△名護市が処分した土地(旧消防庁舎等跡地)の売買等の調査について100条委員会委員長から
委員長報告を求めます。川野純治名護市が処分した旧消防庁舎等跡地の売買等の調査に関する特別委員会委員長。
◎川野純治名護市が処分した旧消防庁舎等跡地の売買等の調査に関する特別委員会委員長 それでは11ページお願いします。読み上げて報告に代えます。 令和4年3月28日
名護市議会議長 大城 秀樹 殿
名護市議会 名護市が処分した旧消防庁舎等跡地 の売買等の調査に関する特別委員会 (略称:100条委員会) 委員長 川野 純治
委員会報告書 本委員会に付託の事件は、審査の結果下記のとおり決定したので、
名護市議会会議規則第109条の規定により報告します。 記件 名 名護市が処分した土地(旧消防庁舎等跡地)の売買等の調査について
審査月日 令和4年3月22日結 果
継続審査審査経過 本委員会は、第16回委員会を開催し、今後の進め方及び資料要求についての協議を行った。 本案件は、引き続き審査する必要があり
継続審査と決定した。
○
大城秀樹議長 休憩します。 休 憩(午前10時34分) (川野委員長から補足説明あり) 再 開(午前10時35分)
○
大城秀樹議長 再開します。川野純治名護市が処分した旧消防庁舎等跡地の売買等の調査に関する特別委員会委員長。
◎川野純治名護市が処分した旧消防庁舎等跡地の売買等の調査に関する特別委員会委員長 以上、
委員会報告といたします。
○
大城秀樹議長 ただいまの
委員長報告に対する質疑を許します。宮城安秀議員。
◆宮城安秀議員 100条委員会の皆さん、大変ご苦労さまでございました。昨日、そしてまた一昨日と、土日にアップをされた資料を見させていただきました。そうする中で、いろいろお聞きしたいのはその100条委員会の目的とそして成果、プロポーザルの意味をお伺いいたします。
○
大城秀樹議長 川野純治名護市が処分した旧消防庁舎等跡地の売買等の調査に関する特別委員会委員長。
◎川野純治名護市が処分した旧消防庁舎等跡地の売買等の調査に関する特別委員会委員長 まず1つ、100条委員会の目的ということでございました。これにつきましては、皆さん100条委員会のフォルダを開いていただきまして第2回の資料フォルダを開いていただければ分かるとおり、本委員会の経過とか、それから調査事項の再確認ということで書かれております。第3の調査事項の再確認につきましては、まず1番目としては、名護市消防庁舎等跡地の売却等に関する事項というのがございまして、登記簿、基本協定、土地売買仮契約、協議書と事実が違うことの解明をすることということでございます。2つ目には、議会で議決された売却の相手方の所有権移転に関する事項。売却相手が協議によって第三者に所有権移転した経過等についての根拠を示すことということです。それから3番目には、議会の議決に付すべき財産の取得または処分に関する事項ということで、地方自治法第96条第1項第8号と名護市の「議会の議決に付すべき財産の取得又は処分に関する条例」の取扱いについての検討をするということになっています。それから4番目には、協議書締結に至るまでの経緯等に関する事項ということで、議事録等でこれを精査するということでございます。5番目には、名護市に所在する新設法人、有限会社サーバントに関する事項で、有限会社サーバントが名護市に所在する新設法人に該当するのか、その継承を市が承認した根拠が不透明であるということで、これに対する確認をするということでございます。それから6番目には、有限会社サーバントと同一の役員が運営する関連企業に関する事項ということで、これも調査するということになっております。以上、そういうことで大きく6点の内容を審査するということで委員会としては確認しております。これにつきましては、この経過のほうにもその前のほうにも経緯がありますので、委員会としては、委員会として採用した資料を含めて、議員諸公の皆さんには公表して、委員のみならず議員の皆さんにもしっかりと共有したいということで資料を提供しておりますので、改めてこれをご覧いただきたいと思います。それから2番目につきましては成果ということでございます。成果につきましては、まだ何が成果なのかというのはちょっと分かりませんけれども、一応今までの経過としては、そういう審査事項に基づきまして資料の収集、そしてあるいは確認された参考人招致で参考人を招致して参考人質問を行ったということでございます。今後の委員会で、その評価はしたいと思いますので、それがどういう成果の中身かちょっとまだ委員会としては確定していないと思います。これは委員長の見解ですけれども。それからプロポーザルの件ですけれども、これにつきましては、直接プロポーザルの意義とか、意味についてはこれも行政、市当局が採用した事業採択に至る手法でございますので、これについてはまだ私たちがそれについての是非を委員会としては議論をしておりませんので、ご了承いただきたいと思います。
○
大城秀樹議長 宮城安秀議員。
◆宮城安秀議員 先ほど申しました今回の休みのときにいろいろアップされた件、大体読まさせていただきました。その中に、委員長がその成果において、まだその収拾過程、これからだというふうな話もあったのですが、参考資料として識名トンネル調査報告書、そしてこのオニヒトデ駆除事業調査報告書、せっかくそういった前例があって、そういったものも読ませていただいたのですが、そういった件もありますので、その成果において、その目的が6件あるというふうなことであったので、一つ一つせっかくその6件の目的が記載されているので、それに対する成果は出したほうがいいのではないかと思っております。それとプロポーザル、先ほどの委員長の話においては、これは市当局の裁量だというふうな話もおっしゃっていたのですが、そのプロポーザルにおいては、当然公募型ですので、私個人的には今回のその100条委員会の目的、先ほど委員長もおっしゃっておりましたサーバントにその権利、所有権が移転というふうなことで、これとなぜ高いところに売却しないで、1億4,000万円ですか、そういった低いところに売却したのかというふうなことにおいて、その根拠としてはやはりプロポーザルで評価しないといけない。ただ高ければいいというものではなくて、プロポーザルは、その3者があったみたいで、その3者のプロポーザルの資料、これをアップしたのを見たら大和ハウス、アベストコーポレーションしか載っていないわけですよ。私、役所に問合せしたのです。なぜあなたたちは2位、3位のそのプロポーザルの資料をアップしていないのかと確認したら、請求がなかったと。本来はそういった2位とか3位のそのプロポーザルの趣旨。これからの名護市においていろいろ協力できる会社、そういったものを含めて、実際、どこがその評価が高いのか、それを確認すべきだと思うわけですよ。プロポーザルを採用しているということでしたらね。そういうことからして私はこれ1件しかなかったものですから、これを確認したらやはり大和ハウスは共同企業体のほうでそういった評価があったんだと理解できました。名護市での今後の調査。あるいはこれまでの名護市、そして現在の名護市に対して、サイクリング、あるいは市内の地場産業や食材の採用等いろいろほんとによく調査しているなという思いがして、なるほどなと思って、比較してみようと思ったら資料がないと。これは大変失礼な話ですが、あり得ない。本来その差額というのはそこで私は生まれてくると思うわけです。なぜここに決定したのかということで、そこがポイントになる部分だと思います。そういったものもやらないといけないのではないかと。さらにもう一つの権利の譲渡、行政に瑕疵(かし)があるのではないかというふうなことをおっしゃっていたのですが、この中身を見てみると、弁護士のほうでも違法性はないと。その前提として、新設される法人会社がそこに移転されるということを、それを前もって公表している。そして議会でも承認しているというふうなそういった流れで、特にそれに対する異論はないというようなことでありますので、今回のその趣旨においてそういったものもしっかり議論していただきたい。そうでないとただ建てればいいというもので、いわゆる市民のほうから裁判にも出されているというふうなことでありますので、そういった勘違いされる部分もありますので、そこはもっと委員会としてしっかり調査すべきではないかということでの意見です。いかがですか。
