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  1. 名護市議会 2022-03-02
    03月18日-12号


    取得元: 名護市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-19
    令和4年第206回名護市定例会              第206回名護市議会定例会会議録┌─────────┬───────────────────────────────┐│招 集 年 月 日│       令和4年3月2日 水曜日 午前10時       │├─────────┼───────────────────────────────┤│招 集 の 場 所│         名 護 市 議 会 議 場         │├─────────┼───────────────────────────────┤│開       議│      令和4年3月18日 金曜日 午前10時0分      │├─────────┼───────────────────────────────┤│散       会│      令和4年3月18日 金曜日 午後3時32分      │└─────────┴───────────────────────────────┘出席並びに欠席議員 出  席 25名 欠  席 0名┌────┬───────────┬───┬────┬───────────┬───┐│議席番号│    氏  名    │出 欠│議席番号│    氏  名    │出 欠│├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  1  │  島 袋  力   │ 出 │  15  │  翁 長 久美子  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  2  │  長 山 正 邦  │ 出 │  16  │  仲 村 善 幸  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  3  │  大 浜 幸 秀  │ 出 │  17  │  比 嘉 拓 也  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  4  │  吉 居 俊 平  │ 出 │  18  │  宮 城 安 秀  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  5  │  川 野 純 治  │ 出 │  19  │  比 嘉  忍   │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  6  │  石 嶺 康 政  │ 出 │  20  │  岸 本 直 也  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  7  │  仲 尾 ちあき  │ 出 │  21  │  金 城 善 英  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  8  │  金 城  隆   │ 出 │  22  │  大 城 秀 樹  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  9  │  宮 城 さゆり  │ 出 │    │    欠 員    │   │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  10  │  宮 里  尚   │ 出 │  24  │  神 山 正 樹  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  11  │  大 城 敬 人  │ 出 │  25  │  小 濱 守 男  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  12  │  東恩納 琢 磨  │ 出 │  26  │  比 嘉 祐 一  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  13  │  比 嘉 勝 彦  │ 出 │    │           │   │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  14  │  平   光 男  │ 出 │    │           │   │└────┴───────────┴───┴────┴───────────┴───┘ 署名議員       14番 平 光男  15番 翁長 久美子 議事日程       別紙のとおり 会議に付した事件   別紙のとおり 会議の結果      別紙のとおり法第121条第1項による出席者              市 長  渡具知 武 豊              副市長  金 城 秀 郎 総務部長     比 嘉 一 文    企画部長        棚 橋 邦 晃 地域経済部長   平 得  薫     市民部長        仲 本  太  福祉部長     荻 堂 盛 邦    こども家庭部長     比 嘉 ひとみ 農林水産部長   玉 城  勝     建設部長        當 山  賢  環境水道部長   佐久川 博 光    消防長         安 里  順  総務課長     神 元  愛     人事行政課長      宮 城  聖  財政課長     伊野波 盛 満    企画政策課長      宮 城 浩 二 振興対策室長   金 城  圭     商工・企業誘致課長   仲井間  修  久志支所長    吉 田 正 志    市民課長        比 嘉  史  税務課長     宮 城 雅 也    健康増進課長      大 城 智 美 生活支援課長   東 江 靖 典    介護長寿課長      岸 本 光 徳 子育て支援課長  仲 里 幸一郎    保育・幼稚園課長    高 里 盛 克 農業政策課長   宮 城 天 樹    園芸畜産課長      早瀬川 章 子 農林水産課長   宮 良 昭 宏    都市計画課長      岸 本 啓 史 建設土木課長   岸 本 康 孝    建築住宅課長      宮 城  仁  維持課長     島 袋 昭 彦    環境対策課長      金 城 清 和 消防本部総務課長 仲 村  貢     選挙管理委員会事務局長 佐久川  純  保育・幼稚園課  饒平名 知 己    都市計画課技幹     桃 原 泰 明 幼稚園担当主幹              教育長  岸 本 敏 孝 教育次長     岸 本 尚 志    学校教育課長      比 嘉  悟  学校教育課主幹  神 山 英 輝議会事務局出席者 事務局長     屋 部 憲 克    次長兼庶務係長     大 城 秀 樹 議事係長     宮 城  建     庶務係調査法制担当主査 金 城  浩  議事係      島 袋 ちえり    庶務係         久 高 志 津 議事係      岸 本 健 伸    議事係         上 地  健  会計年度任用職員 玉 城 直 喜 ○大城秀樹議長 おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。 日程により市長提出議案に対する質疑を行います。議案第3号 名護市議会議員及び名護市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の制定についての質疑を許します。川野純治議員。 ◆川野純治議員 議案第3号の件です。議案説明会のときにも、宿題といいますか、選管に一応確認してほしいということで提起しておりましたけれども、県議会議員選挙でのポスターの支払いの件で私は事例を報告しましたが、請求から支払いまでに2か月近くかかって、非常にこの業者に迷惑をかけたという事例を言ったと思いますが、そういう意味ではしっかりと地域企業に対する保証ということも含めまして、まず1点目にこの支払いについて立替払いができないかどうかということです。立替払いをした上で精算。業者との関係で支払い、精算ができないかどうかということが1点と、それから規則で、このポスターや選挙ビラの精算について具体的に支払いの基準をどういう形で保証するのかということです。請求後、例えば2週間以内に支払うとか、そういうところの根拠をしっかりと示さないと、やはり実際上の公費の意義も薄れてくるのではないかと思います。そのことがあります。さらに新規条例の中で、ビラとポスターの単価が書かれておりますが、これについての単価の根拠をどういう形で出したのかということをお伺いします。それから自動車の借入れの件ですけれども、個人というのもありますが、これは個人としての契約書はどういう形でやるのかとか、それからタクシードライバーについては別途また契約が必要なのかどうかということを、まず明らかにしてほしいと思います。 ○大城秀樹議長 市当局の答弁を求めます。佐久川純選挙管理委員会事務局長。 ◎佐久川純選挙管理委員会事務局長 まず、立替払いが可能かどうかについてですけれども、条例につきましては、公職選挙法の中で国の選挙に準じた規定を設けて制定した場合に公費負担ができるとありますので、小選挙区につきましては都道府県が、比例につきましては国が直接業者に支払うことと規定されていますので、それに準じると市が業者に直接払うことになります。次に、請求から支払いまでの期間ですけれども、市が業務の中で契約した場合、請求をいただいてから1か月以内が支払い期間となっていますので、それに準じて、公費負担についても請求から1か月以内の支払いということで努めていきたいと考えております。それと、ビラ、ポスターの単価ですけれども、この金額につきましても、国の選挙について公職選挙法の中で単価が規定されておりまして、その金額に準じて同じ上限額として設定をしております。 ○大城秀樹議長 川野純治議員。 ◆川野純治議員 それでちょっと確認ですが、先ほどの業者への支払いの件ですけれども、1か月以内ということでしたか。その確認と、それでそれはどこにどういう根拠を、やはり明確に規定、規約の中に、条例の中に入れるのかどうかを含めて、具体的にどういう形で担保するのかということを確認したいと思いますが、その根拠が条例のほかに、どこかに、改定する基準とか何かがあるのかどうか。そこも確認したいと思いますがいかがでしょうか。 ○大城秀樹議長 佐久川純選挙管理委員会事務局長。 ◎佐久川純選挙管理委員会事務局長 まず、市が直接契約を交わす場合の支払い期間につきましては、政府契約の支払遅延防止等に関する法律で市町村の期間まで規定されております。今回、公費負担につきましては、候補者と業者が契約するものですので、必ずしも市の契約する業務と同等ではないのですが、説明会等でこの制度の説明、資料の中に1か月以内、市の業務に準じて公費負担の支払いもしていきますというような書きぶりをして、条例ではなくて説明資料として、立候補予定者の説明会の資料にそういう説明を入れたいと思っております。 ○大城秀樹議長 川野純治議員。 ◆川野純治議員 議案説明会のときも確認しましたけれども、今後、この条例が制定された場合は、施行細則も今から、この条例制定後につくるということでございます。先ほどの支払いの件も説明書には書くと言いますけれども、具体的な根拠を、やはりしっかりと担保してほしいというのが僕の希望でありまして、実際に、県議会のポスターの例にあるように、非常に忙しかったと。県の選管の言い分はいっぱいあってということでありますので、ぜひ明確に、施行規則とかを含めて基準を明らかにするということで明示してほしいという希望がありますけれども、それについての検討はいかがでしょうか。ぜひお願いしたいのですがいかがでしょうか。 ○大城秀樹議長 佐久川純選挙管理委員会事務局長。 ◎佐久川純選挙管理委員会事務局長 施行規則につきましては、選挙管理委員会議の中で決定しますけれども、今、議員から提案がありましたことにつきましても、施行規則等を定める委員会議の中で委員の皆さんに提案しまして、規則の中に盛り込むかどうかということも含めて検討させていただきたいと思います。 ○大城秀樹議長 比嘉勝彦議員。 ◆比嘉勝彦議員 先ほどの川野議員の質疑に併せてですが、今般、この提案理由の中に、候補者の選挙運動時に係る費用負担を軽減し候補者間の選挙運動の機会均等を図るためとありますが、その機会均等を図るために選挙公報として、公の選挙公報があるのですが、その辺の検討はなされたのか。それと併せて、今回の単価を見ると、ビラ、ポスターに関しては印刷業者のみということなのかどうか。実はビラをつくるためには写真屋さん、それからイラストレーター等々、いろいろな関連する業者がいらっしゃると思うのですが、その辺への支払いはどのように行うのか。2点をお伺いします。 ○大城秀樹議長 佐久川純選挙管理委員会事務局長。 ◎佐久川純選挙管理委員会事務局長 まず、選挙公報の発行についてですけれども、4年前の市議会議員選挙が終わった後の議会の中で比嘉勝彦議員から同じような質疑がありまして、その中で選挙公報の公費発行と、今の公費負担制度を合わせて委員会の中で検討させていただいております。その中で、今回、まずは選挙での公費負担をするべきではないかということで、4年間かけて検討してきた中で今回の条例の計画を立てまして、また選挙公報の発行につきましては、具体的な発行数がどうかということまでは選挙管理委員会としてはまだ結論に至っていない状況です。すみません、休憩をお願いします。 ○大城秀樹議長 休憩します。                              休 憩(午前10時9分) (質疑内容の説明あり)                              再 開(午前10時9分) ○大城秀樹議長 再開します。佐久川純選挙管理委員会事務局長。 ◎佐久川純選挙管理委員会事務局長 ポスター、ビラの印刷につきましては、印刷業者への支払いのみとなります。ただし、他市の事例等もいま確認しておりまして、例えば同じ業者を使った場合でも候補者によって金額が違うということがある事例があります。それにつきましては、印刷業者の中で、例えば写真撮影の構成ですとか、単純に提供したデータの印刷のみではなくてデータの作成段階でもその差が出るということで、同じ業者でも金額が違うという事例は確認しております。なので、ポスター作成業者のほうで、そういうのをまとめてやっていただければ、そこに含まれるのかと思っています。
