• "西側立面図"(/)
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  1. 名護市議会 2020-09-03
    09月16日-09号


    取得元: 名護市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-19
    令和2年第200回名護市定例会              第200回名護市議会定例会会議録┌─────────┬───────────────────────────────┐│招 集 年 月 日│       令和2年9月3日 木曜日 午前10時       │├─────────┼───────────────────────────────┤│招 集 の 場 所│         名 護 市 議 会 議 場         │├─────────┼───────────────────────────────┤│開       議│      令和2年9月16日 水曜日 午前10時0分      │├─────────┼───────────────────────────────┤│散       会│      令和2年9月16日 水曜日 午後3時49分      │└─────────┴───────────────────────────────┘出席並びに欠席議員 出  席 26名 欠  席 0名┌────┬───────────┬───┬────┬───────────┬───┐│議席番号│    氏  名    │出 欠│議席番号│    氏  名    │出 欠│├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  1  │  島 袋  力   │ 出 │  15  │  翁 長 久美子  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  2  │  長 山 正 邦  │ 出 │  16  │  仲 村 善 幸  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  3  │  大 浜 幸 秀  │ 出 │  17  │  比 嘉 拓 也  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  4  │  吉 居 俊 平  │ 出 │  18  │  宮 城 安 秀  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  5  │  川 野 純 治  │ 出 │  19  │  比 嘉  忍   │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  6  │  石 嶺 康 政  │ 出 │  20  │  岸 本 直 也  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  7  │  仲 尾 ちあき  │ 出 │  21  │  金 城 善 英  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  8  │  金 城  隆   │ 出 │  22  │  大 城 秀 樹  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  9  │  宮 城 さゆり  │ 出 │  23  │  岸 本 洋 平  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  10  │  宮 里  尚   │ 出 │  24  │  神 山 正 樹  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  11  │  大 城 敬 人  │ 出 │  25  │  小 濱 守 男  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  12  │  東恩納 琢 磨  │ 出 │  26  │  比 嘉 祐 一  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  13  │  比 嘉 勝 彦  │ 出 │    │           │   │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  14  │  平   光 男  │ 出 │    │           │   │└────┴───────────┴───┴────┴───────────┴───┘ 署名議員       13番 比嘉 勝彦  14番 平 光男 議事日程       別紙のとおり 会議に付した事件   別紙のとおり 会議の結果      別紙のとおり法第121条第1項による出席者              市 長  渡具知 武 豊              副市長  金 城 秀 郎 総務部長   祖 慶 実 季    企画部長     棚 橋 邦 晃 地域経済部長 平 得  薫     市民部長     仲 本  太  福祉部長   比 嘉 一 文    こども家庭部長  比 嘉 ひとみ 農林水産部長 玉 城  勝     建設部長     當 山  賢  環境水道部長 長 山 儀 和    消防長      安 里  順  総務課長   神 元  愛     工事契約検査課長 金 城 清 和 園芸畜産課長 早瀬川 章 子    建築住宅課長   宮 城  仁               教育長  岸 本 敏 孝 教育次長   荻 堂 盛 邦    教育施設課長   具志堅 文 明 博物館長   仲井間 憲 彦    学校教育課主幹  神 山 英 輝議会事務局出席者 事務局長   上 地  健     次長       新 垣 和 吉 議事係長   宮 城  建     庶務係主査    大 城 和香子 議事係    島 袋 ちえり    会計年度任用職員 玉 城 直 喜 議事係    岸 本 健 伸 ○大城秀樹議長 おはようございます。これから本日の会議を開きます。休憩いたします。                              休 憩(午前10時0分) (安和小学校からジョブシャドウイング見学の連絡あり) (大城敬人議員から文言取消の説明あり)                              再 開(午前10時6分) ○大城秀樹議長 再開いたします。大城敬人議員、本人から文言の取消しの申出があります。大城敬人議員の発言を求めます。 ◆大城敬人議員 先ほど申し上げました議会中の私の発言、当該部分については、法律がない中での行政区への地域補助金であるということを十分説明をしてやるべきが、短絡的な表現だったということで当該文言についての削除を求めます。 ○大城秀樹議長 ただいま大城敬人議員から9月7日の会議における発言について、会議規則第64条の規定によって、お手元に配付した資料に記載した当該の部分を取り消したいとの申出がありました。 お諮りします。大城敬人議員からの発言取消の申出を許可することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。そのように決定されました。 日程により一般質問を行います。大城敬人議員、一般質問を許します。休憩いたします。                              休 憩(午前10時9分) (質問事項の修正及び削除あり)                              再 開(午前10時12分) ○大城秀樹議長 再開いたします。 ◆大城敬人議員 皆さん、おはようございます。第200回、記念の名護市議会定例会の9月定例会、しんがりを務めますが、感慨深いものがあります。私は今月の29日で満80歳を迎えます。そして今議会は42年目の定例会です。おかげさまで、さきに一般質問で紹介された比嘉副議長をはじめ第200回記念には三味線を奏でて記念式典をし、市長、議長から心温まるお言葉も頂戴いたしまして、ありがとうございました。あの報道が出てから、まちの皆さんの声として、「これじゃあ大丈夫だから、90歳ぐらいまでやったら」とか、「死ぬまでやったら」とか、そういう激励のお言葉を大変たくさんいただいております。できるだけその期待に応えるように頑張っていきたいと思います。それでは一般質問を始めたいと思います。去る9月2日に名護市の市制基礎を築かれた渡具知裕徳さんが亡くなられました。議員諸公にも私が40年を振り返ったチラシをお配りしたのですが、今日、部長さん方にも配ってあります。どうしてかと言うと、いわれがあるわけです。渡具知元市長とは19歳から政治活動を一緒にしてまいりました。そして市長就任以後は、一緒に本議会においてもいろいろとやってきたのですが、特に渡具知元市長が議会で取り上げた事項について、実現された大きなものが2つばかりあると思います。1つは行政の問題で、昼休み時間の窓口の受付の問題です。これは一般質問を17回やりました。今日では当たり前のようなものですが、大変難しい問題だということでありました。それからご承知のように、全国民がいま活用している医療費の減額の制度の問題。これは実は皆さん、名護市議会で初めて条例ができたわけであります。これが市町村に広がり、現在では全国的にもいろいろな反映の中で実現したものであると思います。そういう点で渡具知元市長市民ファーストで頑張ってこられたことがいっぱいあるわけですが、このように議会を通じて亡くなられた渡具知元市長の偉大な功績を思い出して、改めて哀悼の意を表したいと思います。さて、はじめに8月28日午後5時11分、日本の歴代首相で最長の7年8か月の政権であった安倍晋三総理大臣が辞任を表明しました。ご承知のように菅前官房長官が今日総理大臣に指名されるようでありますが、安倍総理大臣の後継とされる首相候補に挙がっている人々が辺野古の新基地建設を進めると表明していることに留意し、新基地建設阻止の戦いを一層強固なものにしなければと決意を新たにしたところです。質問事項1 新基地建設に関連して。要旨(1)防衛局は大浦湾を埋め立てるため、美謝川河口変更を進めるとしています。美謝川は普通河川であり、管理権は市長です。今回で3回目の関連質問です。市長はどのような対応をされるのかお考えを伺います。要旨(2)政府がドローンの飛行を原則禁止する施設として、米軍キャンプ・シュワーブ沿岸部などを指定したことに沖縄弁護士会は会長声明を発表しました。同指定は国民の権利を不当に侵害するなど「極めて問題がある」として撤回を求めました。これに関連して辺野古の按司墓のある海岸でドローンを飛ばしていたところへ名護警察署員が現場にいた。このことについて市長は名護署に確認することが求められています。市長の考えをお伺いします。これがそのときの、8月14日にドローンを飛ばしている。(写真提示)ドローンは全部許可を受けてやっているわけです。違法なものではないのです。ですから許可証を見せるとかそういったことをやるのですが、規制もされていない段階で、警察が来て圧力をかける。基地に対してこのような、私たちの当然の知る権利を奪うという、こういうことが行われることは許せるものではないんだということで、この質問をいたしました。皆さん初めて見ると思うのですが、これが辺野古ダムのそばにあるガンダーという離着陸帯です。このために資料もお渡ししてあったのですが、久志の騒音発生回数は最大で一月2,000回を超える。あるいは深夜に及ぶ騒音も多々ある状況です。これがこの周辺の畑ですね。その上を飛び交っています。大変な状況にあるわけです。ドローンについては、このように新基地建設の進捗状況、護岸の状況、あるいは辺野古弾薬庫の24億円かかる開発行為の状況。そして皆さん、この写真ですね。大浦湾側の弾薬庫のそばに土砂崩れがあったのですが、これは去る昨年7月25日、防衛局に辺野古有志の会とティダの会が指摘するまで防衛局は知りませんでした。そういうためにもドローンは本当に私たちの大切な生活を守る、財産を守るという観点から、また渡具知市政が国にも申し出ているフェニックス、辺野古の国立高専の写真なども300メートルですよと。ここにあるのが離着陸帯、こういうことをドローンによって明らかにし、そして私たちが環境を守る、生活を守る、学習環境を守る、こういったことができるためにこのドローンの活用が大変重要なものであります。しかしながら皆さん、テロの防止ということでつくられたこの法律が、いつの間にか基地を擁護するためのドローン規制法に変わってしまっている。これはまさに安倍政権が国民の目を閉じて、いわゆる本当のことを知らしめないと、こういう危ない状況。私たちはこのドローンの規制、特に全国で基地の70%がひしめく沖縄で、基地から締め出すということは、どのように基地が我々県民に危ないのかということを知る上でも、大変な状況になるのではないかと、このように危惧しております。これについては、心から抗議をしたいと思います。要旨(3)キャンプ・シュワーブ周辺地域航空機騒音について、沖縄防衛局が測定した航空機騒音の実測値について、2018年8月1日から2020年7月31日まで防衛局から名護市に報告されている全ての記録を議会に提出してください。この間における防衛局が区分する時間別の騒音発生回数と年度別・月別最大値の一覧表並びに、この期間における名護市が行っている7局の年度別・月別・時間別騒音発生回数及び最大値(2010年10月1日から2020年7月31日まで)の一覧表を議会に提出してください。時間別航空機騒音発生回数の総数と測定局別最大値について市長に伺います。子どもの勉強時間及び市民の就寝時間の安眠妨害は許されません。特に幼児への被害など市民の生活環境を守るために市長は防衛局や米軍に具体的にどのように対応をされるのか伺います。これは皆さんにも資料が配付されておりますので、市長もこの夜間の問題については特に生活環境が破壊されるという観点からやっていただきたいと思います。質問事項2 北部基幹病院について。要旨(1)令和2年4月1日現在の県立北部病院職種別職員数北部地区医師会病院及び附属機関別・職種別職員数を伺います。職員総数を伺います。要旨(2)令和元年度、一年間のそれぞれの病院の稼働額と維持費の総額を伺います。余剰金はどのぐらいか伺います。この基幹病院については、まだまだ基本合意の点で私たちが真剣に討議を重ねて、基幹病院実現のために改善をしなければいけないという問題がいっぱいあります。私は過去において大学病院や県立病院で13年間、そこに働く人たちの労働組合運動として待遇改善、国民に開かれた医療、あるいは市民県民のための医療ということを目指してやってきただけに、北部基幹病院の実現は長いこと待たれているわけですが、その中身を、本当にいい医療ができる、安心して医療ができる、そういったものにやらなければいけないという点で、まだまだ課題の解決が求められていると思います。質問事項3 ちばる事業について。要旨(1)これまで議会定例会で三原区のちばる事業について一般質問を行いました。6月定例会で三原区マッコウの里プロジェクトでは、ちばる事業に対する名護市が行う助成金は区に行われるものではなく事業に行われるもので、区の一般会計または特別会計に計上すべきではないとの見解でありました。三原区マッコウの里復活プロジェクト事業を進めてこられた前の区長さんの見解を示す文書を議会で示しましたが、市は文書の確認をしたのか伺います。ちなみに調査の結果、二見以北で平成25年度から令和元年度まで行われたちばる事業で、名護市からの助成金を一般会計または特別会計に計上していなかったのは三原区マッコウの里事業だけでした。これらのことについて調査されたのか伺います。要旨(2)三原区でちばる事業として行われた「マッコウの里復活プロジェクト事業報告書の19万8,990円の領収書(平成27年10月19日)と請求書(平成27年9月27日 事業地:名護市字三原65-3)を発行したとされる某事業所の代表は、この領収書と請求書は架空のもので、領収書と請求書は書いていないと証言し、押印をしています。しかも事業を行ったとされる事業地の三原区65-3はカヌチャグリーンが運営しているマッコウ栽培地であり、カヌチャグリーンの当時のマッコウ栽培担当者は、ここでの作業はあり得ないと証言しています。市はこれらの領収書と請求書について調査されたのか伺います。要旨(3)三原区マッコウの里復活プロジェクトが提出した事業報告書の写真に(有)カヌチャグリーンによる農地基盤整備事業工事、名護市字三原165-1番地放置水田の開墾(170坪から150坪に工事中に変更)と説明書がありますが、工事をしたカヌチャグリーンの担当は三原165-1で作業は行っていないと証言しました。さらに三原165-1を地主から管理を委託されている方は三原165-1ではマッコウの栽培は全くされていないと証言しました。