○
大城秀樹議長 川野純治名護市が処分した旧消防庁舎等跡地の売買等の調査に関する特別委員会委員長。
◎川野純治名護市が処分した旧消防庁舎等跡地の売買等の調査に関する特別委員会委員長 ただいまの宮城安秀議員のご意見は非常に貴重なご意見として賜りたいと思います。その中での質疑ですけれども、移転は、だから結局プロポーザルの評価について、ご意見を述べられたと思いますけれども、委員会としては先ほどからも経過がありますように、評価をどうするかという議論は今からです、実は。ですので、私が軽々としゃべるわけにはいかないので、こういう報告をしております。皆さんと共有するための資料等もございました。それで確かにプロポーザルの制度自体は市当局が採用する。例えば指名競争入札とか、公募型とか、様々な事業採択に当たって、採用するやり方は市当局の裁量に任されていると思いますが、やはり今回、もともと100条委員会が立ち上がった大きな前提は、議会で承認し契約した相手方とは違う企業がいま権利者になっているということが一番の大きな根本でございますので、それについてやはりプロポーザルの中身も含めてしっかりと検証していく必要があると思います。特に宮城安秀議員が先ほど言われましたとおり、結果的に採用された1番の企業の資料が載っているけれども、2番目、3番目の企業の資料が載っていないのではないかと、すると市当局は請求がなかったから出さなかったと。本当に委員会としても不徳の致すところです。言わないと出さないというのは、これもいかがなものかと思ったりもするのですけれども、しかしそれは委員会としてしっかりと資料を精査した上で要求していくべきであるし、また委員会から出している要望は実は議長名で各資料、そしてまたさらには参考人招致も全部議長名でやらせていただいておりますので、議会としての立場で要求しますので、それについては委員長として非常にまだまだ足りなかったということについては改めておわび申し上げながら、そういうもともとのその100条委員会のしっかりした審査事項をしっかりやりたいということであります。先ほどちょっと休憩中に述べましたが、申し訳ないですけれども、今年度末で
委員会報告書をまとめられなかったことは重々おわび申し上げながら、あとしばらくお時間をいただき、ぜひ、しっかりとした議会としての、委員会としての方向性を、結論を出していきたいと思いますので、皆さんのご理解をお願いする次第です。
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大城秀樹議長 宮城安秀議員。
◆宮城安秀議員 申し述べた件は理解しました。もう一つ、最後に今回の市長選挙において、この100条委員会の中身が表に出てしまい、チラシで市民のほうに全て本当に詳しく出されていると、これは100条委員会としての守秘義務。いわゆる委員会できめ細かなことを議論している中で、これが出るというのは大変遺憾に思っております。そういった悪徳のチラシ、そういったことに関して委員長はどう思いますか。
○
大城秀樹議長 川野純治名護市が処分した旧消防庁舎等跡地の売買等の調査に関する特別委員会委員長。
◎川野純治名護市が処分した旧消防庁舎等跡地の売買等の調査に関する特別委員会委員長 宮城安秀議員から今ご指摘のあった件ですけれども、市長選挙においてチラシ、あるいは様々に出たということは私も承知しております。しかし、委員会としてその問題について論議した経過はございません。しかも委員長としては先ほど宮城安秀議員が最初に述べた目的、私たちは6項目を確認していますので、それにしたがって審査をしていくことが委員会としての仕事だと思っています。そういうことで今回、市長選挙に関する様々な情報等に関しては、私はしっかりと委員会の皆さんには守秘義務を何度も委員会があるごとに確認しているし、また議員諸公に関しても、しっかりとこの情報提供をするに当たり、個人情報も含めてありますので、審査中ですからということで守秘義務の要請もしております。ということで、委員会としてはそれ以上、ちょっと委員長として個人的な見解ということでありますが、私としてはそういう立場でしっかりと審査をしていくつもりでございますので、改めまして議員諸公の皆さんにもこの問題の結論が出るまでは、ぜひ情報は共有しますが、まだ議会として付託された事項ですので対外的な守秘義務といいますか、議員個人に関しては遵守していただきたいなという希望を述べておきたいと思います。
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大城秀樹議長 東恩納琢磨議員。
◆東恩納琢磨議員 100条委員会の皆さん、お疲れさまです。ご苦労さまでした。この審査の中で、進め方とあります。もう少し具体的にお聞かせいただきたいと思います。先ほど委員長からありましたように、予算を伴うものでありますので、予算の確保ができ次第ということだと思うのですけれども、6月に向けて大体何回ぐらいの開催を予定しているのかとか、そこら辺も少し分かっている段階でいいのですけれども、詳しくお聞きしたいと思います。
○
大城秀樹議長 川野純治名護市が処分した旧消防庁舎等跡地の売買等の調査に関する特別委員会委員長。
◎川野純治名護市が処分した旧消防庁舎等跡地の売買等の調査に関する特別委員会委員長 まずは今後の進め方についてでございますが、100条委員会の第16回のフォルダの中に資料要求についてという別紙の資料がございまして、これは特に東恩納琢磨議員が一般質問でもいろいろとこの問題を出されておりますので、それについて、しっかりと委員会としても経過の確認という意味では必要だという判断でそれに付随する資料等も確認をしたいということで、収集をすることになっております。それから今後の、新年度の予定でございますが、予算概算要求につきましては、委員会として委員長と副委員長、そして事務局で調整をするという確認をいただきました。その下に大体6月定例会が14期の最終報告で一応締切ですので、大体4回の委員会を予定しております。それに伴う議事録の作成の費用とかも含めまして、計17万1,000円を今後補正で要求していく予定でございますので、改めて皆さんのご理解をいただきたいと思います。
○
大城秀樹議長 東恩納琢磨議員。
◆東恩納琢磨議員 時間は限られていますので、ぜひ精力的に取り組んでいただきたいと思います。その中で先ほど委員長からありました私の一般質問の中の件で資料要求というのが入っています。私の一般質問で、当局は先ほど宮城議員からありましたプロポーザルでの評価とかと言っているような話もされていました。私たちはプロポーザルに関して、総合評価だということで金額だけではないということはもちろん理解していました。しかし、そのプロポーザルで提案されたのが、検討段階のプロポーザルだと私の一般質問で答えているのですけれども、100条委員会ではそういうようなことを、プロポーザルの意義というのをそういうふうに当局のほうは言って説明されていたのか、1点お聞きしたいと思います。それと100条委員会では、そういう当局のほうからプロポーザルに関して、検討段階のプロポーザルであったというような説明があったのかお聞きしたいと思います。あともう1点、これは予算が伴うでことでありますが、当局は顧問弁護士に聞いて違法ではないというようなことをおっしゃっていましたけれども、これはやはり第三者的な弁護士を100条委員会で招致して、その弁護士の意見を聞くということも必要になるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
○
大城秀樹議長 川野純治名護市が処分した旧消防庁舎等跡地の売買等の調査に関する特別委員会委員長。
