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  1. 名護市議会 2020-12-03
    12月14日-07号


    取得元: 名護市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-19
    令和2年第201回名護市定例会              第201回名護市議会定例会会議録┌─────────┬───────────────────────────────┐│招 集 年 月 日│       令和2年12月3日 木曜日 午前10時       │├─────────┼───────────────────────────────┤│招 集 の 場 所│         名 護 市 議 会 議 場         │├─────────┼───────────────────────────────┤│開       議│      令和2年12月14日 月曜日 午前10時0分      │├─────────┼───────────────────────────────┤│散       会│      令和2年12月14日 月曜日 午後3時8分      │└─────────┴───────────────────────────────┘出席並びに欠席議員 出  席 26名 欠  席 0名┌────┬───────────┬───┬────┬───────────┬───┐│議席番号│    氏  名    │出 欠│議席番号│    氏  名    │出 欠│├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  1  │  島 袋  力   │ 出 │  15  │  翁 長 久美子  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  2  │  長 山 正 邦  │ 出 │  16  │  仲 村 善 幸  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  3  │  大 浜 幸 秀  │ 出 │  17  │  比 嘉 拓 也  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  4  │  吉 居 俊 平  │ 出 │  18  │  宮 城 安 秀  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  5  │  川 野 純 治  │ 出 │  19  │  比 嘉  忍   │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  6  │  石 嶺 康 政  │ 出 │  20  │  岸 本 直 也  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  7  │  仲 尾 ちあき  │ 出 │  21  │  金 城 善 英  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  8  │  金 城  隆   │ 出 │  22  │  大 城 秀 樹  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  9  │  宮 城 さゆり  │ 出 │  23  │  岸 本 洋 平  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  10  │  宮 里  尚   │ 出 │  24  │  神 山 正 樹  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  11  │  大 城 敬 人  │ 出 │  25  │  小 濱 守 男  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  12  │  東恩納 琢 磨  │ 出 │  26  │  比 嘉 祐 一  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  13  │  比 嘉 勝 彦  │ 出 │    │           │   │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  14  │  平   光 男  │ 出 │    │           │   │└────┴───────────┴───┴────┴───────────┴───┘ 署名議員       15番 翁長 久美子  16番 仲村 善幸 議事日程       別紙のとおり 会議に付した事件   別紙のとおり 会議の結果      別紙のとおり法第121条第1項による出席者              市 長  渡具知 武 豊              副市長  金 城 秀 郎 総務部長   祖 慶 実 季    企画部長     棚 橋 邦 晃 地域経済部長 平 得  薫     市民部長     仲 本  太  福祉部長   比 嘉 一 文    こども家庭部長  比 嘉 ひとみ 農林水産部長 玉 城  勝     建設部長     當 山  賢  環境水道部長 長 山 儀 和    消防長      安 里  順               教育長  岸 本 敏 孝 教育次長   荻 堂 盛 邦議会事務局出席者 事務局長   上 地  健     次長       新 垣 和 吉 議事係長   宮 城  建     庶務係主査    大 城 和香子 議事係    島 袋 ちえり    会計年度任用職員 玉 城 直 喜 議事係    岸 本 健 伸 ○大城秀樹議長 おはようございます。これから本日の会議を開きます。 初めに、新型コロナウイルスに関する状況等について、教育次長から説明があります。荻堂盛邦教育次長。 ◎荻堂盛邦教育次長 私のほうから市内の小中学校におけるコロナウイルスの発生状況について、ご説明を申し上げたいと思います。先週、名護市内の小学校において1人、それから学級担任1人、中学校において1人の陽性者が出ております。この市内の小学校に通う児童のきょうだいで保育所へ通う園児についても1人陽性者が出ている状況となっております。陽性者に係る濃厚接触者も複数名おりまして、北部保健所と連携しながら、現在対応しているところでございます。小学校においては、当該学級の児童全員、それから学年担任の職員全員のPCR検査を本日行うことになっております。当該小学校については、本日より3日間学年閉鎖を行い、PCR検査の結果を確認して、今後の対応を考えていく予定でございます。また中学校においては、当該学級及び濃厚接触者の学級を本日学級閉鎖としております。今後とも状況を確認しながら対応していきたいと考えているところでございます。 ○大城秀樹議長 ただいまの説明について質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、ただいまの説明についての質疑を終わります。 次に、農林水産部長から発言があります。玉城勝農林水産部長。 ◎玉城勝農林水産部長 小濱議員からの二次質問について保留していたものがありますので、お答えします。事項1、要旨(1)において、今回の事業はなぜリース事業であったのかということがありますが、サトウキビの農業機械の導入事業としては購入、またはリース事業がございますが、平成22年度から令和元年度まではリース事業のみとなっており、令和2年度から購入事業が復活しております。しかし、事業の要望調査は通常事業実施を希望する年度の一、二年前に調査されておりますので、今回の令和2年度サトウキビ機械導入調査は令和元年度に要望されており、購入、またはリースの種別の指定はされておりませんでした。来年度以降は、事業が採択される前に購入、またはリースの選択をした上で事業を導入していくことになると思われますので、事業主体となるJAと調整しながら事業導入を進めていきたいと考えております。続いて、今回の事業の補助金の流れについて説明いたします。まずJAおきなわとリース会社がリース契約を行っており、契約額のうち国補助金と県補助金については、JAに入金があり次第、リース会社へ速やかに振り込むこととなっております。残りのJA負担額はハーベスターの耐用年数である7年で、JAがリース会社に分割払いすることとなっております。オペレーターとJAはサトウキビの刈取委託契約を結び、1トン当たり約5,000円の刈取料からハーベスターの利用料を差し引いた金額がオペレーターの収益となります。オペレーターが支払う利用料については、今月21日以降にハーベスターが納品された後にJAとオペレーターが契約を結ぶため、こちらで公表することは控えさえていただきたいと思いますので、ご理解をお願いいたします。次に、事項1、要旨(3)にあった地域集積協力金の実績についてでございます。平成26年度から開始された地域集積協力金とは、農地中間管理機構を通し、担い手への農地集積と集約化を一体的に進めるタイプと担い手同士の農地交換タイプに分けられ、いずれも地域に対する支援協力金であり、地域の組織体制が求められます。当該協力金の実績は、本市をはじめ、県内本島内では実績なしとなっております。一方で、経営転換協力金が地域集積協力金と同じく、平成26年度より開始されております。当該制度は離農を機に、全ての農地を農地中間管理機構に一定期間貸し付けた場合に、協力金が得られる制度となっており、本市においては平成28年度に1件の利用があったところでございます。両制度とも交付要件が厳しく、県内でも実績が少ない状況でありますが、本市が進めている人・農地プランの更新作業において、地域の方々に対し、制度に関する説明を行いつつ、人・農地プラン作業を進めさせていただきます。最後に、事項2、要旨(1)においてあった業務フローに基づいた答弁をいたします。なお、工程については、予算の確保等の理由により1年程度ずれておりますので、ご了承ください。現在、発注している業務の進捗状況を業務フロー案で説明しますと、短期課題への対応、1から4段階のうち、1段階の測量調査Aと土質調査Aが完了している状況でございます。現在、環境現況調査及び潮流シミュレーション、現状における課題対応策の整理を行っている状況であり、令和2年度中までには終える予定となっております。業務成果を受けた後、検証を行い、その後、次年度から想定しておりますが、業務フロー案の1段階の3、事業手法の検討や関係者との会議に入る予定となっております。2段階以降の計画につきましては、現段階の検証を踏まえて、状況により変化していくものと想定しております。 ○大城秀樹議長 では日程により一般質問を行います。仲村善幸議員、一般質問を許します。 ◆仲村善幸議員 おはようございます。議席番号16番、市民ネット、仲村善幸、これより一般質問を行います。早速ですが、質問事項1 新基地建設問題について。要旨(1)新基地建設の設計変更に伴う名護市長意見についての市長の見解を求めます。要旨(2)辺野古移設に係るサンゴの移植状況について市の見解を求めます。要旨(3)普天間飛行場の負担軽減推進会議で、政府は県と宜野湾市が求めた返還時期の設定について「難しい」と応じなかったことに対する名護市長としての見解を求めます。要旨(4)沖縄県による辺野古抗告訴訟を却下した那覇地裁の判決に対する市長の見解を求めます。要旨(5)今年度の再編交付金交付状況について説明を求めます。資料、ありがとうございました。質問事項2 新型コロナウイルス対策について。要旨(1)新型コロナ感染症対策として、公民館への消毒液常備の予算確保が困難な区があるようです。市として無料配布することは考えられないか見解を求めます。要旨(2)コロナ禍による市内事業所への影響などについて、どのような対策を講じているのか説明を求めます。質問事項3 21世紀の森公園の施設管理について。要旨(1)21世紀の森公園使用受付窓口タピックスタジアム名護球場内に置かれていますが、日本ハムキャンプ中も変更はありませんか。説明を求めます。要旨(2)タピックスタジアム名護球場の前面に掲げられている「自衛官募集」の垂れ幕について説明を求めます。要旨(3)第2球場利用者から、大型時計の設置要望がありますが、市の見解を求めます。要旨(4)21世紀の森公園内のトイレの改修・改築の計画はないか見解を求めます。要旨(5)労働福祉センターはサテライトオフィス設置のため今年度は利用できないが、来年度以降はどうなりますか。説明を求めます。以上、一般質問といたします。よろしくお願いします。 ○大城秀樹議長 市当局の答弁を求めます。渡具知武豊市長。 ◎渡具知武豊市長 それでは質問事項1、要旨(1)と(3)と(4)についてお答えいたします。まず要旨(1)についてでございますが、本日、公有水面埋立変更承認申請書に関する意見について、追加議案として提案させていただいておりますので、議員の皆様のご審議をお願いいたします。次に、要旨(3)の普天間飛行場の負担軽減推進会議につきましては、国と県、宜野湾市で行われている会議であり、コメントする立場にはございませんが、国には国の考え方があるものと認識しております。次に、要旨(4)についてお答えいたします。辺野古抗告訴訟につきましては、コメントする立場にはございませんが、一つの判断が下されたものと考えております。普天間飛行場代替施設建設をめぐる国と県との争訟につきましては、今後もその推移を注視してまいりたいと考えています。申し訳ございません。公有水面埋立変更申請書に関する答えですが、もう一度正しい答弁をしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。公有水面埋立変更承認申請書に関する意見につきましては、追加議案として提案させていただく予定としておりますので、その際には議員の皆さんにご審議いただきたいと考えております。 ○大城秀樹議長 祖慶実季総務部長。 ◎祖慶実季総務部長 質問事項1、要旨(2)についてお答えします。サンゴ類の移植につきましては、沖縄防衛局において、外部の各種専門家から構成する環境監視等委員会の指導・助言を得ながら行っているものと認識しております。沖縄防衛局によりますと、これまでの環境監視等委員会において、移植したオキナワハマサンゴは、移植先に十分に定着し移植は成功しているとの評価がなされており、幼生を放出している状況も見られているとのことでございます。また、令和2年11月17日に開催された第29回普天間飛行場代替施設建設事業に係る環境監視等委員会においては、移植したオキナワハマサンゴ1群体が死亡したとの報告がなされており、これにより移植したオキナワハマサンゴ9群体のうち、4群体が死亡または消失したことになりますが、移植先に元々生息していたオキナワハマサンゴにおいても、同程度の死亡状況が確認されていることから、移植が成功したとの評価を変更するものではないとの評価がなされたところでございます。市としましては、今後もサンゴ類の移植について、注視していきたいと考えております。次に、質問事項3、要旨(2)についてお答えします。名護市行政組織規則においては、総務課防災基地対策係の業務として「自衛官募集業務に関すること」と定められております。これは、自衛隊法第97条において「都道府県知事及び市町村長は、政令で定めるところにより、自衛官及び自衛官候補生の募集に関する事務の一部を行う」と定められていることが根拠となっております。総務課では、これら法令に基づき、自衛隊沖縄地方協力本部名護地域事務所から依頼があった際には、市の施設等での自衛官募集事務に協力しているところでございます。今回、自衛隊沖縄事務所から、タピックスタジアム名護に懸垂幕を設置したいとの依頼を受け、懸垂幕の設置を行ったところでございます。次に、事項3、要旨(5)についてお答えします。サテライトオフィスにつきましては、市役所内での新型コロナウイルス発生や、濃厚接触者との接触者が発生した場合等であっても、隔離によって感染拡大を防止しつつ、重要業務については継続して行えるよう備えているものであるため、来年度以降の利用については、今後のコロナウイルス感染症の状況次第になります。今回サテライトオフィスを設置するに当たり、本庁からの距離や業務遂行に必須となるネットワーク環境の観点から、それら条件を満たす施設として市民会館、市営体育館会議室、労働福祉センター等を検討した結果、利用者への影響を鑑み、労働福祉センターが最適であると判断しており、コロナ収束のめどが不透明である状況においては、それなりの時間や予算を要する他の場所へのサテライトオフィス設置は困難ではないかと考えておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。 ○大城秀樹議長 棚橋邦晃企画部長。 ◎棚橋邦晃企画部長 質問事項1、要旨(5)についてでございます。資料として、現時点において交付申請したもの、または申請予定のものについて、令和2年度名護市再編交付金事業一覧表を資料としてご提供しております。こちら11の事業が記載されておりますので、ご覧いただければと思っております。 ○大城秀樹議長 平得薫地域経済部長。 ◎平得薫地域経済部長 それでは私のほうからは質問事項2についてお答えいたします。初めに、要旨(1)についてお答えいたします。施設の消毒用の弱酸性次亜塩素酸水は、本年の5月7日木曜日から各区へ提供しております。名護中央公民館及び各支所で弱酸性次亜塩素酸水を常備しており、希望する区に原液400ppmを提供し4倍に薄めまして、100ppmを使っていただいております。手指消毒用のアルコール消毒液については、名護中央公民館及び各支所においてもそれぞれの施設で使用する分を確保するのに限られており、各区には提供しておりません。区公民館で使用する手指消毒液については区で確保していただくこととなりますが、新型コロナウイルス対策について苦慮することがあれば、名護中央公民館、または各支所でご相談していただくようご案内しております。相談について個別に対応してまいりますので、皆さん、ご相談していただければと思います。続きまして、質問事項2、要旨(2)についてお答えいたします。現在、名護市独自の支援策として、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、前年同月比で事業収入が50%以上減少した月が存在し、また国の持続化給付金を受給している市の対象要件を満たした中小企業及び個人事業主向けに実施しております、名護市事業者緊急支援金があります。また、融資や補助事業を希望する事業者及び個人向けに相談窓口も継続して開設しております。これまでに市民から受けました相談件数につきましては、国の設置しました持続化給付金サポート名護会場では、令和2年6月16日から8月29日、これは聞き取りしたところでございます、446件、市の設置した行政書士による持続化給付金相談窓口、令和2年6月3日から6月29日では50件、また、融資に関する相談に関しましては、令和2年11月末日現在、名護市商工会に225件、商工・企業誘致課で266件を受けております。その他商工会へ委託している社会保険労務士相談、これは雇用調整助成金の相談です。これが11月末日現在で67件、事業者緊急支援金は、これは3月1日までではありますが、12月1日現在で802件、6月から7月に実施しました交通弱者買物支援事業は9,965世帯へタクシーチケットを配布し、これが5万9,790枚です。うち2万8,750枚の利用、約48.1%です。また、なごむん商品券はプレミアム率50%の商品券は11月9日完売、プレミアム率20%の商品券は11月19日に完売しております。6月1日から11月30日までの間で、市民会館の事業として、芸術文化応援事業は38件の稼働がありました。 ○大城秀樹議長 當山賢建設部長。 ◎當山賢建設部長 おはようございます。私のほうからは質問事項3、要旨(1)、(3)、(4)についてお答えいたします。まず要旨(1)でございます。市民の21世紀の森公園の各施設利用受付窓口につきましては、令和2年12月2日の日本ハムファイターズ球団との話合いにおいて、球場内1階部分は防犯及びコロナ対策の理由により、キャンプ期間における球団の関係者以外の立入りを制限するため、一般市民の球場内への立入りができません。なお、市民の方々の公園利用者につきましては、キャンプ期間中は、球場玄関前ピロティーのインフォメーションルームに受付窓口を移して、各施設の受付を行ってまいります。続きまして要旨(3)についてお答えいたします。第二球場への大型時計の設置要望につきましては、時計を設置する際に電源が必要となりますが、21世紀の森公園内は電線地中化となっていることから、設置場所を含めて調査、検討してまいりたいと考えております。続きまして要旨(4)についてお答えいたします。現在、21世紀の森公園に設置されている屋外トイレにつきましては、昭和57年度から令和元年度の間で合計7か所設置してございます。トイレの維持管理につきましては、清掃業務を外部委託し、平日の清掃を行うとともに、土日祝祭日には職員による点検も実施しております。また、平成30年度には野外ステージ前の屋外トイレにおいて便器の取替えや外壁の塗装、照明の取替えなどの改修も行ってまいりました。しかしながら、利用頻度の高いサッカー・ラグビー場の屋外トイレにつきましては、供用開始後39年を経過しており、外壁の老朽化や便器の破損、排水のつまりなどが頻繁に見られ、施設の補修に苦慮しているのが実情でありましたが、当該トイレにおきましては、サッカー・ラグビー場の再整備に伴う建替えを予定しており、今年度より再整備を実施してまいります。なお、整備期間中は利用者の皆様にはご不便をおかけしますが、ご理解をお願いいたします。また、その他の屋外トイレにつきましても引き続き利用していただきながら、必要に応じて修繕等を行うなど、今後も公園利用者が快適に利用できるよう維持管理に努めてまいります。 ○大城秀樹議長 仲村善幸議員。 ◆仲村善幸議員 それでは二次質問を行います。二次質問は逆から質問事項3、2、1でしたいと思いますので、よろしくお願いします。21世紀の森公園の施設管理についてですけれども、日本ハムキャンプ中は玄関先のインフォメーションの場所は小さいところですね(うなずきあり)、分かりました。これは中の施設は、いわば一般の人が使えないということになりますよね。それで使えない期間は決まっているのかどうか、キャンプ中だとは思いますけれども、キャンプ前後だと思います。いつから受付場所として、そこが使えたり、ホールなどが使えたりということは決まっていますか。 ○大城秀樹議長 當山賢建設部長。
    ◎當山賢建設部長 まずキャンプインの2月1日から、キャンプ終了後、機材の片づけ等がありますので、3月の1週目までは制限がかかるかと、3月の上旬、1週間あたりまで制限をかける形になります。 ○大城秀樹議長 仲村善幸議員。 ◆仲村善幸議員 飛び飛びになりますが、要旨(3)の第二球場と要旨(4)のトイレ改修など、多分同じことになると思いますけれども、新しく改修されると、トイレを新しく造るということで、これはとてもいいことだと思います。それから大型時計については、利用者からの要望ですけれども、サッカー・ラグビー場ができたら大きい時計なども設置する予定ということでしたか、ちょっと答弁がはっきり、ちょっと僕、覚えていませんが、その場に大型時計が設置されれば、第二球場の人たちも使えるのかという希望がありますけれども、その予定はないですか。 ○大城秀樹議長 當山賢建設部長。 ◎當山賢建設部長 サッカー・ラグビー場の大型時計は、場所が200メートルトラック側に寄る予定ですので、第二球場から見るのはちょっと厳しい状況かと考えております。そこで私たちは第二球場の周りで電源を確保して、大型時計を設置できる場所があるか、調査研究、検討していきたいということであります。 ○大城秀樹議長 仲村善幸議員。 ◆仲村善幸議員 ありがとうございます。よろしくお願いします。要旨(5)の労働福祉センターの2階がサテライトオフィスということで今、使われているようでありますけれども、ホールはオフィスにはなっていないと思います。それで市の予防接種のときには使ったりしていますが、労働福祉センターの1階のホールはこれまでも利用者が多くて、またぜひ使わせてほしいという意見もたくさんありますし、利用価値がある場所ですので、2階の会議室はサテライトオフィスということで、これは先ほどの答弁でよく分かりましたけれども、1階のホールの一般開放を従来どおりやるという考えはないでしょうか。 ○大城秀樹議長 祖慶実季総務部長。 ◎祖慶実季総務部長 サテライトオフィスはどうしても確保はしておく必要はあるという考えで、1階のホールの部分も一応は押さえてはあるのです。ですが、それはその都度、都度を見て利用いただきながら、基本的には押さえているのですが、使わない場合も押さえておくというのも何ですから、調整をしながらやっているところでございます。恐らく今後も無条件に開放するというのはなかなか緊急事態の対応になりますので、難しいかと思います。現場で調整をさせていただきながら、適宜対応していきたいと考えているところです。 ○大城秀樹議長 仲村善幸議員。 ◆仲村善幸議員 分かりました。要旨(2)の球場の国道沿いに掲げられている懸垂幕ですが、先ほどの答弁では自衛隊の名護地域事務所からということでしたけれども、これは文書として依頼があったのですか。 ○大城秀樹議長 祖慶実季総務部長。 ◎祖慶実季総務部長 文書については、すみません、いま手元に持ち合わせてないので、場所まで特定されていたかどうか、事務員とほぼ口頭で調整をしたりもするものですから、ただ、今回のケースにつきましては、先ほどの答弁は舌足らずの部分がございまして、コロナの影響もございまして、募集の事務について、説明会について、21世紀の森公園内の緑地帯にテントを設置して実施したという実情がございまして、あちらのほうに懸垂幕を掲げたという経緯もございます。 ○大城秀樹議長 仲村善幸議員。 ◆仲村善幸議員 文書としてあるかどうかということですけれども、先ほどの話ではあるということですね、場所を特定しているかどうかということは、文書としてはあったということですか、もしあったら後ほど提出していただきたいと思います。 ○大城秀樹議長 祖慶実季総務部長。 ◎祖慶実季総務部長 依頼文書につきましては、後ほど提出させていただきたいと思います。 ○大城秀樹議長 仲村善幸議員。 ◆仲村善幸議員 野球場の会議室を使うわけでもなくて、全然野球場に関係ない緑地帯を使うということですよね。僕は野球場の会議室を使うから、そこで垂れ幕をやるのかと思ったのですけれども、そうでもないので、それを野球場の前面に掲げるということはどういうことかと思っていて、あそこは野球場ですので、野球に関する開催の広告とか、そういうことならとてもいいですけれども、いきなり自衛隊募集ということを掲げられ……、野球場の一番メインのところに掲げられるというのは、違和感をまず感じるということがあります。しかも野球場を使うわけでもないですけれども、あまりなじまないのではないかと思っています。なじまないという僕の考えは場所が野球場だけれども、自衛隊募集と書く、例えば市民会館に掲げられたことはあります、コンサートの。それはコンサートを向こうでやるから掲げられるというのは分かりますけれども、それとは全く違うようなもので、なぜあそこに募集の懸垂幕、垂れ幕ができるのかと違和感を感じました。それから今、自衛隊に対しては賛否両論があって、異論もあります。沖縄に自衛隊が配備されたり、あるいは先日の新聞によると、ミサイルを導入するであるとか、そういう話も出てきたりして、かなり物騒な状況もあり、自衛隊に行く人たちも結構少なくなってきているということとか、あるいは敵地攻撃ということを前総理が言って、自衛隊が本当にあれは敵だと思えば、日本に攻撃するかもしれないと判断したら、あの敵に、外国にミサイルを撃ち込む。そういうようなことも今、検討されていて、実際にミサイルの開発が今、導入される予定みたいですけれども、これは自衛隊の立場を逸脱して、軍隊化してしまって、どこまでこれが拡大していくのかととても危機感を持っています。そういう住民感情にも気を遣いながら、このようなものには対処していくべきではないかと僕は思っていますけれども、これは僕の感想ですので、ぜひ市当局はそこも念頭に置く必要があるのではないかと思います。それからコロナの対策については、市当局はとても頑張っておられまして、企業など、事業者の落ちこぼしが出ないような形で、これからはまたきめ細かく連携を取りながら、頑張っていこうという体制をとっていただきたいと思いますし、事業を中止した人とか、閉店する人であるとか、そういうところも出てきていますので、そこはできる限りサポートできるような体制を今後ともとっていただきたい。これはお願いであります。あとは質問事項1の新基地建設問題についてですけれども、これも逆から行きたいと思いますけれども、要旨(5)再編交付金について、今、説明をしていただきましたけれども、令和2年度分は14億9,000万円余りと決められていて、現在のところ7億円ですか、それ以外の分はいつ頃交付される予定、計画であるのかということをお伺いします。 ○大城秀樹議長 棚橋邦晃企画部長。 ◎棚橋邦晃企画部長 現在沖縄防衛局と調整中の事業がございますので、そうした部分につきましては、3月議会に補正予算を計上いたしまして、余すことなく活用したいと考えているところでございます。 ○大城秀樹議長 仲村善幸議員。 ◆仲村善幸議員 この議論はずっと渡具知市長になってから議場で質問させていただいていますけれども、再編交付金が交付される条件は、基地建設を認めていくということと、いえば再編に資するためのものと言われていますので、それをちゃんと市が理解し、認めているということと、今後ともそれを守っていくということが条件になっているようですけれども、名護市が指定された法的根拠はありますか。 ○大城秀樹議長 棚橋邦晃企画部長。 ◎棚橋邦晃企画部長 名護市の交付対象市町村としての指定の根拠ということでございますけれども、再編特別措置法の第5条におきまして、住民の生活の安定に及ぼす影響の増加の程度及びその範囲を考慮し、当該市町村において再編関連特別事業を行うことが駐留軍等の再編の円滑かつ確実な実施に資するため必要であると認めるときは、当該市町村を再編関連特定周辺市町村として規定することができることと法律のほうでされてございまして、名護市はこの規定に基づきまして、平成20年3月31日に再編関連特定周辺市町村に指定されております。 ○大城秀樹議長 仲村善幸議員。 ◆仲村善幸議員 防衛省の説明によると、当該市町村が再編に一定の理解を表明したところに交付金が交付されるという解釈をしていますけれども、名護市は再編に一定の理解を表明したのですか。 ○大城秀樹議長 棚橋邦晃企画部長。 ◎棚橋邦晃企画部長 防衛省におきましては、市長の賛成でも反対でもなく、法令に従って適切に判断するという考え方のもとで、再編交付金の交付再開を決めたものと認識してございます。 ○大城秀樹議長 仲村善幸議員。 ◆仲村善幸議員 そうです。再編に一定の理解を表明したからではないですよね。名護市として表明はしていませんよね、市長。 ○大城秀樹議長 渡具知武豊市長。 ◎渡具知武豊市長 先ほども部長のほうで答弁をさせていただきましたが、賛成でも反対でもないと。法令に従って、適切に判断していくという私の考え方のもとにおいて、交付が再開されたということになっております。再編交付金を受け取ったから基地移転を容認したことになるということは考えておりません。 ○大城秀樹議長 仲村善幸議員。 ◆仲村善幸議員 国が交付金を交付する条件の中に「再編に一定の理解を表明し」とありました。表明はしていないですよね、賛成でも反対でもないとしか言っていないです。それは前からも議論しているように、国が交付してもいいと判断したからですよね。前はそういうふうに答えていましたよね。判断したから。だから一定の理解を表明してはいないけれども、それと同じような効果が、理解ができるような国の判断だったのかどうか、これは僕はとても曖昧でおかしいと思っているのです。賛成でも反対でもなくても、国がそう判断したら交付しますと言っていますけれども、しかし、基準の中には「再編に一定の理解を表明し」とあるのです。表明もしていないのに、国が勝手に、渡具知市長が表明したかのような拡大解釈ではないかと思いますが、どうですか。 ○大城秀樹議長 渡具知武豊市長。 ◎渡具知武豊市長 度々そういう議論になるわけですが、平成30年3月27日の記者会見におきまして、当時の小野寺防衛大臣は、「現市長、(私)は賛成でも反対でもなく、法令に従って適切に判断するという考えを示されているから、防衛省としては再編の実施に向けた措置の進捗の支障が生じていないものと考えており」と発言されておりますので、防衛省のほうがそのように判断しているものと考えられます。 ○大城秀樹議長 仲村善幸議員。 ◆仲村善幸議員 防衛省がそう判断しているけれども、名護市長は一定の理解を表明はしていないです。表明したかどうかです。 ○大城秀樹議長 渡具知武豊市長。 ◎渡具知武豊市長 繰り返しになりますが、賛成でも反対でもなく、法令に従って、適切に判断するということでございます。 ○大城秀樹議長 仲村善幸議員。 ◆仲村善幸議員 質問には的確に答えたほうがいいと思います。表明はしていないのですねと聞いたら、賛成でも反対でもないと言うのは、これは答弁としては成り立たないと思います。国が解釈したか、そういうふうに拡大解釈したか、あるいは市長との間で一定の認識合わせみたいなものがどこかであったのかというふうに僕は疑わざるを得なくて、法的根拠に乏しいのではないかということを申し上げたいと思います。これはまた今後も議論していければと思います。時間の関係もありますけれども、要旨(1)の設計変更に伴う市長意見について、先ほど答弁があり、追加議案で提出する予定と言われていますが、県からの諮問の文書というのは、これで全てですか。 ○大城秀樹議長 祖慶実季総務部長。 ◎祖慶実季総務部長 県からの諮問については、お配りした1枚紙です。残りは防衛局から出されたものが資料として添付がございました。 ○大城秀樹議長 仲村善幸議員。 ◆仲村善幸議員 1枚だけですね。先日の13日の新聞によると、その前に一般質問が終わって、この問題が議論されているさなかの、仕事が終わって帰って、5時半前に追加議案をメールで送りつけるというやり方はどうですか、まずくないですか。市長、どう思いますか。 ○大城秀樹議長 祖慶実季総務部長。 ◎祖慶実季総務部長 追加議案につきまして、たしか金曜日の議会終了後に部長会議、庁議を行いまして、その中で精査した後、決定をしております。決定いたしましたので、送付につきましては、見ていただく時間も必要ですので、早速送付をさせていただいたというところでございます。 ○大城秀樹議長 仲村善幸議員。 ◆仲村善幸議員 このやり方に僕は全然納得していなくて、一般質問をした人たちは何だったのかと思います。何人かが一般質問をしたら、検討中ですとかということで、今回出すのか、3月に出すのかと言っても検討中ですということで、いえば市役所の内部でどういう議論がなされているか、全く分からない。閉ざされていると。前の市長は結構明確に言っていました。次の議会に提出したいとか、そのために市民の意見も聞いて、市長の意見に反映させたいと言ったのです。全く違う手法で、僕はこれを見て、全く異常なやり方ではないかと。市民をどう思っているのかと思います。名護市の重大な事柄について、これを追加議案として、ぽっと出すというやり方もおかしいと思いますし、追加議案を出すにしても本当に直前になって出す。これは仲井眞前知事が病気ということを使って、仮病とも言われていますけれども、東京で車椅子ででしたか、年末の中で、埋立承認をするということをして逃げていったと僕は思っていますけれども、こういう手法とまでは言いませんけれども、何となく人目を避けてやるということで、共通点があると思って、あの頃を思い出しました。名護市の市長ですから、堂々とやればいいではないですか。堂々とやるべきです。それについて、市長どう思いますか。 ○大城秀樹議長 祖慶実季総務部長。 ◎祖慶実季総務部長 追加議案の提出の仕方につきましては、通常どおりの手法を取らせていただいておりますので、そのことについては特段問題はないかと認識しております。休憩をお願いします。 ○大城秀樹議長 休憩いたします。                              休 憩(午前10時52分) (休憩中に補足説明あり)                              再 開(午前10時52分) ○大城秀樹議長 再開いたします。祖慶実季総務部長。 ◎祖慶実季総務部長 そういった内部調整をしながら、今回の提出となっておりますので、よろしくお願いします。 ○大城秀樹議長 仲村善幸議員。 ◆仲村善幸議員 だったら待てばいいではないですか。別に追加議案として出すのではなくて、3月までというふうに、二十何日でしたか、3月議会も想定して、県はやったと思います。その間、名護市は十分議論してくださいというメッセージもあったと思います。県のせいにするのは、まずはおかしいと思います。県にも、市民意見を名護市長に出すべきだということを僕らも言いたいですし、市もずっと言ってください。出すまで待ちますと言えばいいのではないですか、どうですか。 ○大城秀樹議長 祖慶実季総務部長。 ◎祖慶実季総務部長 先週、川野議員の一般質問でも市長から答弁があったかと思いますけれども、用途の変更についてということの今回の諮問がございます。用途の変更についての意見を今後述べていくことになるかと思います。ただ、議会へ、これから上程する追加議案となりますので、そういった事柄につきましては、追加議案の際にまた説明をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○大城秀樹議長 仲村善幸議員。 ◆仲村善幸議員 今、用途変更の話をしているのではないです。市民へ意見を聞いて、生かすべきではないかと言っているのです、用途変更のことについても。逆です。名護市民の意見は県に利害関係者として出しているから、それでいいのではないかと、前回もそういう答弁でした。今回もそういう答弁です。だけど、見て参考にしたいというのであれば、今、言いました。そう言うのであれば、参考になぜしないのですか。それまでなぜ待てないのですか、余裕はあるでしょう。市民の賛成の意見も反対の意見も、みんなやったでしょう。皆さん沿岸構想もパブリックコメントなど、市民の意見を求めたではないですか、それと同じようにやればいいのです。明日、明後日までに決めないといけないというものではないわけです。市民の意見を聞く姿勢が全くないというか、聞く必要がないと言われても仕方がないと思いますが、どうですか。 ○大城秀樹議長 祖慶実季総務部長。 ◎祖慶実季総務部長 繰り返しで申し訳ございません。追加議案は今後の上程となります。上程する際に、その部分も含めて説明をさせていただきたいと思います。 ○大城秀樹議長 仲村善幸議員。 ◆仲村善幸議員 質問は市民の意見を聞いて、少なくとも県に交渉して、名護市民から500余りでしたか、それを取り寄せる努力をまずやるべき。僕はそれよりも何よりも市民の意見をいろいろ聞いた上で、用途変更のことについて名護市が結論を出すのは、それはいいです。そういう手法になっていないからおかしいと言っているのです。名護市がどういう結論を出すのかというのは、それは名護市が決めるべきだけれども、市民の意見を聞く必要はないという言い方です。求められていないからやりませんと言っていますけれども、公有水面埋立実務ハンドブックの中では、設計変更などに対する市長意見は、地元市町村が利害関係人の意見を知った上で、意見を述べられるのが望ましいと言っています。聞かなければならないとは言っていません。逆に聞く必要もないとも言っていません。望ましいというのは、聞いてほしいということです。そういうことをきちんと受け止めてやるのが、行政の長、市民の代表ではないですか。どうですか。 ○大城秀樹議長 祖慶実季総務部長。 ◎祖慶実季総務部長 資料として配付させていただいております県からの諮問書、これに基づき、用途の変更について、市長意見を提出させていただきたいと思います。 ○大城秀樹議長 仲村善幸議員。 ◆仲村善幸議員 答弁していないです。僕の質問に答えてくださいと言っているのです。必要ないですかと、市民の意見を聞いて。では聞きますが、用途変更に関しては、市民の意見を聞く必要はないということですか。 ○大城秀樹議長 祖慶実季総務部長。 ◎祖慶実季総務部長 このことにつきましても、議案を上程した際にご説明はさせていただきたいと思います。 ○大城秀樹議長 仲村善幸議員。 ◆仲村善幸議員 明後日でしたか、そこはやりますけれども。この前提条件が崩れていると僕は思っていて、追加議案でやる時期ではない。例えば3月議会に堂々と、追加ではなくて、1議案として出して、市長の意見も述べて、市民に堂々と説明すればいいです。それは市民が考えるわけですから、賛成とか、反対とか関係ないです。賛成であっても、反対であっても、市長の意見はこうだということを出すためには、市民の意見を聞いた上でやると。今、事業はみんなそうでしょう。先ほども言ったように、名護市の将来にも関わることですのに、用途変更だから明後日、それも含めて説明しますというのは、あまりにも僕らから言えば、市民無視であるし、議会無視でもあると思います。議会無視です。時間がないですが、市長、お互いここ何十年議論しあってきました。名護市の将来はどうしようかと。ですから最後に、こういうぽっとやって逃げ切るというふうにしか見えない手法はおかしいと思うので、先ほども県から名護市の意見を取り寄せようとしたと。だけど今、整理中で難しいというのであれば、取り寄せようという気持ちがあるわけではないですか。これは今までとは違って、僕は評価します。だからそれを実践してください。明後日決めなければならないことではないでしょう。それは明後日強行すると、僕は強行と思いますけれども、やろうとすると様々な問題を市民の中で対立が引き起こされる。そういうことが懸念されます。どうですか、市長、これは3月議会にきちんと提案するという考えはないですか。 ○大城秀樹議長 渡具知武豊市長。 ◎渡具知武豊市長 堂々と出すとかいう表現もありますが、追加議案も議案でありまして、それは何も変わらないと思うのです。それで先ほど来、部長のほうで説明をさせていただいておりますが、これから議案を提出していく中において、そこでもって皆さんのいろいろな疑問点が出てくるわけでございまして、そこでしっかりと我々は答弁をさせていただく、そのことによって判断をしていただくという形になっていくわけです。ですから先ほど来、部長が答弁していましたとおり、議案を提出する際に、このことについてしっかりと説明をさせていただきたいと思っております。 ○大城秀樹議長 仲村善幸議員。 ◆仲村善幸議員 それではよくないです。なぜよくないかということは、先ほどから僕は申し上げていますけれども、堂々とやりなさいというのは堂々とやるということです。3月議会に提案して、質疑や一般質問も受けてください。そうすれば市民は見ていますので、市長はどういう考えをしているのかと、議会はどういう議論をしているのかというのが分かります。もう一回、これについて答えられますか。 ○大城秀樹議長 渡具知武豊市長。 ◎渡具知武豊市長 繰り返しになりますが、議案を提案した際に、しっかり市民に見ていただく。その中で、いろいろな考え方があるのだと思いますので、そこで判断していただきたいと思っております。 ○大城秀樹議長 仲村善幸議員。 ◆仲村善幸議員 しっかり議論ができるような状態には今なっていないから言っているのであって、僕から言えば、市長のために言っていると思っていますけれども。総務部長、沖縄県に市民意見を、名護市の意見をほしいというふうに言ったのですね。これはどのような形で言いましたか、文書でやったのですか、あるいは返事はどう……、先ほど言ったことをもう一度細かく言ってください。 ○大城秀樹議長 祖慶実季総務部長。 ◎祖慶実季総務部長 担当者同士、総務課の職員と県の担当者ということで、確認をしております。出せるということであれば、文書で請求しようかと思ったのですが、なかなか難しい状況、まだ取りまとめの最中であるという返事でしたので、文書での請求はしていないということでございます。 ○大城秀樹議長 仲村善幸議員。 ◆仲村善幸議員 県は出さないとは言っていないではないですか、取りまとめをするということですから。出さないと言っていましたか。 ○大城秀樹議長 祖慶実季総務部長。 ◎祖慶実季総務部長 先ほど来、言っていますけれども、いま現在、出せる状況にないということでございます。 ○大城秀樹議長 仲村善幸議員。 ◆仲村善幸議員 あたかも県が出さないと言っているような感じに聞こえますけれども、そうではないでしょう。だから言っているのです。だから3月にきちんとやろうではないかと。県だっていろいろチェックしたりあるはずです。また名護市民の意見を出すのはどうか、そういう判断もあると思います。個人の意見ですので。そういうことを全部精査しながらやるはずですので、拒否はしていない。だけどそこを待てないのが名護市です。これがおかしいと僕は思っています。時間がありませんので、16日にそこは議論になると思いますが、反対でも賛成でもないという市長が埋立区域から辺野古地先を削除する埋立地の用途変更については異議はないと言いました。これは新基地建設問題に初めて名護市が足を踏み込んだと僕は思います。どうですか。そういうことになりませんか、どうですか。 ○大城秀樹議長 祖慶実季総務部長。 ◎祖慶実季総務部長 事前にお目通しいただくために配付した資料でございます。16日以降によろしくお願いします。 ○大城秀樹議長 仲村善幸議員。 ◆仲村善幸議員 そのとおりですね。分かりました。僕は16日にも議論すると思いますが、新基地問題に賛成でも反対でもないという市長が初めて意見を出して、踏み込んでいったということは、大きいことだと思います。ですからただ単に作業ヤードの削除だけを求められたものではなくて、これは新基地建設のためでありますので、そういうこととの関連でやっていますから、そこはまた今後議論をさせていただきたいと思います。ちょっとオーバーしてすみませんでした。これで一般質問を終わります。 ○大城秀樹議長 仲村善幸議員の一般質問を終わります。暫時休憩いたします。                              休 憩(午前11時9分)                              再 開(午前11時19分) ○大城秀樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。翁長久美子議員、一般質問を許します。 ◆翁長久美子議員 ハイタイ、グスーヨ、チューウガナビラ、議席番号15番、市民ネット、翁長久美子、ただいま議長のお許しをいただきましたので、一般質問をさせていただきます。質問事項が多いので早速質問事項を読み上げたいと思います。質問事項1 屋我地慰霊之塔について。要旨(1)今年、令和2年3月に屋我地慰霊之塔を屋我地支所敷地内に移転をされたようですが、移転が決定するまでの取組内容をお伺いします。質問事項2 タピックスタジアムの懸垂幕について。要旨(1)今年11月より、タピックスタジアムに「自衛官募集中」の懸垂幕がありますが、市民から「移動させてほしい」との声があります。私も、スポーツ施設にはそぐわない広告だと思いますが、庁舎へ懸垂幕移動はできないのかお伺いします。質問事項3 電力の自由化導入について。要旨(1)第200回(9月)定例会において新電力導入について質問させていただきましたが、総合事務局などの入札状況、他市町村の取組状況を含めてお調べいただいたと思いますので、その後のご検討の詳細並びに名護市のお考えをお聞かせください。質問事項4 沖縄・地域安全パトロール隊について。要旨(1)沖縄本島中北部における不審者による犯罪を未然に防ぐため、青色回転灯搭載車両を使用して夜間防犯パトロールを行い、沖縄本島内における各地域の安心・安全な地域環境を確保することを目的として、2016年6月より巡回をしています。発足から4年が経過しているが、米軍関係者のトラブル通報は8件、逮捕に至った事例は1件もないのが実情ですが、午後6時から10時までの巡回のうち、高速道路移動時間を差し引くと2時間ほどの地域巡回となります。今月に入ってから、失礼しました。こちら今月というのは11月に質問通告書を提出したので、その時期なので、11月です。11月に入ってから米軍関係者の事件・事故が多発しており、パトロールの強化が必要だと考えますが、地域市町村道路環境を熟知したタクシー会社等に委託すれば4時間無駄なく効率的に巡回が可能だと思いますが、沖縄・地域安全パトロール隊について市の見解をお伺いします。質問事項5 市道為又柳原線道路改修工事について。要旨(1)国道58号、洋服の青山交差点より、NTTドコモ・名桜給油所沿い「冠水改修」工事、さらに北部看護学校までの道路陥没修繕についてお伺いします。質問事項6 雑草・雑木の有効利用について。要旨(1)現在、家庭で燃えるごみとして出されている伐採木や雑草ですが、北中城村が今年4月よりEM研究機構に委託して、雑草・雑木をチップにした堆肥づくりを実施されています。豚ぷんに水分調整用のチップ・EM活性液を投入し堆肥づくりをされています。EMで臭いが抑えられており、来年には北中城から村内の燃やすごみを再利用してつくられた「臭いの気にならないEM堆肥」が販売されるということでした。名護市の堆肥工場においても水分調整として木チップを使用していますが、年間の木チップ購入費をお伺いします。質問事項7 市長公約の取組について。要旨(1)渡具知市長が就任されてもうすぐ3年になります。公約の実現に向けての進捗状況をお伺いします。ア 映画館・アミューズメント施設誘致について。イ やんばる総合運動公園の整備について。ウ ごみ16分別を5分別への簡素化について。エ イングリッシュタウンの整備について。以上を一次質問とし、二次質問は自席にて行います。よろしくお願いします。 ○大城秀樹議長 市当局の答弁を求めます。平得薫地域経済部長。 ◎平得薫地域経済部長 それでは私のほうからは質問事項1、要旨(1)についてお答えいたします。屋我地慰霊之塔は、昭和39年の「屋我地村」時代に旧屋我地中学校の近くに建立されましたが、老朽化が進んでいたため、名護市が平成2年3月に同じ場所に建替えを行っております。その建替えから二十数年が経過し、経年劣化により慰霊碑及び階段の手すり等のコンクリート剥離や床面の敷石が波打つなど参拝者の安全や戦没者の御霊を祭る上で、改修が必要な状況となっていたため、平成29年第188回9月定例会並びに平成30年第191回6月定例会で慰霊之塔建替えについて一般質問されております。そのため、本市といたしましては、平成29年度に慰霊之塔の建替えにかかる費用の算出を行うとともに、屋我地支部区長会で「屋我地慰霊之塔」の建替え及び建て替える場所について諮り、「管理面」や高齢化する遺族の「参拝の容易性」を考えた場合、屋我地支所の敷地内に建て替えることがよいということで同意を得ました。また、屋我地地域の遺族に対し、老朽化に伴い慰霊之塔を屋我地支所敷地内に移転を踏まえて建替えを行うことについて説明をし、同意をいただいております。平成30年度に平成31年度事業として予算化し、令和2年3月に竣工(しゅんこう)しております。 ○大城秀樹議長 祖慶実季総務部長。
