• "処理委託"(/)
ツイート シェア
  1. 名護市議会 2020-09-03
    09月07日-02号


    取得元: 名護市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-19
    令和2年第200回名護市定例会              第200回名護市議会定例会会議録┌─────────┬───────────────────────────────┐│招 集 年 月 日│       令和2年9月3日 木曜日 午前10時       │├─────────┼───────────────────────────────┤│招 集 の 場 所│         名 護 市 議 会 議 場         │├─────────┼───────────────────────────────┤│開       議│      令和2年9月7日 月曜日 午前10時0分      │├─────────┼───────────────────────────────┤│散       会│      令和2年9月7日 月曜日 午後3時8分      │└─────────┴───────────────────────────────┘出席並びに欠席議員 出  席 26名 欠  席 0名┌────┬───────────┬───┬────┬───────────┬───┐│議席番号│    氏  名    │出 欠│議席番号│    氏  名    │出 欠│├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  1  │  島 袋  力   │ 出 │  15  │  翁 長 久美子  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  2  │  長 山 正 邦  │ 出 │  16  │  仲 村 善 幸  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  3  │  大 浜 幸 秀  │ 出 │  17  │  比 嘉 拓 也  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  4  │  吉 居 俊 平  │ 出 │  18  │  宮 城 安 秀  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  5  │  川 野 純 治  │ 出 │  19  │  比 嘉  忍   │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  6  │  石 嶺 康 政  │ 出 │  20  │  岸 本 直 也  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  7  │  仲 尾 ちあき  │ 出 │  21  │  金 城 善 英  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  8  │  金 城  隆   │ 出 │  22  │  大 城 秀 樹  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  9  │  宮 城 さゆり  │ 出 │  23  │  岸 本 洋 平  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  10  │  宮 里  尚   │ 出 │  24  │  神 山 正 樹  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  11  │  大 城 敬 人  │ 出 │  25  │  小 濱 守 男  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  12  │  東恩納 琢 磨  │ 出 │  26  │  比 嘉 祐 一  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  13  │  比 嘉 勝 彦  │ 出 │    │           │   │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  14  │  平   光 男  │ 出 │    │           │   │└────┴───────────┴───┴────┴───────────┴───┘ 署名議員       13番 比嘉 勝彦  14番 平 光男 議事日程       別紙のとおり 会議に付した事件   別紙のとおり 会議の結果      別紙のとおり法第121条第1項による出席者              市 長  渡具知 武 豊              副市長  金 城 秀 郎 総務部長    祖 慶 実 季    企画部長       棚 橋 邦 晃 地域経済部長  平 得  薫     市民部長       仲 本  太  福祉部長    比 嘉 一 文    こども家庭部長    比 嘉 ひとみ 農林水産部長  玉 城  勝     建設部長       當 山  賢  環境水道部長  長 山 儀 和    消防長        安 里  順  総務課長    神 元  愛     企画政策課長     宮 城 浩 二 振興対策室長  金 城  圭     文化スポーツ振興課長 屋 部 憲 克 農林水産課長  宮 良 昭 宏    建設土木課長     岸 本 康 孝 経営課長    大 城 恒 美              教育長  岸 本 敏 孝 教育次長    荻 堂 盛 邦    学校教育課長     比 嘉  悟  文化課長    比 嘉  久     学校給食センター所長 仲 田  宏  学校教育課主幹 神 山 英 輝    中央図書館長     照 屋 利 伊議会事務局出席者 事務局長    上 地  健     次長         新 垣 和 吉 議事係長    宮 城  建     庶務係主査      大 城 和香子 議事係     島 袋 ちえり    会計年度任用職員   玉 城 直 喜 議事係     岸 本 健 伸 ○大城秀樹議長 おはようございます。これから本日の会議を開きます。休憩します。                              休 憩(午前10時0分) (台風第10号の被害状況等報告あり)                              再 開(午前10時2分) ○大城秀樹議長 再開します。 日程により市長提出議案に対する質疑を行います。議案第44号 名護市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を許します。質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって議案第44号についての質疑を終わります。 議案第45号 名護市特別会計条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を許します。岸本洋平議員。 ◆岸本洋平議員 それでは議案第45号について質疑をさせていただきます。説明会での追加資料の提出をしていただきましてありがとうございました。この整備区域図ということで4地区、久辺地区、久志地区、羽地地区、屋我地地区ということで図面に配置されていますけれども、この4地区の農業集落排水事業の会計、4地区まとめて一つの会計ということでよろしいでしょうか。 ○大城秀樹議長 宮良昭宏農林水産課長。 ◎宮良昭宏農林水産課長 おはようございます。今回の特別会計につきましては、農業集落排水事業、今おっしゃいました4地区に該当する条例改正としております。 (「会計の……」との声あり) はい、そのとおりです。 ○大城秀樹議長 石嶺康政議員。 ◆石嶺康政議員 おはようございます。資料ですが、農業集落排水事業の整備区域図、先ほども見ていただきましたけれども、ちょっと見ていただきたいのですが、今回、農業集落排水事業で整備するべき区域が4区域ありますけれども、それ以外の地区がありますよね。例えば二見とか大浦とか。羽地地区で言うと田井等とか源河とかあって、その辺の集落の排水の整備はどのように考えているのか、お伺いします。 ○大城秀樹議長 当局の答弁を求めます。宮良昭宏農林水産課長。 ◎宮良昭宏農林水産課長 名護市街地を含めて屋部方面、安和区を含めた地域で公共下水道事業が現在整備されております。また、許田区、幸喜区、喜瀬区の3区につきましては、特定環境保全公共下水道事業という事業で整備をされております。今回の農業集落排水事業につきましては、屋我地地区、羽地地区、久志地区、久辺地区と4地区になっておりますが、今ご質疑のありました源河地区につきましては、羽地地区に含まれております。今回の農業集落排水事業に含まれていない小さな集落につきましては、市町村設置型浄化槽という浄化槽で処理する計画となっております。 ○大城秀樹議長 ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって議案第45号についての質疑を終わります。 議案第46号 公有水面埋立に対する意見について(汀間地先)の質疑を許します。東恩納琢磨議員。 ◆東恩納琢磨議員 公有水面の意見書、市長から出されているわけですけれども、その意見書の中に、騒音等周辺の環境に重大な影響を与えるとか、海域の汚染を最小限に食い止めるということに注意を払うということをうたってありますけれども、まずその前に、いま現在その環境がどうなっているか、そういう調査をした上で影響を与えているということを評価していかなければいかないわけで、現在の環境がどうなっているかという調査はされているのでしょうか。その調査をされたことの比較をして、今後、重大な影響を与えているということになったと判断をするのは、誰が判断をするのか。そして判断してどう改善するのか。改善する命令が、この回答書で改善しろということが言えるのか。どのように考えていますか。 ○大城秀樹議長 岸本康孝建設土木課長。 ◎岸本康孝建設土木課長 この環境影響評価の手続の中に、各地域の環境を調査した上でこの評価をしております。そういった中で、県のほうとして、環境に対して埋立ての影響が少ないということで、今回の埋立承認申請となっております。この条件につきましては、県のほうに確認したところ、まず、名護市から市長意見が提出された際には、免許権者であります沖縄県農林水産部漁港漁場課のほうで、最終的にその内容の適否を判断いたします。その許可を認める場合には、この出願者、沖縄県北部土木事務所に通知するとともに、県の公報において告示を行うという流れとなっております。特に委員会での対応ということではないということでありました。評価については、名護市長意見などの条件を付して許可をするということでありますので、この要件については許可の担保がされていると考えております。 ○大城秀樹議長 東恩納琢磨議員。 ◆東恩納琢磨議員 要は、市長がこれから意見を出したら、県のほうでその意見書を見て判断するということになるということですね。もちろん、県のほうは影響が少ないということを言っていると思うのですが、意見書を通して今度は工事に入るわけじゃないですか。工事に入ったときに影響が出てくるわけで、もちろんいま現在では環境影響評価でも、その調査の中で影響がないということで工事がスタートするわけですよね。ですから、工事がスタートして影響がないと、あるいは市長の意見書にも細心の注意を払うということを言っているわけですから、それでもちろんなければいいのですが、万が一そういう環境に変化が出たとき、影響が出たときに、こういうのを誰が判断して改善しろということを言うのか。市長が言うのか、それとも県のほうで自主的に判断して、自主的にやるものなのか。その辺を教えてください。 ○大城秀樹議長 岸本康孝建設土木課長。 ◎岸本康孝建設土木課長 埋立申請の中に、環境の監視調査があります。埋立工事あるいは埋立地の存在、利用により、埋立計画申請地域及び陸域での環境に及ぼす影響を把握し、その結果に基づき適正な対策を講じるために、この環境監視調査を行います。環境監視調査については、北部土木事務所のほうで責任を持って行い、その環境監視体制につきまして、また騒音、水質、サンゴについては、定期的に調査をします。異常な事態が予測される場合、もしくは発生する際には、その原因を究明し速やかに所要の措置、例えば工事の方法の改善であったり、工事の一時中止など、そういったことを講じ、周辺地域の環境の保全に万全を期するということで、北部土木事務所のほうでその対応をされることになっております。市といたしましては、地域のほうからそういった環境に対する影響があるという情報などを受けた場合には、またそれをもって北部土木事務所と調整を図りながら進めていきたいと考えております。 ○大城秀樹議長 東恩納琢磨議員。 ◆東恩納琢磨議員 県のほうで環境監視等という委員会か、県のほうが監視していくということではあるのですが、市としても意見書を出したわけですから、それではいいですよではなくて、出した以上、市としても監視をするというか、こういった工事期間中にパトロールしていくとかということも含めて考えていかなければいけないと思うのですが、その中で、地域との連携も必要だと思うのですが、例えば地域の中でも、その地域はどういうところが対象になるのか。もう一つ、そして皆さんも監視をしなければいけないと。意見書を出した以上はやはり監視をしていく必要があると思うのですが、その市の体制、どういう地域を対象に、地域からの工事の影響があるかないか聞き取りをしていく対象はどこなのか、教えてください。
