糸満市議会 2016-03-24
03月24日-07号
平成28年第3回
糸満市議会定例会会議録平成28年3月24日出席議員 21人1番 玉 村 清 君 2番 比 嘉 譲 君3番 上 原 正 次 君 4番 當 銘 真 栄 君5番 金 城 敦 君 6番 国 吉 武 光 君7番 菊 地 君 子 さん 8番 浦 崎 暁 君9番 大 田 守 君 10番 喜 納 正 治 君11番 玉 城 安 男 君 12番 大 城 明 弘 君13番 新 垣 新 君 14番 徳 元 敏 之 君15番 伊 敷 幸 昌 君 16番 山 城 勉 君17番 金 城 悟 君 18番 長 嶺 一 男 君19番 新 垣 安 彦 君 20番 砂 川 金次郎 君21番 西 平 賀 雄 君欠席議員 なし 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は次のとおりである。 市 長 上 原 裕 常 君 副 市 長 杉 浦 友 平 君 教 育 長 上 原 武 君 総務部長 大 城 治 君 企画開発部長 阿波根 庸 伸 君 市民健康部長 野 原 哲 君 福祉部長 真栄里 美 保 君 経済観光部長 上 原 司 君 建設部長 金 城 寛 君 水道部長 福 元 毅 君 消 防 長 賀 数 淳 君 教育委員会 神 谷 良 昌 君 総務部長 教育委員会 幸 地 政 行 君 指導部長本日の議事日程 日程第1 諸般の報告 日程第2 議員提出 米軍人による準
強姦容疑事件に関する意見書及び抗議決議の提出につ 議案第1号 いて 日程第3 議案第34号
教育委員会委員の任命について 日程第4 議案第5号 平成28年度糸満市
人材育成事業特別会計予算 日程第5 議案第21号 糸満市
行政不服審査会条例の制定について 日程第6 議案第22号
行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例について 日程第7 議案第25号 糸満市
職員定数条例の一部を改正する条例について 日程第8 議案第26号
地方公務員法及び
地方独立行政法人法の一部を改正する法律の施行に 伴う関係条例の整備に関する条例について 日程第9 議案第27号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部 を改正する条例について 日程第10 議案第31号 糸満市
火災予防条例の一部を改正する条例について 日程第11 議案第32号 糸満市
附属機関設置に関する条例の一部を改正する条例について 日程第12 議案第38号 あらたに生じた土地の確認について 日程第13 議案第39号 字の区域の変更について 日程第14 議案第41号 平成27年度糸満市
一般会計補正予算(第7号) 日程第15 議案第44号 指定管理者の指定について(糸満市屋外運動場) 日程第16 議案第45号 指定管理者の指定について(糸満市
児童体育施設) 日程第17 議案第6号 平成28年度糸満市
国民健康保険事業特別会計予算 日程第18 議案第7号 平成28年度糸満市
介護保険特別会計予算 日程第19 議案第11号 平成28年度糸満市
後期高齢者医療特別会計予算 日程第20 議案第28号 糸満市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の利用に係る利用 者負担に関する条例の一部を改正する条例について 日程第21 議案第36号 指定管理者の指定について(糸満市
コミュニティセンター) 日程第22 議案第8号 平成28年度糸満市
公共下水道事業特別会計予算 日程第23 議案第9号 平成28年度糸満漁港ふれあい
公園事業特別会計予算 日程第24 議案第10号 平成28年度糸満市
土地区画整理事業特別会計予算 日程第25 議案第12号 平成28年度糸満市
農業集落排水事業特別会計予算 日程第26 議案第13号 平成28年度糸満市
水道事業会計予算 日程第27 議案第29号 糸満市都市公園条例の一部を改正する条例について 日程第28 議案第30号 糸満市
風景づくり条例の一部を改正する条例について 日程第29 議案第33号 糸満市
水道事業給水条例の一部を改正する条例について 日程第30 議案第37号 指定管理者の指定について(糸満市農村公園) 日程第31 議案第40号 損害賠償に係る和解及び損害賠償の額の決定について 日程第32 議案第43号 指定管理者の指定について(糸満市都市公園等) 日程第33 議案第42号 工事請負契約について(
農業集落排水汚水処理施設建築工事) 日程第34 議案第4号 平成28年度糸満市
一般会計予算 日程第35 上原正次議員の議員の辞職 日程第36 糸満観光農園に関する調査の件 日程第37 議員提出 「杉浦友平副市長に対する辞職勧告決議について」 議案第5号 日程第38 会期延長の件――
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○議長(徳元敏之君) これより本日の会議を開きます。
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○議長(徳元敏之君)
教育委員会総務部長から3月16日の大田守議員の一般質問への答弁について、補足説明をしたいとの申し出がありましたので発言を許可いたします。
◎
教育委員会総務部長(神谷良昌君) おはようございます。平成28年3月16日の大田守議員の一般質問における再質問の中で、兼城幼稚園の土地と
兼城小学校西側にある5筆の土地の確保について、等価交換による土地取得方法を提案され、それに対しての見解を聞きたいとの御質問がありました。私の答弁は、最初に兼城小学校の運動場については、ほぼ基準面積となっている事実を報告し、次に学校からの
運動場拡張要請があればと仮定し、土地を確保する場合、購入、借地、そして等価交換も選択肢にあると答弁いたしました。その答弁は、実際にそれらの土地の等価交換を実施するという意味ではなく、土地取得の方法論として等価交換も選択肢にあるとの意味で答弁したものです。そのことを補足させていただきます。
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○議長(徳元敏之君) この際「諸般の報告」を行います。 3月24日付、大城明弘君及び伊敷幸昌君から
議員提出議案3件の提出がありました。 次に
経済建設委員会の
長嶺一男委員長から西平賀雄副委員長に委員長の辞任願いが提出され、同日に開催された同委員会で委員長の互選を行った結果、
経済建設委員会の委員長に西平賀雄君が当選されました。また、それに伴い副委員長選挙の必要が生じたことから、同日、副委員長の互選を行った結果、
経済建設委員会の副委員長に金城敦君が当選されましたので御報告いたします。 以上で諸般の報告を終わります。
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○議長(徳元敏之君)
議員提出議案第1号「米軍人による準
強姦容疑事件に関する意見書及び抗議決議の提出について」を議題といたします。 本案については、
提出者大城明弘君外7名の賛成者でもって提案されております。提出者の提案理由の説明を求めます。
◆12番(大城明弘君) 市民の皆様おはようございます。
議員提出議案第1号 米軍人による準
強姦容疑事件に関する意見書及び抗議決議の提出について。地方自治法第99条の規定により衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、内閣官房長官、外務大臣、防衛大臣、沖縄及び
北方対策担当大臣に対して、別紙のとおり意見書を提出し、米国大統領、米国国防長官、米国国務長官、駐日米国大使、
在日米軍司令官、
在日米海軍司令官、在
沖米海軍艦隊活動司令官、在沖米国総領事、
在日米軍沖縄地域調整官に対しては、別紙抗議決議を提出する。 意見書を読み上げ、提案理由を申し上げます。 米軍人による準
強姦容疑事件に関する意見書 去る3月13日、那覇市内の
ビジネスホテルで、
米軍キャンプ・シュワブ所属の海軍1等水兵が、沖縄に観光に訪れていた女性宿泊客に性的暴行を加えたとして、準強姦容疑で逮捕される事件が発生した。 多くの観光客が宿泊し、安全・安心であるべきホテルで発生した今回の卑劣な事件は、女性の人権をじゅうりんし、平穏な観光旅行を脅かすもので、県民及び観光客と関連業界に大きな衝撃と不安を与えている。 本市議会は、米軍による事件・事故が発生するたびに抗議を行ってきたものの、綱紀粛正などの取り組みの実効性は全く見えておらず、米軍は、今回の事件により県民及び観光客が一層恐怖にさらされている現実を受けとめ、抜本的な方策を講じ、具体的かつ実効性のある事件・事故防止策を実施すべきである。 よって、本市議会は、県民及び観光客の人権と生命、財産と観光関連業界の経営を守る立場から、米海軍兵による許しがたい準
強姦容疑事件に関し、激しい怒りを込めて厳重に抗議するとともに、関係機関に対して、下記事項の徹底、実現を強く求める。記1 被疑者に対する厳正な対応と、被害者への完全な補償を行うこと 2 米軍人の教育徹底と綱紀粛正を図るとともに、県民及び観光客と観光関連業者が安心して生活し営業できる実効性のある抜本的な再発防止策を講じること 3 「日米地位協定」の抜本的な見直しを図ること 4 在沖米軍基地の整理・縮小と米兵の削減を促進すること 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。 平成28年3月24日 糸 満 市 議 会
○議長(徳元敏之君) お諮りいたします。 本案については、質疑、委員会への付託及び討論を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(徳元敏之君) 御異議なしと認めます。 よって本案については、質疑、委員会への付託及び討論を省略することに決しました。 これより採決を行います。
△
議員提出議案第1号 米軍人による準
強姦容疑事件に関する意見書及び抗議決議の提出について、本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(徳元敏之君) 起立全員であります。 よって本案は、原案のとおり可決されました。
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○議長(徳元敏之君) 議案第34号
教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(徳元敏之君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。
△議案第34号
教育委員会委員の任命について、本案については、同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(徳元敏之君) 起立全員であります。 よって本案については、同意することに決しました。
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○議長(徳元敏之君) 議案第5号 平成28年度糸満市
人材育成事業特別会計予算、議案第21号 糸満市
行政不服審査会条例の制定について、議案第22号
行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例について、議案第25号 糸満市
職員定数条例の一部を改正する条例について、議案第26号
地方公務員法及び
地方独立行政法人法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例について、議案第27号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について、議案第31号 糸満市
火災予防条例の一部を改正する条例について、議案第32号 糸満市
附属機関設置に関する条例の一部を改正する条例について、議案第38号 あらたに生じた土地の確認について、議案第39号 字の区域の変更について、議案第41号 平成27年度糸満市
一般会計補正予算(第7号)、議案第44号 指定管理者の指定について(糸満市屋外運動場)、議案第45号 指定管理者の指定について(糸満市
児童体育施設)、以上13議案を一括して議題といたします。 13議案については、その審査を総務委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。
◆2番(比嘉譲君) おはようございます。本総務委員会に付託のありました議案第5号、議案第21号、議案第22号、議案第25号、議案第26号、議案第27号、議案第31号、議案第32号、議案第38号、議案第39号、議案第41号、議案第44号、議案第45号について、委員長報告を行います。 議案第5号 平成28年度糸満市
人材育成事業特別会計予算。本案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,736万2,000円とするものであります。前年度当初予算と比較しますと、175万5,000円(9.2%)の減となっております。平成28年度からは1人当たり24万円の入学準備金の貸し付けも行う。今回は2名分の予算を計上しているとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。
△議案第21号 糸満市
行政不服審査会条例の制定について。 議案第22号
行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例について。両議案は、
行政不服審査法が全部改正され、審理員による審理手続、有識者による第三者機関への諮問手続の導入が義務化されたこと及び不服申立ての手続を審査請求に一元化することなどが規定されたため、条例の制定及び関係条例を改正するものであります。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第25号 糸満市
職員定数条例の一部を改正する条例について。本案は、幼稚園と保育所の一部を統合し、市長部局へ認定こども園を設置することに伴い、統合する幼稚園の定数を市長部局へ移行する必要があるため、条例の一部を改正するものであります。当局より、市長の事務部局の職員定数が5人増の298人になり、教育委員会の事務局及び教育委員会の所管に属する教育機関の職員の定数が5人減の73人になるとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第26号
地方公務員法及び
地方独立行政法人法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例について。本案は、
地方公務員法及び
地方独立行政法人法の一部改正に伴う、条ずれ及び人事行政の運営の状況に関する報告事項について所要の改正を行うため、糸満市職員の旅費に関する条例、外2件の条例の一部を改正するものであります。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第27号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について。本案は、県内他市と比較して低額である
監査委員報酬を増額改定すること、
行政不服審査法施行に伴う
行政不服審査会委員及び
行政不服審理員を新設すること、及び各種行政需要に対応するため
情報公開審査会委員等の報酬額を増額改定し、
固定資産税適正賦課業務等嘱託員等を新設するものであり、さらに
附属機関設置に関する条例に明記されている附属機関の委員報酬について整理するものであります。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第31号 糸満市
火災予防条例の一部を改正する条例について。本案は、
対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに
対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令の一部が改正されたことに伴い、条例の一部を改正するものであります。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第32号 糸満市
附属機関設置に関する条例の一部を改正する条例について。本案は、いじめに関する重大事態への対処、または重大事態と同種の事態発生防止のため、
いじめ防止対策推進法の規定により、糸満市
いじめ問題専門委員会及び糸満市いじめ問題再調査委員会を設置する必要があることから、条例の一部を改正するものであります。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第38号 新たに生じた土地の確認について。本案は、沖縄県
水産海洋技術センター跡地の無願埋立地が
公有水面埋立法第36条において準用する同法第35条第1項の規定により、
原状回復義務が沖縄県知事から免除されたことにより本市の区域内に新たな土地が生じたものであります。本市の区域内に新たな土地が生じた場合、議会の議決が必要であることから、地方自治法第9条の5第1項の規定により、議会の議決を求められたものであります。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。
△議案第39号 字の区域の変更について。本案は、沖縄県
水産海洋技術センター跡地無願埋立地の
原状回復義務が沖縄県知事から免除されたことにより、本市の区域内にあらたに生じた土地を西崎一丁目の区域に編入するものであります。字の区域を変更する場合、議会の議決が必要であることから、地方自治法第260条第1項の規定により、議会の議決を求められたものであります。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第41号 平成27年度糸満市
一般会計補正予算(第7号)。本案は、一般会計において、
兼城小学校校舎改築及びプール建設に係る予算を翌年度に繰り越して使用する必要が生じたため、第1表のとおり4,153万4,000円を繰越明許費として計上するものであります。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第44号 指定管理者の指定について(糸満市屋外運動場)。 議案第45号 指定管理者の指定について(糸満市
児童体育施設)。両議案については、公の施設である糸満市屋外運動場3施設及び糸満市
児童体育施設1施設の指定管理者の指定期間が、本年3月31日で満了することに伴い、引き続き4月から指定管理者として指定するため、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求められたものであります。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。
○議長(徳元敏之君) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(徳元敏之君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。 議案第5号 平成28年度糸満市
人材育成事業特別会計予算、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(徳元敏之君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第5号 平成28年度糸満市
人材育成事業特別会計予算、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(徳元敏之君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。
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○議長(徳元敏之君) 議案第21号 糸満市
行政不服審査会条例の制定について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(徳元敏之君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。
△議案第21号 糸満市
行政不服審査会条例の制定について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(徳元敏之君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。
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○議長(徳元敏之君) 議案第22号
行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(徳元敏之君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第22号
行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(徳元敏之君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。
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○議長(徳元敏之君) 議案第25号 糸満市
職員定数条例の一部を改正する条例について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(徳元敏之君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。
△議案第25号 糸満市
職員定数条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(徳元敏之君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。
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○議長(徳元敏之君) 議案第26号
地方公務員法及び
地方独立行政法人法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(徳元敏之君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第26号
地方公務員法及び
地方独立行政法人法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(徳元敏之君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。
――――――――――――――――――――――――――――――
○議長(徳元敏之君) 議案第27号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(徳元敏之君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第27号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(徳元敏之君) 起立多数であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。
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○議長(徳元敏之君) 議案第31号 糸満市
火災予防条例の一部を改正する条例について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(徳元敏之君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。
△議案第31号 糸満市
火災予防条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(徳元敏之君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。
――――――――――――――――――――――――――――――
○議長(徳元敏之君) 議案第32号 糸満市
附属機関設置に関する条例の一部を改正する条例について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(徳元敏之君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第32号 糸満市
附属機関設置に関する条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(徳元敏之君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。
――――――――――――――――――――――――――――――
○議長(徳元敏之君) 議案第38号 あらたに生じた土地の確認について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(徳元敏之君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第38号 あらたに生じた土地の確認について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(徳元敏之君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。
――――――――――――――――――――――――――――――
○議長(徳元敏之君) 議案第39号 字の区域の変更について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(徳元敏之君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。
△議案第39号 字の区域の変更について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(徳元敏之君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。
――――――――――――――――――――――――――――――
○議長(徳元敏之君) 議案第41号 平成27年度糸満市