◎川野純治名護市が処分した旧消防庁舎等跡地の売買等の調査に関する特別委員会委員長 東恩納琢磨議員の難しい質疑に悩まされますが、お答え申し上げたいと思います。1点目のプロポーザルの件ですけれども、これは当局がどういう形で言ったかどうかというのはまだ委員会として、先ほども言ったように評価することはしておりませんので、大変申し訳ありません。ただ皆さんの資料にも一応、先ほどから何度も言っていますが守秘義務を課した上で議事録を公開していますので、担当部長の許可を含めてありますので、それをご覧いただければと思っております。弁護士の関係ですけれども、まだ委員会としては検討していませんので、しっかりとそういう意見もあったということで次の委員会で、もし補正予算を採択していただければ次の委員会のほうでも一応検討事項に取り入れたいなと個人的に、委員長としては思っております。
○
大城秀樹議長 東恩納琢磨議員。
◆東恩納琢磨議員 別にあまり難しい質疑をしているつもりはないのですけれども、一般質問で言われたことだったので、当局がプロポーザルの段階では検討段階だということでプレゼンテーションをしたということをおっしゃっていたので、これが事実なのかどうか、ぜひ確認していただきたいと思います。その中でやはりプロポーザルで総合評価だったからあの金額でもいいという判断を当局はしているわけですよ。と言いながら、検討段階だというのであればちょっとつじつまが合わないです。そこら辺をぜひ絞っていただきたいなということです。すみません、もう1点あります。私は情報公開請求により当局が出してきた資料と私たち議会に出された、説明のときに出された資料が違うということを指摘しております。そして、その指摘した資料はプロポーザルで出された資料と議会に出された資料の日付が全く一緒だったということで、私はこれは偽造ではないかと言っているのですけれども、そこについても今後、ぜひ100条委員会でもどのような趣旨なのか、答弁ではあれはJVが出してきた資料だと言っているのですけれども、それで済むものなのか、私たち議会に出す資料をチェックもしないで当局はそのまま出すと。しかもあれを見れば当然プロポーザルのときに出された資料です。そうとしか理解できない資料を出しておいて、それはJVが出した資料で名護市は関係していないと。
名護市議会に出す資料を当局が関与しないというのはおかしい話ですので、そこら辺をぜひ明白にしていただきたいなと思っています。そういう意味からも、やはりそういった一方的な行政側ではなくて、違う立場の弁護士なりそういった方々の情報も得る必要があるのではないかなと。議会に出されているこのことが本当に正しいやり方なのか、ぜひ明らかにしていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。
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大城秀樹議長 川野純治名護市が処分した旧消防庁舎等跡地の売買等の調査に関する特別委員会委員長。
◎川野純治名護市が処分した旧消防庁舎等跡地の売買等の調査に関する特別委員会委員長 ただいまの東恩納琢磨議員のご質疑、ご要望に関しましては、委員会としても検討していきたいというご意見を委員長として賜りたいと思っております。先ほど資料請求の中で、東恩納琢磨議員の3月議会での一般質問の資料も委員会として収集することになっておりますので、当然、事業計画書が議会に出された事業計画書と、それとプロポーザル段階での事業計画書が全く違うというのは一般質問の過程の中でも分かっております。その辺はやはり大きな100条委員会の根本に関わる問題だと思っていますので、その辺も含めましてしっかりと委員会としては審査をし、先ほどから繰り返していますが、6月定例会にはしっかりとした報告書が出来上がる形でやりたいなと思っていますので、皆さんのご協力をお願い申し上げたいと思います。弁護士の件も含めて、委員会としてそれについても今後、また検討をいたします。よろしくお願いします。
○
大城秀樹議長 ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので
委員長報告に対する質疑を終わります。
委員長報告に対する討論を許します。 (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論がありませんので
委員長報告に対する採決を行います。
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって本件は
委員長報告のとおり決定されました。
△広報広聴委員会の報告について広報広聴委員会委員長から報告を求めます。翁長久美子広報広聴委員会委員長。
◎翁長久美子広報広聴委員会委員長 お疲れさまです。読み上げてご報告といたします。 令和4年3月28日
名護市議会議長 大城 秀樹 殿
名護市議会広報広聴委員会 委員長 翁長 久美子
委員会報告書 名護市議会会議規則第165条第1項の規定に基づき、広報広聴委員会を開催したので、協議内容について、下記のとおり報告します。 記件 名 広報広聴委員会の報告について
審査月日 令和4年2月21日協議内容 令和4年2月21日に第25回委員会を開催し、各常任委員会からの報告等を取りまとめ、作成した報告書(案)について内容等を審査し、当該報告書を3月1日に市議会
ホームページへ公開することとした。また、今回のアンケート調査でいただいた多数のご意見・ご要望から浮き彫りとなった市の課題等について市政へ反映させることを目的に、市議会から市長へ提言することを決定した。市長提言内容については、今定例会において開催される各常任委員会で検討し、閉会中に広報広聴委員会で取りまとめることとした。
○
大城秀樹議長 委員長報告に対する質疑を許します。質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、
委員長報告に対する質疑を終わります。 これをもって
委員長報告を終わります。暫時休憩します。 休 憩(午前11時4分) 再 開(午前11時15分)
○
大城秀樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 これから議案に対する討論、採決を行います。休憩します。 休 憩(午前11時15分) (採決方法の確認あり) 再 開(午前11時16分)
○
大城秀樹議長 再開します。 議案採決の一括処理についてお諮りします。反対討論の通告のありました議案第17号並びに先議案件で可決した議案第13号、議案第14号及び議案第25号を除く議案第3号から議案第24号までの19議案の討論、採決については、議事日程として提示されておりますので、議案番号を宣告するのみで一括して処理することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議ありませんので、そのように処理をします。 お諮りいたします。議案第13号、議案第14号、議案第17号及び議案第25号を除く、議案第3号から議案第24号までの19議案については、討論を省略して採決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議ありませんので、そのように決定されました。 議案第13号、議案第14号、議案第17号及び議案第25号を除く議案第3号から議案第24号までの19議案については、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって、議案第13号、議案第14号、議案第17号及び議案第25号を除く議案第3号から議案第24号までの19議案は原案のとおり可決されました。 次に、反対討論の通告がありました議案第17号についての討論を許します。原案に反対者の発言を許します。吉居俊平議員。
◆吉居俊平議員 議案第17号 令和4年度名護市一般会計当初予算について、反対の立場から討論に参加をさせていただきます。まず1点目に、この名護市の令和4年度の一般会計予算、多くの部分において市民の皆さんにとって大事な部分があるということは承知をしております。その点においては、必要な予算があるということは承知をしておりますが、その中でも
再編交付金の部分について、承服をしかねるという部分があります。まず1つ目に、議案質疑の中でもありました学校施設ブロック塀等安全対策事業についてです。久辺小学校においては