名護市は調査したのか伺います。質問事項4 市有地財産を守るため。名護市陸上競技場東側市有地の一部管理と市有地利用者に対する対応について(フェンスの件)と市有地の草刈りについて伺います。質問事項5 農産物を守ることについて。要旨(1)シークヮーサーが枯れ、生産農家が大変心配しています。市の対策について伺います。要旨(2)8月24日県主催の対策会議が名護市で行われたと聞いています。内容について文書による報告をお願いします。ところで、このちばる事業についての問題などについて説明をしたパネルを……。このちばる事業について、細かな説明を書いたものですね。ここの皆さんに回覧をして見てほしいということで3部、パネルを作りましたので、二次質問の前にお配りしたいと思いますので、見ていただきたいと思います。今日は、この三原ちばる事業に関連する資料ですね。各部長にもお渡ししてありますように、パネルと同じ内容のもの、写真の比較等全部資料にしました。そういったことで、この問題について適切な回答をお願いしたいと思います。そこで、これに関連しまして問題がありました。いわゆる、この事業については市長もご存じのとおり、昨年からこの問題を取り上げているのですが、公務員の守秘義務で市長は謝罪もされました。また市長への手紙の問題でも、マーカーされた実名が裁判所に出されるという事態もありました。これらについて弁護士からの見解については、6月定例会にお配りしたのですが、この中でいわゆる三原区の有志の方々の意見は反対意見であり、クレーマーだとして、これには一切耳を傾けないという、いわゆる排除するという、否定するという、そういうことが長いこと続いてまいりました。私がこの問題を取り上げるのは、この問題の状況を正しく判断して、三原区においてこういう事態が改善されて、本当に区民が団結できるような環境をつくっていく。そういうためにも大事だと、そういう観点からこの問題については追及してまいりました。特に平成27年度に起こった事案に対して、この区における報告書を情報開示で起こしたところ、この裁判の資料として市長の手紙が活用され、あるいは守秘義務の問題が発生したりしておりますが、その中でもこの区の書記が退職された。その退職された背景には、区長の嫌がらせによるものだという準備書面があったものですから、これに対して三原区の書記を辞められた方が後日病気でお亡くなりになっているのですけれども、この内容について平成30年第91号、公文書開示請求事件とありまして、第一準備書面についての異論という形で、この方が証言をされました。これについては名前のあるところをマーカーしまして、そして市長、副市長、総務部長にお渡ししてありますが、この中身を読むわけにはいきませんけれども、このように言っています。「まず第一準備書面についての異論あり。まず5ページに記されている平成27年当時の書記は原告及び、その関係者へのストレスで退職している」と、このように述べていたわけです。これに対して「私、書記が退職したのは、被告区長のパワハラの積み重ねによるものです」という証言をしているのです。これと今回の様々な問題が結びついてくると。やはり区民の批判や反対意見については謙虚に受け止めて、正しいもの、正しくないのをしっかりと受け止めた上で、ムラの区民の融和、そして団結、発展、これが望まれると思います。いま行政区において、反対意見者を集中して攻撃し、マイクを取り上げる、ある区の臨時大会があったり、あるいは前の反対意見を言われた人を公民館に入れないとか、どうも安倍総理大臣が残していった、この反対派の意見を聞かないとか、民主的な運営を無視するとか、そういったことが末端の機関で起こってはいないかと。これは名護市の発展にとってもゆゆしき問題だと。民主主義の根幹を揺るがす問題であり、私たち日本は民主主義を国是とする国家であります。したがって民主主義を大事にする。それに対して綻びが出ることについては、勇気を持って正義を貫いていくということが大事ではないかと。今後の三原区の融和と発展、団結、それを望む上から、この問題についてぜひ名護市においてもしかるべき措置ができるように、そういう方向で取り組んでいただきたい。そういう事態も発生していることもあって、市長においてもしっかりとこのことを受け止めていただきたいと、このように思います。 ○大城秀樹議長 市当局の答弁を求めます。渡具知武豊市長。 ◎渡具知武豊市長 それでは大城敬人議員の質問事項の1、要旨の(1)についてお答えをいたします。美謝川の件につきましては、今後沖縄防衛局から名護市法定外公共物管理条例に基づく申請がなされた場合に、関係法令等に基づき審査等の行政手続を適切に行うことになると認識をしております。 ○大城秀樹議長 祖慶実季総務部長。 ◎祖慶実季総務部長 事項1、要旨(2)についてお答えします。議員ご質問の件につきまして名護警察署に確認いたしましたところ、110番通報を受け、現場に出動したとのことでありました。現場では、確認のためにドローンを操作している方への聞き取りを行うこともありますが、通常の対応であるとのことでございました。次に、要旨(3)についてお答えします。お配りしました資料の25ページをお開きください。2018年8月から2020年7月までの、名護市が測定した時間帯別航空機騒音測定総数及び最大値の一覧表となっております。7時から19時までの時間帯に発生した騒音は8,202件、19時から22時までの時間帯に発生した騒音は2,251件、22時から翌日7時までの時間帯に発生した騒音は494件となっております。測定局ごとの最大値につきましては、許田測定局では、2019年8月に98.4デシベル、幸喜測定局では、2019年8月に97デシベル、辺野古測定局では、2018年11月に95.6デシベル、豊原測定局では、2019年12月に93.6デシベル、久志測定局では、2019年2月に91.7デシベル、瀬嵩測定局では、2019年8月に88.6デシベル、安部測定局では、2019年8月に88.7デシベルとなっております。航空機騒音につきましては、これまでも沖縄防衛局に対し、申入れを行ってきております。今後も適宜、申入れをしていきたいと考えております。 ○大城秀樹議長 仲本太市民部長。 ◎仲本太市民部長 おはようございます。それでは事項2につきましてお答えいたします。事項の2、要旨(1)県立北部病院職種別職員数につきましては、沖縄県に問い合わせたところ、医師は40人、看護職は、看護補助員も含め322人、事務職は54人、その他の職種、いわゆるコメディカル職は67人となっており、職員総数は483人とのことでありました。次に、北部地区医師会病院及び附属機関の職種別職員数につきましては、北部地区医師会病院に問い合わせたところ、医師は41人、看護職(看護師・准看護師)283人、事務職は104人、その他の職種は271人となっており、職員総数は699人とのことでありました。続きまして事項の2、要旨(2)についてお答えします。県立北部病院につきましては、令和元年度の決算資料を現時点で情報提供することはできないとのことでありましたので、平成30年度の決算資料に基づいて説明します。県立北部病院の稼働額、いわゆる病院事業収益は65億7,833万9,371円、維持費、これは病院事業費用でありますが66億3,307万3,944円、余剰金、純損益はマイナス5,473万4,573円となります。北部地区医師会病院につきましては、令和元年度の稼働額、経常収益計が63億7,084万9,523円、維持費、経常費用計が61億7,204万8,587円、余剰金、当期経常増減額が1億9,880万936円となります。 ○大城秀樹議長 平得薫地域経済部長。 ◎平得薫地域経済部長 それでは私からは質問事項3をお答えしたいと思います。初めに要旨(1)についてお答えいたします。名護市ちばる地域提案事業は、行政区が主体となり企画、提案及び実施する地域づくり事業に要する経費の一部を助成するもので、助成対象団体は市内の行政区及びその連合組織、助成対象事業は地域の課題解決のためのもの、かつ、市内において先進的な取組のもので、(1)地域の連携を強化する事業、(2)地域の特色を生かし、活性化を図る事業、(3)他の団体と協働して地域力向上を図る事業であります。平成29年4月6日発行、資料が配られていると思いますがA3のほうです。「三原区ひろば」で区民に対して、ちばる事業に関する解説が掲載されております。資料としてお配りしておりますので、ご参照ください。その⑥でありますが、交付金の性質の中で「区政委員の中には交付金は三原区民に交付されたもので、区民で利用するものだとの見方があります。地域力向上、地域活性の観点からすると区民に還元されることになりますが、交付金自体は審査を受けて、受理された「マッコウの里復活プロジェクト」に交付されたものです」と説明されております。これは、区の運営に対する補助ではなく、区が行う特定の事業に対する補助である旨を説明しているものです。運営に関する補助であればどのように使うかは区で決めることができますが、事業に関する補助は、申請した事業に限り使うことができるものであり、補助目的に沿わない使い方をした場合は、補助金を交付できません。既に交付した補助金は返還となります。ちばる地域提案事業は事業補助であり、交付決定した助成対象団体が行う助成対象事業に対し支払う補助金となります。二見以北で平成25年度から令和元年度まで行われたちばる事業で、名護市からの助成金を一般会計または特別会計に計上していなかったのは三原区マッコウの里事業だけという議員のご指摘は、そのとおりであります。なお、事業開始の平成25年度から平成27年度の間で、一般会計にも特別会計にも計上していない単独の区が行った事業は、名護市全体で見ると三原区を含め8件あります。この間は市としても区会計に計上する指導はしておりませんでした。平成28年度から区会計に計上することを指導しており、以降は事業を実施した区全てにおいて区会計に反映されております。また、配付資料の⑤の経過報告においてでございますが、平成27年6月にちばる地域提案事業に提案すること、7月に申請した結果採択されたことをそれぞれ区合同役員会で報告したことが説明されております。事業提案当初から区に報告されていたこと、区民へもプロジェクトへの参加を募り、事業を実施したことを確認しております。続きまして、要旨(2)についてお答えいたします。議員ご質問の請求書及び領収書について、領収書に記載されております事業場所は記載ミスであることを当時の担当者が確認しております。記載されている三原65-3がどのような土地なのかも確認はしております。請求書及び領収書は、水田基盤工事に係るあぜ道等の整備工事に対するものであり、工事している状況や整備状況も確認しております。この領収書については、一部の区民から領収書偽造と刑事告発されたことにより、当時の区長や関係者、市の担当職員などが名護警察署から2か月に及ぶ取調べを受けており、名護警察署が捜査した結果、事件に値しないと判断し、告発状の受理を見送っております。続きまして要旨(3)についてお答えいたします。放置水田の開墾を行った場所は、当時の担当職員が現場を確認しております。また、平成29年6月19日に実施された市議会総務財政常任委員会の現地踏査においても確認していただいている場所でございます。平成27年度に実施された「三原区マッコウの里プロジェクト」について、これまでの答弁でも述べておりますが、事業が実施されたことを当時の担当職員は確認しております。職員が確認し市として事業が適切に実施されていることを認め、補助金を交付したものでございます。続きまして事項4、要旨(1)にお答えいたします。本件につきましては、第197回定例会におきまして大城敬人議員より質問を受け、フェンスの設置者が特定でき次第、フェンスを撤去する方向で調整したいと答弁いたしました。その後、フェンスの設置者及び所有者を特定することができ、フェンスの撤去について同意を得られたところでございます。現在、フェンスの撤去に向けて業者と調整を行っているところであり、調整が済み次第、フェンスの撤去を実施していきたいと考えております。また、フェンスの撤去と同時に市有地にあります立ち木の撤去についても行う予定となっております。 ○大城秀樹議長 玉城勝農林水産部長。 ◎玉城勝農林水産部長 それでは質問事項の5、要旨(1)、(2)については関連しておりますので一括でお答えいたします。なお、議員お求めの会議資料を事前に配付しておりますので、ご参照ください。去る8月24日、沖縄県農林水産部が原因究明の調査など今後の対策を話し合うため、県農業研究センター名護支所において営農支援課をはじめとする県関係者9人、JA関係者3人、その他1人の計13人で会議を開催しております。新型コロナウイルスの緊急事態宣言中であったため最少人数での会議開催とし、市町村への参加要請はございませんでした。会議の内容でございますが、県の想定ではシークヮーサー立ち枯れ被害は様々な要因が絡んでおり、台風により樹勢が低下し、弱った樹木にカミキリムシなどの病害虫や病原菌などによりさらに樹勢の低下が進み、立ち枯れに至るのではないかと想定されております。今後は、JAや勝山シークヮーサーを含む加工団体に対し、立ち枯れ症状のアンケートを実施することが決定されております。アンケート結果を基に市町村ごとにチームを編成し、現地調査を行います。調査チームは3人体制で、県関係者、JAと共に名護市の職員も入ることになっており、栽培・圃場(ほじょう)状況、症状関連、栽培管理関連について聞き取りを行い、弱っている樹木については根のサンプリング検査を実施することになっております。検査結果を踏まえた上で、どのような対策や支援策が必要なのか、県及び関係機関とも調整しながら検討していく必要があると考えております。 ○大城秀樹議長 大城敬人議員。 ◆大城敬人議員 再質問はちばる事業から始めたいと思うのですが、先ほどお答えのあった問題について、もう一度一つ一つ資料に基づいて確認をしていきたいと思います。各部長にも、この分厚い資料をお渡ししてあります。見ていただきたいと思います。それから2ページの資料をお渡ししています。それからカラー写真の事業所と説明、これもみんなお配りしてあります。これを見ながら聞いていただきたいと思います。市長、この資料にありますように、この2枚目から事業所を入れてあるのですが、問題は先ほど実物をお見せしたのですが、私は何も犯人探しとか、何がこうかという問題でなしに、事実の確認が大事だろうと。事実を見て見ぬ振りして、この問題の本質を解明することはできないと思うのです。事実のことを事実のとおり、この資料にまとめたので。部長、資料見ていますか。お手元にあるでしょう。企画部長、ありますか。ページ開けて。この最初に、いわゆる領収書の問題です。19万8,990円の領収書、これについて発行されている領収書は直筆であり、ここに書いてありますように直筆で印鑑も公印でなく、私印が押されていると。収入印紙が貼られていると。これを証明するために、おかしいと言うために、事実の問題ではその次の正式に発行された、この会社印のある、代表の名前が入った公印が押されている領収書。これについては、そのとおりですと代表は認めました。しかしながら、先ほど資料にありますように平成27年9月27日付で、三原区事務所に提出された請求金額19万8,990円、平成27年10月19日に支払いされている金額19万8,990円は受け取っておらず、請求書、領収書は架空の書類である。平成28年7月15日金曜日、会社名と公印、代表の名前が押されている。これは、この3枚目の資料もありますが、この請求書を見てください。いいですか。事業所がどこになっていますか。カヌチャグリーンのマッコウを栽培している所。これはこの写真にもあります。この写真にマッコウが生えている所があると思いますが、ここに株が植えられている。ここはカヌチャグリーンのマッコウを栽培している畑です。その場所で仕事をしたという請求書が出ている。これは違いますというのは後で説明しますように、工事を担当したカヌチャグリーンの担当の方が強く否定をされている。こういう事実の問題です。これは課長もご覧になっていると思います。それから次に、これはカヌチャグリーンが発行されたというふうにされている領収書ですが、これの事業所にはカヌチャグリーンの事業所が書いてあるのです。これの2枚目をめくりますと、165-1の記載誤りというのは確認したのですが、市役所の当時の職員が、これは違うという担当者の抗議で書いたものと思われます。これもまた担当した方は165-1ではありませんと、違うんですと強く否定されました。そのように、次にありますようにこういうふうに書いています。三原区マッコウの里復活プロジェクトカヌチャグリーンによる農地基盤整備事業、名護市三原165-1番地、放置水田の開墾、170坪から150坪に工事中に変更とあるのですけれども、165-1番地の地主、この方、名義人はもう亡くなりました。その妹さんである方が近くにおられて管理を任されているということで、ここは貸してもいないし、使ったこともありませんと。マッコウの里の事業でやったことはありませんと。