一般会計補正予算(第7号)、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(徳元敏之君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第41号 平成27年度糸満市
一般会計補正予算(第7号)、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(徳元敏之君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。
――――――――――――――――――――――――――――――
○議長(徳元敏之君) 議案第44号 指定管理者の指定について(糸満市屋外運動場)、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(徳元敏之君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。
△議案第44号 指定管理者の指定について(糸満市屋外運動場)、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(徳元敏之君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。
――――――――――――――――――――――――――――――
○議長(徳元敏之君) 議案第45号 指定管理者の指定について(糸満市
児童体育施設)、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(徳元敏之君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第45号 指定管理者の指定について(糸満市
児童体育施設)、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(徳元敏之君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。
――――――――――――――――――――――――――――――
○議長(徳元敏之君) 議案第6号 平成28年度糸満市
国民健康保険事業特別会計予算、議案第7号 平成28年度糸満市
介護保険特別会計予算、議案第11号 平成28年度糸満市
後期高齢者医療特別会計予算、議案第28号 糸満市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の利用に係る利用者負担に関する条例の一部を改正する条例について、議案第36号 指定管理者の指定について(糸満市
コミュニティセンター)、以上5議案を一括して議題といたします。 5議案については、その審査を民生委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。
◆15番(伊敷幸昌君) 本委員会に付託のありました議案第6号、議案第7号、議案第11号、議案第28号及び議案第36号、以上5議案について、委員長報告を行います。 議案第6号 平成28年度糸満市
国民健康保険事業特別会計予算。本案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ105億9,418万2,000円とするものであります。前年度当初予算と比較しますと3億1,472万6,000円(3.1%)の増となっております。委員より、現状のままでは赤字がふえる一方である。赤字を補填するだけではなく、健康増進センターの建設など、医療費抑制につながる予防策も検討してほしいとの意見がありました。当局より、現在、国保の窓口で週1回健康相談を行っている。保健指導の徹底や特定健診受診率の引き上げを行い、医療費抑制につなげていきたいとの答弁がありました。審査の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しております。
△議案第7号 平成28年度糸満市
介護保険特別会計予算。本案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ42億4,863万5,000円とするものであります。前年度当初予算と比較しますと8,180万9,000円(2.0%)の増となっております。当局より、次年度から介護予防・日常生活支援総合事業がスタートする。要介護者を減らすための予防の部分に力を入れていきたいとの説明がありました。審査の結果、賛成多数で原案可決すべきものと決しております。 議案第11号 平成28年度糸満市
後期高齢者医療特別会計予算。本案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3億7,476万2,000円とするものであります。前年度当初予算と比較しますと232万4,000円(0.6%)の増となっております。審査の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第28号 糸満市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の利用に係る利用者負担に関する条例の一部を改正する条例について。本案は、平成28年4月開園予定の糸満市立認定こども園の利用に係る利用者負担額等を定めること、市立幼稚園の預かり保育の日割り計算の方法を規定すること及び一時保育の実施日変更に伴う字句の修正等を行うため、条例の一部を改正するものであります。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第36号 指定管理者の指定について(糸満市
コミュニティセンター)。本案は、糸満市
コミュニティセンター22施設の指定管理者の指定期間が本年3月31日で満了することに伴い、引き続き4月から指定管理者として指定するため、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求められたものであります。当局より、公民館が設置されている自治会が指定管理者になることで、地域住民による柔軟な管理運営や緊急時の迅速な対応が可能となりメリットが大きいと考えているとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。
○議長(徳元敏之君) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(徳元敏之君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。 議案第6号 平成28年度糸満市
国民健康保険事業特別会計予算、本案に対する討論を許します。
◆8番(浦崎暁君) 議案第6号 平成28年度糸満市
国民健康保険事業特別会計予算に対し、委員長報告に反対の立場で討論を行います。 本議案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ105億9,418万円とするものであります。前年度当初予算と比較すると3億1,472万円(3.1%)の増となっており、国保特別会計は今年度の平成27年度予算から初めて100億円を突破し、増大傾向が続いております。 今、沖縄県でも国保の広域化の計画を進めていますが、討論では、この全国各自治体でも大きな議論となっております国保の広域化の問題について焦点を当てて述べたいと思います。政府は、2018年(平成30年)から都道府県が保険財政の運営主体となる国保の広域化を進めています。厚生労働省は、この広域化に当たって、保険料の算定方式を法令で定め、都道府県の運営主体において一般会計からの繰り入れを行う必要は生じない仕組みとするとしております。現在、ほとんどの市町村自治体は住民の保険料を軽減するために一般会計からの繰り入れを行っています。本市でも毎年一般会計から特別会計に繰り入れを行っていますが、この政府が言うとおり繰り入れをなくしてしまえば、医療費のさらなる値上げを引き起こし、国保税が一層高くなることは明らかではないでしょうか。さらにほとんどの市町村が深刻な赤字財政に陥っています。このように財政難に苦しむ国保特別会計を集めても、財政が改善することが果たして可能なのかと指摘されています。同時に、広域化によって住民の声が届かない組織運営につながることも懸念されています。多くの低所得者が加入する国保は、手厚い国庫負担なしには成り立ちません。しかし、政府は国保財政の国庫支出金の割合を1980年代の約50%から削減し続けてきました。これを是正して、国庫負担を減らすことが求められています。そして誰もが安心して払えることができるために国保税の引き下げが今大事ではないでしょうか。 以上を述べて、私の討論を終わります。
○議長(徳元敏之君) お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(徳元敏之君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。
△議案第6号 平成28年度糸満市
国民健康保険事業特別会計予算、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(徳元敏之君) 起立多数であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。
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○議長(徳元敏之君) 議案第7号 平成28年度糸満市
介護保険特別会計予算、本案に対する討論を許します。
◆8番(浦崎暁君) 議案第7号 平成28年度糸満市
介護保険特別会計予算について、委員長報告に反対する立場で討論を行います。 本案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ42億4,863万円とし、前年度予算と比較して8,180万円(2.0%)の増となっています。今回の介護保険制度における大きな特徴を挙げて指摘したいと思います。 政府が強行しました医療・介護総合事業、そのもとで要介護1、同2の生活援助サービスの保険外しが今進められています。介護保険制度では、自立度や健康状態によって、軽いほうから重いほうへ、要支援1、2から要介護1から5まで、7段階の認定が行われております。その認定の結果によって受けられるサービスが決定されるのであります。そこで政府は、軽度者の使える保険サービスを削減し、介護給付費の削減を狙っている。この動きを受けて、各自治体では介護予防・日常生活支援総合事業を進めていますが、地方自治体にとってみれば、国の責任を地方自治体に丸投げするものと言わざるを得ないのであります。 では、本市における介護予防・日常生活支援総合事業の予算案はというと、平成28年度の当初予算では約2億2,000万円が計上されています。本市では、平成28年2月現在、要支援1の方が151人、要支援2の方が178人となっています。このうち、要支援1の130人の方々が自立型緩和サービスの対象となり、残りは現行のままということでありました。さらなる問題については、各自治体の財政負担も大きくなることになります。サービスの内容についても、自治体財政に大きく左右されることから、サービスの内容については自治体間の格差が広がることが予想されています。今こそ、政府による介護保険制度改悪の動きを許さずに、安心、安全の介護保障の実現へ転換させることが重要となっています。 以上を述べて、私の討論を終わります。
○議長(徳元敏之君) お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(徳元敏之君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。
△議案第7号 平成28年度糸満市
介護保険特別会計予算、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(徳元敏之君) 起立多数であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。
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○議長(徳元敏之君) 議案第11号 平成28年度糸満市
後期高齢者医療特別会計予算、本案に対する討論を許します。
◆8番(浦崎暁君) 議案第11号 平成28年度糸満市
後期高齢者医療特別会計予算について、委員長報告に反対の立場から討論を行います。 本案は、歳入歳出の総額をそれぞれ3億7,476万円とするものであり、前年度と比較すると、232万円の増となります。後期高齢者医療制度ができてことしで8年目となりました。2008年4月に導入された、この後期高齢者医療制度、発足当時は本当に大きな国民の世論が高まって、お年寄りいじめの医療制度ではないか。そういう批判が高まりました。さらにその声が時の政権交代につながるなど、本当に国民的な議論が多く高まったのであります。 ところでこの制度の大きな問題点を私は述べたいと思いますが、75歳になった途端にこれまで加入しておりました公的医療制度から切り離されて、自動的に加入されること。有無を言わさずに年金から保険料が天引きされるなどの多くの問題点があります。今でも差別的な医療制度ではないか、また今後、後期高齢者医療費の負担増も指摘され、お年寄りに大きな負担を強いるものとなります。今こそこの制度を廃止し、お年寄りが安心して医療が受けられる制度をつくっていかなければなりません。 以上を述べて、私の討論を終わります。
○議長(徳元敏之君) お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(徳元敏之君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第11号 平成28年度糸満市
後期高齢者医療特別会計予算、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(徳元敏之君) 起立多数であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。
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○議長(徳元敏之君) 議案第28号 糸満市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の利用に係る利用者負担に関する条例の一部を改正する条例について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(徳元敏之君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。
△議案第28号 糸満市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の利用に係る利用者負担に関する条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(徳元敏之君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。
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○議長(徳元敏之君) 議案第36号 指定管理者の指定について(糸満市
コミュニティセンター)、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(徳元敏之君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。
△議案第36号 指定管理者の指定について(糸満市
コミュニティセンター)、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(徳元敏之君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。
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○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午前10時49分)(再開宣告午前10時50分)
○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 議案第8号 平成28年度糸満市
公共下水道事業特別会計予算、議案第9号 平成28年度糸満漁港ふれあい
公園事業特別会計予算、議案第10号 平成28年度糸満市
土地区画整理事業特別会計予算、議案第12号 平成28年度糸満市
農業集落排水事業特別会計予算、議案第13号 平成28年度糸満市
水道事業会計予算、議案第29号 糸満市都市公園条例の一部を改正する条例について、議案第30号 糸満市
風景づくり条例の一部を改正する条例について、議案第33号 糸満市
水道事業給水条例の一部を改正する条例について、議案第37号 指定管理者の指定について(糸満市農村公園)、議案第40号 損害賠償に係る和解及び損害賠償の額の決定について、議案第43号 指定管理者の指定について(糸満市都市公園等)、以上11議案を一括して議題といたします。 11議案については、その審査を
経済建設委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。
◆21番(西平賀雄君) おはようございます。本
経済建設委員会に付託のありました議案第8号、議案第9号、議案第10号、議案第12号、議案第13号、議案第29号、議案第30号、議案第33号、議案第37号、議案第40号及び議案第43号、以上11議案について、委員長報告を行います。 議案第8号 平成28年度糸満市
公共下水道事業特別会計予算。本案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ13億2,061万7,000円とするものであります。前年度当初予算と比較して8,396万9,000円の増額となっています。債務負担行為については、地方公営企業法適用移行業務に4,772万6,000円を計上しております。地方債においては、公共下水道事業債、資本費平準化債、公共下水道事業債(特別措置分)、公営企業会計適用債に2億4,510万1,000円を計上しております。一時借入金については、最高限度額を3億円としております。予算の主な内容を申し上げますと、歳出、2款1項1目新設改良費において、浄化センター建設工事委託費が1億2,340万1,000円の減額となり、座波・糸満地内汚水管布設工事費6,000万円の増額、武富・潮平地内雨水管布設工事費が5,000万円の増額となっております。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。
△議案第9号 平成28年度糸満漁港ふれあい
公園事業特別会計予算。本案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,439万5,000円とするものであります。前年度当初予算と比較して725万1,000円の減額となっております。歳入予算の主な内容を申し上げますと、1款1項1目、指定管理者納付金に823万3,000円が計上されております。その内訳は、ふれあいビーチ指定管理者納付金が193万6,000円、フィッシャリーナ指定管理者納付金が629万7,000円であります。歳出予算では、2款1項1目、ふれあいビーチ施設管理費において、備品購入費327万4,000円が計上されています。主な内容は、ビーチの監視台、コインロッカー等の購入費となっております。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第10号 平成28年度糸満市
土地区画整理事業特別会計予算。本案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ9,637万4,000円とするものであります。一時借入金については、最高額を5,000万円としております。歳入予算の主な内容を申し上げますと、5款1項1目、保留地処分収入に3,600万円が計上されております。歳出予算では、2款1項1目、糸満南土地区画整理事業費に換地計画等準備委託料として1,784万4,000円、区画整理地内・ガタ原線植栽工事費に740万円がそれぞれ計上されております。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第12号 平成28年度糸満市
農業集落排水事業特別会計予算。本案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ5億2,280万5,000円とするものであります。歳入予算の主な内容を申し上げますと、1款1項1目、農林水産業費補助金に4億3,587万5,000円が計上されております。その内訳は、農業集落排水事業補助金に4億2,087万5,000円、不発弾等事前探査事業補助金に1,500万円がそれぞれ計上されております。歳出予算では、1款1項1目、新設改良費中、工事請負費に4億5,346万2,000円が計上されております。これは主に米須地内に建設する汚水処理施設の建築工事費であります。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第13号 平成28年度糸満市
水道事業会計予算。本案は、業務の予定量として、給水戸数2万3,572戸、年間総給水量660万8,000立方メートルとするものであります。収益的収入及び支出の予定額は、水道事業収益に15億6,453万4,000円を、水道事業費用に15億1,202万7,000円をそれぞれ計上しております。次に資本的収入及び支出の予定額は、資本的収入に7億112万2,000円を、資本的支出に9億6,489万3,000円をそれぞれ計上しております。資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額2億6,377万1,000円は、損益勘定留保資金等で補填するとのことであります。棚卸資産購入限度額は1,981万円とするものであります。平成28年度の主な事業として、補助事業分に西川町地内配水管布設工事費として1億9,550万円が計上されております。また、市単独事業分に与座大里線配水管布設工事、大度地内配水管布設工事費等として3,300万円が計上されております。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。
△議案第29号 糸満市都市公園条例の一部を改正する条例について。本案は、南近隣公園、高嶺間切番所跡公園及びマーチンジョーヌカー広場を新たに整備したため、同公園を別表第1に追加すること及び同表の公園の種類のうち、「地区公園」を「総合公園」に訂正する必要が生じたことから条例の一部を改正するものであります。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第30号 糸満市
風景づくり条例の一部を改正する条例について。本案は、景観重要建造物及び景観重要樹木の管理方法の基準を定めた規定を追加し、米須集落地区を景観形成重点地区に指定することから、条例の一部を改正するものであります。当局より、米須地区のシンボルであるデイゴの木を景観重要樹木に指定することになったとの説明がありました。指定するに当たっては、数回説明会を開催し、地域の同意を得ているとのことであります。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第33号 糸満市
水道事業給水条例の一部を改正する条例について。本案は、職員等の立ち入りについての規定を追加することにより、円滑な業務遂行が図られるため、条例の一部を改正するものであります。当局より、水道事業の業務を行うに当たり、職員等が量水器の設置、検針等で民有地に立ち入ることが多々あるが、これまで立ち入りの規定が明確に示されておらず、使用者とのトラブルが懸念されることから、職員等の立ち入りを明確に認める規定を追加する必要があるとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第37号 指定管理者の指定について(糸満市農村公園)。本案は、公の施設である糸満市農村公園14施設の指定管理者の指定期間が本年3月31日で満了することに伴い、引き続き4月から指定管理者として指定するため、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求められたものであります。指定の期間は、平成28年4月1日から平成33年3月31日までとなっております。指定管理者となる団体は、おのおのの施設が所在する自治会となっておりますが、委員より、市から支払われる指定管理料について質疑があり、当局より、指定管理料は特になく、管理費用は各自治会で負担しているとの答弁がありました。別の委員からは、都市公園と農村公園で管理のあり方に格差があると感じる。管理費用は市が負担すべきではないかとの意見がありました。これに対し、当局より、農村公園の整備は各自治会からの要請を受けて整備した経緯もある。管理費用のあり方については、今後検討したいとの答弁がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。
△議案第40号 損害賠償に係る和解及び損害賠償の額の決定について。本案は、糸満市が管理する運動公園施設内において、平成27年1月11日に発生した転落事故により、その与えた損害について和解し、賠償額を決定する必要が生じたため、地方自治法第96条第1項の規定により、議会の議決を求められたものであります。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第43号 指定管理者の指定について(糸満市都市公園等)。本案は、新たに整備された南近隣公園、高嶺間切番所跡公園、マーチンジョーヌカー公園の3公園について、指定管理者を指定するため、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求められたものであります。指定管理者となる団体は、糸満市都市公園・西崎研修センター等管理共同企業体で、指定の期間は平成28年4月1日から、平成33年3月31日までとのことであります。委員外議員より、高嶺間切番所跡公園隣接地主との境界線問題について質疑があり、当局より、平成25年の実施設計着手後、隣接地主と話し合いを行ってきたが、少し説明不足の点があったので、今後は十分説明しながら協議を進めていきたいとの答弁がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 以上であります。
