平成25年第172回名護市定例会第172回
名護市議会定例会会議録┌─────────┬───────────────────────────┐│招 集 年 月
日│ 平成25年9月5日 木曜日 午前10時 │├─────────┼───────────────────────────┤│招 集 の 場
所│ 名 護 市 議 会 議 場 │├─────────┼───────────────────────────┤│開
議│ 平成25年9月19日 木曜日 午前10時00分 │├─────────┼───────────────────────────┤│閉
会│ 平成25年9月19日 木曜日 午後0時30分 │└─────────┴───────────────────────────┘出席並びに欠席議員 出 席 26名 欠 席 0名┌────┬─────────┬───┬────┬─────────┬───
┐│議席番号│ 氏 名 │出
欠│議席番号│ 氏 名 │出 欠│├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤│ 1 │翁 長 久美子 君
│ 出 │ 15 │渡具知 武 豊 君
│ 出 │├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤│ 2 │比 嘉 勝 彦 君
│ 出 │ 16 │大 城 勝 章 君
│ 出 │├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤│ 3 │川 野 純 治 君
│ 出 │ 17 │長 山 隆 君
│ 出 │├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤│ 4 │東恩納 琢 磨 君
│ 出 │ 18 │神 山 正 樹 君
│ 出 │├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤│ 5 │ │ │ 19 │小 濱 守 男 君
│ 出 │├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤│ 6 │宮 城 安 秀 君
│ 出 │ 20 │具志堅 徹 君
│ 出 │├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤│ 7 │比 嘉 忍 君
│ 出 │ 21 │大 城 敬 人 君
│ 出 │├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤│ 8 │岸 本 洋 平 君
│ 出 │ 22 │屋比久 稔 君
│ 出 │├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤│ 9 │金 城 一 隆 君
│ 出 │ 23 │荻 堂 盛 光 君
│ 出 │├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤│ 10 │仲 村 善 幸 君
│ 出 │ 24 │金 城 善 英 君
│ 出 │├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤│ 11 │神 山 敏 雄 君
│ 出 │ 25 │大 城 秀 樹 君
│ 出 │├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤│ 12 │比 嘉 祐 一 君
│ 出 │ 26 │宮 城 弘 子 君
│ 出 │├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤│ 13 │岸 本 直 也 君
│ 出 │ 27 │宮 城 義 房 君
│ 出 │├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤│ 14 │志良堂 清 則 君
│ 出 │ │ │ │└────┴─────────┴───┴────┴─────────┴───
┘ 署名議員 4番
東恩納琢磨君 6番 宮城安秀君 議事日程 別紙のとおり 会議に付した事件 別紙のとおり 会議の結果 別紙のとおり法第121条第1項による出席者 市 長 稲 嶺 進 君 副市長 親 川 敬 君 総 務 部 長 山 里 將 雄 君 企 画 部 長 仲宗根 勤 君
こども家庭部長 中 村 彦 次 君
市民福祉部長 照 屋 秀 裕 君 産 業 部 長 玉 城 政 光 君 建 設 部 長 仲 村 善 文 君 水 道 部 長 岸 本 健 君 消 防 長 宮 平 達 洋 君 教育長 座間味 法 子 君 教 育 次 長 石 川 達 義 君
議会事務局出席者 事 務 局 長 中 本 正 泰 君 次 長 岸 本 健 伸 君 議 事 係 長 宮 城 佳 織 君 議 事 係 金 城 友 明 君 議 事 係 比 嘉 陽 平 君 庶 務 係 長 山 城 史 代 君 庶 務 係 上 地 宏 樹 君 庶 務 係 宮 城 瞬 君 臨 時 職 員 大 城 浩 君
○議長(
比嘉祐一君) おはようございます。ただいまより本日の会議を開きます。 諸般の報告を行います。9月17日付け、名護市
代表監査委員より、9月の
例月出納検査結果についての報告の文書がありました。 9月18日付け、名護市長より、名護市
民生委員推薦会委員の推薦について依頼の文書がありました。 9月18日付け、名護市長より、名護市
都市計画審議会委員の委嘱について依頼の文書がありました。以上で諸般の報告を終わります。 日程により
委員会報告及び処理を行います。日程第25 陳情第31号から日程第37 陳情第88号までの件と、
今期定例会において付託されました日程第38 陳情第89号から日程第44 陳情第95号までの件を一括議題といたします。
△陳情第55号及び陳情第87号の件と、
今期定例会で付託いたしました陳情第89号及び陳情第92号の件について、
総務財政委員会委員長より
委員会報告を求めます。
総務財政委員会委員長 神山正樹君。
◎
総務財政委員会委員長(
神山正樹君) おはようございます。
委員会報告を行います。平成25年9月19日
名護市議会議長 比 嘉 祐 一
殿名護市議会総務財政常任委員会
委員長 神 山 正 樹 委 員 会 報 告 書 本委員会に付託の事件は、審査の結果下記のとおり決定したので、会議規則第109条の規定により報告します。記件 名 陳情第55号 公契約法及び
公契約条例の制定を求めることについて
審査月日 平成25年9月18日結 果
継続審査審査経過 審査の結果次のとおり結論を得た。 本案件は、引き続き審査する必要があり
継続審査と決定した。件 名 陳情第87号 仲尾区(地縁団体)の
民主的発展に向けた支援を求めることについて
審査月日 平成25年9月18日結 果
継続審査審査経過 総務課長等より意見を聞き、審査の結果次のとおり結論を得た。 本案件は、引き続き審査する必要があり
継続審査と決定した。件 名 陳情第89号 「
公契約条例」制定に関することについて
審査月日 平成25年9月18日結 果
継続審査審査経過 審査の結果次のとおり結論を得た。 本案件は、引き続き審査する必要があり
継続審査と決定した。件 名 陳情第92号 「
緊急事態基本法」の早期制定を求める意見書の提出について
審査月日 平成25年9月18日結 果
継続審査審査経過 陳情者より説明を受け、審査の結果次のとおり結論を得た。 本案件は、引き続き審査する必要があり
継続審査と決定した。
○議長(
比嘉祐一君) ただいまの
委員長報告に対する質疑を許します。3番 川野純治君。
◆3番(
川野純治君)
総務財政委員会の皆さん、ご苦労さまです。特に今回はまた決算審査もあって大変だと思いますが、引き続き一緒に頑張っていただきたいと思います。それで陳情第89号と関連して、陳情第55号の件の公契約と関連して、まずこの2つの陳情第55号と89号の関連はどういう形になっているのか。そしてもう1つ、
公契約条例を制定しているところが県内の市町村であるのかどうか。その辺、具体的にどういう説明がなされたのかをお聞きしたいと思います。
○議長(
比嘉祐一君)
総務財政委員会委員長 神山正樹君。
◎
総務財政委員会委員長(
神山正樹君) 陳情第55号及び陳情第89号の
公契約条例の関係について、
川野純治議員の質疑にお答えしたいと思います。まずこれは平成20年9月26日、当時の
経済建設委員会において公契約における公正な賃金、労働条件の確保を求める意見書ということで採択されております。これは当時、
経済建設委員長 渡具知武豊議員のもとで意見書案が可決されて送られているわけですけれども、条例が制定されていないという状況の中、これは国においてもその条例が制定されていない、地域においてもされていないという状況の中でどういうものがあるのかということで、
公契約条例というのはどういうものかということで、今制定されています千葉県野田市の根岸市長の講演の内容、それから
日本労働組合総連合会のほうから
公契約条例制定に関するQ&Aというのが配布されました。これによってまた細かいところを調査研究しなければいけないということで、
継続審査となっております。また県内においては、まだどこも制定されていない状況にあります。
○議長(
比嘉祐一君) 21番 大城敬人君。
◆21番(大城敬人君) 陳情第87号 仲尾区(地縁団体)の
民主的発展に向けた支援を求めることについて陳情が出されておりますが、たしかさきの本会議においても、以前に出された同区の
陳情案件で
総務財政委員会の審査の結果、この
陳情案件が妥当として区の運営に対してその結論は出たと思うんです。関係者にお話を聞きますと、その後、裁判所を通じてまた区の招集が弁護士によって行われた結果、選ばれた
執行委員会によってまた同じようなことが起こっているという中身が
陳情案件だったと思うんですが、ここで
継続審査となっております。その経過等を含めて、今回はすぐに願意妥当にはなっていないんですけれども、どういうことかお願いします。
○議長(
比嘉祐一君)
総務財政委員会委員長 神山正樹君。
◎
総務財政委員会委員長(
神山正樹君) 陳情第87号 仲尾区(地縁団体)の
民主的発展に向けた支援を求めることについて、
大城敬人議員の質疑にお答えします。確かに前回、平成23年に出されました
陳情案件につきましては願意妥当ということで、この仲尾区の
民主的解決に向けた取り組みをしてくださいということで、裁判まで起こされました。裁判におきましては原告側が勝訴をしたわけですけれども、その後、弁護士が仮代表に選任された後、臨時総会が開かれております。この臨時総会におきまして区長、それから会計、