これは写真説明にもありますように、このマッコウの里の雑草を積んでいる集積場から見ると人家がありますね。この大きな、2020年9月12日に撮影の人家。これに比較してもここが、165-1がマッコウの里のいわゆる復活事業でやった場所ではなしに、この違うという証拠になるのが、実は皆さんこの写真です。耕うん後の整地作業というのを見てください。この耕うん後の整地作業をしている所は、その次の写真でありますように、この管理人の住宅、これが写っています。まさにここは160-1番地です。160-1番地は本当に水が豊富で、マッコウの栽培に最も適しているだろうと思われる地域です。いまでも水はたんたんと流れています。そういう状況にあるものですから、ここがなぜこの報告の中に出てこないのかという問題があるわけです。したがって今日の質問の中で事実の問題を再確認したいのですが、この資料に基づいてですね。それから最後の1、4枚の写真の2ページにありますが、1から8までありますけれども、この中に4月18日植付けとあるのです。日付が入っている。それから5月6日植付けという日付が入っています。この資料に書きましたように事業年度は平成27年度の事業で、この問題についてはこのように説明しました。報告の写真1、全景、8までありますけれども、平成27年度事業で領収書は平成27年8月8日から平成28年3月24日まで34枚の領収書が報告されています。この中に3の4月18日植付け分と6の5月6日付について、事業年度と符合しないのです。そういう事実の問題について、この一般質問の事項で言ってきているわけです。したがってこの問題について、まずは先ほど長々とご答弁いただきましたが、ちょっと答弁の際、私耳が遠いので、少し声を大きくしていただきたいとご注文しますけれども、この文書ですね。はっきりとこれはプロジェクトチームに支給された助成金であり、区ではないと否定しているのです。しかしながら先ほど部長から説明されたように、手引でも名護市への手紙に対する回答でも、これは区、または区の連合というものに支給されるのが、このちばる事業に対する助成金だという明文がうたわれているわけです。したがって、その後どうなった、ああなったの問題ではなくて、この文言に対して行われている、いわゆる認識というは、これは間違っているだろうと。いわゆる誤解ではなくて、このように受け止めておられると。それが是正されていないということです。これは2枚つづりの資料を皆さん見てください。これはいわゆる総会に出された、市長2枚つづりの資料を見ていますか。その中に、ちばる事業という区長の文書があるのです。その表には名護市の回答があり、手引もあるのですが、先ほど答弁の中で触れられた面もあるのですけれども、こういう事実を名護市がしっかりと認めた上で対処しないといけないのではないか。この資料を作るに当たっては、この写真の比較の現地の写真というのを入れてあります。これを見たら比較するようにと言ってありますので、これを見たらはっきりすると思うのです。要するに、165-1番地というのは、ちばる事業のマッコウの栽培をした地域ではないということです。いいですか。やったのは160-1です。そのやっている作業場の写真が、先ほど見せたようにしっかりとあるわけです。いいですか、市長。160-1の場所です。皆さん、画面見てください。こんなに水が豊富で、やっているのです。この報告書にある写真のこれです。写真には、この作業場の写真の、作業している場所は、この背景にある、これは管理人の住宅。この本人は現在そこに住んでいるわけではないのですが、この建物全部、写真に入っているのです。この報告書の写真に符合するのです。いいですか。それから160-1はこれなんです。草が生えていますよ、160-1。あの図面の真ん中に道路がありますから、この道路から写真を撮ったのですが、このようにマッコウというのは水がなければできない、いわゆる田んぼの深田のほうに生えるという性質のものなのです。したがって、これはまさに三原小学校の、皆さん、あの角っこ、向こうにつくられた田畑、この前大雨の後に行ったら水がたまっていました。このように本当にマッコウに最適な水がもう流れているのですよ、こんこんと。こういう事態ですよね。だからこの報告書でこれがそうですが、いわゆるここが160-1、田畑はここです。160-1。そしてここに見えるのがこの住宅です。いいですか。こういうふうに事実に基づいて名護市は調査をされていない。しかも、この報告書についてはめくらですよ。これほど領収書のおかしいところが、私が情報を開示したのは28日ですよね。去る28日に情報開示で取っていますよね。それから全部調べたのです。この短期間でこれだけ調べられるのです。現場へ行ったり、不思議なものは報告書を見たら、ちょっとおかしいなと分かるわけです。なぜ65-3という、依然としてカヌチャグリーンの所有物、運営している所、そこなのにもかかわらず、ここを作業場として報告は出されている。そして作業した160-1は全く何もない。どうしてですか。この事実の問題です。いいですか。これほど長い間区民が、この予算は区の一般会計から特別会計に入れるべきであるということについて、市長たちに渡した表の中にありますように、いわゆる市のほとんどがちゃんと区の予算に入れてあるという一覧表ですね。これは二見以北十区の一覧表です。資料の一番最後に一覧表があると思いますが、補助金と一緒にやってありますね。したがって先ほど部長が言われたことを再確認するつもりです。お答えいただきたいのは、この2ですね。領収書のお金がどうなったという話をやっているのではないですよ。領収書の代表でない人が手書きで書いて印鑑が押されているよという、しかもその裏づけとなっている請求書は65-3ですよね。65-3で作業したという、なぜありもしないことが作業の中身として請求書が出てくるのですか。あなた方の今の資料を見てください。ちゃんといま説明したとおりです。いいですか。これを一つ一つ、やはり確認したいのです。私の言っているのが間違っているのであれば、間違っていると言ってください。これは代表はやっていませんとはっきり答えているのですよ。そしてその本物の文書については、先ほど渡具知市長にお見せしました。実物を。皆さんには資料としてコピーしてありますが。この要旨(2)についてはどうですか。事実なんですね。答えてください。 ○大城秀樹議長 平得薫地域経済部長
    ◎平得薫地域経済部長 先ほども答弁いたしましたが、領収書に関しましては平成28年9月29日に三原区民から刑事告発があったということで名護署刑事課刑事が来訪しまして、市の職員も事情聴取を行っております。平成28年11月16日には告発の不受理となっております。 ○大城秀樹議長 大城敬人議員。 ◆大城敬人議員 部長、名護市の話をしているのではないですよ。この事実、いま領収書を見て、どうなのかと聞いているのです。これ代表は書いていないと言うのに、代表が書いたという、あなたは確信を持っているの。確信を持っているとしたら、あんたは虚偽の答弁だよ。 ○大城秀樹議長 平得薫地域経済部長。 ◎平得薫地域経済部長 当時の職員も、しっかり領収書の確認も行っているところでございます。 (「これを見ているんでしょ。」との声あり) ◎平得薫地域経済部長 はい、見ています。 (「本人じゃないと言っているでしょう。」との声あり) ◎平得薫地域経済部長 しっかり、もう平成27年度事業の完了ですので、それで終了しているということでございます。 ○大城秀樹議長 大城敬人議員。 ◆大城敬人議員 このことについて、素直に答えるべきですね。あんな答えにならない答えでやっては、名護市は問題です。真実に対して真実を言えないという、市長に忖度ですか。市長はこの資料をお渡しして、市長はどう思いますか。直筆で書いていますよ、市長。違うのです。代表の字じゃないのです。見てお分かりのとおり。代表がノーと言っているのです。書いてあるのですよ。代表が、私じゃありませんって。いいですか。その事実はどうですか。いま見て、市長が見た範囲で答えてください。 ○大城秀樹議長 渡具知武豊市長。 ◎渡具知武豊市長 この事業について、これまで大城敬人議員からいろんな質問をされてきて、そして市当局としても答弁をしているところでございまして、いま私に渡されました領収書についての見解でしょうか。そのような文書になっていて、印鑑もちゃんと、ただいま話があったところの印鑑が押されてということにはなっております。しかしながら、その領収書についても疑義があるということでいろんな告発を受けられたというようなことも聞いておりますが、市の見解としては先ほど、これまで部長が述べてきたとおりでございまして、適切に処理をされているというふうに思っているところでございます。 ○大城秀樹議長 大城敬人議員。 ◆大城敬人議員 いま市長は、代表本人が書かれて、代表が当時印鑑を押したそのものをお見せしているわけで、それがノーという問題ではないという答えだと思うのです。次の要旨(3)ですが、この165-1と職員が書いたとされる場所。皆さんはいま私が写真で説明した160-1、この管理人にお話をしたことはあるのですか。管理人はここをお貸しして作業をしたと。しかも作業をしている現場の写真はいまお見せしたとおり、資料にも書いているとおり。いいですか。これについて165-1は事実ではないわけですよね。マッコウの里復活プロジェクトが、マッコウを栽培した地域は165-1ではなくて160-1だと。そこを貸している本人が証明している。しかも場所は160-1にちゃんと植えた後もあり、先ほどお見せしたようにまだマッコウの一部が生えています。水も流れています。やった跡もあります。そのことについて、これはまた違うとおっしゃるのですか。これほど事実と違う問題を認めないとなると、名護市には正義はないということになるのです。いいですか。答えてください。 ○大城秀樹議長 平得薫地域経済部長。 ◎平得薫地域経済部長 先ほどと同じことになりますが、この事業に関しましては平成27年度で完了した事業であります。その中で、市議会で陳情がなされまして、総務財政委員会に付託されまして、そこでも現地踏査を行って、陳情の取下げも行っている状況であります。 ○大城秀樹議長 大城敬人議員。 ◆大城敬人議員 守秘義務を犯したり、実名が分かる個人情報保護法に違反する問題が惹起(じゃっき)したのも、この事実と違う問題があるからです。したがって名護市は真摯に事実と向き合うと、正義を貫ける勇気を持ってほしいと思います。これで終わります。 ○大城秀樹議長 大城敬人議員の一般質問を終わります。暫時休憩いたします。                              休 憩(午前11時13分)                              再 開(午前11時25分) ○大城秀樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案の日程追加について、お諮りします。お手元に配付してありますように、市長から追加議案7件が提出されております。この際、日程追加第1、議案第57号から日程追加第7、議案第63号までを日程に追加したいと思いますが、ご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。そのように決定されました。 市当局から提出議案の趣旨説明を求めます。渡具知武豊市長。 ◎渡具知武豊市長 追加議案といたしまして、議案第57号 幼保連携型総合施設建築工事請負契約についてから、議案第63号 物品の購入について(自動結束ロボット付選花機)までの議案7件を提出いたします。議員の皆様の慎重なるご審議と速やかなるご決裁をよろしくお願いいたします。なお、議案等の説明並びに質疑に対する答弁につきましては、各部課長等にもさせたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 ○大城秀樹議長 議案第57号 幼保連携型総合施設建築工事請負契約についての説明を求めます。當山賢建設部長。 ◎當山賢建設部長 よろしくお願いいたします。議案書の1ページをお願いいたします。 △議案第57号    幼保連携型総合施設建築工事請負契約について 幼保連携型総合施設建築工事請負契約を次のとおり締結したいので、議会の議決を求めます。 1 契約の目的  幼保連携型総合施設建築工事 2 契約の方法  指名競争入札 3 契約金額   296,736,000円 4 契約の相手方 (有)宮松建設・(株)南建設 特定建設工事共同企業体          代表者 名護市字田井等435番地              有限会社宮松建設              代表取締役 宮城 辰雄          構成員 名護市大南二丁目5番7号              株式会社南建設              代表取締役 安次富 寿江  令和2年9月16日提出                              名護市長 渡具知 武豊提案理由 議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例(昭和47年条例第15号)第2条の規定により、本案を提出します。 説明については、資料57をお願いいたします。めくっていただきまして1ページ、工事概要でございます。1 工事名、幼保連携型総合施設建築工事。2 工事場所、名護市字汀間地内。3 敷地面積、2,881.39平方メートル。4 構造、鉄筋コンクリート造 平屋建て。5 建築面積、1,085.03平方メートル。6 延床面積、974.27平方メートル。7 工期、議会議決日翌日から令和3年3月19日まで。なお、契約金額及び契約相手方につきましては先ほど説明いたしましたとおりとなります。よろしくお願いします。続きまして2ページをお願いいたします。案内図及び配置図になります。場所につきましては、緑風学園内の既存の幼稚園に隣接する場所になります。幼稚園とは渡り廊下により接続する形となります。続きまして3ページをお願いいたします。平面図になります。下段の凡例に基づき説明いたします。番号1の玄関スペースは平面図の左下、職員室の右側にあります。その①の玄関スペース、面積28平方メートルから順番に時計回りに21の遊戯室、面積170.10平方メートルまでの総建築面積1,085.03平方メートルの配置となっております。ご確認をお願いいたします。続きまして4ページをお願いたします。東西南北の立面図になります。南側立面図が国道331号からの立面図になります。ご確認をお願いいたします。続きまして5ページをお願いいたします。断面図になります。上段のA-A断面図が南北となっており、B-B断面図が東西からの断面図となっております。ご確認をお願いいたします。最後に入札結果表となっております。お目通しのほどお願いいたします。 ○大城秀樹議長 議案第58号 名護・やんばるの自然と文化拠点施設建築工事(博物館棟)請負契約について、議案第59号 名護・やんばるの自然と文化拠点施設電気設備工事(博物館棟)請負契約について、議案第60号 名護・やんばるの自然と文化拠点施設機械設備工事(博物館棟)請負契約について及び議案第61号 物品の購入について(GIGAスクール情報機器)、計4件の説明を求めます。荻堂盛邦教育次長。 ◎荻堂盛邦教育次長 それでは議案書の2ページをお願いします。 △議案第58号    名護・やんばるの自然と文化拠点施設建築工事(博物館棟)請負契約について 名護・やんばるの自然と文化拠点施設建築工事(博物館棟)請負契約を次のとおり締結したいので、議会の議決を求めます。 1 契約の目的  名護・やんばるの自然と文化拠点施設建築工事(博物館棟)請負契約 2 契約の方法  指名競争入札 3 契約金額   880,533,830円 4 契約の相手方 (株)屋部土建・(有)許田組 特定建設工事共同企業体          代表者 名護市港二丁目6番5号              株式会社屋部土建              代表取締役 津波 達也          構成員 名護市字豊原224番地5              有限会社許田組              取締役 許田 健一  令和2年9月16日提出                              名護市長 渡具知 武豊提案理由 議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例(昭和47年条例第15号)第2条の規定により、本案を提出します。 説明については資料の58で行いますので、お願いします。資料58の、まず1ページです。工事概要ですが、1 工事名、名護・やんばるの自然と文化拠点施設建築工事(博物館棟)。2 工事場所、名護市大中地内。3 敷地面積、2万325.29平方メートル。4 構造、鉄筋コンクリート造、3階建て。5 建築面積、1,415.34平方メートル。6 延べ面積、3,536.93平方メートル。7 工期、議会議決日の翌日から令和3年3月19日までということです。8番と9番につきましては、議案のほうで説明しましたので省略いたします。