    大城秀樹議長 岸本康孝建設土木課長。 ◎岸本康孝建設土木課長 影響する地域につきましては、瀬嵩、汀間を考えているところであります。監視活動については、まずは地元のほうから情報提供などを受けた場合には、現場に出向いて確認をしたいと思います。また、定期的にも月一、二回ほど、現場を回って監視活動を行い、またその影響がある場合は、先ほど申し上げたように、沖縄県と調整を図っていきたいと思っております。 (「課、部局はどこになるのか」との声あり) 市のほうの監視としましては、私たち建設土木課のほうでやっていきたいと思います。また、災害等が発生する場合もありますので、そういったときも私たちのほうで現場を確認していきたいと考えております。 ○大城秀樹議長 小濱守男議員。 ◆小濱守男議員 資料46に工作物構造図というのがあるのですが、これは標準断面なのかどうなのか、ちょっとよく分からない。2ページの平面図も見ているのですが、2ページの平面図には山手側には植栽帯もいくつかあるようにも見えるのですが、3ページの構造図からいくと、緑のものが既設、青が新設、赤が埋立てとなっておりますけれども、この青の新設、道路法線のセンターラインという記号があって、そこが新しい道路になると思うのですが、そこの左側もかなりの幅員で約6メートル発生しているので、この図面を見ると、ここも道路に見えるのです。そこもちょっと拝み勾配で、2%勾配で両方に分かれているという図になっているので、2つ道路ができるのかと私は勘違いをしているのですが、どうでしょうか。そこのところを説明していただけませんか。 ○大城秀樹議長 岸本康孝建設土木課長。 ◎岸本康孝建設土木課長 まず資料46、3ページの工作物構造図につきましては標準断面を入れております。この道路につきましては、2車線の道路となっており、先ほど申しました左側につきましては、現在、墓地とかがありまして、そこに空地があるので、そこの部分については舗装等をしていく予定で、植栽という形ではないとあります。 ○大城秀樹議長 小濱守男議員。 ◆小濱守男議員 では、平面図で表している四角い升みたいなものは植栽ではないということですね。そうしたら、こっちは墓地があるから、墓地の皆さんがここは駐車場としても使えるという理解でよろしいですか。 ○大城秀樹議長 岸本康孝建設土木課長。 ◎岸本康孝建設土木課長 この場所については確認していないところですので、今後、駐車場として使えるのか、確認をしていきたいと思っております。 ○大城秀樹議長 ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって議案第46号についての質疑を終わります。 議案第47号 物品の購入について(防災備蓄倉庫)の質疑を許します。石嶺康政議員。 ◆石嶺康政議員 議案第47号について質疑いたします。追加資料、ありがとうございました。本年度は4か所の備蓄倉庫を設置する予定ということで、合計13か所ですかね。今後の予定もありますか。 ○大城秀樹議長 市当局の答弁を求めます。神元愛総務課長。 ◎神元愛総務課長 今回提案しております観光防災力強化支援事業については、この4か所で、今後の予定はございませんけれども、この先の倉庫につきましては、またほかのメニューを探しながら検討してまいりたいと考えております。 ○大城秀樹議長 ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって議案第47号についての質疑を終わります。 議案第48号 物品の購入について(水槽付消防ポンプ自動車(水Ⅱ型))の質疑を許します。質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって議案第48号についての質疑を終わります。 議案第49号 物品の購入について(高規格救急車)の質疑を許します。質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって議案第49号についての質疑を終わります。 議案第50号 物品の購入について(消防団車両(CD-Ⅰ型))の質疑を許します。質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって議案第50号についての質疑を終わります。 議案第51号 北部広域市町村圏事務組合規約の変更についての質疑を許します。神山正樹議員。 ◆神山正樹議員 北部広域市町村圏事務組合規約の変更について質疑をさせていただきます。これは、救急ヘリ運航事業の関連になるかと思うのですが、説明資料に書いてあるとおりだと思いますけれども、9月4日金曜日、新聞に載っておりました。救急ヘリMESH委託ということでありますけれども、これは、伊江島空港を拠点に2021年度まで運航するとなっています。それ以降は、県立北部病院と北部地区医師会病院が統合する北部基幹病院の設置と併行して、北部地域へのドクターヘリ配備を県に求めていく考えだということになっているのですが、2021年度までということであれば、開院は2026年度を予定していたはずなのですが、その間はどうしていくのか。その辺をお聞かせいただきたいと思います。 ○大城秀樹議長 宮城浩二企画政策課長。 ◎宮城浩二企画政策課長 2021年度までの予算ですけれども、北部連携事業が2021年度まで予算が確定しておりまして、2022年度以降は、新しい北部の振興事業で対応する予定となっておりますが、この事業についてはこれからの事業調整となりますので、現在は2021年度までということで説明を受けているところでございます。 ○大城秀樹議長 神山正樹議員。 ◆神山正樹議員 確認させていただきますけれども、2021年度以降は新しい振興事業が入ってくると。その中で、2021年度以内で国との調整が入るわけですね。その辺を確認させていただきます。 ○大城秀樹議長 宮城浩二企画政策課長。 ◎宮城浩二企画政策課長 2021年度までに新しい北部振興事業に関しては調整する予定となっております。 ○大城秀樹議長 大城敬人議員。 ◆大城敬人議員 このヘリについてですが、これまで小濱先生を先頭にMESHのヘリが過去に運用されておりましたが、今回、ヘリの運用なのか、それともプロペラ機の伊江島空港を活用した実績が認められて、今回の運びになったのかと受け止めているのですが、あくまでもヘリなのか、そうでないのか、その辺を確認したいと思います。 ○大城秀樹議長 宮城浩二企画政策課長。 ◎宮城浩二企画政策課長 今回の北部地域救急救助ヘリの運航については、北部広域のほうから業務の委託先、NPO法人MESHサポートを予定されていると伺っておりますので、これまでどおりヘリでの運用になっていくと考えております。 ○大城秀樹議長 石嶺康政議員。 ◆石嶺康政議員 議案第51号について質疑いたします。今回の改正については、負担金の負担割合は、理事会で協議して定めるということになっているみたいですけれども、理事会で定めた割合は、直近の議会へも報告するようなことになりますか。 ○大城秀樹議長 宮城浩二企画政策課長。 ◎宮城浩二企画政策課長 今回の事業の負担割合の部分については、本議会での補正で、予算の計上をさせていただいております。 ○大城秀樹議長 石嶺康政議員。 ◆石嶺康政議員 私が聞いているのは、こういった負担割合を決めた場合に、議会に報告の義務があるのかどうかということを聞いています。 ○大城秀樹議長 宮城浩二企画政策課長。 ◎宮城浩二企画政策課長 負担割合については、これまでの実績と、また規約で定めている人口割合であったり、均等割合であったり、それぞれの事業で負担割合を定めているところです。その部分については、補正予算等の計上の際に質疑を受けてその内容をご説明するという形になっております。 ○大城秀樹議長 ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって議案第51号についての質疑を終わります。 議案第52号 令和2年度名護市一般会計補正予算(第6号)の質疑に入ります。歳入歳出ごとに質疑を行います。歳入全般についての質疑を許します。ページを示して質疑をお願いします。比嘉祐一議員。 ◆比嘉祐一議員 12ページをお願いします。歳入です。このGIGAスクール構想推進事業ですけれども、予算計上しているのはほとんど端末機の購入だと思いますけれども、私が一番分からないのは、児童生徒1人につき、情報端末で高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備するとなっておりますけれども、これは現在、学校とのすり合わせとか、話に聞きますと、3月、4月にはほとんど整備するということになっておりますけれども、それを指導する方法といいますか、メンバー、教員たちへの指導体制、この辺はどうなっていますか。来年3月、4月に整備するということですよね。この辺をお願いします。 ○大城秀樹議長 比嘉悟学校教育課長。 ◎比嘉悟学校教育課長 GIGAスクール構想について、教職員の研修体制についてということですよね。指導体制ですが、これまで報告したとおり、令和3年度より名護市内の小中学校全児童生徒に端末を配布します。それで当然、来年4月からは授業で活用することになりますので、今年度から、順次研修体制をしっかり計画して、先生方がその端末の指導ができるように、計画的に研修を行っていこうという計画を立てております。 ○大城秀樹議長 比嘉祐一議員。 ◆比嘉祐一議員 日本国内のICT環境整備は、自治体間での格差があると思います。この辺の現在の状況はどうなっているのでしょうか。 ○大城秀樹議長 比嘉悟学校教育課長。 ◎比嘉悟学校教育課長 自治体間の差ということで申し上げると、確かに浦添市とか早めにICTに力を入れてきた市町村もあることはあるのですが、国頭地区でいけば、みんな同じようなレベルで、初めて小学校1年生から中学校3年生まで端末を配り、どういう授業をするかという点においては、同じ状況なので、国頭地区、お互い協力しながら指導体制とか、授業のつくり方などをこれから整えていきたいと考えております。 ○大城秀樹議長 比嘉祐一議員。 ◆比嘉祐一議員 これは、先ほどの課長の答弁を聞きますと、例えば学校内はインターネット等ができますよね。例えば、子どもたちが各家庭に帰って使用しようとする場合、これは回線の問題もあると思います。例えば、回線が整っているところとできないところがある部分で、その場合、できないところの子どもたちについてはどういう方向で検討していくのか。今後、子どもたちの将来のために、回線が整っていないところを徹底的に調査するべきだと思います。この辺はどう思いますか。 ○大城秀樹議長 神山英輝学校教育課主幹。 ◎神山英輝学校教育課主幹 まず、自己紹介をしたいと思います。この8月1日で教育委員会学校教育課、ICT関係の担当として拝任賜りました神山英輝といいます。3月までは、沖縄県教育庁の国頭教育事務所の所長を務めておりましたので、国頭地区の教育を全般的に理解している、そこが強みかと思いますのでよろしくお願いします。それをぜひ全力で生かして、GIGAスクール構想の実現に向けて頑張っていきたいと思いますのでよろしくお願いします。ご質疑のあった点ですが、本当に大切なことで、全家庭に快適なWi-Fi環境が整うことは大事かと思います。ところがこれは、地区内でも、実は名護市内でも格差がありまして、高速回線が整っている地域、整っていない地域がありますので、またそれも含めていろいろ考えております。それと、今後、このコロナ禍の場合には、家庭に帰って勉強しないといけないということがたくさん出てくると思いますので、これについては今後、この後に出ます中学3年生に関しては、全家庭でWi-Fiが使えるような携帯のルーターを持たせて、それができるような状況を今年度はやろうと考えております。それが収まって、4月からの新しい環境では、そういう各家庭には、国の国庫補助を使って、1万円する可搬型通信機、いわゆるモバイルルーターを貸与するという形で対応していこうと考えております。その後は、通信費に関してはこれから国の動向とか、その辺を踏まえて対応していこうと考えております。 ○大城秀樹議長 ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって歳入全般についての質疑を終わります。 歳出は款ごとに行います。ページを示して質疑をお願いします。1款 議会費の質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって1款についての質疑を終わります。2款 総務費の質疑を許します。石嶺康政議員。 ◆石嶺康政議員 23ページの6目14節の工事請負費です。豊原区民広場整備事業。減額されていますけれども、説明の中では事業内容の変更とありましたけれども、どういった事業内容の変更か伺います。それから24ページ、18節、北部広域市町村圏事務組合広域振興負担金ですけれども、授業料免除の生徒数は何人か伺います。 ○大城秀樹議長 金城圭振興対策室長。 ◎金城圭振興対策室長 僕のほうからは23ページの豊原区民広場整備事業の工事請負費のほうを回答したいと思います。