名護市議会 > 1975-03-07 >
3月7日(1号)~3月28日(12号)

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  1. 名護市議会 1975-03-07
    3月7日(1号)~3月28日(12号)


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    最終取得日: 2022-12-19
    昭和50年第18回名護市定例会            名護市議会第18回定例会会議録(1日目)┏━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃  招集年月日  │       昭和50年3月7日 金曜日 午前10時       ┃┠────────┼───────────────────────────────┨┃  招集の場所  │            名護市議会議場            ┃┠────────┼───────────────────────────────┨┃  開   会  │      昭和50年3月7日 金曜日 午前10時0分      ┃┠────────┼───────────────────────────────┨┃  散   会  │      昭和50年3月7日 金曜日 午後4時41分      ┃┗━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 出席並びに欠席議員  出 席  28名  欠 席  2名┏━━━━┯━━━━━━━━━┯━━━━┯┯━━━━┯━━━━━━━━━┯━━━━┓┃議席番号│   氏  名   │ 出欠 ││議席番号│   氏  名   │ 出欠 ┃┣━━━━┿━━━━━━━━━┿━━━━┿┿━━━━┿━━━━━━━━━┿━━━━┫┃  1  │ 比 嘉 清 徳 君 │  出  ││  16  │ 知 念 嘉 永 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  2  │ 宮 城 慶 三 君 │  出  ││  17  │ 比 嘉 茂 男 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  3  │ 岸 本 幸 久 君 │  出  ││  18  │ 花 城 清 典 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  4  │ 新 田 宗 潤 君 │  出  ││  19  │ 祖 慶 良 孝 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  5  │ 我喜屋 宗重 君 │  出  ││  20  │ 宮 城 武 一 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  6  │ 安 里  進 君 │  出  ││  21  │ 玉 城 清 吉 君 │  欠  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  7  │ 大 城 幸 吉 君 │  出  ││  22  │ 比 嘉 鉄 也 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  8  │ 宮 城 良 雄 君 │  出  ││  23  │ 北 城 善 福 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  9  │ 親 川 和 夫 君 │  出  ││  24  │ 神 山 祥 男 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  10  │ 宮 城 博 文 君 │  出  ││  25  │ 松 田 仁 徳 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  11  │ 新 田 宗 勝 君 │  出  ││  26  │ 大 城 利 男 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  12  │ 宮 里 蔵 義 君 │  出  ││  27  │ 中 山 盛 久 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  13  │ 宮 城 嘉 安 君 │  出  ││  28  │ 宮 城 安 行 君 │ 病欠 ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  14  │ 比 嘉 潤 君  │  出  ││  29  │ 当 間 亀太郎君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  15  │ 具 志 堅 徹 君 │  出  ││  30  │ 我那覇 隆 光君 │  出  ┃┗━━━━┷━━━━━━━━━┷━━━━┷┷━━━━┷━━━━━━━━━┷━━━━┛ 署名議員     15番 具志堅 徹君 16番 知念嘉永君 議事日程     別紙のとおり 会議に付した事件 別紙のとおり 会議の結果    別紙のとおり法第121条による出席者     市 長   渡具知 裕徳 君     助 役   金 城 一正 君     収入役   仲宗根 一正 君 総務課長      大兼久 巌君     企画室長      比嘉 邦三君 財政課長      大城 清雄君     税務課長      古我知 行秀君 市民課長      比嘉 浩成君     厚生課長      比嘉 栄一君 保険年金課長    比嘉 吉正君     保健衛生課長    金城 義夫君 農林課長      照屋 源一郎君    畜産課長      大嶺 正助君 商工水産課長    岸本 久嗣君     都市計画課長    比嘉 道念君 羽地支所長     宮城 金徳君     屋部支所長     比嘉 啓強君 久志支所長     具志堅 康君     消防長       宮里 武叔君 水道課長      比嘉 利正君     農業委員会事務局長 仲宗根 清兵君 土木係長      玉里 吉光君     庶務係長      久場川 常夫君     教育長   比嘉 太英君 教育委員会総務課長 北城 徹君      教育課長      玉城 嘉真君 社会教育課長    宮里恵治君議会事務局出席者  事務局長     岸本 清幸君     係  長      仲泊 英徳君  議 事 係     又吉 武志君     議 事 係      親川 敬君名護市議会第18回定例会(1日目)                              昭和50年3月7日(金)                              午前10時0分開議 ○議長(玉城清吉君) ただいまより第18回名護市議会定例議会を開会いたします。 △ご報告申し上げます。お手元に配付されておりますとおり、昭和50年2月4日現在の例月出納検査結果について名護市監査委員より報告されておりますので、ご報告申し上げます。日程第1、会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員は会議規則第80条の規定により議長において15番 具志堅 徹君、16番 知念嘉永君を指名いたします。お手元に配付されておりますように、本定例議会に提出されております案件は、市長提出議案27件、委員会報告9件、陳情、請願及び決議案件9件で、全部で45件となっております。では日程について会期日程案をご検討の上決定いたしたいと思います。暫時休憩いたします。休憩(午前10時3分)(休憩中、議会運営委員長比嘉潤君より説明あり)再開(午前10時5分) ○議長(玉城清吉君) 休憩前に引き続き再開いたします。 △日程第2、会期の決定の件を議題といたします。 お諮りいたします。今期定例議会の会期は日程案のとおり、本日3月7日から3月28日までの22日間といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって会期は本日から3月7日から3月28日までの22日間と決定いたしました。市長より施政方針を聴取いたします。市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) 本日、第18回定例議会の冒頭に当たり、昭和50年度の予算案をはじめ、諸案件を上程しあわせて向こう1年間の施政について所信の一端を申し述べ、議員各位のご審議をお願い申し上げます。明年度の施政について考えます前に、まず私どもが現在直面している諸問題を十分に認識する必要があろうかと思います。昭和の40年代は日本の高度経済が最盛を極め、そして凋落し始めた年代でした。本県は高度経済が最盛から凋落への移行過程に復帰したため、鬱積していた高度経済のひずみが一度に流れ込んできました。つまり、本県は物質的な恩典は全く受けずして、そのツケだけが回されたのであります。昨年来続いておりますインフレと不況が、その端的な表れであり、それにもまして悲しむべきことは、復帰後、県民の心が急激にすさび荒廃しつつあることであります。今こそ私どもは物質文明の凋落傾向をとくと認識し、そのための生ずるであろうもろもろのひずみ、社会不安に対処しなければならないと思うのであります。考えますに、現在の経済不安、社会不安は戦後一貫して取られてきた経済至上主義の国政に起因するものであり、明らかに国政を担当する人たちの過ちであると申せましょう。最近、国の指導者たちの間で新全総の洗い直しが検討されているようでありますが、これからしてももはや日本は、経済第一主義ではやっていけないことの表れであり、これまで経済至上主義を貫いてきた国政担当者たちでさえ「低経済政策」などと、政策転換を打ち出していることでも明らかであります。国の指導者たちが、ようやくみずからの過ちに気づいたわけでありますが、正直に申し上げて、遅きに失した感はぬぐえません。この経済政策の軌道修正が遅れたために、我が国の国民、とりわけ沖縄県民は、いま、いわれなき呻吟を強いられているわけでありますが、現在私どもが受けている難儀は、私どものみにとどまらず、次の世代、つまり私どもの子や孫に及ぶものであるということに私は深い苦衷の念を抱くものであります。そのことからしても、戦後の国政担当者は、国民の厳しい難詰を受けてしかるべきだと考えるものであり、と同時に早急に国政の軌道修正をし、経済至上主義のひずみが次の世代に及ぶことを、最小限に食い止める努力をしなければならないでありましょう。このように考えますならば、この名護市において私ども市政の場にある者が取らなければならない道は、おのずと決まってまいります。すなわち、経済至上主義から脱却してより望ましい次の世代の基礎を築くということであります。そのためには、短期的には経済至上主義のひずみの是正、つまり福祉施策の充実、第一次産業のてこ入れ、環境保全施策の充実であり、長期的には自主独立の自治確立を基調とした将来計画、教育の質的、制度的充実を図っていくことであろうと考えているものであります。そこで昭和50年度は市政の5つの柱を設定しましたが、この市政の柱は、市民の現実の問題を的確に捉え、市民が等しく幸せになるための手だてとして打ち出しているものであります。明年度の施政の柱は次のようなものであります。1 生活環境の整備2 福祉行政の強化3 教育の向上4 産業の振興5 市民生活の安全性の確保この5つの柱に基づいて昭和50年度の予算案は編成されているわけでありますが、予算と具体的施策をご説明申し上げます前に、明年度特に考えなければならない問題について提起し、議員をはじめ市民のご協力を得たいと存じます。まず昭和50年度は、海洋博の年であります。年度の大半は海洋博の開催時であり、おそらくそのために起きるであろう諸問題の処理に忙殺されるものと思われます。年度当初は、受入れ態勢の点検に主力が置かれますがもはや海洋博の是非を言っている場合でもないので、皆さんとともにメリットを伸ばし、デメリットを抑えるため努力したいと存じます。また明年度は、私の2機目の初年次に当たり、市民参加など、市民と約束したことを実行すべく、その体制固めをいたしたい考えであります。そのためにも市行政機構の改革など市民の要求に対応できるよう取り組みを強化いたします。さらに予算編成の過程においても悩んだことでありますが、総需要抑制などの影響がここ当分続くものと見られ、その中でどのように市民の生活防衛をしていくか、――これはひとり自治体の力だけでは解決できない問題も多うございますが、市は市として可能な限りの努力は払いたいと考えているものであります。次に昭和50年度の予算案に盛られた具体的施策についてご説明申し上げます。1 生活環境の整備 先ほども触れましたが、明年度は海洋博の年度であります。年度当初において、その準備をするわけでありますが、特に美化事業に主力を置きたいと考えております。この美化事業は、もちろん海洋博だけのものではなく、海洋博を一つの起点として捉え、市民憲章運動とも並行して住みよい街、潤いのある街づくりを進めていこうというものであります。また、みどり計画については、市街地、丘陵地も含めた長期計画を立案中でありますが、とりあえず明年度は緊急対策として、市街地を中心に進めてまいります。 上下水道事業では、都市下水路整備事業は明年度中に一応のめどをつけたい考えであり、さらに公共下水道は、昭和52年の供用開始を目標に現年度から事業に着手しており、この事業を継続してまいります。上水道は新しい浄水タンクが6月から利用できる見通しがついたし、さらに屋部地区からの送水もできますので、一応の整備は完了することになります。したがいまして、部分的には迷惑をかけえることはあろうかとも思いますが、生活用水に事欠くようなことはなくなるわけでありまして、水圧の問題などあとしばらくのご辛抱であります。都市計画事業では第一地区の区画整理事業がほぼ完了しましたので、明年度からは第四地区の宮里区の区画整理事業に着手すべく、調査費など必要な予算を計上してあります。また、今年度に引き続き明年度も公営住宅の建設を進め、住宅難解消に努めたいと存じます。現在予定しているのは、自営住宅の36戸だけですが、県営住宅の計画も進めており、県との調整が済み次第計画に着手する予定であります。公園事業については、宮里の児童公園が今年度中で完成いたしますので、明年度は第一工区の上袋原、下袋原の2カ所に設置する予定になっております。同時に1坪公園運動も引き続き推進し、市民のふれあいの広場を確保したいと存じます。48年度末から手掛けております自転車都市計画は、明年度で一応のめどづけをしたい考えですが、自動車公害から市民を守るため、バイコロジー運動は明年度以降も積極的に推進していくつもりであります。環境保全事業では目下赤土による海岸の汚染防止に主体的に取り組んでおりますが、明年度は環境保全対策をより積極的に進める計画であります。その一環として汚染の最も多い屋部川流域の調査を手掛け、根本的な対策の糸口をつかみたい所存であります。また最近、市民の間でも自然保護運動が活発化しつつありますが、私はこれを積極的に支援し、市民が自然の輪の中で和やかな暮らしができるよう努力いたします。現在、海洋博関連工事などの関係で市内の交通量が頂点に達した感があります。そのため、騒音、振動などの公害も発生しており、何よりも街の中がほこりっぽくなっていて、生活環境を悪化させているのが目立ちます。それは過渡的なものではありますが、その対策として、主要市道の整備事業も引き続き実施していきます。建設関係では、都市道路の側溝の整備、市街地道路の改良など単独事業で進めてまいります。また県道13号線も県との話し合いで明年度も引き続き整備を進め、久志地区の生活環境の改善を図ってまいります。2 福祉行政の強化 現年度からスタートいたしました市民福祉手当制度は、市民福祉の質的向上の面でかなりの実績を上げております。明年度はさらにこの制度を拡充いたしまして、単に経済的な面だけでなしに、精神的な面での支柱となるよう努めてまいりたいと存じます。医療の面では、目下建設中であります夜間急病センターが明年度早々にオープンできますので、そのスムーズな運営に全力を傾けます。同急病センターは一次急患のみを治療することになっておりまして、市内の開業医や公務員医師、医療関係者の積極的なご協力により、これまでのような、いわゆる患者のたらい回しをなくしたいと念じております。そのほかの医療施策といたしましては、市制スタート以来続けております結核キャンペーンに加えて、婦人のがん検診にも取り組みます。これは婦人会とタイアップし、検診費用の2分の1を市が負担する仕組みであり、婦人の健康保持に一段と力を入れてまいりたいと思っております。また明年度は瀬嵩において南山城学園沖縄分園が開園いたします。北部では最初の障害者施設でありますが、その中の医療施設は、地域にも開放される予定でありますので、市民の健康管理にも活用していく予定であります。保育所の関係では、宮里の北里保育所が4月に開所されるし、明年度さらに1カ所新設する計画であります。これによって市立の保育所は7カ所になるわけで、待機児童の解消に一歩前進するわけであります。また明年度は私立保育所の助成にも力を入れ建設費、措置費への助成のほか、保母の手当についても公立保育所に勤める保母との格差を是正するよう援助いたします。3 教育の向上 先ほども申し上げたように、私は現在生きている大人全てが次の世代への責任を負うべきであろうと考えるものであります。言葉を変えて申し上げるならば、私ども大人は、子供たちの将来のためにいま何をすべきかについて、一人ひとりが考え、かつ責任を持って行動すべきであります。行政の場にある私たちも全ての施策を、次の世代に照準を合わせなければ、子供たちへの責任を果たすことにはならないであろうと考えているものであります。とわけ教育行政は次の世代の形成に直接結びつくものですから、あらゆる角度から検討し、功を焦らず、じっくりと推進しなければなりません。私は市政担当以来、名護市の教育目標を「心豊かな市民の育成」とし、人間教育に主体的に取り組んでおります。これは高度経済成長のひずみが教育の面で特に顕著で、ために、教育担当者の志向するところとは異なった人間が多くなり、がさつな世の中になったのであろう、と考えられるからであります。そのうえ、最近は国の教育への介入も頭をもたげつつあり、さらに国家意識の高揚を押し付けるなど、教育によって権力に盲従する人間をつくり出そうとの動きすらあります。私は、人間はいかなる場合でも自己を顧みることのできる知性を備えなければならないと考え、この「心豊かな市民の育成」を市民の教育目標としているのであります。この目標を達成するため明年度は次のような施策を遂行してまいります。まず明年度の最も特徴的な施策は、幼児教育に力点を置くことであります。現在、各区で独自に配置されている幼児園に助成し、その教育的価値を高めようというものであります。従来の我が国の教育制度の中では幼児教育は放置されたままであり、特に保育所から公立幼稚園までの期間の教育が欠けているのであります。「三つ子の魂百まで」の例えどおり、幼児期における人間形成は、その人の一生に重要な影響を持つものであり、その観点から区営の幼児園を育成し、人間教育の基礎的な場にしようと考えているものであります。さらに公立幼稚園の増設を進めるほか、教育内容の充実も図っていくため幼児教育のカリキュラムの作成に当たる指導主事を配置します。次に学校教育の充実についてでありますが、明年度は指導主事を増員し、特に障害児教育の研究に当たらせたいと考えております。つまり明年度からは、本市の教育指導主事が4人になるわけで、指導態勢はかなり充実してまいります。また訪問教師の設置についても県と交渉中であります。将来は、これらの指導主事を中心として教育研究室のようなものをつくり、教育相談をはじめ学校管理の研究など教育行政の質を上げたい所存であります。学校環境整備事業としては、体育館、特別教室などの施設を従来どおり進め、51年完備をめどにしております。さらに第2中学の設置も検討しておりましたが、関係者との話し合いの結果52年度開校を目標に明年度から準備に取りかかることになっております。社会教育は、市民憲章運動を柱として、教育関係団体との連携を密にし、各種社会学級の充実を図ってまいります。社会学級は独自的、自発的学級運営を目標としており、各部落公民館の活動も助けながら、社会教育講座なども数多く開きたい所存であります。社会教育との関連で、明年度はPTA活動へのてこ入れも進めます。各校区ごとにあるPTAを関連させ、その連合組織もつくりたいと考えております。文化関係では、昨年開きました第1回やんばる展が予期以上の成果を収め、文化行事に対する市民の関心度の高いことを証明いたしましたので、引き続き開催し、さらに文化関係の行事を増やしてまいりたいと考えております。と同時に文化財の保護、集積にも手掛け、名護市を文化教育都市にするための基礎固めをやりたいと念じているものであります。4 産業の振興 本市の産業振興計画は、第一次産業重視であることは、これまで幾度となく申し上げたとおりであります。特に世界的な食糧危機が叫ばれているときだけに、第一次産業の重要性は増しており、本市の方向が各面から注目されているのであります。第一次産業の場合、目標はあくまで自給自足ですが、とりあえず昭和50年度はポスト海洋博へ向けての施策を展開しなければなりません。中でも農業は海洋博期間中に放置された耕地の復元、つまり荒蕪地の解消に全力を傾注する考えであります。国の農政の誤りによって休耕地となった水田を含めて、給排水施設や農道の整備など基盤づくりから手掛けるつもりであります。また構造改善事業も引き続き実施し、海洋博が終わっても直ちに第一次産業に従事できる態勢をとっておきたいと考えております。本市の主要作目は、サトウキビ、パイン、ミカン、蔬菜、お茶でありますが、最近沖縄産のパインの売れ行きが悪くなり、来期の操業も危ぶまれる状況でありますので、その打開策について、目下関係各課に検討を指示しており、パイン産業を守るため最善を尽くす覚悟であります。このパイン産業の窮状打開策と同時に、本市における農林業の作目研究にも当たらせます。今のところ考えられておりますことは、ミカン栽培の場合でも品種をタンカンに切り替えたり、蔬菜栽培と同時に葉たばこづくりも進めるなど、多角化の方向で検討されております。流通機構については、現年度で仮設市場を設置いたしましたので、明年度はその運営と利用方法の指導、さらに昭和51年度以降に予定されております地方卸売市場の設置に備えたいと存じます。つけ加えて申し上げておきますが、屋我地地区で検討されておりました自然休養村構想については、現年度で計画書の作成を終わり、できることなら明年度から着手したいのですが、国や県との調整も残っておりますので、具体的には後ほど提示いたします。畜産では、現年度で着手した稲嶺の養鶏団地の造成を引き続き推進し、さらに種畜導入に力点を置きます。現在の本市の畜産は養豚、養鶏、肉用牛飼育が主体でありますが、養鶏の場合には、全国的にも飽和状態でありまして、既に生産調整の段階に入っております。本市としては、現在の生産体制を維持しつつ、コスト低減など経営指導に力を入れていく考えです。養豚は順調に伸びておりますが、繁殖豚が不足気味であり、肉用牛も繁殖牛が少ないために伸び悩んでおります。それらの悩みを解消する施策として明年度は特に種畜導入に力を入れるわけであります。経営指導の面では農業との複合経営に持っていくための指導を強化していきます。水産関係では、基盤整備に力を入れております。長年の懸案でありました名護行漁港は、明年度中には開港できる見通しであります。そのほか明年度は仲尾次漁港の整備にも本格的に取り組む予定であります。また沿岸漁業から近海漁業への転換も引き続き推進してまいります。第二次、第三次産業については、ポスト海洋博対策を主体に進めます。商工業では流通調査をして、商品の流れをつかむことによって抜本的な対策を打ち出し、観光では自力観光を推進し、市民の利益になるような商工観光事業を考えていきます。5 市民生活の安全性の確保 現年度において、消防機能は装備の面ではかなり強化されております。つまり、はしご消防車、救助工作車の購入によって中高層建築への対処ができるし、救急車も1台増えております。そこで明年度は、救急救助体制の強化と自主防災体制の強化、防災意識の高揚を図っていきたいと考えております。そのためにまずは新年度早々にも救助隊を編成し、体制を整えます。また家庭の主婦を対象とした消火器の使用方法の指導、児童生徒を対象とした防火思想の普及活動などを強化する計画であります。現年度から続けております一人暮らし老人、寝たきり老人家庭への火災報知器の取り付けも明年度では全対象家庭に完備させる予定であります。海洋博工事が本格化してから本市内の教育環境は、きわめて憂慮すべき事態に陥っております。さらに市内での犯罪も増加の傾向にあり、それらの危険要因の除去も明年度の重要な施策であります。具体的には、青少年対策担当の職員を配置して検討させますが、この問題は、ひとり担当者のみの力ではどうにもならず、議員の皆様方をはじめ市民ぐるみの協力がぜひとも必要であります。昨年、青少年問題協議会が設置されておりますので、それらの団体や関係機関とも協力して強力な社会浄化運動を展開するつもりであります。以上、昭和50年度の主な施策について、かいつまんでご説明申し上げましたが、これらの施策は私が一貫して推進しているものであります。これを明年度は内容的に充実させようとの狙いで、予算を編成しております。提案いたしました予算案については、後ほど具体的に説明いたしますが、ご承知のとおり明年度は市制施行5周年であり、また新市建設計画の終結の年でもあります。そのための財政需要は増大する一方でありますが、国の総需要抑制策の影響もあって財源確保に苦慮いたしました。確保できた財源の範囲で、いかにして行政効果を上げ、市民の福祉を高めるかに主眼を置いております。どうか議員諸賢のご理解により、慎重審議の上速やかな議決をお願い申し上げる次第であります。   昭和50年3月7日               名護市長 渡具知裕徳 ○議長(玉城清吉君) 暫時休憩いたします。休憩(午前10時55分)再開(午前11時8分) ○議長(玉城清吉君) 休憩前に引き続き再開いたします。お諮りいたします。お手元に配付いたしてありますように、ただいま市長から議案第36号 名護市営住宅(A工区)建設工事請負契約について、議案第37号 名護市営住宅(B工区)建設工事請負契約について、議案第38号 名護市営住宅(C工区)建設工事請負契約についての3件が提出されております。これを日程に追加することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって議案第36号を追加第1、議案第37号を追加第2、議案第38号を追加第3として日程に追加することに決定いたしました。市長より提出されました日程第4、議案第13号より日程第30、認定第4号までの件と追加日程第1から第4までの件を一括議題といたします。市当局より提出議案の趣旨説明を求めます。助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) △議案第22号    名護市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について 名護市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例を、別紙のとおり制定したいので、議会の議決を求めます。      昭和56年3月7日提出                名護市長 渡具知裕徳提案理由 本市の議会議員の費用弁償を改正するため、本案を提出します。   名護市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例 名護市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例(昭和47年条例第50号)の一部を次のように改正する。 第4条第2項別表欄外ただし書中「900円」を「1,200円」に改める。   附 則 1 この条例は公布の日から施行し、昭和50年4月1日から適用する。 2 昭和50年4月1日以後出発した旅行について、この条例施行前に改正前の規定に基づいて既に支払われた旅費は、改正後の規定による旅費の内払いとみなす。 △議案第23号    特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定したいので、議会の議決を求めます。      昭和50年3月7日提出                名護市長 渡具知裕徳提案理由 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償を改正するため、本案を提出します。   特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例(昭和47年条例第51号)の一部を次のように改正する。 第2条別表第1中 (9)家庭児童相談員 月額「45,000円」を「55,000円」に、(10)婦人相談員 月額「73,500円」を「90,000円」に、(11)保育所嘱託医 年額「40,000円から60,000円まで」を「40,000円から75,000円まで」に、(12)社会教育指導員 月額「45,000円」を「55,000円」に、(13)国民健康保険協議会委員 「月額3,000円」を「日額3,600円」に、(14)学校嘱託医 年額「40,000円から75,000円まで」を「40,000円から50,000円まで」に、(15)学校嘱託薬剤師 年額「4,000円」を「50,000円」に、(16)総合計画審議会委員 日額「3,000円」を「3,600円」に、(17)都市計画審議会委員 日額「3,000円」を「3,600円」に、(18)特別職報酬等審議会委員 日額「3,000円」を「3,600円」に、(19)社会教育委員 日額「3,000円」を「3,600円」に、(20)体育指導委員 日額「3,000円」を「3,600円」に、(21)図書館協議会委員 日額「3,000円」を「3,600円」に、(22)スポーツ振興審議会員 日額「3,000円」を「3,600円」に、(23)文化財保存調査委員 日額「3,000円」を「3,600円」に、(24)給食センター運営委員 日額「3,000円」を「3,600円」に、(25)固定資産評価審査委員 日額「3,000円」を「3,600円」に、(26)選挙長 日額「4,500円」を「5,000円」に、(27)投票管理者 日額「4,500円」を「5,000円」に、(28)開票管理者 日額「4,000円」を「4,500円」に、(29)投票立会人 日額「4,000円」を「4,500円」に、(30)開票立会人 日額「4,000円」を「4,500円」に、(31)選挙立会人 日額「4,000円」を「4,500円」に、(32)専門委員 日額「4,000円」を「4,500円以内」に、(33)市福祉事務所嘱託医 日額「6,000円」を「7,000円」に、(34)伝染病予防委員医師 日額「7,500円」を「8,000円」に、(37)心身障害児適正就学指導委員会委員 日額「3,000円」を「3,600円」に、(38)名護市交通安全対策会議委員 日額「3,000円」を「3,600円」に、(39)名護市青少年育成審議会委員 日額「3,000円」を「3,600円」に改め、その次に「(40)固定資産土地価格評定精通者 日額3,600円、(41)中央公民館建設委員 日額3,600円、(41)名護市夜間急病センター管理者 月額30,000円、(42)夜間急病センター運営委員 日額3,600円」を加える。 第3条第2項別表第2欄外のただし書中「900円」を「1,200円」に改める。   附 則 1 この条例は公布の日から施行し、昭和50年4月1日から適用する。 2 昭和50年4月1日以後出発した旅行について、この条例施行前に既に改正前の規定に基づいて支払われた旅費は、改正後の規定による旅費の内払いとみなす。 △議案第24号    名護市消防団員の定員、任免、服務等に関する条例の一部を改正する条例制定について 名護市消防団員の定員、任免、服務等に関する条例の一部を改正する条例を、別紙のとおり改正したいので、議会の議決を求めます。      昭和50年3月7日提出                名護市長 渡具知裕徳提案理由 本市の消防団員の報酬及び費用弁償を改正するため、本案を提出します。   名護市消防団員の定員、任免、服務等に関する条例の一部を改正する条例 名護市消防団員の定員、任免、服務等に関する条例(昭和47年条例第69号)の一部を次のように改正する。 第12条別表1を次のように改める。   別表第1 報 酬   ┌──────┬────┬────┬──────┬────┬────┐   │    区分│ 単 位 │ 金 額 │    区分│ 単 位 │ 金 額 │   │職名    │    │    │職名    │    │    │   ├──────┼────┼────┼──────┼────┼────┤   │団 長   │ 月 額 │ 8,000円│分 団 長  │ 月 額 │ 6,000円│   ├──────┼────┼────┼──────┼────┼────┤   │副 団 長  │ 月 額 │ 7,000円│副分団長  │ 月 額 │ 5,000円│   ├──────┼────┼────┼──────┼────┼────┤   │      │    │    │機 関 員  │ 月 額 │ 5,000円│   └──────┴────┴────┴──────┴────┴────┘第13条第1項別表2を次のように改める。      別表第2   費用弁償    ┌──────────┬──────────┬──────────┐    │   区   分   │   単   位   │   金   額   │    ├──────────┼──────────┼──────────┤    │   4時間未満   │   1回につき   │    2,000円   │    ├──────────┼──────────┼──────────┤    │   4時間以上   │   1回につき   │    3,600円   │    └──────────┴──────────┴──────────┘ ただし、水火災等非常災害以外の職務に従事する時間が1時間未満のときは、費用弁償は支給しない。   附 則 1 この条例は公布の日から施行し、昭和50年4月1日から適用する。 2 昭和50年4月1日以後出発した旅行について、この条例施行前に改正前の規定に基づいて既に支払われた旅費は、改正後の規定による旅費の内払いとみなす。 3 昭和50年3月31日以前に出発した旅行については、なお従前の例による。 △議案第25号    名護市職員定数条例の一部を改正する条例制定について 名護市職員定数条例の一部を改正する条例を、別紙のとおり制定したいので議会の議決を求めます。      昭和50年3月7日提出                名護市長 渡具知裕徳提案理由 本市職員定数を改正するため、本案を提出します。   名護市職員定数条例の一部を改正する条例 名護市職員定数条例(昭和47年条例第40号)の一部を次のように改正する。 第2条第1号中 書記「5人」を「6人」に改める。 同条第2号中 吏員「299人」を「328人」に、その他の職員「40人」を「27人」に改める。 同条第6号中 指導主事「4人」を「6人」に、 「事務職員 15人           を「吏員 21人」に改める。 技術職員 2人」 同条第7号中「事務職員 29人」を「吏員 23人」に、その他の職員「68人」を「64人」に改める。 同条第8号中「事務局長 1人」を加え、書記「4人」を「3人」に改める。 同条第9号中 消防吏員「38人」を「42人」に改める。   附 則 この条例は公布の日から施行し、昭和50年4月1日から適用する。 △議案第26号    名護市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例制定について 名護市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例を、別紙のとおり制定したいので、議会の議決を求めます。      昭和50年3月7日提出                名護市長 渡具知裕徳   名護市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例名護市職員の退職手当に関する条例(1970年条例第14号)の一部を次のとおり改正する。 第8条第6項中、前段「地方公務員」の次に「又は国家公務員(以下「地方公務員等」という。)」を加え、中段及び後段の「地方公務員」を「地方公務員等」に改める。 第14条及び同条の見出し中「地方公務員」を「地方公務員等」に改める。   附 則 この条例は公布の日から施行し、昭和47年5月15日から適用する。 △議案第27号    名護市老人福祉センター設置及び管理条例の一部を改正する条例制定について 名護市老人福祉センター設置及び管理条例の一部を改正する条例を、別紙のとおり制定したいので、議会の議決を求めます。      昭和50年3月7日提出                名護市長 渡具知裕徳提案理由 使用料を改正するため、本案を提出します。   名護市老人福祉センター設置及び管理条例の一部を改正する条例 名護市老人福祉センター設置及び管理条例(昭和47年条例第62号)の一部を次のとおり改正する。 第4条の別表を次のとおり改正する。┌──────┬──────┬──────┬──────┬────────────┐│    区 分│  畳 間  │  ホール  │      │ 宿泊料(1人につき) ││時 間    │      │      │  区 分  │            │├──────┼──────┼──────┤      ├──────┬─────┤│8時~12時 │  1,000円 │  3,000円 │      │ 1人~5人 │ 団 体 │├──────┼──────┼──────┼──────┼──────┼─────┤│13時~17時 │  1,000円 │  3,000円 │ 老  人 │  400円  │  300円 │├──────┼──────┼──────┤      │      │     ││18時~22時 │  1,800円 │  5,000円 │      │      │     │├──────┼──────┼──────┼──────┼──────┼─────┤│8時~17時 │  1,800円 │  5,000円 │ その他の者 │  800円  │  700円 │├──────┼──────┼──────┤      │      │     ││18時~22時 │  4,000円 │  7,000円 │      │      │     │└──────┴──────┴──────┴──────┴──────┴─────┘   附 則 この条例は、公布の日から施行する。 △議案第13号    名護市夜間急病センター設置および運営に関する条例制定について 名護市夜間急病センター設置および運営に関する条例を、別紙のとおり制定したいので、議会の議決を求めます。      昭和50年3月7日提出                名護市長 渡具知裕徳提案理由 本市の夜間急病センター設置のため、本案を提出します。   名護市夜間急病センター設置および運営に関する条例 (趣 旨)第1条 この条例は、地方自治法(昭和22年法律第67号以下「法」という。)第244条の2第1項の規定に基づき、夜間急病センターの設置および運営に関し、必要な事項を定めるものとする。 (設 置)第2条 本市に、夜間救急の医療を必要とする者に対し、応急の診療を行うために夜間急病センターを設置する。 (名称および位置)第3条 夜間急病センターの名称および位置は、次のとおりとする。  ┌───────────────┬────────────────┐  │    名     称    │     位    置     │  ├───────────────┼────────────────┤  │  名護市夜間急病センター  │   名護市字名護1617番地   │  └───────────────┴────────────────┘ (診 療)第4条 名護市夜間急病センター(以下「急病センター」という。)は、名護市住民に対し、夜間の診療を行うものとする。ただし、その他の者に対しても夜間診療を行うことができる。 (診療日および診療時間)第5条 急病センターの診療日は、原則として毎日とし、その診療時間は午後6時より午後12時までとする。ただし、市長がやむを得ない事情があると認めたときは、これを変更することができる。 (診察等の拒否)第6条 市長は、著しく医師の診療を阻害する者については、診療を拒否し、または退所を命ずることができる。 (使用料)第7条 急病センターにおいて診療を受ける者は、使用料を納めなければならない。2 前項の使用料の額は、健康保険法(大正11年法律第70号)の規定による療養に要する費用の額の算定方法(昭和33年厚生省告示第177号)により算定した額とする。ただし、これによりがたい場合の使用料の額は別に定める。 (手数料)第8条 診断書およびこれに類する文書の交付を受ける者は、手数料を納めなければならない。2 前項の規定により徴収する手数料の額は、1通につき1,000円以内で規則で定める。 (使用料および手数料の減免)第9条 市長は、特に必要と認めたときは、使用料および手数料を減免することができる。 (使用料および手数料の徴収時期)第10条 使用料および手数料は、そのつど徴収する。ただし、市長が認めた場合はこの限りでない。 (使用料および手数料の追徴)第11条 虚偽の申し立てにより、使用料または手数料の減免を受けたことを発見したときは、その料金を追徴する。 (損害の賠償)第12条 診療を受ける者または急病センターの施設を使用する者が急病センターの器具、器械もしくは施設を滅失または損傷したときは、市長は損害の全部または一部を賠償させることができる。 (運営委員会)第13条 急病センターの運営について、市長の諮問に応ずるため本市に法第138条の4第3項の規定に基づき、名護市夜間急病センター運営委員会(以下「委員会」という。)を設置する。2 委員会の委員は、15人以内とし、市長が委嘱または任命する。3 委員の任期は2年とする。4 委員会に関し必要な事項は、市長が別に定める。 (委 任)第14条 この条例の施行について必要な事項は、規則で定める。   附 則 この条例は、公布の日から施行する。 △議案第14号    名護市土地開発基金条例制定について 名護市土地開発基金条例を、別紙のとおり制定したいので、議会の議決を求めます。      昭和50年3月7日提出                名護市長 渡具知裕徳提案理由 公共事業を円滑に執行するため、本案を提出します。   名護市土地開発基金条例 (設 置)第1条 この条例は、地方自治法(昭和22年法律第67号)第241条第1項の規定により公用もしくは公共用に供する土地又は公共の利益のために取得する必要がある土地をあらかじめ取得することにより、事業の円滑な執行をはかるため、名護市土地開発基金(以下「基金」という。)を設置する。 (基金の額)第2条 基金の額は、1億円とする。2 必要があるときは、予算の定めるところにより基金に追加して積立てをすることができる。3 前項の規定により積立てが行われたときは、基金の額は積立額相当額を増加するものとする。 (運 用)第3条 市長は、基金の設置の目的に応じ基金の確実かつ効率的な運用に努めなければならない。 (管 理)第4条 基金に属する現金は、金融機関への預金その他最も確実有利な方法により保管しなければならない。 (繰替運用)第5条 市長は、財政上必要があると認めるときは、確実な繰戻しの方法、期間を定めて基金に属する現金を歳入歳出現金に繰り替えて運用することができる。 (運用益金の整理)第6条 基金の運用から生ずる収益は、毎会計年度の一般会計歳入歳出予算に計上して整理するものとする。 (委 任)第7条 この条例に定めるもののほか、基金の管理、運用に関し必要な事項は、別に定める。   附 則 この条例は、公布の日から施行する。 △議案第15号    印鑑の登録および証明に関する条例制定について 印鑑の登録および証明に関する条例を、別紙のとおり制定したいので、議会の議決を求めます。      昭和50年3月7日提出                名護市長 渡具知裕徳提案理由 全国的印鑑事務制度の統一化、市の責任の明確化、事務の合理化のため、本案を提出します。   印鑑の登録および証明に関する条例 (趣 旨)第1条 この条例は、印鑑の登録および証明に関し必要な事項を定めるものとする。 (印鑑の登録資格)第2条 次の各号のいずれかの該当する者は、印鑑の登録を受けることができる。ただし、満15歳未満の者および禁治産者は、印鑑の登録を受けることができない。 (1)住民基本台帳法(昭和42年法律第81号)に基づき、本市の住民基本台帳に記録されている者。 (2)外国人登録法(昭和27年法律第125号)に基づき、本市の外国人登録原票に登録されている者。 (印鑑の登録申請)第3条 印鑑の登録を受けようとする者(以下「登録申請者」という。)は、住所地を所管区域とする市役所または支所に出頭し、印鑑登録申請書に、登録を受けようとする印鑑を添えて、市長に対して申請しなければならない。2 登録申請者が疾病その他やむを得ない事由により、前項の申請をすることができないときは、代理人により申請することができる。 (登録申請における本人および本人の意思確認)第4条 市長は、前条の申請があった場合において、登録申請者本人であることを確認し、代理人の申請であるときは、本人の意思に基づくものであることを確認しなければならない。2 前項の確認は、登録申請の事実について郵送その他市長が適当と認める方法により登録申請者に対して文書で照会し、その回答書を持参させることによって行うものとする。ただし、登録申請者が疾病その他やむを得ない事由により、当該回答書を持参することができないときは、代理人により持参をさせることができる。3 登録申請者が前条の申請をした場合において、市長が次の各号に掲げる方法のいずれかによって第1項の確認をしたときは、前項の方法を省略することができる。 (1)官公署の発行した免許証、許可証もしくは身分証明書であって本人の写真を貼付したものまたは外国人登録証明書を提示したとき。 (2)本市において既に印鑑の登録を受けている者により登録申請者が本人であることを保証した書面を提出したとき。4 市長は、第2項の規定による照会に対し、別に規則で定める期間内に回答書の持参がないとき、または登録申請者が本人でないこと、もしくは登録申請が本人の意思に基づくものでないことが明らかとなったときは、前条の申請を受理してはならない。 (印鑑の登録)第5条 市長は、第3条の申請が前条の規定により本人によるものであることまたは本人の意思に基づくものであることを確認したときは、印鑑の登録をしなければならない。2 前条の登録は、印鑑登録原票に次の各号に掲げる事項を登録して行うものとする。 (1)印影 (2)登録番号 (3)登録年月日 (4)氏名 (5)出生の年月日 (6)男女の別 (7)住所 (8)前各号に掲げる事項のほか市長が必要と認める事項 (登録印鑑)第6条 登録できる印鑑の数量は1人1個に限るものとする。2 市長は登録を受けようとする印鑑が次の各号のいずれかに該当する場合は、当該印鑑の登録をすることができない。 (1)住民基本台帳または外国人登録原票に記録または登録されている氏名、氏もしくは名または氏名の一部を組み合わせたものであらわしてないもの。 (2)職業、資格その他氏名以外の事項をあらわしているもの。 (3)ゴム印その他の印鑑で変形しやすいもの。 (4)印影の大きさが一辺の長さ8ミリメートルの正方形に収まるものまたは一片の長さ25ミリメートルの正方形に収まらないもの。 (5)印影が不鮮明または文字の判読が困難なもの。 (6)その他市長が登録を受ける印鑑として不適当と認めるもの。 (印鑑登録証)第7条 市長は、第5条の規定により印鑑の登録をした場合は、印鑑登録していることを示す証書(以下「印鑑登録証」という。)を次の各号に掲げる者に対し直接に交付しなければならない。 (1)第4条第2項の規定による回答書を持参した者。 (2)第4条第3項の規定により登録申請者が本人であることを確認したときは、当該登録申請者。2 印鑑登録証には登録番号を記載しなければならない。 (印鑑登録証の再交付)第8条 印鑑の登録を受けている者またはその代理人は、印鑑登録証が著しく汚染またはき損したときは、市長に対して印鑑登録証の再交付を申請することができる。2 市長は前項の申請があったときは印鑑登録証および印鑑登録原票の登録事項と照合し、当該申請が適正であることを確認したうえ、当該申請者に対して印鑑登録証を再交付しなければならない。 (印鑑登録証の亡失届)第9条 印鑑の登録を受けている者は、印鑑登録証を亡失したときは、直ちに市長に対しその旨届け出なければならない。2 印鑑登録証を亡失した者が疾病、その他やむを得ない事由により自ら亡失届をすることができないときは代理人により届出をすることができる。3 印鑑登録証が著しく汚染またはき損したことにより登録番号の判読ができない場合は、第1項の届出をしなければならない。 (印鑑登録証明書の交付)第10条 印鑑の登録を受けている者またはその代理人は、市長に対して印鑑登録証明書の交付を申請することができる。2 市長は、前項の申請があったときは、印鑑登録証および印鑑登録原票の登録事項と照合し、当該申請が適正であることを確認したうえで、印鑑登録証明書を交付しなければならない。3 前項の印鑑登録証明書は、印鑑登録原票に登録されている印影および第5条第2項第4号から第7号までに掲げる事項について複写機により写しを作成し、当該写しについて市長が証明する方法により作成するものとする。4 停電等の理由により、前項に規定する印鑑登録証明書を作成することができない場合は、規則で定める方法により印鑑登録証明書を作成することができる。 (印鑑登録の廃止申請)第11条 印鑑の登録を受けている者またはその代理人は、市長に対し印鑑登録の廃止を申請することがでる。2 印鑑の登録を受けている者またはその代理人は、登録した印鑑を亡失したときは、直ちに前項の申請をしなければならない。 (印鑑登録原票登録事項の修正)第12条 印鑑の登録を受けている者またはその代理人は、印影を除く印鑑登録原票の登録事項についいて変更があったとき(次条第1項の規定により印鑑登録原票を抹消すべき場合を除く。)は、市長に対しその旨を届け出なければならない。2 市長は、前項の届出があったときは、当該届出に係る事項につき印鑑登録原票の登録事項を修正しなければならない。3 市長は、第1項の届出がない場合において、同項の規定により届出すべき事項について変更があることを知ったときは、当該変更に係る事項につき職権で印鑑登録原票の登録事項を修正することができる。 (印鑑登録原票の抹消)第13条 市長は、印鑑の登録を受けている者について次の各号に掲げるいずれかの事由に該当したときは、当該印鑑の登録を受けている者に係る印鑑登録原票を抹消しなければならない。 (1)印鑑登録廃止申請があったとき。 (2)印鑑登録証の亡失届があったとき。 (3)住民票が消除されたとき。 (4)外国人登録原票を他の市町村に送付したときまたは閉鎖したとき。 (5)禁治産の宣告を受けたとき。 (6)氏名、氏もしくは名を変更したことにより登録されている印影を変更する必要が生じたとき。 (7)その他市長が印鑑登録原票を抹消すべき事由が生じたと認めたとき。2 市長は、前項第5号から第7号の規定により印鑑登録原票を抹消したときは、印鑑の登録を受けている者にその旨通知しなければならない。 (代理人による申請等)第14条 代理人が第3条第2項、第4条第2項及び第9条第2項に規定する行為を行う場合は、委任の旨を証する書面を添えてしなければならない。 (申請等への印鑑登録証の添付)第15条 印鑑の登録を受けている者またはその代理人が第8条第1項、第9条第3項、第10条第1項、第11条第1項および第12条第1項に規定する行為を行う場合は、印鑑登録証を添えてしなければならない。 (閲覧の禁止)第16条 市長は、印鑑登録原票その他印鑑の登録または証明に関する書類を閲覧に供してはならない。 (事実の調査)第17条 市長は、印鑑の登録および証明に関し必要があると認めるときは、いつでも必要な事項について調査することができる。2 市長は、前項の調査に当たり、必要があると認めるときは、当該吏員をして、関係人に対して質問をさせ、または文書もしくは印鑑を提示させることができる。3 当該吏員は、前項の規定により質問をし、または文書もしくは印鑑の提示を求める場合には、その身分を示す証明書を携帯し、関係人の請求があったときは、これを提示しなければならない。 (規則への委任)第18条 この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定める。   附 則 1 この条例は昭和50年10月1日から施行する。 2 名護市印鑑条例(1970年条例第5号以下「旧条例」という。)は廃止する。 3 前項の規定にかかわらず、旧条例はこの条例施行の際、現に旧条例の規定により登録している印鑑について、この条例の施行の日から1年間(当該印鑑の登録をしている者がこの期間内にこの条例の規定による印鑑の登録を受けた場合においては、当該登録を受けるまでの間)は、なお効力を有する。 4 前項に定める期間内における印鑑登録証明書交付申請については最初の申請に限り、旧条例による印鑑登録証明書をもってかえることができる。 5 第3項に定める期間内に旧条例により登録していた印鑑をもって、この条例による登録申請があったときは、条例第4条の規定にかかわらず登録申請の確認を省略することができる。 △議案第16号    名護市保育所設置条例の一部を改正する条例制定について 名護市保育所設置条例の一部を改正する条例を、別紙のとおり制定したいので、議会の議決を求めます。      昭和50年3月7日提出                名護市長 渡具知裕徳提案理由 北里保育所設置のため、本案を提出します。   名護市保育所設置条例の一部を改正する条例  名護市保育所設置条例(昭和47年条例第46号)の一部を次のように改正する。 第2条別表中 名護市立東保育所 名護市字名護2020番地の2 120名の次に「名護市立北里保育所 名護市字宮里781番地 60名」を加える。 第3条中「主任保母」を「所長」に改正する。   附 則 この条例は、昭和50年4月1日から施行する。 △議案第17号    名護市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について 名護市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を、別紙のとおり制定したいので、議会の議決を求めます。      昭和50年3月7日提出                名護市長 渡具知裕徳提案理由 国民健康保険税の税率を改正するため、本案を提出します。   名護市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 名護市国民健康保険税条例(昭和47年条例第64号)の一部を次のように改正する。 第5条第1号中「100分の3.5」を「100分の3.2」に改める。   附 則  (施行期日) 1 この条例は、公布の日から施行する。  (適用区分) 2 改正後の第5条第1号の規定は、昭和50年度分の国民健康保険税から適用し、昭和49年度分までの国民健康保険税については、なお従前の例による。
    △議案第18号    名護市国民年金印紙購入基金の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について 名護市国民年金印紙購入基金の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例を、別紙のとおり制定したいので、議会の議決を求めます。      昭和50年3月7日提出                名護市長 渡具知裕徳提案理由 国民年金の保険料の増額に伴い、印紙購入事務の円滑を図るため、本案を提出します。   名護市国民年金印紙購入基金の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例 名護市国民年金印紙購入基金の設置及び管理に関する条例(昭和48年条例第28号)の一部を次のように改正する。 第2条中「500万円」を「1,000万円」に改める。   附 則 この条例は、公布の日から施行する。 △議案第19号    名護市敬老年金条例の一部を改正する条例制定について 名護市敬老年金条例の一部を改正する条例を、別紙のとおり制定したいので、議会の議決を求めます。      昭和50年3月7日提出                名護市長 渡具知裕徳提案理由 敬老年金対象者年齢を引き下げるため、本案を提出します。   名護市敬老年金条例の一部を改正する条例 名護市敬老年金条例(1971年条例第18号)の一部を次のように改正する。 第2条第2号中「80歳」を「75歳」に改める。   附 則 この条例は公布の日から施行し、昭和49年9月15日から適用する。 △議案第20号    名護市特別会計条例の一部を改正する条例制定について 名護市特別会計条例の一部を改正する条例を、別紙のとおり制定したいので、議会の議決を求めます。      昭和50年3月7日提出                名護市長 渡具知裕徳提案理由 本市の夜間急病センターの特別会計設置のため、本案を提出します。   名護市特別会計条例の一部を改正する条例 名護市特別会計条例(1971年条例第22号)の一部を次のように改正する。 第1条第2号の次に次の1号を加え第3号とする。 (3)名護市夜間急病センター事業   附 則 この条例は、公布の日から施行し、昭和50年4月1日から適用する。 △議案第21号    名護市民福祉手当支給条例の一部を改正する条例制定について 名護市民福祉手当支給条例の一部を改正する条例を、別紙のとおり制定したいので、議会の議決を求めます。      昭和50年3月7日提出                名護市長 渡具知裕徳提案理由 市民福祉手当の支給対象拡大のため、本案を提出します。   名護市民福祉手当支給条例の一部を改正する条例 名護市民福祉手当支給条例(昭和49年条例第2号)の一部を次のように改正する。 第2条第2号を次のように改める。 (2)心身障害者 身体障害者福祉法(昭和24年法律第283号)第15条の規定に基づく身体障害者手帳の交付を受け、身体障害者福祉法施規則(昭和25年厚生令第15号)第7条第3項別表第5号に定める1級から6級までに該当する障害のある者で年齢20歳未満の者、もしくは障害の程度がこれらに準ずるもので特に市長が認める者、児童福祉法(昭和22年法律第164号)第15条に規定する児童相談所において知能指数が75以下と判定された年齢20歳未満の者、もしくは知能程度がこれらに準ずるものとして特に市長が認める者、又は精神薄弱者福祉法(昭和35年法律第37号)第12条に規定する精神薄弱者更生相談所において知能指数が50以下と判定された年齢20歳以上の者、もしくは知能程度がこれらに準ずるものとして特に市長が認める年齢20歳以上の者  同条第3号を次のように改める。 (3)遺児等 父母の一方または両方が死亡し、またはこれらに準ずる状態にあると特に市長が認める児童で義務教育終了までの者。ただし、父または母がその児童の教育に当たる者と婚姻関係(事実上の婚姻を含む。)にあり、かつ同一世帯に属する児童は除く。第4条第1号、第2号、第3号を削り、第4号を3号繰上げ第1号とする。 第5条第2号ア中「心障程度」を「心身障害程度」に改める。 同条同号イ、ウ中「身障程度」を「心身障害程度」に改める。 同条第3号を繰下げ第4号とし、次の1号を加え第3号とする。 (3)精神薄弱者手当  年額  5,000円   附 則 この条例は、公布の日から施行し、昭和50年4月1日から適用する。 △議案第35号    名護市立学校設置条例の一部を改正する条例制定について 名護市立学校設置条例の一部を改正する条例を、別紙のとおり制定したいので、議会の議決を求めます。      昭和50年3月7日提出                名護市長 渡具知裕徳提案理由 稲田幼稚園設置のため、本案を提出します。   名護市立学校設置条例の一部を改正する条例 名護市立学校設置条例(昭和47年条例第31号)の一部を次のように改正する。 第4条別表第3中  羽地幼稚園  沖縄県名護市字田井等601番地の次に「稲田幼稚園 沖縄県名護市字我部祖河440番地」を加える。   附 則 この条例は、昭和50年4月1日から施行する。 ○議長(玉城清吉君) 保健衛生課長 金城義夫君。 ◎保健衛生課長(金城義夫君) 私のほうから議案第31号の説明をいたします。 △議案第31号    昭和50年度名護市夜間急病センター事業特別会計予算 昭和50年度名護市夜間急病センター事業特別会計予算は、次に定めるところによる。 (歳入歳出予算)第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ44,093千円と定める。2 歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は「第1表 歳入歳出予算」による。      昭和50年3月7日提出                 名護市長 渡具知裕徳               第1表 歳入歳出予算  歳 入                                単位:千円┌───────────────┬───────────────┬────────────┐│       款       │       項       │    金  額    │├───────────────┼───────────────┼────────────┤│1 事 業 収 入      │               │     24,091    ││               ├───────────────┼────────────┤│               │1 事 業 収 入      │     24,091    │├───────────────┼───────────────┼────────────┤│2 県 支 出 金      │               │       1    ││               ├───────────────┼────────────┤│               │1 県 補 助 金      │       1    │├───────────────┼───────────────┼────────────┤│3 繰  入  金      │               │     20,000    ││               ├───────────────┼────────────┤│               │1 繰  入  金      │     20,000    │├───────────────┼───────────────┼────────────┤│4 諸  収  入      │               │       1    ││               ├───────────────┼────────────┤│               │1 諸  収  入      │       1    │├───────────────┴───────────────┼────────────┤│           歳  入  合  計           │     44,093    │└───────────────────────────────┴────────────┘  歳 出                                単位:千円   ┌───────────────┬───────────────┬────────────┐│       款       │       項       │    金  額    │├───────────────┼───────────────┼────────────┤│1 総 務 費        │               │     27,548    ││               ├───────────────┼────────────┤│               │1 総務管理費        │     27,548    │├───────────────┼───────────────┼────────────┤│2 事 業 費        │               │     15,845    ││               ├───────────────┼────────────┤│               │1 事 業 費        │     15,845    │├───────────────┼───────────────┼────────────┤│3 予 備 費        │               │       700    ││               ├───────────────┼────────────┤│               │1 予 備 費        │       700    │├───────────────┴───────────────┼────────────┤│           歳  出  合  計           │     44,093    │└───────────────────────────────┴────────────┘             歳入歳出予算事項別明細書(総括) 歳 入                                  単位:千円┌─────────┬────────┬────────┬────────┬────────┐│    款    │ 本年度予算額 │ 前年度予算額 │  比  較  │  構成比率  │├─────────┼────────┼────────┼────────┼────────┤│1 事業収入   │     24,091│        0│     24,091│   54.64%  │├─────────┼────────┼────────┼────────┼────────┤│2 県支出金   │        1│        0│        1│        │├─────────┼────────┼────────┼────────┼────────┤│3 繰 入 金   │     20,000│        0│     20,000│   45.36%  │├─────────┼────────┼────────┼────────┼────────┤│4 諸 収 入   │        1│        0│        1│        │├─────────┼────────┼────────┼────────┼────────┤│  歳 入 合 計  │     44,093│        0│     44,093│    100%  │└─────────┴────────┴────────┴────────┴────────┘ 歳 出┌────┬───┬───┬───┬───────────────────────┬────┐│    │   │   │   │     本 年 度 予 算 額 の 内 訳     │    ││    │本年度│前年度│   ├──────────────────┬────┤構成比率││  款  │   │   │比 較│    特  定  財  源    │    │    ││    │予算額│予算額│   ├─────┬────┬───┬───┤一般財源│  %  ││    │   │   │   │国庫支出金│県支出金│地方債│その他│    │    │├────┼───┼───┼───┼─────┼────┼───┼───┼────┼────┤│1総務費│27,548│  0│27,548│     │    │   │ 8,247│ 19,301│  62.48│├────┼───┼───┼───┼─────┼────┼───┼───┼────┼────┤│2事業費│15,845│  0│15,845│     │   1│   │15,844│    │  35.94│├────┼───┼───┼───┼─────┼────┼───┼───┼────┼────┤│3予備費│  700│  0│  700│     │    │   │   │   700│  1.58│├────┼───┼───┼───┼─────┼────┼───┼───┼────┼────┤│歳出合計│44,093│  0│44,093│     │   1│   │24,091│ 20,001│ 100.00│└────┴───┴───┴───┴─────┴────┴───┴───┴────┴────┘ ○議長(玉城清吉君) 保険年金課長 比嘉吉正君。 ◎保険年金課長(比嘉吉正君) △議案第29号    昭和50年度名護市国民健康保険特別会計予算 昭和50年度名護市国民健康保険特別会計の予算は、次に定めるところによる。 (歳入歳出予算)第1条 事業勘定の歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ484,317千円と定める。2 事業勘定の款項の区分及び当該区分ごとの金額は「第1表 歳入歳出予算」による。 (一時借入金)第2条 地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額は事業勘定50,000千円と定める。 (歳出予算の流用)第3条 地方自治法第220条第2項ただし書きの規定により歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。 1 事業勘定の保険給付費の各項に計上された予算額の過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用      昭和50年3月7日提出                名護市長 渡具知裕徳              第1表 歳入歳出予算書(事業勘定)  歳 入                                単位:千円    ┌───────────────┬───────────────┬────────────┐│       款       │       項       │    金  額    │├───────────────┼───────────────┼────────────┤│1 国民健康保険税      │               │     119,509    ││               ├───────────────┼────────────┤│               │1 国民健康保険税      │     119,509    │├───────────────┼───────────────┼────────────┤│2 一 部 負 担 金    │               │       1    ││               ├───────────────┼────────────┤│               │1 一部負担金        │       1    │├───────────────┼───────────────┼────────────┤│3 負担金及び分担金     │               │       1    ││               ├───────────────┼────────────┤│               │1 負 担 金        │       1    │├───────────────┼───────────────┼────────────┤│4 使用料及び手数料     │               │       1    ││               ├───────────────┼────────────┤│               │1 手 数 料        │       1    │├───────────────┼───────────────┼────────────┤│5 国 庫 支 出 金    │               │     334,422    ││               ├───────────────┼────────────┤│               │1 国庫負担金        │     244,004    ││               ├───────────────┼────────────┤│               │2 国庫補助金        │     90,418    │├───────────────┼───────────────┼────────────┤│6 県 支 出 金      │               │       1    ││               ├───────────────┼────────────┤│               │1 県 支 出 金      │       1    │├───────────────┼───────────────┼────────────┤│7 財 産 収 入      │               │       90    ││               ├───────────────┼────────────┤│               │1 財産運用収入       │       90    │├───────────────┼───────────────┼────────────┤│8 繰 入 金        │               │     10,566    ││               ├───────────────┼────────────┤│               │1 一般会計繰入金      │     10,566    │├───────────────┼───────────────┼────────────┤│9 繰 越 金        │               │     18,991    ││               ├───────────────┼────────────┤│               │1 繰 越 金        │     18,991    │├───────────────┼───────────────┼────────────┤│10 諸 収 入        │               │       734    ││               ├───────────────┼────────────┤│               │1 延滞金及び過料      │        2    ││               ├───────────────┼────────────┤│               │2 預 金 利 子      │       729    ││               ├───────────────┼────────────┤│               │3 雑   入        │        3    │├───────────────┼───────────────┼────────────┤│11 市   債        │               │        1    ││               ├───────────────┼────────────┤│               │1 市   債        │        1    │├───────────────┴───────────────┼────────────┤│           歳  入  合  計           │     484,317    │└───────────────────────────────┴────────────┘ 歳 出                                単位:千円┌───────────────┬───────────────┬────────────┐│       款       │       項       │    金  額    │├───────────────┼───────────────┼────────────┤│1 総 務 費        │               │     36,682    ││               ├───────────────┼────────────┤│               │1 総務管理費        │     29,468    ││               ├───────────────┼────────────┤│               │2 徴 税 費        │      6,326    ││               ├───────────────┼────────────┤│               │3 運営協議会費       │       648    ││               ├───────────────┼────────────┤│               │4 趣旨普及費        │       240    │├───────────────┼───────────────┼────────────┤│2 保険給付費        │               │     427,797    ││               ├───────────────┼────────────┤│               │1 療養諸費         │     404,092    ││               ├───────────────┼────────────┤│               │2 助産諸費         │     22,210    ││               ├───────────────┼────────────┤│               │3 葬祭諸費         │      1,495    │├───────────────┼───────────────┼────────────┤│3 基金積立金        │               │       1    ││               ├───────────────┼────────────┤│               │1 基金積立金        │       1    │├───────────────┼───────────────┼────────────┤│4 公 債 費        │               │       1    ││               ├───────────────┼────────────┤│               │1 一般公債費        │       1    │├───────────────┼───────────────┼────────────┤│5 諸支出金         │               │       267    ││               ├───────────────┼────────────┤│               │1 償還金及び還付金     │       177    ││               ├───────────────┼────────────┤│               │2 繰 出 金        │       90    │├───────────────┼───────────────┼────────────┤│6 繰上充用金        │               │       1    ││               ├───────────────┼────────────┤│               │1 繰上充用金        │       1    │├───────────────┼───────────────┼────────────┤│7 予 備 費        │               │     19,568    ││               ├───────────────┼────────────┤│               │1 予 備 費        │     19,568    │├───────────────┴───────────────┼────────────┤│           歳  出  合  計           │     484,317    │└───────────────────────────────┴────────────┘                国民健康保険歳入歳出予算事項別明細書(事業勘定)    単位:千円    ┌─────────────────────────┬┬─────────────────────────┐│          歳   入          ││          歳   出          │├──────┬────┬────┬────┬───┼┼──────┬────┬────┬────┬───┤│   款   │ 本年度 │ 前年度 │ 比 較 │構成比││   款   │ 本年度 │ 前年度 │ 比 較 │構成比│├──────┼────┼────┼────┼───┼┼──────┼────┼────┼────┼───┤│1国民健康  │ 119,509│ 105,125│ 14,384│ 24.68││1総務費  │ 36,682│ 25,083│ 11,599│ 7.57││保険税   │    │    │    │   ││      │    │    │    │   │├──────┼────┼────┼────┼───┼┼──────┼────┼────┼────┼───││2一部負担金│    1│    1│    │   ││2保険給付費│ 427,797│322,970│ 104,827│ 88.33│├──────┼────┼────┼────┼───┼┼──────┼────┼────┼────┼───┤│3負担金及び│    1│    1│    │   ││3基金積立金│    1│    1│    │   ││分担金   │    │    │    │   ││      │    │    │    │   │├──────┼────┼────┼────┼───┼┼──────┼────┼────┼────┼───┤│4使用料及び│    1│    1│    │   ││4公債費  │    1│    1│    │   ││手数料   │    │    │    │   ││      │    │    │    │   │├──────┼────┼────┼────┼───┼┼──────┼────┼────┼────┼───┤│5国庫支出金│ 334,422│ 240,035│ 94,387│ 69.05││5諸支出金 │   267│   71│   196│ 0.06│├──────┼────┼────┼────┼───┼┼──────┼────┼────┼────┼───┤│6県支出金 │    1│   177│  △176│   ││6繰上充用金│    1│    1│    │   │├──────┼────┼────┼────┼───┼┼──────┼────┼────┼────┼───┤│7財産収入 │   90│    0│   90│ 0.02││7予備費  │ 19,568│ 19,370│   198│ 4.04│├──────┼────┼────┼────┼───┼┼──────┼────┼────┼────┼───┤│8 繰入金 │ 10,566│ 22,000│△11,434│ 2.18││      │    │    │    │   │├──────┼────┼────┼────┼───┼┼──────┼────┼────┼────┼───┤│9 繰越金 │ 18,991│    1│ 18,990│ 3.92││      │    │    │    │   │├──────┼────┼────┼────┼───┼┼──────┼────┼────┼────┼───┤│10 諸収入 │   734│   155│   579│ 0.15││      │    │    │    │   │├──────┼────┼────┼────┼───┼┼──────┼────┼────┼────┼───┤│11 市 債 │   1│    1│    │   ││      │    │    │    │   │├──────┼────┼────┼────┼───┼┼──────┼────┼────┼────┼───┤│ 歳入合計 │ 484,317│ 367,497│ 116,820│100.00││ 歳出合計 │ 484,317│ 367,497│ 116,820│100.00│└──────┴────┴────┴────┴───┴┴──────┴────┴────┴────┴───┘ ○議長(玉城清吉君) 都計課長 比嘉道念君。 ◎都計課長(比嘉道念君) △議案第30号    昭和50年度名護市地域開発(公有水面埋立)事業特別会計予算 昭和50年度名護市地域開発(公有水面埋立)事業特別会計予算は、次に定めるところによる。 (歳入歳出予算)第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ280,000千円と定める。2 歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は「第1表 歳入歳出予算」による。      昭和50年3月7日提出                名護市長 渡具知裕徳                  第1表 歳入歳出予算  歳 入                                単位:千円┌───────────────┬───────────────┬────────────┐│       款       │       項       │    金  額    │├───────────────┼───────────────┼────────────┤│1 事 業 収 入      │               │     280,000    ││               ├───────────────┼────────────┤│               │1 土地売払収入       │     280,000    │├───────────────┼───────────────┼────────────┤│2 繰 入 金        │               │       1    ││               ├───────────────┼────────────┤│               │1 一般会計繰入金      │       1    │├───────────────┼───────────────┼────────────┤│3 諸 収 入        │               │       1    ││               ├───────────────┼────────────┤│               │1 雑  入         │       1    │├───────────────┼───────────────┼────────────┤│4 市  債         │               │       1    ││               ├───────────────┼────────────┤│               │1 市  債         │       1    │├───────────────┴───────────────┼────────────┤│           歳  入  合  計           │     280,003    │└───────────────────────────────┴────────────┘ 歳 出                                単位:千円┌───────────────┬───────────────┬────────────┐│       款       │       項       │    金  額    │├───────────────┼───────────────┼────────────┤│1 総 務 費        │               │        2    ││               ├───────────────┼────────────┤│               │1 総務管理費        │        2    │├───────────────┼───────────────┼────────────┤│2 事 業 費        │               │        2    ││               ├───────────────┼────────────┤│               │1 埋立事業費        │        2    │├───────────────┼───────────────┼────────────┤│3 公 債 費        │               │     279,998    ││               ├───────────────┼────────────┤│               │1 公 債 費        │     279,998    │├───────────────┼───────────────┼────────────┤│4 予 備 費        │               │        1    ││               ├───────────────┼────────────┤│               │1 予 備 費        │        1    │├───────────────┴───────────────┼────────────┤│           歳  出  合  計           │     280,003    │└───────────────────────────────┴────────────┘ △議案第34号    終末処理場建設工事委託について 終末処理場建設工事を次のとおり委託したいので、議会の議決を求めます。      昭和50年3月7日提出                 名護市長 渡具知裕徳                    記 1 委託の目的   終末処理場建設工事 2 委託の方法   随意契約 3 委託金額、委託の相手方   区  分    終末処理場建設工事   委託金額    1,000,000千円   委託の相手方  東京都港区西新橋3の23の5           下水道事業センター理事長 関盛吉雄提案理由 議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2号の規定により本案を提出します。 △議案第36号    名護市営住宅(A工区)建設工事請負契約について 名護市営住宅建設工事請負契約を下記のとおり締結するため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めます。                    記 1 契約の目的   市営住宅建設工事(A工区) 2 契約の方法   指名競争入札 3 契約の金額   ¥93,500,000 4 契約の相手方  名護市字名護107番地           阿波根組 阿波根昌吉      昭和50年3月7日提出                 名護市長 渡具知裕徳提案理由 名護市営住宅建設工事請負契約を締結するため、本案を提出します。 △議案第37号    名護市営住宅(B工区)建設工事請負契約について 名護市営住宅建設工事請負契約を下記のとおり締結するため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めます。                    記 1 契約の目的   市営住宅建設工事(B工区) 2 契約の方法   指名競争入札 3 契約の金額   ¥88,300,000 4 契約の相手方  名護市字名護1335番地           神元組 神元勇吉      昭和50年3月7日提出                名護市長 渡具知裕徳提案理由 名護市営住宅建設工事請負契約を締結するため、本案を提出します。 △議案第38号    名護市営住宅(C工区)建設工事請負契約について 名護市営住宅建設工事請負契約を下記のとおり締結するため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めます。                    記 1 契約の目的   市営住宅建設工事(C工区) 2 契約の方法   指名競争入札 3 契約の金額   ¥66,300,000 4 契約の相手方  名護市字二見203番地           株式会社渡嘉敷組 渡嘉敷健男      昭和50年3月7日提出                名護市長 渡具知裕徳提案理由 名護市営住宅建設工事請負契約を締結するため、本案を提出します。 ○議長(玉城清吉君) 水道課長 比嘉利正君。 ◎水道課長(比嘉利正君) △議案第32号    昭和50年度名護市水道事業会計予算 (総 則)第1条 昭和50年度名護市水道事業会計の予算は、次に定めるところによる。 (業務の予定量)第2条 業務の予定量は、次のとおりとする。 1 給水戸数         7,365戸 2 年間総給水量       3,731,581m3 3 1日平均給水量       10,223m3 4 主要な建設改良事業    104,120千円 (収益収入及び支出)第3条 収益的収入及び支出の予定額は、次のとおり定める。  収 入第1款 水道事業収益      158,133千円 第1項 営業収益        89,684千円 第2項 簡易水道事業収益    64,129千円 第3項 営業外収益        4,320千円  支 出第1款 水道事業費用      175,672千円 第1項 営業費用       103,238千円 第2項 簡易水道事業費用    43,210千円 第3項 営業外費用       13,324千円 第4項 予備費         15,900千円 (資本的収入及び支出)第4条 資本的収入及び支出の予定額は次のとおり定める。 (資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額10,866千円は、当年度損益勘定留保資金10,866千円で補填するものとする。) 収 入第1款 資本的収入    104,120千円 第1項 企業債     25,000千円 第2項 支出金     25,000千円 第3項 諸資本収入   54,120千円 支 出第1款 資本的支出    114,986千円 第1項 建設改良費    5,615千円 第2項 水道拡張費   104,120千円 第3項 企業債償還金   5,251千円  (企業債)第5条 起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、次のとおり定める。 起債の目的  上水道配水施設工事 限 度 額  25,000千円 起債の方法  証書借入 利   率  9%以内 償還の方法  借入日より5年以内、据置30年以内半年賦元利均等又は元金均等償還する。ただし財政の都合により繰上償還することができる。 (一時借入金)第6条 一時借入金の限度額は、3,000千円と定める。 (議会の議決を経なければ流用することのできない経費)第7条 次に掲げる経費については、その経費の金額を、それ以外の経費の金額に流用し、又はそれ以外の経費をその経費に流用する場合は、議会の議決を経なければならない。 1 職員給与費   69,922千円 2 交際費       200千円 (たな卸資産購入限度額)第8条 たな卸資産購入限度額は、10,285千円と定める。      昭和50年3月7日提出                名護市長 渡具知裕徳 △議案第33号    昭和49年度名護市水道事業会計補正予算第1条 昭和49年度名護市水道事業会計補正予算(第3号)は次に定めるところによる。第2条 昭和49年度名護市水道事業会計予算(以下「予算」という。)第4条に定めた資本的収入及び支出の予定額を、次のとおり補正する。 収 入 科目  第1款 資本的収入  既決予定額  228,280千円     第3項 諸資本収入         134,380千円 補正予定額  20,000千円       計  248,280千円        20,000千円          154,380千円 支 出 科目  第1款 資本的支出  既決予定額  254,808千円      第1項 建設改良費         26,684千円 補正予定額  20,000千円       計  274,808千円        20,000千円           46,684千円資本的収入及び支出 収 入┌───────┬──────┬─────┬─────┬─────┬─────┬────┐│  款 項  │   目   │ 既決額 │ 補正額 │  計  │  節  │ 金額 │├───────┼──────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────┤│1款資本的収入│      │ 228,280 │ 20,000 │ 248,280 │     │    ││3項諸資本収入│      │ 134,380 │ 20,000 │ 154,380 │     │    ││       │2特別収益金│ 128,500 │ 20,000 │ 148,500 │     │    ││       │      │     │     │     │特別収益金│ 20,000│└───────┴──────┴─────┴─────┴─────┴─────┴────┘支 出┌───────┬──────┬─────┬─────┬─────┬─────┬────┐│  款 項  │   目   │ 既決額 │ 補正額 │  計  │  節  │ 金額 │├───────┼──────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────┤│1款資本的支出│      │ 254,808 │ 20,000 │ 274,808 │     │    ││1項建設改良費│      │ 26,684 │ 20,000 │ 46,684 │     │    ││       │2送水設備費│  -  │ 20,000 │ 20,000 │     │    ││       │      │     │     │     │配管工事費│  6,400││       │      │     │     │     │資材費  │ 13,600││       │      │     │     │     │     │    │└───────┴──────┴─────┴─────┴─────┴─────┴────┘ ○議長(玉城清吉君) 本日の日程はこれで終了し散会いたします。                            散会(午後4時41分)            名護市議会第18回定例会会議録(2日目)┏━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃  招集年月日  │       昭和50年3月7日 金曜日 午前10時       ┃┠────────┼───────────────────────────────┨┃  招集の場所  │            名護市議会議場            ┃┠────────┼───────────────────────────────┨┃  開   議  │      昭和50年3月8日 土曜日 午前10時2分      ┃┠────────┼───────────────────────────────┨┃  散   会  │      昭和50年3月8日 金曜日 午後1時6分      ┃┗━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 出席並びに欠席議員  出 席  28名  欠 席  2名┏━━━━┯━━━━━━━━━┯━━━━┯┯━━━━┯━━━━━━━━━┯━━━━┓┃議席番号│   氏  名   │ 出欠 ││議席番号│   氏  名   │ 出欠 ┃┣━━━━┿━━━━━━━━━┿━━━━┿┿━━━━┿━━━━━━━━━┿━━━━┫┃  1  │ 比 嘉 清 徳 君 │  出  ││  16  │ 知 念 嘉 永 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  2  │ 宮 城 慶 三 君 │  出  ││  17  │ 比 嘉 茂 男 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  3  │ 岸 本 幸 久 君 │  出  ││  18  │ 花 城 清 典 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  4  │ 新 田 宗 潤 君 │  出  ││  19  │ 祖 慶 良 孝 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  5  │ 我喜屋 宗重 君 │  出  ││  20  │ 宮 城 武 一 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  6  │ 安 里  進 君 │  出  ││  21  │ 玉 城 清 吉 君 │  欠  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  7  │ 大 城 幸 吉 君 │  出  ││  22  │ 比 嘉 鉄 也 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  8  │ 宮 城 良 雄 君 │  出  ││  23  │ 北 城 善 福 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  9  │ 親 川 和 夫 君 │  出  ││  24  │ 神 山 祥 男 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  10  │ 宮 城 博 文 君 │  出  ││  25  │ 松 田 仁 徳 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  11  │ 新 田 宗 勝 君 │  出  ││  26  │ 大 城 利 男 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  12  │ 宮 里 蔵 義 君 │  出  ││  27  │ 中 山 盛 久 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  13  │ 宮 城 嘉 安 君 │  出  ││  28  │ 宮 城 安 行 君 │ 病欠 ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  14  │ 比 嘉 潤 君  │  出  ││  29  │ 当 間 亀太郎君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  15  │ 具 志 堅 徹 君 │  出  ││  30  │ 我那覇 隆 光君 │  出  ┃┗━━━━┷━━━━━━━━━┷━━━━┷┷━━━━┷━━━━━━━━━┷━━━━┛ 署名議員     15番 具志堅 徹君 16番 知念嘉永君 議事日程     別紙のとおり 会議に付した事件 別紙のとおり 会議の結果    別紙のとおり法第121条による出席者     市 長   渡具知 裕徳 君     助 役   金 城 一正 君     収入役   仲宗根 一正 君 総務課長      大兼久 巌君     企画室長      比嘉 邦三君 財政課長      大城 清雄君     税務課長      古我知 行秀君 市民課長      比嘉 浩成君     厚生課長      比嘉 栄一君 保険年金課長    比嘉 吉正君     保健衛生課長    金城 義夫君 農林課長      照屋 源一郎君    畜産課長      大嶺 正助君 商工水産課長    岸本 久嗣君     都市計画課長    比嘉 道念君 羽地支所長     宮城 金徳君     屋部支所長     比嘉 啓強君 久志支所長     具志堅 康君     消防長       宮里 武叔君 水道課長      比嘉 利正君     農業委員会事務局長 仲宗根 清兵君 土木係長      玉里 吉光君     庶務係長      久場川 常夫君     教育長   比嘉 太英君 教育委員会総務課長 北城 徹君      教育課長      玉城 嘉真君 社会教育課長    宮里恵治君議会事務局出席者   事務局長    岸本 清幸君     係  長      仲泊 英徳君   議 事 係    又吉 武志君     議 事 係      親川 敬君名護市議会第18回定例会(2日目)                              昭和50年3月8日(土)                              午前10時2分開議 ○副議長(知念嘉永君) ただいまより本日の会議を開きます。昨日に引き続き議案の趣旨説明を求めます。助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) 日程第19、議案第28号の趣旨説明を申し上げます。 △議案第28号    昭和50年度名護市一般会計予算 昭和50年度名護市一般会計の予算は次に定めるところによる。 (歳入歳出予算)第1条 歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ6,241,657千円とする。2 歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は「第1表 歳入歳出予算」よる。 (債務負担行為)第2条 地方自治法第214条の規定により債務を負担する行為をすることができる事項、期間及び限度額は「第2表 債務負担行為」による。 (地方債)第3条 地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる。地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は「第3表 地方債」による。 (一時借入金)第4条 地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の最高額は200,000千円とする。 (歳出予算の流用)第5条 地方自治法第220条第2項ただし書きの規定により歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は次のとおり定める。 1 各項に計上した給料、職員手当及び共済費(賃金に係る共済費を除く。)に係る予算に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用。      