監査委員、それから評議員、それぞれ決定したわけなんですが、その後、すぐに会計が解任されましてちょっともめております。その後、ちょっと会計の状況におかしなところがあるんじゃないかということで、
住民監査請求も起こされているんですけれども、これが監査がされておりません。そういったことで、またこの区内がごたごたして、再度話し合いを持つようにということになっております。そこで平成25年7月18日、名護市のほうから、当局のほうから
認可地縁団体仲尾区の運営についてという文書でもって、
地方自治法第260条の2第8項に「
認可地縁団体は民主的な運営のもとに自主的に活動するものとし、構成員に対し不当な
差別的取り扱いをしてはならない」と規定されています。それから名護市仲尾区規約第16条第1項に「通常総会は毎年度終了後3カ月以内に開催する。」と規定されています。名護市仲尾区規約第16条第2項第2号に「臨時総会は全区民の5分の1以上から会議の目的たる事項を示して、請求があったときは開催する。」と規定されています。名護市仲尾区規約第33条第1項に「本区の事業計画及び予算は区長が作成し、毎
会計年度開始前に総会の議決を得て定めなければならない。これを変更する場合もまた同様とする。」と規定されますということで、この
地方自治法、それから規約等々をもって話し合いをするということで仲尾区からの返事があったそうです。その推移を見て我々も検討していかなければいけないだろうなというふうに思いますが、ちょっと深い金銭的な問題が出てくるだろうというふうに思っております。
○議長(
比嘉祐一君) ほかに質疑はございませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がないようでございますので、
委員長報告に対する質疑を終わります。
委員長報告に対する討論を許します。 (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論がないようでございますので、
委員長報告に対する採決を行います。
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって本件は、
委員長報告のとおり決定されました。
△次に陳情第39号、陳情第48号、陳情第49号、陳情第75号、陳情第85号及び陳情第86号までの件と、
今期定例会で付託いたしました陳情第90号及び陳情第93号の件について、
民生教育委員会委員長より
委員会報告を求めます。
民生教育委員会委員長 岸本洋平君。
◎
民生教育委員会委員長(岸本洋平君) おはようございます。では、読み上げて
委員会報告とさせていただきます。平成25年9月19日
名護市議会議長 比 嘉 祐 一
殿名護市議会民生教育常任委員会
委員長 岸 本 洋 平 委 員 会 報 告 書 本委員会に付託の事件は、審査の結果下記のとおり決定したので、会議規則第109条の規定により報告します。記件 名 陳情第39号 健全な保育行政と安心して働ける職場環境の保全について
審査月日 平成25年7月30日、9月18日結 果
継続審査審査経過 陳情者より説明を受け、
こども政策課長、
総務課長等より意見を聞き、審査の結果次のとおり結論を得た。 本案件は、引き続き審査する必要があり
継続審査と決定した。件 名 陳情第48号 「
八重山地区教科書問題解決に向けて」について
審査月日 平成25年9月18日結 果
継続審査審査経過 審査の結果次のとおり結論を得た。 本案件は、引き続き審査する必要があり
継続審査と決定した。件 名 陳情第49号
社会福祉法人翠泉会在宅複合型施設「羽地苑」の運営の正常化を求め ることについて
審査月日 平成25年7月30日、9月18日結 果 一部採択、一部
審査不要審査経過 羽地苑の施設長等より説明を受け、施設の視察を行うとともに、陳情者より説明を 受け、
介護長寿課長より意見を聞き、次のとおり結論を得た。 本案件は、陳情の趣旨である
玉城幸雄理事長の解職勧告については、すでに本人が 辞任しているため審査不要とし、理事会が本来の任務を果たせるよう名護市として 働きかけること、利用者、職員へのパワハラを一掃することについては願意妥当で あり採択と決定した。件 名 陳情第75号
生活保護基準引下げはしないことなど国に
意見書提出を求めることに ついて
審査月日 平成25年9月18日結 果 採
択審査経過 社会福祉課長等より意見を聞き、審査の結果次のとおり結論を得た。 本案件は、願意妥当であり採択とし、意見書を提出することに決定した。件 名 陳情第85号
武道館建設について
審査月日 平成25年9月18日結 果
継続審査審査経過 社会教育課長等より意見を聞き、審査の結果次のとおり結論を得た。 本案件は、引き続き審査する必要があり
継続審査と決定した。件 名 陳情第86号
キャンプ・シュワーブ内辺野古ダム周辺文化財の現状保存を求めるこ とについて
審査月日 平成25年9月18日結 果
継続審査審査経過 審査の結果次のとおり結論を得た。 本案件は、引き続き審査する必要があり
継続審査と決定した。件 名 陳情第90号 平成26年度
幼稚園就園奨励費補助金に関することについて
審査月日 平成25年9月18日結 果 採
択審査経過 陳情者より説明を受け、
こども政策課長より意見を聞き、審査の結果次のとおり結 論を得た。 本案件は、願意妥当であり採択と決定した。件 名 陳情第93号
国立ハンセン病療養所の職員削減を行わず医療・看護・福祉の充実を 求めることについて
審査月日 平成25年9月18日結 果 採
択審査経過 陳情者より説明を受け、
健康増進課長より意見を聞き、審査の結果次のとおり結論 を得た。 本案件は、願意妥当であり採択とし、意見書を提出することに決定した。
○議長(
比嘉祐一君) ただいまの
委員長報告に対する質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がないようでございますので、
委員長報告に対する質疑を終わります。
委員長報告に対する討論を許します。 (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論がないようでございますので、
委員長報告に対する採決を行います。
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって本件は、
委員長報告のとおり決定されました。
△次に陳情第31号、陳情第69号、陳情第70号、陳情第72号までの件と、
今期定例会で付託いたしました陳情第91号、陳情第94号、陳情第95号までの件について、
経済建設委員会委員長より
委員会報告を求めます。
経済建設委員会委員長 小濱守男君。
◎
経済建設委員会委員長(小濱守男君) おはようございます。
委員会報告を行います。平成25年9月19日
名護市議会議長 比 嘉 祐 一
殿名護市議会経済建設常任委員会
委員長 小 濱 守 男 委 員 会 報 告 書 本委員会に付託の事件は、審査の結果下記のとおり決定したので、会議規則第109条の規定により報告します。記件 名 陳情第31号 名護市
食肉センター施設改善及び賃借料(土地)の無償化について
審査月日 平成25年9月18日結 果
継続審査審査経過 産業振興課長等より意見を聞き、審査の結果次のとおり結論を得た。 本案件は、引き続き審査する必要があり
継続審査と決定した。件 名 陳情第69号 「
名護十字路商店街振興組合」の救済について(法人より)
審査月日 平成25年9月18日結 果
継続審査審査経過 商工観光課長等より意見を聞き、審査の結果次のとおり結論を得た。 本案件は、引き続き審査する必要があり
継続審査と決定した。件 名 陳情第70号 「
名護十字路商店街振興組合」の救済について(市民より)
審査月日 平成25年9月18日結 果
継続審査審査経過 商工観光課長等より意見を聞き、審査の結果次のとおり結論を得た。 本案件は、引き続き審査する必要があり
継続審査と決定した。件 名 陳情第72号 大浦区海岸整備及び
避難通路整備について
審査月日 平成25年9月18日結 果
継続審査審査経過 建設土木課長等より意見を聞き、審査の結果次のとおり結論を得た。 本案件は、海岸線の整備及び県道18号線のかさ上げに関しては、引き続き審査する 必要があり
継続審査と決定した。件 名 陳情第91号 「
森林吸収源対策及び
地球温暖化対策に関する地方の財源確保のため の
意見書採択」に関することについて
審査月日 平成25年9月18日結 果 採
択審査経過 産業建設課長等より意見を聞き、審査の結果次のとおり結論を得た。 本案件は、願意妥当であり採択とし、意見書を提出することに決定した。件 名 陳情第94号 法定積載で安心・安全な交通安全が担保できる適正単価を求めること について
審査月日 平成25年9月18日結 果
継続審査審査経過 陳情者より説明を受け、総務課長及び
建築住宅課長等より意見を聞き、審査の結果 次のとおり結論を得た。 本案件は、引き続き審査する必要があり
継続審査と決定した。件 名 陳情第95号 最低価格の撤廃及び価格公表の廃止について
審査月日 平成25年9月18日結 果
継続審査審査経過 陳情者より説明を受け、
工事契約検査室長等より意見を聞き、審査の結果次のとお り結論を得た。 本案件は、引き続き審査する必要があり
継続審査と決定した。
○議長(
比嘉祐一君) ただいまの
委員長報告に対する質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がないようでございますので、
委員長報告に対する質疑を終わります。
委員長報告に対する討論を許します。 (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論がないようでございますので、
委員長報告に対する採決を行います。
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって本件は、
委員長報告のとおり決定されました。
△陳情第88号の件について、
軍事基地等対策特別委員会委員長より
委員会報告を求めます。
軍事基地等対策特別委員会委員長 仲村善幸君。
◎
軍事基地等対策特別委員会委員長(仲村善幸君) それでは報告いたします。平成25年9月19日
名護市議会議長 比 嘉 祐 一
殿名護市議会軍事基地等対策特別委員会