これについては、今回、今年度までの予定であったものが、県との手続とかに時間がかかり、また、豊原区のほうから要望がありまして、適正管理のために倉庫の設置をしてほしいということがありまして、その工事が増えたことで、実際は延びていますが、ページで言いますと59ページの債務負担調書に載っているのですが、来年度までかかるので、それを見越して、来年度まで事業が延びますので、債務負担をしてやっていますので、今回は前払いだけの金額に落として、来年、残りの部分の支払として計上したという形になっております。 ○大城秀樹議長 宮城浩二企画政策課長。 ◎宮城浩二企画政策課長 人数については、いま確認しておりますので、後ほど答弁させていただければと考えております。 ○大城秀樹議長 大城敬人議員。 ◆大城敬人議員 今の23ページの14節ですけれども、この豊原区民広場整備事業ですが、これはたしか1ヘクタールの公園だったと思いますが、これが変更というのはどういうことかというのがあります。それから過去に、平成28年に豊原区が久辺三区に、当初、--------として交付された状況の中で、この地域の事業が採用されましたよね。そのときに、突然議会にこの設計に基づくこの事業の予算が計上され、後に、当時の地域政策部長は、これは間違っていたという議会での答弁があったのですが、現在まで、この地域に投入された予算、3億円は余ると思うのですが、いくらになっているのか。これをお聞きしたいです。規模縮小によるものなのか。それとも地形の問題なのか。その辺をお聞きしたい。それから、24ページの久辺三区地域コミュニティ事業、24節ですけれども、当初、久志、豊原、辺野古の各字に年間2,000万円ずつ、6,000万円の10年間で6億円の基金がつくられたわけです。10年を超えて、現在残高があって4億円なのか、その辺をお聞きしたいと思います。 ○大城秀樹議長 金城圭振興対策室長。 ◎金城圭振興対策室長 まず、23ページのほうです。すみません、変更と言いましたが、今回、今おっしゃったように1ヘクタール以上という大規模なところで開発の変更の手続をしております。それに当たっては、もともと豊原区のほうがやっていたものがありまして、その地位承継からやっていまして、それで変わっています。その中身については、開発行為ということで、中の建物が変わったりしたらまた変更が必要になります。その変更ということで今回やっています。それでかかっています。全体総額ですけれども、今回はいま確認中で、後ほどお答えしたいのですが、今回の事業費、もとのから、令和2年度と令和3年度ですけれども1億1,223万1,000円となる見込みです。実際には、歳入が当初計画から770万円の増額になっています。当初が2億5,000万円ぐらいだったので、そこは確認してお答えしたいと思います。すみません、現在の残高ですが、平成22年度から実施して今年度末で約1億5,000万円の残高になる予定です。 ○大城秀樹議長 宮城浩二企画政策課長。 ◎宮城浩二企画政策課長 先ほど、石嶺議員から質疑がありました授業料減免の生徒数ですけれども、334人となっております。 ○大城秀樹議長 ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって2款についての質疑を終わります。3款 民生費の質疑を許します。質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって3款についての質疑を終わります。4款 衛生費の質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって4款についての質疑を終わります。6款 農林水産業費の質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって6款についての質疑を終わります。7款 商工費の質疑を許します。岸本洋平議員。 ◆岸本洋平議員 それでは43ページの16節、公有財産購入費のワーケーション拠点施設整備事業についてです。8億5,091万6,000円ですけれども、本当に高額な財産購入事業になっていると思います。資料を提出いただきましてありがとうございました。かなり理解が進みまして、建物の概要もイメージがついたところでありますけれども、まず、ご質疑をさせていただきたいのが、財産購入で2回目に頂いた資料には、建物ということで1億2,200万円余りありますけれども、写真で現状という建物があるのですが、この建物について、私も現地を見たのですが、こういう建物が見当たらなくて、この建物がどこに立地しているのか、詳しく教えていただきたいと思います。質疑いたします。それから、この事業については、この事業経緯ですと、去年の7月に未利用国有地等の処分等における地域の整備計画等に関する意見照会についてというのがあって、このときからいろいろな名護湾沿岸基本構想等々も含め、今回のワーケーション拠点整備施設への運びとなったということでありますけれども、私はてっきり、コロナウイルス感染症の時期のあたりから、急速にスピードを上げて調整をしていったという思いでありますが、そのあたり、やはり本来の予定より随分早いペースでここまで進んできているのか。それで、これだけ急いでということになると、令和3年度中で建築、外構の工事も終えるということで、かなり事業期間も厳しくなってくるのかと。総事業費が約20億円近くということになっておりますので、かなり厳しいスケジュールになってくると思っておりますけれども、そのあたり、先ほどの建物の件とスケジュールに無理はないのかというか、どのようにお考えなのか伺います。 ○大城秀樹議長 金城圭振興対策室長。 ◎金城圭振興対策室長 43ページ、商工費のワーケーション拠点施設整備事業の件ですが、場所については、すみません、最初に出した資料、小さいかもしれないのですが、横刷りの追加資料の右側に載せているのですが、カラーで提出されていると思うのですが、左上の位置図の下に案内図というところがあって、そこの左に半島というか島が出ているのですが、そこはかりゆしビーチです。そこから見ると見やすいのですが、10年ほど使われていない経緯があって、管理がしっかりされていない所で、草がすごくぼうぼう生えているので、下からは見えにくい状況にはあります。その一番奥のほう、北側にありますので、しっかり物は建っています。柵はされているのですが、行けはすると思います。場所はそうなっています。もう一つ、スケジュールのほうですが、今回、これまでの経緯にもありますように、去年から照会がありましたが、それ以前にも使われていない状況もありまして、どうにか使えないかというところを、喜瀬区ともいろいろ話もありまして、そういった調整はしていました。今回、改めて、売買をやるということが分かりまして、名護市としても名護湾の計画でも活用の方法があったので、今回の運びになりました。また、偶然ですが、今回コロナの状況もありましたので、観光産業が落ちている中で、この観光産業を盛り上げるための取組としても、一つ重要な取組だと思い、今回提案させていただくことになりました。その中で、事業期間がすごくタイトだというところはあるのですが、今回推進費を使うのですが、それとも調整しながらやっています。きちんと来年度には収まるよう鋭意努力して、スケジュールを遅らせないように努めていきたいと思います。 ○大城秀樹議長 川野純治議員。 ◆川野純治議員 ただいまの岸本洋平議員の質疑を受けまして、建物の現状、場所は、僕は分かります。建物については相当古いですよね。私がまだ現職時代にここを利用しましたので、もう20年以上になると思います。ですので、この建物を1億2,219万6,000円、僕はちょっと高いのではないかと思うのですが、むしろ取壊しをしないと利用できないんじゃないかというぐらいと僕は思っている……、見ていませんけれども、築何年で、この評価についてはどのように算定されたのか。そこを確認したいと思います。 ○大城秀樹議長 金城圭振興対策室長。 ◎金城圭振興対策室長 43ページのワーケーションの件ですが、既存の施設について、平成4年ですので28年たっています。ですが、コンクリートということもあり、まだ強度は保たれているものと思います。来年度の予定としまして、建設費用を概算で組んでいるところですが、実際、建物のほうはそのまま使えると思うのですが、電気設備とかが使えないというところがありまして、そこは改修が必要だと思います。鑑定といたしましては、去年、土地と一緒に鑑定を入れた結果、このような数字が出てきているというところでありますので、よろしくお願いします。 ○大城秀樹議長 大城敬人議員。 ◆大城敬人議員 同じ43ページです。今、お二方の質疑があったのですが、この建物は、そもそも建設省の建設弘済会が全国に乱立させた建物として、社会的にも批判が出た後に、総合事務局の研修所になったと、旧と言っているのですが、使わなくなって大分長くなりますよね。そういう状況下で、これだけの鑑定評価があったというのですが、20年以上にもなる建物ですよね。しかも今日の資料を見てもそこの中を全部直さない限りは使い物にならないと思うのですよ。気になっているのはこの土地代です。平米当たり4万3,136円になっている。ちなみに、教えてほしいのは、東江の消防署跡の単価がいくらであったのか。あんな所で平米当たり4万円というと、坪当たり12万円になるのですよ。あんな山の下の海岸のそばでそれだけの値段になるなんて考えられない。だから、今の建物の鑑定評価の評価証明書、それから土地の鑑定評価も議会に出していただきたいと思うのです。なぜかというと、これは、しばらくあちこちから買いたいという話もあったけど、それが実にならなかった経過もあると思うのですよね。20年もほったらかしてきたものを、このように無駄な税金を使って建てたという批判があったものを、また自分たちで国が金を出し補填をするというのは、それを考えると、ここに趣旨とかいろいろあるのですが、名護市内で新たにこれだけの予算があるなら、市内で土地、建物を造って、きちんとやっていくということのほうが、はるかに経済的効果があるのではないかと。使い古されて空き家になって、古物になっているものを、これだけの予算を使ってやるなんていうのは、この趣旨からいってもどうもそぐわないのではないか。そういう感じがするのです。したがって、概算事業費が19億4,600万円、これだけの膨大な予算を使って、そのうち8億円をこの建物の土地に使うというのは、どうも解せないのですよね。こんな古い建物を、こんな金を使って買うのかと。これだけ土地を買う金があるなら、むしろ、あの消防の跡に立派なものが建ったはずです。お聞きしたいのは、先ほど言ったように、消防跡地の平米単価はいくらであったのか。比較したいと思います。そういうことも含めてまずは聞きたいと思います。鑑定評価書を出していただきたいと思うのですが、お聞きしたいのは、図面を見ると、この土地の中にあの駐車場まで入っているような、そういうことも含めて図面の中にあるようですが、そういった点でまずお聞きしたいと思います。 ○大城秀樹議長 金城圭振興対策室長。 ◎金城圭振興対策室長 鑑定評価書については、すみません、提出については確認させてください。一応、既存施設が28年たっているということですが、耐震も確認されていますし、問題はないだろうと。プラス、今回、来年度の予算が9億円ぐらいという中で、全部この施設の改修に使うものではなくて、新しい施設も予定していますし、また外構の駐車場の整備だったりとかありますので、全部が全部これではないです。1億円というところではあるのですが、もともとの施設についてが、すみません、いくらかかったのか分かりませんので、それが妥当かというところは、今回鑑定を入れた結果出た数字なので妥当だと判断しております。もう一つ、消防の跡地の額ですが、いま確認していますので、後ほどお答えしたいと思います。よろしくお願いします。 ○大城秀樹議長 暫時休憩します。                              休 憩(午前10時59分)                              再 開(午前11時18分) ○大城秀樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 先ほど、資料の提出の要望がありましたけれども、今、資料を作っている最中でございますので、でき次第、その件については審議していきたいと思いますので、よろしくお願いします。引き続き7款は保留して、8款 土木費の質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって8款についての質疑を終わります。9款 消防費の質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって9款についての質疑を終わります。10款 教育費の質疑を許します。比嘉祐一議員。 ◆比嘉祐一議員 54ページをお願いします。委託料です。今回、3,986万4,000円が計上されておりますけれども、この事業は前にもずっとやっておりましたけれども、今回、また3,000万円余りの予算計上をしています。これまで、遺跡が出てきたものとこれまでの経緯、これはどうなっているか、説明をお願いいたします。 ○大城秀樹議長 比嘉久文化課長。 ◎比嘉久文化課長 54ページ、委託料、3,986万4,000円についてお答えします。この委託料については、追加説明資料52として文化課からお配りしている資料があると思います。資料52の追加説明資料、教育委員会文化課から提出しているものです。これを開いて1枚目に資料がございますが、この委託料については大浦崎収容所跡の発掘調査をするための予算です。