○議長(徳元敏之君) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(徳元敏之君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。 議案第8号 平成28年度糸満市
公共下水道事業特別会計予算、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(徳元敏之君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第8号 平成28年度糸満市
公共下水道事業特別会計予算、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(徳元敏之君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。
――――――――――――――――――――――――――――――
○議長(徳元敏之君) 議案第9号 平成28年度糸満漁港ふれあい
公園事業特別会計予算、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(徳元敏之君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。
△議案第9号 平成28年度糸満漁港ふれあい
公園事業特別会計予算、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(徳元敏之君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。
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○議長(徳元敏之君) 議案第10号 平成28年度糸満市
土地区画整理事業特別会計予算、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(徳元敏之君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第10号 平成28年度糸満市
土地区画整理事業特別会計予算、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(徳元敏之君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。
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○議長(徳元敏之君) 議案第12号 平成28年度糸満市
農業集落排水事業特別会計予算、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(徳元敏之君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第12号 平成28年度糸満市
農業集落排水事業特別会計予算、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(徳元敏之君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。
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○議長(徳元敏之君) 議案第13号 平成28年度糸満市
水道事業会計予算、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(徳元敏之君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。
△議案第13号 平成28年度糸満市
水道事業会計予算、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(徳元敏之君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。
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○議長(徳元敏之君) 議案第29号 糸満市都市公園条例の一部を改正する条例について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(徳元敏之君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第29号 糸満市都市公園条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(徳元敏之君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。
――――――――――――――――――――――――――――――
○議長(徳元敏之君) 議案第30号 糸満市
風景づくり条例の一部を改正する条例について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(徳元敏之君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。
△議案第30号 糸満市
風景づくり条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(徳元敏之君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。
――――――――――――――――――――――――――――――
○議長(徳元敏之君) 議案第33号 糸満市
水道事業給水条例の一部を改正する条例について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(徳元敏之君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第33号 糸満市
水道事業給水条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(徳元敏之君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。
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○議長(徳元敏之君) 議案第37号 指定管理者の指定について(糸満市農村公園)、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(徳元敏之君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第37号 指定管理者の指定について(糸満市農村公園)、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(徳元敏之君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。
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○議長(徳元敏之君) 議案第40号 損害賠償に係る和解及び損害賠償の額の決定について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(徳元敏之君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。
△議案第40号 損害賠償に係る和解及び損害賠償の額の決定について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(徳元敏之君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。
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○議長(徳元敏之君) 議案第43号 指定管理者の指定について(糸満市都市公園等)、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(徳元敏之君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第43号 指定管理者の指定について(糸満市都市公園等)、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(徳元敏之君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。
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○議長(徳元敏之君) 議案第42号 工事請負契約について(
農業集落排水汚水処理施設建築工事)を議題といたします。 議案第42号については、玉城安男君が地方自治法第117条の規定により除斥となりますので、玉城安男君の退席を求めます。 休憩いたします。(休憩宣告午前11時19分)(再開宣告午前11時19分)
○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 本案については、その審査を
経済建設委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。
◆21番(西平賀雄君)
経済建設委員会に付託のありました議案第42号について、委員長報告を行います。
△議案第42号 工事請負契約について(
農業集落排水汚水処理施設建築工事)。 本案は、米須地区農業集落排水汚水処理施設を整備するため、工事請負契約を締結するものであります。本契約は、予定価格が1億5,000万円以上になるため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求められたものであります。 審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。以上であります。
○議長(徳元敏之君) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(徳元敏之君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。 委員長報告に対する討論を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(徳元敏之君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第42号 工事請負契約について(
農業集落排水汚水処理施設建築工事)、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(徳元敏之君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。 本案の除斥を解除いたします。
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○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午前11時22分)(再開宣告午前11時48分)
○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 議案第4号 平成28年度糸満市
一般会計予算を議題といたします。 本案については、その審査を予算・決算特別委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。
◆19番(新垣安彦君) 本予算・決算特別委員会に付託のありました議案第4号 平成28年度糸満市
一般会計予算について、各分科会の報告を受け、委員長報告を行います。
△本案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ260億3,000円とするものでありますが、各分科会で審査されました主な内容を申し上げます。 まず、総務分科会所管から申し上げます。歳出、2款1項1目、市制施行記念事業において1,246万9,000円が計上されております。当局より、市制施行45周年の周年事業として、市民合唱第九、郷土の偉人発信事業、網走市派遣事業、寿還暦野球全国交流大会、海のめぐみ事業を行うものであるとの説明がありました。2款1項6目、文化交流・情報発信拠点施設整備推進事業調査委託料において1億6,733万9,000円、用地購入費1億775万4,000円が計上されております。当局より、現在、市が建設を予定している(仮称)文化・平和・観光振興センターの建築と展示の実施設計と技術管理委託業務の委託料及び用地購入に係る費用である。用地購入においては、さきに県有地1筆を購入するとの説明がありました。2款1項8目、新しい公共交通検討事業において、委託料7,458万5,000円が計上されております。当局より、平成28年度も引き続き、いとちゃんバスといとちゃんminiの実証実験を行い、いとちゃんバスは9月30日まで、いとちゃんminiは1月30日まで実証実験を行う予定である。また、いとちゃんminiについてはバス停の数を約2倍の160カ所にふやす予定で、公共交通空白地帯をカバーしたい。向陽高校、豊見城南高校にもバス停を設置できるように調整しているとの説明がありました。委員より、再度実証実験をやる必要があるのかとの質疑があり、当局より、前回の実証実験を受けての見直し等を行うため、そういった部分も含めて確認をしたいとの答弁がありました。9款1項3目、消防自動車購入事業、備品購入費において4,383万8,000円が計上されております。これは消防力の整備指針が人口3万人に1台から2万人1台に変更になったため、高規格救急自動車を1台購入するための費用との説明がありました。 次に、民生分科会所管であります。歳入、15款2項2目、民生費国庫補助金において、沖縄子供の貧困緊急対策事業補助金5,378万8,000円が計上されております。当局より、現在、子供の貧困が社会問題となっており、次年度より子供支援サポーター8人の配置を予定している。子供の貧困対策については、関係各課で連携し、包括的に取り組んでいきたいとの説明がありました。歳出、2款1項8目、市民生活費において、既存バス存続補助金3,744万9,000円が計上されております。委員より、いとちゃんバス、いとちゃんminiの実証実験が終了したが、赤字路線を補填することはできないかとの質疑があり、当局より、これから実験結果を検証し、バス対策会議の中で今後に向けて検討していきたいとの答弁がありました。2款3項1目、戸籍住民基本台帳費において、証明書コンビニ交付初期導入委託料1,015万8,000円が計上されております。これはマイナンバーを利用し、証明書等をコンビニで交付できるようにするためのシステム開発であるとの説明がありました。委員より、いつごろ導入予定かとの質疑があり、当局より、平成30年度から導入できるようにしたいとの答弁がありました。4款2項2目、塵芥処理費において、糸満市・豊見城市清掃施設組合負担金4億4,296万5,000円が計上されております。委員より、前年度に比べ1,272万1,000円増加しているが、負担割合の規約変更による増加なのかとの質疑があり、当局より、平成28年度については負担割合変更の影響は少ない。主にガス冷却装置の改修によるものであるとの答弁がありました。また委員より、人口については糸満市のほうが少ないのに、ごみ排出量は糸満市のほうが多い。負担金についてもごみ排出量の割合が入ってくる。ごみ減量化に向けて何らかの対策を検討してほしいとの意見がありました。児童家庭課の審査において、保育所利用者の個人情報を含む書類やUSBメモリが盗難にあった事件について、委員より、保育士が日常的に自宅に書類を持ち帰り業務を行っているのは仕方がない部分もあると思うが、市職員も含め、個人情報の取り扱いについて徹底してほしいとの意見がありました。 次に、経済建設分科会所管であります。歳出、6款1項3目、農業振興費中、新規就農総合支援事業(経営開始型)において7,120万8,000円が計上されております。これは新規就農者として認定を受けた原則45歳未満の方が対象で、農業を始めてから経営が安定するまで最長5年間給付を受けるものであり、夫婦一組、個人45人分の予算で、県補助金の補助率は100%となっております。8款4項3目、街路事業費中、阿波根兼城路線道路改築事業において2億1,423万3,000円が計上されております。用地購入費及び物件補償費が予算の主な内容となっておりますが、字兼城内において、環状交差点(ラウンドアバウト)が計画されており、その設計業務委託費も組まれているとの説明がありました。委員より、糸満ロータリー、与那堀線など、本市はラウンドアバウトの先進的な取り組みをしており、この状況をもっとピーアールしてほしいとの意見がありました。別の委員からは、市民から、セミトレーラー等の大型車両が通行しにくいとの意見もあるので、計画にあってはそれも考慮に入れてほしいとの意見がありました。8款4項6目、公園施設整備費中、生涯スポーツ推進事業において1億4,685万7,000円が予算計上されております。これは西崎親水公園9工区に一括交付金を活用し、18ホールのパークゴルフ場を整備するものであります。委員より、工業団地組合の会員から交通安全対策や交通量の増加、駐車場確保等の懸念があり、建設反対の声が上がっているが、合意形成はとれているのかとの質疑がありました。これに対して、当局より、去年9月の地元説明会の中で地元の意見要望が出されたことから、課題解決のため、主に以下の対策を行いました。交通安全対策として、道路に面した駐車場では事故の危険性があるため、施設内に44台分の駐車スペースを確保したこと、交通量の増加については周辺市道の交通量調査を行い、交通量が増加しても現状の道路構造で問題ないという結果を得たことなどを10月に開催した2回目の説明会にて報告を行ったが、特に建設に反対する意見はなかったとの答弁がありました。その他に委員から、事業実施前に西崎地域の住民に対しても説明をしてほしい。施設内に災害が起きた際の緊急避難通路を示す標識を立ててほしい。利用料をなるべく低く設定してほしいとの意見がありました。8款5項6目、住宅建設費中、市営住宅建設事業において4億9,597万3,000円が計上されております。これは(仮称)稲嶺原市営住宅A棟の建設工事費、第一市営住宅実施設計業務等の予算であります。なお、事業実施には養生期間などに相当の日数を要するため、平成29年度分を限度額3億5,048万3,000円として債務負担行為で定めているとの説明がありました。 審査の結果、お手元に配布してあります委員会審査報告書のとおり、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。なお、質疑に対しましては、分割付託部分に係る各常任委員長の補足答弁をお願い申し上げ、委員長報告といたします。
○議長(徳元敏之君) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(徳元敏之君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。
△議案第4号 平成28年度糸満市
一般会計予算、本案に対しては、大田守君外8名から修正の動議が提出されました。 この際、提出者の説明を求めます。
◆9番(大田守君) 議案第4号 平成28年度糸満市
一般会計予算に対する修正案。上記の議案に対する修正案を別紙のとおり、地方自治法第115条の3及び会議規則第17条の規定により提出いたします。まずは、その提案理由を述べたいと思っております。 議案第4号 平成28年度糸満市
一般会計予算は、歳入歳出合計260億3,000円となっております。その中に、文化交流・情報発信拠点施設整備推進事業費として3億6,786万9,000円の予算が組まれております。この推進事業は、御存じのように市民会館的機能を持った施設整備です。事業が議会に、基本設計等の予算が提出されたのが、平成27年3月定例会です。その間、各種委員会が開催されているのは、承知していたのですが、平成25年12月定例会から資料の提供を申し入れながらも、委員会報告ができていない。話し合いの最中等々、さまざまな理由で議会の資料提供が行われておりません。だが唐突に、平成27年3月定例会の議案説明会で、文化交流・情報発信拠点施設整備推進事業9,375万8,000円の予算が計上されたのです。予算計上するのなら、資料はできていると判断し、資料提出を求めると、資料は出せない。3月定例会中でも無理、新年度に入り4月でも無理と答えておりました。それなら議案審議ができないと押し問答があり、やっと3月定例会中に資料が提出されるありさまであります。しかし問題は、この提出された資料の配置計画書の委託業務契約が平成26年5月1日から平成26年8月15日で、支払いの決裁日が平成26年8月19日となっております。これを考えると、平成27年3月定例会以前に、遅くても平成26年8月にはある一定の資料作成はできていたことだと推察されます。また、そのとき提出された資料には、平成26年3月の年月日が確認される資料もあります。これに至っては、開いた口がふさがりません。これまでの市執行部の説明は何だったのでしょうか。執行部に対する不信感が出てくるのも当然ではないでしょうか。このような行政運営が今まであったのでしょうか。議員は、選挙によって市民に選ばれ、市民から行政運営に対し各種の権利を負託されております。それに対し、できていないとの答弁は大変な問題です。つまり議会対応として虚偽の説明をしたのではないかととも思われかねないものだと私は思います。総額65億円以上の重要な事業、これを議会に隠し、内密に進めていたとも見られかねません。これには、市民は同じように驚愕の思いだと私は考えます。なぜ隠すのか。何か裏があるのではないかとさまざまな疑問が湧き出すのは当然です。さらに文化交流・情報発信拠点施設整備推進事業の調査や質疑をすればするほど、納得のいかない事実が次から次へと出てきたことです。1、11市の中で最低の財政力しかない糸満市財政に後年度大きな負担となる54億円もの大規模な施設建設費、この糸満市庁舎が約40億円であるのに比べると本当に大規模な建設であります。ちなみに西原町庁舎の役場・防災センター・市民会館的機能を持った庁舎は約37億円で建設し、維持費が約7,000万円です。南風原町は、市民会館的機能を持った中央公民館を約11億円で建設し、維持費は約3,500万円です。これからも疑問が湧いております。2、平成14年に市民会館予定地を4億5,000万円で確保しながら、新たに11億3,500万円で土地を取得する計画です。この計画も財源確保が不明瞭な中で新たな土地取得が本当に必要なのか、きっちりとした議論がまだなされておりません。3、用地選定委員会の中でも巨額な取得費の議論がなされておりません。4、新しく取得する土地は住宅用地で、その取得後すぐには建設ができません。まず、商業用地に用地転換しなければなりません。そのときには付近住民とのコンセンサスが必要で、この議論をしっかりとしないといけません。これは行政の市民に対する説明が必要になってまいります。5、土地は更地ではなく、地中の中にくいがまだ残っております。くいの抜き取りに関しては、いつ、どのようにされるのかまだ不明な点が数多くあります。6、平成27年12月定例会での質問に対する答弁を聞いても財源確保や経済効果と後年継続的に支出される維持費等について不明瞭でずさんな計画だと指摘されております。7、市民に対する説明不足ではないかと私は思っております。特に財源に対しては一括交付金を活用するから、8割の補助となる。その説明ばかりで、詳細な内容を示しておりません。一括交付金を毎年どれぐらい使うのか。私たち糸満市の一括交付金、使える分が毎年9億6,000万円あります。それを全てこの1つの事業につぎ込むのか、そういった説明がしっかりとなされておりません。 以上、用地取得不明瞭、財源の不明瞭、維持費の不明瞭など、議会で出した質問の数多くの質疑にいまだ明確な答弁となっておりません。糸満市は、県内11市の中で唯一市民会館的施設がない市です。市民会館建設は市民の長年の夢です。そのためにも同施設の建設を財源確保から将来の市民の財政的負担を考え、市民への周知を図り、市民にさまざまな議論ができる情報を知ってもらうためにも、私は公開討論会を開催することが必要だと訴えておりますが、これも市長に拒否されております。これには知られては困る問題があるのではないかと考えかねません。市民会館には反対はしません。予定された候補地につくれば、そこは商業用地です。すぐにも設計ができます。しかし、財源確保もままならない中で4億5,000万円で建設予定地が確保されながら、11億3,500万円で県水産試験場跡地の取得ありきの予算となっている平成28年度糸満市
一般会計予算に対し、議案第4号 平成28年度
一般会計予算の一部を次のように修正いたします。
△第1条第1項中、「260億3,000万円」を「257億2,476万4,000円」に改める。同条第2項中、第1表歳入予算の一部、16款2項県補助金を「35億5,768万6,000円」から「33億3,749万4,000円」に、19款2項基金繰入金「9億3,686万9,000円」を「9億3,682万2,000円」に、22款1項市債「14億5,615万3,000円」を「14億115万3,000円」に。歳出予算の一部、2款1項総務管理費「23億7,390万2,000円」を「20億9,866万3,000円」に改める。第3条中、第3表地方債の一部、文化交流・情報発信拠点施設整備推進事業債「5,500万円」を「0円」に改める。これは同事業をなくすのではなく、あくまで糸満市の財政に後年度大きな負担を強いる11億3,500万円をかけて新たに建設用地を取得し、54億円をかけて建設するような案を、市民の負担を最小限に抑えるために、新たにその案を改正するために出しております。 審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午後0時13分)(再開宣告午後2時00分)
○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ただいま議題となっております修正案に対する質疑を許します。