委員長 仲 村 善 幸 委 員 会 報 告 書 本委員会に付託の事件は、審査の結果下記のとおり決定したので、会議規則第109条の規定により報告します。記件 名 陳情第88号
キャンプ・シュワーブ内の廃弾処理の爆発による被害住宅及び周辺地 域の実態と現況調査及び同演習場での廃弾処理・爆破訓練の即時中止 と同演習場の全面撤去を強く求めることについて
審査月日 平成25年9月4日結 果
継続審査審査経過 現地踏査を行い、陳情者より説明を受け、審査の結果次のとおり結論を得た。 本案件は、引き続き審査する必要があり
継続審査と決定した。
○議長(
比嘉祐一君) ただいまの
委員長報告に対する質疑を許します。3番 川野純治君。
◆3番(
川野純治君) 軍特委の皆さん、ご苦労さまでした。
審査経過の中で現地踏査を行ったという報告がありますが、その具体的な内容を少しお知らせ願いたいなと思います。
○議長(
比嘉祐一君)
軍事基地等対策特別委員会委員長 仲村善幸君。
◎
軍事基地等対策特別委員会委員長(仲村善幸君) 9月4日の名護市辺野古の陳情者を含めた家庭や、それから周辺地域の調査を行いました。陳情者の住宅には今もこの爆発による被害というのは32年前の大分前の話なんですけれども、今も爆発音と思われるものによって生じたと考えられます、家のひび割れとか、それから地面のひび割れとか、そういうのが見受けられました。そして本人からも報告を受けて、確かにこれは周辺の状況も聞いた上でこの爆発音によるものだろうということが推測はされました。ついでに申し上げますと、大分前の話でありますので、それについては当時の区の対応がどうだったかと。補償問題もありましたので、区の対応がどうだったかということも聞く必要があるということで、今回は行けなかったんですが、近いうちにまた辺野古の区長にも会って、当時のことについて詳しく聞こうということで現地踏査を行ったということであります。
○議長(
比嘉祐一君) ほかに質疑ございませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がないようでございますので、
委員長報告に対する質疑を終わります。
委員長報告に対する討論を許します。 (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論がないようでございますので、
委員長報告に対する採決を行います。
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって本件は、
委員長報告のとおり決定されました。 これより議案に対する討論、採決を行います。採決の一括処理についてお諮りいたします。議案第54号を除く議案第49号から議案第61号までの12件の議案の討論、採決につきましては、議事日程として配付してありますので、議案番号を宣告するのみで一括して処理することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議ありませんので、このように処理をいたします。 お諮りいたします。議案第54号を除く議案第49号から議案第61号までの12件の議案につきましては、討論を省略して採決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議ありませんので、このように決定されました。 お諮りいたします。議案第54号を除く議案第49号から議案第61号までの12件の議案につきましては、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。議案第54号を除く議案第49号から議案第61号までの12件の議案につきましては、原案のとおり可決されました。 認定第1号から認定第7号までの委員会付託についてお諮りいたします。認定第1号につきましては
総務財政委員会へ、認定第2号、認定第3号及び認定第5号までの3件につきましては民生教育委員会へ、認定第4号、認定第6号及び認定第7号までの3件につきましては
経済建設委員会へ付託し、閉会中に審査させることにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議ありませんので、このように決定されました。 お諮りいたします。お手元に配付してありますように、意見書案4件が提出されております。この際、日程追加第3号、日程第1 意見書案第13号から日程第4 意見書案第16号までの件を日程に追加したいと思いますが、ご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議ありませんので、このように決定されました。 意見書案第13号 「生活保護基準の引下げはしないこと」を国に求める意見書(案)について、提出者より趣旨説明を求めます。
民生教育委員会委員長 岸本洋平君。
◎
民生教育委員会委員長(岸本洋平君) それでは読み上げて提案とさせていただきます。日程追加議案の書面をお開きになっていただきたいと思います。
△意見書案第13号 「生活保護基準の引下げはしないこと」を国に求める意見書(案) 上記の意見書案を別紙のとおり提出します。 平成25年9月19日
名護市議会議長 比 嘉 祐 一 殿提出者 名護市議会議員
岸 本 洋 平
宮 城 弘 子
翁 長 久美子
川 野 純 治
東恩納 琢 磨
比 嘉 忍
大 城 勝 章
大 城 敬 人宛先:内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、厚生労働大臣「生活保護基準の引下げはしないこと」を国に求める意見書(案) 憲法においては、全ての国民の「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」が保障されている。 しかしながら国は、老齢加算を廃止し、毎月の生活保護費を約2割減らした。その結果、「食事を1日2回にした」、「知り合いの葬式にも出席できない」など、人間らしい暮らしができなくなっている。 さらに、国は生活保護基準の引下げを3年程度かけて段階的に実施するとしており、すでに今年8月より引下げが開始された。生活保護基準の引下げは、利用している人たちの暮らしをより一層困難にし、最低賃金や年金、就学援助など各種制度に影響するものである。 国民生活の最低保障基準の土台をなす生活保護制度は国が責任を持って保障すべきである。 よって本議会は下記の事項について強く要望する。記 国民の生活水準を守るため生活保護基準の引下げはしないこと。以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。平成25年9月19日沖縄県名護市議会
○議長(
比嘉祐一君) お諮りいたします。意見書案第13号につきましては質疑、討論を省略して採決することにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議ありませんので、このように決定されました。 お諮りいたします。意見書案第13号は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって意見書案第13号は、原案のとおり可決されました。 意見書案第14号
国立ハンセン病療養所の職員削減を行わず、医療・看護・福祉の充実を求める意見書(案)について、提出者より趣旨説明を求めます。
民生教育委員会委員長 岸本洋平君。
◎
民生教育委員会委員長(岸本洋平君) それでは読み上げて提案とさせていただきます。
△意見書案第14号
国立ハンセン病療養所の職員削減を行わず、医療・看護・福祉の充実を求める意見書(案) 上記の意見書案を別紙のとおり提出します。 平成25年9月19日
名護市議会議長 比 嘉 祐 一 殿提出者 名護市議会議員
岸 本 洋 平
宮 城 弘 子
翁 長 久美子
川 野 純 治
東恩納 琢 磨
比 嘉 忍
大 城 勝 章
大 城 敬 人宛先:内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、厚生労働大臣
国立ハンセン病療養所の職員削減を行わず、医療・看護・福祉の充実を求める意見書(案) 強制隔離を骨格とする人権侵害の「らい予防法」は1996年に廃止され、2009年4月には「ハンセン病問題の解決の促進に関する法律(以下「ハンセン病問題基本法」という。)」が施行された。 ハンセン病問題基本法は、その基本理念においてハンセン病問題に関する施策は、国の隔離政策による被害を可能な限り回復することを旨として行われなければならないとしており、第7条では「国は、
国立ハンセン病療養所において、入所者に対して必要な療養を行うものとする。」、第11条では「国は、医師、看護師及び介護員の確保等、
国立ハンセン病療養所における医療及び介護に関する体制の整備のために必要な措置を講ずるよう努めるものとする。」とある。 入所者の平均年齢は82歳を超え、高齢化、障害の重度・重複化に対応した医療・看護・介護体制の強化は喫緊の課題となっている。しかし、ハンセン病療養所の医療・看護・福祉の体制は、国家公務員の定員削減計画によって連年にわたって職員が削減され続けてきたことによって、入所者の療養生活に深刻な事態を及ぼす状況に陥っているのが現実である。 2009年7月9日に衆議院、2010年5月21日には参議院で「
国立ハンセン病療養所における療養体制の充実に関する決議」が全会一致で決議された。 国は、ハンセン病療養所入所者に十分な医療・生活を最後まで保障する責任がある。そして、その責任を果たすためには、職員削減に歯止めをかけるとともに、増員が絶対的に必要である。 特に、
国立ハンセン病療養所である沖縄愛楽園が所在する本市にあっては、「時とともに地域にとけ込み、人々が癒され、ふれあう施設としてあり続ける。」という理念を掲げた「沖縄愛楽園将来構想」の実現に向け、その具体的施策を策定中であり、入所者の療養生活・生存権をも脅かすこうした国の動向は看過できない。 よって、本市議会は、国家公務員の定員削減、欠員不補充、新規採用抑制等の施策からハンセン病療養所を除外し、ハンセン病問題を真に解決し、国会決議に基づいて入所者の医療・生活権が最後の一人まで保障されるよう、下記事項を強く要請する。記1 国家公務員の定員削減計画の対象から
国立ハンセン病療養所職員を除外すること。2
国立ハンセン病療養所の賃金職員の早期定員化に向けての長期計画を策定すること。3
国立ハンセン病療養所の医師・看護師、介護員ほか行政職(二)職員の充足・増員を図ること。以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。平成25年9月19日沖縄県名護市議会