続いて1ページの右側です。部屋別面積表となっております。1階の部分ですが、1番の玄関ポーチ80.40平方メートルから26番、屋外テラス34.02平方メートル、1階が小計で1,366.03平方メートルとなっております。2階部分につきましては27番、階段室(一般用)27.44平方メートルから40番、ベランダまで90.16平方メートル、小計で1,279.71平方メートルとなってございます。3階ですが、41番の階段室29.71平方メートルから52番、発電機室37.31平方メートル、小計891.19平方メートルとなっております。続きまして裏面、2ページお願いします。こちらが案内図、それから全体の配置図となってございます。当該博物館棟につきましては、市道九年又線沿いに位置しており、図の中では斜線部分です。斜線部分が今回の契約のものとなってございます。続きまして3ページが1階の平面図となっております。左上、1階玄関ポーチから時計回りに企画展示室、それから14番の荷さばき場、それから下のほうに移りまして24番の屋内体験学習室等が配置されてございます。続きまして裏面、4ページお願いします。こちらが2階の平面図となっておりまして、上のほうですね。常設展示室から時計回りに33番、資料室①。39番、収蔵庫等となってございます。続きまして5ページ、こちらが3階の平面図となっておりまして、左上の45番、収蔵庫から時計回りに46番、準特別収蔵庫、47番、特別収蔵庫等が配置されてございます。続きまして裏面、6ページは屋根の伏図となってございます。ご確認のほどお願いします。そして7ページが東側の立面図、下の部分が南側の立面図となってございます。続きまして8ページが西側の立面図、それから下の部分が北側の立面図となってございます。ご確認のほど、お願いします。それから9ページですが、9ページは断面図となっておりまして、高さがGLから15.45メートル、幅が42メートルの建物となってございます。そして10ページが同様に断面図、上の部分がC-C’,断面図、下がD-D’,断面図となってございます。最後に入札結果表をつけてございますので、お目通しのほどをお願いしたいと思います。それでは議案書のほうに戻っていただきまして、議案書の3ページをお願いします。 △議案第59号    名護・やんばるの自然と文化拠点施設電気設備工事(博物館棟)請負契約について 名護・やんばるの自然と文化拠点施設電気設備工事(博物館棟)請負契約を次のとおり締結したいので、議会の議決を求めます。 1 契約の目的  名護・やんばるの自然と文化拠点施設電気設備工事(博物館棟)請負契約 2 契約の方法  指名競争入札 3 契約金額   217,373,200円 4 契約の相手方 (株)仲程電工・(株)ヤマナミエンジニヤリング 特定建設工事共同企業体          代表者 名護市大中三丁目7番3号              株式会社仲程電工              代表取締役 仲程 實信          構成員 名護市宮里四丁目4番31号              株式会社ヤマナミエンジニヤリング              代表取締役 儀保 充  令和2年9月16日提出                              名護市長 渡具知 武豊提案理由 議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例(昭和47年条例第15号)第2条の規定により、本案を提出します。 説明につきましては、資料59で行います。それでは資料の1ページをお願いします。工事概要ですが、1 工事名、名護・やんばるの自然と文化拠点施設電気設備工事(博物館棟)。2 工事場所、名護市大中地内。3 敷地面積、2万325.29平方メートル。4 構造、鉄筋コンクリート造、3階建て。5 建築面積、1,415.34平方メートル。6 延べ面積、3,536.93平方メートル。7 工期、議会議決日の翌日から令和3年3月19日まで。8と9につきましては議案書のとおりでございます。右側、工事の内容です。電気設備工事の内容について説明されております。番号1番、構内地中配電線路設備工事です。ハンドホール設置(2基)及び電力引込柱から受変電設備への配線設備工事から15番の太陽光発電設備工事、これは10キロワットですが、それの内容となってございます。裏面、2ページをお願いします。左中ほどに凡例がございまして、電灯分電盤(5面)から下のほうです。屋外灯(28台)の配置図、1階の平面図となってございます。お目通しをお願いしたいと思います。続きまして3ページです。凡例の電灯分電盤(2面)から下のほう、床埋込式アップライト(13台)の配置図、これは2階の平面図となってございます。お目通しをお願いしたいと思います。めくりまして4ページ、3階の平面図ですが、こちらも電灯分電盤(2面)から屋外灯(4台)までの配置図となっておりますので、お目通しをお願いしたいと思います。5ページが屋根伏図となっておりまして、図の中央ほどに太陽光発電設備の設置がございます。こちらは10キロワットとなってございます。最後に入札結果表を添付してございます。お目通しのほどをお願いしたいと思います。続きまして議案書に戻っていただきまして、議案書の4ページです。 △議案第60号    名護・やんばるの自然と文化拠点施設機械設備工事(博物館棟)請負契約について 名護・やんばるの自然と文化拠点施設機械設備工事(博物館棟)請負契約を次のとおり締結したいので、議会の議決を求めます。 1 契約の目的  名護・やんばるの自然と文化拠点施設機械設備工事(博物館棟)請負契約 2 契約の方法  指名競争入札 3 契約金額   193,600,000円 4 契約の相手方 (有)北部空調設備・(有)平良設備工業 特定建設工事共同企業体          代表者 名護市字屋部1597番地2              有限会社北部空調設備              取締役 仲里 仁榮          構成員 名護市宮里七丁目3番11号              有限会社平良設備工業              代表取締役 平良 盛  令和2年9月16日提出                              名護市長 渡具知 武豊提案理由 議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例(昭和47年条例第15号)第2条の規定により、本案を提出します。 説明につきましては、資料の60で行います。それでは説明資料の1ページをお願いします。工事概要ですが、1から7について、先ほどの議案と同様でございます。それから3、9についても議案書の説明のとおりでございます。続いて右側、工事内容ですが、これは機械設備の工事となっておりまして、1番目、衛生器具設備工事。こちらは男女トイレ、多目的トイレの衛生器具の設置工事から、9番目の自動制御設備工事。これは温湿度自動制御盤(3階)の設置及び配管設備工事となってございます。裏面、2ページでございますが1階平面図となっておりまして、左側に凡例がございまして、空調室内機(23台)から、一番下のガス感知器(3個)までの配置図となってございます。お目通しをお願いしたいと思います。それから3ページです。2階の平面図となっておりまして、こちらも凡例にございます空調室内機(30台)から、一番下の屋内消火栓(2基)までの配置図となってございます。お目通しをお願いしたいと思います。めくっていただきまして3階の平面図でございますが、こちらも凡例にありますとおり空調室内機(15台)から一番下、温湿度自動制御用吸込口(7個)の設置の図となっております。お目通しをお願いします。続いて5ページは屋根伏図となっております。空調室外機の設置場所等が図示されてございます。最後に入札結果表となっておりますので、お目通しのほどをお願いしたいと思います。それから議案書に戻っていただきまして、議案書の5ページをお願いします。 △議案第61号    物品の購入について(GIGAスクール情報機器) 次のとおり物品を購入したいので、議会の議決を求めます。 1 購入する物品 GIGAスクール情報機器 2 購入の方法  随意契約 3 購入金額   315,958,390円 4 契約の相手方 名護市大西二丁目8番3号          株式会社オーシーシー 北部支店          北部支店長 安里 学  令和2年9月16日提出                              名護市長 渡具知 武豊提案理由 議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例(昭和47年条例第15号)第3条の規定により、本案を提出します。 説明については、資料の61で行います。それでは資料61をお願いします。めくっていただきまして1ページです。今回パソコンの購入ということでございまして、6,884台でございます。1、目的、文部科学省が推進する「児童生徒1人1台端末の整備」ということで、GIGAスクール構想の実現に対応した児童生徒のための学習用コンピューターの配備により、クラウドサービスとして提供されている多くのコンテンツ等の利活用を可能とすることで、より充実した教育ICT環境整備を実現とすることを目的としております。2番、業務概要です。児童生徒及び教職員が利用する端末等を調達し、利用可能な状態で指定された場所、これは名護市内小中学校等へ配置をします。本業務の範囲は端末等の調達及び初期設定作業までを含めるものとしております。なお、本業務は文部科学省が定める端末の性能を満たしていることを基本的な条件としておりまして、端末を取り扱う事業者によっては、それぞれ保守や各種設定等のサービスの違い。それからクラウドを活用した無償ソフトなどの提案があるため、今回はプロポーザルとして実施をしております。1)業務名が、名護市GIGAスクール構想に基づく情報機器整備事業。2)納入場所が名護市内。3)納入期限が、令和3年3月31日まで。4)購入物品は、Chromebookとなっております。5)購入台数が、6,884台。6)プロポーザルの日時は、令和2年8月13日木曜日に実施済みでございます。それから7)仮契約の金額が、3億1,595万8,390円。8)契約相手方が、株式会社オーシーシー北部支店となっております。3番が仕様概要となっておりまして、その中のその他の特徴として、1、児童生徒・教員アカウントの発行から、5番目のMIL-810G(通常テスト)に加え、教育現場で想定されるDell独自テストを実施につきましてが主なプロポーザルでの審査内容となってございます。下にその実物の端末の写真をつけてございます。めくっていただきまして3ページが端末の納入計画となっておりまして、今回それぞれの小学校、中学校につきましては、分割での搬入を計画しております。これは中学校の部分で受験を控えている中学校3年生に対しましては、早めに配布を行って受験対策をしていただきたいということで、それぞれ中学校については分割で早めに納品していただくというような計画をしているところでございます。最後に、5ページに今回のプロポーザルの審査結果が示されておりますので、どうぞお目通しのほどをお願いしたいと思います。あと追加資料で、すみませんが資料58の追加資料です。こちらのほう博物館の完成予定図もつけておりますので、こちらもご参考にしていただきたいと思います。説明は以上となります。 ○大城秀樹議長 議案第62号 物品の購入について(航空機等騒音測定器)の説明を求めます。祖慶実季総務部長。 ◎祖慶実季総務部長 議案書6ページをお願いします。 △議案第62号    物品の購入について(航空機等騒音測定器) 次のとおり物品を購入したいので、議会の議決を求めます。 1 購入する物品 航空機等騒音測定器 2 購入の方法  指名競争入札 3 購入金額   67,100,000円 4 契約の相手方 那覇市久茂地一丁目12番12号          西川計測株式会社 沖縄営業所          所長 禰保 達雄  令和2年9月16日提出                              名護市長 渡具知 武豊提案理由 議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例(昭和47年条例第15号)第3条の規定により、本案を提出します。 資料62をお願いします。めくっていただいて、今回の購入する物品がございます。航空機等騒音測定器が8基、廃弾処理音測定器が3基、中央処理局1式、それと気象計が1基となっております。契約の目的としまして、航空機騒音等に対して地域住民からの苦情が多く寄せられていることから、その発生状況を把握することにより、騒音等の対策を推進するため、関係機器を購入するものでございます。一番下、納入期限でございますが、令和3年3月19日となっております。2ページでございます。設置場所、(1)中央処理局としまして総務課内に設置をいたし、データの収集をするということになります。(2)で航空機騒音測定装置の設置場所、①の港測定局、これは市民会館でございますが、そこから⑤の幸喜測定局までを記してございます。今回市民会館屋上を選定しておりますが、市街地における測定場所としまして検討をしましたところ、市民会館屋上は他の公共施設よりも高さが確保でき、広域の測定が可能なこと。また屋上にも壁がございまして、暗騒音と言われる測定音以外の音、いわゆる雑音でございますが、その影響を抑えられる場所であり、測定場所として適当であると考えております。また測定器の保守業者にも相談しましたところ、故障などの緊急時に警備員が常駐していることから、夜間でも建物内に立ち入ることができるといった優位性もございまして、今回市民会館を選定したものでございます。次に(3)でございますが、航空機騒音測定装置及び廃弾処理音測定装置を3か所設置するものでございます。①辺野古測定局、②豊原測定局、こちらには気象計も含んでおります。③の久志測定局となっております。3に主な仕様を示してございます。お目通しを願いたいと思います。めくっていただいて3ページが、今回購入するそれぞれの機器の設置場所を図で示したものとなっております。4ページが今回の入札の結果を示すものでございます。説明は以上でございます。 ○大城秀樹議長 議案第63号 物品の購入について(自動結束ロボット付選花機)の説明を求めます。玉城勝農林水産部長。 ◎玉城勝農林水産部長 それでは議案書の7ページをお願いいたします。 △議案第63号    物品の購入について(自動結束ロボット付選花機) 次のとおり物品を購入したいので、議会の議決を求めます。 1 購入する物品 自動結束ロボット付選花機 2 購入の方法  指名競争入札 3 購入金額   34,100,000円 4 契約の相手方 浦添市伊奈武瀬一丁目10番1号          沖縄県花卉園芸農業協同組合          代表理事 宮城 重志  令和2年9月16日提出                              名護市長 渡具知 武豊提案理由 議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例(昭和47年条例第15号)第3条の規定により、本案を提出します。 説明については、資料の63をお願いいたします。開いていただきまして1ページ目でございます。1 事業名、園芸産地機械整備事業。2 事業の目的、園芸作物の生産拡大及びブランド確立のため。3番、4番、5番、6番は先ほど説明したとおりでございます。7 納入期限、令和2年11月30日まで。8 納入場所は、名護市字許田長浜原地内でございます。2ページに今回の機械のカタログを提示しております。中ほど、下のほうに特徴が記載されておりますので、お目通しをお願いいたします。開いていただきまして3ページ、位置図でございます。許田の道の駅許田、上方にあります長浜原花卉出荷場が設置場所となっております。4ページは入札結果表となっておりますので、併せてお目通しをお願いいたします。 ○大城秀樹議長 暫時休憩いたします。                              休 憩(午後0時3分)                              再 開(午後1時30分) ○大城秀樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 これから追加議案の質疑に入ります。議案第57号 幼保連携型総合施設建築工事請負契約についての質疑を許します。小濱守男議員。 ◆小濱守男議員 議案第57号から第60号までがちょっと関連はするのですが、皆さんからもらった資料の中に入札結果表があります。その中で出資比率があるのですが、これは議案第57号から第60号、それぞれ全部出資比率が違うのですが、その出資比率は何を基準に定めているものなのか。それと代表者と構成員がいるのですが、その組合せはどこで決められてくるのか。それを質疑いたします。 ○大城秀樹議長 当局の答弁を求めます。