◆3番(上原正次君) 提案者大田守議員に4点ほど質疑を行います。 まず1点目、市民会館建設に大賛成と言うならば、観光振興センター予算削減ではなく、市民会館建設費に組み替えするべきではないかと思いますけれども、組み替えせずに削減するということは、観光振興センターだけではなく、実際の市民会館に関して反対だからではないですか。これ、まず1点目です。 2点目、提案者大田守議員とお二人で出したチラシがありましたけれども、チラシの中で市役所横の予定地に建設すべきだといつも議会で言っておりましたが、当初、1万9,000平米あった建設予定地はゲートボール場等に計画変更されており、7,000平米しか残っていないんです。そこで駐車場の確保を含めて、建設は本当に可能なのか。これ2点目です。 3点目、水産試験場跡地に建設することに反対とのことですが、市役所横の市民会館建設予定地に建設すべきの考えがあるのか伺います。 4点目、大田議員のチラシがありました。チラシの中で市民会館建設大賛成と言っているのにもかかわらず、市民会館建設費に組み替えしないのは、観光振興センターは一括交付金の対象となるが、市民会館は一括交付金の対象とならず、自己財源で実施しないといけないからではないのか。この4点について伺います。
○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午後2時03分)(再開宣告午後2時04分)
○議長(徳元敏之君) 再開いたします。
◆9番(大田守君) 市民会館に賛成であれば、なぜ組み替えしないのか。それと水産試験場跡地が反対であれば、隣につくる考えがあるか。この1点目と3点目は関連しますので、一緒に答えたいと思います。 組み替えは可能なようにやっております。だからこそ委員会の予算、これは残しております。今回、新しくこの水産試験場跡地の11億3,500万円で購入する予定のもろもろの費用を今回は削減しております。それとともに那覇市のほうも、これは一括交付金のために新文化芸術発信拠点施設という形でやっているんですが、括弧して市民会館と明記しております。糸満も同じ考えだと私は思っておりますし、これは行政の知恵だと思っております。私たちが市民会館というのは、潮崎町の皆さん方が潮崎町で土地を求めた、そのときの潮崎タウンのパンフレットがございます。これには全て市民会館はこちらへつくりますよとうたわれているんです。公の糸満市の土地開発公社がもしこれを削った場合、潮崎の住民に対して説明しないまま削った場合、潮崎の住民はここに市民会館が来る、文化施設が来る、その思いで買った人たちに虚偽の商品提供をした形になりかねない。これは民間の不動産会社であれば、大変な、重大な問題になります。 それと2点目、チラシで市民会館建設用地が1万9,000平米から7,000平米に減っていると。減っている箇所は確かに今、ゲートボール場で使われております。だがしかし、その部分は駐車場関連なんです。駐車場は、建設のやり方、そして知恵を使えば幾らでも手当てができると思っております。そして今、市役所周辺、現在のままで430台ぐらいの駐車場がございます。南浜の港、そこにも県の土地があります。球場などいろんな糸満市の施設がございます。小学校でも、中学校でも、学校の行事がある場合、運動場を特別に開放して駐車場にします。また西原町の役場施設の駐車場は150台ほどです。私たちが調査で聞きました、150台で足りますかと。向こうには市民会館もありますし、防災センターもありますし、そして役場機能も果たしております。そこは税金は別の物にもやらないといけない、駐車場を100%確保するには予算的に大変なことだと。そこは大人の知恵で、住民の皆様方はいろいろ考えていらっしゃると。相乗りをしてきたり、バスを使ったりというお話でございました。だから私たちも駐車場部分がもしなくなって、その駐車場部分を解決するために11億3,500万円、相当の金額です。今、小学校を含め、幼稚園を含め、6つの教育施設が耐震基準に合わない。そしてこれが平成17年度からずっと予算難でそのままになっております。私たちの税金はそういった必要なものに使うべきだと私は思っております。 一括交付金を使わないかということですよね。もちろん国の補助があれば一括交付金も使います。そして南風原町、西原町ともに一括交付金がないときに、行政マンの知恵、それで8割補助でつくっております。一括交付金しかできないという、そういったことはないと思います。一括交付金がないときでも南風原町や西原町は知恵を使ってつくっております。できたら一括交付金も、基本的に一括交付金も全てこの事業に使うことはできません。何回も私はここで聞いております。毎年9億6,000円の一括交付金が、毎年50案件、40案件、それが全て市民のサービスのために使われております。こういったサービスを全てなくすんですかと、それを質問しても明快な答弁は来ないんです。私はそういった形でまだまだ進んでいるところのあれが、知恵をかりればいいと思っております。そして駐車場の件に関しては、もう一度言います。浦添市のてだこホールと運動公園、社会福祉センター、浦添市美術館があります。あれで駐車場は、この4つの大きなもので900台です。だから大人の知恵を使いながら、そうするとできると私は思っております。
◆3番(上原正次君) 提案者の大田議員に再度質疑します。 今議論になっているのは、糸満市がつくろうとしているのは、糸満市文化・平和・観光振興センターなんです。提案者が言っているのは市民会館で、市の土地があると、ここに建設すると言っていますけれども、市が提案しているのは糸満市文化・平和・観光振興センターで、市民会館とは全く別のものをつくろうとしているんです。この選定委員会の中で、この土地ではつくれないということで水産試験場跡地になっているんですけれども、ここにはつくれないということに関して、守議員はどういうお考えを持っていますか。
◆9番(大田守君) 正次議員の質疑にお答えいたします。 ここは市民会館ではないと、文化交流・情報発信拠点施設だということをおっしゃっているんですが、糸満市民が長年必要としてきたのは市民会館なんです。ただし、補助金の出方を探るために名称をどうするかということでやっております。南風原町も一緒です、一括交付金ない、でもほかの補助金でも市民会館ではつかない。だから地域交流センターという表現でやっております。そういった名称をつくるのは、これは先ほど申し上げました行政の知恵です。どうぞこれを使って、私はつくっていいと思っております。そして市民の長年の夢は市民会館なんです。以上です。
◆2番(比嘉譲君) それでは提案者であります大田守議員に質疑をさせていただきます。 大田議員とはさきの議会においても同じことの議論をさせていただいておりますので、しっかりと簡潔、明確にお答えいただきたい。まず1点目であります。議員が配ったチラシ、しっかり覚えていると思いますが、観光振興センターならば61億円、市民会館ならば20億円で可能であるとはっきり書いてあります。その20億円で何平米の規模、何名収容のホール、その他どのような内容の施設ができるのか。そして財源は全額市民負担なのか、それとも特定財源の当てがあるのか。特定財源というのは、一括交付金は該当しないということは皆さん、もう既に承知のことだと思いますが、それ以外の補助制度があるのかということであります。そういったことをしっかりと修正案を出すのであれば、市民に説明すべきだと思いますが、いかがですか。 2点目であります。議員は、8月19日、FMたまんの放送の中で、水産試験場跡地は西崎の第4次埋立事業で補助金が入っており、二重補助に当たるということを公共の電波を使って話しております。これは間違いだと私は思っているんですが、その辺についての説明を求めます。
◆9番(大田守君) 比嘉譲議員の御質疑にお答えいたします。 私たちのこのチラシでは、市民会館建設大賛成と書いてあります。そういった中で文化交流・情報発信拠点施設を反対とは書いていないと思います。その中に、たしか20億円ほどでつくれるんじゃないかというのを言っておりますけれども、私たち議員は、執行部側が提案した、いろんな画を描いた、あれだけの糸満市全域に配布したチラシ、あれはコンサルタントが入りながら、そして何百万円もの予算を使っています。私たち議員にはそういった予算がありません。だからこそ、先ほどから申しているように西原町、南風原町、浦添市など、そういったところへ行って調査をして、大体この程度でこれぐらいのものができているんだったら、それぐらいでできるんじゃないかということは、そういったものでしか私たち議員は提案できないと思っております。私たち議員が20億円で何平米のもの、そしてこういったもの、設計図も、基本的な形をつくるとなると、これは何十万円も必要です。だからこそ、私たちは近くの調査をしていって、施設を調査してこれぐらいでいいんじゃないかという形で言っております。 そして先ほどのラジオ放送の中で西崎という形でおっしゃいました。確かに私は、後で聞いてみたら話していました。ただし、そこは生放送です、原稿もありません。私は潮崎のこの予定地のことを言おうとして西崎と間違えてしまいました。これに関しましては、本当に市民の皆様方におわびを申し上げます。ただし、これは言い間違いです。以上です。
◆2番(比嘉譲君) 今の説明でみんな御理解できたかと思います。20億円の規模、補助制度、どういったものがあるかというのは、具体的なものは何も持ち合わせていないということが1点。それからもう1点、二重補助と言ったのは、あれは間違いであるということですね。それを踏まえて、再度お聞きをいたします。 議員は、今回の議会の中で裕常市長に公開討論会を呼びかけております。当然、公開討論会を求める以上は一方的な市長への批判だけではなくて対案を示すことができる準備ができていると、普通、私もそう考えました。だからこそ先ほどの質疑もさせていただきました。そういったことだと思っております。それで再度お聞きをいたします。20億円で何平米の規模、何名収容のホール、その他どのような内容の施設ができるのか。財源は市民が全額負担するのか、それから特定財源、特定の補助制度があれば、しっかりそれを具体的にお答えいただきたい。
◆9番(大田守君) 比嘉譲議員の質疑にお答えいたします。 対案を持てないと公開討論会はできないという質疑でございましたけれども、私は近くの似たような施設を調査して、大体こういったものでできるんじゃないですかと、先ほども申し上げました。議員ができるのはそういったものだと思っております。そして公開討論会の中では何平米のものを幾らつくる、そういったものはなかなか出てこないと思います。つくるということで、基本設計も9,300万円組んでやっております。そして今度は実施設計も、土地取得も合わせると3億円以上、今回使おうとしております。これぐらいの予算を使える執行部であればそういったものもつくることができます。ただ、議員の政務調査費は月1万円です。年間12万円です。チラシをつくるだけでなくなります。だからこそ、こういった公開討論会の場では、今質疑をしている、市執行部は去年でも、今までも1億円以上のお金を使っているんですよね、これに対して。そういったものの中である一定の数字も出せるはずなのに、この議場の中でそういったものが疑問として残っている。だからこそ修正案なんです。それと…、休憩お願いします。
○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午後2時20分)(再開宣告午後2時20分)
○議長(徳元敏之君) 再開いたします。
◆8番(浦崎暁君) 議案第4号 平成28年度糸満市
一般会計予算の修正案に対して質疑をしたいと思います。 大田守議員から提案されております、この修正案の質疑をされていますが、先ほど質疑の中で駐車場の件がありました。役所の前はゲートボール場に用途変更されていて、非常に狭くなったということでありました。大田守議員は、あらゆる知恵を絞って、周辺施設のところを駐車場として利用していくんだということでありました。小学校という話も出て、その運動場ですか、向かい側には糸満南小学校がありますが、そこを利用していくという考えなんでしょうか。
◆9番(大田守君) 浦崎暁議員の質疑にお答えします。 糸満南小学校の駐車場も使うかという質疑でございますけれども、小学校、中学校、学校施設を使う場合には教育に関連したものでしか許可が出ないと私は思っております。私も島尻のPTA大会やら県のPTA大会、本来、駐車場の目的でつくられていない運動場をその日だけは特別に駐車場として使いながら、いろんなあれを開いております。そして近くの、公共施設の文化会館的なところでおさまらなければ近くの学校を使う場合もございます。これは教育関係ですね。それ以外のものは、近くの港の、この駐車場に関しては県のほうまで調査しに行きました。万が一、駐車場いっぱいで、そこに今草が生えて、空き地というか、草が生えている場所があります。あれが駐車場として臨時で借りることは可能ですかと聞きに行きました。これは可能ですということをおっしゃっておりました。だからこそ、駐車場だけを考えて何十億円も使うということよりは、私は別のものに使うべきものだと思っております。
◆8番(浦崎暁君) 大田議員、私が質疑したのは、糸満南小学校の運動場について使用する考えはあるのかということであるので、このことを質疑して私の質疑を終わります。
◆9番(大田守君) 浦崎暁議員の質疑にお答えいたします。 糸満南小学校の運動場を使うかどうかということなんですけれども、私も、島尻のPTA会長、そして県のPTA会長もやってまいりました。学校の運動場を使う場合にはそこの学校長、そしてPTAの方々に使っていいか、それを確認して、それで使わせていただきます。もし使う必要性が出てきた場合には、そういったきちんとした手続、これを踏めば大丈夫じゃないかなと思っております。
◆15番(伊敷幸昌君) それでは大田議員に質疑を行います。 まず1つ、市民会館建設は、平成16年度に、西平市長のときに財政状況の悪化を理由に凍結をしたわけです。この凍結宣言は、今も生きていると思っているか。あるいはその宣言は解除されたと思っているのか。 2つ目、凍結宣言の翌年、平成17年度に市民会館建設予定地の6割以上を占める駐車場予定地を国庫補助事業により、市民広場やゲートボール場に転用をしております。そして転用する前に、国土利用計画の変更手続も行われておりません。それから地域住民への説明もなかったし、潮崎タウン分譲案内にも書かれておりません。国庫補助金で整備したこの土地を、また駐車場に戻そうとすれば補助金の返還が生じると思いますがどうですか、答弁を求めます。
◆9番(大田守君) 伊敷幸昌議員の駐車場予定地が今ゲートボール場となっているというお話でございます。そこをもとに戻せば補助金返還が生じるかということと、あと凍結解除になっているかということです。 私は、現在の市民会館を文化交流・情報発信拠点施設という形で、今の執行部が動いた時点で凍結は解除されたと思っております。そしてそこを駐車場として使った場合に返還金が生じるかということですね。私は先ほども申しました。そこは使わなくても、あらゆる知恵を出していけば、そこは今の市民の憩いの場で残しながらもいろんな知恵を出していけば大丈夫だと思っております。那覇市役所の駐車場は、狭い駐車場ながら立体的につくってやられております。そういった事例もたくさんございます。それとこの市民会館をつくる場合に、かさ上げしてやれば下は駐車場でも使えると私は思っております。そういったものは設計のやり方、そして駐車場の設計のやり方でいろいろできてくると思っております。
◆15番(伊敷幸昌君) じゃあ、解除という答弁ですけれども、その当時は夕張市の二の舞になるというぐらいの、全国的に放送があったぐらい、糸満市の財政状況は逼迫をしておりました。現在は裕常市長の不断の行革努力によって、経常収支比率が100%を超えたわけです。そういうことでこの財政健全化が図られたということで、市民会館をつくってもいいという考えなのか伺います。今、1つ目です。 それからもう1つ、先ほどから糸満漁港を駐車場として利用するという答弁がなされておりますけれども、糸満漁港南地区、それから糸満南小学校、その他公園の駐車場もあると思いますけれども、そこまでの距離、それから収容可能な台数は幾らか伺います。
◆9番(大田守君) 伊敷幸昌議員の質疑にお答えいたします。 糸満南小学校、そして糸満漁港南地区、距離は幾らか、台数は幾らかという形でございましたけれども、距離は市役所からも見ることができます。歩いて5分以内には行ける場所です。距離ははかっておりません。ただし、私は近いと思っております。これぐらいの距離の駐車場というのはたくさんございます。それから台数ということなんですけれども、こちらのほうは県の漁港漁場課に聞きましたら大体6,000平米ぐらいあると。今、ゲートボール場で使っているものよりは若干小さいぐらいだと思っておりますし、あとはこちらでつくる場合の駐車場の設計を立体的にやれば大丈夫だと思っております。台数は今のところ私は数えておりません。糸満南小学校も近いと思っております。たしかこの間、幼稚園生の避難訓練でしたか、あれで幼稚園生がたしか10分ぐらいでここまで着いたと思っております。大人であれば、もう少し早くなると思っておりますし、あれは集めて、それから移動という形ですから、そういったものも含めてやっていくと、私は遠い距離ではないと思っております。
◆1番(玉村清君) 大田議員にお伺いします。 市民会館用地があるのに、なぜ別に土地を買ってまでつくるのかという意見があります。市は、そもそも糸満市文化・平和・観光振興センターの目的を遂行するために、外部有識者の意見を参考に必要な土地を選定しています。市は、この施設を多くの市民に利用してもらい、地域を活性化することが目的であります。その最適地に建設するのが当然のことだと思います。そこで大田議員にお伺いします。市役所横の建設予定地につくると20億円でできる。その財源はどこから持ってきますか、1点目。 2点目、先ほどから駐車場の件が出ていますけれども、駐車場の確保はどのように考えていますか。糸満漁港南地区の駐車場整備費は幾らぐらいかかると思いますか、この2点よろしくお願いします。
◆9番(大田守君) 玉村清議員の質疑にお答えいたします。 20億円ぐらいで、その財源はどちらにあるかというお話でございました。これは譲議員の答弁と全く一緒です。知恵を働かせればできますし、一括交付金が今幸いございます。一括交付金を全て使うんじゃない。年度ごとにそれを少しずつ使うということも可能だと思います。ただ、今の54億円、そして土地代を入れて65億円余りとなると、一括交付金の8割とは幾らですかということをやった場合に財源確保になっていないということを私は話しているわけです。だから財源確保は行政の知恵を働かせればできます。これは先ほど申し上げました、西原町も、南風原町もそういった職員、そして執行部を含めて行政の知恵を働かせております。これは南風原町の町長、そして教育長が明言しておりました。 駐車場の整備というお話でございましたけれども、そこは糸満市ではなかなか整備ができないと私は思っております。ただし、県はそこを活用することができますというお話でした。だからそれは県の話です。整備は糸満市がやるわけではありませんから。漁港の整備は県の責任です、範囲内です。以上です。
◆1番(玉村清君) 再質疑です。 市民会館予定地に20億円以上、向こうにつくるとしたら市民の負担は幾らになりますか。 2点目、50億円から60億円の糸満市文化・平和・観光振興センターを北側につくるとすると、市民の負担金は幾らぐらいになると思いますか。それと西原町、南風原町が知恵を働かせてと言っていますけれども、糸満市も知恵のある職員がいっぱいいます。知恵を働かせてこの糸満市文化・平和・観光振興センターをともにつくろうということで有識者も一緒になって決めたことだと思います。 ぜひ、この2点、20億円以上かかると市民の負担は幾らになるか。あと50億円から60億円ぐらいで向こうにつくると市民の負担は幾らぐらいになるか。この2点よろしくお願いします。
◆9番(大田守君) 玉村清議員の質疑にお答えいたします。 20億円でつくるとなると幾らになるかということでございました。ただ、私たちは先ほども譲議員でしたか、答弁いたしました。議員とすれば、私たちは設計料もない中、わずか月1万円の調査費用でできるのは、近くの施設を見て、大体これぐらいじゃないか、これぐらいだとこれぐらいかかりますという提言しかできません。そういった中では、何度も申し上げますけれども、南風原町は11億円で、年間3,500万円の維持費だと聞いておりますし、西原町は37億円で、年間7,000万円ぐらいの維持費だという話を聞いております。それから浦添市のてだこホール、そちらのほうは52億円かかったというお話でございましたけれども、あちらはいろんな国との政策的な絡み合いで8割近くの補助金が出たと聞いております。当時の市長にお話を聞きました。これがないと50億円以上のあれはできなかったねと、幾ら何でも私たち浦添市でも50億円以上の施設になるとなかなかできないというお話もされておりました。あと、こちらでつくるとなると、土地代の11億3,500万円、これがまず安くなります。そこに50億円でつくるのか、20億円でつくるのか、30億円でつくるのか、これを議論しましょうと。私はこの議会で何度か質問しております。だからこそ、今ここで、50億円でつくったらどうなるかと。もし、今、市の計算であれば、水産試験場跡地に54億円でつくるとおっしゃっております。54億円で同じものをここでつくればそのままだと思います、2億6,000万円。ただし、ここにつくれば最低限土地代11億3,500万円、これが別のものに使える可能性が大きいです。財源組み替えというのは幾らでも私はできると思っております。そしてそういった知恵を持っている職員はこの糸満市役所にはいっぱいいると思っております。
○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午後2時39分)(再開宣告午後2時40分)
○議長(徳元敏之君) 再開いたします。
◆9番(大田守君) だから20億円でつくった場合は幾らですかということなんですけれども、もし8割補助であれば、20億円であれば二、八、十六、8割補助であれば4億円です。4億円起債して、あと2億円は、これは16億円であれば一括交付金を使うことも可能だと私は思っております。そこは、先ほども申しました。これです。那覇市でも新文化芸術発信拠点施設と表現してやっているんです。一括交付金を何とかうまく使うという方法で、それで新文化芸術発信拠点施設という表現をしております。ただ、那覇市はしっかりと市民会館という話を伺っております。以上です。だから8割補助であれば2割です。
◆10番(喜納正治君) 私のほうからも質疑をしたいと思います。 今、糸満市文化・平和・観光振興センターというのは、いわゆる30年以前からずっと市民が待ち望んでいた施設なんです。さっきも答弁にもありましたように、この11市の中で市民会館がないのは糸満市だけというふうに言っていました。そして多くの今までの一般質問の中でもそのような市民会館をつくれ、つくれの一般質問がたくさん出てきました。そして今ようやく一括交付金を使いながら、それが実現しようとしているときに、その観光振興センターの補助金を削減してしまうということであります。それを待ち望んでいる10団体の組織ですね、その人たち早くつくれという500名の皆さんが集まって、その人たちの意見を無視して予算を削除してしまったということでありますので、私のほうからも何点かお聞きしたいと思います。 大田議員は、県や東京まで行って、職員から直接市民会館や公民館は一括交付金の対象外であるということを確認していると聞いています。議員は、市民会館が一括交付金の対象とならないことを当然知っていると思いますが、どうでしょうか。先ほど補助金でつくるとか言っているんですが。 2点目、市民会館建設大賛成と言いながら、観光振興センターの予算を削減して、市民会館建設費には組み替えしていないということは、当然この市民会館をつくるということは頭の中にはなく、後回しにしているんじゃないかと。もし市民会館を建設したいというのがあるならば、何年ごろをめどに市民会館を建設する考えがあるのか、この日にちを教えていただきたい。何年後か。 また駐車場の問題を言いますと、糸満漁港南地区を市民会館の駐車場として利用との提案があるが、県のどこに了解を得たのか。もちろん短期的にいろんな行事があって、これはきょう1日だけ使いたいというのであれば、それは許可がおりると思いますが、市民会館があるたびにそこを利用させてくれという、その許可はどこからもらったのか。また、駐車場を立体的に建設していくと言っておりますが、その費用は、細かくはいいですよ。あなたがさっきから言っているように、1カ月1万円の調査費しかもらっていないと。でもそれは、それを組み替えするのであれば、いろんなところでいろんな考え方を聞いてきたと思いますので、その費用は大体幾らぐらいがかかるという、おおよそはついていると思いますので、その件をお聞きしたい。そしてその駐車場の財源を工面するのは一般財源か国庫補助金なのかお聞きします。また、その駐車場は何台駐車できる駐車場をつくるのか。また土地の所有者である県の内諾をもらっているかということも聞きたい。そしてこの南浜を駐車場にするには、糸満漁協やウミンチュへの説明を、了解を得ているのか。それを得ないで、ただ単に棚からぼた餅みたいな形で提案をしているのか、それをお聞きしたい。 また大田議員は、20億円で市民会館をつくると市民に公約しております。それもさっきから言っていますように、20億円というのは自分では考えないで向こうから見てきたものをそう言っていると言っております。それは無責任ではないですか、ある程度、もっと中身を入れて説明して初めて予算を削減するべきじゃなかったのかお聞きします。市民会館建設大賛成と言うならば、今からでもこの予算の削減ではなくて、組み替えをする考えはないのかお聞きしたい。これだけ今聞いておきます。
○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午後2時46分)(再開宣告午後2時47分)
○議長(徳元敏之君) 再開いたします。