昭和50年3月7日提出                名護市長 渡具知裕徳          第1表 歳入歳出予算 (歳入)                              単位 千円┌───────────────┬───────────────┬────────┐│       款       │       項       │  金  額  │├───────────────┼───────────────┼────────┤│1 市  税         │               │     508,835││               ├───────────────┼────────┤│               │1 市 民 税        │     242,084││               ├───────────────┼────────┤│               │2 固定資産税        │     155,845││               ├───────────────┼────────┤│               │3 軽自動車税        │      3,079││               ├───────────────┼────────┤│               │4 市たばこ消費税      │     80,760││               ├───────────────┼────────┤│               │5 電 気 税        │     15,600││               ├───────────────┼────────┤│               │6 鉱 産 税        │      6,000││               ├───────────────┼────────┤│               │7 特別土地保有税      │      4,928││               ├───────────────┼────────┤│               │8 旧法による税       │       539│├───────────────┼───────────────┼────────┤│2 地方譲与税        │               │     25,172││               ├───────────────┼────────┤│               │1 自動車重量譲与税     │     25,172│├───────────────┼───────────────┼────────┤│3 自動車取得税交付金    │               │     39,001││               ├───────────────┼────────┤│               │1 自動車取得税交付金    │     39,001│├───────────────┼───────────────┼────────┤│4 国有提供施設等所在市町村助│               │     97,595││成交付金           ├───────────────┼────────┤│               │1 国有提供施設等所在市町村助│     97,595││               │成交付金           │        │├───────────────┼───────────────┼────────┤│5 地方交付税        │               │    1,875,001││               ├───────────────┼────────┤│               │1 地方交付税        │    1,875,001│├───────────────┼───────────────┼────────┤│6 交通安全対策特別交付金  │               │      2,657││               ├───────────────┼────────┤│               │1 交通安全対策特別交付金  │      2,657│├───────────────┼───────────────┼────────┤│7 分担金及び負担金     │               │     49,618││               ├───────────────┼────────┤│               │1 分 担 金        │      1,001││               ├───────────────┼────────┤│               │2 負 担 金        │     48,617│├───────────────┼───────────────┼────────┤│8 使用料及び手数料     │               │     28,582││               ├───────────────┼────────┤│               │1 使 用 料        │     20,001││               ├───────────────┼────────┤│               │2 手 数 料        │      8,581│├───────────────┼───────────────┼────────┤│9 国庫支出金        │               │    1,943,413││               ├───────────────┼────────┤│               │1 国庫負担金        │    1,028,926││               ├───────────────┼────────┤│               │2 国庫補助金        │     900,684││               ├───────────────┼────────┤│               │3 委 託 金        │     13,803│├───────────────┼───────────────┼────────┤│10 県 支 出 金      │               │     102,422││               ├───────────────┼────────┤│               │1 県 負 担 金      │     50,768││               ├───────────────┼────────┤│               │2 県 補 助 金      │     42,769││               ├───────────────┼────────┤│               │3 委 託 金        │      8,885│├───────────────┼───────────────┼────────┤│11 財 産 収 入      │               │     280,079││               ├───────────────┼────────┤│               │1 財産運用収入       │     280,075││               ├───────────────┼────────┤│               │2 財産売払収入       │        4│├───────────────┼───────────────┼────────┤│12 寄 附 金        │               │        1││               ├───────────────┼────────┤│               │1 寄 附 金        │        1│├───────────────┼───────────────┼────────┤│13 繰 入 金        │               │     135,003││               ├───────────────┼────────┤│               │1 基金繰入金        │     135,003│├───────────────┼───────────────┼────────┤│14 繰 越 金        │               │        1││               ├───────────────┼────────┤│               │1 繰 越 金        │        1│├───────────────┼───────────────┼────────┤│15 諸 収 入        │               │     647,877││               ├───────────────┼────────┤│               │1 延滞金、加算金及び過料  │        3││               ├───────────────┼────────┤│               │2 市預金利子        │      6,000││               ├───────────────┼────────┤│               │3 雑  入         │      5,780││               ├───────────────┼────────┤│               │4 収益事業収入       │     636,094│├───────────────┼───────────────┼────────┤│16 市   債        │               │     506,400││               ├───────────────┼────────┤│               │1 市   債        │     506,400│├───────────────┴───────────────┼────────┤│           歳  入  合  計           │    6,241,657│└───────────────────────────────┴────────┘ (歳出)                              単位:千円┌───────────────┬───────────────┬────────┐│       款       │       項       │  金  額  │├───────────────┼───────────────┼────────┤│1 議 会 費        │               │     68,084││               ├───────────────┼────────┤│               │1 議 会 費        │     68,084│├───────────────┼───────────────┼────────┤│2 総 務 費        │               │     654,895││               ├───────────────┼────────┤│               │1 総 務 管 理 費    │     482,788││               ├───────────────┼────────┤│               │2 徴 税 費        │     106,494││               ├───────────────┼────────┤│               │3 戸籍住民基本台帳費    │     41,981││               ├───────────────┼────────┤│               │4 選 挙 費        │     10,457││               ├───────────────┼────────┤│               │5 統 計 調 査 費    │      5,930││               ├───────────────┼────────┤│               │6 監 査 委 員 費    │      7,245│├───────────────┼───────────────┼────────┤│3 民 生 費        │               │    1,042,827││               ├───────────────┼────────┤│               │1 社 会 福 祉 費    │     268,073││               ├───────────────┼────────┤│               │2 児 童 福 祉 費    │     529,420││               ├───────────────┼────────┤│               │3 生 活 保 護 費    │     245,334│├───────────────┼───────────────┼────────┤│4 衛 生 費        │               │     427,411││               ├───────────────┼────────┤│               │1 保 健 衛 生 費    │     90,679││               ├───────────────┼────────┤│               │2 清 掃 費        │     325,731││               ├───────────────┼────────┤│               │3 上 水 道 費      │     11,001│├───────────────┼───────────────┼────────┤│5 労 働 費        │               │     17,780││               ├───────────────┼────────┤│               │1 失業対策費        │     16,850││               ├───────────────┼────────┤│               │2 労 働 諸 費      │       930│├───────────────┼───────────────┼────────┤│6 農林水産業費       │               │     598,139││               ├───────────────┼────────┤│               │1 農 業 費        │     478,308││               ├───────────────┼────────┤│               │2 林 業 費        │     67,810││               ├───────────────┼────────┤│               │3 水 産 業 費      │     52,021│├───────────────┼───────────────┼────────┤│7 商 工 費        │               │     89,201││               ├───────────────┼────────┤│               │1 商 工 費        │     89,201│├───────────────┼───────────────┼────────┤│8 土 木 費        │               │    1,647,310││               ├───────────────┼────────┤│               │1 土 木 管 理 費    │     27,702││               ├───────────────┼────────┤│               │2 道路橋りょう費      │     304,269││               ├───────────────┼────────┤│               │3 河 川 費        │      3,000││               ├───────────────┼────────┤│               │4 都 市 計 画 費    │    1,103,403││               ├───────────────┼────────┤│               │5 住 宅 費        │     208,936│├───────────────┼───────────────┼────────┤│9 消 防 費        │               │     147,496││               ├───────────────┼────────┤│               │1 消 防 費        │     147,496│├───────────────┼───────────────┼────────┤│10 教 育 費        │               │    1,187,338││               ├───────────────┼────────┤│               │1 教 育 総 務 費    │     62,802││               ├───────────────┼────────┤│               │2 小 学 校 費      │     742,640││               ├───────────────┼────────┤│               │3 中 学 校 費      │     186,005││               ├───────────────┼────────┤│               │4 幼 稚 園 費      │     125,953││               ├───────────────┼────────┤│               │5 社 会 教 育 費    │     56,589││               ├───────────────┼────────┤│               │6 保 健 体 育 費    │     13,349│├───────────────┼───────────────┼────────┤│11 災 害 復 旧 費    │               │      7,607││               ├───────────────┼────────┤│               │1 農林水産施設災害復旧費  │      7,605││               ├───────────────┼────────┤│               │2 土木施設災害復旧費    │        2│├───────────────┼───────────────┼────────┤│12 公 債 費        │               │     132,353││               ├───────────────┼────────┤│               │1 公 債 費        │     132,353│├───────────────┼───────────────┼────────┤│13 諸 支 出 金      │               │     100,001││               ├───────────────┼────────┤│               │1 普通財産取得費      │        1││               ├───────────────┼────────┤│               │2 開発公社出資金      │     100,000│├───────────────┼───────────────┼────────┤│14 予 備 費        │               │     121,215││               ├───────────────┼────────┤│               │1 予 備 費        │     121,215│├───────────────┴───────────────┼────────┤│           歳  出  合  計           │    6,241,657│└───────────────────────────────┴────────┘                 第2表 債務負担行為┌─────────────┬─────────────┬────────────┐│    事   項    │    期   間    │    限 度 額    │├─────────────┼─────────────┼────────────┤│   公共下水道工事費   │    昭和51年度    │  700,000千円  │└─────────────┴─────────────┴────────────┘                 第3表 地 方 債┌───────┬────┬─────────┬────┬────────────┐│起債の目的  │限度額 │起債の方法    │利 率 │償還の方法       │├───────┼────┼─────────┼────┼────────────┤│保育所建設事業│  3,400│証書借入 起債の時│9.0%以 │償還期限30年以内(据置5││債      │    │期は昭和50年度とす│内   │年以内)年賦、半年賦、元││       │    │る。ただし、工事又│    │利均等又は元金均等の方法││       │    │は財政の都合により│    │による。ただし財政の都合││       │    │起債額の一部又は全│    │により償還期限を短縮し繰││       │    │部を翌年度に繰越し│    │上償還することができるな││       │    │て借入れることがで│    │お償還の方法については融││       │    │きる       │    │資条件により変更すること││       │    │         │    │ができる。       │├───────┼────┼─────────┼────┼────────────┤│塵芥焼却場建設│ 160,000│    〃    │  〃  │      〃      ││事業債    │    │         │    │            │├───────┼────┼─────────┼────┼────────────┤│農林水産業施設│  7,200│    〃    │  〃  │      〃      ││事業債    │    │         │    │            │├───────┼────┼─────────┼────┼────────────┤│道路排水事業債│ 16,100│    〃    │  〃  │      〃      │├───────┼────┼─────────┼────┼────────────┤│都市計画事業債│ 179,500│    〃    │  〃  │      〃      │├───────┼────┼─────────┼────┼────────────┤│公営住宅債  │ 50,000│    〃    │  〃  │      〃      │├───────┼────┼─────────┼────┼────────────┤│消防施設事業債│  2,200│    〃    │  〃  │      〃      │├───────┼────┼─────────┼────┼────────────┤│教育施設事業債│ 88,000│    〃    │  〃  │      〃      │└───────┴────┴─────────┴────┴────────────┘               歳入歳出予算事項別明細書(総括)  (歳入)                            単位:千円┌─────────────┬──────┬──────┬──────┬─────┐│      款      │本年度予算額│前年度予算額│  比 較  │ 構成比率 │├─────────────┼──────┼──────┼──────┼─────┤│1 市       税  │   508,835│   319,598│   189,237│   8.15│├─────────────┼──────┼──────┼──────┼─────┤│2 地 方 譲 与 税  │   25,172│   15,367│    9,805│   0.40│├─────────────┼──────┼──────┼──────┼─────┤│3 自動車取得税交付金  │   39,001│   23,624│   15,377│   0.63│├─────────────┼──────┼──────┼──────┼─────┤│4 国有提供施設等所在市町│   97,595│   76,584│   21,011│   1.56││  村助成交付金     │      │      │      │     │├─────────────┼──────┼──────┼──────┼─────┤│5 地 方 交 付 税  │  1,875,001│  1,318,001│   557,000│   30.04│├─────────────┼──────┼──────┼──────┼─────┤│6 交通安全対策特別交付金│    2,657│    3,500│    △843│   0.04│├─────────────┼──────┼──────┼──────┼─────┤│7 分担金及び負担金   │   49,618│   32,824│   16,794│   0.80│├─────────────┼──────┼──────┼──────┼─────┤│8 使用料及び手数料   │   28,582│   23,035│    5,547│   0.46│├─────────────┼──────┼──────┼──────┼─────┤│9 国 庫 支 出 金  │  1,943,413│  1,259,988│   683,425│   31.14│├─────────────┼──────┼──────┼──────┼─────┤│10 県 支 出 金    │   102,422│   108,328│   △5,906│   1.64│├─────────────┼──────┼──────┼──────┼─────┤│11 財 産 収 入    │   280,079│   218,131│   61,948│   4.49│├─────────────┼──────┼──────┼──────┼─────┤│12 寄   附   金  │      1│      1│      0│     │├─────────────┼──────┼──────┼──────┼─────┤│13 繰   入   金  │   135,003│   150,003│  △15,000│   2.16│├─────────────┼──────┼──────┼──────┼─────┤│14 繰   越   金  │      1│      1│      0│     │├─────────────┼──────┼──────┼──────┼─────┤│15 諸   収   入  │   647,877│  1,171,607│  △523,730│   10.38│├─────────────┼──────┼──────┼──────┼─────┤│16 市       債  │   506,400│   212,900│   293,500│   8.11│├─────────────┼──────┼──────┼──────┼─────┤│   歳 入 合 計   │  6,241,657│  4,933,492│  1,308,165│    100│└─────────────┴──────┴──────┴──────┴─────┘  (歳出)                                                単位:千円┌────────┬─────┬─────┬─────┬──────────────────────────┬────┐│        │     │     │     │         本年度予算額の内訳         │    ││        │ 本年度 │ 前年度 │     ├────────────────────┬─────┤ 構成 ││    款    │     │     │ 比 較 │     特  定  財  源      │     │ 比率 ││        │ 予算額 │ 予算額 │     ├─────┬────┬────┬────┤ 一般財源 │ (%) ││        │     │     │     │国庫支出金│県支出金│ 地方債 │ その他 │     │    │├────────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────┼────┼────┼─────┼────┤│1 議会費   │  68,084│  57,257│  10,827│     │    │    │    │  68,084│  1.09│├────────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────┼────┼────┼─────┼────┤│2 総務費   │  654,895│  471,990│  182,905│    50│  4,899│    │ 121,237│  528,709│  10.49│├────────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────┼────┼────┼─────┼────┤│3 民生費   │ 1,042,827│  792,965│  249,862│  582,380│ 64,232│  3,400│ 54,770│  338,045│  16.71│├────────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────┼────┼────┼─────┼────┤│4 衛生費   │  427,411│  589,533│ △162,122│     │  2,264│ 160,000│ 134,596│  130,551│  6.85│├────────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────┼────┼────┼─────┼────┤│5 労働費   │  17,780│  14,413│   3,367│   7,135│   510│    │    │  10,135│  0.29│├────────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────┼────┼────┼─────┼────┤│6 農林水産業費│  598,139│  610,923│ △12,784│  130,154│ 24,232│  7,200│   101│  436,452│  9.58│├────────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────┼────┼────┼─────┼────┤│7 商工費   │  89,201│  32,298│  56,903│     │   50│    │ 52,911│  36,240│  1.43│├────────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────┼────┼────┼─────┼────┤│8 土木費   │ 1,647,310│ 1,188,661│  458,649│  678,610│    │ 245,600│ 364,559│  358,541│  26.39│├────────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────┼────┼────┼─────┼────┤│9 消防費   │  147,496│  135,929│  11,567│   6,164│    │  2,200│   40│  139,092│  2.37│├────────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────┼────┼────┼─────┼────┤│10 教育費   │ 1,187,338│  679,902│  507,436│  532,862│  6,235│ 88,000│  6,952│  553,289│  19.02│├────────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────┼────┼────┼─────┼────┤│11 災害復旧費 │   7,607│    887│   6,720│   6,058│    │    │    │   1,549│  0.12│├────────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────┼────┼────┼─────┼────┤│12 公債費   │  132,353│  123,672│   8,681│     │    │    │    │  132,353│  2.12│├────────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────┼────┼────┼─────┼────┤│13 諸支出金  │  100,001│  100,001│     0│     │    │    │ 100,000│     1│  1.60│├────────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────┼────┼────┼─────┼────┤│14 予備費   │  121,215│  135,061│ △13,846│     │    │    │    │  121,215│  1.94│├────────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────┼────┼────┼─────┼────┤│  歳出合計  │ 6,241,657│ 4,933,492│ 1,308,165│ 1,943,413│ 102,422│ 506,400│ 835,166│ 2,854,256│  100.0│└────────┴─────┴─────┴─────┴─────┴────┴────┴────┴─────┴────┘ ○副議長(知念嘉永君) 収入役 仲宗根一正君。 ◎収入役(仲宗根一正君) 私の方から認定第1号より認定第4号までの件を説明いたします。 △認定第1号    昭和48年度名護市一般会計歳入歳出決算認定について 昭和48年度名護市一般会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見を付けて認定に付します。      昭和50年3月7日提出                名護市長 渡具知裕徳提案理由 地方自治法第233条第3項の規定により本案を提出します。[昭和48年度名護市一般会計歳入歳出決算説明] △認定第2号    昭和48年度名護市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について 昭和48年度名護市国民健康保険特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見を付けて認定に付します。      昭和50年3月7日提出                名護市長 渡具知裕徳提案理由 地方自治法第233条第3項の規定により本案を提出します。[昭和48年度名護市国民健康保険特別会計歳入歳出決算説明] △認定第3号    昭和48年度名護市地域開発(公有水面埋立)事業歳入歳出決算認定について 昭和48年度名護市地域開発(公有水面埋立)事業歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見を付けて認定に付します。      昭和50年3月7日提出                名護市長 渡具知裕徳提案理由 地方自治法第233条第3項の規定により本案を提出します。[昭和48年度名護市地域開発(公有水面埋立)事業歳入歳出決算説明] △認定第4号    昭和48年度名護都市計画事業第一地区土地区画整理特別会計歳入歳出決算認定について 昭和48年度名護都市計画事業第一地区土地区画整理特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見を付けて認定に付します。      昭和50年3月7日提出                名護市長 渡具知裕徳提案理由 地方自治法第233条第3項の規定により本案を提出します。[昭和48年度名護都市計画事業第一地区土地区画整理特別会計歳入歳出決算説明] ○副議長(知念嘉永君) お諮りいたします。お手元に配付してありますように、市長より議案第39号 沖縄県市町村自治会館管理組合規約の一部変更についての件が提出されました。これを日程に追加することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって議案第39号を日程追加第4とし日程に追加することに決定いたしました。当局より日程追加議案の趣旨説明を求めます。総務課長 大兼久 巌君。 ◎総務課長(大兼久巌君) △議案第39号    沖縄県市町村自治会館管理組合規約の一部変更について 地方自治法(昭和22年法律第67号)第286条第1項の規定により、沖縄県市町村自治会館管理組合規約を別紙のとおり一部変更するものとする。      昭和50年3月8日提出                名護市長 渡具知裕徳提案理由 この規約改正は、現在那覇市旭町14番地に建設中の沖縄県市町村自治会館が、昭和50年4月1日に完成する予定で、これに伴い本組合の事務所の位置の変更を行う必要があるからである。   沖縄県市町村自治会館管理組合規約の一部を改正する規約 沖縄県市町村自治会館管理組合規約(沖縄県指令総第133号)の一部を次のとおり改正する。 第4条中「那覇市久米二丁目15番地の3」を「那覇市旭町14番地沖縄県市町村自治会館内」に改める。   附 則 この規約は、沖縄県知事の許可のあった日から施行し、昭和50年4月1日から適用する。 ○副議長(知念嘉永君) 本日の日程は全部終了いたしましたので、散会いたします。                            散会(午後1時6分)            名護市議会第18回定例会会議録(3日目)┏━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃  招集年月日  │       昭和50年3月7日 金曜日 午前10時       ┃┠────────┼───────────────────────────────┨┃  招集の場所  │            名護市議会議場            ┃┠────────┼───────────────────────────────┨┃  開   議  │      昭和50年3月11日 火曜日 午前10時0分      ┃┠────────┼───────────────────────────────┨┃  散   会  │      昭和50年3月11日 火曜日 午後3時59分      ┃┗━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 出席並びに欠席議員  出 席  28名  欠 席  2名┏━━━━┯━━━━━━━━━┯━━━━┯┯━━━━┯━━━━━━━━━┯━━━━┓┃議席番号│   氏  名   │ 出欠 ││議席番号│   氏  名   │ 出欠 ┃┣━━━━┿━━━━━━━━━┿━━━━┿┿━━━━┿━━━━━━━━━┿━━━━┫┃  1  │ 比 嘉 清 徳 君 │  出  ││  16  │ 知 念 嘉 永 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  2  │ 宮 城 慶 三 君 │  出  ││  17  │ 比 嘉 茂 男 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  3  │ 岸 本 幸 久 君 │  出  ││  18  │ 花 城 清 典 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  4  │ 新 田 宗 潤 君 │  出  ││  19  │ 祖 慶 良 孝 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  5  │ 我喜屋 宗重 君 │  出  ││  20  │ 宮 城 武 一 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  6  │ 安 里  進 君 │  出  ││  21  │ 玉 城 清 吉 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  7  │ 大 城 幸 吉 君 │  出  ││  22  │ 比 嘉 鉄 也 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  8  │ 宮 城 良 雄 君 │  出  ││  23  │ 北 城 善 福 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  9  │ 親 川 和 夫 君 │  出  ││  24  │ 神 山 祥 男 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  10  │ 宮 城 博 文 君 │  出  ││  25  │ 松 田 仁 徳 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  11  │ 新 田 宗 勝 君 │  出  ││  26  │ 大 城 利 男 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  12  │ 宮 里 蔵 義 君 │  出  ││  27  │ 中 山 盛 久 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  13  │ 宮 城 嘉 安 君 │  出  ││  28  │ 宮 城 安 行 君 │ 病欠 ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  14  │ 比 嘉 潤 君  │  出  ││  29  │ 当 間 亀太郎君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  15  │ 具 志 堅 徹 君 │  出  ││  30  │ 我那覇 隆 光君 │  欠  ┃┗━━━━┷━━━━━━━━━┷━━━━┷┷━━━━┷━━━━━━━━━┷━━━━┛ 署名議員     15番 具志堅 徹君 16番 知念嘉永君 議事日程     別紙のとおり 会議に付した事件 別紙のとおり 会議の結果    別紙のとおり法第121条による出席者     市 長   渡具知 裕徳 君     助 役   金 城 一正 君     収入役   仲宗根 一正 君 総務課長      大兼久 巌君     企画室長      比嘉 邦三君 財政課長      大城 清雄君     税務課長      古我知 行秀君 市民課長      比嘉 浩成君     厚生課長      比嘉 栄一君 保険年金課長    比嘉 吉正君     保健衛生課長    金城 義夫君 農林課長      照屋 源一郎君    畜産課長      大嶺 正助君 商工水産課長    岸本 久嗣君     都市計画課長    比嘉 道念君 羽地支所長     宮城 金徳君     屋部支所長     比嘉 啓強君 久志支所長     具志堅 康君     消防長       宮里 武叔君 水道課長      比嘉 利正君     農業委員会事務局長 仲宗根 清兵君 土木係長      玉里 吉光君     庶務係長      久場川 常夫君     教育長   比嘉 太英君 教育委員会総務課長 北城 徹君      教育課長      玉城 嘉真君 社会教育課長    宮里恵治君議会事務局出席者  事務局長   岸本 清幸君       係  長      仲泊 英徳君  議 事 係   又吉 武志君       議 事 係      親川 敬君名護市議会第18 回定例会(3日目)                              昭和50年3月11日(火)                              午前10時0分開議 ○議長(玉城清吉君) ただいまより本日の会議を開きます。お諮りいたします。施政方針に対する質疑に入る前に、市当局より早急に審議していただきたいという議案がございますので、日程第17 議案第26号、日程第24 議案第33号、追加日程第1 議案第36号、追加日程第2 議案第37号、追加日程第3 議案第38号、追加日程第4 議案第39号を、日程を変更して審議することにご異議ありませんか。(「異議あり」と呼ぶ者あり)暫時休憩いたします。休憩(午前10時15分)再開(午前10時18分) ○議長(玉城清吉君) 休憩前に引き続き再開いたします。日程を変更することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よってそのように決定いたしました。議案第26号に対する質疑を許します。27番 中山盛久君。 ◆27番(中山盛久君) なぜ47年5月15日から適用するか、お伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 総務課長 大兼久 巌君。 ◎総務課長(大兼久巌君) これは実質にはございませんが、去った一部改正議案のときに、県とか他の市町村公務員の場合、適用はそういうふうにうたっております。 ○議長(玉城清吉君) ほかに質疑はございませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。よって議案第26号、質疑を打ち切ります。議案第33号に対する質疑を許します。22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) これは屋部から名護までの送水工事ということで承っておりますが、その送水工事は既に着手されているんじゃないですか。 ○議長(玉城清吉君) 水道課長 比嘉利正君。 ◎水道課長(比嘉利正君) それは着手されております。前の議会において執行は認めていただくようにお願いしております。 ○議長(玉城清吉君) 22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) 執行は認めます。しかしその他は懸念いたしますが、送水工事はやらなければならないが、いま沖縄市あたりで困っているのは、軍のポンプ場からそのまま送水して、ろ過も何もしていないで、そのままの原水を飲まして、ああいうふうな大きな問題が起こっております。そうなると今度屋部から送水すると、ろ過は屋部の浄水場でやって、さらに名護まで送水するのかどうか。その辺聞いておりません。ただ私たち聞いているのは、送水管だけです。 ○議長(玉城清吉君) 水道課長 比嘉利正君。 ◎水道課長(比嘉利正君) おっしゃるとおりでございます。屋部の水源池から一応屋部の浄水場に送りまして、ここでろ過したのを滅菌して送るということでございます。タンクは宮里志味屋原の既設タンクに送ります。 ○議長(玉城清吉君) 22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) そうしますと、ここの水は非常に硬度が高い水ということで、非常に難色を示しております。旧屋部村時代から非常に水の硬度が高くて飲料水には適しているけれども、水を売って水道料金を威張って徴収できないということが言われていると思います。 ○議長(玉城清吉君) 水道課長 比嘉利正君。 ◎水道課長(比嘉利正君) これについては先ほどお話があったように、水道の施設基準にも、水質基準にも達しておりますし、健康にも害しません。 ○議長(玉城清吉君) 22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) 健康に害したら大変なので当たり前の話でございますが、水道課長も職員も見て、それは上等ではないとわかっていると思います。多額の費用をかけてやる、そうしますと県企業局の浄水場完成すると、その時点では切り替えて、現在の送水はストップするのかどうか。その辺をお聞きしたいと思います。私ら前から願っていたのは、こういう悪い水は飲まさんで、名護は山紫水明のまちであるので、そういう良い水を飲ましていきたいということでございます。そうすると県企業局のは、3月完了予定が6月になっております。3月までやることできるかと言ったら、努力しますということでございます。旧屋部村一帯のものは名護からやるのかどうか。スンジャガー(潮平川)の水を引き続きやるのかどうか。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) お答えいたします。先ほどの質問については、比嘉議員は休まれていたので聞かなかったと思いますが、質問の趣旨のようにご了解いただいております。給水の件でございますけれども、ただいまかなりの量が不足しておりましてご迷惑をかけております。浄水場は4月に完成するということでございます。ところが送水テスト、その他からやると順調にできるのは6月だろうということでございます。さらに心配なのは、海洋博で3,500トンの水しかこないということでございます。そうなるとやはり海洋博が終わるまでは、いろいろな情勢によって、必ずしも水は潤沢にならないという気がいたします。それで本工事をやっておこうということでございます。ご指摘のとおりスンジャガーの水は硬度が高く、好ましい飲料水ではないということでございますが、私たちはできるだけ軟水を送水したいということでございます。最悪の場合は、この本管を将来送水管に利用できるといういろいろな含みを持っているということでございます。将来、水が足りない場合はこれでもって屋部地区に送るので、施設としては無駄にならないという長期的な見方に立っております。 ○議長(玉城清吉君) 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) 今の市長の答弁をこういうふうに解してもいいわけですか。将来は旧屋部地区も全部軟水でもって給水するということでございますか。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) 問題は、ここで浄水を買うとかなり高い水道料金になります。私たちがいま一番心配しているのは、今度県企業局が大幅に卸売料金を上げるという予想が立っております。ですから、全部購入してやると消費者にそれだけ負担がかかりますので、ある程度硬度が高いものと軟水とを混ぜて流すといういろいろな方法は講じなければならないと思います。そのまま水道料金として跳ね返ることもございますので、その辺について水道課あたりとも検討しております。考え方としては軟水で給水していきたいと思います。以上申し上げましたように浄水料金が跳ね上がるということになると、さてどうしたものかというような疑問も出てきますので、まだそこまで結論出しておりません。 ○議長(玉城清吉君) 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) いい答弁でございますが、ケースバイケースでやるといいうことでございますか。 ○議長(玉城清吉君) ほかに質疑ありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。よって議案第33号、質疑を打ち切ります。日程追加第1、議案第36号に対する質疑を許します。16番 知念嘉永君。 ◆16番(知念嘉永君) 市営住宅の設置場所等がわかりませんが、それと工期の関係3月10日から30日まで、20日間で到底できないと思いますが、それに対してどういった措置を取ろうとしているのかどうか。 特に補助金関係がございますが、それについてはどういった措置をとっておりますか。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) 工事場所は宇茂佐でございます。施工期間3月10日から30日までということでございまして、当然のこと明許繰越の形をとるということでございます。一応は契約の中ではこういったような形をとっております。工期については明繰りの時点で改めて県庁と合議しようということでございます。 ○議長(玉城清吉君) 6番 知念嘉永君。 ◆16番(知念嘉永君) 敷地は市有地でございますか。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) 個人有地を買収いたしました。 ○議長(玉城清吉君) 休憩いたします。休憩(午前10時35分)再開(午前10時36分) ○議長(玉城清吉君) 再開いたします。6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 知念議員からも質問ありましたが、1カ月の工期、いま一度確かめておきたいと思いますが、明許繰越にしても施工期間を年度内とするということで、そのまま解釈していいわけですね。それができると解釈ていいですか。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) 最初からできません。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) できないものを、そこにおいて我々解釈させていいわけですか。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) そうでないから私は答えたわけです。あとで県と調整して、期日については遅れるということでございます。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) できないことははっきりしております。それをこう書いてできるというふうな明許繰越の場合、期間設定していいかということでございます。期間1カ月で切って、その後の措置はどうするのか、それでいいかどうか。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) 県庁の指導は工期変更の申請をしてからやれということでございます。ですから、できないのをわかっていて皆さん方にお願いしますということではございません。先ほどから言っているように、こういう形でやっております。予算の上から明許繰越しますということでございます。都計課長が県の土木部と調整いたしました結果、さらに工期変更して後日決定しようということでございます。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 今のように確かに3月31日で一応やって、その時点で次年度になって工期申請をして、明許繰越できるというふうに指導を受けたということで、確実に受け取っていいですか。 ○議長(玉城清吉君) 都計課長 比嘉道念君。 ◎都計課長(比嘉道念君) 工期の申請については、3月いっぱいにやるようになっております。3月31日過ぎてから変更できないわけでございます。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) この議決を3月27日から28日にしないで、いま出すのはどういうことですか。例えば調整終えて変更申請出しても・・・・ ○議長(玉城清吉君) 都計課長 比嘉道念君。 ◎都計課長(比嘉道念君) いま急いでいるのは、3業者に対する前払いの申請がございます。それを早くやらないとできないのです。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) いつごろ前払い申請いたしますか。 ○議長(玉城清吉君) 都計課長 比嘉道念君。 ◎都計課長(比嘉道念君) 15日までにやれば可能でございます。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 15日以降はだめでございますか。 ○議長(玉城清吉君) 都計課長 比嘉道念君。 ◎都計課長(比嘉道念君) 手続き上ちょっと無理だということでございます。
    ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 無理だと言って、結局今月いっぱいで変更申請ができるわけでございます。明許繰越も23日から24日ごろやらなければできない。もう一回議決得なければならない。そういったことをまた同じことをやらなければならない。申請が15日以前でなければできないということ。それと同時に変更申請が今月いっぱいでなければならないということ、その辺がちょっとわかりません。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) 一応は、私たちは仕事を進めるためには業者の便宜も図ってやらなければならないし、何よりも大事なことは早急に工事を着工させなければならないということでございます。最終的に議決されると今月の下旬にしかならないので、そういうことになるとかなり遅れますし、先ほど課長が言ったように前払い申請についてもそれからではかなり日数が遅れていくということ。そういった諸般の事情からそういったことになっているということでございます。それは私たち独断の方法でやったのではなく、関係する土木部と話し合ってこういったことになっております。ご指摘のとおりもう一回明許繰越で議決いただきます。そういった事情をご理解いただきたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 手続き上、私は工事の便宜を図るのは当然のことであるし、そうすべきだと思いますが、3月いっぱいでやるということは、工期の施工期間、年度内でまたやるわけでございます。私はその辺勉強不足でわかりませんので、いま一度、私は土木部に問い合わせて検討したいと思います。あと10日か20日で変更によって業者の便宜上はわかりますが、それだけで20日という期間をつけるのは、ちょっとまだ疑問が多く残りますけれども、まだ私もそこまでやっていませんので、後でもっと確かめて検討したいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 休憩いたします。休憩(午前10時41分)再開(午前11時2分) ○議長(玉城清吉君) 再開いたします。11番 新田宗勝君。 ◆11番(新田宗勝君) 都計課長にお伺いいたします。入札の工期が手続き上で20日間ということでございますが、実際入札させた場合には、皆さん方は、これは幾百日の工期ということを説明していると思いますが、一応明許繰越した場合の工期としては幾日を見積もっておりますか。それともいつまでかわからんでやっているのかどうか。 ○議長(玉城清吉君) 都計課長 比嘉道念君。 ◎都計課長(比嘉道念君) 工期は12月までには完了時期だという ことで、はっきりした県と合議の上ででやりたいということでございます。 ○議長(玉城清吉君) 11番 新田宗勝君。 ◆11番(新田宗勝君) 私は議決するのは反対ではございませんが、これは一応問題が出て現場を見てからやるのが建前でございます。 ○議長(玉城清吉君) 休憩いたします。休憩(午前11時4分)(現地踏査)再開(午前11時35分) ○議長(玉城清吉君) 再開いたします。都計課長 比嘉道念君。 ◎都計課長(比嘉道念君) 3月31日まで市営住宅が完了しないということは、我々も十分知っております。その件に対しましては、県の指導によりまして事務手続きの問題になりまして、3月31日にやります明許繰越時点におきまして、さらに工期を延長するという申請に基づきましてということで、県庁との話し合いの結果出ておりますので、念のために申し上げておきます。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) わかりました。そういうことでいいわけでございます。それでは明許繰越は当初からもできるわけでございます。最初から繰り越すということははっきりわかるわけでございます。それと関連づけて繰越明許費も出れば我々もわかりやすくてよかったわけでございます。どれだけ繰り越すのかということでいろいろ出てくるので、その辺非常に疑問があったし、まだその辺疑問が残っておりますが、施工の関係いろいろございますので、いま一度勉強して、なるべく行政に瑕疵のないようにしていただきたいと思いますので、財政課長もそういうふうにしていただければみんなが納得いくと思います。 ○議長(玉城清吉君) 15番 具志堅 徹君。 ◆15番(具志堅徹君) 水道課長にお伺いいたします。現在大宮小学校一帯の地域であまり水が出ないということがございます。そこと現在の場所との開発の調査などなされて、水の問題が起こらないかどうか。都計課と相談したかどうかお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 水道課長 比嘉利正君。 ◎水道課長(比嘉利正君) 現在の配水池の標高は60メートルございます。このままであればほとんど無難に給水できると思います。大量に水を使う場合は屋上にタンクをつける指導をしております。 ○議長(玉城清吉君) 15番 具志堅 徹君。 ◆15番(具志堅徹君) 教育長にお伺いいたしますが、児童生徒は屋部小や中学校に通うと思いますが、そのめどについて現在の規模、そこに入る児童数、それとのかみ合い予測はどのようにされておりますか。 ○議長(玉城清吉君) 教育長 比嘉太英君。 ◎教育長(比嘉太英君) 住宅を設定する前に都計課、企画とも打ち合わせいたしました。今のところ大宮校区に通うならば困難でございます。屋部小、屋部中学校はまだ受け入れる余地があるので、その辺の見通しは大丈夫と思います。 ○議長(玉城清吉君) 15番 具志堅 徹君。 ◆15番(具志堅徹君) 公害関係でございますが、後ろに谷間があって、そこに赤土が流れていく予想がございます。屋部川との関係、生活用水の処理についてお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 都計課長 比嘉道念君。 ◎都計課長(比嘉道念君) 排水は前面に道路がございます。あの道路を伝わって宇茂佐にもっていくようになっております。屋部川には行きません。公民館前の排水に流れます。 ○議長(玉城清吉君) 15番 具志堅 徹君。 ◆15番(具志堅徹君) その処理はちゃんとできますか。(できます。) ○議長(玉城清吉君) 議案第36号、質疑を打ち切ります。議案第37号に対する質疑を許します。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。よって議案第37号、質疑を打ち切ります。議案第38号に対する質疑を許します。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。よって議案第38号、質疑を打ち切ります。議案第39号に対する質疑を許します。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。よって議案第39号、質疑を打ち切ります。議案第26号に対する討論を許します。(「異議なし」と呼ぶ者あり)討論を打ち切ります。採決を行います。議案第26号、原案どおり可決することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって議案第26号は原案可決と決定いたしました。議案第33号に対する討論を許します。(「異議なし」と呼ぶ者あり)討論を打ち切ります。採決を行います。議案第33号、原案どおり可決することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって議案第33号は原案可決と決定いたしました。議案第36号に対する討論を許します。(「異議なし」と呼ぶ者あり)討論を打ち切ります。採決を行います。議案第36号、原案どおり可決することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって議案第36号は原案可決と決定いたしました。議案第37号に対する討論を許します。(「異議なし」と呼ぶ者あり)討論を打ち切ります。採決を行います。議案第37号、原案どおり可決することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって議案第37号は原案可決と決定いたしました。議案第38号に対する討論を許します。(「異議なし」と呼ぶ者あり)討論を打ち切ります。採決を行います。議案第38号、原案どおり可決することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって議案第38号は原案可決と決定いたしました。議案第39号に対する討論を許します。(「異議なし」と呼ぶ者あり)討論を打ち切ります。採決を行います。議案第39号、原案どおり可決することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって議案第39号は原案可決と決定いたしました。暫時休憩いたします。休憩(午前11時44分)再開(午後1時5分) ○議長(玉城清吉君) 再開いたします。総務課長より字句の訂正がありますので、これを許します。総務課長 大兼久 巌君。 ◎総務課長(大兼久巌君) 議案第19号 名護市敬老年金条例の一部を改正する条例制定について、その附則適用月日でございますけれども、50年4月1日を49年9月15日に訂正願います。 ○議長(玉城清吉君) 15番 具志堅 徹君。 ◆15番(具志堅徹君) 緊急動議を提案いたします。県道104号線生活道路封鎖実弾射撃演習に反対する抗議決議を決議していただきたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) お諮りいたします。ただいま具志堅徹君から県道104号線生活道路封鎖実弾射撃演習に反対する抗議決議(案)が緊急動議として提出されております。これを日程に追加することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって本件を決議案第2号、日程追加第5として追加することに決定いたしました。決議案第2号を議題とし、提出者より説明を求めます。15番 具志堅 徹君。 ◆15番(具志堅徹君) △決議案第2号    県道104号線生活道路封鎖実弾射撃演習に反対する抗議決議(案) 上記の決議案を別紙のとおり提出します。                    昭和50年3月11日提出名護市議会議長 玉城清吉殿                          名護市議会議員                            提出者   具志堅 徹                           賛成者   親川和夫                                 岸本幸久                                 松田仁徳   県道104号線生活道路封鎖実弾射撃演習に反対する抗議決議(案) 米軍第3海兵隊第12砲兵連隊は、県道104号線住民の生活道路を封鎖して実弾射撃訓練を強行しようとしている。これまでの9回の演習で農耕が規制されたり、家屋にひびが入ったり、また井戸水に赤土が流れ込むなどの被害が出ていること等を無視し、今回は米軍と日本政府は山中のリュウキュウマツや立木を見境なく切り倒し、有刺鉄線を張り巡らすなどして、県民の平和を希求する心情を全く無視し、著しく地元住民の生命、財産、安全を脅かすものであり、一層危険な戦争準備を進めようとするものである。 戦争に反対し、平和な沖縄にするために名護市議会は演習強行に抗議し、演習を中止することを強く要求する。 上記決議する。             昭和50年3月11日                          名護市議会あて先:米軍、日本政府、那覇防衛施設局 ○議長(玉城清吉君) 決議案第2号に対する質疑を許します。5番 我喜屋宗重君。 ◆5番(我喜屋宗重君) 私は、まず本当にこの文面のとおりであるのでしたら協力を惜しまないものでございますけれども、提案者にお尋ねしたいのですが、いま向こうで先頭切ってやっております原水協の仲吉理事長の率いる原水協、私は社会党系と共産系に分かれているということを聞いております。そのどちらに存するのか、統一されているのか、その点をお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 15番 具志堅 徹君。 ◆15番(具志堅徹君) 質疑ということで、この決議案に対する質疑であれば答えやすいわけですけれども、組織の問題なので、この件については時間をかけて説明しなければならないと思います。時間をかけていいということであれば説明いたしますが、そう簡単に何系だ、何系だということでいってみても、ここでそのことで結論を出す性質のものではございません。問題はいま行われている演習に対して反対なのか、それを進める側なのかどうかということでございます。これは原水協だけではなく平和委員会、その他の労働組合も含めて、いわゆる民主団体というのはそういうものでございます。それをいまここで社会党系だ、共産党系だということで論ずる筋合いのものではございません。社会党、共産党ももちろん反対し、行動を組んでおります。あらゆる民主団体が一つになって戦争に反対する、この演習に反対というのが今の提案でございます。そしていま質疑された我喜屋議員もこの文面には問題ないということでございますので、全会一致で決議できると思います。 ○議長(玉城清吉君) 休憩いたします。休憩(午後1時23分)(議会運営委員会にて検討)再開(午後1時52分) ○議長(玉城清吉君) 再開いたします。議会運営委員会の結果を委員長から報告願います。議会運営委員長 比嘉 潤君。 ◎議会運営委員長(比嘉潤君) 休憩中に議会運営委員会を開きましたが、与野党がかみ合いませんので、そこで調整した点は、我喜屋議員の理論を一応述べるということで了解を得ました。さらに決議案の字句の一部修正をいたしました。後ほど本人から発言があると思います。 ○議長(玉城清吉君) 5番 我喜屋宗重君。 ◆5番(我喜屋宗重君) 具志堅徹君が、そういうものを提案する背景の問題で委員会でも論議されました。その中では、私どもとは相反する点が非常に多くございます。私は先ほどからどの政党に存しているのかということを述べましたけれども、あの部落は公民館の提供さえ断っておりますので、そこには何かあるのじゃないかということでございますので、やはり議員は疑義をただしたいと思いますので、民主団体と称する方々の宣撫工作があると思いますので、そういった点からすれば到底賛成できません。字句の訂正をして提案には賛成したいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 決議案の9行目「あり」を「ある」にし、「一層危険な戦争準備を進めようとするものである。」を削除して、原案として可決することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって決議案第2号は原案可決と決定いたしました。日程第2、施政方針に対する質疑を許します。5番 我喜屋宗重君。 ◆5番(我喜屋宗重君) 私はまず第1点、施政方針全般についての問題は、こういう施政方針を出す場合には、事業の裏づけが出てくるべきだと思います。その中で5つの柱ということで挙げられておりますけれども、その中のどれを取ってみましても、やはり教育行政にしても、生活環境衛生、福祉問題、産業振興と細々と分けている中でも、政府がとっている前文で批判されている高度経済発展途上の中でとられたのを前提として上げております。市長が前文で批判されているのを、国に対して改善要求が基本的姿勢の中にあるのかどうかお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) 施政方針前段についてでございますけれども、ご指摘のとおりでございまして、これは行政の方面、その他の方面についてもいろいろと問題はあると思います。私たちといたしましては、特に行政の上で改善すべきもの、特に交付税の算定など等について、現在32%という率がございますが、こういったものについては、もっと地方自治体に返すべきではないかというようなことなど等、その都度国に要請いたしております。その他、これに類するようなものがある場合には、名護市として一応は市長会、あるいは九州市長会、全国市長会など等と、いわゆる私たちの組織など等を通しまして、要請していかなければならないと思います。 ○議長(玉城清吉君) 5番 我喜屋宗重君。 ◆5番(我喜屋宗重君) 施政方針の3ページ「皆さんとともにメリットを伸ばし、デメリットを抑えるため努力したいと存じます。」となっており、これは海洋博後、あるいは開催時、工事中の問題になると思いますが、ではメリットを伸ばすとこと、あるいはデメリットは名護市にどういうのが出てくるか、例を挙げてお聞かせ願います。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) 海洋博のメリットというのは何かと申し上げますと、やはりそれは公共投資が非常に充実されたということだと思います。特に私たち開催地域においては、いろいろな面で大きく変わりました。名護市の場合でも海洋博というものを契機にいたしまして下水道、上水道など等、いわゆる公共施設にはかなり大きなメリットがあるということで評価しなければならないと思います。しかしその反面、海洋博のもたらしたデメリットというのもあるのは事実でございます。特に農業関係等におきましては、いわゆる他府県からの業者の土地の買い占め、それによるところの異常な土地の高騰、それに基づく荒蕪地の増え方、地域における賃金のアンバランスの問題、具体的に取り上げますならばこういったものがあると思います。それから、これから後、開催に向けていろいろ予想されるものは、まず最初に交通の体系というのが非常に大きな問題として取り上げられます。すなわち幾万という人が北部に移動しますので、おそらく交通体系にはかなりの困難が予想されますし、通学・通勤、その他生活の足というのも、私たちは苦労させられるのではないかという気がいたします。さらにこれだけ多くの点があるので、青少年の問題、いわゆる環境をどういった形で確保していくかというような問題、さらには救急業務、それから、これだけの短い期間でございますので、料金の値上げ、そういったものなど等も当然のこととして考えられていくと思います。そういったものが、もし住民生活、市民生活の中に跳ね返ってくるならば、これも大きなデメリットとして捉えられるんじゃないかと思います。ですから、これから後デメリットを抑えていくということならば、やっぱりそういった市民生活の不便、不利益など等を取り除くために努力していかなければならないということでございます。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 施政方針の結びとして、総需要抑制によって影響を受けて、財源確保が難しいということでございます。財政需要の増大に伴って予算を組む場合に非常に苦慮したというように結ばれておりますけれども、それに反しまして財政の確立というものがうたわれていないわけでございます。いま暫定的に交付税など等も出まして余裕があるということでございますが、しかし、裏づけに財源の確立がなければ、いくら5つの柱を立てられても、それは大変難しいことだと思います。それで、その辺が非常に寂しい感じを受けます。その辺はどういうふうに考えますか。今年は6億余の特財でカバーできても、今年で財政確立しませんと57年度からは相当苦慮するんじゃないかということが感じられまして、今回それが出ていないのが寂しいです。施政方針の中で、特に私が疑問を持っておりますのがございますので、お伺いいたします。3ページの「市民参加など、私が市民と約束したことを実施すべく、その態勢固めをいたしたい考えであります。そのためにも市行政機構の改革など、市民の要求に対応できるよう取り組みを強化いたします。」ということがありますが、だが、行政機構に関する議案や調査費すら見当たりません。それはあくまでも考えだけであるのか、それとも議案とか予算に出ない範囲内で行政機構の改革を行い、それで住民の要求に応えるようにするのかどうかの一点と、それから教育行政の中で幼児教育の問題を上げております。それは私は評価したいと思います。それで区営の幼稚園育成を上げているわけですけれども、私は幼児教育の問題は高く評価したいと思います。区の幼稚園と言いますと、幼稚園、保育所、つまり教育と福祉行政から両面にわたって目を向けなければならないと思います。保育所に入れない待機児童が区の幼稚園に入っておりますし、また教育面でも免許を持っているけれども、全部父兄の負担だけでやっておりますので、そういった面では給料は非常に低くなっております。そこで今年の予算を見ましても、区幼稚園への助成、育成がのっておりますけれども、それは施設遊具に関わるものだけであるのか、それとも幼稚園の先生方の給与面を含む助成として解釈していいのかどうか。その辺をお伺いいたしたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) 総需要抑制の中で財政的な政策がないということでございますが、ご指摘のとおりいま地方自治体は財政の危機に見舞われていると思います。これはさきの我喜屋議員の質問とも関連いたしまして、今のそういったような財政の仕組みの中では、市町村が相当努力を払わない限り、財政の問題というのは一朝一夕に解決し得る問題ではないと思います。そこで私たちといたしましても、長期的な財政を確立するためにということで、ただいま今年から早速そういった計画を立てるべく、いわゆる長期的な財政計画を立てるべく準備を進めていくというような段階にございます。それから行政機構の問題は、現在の行政の内部についてどういったような形でやっていけばいいか、例えて言うと保育所運営についてより多くの子供たちを、より安い経費でやるためにはどうしたらいいかということなど等、もう既にこれも手をつけて、当面経費の伴わない現在の役所の内部における機構について、一つ一つ手をつけていきたいと思います。経費を安く合理的に運営させるためにはどうするというような意味での改革ということでご理解いただきたいと思います。幼稚園の助成、ただいまのところは給与に対する助成というのは考えておりません。一応は10園を対象にして30万円補助金、締めて300万円ということでございます。私たちとしては、できるならば施設の整備というようなことで当面は考えております。具体的な交付については、これから後もっと検討を待たなければならないと思います。考え方としては施設を充実していきたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 5番 我喜屋宗重君。 ◆5番(我喜屋宗重君) 先ほどの財政危機に対する確立の準備を今年からしているというふうなことでございますが、 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) はい、ただいま資料を準備中でございます。 ○議長(玉城清吉君) 休憩いたします。休憩(午後2時21分)再開(午後2時34分) ○議長(玉城清吉君) 再開いたします。 △これより一般質問に入ります。一般質問の通告がございますので、通告順に一般質問を許します。9番 親川和夫君、一般質問を許します。 ◆9番(親川和夫君) 一般質問を行います。先ほど施政方針の質問の中に、いろいろと総括的に出ておりましたけれども、その大勢の中の各論に触れながら質問を行いたいと思います。戦後30年を経過した今日でございますけれども、まだ県民の心の傷、そしてまた財産等に関する補償を外地引揚者並みの補償を要求するために、日本政府に対して要求しているようでございますけれども、復帰前にも諸手続きをするために各字の区長を通して手続きをし、そして手数料なども徴収されているようでございます。額面については、簡単に申し上げますと1件につき大体1ドル、手数料25セントということで徴収されているようでございます。ところが復帰3年目を経過しようとする中で、昨年12月6日に羽地支所において、旧羽地村を対象にした事務をとりました。あれだけ一度に、こうした旧羽地村の人が同じ時刻に来ますので、かなり混乱をし、手続きをしながら不安を持っている状態でございます。復帰前は区長を通していたようでございますが、復帰後は区長を通さずにやられているようでございます。行政を通さずにやられている感がございます。そのことについて市民の中には一種の不安を持っております。私たちとしては、同団体に対しては賛成でございますが、日本政府の壁の厚さを破るためには並大抵の行動では成功していないと思います。キビ、パインの問題もしかりでございます。それを見る場合に、住民運動がいかに大切かということも考えますが、一部住民で解決できるかということに疑問を持っております。そういうことで、この団体の会長は河野長入郎という方でございまして、12月3日に集合しなさいということで、私の家にはがきが入っております。48年度会費100円、49年度100円、収入印紙50円、合計1人250円であります。そういうことに対して、この団体について市長としては知っておられるのかどうか。いつごろそういう組織ができているのかどうか。活動状況、そういう活動しておりますかどうか。羽地支所でのことは報告されているかどうか。そして、それに対する考え方をはっきりさせていただきたいと思います。2番目に国道58号線及び県道110号線の潰れ地補償についてでございますけれども、1963年にこの1号線の拡張工事がなされまして、1953年には現在の110号線、真喜屋から屋我地大橋にわたる拡張潰れ地でございますけれども、道路拡張に伴う潰れ地の補償が10年、20年、この方支払われていないような現状でございます。買収済みのは342筆、未買収202筆、未分筆21筆、潰れ地が1万280.69坪、買収済みが5,023.1坪、未買収の面積6,939.68坪となっております。県道110号線が約22年、国道58号線が12年経過しておりますが、いまだにその補償問題が解決されずに地域住民は期成会などを通して、機会あるごとに当局に要請されているようでございますが、その解決について同事件の未解決は今後の道路拡張整備に非常に影響を与えると思いますので、当局の見解並びに国に対する折衝経過をお願いいたします。そしてまた今後の補償の問題についての支払いの見通しと折衝の問題、地価が当時かなり低い額で抑えられていたが、現在地価も高騰しているようでございますので、現行の地価で折衝できないかどうかお伺いいたします。3番目に衛生問題についてでございますけれども、第1点、清掃センターのことについてお尋ねいたします。第32回臨時議会は2月28日に招集され、当局よりじんかい処理場請負契約と財産取得について議決されまして、議員の現場調査、慎重審議の結果、圧倒的な賛成で可決し着工の運びになっております。ところが、起工式に数久田住民の反対運動が起こり、起工式は中止されました。このことは地域住民の公害に対する不安の気持ちはよく理解できますけれども、反面、市当局の数久田住民への対話が欠けていたことは極めて残念でなりません。大きく反省しなければならないと思います。また議会においても全員で現地調査をし、1人の反対もなく採決したことは、市民の声を市政に反映させるためでもあったと思います。したがいまして、区民の反対運動に対して、いかなる方針で今後の工事着工等について進めていくのか伺いたいと思います。そしてまた、めどについて時間がございませんので、どういうふうに処理していくのかお伺いいたします。それから久志地区のし尿処理の状態について、久志地区は源河までのかなり遠い地点でございますが、処理車は羽地処理場まで運んでいると思いますが、遠隔地でございますので、助成などについて考えたことがございますかどうか。そしてまた遠い距離ということで、料金も差が生じているということでございますので、そのことについて調査されておれば、お答え願います。次に北部食肉センターの排水処理について、食肉センターは衛生を重要かつ優先しなければならないと思いますが、排水処理について指導をしなければならないと思います。その件については区当局から再三食肉センターに対して改善の要求をしているようでございますけれども、どういうような方向で処理しているのかどうかということでございます。4番目に市有地の貸付けについてでございますけれども、本市は1町4村で合併して5年目を迎えましたが、合併当時は合併の条件に応ずるために公有地の処分、または貸付け等がなされていると思います。そういう原名がございましたら、原名と貸付条件、また個人別の面積、地料及び期限について回答願います。そしてまた新しく山林等の払い下げの計画があるのかどうかお伺いいたします。5番目に厚生施設の拡充についてでございますけれども、本市の高齢者は、65歳以上は3,781人で全人口の約9%を占めております。年齢がかなり高くなっております。その中で何かの援護を要するのは1,245人となっております。寝たきり単身者をはじめ老人夫婦で生活しているのが750人で、その中の病弱者が151人、生活保護者89人となっております。いずれの数字を見ても決して少ない数字ではないのでございます。本議会におきましても、老齢年金の適用を80歳から75歳に引き下げて高齢者対策について当局の考えについても理解しておりますけれども、このことは施設の拡充が最も重要ではないかと思います。そのことについて入所の条件と今後の施設計画等について当局のお考えをお聞かせ願います。次に交通遺児の実態と生活指導について、交通事故が多発し多くの犠牲者と一家の大黒柱を失い悩んでいる市民も多いと思います。生活を支える母親の生活を支えるために、安心して働ける職場等を市当局で生活指導してもらいたいと思います。6番目に農業基盤整備でございますが、本市の発展は農業、つまり第一次産業の発展なくして市の発展は約束できないものと言っても過言ではないと思います。農業国を興すということは、言葉のとおり立地条件を生かして基盤体制を確立しなければならないと思います。今年のキビ代は農民要求には満たなかったけれども、一時的な価格政策で農業問題は解決できないと認識しなければならないと思います。キビ作も50%が収穫の時期に使われ、労働力も人力に期待しては第一次産業の展望はいいとは言えません。基盤整備の拡張、農道、排水等土地の負担が個人負担であり、区の財政を大きく圧迫しておりますので、そのために基盤整備の補助の考え方があるのかどうかお伺いいたします。そしてパイン産業でございますけれども、今期においては危機を脱した感じもいたしますけれども、生産調整等において、いかなる考えで対処していくのかお伺いいたします。それから農業用水の確保でございますが、あくまでも水利権は地元でございます。本市の河川は第2級の県の管轄になっているということでございます。かんがい用水の確保からどのような対策をするのか。今後のことについてお聞かせ願います。7番目に文化問題についてでございますけれども、本市は北部の中心都市でございますが、名所旧跡が数多くあると思います。戦争で失った名所旧跡の表示を急がなければならないと思いますが、市長のお考えをお伺いいたします。8番目に労政問題でございますが、本市は海洋博開催によって労働者が一時的に集中しましたが、また辺野古基地で大量解雇者が出ておりますのは、労働行政の設置は急がなければならないと思いますが、市長のお考えをお伺いいたします。9番目に中小企業の保護対策でございますが、昨年来厳しく押しかかったインフレと総需要抑制、金融逼迫で倒産が相次いでおりますが、当市も大きく影響を受けていると思います。その実態と保護体制についてお伺いいたします。以上申し上げまして一般質問にかえたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) お答えいたします。第1点、組織についてということで幾年、幾月ごろに組織されているかということでございますが、これは復帰前の1971年5月21日に、今は亡くなりましたけれども当間重剛さんを会長にして組織ております。それから活動の内容について知っているかということでございますが、活動内容については今沖縄大戦中に受けた県民の生命、身体、財産及び諸権利の補償を日本政府に要求して引き出そうというのが内容でございます。河野長入郎さんという方は、かなりこういったような活動をなさった方でございます。それから羽地支所において調査いろいろやったことを知っているかということでございますけれども、その件については、支所長からも報告を受けまして十分知っております。これは申請する時点におきまして会費をいただくということでございます。そこで市の方といたしましても一応はそういった民間団体がおやりになるので、場所を提供したり、お手伝いしたりすべきじゃないかということで、場所の提供など等をやっておりますが、その組織については県並びに市町村の方でも、まだ具体的にどうするという方針が出ていないわけでございます。それで再三そういったようなことをやらしていては困るじゃないかというよう、何とか県、市町村としても具体的なものを方向づけてしまおうじゃないかということで話し合いされているところでございます。ただ、かつて琉球政府時代に沖縄戦被災者補償事務への協力方という依頼文書が出ておりましたので、市としてもそういった便宜を図っていくということでございまして、その依頼文によりまして1970年4月に名護の教育委員会ホールにおいて、各区の区長に集まっていただきまして、説明会など等も持っております。なおその説明に基づきまして、各区より提出されました申請書を連盟の方に提出されております。案件は4,169件に上っております。それから、これはいわゆる物件のほうと人身のほうと両方がございまして、いま人身のほうについては、市は厚生課でお手伝いしようと。物件については財政課の方でお手伝いいただこうということでございます。事情はいま申し上げましたとおりでございますけれども、いずれにいたしましても県も市町村サイドで十分話し合いを持ちまして、行政ベースに乗せるのかどうかということを早めに結論出さなければならないと思います。それから2番目の国道58号線及び県道110号線の潰れ地補償についてでございますが、国道58号線の潰れ地につきましては、私たちもその都度、復帰前の琉球政府、それから今日の沖縄県庁にも早めにこの問題解決していただきますように要請をし続けているところでございます。がしかし、沖縄における道路の潰れ地状況はご案内のとおり、名護市だけではなくて全県下にばらまかれておりまして、これを一朝一夕に解決することは極めて難しいことでございますし、予算もかなり大きな額に上るということでございまして、遅々として進まないというのが現況でございます。私たちといたしましても、できるだけこの問題が早急に解決できるように、これから後も引き続き努力していきたいと思います。なお110号線につきましては、これは1件もまだ補償解決は見ておりません。それで市といたしましては、何とか組織的にこの問題を取り組んでいただこうというようなことで、いろいろと行政指導をいたしまして、真喜屋の上地清さんを代表にいたしまして地主会を組織させております。組織後の運動というのは、これといった運動はございませんが、これからまた本格的に取り組んでいきたいと思います。次に衛生問題について、1番目の清掃センターの今後の計画についてでございますけれども、これはご指摘のとおり、私たちのいわゆるコンセンサスというような面で手落ちがございまして、せっかく準備して起工式というときに暗礁に乗り上げてしまったわけでございまして、行政を担当するものとしていろいろな手違いもこういったことで引き起こし、大変申し訳ないと深く反省しているわけでございます。がしかし、私たちとしてこの問題についてはたとえつくろうとする地域の反対を食らいまして、名護市民としてぜひ必ずどこかに誰かがつくらなければならない施設でございますので、これから後も説得に説得を重ねまして、これの実現に努力していきたいと思います。それから予算についてどうなんだということでございますけれども、予算につきましてもさきの臨時議会で年度割の予算を編成していただきまして、次年度もやるということを前提にしてございますので、そういったような意味からすると別に支障はないものだと私たちは理解しております。しかし、いずれにいたしましても今会計年度では何らかのめどづけをしたいと思います。ひとつその点で努力しておわびをしてお答えいたします。し尿処理についてでございますけれども、これは市の指導価格というのがございまして、どの地域は高く、どの地域は安くということは指示してございません。ですから、そういったような意味では行政指導価格に基づいて徴収されるべきものだと思います。それからし尿処理施設が遠いので、施設にし尿を持って行かないで途中で処理しているんじゃないかというご質問の内容でございますが、申し訳ないのですが、そこらの報告は私ども受けておりません。もし地域で投棄されているならば、それは不法投棄になりますので、十分指導もしなければいけないと思います。そういったようなことでございますので、これは今後の調査を待って善処していきたいと思います。し尿処理について、市から補助を出す考えはないかということでございますが、環境整備の仕事は非常に金のかかる仕事でございまして、し尿処理場で使う予算の大部分は市が全部負担してやっているという実情でございまして、私たちといたしましては、そういった面の支出はかなり大きな額になっております関係上、そこまではまだ検討しておりません。ですから、一応実情を十分調査いたしまして、その調査に基づき今後の方針というものを検討していきたいと思います。食肉センターの排水処理についてでございますけれども、食肉センターの排水処理について、これはさきに1回世冨慶区から市に連絡がございまして、早速市でも調査いたしましていろいろ指導もいたしました。そのときの状況は、処理施設の方面でいろいろと故障が生じたので、処理されない状態のものが流出したというようなことで汚染したということでございました。それともう一つ、犬が豚殺した豚のはらわたとかを引っ張って、下流に持って行って、それが公害をもたらしたということが出ておりまして、そういったものについて、ただいま厳しく食肉センターに指導しております。4番目の市有地の貸付についてでございますが、現在市有地のありますのは、旧名護町の部分が大部分でございまして、羽地と久志地域と屋部に一部ございます。海岸地は、原名はかなりになりますので省略いたしますが、名護前棚、為又、宮里、数久田、世冨慶、東江、そういったような形で、大体147人の人が小作をしております。小作面積約27万坪ということで、坪当たりの年間地料2円47銭になっております。それから久志の方で宮城さんほか5人の方が小作しておりまして、これは辺野古、豊原、嘉陽の地区でございます 。屋部は東江新公ほか2名が長筋山で小作しております。さきの議会で議決していただきました開発公社の契約で、底仁屋、許田でやっておりますし、その他ゆかり牧場、さらに呉我で小作されております。小作の期限でございますけれども、これはご案内のように農地法に基づきまして、小作権者が絶対的な権利を有しておりますので、市との契約は大体20年になっておりますが、農地法との関係からいたしますならば、これは期限のいかんにかかわらず、将来は農業委員会の方で処分対象ということで処分させられると思います。市のほうといたしましても、今すぐ個人を対象にしますと、処分のための経費かれこれございますので、できれば農業委員会に処分させて資金面一切させたいと思います。次に別の地域及び山林の払い下げ計画はあるかということでございますが、山林の払い下げ計画は今のところ考えておりません。ただし、先ほども申し上げましたとおり、許田と底仁屋で新しく農業公社を介して農業を営む青年たちに土地を貸しております。これは許田が蔬菜団地としていま構造改善事業を進めておりますし、底仁屋では花卉栽培ということで、青年たちが作業を進めております。青年たちの今のやり方というものを十分見た上で、もし名護市の産業計画にマッチした栽培ができるということであれば、そのときはそのときで検討をしたいと思います。いわゆるケースバイケースで検討したいと思います。5番目の厚生施設の拡充についてでございますけれども、ご質問たまわりました件は、老人関係施設の件でございまして、いま老人ホームの運営施設については、県営事業といたしまして老人ホームが運営されております。北部の場合は、老人ホームは名護にある老人ホームが1カ所でございまして、特養と普通というような形の方法で分かれておりまして、一時期はお年寄りの皆さん方を老人ホームに入れるのに苦労しましたが、最近は老人ホームに対する理解も非常に高くなりまして、常にベッド数が足りないというのが実情でございますが、今年からは改築が終わりまして、一応は人員を増やすという予定になっております。それで、ただいままで70名の収容でございましたけれども、今度20ベッド増やしまして、今年から90名に増やすということになっております。これからお年寄りの数がかなり増えてくると思いますので、これから後も引き続き県とも調整しながら、ぜひ北部にもっと多くの施設ができるように誘致運動を続けていきたいと思います。それから交通遺児の実態と生活指導について、私たちのところでは、そこに交通遺児というような名目のもとに調査はしておりません。これは遺児というような形で全部含めまして調査を進めております。そこで、これは一人交通遺児というようなことではなくて、遺児対策というようなことで取り組んでいきたいと考えております。交通遺児の実態調査については、これから後、各項目と言いますか、そういったような意味での調査を行い、さらにそれに対して適当な指導、生活指導というようなものをやっていきたいというような考え方でございます。もうしばらく時間をお借りしたいと思います。次に農業基盤整備についてでございますけれども、ただいまのご質問によりますと、基盤整備について農道整備をする場合に登記代でかなりの負担になるというようなことなので、それに対する助成方は考慮できないかというようなご質問でございますけれども、ただいま私たち名護市において行われておりますのは、国の補助に基づく大型な道路、そういったものについては国の方も一部地主の土地代の負担というものをしてくれますけれども、規格に合わない道路については、国の方の助成は非常に難しいものですから、当然市の方で全額負担しなければならないと思います。そういうような結果でございまして、いま建設費用は市の全額負担でございまして、さらに登記代まで持ちますと道路の整備までかなり遅れてくるということでございまして、ご利用いただく皆さん方に若干の負担はしていただこうということで、土地の負担をしております。そういったような方法でやっておりますので、このような問題で、もし全額地代を払って農道整備すると、限られた予算ではあまりできないんじゃないかということでございます。ご指摘の点については、便宜を図りますということが出せないのは苦しいのでございますが、こういう実情でございます。次にパイナップル産業の今後の対策についてでございますが、これは開会前に議長並びに私から今後のパイナップル情勢についていろいろ説明申し上げましたとおりでございまして、パイン産業の前途、これは決して楽観できる情勢ではございません。しかし、国のやり方によっては、いわゆるグローバル物、冷凍パイン等を規制していただくと、市のパイン産業も期して待つべきと思います。パイン産業の過去を振り返ると、私たち作りはしたけれども、売る方の努力はしなかったということは反省すべきでありますし、私たち沖縄においても外国産を食べていたということについて反省しなければならないと思います。そこでパイン産業の今後の対策については当然のこと、生産調整というようなことなども生じてくると思われますけれども、市といたしましても適地適作というような線にのっとりましてパイン以外の、いわゆるサトウキビとか、柑橘類の中でもタンカンとか、そういったものの適当な地域には、作物転換を行いながら調整していきたいと思います。私は、パイン産業は潰れないだろうという確信のもとに、これからも農家の皆さん方とともに頑張っていきたいと思います。それから農業用水確保についてでございますけれども、いま一番大きな問題は、農業用のダムの建設でございます。特に羽地地区におきましては、羽地大川に農業用ダムを建設するということで、2年ほど前から計画が進められておりますが、農業用ダムを農林省はつくろうとするけれども、水利権を持っている建設省は、農業用ダムでは申し訳ないので、多目的ダムにしてくれということで、地元との調整ができなく今日まで遅々として進んでいないということでございます。これからあと水稲作、蔬菜園芸施設、そういったものなど等が幅広く取り上げられていくということになると、やはりかんがい用水というものの需要は非常に高くなるということが予想されますので、市としてもなるべく多目的ダムを廃して農業用ダムにしたいということで考えております。そういったような意味で調整していきたいと思いますし、県に対しましても農業用ダムについては、私たちも積極的に援助をいたしますので、そういった方向でちゃんと要請しております。7番目の文化問題について、名所旧跡の表示についてでございますけれども、50年度予算でも予算化しておりますように、これから年次的にこの問題を解決していきたいと思いますし、それから名所旧跡に対する文献といったらおかしいけれども、書籍を教育委員会と提携しながらまとめていきたいと思います。それから労政問題についてでございますが、労働行政は非常に難しい問題がございます。特に沖縄県中南部においては軍雇用員の解雇が相次ぎまして、そういったものを対象にして担当を置いてやっているようでございます。幸いにいたしまして、私たち名護市は今のところはさほど多くの数の人々を対象にして、そういった問題は起こっていないということでございますが、将来はどうしても市の方に労政担当の職員を置かなければならないという気がいたします。ただいまのところは、まだ職員の配置までは至っておりませんが、今度の予算の中では特に労政について、いわゆる労賃体系とか、あるいは労働者の福祉行政とか、そういったようなものに対する市の取り組み、あるいは他府県におけるそういった取り組みなど等を調査研究させたいと思いまして、特に市の現年度予算の中にそういったことを盛り込んでおります。いずれにいたしましても、これから大きな問題として取り組んでいかなければならない問題でございますので、一つそういった問題から始めていきたいと思います。中小企業の保護対策でございますけれども、高度成長から低成長ということで、いろいろ問題が出ているわけですけれども、その中で一番大きな犠牲を受けているのは中小企業の皆さん方だということは、私が申し上げるまでもございません。それで市といたしましても、いろいろと手は打ったわけでございます。特に土建業者については地元優先ということで、特別に国、県から指示がない限り、全て市内の業者を優先的に扱うとか、あるいはまた、融資関係で信用保証関係を強化させていくとか、これは農、商工業、漁業にも言えますが、保証業務関係を強化させていくというようなことを今までやってきたわけでございます。特に今年の予算の中では、商工関係に対する具体的な調査を行いまして、それに基づいて市の中小企業対策の方向性を見出そうということで、特に商工業の中で予算化しております。大変難しい問題でございまして、この問題についてはこれから後も私たちだけではなくて、皆さん方のお知恵など等も拝借しながら対処していきたいと思います。ただ資金問題で、いま中小企業関係で資金をお貸ししたいということでございますが、これが協同組合組織に持っていかないと、中小企業関係資金が借りられないということでございます。そういうことからすれば、各種関係の協同組合、例えば土建業は土建関係の協同組合をつくるということで、法人組織の協同組合をつくるとかなりの中小企業の資金を活用することができるようになっております。ですから、そういったことを前提にして商工会とも話し合いを進めておりますが、一つ商工会を中心にして、そういった資金を大いに活用することによって、企業の発展が望めるんじゃないかということで指導しております。以上お答えいたします。 ○議長(玉城清吉君) 9番 親川和夫君。 ◆9番(親川和夫君) かんがい用水の問題についてでございますけれども、私が申し上げているのは、どちらかというと国の方から直接各区を回って測量調査をしているような現状でございます。やはりこれは市が一枚かんでいかないと住民運動が大変弱い、関心が薄いと必ず多目的ダムの建設に持っていかれはしないかというふうに考えますが、そういった面、市の方からも積極的に国、県へ取り組みを一緒にやってもらいたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) ただいまの問題につきましては、全て市の方を通してやっていると思います。羽地大川についても最初に市の方に来まして、市とは構造改善事業の一環としてやろうということで問題提起しましたが、農林省サイドとしてはそれを結構ということでございましたが、いよいよ設計の段階で建設省から物言いが来て一向にはかどらないということでございます。最近、真喜屋に農業用ダムをつくろうということで話し合いをしておりますが、これも国と話し合いがうまくいかないで、調査もしないでやっております。そういったことがあれば、常に市の方で合議をし、市の方でよろしいということで、市の方でも担当課長、職員、支所職員を派遣して、極力話し合いに応ずるようにということでやっております。今までのところ直接国の方が市を全く無視して、関係なくして各区に乗り込んだということはないと思います。 ○議長(玉城清吉君) 9番 親川和夫君の一般質問を終わります。次に2番 宮城慶三君、一般質問を許します。 ◆2番(宮城慶三君) 一般質問を行います。まず最初に赤土流出による沿岸海域の汚染についてでございますが、市内の開発が進むにつれて、大雨のたびに川を伝わって海に流れて周辺海域を汚染しております。これは砕石工場、北部循環道路工事、県道116号線の道路工事など、いわゆる海洋博関連工事によるところが多いが、民間の宅地造成や畑地開墾などが加わって、市内の美しい海を死滅させつつあると思います。それが漁業に関係し、名護湾における海産物も減少している現状でございます。また大浦湾一帯も道路工事、民間工事等の赤土流出によって汚染されており、現状で放置すると漁場はまた開発のあおりをまともに受けて、美しい海が死滅します。たとえ公共事業といっても開発は自然環境と調和を保つべきでありますが、現状はいずれも開発が優先されております。市当局は市内の開発に当たっては、自然環境破壊の著しいところは開発規制し、開発許可したところは開発協定書を十分履行させ、工事監視を厳しくしてもらいたいと思います。次に水道事業について、水道会計の昭和49年度損益計算からすると、当年度純収益は1,655万2,000円が予想されておりますが、これは屋我地、辺野古、屋部の3カ所の分を含めて市街地内の水道事業は赤字でございます。昭和51年度収支計画も全部で1,753万9,000円の赤字が予想されております。また県企業局も卸料金の大幅値上げが計画されている。つまり現在の水道料金では水道事業はピンチになると思います。このような水道事業の現状について市当局に次の2点をお伺いいたします。第1点、水道関係の財政対策について、2番目に県企業局が卸料金の値上げをした場合に、市当局も水道料金の値上げをするのかどうか。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) 赤土流出による沿岸海域の汚染についてでございますけれども、このことは私たちの最も頭を痛めている問題でございます。復帰を境にいたしましてかなりの企業進出、それから海洋博と関連いたしましたところの公共建設など等によって、ご指摘のとおり相当広域の海岸が汚染されているということは事実でございます。そして現に今でもそういったような状態が続いておりますが、市といたしましては、できるだけそういったような問題を最小限に食い止めるために、企業の方々につきましては、県土保全条例に基づいて汚染対策というものをまず十分取り組ました上で事業を認可するということで、方法を講じているわけでございますけれども、たまたま小規模、いわゆる県土保全条例に抵触しない3,000平方メートル未満の地域がポカポカ出てきまして、その対策に頭を痛めております。屋部川流域が特にひどく、県企業局の事業、沖縄電力株式会社の鉄塔建設、それからいま県営住宅を建設している場所、それは土地公社の皆さん方が対策を講じておりますが、そういったような民間の宅地造成など等によってかなりの被害を受けました。そういったようなことについても、いま市が中心になりまして企業局、沖縄電力、それから民間用地を買いました県営住宅等を呼び出しまして、赤土対策についてどうするかということで現地を調査しながらやっております。そういったようなことで、私たちといたしましても、できるだけのことはそういうような形で指導しているわけでございますが、たまたまパイン産業と赤土というのが切っても切れない形になっておりまして、パイン更新の方法として、赤土を掘り起こしてやっておりますので、これの被害も相当出ております。これについても農林課、企画室など等と十分調整させまして、これからあとパイン更新の中でもそういった赤土被害が最小限に食い止められるように指導していきたいと思います。なお、いま名護湾の赤土汚染の状況を見ますと、一番ひどいのは屋部川流域でございます。そこで屋部川流域のそういったような問題を解決するために、一応流域の徹底的調査をして、それに基づいた赤土汚染の方法を見出していこうということで、50年度の予算では屋部川流域の保全を前提にいたしまして調査費を組んでおります。それから水道事業でございますけれども、水道事業会計が赤字になるが、それに対する対処策はというようなことでございます。水道が企業である限り独立採算を前提にすることは当然でございます。しかし水道そのものが公共性を持っておりますので、赤字だからといってほい来た、ほい来たということで、毎年毎年料金を上げることができないところに、また公営企業の難しさがございます。復帰いたしましていろいろの経済情勢の動きの中で、名護市はまだ水道料金値上げ改正しておりませんが、ここまで来ますともうどうにもならない状態になっております。特に50年度からは企業局からの浄水を分水して給水するということを前提にいたしますと、ただいまの17円が34円、やがて100%もアップされるという単価になると当然のこと、名護市の水道料金も卸料金を前提にして、一応は改正しなければいけない段階に来ているんじゃないかと思います。ただいまのところ、企業局の卸料金が最終的にまだ決定を見ておりませんので、名護市としての上げ幅、あるいはその他についての試算がないということで、今回の議会では特に赤字の形で予算提出しておりまして、やはりこれからあとの長期的な水道財政というのを確立し、あわせて企業局の卸売り料金の確定し次第、そういったものも検討しなければいけないんじゃなかろうかと思います。この件については後日、再度議会の方に手をわずらわしたいとこう考えております。 ○議長(玉城清吉君) 2番 宮城慶三君。 ◆2番(宮城慶三君) 企業に対する開発許可については、従来から協定書が締結されていると思います。しかし、何か従来のあり方からすると単なる協定のみに終わっている感じがいたしますので、そういったことにならないように、協定書締結後は監視を厳しくして、環境保全に万全を期すようにしてもらいたいと思います。水道料金は市民の負担が過重にならないように十分なるご検討をお願いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 2番 宮城慶三君の一般質問を終わります。次に19番 祖慶良孝君、一般質問を許します。 ◆19番(祖慶良孝君) 一般質問を行います。農協合併について、農協組織については組合員農家が自主的につくった組織で、行政当局が合併についてもとやかくいう必要はないと思いますが、しかし行政区域内のそういった状況に無関心であってはいけないということで質問しております。本土では昭和36年合併助成法ができてから各地でやられて、現在では行政区域の合併は完了し、また新聞紙上では久米島が一つになろうという話があるし、宮古では宮古郡農協が発足するようでございます。本市のように一つの行政区に13の農協というのは、全国どこにも見られないと思います。そういったことから合併の必要性については、こちらでとやかく申しませんが、現在の本市の13の農協について詳しく調査しておりませんが、事業のほとんどが貸付事業で占められております。農協の事業で一番大事な販売指導事業がおろそかになっております。一例を申し上げますと、営農指導員を置いているところが13農協のうち、たった4農協でございます。せっかく市から営農指導事業に対して補助金を与えているにもかかわらず、そういった体制ができますのは4農協しかできていないということでございます。それから話によりますと、13農協の組合長も合併については基本的には賛成しているということを聞いております。私は合併問題については賛成、反対を唱える前に研究会をつくって、合併した方がいいかどうか、そういう結論を早めに出していただきたいと思います。宮古の今度の合併にしても、合併推進協議会ができて足掛け3年目にできております。そういったことからいたしましても1日も早く、そういった研究会をつくらすべきというよりも、そういった指導をすべきじゃないかと思います。先ほど行政面で関連と言いましたが、一例を申し上げますと農業委員の選出も非常に不合理でございます。名護市では42名おりますが、その次は八重山の32名で、おそらく本市でも30名前後で十分だと思いますが、42名も農業委員がいるということは非常に不合理な面がございます。詳しく申し上げますと、13名の農協長が入っているということ。選挙によるものが42名のうちたった12名ということを申し上げておきたいと思います。合併に対する市長のお考えをお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) 農協合併につきましては、ただいまご指摘のとおりでございまして、私も基本的には農協合併をさせなければならないのじゃないかというような考え方に立っております。先ほどもご紹介申し上げましたように、羽地には8つの農協、屋我地には2つ、ほかは1つの農協がございまして、締めて13の農協があるわけでございます。いずれの農協の場合でも特に規模が小さくなればなるほど、ただいまの件の状態の中では農協運営に苦慮しているのが実情じゃなかろうかと思います。農協の組織体が小さいがゆえに思い切った農民サービスができないというのが事実でございまして、本来ならば名護農協という形で、これだけ大きな地域の農協があればパイン、ミカン選果場、あるいは青果卸売市場等は当然農協の事業の一環として取り組んでやっていける事業だと思います。そういったことで農家に密接なつながりを持ちますし、それから農家のサービスになると思います。特に他府県においては、営農指導は農協になっておりますが、沖縄県では全て行政がやらなければいけないという実情でございます。そういった変則的な実情のものを正しい形に変えるようにしたいというのが、私のかねてからの考えでございますし、過去47年、48年の2回にわたりまして合併のためにいくらかのお手伝いができればということで推進のためにやったが、今日までまだ具体的な成果が上がっていないのを大変残念に思います。しかし、去年はようやく各農協長の間に合併問題について真剣に取り組む姿勢ができまして、合併研究委員会をつくり各農協から委員を出して合併についていろいろ検討しようということで、活動を開始しております。委員の互選によりまして屋部の農協長が委員長として研究を進めております。市としても皆さん方がいろいろな活動がしやすいように、できれば手伝いをしたいと思います。ご指摘のとおり農協合併については、ただいま研究委員会でいろいろな角度から検討しておりますので、早晩これに対する結論が出てくると思います。それによって市も手伝いしたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 19番 祖慶良孝君。 ◆19番(祖慶良孝君) 研究会のメンバーは組合長だけでございますか。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) メンバーは専務、参事の方々でございます。 ○議長(玉城清吉君) 19番 祖慶良孝君。 ◆19番(祖慶良孝君) こういった研究会は前にも市、県が音頭を取ってやったが、不発に終わっておりますが、私も農協役員をしておりますが、そういったものができたということを聞いておりません。そういったことからしても組合員も入れてもらうようにしてもらわないといろいろな問題が発生してきます。第一に人事問題もございますし、上の方でうやむやにするということがございますので、合併を一日も早くやった方がいいかということではなくて、どういった結論が出るかどうかということでございますので、私は組合長だけが入ってはいけないので、そういった面やってもらいたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 休憩いたします。休憩(午後3時55分)再開(午後3時56分) ○議長(玉城清吉君) 再開いたします。5番 我喜屋宗重君。 ◆5番(我喜屋宗重君) 先ほどから農協合併の問題が出ておりますが、私はあまり農協問題は知りませんが、市が音頭を取っているということであれば、市長にお伺いいたしますが、農業事業団体というのがございまして、地域の商工会と非常にトラブルを起こしております。この間、神奈川県で商工会とのトラブルがございまして、家具の買い占め事件で流血事件を起こそうとしております。農協問題でございますが、市がそういった面も検討していただきたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) 市の考え方としては、合併したほうがいいという基本的な考え方をしておりますが、合併するのは農協でございますので、私たちはお手伝いをするところでございますので、私たちが主体ではございません。そういった意味では私たちはやれやれということではなくて、農協自体がそういうことをやると思いますので、その辺はやはり企業との競合というのは、これからあとの行政指導、相談を受けたり相談に乗ったりしたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 以上をもちまして本日の日程は全部終了いたしましたので、散会いたします。                          散会(午後3時59分)            名護市議会第18回定例会会議録(4日目)┏━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃  招集年月日  │       昭和50年3月7日 金曜日 午前10時       ┃┠────────┼───────────────────────────────┨┃  招集の場所  │            名護市議会議場            ┃┠────────┼───────────────────────────────┨┃  開   議  │      昭和50年3月12日 水曜日 午前10時0分      ┃┠────────┼───────────────────────────────┨┃  散   会  │      昭和50年3月12日 水曜日 午後4時2分      ┃┗━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 出席並びに欠席議員  出 席  29名  欠 席  1名┏━━━━┯━━━━━━━━━┯━━━━┯┯━━━━┯━━━━━━━━━┯━━━━┓┃議席番号│   氏  名   │ 出欠 ││議席番号│   氏  名   │ 出欠 ┃┣━━━━┿━━━━━━━━━┿━━━━┿┿━━━━┿━━━━━━━━━┿━━━━┫┃  1  │ 比 嘉 清 徳 君 │  出  ││  16  │ 知 念 嘉 永 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  2  │ 宮 城 慶 三 君 │  出  ││  17  │ 比 嘉 茂 男 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  3  │ 岸 本 幸 久 君 │  出  ││  18  │ 花 城 清 典 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  4  │ 新 田 宗 潤 君 │  出  ││  19  │ 祖 慶 良 孝 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  5  │ 我喜屋 宗重 君 │  出  ││  20  │ 宮 城 武 一 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  6  │ 安 里  進 君 │  出  ││  21  │ 玉 城 清 吉 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  7  │ 大 城 幸 吉 君 │  出  ││  22  │ 比 嘉 鉄 也 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  8  │ 宮 城 良 雄 君 │  出  ││  23  │ 北 城 善 福 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  9  │ 親 川 和 夫 君 │  出  ││  24  │ 神 山 祥 男 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  10  │ 宮 城 博 文 君 │  出  ││  25  │ 松 田 仁 徳 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  11  │ 新 田 宗 勝 君 │  出  ││  26  │ 大 城 利 男 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  12  │ 宮 里 蔵 義 君 │  出  ││  27  │ 中 山 盛 久 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  13  │ 宮 城 嘉 安 君 │  出  ││  28  │ 宮 城 安 行 君 │ 病欠 ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  14  │ 比 嘉 潤 君  │  出  ││  29  │ 当 間 亀太郎君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  15  │ 具 志 堅 徹 君 │  出  ││  30  │ 我那覇 隆 光君 │  出  ┃┗━━━━┷━━━━━━━━━┷━━━━┷┷━━━━┷━━━━━━━━━┷━━━━┛ 署名議員     15番 具志堅 徹君 16番 知念嘉永君 議事日程     別紙のとおり 会議に付した事件 別紙のとおり 会議の結果    別紙のとおり法第121条による出席者     市 長    渡具知 裕徳 君     助 役    金 城 一正 君     収入役    仲宗根 一正 君 総務課長      大兼久 巌君     企画室長      比嘉 邦三君 財政課長      大城 清雄君     税務課長      古我知 行秀君 市民課長      比嘉 浩成君     厚生課長      比嘉 栄一君 保険年金課長    比嘉 吉正君     保健衛生課長    金城 義夫君 農林課長      照屋 源一郎君    畜産課長      大嶺 正助君 商工水産課長    岸本 久嗣君     都市計画課長    比嘉 道念君 羽地支所長     宮城 金徳君     屋部支所長     比嘉 啓強君 久志支所長     具志堅 康君     消防長       宮里 武叔君 水道課長      比嘉 利正君     農業委員会事務局長 仲宗根 清兵君 土木係長      玉里 吉光君     庶務係長      久場川 常夫君     教育長   比嘉 太英君 教育委員会総務課長 北城 徹君      教育課長      玉城 嘉真君 社会教育課長    宮里恵治君議会事務局出席者  事務局長     岸本 清幸君     係  長      仲泊 英徳君  議 事 係     又吉 武志君     議 事 係      親川 敬君名護市議会第18 回定例会(4日目)                              昭和50年3月12日(水)                              午前10時0分開議 ○議長(玉城清吉君) ただいまより本日の会議を開きます。20番 宮城武一君、一般質問を許します。 ◆20番(宮城武一君) 昨日、祖慶議員から農協合併問題について質問をされておりますので、私の質問は抜きにしますが、一言私の考えを申し上げたいと思います。まず経済を握る農協と行政当局は密接な連携が必要だと思っておりますが、現在は市がキビやパインの奨励金、または施設や農機具の補助等は行なっている状態で、全く現在の名護市の農協は市におんぶされたような形であると私は思っております。ですから、この際農協の立て直しは、ぜひ合併によってしかできないと私は見ております。そうしますと大きな事業には何かと反対があるもので、土地改良事業でもやはり90%が賛成で、残り10%が不賛成ということで、事業に対しては全てそういうものがつきまとうので、やはり私たち名護市の農協合併も為政者が10%の不賛成者をどう納得させるかという熱意のものだと思います。市当局からも合併の助言が必要でございますので、一つその辺よろしくお願いいたします。害虫駆除及び用排水の管理についてでございますが、農作物をつくるのは適当な手入れさえすれば収穫は得られますが、しかし病害虫駆除は一人の力ではできません、特に野ネズミの被害は一番大きなものだと思いますが、全市のネズミの被害による量は、おそらく1カ部落の収量以上の大きな被害になっているんじゃないかと思い、この被害をおろそかにすることは大変いけないと思います。しかし、この駆除をして効果のあるようにするためには、やはり地域ごとの一斉駆除をしなければいけないと思います。そしてまた時期的に各農家が半日ずつ出て捕獲することもぜひ必要と思います。ネズミは子供を産み出せば3週間に1回は産むというような形で、大変繁殖力の強いもので、やはりキビ刈り取り後の捕獲は大事だと思いますが、その辺のお考えはどうかお伺いいたします。それと用排水路の件は、まず農村でも各々担当の所は当然掃除するのが建前であるが、しかし用排水路にしてもまちまちで掃除していては、用排水路の用がなさないということでございます。ですから、水はけを良くするにも全部が一斉にその地域の用排水路を掃除しなければ用をなさないので、これも相づちをうつ指導者がいなければできないので、徹底させるには地域ごとの何らかの形で審査をやるのも必要じゃないかと思います。そうすることによって増産が図られると思います。その対策についてお伺いいたします。次につくし幼稚園についてでございますが、これは保育所も兼ねております。うみの星幼稚園もありますが、つくし幼稚園は無認可で、また宗教法人の経営ということも私は知っております。現在、この幼稚園には3歳児が24名、4歳児が41名、5歳児が24名と89名が入園しております。そして来年度は116名の予定だそうでございます。現在、職員も資格者が4名で、ほかに4名で、合計8名で経営しておりますが、割と充実したような経営をなされて、また通園バスもあるから親たちが子供を安心してやれるということで大変喜ばれている状態でございます。また園児全体が宗教者の子供でもございません。子供の育成の方面から考えて、そして公平の立場から市民平等という立場からすると額はいくらでもいいですが、平等の援助は考えられないかどうかお伺いいたします。次に学校給食費の免額についてでございますが、現在の給食費の免額査定は、どこでどういうふうに行われているかお伺いいたします。それから該当者の査定の基準と言いますか、これをどういった基礎に行っているか。そして現状の免額は適当で、公平でないという風評も聞こえますが、その辺どうであるのかお伺いいたします。それから簡易水道についてでございますが、現在の簡易水道は各部落、あるいは組合ごとに大変金をかけて施設はしてあるわけでございますが、これが上水道に変わった場合に現施設、つまり各引き込みはそのまま使用するのか、また現施設を市がそのまま買い上げるのか、その辺をお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。