金城清和工事契約検査課長。 ◎金城清和工事契約検査課長 企業体の出資比率に関しては、名護市特定建設工事共同企業体事務取扱要綱に定められておりまして、その第6条に構成員の数とか、最小出資比率を定めておりまして、2社であれば30%以上、3社あれば20%以上というような規定がありまして、それに合わせて出資比率を定めているということになります。 (「それじゃない」との声あり) すみません。先ほども少し述べさせていただきましたが、構成員、数が2社の場合は最小出資比率30%以上……。 (「それじゃない」との声あり) ○大城秀樹議長 答弁者を変更します。宮城仁建築住宅課長。 ◎宮城仁建築住宅課長 どのような形で代表者、それから構成員等を決めるのかということでございますが、指名通知の段階でAグループとBグループと分けまして、Aグループのほうが代表者となり得る指名業者となっております。 ○大城秀樹議長 小濱守男議員。 ◆小濱守男議員 言っている意味は分かるのですが、では例えばAグループ10社、Bグループ10社だというと、それは実際に指名会社には全部通知するわけですね。そうしないと分からないわけですから。確認です。 ○大城秀樹議長 宮城仁建築住宅課長。 ◎宮城仁建築住宅課長 議員おっしゃるとおりAグループの業者の名称、それからBグループの名称、併せて通知しております。 ○大城秀樹議長 石嶺康政議員。 ◆石嶺康政議員 それでは議案第57号について質疑いたします。最低制限価格の件ですけれども、土木工事と比べて建築工事のほうは最低制限価格のパーセンテージというのですか、それが高いというのがあって、それはどうしてなのか伺います。 ○大城秀樹議長 金城清和工事契約検査課長。 ◎金城清和工事契約検査課長 最低制限価格の設定については、名護市入札における最低制限価格に関する要綱に基づき設定することになります。その要綱の中では、議員おっしゃるとおり算定方式により算出した最低制限価格は、土木工事に比べて建築工事は一般的に高い傾向になっております。その内容として、計算式としては直接工事費、それから共通仮設費、現場管理費、一般管理費、その4つの経費ごとに定められた係数を乗じて得られた額の合計とするのですけれども、もう少し説明いたしますと、直接工事費に掛ける係数というのは1になります。そのほかの3つの諸経費に掛けるものは0.9から0.7の係数を掛けていきますので、必然的に工事内訳のうち直接工事費の割合の大きな工事は率が上がることになります。言い換えれば、諸経費の割合が大きい場合には率が下がるということになります。また諸経費については工種、例えば道路工事、建築工事によって変わってきます。それから同じ工種であっても、工事費が大きくなれば諸経費というのは小さくなっていきますので、工事の額についても変動が生じることになります。 ○大城秀樹議長 石嶺康政議員。 ◆石嶺康政議員 例えば市当局から提案した金額がありますよね。そうすると、その金額の最低制限価格を設定するわけですけれども、その範囲というのはどれだけの範囲になりますか。 ○大城秀樹議長 金城清和工事契約検査課長。 ◎金城清和工事契約検査課長 先ほど説明した算定方式によって最低制限価格の額を出します。その額を中心に1%の枠で、0.995から1.005の範囲で、その価格を3つで設定していくことになります。 ○大城秀樹議長 岸本洋平議員。 ◆岸本洋平議員 出資比率の件ですけれども、例えばこれは入札結果表で1から6までJVがありますが、それぞれのJVで出資比率は変わってきているのですか。今回は、この落札したJVの比率と同じ比率で1から6までの皆さんが設定されているのか。それとも、それぞれ比率は違うのか伺います。 ○大城秀樹議長 金城清和工事契約検査課長。 ◎金城清和工事契約検査課長 出資比率に関しては、ほかの業者では異なった値を採用しているところもあります。 ○大城秀樹議長 東恩納琢磨議員。 ◆東恩納琢磨議員 議案第57号ですけれども、ゼロ歳児室とか1歳児室とか、この設計書を見ると書いてありますが、最大何人の児童を対象に、何人対応できるのか。この部屋にそれぞれ何人の児童を対応するために考えて、この面積になっているのか。それぞれ教えていただきたいと思います。それから放課後児童クラブ室、そこは何年生の児童を対象にして、この面積になっているのか。ここの面積、人数も含めて、何年生かも含めて伺います。教えてください。それと幼保連携型総合施設を建設するに当たり、やはりこれまで緑風学園はコミュニティ・スクールという形で取り組んできています。その中でコミュニティールームと、今後やはり地域との連携を深めるためにもコミュニティールームというのは必要だろうということで要望を出してきたと思います。その際に、この幼保連携型総合施設の建設をする際に、そういうことも可能ではないかというようなことも伺ってきたのですけれども、今回の設計を見るとそういう施設は入っていないように見受けるのですが、そのコミュニティ・スクールについてはどのように考えているのかもお聞かせください。 ○大城秀樹議長 宮城仁建築住宅課長。 ◎宮城仁建築住宅課長 ゼロ歳児室、それから1歳児室の対象となる人員ですけれども、ゼロ歳が12人、1歳が15人、2歳が16人、3歳が17人、4歳が17人、5歳が17人ということで、合計94人の定員として設計しております。それから放課後児童クラブについては、対象は小学生となっております。主に小学校低学年になってくるかと思いますが、定員40人ということで検討しているところでございます。それから今回コミュニティールームというものはございませんが、資料の3ページの平面図の中の左下、子育て支援室というところで、そういった子育てに関する相談とか、そういったところを受ける部屋を用意しているところでございます。 ○大城秀樹議長 ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって議案第57号の質疑を終わります。 議案第58号 名護・やんばるの自然と文化拠点施設建築工事(博物館棟)請負契約についての質疑を許します。比嘉祐一議員。 ◆比嘉祐一議員 これは、実際は名護博物館の建設事業と思うのですけれども、この名護・やんばるの自然と文化拠点施設事業ですね。これは財源を見てみますと、北部連携事業ですね。それと地方債を充てています。その中で聞きたいことは、例えばこの博物館のそういった全体的な事業の中で、何か変わったことがあるのか。違った事業はあるのか。この辺があったら、教えてください。 ○大城秀樹議長 仲井間憲彦博物館長。 ◎仲井間憲彦博物館長 まず博物館の名称についてですが、本事業名は名護・やんばるの自然と文化拠点施設となっておりますが、名護市博物館の設置及び管理に関する条例では名称を名護博物館としております。移転後についても条例上におきましては、名護博物館というふうな名称でしていきたいというふうに考えております。ただ、小中一貫校であったり、緑風学園や屋我地ひるぎ学園のように設置条例上ではなく、愛称等ということであるのであれば、その辺については今後検討していきたいと考えております。あと連携についてですが、本施設整備後の関係機関との連携ということでありますが、北部の各町村への情報発信、デジタルであったり、紙媒体等による北部の連携であったり、あと博物館や関係機関への情報発信、例えばネオパークであるとかアグリパークとかと連携を取って、スタンプラリーをやるとか、いろいろなことができないか検討していきたいと考えております。そのほか施設外でも、自然の観察であったり、ものづくり体験等が可能なメニューができるようなものを市町村協力し合って、できていけるものではないかと考えております。 ○大城秀樹議長 比嘉祐一議員。 ◆比嘉祐一議員 これは財源に北部連携事業と地方債を充てたということは、この博物館完成後も名前は変わらず、名護市博物館となるのですか。これをちょっと確認したいと思います。 ○大城秀樹議長 仲井間憲彦博物館長。 ◎仲井間憲彦博物館長 条例上につきましては、名護博物館という形で定めていきたいと考えております。ただ先ほども述べましたが、名護・やんばるの自然と文化拠点施設として愛称やロゴマークが必要であるという場合には、今後検討していきたいと考えております。その際、新たな愛称等を定めることとなった場合には、一般公募等も検討の一つとして考えていきたいと思っております。 ○大城秀樹議長 仲尾ちあき議員。 ◆仲尾ちあき議員 これから小学校、中学校と校外学習の場でもあるかと思われます。資料の3ページ、24の屋内体験学習室。それと4ページの34、ホールですけれども、収容人数を教えてください。 ○大城秀樹議長 具志堅文明教育施設課長。 ◎具志堅文明教育施設課長 まず3ページの屋内体験学習室でありますけれども、こちらは1クラス単位で35人から40人程度の収容人数でございます。もう一つは4ページのホールですか。34のホールですね。こちらにつきましてはホールとありますけれども、エレベーターホールという形で設置をしている状況でございます。 ○大城秀樹議長 比嘉勝彦議員。 ◆比嘉勝彦議員 では私からは議案第58号です。外構の面と建築について二、三お伺いしたいと思います。資料の2ページ、当該建物の東側にのり面が生じておりますけれども、そののり面の処置方法です。将来的に、どういう形で処置していくのか。それから追加資料としてパース図を頂いています。完成予想図。表向きを見てみますと再生木材の張りつけということで、かなり中身が見えない。窓が見えないというような感じで造られているのですが、それを採用した理由。それから1階の北側の面です。このパース図から見ると自転車置場かな、何かそういう感じになっているのですが、そのような感じで利用されるのかどうか。あと一点、資料の5ページ、3階平面図の中に特別収蔵庫、それから準特別収蔵庫がございますが、そこに収納されるものは、大体どういったものが挙げられるか。以上をお聞きしたいと思います。 ○大城秀樹議長 具志堅文明教育施設課長。 ◎具志堅文明教育施設課長 まず1点目でありますけれども、建物のこれは東側のり面につきましては種子吹きつけですね。それを行いまして完了という形になります。続きまして、順番はちょっと異なるかもしれませんが、完成予想図で外装につきまして再生木材を利用しておりますけれども、外観につきましてはシンプルなデザインを基調としまして、再生木材により森の中のモダンな雰囲気を醸し出し、周辺の緑地との調和を図った意匠としております。外装についてはコンクリート壁の外側に再生木材を使用した二重壁としております。これは博物館収蔵資料を適切に保管していく上で、機能性として外壁を日射から遮断することでコンクリート壁の熱蓄積を低減し、室内環境を熱から抑える効果があります。2つ目になりますけれども、経済性では他の材料と比較して安価でありまして、また空調のランニングコストの縮減にも効果があるものとして、今回設置をしております。この二重壁としている理由につきましては、文化財保存施設に関する設置・管理ハンドブックによりますと、日射が壁面に直接当たることによって引き起こされる躯体(くたい)などの温度上昇は、収蔵庫内の保存環境に影響が大きいため、日射対策を必ず講じてくださいとあります。本施設の日射対策としましては、再生木材を使用し、遮熱により熱負荷を軽減し、さらに空調設備の負荷を抑える効果が期待できる設計としております。続いて道路正面側の駐輪場といいますか、そこの部分につきましては建物の長さが50メートルほどありまして、圧迫感があることから道路境界線から3メートルほどセットバックしまして、その敷地を駐輪場として活用していくといった計画になっております。特別収蔵庫と準特別収蔵庫の違いという形で、特別収蔵庫につきましては古書とか古文書などの歴史資料ですとか、美術工芸品といった資料の中でも、特別に貴重性など管理レベルの高い資料を収蔵していく予定です。次に準特別収蔵庫につきましては、絵画資料ですとか写真フィルムなど空調管理を要する資料としております。この特別収蔵庫と準特別収蔵庫の施工の違いでありますけれども、特別収蔵庫は壁、天井、床にボードとボードの間にアルミシートを施しまして、密閉状態としまして、より気密性の高い収蔵庫としております。 ○大城秀樹議長 比嘉勝彦議員。 ◆比嘉勝彦議員 ではあと2点、お伺いします。先ほど東側ののり面、種子吹き付け等の処置によるということですが、上部のほうに市道大中9号線、これから見ると道路の境界線がかなり切迫しているような感じですが、その辺の安全柵の設置はどのようになされていくのか。それから先ほど北側の壁のほうに3メートルぐらいセットバックをして、そのスペースを設けて圧迫感のないようにと言うのですが、そこに植林ということは考えているのかどうか。以上2点ですね。 ○大城秀樹議長 具志堅文明教育施設課長。 ◎具志堅文明教育施設課長 まず1点目の敷地、東側の道路境界線につきましては、いま現在フェンスがされておりますけれども、そこの部分については何ら造成するとか、そういった手を加えることはなく、そのままの状態で行くというような形となっております。正面側ですね。一応駐輪場として道路からスムーズに出入りできるような形で、その玄関ポーチの辺りでは植栽は考えておりますけれども、現在のところその玄関ポーチから外れた所については、植栽の計画はしていない状況です。 ○大城秀樹議長 川野純治議員。 ◆川野純治議員 建物の配置の関係ですけれども、8ページの西側立面図-③とそれから先ほど追加で配られたカラーの完成予想図を見てみますと、かなり歩道、九年又道路にそのままどんと擁壁が建つようなイメージがあるのですけれども、この辺の例えば名護市の景観条例がございますが、高さ制限は多分クリアしていると思いますけれども、この景観という意味での名護市の条例との整合性とかは、ちゃんと検討された上での設計、配置なのか。そこを確認したいと思います。 ○大城秀樹議長 具志堅文明教育施設課長。 ◎具志堅文明教育施設課長 今回の施設は面積が300平米以上となることから、この名護市景観まちづくり条例に基づいて行為通知を提出しております。令和元年9月18日付で事前協議を完了しているところでございます。 ○大城秀樹議長 宮里尚議員。 ◆宮里尚議員 一点だけ教えてください。資料の1ページの3階面積表の中で収蔵庫がありますよね。準特別収蔵庫がありますよね。いま名護博物館は県内でも有数の博物館と言われておりまして、特に民俗資料が数万点あると言われております。いまこの収蔵品が恐らく分散しているのではないかと思っておりますが、中には小物から大型のサバニまであると思いますが、この収蔵庫の中に入るのか。ここで保管するのかどうか、お伺いします。 ○大城秀樹議長 仲井間憲彦博物館長。 ◎仲井間憲彦博物館長 現在の収蔵庫は資料の収容容量を超えており、旧源河小学校及び多野岳にある旧いこいの村体育館にも資料を仮保管しているところであります。新博物館においては現博物館収蔵庫及び分散保管している資料を収納できる収蔵庫を整備し、一括管理することで、これらの課題を解消するというふうに考えております。 ○大城秀樹議長 宮里尚議員。 ◆宮里尚議員 ではいま分散している中で、あちこちに移動しますよね。以前に移動するたびに、物を壊したとか恐らくあると思うのです。そういう保護するためにも、博物館の近くにもっと収蔵庫が必要ではないかと思うのですが、いかがですか。 ○大城秀樹議長 仲井間憲彦博物館長。 ◎仲井間憲彦博物館長 収蔵資料については優先順位をつけ、重要度の低い資料は連携機関、例えば北部の町村のほうに譲渡する等の措置を検討した後、最終的に破棄する判断を下すことも検討していきたいと考えております。 ○大城秀樹議長 岸本洋平議員。 ◆岸本洋平議員 2点ほど質疑させてください。1つは荷物の搬入ですけれども、常設展示室が2階になっていますが、大きな物を展示するときなど1階から運び入れて、2階まで少し窮屈かという感じを受けているのですが、その運搬経路ですね。それからこの1階の荷さばき場ですか、その荷物の搬入口が東側にありますけれども、ここの外側からの搬入口のこの高さです。トラックなどが荷物を積んで来たときに、入る高さのイメージなのか。7ページの立面図だと高さはどれぐらいあるのかなということで、その高さですね。それから雨よけなど、ひさし、搬入のためのそういうのはあるのか。いろいろ考えていらっしゃると思うのですが、ちょっと気になって質疑します。それから今の博物館には、近くの東江小学校の子どもたちとかが遊びに来て、家庭学習などもそこで行ったりしていますけれども、そういう活用のされ方は考えていらっしゃるのか。例えばエントランスはフリーでとか、どこかにまたゲートを設けて、そこからは入館料が発生しますよとか、子どもたちはフリーなのかとか、その辺のフリースペースの考え方についても伺います。 ○大城秀樹議長 具志堅文明教育施設課長。 ◎具志堅文明教育施設課長 私からは荷さばき場の開口の部分の高さについてお答えします。こちらは重量シャッターになっておりまして、高さが3メートルございます。ですので、この荷さばき場の中にトラックをそのまま入れ込みまして、そこで荷物を解いて、11番の薫蒸室がありますけれども、こちらで防虫防カビ処理とかそういったものを行って、15番ホールの中に管理用のエレベーターがございます。こちらが縦の動線となりまして、こちらから2階、あるいは3階へと収蔵物を搬入していく計画となっております。ある程度の荷さばき場の広さということですか。 ○大城秀樹議長 仲井間憲彦博物館長。 ◎仲井間憲彦博物館長 先ほどの件は入館料の件だと思いますが、常設展示については徴収していく方向でいま考えております。その他の施設については、今後検討していきたいと考えております。