再編交付金を利用し、他方の小学校については市債で事業を行うというような予算になっております。市債というのは、質疑の中でも確認したとおり後年の世代への公平な負担を求めるものです。しかし、
再編交付金はその負担を求めるという点からしても、基地の見返りとしての
再編交付金の利用は大きな負担を強いるものです。それを利用する、そしてそれを一部のところにのみ使用するということは許されないことだと思います。そして、これは毎年度討論の中でもお話をしているとおり、
再編交付金の利用ということでありました
総務財政常任委員会に付託をされた陳情の中でも、子ども医療費、保育料、それから
学校給食費において
再編交付金を使わないでほしいという陳情が上がっております。審査中ではありますが、この陳情が出るということ自体がこの
再編交付金を使わないでほしいと、基地と引換えの
再編交付金の利用は絶対に許されないという市民の要求もあるというふうに感じております。その点からもこの
再編交付金の政治的な利用は絶対に許されないということを述べて反対の立場からの討論とさせていただきます。
○
大城秀樹議長 次に、原案に賛成の発言を許します。宮里尚議員。
◆宮里尚議員 この予算に対して反対討論がございましたが、私は賛成の立場で討論をさせていただきます。反対をしている議員にあっては、
再編交付金を使用することをその主な理由にしておりますが、私は渡具知市長同様、あらゆる財源を活用して豊かな名護市をつくり上げていくことが重要ではないかなと思っておりまして、原案の賛成討論とします。
○
大城秀樹議長 大城敬人議員。
◆大城敬人議員 私は議案第17号に反対する立場から討論をさせていただきたいと思います。先ほどの反対討論でも触れた面でありますが、今回、
再編交付金が教育の現場まで拡大されてきたと。中にはまた防災関係の予算もこれまでのメニューでやられていた、国の補助による災害防止対策等々も
再編交付金で賄うような箇所も出ております。そればかりではないです。質疑でも行いました10款1目18節の扶助費における小学校、中学校の就学援助金についてですけれども、資料が出てきたのがぎりぎりだったので十分に市に対する質疑ができませんでした。しかしながら、この資料を見てびっくりしているのです。就学援助金というのは、準要保護において、経済的に困難な子どもたちを救援する、現在のコロナ禍の中において経済的困窮を抱える子どもたちを支援する面で、本当にこれを原資として子どもたちの救済というのが求められているわけです。新聞等でも報道されました。これを4年分の名護市の資料が出てきたのでそれと県内11市の資料を見ますと、この資料が令和元年、令和2年しかありませんので、現在との比較はできないのですけれども、びっくりしたのがこの就学援助金、名護市が11市で最低なのです。小学校に至っては12%、中学校に至っては15%。うるま市などは31%です。小学校も中学校も。人口的に近似の糸満市、これでも小学校15%、中学校19%です。かつては名護市が北部でもかなり低いランクにありました。東村が12%といっても名護市は8%という事態もありました。これは国の制度が、当初国庫補助だったのが、いわゆる単費に代わっていくという段階で財政的に、市町村によって差別が起こるのではないかという危惧もありましたが、現在の名護市の子どもたちはやはり施政において、こういう問題をしっかりと援助していくという観点がなければできないわけです。これは非常に恥ずかしい事態です。これをずっと議会で言ってきたけれども、名護市
教育委員会において、実態調査がないのかは知りませんけれども、こういう事態に至っているということは今後、検討して増額をしていくような方向で子どもたちの救済、支援をしなければいけないだろうと。振り返って
再編交付金ですけれども、私は
再編交付金が二見以北、久辺三区、三共地域のこの地域にだけ現在は航空機騒音、廃弾処理の爆発音などの被害があるわけです。現在、進められている
再編交付金は新基地建設との引換えです。その結果、この4年間で大切な辺野古の海も埋められた。今回、軟弱地盤のある大浦湾を埋めようとしているのですが、この
再編交付金は基地との引換えです。問題はこの
再編交付金がどのように使われているかということです。渡具知市政の4年間で、1年間の
再編交付金は定額で14億9,000万円、稲嶺進前市長の間に払われなかったのを防衛省は
再編交付金として1年分だけ加えて14億9,000万円の5年分で74億5,000万円あったのです。そのうちこの4年間で久辺三区で
再編交付金事業として幾ら使われたか。12%です。聞いてください。一番被害を被る、これから新基地建設が進んで最も長い間被害を被らなければいけない地元に
再編交付金全体のたった12%しか事業をされていなくて、残りの
再編交付金は全部この4年間でばらまかれてきているのです。こういうアンバランスな行政運営、これは本当に公平公正な行政運営かと、予算の状況をよく考えてください。この地域の人たちの犠牲の上に
再編交付金が交付され、それによって市街地を中心としたこういうほかの市民のために使われるというそのアンバランスさを、我々議会が果たしてそれを肯定していいのかという問題があるわけです。もう少しこの地域の人たちの状況等を具体的に調査をするなり、しっかりと踏まえなければ名護市の発展というのは一部の地域の大きな犠牲の上に成り立って、今後やっていくのだということになります。これはあってはいけないわけです。この地域に住んでいる人たちは好きこのんで住んでいるわけではないのです。そういったことも含めて、
再編交付金の在り方というのは十分に考えなければいけないと思います。もらえるものはもらったらいい、これで幸せになると、そうではないですよ。子どもたちの保育料にしても、そういう形で
再編交付金で育った子どもたちが、今はっきりしているように、例えば一旦有事になれば、この子たちが巻き込まれる。新基地建設の拠点があるということははっきりと1月7日の日米合同委員会で決められているのです。そういうことを今の議員たちが決めることによって将来、現在の
再編交付金で賄っている子どもたちが大きくなって、戦争の犠牲になる。本当に悲しいことですよ。そういった問題を解決することが議会の役目だと思うのです。そういうことであれば稲嶺進前市長は
再編交付金に頼らずに410億円、決算で425億円の財政が構築できたのです。基地のない本土の自治体全部がやっていることです。要するに新基地建設の引換えにおいて、こういうような形での、戦争につながる基地との引換えの予算での市民の幸せはあり得ないのだと。財政活動をしっかりやればちゃんと425億円の財政を名護市はつくれるわけですから、そういうことを職員が額に汗して、首長が一緒になって獲得できるという実績があるわけですから、戦争につながるような金とはつながらないで、平和のためにやっていくべきではないかと、そういう面において、今回、一つは傾斜配分においても非常に被害のあるところへの交付も求めてきましたが、いまだに改善されない。そういったことも含めて、もちろんこの予算には市民生活を守るためのいろいろな予算があるのです。これに反対しているわけではないです。これを修正することは一人ではできませんので、反対するしかない。そういったことで議案第17号の反対討論といたします。
○
大城秀樹議長 岸本直也議員。
◆
岸本直也議員 大城議員、長々とありがとうございます。私は賛成の立場から議案第17号 令和4年度一般会計当初予算案に係る賛成討論をさせていただきますが、今回の
再編交付金事業、これは久志区防災機能強化整備事業、それから久辺三区まちづくり計画策定事業、先ほど吉居議員からもありました学校施設ブロック塀等安全対策事業とか、
再編交付金事業費が4億4,000万円。次に
再編交付金基金事業費19億円の予算案が今回上がっているわけですが、先ほど大城敬人議員からもございましたが、
再編交付金につきましては、平成20年度から交付が開始されております。稲嶺前市長時代になって、交付は止められたと理解いたしますが、基金で積み立てていた二見以北地域ふれあいスクールや小中一貫校のスクールバス運行、推進に係る事業でも活用したということから、稲嶺前市長も