    ◎祖慶実季総務部長 質問事項2、要旨(1)についてお答えします。名護市行政組織規則においては、総務課防災基地対策係の業務として「自衛官募集業務に関すること」と定められております。これは、自衛隊法第97条において「都道府県知事及び市町村長は、政令で定めるところにより、自衛官及び自衛官候補生の募集に関する事務の一部を行う」と定められていることが根拠となっております。総務課では、これら法令に基づき、自衛隊沖縄地方協力本部名護地域事務所から依頼があった際には、市の施設等での自衛官募集事務に協力しているところでございます。今回、自衛隊沖縄事務所から、タピックスタジアム名護に懸垂幕を設置したいとの依頼を受け、懸垂幕の設置を行っております。なお、今年度の自衛官募集に関する説明会等につきましては、新型コロナウイルスの影響もあり、会議室等の室内で実施することが困難なこともあり、21世紀の森公園内の緑地帯にテント等を設置し、実施したという実情がございます。そのため、タピックスタジアム名護に懸垂幕を設置したという経緯がございます。次に、事項3、要旨(1)について答弁いたします。新電力の導入に関して、他市町村の導入事例ということで西原町へ出向いて導入の経緯と現状について、担当者からお話を伺っております。西原町の新電力導入の経緯につきましては、経費削減を目的として2年前から導入をしており、5者程度の事業者を選定し見積り合わせにより契約者を決定しているとのことでありました。今後の市の対応についてですが、新電力の導入に関し、現在、災害時の電力供給を含めた企業からの提案だけでなく、沖縄電力からも電力価格の引下げと、地域貢献につながる企画も併せて提案していきたいとの意向があり、学校施設を所管する教育委員会とも連携を図りながら検討を進めてまいりたいと考えているところでございます。次に、事項4、要旨(1)についてお答えします。沖縄・地域安全パトロール隊につきましては、政府が設置した沖縄県における犯罪抑止対策推進チームにおいて、沖縄県民の安全・安心の確保を図るための対策として行われているものと認識しております。議員ご指摘のとおり、2016年6月の発足から米軍関係者のトラブル通報は8件であり、逮捕に至った事例は1件もないという新聞報道は承知しております。今年の10月以降、米軍兵士の事件や事故が多く発生しておりますので、市としましても防犯パトロール体制の強化は必要であると認識しております。議員ご提案のタクシー会社への委託につきましては、国の機関と沖縄県及び関係市町村による意見交換、協議、調整等を行い、適切な対策の実施を確保することを目的に設置されています沖縄県における犯罪抑止対策推進協議会において、構成員である沖縄総合事務局と沖縄県警察本部が一般社団法人沖縄県ハイヤー・タクシー協会と沖縄県における防犯機器車載タクシーに関する協定書を締結しており、タクシー等公共輸送事業者の地域安全巡回事業が既に進められております。いずれにしましても、市民の安全で安心なまちづくりのため、防犯パトロール体制の強化は必要であると考えておりますので、関係機関と連携してまいりたいと考えております。 ○大城秀樹議長 當山賢建設部長。 ◎當山賢建設部長 私のほうからは事項5、要旨(1)についてお答えいたします。議員ご質問の市道柳原線の道路陥没補修につきましては、令和2年11月2日に市内業者へ発注しております道路修繕業務の補修路線に含まれており、現在、補修に向けて準備を進めているところであります。なお、補修箇所といたしましては、議員ご案内箇所のENEOS名桜給油所前の約60メートル、また、グリーンハイツ入り口より北部看護学校までの路面の傷んでいる箇所の路面補修を実施いたします。今後の工程といたしましては、名護市、為又区長、受注業者の3者にて、補修箇所の現場確認を行い、補修内容、補修範囲を確定した上で路面の補修を年度内に完了する計画であります。 ○大城秀樹議長 玉城勝農林水産部長。 ◎玉城勝農林水産部長 それでは事項6、要旨(1)についてお答えいたします。名護市堆肥センターでは、副資材として県内の業者より木チップ材等を購入しており、実績は平成29年度が数量3,880立方メートルで、金額として534万6,000円、平成30年度は1,792立方メートルで181万2,889円、平成31年度、令和元年度は500立方メートル、62万3,200円となっております。年々数量が減少している理由といたしまして、堆肥センターでは完成した堆肥を袋詰め等、製品化する前に振るいにかけます。そこで粗いチップなどを取り除いており、これを再度原料に戻して堆肥化を促進させております。そのため、稼働当初の平成29年度より、平成31年度、令和元年度は購入数量が少なくなっております。 ○大城秀樹議長 棚橋邦晃企画部長。 ◎棚橋邦晃企画部長 私のほうからは質問事項7、要旨(1)のア、イ及びエについてお答えいたします。まず、アについてお答えいたします。映画館・アミューズメント施設の誘致につきましては、昨年度に策定しました基本構想を基に、今年度は対象エリアを宇茂佐海岸を含めた21世紀の森公園と名護漁港周辺の重点エリアに絞り、基本計画の策定に向けて取り組んでいるところでございます。なお、基本計画の策定に当たっては、民間事業者からの自由な発想やアイデアを取り入れて進めていきたいと考えており、サウンディング型市場調査を実施しているところです。それを踏まえまして、サウンディング型市場調査による民間事業者のご意見・アイデアを踏まえ、映画館等の具体的な誘致について検討を進めていきたいと考えております。次に、イについてお答えいたします。やんばる総合運動公園の整備として、市民のスポーツ環境の充実及びスポーツ合宿の誘致に向けて、また、スポーツコンベンションをさらに推進するため、既に整備が完了した新市営球場に引き続き、サッカー・ラグビー場の整備を進めているところでございます。今後においても、議会でも取り上げられている「武道館」の整備や、老朽化が著しくスタンドが使用制限されている「陸上競技場」の更新など、検討しているところでございます。続きましてエについてお答えをいたします。平成15年3月策定の「辺野古地区を中心とした魅力あるまちづくり構想報告書」にあります「アップルタウン整備事業」を受け継いだものとなっており、報告書には、国際化に対応できるバイリンガル等の人材育成、外資系企業、軍家族等の子女の教育機会の創造、異文化交流を基にした体験型観光による地域の活性化が位置付けされております。当時の具体的な構想ですが、アメリカの小さな町並みを再現し、日常生活に必要な商店はもちろん、外国雑貨を扱う店や飲食店、米軍のボランティア等による英語研修等の複合施設をイメージしております。このまちでは英語を話し、通貨もドルを使い、アメリカの日常生活を体験することを想定しております。イングリッシュタウンの整備につきましては、現在のところ具体的なことはまだ決まっておりませんが、地域の意見も確認しながら取り組んでまいりたいと考えております。 ○大城秀樹議長 長山儀和環境水道部長。 ◎長山儀和環境水道部長 それでは私のほうからは事項7、要旨(1)ウについてお答えいたします。さきに比嘉勝彦議員に答弁した内容と重複いたしますが、ご了承ください。ごみの分別方法の検討につきましては、平成30年度から令和元年度にかけて実施しましたごみ処理システム再構築調査・循環利用推進計画策定業務の中で検討し、現在、名護市では16分別でごみの分別を行っていますが、那覇市などの分別を参考に5種8から10分別になるよう検討しました。今後の社会情勢等もありますので、含みを持たせた表現となっておりますが、国の方針を見ながら最終的な分別方法を決定していきたいと考えております。市長公約として掲げているごみ分別の簡素化につきましては、現在整備を進めている新施設の稼働時期に合わせて、他市の分別方法を参考に簡素化したいと考えております。 ○大城秀樹議長 翁長久美子議員。 ◆翁長久美子議員 ありがとうございます。順を追って二次質問をさせていただきます。事項1 慰霊之塔については、遺族会の同意を得たということで、了解しておりますが、移転をされてから告知方法、遺族の方は現在、屋我地にいらっしゃる皆さんはすぐ告知できたと思いますけれども、その他市外に出られている方たち、遺族の関係者については、告知のほうはどのようにしていただいたのか、お聞きします。 ○大城秀樹議長 平得薫地域経済部長。 ◎平得薫地域経済部長 令和2年6月22日に開催されました第43回平和祈願祭の開催に伴い、遺族や関係者へ発送した案内文書に慰霊之塔が移転したことを記載するとともに、移転先の位置図も添付し、各区の老人会、婦人会などの地域関係者をはじめ、地域で把握されております戦没者の遺族会に対し、郵送でお知らせをしたところでございます。現在、屋我地在住で饒平名区が8人、我部区が13人、運天原区が6人、済井出区が8人、屋我区が2人と、37人、地域外といたしまして、大西区に1人、南風原町に1人となって、合計39人となっております。 ○大城秀樹議長 翁長久美子議員。 ◆翁長久美子議員 39名の方には周知をさせていただいたということです。今回、私がこの質問をしたのは、前にあった慰霊之塔跡を訪れて、いつ行ったかちょっと分かりませんが、その慰霊之塔に行ったと。そうしたら慰霊之塔の塔自体がなくて、名前の刻印だけが残っていて、どこに行ったのだろうということで、これは周知も何もされていないのだけれども、どうなっているのかということで、私のほうに電話がありました。それで今回質問をさせていただいているのですが、移転後、跡地に来られた方々への周知の方法として対策をされたかどうか、お伺いします。 ○大城秀樹議長 平得薫地域経済部長。 ◎平得薫地域経済部長 古い慰霊之塔があった場所には、移転を示した表示を当初は設置しておりました。台風が来まして、台風対策のために一旦取り外しまして、再設置を行う時期が若干ずれたという経緯があります。現在は設置済みでございます。 ○大城秀樹議長 翁長久美子議員。 ◆翁長久美子議員 休憩をお願いします。 ○大城秀樹議長 休憩いたします。                              休 憩(午前11時42分) (質問内容の補足説明あり)                              再 開(午前11時42分) ○大城秀樹議長 再開いたします。翁長久美子議員。 ◆翁長久美子議員 跡地に訪れる方には看板を設置した。それを台風のときに移動させて、そしてまた設置をし直したということなのですが、その看板については、台風のときにまた直して、また台風が去ったら設置するというような看板になっているのですか。私が望んでいるのは、台風時にも対応できるようなパネル式で、ブロックか何かに貼りつけをしていただいて、いつでも誰が来ても移転をしたということが一目見れば分かるような形で、看板設置はしてほしいと思うのですけれども、そのような看板の設置の仕方をお願いします。 ○大城秀樹議長 平得薫地域経済部長。 ◎平得薫地域経済部長 今後、区長会及び遺族会と再度調整しまして、どういう形がいいか、今後検討させていただきたいと思います。 ○大城秀樹議長 翁長久美子議員。 ◆翁長久美子議員 「慰霊の日」だけが慰霊する日ではなくて、お参りするのは個々の都合があると思いますので、いつ誰が来てもその場所で移転の確認ができて、また支所のほうにお立ち寄りになって、皆さんが礼拝をするという形で看板も設置していただきたいと思います。よろしくお願いします。事項2ですが、先ほど答弁がありました。仲村善幸議員も先ほどの一般質問で取り上げていましたが、これは私も市民のほうから、そぐわないのではないかというお電話がありました。懸垂幕について、私も違和感を感じました。そこで自衛隊の全国野球大会だとか、そこでマスゲームがやれますとか、そういうスタジアムで行うイベントの案内だったりはオーケーかと思ったのですが、懸垂幕をそこにやるのは場所は自衛隊の名護事務所のほうから要望があって、そこに懸垂幕を掲げられたのですか。 ○大城秀樹議長 祖慶実季総務部長。 ◎祖慶実季総務部長 相手方から要望がございまして、その場所も含めての要望でございました。 ○大城秀樹議長 翁長久美子議員。 ◆翁長久美子議員 説明会が屋外で行われたということを先ほどご答弁がありました。そのときにそこに指定をされたということですが、この場所はスポーツをやったり、ほかのイベントをやる場所であって、その自衛隊の募集は、私は自衛隊が悪いとかは言っていないです。災害時とか、とても助かっていますので、自衛隊の皆様には感謝ですが、そこに募集の懸垂幕を上げるのはちょっとそぐわないのではないかということです。この法令に載っているのを読みますと、年度を通じて募集広報は行うと。4月1日から3月31日まで、1年中ずっとやっていますということですが、掲げる期限、各募集期ごとに広報重点期間を設けとあるのです。ですから今、タピックスタジアムにあるものを掲げる期間があるのか、それと私、一次質問で移動ができないですかと聞きました。そのことに対しては答弁なさっていないので、お願いします。 ○大城秀樹議長 祖慶実季総務部長。 ◎祖慶実季総務部長 失礼しました。例年ですと本庁舎に掲げております。今年度につきましては、先ほど申した事情で、あちらのほうに相手方の依頼もございましたのでということでございます。一次答弁でちょっと漏らしてしまいましたが、この設置期間が12月18日までとなっておりまして、もう間もなく終了するものですから、今年度についてはということで、また次年度同様のケースがありましたら、そのときには検討を進めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 ○大城秀樹議長 翁長久美子議員。 ◆翁長久美子議員 期間が12月18日まで、明日、明後日なので、今回はそれでいいでしょう。いつも庁舎のほうに懸垂幕が上がっていると思うのです。だからその広報の内容と照らし合わせて、その懸垂幕はやる必要があると思うのですけれども、今、掲げられている大きな懸垂幕、これはもちろん相手方からの懸垂幕ですよね、これは名護市がつくったとかではないですよね。 ○大城秀樹議長 祖慶実季総務部長。 ◎祖慶実季総務部長 相手方の所有物です。 ○大城秀樹議長 翁長久美子議員。 ◆翁長久美子議員 場所によって大きさも違っていますので、次年度から懸垂幕をやるときにぜひスタジアムではなく、その場にふさわしいところに懸垂幕広報を行っていただきたいと思います。よろしくお願いします。次は電力の自由化です。この件については、9月定例会でさせていただきました。総務部長のほうから沖縄電力名護支店と災害時の協力に関する協定書を締結している状況もありますので、その点も考慮して検討する必要がないかと思慮しておりますということがありましたので、その件については電力に問い合わせて、災害時はどうなるのかということは、この協定書はどうなるのかということは確認されたでしょうか。 ○大城秀樹議長 祖慶実季総務部長。 ◎祖慶実季総務部長 その協定に縛られるような話ではないという確認はとれております。 ○大城秀樹議長 翁長久美子議員。 ◆翁長久美子議員 これは工事費も何もかからない、電信柱をそのまま使って、メーターもそのままということで、何も変わらないのです。ただ、契約する相手が変わってくるということで、新電力の会社が今、10社から13社になっているのかな、答弁の中にもありましたとおり、地域の連携を含めて何か提案をされているということですが、一般財源から経費が出るわけですから、安いところにこしたことはないと思います。協定書も生きるということです。この中で、前回の答弁の中で、教育施設に関しては教育委員会だということで、教育委員会のほうのご答弁もいただきたいのですが、新電力について。よろしくお願いします。 ○大城秀樹議長 荻堂盛邦教育次長。 ◎荻堂盛邦教育次長 教育委員会といたしましても新電力側、それから沖縄電力側、双方の提案を精査して、費用が削減されるというお話ですので、早めに方向性を出していきたいと考えております。 ○大城秀樹議長 翁長久美子議員。 ◆翁長久美子議員 ぜひ本庁舎を含めてやっていただきたいと思います。それと指定管理についてですが、独立採算制の指定管理と、それと指定管理のほうがおいくつぐらいあるのかお伺いします。 ○大城秀樹議長 祖慶実季総務部長。 ◎祖慶実季総務部長 指定管理をしている施設としましては、108の施設がございます。そのうち独立採算制をとっているのが、97施設となっております。 ○大城秀樹議長 翁長久美子議員。 ◆翁長久美子議員 独立採算制の97施設については、市のほうからということをご提案できるのかどうかは分かりませんが、108の施設に関しては、本庁舎と同様に新電力の導入という形を取っていただきたいと思います。そうすると、指定管理の料金も下がってきますから、そこの部分も考えていただきたいと思います。今回の一般質問で、島袋力議員のほうから体育館のLED化ということで質問があったと思います。その中で教育施設に関しては、1,600万円ぐらいの削減が望めるということで調べてきたのですが、体育館一つをLEDに替える工事費はどれぐらいの費用がかかるのかお伺いします。 ○大城秀樹議長 平得薫地域経済部長。 ◎平得薫地域経済部長 現在、資料をお持ちしていないので、追って資料を提出させていただきます。 ○大城秀樹議長 荻堂盛邦教育次長。 ◎荻堂盛邦教育次長 一つの学校当たりをLED化にすると大体四、五百万円、一校当たりかかるということでございます。 ○大城秀樹議長 翁長久美子議員。 ◆翁長久美子議員 電力の自由化を導入していただければ、1年間で1,600万円削減できます。これも教育施設に関してです。1校の体育館につき400万円から500万円ぐらいの費用がかかるということなので、3年ぐらいでは全部LED化になります。この削減をしていただいて、その削減した部分を体育館、教育施設に変えていただいて、使っていただいて、子どもたちが暗い中ではなくて、やはりLEDに替えた光の中で元気よく運動ができる形でやっていただきたいと思います。そのほうはぜひ検討していただきたいと思います。次年度の導入に向けて頑張っていただきたいと思います。よろしくお願いします。次は沖縄・地域安全パトロールについてですが、このほうに関しては比嘉勝彦議員も質問をされておりました。8億6,700万円ですか、年間に予算が使われているということで、1日当たり240万円程度の税金が投入されて、パトロールされているわけです。総合事務局のほうでやられていて、この予算の費用対効果としてはどうなのだろうということで、疑問に思っているのですけれども、先ほどの答弁の中で、犯罪抑止対策推進協議会ですか、そのメンバーはどういう構成でしょうか。 ○大城秀樹議長 祖慶実季総務部長。 ◎祖慶実季総務部長 構成員としましては、国の機関からは内閣府沖縄総合事務局長、外務省沖縄大使、防衛省沖縄防衛局長、沖縄県からは副知事、沖縄県警察本部からは本部長、関係市町村からは北部市町村会長、中部市町村会長、南部市町村会長、宮古市村会長、八重山市町会長となっております。 ○大城秀樹議長 翁長久美子議員。 ◆翁長久美子議員 総合事務局とか、防衛局とか、副知事、県警本部、北部、中部は分かりますけれども、北部と中部に関してのパトロールだと思うのですけれども、南部とか、こういう市町村会の会長が出るのが私はちょっと疑問ですが、その中でやはり北部市町村会長もご参加ですので、その中で、この協議会で4年たっているわけです。その4年の中で協議なさっているのでしょうか。これだけの予算を、8億6,700万円です。その多額の費用を投入している割には、効果が出ていない形になっているのですけれども、協議会の中ではどのような話がされているのかまで、そちらのほうで把握できているでしょうか。 ○大城秀樹議長 祖慶実季総務部長。 ◎祖慶実季総務部長 年1回程度で会議はされていると伺っておりますが、名護市が直接その協議会の構成員というわけではないものですから、申し訳ございません。どういった内容というところまでは承知しておりません。 ○大城秀樹議長 翁長久美子議員。 ◆翁長久美子議員 北部の市町村会議があるときに、ぜひ市長には北部、名護市の代表として、青パトと呼んでいますけれども、安全パトロールの件を提案していただきたいと思います。高速から2時間かけていらっしゃって、その中で巡回するのは2時間足らずですか。皆さんもご存じだと思いますけれども、大きな通りを走っているのです、主要道路を。地域をやはり回ってほしい。この防犯パトロールをしてほしいところは、隅々地域の皆さんがお分かりだと思うのです。そこを回っていない状況にある。そこも問題視をしていただいて、市長のほうにはぜひ市町村会のほうへ、この沖縄・地域安全パトロール隊についてご提案をしていただきたいと思うのですけれども、市長どうでしょうか。 ○大城秀樹議長 祖慶実季総務部長。 ◎祖慶実季総務部長 市長と調整の上、機会を見つけて、そういったことが可能かどうかも含めて、検討してまいりたいと思います。 ○大城秀樹議長 翁長久美子議員。 ◆翁長久美子議員 答弁の中で、ハイヤー・タクシー協会と県における協定書を結ばれているということですが、これは有償か、無償かということはお分かりですか、ハイヤー・タクシー協会など。いかがですか。 ○大城秀樹議長 祖慶実季総務部長。 ◎祖慶実季総務部長 協定を結んでいるということまでは確認しておりますが、そこに対価が支払われているのかは確認はしておりません。 ○大城秀樹議長 翁長久美子議員。 ◆翁長久美子議員 ボランティアだという話を私は聞いておりますが、協力していただくということで、お願いされているということでした。無償と有償では全然違うと思うのです。今回私が提案したいのはタクシー会社とか、そういう会社に委託をしていただいて、その予算を投入していただいて、しっかりと地域を回っていただく、パトロールしていただく。そのほうが費用対効果としては大きいのではないかと思います。これまで4年間の実績を見ても、一目ですぐ分かると思います。市民、県民の皆さんは安全パトロールについては、予算の無駄ではないかと、無駄遣いではないかと。パトロールは本当に意味があるのかという意見が多く寄せられています。この件について、先ほどその機会があれば、市町村会でも提案していきますということがあったのですが、4年前に亡くなったのは名護市の女性であります。その傷を負ったご両親も二度とそういう事件が起こらないようにということで、このパトロール隊が計画されて、今、実施中ですが、こんな大きな費用をかけてパトロールするわけですから、成果が出るような形でしっかりと地域に根差した、地域をよく知っているタクシー会社などに委託してほしいという意見をぜひ市長には市町村会の中で取り上げて要請をして、提案をしていただきたいと思います。よろしくお願いします。次ですが、雑草と雑木について、年々このチップについては減っている。前年度より費用が半分ぐらいになっています。それは振るいにかけて、粗いやつを再利用して、水分調整をやっているという形ですが、一次質問でも言いましたとおり、北中城村にあるEMを活用した堆肥づくりに今、取りかかっている事業者のほうに問い合わせたのですけれども、その中で木チップ、いま買われているのですけれども、あちらのほうは粉砕機を購入されてやっているということで。まず名護市の雑草、雑木の収集量は分かりませんか。今、燃えるごみとして収集しています。それを特化してというのは環境水道部になりますよね。よろしいです。この収集量が分かればですが、粉砕機について、粉砕量が1時間5立方メートルまでは粉砕できるという粉砕能力らしいのです。とても小さかったのです。小さい物だったのですけれども、北中城村だから、それで賄えているのか、その辺がちょっと分からないのです。この5立方メートルがどれぐらいなのかというのが予想がつかないのですが、今、燃えるごみとして出されている雑草、雑木について、環境対策課と連携して、それを堆肥工場に持ち込みして、そこで粉砕機は市として買っていただいて、チップは自主的に作っていくという形をぜひとっていただきたいと思って、今回質問に上げました。それと同時に、料金が分かればよかったのですが、今、粉砕機の料金が分からなかったのですが、農林水産部長のほうで予算は分かりますか、分かるのでしたらお伺いします。 ○大城秀樹議長 玉城勝農林水産部長。 ◎玉城勝農林水産部長 まず初めに、環境対策課に入ってくる草木について、ご説明します。令和元年度に環境対策課で処理した草木は約536トンとなっており、同年度に堆肥センターで購入したチップ材等、約200トンの約2倍以上となっており、堆肥センターでチップ材として再利用すると仮定した場合には、量としては十分な量がございます。しかしながら、不特定の場所から持ち込まれる草木には、様々な植物や、その種子などが混入されることから、現状の把握、堆肥の製造工程において安定した製品づくりの弊害となる可能性がございます。またその草木の保管場所や保管方法の検討、議員もおっしゃったように、粉砕機の購入費用の負担、粉砕処理を行う作業員の確保なども必要となることから、現状の体制では困難であると考えております。議員からご質問がありました粉砕機等について、私どもは聞き取り調査はしております。その中で、内訳は把握していないのですが、破砕機、それからまき割り機導入費用がおおよそで税込みで約300万円程度かかっているそうです。 ○大城秀樹議長 翁長久美子議員。 ◆翁長久美子議員 北中城村が委託されているところも職員3人だったのですけれども、その中でも5立方メートルの粉砕機を使って堆肥づくりができているという形なので、ユニックとか、いろいろこの機械もありましたので、それをやっているということなので、今、人員がちょっと不足しているということで、対応できないというご答弁でしたけれども、何とかその粉砕機を買っていただいて、いろいろなものが混入されていると言いますが、あちらも草、雑草と木について、全部分別しないで持ち込まれた草と木は全部粉砕しているということを聞いていますけれども、チップにどれが駄目というのは多分ないと思いますので、粉砕機は300万円程度で買えるのでしたら、ぜひ買っていただいたら燃やすごみも少なくなって環境にいいのかと思っています。私はEMをずっと使って、このEMと暮らそう会という団体北部の副会長もやっているのですけれども、市長もEMを使っているのかな、市長のおばさんたちも使っていらっしゃるので、このEMのことについてはお分かりだと思いますけれども、ぜひ堆肥センターの堆肥の臭いをとるために、私はぜひEMを使っていただきたいと思っています。このことについては希望ですので、よろしいです。事項7に行きます。市長公約について、映画館とアミューズメント施設誘致については分かりました。若者たちが期待していますので、その件についてはぜひ映画館を造ったり、前回の中ではコーヒーのスターバックスが来るとか、そういう希望、その誘致もされるのだということで、若者は喜んでおりましたので、その計画を実現できるように頑張っていただきたいと思います。イのやんばる総合運動公園の整備についてですが、県のほうが総合運動公園はつくらないのだということをおっしゃっていますので、予算のほうはどうされるのでしょうか。 ○大城秀樹議長 棚橋邦晃企画部長。 ◎棚橋邦晃企画部長 ほかの様々な事業とも同様の考え方ではございますけれども、名護市が事業主体になる場合であっても、これまでどおりまずは活用できる国、県の補助金等の活用についてよく検討を進めたいと考えております。また財政負担軽減の一つの手段としては、Park-PFIですとか、PFIによる実施といった方法も考えられるかと考えておりますので、全体の市の財政負担ができる限り小さくなるよう検討に努めたいと考えております。 ○大城秀樹議長 翁長久美子議員。 ◆翁長久美子議員 PFIとかを使って、民間も参入してもらって、予算を少なくするということで大賛成です。その中で総合運動公園とおっしゃるのですから、その中に今、サッカー・ラグビー場、そしてスタジアムがあります。テニス場も歩いて行けるところです。しかしながら、陸上競技場は離れています。プールも離れています。体育館までは歩けるのかな、この総合運動公園というのは市民の皆さん、県民の皆さんがそこを行き来できる、徒歩で可能な場所に、やはり集合体としてあるのが総合運動公園だと私は思っておりますが、プールとか、陸上競技場についてはどうされる予定でしょうか。 ○大城秀樹議長 平得薫地域経済部長。 ◎平得薫地域経済部長 スポーツ施設は地域経済部が所管課ですので、私のほうでお答えしたいと思います。陸上競技場につきましては、さきの比嘉勝彦議員の答弁と重複しますが、ご了承ください。陸上競技場については現在、策定中の名護市公共施設等総合管理個別計画において、個別の方針として、移転を含む更新として検討中でございます。プールに関しましては、名護市B&G海洋センタープールは既に整備されており、それらの施設は長寿命化を図っていきたいと考えております。現在、今後の修繕予定といたしましては、消防設備やジャグジープール、更衣室等の修繕を実施する予定となっております。これらの修繕に関しましては、大規模修繕のためB&G財団の助成の活用を考えており、もう既に申請しているところであります。引き続き関係機関と調整を行い、事業実施に向けて取り組んでまいりたいと考えております。 ○大城秀樹議長 棚橋邦晃企画部長。 ◎棚橋邦晃企画部長 陸上競技場につきまして、地域経済部長の答弁に私のほうから補足としてつけ加えさせていただきますけれども、現在、名護湾沿岸基本計画の策定に向けましたサウンディング型市場調査を実施しておりますけれども、その関連施設として、陸上競技場については含めさせていただいております。この趣旨といたしましては、名護湾沿岸の魅力づくりに当たって、陸上競技場も連携できないか、また更新の方法や移転等を踏まえたご意見を伺いたいと考えているところでございまして、そうしたいろいろな意見を踏まえながら、今後の方針方法を検討したいと、担当課とも連携しながら検討していきたいと考えております。 ○大城秀樹議長 翁長久美子議員。 ◆翁長久美子議員 予算もかかることですから、総合運動公園の中にプールもぜひ新設をしていただきたいという気持ちがあります。今、競技場については企画部長のほうからご答弁がありましたので、県民、市民の皆さんがそこに徒歩で行けるような範囲で、いろいろなスポーツができるという形で計画を立てていただきたいと思います。次、ごみ分別ですが、市長の公約の中でですけれども、市長も議員時代にはごみの質問を何度もされています。今、私も質問するからということで、議事録をいろいろ見たのですけれども、就任なさった平成30年3月、私のほうから5分別にするのですよねということで、市長にお尋ねしております。何かこれでもかとしつこく、本当に5分別できるのですかということを私は質問をさせていただいております。その中で、市長が「はい、私が法定ビラに書いてあります5分別、それは確実にやっていきたいと思います。しかしながら、それは新施設ができて、それを5分別にするということでございます」。5分別とおっしゃっております。私は5分別ではないのではないかということで、平成30年3月第190回定例会で何度も市長にお尋ねをしています。先ほど環境水道部長がおっしゃっていた新施設ができたら、10から14でしたか、13でしたか、なるとおっしゃっておりました。これは5種です。5種、13分別ということになるのですけれども、この第190回3月定例会において、市長がご答弁なさった5分別という文言がずっと入っていますけれども、それは5分別ではなく、5種の間違いだったのでしょうか。 ○大城秀樹議長 渡具知武豊市長。 ◎渡具知武豊市長 今議会で比嘉勝彦議員のほうから5分別について何を指しているのかというようなことがございました。市長公約で使われている5分別の表現につきましては、前回答弁したとおり、5種分別のことを指しております。 ○大城秀樹議長 翁長久美子議員。 ◆翁長久美子議員 市長、これは駄目です。私が第190回3月定例会で市長に私が何度も何度も質問をして、それは5分別ではないですということを何回も言ったのに、それにもかかわらず、市長は「はい、私が法定ビラに書いてあります5分別、それは確実にやっていきたいと思います。しかしながら、それは新施設ができて、それを5分別にするということであります」と、5分別を繰り返しているのです。それは5種の、今、訂正ですということで、ではこの議事録も訂正しないといけないのです。でも訂正できないということで、今回ありました。それだったら謝罪するべきです。いかがですか。 ○大城秀樹議長 渡具知武豊市長。 ◎渡具知武豊市長 選挙の際に法定ビラでは那覇市、宜野湾市、糸満市、南城市、豊見城市の5市が5分別ということで記載がありますが、こちらも5種分別のことを指しているわけでございます。そしてそれに対して、名護市は16種分別ですので、他市並みに5種分別にしようという趣旨で、法定ビラは作成されております。そのようなことから文言に違いがありますが、内容は市民の負担軽減が目的でありますので、公約のずれはないと考えております。 ○大城秀樹議長 翁長久美子議員。 ◆翁長久美子議員 いや、いや、ほかのことを言っているわけではないです。私、ほかの市町村はどうでもいいのです。今、私たちは名護市民のために代表としてここにいて、市長は市民のトップです。それが5種分別だったということを今、ここで訂正して謝罪すればいいではないですか。ほかのことを言わないで、5分別だ、5分別だと言っているわけですから、ここの中で5分別と言いましたけれども、それは5種分別の、自分の、ちょっと言葉が間違ったということで、訂正をすればいいことではないですか。どうしてほかの市町村のことを言うわけですか。ここでちゃんと私が質問したときには5分別、5分別と言っているわけですから、5分別ではありませんでした。5種分別でした。5種に訂正しますということを一言おっしゃれば、それはそれでいいではないですか、それが悪いとは言っていないです。5分別、言葉は全然違いますから。その答弁までお願いします。 ○大城秀樹議長 渡具知武豊市長。 ◎渡具知武豊市長 比嘉勝彦議員の答弁でも申し上げましたが、5分別という表現につきましては、5種分別のことを指しております。 ○大城秀樹議長 翁長久美子議員。 ◆翁長久美子議員 間違っていると訂正してほしかったです。これで一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○大城秀樹議長 翁長久美子議員の一般質問を終わります。暫時休憩いたします。                              休 憩(午後0時21分)                              再 開(午後1時30分) ○大城秀樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。比嘉拓也議員、一般質問を許します。
    ◆比嘉拓也議員 皆さん、こんにちは。ただいま大城議長の許可が出ましたので、議席番号17番、礎之会、比嘉拓也、一般質問を行います。市内数か所に「感謝、医療従事者の皆様、ありがとうございます。みんなで応援しましょう」という内容の横幕が見受けられます。特に新型コロナ感染者に関わっている医療従事者に対してのものだと思いますが、私も同じような思いであります。中国河北省武漢市で新型コロナウイルスが発生して約1年が経過、いまだに世界的感染拡大が続く中、県内でも昨日新たに20人が感染、累計感染者数は4,805人になるということであります。今朝、荻堂教育次長から先週の市内での発生状況について報告がございましたが、市内の小学校におきまして、学級担任1人、中学校において1人の陽性者が出たということであります。さらに児童のきょうだいで保育所に通う園児が1人という報告がございました。今のような状況で感染拡大が続くと、医療機関は崩壊するのではないかという心配があります。どうにかして医療従事者の負担軽減を図れないものかと思っているところでございます。それで私が聞き取りました医療従事者の声でありますが、現在、本土からの旅行者も多く、聞き取りで本当のことを言わない人もいると。これはどういったことかと言いますと、実際には団体旅行であるのに、1人旅と言う旅行者、また医療機関等で北部の患者だけではなく、中南部がいっぱいになって北部に回されているのではないか、そういうこともあるということを聞きましたけれども、事実関係は私は確認はしておりません。さらには医師、看護師も防護服に着替え、特に脱ぐときに感染しないように気をつけなければならないので、そのために時間を要するとか、さらには沖縄県知事は看護師資格を持っている人に復職を求めているが、現場から離れている人が入ってきてもなかなか即戦力にはならない。ある一定の指導が必要な方もいらっしゃると。やはり長期間にわたって看護の仕事から離れている方のことだろうというふうに察するわけです。それから新型コロナに対応する部署が限られているが、職員が増員されているわけでもない。休日出勤を指示され、通常の人数で対応している。こういった中で肉体的、精神的に負担が大きい。家族の感染するリスクも高いため、退職を考えている職員も少なくないということがございました。さらには議会で救急搬送の件数や、消防職員の負担の話が出るが、名護消防だけの件数で北部全域の件数ではないというご意見もいただいております。医療従事者はお互いにこれ以上職員が減るのは大変だということで、お互いに辞めないでねと声をかけ合って、お互いに励まし合っている状況もあるということを聞きました。このようにして現場は大変な状況にあると。それが今後続いていくと、やはりそこに関わっているドクター、あるいは看護師の皆さん、肉体的にも精神的にももたないですということだろうと思います。そういう中ではありますけれども、今回その件も含めて、一般質問を行います。通告に従って質問を行います。質問の事項1 米軍基地問題について。質問の要旨(1)米軍普天間基地代替施設建設では、沖縄防衛局から提出された埋立変更承認申請について、公有水面埋立法に基づき、沖縄県から名護市長宛てに意見照会文書が発出されておりますが、名護市の対応について、どのように考えているのか伺います。この件につきましては、追加議案として提案をされる予定となっておりますが、通告しておりますので、ご答弁をお願いいたします。この件については、今日の議会のやりとり、あるいは新聞報道等を読んでみますと、どうも私がこの件について考えていることと、新聞などの記事とは若干内容に違いがあると思いますので、そこのずれをどういうことなのか、その辺も説明していただければと思っております。よろしくお願いします。質問の事項2 新型コロナ対策について。医療と介護の一体的な改革を進める中、その提供体制については利用する国民の視点に立って、ニーズに合ったサービスが切れ目なく、かつ効率的に提供されるか、それぞれの地域の実情に応じて安心して暮らせる住まいの確保や、自立を支える生活支援、疾病予防、介護予防等の連携が必要とされているが、これは新型コロナウイルスの感染拡大等の新たな問題が発生した場合を想定したものではなく、不十分な点があり、医療と介護の同時崩壊が危惧されております。質問の要旨(1)名護市内の感染状況と今後の感染拡大防止対策はどのように考えているのか伺います。質問の要旨(2)福祉施設における感染防止対策と感染者が出た場合の対応策について。ア 施設の事業継続は可能か。イ 感染者が出た入所施設利用者の受入先は確保できるのか。これは利用者、職員ともにお答えいただきたいと思います。ウ 職員、関係者の感染確認の検査を行うことは可能か。エ 人材不足を解消するための職員の資格条件を緩和できないか。ただいま申し上げましたアからエにつきましては、各事業所を回って出てきた意見を質問として取り上げております。要旨(3)収束後の対策を検討されておりますか。続きまして、質問の事項3 名護湾沿岸基本構想について。質問の要旨(1)喜瀬区から世冨慶間の国道58号より山手側の土地利用について、計画があるのか。この山手側というのはゾーニングされている部分の枠外のことです。特にそこのところを伺いたいと思います。以上、一次質問といたしまして、二次質問は自席より行います。ご答弁よろしくお願いいたします。 ○大城秀樹議長 市当局の答弁を求めます。祖慶実季総務部長。 ◎祖慶実季総務部長 質問事項1、要旨(1)についてお答えいたします。公有水面埋立変更承認申請書に関する意見につきましては、追加議案として提案させていただく予定としておりますので、その際には議員の皆様に、ご審議いただきたいと考えているところでございます。 ○大城秀樹議長 仲本太市民部長。 ◎仲本太市民部長 それでは質問事項2、要旨(1)につきましてお答えいたします。県内におきましては、県の緊急事態宣言の解除後、10月に再び感染者数の増加が見られ、10月26日「沖縄コロナ警報」が発出され、会食・会合、職場内、家庭内の感染拡大防止対策の徹底が要請されております。さらに、11月20日からは、新型コロナ対策の集中実施として、年末年始を安全・安心に過ごすため「うつらない」、「うつさない」行動への協力願いがなされているところでございます。しかしながら、増加傾向に歯止めがかかっていない状況であります。名護市におきましても、新規感染者数は10月に16人、11月に23人となり、12月にはクラスターの発生もあり、12月14日、これは昨日現在ですが、31人となっており、急激な増加となっております。そのような状況から、市内での感染拡大の要因を踏まえ、感染症の蔓延(まんえん)を防ぐための予防対策について、市民のひろば、ホームページに加えて、防災無線、市民会館大型電光掲示板等の活用により、市民の皆様への周知を図っているところでございます。新型コロナウイルス感染症に関連する支援策等につきましては、できる限り迅速に行う必要があると考えており、今年度はこれまでに、市長専決及び臨時会でも新型コロナウイルス感染症に関する予算を計上し、実施してきたところでございます。今後も、市内の65歳以上の通所系介護施設利用者のうち希望する者へのPCR検査費用を補助する事業を実施するなど、引き続き、国、県の制度等を勘案しながら防疫対策を進めてまいります。財源としましては、国、県の補助金を活用しつつ、施策を実施する時宜を見極め、必要に応じて一般財源も投入していく考えであります。 ○大城秀樹議長 比嘉一文福祉部長。 ◎比嘉一文福祉部長 質問の事項2、要旨(2)についてお答えいたします。まず、アについてですが、保健所による濃厚接触者の確定、濃厚接触者の自宅待機指示のほかに施設内の消毒など、保健所の指示に従って、感染拡大を防止する方策について実施することとなります。通所系施設の場合は、その後、事業所の一時閉所解除に伴い、順次事業を再開できるようになります。入所系施設の場合は、居室の移動や消毒、ゾーニングを行い、事業を継続することとなります。次に、イについてですが、令和2年10月15日付、事務連絡「社会福祉施設等における感染拡大防止のための留意点について(その2)」ということで、一部改正において、入所施設で利用者に感染者が出た場合は、感染者を原則入院させることや濃厚接触者を別室に移すなどの施設内でのゾーニングをして対応する旨の通知があります。これにつきましては、感染者が出た施設からほかの施設へ利用者を分散させてしまうと、受入先の施設での二次感染のおそれがあるため、それを防止する意図があります。次に、ウについてお答えいたします。現在のところ障がい者施設に関しては、発熱や味覚異常などの何らかの症状が出た場合には、新型コロナウイルス感染症相談窓口、コールセンターへ相談の上、検査を受けられるよう調整することとなります。介護施設でも同様の取扱いとなっております。最後に、エについてですが、令和2年5月27日付の事務連絡、「新型コロナウイルス感染症に係る障害福祉サービス等事業所の人員基準等の臨時的な取扱いについて(第7報)」におきまして、事業所の職員が発熱等により、必要な資格を持った人員を確保できない場合、他の事業所より有資格者の派遣を受けることで対応することが望ましいが、それが一時的でかつ利用者の処遇に配慮したものであれば、差し支えない旨の通知がありますので、資格条件の緩和は対応可能となっております。介護施設についても同様の事務連絡が出ておりまして、新型コロナウイルス感染症の影響によって必要な資格を持つ人員が確保できない状況でも、保険者は介護報酬の支払いには柔軟な対応を取ることとなっております。 ○大城秀樹議長 棚橋邦晃企画部長。 ◎棚橋邦晃企画部長 まず私のほうからは質問事項2、要旨(3)についてお答えいたします。現在、新型コロナウイルス感染症は全国各地で感染が拡大しており、本市も感染拡大の防止に努めているところであります。これまで感染拡大防止を図るため、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用いたしまして、様々な事業を展開しているところでございますが、同時に落ち込んだ地域経済の回復に向けた事業も展開しているところでございます。新型コロナウイルスの収束後の対策としまして、政府が示しておりますとおり、落ち込んだ地域経済の立て直しや感染症等の危機に強い強靭(きょうじん)な経済構造の構築を行う必要があると同時に、「新しい生活様式」を取り入れた事業の立案、展開が今後は求められるものと考えております。本市といたしましても、現在展開している新型コロナウイルス感染対策及び経済対策等の期間延長にも柔軟に対応していくとともに、今後の国や県の動向を注視しながら、本市の状況に見合った対応、対策を実施していきたいと考えております。続きまして、質問事項3、要旨(1)についてお答えをいたします。議員のおっしゃる山手側のエリアにつきましては、昨年度策定しました名護湾沿岸基本構想においては、ゾーニングされていないエリアになります。基本構想におけるゾーニングの考え方につきましては、21世紀の森公園や名護漁港の魅力づくりという話から始まり、市の南側のリゾート地区の展開についても加えました上で、21世紀の森公園周辺エリア、名護漁港周辺エリア、玄関口エリアの3つのエリアをゾーニングして進めてまいりました。議員おっしゃる山手側のエリアにつきましては、起伏が激しく地形的に開発が難しいこと、また農振農用地区域内の土地が含まれていることや、補助金により整備された土地改良区となっていることからも、すぐに開発できるエリアではないと考えまして、基本構想ではゾーニングしていないところでございます。 ○大城秀樹議長 比嘉拓也議員。 ◆比嘉拓也議員 それでは事項の1より二次質問を行いたいと思います。先ほど総務部長のほうから答弁いただきましたが、追加議案として、提案する予定だということでありました。一次質問でも申し上げましたが、どうもこれまで議会での質問のやり取りを聞いていても、さらに新聞報道などを見ても中身が違うのではないかというぐらいちょっとずれを感じるわけです。そういうことであるのですが、これについては行政手続で必要だから意見書を求めていることと思いますけれども、先ほど、午前中に3月でもいいのではないかという意見もございました。今議会に提案される理由について伺いたいと思います。 ○大城秀樹議長 祖慶実季総務部長。 ◎祖慶実季総務部長 今回の追加議案の件でございますが、公有水面埋立法で用途の変更許可に関しては、法第3条第1項で定める市長意見の聴取を準用すると定めがございますので、これに対して市長意見を提出するということとなっております。今回提出いたします市長意見につきましては、県知事が別途市民意見ということで集めてございます。これと同様の流れといいましょうか、同等な扱いで県側では意見として扱われるものという認識でございます。一方の市民意見についてはもう聴取が終わっておりますので、市としても可能な限り早めにご意見は申し上げたいと考え、今回の追加議案とさせていただいているところです。 ○大城秀樹議長 比嘉拓也議員。 ◆比嘉拓也議員 答弁ありがとうございました。次に、事項の2に移りたいと思います。新型コロナ対策についてでありますが、先ほど答弁の中で、PCR検査についてありましたけれども、利用者だけでなく、職員のほうもできますかという問いがありましたけれども、そこを答えたのか、私ちょっと聞き漏らしたのか分かりませんけれども、そこのところをもう一度確認したいと思いますが、答弁をお願いいたします。 ○大城秀樹議長 比嘉一文福祉部長。 ◎比嘉一文福祉部長 職員に対するPCR検査についてお答えいたします。沖縄県の事業として、介護従事者及び医療従事者の検査実施医療機関への提供制度がございます。