○議長(
比嘉祐一君) お諮りいたします。意見書案第14号につきましては質疑、討論を省略いたしまして採決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議ありませんので、このように決定されました。 お諮りいたします。意見書案第14号は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって意見書案第14号は、原案のとおり可決されました。 意見書案第15号 「
森林吸収源対策及び
地球温暖化対策に関する地方の財源確保」のための意見書(案)について、提出者より趣旨説明を求めます。
経済建設委員会委員長 小濱守男君。
◎
経済建設委員会委員長(小濱守男君)
△意見書案第15号 「
森林吸収源対策及び
地球温暖化対策に関する地方の財源確保」のための意見書(案) 上記の意見書案を別紙のとおり提出します。 平成25年9月19日
名護市議会議長 比 嘉 祐 一 殿提出者 名護市議会議員
小 濱 守 男
金 城 善 英
宮 城 安 秀
金 城 一 隆
神 山 敏 雄
渡具知 武 豊
屋比久 稔
宮 城 義 房宛先:内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、農林水産大臣、環境大臣、経済産業大臣、衆議院議長、参議院議長「
森林吸収源対策及び
地球温暖化対策に関する地方の財源確保」のための意見書(案) 地球温暖化防止のための温室効果ガスの削減は、我が国のみならず地球規模の重要かつ喫緊の課題となっており、森林のもつ地球温暖化の防止や国土の保全、水資源の涵養、自然環境の保持など「森林の公益的機能」に対する国民の関心と期待は大きくなっている。 また、我が国は、平成25年度以降においても、京都議定書目標達成計画に掲げられたもの(第1約束期間における温室効果ガス排出削減義務6%のうち、3.8%を森林吸収量で確保)と同等以上の取組みを推進することとしている。 このような経緯も踏まえ、「
地球温暖化対策のための石油石炭税の税率の特例措置」が平成24年10月に導入されたが、使途は、CO2排出抑制対策に限定されており、
森林吸収源対策及び
地球温暖化対策に関する地方の財源確保については、「早急に総合的な検討を行う」との方針にとどまっている。 もとより、地球温暖化防止をより確実なものとするためには、森林の整備・保全等の
森林吸収源対策や豊富な自然環境が生み出す再生可能エネルギーの活用などの取組みを、山村地域の市町村が主体的・総合的に実施することが不可欠である。 しかしながら、これらの市町村では、木材価格の暴落・低迷や林業従事者の高齢化、後継者不足など厳しい情勢にあり、その結果、山そのものが荒廃し、自然災害等の脅威に国民の生命・財産が脅かされるといった事態が生じている。 これを再生させることとともに、
森林吸収源対策などの
地球温暖化対策に取り組むための恒久的・安定的な財源確保を講ずることが急務である。 よって、下記事項の実現を強く求めるものである。記 自然災害などの脅威から国民の生命・財産を守るための森林・林業・山村対策の抜本的な強化を図ることに加え、二酸化炭素吸収源として最も重要な機能を有する森林の整備・保全等を推進する市町村の役割を踏まえ、「石油石炭税の税率の特例」による税収の一定割合を、森林面積に応じて譲与する仕組みの構築を強く求める。以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。平成25年9月19日沖縄県名護市議会
○議長(
比嘉祐一君) お諮りいたします。意見書案第15号につきましては質疑、討論を省略して採決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議ありませんので、このように決定されました。 お諮りいたします。意見書案第15号は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって意見書案第15号は、原案のとおり可決されました。 17番 長山隆君。
◆17番(長山隆君) 意見書案第16号に入る前に10分ぐらい休憩をお願いしたいんですけれども。
○議長(
比嘉祐一君) ただいま申出がございました。休憩いたしますか。暫時休憩いたします。休 憩(午前10時50分)
再 開(午前11時4分)
○議長(
比嘉祐一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。意見書案第16号 キャンプ・ハンセン東シナ海側斜面の一方的な返還に抗議し返還期限の延長を求める意見書(案)について、提出者より趣旨説明を求めます。8番 岸本洋平君。
◆8番(岸本洋平君) それでは読み上げて提案とさせていただきます。
△意見書案第16号 キャンプ・ハンセン東シナ海側斜面の一方的な返還に抗議し 返還期限の延長を求める意見書(案) 上記の意見書案を別紙のとおり提出します。 平成25年9月19日
名護市議会議長 比 嘉 祐 一 殿提出者 名護市議会議員
岸 本 洋 平 翁 長 久美子
比 嘉 勝 彦 川 野 純 治
東恩納 琢 磨 金 城 一 隆
仲 村 善 幸 神 山 敏 雄
神 山 正 樹 小 濱 守 男
具志堅 徹 大 城 敬 人
屋比久 稔 荻 堂 盛 光 宛て先:内閣総理大臣、外務大臣、防衛大臣、内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方担当)、 外務省特命全権大使(沖縄担当)、沖縄防衛局長 キャンプ・ハンセン東シナ海側斜面の一方的な返還に抗議し 返還期限の延長を求める意見書(案) キャンプ・ハンセン東シナ海側斜面の一部返還(名護市部分約162ヘクタール)については、昭和51年(1976年)の日米安全保障協議委員会で一部返還が了承されたが、跡地利用の困難さなどから継続使用の要請に対して返還期限の延期が認められてきており、平成25年7月5日の名護市軍用地等地主会の要請においては、会長をはじめ当該区域を有する喜瀬区、幸喜区、許田区の三区長を含めた理事の連名において継続使用の要請が沖縄防衛局長へなされている。 しかし、今月5日、沖縄防衛局から名護市へキャンプ・ハンセン東シナ海側斜面の一部返還の通知がなされた。この通知は日米合同委員会が合意するその当日に唐突に行われ、地元の要請を酌まない一方的で強権的なものと言わざるを得ず、理解できるものではない。 これまで日米地位協定により、軍用地として長期間提供されてきた基地の跡地利用について措置を講ずることは、国の当然の責務と考えるところである。しかも当該区域は地形的に利用が困難な区域であり、そうした措置も無く返還期限を設けることは受け入れられない。 さらには、三区とも継続使用の要請をしているなかで、返還の時期に差異を設け幸喜区のみ返還を早める手法は、地域の混乱を招く恐れがあるばかりか、キャンプ・ハンセン周辺で米軍機が行う訓練により、住民が日常的に受けている騒音等の被害は三区ともに深刻であることを顧みておらず、このような同意を得ない一方的な手法は到底看過できない。 よって、名護市議会は市民の生命と財産を守る立場から、今回のキャンプ・ハンセン東シナ海側斜面の一方的な一部細切れ返還に抗議し、返還期限の延長を求めるものである。以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。平成25年9月19日沖縄県名護市議会
○議長(
比嘉祐一君) お諮りいたします。意見書案第16号につきましては質疑、討論を省略して採決することにご異議ありませんか。 (「異議あり」と呼ぶ者あり) 意見書案第16号についての質疑を許します。6番 宮城安秀君。
◆6番(宮城安秀君) 今回の提案に関して、その提案者にお尋ねいたします。この文書の中で名護市軍用地等地主会、あるいは3区長を含めた理事の連名において継続使用の要請が沖縄防衛局長になされているとありますが、今回の返還において、その許田区、あるいは喜瀬区においては軍用地等地主会の方たちとの継続使用とは別に単独で再度その基地の継続使用を求めた要請書がなされております。両区においてはですね。どうしてこの3区は1つという中で幸喜区だけその軍用地等地主会とは別に、再度その継続使用の延期を求めた要請がなされなかったのかお尋ねいたします。
○議長(
比嘉祐一君) 8番 岸本洋平君。
◆8番(岸本洋平君) これまでも返還期限の延期については3区ともに延期の要請をしてきているところで、返還の期限が来たときにはこれまで3回、延期の要請を行ってきている。今回で4回目ということになっていると思いますけれども、基本的に返還の期限の延期ということにおいては、それを望んできているわけです。そのことについては基本的に確認をしておきたいと思います。そうした中ではありますが、その時期に2区の連名における時期というのが平成23年9月22日に行われているわけですが、この2区になった理由というのは、幸喜区が行わなかったという理由は、幸喜区の総会において今回この3区一緒に提案するということに関しては、そのときにおいては総会で反対票のほうが上回ったということで、幸喜区のほうは一緒の連名はしていないということで、そのときの記録が手元にあるところでございます。
○議長(
比嘉祐一君) 6番 宮城安秀君。
◆6番(宮城安秀君) 提案者が今お話しされたように、これまで3回、そして今回で4回目、そういった流れの中で、そしてその返還時期が押し迫ってきている。その中で両2区においては本当に自分の財産を守るために必死なんです。それで結局、軍用地等地主会の要請というのは軍用地の値上げ、あるいは地目の変更、そしてその3区の継続使用、ハンセンの継続使用、それを毎年行っているわけです。しかし、今回返還が迫っている中で両区においては再度個々の区において強い要望があり、継続使用を求めているということでございます。そういうことからして、どうして幸喜区だけはそういった安易な気持ちと言ったら失礼かもしれませんが、そういった気持ちで要請に3区は1つと言いながら、何で幸喜区だけ要請に行かなかったのですかと、要請しなかったのですかということです。
○議長(
比嘉祐一君) 8番 岸本洋平君。