再編交付金は活用されていたと私は認識いたします。そして去る1月の市長選挙においても、市民との約束において、渡具知市長は公約の実現と市政の課題解決に向けて
再編交付金のみならず一括交付金、それから北部振興事業などの執行可能な予算を最大限に活用し、市民の生活向上を図っていく。当局としても
再編交付金ありきではなく、あらゆる補助メニューの検討を行ったと。
再編交付金も活用していると説明がありました。今後も引き続きあらゆる財源を活用して、市民の要望を踏まえ事業を展開していただきたい。よって賛成討論とさせていただきます。
○
大城秀樹議長 ほかに討論はありませんか。 (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論がありませんのでこれをもって討論を終わります。 これから議案第17号の採決に入ります。議案第17号については賛否両論がありますので、起立により採決を行います。 原案に賛成の諸君の起立を求めます。 (起立多数) 起立多数であります。議案第17号は原案のとおり可決されました。 次に諮問案件につきまして処理を行います。 採決については議会運営委員会申合せ事項の取決めにより個別に処理することになっておりますので、そのように進めてまいります。 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について(古堅冨美子氏)の討論を許します。 (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認めます。これより採決を行います。 お諮りします。諮問第1号については適任とすることにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって、諮問第1号は適任と決定されました。 諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦について(島袋道子氏)の討論を許します。 (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認めます。これより採決を行います。 お諮りします。諮問第2号については適任とすることにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって、諮問第2号は適任と決定されました。 諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦について(比嘉美佐江氏)の討論を許します。 (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認めます。これより採決を行います。 お諮りします。諮問第3号については適任とすることにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって、諮問第3号は適任と決定されました。 諮問第4号 人権擁護委員候補者の推薦について(玉城政光氏)の討論を許します。 (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認めます。これより採決を行います。 お諮りします。諮問第4号については適任とすることにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって、諮問第4号は適任と決定されました。 諮問第5号 人権擁護委員候補者の推薦について(岸本喜代美氏)の討論を許します。 (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認めます。これより採決を行います。 お諮りします。諮問第5号については適任とすることにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって、諮問第5号は適任と決定されました。 諮問第6号 人権擁護委員候補者の推薦について(玉城哲也氏)の討論を許します。 (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認めます。これより採決を行います。 お諮りします。諮問第6号については適任とすることにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって、諮問第6号は適任と決定されました。休憩します。 休 憩(午前11時37分) (諮問第7号について除斥対象となる金城善英議員退席) 再 開(午前11時38分)
○
大城秀樹議長 再開します。 諮問第7号 人権擁護委員候補者の推薦について(金城勝美氏)の討論を許します。 (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認めます。これより採決を行います。 お諮りします。諮問第7号については適任とすることにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって、諮問第7号は適任と決定されました。休憩します。 休 憩(午前11時38分) (金城善英議員復席、諮問第8号について除斥対象となる翁長久美子議員退席) 再 開(午前11時38分)
○
大城秀樹議長 再開します。 諮問第8号 人権擁護委員候補者の推薦について(翁長久美子氏)の討論を許します。 (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認めます。これより採決を行います。 お諮りします。諮問第8号については適任とすることにご異議ありませんか。 (「異議あり」と呼ぶ者あり) 諮問第8号については異議がありますので、起立により採決を行います。 原案に賛成の諸君の起立を求めます。 (起立少数) 起立少数であります。よって諮問第8号は不適任と決定されました。休憩いたします。 休 憩(午前11時41分) (翁長久美子議員復席) (諮問第8号に係る採決方法についての確認あり) 再 開(午前11時43分)
○
大城秀樹議長 再開いたします。午後は1時30分からお願いいたします。暫時休憩いたします。 休 憩(午前11時43分) 再 開(午後1時30分)
○
大城秀樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。休憩いたします。 休 憩(午後1時30分) (議会事務局長から諮問第8号に係る採決方法についての説明あり) 再 開(午後1時31分)
○
大城秀樹議長 再開いたします。 議案の日程追加について、お諮りいたします。議員提出の追加議案2件及び意見書案1件並びに決議案1件の計4件が提出されております。この際、日程追加第3号、日程第1 議案第33号から日程第4 決議案第2号の計4件を日程に追加したいと思いますが、ご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。そのように決定されました。 これから日程追加第3号について議題とします。日程第1 議案第33号
名護市議会会議規則の一部を改正する規則の制定についての審議を行います。提案者から趣旨説明を求めます。比嘉忍議会運営委員会委員長。
◎比嘉忍議会運営委員会委員長
△議案第33号
名護市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について
名護市議会会議規則の一部を改正する規則を別紙のとおり制定したいので、地方自治法第112条及び
名護市議会会議規則第14条の規定により提出します。 令和4年3月28日
名護市議会議長 大城 秀樹 殿 提出者
名護市議会議員 比 嘉 忍 金 城 善 英 長 山 正 邦 石 嶺 康 政 仲 尾 ちあき 宮 里 尚 東恩納 琢 磨 比 嘉 勝 彦 仲 村 善 幸 比 嘉 拓 也 小 濱 守 男 比 嘉 祐 一提案理由 議員による議案提出等手続の利便性を高めるための連名記名押印を可能とする規定の追加、また、時代に即したタブレット端末機等の持込み基準規定の追加及び文言整理のため、当該規則を改正したいので、本案を提出します。