それからこの中で対象として、先ほどありました職員でありますけれども、実施主体は県で、対象者が介護施設の職員、医療関係機関の職員など、職員等の1回当たりの、月1回を目安としての検査ということで、こちらにつきましては、今後1月から3月をめどにしているというところでございます。 ○大城秀樹議長 比嘉拓也議員。 ◆比嘉拓也議員 1月から3月ということでありますけれども、そこで働いている方々というのは、少しでも早く検査ができないものかということをおっしゃっていました。というのは、いつどこで誰が感染するか分からない。どこにウイルスがあるか分からないという不安があるわけです。そういうことで早めにということだと感じましたけれども、先ほども言いましたが、お互いもいつどこでうつるか分からない。用心にこしたことはないです。うつらない、うつさないということで、やはり一人一人が注意していく必要があると思います。それから年末年始の対策について答弁がありましたけれども、今、報道などを見ていると、やはり年末年始の問題、専門家からも要注意だというようなことが言われています。特に医療関係機関においては、職員の確保、先ほど一次答弁でも言いましたように、勤務態勢が非常に厳しい状況にあると。そういう中で年末年始が心配だということでありますけれども、名護市におきましては、その辺のところどういった対策、特に年末年始の医療従事者の態勢を分かる範囲でお答えいただければと思います。 ○大城秀樹議長 仲本太市民部長。 ◎仲本太市民部長 医療従事者における年末年始の対策につきまして、県のほうで対策を講じているところだと考えております。市におきましては、その辺の詳細については把握しておりません。 ○大城秀樹議長 比嘉拓也議員。 ◆比嘉拓也議員 ありがとうございます。県のほうでということですが、そういったところも聞かれるものですから、行政機関として、そういった連携があるのかということで分かればお答えいただきたいと思った次第であります。それから収束後の対策について、まだ収束していないのですけれども、対策として何か検討されているかということで上げております。いま現在、各事業所において、特に介護事業者において、かかり増し経費ということが言われておりますけれども、それがどんどん多くなってきていると。というのは、一つ一つのマスクであるとか、手袋などのかかり増し経費が増えてきているということがあります。これは病院にかかるもの、あるいは介護事業所にかかるもの、どっちも同じようなものを使っていると思うのですが、そういったものが今後どんどん上がっていく可能性があるということを聞いていますが、特に介護については、これまで名護市の助成なども対象から外れていたりということもあって、今後の運営に不安があるということを聞いております。そのあたり、後々のことを何か考えがあるのか伺いたいと思います。 ○大城秀樹議長 比嘉一文福祉部長。 ◎比嘉一文福祉部長 議員から質問がありましたマスクとか、コロナ対策でのかかり増しの経費につきましてお答えいたします。沖縄県の新型コロナウイルス感染症対策補助金の中で、各事業所施設等における感染対策支援の事業ということがございまして、その中で感染対策を徹底した上で、サービス等を提供するために必要なかかり増し経費が発生した介護サービス事業所、施設等が対象要件となっておりまして、国庫の補助金で10分の10の補助ということでの事業になっております。対象期間のほうが令和2年4月1日から令和3年3月31日までの事業期間となっております。 ○大城秀樹議長 比嘉拓也議員。 ◆比嘉拓也議員 コロナの件については、福祉部長、市民部長、お二人のほうに答弁をいただいているところでありますが、これは患者、あるいは利用者からすれば、その区分けはないわけです。テレビやいろいろな報道を見ていると、他県の事例ですが、介護施設に入所されている方がコロナに感染して入院する。そうすると、そこの医療従事者は医療行為だけではなくして、介護の仕事もやる。これはなぜかというと、介護関係の方がそこに入っていけないからということになるわけです。そして万一亡くなった場合には、葬儀屋の仕事まで、端的にいうと、そういう感じです。介護の仕事をやって、本来の医療の業務、そして万一亡くなったら葬儀屋の仕事もやる。病院から出ていくまで、医療従事者がやらないといけないと。これは大変な負担だと思っております。そういったところを医療介護の連携、先ほど私、そこのところがコロナ対策、連携について不十分な点があると感じていると言ったのは、そういうところです。介護職の方、資格を持っている人がどこまでそこに関わっていけるか。そして万一、亡くなった場合、看護師の仕事、今、葬儀屋の仕事と言いましたけれども、そこの部分をどうにか負担を軽減することができないのかというところで、そこのところはやはり法制度というものがあって、そこを守ると今の状況にしかならない。それが続いていくと医療に携わっている方々というのは、いつまでももちませんという状況が考えられるわけです。そういう結果になるのではないかと。そういうことで、現場の方々も悲鳴を上げている状況。そういうことからこの法制度に従っていると医療の崩壊につながっていくのではないか。医療の崩壊が起こると、今度は同時に介護の崩壊にもつながっていく。連鎖して、こういった崩壊が続いていくということは大変な状況になっていくと思うのです。そうすると医療従事者、介護従事者の家族、あるいは感染者の家族、家庭が大変な状況になっていくと。考えるとぞっとしますが、そういう状況にならないためにもお互い一人一人がそこのところを気をつけていかないといけないと思うのですけれども、今、私が言った医療、介護、その他の部分で連携を取って、いま以上にどうにか連携を取れるような体制をつくれないものか、そこを考えることが今の医療従事者の負担を軽減することにつながるのではないかと思っています。そこで、そういうことを今、名護市で検討されているか、医療従事者の負担軽減、医療と介護の連携、それからほかの関連する事業との連携、検討されているのか、されていなければされていないでいいのですけれども、今後検討していただきたいと思っていますけれども、いかがでしょうか。 ○大城秀樹議長 休憩いたします。                              休 憩(午後2時7分) (答弁の調整あり)                              再 開(午後2時9分) ○大城秀樹議長 再開いたします。比嘉一文福祉部長。 ◎比嘉一文福祉部長 まず介護施設等の人材不足等につきましてお答えします。十分な介護サービスを提供するための最低限の人員確保が必要となると思います。そこで沖縄県のほうで令和2年9月の中旬に高齢者施設における感染者の発生等に伴って職員が不足する場合の支援策等の取組についてという依頼文書が県内の各介護施設等に出されております。職能団体、また各介護施設からコロナ感染による人材不足を人材派遣で補うという事業でありまして、趣旨に賛同して登録している事業所も数か所あるということで、県のほうからは伺っている状況があります。次に、医療と介護のところでの課題ですけれども、現在そのコロナウイルス感染対策に係る連携等はございませんが、医療、介護の連携という連絡会、そちらがありますので、その中で今後検討してまいりたいと考えております。 ○大城秀樹議長 比嘉拓也議員。 ◆比嘉拓也議員 非常に答えづらい質問を投げかけて申し訳ないという気持ちもありますけれども、今後のことを憂いて、そういう質問をさせていただきましたが、ぜひともこれは検討していただきたいと思っています。県の人材の応援態勢については人がいるのかと。本当に派遣できる人はいますかということを問いたいのですけれども、これをここで問うても仕方ないのかという部分もありますので、そこは置いておきまして、ぜひ垣根を取っ払うというか、取っ払うことはできないかもしれないのですが、可能な限り調整して、できるように検討して、お願いしたいと思っております。先ほども申し上げましたが、繰り返しになりますが、やはり救える状況をつくっていく、態勢をつくっていくということは大事ではないかと思っております。法は道徳の最小限なりと。何もこれは犯罪だけではなくして、今のコロナの状況からすると、そういった言葉を当てはめて、法制度の垣根をどうにかしてもらいたいという思いから質問させていただきました。次に、名護湾沿岸構想についてでありますが、先ほど答弁がありましたように、極めて地形が厳しい状況にある。そして海側から見ると緑が生い茂って非常に景観もきれいと言いますか、山のように見えるわけです。ところが上に上がってみると、土地改良区が広がっていて、なかなか広いスペースというのは少ないのですが、この少ない中にも個人でつくったのか分からないのですが、そこでビールを飲んで夕陽を見ながら楽しめるような施設があるのです。ああいったものがまだまだつくれる余地はあるのかということで、こういう質問をさせてもらいましたが、今きれいなのも自然が残っているからという部分もありますので、自然も残せるところは残しながらの開発、もしこの件について民間で開発をしたいということであれば、それに対しての規制があるのか、行政上必要な手続などはどういったものがあるのか伺いたいのですが、ご答弁をお願いいたします。 ○大城秀樹議長 棚橋邦晃企画部長。 ◎棚橋邦晃企画部長 当該エリアを開発するに当たっての各種規制ということでお尋ねでございましたけれども、一次答弁と重複するところで恐縮でございますが、農振農用地区域内の土地が含まれておりますことや、補助事業により整備された土地改良区が含まれるということによります制限が開発に当たってはかかってくるということになってございます。 ○大城秀樹議長 比嘉拓也議員。 ◆比嘉拓也議員 農振地域はその目的外にはなかなか開発はできないというふうには理解しております。名護湾沿岸基本構想に関連して、民間の方々が開発できる部分があるのかということで、質問させていただきました。以上、私の一般質問といたしまして、これで終わりたいと思います。ご答弁ありがとうございました。 ○大城秀樹議長 比嘉拓也議員の一般質問を終わります。暫時休憩いたします。                              休 憩(午後2時15分)                              再 開(午後2時25分) ○大城秀樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。平光男議員、一般質問を許します。休憩いたします。                              休 憩(午後2時35分) (事項1の削除と字句の訂正あり)                              再 開(午後2時36分) ○大城秀樹議長 再開いたします。平光男議員。 ◆平光男議員 皆さん、こんにちは。本日最終となりましたけれども、ひとつよろしくお願いいたします。前々回から要請しておりました羽地1号線、羽地小学校の前、横断歩道と中央線のライン引きをやっていただき大変感謝申し上げます。ありがとうございました。これと大雨のたびに川上地内、浸水する場所がありまして、排水溝の土砂撤去をやっていただき、大変ありがとうございました。それでは通告に従いまして、一般質問をしていきます。議席番号14番、にぬふぁぶし名護、平光男、今から一般質問をしていきたいと思います。質問事項2 イノシシ対策について。要旨(1)駆除頭数をお伺いいたします。要旨(2)駆除後の処理についてお伺いいたします。要旨(3)駆除活動についてお伺いいたします。質問事項3 羽地ダム要望事項について。要旨(1)パークゴルフ場の現状についてお伺いいたします。要旨(2)今後の計画についてお伺いいたします。質問事項4 河川について。要旨(1)羽地大川のしゅんせつについてお伺いいたします。要旨(2)久場又川の治山ダムについてお伺いいたします。質問事項5 環境対策について。羽地地域でいま大変不法投棄が見受けられます。そこで要旨(1)不法投棄の現状についてお伺いいたします。要旨(2)対策についてお伺いいたします。質問事項6 教育行政について。要旨(1)羽地小学校のアスファルトの整備についてお伺いいたします。以上、一次質問とし、二次質問は自席より行いたいと思いますので、答弁のほうをひとつよろしくお願いいたします。 ○大城秀樹議長 玉城勝農林水産部長。 ◎玉城勝農林水産部長 質問事項2、要旨(1)、(2)、(3)について関連しますので、一括でお答えいたします。名護市では、イノシシによる農作物の被害軽減を目的に、猟銃やわな猟免許保持者で被害防止対策の実施に積極的に取り組むことが見込まれる者を、名護市鳥獣被害対策実施隊員として任命しており、現在は15人の隊員による駆除活動を実施しております。過去3年の駆除実績といたしましては、平成29年度104頭、うち成獣92頭、幼獣12頭、平成30年度106頭、同じく成獣98頭、幼獣8頭、平成31年度71頭、同じく成獣70頭、幼獣1頭となっており、令和2年度については、12月9日現在で確認できている捕獲頭数は、計41頭、うち成獣40頭、幼獣1頭となっております。駆除後の処理につきましては、環境省の指針により原則として持ち帰って適切に処理することとされており、腐敗がひどいなど、やむを得ない場合は、そのまま放置することのないよう適切に埋設することとされております。駆除活動につきましては、猟銃や仕掛けわなによる有害鳥獣駆除を名護市全域で実施しております。県内の狩猟期間は、毎年11月15日から翌年2月15日までとなっておりますが、イノシシによる被害は年中発生していることから、狩猟期間以外でも実施隊からの有害鳥獣の駆除に係る捕獲許可申請に基づき、捕獲許可証を交付し、年間を通じて駆除活動を実施している状況でございます。また、農家などから被害の報告があった際には、随時現場に赴き被害状況を確認し、わなの設置なども行っております。そのほかに、名護市が行っているイノシシの被害対策として、国庫補助事業である沖縄県鳥獣被害防止対策事業等を活用し、駆除活動支援と鳥獣被害防止施設の整備を実施しております。駆除活動支援では、実施隊員による猟銃や仕掛けわなによるイノシシの駆除に対して、イノシシ成獣1頭当たり7,000円、幼獣1頭当たり1,000円の補助金を交付しております。鳥獣被害防止施設の整備では、農家が設置するイノシシ侵入防止柵、ワイヤーメッシュ柵の資材購入補助を実施しているところでございます。 ○大城秀樹議長 當山賢建設部長。 ◎當山賢建設部長 質問事項3、要旨(1)、(2)についてお答えいたします。議員ご質問のパークゴルフ場につきましては、田井等公園にて整備を計画しております。田井等公園は全体面積4.5ヘクタール中1.6ヘクタールを1工区とし、平成14年度から平成28年度の期間で整備を行いました。その後2.5ヘクタールを平成27年度に2工区として事業認可区域に取り入れ、パークゴルフ場整備等に向け、平成28年度より事業を進めております。また、旧国道58号から2工区へのアクセス道路として0.4ヘクタールの区域を新たに取り込むため、令和元年12月に都市計画決定変更の手続を完了させ、令和2年6月に事業認可を取得したところでございます。現在は、用地取得のため随時、地権者と交渉を進めている状況であります。また、事業の進捗といたしましては2工区の用地、全25筆中8筆を取得済みで、物件補償は4件中1件が完了している状況でございます。次に、要旨(2)の今後の計画につきましては、事業用地確保に向け、残る17筆の用地取得及び3件の物件補償を継続的に進めており、事業地区内の地権者からは一定の同意を得られている状況でありますので、今後、契約に向けて計画的に取り組んでまいります。また、事業用地確保を進めていくとともに、パークゴルフ場の配置等について地元の意見を伺いながら施設の実施設計も進めていきたいと考えております。続きまして、事項4、要旨(1)についてお答えいたします。沖縄県が管理する二級河川、羽地大川のしゅんせつの実施状況としましては、令和元年11月から12月にかけて、当該河川敷内の除草を新川上橋下流から多野橋付近までの約700メートル区間において実施しております。今回改めて沖縄県に対し、羽地大川のしゅんせつについて確認したところ、今年度におきましては、「新川上橋上流側の草木の除去を令和3年1月、年明けの1月頃を予定しており、河川のしゅんせつにつきましては、北部土木事務所管内の河川において、以前に平議員より情報提供のありました緊急浚渫推進事業債を活用し、令和3年度からしゅんせつを予定している。」との回答がございました。 ○大城秀樹議長 長山儀和環境水道部長。 ◎長山儀和環境水道部長 それでは私のほうからは質問事項5、要旨(1)、(2)について答弁いたします。まず要旨(1)についてお答えいたします。