これにつきましては、地図にありますとおり今帰仁村民収容所というのが赤い印であります。そのほかに本部町民収容所、伊江村民収容所とありますが、大浦崎収容所跡というのが、今帰仁村民収容所の所に青く斜線で囲っている場所が大浦崎収容所跡です。ここについて、これまで試掘調査を行ってきた結果、大浦崎収容所時代の遺構が残っていることが分かりましたので、これまで現状保存ということで調整を進めてきましたが、どうしても、次のページにあります隊舎・厚生施設の工事の範囲に一部がかかるということになりまして、その一部がかかった部分について記録保存を行うということで予算計上しております。 ○大城秀樹議長 比嘉祐一議員。 ◆比嘉祐一議員 これまで発掘した中で、遺跡は何点出たのか。それと、今回3,000万円余りの予算を投入して、ここについては埋立てと関連して、隊舎とかこういった傾向があるのか。この辺の内容はどうなっていますか。 ○大城秀樹議長 比嘉久文化課長。 ◎比嘉久文化課長 キャンプ・シュワーブの中には、これまで8か所ぐらいの遺跡を見つけております。平成29年、平成30年、平成31年と、その中の長崎兼久遺物散布地という所の発掘調査を行いました。これの予算を計上して審議いただいております。平成30年、平成31年で、大浦崎収容所跡の桟橋と炊事場跡という所の調査を行いました。これについては報告書が出ております。今回、大浦崎収容所跡本体の遺跡を調査することになったということです。この隊舎ですけれども、埋立てとの関連については、僕らで把握することはできないです。 ○大城秀樹議長 大城敬人議員。 ◆大城敬人議員 同じく54ページの今の件ですが、12節委託料も関連して、説明があったように隊舎・厚生施設の工事範囲というのがあります。その中の一部にかかっているということであったのですが、実は邊野古誌をひもとくと、邊野古誌の475ページから、この地域に美謝川集落屋取の跡の、そこに住んでいた人たちの人家、名前が明記されているのですよね。この範囲に入っているのですが、今回、これまでそこの調査はやったのかどうか。今回、この調査の中に入っているのかどうかということをお聞きしたいと思う。というのは、この美謝川屋取の一帯は、辺野古ダムの右側、宿道との間ですけれども、この一帯については、新基地建設の大浦湾埋立ての赤土200万立米をここから取るということになっております。したがって、文化財の調査はやらなければいけないと思います。かつて、文化課のほうでやってこられたと思うのですが、これはもう既に終わったのか。それともまだここは今後の問題なのか。その辺をお聞きしたいと思います。 ○大城秀樹議長 比嘉久文化課長。 ◎比嘉久文化課長 いまご指摘のあった美謝川集落関連ですが、今帰仁村民収容所跡の大浦崎収容所周辺については、美謝川集落時代の遺跡を含めて踏査を行っております。ですから、今のところ大浦崎収容所跡の囲っている範囲がもう少し広がってくるかもしれません。今、踏査を行っています。もう一つは、美謝川集落から赤土が取られる予定になっている場所については、踏査を行いまして、現在遺構があるかないかという調査を行いました。その結果、ある所、ない所ということをきちんと図示して防衛局に渡して、いま調整中でございます。 ○大城秀樹議長 川野純治議員。 ◆川野純治議員 同じく54ページの12節委託料、キャンプ・シュワーブの発掘調査の件ですけれども、資料の2枚目の工事箇所の部分ですけれども、実際、隊舎・厚生施設の移転に伴って遺跡がかかるということでありますけれども、その中に、仮設橋梁(きょうりょう)の工事範囲という箇所がございますが、ここはいわゆる美謝川の水路に係る部分であるのかどうか。そしてこれは、今後、新基地建設のための埋立てで、美謝川の水路変更の問題が取り沙汰されていますが、それとの関連も十分あるのではないかと私は思っているのですが、その辺はどうなっているのか。分かる範囲でよろしいですので、回答をお願いしたいと思います。 ○大城秀樹議長 比嘉久文化課長。 ◎比嘉久文化課長 今回、仮設橋梁工事の範囲にあります下に川が流れておりますけれども、これは現在の川で、そこを埋めるということで、その上に橋を架けるという事業になっています。そこが大浦崎収容所に橋を架けるために、大浦崎収容所跡を壊していきますので、この場所について調査をするということを、今回の調査で、美謝川の切替えの変更についての調整は、僕らのところでは分からないです。 ○大城秀樹議長 大城敬人議員。 ◆大城敬人議員 先ほど説明のあった今帰仁村民収容所跡の北側といいますか、この地域に、いわゆる本部町、今帰仁村、あるいは伊江島の亡くなられた方々を埋葬した土地があるということで、名護市はこの周辺の文化財調査、それから新基地建設に伴う美謝川河口変更に伴う経路、水路、この変更の用地として、その地域の文化財の調査をされたと思うのですが、この今帰仁村民の収容された地域の一番端のほうに、ここに住んでいた方から、埋蔵物があるんだという表現をいただいたことがあるのですが、その辺の発掘調査は関連して行ったのですか。その辺をお聞きします。 ○大城秀樹議長 比嘉久文化課長。 ◎比嘉久文化課長 お配りしている資料の1枚目の部分です。今帰仁村民収容所跡の上のほうを見ると、灰色で墓地と書かれた場所があります。ここは、以前に美謝川の水路切替えが予定されているということで、その一部について試掘調査を実施したことがあります。そのときには遺骨等は発見されませんでした。 ○大城秀樹議長 比嘉祐一議員。 ◆比嘉祐一議員 55ページです。事業費1,200万円余りの建物修繕費が計上されておりますけれども、これは市民会館で、よくそういった修理が入っているのですが、何千万円もかけて修繕費に充てれば、建物の建替えも考えたほうがいいと思います。以前から、修繕費がかさんでいるわけです。この辺はどうお考えですか。 ○大城秀樹議長 屋部憲克文化スポーツ振興課長。 ◎屋部憲克文化スポーツ振興課長 今回の修繕費につきましては、市民会館大ホールにあります引割幕、2幕の取替えと、またどんちょうの裏地部分の張替えと、このどんちょうの落下防止の金具の取付けの修繕を行います。これにつきましては、安全性の確保ということもございますので、こちらにつきましては、きちんと修繕を行いながら施設の運営を行っていきたいと考えております。 ○大城秀樹議長 石嶺康政議員。 ◆石嶺康政議員 56ページ、2目の17節の備品購入費、トレッドミル購入費とありますけれども、トレッドミルというのがどういうものか分かりませんので、説明願います。 ○大城秀樹議長 屋部憲克文化スポーツ振興課長。 ◎屋部憲克文化スポーツ振興課長 トレッドミルと言いますのはランニングマシーンになります。今回、これを2台購入するものとなります。 ○大城秀樹議長 川野純治議員。
    ◆川野純治議員 同じく56ページです。学校給食費の12節委託料ですけれども、PCB処理委託料です。上がっていますが、これは今、テレビでも宣伝しているように、来年3月までにPCB処理をやらないといけないということで、非常に期限が迫っていますが、具体的に、学校給食費ですので、多分給食センターではないかと思いますが、具体的に何か所あって、そしてどういう部分なのか、そしてそれはどういう処理をしてきたのかを含めての、経過を含めてお願いします。PCB処理ですので、屋部中学校のときも、かつて全部封鎖してビニールをしていろいろやりましたよね。そういうこともあるので、その辺を具体的に教えてください。 ○大城秀樹議長 仲田宏学校給食センター所長。 ◎仲田宏学校給食センター所長 私のほうから56ページのPCB処分料についての質疑にお答えいたします。今回のPCB処理委託料、そして運搬料の対象施設につきましては、羽地給食センターが対象となっております。製品としましては、そこで使われている蛍光灯安定器のPCBが含まれた製品でございます。処分に関しましては、決められた場所に、九州のほうになりますが、そこに運搬して処分するような計画になってございまして、今、処分の仮登録までいっております。現在の状況でございますが、羽地給食センターで使われている安定器を取り外しまして、今、倉庫のほうに保管しております。これから先、業者を通して処分していくような形になってございます。 ○大城秀樹議長 東恩納琢磨議員。 ◆東恩納琢磨議員 まず51ページです。18節負担金、小学校費にもあるのですが、修学旅行。キャンセル代の支援事業ということで、大体修学旅行というのは秋口にあると思うのですが、例えば秋口もその地域に感染があるということで、翌年1月、2月に延期した場合、延期してその月もできなかったという場合も、このキャンセル料は補助していただけるのかどうか伺います。54ページ、キャンプ・シュワーブの委託料ですけれども、これは当初、現状保存ということでありまして、それから記録保存ということで、そこが隊舎・厚生施設になるということであります。だからこれは、現状、要するに調査をして分かっていたはずですから、隊舎を少し変更するとか、これだけ広大な面積を取っているわけですから、この大浦の収容所の所を避けることだってできると思うのですね。そういうことは、交渉といいますか、話合いをやったのかどうか。あるいは仮設橋梁の工事範囲とあるのですが、仮設ですから、別にここじゃなくてもいいのではないかと。ずらすことだってできるのではないかと。そういうことの話合いは持ったのかどうか。もちろん道路とか橋とか、ここにしか架けられないもの、道路を曲げるわけにはいかないから、そういう場合は記録保存という形にどうしてもならざるを得ないというのは理解できるのですが、今、ここに上がっている隊舎とかそういったものは、別にここじゃなくったっていいわけですよ。変えることだってできるし、仮設なんて、わざわざ文化財に引っかける必要はないわけですから、そういうことで、やはりここは記録保存ではなくて、現状保存にすべきではないかと思うのですが、その辺、どういう認識なのか伺います。あともう1点、大浦崎収容所は戦争遺跡だと思うのですが、そういう認識で調査をされているのか。戦争遺跡である場合は、どういう保存の方法が望ましいのかも教えていただきたいと思います。 ○大城秀樹議長 比嘉悟学校教育課長。 ◎比嘉悟学校教育課長 修学旅行のキャンセル料について、延期した場合のキャンセル料についてですが、実際、いくつかの学校が日時を変更して計画している学校がありまして、それはまず、キャンセル料が発生しないように、早めに期日を変更しています。期日を変更して実施の予定ですけれども、当然、今年度以内で実施予定の学校の場合、直前にどうしてもキャンセルしなければならないという状況が想定されますので、その場合はキャンセル料が発生する可能性はあると認識……、その上で今回、予算を上げさせていただいています。 ○大城秀樹議長 比嘉久文化課長。 ◎比嘉久文化課長 キャンプ・シュワーブ内の遺跡の保存については、平成26年度からずっと遺跡が残っている場所と、それの保存について沖縄防衛局と調整を行ってきました、特に大浦崎の収容所については、県内でも残っている所が少ないということで、かなり調整を行ってまいりましたが、どうしてもその一部を外すことができないということになりまして、今回記録保存をすることになりました。仮設橋梁についても、仮設ですから、遺跡へ影響のないように架けることができないかという調整を行いましたが、どうしても橋脚の部分だけは壊さざるを得ないということで、今回、橋脚の架かる仮設橋梁の中の橋脚の架かる部分について調査を行います。もう1点、戦争遺跡についてですが、沖縄県の場合、戦争遺跡についても、埋蔵文化財取扱いで調査を行えることになっています。戦争遺跡ですので、形が残っているものについては現状保存が望ましいかと思いますが、今回の場合は、どうしても外せないということの調整の結果、記録保存することになりました。黄色い部分がまだかなりあって、そこの部分については保存されることになります。青い点々で囲われた部分が工事の範囲、黄色の部分は遺跡の範囲となっています。 ○大城秀樹議長 東恩納琢磨議員。 ◆東恩納琢磨議員 先ほど、文化課長から外せないということですけれども、どういった理由で隊舎はここじゃなければいけない、外すことができないという、どういう理由で、ここを見ていると、結構傾斜が、等高線が入っていて結構傾斜している場所ではないかと思うのですが、そこを隊舎にする場合は平たくしていくわけですよね。別にそこじゃなくてもいいのではないかと思うのですが、外せない理由をもう一度。仮設ということで、橋梁の場合は基礎にかかるということですけれども、ここは美謝川の切替えと関連していると思います。関連しているのであれば、市長の判断も必要になってくると思うのですが、市長は美謝川の切替えを判断したのかどうか。したからこそ調査を進めることになっているのかを伺います。あと、53ページの17節備品購入で、書籍消毒機購入とあります。この消毒機で、年に何回本を消毒するのか。月1回なのか、年何回なのか、どういう頻度で行うのか、もう少し具体的に、どんなことでどういう頻度で行うのかをお願いします。 ○大城秀樹議長 比嘉久文化課長。 ◎比嘉久文化課長 先ほども述べましたとおり、ぜひ現状保存をと望んだわけですけれども、隊舎を造るということで、この部分については記録保存で調整させてくれということで、調整がございましたので、今回調査することになっています。具体的に隊舎がここでないといけないという説明は受けておりません。 ○大城秀樹議長 照屋利伊中央図書館長。 ◎照屋利伊中央図書館長 今回、感染症拡大防止対策の一つとして、利用者が自宅に本を持ち帰る前に、セルフサービスで本の消毒ができる機器を3台購入する予算となります。 ○大城秀樹議長 祖慶実季総務部長。 ◎祖慶実季総務部長 美謝川の件については、これまで何度か答弁させていただいているところでございますけれども、防衛局から具体的な申請等はございませんので、申請がありましたら適切に判断をしていくと申し上げているところでございます。 ○大城秀樹議長 東恩納琢磨議員。 ◆東恩納琢磨議員 防衛局から具体的な申出がないと……。しかし、もう文化財のほうには記録保存にしてほしいということで予算を出すというのは、矛盾していないでしょうか。まずはこの工事が、先ほど文化課長は、辺野古の工事と関連しているかどうかは分からないと。文化課としては承知していないということだと思うのですが、文化課としてはその調査依頼があったということで調査をしていると思うのですが、しかし、ここは辺野古の工事と関係しているのであれば、それをしているかどうかを確認すべきだと思います。この橋梁の仮設工事についても。その処理をした上で調査に入る判断をする。その上で外せない、外せるという判断ができると思うわけです。そういう判断もしないで文化財、辺野古の工事に関連しているかどうかもはっきりさせないまま調査だけを進めるというのはちょっとおかしいのではないかと思うのですが、もう一度聞きます。ここは、辺野古の新基地建設に関連しているのかどうか。隊舎も含めて、この仮設の橋梁も含めてどのように判断していますか。ほかの部局でいいと思うのですが、それを防衛局にただしたことがありますか。 ○大城秀樹議長 祖慶実季総務部長。 ◎祖慶実季総務部長 ご質疑の件でございますけれども、国道329号から河口側、いわゆる色塗りをしている部分について、今後どのような事業が防衛局で、あるいは米軍でなされるかという説明は受けておりません。 ○大城秀樹議長 吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 10款 教育費について質疑をさせていただきます。先ほど、東恩納琢磨議員からありました小学校費及び中学校費の修学旅行キャンセル代支援事業補助金についてですが、全額補助というわけではないと思います。234万7,000円と1,185万1,000円。これはどれぐらいの支援ができるのかというのを教えていただきたいと思います。それから54ページ、社会教育費の発掘調査支援事業業務委託料(キャンプ・シュワーブ内)ということですけれども、平成29年度、先ほど文化課長からもありましたけれども、平成29年度から平成31年度まででやった大浦崎収容所跡の発掘調査については、調査報告書が出ていますけれども、これについても出される予定があるのか。それから何冊用意するのか。今回、これに関連して、いま言った報告書が欲しいなと言ったらないと。議会事務局に1冊置きますからということだったのですが、こういうところも、今どこに行ったら見ることができるのかも分からない状況なので、どういった対応をされるのか教えてください。それから次の55ページ、市民会館費の10節 需用費です。先ほど比嘉祐一議員から質疑があったのですが、1,200万円以上のお金をかけて修繕をするのであれば、建物の建替えも計画されているのかというところの答弁がなかったので、その辺も修繕をずっと重ねていくつもりなのか、それとも建物の建替えも計画に入れながら修繕をしているのか、教えていただきたいと思います。 ○大城秀樹議長 比嘉悟学校教育課長。 ◎比嘉悟学校教育課長 小学校、中学校のキャンセル料についてです。まず、私どもは各小中学校から、修学旅行費の合計額を確認しまして、率として20%のキャンセル率で今回予算を計上しています。20%というのは、旅行商品の最低のキャンセル料となっていて、それでまず計上しています。ただ、現時点では全ての学校においてキャンセル料は発生していません。不測の事態に備えたものとなります。そのため、概算での要求となりますが、ご理解いただければと思います。 ○大城秀樹議長 比嘉久文化課長。 ◎比嘉久文化課長 発掘調査が行われましたら、報告書を出すことは決まっています。ただ、報告書を出す場合に、文化庁の指導で300部ということになっていまして、個人に手渡しするような部数は発行できないことになっていて、各機関にお配りするようにという指導がありますので、こちらとしては報告書が完成しましたら、議会事務局の図書室に置かせていただきたいと思います。 ○大城秀樹議長 祖慶実季総務部長。 ◎祖慶実季総務部長 市民会館は建替えたほうがいいのではないかというお話でございます。私もそのように考えているところでございます。この庁舎を含めて、かなり古い建物がございます。現在、公共施設等総合管理計画を策定し、さらに個別計画を現在策定中ということでございます。それが出来上がっても、だから直ちに建てようということにもなかなかならないといったところもございますので、修繕できる部分については、修繕をさせていただいて、全体を適切に管理していきたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いします。 ○大城秀樹議長 吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 ありがとうございました。追加で、キャンセル代の支援事業についてですけれども、修学旅行、それぞれの小中学校で判断をされるとは思うのですが、教育委員会からいつまでに判断をしなさいという指導をされているのか。今、最低でも20%はキャンセル料を支払わないといけないという部分について補助をするという形になっているのですが、期限がぎりぎりまで近づけば近づくほど、キャンセル料は上がっていくもので、この場合、今20%で概算をしていると言いますが、増額をする予定があるのかというのをお答えください。 ○大城秀樹議長 比嘉悟学校教育課長。 ◎比嘉悟学校教育課長 今、各学校とかなり綿密に情報交換をしていまして、各学校もなるべくキャンセル料が発生しないように、早めに決断をしようということで取り組んでいます。実は今、名護市内の2つの中学校が、既に実施が難しいということで中止という報告を受けています。特に私どもからいついつまでに報告してくださいというか、キャンセル料が発生しないように取り組んでくださいという指示はしていません。各学校が努力しているということです。それから、今、言葉足らずだったかもしれませんけれども、20%というのは全体の予算を確保するという意味で、もしキャンセル料が発生した場合に、各家庭に負担がかからないように100%、その予算の中からしっかり充てるということであります。ただ、これからキャンセル料が増大した場合には、今後、補正予算等で検討させていただきたいと思います。 ○大城秀樹議長 ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって10款についての質疑を終わります。休憩します。                              休 憩(午前11時56分) (資料配付あり)                              再 開(午前11時58分) ○大城秀樹議長 再開いたします。 午後から再開したいと思いますけれども、よろしいですか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) では、午後は1時30分から行います。暫時休憩いたします。                              休 憩(午前11時58分)                              再 開(午後1時30分) ○大城秀樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 先ほどの資料についての説明をさせます。金城圭振興対策室長。 ◎金城圭振興対策室長 すみません、先ほどお配りした資料の説明をしたいと思います。私から出した不動産鑑定評価書、2枚つづりのものと、追加で1枚配らせていただきました。もう1枚は、消防のがまた別にあると思いますのでご確認をお願いします。2枚つづりのが1つと、1枚のが2つです。説明していきます。正本、不動産鑑定評価書と書いている2枚つづりのほうから説明していきます。こちらのほうは、令和2年2月28日に発行されました平良不動産鑑定事務所に委託して作成してもらっております。めくりまして、対象不動産表示があります。鑑定不動産評価額については一度置いておいてもらって、次のほうから説明します。対象不動産の表示ということで、最初に土地がありまして、そちら、名護市字喜瀬部瀬名原1980番11から1991番9までです。その中で、下から4番目の1991番保安林と、1991番6については既に名護市の土地に入っていますので、その面積を差し引いた形になって、今回の提案にさせていただいております。下のほうが建物、名護市字喜瀬1980番地15からプラス、ほか3筆と附属建物が3つというところで研修所、倉庫、倉庫、機械室のみ、4つです。あとは構築物等で対象がテニスコート、プール、駐車場、外構工事、立木でマニラヤシほかとなっております。続いて評価のほう、次のページを開けていただきまして、1の鑑定評価の手法の適用というところ、下のほうに土地の価格です。標準画地価格が太字でやられていまして5万7,400円、平米とされているのですが、更地価格というところで、単価を出したところ、下のほうにありますように、更地価格、一番下の表の一番端っこにあります7億2,799万1,000円となっております。次のページですが、建物査定額というところで1億1,108万7,000円。これについては消費税がかかりますので、約1億2,000万円ぐらいになります。構築物については、査定額はゼロということになっております。最後に立木等については72万9,000円。これを合わせると、最後、すみません、1枚添付漏れがあったので、附帯費用と一番上に書いてある一枚紙が、後ろに何も書いていない紙があると思うのですが、片面だけの、そちらに書いてありますとおり、中間のところ、土地査定額、建物には、すみません、これは消費税が入っていない、消費税が入った額、立木査定額を入れますと、今回の予算額になります。8億5,091万6,000円になります。今回、総合事務局との評価によって札入れの額を上回らないといけないところもありまして、今回の評価では市場性修正ということで10%のマイナスがありますが、そこはいま含まないで計算した額で予算計上しているところです。資料の説明は以上になります。 ○大城秀樹議長 大城敬人議員。 ◆大城敬人議員 今の説明を聞いて、これも名護市が計画して、令和2年2月28日に鑑定評価をさせた結果ですね。問題は、今後この計画として、先ほど来聞いていると、ここをリフォームして、そして施設を造っていくと。この鑑定評価にあるように、耐用年数は建物は50年、あとのプールだとかテニスコートは27年たってこれは評価ゼロだと。そういう状況下にあって、この地域で、果たしてワーケーションをやっていくのに、これだけの予算を使う、いわゆる費用対効果を考えて、一つお答えいただきたいのは、補助率が80%となると、19億円で3億8,000万円、これは自主財源なのか、それともその後で交付によって補填されるのかということもはっきりさせてほしい。いわゆる自主財源で、これだけの4億円近いお金を使うわけです。この4億円のお金を使ってこれだけのものを遂行していく、推進していくという効果を考えた場合に、果たしてこの古い建物を、また場所からして、この場所として適当なのかどうかということについて、これまでの経過が、ここにこういうものを造るという経過について、皆さんの中でどういう議論を経てきたかという経緯が見えないのですよね。かつて、計画はあったとおっしゃるんだけど、果たしてこの場所に特定した経過、なぜここになったかというのは、従来ずっとそういう経過について、いろいろな都市計画については、この経過が説明されて、我々議会にも説明されて納得いくということがあったと思うのです。しかしながら、この場所というのは、建設弘済会がやった後を総合事務局が買って、そして27年にもなると。こういう状況下にあって活用されない場所なのですよね。いわゆる使い物にならないところをこれだけのお金を使って、市民の税金を使って、果たして、いま目標としているワーケーションに値するようなものができるのかどうかという、非常に疑問が湧くところなのです。それよりは、もっと市街地にこれだけの予算を使って新たな土地に新たな建設をするということのほうが、利用効果、経済効果が活性化に向かうのではないかという感じがしないでもないわけです。そういう点から考えて、なぜここになったのかという経過、経緯、これが出てこないのですよね。本来だったら、こういう構想がこうなったという説明書、経緯を知りたいのですよね。なぜここになったのかと。これは、国から買えと言われてこうなったのか。名護市が積極的に買うということになったのか。その辺をはっきりさせてほしい。市民への説明も、ヌーガ、アンネーヌメーニと言われたときに、いやいやここはこうだよということの説明ができるような、議会を納得させるような経緯の説明というのを、ぜひ具体的に出していただきたいと思うのですが、その経緯の説明を出していただけるのかどうか、そうしないと、我々は今の状況下では判断が非常に難しいですよ。場所からしても、この事業内容からしても、場所柄としてはふさわしいものであるのかどうかという点で非常に疑問に思っているのです。いわゆる政府が失敗して、ああいう使い物にならないものを、名護市に買えというようなことでは、これはあってはいけないと思います。