番(長嶺一男君) ということは、そのサポートセンターきづきを通せば可能性はあるということですか。いかがですか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えいたします。 できるできないという返事はできないんですけれども、相談をしてから決定をしますので、相談をしていただきたいと思います。 ◆18番(長嶺一男君) その人は、去年まではキビ作をしていたんです。ところが65歳で、もう音を上げているんですね。これ以上は働けないということで、この辺で生活保護にお世話になろうかなという考えになっているんですよ。そういう人をちゃんと救済しないといけないでしょうというのが私の考え方です。このことについて、もう一度私、一緒に相談に行きますね。それから県の担当者からの指導はあったんですね。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えいたします。 指導があったとは聞いておりませんけれども、こちらから県のほうへ確認したと聞いております。県からの指導で、先ほど答弁のほうにもありますように、資産を保有しながらの生活保護を受ける特殊要件という説明がありました。 ◆18番(長嶺一男君) もう一度お願いします、今の。大きな声で。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えいたします。 県のほうから指導があったとは聞いておりません。県のほうに電話をして確認をしたと聞いております。結果のほうですね、県の説明では資産を保有しながら生活保護を受ける特殊要件として4つの項目の話がありました。1つは、処分するよりも保有していたほうが自立助長に実効性のあるもの。2つ目は、活用されていない資産で近い将来活用されることが確実、かつ保有していたほうが生活維持に実効性があると認められたもの。3つ、処分することが著しく困難なもの。売却代金よりも経費が高いもの。4つ、社会通念上、処分されることを必要としないものが上げられました。
    ◆18番(長嶺一男君) 結局、共同墓地の資産を8名で所有しているわけですから、これは売却はそう簡単にはできないですよ。買い手もいませんよ。とにかくまたその人を連れていきますから、そのときはいろいろ、細々、部長も一緒になって聞いてください。 では、私の質問はこれで終わります。―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(徳元敏之君) 以上で本日の会議を終了いたします。(散会宣告午後1時42分)...