◆9番(大田守君) 喜納議員の質疑にお答えいたします。 組み替えをする気はないかということでございました。ただ私は、先ほどから何度も申し上げております。この文化交流・情報発信拠点施設も市民会館だと。那覇市はそのように、ちゃんと括弧して、括弧書きでうたっております。だから組み替えをする必要はないと思っておりますし、だからこそ、今回削減したのは、向こうに水産試験場跡地の用地を取得する費用、そしてその場所で実施設計する費用、登記する費用ですね、そういったものを削減しております。あと委員会とか、そういったものは幾らでも、まだまだ議論できると思っております。 あとは駐車場の問題ですね。駐車場も先ほど申し上げました。浦添市のてだこホール、運動公園、美術館、そして福祉センター、あれだけ多くの人が集まる場所で900台です。今糸満市役所のほうで430台ぐらいのものがございます。だから短期的であれば、県の誘致や、あとは教育的なものであれば学校の許可をちゃんととってやれば駐車場の件は解決できると私は思っています。立体駐車場の件は、糸満市が平成14年ですか、立体型で市民会館をつくるという計画をしておりました。そのときに会館、立体駐車場を含めて37億円と。当時、37億円は糸満市の財政では大変厳しいということで断念したと聞いております。これは県の漁港漁場課のほうに伺いまして、そういったこともできますというお話は聞いてまいりました。ウミンチュとはまだ話をしておりませんけれども、管理者である、まず管理者である県とお話をし、県もどういった形でやるのかというのを聞かないといけないですよね。まずそこで話を聞いてきております。もし、使うんであれば、そこは漁協、そしてウミンチュの人たちとも話をしないといけないと思っております。
○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午後2時51分)(再開宣告午後2時52分)
○議長(徳元敏之君) 再開いたします。
◆9番(大田守君) 答弁漏れがあったということで、喜納議員の質疑にお答えします。 何年ごろを予定しているかというお話でございますけれども、私たちには基本設計、そしてそういったものが、全く今、つくる資力がございません。だからそれは今のところつくっておりません。
◆10番(喜納正治君) 今、市民会館建設大賛成と言いながら、つくる資料も何もない。ということはつくることから、頭から外れてしまっているというふうに私は感じました。ただ、南浜の漁港の使用も県から許可はもらった、でもきちんと…、話しただけですか。許可はまだもらっていなくて、そこをもらえるということを言っているんですが…。だから削除したと、これはおかしいんじゃないですか。もっと本当は、ここにつくるんであればきちんとあげますよ、糸満南小学校の駐車場の件もそうなんですが、今市民会館は例えば10日ぐらいぶっ続けで使用するとすると、学校の授業中であっても糸満南小学校の運動場を利用するのかどうかも、これはきちんと、やっぱりほかの施設の駐車場、向こうは1つの敷地にあるから、それは浦添はできるかもしれませんが、ここは全く別なんです、小学校は小学校、南浜の港は港、そういうふうに分かれているのに一緒くたにすること自体に間違いがあると思います。そして私は、何よりも今、皆さんがやっているのはこの30年以上も前から待ち望んでいる人たちの希望も踏みにじっていると思いますが、皆さんは、多くの皆さんが今市民会館建設資金としてカンパして、今2億4,000万円ぐらいですか、それぐらいのお金がたまっているわけですよね。それは市民の善意なんです。それも踏みにじって、今ようやくできようとしているのにつくらない。そして将来的にもいつつくるかわからないという、まさしく無責任なやり方をやっていると思いますが、いかがですか。以上。
◆9番(大田守君) 港を使用するにしても県の話だけをしていると。糸満南小学校が授業中だったらどうするのかというお話、それから30年以上市民が待ち望んでいる。この善意を踏みにじる行為ではないかというお話でございますけれども、私が言っているのは、県管轄の施設であれば、まず県へ行って調査をする。だから県へ行って調査したところ、県はそういったところであれば許可も出ますというお話でございました。それとともに授業中使うのは、最初からこういったものは頭に考えて使う方はいないと私は信じております。そしてそうであれば、そこの学校長を含め、糸満市の教育委員会、教育長、またはPTAの皆さん方が黙ってはいませんよ、授業中に使うなんてとんでもないことです。それから30年以上というお話でございましたけれども、30年以上望んで基金になっております。これはあくまでも市民会館建設基金という形で集めております。だからこそ、私は何度も言っているように、文化交流・情報発信拠点施設でも市民会館と一緒だと、那覇市もそのように言っているから、別にその基金をそういった名称で使っても別に私は問題ないと思っておりますし、そして30年以上待ち望んでいるのは文化交流・情報発信拠点施設ではなくて、市民会館的機能なんですよ。それを一番待ち望んでいるんです。私もある市民の方々ともお話を聞いております。私たちが望んだのはそういった市民会館的機能が十分果たされればいいと。あとは行政のほうで知恵を使って、どのような名称にしようが、それは将来、糸満市民に負担が来ないような形でつくってほしいというのを願っていると、私は何名もの市民の皆さん方より聞いております。
◆4番(當銘真栄君) 大田守議員に1点だけお伺いしたいと思います。 先ほどから駐車場の件でお話があり、糸満南小学校の駐車場ということで、あれは教育委員会から許可をいただいて使用したいという話でしたけれども、許可がおりない、糸満漁港南地区の駐車場も許可がおりなければ、その市民会館の利用が薄くなると思いますけれども、その辺のお考えはどうなんですか、お伺いしたいと思います。
◆9番(大田守君) 當銘真栄議員の質疑にお答えいたします。 許可が得られなければどうするかという話がございました。もちろんおりない場合もあると思いますけれども、ただ先ほどもある方の質疑で答弁をしました。私たちの糸満市の財源、一括交付金といえどもこれは税金です。税金は有効に使わないといけないと思っております。だからそういった中で西原町は150台で足りますかと、もちろんそれはいろいろありますという話がございました。ただ、相乗りしてきたり、公共交通機関を使ったり、近くに町の施設もありますと…。私はそういったものでやっていけば、この近くにもまだまだ公園の駐車場もありますし、図書館の駐車場もありますし、ちょっと遠いかもしれませんけれども、そういったことを考えれば、私はここを使うという方々の魅力が薄まることはないと思っております。
◆4番(當銘真栄君) では、再質疑したいと思います。
△例えば漁港が使えたとして、糸満南小学校の許可がおりたとして、前日から雨になった場合、車の利用が多いというときに、例えば学校のグラウンドというのはぬかるんでいる場合は車の乗り入れはまずできないと思うんですけれども、そのときに突然雨が降ったり、使えなくなった場合、大混乱が起きると思うんですけれども、そのときのお考えは何かあるんですか。
◆9番(大田守君) 當銘真栄議員の質疑にお答えいたします。 雨が降った場合、雨天になった場合に小学校の運動場は使えない。それはもちろんです。ただ、私は先ほども申し上げました。教育関係のいろんなもので学校の運動場敷地を許可もらって使わせてもらってきたんですけれども、たしかに雨天の場合に混乱が生じました。しかし、そこはみんなそれぞれの知恵を働かせてやっております。基本的には、いろんなイベントをやるのには夜間、そしてまた土日、祝祭日、その場合にはこの市役所も休んでおります。公務、行政として休みです。多分、そういったときにいろんなイベントが、そういった時間帯にイベントがあると思いますので、私は混乱はそんなに生じないのではないかと思っております。以上です。
○議長(徳元敏之君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております修正案に対する質疑を終了したいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(徳元敏之君) 御異議なしと認めます。 よって、ただいま議題となっております修正案に対する質疑を終了いたします。 休憩いたします。(休憩宣告午後3時00分)(再開宣告午後3時46分)
○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。 委員長報告及び修正案に対する討論を許します。
◆3番(上原正次君) 皆さんこんにちは。修正動議に反対し、原案に賛成する立場で討論を行います。 まず、私たちは市民から負託を得て、市民の声や市政に反映することが市議会議員として重要な使命、責任と思っております。私はその強い思いがありまして修正動議に反対し、市当局が示す原案に賛成する立場で討論を行います。 今3月定例会、16日の比嘉譲議員の一般質問において、糸満市文化・平和・観光振興センターの建設に関する市民アンケート集計結果に対する答弁がありました。その際、糸満市文化・平和・観光振興センターが「必要である」が352件、「必要でない」が155件、「必要である」との声は「必要でない」の2.3倍もあり、市民は現在市が進めている糸満市文化・平和・観光振興センターは必要であるとの民意が示されていることが今回の市民アンケート調査で確認ができました。また、昨年の8月19日に農村環境改善センターで行われました糸満市文化・平和・観光振興センターの早期実現を求める市民大会では、10団体で構成する経済団体協議会や区長会、PTA連合会、糸満市文化協会、女性団体連絡協議会、青年団協議会など、市内の主要な団体の約500名の市民が集い、市民ぐるみで今好機を逃すことなく実現させようとの思いを1つにする大会が行われております。特に主催者の代表から市民の長年の願いがかなう機会を逃してはならない。先ほど質疑に対して、提案者大田守議員の答弁の中で、市民は市民会館を望んでいるとの答弁がありましたが、その市民大会の中で観光振興センターは地域文化資源や伝統芸能を県内外に発信するだけではなく、市観光産業発展と市民文化交流の場としても重要であり、早期完成を求めるとの意見や、今好機を逃すことなく計画を着実に推進するように要望する旨の大会決議もありました。市民の負託を得て活動する市議会議員の私としては、早期建設に向け努力することが大切であると認識をしております。 さらに平成27年6月第3回定例会において、市議会に寄せられた糸満市文化・平和・観光振興センター早期建設に関する要請について付託を受けた総務委員会で、市長において善処されたしの意見を付し、全会一致で採択すべきものと決しております。また一部退席された議員がいましたが、本会議場においても議員全員が起立をし、委員長報告のとおり決しております。このようなさまざまな形で民意が示されている本事業の予算を削減し、早期実現を求める市民の声や思いをなぜ打ち砕こうとするのか、私には全く理解ができません。 冒頭でもお話ししましたが、そもそも私たち議員は市民の声や思いを市政に反映することが重要な使命と責務だと私も思っております。大ホールを備えたこの施設は、長年の願いであります。昭和から続く市民の長年の悲願でもあります。市民の声に耳を傾け、市民に寄り添い、市民の思いを実現させるために必要なことは何か熟慮していただきたいと思います。待ったなしで今回の事業に関して、特に子供たちに発表の場を皆さんともども早目につくるようにしたいと私も思いますけれども、議員の皆様もそのような思いだと思いますので、ぜひ今回、修正動議に反対し、原案に賛成する立場で御理解、御賛同を賜りますようお願いいたしまして、討論を終わります。
◆17番(金城悟君) 傍聴席の皆さん、本日は、糸満市の平成28年度の予算の成立がかかっています。傍聴席で聞いてどういう判断をするかは、傍聴席の皆さんのお考えがあると思います。では私は、平成28年度の糸満市の予算無駄遣いが多いことを指摘して、議案第4号 平成28年度糸満市
一般会計予算について反対し、修正案に賛成する立場で討論をいたします。 私は、市民会館複合施設等の建設について反対するものではありません。県内11市の中で唯一市民会館の機能を持つ施設がなく、多くの市民が待ち望んでいます。私も市民会館複合施設等建設には大賛成です。しかし、南浜埋立事業で公共施設用地が確保され、そこに市民会館建設を予定していた計画があるんです。建設用地は本市庁舎の東隣に予定されております。上原裕常市長公約である早期実現に向けては、そこに建設するのが早道です。なぜ、県水産試験場跡地11億3,500万円もの巨額な税金を使い、土地を購入してまで建設をおくらせて建設しなければならないのか、市民から見てもとんでもないと聞こえます。上原裕常市長、平成28年度の施政方針、市民目線に徹して市政運営に努めていると言っています。今定例会で大田守議員が市民会館複合施設等建設に向けて討論会をしてほしいと提案をしたのです。市民の皆さんも望んでいると思います。上原裕常市長は必要ないと言っています。その討論会こそが市民目線だと思います。市民の皆さん、土地取得費は11億3,500万円、土地を買う予算があればもっとほかに使い方があると思います、どうですか。 私は今定例会でも取り上げました、いとちゃんバス、いとちゃんmini、目標乗車人数6万6,256人に対して、乗車人数2万2,199人しか乗車していないんです。目標達成率33%です。総収入目標額は2,584万3,476円に対して、総収入額936万4,207円です。収入目標達成率36%しかないんです。いとちゃんバスといとちゃんmini総支出4,852万6,000円、計算しますと赤字額が何と3,916万1,793円、そして平成28年度の予算は7,458万5,000円計上しています。観光目的のいとちゃんバスの運行開始は6月15日です。観光農園にウチナーファームを新しくリニューアルオープンさせたのが10月30日です。ウチナーファーム開園前に運行開始としか思えないずさんな計画と私は思います。上原裕常市長、なぜ平成20年から継続している糸満市送迎バス活用モデル事業のブーゲンビレア号をうまく利用して、事業者を拡大しないんですか。当時の西平賀雄市長は高齢者が外出できる環境づくり、生き生きとした生活が送れるようにと民間送迎バス、ブーゲンビレア号を運行開始したのです。この事業は、頭を使い、知恵を出して最小の予算で最大の効果を上げています。無駄遣いとしか言いようがありません。上原裕常市長の公約、アマチュアスポーツのメッカとしてキャンプ誘致をしている。去る1月、バドミントンナショナルチームや他のアマチュアスポーツチームに対して大変失礼です。恥ずかしいです、本当に。30年以上も経過している古びた総合体育館施設器具の早期入れかえ、日本自動車連盟と観光振興に関する協定書も結びました。観光ルートへ行く道路整備や国定公園周辺の景観整備、未整備施設の問題が数多くあります。ある議員が去年の6月、9月、12月、今定例会、まで一般質問をしているのです。高嶺小学校の下には南山城跡が埋もれています。学校を移転して、改築して、南山城跡を一刻も早く復元させて世界遺産に登録できるようにして、本市の観光振興に結びつけるよう意見もあります。大切な税金の使い道はそういった未来の子供たちの教育環境の整備と経済効果に優先に使うべきだと思います。議員の皆さんいかがでしょうか。 以上の件で、私は、11億3,500万円をかけて建設予定地を変更し、購入してまで計画を実行するには反対です。議員の皆様方、御賛同よろしくお願い申し上げます。以上、討論を終わります。
◆4番(當銘真栄君) 皆さんこんにちは。修正動議に反対し、原案に賛成する立場で討論をします。 市民会館建設を市民は望んでおり、観光振興センターは要らないとの話がありました。裕常市長誕生以前の市政を担っていた方々は、市民会館建設は市の財政状況を考えると困難であり、凍結すべきだと判断しました。また、市民会館建設駐車場予定地にあっては公費を投入して施設整備を施すなど、当初あった建設予定地の面積は1万9,000平米から7,000平米に縮小させ、当該箇所での市民会館建設事業を困難なものにしました。あくまで個人的な見解ではありますけれども、800名規模のホールを備えた施設に駐車場が隣接していないことは、数百メートルの距離を歩く前提で施設整備をするか、もしくは市民会館建設を凍結ではなく、白紙にしたとも読み取れます。私自身、現在の市の財政状況を考えた場合、市の財源負担となる施設建設は適当ではないと考えております。上原裕常市長も同様に、市の全額負担による市民会館建設は困難であり、凍結が適当との考えを継承しているものだと私は認識しています。また、施設建設に反対する市民の声について、市当局は本市が育んできた歴史や旧暦文化、伝統芸能、市民の文化活動、戦争から復興する糸満市民の足跡など、複合施設の整備に取り組んでいる旨を表現したリーフレットを作成し、昨年5月に全戸に配布しました。並行して、市民への説明も行っています。その翌月には、無作為抽出の市民3,000人を対象にしたアンケートを実施しています。その集計結果は、観光振興センター建設は「必要」が352件、「必要ない」は155件と、観光振興センター建設を望んでいる市民の声の多さを確認しています。以上のことから市の全額負担となる市民会館建設は困難であり、市民会館建設予定地にあっても隣接して駐車場がつくれず、施設利用者に大きな負担を課すなど、現実的な選択ではないと思います。さらにアンケートの結果、観光振興センターを必要とする市民の意見が多いことから現在の計画を進めることが適当であると認識しています。 以上のことから、修正動議を認めるわけにはいきません。市当局の示す原案に賛成するよう、多くの議員の賛同をお願いし、私の討論といたします。
◆5番(金城敦君) 皆さんこんにちは。議案第4号 平成28年度糸満市
一般会計予算に対する修正案に賛成の立場で討論を行います。 本員は、平成27年度の糸満市
一般会計予算においても、糸満市文化・平和・観光振興センターの計画の見直しが必要と考えて、この施設計画の中止を求めました。1年たった今でも幾つかの疑問がいまだに解決されておりません。私の9月の一般質問の答弁でも曖昧な答弁しかされておりません。管理費に係る財源については、一般財源からの支出になります。本員が心配するのは事業収入であります。6,000万円の事業収入となりますと、1日15万円から20万円の収入を360日、毎日収益がないと6,000万円にはなりません。大変無理があります。足りなくなれば、また一般財源からの持ち出しになります。市民が使用する場合においても、高い使用料を払わなければ6,000万円の収入は見込めません。民間の施設を借りたほうが安くつくのではないか。市民サービスになるのか疑問であります。本市の財政は、自主財源が大きく伸びない中、財源確保が大きな課題です。行政は、身の丈に合った公金の使い方を考えるべきであります。今だからこそ、立ちどまって糸満市文化・平和・観光振興センターの計画を見直すべきでありますことを申し上げて、修正案に賛成する立場からの討論を終わります。議員の皆様の御賛同をお願いいたします。
◆11番(玉城安男君) 皆様こんにちは。修正案に反対し、原案に賛成する立場で討論を行います。 国や県の土地に勝手に計画書を書くことは所有者に失礼だ、所有者の県は憤慨しているなどの意見がありました。これについては、全く論外だと考えます。例えば道路整備などを考えた場合、初めに土地を購入して、その土地の形状に合わせて設計することは、道の機能を確保する上で多くの問題を生むことが容易に理解できます。一般的に土地を買ってから計画を作成するのが適当か、計画して必要に応じた範囲のみの面積を購入するか、答えは後者であることはおのずとわかると思います。なお、市当局は、以前県警の訓練施設建設候補地として県水産海洋技術センターを伝える報道などがあったように、市当局は事前に県と接触し、市の計画概要を伝え、取得の実現性を確認していることは既に議会答弁で明らかになっています。さらに平成27年2月に県より、跡地利用意向調査があったことから、計画概要を公文書にて回答している旨、確認しています。 以上のことから、失礼だとか、憤慨しているなどの発言は何を根拠に話しているのか不明です。計画をもとに、必要最小限の土地を取得しようとする一般的考えや市当局の答弁から推測しかねる内容だと言えます。高率補助制度を活用して、糸満市文化・平和・観光振興センターを早急に実現したいものです。 議員各位の皆様、原案に賛成をして早目の完成を見ましょう。議員各位の御賛同をお願いいたします。
◆6番(国吉武光君) 傍聴席の皆様こんにちは。これから議案第4号 平成28年度糸満市
一般会計予算の原案に反対し、修正案に賛成する討論を行います。 修正案に賛成する立場から討論を行い、私は市民が必要とされる市民会館の建設については反対するものではありません。今回の予算の内容は、市当局の提案されている(仮称)糸満市文化・平和・観光振興センター、要するに市民会館です。市民会館として、本市が平成11年11月30日に糸満南浜公有水面埋立事業を竣工し、同事業内で市民会館用地を確保し、本市は用地を既に確保しています。市民にどのような説明で
水産海洋技術センター跡地にこの市民会館を建設するということを言っておりますが、この中には幾つかの問題点があります。今現在、市民会館を建設予定しているこの箇所というのは、まず、この敷地内にはパイルの存在があります。このパイルにしても、約146本と、これは平成28年度で県からの調査でこれが明らかになっております。この県の事業を抜きにして、用地の確保というのがなかなか難しいものがあります。またこの観光振興センターは、国、県との用地の調整がなされていない。こういった問題点が私たち議会の質疑の中で明らかになっております。まず、大きなものが住民のコンセンサスが得られていない。同地域の用途というのは、第一種住居地域で、同施設は商業用地じゃないと建設できないとなっております。この施設の用途を変更するためにも、都市計画審議会のほうにおいて諮らないとこの用途の変更は無理があります。また、提出資料等も見れば見るほど財政計画がずさんであるということがはっきりしてきます。私は同施設を否定するものではありませんが、この整合性のとれていないずさんな財政計画で、市民にどのような説明をするでしょうか。この市民会館建設に50億円から60億円をつくるとなると、一般財源からの負担金は幾らですかと、前の議会で部長はこう答弁しています。建設規模が54億円余りと決定しました。市の負担は1割と考えておりますと。そうなりますと、市の負担は5億4,000万円と考えているということの答弁です。これは中には用地費の算定は入っていません。用地費が先ほどから、委員の皆さん方にも説明があったように、11億3,500万円余りの用地費があります。この用地費を考えたときには、私たちはどうしても市民の負担を考えたときに、今現在、執行部が進めようとしているこの市民会館に関してはどうしても反対せざるを得ません。 また維持管理費の問題が持ち上がっております。この50億円から60億円の施設をつくる維持管理費は幾らですかと問い合わせたところ、市の図書館で1億2,000万円、西崎運動公園体育施設、都市公園や維持管理運営費が約1億3,000万円余りになると。50億円から60億円の施設をつくるとなると、維持管理費は幾らかという質問が出たときに、約2億5,000万円ですと。その中で近隣市町村の維持管理費を調べてありますということで説明がありました。その中で南風原町の文化センター、これは平成27年度の人件費込みでの数字となっておりますが、3,500万円、西原町で平成27年度、人件費込みで4,200万円となっていますと。今現在、市執行部が進めようとしている市民会館予定地は、私は以前にも3月11日の東日本大震災、現在、もう5年目を迎えますが、当時の津波の状況を見ると、市の建設予定地では市民の生命と財産を守ることは不可能と思慮されると思います。災害予防計画においても、このように記述されています。庁舎、消防署、警察署など災害応急対策上重要な施設の津波被害対策については、特に万全を期すようにと。以上の点が記載されております。市長、同施設を糸満漁港中地区への建設は整合性が問われると思います。 議員各位も本員に賛同し、修正案に賛成する立場から討論を終わります。
◆15番(伊敷幸昌君) 議案第4号、修正動議に反対し、原案に賛成の立場で討論を行います。 私は、これまでの糸満市文化・平和・観光振興センターに関する市議会での一般質問を参考にして討論を行いたいと思います。現計画の水産試験場跡は海沿いであり、危険であるから、庁舎東側の市民会館予定地に建設すべきとの一般質問がありました。特に去る12月定例会においては、4名の反対質問がありました。市当局は、外部有識者の意見を参考に必要な土地を選定したと答弁がありました。建設予定地周辺の西川町は、海抜が2.5メートル以下で築30年以上の一、二階の低層住宅地区であることから、津波発生時の緊急避難施設の確保が課題となっていました。あわせて、建設に関する委員会において、公の施設は市民の安心、安全を守るための機能を付すべきとの意見などもあったことから、観光振興センターには緊急時の一時避難として2,000人規模を受け入れる施設であると聞いております。海抜の高いところへの建設は有益であると考えますが、一時避難機能を持った施設建設は必要である地域に実現することは、危機回避のニーズに合致したものであり、この上ないほどすばらしい施設だと私は思います。先ほどの私の質疑の中で、無計画な修正動議であることもわかりました。といいますのも、大田議員たちが計画している駐車場は何台収容できるのか、また距離はどれぐらいか、全くわからないとの答弁でありました。要するに駐車場というのは、公園の駐車場におきましては、公園利用者のための駐車場です。それから糸満南小学校の運動場は、雨天のときには使用できません。糸満漁港南地区の駐車場は漁協関係者の駐車場であります。全く意味のわからないへ理屈は糸満市議会の質の低下につながると思います。聞いていて、大変恥ずかしく思いました。6月定例会で賛成した、全会一致の賛成議決は何だったのでしょうか。大賛成のあのビラは何だったのでしょうか。大賛成でしたら水を差すことはやめて、建設的な意思表示をしていただきたいと思います。賛成と言いながら、反対しているような討論をしている議員もいますが、内容をよく理解しているのか疑問であります。もう一度、考え直してはどうでしょうか。そこでお願いをいたします。現計画に賛成していただけるよう要望をいたしまして、討論を終わります。
◆21番(西平賀雄君) 皆さんこんにちは。それでは議案第4号 平成28年度糸満市