    ◎市長(渡具知裕徳君) 答弁の前に、昨日私の答弁時間が長いんじゃないかということでございましたので、簡潔に答弁いたしたいと思いますので、お許しいただきたいと思います、第1点、農協合併問題は昨日お答えいたしましたので省略いたします。害虫駆除及び用排水路の管理についてでございますが、ただいま市の方では県の方とタイアップいたしまして、年間4回実施しております。ところが公害、その他の問題があって低毒性のものを使用しております関係上、やっているがきき目がないという風評もございます。ご指摘のとおり一斉駆除でもってやらないと効果が少ないということはよく存じておりますので、そういった方向でやりたいと思います。用排水路の件でございますけれども、名護市には49年4月に公布いたしました名護市民の勤労奉仕条例に基づいて春秋2回、そういった公共施設を掃除しましょうという条例がございます。市といたしましても、それに基づきまして作業と並行して各区にも協力要請して、公共的なものの仕事を行っております。審査の件については、これは各地域によっていろいろと問題はあるかと思いますが、農村地域は農村地域として、基本的な施設でございますので、そういったものについてもこれからの課題として検討を行わなければならないと思います。つくし幼稚園の補助についてでございますが、補助をするかということについて、私たちは別に異議を差し挟むものではございません。当然のこと対象になるものならば補助をして差し上げたいと思います。ただ、ここで一つ明確にしておかなければいけないのは、同幼稚園が法人組織であるのか否か。それから入園料についてどの程度の額を徴収しているかどうか。そういった諸問題と関係してくるので、そういった面から検討していかなければならないと思います。もし法人組織で入園料もうみのほしと同じように高いとそれは別として、いま部落で行われているような幼稚園的なものであれば、当然そういったものの対象ということで配慮してもよろしいかと思います。これについては、これからあと入園料、組織の問題、いろいろ検討した上で最終的に結論を出していきたいと思います。学校関係については教育長に答弁させます。簡易水道について施設全部買上げるかということでございますけれども、引き込み線については当然各家庭でご負担いただかなければならないので、それまで市で買えと言っても、市の方で買えませんとお断りするより仕方がございません。ただ、部落内の基幹的な配管については、これは給水の時点でいろいろと検討してみたいと思います。と言いますのは、各地域も市として補助金を出して手伝いしておりますので、そういったものとの関連等もありますので、給水の時点で検討したいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 学校教育課長 玉城嘉真君。 ◎学校教育課長(玉城嘉真君) 私の方から学校給食の免額の件についてお答えいたします。ご質問の内容は査定の状況だとは思いますが、学校給食の場合、教育委員会が取り扱っている準要保護児童生徒がございまして、まず学校長に世帯票を作成させまして委員会に申請させております。準要保護の認定基準は、大別しますと5点ございまして、第1番目に生活保護法に基づくもの、それから地方税法に基づき市民税の減免、それから国民年金法に基づく減免、児童手当法に基づく児童手当支給、その他校長が家庭訪問を行いまして状況を調べ、PTA会費などを減免したものについては、準要保護児童生徒として認定することができるようになっております。世帯票に基づきまして、これを民生委員の意見を聴取しまして、教育委員会の方で準要保護児童生徒としての認定をしております。現年度人員は約5%になっておりますが、50年度は245名、中学校153名予定しております。給食費の件でございますが、羽地は1,700円徴収しておりますが、準要保護児童生徒は消耗品、燃料費は補助対象になりませんので、実際に生徒が給食費で受ける額を補助対象にしております。それから認定の場合、ご質問にありましたように他人と比較して非常に向こうの家の子は免額されているのに、こちらは免額されていないということは、教育委員会でもたびたび聞かれされますので、認定についてはいろいろ基準に基づいてやられておりますが、そういった面は新年度は十分注意して認定したいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 20番 宮城武一君。 ◆20番(宮城武一君) 給食費免額については十分検討を願います。不公平のないようにしてください。それから先ほどの野ネズミ駆除の問題でございますが、特に私が一番大事と思うのは、キビの刈り取り前後の捕獲はぜひやらなければいけないと思います。その辺ぜひ検討していただきたいと思います。幼稚園の入園料などは市に提出しますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 20番 宮城武一君の質問を終わります。次に3番 岸本幸久君、一般質問を許します。 ◆3番(岸本幸久君) 最初に施政方針に対して質問いたします。市長は市行政機構の改革に取り組み、強化したいということでございますが、当市は今後、観光産業にも力点を注ぐと思われますので、商工水産課というのがございますが、その分離について観光課を設ける考えはないか。2番目に学校環境整備事業で、大宮小学校の運動場拡張の件で、昭和49年3月に民生委員会でこれは採択になりまして、早急に行っていただくように去年の3月に答申してございます。それについて現在どうなっているか。その経過をお伺いいたします。一般質問の第1点として、茶の生産奨励について、市当局の考え方についてお尋ねいたします。ご承知のようにお茶は日常生活に欠くことのできない生産必需品でありますが、従来本県の気候風土は、茶樹の生育に好適し、生育、収量ともに他県に勝っております。また、早もの新茶として鹿児島県より20日、静岡県より30日も早くとれて有利に販売できるという点に着眼すべきであります。このように恵まれた土地条件にありながら茶業が一進一退を繰り返し、大きく産業として進展しなかった原因はどこにあったかを考えますと、茶の特性として永年作物であり、植え付けしてから収益を上げるまで3年から5年を要しますので、その間の成園費に多額の資金が必要であることと、原野、山林、荒蕪地を開墾して新たに茶園を設置する場合の、いわゆる開園費用に資金が要りますので、資本蓄積のない零細農家にとっては過重な負担となり、せっかく茶業に魅力を感じ着手しようとしても、資金の裏づけがないために、やむなく断念せざるを得ない状態に立ち至る農家がこれまでたくさんあったと思います。ちなみに沖縄県経済振興計画によりますと、茶業部門では現在の茶園面積107ヘクタール、自給率23%を目標年次の昭和56年には茶園面積も300ヘクタールに拡張して荒茶生産量を1,040トンにして完全自給の線までこぎつけたいと事業推進に努力中であります。また茶の消費量は人口の増加と核家族化が進み、各種事業所の増加傾向にあって、茶生産地における農家所得は極めて高いものがあります。本県における年間1人当たりの茶の消費量は約1キログラムでありますが、我が名護市の人口を6万人と想定すれば、年間における茶の消費量は6万キロであり、キロ当たり1,000円としますと6,000万円の多額の金額になるのであります。このような観点から茶は我が名護市の産業として将来性のある作目であり、 市当局の姿勢として茶業の振興について、どのような施策を持って臨むのか。市長の積極的なご答弁をお願いいたします。あわせて市独自の生産及び需給計画、年次目標到達施策、製造技術者招聘講習会の計画がございましたらお伺いいたします。第2点、中央公民館建設の早期実現について、私は去年9月の定例議会において、中央公民館の建設は現代社会においては最も重要かつ急を要することについて提唱いたしました。市長の答弁は、基本的な計画としては、中央公民館建設は51年度予算ということで予定されています。文化会館が一応市の財産に帰属した時点で建物を一部改良して、公民館として活用できるような機能を持たせていく。冷房を施し、集会に事欠かないようにするとのことでございましたが、新年度における予算措置には全く皆無の感がいたしまして、危惧を持つ次第であります。いずれの社会教育大会においても、常に住民教育の場として中央公民館の設置が強く要望されています。去った石垣市で開かれた社会教育大会における内容では、生涯教育の面から、さらに今後の学校5日制に向けての社会教育の重要性などが大きなテーマとしてあげられ、討議の内容を見ますと、あらゆる面での社会教育の立ち遅れが目立ち、今後に多くの課題を残しておりますが、講師の一人である琉球大学の伊波朝章教授は「学校教育の高度成長の中で、社会教育、家庭教育が日陰者的な存在になっている。」と述べ、いみじくも現状の社会教育の立ち遅れを、教育理念の面から生涯教育における明確な位置づけが指摘されています。論より実践、青少年問題、成人教育こそ現代社会の重要な役割を担うものであり、社会教育の場、中央公民館の早期実現が急務と思われるが、市長の積極的なお考えをもう一度承りたいと思います。第3点、県立名護病院に眼科、泌尿器科の設置要請について、目下、県立名護病院は1内科、2小児科、3外科、4産婦人科の4科であり、眼科あるいは泌尿器科が設置されていないため、患者は時間と費用を費やし、不便の中に多額の旅費を使い那覇、沖縄市にある病院へ入院または通院をせざるを得ない状況にあって、その看護人等のことで、心労を重ね言語に絶する家庭が多くあります。住民福祉増進のため、これが解消に協力すべきと痛感いたしますので、1、県への増設方要請の配慮、2、巡回診療または大学病院等の無料診療実現の配慮をしてもらいたいが、市長のお考えを承りたい。第4点、環境衛生についてでございますが、し尿不法投棄絶滅について、衛生課としてどういうふうにやっておりますか。最近、名護市では特に不法投棄による相当の被害をこうむり、河川に相当汚水を流しております。現在のごみ焼却場の周辺も大変な不法投棄がされております。あるいはまた、宇茂佐原、志味屋等を回ってみますと、キビ畑、荒蕪地の目立たないところにどんどん、現在も流しております。何とか見つけて注意しようと思いますが、そういう機会がございません。それでイ.くみ取り車の表示(塗装色彩)及び台数、ロ.衛生センター各車搬入回数調査、ハ.組合組織と事務所設置の指導を強く強調するものでございます。また、現在名護市では6台のし尿くみ取り車が許可になっております。数久田は4台しか許可されておりませんが、他市では許可になったのか10台くらいあると私は見ております。また現在わかっているのが8社ございます。その他名護にも12台ございます。その解決方法についてお伺いいたします。次に伊差川区の深田原導水管施設による公害でございます。これは現在企業局の管理だと承っておりますが、その前に五カ年計画で計画をし、周辺の清掃、草刈りもやっておりました。しかし、2年前からそれが全部で、現在では導水管の周囲は草ぼうぼうとし、またネズミの巣窟になっておる。しかもその東側、伊差川園芸場前沿い豚舎汚水が流れておりまして、それがまたそこにたまって、この前の雨降りに現場を回ったら吐き気を催す状態でございます。なお現地が十分開拓され農耕できないのも、その原因とするのは前に水田をやっていたときに、導水管の下をセメント張りしております。そのために貫通する穴がないので、田をやっている人が手を突っ込んで穴を開けてやっておったが、しかしそこに草がたまっているので、そういうことができないということで、非常に生産意欲を低下させて、現在ではその辺草ぼうぼうとしております。将来、名護市は住宅地として設定されようとしております。将来住宅地として伸びていく土地でございますし、そういう面の管理、そして今度海洋博に向けての環境整備等々いろいろ問題を惹起しております。また市がやるべきものは市がやって、企業局がやるべきものは、地主は五、六名しかおりませんので、泣き寝入りするよりほかございませんので、関係課で強く整備方を申請していただきまして、早急に調整していただきたいと思います。第5点、バス路線の変更要請についてバスターミナル116号線、大田電機店前より大南区中央を通って112号線道路に至る県道を、名護高校前(若夏国体道路)及び総合グラウンド道を経て112号本部線へ通づるバス路線の変更をすることによって、名護高校関係者並びに通学生徒の便利を図り、車道の混雑と事故発生の起因を減少し、特に海洋博を控えてのこともあり、効果的かつ早期に実現を図るべきと思いますが、市当局はどのようにお考えになっておりますか、お伺いいたします。第6点、沖縄愛楽園入り口急カーブ道路整備について、さきに愛楽園自治会より県や市長にも陳情や要請があったと思いますが、愛楽園入り口のカーブは「魔の道路」と言われるほど、特にキビ収穫前は見通しがきかず、自動車の事故も起きており、また面会人、職員、学童、一般の人々の往来も激しく、なおかつ海洋博を控え政府及び外国要人、各種団体や慰問団等々の往来が一段と激増し、その危険性が予測されますが、ジグザグ道路の改修についての県当局との折衝経過と実現の可能性、そのめどについてお伺いいたします。第7点、宇茂佐児童通学路のタール舗装、一部安全柵の早期実現について、本件については再三提唱し、地域住民の安全と苦情を解消することについて、市長は「ぜひやりたい。側溝を要するので含めて検討する。いま建設課で検討を進めている。結果を見て早い時期にやる。」とのご答弁を得ていますが、いまだにその気配がないので、建設課の検討結果とその実現めどについてお伺いいたします。第8点、母子家庭生活保障のために、病気や事故などによって一家の大黒柱を失った母子家庭は、当市内で420世帯と言われております。その大部分の家庭では、母親が職業上の資格や専門技術を持っていないために就職の道は狭く、不安定な職場に働き、所得の面でも母子家庭を守る母親は低所得を余儀なくされている。母子福祉法第2条で、「全て母子家庭には児童が、その環境に置かれているのにかかわらず、心身ともに健やかに育成されるために必要な諸条件とその母の健康で文化的な生活が保障されるものとする。」、母子福祉法第3条では、国及び地方公共団体の責務と母子家庭の福祉施策の増進を訴えている。だが今日の母子家庭の福祉施策は、この母子福祉法の精神とはほど遠いものがあり、決め手となる対策が講じられていない現状にあり甚だ遺憾である。よって母子家庭の母子の健全な暮らしを確立させ、生活の安定を図るために下記福祉施策の早期実現を強く要望するが、市当局の見解を承りたい。1.公営住宅への入居優先を図ること。2.公立保育所への児童入所優先を図ること。3.医療費、学校給食費の無料化推進。4.生活保護の各扶助の増枠を図ること。増枠と申しますのは、名護市は現在3級で、ほかは4級でございます。その基準の差でございます。その差との間に4%の補助率が違ってきますので、その補助率を引き上げていくような要請でございます。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) お答えいたします。施政方針のなかで観光課の設置ということでございますけれども、観光課の設置をするかしないかというのは、これからの作業量のいかんによるものと思いますが、ただいまのところ、すぐ結論は出せません。大宮小学校の拡張問題は、教育委員会から拡張予定のいろいろの諸資料をいただいて、ただいま土地開発公社で作業を進めるべく仕事を進めております。第1点、茶の生産奨励について、茶業の振興施策があるかということでございますけれども、市の方でも計画をつくっております。49年、現在における茶園面積約25町歩でございます。これは幼木茶園も含めてのことでございますので、25町歩そのまま生産体制に立っているということは申しませんが、市独自の生産及び需給計画でございますけれども、もし仮に現在も採圃されているところの25町歩の茶園が成園になりますと、名護市の茶の需給はそれだけでも既に余りますので、現在名護市における茶の生産約4万2,000キロでございます。人口1人当たり1キロで4万5,000キロでございますので、現時点で既に名護市で消費する分はやられているということになります。将来の計画はと言いますと、大体57年度で最終年度といたしまして、名護市で70町歩の茶園をやっていこうということで、茶の生産245トンでございして、さきの議会でも申し上げましたように、245トンというと200トンは出荷しなければいけない。200トン出荷しないということになると一番、二番茶を対象にして、残りは消費に回すということでございます。現在の茶業に対する助成、出資の形でございますけれども、苗木の補助とか、ご指摘のとおり茶園というのはかなり収穫まで期間を要するものでございますので、その間を手当しようということで、幼木茶園補助を出しております。茶園は振興の上でいろいろな問題があって、思うように計画どおりに振興していないというのが実情でございます。何とかそういったような市の計画に基づいてぜひ伸ばしていきたいと思います。なお製造技術者招聘の講習会開催についてでございますけれども、茶に限らず、ミカン、蔬菜、花卉そういったようなものに対しましては、必要に応じて私たちはその都度技術者を招聘して講習をさせているのが現況でございます。本件につきましても、もしそういったことが出てきますならば、当然のこと、これも取り入れたいと思います。第2点、中央公民館建設促進についてでございますが、さきにも申し上げましたように、建物をつくるのが公民館ということではなくて、公民館活動は現況の施設でもできるんじゃないかということでございます。それで各社会教育施設を増やすとか、いろいろな方々を活動させることによって十分可能だと思いますし、また内部の改造など等についても、その時期になれば当然やっていかなければなりませんので、現在の建物の所在がはっきりし次第やりたいと思います。予定としては51年度に正式なものということで考えております。第3点、県立名護病院に眼科、泌尿器科の増設要請についてということでございますけども、全体的に沖縄県においては、医師の数が不足でございまして、こちらの要求がそのままストレートに入れられるというわけにはいかないのが実情でございます。私らとしても県立名護病院に、ぜひということでお願いしております。ところが医師の確保ができないというのが現状でございまして、幸いにいたしまして海洋博で増員を図るようにしておりますので、その中にはぜひ置けるように再度要請をしていきたいと思います。それから巡回診療または大学病院等の無料診療実現の配慮はないかということでございますが、それは無医地区というのが対象になっておりまして、私たち名護市内においては、これに類するものといたしまして久志地区あたりでは、その地域の健康奉仕のためにこういったようなことをやっております。これはもちろん市の方がいろいろとお手伝いをやっておりますが、名護市は北部においては病院の数も多いし、地元にあるということで巡回診療、大学病院の無料診療についてはやっぱり無医地区が優先されるというのが現況でございます。第4点、環境衛生整備についてでございますけれども、不法投棄絶滅についてでございますけれども、くみ取り車の表示と台数がわかるかということでございますが、現在、市の認可を与えているのは8台でございまして、大体1人で1台ないし2台ということで登記されておりますし、この数字から見てもまだかなりの不法投棄がなされているんじゃないかと私たちも反省しておりまして、これからあと、そういった問題についても徹底的に指導していきたいと思います。場合によっては認可をもらっている車でも、不法投棄すれば免許を取り上げるということで実現していきたいと思います。数久田にかなりのバキュームカーがあるじゃないかということでございますが、それは各市町村において免許をいただいております関係で、必ずしも名護市内でやるということにはならないと思います。それからバス路線の変更でございますけれども、ただいまのところ、このバス路線は海洋博が終わるまでは、この路線は動かさないつもりでございます。理由といたしましては、おそらく116号線は、海洋博開催中は地域の足を確保するということで、116号線がバスの専用路線ということもいま検討されている段階でございまして、116号線を不用路線ということになると、その前にバス路線変更すると一般バスまで乗り入れてかなり混乱するということで、これは海洋博が落ち着いた時点で検討したいと思います。第6点、沖縄愛楽園入り口急カーブの道路拡張改修促進についてでございますが、この件については、当初愛楽園のほうからの要請は、園の入り口の第1カーブを直していただきたいという要請でございましたので、私たちもその線で県と調整いたしました。それで要請に応じまして、県としては50年度の予算で何とか直してやろうということでございますけれども、最近急に、両方2つのカーブがあるから2つ直していただきたいということで要請が出ております。ですから、とりあえず50年度は部落の入り口の非常に大きなカーブを直していただいて、次にもう一つ直していきたいと思います。第7点、宇茂佐児童通学路のタール舗装、一部安全柵の早期実現についてでございますが、これは前にお答えいたしましたとおり、ぜひやらなければならないと思いますが、ただいま112号線の歩道計画とかいろいろやっております。そういったものなど等との絡み合わせがございまして、当時は歩道計画、私たち具体的なものは聞いておりませんでしたし、歩道計画ともこれは絡み合う問題でございますので、当分の間、その計画実情を見て検討しようということでございます。ただ問題になりますのは、この道路の個人有地で5人の地主がいるということでございます。そういったことになると側溝をつけて舗装すると、地主の了解も必要でございますので、さきの議会では至急ということでございましたが、その前に歩道ができる屋部橋の歩道橋もできるということでございますので、もうしばらく実情を見て検討したいと思います。第8点の母子家庭生活保障のためにということでございますが、1番目の公営住宅入居優先を図ることについてということでございますが、これは特別の事情があるときはよろしいが、私たちとしては母子寮を建設して、そういった問題を解決したいと思います。当初50年度ではぜひ母子寮をつくるべく準備を進めておりましたが、母子寮には国、県の補助金が今回ついていないということで、やむを得ないので、できれば母子寮建設の方向で進めていきたいと思います。2番目の公営保育所の入所優先でございますが、入所条件というのがございまして、それだからということで全部するということにはいきません。ただ市といたしましても母子家庭については、できるだけ配慮を払っているわけでございまして、大体入所者の3割程度はそういった方々を優先させてもいいんじゃないかということで、そういった方向でいろいろ指導しております。ですから、母子家庭の奥さんが働くというときには、そういった意味で実情調査の上、優先的に取り扱ってもらいたいということで指導しております。3番目に医療費、学校給食費の無料化推進についてでございますけれども、学校給食費、医療費無料化は現在の財政状態ではできますということでお答えできません。現在でも生活の状態のいかんによって、そういう考え方をしているつもりでございます。それは母子家庭だから必ずということじゃなくして、夫婦が健在でも経済的に、あるいは病気その他でそれ以上に苦しい生活を強いられているところもございますので、全員を早速医療費、学校給食費無料化しようということじゃなくして、ケースバイケースで、現行の法規内で、できるだけ拡大解釈して、そういった方向で進めていきたいと思います。それから保護の各扶助の増枠を図るということでございますが、幸いにいたしまして、名護市は北部の各町村とは率が違いまして、現在でも名護市の保護者には多く生活費を補助しておりまして、私たちとしてもできるだけそういった方々に便宜を与える方法で、いろいろと進めていきたいと思います。がしかし、何分にも生活保護を与える場合にも、基礎になるのは法律でございますので、その法律に基づいて、なおかつ問題があればそれはケースワーカーの方々のいろいろな見解によってある程度拡大してでも手当、あるいは手伝いをしていくということになると思います。申し遅れましたけれども、伊差川区深田原導水管施設による公害でございますが、ご指摘の点については早速企業局の皆さん方をお呼びいたしまして、十分注意を促していきたいと思います。それから豚舎の汚水でございますけれども、そういったものについても、これは伊差川だけではなくて全市的にいろいろな問題が出ております。そういった問題についても、これからあと畜産課の職員を先頭にして、最善の方法で経費をかけず効果を上げるか、具体的に取り組ませていきたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 3番 岸本幸久君。 ◆3番(岸本幸久君) 引き続き関係する点だけ申し上げます。製造技術者の招聘は、お茶摘みは沖縄で20キロ、内地では50キロ摘むということで、そういう方向で指導すればプラスになるんじゃないかということで、検討していただきたいと思います。それから中央公民館は施設でございますが、やはり施設がないと現在のセンターでは十分な市民会館と趣が変わりまして、その特性としていろいろあるわけでございまして、現在のセンターを使おうとすれば教育委員会、あるいは福祉事務所などもどこかに移さなければなりませんので、その点もご検討願います。それから環境衛生のことでございますけれども、くみ取り車の表示をしなさいということで、現在タンクは全部黄色を塗っております。これは一番いい方法でございます。この前捕まえたら全部塗っていない。あなたは許可証を持っているかと言ったら、持っているということで最近変えたということでございますので、今のような塗装は全部黄色を塗るのは、業者が不可能であれば一部塗るということで、市民が見てわかるようにしてもらいたいと思います。いろいろな問題が出てくるので、安心してくませるようにしてもらいたいと思います。それから組合事務所と組織の設置指導でございますが、これは五、六社になっていると非常に連絡ができないので、そうすると取締りも不便を感じるので、事務所をつくらせて徹底する方法はないかということでございますので、これも検討願います。最近はし尿をキビ畑に捨てて、そこにトマトができて子供が食べています。このままにしておくと大変なことになります。それで数久田の人は怒っております。自分のムラに泥棒がおれば入れないように、我々は全市でも入れないわけにはいかない。市は全部許可するかどうかやってもらいたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 質問は簡潔にしてもらいたいと思います。3番 岸本幸久君。 ◆3番(岸本幸久君) バスターミナルは、私は海洋博があるからこそ早くやるべきだと思います。これがなければやる必要はないと思います。なぜかと言いますと4車線ができておりますので、・・・(「時間が長い」との声あり) ○議長(玉城清吉君) 簡潔に願います。3番 岸本幸久君。 ◆3番(岸本幸久君) ですから、時間を制限してくださいと要望しているのですが、持ち時間を決めればその範囲内であれば文句はないと思います。愛楽園の問題はよくわかります。私は地主に会ってきましたが、皆さん提供してやろうということでございます。それから屋部は売り渡した土地は、私ら責任を持ってやりますということでございます。歩道ができているということでございますが、カーブは魔のカーブで大変なところでございますので、子供を殺さないうちにやってもらいたいと思います。学校給食はいまよくやっておりますが、医療面等十分参酌いたしまして、そういった面ご協力方をお願いいたします。生活保護の枠は、沖縄は特に終戦後いろいろな方面で、いろいろ関係をこうむっておりますので、その格差を是正するためにも必要と思いますので、よろしくお願いいたします。質問中はあまりガーガー言わないようにお願いいたします。以上で質問を終わります。 ○議長(玉城清吉君) 休憩いたします。休憩(午前11時6分)再開(午前11時7分) ○議長(玉城清吉君) 5番 我喜屋宗重君。 ◆5番(我喜屋宗重君) 茶の振興奨励についてでございますけれども、実は名護市は茶の苗圃とか、茶園管理費としていろいろ補助やっておりますが、巷間の話では、そういう補助を受けながら苗圃を例の土地売買のときに売ったということもございます。それに対して市当局の対処、調査についてお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) 補助金を交付して、そういった売買されたときには、当然のこと補助金の還付を命じます。現に1件あるのは、私らも知っております。ただ、そこの場合はかなり海岸線に近いために潮害で再三被害を受けたということで、だからといって私たち補助金の還付とかそういうものを検討しないということではございません。 ○議長(玉城清吉君) 5番 我喜屋宗重君。 ◆5番(我喜屋宗重君) 還付するということでございますか。そうなってくると、これは補助金を出す場合にも問題があるんじゃないかと思います。いわゆる大事なところに補助金を出したいということでございますが、つまらないほうに農業委員会の2カ年も前からやってもできないということがないように、穏便にそういった対策をしてもらいたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 休憩いたします。休憩(午前11時10分)再開(午前11時22分) ○議長(玉城清吉君) 休憩前に引き続き会議を開きます。次に、25番 松田仁徳君、一般質問を許します。 ◆25番(松田仁徳君) 一般質問を行います。第1点、済井出、運天原間の道路供用開始についてでございますが、済井出、運天原間道路は、公道認定されて久しくなるが、いまだに供用開始がなされてないが、その理由は何かということでございます。同道路は工事着工以来3カ年を経過しているが、まだ300メートルくらいしかできていないので、これの早期完成が望まれております。完成の時期はいつかお伺いいたします。あわせて県道110号線でございますが、これの改修と舗装についてはいつごろできるか。雨が降るとぬかるみになってしまい、悪い状態の道路でございますので、そういうふうなことからして、これのめどがついているかということでございます。第2点、県営土地改良区の完成時期についてお伺いいたします。県営土地改良は、4カ年計画で50年度に終える計画でしたが、事業はいまだに50%弱であり、これを終えるには二、三年かかるかと思うが、その見通しについてお伺いいたします。第3点、土地改良の増域についてでございますが、済井出、饒平名地域においては基盤整備もやや完了しているが、我部、運天原、屋我においては旧態依然のままであり、地域住民の土地改良に強い要望があるが、市長の見解を承りたい。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) お答えいたします。済井出、運天原間道路供用開始についてでございますけれども、この道路については、50年度も引き続き工事施工する計画ということで県のほうは進めております。ところが、総需要抑制いろいろございまして、一気に解決するということができませんので、大体50年度も200メートル程度の工事になると思います。53年度供用開始という計画予定でございます。県道110号線の改修並びに舗装でございますけれども、これは今のご質問にありました道路については、改修と同時に舗装が行われると思いますが、なおただいま我部から前垣を通って運天原間に一部残っておりますが、現年度に引き続き50年度も舗装事業をやるというようなことでございます。ただ改良費の中でこれがとり行われるので、幾千メーター実施できるかわかりません。ですから、具体的なものはお答えできませんが、県としては引き続き行いたいということでございます。3番目の県営土地改良の完成はいつかということでございますけれども、これは当初50年度で完成する予定でございましたけれども、これにつきましても総需要抑制とか、国の補助の関係で2年ほど遅れまして、52年完成ということで予定しております。土地改良の増域でございますけれども、現在行っている土地改良地域を運天原、屋我、我部、そういった地域にも拡大していただきたいということでございまして、ごもっともな要望でございまして、市としてはその線に沿って努力していきたいと思います。ただ、ここでも何だったら私たちの考えといたしまして、自然休養村の計画の中でそういったような基盤整備事業をやってみたらどうかということでございます。いずれにいたしましても、地域の皆さん方の声を十分お聞かせいただきまして、その上で具体的な検討を取り組んでいきたいと思います。現在のところは自然休養村の中での、いわゆる農業整備というような考え方でございます。 ○議長(玉城清吉君) 次に7番 大城幸吉君、一般質問を許します。 ◆7番(大城幸吉君) 一般質問を行います。第1点、都市計画と建築申請についてでございますが、建築確認申請の場合、隣接地主の同意書を添付するということは、法的根拠は都市計画法に基づくものであるのか、建築法に基づくものであるのか伺いいたします。2番目に住宅地域の地盤の高低の問題でございますが、都市計画の中で完全舗装した場合に、あと幾センチ高くなるという基礎的な計画があるのかどうか。第2点、滞納整理について、時効中断の手続きをしているか、いないかということでございますが、正直者が損をして怠け者が得をするということは当てはまりません。800万円も欠損額が出ておりますが、そういったことで時効中断の手続きをしているかどうか、お伺いいたします。それから鉱産税の申告納付についてでございますが、これは前の議会でも具志堅徹君から質問されております。この申告方法についてのチェックの方法、現況調査でやっているのか、財務票でやっているのかお伺いいたします。それから償却資産の申告状況、法人、個人幾件ということ。次に機構改革についてでございますが、名護市においては合併後の事務処理を終えないうちに本土復帰という制度の変化で、大変事務的な面で苦慮していると思います。そういった面でお伺いいたしますが、一つ部の設置は考えておりますが、それと幾課にするか。これは追加議案として出てくるのかどうか。それに市長が提唱しているバイコロジー運動の一環として、職員が通勤、外勤の場合、自転車の推進運動は考えているかどうか。そういったことで車両管理もスムーズにいくと思います。次に庁内に代書を置く考えはないか、お伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) お答えいたします。都市計画と建築申請ですが、法的根拠ということでございますが、法的根拠はございません。ただし、苦情の申し出、あるいは周辺に公害など等が予想される建物については、申請の時点で個々の争いをなくすために、近隣の皆さん方の同意書をつけてくださいということで行政指導しております。住宅地域の地盤の高低でございますけれども、これについては著しく隣接する地主の皆さん方にご迷惑をかける場合には、やはり市の方で行政指導して、何とか低くしてくれないかということはございますが、これについても、ただいまのところ法的根拠はございません。いずれの場合も行政指導でやっております。滞納整理について、時効中断の手続きについて、そのほかは後ほど税務課長に答弁させます。償却資産の申告でございますけれども、それについては現在申告させております。昭和50年3月5日現在の受付処理済み1億5,454万9,450円でございまして、なお未申告のものについては、現在督促中ということでございます。機構改革について本定例議会に提案するのかということでございますけれども、これはいずれの場合もこれから役所の内部において、いわゆる機構改革の委員会をつくりまして、その委員会で詰めさせていきたいと思います。ただいまのところ、部を設置するとか、幾課にするかということは具体的なものは出しておりません。いずれにしても今年度中には、そういったものの結論を出そうということでございます。正式に委員会を設置してやろうと思います。それから自転車の利用推進でございますけれども、これは私としてはできるだけ自転車利用させたいと思います。職員にも自動車より自転車ということでやっております。それから庁内代書の設置でございますけれども、私たちとしては庁内代書設置することによって、窓口混乱を防止することは明らかでございますが、ただ代書料、その他について市民に負担をかけないだろうかということで、早急に結論を出せませんので、庁内代書については開業したいということになると、それは個人の企業でございますので、そのときにそれは検討したいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 税務課長 古我知行秀君。 ◎税務課長(古我知行秀君) お答えいたします。滞納整理につきましてでございますが、1番目の時効中断の件でございますけれども、やはり時効中断の方法といたしましては、物件の差し押さえということになります。私ども時効中断手続きは、累積滞納者を優先してやっております。たまたま今決算期に800万円の滞納があるが、これは必ずしも累積滞納者だけでございません。たまたまその年度で滞納したのがございます。それがほとんど1,000円未満で差し押さえする場合にいろいろございまして、大変悩んでおりますけれども、そういったことで、これからもそういった少額のものでも物件差し押さえをしていきたいと思います。2番目の鉱産税の申告納付についてのチェックの方法でございますけれども、以前の議会にも質問がございましたので、いろいろチェックはしておりますけれども、チェックの方法としては財産とか、そういったもののチェックじゃなくして、実際に鉱物を掘採される帳簿上の処理検査をやっております。 ○議長(玉城清吉君) 7番 大城幸吉君。 ◆7番(大城幸吉君) 財務表でやっているんじゃないですか。 ○議長(玉城清吉君) 税務課長 古我知行秀君。 ◎税務課長(古我知行秀君) 財務表は関係ございません。 ○議長(玉城清吉君) 7番 大城幸吉君。 ◆7番(大城幸吉君) 損益計算から収入を逆算すれば出ると思いますが、そういった形じゃなくして別の形でやっておりますか。 ○議長(玉城清吉君) 税務課長 古我知行秀君。 ◎税務課長(古我知行秀君) そうです。 ○議長(玉城清吉君) 7番 大城幸吉君。 ◆7番(大城幸吉君) 先ほど都市計画の同意書の問題は行政指導でやっておられるそうですが、そこに疑問がございます。だからあまり市民に疑問を持たれないようにしてやってもらいたいと思います。高低の問題でも盛土した場合に、あなた方のものは高いからいくらか下げなさいと言っても補償問題が出てきます。市民も一生に一度しかつくれない家屋建築に迷っていますので、もう少し課長も係長もしっかりしてもらいたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 次に26番 大城利男君、一般質問を許します。 ◆26番(大城利男君) 一般質問を行います。質問については私見も挟みますが、よろしくお願いいたします。施政方針に5つの柱ということで設定されておりますが、その中の3点について質問いたします。第1点、生活環境の整備についてでございますが、現在貸住宅業者が貸している貸住宅は、那覇や中部の都市地区と何ら家賃が変わりませんが、低所得者は公営住宅の必要性を特に感じております。市長は今年36戸、県と調整の済み次第計画を着手する予定ということでございますが、その具体的説明をお願いいたします。2番目に都市公園の計画でございますが、中北部の中心として、また北部の中核都市としての役割を果たしていると思いますが、四、五千名の住民が集合できる広場を持つ中央公民館が必要と思いますが、その計画についてお尋ねいたします。3番目に学校建設について、校舎、屋体、その他の建設についてお伺いいたします。政府の当初の計画どおり、51年度までに特別措置が時効になったときに、校舎、屋体の建設は51年度をめどにして計画されているのかどうか、教育長にお伺いいたします。4番目に産業振興についてでございますが、本年度の農林水産業費は前年度より1,278万4,000円減になっており、私はその点については遺憾に思っております。申すまでもなく農業振興は土地改良、基盤整備、構造改善事業を実施しようとするとき、工事期間中の収入一、二年途絶えるとやりたくてもやれないので、それをあまり推進できないような状態にあります。県の農政部会でも工事期間中の補償問題を話し合いされ、これが経営に乗ったこともございます。県事業の予算減であと一、二年繰り越しになると、そのしわ寄せは直接地域住民に来るのではないかと懸念されます。農業振興地域の計画について質問いたします。市は都計地域の指定を受けており、用途地域の農振作業は進まないと思います。どの程度まで進んでおりますか。県が予算に計上されている農業費の基盤施設箇所の工事と線引きしたときの農業用地の関係を考えてやっているのかどうか。次に農産物の流通機構について、現在農産物についてはパイン、ブロイラーが政府の農政のしわ寄せ、流通機構のまずさから危機に直面しております。冷凍パインが自由化になったため地場産業が潰れた例もございます。またブロイラー産業の大半を請け負っている業者がキロ当たり100円も安いものを購入し、農家との契約を破棄したためにブロイラー産業は成り立たない状態にございます。生産確保、流通のあり方にも起因していると、パイン危機を招いたと思います。市長のお考え、特に流通機構についてお伺いいたします。次に補助金のあり方、キビ、パイン生産奨励補助金はトン当たりの助成をしておりますが、今後増産に対して助成するという趣旨に変わりはないと思いますが、その助成金を基盤整備とか増産のためのものに助成した場合に、それ以上の増産ができるんじゃないかと思います。その点について今後も継続的に生産物の助成として奨励費を与える考えかどうか、お伺いいたします。それから荒蕪地解消補助金でございますが、政府の米作調整制度によって荒蕪地が50町歩もあるんじゃないかと思います。それから市の出しているのも荒蕪地の対象になるのかどうかと思います。それから土地改良でございますが、終戦後のどさくさに紛れて屋敷の中に豚小屋とか養鶏場をつくったために、隣地の立地条件も加味せず非常に不自由を感じております。力のある人は自分でやっておりますが、力のない人は不自由を感じておりますので、その点について調査をしたか、あるいはまたどう考えておりますか伺います。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) お答えいたします。第1点、生活環境の整備について、公営住宅の具体的な計画はあるかということでございますが、ただいま市の公営住宅が48年54戸、49年66戸、50年度は大体36戸ということで計画しております。それから同じく県営住宅でございますけれども、今年は70戸大北団地をつくるということになっております。これについてはもう整地作業も終わり近く着工の運びでございまして、さらに県営はどうなるかということで、最終的に50年度の住宅建設の計画を立てるということでございます。まだ確実な数字は把握しておりません。2番目の都市公園の計画でございますけども、現年度まで、いわゆる49年度で宮里児童公園の完成を見ます。それに引き続きまして50年度は土地改良区域の関係、下袋の幼児公園を予定しております。さらに中央公園的なものということで、ただいま埋立地を公園化しようという構想のもとに進めておりまして、それの具体的な計画はどうしても海洋博の駐車場、その他で利用するものが出てくると思いますので、一応埋立地の計画について、今年はマスタープランをつくり、来年度から具体的に計画を進めるということで、51年度から54年度の間で埋立地に中央公民館的なものを入れたいと思います。そのほかに霊園公園として、かなり前に土地を買ってやっておりますので、その公園についても県といろいろ進めておりますが、これは名護市の都市計画全般の問題としてまだ検討する余地がございますので、最終的にどうするという結論は出しておりません。これは都市計画等の関係がございまして、それとあわせながらやっていきたいと思います。学校建設は教育長に答弁させます。4番目の産業振興についてでございますけれども、農業振興地域の計画についてどうなっているかということでございますが、現在の作業状況は農用地の設定作業を進めておりまして、その草案として既に羽地、屋我地の一部の地域が終わっております。現在久志、名護が済み次第、部落懇談会をする計画でございまして、そういったような作業の状態でございます。それから農用地と予算の関係で加味されているかということでございますが、大体農用地と予算というのは関係するということを前提にして検討させております。それから農産物の流通機構ということでございますが、確かにご案内のとおりブロイラーは、安いブロイラー輸入によって一大危機に立たされているのが実情でございます。私たちとしては一部の金物のために多くの農家の皆さん方が苦しめられていいかどうか。そういったことについては、かなり前向きの姿勢で検討していかなければならないし、市としても県のほうに、関税措置でもって保護されているものについて完全撤廃するようにということで、あるいはまた、県のほうでも補助金など等を交付して生産者に与えるようにということで働きかけております。そういうことで、県でもかなり前向きの姿勢で取り組んでおりますので、パイン、ブロイラーにしても私たちはやはり島内産を愛用するということで、こういった問題を解決しないと、やはり第一次産業としてのこういった健全な発展は望めないと思います。こういった問題、非常に難しい問題でございまして、短い時間で明確な答弁ができないわけでございますが、ただいまのご指摘の点については、これからも十分市としても検討、あるいはお手伝いをしていきたいと思います。それから補助金のあり方についてでございますけれども、生産量産物に対する補助をこれからも引き続き行うのかということでございます。私たちが産物に対する助成をしたのは、キビ代価格があまりにも安すぎて、農家がお気の毒だからということで助成を行ってきました。キビ代が正当な価格で国が買い上げてくれれば、そういった補助はしなくても済むわけでございます。やはりそういった建前からすれば、これから後の原料価格買い上げの状況等をにらみ合わせながらやりたいと思います。とにかく補助金を分散してたくさんの額を与えると補助効果の面でいろいろ問題が残ると思います。が、しかし現状としては、これを一気にやるというわけにはいきませんので、質問の趣旨に沿ってやりたいと思います。荒蕪地解消の補助金について、政府のいわゆる米作転換によって荒蕪地になった畑に対しても補助金を出すかということでございますが、これは出さないつもりでございます。補助金をもらってさらに補助金で開墾するということは、一応対象からは外しておきましょうということで論議しております。 ○議長(玉城清吉君) 教育長 比嘉太英君。 ◎教育長(比嘉太英君) 学校建設について、校舎、屋体、その他の建設計画はどうなっているかということでございますが、51年度まで特別交付税があるが、それまでできるかということでございます。教育委員会としては5カ年計画に基づき校舎及び教育施設整備計画を樹立いたしまして、教育要覧の中にその計画を年次別に示しておりますが、名護の場合、それを上回って51年度の計画を今年、名護、大宮、瀬喜田校の工事をやっております。ところが、工事日数が短期間で、学校教育の理想的な場合になる場合には、基準などが引き上げられて、教育の好ましい条件は無限でございまして、51年度までに100%まではいきません。なお市内にはプールとか、その他いろいろ施設がございますので、一応51年度まで計画進めております。ところが、名護市が計画している県全体の割り当てがございますので、追って51年、52年、そしてその後の教育の施設整備を表に出して資料として差し上げるつもりでございます。 ○議長(玉城清吉君) 26番 大城利男君。 ◆26番(大城利男君) 土地改良区地区にある畜舎のために、個人がやり放題に排水しないものだから、キビも植え付けて放ってある土地がたくさんございますので、その点について調査助言をしたことがございますか。 ○議長(玉城清吉君) 畜産課長 大嶺正助君。 ◎畜産課長(大嶺正助君) 私の方からお答えいたします。事務報告の資料にも報告してございますが、市内の畜産にかかわる公害発生がそれ相当ございまして、実態調査の結果は表のとおりで、大体戸数にしまして19%、使用屠場は77%発生しているということで、大きな被害を与えております。これの善処策につきましては、生産と見合うような適切な施設設計が検討中でございまして、それが対応できる体制を確立してから、その措置をとるという検討中の段階でございまして、その件につきましては県の畜産課、保健所など等とも立ち会いで、問題の起こる場所は適当な指導などしております。 ○議長(玉城清吉君) 休憩いたします。休憩(午後0時5分)再開(午後1時30分) ○議長(玉城清吉君) 午前に引き続き会議を開きます。10番 宮城博文君。 ◆10番(宮城博文君) 一般質問を行います。第1点、県道116号線と為又区から中山区間の市道についての件でございますけれども、県道116号線は海洋博を間近に控えて、工事も急ピッチで進められておりますけれども、地域住民はその工事完成を大いに期待している関係で大変喜んでいる状況ですけれども、しかしながら、白銀橋から南側に向けての拡張工事の中で、本工期においてその工事に歩道が計画されていない。さらに現在の道路をそのままの状態で側溝をつくって舗装するという状態で、確かにカーブも多く幅員も狭い状態で工事施工されておりますけれども、このような工事の中でいま考えます場合には、海洋博に間に合わすために到底工期が間に合わないという県の話でございますけれども、何か海洋博を優先させるための工事であって、我々人間優先の工事ではないという感さえ受けますけれども、そこでその区間において、火葬場入り口から北に向けては県の工事で、さらに市内に向けては市の都市計画との関連で工事が施工されているようですけれども、そして工事が完成されて道路の状態が良くなりますと、そこを通る車の数も多くなり、しかもまた車のスピードアップもされるということでございます。そういうことになりますと歩道のない116号線沿道住民、さらに生徒の通学で大変交通事故の危険さえあるという形になっておりますけれども、その件で市当局側もその116号線の工事に向けての県への歩道要請の件とか、あるいはまた、市の都市計画関連の箇所についてのこれからの計画と、あるいはまた県に対する折衝の経過を承りたいと思います。それから為又、中山間の市道についてでございますけれども、その道路は市の50年度計画の中に入っているようでございまして、私も大変喜んでおりますけれども、一日も早く完了させて、この区間を現在、伊豆味線のバス路線を為又部落内に乗り入れてほしいということが、地域の皆さん方からの大変大きな要望でございます。そういう中で市の拡張工事、要するに道路の整備工事着工の予定、さらにまたバス会社へのバス路線変更の折衝経過をお聞かせいただきたいと思います。第2点、保育所の問題でございますけれども、最近保育所の量というのは共稼ぎとか、あるいはまた家族の核家族化、あるいはまた婦人の社会活動等の参加によって高まっているというのが実情でございます。それで当市でも毎年毎年保育所建設計画しており、待機児童の解消に取り組んでおりますけれども、第1点に現在公立の保育所が6カ所ございまして、そこに収容されているのが480名、さらに待機児童数は458名を数えております。また別に私立保育所の3カ所で174名、そこにも71名の待機児童、さらにまた無認可保育所2カ所で80名と17名で計97名収容しておりますけれども、全部合わせますと待機児童が実に528名で、申請に出ている数字だけでございますけれども、そのほかにまだたくさんの希望者がいると推定されております。そこで現在の待機児童をいかにして解消するのかお伺いいたします。それから東保育所の件でお伺いいたしますが、東保育所は120名の収容人員でございますけれども、現在使用されている児童数は108名でございます。そこで120名収容が108名になるとそこには何らかの原因があると思いますけれども、保母の定員不足か、あるいはまた一、二歳児ということで、児童数によって保母の定員も決まっておりますので、そこら辺の事情があるのかどうか、理由を承りたいと思います。さらにまた、保育所の構造と規模についてでございますけれども、現在国で認可原則として60名単位として保育所設置するという原則的なものがございますけれども、ご承知のとおり名護市においては範囲が広範囲になっておりまして、農村地域とかいろいろなことがございまして、市街地中心の保育所を設置のあり方に問題があろうかと思います。そういうことから考え合わせた場合に、どうしても子供を保育所に預けなければならないという親御さんのことを考えた場合に、地域に散在して数多くの保育所を設置しなければいけないと思います。そこで現在の60名以上の保育所の便宜を図るために規模を小さくしまして、10名ないし30名収容の施設を各地域、各支所ごとに、あるいはまた市街地においても末端まで設置できるようなことを考えていないかどうかお伺いいたします。さらにまた内部構造と保育所の構造でございますけれども、確かに二、三の保育所を使ううえにおいて保母の便宜を図る、あるいはまた使ってみて本当に理想的ということで、設計の中に今後ぜひ組み入れてほしいと思います。そこら辺、保母の意見等どの程度尊重されているかどうか、二、三疑問がございますのであわせてお伺いいたします。それから保育所に入所する場合の優先入所制についてでございますけども、現在保育所に子供たちを預けたいという希望者がたくさんおりますけれども、社会的に子供を預けるお母さんたちが夜勤を余儀なくされている場合があります。例えば看護婦、電話交換手等の子供たち、そういう家庭の子どもの優先方法について、現在その方法がとられているかどうか、あるいはまた、今後優先設定等を組み入れる方法があるかどうか、お伺いいたします。さらに保母の育成と労働条件ということでございますけれども、現在公立保育所で働いていらっしゃる保母の皆さん、職員もそれ相当の形で苦労してきているわけでございますけれども、子供たちの知能とか、あるいはまた将来に向けての問題は、幼児教育の中にあるということでうたわれておりますけれども、確かにただ子供たちを集めて遊ばすということから出発しているわけでございますけれども、本当に幼児教育させるためには、保母、職員の皆さん方の質改善、あるいは勉強、講習会等も取り入れられると思いますけれども、そこら辺講習会等の問題、市の方で取り組んでもらっているかどうかお伺いいたします。それとあわせて保育所、保母の定数はギリギリでは、また病気とかの場合の補充ということが問題になりまして、そこら辺の定数の問題、さらには諸休暇が取れる状態であるのかということもあわせてお伺いいたします。さらにまた、保育所へ子供を預けていらっしゃる親御さんたちが、時によっては定まった時間内で子供を引き取れない場合の勤務の状態はどうなっているかということについて、お伺いいたします。第3点、海洋博時における生活交通網についてでございいますけれども、海洋博に伴って去った2月21日に名護署は大幅な交通規制を発表しております。7月1日実施ということでございますけれども、これは市街地を中心とした規制の在り方であると思います。それが一応発表されておりますけれども、私は郊外から市内へ乗り入れる通勤通学のバスの確保ということで一応伺いたいわけでございますけれども、その件は去った国頭郡のPTA大会でも緊急動議として提出されておりまして、教育委員会でもそれ相当の資料を集めて取り組んでいると思いますけれども、各学校でのバス利用者の実態はどうなっているか。さらには、その件で総合事務局との折衝、あるいは話し合いを持たれているのかお伺いいたします。また海洋博時になりますと交通混雑とか、バスの確保ということでバス会社でもバスの間引き運転なども考えられますが、そこら辺も具体的に総合事務局、あるいはまた会社側と話し合いを持たれているか。今後どういう取り組みをしていくのか 。それから市内の交通規制についてでございますけれども、先ほども申し上げましたとおり名護署は交通規制取り入れておりますが、まあ人間優先の交通規制ということで、大変賛成しているものの一人でございます。現在でも名護の大通りはもちろん、裏通りいっぱい駐車されて、大変道幅の狭いところに車が置かれている現状でございますけれども、その車も一応追い出す形になると思います。その場合に考えられますことは、市内への車の乗り入れを規制しなければ、その問題が解消されない問題でございまして、大体現在見てみますと、市内で駐車されている車の約30%程度が市内で渋滞する関係の車と。要するに車庫のない車が放置されているのが現状でございます。さらにまた、郊外や他市町村から仕事で通勤されて職場に駐車場がないとかということで60%、その他買い物が10%程度になっているようでございますけれども、それらの車を追い出すということになると、それ相当の駐車場の場所も確保しなければいけないと思います。そこで現在、名護の埋立地を利用いたしまして、これらの車の駐車場、あるいはまた海洋博時に向けて、中南部から乗りつけてくる車の駐車場を指定しておかないと市内への交通混雑は免れないんじゃないかと思います。そういうわけで特に埋立地の駐車場の問題について、どのように考えておりますか、お伺いいたします。それとあわせて、これらの交通規制に伴ってやはりPRということが必要になりますが、例えば道路標識でこれらの規制のPR、あるいは報道関係へのPRについてお伺いいたします。さらにまた市当局で去った2月21日の名護署の発表の中で地域住民、あるいはまた市当局とその問題を煮詰めていくというふうな発表でございますけれども、これまでの経過、さらには総合事務局へのこれらの問題の折衝経過をお伺いいたします。第4点、パイン対策についてでございますけれども、今議会の冒頭に議長と市長から折衝経過報告、対処策の難しさということで報告がございましたけれども、私は青果と観光農業の奨励についてお伺いしたいのでございます。現在、中山区でパインの生産組合を結成しまして、観光農業ということで大変すばらしくやっておりますが、将来の農産物、パインに限らず果樹類も合わせてと思いますけれども、観光農業についての考え方を承りたいと思います。それとあわせてこのパイン青果とパインの島内での消化でございますけれども、沖縄産のパインについては、特に沖縄へ来られる観光団の皆さん方もよく口々にするわけでございますけれども、なかなか店頭、旅館、ホテル等でパインを出してくれないという風評もございます。名護市においては、そういった生産が北部でございますので、率先してPRすべきじゃないかと思いますので、そういったPR、島産品愛用という進め方、具体策は持っておられないかどうかお伺いいたします。第5点、東江小学校の問題でございますけれども、運動場北側排水溝の問題でございますけれども、そこは東江小学校の敷地ということで承っておりますけれども、むしろ工場側の排水という感さえ受けております。将来に向けてプール等の計画などとにらみ合わせた上でいろいろと策があろうかと思いますけれども、排水溝の整備というふうな点でどう考えておりますか、お伺いいたします。さらにまた体育館、現在建設中でございますけれども、工期はかなり遅れておりまして、子供たちをはじめ父兄の皆さん方も今度の卒業式は新装なった立派な体育館でするんだということで期待しておりますけれども、また業者もこれに間に合わそうということでやっておりますが、工事を急ぐあまり、また体育館の大事な場所である床工事などにミス等があってはいけないということで、教育委員会ではその工事に対するチェックなど等がなされているかどうかお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) お答えいたします。県道116号線でございますけれども、県道116号線都市計画道路部分については、ただいま質問がありましたとおり土地の買収、その他の関係でやる予定になっておりません。これは本部町もそうでございます。地価が高いということで、予算やりくりできないのが理由でございまして、現状、一部手直しして使うということでございます。これは海洋博後の工事として取り組むことになっております。歩道についてでございますけれども、一応は海洋博終了した時点で設置しようということでございます。それから為又線でございますけれども、為又線は本来ならば49年度予算でやるべきものでございましたが、ただいま116号線が工事中でございますので、バス路線の代行線として使用中でございます。ですから、両方の工事一遍に始めると、いわゆる伊豆味線のバス路線が止まりますので、どちらかけりをつけてやろうということで、とりあえず116号線を先にしております。それが完成し次第、着工しようと思います。それと同時に伊豆味線の為又回りも具体的にバス関係の皆さんと相談を詰めていきたいと思います。それから保育所の問題でございますけれども、待機児童をどう処理するかということでございまして、現在525名の待機ということになっております。しかし、4月に120名処置するので、また新しく新年度もつくるということでございますので、いずれにいたしましても、こういった問題、保育所を3つも、4つもその年につくるということにはいきませんので、これは年次的に解決するよりほかはないと思います。東江保育所で120名収容が108名ということはどういう理由かということでございますが、3歳児未満保育所は沖縄では1カ所だけで、これについては資料もなければ行っているところもないということでございまして、果たして当初から120名を入れて運営するということになるといろいろな支障を来しますし、また保育所構造とかいろいろございまして、収容は120名ということでございますが、私は108名くらいでスタートして、その後ほかの保育所も見て根本的な運営をしようということで、あえて1年間108名にしております。案の定、手洗い便所とか早急に改善しなければいけない問題が出ております。そういったことで新しい年度は、そういったものも早急に改善して、本来の120名の保育所の機能を果たしていきたいと思います。それから保育所の構造と規模でございますが、規模縮小してやれないかということでございますが、60名規模でも、30名規模でも法的な管理などで差がないということでございまして、ただいまのところ保育所配置は各地域に1つずつ配置しようということで配置されております。羽地、久志、屋部は私立ということで、地域単位に配置されておりますけれども、やはり待機児童が集中しておりますのは旧名護町で、今年度までは一応市街地を対象にしようということでございます。規模縮小の保育所ということでございますが、果たしてそれでいいのか、あるいは幼稚園と保育所を兼ね合わせたものをつくるかということは、その辺十分検討を要する問題でございまして、教育長にも問題提言いたしまして、幼稚園併用ということでどうかということで、両者で検討を進めているというのが実情でございます。ご質問の規模を縮小して各地域に置くということは、ここではどうするということは申し上げられませんので、ご了承願いたいと思います。それから構造についてでございますけれども、先ほども申し上げましたように、一部保育所の内部の手直しは必要でございます。そこで、今回特に東保育所は手直しの予算をお願い申し上げている次第でございます。それから優先入所制度の問題でございますけれども、保育所はまず保育に欠けているかどうかということが第一でございます。それによって入所させるとか、入所させないとかというのが決まっておりまして、特別の理由があるときは、私たちは特別に扱うし、また年度内においても定数オーバーさせても、そういったことを取り扱っております。具体的に申しますと奥さんが急に長期の療養を要するとか、あるいは両親のうちのどちらかが急に欠けて、保育に欠けるというときは、臨機応変に現在でも入所させております。それから保母の育成と労働条件については、最近は有資格者が大変多くなりまして、需要よりむしろ供給が上回っているというのが実情でございます。そういった意味で保母の育成についは、私たちはさほど心配しておりませんが、ただ労働条件でいろいろと問題がございまして、ややもすると公立保育所に雇用関係が集中するということは否めない事実でございます。それについては給与手当をやるということでございます。通常の場合は、大体60人定員の場合は所長が保母の資格を持っておりますので、1人欠けるときは所長に代行していただくということで、何とか問題解決できるんじゃないかということでございます。それと120名保育所の場合ですけれども、中央保育所の敷地変更をお願いしておりますし、どちらか一部の保育所を、いわゆる年齢の高い子供を中心にしてやりたいということで、これから出てくる余裕のあるもので、そういったものをカバーしていくということで、いわゆる保育所の合理的な経営で運営させていこうということでございます。それから遅れた場合にどうするかということでございますが、それは1時間くらい遅れても支障を来さないようにということで、時間差出勤で配慮しております。次に海洋博時の交通網についてでございますけれども、通勤通学のバスの確保についてということでございますけれども、これについては十分県の交通部とも話し合いを進めております。特に海洋博会場に行く直通バスについては、特定の路線を専用路線に指定いたしまして、現在走っておりますバス路線には、海洋博関係のバスを入れないようにするとか、そういったようなことを極力進めながらやろうということで、交通部のほうとは話を進めております。具体的な詰めについては、これから後、漸次詰めていきますが、大方の点については、そういった形でなされておりますし、さらに市内におけるところの交通混雑を防ぐためにも、この間、新聞でも発表されているように、警察では一応交通規制を行っているのでPRして、そのときの混雑を最小限に食い止めようということでございます。特に市といたしましても、積極的にこういった問題については、共同の責任で処理しなければいけないということで、これからあと懇談会等を行って趣旨の徹底を図っていきたいと思います。それから道路標示機の設置でございますが、どうしても交通規制をしますと道路標示機も必要でございますので、そういったものも市、県、国の責任で、責任の分野を明確にいたしまして、そういったもののてこ入れをしていきたいと思います。さらに住民の足であるところのバスが、観光、海洋博のために取られることはないかということでございますが、これについて海洋博専用バスは、国でも助成金を出して特別に購入させるというような計画を進めているようでございますので、そういった面については、極力弊害が市民には及ばないように努力していきたいと思います。駐車場の設置でございますけれども、ただいま海岸の都計街路ができ上がりまして、それと関連して用地など等も出てくると思います。そういった用地など活用して、駐車場を設置していきたいという考え方で、予算の中には要求しております。パイン対策についてでございますけれども、青果と観光農業でございますけれども、ご指摘のとおり中山でただいま青果組合ができまして、パイン農園を観光園として青果を売るという計画がございますので、そういった計画については市としても積極的に応援しようと。青果の売買についても市内にある海中公園、その他個人タクシー協会とかそういった関係で、観光客を相手にしている方にも協力要請して、青果の販売を拡大していくような方法で進めております。それからパインの島内消化でございますけれども、これはさきにも申し上げましたように、一大キャンペーンを起こさなければいけないと思います。実際に沖縄でパインをつくっておりますけれども、私たちがあまり沖縄産のパインを食べないということが不思議な事実でございますので、これは機会があるたびに婦人会生活改善グループの集まりの皆さん方にPRしてやりたいと思います。次に東江小学校北側排水溝の施設でございますが、ご指摘のとおりこの排水溝大変危険でございます。だからといって、これを多く使っているのはオリオンビールの排水でございますので、これから具体的にオリオンビールとどういった形で処理していくか詰めていきたいと思います。それから体育館工事が遅れているということでございますが、そのとおりでございまして、東江小学校では新しい体育館でできるようにしていきたいということで、ハッパをかけております。ご指摘のように工事に疎漏のないような指導監督をしながら、ぜひ卒業式には間に合わせたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 次に23番 北城善福君、一般質問を許します。 ◆23番(北城善福君) 最初に施政方針に対して質問いたします。市長は、一昨日の議会開会冒頭の施政方針の中で、「経済至上主義から脱却して、より望ましい次の世代の基礎を築くということであります。そのためには短期的には経済至上主義のひずみの是正、つまり福祉施策の充実、第一次産業のてこ入れ」となっております。50年度の予算を見ると1,274万円の減になっているということは少しも新鮮さがなく、ただ作文の感がいたします。食糧危機が叫ばれている今日、このような予算の措置はなぜかお尋ねいたします。第1点、都市計画についてでございますけれども、名座喜原へ抜ける宮里の一部生活道路の問題でございますけれども、農作業道路の必要となっている道路は、10年前から道路幅員計画はされていると思いますが、いまだかつて道路幅員はおろか、仮設された側溝排水のはけ口さえ悪く、人家に浸水する状態で、10年もその状態が取り残されている今日、市長は道路の幅員の解決をやる気があるのかどうかお伺いいたします。その後、年がたつにつれて周囲の土地代はますます高騰しているし、その道路は最近道路幅が狭く非常に交通事故の多いところでございますので、ぜひ善処策をしていただきたいと思います。第2点、宮里市営住宅の件でございますけれども、市営住宅に入居するときに入居条件があったと思いますが、入居させた人はどういう条件で入居したのか。すなわち1種、2種ということで、月収を計算してやるということは、私は聞いておりますが、その人たちを見る限りにおいては、夫婦共稼ぎの人が入っている気がしてなりません。その人たちは自家用車も乗り回しておりますが、その人たちの資格審査はどういった形でやったか。資金は市がやったのか、県か国か、お聞かせ願います。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) 大変おもしろい施政方針に対する反論で、後退するようだということでございますが、それを予算が少なくなったから後退するということでございますけれども、屋我地におけるPPの事業が終わりました。その分の予算がなくなったということ、それから真喜屋におけるPP事業も去年度で大部分消化したということでございます。そういった大型のプロジェクトが今年は大体完成を見まして、今年度は総需要抑制などによって減ったということでありますが、本件につきまして厳しく叱責されたことはありがたく思い、これから減らさないように努力したいと思います。都市計画について、道路幅員についてということでございますが、ご指摘のとおりこの計画は大西町長のときに計画がなされております。ですから、確かに10年以上の年月を経ていると思います。しかし都市計画の本格的な工事は、私が町長になったときからしかやっておりません。それからすると、ようやく6年になります。ご指摘の事実については、さきにも申し上げましたように、50年度で一応はあの地域の区画整理の計画書を作成しようということでご説明申し上げたとおりでございます。50年度でそれができますと、51年度からはいよいよ工事に着手するという運びになります。そういったことで地域の皆さん方には大変ご迷惑をかけて申し訳ございませんが、やっぱり計画に基づいて作業を進めるということになりますと、そういった方向にしか仕向けられないと思いますので、よろしくご了解願います。なおこの道路について、いろいろ危険なことがあるということでございますけれども、危険なものについては表示、その他現在の予算の範囲内で対処できるものについては対処していかなければならないと思います。これは後ほど検討させていただきたいと思います。それから公営住宅入居条件についてでございますけれども、条件は確かにご指摘のとおり1種はいくら、2種はいくらということで規定されているわけでございます。もちろんそれを裏づけるのは税務署の所得調査とか、そういった裏づけ資料しかないわけでございまして、そういった資料に基づいて私たちは適、不適を決定したわけでございます。がしかし、道路の移転のために特別の事情があって優先入居やむなしという方もございます。それからもう一つ、名護市内に医者を引き止めるということで、お医者さんに特別に割り当てております。それなんかもはっきり申し上げまして市長の配慮というようなことになるわけでございますが、それで一部の方にはしわ寄せということは、私らも反省いたしますが、やっぱり市内の医療人確保ということからしても、そういった便宜も図らなければいけないということでございます。ですから、これから後の入居についてもひとつ厳しく条例など等と照らし合わせて、条例など等で制限していきたいと思います。ただご指摘のとおり、夫婦共稼ぎで車を乗り回してるということについては、全く新しいことでございますので、一応調査させたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 23番 北城善福君。 ◆23番(北城善福君) 道路の幅員の問題でございますけれども、10年も前からそういう話はあるということでございます。その時点に道路にかかっている人たちとの話し合いしたことがございますかどうか。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) その当時、私は町長ではありませんので、 ○議長(玉城清吉君) 23番 北城善福君。 ◆23番(北城善福君) 私が言うのは、以前から計画されているので、継続されて引き継がれているかということでございます。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) やっておりません。がしかし、これからあと具体的な計画書をつくるということになりますと、当然のこと話し合いの対象になります。今のところやっておりません。 ○議長(玉城清吉君) 次に18番 花城清典君、一般質問を許します。 ◆18番(花城清典君) まず最初に、県道110号線についてでございますけれども、この問題は先ほどの松田議員から質問されておりますが、私も去った12月定例議会でもやっておりますが、重ねて質問いたしますが、まず最初に、舗装はいつごろ完成するかということでございます。県道110号線の約2,500メートルがいまだだに舗装されず、粉じんをまき散らしております。普通、交通量の多いところ、部落内はどこでも舗装されております。名護市内でやっていないのはこの110号線だけでございまして、そのために真夏の暑いときは、窓を閉めていなければなりませんので、公害をまき散らしている県道を1日も早く舗装してもらいたいと思います。なかなか思うようにできないということでございますので、部落内分けてでも早急に舗装させることはできないのかどうかお尋ねいたします。次に改修についてでございますけれども、県道110号線2,500メートル、昭和40年10月19日に県道に認可されて10年にもなりますが、いまだに供用開始されておりません。そういうための舗装、改修と思いますが、わずか600メートルしかやっておりません。300メートルやったり、150メートル、 200メートルやったりということで、この分ではいつになるかわかりません。市長は先ほど200メートル執行ということでございますが、しかしこの前二、三名の方々と北土木事務所へ行ってお伺いしたら、国庫補助とかで一遍にすることはできないかと言ったら、それは到底不可能だと。しからばまた100メートル、200メートルの工事をするのかと言ったら、おそらくそうなるでしょうということでございます。そういったことでございますので、53年で果たして供用開始できるかどうかお伺いいたします。また改修しなくてもできるかどうかお伺いいたします。その道路が供用開始されていないために、10年前から今まで旧名護町と屋我地と2,700万円も県道のための維持管理費として使われております。その計算は現在の金に計算してでございますが、未改修地域が約1,600メートルでございます。市のグレーダーで、年間4回ぐらいで64万9,000円の人夫賃など1,600メートルで、そうでございます。この道路は終戦直後の道路で、水門としてつくったのが今までの道路になって、道路の表面が落ちて、それを鉄板や鉄筋などで簡単にかぶせてある橋梁でございますので、非常に危険な状態でございますが、市当局としてこれを調査したことがございますかどうか。また、もし同道路で事故が起きた場合に、その責任はどこにあるのかお伺いいたします。それから潰れ地の補償でございますけれども、昨日の親川議員の質問に対して、市長は全然支払われていないということでございますけれども、私の調査の範囲では一部支払われております。支払われていないのは、潜在地主とか、名義上の問題で支払われていないか、もう数年になるが、その間でいろいろと現状の整理などをやって、何どきでも取れるような状態になっているのが相当件数ございます。それに対してどういう形になっておりますか。また昨日の答弁は親川議員の質問に対して、調査しないで答弁しているのかどうかお伺いいたします。第2点、畜産行政についてでございますけれども、長期施策はどうなっているか。畜産の規模も大きくなり衛生問題等いろいろありますが、市として対処策はどうなっておりますか。優良施設、または畜舎についての助成策についてでございますが、農業は優良農機具、漁業も機関とかいろいろと助成策もございますが、畜産も例外ではありませんが、いま一つ他産業に比べて助成策が欠けているような気がいたします。現在ではふん尿処理やいろいろな面で、畜産農家が独自でやっておりますが、それに対して市の助成策は必要ではないかということでございます。それからふん尿処理に対する行政指導、担当課長にお伺いいたします。ふん尿処理にはどんな形式があるのか。例えば乾燥するとかいろいろございます。それを皆わかっておりますかどうか。また市としてふん尿処理に対して優良機具とか指定したものがあるかどうか。あればそれを答えてもらいたい。またどんな機械や機具、施設があるのか担当課長はそれを知っておりますかどうか。現在あっちこっちで話を聞きますと、畜産農家が独自でつくったものに対して、担当職員がこうこう、こうではないということでケチをつけているということでございます。特に畜産問題は、市長の公約でもありますように、畜産団地、市場、畜産農家の所得向上、流通整備の問題、いろいろうたっておりますので、その面からもお答え願います。それからふん尿処理に対して、保健所や関係者と話し合ってやっているかどうかお願いいたします。それから土地改良事業についてでございますけれども、これは松田議員に答弁がございましたので削除いたします。なお規模の拡大でございますが、答弁にありましたが、現在部落で地域の人々にはそういうことで非常に必要だということで話し合っておりますので、ぜひ拡大してもらいたいと思います。第4点、保育園についてでございますが、施政方針の中にもございましたし、また議員の質問の中にもございましたけれども、設置の場所はどこに予定しているのか。また屋我地区域で非常に保育園設置してくれという要望がありますが、申請があったかどうか。また申請があれば、すぐ設置してもらえますかどうか、お伺いいたします。次に自然休養村についてでございますが、施政方針の中で後日明記するということでございますので、詳しいことはそのときに期待いたしまして、ただこれだけお伺いします。推進母体はどこにあるのか。うわさによりますと県の負担があるとのことですが、その点どうなっておりますか。また新聞紙上では50年着工ということでございますが、どうなっておりますかお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) お答えいたします。県道110号線については、ただいま答弁にしたとおりでございます。ただいま部落内だけでもできないかということでございますので、それについては県道でございますので、後日県と調整してみたいと思います。それから供用開始、53年予定、県道でございますので、私たちがいつやりますということでお答えできません。私といたしましても県にいつやりますかと言ったら、53年というので私たちも53年ということで答えるほかございません。それから橋の件でございますが、済井出のほうにある橋は今回改修しました。 ○議長(玉城清吉君) 18番 花城清典君。 ◆18番(花城清典君) それではありません。橋というより水門としてあるのを使って、合併以前に既に落ちておりました。それを鉄板などで修理しております。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) これについても県道でございますので、県のほうにその旨、話し合いたいと思います。供用開始されなくても県道でございますので、県の責任でやってもらいます。 ○議長(玉城清吉君) 18番 花城清典君。 ◆18番(花城清典君) 維持管理は市ではありませんか。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) 本来ならば県がやるべきでございます。ただ県が供用開始されていないということで、投げられておるので、市としては市民に迷惑をかけてはいけないということでやっております。それから潰れ地の補償されていないということはどういう意味かということでございますが、現に親川議員が聞いたところは支払われていない。ただ屋我地は一部払われております。その辺に羽地の住民が問題あるわけでございます。ですから、どういった答弁するのかということでございますが、事実は、あなたのところは一部お支払いいただいていますが、羽地地区は払っていないということでございます。その辺は、私は全部払っていないと申し上げました。次に畜産の長期施策ということでございますが、これは大変難しい問題でございまして、畜産については、やはり沖縄というのは立地条件がそろっておりますので、畜産についてはかなり力を入れていかなければいけないんじゃないか。市としても放牧牛など助成して放牧牛の方向へ仕向けていきたいと思います。長期的にはやっぱりそういったものを生産したり、奨励できるものが必要ということで、私としては北部食肉センターの建設にも力を入れております。ブロイラーもそうですが、先ほど申し上げましたとおり、大手の皆さん方が沖縄のいい条件をフルに活用して、外国産をどんどん入れているので、かなりしわ寄せが来ているということが言えます。そういうことでは奨励政策的なものは市町村がやっても効果が薄いので、これは全県的なものとして、中央会そういったもののてこ入れも必要になるんじゃないかと思い、それとあわせて市は監督などに力を入れてやっていきたいと思います。それから畜産の助成について他の種目に比べて補助が少ないんじゃないかということでございますけれども、ただいま畜産団地造成に対して幾千万円という助成しております。それは1カ所だから、そういうことで大きく見えませんが、その他畜産に関しましても優良機具と思われるものについては、補助を与えるように畜産課で予算化しております。その他のものについては、まだ具体的に決定を見ていないというのが実情でございます。そういったものが決定を見るようになりましたら、それについては一応、その時点でなお検討してもいいと思います。いずれにいたしましても、畜産だけを特に冷遇するということじゃなしに、現に予算支出しておりますし、これからも必要があれば当然のこと助成の対象にしていかなければならないと思います。それから土地改良の規模拡大については、先ほど回答申し上げましたとおりでございます。保育所設置でございますけれども、保育所設置について屋我地地区から要請ございました。しかし60名保育所をつくると遊休施設になることがございますので、一応は待機児童の量が集中しているところをやろうということでございます。場所は名護でございます。自然休養村でございますが、これは屋我地における自然休養村は地元と国、県あたりが助成してつくろうというのが自然休養村でございます。農林省の事業の中に入っておりまして、ほかの事業のように沖縄開発庁の事業ならばすぐ施行ということでございますが、農林省は農林省の予算として取り扱うわけでございますので、今回の予算、まだ最終決定を見ていないので、最終的に決定し次第、県のほうの予算などを決めて、後日話し合いしようということでございます。ただ屋我地における新規事業まかりならんということでございますが、これだけは新規事業ということで割り込まれておりますので、私としては、これについてはせっかく農林省も措置してくれたからぜひやりたいということでございます。 ○議長(玉城清吉君) 18番 花城清典君。 ◆18番(花城清典君) 先ほどの道路の責任の問題でございますが、供用開始がなされていない道路に対しては、あくまでも市町村に責任があると思いますが、どうですか。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) 私らの解釈としては、県道と名のつくものは県の責任ということで解釈しております。 ○議長(玉城清吉君) 18番 花城清典君。 ◆18番(花城清典君) はっきりしたことはわからないのですか。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) そうです。それについては後日また県と調整したいと思います。もし市町村の責任ならば当然市町村の補助金で道路の改修も行わなければなりませんが、供用開始されていないが、県の全額負担でやっております。そういったような捉え方からして、私としては供用開始前の道路でも県道ということで、はっきりしているのは県の責任じゃなかろうかというような捉え方をしております。確実にそういうことだということじゃなしに、私も県と話し合いしたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 18番 花城清典君。 ◆18番(花城清典君) 1日も早く市としても調査して実情を確かめてもらいたいと思います。それから畜産課としてふん尿処理に対して、例えば皆さん方が奨励するものを指定してありますかどうか、お伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 畜産課長 大嶺正助君。 ◎畜産課長(大嶺正助君) これは法令の厳しさがございまして、現況では生産に見合うような設計が難しいということで、他府県でもいろいろな方式で取り上げられて研究をやっているようでございますが、それについて現在は、職員の研修とそういったことで検討を進めている段階でございます。 ○議長(玉城清吉君) 18番 花城清典君。 ◆18番(花城清典君) では、皆様から見てこれは優良機具などと感じたのはございますか。 ○議長(玉城清吉君) 畜産課長 大嶺正助君。 ◎畜産課長(大嶺正助君) 従来手で取っていたものを、そのままの状態で乾燥させて製品化されていることで、いい傾向だということで観察しております。それと鶏ふんの一次乾燥機が設置されております。鶏ふん乾燥機は脱臭装置、大気に果たして悪臭が除去できるかどうか、そういった面を観察しながら、これを推進していくかどうか検討を進めております。 ○議長(玉城清吉君) 18番 花城清典君。 ◆18番(花城清典君) 臭気も効果が上がっているようでございますので、調べてください。それから保健所、衛生課とのタイアップはどうなっておりますか。
    ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) これはぜひ必要で、どちらかというと県のほうで施設改善監督とか、取り締まりをする方法を講じておりまして、私たちとしては、それの改善を取り組んでおります。問題が出たら県の家畜衛生所、先ほども申し上げましたとおり環境保全部の出先機関、名護保健所とタイアップして指導しております。 ○議長(玉城清吉君) 18番 花城清典君。 ◆18番(花城清典君) ぜひそういった優良のものがあれば助成してでもやってもらいたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 休憩いたします。休憩(午後2時42分)再開(午後3時0分) ○議長(玉城清吉君) 休憩前に引き続き会議を開きます。次に6番 安里 進君、一般質問を許します。 ◆6番(安里進君) 一般質問を行います。まず最初に職員採用についてでございます。最近、市民の間から市民に等しく市職員になれるような機会を与えてほしいということがよく聞かされます。昨年1月から12月までに退職したのが29名、採用されたのが71名、その中で私が聞きたいのは試験採用で採用されたのが幾名か。また試験の実施はその間、幾回したのか。市長は議員時代から試験採用制をとってきた方でございまして、最近、手引きによる採用が多いということがよく聞かされますので、その辺を聞きたいと思います。それとも全部試験採用で職員になったのか。幾名か採用するときに、採用規程に基づいてやっているのかどうか。そういうものについてお伺いいたします。第2点、ビーチの管理についてでございますけれども、この間、私、喜瀬から回ってまいりましたが、喜瀬、幸喜の海岸ビーチは昨年でしたか、無料海水浴場に指定されたと思います。その後キャンプ地に変わりまして、海岸沿いの民家が非常にレジャー公害を受けているということを、向こうの住民から聞かされておりまして、私は調査しておりますが、各民家の資材かれこれ引き出されて、キャンプ用の薪にされたり、水道を使用してガランを壊されたり、去年喜瀬のビーチにシャワーを設置しておりますけれども、そのさまたるや、惨たんたる姿とは言わないまでも、シャワーの蛇口も壊して、便所の扉も外れて、一体その管理はどうなっているのかということが住民の中からもありましたし、管理は委託されているということでございますが、指導が全然なされていないような感じがいたしますし、ビーチも空き缶などで衛生管理が行き届いていないと思います。その辺をあわせてお伺いいたします。唯一の砂浜でございますし、いろいろ積極的な管理体制をとってもらう必要があると思います。第3点、行政区の再編について、名護市が発展するに伴い、市街地である字名護と宮里はどっちまでか、なかなかわからない。そこで末端部落行政などいろいろ支障を来しており、不便を囲っております。そのようなことについて、市では行政区の再編についての計画があるのかどうか。それともう一つは、学校区でも大きな問題がございます。例えば東区では名護小、東江小の両方に行っておりますけれども、この前も幼稚園、小学校の入学問題で、教育長を招いて懇談いたしましたが、そういう場合にやはり教育的な観点からしても問題があります。例えば隣近所でございますけれども、こちらは東江小、こちらは名護小ということで非常に困っております。それで教育的観点からと言いますのは、一方ではかばん持って学校へ行きますけれども、一方では遊んでおります。そういうことで隣の人やほかから来た人が見ても怠け者みたいな変な目で見られます。例えば東江小学校では日曜日運動会で月曜日休みということで、区内の教育にも支障を来しておりますし、学校区の線引きも計画されていますかどうか。教育長の話では6カ年予定しているということでございますが、4クラスですから一気にすれば移せる可能性がございます。ちびりちびりやると地域のしこりが出てやりにくいと思いますので、その有無についてお伺いいたします。第4点、市街地の道路舗装についてでございますけれども、名護大通りを一歩入りますと舗装状態は極めて悪いわけでございます。他府県の訪問者は、こちらは買物公園ということでございますが、この道路は一歩入ると大変悪いがどういうことかということを聞きましたが、旅館街が多いし、病院も二、三カ所ありますし、患者などが雨降りなど非常に支障を来たしております。そういう面でいずれも入ったらよくわかると思いますが、舗装が非常に悪い。10年くらい前、市の補助を出して、受益者も出して負担しておりますが、今はぼろぼろの状態になっております。特に照屋病院前の通り、横線につながる道路はほとんどそういう状態でございまして、この前も患者搬送のときにじゃぼじゃぼの中から、熱を出している患者を搬送しなければいけないということでございまして、地域の人々から買物公園の構想もすばらしいけれども、ちょっと中に入ればばらばらだということで、道路どころではないということで苦情もありますので、その辺50年度舗装を計画されているけれども、一体幾カ所で、延長はどのくらいの目標かお伺いいたします。第5点、市庁舎の建設計画でございますけれども、これは去った定例議会でも、市長は今期の下半期に建設ということでございましたが、多分、市長は昨年8月8日、木曜日に出した「社会大衆」という新聞の中には、これは社会大衆党の機関紙でございますけれども、新市6カ年計画は前期4年で、既に14%の執行率であり、市庁舎も次年度計画に入っていると言っております。しかしながら、私は50年度の予算を見たら調査費すら出ておりません。建設となると、おそらく2カ年くらいになります。いま調査しないと建設するのに難しいと思います。調査費すら持っていない、福祉が優先するといいますが、名護市に来るお客さんはほとんど愚痴をこぼしております。サービス面からしても私は庁舎を早期に計画する必要があると思います。しかしながら、予算との都合がありますが、今から調査してやらないと早急にできる問題ではないと思います。庁舎は庁舎、機構は機構としてできると思います。そういうことで、市庁舎をつくる計画は次年度で計画しているということでございますが、あれはあくまでも選挙民への宣伝であったのか。そうでありますということで8月8日に言っておりますが、6カ月の間にどういう変化で変わったかどうかお伺いいたします。第6点、名護高校前道路についてでございますが、これは5,000万円以上の金を国へ返すということでございますが、その後の状態について私たち聞いておりませんので、一体その後どういうふうな状態になっておりますか。そして残された人との折衝はどうなっておりますかお伺いいたします。第7点、畜産についてでございますが、これは随分質問出ましたけれども、私もこの前、八重山に行って随分感じましたが、名護市の畜産は随分低迷しております。他市町村に比べて非常に劣っております。と申しますのは、だからこそ今議会の一般質問には多く出ていると思いますが、私は1点だけこういう構想はないかどうかお伺いいたします。特に従来10頭くらい養っている養豚農家、あるいは小さい養鶏をしております農家の方は、非常に苦しいのです。企業は別として零細農家に対して、いつも不安定な状態でございますが、もうかるときはもうかるけれども、落ちるときは落ちて、大変苦しい状況を聞かされますので、名護市独自の畜産安定化基金を設けて、必要なときにそういった資金を貸し付ける名護市独自の基金制度を設けることが必要と思いますが、そういう計画がないかどうかお伺いいたします。第8点、出資金の利用について、名護市は信用保証協会、林業、漁業関係、いろいろな面で出資しております。しかしながら、この利用状況がどういうふうになっておりますか。林業関係がどういうふうに利用しておりますか。あるいは畜産、あるいは漁業関係の人たちがどのように利用されているのか。我々市が出した出資金の利用状況についてお聞かせ願います。最後に工事の入札についてでございますけれども、毎年工事をし、入札落札、あるいは随意契約して落札するわけでございますけれども、落札後契約締結不履行になった場合、それはどういう取り扱いをしておりますか。私は疑問を抱くところがございますのでお伺いいたします。あっちこっちにそのようなことが起こっているわけですけれども、例えば締結契約不履行した場合に違約金なんか、そういう面で対処するわけでございますけれども、そこでそういう違反行為した方に対して、指名入札の指名を止めるというふうなことが必要と思います。また、そうしていると思います。例えば君はこういうことだから入札控えておこうということになると思います。しかしながら、私が見た範囲では、一事業部門に対してだけであるようでございます。例えば都計事業といたしますと都計事業の中での指名を中止しているわけでございまして、ほかについてはどんどん入札しているような状態でございます。名護市の事業にそういう不利益をこうむらせた人に対して、一部では都計事業だからそうする。ほかではやってないから、例えば校舎の入札に指名する。そして落札してやっていることが事実あるわけでございますが、そういうことに対しては統一した見解があるのか、市長のお考えをお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) お答えいたします。第1点、職員採用について、ご指摘のとおり前年度採用試験による採用したのが、消防関係のものと保母の皆さんも職員採用試験によって任用されております。一部は臨時の者を昇格するということ。それから去年の場合は教育委員会あたりでは養護員とか、その他の職員かなりやめられておりますので、そういったものは地域性を考えて地域から採用するということでございます。それからあと、中堅幹部については県から、あるいは国から呼ぶとかそういったようなことで、引き続きやっている職員もございますし、それは適材適所に採用をやっているということでございます。それからビーチの管理については、ただいまのところ、あれはシャワーとかトイレについては地元の人に管理するように委託しておりますが、今のところ私のところにはそういった苦情が来ておりません。多分担当課までは来ていると思いますが、私の方に来ておりませんので、それについてはこれからあと十分調査のうえ回答したいと思います。新庁舎の計画について早期に建設する、これは変わりません。ただ県のほうとある土地をいま折衝しているわけでございます。その土地の折衝が済み次第、見通しつき次第、計画に入ろうということでございます。県のほうは県のほうで財政的な問題がございまして、総合庁舎をつくるとかいろいろな問題で、問題に出くわしておりますが、土地とかについては既に話し合い進めております。ですから、後半にはぜひ新しい庁舎をつくるというような考え方は変わっておりません。それから名護高校前の道路については、その後の経過についてただいま引き続き折衝を進めております。一部近く解決する運びになっておりますけれども、一番大きい方についてはまだ、糸口さえ見い出せないという状況でございますし、とりあえず今年度でできるものはできるだけ処理いたしまして、長期的な考え方に立ちまして、根気よく折衝しようというような考え方でございます。畜産についてでございますが、いろいろ捉え方もあろうかと思います。批判は批判として、私は甘んじて受けます。ただ畜産安定化基金を名護市独自の立場でやれないかということでございますが、こういった共済的なものは、全県的な組織でやるのが効果上がるということで、現在、卵とか肉用牛は安定化基金協会でお世話しておりますし、現在計画を進めているのにブロイラー、子豚生産などの計画等もございます。小さな市でやると資金の限度というのもおそらく制約されてきますし、そういったものについては、やっぱり大きな組織の中でやったほうがよろしいんじゃないかというような考え方でございます。 ただいまのご指摘を受けまして、私どもといたしましてもそういったような制度については、これからあと市町村段階で果たしてどの程度できるのか、資料収集させて検討してみたいと思います。それから出資金の利用について、信用保証協会への出資金の利用状況がどうなっているのか、内容がはっきりしませんでしたので、商工信用協会ということで捉えておりまして、ただいまのところ農業基金、水産基金など等の信用保証協会の資料を持ち合わせておりません。商工関係の信用保証協会につきましては、資料がございますので報告しておきます。出資金3,264万2,000円のうち、名護市は131万8,000円でございます。それから保証金の推移がどうなっているかと言いますと、昭和47年全県で620件、12億225万5,000円でございまして、そのうち名護が8件で3,160万円の保証金額になっております。48年度全県1,288件、金額にして38億2,246万2,000円、そのうち名護市の分が24件で6,300万円、49年度4月12日まで全県で148件、金額にして85億1,872万7,000円でございます。そのうち名護市の分が41件、1億9,980万円、そういうようなことで、これは商工信用保証関係のものでございます。農林水産については後ほど資料を収集して、機会を見てご報告申し上げたいと思います。それから工事入札についてでございますが、落札後の契約不履行取り扱いについてでございますが、一応は関係課については、2カ年間は入札止めようということで、入札止めておりますのが実情でございます。特にあの当時は経済の大混乱の時期でございましたし、そういったような諸般の事情からいたしますと、1つの課でも2カ年止めるとかなりこたえるということで、とりあえず関係課については向こう2カ年は入札を止めようということでやっております。それから行政区の再編についてでございますが、行政区を再編する計画があるかということでございますけれども、これは世論といたしまして、行政区をこの際はっきりさせるべきで、しなければならないということは方々で湧いていることは事実でございます。しかし非常に難しいことでございまして、これまで試みたり、また指導してまいりましたが、いずれの場合も完全な状態でこれを結ぶことはできませんでした。いつでも問題を残して今日まで来ているわけでございまして、やはりこれからあと部落が大きくなるとどうしても行政区の再編は検討しなければならない状態に追い込まれる気がいたします。ただ法律上行政区について、自治法の上では行政区の編成は全く認められていないのが実情でございまして、便宜的に行政区を置くということでございまして、そういったものなど等もございますので、これからあと十分検討していかなければならない問題じゃなかろうかと思います。それから学校区域の再編成ということでございますけれども、これは施政方針の中でも申し上げましたとおり、第2中学のオープンをただいま52年度ということで予定やっております。そういったような第2中学の開校など等と並行して、こういう問題を取り組むほうが取り組みやすいんじゃないかということを申し合わせております。ただ、ここで問題なのは、著しく生徒の数が減ると学級編成そういったものに直接、間接影響が出てきますので、東区でご相談申し上げましたように、一部の生徒を一部の学校に送るというような苦肉の策も考えなければいけないんじゃなかろうかという気がいたします。基本的には第2中学の開校するころに、ころ合いを見計らって十分検討したいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 1番目は、できるだけ公平に、市民の市職員になるという希望をかなえてもらいたいと思います。ビーチの管理は十分調査してください。 ○議長(玉城清吉君) 商工水産課長 岸本久嗣君。 ◎商工水産課長(岸本久嗣君) そういうことを聞いておりません。赴任して1月ごろやっております。非常に寒い時期でお客さんもいませんでした。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 私が行ったのは3月4日でございます。一つ調査してよろしくお願いいたします。市長は第4点の問題抜かしておりますので、お答え願います。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) どうも失礼いたしました。市街地の道路舗装についてでございますけれども、大体50年度は1,200メートルほど舗装したいというふうな考え方でございます。これは地域については東江、南区、宮里、それから東区の一部ということで、まだ具体的にどこにどれだけのものを使うということは、これからの設計を待たなければいけません。それからもう一つ、今回の当初予算には、これだけしか組んでおりませんが、これからあといろいろ検討して、特財など等を検討して、市街地の道路排水溝の整備を漸次やっていきたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 市長は、できるだけ陳情に基づかなくてもやるということでございますので、そういった面も積極的にやってもらいたいと思います。それから職員の採用規程についてお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 総務課長 大兼久 巌君。 ◎総務課長(大兼久巌君) ただいまのところ採用規程はございません。今月20日に採用試験を予定しております。要項など総務課に準備しております。 ○議長(玉城清吉君) 次に、5番 我喜屋宗重君、一般質問を許します。 ◆5番(我喜屋宗重君) 一般質問を行います。まず最初に市長の施政方針演説は、先ほど北城議員からも指摘されておりますように作文としか思えんという問題でございますが、私に言わせるならば、本当にこれは市民だましの文章であるとしか言えません。本当に文面深く検討しても、予定される財源など何の根底もないし、しかも5つの柱もやはり政府のとってきた経済至上主義から生まれてきた5つの柱じゃないかと思います。それから先ほどの安里議員の職員採用試験でも25日に予定しておるということでございますが、現在、市の職員の中には、特に農林関係の方には無能な人たちがあまりにも多過ぎる。というのは、ある地区で業者に対して工事など完了したら、全く市の行うのものも個人の金でやりなさいと。そうしないとあなた方は今後の市の仕事には差し支えるということで、横暴な職員がいることを市長は知っているのかどうか。もう一点、あっちこっちの会社をたらい回しにされて、会社では役にも立たないような職員が採用されております。こういう問題も採用時におけるのを私はぜひお聞かせ願いたいと思います。都市開発計画についてでございますが、まず名護市の土地開発総合開発計画、あるいはまた、この間、公聴会を行いました用途地域指定の問題でございますが、その問題を提起する前に一体あの地域の線引きをするのにどの程度の相談をしたのか。どの課とどのような相談をしたのか。確かに都市計画法によりますと10年後に人口いくらになるということが出されております。そうすれば当然、水道行政が追いついていかなければだめで、10年、20年後を考えた水道の計画があるのかどうか。そういう問題でございます。そして、この問題は何も私一人ではなくて、役所に行ったら自治労が役所内にいろいろ貼ってありますとおり、財源の確立で自治を守れと言っております。次に総務課長に伺いたいが、役所にああいうものを貼るときに、どういう規定をしておりますか。自治労だけの役所ではないと思います。そういう問題を加味して都市計画についてお伺いいたします。市の行う事業において、設計施工者にもちろん設計依頼するときに、予算額内示してやらせているのか。そして指名競争入札するときにどういう基準でやるのかお伺いいたします。それから農業政策についてでございますが、昨日9番議員は、農業は国を興すと言っておりますが、市長の農業政策は、私は農民を殺すような気がいたします。市長は環境整備、福祉行政をやっております。やはり経済発展なくしては福祉予算の確立は出てこないんじゃないかと思います。そういたしますと、市では第一次産業の奨励をやっておりますが、日本国民の需給に追いつかず、市では奨励して補助金を出す、それがこの間のパインみたいに国になすりつけ、あたかもどういうわけか選挙のときには、自由民主党になすりつける非常に便利な農振策では困ります。安倍農林大臣は、新農業対策を発表するということになっております。それと同時に全面的に出てくるのは肥料問題でございますが、政府でも2国間問題で国際協定などやっております。その国の行う農業政策に準じた名護市のそういうものを奨励するならば、農民にも安定してとれる農業政策をやるべきだと思います。今のような陳情、目先だけの政策ではできないと思います。そのために市長は、長期的に農業政策としての大まかな長期政策があればお聞かせ願います。その中で特に名護市ができるのは農業基盤、土地開発の線引きの問題が出てきますが、どういうわけか農業委員会でも全く法律を犯している。建築物をそのまま2カ年以上も黙認して、最近になってやっと協議したという問題が出ております。市長はその実情を知っておって、農業委員会に何の指導もしないのか。あるいは第一次産業奨励すれば基盤整備、農振地域の問題など問題が出てきます。次に教育行政の問題でございますが、私は今日の教育はやはり根本から、法律から検討すべきことが迫られていると思います。教育委員会にお尋ねいたしますが、委員会がやっている態度は、教員中心というのが非常に目立っております。教職員の名護分会に補助金を出しております。その分会は法律を犯して3月、4月ピーク時にはストを打ちますということでございます。名護市の将来、日本の将来を担う子供たちを教育する人たち自ら法律を犯しているということは、本当に末恐ろしいと思います。教育委員会はそれを知っているのか。あるいは法律を犯している諸君を黙認しているのか。ましてや補助金を出すのはどういうわけか、はっきりご答弁願います。そしてもう一点、教育委員会は私ども自民党に対していろいろなことを言っておりますけれども、名護市の実情の教育を見ました場合に、崎山図書館の図書の問題でも私が気をつけてもらいたいのは、こと政治に関しては与党、野党があるということを認めてもらいたい。政治部門の図書に関しては、あなたたちの思想に合ったものだけを集めないで、両方の本を市の図書館にそろえるのがいいと思います。しかも成人式のやっと二十歳になった人たちの前で公然と一政党を批判する人たち、買物公園でも反対論があるにもかかわらず、あたかもそれが正しいというふうに一方的なことを言う講師、目的に反する講師を今後名護市に呼ばないようにしてください。最後に固定資産税にまつわる問題でございます。高速道路は税法348条によって非課税になっております。しかしながら、消防法でいうと料金を取る一定の施設は消防法上の設備をしなければいかんとなっております。道路公団がやっている高速道路は、確かに建設費目的で料金を取っております。そうしますと地方税法が優先するのか、今後消防法上、名護市の管轄になりますが、そういう面、いくら国でも悪い法律は改正を要求すべきだと思います。そういうものに対して積極的にやる意思があるのかどうかお伺いいたします。それから私たち名護市議は市民のことを考えて与野党一致で給料は現状どおりということで認めました。しかし、何といっても当局者も同じでなければならないと思います。三役の給与はそのまま認めております。九州37市町村も手当てカットなどやられておりますが、三役のカット返納は考えないかどうか。そして市長は、本当に多くの仕事を果たすためには100のことばより一つの実行が必要でございます。市民サイドに立たなければなりません。職員採用でも非常に思想的な問題がございます。そういう面から私は市長が勇気をもって革新エゴから離れて、純真政治をすれば、たとえ与党からも不信任が出ても私は名護史に長く名を残すことと思います。そのような市長ならば、私は今後とも協力を惜しまないと思いますので、明確な答弁を願います。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) どうも、我喜屋議員から施政方針についてお褒めをいただくとは夢にも思いませんでした。かなり厳しい批判でございますが、それは考え方の相違で、あえて反論いたしません。文章と言うなら文章で結構でございます。私は施政方針でうたわれているのは実施し、少なくとも市民に利益を還元するよう頑張っていきたいと思います。ご批判は私の反省の資料にし、それが市政に反映してよかったと言わしめるようにしたいと思います。それでは、次に申し上げておきたいことは、職員の中に無能者が多過ぎる、事業について市の職員が強制していろいろといじめているということでございますけれども、本件については、私はまだ報告も受けていないので内容が十分わかりませんので、これについてもしそういうことがあれば、十分なる注意をしなければなりませんので、これからあと早速実情を十分尋ねていろいろ検討したいと思います。それから用途地域指定について、線引きの時点で話し合いがなされたかということでございますが、それは両方とも話し合いしながら作業を進めております。それからどうも悪いのですが、私質問の要点というのが絞りにくいので、私なりに質問を絞りましたのでよろしくお願いいたします。長期的な農業政策についてということでございますけれども、これも私の施政方針の中でも出ましたように、やっぱり沖縄というものは、沖縄の地勢にマッチした条件の作物がございます。サトウキビ、パイン、お茶にしてもそうですし、蔬菜、花卉類もかなりあるわけでございまして、そういったような作物をうまいぐあいに取り入れるならば、農業所得もかなり膨れ上がっていくと思います。それと同時に日本専売公社がたばこの栽培について随分力を入れておりますので、そういったことなどもあわせてやっていくということでございます。特に名護市の商工業の発展は、販売力を向上しなければどうにもなりませんので、そういった意味でも農業の所得向上には力を入れていかなければならないと思います。農民を殺すような気がいたしますということでございますが、これについてはあとから具体的に我喜屋議員にご指示いただいてやってもらいたいと思います。それから農業委員会に指導せよということでございますが、農業委員会そのものが法に基づいて運営されているものでございまして、私が一々関与して、どうせい、こうせいと指導し得る立場のものではないということでございます。もし委員会の中にそういった極端なものがあれば、一応は委員会の事務局、委員長をお呼びして、ただいまの質問についてそういうふうな質問があったが、どういうことかということで十分確かめてみたいと思います。固定資産税として、高速道路の件についてでございますけれども、許田から宜野座インターまで9キロでございます。4.5キロが名護市内分で、私が言っているのは消防の救急用の中から言っておりますので、その半分ということになります。そういうことで、もし仮にただいまのご指摘のように、固定資産税の要求をやる意思があるのかどうかということでございますが、そういったようなことについては、私たちといたしましても一応は要求すべきものは要求してみたいと思います。その他は関係者に答弁させたいと思います。財政危機というようなことでかなり突っ込まれたご質問でございましたが、ただいまのところ、私たち名護市の予算編成状況を見ますと、相当予算の中においても別の市町村と変わった予算の編成をしております。支出に関しましては節減されておりまして、特に人件費など等については総予算のうち21.23%ということで、自治省のいう28%にはかなり大きな差でもって下回っております。それはもちろん、先ほど我喜屋議員の言いましたように、議員の歳費切り下げの美しい行為でやっておりますが、そういった面では別の市町村に比べて低いわけでございます。その他もし仮に特財など等というものがございまして、それなど等も差し引いて計算いたしましても、自治省が指定している28.33%という数字からはかなり下回った比率でございます。先ほど三役の歳費を引き下ろす考えはないかということでございますが、名護市の三役の給与を見ますと、向こうのほうは引き下げでも私たちより多いというようなことでございますので、そういったようなことについて、やっぱり予算についてはもっと真剣な立場で、生活費は生活費ということでやっておりまして、これについては、私は確固たる答弁は差し控えます。予算の執行、その他について支障があったら皆さん方のご指摘を仰がないまでも、自主的に判断する意思はございます。そういった意味で答弁を終わります。 ○議長(玉城清吉君) 教育長 比嘉太英君。 ◎教育長(比嘉太英君) 教育に対する強烈な批判、反省させられる面を受け止めております。私たち教育の果たす役割が明日の名護市を担うということでご批判をされましたが、地方公務員法の第37条に規定しております争議行為の禁止を、私もよく理解しております。したがいまして、それぞれの職員には、その争議行為をできるだけ避けてもらうように通告しておりますが、これはあくまでも県、沖縄教職員会という大きな組織のもとに動いているということで、私たち教育委員会としては、それを県教委に報告し、その結果賃金カットの処罰を与えたということを前の議会に一応お話し申し上げたつもりでございます。それから、先ほどのお話の中に補助の問題がございましたが、あくまでも争議行為に対する補助ではなくて、研究活動に対する補助でございますので、その辺補助の使途の明細は、決して争議行為の補助ではございません。それからもう一点、子供の芽を摘むような教育が行われているということでございますが、私たち大人が子供の芽を摘む教育はどこにもあり得ない、またあってはならないと思います。仮にあるとすれば、これは一日も放っておけない重要な問題であるし、いろいろ人間十人十色であるし、こういう場所で教職員の教育そのものが子供の芽を摘むのか、どういうものか、私も戸惑っております。図書の問題で、崎山図書館の図書が一方的ではないかということでございますが、これは図書分類表の購入計画を立てさせるわけで、図書館は市民の利用する場所でございまして、多様に購入されるよう計画、指示しております。もし、それが一方的であるとすれば、早急に図書目録をそろえたいと思います。以上、大変教育行政に対する痛烈な批判の中に、子供の芽を摘むということについて、私はその実態について考えると同時に、今後とも、もしそのような発言がなされたら、名護市内に勤務する多くの教員がそれをどう受けて立つかということで深く考えております。 ○議長(玉城清吉君) 都計課長 比嘉道念君。 ◎都計課長(比嘉道念君) 都市計画事業は内示額を業者に教えてございません。あくまでも単価は極秘でございまして、その作業は職員をしてやっております。 ○議長(玉城清吉君) 5番 我喜屋宗重君。 ◆5番(我喜屋宗重君) 先ほどの市長の答弁の中で、そういう職員がおるなら調べてから考えるということでございますが、実例が出ているんです。実際にそういうものが行われているということでございます。そして、しかも市の職員がやる検査は通ったが、県のやる検査は通らなかったという場所がございます。これは建設課あたり報告聞いておりませんか。 ○議長(玉城清吉君) 建設課長 玉里吉光君。 ◎建設課長(玉里吉光君) 別に聞いておりません。 ○議長(玉城清吉君) 5番 我喜屋宗重君。 ◆5番(我喜屋宗重君) これはある場所で、実際に出ております。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) それはあなたも間接的に聞いておりますし、市職員から聞いていないと思います。だから一方ではそう言うし、一方ではそうではないかもしれません。それで一概にここでどうのこうのということは言えないと思います。実際にそういうことがあったかどうか、職員に聞かない限り実情はわかりません。 ○議長(玉城清吉君) 5番 我喜屋宗重君。 ◆5番(我喜屋宗重君) 私は実際にその業者から聞いており、また市長の言い分もあり得ると思います。私はこの質問をもっとほかの例もありますが、市が調査して今期中にやってもらいたいと思います。この質問は保留させていただきたいと思います。それから農業委員会に指示せよということに対して、市長は法律によってできないということでございます。やっぱり都市計画をする場合に、農業委員会と市長と相談してせよということでございます。旧羽地村で、全く不法建築で、1種農地として指定して地目変更をしていないところに民家2軒と工場が建っております。市は別の名目で工場に補助金を出しております。これはおかしな状態になっております。農業委員会はどうして2カ年もそういうことを許しておりますか。 ○議長(玉城清吉君) 農業委員会事務局長 仲宗根清兵君。 ◎農業委員会事務局長(仲宗根清兵君) ただいまの農地転用についてでございますが、これは我部祖河にある大島紬工場でございます。農業委員会としての意見は2月13日総会で、土地改良地区であり1種農地であるからかわりの替地を求めてやってもらいたいということで、同意できないということになっております。その後2カ月置いて、その場所で違反転用があるんだということで委員から申し出られまして、その日に農業委員会全部行って行って調査しております。そのときは簡単なる小屋でございますので、農業委員会としてはすぐ違反転用を出せということでやりましたが、しかしそれは測量するために2カ月ぐらい遅れまして、48年5月に違反転用出しております。それからずっと県庁で保留されまして、去年6月の時点で再違反転用出して、この間、その措置方法が来ておりますが、大島紬はちょっと告訴ということになるので、慎重を期して県の方も取り扱っております。 ○議長(玉城清吉君) 5番 我喜屋宗重君。 ◆5番(我喜屋宗重君) 残りの民家はどうなりますか。 ○議長(玉城清吉君) 農業委員会事務局長 仲宗根清兵君。 ◎農業委員会事務局長(仲宗根清兵君) 宮城さんのは住宅であるので、農業委員会会長と事務局と打ち合わせして措置したいという公文が出ております。そのために農政課から課長補佐が現地調査して、きょう、12日に帰っております。 ○議長(玉城清吉君) 5番 我喜屋宗重君。 ◆5番(我喜屋宗重君) こんな調子ではどうしようもない。市長は第一次産業の奨励をしょっちゅう言っております。そういう行政の中で、2カ年もやって、いざ罰金やっても10万円以下の罰金でございます。給料をもらっているのなら、ちゃんとした行政措置をやってもらいたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 農業委員会事務局長 仲宗根清兵君。 ◎農業委員会事務局長(仲宗根清兵君) おっしゃるとおりそういうことにもなりますが、農業委員会サイドではなくて県でございますので、委員会としてはどうせい、こうせいということは言えません。あくまでも県サイドでございます。 ○議長(玉城清吉君) 5番 我喜屋宗重君。 ◆5番(我喜屋宗重君) 役人はそういうものだから困ります。総務課長の答弁を求めます。 ○議長(玉城清吉君) 総務課長大兼久 巌君。 ◎総務課長(大兼久巌君) ご質問がありましたポスターの件は、労使慣行の中で認めておりますが、私はポスターを貼る場所を指定するとか、美的なものが損なわれないようにということで申し入れするつもりでございます。一昨日庁舎内回ってみましたが、政治的なものは貼っていないようでございます。 ○議長(玉城清吉君) 5番 我喜屋宗重君。 ◆5番(我喜屋宗重君) 私は一昨日役所に行きましたら、2階にまだ残っておりました。ああいうものを見ているとむしゃくしゃしてしようがない。私が見た範囲なかったという日本語はよくできておりまして、確かに1階だけ見てなかったということは、市庁舎は市民全部のものでございます。やはり反対政党もいるということを忘れたら困ります。そういうものはさせないように、あるいはまた、私は両方ともさせてもらいたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 総務課長大兼久 巌君。 ◎総務課長(大兼久巌君) 組合活動に対するものは、できるだけ認めているわけでございます。政治的なもの、一方的に偏重したものは貼らせないという方針でございますので、もう一度、2階のほうを回ってやってみたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 5番 我喜屋宗重君。 ◆5番(我喜屋宗重君) ひとつそういう方向で決めてやってもらいたいと思います。それから都計課長は設計士に予算を教えていないと言っておりますが、そうしますと委託業務をするときに、はっきり申し上げまして大宮の児童公園、あれの予算額は市では1,000万円の公園をつくることも、それに応じて設計してくださいというのが建前じゃないですか。 ○議長(玉城清吉君) 都計課長 比嘉道念君。 ◎都計課長(比嘉道念君) その場合は、市としては数量までは設計者でやってもらいたいということで、単価は市の職員で作業を進めるということでございます。了解求めております。 ○議長(玉城清吉君) 5番 我喜屋宗重君。 ◆5番(我喜屋宗重君) 設計者は、予算内示も市内で1,000万円、1億円の仕事もできるということでございますか。 ○議長(玉城清吉君) 都計課長 比嘉道念君。 ◎都計課長(比嘉道念君) そうです。ある程度の額面はわかりますが、最終的な単価は極秘でございまして、設計の本当の額は、設計者はわからないわけでございます。大体の額は示してあります。 ○議長(玉城清吉君) 5番 我喜屋宗重君。 ◆5番(我喜屋宗重君) 児童公園の入札しましたときに、大体5社来ております。そして西部不動産が落札しております。そうします大体予算見積もりを教えるということは、設計者にも指名して入札させるということは、おそらく業者間の疑義が生まれてきます。だから、こういう場合は設計担当者には入札させないということにできませんか。 ○議長(玉城清吉君) 都計課長 比嘉道念君。 ◎都計課長(比嘉道念君) 宮里の場合は造園工事をやる名護の業者参加3名しか該当者がおりません。十条製紙は本土業者でございます。それで契約規則の15条によって5名以上となっておりますので、2人追加して5名になっております。 ○議長(玉城清吉君) 5番 我喜屋宗重君。 ◆5番(我喜屋宗重君) その場合に基本的な問題として、やはり設計者にはおおよその内示はあると思います。2,000万円とかいうことで、そうしますと設計者はどの業者よりも地元の業者はツーカーでございます。こういう問題も5社のうちに予定額超過というのが2人とも削られております。1,500万円は2人だけで、そのうちの1社が設計した本人でございます。そういうことをすると、市民から何かありはせんかという気がいたします。そういう場合に議員は疑義をただす責任がございますので、設計者には施工まではさせないようにしてもらいたいと思います。それから先ほど教育長は、そういう発言を教職員が受けとった場合には大変なことになるという発言がございますが、私は正義を申し上げているのです。実際に名護市のある小学校の社会科の教師は、政党の名を上げて、どこの総理大臣はどうのこうのという授業がなされております。そうしますと小学校では思考力を養うのが第一でございます。自分で考えて悪い良いの思考力を養うのが基本原則で、政党問題を出して悪いとされては大変な問題でございます。私たちはいつでも対抗します。自分らは法律を犯しているものに対して補助金を出す必要はございません。大切なことを言っても法律を守らんと何にもなりません。そういうことで市長にも先ほど申し上げましたように、百の理論より1つの実行で、そこはやはり頭の切れる与党議員の意見も聞いてやってもらいたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 本日の日程はこれで終了し、散会いたします。                            散会(午後4時2分)            名護市議会第18回定例会会議録(5日目)┏━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃  招集年月日  │       昭和50年3月7日 金曜日 午前10時       ┃┠────────┼───────────────────────────────┨┃  招集の場所  │            名護市議会議場            ┃┠────────┼───────────────────────────────┨┃  開   議  │      昭和50年3月13日 木曜日 午前10時3分      ┃┠────────┼───────────────────────────────┨┃  散   会  │      昭和50年3月13日 木曜日 午後4時12分      ┃┗━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 出席並びに欠席議員  出 席  29名  欠 席  1名┏━━━━┯━━━━━━━━━┯━━━━┯┯━━━━┯━━━━━━━━━┯━━━━┓┃議席番号│   氏  名   │ 出欠 ││議席番号│   氏  名   │ 出欠 ┃┣━━━━┿━━━━━━━━━┿━━━━┿┿━━━━┿━━━━━━━━━┿━━━━┫┃  1  │ 比 嘉 清 徳 君 │  出  ││  16  │ 知 念 嘉 永 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  2  │ 宮 城 慶 三 君 │  出  ││  17  │ 比 嘉 茂 男 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  3  │ 岸 本 幸 久 君 │  出  ││  18  │ 花 城 清 典 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  4  │ 新 田 宗 潤 君 │  出  ││  19  │ 祖 慶 良 孝 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  5  │ 我喜屋 宗重 君 │  出  ││  20  │ 宮 城 武 一 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  6  │ 安 里  進 君 │  出  ││  21  │ 玉 城 清 吉 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  7  │ 大 城 幸 吉 君 │  出  ││  22  │ 比 嘉 鉄 也 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  8  │ 宮 城 良 雄 君 │  出  ││  23  │ 北 城 善 福 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  9  │ 親 川 和 夫 君 │  出  ││  24  │ 神 山 祥 男 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  10  │ 宮 城 博 文 君 │  出  ││  25  │ 松 田 仁 徳 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  11  │ 新 田 宗 勝 君 │  出  ││  26  │ 大 城 利 男 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  12  │ 宮 里 蔵 義 君 │  出  ││  27  │ 中 山 盛 久 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  13  │ 宮 城 嘉 安 君 │  出  ││  28  │ 宮 城 安 行 君 │ 病欠 ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  14  │ 比 嘉 潤 君  │  出  ││  29  │ 当 間 亀太郎君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  15  │ 具 志 堅 徹 君 │  出  ││  30  │ 我那覇 隆 光君 │  出  ┃┗━━━━┷━━━━━━━━━┷━━━━┷┷━━━━┷━━━━━━━━━┷━━━━┛ 署名議員     15番 具志堅 徹君 16番 知念嘉永君 議事日程     別紙のとおり 会議に付した事件 別紙のとおり 会議の結果    別紙のとおり法第121条による出席者     市 長   渡具知 裕徳 君     助 役   金 城 一正 君     収入役   仲宗根 一正 君 総務課長      大兼久 巌君     企画室長      比嘉 邦三君 財政課長      大城 清雄君     税務課長      古我知 行秀君 市民課長      比嘉 浩成君     厚生課長      比嘉 栄一君 保険年金課長    比嘉 吉正君     保健衛生課長    金城 義夫君 農林課長      照屋 源一郎君    畜産課長      大嶺 正助君 商工水産課長    岸本 久嗣君     都市計画課長    比嘉 道念君 羽地支所長     宮城 金徳君     屋部支所長     比嘉 啓強君 久志支所長     具志堅 康君     消防長       宮里 武叔君 水道課長      比嘉 利正君     農業委員会事務局長 仲宗根 清兵君 土木係長      玉里 吉光君     庶務係長      久場川 常夫君     教育長   比嘉 太英君 教育委員会総務課長 北城 徹君      教育課長      玉城 嘉真君 社会教育課長    宮里恵治君議会事務局出席者  事務局長     岸本 清幸君     係  長      仲泊 英徳君  議 事 係     又吉 武志君     議 事 係      親川 敬君名護市議会第18 回定例会(5日目)                             昭和50年3月13日(木)                             午前10時3分開議 ○議長(玉城清吉君) ただいまより本日の会議を開きます。11番 新田宗勝君、一般質問を許します。 ◆11番(新田宗勝君) 一般質問を行います。まず最初に施政方針についてでございますが、施政方針は新鮮さがないから特に期待はできませんが、その中で市民の現実の問題を的確に捉えて、市民が等しく幸せになるための施策を確立するということを、私は今後厳しく監視し、注意深く見守っていきたいと思います。なぜなら思想信条等によって、市民は全ての面で差別されてはならないのでございます。また5つの柱の3番目に「教育の向上」をうたいながら、僻地教育の振興に一言も触れていないのが残念でございます。僻地校の教育体制はこれでいいのかという問題を考えます場合に、いまほとんどの先生たちが僻地校への転任を嫌がっているのが現状でございます。なぜなら、それは生活の面、交通の面、学校備品の不備で教師の負担が大きいわけでございます。私は全ての先生方が自ら希望して、僻地校へ希望するような教育環境の整備、また僻地校へ勤務しなければ教育はできないという、教育環境の整備が必要と思います。また施政方針の中で、県道13号線の整備について触れているのは一応評価したいが、その文だけに終わらずに53年度中にやるようにして、強力に県に当たっていただきたいと思います。また施政方針の中で、予算獲得の面で市は市で可能な限り努力してるということでございます。我々、基地があるがゆえに被害をこうむり迷惑している市町村は、基地整備資金を活用し、少なくとも財源の獲得に力を入れてもらいたいと思います。何よりもまず有言実行の行政をお願いいたします。質問の第1点、じんかい回収についてでございますが、現在のじんかい回収状況、各地域の回収状況をお伺いいたします。そして現在の状態で十分であるか、また不十分であればどう措置するのか、具体的に説明願います。三原のちり捨て場は県道のそばであるから見苦しく、ほかの場所にやってくれということを言ったが、課長は検討したかどうか。具体的な答弁をお願いいたします。ちり回収のとき、集積場または家の前に積んであるちりは、その家の人がいないと積み込まないのか。いなくても職員が積み込んでもらえるのか説明願います。また個人にちり回収業を請負わせているが、その契約はいつか。入札があればいつか。どういう形でやるのかお伺いいたします。特に海洋博を控え、名護市は北部中心の街として計画しなければならないが、市長の施政方針でもうたっておりますが、その地域の現状を衛生課は見ておりますか。それは国道でありますが、捨てるのは市民の中からだと思います。そういう面行政指導し、今後そういうことのないように啓蒙していく考えはないかどうかお伺いいたします。また以前にも私個人で衛生課に行きまして話ししたのですが、いま名護市内には多く横行しております。やがて被害が出るんじゃないかというほど群れをなしています。その野良犬のや薬殺、捕獲等について、どういう計画をしておりますかどうか。大体年に幾回くらい実施していくかお伺いいたします。次に第2点、学童の登下校時の安全対策についてでございますが、教育長はその指導対策はどうしておりますか。その一環でございますが、現在辺野古から久辺小学校に通ずる道路は5年くらい前にコーラル敷き程度やっております。しかし、現在側溝がなく、路面が非常に悪くなっております。雨天時の通学には非常に困っております。路面を整備して安全確保に努めるべきでありますが、早急に検討して工事に移してもらえないかどうかお伺いいたします。第3点、返還軍用地の跡地利用についてでございますが、現在沖縄では1,970ヘクタールの返還軍用地があると思います。その中の8%しか利用されていないというのが現状でございます。その中で軍用地等地主会は、現状の返還に反対しているのが実情でございます。我が名護市は基地を持っております。 市長は常に基地返還を主張しておりますが、もし辺野古基地が返還されたときにはどうするか。その後の計画があればお伺いいたします。また現在返還された中で、多野岳はそのまま放置されておりますが、そのままずっと放置するのか。いつごろからどうするという計画はありますかどうかお伺いいたします。第4点、久志導水路被害対策についてでございますが、私たちは50年1月14日に久志支所において特別委員会を開いております。その中でいろいろな項目等を上げ、久志支所長に今後の交渉とかということを、早急にやってもらうようにということでやっておりますが、その後の経過はどうなっておりますか。また久志の二見、大川、有津の河川には、今の導水路に名護市内の水が流れ落ちるような設備がされております。委員会としては、その取水口の取り壊しを申し合わせてありますが、その取り壊しについての県との交渉の経過、またはその他の復水に関するそのときの委員会の記録が市長の手元に届いていると思いますが、詳しくお伺いいたします。第5点、畜産行政についてでございますが、昨日もいろいろと答弁がありましたので、一点だけ、私は特に現在の畜産公害の最たるし尿の問題について、環境基準を勘案して市内の畜産を振興させるために、標準設計を示すことができるかどうか。これは早急にすべき問題だと思います。第6点、名護高前立ち退き問題、今までの経過と未立ち退き者への考え方、対策についてでございますが、立ち退き補償等の工事が始まってから幾年になるか。解決していない方々と幾回ぐらい交渉をやっておりますか。名護高校前から総合グラウンドに通ずる若夏国体道路、そのための家屋立ち退き補償の対象は幾件か。解決済み、未解決は幾件か。また代替地を買った人は幾件か。その坪当たりの金額はいくらか。未解決の人々に対してはどうするのか。そのまま放置するのか。いつごろまでやるのかお伺いいたします。移転は補償額が一番大事でございます。そういうことを十分考慮すれば解決の糸口を見出すと思います。例えば、代替地の同じような立地の場所をやるとか。差がある代替地は金銭的、その他で解決すべきと思いますが、どうですか。そういう点についてお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) 第1点、ちり回収についてでございますが、これは後ほど衛生課長に答弁させます。ただ基本的なことを申しますと、ちりの回収は市の責任でやるのではなくして、市民に等しく協同の立場でやらなければなりません。農村部の広い屋敷においては屋敷内で処理していただき、それから回収にあたりましては、私たちは車を提供いたしますので、積み込みについては市民の皆さん方の協力を得るのが基本的な考え方でございます。そういったような考え方に立ちますと、ちりを出しているので積んで載せないということじゃなくして、一緒に積んで運搬させてくださいというのが基本的な考え方でございます。次に返還軍用地の跡地利用について、ご指摘のとおり十分配慮なすべきものでございます。 私たち軍用地を含めて、土地利用対策をやらなければならないということでいま進めておりまして、辺野古の場合も施設誘致、あるいは教育施設に使えるもの、あるいは生産に振り向けて使えるものということで、いろいろ分類されてくるかと思います。だから、そういった方向づけのもとに、もし開放されたら利用するという基本的な考え方を持っております。多野岳の利用についてどうするのかということでございますが、多野岳の利用については、今までいろいろと質問を受けてきたわけでございますが、実際に貸してくれというようなこともございました。しかし、私はお断りいたしましたが、客観情勢からするとむしろ断っていたほうがよかったと思います。現在の経済情勢でお貸ししてから、市が使うからぶち壊して元に戻せたかという危惧もございますし、これはたびたび申し上げますが、県とも合議して青少年のセンターか、これに類似したものをつくりたいと思います。特に、ただいまは野鳥の観測ステーションをつくりまして、一部科学と結びつけていろいろ利用させたいということで、県でも野鳥観測ステーションについては合議をみて、近く契約を結ぶ考え方でございます。そういうことで、青少年たちが自然に親しみながらできる施設をやろうということでございます。それから、畜産行政については、標準のものをつくることを急げということでございますが、これは昨日、畜産課長が説明したとおりでございまして、市でもこれということを、やれるものを早急に決めて進めていきたいということで、いま畜産課で検討しているということをお答え申し上げたいと思います。それから名護高校前の立ち退きについて、質問の要旨について、これは事務的なものが多分にありますので、その点については後ほど都計課長から資料としてお届けいたします。未解決はこの間も申し上げましたように5件ございます。ご指摘のとおりこれは以前の議会からいろいろ問題がございまして、代替地、その他いろいろな力を尽くしたがうまいぐあいにいきませんので、昨日も申し上げましたように、やはり長期的な考え方に立ってこの問題解決をしなければならないと思います。市としてはできるだけ話し合いを重ねて、両方が納得いくように解決したいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 保健衛生課長 金城義夫君。 ◎保健衛生課長(金城義夫君) 現在のじんかい回収状況についてお答えいたします。収集区域でございますが、大別して本庁管内は4台でやっております。各支所管内は業者に委託して、おのおの1台の収集車、全部で8台でございます。2台で全市内の収集に当たっております。収集内容につきましては、本庁管内東江、宮里、大北の市街地区域は週2回、ほかは週1回やっております。現状でも十分なのかということでございますが、十分とは思っておりませんけれども、さして支障はないと思っております。次に先ほど市長から説明がありましたけれども、人がいないときに積み込まないのかどうかということでございますが、出されたものがごみとはっきりしているものは積み込んでおります。また、そのような取りこぼしがないようにやっております。次に安部の捨て場の問題、その件についてはいろいろと検討いたしましたけれども、物がものだけになかなか適地が見つからず、そのことについて苦慮しております。引き続き検討していきたいと思います。それから個人委託期限、これは会計年度が期限でございます。年度始めに契約をやっております。二見、世冨慶間の国道沿いの不法投棄、これは現在まで5日間ぐらい整理に当たらしておりますが、捨てたごみは市内のものではなくて、ほかから来た商売人のようなごみも入っておりました。そういうことで、捨てた人は誰かということで調査いたしますが、なかなか主が発見されず困っておりますが、そのような場所には、そこにごみを捨てるなという看板を立てております。次に野犬捕獲の問題でございますが、49年度参考に申し上げますと、1カ年間で34回、236頭処理しておりますけれども、今年度も1カ月当たり大体3回程度は薬殺なり、何なりの方法によって野犬捕獲をしていきたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 教育長 比嘉太英君。 ◎教育長(比嘉太英君) お答えいたします。学童の登下校時の安全対策について、指導対策はどうなっているかということでございます。それは教育委員会といたしましては、学校教育の重点施策の中に児童生徒の安全対策、特に交通関係についてということで、4月当初各学校で特設授業を行うと同時に、新入生徒については、その実践指導に当たらせております。それから自動車が増えるにしたがって、それは毎月の生活の中におけるいつどのような事故が起こるかもしれませんので、注意を喚起しております。それに校長、PTAを含めてそれぞれの学校区域における危険な場所があれば教育委員会に報告し、その筋と検討して、そこに交通標識や信号をつけるように学校、地域プレーをとらせるようにしております。それから久辺の通学路の問題でございますが、過去に変質者によって幼稚園児がいたずらされようとしたことがございますので、教育委員会で校長、区長、宮城地元議員を含めて現場調査を行い、国道事務所に今の国道沿いに安全道路を設置するよう陳情いたしました。そのときの回答は、向こうの会計と事業計画によって、国道である以上、また子どもたちの安全通路については計画するということでございました。それから僻地校の重点的な問題ということでございましたが、これは私のところから答えられる分野では、特に教員の僻地交流計画、これはいま事務所で全職員に向けて僻地交流計画を進めております。いずれにしても僻地差別の教育はしておりません。僻地へ行きたがらないのは、人間だれでも便利地域へ行きたいのは人情でございます。それを補うのは教育施設の充実ということで、県もそれに力を入れ備品等の施設拡充等やっておりますが、それでも僻地にはなお行きたがらないという実情でございますが、これらについては、問題は複式とか、不便地域とかということで残されるでしょうが、僻地へ喜んで行けるような教育施設をしなければならないと思います。 ○議長(玉城清吉君) 久志支所長 具志堅 康君。 ◎久志支所長(具志堅康君) 久志導水路被害対策について、その後どうなっているかということでございますが、現在、補償が残っておりますのは3件、未処理が3件でただいま調整中でございます。久志の比嘉さんの水道については、既に補償契約の取り交わしをいたしまして、支払いの段階に入っておりますが、三原のマコモについては、栽培が普及してから日が浅いために資料がなく、鹿児島県の大島から資料を取り寄せて調査中でございます。なお久志の宮城さんのみかんについても試験場、普及所、市と三者で調整中でございまして、これも近く解決の運びを見るんじゃないかという段階まで来ております。なお取水の施設があるんじゃないかということでございますけれども、これは関係部落との契約の中で、いかなる場合があっても普段水を取水してはならない。またその約束に企業局が違反する場合は、いつでもその取水口を閉鎖してもいいという契約書も入っておりますし、なお前の委員会でも問題になりました市と企業局の契約については、基本的な面で企業局と市との考え方が相反しまして、ただいまそういった面での調整中でございます。 ○議長(玉城清吉君) 11番 新田宗勝君。 ◆11番(新田宗勝君) 復水しない場合の契約とか、市有地の賃貸借契約についてはどうなっておりますか。 ○議長(玉城清吉君) 久志支所長 具志堅 康君。 ◎久志支所長(具志堅康君) 復水しない場合は、特約事項の中に入れるつもりでございます。現在話し合い中でございます。 ○議長(玉城清吉君) 11番 新田宗勝君。 ◆11番(新田宗勝君) 知念徳三さんの下は工事着工しております。それは協定書に入っております。その上のほうは支所長にお願いしているということでございますが、そういう点、市長に報告なり、企業局と話し合ったかどうか。 ○議長(玉城清吉君) 久志支所長 具志堅 康君。 ◎久志支所長(具志堅康君) その話は聞いておりません。知念徳三さんの家屋の件については聞いておりません。 ○議長(玉城清吉君) 11番 新田宗勝君。 ◆11番(新田宗勝君) 本人は支所長に話ししてあるということでございます。 ○議長(玉城清吉君) 久志支所長 具志堅 康君。 ◎久志支所長(具志堅康君) 現在、工事施工している箇所は、いま着工している段階でございますが、それ以外は聞いておりません。 ○議長(玉城清吉君) 11番 新田宗勝君。 ◆11番(新田宗勝君) それは聞いていないということでございますが、今後調査して検討する考えはありますか。(調査します。)もう一つお願いでございますが、工事をするために知念さんの家に行く道を企業局が舗装した道路が60センチぐらい上がって、以前に支所から配給する2本の電柱がございますが、大雨のときに子供たちが足を滑らす危険な状態がございますので、あと電柱2本ぐらい足して改良する考えはないかどうか。 ○議長(玉城清吉君) 久志支所長 具志堅 康君。 ◎久志支所長(具志堅康君) 電柱が確保でき次第、本人と相談してやります。 ○議長(玉城清吉君) 11番 新田宗勝君。 ◆11番(新田宗勝君) よろしくお願いいたします。教育長にお伺いしますが、名護市内の学校体育館は幾年度までに完成する予定でございますか。
    ○議長(玉城清吉君) 教育長 比嘉太英君。 ◎教育長(比嘉太英君) 計画では51年でございます。 ○議長(玉城清吉君) 次に12番 宮里蔵義君、一般質問を許します。 ◆12番(宮里蔵義君) 一般質問を行います。第1点、河川の護岸堤塘改修工事について、その1として、美又川改修工事並びに下流の用水路工事でありますが、山田部落の中央を流れている美又川約450メートルは、護岸堤塘の整備がなされていない自然堤防であるため、大雨のたびに堤防が侵食され、崎浜秀徳さんの家の前にある橋の上下が侵食され、キビ畑まで被害が及んでいます。また勝連区長の家の前は堤防が低く、そこから水が氾濫して道路下の人家に流れ込み人災、家災にもなりかねない程度の危険な状態であります。川自体が下流では直角に仲嵩からの用水路150メートルと合流して尻無川となっているため上流からの土砂や石ころが周辺の田んぼに流れ込んで、大雨時ごとに地主の皆さんは、その石ころ等の取り出し作業に大切な時間を浪費しています。このように山田区民並びに地主は人災、家災に恐れ、また美田を損なう現状にあります。ところで、この尻無川のずっと下流ではタカラ袋からの用排水路650メートルが合流して、そこで洪水となり、おまけに金川の川底が上がっているため排水もきかず、その返し水も加わって水かさが増し、一帯は湖と化し、周辺の人家4戸が浸水して農作物等にも多大な被害をこうむっております。この一帯は去った1月28日に問題となった日通社員寮建設反対理由の一つにもなった洪水の箇所でもあります。現地踏査に入った民生委員も全員が、異口同音にこの箇所は急を要する問題であると見たのであります。以上申し上げたとおり、この山田の中央を流れる美又川の護岸堤塘の改修、並びに下流の仲嵩からの用水路、またはタカラ袋からの用排水路改修工事は早急を要する問題だと考えます。山田区としてもその陳情書が出されていると思いますが、これに対して当局のご見解をお伺いいたします。その2として、また大又排水改修工事についてでございますが、県道113号線(伊差川三差路から30メートル程度我部祖河寄り)から南方に延長約400メートル延長の大又排水路がありますが、その排水溝の整備がなされていないため大雨には早く氾濫し、近くの民家に流れ込み床上浸水し、雨降るたびに地域住民は浸水騒ぎに明け暮れております。特に近年では便所も改良され水洗式に変わり、その汚水がそのまま排水路に流れ、また畜産の汚水等も一緒に流れ込んでくるため、地域住民は汚い不衛生な環境にいやな生活を強いられているのが実情であります。このようなことから、排水路の改修工事は急を要する問題だとして、職員に現地を見てもらい、一応予算要求は出しておるからとのことでありましたので、期待して予算書を見たらどこにも計上されていません。当局は、口頭陳情は受けつけないのかどうか。施政方針にもうたわれております住みよい街、環境保全の観点からも早急に伊差川のこの大又排水路の改修工事を実現すべきだと考えますが、これに対して市当局のご見解をお伺いいたします。第2点、河川しゅんせつ工事について、金川河川しゅんせつ工事でございますが、伊差川、山田間を流れている金川は、以前にもしゅんせつやっておりますが、また川の堤防にデークが繁茂し、それが川底にまで広がり、そこに土砂がたまり、グンと川底が上がりあれだけ大きい川でありますが、川の中に排水路がある格好になっています。その関係で山田区への返し水となっています。先ほども申し上げましたが、民生委員会全員がこの川のしゅんせつは早急にやらなければいけないの合い言葉でありました。あの金川下流には、西部土地改良組合が設置した井堰がありますが、すぐ金川からの流れに伊差川、内原からの水が流れてきて、そこで大水がよどみ逆流して、伊差川の古島、深田一帯が湖となって、地域の住宅や農作物に多大な損害を与えております。かかる実態から金川のしゅんせつと井堰の改修が、とりわけ急を要する問題だと思料しますが、市当局のご見解をお伺いいたします。第3点、産業基盤施設整備について、奈佐田川橋梁新設についてでございますが、古我知に奈佐田川水道組合の水道ポンプ設置されているそばを流れている奈佐田川を渡ってキビ畑1万坪、パイン畑5,000坪、みかんとお茶で7,500坪の農耕地があり、農家の皆さんは橋のない川底を渡って農業に従事しております。川底を通るため雨降り等には大変危険を伴うので、その橋はどうにかしてくれと地域の方々から切実な要望がありました。また同じ川向こうには48年に市から300万円の補助金を出して奨励してある伝統工芸品、古我知焼の窯工場の施設もあり、窯元の仲宗根さんもぜひこの橋の新設はやっていただきたいと熱望されておりました。やはり有名な古我知焼が充実してくると、関心のある観光客も次第に多くなり、車の往来も増すことが予想されます。したがいまして、一帯の農業基盤整備の観点から、奈佐田川のあの箇所に橋梁の新設は急務だと考えますが、これに対する市当局のご見解をお伺いいたします。 第4点、道路行政について、内原入り口行政道路の拡張でございますが、県道113号線から内原公民館までの道路は幅員が狭いながら車の往来が頻繁で、車のすれ違いは交差点で対向車を待って運行するといった状態であります。また特に通学道路にもなっていて、大変に危険きわまりない道路であります。それで道路には排水溝がありますので、その排水溝に蓋をして道路の拡張をして、歩道もつくってもらいたいとの住民からのお願いであります。この問題は、合併条件にも入れてあったが、いまだにやっていないから、ぜひ早めに実現してもらうようにとのことでありましたが、これが実施計画について、当局のご答弁をお願いいたします。第5点、国道並びに県道潰れ地補償について、その1として、国道58号線潰れ地補償の早期実現についてでございますが、この問題については、さきに9番議員が質問して答弁がありましたので省略いたします。ただ一点お伺いいたしますが、県と国道事務所との数字の違いがございます。そういった面、市当局はご調査いただいて、その地主と県と国道問題についてもご検討いただきたいと思います。その2として、県道113号線外潰れ地補償の早期実現についてでございますが、私が調査した範囲では113号線59件のうち12件で198坪、124号線では76件のうち18件で236坪がまだ補償されていません。また市内の旧名護、久志、屋部地域にも同じ未補償の件があります。110号線に対しては上地清氏が会長で積極的に取り組んでいるようでありますが、ただいま申し上げた本市に関係する潰れ地未補償に対して、市長として今後もただ期成会を通してやられるのかどうか。市長は第1期の選挙公約第7番目に潰れ地補償の早期実現に努力と掲げて、既に5カ年になっていますが、先日9番議員への答弁で、その都度都度期成会を通してやっていると。大変積極性に欠けている感がしてならない。今後の具体策についてお伺いいたします。また、聞くところによりますと、県は110号線潰れ地補償費4,000ドルが、去った若夏国体予算に振り替えられて執行されたと言いますが、地主は今か今かと待ちわびているのに、せっかく取ってある予算を横流しするのは、これは大変なことだと思います。この件について市長は知っておりますかどうかお伺いいたします。第6点、産業振興について、パイン缶詰の消費促進についてでございますが、この問題に対してはさき先に9番議員、10番議員からもありましたが、ただ一点だけ具体策についてお聞きいたします。市長は島内で一大キャンペーンを起こしPRに努めるとの答弁がありましたが、島産品愛用の精神で、これは教育長とも関連いたしますが、他市町村に先駆けて学校や保育所の給食に、ホテル等のデザートとして取り入れ、パイン一切れの運動の展開計画はありませんか、お伺いいたします。 第7点、畜産行政について、畜産団地の造成と行政指導でありますが、畜産公害が叫ばれている今日において、住宅地内周辺の畜産業が生活環境を破壊し、河川や用排水路は汚染されるし一大問題であります。ただいま稲嶺農協が建設中の養鶏団地、第1次2万5,00羽収容の施設補助17%の計画に対しては、評価に値します。これからも、市全般的に住宅地内周辺にある畜産業に対して、このような畜産団地を離れに奨励して、積極的な行政指導により住みよい生活環境を取り戻したいと考えますが、今後これに対しての市当局の見解を承りたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) お答えいたします。第1点、山田の美又川排水路改修工事についてでございますが、これはご承知のとおり尻無川でございます。これは早くからやってやろうと思いますけれども、区長のほうに地主の了解を得てくれと言っておりますが、まだでございます。せっかくつくったものを他人の田んぼに尻向けるわけにはいきませんので、問題解決までもうしばらく待ってもらいたいということでございます。それから大又排水路ですが、宮里議員は緊急だと言っておりますが、私のところにはまだ報告来ておりません。これは私のところでも非常に大事だから、それをやるとかなりよくなるということで、いまそういった方向からでも仕向けていこうということで指示しております。金川のしゅんせつ工事についてでございますが、2級河川で管理は県に移っておりますので、私ら苦慮しております。特に西部土地改良が井堰をつくっておりますので、その井堰が砂止めも兼ねておりまして、かなり上流で沈滞しております。だから井堰を壊して流れをよくしようということでございますが、土地改良組合の財産でございますので、検討しております。ご指摘のとおり一応は財産の所有者、あるいは地域の被害、そういったもの等の話し合いをして、検討して最終的な結論を出したいと思います。内原入り口行政道路の拡張についてでございますが、私たちは検討しなければいけないと思いますけれども、これはいつやるのかということになりますと、今の段階で早急に不便を来すというほどのものでもないということでございますので、これは漸次整備の済み次第検討しようということでございます。それから国道並びに県道潰れ地補償についてでございますが、これはご指摘のとおり名護市内にはこれ以外の地域にもたくさんございます。私が就任いたしましてからも一部は補償解決を見ております。相手が国、県の財政でございますので、市長の責任であればいつまでやるということは答えられますが、国、県でございますので、ちょうど皆さん方が私に要請するのと同じで、私は国、県にこういう問題で不便を来たしているからということでしかできません。それからパイン缶詰消費促進についてでございますが、学校給食、その他に利用できないかということでございますが、それは既に計画しておりまして、ただ使う場合に3号缶を使うといろいろな面でコストが高くつきますので、学校給食は6号缶とか無印缶を使うということでやるとか、そういった方向で検討してみたいということで、パイン関係の皆さん方にも申し上げておりますし、また教育長ともそういった問題については、これからの取り組みとしてやろうということでございます。それから最後に畜産行政についてでございますが、畜産団地についてどうかということでございますが、一応は稲嶺で畜産団地をやっておりますが、その成果を見て次々拡大していかなければならない問題だと思います。いずれにいたしましても、先ほど新田議員も質問しておりましたが、一番大事なのは公害対策処理でございます。現在ある、ちょっとしたのをやっても1,000万円かかりますので、採算の問題でいろいろありますので、私たちとしても指定する基準を決めるということで問題がございます。いずれにいたしましても、団地を造成して、いわゆる現在屋敷内でやっているものはぼつぼつ整理していかなければいけないと思います。いろいろと経費もかかり難しい問題であるかと思いますが、前向きの姿勢で検討を続けていきたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 12番 宮里蔵義君。 ◆12番(宮里蔵義君) 内原区の道路の問題でございますけれども、あれは通学道路でもありますので、私は市長の答弁では遅いのではないか。考え方が違いますので、通学路にも関係しますので、ぜひ早急にやってもらいたいと思います。また合併条件にも入っておりますが、6カ年この方やっておりません。早急にやってもらいたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) 検討しないと、これは何とも答えられません。 ○議長(玉城清吉君) 暫時休憩いたします。休憩(午前11時5分)再開(午前11時15分) ○議長(玉城清吉君) 休憩前に引き続き再開いたします。次に24番 神山祥男君、一般質問を許します。 ◆24番(神山祥男君) 二、三点についてご質問いたします。第1点、都市計画について、都市交通整備の一環としての駐車場設置でございますが、その文句は49年の施政方針の中に織り込まれた文句そのものでございまして、去った9月定例議会一般質問において私が触れた事項でございますが、市街地の不法駐車は著しく美観を損ねていますし、交通安全の面からも渋滞して通行を阻害いたします。東側から交通整理を始めて街の西側へ行ったら、既に東側に違法駐車が始まっているということで、どうにも手がつけられません。その抜本策は市営駐車場を設置する一方、適当な場所への個人駐車場の指導助成の策があろうかと思います。市内交通の円滑化を図り、交通事故から人命を守るために駐車場を建設するように積極的に取り組む必要があろうと思います。なお市街地を離れた宮里の現状でございますが、宮里は終戦と同時に宅地を2割提供いたしまして3間道路をつくり、一早くその環境を整備しております。ところが、ダンプが入り込んで、せっかく整備したのが路上駐車場になっております。ある人が車を出そうとしたらなかなか出せないので、しゃくに障って夜中にダンプは壊せないので、ブロック塀を壊したら車の主は驚いて飛び起きたということがあります。せっかくつくった道路を駐車場に占領されて車が通らないところもございますし、いざ火災が発生したときの消防車が入れなかったりする心配があります。市は宮里に自転車道路を計画しております。それは宮里の主要道路でございまして、交通量も多くこの道路だけはただ一つの横線と舗装してあります。この道路を自転車道路に併用されたら勢い交通量は横線に流れてきます。ところがほかの横線は、道路も整備されず、また前述のような不法駐車も多く、かえって交通渋滞や支障を来たします。自転車道路を進めるならば、まず周囲の環境を整備する必要があると思います。10番議員が海洋博の駐車場の質問もされておりますが、以上の観点から都市計画整備の一環として、駐車場の整備について市当局の見解、また計画をお伺いいたします。第2点、中小企業の育成について、商工会の組織強化並びに中小企業の育成についてでございますが、49年度の施政方針の中に買物公園実施に向けて重点作業に着手し、その一環として商工会に特別の助成をしなければならないとうたっております。今年の施政方針は第二次、第三次産業を含めてたった4行の103文字で済ましております。その103文字の中のことについてちょっとお伺いいたしますが、「観光では自力観光を推進し、市民の利益になるような商工観光事業を考えていきます。」となっておりまして、大変簡便で要を得ておりますが、ちょっとつかみにくいところがございますので、どういう商工観光事業をお考えになっているのかお伺いいたします。10万都市を目指して商工観光を含めて、市長の言われる商工会の組織強化に対する育成は急を要する問題と思います。ところが今年、商工会が事務局を設置するために助成措置が申請されていると思いますが、今年の予算案を見てみますと昨年と大してかわりばえしません。9番議員からも中小企業の保護についての質問がございまして、市長から答弁があったのでございますが、中小企業はいま施設費、運転資金等に大変難渋いたしまして、倒産寸前の状態でございます。商工中金などから出資を仰いでいるようでございますが、しかし1億円借り入れると1,000万円は使用できないということでございますので、これもまた大変なことでございます。そういう面も打開していける方法はないかどうか。市としても積極的に取り組む必要があるのではないか。パイン産業危機の二の舞を踏まないように前もって手を打つ必要があるんじゃないかと思いますが、市当局の見解をお伺いいたします。第3点は、都市計画の指定地域に対する関連する問題でございますが、宮里公民館西側に公園地帯として指定した箇所がございます。地主は自分の生計を立てる上からその土地を利用することもできずに大変苦慮しております。公園地帯としての建設は森の都からしても必要でございますし、ぜひそうしなければいけませんが、しかし地主の生計を脅かさないように、例えばその土地を買い取る。代替地とか補償なり、そういう方法は講じられないかどうか。また港原から宮里に抜けまして無意味な海浜公園指定地域がございます。地主が住宅をつくろうにも鉄筋づくりは許可されませんので、ほかに宅地があればよろしいが、そこにしか宅地を持てない人もおり大変困っております。無意味な海浜公園なら解除の手続きがとれるんじゃないか。市の用途地域計画から見ましても同地域は住宅地域となっております。昭和原の住宅地域がまだ白色となっておりますし、そういったものとの関連でやってもらいたいと思います。ついでに宮里部落の中央通り道路については、今後の市の計画とどう関連するのか。そういう地域に既に積まれた既成のブロック塀、その他の施設については、設置の段階で補償対象になるかどうか、あわせて質問いたします。それからもう一点、10番議員だったと思いますが、昨日観光農業ということで明るい質問がございましたが、関連して質問いたします。当局におかれましても品種の選択、改良とかいろいろご指導なされているようでございますけれども、やはり観光農業と言いますと、他県にないところの、沖縄にだけしかないできないところの産物を主体としたところの観光農業の方向でなければならないと思います。他県の人が沖縄の旅館に来まして、床の間に飾ってある菊の花を見まして、あなた方は床の間に飾っているが、我々には何にも珍しくない。沖縄にはいいクロトンがあるから、それを飾ったらどうかということを話しておったそうでございます。やはり沖縄には、沖縄だけにしかできないところの特殊の果物がございます。そういったものを周辺の山に植えまして、パインを含めたところの観光農業と言いますか、そういう方面に対する当局の考えはどうかお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) お答えいたします。第1点、駐車場の設置についてでございますけれども、駐車場の設置はさきにも申し上げましたとおり、埋立地の一部には公営無料駐車場をつくりたいということでございます。それから私立駐車場の育成助成についてどう考えるかということでございますけれども、駐車場は大体どこの地域に行っても、私の場合は私でやっております。一つの企業として採算ベースに乗るということでやっております。ですから、企業として成立するものについては、市が助成するかということについては、前の議会から質問がございましたが、企業ベースで採算の取れるものには助成できないということで、前回の議会でも答弁しております。それはどこの地域においても大体そういうことでございます。それから中小企業の育成について、観光協会への補助について、全然変わらないじゃないかということでございますが、ご指摘のとおり補助金はひも付きではないので、流してしまえばどうにでも使えるものでございまして、そういった補助金に多額の金を出すよりは、私は商工業の皆さん方に申し上げておりますが、事業をして、事業に対する助成ということで取り組もうじゃないかということでございます。だから補助金には自治省もかなり厳しくやっておりますので、そういった建前からすれば、むしろ名護市の商工業を発展させるためには、どういった事業をするか。その場合にいくらかかるから、いくらか市が負担できないかといったような形の助成に変えていきたいということで、商工会の役員の皆さん方には申し上げております。ですから、商工会としても、もしそういうことがあればやるかということでございますので、私はお手伝いをして差し上げますということでございますが、できれば、これからはそういったことでの目的事業など等について手厚く手当してやったほうが、より商工会の発展に結びつくんじゃないかと思います。例えて申し上げますならば、ただいまバーゲンセール なしで、名護市の商工会の皆さん方は大変打撃を受けておりますが、それについても、もし名護市がやれば、一堂に会して販売する。それに対して経費がつくから市が何らかの形で手伝いできないかという具体的な事業に対して、私は積極的にやろうということで、今回の補助は100万円ほど増額して要求しております。ですから、そういったような形で片付けてしまったということでございますが、やはり私は、ほかから来て投資するということは、ほかに流れていくという形にしかならんじゃないかという気がいたします。一番いい例が本部の海洋博開催中において、地元業者が一体幾件入っているか。わずかに2社しか入っていない、ほかの大部分は本土の大手の業者が認可を得てやっております。ですから、その方々が入ったところは、他府県に流れるということでございます。私が心配するのは、そういったものでございますので、できれば地元の皆さん方が、こういったことでやれば、それに対して積極的にお手伝いをしてあげようということで、自力観光という表現で使っております。ですから、あくまでもそういった形で地元を優先して、団体の積極的な姿勢についてはお手伝い申し上げようというのが、こちらの狙いでございます。それから強制預金については、これは私、一時的に強制預金ということで理解いたしましたが、 ただいまの質問ではそうではないようでございますので、私の理解が誤っているようでございますので、これについては関係金融機関とよく詰めあわせて、そういったものについての取り扱いをどうするか検討したいと思います。それから用途地域の指定でございますが、確かに製罐工場裏側の山手には、市の都市計画策定したときに公園計画策定しております。一部には老人ホームを建設するために解除いたしましたが、一部は残っております。率直に申し上げまして、市の事業があまりにも多いために、まだその辺手を差し伸べておりません。一応は市の方で計画する場合には、そういった地域は接収するか、さもなければ賃貸借するという方法が講じられると思います。それから港原の公園、さきにも陳情いただきましたし、私たちとしてもできるだけ地域の皆さん方の声を反映させたいというのが考え方でございます。これは埋立地の公園計画とも関連いたしますし、さらにこれの解除については、市の都市計画審議委員会、さらには県の都市計画審議委員会と順序を経なければどうにもなりませんので、そういったことで、いまだに結論を見ておりません。市の考え方としては、質問のとおりに将来やるということでございます。ですから、これについては手続きその他がございますので、なおしばらく時間を借りたいと思います。それから宮里部落内を通る中央通りについて、それに対する補償ということでございますが、あれは補償の対象になります。ただ建築をする場合に恒久的な建物については、やはりそういった建築については、市としては規制しておりますが、木造、その他のものについては2年以内に事業実施のめどが立たない場合は、拒否する理由がございません。ですから、木造、その他については認めておりますので、市の方が認めると当然のこと補償対象になります。それから最後の観光農業と関連いたしまして、ただいまいろいろの熱帯果樹を列挙したわけでございますけれども、それについては私たちとしても早速取り組んでおりまして、特にパパイヤなど等については、既に苗木の配布など等も行っているのが実情でございます。これもやはり沖縄の観光、そしてそういった農産物といったものを組み合わせるためには、熱帯果樹というのは大きな比重がございますので、そういった面、これから引き続き詰めてやっていきたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 24番 神山祥男君。 ◆24番(神山祥男君) 駐車場の問題ですが、これはいま計画している分で十分でありますかどうか。それとも面積が広く現在の交通緩和できるスペースがありますかどうか、お伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) おそらく現在の収容を間に合わすということになると大変なスペースになると思います。ですから、私たちといたしましては、自動車をお持ちの方は、それぞれ自分の所に車をとめられるというのが絶対条件でございます。ところが、その条件が入れられないために他人に迷惑をかけているということでございます。ですから、市の方で考えられるのは、そういったものまでやるのではなくして、ほかから来られた方に、そういった不便をかけないようにしなければいけないということでございます。ですから、私が答弁した駐車場設置で、全て解決するということにはならないと思います。 ○議長(玉城清吉君) 次に29番 当間亀太郎君、一般質問を許します。 ◆29番(当間亀太郎君) 一般質問を行います。最初に産業振興計画についてでございますが、その1、キビ苗圃設置計画の件でございますが、キビは沖縄の基幹作物であるが、キビ作農家の経営は、諸物価の高騰によりまして、なお労務の不足で困難な経営になっております。今期キビ価格は、農家の要求1万8,000円まではいかなかったが、去年よりはトン当たり5,000円アップしており、いくらか生産意欲が高まっていると思います。47年度の植え付け状況を見ますと、夏植え1,742アール、春植え8,872アールということで、約5倍の植え付けを見ております。50年度は、現在の農業の動きからすると春植えは49年度をはるかに上回るんじゃないかと思います。苗圃は夏植えだけと思いますが、あるいは春植えも入っているかどうか。できれば比重が大きい春植えに対して、どうしても春植え苗圃が必要だと思いますが、どうかお伺いいたします。 その次に、古株更新計画でございますが、今期のキビ作は、気象条件の悪さとその他の理由によって反収、ブリックスともに悪く、糖業史上最悪の状態と言われております。値上がりはしたものの反収生産の増加がなされていない。その理由は管理の悪さもありますが、一番大きな理由は株出し面積があまりにも大きいということになると思いますが、今期の収穫面積8,334アールのうち77.8%に近い株出しがあり、生産拡大、反収引き上げのためには古株更新が必要と思いますが、市として指導奨励して、植え付け更新補助ということによりまして、これが促進方法について考えていないかどうかお伺いいたします。それから市長の施政方針の中に、荒蕪地解消に全力を傾注するということを掲げております。それにつきましては、荒蕪地解消は絶対に必要でございますので、市内の不毛地、荒蕪地の実態調査をしたことがあるかどうか。農林課の事務報告書を見ると、休耕地が田畑合わせて1万3,908 アールあるということでございます。その他の不毛地、荒蕪地はいくらあるか実態を知りたいのでございます。その荒蕪地がまとまれば、その解消策はどのように考えておりますか。荒蕪地を解消し、耕地の拡大をし、適作をして農産物の増大を図らなければならないと思いますので、市の解消計画をお聞きいたします。なお9月定例議会においての一般質問で、私は親川前田の不毛地の状況について質問いたしましたが、それはよく調査した上で答弁するということでございましたので、調査しましたかどうか、その結果をお伺いいたします。あわせて施政方針の中に荒蕪地の解消に全力を傾注するということであれば、荒蕪地の拡大とともに、今の農業の労働者の状況を見ると、全て老齢化して、今の実態では土地を拡大しても、それを十分に利用することはどうかと思いますが、それに対する農業後継者の養成、結局、耕地拡大、基盤整備をしましても、それに続く機械化、基盤整備をしなくては効果がありません。それには若い力が必要でございますが、その育成についてお伺いいたします。 第2点、橋梁改造についてでございますが、これも私は12月定例議会に質問いたしましたが、児童生徒の通学道路の件でございますが、その橋が非常に弱くなりまして、橋げたが鉄筋も出ておりまして、よく調査をするということでございましたが、それに対して調査をしたかどうか。その後の結果どう考えているのかお伺いいたします。第3点、農道工事についてでございますが、真喜屋マミ田に新農道ができつつありますが、大変重要な農道でございます。だが未完成のまま工事ストップしておりますが、その継続工事はどうなっておりますかどうか。通学道路との関係かどうかお伺いいたします。第4点、公有財産建物についてでございますが、旧羽地村の屠場が長らく使用されないで放置してあります。その跡地利用計画があるのかどうか。古い建物をあのように放置しておくと不良のたまり場所になり、不良化防止からも大変悪い結果になると思いますので、計画がなければ撤去するか、あるいは処分したらどうかと思います。一部話に聞きますと、その建物の借用願いもあったと思いますが、なぜそれを断ったのか、理由をお伺いいたします。それと興陽産業の経営でございますが、興陽産業の土地は市有地に建っております。その操業も長らく放置しておりますが、その経営状況はどうなっているか。小作料、固定資産税の納入状況はどうなっているかお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) お答えいたします。第1点の産業振興計画については、具体的なものでございますので、後で農林課長に答弁させます。第2点の橋梁改造についてでございますが、本件については既に調査も終わっております。ただ真喜屋側からの道路改修など等と関連いたしますので、これはしばらく検討しなければいけないと思います。問題は、最近橋に穴が開いたということで、どうしても補修しなければいけない。橋そのもの自体が非常に古くなっているので、どうしても架け替えしなければならないという結論が出ております。それから真喜屋農道の状況について、これは今度の予算でも多分要求していると思います。それから公有財産建物については、羽地屠場の処分をどう考えているかということでございますが、これは名護屠場にも言えることでございまして、両方とも使わなければ撤去したいと思います。ただ、前に借り入れ申請出ているが、どうして貸さなかったかということでございますが、借入申請のように、そのまま豚を幾百頭も養わすと公害を仲尾次の皆さん方に与えるので断っております。もし使途が別であれば検討いたしました。興陽産業は、賃貸料はただいま未払いになっておりまして、これについては代表者とも話し合いいたしまして、今月25日までには何とかめどをつけたいということで申し合わせております。経営状態はきわめて悪いようでございまして、せっかくつくったのが売れないというのが最大の理由でございます。地元の第一次産業とも関係があるので、市としても最大の便宜を図りたいと思いますが、実情はそうなっております。 ○議長(玉城清吉君) 農林課長 照屋源一郎君。 ◎農林課長(照屋源一郎君) 産業振興計画についてお答えいたします。第1点、キビ苗圃設置状況でございますが、一応50年度はキビの原苗圃20アール、再苗圃200アール計画しております。第2点、古株更新計画でございますが、現在名護市においては約800町歩のキビ面積がございますが、その中でも4年株以上の株出し面積が52.1%占めております。そういうことでございますので、49年度も当間議員から言われたとおり、春夏合わせて約200町歩の植え付けがなされております。それで、その補助をやるべく準備を進めております。それから農業後継者の育成の問題でございますが、そういう問題は幸いにして北友会、北農を卒業したは若い青年の育成グループがございます。最近できた名護市農業者会議とか、そういう方々が果樹、畜産業とかいろいろなグループに分かれて一生懸命やっておりますので、こういうグループと一応相連携しながら後継者の育成について力を入れております。それから、ついでに荒蕪地の対策問題、親川前田の不毛地の問題について申し上げたいと思います。親川前田は、一応、尚家の尚裕子さんとの銀行担保に入って、裁判問題が解決され次第、解決されると思います。それから農道工事でございますが、一応49年度は構造改善の一環として530メートル施工しております。近日中に竣工すると思います。50年度はあと200メートル予算要求しております。 ○議長(玉城清吉君) 29番 当間亀太郎君。 ◆29番(当間亀太郎君) 私が苗圃の質問したのは、それは夏植えだけか、春植えの必要はないかどうかということでございます。 ○議長(玉城清吉君) 農林課長 照屋源一郎君。 ◎農林課長(照屋源一郎君) これは夏植えでございます。春植えの問題は一応対処すべく検討しております。 ○議長(玉城清吉君) 29番 当間亀太郎君。 ◆29番(当間亀太郎君) それから、以前に親川前田は調査されたようでございますが、仲尾次の方は調査しておりませんか。要望したら調査しますということでございましたが、その結果をお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 農林課長 照屋源一郎君。 ◎農林課長(照屋源一郎君) お答えいたします。一応現地を区長と一緒に調査いたしました。その結果、側溝が必要でございます。その問題については、今の真喜屋農道が竣工になり次第、排水の問題に取り組んだらどうかと考えております。 ○議長(玉城清吉君) 29番 当間亀太郎君。 ◆29番(当間亀太郎君) 後継者の問題についてでございますが、北部農業生産者負担金というのが予算書に出ておりますが、それはどのようになっておりますかお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) 北部農業生産者会議は、北部に住居を有し、北部で実際に農業に従事している、いわゆる青少年を対象に組織されている団体でございます。その中には茶、かんきつ類、畜産、蔬菜園芸、果樹があるというようなことで、各専門ごとに部を組織いたしまして、そこにおいていろいろと北部のこれからの農業について検討しております。事務所は、北部改良普及事務所でお世話しております。 ○議長(玉城清吉君) 午前の日程はこれで終了いたします。暫時休憩いたします。休憩(午前11時45分)再開(午後1時5分) ○議長(玉城清吉君) 午前に引き続き再開いたします。22番比嘉鉄也君より一般質問を許します。 ◆22番(比嘉鉄也君) 一般質問を行います。市長の施政方針の中のその5つの柱について問いただしたいわけでございますが、去った7日に施政方針が述べられ、その述べられた内容について私は質問してみたいと思います。その施政方針の前文を私なりに要約すると、次のとおりになるかと思っております。「昭和40年代は、高度経済が最盛をきわめ凋落した年であった。すなわち日本の経済が最盛から木の葉がしぼんで落ちていくように低落した年で、その時期に復帰したので、物質的恩恵は全く何もなくツケだけが回されてきた。まずそれはそれとしても、最も悲しむべきことは、復帰後県民の心が荒廃しすさんできたことである。そこで、物質文明の凋落傾向をとくと認識し、社会不安に対処しなければならない。こうした社会不安、経済不安は国の指導者によってなされたものであり、そのためにいま沖縄県民は言いようのない呻吟をしてきた。この難儀は、私どもだけではなく子や孫にも及ぶもので、戦後の国政担当者は、国民の厳しい難詰を受けるべきであり、早急に経済の軌道修正をし、経済至上主義のひずみが次の世代に及ぶことを最小限に食い止めるべきである。このように考えると、この名護市において、施政の場に当たるものは、取り組みはおのずと決まり、それは経済至上主義から脱却し、より望ましい次の世代の基礎をつくることで、そのためには短期的には経済至上主義のひずみの是正であり、その是正をするには福祉政策の充実、第一次産業のてこ入れ、環境保全策の充実、長期的、制度的充実、長期的には自主独立の自治の確立を基調とした将来計画、教育の質的、制度的充実を図っていくことである。」と結んでおります。そしてこの名護市政を担当した2期目の初年時に当たりますので、市民の現実の問題を的確に捉え、市民が等しく幸せになるようにということで、私はこの5つの柱を設定したと。第1番目に生活環境の整備、2.福祉行政の強化、3.教育の向上、4.産業の振興、5.市民生活の安全性の確保。こういうふうに一応はうたって、それを定例議会に出しているわけでございますが、その前文から後文にわたって私が見た場合には、なるほどこの対策はだれが見ても非の打ちどころのないような政策と思うけれども、名護の市長は、攻撃は最大なる武器ということをとくと承知し、それを上手に駆使していると私は思います。そして私は、こういうふうに名護市がなってきたのも、これは全て国の政策であり、私らは何ら感知するところでもない。そして私らは福祉行政の充実を図るために苦慮したけれども、この経済政策というものは、一県や一市町村でできる問題ではなくて、国の総需要抑制と絡んで、その問題はやることは非常に難しいということで、防御もしながら攻撃は鋭くやっているのが現状でございます。今まで各議員方の質問を聞いても明快なる答弁が出てこないのもこの辺にあるだろうと思います。すなわち、市長は全ての問題は国にあって、私らには何の関係もない、知るところでもないと言わんばかりにやっているのは、卑怯きわまりないと思います。そして市長は、結びの後段において、私は今まで一貫してその政策を続けてきたということで結んでおりますので、ちなみに、私は48年度から49年度の市長の施政方針を見たわけでございますが、49年度と50年度の施政方針は全く同一であって、何ら変わることもないわけでございます。すなわち、49年度の施政方針において発想の転換をうたっているわけでございます。そしてその中で、名護市長は青少年たちが非常に無気力で、無計画でやってきたそのおかげで、名護市の青少年たちは非常に荒廃しきっているということで結び、その3ない主義を是正するために、どうしても私はその次の5つの柱を基調として、今後やっていかなければならないということで、そこで発想の転換を言っておりますが、前年度から引き続き今年度まで計画を継続するならば、去年度は発想の転換であり、今年はその発想の転換期に立って充実した50年度の予算でなければならないと思いますが、その予算を見た場合には、前年度の繰り返しに過ぎず、そして充実した予算の編成ではないかと思います。では市長に質問いたしまするが、前年度から今年度において経済至上主義、高度経済政策を批判した内容が盛りだくさん並べられておりますが、市長は日本政府が現在とられておるところの総需要抑制政策を、そのまま継続してもらいたいのか。また経済を刺激する政策に転換してほしいのかどうか。その点を歯に衣を着せないところの明快なる答弁を一つお願いいたします。第2点、市長は、生活環境の整備ということを全面的にうたっておりますが、その生活環境の整備の中で、上下水道も整備をしてみたいと。今度新しい浄水タンクが6月から利用できる見通しとなり、さらに屋部から送水いたしますので、皆様方には水のことについては心配かけないということでございます。そういうことをうたっているにもかかわらず、今度の名護市の水道の一般会計予算を見てみますると、赤字会計になり得るようなことで、赤字会計になるのでどうにもしようがないということで、今度の予算を組んでおります。そしてもう一点の難問題は、県は住民福祉を考え、公共料金を徹底的に抑えていくんだという施政をしながら、屋良県知事は誕生しましたが、それとは裏腹に今度は公共料金、すなわち水道料金を2倍に上げていくということで、そのしわ寄せが名護市にもいまひしひしと迫ってきている現状、その関係で名護も県企業局の浄水を買ったならば、2倍の料金を徴収すると。これは革新市長にあるまじきことであるということを前提としたのかどうかは知りませんが、その問題は予算上から伏せているわけでございます。名護市にはいろいろの水源がございまして、その水源から水を取水し浄水するならば、我々はその高い水を買って飲まなくても十分とはいかないまでも、我々が必要とする程度の給水することは可能でございます。そういうことをわかるならば、県をあまりにも頼りすぎて、県に依存するのが現在の水道行政でございます。そこで、いま一歩水道行政に対して真剣に取り組むならば、さきの議会にも私は質問しましたとおり、名護市が上水道計画をいま一歩進め、そうして浄水能力を図るならば、いまごろはきれいな水を飲むことができたと思うが、そのことについて市長はどういうふうに反省し、どういうふうに水道料金を解決していくか。その点を問いただしたいと思います。第3点、去った49年度の当初議会におきまして、私は市長にこのことを問いただしたわけでございます。現在、新聞紙上や名護市民の間で非常に話題になっております問題は、名護市の埋立地は一体どういうふうに計画されていくのか。そして、あの埋立地を私ら議会が全会一致で埋め立てしてもよろしいということで可決した理由の裏には、名護市が10万都市をめざすならば非常にいいことであり、その10万都市をめざす要因となるのは、名護市の地価があまりにも高いので、現在の埋立地を完了し、そこを安く分けて半分は払い下げすると、半分は公共施設にやりなさい。そして名護市の都市計画が遅々として進まないのは、やはり私らは土地を提供いたしましょう。ただし、その代替地が欲しいというのが一般住民の願いでありますからして、そこを分譲してもらいたいということで、その当時、私らは埋め立てを承認したわけでございますが、その埋立地の計画が提示されていないのはどういうわけかと言ったら、市長は名護市の土地利用計画、基本構想、そして都市計画審議会などに諮って、その案がまとまり次第、議会には諮ってやっていきたいという答弁でございましたが、現在、その点についても変わりはないかどうかお伺いいたします。第4点、48年度からいろいろと市長は計画をし、そして新聞あたりにも自分で発表したのか、また新聞記者が勝手に記載したかどうかは知りませんけれども、私は住民のために自転車道路をつくる。私はバイコロジー運動の宣伝者であるということで、これを堂々と述べ、そしてこれを計画進めてきたわけでございますが、そのときも私は市長に申しました。あまりにも現在は、車を無視して計画を進めた場合には、これはバイコロジー運動ではなく、倍殺し運動になるんじゃないかと、私はその点を質問してきたわけでございますが、その自転車道路計画というのが計画はできたけれども、いまだに着工されていない理由をここで問いただしたいと思います。第5点、福祉行政の強化というのは一番重く、そこに捉えて全面的に打ち出してきましたけれども、福祉行政というのは非常に金のかかる問題ではありますが、これは絶対的にやらなければならない問題でございますが、その福祉行政を進めるに当たって、それと相まって経済計画というのは絶対におろそかにできない問題でございますが、さきの6番の議員の質問にもいろいろあったわけでございますが、財政計画などについては、やはりわかったようなわからんような、私らには意味の全然わからんような答弁をしておりますが、財政の長期計画について、市長の見解を承りたいと思います。次に教育の向上ということでございますが、市長はその中で「高度経済成長のひずみが教育の面で特に顕著で、ために教育担当者の志向するところとは異なった人間が多くなり、がさつな世の中になったのであろう。」ということで、これは結んでありますところはさすがでございます。しかしまた、後段に至りまして「人間はいかなる場合でも自己を省みることのできる知性を備えていなければならない。」ということで、「心豊かな市民の育成」を市の教育目標ということで、その辺はいいがその前文の「最近は国の教育への介入も頭をもたげつつあり、さらに国家意識の高揚を押しつけるなど、教育によって権力に盲従する人間をつくりだそうとの動きすらあります。」というあたりは、これは非常に危険視することでございまして、また私ら議会といたしましても、日本の民族といたしましても、決してゆるがしにすることのできない一大問題だと思います。 そこで、この問題は特に教育長の答弁をお願いいたします。それから施政方針の4番目の中に パイン問題とか、キビ問題、みかん問題、蔬菜の問題などいろいろとありまして、議員の方々からもすんなりとかわしてしまいまして、私はこの答弁に対しては非常に不服を感じている一人でございます。それでもう一遍その問題について私は質問をしてみたいと思っております。市長が言うように49年度は発想の転換期であり、50年度は発想の転換期から脱したところの充実した50年度であるならば、そのパイン問題に対しては、通り一遍、今までの答弁ではなくして、もしも、これは非常に悲しむべきことではございますが、もしも日本政府が我々県民の要望するところのパイン問題について、120万ケースは消費するということは大体めどがついたことはわかりますが、来年度、その問題を日本政府が私ら需要者、すなわち消費者の立場に立って物価が安くなるならば、食べ物でも何でも安くなればなるほどいいという観点に立って、現在の政策を転換することはなくして、沖縄のパイン生産者が今より困った場合に、市長としてはどういったパイン政策をとるのかどうか。それを私らは十分に農民が納得いくような政策があるならば、ひとつ明確に答弁してもらいたいと思います。先ほど宮城慶三議員からいろいろと海の公害があるというのは、海洋博関係の工事、そして乱開発によるところの工事が主であり、そして山地開発が大きく加味しているということでございまして、市長の答弁の中に海洋博関連工事も、また開発工事もこれは一時的で、自然におさまるだろうということを答弁しておりますが、この山地開発、すなわちパインによるところの開墾、そしてキビによるところの開墾、それから流れてくるところの赤土は幾年、幾百年たってもそれはどうしようもないと思います。そこで、こういうふうな時点に追い込まれた場合のパインの転換策についても、あわせて市長の見解を承りたいと思っております。最後に、市長はこの予算を編成するに当たって、私は一貫してそういう問題「5本の柱」を推進してきたけれども、国の総需要抑制の影響もあって、財源確保には非常に苦労してきたというふうに結んでおりますが、その前の質問と関連してくるわけでございますが、市長がそういうふうに苦しんで財政計画したとなっております。そこで私は、議会選出の監査委員が、名護のこの長期的財政計画を見た場合の見通しを、議会選出監査委員から私は答弁を承りたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) お答えいたします。行政というものは国家行政、地方行政の中には都道府県行政、さらに市町村行政というのがございまして、おのおのの行政の行う分野、そういったものはおそらく制限、制約されてくると思うのでございます。ところが私たちは、仕組みといたしまして国家行政の中で、あるいは県行政の中で、その動きの中から私たちの市だけが特別に独立した形でもって行政を進めるのは不可能に近いと思います。がしかし、そういったような国家行政、あるいは県行政との間で現状を把握し、その現状把握に基づいておのおの担当する市町村の仕事を行うのは至極当然のことでございます。そういったことからいたしますならば、市長といたしまして前文としてこの自治体を取り巻く情勢というのをどう捉えるか。それは主観によっても異なると思いますけれども、やはり前文として捉え、それに基づいておのおのの市町村の行政の基本的なものをつくり出していかなければならないと思います。もちろんものの考え方、その人の信条など等々によりまして、捉え方そのものについても必ずしも完全な一致を見るものではないと思います。ですから、ただいま22番議員が施政方針についていろいろ申し上げましたことについては、私はこれに対して否定をし論陣を張るということはいたしません。私は私の考え方、比嘉議員は比嘉議員としての考え方という形で処理していきたいと思います。質問、ずばり経済政策について総需要抑制策をそのまま歓迎するのか、あるいは景気回復刺激をするような政策を求めるのかということでございますけれども、これについては、私は国家が経済において総需要抑制策を取るというようなことになりますと、私たちがいくらそれに対していくら反対するような景気刺激策を打ち出しても、国の大きな流れの中には効果はないと思います。幸いにいたしまして、最近総需要抑制から国の方といたしましても、今日のような状態の続く限り総需要抑制をしていくと、世界経済の中では日本だけが取り残される。特に国際的に金利の問題が問題になっておりますが、日本がいつまでも8%、9%の高金利を維持していると、アメリカ、西ドイツが5から6%の低金利策を打ち出しております。その中で日本だけが総需要抑制ということで、そういった方針だけを持続していく場合、世界経済の中で日本がいろんな意味で刺激を、あるいは損失をこうむるということになりかねない。だから国は国として、それに対応する姿勢を真剣に考えていくと思います。市町村においても全くしかりでございまして、私たちといたしましても、現在のいわゆる総需要抑制というようなことで、不景気インフレというような状態の中から脱皮するためには、どうしても経済の刺激は必要になるんじゃないかと思います。そこで私は、市民の皆さん方との話し合いの中でも言っておりますが、おそらく沖縄においても日本においても50年度の当初においては、総需要抑制というような国の政策の中でかなり厳しい経済の状態で新しい年を迎えなければいけないだろう。しかし国も世界の動きで、それではどうにもならないということでございます。特に沖縄においては、7月から国際海洋博覧会が開催されると、景気刺激を他府県に比べてかなりテンポが速くなるんじゃないかという予想も立っております。そういったような意味からすれば、私はインフレ的な不景気を抜け出すためには、景気を刺激しなければいけないんじゃないかと思います。それで第1点の経済刺激か総需要抑制かということについては、そういったような世界の、あるいは国、あるいは地域の経済の流れの中で経済刺激を与えていかなければならないということをお答えいたします。 それから水道行政について、県に依存し過ぎたがゆえに今日のような混乱を招いたんじゃないかということでございます。県に依存し過ぎたという理由になるかならないかわかりませんが、市といたしましても、あくまでも独立したところの水道体系を確立するために、さきの議会においては皆さん方にお願いを申し上げ、市独自の計画を立てたわけでございます。ところが、たまたま国際海洋博覧会という国家的な行事が私たち北部において行われるということでございまして、その場合、浄水場は県と国の方でつくる。だから地元名護市もひとつ国、県の事業に協力するという意味で、県企業局の浄水場建設に協力をお願いするということで、厚生省並びに当時の琉球政府からたってのお願いされまして、万やむを得ず国、県のそういったような計画に私たちは協力申し上げたわけでございます。その結果が、今日のようないろいろな形で市民にご迷惑を及ぼす原因になっておりまして、私といたしましても、でき得れば、市は単独のそういったものを持つべきだと思います。ですから、そういったような意味で県、あるいは国に依存し過ぎたということじゃなくして、むしろ私たちの方が国、県にそういったような形でご協力申し上げたと私は理解しております。水道事業の会計について赤字で欠損じゃないかということでございますけれども、収入のめどが全然立たない今日、そういった形でしか対処できない。それであらかじめ私はお断り申し上げたわけでございます。ただ言えるのは、県企業局の卸売料金が決まり次第、こちらの方といたしましても長期的な水道の計画を確立し、それに基づいて名護市としての水道料金の適正な料金を見なければならないと思います。企業局が倍に上げたから私たち名護市も倍に上げるということにはならないんじゃなかろうかと思います。いずれにいたしましても、卸料金の決定し次第長期的な水道の財政計画を確立し、それに基づき再度皆様方にいろいろとご協力を仰ぎたいと思います。それから埋立地について、半分は住宅地域としてやるべきじゃなかろうかということでございます。それは借入対象いろいろなことからいたしまして、やはり住宅地販売ということで、財産収入の面がないと起債の面でも難しいということがございまして、どうしても一部は売らなければならないという形になるわけでございます。がしかし、これには賛否両論ございまして、あの地域を住宅地として使うのがいいという意見もあれば、そうじゃなくて公共用地としてすばらしいものにした方がいいという意見もございます。また私は去った選挙の公約といたしまして、あの地域は公共用地として活用するということで公約といたしまして、あの地域は公共用地として活用するということで公約しております。そういったような関係もございまして、ただいま私の考え方は、あの地域は公共施設ということでマスタープランをつくらすようにしております。なおマスタープランができた時点で議会にご提案申し上げたいと思います。 自転車道路設置について、いまだに事業が進められていないじゃないかということでございます。自転車道路設置について確かに専用道路はつくられておりませんが、そういったような予算活用いたしまして、安全策等をはじめとするもろもろの安全施設ができているのも事実でございます。ご案内のとおり自転車道をつくるには、地域の関係する人々のコンセンサスを得るのが大事でございまして、それを得ることによって、地域によってはいろいろと問題があるようでございます。そういったことで今日まで専用レーンがまだでき上がっていないわけでございますけれども、市街地の専用レーンができないと羽地の方でも通学のためにの専用レーンは計画の中に入っておりまして、それは可能でございます。しかし、考え方としては一番混雑しているところの名護、それからほかに波及させた方が最も好ましいんじゃなかろうかということで、ただいま担当の者が各地域において自転車専用レーンについての懇談をやっております。そういったようなことで実際の実現というような面においては、ご指摘のとおりいろいろ問題があるようでございますけれども、私たちはそういった問題について一つ一つ気長に根気強く相談申し上げるように対処したいと思います。それから福祉行政の強化でございますけれども、福祉行政は金のかかるものだと指摘を受けておりますけれども、まさにそのとおりで、今年度予算の比率からしても民生費は10億円オーバーしている大きな金でございます。そういったことからすれば、財政的な裏づけいろいろ出てきますが、これはさにも答弁申し上げましたように、今年はそういったような意味でいろいろな形から検討して、名護市の長期的な財政計画を確立していかなければならないということでお答えしたとおりでございます。これからいろいろと職員を叱咤激励いたしまして、名護市の長期的な財政計画を確立いたしまして、その計画に基づき福祉関係事業も強化していきたいと考えております。高度経済成長によるところの教育関係でいろいろご指摘がございまして、教育長にということでございますけれども、これについても私は、いろいろ考え方は異なると思うのですが、具体的に申し上げますと教頭法案が出たり、あるいは教科書検定が厳しくなったりするということは、捉え方によっては、私が言っているのと関連しているんじゃないかという考え方でございます。さきにも触れましたように、あえてこういった問題で討論をするとか何とかじゃなくして、私がここに施政方針の中で申し上げておりますのは、教頭法案や何かで、いわゆる教員の皆さんと管理職の皆さん方が試験をさせるさせないということで、何かで問題を起こしたり、あるいは教科書について国家が厳しく選定するという事実、そういったものを指摘いたしまして、そういった文をつくったわけでございます。それからパイン問題でございますが、もし仮に日本政府が来年度120万ケースのパインを取らないという場合に、どのような対処策を講ずるかということでございますけれども、これはひとり名護市だけの問題ではないと私は思います。農業政策、これは国の大きな政策があり、さらに県の政策があり、市町村の政策があります。そういったことからいたしますと、こういった農政については、国、県、市町村が一緒になって問題解決に立ち上がらなければいけないと思います。生産農家は直接代表である市町村に、市町村は県に、県は国にということで三者が一緒になってはじめて、私はこういった問題解決は可能だと思います。特に生産者団体で組織されておりますところの農協、さらにはその上部団体であるところの経済連、あるいは中央会など等と直接利害の結びついております関係団体など等とも行政の場と一緒になって、これの対処策を組んでいかなければならないと思います。それから特に、その場合の作目転換をどのような形で行っていくかというようなご指摘でございますけれども、作目転換についても適地適作といいますか、キビの栽培可能な所はキビに転換するのも方法でございます。茶に転換、さらにかんきつ類にいたしましても、最近タンカンが脚光を浴びておりますし、さらに試作でございますが、タンデヤルというのもネーブル系統も沖縄の風土にマッチしております。そういうことで、これからあと転換作目についても一緒になって、一生懸命に検討することによって可能性はあるんじゃないかというような気がいたしますし、また私たちもそういったような方向でいろいろと取り組んでいきたいと考えております。 ○議長(玉城清吉君) 教育長 比嘉太英君。 ◎教育長(比嘉太英君) 私は市長の施政方針に基づき心豊かな名護市民の教育育成ということで、市民憲章を柱に立て、今年市民憲章の担当職員等を置くとともに、学校、社会、家庭を通して、心豊かな市民育成の方針を基にして教育方針を打ち出しております。それに従ってゆがめられない、いわゆる教育はいかなるものにも流されない教育をしなければならないということで、それを受けて立とうと思います。先ほど市長の話の中にありました教科書問題、教頭問題などがございました。それらを加味して市長の考え方としておりましたが、私も教育は何者にも侵されないようにしようと思います。そして市長の施政方針のもとに従って名護市の教育を具体化する考えでございます。 ○議長(玉城清吉君) 22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) 先ほどの埋立地の問題で、市長は去った選挙において、革新もそれから保守も埋立地の問題に対しては、両方ともその政策、利用計画を掲げて住民に賛否を問うたわけでございます。その問うた結果が名護市長誕生というふうな結果に終わり、市長もそういうことでありますので、賛否両論あったけれども、私は名護市民から信任を得たのでそのとおり実行いたします。私は、そこは新聞紙上にも発表したとおり、そして21世紀の森をつくるのだということで、この計画は絶対にやりますということで解釈してよろしいかどうかお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) 基本的にはそのような考え方に立っているといって申し上げても間違いないと思います。ただ一つ弁解させていただきたいことは、あの地域にそれでは全然住居など等ができないかということでございますが、それは若干の情勢の変化、あるいはいろいろな理由によって全然ということじゃなくなると思います。具体的に申し上げますと漁業組合の、いわゆる漁業権補償について、あの地域においては土地をかわりに差し上げますということでございますので、そういうようなことになると、一部の地域においては漁民部落誕生というようなことなど等にもなると思います。しかし、基本的には市が所有するような土地については、できるだけ公共的な施設ということで出していただければよろしいんじゃないかと思います。 ○議長(玉城清吉君) 22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) また市長の答弁の中に、そのマスタープランができ上がった場合には、議会に対してもそれを提示し、了解を求めるということでございますが、今年度の予算を見ますと、あの計画書の中に漁民村というのがございまして、今度の予算に漁民村が出てきているのはどういうことですか。すなわち基本構想も出ていないし、そして議会に提示されていない全ての問題があの漁民の村だけを出した理由はどこにありますか。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) それは関連する一連の計画の中ではマスタープランをつくりたい。漁民は漁民で、じゃあ私たちの村はということで検討すると思います。その場合漁民だけでさせると全体とのバランスがございますので、そうはさせないで、市の方でも若干手当てをして、一緒に計画させようということを前提にしてマスタープランをつくるならば、市も手伝いしたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) その問題は、逐条審議のときにもう一回質問いたします。パインの問題でございますけれども、繰り返し全部が質問するけれども、その問題に対しては何かしらもう一歩突っ込みが足りないと思います。例えばパイン政策が国、県、市町村、農業団体というふうな段階を踏んでしか解決できないということは全部知っております。それが、そういうふうなことが毎年毎年繰り返しては、生産意欲は減退してしまう。そして市長がさきに答弁したように、私の質問ではなかったわけでございますが、国がこういうふうな措置をしてくれれば、パイン産業は期して待つべきものがあるということでございます。そして国がやらなければ、パイン産業は絶滅であるというふうに解釈できます。そこで、いま沖縄の近海が汚染されているのは、総需要抑制が沈静化しております。海洋博が終わる、そして景気もよくなって乱開発も起こってはこないだろうと思います。そこで後に残されたのは農業による山地開発によるものだけでございます。そういうことを考えれば、公害問題に対して市長も国も、県も非常に大きな関心を示しております。公害の最も大きいものは山地開発、開墾によって多くなされているということは住民等しく知っております。漁業関係者もそれを知りつつ、選挙の場合は向こうからも農民からも札を取っております。市長もそのとおりでございます。