だから、そこに整合性のあるような説明、なぜこうなったのか。どうしてここなのか。これがはっきりすれば理解できるのです。これがないのですよ。お題目はあるのですよ、皆さんの資料に。こういうことがあるからやりたいとお題目はある。しかしこの場所の設定に至る根拠というのが、具体的な説明がないのです。なぜここか。これをぜひ出してほしい。どうですか。 ○大城秀樹議長 金城圭振興対策室長。 ◎金城圭振興対策室長 部瀬名地域に、今回の旧群星荘跡地を使った理由といたしまして、名護市においては新たな魅力あるまちづくりの計画として、令和元年度、昨年度に名護湾沿岸基本構想……。 (「経緯が分からない」との声あり) 説明させていただきます。名護市において、新たな魅力あるまちづくりの計画として、令和元年度、昨年度に名護湾沿岸基本構想、以下基本構想と言いますが、それを策定しました。その中で、名護湾エリアにおいて、市民が楽しめ、来訪者を引きつけ、両者の交流でにぎわう空間づくりをテーマにまちづくりをすることとして、本市三共地区、許田、幸喜、喜瀬においては玄関口エリアとしてのリゾートに資する整備についての構想が策定されました。三共地区については、隣接する恩納村とともに、令和2年度に沖縄県が策定している部瀬名岬地域海浜リゾートマスタープランを基にリゾート化が進められる地域であり、本市でも一大観光エリアとなっています。過去から喜瀬区から、マスタープランにある計画に沿った開発を行い、本件の観光振興及び地域振興につなげるためにも、当該地区に立地する群星荘跡地を購入し、地域の振興、施設の整備とともに後背地の活用につなげる。地域の農産物の振興につなげるようにという要請もあったところから、今回、必要な取組となっております。ワーケーションという言葉が新しいというところもあるのですが、滞在型テレワークということで、昨年度来から私たち名護市のほうではそういった取組を検討していました。近年、情報通信技術の発達と働き方改革に伴って、テレワークの普及が推進、旅行先に長期滞在、新しい働き方ということで長期滞在し、仕事もするワーケーションに注目が集まる中、名護市としても新たな観光需要を取り込むということでやっていこうと。その中で、名護市としても金融情報通信産業の企業誘致、集積の取組を行っており、ワーケーションと一体として、そういった業者の取組ということをやることで、名護市の産業振興につながるものと考えております。また一方では、昨年度末、今年の頭から流行した新型コロナウイルス感染症により観光産業が大きな被害を受けており、当該地区のリゾートホテルや周辺関連施設は大きな影響を受けている状況が見られるところがあります。そのような中、コロナ感染症収束後の観光産業のV字回復を高めるためにも、このワーケーションの取組をしていくことで、今後の名護市の観光振興につなげることとして、今回の経緯に至ったというところになっております。説明は以上です。 ○大城秀樹議長 休憩します。                              休 憩(午後1時45分) (答弁内容について指摘あり)                              再 開(午後1時46分) ○大城秀樹議長 再開します。金城圭振興対策室長。 ◎金城圭振興対策室長 説明します。今回お配りしている、今日朝お渡しした追加資料にもあるのですが、そこのほうで、総合事務局からの意見照会ということで、この活用意向を受けて今回になりました。先ほども申しましたように、名護市の名護湾沿岸基本構想、また県の部瀬名岬地域海浜リゾートマスタープランでも、こちらの活用というところは、今後のリゾート振興のためにも必要というところで、また疲弊するリゾート振興のためにも、場所としても適当と考えた上で、今回の施設整備になっております。 ○大城秀樹議長 川野純治議員。 ◆川野純治議員 先ほど、不動産鑑定評価書の資料を頂きました。それで、細かいのですが、先ほど個別に金城室長には質問をしたので本人は分かっていると思いますが、今日の鑑定書の開いた1枚目、上から二段の大きい対象不動産の表示というところで、先ほど金城室長から伊部原の下から3番目、4番目……、伊部原の1991番保安林、並びに下の1991番6用悪水路の2筆は名護市の市有地であるということが言われました。この2筆を合わせると271平方メートルですが、次の鑑定書の2枚目の資料の一番下の表によりますと、鑑定の更地価格を求めるための面積は、③1万7,138.88平方メートルになっていまして、名護市の土地も含めて鑑定されているわけです。これは果たして、これが鑑定書として妥当なのか。もう1点は、細かくてすみません。午前中に配られました追加資料の裏面の大きな整備箇所2の施設整備箇所では、総面積が1万6,876.71平方メートルとなっております。先ほど僕は計算したのですが、鑑定書の1万7,138.88平方メートルから、名護市の市有地と言われる2筆、271平方メートルを引くと1万6,867.88平方メートルになって、ここでもちょっと数字が合わない。ということで、そもそも鑑定書が何で名護市の土地まで入れて鑑定するのかというそもそも論が、私は鑑定書そのものの信憑(しんぴょう)性というか、正当性といいますか、ないじゃないかと。本当にでたらめな鑑定をしているんじゃないかということを思わざるを得ないような状況の中で、先ほど個別に聞いたときには、室長は、予算を取るためにちょっと多めにやっているということを言われましたけれども、あまりにもアバウト過ぎるのではないかと私は思っていますが、そもそもこういう、本当にこの予算の立て方やワーケーションの事業の採択に当たって、随分と粗いのではないか。再編交付金でもそうですけれども、皆さん粗い概算のやり方をしているのではないかと非常に危惧しています。その辺はいかがでしょうか。個別の数字の違いということも含めて、納得させていただければ助かります。そうしたら、議案に対する理解も深まりますので、よろしくお願いいたします。 ○大城秀樹議長 金城圭振興対策室長。 ◎金城圭振興対策室長 まず面積の件ですが、不動産鑑定の際には、この土地一体というところで、不動産鑑定を依頼しました。その中に名護市の土地もあったのですが、一体的な価格を出すために、今回含めた形で算定をしていただきました。そして今回、引いた数字が違うというところでありましたが、公簿数量のほうが小数点以下の面積を抜いているところもありまして、そこでの誤差になります。それでやっています。実際これは予算取りで多く取っているというわけではなくて、適切な価格を見るために、前年度評価をさせていただきました。させていただいて、この評価を基に、今回予算を取って、また今年度において予算にも反映されていると思いますが、再度鑑定を入れます。それをもって、今年度の必要な額を算定した上で、時点修正、いろいろありますので、そこをやった上でしっかりと適切な価格で札入れしていくものだと考えております。 ○大城秀樹議長 川野純治議員。 ◆川野純治議員 すみません、答弁の確認をしたいのですが、もう一度鑑定をやり直すということをいま言われましたね。ということは、今回の議案は一体何ですか。先ほど言ったようにアバウト過ぎます。非常に乱暴過ぎる。事業に対して。だから先ほど大城敬人議員が言った、そもそもこの場所を含めて、ワーケーションの立地とか含めてどうなのかというそもそも論がしっかりしないからこうなるんじゃないですか。再度確認します。再鑑定をやるんですね。この鑑定は違うと。要するに、鑑定書として全然違うんですよね。一体的に算定してやってもらったと言うけれども、名護市の土地も含めて鑑定して、これを標準価格にするというのは、予算の組み方とはまた別で、鑑定書そのものの信憑性が問われるわけです。 (「そうだ」との声あり) これは当然やり直しです。きちんとしっかりした客観的な評価と、そして予算はまた別ですよ。当然、入札ということでありますから、しっかりと総合事務局の入札価格に応じた形で予算を想定してつくらないといけないと思いますが、もうそもそもの鑑定書が違うというのは、全然話が別です。そこはもう一度確認したいと思いますが、いかがでしょうか。 ○大城秀樹議長 休憩いたします。                              休 憩(午後1時54分) (答弁の調整あり)                              再 開(午後1時55分) ○大城秀樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。金城圭振興対策室長。 ◎金城圭振興対策室長 鑑定の件ですが、前年度については予算の必要性があるということで、そこの予算設定のために実施しております。今年度に至って実施する理由としては、実際、総合事務局のほうで、初めて評価基準というのが出されます。その中で設定をしていかないといけないというところがありますので、そこに入りますように、今回、このような形で実施しております。一体の市場性とかそういった計算を含まずに、土地査定額をまず出してやっており、評価を入れることによって、今年度、時点修正になるかとは思いますけれども、その中の適切な額で入札できるような形になるために、この予算取りとなりました。 ○大城秀樹議長 岸本洋平議員。 ◆岸本洋平議員 2回目の質疑をさせていただきます。資料の提出ありがとうございます。今、かなり疑義も出てきているのですが、この予算書の43ページを読んだときに、やはりワーケーション拠点施設の建築実施設計業務委託料、それから不動産鑑定料、それから財産購入費と出ていて、私はてっきり、実施設計ということで、建て替えるのかと思ったのですが、今日の説明でリフォーム、改築ということでありますけれども、本当に築30年近い建物を改築して、今後の管理は名護市ですよね。運営も名護市が直営するか、委託をするのかになると思いますけれども、そのあたりも含めて、しっかりと管理運営できるのかというのが非常に懸念されます。これまでもそうした国、県の払下げの施設の前例、私のほうでもいくつか記憶にある限りでも、最終的にかなり解体費用に億単位かかってしまってということで、結果的に名護市の負担が多くなってしまったケースがあったと思います。なので、あえてこの施設にこれだけの予算をかける理由というのもお伺いしたいというのと、もう一つ、大城敬人議員ほかからもありましたけれども、この場所、位置、名護市街周辺にホテルはありますけれども、名護市の市街地からは遠隔の場所にあって、名護市民としてはなかなか利用するには少し遠い場所にあると。観光とお仕事でということですけれども、ここの場所になった理由というのを、もう少しお聞かせいただきたいと思います。僕は率直に、なぜこの場所なのだろうとまず最初に思いましたので、そこを伺いたいと思います。管理運営とこの場所について、もう一度伺いたいと思います。それから平米単価ですけれども、消防跡地と海側の土地を比べると平米当たり1,200円ほど消防跡地が高くて、こちらが1,200円ほど価格が低いと。しかも74%の個別差額を計算したら、消防跡地よりは価格が低くなったという感じで、標準だと5万7,400円ということで、ちょっと消防跡地の単価が随分低く感じられて、消防跡地のほうがなぜ4万3,700円で、ここの標準画地価格が5万7,400円なのかというのも疑問に思うわけですけれども、これは鑑定士の方の鑑定ということなので、名護市のほうで一概に言えない部分もあるかと思いますけれども、この鑑定について、そのままこの評価で予算を計上なさっていると思いますが、先ほどからこの数字の面積の件も疑義が出ておりますけれども、この価格の妥当性も伺いたいと思います。3点です、よろしくお願いします。 ○大城秀樹議長 金城圭振興対策室長。 ◎金城圭振興対策室長 まず43ページ。実施設計の件ですが、委託料、実施設計のほうで来年度整備予定の、新設もありますが、今回残っている施設の改修の設計と別に、新設のほうのところの設計をやるということで計上しています。なぜ部瀬名かということですが、先ほど来お話しさせていただいておりますが、ターゲットもワーケーション、ワークとバケーションの造語というところで、訪れる人というところでターゲットにしています。そういう意味では、多くのビジネスマン、または学者が来る、また近くには万国津梁館も立地していて、そういった会議も多いというところもありまして、そういう意味では、一大リゾート地域であります部瀬名が適当ではないかというところで、今回の立地にさせていただきました。価格の妥当性というところでありますが、今回、私たちが鑑定することはできない中で、客観的に不動産鑑定士を入れることで、今回の価格が出ていますので、こちらについては妥当性があるものだと認識してやっております。 ○大城秀樹議長 東恩納琢磨議員。 ◆東恩納琢磨議員 この鑑定書は信憑性がないと言われているのですが、やはりどう見ても、消防署の跡地の単価と全然違うので、要するに住宅地で4万3,000円、商業地で6万1,000円、平米当たり、なぜ向こうが5万7,000円もするのか。単純に考えても、向こうは山手のほう、しかもビーチが目の前であるわけでもない、道路を挟んで反対側だと伺っているわけですけれども、そういう場所と消防跡地のほうがもっと価値があるはずですよ。そういうのを単純に比較して、本当にこの鑑定は信憑性があるのかと思うのですが、そこは本当にその価格で妥当だと思うものなのか。もう一度お答えいただきたいと思います。それと、先ほど施設建築実施設計に関しては、新設の建物を建てるという答弁だったと思うのですが、それではリフォーム代はどうなるのですか。リフォームもするとおっしゃっていましたので、また別にリフォーム代がかかるということなのか。