    大城秀樹議長 比嘉勝彦議員。 ◆比嘉勝彦議員 それでは併せてお伺いします。先ほど川野議員へおっしゃっていたように、1か月以内をめどにお支払いしていくということをお聞きしましたけれども、これは印刷会社へ1か月以内に払って、それから先にまた、そこから分けて、例えば先ほど言った写真屋さん、イラストレーターさんですか、ほかの業種に分けていくということでしょうか。そうなると1か月以上、大分時間がかかるのではないですか、いかがでしょうか。 ○大城秀樹議長 佐久川純選挙管理委員会事務局長。 ◎佐久川純選挙管理委員会事務局長 まず、支払いについてですけれども、あくまでも市として払う場合に、ポスター、ビラにつきましては印刷業者、自動車につきましてはレンタカーですとか個人になりますけれども、そこにのみの支払いとなりますので、そこの細分化した中での期間とかということまでは規定できませんので、そこは説明会の中で、実際皆さんからどのような要望があるかも含めて対応していきたいと思っていますので、実際の実務面については、まずは条例の中で規定できることについては、その規定のとおりにさせていただいて、その中での実施とさせていただければと思っています。 ○大城秀樹議長 ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって議案第3号についての質疑を終わります。 議案第4号 職員の服務の宣誓に関する条例及び名護市火入れに関する条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を許します。質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって議案第4号についての質疑を終わります。 議案第5号 名護市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を許します。吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 議案第5号について質疑をいたします。説明資料の中に、改正の経緯等ということで、非常勤職員の育児休業・介護休暇等の取得要件の緩和に係る国の改正案に準じ、所要の改正を行うと書いてあります。議案説明会の説明の中でも、会計年度任用職員のことがベースにあるんだという話をされていたと思います。それで、主な改正概要の中で引き続き在職した1年以上とした要件を廃止するとあるのですが、会計年度任用職員については、結局会計年度をまたぐ場合というところが妊娠・出産、そして育児の休暇を含めて出てくると思うのですが、その場合の対応についてどのようにしていくのか、お伺いします。 ○大城秀樹議長 宮城聖人事行政課長。 ◎宮城聖人事行政課長 育児休業等によって、任期の1年、年度末を越えた場合の対応ということですけれども、育児休業を取っていることをもって、例えばそれで任用を切るとか、そういったことはやらないという仕組みになっています。形式上、任期は年度末で一旦切れるのですが、年度の開始に新たに任用させていただいて育児休業を継続するという形になります。育児休業終了後に、また職務に戻っていただくという対応をさせていただいております。 ○大城秀樹議長 ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって議案第5号についての質疑を終わります。 議案第6号 名護市コミュニティ施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を許します。質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって議案第6号についての質疑を終わります。 議案第7号 指定管理者の指定について(豊原区民広場)の質疑を許します。質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって議案第7号についての質疑を終わります。 議案第8号 名護市消防団員の定員、任免、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を許します。石嶺康政議員。 ◆石嶺康政議員 今回、団員の定数が292人から242人に減っています。50人減っていますけれども、中身を見てみると、機能別分団が90人から40人、ここのところだけ50人減っていますけれども、この機能別分団と地域別の分団がありますよね、これの違いと、それから50人減っても機能別分団は機能できるのかどうかについて伺います。 ○大城秀樹議長 仲村貢消防本部総務課長。 ◎仲村貢消防本部総務課長 今回の条例改正の目的は、消防団員の処遇の改善をすること、定員を適正に見直すことがあります。過去5年間の機能別団員数の平均が19人となっており、現行の機能別分団の定員90人と比較して、かなり過多な定員となっていたため、これまでの団員数の推移を勘案し機能別団員も基本団員と同様の考え方で1分団40人とし、6分団で240人、各分団長、団長を合わせて242人に条例改正をすることが、現状では適正な定員であると考えております。また、地域別の機能別分団員としては、手元に資料がないですが、大学生が10人、市の職員が13人、以上になっています。 ○大城秀樹議長 吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 今の説明でも僕は分からなかったのですが、機能別分団員の役割として、90人という定数設定をしたわけですよね。それが50人減るということが、本当に役割として、任務ができるのかというところです。90人に設定した理由が多分あるはずです。それを50人減らすということに、その理由の整合性があるのかどうかというところをお聞きしたいです。 ○大城秀樹議長 仲村貢消防本部総務課長。 ◎仲村貢消防本部総務課長 機能別分団員は、発足から5年経過しており、これまでの訓練並びに実績等を鑑み一般の団員と同等の処遇、また与えることで、区別する理由も当てはまらないために、今回、実績を踏まえて、これまでの5年間で平均19人ということでありましたので、設立当初に、ある程度過多な設定をしてそれまで見込んでおりましたけれども、そこがいま平均的に19人ということでございましたので、各分団員の一般団員と同様に考え方を40人として240人としております。 ○大城秀樹議長 吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 課長、90人という設定をしたわけです。それは、90人いないと名護市全域の消防団の役割からして足りないと判断をされて設定したのだと思います。その設定の理由が、今、現時点になって、定数に対して現実の人員が少ないから40人でいいですとはならないと思う。そもそも定数が90人である理由が本当はあるはずです。そこをしっかり教えていただきたい。機能別分団の役割から見たときに、どういう設定根拠があったのか。今の説明だと、90人と設定したことが間違いだったという話になってしまうのです。そこが間違っていないんだというところをしっかりとした上で50人減らすという決断をしたということじゃないと、ちょっと納得ができないです。お伺いします。 ○大城秀樹議長 仲村貢消防本部総務課長。 ◎仲村貢消防本部総務課長 機能別分団員は、当初90人設定し、学生班30人、後方支援班に30人、広報班に30人、合わせて90人の設定でございました。これは設立当初でございましたけれども、それを一本化して考え方を40人とし、活動的には基本団員と同様に活動いたしますので、それを50人減らしたからと言って活動的に不利になるということはございません。 ○大城秀樹議長 吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 ごめんなさい、まだ納得ができないのですが、機能別分団で大学生のところが30人、広報が30人、後方支援が30人となったところを一本化しましたという話ですが、何のために機能別分団にしているのかというところが分からなくなってくるじゃないですか。機能は、後方支援という機能がある上でそこに30人ずつ置いていたわけですよね。それが一本化されて、ほかの地域別分団と変わりない仕事をしてもらうのであれば、地域別分団機能別分団を振り分ければいいだけじゃないですか。そうなってしまうのです。だから、機能別分団が90人だったというこの設定の仕方の根拠がもう薄れてしまっているわけです。だからもうそれであれば、機能別分団は解散して分けてしまえばいいという議論になりかねないわけです。消防としては機能別分団が必要だという認識の下で90人から40人にしたと。その機能別分団が必要な理由が、いま曖昧になっているので、そこをしっかりと教えていただいて、90人から40人にしても大丈夫だという説明になれば分かるのですが、そこがいま分からなくなっている状態なので、もう一度説明をお願いします。 ○大城秀樹議長 仲村貢消防本部総務課長。 ◎仲村貢消防本部総務課長 ただいまの機能別分団につきましては、先ほど言いました学生班、後方支援班、広報班の90人で設定しておりましたけれども、今回、機能別分団の機能は残しつつ、一般団員と同様に活動は行いますけれども、その機能は一本化された中で残しつつ、この40人で対応していくという考え方でこの40人に設定をしております。 ○大城秀樹議長 ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって議案第8号についての質疑を終わります。 議案第9号 市道路線の廃止について(大小堀線)の質疑を許します。質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって議案第9号についての質疑を終わります。 議案第10号 市道路線の認定について(大小堀線)の質疑を許します。吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 議案第10号について、大小堀線の市道認定ですが、説明資料の中で廃止される大小堀線と新しく認定される大小堀線で、新しくなる100メートルの部分の供用開始がいつ頃になるかということと、工程についても少しお伺いしたいと思います。 ○大城秀樹議長 岸本康孝建設土木課長。 ◎岸本康孝建設土木課長 まず工程につきましては、この事業自体が令和2年度から令和6年度までになっていますので、その間で用地買収、工事などをやっていきたいと思います。供用開始については令和6年度に事業が完了した時点で、供用開始を行っていきたいと考えているところであります。 ○大城秀樹議長 ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって議案第10号についての質疑を終わります。 議案第11号 市道路線の認定について(大小堀1号線)の質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって議案第11号についての質疑を終わります。 議案第12号 指定管理者の指定について(名護市二見以北地域交流拠点施設)の質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって議案第12号についての質疑を終わります。 議案第15号 中山第四市営住宅新築工事請負契約についての質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって議案第15号についての質疑を終わります。 議案第16号 権利の放棄についての質疑を許します。吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 名護市マルチメディア館の共益費、2社あるのですが、これは例えば、市営住宅であれば、現在は連帯保証人の設定が要件になっていますけれども、その連帯保証人とか、そういう共益費が払えなくなったときに請求する別の相手、例えば親会社とかそういうところを設定していなかったのか。今後設定する予定があるのかどうか伺いたいと思います。 ○大城秀樹議長 仲井間修商工・企業誘致課長。 ◎仲井間修商工・企業誘致課長 連帯保証人については設定しておりません。今後設定するのかということですが、ほかの企業誘致の施設については、分かる範囲では他市町村についてもそういった保証人については定めていないというのがありますので、今のところはそういった保証人をつけるということは検討しておりません。 ○大城秀樹議長 ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって議案第16号についての質疑を終わります。 議案第17号 令和4年度名護市一般会計予算についての質疑に入ります。歳入は款ごとに、歳出は項ごとに質疑を行います。ページを示して質疑をお願いします。歳入の1款 市税についての質疑を許します。吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 歳入は款ごとなのでちょっと質疑が多くなりますが、よろしくお願いします。1つ目に、法人市民税についてです。法人市民税は、今年は前年度比で減額となっております。コロナの影響もかなりあるのかとも思うのですが、前年度比4,270万8,000円の減となっているので……、15ページです、ごめんなさい。減の理由を教えていただきたいのと、課税対象の事業者の数、法人の数をお伺いします。それから、この法人市民税に関して、前年度、令和3年度のコロナ関連での減免、猶予の実績も含めてお伺いします。それから17ページ、固定資産税についてです。かなり今、建物、家屋がいろいろなところで建っている様子を見かけます。それが影響してか、固定資産税はかなり上がっている状況です。課税対象物件数と令和3年度からの増加数、どのくらい増加しているのか。特に土地と家屋について、どのくらい増加しているのかというところを教えていただきたいと思います。それから同じく17ページ、国有資産等所在市町村交付金について、この物件数自体は多くはないと思うのですが前年度比が減額となっています。件数も減になっていると思うのですが、その施設についてお伺いします。 ○大城秀樹議長 宮城雅也税務課長。 ◎宮城雅也税務課長 まずは法人市民税についてコロナ軽減があったかということでよろしいでしょうか。(うなずきあり)法人市民税に関してはコロナ軽減はなくて、今年度減っている主な理由としましては、令和元年度10月に税率が9.7%から6%に変わりました。それによってまず税収が減ったことと、ちょっと要因のほうが分析できないのですが、コロナの影響で企業の所得が減っているということが考えられます。次に、固定資産税の家屋の物件数と土地の筆数ですけれども、課税されている家屋の棟数に関しましては2万706件でございます。土地に関しましては、課税筆数は7万9,479筆ということになっております。次に、国有資産等所在市町村交付金の減になった理由ですけれども、国有資産のものに関しましては、経年経過で償却資産と同様の考えがありまして経年経過によって固定資産税が年々減っていくという性質がございます。なので、物件が増えない限りは税収が年々減っていく、そのような仕組みになっております。すみません、答弁は以上でよろしかったでしょうか。 (「法人市民税について、課税対象は何社なのか。事業者数」との声あり) すみません、失礼しました。 (「課税対象と増加数。どのぐらい増加しているのか。増減しているのか。土地と家屋の件数です」との声あり) 法人の数に関しましては、令和3年度で1,833社が課税対象法人数になります。固定資産税に関しましての増です……。すみません、今、手元に詳細な家屋の推移のものがないのですが、家屋に関しましては、年270軒程度増えているということでございます。 ○大城秀樹議長 ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって1款の質疑を終わります。2款 地方譲与税についての質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって2款の質疑を終わります。3款 利子割交付金についての質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって3款の質疑を終わります。4款 配当割交付金についての質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって4款の質疑を終わります。5款 株式等譲渡所得割交付金についての質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって5款の質疑を終わります。6款 法人事業税交付金についての質疑を許します。質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって6款の質疑を終わります。7款 地方消費税交付金についての質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって7款の質疑を終わります。8款 ゴルフ場利用税交付金についての質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって8款の質疑を終わります。9款 環境性能割交付金についての質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって9款の質疑を終わります。10款 国有提供施設等所在市町村助成交付金についての質疑を許します。吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 10款も、先ほどの国有施設と一緒で減額となっています。ただ、先ほど償却資産の件があったのでそういうことかと思ったのですが、結局、今回、第4ゲートの前の部分で米軍と共用する施設が増えている状況の中で、なぜ減額になっているのかということが不思議だったのですが、この減額の理由をお伺いしたいと思います。 ○大城秀樹議長 伊野波盛満財政課長。 ◎伊野波盛満財政課長 10款 国有提供施設等所在市町村助成交付金を今回減額で計上しております。この減額の理由、内容ということですけれども、この交付金は増減がある場合に、こちらとしては県のほうにその内容を確認するのですが、県からの通知では金額のみが示されておりまして、具体的な増減の内容、理由というのが、問合せをしたこともあるのですが、説明していただけなかった、内容を教えてもらえなかったということでございます。なので、今、何が増えたか、何が減ったかというところは、こちらでは把握できないところがあります。申し訳ありません。 ○大城秀樹議長 ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって10款の質疑を終わります。11款 地方特例交付金についての質疑を許します。吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 地方特例交付金の中の2項、34ページです。新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金についてです。前年度も費目存置で置かれていたのかな。これが対象となる地方税は何になるのか。地方税が減収した分についての補填の交付金だと思うので、どういった地方税が対象になるのか、お伺いします。 ○大城秀樹議長 伊野波盛満財政課長。 ◎伊野波盛満財政課長 11款2項についてですけれども、この減収補填特別交付金ですが、内容は新型コロナ感染症の対策として地方税の減収の特例がございます。その内容ですけれども、中小企業事業者が所有する固定資産税、償却資産及び事業用家屋に係る固定資産税の減免措置というのが実施されております。それで固定資産税が2分の1になるとか、ゼロになるという減免の措置がございます。それによりまして地方の税収が減るということで、それに対しての補填の特別交付金ということになっております。 ○大城秀樹議長 吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 ありがとうございました。分かりやすい説明でした。この減免については、今、費目存置になっているので適用がないとお考えになっているのか。前年度の実績も含めてお伺いしたいと思います。 ○大城秀樹議長 伊野波盛満財政課長。 ◎伊野波盛満財政課長 ただいまの交付金ですけれども、今年度、令和3年度の交付金の金額、これはまだ県のほうから決定の通知が来ていなくて、正式な交付金の額というのは今の時点では分からないのですが、今、税務課に確認したところ、税務課での減免を行った数、金額については201件の減免の件数、減免額が1億5,264万7,000円の減免措置を行っているということでございます。この金額が交付金として入ってくるのではないかと考えております。 ○大城秀樹議長 ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって11款の質疑を終わります。12款 地方交付税についての質疑を許します。石嶺康政議員。 ◆石嶺康政議員 6億5,600万円ぐらいの増額になっていますけれども、その理由は何でしょうか。 ○大城秀樹議長 伊野波盛満財政課長。 ◎伊野波盛満財政課長 12款 地方交付税の増額の内容について説明をいたします。令和4年度の当初予算として普通交付税が増額となっております。この普通交付税の増額の内容ですけれども、普通交付税は基準財政需要額、基準財政収入額、それらを算定して、その差額から求めるものでございますけれども、令和4年度の基準財政需要額が増加しております。その増加の内容としては、算定の項目に地域デジタル社会推進費というのが新しく設定されたと。そこで約7,400万円の増加をしている。それともう一つは、臨時財政対策債振替相当額というのがありますけれども、臨時財政対策債で発行する額を基準財政需要額から減額するということがございます。令和4年度の臨時財政対策債が令和3年度と比べますと約10億円減少しております。なので、基準財政需要額から減額する額が減ったということで需要額が伸びております。基準財政収入額のほうも市税の増とかで伸びているのですが、基準財政需要額の、いま説明した臨時財政対策債の振替相当額が伸びているのと需要額のほうが伸びが大きかったということで、令和3年度と比較して交付税は約6億5,600万円増加しているという計上をしております。 ○大城秀樹議長 吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 今の答弁にも関連してお聞きします。今、デジタル社会の推進のものですか、7,400万円と需要額が増えているということでした。臨時財政対策債が、補正予算の質疑のときにも13億円ぐらいから3億円ぐらいまで減ったということで、その分が10億円、需要額に増したというような状況になるということだと思うのですが、今回、6億5,623万2,000円の増加ということで、この大部分が普通交付税の増加だと思うのですが、そうすると、基準財政収入額のほうは3億円から4億円ぐらい伸びているという意味合いなのか、というところをお聞きしたい。需要額の減の部分も多分あると思うので、その辺の考え方をお伺いします。 ○大城秀樹議長 伊野波盛満財政課長。 ◎伊野波盛満財政課長 すみません、先ほど少し説明が足りなかったようで。まず、基準財政収入額ですけれども、令和3年度と令和4年度を比べて令和4年度は約3億4,000万円増加しております。この増加の内容ですけれども、固定資産税の増加、これが約1億2,000万円、地方消費税交付金、これが約1億2,000万円、ほかの項目も伸びて増減はありますけれども、基準財政収入額トータルとして3億4,000万円の増加となっております。 ○大城秀樹議長 吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 この基準財政収入額の伸びについてですが、近年でどのくらい伸びているのか分かりますか。困らせてごめんなさい。なぜかと言うと、3億円、4億円近く伸ばせるというのはなかなかすごいことだと僕は思います。その中で自由に使える財政が増えるということはいいことだと思うので、その伸びが近年で一番の伸びなのか。大体このぐらい伸びているのかというところです。教えていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。 ○大城秀樹議長 伊野波盛満財政課長。 ◎伊野波盛満財政課長 基準財政収入額のここ数年の推移を説明いたします。まず、前年度比較で令和4年度はプラス5.2%の伸び、増加となっています。前の年度に戻りますけれども、令和元年度から令和2年度、令和2年度は前年度比でマイナス17.2%、令和元年度は前年度比プラス4.0%、平成30年度は前年度比でプラス30.8%などとなっております。なので、パーセントで言うと今の30%増加というのもありましたので、去年度はさらに減少しているということになりますので、今回は5.2%の増加と、そういう推移となっております。 ○大城秀樹議長 ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって12款の質疑を終わります。暫時休憩します。                              休 憩(午前10時58分)                              再 開(午前11時8分) ○大城秀樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 13款 交通安全対策特別交付金についての質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって13款の質疑を終わります。14款 分担金及び負担金についての質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって14款の質疑を終わります。15款 使用料及び手数料についての質疑を許します。吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 15款1項 使用料のほうです。41ページ、3目1節の労働費使用料です。労働福祉センターホール等の使用料、去年は139万7,000円と予算計上されていたのですが、今回費目存置になっていると思います。どうなっているのか、労働福祉センターは開けないのか、確認をさせていただきたいと思います。それから、15款2項 手数料のほうです。1目、49ページから52ページにかけて、戸籍住民基本台帳費手数料、3節であります。