あなた方これではいけない、パイン産業にかわるべきものはこれこれであるからということで、沖縄の農業、海を守るために山地開発をやめて、全部その費用は国に補償してもらい、そして沖縄のそういうところは一大畜産県として全部牧場等にする考えはないかどうかお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) どうも時間に制約されるので、どうしても詳しく説明ができないわけでございまして、パイン産業を沖縄の二大基幹産業として育成して今日まで来たわけでございますが、その裏にはやはり私は農家の非常に大きな努力があったと思います。ただ残念なことに資本力が弱いがゆえに国際競争に打ち勝つことができず、今日こういった状態になったと思いますが、私はさきの質問に対してお答え申し上げましたように、やり方によってこれは将来有望だということを申し上げましたが、本当にパイン産業を安定させるためにはパッカーはパッカーとして努力させなければならないと思います。いま十幾社あるところを統合させる、それはパッカーに対する一つの合理化だと思います。ただいま県の試案によりますと八重山2社、沖縄に2社、しめて4社を設立させて沖縄におけるパインを奨励しようというような合理化計画が打ち出されております。そのようなことになると会社経営の上ではかなりコストを上げることが可能になると思います。ところがこれはパッカーだけに合理化を迫っても生産者が今までどおりにやるとまた問題が起こりますので、当然のこと生産者は生産者としての合理化計画を進めていかなければならないと思います。それにはパインの集荷場の問題、さらに品種の改良問題、さらには基盤整備の問題等々でございます。そういうことをやることによって、いわゆる生産原料価格を上げることが可能になりますし、そういうことになると国際競争という面においてもかなり前進した姿勢で戦えることになるんじゃないかと思います。そういったような立場に立ちますと、やはり私はパインというのは長期的に言って沖縄の産業から取って捨てられるべき産業ではなくて、やはりパインのできるところはパインをつくっていただく、しかし環境保全、海岸汚染、そういった立場からするならば土壌選定、その他の病害虫対策もあると思いますが、それに対してはそれに対するところの試験場、あるいは農業委員会、団体が一つになってそういった対策を講ずるならば、海洋汚染についてもかなり成果を上げるんじゃないかと思います。そういったことでパッカーの行う合理化、それから生産者の行う合理化、さらにまた国として政策的に推進してもらう仕事、すなわち総需要量の決定からそれに伴うグローバルの割り当て等が、これは当然のこと国で決定していただかなければなりませんので、そういったものは国の方に努力していただく。国、県、パッカー、生産者、地方自治体ということで、おのおのの立場で対処策を講ずれば、私は、成果は必ず上がっていくと思います。そういった意味でパイン産業については取り組んでいかなければならないと思います。 それともう一つ、畜産を大きくして沖縄の県全部畜産王国にするというようなご意見でございます。私は畜産の振興でこれだけ思い切ったことについては、いささかの反対もございませんし、むしろ畜産振興の面から賛成でございます。がしかし、いろいろな立地条件を考えれば、全部の地域を畜産振興にするといろいろ問題がございますので、畜産の適するところは畜産、あるいはまたその他の作目の適するところは、その他の作物ということで奨励していけば、沖縄の第一次産業も海洋博後いろいろ問題はあるかもしれないけれども、かなり前進したものになるのではないかと思います。畜産振興、一大牧場をつくって畜産振興を図るということは私も賛成であるし、現に国や県にも、もし名護市の土地をご利用いただいて、大型な畜産振興を図れば、私も積極的にご協力申し上げますということでやっております。そういったことで答弁を終わります。 ○議長(玉城清吉君) 22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) 産業の中で、ちょっと質問を漏らしたわけでございますが、さきに神山議員から商工会の組織強化並びに中小企業育成という面で質問しまして、市長は今までの補助金という形を変えて、事業に対して助成をしていくということでございました。またほかの質問に対しても、やはり名護市にあるものは名護市で消費して、そして名護市の経済を潤すというふうな市長の答弁でございました。そうして商工会あたりがバーゲンをする場合には、やはり市としてもそれに対しては助成していきたいということでございましたが、そのバーゲンについていま名護の商工業者は非常に苦しんでいるわけでございます。その実例といたしまして教育会館でございますが、選挙にもなると私らは、教育の担い手である、革新のかなめであるということで、そういうことで教育会館を本拠として今までずっと選挙を進めております。また常日ごろでも向こうで研修し、私らはこういうふうにして市民の福祉を図っていくということでやっております。しかし、現在あの教育会館を見ると、暮れに4回くらい向こうで一色あたりが大バーゲンセールをして、名護の衣料業者は青息吐息でございます。現在でもその流れがまだまだ続いております。市長は名護の商工業者を助けるという意味で、名護市長としてこういうふうな業者に対しては、ホールを貸すなという要請を直ちにやる必要があると思いますがどうか。またそれとあわせて、各公民館においてもこういうふうなバーゲンが幾回かなされております。そういうふうなことも市長は直ちにとりやめさせて、名護の商工業者に単価のサービス、また精神面でのサービスもやりなさいといった行政指導もあわせてやるのが当然だと思いますが、その問題に対して市長の答弁を求めます。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) このバーゲンについては、私も大変困った問題だと思っております。これは安い品物を提供するというような面からすると、消費者の皆さん方は歓迎しております。私も早速そういったことがありますから、一応は困るということを言っておりますが、消費者の皆さん方はむしろ驚くほど安い価格ということで、歓迎ということで頭を痛めております。これは教職員会館だけでなく公民館でもやられております。東江、城などでも、あるいは品物は変わりますけれどもホテルなど等も利用してやっております。そういったことで大変頭を痛めているわけで、私といたしましてもできるだけそういったことをさせないようにということで要請いたします。しかし実際の立場からすると、そういうふうな意見がはね返って痛しかゆしという状態でございます。それで私としては、もっと積極的な考え方に転換して、これを名護市の商工業者が共同でやってみたらどうかということで問題提起しております。ですから、そういったような事業をやるならば、経費の負担を市の方でお手伝いすることにはやぶさかではないということでございます。そういうことで、他の業者に自重してくれないかと相談はできるが、やめさせるということを約束はできませんので、その点ご理解をいただきたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) パインの問題にしても、現在のバーゲンの問題に対してもスイスイとやっております。パインも安かろう悪かろうではなってきた。しかし、そういうことでやってはいけないので、パイン一切れ運動も起こっております。名護のバーゲンの問題、消費者の立場からすれば安ければ安いほどいいと思います。そこが政治の難しいところで、そこで市長はやはり名護市の市長だと言われるように、一つもう一歩突っ込んでもらいたいと思います。議会選出監査委員の意見を求めます。(「進行」と呼ぶ者あり) ○議長(玉城清吉君) 次に27番 中山盛久君、一般質問を許します。 ◆27番(中山盛久君) 一般質問を行います。前の人が質問した点は除きます。第1点、生活環境の整備について、海洋博当時における生産物搬入道路、市内でございますが、市長が年度の大半は海洋博開催の年次であると言われておりますとおり、我々は海洋博時における市内の生産物、市民が困らないような態勢をとっているかどうかということでございます。まず例を申し上げますと安和、山入端、勝山、旭川の生産者が生産物を搬入するのに現在の海洋道路で到底混雑して、非常に時間的に問題があろうと思います。そこで現在の勝山、旭川、中山を通って屋部の村内から志味屋内に抜ける道路が我々農村、いわゆる生産者にとって搬入搬出の道路として最も安全で適切な道路ではないかと思います。そこで現在の予算を見ますと、道路整備費は相当取っておられるようでございますが、この整備費だけで間に合うかどうか。また市長はこういったような道路に対して計画があるかどうか、当局の見解をお伺いいたします。これと関係しまして、例えば羽地の農道に搬入するパインのときは前棚を通って内原に直接抜ける簡単な道路がございますが、内原はわずか100メートルぐらい整備すればある程度利用できると思います。特にパインの最盛期であり、海洋博当時は製糖期にもつながり相当農民に煩雑を与えると思いますが、市当局のご見解を伺います。第2点、都市計画事業についてでございますが、さきに神山君やほかの議員からも自転車道路の問題が出ておりますが、私は同じ考え方ではございますが、重複しないように質問いたします。現在、宮里から南区を通って市場付近に買い出しに行く道路は、現在でさえも混雑を極め非常に危険でございます。そこで宮里から旧屠場付近に出る中央排水に蓋をして自転車専用道路に使えば、立派な自転車道路になると思いますが、そういうご計画はないかどうか。経費はかさみますが思い切ってこれから計画をお願いいたします。第3点、環境保全事業について、屋部川流域、久志地区及び屋我地地区でございますが、市長の施政方針の中に屋部川流域の調査を手がけると書いておりますが、先ほどの比嘉議員の質問とも関連いたしますが、屋部川のしゅんせつは現在の市長が町長時代、あるいは市長が議員時代、あるいは市長になってからもしゅんせつしております。しかし二、三年ごとにしゅんせつをしなければいけないことは非常に大きな問題であり、ほかに対する予算上の問題からも大きな問題でございます。 これは川周辺のどこに原因があるかということを十分調査する必要があると思います。私たち議会におきましても、あの名座喜一帯の埋め立て、あるいは宇茂佐原、志味屋一帯の埋立て等、あるいは先ほど申し上げましたとおりパイン更新による赤土の流出等、あらゆる問題があるわけでございます。こういった問題をいかにして防止するか、単なる屋部川周辺はそれで事が足りるということじゃなくして、長期的展望に立ってこの問題解決をすべきと思います。そこでぜひこの埋め立て、パイン更新の問題、その他にもあると思いますが、116号線改修もあると思います。私もパイン産業については関心を持ち、協力を惜しまないものではございますが、本当に海岸に近いところは、いわゆる住宅に変更すべきところは変更して、どうにかしない限り北部の海は救われないと思います。これは農業委員会としても助言して改革すべきは改革してもらいたいと思います。市の考え方をお伺いいたします。特にこの環境保全事業について、旧久志の県道であったところが、現在も県道と思っておりますが、市に移管されていないと思いますが、この道路はある程度舗装しておりますが、特に字久志入り口の橋は鉄筋の腐食で、非常に危険でございますので、こういった面、市が調査したことがあるのかどうか。また大川、大浦から名護に通ずる道路は琉球政府時代に移管になったと思いますが、いまだに供用開始がなされておりません。屋我地の問題は、先ほど屋我地出身の議員から質問がありましたので省略いたしますが、いわゆる二見から東江、それから旧久志県道の問題、調査されたかどうか、こういったこともお尋ねいたします。 第4点、空き地に係る環境衛生の保全、条例は去年の4月1月に制定されたと思いますが、特に海洋博を控えまして、この条例が適用されているかどうか。また市長が言っている市街地美化運動、この条例が適用されているか。いまだにそういった空地が草ぼうぼうになっているところが多いが、この条例によって市が市民に通告したことがあるかどうか。一遍は市民のひろばを通じてあったと思いますが、そういうことに対して通告なされたことがあるかどうか、美化問題についてお伺いいたします。第5点、都市計画事業について重複したところは除きます。特に名護名座喜原一帯、宮里名座喜原一帯が最近特に住宅が増えておりますが、7号排水は前年度ずっと継続してやられておりますが、道路排水の問題に対しましては、まだ市も触れていないし、また今度の予算に出ていないようでございますが、そのまま放置する考えかどうか、一つお尋ねいたします。特に都市計画事業につきましては、広範囲にあるわけでございますが、先ほど若夏国体道路の問題も出ておりますが、これも聞きたいと思います。特に南兼久一帯の墓地でございます。この墓地は象グループの計画では、そのまま残した方がいい。地元では早く撤去してもらいたいということでございますが、現在の教育委員会の後をご覧になればよくわかりますが、非常に汚くて草むらで不良の巣窟にするよりも、早く住宅地に変更し、市民の要望にこたえていただきたいと思いますが、市の計画についてお尋ねいたします。また都市計画審議委員会のあり方でございますが、私も委員の一人でありますが、委員の選任について先ほど郵政庁から都市計画については郵便の配達を関係しますので、我々も委員に入れてくれないかということがございましたが、市当局に申し出があったかどうか。特に大兼久1000番地から6000番地まであって非常に不便を来しております。郵便配達で名護が一番遅いのは、そこに原因があるということでございますので、できればそういった方々の要望を入れて、将来の都市計画が、いわゆる現在の区ではなくして1区、2区とか、あるいは一丁目とかして、こういった業務に支障ないようにしてもらいたいと思いますが、市当局のご見解を承りたいと思います。第6点、水道事業についてでございますが、これは先ほども比嘉議員から詳しく質問がありましたので省略いたしますが、特に水道事業の中で現在旭川、中山区の住民の話を聞きますと、向こうの水道事業に対して一戸当たり2万5,000円の負担をしなければいけないという話を聞いておりますが、事実でありますかどうか。どういった理由で2万5,000円の負担をしなければいけないか説明を願います。第7点、育英会の運用についてでございますが、今まで旧町村で育英会ができておりましたが、現在の運用についてお伺いいたしますが、私の考え方を申し上げますならば、できるだけ旧5町村の育英会を合併いたしまして、広く人材を得るために広く事業を伸ばしてもらいたいと思います。と申し上げますのは、特に医療問題に対しては全県的に非常に医師不足であり、よって育英会において優秀な学生がおれば市が推薦して援助して、市と契約のもとに医者を育てるべきじゃないか。長期展望に立って医療事業(医師不足)を解消するには、こういった問題を考えるべきじゃないかと思いますが、市当局にそういったお考えがないかどうか、お尋ねいたします。第8点、PP地区の問題は、地元出身議員の質問がありましたので省略いたします。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) お答えいたします。第1点、 生産物搬入道路についてでございますが、これは私たちの方でも海洋博時の代行線計画ということで、いま具体的な計画を進めております。いま代行線計画といたしまして、予算は伴わなくてもいいんじゃないかということでございますけれども、予算については道路維持管理費の中から充当できるんじゃないかという捉え方でございます。特に屋部、中山、為又から直接パイン工場にというような代行線については、十分検討する予定でございます。それから自転車道路について、宮里から南区の排水の溝を有蓋排水溝にして自転車道路を建設することはできないかということでございますが、市の方としても、市内の排水溝を有蓋溝ということは計画を持っております。特に急がなければならないのは、中区から南区に合流するのがよく人が落ちたり、子供の自転車乗りが落ちたりということで、それを急がなければならないようでございますが、率直に申し上げまして、9号排水溝まだ終わらないので、それができ次第有蓋化しようということでございます。趣旨といたしましては共鳴いたしますけれども、今のところそういった事情で早急に執行いたしますということで、これはできないのが残念でございます。それから環境保全事業といたしまして、開墾による屋部川流域の汚濁、海岸汚濁についてどうするかということでございますが、いま私たちのところで屋部川流域の調査をやってやろうというのは、ご質問のとおり調査だけではなくして、終わったらどういった形で対策を講じたらいいかということまで含めた調査にしたいと思います。どの程度の事業ができるかは次年度で取り組んでみないとわからないが、ご質問のとおり、やっぱり調査のやりっぱなしではなくて、最終的には汚濁防止など等も含めて調査検討したいと思います。それから県道旧13号線がどうなっているかということでございますが、久志から入る13号線については、ただいまバス路線になっておりますので、これは県の方が維持管理を行っております。それからバス路線ではないところの辺野古は、市の方で漁港関連事業といたしまして、一応は排水側溝などの整備は行っております。そういったようなことで、いまだ13号線については利用されていないところもあります。これの維持管理について私たちも頭を痛めておりますが、県あたりともご相談申し上げながら整備している実情でございますので、これから後も県の責任で行う維持管理については県にさせてもらうし、市でやらなければならないものは市でやるというふうにしていきたいと思います。それから東江から大川に通ずる大川線の供用開始でございますけれども、この問題についても、再三県の方に早めに供用開始をしてもらうように言っておりますが、何分にも県の行う事業が多過ぎまして、いまだに大川までは道路拡張が進んでいないという実情でございまして、供用開始できる事情ではないということでございます。これについても私たちも毎年毎年県の方には申し上げておりますが、実情はただいま申し上げましたとおりでございます。それから空地にかかる環境衛生の保全でございますが、条例はできたがどうなっているかということでございますけれども、地域ごとによっていろいろ問題があると思いますが、一部の地域においては調査など等も行い、市内はもちろん、市外市町村にも一応は協力要請を行っております。残念なことは、全市一円にということではございません。一部の地域でやっております。今年はぜひ全市一斉に調査を行い、各市町村にも協力をお願いいたします。それから名座喜原の都市計画でございますが、ただいまあの一帯につきましては、宮里名座喜の厚生園前からの排水溝については、49年度予算で終わりましたし、9号排水につきましても49年度から50年度にかけてピッチを上げて施工しているのが実情でございます。なお、あの地域におきましては、道路計画線については大体の線引きを終わっております。道路高が埋め立てによるところの地面の高さは、大体116号線を基準にして埋め立てを行政指導していこうというような基本的な考え方で名座喜原一帯はやっております。南兼久墓地については、市の都市計画の中でも海浜公園として指定されております。もちろん墓地を移転するということを前提にしてやっております。いろいろと見る人々の目によって意見も違いまして、はっきり申し上げまして中山さんが説明したとおり、意見の一致を見ているのが実情でございます。いずれにいたしましても、近くの埋立地のマスタープランなど等もできますので、それと並行して、その地域の検討をさせてもらいたいと思います。それから都市計画審議委員会でございますが、郵政庁からぜひ委員会に入れてもらいたいということでございますが、私のところではまだそういう話を聞いておりませんので、中山議員には、委員長ということで要請があったと思いますが、これは後で私らの方からも連絡して、そういうことが一般質問の中にあったかということで連絡して、検討したいと思います。それから旭川並びに中山の水道問題については、屋部支所長より答弁させたいと思います。育英会の運用についてはご質問のとおり、私どもといたしましても、できるだけ早い時期に名護市一円の育英会をつくりたいというのが私の考え方でございますし、場合によっては新しく名護市一円の育英会をつくって、その面での委員長会というふうなところまでいま話し合っております。どの程度の基金でスタートするか、その辺はご質問のとおりぜひとも全市一円としたところの計画をしたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 27番 中山盛久君。 ◆27番(中山盛久君) 都市計画審議委員会は、市長の諮問機関であるので、この問題は市長に直接会って話してくださいと言いましたが、来ておりませんか。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) まだ来ておりません。都市計画課までは来ているかもしれませんが。 ○議長(玉城清吉君) 27番 中山盛久君。 ◆27番(中山盛久君) 育英会の問題は、私の質問は医者不足を解消するためには、優秀な生徒に援助して契約する考えはないかということでございます。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) それは、いま国の医療制度の中でもそれがあるわけでございます。自治医科大というのがございまして、私たちもぜひ自治医科大の方に生徒を送りまして、その中で公費でもって勉強させていろいろとお手伝いしてもらいたいということで呼びかけておりますが、まだそれに応じてくる生徒がおりません。だから、そういったようなことで育成については積極的に取り組んでいいんじゃないかと思います。 ○議長(玉城清吉君) 屋部支所長 比嘉啓強君。 ◎屋部支所長(比嘉啓強君) 旭川、中山の簡易水道についてでございますが、市の方針といたしましては、簡易水道に70%補助するということでございます。残り3%は地元負担でございます。中山、旭川は簡易水道を結成させまして、その中での2万5,000円、地元負担を決めております。 ○議長(玉城清吉君) 27番 中山盛久君。 ◆27番(中山盛久君) 私は水道事業の中で、そういうことをやっているのかと思っております。 ○議長(玉城清吉君) 屋部支所長 比嘉啓強君。 ◎屋部支所長(比嘉啓強君) 部落懇談会を開いて、非常に喜んで満場一致で決めております。 ○議長(玉城清吉君) 27番 中山盛久君。 ◆27番(中山盛久君) 名座喜の問題に対しまして、もとの土地改良組合がつくったところまでブロック塀をつくっておりますが、セメントくいでも打って工事が遅れれば遅れるなりに示して、行政指導をお願いします。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) それは指導させます。 ○議長(玉城清吉君) 27番 中山盛久君。 ◆27番(中山盛久君) さきの質問で答弁いただいたわけでございますが、久志入り口の橋が非常に腐食しております。これは市の方でも調査して、県に一日も早く危険のないように交渉してもらいたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 休憩いたします。休憩(午後2時40分)再開(午後2時50分) ○議長(玉城清吉君) 再開いたします。次に17番 比嘉茂男君、一般質問を許します。 ◆17番(比嘉茂男君) 一般質問を行います。第1点、農業委員会のあり方についてでございます。復帰と同時に農地法の施行に伴い、各市町村との均衡を議会において農業委員の定数を考えないで発足しておりますが、参考までに県内10市の農業委員の定数を申し上げますと、石垣35名、平良32名、糸満27名、那覇18名、浦添15名、沖縄27名、具志川25名、宜野湾26名、石川23名となっております。我が市はなんと浦添は15名で運営しているのが名護市は45名となっております。その内訳は選任19名、選挙による者26名となっております。委員の定数は予算支出面にも当然影響するものでございますし、他の市の状況も加味いたしまして、定数を根本的に改めるべきじゃないかと思いますが、市当局の見解をお伺いいたします。昨日も我喜屋議員から農業委員会に対して問題が指摘されましたが、委員の定数はトップでありながら、非常に出席状態が悪いという現状でございます。中には1カ年間に1回も出席せずに毎月1万5,000円で1カ年間に18万円もただもらいしているということでございます。それでは明るい革新市政の中で、このような不心得な者がいるということは、決して許されるべきものではないと思います。このようなことは発足当初にも問題があるかと思いますが、と言いますのは、規則的な告示で選挙の形をとっていないし、一般住民に納得させないままに、そのような疑惑の中から選出されたと思います。このような委員会に対して、市当局はどのような措置指導をやってきたのかということに対しまして、市当局の見解を伺いたいと思います。また来たる9月には改選が行われるようでございますので、十分検討する必要があると思いますが、市の財源で運用されるので、昨日の5番議員の質問のように、市長は、委員会は委員会だというような答弁ではなくして、市当局の誠意ある答弁をお願いいたします。次に農政についてでございますが、これまでもいろいろと農業政策、産業面に対しても大部分の議員から質問がございましたが、私は、特に市長の施政方針の中に産業の振興などを唱えて、第一次産業の目標はあくまでも自給自足と言っておりますが、しかしながら、今や農業は危機に直面している現状を知りながら、現状を踏まえた農業予算の編成ではないと思います。あまり政策が反映されていないと思います。昨日、市長はブロイラー産業について国や県に輸入規制、あるいは課税率の引き上げなどの要請もやってきたということ、または一部の業者がもうかるためには、ブロイラー産業は破滅したということでございますが、実はそのブロイラー産業と言いますのは、各農協から多大な資金を融資し、あるいは飼料までの立て替えもやっている現状で、このブロイラー産業が破滅に追い込まれると各農協も大きな死活問題でありますので、この辺、市当局は前にも農協合併とかいろいろ出ておりますが、農協、ブロイラー業者に対して育成措置としてどう考えるか。また流通機構については、市長は施政方針の中で仮設市場を設置したので、明年度はその運用と利用方法の指導に専念するということでございますが、それはもちろんでございますが、畜産については流通機構も同じでございますが、やはり問題となりますのは、飼料の問題が抜本的な問題ではなかろうかと思います。まあ農地の問題と基盤整備と同じような、非常に重要な問題であるわけでございます。また、市長の話では養豚は順調に伸びておりますが、繁殖豚が不足気味であり、とにかく肉用牛も繁殖牛がそういうことなら、私から見た場合全くうそでございまして、実は飼料のコスト高とか、あるいは流通機構の問題があるわけでございまして、肉用牛の繁殖が足りないということは、いくら子豚、子牛に対しましては、他地区からも購入できるわけでございまして、そのような現状を把握していない市長の施政方針に対して今一度改めるべきではないかと思います。現状を踏まえての予算編成と、このような問題を強く市に対して要求いたします。次に財政についてでございます、市長は去った選挙でも財政の確立を図ると市民に公約しておりますが、選挙が済んだ今日の施政方針の中にも財政の確立のことは何一つ触れていない現状でございます。明年度の施政の柱である1.生活環境の整備、2.福祉行政の強化、3.教育の向上、4.産業の振興、5.市民生活の安全性の確保などを上げておりますが、何を捉えても、やはり財源なくしては実現できないことは当然でございまして、その辺で財源の確保について詳しく説明を聞きたいわけでございます。そこで予算編成に当たっては、先ほども答弁でございましたが、福祉の中でも非常に苦慮したということでございますが、防衛施設周辺の生活環境整備資金法による資金の融通問題もございまして、このような基地周辺整備資金がこのほど改善されまして、基地のある自治体に有利に利用されるように考えられておりますので、我が市もそれを取り入れて、市民の生活安定のために取り入れてもらいたいと思いますが、市長の見解を伺いたいと思います。次に道路行政の問題でございますが、先ほど12番の宮里議員からもありましたが、潰れ地補償云々と市長は公約しながら、2期目に及んでむしろ潰れ地は増えて解消したところは、私の見たところではないような感じを受けるのでございます。このような公約した大きな問題でございますので、今一度慎重に、今後しっかりと取り組んでいくことを強く要求いたします。以上でございますが、後は答弁を伺ってから質問したいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) 第1点、農業委員会問題についてでございますが、ご指摘のように名護市は45名でございます。これは法律の規定事項でございまして、農地面積2,000ヘクタール以下と農業者数が2,500以下の場合は、25人から16人ということになっております。それ以外の場合は40人から26人ということになっておりまして、名護市の場合はそれ以外ですから最低の26人を取っております。それから農業協同組合、共済組合から推薦した理事から1人ということで、本市は13の農協から1人ずつ出ますので、本市は話にならんということでございます。そういったようなことで、本市の農業委員会の数が圧倒的に増えたという一つの理由でございます。それから農業委員会の運営についてでございますけれども、議会と同じでございます。議会運営に私がくちばしを挟めないように農業委員会も同じでございますので、私としてはやっぱりそういったようなお互いの運用は尊重しながら進めていかなければならないと思います。 私がもし議会にくちばしを挟むと大変な問題でございますし、農業委員会にも私がくちばしを挟むと何のための委員会になるかということでございますので、そういった意味で、委員の数が多いのは各農協から1人ずつ出席させると名護市は13、他市は1人で済むということでございます。次に農政について、特に畜産の件についてでございますけれども、それはご指摘のとおり飼料が高いということでございます。飼料が高いというのは市の責任ではございません。飼料会社が高い飼料を売るのをなぜ市が責任を負うのかということでございます。そういったような本末転倒の発言をすべきではないと思います。市としては行政的な立場でできるものは飼料、その他の物品についても高いのはどうにかできませんかということでございまして、規制することはできません。こちらの方は飼料が高いと当然のこと品物も高くなります。ところが外国や本土から入ってくるものは、やはりこちらで生産したものよりも安くなり、利ざやが安くなるということで、かなり地元のブロイラー生産に圧迫を加えているのが実情でございます。だから、そういったことからして、私たちとしても対処策はどうしたらいいかということで、畜産課長に強く指示していろいろとさせているということでございます。そういった企業関係を除くと、いま私たちが対処していかなければならないのは、繁殖に要するもと豚、もと牛を増やすためには、いろいろと手当をやらなければならないと思います。さらに飼料作物を開拓するのも、これからの課題ではないかと思います。今のところを率直に申し上げまして、今日までは飼料がさほど問題とならなかったので、特に取り立ててやるということはございませんでした。これは沖縄だけではなくて日本農業の中で、それがはっきり言えるわけでございます。飼料作物は外国の飼料を仰いだ方が栽培するよりも安いということで、日本の飼料対策からしてもそういったような形になっております。ですから、今日ほど飼料が上がりますと、やはり我々としてもこれからあと飼料作物についての検討を進めなければならないと思います。それから財政の関係でございますが、50年度予算の全体的なものを見ますと、よくご理解いただけると思いますが、歳入歳出の状態からいたしまして、自主財源と依存財源の比率が26%、あるいは74%となっております。しかし、これを今度は支出的な面で、投機的な面で見ますと、決して悪い状態の財政ではないと思います。消費経費として45%、投資的経費4.7%、その他4.33%、それから予備費として1.94%という比率が示すように、50年度の財政状況はそういった形でかなり健全の率を示しております。そういったような意味からすれば、私は今期の財政というのは、厳しい中にも堅実的なものがあると言ってもいいと思います。それから基地周辺整備資金を取るようにしたらということでございますが、私はこれに対して断ったことはございません。私は原因者負担の原則に立ちまして、もし基地のもたらすような被害であるならば行わさせなければいけないという考え方でございます。ですから、今度基地周辺整備法が一部改正されまして、それの取り扱いについてどういうふうなことなんだということで、施設庁から来ておりますが、これは当然、私たちは受け入れるべき側にあるので、受け入れますということを答えております。最後に道路行政の潰れ地でございますけれども、補償について先ほどから何遍も繰り返すように、私たちは要請すべきところは要請しております。ただ国とか、県が財政の状況で思うように進行していないというのが実情でございます。 ○議長(玉城清吉君) 休憩いたします。休憩(午後3時10分)再開(午後3時11分) ○議長(玉城清吉君) 再開いたします。次に4番 新田宗潤君、一般質問を許します。 ◆4番(新田宗潤君) 一般質問を行います。第1点、市道排水の助成についてでございますが、市道許可申請時に義務づけられている側溝、排水、遊歩道にかなり多額の負担がかかり、地主の負担が重いような気がいたします。それも防災関係の事情が勘案されていると思いますが、そういう点に引っかかって、ここ数年建築めども立たないまま借家住まいしている方もあり、またそういったことと関係して、下水道は今後新築時にはくみ取りから水洗に改造することを考えますと、このような対策からしても、このようなことを考えるべきと思いますが、市当局の見解をお伺いいたします。第2点、市道路復元整備について、これは久辺郵便局通り豊原三差路寄りの30メートルくらいの地点でございます。北側の造成赤土が防砂竹柵を通して流出し側溝、排水溝が全くふさがり、路面は凸凹で車も急停車したり、徐行しております。しかもこの道路は通学道路であり、梅雨も近いので地域住民は不便を囲っております。市に連絡してあるとのことで現地調査をしておると思いますので、同地主との折衝めどについてお伺いいたします。第3点、水道行政指導について、本件は48年4月、辺野古水道移管の際の工事費が徴収不能と聞いております。その後、作業者と多数の需給者との話し合いが全く進展せず、今日の情勢になっているのは、市と字の責任者の怠慢なことにあると思います。これらの窮状を救うために、市当局の積極的な指導が必要と思います。また去年12月に49年5月から半年分の水道料金が一括して集金されたということでございますが、やっぱり住民の苦情は市当局と人は知っておりますかどうか。住民の負担過重にならないような行政指導よろしくお願いいたします。第4点、公衆電話の設置についてはさきの議会でも岸本議員からお尋ねがあった問題でございますが、再度お尋ねいたします。辺野古地域は復帰後過疎化の一途をたどっております。そのような地方に行けば文明の利器に恵まれず、急病人、傷害、盗難などの急報ができず不便を囲っておりますので、市当局の積極的考え方をお伺いいたします。第5点、久辺小学校グラウンド建設でございますが、本件は先の議会にも種々お尋ねのあったものと思いますが、今年度の予算に計上されていないのでどうなったかお伺いいたします。特に同校は80周年記念行事も控えているということで、地域住民は基地周辺整備資金でもってできないかということでございまして、本当に早期実現を願望しておりますので、市長の考えをお伺いいたします。またいつごろまでに完成のめどがあるかお尋ねいたします。第6点、タクシー乗り場の設置についてでございますが、本県においてタクシーはバスに次ぐ重要な交通機関として広く一般に利用されております。また利用者の便宜を図る観点からも、また海洋博時には国内はもちろん諸外国からも多く来ると思いますので、また当市はすばらしい市民憲章を掲げるところでございます。海洋博時における交通混雑を防止する対策の一環からも、市外地におけるタクシー乗り場の設置があってもしかるべきと思いますので、当局の見解をお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) お答えいたします。私道排水の助成についてでございますけれども、今のところ私道排水については補助しておりません。私道を設計するときは、宅地造成など等と事業を目的としてやる場合とそうでない場合といろいろあると思います。事業を目的とする場合は、市が助成を与えることは毛頭ございませんので、それについては全然検討する必要はないと思います。なお地域の人々が出し合って、あるいは特定の地主さんが地域の不便を囲ってやるのは、これはまたケースバイケースで検討いたしますし、そういったものについては当然のこと、市としても助成してやらなければならないと思います。特に下水道の建設など等とも関連いたしますが、下水道の場合もこれは改めてその時点でご相談申し上げたいと思います。それから市道修復でございますが、ご案内の久辺郵便局との三差路はもともと排水溝がついておりましたが、周辺の埋め立てによって排水溝が埋められたということでございます。その周辺が私有地でございまして、市としてもいろいろ連絡を取りながら何とか解決しようということで、いま久志支所のほうで折衝して、これの対処策を講ずるように指示しておりますので、近くこのめどづけができると思います。それから辺野古水道について、これは引き込み線でございまして、条例に基づいて個人負担ということではっきりうたわれております。そういったことからすると、これは当然個人の負担でございますので、個人でご負担していただきたいということで、市ははっきり方針を打ち出しておりまして、部落にもそういうことで説明申し上げております。ですから、ただいまでも、市の職員としてはそういった基本方針にのっとっていろいろと指導助言を与えていこうというような実情でございます。昭和45年5月から6カ月分12月に集金されたということでございますが、これについては1件、何かの手違いでそういうことになっておるということを承っております。こういったものについて、市としても一気に解決ということじゃなくして、分割払いとかいろいろと支払いする立場に立って、そういった問題を解決していきたいと思います。 それから公衆電話の設置については電々公社に問い合わせしましたところ、50年は市内で5カ所を計画しているようでございまして、辺野古地区は1台計画予定されてあるということでございます。市といたしましても、住民の利用状況など等をつぶさに検討いたしまして、そういったものに基づいてぜひ一つ要請していきたいと思います。次に久辺小学校のグラウンド建設でございますけれども、49年度予算に盛られております。ただいま設計中でございまして、近く入札に付する予定でございます。これは多分明許繰越か、あるいは一気にやってもらうかはっきりしておりませんが、近く入札の運びになっております。タクシー乗り場設置についてでございますけれども、タクシー乗り場につきまして道路も狭小でございまして、果たしてああいった状況でタクシー乗り場として指定してくれるかどうか問題がありますが、いずれにいたしましても海洋博を間近にして何らかの解決方法を見出さなければならないと思います。国、県に、国道、県道にそういった施設が可能であるかどうか、連携を取りながら問い合わせてみたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 次に8番 宮城良雄君、一般質問を許します。 ◆8番(宮城良雄君) 一般質問を行います。最初に公立幼稚園の件でございますが、市長の施政方針の中に今年度新たに幼稚園指導主事が配置されることになり、本格的な幼児教育のカリキュラムの作成に当たるということで大変結構と思います。しかしながら、本市の地域にいまだに公立幼稚園に移行されていないところが真喜屋など数カ所ございます。名護市内の大宮、名護小などを設立されて既に7年を経過したと私は見ております。今年から本格的にカリキュラムによる幼児教育が行われるならば、その格差はますます広がり大変なものであると捉えているものでございます。教育の機会均等、僻地教育の振興をからも、昨日市長が答弁しておりましたように、保育所等の統合計画など何らかの方法はないかお伺いいたします。第2点、学校給食について3月7日の新聞で、県教育庁において来年の学校給食費の値上がりの算定が報じられておりますが、その中でおそらく36%の値上げを見込んでいるということで、これをいかに抑えるかということで頭を抱えているといったような記事がございましたが、本市でも当然予定されていると思います。私が現時点で調べましたところ、学校によって違うわけでございますが、大体小学校で1,400円、中学校で1,700円の給食費を、それぞれ600円ずつアップしまして、小学校2,000円、中学校2,300円ということで予定されていると思います。このことは父兄にしわ寄せが大きいものがございます。何とか学校給食も授業の一つでございますので、これに何らかの補助方法がないものかどうか。あるいは金武、宜野座では施行されているそうでございますが、何らかの方法で市の一部負担で補助する方法、考えはないかどうかお伺いいたします。同時に私が申し上げました2,000円と2,300円に誤りはないかどうかお伺いいたします。それからいつも問題になっておりました学校調乳が中学校当たりでは60%も残って捨てておりますが、それが今期の予算で学校に12個の保存冷凍庫がございますので、おそらく学校調乳ではなくて、委託加工乳に切り替えると思います。この場合、現在の学校調乳と委託加工乳との較差が200円から240円の差がございますが、先ほどから申し上げました補助ができるならば、委託加工乳についても何らかの補助方法ができないかどうかお伺いいたします。3番目に中山分校の解消問題でございますが、私が知る限り沖縄に分校と名のつくのは国頭1、名護に1校でございます。52年度第二中学が開設されますと名実ともに名護市から併置校が消えてよくなりますが、本市にいまだに分校があるのは悲しいことだと思います。現在、この学校は議員の皆さん方は行っていないと思いますし、どこにあるのか知らない議員も多いと思います。どういう状態かと申しますと、小学校1年から4年までたった16名の生徒でございます。これは屋部小学校中山分校でたった16名の生徒が2人の先生によって複式授業を受けております。運動場もございません。遊び場はあります。教室もまことにお粗末な状態でございます。こういった教育環境がお互い名護市の中に市街地からもわずか10分の地点、これは現在進めている110号線ができると大宮小学校までわずか五、六分の距離でございます。この中山分校を何とか解消して、いい環境にできないものかどうか。屋部小学校への統合、あるいは大宮小学校への通学可能でございます。この点について計画があるか、あるいはその地区の児童、父兄と話し合いを進めたことがあるかどうかお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 教育長 比嘉太英君。 ◎教育長(比嘉太英君) お答えいたします。最初に公立幼稚園についてでございますが、幼稚園の移行計画があるかということでございますが、ご指摘のとおり名護市は5教育区の未設幼稚園区域がございます。まず最初に天仁屋、嘉陽でございますが、在籍数があまりにも少な過ぎて、今のところ幼稚園の設立基準に達しないということで、こちらのほうは市の援助を受けて部落幼稚園のほうに補助をさせて、そこで行わせております。それで名護市の幼稚園カリキュラム等によるところの幼稚園教育が本格的に行われるということで、これは在籍数が非常に少ない場合は、市長とも市の保育所と兼ね合いで3歳から4歳児含めたところの幼児教育はできないかどうかということで検討するつもりでございます。それから羽地地域、源河と真喜屋が残されているということは、元羽地教育委員会は羽地全域一円とする教育が好ましいと、教育委員会の方針が出たようです。それを引き継いで私は羽事全域の幼稚園ということで計画してみましたが、稲田校区の子供と羽地校区の幼稚園が一緒になったときに、これではいかんと。それで向こうの地域の人が反対いたしまして、県等の助言を得て区長会、校長、教頭が部落の方々の意見を聞いた上で、いま稲田幼稚園は分離して稲田公民館で行わせております。したがいまして、真喜屋も源河も県の指示によれば、その学校区域に置いたほうがよろしいという助言でございました。それについては両学校の父兄とも話し合って、それで望ましいということであれば、来年、再来年早急に幼稚園設置計画立てるつもりでございます。真喜屋は既に幼稚園敷地が確保されておりますので、委員会としては次の委員会に校舎建設計画を立てまして、入れようということでございます。それから瀬喜田校区域については、幼稚園敷地が取れないということでPTAとも話し合って、いまその用地確保を進めさせております。もし小学校だけになった場合に、小学校の校舎に用地ができたならば、幼稚園に模様替えをしておきたいと思います。それから去年もこの地域は、幼稚園教育を非常に叫びましたので、それでは東江の分園という形で、名前だけ借りてもいいから向こうの公民館を利用してやろうとしたことがございますが、喜瀬、幸喜、許田と分散された地域でございまして、向こうの地域のまとまりがなくてできませんでした。現在、許田と幸喜からいくらかの園児が東江幼稚園に通っておりますが、それはあくまでも親の責任によってということでございます。ところが、いわゆる幼稚園を全域にするということで瀬喜田も海洋博が終わったら本格的に取り組もうということでございます。学校給食については担当課長より答弁させます。中山分校について、将来分校解消等について考えているかということですが、私は教育長就任と同時に地域に行って部落と話し合いを持ちました。部落の人々は大変分校に愛着を持っているらしく、分校を存続してくれということでございました。再度教育委員会が行きましてちょうど授業参観を持ってやったが、今のところ学力にさほど差がないというのが部落の主張でございます。中にはこれだけの中で仲間をつくるのはということで統一した見解を持っておりません。委員会としては交通が便利、道路がよくなったし、当然大宮、名護小学校等に繰り入れて勉強させるべきだということをはっきりしております。その時期については、それぞれの関係者とも十分話し合って結論を得たいと思います。
    ○議長(玉城清吉君) 学校教育課長 玉城嘉真君。 ◎学校教育課長(玉城嘉真君) 1番目に給食費の値上げについてでございますが、現在各給食センターと調理場で積算を急いでおりますが、昨年の2月と去った2月の物価の値上がりについて、一応食品構成上による物資の算定をしまして、値上率を決めたいと思いますが、それによっていま私のところで予定しているのが約25%で、小学校1,900円、中学校2,300円を予定しております。確実な算定は、一応給食審議委員会に諮って決定したいと思います。これは委託乳も含めた金額でございます。2番目の委託加工乳については、昨年牛乳用として冷凍庫の整備事業によって、補食給食校の瀬喜田、名護中、安和、屋部中については、委託乳に切り替えております。さらに名護小と大宮小もかえます。その結果は、学校で調乳しているものは残が多く残りますが、委託乳に切り替えてからおいしいということで、ほとんど残っておりません。ところが学校調乳であると粉乳が無償で給付されますので、ただで飲めますが、委託乳にした場合は1瓶11円18銭かかりますので、300円近い数字になると思います。そういった意味で残量が残らないようにということで、委託乳の場合は132キロカロリーございますが、50年度においては全学校委託乳に切り替える予定で、予算も積算して牛乳用途の冷蔵庫を購入して委託乳に切り替える計画でございます。時期については、一応PTA会長の承諾になっております。4月から5月のPTA総会に提出して、それに基づいて承諾を得た学校から切り替えたいと思います。3番目の給食費の補助についてでございますが、昨年度は、燃料費は全額負担しております。現年度は一応洗剤、消耗品全て市負担になるように予算措置しております。そういった意味で一応50年度は、全額学校給食に使ううち、燃料費その他消耗品を市負担にいたしまして、将来全学校が完全給食になった時点で、給食の児童生徒に直接還元されるところの材料費であるとか、バン加工費とかについては、一応名護市全域の給食費が決まったときに勘案したいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 8番 宮城良雄君。 ◆8番(宮城良雄君) 義務教育というからには、当然国や県、市町村が学校におけるものは負担すべきだと思いますので、どうかそういう方向で市長も進めていただきたいと思います。それから先ほど教育長は、父兄が学力に問題がないというそうでございますが、これは学校の先生がわかることであって、父兄がなかなかわからないと思います。私が見た限りにおいて1年生から4年生の体育は、実技などできませんので、おそらく屋部小に行ったときには、相当戸惑いを感じますので、どうかこの中山分校の解消については、いま一歩突っ込んでやってもらいたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 次に15番 具志堅 徹君、一般質問を許します。 ◆15番(具志堅徹君) 一般質問を行う前に施政方針と、さらに一連の中で出てきた自民党の諸君の発言について、総括的に触れてみたいと思います。施政方針演説で市長はこう述べております。「現在の経済不安、社会不安は戦後一貫してとられてきた経済至上主義の国政に起因するものであり、明らかに国政を担当する人たちの過ちである」と指摘しております。また「本県は、物質的な恩恵は全く受けずして、そのツケだけが回されたのであります。昨年来続いておりますインフレと不況が、その端的なあらわれであり」としております。これは正しい指摘であります。大企業本位の高度経済成長政策は、不況というインフレの二重進行に加えて、あの瀬戸内海の水島で起きた重油タンクからの流出事故とか、あるいはシンガポールでのタンカー事故とかで見られるように災害、公害の影響が大規模化しているという意味から、国民生活への新たな危険な事態を生み出しております。そういう危険な状態に注目しなければなりません。これらの災害は、決して偶然の災害ではございません。これは自民党内閣と財界が一体になって推し進めた高度経済成長政策が、災害や公害に対する安全措置を考慮しないで、経済規模の拡大と重化学工業コンビナートをつくり、ひたすら気違いのように進めてきたものでございます。歴代の自民党内閣が、日米経済協力とその形の高度経済成長政策をこの20数年来一貫して進めてきた悲劇が、この経済情勢の中にあらわれているのであり、明確に指摘する必要があります。このことを正しく市長は、施政方針で述べております。また市長は、早急に国政の軌道修正をし、経済至上主義のひずみが、次の世代に及ぶことを最小限に食い止める努力をしなければならないと指摘しております。当然のこととして、是正の要求をすべきであり、財政保障させるべき性質のものであります。いま日本の経済に求められているのは、部分的な事後策ではなしに、経済政策、経済の運用、仕組み、そのようなパターンを根本的に転換しなければなりません。この転換の一つの柱は、60年来の高度経済成長の中で、日本の財政や金融や、税制の仕組みの全てが大企業の資本蓄積に有利なように組み立てられ、国民生活や中小企業、農業が危機にさらされてきたこの仕組みを根本的に改めて、国民生活本位に切り替えることであります。2番目は日米経済協力のもとで、エネルギー、食料の海外依存過多の経済を、エネルギーの面でも、食料の面でも、日本の国内に存在している開発の可能性を最大限にくみつくし、まずそれを意図する自給構造に切り替えることであります。このようなことが指摘された施政方針演説であります。予算の方面でも具体的な諸施策を示しているものと思われます。ところが、必ずしも健全な予算であるとは言えない一面があります。それは総予算62億4,167万5,000円のうち10.38%に当たる6億4,787万7,000円が諸収入、つまり競輪事業収入であること。この財源は一時的なものであり、来年には無くなる性質のものでございます。このことを私たちは見極めなければならないと思います。さらに行政機構の改革で、市民の要求に対応するためには、やはり各課が責任を持って支える体制が必要と思います。市民参加について具体的にはどう進めるのかはっきり示されておりません。役所の課長などやその他の地域の民主団体の長を集めての中で、市民総参加と見るのはどうかと思います。職員全員が参加した形での討論ができないものかどうか。21世紀の森も団体長とか役員だけではなしに、文字どおり一般市民の参加で進める方法はないものかどうか、こういう問題がございます。さらに施政方針で、基地の問題については明らかにされておりません。安保条約、そのもとでの日米軍事同盟、在沖米軍の基地の存在は、日本の国民が平和と安全に基づいて、アジアと世界の平和とにとっても棚上げしたり、目を背けたりすることのできない極めて鋭い現実問題でございます。そのことについては、先日私たちがこの場でも喜瀬武原における米軍の実弾演習阻止の決議をいたしました。戦争に巻き込まれることを、私たちはあえて許してはならないと思います。施政方針の中にもぜひ触れていただきたい側面でもございました。そこで、自民党議員の発言の中に、極めて聞きづらい、また労働者を軽蔑し、侮辱した事件について指摘しておきたいと思います。役所内にビラを貼らすななどと、これは労働組合、団体に対する不当な干渉であり、不当な要求であります。これは労使間の問題であり、このことは決して正しいものではございません。さらに電々公社における労使間の問題はいろいろあるかと思いますが、電々公社は豚小屋だということは、実に労働者にとっては許せない発言だと思います。さらに現在の教職員は、正しい教育ではなく偏向教育をしており、子供たちの正しいものを見る目を摘み取っている教育をしているということでございます。このことは、民主教育、教師全体に対する不当な干渉であり、挑戦でございます。市長も施政方針で「教育への介入も頭をもたげつつあり、さらに国家意識の高揚を押しつけるなど、教育によって権力に盲従する人間をつくり出そうとの動きすらあります。」と正しく指摘しております。教育行政は学問の自由と教育の自主性を守る、教育条件を整備することなどでございます。また教師の労働者及び市民としての諸権利を保障し、その尊厳を守り、教師により良い教育を行うという、国民としての権利を果たせるよう教育内容、方法、教科の決定、その他教科書教材などの採用権限を尊重し、自主的な教育活動や研究を保障し、専門家にふさわしい待遇を改善することが、市長の言う「心豊かな市民の育成」になると思います。これは正しく教育問題について指摘しているものと思います。また産業振興について、自民党の議員は予算をよく見ていないんじゃないかなと思います。調べないで発言しているようでございますけれども、説明書を見ればわかることでございます。自民党の諸君は、自分の党の農業政策を知っているのかどうか、全く疑いたくなるような発言でございます。自民党政府と独占資本が70年来における農業の全面的な資本家的な再編成の強行をめざして新たに打ち出した総合農政は、外国農産物輸入の自由化、食管制度の改廃、農地法改悪と農地の流動化、離農の促進、独占資本本位の国土利用計画などに集中してあらわれております。小作農経営と農民的土地所有を改定させて、少数の不能資本家的経営を育成し、独占資本のために文字どおり土地を収奪しようとするものと思います。(「施政方針演説をしているのか」との声あり)危機に陥っているのは、実に独占資本による冷凍パン輸入化など、指摘しているのが知らないのかどうか。また、これまでの田んぼを潰して奨励金を支出してきたことを知っているのかどうか。本当に農民のために真剣に考えているのかどうかについて、もう一度自分の党の農業政策を見直してもらいたいと思います。(「休憩」との声あり)農民切捨て政策をやめさせるために、渡具知市長は奮闘し頑張っております。私はこのようなことを踏まえて、そういうことでアメリカべったりの政策そのことが日本の農民を苦しめ、農業を追い出す政策であるということを、もう一度肝に銘じてやってもらいたいと思います。(野次多し) ○議長(玉城清吉君) 静かにしてください。15番具志堅 徹君。 ◆15番(具志堅徹君) 肥料、飼料の問題が先ほどいろいろ出ましたけれども、これについても大資本が進めてきた売りつける、農民に高く売りつける、農業協同組合のあのマークのもとに三菱化成とか三菱油脂とかということで、(「退場」との声あり。) ○議長(玉城清吉君) 休憩いたします。休憩(午後3時55分)再開(午後3時57分) ○議長(玉城清吉君) 再開いたします。定刻4時前でございますが、具志堅 徹君の一般質問が終わるまで時間延長いたします。15番 具志堅 徹君。 ◆15番(具志堅徹君) そういうことで施政方針と自民党の諸君の発言に対して申し述べました。これから一般質問を行います。日本道路公団の道路工事に関する一連の被害に対して質問いたします。いま幸喜、許田、数久田から宮里にかけて道路がつくられております。それによって受ける被害がいろいろございます。日本道路公団の工事による幸喜区の田畑に赤土が流出し、田植えができないほどの被害を受けております。果樹園における被害のも大きいです。これらの被害状況と補償など等についてお伺いしたいと思います。また同じく道路公団の工事による許田区においては、家宅がパイル打ち込みで亀裂が生じておりますが、その補償問題についてもお伺いいたします。さらに部落内の旧国道が閉鎖されてきわめて不便を来しておりますが、そのことについても説明いただきたいと思います。あるいは数久田、世冨慶あたりが、新しい道路ができたことによって、区民がバスの乗り降りに不便を来たしております。バス停留所に雨よけ、風よけを設置する計画はないかどうか。また旧道は廃道になるのか。どのような利用されるのか。計画があるのかどうかお伺いいたします。また東江から宮里にかけて埋立地を通過する自転車道路がございますが、河川に架かる橋の部分が極端に幅員が小さくなっております。自転車道路の効率的な面でも、あるいは危険状況からしても改良し、幅員を広げなければならないと思います。その点についてもお伺いいたします。さらに埋立て地域を通る国道がきれいに整備されているために、最近オートレース場と化している点がございます。この点については名護高前の国体道路でも地域住民に被害を与えております。夜通しオートバイの騒音に悩まされ、寝られないということでございます。旧正のころ、人身事故も起こっているようでございます。さらに道路がきれいになることによって、116号線でもそのような問題が起こっております。もう一つ、道路に関してでございますが、高速道路での事故は、二重、三重ではなく、想像もつかない大きな事故になっていく可能性がございますが、その対策や準備、訓練はできているのかどうかお伺いいたします。さらに先ほど6番議員が質問しておりましたが、固定資産についてでございますが、まだ答えていないと思いますが、その点についてお伺いいたします。ついでに国に対して稲嶺から源河、大宜見に至る海岸線は潮害があり、安和でも海岸線の潮害があるようでございますが、そういった点についてお伺いいたします。2番目に一連の暴力事件についてお伺いいたします。市内における暴力事件が、さきにオリオンビール工場労組委員長に対する傷害事件、これは労働行政との関係でお伺いいたします。琉大における中核、革マルなどトロツキスト暴力集団の犠牲者も市内の学生でした。このようなことなど、最近は旅館業者などが殺害される事件があり、高校生等の殺人事件が起こっております。またさきの議会でも市長に調査をし取り締まるよう要求した統一教会、これは週刊誌でも明らかに全国的に報道されております。ここに16日のサンデー毎日がございます。集団結婚云々、これは実に青年青少年非行防止、北方領土返還、ベトナム難民救済などともっともらしい名目で募金を強要する集団を、私たちははっきり排斥しなければならないと思います。東京都においては、このような集団に対してちゃんと指摘しております。いまこの反共集団と合わせて一連の暴力との関係で、さらに自治体の中にいろいろと暴力を持ち込む集団が入り込もうとしております。そのような場合の職員採用など等についても、毅然とした態度で臨んでいただきたいと思います。3番目に県職員の配置についてでございますけれども、これは一連の農業破壊について、北部における農林関係職員の削減が発表されたりしておりますけれども、海洋博後には、海洋博に使った職員を配置するとかいうことが言われております。そういうことでは、今後の農業を守っていくためにも正しい農業行政は進められないと思います。このような点についてもお聞きいたします。 ○議長(玉城清吉君) 休憩いたします。休憩(午後4時5分)再開(午後4時7分) ○議長(玉城清吉君) 再開いたします。市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) お答えいたします。道路公団、その他の道路によるところの一連の損害補償についてでございますけれども、道路公団については大体許田の家屋、その他茶園など等については、補償は終わっております。これは両者の話し合いによって円満解決というようなことでございます。ただし、幸喜区の水田については、ただいま補償査定中でございまして、これについては、これからあとの話し合いによって解決しようということでございます。それから数久田、世冨慶等のバス停留所についてでございますけれども、これは現在使っている道路がそのまま残りますので、数久田のほうに大きくカーブするところは、バス路線だけは部落内に入れるのも一つの方法じゃないかと思います。それから東江から宮里間における自転車道が橋の部分についてはなくなるような状況だということでございます。それについては、まだ私たちも具体的にどうということを聞いておりませんので、後ほど問い合わせて検討したいと思います。それから埋立地におけるところのオートレース場化してるということでございますが、これについては警察のほうにも一応連絡いたしまして、そのようなことがないように指導させたいと思います。高速道路の事故でございますけれども、事故対策についてはどうなっているのかということでございますが、事故対策というよりか、私たちはむしろ救急対策ということで、ただいま準備を進めておりまして、高速道路内における事故対策は当然道路公団の皆さん方の責任のもとになされると思います。それから潮害、海岸護岸についていろいろ要請があるようでございますけれども、これは県、国の直営工事ということでございまして、国土保全ということで国、県の直営工事で進めさせております。ご案内のように、安和から源河、稲嶺ということで、かなりの地域に被害がございますので、テトラポットなどで県に要請したいと思います。それから一連の暴力団体でございますが、それは大変遺憾なことでございまして、やはり暴力に対しては、私たちは毅然とした態度で対処していかなければならないと思います。統一教会いろいろと名護市民の間でも、私らのところにも、それらの問い合わせ等も来ております。本当に青少年のために花を売るのか、あるいは何をするのかということで、さくら祭り前後にはかなり頻繁に電話もいただきまして、統一教会に対する批判というものについては、週刊誌など本土紙においても取り上げられて論ぜられておりますし、そういったことについて、これから後、私たちといたしましても市民に被害の及ばないようにいろいろな形でPRもしていかなければならないし、これについても検討していかなければならないと思います。それから県職員の配置についてでございますが、これは新聞でも大きく論議されたわけでございまして、県の職員配置によりまして農林関係の関係する特に兼業部門、普及事務所、農業試験場、林業事務所、あるいは家畜保健事務所の職員の方々にかなり大きな影響が出るということで、市としても黙認できませんので、市町村長会、あるいは名護市としても県のほうの関係部局に要請を申し上げております。聞きますところによりますと、かなり前向きの姿勢で県も検討しているということでございます。大変簡単に答弁いたしましたが、これで終わります。 ○議長(玉城清吉君) 皆さん方のご協力によりまして、日程どおり一般質問を終了いたしました。本日はこれにて散会いたします。                            散会(午後4時12分)            名護市議会第18回定例会会議録(6日目)┏━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃  招集年月日  │       昭和50年3月7日 金曜日 午前10時       ┃┠────────┼───────────────────────────────┨┃  招集の場所  │            名護市議会議場            ┃┠────────┼───────────────────────────────┨┃  開   議  │      昭和50年3月19日 水曜日 午前10時4分      ┃┠────────┼───────────────────────────────┨┃  散   会  │      昭和50年3月19日 水曜日 午後3時53分      ┃┗━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 出席並びに欠席議員  出 席  28名  欠 席  2名┏━━━━┯━━━━━━━━━┯━━━━┯┯━━━━┯━━━━━━━━━┯━━━━┓┃議席番号│   氏  名   │ 出欠 ││議席番号│   氏  名   │ 出欠 ┃┣━━━━┿━━━━━━━━━┿━━━━┿┿━━━━┿━━━━━━━━━┿━━━━┫┃  1  │ 比 嘉 清 徳 君 │  出  ││  16  │ 知 念 嘉 永 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  2  │ 宮 城 慶 三 君 │  出  ││  17  │ 比 嘉 茂 男 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  3  │ 岸 本 幸 久 君 │  出  ││  18  │ 花 城 清 典 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  4  │ 新 田 宗 潤 君 │  出  ││  19  │ 祖 慶 良 孝 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  5  │ 我喜屋 宗重 君 │  出  ││  20  │ 宮 城 武 一 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  6  │ 安 里  進 君 │  出  ││  21  │ 玉 城 清 吉 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  7  │ 大 城 幸 吉 君 │  出  ││  22  │ 比 嘉 鉄 也 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  8  │ 宮 城 良 雄 君 │  出  ││  23  │ 北 城 善 福 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  9  │ 親 川 和 夫 君 │  出  ││  24  │ 神 山 祥 男 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  10  │ 宮 城 博 文 君 │  出  ││  25  │ 松 田 仁 徳 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  11  │ 新 田 宗 勝 君 │  出  ││  26  │ 大 城 利 男 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  12  │ 宮 里 蔵 義 君 │  出  ││  27  │ 中 山 盛 久 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  13  │ 宮 城 嘉 安 君 │  出  ││  28  │ 宮 城 安 行 君 │ 病欠 ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  14  │ 比 嘉 潤 君  │  欠  ││  29  │ 当 間 亀太郎君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  15  │ 具 志 堅 徹 君 │  出  ││  30  │ 我那覇 隆 光君 │  出  ┃┗━━━━┷━━━━━━━━━┷━━━━┷┷━━━━┷━━━━━━━━━┷━━━━┛ 署名議員     15番 具志堅 徹君 16番 知念嘉永君 議事日程     別紙のとおり 会議に付した事件 別紙のとおり 会議の結果    別紙のとおり法第121条による出席者     市 長   渡具知 裕徳 君     助 役   金 城 一正 君     収入役   仲宗根 一正 君 総務課長      大兼久 巌君     企画室長      比嘉 邦三君 財政課長      大城 清雄君     税務課長      古我知 行秀君 市民課長      比嘉 浩成君     厚生課長      比嘉 栄一君 保険年金課長    比嘉 吉正君     保健衛生課長    金城 義夫君 農林課長      照屋 源一郎君    畜産課長      大嶺 正助君 商工水産課長    岸本 久嗣君     都市計画課長    比嘉 道念君 羽地支所長     宮城 金徳君     屋部支所長     比嘉 啓強君 久志支所長     具志堅 康君     消防長       宮里 武叔君 水道課長      比嘉 利正君     農業委員会事務局長 仲宗根 清兵君 土木係長      玉里 吉光君     庶務係長      久場川 常夫君     教育長   比嘉 太英君 教育委員会総務課長 北城 徹君      教育課長      玉城 嘉真君 社会教育課長    宮里恵治君議会事務局出席者  事務局長     岸本 清幸君     係  長      仲泊 英徳君  議 事 係     又吉 武志君     議 事 係      親川 敬君名護市議会第18 回定例会(6日目)                              昭和50年3月19日(火)                              午前10時4分開議 ○議長(玉城清吉君) ただいまより本日の会議を開きます。日程によりこれより質疑に入ります。質疑は、日程第4、議案第13号より順次を行います。16番 知念嘉永君。 ◆16番(知念嘉永君) 第4条の「ただし、その他の者に対して夜間診療を行うことができる。」となっておりますが、これはどういう方々であるのか。名護病院が名護にある関係で、北部のそういった緊急診療になると各地域から名護に来ることが予想されますし、今後の運営面でも分担金などを徴収することができるかどうか。それから第7条は、現在の国民健康保険で該当できるかどうかお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) お答えいたします。4条でいう、つまり名護市民に対して夜間診療を行うということ、それは原則になります。その後段、その他の者に対しても夜間診療を行うことができるというのは、名護市民を対象にして夜間診療を行うけれども、例えば市民以外の方が来たら、それを突っぱねることができるかどうかということを考えて、場合によってはそういった市民以外の方も診療することができるということでございます。負担金の問題は4月からスタートさせまして、その状況を見て各市町村に分担金制度を持っていきたいと思います。7条はいろいろ国民健康保険料金制度が敷かれていますから、そういったものなど等もそれに該当させたいということでございます。 ○議長(玉城清吉君) 11番 新田宗勝君。 ◆11番(新田宗勝君) 第9条の「市長は特に必要と認めたときは、使用料及び手数料を減免することができる。」となっておりますが、必要と認める場合の説明をお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) 必要と認める場合とは、やはりその時点にならなければはっきり申し上げられませんけれども、ボーダーライン属、一人暮らしの老人など等が来る場合には、財政の状況を見て、これは援助する必要があるという判断ができた場合にはやるということでございます。これこれということははっきり申し上げられませんが、やはりその時点にならなければ浮かんでこないということでございます。やはりその人の生活状況をちゃんと勘案してやりたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 15番 具志堅 徹君。 ◆15番(具志堅徹君) 第12条損害賠償でございますが、「施設を利用する者が急病センターの器具、器械もしくは施設を滅失又は損傷した場合」ということでございますが、これは両方考えられるかと思います。いわゆる酒を飲んできてやる場合とか、あるいはお医者さんや看護婦が誤って器材、器具を落としてやる場合がありますが、この面どういうふうに解釈いたしますか。 ○議長(玉城清吉君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) 酒を飲んできて入り込んで、そこで暴力を振るうとか器物を破損するという場合には、当然金額弁償させなければなりませんが、ところが医師や看護婦が器物を破損するというときには、やはりその原因によって、故意ではないか、だれがやってもそういう場合にやっただろうという場合には、その一部を負担させるということで、判断によって全額、あるいは一部負担させるということで、その都度都度決めていきたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 15番 具志堅 徹君。 ◆15番(具志堅徹君) 施設を利用する医者、看護婦含めてのことでございますか。 ○議長(玉城清吉君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) そういうことでございます。 ○議長(玉城清吉君) 24番 神山祥男君。 ◆24番(神山祥男君) 第5条の診療時間の問題でございますが、午後6時から12時までということでございますが、それ以降は閉鎖するということでございますか。 ○議長(玉城清吉君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) 診療時間のほうは、私は前の議会で申し上げたと思いますが、これまでの統計上、一番患者の多いのが6時から12時まで夜間は多いということでございます。もう一つは、市が12時までやってくれたならば、12時以降は名護病院が引き受けようということが話し合いに入っております。ところが、場合によっては変更することができるということでございますが、暴風にかち合ってどうにもならないとか、そういうふうないろいろなものが出てくると思います。そのときは市長裁量で変更もするんだということでございます。普通は土曜、日曜日も6時から12時まで診療を続けるということでございます。 ○議長(玉城清吉君) 22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) 医師会あたりにもこの条例を見せて、大体了解など得ておりますか。勤務時間について、 ○議長(玉城清吉君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) あらかじめ医師会との間で話し合いしております。条例内容はご覧いただいております。そういうことで了承をいただいております。 ○議長(玉城清吉君) ほかに質疑ございませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり。)議案第13号、質疑を打ち切ります。議案第14号に対する質疑を許します。24番 神山祥男君。 ◆24番(神山祥男君) これは土地開発公社の基金ということでございますか。 ○議長(玉城清吉君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) お答えいたします。この基金は土地開発公社が自由に利用するということではございません。あくまでも、その基金の設置条例に基づいて、管理権限というのは市長にあるわけでございます。そうなりますとこの基金から提出される項目、つまり求める土地などは利用項目をちゃんとしておかなければなりません。土地開発、土地造成、登記、測量もできるし、いろいろな事業分野があるわけでございますけれども、この基金で手当てするものは、例えば今度の予算にのっかっている保育所、あるいは公営住宅敷地を買うということで、ちゃんと決めた目的に沿って購入できる基金、それ以外のものについては利用してはいけないということでございます。もう一つは、あくまでもその責任者というのは、土地開発公社というものではなしに、この条例に基づいて市長が責任者になるということでございます。 ○議長(玉城清吉君) 24番 神山祥男君。 ◆24番(神山祥男君) 繰替運用でございますか。そういうことができるということでございますか。第4条の「金融機関への預金、その他最も確実、有利な方法によって保管しなければならない。」ということでございますが、金融機関以外、指定金融機関以外を指しているのか、その他の最も有利な方法というと ○議長(玉城清吉君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) ここでいっておりますのは、指定金融機関を一応私たちは考えております。 ○議長(玉城清吉君) 16番 知念嘉永君。 ◆16番(知念嘉永君) 今の問題と関連いたしますが、運用基金の整理が第6条にありますが、特に金融機関に預金した場合に、そこから出てくる収益は一般の預金に入れるということになりますが、49年度から一応繰出して運営している状態でございます。そういったものあたり、そのまま収益が出た場合には、それを土地公社あたりとの合議の中で運用できないかどうか。 ○議長(玉城清吉君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) この基金の性格からいたしまして当然管理者は市長でございます。これから生まれてくる利子は基金に積み立て、あるいはその他に使うこともできますが、一応は一般会計の予算を通さなければなりません。 ○議長(玉城清吉君) 22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) この益金は特別会計あたりに運用できないかどうか。 ○議長(玉城清吉君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) やはり繰越運用する場合には、あくまでもいつまでの間に戻すということをちゃんと決めておかなければなりませんが、それを決めた上で、市長がこれでいいということであれば、特別会計にも利用できるということでございます。 ○議長(玉城清吉君) ほかに質疑ございませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり。)議案第14号、質疑を打ち切ります。議案第15号に対する質疑を許します。24番 神山祥男君。 ◆24番(神山祥男君) 2点ほどお伺いいたします。1点は、この条例から法人の印鑑証明がなくなったということでございますが、全国的な統一によるものかどうか。第2点は、登録申請者が住所地を所管区域とする市役所または支所に出願し申請するということになっておりますが、従来の施行規則は、住民票を有する本庁または支所となっておりましたが、今度の条例によってやはり同じであるのか。やはり住民票を有するところの本庁か支所でやるのか、その辺大変住民が困っております。 ○議長(玉城清吉君) 総務課長 大兼久 巌君。 ◎総務課長(大兼久巌君) これは従来の考え方と全く同じでございます。法人の利用等については、市町村長から法人が現在印鑑をもらうこともございませんし、法務支局で全部取り扱っております。 ○議長(玉城清吉君) ほかに質疑ございませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり。)議案第15号、質疑を打ち切ります。議案第16号に対する質疑を許します。22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) さきの説明のときに、助役から聞いたわけでございますが、3条中の主任保母を所長にするということで、その理由は補助金に差があるということでございますが、私は考えてみまするに、主任保母を所長にかえるということでございますが、そうなると補助金は高くなりますので、市長としては所長の給料を増額させるのかどうかお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 厚生課長 比嘉栄一君。 ◎厚生課長(比嘉栄一君) お答えいたします。現在でも私どもの保育所運営の中におきましては、条例の中に主任保母となっておりますが、辞令を交付する場合でも、条例に主任という用語がございますので、所長も兼ねるということでございます。措置費の関係は、現在所長だけいただいておりますので、保護者の負担も問題ございません。 ○議長(玉城清吉君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) 給料に差をつけるのかということでございますが、やはり所長を置くということになると思います。責任を伴いますので、やはり1号俸ぐらいは差をつけたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) ほかに質疑ございませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり。)議案第16号、質疑を打ち切ります。議案第17号に対する質疑を許します。6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 条例とちょっと関連しますので、0.3安くなって大変結構なことだと思いますが、それだけの費用で大体どれぐらいになるかどうかお伺いします。 ○議長(玉城清吉君) 保険年金課長 比嘉吉正君。 ◎保険年金課長(比嘉吉正君) お答えいたします。現在所得割が100分の3.5ですが、これを100分の3.2に落としますと、700万円程度の保険税が落ちるということでございます。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 700万円落ちて、それだけ分自然増のものが出て、十二分に採算が取れるということでございますか。 ○議長(玉城清吉君) 保険年金課長 比嘉吉正君。 ◎保険年金課長(比嘉吉正君) そうです。 ○議長(玉城清吉君) ほかに質疑ございませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり。)議案第17号、質疑を打ち切ります。議案第18号に対する質疑を許します。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)議案第18号、質疑を打ち切ります。議案第19号に対する質疑を許します。6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) まず附則の、この条例は公布の日から施行し、昭和49年9月15日適用と直した理由から説明願います。 ○議長(玉城清吉君) 総務課長 大兼久 巌君。 ◎総務課長(大兼久巌君) 9月15日と条例の中に基準日をうたっております。予算で措置はされておりましたけれども、11月ごろの支払いのときに総務当局の方で条例化を遅れたものでございます。予算は措置されております。11月ごろ支払いされたと思います。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 事務報告書の14ー2、市敬老年金という欄に対象人員1,582名支給されております。上表の敬老年金は9月15日現在、満75歳以上の老人に対し支給されたものであり、年額3,000円であるということでございます。そこで、この条例は最初から支給されているものでございますけれども、これは厚生課ですか、福祉事務所ですか。 ○議長(玉城清吉君) 厚生課長 比嘉吉正君。 ◎厚生課長(比嘉吉正君) 49年度は厚生課、50年度は福祉事務所でございます。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 支給された人で75歳以上80歳未満は幾名いるかお伺いします。 ○議長(玉城清吉君) 厚生課長 比嘉吉正君。 ◎厚生課長(比嘉吉正君) 資料を持ち合わせておりませんので、午後お答えしたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 会計課長、収入役にお伺いします。その点はどうですか。 ○議長(玉城清吉君) 収入役 仲宗根一正君。 ◎収入役(仲宗根一正君) 人員区分についての資料を持ち合わせておりませんので取り寄せます。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 収入役にお伺いいたします。地方自治法第232条4第2項、支出の方法というのがございますが、「出納長または収入役は、前項の命令を受けた場合においても、当該支出負担行為が法令又は予算に違反していないこと及び当該支出負担行為に係る債務が確定していることを確認したうえでなければ、支出することはできない。」というふうにうたわれております。そこで、私この業務報告書を見たら非常に厄介なことになりまして、条例が先行すべきものが支出されております。75歳以上、そこでいま遡及規定うたわれておりますけれども、49年9月15日、これはあくまでも遡及規定は、住民の利益になるものは支払うということで当然還元されるべきものでございます。予算と条例どれが先行すべきか。しかしながら、一旦支払ったものに対する遡及というのはどうかと思いますが、その辺の解釈を助役にお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) お答えいたします。敬老年金を75歳まで引き下げて枠を広げて支払いした。これは条例が直されていないままに支払いしたということ、それは大変申しわけないと思っております。ただ言い訳みたいな格好になりますが、75歳まで下げるべきだということは、過去の議会での一般質問の中にも出てきたし、あるいはまた49年度の予算審議のとき75歳まで引き下げて支給しますということで、予算の議決の段階ではちゃんと了解をもらっています。ところが条例措置されていないということでございます。それは申しわけないと思います。それと直接住民に不利益を与えるものがないということを勘案して皆さん方に了解をいただきたいと思います。条例制定しないままに支給するということは悪いことだと思っております。おわび申し上げます。なお、先ほどどれが先行すべきかということでございますが、条例がたとえ生まれていても予算措置していなければ払えない、内容からいたしますと条例を制定していないから私はそう申し下げるのではないですけれども、支払いそのものに対しては予算が先行するということを考えております。だから条例も直して、予算も措置してということにならなければならないけれども、しかしどちらが優先するのかということになりますと、条例を定めていただいても予算化されてなければ、いくら義務的な経費であっても払うことはできないということからすれば、予算が先行すべきだと思います。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 収入役の見解をお伺いいたします。支払命令書はそういう解釈でございますか。 ○議長(玉城清吉君) 収入役 仲宗根一正君。 ◎収入役(仲宗根一正君) これは先行がどちらかということは申されない。平等だと思います。ただ行政手続上の問題で、当然条例の改正が大前提でなければならないということは、先ほども助役がおわびしたとおりでございます。問題は自治法では禁止規定というものがあり、給与等の支給制限で第204条の2「普通地方公共団体は、いかなる給与その他の給付も法律又はこれに基づく条例に基づかずには、これを第203条第1項の職員及び前条第1項の職員に支給することができない。」という強固な禁止規定がございます。これはあくまでも報酬に対するもので、これは確かに秩序を乱すということになりますと大変問題でございますけれども、当然条例が伴って支払いされるのが秩序維持から好ましいと思っております。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 私は消防の問題でもやった覚えがあります。助役の説明がありましたように、それが必要ということであれば、そのときにできたと思います。そういうことで、前にも消防のときに遅れたんだということでございます。また出てきております。それを繰り返すと予算から最初に組んでいて了解させて、今後条例はゆっくりやっていこうという、そんなことを考えているわけでございませんですけれども、議会軽視ということに受け取らざるを得ないと思います。まあ一旦支出したのはどうにかなるだろうということで解釈されたら、条例の審議で非常に迫力なくなります。住民の利害関係に直接関係しない、遡って遡及するのは当然のことでございます。 これを適正と言われるけどけれども、しかし、たまたまこういうことが出てくると、私は12月に質問してから2カ月ぐらいにしかなりません。しかもこれは、おそらく敬老会のときに支給したと思いますが、いつ支給したのですか。(11月です。)11月に支給されておりますが、これは収入役、自治法の審査の段階でも問題になります。去年の予算を見て割り出したら1,050名、495万円を3,000円で割ると1,650名になります。今年も当初からそうなっております。そうすると3月定例議会でございますので、4月になると訂正されます。去った議会で、これは当然出るべきだと思います。495万を3,000円で割りますと1,650名になっております。去年よりも少なくなっております。75歳に落としたら50名去年の予算よりも少なくなっております。予算を組まれた時点で悪かったということであれば、3月臨時議会、6月議会で出ていたと思います。その間なぜ出なかったのか説明願います。 ○議長(玉城清吉君) 助役 金城一正君。
    ◎助役(金城一正君) お答えいたします。先ほども私申し上げましたけれども、それは言い訳になるんだと。予算と条例はやはり一体でなければならないということは、私たちわきまえておりますけれども、たまたま敬老年金は75歳に引き下げられたということについては気づかずに、結局今年に流したということに対しては深くおわび申し上げます。ただそれだけでございます。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 私は、この金を返せとは申し上げません。これは老人に対して今さら返せということは、非常に酷なことでございます。だから皆さん方も遡及規定をやったと思います。だが、確かにそういうことが出てこないとこっちは審議に支障を来します。もう一つありますので、それはまたあとの段階でやろうと思いますけれども、まあこのことがないように、私が予算様式をつくったときに、備考欄に補正条例という欄を入れたことがございます。それに基づいて予算やったことがございますが、そういうのが抜けて、適合していないじゃないかということでしようがございません。予算が先行して、またそういうことが出ると我々はわからなかったと。これが直接住民に不利益をこうむらないから仕方がないだろうと。私は、特に年寄りでございますので、条例に違反しているから返せとは言いません。ですから、こういうことは二度と起こらないように、あえて私は追及しないところはここにあります。今後条例、予算をつくる場合もそうですけれども、これをぜひ条例をつくってもらってから予算を組んでもらうようにしていただきたいと思います。しかも、そういうことになると非常に勘ぐりが出てきますので、一つそういうことを十分反省されまして、今後条例をつくる場合、あるいは予算を組む場合には、そういうことのないようにお願いいたします。 ○議長(玉城清吉君) ほかに質疑ございませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり。)議案第19号、質疑を打ち切ります。議案第20号に対する質疑を許します。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)議案第20号、質疑を打ち切ります。議案第21号に対する質疑を許します。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)議案第21号、質疑を打ち切ります。議案第22号に対する質疑を許します。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)議案第22号、質疑を打ち切ります。議案第23号に対する質疑を許します。6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 32の専門委員というのは、いま実際にやってるのはどういうものがありますか。 ○議長(玉城清吉君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) この専門委員会は、地方自治法の第138条4でございまして、都市計画審議委員会の中に琉大の先生方とか、そういった一人二人の専門委員がおりまして、向こうから来られる方は専門委員の取り扱いをしております。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) これは審議する前に予算とも関連するので質問いたしますが、予算の84ページに公害対策委員というのがございます。去年の予算書にもそういうのがございまして、69万2,000円を今年度予算化されております。しかしながら、報酬の別表1に公害対策委員という欄がございません。これは何で支払っているのか。41まで別表にございますが、今年の改正条例にもございません。私は専門委員じゃないかということで聞いておりません。それがないということでございますので、今度の改正条例の中に入っておりません。去年から専門委員で取り扱っているのかどうか。そのまま予算化しているのかどうか。去年は何で出しているのかどうかお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 総務課長 大兼久 巌君。 ◎総務課長(大兼久巌君) 去年までは公害対策委員に対する報酬、費用弁償等の件でございますけれども、名護市の総合的な計画のもとにつくりまして、あっちこっち全ての公害をチェックすべきでありましたが、旧屋部村時代から公害というのは、セメント工場が目立っておりましたので、そういう関係でセメント関係の公害調査は職員1人はおりましたけれども、専門知識、公害対象の折衝に当たった皆さん方は、ばいじん対策の委員になってやりましょうということで委嘱しております。費用弁償の支出方法は、「公害問題調査員に対する費用弁償及び旅費に関する規程」によって支給しております。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 助役はそれでいいですか。審議委員は都市計画審議委員と言っております。 ○議長(玉城清吉君) 総務課長 大兼久 巌君。 ◎総務課長(大兼久巌君) 特に委嘱する場合がございます。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) それだけかと言ったら、「はい」と言うから新しく質問しております。 ○議長(玉城清吉君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) 条例の1,527ページ、それを一応準用するということでございます。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) これはまだ生きておりますが、この条項はないでしょう。だから結果的には、いま私が言っております前ページを適用しなければならないということでございます。直さなければできません。 ○議長(玉城清吉君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) いま専門委員なのかどうか、あるいはその他の委員なのかどうかということでございますが、こちらで専門委員ということで考えておりますのは、やはり学識経験を有する都市計画審議委員の中にある、市内にいるでしょうけれども、どうしても呼ばなければならない方々から呼んでおります。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 173人になっているのかどうかはっきりわかりませんが、4,000円で割ってみると173名になります。積算基礎はわかりませんが、公害対策の費用弁償、その中の専門委員というものと、私はもしそれが公害対策委員の方がおれば報酬ですべきだと思いますが、費用弁償は旅費です。旅費に組まなければなりません。議案でもいいから、後でごたごた起こっては困りますので、私は言っております。 ○議長(玉城清吉君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) 申しわけございませんが、これは後で答えを出しますので、時間を貸していただきたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 休憩します。休憩(午前11時2分)再開(午前11時20分) ○議長(玉城清吉君) 再開いたします。議案第23号は質疑を一時保留いたします。議案第24号に対する質疑を許します。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)議案第24号、質疑を打ち切ります。議案第25号に対する質疑を許します。6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 現在、常勤的非常勤は幾名おりますか。 ○議長(玉城清吉君) 総務課長 大兼久 巌君。 ◎総務課長(大兼久巌君) お答えいたします。常勤的非常勤は復帰後全部臨時職員となっております。課別に申し上げますと、商工水産の環境関係清掃人1人、市民課1人、衛生課に3人、建設課は常勤的でございますが、勤務の状態は土曜日だけは休ませようということで、新年度は計画しております。なお新年度においては、総体的な財政計画の中で厳しい予算でございますので、必要以外臨時は採用しないということでございます。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 市長にお伺いいたしますが、商工、衛生関係は職員にする考えはございませんか。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) 即答はいたしかねますが、いずれにいたしましても常勤的非常勤は、ご案内のとおり衛生関係の積み込みとか、商工の場合も観光地清掃とか、そういったものが主で、それから道路工夫等でございますので、待遇の面は手当、その他全部支給しておりますが、果たしてそのまま定数の中に入れた方がいいのかどうか、その辺、なお検討を要すると思います。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) おそらくこの人たちは10年余も勤めているんじゃないかと思います。むしろ事務の合理化を図って、事務吏員を減らして、実際に10年余も働いてきた人を採用したほうがいいと思います。機構改革で減らされますので、実際に身分保障されないのはどうかと思いますので、一つその範囲内で十分検討して、早急に身分保障してあげる必要があると思います。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) 今の件については、極力事務吏員の関係も抑える方針でございますので、これからご希望をかなえるのかどうか即答いたしかねますが、なお検討を続けたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 16番 知念嘉永君。 ◆16番(知念嘉永君) 関連いたしますが、衛生課の3名の中には、前に商店街や病院関係で現金で雇っている方もいると思いますが、その人も入っておりますかどうか。 ○議長(玉城清吉君) 総務課長 大兼久 巌君。 ◎総務課長(大兼久巌君) 現在市の職員でもございません。臨時でもやっておりませんし、商店街との契約でやっております。3名の中には入っておりません。 ○議長(玉城清吉君) 16番 知念嘉永君。 ◆16番(知念嘉永君) そういたしますと、給金は1カ月どの程度集まっていますか。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) それは雇用関係が直接その方とご本人ということでございまして、その人の家族の方が徴収しているようでございます。ですから、私たちの方で具体的にいくらという数字は把握しておりませんが、大体5万円前後じゃないかと思います。 ○議長(玉城清吉君) 休憩します。休憩(午前11時28分)再開(午前11時34分) ○議長(玉城清吉君) 再開いたします。ほかに質疑ございませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)議案第25号、質疑を打ち切ります。議案第27号に対する質疑を許します。15番 具志堅 徹君。 ◆15番(具志堅徹君) 運営についてお伺いいたします。例えば老人センターはよく興業などで踊りの皆さん方が入ってきますが、その場合に3日ないし5日ぐらい連続して借りるようですけれども、その場合の適用は畳間、ホール、宿泊料と3つをそっくり適用するのか。その他に類する適用があるのかどうか。 ○議長(玉城清吉君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) ホールの使用料7,000円を利用しております。 ○議長(玉城清吉君) 15番 具志堅 徹君。 ◆15番(具志堅徹君) そうすると畳間や宿泊料はどうなりますか。 ○議長(玉城清吉君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) 宿泊しておりません。 ○議長(玉城清吉君) 15番 具志堅 徹君。 ◆15番(具志堅徹君) 宿泊するとしないとにかかわらず、一定期間使用するときに、器材器具があるはずでございます。ホールとか畳間とか、別の団体が借りようにも借りられませんので、そこを占拠しておりますので、そういうことでは話になりません。 ○議長(玉城清吉君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) やはり幕裏には器材器具を置いてありますけれども、別に寝泊まりしておりますので、そういった上でホール使用については別に支障を与えておりませんので、そういったことでやっております。畳間も使っておりません。 ○議長(玉城清吉君) 15番 具志堅 徹君。 ◆15番(具志堅徹君) 例えば展示会をするとか、いろいろあったかと思います。簡単に言えば24時間使用しているわけでございます。1日それをそういう解釈しないで、ホールだけという解釈の場合に、一定のわずかの時間しかやっておりません。例えば18時から22時というのは、昼間を計算に入れておりません。結局、昼も夜も占拠しております。展示会、踊りの場合はそういうことには当たらないと思います。仮に展示会の場合は、夜は閉めて帰ったとしても、夜は片づけて二、三日持って帰るわけではございません。踊りも同じでございます。昼間はやらないが夜は使うということで、占拠して使う形になっております。それをどうなのかということでございます。 ○議長(玉城清吉君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) 展示会については、最近北部老人クラブによるものでだけで、そのほかにやっておりません。 ○議長(玉城清吉君) 休憩します。休憩(午前11時40分)再開(午前11時43分) ○議長(玉城清吉君) 再開いたします。ほかに質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)議案第27号、質疑を打ち切ります。 議案第28号に対する質疑を許します。1款、市税に対する質疑を許します。24番 神山祥男君。 ◆24番(神山祥男君) 款に入る前に、全般的に質問したいと思います。今度の予算編成を見た場合に、自主財源26.25%、依存財源73.75%になっているんじゃないかと思いますが、間違いございませんか。 ○議長(玉城清吉君) 財政課長 大城清雄君。 ◎財政課長(大城清雄君) 50年度一般会計の自主財源は26.44%、依存財源は73.56%でございます。諸収入の競輪関係6億3,000万円を受けますと16%程度になります。 ○議長(玉城清吉君) 24番 神山祥男君。 ◆24番(神山祥男君) それから見ますと、予算の大部分が依存財源に頼っているということでございますが、予算の編成で大変危なっかしい予算じゃないかと思いますが、その点についてどう思いますか。 ○議長(玉城清吉君) 財政課長 大城清雄君。 ◎財政課長(大城清雄君) 50年度の歳入関係の財源については、10月あたりの人件費上昇のころも配慮して、健全な収入が獲得できるという考え方をしております。 ○議長(玉城清吉君) 24番 神山祥男君。 ◆24番(神山祥男君) 国庫支出金の確実な内示をお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 財政課長 大城清雄君。 ◎財政課長(大城清雄君) 現在のところ国庫支出金については、関係各省庁から示達があるものについては一部見込みますが、特に開発庁関係は各関係課が県庁、沖縄総合事務局と合議した結果、予算見積もりしております。 ○議長(玉城清吉君) 24番 神山祥男君。 ◆24番(神山祥男君) 自主財源が大変少ないということでございますが、さらに10億円近くの起債ができるということでございますし、今後の自主財源の見通し、来年の予算編成の見通し、大変危ぶまれるわけでございますが、経済至上主義を脱却して公害病にかかり、市税を上げる以外に自主財源を求めにくいという市財政の凋落と見てよろしいですか。 ○議長(玉城清吉君) 財政課長 大城清雄君。 ◎財政課長(大城清雄君) ただいまのご質問に対しましては、去った一般質問のときでも、市長が財政計画については50年度、いわゆる10月、11月ごろをめどにして51年度の財政計画面に向けて一応新たにやる計画をしております。市債については、自治省の基準によりますと15から最高20%になっております。名護は6.7%になっております。50年度は6%か7%になるという予定でございます。そういうことからしてある程度の枠はまだ可能という考え方をしております。50年度からの財政3カ年の見通しについては、社会的な変動期でございますので、国の財政のあり方も十分にらみ合わせながら検討していきたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 24番 神山祥男君。 ◆24番(神山祥男君) 去年、自主財源は39%、依存財源が61%になっていると思います。毎年毎年下がってくるように思いますので、心配して申し上げておりますが、来年の予算の見通しは心配ありませんか。 ○議長(玉城清吉君) 財政課長 大城清雄君。 ◎財政課長(大城清雄君) 来年の予算見通しにつきましては、先ほど申し上げましたようにばら算定から一本算定になりますから、交付税関係では自然増合わせて3億円近く減るんじゃないかという予想をしております。そういった関係もあわせまして、建設事業費につきましても結局、継続していく教育委員会あたりの補助事業の関係、特別措置法との関係事業もございますので、そういった関係にらみ合わせながら計画していきたいと思います。いわゆる去年より自主財源落ちているんじゃないかということでございますが、ご承知のとおり競輪収入が入っている関係で去年より落ちているということでございます。今度は約5億円の影響がございます。当初では11億円余り見込んでありましたが、今度6億3,000万円見積もっております。そういうわけで落ちております。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 市税についてお伺いいたします。予算で見る限りにおいては、大体59.2%の増加率になっております。これは税収の伸び率と軽自動車税が減ったことの理由と、それから法律改正がなされた後のものであるのか、今後法改正されると、それに基づく内部の増収見込み、税率引き上げによって起こるであろう税額等はいくらくらいになるかどうか。もしなされていないならば問題ないが、6月、7月、8月地方税も改正されると思いますけれども、そういう面もお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 税務課長 古我知行秀君。 ◎税務課長(古我知行秀君) 最初に軽自動車税の落ちた理由から申し上げます。軽自動車税はご承知のとおり、軽自動車税そのものが台帳に登録されているもので、現実には廃車され、あるいは異動して売却などしていないのが台帳上随分ありました。そういうわけで、これまでずっとそういった台帳整理をやってまいりましたが、去年の台数より軽自動車の台数そのものについては、減ったがためにそういう減になっております。それから税の伸び率についてでございますけれども、これは税目ごとにはまだ当初予算その他で、現在時点での調定確定の伸び率、比較的、具体的に数字を持っておりませんので、午後提示いたしますけれども、市民税について申し上げますと、大体当初予算との比較では、242%の個人分では伸びております。それから現調定額から市民税伸び率、大体130%相当伸びております。そういうわけで、市民税それから固定資産税以外については、大体現調定の実績を踏まえて予算措置されております。それから市民税については、税率はそのままでございますけれども、今度50年度分について法律の改正が予想されるということでの予算措置をやっております。今度諸控除の引き上げなどが随分ありまして、そういった諸控除の引き上げ、いわゆる課税最低限の引き上げなどがありましたので、そういったものなど予想しての予算措置でございます。その他のもの、電気、ガス税は去った議会にも申し上げましたので、そういったものを予想しての予算措置でございます。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 市民税は現行でございますか。 ○議長(玉城清吉君) 税務課長 古我知行秀君。 ◎税務課長(古我知行秀君) 税率は現行でございます。控除は、法律改正を前提にしてやっております。(「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(玉城清吉君) 午前の日程はこれで終了いたします。暫時休憩いたします。休憩(午前11時56分)再開(午後1時3分) ○議長(玉城清吉君) 午前に引き続き再開いたします。1款、市税に対する質疑を許します。16番 知念嘉永君。 ◆16番(知念嘉永君) 旧法による税でございますが、これは復帰と同時に移管された税で、あとしばらくしたらなくなるものでございますが、それに対してそれ相当滞納がございますので、早めに徴収しなければ、徴収不可能になると思いますが、30%ということで両方とも予算化されておりますが、それについて、もう少し引き上げて思い切って取るということを考えていないかどうかお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 税務課長 古我知行秀君。 ◎税務課長(古我知行秀君) 旧法による税、徴収率30%より引き上げられないかということでございますが、旧税に限らず滞納分については、できるだけ馬力をかけるという目標はありますけれども、大体30%、40%相当が実績なので、そういうふうにとっております。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。