◆8番(岸本洋平君) 今回、平成25年7月5日の、先ほどの文面にもありましたが、軍用地等地主会のほうで連名で要請を防衛局長に行っているわけですが、その中の要請事項の記の中の4番目に、キャンプ・ハンセン東シナ海側斜面の一部約162ヘクタールの継続使用を強く要請するということで、そうしたことが、今の時点からの直近ではこの要請が防衛局長に届いている直近の要請かと私は思っております。ということは、この要請において一緒に行っているわけですから、そのことは一番現在に近い要請があらわしているとおり、十分に伝えていることになっていると思います。当時のキャンプ・ハンセンの東シナ海側区域の継続使用について、平成23年9月22日の喜瀬区、許田区の要請には、その文章の中に条件つきで容認したことは承知しており、地元の姿勢を支持する意向でありますと。そして、今後も辺野古区等との連携を図りつつ防衛業務に対し協力していく所存でありますということがそのときの文章に入っておりますが、だからといって、これを提出しなかったからといって幸喜区の意思は、意思というか、幸喜区の要請は直近において伝わっていると私は考えています。
○議長(
比嘉祐一君) 6番 宮城安秀君。
◆6番(宮城安秀君) 辺野古の普天間問題も絡んだ要請だというふうな話ではございますが、私が言っているのは、必ずしもその文言を記載しなくても3区は一緒ということで、そして2区においてはその要請をしている。その文言を削除して要請してもいいんじゃないですか。要するに当区の財産を守るためにも、本来は3区とも一緒に要請するべきなんですよ。ただ、その文言があるからということで要請しないというのはおかしい。そこをかえて何とか継続使用していただきたいということで要請すればいいと思うんですけれども、提案者はその件に関してどうお考えですか。
○議長(
比嘉祐一君) 暫時休憩いたします。休 憩(午前11時20分) (質疑者以外の発言に対して、議長から注意)再 開(午前11時20分)
○議長(
比嘉祐一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。8番 岸本洋平君。
◆8番(岸本洋平君) 先ほどのご質疑では文書の文言を変更してでもということでありましたが、当時の文言調整については私も承知していないので、それができたかどうかというのはちょっとはっきりとは申し上げられないところですが、いずれにしてもその総会においてはそういう文言が入っていることでの要請というものには反対のほうが多くて、それには賛同できないという内容であったと思っています。
○議長(
比嘉祐一君) 17番 長山隆君。
◆17番(長山隆君) 二、三ちょっとお聞きしたいんですが、平成23年の9月議会でも与党の皆さんから細切れ返還反対という決議案が出て、それは賛成多数で通りました。そして我々は継続使用を求めるという意見書を出しましたけれども、少数で否決されたわけです。それは記憶にまだあると思います。その前段階で各区で総会を開いて、この総会の中で2区では継続使用を求めたいと。ですが、幸喜においてはいろいろ意見があって、総会の中で賛否両論をとったところ、34対44か、10票差ぐらいで反対のほうが勝ったというか可決して、幸喜区としては要請しないということに決まっているわけです。区で。これを受けて許田と喜瀬は防衛局へ要請をしたといういきさつがあるわけですよ。それを受けて我々議会も意見書を出してやって、その後、本来はことしの12月が期限ですが、これを延ばして半年間、今猶予をおいて来年の6月30日に返還するということになっております。そこで、この文書では見えないのでちょっとお聞きしたいんですが、幸喜区だけを喜瀬、許田に合わせて平成29年6月30日に延ばしてくれという延期願いなのか、それとも3区とも全てこれからさらに継続をしてくれという意味なのか、その辺をお聞きしたいと思います。
○議長(
比嘉祐一君) 8番 岸本洋平君。
◆8番(岸本洋平君) おっしゃるとおり3区ともというふうに、そういう意味合いで作成している意見書だと考えています。3区ともというふうに。期限については、当然そういう期限を設けるからには、やはり跡地利用のことをしっかりと措置を講じて、それからなされるべきだと考えています。
○議長(
比嘉祐一君) 21番 大城敬人君。
◆21番(大城敬人君) 提案者として補足します。先ほど来、宮城安秀議員、あるいは長山議員からご質疑がありましたが、この問題、キャンプ・ハンセンの問題、私の地元地域ですので、このことについて今、宮城安秀議員と長山議員の質疑では事実誤認がありますから、事実に基づいて補足して、それがそうだったかということでわかっていただければ、ぜひ区民の意思を確認した上でこの意見書にご賛成をいただきたいなと思います。先ほどありましたことについて、実は宮城安秀議員は非常に曲解したご質疑をされていますので、よく聞いてくださいね。平成23年5月8日の午後1時から幸喜区の平成23年度定期総会が行われました。参加者は本人57名、代理8名ということで、終了時には本人が68名、代理人16名ということであります。この中の議案書の中に、第3号、キャンプ・ハンセン一部返還の撤回と継続使用の要請について辺野古区が普天間基地移設を容認した場合、辺野古区地区に協力し、三共区、喜瀬、幸喜、許田、足並みそろえて沖縄防衛局に要請することの承認について提案されたんです。提案というのは当然、幸喜の評議員会から提案がされるわけです。ここで言っているのは、今さっき安秀議員がご質疑なさった辺野古区のこの協力をする、いわゆる支持するということが前提なんですね、安秀議員。これを除いて継続を要望しなかったことは全くなくて、要望することになっていて、今、洋平議員から説明があったように、直近の、いいですか、7月5日に全部で要請しているんですよ。それを捉えてこの部分で言いますから、ご理解のために言っておきますと、実は許田区は全会一致で賛成したと。そして喜瀬区の場合はどういう経過だったかと申し上げますと、区の総会にこの辺野古を容認した場合に支持するというのは提案されませんでした。というのは、事前に提案はしないことが確認されてこの提案がされませんでした。その後、この要請文書については喜瀬区の評議員に一任するという総会決議がされました。それでもって喜瀬区は区の総会において容認をしたとなされたということによって、マスコミも報道した結果、区民からかなりいろいろとこの事実が違うという意見が私のほうにも来ました。ところで、許田区の全会一致については武豊議員が地元ですので、きょうは質問の場ではありませんが、私のところに許田区の総会決議の直後にですね、1つの貯金通帳が送られてまいりました。直前にどういう偶然か知りませんが、5万円区から振り込まれていると。これは前総会の参加者も含めて、その区民に配られた。それがどういう意味かはわかりませんよ。しかしながら、その後において区は総会で全会一致しております。ところで、ちなみに皆さんも認識してほしいのは、先ほど162ヘクタールと申し上げましたが、喜瀬は全体でどれだけの面積になるかというと96万1,175平米、そしてこの許田区の部分は6,199平米、幸喜区のほうが57万8,198平米で、ここの全体は154万5,572平米です。パーセントで言いますと、喜瀬区にまたがるこの部分というのは62.189%、許田区にまたがると言われているのは0.401%、幸喜区が37.41%です。これによってその許田区は
キャンプ・シュワーブがほとんどで、許田区の
キャンプ・シュワーブの面積は234万608平米、この面積をとれば喜瀬の2.43倍、幸喜の4倍もあるんですが、その喜瀬区の返還部分に許田区はほとんどさわらないという状況です。ですから、許田、喜瀬区の皆さんと幸喜の皆さんの区民の総意としてその要請はもちろんしているわけですが、わざわざこの普天間の移設の問題に絡めて辺野古を容認することを条件にして要請するというのは、これはもうそれぞれの自治区に対してこの条件を示してやるというのは余りにも市民の、区民の意思を踏みにじる、これは防衛局の差し金だろうとも思います。介入だと思いますね。そこで実は安秀議員、当日ですね、例えば要請していないというんですが、この問題について喜瀬、許田の区長や
渡具知武豊議員からは幸喜の区長に行きますよという話は全くありませんね。今、安秀議員のご質疑にお答えしようとすると、このように言っておられますね。お二人が要請しているのに幸喜は行かなかったとおっしゃっている。幸喜区はそういう条件はのめないということであり、喜瀬区の区民総会には提案されなかったという事実がある。そういう状況ですから、その要請をすることについて我々議会も、先ほど長山議員が質疑をされたように、その議決をしているわけなんです。したがって、この要請に何が働いたかというのが大きな問題であります。名護市の議会はこれまで岸本洋平議員がお答えしてきたように、4回も全会一致でやった。例えば武豊議員の委員長のときにも全会一致でやった。ところが今回、去年の議会から軍特委でこれをやりましょうというと、地元からの要請がないから待ちなさいということで、我々はそれを尊重してずっと名護市議会軍特委で待ってきたんだ。そうしたら今のような経過の中で、条件が辺野古への移設を容認する辺野古を支持するという条件なんですね。これをおっしゃっておられるので、宮城安秀議員がおっしゃるのはその要請をしているんです。直近でですね。要請していないなどとは今説明があったように、許田区が平成23年9月22日に喜瀬、許田の区長が行かれたと。そのときの新聞にも写真が載ったように、
渡具知武豊議員はちょうど委員会の最中だったと思うんですが、そこからその要請に出られております。そういったこともあって、その三共区域の一致した行動であればそれは当然です。条件が課せられて、その条件をのまなかったから要請はしていないなどということは、これはもう余りにもひど過ぎる、乱暴な論理の展開であって、これは安秀議員はその自分らの思惑である容認というのを幸喜、喜瀬、許田にも押しつけようとしているという、何よりのあらわれだと。幸喜において要請は区の総意です。延長について。そのことを曲解しないでほしい。
○議長(
比嘉祐一君) 17番 長山隆君。
◆17番(長山隆君) 意見書が出ていますので、この文書からちょっと質疑したいんですが、同意しない一方的ということが書いてありますよね。この一方的というのは、今まで話し合いをしてきて返還期日が来ているからこれを半年延ばした日にちで更改しているわけですよね。それに対して一方的というのがちょっとわかりませんので、この説明をしていただきたいと思いますが。
○議長(
比嘉祐一君) 8番 岸本洋平君。
◆8番(岸本洋平君) 今回の通知については、その合意する当日に市のほうにいきなり連絡があって、返還が決定しますということで、そのときに市であったり、区であったりの意見を聞く猶予、また調整がなされていない。そういうことで、これは一方的な通知だと考えています。
○議長(
比嘉祐一君) 15番 渡具知武豊君。