その上に、徴税費手数料ということで、各種証明書コンビニ交付手数料というところがあります。コンビニ交付については、マイナンバーカードによるコンビニでの各種証明書の発行とお見受けしますが、その件数について、ここに書いてある1,489件がそのまま発行件数ということでいいのかお伺いしたいのと、それから、本庁舎及び各支所で発行されている証明書の発行件数についてお伺いしたいのですが、その証明書の種類について、マイナンバーカードでコンビニで発行できる証明書の種類があると思います。その種類についての本庁及び各支所での発行件数、同じ種類のものをお伺いしたいと思います。 ○大城秀樹議長 市当局の答弁を求めます。島袋昭彦維持課長。 ◎島袋昭彦維持課長 休憩をお願いします。 ○大城秀樹議長 休憩します。                              休 憩(午前11時11分) (質疑内容の確認あり)                              再 開(午前11時12分) ○大城秀樹議長 再開します。島袋昭彦維持課長。 ◎島袋昭彦維持課長 労働福祉センターの使用料が費目存置になっている件ですが、児童センターの仮移転に伴い一般のホールの使用を制限しているため費目存置となっております。 ○大城秀樹議長 宮城雅也税務課長。 ◎宮城雅也税務課長 私のほうからは各種証明書のコンビニ交付手数料の件数が1,489件になっている件についてですけれども、コンビニ交付の証明書は平成31年2月26日から、平成30年度末から開始したものでありまして、開始した当初は件数が少なかったということがあります。6件です。それが平成31年度に88件、令和2年度に179件、今年度は497件を見込んでいるところです。そういったマイナンバーカードを活用して好調にコンビニ交付での発行が増えているものですから、令和4年度としては伸び率を掛けて1,489件を見込んでいるところでございます。 ○大城秀樹議長 比嘉史市民課長。 ◎比嘉史市民課長 支所での件数でございますけれども、説明の中にある件数につきましては、これは令和2年度の実績でございます。コンビニ交付に伴って窓口の交付が減っているかということでございますけれども、コンビニ交付が結構伸びておりまして、それに伴ってやはり窓口の件数も若干減っているような状況でございます。 ○大城秀樹議長 ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって15款の質疑を終わります。16款 国庫支出金についての質疑を許します。川野純治議員。 ◆川野純治議員 62ページ、3節 都市計画費国庫補助金でございます。その中の土地区画整理事業費国庫補助金です。中心市街地土地区画整理事業費国庫補助金は補助率3分の1、600万円が計上されておりますが、1,800万円の3分の1ということで600万円が補助金として計上されていますけれども、資料の390ページのナンバー26に説明もあるのですが、これは歳出のほうでもまた質疑をしますけれども、このときは国庫からの600万円と一般財源の2,200万円を合わせて、事業費が2,800万円になっていますけれども、今回1,800万円の3分の1ということで計上されていますけれども、この事業のそもそもの中身は一体何なのか。なぜ一般財源をこんなに多く、2,200万円も出るのに、1,800万円の3分の1を申請したのか。その辺を確認したいと思いますけれども、いかがでしょうか。 ○大城秀樹議長 金城圭振興対策室長。 ◎金城圭振興対策室長 62ページ、16款 国庫支出金、2項 国庫補助金の土地区画整理事業費国庫補助金600万円の説明ですけれども、事業の内容ということであるのですが、令和3年度に実施しています名護湾沿岸(名護漁港周辺エリア)実施計画において、中心市街地も含めて漁港周辺エリアの計画を立てています。この中で建物の老朽化がやはり著しいとなっている中心市街地のまちづくりについて、今回、また検討を進めていきます。そのメニューとして、今回土地区画整理事業の調査メニューというものを活用します。今後の取組としては調査をしながら事業手法などを検討して、また住民と対話をしながら、どのような方法でそういった再開発、そういうのをやっていこうというところであります。こちらは歳出を見たほうが分かりやすいのですが、274ページの土木費、都市計画費の土地区画整理事業費の委託料に全て入ってはいるのですが、こちら都市再生事業計画策定委託料が補助対象になっている1,800万円で、残りが技術補助員の委託料ということで計上していて、この技術補助員については補助の対象外になっておりますので、単純に調査委託料のほうだけの3分の1ということで、今回600万円、3分の1だけを要求しているところでございます。 ○大城秀樹議長 吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 59ページをお願いします。16款2項1目2節 児童福祉費国庫補助金、それから関連するので64ページもお願いします。16款2項3目6節 放課後児童支援員等及び保育士等の処遇改善についての補助金が出て予算計上されております。臨時特例交付金については、以前の説明で9月末までの改善分についてだったと思いますが、その後の10月以降について、当初予算のほうに財源を用意されているのか。それとも補正予算で組んでいくのか。10月以降の見通しをお願いします。それから一緒に行きます。68ページ、69ページにかけてです。68ページのほうが16款2項10目2節の水産業支援事業費、それから69ページのほうが14目1節のさくらの会事業助成費についてですけれども、これは感染症対応地方創生臨時交付金を用いたものとなっております。令和4年度、僕が見た限りでは2事業しかなかったのですが、それだけなのかというところが一つと、地方創生臨時交付金、令和4年度に提示されている額は合計がいくらで2事業だけなのかというところをお伺いします。 ○大城秀樹議長 仲里幸一郎子育て支援課長。 ◎仲里幸一郎子育て支援課長 私のほうからは放課後児童クラブの件についてお答えいたします。10月以降につきましての処遇改善の予算については、放課後児童健全育成事業補助金の中に含まれて対応するということで新年度予算の中にも計上されております。 ○大城秀樹議長 高里盛克保育・幼稚園課長。 ◎高里盛克保育・幼稚園課長 10月以降の取扱いにつきましては、先日の先議でも説明したとおり、通常の公定価格に含まれて給付費として交付されることになりますので、今回の新年度予算でその辺は計算して計上しております。 ○大城秀樹議長 饒平名知己保育・幼稚園課幼稚園担当主幹。 ◎饒平名知己保育・幼稚園課幼稚園担当主幹 歳入59ページ、16款2項1目の保育士等処遇改善事業(公立)費臨時特例交付金、補助率100%につきましては、緑風こども園に勤務する会計年度任用職員の処遇改善に係る国庫補助となっております。今回の計上につきましては、4月から9月までのものとなっており、10月以降については交付税措置となっております。 ○大城秀樹議長 宮城浩二企画政策課長。 ◎宮城浩二企画政策課長 今、質疑がありましたコロナの交付金の部分ですけれども、今年度当初予算に3件計上しています。水産支援事業と観光産業支援事業、もう一つがさくらの会の事業ということで、当初予算はこの3件を計上させていただきまして、あとは経済状況の回復に向けた取組として、コロナの感染の状況を見ながら、適宜事業を打っていきたいと。そのときにはまた補正のほうで説明させていただければと思っております。今年度の配分額ですけれども、昨日、補正のほうでご説明させていただきましたが、配分の一部を国のほうで翌債として繰越ししていて、現在、令和4年度の名護市の配分額としては約3億7,000万円、その部分が令和4年度交付金の額となります。 ○大城秀樹議長 ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって16款の質疑を終わります。17款 県支出金の質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって17款の質疑を終わります。18款 財産収入の質疑を許します。翁長久美子議員。 ◆翁長久美子議員 18款 財産収入、88ページからですけれども、これは貸付土地・家屋だと思いますけれども、その収入について、土地評価や収益の有無に関して徴収の金額が変わってきているものだと考えますけれども、その算定方法と、それぞれの契約期間が何年なのか。そしてこれまでに更新で値上げを行ったことがあるのかお聞きします。 ○大城秀樹議長 高里盛克保育・幼稚園課長。 ◎高里盛克保育・幼稚園課長 保育所、幼稚園の貸付収入につきましては、名護市公有財産規則に基づいて契約を締結しておりますが、貸付単価の算定方法については特に定めがないことから、沖縄県普通財産貸付規程を準用して単価を算出しております。(「聞こえない」との声あり)すみません、もう一度。保育所の用地貸付収入につきましては、名護市公有財産規則に基づき契約を締結しておりますが、貸付単価の算出方法については特に定めがないということから、沖縄県普通財産貸付規程を準用して単価を算出しております。(「契約期間は」との声あり)契約期間につきましては、88ページにあるとおり、園によって全て契約の期間がばらばらにはなってくるのですが、特に、更新をかけるときに見直しをするような形にはなっておりません。前年度と同額という形でこれまで計上しております。(「答弁漏れ」との声あり) ○大城秀樹議長 休憩します。                              休 憩(午前11時32分) (質疑内容の説明あり)                              再 開(午前11時32分) ○大城秀樹議長 再開します。高里盛克保育・幼稚園課長。 ◎高里盛克保育・幼稚園課長 契約期間につきましては、通常5年間でやっております。ただ、公立の保育所を使っていたところにつきましては、20年の期間で契約を締結しております。 ○大城秀樹議長 吉田正志久志支所長。 ◎吉田正志久志支所長 旧久志小、嘉陽小、天仁屋小、三原小について、契約は20年となっておりまして、まだ更新はしておりません。ですので改定のほうは行っていない状況です。 ○大城秀樹議長 翁長久美子議員。 ◆翁長久美子議員 議長、休憩中でお願いします。 ○大城秀樹議長 休憩します。                              休 憩(午前11時35分) (答弁内容の確認あり)                              再 開(午前11時36分) ○大城秀樹議長 再開します。吉田正志久志支所長。 ◎吉田正志久志支所長 失礼しました。先ほどの単価については、先ほど休憩中に翁長久美子議員がおっしゃった県のものを準用させていただいております。
    大城秀樹議長 吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 同じく88ページからのところをお願いします。保育所用地貸付収入についてです。先ほど、翁長久美子議員からも質疑がありました。もともと公立保育所だったところだとお聞きしていますが、この保育所用地について貸付収入を得る意味があるのかと僕は考えています。今、有償での貸付けとなっていますが、どちらにしろ、再編交付金で保育料の無料化を見ているのであれば、結局この貸付収入も、貸付料についても算入した上で保育所に支払いをしているわけです。そうなってくると、市が出した再編交付金の財源である子どもの保育料の無料化のもの、ほかにも国の支援金とか補助金なんかの収入の中から、結局また戻ってくるような形になっているかと思うので、その辺、有償で貸し付けている理由をお聞きしたいというところが一つ。それから89ページから始まる2目1節の総務費林野貸付収入についてです。財産管理費、林野貸付収入、貸付林野収入というところです。5,691万9,000円、軍用地料は除いて各企業に貸している部分だけです。その部分の事業者に対する貸付けについて、各事業者に貸し付けている林野のリストを提出していただきたいと思うのですが、おのおのの面積、それから単価、地番、使用目的について、契約のときに交わしているはずです。その部分を提出していただけないか、伺います。 ○大城秀樹議長 伊野波盛満財政課長。 ◎伊野波盛満財政課長 私のほうからは2目の林野貸付収入の件ですけれども、貸付林野収入5,691万9,000円のリストということでしたので、すみません、今すぐ提出できるものではありませんので、作成して提出をしたいと思います。資料としては、貸付地の面積、単価、使用目的、そういうのを一覧にして提出したいと思います。定例会中にということでよろしいでしょうか。(「議案審議の前までに」との声あり)そうですね、分かりました。それまでに提出します。 ○大城秀樹議長 高里盛克保育・幼稚園課長。 ◎高里盛克保育・幼稚園課長 もともと公立の保育所だったところを、料金を取って貸し付けていることについてですけれども、基本的に、公有財産の貸付条例に基づいて、その適正な価格で貸付けをするということがありますので、それをもって今、実際にその収入として受けている形となっております。 ○大城秀樹議長 ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって18款の質疑を終わります。19款 寄附金の質疑を許します。石嶺康政議員。 ◆石嶺康政議員 94ページの1目の1節、名護市ふるさとまちづくり指定寄附金の件ですけれども、これについては本年度も2億円が計上されていますけれども、前年度も2億円で、本年度の実績といいますか、それぐらいの実績があったのかどうか伺います。 ○大城秀樹議長 伊野波盛満財政課長。 ◎伊野波盛満財政課長 ふるさと納税ふるさとまちづくり寄附金の令和3年度の実績ですけれども、今月、3月13日時点の実績で、寄附額が1億9,220万4,000円となっております。 ○大城秀樹議長 石嶺康政議員。 ◆石嶺康政議員 件数は何件か分かりますか。 ○大城秀樹議長 伊野波盛満財政課長。 ◎伊野波盛満財政課長 令和3年度の件数は7,322件でございます。(後に答弁の訂正あり) ○大城秀樹議長 ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって19款の質疑を終わります。20款 繰入金の質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって20款の質疑を終わります。21款 繰越金の質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって21款の質疑を終わります。22款 諸収入の質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって22款の質疑を終わります。23款 市債の質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって23款の質疑を終わります。これをもって歳入の質疑を終わります。暫時休憩します。                              休 憩(午前11時49分)                              再 開(午後1時30分) ○大城秀樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 財政課長から発言の申出がありますので発言をさせます。伊野波盛満財政課長。 ◎伊野波盛満財政課長 午前中の一般会計予算での石嶺康政議員のご質疑への私の答弁で誤りがありました。19款 寄附金で、ふるさとまちづくり指定寄附金の実績についてのご質疑に対しまして、すみません、3月13日時点の寄附額が1億9,220万4,000円、件数が7,322件と答弁いたしましたが、この件数ですけれども、2月末時点の件数でございました。正しくは、3月13日時点の件数は7,521件でございます。訂正をお願いします。 ○大城秀樹議長 よろしいですか。 (「はい」との声あり) 歳出は項ごとに行います。ページを示して質疑をお願いします。1款1項 議会費の質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって1款の質疑を終わります。2款 総務費、1項 総務管理費の質疑を許します。吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 2款1項9目17節、153ページです。防災拠点整備関連で、備品購入費です。屋部支所で機械器具購入費、それから屋我地支所で車両購入費が上がっています。これは何を購入するのか。目的と管理の方法についてお伺いします。 ○大城秀樹議長 休憩します。                              休 憩(午後1時32分) (該当ページの訂正あり)                              再 開(午後1時33分) ○大城秀樹議長 再開します。吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 先ほどの質疑ですけれども、ページを間違えておりまして、155ページ、9目17節 備品購入費、防災拠点整備関連備品購入費1,584万8,000円、それからその下の車両購入費644万2,000円の目的と内容、何を買うのか。それから管理の方法をお聞きします。 ○大城秀樹議長 神元愛総務課長。 ◎神元愛総務課長 155ページ、備品購入費、防災拠点関連備品、車両ですけれども、目的としては、これは防災拠点の設置及び災害時相互支援体制構築ということで、本市、名護市にとどまらず、周辺自治体を含めて緊急支援を行うための拠点を整備するという目的でございまして、内容としては軽トラック、ダンプ、それからホイールローダーというものを車両としては予定しております。管理の方法としましては、通常は庁内で有効活用して建設部とも協議いたしまして、そちらのほうで通常は使用し災害発生時にはそういった防災拠点としての役割を果たすために使用するということになります。 ○大城秀樹議長 吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 休憩をお願いします。 ○大城秀樹議長 休憩します。                              休 憩(午後1時36分) (答弁漏れの指摘あり)                              再 開(午後1時37分) ○大城秀樹議長 再開します。神元愛総務課長。 ◎神元愛総務課長 失礼いたしました。目的に関しましては、先ほど車両の部分で申し上げたとおりですけれども、備品に関しましてはチェーンソーですとか、高圧洗浄機、それからエンジンカッター、発電機、水中ポンプ、それから非常用照明などを予定しております。管理方法も同じく、通常は、例えば農道、農林ですとか、そういった建設分野ですとか、そういったところで有効活用していくことを想定しております。 ○大城秀樹議長 石嶺康政議員。 ◆石嶺康政議員 132ページです。説明の中にRPA委託料というのがありますけれども、これの説明と、それからその下に、定年延長制度設計支援業務委託料というのがありますけれども、これはどういったものなのかという説明をお願いしたいと思います。それから146ページ、17節 備品購入費ですけれども、その中に車両購入費ということで公共交通実証実験とありますけれども、ノンステップバスを購入する予定みたいですが、何台を購入予定でしょうか。それについてお伺いします。 ○大城秀樹議長 宮城聖人事行政課長。 ◎宮城聖人事行政課長 それでは私のほうからは132ページ、RPA委託料のほうと定年延長制度設計支援業務委託料について答弁いたします。まずRPAにつきましては、ロボティック・プロセス・オートメーションという英語の略で、通称RPAと言いまして、これはこれまで人間のみが対応可能と想定されていた作業であったり、もしくはより高度な作業をAIなどの認知技術を活用して人間の作業の代行をしていくと。今まで人間が行っていたパソコンの入力とかそういったものを機械でやっていくという形になります。それを活用して事務負担の軽減を図っていきたいと考えているところです。もう1点が定年延長制度設計支援業務委託料ですけれども、公務員の定年延長が決定しております令和5年から定年が順次延びていくという形になりますので、当市の定年に関する条例も改正をしていく必要がありますので、それの支援を委託するという内容となっております。 ○大城秀樹議長 宮城浩二企画政策課長。 ◎宮城浩二企画政策課長 146ページの車両購入費(公共交通実証実験)でありますけれども、コミュニティバスで使用するバスを2台購入予定となっております。 ○大城秀樹議長 石嶺康政議員。 ◆石嶺康政議員 続いて141ページの旅費ですが、PPP/PFI推進事業先進地視察旅費ということで、関東と、それからもうちょっと下のほうに同じ旅費で中部とありますけれども、これはどちらの先進地に視察に行かれますか。 ○大城秀樹議長 金城圭振興対策室長。 ◎金城圭振興対策室長 141ページ、PPP/PFI推進事業先進地視察旅費、関東と中部と2つあります。こちら、いま想定しているところは、関東のほうは千葉県市川市と神奈川県開成町。PFI事業をともに行っており、公共施設のPFIとかそういったところをやっているところです。中部については愛知県西尾市と福井県越前市、こちらも官民連携のプロジェクトを行っています。公園水泳場でPark-PFIとかをやっているところが福井県越前市になりますが、関東と中部を予定しております。 ○大城秀樹議長 ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって2款1項の質疑を終わります。2款 総務費、2項 徴税費の質疑を許します。質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって2款2項の質疑を終わります。2款 総務費、3項 戸籍住民基本台帳費の質疑を許します。石嶺康政議員。 ◆石嶺康政議員 166ページ、12節 委託料です。おくやみ窓口業務委託料がありますけれども、このおくやみ窓口業務については、民間会社へ委託という形になるわけでしょうか。 ○大城秀樹議長 比嘉史市民課長。 ◎比嘉史市民課長 おくやみ窓口ですけれども、おくやみ窓口の専従要員として、会計年度任用職員と委託の職員を配置する予定でございます。その委託料でございます。 ○大城秀樹議長 ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって2款3項の質疑を終わります。2款 総務費、4項 選挙費の質疑を許します。吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 172ページ、開票の事務従事者報償金について、各選挙について、3選挙の予算が計上されているのですが、最近の開票事務について、各選挙何人の従事者を予定しているのか。この報償費がそれぞれ金額が違うということで、多分人数を、県知事選挙と市議会議員選挙については同じですけれども、参議院選挙が多く計上されております。何人を予定しているのか。それから開票事務の状況について、大体何時から始まって、今、この人数でどのくらいの時間で終われるのか。その辺をお聞きしたいのが一つ。それから、先ほど議案質疑で、議案第3号の質疑もありましたけれども、この当初予算のほうには、その辺も踏まえた形での予算計上ということでよろしかったかお伺いします。 ○大城秀樹議長 佐久川純選挙管理委員会事務局長。 ◎佐久川純選挙管理委員会事務局長 まず、開票事務従事者につきましては、参議院選挙、県知事選挙、市議会議員選挙ともに130人を予定しております。ただ、時間について、それぞれ開票開始は毎回21時を予定しておりますけれども、参議院選挙につきましては、比例と選挙区と、参議院選挙の比例の人数が多くて、とても時間のかかる開票作業となっておりますので、たしか前回が、翌日の深夜2時を過ぎた時間でしたので、時間の長さ、短さで、1人当たりの補助が変わってきますので、それが予算額に反映されています。人数は全て一緒です。それと、条例制定に伴う予算の計上ですけれども、176ページ、選挙費の18節 負担金、補助及び交付金の中に計上しております選挙運動用ポスター負担金、選挙運動用ビラ負担金、選挙運動用車負担金が条例制定に伴う公費負担の予算となっております。 ○大城秀樹議長 吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 参議院選挙についてはいつも長いと思っています。僕も開票立会人をさせていただいたことがあります。あのときは宮城さゆり議員と一緒だったかな、深夜2時、3時ぐらいまで残って大変な状況だと思いました。もうちょっと速くやるために、何かできないのかということをずっと思っていて、その辺の対策もお伺いしたいということが一つ。それから議案第3号の件で176ページの負担金、補助及び交付金というところに上がっているということでしたが、教えていただきたいのですが、これはまだ、一応条例制定自体はされていない状況の中で、当初予算に上げるということは問題ないのか。それから、もし議案第3号が否決された場合、この当初予算についても否決せざるを得ない状況になるのか。その辺の条例、法律的なところを教えていただきたいと思います。 ○大城秀樹議長 佐久川純選挙管理委員会事務局長。 ◎佐久川純選挙管理委員会事務局長 参議院選挙の開票の迅速化ですけれども、今回の予算で176ページの選挙費の17節 備品購入費で、読取分類機増設スタッカー購入費242万円を計上しておりますけれども、これは特に国政選挙の比例代表で活用している機械で、読取分類機を導入していますけれども、それの増設部分を増やしていって、なるべく1回の読取分類で細分類していこうということで今回2機の増設を予定しています。2機増設されると40近くの分類ができますので、これまでよりは早く開票作業が進められるような形かと思っています。 ○大城秀樹議長 比嘉一文総務部長。 ◎比嘉一文総務部長 今回、条例案と予算を上げておりますけれども、予算を伴う条例になりますので、上げるのは一緒に上げさせていただいて、仮に、例えば条例のほうが否決された場合については、その予算については、さらにその分はまた改める必要が出てくるということになります。上程については、予算を伴うものについては併せて上げさせてもらうということになっておりますのでよろしくお願いいたします。 ○大城秀樹議長 吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 今の総務部長の答弁だと議案第3号が否決された場合、当初予算は提出ができないという状況になるのか。ここに書いてある選挙運動ポスター負担金、それから運動用ビラ負担金、車の負担金、これは議案第3号が否決されれば計上する条例根拠がなくなるわけです。それを上げていいのかというところ。上げて、議案第3号が否決された場合に、この当初予算で審議をしろということ自体が駄目になるのではないかと思って、本予算が3月定例会で可決されないで4月を迎えるということになると何もできなくなりますよね。そうなってくると、普通僕が思うのは、条例が制定された後に補正予算で組むのかと思っていたのですが、ここに入っているから、これはどう考えているのかというところです。今の答弁だと議案第3号が否決されたらこれも否決されるだろうということなのかと思ったのですが、その辺をもうちょっと詳しく、分かりやすく説明をしていただければと。 ○大城秀樹議長 比嘉一文総務部長。 ◎比嘉一文総務部長 先ほどの答弁で、もし条例が否決された場合に、予算の効力というか、逆に否決されるのではないかという答弁に聞こえたのであればすみません。そうではなくて、予算につきましては、条例の上程がある場合については、予算については、併せて予算を提案することができるということになっておりまして、ただ、否決された場合については、その予算については執行ができませんので、改めて補正等で落とす、減額するという手続になりますので、ご理解のほうをよろしくお願いします。 ○大城秀樹議長 休憩します。                              休 憩(午後1時58分) (答弁内容の確認あり)                              再 開(午後1時58分) ○大城秀樹議長 再開します。比嘉一文総務部長。 ◎比嘉一文総務部長 予算の額については、いま提案している予算額はそのままにさせていただきます。ただし執行はしないで、直近の議会のほうで減額をするという形で上げさせていただくということになります。ご理解のほどよろしくお願いいたします。 ○大城秀樹議長 ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって2款4項の質疑を終わります。2款 総務費、5項 統計調査費の質疑を許します。質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって2款5項の質疑を終わります。2款 総務費、6項 監査委員費の質疑を許します。質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって2款6項の質疑を終わります。3款 民生費、1項 社会福祉費の質疑を許します。吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 184ページをお願いします。3款1項1目19節 扶助費です。生活困窮者住居確保給付金の件ですが、令和3年度の実績、それから令和2年度、コロナの状況で利用される方がかなり増えていると思いますので、令和2年度、令和3年度の実績をお伺いしたいのと、今回予算計上している1,968万円というのが、どのくらいの規模というか、件数に値するのかをお伺いしたいということが1点。それから190ページ、3款1項4目18節 負担金、補助及び交付金です。この中の高齢者住宅改造助成事業補助金180万円です。これの令和3年度の実績を教えていただきたいと思います。これが何件に値するのかお伺いします。 ○大城秀樹議長 東江靖典生活支援課長。 ◎東江靖典生活支援課長 住居確保給付金の令和2年度、令和3年度の実績をお答えいたします。令和3年度の実績は今63件となっております。令和2年度が131件となっておりますので、令和2年度と比較しますと、若干数は減っているということになっています。令和4年度の予算につきましては、住居確保給付金、160人を予定しております。平均の住居家賃としては4万1,000円の3か月でいま見積もりをしております。 ○大城秀樹議長 休憩します。                              休 憩(午後2時3分) (質疑内容の確認あり)                              再 開(午後2時4分) ○大城秀樹議長 再開します。岸本光徳介護長寿課長。 ◎岸本光徳介護長寿課長 先ほどお尋ねのございました高齢者住宅改造助成事業補助金でございますが、令和2年度の実績といたしまして12件で103万円でございます。この予算上の件数のところで申しますと、限度額が9万円でございまして、20件の予定で予算のほうを計上させていただいております。 ○大城秀樹議長 吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 介護長寿課長にけおされて令和2年度ということになったのですが、令和3年度の状況で、令和2年度と比較して増えているのか、減っているのかぐらいは教えていただきたいと思います。 ○大城秀樹議長 岸本光徳介護長寿課長。 ◎岸本光徳介護長寿課長 すみません、後ほど答弁させていただきます。 ○大城秀樹議長 石嶺康政議員。 ◆石嶺康政議員 183ページの12節 委託料です。子供の居場所支援費委託料(沖縄子供の貧困緊急対策事業)について質疑いたします。説明によると、就学援助などの行政サービスにつながっていない困窮世帯の支援や、学習支援や食の提供を行う子どもの居場所事業を運営するための支援を行うということになっていますけれども、何か所の子どもの居場所を事業で支援をするのかというのが、まず1点です。それから184ページ、19節 扶助費、新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援給付金ですけれども、何人を予定しているかについて質疑いたします。それからあともう1点です。190ページ、19節 扶助費です。老人ホーム保護費というのがありますけれども、これはどういった内容になっているのか質疑いたします。 ○大城秀樹議長 東江靖典生活支援課長。 ◎東江靖典生活支援課長 183ページの子供の居場所支援費委託料ですけれども、今1件予定をしております。委託料として約500万円程度を予定しております。続きまして184ページの扶助費のほうです。新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援給付金の扶助費ですけれども、令和4年度は125人を予定しております。 ○大城秀樹議長 岸本光徳介護長寿課長。 ◎岸本光徳介護長寿課長 老人ホーム保護費の対象人数でございますが、現在7名の方を計上してございます。先ほど吉居議員からお尋ねのありました令和3年度の住宅改修の実績でございますが、13件で、金額のほうが105万5,880円となってございます。 ○大城秀樹議長 ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって3款1項の質疑を終わります。3款 民生費、2項 児童福祉費の質疑を許します。吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 203ページ、3款2項4目18節 負担金、補助及び交付金の地域子育て支援拠点事業補助金があります。これについて、いろいろなところ、保育園のほうで子育て支援拠点事業を行っているということをお聞きしています。その実績をお伺いしたいのですが、1日当たりどのくらいの子育て世代の皆さんが利用されているのかお伺いしたいと思います。 ○大城秀樹議長 高里盛克保育・幼稚園課長。 ◎高里盛克保育・幼稚園課長 これは昨年度の実績になりますが、利用している園が5園ございまして、年間5,780組の親子の利用がございます。1日当たり33組で総額3,414万5,000円の支出をしております。 ○大城秀樹議長 ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって3款2項の質疑を終わります。3款 民生費、3項 生活保護費の質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって3款3項の質疑を終わります。3款 民生費、4項 災害救助費の質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって3款4項の質疑を終わります。4款 衛生費、1項 保健衛生費の質疑を許します。吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 214ページをお願いします。4款1項2目12節 委託料の部分です。1歳半児健診、それから2歳児歯科健診、その次のページに3歳児健診、乳児健診、それぞれ健診が出ています。新型コロナの影響で、この前予防接種の遅れが、接種控えが増えていて予防接種率の低下が見られるという話があったのですが、この乳児健診、幼児健診の状況についてもお伺いしたいと思います。受診率がどういう状況になっているのか。 ○大城秀樹議長 大城智美健康増進課長。 ◎大城智美健康増進課長 乳幼児健診の受診率についてお答えいたします。1歳半児健診が85.3%、3歳児健診が77.6%、乳児健診につきましては86.2%、現在までの受診率となっております。 ○大城秀樹議長 吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 課長、乳児健診については、前期、後期別で分かればうれしいのですが、よろしくお願いします。それから2歳児歯科健診の受診率、これは歯医者さんに直接行く形になっていると思うのですが、その受診率について。それから令和2年度と令和元年度を比較したほうがいいのか、コロナの前の状況とどれくらい変わっているのかを教えていただきたいと思います。 ○大城秀樹議長 大城智美健康増進課長。 ◎大城智美健康増進課長 まず、2歳児歯科健診についてですが、2019年度は受診率38.4%、令和2年度が44.4%、令和3年度につきましては未受診者の方に個別で案内をさせていただきましたので46.2%と、こちらのほうは上昇しているところでございます。乳児健診の前期の受診率が89%、後期が84%となっております。 ○大城秀樹議長 石嶺康政議員。 ◆石嶺康政議員 221ページ、12節 委託料ですけれども、新設斎場整備事業の件ですけれども、基本設計、それから測量調査、地質調査ということでありますけれども、これは場所が決定していないとそういった地質調査とか測量業務はできないわけですが、場所は決定しているのでしょうか。 ○大城秀樹議長 金城清和環境対策課長。 ◎金城清和環境対策課長 新設斎場の場所についてですが、まだ決定はしておりません。現在、令和3年度に基本構想の中である程度の規模とか課題整理を今やっているところです。それを取りまとめて、基本計画の中では大体の規模、大きさとか配置、どれぐらいの面積でどれぐらい施設が入るか入らないかを含めて、大体の土地の広さだったりを決めていって、それで、本来であれば今の火葬場の位置が一番ベストですが、そこに入るか入らないかも含めて検討を行った上で、その次の年度からはまた基本設計とかそういったものに入っていきますので、とりあえずは基本計画の中で、配置、規模、選定ができれば、うまくいけばそこで土質調査だったり、測量をやって、きちんと入るか入らないかもその中で調査していきたいと考えています。 ○大城秀樹議長 石嶺康政議員。 ◆石嶺康政議員 場所選定に当たっては、何か所か検討されていると思いますけれども、地域住民の皆さんに丁寧に説明していただいてから実施にかからないと、今度はまた地域の皆さんからいろいろと苦情が出てきますので、その辺は要望したいと思います。よろしくお願いします。 ○大城秀樹議長 吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 216ページをお願いします。12節 委託料、多胎妊娠の妊婦健康診査委託料ということがあります。これはいくらを計上していて、どういった内容になってくるのか。一般質問でも翁長久美子議員が多胎妊娠の妊婦健康診査について拡充してほしいという話をしていました。これはいいことだと思うので、その内容と、委託料はどのくらいになったのかお伺いしたいと思います。 ○大城秀樹議長 大城智美健康増進課長。 ◎大城智美健康増進課長 多胎妊婦の方に関しましては、健診の機会がどうしても多くなるということもございますので、お一人に5回分追加をさせていただくという形になりまして、10人分の計上をしております。金額といたしましては25万2,000円でございます。 ○大城秀樹議長 ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって4款1項の質疑を終わります。暫時休憩します。                              休 憩(午後2時23分)                              再 開(午後2時34分)