一般会計予算、原案に反対し、修正案に賛成する立場で討論を行います。 私は、糸満市文化協会を立ち上げたうちの1人でありますので、市民会館の建設は当然賛成であります。今、市民が最も望んでいる市民会館建設を既に用地が確保されている市庁舎の隣に、糸満市の身の丈に合ったものを、基本的には広域行政、糸満市、豊見城市、八重瀬町の共同で建設していくべきだと私は思っております。糸満市の市民会館は、昭和55年の第4次公有水面埋立事業で西崎町3丁目に文化センター用地が確保されて後、市民の間で関心が高まり、多くの人たちが西崎に土地を買い求めたと思っております。平成8年6月の定例会で共産党の玉城ノブ子、当時の市議が文化センターについて質問をしているが、当時の市長は、同用地は文化センター用地として活用すると明言をいたしております。ところがその年に市長の交代があり、同年、平成8年12月定例会で同文化センター用地は劇場ホールを持った施設はこの地域が都市計画法の第一種中高層住居専用地域であることから、劇場等の建設はできないとの答弁をされております。また同文化センターの一角にある、現在は願寿館が建っている敷地においても、面積が2,308平方メートルしかなく、300名程度の劇場等レベルの建物しかできず、当時、糸満市が予定していた南城市佐敷のシュガーホール程度の規模、つまり500名収容能力の文化センター建設ができず、再検討することになりました。その後、いろいろ検討がされてきましたが、都市計画法の規定からして西崎町の文化センター用地内では同センターの建設ができないということになり、劇場等の建設を断念された経緯がございます。そのことから、平成9年3月に糸満市南浜埋立地街づくり計画書が策定され、また平成2年、糸満市南浜埋立事業計画によって、平成7年、沖縄県知事の許可を得て進められた南浜公有水面埋立事業にある公共用施設用地に市民会館を建設する方針に変わり、歴代の市長は市庁舎の隣に市民会館を建設するように進めてきたものと私は理解をいたしております。 しかし、今回、文化・平和・観光振興センターを建設しようとしている場所については、以下に記述する問題点があると私は思います。まず、都市計画法第6条の2、都市計画区域の整備、開発、保全の方針で定められた糸満市都市マスタープラン、目標年次が2023年、この計画であります。これは平成16年に策定されております。なお、地区別構想において…、ここに地区別構想というのがありますけれども、この糸満地区の中に明確に市民会館はここだということが示されているわけです。そういうふうに位置づけされているにもかかわらず、それを無視して、全く記述のない西崎・西川地区に市民会館等の施設の位置を変更しようとしているのであります。この糸満市都市マスタープランは、上位関連計画である議会で議決された第3次糸満市総合計画、それから第3次糸満市国土利用計画に即して策定されたものであり、これは今申し上げた第3次糸満市総合計画、そして第3次糸満市国土利用計画、この2つが糸満市の計画のトップだと思いますけれども、これに即してこれはつくられております。上位計画と整合していなければならないと思いますけれども、次の第4次糸満市国土利用計画が策定されていないことや、第4次糸満市総合計画は策定されているものの、平成28年3月24日、きょう現在、総合計画は前期計画と後期計画を策定するようになっておりますけれども、きょう現在、同計画の後期基本計画はいまだ答申もなく策定されていない状態であります。そういう中で実施計画、今年度平成28年度、29年度、30年度の計画がつくられているわけですけれども、何をもとにこの実施計画がつくられたのか非常に疑問を感じます。そして上位計画に即する形で策定されるべき糸満市都市マスタープランの見直しについても、これについてももうかなりの経過がたっておりますので、見直しが必要なんですけれども、この見直しについても平成28年度、今年度の当初予算に計上されているわけです。今から変えようとしているわけです。こういう状況の中で、糸満市の将来像を明らかにする都市計画の方針が定められていない中で、文化・平和・観光振興センターを西崎・西川町に建設しようとする土地利用決定であり、大きな問題であると私は思います。 このような計画性のない行政の進め方で行われようとしている平成28年度の文化・平和・観光振興センター建設に関する予算は認めるわけにはいかず、原案に反対し、修正案に賛成いたします。以上を述べまして討論といたします。
◆1番(玉村清君) 議案第4号 平成28年度糸満市
一般会計予算に対する修正案に反対し、原案に賛成の立場で討論します。 今、修正案に賛成する議員は、予算案も立てず討論をしていますが、土地代だけ先行していますけれども、この土地代が11億3,500万円と繰り返しておりますけれども、これも県、国の土地なので、これからこれ以下になる可能性になる可能性もあります。8億円になるのか、7億円になるのか。こういうことも調べないで土地代だけを挙げて話していますけれども、30年近くできなかった市民会館的機能を持った施設を上原裕常市長はつくろうとしているんです。修正案に賛成の議員が来る6月の市長選、県議選に上原裕常市長のまずは実績をつくらさない。とめるのが、今の修正案に賛成する議員たちの思惑だと私は思っています。 今、修正案に賛成する議員は何名かいらっしゃいますけれども、ぜひ市民の皆さん、この糸満市文化・平和・観光振興センターが実現に向けての応援よろしくお願いいたします。修正案に反対し、原案に賛成して私の討論を終わります。
◆13番(新垣新君) こんにちは。議案第4号 平成28年度糸満市
一般会計予算の修正案に賛成する立場から討論を行います。 わかりやすく申し上げますと、今の糸満市役所の箱物は40億円でございます。新たにつくるこの旧水産試験場跡地に54億円の箱物をつくると。箱物をつくると50年間の維持管理という問題がつきまといます。当初3月の資料では約50億円となって、今回54億円と、12月定例会でも御説明がありました。約3億円近くの、間違いなく3億円近くの維持管理費が発生していく。50年たつと150億円という維持管理、去年問題となりました国立競技場の問題です。オリンピックに向けて3,000億円の国立競技場をつくろう。毎年200億円の維持管理費が出ますと。国民的全体世論が出ました。80%以上の反対という形で修正、身の丈に合ったものを政府、安倍総理、自民・公明政府、責任政党はしっかり身の丈に合ったものに削りました。多くの議員も身の丈に合ったものをつくってください、議員でも質問がありました。さあ、約3億円近い維持管理費で、50年がかりで150億円、維持管理に対する財源確保がないままに走ろうとしている。私は伝えたい。職員の皆様、西平市長のときにも同じような議論でした、つくったら維持管理と人件費と。今沸きに沸いた一括交付金、今あるうちにという言葉も、市長からの当局からの答弁もありました。仲井眞前知事の言葉は沖縄の所得水準が今全国最下位なんです。中盤になるまで仲井眞前知事は思いを込めて、永遠にこの一括交付金を、沖縄の所得水準が中盤になるまで築いてほしいと。自立するところは自立する。国に頼るところは頼る。独立独歩の精神で私は伝えて実現に向かったんだと。まだまだ沖縄のこの貧困対策の問題、格差の問題、本土と沖縄の格差の問題たくさんあります。しかし市長、当面見送るべきが私は常識ある判断だと思うんです。お金のない糸満、県内11市で一番財政が厳しいのは糸満。数値が出ています。経常収支比率が一番悪い。後のつけも考えよう。この3億円近くのお金があるんだったらこの1億円は、日本共産党が言うように、中学校就学前までこども医療費を、通院をゼロに。そして小学校、中学校の教室にクーラー設置を早期実現と。この3億円というお金があるならばできますよ。補助を待たずに前倒しでできますよ。若い子育て世代の多くの方々は立ち上がります。今回投票率が非常に上がります。特定の利益を求める団体の意見ではなくて、暮らしを大切にする、しっかり頑張っていく、そういった当たり前のこと、身近なこと。優先順位が違うと。でこぼこな道もたくさんあります、工業団地を見てください。まだまだ建てかえ工事を、小学校、中学校もあります。優先順位が全く違う。それをつくった後のつけ。財政が硬直されて子育て支援、そして小中学校のクーラー設置の早期実現がほど遠くなる。これは明瞭です。誰がどう見ても。ぜひ、議員各位の皆様、後のつけの問題が全く今回、前々からこの1年間議論がされていません、維持管理に対する。そして安定的な財源確保を求めない中で突っ走る。全くあの屋外運動場と似たようなもの。今回の市長選挙、焦点は市民サービスを低下させるのか。させていいのか、それが大きな焦点になるでしょう。 以上を申し上げまして、市の職員の皆様、皆様も人件費等の問題もかかってくることを申し上げ、私の個人的見解ではございますが、人件費まで最終的にかかってくると思います。そのことを申し上げまして、私の討論とかえさせていただきます。見解の違いでございます。
◆10番(喜納正治君) 原案に賛成し、修正案に反対の立場で討論を行います。 私が先ほど質疑のときに聞いたものに対して答えていないのが、市民会館の建設は何年後に予定されているのかと言っても、これに対しても答えることなく、答えになっていないわけであります。実は、市民会館、先ほども申し上げましたが、市民会館を希望するのはもう、私が議員になったのは上原宜成が市長のとき、その次に上原博、山里朝盛、そしてここにいらっしゃる西平賀雄、そして今は上原裕常市長が市民会館を、市民の希望をようやく完成させようとやっているところであります。しかし、それに新垣新議員の話を聞くと、2億円、3億円近くの維持費がかかるから後回しにしろと言っておりますが、見送り…。見送りということはいつまでたって、いつぐらいにするということも希望がなくなっていくということであります。実は、この市民会館建設用地が確かに庁舎の横にあったわけであります。しかし、そこは市民会館を断念した市長がおりまして、ゲートボール場にしたわけです。そうして、またゲートボール場で小さくなったから市民会館は20億円程度の、身の丈に合った市民会館をつくって、駐車場は建設しようと。その駐車場は幾らかかるかというと35億円と、さっきの質疑で。そうしたら57億円も同じようにかかってしまうということじゃないですか。ですから、どうしても今、今回市民会館を建設させなければ、先ほどの皆さんは削除をやって、それをいつ復活させるということも何もなくやっています。またその30年間、市民会館ができなくなるわけであります。というのは、私たちが生きている間はもう市民会館ができないということになりますね。 また、市民会館というのは、幾らかかっても、子供たちの発表の場をつくる、あるいは女性団体、そしていろんな習い事をやっている人たちの発表の場をつくってそこで満足する。その満足度はお金に計算できないぐらいの満足度があって、しょっちゅう金、金と言うんじゃなくて、本当に今ようやく予算がついて、一括交付金が平成33年まででしたか、それまでにつくらなければならない文化・平和・観光振興センターを何でこのように、私からすれば邪魔な扱いをしているのかと。珍しくてならない。本当に市民の代表であるならば、みんなで一緒になって市民会館を建設して、いい糸満市をつくって、この糸満市からすごい人たちを、歌手あるいは文化人を出していこうという気を持って頑張ってつくっていただきたいということを申し上げて、私の討論を終わります。
◆8番(浦崎暁君) 皆さんこんにちは。議案第4号 平成28年度糸満市
一般会計予算に対する修正案に反対して、原案に正々堂々と賛成する討論を行います。 この問題について、私もわかりやすく皆様方に意見を述べていきたいと思います。この問題については、これまでも昨年の議会でもさまざまな議論がされてまいりました。大きく分けて財政の問題、そして立地条件の問題があると私は思います。その前に、市民会館あるいは今回、大きな議題となっています予算にも入っていますが、糸満市文化交流・情報発信拠点施設というようなことが言われていますが、実質的にこれはまさに市民会館施設だと私は思います。であれば、市民会館に反対する方は多分この議場の中にはいないと私は思います。この間、市民は本当に芸能活動、地域の催し物の発表の場、子供たちの、さらにはPTA、そういう発表の場を三十数年間求めてまいりました。糸満市は11市の中でも市民会館がないということがずっと言われてきたのであります。ではつくるためには何が大きな問題なのか、当然財政の問題です。お金がなければつくることはできません。そういう条件がずっと続いてきて、歴代市長が本当に悩み悩んで、つくりたいけれども、財政の問題を考えてみたら厳しいんだと。市民に大きな財政負担を負わせたくないんだということで、私はこの間、市民会館、こういう施設をつくることができなかったと思います。これはまさに、市民の暮らしを守っていく、そういう観点からこういう施設をつくらなかったということであると私は思います。 しかし、今沖縄振興特別推進交付金事業、一括交付金というものが創設されております。市は、この一括交付金を使って、この糸満市文化交流・情報発信拠点施設をつくろうということで動いています。今回も予算措置されています。であれば、この施設をつくれるという根拠が今明らかになっているのではないでしょうか。それを私たちは見ないといけないと思います。そして立地条件の問題、先ほどからも立地条件の問題が、今回は特に駐車場の問題がクローズアップされておりますが、以前はこの潮崎町に市民会館施設ができるということで、やはり大きな地域の期待もあったと思います。ただやはり、市民のニーズが変化していきますし、地域というのはいろいろ動いてまいりますから、そういうニーズの変化ということもあるし、現実問題として役所の前の広場はゲートボール場になって、今では多くのお年寄りの方々がゲートボールを本当に楽しんでいる、毎日のように。きのうは役所の前、芝生の上で子供たちが裸足でサッカーをしておりました。このように、市民が今、若者たちからお年寄りまで、役所の前でいろんな活動をしている。非常にいい光景だなと思っています。 先ほど来、駐車場の問題というのが議論されています。やはり大きな施設となれば、駐車場の問題というのは避けて通れません。800人、1,000人という規模で催し物をした場合、やはり一定規模の、まとまった用地が必要となってきます。しかもこの催し物、一般の方々、さらには子供たち、たくさんいろんな方々が来ます。お年寄りの方々、足腰がちょっと不自由な方々、障がい者の方々、この施設に来るということは施設を利用する方にとっては駐車場がすぐにある、直接的にも時間をかけないで施設の中に入れる、そしてすぐに車で家に帰るということがやはり望まれているし、理想ではないでしょうか。これは理想といえば理想…、当然なんですよね。本当に施設がないんだと、用地がないんだと、そういうことがあれば、そういう議論もあると思うんですが、しかし、現実問題を考えてみましょう。糸満南小学校の運動場、責任者に借りて、それが可能なんでしょうか。県の用地である南浜漁港、結構な距離あります。あそこはもともと漁民たちの用地ですから、使用目的外となると思います。ですからこのような観点を本当にきちんと見てきたら、やはり今、市が予定している用地のほうがふさわしいと私は思います。 今、沖縄の観光というのが本当に堅調であります。700万、800万人を超えようとするのか、それとも1,000万人台にいこうとするのか。政府にとっても、訪日観光客、インバウンドが目標値をさらに上げていくという取り組みをされています。きのうのニュースで、新聞でもあったんですけれども、中城湾港には大型クルーズ船が来るという取り組みをされている。こういう中で、まさに沖縄の観光の柱というのが沖縄県全体、さらには地域の、大きな経済のエンジンとなっていくということなんです。この施設はまさに、私も一般質問をしましたけれども、糸満市の観光を本当に大きく推進していく、そういう施設にしていくんだということを市長も言っております。 ですから財政の問題、そして用地の問題、大いに議論するのはいいことです。これが議会の、私たち議会人としての仕事であります。今、本当につくれる、そういう条件があるんだということをきちんと見て、市民と一緒になってこの施設を推進していく、そういう立場に立ってほしいなと思います。そのことを述べて、私の討論を終わります。
◆2番(比嘉譲君) 市民の皆さん、職員の皆さんこんにちは。傍聴席の皆さん、本会議場の皆さん大変お疲れさまであります。それでは議案第4号 平成28年度糸満市
一般会計予算に対する修正案に反対する立場から討論を行います。 市民会館的機能を有した施設の建設は、私たち6万糸満市民の4分の1世紀以上にわたる長きにわたる悲願であることは申し上げるまでもありません。そのような市民の願いに応えるために、上原裕常市長は市長選2期目の公約に市民会館、中央公民館、歴史文化民俗資料館建設を掲げ、1期目での市民との約束事でありました本市財政の立て直しをしっかりと実現する中で沖縄振興特別交付金、一括交付金を活用した糸満市文化・平和・観光振興センター早期実現に向け国、県との調整を精力的に進める中で私たち議会に提案をし、平成28年度予算において文化交流・情報発信拠点施設整備推進事業、調査委託料において1億6,733万9,000円、用地購入費1億775万4,000円が計上され、用地購入においては、先に県有地1筆を購入するとの説明がなされています。一括交付金制度は御案内のとおり、平成24年から平成33年までの10年間であります。一括交付金を最大限活用し、平成33年の一括交付金制度終了までに上原裕常市長、市当局、私たち議会、そして6万糸満市民一致結束し、その実現に向け国や沖縄県への働きかけが今、何よりも大事なときではないでしょうか。 さきの修正案発議者への質疑においても明らかのように、提案理由の根拠の薄さは明々白々であります。修正案に反対した各議員の討論でも明らかのように、今糸満市民が求めているのは糸満市文化・平和・観光振興センターの早期実現であります。また、修正動議の提案者や賛同者などが展開する一般質問での市当局とのやりとりを客観的に分析しても、市当局の正当性、妥当性は明らかであります。以上のことから、修正案は認められるものではありません。 修正案に反対し、市当局の示す原案に賛成するように、全ての議員の皆様の御賛同を強くお願いをいたしまして討論といたします。
◆7番(菊地君子さん) 議案第4号 平成28年度糸満市
一般会計予算について。原案に賛成、修正案に反対の立場から討論を行います。 まず、これまでも私は
一般会計予算について、1款からあれこれ指摘をしてまいりましたが、順次指摘をしていきたいと思います。 まず、各款の役務費、委託料、使用料、賃借料、需用費等の歳出予算に消費税8%が計上されています。総務部の総務課のみで消費税の増税分を計算したところ904万円にも上ることがわかりました。市民生活、中小業者の皆さんにも多大な影響のある消費税は、来年さらに引き上げられようとしています。暮らしへの大きな大打撃となる消費税の引き上げはやめて、大企業への法人税こそ元の税率に戻すべきであります。市長もその立場を明確にし、国に対して要求すべきだと思います。 次に2款1項1目一般管理費について、広告料として、糸満ハーレー、糸満大綱引、それぞれ5万4,000円が広告料として計上されていますが、市内には名城ハーリーや喜屋武ハーリー、各地のエイサーを初め、各種伝統行事があります。観光立県、観光都市を目指し、素通り観光にならないようにするためにも、各地の行事も広く紹介をし支援をするべきだと考えます。 次に2款1項6目、マイナンバー制度にちなんで社会保障・税番号制度統合システムの構築委託料1,873万4,000円が計上されています。国民年金や国保、介護、健康管理、後期高齢者医療等を管理するためのものだと説明されました。個人情報保護の観点から情報の流出が心配だとの市民の不安の声があります。日本共産党はこの制度そのものに反対してきましたが、国の方針として実施されることになってしまいましたが、くれぐれも情報の流出がないように対策をしっかり講じていただきたいと思います。 2款1項6目、ふるさと応援寄附制度推進事業についてであります。4,000万円の寄附を見込んでいますが、一方、需用費、役務費、委託料の2,739万円の歳出予算も計上されております。うち委託料は合計2,648万円となります。本事業の目的からして委託料の寄附に対するお礼の品の調達及び発送業務では寄附額の50%程度に見込むとのことです。一括業務委託料15%についてもその率をもう少し引き上げてもよいのではないでしょうか。ふるさと納税について、他市町村の状況を見ると、返戻率については40%の自治体もあります。提案をするものであります。 次に9款1項消防費についてでありますが、私ども共産党市議団としては、新採用の消防職員には約1年の訓練期間を要することから、退職者が出てからの新採用ではその間、訓練期間中は職員の欠員状態になるということから前倒し採用を要求してきました。今回8名の職員採用中4名が前倒し採用とのことで、大いに評価するものであります。市民の安全な暮らしを守る活動に期待をします。 10款2項3目、小学校教育環境整備事業について。その工事として真壁小学校、喜屋武小学校、普通教室空調機器設置工事費265万8,420円が計上をされています。私ども市議団は、西崎中学校は運輸省補助で建設をされた校舎であり、クーラーを設置、稼働することが前提になっていることを明らかにすると同時に、その稼働と全ての学校教室へのクーラー設置を求めてきました。昨年は使用頻度の少ない特別教室ではなく、普通教室への設置、特に小学校1年生、中学3年生の教室への設置を求め、今回初めて真壁小学校と喜屋武小学校の小学1年生の教室への設置ということであります。少し前進をいたしました。今後、本年度中に小学校1年生の教室へのクーラー設置、次年度以降は全ての教室への設置も求めるものであります。 14款1項5目教育使用料について。幼稚園預かり保育料の滞納分34万6,840円となっていますが、昨年から預かり保育料が月5,000円のところ、夏休みだけは1万円となり父母の負担が大きくなりました。120名の子供たちが幼稚園の預かり保育を利用する予定となっていますが、利用料の軽減措置を御検討いただき、さらに実施幼稚園の拡充について求めます。 10款1項3目教育振興費についてであります。就学支援委員会委員の報酬10万8,000円が計上されております。就学援助については、平成27年度は要保護77名、1.23%、準要保護は758名、12.9%、計835人、13.32%となっています。県の調査では、子供の貧困率は29.9%となっています。このことからすると、援助率13%は低すぎると思います。保育料の算定基準となる所得階層の第2階層までは少なくとも就学援助の対象となるのではないでしょうか。非課税世帯については対象とすること、同時にモデルを設置したわかりやすいチラシで制度の周知を図るべきだと思います。なお、
いじめ問題専門委員会委員、いじめ問題再調査委員会委員の報酬が計上されていますが、いじめ問題については問題が起きてからではなく、不登校が30日続いてからではなく、早急に対応すること。スクールソーシャルワーカーの増員配置も求めたいと思います。 次に10款2項2目教育振興費、小学校10校で図書館の図書整備事業は、小学校10校で405万円、中学校では336万5,000円、合計741万5,000円の図書費の整備事業費であります。ところが市内の全小中学校の父母から生徒1人当たり800円から1,200円の図書費が徴収されております。ほかの市町村では徴収していないという情報であります。子供の貧困率が29.9%ということもあり、父母から徴収するのではなく、図書整備費の増額を求めるものであります。 なお、ちょっと前後しますが、4款1項保健衛生費についてであります。清掃費について、ごみの収集は戸別収集が原則のはずです。潮平や字糸満など、道路の狭い、幅員が狭いところではごみ出しに非常に困難な地域がございます。収集車が入れないというところが本当に多々あります。小型車での回収等で市民サービス向上を願うものであります。 最後に、糸満市文化・平和・観光振興センターについてであります。市長の公約であったかどうか詳しくは知りません。少なくとも公約破りの政治よりはいいと思います。当センターの計画に当たって、まず1つ目、平成26年度市文化交流・情報発信拠点施設整備調査委員会が12名、さらに市文化交流・情報発信拠点施設整備専門部会が8名、3つ目に、文化・平和・観光振興センター展示基本計画調査委員会が8名、文化・平和・観光振興センター建築基本設計候補者選定委員会が7名と、実に4つの委員会で調査、検討を重ねて提案されているものと認識をしています。これまでの市の計画で市民会館では市の単独事業となり、財政がないとのことで市民会館建設は凍結され、予定地についても市民の要求でゲートボール場が建設設置をされました。市民の要求であれば、ゲートボール場を設置することにも、私ども日本共産党は賛成をいたしました。それが市民のニーズであるからです。そのときに言われていたことは、糸満市内には正式なゲートボールの試合会場がないということで市内に設置をしてほしいということの要求が老人クラブの皆さんから上がってきました。それに応えてゲートボール場の設置を認め、賛成もいたしました。なお、南浜公有水面埋立の計画で、この埋立地に市民会館用地が確保されている。マスタープランにもあるなどとのことですが、南浜埋め立てに際しては葬祭場もこの潮崎に、しかも市役所のすぐ近くに建設する計画もありました。私たち共産党はその計画に反対しました。今はバスケットボール場として活用されています。市民のニーズにどう応えるかだと思います。時には計画の変更も必要になることがあると思います。中央公民館が老朽化して取り壊されて、今、旧糸満南小学校跡地に生涯学習センターがつくられておりますが、それはプレハブの建物であり、なお100を超えるサークル等の利用に活用されております。そのサークルの皆さんも早期にこの文化交流・情報発信拠点施設、市民会館的機能を持つセンターについての移動、設置を希望しております。多くの皆さんの願いだと思います。なお、日ごろからそういう中央公民館の機能もそこに移転するということであるわけですから、100を超えるサークルの皆さんが平日からこの情報センターを利用することになります。ですから駐車場の確保は絶対に必要だと思います。日ごろから市民が出入りしやすいこういう施設をつくることも含めて、その立場からもこの問題については検討もさせていただきました。建設を早急に進めるべきであるということの立場も明確にし討論を終わります。
○議長(徳元敏之君) お諮りいたします。 委員長報告及び修正案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(徳元敏之君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告及び修正案に対する討論を終了いたします。 休憩いたします。(休憩宣告午後5時11分)(再開宣告午後5時11分)
○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 これより採決を行います。
△議案第4号 平成28年度糸満市
一般会計予算に対する大田守君外8名から提出された修正案について採決を行います。 本修正案に賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(徳元敏之君) 起立少数であります。 よって本修正案は、否決されました。 次に、原案について採決を行います。 議案第4号 平成28年度糸満市
一般会計予算、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(徳元敏之君) 起立多数であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。