◆15番(渡具知武豊君) 本日は傍聴席に幸喜の区民の方々も大変心配をして多くの方が来られております。しばらくの間、おつき合いのほどお願いしたいと思っております。このハンセンの継続使用については、平成2年6月にこの一部返還ということを合同委員会で確認をされているわけです。それで平成7年12月に、平成10年12月31日までの返還ということで合意をされた。その後に平成11年6月にさらなる平成15年までということで期限が延長されたわけです。そういう中においては、何度か議会のほうでも議決をしてやってきたわけでございます。そして平成16年2月に、今度はまた平成20年12月まで延期するということになっているわけです。その後、もうこれは5年延長は難しいということになって、それでもぎりぎりのところで3年間の延長を承認してきたというような、これまでの議会の中での努力等もあり、行政当局の努力もあって、これまでこう延長されてきたわけでなんですね。先ほど
大城敬人議員からいろいろとございましたが、これまでこういったたぐいの問題は軍特委員会のほうで諮られてきたわけなんですよ。いろいろな意見があっても全会一致できる部分はやろうとしてやってきた。しかし、今回は議員提案だということで、この文書を書いている方はどなたかわからないんですが、議員提案でやろうということになったんでしょう。ということは、最初からこれに対しては分断をしようという、いわゆる全会一致を求める努力は、通常皆さんがよく言っている、洋平議員が言っているということじゃないんですが、その中で言われている方々もいらっしゃいます。全会一致にこだわる方ですね。これから私はもう全会一致にこだわらないで、こういう形でどんどん自分たちの意見を出してきたほうがいいのかなというふうにも考えるわけですね。そういうやり方に対して、そういうやり方もあるんだなということを考えさせられた次第であります。しかし、軍特委員長のほうからはいろいろと気を使ってお話もございました。その件については、私は委員長を責めているわけではございませんので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。それで今回、これまでですね、先ほども説明しましたが、なぜこう継続を要請してそれが認められてきたのか。その件について提案者から感想を求めたいと思います。それと今回なぜそういう結果になったのか。この2つについてお尋ねします。
○議長(
比嘉祐一君) 8番 岸本洋平君。
◆8番(岸本洋平君) 休憩をお願いします。
○議長(
比嘉祐一君) 暫時休憩いたします。休 憩(午前11時40分)
再 開(午前11時41分)
○議長(
比嘉祐一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。8番 岸本洋平君。
◆8番(岸本洋平君) 今回までの延期が認められてきた理由ですけれども、1つにはこれまでも延期の要請が、継続使用の要請が行われてきたと。それが一番大きな理由だと思います。今回こういう結果になったことに関して感想ということですので、要請を出している中でこういう結果になってしまったことには、もう少し市や区の意見をしっかり取り入れていただきたかったと思っています。
○議長(
比嘉祐一君) 15番 渡具知武豊君。
◆15番(渡具知武豊君) こういう結果になったというのも、私としては複雑な思いではあるんですが、今回この出されている返還期限の延長を求めるということは、我々もこれに相違はないんですね。しかし、その中においての文言が全然理解できないことが多いんですよ。先ほど来、
大城敬人議員から言われております平成23年9月に、私はその当時、
経済建設委員会が午後まであったんですが、それを途中で委員長の許可を得て私は中座をして、そして区の利益を守るために延長を要請しに行ったわけです。私はちゃんと委員長の許可ももらっておりますし、議会において議長の許可ももらわないで退席をする、急にいなくなる、遅刻をする、そういう人よりは私はまだましだと思っているんですよ。ちゃんとルールがあるわけですからね、ルールが。その辺を踏まえて私はやっているわけですから、それはご理解をいただきたいなと思います。それと何よりも区の利益というのを優先するんです。そこを考えて延長していく。そういうことで私は前回、延長を要請しに確かに行ったわけなんですね。そして先ほどもありましたが、三共は一つということでよく言われておりました。そしてコミュニティーの崩壊とかも言われておりましたが、先ほど来、三共は一つ一つということで、いいところでは一つと言うんですが、都合が悪い場合はまた一つではないというような話も出てくる。必ずしもそういう意味では一つではないんだろうなというふうに思っているわけなんです。我々政治に携わっている人間が物事、物事を解決していく中で、あらゆる手段を講じて返還の延長をしていくというのは、これは政治があってこそなんですよ。それがなければ行政にみんなさせればいいんですね。行政に。行政に文書を出してもらって、「はい、お願いします」と。「それでだめですか」といって議会で抗議をする。それはそれで結構なんですが、そういうところをいろいろと判断するのが、私はこの政治に課せられた義務といいましょうか、私は使命だというふうに思っているんです。そのことをするのは、それぞれのスタンスの中からやればいいだけの話であって、政治は結果責任とよく言われます。私は今回、このような形になったことに対しては大変残念な結果になったというふうには思うんですが、しかし、先ほど幸喜区の総会の件もございました。33票の方々、33世帯の方々は危機感を持ってこの文書でもって要請をしに行く。我々が一緒にやった要請をしなければならないということで、そういうことを議案として提案したんでしょう。しかしながら、そのやりとりの中で反対していてももらえるものはもらえるんだと。そういう発言もあったかのようにも聞いております。しかし、結果としてこういう結果になったということからすれば、
大城敬人議員は先ほど来、私のことをいろいろと言っておりますが、いろんな形で防衛局のほうに要請をすればいいんですよ。必ず辺野古の文言を容認するから、それだから行かないということじゃなくて、何でもいいですから、あらゆることを使って要請しにいく。そして区の利益を守る。そういうことが区の代表なんですよ。そういうこともひとつ申し上げたいんですが、質疑でございますので、ちょっとうるさいですね。質疑でございますので、共産党は基地の全面撤去を唱えております。普天間の閉鎖、私はこの普天間の閉鎖については、以前はこの閉鎖については…。
○議長(
比嘉祐一君) 暫時休憩いたします。休 憩(午前11時45分) (質疑者以外の発言に対して、再度議長から注意)再 開(午前11時45分)
○議長(
比嘉祐一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。15番 渡具知武豊君。
◆15番(渡具知武豊君) 日本共産党は基地の全面撤去を唱えている。そういう中に徹さんの名前がここにあるんですね。質疑をしているんです。徹さんの名前がここにあるんですよ、同じ提案者として。私はこの文書の一番最後のほうにその返還期限の延長を求めることを提出しますとあるわけですね。ですから、先ほど言わないといけないことは、日本共産党は普天間基地の閉鎖と言っている、基地の全面撤去と言っているんですよ。そういう党の方がこの意見書に名前を連ねているということがよく理解できない。だからそこを説明していただきたいわけですね。その辺をお願いしたいと思います。それと同時に、この文言の一番最後のところに「市民の生命と財産を守る立場から、東シナ海斜面の一方的な一部細切れ返還に抗議し」とあるわけです。これは意見書の常套(じょうとう)手段といって、生命と財産を守るということなんですが、基地のこの延長をして、財産は守れましょう。生命はどういう意味で守っているのか。例えばこの基地を維持することによって演習を認めて、その防衛に米軍が果たしている役割を理解して生命を守ると言っているのか。その辺をちょっと説明していただけますか。よろしくお願いいたします。
○議長(
比嘉祐一君) 20番 具志堅徹君。
◆20番(具志堅徹君) 提案者の代表の岸本洋平氏に対する質疑を大幅に超えて、具志堅徹も賛同者になっているからという話があるので、だから私を名指し、日本共産党に対する質疑という形になっているのかわかりませんが、私もそれに対するお答えをしておかないといけないのかなと思っています。いいですか。日本共産党は安保条約に反対する立場をとっております。安保は諸悪の根源だと。戦争を仕掛けるような段取りをしちゃならんと。日本国憲法を守れというのが大きな大前提です。ところで、今回のこの返還について同意する提案者になっているのは何か。さっきも言ったウチナーグチよ。ヌギバイに対して何か言っていたから、合わせてついでにウチナーグチを取り戻そうという話ですから、ヌギバイとは何か。これは約束して3区がいろいろ共同行動をしようというときに、自分の利益のために、あるいは自分の立場で抜け駆けしてやる。これをウチナーグチシェー「ヌギバイ」ディインバーテ。これの意味わかりますか。このヌギバイしちゃいかんよと。そもそもこの3区の上空を飛んで伊江島に演習に行ったりするんです。ここの一部だけ返還したから許田の上も飛ばないとか、喜瀬の上を飛ばないとか、幸喜だけ飛ぶとかという話じゃないんだ。同じ地域なんですよ、演習するのは。それを辺野古に協力する、辺野古の誘致、協力するために、これは防衛省の入れ知恵かもしらんけど、辺野古に誘致するために協力するという、この感覚がヌギバイディ、シインバーテ。こういうことも含めて共産党は基地要らないと言う、戦争のための基地は要らない。あの辺野古の埋立てはまかりならん。普天間は即時閉鎖せよと、返還せよというのが共産党の立場です。新しく数倍の破壊力を持つ基地を造るというのはまかりならんと。これなんだよ。政府が言っている、防衛省が言っているのは、普天間と同じ程度のものを造ると言っているんだ。普天間は滑走路が1本です。弾薬庫はありません。嘉手納までわざわざ行って弾薬を積んで中近東に出かけて人殺しに行くんだよ。これは新しく2本の滑走路をつくって、隣の辺野古弾薬庫を利用して、しかも軍港も造って、そこから出撃するという数倍の機能を持つと、破壊力を持つと、数倍の人殺しができるということなんだよ。私はたびたび繰り返しているけれども、この数倍の破壊力を持つ危険な辺野古に新しい基地を造ることはまかりならん。辺野古の人だって今あるのはもうやむを得ないとしても、新しく造ることに反対だというのが辺野古の区民の立場なんですよ。それを辺野古のために辺野古の基地を誘致してこれを造るという、そのために我々の物は残しておいて幸喜だけ返しなさい。こんなばかな話があるか。一致して、要らないなら要らないという立場をなぜ持てないのか。だから今、文言でいろいろあるんだったら、全会一致でやりたいんだったら文言の修正をして全会一致でやればいいんですよ。共産党ということで何でこれに賛成するかというと、同じような立場で、名護市民の立場で、名護市長も3区の区民の要求に基づいて同じように延期しなさいと言っているんだ。これをわざわざ分断して返還する。こんな卑劣なやり方はまかりならんということなんだよ。こんなヌギバイ許さんという話さ。それを何か共産党は共産党はと言うけれども、共産党はもともと安保条約に反対する立場なんだよ。憲法を守る立場なんだよ。これが大前提。だから、普天間は閉鎖しなさい。撤去しなさい。辺野古には造るなと。このことが大前提としてあるんだよ。辺野古につくっちゃならん。あの基地の大きさはこの前も図面で示したけれども、名護の十字路から、名護高校から青山の前まで、名護市のほとんどが含まれる広さなんだよ。こんな状況を見せてもらってもまだわからないというから不思議だね。これはぜひ全会一致のために文言修正が必要であれば、そこで一緒に考えようではありませんか。よろしくお願いします。