    大城秀樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 4款 衛生費、2項 清掃費の質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって4款2項の質疑を終わります。4款 衛生費、3項 水道費の質疑を許します。石嶺康政議員。 ◆石嶺康政議員 230ページ、18節 負担金、補助及び交付金、区営水道維持管理補助金というのがありますけれども、該当する区はどことどこでしょうか。 ○大城秀樹議長 金城清和環境対策課長。 ◎金城清和環境対策課長 該当する区は喜瀬区、幸喜区、許田区、世冨慶区の4区となっております。 ○大城秀樹議長 ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって4款3項の質疑を終わります。5款1項 労働費の質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって5款1項の質疑を終わります。6款 農林水産業費、1項 農業費の質疑を許します。石嶺康政議員。 ◆石嶺康政議員 237ページ、12節 委託料ですけれども、赤土等流出防止営農対策促進事業委託料というのがありますけれども、これについては、土地改良をした全ての場所の赤土等流出防止の施策を打つための委託ということでよろしいのでしょうか。 ○大城秀樹議長 宮城天樹農業政策課長。 ◎宮城天樹農業政策課長 今回の赤土等流出防止営農対策促進事業に関しましては、名護市全域の農地に対しての赤土対策となっております。 ○大城秀樹議長 石嶺康政議員。 ◆石嶺康政議員 そうしますと、今回のこういった委託を通じて、赤土の流出の防止について、ひどいところはまた何か対策をするということでしょうか。 ○大城秀樹議長 宮城天樹農業政策課長。 ◎宮城天樹農業政策課長 今回の赤土の対策の事業に関しましては、まず協議会を設置しまして、名護市の赤土の流出の状況を確認します。そこで、全県的に取られている施策等をその協議会の中で諮りまして、名護市の赤土流出の対策は何が最適かというのを踏まえて対策を講じていくというところになります。 ○大城秀樹議長 吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 同じく237ページ、下のほうの18節 負担金、補助及び交付金について。新規就農一貫支援事業助成金が800万円、それからその下に農業次世代人材投資事業給付金ということで1,725万円の計上があります。僕の感覚として似ていると思っていて、事業の差異を教えていただきたいと思います。 ○大城秀樹議長 宮城天樹農業政策課長。 ◎宮城天樹農業政策課長 まず、新規就農一貫支援事業に関しましては、就農5年未満の新規就農者の方に対して、まずは初期投資の支援が必要だということになりますので、上限800万円を準備して対策を講じます。そして、農業次世代人材投資事業につきましては、経験が浅く栽培技術も未熟な新規就農者の方は、まず収入が不安定ということがありますので、技術指導を図りながら生産基盤を安定させるため、営農開始後最長5年間、年間上限150万円の資金を交付する事業となっております。 ○大城秀樹議長 吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 ということであれば、どちらも5年ということですが一緒に活用するということは可能ですか。 ○大城秀樹議長 宮城天樹農業政策課長。 ◎宮城天樹農業政策課長 まず、新規就農一貫支援事業に関しては就農開始5年未満の方が対象になりますので、大体の方はまず新規就農一貫支援事業を受けてそこで初期投資をして、その後、5年間の農業次世代人材投資事業へ移るというパターンがあります。受けてもいいし、受けなくてもいいということになっております。 ○大城秀樹議長 川野純治議員。 ◆川野純治議員 237ページ、12節 委託料、上のほうです。訴訟弁護士委託料というのがございます。農業次世代人材投資事業補助金返還損害賠償請求事件と、次の238ページの22節に、令和元年度農業次世代人材投資事業費県補助金返還金というのがございますが、これとの関係は、この事件と関連しているのかということと、この返還命令を出す、訴訟にまで至る中身を確認したいと思いますが、よろしくお願いします。 ○大城秀樹議長 宮城天樹農業政策課長。 ◎宮城天樹農業政策課長 農業次世代人材投資事業は、経験が浅く生産物の収量が不安定な新規就農者に対し技術の習得や所得の確保を支援する目的の事業となっております。今回の案件は、本事業の大前提であります独立自営農業を行うことに対して違反要件が発覚しましたため、国・県と協議を重ねまして、違反期間を3か月、返還額を交付額から違反期間を案分した56万2,500円としております。なお、返還に際し、本人に対し自主返還を求める協議及び通知を行いましたが、自主返還に応じる意向が見られないことから、令和3年度上期分の交付額から返還額を相殺して返還手続を実行しております。しかし、昨年11月に交付対象者から本市に対する損害賠償請求が出され、現在、係争中となっております。本年度内で結審する見込みがないことから、次年度において返還額の予算を計上しているということになります。 ○大城秀樹議長 川野純治議員。 ◆川野純治議員 すみません、中身の説明があったのですが、一部が理解不可能なので。とすると、農業次世代人材投資事業の補助金要項に一部違反した事実が発覚したので、本人にその分を請求したということが一つと。もう一つは、相手側がそれを不服として、結果的に名護市も訴えられたという、そういう訴訟があるということ。そして、238ページにある県の補助金返還金56万3,000円というのは、これは何と何を相殺して56万3,000円になったのか、もう一度その辺の説明をお願いします。 ○大城秀樹議長 宮城天樹農業政策課長。 ◎宮城天樹農業政策課長 まず、今回の農業次世代人材投資事業の交付金につきましては、県の100%補助金となっております。交付の仕方につきましては最長5年間になるのですが、1年ごとに実績を見て支給、交付をするという形を取っております。この方は最初の段階で違反が発覚しましたので、その違反が是正された後にも交付が続いているということになっております。その交付が続いたときに相殺して、本人から返す意思がなかったので、そのときに相殺をして返還分をこちらのほうで受け取ったということになっております。それに対する不服申立てになっております。すみません、不服ではなくて提訴となっております。 ○大城秀樹議長 神山正樹議員。 ◆神山正樹議員 ただいまの農業次世代人材投資事業、この件については、新年度から国・県・自治体の割合があるかと思いますけれども、令和4年度からではないのか、新聞にはそのように書かれてはいたのですが、もう1点は235ページ、報償費の中でサポートチーム報償費(農業次世代人材投資事業)というのがあるのですが、これは皆さんのところに常駐体制でいるのか。先ほど訴訟問題があったのですが、そこに至らないようにするためにしっかりとサポートしていかなければならないと思うのですが、その辺はどうでしょうか。 ○大城秀樹議長 宮城天樹農業政策課長。 ◎宮城天樹農業政策課長 まず、農業次世代人材投資事業につきましては、令和4年度から新たな後継事業として経営開始資金と名称が変わります。交付額に関しましても、基本的に同額ではあるのですが、交付の仕方が若干変わってきております。ただ、これに関しましてはまだ要項等がこちらのほうに公開されていませんので、詳細については始まってからの周知になるかと思います。そして、235ページのサポートチームに関しましては、農業次世代人材投資事業を実際交付している最中に、この人たちに対しての農業の、営農の仕方とか技術とか、そのようなことのサポートをするというチームになっておりますので、基本的には県の営農支援課、もしくは指導農業士の方たちのことをサポートチームとして指しております。 ○大城秀樹議長 石嶺康政議員。 ◆石嶺康政議員 243ページ、12節、実施設計委託料(農業水路等長寿命化・防災減災事業(羽地大川土地改良区)とありますけれども、羽地大川の土地改良区における管路に関しては老朽化していて漏水もしております。それに対する長寿命化計画だと思いますけれども、併せて現在漏れている場所に対する実施設計ということで考えてよろしいでしょうか。 ○大城秀樹議長 宮良昭宏農林水産課長。 ◎宮良昭宏農林水産課長 農業水路等長寿命化・防災減災事業といたしまして、羽地大川土地改良区の事業の予算としております。国営かんぱい羽地大川地区の施設管理委託事業として基幹水利事業がございますが、令和4年度からその基幹水利事業の整備補修の一部が高率補助の当該事業に移行されまして、別事業の長寿命化・防災減災事業となっております。元の基幹水利事業は整備費として、点検整備費、施設管理費、施設費、調査費、諸油脂費の5つの事業と従来どおりの電気料が事業の内容となっており、従来の事業の一部が新規事業に移行されましたが、全体的な事業の内容は変更がないため施設管理の影響はないと考えております。令和4年度は、揚水機場に設置されたポンプの分解点検整備と圧力タンク附帯施設の実施設計を予定しております。 ○大城秀樹議長 吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 6款1項3目18節、240ページ、一番上にカラス捕獲活動強化補助金317万4,000円。最近名桜大学の生涯学習センター上の体育館の所だったり、あとは名護城公園の所も、かなりカラスの数が増えてきていると感じているのですが、この補助金についての説明をお願いしたいと思います。 ○大城秀樹議長 早瀬川章子園芸畜産課長。 ◎早瀬川章子園芸畜産課長 240ページのカラス捕獲活動強化補助金を317万4,000円ということで計上しておりますが、こちらにつきましては畜産物の被害軽減を図るため、実施隊及びカラス捕獲箱管理者が捕獲したカラスを1羽1,000円以内で市が買い取る事業となっております。 ○大城秀樹議長 ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって6款1項の質疑を終わります。6款 農林水産業費、2項 林業費についての質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって6款2項の質疑を終わります。6款 農林水産業費、3項 水産業費の質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって6款3項の質疑を終わります。7款1項 商工費の質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって7款1項の質疑を終わります。8款 土木費、1項 土木管理費の質疑を許します。質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって8款1項の質疑を終わります。8款 土木費、2項 道路橋梁費の質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって8款2項の質疑を終わります。8款 土木費、3項 河川費の質疑を許します。石嶺康政議員。 ◆石嶺康政議員 270ページの2目14節 工事請負費ですが、普通河川整備費というのがあります。これはどこの河川のことでしょうか。 ○大城秀樹議長 岸本康孝建設土木課長。 ◎岸本康孝建設土木課長 場所については喜知留川の河川整備工事となっております。 ○大城秀樹議長 ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって8款3項の質疑を終わります。8款 土木費、4項 都市計画費の質疑を許します。川野純治議員。 ◆川野純治議員 274ページです。歳入でも質疑いたしましたが、2目12節 委託料、都市再生事業計画策定委託料(中心市街地土地区画整理事業)、もう一つは技術補助員委託料、同じような事業であります。説明を見ると名護市の市街地、十字路、漁港を含めた市街地の活性化のための土地区画整理事業とありますけれども、にぎわいをつくるまちづくりということで市長の政策の大きな柱でもあったのですが、土地区画整理事業を前提とした事業になるのでしょうか。土地区画整理ありきで最初から始められるのでしょうか。そこをまず確認したいということと、それからここに書いてあります都市再生特別措置法の適用を受けてこの計画を進められているのか、そこも含めて確認したいと思いますがいかがでしょうか。 ○大城秀樹議長 金城圭振興対策室長。 ◎金城圭振興対策室長 274ページ、委託料、都市再生事業計画策定委託料についてですが、土地区画整理前提かということでしたが、土地区画整理前提ということではなくて、土地再生事業とかまたほかにもメニューがありますので、その事業手法を調査しながら、事業手法を確認しながら、また地域の住民とも意見交換をしながら、どの方法がいいかというのをまた今後やっていくのが今回の事業になります。一応メニューとしては区画整理事業の調査事業を使わせていただいているというところでございます。 ○大城秀樹議長 岸本啓史都市計画課長。 ◎岸本啓史都市計画課長 今おっしゃっているように、都市再生整備計画に基づいて、そのの中で事業があるのが、土地区画整理事業とか再開発事業とかがありますので、今年度はそういう事業が、どういう手法が好ましいのかというのを検討するために調査したいと考えております。 ○大城秀樹議長 川野純治議員。 ◆川野純治議員 区画整理事業ありきではないということで確認してほっとしました。名護市でも第三地区土地区画整理事業とか宇茂佐の森をやりましたけれども、様々な中心市街地の区画整理事業というのは、普通に考えたら非常に大きな事業になる可能性もあると思いますが、改めて確認しますが、今年度計上されているこの事業については、そういう都市再生整備計画の大きな枠の下に、とりあえず区画整理事業費の事業の中で調査をして具体的な方向性を決めていくという、そういう理解でよろしいのでしょうか。改めて確認したいと思います。 ○大城秀樹議長 岸本啓史都市計画課長。 ◎岸本啓史都市計画課長 川野議員からあるように今回はどういう手法でやるかということを検討するための調査を行いたいと考えております。 ○大城秀樹議長 吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 277ページをお願いします。8節 旅費のところです。名護市営球場概要説明旅費(北海道)となっておりますが、どこに行かれるのかということと、今さら概要説明をするための旅費が必要なのかということをお伺いしたいと思います。 ○大城秀樹議長 桃原泰明都市計画課技幹。 ◎桃原泰明都市計画課技幹 まず、場所は札幌になります。次年度予定しています“沖縄へ行こう!「名護」スペシャルデー”において、札幌市の札幌ドームにまいりますが、そのときに、北海道日本ハムファイターズを表敬訪問します。表敬内容については、今年度事業実施予定のスポーツコンベンション交流拠点設備のお話であるとか、その他施設に係る改修の計画もあるものですから、その辺の概要説明をする予定となっております。 ○大城秀樹議長 吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 今、聞いている限りでは、市営球場の概要説明ではなくて21世紀の森公園の施設整備についての概要説明だという認識でいいのか。 ○大城秀樹議長 桃原泰明都市計画課技幹。 ◎桃原泰明都市計画課技幹 当然名護市営球場の整備の内容もそうですけれども、21世紀の森、例えばサッカー・ラグビー場とか、そういった整備計画の内容もお話しすることを考えております。 ○大城秀樹議長 岸本直也議員。 ◆岸本直也議員 279ページをお願いいたします。それでは8款 土木費、2項 都市計画費の5目 公園費、16節 公有財産購入費の件でございますが、せんだって現地踏査で田井等公園建設事業についてで現地へ行きました。職員の皆さん、ご苦労さまでございました。そこにおきまして、田井等公園の整備が遅れているという話がございましたので、その理由については、どのような理由があるのか伺いたい。そして補助金配分についてもどのようになっているのかお伺いいたします。 ○大城秀樹議長 岸本啓史都市計画課長。 ◎岸本啓史都市計画課長 田井等公園についてですが、平成29年度から令和3年度までの補助金の配分について、要望額については要望した額の30%しか配分されていないというところがあります。それで計画どおり進んでいない状況があるところです。令和4年度の予算配分についても要望額が1億9,000万円に対して、配分額は5,529万円ということで要望額の約29%の配分ということになっておりますので、計画どおり事業を実施することが難しい状況ということになっております。しかしながら、予算の配分額を着実に執行し事業の推進を図っていきたいと考えておりますのでよろしくお願いします。 ○大城秀樹議長 岸本直也議員。 ◆岸本直也議員 要望額の約29%と低い数字でございまして、この事業に関して大変厳しい事業だと思っておりますが、この事業を進めるためには組替えもどうなのかと。例えば北部連携促進事業の予算に組替えするとか、いかがでしょうか。 ○大城秀樹議長 岸本啓史都市計画課長。 ◎岸本啓史都市計画課長 公園事業に関しても、今回、街路事業については山手線と山田原線のほうを北連事業に組み替えて、事業を令和4年度から実施するということで進めております。公園事業に関しても、北部連携促進事業に組み替えてできないかということの確認、問合せをしたところ、かなり厳しい状況であるということの回答がありました。ただ、地元の皆さんもこの事業を待ち遠しく思っていますので、できるだけ早めに整備が進むよう、我々も鋭意努力していきたいと考えております。 ○大城秀樹議長 石嶺康政議員。 ◆石嶺康政議員 274ページ、2目 土地区画整理事業費、12節 委託料です。先ほど川野議員が質疑をされていましたけれども、この委託料については市内の設計業者に委託していくのか、それとも県内、あるいは県外を含めてそういった委託先を探していくのかということについて、まず1点伺います。それから279ページの5目 公園費、17節 備品購入費、海上遊具購入費というのがありますけれども、これはどういったものを予定していて、どこにこの遊具を持って行くのかというのと、それからこの遊具は多分年間を通しての利用はできないと思うので、冬場に入れる倉庫とかそういうものも、もう準備されているのでしょうか。その辺について伺います。 ○大城秀樹議長 岸本啓史都市計画課長。 ◎岸本啓史都市計画課長 委託業務の発注方法ということで、まず面整備をする、いろいろな条件整備をするための、いろいろな資格等が必要になってくると考えております。市内の業者でそういう免許を持っている、資格を持っている業者があればそのところも含めてやりたいということを考えております。それと、市内で見つからなければまた県内の事業所、県内で足りなければ県外のほうの事業所、こういうのを専門的にできる業者を選定していきたいと考えております。 ○大城秀樹議長 島袋昭彦維持課長。 ◎島袋昭彦維持課長 海上遊具ですが、予定している場所が、21世紀の森ビーチに設置を考えております。海上遊具については、海上遊具設置と、あとは海上の安全管理を含めた形での委託となりますので保管場所については落札した業者が行うという形を取っております。 ○大城秀樹議長 石嶺康政議員。 ◆石嶺康政議員 海上遊具というのがありますので、まずそういった海上遊具というのはどういうものなのかというのを説明していただけますか。 ○大城秀樹議長 島袋昭彦維持課長。 ◎島袋昭彦維持課長 海上遊具というのは、ホテルのビーチとかのほうで海上に浮かべてやる滑り台だとか、そういったものになります。すみません、先ほどの保管場所ですけれども、21世紀の森ビーチ内の倉庫に保管する予定であります。 ○大城秀樹議長 ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって8款4項の質疑を終わります。8款 土木費、5項 住宅費の質疑を許します。吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 8款5項3目12節、18節です。284ページです。名護市空家等実態把握調査業務委託料と、空き家対策の件がこの3目で上げられております。結構空き家対策をやらないといけないということになってから長いと思うのですが、実態把握調査業務はまず何をやるのかというところ。それから、以前にも実態調査というのはやっていると思うのですが、そこからの変化を見ながらやっていかないといけないと。その対策として名護市空家住宅改修支援事業補助金が108万円と出ているのですが、この実績を示していただきたいと思います。 ○大城秀樹議長 宮城仁建築住宅課長。 ◎宮城仁建築住宅課長 1番目の実態把握調査につきましては、名護市全域を対象としまして、空き家の実態を調査しまして、名護市空家等対策計画の基礎として利用していきたいと考えております。具体的な内容につきましては空き家を抽出して現地調査を行います。所有者を特定して、また所有者の意向も確認していきたいと思っております。また、危険な空き家ということで、特定空き家と言いますけれども、そういったものの候補となるものの抽出も行っていきたいということを考えておりまして、あと報告書の作成と、空き家についてはパソコン上で管理しておりますので、その地図情報も作成していきます。抽出については、水道とかの閉栓状況とか聞き取り、近所の区長さんからの聞き取りも含めながら調査結果に反映させていきたいと考えております。それから続きまして名護市空家住宅改修支援事業の実績になりますが、平成29年度から予算化しております。平成29年度はゼロ件でした。平成30年度が2件、令和元年度が1件、令和2年度が3件、令和3年度が2件ということで、現在8件の実績がございます。対象となる工事費ですけれども、8件合わせて744万9,695円に対して補助を227万1,000円出しているところでございます。 ○大城秀樹議長 吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 空家住宅改修支援事業について、かなり件数が少ないように感じます。先ほど高齢者住宅の改修助成事業のほうは、令和2年度で12件、令和3年度で13件ということでかなりの利用率があります。やはり実態把握調査の中でも特定空き家について調査をするということだったのですが、まずは空き家にしないということがすごく大事で、この空家住宅改修支援事業では対象にならない住宅について、まずは改修をして使っていく方法を考えるということが大事ではないかと思います。この空家住宅改修支援事業について県の補助金も入っている状況だと思います。県のほうから、この実績に何か言われたりはしないのか。もうちょっと利用率を上げなさいという指導がないのか、お伺いしたいと思います。 ○大城秀樹議長 宮城仁建築住宅課長。 ◎宮城仁建築住宅課長 県からの指導というのは特にございません。議員がおっしゃるとおり、空き家にならないように前もって動くのが大事だと考えております。やはり直接市から所有者に対してどうしなさいというのは言えないのですが、啓発活動に力を入れて取り組んでいきたいと考えております。 ○大城秀樹議長 ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって8款5項の質疑を終わります。9款1項 消防費の質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって9款1項の質疑を終わります。10款 教育費、1項 教育総務費の質疑を許します。大城敬人議員。 ◆大城敬人議員 302ページの19節 扶助費の就学援助金についてですが、小学校と中学校は、現在の在籍の中で適用数と率は何%なのか。去年からどれだけ増えたのか。それから沖縄県内11市で、名護市の就学援助金の適用率は何番目になっているのかお聞きしたい。 ○大城秀樹議長 比嘉悟学校教育課長。 ◎比嘉悟学校教育課長 今、大城敬人議員からのご質疑で、全児童生徒数の中で何%かということと、それから近年の動向ということと、それから他市町村と比べてということだったのですが、少し資料をまとめる時間がほしいと思います。いま分かっている時点で、学校によって違うのですが、大体10%から、多い学校では25%という割合で準要保護を受けている学校があります。全児童生徒の中では大体15%前後ではないかと捉えております。それから詳しい数字は述べることができないのですが、近年準要保護を申請している保護者の数は少しずつ減ってきているということがあります。例えば、令和3年度は小学校が467人、中学校が304人ということになっていて、これは令和2年度と比べても減っている状況にあります。他市町村との比較でいきますと、一応学校教育課内でそういう確認をしていますけれども、同じ規模の市町村の中では、名護市の申請者数は低いほうだと認識しております。詳しい資料が上がり次第、また報告いたします。(後に答弁の訂正あり) ○大城秀樹議長 大城敬人議員。 ◆大城敬人議員 数字を確かめたいというのがあって、以前に、教育委員会から議会に対して、学校別人数と率というのを一覧表にして出したことがあるんです。それをなぜいま言うかというと、大きな社会問題になっているヤングケアラー。コロナ禍の中で、名護市内でも相当、いろいろと収入の減っている家庭が増えていると。ちなみに、名護市の所得ですけれども、全県で2018年は、以前の30位から31位に下がって、北部地域だけでも6位から9位になっている。名護市の県民所得が減っているわけです。それだけに子どもたちの経済状況というのは困窮してきているということが言えるので、当然それを支えるためには就学援助金が、ヤングケアラーの子どもたちも含めて大きな援助になるというのが報道されたりしています。名護市の状況はどうなのかというのを数字的に見たいので、できれば以前のように学校別の適用数と率というのを、令和3年度と比較して出していただけたらと思います。いかがですか。その資料を出してほしい。 ○大城秀樹議長 比嘉悟学校教育課長。 ◎比嘉悟学校教育課長 ただいまのご質疑は、特に準要保護の児童生徒の状況、その学校別の割合とか人数も教育委員会としてはしっかりと計を出していますので、必要に応じてきちんと提出したいと思います。 ○大城秀樹議長 石嶺康政議員。 ◆石嶺康政議員 300ページ、17節 備品購入費です。校務用のPC購入費(GIGAスクール構想推進事業)、それからその下にあるGIGAスクール端末購入費についてですけれども、GIGAスクールは開始されていると思うのですが、パソコンが足りなくてこういう予算を組んで、今回購入するということでしょうか。それと、この予算であと何台購入する予定でしょうか。 ○大城秀樹議長 神山英輝学校教育課主幹。 ◎神山英輝学校教育課主幹 校務用PC購入費というのは、学校の先生方が校務で使うパソコンとなっております。それからGIGAスクール端末というのは、子どもたちが使うクロームブックという端末になっております。全児童生徒にクロームブックはもう購入されているわけですが、故障とか児童生徒数の増加とかいろいろなものがありまして、それに対応する台数をそろえるという形になります。実際購入する台数は校務用PCが105台。これは先生方のパソコンですけれども、今まで使っていたものが古くなっていますので、その105台がどうしても必要だということで購入いたします。それから児童生徒用のものが、児童生徒の増加数、それから故障予測台数、要するに子どもたちが使えなくなった、故障してしまったら修理に回さないといけないのですが、その間に、子どもたちにまた貸出しをして授業に支障がないようにしようと考えておりますので、それで154台を準備する予定でいます。
    大城秀樹議長 比嘉悟学校教育課長。 ◎比嘉悟学校教育課長 先ほど、大城敬人議員からご質疑がありましたデータがまいりましたので、訂正も含めて報告いたします。今年度の準要保護児童生徒の全児童生徒の割合は小学校が10.6%、中学校14.6%、合わせると11.9%となっています。先ほど少し曖昧な表現をしましたことを訂正いたします。それから近年の申請者数の動向ですが、平成29年度が886名、平成30年度850名、令和元年度806名、令和2年度837名、令和3年度は771名となっております。それと、11市との比較ですが、大変申し訳ありませんが、そのデータを持ち合わせておりませんので、後日確認して、必要があれば報告したいと思います。 ○大城秀樹議長 ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって10款1項の質疑を終わります。休憩いたします。                              休 憩(午後3時31分) (委員長会議及び議会運営委員会開催の連絡あり)                              再 開(午後3時32分) ○大城秀樹議長 再開します。 本日はこれにて散会します。お疲れさまでした。                              散 会(午後3時32分)...