    ◆6番(安里進君) 事業税でございますので、そんなに件数はないんじゃないですか。 ○議長(玉城清吉君) 税務課長 古我知行秀君。 ◎税務課長(古我知行秀君) 件数はそうでございますが、どっちかというと事業税は、その当時事業していたものの経過で、現在は事業を行っていないとか、失敗とかそういった形がございますので、いろいろな形が出てきますので、そういったふうにやはり実績を踏まえてやっております。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 税務課長にお伺いいたします。まず税務機構について、それでいいと思っているのかどうか。それから税収に対するこれが一番大きな自己財源でございます。名護市の根底をなす自己財源は市税でございます。自主財源確保という意味からも税に対する職員、これだけで足りているのかどうか。税の徴収の状況とか、あるいは公平なる賦課がされているのかどうか、あるいは今まで十分間に合っているかどうか。 ○議長(玉城清吉君) 税務課長 古我知行秀君。 ◎税務課長(古我知行秀君) 機構の関係でございますが、それに対処できるかどうかということについては、やはり対処し得る私どものこれからの努力にもよりますけれども、やはりはっきり申し上げまして十分とは言えないという課長としての考えであります。やはりそれだけの滞納税を持っておりますし、できればその滞納整理に対応するだけの陣容は欲しいという感はいたします。まだまだ私どもの努力も足りないですけれども、そういった考えでございます。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 市長にお伺いいたしますが、先ほども言ったように税は財源の基礎だと思いますが、市長の税務に対する考え方はどうですか。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) 私は、現在の陣容でやろうというのが基本的な考え方でございます。ですから、内部については、これから事務改善委員会など等でも十分検討してもらわなければならないと思います。基本的には現在の陣容を駆使するということで、それでどうにもならんときに増員するとかしなければならないと思います。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 十分足りるということでございますか。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) はい。原則として今の陣容でやるということでございます。 ○議長(玉城清吉君) 15番 具志堅 徹君。 ◆15番(具志堅徹君) 2目の国有資産等所在市町村交付金及び納付金ということで、別に道路公団、埋立地や有料道路になる許田から以南のそこら辺、何か費目存置でもしておく必要はないかどうかお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 財政課長 大城清雄君。 ◎財政課長(大城清雄君) お答えいたします。2目の方で、国有資産等所在市町村交付金及び納付金という目になっておりますので、説明欄については、仮に49年度内で公社から通知があった場合に、予算措置して差し支えないというふうに解釈しております。別に歳入においては、説明欄で結局、費目存置しなくても受け入れる時点でやれば可能という解釈でございます。 ○議長(玉城清吉君) 24番 神山祥男君。 ◆24番(神山祥男君) 納税者数は1万1,000掛けておりますが、1万1,000人ということでございますか。 ○議長(玉城清吉君) 税務課長 古我知行秀君。 ◎税務課長(古我知行秀君) 納税者は1万1,000人でございます。今度は少々上回るんじゃないかという予想でございます。大体実績でございます。 ○議長(玉城清吉君) 24番 神山祥男君。 ◆24番(神山祥男君) 昨年が6,950円,今年が1万5,000円で倍以上になっておりますが、その理由は住民所得がそれだけ増えたと見てよろしいかどうか。 ○議長(玉城清吉君) 税務課長 古我知行秀君。 ◎税務課長(古我知行秀君) ただいまの伸び率は、それだけの所得が伸びたということで解釈してよろしいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 24番 神山祥男君。 ◆24番(神山祥男君) 今の均等割で92%掛けられておりますが、所得割は何も掛けておりませんが、それでよろしいかどうか、収入歩合。 ○議長(玉城清吉君) 税務課長 古我知行秀君。 ◎税務課長(古我知行秀君) 収入歩合でございまして、大体それだけの調定見込みで、大体92%取られるだろうということでございます。所得割もやっております。 ○議長(玉城清吉君) ほかに質疑ございませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)1款、質疑を打ち切ります。2款、地方譲与税に対する質疑を許します。6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 地方譲与税97万5,000円伸びておりますが、これは道路が多くなったわけですか、それとも大体それだけ伸びるだろうということでございますか。 ○議長(玉城清吉君) 財政課長 大城清雄君。 ◎財政課長(大城清雄君) ただいまの97万5,000円は、49年度実績に基づいて見込んでおります。100%でございます。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 今度道路認定して、多くなっていると思いますが。 ○議長(玉城清吉君) 財政課長 大城清雄君。 ◎財政課長(大城清雄君) 道路認定につきましては、来る25日の追加議案で道路認定替えの分提出する予定になっております。50年度分は結局、現在の実績に基づいて、昨年のは認定されておりません。道路は多くなっておりません。 ○議長(玉城清吉君) ほかに質疑ございませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)2款、質疑を打ち切ります。3款に対する質疑を許します。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)3款、質疑を打ち切ります。4款に対する質疑を許します。6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 4款に入る前にちょっとお伺いいたしますが、この前の新聞にも基地交付金という中に、名護市も出ていたと思いますが、49年度に予算化されて法律も大体できていると思いますが、確かに国の予算に32億円くらい基地整備資金があると思いますが。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) この内示についてはまだ来ておりませんが、49年度については大体300万円の内示が来ております。ところがそれは、今から交付では事業もできないので、50年度にあわせてやろうということで、了解事業としてやっております。ですから、これは後で補助の中で措置していきたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) そういたしますと4款ですが、その辺の指導について新しい款を設けるわけですか。 ○議長(玉城清吉君) 財政課長 大城清雄君。 ◎財政課長(大城清雄君) この件につきましては、この間の新聞にも載っておりますが、県地方課の指導によって4款に、それとも諸収入の欄の非細分地の欄で扱うべきじゃないかということで、予算措置については新年度でやりたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 50年度はまだですか。 ○議長(玉城清吉君) 財政課長 大城清雄君。 ◎財政課長(大城清雄君) まだでございます。 ○議長(玉城清吉君) ほかに質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)4款、質疑を打ち切ります。5款に対する質疑を許します。6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) これは施政方針と関連いたしますので、市長にお伺いいたします。市町村交付税、運動の仕方について私はいつも思いますが、自己財源を確保する場合とそれから交付税率の増額する場合、市自主財源を国から、あるいは県から地方に移すということも、この前そういう運動もあるということをおっしゃっておりますが、その場合、非常に大きな問題になるのが一つございます。国から財源を市町村、あるいは県に落とす場合に、財源が増えた分だけ交付税からおろされる場合がございますので、私は運動するとしても、交付税率を上げる運動をしなければいけないということでございます。その分ごっそり削られては元も子もなくなります。結果的には多く獲得の資金はかかります。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) ご指摘のとおりでございまして、私たちとしても財源32%を40%以上にすべきだということを主張しております。これは市長会、あるいは町村会等が地方団体の集まりの中で、いつも要請しております。基本的には私たちは、そういうことで交付税率を上げていく方法が最も好ましいんじゃないかということで、取り組みの方法としてはご指摘のとおり率を上げる方法でやっております。また、これからもこういう方法で続けなければならないと思います。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) これも去年度の実績に基づいて5億5,700万円、幾%伸びておりますか。これも内示に基づくものですか。 ○議長(玉城清吉君) 財政課長 大城清雄君。 ◎財政課長(大城清雄君) お答えいたします。49年度の普通交付税の確定が15億6,688万2,000円でございますので、その中には49年限りの土地開発基金、それから財政調整基金等がございますので、そういう部分調整して15億6,688万2000円に対する100分の125を増額見越しております。国の基準では29.7%ということになっておりますが、基準収入あれこれの関係で、一応25%増を見込んでおります。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 市長にもう一遍お伺いいたします。町村合併交付金は今年で切れますが、その継続運動は行われておりますか。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) それは法律事項でもございますので、いよいよ来年から切れるということになっておりまして、それを切らさないようにということで要請はしておりますが、法律事項でかなり難しい問題でございます。ですから、後は特交とか、そういった問題からも配慮できるような運動取り組みをやっていかなければならないと思います。市町村合併については、特例法については、正式に市町村関係の団体も延長してもらうように要請はしております。おそらくこれは、私らとしてもこういったような財源措置については要請しておりますが、きわめて難しいようでございますので、今のところその特恵措置は、法の期限切れで切れるという考え方でございます。 ○議長(玉城清吉君) ほかに質疑ありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)5款、質疑を打ち切ります。6款に対する質疑を許します。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)6款、質疑を打ちきります。7款に対する質疑を許します。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)7款、質疑を打ち切ります。8款に対する質疑を許します。6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 宇茂佐の団地使用料でございますが、これは可能でございますか。 ○議長(玉城清吉君) 都計課長 比嘉道念君。 ◎都計課長(比嘉道念君) 66戸、3カ月分みております。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 大丈夫ですか。 ○議長(玉城清吉君) 都計課長 比嘉道念君。 ◎都計課長(比嘉道念君) 大丈夫でございます。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 教育使用料の中で、校舎等の使用料、費目存置になっておりますが、 ○議長(玉城清吉君) 教委総務課長 北城 徹君。 ◎教委総務課長(北城徹君) 使用条例、使用規則を用意して今後取りますが、今まで取っておりません。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 学校開放で、社会教育の方面で、教育方針にもありましたが、校舎を使用するということはどういう団体でございますか。 ○議長(玉城清吉君) 教委総務課長 北城 徹君。 ◎教委総務課長(北城徹君) 市内の社会体育関係等のスポーツ団体、もしくは文化団体等を対象にしております。そういう場合には使用料を取る予定にしておりませんが、条例等ができ上がってからやりたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 15番 具志堅 徹君。 ◆15番(具志堅徹君) 土木使用料、土木機械使用料、費目存置でございますが、これはどうも腑に落ちませんが、具体的な実績をちゃんとしてもらいたい。それから衛生手数料、この辺の資料など等もあれば欲しいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 建設課長 玉里吉光君。 ◎建設課長(玉里吉光君) お答えいたします。土木機械の使用料の件でございますが、これは現在個人には貸しておりません。公共団体、学校関係には無償で貸しつけております。個人で機械を持っておりますので、業者には貸しておりません。 ○議長(玉城清吉君) 29番 当間亀太郎君。 ◆29番(当間亀太郎君) 農林水産手数料について、種付け手数料が前年度と今年度は相当なマイナスになっておりますが、これは増やすべきでありますが、どうして減ったか、実情であるのかどうか。 ○議長(玉城清吉君) 畜産課長 大嶺正助君。 ◎畜産課長(大嶺正助君) 実績でございます。 ○議長(玉城清吉君) 29番 当間亀太郎君。 ◆29番(当間亀太郎君) 繁殖豚が減ったということでございますか。 ○議長(玉城清吉君) 畜産課長 大嶺正助君。 ◎畜産課長(大嶺正助君) 以前に入れた場合には、4カ年以前に当初103頭入れておりますが、現況継続してやっていく場合には、今年56頭増殖しておりますが、既に妊娠中のものとか、実績現況を押さえて計上しております。 ○議長(玉城清吉君) ほかに質疑ございませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)8款、質疑を打ち切ります。9款に対する質疑を許します。16番 知念嘉永君。 ◆16番(知念嘉永君) 都市下水路、9号排水、1,800万円でございますが、現地踏査の中で都計課長の説明では、都市下水路の補助率が40%になっておりましたが、予算に計上してあるのは1,800万円で、40%入るべきでありますが、補助の対象になるべきものが幾百メートルで、幾千万円に対してのものであるのかどうかお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 都計課長 比嘉道念君。 ◎都計課長(比嘉道念君) 1,800万円の補助対象につきましては、事業費で4,500万円の業費の10分の4、距離にしまして250メートルでございます。 ○議長(玉城清吉君) 16番 知念嘉永君。 ◆16番(知念嘉永君) 歳出で、1,800万円で一気にやるということでございますが、これは多分継続的に補助事業としてなると思いますが、結局、いま4,500万円の増額予算で250メートルになりまして、また来年あたりもそういったように40%補助をもらって9号排水は可能であるのかどうか。 ○議長(玉城清吉君) 都計課長 比嘉道念君。 ◎都計課長(比嘉道念君) 可能でございます。 ○議長(玉城清吉君) 27番 中山盛久君。
    ◆27番(中山盛久君) 公共下水道の終末処理場をつくっておりますが、この図面は公開できないものでございますか。どういうものをつくるのかわかりません。昨日現場に行ってみましたが、基礎のものばかりしかないので、我々にはわかりません。 ○議長(玉城清吉君) 都計課長 比嘉道念君。 ◎都計課長(比嘉道念君) 公開してよろしゅうございますので、後ほど図面をお配りいたします。 ○議長(玉城清吉君) ほかに質疑ございませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)9款、質疑を打ち切ります。10款に対する質疑を許します。16番 知念嘉永君。 ◆16番(知念嘉永君) 遠距離通学児の補助金でございますが、一応久志中学校の2分の1補助でございますが、7万7,000円と9款の国庫の場合も同じく2分の1補助で、久志中学が差額ありますが、どういった意味でありますか。国、県の差額についてどういった基準であるのか。 ○議長(玉城清吉君) 教委総務課長 北城 徹君。 ◎教委総務課長(北城徹君) 県の遠距離通学支出金は4キロ未満というふうな、国対象の遠距離以外のが県が継続して補助するようになっておりまして、5カ年間補助するという額でございます。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 無人化が随分前から問題になっておりますが、施設管理備品補助が今年からないですが、 ○議長(玉城清吉君) 教委総務課長 北城 徹君。 ◎教委総務課長(北城徹君) これは県が補助対象にしているのは、一応学校規模によって補助するようになっております。基準がございますので、その他の火災警報、盗難警報器等、金がかかるのがございますので、その辺は県教育庁にも補助するよう要請しております。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 施設設備保守管理備品補助金の規定、これに対する法的な根拠があってやっていると思いますが、これがありましたらいただけませんか。 ○議長(玉城清吉君) 教委総務課長 北城 徹君。 ◎教委総務課長(北城徹君) 後ほどお届けします。 ○議長(玉城清吉君) 15番 具志堅 徹君。 ◆15番(具志堅徹君) 農林水産業県補助金、害鳥獣防除補助金についてお伺いいたします。捕獲する場所、例えば大宜味、国頭に行ってとってきて、ここで補助をもらうということもございますか。 ○議長(玉城清吉君) 農林課長 照屋源一郎君。 ◎農林課長(照屋源一郎君) 10年前の話でございますが、ある村であったということでございます。現在そういうことは聞いておりません。 ○議長(玉城清吉君) 15番 具志堅 徹君。 ◆15番(具志堅徹君) 名護の消防団員の中に二、三名、その他地域の人たち10名くらいでグループをつくって、二、三日、あるいは毎日捕獲しているグループがいるようでございますが、その辺の支出経過はどうですか。支給した実績など資料があれば提出してもらいたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 農林課長 照屋源一郎君。 ◎農林課長(照屋源一郎君) その区域に対しては、林業事務所、林務課で許可しているようでございます。詳しいことは調査して後日お知らせいたします。 ○議長(玉城清吉君) ほかに質疑ありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)10款、質疑を打ち切ります。11款に対する質疑を許します。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)11款、質疑を打ち切ります。12款に対する質疑を許します。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)12款、質疑を打ち切ります。13款に対する質疑を許します。6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 基金についてでございますが、これは監査委員の報告をつけて、書類として議会に提出しなければならないとなっておりますが、 ○議長(玉城清吉君) 財政課長 大城清雄君。 ◎財政課長(大城清雄君) お答えいたします。48年度の財政調整積立基金がございます。これにつきましては48年度の決算書と一緒に提出すべきと思っております。それで48年度の財政調整基金並びにもう一つの国民年金の印紙購入基金の2つでございます。今会期中に一応会計課と連絡いたしまして基金の状況の調書をつくって議会に報告いたします。 ○議長(玉城清吉君) ほかに質疑ございませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)13款、質疑を打ち切ります。14款に対する質疑を許します。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)14款、質疑を打ち切ります。15款に対する質疑を許します。6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 競輪事業収入、今期で一応終わりでございますが、それから、いま行われている競輪の状況についてお知らせ願います。 ○議長(玉城清吉君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) お答えいたします。名護市というより3市町村の計画として総額35億円で、35億円のうち大体40%相当額、14億1,600万円が名護市の収入見込みでございます。現在の状況を申し上げますというと、3月5日現在でちょうど39回行われておりまして、売上総額が340億8,699万4,500円という数字でございます。そういたしますと1回平均8億円余で、そのうち沖縄へ配分と決まった額が21億5,817万9,609円でございます。1回平均が5,533万7,938円という数字になります。配分率は総売上高の大体6%平均、これが今までの実績でございます。それで今会計年度、あるいは49年度予算に14億1,600万円積んでいるかと言いますと、それは目一杯は積んでおりません。場合によっては、一部事務組合の負担金等もございますし、14億1,600万円全部積んでおりません。ご参考までに申し上げますと、名護市にこれまで配分された額が4億2,600万円でございます。 ○議長(玉城清吉君) 16番 知念嘉永君。 ◆16番(知念嘉永君) ただいまの件でございますが、競輪事業収入が去年と今年度ということになりますと、助役の説明のとおりいきますと、今年度と前年度合計しますと18億円になります。そういたしますと前年度のは、その分入る見込みがなく落としておかんと14億円入る気がいたします。 ○議長(玉城清吉君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) ごもっともなご指摘だと思いますが、その額に対しては実際に売り上げは20億円ありますが、その配分は来ていないということで、最終的な補正で落としていきたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) ほかに質疑ございませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)15款、質疑を打ち切ります。16款に対する質疑を許します。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)16款、質疑を打ち切ります。暫時休憩いたします。休憩(午後2時4分)再開(午後2時15分) ○議長(玉城清吉君) 再開いたします。歳入全般に対する質疑ございませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)歳入の質疑を打ち切ります。歳出、第1款に対する質疑を許します。15番 具志堅 徹君。 ◆15番(具志堅徹君) 使用料及び借料、相当の車の借料があります。マイクロバスも購入いたしますが、その辺との兼ね合いで減額になっておりますかどうかお伺いいたします ○議長(玉城清吉君) 事務局長 岸本清幸君 ◎事務局長(岸本清幸君) 本土から議員等が視察に見える場合、急にタクシーを利用しなければならないときがありますし、また議会で調査等の場合、海上では船を借りて調査する場合もございますし、月に1万円くらいマイクロバス以外に計上してあります。 ○議長(玉城清吉君) 10番 宮城博文君。 ◆10番(宮城博文君) 需用費の中で印刷製本費、これは議会報の発刊でございますか。 ○議長(玉城清吉君) 事務局長 岸本清幸君 ◎事務局長(岸本清幸君) 印刷製本費は実績より100万円増えておりますが、議会報を定例議会ごとに年4回、1万2,000部つくりまして、これが1回25万円計算でございます。 ○議長(玉城清吉君) ほかに質疑ございませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)1款、質疑を打ち切ります。2款に対する質疑を許します。16番 知念嘉永君。 ◆16番(知念嘉永君) 一応要望も兼ねてやりたいと思います。一般質問の中でもやる予定でございましたが、時間がなくてやりませんでしたが、市長の今後の方針も伺いたいと思います。現在市から部落に補助金みたいな形で出しているのは、区長の事務委託料とボーナスに類するものを運営補助金ということで流しておりますが、しかしながら、現在我が名護市にそれ相当の部落がございまして、その中で五、六カ所軍用地料として配分されます。そういった面で、同じ市民でありながらそれ相当の不公平、過重負担しているんじゃないかということが考えられます。ほかの部落でもしかりだと思いますが、中区においても新年度の予算編成でやろうということでございますが、いろいろやりたいことがたくさんあるわけでございますが、その関係で区に頼っているのでできないということで、一、二例申し上げますと、公民館あたりが相当前に建てられまして、アルミサッシに切り替えなければならないということでございますが、どうしても区の予算ではできないこともありますし、北区はダムの近くまで行政区が広がっている関係で、スピーカーも2カ所に設置して部落民に対する意思徹底を図っていこうということでやっておりますが、資金関係でどうにもならんというふうなこともございます。その他の区においても、当然軍用地の配分のないところは、予算の捻出やってやろうと思ってもやれない状況だと思いますが、そういった配分金のない区には、何らかの形で運営補助をやってしかるべきだと思います。そういうことによって同じ市民が平等の恩恵を受けるし、いろいろな面で運営費負担としてある程度の補助金は流すべきじゃないかと思いますが、市長の見解をお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) 今のところそういった考え方を持っておりません。と申し上げますのは、限られた予算の枠内でやると別から削らなければなりませんので、それは今の段階では私は考え方を持っておりません。ただ、これからあと事業なども落ち着きますといろいろとそういった部落関係もはじめといたしまして、もう少し事業が落ち着いた時点で配慮されるべきだと思っております。ですから、ただいまのところは、そういった意味で補助については考えておりません。ただ、今までもやってきたんですが、部落の特別の事情については、ケースバイケースで検討しても別に問題はないんじゃないかという気がいたします。 ○議長(玉城清吉君) 16番 知念嘉永君。 ◆16番(知念嘉永君) 特に大きな区、または区民が多い関係でいろいろと通達関係で被害を及ぼすところのマイク等施設、公民館関係の。現在新築した場合には、補助金流しておりますが、改築の場合も補助金を出してもらいたいと思います。市からの事務委託料だけでは満額ではございませんし、区長としても援助していると思います。現在書記を置いていないところもありますが、書記の給料も五、六万円出しておりますので、そういった面、ぜひ考慮していただきたいと思います。それから何かしら久志あたりが軍用地料もらって予算につけておりますが、10分の4ということでお互い出しておりますが、管理について調査して、どういう運営か調べる必要があると思います。各部落とも管理区がどういう執行しているか、その辺調べることができないかどうか。 ○議長(玉城清吉君) 総務課長 大兼久 巌君。 ◎総務課長(大兼久巌君) 軍用地料の配分率との関係でございますけれども、これは配分されている区の方に照会いたしまして回答したいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 23番 北城善福君。 ◆23番(北城善福君) 2款15節、防犯灯の工事の件でございますが、12基の場所についてお知らせ願います。 ○議長(玉城清吉君) 総務課長 大兼久 巌君。 ◎総務課長(大兼久巌君) その前に防犯灯は市内に多くありますので、現在、一応街灯を中心にしてかえようということで、一昨年から防犯灯は減っております。12基の内訳についても警察とか防犯協会とか、過去において事件が起こったとか、起こりそうな場所をやります。 ○議長(玉城清吉君) 23番 北城善福君。 ◆23番(北城善福君) 一昨年の12月でしたか、防犯の問題でモデル地区として宮里が指定されましたが、その時点で総務課長が設立総会のときに、そういう措置をしてくれるということを約束しております。 ○議長(玉城清吉君) 総務課長 大兼久 巌君。 ◎総務課長(大兼久巌君) 宮里に1灯、名護市全体で12灯でございます。 ○議長(玉城清吉君) 23番 北城善福君。 ◆23番(北城善福君) 宮里からその当時12基ぐらいの申請が出されていると思います。それを何とかできないものかどうか。 ○議長(玉城清吉君) 総務課長 大兼久 巌君。 ◎総務課長(大兼久巌君) 今回の予算で一応検討いたしますけれども、できましたら75%市が補助いたしますが、全部が全部防犯灯というわけにはいかないと思います。もちろんモデル防犯地区に指定されたということは承知しておりますので、予算化がされております。今回はもうちょっと計画的にやりたいと思いますので、ご了承いただきたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 18番 花城清典君。 ◆18番(花城清典君) 支所及び出張所の件でございますが、各支所ごとに全額の差がありますが、どういうわけでございますか。 ○議長(玉城清吉君) 財政課長 大城清雄君。 ◎財政課長(大城清雄君) お答えいたします。支所費につきましては、賃金関係で羽地は賃金が計上されていない理由は、羽地は火葬場の管理人がおりますので、その方に火葬場に行かないときには、役所周辺、海岸周辺の掃除をしてもらうということでございます。屋部支所はホールの使用関係、洗剤、ちり紙類を相当使いますので多いということでございます。羽地支所の食料費は、仲尾次の海神祭がありますので、7,000円加えております。医薬材料費は、屋我地支所から要求がありませんでしたので、計上しておりません。光熱費は総務とも合議いたしまして、防犯灯の16万円余がそれに包含されている関係で多くなっております。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 7節の賃金の印鑑証明の件でございますけども、それを臨時の職員にさせてもいいものかどうか。 ○議長(玉城清吉君) 市民課長 比嘉浩成君。 ◎市民課長(比嘉浩成君) この賃金の印鑑証明関係は、これは職員がやっております。印鑑登録切り替えいたしますので、前準備のための賃金でございます。直接証明事務には携わりません。大体半年間の予定でございます。 ○議長(玉城清吉君) 10番 宮城博文君。 ◆10番(宮城博文君) 8目の公害対策費でございますが、これから見ると予算は一般財源から出ておりますけれども、名護市の場合、西海岸は国定公園に指定されておりますので、国に対して海岸の公害対策に対する費用要求はどうなっておりますか。 ○議長(玉城清吉君) 総務課長 大兼久 巌君。 ◎総務課長(大兼久巌君) ちょっとはっきりしませんが、予算の負担についてでございますが、予算の区分が全然別でございまして、例えば原因者負担なら国や県でしゅんせつするとか措置しなければいけないと思います。そのためには、一応我々は国や県には予算要求は別にしておりません。やはりそういった措置に対しては、特別交付税の算定費用の中に入っていると思います。 ○議長(玉城清吉君) 15番 具志堅 徹君。 ◆15番(具志堅徹君) 72ページと78ページの文書広報費に備品購入、カメラがございますが、そこにはかかわりはないのかどうか。 ○議長(玉城清吉君) 企画室長 比嘉邦三君。 ◎企画室長(比嘉邦三君) お答えいたします。これは文書広報費とは関係ございません。 ○議長(玉城清吉君) 15番 具志堅 徹君。 ◆15番(具志堅徹君) 2台買うわけでございます。それまでカメラがないかどうか。 ○議長(玉城清吉君) 財政課長 大城清雄君。 ◎財政課長(大城清雄君) 文書広報費のカメラにつきましては、広報用、市勢要覧関係の作成をするためのカメラとして現在カメラがございますが、相当年数がたって写りが悪いということで予算要求しております。それから財産管理費につきましてカメラがございますが、全国市有物件災害共済会に保険をかけておりますので、そういった資料をそろえるために必要だということで、ほかにもカメラはありますが、フイルムを取り出すときに感光したら無駄になりますので、新しく買いたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 15番 具志堅 徹君。 ◆15番(具志堅徹君) カメラの構造なんかは違うわけでございますか。あわせてお伺いいたしますが、これまでよく扇風機とか備品を買いますが、備品台帳はちゃんとできておりますか。耐用年数その他の問題がありますので。 ○議長(玉城清吉君) 財政課長 大城清雄君。 ◎財政課長(大城清雄君) 備品台帳につきましては、使用する関係課がやるという建前になっております。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 備品は収入役室でやるわけでございますが、その物品会計はどうなっておりますか。 ○議長(玉城清吉君) 収入役 仲宗根一正君。 ◎収入役(仲宗根一正君) 自治法上は収入役室となっておりますが、本来物品会計規則が制定されていないので、4月から新しく会計規則を制定してまとめたいと思います。物品、それぞれの備品については、財政課長から説明がありましたとおり、各関係課でやっていただきたいということでございます。新年度から改めたいということでございます。現在、規則を制定準備中でございます。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 収入役は各課でやっているということでございますので、助役にお伺いいたしますが、その管理保管は十分台帳を備えておりますか。 ○議長(玉城清吉君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) 備品の管理を十分やっておられるかというご質問でございますが、先ほどからいろいろ話がありましたとおり、物品の受払いによりますと、これは収入役の管轄下にあって、実際に使用しているのは、やはり使用している職員が管理しなければならない、これは物品管理の原則でございますので、それについては各課とも管理の面は、先ほど話が出ましたように立派に管理されているようでございます。なお、収入役から話がございましたが、4月からそういった新しい規則に向けてやって、立派にやっていこうということをつけ加えておきます。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 役所に行ってみると、あっちこっちに備品が散らかされて、私から見ると十分管理しているとは思えません。できれば台帳を見せてくれと言いたいが、おそらくその書類はなされていないだろうと思います。各課でいつ買って、いつ処分したということはないと思いますが、そういうことをなされておりますか。 ○議長(玉城清吉君) 総務課長 大兼久 巌君。 ◎総務課長(大兼久巌君) 補足になりますが、助役がおっしゃったとおり課長会議のときにやっております。廃棄処分とかいう場合には車しかございませんので、おそらく新しいものだけの用途になります。ご指摘も受けましたし、この件は規則が出た時点でピシャッと整備したいと思います。
    ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 印刷室などを見るとゴロゴロしているのがあまりにも多いのです。 こういうものはピシャッとしないと、職員がたまたま私物化してしまうので、なくなってもわからないのです。なくなったから新しく買うということでございます。財産的備品ということもございます。消耗品的備品もございます。財産的備品が多いので、早期に物品会計規則を制定してやらないと、いくらここにドンドン出されてきても、これは必要だといえば認めざるを得ないが、ただ、そこで言ったように耐用年数などはっきりさせなければならないと思います。 ○議長(玉城清吉君) 9番 親川和夫君。 ◆9番(親川和夫君) 各課ごとに幾台の車両があるのか。それと職員が各管内を回るのに、かなり自家用車を利用しております。そうなってきますと、その燃料費とまではいかなくても、どういう関係で予算等計上しているのかということでございますが、市の場合は自家用車使用してはならないということになりますと、広域な名護市でございますので、時間的な制約を受けると思いますが、そういった面、自家用車の使用についてどういう措置をしておりますか。 ○議長(玉城清吉君) 総務課長 大兼久 巌君。 ◎総務課長(大兼久巌君) 自家用車使用については、管内旅費として2キロ以外は車賃としてやっております。その他各課の事情によって増やしております。むやみやたらには増やしておりません。これから新しく車使用の適正配分を検討しております。 ○議長(玉城清吉君) 9番 親川和夫君。 ◆9番(親川和夫君) 備品、自動車購入が出ておりますが、市長、助役も車使用するわけでございますので、その場合の利用というのが、三役がもう1台持つと職員にはかなり長く待たないと配置されないと思いますので、その辺含めて配置しなければならないと思います。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 原材料、電柱、これは外灯の補助に対するものでございますか。 ○議長(玉城清吉君) 総務課長 大兼久 巌君。 ◎総務課長(大兼久巌君) 補助の一環としてもありますし、たまたま橋をつくらせてくれということもございますし、なお補助金を出す場合は、電柱分減にしております。 ○議長(玉城清吉君) 8番 宮城良雄君。 ◆8番(宮城良雄君) 備品には、小はそろばんから、大は1,000万円ということでありますが、市はどの程度から備品と言っておりますか。 ○議長(玉城清吉君) 総務課長 大兼久 巌君。 ◎総務課長(大兼久巌君) 備品の取り扱い会計規則で明確にされてきます。4月1日から予定しており、現時点ではまだ金額にしてどのくらいということはやっておりません。耐用年数とか、一応原則として1年以上のものを取り入れるという計画案がございます。 ○議長(玉城清吉君) 8番 宮城良雄君。 ◆8番(宮城良雄君) そろばんも入ってきますか。 ○議長(玉城清吉君) 総務課長 大兼久 巌君。 ◎総務課長(大兼久巌君) 原則としては減るものではありませんので、備品になると思いますが、台帳で整理したいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 16番 知念嘉永君。 ◆16番(知念嘉永君) 86ページと関連して交通安全対策協議会があるわけですから、特に海洋博に向けて現在でも市街地の国道、県道、あるいは市道が交通渋滞を来しておりますので、横断歩道ができておりますが、車が優先して子供たちが通れませんので、歩道橋をつくるとか、警察の前、名護病院の前の横断の危険を防止する意味からも、そういった協議会あたりをフルに活用していただきまして、国や県に要請するなら要請するで、ここは横断歩道であるという信号など設置してやる必要はないかどうかお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) これは国道は国、県道は県ということになっております。それで国道の場合は、58号線が主体になりますので、東江入り口とか、あるいは城三差路、名護警察署前とか、伊差川三差路とか、そういったような危険を感じる場所には横断歩道橋など設置するようになっております。屋部小学校、安和小学校、北部農林高校、宮里など、いわゆる県については、横断歩道もしくは手押し式の信号灯、あるいは横断線、そういったものを明確にするように話を進めております。なお市道については、当然のこと必要な箇所はやらなければなりませんので、スクールゾーンとの関連がございまして、そういった意味合いで対処していきたいと思います。おそらく3月までの現年度予算でできるものは、現年度予算で近く工事着工する運びとなっておりますし、現年度予算で間に合わない分については、年が明ける早々にやりたいということでございます。 ○議長(玉城清吉君) 26番 大城利男君。 ◆26番(大城利男君) 企画費の750万円減になった理由をお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 企画室長 比嘉邦三君。 ◎企画室長(比嘉邦三君) 企画費の減になった理由でございますが、委託費が大幅に減になっております。去年は総合計画の土地利用計画などやりましたので、その分今年と変わります。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 旅費でございますが、特別旅費があって、去年の研修結果を見て、職員の資質向上ということで大変いいことと思いますが、その権利がたまたま割当制になってしまう例もありますし、研修に行ってきてすぐまた別の課に配置されるということで、研修効果という点もありますが、要望になるかもしれませんが、その目的で研修に行ってきて配置換えされて、何を研修したか非常に疑問を感じます。今後、研修計画と人事等の異動をかみ合わせてやらんとたくさん予算組んでも効果は上がりません。ひとつ検討して十分研修効果を上げるようにしてもらいたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) ほかに質疑ございませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)2款、質疑を打ち切ります。休憩いたします。休憩(午後3時0分)再開(午後3時18分) ○議長(玉城清吉君) 休憩前に引き続き再開いたします。3款、民生費に対する質疑を許します。10番 宮城博文君。 ◆10番(宮城博文君) 身体障害者更生援護施設入所措置費、予定として幾名ぐらいでございますか。それと身体障害者授産施設、その数とあわせて予定数がありましたらお知らせ願います。 ○議長(玉城清吉君) 福祉庶務係長 久場川常夫君。 ◎福祉庶務係長(久場川常夫君) 身体障害者更生援護施設は「太陽の街」という施設がございますが、そちらに4名、「希望の家」に2名、東京の施設に1名、その他3名でございます。 ○議長(玉城清吉君) 10番 宮城博文君。 ◆10番(宮城博文君) それとあわせて118ページにも精薄者関係載っております。後ほど資料お願いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 老人健康診査委託料、老人健康診査がございます。これは、80歳以上は無料でやるということでございますか。 ○議長(玉城清吉君) 福祉庶務係長 久場川常夫君。 ◎福祉庶務係長(久場川常夫君) 老人健康診査でございますけれども、これには一般診査と精密診査がございまして、老人は65歳以上が対象でございます。一般診査人数2,800名予定で、精密診査は10分の3見込みまして30名でございます。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 委託しているのは開業医ですか。 ○議長(玉城清吉君) 福祉庶務係長 久場川常夫君。 ◎福祉庶務係長(久場川常夫君) 保健所、名護病院の先生方を中心にして、医師会との話し合いの結果、できる見込みがございますので、もちろん開業医も協力してもらえますけど、名護病院、保健所が主体になってやってやっております。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 老人医療診査というのは、開業医がやっているわけでございますか。 ○議長(玉城清吉君) 福祉庶務係長 久場川常夫君。 ◎福祉庶務係長(久場川常夫君) 開業医は上のものでございます。下の21万4,000円は老人医療、沖縄診療支払基金に払い込みいたしますが、向こうに事務委託しております。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 私は病院に行ってみたら、そういうことを耳にしたものでございますので、この医療は区域を割り当てて、例えばどこの先生はどこどこということはございませんか。 ○議長(玉城清吉君) 福祉庶務係長 久場川常夫君。 ◎福祉庶務係長(久場川常夫君) そういうことはございません。しかし指定医療機関はございます。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 区域の区分をやったら2人しか来ていないということで、これなら我々待っていてもほかの患者に迷惑がかかるということを聞いております。この中のどれかわかりませんので聞いておりますが。 ○議長(玉城清吉君) 福祉庶務係長 久場川常夫君。 ◎福祉庶務係長(久場川常夫君) 区域指定はございません。医療費は20節、扶助費でやっております。手数料、委託金でございます。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 医療扶助の欄で、老人医療費というのがございます。これはやっぱり病院を指定してどこに行きなさいということはありませんですか。 ○議長(玉城清吉君) 福祉庶務係長 久場川常夫君。 ◎福祉庶務係長(久場川常夫君) 区域指定はございません。 ○議長(玉城清吉君) 16番 知念嘉永君。 ◆16番(知念嘉永君) 部落幼児園の遊具300万円、その面については、今まで各部落運営でなされていたものに対して非常にすばらしいものと思いますが、現在いくつの部落幼児園があるか。それと遊具関係の補助金をどういった方法で流していこう、出していこうという計画があるかどうか。 ○議長(玉城清吉君) 厚生課長 比嘉栄一君。 ◎厚生課長(比嘉栄一君) 本庁管内に6カ所の幼児園がございます。羽地3カ所、久志3カ所、屋部支所管内1カ所でございますが、今回の遊具は民生委員を通じまして、遊具の実態調査がやられておりますので、特に公立幼稚園ができなかった以前の遊具が多いということで、年長児6歳までの遊具が多く、既に耐用年数が過ぎているということで、切り替えてくれという要望を受けておりますので、そういった基礎的な遊具をやるということでございます。私どものところでも使えるもの、補修できるもの詳しく調査してやりたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 児童手当の普及率といいますか、実際にもらっている比率は幾%でございますか。 ○議長(玉城清吉君) 厚生課長 比嘉栄一君。 ◎厚生課長(比嘉栄一君) 現在の段階では100%近い成績だと思います。 ○議長(玉城清吉君) 15番 具志堅 徹君。 ◆15番(具志堅徹君) 関連で児童手当でございますが、健康保険税を納めていないということで、手当から差し引いて渡すということがあると聞いておりますが、事実かどうか。 ○議長(玉城清吉君) 厚生課長 比嘉栄一君。 ◎厚生課長(比嘉栄一君) そういうことはございません。現在の場合はほとんど屋我地、羽地抜きにしては振り込みを主体にしております。ただ請求手続きをする場合に、健康保険等に入っていない場合には、わからない場合には調べてきなさいということで、入っていないときは入るように事務的な指導をしております。 ○議長(玉城清吉君) 15番 具志堅 徹君。 ◆15番(具志堅徹君) スポーツ大会でございますが、お年寄りがけがをするのが多いということ。あるいは治るのはいいけれども、寝込んでしまうということがあるので、大会の持ち方についていろいろ問題があるんじゃないかということでございますが、その辺の運営について論議されておりますか。 ○議長(玉城清吉君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) 毎年老人スポーツ大会が持たれておりますけれども、一応その老人スポーツの種目の問題でございますが、種目の選択の問題につきましては、年齢的な面、あるいは常に平生から体を鍛えていないとか、いろいろな点があるので、走る競技はなるべくなくそうとか、そのかわりボールで遊ぶ競技を多くしようということで、毎年各関係者が集まって選択させております。 ○議長(玉城清吉君) 15番 具志堅 徹君。 ◆15番(具志堅徹君) その辺、大会が変な大会にならないように注意してください。 ○議長(玉城清吉君) 26番 大城利男君。 ◆26番(大城利男君) 114ページ、116ページと民生費の中に負担金、補助金及び交付金が合わせてありますが、その与える基礎についてお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 福祉庶務係長 久場川常夫君。 ◎福祉庶務係長(久場川常夫君) 3款にはいろいろの分担金、補助金がありますが、市以外の、いわゆる全琉的な組織に納めるものについては、市長会などでも打ち合わせて、統一したものがございますので、それに基づいて計上してあります。それから市自体の団体に対しては、事業計画、実績報告書を検討いたしまして、補助金を流しております。 ○議長(玉城清吉君) 9番 親川和夫君。 ◆9番(親川和夫君) 7節、賃金、手伝い人というのがございますが、どういう方たちでございますか。 ○議長(玉城清吉君) 厚生課長 比嘉栄一君。 ◎厚生課長(比嘉栄一君) 市営の保育所の台所にパートを入れております。60名保育所1人、120名保育所2名で、現在全部で7名でございます。北里も含めております。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 生活保護費が去年と比較して相当差がございますが、前年度予算に比較してもそうでございますが、大体5,000万円の差がありますが、生活扶助でも多くなっておりますし、それは引き上げられたのかどうか。 ○議長(玉城清吉君) 福祉庶務係長 久場川常夫君。 ◎福祉庶務係長(久場川常夫君) 生活扶助については、50年度に向けて予算の組み立ては前年度の4月から11月までの扶助費の実績と人員等、単価を一応出しまして、それを人数に引っ掛けて、さらに50年度には23.1%がアップされます。 ○議長(玉城清吉君) 12番 宮里蔵義君。 ◆12番(宮里蔵義君) 精薄施設設置補助金、南山城学園でございますが、この前行ってみたら非常にいい所にいい施設ができたと思っております。その750万円というのは、どの程度の補助率か。その入所人員、事務対象手続きについてお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) さきに説明申し上げましたとおり、南山城学園に対しましては、1,500万円の補助金を出そうということで、とりあえず今度750万円を出そうということで、半分予算化しております。年度初めの措置人員でございますが、大体100名ということになっておりまして、対象は法人組織体でございますので、全琉一円が対象になります。がしかし、地元においていろいろと便宜を図っておりますので、もらっております。これはただいま京都にあります南山城学園沖縄分園になっておりますが、将来はやはり沖縄現地法人に切り替えて施設拡充していかなければならないと思っております。 ○議長(玉城清吉君) 23番 北城善福君。 ◆23番(北城善福君) 婦人保護対策費の1節に報酬で婦人相談員報酬がございます。それは幾名でございますか。 ○議長(玉城清吉君) 福祉庶務係長 久場川常夫君。 ◎福祉庶務係長(久場川常夫君) 報酬108万円は1人分でございます。 ○議長(玉城清吉君) ほかに質疑ございませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)3款、質疑を打ち切ります。本日の日程はこれで終了し、散会いたします。                            散会(午後3時53分)            名護市議会第18回定例会会議録(7日目)┏━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃  招集年月日  │       昭和50年3月7日 金曜日 午前10時       ┃┠────────┼───────────────────────────────┨┃  招集の場所  │            名護市議会議場            ┃┠────────┼───────────────────────────────┨┃  開   議  │      昭和50年3月20日 木曜日 午前10時8分      ┃┠────────┼───────────────────────────────┨┃  散   会  │      昭和50年3月20日 木曜日 午後4時0分      ┃┗━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 出席並びに欠席議員  出 席  26名  欠 席  4名┏━━━━┯━━━━━━━━━┯━━━━┯┯━━━━┯━━━━━━━━━┯━━━━┓┃議席番号│   氏  名   │ 出欠 ││議席番号│   氏  名   │ 出欠 ┃┣━━━━┿━━━━━━━━━┿━━━━┿┿━━━━┿━━━━━━━━━┿━━━━┫┃  1  │ 比 嘉 清 徳 君 │  出  ││  16  │ 知 念 嘉 永 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  2  │ 宮 城 慶 三 君 │  出  ││  17  │ 比 嘉 茂 男 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  3  │ 岸 本 幸 久 君 │  出  ││  18  │ 花 城 清 典 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  4  │ 新 田 宗 潤 君 │  出  ││  19  │ 祖 慶 良 孝 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  5  │ 我喜屋 宗重 君 │  出  ││  20  │ 宮 城 武 一 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  6  │ 安 里  進 君 │  出  ││  21  │ 玉 城 清 吉 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  7  │ 大 城 幸 吉 君 │  出  ││  22  │ 比 嘉 鉄 也 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  8  │ 宮 城 良 雄 君 │  出  ││  23  │ 北 城 善 福 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  9  │ 親 川 和 夫 君 │  出  ││  24  │ 神 山 祥 男 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  10  │ 宮 城 博 文 君 │  出  ││  25  │ 松 田 仁 徳 君 │  欠  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  11  │ 新 田 宗 勝 君 │  欠  ││  26  │ 大 城 利 男 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  12  │ 宮 里 蔵 義 君 │  出  ││  27  │ 中 山 盛 久 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  13  │ 宮 城 嘉 安 君 │  出  ││  28  │ 宮 城 安 行 君 │ 病欠 ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  14  │ 比 嘉 潤 君  │  出  ││  29  │ 当 間 亀太郎君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  15  │ 具 志 堅 徹 君 │  出  ││  30  │ 我那覇 隆 光君 │  欠  ┃┗━━━━┷━━━━━━━━━┷━━━━┷┷━━━━┷━━━━━━━━━┷━━━━┛ 署名議員     15番 具志堅 徹君 16番 知念嘉永君 議事日程     別紙のとおり 会議に付した事件 別紙のとおり 会議の結果    別紙のとおり法第121条による出席者     市 長   渡具知 裕徳 君     助 役   金 城 一正 君     収入役   仲宗根 一正 君 総務課長      大兼久 巌君     企画室長      比嘉 邦三君 財政課長      大城 清雄君     税務課長      古我知 行秀君 市民課長      比嘉 浩成君     厚生課長      比嘉 栄一君 保険年金課長    比嘉 吉正君     保健衛生課長    金城 義夫君 農林課長      照屋 源一郎君    畜産課長      大嶺 正助君 商工水産課長    岸本 久嗣君     都市計画課長    比嘉 道念君 羽地支所長     宮城 金徳君     屋部支所長     比嘉 啓強君 久志支所長     具志堅 康君     消防長       宮里 武叔君 水道課長      比嘉 利正君     農業委員会事務局長 仲宗根 清兵君 土木係長      玉里 吉光君     庶務係長      久場川 常夫君     教育長   比嘉 太英君 教育委員会総務課長 北城 徹君      教育課長      玉城 嘉真君 社会教育課長    宮里恵治君議会事務局出席者  事務局長     岸本 清幸君     係  長      仲泊 英徳君  議 事 係     又吉 武志君     議 事 係      親川 敬君名護市議会第18 回定例会(7日目)                              昭和50年3月20日(水)                              午前10時8分開議
    ○議長(玉城清吉君) ただいまより本日の会議を開きます。最初に議案第23号、特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について、一部訂正があります。「4,500円」を「4,500円以内」に訂正。助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) 訂正いたしました部分に対して説明申し上げます。昨日、公害対策委員の予算の中に出ている委員が、専門委員なのかどうかということが出ましたが、私の答弁の中に専門委員は都市計画委員、学識経験者、これは自治法の138条の4によるものということでお答えいたしました。この公害対策の中にある報酬、あるいは費用弁償は37条による委員ということで招聘していきたいと思います。考え方としては専門委員になります。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) そういたしますと、4,500円以内となっているのはあとで決めるわけでございますか。 ○議長(玉城清吉君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) 4,500円以内で操作しよう、私たちの考え方は公害対策の中に出てくる委員の日額報酬は3,600円ということで考えております。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 3,600円にしないで、ここだけは4,000円とするのはどういうわけですか。 ○議長(玉城清吉君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) 自治法第138条の4によって選任する委員は、4,000円支給しようということでございます。また第37条によって選任しようというのは、3,600円程度でいいんじゃないかと思います。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 結果的には専門委員というのが両方に分かれて、4,000円と3,600円とあるあるわけでございますか。辞令を交付する場合には、ちゃんと条項の方に第37条により専門委員ということでございますか。 ○議長(玉城清吉君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) そうでございます。 ○議長(玉城清吉君) 議案第23号、質疑を打ち切ります。次に、4款衛生費に対する質疑を許します。3番 岸本幸久君。 ◆3番(岸本幸久君) 146ページに名護市婦人会というのが補助金にございますが、これは何でございますか。次に148ページに公衆便所600万円、これの場所はどこですか。それからごみ収集委託料、区域についてお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 保健衛生課長 金城義夫君。 ◎保健衛生課長(金城義夫君) お答えいたします。第1点、名護市婦人会の補助金、これは名護市婦人会が主催します子宮がん検診に対する補助金でございます。次に公衆便所は、まだ場所は決まっておりません。ごみ収集委託料、委託地域でございますが、これは4支所管内は委託しております。本庁管内は直営でやっております。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 扶助費40万円、これは多分去年から出ていると思いますが、金武の保養所に入所している患者が、名護市だけがないということで、私は聞いております。現在保養所に入所している患者幾名で、それはいくら補助しているのかどうかお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) これは1人当たり1万円で、人員40名でございます。過去においては盆と正月に分けてやっておりましたが、そうなると問題がありますので、今度から1回で支給しようということでございます。本土を含めてでございます。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 名護市で他県にはどのくらいかわかりませんか。 ○議長(玉城清吉君) 保健衛生課長 金城義夫君。 ◎保健衛生課長(金城義夫君) 資料を持ち合わせておりません。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 積算する場合に知っていて当然だと思います。結局、議会出てきてすぐ回答できなければならないと思います。福岡、金武でどこどこに幾名ということで出てくるので、そういう面を合わせてやっていただきたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 26番 大城利男君。 ◆26番(大城利男君) 142ページの扶助費と143ページの賃金、事務報告を見ますと妊婦にいくらいくらとありますが、産婦と妊婦はどう違いますか。結局、人員の誤差があります。同一であれば誤差はないはずであります。 ○議長(玉城清吉君) 保健衛生課長 金城義夫君。 ◎保健衛生課長(金城義夫君) 同一人でございますが、届出の関係でたまたまそういった差が出ております。妊娠3カ月から届出でございますが、たまたまそれをやらんで産後やったということでずれが出てまいります。 ○議長(玉城清吉君) 26番 大城利男君。 ◆26番(大城利男君) そ族昆虫駆除人夫賃について説明願います。 ○議長(玉城清吉君) 保健衛生課長 金城義夫君。 ◎保健衛生課長(金城義夫君) これは一般職員に与えております。期末手当みたいなものでございます。 ○議長(玉城清吉君) 26番 大城利男君。 ◆26番(大城利男君) この人たちは3名一組ということでございますか。これはちょっと計算してみますと、350日でも使えるような待遇になってくると、もっと合理的な方法はございませんか。毎日歩いておりますか。 ○議長(玉城清吉君) 保健衛生課長 金城義夫君。 ◎保健衛生課長(金城義夫君) 1カ月に20日間の状態でございます。 ○議長(玉城清吉君) 26番 大城利男君。 ◆26番(大城利男君) 煙霧機の消毒は本庁と支所でやっているか。同一か。支所は支所でやっているのかどうかお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 保健衛生課長 金城義夫君。 ◎保健衛生課長(金城義夫君) 本庁、各支所別、5カ所別に煙霧消毒しております。煙霧消毒のできる日は努めて毎日でもやるようにしております。ところが雨が降ったり、風が強い日はできないので予定どおりにはやっておりません。 ○議長(玉城清吉君) 26番 大城利男君。 ◆26番(大城利男君) 羽地は近ごろやっていないので、よろしくお願いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 8番 宮城良雄君。 ◆8番(宮城良雄君) し尿処理費、消耗品332万5,000円、これはおそらく浄水のための薬品が主だと思いますが、どういう薬品ですか。 ○議長(玉城清吉君) 保健衛生課長 金城義夫君。 ◎保健衛生課長(金城義夫君) 現在、衛生センターで使っております薬剤は、ろ過材や放流水を滅菌するための塩素など大体3つぐらい主にございます。 ○議長(玉城清吉君) 8番 宮城良雄君。 ◆8番(宮城良雄君) 塩素剤は1日どのくらい使っておりますか。 ○議長(玉城清吉君) 保健衛生課長 金城義夫君。 ◎保健衛生課長(金城義夫君) 1カ月大体大きいボンベで2本くらいでございます。 ○議長(玉城清吉君) 8番 宮城良雄君。 ◆8番(宮城良雄君) 毒物ですか、劇物ですか。 ○議長(玉城清吉君) 保健衛生課長 金城義夫君。 ◎保健衛生課長(金城義夫君) その分類は今のところはっきりしておりません。取扱いについては講習など受けて免許を保持しなければなりません。 ○議長(玉城清吉君) 8番 宮城良雄君。 ◆8番(宮城良雄君) 免許所持者はいますか。 ○議長(玉城清吉君) 保健衛生課長 金城義夫君。 ◎保健衛生課長(金城義夫君) 講習会に参加して免許を取るように手続き中でございます。 ○議長(玉城清吉君) 22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) 去年は野犬掃討人夫賃が組んでありますが、本年はそれがありませんが、いま野犬がいないのかどうか。 ○議長(玉城清吉君) 保健衛生課長 金城義夫君。 ◎保健衛生課長(金城義夫君) 賃金を費目存置したのは、この関係条例が制定されましてからいろいろと人夫を物色いたしましたが、犬とりとなるとなかなかなり手がなく職員がやっております。今回も犬とり人夫を雇うのがめど立ちませんので、職員が超勤でやっていこうということで、費目存置にしております。 ○議長(玉城清吉君) 22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) これは各部落に市のほうで、監督するとかいう方法でさせることはできないかどうか。野犬は朝早く出るので昼間はいなくなります。各部落で聞いてみると、一緒にやりたいということですが、皆さんはどう考えるのかどうか。賃金でやると遅くとも6時に起きなければなりませんが、できますか。 ○議長(玉城清吉君) 保健衛生課長 金城義夫君。 ◎保健衛生課長(金城義夫君) 現在は夕暮れに餌をかけます。そして子供たちが登校する前に回収しております。 ○議長(玉城清吉君) 22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) 皆さん方どこどこに野犬がいるか、なかなかわからないと思います。 ○議長(玉城清吉君) 保健衛生課長 金城義夫君。 ◎保健衛生課長(金城義夫君) 薬品の取り扱いは獣医の指導のもとにということがございますので、もし区長から連絡のある場合には考慮し、実施について検討いたします。 ○議長(玉城清吉君) 22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) じんかい焼却場の問題、非常に私ら現在部落から反対されて残念と思いますが、予算計上しておりますが、年度内に着工して完成させる見込みはありますか。 ○議長(玉城清吉君) 保健衛生課長 金城義夫君。 ◎保健衛生課長(金城義夫君) 極力、実現のために最善の努力を払っていきたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) これは非常に問題になってくる場合に、前の自転車道路もそうでございました。皆様方は、市長としては部落のコンセンサスを得て、了解のもとに何でもやるということでございますが、市の職員がそれについていません。市の職員が部落懇談会で自転車道の問題で、個々の問題は私ら非常に賛成であるから計画線を移動してくれと言っても、市長まで届いておりません。その場合に、あれだけの予算を投入して、執行していないという場合は、予算だけ計上して、その被害は大きいのでじんかい焼却場の問題でも非常に難しい問題でございます。だから、ここは努力するということはわかりますが、見通しを早く出してもらわんと予算は計上して、結局向こうの同意が得られなかったということで、流してしまったということになると、お互いがいいかげんに予算だけ通すということではございませんので、衛生課は向こうの意見、感情など聞いたことがございますかどうか。 ○議長(玉城清吉君) 保健衛生課長 金城義夫君。 ◎保健衛生課長(金城義夫君) 直接は入っておりませんが、人づてに絶えず様子を聞いております。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 22番議員から野犬掃討の問題が出ましたが、去年236頭しとめて大きな成果を上げているようでございます。今年は超勤でやろうということでございますが、去年は稼動日数34日出ております。しかしながら、今度超勤増加されたのは7万2,000円でございます。ベースアップされると去年と同じでございますが、時間数にしてどのくらいの超勤でございますか。去年は大体34日でございます。どうしても超勤でということは、私にはピンときません。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) 大体野犬狩りというのは、人を出してつかもうとしたら犬に笑われますので、1日かかって二、三頭をつかまえれば大変上々でございます。慣れた人はパッとしとめますが、賃金を出してやるよりは、先ほど衛生課長が言ったように、獣医さんをお願いして薬殺したほうがいいということでございます。今年の予算については、いずれの課においても、超勤に対しては前年度の時間を踏襲せよということで、これは市長の予算編成の指示事項になっておりますので、そういったようなことで各課とも超勤については、厳しく規制されていると思います。そういうようなことでございますので、それについてはまた後日改めて、そういったことでご相談申し上げたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 厳しいことはよろしいが、これは政策的なもので、野犬を掃討しようとしても、超勤がないということで、おそらく謝礼は獣医の薬殺されたものの立会いと思います。だから実際に働く者に対しての予算、仕事をやろうとするわけですから、去年まで賃金でやったけれども、これは仕事に対するものでも政策的なものにもつながりますので、ひとつ補正で修正でもしてやるくらい、最初からそういう気持ちでないとどうも野犬掃討作戦は結構ですけれども、予算がつかなければどうにもなりませんので、まあ一応は節外の給料から出せると思いますが、これだと思うのは規制しないでやってもらいたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) 公衆便所は幾カ所でございますか。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) 毎度公衆便所で恐縮でございますが、実は今度は58号線が拡幅されまして、埋め立てなど等によって、かなりのスペースがで生まれておりますので、考え方としては入り口、出口ということでございます。だから一応は、場所はどこどこということじゃなく2カ所決めておきまして、適当な便所のできるようなということで操作しようと思います。 ○議長(玉城清吉君) 9番 親川和夫君。 ◆9番(親川和夫君) 市婦人会の検診、3番議員から質問がありましたが、これは年幾回すれば終わるのかどうか。1年に2回か1回か。それから久志の助産婦の問題ですが、身分についてと利用度、年間幾名が助産婦を利用して、今後の計画としては拡充してやるという計画のもとにやっていると思いますが、年間幾名くらい利用しているのかどうか。 ○議長(玉城清吉君) 保健衛生課長 金城義夫君。 ◎保健衛生課長(金城義夫君) 婦人会の子宮がん検診についてでございますが、これは年に2回やらなければ早期発見にならないようで、必ず2回は実施させてもらいたいという婦人会の要望でございます。それから久志の助産婦でございますが、これは県の助産婦設置補助金交付規程に基づき県が2分の1、市が2分の1負担ということでございます。利用度につきましては、現在の傾向として妊産婦はほとんど病院に行って検診を受けるということがございますので、そんなに利用度は高くないが、そうかといってなくするのは問題がございますので、県も設置を認める間は我々としても地域住民のために存続したいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 9番 親川和夫君。 ◆9番(親川和夫君) これは置くことも大変結構でございますが、利用されないというのは、どちらかというと病院に行くのは技術面がどうなっているのか考えておりますか。 ○議長(玉城清吉君) 保健衛生課長 金城義夫君。 ◎保健衛生課長(金城義夫君) 診療といっても助産婦の場合は制限されますので、医師行為はできないので、血圧測定、妊婦相談程度でございます。施設は前から診療所を持っておりますので、不自由はないと思います。
    ○議長(玉城清吉君) 22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) 急病センターが着工になっておりますが、去年も私は言いましたが、やはりそういった急病センターをつくるということは、どこの市町村も多年の念願と思います。しかし、7月からやるということでやっておりますが、まだこれは完成しておりません。医師会との話し合いの都合で遅れたと思いますが、やはり予算編成する場合には、工事費とかそういうものを組んできたときの補正で、薬品代など組むべきではなかったかと思います。今度の予算を見ますとそういうことはわかるが、少ない金で予算編成するので、でき上がった時点で薬品代とか報酬を組んでおったほうがよかったと思いますが、その点について課長、市長はどのように考えておりますか。 ○議長(玉城清吉君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) ただいまのご質問に対してでございますが、運営費の問題につきましては、ちゃんと別途会計として提案されておりますので、その中で医師の報酬等はちゃんと医師会と詰めて答え出したのを計上しております。備品の場合もやはりお医者さんと話を詰めて、これはこの程度ということで話を詰めて発注しております。 ○議長(玉城清吉君) 22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) 私が言うのは、決算のときにはこれは出てこないので、これとはかけ離れておりますが、去年のも触れてみたらないわけでございます。決算の場合、不納欠損が出てきます。全然使わなかったということで、去年は3月1日から業務を開始するということで、これだけ相当予算を組んだわけでございます。実際は工事だけしか着工していないということでございます。 ○議長(玉城清吉君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) これは前の議会でも申し上げましたが、急病センターというのは特財と関係しておりまして、医師の報酬、備品いくらという総体的な予算を49年度予算で表さないとできないわけでございます。 ○議長(玉城清吉君) 22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) 去年も私の話で、特財そういったお金が入ってくるということは、二人了解いたしました。だからそういうことを帳簿上だけやって、特財が来るからということでやっては、健全なる予算の組み方じゃないと思います。 ○議長(玉城清吉君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) おっしゃるご意見は、前の予算のことを言っておられるわけでございますが、 ○議長(玉城清吉君) 22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) 今度のものもこれに類似して、じんかい処理の問題も来はせんかということでございます。 ○議長(玉城清吉君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) 去年の予算編成した時点でも大体の額は医師会と詰めて、それに基づいてやっております。 ○議長(玉城清吉君) 22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) 結局工事完了しなかったので不用だということでございますか。 ○議長(玉城清吉君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) そういうわけではございません。備品も今度発注するわけでございますので、ただこれに残されているのはオープンした場合の人件費等、別途会計でやっております。 ○議長(玉城清吉君) 22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) だから今度からやって、救急業務ができるかどうかということでございます。医師会との話し合いを十分やっているかどうか。条例もちゃんとやっていますか。 ○議長(玉城清吉君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) 条例も医師会との話し合いも予算提案する前に十分やっております。 ○議長(玉城清吉君) 22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) 十分と言わなくても了解を取りつけておりますか。 ○議長(玉城清吉君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) はい。その後の運営等については、改めるべきところも出てくると思いますが、その後の運営委員会もつくろうということで、予算にも出しております。 ○議長(玉城清吉君) 14番 比嘉 潤君。 ◆14番(比嘉潤君) 本市は、市街地のほかはいずれも簡易水道で、簡易水道の9割は生水を飲んではいかんということでございましたが、簡易水道については衛生課の責任じゃないかと思いますが、保健所もそれ相当指導監督しておりますが、簡易水道の直接管理者は字の区長でございます。市民の生命を守る意味で、生水は赤信号という指導をする職員がいるのかどうか。あるいは9割以上生水は飲めないという現況に対して、衛生課はどのような方針を持っておりますか。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) 今の実情は、水はただ物だというのが大きな障害になっております。市がいくら指導しても「金出して水を飲むか」というのが、私たちに跳ね返ってきます。市ではそういった意味で各区長さんを集めて相談しておりますが、実際は断られたというのが実情でございます。やっぱりこれから後は、水は衛生を最も重んじ、かつただ物ではないという思想を植えつけない限り、指導も難しいと思います。ですから、これは引き続き行いますけれども、どちらかというと簡易水道地域は150円から200円が料金でございます。いま浄水ですと一番安いところは五、六百円、普通の五、六名の家庭で1,000円から1,500円払っていますので、そういうことでやってもらえますならば、当然滅菌そういったものも可能になると思います。私たちとしても、今までは滅菌器購入については特別補助しておりますし、そういった方向で極力生水は飲まないようにということで指導しておりますし、これから後もそういったものについて、部落のほうの姿勢がはっきりし次第、私たちとしても手当てはしていきたいと思います。ですから、これは行政面から補助をしながら、部落の皆さん方の啓蒙を図っていくということが必要かと思います。私は地域懇談会においても常にそういったことをPRしております。ですから、これからあとも私たちとしては、部落のそういった態勢を見ながら、行政的には滅菌器の補助をしながらやっていきたいということでございます。 ○議長(玉城清吉君) 9番 親川和夫君。 ◆9番(親川和夫君) 委託の件でございますが、久志地域は委託ということでございますが、委託になりますと何かしらこっちの行政から離れているというような気がして、当局も議会も触れることができない。調査となると100条でしかできないので、そういうわけにはいかないし、じんかい処理の料金については統一した料金という領収書発行方法は考えておりませんか。 ○議長(玉城清吉君) 保健衛生課長 金城義夫君。 ◎保健衛生課長(金城義夫君) 領収書発行については、業者に指導しております。数量もちゃんと明示してやるように行政指導しております。 ○議長(玉城清吉君) 9番 親川和夫君。 ◆9番(親川和夫君) 市から発行した領収書、例えば配電会社が1キロ、2キロということでやはりすぐわかるということで、料金がわかってくると思います。価格表などをつくれば不統一ということはないと思います。 ○議長(玉城清吉君) 保健衛生課長 金城義夫君。 ◎保健衛生課長(金城義夫君) 早見表を各世帯に配ってもらいたいということでございますか。 ○議長(玉城清吉君) 9番 親川和夫君。 ◆9番(親川和夫君) そういう方向でやれば、おそらく市民もはっきりとわかってくるんじゃないかということで、やっぱり市の発行する領収書を指導していただければ、統一したものができると思います。 ○議長(玉城清吉君) 保健衛生課長 金城義夫君。 ◎保健衛生課長(金城義夫君) 検討したいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 予備費のほうで、予防業務は復帰してから市町村に移されて、特に保健衛生課は直接市民と接して苦情もおしかりも多いと思いますが、この中で予防接種の種痘、去年実施されたのが2,927人中2,610人で、まだ317人というのが残っております。種痘だけでございますが、大体いま申し込まれているのが160名くらいいるということでございます。この子供の親たちは非常に不安でございます。種痘はできるのかどうかということで、それは住所が不明確で届かないのかどうかわかりませんが、私のところには通知がないというのがおります。多分それは住所不正確ということじゃないかと思います。そうではないのもありますので、対象児童317名に対する予防接種をさせるように、できるだけ全員させなければなりませんので、現在160名申し込みがございますので、特に3歳以上の場合は非常に危険で、2カ月ぐらいかかるということでございますので、市民に安心感を与える意味でなぜそれができないとか、いつごろやるということではがきで通知して、いつまでやるように話を進めているからということで非常に困っていますので、課長は160名に対していつごろから実施するのか、あるいはまた、その予算に未接種の予算も委託料の中に入っているのかどうか。 ○議長(玉城清吉君) 保健衛生課長 金城義夫君。 ◎保健衛生課長(金城義夫君) 種痘に関してでございますが、これは当日、発熱や下痢など等で、どうしても接種できない子供が出ますので、それで開業医も種痘に限っては、比較的高齢者になりますと副作用も強いので、適齢以外の子供に対してはあまり接種できないということでございます。副作用を抑えるために薬品を使いますが、それもある程度費用がかかりますので、ここで問題になるのは保健所の所長さんたちは協力しようということでございますが、副作用が出たときの責任問題でどうするかということでございます。接種後3日以内で経過を見なければなりませんので、最終の責任をやはり父兄が持たなければいけないということで、覚書など交わす必要があるということで話は進めております。予算の中には入れてございますが、副作用を抑える薬品は個人負担でございます。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 関連いたしますが、5万円、これはどういうものでございますか。例えば死亡事故が起こったら契約書交わして、親の責任ということでございますが、事故措置に対する5万円はどういうものですか。 ○議長(玉城清吉君) 保健衛生課長 金城義夫君。 ◎保健衛生課長(金城義夫君) 現在やっている集団検診の場合、たまたまその日の体調の問題で貧血を起こすとかという場合には、病院で酸素吸入やる場合でございます。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 今の160名余の申し込みに対しては、4月くらいにはできるようにひとつお願いいたします。市長もひとつよろしくお願いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) 関係当局と話し合いを進めながらやりたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 5番 我喜屋宗重君。 ◆5番(我喜屋宗重君) 先ほどの22番と関連いたしますが、この焼却場の問題、私はどうも先ほどからの答弁を聞いていると、うまいぐあいにごまかされている気がして、もう少し積極的にやらんと。はれ物に手を触れるようにしておりますが、これは積極的にやるならやる、やらんならやらんということで、名護高校前の道路のようにほったらかしてしまわんで、積極的に住民と話し合ってやる姿勢がないかどうか。もう一つ、荏原の焼却炉の機械で相当の水が必要でございます。そういたしますと、あそこの水を上げるのものはどこから計画しているのかどうか。1日60トン焼却すると、おおよそそれと同じ量の水が必要と思いますが、どこから計画しているのかどうか。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) じんかい焼却場については、いろいろ手違い等もございまして、暗礁に乗り上げております。私は何もこれに対して話し合いを拒否するとか、何とかということではございません。常に話し合いをしようということで、いま折衝しております。ただ向こうとしても、もうしばらく待ってくれということでございますので、こちらが乗り込まないということでございまして、それがいまだに実現していないということでございます。じんかい焼却場の水の問題でございますが、水は大体50トン使用ということで理解しております。それはあの地域でしたら、下の方の河川をせき止めて50トンくらいは優に使用することができます。さらにまた数久田のほうの河川にも50トンくらいならいつでも余裕があるということでございます。 ○議長(玉城清吉君) 5番 我喜屋宗重君。 ◆5番(我喜屋宗重君) 名護高校前も警察の通りもできない、市長はあたかもすぐできるように言っておりますが、市長はこのターミナルの裏の標識も課長に言ってやるということでございましたが、なかなかできませんので、そうしないといい行政はできませんので、自民党みたいにちゃんとやってください。 ○議長(玉城清吉君) 休憩いたします。休憩(午前11時15分)再開(午前11時34分) ○議長(玉城清吉君) 再開いたします。〇番 〇〇〇〇君。 ◆〇番(○○○○君) 労働諸費、これは新設と思いますが、その中の労働費としてどういうふうにして行うのかどうか。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) これはいまのところ、各地域の労働の実態数は、ほとんど私たちのところで関係する方々に委嘱しまして、実際の実情調査をさせたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) ほかに質疑ございませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)5款、質疑を打ち切ります。6款に対する質疑を許します。23番 北城善福君。 ◆23番(北城善福君) 優良農機具購入補助金と農機具購入補助金は、畜産と一般農業別々にしておりますか。(はい。)漁船の建造の負担金、補助及び交付金、その漁船の建造補助、改造機関購入ということで、隅から隅まで補助でやっておりますが、どの程度の機関購入か。それから改造するときの改造代が補助になっておりますが、どういう改造が主体になっておりますか。 ○議長(玉城清吉君) 農林水産課長 岸本久嗣君。 ◎商工水産課長(岸本久嗣君) これは基本的には漁船建造補助金の中に全部含まれていると解してもよろしゅうございます。と言いますのは、漁船を大型化してディーゼルエンジンに替えて採算性を高めようということでございます。全部含めて30%を補助することになっております。ですから、建造するときだけにやるんじゃなくして、改良したときも生産性が上がりますので、そういう部分的なものについてもやるということでございます。こういうふうに分けておりますのは、そういうふうに審査をきれいにできるようにということで詳しくやっております。 ○議長(玉城清吉君) 5番 我喜屋宗重君。 ◆5番(我喜屋宗重君) 沖縄県漁業信用基金協会、それに関連して漁船建造信用基金協会から80%くらい借りられますが、5年据置になっておりますが、 ○議長(玉城清吉君) 農林水産課長 岸本久嗣君。 ◎商工水産課長(岸本久嗣君) 保証してもらえます。借りるのではない。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) 漁業だけじゃなくして農業信用協会がございます。これは資金を借りる場合の保証するのが働きかけでございます。もう既に農業の場合は非常に少ない額でやっております。漁業は2年くらい遅れてやっております。 ○議長(玉城清吉君) 5番 我喜屋宗重君。 ◆5番(我喜屋宗重君) 非常に至れり尽くせりで、そういたしますと名護市の漁業組合にまつわる問題は、非常に組織が奇々怪々な問題でございます。一時はうわさかデマか知りませんが、名護市を充満させたことがございます。やはり私たちもそういう補助をする場合に、補助をするなとは言いませんが、その漁業組合が幾名で、氏名と月における漁業日数、1人平均捕獲高の資料の提示を願います。 ○議長(玉城清吉君) 農林水産課長 岸本久嗣君。 ◎商工水産課長(岸本久嗣君) 後ほど提出いたします。 ○議長(玉城清吉君) 18番 花城清典君。 ◆18番(花城清典君) 関連いたしますのでお伺いいたします。今の漁業に対する補助金ですが、対象になる人は漁業組合員ではなければいけないのか。漁業組合員以外でも補助対象になるのか。 ○議長(玉城清吉君) 農林水産課長 岸本久嗣君。 ◎商工水産課長(岸本久嗣君) 漁業権の問題もございまして、漁業しようとしたら組合員でなければ専業としてできませんので、またそういうふうにしてやらないと、漁業は普通と違って資源を守るのも大切でございますので、お互いが乱獲しないようにしないと大変なことになりますので、漁業組合員でなければ漁業で飯を食うのは難しいと思います。日数も年間120日以下であれば補助の対象にならんと、私は審査することもございます。 ○議長(玉城清吉君) 18番 花城清典君。 ◆18番(花城清典君) 漁業組合員の定義でございますが、例えば120日漁業している人は、漁業組合に入る資格がございますか。 ○議長(玉城清吉君) 農林水産課長 岸本久嗣君。 ◎商工水産課長(岸本久嗣君) 30日以上漁業に従事した人を漁家とし、組合員は組合で資格基準を決めております。ですから、大体120日くらいはないと、どっちかと言えばこれで生活しているということにはならないと私たちは解釈しております。 ○議長(玉城清吉君) 18番 花城清典君。 ◆18番(花城清典君) 現在組合員でなくとも120日以上操業して、現に海から生活の糧を得ている人がおりますか。 ○議長(玉城清吉君) 農林水産課長 岸本久嗣君。 ◎商工水産課長(岸本久嗣君) いないと思います。 ○議長(玉城清吉君) 5番 我喜屋宗重君。 ◆5番(我喜屋宗重君) 今の答弁でございますが、120日以下だと補助の対象にならんとか、漁業だけでは飯食えないと言っておりますが、これは市長の答弁と解してよろしいかどうか。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) よろしゅうございます。 ○議長(玉城清吉君) 15番 具志堅 徹君。 ◆15番(具志堅徹君) イルカ捕獲標木設置費、これは設置場所を決定されておりますか。それともどういうことですか。 ○議長(玉城清吉君) 農林水産課長 岸本久嗣君。
    ◎商工水産課長(岸本久嗣君) これは追い込みする場合の目印になるところでございます。埋め立てによって海岸が変わってどうしていいか迷っておりますが、最近イルカが来ましたので、どこにしようかということでございます。 ○議長(玉城清吉君) 29番 当間亀太郎君。 ◆29番(当間亀太郎君) 漁港建設費、15節、久志船揚場と仲尾次の漁港建設が1,725万円ありますが、その内訳について説明願います。 ○議長(玉城清吉君) 農林水産課長 岸本久嗣君。 ◎商工水産課長(岸本久嗣君) 久志の船揚場300万円、仲尾次漁港建設1,425万円でございます。これは県の北部改良事業の一部でございまして、今度のは船揚場全部はできませんので、半分つくる計画をしております。 ○議長(玉城清吉君) 29番 当間亀太郎君。 ◆29番(当間亀太郎君) そういたしますと漁民は大抵突堤の延長、船揚場といろいろ希望しておりますが。 ○議長(玉城清吉君) 農林水産課長 岸本久嗣君。 ◎商工水産課長(岸本久嗣君) 金額も非常に小さいので、これだけでは船揚場の半分をつくってからやろうということで、県と話し合いを進めております。 ○議長(玉城清吉君) 29番 当間亀太郎君。 ◆29番(当間亀太郎君) 県からの補助はいくらでございますか。 ○議長(玉城清吉君) 農林水産課長 岸本久嗣君。 ◎商工水産課長(岸本久嗣君) 国が10分の5、県が10分の3、市が10分の2でございます。 ○議長(玉城清吉君) 18番 花城清典君。 ◆18番(花城清典君) 委託料、漁民村の育成計画策定というのがございます。その内容についてご説明願います。 ○議長(玉城清吉君) 農林水産課長 岸本久嗣君。 ◎商工水産課長(岸本久嗣君) そこの土地利用計画だと考えていただければ結構だと思います。埋立地に漁民がもらう用地がございます。その利用計画でございます。 ○議長(玉城清吉君) 22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) 私の一般質問とも関連いたしますので、市長に答弁をお願いいたしますが、今の商工水産課長の話を聞いてみると、将来は漁業補償としてもらうから、そこに対して漁民村をつくるということ、どういうふうなものをつくるということで、委託してさせるわけでございますか。(はい。)市長にお伺いいたしますが、埋立地補償については市当局あたりといろいろの詰めがあったと思います。そういたしますと、私ら議会としてもその詰めがどういうふうに進展して、どういうふうに話し合いが決着できたのか聞いておりません。去った選挙にその話がたくさん持ち上がって、3,000坪の土地も既に同意を受けているということもございますし、漁民はまた3,000坪補償もらうということでございますので、話であって事実かどうかわかりませんが、もしそうであればどの程度の補償額を要求してきたのかどうか、その辺お伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) この補償については、私はさきの議会でも口答で申し上げたと思います。100分の2ということで、大体そういったことで組合とも話がついておりますということで、それ以外のことは全然話し合っておりません。今でも私たちは組合ともそういったことを前提にしてやるということでございます。いま登記が済みませんので、財産の処分として議会の承認を得ていないということでございます。うわさは単なるうわさでございまして、前の議会で向こうは100分の5、市としては100分の1.5ということで話を詰めたが、沖縄で一番少ないところで100分の2.5ということで、市も100分の2で何とかしてくれということで、前に報告したとおりでございまして、それ以上のことはございません。 ○議長(玉城清吉君) 22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) 登記が済むと100分の2の土地を与えるということ。そういたしますと、将来の文化漁民村をつくるのはどうあるべきかということは、その時点でもってそういうふうに委託料を出してくるのが当然と思います。まだ、そういったものも議会の承認を得ないで、既に100万円計上してやるのは適当と言えることもございますが、実際の了解を得るというのはあとになるべきだと思います。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) どうせ今年の会期中は、この問題処理をしなければいけない問題でございます。ですから、私たちとしては一応漁民村として組合の皆さん方に土地をお上げしても、向こう独自の立場でやると市の計画もありますので、どうせ今会期中には議会の議決を得なければいけないので、この予算を取っております。公に処理しなければいけないということでございますので、別に他意があってやったということではございません。 ○議長(玉城清吉君) 22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) 今の話を聞けばよくわかりますが、漁民村にその辺にできるというのは、私は2回しか見ておりません。第1点は、名護市の基本構想計画ができて、その中に少し出ております。2回目は琉銀だったか、向こうに名護市の埋立て計画全部が議会で決めたかのように掲げてあります。その辺住民から聞かれる場合に、私たち議会人として当然答えなければならないが、そういうことをやっていないので、漁民村委託されると、場所というのも新しく出られた議員さんもわからないと思います。先になるべきものが後になり、後になるべきものが先になり、そういうことで、私らも住民から聞かれて困るし、市当局もそうだと思います。大体の市当局の案があれば提出してもらいたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) いま全然ございません。琉銀に張られているのは、市としてはこういうことですが、皆さん方のご意見を賜りたいということでございまして、それがそのまま拡大して張られているのが現状でございまして、市としてもあれ以上のものを持っておりませんので、ただあれは配置した並べたものであって、それからあとそういったことが出ると思います。あの中に漁協に関してのは区画しておりますので、市独自で構想持ってどうしようということじゃなくして、これから手がけようということでございます。 ○議長(玉城清吉君) 22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) 非常に答弁がうまくなりまして、そうなると先に委託するものは好ましい、向こうから市当局に来ます。今後、市当局もそれに対する財政が伴ってくると思います。その辺についてどうですか。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) 今のところ私らその先まで考えておりません。具体化しなければいけない段階でございますので、マスタープランをつくらなければいけない。そして漁民村についても土地を上げたから自由に使いなさいということで、あの地域でバーを始められたら困るので、そういったことを規制するためにやっております。まだ財政的な負担をどうということは考えておりません。 ○議長(玉城清吉君) 22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) それとあわせて、名護市の土地基本構想もあわせて一緒にやってもらいたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 午前の日程はこれで終了し、休憩します。休憩(午前0時0分)再開(午後1時30分) ○議長(玉城清吉君) 午前に引き続き再開いたします。6款に対する質疑を許します。22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) 草地造成について去年は随分やっておりますが、前にも天仁屋、オオシッタイで草地造成やっているわけでございますが、あれで失敗か何かしたので、そういうものをやらないのかどうか。そして現在、非常にそれを希望している人が多いのですが、皆さんがやった状況について説明願います。 ○議長(玉城清吉君) 畜産課長 大嶺正助君。 ◎畜産課長(大嶺正助君) お答えいたします。本事業は去年から実施すべく措置してまいりましたが、実施設計の段階で県内部の調整が十分行かず、こちらは国有地でございまして、それを県が賃借し、さらに県は利用者に賃貸契約しておりますので、それを現在の利用者がやるわけでございますが、開発して高度の利用を図ろうということで事業を進めている主管課としては、予算措置の内示を受けてやりましたが、国有地まで管理している主管課ではやると収用等の面で問題があるということで不執行に終わっております。今年度なおそういった合議はしましたが、その段階でさらに管理課までとりついだが、全県的な問題があるから煮詰まっていないと。年度中にでもやろうということで費目存置にしております。 ○議長(玉城清吉君) 22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) 関連いたしますが、種畜購入、子牛生産補助金ということで畜産に対して補助金を組まれております。去年もありますが、これは全部消化いたしましたか。 ○議長(玉城清吉君) 畜産課長 大嶺正助君。 ◎畜産課長(大嶺正助君) 現年度95%ほど消化予定しております。56頭ほどを取りつけておりまして、購入は済んでおります。 ○議長(玉城清吉君) 22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) 購入するときの子牛の種類はどういう子牛をやっておりますか。 ○議長(玉城清吉君) 畜産課長 大嶺正助君。 ◎畜産課長(大嶺正助君) 登記されたものをやっており、肉用牛の和牛でございます。 ○議長(玉城清吉君) 22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) 前に皆さん方が非常にいい種類ということで、1万ドルぐらいやったと思ったが、すぐだめだということでやっておりますが、和牛は大体沖縄の在来種をやっているのかどうか。 ○議長(玉城清吉君) 畜産課長 大嶺正助君。 ◎畜産課長(大嶺正助君) ほとんど他府県で改良された、それ相当の血統が大分整理された品種から導入、それから3カ年、4カ年ほど県を通して導入されておりますが、毎年800頭くらいやっておりますが、ほとんどそれの子牛が大部出ておりますので、それから拾い上げてあっせんしてやっております。 ○議長(玉城清吉君) 22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) これは農林課と一緒の問題でございますが、皆さん方は、畜産は奨励しておりますが、実際に土に返しておりません。ほとんどのふんとか出てくるが、これをどこに捨てるのかということでございます。皆さん方、畑に還元させようということでやっていると思います。やはり根本的な考え方は畑に還元させるべきだと思います。その面の指導はどうなっておりますか。 ○議長(玉城清吉君) 畜産課長 大嶺正助君。 ◎畜産課長(大嶺正助君) 農業の能力によるかと思いますが、耕作地と一環した結びつきを推進すべきだと思います。 ○議長(玉城清吉君) 22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) 実行はしていない、進めているけれども。私ら現地踏査をしてもやはり北部製糖から搾りかすをやっておりますが、実際に家畜から出るのはやっておりません。たまたま見てみると道のあっちこっちに捨てております。農林課長にお伺いいたします。バインとかそういうものに採苗圃ということでやっておりますが、いまパイン危機が叫ばれております。いろいろと聞いてみますと、結局、新聞紙上にも書かれているのは滞果をどうするかということでございますが、実施に農林課長はパイン食べてわかると思いますが、やはり外国と沖縄のものを食べさせたら沖縄のものはまずいのです。しかし皆さん方は、そういうものを言わない。商社から沖縄のものはまずくで買わないという烙印を押されたらどうしようもございません。それをせんためには優良品種をどしどし入れてやってもらいたいと思いますが、現在どこから移入しておりますか。 ○議長(玉城清吉君) 農林課長 照屋源一郎君。 ◎農林課長(照屋源一郎君) パイン品種の導入問題でございますが、現在は、苗圃は試験場で育成しておりまして、採苗圃は経済連、パイン農家に移動させて育成させております。それも一応二つ割り、四つ割りにしておりますが、優良品種になりますというと、その枝の出ぐあいが二、三本で増える率からいっても、わずか5%ぐらいしか普及されておりません。その関係で、既に八重山ではタイから新しい品種出まして、生産量においても約7から8トン出るということでございます。そういうわけで去年から経済連、農産課と連絡とりまして、タイから導入すべく準備を進めております。名護市の生産は、反収2.5から3トンになっております。そういう危機を打開するためには、今後一応経済連を通しまして、農産課と手を取って、タイから新品種、1本35円でございますが、県から20%の苗代補助がございますので、その問題がはっきりしたらパイン優良品種の問題について努力したいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) その問題はよくわかりますが、経済連それから農連の工場に行ったら、その問題に対して向こうも相当考えているという採苗圃あたりは、市町村が主になってやってもらいたいということを言っております。農林課長は八重山でタイから輸入しているということでございますので、八重山ができるのを名護市ができないということはございませんので、農林課長あたりは、これからタイまで飛んで行って、買いつけまでやらなければならないと思います。いま話を聞きますと、タイあたりの原苗圃は三井、三菱が優先してやっているということでございます。三井、三菱は、砂糖は50%以上関税がかかるということで、缶詰を向こうでつくらせて、49.9%の糖度を持たせて、無税ですから、砂糖を取るために輸入しております。砂糖を取って残ったパインは、自分らで加工してやっております。実際にその缶が沖縄にも来ております。そういったことで、沖縄に優良品種が生まれてくるのは遅いと思います。その辺市長の答弁をもらわなければなりませんが、農林課長はそういうものを一日も早くキャッチしたら、やはり現地まで飛んで行ってこれというものはないといかんと思います。ただ他の市町村がやるから私らもやるということじゃなくして、研修のために私たちはタイ、台湾まで行くんだという予算措置をしてもらいたかったわけでございます。それを以前のやり方ではだめでございます。優良品種は苗を売っても十分引き合うと思います。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) 優良品種の苗木問題がございます。八重山からも正規のルートを経てやっているのか問題がございます。市内のも優秀の中の選苗種でございますので、もしこれが普及できればかなりのものでございます。果たしてタイに職員を派遣したからすぐそのまま優良品種が入るという保証はございません。県でもタイに派遣する準備を進めているようでございます。経済連などでもそういった結果を見ながら措置しても、私は遅くないんじゃないかという気がいたします。いま幸いにして県もそういった方向で動きつつあります。問題は苗木を仕入れるルートをどうして確保するかということでございます。八重山もハワイから私たちが持ってきたように、幾十本か持ってきてやっているということでございますので、正式なルートで大量に入れるということで考えなければなりません。県や経済連などと結託してよい方法で取り組みたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) 経済連はあまり信用しすぎては困ると思います。今の経済連は、企業以上に怪物みたいな企業でございます。本来のことを忘れてもうけ主義になっております。三井、三菱と変わりませんので、このあたりもう少し考えて、向こうができるならお互い優秀な職員がたくさんいますので、調査して十分やってもらいたいと思います。採苗圃、そういうものはもう少し予算措置を講じてもらいたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 29番 当間亀太郎君。 ◆29番(当間亀太郎君) 家畜伝染病対策見舞金、事務報告書から見ると去年奨励したのが48頭ということになっておりますが、名護市の豚の数からすると48では非常に少ないと思います。少ないほどいいが、実際に発生したが届出がそのくらいじゃないかと思います。と言いますのは、結局この条例からしますと、1頭につき4,000円ということにくぎづけられておりますので、それでは少ないという声も聞いておりますが、課長はそういったことを聞いたことはございませんか。また検討する考えはないかどうか。蔓延防止のためにそういったことをやってもらいたいと思います。頭数が100頭以上の経営者と、それからずっと下って三、四頭の人もおります。三、四頭の人が1頭でも斃死すると非常に苦しくなります。旧羽地村ではあとの子豚を買う10ドル、20ドル予算化しておりました。今の4,000円では少ないと思いますが、課長の見解をお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 畜産課長 大嶺正助君。 ◎畜産課長(大嶺正助君) ご指摘の件、第1点は増額の意思はないかということでございますが、今年の予算は5,000円にしてあります。これは100頭分で届出が少ないんじゃないかということでございますが、これは予防注射を済んだ後、肉にまで仕上がる段階の肉豚だけに限って対処している補助制度でございまして、母豚とか種豚、または生まれたばっかりの子豚は除いております。母豚と種豚は国の制度で共済制度がございまして、あれに加入してもらえれば十分対応できるということで、肉豚に限って対処しております。事務報告書の48年度は10月までの数字で、3月までのものは今まとめつつあります。 ○議長(玉城清吉君) 29番 当間亀太郎君。 ◆29番(当間亀太郎君) 海岸線に四、五頭の豚が流されたのがございます。これは届けをせんで、死んだから放っておくと。蔓延防止上から好ましくありませんので、その辺を聞いておりませんか。 ○議長(玉城清吉君) 畜産課長 大嶺正助君。 ◎畜産課長(大嶺正助君) そういった連絡を受けた場合には、その都度衛生課と合議してやっておりますが、これは農家自身の問題もあるかと思いますが、極力そういったことのないように善処指導したいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 29番 当間亀太郎君。 ◆29番(当間亀太郎君) そういうものは放置したら大変でございますので、十分監督してもらいたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 23番 北城善福君。 ◆23番(北城善福君) 農林水産の予算の中に共進会の予算がいくら探しても無いようでございますが、前から共進会はやっておりませんか。共進会を再発足する考えはないかどうか。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) 共進会を再開する意思はないかどうかということでございますが、これについては結論が出ておりません。今までのようなあり方で、これだけ広域な面積で可能かどうかということ。 さらにまた、いまやっているのは畜産共進会でございますが、県一円としてということでございます。一般農家を対象とした産業共進会になると思います。これから変わる新しい農業、企業農業というものからすれば、趣向も変えなければならないと思います。過去にもたびたびそういった問題が提起されましたが、今のところはむしろそれより基本的なものをに手を入れて、落ち着いた時点で配慮すべきだと思います。 ○議長(玉城清吉君) 22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) 林道振興費、その中に今年から出ているようでございますけれども、委託料で特殊林地改良事業というのがありますが、塞悪林のことかどうか。造林はどこを造林するのかお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 農林課長 照屋源一郎君。 ◎農林課長(照屋源一郎君) お答えいたします。造林問題でございますが、特殊林地造成は、一応50年度はあと7町歩、雨志川原を予定しております。林地改良はこれまでも自然林を開発いたしまして、瀬嵩を予定しております。それと同時に名護岳周辺も保育、下刈りしてやっていきたいと思います。源河は毎年1町歩ずつ造林しておりますが、それの保育、下刈りしたいと思います。委託料の問題でございますが、一応北部には森林組合ができておりますので、49年度までは保安林の造林を北部事務所と話し合って、森林組合でやってもらおうということでやっておりますが、今度の塞悪林造成は市でやると。あとの保育改良問題については、森林組合に委託させるつもりで予算計上しております。一番問題は、これが各市町村とも森林組合との初めての問題でございまして、一応森林組合は、50年度はどの程度造林できるかということで、現在調整中でございますが、向こうとしてやるとしても、人夫の世話とかいう問題は、各市町村林にくる制度になっております。森林組合ができておりますので、保育とか下刈りとかという問題は、森林組合に委託させる方向で予算を考えております。 ○議長(玉城清吉君) 22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) この森林組合は非常に期待するところも多かったわけでございます。やはり森林組合というのは、他府県の森林組合みたいに横の連携をとって市町村が委託するので、沖縄では下刈りを主にやっております。私らは水源涵養林が先ということで、 ○議長(玉城清吉君) 農林課長 照屋源一郎君。 ◎農林課長(照屋源一郎君) 名護市としては話し合いを進めております。5カ年計画もこういう事業は市で、こうこういう事業は森林組合ということでやっております。 ○議長(玉城清吉君) 22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) そうなると、向こうは森林組合自分らの案でやると偏ったやり方、私らが好まない場所をやるときもあります。造林は大きくやるということじゃなくして、木を多く茂らすということが課題でございます。そのあたり私たちは森林組合のものがわかりません。名護には水源涵養林いろいろございますので、そういうものの詰めをやっておりますかどうか。緑花木センターみたいになると困ります。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) 森林組合は各市町村の森林計画に基づいて事業を実施します。法規が各県と同じになりまして、これからの事業は同じ森林組合を経て施行しようという国の考え方でもございます。そういったことでございますが、それはあくまでも市町村の計画に基づいて計画実施ということで理解してよろしいと思います。ただ森林組合はそれだけじゃなくして、これから開発されるであろうシイタケ、キクラゲ、いわゆる林産物全てが対象になると思います。そういったことで、まず市町村の計画を主にしてやるということでございます。 ○議長(玉城清吉君) 18番 花城清典君。 ◆18番(花城清典君) 需用費のほうに加工用トマト買い上げとなっております。これはどういうふうにしてやるのかどうか。例えばどこかの工場に委託してやるのかどうか。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) 私たちは常にいろいろな角度から試験研究しながら進めなければならないと思います。いまトマトの輸出が200万ケースを超しているということでございます。しかもパインは操業日数が少なくて困っているということでございます。もしトマト栽培手当の結果、可能性があれば経済連、パイン工場と話し合って、いわゆるパインの暇なときにやろうということで、これはあくまでも市が単独の手当てケースとして農家に栽培委託しております。市として一部こういった方法で買い上げなければならないということで、今回初めてこういった予算計上しております。 ○議長(玉城清吉君) 18番 花城清典君。 ◆18番(花城清典君) 農家に委託的に栽培させたのを市が買い上げるわけですか。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) そうです。