名護市議会会議規則の一部を改正する規則
名護市議会会議規則(昭和47年議会規則第1号)の一部を次のように改正する。 第14条第1項及び第17条中「連署」の次に「又は連名による記名押印を」を加える。 第151条中「外とう」を「がいとう」に、「えり巻」を「襟巻」に、「かさ」を「傘」に改め、同条に次の1項を加える。2 議場又は委員会の会議室に入る者は、会議利用のため、電子的にデータを処理する能力を持つ機器(タブレット端末機、パーソナルコンピュータ、スマートフォン等をいう。)を持ち込むことができる。ただし、議長が認める場合を除き、発信音、操作音その他音声を発してはならない。 附 則 この規則は、令和4年4月1日から施行する。 タブレット資料の5ページ、主な改正内容について申し上げます。①議員による議案提出及び修正動議の手続の利便性を高めるため、連署以外に連名による記名押印も可能とする規定へ修正を行う。②議場または委員会室へのタブレット端末機等の持込みの基準について、時代に即した新たな規定を追加する。③その他文言整理を行う。施行期日、令和4年4月1日。
○
大城秀樹議長 議案第33号
名護市議会会議規則の一部を改正する規則の制定についての質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって議案第33号についての質疑を終わります。 議案第33号についての討論を許します。 (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認めます。これより採決を行います。 お諮りします。議案第33号については、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって議案第33号は原案のとおり可決されました。 日程第2 議案第34号
名護市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例の制定についての審議を行います。提案者から趣旨説明を求めます。比嘉忍議会運営委員会委員長。
◎比嘉忍議会運営委員会委員長 それでは資料8ページをご覧ください。
△議案第34号
名護市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例の制定について
名護市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定したいので、地方自治法第112条及び
名護市議会会議規則第14条の規定により提出します。 令和4年3月28日
名護市議会議長 大城 秀樹 殿 提出者
名護市議会議員 比 嘉 忍 金 城 善 英 長 山 正 邦 石 嶺 康 政 仲 尾 ちあき 宮 里 尚 東恩納 琢 磨 比 嘉 勝 彦 仲 村 善 幸 比 嘉 拓 也 小 濱 守 男 比 嘉 祐 一提案理由 諸手続の簡素化を図り利便性を高めるための押印規定の廃止、また、政務活動費に係る手続の明確化、情報公開に関する規定の明文化及び文言整理のため、当該条例を改正したいので、本案を提出します。
名護市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例
名護市議会政務活動費の交付に関する条例(平成13年条例第15号)の一部を次のように改正する。 第4条第1項中「下回る額」を「差額」に、「上回る額」を「差額」に改め、同条第2項中「会派は、」の次に「解散の日の属する月の翌月(その日が基準日に当たる場合は、当月)の末日までに、」を加える。 第7条中「別記様式」を「様式」に改める。 第9条第2項を次のように改める。2 前項の閲覧に係る手続は、名護市情報公開条例(平成13年条例第27号)及び
名護市議会が保有する公文書の公開等に関する規程(平成14年議会告示第1号)によるものとする。 別記様式中「別記様式(第7条関係)」を「様式(第7条関係)」に改め、「印」を削り、「第7条第1項」の次に「の規定」を加える。 附 則 この条例は、令和4年4月1日から施行する。 資料11ページ、主な改正内容でございます。①様式中、政務活動費収支報告書の押印規定を廃止する。②政務活動費に係る手続の明確化を図る。③情報公開に関する規定の明文化を図る。④その他文言整理を行う。(3)施行期日、令和4年4月1日。
○
大城秀樹議長 議案第34号
名護市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって議案第34号についての質疑を終わります。 議案第34号についての討論を許します。 (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認めます。これより採決を行います。 お諮りします。議案第34号について原案のとおり可決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって議案第34号は原案のとおり可決されました。 次に意見書案第2号及び決議案第2号の計2件は説明者が同一ですので、一括して説明させることにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。そのように決定されました。 意見書案第2号 県立高校新入学生への学習端末(タブレット・PC等)の公費負担を求める意見書及び決議案第2号 県立高校新入学生への学習端末(タブレット・PC等)の公費負担を求める決議の2件について、提出者から趣旨説明を求めます。吉居俊平議員。
◆吉居俊平議員 それでは読み上げて提案とします。
△意見書案第2号 県立高校新入学生への学習端末(タブレット・PC等)の公費負担を求める意見書 上記の意見書案を別紙のとおり提出します。 令和4年3月28日
名護市議会 議長 大城 秀樹 殿 提出者
名護市議会議員 吉 居 俊 平 島 袋 力 長 山 正 邦 大 浜 幸 秀 川 野 純 治 石 嶺 康 政 仲 尾 ちあき 金 城 隆 宮 城 さゆり 宮 里 尚 大 城 敬 人 東恩納 琢 磨 比 嘉 勝 彦 平 光 男 翁 長 久美子 仲 村 善 幸 比 嘉 拓 也 宮 城 安 秀 比 嘉 忍 岸 本 直 也 金 城 善 英 神 山 正 樹 小 濱 守 男 比 嘉 祐 一宛先 内閣総理大臣、財務大臣、文部科学大臣、衆議院議長、参議院議長、沖縄県知事、 沖縄県
教育委員会教育長 県立高校新入学生への学習端末(タブレット・PC等)の公費負担を求める意見書 国が推進する「GIGAスクール構想」は、当初義務教育課程においてICT利活用の推進が行われてきた。しかし、令和2年12月8日に閣議決定された「国民の命と暮らしを守る安心と希望のための総合経済対策」では、「高等学校段階を含む各教育段階においてICT化・オンライン化を推進し、誰一人取り残されることのないよう、デジタル社会にふさわしい対面指導とオンライン・遠隔教育のハイブリッドによる新しい学び方を実現していく」とした。これを受け、文部科学省は各都道府県
教育委員会に対し「GIGAスクール構想における高等学校の学習者用コンピュータ等のICT環境整備の促進について(通知)」を発出した。それらの方針を受けた沖縄県
教育委員会は、令和4年度に県立高校へ入学する生徒・保護者に対し、県が推奨する学習端末(タブレット・PC等)(以下「学習端末」という。)を保護者負担により購入することを県
教育委員会の
ホームページ上で通知した。 新年度に県立高校へ入学する生徒は中学校において「GIGAスクール構想」の環境下での学習を経験しており、今後もそれらの学びを継続し、情報活用能力等の向上を図る必要があるとしている。小中学校における「GIGAスクール構想」では学習端末は公費で確保され、各市町村においては全ての児童生徒が同じ型の学習端末を使用し、少なくともハード面では平等な教育を担保することができた。しかし、現時点では県