    大城秀樹議長 具志堅文明教育施設課長。 ◎具志堅文明教育施設課長 先ほどの荷さばき場、こちらはトラックに積んだ物を上に搬入していくということでございますけれども、それでは物が大き過ぎて搬入できない物につきましては、4ページの2階平面図でありますが、この27、階段室がありまして、こちらに開口部があります。ユニックですとかレッカーなどで物を一旦ベランダに上げまして、そこから搬入していくという計画になっております。 ○大城秀樹議長 岸本直也議員。 ◆岸本直也議員 では議案第58号について質疑させていただきます。よろしくお願いします。30年余りの歳月をかけ、やっとここまできたのかというふうに思っております。職員の皆さん、どうもご苦労さまでございます。質疑させていただきますが、この新博物館の今回の目玉としてはどのように考えておられますか。まずは。 ○大城秀樹議長 仲井間憲彦博物館長。 ◎仲井間憲彦博物館長 新博物館の常設展示は、テーマ、名護・やんばるの自然と文化に沿った常設展示室が2階に集約されており、海・山・集落及び川といった環境、空間ごとに自然と暮らしのつながりを紹介していく展示を行ってまいります。また、人物や戦争、人生儀礼、年中行事など、空間の再現ではなく、時間軸に沿って説明したほうが分かりやすいテーマについては、個別にスポットを当てて紹介する予定となっております。常設展示は1階にもありますが、こちらは2階との連携性を考慮した上で、エントランスの機能も併せ持つガイダンスの展示を行ってまいります。名護・やんばるがどのような場所なのか、その概要をタッチパネル、端末や映像等も活用して紹介するほか、書籍やタブレット等で休憩しながら調べ物ができるライブラリー機能を整備していきたいと考えております。また、来館者の目を引くクジラ類の骨格や水槽などを配置し、2階の常設展示へ足を運びたくなるような演出もしていきたいと考えております。 ○大城秀樹議長 岸本直也議員。 ◆岸本直也議員 我々もこの博物館建設に関しては視察をしながら、今帰仁村から恩納村まで視察をした経緯がございます。やはり名護は名護なりの特徴を持った展示が必要だろうという中で、名護親方の展示の話が前々からあるわけですが、これは特別展示室とかを設けて、名護親方特別展の開催という話も聞いているのですが、その辺はどうでしょうか。 ○大城秀樹議長 仲井間憲彦博物館長。 ◎仲井間憲彦博物館長 新博物館では常設展示室の一画に特別展示室を整備し、程順則資料をはじめとする貴重資料も展示可能な環境を整備する予定です。具体的には気密性が高く、外気の影響を最小限にするエアタイト展示ケースを導入していきたいと考えております。また、今後程順則の展示等をしていくかについても、今後検討していきたいと考えております。 ○大城秀樹議長 岸本直也議員。 ◆岸本直也議員 期待しております。それから、やはり高価な物がございます。そういうものを守るためのこの床材、壁材、天井材と防火材質と申しますか、これはどのようにお考えでしょうか。 ○大城秀樹議長 具志堅文明教育施設課長。 ◎具志堅文明教育施設課長 まず躯体(くたい)につきましては、耐火性能に優れた鉄筋コンクリート造としております。内装材につきましても延焼、火災が燃え広がらないような形の不燃材を使用して整備をしていきます。 ○大城秀樹議長 吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 議案第58号について質疑させていただきます。全体として一般の方が入っていけるところは2階までという認識でよろしいのか。基本的に3階は収蔵庫となっているので、2階までの入館しかできないということでよろしかったのか。それから企画展示室、それから屋内体験学習室について、可動式の間仕切りが入っているのですが、これは別々でやることも想定してということでよろしかったのか。それからトイレが1階にしか設置をされていないと思うのですが、2階に少しあるのか。女子トイレと。これは1階にこの大きいものを置いた何か理由があるのかと思って、まとめて置いた理由があるのか。わざわざ2階にいるときに1階まで行かないといけないかと思ったのですけれども、というのが一つ。それから次の議案第59号とも関連してくると思うのですが、発電機室について。これは発電機があるということなので燃料とかも運びこまないといけないと思うのですけれども、管理についてどういうふうになっているのか、お伺いします。 ○大城秀樹議長 具志堅文明教育施設課長。 ◎具志堅文明教育施設課長 まず3階につきましては、議員おっしゃるとおり管理用として設置をしております。ですので、スタッフオンリーという形になっております。次に企画展示室と屋内体験学習室の間仕切りについてですけれども、こちらも企画展示室につきましては同時に3つできるような形でありますとか、屋内体験学習室につきましても間仕切りをすることで同時に2つ利用できるような形で計画をしております。次にトイレについてでありますけれども、この施設、博物館を利用するに当たって便器の数につきましては、1階の個数で計算上は網羅しているところであります。そういうことでありますけれども、やはり2階にも必要であろうということで、小規模ではありますが2階にも設置をしているという状況であります。最後に発電機室への燃料……。 ○大城秀樹議長 休憩いたします。                              休 憩(午後2時19分) (質疑内容の確認あり)                              再 開(午後2時19分) ○大城秀樹議長 再開いたします。具志堅文明教育施設課長。 ◎具志堅文明教育施設課長 燃料の給油につきましては、2階の屋上がありまして、そこからホースを発電機室に導きまして給油していくというようなことで計画をしております。 ○大城秀樹議長 岸本洋平議員。 ◆岸本洋平議員 先ほどと関連して展示物の搬入口ですけれども、やはり2ページの図面でもちょっと、大型トラックが入ってきて切り返すのは厳しいかという印象です。また10ページの高さもちょっと厳しいかと思っているのですけれども、それについていろいろまた検討しながら進めてほしいと思うのですが、いかがでしょうか。 ○大城秀樹議長 具志堅文明教育施設課長。 ◎具志堅文明教育施設課長 収蔵物の搬入につきましては、中型のトラックですとかそういったものにつきましては、やはりこの荷さばき場を介して搬入していくと。それにより難いと言いますか、大きな収蔵物につきましては、4ページの2階のベランダですね。まずはそこに一旦上げまして、先ほどちょっとレッカーと答弁してしまいましたけれども、クレーンでつり下げて、そこのベランダに一旦置きまして、大きな物についてはそこから搬入という形で計画をしておりますので、十分これで対応できるものと考えております。 ○大城秀樹議長 ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって議案第58号の質疑を終わります。 議案第59号 名護・やんばるの自然と文化拠点施設電気設備工事(博物館棟)請負契約についての質疑を許します。翁長久美子議員。 ◆翁長久美子議員 議案第59号に関して質疑させていただきます。先ほどの吉居議員の質疑とちょっと重複するのですけれども、この発電設備の工事をして、この空調とか照明の電源の確保をするとなっていますが、それプラス太陽光発電も置かれているのです。太陽光発電の電力が10キロワットですけれども、10キロワットというと一般家庭も10キロワット程度です。果たしてこの容量で、発電施設があるからこの容量でいいとしたのか。業務用としてはもっと大きなものが、パネルの枚数を増やすべきではないかというふうにも感じたのですけれども、その枚数、この10キロワットにした理由、そこら辺をお聞かせください。 ○大城秀樹議長 具志堅文明教育施設課長。 ◎具志堅文明教育施設課長 まず太陽光発電の10キロワットの容量につきましては、主に事務室などの使用電力をカバーしていくということになっております。発電機につきましては災害時の非常用発電機になりまして、一たび停電が起きますと、まずは消火設備ですね。消火ポンプですとか、屋内の消火栓、それと事務室、特別収蔵庫、準特別収蔵庫の照明ですとかコンセントといった……、すみません、空調設備もですね。これらのものの非常用電源として自家発電機を設置しております。この容量につきましては、自家発電機はおよそ3日分という形になっております。 ○大城秀樹議長 吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 今の翁長久美子議員の質疑に関連してですけれども、太陽光発電は事務室なんかの電気ということだったのですが、これって太陽光発電だけで全ての電力を賄うことは難しいですか。それから非常時の発電機で3日分ということがあったのですけれども、これは太陽光発電の電気を併用するということは可能なのか。お伺いします。 ○大城秀樹議長 具志堅文明教育施設課長。 ◎具志堅文明教育施設課長 太陽光発電機で発電した電力につきましては、パワーコンディショナーを介して直流から交流、こちらは受変電設備に一度流れていきますので、その受変電設備と、この発電機は別個の形になっております。ですので停電をしますと、この受変電設備が止まってしまいますので、そこからは自家発電機で運転して、先ほどの限られた諸室ではありますけれども、そこに電気を送って3日間分はもつというような計画になっております。 ○大城秀樹議長 翁長久美子議員。 ◆翁長久美子議員 先ほどの質問に加えて屋根の部分を見ると、大分空いているスペースがあるので、この自家発電の発電機を設置しなくても、パネルをいっぱい並べて、それで蓄電機ですか、それを併せて設置すれば、非常時の対応は可能ではないのかと私的には思ったのですけれども、10キロワットではなくて、もっと太陽光のパネルを増やして蓄電池をつけた形で工事ができなかったのかということで、再度質疑させていただきます。 ○大城秀樹議長 具志堅文明教育施設課長。 ◎具志堅文明教育施設課長 太陽光発電につきましては、当初は10キロワットではなくて、もっと多く設置をしていきたかったところではありますけれども、ちょっと予算の関係もありまして、設置できる規模につきましては10キロワットというような形になっております。 ○大城秀樹議長 翁長久美子議員。 ◆翁長久美子議員 予算もありますけれども、持続可能なこの電力を自力で発電して、やはり沖縄って日照の時間も長くて、すごく発電力があるということで電機メーカーからお話を伺っています。その中でやはりスペースがなければ、この10キロワットでいいかもしれませんけれども、発電設備なんかもやるわけですから、これをなくした状態で太陽光パネルで発電をしていただいて、それプラス蓄電池を設置していただいた形でやれば、この発電機設備の工事は要らないのではないかと私は思うのですけれども、それを変えてそういうふうに自然のエネルギーを使った形でということでできなかったのかということで質疑をさせていただきましたけれども、これはお金がかかるとかではなくて、お金はもともとかかりますよ。設備費は。でも先行投資しないと、やはりこれから先のCO2の削減だとかを考えたら、太陽光発電でこの屋根いっぱい使った状態でやれば、空調設備の電力の補給はできると思うのですけれども、いかがでしょうか。再度質疑させていただきます。 ○大城秀樹議長 休憩いたします。                              休 憩(午後2時30分) (質疑内容の確認あり)                              再 開(午後2時30分) ○大城秀樹議長 再開いたします。具志堅文明教育施設課長。 ◎具志堅文明教育施設課長 いま現在蓄電池については、今回工事には含まれておりません。新たに太陽光パネルを入れて蓄電池をセットしますと、この蓄電池も結構高額な物でありますので、今回はこの太陽光発電、10キロワットでいかせていただきたいと考えております。 ○大城秀樹議長 休憩いたします。                              休 憩(午後2時33分) (質疑内容の説明あり)                              再 開(午後2時34分) ○大城秀樹議長 再開いたします。ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって議案第59号の質疑を終わります。 暫時休憩いたします。                              休 憩(午後2時34分)                              再 開(午後2時44分) ○大城秀樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案第60号 名護・やんばるの自然と文化拠点施設機械設備工事(博物館棟)請負契約についての質疑を許します。川野純治議員。 ◆川野純治議員 消火設備工事の件です。私たちは首里城火災の経験があって、非常にこの件についてはやはり慎重にあの経験を生かしていかないといけないと思うのですけれども、いま見たら消火設備工事は各階に屋内消火栓2基、各階ですね。そしてトータル3階で24本の消化器が配置されているということになっておりますが、特に展示室とか収蔵庫とか、さらに特別収蔵庫とか、そういういわゆる文化財的に貴重なこの収蔵物を保護するという意味で、まず1点目にこういう消火設備の配置については基準か何かあるのか。何平米、特に何基必要だとかがあるのかどうなのかということと、それに合致しているだろうと思いますけれども、そこについての説明をお願いしたいということと、それからスプリンクラー等は検討されなかったのかどうなのか。収蔵庫の保護という意味でね。3つ目は、あと屋内はあるのですけれども、屋外は消火栓を含めて設備等は検討がなかったのかどうか。まずその点をお聞きしたいと思います。 ○大城秀樹議長 具志堅文明教育施設課長。 ◎具志堅文明教育施設課長 まず屋内消火栓の消防法による基準でございますけれども、これは円を描いて25メートル範囲をカバーするという形でありまして、今回2基の設置となっております。スプリンクラー設備につきましては、本施設は消防法におきましてスプリンクラーの設置義務はないことと、また古文書など書籍で水を嫌う収蔵物もありますので、誤作動によるリスクも考えますと、スプリンクラーまでの設置は今回しておりません。ですけれども火災の対策としましては、消防法によりまして自動火災報知設備ですとか、非常放送設備、誘導灯設備、非常用照明設備、非常用発電設備、屋内消火栓設備、消火器を設置し、また防火扉で防火区画をし、延焼を防ぐ設計としております。外部からの消火設備ということでありますけれども、外部からのものについても放水銃が考えられますが、今回は特に、首里城ですと木造の建物でありますので放水銃の設置はあろうかと思いますが、今回は耐火性に優れた鉄筋コンクリート造でありますので、特にそういった放水銃の設置までは行っておりません。 ○大城秀樹議長 ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって議案第60号の質疑を終わります。 議案第61号 物品の購入について(GIGAスクール情報機器)の質疑を許します。吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 GIGAスクールの情報機器の物品購入について質疑いたします。これは児童生徒が使う学習用のパソコンの購入ということですけれども、説明資料の2ページ、その他特徴のところの5番、MIL-810Gの通常テスト、それからDellの独自テストについて少し説明をしていただきたいと思います。プラス、パソコン購入に当たって、今回文科省が定める端末の性能でマイク、ヘッドホン端子ということであるのですけれども、これは附属品なんかは一緒に購入する予定なのか。それとも特に使う予定がなければ個別で用意するのかというところを少しお聞かせいただきたいと思います。 ○大城秀樹議長 神山英輝学校教育課主幹。 ◎神山英輝学校教育課主幹 まずMIL-810G通常テストというものは、この端末に一般的に開け閉めとかいろんなそういうものを規定された普通のテストであります。Dellの場合にはさらに独自テストというのを加えておりまして、例えば子どもたちは70センチの机に座りますので、そこから落としても何回までもつかとか、そういうふうな独自のテストで大分丈夫だということが確認されております。