    ○議長(玉城清吉君) 29番 当間亀太郎君。 ◆29番(当間亀太郎君) キビの奨励補助金、荒蕪地関係補助金、これはどれくらい見ておりますか。 ○議長(玉城清吉君) 農林課長 照屋源一郎君。 ◎農林課長(照屋源一郎君) キビ植え付け奨励補助金、50年度は150町歩、1万5,000アールになりますが、1アール600円以内を考えております。荒蕪地解消の問題でございますが、市長が一般質問でも答えたとおり12月に農業センサスで調べた結果53町歩で、その他畑地で138町歩くらい出ております。おそらく厳密にやると200町歩くらいあると思います。その問題につきまして、一応50年度は50町歩解消すべく努力したいと思います。休耕田は48年度で休耕補助が打ち切られておりますので、一応畑地と休耕田の問題、その金額については今から隣村とも話し合いして十分進めたいと思います。一応50町歩の10アール2万円以内ということで予算を組んでおります。休耕田は除いております。 ○議長(玉城清吉君) ほかに質疑ございませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)6款、質疑を打ち切ります。7款に対する質疑を許します。27番 中山盛久君。 ◆27番(中山盛久君) 市営市場の臨時管理人の賃金、去年も臨時と思いますが、これは臨時だけで通しているんですか。それから古我知焼の買い上げ50万円、これはどういうものですか。次にさくら祭りについてでございますが、今までどおり商工会の主催でやるのか。それとも市がやるのかどうか。現在青年の家の向かいに桜を植えつけて花は咲いておりますが、向こうはいつごろからやるのかどうか。せっかく桜は咲いているが、道路は整備されていない。国定公園との関係もあると思いますが、どういうふうなものであるか。さくら祭りでは議会はあまりにも無視されている感があります。議会から実行委員も何も出さないのかどうか。初詣に対して補助金が計上されておりますが、拝みに行く人にやるのかどうか。施設に対するものかどうか。それから198ページ、苗圃の整備委託料、これは個人に委託しているのかどうか。あるいはどういった方法でありますか。相当の金額でございますが、海洋博目当てにやっているのかどうか。毎年やるのかどうかお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 総務課長 大兼久 巌君。 ◎総務課長(大兼久巌君) 市営市場臨時管理人賃金、この件は管理人が金武町の方に長期療養しております。それで臨時で使っております。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) 古我知焼については、ご案内のとおり名護市で生まれ、名護市で花を咲かせたというのが実情でございます。ところが実情は、古我知焼はないので復活させてそのままにしておくのは忍びないので、何らかの形でやるということでございますので、ところが育成補助金だけやっては困りますので、市が育成してつくったものを買うということでございます。名護市でお客さんに対する土産品などにやろうということでございます。そういうようなことで、市といたしましては、有効に利用しながらそういった研究材料を出させようと。例えて言えば花瓶はどういった形をつくれないかということでお願いしております。それからさくら祭りをどうするんだということでございます。実は議会だけ無視されているわけではなくて、さくら祭りの実行委員会をつくっておりますので、私も市長であるけれども、実際の計画については報告を受ける程度でございまして、そういったような仕組みの中で、あまりにも議会だけ無視されているという感じを受けていると思います。実際は実行委員会をつくりまして商工会の皆さん方が役員になり、市の助役とか担当する課の職員が入ってやっております。そういった関係でそういった形になっておりまして、どうもさくら祭りの反省会のときも私もわからないで参加しないのですが、課長の報告によると大きくなり過ぎて、実行委員会では手に負えないので、市の直営事業でやってくれという要望も出ているということでございます。そういったことも含めて今度新しくやるさくら祭りは、どういう方向で進めるのか、あるいは今までやったようにさくら祭り実行委員会を開いてやるのか、結論を出しておりません。予算の成立し次第、そういったものについて検討したいと思います。それから名護岳後ろの桜が今年から花をつけて、見せても恥ずかしくない状態にありますので、それについてどうするかということでございますが、県としても名護の中央公園ということで、名護城一帯公園計画がございます。そういったものとにらみ合わせながら道路整備していきたいということでございます。ご案内のとおり、道路の整備は完全ではございませんので、非常に危険が伴うので、今のところあそこを正式に開放するというところまで来ておりません。ただ遊歩道として使う場合は、ヘゴ林、ナンヨウスギ林、普通のヘゴ林とか植えて整備させておりますが、そういった総合的な計画と組み合わせて利用できるようにしていきたいと思います。できるだけ早い時期に道路だけでも整備して、さくら祭りには開放するように整備したいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 27番 中山盛久君。 ◆27番(中山盛久君) 古我知焼の問題に対して、我々はできるだけこれを買い上げてもらって、せっかく育成したからには市長室とかどこかに陳列して宣伝も必要と思います。市長のところにはたくさんのお客が見えるので、沖縄県の知事室にもいろいろありますように、私はそういうものに使うかどうか質問したが、できればそういった陳列などして、市民やお客の目につくように名護の古我知焼ということで宣伝して、値打ちを市が育成した産業ということでやってもらいたいと思います。それからさくら祭りでございますが、せっかくあれだけのお金をかけて桜を植えておりますので、おそらく議員の中にも見に行った人は少なくないと思います。これは名護岳の裏まで植えて、実際には名護は御宮の五、六十本で、さくら祭りにしては人だましになっているということでございます。もう少し名護を宣伝する必要があると思います。わずかあれだけでは幾万人というお客を遊ばす場所がございません。名護市を挙げての一大行事でございますので、やってもらいたいと思います。いろいろ注文もございますので、こんなもので時間を潰す必要がございませんので、ひとつ目的に沿うようにしてもらいたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 商工水産課長 岸本久嗣君。 ◎商工水産課長(岸本久嗣君) 初詣の補助金、これは嘉津宇岳と多野岳に随分初詣で客が押し寄せますので、そのときに地域の方々、交通安全友の会の方々が出て夜警しておりますので、それに対して食事代ぐらい見てあげようということでございます。198ページの委託料、これは名護市内には随分花卉の業者がおりますので、苗、樹木など委託しようということでございます。 ○議長(玉城清吉君) 10番 宮城博文君。 ◆10番(宮城博文君) 195ページ報償費について、オニヒトデの駆除、オニヒトデを買い上げるというふうなことであるのか。それと駆除する場合に漁民の皆さんに応援してもらうのか、あるいはダイバーの応援を得てやるのか。それから地域は東海岸か西海岸がお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 商工水産課長 岸本久嗣君。 ◎商工水産課長(岸本久嗣君) オニヒトデは漁民の方々にお願いしましてとってもらっております。1日いくらということで報償金を出しております。地域は、50年度はまだ調査しておりませんが、一応調査していただきまして情報を収集しまして、このあたりにオニヒトデがいるということで、幾日間とってくれということでお願いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 5番 我喜屋宗重君。 ◆5番(我喜屋宗重君) 織物技術者養成補助、これは大島紬でございますか。 ○議長(玉城清吉君) 商工水産課長 岸本久嗣君。 ◎商工水産課長(岸本久嗣君) 現在の対象はそうでございます。 ○議長(玉城清吉君) 5番 我喜屋宗重君。 ◆5番(我喜屋宗重君) そうしますと向こうの建物は違法建築でございます。県から撤去せよという問題が出ております。これは技術養成補助はやるべき問題で異論はございません。問題はああいうふうに違法建設の会社にやる根本的な問題、行政当局が、農業委員会が、また県になずけると思いますが。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) これは工場にやるわけではございません。技術を習得しようとする個人にやるわけでございます。それからまた話を聞きますと、わざわざ大宜味村に行って芭蕉布の講習を受けている者もおります。ですから、ただいまご指摘のとおり、その場所の工場のある所在地が農地法に基づくものは、それはそれとしてさせておいて、だからといって技術を習得しようとするものまでやる必要はございません。これは何も我部祖河だけではございませんで、現に辺野古のものもやっております。場合によっては大宜見まで行ってやっている人もおります。だから決して私は言い逃れするというのはやりませんが、個人を対象にしてやっております。 ○議長(玉城清吉君) 5番 我喜屋宗重君。 ◆5番(我喜屋宗重君) だからこうなってくると、私としては言い逃れでございます。違法だからといっても技術者を優先するために、違法建設を許しているのかどうかということでございます。文句ではございません。そういうことのないようにお願いしているわけでございます。 ○議長(玉城清吉君) 1番 比嘉清徳君。 ◆1番(比嘉清徳君) 国定公園はいまはっきりしているのはどこどこですか。 ○議長(玉城清吉君) 商工水産課長 岸本久嗣君。 ◎商工水産課長(岸本久嗣君) いま指定されているのは、海岸線、喜瀬のビーチから羽地内海まで、それから西の海岸。それから名護城中心としたところ、幸地川の道路でございます。 ○議長(玉城清吉君) 1番 比嘉清徳君。 ◆1番(比嘉清徳君) 国定になると県に管理資金は委託されてくると思いますが、協力会に入れば当然組織の力で補助の対象になるということを考えると思いますが、国定公園に指定はされているが、建設面では規制は受けるが、何ら整備そういうものがないけれども、これはまだまだ国定公園に対する県、名護市当局のそういう地域に対する計画と言いますか、そういうものはありますか。 ○議長(玉城清吉君) 商工水産課長 岸本久嗣君。 ◎商工水産課長(岸本久嗣君) 県は国定公園につきまして公園事業計画というのを策定しなければいけません。その中でそこをどういうふうに整備するという義務づけられますが、県はまだ策定しておりません。市町村の仕事は国定公園を管理する場合に、いろいろな許可をする事務を市町村経由でやりまして、それに意見を付すという仕事でございます。それから国定公園の管理人がうちの課に任命されまして、その人が国定公園内で違法なことをしないかどうかやっております。 ○議長(玉城清吉君) 1番 比嘉清徳君。 ◆1番(比嘉清徳君) 国定公園に指定されているのは大部ありますので、これは自然保護観光を叫ばれている名護市の場合、そこに伴うある程度の施設も遅いので、名護市の計画もどんどん出てくると思いますが、国定公園は当然県に委託されて、県サイドで図られては困ると思います。今後名護市の意見が十分反映されるかどうかということでございます。 ○議長(玉城清吉君) 商工水産課長 岸本久嗣君。 ◎商工水産課長(岸本久嗣君) そういう場合には市町村に合議があるだろうと思います。我々もいろいろと注文していきたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 1番 比嘉清徳君。 ◆1番(比嘉清徳君) 都市公園は都市計画以外の轟とか、ああいう場合も名護の都市計画は今度全域に広がりますので、数久田轟は都市計画公園じゃなくして普通公園でございます。県の束縛などを受けずやっておりますが、今度都市計画が広がると轟も載せるべきじゃないかと思います。景勝地は補助の対象にもならんし。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 先ほどの織物技術養成補助金、現在支払っていますか。 ○議長(玉城清吉君) 商工水産課長 岸本久嗣君。 ◎商工水産課長(岸本久嗣君) まだ支払っておりません。これは個人に差し上げているものでございますが、どういうふうな要領であげたらいいのだろうかという手続き規定を考えておりますので、それがやっとまとまりましたので、決裁準備を進めております。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) この間、我部祖河に行って話を聞いたら、そういうことはありませんということでございましたので、いまおっしゃるように個人上げるものですから、一週間でやるのもおります。二、三年やっている方もおります。それで助役に支給規程など次の議会に見せてくれということでお願いしましたが、向こうはまだそういうことをやっているが、まだやらないということでございます。状況を聞くといろいろございますので、支給する時点を幾カ月勤めたらやるとか経験を見ながらやると、いまやって明日やめられたら大変でございます。そういうこともありましたら、ひとつできましたらもう一遍お願いいたしますが、前に助役はやると言っておりましたが、会期中にお願いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) 委託料100万円、流通機構の整備調査ということでございますが、その調査をして、その計画ができ上がったら議会に提出していただけるかどうか。もう一点、去年も委託料として民宿村の建設委託料30万円上げておりますが、喜瀬、幸喜ということで私らは期待して、やはり民宿村を計画するということでございますので、部落全体を含めて、民宿村というのはどういうふうにすべきかということで出てくると思いまして待っておりましたが、出ておりません。今度もそういった委託料100万円計上しておりますが、その問題が調査してそのまま没では何のために委託をしたかわかりませんのでお伺いいたします。もう一点、観光地管理人の賃金でございますが、これは多分名護城、轟公園の人夫賃であろうかと思います。その方は10年余ったと思いますが、そのままずっと非常勤でございますが、一向に役所職員に採用されず、その人より後から入った人は職員として採用されているということでございますが、その人を職員として採用できない欠陥などあるのかどうかお伺いいたします。それから中山議員の質問と関連するわけでございますが、苗圃整備委託料150万円計上しております。これは個人の苗圃であるのか、それとも市独自が苗圃をつくってさせるのかどうかお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 商工水産課長 岸本久嗣君。 ◎商工水産課長(岸本久嗣君) 委託料調査報告書が出ましたら差し上げたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) そういった委託料をやってその報告がございません。今度から委託料に対してまとまったときには議会にも報告するのかどうか。 ○議長(玉城清吉君) 商工水産課長 岸本久嗣君。 ◎商工水産課長(岸本久嗣君) 報告いたします。 ○議長(玉城清吉君) 総務課長 大兼久 巌君。 ◎総務課長(大兼久巌君) 賃金のことでございますけれども、毎年私ども賃金計算するときに業務の状態からいきまして、これは常勤的に該当しないということで、現在賃金に措置している次第でございます。台風とかそういうときは出るわけではございませんし、そういうことを勘案して業務の内容からそういうことをやっております。その人に欠陥があるとか、そういうことは思っておりません。 ○議長(玉城清吉君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) 委託料でございますが、4目美化費そのものは海洋博に向けての関連事業として全て特財をもって充てて、まちの美化を図ろうということでございます。苗圃はあくまでも個人にさせたいということで、去った若夏国体のときにまちに花鉢を飾ったが、いろいろな面で問題がございまして、割られたり引き抜かれたりで、それとまた一時的な美化になっていたけれども、今度はそういうことではなしに、そこに苗圃をちゃんと委託して、年中花を切り替えて咲かそうということで、進め方としては市民推進委員会を主体にして進めようと思いますけれども、一時的な花を咲かそうということじゃなく、そのための委託苗圃にしたいということで、花鉢をまちに飾るということじゃなくて、商工会と話し合って歩道にちゃんと公園をつくって、そこに花を植えていきたいという美化計画をやっております。 ○議長(玉城清吉君) 22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) 個人にさせるわけでございますが、いま個人がやっているのは大体商売が多いので苗圃は持っていると思います。そこを整備してもいいと思います。私たちが買うのは、苗木を買ったらいいので、整備資金を出す必要があるかどうか。 ○議長(玉城清吉君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) こちらで整備して買うということでつくったのを買うということでございまして、そうなると一時的に市が運動するときには花がなくなったりするので、そういったことを継続的に行うということであれば苗圃を持っていて計画に基づいてやるということでなければ徹底しないと思います。 ○議長(玉城清吉君) 22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) 私の考え方は、やはりそういうふうに継続的にやるから、何月何月はどの花がいいからということで、委託して買いとる費用でもいいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) 若夏国体のときにそういったことをやってみましたが、こちらが要求するときは花が落ちて何にもならないということでございました。仕方がないから逆にインブビーチの前で経営しているところから花を買って間に合わせておりますので、やはり継続して花を咲かそうということであればうまくいかないと思いますので。 ○議長(玉城清吉君) 22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) 育苗委託料と苗圃整備委託料はどう違いますか。 ○議長(玉城清吉君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) これは市の苗圃を一応整備しようということでございます。 ○議長(玉城清吉君) ほかに質疑ございませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)7款、質疑を打ち切ります。暫時休憩いたします。休憩(午後2時50分)再開(午後3時2分) ○議長(玉城清吉君) 再開いたします。議事運営に対してご協力をお願いいたします。質疑要旨はまとめて質疑していただいて、まとめて答弁させるようにご協力お願いいたします。8款、土木費に対する質疑を許します。16番 知念嘉永君。 ◆16番(知念嘉永君) 終末委託料6億6,000万円、幹線パイプと枝管パイプ設置委託料でございますが、幹線パイプはどの程度までできるのか。それから枝管どの程度までできるのかお伺いいたします。それから9号排水1億8,240万円、歳入の場合も説明ありましたが、補助率40%ということでございましたが、一応今後ともその面については補助が可能ということでございますが、特財あたりから相当回されておりますし、補助対象からは外されておりまして、そういった面、下のほうは馬力をかけて補助金を獲得し増やすということで、もらえるところはもらって整備したほうがいいんじゃないかと思います。残ったところは浸水地域の一番激しい所、名護小学校裏あたりに振り向けるべきじゃないかと思います。それから5号排水の側溝工事やらなければいけないと思います。特に衛生的にも問題がある地域でございますし、蓋をすることによって自転車道路などでそれ相当プラスになると思いますが、再三地域住民から要望がありますが、いまだに予算にのっかっていないということで、そういった面、改修工事はいつごろからできるのかどうか。もう一点、215ページの委託料、700万円ということで第4工区に今年度から入る予定でございますが、それについてあの地域は現在でも大宮の前あたりそれ相当人家が建って、その人たちとの話し合いがどうなるのか、換地分合の問題で話し合ったかどうか。そういったことがもしなければ、そういったものを話し合ってからやるという方法で持っていかないと、既にもう十四、五年も放置されて、着工設計の段階でそういったつまずきだすと非常に大きな問題を醸し出しますので、行政懇談会でも中区の場合答弁されておりましたが、そうなるとあの地域は既に400戸ぐらい建っておりまして、交通関係の特に激しい所でございますので、区画整理になりますといろいろ問題がありはせんかと思いますので、そういった第三、第四地域に対して区画整理が過去10年余放置されて、着工の段階で地域の人々と話し合いするような方向でやっております。認可を受けておりますが、現在の人々は相当地主もかわっておりますし、3割程度の土地が換地分合でなくなるということで、現在100坪の土地であれば100坪いっぱい囲って花園をつくったりしてやっておりますが、十分話し合いする必要があると思います。その面について第四工区あたり話し合いしているかどうかお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 都計課長 比嘉道念君。 ◎都計課長(比嘉道念君) 幹線パイプについては、海洋博とか交通関係で物すごく影響しますので、予定として港橋より現在の既設道路を通ってボウリング場、オリオンビール、役所前を通る予定でございますが、交通関係で幹線パイプは2カ所、交通に支障を来さない場所をやろうということでございます。枝管は東江一帯を先にするか、港区をやろうかということで、海洋博期間中になりますので、施工の段階で十分県とも調整してやりたいと思います。それから9号排水でございますが、特財が入りまして、その件については名護中学の東側をやるかどうかは、排水自体が曲がりくねっておりますので、特財をどうするかは三役と十分詰めてやりたいと思います。5号排水については今年度で213ページの原材料とか暫定的なものはやりますが、9号排水を終えた時点でしかできないと思います。それから215ページの委託料、現況測量、調査委託料、事業認可までというのは第四地区700万円ございまして、現在まだ地主との話し合いは済んでおりません。これからでございます。 ○議長(玉城清吉君) 16番 知念嘉永君。 ◆16番(知念嘉永君) 問題は話し合いがまだということでございますが、早急にやらなければいけないと思います。 ○議長(玉城清吉君) 都計課長 比嘉道念君。 ◎都計課長(比嘉道念君) 一応資料持ってから地主に臨まないと、どういった方法でやるか、どの程度の負担率か質問されますので、現況測量700万円で済んでからやりたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 11番 新田宗勝君。 ◆11番(新田宗勝君) 第三工区に入るとそれ相当の壁があると思います。今からでも西区や中区あたりの区長さんら四、五名の代表と話し合ってもらいたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 都計課長 比嘉道念君。 ◎都計課長(比嘉道念君) 三地区についてはマスタープランでは区画整理事業になっておりますが、十分話し合って結論を出したいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 9番 親川和夫君。 ◆9番(親川和夫君) 多野岳道路用地借地料、多野岳の通りに面している地主幾名で、面積は幾坪ですか。それから公有財産購入、駐車場の場所についてお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 建設課長 玉里吉光君。 ◎建設課長(玉里吉光君) 多野岳の道路用地の面積でございますが、坪数にいたしまして1万8,502坪、筆数138筆でございます。 ○議長(玉城清吉君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) 公有財産購入は一般質問のときも市長から話があって、埋立地にあるところの余剰地を購入しようということでございます。どうして市の財産でありながら購入するのかということでございますが、特財で買ってその金を特別会計に入れて負債をなくしようということでやっております。 ○議長(玉城清吉君) ほかに質疑ございませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)8款、質疑を打ち切ります。9款に対する質疑を許します。22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) 防火水槽ですが、水道から水を引いておりますが、消火とかいった場合には水道料免除になっております。しかし、今の一般会計からそういうものを見てみますと非常に赤字になっております。現在、消火栓あたりは市で負担しております。だからそういう問題に対しても、水とかいうものに対しては払っていいんじゃないかと思います。やはり特別会計は特別会計らしく、助役もそういう答弁していたし、市有地でありながらやっておりますので、ましてや水道の特別会計でありますので、需要家でしかもっておりませんので、市が簡単に使うわけにはいかんと思いますが。 ○議長(玉城清吉君) 消防長 宮里武叔君。 ◎消防長(宮里武叔君) お答えいたします。ただいまの水道消火栓の使用料でございますが、238ページの19節、負担金、補助金、交付金のところに消火栓新設と管理費を水道課に支払うように負担金に予算計上しております。 ○議長(玉城清吉君) 22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) いま皆さん方が庁舎をつくっております所は大兼久の共有地だったと思います。私から見てみますと、はしご車とか救急車2台も来ておりますし、現在見たら非常に狭いと思います。皆さんが救急業務などする場合に、非常に狭くて支障を来しているんじゃないかと思いますが、その点についてお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 消防長 宮里武叔君。 ◎消防長(宮里武叔君) 実は我々も狭いということはわかっておりまして、この間、市長とも話し合いまして、いましばらく待つようにということでございます。 ○議長(玉城清吉君) 22番 比嘉鉄也君。
    ◆22番(比嘉鉄也君) 移転するという計画はございますか。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) ただいまのところ庁舎が狭いので、後ろ側に庁舎を一部拡張したいと思います。ところが、果たして今の場所で永久的にまとまるかということでございますので、消防長にはもう少し時間を貸してくれということでございます。それはいま申し上げましたように移転をするか、あるいは今の場所に庁舎だけを建て増ししていくということを含めて検討しようということにしております。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 備品購入でございますが、制服は貸与しているわけでございますか。 ○議長(玉城清吉君) 消防長 宮里武叔君。 ◎消防長(宮里武叔君) 制服は貸与でございます。冬制服は3カ年、夏は2カ年でございます。今度のものは貸与期間が切れておりますので、新しく支給したいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) そういう場合に貸与規程とか、諸帳簿は備えられておりますか。 ○議長(玉城清吉君) 消防長 宮里武叔君。 ◎消防長(宮里武叔君) 被服台帳を備えております。 ○議長(玉城清吉君) 27番 中山盛久君。 ◆27番(中山盛久君) 現在の敷地買上げ交渉したことはございませんか。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) さきにも申し上げましたとおり、狭いから、果たしてそれでいいかどうかという疑問がございますので、拡張余地が今のところないので、そういうことでただいまの状況を見ますと、どうしても狭いので、そういったこともありますので、購入に対する折衝というのは今のところやっておりません。それもあわせて検討したいと思います。 ○議長(玉城清吉君) ほかに質疑ございませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)9款、質疑を打ち切ります。10款に対する質疑を許します。10番 宮城博文君。 ◆10番(宮城博文君) 研究校の助成費、研究校の指定でございますが、指定する場合にこちらのほうで内申して指定させるのか。さらに51年度の研究校に予定されているのはどこですか。指定される場合は指定されるためにいろいろと施設拡充で予算が伴うのですが、その辺の予算のあり方について最近父兄負担いろいろございますのでお伺いいたします。それから255ページに、これは小中学校合わせてありますが、備品購入費基準外備品とありますが、どういうものかお伺いいたします。それから中学校備品購入費、産業教育備品ということでございますが、中学課程でどういう産業教育備品を取り扱っておりますか。それに工事請負費の中での危険校舎の撤去工事ということでございますけれども、その上の建設と合わせてかなり古いということじゃないけれども、コンクリートのほうから鉄筋が飛び出ているところがございますが、その辺の調査内容について幾校ぐらい該当するのかどうか。 ○議長(玉城清吉君) 学校教育課長 玉城嘉真君。 ◎学校教育課長(玉城嘉真君) 最初に研究校の助成費でございますが、研究校は県指定の研究校でございまして、50年度は羽地小学校理科モデル校、屋我地小学校保健校、三原小学校社会科の研究校を予定しております。手続きでございますが、一応県の指導課と合議しまして、委員会から内申されて決定されております。2番目の基準外備品でございますが、基準外備品の場合は基準数量を上回って購入する場合と、それから基準品目に無い備品を購入するのが、いわゆる基準外備品でございます。産業備品は中学校の技術家庭で使う備品、例えば工作機械、あるいは技術教室で使うところのハンマーとか、その他いろいろございますが、もう一つ、女子用の家庭科の方も含まれております。 ○議長(玉城清吉君) 教委総務課長 北城 徹君。 ◎教委総務課長(北城徹君) 校舎の建築について、小学校15節の工事費は新しく不足面積として建築される部分と、それから先ほどの危険校舎の認定を受けて改築分がございます。いま市内にいくらかの危険校舎があるかということでございますが、屋我地、真喜屋小、羽地中、大宮小、東江小、久志中、久辺中の以外にはほとんど危険校舎幾教室か囲っております。それを年次計画で手がけ始めて、毎年かなりの改築をいたしまして、危険校舎の解消に努めたいと考えております。 ○議長(玉城清吉君) 10番 宮城博文君。 ◆10番(宮城博文君) これは社会教育面でのことでございますが、報償費の中での謝金ということで、青年家庭教育学級ということで、これは現在活動の内容として教育委員会の中でやっているのかどうか。その辺の活動状況、学級等リーダー研修会がございますけれども、予算は随分少ないがこれは研修会に使われるのか、それとも講師への謝礼かどうか。さらにそういったリーダーといった方たちは個人的なグループなのかどうか。全市地域を網羅した、例えば婦人リーダーなら各地域網羅した形で研修会をやっているのかどうか。予算からすると何か頭だけを持ち上げた気がいたしますが、さらに家庭通信教育受講者の集いとか、3歳児母の集いとかございますが、これは組織と言いますか、そういった集いのあり方でございますが、何かしら耳にしないような組織体の気がいたします。内容として、例えばどれくらいの人数でもって構成しているのか。あまりにも漠然としているような節も感じられますので、そこら辺の内容を教えてもらいたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 社会教育課長 宮里恵治君。 ◎社会教育課長(宮里恵治君) 各学級の受講するときの講師に対する謝金でございます。家庭通信教育受講者の集いということは、文部省が選定した通信教育がございます。洋裁、生け花等いろいろな受講者がおりまして、一応横の連絡、現在の状況、お互いの研究等を、こういった人たちの名簿をつくりまして一堂に集めまして、市民にどういった受講種があるかやっていきたいと思います。3歳児の母親の集いでございますが、これは49年度から対象は3歳児の両親に対して通信教育を行っております。現在の母親の悩みということでやっております。その該当者がいま200名ほどおりまして、その方たちを集めて県の主管課の先生、あるいは講師を招いてやるということでとっております。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 社会教育関係でお伺いいたしますが、地域青年団の活動が名護市だけはあまり思わしくない気がいたします。名護市だけが国頭郡に参加しておりません。非常に寂しい気がいたします。非常に停滞していて、それでは青年団にそれだけ補助金を出して何に使っているかという気がしてなりません。もう少しこれは社会教育関係で力を入れてもらって、もう少し将来を担う地域青年団としてやってもらいたいと思います。274ページに校庭開放運営協議会委員会謝金というのがございますが、これはどういうものかお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 社会教育課長 宮里恵治君。 ◎社会教育課長(宮里恵治君) 校庭開放事業と言いますと、これは50年度から新しく出てくる事業でございまして、公共的市民の施設が少ないので、自然学校の施設を利用しての活用になりますが、学校教育に差し障りのないように、市内に5つの学校を校庭開放してやって、その中で管理人、指導員、その人たちに対する謝金がございます。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 管理人というのはどういう形で決めますか。教育委員会にいますか。 ○議長(玉城清吉君) 社会教育課長 宮里恵治君。 ◎社会教育課長(宮里恵治君) 教育委員会が委託しまして、学校の施設、かぎ等十分に校庭開放に携わる必要なものやります。一般から委託し、各学校に配置します。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) ガードマンみたいなものでございますか。 ○議長(玉城清吉君) 社会教育課長 宮里恵治君。 ◎社会教育課長(宮里恵治君) いいえ、土曜と日曜だけ行うわけでございます。いろいろなサークルなどが使うときに、競技の種類によって指導者が指導するということでございます。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 結局、開放を行う場合に、その委託した人たちが出て行って管理させるということですか。それから青年団の動きについて答弁願います。 ○議長(玉城清吉君) 社会教育課長 宮里恵治君。 ◎社会教育課長(宮里恵治君) ご指摘のとおりまことに残念でございますが、昨年度からずっと青年の役員と幾回も懇談して、ぜひ盛り上げてくれるようにということで話し合っておりますが、なかなかそういうことがなされていないので、今年度も、やはりそういった社会教育団体の育成に力を入れたいと思います。そういうことで極力青年団に力を入れていきたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 補助金がありますが、去年活動している形跡がございますか。 ○議長(玉城清吉君) 社会教育課長 宮里恵治君。 ◎社会教育課長(宮里恵治君) 2回ぐらいやっております。 ○議長(玉城清吉君) 8番 宮城良雄君。 ◆8番(宮城良雄君) 教職員会名護分会には20万円計上されておりますが、久志や羽地にないのはどういう理由ですか。もう一つ、これも補助金ですが、音楽教室開設補助金、名護市内には音楽教室が約10カ所もあると思いますが、これまで市から補助金が出たということは聞いておりませんか。 ○議長(玉城清吉君) 教委総務課長 北城 徹君。 ◎教委総務課長(北城徹君) 名護分会の中に全部含まれて、名護、屋部8万円、羽地、屋我地8万円、久志4万円という割り振りでございます。 ○議長(玉城清吉君) 学校教育課長 玉城嘉真君。 ◎学校教育課長(玉城嘉真君) こちらにあります音楽教室は、市内にあるものとは違い、市民のコーラス指導のほうで、コーラスの好きな方々が集まってやっております。補助金は講師、あるいは謝金に大方向けますが、学校に入ります生徒は、会費を集めて自分たちでやるということでございまして、残りは全額市負担でございます。 ○議長(玉城清吉君) 22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) 教育委員会から出された報告書を見ると、1年間に相当の学校工事をやっております。それから見ると教育委員会のそういった設計をし、監理する方には相当苦労をかけていると思いますが、以前は比嘉さんが設計士でいろいろやったと思いますが、比嘉さんの後任はどうなっておりますか。 ○議長(玉城清吉君) 教委総務課長 北城 徹君。 ◎教委総務課長(北城徹君) 免許所持者ではございませんが、長いこと建築事務所に働いている人がおります。その人が平面設計程度はできます。 ○議長(玉城清吉君) 22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) その人なら長い間役所にいて信じますが、そういった面、あなた方はたくさんやりますが、そういうものは有資格者を採用して、検査方面でも厳重にやっていかなければならないと思いますが、これは有資格者じゃないと、これだけの工事をやるし、またミスがあったらいつかの問題のように18年で老朽校舎になるということがないとも限りませんので。 ○議長(玉城清吉君) 教委総務課長 北城 徹君。 ◎教委総務課長(北城徹君) 市長に出向の形でも採ってくれということでお願いしております。 ○議長(玉城清吉君) 5番 我喜屋宗重君。 ◆5番(我喜屋宗重君) あっちこっちに校長住宅がございます。これはどうなっておりますか。全校にありますか。 ○議長(玉城清吉君) 教委総務課長 北城 徹君。 ◎教委総務課長(北城徹君) 教育財産でございまして、いまありますのは、屋我地小、源河小、真喜屋小、羽地、名護中、安和、屋部小、屋部中は払下げ、久辺にございます。 ○議長(玉城清吉君) 5番 我喜屋宗重君。 ◆5番(我喜屋宗重君) 校長住宅は校長でなくても入れるわけでございますか。 ○議長(玉城清吉君) 教委総務課長 北城 徹君。 ◎教委総務課長(北城徹君) 最近、校長先生は自分の家から通いますので、教職員でも入れているわけでございます。 ○議長(玉城清吉君) 5番 我喜屋宗重君。 ◆5番(我喜屋宗重君) 教職員だけですか。教育委員会の職員でもいいわけですか。 ○議長(玉城清吉君) 教委総務課長 北城 徹君。 ◎教委総務課長(北城徹君) 委員会の職員は今のところ入っておりません。教職員が入らないと職員が住んで管理させなければならないと思います。 ○議長(玉城清吉君) ほかに質疑ありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)10款、質疑を打ち切ります。本日の日程はこれで終了し、散会いたします。                            散会(午後4時0分)            名護市議会第18回定例会会議録(8日目)┏━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃  招集年月日  │       昭和50年3月7日 金曜日 午前10時       ┃┠────────┼───────────────────────────────┨┃  招集の場所  │            名護市議会議場            ┃┠────────┼───────────────────────────────┨┃  開   議  │      昭和50年3月7日 金曜日 午前10時0分      ┃┠────────┼───────────────────────────────┨┃  散   会  │      昭和50年3月7日 金曜日 午後4時41分      ┃┗━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 出席並びに欠席議員  出 席  26名  欠 席  4名┏━━━━┯━━━━━━━━━┯━━━━┯┯━━━━┯━━━━━━━━━┯━━━━┓┃議席番号│   氏  名   │ 出欠 ││議席番号│   氏  名   │ 出欠 ┃┣━━━━┿━━━━━━━━━┿━━━━┿┿━━━━┿━━━━━━━━━┿━━━━┫┃  1  │ 比 嘉 清 徳 君 │  欠  ││  16  │ 知 念 嘉 永 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  2  │ 宮 城 慶 三 君 │  出  ││  17  │ 比 嘉 茂 男 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  3  │ 岸 本 幸 久 君 │  出  ││  18  │ 花 城 清 典 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  4  │ 新 田 宗 潤 君 │  出  ││  19  │ 祖 慶 良 孝 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  5  │ 我喜屋 宗重 君 │  出  ││  20  │ 宮 城 武 一 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  6  │ 安 里  進 君 │  出  ││  21  │ 玉 城 清 吉 君 │ 病欠 ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  7  │ 大 城 幸 吉 君 │  出  ││  22  │ 比 嘉 鉄 也 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  8  │ 宮 城 良 雄 君 │  出  ││  23  │ 北 城 善 福 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  9  │ 親 川 和 夫 君 │  出  ││  24  │ 神 山 祥 男 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  10  │ 宮 城 博 文 君 │  出  ││  25  │ 松 田 仁 徳 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  11  │ 新 田 宗 勝 君 │  出  ││  26  │ 大 城 利 男 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  12  │ 宮 里 蔵 義 君 │  出  ││  27  │ 中 山 盛 久 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  13  │ 宮 城 嘉 安 君 │  出  ││  28  │ 宮 城 安 行 君 │ 病欠 ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  14  │ 比 嘉 潤 君  │  出  ││  29  │ 当 間 亀太郎君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  15  │ 具 志 堅 徹 君 │  出  ││  30  │ 我那覇 隆 光君 │  欠  ┃┗━━━━┷━━━━━━━━━┷━━━━┷┷━━━━┷━━━━━━━━━┷━━━━┛ 署名議員     15番 具志堅 徹君 16番 知念嘉永君 議事日程     別紙のとおり 会議に付した事件 別紙のとおり 会議の結果    別紙のとおり法第121条による出席者     市 長   渡具知 裕徳 君     助 役   金 城 一正 君     収入役   仲宗根 一正 君 総務課長      大兼久 巌君     企画室長      比嘉 邦三君 財政課長      大城 清雄君     税務課長      古我知 行秀君 市民課長      比嘉 浩成君     厚生課長      比嘉 栄一君 保険年金課長    比嘉 吉正君     保健衛生課長    金城 義夫君 農林課長      照屋 源一郎君    畜産課長      大嶺 正助君 商工水産課長    岸本 久嗣君     都市計画課長    比嘉 道念君 羽地支所長     宮城 金徳君     屋部支所長     比嘉 啓強君 久志支所長     具志堅 康君     消防長       宮里 武叔君 水道課長      比嘉 利正君     農業委員会事務局長 仲宗根 清兵君 土木係長      玉里 吉光君     庶務係長      久場川 常夫君     教育長   比嘉 太英君 教育委員会総務課長 北城 徹君      教育課長      玉城 嘉真君 社会教育課長    宮里恵治君議会事務局出席者  事務局長     岸本 清幸君     係  長      仲泊 英徳君  議 事 係     又吉 武志君     議 事 係      親川 敬君名護市議会第18 回定例会(8日目)                              昭和50年3月24日(月)                              午前10時4分開議 ○副議長(知念嘉永君) ただいまより本日の会議を開きます。11款に対する質疑を許します。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)11款、質疑を打ち切ります。12款に対する質疑を許します。6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 公債費は今年の予算7,830万3,000円になっておりますが、現在借入している総額、3月31日で見ると5億5,884万5,000円になっておりますが、これは間違いございませんか。それとこれはあくまでも一般会計だけのものであるのか、全体的なものかどうか。書類上のその中から探せませんので。 ○副議長(知念嘉永君) 財政課長 大城清雄君。 ◎財政課長(大城清雄君) お答えいたします。49年度3月末現在で、起債の総額、一般会計予算で5億5,884万5,000円を借り入れの残高見込みとしております。そのほかに名護地先の埋め立て関係6億8,200万円がございます。それで最終補正で埋立て関係の起債の一部償還について予算が計上されてくると思いますが、49年度で6億8,200万円のうち1億5,000万円程度は償還済計画になろうかと思います。その他第一工区の114万円程度は起債額になっております。ここに現れておりますのは一般会計だけでございます。利息は3月相当の利息を見込んでおります。 ○副議長(知念嘉永君) ほかに質疑ありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)12款、質疑を打ち切ります。13款に対する質疑を許します。6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 投資及び出資金でございますが、あらゆるところにありますが、その出資金の出資状況、名簿、原簿の整理とか、そういう原簿があるのかどうかお伺いいたします。今度1億円開発公社に出ますが、ほかにもたくさん出資がございます。それがややもすると出資してもいくら出資したか、引き継ぎの状態がわからなくなったりしてあとで困ると思います。 ○副議長(知念嘉永君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) ただいまのご質問は、あらゆる出資金について一まとめにしてあるかというご質問でございますが、農林関係あるいは水産関係もございますが、まとめてということにはまだしていないわけでございます。各課でちゃんとその課に基づくものをまとめております。それは何とか一つにまとめて収入役のところに財産としておかなければならないと思います。 ○副議長(知念嘉永君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 相当の金額でございますので、ただの書類だけで片づけると大ごとになりますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(知念嘉永君) ほかに質疑ございませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)13款、質疑を打ち切ります。14款に対する質疑を許します。6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 人件費は1億2,121万5,000円ということでございますけれども、その中にやはり純然たる予備費ではなくて、人件費が含まれていると思います。それは幾%見込んでおりますか。 ○副議長(知念嘉永君) 財政課長 大城清雄君。 ◎財政課長(大城清雄君) 9%でございます。ほかの市と比較して現行並みでございます。議員は別でございます。 ○副議長(知念嘉永君) ほかに質疑ございませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)議案第28号、質疑を打ち切ります。議案第29号に対する質疑を許します。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)議案第29号、質疑を打ち切ります。議案第30号に対する質疑を許します。6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 先ほどのものと関連して言うのですけれども、なぜ公債費が全般的なものかどうかということを聞いたのですけれども、この書類がこれにないから聞いております。6億円余りの起債の内容がわかりませんので聞いておりますが、これに現れておりませんので、一つこれをつけたほうがいいんじゃないかというより、出さなければならないと思います。去った議会にもそれを申し上げたつもりでございますが、これは法の211条2項にちゃんと規定されていて、説明書というものはこういうものだということをうたわれております。私どもは一般会計と比較してどれだけ使って、どれだけ残ったということが、この予算書ではわからないわけでございます。それを担当課長に聞いてみたいと思います。公債費の状況、3款公債費という状況、具体的に当初借入れから支出状況まで聞きたいと思います。 ○副議長(知念嘉永君) 都計課長 比嘉道念君。 ◎都計課長(比嘉道念君) この件に関しましては後ほど書類で提出したいと思います。 ○副議長(知念嘉永君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) こういうふうにして議会がだんだん延びていきます。わからないから質疑ができません。これは書類として、予算書として出さなければなりません。そういうことがございますので、私は去った議会でも取り上げたが、それを簡単にしているのかわかりませんが、私は法と照らし合わせて出してもらいたいというのがそこにございます。ひとつ、あとでもよろしいから出してもらいたいと思います。 ○副議長(知念嘉永君) 27番 中山盛久君。 ◆27番(中山盛久君) 今のものは海洋博道路として潰れたものでございますか。それ以外にもありますか。 ○副議長(知念嘉永君) 都計課長 比嘉道念君。 ◎都計課長(比嘉道念君) そうです。当初3億5,000万円予算計上いたしまして、その中に4車線県道用地として2億8,000万円のうち1億8,000万円が3月いっぱいに収入として入ることになります。あとの1億円は一般会計の中の公園費の中での駐車場敷地としてで合計2億8,000万円になります。 ○副議長(知念嘉永君) 24番 神山祥男君。 ◆24番(神山祥男君) 今の説明によりますと道路潰れ地1万4,000円に対する坪あたりの単価は、助役の説明で2万円ということでございますが、それは何か市との契約があったのかどうか。 ○副議長(知念嘉永君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) その他開発関係、つまり特別会計に入ってくる金、それは総額で4億5,000万円になる予定でございます。その4億5,000万円の内訳といたしましては、2億8,000万円は県道の土地代、坪当たり2万円で、そのうち1億は49年度会計で入ってまいります。残り1億8,000万円は50年度予算で県から入ってきます。それは現在登記申請中でございますので、登記完了すると入ってまいります。それからあとの1億は特財で駐車場をつくりますので、特別財源から一般会計で支出して特別会計で受けようということでございます。残り7,000万円は終末処理場の敷地の代金でございます。
    ○副議長(知念嘉永君) 24番 神山祥男君。 ◆24番(神山祥男君) この2万円という査定でございますが、何かこれは市との契約とか、そういうものはございますか。 ○副議長(知念嘉永君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) 2万円の査定に対しましては、前の議会にも市長が答弁いたしましたが、現在のオリオンビールの前にある県有地を市で買い取る場合には、土地鑑定士が出した額の3分の1で市は取ったわけでございます。そのかわり、これも時価の大体3分の1程度の価格で売却しようということでございます。 ○副議長(知念嘉永君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) この2億3,200万円は去った説明で繰上償還ということで聞きましたが、正常の償還ですか。それとも2億8,000万円入ったから ○副議長(知念嘉永君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) そういうことでございます。 ○副議長(知念嘉永君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 正常では大体どれくらいですか。繰り上げてどれくらい返そうとしているのか。 ○副議長(知念嘉永君) 財政課長 大城清雄君。 ◎財政課長(大城清雄君) 埋立地の6億8,200万円の償還につきましては、当初4億3,000万円借りた分に対しては50年度から償還が始まります。その元金8,600万円は平常の償還になります。 ○副議長(知念嘉永君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 結局2億3,000万円から8,600万円引いた残りは繰り上げして支払うということですか。 ○副議長(知念嘉永君) 財政課長 大城清雄君。 ◎財政課長(大城清雄君) そういうことでございます。 ○副議長(知念嘉永君) ほかに質疑ございませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)議案第30号、質疑を打ち切ります。議案第31号に対する質疑を許します。24番 神山祥男君。 ◆24番(神山祥男君) 条例により手数料を徴収するようになっていると思いますが、それが費目存置になっている理由をお伺いいたします。それから職員手当で午後10時以降の深夜勤務があると思いますが、深夜勤務手当を支給しなくてもいいかどうかお伺いします。 ○副議長(知念嘉永君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) お答えいたします。まず歳入の2目手数料、それは条例の中に1,000万円以内でという規定がございますけれども、急病センターで取り扱いした事項に対する証明ということになりますと、限られたものになるんじゃないかということで、やってみなければどの程度入るか見当がつかないということで、今度費目存置になっております。それから病院で勤務する方々が深夜になるので、その時間外勤務手当ということでございますが、時間外勤務手当はちゃんと職員手当の中に含めております。考え方そのものが夜間勤務という条件のもとに給与査定もいたしますので、そうなりますというと時間外手当という問題に対しましても6時から12時とちょうど6時間になりますので、勘案しております。なお看護婦の場合は、常勤にしなければいけないが、直ちに常勤に踏み切り入ったほうがいいかどうか問題がございますので、1日大体4,000円程度の額でもって採用するということも考えておりまして、一応賃金制でやってもらいたいと思います。そういうことで結論は運営始めた時点で、運営委員会と図ってやりたいと思います。 ○副議長(知念嘉永君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) この前、八重山診療所の状況を聞いてまいりましたが、やっぱり交代制になっているわけでございますが、いろいろな事情があって医者が来れない場合がありますが、そういう場合の交代要員も手続き的なものでやっているのかどうか。 ○副議長(知念嘉永君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) ご指摘のとおり、今日は何かの都合で出られないというケースが当然起こり得る問題で、その場合は、医者の問題につきましては名護病院、保健所、開業医を含めてのものでございますので、どうしても都合の悪い日は、その医者が責任を持ってちゃんと交代していただくと。もしどうしても受けられない場合には、名護病院の医者をお願いして当たらせるということでやっていきたいと思います。 ○副議長(知念嘉永君) 27番 中山盛久君。 ◆27番(中山盛久君) 医薬材料費は医師会当たりとも見積り相談したものであるか。机上の計算かどうか。ほかのセンターでも例があると思いますが、人口の問題で北部と中南部は違いますが、医師会とも相談の上であるのかどうか。 ○副議長(知念嘉永君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) ただいまのご質問は医薬材料費でございますが、そのことに関しましては、医師会と名護病院、保健所、市当局と4者でもって委員会を暫定的に組織しております。その中で医薬材料費は大体その程度ということで、ちゃんと話し合いの中で詰めております。 ○副議長(知念嘉永君) 18番 花城清典君。 ◆18番(花城清典君) 需用費の中の修繕費35万8,000円について説明願います。 ○副議長(知念嘉永君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) これは医療器具の修繕にやりたいと思います。 ○副議長(知念嘉永君) 26番 大城利男君。 ◆26番(大城利男君) 食料費が相当ありますが、どういうわけですか。 ○副議長(知念嘉永君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) 食料費155万9,000円、これは勤務が開業医でありますと5時までは自分のところでやって6時につくので、自宅で食事をとる時間がないので、お医者さんだけは急病センターで食事をとって仕事に入っていただくということで、お医者さんの夕食代でございます。 ○副議長(知念嘉永君) ほかに質疑ございませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)議案第31号、質疑を打ち切ります。議案第32号に対する質疑を許します。24番 神山祥男君。 ◆24番(神山祥男君) 50年度名護市水道事業予定貸借対照表というのがございますが、意味がよくわかりませんが、流動資産合計でいくらになっておりますか。 ○副議長(知念嘉永君) 水道課長 比嘉利正君。 ◎水道課長(比嘉利正君) お答えいたします。7億8,032万8,973円が流動資産合計でございます。 ○副議長(知念嘉永君) 24番 神山祥男君。 ◆24番(神山祥男君) そこにあるのはそのままですか。そうすると資産合計はいくらになりますか。私は40ページと41ページ合わなければいかんと思いますが。 ○副議長(知念嘉永君) 水道課長 比嘉利正君。 ◎水道課長(比嘉利正君) 7億9,656万7,547円が固定資産の合計でございます。 ○副議長(知念嘉永君) 24番 神山祥男君。 ◆24番(神山祥男君) それに流動資産合計を足したのが資産合計でございますか。 ○副議長(知念嘉永君) 水道課長 比嘉利正君。 ◎水道課長(比嘉利正君) 失礼いたしました。これと流動資産の合計が1,623万8,574円でございます。 ○副議長(知念嘉永君) 24番 神山祥男君。 ◆24番(神山祥男君) 1,623万8,574円に固定資産合計を加えた場合には、資産合計7億8,000万円になりませんか。 ○議長(玉城清吉君) 水道課長 比嘉利正君。 ◎水道課長(比嘉利正君) これはミスプリントで流動資産、現金預金は減でございます。40ページ流動資産、現金預金3,733万5,000円は減の印をつけてください。ホの預金、合計1,623万8,574円も減の印をお願いいたします。それから大変申しわけございませんが、内訳の方でミスプリントがございます。5ページ158,134を158,133千円に訂正願います。13ページメーター使用料75ミリは25 ミリにして3×108×12=3,888円、17ページ水質検査、月4,500円×12=54,000円。26ページ動力費送水用 62,481×4.52=282,414円。30ページ食料費、1,000円×12=12,000円。 ○副議長(知念嘉永君) ほかに質疑ございませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)議案第32号、質疑を打ち切ります。議案第34号に対する質疑を許します。24番 神山祥男君。 ◆24番(神山祥男君) 委託金10億円について、補助3億円で起債7億と聞いておりますが、その工事に対して全般的に3対7でございますか。 ○副議長(知念嘉永君) 都計課長 比嘉道念君。 ◎都計課長(比嘉道念君) そういった意味ではございません。債務負担で7億円でございます。先取りになります。51年度で予算化されます。3億円については今年度の補助事業でございます。10億円は50年度で工事をやりますということでございます。 ○副議長(知念嘉永君) 27番 中山盛久君。 ◆27番(中山盛久君) 委託の方法でございますが、随意契約になっておりますが、これは競争相手がいないのかどうか。 ○副議長(知念嘉永君) 都計課長 比嘉道念君。 ◎都計課長(比嘉道念君) これは公団でございまして、下水道、終末処理場はあくまでも下水道センター以外にはできません。それ以外に工事委託させるところはございません。 ○副議長(知念嘉永君) ほかに質疑ございませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)議案第34号、質疑を打ち切ります。議案第35号に対する質疑を許します。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)議案第35号、質疑を打ち切ります。暫時休憩いたします。休憩(午前10時58分)再開(午前11時15分) ○副議長(知念嘉永君) 再開いたします。認定第1号 昭和48年度名護市一般会計歳入歳出決算認定について質疑を許します。6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) まず決算が今時分出てくるというのが大きな問題でございますが、その責任はどういうふうになっておりますか。決算は出納閉鎖から3カ月以内に調整してやらなければならないと法にうたわれております。その次に定例会にそれを提出しなければならないというふうにうたわれておりますけれども、これはあくまでも法律違反でございます。違法であるわけでございます。そこで従来なら職務怠慢ということに問われなければならないと思いますが、その経過、一体どうして3月に出さなければいけなかったのかどうか。職務怠慢と見ていいのかどうかお伺いいたします。 ○副議長(知念嘉永君) 収入役 仲宗根一正君。 ◎収入役(仲宗根一正君) お答えいたします。認定に対して事務的に遅れたというご指摘でございますが、今度の場合はある事情がございました。と申しますのは、やはり収入役といたしましては、法的な処理をしております。ところが、監査の時点で審査の期間が49年11月5日より50年の2月21日という審査期間になっております。これはご案内のとおり、去年は市長並びに議員の選挙がございまして、その中で議員選出の監査委員が交代いたしましたので、そういったもろもろの諸情勢によって監査委員の審査が遅れたかと思います。おっしゃるとおり、これは違法じゃないかというご指摘でございますが、自治省の行政実例がございます。そのことはやはり運用としては遺憾ではあるけれども、違法ではないという行政実例がございます。そういうことで行政手続上遅れはございませんが、審査の段階でそういった諸情勢で遅れたかと思います。 ○副議長(知念嘉永君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 議会議員選挙、もちろん市長選挙もありましたが、そういう事務手続きは一刻も遅れてできません。しかも議会選出委員も現在議員でありましたし、そのまま計上して、その段階でそういう運営上の粗漏があってはいけないわけでございます。もし議会開会中に決算できない場合には、責任もやはり問われる格好になってきます。ひとつこういうことのないように今後注意してください。私はあくまでもそれは弁解にしか聞こえません。職務怠慢と言われてもいたし方ないと思います。そういうことのないように、一つ審査する段階でも今日、明日ということで、今月いっぱいとすると後4日しかございませんので、それは到底できませんので、運営委員会でもそういうことが惹起して、それはことじゃないかということでございますので、今後そういうふうな事務の粗漏がないように、どんな情勢でも手続き的にうまくいくような方法をとらなければならないということを、私は痛切に感じております。それはあくまでも12月に済んで慎重審査すべきでありましたが、果たしてそれは慎重審査できるかどうかということで不満でございます。 ○副議長(知念嘉永君) 収入役 仲宗根一正君。 ◎収入役(仲宗根一正君) ご指摘のとおり決算の意義からいたしましても、12月議会までには認定に付すのが建て前と思います。今後十分気をつけたいと思います。 ○副議長(知念嘉永君) 10番 宮城博文君。 ◆10番(宮城博文君) 不納欠損についてでございますけれども、市民税、固定資産税が主になっておりますが、不納欠損の理由について、昨今地方財政の危機ということで言われておりますので、そういった中で不納欠損が出ている中身はどういうものか、内容説明願います。 ○副議長(知念嘉永君) 税務課長 古我知行秀君。 ◎税務課長(古我知行秀君) ご指摘のとおり去年よりも多額の不納欠損でございまして、大変申しわけなく弁解の余地はないと思っております。実は83万円のうち50万円ほど固定資産税でございます。これはほとんど合併前でございまして、しかも50万円のうち半分以上の32万円相当が旧久志村地域の分でございます。旧久志村は辺野古が大変増えておりますけれども、そういたしますと辺野古に当時おられた方々がほとんど村外に多く出ている方がおります。そういう関係で、なかなか徴収できなかった実情がございますけれども、それに中断措置を講じようとしても、なかなかそういった調査できなかったということでございます。いずれにいたしましても、そういったものを徹底して追求すべきでございますが、支所のそういった多額の不納欠損が出てきた時点で、本庁にいる課長以下徴収している者が、そこまで手が届かなかったこと申しわけないと思います。中には既に本市にいない者、当時は財産を持っていたが、現在は持っていない方がございます。財産を持っている方もおりますが、その大半が1,000円未満の少額でございます。その1,000円未満の取り扱いに大変苦慮しております。極力呼び出しをいたしましてやっております。また住所不定の方もおります。 ○副議長(知念嘉永君) 10番 宮城博文君。 ◆10番(宮城博文君) 不用額についてでございますけれども、各項ごとに不用額が出ておりますけれども、これまでの経過、どういうことで不用額が出ているのか。それから今後の対策についてお伺いいたします。 ○副議長(知念嘉永君) 収入役 仲宗根一正君。 ◎収入役(仲宗根一正君) お答えいたします。ただいまのご質問は48会計年度に対する不用額6,000万円余り出ているが、多過ぎるというご質問と思いますが、これは必ずしも執行不用による不用額だけではございませんし、また予算編成における編成の仕組みが現在の歳入歳出予算はあくまでも向こう1年間に対する歳入歳出の見積額でございますので、その意味で法律又は決算ということを義務づけております。そこで予算の計上の中にも、例えば消費的な経費の節約は、当然、執行権者として計上されていても節約しなければいけないものもございますし、あるいはまた請負工事の問題で落札の差額とか、その他執行の段階で経済的、社会的な変動で節約が主な額になっております。その額は決算報告書の中にもございますけれども、予算現額に対する比率は1.48%になっております。額そのものは6,000万円と大きいが、内容そのものは、お互いは最少の経費で最大の効果を上げるという原則がございますので、予算に計上されていても消費的なものは当然、執行権者として切り詰めてやるのが建て前じゃないかと思います。 ○副議長(知念嘉永君) 10番 宮城博文君。 ◆10番(宮城博文君) 歳入17ページの3目違約金について、内容説明願います。 ○副議長(知念嘉永君) 収入役 仲宗根一正君。 ◎収入役(仲宗根一正君) これは工事請負に対する契約不履行によるところの違約金でございまして、そのことについては市長あたりから納付するよう督励してございます。 ○副議長(知念嘉永君) 休憩いたします。休憩(午前11時31分)再開(午前11時40分) ○副議長(知念嘉永君) 再開いたします。6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 今の違約金でございますが、入札してから契約不履行まで幾日間で契約失効したのかどうか。違約金の算出はどういう方法でやったのかどうか。これは全額かどうかお伺いいたします。 ○副議長(知念嘉永君) 都計課長 比嘉道念君。 ◎都計課長(比嘉道念君) 昭和47年11月22日に入札業者8名で、契約不履行12月15日でございます。 ○副議長(知念嘉永君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 幾日間で契約しなければいけないという規則がございますか。 ○副議長(知念嘉永君) 都計課長 比嘉道念君。 ◎都計課長(比嘉道念君) 1週間以内でございます。 ○副議長(知念嘉永君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) そういう場合に1週間になっても契約しない皆さん方には、何らかの指示はやっておりますか。幾日ぐらいでやっておりますか。 ○副議長(知念嘉永君) 都計課長 比嘉道念君。 ◎都計課長(比嘉道念君) 口頭でやっております。入札の翌日すぐにやっております。 ○副議長(知念嘉永君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) それですぐできないと言ったのですか。 ○副議長(知念嘉永君) 都計課長 比嘉道念君。 ◎都計課長(比嘉道念君) そうです。 ○副議長(知念嘉永君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) その辺、市長が言うのは引っかかります。今日入札して翌日できない。
    ○副議長(知念嘉永君) 都計課長 比嘉道念君。 ◎都計課長(比嘉道念君) 入札済むと明日は契約しませんということで、業者は帰るわけでございます。 ○副議長(知念嘉永君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) それがちょっとわかりません。市があたかもばかにされている気がしませんか。市長が言う変動はわかりますが、ほかの業者は大変です。 ○副議長(知念嘉永君) 都計課長 比嘉道念君。 ◎都計課長(比嘉道念君) 当時は建設業者の変化が激しく。 ○副議長(知念嘉永君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 今日と明日で物価の変動によってできませんということ、その辺、私は非常に不可解で、そういうことをしながら都計事業に対しては指名拒否すると思いますが、ほかのものは入札許可しております。その辺、非常に業者に対して正式に違約金をやっていて、また別ではそうさせているということではどうしようもございません。今日と明日と断っていくと市としては大変なことじゃないかと思います。それからもう一点は、469万円の違約金は100分の5で、前払い免除したのもそれを取るということでございますか。 ○副議長(知念嘉永君) 都計課長 比嘉道念君。 ◎都計課長(比嘉道念君) 入札保証金免除、しかし契約を結ばない場合には、入札見積額の100分の5でございます。 ○副議長(知念嘉永君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) その額はいくらだったのですか。 ○副議長(知念嘉永君) 都計課長 比嘉道念君。 ◎都計課長(比嘉道念君) 9,386万8,000円でございます。 ○副議長(知念嘉永君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 実際に公営住宅が新しく随契した額はいくらになっておりますか。スライドして大体いくらぐらい上回って随契やっておりますか。 ○副議長(知念嘉永君) 都計課長 比嘉道念君。 ◎都計課長(比嘉道念君) それは持ち合わせておりません。 ○副議長(知念嘉永君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) こういう状態だと、また今後も起こり得ることがあると思います。それで私はあえて一般質問のときに、こういうものは一応市の事業としては全体的にストップして、後にまた指名するということであれば、都計だけを締め出しては何かそこにひっかかるものがございます。市長はそういうことが次も起こると、やはりセクションのものだけ拒否して、農林、土木あたりは入札させますか。 ○副議長(知念嘉永君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) 工事事項によって不祥事項が起こった場合にはやります。ところが今回は、全く初めてのことでございますし、またその当時の経済情勢からして、かなり情状酌量しなければならないということで、都計だけは受けないということでございます。本来ならば違約金没収して、あと指名は拒否するということで。 ○副議長(知念嘉永君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) そういうことはございませんか。 ○副議長(知念嘉永君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) それはあります。そのためにこれからあと、もしやるならば、もし入札の時点で5%出してやると、受けない場合はすぐ取れればいいが、ところが中小企業であるし、大きなものはかなりの額になるし、それを免除しょうということでございます。そういった意味では大体入札違約金を徴して、あとは入札には応じさせるというような考え方でございます。 ○副議長(知念嘉永君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) たまたまそういったことが起こってきてそうなるということでございますが、実際問題として、今後起こり得るということはそういうことになりますか。 ○副議長(知念嘉永君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) そういうことになります。 ○副議長(知念嘉永君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) やはり違約金を納めない場合も部分的な指名はされるということですか。 ○副議長(知念嘉永君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) そういうことになると思います。ただ、ああいった経済混乱はこれから予想されないと思います。これからは比較的安定したような状態に入っておりますので、今日と明日、あるいは1週間以内にも変動があり得るとは思いませんので、ただ考え方としては、違約金を納めてやる場合には、それで一応解消していいんじゃないかと思います。 ○副議長(知念嘉永君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) もう一遍確認しておきます。工事施工段階でミスがあった場合には拒否する。工事業者の保護育成からもある程度考えなければいけないが、そういう場合には違約金をやって、もし納めないときは指名拒否するということで理解してよろしいかどうか。 ○副議長(知念嘉永君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) はい。 ○副議長(知念嘉永君) 26番 大城利男君。 ◆26番(大城利男君) 非常に住民税の徴収率が悪いですが、担当課としては税金納入日まで納めない場合には、そのままにしているのかどうか。 ○副議長(知念嘉永君) 税務課長 古我知行秀君。 ◎税務課長(古我知行秀君) 市税の収入未納については、納期限までに納めない者には引き続き督促状はもちろんのこと、なお納めない者には催促、それでもなお納めない者には納税相談を出しております。その後にやはり累積したものについては、財産の差し押さえをしております。 ○副議長(知念嘉永君) 午前中の日程はこれで終了し、休憩いたします。休憩(午前11時59分)再開(午後1時30分) ○副議長(知念嘉永君) 午前に引き続き再開いたします。認定第1号に対する質疑を許します。24番 神山祥男君。 ◆24番(神山祥男君) 監査委員の報告によりますと、私は前の予算はよくわかりませんが、衛生費の執行率がかなり下がっているということ。51.33%でその理由について説明願います。もう一つ、監査委員から指摘された事項が3点ほどございますが、その処理並びに今後の措置についてお伺いいたします。 ○副議長(知念嘉永君) 収入役 仲宗根一正君。 ◎収入役(仲宗根一正君) 衛生費の執行率51.33%になっており、悪いということのご質問でございますが、これは一覧表にありますとおり、翌年度繰越しで8,345万2,000円が繰越しになっております。結局、それまで合わせますと予算の不用額は総予算額に対して1.36%になります。そういう事情でございます。監査委員の意見に対することでございますけれども、29ページ費用弁償等の支出の一部を支払ったとして、長期にわたる支払いしたものというのがございますけれども、これは去った議会でも6番議員から質問がございましたけれども、これは報告書のとおり一応処理されております。賃貸料の収納確保についてでございますけれども、これは財産の収入でございます。それについても去った一般質問の中で、旧羽地村の光陽産業の賃貸料でございますけれども、そのことについても近いうちに納付するようにということでございます。替費地代金については、その金額は4月いっぱいに納めるという確約を取っております。 ○副議長(知念嘉永君) 都計課長 比嘉道念君。 ◎都計課長(比嘉道念君) 35ページ名護高校前の街路事業につきましては、現在のところ契約が完了済みでございます。2,100万円に対して1,630万円が契約済みでございます。2件。34ページは認定第3号と関連いたします。それにつきましては、岸本、玉城さんは4月中に納入するということで確約済みでございます。 ○副議長(知念嘉永君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 剰余金が1億6,577万円余り出ておりますが、名護市は新聞でも財政豊かな市ということで知られておりまして、そういたしますと非常に予算を組む段階で苦慮している形跡が毎年あるわけでございます。だけれども決算では昨年も2億、48年度1億6,500万円の金が余ったし、49年度はまだ決算出ていないのでわかりませんが、補正でどういうふうに出てくるかということで49年度調べてみようと思いますが、そういうことで剰余金が1億4,000万円余毎年余っております。これは一方から見れば大変収入を生むということで歓迎されるべきでございます。他方から見れば予算化するのにできないということになります。そのどっちかわかりませんが、結果的にはその1億6,000万円という金が不用額によるものかどうか。それとも収入増によってそれだけ出たものであるのかどうか。それから1億6,500万円の剰余金を233条の2で処分するはずでございますが、積立金に回すのか、それとも繰上償還として起債に充てるのかどうか。基金に編入するのか、どっちかお伺いいたします。 ○副議長(知念嘉永君) 財政課長 大城清雄君。 ◎財政課長(大城清雄君) お答えいたします。歳入歳出の差し引き残額が1億6,577万8,000円になっておりますが、そのうち繰越明許額を差し引きいたしまして、去った補正でいたしました翌年度の繰越は6,868万3,000円になっております。これが収入剰余金になります。それで最終補正との関係で財政法上の7条に基づきまして2分の1を下らない額を財政調整基金、もしくは起債にあてがわなければいけないということで、最終補正で一応1億5,000万円程度、総合的に最終補正でこれも加味いたしまして、財政調整基金に積み立てたいと思います。 ○副議長(知念嘉永君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 1億5,000万円の積立が、結果的には新年度の予算に出てくる繰入金になりますか。 ○副議長(知念嘉永君) 財政課長 大城清雄君。 ◎財政課長(大城清雄君) そうです。1億円を事業費にあてがうようにしたいと思います。 ○副議長(知念嘉永君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) これはほとんど特交のものでございますか。 ○副議長(知念嘉永君) 財政課長 大城清雄君。 ◎財政課長(大城清雄君) 特交だけではなく、全般的に1億8,000万円余になりまして、既決予算額4,000万円。今度の加えた額から一応財政調整基金には最終補正で持っていきたいと思います。 ○副議長(知念嘉永君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 収入増と不用額との比率わかりません。1億6,000万円は結局、収入増と不用額が出てきてそうなっておりますが、収入増がほとんどであるわけでございますか。一億四、五千万円という金は膨大な金でございますので、仕事に回すと早くなりますので、その見通しと言いますか、年度いっぱいで繰越ししないで、できるめどはつけられませんか。 ○副議長(知念嘉永君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) これはちょっと難しいと思います。算定替えの決定されるのが12月、着工が3月でございます。ことに今年は3月に入ってから着工されておりますので、そういうことで年度中にやるのは制約されると思います。今回のように大幅に算定替えされるのもあまり見られませんので、12月からやっても三月しかございませんので、できるのとできないのがございますが、明繰りなどをやるとできないこともございませんが、大体時間的に非常に難しいです。 ○副議長(知念嘉永君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 私はいつも思うのですが、明繰りした方が事務的な面でもいいと思いますが、毎年特交は1億4,000万円は維持していると思います。去年も1億2000万円やっております。それは海洋博関連でそうなっているのか。算定替えも大体は2カ月、3カ月に目安はつくと思いますが、将来伸び率とか分析して、できるだけ年度内での財政見通しをつければ、特交のときも冷や汗をかかないと思います。おそらく名護市は金があるということで、算定で削られるということがあると怖いですから、そういう面で一つ検討して、できるだけ年度内で目安をつけてもらいたいと思います。 ○副議長(知念嘉永君) 休憩いたします。休憩(午後1時53分)再開(午後1時55分) ○副議長(知念嘉永君) 再開いたします。22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) 先ほどの課長からの説明で、技術的にはこういう実績がございます。前に水道は決算終わっておりますが、2,000万円の赤字がございます。それを繰越ししないで、どうやらこうやらやっております。一般質問の場合でも水道料金値上げはまだ決めていないということで、新聞紙上から見ると2回目ということでございますが、6,000万円黒字になっておりますが、その金から水道会計に2,000万円やれば、水道料金を値上げしないでも済むが、その点についてどう考えますか。 ○副議長(知念嘉永君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) 単純に比較するとそういうことになりますが、水道料金を私たちが算定する場合には、むしろ四、五年の長期的な展望をやらなければいけない。そういったことでいまご指摘のとおり水道料金にそれを回せば値上げしなくても済むじゃないかということでございますが、ご承知のとおり、一般財源からも、特財からもかなり資金を流しております。それでも現在の格好でございますので、それで企業局から原水を買うと、そういった後手策ではしょうがないと思います。そういうことでせっかくのご提案でございますが、私たちとしては長期的な展望から見れば、そういったことでは長期的な展望は明るく出せないだろうということで、水道課に長期的な展望をつくらせておりますので、その時点ではお願いいたしますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(知念嘉永君) 27番 中山盛久君。 ◆27番(中山盛久君) 学校建設費280万円と、多くの不用額が出ておりますが、これは入札からのものかどうか。 ○副議長(知念嘉永君) 学校教育課長 玉城嘉真君。 ◎学校教育課長(玉城嘉真君) お答えいたします。15節工事請負費でございますが、これは主として年度末にやって単価増の分と、もう一つは工事入札の2つから生じた不用額になっております。 ○副議長(知念嘉永君) 27番 中山盛久君。 ◆27番(中山盛久君) 年度が変わらないが、一方ではこういった剰余金があるのに、一方ではそういった返上があっては、政府と市と工事設計の面で差額があるのかどうか。 ○副議長(知念嘉永君) 学校教育課長 玉城嘉真君。 ◎学校教育課長(玉城嘉真君) 久辺中学校、久志中学校でございます。 ○副議長(知念嘉永君) 27番 中山盛久君。 ◆27番(中山盛久君) しかし1款の質問の場合は、落札しても契約できなかったということでございますが、同じ年度内で片一方はできないという問題はどういった手違いがあるかということでございますか。 ○副議長(知念嘉永君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) これは最初に5万なら5万で入札させます。ところが実際にはそれ以上に上がるわけでございます。上がった形で入札させております。ところが、その後国から補助金スライドしてやってきます。 ○副議長(知念嘉永君) 27番 中山盛久君。 ◆27番(中山盛久君) それは業者にあげるべきじゃないかどうか。 ○副議長(知念嘉永君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) 市のはそれ以上に上がっております。今でもあるわけでございます。単価が引き上がるのでどうにもならないということで、従来9対1がそれでは間に合わないから若干上積みしてやります。ですから、その分について補助金が来るわけでございます。そういった意味で既に出されているから、この分はいいんじゃないかということでございます。 ○副議長(知念嘉永君) 27番 中山盛久君。 ◆27番(中山盛久君) だから一方は金が余るのに、片一方はやらないかということで、それで市はあまりにも単価が安過ぎはしないかということでございます。 ○副議長(知念嘉永君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) そういうことはないと思います。 ○副議長(知念嘉永君) 認定第1号、質疑を打ち切ることにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)認定第1号、質疑を打ち切ります。認定第2号に対する質疑を許します。27番 中山盛久君。 ◆27番(中山盛久君) 前に保険課長にお話し申し上げましたが、これは全部払わないと納税者に領収書が来ないわけでございます。仮領収書でも出すわけにはいかんかどうかということで、住民から疑いをもたれますのでお伺いいたします。 ○副議長(知念嘉永君) 保険年金課長 比嘉吉正君。 ◎保険年金課長(比嘉吉正君) こちらでいう過誤納付と領収書の問題は関係ございません。と申しますのは、この過誤納付というのは、本人はほかの保険に入っているが、国民健康保険に入っていたということ。それから実際は厚生年金保険、健康保険が優先しますので、向こうに入るべきであるが、入って3カ月ぐらいしないと向こうの医療保険手帳が交付できないということで、その間は国民健康保険に入っております。そして初めて資格喪失します。3カ月前から向こうのものに入っていたということになりますと、その3カ月分税金を計算し直して払ってあげなければなりません。領収書はそういう様式になっておりますが、1期分ずつの徴収金で領収書を切らすように50年度から仕向けるようにしております。 ○副議長(知念嘉永君) 22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) 歳出の面で保険給付金が随分剰余費と不用額出ておりますが、これは一時支払して還付などしているわけでございますか。 ○副議長(知念嘉永君) 保険年金課長 比嘉吉正君。 ◎保険年金課長(比嘉吉正君) これは一応1目の療養給付費、予算額に対して不用額と出ておりますが、48年度は一応、県あるいは厚生省から大体この程度医療費が上がってくるのだということで指導がありまして、医療費1人当たり単価の見積が指示どおりしておりますが、実際にはそれだけはいかなかったということで不用ということでございます。