教育委員会から学習端末についての推奨端末は提示されておらず、新入学生オリエンテーション時に初めて提示されることになる。推奨端末を指定ECサイト(インターネット上の販売)で購入する場合は助成があるとしても、保護者の負担は少なくない。県
教育委員会は保護者負担での購入であれば卒業後もその学習端末を活用できるとするが、現在のICT環境から考えるとすぐに次世代の端末・ソフトウェアに更新されることが予想され、卒業後に必要とする機能等に差異が出れば効果的に活用できないことも十分に考えられる。また、卒業後も使用できる学習端末であるならば、県が学校備品として購入することで新入学生に貸与し、卒業後は返還させ、次の新入学生に貸与するというサイクルを行えば学年間での格差も少なくなるものと思料する。国が推進する「GIGAスクール構想」の拡大実現のためであれば、安易に保護者に負担を強いるのではなく、未来を担う高校生の学びを国の責任において守っていくことこそがいま求められている。 以上のことから、私たち
名護市議会は未来を担う子どもたちの学びを保障し、希望ある社会を子どもたちに届けるために、下記について強く求める。 記1 国は、GIGAスクール構想の高等学校への拡充に必要な予算措置等を行うこと。2 沖縄県は、令和4年度県立高校新入学生の学習端末購入に係る保護者負担を撤回すること。3 沖縄県は国の予算措置を待たず、公費によって学習端末を学校備品として購入し、在学中は無償貸与すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和4年3月28日 沖縄県
名護市議会 次のページをお願いします。続いて、決議案です。
△決議案第2号 県立高校新入学生への学習端末(タブレット・PC等)の公費負担を求める決議 上記の決議案を別紙のとおり提出します。 令和4年3月28日
名護市議会 議長 大城 秀樹 殿 提出者
名護市議会議員 吉 居 俊 平 島 袋 力 長 山 正 邦 大 浜 幸 秀 川 野 純 治 石 嶺 康 政 仲 尾 ちあき 金 城 隆 宮 城 さゆり 宮 里 尚 大 城 敬 人 東恩納 琢 磨 比 嘉 勝 彦 平 光 男 翁 長 久美子 仲 村 善 幸 比 嘉 拓 也 宮 城 安 秀 比 嘉 忍 岸 本 直 也 金 城 善 英 神 山 正 樹 小 濱 守 男 比 嘉 祐 一宛先 沖縄県議会議長、名護市長、名護市
教育委員会教育長 県立高校新入学生への学習端末(タブレット・PC等)の公費負担を求める決議 国が推進する「GIGAスクール構想」は、当初義務教育課程においてICT利活用の推進が行われてきた。しかし、令和2年12月8日に閣議決定された「国民の命と暮らしを守る安心と希望のための総合経済対策」では、「高等学校段階を含む各教育段階においてICT化・オンライン化を推進し、誰一人取り残されることのないよう、デジタル社会にふさわしい対面指導とオンライン・遠隔教育のハイブリッドによる新しい学び方を実現していく」とした。これを受け、文部科学省は各都道府県
教育委員会に対し「GIGAスクール構想における高等学校の学習者用コンピュータ等のICT環境整備の促進について(通知)」を発出した。それらの方針を受けた沖縄県
教育委員会は、令和4年度に県立高校へ入学する生徒・保護者に対し、県が推奨する学習端末(タブレット・PC等)(以下「学習端末」という。)を保護者負担により購入することを県
教育委員会の
ホームページ上で通知した。 新年度に県立高校へ入学する生徒は中学校において「GIGAスクール構想」の環境下での学習を経験しており、今後もそれらの学びを継続し、情報活用能力等の向上を図る必要があるとしている。小中学校における「GIGAスクール構想」では学習端末は公費で確保され、各市町村においては全ての児童生徒が同じ型の学習端末を使用し、少なくともハード面では平等な教育を担保することができた。しかし、現時点では県
教育委員会から学習端末についての推奨端末は提示されておらず、新入学生オリエンテーション時に初めて提示されることになる。推奨端末を指定ECサイト(インターネット上の販売)で購入する場合は助成があるとしても、保護者の負担は少なくない。県
教育委員会は保護者負担での購入であれば卒業後もその学習端末を活用できるとするが、現在のICT環境から考えるとすぐに次世代の端末・ソフトウェアに更新されることが予想され、卒業後に必要とする機能等に差異が出れば効果的に活用できないことも十分に考えられる。また、卒業後も使用できる学習端末であるならば、県が学校備品として購入することで新入学生に貸与し、卒業後は返還させ、次の新入学生に貸与するというサイクルを行えば学年間での格差も少なくなるものと思料する。国が推進する「GIGAスクール構想」の拡大実現のためであれば、安易に保護者に負担を強いるのではなく、未来を担う高校生の学びを国の責任において守っていくことこそがいま求められている。 以上のことから、私たち
名護市議会は未来を担う子どもたちの学びを保障し、希望ある社会を子どもたちに届けるために、下記について強く求める。 記1 国や沖縄県に対し、GIGAスクール構想の高等学校への拡充に必要な予算措置等を求めること。2 沖縄県に対し、令和4年度県立高校新入学生の学習端末購入に係る保護者負担の撤回を求めること。 以上、決議する。 令和4年3月28日 沖縄県
名護市議会
○
大城秀樹議長 意見書案第2号についての質疑を許します。質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので意見書案第2号の質疑を終わります。 意見書案第2号についての討論を許します。 (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認めます。これより採決を行います。 お諮りします。意見書案第2号については原案のとおり可決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって意見書案第2号は原案のとおり可決されました。 次に決議案第2号についての質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので決議案第2号の質疑を終わります。 決議案第2号についての討論を許します。 (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認めます。これより採決を行います。 お諮りします。決議案第2号については原案のとおり可決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって決議案第2号は原案のとおり可決されました。暫時休憩いたします。 休 憩(午後1時48分) (議運委員会の開催あり) 再 開(午後2時51分)
○
大城秀樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。議案の日程追加についてお諮りいたします。議員提出の意見書案1件及び決議案1件が提出されております。この際、日程追加第4号、日程第1 意見書案第3号及び日程第2 決議案第3号の計2件を日程に追加したいと思いますが、ご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。そのように決定されました。 これから日程追加第4号について議題とします。日程第1 意見書案第3号及び日程第2 決議案第3号の計2件は説明者が同一ですので、一括して説明させることにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。そのように決定されました。 意見書案第3号 日米地位協定に違反した提供訓練区域外での訓練の禁止を求める意見書及び決議第3号 日米地位協定に違反した提供訓練区域外での訓練の禁止を求める決議の2件について提出者から趣旨説明を求めます。比嘉勝彦議員。
◆比嘉勝彦議員 皆さんこんにちは。それでは私のほうから意見書案第3号を読み上げて提案したいと思います。
△意見書案第3号 日米地位協定に違反した提供訓練区域外での訓練の禁止を求める意見書 上記の意見書案を別紙のとおり提出します。 令和4年3月28日