それも説明いただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○大城秀樹議長 金城圭振興対策室長。 ◎金城圭振興対策室長 場所の土地の価格の妥当性ですが、消防のほうも国道58号沿いでありますが、こちらも国道58号に面しております。市街地と、こちらはリゾート、周辺にホテルが立ち並ぶというところでは、そういう意味では条件は、土地が高くなるような根拠はあるのかと考えております。古い建物ということではあるのですが、今回、基本的には施設整備、今年は実施設計をやって、来年度直すものについては、施設整備、改修については二、三億円ぐらいになりまして、施設整備で同じ規模以上のものを建てるとなると、躯体(くたい)も全部ついてきますので5億円強になるかという中で、施設がそのままあるというところでは、一部の改修だけで済むというところでは、安価になるかとは思います。 (「いくらかかるの」との声あり) 現在のところ、概算ではありますが、建築改修工事というところで3億8,000万円を予定しております。 ○大城秀樹議長 東恩納琢磨議員。 ◆東恩納琢磨議員 この評価書は信憑性がないと思うのですが、実際いくらの負担、鑑定書をいくらで依頼したのか。鑑定士に対していくら支払ったのかお聞かせください。あと、先ほどリゾート地という話も出ていましたけれども、今、この時期にリゾート地の値段が上がっているとは思えないです。全国、コロナの影響でだんだん倒産も増えて、地価の値段も下がってきているわけですから、そういう理由で名護の街の一等地にある消防跡地よりも高くなるという、これはちょっと、本当にのみ込めないというか腑(ふ)に落ちないですね。本当にそうなのでしょうか。というのも、皆さん、消防跡地のときに比較検討して、県の住宅、県営住宅を造るとき、あれより下がったわけですよ。消防跡地。その理由が、バブルの時代だったから高かったと言って、今回はバブルではないので、今の地価がこれ。当時よりも相当値段を下げて、名護市の財産を売った経験があるわけです。だから、いま言っていることは、リゾート地だから高いというのは理由にならないと思います。コロナの影響で地価も下がっている状況の中で、こんなに名護市の真ん中にある跡地よりも高くなるということ、本当にそういう関係者は腑に落ちるものなのか。専門家から見ても腑に落ちないのではないかと思います。そういうことで、この鑑定評価書はいくらなのか。お答えください。あと、同じような事例が多野岳ですか。あそこをやったときは、たしか建物を壊さなければいけないからということで、二束三文で譲渡したいきさつがあると思いますので、その資料も、今ではなくていいですから、後でいいですから、出していただきたいと思います。あともう一つ気にかかることが、これからまた3億円もリフォーム代としてお金がかかるということを見込んでまで、あそこの土地に本当に固執する必要があるのか。この評価書の中でも、信憑性がないと言った評価書の中でさえもこれが書いてあるのですよ。最有効使用の状態にない建物であると。何でそんな建物に新しく施設を追加して、そしてまた現在の施設をリフォームまでして、この高い土地を買って造る必要があるのか。説明をお願いします。 ○大城秀樹議長 金城圭振興対策室長。 ◎金城圭振興対策室長 まず、前年度の土地鑑定の評価委託額ですが、入札により決定しまして99万円で評価していただいております。リゾートは今、そういった加味されるものじゃないのではないかという話もありましたが、不動産鑑定の発行が2月28日、実際には鑑定の日付を合わせて、2月1日になっています。まだコロナのそういった状況が見えない中だったので、そうしたものは入れていないかと思いますので、今回の予算で、時点修正でどういった判定が出てくるのかが一番信憑性のある判定になってくるかとは思います。資料は確認してみます。 ○大城秀樹議長 石嶺康政議員。 ◆石嶺康政議員 今回のワーケーション拠点施設整備をするに当たって、先ほどから話があるような、国の施設だった場所を検討しているみたいですけれども、この場所選定に当たっては、何か所か選んでやってきたのかどうかということですけれども、それについてはどうでしょうか。 ○大城秀樹議長 金城圭振興対策室長。 ◎金城圭振興対策室長 今回の土地の選定に当たってですが、実際、部瀬名崎というところで、やはりホテルの位置だとか今までの計画とかを踏まえると、そこがベストだとは思っていたのですが、その近隣について、市有地とかそういったものがないかというのは探しましたが、市有地はあることはあるのですが、奥まった所で、利用に向かないところがあって、そこと比べると、やはり国道58号沿いにあって、既存の施設も使えるというところでは、この場所がベストではないかということで、今回の群星荘の跡地利用ということになりました。 ○大城秀樹議長 石嶺康政議員。 ◆石嶺康政議員 ということは、先ほど来議論になっているこの場所、そこありきということで進めてきたということなのかなと思います。それと、このワーケーションの拠点施設を整備することはとてもいいと思うのですが、それについてのニーズの調査はされていますか。 ○大城秀樹議長 金城圭振興対策室長。 ◎金城圭振興対策室長 ニーズの調査ということですが、平成30年度から令和元年にかけまして、総合事務局のほうで実証実験を実施しております。そこで、実際の滞在型テレワーク、ワーケーションの実証実験をしておりまして、その中でも需要はありました。実際に実証地も名護市でやっています。その中で、やはり需要としてやはり多かったのが、情報通信産業等が多かったので、今回も情報通信産業等と金融をターゲットに、名護市としてもやっていこうということで、ニーズを把握しているところでございます。 ○大城秀樹議長 石嶺康政議員。 ◆石嶺康政議員 今回、国の30年以上過ぎている施設を買い取るような形になるわけですけれども、改修も必要になってきますよね。一部は新築するという話もあるのですが、全て古いので、取り壊して、全て新しくするというようなことは検討されましたでしょうか。 ○大城秀樹議長 金城圭振興対策室長。 ◎金城圭振興対策室長 既存施設の取壊しということですが、30年ではなくて28年ですが、RC構造で言うと、まだ事務所の耐用年数が50年というところもありまして、まだ使えるものだと判断しております。壊した場合には、解体料プラス新築で予算がかかるというところもありまして、そこはすみません、3億円ぐらいかかるかと思います。隣の1,300平方メートルぐらいの施設で、普通に建てると5億円の予定をしているので、今回、壊してやると、新しく同じ規模を造るとなると、面積も非常に大きいので、それ以上かかると見ていますので、今回改修だけにしたほうが効率的にというか、予算的には……、なりますので、そういうことで、今回そのまま改修して使うということにしております。 ○大城秀樹議長 翁長久美子議員。 ◆翁長久美子議員 先ほども川野議員から質疑がありましたけれども、この鑑定評価書についてですけれども、この中に、市の部分があるということで、それを抜かした部分で鑑定書というのは出来上がって、普通は提出されると思うのですが、その提出された2月28日の段階で、市当局のほうで、これはチェックなさらなかったのですか。これでよしとしたのですか。鑑定書って、普通、鑑定する必要のない市の部分に対しては、鑑定する必要はないですよね。ないのにそれが省かれていないと、先ほど説明を受けましたけれども、全くその説明で、遠回しで何を言われているのか分からなかったので、もう一度その説明と、場所的になぜそこになったのかという質疑もありましたけれども、リゾート地でもあるし、周辺のリゾート地の有効活用もできるということもありましたけれども、高級ホテルが立ち並ぶ中で、一般のビジネスマンが使うのでしたら、今、市内でもすごいホテルが建っていますよね。そこを利用する形で、市有地を利用したワーケーションの計画はできなかったのか。これからも検討をする必要があると思うのですが、なぜここに限定して進められているのか、その辺の説明が分からないのですけれども。 ○大城秀樹議長 金城圭振興対策室長。 ◎金城圭振興対策室長 土地鑑定について、名護市の用地を入れたことについては、対象地の中央にあったため、一体的な確認をするために、今回入れた形で実施しております。場所の選定についてですが、今回、中心市街地のこともありますが、名護湾沿岸のほうでの検討をした結果、市街地地域、名護漁港や21世紀の森と合った形の開発を行っていくのですが、玄関口としての部瀬名崎から許田までの地域を、そういった観光リゾートとして捉えて、その観光リゾートをメインにワーケーション、バケーションとワークの造語ではあるのですが、そういった家族連れで来ている人たちを対象にというところもありますので、そういった意味では、リゾートに近いところが、そういった客層、ワーケーションの客層に対応した立地ではないかというところで、計画の中でも議論して、そこに至ったというところでございます。 ○大城秀樹議長 翁長久美子議員。 ◆翁長久美子議員 鑑定評価書の説明、値引き……、何と言いましたか。全然分からないのですよ。なぜこれを、市の部分をこの評価に入れたかというのが私たちの疑問であって、それを入れる必要がないのに。その説明をしてくださいと。評価書ですからね。鑑定評価書ですからね。評価してほしいところだけを評価してほしいんですよね。そのための評価書ですよね。これ、お金を払っていますよね、評価代を支払っていると思いますけれども、なぜ市の部分まで鑑定する必要があったのですかと聞いているのですよ。だからそこの部分だけを説明なさってください。全然分からないです、言われていることが納得できない。理解できません。相手方からここを買わないかと打診があって、急いでいるようにしか見えないのですが、しっかり市内でもレジャー施設を利用してという形で、できるのは可能だと思うのですよ。だからなぜそこの場所に、皆さんそこに進めていらっしゃるのか。その辺も理解できません。同じ質疑になりますけれども、鑑定評価書になぜ市の部分を評価させないといけなかったのか。なぜこれに含まないといけなかったのかということだけが理解できないです。 ○大城秀樹議長 暫時休憩します。                              休 憩(午後2時26分)                              再 開(午後2時41分) ○大城秀樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 当局の答弁を求めます。金城圭振興対策室長。 ◎金城圭振興対策室長 今回、43ページのほうに予算計上しております土地の評価額については、土地の評価については、ひとまとまりの土地として評価を行うものでありまして、これは予算計上に当たって必要となる概算の見積りとして行っております。また今後、今年、予算計上後、内閣府沖縄総合事務局の評価基準に基づき、時点修正再評価を行いますが、実際、入札の際には当該土地、名護市の土地のほうは差し引き、最新の査定額により購入を行うものです。今回、場所については、部瀬名のほうになった理由としては、新たな魅力のあるまちづくりとして、名護湾沿岸基本構想をつくらせていただきました。策定させていただきました。その中で、この三共地区を玄関口エリアとして、リゾートに資するお客様がたくさん来るようなところということでやっています。そこの地域は、過去にも部瀬名岬地域海浜リゾートマスタープランというものがありまして、本市ではなく本県の一大観光エリアとなっていて、リゾート化が進められていて、今後も県としても、観光客の増加を見込む中で、求めていく中で、必要な開発というところが必要になってきます。また、当該地区の喜瀬区からも、マスタープランに合った、計画に沿った開発を行い、本県全体の観光振興及び地区の地域振興につなげるためにも、当該地区に立地する群星荘跡地を購入し、地域振興施設、観光振興施設を整備するとともに、後背地にもまたマスタープラン等で計画がありますので、そこにもつなげるよう、そこを一体とした観光エリアになるよう進めるためにも、こちらの土地の活用というのが求められてきたところです。 ○大城秀樹議長 吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 質疑いたします。鑑定評価書ですけれども、これは、これで全てですか。つながりがないところがありますので、その間が、必要ないと判断して入れなかったのかどうか、確認したいと思います。それから、片面1枚のもので、土地・建物を一体としての市場性というところ⑥市場性修正が10%減額ということで8,398万1,000円減額するという判断、評価をされたということですけれども、今回、予算のほうでは8億5,000万円。消費税、建物に係る消費税が加わってもこの市場性修正の部分が多めに予算組みされているのではないかと思います。この部分について、なぜ8,000万円以上を含めなかったのか、教えてください。 ○大城秀樹議長 金城圭振興対策室長。 ◎金城圭振興対策室長 不動産鑑定評価のほうは、今回抜粋させていただきました。実際にはこのように足りないところもあるのですが、その中のいろいろ検討事項だとか、そういったものが書かれているので、実際に金額も算定したものの金額を皆さんに分かっていただくような形で、分かりやすいように抜粋させていただいたところです。この金額の件ですが、休憩をお願いします。 ○大城秀樹議長 休憩します。                              