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○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午後5時13分)(再開宣告午後5時34分)
○議長(徳元敏之君) 再開いたします。
△「上原正次議員の議員の辞職」を議題といたします。 上原正次議員の議員の辞職については、上原正次君が地方自治法第117条の規定により除斥となりますので、上原正次君の退席を求めます。 休憩いたします。(休憩宣告午後5時34分)(再開宣告午後5時34分)
○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 辞職願を朗読させます。
◎議会事務局長(新垣善孝君) 「平成28年3月22日、糸満市議会議長徳元敏之様。糸満市議会議員上原正次。辞職願。今般、一身上の都合により、平成28年3月31日付をもって議員を辞職したいから、地方自治法第126条の規定により許可されるよう願い出ます。」以上でございます。
○議長(徳元敏之君) お諮りいたします。 平成28年3月31日をもって、上原正次議員の議員の辞職を許可することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(徳元敏之君) 御異議なしと認めます。 よって、平成28年3月31日をもって、上原正次議員の議員の辞職を許可することに決定いたしました。 本件の除斥を解除いたします。
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○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午後5時35分)(再開宣告午後5時36分)
○議長(徳元敏之君) 再開いたします。
△「糸満観光農園に関する調査の件」を議題といたします。 本件については、糸満観光農園調査特別委員会から調査報告書が提出されておりますので、委員長の報告を求めます。
◆8番(浦崎暁君) 皆さんこんにちは。ただいま議題となりました糸満観光農園に関する調査について、糸満観光農園調査特別委員会における調査の経過及び結果を御報告いたします。 本特別委員会は、糸満観光農園株式会社が平成26年6月27日に解散に至った経緯と問題点を明らかにするために、地方自治法第100条調査権を付与する調査特別委員会を設置し、糸満観光農園について調査に関する決議案が議会運営委員会において全会一致で可決されました。同年6月定例会最終本会議においては、糸満観光農園の調査に関する決議が賛成多数で可決されました。本委員会は、各会派の代表からなる9名の委員から構成されており、私が委員長に、副委員長には大田守委員が選任されました。 最初に、委員会運営に当たっての協議を行いました。協議の結果、質疑における通告制の導入、質疑時間を5分以内とし、また重複する質疑については委員長が行う等の申し合わせ事項が決められました。委員会の開催回数は平成26年6月20日から平成28年3月18日までの1年9カ月間、計34回に上りました。委員会は、観光農園施設の現場調査を行い、各参考人や説明員に対する質疑が行われました。参考人として、同会社経営の最高責任者であった元社長の上原裕常氏を初め、西平賀雄氏、山城勉氏、元専務の玉城樹氏、また第三セクター等点検評価委員会委員長の金城徹氏の出席を求めました。さらに、執行機関として糸満観光農園株式会社経営状況調査中間報告書についての概要を聞くために杉浦友平副市長、金城靖経済観光部長の出席を求めました。 各委員は、通告書に従い、参考人や説明員に対して会社経営に関することを中心に質疑を行いました。質疑終了後、調査報告について議論され、各委員会からは調査の内容として、(1)地域食材供給施設整備に係る補助金収入の会計処理について、(2)地域食材供給施設への担保権設定について、(3)会社の厳しい資金繰り、資金調達について、(4)会社の解散、特別清算を決断するに至った経緯について、(5)平成25年度第三セクター等点検評価委員会点検評価報告書と糸満観光農園株式会社経営状況調査中間報告書について、(6)沖縄振興開発金融公庫からの借り入れに係る抵当権設定と実借入額について、(7)経営改善及び資金計画に係る市と会社、社長と専務との連携について、(8)会社の平成16年度書類について、(9)会社の経営悪化の根本原因について、(10)社長の民間人登用についての10項目が出されました。 報告書の総括部分については読み上げて御紹介いたします。糸満観光農園調査特別委員会の開催は、これまで30数回余を数えた。この間、委員会では会社経営にかかわった経営責任者を重点的に参考人として招致し、各委員によるさまざまな角度からの質疑を行ってきた。同時に、関係団体に対し資料提出を要求し20余に上る資料が提出された。参考人からは、会社の経営や財務状況、資金調達、問題点を知った時期や認識等が説明された。同時に、各問題点における見解の相違と意見の対立が際立った。参考人の意見や提出資料を通して、極めて厳しい経営環境が浮き彫りとなったが、幾度となく独自の経営改善の努力が講じられてはきたものの、結果的に会社の特別清算に至ったことで、勇気ある経営決断による抜本的経営改革を含む経営健全化策が実行されてこなかったと指摘せざるを得ない。責任の所在については、長期にわたった経営が役員体制の変更を繰り返されながら連続的に引き継がれており、特定的・個別的に断定することは極めて困難である。しかし、各経営者の責任初め、最終的に経営を引き継いだ経営者の責任は大きい。さらに、行政を監視する議会においてもその責任は免れない。各委員の一致した意見としては、深刻化する経営環境の全容が明らかにされない不十分な情報公開のあり方が上げられた。今、会社は特別清算手続が終了した。また、同観光農園施設では、新たな民間会社が経営を担っている。観光振興と農業発展の大きな市民の期待を集めた事業が、その期待を裏切るような事態に陥ったことを深く重く受けとめるとともに、これを教訓にして、二度と同じことを繰り返してはならない。さらに提言として、1、今後、新たな第三セクターの設立に対しては慎重に対応すること。2、第三セクターに対して徹底した情報公開を求める。3、議会のチェック機能を充実すること。4、平成25年度第三セクター等点検評価委員会点検評価報告書と糸満観光農園株式会社経営状況調査中間報告書の調査結果を尊重すること。総括については以上となっております。 3月3日の委員会では、先に総括部分と同調査報告書全体に対する採決が行われました。委員からの総括部分の修正案が出され、採決の結果、可否同数となり、委員長裁決によって委員長原案の可決となりました。また、調査報告書についても同様な結果となりました。 以上、調査の経過及び結果を申し上げました。よろしくお願い申し上げます。
○議長(徳元敏之君) 委員長報告に対する質疑を許します。
◆17番(金城悟君) 浦崎委員長に報告に関して、5点ほど質疑させていただきます。
△1点目なんですけれども、私もちょっと聞いたんですけれども、さらに詳しく聞きたくて、100条委員会を設置した目的と理由は何ですか。 2点目、同委員会の任務は何ですか。 3点目、その目的は達成されたと思いますか。 4点目、消えた100万円問題に関して、融資先である公庫を訪ね調査をしましたか。調査をしなかったのであればなぜですか。 5点目、消えた平成16年度の関係書類問題についてですが、具体的にどのような調査をしたのか。また市PTの関係職員も調査したのか。調査しなかったのであればなぜですか。以上、5点の質疑を行います。よろしくお願いします。
○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午後5時45分)(再開宣告午後5時46分)
○議長(徳元敏之君) 再開いたします。
◆8番(浦崎暁君) 金城悟議員の質疑に答えたいと思います。 100条調査の目的ということなんですけれども、地方自治法第100条、普通地方公共団体の議会は、当該普通地方公共団体の事務(自治事務にあっては労働委員会及び収用委員会の権限に属する事務で政令に定めるものを除き、法定受託事務にあっては国の安全を害するおそれがあることその他の事由により議会の調査の対象とすることが適当でないものとして政令で定めるものを除く。次項において同じ。)に関する調査を行い、選挙人、その他の関係人の出頭及び証言並びに記録の提出を請求することができるということを明言しています。この地方自治法第100条に照らし合わせて、先ほどの目的ということであれば、私は達成されていると思っております。 もう1点目…、ちょっと休憩お願いします。
○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午後5時48分)(再開宣告午後5時48分)
○議長(徳元敏之君) 再開いたします。
◆8番(浦崎暁君) 沖縄振興開発金融公庫に出向いて調査をしたかということを金城悟議員は質疑されたと思いますが、この100条委員会の調査に関することは、議員が関係のところに出向いて実情を視察することはできるということであります。ですから、観光農園の現場調査を私たちはしましたけれども、そういう視察はできると私は考えております。ただ、現場に出向いていってファイルを開いてみたり、資料を調査してみたりすることはできないと考えております。 それともう1点目、平成16年の資料に関することをお聞きしたと思いますが、この委員会でも議論がありました。ただ、やはり調査するべきだという方と調査すべきじゃないという意見が対立しました。それが採決に及んで、結果的には調査するべきではないということになったと思います。以上です。
◆17番(金城悟君) 再質問を行うんですが、消えた100万円問題に関して、融資先である公庫を訪ね、視察はできる。しかし、調査はできなかった。それはちょっとおかしいんじゃないですか。定例会の一般質問でもこの100万円が消えて、どこからか。その目的で100条委員会は立ち上がったと思うんです。本当におかしいですよ。それと警察介入も抱えていますよ。人権、個人の名誉を毀損したと発言したと思うんですけれども、この100万円が消えた問題、本当におかしいですね。なぜ調査しに行かなかったのか、これが目的で私たち100条委員会は立ち上がったと思うんです。この100万円が消えた、どこに消えた。それを調査する目的だと私は考えているんですけれども、それも調査しないで100条委員会が報告したということに納得がいかないんです。これはおかしくありませんか、報告していないんですよ、これ。報告していないというよりは調査しに行っていない。これが大きな問題ですよ。これは新聞報道でもされているんです。名前が読み上がった、人の名前、名誉毀損ですよ、これ。新聞沙汰になっていること、本当に大変ですよ。大変なことですよ、名誉毀損ですよ、本当にこれ。調査しに行っていないという答えがおかしいと言っているんです。これは調査が終わった、報告が終わったということ自体がおかしいと言っているんです。新聞に…。
○議長(徳元敏之君) 静粛にお願いします。質疑してください。静粛にお願いいたします。
◆17番(金城悟君) 消えた100万円の問題発言は、個人の名誉を毀損した発言だと思うが、委員長の認識について伺います。 それと委員長は、消えた100万円がどこに消えたのかもわからないでこうして報告しています。もう1つ、消えた平成16年度の関係書類について発見された場所を同委員会で確認したのか。この問題は警察も介入しています。個人の人権侵害、名誉毀損にかかわる重要なことです。当然なことですが、同委員会において調査をし、その事実関係を明らかにすることが必要だと思うが、委員長見解を伺います。
◆8番(浦崎暁君) 金城悟議員の質疑に答えたいと思います。 この調査の趣旨、皆様方にきょうお手元のほうに配布されている糸満観光農園調査特別委員会の調査報告書の2ページ目に調査の趣旨ということが書かれております。この中をまず読み上げたいと思います。「糸満観光農園株式会社は、農業の振興及び地域活性化を図ることを目的に糸満市やJA等が出資して、平成12年4月に第三セクター方式で設立された。平成17年4月にはグランドオープンし、地元農家が栽培するアセロラ・パッションフルーツを原料とした糸満ワインやピューレの販売、熱帯果樹展示館、フルーツ加工施設、パークゴルフ施設の管理運営の事業を行ってきた。しかし、主力商品である糸満ワインの販売不振等により経営状況が悪化し、平成26年6月27日に解散することになった。糸満市議会は同会社が解散に至った経緯と問題点を明らかにするため、平成26年6月定例会において、糸満観光農園調査特別委員会を設置し調査していくこととなった。」ということを明確にうたっています。この観点に照らして、私たちは約1年9カ月審査してまいりましたので、やはり私たちの基本というのは、この観点から本当に握って離さない。この観点から外れることはない、その立場で審査してきました。先ほど金城悟議員の質疑で、なぜ現場に行かなかったのかという質疑も繰り返されていましたけれども、やはり行くべきじゃない、行くべきだという意見が対立しました。結果的には行かないというふうに決したわけです。
◆16番(山城勉君) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午後6時08分)(再開宣告午後8時30分)
○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ただいま議題となっております糸満観光農園に関する調査の件については、山城勉君及び西平賀雄君が地方自治法第117条の規定により除斥となりますので、山城勉君及び西平賀雄君の退席を求めます。
○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午後8時30分)(再開宣告午後8時30分)
○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ただいま議題となっております糸満観光農園に関する調査の件については、山城勉議員が除斥となりましたので、先ほどの質疑については会議録に掲載しないことといたします。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(徳元敏之君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。 委員長報告に対する討論を許します。
◆17番(金城悟君) では、糸満観光農園調査に関する調査の件について、委員長報告に対し反対する立場で討論を行います。
△初めに、糸満観光農園株式会社は、糸満市が農業の振興と地域活性化を図る目的で実施した糸満市観光農園事業について、その管理運営を行うために立ち上げた公設民営の会社第三セクターです。同セクターは民間企業とは違い、糸満市とJAが主導し、官民共同出資、出資構成は市とJAで約90%として設立した公共性の強い会社だと思います。しかし、同セクターは経営が破綻して平成26年6月27日の定時株主総会において解散の決議をしています。これまで市議会等で明らかになったその負債額は約1億500万円です。消えた資本金1億2,000万円と債権放棄した電気料金4,780万円を含めると、何とその損失総額は2億7,280万円になります。現在、同セクターは特別清算中だと認識しています。糸満観光農園調査特別委員会は、市が公費を投じて設立した同セクターが、なぜ解散に至ったのか。なぜ経営難に陥ったのか。また経営責任の所在も含めて、その原因や経緯等について、市民の立場に立って事の真相を究明するのが責務だと思います。同委員会の報告書の総括において、同委員会の開催はこれまで30数回余りを数えた。責任の所在については、長期にわたった経営が役員体制の変更を繰り返されながら連続的に引き継がれており、特定的・個別的に断定することは極めて困難である。しかし、各経営者の責任を初め、最終的に経営を引き継いだ経営者の責任は大きい。さらに、行政を監視する議会においてもその責任を免れないなどと総括し報告されています。しかし、同セクターはなぜ経営難に陥ったのか、なぜ解散に至ったのか、しかも市が経営を支援するため電気料金4,780万円の債権放棄を行ったにもかかわらず経営は破綻したのです。なぜか具体的な経営責任の所在については、残念ながら明確にはなっていないものと指摘せざるを得ない。特に上原裕常市長、みずから任命した市職員らで構成する平成25年度糸満市第三セクター等点検評価委員会の報告書の現状・課題において、同セクターの経営が窮境に陥った責任は言うまでもなく、経営を任されている同セクターの現経営陣、上原裕常社長にあると明言しており、その経営責任は明らかになっているはずです。にもかかわらず、同調査特別委員会の報告は具体的な経営責任を明らかにせず、曖昧な報告に問題があり到底納得できるものではありません。 また、公明党の新垣安彦議員の消えた100万円問題の発言と杉浦副市長の消えた平成16年度の関係書類問題発言及び観光農園株式会社に警察権力を導入した問題についても、その責任の所在が明らかにされていないのではないか極めて残念であります。これらの消えた100万円問題発言が、市議会100条委員会を設置する発端になったものと認識しており、その事実関係を明らかにし、どこに問題があったのかを明らかにすることが任務だと思うが、なぜ具体的な調査をしなかったのか、同委員会の運営の疑問を持たざるを得ないです。消えた100万円問題、本来ならば、同委員会において融資先である公庫を訪ね、その事実関係について調査をし、明らかにすべきと思うが、しかし同委員会は、共産党浦崎暁委員長らの反対により、その調査は実現しなかったとのことであり、浦崎暁委員長の運営のあり方に問題があるのではと指摘せざるを得ない。同セクターの経営破綻の原因と経営責任の解明に当たって、消極的で市当局、元社長上原裕常市長側に立った運営ではなかったのかとの疑念は拭えず、これが事実であれば大きな問題だと思います。 そこで同委員会メンバーである長嶺一男議員、国吉武光議員、大田守議員の3名は、その事実関係を調査するために、平成27年10月9日、午前10時30分、同公庫の事業管理部を訪ね、消えた100万円問題等について質問しましたところ、公庫の上席調査役である大城氏は、糸満観光農園株式会社の公庫からの借入額については、平成26年9月30日、午前10時に元社長と弁護士に話したとおりである。全く問題はないとの回答を得たとのことです。つまり公庫からの借入額は当初は3,400万円を予定していたものの、入札の結果、工事金額が当初の予定より減額されることが判明したことを考慮して、最終的には3,312万8,000円に減額されて確定したというのが事実として確認したとのことです。そして貸付金の総額3,312万8,000円については、糸満観光農園株式会社の貸付金の銀行預金口座振込依頼書に基づき、沖縄銀行糸満支店、口座番号1471616、普通預金通帳に平成17年2月9日に金3,300万円を、同年6月15日に金12万8,000円を2回にわたって振り込まれていることがその通帳等の写しで確認できました。これを証明する資料となる書類5枚の写しも交付してもらったとのことです。 以上のように、調査した3人の議員による、今回公庫の調査において公明党の新垣安彦議員が主張する消えた100万円問題に関しては何の疑惑もなく、問題はない。元社長の山城氏らは潔白であると証明されたと思っています。 また、杉浦副市長の消えた平成16年度の関係書類問題発言及び観光農園株式会社に警察権力を導入した問題についてですが、杉浦副市長は同会社の常勤取締役である専務の了解を得ずに一方的に警察署を導入したことも明らかにしたのです。しかも、大田議員の質問、その関係書類がどこの場所で見つかったのかに対しても、答弁は二転三転するなど、市議会を混乱させています。他方、同会社では、当時の専務がたまたま書類に触れたので、あなたが一番近くにいるからあなたが一番疑わしいよと疑われて、市の担当課長及び糸満警察署の刑事から取り調べを受け犯人扱いされていたことが市議会で明らかになっております。これは人権侵害だと思います。当時の専務の話によると、今後の100条委員会の議論の推移によっては、あなたは厳しい取り調べを受けるかもしれないよと。だから失念したと、忘れていたと、自分が置いたところを忘れていたと、そういったことを発言して、あなたが言ってこの問題のことをおさめてはどうだろうかと証言しています。このような言動によって、会社の業務等を混乱させ、当時の専務を犯人扱いするなど、個人の名誉を毀損し、人権侵害に当たるような行為が実際に行われているにもかかわらず、同委員会において具体的な調査を行わないままに報告されていることに対し、到底納得のできるものではありません。にもかかわらず、同調査特別委員会において、その責任の所在について具体的な調査も行わず、最終報告がされたことは非常に残念です。杉浦副市長らの行為は道義的にも断じて許されるものではないと強い憤りを感じています。 同委員会の報告書は、市民の目線に立っていたのかというと、運営に大きな問題点を残したものと思います。同委員会の運営に関して共産党の浦崎暁議員の委員長としての資質を問われるものではないかと言わざるを得ないことを指摘し、反対の討論を終わります。各議員の御賛同をよろしくお願いいたします。
◆9番(大田守君) 糸満観光農園に関する調査の件、委員長報告に反対する立場で討論させていただきます。 この糸満市観光農園調査特別委員会の開催はこれまで30回以上超えておりました。その中で、さまざまな
疑問点も出されていたんですけれども、なかなかそれをうまく委員会の中で審査されず、これまで来たんじゃないかなと思っております。その委員長の総括の中に「行政を監視する議会においてもその責任は免れない」という表現がございます。この特別委員会は、そういった責任を私たち議会自身が、議員自身が投げてしまったんじゃないかと私はそのように感じます。それとともに、提言の中で第三セクターの設立に対しては慎重に対応すること、そして情報公開を求めること、議会のチェック機能を充実すること等がありました。これは当たり前のことです。ただし、それを提言としてやらないといけない状況があったということです。ただしかし、4点目、平成25年度第三セクター等点検評価委員会点検評価報告書と糸満観光農園株式会社経営状況調査中間報告書の調査結果を尊重するという言葉が入っております。これに関しては、私は入れるべきではなかったと思っております。まず、平成25年度第三セクター等点検評価委員会の点検評価報告書、これには明確に市長、上原裕常社長の責任問題が明確にされております。原因は勇気の欠如、そして問題先送り意識、穏便な解決を志向する余り抜本的な処置ができずに手遅れになったというように表現されております。さらに業績不振が継続した場合、経営者が責任をとって辞するべきなのは当然のことである。そのような結果になる前に、抜本的な事業計画の見直しとそれを実行し得る人材の登用が必要であったにもかかわらず、それが実行されなかったのは、現経営陣に勇気の欠如や問題先送り意識があったと言われても仕方がないと、そのようにきっちりとその結果をうたっております。しかし、糸満観光農園株式会社経営状況調査中間報告書、これはこのような決定的なものはただ1点だけであります。ワイン全体の販売数量としては最低でも6,569本を販売しなければ利ザヤを確保できない状態であるが、現実は3,942本の販売実績にとどまっており、限界利益確保に必要な数量を2,627本下回る結果となっている。この6,569本を売らなければならないのに3,942本、あと2,627本少ない、それが上原裕常市長の会社の実績であります。 だがしかし、残念なことにそこまで明言に書いておきながら、この中でさまざまに起こったものの中で、そしてまたこの特別委員会が開催される原因となった消えた100万円問題に関しても、このようにうたっております。「しかし、前払いをしたとの書類はまだ見つかっておらず、入金もされないままに返済した。すなわち相殺処理されたものと推測されるが当該書類も確認できなかった。なお、前払いした年月日も空欄、念書の年月日も空欄であり、なぜこのような結論に至ったのかを確認できる書類も現段階では確認できていない。」こううたっております。だがしかし、このような件に関しましては、私たち委員会の中でこれは100万円をしっかりと解決すべきであるという意見を申し上げました。そして、100万円をその融資先である沖縄開発金融公庫に行きましょうという委員会の中で提言もいたしました。だがしかし、行かなくてもいいという委員が4名、ぜひ行くべきだという委員が4名、最終的には委員長裁決で行かなくてもいいという結果が出ました。そういった中では、委員会の3名がこれはぜひ確認しないといけないという思いで沖縄開発金融公庫に伺いました。そしてそこの上席調査役、大城氏と会って、さまざまな書類を見せながら説明を受けました。消えた100万円問題は全く問題がないことですと。そして行政がお金のやりとりは現金でやるわけでもないし、これは入金で全て確認できますということをおっしゃっていました。通帳に入った金額がそのままの金額だと。いつでも来てほしいと。ただし、この消えた100万円問題に関して、私のところに糸満市の行政側から、そして100条委員会の委員ではあなた方3名、それ以外は誰も来ていないということもおっしゃっておりました。それから代表取締役社長個人からの借入問題に関しましても、平成16年度の社長の問題は、これは民法108条の規定に抵触するというようなことを言いながら、この100条委員会の中で同じく社長である上原裕常市長、当時の社長も同じことをやっております。そしてこれは100条委員会の中で確実に確認されております。だがしかし、この件で書類を提出させるべきだということを申しましてもなかなか出てこない。今探している最中、私は探している最中であればこれも重要な問題である。出るまで待つべきではないかというお話もしました。だがしかし、そのままになっております。平成16年度の社長の、その社長からの借り入れが問題であれば、そして会社を清算されたそのときの社長の借入問題も、これもしっかりとやるべきではなかったのかなと思っております。これも中途半端に、この中間報告書にはなされております。 そして「平成20年以降は、経営陣9名のうち8名が非常勤として利害関係者で構成されていることから、取締役会の形骸化によるコーポレートガバナンスの不在を招き、かつ、常勤取締役が適切な情報を提供せず、独断専行的に事業を推進させ、一方、非常勤の代表取締役社長も本来の業務が多忙なため社長としての責務を全うできず、常勤取締役に実質的に一任してきたことが問題を深刻化させた。」と書いております。だがしかし、この30数回の100条委員会、特別委員会の中でこの専務が独断的にやってきたと言われながらも、専務はしっかりと話をされておりました。金融面に関してもいろんな政策をやるにしても、第三セクターは行政の意見を聞かなければ何もできない。私は特に借入問題に関しては、社長と、市長としっかりと話をした。そして当時の企画開発部長とも一緒になって話をした。そういったこともおっしゃっておりました。こういったものが参考人の中でさまざまに出る中、なぜこの100条委員会、特別委員会は双方食い違った意見があるんであれば、私は証人喚問をそれまでやるべきだったと今でも思っております。だがしかし、この証人喚問の件に関しましても、証人喚問をやるべきだという意見が4名、やるべきではないという意見が4名、最終的には委員長裁決でやるべきではないという結果となっております。私は、この3名の参考人の意見が食い違うんであれば、しっかりと証人喚問をすることによって、本当にこの第三セクター、糸満観光農園株式会社がどのような形で清算ということになったか明確にできたんじゃないかと、今さらながらも思っております。そういった中では、私たちのこの特別委員会の締めくくり、これも最終的には4対4の可否同数、そして報告書としてやるべきだという、その最終的な判断も可否同数の中、委員長裁決で裁決されております。だからこそ、私は委員会の副委員長として、その立場もありはします。だが、私たちのこの糸満市の税金でつくられた、糸満市の市民の財産6,000万円、これを紙切れにしたその責任を全く明解にできず締めるのは大変残念であります。 そのために、きょうの特別委員会委員長報告に対しては反対の立場より討論させていただきます。ぜひとも議員の皆様方、私たち議員は、議会は行政のチェック機能、これが一番大きな仕事であります。ぜひともそれを考えて自分の意見として決定してほしいと願います。以上で討論を終わらせていただきます。