○議長(
比嘉祐一君) 8番 岸本洋平君。
◆8番(岸本洋平君) 先ほどの
渡具知武豊議員の質疑にお答えしたいと思います。最初に返還の期限の延長というのは同じ思いであるとお話がありましたが、やはり市民の目線、市民のことを考えるからこそ、今、連名に連ねている議員の名前があると思っています。そしてやはり幸喜におかれましては、その3区、これまで三共というお話があるように、一緒にいろんなことを取り組んできていたわけですが、今回においてはやはりこちらに航空機の名護市騒音測定値の記録があるんですけれども、そこにおいて昨年の平成24年度だけを見ても、こちらのほうで記録されているのが、幸喜のほうが698回と。許田のほうが455回ということで、あと辺野古、豊原等とあるんですが、喜瀬のほうはないんですが、そういうことでそういう日常においてやはりこのキャンプ・ハンセンの件とは別にして、普天間飛行場の代替施設が来た場合は、これはもっと回数も増えて大変なことになると。やはりそういう思いがあったのではないかなと思っています。これは推測になりますが、そのようなことを考えているところです。それから市民の生命と財産を守る立場からということですけれども、やはりこれもあらゆる手段ということがありましたが、まさにそのとおりで、先ほどの防衛によるというお考えもありましたが、やはり市民の生活を守っていく手段のというのはあらゆる方法があるわけですが、そうした財産をしっかり守って、それから生活を潤すと。そういう考えのもとでも市民の生命と財産を守るということが言えると思っています。
○議長(
比嘉祐一君) 20番 具志堅徹君。
◆20番(具志堅徹君) さっきちょっと言い忘れたので。先ほど軍特委員長の努力で全会一致にしようということがあって、私はそのことを大事にしたいと。そして私自身も長山代表が休憩を求めたので、これはよかったなと思って耳打ちして、全会一致の方向で進めてくださいと申入れをしました。もちろん口頭です。そういうことも含めて最後につけ加えておきたいと思います。
○議長(
比嘉祐一君) 15番 渡具知武豊君。
◆15番(渡具知武豊君) 先ほど生命と財産という話の中から思いを語っていただいたわけなんですが、なかなかよくわからないところがあるんですけれども、財産であるというのはわかります。そこになぜ生命かというのが、基地を継続して生命を守るというのがよくわからないという話を私はやったんですが、それはそれとしてかみ合わないこととしていいんですが、この決議は第164回定例会でのいわゆる継続使用を求める決議を平成23年9月に、先ほど来、
大城敬人議員がるる申し上げておりますが、この討論をして、我々も継続使用の意見書を出した。我々のは賛成少数で否決をされた形になったわけですね。そのときに敬人議員から指摘されたのは、喜瀬区と許田区が要請をしているのは、これはアリバイづくりだというような話もしているわけですね、区長が勝手に文章を変えているとか、そういったことも言っていて、それがアリバイづくりだというような話があったわけです。結果的にはそういう形に今回なったわけなんですが、何もアリバイをつくるわけで要請をしに行っているわけじゃなくて、委員長の許可を得てしっかりとした区の意見を述べに行ったわけでございます。そういった事実を指摘しておきながら、実はこれまでこの継続使用の要請については跡地利用の使途について、いわゆる跡地利用の策定がまだできていないという、こういったこともあったわけです。今回もこの意見書の中の文書においてはどういう表現がされているかというと、基地の跡地利用について措置を講ずることは国の当然な責務という表現になっている。前回と若干違ってきているわけなんですね。前回の皆さんの要請文書にあったのは、そういうことにはなっていない。いわゆるこの基地の跡地利用ができないから利用ができるまでは継続してくれという、全会一致のこれまでの要請があったわけなんですよ。このことを提案者の皆さんは、行政に対してその跡地利用について何か意見交換とかされたことがあるのか。そこの跡地利用が現実的にどういう形で国と協力してやっていくという考えをお持ちなのか。その辺を最後に今お聞かせいただきたいと思っております。またこの件については、我々もこのキャンプ・ハンセンの今回の返還延長ですね。皆さんのこの文言の中では到底理解できないのが多いものですから、それにはなかなか賛同できないんですが、返還の延長については時期を見て適切なときにやっていきたい。しかしながら、大変厳しい現状もあることはあるんですが、その辺も踏まえながらやっていきたいと思っております。それで私の質疑は先ほどの件をお答えいただきたいと思います。
○議長(
比嘉祐一君) 8番 岸本洋平君。
◆8番(岸本洋平君) 跡地利用の件ですけれども、これは公式な記録とかそういうことはあるかないかちょっとはっきりしないんですが、そうしたことは常に議会会派の中でも話がされることですし、当局のほうとも返還のこうした防衛局とのやりとりについても、現在の状況などについて話をさせていただいているところではあります。それから跡地利用の国の当然の責務と考えるところであるというところですが、これは駐留軍用地跡地の有効かつ適切な利用の促進に関する特別措置法などにもあるように、やはり国の責任でもって措置を講ずると。それは長期間にわたって沖縄県の貴重な土地というものを使用してきた。それを返還するに当たっては、そういうこともしっかり取り組んでいくということでありますので、やはりそこは国もしっかりと対応をしていただき、当然市町村も一緒になって取り組んでいかなければならないことだとは思っています。
○議長(
比嘉祐一君) ほかに質疑ございませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がないようでありますので、これをもって意見書案第16号に対する質疑を終わります。意見書案第16号に対する討論を許します。6番 宮城安秀君、討論を許します。
◆6番(宮城安秀君) それでは反対討論をいたします。意見書案第16号 キャンプ・ハンセン東シナ海側斜面の一方的な返還に抗議し返還期限の延長を求める意見書に対して反対討論といたします。返還期限の延長を求めることについては、我々は異論はなく、これまでも何度も延長を求めてきているところである。しかしながら、今回のその意見書案の文案には矛盾が多く、それに対して反対討論といたします。
○議長(
比嘉祐一君) 18番
神山正樹君、討論を許します。
◆18番(
神山正樹君) 意見書案第16号 キャンプ・ハンセン東シナ海側斜面の一方的な返還に抗議し返還期限の延長を求める意見書(案)、賛成の立場から述べさせていただきます。これは先ほど来お話のありました昭和51年、1976年の日米安全保障協議委員会で一部返還が了承されているということなんですが、この日米安全保障協議委員会、2プラス2であると思うんですが、そういった中でも恐らく地域の関係者、つまり軍用地等地主会とかと話し合われていないんじゃないかなというのがまず見えてきます。そのような中におかれまして、今回のようなキャンプ・ハンセンのように細切れの上にさらに一部細切れという返還の手法のあり方、これについては例えば喜瀬、許田が辺野古に同意しているから、賛同するからということで喜瀬、許田については先延ばしして次に返しましょう。幸喜区は総会において否決されたものですから、それについては早目にお返ししましょうという2段階に分けてやっているという、この矛盾した返還の仕方。これはまさに普天間飛行場の辺野古移設と絡めた問題であると。これは明らかに防衛局の手法、汚い手法であるんですよ。ということからすれば、一番下に書かれているように、一方的な一部細切れ返還という言葉がありますが、それを名護市をはじめ三共の喜瀬、幸喜、許田に対してしっかりと説明がされたのかどうかということも見えません。ということから、これは防衛局の一方的なやり方であって、許せるものではないということであります。これは辺野古移設に関する沖縄防衛局の一方的で強権的なものと言わざるを得ないというふうにこちらにも書いておりますが、まさにそのとおりです。しっかりと我々名護市議会は防衛局に対し、その辺の内容も確認しながらしっかりと返還期限の延長を求めていくべきだということで賛成討論とさせていただきます。
○議長(
比嘉祐一君) 21番 大城敬人君、討論を許します。
◆21番(大城敬人君) 私は本意見書に賛成する立場で、先ほどの質疑を踏まえながら明確にしておきたいことがありますので、それも加えて賛成討論とさせていただきたいと思います。まずは今回の細切れ返還について、先ほど