それからヘッドホンとかマイクとかそこら辺に関しては、選定されているDellのChromebook、本体についている形になります。附属でつく形ということです。別途購入ではなくて、一緒につくという形であります。 ○大城秀樹議長 東恩納琢磨議員。 ◆東恩納琢磨議員 この納入についてですけれども、分割をして行うと。特に中学校は受験があるからということで行うということですが、これは一気に中学校に納入して、小学校は後にするということは考えられないのか。あと納入の時期ですね。分割1、分割2というのはどれぐらいの間隔を置いて納入していくのかを教えてください。 ○大城秀樹議長 神山英輝学校教育課主幹。 ◎神山英輝学校教育課主幹 まず分割で購入する理由は、すごい数ですので一遍にというのはとても厳しいところがありますけれども、まずとにかく早く、いま中学3年生は受験に向けていろいろ勉強したりとかしないといけない。それに活用できるようにということで、最初に上げている分割の1というのは、これは中学校3年生の人数と捉えてください。その中学校3年生にまず提供して、それを使ってもらう。家庭での学習でも使ってもらえるようにする。そういうことで入れてあります。あと小学校に関しては随時、またこれはただ入れたらすぐ使えるというものではなくて、ネットワークを整備しないといけないです。Wi-Fiをですね。それを随時設定しながら、そこに併せてできるところからどんどん入れていくようにしていこうと考えております。分割は一応基本的に分割1、2の2回ですが、この2回目に関してはすぐ一遍にできはするのですけれども、学校のネットワークが導入されていく。そのものに併せて随時やっていく形になります。そこをいま詳しく分けることは……。 ○大城秀樹議長 岸本洋平議員。 ◆岸本洋平議員 先ほど耐久性の説明、独自テストがありましたけれども、それでも破損してしまった場合のその補償とか、間違って有料サイトなどをつないでしまって料金が発生したときの補償とか、あとメンテナンスとか更新等について。それから2ページの最初の各種設定ですけれども、個人のアカウントまで設定するのか伺います。 ○大城秀樹議長 神山英輝学校教育課主幹。 ◎神山英輝学校教育課主幹 まずアカウントに関しては個人で全て設定いたします。それから故障した場合の対応は、自然故障については1年間の保証がついておりますので、それで対応いたします。その次の年については、今後の検討事項となります。それから故障時、子どもたちは使えなくなるのですが、そのときにはその修理中には予備機で対応しようと考えております。また自然故障については、その1年の保証で対応するのですが、故意とか、あるいは過失による故障、紛失に関しては、ほかの学校備品と同様に原因者負担となると考えております。それから有料サイトとかには接続できないように設定してあります。全てChromebookといってネットワークで取れるようなものになっておりまして、そのアプリを簡単に取れるようにしてやっております。違法なものとか、有料のものには設続できないようにということになっております。 ○大城秀樹議長 岸本洋平議員。 ◆岸本洋平議員 アカウントを個人で設定するということでしたけれども、低学年ができるのかどうか気になります。そうすると先生方の負担が増えたり、学校側の負担が増えると思うのです。そのあたりはどうお考えになっているのか。それから今後更新とか、ハードもソフトもですけれども今回こういう予算がついていますが、ちょっと見通しというか、今後の考え方を伺います。 ○大城秀樹議長 神山英輝学校教育課主幹。 ◎神山英輝学校教育課主幹 まずアカウントの設定ですが、これはある程度教育委員会で今度GIGAスクールサポーターという役割も設けてサポートしていこう、先生方の負担を減らすようにサポートをしていく考えであります。このアカウントを設定することによって、例えばそのパソコン自体が故障しても、ほかのパソコンでもまた使えるよな、そういうことになります。そのChromebookを選定した理由は、先ほどおっしゃったこの故障に対して、故障とか、また更新とか、そういうのに対して、実はこのパソコンの中のハードディスクに入れるものではないのです。全部クラウド上にあって管理するものですから、自動的に全部更新されていきます。その中にソフトがあるわけではありませんので、データについてもクラウド上にありますので、子どもたちに何かがあっても、そのクラウドから引き出したりできる。そういうふうになっております。それでChromebookを選定したということです。この端末に関しては、そのまま子どもたちが持ち上がりしていく形になっていきます。それでそのまま更新をしていくような形です。 ○大城秀樹議長 岸本洋平議員。 ◆岸本洋平議員 このChromebookは何年間、耐用年数を考えていますか。 ○大城秀樹議長 神山英輝学校教育課主幹。 ◎神山英輝学校教育課主幹 いま文科省とか、そのメーカーが言っている年限は大体3年間ということになっております。その後にまたいろいろ買い替えたりとか、またそのまま持つのか。それはもう今からやってみてからしか分からないと思いますけれども、一応そういうのは3年間ということが出てはおります。 ○大城秀樹議長 吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 追加で、先ほどクラウドの話が上がっていました。アプリケーション、それからデータについてはクラウドに保存をする。そして出し入れができるようにするという形ですけれども、たくさんの個人情報も入ってくると思います。教員のアカウントなんかも含めて、クラウドとの情報の出し入れの中には、やはりセキュリティーについてもしっかりしていないといけないのかと思うのですけれども、そこら辺のものですね。業務概要にクラウドを活用した無償ソフトなどの提案があるため、プロポーザルの理由に書いてあるのですけれども、これは具体的にセキュリティーについては契約相手方のオーシーシー独自のものがあるのか。それともDell、このパソコンの標準装備のものだけなのかを教えてほしいのが1点目。それから2点目が、これはパソコンを導入するに当たって、教員向け、ICT支援員向けの研修等の実施とその他特徴のほうに書いてあると思うのですけれども、これは多分独自のオーシーシーからの提案だとは思うのですが、これはICTの支援員について、パソコンの導入と同時に確保されないといけないのかと思うのですけれども、この状況を教えてほしいのと、3つ目に先ほど岸本洋平議員からもあったのですが、有料サイト等にということだったのですけれども、アプリケーションとかデータについてはクラウドとの話というのが出てきたと思うのですが、インターネット、例えばインターネットエクスプローラーとかChromeなんかに接続をしたときに、そこにフィルタリングが存在をするのかどうかです。教員側、学校側でそれが把握できるのかどうか、確認をします。 ○大城秀樹議長 神山英輝学校教育課主幹。 ◎神山英輝学校教育課主幹 最初の質疑と3番目の質疑はネットワーク関係ですので、2番目の研修についてお答えいたします。研修については教員向けにもありますが、学校の教員の中でも特別な力を持っている先生方にまず教えて、それにまた学校でも教えてもらう研修とか、あるいはいま研究をしているメンバー、それを集めての研修とか、あるいは各学校に行っての先生方への研修など、いろんな方向で充実させていこうと考えております。なぜなら、やはり子どもたちが使うためには、一番大事なのは先生方がきちんと使って、それで授業ができるということだと思うので、そこを充実させていくつもりです。それに加えてウェブ上のオンライン研修とか、そこら辺も入れていく考えであります。またICT支援員もすぐ採用するような形で取り組んでいこうと考えております。 ○大城秀樹議長 休憩いたします。                              休 憩(午後3時5分) (質疑内容の説明あり)                              再 開(午後3時8分) ○大城秀樹議長 再開いたします。神山英輝学校教育課主幹。 ◎神山英輝学校教育課主幹 自分のほうでお答えいたします。まず1番ですが、クラウドは教育委員会のドメインを持っておりまして、その中で全て管理しますので大丈夫です。フィルタリングもちゃんとフィルタリングの契約をしてありまして、Ciscoのフィルタリングですね。それをやってあるので、それは大丈夫だと捉えております。 ○大城秀樹議長 吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 いまクラウドのお話が出ました。教育委員会でドメインを持っているのでということだったのですけれども、ローカルネットワークで教育委員会独自のクラウドがあって、ほかのその他のネットワークとは分離しているという認識でよかったですか。それが一つ。そうでない限り、学校外で使うときにデータの出し入れってできなくなるのです。それがつながっていないと。なのでそこをお聞きしたいのと、それからICT支援員についてはすぐ入れますということだったのですけれども、この教員向け、支援員向けもそうですが、教員の皆さんでやはりどうしても苦手な方っていらっしゃると思うのです。どうしても理解ができないということになって、これを使うことによって逆に今までの授業より質が下がってしまうということになりそうな場合、これを使わないという手段はあり得るのかが一つ。3点目に、文科省の基準で言うと、これは重量が1.5キログラム未満ということで、僕が調べたところ、これは1.4キロあるということです。今回、以前に教科書の電子書籍を購入されていたと思うのですけれども、それを全部入れて、これからこのパソコンを導入した後、来年の4月以降、電子教科書しか使わないということになってくるのか。それとも紙媒体の教科書も使わないといけないから、追加でこれをランドセルに入れて重たい荷物で持っていかないといけないのかというところですね。なかなか最近小学校、中学校で教科書、それからなかなか学校に置いていけないものが出てきているので、かなり重量が重くなっているという話を聞きます。小学校1年生などの子に重たい荷物を持たせ過ぎると骨格が曲がってしまったりだとか、そういう身体的な影響もあるので、そこら辺の考えです。どういうふうに扱っていくのかをお聞かせください。 ○大城秀樹議長 神山英輝学校教育課主幹。 ◎神山英輝学校教育課主幹 まず一つ、ドメインは分離しております。それから2つ目、教員がどうしても使えないという形で、逆に教育の効果が下がるということがありましたけれども、沖縄県の教員は優秀で、物すごく厳しい教員採用試験を勝ち抜いてきている教員ですので、その力はあると思いますし、まずこれからの世の中を考えてみると、子どもたちにとってこのパソコンというのは、この端末というのは大きな道具になります。やはり全ての子が使えないといけないものです。それに対して、その学ぶ機会を提供しないというのは、とても厳しいことだと思います。ですので、できるだけ先生方にも寄り添って、その使える、そういうふうなものをやろうというふうにして思っています。実際今スマホはほとんど使えない人はいないと思います。ほとんどの人がですね。ですので、そういう感じで指導できるような、Chromebookは物すごく使いやすい端末ですので、そこら辺を丁寧に指導していくようにして考えております。それから持ち帰りについてですが、たしかに1.4キログラム、軽いと言っても、やはり少し重たいです。低学年では持ち帰るのはとても厳しいと思います。ご存じのように日本ではコンピューターを使って宿題をするというのが3%しかいないのです。これはOECDが行っているPISA調査、3年ごとに行っていますが、一番近いものが2018年のPISA調査ですが、その結果では日本ではたった3%しか宿題で使っていない。一方OECDの平均は22.2%もあるのです。つまり日本の子どもたちにとって、コンピューターというのは宿題をする道具になっていないのです。一方、逆にゲームで遊ぶというのは日本は47.7%、OECDの平均は26.7%ということで、とてもゲームとか余暇で、楽しみでコンピューターを使うというのが子どもたちに定着しております。これはなぜこういうことになったかというと、日本はOECDの中でパソコンを使って授業をするのが最下位なのです。だからまずはこの二、三年かけて、先生方にちょっと頑張ってもらって、パソコンが学習道具であるよ。これは勉強に使うもの。ゲームに使うものよりも学習に使えるもの、勉強に使えるもの。道具としてすごい、学習用具としてすごいよということを伝えて、それが使えるようになってから、それから持ち帰って宿題に使ったりとか、そういうのをゆっくりゆっくり時間をかけて定着させるように、そういうふうにして考えております。だからまず最初にすぐ毎日みんなに持ち帰らせるとかということよりも、まずは使えるようにする。それができた時点で、まず低学年は持ち帰りはとても厳しいですけれども、高学年で宿題とか、あるいはまたやはり感染症によって休みが長期間になったときには、持ち帰らせてオンライン授業で使うと。そういう形で考えていきたいと考えております。 ○大城秀樹議長 休憩いたします。                              休 憩(午後3時15分) (休憩中に今の答弁への指摘及び答弁漏れの指摘あり)                              再 開(午後3時17分) ○大城秀樹議長 再開いたします。神山英輝学校教育課主幹。 ◎神山英輝学校教育課主幹 まずパソコン、やはり大事ということは言ったのですが、この端末というのは道具です。あくまで道具です。これを使って便利にもなるし、いろいろ使う道具にはなるわけですから、それは便利な物で使わないといけないですが、何もこのパソコンだけじゃなくて、ほかにも紙も大事ですし、いろいろ大事なものがあります。人間はその道具を得意なもの、不得意なものがいろいろあります。だからその得意なものを使ってやるというのは大事だと思います。だからパソコンだけ使って授業をするというと、むしろまたこれは問題であって、これは一つの道具として提供されるのであって、ほかにいろいろな道具を使って先生方が自分の力を発揮してできればいいと思います。ただ、全く使わない、パソコンを子どもたちが全く使えないという状況ではなくて、やはり使えるような状況を、そこにまたほかの先生方もサポートをしながら使う時間を設けたりとか、それは学校経営の中で考えていただいてやってもらえたらいいかと考えております。 ○大城秀樹議長 東恩納琢磨議員。 ◆東恩納琢磨議員 先ほどパソコンの納入に関しては、中学校3年生を優先に納入していくと。その次にネット環境が整っている学校というか、地域に配布していくということだったのですけれども、この計画です。そのネット環境が整っていないところというのは、もう既に分かっているのか。それともこれから調査するのかによって台数も変わってくると思うのですけれども、ここには台数がびっしり書いてあるので、そういう意味ではこの納入計画というのもつくられているのではないかと思うのです。例えば中学校3年生からやるのだったら、次2年生、1年生というふうに計画を立ててやっていくものなのか。それともそうではないと。いろいろなもの、要するに学校側も受け入れ側もあると思うのですけれども、それが整い次第というのですが、ではどれぐらいの間隔で次、第2の納入日とか、第3の納入日とかという計画があると思うので、それを明らかにしていただきたい。それよって学校側も準備する心構えもできると思います。今ネット環境ができた。はい、どうぞというわけにはいかないので、この辺の納入をちゃんと丁寧にもう少し説明いただけませんか。 ○大城秀樹議長 具志堅文明教育施設課長。 ◎具志堅文明教育施設課長 私からまずネットワーク整備のスケジュールにつきましてですけれども、まず2つに分けておりまして、屋部小学校、屋部中学校、東江小学校、大宮小学校、ひるぎ学園、大宮小学校、緑風学園、羽地中学校、名護中学校、久辺中学校につきましては、9月の中旬から9月いっぱいにかけて現地調査、こちらを行って、11月30日までに材料調達、そこから12月の1か月にかけてLANの工事をしていく予定であります。残りの東江中学校、真喜屋小学校、羽地小学校、稲田小学校、大宮小学校、中山分校、名護小学校、瀬喜田小学校、久辺小学校、大北小学校につきましては、少しスライドする形で10月の上旬から10月の中旬にかけて現地調査を行いまして、その後12月の中旬に材料調達、年が明けまして1月にLANの工事を予定しているところであります。最終的には3月中旬頃におきまして完成という予定をしております。 ○大城秀樹議長 東恩納琢磨議員。 ◆東恩納琢磨議員 それでは先ほど中学校3年生から優先というよりも、ネット環境が整っているところの中学校3年生を優先にすると。ネット環境が整っていない学校は、中学校3年生がいても遅れるということなのか、お聞かせください。 ○大城秀樹議長 神山英輝学校教育課主幹。 ◎神山英輝学校教育課主幹 中学校3年生に関しては家にも持ち帰ってできるように、ルーターも持ち帰ってできるようにして提供しますので、中学校3年生に関しては最初でやるということです。ほかの1、2年生、あるいは小学生はネット環境が整い次第、端末を渡していくという形になります。 ○大城秀樹議長 休憩いたします。                              休 憩(午後3時23分) (答弁漏れの指摘あり)                              再 開(午後3時24分) ○大城秀樹議長 再開いたします。神山英輝学校教育課主幹。 ◎神山英輝学校教育課主幹 先ほど言ったWi-Fiルーターというのは、どこでも電波でつながるようなものです。これを中学3年生には端末だけではなくて、全中学3年生にこのWi-Fiルーターも貸与するという形です。それは各地域、通信状況の悪いところもありますけれども、ほとんどの所でできるような形になります。 ○大城秀樹議長 ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって議案第61号の質疑を終わります。 議案第62号 物品の購入について(航空機等騒音測定器)の質疑を許します。大城敬人議員。 ◆大城敬人議員 議案第62号の質疑をさせていただきます。これは資料によりますと今回8基というのは、これまで設置されているのが変えられるのか。新しくまた変えるという意味なのか。その辺があります。その際、この新しい機械は防衛局が騒音測定の、名護市にこの前も資料を出したように、WECPNL、うるささ指数とLdenが入っているのです。名護市の今回購入するという機械はWECPNLやLdenというのが同時に出てくるのか。というのは何かと言うと、名護市が求めた防音の措置、嘉手納町や中南部のように防衛局に求めたところ、名護市の現状は数値が値しないということで断られましたよね。ところがLdenについて琉球大学の渡嘉敷先生に名護市基地対策室から依頼したところ、算定の結果、基準値に合致していたと。そういう経過があって、現実にはこの辺野古を中心に深夜に及ぶ長時間の飛行訓練が行われるのです。うるささ指数というのは持続時間が影響するわけですから、あれだけ飛んでいると当然数値は出てきて、市長にとってもこれが子どもの環境や生活環境に問題だということが具体的な数値として言える根拠を持つわけですね。だから今回の物は、それがちゃんと出せるのか。それからもう一つは、今度の機器は低周波音の測定ができるのか。と言いますのは、国立高専の屋上で騒音測定をやってきた中では低周波音が……、皆さんも行ったら分かりますよ。辺野古の海から上がってくるオスプレイが、国立高専に向かって低空でこうずっとやりますよね。そうすると低周波音が発生していると。100デシベルにも上ったことがあるのです。したがって、これは何も国立高専ではなくて、久辺小中学校、幼稚園、保育所の子どもたちにもかなり影響があると思うのです。そういった点で低周波音はそればかりではないです。廃弾処理の低周波音も、この久辺三区には廃弾処理用の3基測定器が計上されていましたが、廃弾処理による低周波音、特に体育館などです。物すごい爆発のときにはもう揺れて、子どもたちが恐怖におびえる面があるわけです。先生方も走っていって、そういうことに対応するというのがありますし、そういった点でいま言ったことは今回の測定器の中で、しっかりとキャッチでき、また数値として出せるのかどうか。その辺をお伺いしたいと思います。 ○大城秀樹議長 神元愛総務課長。 ◎神元愛総務課長 3点あったかと思いますけれども、お答えいたします。まず新しい機器にするのかということですが、既設の7か所も含めて機能強化した新しい機械を設置したいと考えております。それから数値の表し方、騒音ですけれども、WECPNL、Ldenと数値が出てくるのかということでしたが、こちらの航空機騒音は環境省が作成した航空機騒音測定・評価マニュアルに基づいて測定してまいります。現在その航空機騒音はLdenで評価されるということで、そのLdenの数値が出てくるということになります。それから低周波音の測定に関してですけれども、これも同様に航空機騒音測定・評価マニュアルに基づきますと、当該マニュアルに低周波の測定に関する基準がないということがございまして、今回の機器においては測定する能力はないということになります。 ○大城秀樹議長 大城敬人議員。 ◆大城敬人議員 分かりました。過去にはWECPNLだったのが、世界基準に合わせるということでLdenに変わったということは周知のことですが、それが出るということはありますので、防衛局に対してもしっかりとした数値が出していけるのだと。今お答えにあった低周波音、これをやっていただかないと。と言いますのは、なごみの子どもたち、施設に行って、議会軍特委がお話ししたときに、あの低周波音で戸ががたがたしたり、建物の器具等が揺れ動くということに恐怖心を持っているという訴えがありました。だからこれだけ爆破訓練が行われ、廃弾処理が行われる中で、低周波音が地域の人々に与える影響等を考えると、低周波音をしっかりとキャッチする機材が必要かと思うのです。したがって、いま言われたように環境省云々(うんぬん)というのがありますが、それとは別にするのか。その改善ができるのか分かりませんけれども、低周波音は特にオスプレイ、これはもう本当に低周波音がすごいのです。宜野座村城原の低周波音の状況は、お風呂の浴槽に入れているお湯が波打つのです、低周波音で。それから金属の心臓弁をしている人が、3時頃の段階にオスプレイが来ると不整脈が起こると。こういう影響があるのです。したがって低周波音の測定というのは、今日のようにあれだけ朝から晩まで、夜10時、11時までやるような状況にあって、音だけの問題ではないんだと。かつて京都大学の環境の先生が嘉手納騒音の裁判の中で、嘉手納町では低周波音によって人の命が縮むということを発表されておったように、低周波音は今や、この久辺三区の人たちにとっては健康に影響を与えるものであるわけです。そういう実態を行政としてもしっかりと捉えなければ、いま市長が進めているそこを止めなさいという根拠に、具体的なものとして言えないのではないかと。そういった点で、今後は低周波音測定についても検討していくということについてどうなのか非常に気になっていますので、その辺をお答えいただきたい。 ○大城秀樹議長 祖慶実季総務部長
    祖慶実季総務部長 ご質疑のあります件、まずLdenについては環境省の基準は満たしているということでできると。これは補助事業でございますので、一定のマニュアルにあるものということになってくるかと思います。いまご質疑の低周波については、先ほど紹介しましたマニュアルの中にはないということで、今回厳しいということを課長から答弁させていただいております。しかしながらという部分もございますので、このことにつきましては今後の課題として検討をしてまいりたいと思っているところでございます。 ○大城秀樹議長 石嶺康政議員。 ◆石嶺康政議員 資料の4ページです。入札結果表の中に入札参加者が2者ということになっていますけれども、これについては指名競争入札なのか、それとも公募による入札でしょうか。 ○大城秀樹議長 神元愛総務課長。 ◎神元愛総務課長 指名競争入札となっております。 ○大城秀樹議長 ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって議案第62号の質疑を終わります。 議案第63号 物品の購入について(自動結束ロボット付選花機)の質疑を許します。川野純治議員。 ◆川野純治議員 花卉園芸農業協同組合が今回契約の相手で、太陽の花です。長浜原に設置するということでありますが、そこで一点。この資料の2ページにカタログがございます。今村機械の通称花ロボットだと思いますが、それでは花卉園芸組合が作っている直接の機械ではなくて、今村機械を通してやってあるということですが、花卉園芸組合と今村機械においては代理店契約とかがなされているのかどうなのか。それを含めて指名競争入札にかけたのかどうなのかというのが一点。基本的にそれは何を聞くかというとメンテナンスの件で、メンテナンスもこの契約の中に入っているのか。入っているとしたら耐用年数を含めて何年ぐらいの、このメンテナンスもあるのか。もし入っていなければ、メンテナンスは別個にまたやるのかどうなのかということ。それから3点目に、今回4台購入しますが、この長浜原での使用は菊が主だと、たしか私は現状では思っていますけれども、4台で結束を含めて処理能力としては十分なのかどうなのか。その辺の特に花卉園芸ですのでシーズンがあると思いますけれども、いわゆる農閑期においてはどういう形で維持するのかを含めて、そういうところを確認したいと思います。 ○大城秀樹議長 早瀬川章子園芸畜産課長。 ◎早瀬川章子園芸畜産課長 今回落札しました太陽の花、沖縄県花卉園芸農業協同組合は、今回のこの今村機械の選別機の取扱店ということになっておりますので、実際そういった選花機の取扱いを行っているということで指名は行っております。機械は、耐用年数は7年となっております。1年間は、このメンテナンスは管理の中に含まれるような形になっておりますが、2年目以降は農家の負担でまたメンテナンスは行っていただく形になります。処理能力としましては、説明資料で最大処理能力が3,600本となっております。これは1時間当たりということですが、今回の導入された農家の皆さんの年間の目標本数としましては148万5,000本を見込んでおります。ですので、こちらについては実際この4台で十分賄うことはできるだろうということで考えております。また農閑期につきましては、確かに菊については一番多いのが3月の出荷の分、次に12月ということで多い時期はありますが、4月、5月等についてももちろん若干の出荷は出てきますので、そういった形でまずは使っていきながら、全く使わない時期については、また農家のほうで責任を持って、ちゃんとメンテナンスはしていただくということで、こちらでまた管理の協定を結んでいく形で予定しております。 ○大城秀樹議長 川野純治議員。 ◆川野純治議員 よく分かりました。ありがとうございます。そこで2年目からのメンテナンスは農家負担ということでありますが、これについては金額は分からないのですけれども、これについては事前に、この生産者の皆さんにもそういうことであるということは了解を受けておられるのでしょうか。そこも確認したいと思います。 ○大城秀樹議長 早瀬川章子園芸畜産課長。 ◎早瀬川章子園芸畜産課長 こちらについては農家のほうにも事前に確認は取っておりますので、またこれまでも本人たちが使っていたものについても、メンテナンスについては農家のほうもかなり慣れているような形でずっと機械は使われているというところもありますので、その辺については問題ないかと思っております。 ○大城秀樹議長 石嶺康政議員。 ◆石嶺康政議員 今回この購入費の件ですけれども、80%は県費の補助ということで、あと残りはその他の予算ということになっています。その他の予算について、説明をお願いします。 ○大城秀樹議長 早瀬川章子園芸畜産課長。 ◎早瀬川章子園芸畜産課長 事業費の財源内訳の中でその他と示されているのは、分担金の部分であります。この分担金につきましては、去る6月定例会で分担金徴収条例を制定させていただいておりますので、その分担金徴収条例に基づいて農家のほうから、この分担金を取る部分をその他ということで示されております。 ○大城秀樹議長 東恩納琢磨議員。 ◆東恩納琢磨議員 この自動結束ロボットですか、それを取り扱える農家は何戸なのか。それは長浜原の地域の方々に限られるのか。それ以外にも適用されるのか。もちろん負担金も担っている農家が使うと思うのですけれども、範囲内はどこを指しているのか。あとこの利用の条件というのはあると思うのですけれども、こうやって使っていくというようなもの、そういう取決めはあるのかどうか。あれば、後でいいですから資料を下さい。 ○大城秀樹議長 早瀬川章子園芸畜産課長。 ◎早瀬川章子園芸畜産課長 今回の機械導入の、その利用をする農家の数は4戸となっております。こちらはこの長浜原生産組合に属する農家ということになっておりますので、実際は先ほどもちょっとお話をさせていただきましたが、菊の出荷についてはかなり皆さんピークが同じで、それぞれで使う部分もかなり多いかと思っておりますので、今のところはこの長浜原生産組合以外で使うことは想定しておりません。また、この管理の協定についてはまた後ほど資料を提出させていただきたいと思います。 ○大城秀樹議長 ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって議案第63号の質疑を終わります。 これで追加議案全ての質疑を終了しました。休憩いたします。                              休 憩(午後3時43分) (当局退席)                              再 開(午後3時44分) ○大城秀樹議長 再開いたします。 これから議案に対する討論、採決を行います。 お諮りします。議案第57号 幼保連携型総合施設建築工事請負契約についての討論を許します。 (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認めます。これをもって議案第57号について採決を行います。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって議案第57号は原案のとおり可決されました。 議案第58号 名護・やんばるの自然と文化拠点施設建築工事(博物館棟)請負契約についての討論を許します。 (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認めます。これをもって議案第58号について採決を行います。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって議案第58号は原案のとおり可決されました。 議案第59号 名護・やんばるの自然と文化拠点施設電気設備工事(博物館棟)請負契約についての討論を許します。 (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認めます。これをもって議案第59号について採決を行います。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって議案第59号は原案のとおり可決されました。 議案第60号 名護・やんばるの自然と文化拠点施設機械設備工事(博物館棟)請負契約についての討論を許します。 (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認めます。これをもって議案第60号について採決を行います。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって議案第60号は原案のとおり可決されました。 議案第61号 物品の購入について(GIGAスクール情報機器)の討論を許します。 (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認めます。これをもって議案第61号について採決を行います。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって議案第61号は原案のとおり可決されました。 議案第62号 物品の購入について(航空機等騒音測定器)の討論を許します。 (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認めます。これをもって議案第62号について採決を行います。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって議案第62号は原案のとおり可決されました。 議案第63号 物品の購入について(自動結束ロボット付選花機)の討論を許します。 (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認めます。これをもって議案第63号について採決を行います。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって議案第63号は原案のとおり可決されました。休憩いたします。                              休 憩(午後3時48分) (議会運営委員会及び広報広聴委員会開催の連絡あり)                              再 開(午後3時49分) ○大城秀樹議長 再開いたします。 本日はこれにて散会します。お疲れさまでした。                              散 会(午後3時49分)...