○議長(徳元敏之君) お諮りいたします。 委員長報告に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(徳元敏之君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。
△糸満観光農園に関する調査の件については、お手元に配布してあります委員会調査報告書のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(徳元敏之君) 起立多数であります。 よって本件については、委員会調査報告書のとおり決定されました。 これをもって、糸満観光農園に関する調査を終了いたします。 本件の除斥を解除いたします。
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○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午後8時57分)(再開宣告午後10時29分)
○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 お諮りいたします。 ただいま提出者国吉武光君外7名の賛成者でもって、
議員提出議案第5号 杉浦友平副市長に対する辞職勧告決議についてが提出されました。これを日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(徳元敏之君) 御異議なしと認めます。 よって
議員提出議案第5号を日程に追加し、議題とすることに決しました。
△
議員提出議案第5号「杉浦友平副市長に対する辞職勧告決議について」を議題といたします。 本案については、提出者国吉武光君外7名の賛成者でもって提出されております。 提出者の提案理由の説明を求めます。
◆6番(国吉武光君) こんばんは。
議員提出議案第5号 杉浦友平副市長に対する辞職勧告決議について。 初めに、杉浦副市長に対する辞職勧告決議をせざるを得ない理由について述べます。消えた100万円、消えた平成16年度関係書類問題、1、新垣安彦議員の消えた100万円問題発言。2、杉浦副市長の消えた平成16年度の関係書類問題発言と、観光農園株式会社に警察権力の導入問題、これは新垣安彦議員の質問と杉浦友平副市長の答弁から起きた糸満観光農園株式会社のレストラン施設に関する沖縄振興開発金融公庫からの借入金問題です。 事のてんまつは、平成26年6月16日の定例会で新垣安彦議員の質問に対し、杉浦友平副市長の金融公庫からの借入金3,300万円入金があったとの答弁で、新垣安彦議員のそれは間違いありませんかの質問に対し、杉浦副市長は「現金出納帳がありませんので、通帳で確認するしかありませんが、平成17年2月9日に3,300万円、沖縄振興開発金、までの表示でございますが、振り込みが行われております。」と答弁しております。また新垣安彦議員の再質問に平成17年1月20日抵当権設定、金銭消費契約時金額3,400万円、債権額3,400万円となっています。先ほど副市長から答弁は、その日には3,300万円しか入金されていない。これどういうことですかに対し、杉浦副市長は「抵当権設定が3,400万円で、私も初めて言われて気づいたんですが、入金が3,300万円しかないという事実につきましては、これは事実として事実でございますが、なぜこのようなことになったのかについては、残念ながら把握しておりません。」と答弁しております。さらに新垣安彦議員の再質問で、「市当局が把握できなくてですね、これまで出された決算書とは、我々議会は承認してきたんです。100万円がどこか消えているんです。金銭消費貸借契約というのは、この金額をきちんと借りました。貸しました。設定しましたということです。じゃあ、なぜ観光農園は3,300万円しか入金ないんですか。あと100万円どこに消えたんですか、これ。明確に答弁お願いします。」に対し、杉浦副市長は、「事実そのものについては、正直申しまして申し上げられませんが、今、推測の範囲内でございますが、保証金として途中で支払っている可能性はあるのかなという推測はございます。ただ、あくまでも推測でございまして、事実関係、平成16年度の書類がありませんので、推測でしか申し上げることができないのは残念でございます。」と答弁しています。ところが翌日、6月17日の大田守議員の質問で、きのうの質問の中で、3,400万円の抵当権が観光農園のレストランに設定されていると。しかし、公庫から入金は3,300万円だという話になっておりますね。この差額100万円の不透明金があるという形で答弁されておりますけれども、その後、1日しかたっていないんですが、本当にこの100万円がどこに行ったのかわからないのか、答弁願いますに対し、杉浦副市長は、「これまで平成16年度の株主総会及び取締役会の資料が所在不明で探しても見つからないという答弁を私何度も申し上げました。きのう一般質問終わりまして戻りましたら、書類があったという報告がございました。これにつきまして、非常に唐突でございまして、発見した人の言っていることもどうも首尾一貫しておりません。非常に唐突感がありますし、これだけの騒ぎになっているわけですので、そのまま放置できないということで、とりあえず今、私、実はきのう6時過ぎですが、糸満警察署に相談へ行きました。盗難届を出すかどうかにつきましても相談している最中でございます。それを踏まえて申し上げますと、申しわけありませんが、その書類は開いておりません。開くと指紋がつきますので、これは証拠書類として保存しているということでございまして、まだ調査しておりません。」と答弁。さらに大田議員のこの書類というのはどの場所で見つかったのですかの質問に対し、杉浦副市長は、実は、既に今、糸満警察署が観光農園株式会社に行っております。その捜査上…、今のところ申しわけありません。まだ盗難届は出しておりませんが、相談した結果、今、既に行っておりますので、その結果を待ちたいと思っておりますと答弁しています。つまり杉浦副市長は、この関係書類について新垣安彦議員に平成16年度の書類がありませんと答弁しながら、大田守議員には観光農園株式会社の事務所内にあったと答弁して、実質的にどこにも消えることなく、同会社の事務所内に存在していたことが明らかになったわけです。消えたはずの書類は、観光農園株式会社の事務所内にあったにもかかわらず、杉浦副市長は、観光農園株式会社に糸満警察署を導入するなど、この間の質疑応答は議会運営を混乱させたばかりでなく、市民に不安と不信感を与えています。 この一連の消えた100万円、消えた平成16年度の関係書類の問題に対して、元社長山城勉氏は、10年前のことであり、現在社長ではないのでその関係書類を確認することはできないとしています。その後、山城元社長は、消えた100万円問題解決のため、平成26年9月30日、弁護士とともに沖縄振興開発金融公庫事業管理部の上席調査役である大城氏を訪ね、当時の借入金等について説明を求める調査をしています。調査の1点目は、借用証書やレストラン店舗の全部事項証明書についてです。契約日は平成16年5月31日、債権額3,400万円と記載しているのに、実際に入金された金額は平成17年2月9日に3,300万円、同年6月15日に12万8,000円の合計3,312万8,000円にとどまっていた理由についてです。2点目は、平成17年6月13日付の念書が具体的に何を意味するものか等についてです。弁護士が平成17年6月13日付の念書の具体的な意味について、これは実質上は借入額の減額による確定について合意したことを意味するものなのかの質問に対し、上席調査役の大城氏は、そのように理解されて全く問題ないと回答しています。つまり、借入額は当初3,400万円を予定していたものの、結局は3,312万8,000円に減額され、貸付額が確定したというのが真実なのです。前払いなどしておりません。この点について、大城氏は、公庫の融資のルールは銀行とは異なり、契約日に貸付金全額を振り込むようなことは基本的には行っておらず、貸付金の全部または一部を貸付受入金として保留することになるので、平成17年2月9日に3,300万円を入金するまで貸付金全額を保留していたものである。そのような扱いについては借用証書の裏面の特約条項第6条に明記されている通常の扱いであって、何ら不審な事実経過などはないと明言しています。また大城氏は、最終的に当初予定額の残金である100万円を振り込まずに、平成17年6月15日に12万8,000円を振り込んだのは平成17年6月13日付の念書によって融資額を当初予定額であった3,400万円から3,312万8,000円に減額することが決定したからであって、この点については何の問題もありません。融資額を減額したのは、工事の進捗状況を見て、入札の結果、工事金額は当初の予定より減額されたことが判明したことを考慮したものであって、むしろ糸満観光農園株式会社の自助努力の結果、借入金の金額を減額することができたとの評価が妥当と説明しています。なお、この点については、公庫から入札による工事資金減額の結果、当初予定の融資額を減額することが検討されていたことを証明する資料として書類の写しも交付しています。さらに大城氏は、平成17年6月13日付の念書の本文部分の文言は公庫側が作成したものであって、公庫の内部的な扱いに沿うものであり、様式は多少変わったものの、このような念書を徴収することで最終的な債権額を確定するのは現在も公庫として、通常業務として行っていることであり、何ら不審なことはないとの説明でありました。調査の結果、公庫からの融資額は当初3,400万円を予定していたが、入札の結果、工事金額が当初の予定より減額されることが判明したことを考慮して、最終的には3,312万8,000円に減額することが決定されたと判明しています。 しかし、市の中間報告書では、入金もされないままに返済した、すなわち相殺処理されたものと推測されるが、なぜこのような結果に至ったのかを確認できる書類も現段階では確認できていない。平成26年6月17日に市議会一般質問休憩中に公庫からファクシミリ送信された同念書の写しには、平成17年6月13日と記載されている。しかし、本来ならば修正前念書の作成月日(2月○日)が記載され、これを見え消しで修正されるべきものと思われ、誰がいつ記載したかは不明である。とまるで不審な点だらけであるかのような記載がされています。これは沖縄振興開発金融公庫も調査せず、合理性を有しないまま、単なる邪推であることが明白になりました。しかも驚いたことに大城氏は、説明が必要であるなら、今回のように私たちはいつでも説明しますが、私が担当となってからこの問題について、糸満観光農園事業プロジェクトチームのメンバーが説明を求めてきたことはただの一度もありませんと言っております。 結論として、市当局は当事者である沖縄振興開発金融公庫に対して、全く事実関係の確認、説明等の調査もしていません。そのような中で当事者である山城元社長への聞き取りや沖縄振興開発金融公庫への調査を行わないまま、ずさんな中間報告書を作成し、新垣安彦議員の質問に対し、まるで元社長の山城勉氏らに何らかの疑惑があるような公平性に欠けると思われるような答弁を繰り返しています。真実は、山城元社長が弁護士とともに行った公庫への調査によって、その事実関係が明らかになり、沖縄振興開発金融公庫からも疑惑は全くないとの明解な回答を得ています。この問題に関しては、大田守議員や長嶺一男議員、私、国吉も市議会100条委員会メンバー3名で、平成27年10月9日に沖縄振興開発金融公庫の事業管理部を訪ね、同様な調査を行っています。同調査でも沖縄振興開発金融公庫の上席調査役である大城氏は、糸満観光農園株式会社の借入額については、平成26年9月30日、午前10時に元社長と依頼した弁護士に話したとおりであると明言しています。貸付額の総額3,312万8,000円については、糸満観光農園株式会社の貸付金の銀行預金口座振込依頼書に基づき、沖縄銀行糸満支店の普通預金通帳に平成17年2月9日に金3,300万円を、同年6月15日に金12万8,000円を2回にわたって振り込まれていることを通帳等の写しで確認し、これを証明する資料として書類5枚の写しも交付してもらいました。以上のように調査した3名の議員は、今回公庫の調査において、新垣安彦議員が主張する消えた100万円問題に関しては、元社長山城勉氏は潔白であることが証明されています。 杉浦副市長の一連の行為は、元社長山城勉氏らの名誉を著しく毀損し、人権を侵害した疑いがあり、断じて許されるものではないと思います。それと消えた平成16年度の関係書類問題で杉浦副市長は、同会社の常勤取締役である専務の了解を得ずに、一方的に警察権力を導入し、新垣安彦議員の消えた平成16年度の関係書類がどこの場所で見つかったのかという質問に対し、杉浦副市長の答弁は二転三転するなど市議会を混乱させています。他方、同会社では当時の専務がたまたまその書類に触れたとして、あなたがいつも近くにいるから、あなたが一番疑わしいと疑われ、市の担当課長や糸満警察署の刑事から取り調べを受け、犯人扱いされていたことが原因で100条委員会で明らかになっています。専務の話によると、今後の100条委員会の議論の推移によっては、あなたは厳しい取り調べを受けるかもしれないよと。だから失念したと、忘れていたと、自分が置いたことを忘れていたと。そういったことを発言して、あなたが言って、この問題の事をおさめてはどうだろうかと。そうして自分たちもないことにするよと。そんなことを言われましたね。自分たちに非がなければこのような行動をしないと思います。こういうことが多分冤罪事件につながると思いますね。だから市の担当課長、それから刑事の話、これを合わせると私が犯人と、そういった状況をつくり出して自分を自白をさせようと、そういった方向に誘導しようとしたんじゃないかなというふうに私は思わずを得なかったですね。私は刑事の誘導についても断りましたよ。証言しています。それから担当課長についての私の感想ですけれども、正直言って本当に悔しい思いをしました。とっても悔しかった。何で私がこんなことを言われなければいかんのかなと。何を上から目線で言うのかと。糸満観光農園で一生懸命頑張っている私に対してですよ、何でそういうことを言うんですかととっても腹が立ちました。とっても悔しい思いをしました。悲痛な面持ちで証言しています。このような言動によって、会社の業務等を混乱させ、元専務を犯人扱いするなど、個人の名誉を毀損し、人権侵害に当たるような行為が実際に行われ、道義的にも杉浦副市長の行為は断じて許されるものではないと強い憤りを感じます。 また、そのほかに市議会100条委員会に提出された中間報告書において、上原裕常元社長、今の市長の経営責任を問われると何かと不利になると思ったのか、本来、報告すべき重要な事項が報告されていないことが市議会等で明らかになっています。 報告書に記載されていない事項と情報漏えい問題。元社長山城勉氏と同セクターとの消費者金融貸し付け契約を自己契約として、民法違反として指摘しながら、上原裕常社長が同セクターに500万円の貸し付けを行っていたことが市のPTの調査で明らかになっているにもかかわらず、その自己取引については、何ら報告がされていない。JAの抵当権設定は違法と指摘しながら、上原裕常社長がその違法性を認識の上、無断でその抵当権を利用して約1,900万円をJAから短期借り入れをしていたことが報告されていない。市PTが作成した中間報告書の公開時期等についての
疑問点ですが、平成26年7月25日の100条委員会に提出された中間報告書は糸満市情報公開条例の規定による公文書としては未公開だと思います。平成26年6月定例会の6月16日と17日の新垣安彦議員や比嘉譲議員の質問に対する市当局の答弁は、作成中の中間報告書、これは未公開の情報です。その情報等に基づき発言していることは一連の答弁等から明らかです。これは未公開の情報等をリークした疑いがあり、法令遵守すべき市長には大変な問題だと思います。具体例を申し上げますと、6月16日の新垣安彦議員の質問に対し、市当局は「第三セクター等点検評価委員会の報告を受けての経営実態調査につきましては、機動的組織として市にプロジェクトチームを設置し、専従メンバー5名体制で調査を実施いたしました。」と答弁し、また翌日6月17日に、比嘉譲議員の質問に対しても、市当局は新垣安彦議員への答弁と同様な発言をしています。さらに「この2カ月間で取り組んだ再生策及び今後の再生策につきましては、糸満観光農園の経理状況を調査しましたところ、資金が枯渇しており再生は困難であります。今後は6月27日に開催される糸満観光農園株式会社の株主総会に同会社の解散の提案がなされ、解散の決議があれば、特別清算の手続に入ると思われます。」と答弁しています。しかし、当時この中間報告書は糸満市情報公開条例第2条第2号でいう正式な公文書ではありません。つまり、調査中の未公開資料なのです。その理由は、大田守議員が平成26年6月24日、市情報公開条例に基づき、市PTが作成した中間報告書の公文書開示を請求したところ、上原裕常市長は同年7月7日に、同情報公開条例第12条第2項の規定により、開示決定等の期間を延長したと通知しています。その延長期間は、平成26年6月24日から同年7月23日までとなっています。その延長の理由は、糸満観光農園株式会社経営状況調査の作成に時間が必要なためと回答しています。 以上の現状を鑑みて、市当局の職務上の調査中に知り得た情報等については、気脈の通じた一部議員だけにその情報を流し、またその情報等を漏らして質問させたのではないかと疑わざるを得ません。市当局がリークした事実が明らかになったのなら、この行為は
地方公務員法の守秘義務違反になる可能性もあり、法的にも大きな問題だと思います。また、行政運営上、未公開で調査中の職務上知り得た情報等に基づいて、議会の場であってもこのような答弁は許されるものではないと思慮されます。市PTの担当職員が観光農園の経営状況調査において、その関係書類等を同会社の事務所内から市の担当部内に持ち出した疑いについてです。当時の専務の話では、平成26年5月の連休明け、その関係書類等の一部について市企画開発部の担当職員に電話で確認したら、その担当職員が市の同内部に保管しているとの確認ができたので、専務は市の担当部に出向いてその関係書類を持ち帰ったことは事実ですと証言しています。しかし、市当局はその関係書類は同会社から持ち出したことはないと答弁を繰り返しています。これは大きな問題だと思います。さらに第三セクター等の点検評価委員会の同報告書の現状・課題について、同セクターの経営が窮境に陥った責任は、言うまでもなく経営を任されている同セクターの現経営陣の上原裕常社長にあると明言し、仮に誤った判断が旧経営陣にあったとしても、現経営陣はそれが経営判断の原則の枠内である限り、責任を旧経営陣に求めるのは筋違いであると断言しています。市当局は、同報告書の内容において、前述のとおり、現社長の上原裕常市長に不利になると思ったのか、突発的に市職員だけで構成した市のプロジェクトチームを設置しています。旧経営陣及び当時の専務からの聴取はせず、現経営陣からの聞き取りのみで調査らしい調査をしないまま、糸満観光農園株式会社経営状況調査中間報告書を作成しています。しかし、平成28年3月24日現在、いまだに最終報告がなされていません。この中間報告書は第三セクター等点検評価委員会の報告書とは違い、経営破綻について、上原裕常社長みずから現経営陣の責任を否定し、旧経営陣に責任を押しつけるために無理やり法令違反を見つけることだけを目的としている。つまり何とか現経営陣の責任を否定し、旧経営陣の責任であるという結論を導こうとしたのではないかと思います。最初から結論ありきの調査であったのではないかと疑念はぬぐえません。 議員活動抑圧と議会軽視問題。議会には地方議会に与えられている主な権限は、議決権、行政監視権、自律権、選挙権、同意権、承認権、請願処理権、意見表明権、報告及び資料要求権があり、その中の一つ行政監視権は、議会は市民の負託を受けた住民の代表機関であり、自治体の行政執行の状態を監視し、統制する権限です。議会の監視統制権は自治体の行政事務に対する監査権と調査権に分かれ、団体長及び関係公務員の出席答弁の要求、資料の要求、報告の要求、質問などによって監視機能を遂行する権利が与えられています。しかし、杉浦友平副市長は、直近の議会だけでも平成27年12月定例会、12月16日の大田守議員の教育委員会への質問の中で、行政の執行状況に対する市民の苦言に対し、議場内でその市民の氏名の公表を強行に迫り、数時間も議事進行をおくらせ、混乱させる。平成28年3月定例会、3月15日のある与党議員の質問に対し、10名の議員連名による森山農林水産大臣への泊魚市場早期移転要請活動に対し、議員のパフォーマンスと市民を愚弄し、市民の代表の議員を侮辱すると言わざるを得ない発言で議会を混乱させています。直近のこの2件だけでなく、これまでも幾度か杉浦友平副市長は、市民から負託を受けた地方議会に与えられている権限を著しく侵害し、市執行部が議会を通し市民に向き合わない、つまり市民を拒否するような発言をしております。杉浦友平副市長のこのような一連の行為は、議会運営を無用に混乱させるものにほかならず、また元専務や旧経営陣、元社長らに対する名誉を毀損し人権を侵害した疑いも否定できず、杉浦友平氏の副市長としての公職の身分にふさわしくないと言わざるを得ません。この件については上原裕常市長の任命責任も大きく問われます。よって、糸満市議会は、杉浦友平副市長に対し、辞職勧告をするものである。 以上、決議する。平成28年3月24日、糸満市議会。
○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午後11時05分)(再開宣告午後11時06分)
○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 本案に対する質疑を許します。
◆8番(浦崎暁君) 杉浦友平副市長に対する辞職勧告決議について、提案者である国吉武光議員に自席より質疑をしたいと思います。
△演壇でるる決議の提案理由を述べていただきましたが、その中で私はちょっと確認したいと、認識を深める上で何点か確認したいと思います。 まず、第1点目が文中の中で報告書に記載されない事項と情報漏えい問題ということがあります。この内容について、報告書とはどういう報告書なのかと。名称をお聞きしたいと思います。 そして2点目なんですけれども、記載されない事項というものはどういう事項なのか。つまり記載されるべき事項なのか、本来この報告書に記載されるべき事項だったのか、それがどういう事項なのかということをまず伺いたいと思います。 そして3点目、情報漏えいという話も出てまいりましたが、具体的にどういう情報で、どういう中身で、その内容ですね、それを伺いたいと思っております。 そして4点目なんですけれども、議員活動抑圧ということをおっしゃっていますけれども、具体的に議員は21名います、どの議員に対して活動を抑圧したのかと。その抑圧というものの内容ですよね。そして議会軽視ということで括弧閉じされていますけれども、杉浦副市長が議会軽視してきたんだということをおっしゃっていますけれども、どういう発言で、どう議会で議会軽視的なものを言ってきたのかということを教えてほしいと思っています。 そして最後に1回目の質疑で伺いたいのは、名誉毀損というのは非常に重いんですよね。刑事罰にもなり得る非常に重いものであります。そうであれば、厳格に名誉毀損、構成要件…、名誉毀損の構成要件ですよね。具体的にどういうふうなことでどういうふうな構成で名誉毀損に当たっていくのかということを伺います。
○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午後11時10分)(再開宣告午後11時47分)
○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 お諮りいたします。 会期延長の件を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(徳元敏之君) 御異議なしと認めます。 よって会期延長の件を日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。
△「会期延長の件」を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日3月24日までと議決されておりますが、議事の都合により会期を3月25日まで1日間延長いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(徳元敏之君) 御異議なしと認めます。 よって会期は、3月25日まで1日間延長することに決しました。
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○議長(徳元敏之君) お諮りいたします。 本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(徳元敏之君) 御異議なしと認めます。 よって本日は、延会することに決しました。 なお、あすの会議は特に午前0時5分に繰り上げて会議を開くことにいたします。 本日は、これをもちまして延会いたします。(延会宣告午後11時48分)...