神山正樹議員が申し上げましたように、この返還の中身は提供施設の返還という目的、あるいはそういうことと全く関係のない、いわゆる辺野古普天間移設を絡めてきているというところに問題があるんです。私たちは基地の返還というのは沖縄県議会の軍特委でも確認されておりますように、その都市計画などのしっかりした今後の開発ができる、そういう計画がなされるような形、いわゆる一括返還を原則として求めて、今日までご承知のように那覇の新都心や、あるいはハンビーなどの例があります。こうした中で今回の返還の中身は、ご承知のように162ヘクタールのキャンプ・ハンセンの斜面部分の中のいわゆる名護市にまたがる部分だと。しかも今回発表された中身では、162ヘクタールのうち55ヘクタールは平成26年6月30日までに返還がされ、残地の約107ヘクタールは平成29年6月30日までに返還されるということになっております。過去においてNHKのクローズアップで私がるる細かく説明して全国の皆さんに理解を求めたように、私たちが求めているのはキャンプ・ハンセン全体をこのやんばる地域の発展のために一括返還させるのであれば、当然これは大いに賛成ですよと。しかしながら、このような市長も述べておられるように、また今回の意見書にありますように、このようなこれからの開発計画も全くできないような、しかもその中の細切れですね。細切れという点で事実をちょっと説明しておきますと、先ほども質疑にお答えしましたが、面積は申しません。キャンプ・ハンセンの現在の返還される割合は、喜瀬区の場合は62.189%、許田区の場合が0.401%、幸喜区の場合は37.41%、そのうちの37.41%を返還するというんですね。ということを見ますと、いかにこれが通常の返還をしたいとか、あるいはここは返しましょうとかという話の範疇(はんちゅう)の問題になく、非常に意図的な形でやっている。それは何かというと、先ほど来質疑にお答えしたり、あるいは質疑に出たような中身で、これは普天間飛行場の辺野古への移設について賛成か、反対かということを条件にしているということです。これに関連して先ほどの質疑で長山議員からも指摘がありましたのでお答えしておきます。また武豊議員も言われたので申し上げますが、平成23年9月26日の野党の皆さんが提出した意見書の中には、略して途中から申し上げますと、「また当該関係区より普天間飛行場の
キャンプ・シュワーブ内辺野古地先への移設について、辺野古区が条件つきで容認したことを支持する態度を表明し、さらなる継続使用を求め、今後とも防衛行政に協力していく旨の要請が沖縄防衛局に提出されている」。いいですか。先ほど武豊議員が指摘されたように、この9月22日に喜瀬区と許田区の区長、そして
渡具知武豊議員が参加された要請の後にこの提案がされている。要するに防衛局に提出されていると言っているんですね。これはまさにこの意見書をつくるためにアリバイをつくったと言われても仕方のない事実なんですね。そういったことで先ほどの指摘にお答えしておきたいと思いますが、あくまでも
キャンプ・シュワーブ地先への移設に容認を認めたその決議をこの反対決議とされたんです。しかしながら今回、文言に矛盾があるとかいう反対討論もありましたが、だったらこのように対案を出して自らの意思を表明するのが普通なんです。こういうふうに事実からしましても、今回、仲村善幸軍特委員長が一生懸命、全会一致を求めて、その時間も置いて、一昨日来やってこられたと思います。したがって、そういうことに対してその全会一致を求めるのであれば、積極的に先ほど来言われているように質疑がありましたようなことを指摘して、それをお互いに歩み寄って、この期間の延長、継続使用の延長という文言を調整して、しかるべき全会一致にやるべきであるはずでありますが、要するに対案もなく反対をし、反対討論をするというのは、結局は反対のための反対になっちゃうんですね。そういう点からしまして、私はこの幸喜区における事実の問題は質疑でお答えしておりますように、幸喜区がこの辺野古の移設容認条件をのまなかったということだけで要請はしなかったとお決めになるのは早計のことで、現に去る7月5日の地主連合会の理事ともに連名で要請をしてまだ間もない、事実の問題です。したがって、こういうことから見ましても、幸喜区が宮城安秀議員のお言葉をかりれば、あたかも延長を希望していないかのような曲解をされているようですが、そういうことじゃなしに、いわゆるするがための議論をしている。それから先ほどありました地域の利益のためと言われますが、いわゆる三共区は歴史的に3区は一つ。私はこの前言い忘れましたので申し上げておきますが、皆さんも記憶にあるかと思いますが、三共は小中一貫でありました。この最後に近い中学校74名の生徒のときに、全国中学校テニス大会で選手権に出場したんですね。そして東江中学校に移行しましても、この全国中学校野球選手権で準優勝、3位入賞等々、この三共の皆さんの気持ちを一つにして子どもたちを育て、そうしてやってきた。ですから、いろんなことについても三共は一つという協力をして伝統をつくってきた。ところが、先ほど三共のこの心を一つにする絆の問題で、事実の問題でいいますと、今回の問題でその辺野古を支持しましょうというのは許田区だけでやられるのは自由でいいんですよね。このキャンプ・ハンセンにはほとんど関係ないわけです。ほとんどが100%
キャンプ・シュワーブ、いいですか、234万806平米は
キャンプ・シュワーブ、許田区のもの。喜瀬区にはですね、喜瀬区、幸喜区はこのキャンプ・ハンセンにはたった0.4%なんですね。そういうことでありながら、その喜瀬区でも区の総会で提案されていないものを、あたかも区の総会で決まったかのような経過になっているわけです、事実は。ですから、そういったことに…。
○議長(
比嘉祐一君) 賛成の趣旨はよく知っておりますので簡潔にお願いいたします。
◆21番(大城敬人君) かなり議長の物言いが入って時間が経過しますけれども、いかがでしょうか。もう少し黙っておかれたほうがいいです。
○議長(
比嘉祐一君) 賛成の意見の趣旨はよく理解しています。簡潔にお願いします。
◆21番(大城敬人君) 賛成討論というのは賛成の根拠を示さんといかんわけです。いいですか。なぜ賛成かというのはね、市民にこれをアピールして市民に、いいですか。議会は市民のものだから市民に今イントラや、インターネットを見ている。だから知らせるためにやっている。そういう事実の問題を知らせるのが議会であって…。
○議長(
比嘉祐一君) 簡潔にお願いします。
◆21番(大城敬人君) 何回も聞いてわかりますよ。いやいや、簡潔にやっているんですよ。3時間分を今10分でやろうとしているんですから。そういったことで、先ほど岸本議員から説明がありましたが、現に、いいですか。武豊議員もおられますが、実は16日の深夜11時前にこの三共から久志、豊原、辺野古にオスプレイが飛びました。そこで昨日、久志のほうから調べてほしいという意見があって調べました。一番最高の音は許田区なんだ。深夜に81デシベルです。しかも、これまで普天間と比べてみましても、許田区にはそれ以上の音がある。しかも皆さん、このように幸喜区の上空をオスプレイが飛び回っている事実を写真で撮られています。このように私がこれまで行って見た、岸本議員が指摘したように、この7局の測定器を置いている場所で豊原、久志に次いで幸喜区が辺野古よりも頻繁にオスプレイ、ヘリコプターが飛んでいるんだ。皆さん、人の屋敷の上を飛ぶのにね、先ほど徹議員も質疑、答えで言いましたが、これほど被害を受けている幸喜区にわざわざこのように返還をするというのは、これはもう幸喜区に対する辺野古への容認をしなかったという防衛局、あるいは防衛省などの余りにもひどい、嫌らしい仕打ちなんですね。したがって、これは民主主義の国、あるいは自由と民主主義の国からしましても、地方自治の原則からしましても、それぞれの集落の自治権を脅かすものであり、また生活圏を脅かしながら、それに対して何とも思わない。これに対してどうにかお願いしますという、そういう謙虚な対応も示さないでやることは余りにも乱暴過ぎて、我々地域住民を何と考えているか許せるものではない。したがって、これらについては私は防衛局、あるいは日米両政府がこのようなひどいことを反省してこの意見書で求めるように、我々三共地域のこのような細切れの返還は道理が通らないということを理解していただいて、速やかに喜瀬、幸喜、許田にまたがるキャンプ・ハンセンの斜面部分の一部返還については、この返還期間を延長するように求める意見書に賛成の討論とします。
○議長(
比嘉祐一君) 本件につきましては賛否両論ありますので、起立により採決を行います。意見書案第16号に賛成の諸君の起立を求めます。 (起立多数) 起立多数であります。よって意見書案第16号は、原案のとおり決定されました。 可決いたしました意見書案第16号の要請行動につきましては、名護市議会会議規則第166条の規定によりまして提出者を中心に議員派遣を行い、意見書案第13号、意見書案第14号、意見書案第15号につきましては郵送によって行いたいと思いますが、ご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議ありませんので、そのように決定されました。暫時休憩いたします。休 憩(午後0時25分)
再 開(午後0時26分)
○議長(
比嘉祐一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。名護市
民生委員推薦会委員の推薦につきましては、岸本洋平君を推薦することにしたいと思いますが、ご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議ありませんので、このように決定されました。 名護市
都市計画審議会委員の委嘱につきましては、
神山正樹君、岸本洋平君、小濱守男君の3名を推薦することにしたいと思いますが、ご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議ありませんので、このように決定されました。 議会基本条例等特別委員会委員につきましては、岸本直也君の辞任を認め、名護市議会委員会条例第8条に基づき、後任として具志堅徹君を指名いたします。具志堅徹君のご尽力をよろしくお願いいたします。 平成25年度名護市一般会計予算の議会費、1款1項9節 旅費が計上されております。所管事務調査等のための旅費の行使につきましては、名護市議会会議規則第166条の規定により、議長において議員派遣を行いたいと思いますが、ご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしとのことでありますので、このように決定されました。
地方自治法第109条第3項の規定に基づく案件につきましては、議会運営委員会で閉会中に審査していただくことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議ありませんので、このように決定されました。
今期定例会において議決されました案件等のミスプリントを事務局において認めた場合は、議長権限によってミスプリントだということを決定し、修正させていただきます。以上で日程は全部終了しましたので、これをもって平成25年9月第172回名護市議会定例会を閉会いたします。お疲れさまでございました。閉 会(午後0時30分)名 護 市 議 会 議 長 比 嘉 祐 一署名議員 東恩納 琢 磨署名議員 宮 城 安 秀...