休 憩(午後2時45分) (答弁内容の補足説明あり)                              再 開(午後2時47分) ○大城秀樹議長 再開します。金城圭振興対策室長。 ◎金城圭振興対策室長 今回、そういう意味で、査定額……、市場性の減価というのを入れずに、適切な価格帯も踏まえて、適切なやり取り、入札に行けるように、そこを踏まえて、現時点では予算取りというところで、予算計上をさせていただいているところです。 ○大城秀樹議長 吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 今の説明で、市場性修正を入れなかった理由は分かったのですが、結局、この予算額満額までは、どれだけ上がっても購入するということでよろしいのか。この出してもらった評価書で、名護市の土地を含んでも7億5,600万円の鑑定評価額が出ている中で、8憶5,000万円までは名護市としては出しますよということなのかどうか、お聞かせください。 ○大城秀樹議長 金城圭振興対策室長。 ◎金城圭振興対策室長 基本的には、この予算内で入札をしていきたいと思っております。 ○大城秀樹議長 吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 ということは、結局この8億5,091万6,000円は名護市として出せる額だということは、この予算が出た時点で、通った時点で、総合事務局には分かるわけですよね。総合事務局としては高く買ってもらいたいわけですから、こういうふうに出してしまったら、結局最低価格を上げられることになるのではないかという素人考えなのですが、そういうことになりかねないのではないかと思うのですが、そういったところをどのように考えているのか。不動産鑑定評価書が7億5,000万円で出しているのであれば、この価格で出せばよかったのではないかと思ったのですが、概算を知る必要があったとしても、何でこれを出さないといけなかったのか。これを出した上で、何で8億5,000万円で予算組みをしたのか。このようになっているところもつけ加えて説明をお願いしたいと思います。 ○大城秀樹議長 金城圭振興対策室長
    ◎金城圭振興対策室長 今回出した額をそのまま総合事務局が上げるということですが、総合事務局の評価基準をもちまして、その中で鑑定を入れます。そこには、すみません、僕では判断できないのですが、そこではきちんと公平な目線で見られると思いますので、出た額が示されるものだとは思います。こちらも、また再評価を入れますので、その中では適切な額、名護市としての額を示せるようにしっかりしたいと思います。休憩をお願いします。 ○大城秀樹議長 休憩します。                              休 憩(午後2時52分) (答弁内容の補足説明あり)                              再 開(午後2時52分) ○大城秀樹議長 再開します。金城圭振興対策室長。 ◎金城圭振興対策室長 すみません、今後、名護市としてはワーケーションを実施していきたいという中で、しっかり予算を計上して、その範囲内でしっかり買うための予算取りとして、今、考えられる大きな数字、内数で収められるようにもちろん努力しますので、万が一も含めて、そういった意味では予算、考えられる大きな額を今回計上したところでございます。 ○大城秀樹議長 岸本洋平議員。 ◆岸本洋平議員 3回目だと思います。先ほども質疑をさせてもらったのですが、やはり管理運営、金城室長が早口で聞き取りにくいところがあって、すみません、もう一度、似たような質疑になりますけれども、管理運営、本当に運営、マネジメント、それについては、ざっくり言えば直営、それから公設民営、指定管理というところかと思うのですが、どのようにお考えなのか、もう一度質疑をしたいと思います。 ○大城秀樹議長 金城圭振興対策室長。 ◎金城圭振興対策室長 施設運営の在り方というところで、先ほど、岸本洋平議員からもありましたように、その中から指定管理による運営を今のところ考えております。それについては、確定していないところですが、企業誘致を行うところではNDAの役割も必要になってくると思いますし、またそういった観光振興という意味では、地域一帯のメインディベロッパー、部瀬名岬地域海浜リゾートマスタープラン、県がつくったときのメインディベロッパーであるブセナリゾート株式会社とか、そういったところ、役割分担もありながら、適切な形でやっていけるような形づくりをして、その上で指定管理で進めていきたいと思っております。 ○大城秀樹議長 東恩納琢磨議員。 ◆東恩納琢磨議員 先ほど、指定管理ということで運用は任せるということでありますけれども、先ほどから聞いていると、あそこはリゾート地で、やはりそういうところは価値の高いところであるわけで、やはりそこは民間が参入する可能性が多いところです。そこをあえて名護市が指定管理をするということで、ワーケーションの拠点施設ということで、あそこにこれだけの予算をかけて、しかも管理運営は指定管理にさせるということが本当に必要かどうかということですけれども、やはり民間は民間に任せるべきだと思います。名護市がそこに参入する必要はないんじゃないか。あの土地に。リゾート地と言ってあれだけ高値のある土地を買う必要が本当にあるのか。しかもそこは、入札によって買うわけですよね。国も、別に名護市というよりは一応入札をしてくれと。だから民間にも入札させることになると思うのですよ、入札であれば。誰でも入札できるわけで。そこで民間が参入しようとしての名護市が横やりではないけど、横から私たちも参入しますと。何のために。民間を活用させるのが名護市であって、自ら投資して、しかも指定管理をまた民間の宿泊業者に任せるのかどうか分かりませんが、そういうことをするって、民間のやる気を失わせないでしょうか。土地を買ってここを開発したいという民間会社が参入する、そういう意気込みを折ってしまうのですよ。名護市がやるのだったら、名護市から自分たちは指定管理をもらえばいいさ。そういうふうにもなりかねないのではないですか、これは。そういう意味で、国は入札させると言っているわけですから、それは、名護市として見守るべきではないですか。そういう選択もあってしかるべきだと思います。民間業者を圧迫するようなことはしていけないと思うのですが、いかがでしょうか。それと、この評価書は99万円したそうですけれども、それを閲覧できるようにしてください。抜粋だけでは、もちろん全部印刷するのは大変でしょうけど、見られるようにしていただきたいと思います。 ○大城秀樹議長 金城圭振興対策室長。 ◎金城圭振興対策室長 今回、名護市が拠点施設整備を行う理由としては、近年、情報通信技術の発達と働き方改革に伴って、テレワークの普及が進み、旅行先に長期滞在し、仕事もするワーケーションに注目が集まる中、名護市において観光需要の取り込みを行うための取組を行うとともに、本市としてもこれまでに金融及び情報通信産業の企業誘致集積の取組を行っています。ワーケーションを導入する業態としても、情報通信産業が多く占めていることから、本施設にはワーケーションとともに企業誘致を有する機能の導入ということで、観光産業のみならず企業誘致に係る雇用拡大につなげていくための施設整備としています。一方で、令和元年度末から流行した新型コロナウイルス感染症により観光産業が大きな被害を受けており、当該地区のリゾートホテルや周辺関連施設が大きな影響を受けている状況が見られます。そのことからも、収束後のV字回復を図るためにも働き方、そういった形の施設をつくりたいと。また、本市としても名護湾沿岸基本構想では、民との連携というところでうたってもいますが、現在のコロナ禍の中では、影響を大きく受ける民間企業の競合については厳しいことがあるので、名護市が整備をして、先ほど言った指定管理のところ、民間の力を借りながら、V字回復、今後の企業誘致というところにつなげていくという役割分担ができればと思い、今回このような形になりました。鑑定評価の資料ですが、閲覧できるように準備したいと思います。 ○大城秀樹議長 休憩します。                              休 憩(午後3時0分) (答弁漏れの指摘あり)                              再 開(午後3時0分) ○大城秀樹議長 再開します。金城圭振興対策室長。 ◎金城圭振興対策室長 すみません、追加でお答えします。今回の土地に当たっては、市町村を対象に総合事務局のほうから土地購入の問合せがあり、市町村というところで、今回名護市としての対応となりましたので、民間との競合とかそういったことは、今のところはありません。 ○大城秀樹議長 休憩します。                              休 憩(午後3時1分) (答弁漏れの指摘あり)                              再 開(午後3時2分) ○大城秀樹議長 再開します。金城圭振興対策室長。 ◎金城圭振興対策室長 今回、直接、名護市対総合事務局になるのですが、それでも入札が必要になってくるという手続になっていますので、今回、このような形で鑑定を入れたり、そういう形になっています。 ○大城秀樹議長 ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって7款についての質疑を終わります。戻りまして、5ページ、第2表 債務負担行為補正について質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、第2表の質疑を終わります。次に6ページ、第3表 地方債補正について質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、第3表の質疑を終わります。これをもって議案第52号の質疑を終わります。 議案第53号 令和2年度名護市介護保険特別会計補正予算(第2号)、歳入歳出全般についての質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって議案第53号についての質疑を終わります。 議案第54号 令和2年度名護市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)、歳入歳出全般についての質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって議案第54号についての質疑を終わります。 議案第55号 令和2年度名護市水道事業会計補正予算(第1号)、歳入歳出全般についての質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって議案第55号についての質疑を終わります。 議案第56号 令和元年度名護市水道事業会計未処分利益剰余金の処分についての質疑を許します。岸本洋平議員。 ◆岸本洋平議員 この件につきまして、議案第56号について、資料提出ありがとうございました。この未処分利益剰余金の処分についての議案の提出する時期は、この資料にもありますとおり、9月定例会、この時期でよろしいということですね。質疑いたします。 ○大城秀樹議長 大城恒美経営課長。 ◎大城恒美経営課長 その月でよろしいと思います。 ○大城秀樹議長 ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって議案第56号についての質疑を終わります。 報告第14号 令和元年度決算に係る健全化判断比率及び資金不足比率の報告についての質疑を許します。質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって報告第14号についての質疑を終わります。 報告第15号 専決処分した事件の報告について(市長の専決事項の指定による処分)の質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって報告第15号についての質疑を終わります。宮城安秀議員。 ◆宮城安秀議員 議案第52号 令和2年度名護市一般会計補正予算(第6号)の中で、支出の2款、23ページ、14節、豊原区区民広場の件において、大城敬人議員の質疑の中で、その中で「国の違法な支出」という発言がありました。その違法という根拠、実際違法なのかどうか。さらには、そうでなければ、適法であるのであれば、その発言を削除していただきたい。受け取る側からすれば、そういった違法性のある予算ということで、看過できるものではないし、しっかり議事録に載るものでありますので、ぜひその辺を確認し、削除を求め、そして謝罪も求めるところであるのですが、ぜひ議運にもかけていただきたいと思っております。 ○大城秀樹議長 この件に関しましては、議会事務局で確認を行い、後日議会運営委員会で検討を行っていきたいと思います。よろしいでしょうか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) この件については、そのように取り扱ってまいります。 これで本日の日程は全て終了いたしました。休憩します。                              休 憩(午後3時7分) (北部基幹病院等建設推進特別委員会開催の連絡あり)                              再 開(午後3時8分) ○大城秀樹議長 再開します。 本日はこれにて散会します。お疲れさまでした。                              散 会(午後3時8分)...