名護市議会 議長 大城 秀樹 殿 提出者
名護市議会議員 比 嘉 勝 彦 島 袋 力 長 山 正 邦 大 浜 幸 秀 吉 居 俊 平 川 野 純 治 石 嶺 康 政 仲 尾 ちあき 金 城 隆 宮 城 さゆり 宮 里 尚 大 城 敬 人 東恩納 琢 磨 平 光 男 翁 長 久美子 仲 村 善 幸 比 嘉 拓 也 宮 城 安 秀 比 嘉 忍 岸 本 直 也 金 城 善 英 神 山 正 樹 小 濱 守 男 比 嘉 祐 一宛先 内閣総理大臣、外務大臣、防衛大臣、外務省特命全権大使(沖縄担当)、沖縄防衛局長 日米地位協定に違反した提供訓練区域外での訓練の禁止を求める意見書 在日米軍厚木基地所属の海軍は、去る3月22日午後5時頃、名護湾でヘリコプター2機によるつり下げ訓練を実施した。米海軍は訓練の実施を認め、「訓練に参加したのは第12海上戦闘飛行隊に所属する米海軍のMH60Sヘリコプターだ」と回答した。訓練当時、ヘリコプター2機は、約1時間にわたって低空で名護湾上空を旋回し、海面から10メートルほど上空でホバリングをしていた。1機は海面すれすれまで近づいて水しぶきを上げた後、若干高度を上げて人のようなものを海面からロープで引き揚げていた。 日米地位協定は米軍航空機が基地間を移動することは認めているものの、訓練の実施は提供区域内に限定している。日米合意では、提供区域内で訓練する場合は使用期間などについて日本側に事前に通告することになっているが、今回はそれが行われていなかった。さらに現場は刺し網漁の網が設置されている場所であり、事故や危険を回避するためには事前連絡が必要不可欠だが名護漁業協同組合に連絡はなかった。民間人の安全を確保するための仕組みを無視して訓練を行ったことは、大変遺憾である。 日米合同委員会は、米軍航空機の飛行については国際民間航空機関(ICAO)や日本の航空法で規定された最低安全高度基準と同様の高度規制を米軍が適用することで合意しており、人家のない地域では150メートル以上を飛行することになっているが、それも守られてはいなかった。 米軍のつり下げ訓練については、令和3年5月21日、米軍ヘリ1機が名護市辺野古の国立沖縄工業高等専門学校周辺の上空で米兵8人をロープでつり下げて訓練を行う様子が確認されたが、いまだにその詳細な経緯について十分な説明は得られていない。また、県内においては過去につり下げ訓練中に物体を落下させた事故が発生しており、人命に関わる重大事故につながりかねず、地域住民は大きな不安を抱いており、今回の訓練は到底容認できるものではない。 よって、
名護市議会は市民の生命・財産、安全及び平穏な生活を守るため、下記の事項について強く求める。 記1 日本政府は、今回の日米地位協定に違反した訓練について事実関係を確認し、米軍に対し強く抗議すること。2 日米地位協定に違反した提供訓練区域外での訓練は禁止すること。3 日米地位協定の抜本的改定を行うこと。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和4年3月28日 沖縄県
名護市議会 続きまして、
△決議案第3号 日米地位協定に違反した提供訓練区域外での訓練の禁止を求める決議 上記の決議案を別紙のとおり提出します。 令和4年3月28日
名護市議会 議長 大城 秀樹 殿 提出者
名護市議会議員 比 嘉 勝 彦 島 袋 力 長 山 正 邦 大 浜 幸 秀 吉 居 俊 平 川 野 純 治 石 嶺 康 政 仲 尾 ちあき 金 城 隆 宮 城 さゆり 宮 里 尚 大 城 敬 人 東恩納 琢 磨 平 光 男 翁 長 久美子 仲 村 善 幸 比 嘉 拓 也 宮 城 安 秀 比 嘉 忍 岸 本 直 也 金 城 善 英 神 山 正 樹 小 濱 守 男 比 嘉 祐 一宛先 在日米海軍司令官、在日米海軍厚木航空施設司令官 日米地位協定に違反した提供訓練区域外での訓練の禁止を求める決議 在日米軍厚木基地所属の海軍は、去る3月22日午後5時頃、名護湾でヘリコプター2機によるつり下げ訓練を実施した。米海軍は訓練の実施を認め、「訓練に参加したのは第12海上戦闘飛行隊に所属する米海軍のMH60Sヘリコプターだ」と回答した。訓練当時、ヘリコプター2機は、約1時間にわたって低空で名護湾上空を旋回し、海面から10メートルほど上空でホバリングをしていた。1機は海面すれすれまで近づいて水しぶきを上げた後、若干高度を上げて人のようなものを海面からロープで引き揚げていた。 日米地位協定は米軍航空機が基地間を移動することは認めているものの、訓練の実施は提供区域内に限定している。日米合意では、提供区域内で訓練する場合は使用期間などについて日本側に事前に通告することになっているが、今回はそれが行われていなかった。さらに現場は刺し網漁の網が設置されている場所であり、事故や危険を回避するためには事前連絡が必要不可欠だが名護漁業協同組合に連絡はなかった。民間人の安全を確保するための仕組みを無視して訓練を行ったことは、大変遺憾である。 日米合同委員会は、米軍航空機の飛行については国際民間航空機関(ICAO)や日本の航空法で規定された最低安全高度基準と同様の高度規制を米軍が適用することで合意しており、人家のない地域では150メートル以上を飛行することになっているが、それも守られてはいなかった。米軍のつり下げ訓練については、令和3年5月21日、米軍ヘリ1機が名護市辺野古の国立沖縄工業高等専門学校周辺の上空で米兵8人をロープでつり下げて訓練を行う様子が確認されたが、いまだにその詳細な経緯について十分な説明は得られていない。また、県内においては過去につり下げ訓練中に物体を落下させた事故が発生しており、人命に関わる重大事故につながりかねず、地域住民は大きな不安を抱いており、今回の訓練は到底容認できるものではない。 よって、
名護市議会は市民の生命・財産、安全及び平穏な生活を守るため、下記の事項について強く求める。 記1 日米地位協定に違反した提供訓練区域外での訓練は禁止すること。2 日米地位協定の抜本的改定を行うこと。 以上、決議する。 令和4年3月28日 沖縄県
名護市議会
○
大城秀樹議長 意見書案第3号及び決議案第3号については質疑及び討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。これより採決を行います。 お諮りします。意見書案第3号については原案のとおり可決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって意見書案第3号は原案のとおり可決されました。 お諮りします。決議案第3号については原案のとおり可決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって決議案第3号は原案のとおり可決されました。 本日、可決されました意見書案等に係る要請行動の日程については、相手側との調整がありますので、事務局で調整後に連絡をしたいと思いますが、よろしいでしょうか。 (「はい」との声あり) 要請行動のない案件については送付とします。令和4年度名護市一般会計予算の議会費1款1項8節及び18節につきましては、地方自治法第100条第13項及び
名護市議会会議規則第166条の規定により、議長において議員派遣を行いたいと思いますが、ご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議ありませんので、そのように決定されました。 地方自治法第109条第3項の規定に基づく案件については、議会運営委員会で閉会中に審査していただくことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議ありませんのでそのように決定されました。 本定例会において議決されました案件等のミスプリント等を事務局において認めた場合は、議長権限によってミスプリントということで修正させていただきます。 以上で全日程を終了しましたので、これをもって令和4年3月第206回
名護市議会定例会を閉会します。お疲れさまでした。 閉 会(午後3時3分) 名 護 市 議 会 議 長 大 城 秀 樹 署名議員 平 光 男 署名議員 翁 長 久美子...