名護市内における不法投棄の通報件数は、平成30年度は51件、令和元年度は36件、令和2年度は9月末時点で82件となっております。令和2年度の現状としましては、民有地と公共用地でほぼ同数の通報件数となっております。民有地では山林や農地での件数が多く、公共用地では道路での件数が多くなっております。不法投棄されるごみの内容としましては、一般家庭から排出される生活ごみや家電類、自転車などに加え、コンクリートのがらや住宅のリフォームによって排出されたと思われる建築資材といった事業系のごみなど全般にわたっております。羽地地域での不法投棄の通報件数は、令和2年9月末時点で17件となっております。不法投棄されている場所については、道路や農地、山林が多くなっております。また、今年11月には、仲尾次から仲尾にかけての海岸沿いに家電やタイヤ等が投棄されている現場及び多野岳線横の崖となっている箇所に生活ごみや樹木、粗大ごみ等が不法投棄されている現場を確認しております。羽地ダム周辺の不法投棄につきましては、羽地ダム環境ネットワーク協議会にも報告しておりますが、過去から令和2年9月までの累計で、市道羽地・大川線で11件、仲尾次林道で33件、市道名護・大川線で17件の計61か所の不法投棄現場を確認しております。ごみが谷間や傾斜地に大量に投棄されている現場もあり、回収が困難な状況となっております。次に、要旨(2)の不法投棄の対策についてお答えいたします。不法投棄について通報があった場合、まずは現場を確認し、投棄されたごみの中に投棄者の身元が分かるような物があれば、投棄した本人に直接指導を行っております。ごみの内容から、事業者から出された産業廃棄物である可能性があれば沖縄県北部保健所に通報し、連携して対応しております。悪質であると判断される場合には警察とも連携し対応を図っております。投棄者が判明できない場合には、土地の地権者や管理者と相談し、地権者及び管理者の協力を得ながら、不法投棄ごみの処理を行っております。不法投棄の抑止として、地権者や管理者から依頼がある場合には不法投棄抑止看板を設置し、注意喚起を行っております。また、市の広報紙である市民のひろばへの記事掲載、ホームページに不法投棄関連ページを設けて周知するなど、不法投棄の防止を呼びかけております。また、毎年5月30日に実施される不法投棄県下一斉パトロールに合わせて市内の不法投棄パトロールを実施するほか、随時パトロールを実施しているところでございます。 ○大城秀樹議長 荻堂盛邦教育次長。 ◎荻堂盛邦教育次長 質問事項6、要旨(1)についてです。羽地小学校校舎前については、校舎改築時に建物解体後の広場となっております。現在は駐車スペースとして活用されております。また、そのほとんどが砂利仕上げとなっており、現場確認の結果、車両通路部表面の砂利が洗掘されて凸凹な状態を確認しております。各小中学校の駐車スペースなどで凸凹が発生した場合は、学校へ配分しております修繕材料費を利用し、PTA活動など学校側にて補修を行っている状況にございます。教育委員会では、学校施設の修繕について、危険な箇所や学習環境に直接的、間接的に影響のある箇所から優先的に修繕を行っている状況であり、アスファルト舗装整備については、児童生徒の学習環境に与える影響も低く、その修繕に係る施工費用が高額となることから、限られた修繕予算での対応は非常に厳しい状況にありますが、しかし車両通路の部分だけでも対応できないか、年度末の予算執行残状況も確認しながら、検討してまいりたいと考えております。 ○大城秀樹議長 玉城勝農林水産部長。 ◎玉城勝農林水産部長 質問の事項4、要旨(2)についてお答えいたします。昭和57年度に沖縄県が復旧治山事業を活用して整備した久場又川治山ダムについて、現在、堰(せき)上流側に土砂が堆積し、豪雨の際、下流域の二級河川羽地大川に土砂が流出しているということで、地元区から土砂が流出しないよう対応が求められているところでございます。第200回名護市議会定例会における一般質問では、沖縄県が治山事業を実施するために必要となる指定区域内における山林所有者の保安林指定に対する同意取得が得られなかったため、今後どういった対応ができるか、沖縄県へ相談をしているということでございましたが、県によりますと、現地踏査の結果、治山ダム上流に存する個人所有の山林が崩壊しており、その崩壊を対処しなければ河川への土砂流出は止められないため、個人所有の土地を対策するのであれば、やはり県が示す指定区域内を保安林指定し、治山事業にて対応する必要があるという回答でございました。 ○大城秀樹議長 平光男議員。 ◆平光男議員 一次答弁、大変ありがとうございました。随時質問していきたいと思います。令和2年度は12月9日現在41頭でありましたが、地域別も分かりましたら教えていただければと思いますが、いかがですか。 ○大城秀樹議長 玉城勝農林水産部長。 ◎玉城勝農林水産部長 今、その頭数については地域別で整理しているかというのがまだ分からないところがございますので、それが分かり次第、ご報告します。 ○大城秀樹議長 平光男議員。 ◆平光男議員 分かれば後からでも教えていただければと思います。それとまた駆除後は捕獲した方が処理するということですけれども、処理の仕方はどういう方法でやっているのか、お伺いいたします。 ○大城秀樹議長 玉城勝農林水産部長。 ◎玉城勝農林水産部長 狩猟したイノシシ等は捕獲した皆さんのほうで処理していくということになっております。 ○大城秀樹議長 平光男議員。 ◆平光男議員 前回も宮里尚議員が処理の方法、名護市でも処理加工工場をつくってくれと。今、本土でもジビエの料理ということで、大変人気があると聞いております。これもまた駆除後、こういう施設をつくっていただき、処理の方法、また名護市のジビエの宣伝にもなると考えておりますけれども、処理加工施設についてはどうですか、部長。 ○大城秀樹議長 玉城勝農林水産部長。 ◎玉城勝農林水産部長 イノシシの目撃情報は年々増加傾向にございます。処理施設整備については、名護市だけではなく、北部地域の捕獲頭数や施設の需要の把握、費用対効果、施設の運営体制など慎重に検討していく必要があると考えております。その中でやはりこの施設をつくるのが先ではなくて、まずはそういう皆さんの声を聞いて、団体の皆さんが例えば法人化して、そういうことをやっていこうというのをちゃんと立てていただきながら、それが費用対効果がちゃんと出るのかというのを考えていかないといけないと考えています。 ○大城秀樹議長 平光男議員。 ◆平光男議員 それと狩猟期間が3か月間もあるのですが、この3か月間の中で名護市側から地域別に区域の場所を指定してお願いしたこともあるのか、この辺はどうですか。 ○大城秀樹議長 玉城勝農林水産部長。 ◎玉城勝農林水産部長 狩猟期間については、名護市全域でやっています。先ほどの一次答弁でもあったとおり、そういう出没するような所、各区からの依頼があるようなときには、また特別にそのときは狩猟していくという段取りとなっています。 ○大城秀樹議長 平光男議員。 ◆平光男議員 これはまた後から行きたいと思います。わなの仕掛けをする方は少ないと思うのですけれども、農家の方からわなの仕掛け方とか、講習、短期間で取れて、自分の畑に入ってくるイノシシは自衛で守りたいということで、こういうことも聞いておりますけれども、わなのつくり方とか、仕掛けのやり方、講習、短期間でできるものなのか、この辺はどうですか。 ○大城秀樹議長 玉城勝農林水産部長。 ◎玉城勝農林水産部長 鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律によりまして、狩猟をしようとする者は、狩猟免許を取得しなければならないとされておりますが、狩猟期間中に農林漁業者が被害を防止する目的で、箱わなではなく、天井が空いた状態の囲いわなを設置する場合は、狩猟免許は必要ないとされております。設置の際は、わなに氏名や連絡先、目的を表記する必要はございます。囲いわな以外には、現在の法令上、講習、受講等により狩猟が認められるような制度はございませんので、法律の範囲内で実施する駆除活動を行っていくことが重要であると考えております。 ○大城秀樹議長 平光男議員。 ◆平光男議員 そういうことでしたらあれですけれども、仲嵩で今、サトウキビを作っている農家は、イノシシが入り過ぎて、もうできないということで、今年いっぱいでやめる話も聞いておりますので、あの辺のイノシシ対策、キビだけではなく、できれば期間、期間、名護市側からもお願いし、猟銃を持っている方たちにもお願いしながらやっていければと思っていますが、そうすることによって、やめると、また耕作放棄地が増えるわけです。そういうこともありますので、ぜひこの辺の対応はしていただきたいと思いますけれども、いかがですか。 ○大城秀樹議長 玉城勝農林水産部長。 ◎玉城勝農林水産部長 今の件につきまして、また地域の隊員等がいますので、お願いしていきたいと思っております。それから先ほどありました地域ごとの頭数がございますので、後ほど資料を配付したいと思っております。 ○大城秀樹議長 平光男議員。 ◆平光男議員 ひとつよろしくお願いいたします。次に、パークゴルフ場の建設ですけれども、用地の取得は前回とあまり変わっているようには思えませんけれども、今後、令和3年度計画に取り組むとありますけれども、どの程度の用地確保を目指しているのか、お伺いしたいと思います。 ○大城秀樹議長 當山賢建設部長。 ◎當山賢建設部長 令和3年度の用地補償の予定につきましては、用地取得4筆、物件補償2件に対応するために必要とする額を沖縄振興公共投資交付金、いわゆる一括交付金にて要望しております。予定する物件補償の中には、畜舎の移転が必要な方もいることから、名護市から地権者へ、その都度、現状を説明するとともに、予算措置がなされた際には畜舎の移転が円滑に進むよう、その移設先について検討を進めていただいているところであります。名護市といたしましては、地権者との調整も進めながら、事業の進捗を図っていきたいと考えております。 ○大城秀樹議長 平光男議員。 ◆平光男議員 いつできるかと区民は待っておりますので、早め、早めの対応をひとつよろしくお願いしたいと思います。次に、羽地大川のしゅんせつですけれども、草刈り等は1月にするということですけれども、令和3年度でしゅんせつもできるのか、この辺は令和3年度からはできるということでよろしいのでしょうか。 ○大城秀樹議長 當山賢建設部長。 ◎當山賢建設部長 北部土木事務所のほうでは、緊急浚渫推進事業債を活用し、北部土木管内でやるということは決まっているみたいですが、優先順位をつけて羽地大川からいくのか、源河川からいくのか、我部祖河川からいくのか、まだ決定していないと伺っております。 ○大城秀樹議長 平光男議員。 ◆平光男議員 優先順位があるとすれば、羽地大川のほうが大雨のたびに浸水とか、ひどいものですから、優先度があるのであれば早めにお願いしたいと思います。ひとつよろしくお願いいたします。続いて、久場又川治山ダムですけれども、これは部長、地権者の同意はとてもではないけれども、保安林に指定することはできないということですので、川自体は名護市の管轄で、治山のところだけが県になっておりますけれども、何かいい方法はありませんか。崩れた山野だけ、擁壁を積んで土砂止めをするとか、こういうことはできないものかどうか、お伺いしたいと思います。 ○大城秀樹議長 當山賢建設部長。 ◎當山賢建設部長 堰上流に堆積した土砂は治山ダムの性質上、周辺の森林を保全するため必要なものとなっており、しゅんせつすると水路に接している土地が洗掘され、森林の崩壊を誘発することとなるため、除去するのは厳しいとの回答がございました。保安林指定が大前提だと県のほうから伺っておりまして、非常に厳しいという回答をいただいています。ですから地域のほうで、ぜひそういうご理解をいただきたいということでございました。 ○大城秀樹議長 平光男議員。 ◆平光男議員 たしか17人の地権者がいたと思いますけれども、既に15人からは反対されておりますので、これはとてもではないけれども、保安林指定というのはできないわけです。そのために何とかいい方法を、対策とかはできないのか、この辺はまた次回にいたしましょう。続いて、環境対策ですけれども、不法投棄、今、部長が言われた多野岳線を右に行くと治山ダムの上の所で、川上区の雑用水を取水している場所があるわけです。取水地が。この辺にごみが落ちてきた場合には河川の汚れというか、いっぱいあるものですから、この辺で防犯カメラの設置とかはできないものなのかどうか、お伺いしたいと思います。 ○大城秀樹議長 長山儀和環境水道部長。 ◎長山儀和環境水道部長 現在、名護市では防犯カメラを保有しておりません。それでカメラを設置していないのが現状でございます。不法投棄につきましては、沖縄県でも対応しておりますので、沖縄県北部保健所が名護市内においても防犯カメラを設置していると伺っております。名護市でも沖縄県環境部環境整備課において、不法投棄等監視用カメラを貸し出ししている制度がありますので、今後、県担当者と相談し、防犯カメラの設置について整備できないかということを調整したいと思います。 ○大城秀樹議長 平光男議員。 ◆平光男議員 部長、ぜひ防犯カメラを設置していただき、不法投棄がなくなるような配慮をひとつお願いしたいと思います。次に、仲尾次から仲尾にかけての海岸線のことですけれども、不法投棄がひどい現場がありまして、抑止のための設置看板、場所はもう分かっていると思いますけれども、あの辺に看板設置もお願いしたいのですが、いかがでしょうか。 ○大城秀樹議長 長山儀和環境水道部長。 ◎長山儀和環境水道部長 議員ご指摘のあります不法投棄の現場につきましては、現地の状況を確認しておりますので、看板の設置については、土地の権利者等を確認し、実施してまいりたいと考えております。 ○大城秀樹議長 平光男議員。 ◆平光男議員 羽地地域では「ぶりでぃや黄金」ということで、海岸清掃を11月から12月にかけての間であったと思うのですが、今年はもうなくなったのかどうか、やらないのか、中止になったのか、この辺は聞いていないですか。 ○大城秀樹議長 長山儀和環境水道部長。 ◎長山儀和環境水道部長 「ぶりでぃや黄金」、海岸クリーン運動清掃の実施についてでございますけれども、羽地支所に確認しましたところ、今年度は、令和3年1月24日に実施する予定とのことでありました。 ○大城秀樹議長 平光男議員。 ◆平光男議員 大変ありがとうございました。1月24日ですね、分かりました。ひとつ部長、不法投棄ごみが名護市全域でなくなるように、難儀だとは思いますけれども、ひとつ足を運んで、多く捨てられている場所があれば看板とかを設置し、少なくなるような対策もひとつ考えていただければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。最後に、羽地小学校アスファルトの整備ですけれども、年度末の予算執行状況も確認しながら検討してまいりますとありますけれども、ひとつ検討なされて、先週の雨降りとかはずっと数珠つなぎして、子どもの靴、教室に入る前の汚れとか、いろいろあるみたいで、父兄からも大分望まれておりますので、早めの対策はできないものなのか、もう一度お伺いいたします。
    ○大城秀樹議長 荻堂盛邦教育次長。 ◎荻堂盛邦教育次長 羽地小学校のアスファルトの件ですが、確かに12月に入りまして、ずっと雨が続いておりまして、大変ご不便をかけていることとは思います。この部分についてのアスファルトの舗装については、修繕予算を使って対応するということになるかと思いますが、繰り返しになりますが、車両通路の部分だけでも対応できないかということで、予算の執行残の状況も確認しながら、対応させていただきたいと思います。 ○大城秀樹議長 平光男議員。 ◆平光男議員 あれは5メートルの30メートルぐらいですから、ひとつ早めの対策、安心安全は学校だけではなく、子どもの通学路もみんな安心安全のためにできるはずですから、ひとつこの辺を理解していただき、早めの対応をお願いしたいと思います。以上をもちまして、平光男、一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○大城秀樹議長 平光男議員の一般質問を終わります。休憩いたします。                              休 憩(午後3時3分) (比嘉拓也議員の一般質問の答弁について指摘あり) (比嘉拓也議員から答弁に納得しているとの発言あり)                              再 開(午後3時8分) ○大城秀樹議長 再開いたします。 本日はこれにて散会します。お疲れさまでした。                              散 会(午後3時8分)...