    ○副議長(知念嘉永君) ほかに質疑ありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)認定第2号、質疑を打ち切ります。認定第3号に対する質疑を許します。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)認定第3号、質疑を打ち切ります。認定第4号に対する質疑を許します。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)認定第4号、質疑を打ち切ります。暫時休憩いたします。休憩(午後2時12分)再開(午後2時14分) ○副議長(知念嘉永君) 再開いたします。本日の日程は全部終了いたしましたので、散会いたします。                            散会(午後2時15分)            名護市議会第18回定例会会議録(9日目)┏━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃  招集年月日  │       昭和50年3月7日 金曜日 午前10時       ┃┠────────┼───────────────────────────────┨┃  招集の場所  │            名護市議会議場            ┃┠────────┼───────────────────────────────┨┃  開   議  │      昭和50年3月25日 火曜日 午前10時7分      ┃┠────────┼───────────────────────────────┨┃  散   会  │      昭和50年3月25日 火曜日 午後3時25分      ┃┗━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 出席並びに欠席議員  出 席  29名  欠 席  1名┏━━━━┯━━━━━━━━━┯━━━━┯┯━━━━┯━━━━━━━━━┯━━━━┓┃議席番号│   氏  名   │ 出欠 ││議席番号│   氏  名   │ 出欠 ┃┣━━━━┿━━━━━━━━━┿━━━━┿┿━━━━┿━━━━━━━━━┿━━━━┫┃  1  │ 比 嘉 清 徳 君 │  出  ││  16  │ 知 念 嘉 永 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  2  │ 宮 城 慶 三 君 │  出  ││  17  │ 比 嘉 茂 男 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  3  │ 岸 本 幸 久 君 │  出  ││  18  │ 花 城 清 典 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  4  │ 新 田 宗 潤 君 │  出  ││  19  │ 祖 慶 良 孝 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  5  │ 我喜屋 宗重 君 │  出  ││  20  │ 宮 城 武 一 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  6  │ 安 里  進 君 │  出  ││  21  │ 玉 城 清 吉 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  7  │ 大 城 幸 吉 君 │  出  ││  22  │ 比 嘉 鉄 也 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  8  │ 宮 城 良 雄 君 │  出  ││  23  │ 北 城 善 福 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  9  │ 親 川 和 夫 君 │  出  ││  24  │ 神 山 祥 男 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  10  │ 宮 城 博 文 君 │  出  ││  25  │ 松 田 仁 徳 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  11  │ 新 田 宗 勝 君 │  出  ││  26  │ 大 城 利 男 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  12  │ 宮 里 蔵 義 君 │  出  ││  27  │ 中 山 盛 久 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  13  │ 宮 城 嘉 安 君 │  出  ││  28  │ 宮 城 安 行 君 │ 病欠 ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  14  │ 比 嘉 潤 君  │  出  ││  29  │ 当 間 亀太郎君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  15  │ 具 志 堅 徹 君 │  出  ││  30  │ 我那覇 隆 光君 │  出  ┃┗━━━━┷━━━━━━━━━┷━━━━┷┷━━━━┷━━━━━━━━━┷━━━━┛ 署名議員     15番 具志堅 徹君 16番 知念嘉永君 議事日程     別紙のとおり 会議に付した事件 別紙のとおり 会議の結果    別紙のとおり法第121条による出席者     助 役   金 城 一正 君 総務課長      大兼久 巌君     財政課長      大城 清雄君 市民課長      比嘉 浩成君     税務課長      古我知 行秀君 農林課長      照屋 源一郎君    保健衛生課長    金城 義夫君 都市計画課長    比嘉 道念君     保健衛生課長    金城 義夫君 土木係長      玉里 吉光君     農業土木課長    宮里 富士夫君議会事務局出席者  事務局長     岸本 清幸君     係  長      仲泊 英徳君  議 事 係     又吉 武志君     議 事 係      親川 敬君名護市議会第18 回定例会(9日目)                              昭和50年3月25日(火)                              午前10時7分開議 ○議長(玉城清吉君) ただいまより本日の会議を開きます。日程によりお手元に配付いたしております日程追加第6、議案第40号より日程追加第11、議案第45号までの件を一括議題といたします。市当局より提出議案の趣旨説明を求めます。農業土木係長 宮里不二夫君。 ◎農業土木係長(宮里不二夫君) △議案第40号    市道路線の廃止及び認定について 道路法(昭和27年法律第180号)第10条第3項及び第8条第2項の規定に基づき、市道路線を別紙のとおり廃止及び認定したいので、議会の議決を求めます。      昭和50年3月25日提出                名護市長 渡具知裕徳提案理由本市道路線の廃止及び認定をするため、本案を提出します。1.廃止┌────┬────────┬───────┬───────┬────┬────┬───┐│整理番号│  路 線 名  │  起  点  │  終  点  │ 幅 員 │ 延 長 │ 備考 │├────┼────────┼───────┼───────┼────┼────┼───┤│名‐34 │部瀬名線    │国道58号線  │部瀬名原地内 │ 3.64m│  474m│   │├────┼────────┼───────┼───────┼────┼────┼───┤│〃-118 │城縦No.19    │農 試 線  │県道116号線  │ 5.45m│  209m│   │├────┼────────┼───────┼───────┼────┼────┼───┤│〃-132 │縦No.33線    │高 校 線  │県道112号線  │ 9.09m│  219m│   │├────┼────────┼───────┼───────┼────┼────┼───┤│〃-140 │城海岸線    │港 川 口  │幸地川口   │ 8.18m│  609m│   │├────┼────────┼───────┼───────┼────┼────┼───┤│〃‐146 │以 上 線   │城 原    │城 川    │ 1.82m│  304m│   │├────┼────────┼───────┼───────┼────┼────┼───┤│〃‐147 │上 袋 線   │農 試 線  │城 川    │ 2.73m│  427m│   │├────┼────────┼───────┼───────┼────┼────┼───┤│〃-148 │下 袋 線   │城縦No.17線  │城 川    │ 2.73m│  336m│   │├────┼────────┼───────┼───────┼────┼────┼───┤│〃-149 │熱 田 線   │〃No.19線   │熱 田 川  │ 2.73m│  665m│   │├────┼────────┼───────┼───────┼────┼────┼───┤│〃-161 │久志大川線   │県道116号線  │大 川    │ 7.27m│  188m│   │├────┼────────┼───────┼───────┼────┼────┼───┤│〃-199 │都計第1号線  │字名護1669  │字名護1788  │  9.0m│  248m│   │├────┼────────┼───────┼───────┼────┼────┼───┤│〃-200 │都計第2号線  │字名護1674  │字名護1794  │  9.0m│  248m│   │├────┼────────┼───────┼───────┼────┼────┼───┤│〃-201 │都計第3号線  │字名護1678‐1 │字名護1812  │  6.0m│  397m│   │├────┼────────┼───────┼───────┼────┼────┼───┤│〃-203 │都計第5号線  │字名護1716  │字名護1756‐1 │  6.0m│  350m│   │└────┴────────┴───────┴───────┴────┴────┴───┘2.認定┌────┬────────┬───────┬───────┬────┬────┬───┐│整理番号│  路 線 名  │  起  点  │  終  点  │ 幅 員 │ 延 長 │ 備考 │├────┼────────┼───────┼───────┼────┼────┼───┤│名‐132 │名-132号線   │字名護1233  │字名護1442-4 │  9.0m│  529m│   │├────┼────────┼───────┼───────┼────┼────┼───┤│〃-140 │〃 140 〃   │ 〃 17‐1  │字宮里127   │  5.0m│ 1,866m│   │├────┼────────┼───────┼───────┼────┼────┼───┤│〃-147 │〃 147 〃   │ 〃 1877‐1 │字名護1812  │  6.0m│  319m│   │├────┼────────┼───────┼───────┼────┼────┼───┤│〃-148 │〃 148 〃   │ 〃 1920‐2 │ 〃 2221  │  9.0m│  487m│   │├────┼────────┼───────┼───────┼────┼────┼───┤│〃‐149 │〃 149 〃   │ 〃 378   │ 〃 5413  │  4.0m│ 1,126m│   │├────┼────────┼───────┼───────┼────┼────┼───┤│〃‐161 │〃 161 〃   │ 〃 293   │ 〃 5849  │  5.5m│ 1,771m│   │├────┼────────┼───────┼───────┼────┼────┼───┤│〃-199 │〃 199 〃   │ 〃 1636  │ 〃 1788  │  9.0m│  304m│   │├────┼────────┼───────┼───────┼────┼────┼───┤│〃-200 │〃 200 〃   │ 〃 2397  │ 〃 1850-1 │  9.0m│  386m│   │├────┼────────┼───────┼───────┼────┼────┼───┤│〃-201 │〃 201 〃   │ 〃 2396-1 │ 〃 2153  │  6.0m│  552m│   │├────┼────────┼───────┼───────┼────┼────┼───┤│〃-203 │〃 203 〃   │ 〃 1701  │ 〃 1750-3 │  6.0m│  427m│   │├────┼────────┼───────┼───────┼────┼────┼───┤│〃-207 │〃 207 〃   │ 〃 1708‐2 │ 〃 1654  │  6.0m│  141m│   │├────┼────────┼───────┼───────┼────┼────┼───┤│〃-208 │〃 208 〃   │ 〃 1619  │ 〃 2436  │  5.0m│  459m│   │├────┼────────┼───────┼───────┼────┼────┼───┤│〃-209 │〃 209 〃   │ 〃 2320-1 │ 〃 2365  │  3.0m│  432m│   │├────┼────────┼───────┼───────┼────┼────┼───┤│〃-210 │〃 210 〃   │ 〃 2365  │ 〃 1750-2 │  4.0m│  146m│   │├────┼────────┼───────┼───────┼────┼────┼───┤│〃-211 │〃 211 〃   │ 〃 1850-2 │ 〃 1850-2 │  6.0m│  54m│   │├────┼────────┼───────┼───────┼────┼────┼───┤│〃-212 │〃 212 〃   │ 〃 1556-6 │ 〃 1556-6 │  4.0m│  90m│   │├────┼────────┼───────┼───────┼────┼────┼───┤│羽-106 │羽-106     │字仲尾次774  │字仲尾次1577 │  5.5m│ 4,650m│   │└────┴────────┴───────┴───────┴────┴────┴───┘ ○議長(玉城清吉君) 建設課長 玉里吉光君。 ◎建設課長(玉里吉光君) △議案第42号    土地改良事業について(底仁屋農道) 本市は、土地改良事業(底仁屋農道)を行うため、土地改良法第96条の2第2項の規定により、議会の議決を求めます。      昭和50年3月25日提出                 名護市長 渡具知裕徳提案理由土地改良法(昭和24年法律第195号)第96条の2第1項の規定により、土地改良事業を行う場合は、知事の認可を受けなければならないので、同法第96条の2第2項の規定により本案を提出します。[別紙にて土地改良事業計画概要説明](昭和50年議決書在) ○議長(玉城清吉君) 保険年金課長 比嘉吉正君。 ◎保険年金課長(比嘉吉正君) △議案第44号    昭和49年度名護市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について 昭和49年度名護市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)は次に定めるところによる。(歳入歳出予算の補正)第1条 既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ54,634千円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ435,853千円とする。2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は「第1表 歳入歳出予算補正」による。      昭和50年3月25日提出                 名護市長 渡具知裕徳(歳入)       第1表 歳入歳出予算補正             単位:千円┌─────────────┬───────┬─────┬─────┬──────┐│      款       │   項   │補正前の額│ 補正額 │   計   │├─────────────┼───────┼─────┼─────┼──────┤│4 使用料及び手数料   │       │     1│    72│     73││             ├───────┼─────┼─────┼──────┤│             │1 手数料  │     1│    72│     73│├─────────────┼───────┼─────┼─────┼──────┤│5 国庫支出金      │       │  240,035│  10,277│   250,312││             ├───────┼─────┼─────┼──────┤│             │1 国庫負担金│  176,378│  10,277│   186,655│├─────────────┼───────┼─────┼─────┼──────┤│8 繰越金        │       │  13,723│  42,560│   56,283││             ├───────┼─────┼─────┼──────┤│             │1 繰越金  │  13,723│  42,560│   56,283│├─────────────┼───────┼─────┼─────┼──────┤│9 諸 収 入      │       │    155│   1,725│    1,880││             ├───────┼─────┼─────┼──────┤│             │2 預金利子 │    150│   1,725│    1,875│├─────────────┼───────┼─────┼─────┼──────┤│   歳 入 合 計   │       │  381,219│  54,634│   435,853│└─────────────┴───────┴─────┴─────┴──────┘(歳出)                                単位:千円┌───────────┬─────────┬─────┬─────┬──────┐│     款     │   項     │補正前の額│ 補正額 │   計   │├───────────┼─────────┼─────┼─────┼──────┤│4 使用料及び手数料 │         │     1│    72│     73││           ├─────────┼─────┼─────┼──────┤│           │1 手数料    │     1│    72│     73│├───────────┼─────────┼─────┼─────┼──────┤│5 国庫支出金    │         │  240,035│  10,277│   250,312││           ├─────────┼─────┼─────┼──────┤│           │1 国庫負担金  │  176,378│  10,277│   186,655│├───────────┼─────────┼─────┼─────┼──────┤│8 繰 越 金    │         │  13,723│  42,560│   56,283││           ├─────────┼─────┼─────┼──────┤│           │1 繰越金    │  13,723│  42,560│   56,283│├───────────┼─────────┼─────┼─────┼──────┤│9 諸収入      │         │    155│   1,725│    1.880││           ├─────────┼─────┼─────┼──────┤│           │2 預金利子   │    150│   1,725│    1,875│├───────────┼─────────┼─────┼─────┼──────┤│  歳 出 合 計  │         │  381,219│  54,634│   435,853│└───────────┴─────────┴─────┴─────┴──────┘(歳入)       歳入歳出予算補正事項別明細書          単位:千円┌───────────────┬─────┬─────┬──────┬─────┐│       款       │補正前の額│ 補正額 │  計   │構成比率%│├───────────────┼─────┼─────┼──────┼─────┤│1 国 民 健 康 保 険 税   │  105,125│     0│   105,125│   24.12│├───────────────┼─────┼─────┼──────┼─────┤│2 一 部 負 担 金    │     1│     0│      1│     │├───────────────┼─────┼─────┼──────┼─────┤│3 分 担 金・負 担 金  │     1│     0│      1│     │├───────────────┼─────┼─────┼──────┼─────┤│4 使 用 料 及 び 手 数 料  │     1│    72│     73│   0.02│├───────────────┼─────┼─────┼──────┼─────┤│5 国 庫 支 出 金    │  240,035│  10,277│   250,312│   57.43│├───────────────┼─────┼─────┼──────┼─────┤│6 県 支 出 金      │    177│     0│     177│   0.04│├───────────────┼─────┼─────┼──────┼─────┤│7 繰 入 金        │  22,000│     0│   22,000│   5.05│├───────────────┼─────┼─────┼──────┼─────┤│8 繰 越 金        │  13,723│  42,560│   56,283│   12.91│├───────────────┼─────┼─────┼──────┼─────┤│9 諸 収 入        │    155│   1,725│    1,880│   0.43│├───────────────┼─────┼─────┼──────┼─────┤│10 市 債          │     1│     0│      1│     │├───────────────┼─────┼─────┼──────┼─────┤│歳 入 合 計        │  381,219│  54,634│   435,853│  100.00│└───────────────┴─────┴─────┴──────┴─────┘(歳出)                                             単位:千円┌───────┬─────┬─────┬─────┬────────────────────────┬────┐│       │     │     │     │        補正額の財源内訳        │ 構成 ││       │     │     │     ├──────────────────┬─────┤    ││   款   │補正前の額│ 補正額 │  計  │      特 定 財 源      │     │ 比率 ││       │     │     │     ├─────┬────┬───┬───┤ 一般財源 │    ││       │     │     │     │国庫支出金│県支出金│地方債│その他│     │ (%) │├───────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────┼───┼───┼─────┼────┤│1 総務費  │  32,977│    385│  33,362│    385│    │   │   │     │  7.66│├───────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────┼───┼───┼─────┼────┤│2 保険給付費│  336,419│  29,306│  365,725│   9,892│    │   │   │  19,414│  83.91│├───────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────┼───┼───┼─────┼────┤│3 基金積立金│     1│  28,000│   28001│     │    │   │   │  28,000│  6.42│├───────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────┼───┼───┼─────┼────┤│4 公債費  │     1│     0│     1│     │    │   │   │     │    │├───────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────┼───┼───┼─────┼────┤│5 諸支出金 │    604│    94│    698│     │    │   │   │    94│  0.16│├───────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────┼───┼───┼─────┼────┤│6 繰上充用金│     1│     0│     1│     │    │   │   │     │    │├───────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────┼───┼───┼─────┼────┤│7 予備費  │  11,216│  △3,151│   8,065│     │    │   │   │  △3,151│  1.85│├───────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────┼───┼───┼─────┼────┤│  歳出合計  │  381,219│  54,634│  435,853│  10,277│    │   │   │  44,357│   100│└───────┴─────┴─────┴─────┴─────┴────┴───┴───┴─────┴────┘ ○議長(玉城清吉君) 都計課長 比嘉道念君。 ◎都計課長(比嘉道念君) △議案第45号    昭和49年度名護市地域開発(公有水面埋立)事業特別会計予算補正(第1号)につ  いて 昭和49年度名護市地域開発(公有水面埋立)事業特別会計予算補正は次に定めるところによる。(歳入歳出予算の補正)第1条 既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ180,000千円を減額し、歳入歳出の総額を歳入歳出それぞれ170,003千円とする。2 歳入歳出予算の補正の款項の区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は「第1表 歳入歳出予算補正」による。      昭和50年3月25日提出                 名護市長 渡具知裕徳(歳入)       第1表 歳入歳出予算補正           単位:千円┌─────────┬─────────┬──────┬──────┬──────┐│    款    │    項    │ 補正前の額 │  補正額  │   計   │├─────────┼─────────┼──────┼──────┼──────┤│1 事業収入   │         │   350,000│  △180,000│   170,000││         ├─────────┼──────┼──────┼──────┤│         │1 土地売払収入 │   350,000│  △180,000│   170,000│├─────────┼─────────┼──────┼──────┼──────┤│ 歳 入 合 計 │         │   350,003│  △180,000│   170,003│└─────────┴─────────┴──────┴──────┴──────┘(歳出)                               単位:千円┌─────────┬─────────┬──────┬──────┬──────┐│    款    │    項    │ 補正前の額 │  補正額  │   計   │├─────────┼─────────┼──────┼──────┼──────┤│2 事 業 費  │         │   309,999│  △309,997│      2││         ├─────────┼──────┼──────┼──────┤│         │ 1 埋立事業費 │   309,999│  △309,997│      2│├─────────┼─────────┼──────┼──────┼──────┤│3 公 債 費  │         │   39,704│   129,997│   169,701││         ├─────────┼──────┼──────┼──────┤│         │1 公 債 費  │   39,704│   129,997│   169,701│├─────────┴─────────┼──────┼──────┼──────┤│歳 出 合 計            │   350,003│  △180,000│   170,003│└───────────────────┴──────┴──────┴──────┘ ○議長(玉城清吉君) 教委総務課長 北城 徹君。 ◎教委総務課長(北城徹君) △議案第41号    名護小学校校舎建設工事請負契約について 名護小学校校舎建設工事請負契約を次のとおり締結したいので、議会の議決を求めます。             記1 契約の目的   名護小学校校舎建設2 契約の方法   指名競争入札3 契約金額    ¥71,550,0004 契約の相手方  住所 名護市字名護720番地          松田組 松田正則5 支出科目    昭和49年度一般会計10款2項3目          学校建設費(15節工事請負費)      昭和50年3月25日提出                 名護市長 渡具知裕徳提案理由議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、本案を提出します。 ○議長(玉城清吉君) 休憩いたします。休憩(午前10時50分)再開(午前11時10分) ○議長(玉城清吉君) 再開いたします。助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) △議案第43号    昭和49年度名護市一般会計補正予算(第6号)について 昭和49年度名護市一般会計補正予算(第6号)は次に定めるところによる。(歳入歳出予算の補正)第1条 既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ203,767千円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5,621,659千円とする。2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は「第1表 歳入歳出予算補正」による。(繰越明許費)第2条 地方自治法第213条第1項の規定により翌年度に繰り越して使用することができる経費は「第2表 繰越明許費」による。(地方債の補正)第3条 既定の地方債の変更は「第3表 地方債補正」による。      昭和50年3月25日提出                  名護市長 渡具知裕徳(歳入)     第1表 歳入歳出予算補正                 単位:千円  ┌─────────┬─────────┬───────┬───────┬───────┐│    款    │    項    │ 補正前の額 │ 補 正 額 │   計   │├─────────┼─────────┼───────┼───────┼───────┤│1 市 税    │         │    428,591│    33,011│    461,602││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │1 市民税    │    190,691│    18,080│    208,771││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │4 市たばこ消費税│    75,000│     4,500│    79,500││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │5 電気ガス税  │    12,200│     2,871│    15,071││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │6 鉱 産 税  │     3,600│     6,000│     9,600││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │7 特別土地保有税│    12,320│     1,560│    13,880│├─────────┼─────────┼───────┼───────┼───────┤│5 地方交付税  │         │   1,423,474│    301,318│   1,724,792││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │1 地方交付税  │   1,423,474│    301,318│   1,724,792│├─────────┼─────────┼───────┼───────┼───────┤│6 交通安全対策 │         │     3,500│     △843│     2,657││  特別交付金  ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │1 交通安全対策 │     3,500│     △843│     2,657││         │  特別交付金  │       │       │       │├─────────┼─────────┼───────┼───────┼───────┤│8 使用料及び  │         │    23,035│     △825│    22,210││  手数料    ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │1 使 用 料  │    14,450│      683│    15,133││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │2 手 数 料  │     8,585│    △1,508│     7,077│├─────────┼─────────┼───────┼───────┼───────┤│9 国庫支出金  │         │   1,515,776│    △7,347│   1,508,429││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │1 国庫負担金  │    787,348│    13,264│    800,612││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │2 国庫補助金  │    717,029│   △19,914│    697,115││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │3 委 託 金  │    11,399│     △697│    10,702│├─────────┼─────────┼───────┼───────┼───────┤│10 県支出金   │         │    125,338│    24,009│    149,347││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │1 県負担金   │    38,327│    △1,577│    36,750││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │2 県補助金   │    71,285│    25,568│    96,853││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │3 委 託 金  │    15,726│      18│    15,744│├─────────┼─────────┼───────┼───────┼───────┤│11 財産収入   │         │    307,907│    18,641│    326,548││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │1 財産運用収入 │    280,644│    16,924│    297,568││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │2 財産売払収入 │    27,263│     1,717│    28,980│├─────────┼─────────┼───────┼───────┼───────┤│15 諸 収 入  │         │   1,130,138│   △551,331│    578,807││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │1 延滞金加算金 │       3│     1,714│     1,717││         │  及び過料   │       │       │       ││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │2 市預金利子  │    10,000│     7,054│    17,054││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │3 雑 入    │    19,948│     2,295│    22,243││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │4 収益事業収入 │   1,100,187│   △562,394│    537,793│├─────────┼─────────┼───────┼───────┼───────┤│16 市 債    │         │    385,800│   △20,400│    365,400││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │1 市 債    │    385,800│   △20,400│    365,400│├─────────┴─────────┼───────┼───────┼───────┤│      歳 入 合 計      │   5,825,426│   △203,767│   5,621,659│└───────────────────┴───────┴───────┴───────┘(歳出)                                  単位:千円  ┌─────────┬─────────┬───────┬───────┬───────┐│    款    │    項    │ 補正前の額 │ 補 正 額 │   計   │├─────────┼─────────┼───────┼───────┼───────┤│1 議 会 費  │         │    61,382│     △103│    61,279││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │1 議 会 費  │    61,382│     △103│    61,279│├─────────┼─────────┼───────┼───────┼───────┤│2 総 務 費  │         │    643,339│    164,754│    808,093││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │1 総務管理費  │    468,814│    165,630│    634,444││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │2 徴 税 費  │    98,440│    △1,355│    97,085││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │3 戸籍住民基本 │    43,050│     1,046│    44,096││         │  台帳費    │       │       │       ││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │4 選 挙 費  │    18,815│     △567│    18,248│├─────────┼─────────┼───────┼───────┼───────┤│3 民 生 費  │         │    871,058│    11,737│    882,795││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │1 社会福祉費  │    223,499│    18,004│    241,503││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │2 児童福祉費  │    422,045│    △9,638│    412,407││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │3 生活保護費  │    225,514│     3,371│    228,885│├─────────┼─────────┼───────┼───────┼───────┤│4 衛 生 費  │         │    710,521│   △45,841│    664,680││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │1 保健衛生費  │    225,596│   △39,962│    185,634││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │2 清 掃 費  │    462,251│    △5,879│    456,372│├─────────┼─────────┼───────┼───────┼───────┤│5 労 働 費  │         │    16,738│      32│    16,770││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │1 失業対策費  │    16,738│      32│    16,770│├─────────┼─────────┼───────┼───────┼───────┤│6 農林水産業費 │         │    678,570│    23,242│    701,812││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │1 農 業 費  │    555,740│    31,128│    586,868││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │2 林 業 費  │    80,845│    △7,780│    73,065││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │3 水産業費   │    41,985│     △106│    41,879│├─────────┼─────────┼───────┼───────┼───────┤│7 商 工 費  │         │    40,246│      710│    40,956││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │1 商 工 費  │    40,246│      710│    40,956│├─────────┼─────────┼───────┼───────┼───────┤│8 土 木 費  │         │   1,319,549│   △273,602│   1,045,947││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │1 土木管理費  │    27,922│     △689│    27,233││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │2 道路橋梁費  │    285,317│   △21,170│    264,147││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │4 都市計画費  │    596,834│   △192,418│    404,416││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │5 住 宅 費  │    405,474│   △59,325│    346,149│├─────────┼─────────┼───────┼───────┼───────┤│9 消 防 費  │         │    163,832│    △7,699│    156,133││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │1 消 防 費  │    163,832│    △7,699│    156,133│├─────────┼─────────┼───────┼───────┼───────┤│10 教 育 費  │         │   1,025,903│    10,871│   1,036,774││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │1 教育総務費  │    55,639│     2,231│    57,870││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │2 小学校費   │    558,319│     6,979│    565,298││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │3 中学校費   │    279,276│     2,907│    282,183││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │4 幼稚園費   │    81,544│    △1,002│    80,542││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │5 社会教育費  │    42,526│     △324│    42,202││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │6 保健体育費  │     8,599│      80│     8,679│├─────────┼─────────┼───────┼───────┼───────┤│13 諸支出金   │         │    107,836│   △30,000│    77,836││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │2 開発公社出資金│    105,000│   △100,000│     5,000││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │4 土地開発基金 │       0│    70,000│    70,000│├─────────┼─────────┼───────┼───────┼───────┤│14 予 備 費  │         │    61,893│   △57,868│     4,025││         ├─────────┼───────┼───────┼───────┤│         │1 予 備 費  │    61,893│   △57,868│     4,025│├─────────┴─────────┼───────┼───────┼───────┤│      歳 出 合 計      │   5,825,426│   △203,767│   5,621,659│└───────────────────┴───────┴───────┴───────┘               第2表 繰越明許費              単位:千円  ┌─────────┬─────────┬─────────────┬─────────┐│    款    │    項    │   事  業  名   │   金  額   │├─────────┼─────────┼─────────────┼─────────┤│4 衛 生 費  │1 保健衛生費  │急病センター事業債    │      75,501│├─────────┼─────────┼─────────────┼─────────┤│    〃    │    〃    │屋我地診療所増改築費   │       3,000│├─────────┼─────────┼─────────────┼─────────┤│6 農林水産業費 │1 農 業 費  │.地区排水工事     │      11,953│├─────────┼─────────┼─────────────┼─────────┤│8 土 木 費  │2 道路橋梁費  │自転車道整備事業     │      18,000│├─────────┼─────────┼─────────────┼─────────┤│    〃    │    〃    │源河道路改良工事     │       3,000│├─────────┼─────────┼─────────────┼─────────┤│    〃    │4 都市計画費  │大宮児童公園       │      12,835│├─────────┼─────────┼─────────────┼─────────┤│    〃    │5 住 宅 費  │市営住宅建設費      │      208,410│├─────────┼─────────┼─────────────┼─────────┤│10 教 育 費  │2 小学校費   │校舎新築工事       │      115,895│├─────────┼─────────┼─────────────┼─────────┤│    〃    │    〃    │久辺小土留め及び石積み工事│       7,500│├─────────┼─────────┼─────────────┼─────────┤│    計    │         │             │      456,094│└─────────┴─────────┴─────────────┴─────────┘                    第3表 地方債補正                    単位:千円  ┌─────┬────────────────────────┬────────────────────────┐│     │         補  正  前         │         補  正  後         ││起債の目的├────┬────────┬───┬──────┼────┬────────┬───┬──────┤│     │ 限度額 │  起債の方法  │利 率│ 償還の方法 │ 限度額 │  起債の方法  │利 率│ 償還の方法 │├─────┼────┼────────┼───┼──────┼────┼────────┼───┼──────┤│保育所建設│  9,000│証書借入起債の時│8.8% │償還期限25年│  6,400│証書借入起債の時│8.8% │償還期限30年││事業債  │    │期は昭和49年度と│以内 │以内(据置3 │    │期は昭和49年度と│以内 │以内(据置5││     │    │する。ただし工事│   │年以内)年 │    │する。ただし工事│   │年以内)年 ││     │    │又は財政の都合に│   │賦、半年賦、│    │又は財政の都合に│   │賦、半年賦、││     │    │より起債額の一部│   │元利均等又は│    │より起債額の一部│   │元利均等又は││     │    │又は全部を翌年度│   │元金均等の方│    │又は全部を翌年度│   │元金均等の方││     │    │に繰越して借入れ│   │法による。た│    │に繰越して借入れ│   │法による。た││     │    │ることができる。│   │だし財政の都│    │ることができる。│   │だし財政の都││     │    │        │   │合により償還│    │        │   │合により償還││     │    │        │   │期限を短縮し│    │        │   │期限を短縮し││     │    │        │   │繰上償還する│    │        │   │繰上償還する││     │    │        │   │ことができ │    │        │   │ことができ ││     │    │        │   │る。なお償還│    │        │   │る。なお償還││     │    │        │   │方法について│    │        │   │の方法につい││     │    │        │   │は融資条件に│    │        │   │ては融資条件││     │    │        │   │より変更する│    │        │   │により変更す││     │    │        │   │ことができ │    │        │   │ることができ││     │    │        │   │る。    │    │        │   │る。    │├─────┼────┼────────┼───┼──────┼────┼────────┼───┼──────┤│農林水産業│  9,600│   同上   │ 同上 │  同上  │  5,400│   同上   │ 同上 │  同上  ││施設事業債│    │        │   │      │    │        │   │      │├─────┼────┼────────┼───┼──────┼────┼────────┼───┼──────┤│道路排水事│ 18,800│   同上   │ 同上 │  同上  │ 13,000│   同上   │ 同上 │  同上  ││業債   │    │        │   │      │    │        │   │      │├─────┼────┼────────┼───┼──────┼────┼────────┼───┼──────┤│都市計画事│ 123,400│   同上   │ 同上 │  同上  │ 111,900│   同上   │ 同上 │  同上  ││業債   │    │        │   │      │    │        │   │      │├─────┼────┼────────┼───┼──────┼────┼────────┼───┼──────┤│教育施設事│ 50,300│   同上   │ 同上 │  同上  │ 54,000│   同上   │ 同上 │  同上  ││業債   │    │        │   │      │    │        │   │      │└─────┴────┴────────┴───┴──────┴────┴────────┴───┴──────┘                歳入歳出予算補正事項別明細書  (歳入)                             単位:千円┌──────────────┬──────┬──────┬──────┬─────┐│       款       │ 補正前の額 │  補正額  │  計   │構成比率%│├──────────────┼──────┼──────┼──────┼─────┤│1 市    税      │   428,591│   33,011│   461,602│   8.21│├──────────────┼──────┼──────┼──────┼─────┤│2 地 方 譲 与 税   │   25,172│      │   25,172│   0.45│├──────────────┼──────┼──────┼──────┼─────┤│3 自動車取得税交付金   │   39,001│      │   39,001│   0.69│├──────────────┼──────┼──────┼──────┼─────┤│4 国有提供施設等所在市町村│   97,595│      │   97,595│   1.74││  助成交付金       │      │      │      │     │├──────────────┼──────┼──────┼──────┼─────┤│5 地 方 交 付 税   │  1,423,474│   301,318│  1,724,792│   30.68│├──────────────┼──────┼──────┼──────┼─────┤│6 交通安全対策特別交付金 │    3,500│    △843│    2,657│   0.05│├──────────────┼──────┼──────┼──────┼─────┤│7 分担金及び負担金    │   39,412│      │   39,412│   0.70│├──────────────┼──────┼──────┼──────┼─────┤│8 使用料及び手数料    │   23,035│    △825│   22,210│   0.39│├──────────────┼──────┼──────┼──────┼─────┤│9 国 庫 支 出 金   │  1,515,776│   △7,347│  1,508,429│   26.83│├──────────────┼──────┼──────┼──────┼─────┤│10 県 支 出 金     │   125,338│   24,009│   149,347│   2.66│├──────────────┼──────┼──────┼──────┼─────┤│11 財 産 収 入     │   307,907│   18,641│   326,548│   5.81│├──────────────┼──────┼──────┼──────┼─────┤│12 寄 附 金       │      1│      │      1│     │├──────────────┼──────┼──────┼──────┼─────┤│13 繰 入 金       │   212,003│      │   212,003│   3.77│├──────────────┼──────┼──────┼──────┼─────┤│14 繰 越 金       │   68,683│      │   68,683│   1.22│├──────────────┼──────┼──────┼──────┼─────┤│15 諸 収 入       │  1,130,138│  △551,331│   578,807│   10.30│├──────────────┼──────┼──────┼──────┼─────┤│16 市  債        │   385,800│  △20,400│   365,400│   6.50│├──────────────┼──────┼──────┼──────┼─────┤│    歳 入 合 計    │  5,825,426│  △203,767│  5,621,659│    100│└──────────────┴──────┴──────┴──────┴─────┘(歳出)                                                    単位:千円┌────────┬──────┬──────┬──────┬───────────────────────────┬────┐│        │      │      │      │          補正額の財源内訳          │ 構成 ││        │  補正前  │      │      ├─────────────────────┬─────┤    ││    款    │  の額  │  補正額  │   計   │       特 定 財 源       │     │ 比率 ││        │      │      │      ├─────┬────┬────┬─────┤ 一般財源 │    ││        │      │      │      │国庫支出金│県支出金│ 地方債 │ その他 │     │ (%) │├────────┼──────┼──────┼──────┼─────┼────┼────┼─────┼─────┼────┤│1 議会費   │   61,382│    △103│   61,279│     │    │    │     │   △103│  1.09│├────────┼──────┼──────┼──────┼─────┼────┼────┼─────┼─────┼────┤│2 総務費   │   643,339│   164,754│   808,093│     │   322│    │  12,381│  152,051│  14.38│├────────┼──────┼──────┼──────┼─────┼────┼────┼─────┼─────┼────┤│3 民生費   │   871,058│   11,737│   882,795│   △920│ △4,727│ △2,600│  △1,329│  21,313│  15.70│├────────┼──────┼──────┼──────┼─────┼────┼────┼─────┼─────┼────┤│4 衛生費   │   710,521│  △45,841│   664,680│     │ 13,781│    │ △49,860│  △9,762│  11.82│├────────┼──────┼──────┼──────┼─────┼────┼────┼─────┼─────┼────┤│5 労働費   │   16,738│     32│   16,770│     │    │    │     │    32│  0.30│├────────┼──────┼──────┼──────┼─────┼────┼────┼─────┼─────┼────┤│6 農林水産業費│   678,570│   23,242│   701,812│  △6,667│ 11,390│ △4,200│     │  22,719│  12.48│├────────┼──────┼──────┼──────┼─────┼────┼────┼─────┼─────┼────┤│7 商工費   │   40,246│     710│   40,956│     │    │    │    60│    650│  0.73│├────────┼──────┼──────┼──────┼─────┼────┼────┼─────┼─────┼────┤│8 土木費   │  1,319,549│  △273,602│  1,045,947│ △12,663│    │△17,300│ △358,461│  114,822│  18.61│├────────┼──────┼──────┼──────┼─────┼────┼────┼─────┼─────┼────┤│9 消防費   │   163,832│   △7,699│   156,133│   2,122│    │    │  △2,122│  △7,699│  2.78│├────────┼──────┼──────┼──────┼─────┼────┼────┼─────┼─────┼────┤│10 教育費   │  1,025,903│   10,871│  1,036,774│  10,731│  3,243│  3,700│     │  △6,853│  18.44│├────────┼──────┼──────┼──────┼─────┼────┼────┼─────┼─────┼────┤│11 災害復旧費 │     887│      │     887│     │    │    │     │     │  0.02│├────────┼──────┼──────┼──────┼─────┼────┼────┼─────┼─────┼────┤│12 公債費   │   123,672│      │   123,672│     │    │    │     │     │  2.20│├────────┼──────┼──────┼──────┼─────┼────┼────┼─────┼─────┼────┤│13 諸支出金  │   107,836│  △30,000│   77,836│     │    │    │ △100,000│  70,000│  1.38│├────────┼──────┼──────┼──────┼─────┼────┼────┼─────┼─────┼────┤│14 予備費   │   61,893│  △57,868│    4,025│     │    │    │ △60,400│   2,532│  0.07│├────────┼──────┼──────┼──────┼─────┼────┼────┼─────┼─────┼────┤│  歳出合計  │  5,825,426│  △203,767│  5,621,659│  △7,347│ 24,009│△20,400│ △559,731│  359,702│   100│└────────┴──────┴──────┴──────┴─────┴────┴────┴─────┴─────┴────┘ ○議長(玉城清吉君) 午前の日程はこれで終了し、休憩いたします。休憩(午後0時4分)再開(午後1時30分) ○議長(玉城清吉君) 午前に引き続き再開いたします。日程により、これより質疑に入ります。議案第40号に対する質疑を許します。1番 比嘉清徳君。 ◆1番(比嘉清徳君) 建設課長にお伺いいたします。市道廃止についてでございますが、部瀬名の市道廃止、面積にいたしますと約150坪近くになりますが、手続き上一応は市町村道から外されるわけでございますが、そのまま放っておくんですか。 ○議長(玉城清吉君) 農業土木係長 宮里不二夫君。 ◎農業土木係長(宮里不二夫君) それに対しましては、現在地籍上はどうなっているか調べておりませんが、無番地ならあとで打ち合わせてやりたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 1番 比嘉清徳君。 ◆1番(比嘉清徳君) これは道路法にいう手続きはそれでいいが、道路用地として公用を失ったというだけであって、その後は公園地帯の、いわゆる財産を形成いたしますので、当然これは名護市の財産として取得しなければいけない。これは団体の土地でもあるし、将来いろいろまた出るといけないので早急に手続きしてください。その他もそういうことがありますが、財産取得できそうなところは手続きしてもらいたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 15番 具志堅 徹君。 ◆15番(具志堅徹君) 久志大川、県道116号線は給油所から滝見橋までですか。 ○議長(玉城清吉君) 農業土木係長 宮里不二夫君。 ◎農業土木係長(宮里不二夫君) はい。旧町村当時の台帳から移しておりますので、今後逐次整理していきたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) ほかに質疑ございませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)議案第40号、質疑を打ち切ります。議案第41号に対する質疑を許します。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)議案第41号、質疑を打ち切ります。議案第42号に対する質疑を許します。1番 比嘉清徳君。 ◆1番(比嘉清徳君) 土地改良法によって施行される幅員基準は決まっておりますか。 ○議長(玉城清吉君) 建設課長 玉里吉光君。 ◎建設課長(玉里吉光君) 4メートル以上でございます。 ○議長(玉城清吉君) 1番 比嘉清徳君。 ◆1番(比嘉清徳君) できるだけ大きくしてください。 ○議長(玉城清吉君) 16番 知念嘉永君。 ◆16番(知念嘉永君) 9ページ、幅員400メートルとなっておりますが、間違っておりませんか。 ○議長(玉城清吉君) 建設課長 玉里吉光君。 ◎建設課長(玉里吉光君) これは4メートルの間違いでございます。訂正をお願いします。 ○議長(玉城清吉君) 休憩いたします。休憩(午後1時42分)再開(午後1時43分) ○議長(玉城清吉君) 再開いたします。ほかに質疑ございませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)議案第42号、質疑を打ち切ります。議案第43号に対する質疑を許します。6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 人件費が3,300万円減になっておりますが、それは29名の退職によって新しく採用された者との差額が出てきたと思いますが、あまりにも3,300万円と差額が出るということは、予算当初から問題があったと思います。旅費が197万4,000円減になっております。10万円としても19名の研修費になるわけでございます。その特別旅費だと思いますが、そういうものをやらなかったのかどうか。それから賃金、374万円、1人当たり1,048日で25日としても一月41人雇える計算になります。特に新年度にも出ておりますけれども、40ページの戸籍住民基本台帳の費用、これはどうも私にはおかしい感じを受けます。85万円という賃金減になっておりますけれども、50年度新年度予算で58万2,000円の賃金が出ております。これはいつまで必要なのかどうか。1カ年間1人ぶっ続けで使えるわけでございます。それだけ減にして、さらに新年度にやるということでございます。賃金そのものが本当に必要かどうか疑いたくなります。住民基本台帳を作成するときに必要なのかどうか疑いたくなります。旧年度何ゆえ減になったのか聞きたいし、これは新年度にも引っかかってきます。1人3,000円でも238名でございますので、毎月20日でも1人は1カ年使えるわけでございます。その辺、給与の3,300万円、賃金含めると人件費大体3,700万円余っている総体的な説明と旅費の197万4,000円、総体的にそれだけ余っておりますけれども、約10万円旅費をあげても19名研修に行かせます。そういった面、どういうふうにしてそうなったのかお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 市民課長 比嘉浩成君。 ◎市民課長(比嘉浩成君) ただいまの戸籍住民基本台帳の賃金でございますが、去年度に住民基本台帳登録の実態調査をやる予定でございましたが、調査員が思うように集まらなくて中止しており、これだけ減になっております。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 結局は今年もできないということでございますか。 ○議長(玉城清吉君) 市民課長 比嘉浩成君。 ◎市民課長(比嘉浩成君) 今年度は国勢調査がございますので、かち合ってはいけませんのでやめて、次に回したいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) これは本来基本台帳を整理している人ではないのですか。 ○議長(玉城清吉君) 市民課長 比嘉浩成君。 ◎市民課長(比嘉浩成君) 一般から募って実態調査をさせるということでございます。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) そう簡単に片づけられてしまうと、どうも予算組んで人が集まらないからということでやられては、これは予算組む段階のものでございますが、どうなっておりますか。 ○議長(玉城清吉君) 市民課長 比嘉浩成君。 ◎市民課長(比嘉浩成君) 辺野古地域では一部やったが、旧名護町はできませんでした。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 集まらない理由、方法は一般から採用するんですか。 ○議長(玉城清吉君) 市民課長 比嘉浩成君。 ◎市民課長(比嘉浩成君) 調査員が採用できません。役所職員は昼夜と忙しいので、一般から採用しなければなりません。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) できないから仕方がない、これだけやっておこうと。するとせっかく実態調査しようとして一部やって一部やらないと実態調査にならない。調査の意味も何もない。総体的な住民登録人口が一体幾名いるかということは、こうなると信頼できる住民登録簿は、我々評価しにくいわけでございます。実態を把握していないと、特に去年、今年は海洋博で流動人口があります。国勢調査の予備調査にもなったと思います。それができなかったというのは問題でございます。と言いますのは、人口把握は全てのお互いの財政問題に大きく響きます。皆さんの調査数字によって交付税もちゃんと出てきますので、今年できなかったなら、もうやめようという安易な考え方では非常に困りますので、もう少し真剣に取り組んでいただきたいと思います。もし責任を取れと言ったらどうなりますか。もう少し真剣に事業を起こした以上は天災地変などがない限りは、こういうふうにしてできなかったから削りますということになると、これを認めた議員たちは目も当てられません。 ○議長(玉城清吉君) 15番 具志堅 徹君。 ◆15番(具志堅徹君) この賃金は1人にどれくらいの金額で、幾名くらいの予定であったのかどうか。一部やったのは幾名でやったのか。 ○議長(玉城清吉君) 市民課長 比嘉浩成君。 ◎市民課長(比嘉浩成君) 資料を持ち合わせおりません。一部地域は移動の激しい辺野古だけでございます。 ○議長(玉城清吉君) 15番 具志堅 徹君。 ◆15番(具志堅徹君) 資料を提出してください。 ○議長(玉城清吉君) 総務課長 大兼久 巌君。 ◎総務課長(大兼久巌君) 給与と旅費の件でございますが、全般的に給与計算は一応交付税とか、人勧とかいろいろ定まった段階で、私ども職員の数に3,500円掛けて各款ごとに予想人員でもって給与計算いたしましたけれども、49年度、特に総務費のところは議員選挙に伴う補充とか、そういうものも入れました。それから教育委員会は身分の異動によりまして、したがいまして市町村から県の職員に5名ほど異動いたしました。その関係でその分は給与減が予想されます。さらに消防関係、採用は9月後にやった結果そういったことになっております。総務と技術関係比較しますと、平均給与は農林とかそういったものを上回っておりまして、そういったところに不足とかということで、年度末にいって補正の増減しましょうということで、現在の提案になっております。補正にいたしましても、ちょっと採用遅れたり、欠員補充しばらく余裕持たせました。それから自治大は毎年市長の指示によって自治大研修予定を組みます。しかしながら、査定が厳しく研修できない傾向でございますので、今回は決定した職員が行けないようになりました。そういった関係で浮いております。なお職員の出張も最終便でやるということがございましたので、旅費は若干余っております。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 職員の採用を6カ月間も遅らすのは何か理由ございますか。 ○議長(玉城清吉君) 総務課長 大兼久 巌君。 ◎総務課長(大兼久巌君) 理由にはなりませんが、たまたま7月から8月と試験の広告とか、帳簿の整理とかで遅れまして、私個人としては議会議員選挙時期でございましたので避けたわけでございます。救急車の購入が一月ほど遅れておりますが、はしご車などに間に合わせてやろうということでございます。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 新年度の採用する職員は、今度試験受けた中からやるということでございますか。 ○議長(玉城清吉君) 総務課長 大兼久 巌君。 ◎総務課長(大兼久巌君) 今回早急に必要なのは事務3名は当然、これから補充されるべきと思います。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) そうすると今度は4月から採用できますか。 ○議長(玉城清吉君) 総務課長 大兼久 巌君。 ◎総務課長(大兼久巌君) できるだけ早くやりたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 物が遅れたのはわかりますが、幾カ月か置いてそこに人件費余らして、効率的なやり方では半分減らしてもいいんじゃないかということになります。 ○議長(玉城清吉君) 16番 知念嘉永君。 ◆16番(知念嘉永君) さくら祭り補助金、お互い商工会に出していたものを、実行委員会をつくってさくら祭りをやっておりますが、200万円余りやっているのに50万円追加するという理由、さくら祭りの行事収支の状況がどうなっておりますか。ある程度寄附も入っていると思いますが、資料提出お願いします。 ○議長(玉城清吉君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) さくら祭りの追加補助金についてお答えいたします。当初200万円ということで実行委員会にもその旨をお伝えいたしまして、その200万円を元にしてさくら祭りの予算編成してもらったわけでございますけれども、予算編成をして皆さん方に実行委員会に知らせる会の中でいろいろ問題が出まして、角力の問題などで角力はその予算でできないので、何とかしてもらわなければ困るということもございましたし、どうしても現行の予算ではできないので善処してほしいという強力な会員の皆様方からお願いがありまして、じゃあそういうことにして、もし歳入の面で不足を生ずるならば、それは寄附を仰ごうということでスタートさせたわけでございます。ところが、そこに決算書が参っておりますけれども、寄附金36万5,000円見込んでおったのが、実際には7万8,000円しか寄附金が入っていない。その差額が28万7,000円ありますし、またもう一つは、ミス桜のコンテストで3名準ミスを入れて選ぶ計画であったのが、準ミスは3名とも上下つけがたいということで3名にしました。それで一人分オーバーしておりますので、北海道の旭川市に派遣いたしましたし、一人分どうしても歳入を得る道がないということで、商工会の方々も役所に来ておりますので、そういうことであれば、やはり市の一般会計予算で50万円は何とかお手伝いしましょうということで計上しております。 ○議長(玉城清吉君) 16番 知念嘉永君。 ◆16番(知念嘉永君) 資料を提出してもらいたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 29番 当間亀太郎君。 ◆29番(当間亀太郎君) 55ページは伊差川ちり捨て場隣接地の問題、パインの損害ですか。 ○議長(玉城清吉君) 保健衛生課長 金城義夫君。 ◎保健衛生課長(金城義夫君) 補償金の問題でございますが、これは現在あります伊差川のちり捨て場に隣接しているパイン畑でございます。これは羽地村時代から使っているちり捨て場でございますけれども、そのそばにパイン畑がくっついているわけでございます。その畑に被害がもたらされているので、地主から何とかそれに対して補償してくれという要求がございましたので、計上しております。 ○議長(玉城清吉君) 29番 当間亀太郎君。 ◆29番(当間亀太郎君) 結局、ちり捨て場としてそこまで見ているわけでございますが、いまあるパインだけにでございますか。 ○議長(玉城清吉君) 保健衛生課長 金城義夫君。
    ◎保健衛生課長(金城義夫君) ごみで損害を受けておりますので、それに対する補償でございます。議長(玉城清吉)11番 新田宗勝君。 ◆11番(新田宗勝君) 南山城学園の運動場補助、その基準についてお伺いします。もう一点、工事請負費の公衆便所、50年度の組み替え、用地が獲得できないとのことですが、やるのかどうか理由をお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) 南山城学園の問題につきましては、さきの一般質問の中でも答えたとおり、当園の設置について市として1,500万円の補助をしてあげたい。そのうち50年度では750万円を補助したいということで答えたとおりでございまして、1,500万円の半分を今度の補助でやるということでございます。これに対する基準はあるかということでございますが、基準は今のところございません。考え方といたしましては、同園には精神関係の専門のお医者さんがお見えになることになっております。それで地域にもそういったような関連するような患者がいるときは、ひとつ診療所を開放していただきたいということをお願いしたら、それはぜひ地域にも開放しておくということでございますので、診療所の一部を市でも補助金という形で負担してあげましょうということでございます。 ○議長(玉城清吉君) 保健衛生課長 金城義夫君。 ◎保健衛生課長(金城義夫君) 公衆便所についてでございますが、これは用地取得ができなかったために50年度に組替えしております。 ○議長(玉城清吉君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) ただいまの答弁に問題がありますので、私がかわって説明申し上げます。この600万円は特別財源で充てている公衆便所で、2つの理由がございます。一つは特財が収入の度合いによって工事執行ということが一つの理由と、もう一つ、埋立地の入り口と出口の所に一応求めようということでございますが、いまその埋立地は海洋博開催中は総合事務局、国が駐車場として使用するのかどうか、そういった点等もはっきりしないから、場所を一応選定することができなかったということでございます。 ○議長(玉城清吉君) 26番 大城利男君。 ◆26番(大城利男君) 歳入の11ページ国庫負担金、13ページ、15ページにも相当減があります。その理由についてお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 教育総務課長 北城 徹君。 ◎教委総務課長(北城徹君) 歳入13ページ教育費国庫補助金、特殊学級児童生徒就学援助費、これなどは対象品目が大体学用品、通学用品等補助対象でございますが、昨年の48年の実績に少し上積みしまして当初予算見積もってまいりましたが、49年度の内示額がはっきりしましたので、当初見積もった額から減にして、実際補助額を計上いたしました。ほかのも体育館などは超過負担アップが増えたから屋体はかなり増になっております。 ○議長(玉城清吉君) 16番 知念嘉永君。 ◆16番(知念嘉永君) さくら祭りの収支決算書でございますが、それによりますと決算額の中で出店の12万3,000円入っておりますが、話によると1人の店が幾日間で四、五万円も家賃を払ったということでございますが、それについてわかる範囲内で説明願います。 ○議長(玉城清吉君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) 出店関係の収入、そういったものは実行委員会の中に係、係がおりまして、決算の内容説明については、私たち受けておりません。内容につきましては、店舗代はちゃんと額が決まっておりまして、係が徴収しております。1件当たりの店舗代は商工会の事務局でないとはっきりわかりません。 ○議長(玉城清吉君) 16番 知念嘉永君。 ◆16番(知念嘉永君) 商工会に問い合わせて答弁してもらいたいと思います。不足額の50万円を出すからには疑問がございます。 ○議長(玉城清吉君) 1番 比嘉清徳君。 ◆1番(比嘉清徳君) 衛生手数料、補正された額が減っておりますが、減ったということはどういう理由かお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 保健衛生課長 金城義夫君。 ◎保健衛生課長(金城義夫君) お答えいたします。衛生センターの手数料でございますが、当初4月1日から投入できるものとして計画したわけでございますが、取水の関係で7月1日から操業を開始いたしました。それとその後の投入が予定どおりなかったということでございます。 ○議長(玉城清吉君) 1番 比嘉清徳君。 ◆1番(比嘉清徳君) これは業者が遠方であるから引き合わないということで、途中で投棄する可能性もあり、あるいは善意に解釈しまして、土地の肥料にするためにということでございますが、それならば結構だが、どこかで捨てられたということでございます。ひとつそういった面を注意してください。 ○議長(玉城清吉君) 14番 比嘉 潤君。 ◆14番(比嘉潤君) 51ページの賃金、事務報告によりますと煙霧消毒が大変少ない。予算は取ってあるが、薬は保健所から無料でございます。その消耗品とかそういうものの内訳を説明願います。 ○議長(玉城清吉君) 保健衛生課長 金城義夫君。 ◎保健衛生課長(金城義夫君) 煙霧消毒のことでございますが、これは天候にもいろいろ左右されますし、勤務時間6時から9時までという半端な時間なので、なかなかそれを年中通してやる人夫が探せないということでございます。それに車両の問題とか、機械器具の故障とか、そういうことがありまして予定どおり実施できなかったということでございます。薬品などは、そ族昆虫駆除用としてはダイヤジンの乳剤があります。昆虫駆除用は保健所から来ますが、いくつ、幾回にということは予定されておりませんので予測できません。煙霧消毒は保健所から来ませんので全部購入しております。 ○議長(玉城清吉君) 14番 比嘉 潤君。 ◆14番(比嘉潤君) これは毎年予算組んでも人夫がいないとか、車が借りられないということで、ほとんど予算消化されていないということでございます。何とかしてもらいたいわけでございます。夏は大変でございます。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 関連で先ほどのものも今のものも人夫が雇えないからやらんということになると、これは予算組む段階に間違っております。これは今度に限ったことじゃなくて、人が雇えなければ委託とか何とかやらなければいけないので、また市町村の義務でもあります。ですから、住民そのものはやらなければできないので、やるのを待っているわけでございます。雇えないからやらないということは、これはちょっと問題があるんじゃないかと思います。もう少し先ほどの問題も今の問題も真剣に取り組まんと、予算いっぱいいっぱいとっても審議する段階でおかしくなりますし、どこかに委託させるならさせるということでやらなければいけません。これだけの予算で足りなければ増やしても、もう少し真剣に考えてやってもらいたいと思います。それから5ページ歳入156万円追加しております。それは幾件でそれだけかということ。それからもっと人員を増やしてやれば調定額は可能かどうかお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 税務課長 古我知行秀君。 ◎税務課長(古我知行秀君) 特別保有税のことについてでございますが、現在特別土地保有税は直接私の配下ではございませんが、現状については詳しいことは存じておりません。係長からどういうことでそれが増えているのかということで問いましたら、現在の調定実績が156万円増加するんだということで、それだけの補正の見込みをやっているようでございます。それからもう一つ、調査をすることによって、もっと増える見込みが出てくるのかどうかということでございますが、特別土地保有税はご承知のように、本市は5,000平方メートル以上から課税義務づけになりますけれども、しかし非課税の対象が問題になりまして、一気に申し上げられませんが、例えば農地以外の土地、これの譲渡関係がただいま随分作業を行っておりますけれども、見るところによると随分課税の対象になるであろうところが随分出てくるようでございます。ところが、実際にこれが非課税の対象になるかどうかという調査は随分手数のかかる調査で、逐一係では調査しておりますが、それも大きな財源の一つになるので、おそらく調査しますともっと財源の増収の見込みが出てくると思います。 ○議長(玉城清吉君) 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 税の賦課、公平を期するうえから、あるいは土地利用の面から特別土地保有税は、非常に財源確保もしかりでございますが、非常に大事なことでございます。しかしながら、名護市には相当の数に上るものがあると思います。1人ではどうしようもありません。現地へ行って調査しなければいけません。いま係が幾名か。また具体的に答弁していないので、私はわかりませんが、これはひとつ増やしてやる意思はないかどうかお伺いいたします。相当な数に上ると思います。納める人は納める、納めない人はそのままにしていいのかどうか。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) この件については、十分検討して対処したいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) 先ほど16番議員から質問がありました出店の問題ですが、出店の件数は29件で、その登録手数料1件当たり3,000円、これは保健所の検査手数料含めての額でございます。出店をつくるときに29軒の店主が直接業者に払っております。商工会に払ったんじゃなくて、1件当たり8万円という額を業者に直接払っておりまして、実行委員会には費用は入っておりません。業者は武弘組ということです。 ○議長(玉城清吉君) 12番 宮里蔵義君。 ◆12番(宮里蔵義君) 39ページの税務総務費2節給料、170万1,000円の減、4節の共済費15万3,000円増になっております。給与と共済費、大体同率でやると思いますが、その理由についてお伺いします。それから51ページの予防費、20節、12万5,000円の減、市出身の結核療養者に出さなかったのかどうか。59ページ農業費の19節、負担金及び交付金、優良農機具の購入補助金877万円の今回の対象農機具についてお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 総務課長 大兼久 巌君。 ◎総務課長(大兼久巌君) 税務総務費の給料についてでございますが、先ほどお答えいたしましたとおり、税務費の中から固定資産評価室、税務課で欠員が生じましたので、その欠員の分の給与からの補充が遅れたという次第でございます。共済費の中にたまたま手当関係の計算違いで不足が生じたことがございまして、実績を一応押さえましたけれども、そうなっております。 ○議長(玉城清吉君) 保健衛生課長 金城義夫君。 ◎保健衛生課長(金城義夫君) 51ページ扶助費、計画といたしましては、6月と12月支給で40人と見込んだわけでございます。実際支給したのが6月32名、12月23名、計55名で25名の差額が余っているわけでございます。 ○議長(玉城清吉君) 農林課長 照屋源一郎君。 ◎農林課長(照屋源一郎君) 優良農機具の購入補助でございますが、これは動力噴霧器、当初予算で40台見ておりましたが、ちょうど5年で更新期にきまして、新しく43台多くなったということと、それから耕うん機は当初予算18台見ておりましたが、ちょうど5年で更新期にきまして50台増になっております。草刈機も20台見ておりましたが、57台多くなっております。トラクター4台、ユニック6台で合計800万円でございます。 ○議長(玉城清吉君) 29番 当間亀太郎君。 ◆29番(当間亀太郎君) 農業振興費の需用費と委託費、備蓄農薬、優良種苗、パイン苗圃、茶苗圃などが軒並み減になっていますが、その理由をお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 農林課長 照屋源一郎君。 ◎農林課長(照屋源一郎君) 需用費の関連でございますが、備蓄農薬は当初1,375万1,000円を見ておりましたが、県あたりからの委託料などでそれだけ減になっております。優良茶苗75万円と屋部地区にショウガの種苗関係で85万円、合計で100万円というふうに減になっております。種苗はショウガの苗を宮崎県から入れましたので、20トン見ておりましたが、安くなって減になっております。茶苗は5町歩計画していたのが、3町歩に減ったということで減になっております。パイン苗圃、これも県の委託料減によるもの。茶苗圃もこれは市の自己財源でやりますので、結局20アール予定が10アールで済んだということでございます。 ○議長(玉城清吉君) 29番 当間亀太郎君。 ◆29番(当間亀太郎君) パインの問題は大きく危機と叫ばれている今日、優良種苗を導入することは非常に大事でございますが、その辺大きく力を入れてもらいたいと思います。それから備蓄農薬は現在どういったものをどれだけ持っておりますか。サトウキビのガイガー、アフリカマイマイ、メイチュウなどが多く、非常に多く必要だと思いますが。 ○議長(玉城清吉君) 農林課長 照屋源一郎君。 ◎農林課長(照屋源一郎君) 果樹には持っておりません。みかんを持っております。パインコナカイガラムシ。 ○議長(玉城清吉君) 16番 知念嘉永君。 ◆16番(知念嘉永君) 29件で3,000円掛けると8万7,000円にしかなりません。どうして数字が合わないのか、もう一回聞いてもらいたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 総務課長 大兼久 巌君。 ◎総務課長(大兼久巌君) 先ほどの件は商工水産課に問い合わせたわけでございます。もう一回問い合わせてみたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 16番 知念嘉永君。 ◆16番(知念嘉永君) それと出店出された方々は、10日間で幾万円も払わされたということで、市がやったという感じを受けますので。 ○議長(玉城清吉君) 総務課長 大兼久 巌君。 ◎総務課長(大兼久巌君) 出店の問題は、今日すぐ資料を提出できませんので、後ほど提出いたします。 ○議長(玉城清吉君) 15番 具志堅 徹君。 ◆15番(具志堅徹君) 関連で武弘組がつくったという建物、そこに入っているお店の皆さん方が、私たちは10万くらいかかったと。1日1万円で、10日で10万円と。渡具知市長はさくら祭り何とかかんとかいってそういうことを言われております。私は商工課に行って聞いたが、商工課でも実行委員会でもない、一業者がつくって8万円もらっております。建てただけで、中のカウンターなどは自分らでやっておりますので、こういう形でさくら祭りが運営され、しかも赤字だということで、市は前にも300万円出して、今度50万円出すと。一体商工課は何をやっているのかということでございます。50万円出すのも問題になるので、あえてここで問題にせんといけません。補助ということで何でも補助しなければいけないと市の予算はいくらあっても仕方がない。しかもそれが、市のやっていないのも市がやったということでございます。議員は何をしているのかと言われ、雨が降ってお客が入らんということで、市も議員も何をやっているかということでございます。何のことはないトンビに油揚げということでございます。そういった意味でちゃんと措置してもらいたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) さくら祭りの実行委員会が、あたかも市が主催するんだというような解釈もあるようでございますので、実行委員会の性格そのものについてご報告しておきます。もちろん合併当時のさくら祭りというのは、市と商工会、観光協会三者の共催であったわけでございます。ところが、共催でやったさくら祭りの反省会の時点でいろいろ論議されたわけでございます。ところが、商工会の青年部がさくら祭りは市がやるべきじゃない、商工会がやるべきじゃない。これをやるならば実行委員会を組織して、実行委員会で討議してやるべきだという意見が出たわけでございます。その問題を取り上げていろいろ話し合いした結果、それでは市とか商工会は後援にして、音頭取りは実行委員会がやって実行やるということでございましたが、それで実行委員会の事務局そのものが商工会の事務局長が担当しているので、聞くのも商工会に聞いておりますが、市は全く関係がないということではなく、さくら祭りは実行委員会がやっているということをはっきりご報告しておきたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 23番 北城善福君。 ◆23番(北城善福君) 農林水産業費の3目、農業振興費の中の優良種苗、100万円減になっております。優良種苗というのは何々か説明願います。 ○議長(玉城清吉君) 農林課長 照屋源一郎君。 ◎農林課長(照屋源一郎君) お答えいたします。現在こっちで見ているのはお茶の苗、本土からの優良品種でございます。それから一昨年から屋部地区でショウガの栽培もやっておりますが、去年約70トンぐらい本土出荷やったのですが、ずっと前に種が入って、硬くて実が薄いということで、茨城の業者が購入したから、宮崎から去年約20トンくらい入れまして、旭川、屋部地区でやっております。 ○議長(玉城清吉君) 23番 北城善福君。 ◆23番(北城善福君) 話によりますと、ショウガは全然売れないということでございますが、去年は大分取れて大変だということがありますが、本当に優良品種として奨励していいのかどうか。 ○議長(玉城清吉君) 農林課長 照屋源一郎君。 ◎農林課長(照屋源一郎君) 最近、その業者からいくらでも取るということが来ておりますが、これは非常に流通関係で難しい問題で、去年は四国とか宮崎で不足で、3級品でも取るということでございます。欠点としては、ずっと前にも台湾から来たということで、中身が薄く繊維が多く辛味が強いということで、優良品種を投入することによって可能じゃないかということで7町歩ぐらいやっております。 ○議長(玉城清吉君) 23番 北城善福君。 ◆23番(北城善福君) 可能じゃないかというような、危ぶまれるようなことじゃなくて、責任を持ってやるようにお願いいたします。もう一点、キビの植付け奨励補助でございますが、北部一帯の町村の状況を見てみますと、補助奨励費がほとんど各町村出ておりますが、本部町で反当り6,000円、大宜味村5,400円、国頭村6,400円ということで出しておりますが、今までそういうもの出しておりませんが、ところが今度の場合出されておりますが、一体全体反当りいくらの奨励費を出しておりますか。 ○議長(玉城清吉君) 農林課長 照屋源一郎君。 ◎農林課長(照屋源一郎君) 植付け奨励費は49年度去った春植えから夏植え、反当り6,000円出すように準備を進めております。その他に生産補助金トン当たり500円、そういたしますと名護市は大体反当たり7トンで、3,500円で9,000円近くになります。 ○議長(玉城清吉君) 休憩いたします。休憩(午後3時0分)再開(午後3時15分) ○議長(玉城清吉君) 再開いたします。議案第43号、質疑を許します。6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 38ページ公害対策、環境パトロール車はその他不法投棄取り締まりもぜひやってもらいたいと思います。もう一つ、保育所の場所はどこですか。増額分についてお伺いいたします。 ○議長(玉城清吉君) 総務課長 大兼久 巌君。 ◎総務課長(大兼久巌君) パトロール車の件でございますが、私どもも環境衛生課も全部含めてパトロールするようにということでございます。 ○議長(玉城清吉君) 助役 金城一正君。 ◎助役(金城一正君) 保育所は東江と徳元、いとし子の3カ所、児童措置費の基準改定によって出す額でございます。 ○議長(玉城清吉君) 8番 宮城良雄君。 ◆8番(宮城良雄君) 教育費の中の需要費、98万7,000円。「私たちの名護市」ということでありますが、それは幾冊ですか。そして幾年生ですか。 ○議長(玉城清吉君) 教委総務課長 北城 徹君。 ◎教委総務課長(北城徹君) 「私たちの名護市」は小学校3年の社会科の副読本でございます。450円掛ける1,900部。それから名護市の地図、私たちの名護市出版したのが2カ年前で、大分名護市の状況が変わりましたので、新しいものを副読本にしない地図ということでございます。 ○議長(玉城清吉君) 8番 宮城良雄君。 ◆8番(宮城良雄君) まことに結構なことでございますが、教科書のミスということは許されないので、教科書選定委員に中身を十分見せてやってほしいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 教委総務課長 北城 徹君。 ◎教委総務課長(北城徹君) これは前からでき上がるのも、各小学校の社会科の主任教諭だけの編成で、編集その他全てを全部詳しくチェックするようになっております。 ○議長(玉城清吉君) 24番 神山祥男君。 ◆24番(神山祥男君) 60ページ19節の負担金、補助金交付金、これは土地改良事業の償還ですか。 ○議長(玉城清吉君) 市長 渡具知裕徳君。 ◎市長(渡具知裕徳君) 償還金です。 ○議長(玉城清吉君) 議案第43号、質疑を打ち切ります。議案第44号に対する質疑を許します。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)議案第44号、質疑を打ち切ります。議案第45号に対する質疑を許します。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)議案第45号、質疑を打ち切ります。これより討論に入ります。議案第40号 市道路線の廃止及び認定について、原案どおり可決することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって議案第40号は原案可決と決定いたしました。議案第41号に対する討論を許します。(「異議なし」と呼ぶ者あり)討論を打ち切ります。議案第41号 名護小学校校舎建設工事請負契約について、原案どおり可決することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって議案第41号は原案可決と決定いたしました。議案第42号に対する討論を許します。(「異議なし」と呼ぶ者あり)討論を打ち切ります。議案第42号 土地改良事業について(底仁屋農道)、原案どおり可決することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって議案第42号は原案可決と決定いたしました。議案第43号に対する討論を許します。(「異議なし」と呼ぶ者あり)討論を打ち切ります。議案第43号 昭和49年度名護市一般会計補正予算(第6号)について、原案どおり可決することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって議案第43号は原案可決と決定いたしました。議案第44号に対する討論を許します。(「異議なし」と呼ぶ者あり)討論を打ち切ります。議案第44号 昭和49年度名護市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)は原案どおり可決することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって議案第44号は原案可決と決定いたしました。議案第45号に対する討論を許します。(「異議なし」と呼ぶ者あり)討論を打ち切ります。議案第45号 昭和49年度名護市地域開発(公有水面埋立)事業特別会計補正予算(第1号)は原案どおり可決することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって議案第45号は原案可決と決定いたしました。以上をもちまして本日の日程は全部終了いたしましたので、これにて散会いたします。                            散会(午後3時25分)            名護市議会第18回定例会会議録(10日目)┏━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃  招集年月日  │       昭和50年3月7日 金曜日 午前10時       ┃┠────────┼───────────────────────────────┨┃  招集の場所  │            名護市議会議場            ┃┠────────┼───────────────────────────────┨┃  開   議  │      昭和50年3月26日 水曜日 午前10時20分      ┃┠────────┼───────────────────────────────┨┃  散   会  │      昭和50年3月26日 水曜日 午後1時48分      ┃┗━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 出席並びに欠席議員  出 席  29名  欠 席  1名┏━━━━┯━━━━━━━━━┯━━━━┯┯━━━━┯━━━━━━━━━┯━━━━┓┃議席番号│   氏  名   │ 出欠 ││議席番号│   氏  名   │ 出欠 ┃┣━━━━┿━━━━━━━━━┿━━━━┿┿━━━━┿━━━━━━━━━┿━━━━┫┃  1  │ 比 嘉 清 徳 君 │  出  ││  16  │ 知 念 嘉 永 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  2  │ 宮 城 慶 三 君 │  出  ││  17  │ 比 嘉 茂 男 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  3  │ 岸 本 幸 久 君 │  出  ││  18  │ 花 城 清 典 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  4  │ 新 田 宗 潤 君 │  出  ││  19  │ 祖 慶 良 孝 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  5  │ 我喜屋 宗重 君 │  出  ││  20  │ 宮 城 武 一 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  6  │ 安 里  進 君 │  出  ││  21  │ 玉 城 清 吉 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  7  │ 大 城 幸 吉 君 │  出  ││  22  │ 比 嘉 鉄 也 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  8  │ 宮 城 良 雄 君 │  出  ││  23  │ 北 城 善 福 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  9  │ 親 川 和 夫 君 │  出  ││  24  │ 神 山 祥 男 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  10  │ 宮 城 博 文 君 │  出  ││  25  │ 松 田 仁 徳 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  11  │ 新 田 宗 勝 君 │  出  ││  26  │ 大 城 利 男 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  12  │ 宮 里 蔵 義 君 │  出  ││  27  │ 中 山 盛 久 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  13  │ 宮 城 嘉 安 君 │  出  ││  28  │ 宮 城 安 行 君 │ 病欠 ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  14  │ 比 嘉 潤 君  │  出  ││  29  │ 当 間 亀太郎君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  15  │ 具 志 堅 徹 君 │  出  ││  30  │ 我那覇 隆 光君 │  出  ┃┗━━━━┷━━━━━━━━━┷━━━━┷┷━━━━┷━━━━━━━━━┷━━━━┛ 署名議員     15番 具志堅 徹君 16番 知念嘉永君 議事日程     別紙のとおり 会議に付した事件 別紙のとおり 会議の結果    別紙のとおり議会事務局出席者  事務局長    岸本 清幸君    係  長    仲泊 英徳君  議 事 係    又吉 武志君    議 事 係    親川 敬君名護市議会第18 回定例会(10日目)                              昭和50年3月26日(水)                              午前10時20分開議
    ○議長(玉城清吉君) ただいまより本日の会議を開きます。お諮りいたします。お手元に配付いたしてあります日程追加第12、陳情第17号より日程第23、議案第56号までの件を日程に追加することにご異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって陳情第17号及び議案第56号までの12件を日程に追加することに決定いたしました。 △委員会報告及び処理を行います。日程第31、陳情第31号より日程追加第23、議案第56号までの件を一括議題といたします。日程第31、陳情第1号より日程第36、陳情第8号までの件について経済建設委員長より委員会報告を求めます。経済建設委員長 比嘉清徳君。 ◎経済建設委員長(比嘉清徳君)                  委員会報告書 本委員会に付託の事件は、審査の結果下記のとおり決定したから会議規則第102条の規定により報告します。                    記件  名   陳情第1号 用水施設費の助成方について審査月日   昭和50年2月4日結  果   採 択審査経過   幸喜区長より説明を受け、現地踏査を行い、審査の結果下記のとおり結論を得た。       本案件は、1期工事も終了し2期工事へと計画促進中であり、願意妥当と認め採択と決定した。件  名   陳情第3号 住宅道路の側溝排水の整備について審査月日   昭和50年2月4日結  果   採 択審査経過   世冨慶区長より説明を受け、現地踏査を行い、審査の結果下記のとおり結論を得た。       本案件は、願意妥当と認め採択と決定した。件  名   陳情第5号 区内排水路工事について審査月日   昭和50年2月4日結  果   採 択審査経過   田井等区長より説明を受け、現地踏査を行い、審査の結果下記のとおり結論を得た。       本案件は、以前から陳情を受けた関連排水路であり、願意妥当と認め採択と決定した。 件  名   陳情第6号 農道側溝の施設整備について審査月日   昭和50年2月4日結  果   採 択審査経過   真喜屋区長及び関係者より説明を受け、現地踏査を行い、審査の結果下記のとおり結論を得た。       本案件は、農業意欲を向上させるためにぜひ必要であり、願意妥当と認め採択と決定した。件  名   陳情第7号 漁船以外の小型船舶発着場及び保管場設置について審査月日   昭和50年2月4日結  果   継続審査審査経過   名護釣りクラブ会長より説明を受け、審査の結果下記のとおり結論を得た。       本案件は、漁業調整規則等により直接利害関係の伴う問題などがあり、まだ十分検討を要するので継続審査と決定した。件  名   陳情第8号 護岸の防潮施設の設置について審査月日   昭和50年2月4日結  果   採 択審査経過   稲嶺区長より説明を受け、現地踏査を行い、審査の結果下記のとおり結論を得た。       本案件は、願意妥当と認めるが、直接工事は国、県に訴えるべきものであり、名護市当局、議会も要請すべきと思料される。 ○議長(玉城清吉君) これよりただいまの経済建設委員長報告に対する質疑を許します。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)質疑を打ち切ります。お諮りいたします。ただいまの経済建設委員長報告どおり決することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって経済建設委員長報告どおり決定いたしました。 △続きまして、民生教育委員長より委員会報告を求めます。民生教育委員長 岸本幸久君。 ◎民生教育委員長(岸本幸久君)                   委員会報告書 本委員会に付託の事件は、審査の結果下記のとおり決定したから会議規則第102条の規定により報告します。                    記件  名   陳情第4号 内科専門医を早急に配置することについて審査月日   昭和50年1月27日結  果   採 択審査経過   午前10時30分より審査を行い下記のとおり結論を得た。       本案件は、願意妥当と認め採択と決定した。       なお、本問題解決のために市当局並びに議会としても国、県に強力に要請すべきと思料される。件  名   請願第1号 高等学校入学区域変更要請に関する請願審査月日   昭和50年1月27日、3月3日結  果   採 択審査経過   教育委員会総務課長より説明を受け、久辺中学校、久志中学校父兄・生徒のアンケート等を参考に審査の結果、下記のとおり結論を得た。       本案件は、願意妥当と認め採択と決定した。       なお、教育委員会、市当局、議会においても積極的に県教育庁へ働きかけるべきと思料される。 件  名   陳情第9号 日通社員寮建設反対について審査月日   昭和50年2月13日、3月3日結  果   採 択審査経過   山田区民代表より意見を聞き、現地踏査を行い、審査の結果下記のとおり結論を得た。       本案件は、風紀の問題が最も懸念され、既に脅迫電話等もあり、区民の総意に基づき採択と決定した。 ○議長(玉城清吉君) ただいまの民生教育委員長報告に対する質疑を許します。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)質疑を打ち切ります。お諮りいたします。ただいまの民生教育委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって民生教育委員長報告どおり決定いたしました。 △続きまして、総務財政委員長より委員会報告を求めます。総務財政委員長 具志堅 徹君。 ◎総務財政委員長(具志堅徹君)                   委員会報告書 本委員会に付託の事件は、審査の結果下記のとおり決定したから会議規則第102条の規定により報告します。                    記件  名   議案第58号 名護文化センター寄附の受け入れについて審査月日   昭和50年3月15日結  果   原案可決審査経過   石垣市の文化センター寄附の受け入れについて調査し、審査の結果下記のとおり結論を得た。       本案件は、市の将来の計画など等に対して懸念されたが、沖縄総合事務局との話し合いの結果、その際には申請すれば支障を来さないとのことであり、原案可決と決定した。件  名   議案第56号 名護市立文化センター条例の制定について審査月日   昭和50年3月15日結  果   原案可決審査経過   午後2時より会議を開き、審査の結果下記のとおり結論を得た。       本案件は、字句の面で定義をきちんとする上から規則を早急に策定することを要望して、原案可決と決定した。 ○議長(玉城清吉君) ただいまの総務財政委員長報告に対する質疑を許します。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)質疑を打ち切ります。お諮りいたします。ただいまの総務財政委員長報告どおり決することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって総務財政委員長の報告どおり決定いたしました。 △日程第40、陳情第10号より日程第48、決議案第1号までの件と日程追加第12、陳情第17号より日程追加第21、決議案第5号までの件を一括議題といたします。 陳情第10号 区内排水路の完備について、本件は経済建設委員会へ付託し、閉会中も審査させることに決定いたしました。陳情第11号 北部地区への施設の導入について、本件は民生教育委員会に付託し、閉会中も審査させることに決定いたしました。陳情第12号 事業資金に対する援助について、本件は民生教育委員会に付託し、閉会中も審査させることに決定いたしました。陳情第13号 沖縄愛楽園急カーブの道路整備について、本件は経済建設委員会に付託し、閉会中も審査させることに決定いたしました。陳情第14号 稲嶺区護岸防潮施設の設置について、本件は経済建設委員会に付託し、閉会中も審査させることに決定いたしました。 陳情第15号 ちり捨て場の早期移転と被害防止に関する陳情、本件は民生教育委員会に付託し、 閉会中も審査させることに決定いたしました。陳情第16号 昭和50年度補助金陳情について、本件は総務財政委員会に付託し、閉会中も審査させることに決定いたしました。請願第2号 精神薄弱者に対する運賃割引制度の創設について、本件は民生教育委員会に付託し、閉会中も審査させることに決定いたしました。暫時休憩いたします。 休憩(午前11時12分)再開(午前11時30分) ○議長(玉城清吉君) 再開いたします。追加第12、陳情第17号 奈佐田川上流橋梁設置について、本件は経済建設委員会に付託し、閉会中も審査させることに決定いたしました。陳情第18号 防犯灯設置について、本件は経済建設委員会に付託し、閉会中も審査させることに決定いたしました。陳情第19号 橋の設置について、本件は経済建設委員会に付託し、閉会中も審査させることに決定いたしました。陳情第20号 機械購入費補助について、本件は経済建設委員会に付託し、閉会中も審査させることに決定いたしました。陳情第21号 道路建設について、本件は経済建設委員会に付託し、閉会中も審査させることに決定いたしました。陳情第22号 数久田焼却炉設置反対について、・・・休憩いたします。 休憩(午前11時46分)再開(午前11時51分) ○議長(玉城清吉君) 休憩前に引き続き再開いたします。陳情第22号は民生教育委員会に付託し、閉会中も審査させることに決定いたしました。次に決議案第1号 郵便料金値上げ反対決議について、提案者より趣旨説明を求めます。8番 宮城良雄君。 ◆8番(宮城良雄君) △決議案第1号    郵便料金値上げ反対決議(案) 上記の決議案を別紙のとおり提出します。   昭和50年3月7日名護市議会議長 玉城清吉殿                         提出者  名護市議会議員                              宮城良雄                         賛成者  知念嘉永                              宮城博文                              宮城慶三   郵便料金値上げ反対決議(案) 諸悪の根源とまで言われた昨年の狂乱物価に引き続き、政府郵政省は国民世論の反対を押し切り、今秋10月から現行郵便料金を2倍から3倍にも引き上げる方針を固め、その準備を進めていると伝えております。 今日、狂乱物価と言われるように,諸物価の高騰が国民生活に重大な脅威を与えている折、公共料金である郵便料金の値上げは、ほかの諸物価への跳ね返りは必至であり、極めて重大な問題といわざるを得ません。 よって名護市議会は、物価高に苦しむ市民生活を守る立場から郵便料金の値上げに反対し、現行料金に据え置くことを強く要請する。      昭和50年3月26日                      名護市議会あて先:内閣総理大臣、郵政大臣、大蔵大臣、沖縄郵政管理事務所長 ○議長(玉城清吉君) 決議案第1号に対する質疑を許します。22番 比嘉鉄也君。 ◆22番(比嘉鉄也君) 郵便料金値上げ反対決議の文案を見ると、公共料金の値上げによって物価が上がってきたということをうたっておりますが、なるほどそれに一因することも多かったと思います。しかるに、この郵便料金並びに電話電報、水道料金、国鉄、私鉄、タクシー料金と全て値上げはこうなってまいります。私が考えるのは、そこで決議案をして、それが徹頭徹尾闘う意志があるのかどうか。ただ決議だけのやりっぱなしでやるならば、何らやる必要がないと思います。私、今まで見てきたが、革新団体が私らは値上げに対し徹頭徹尾闘うと言いながら、自分らの関係する私鉄の値上げは徹頭徹尾やらなかったわけでございます。企業家が悪いから私らは苦しいということでございます。そしてチラシを家庭に毎日のように配布しております。そしてまた、沖縄が一番直面している問題は、水道料金の問題でも、私も一般質問でやったわけでございますがここでいろいろな決議案をやるわけですが、それが本当になしのつぶてになって最後まで闘った例はございません。革新の団体は十年一日のごとく基地の反対等やったことはよくわかりますが、国を相手取ってやるのは要請決議をやっておりますが、結局、自分らの団体が属してる団体には何ら強い態度を示しておりません。提案者にもお伺いいたしますが、徹頭徹尾闘う意志がありますか。 ○議長(玉城清吉君) 8番 宮城良雄君。 ◆8番(宮城良雄君) せっかく物価が高いが安定してきた矢先でございますので、議会として当然、郵便料金値上げには反対の意思表示をやるのは当然だと思います。徹底的に闘うということは、ここで私が答弁できません。郵便料金値上げについては誰でも反対と思います。ようやく諸物価が落ち着いてきたときに公共料金から値上げすると、必ずまた一昨年のような悪性インフレになる可能性があります。 ○議長(玉城清吉君) 正午でございますので、休憩し昼食時間といたします。休憩いたします。休憩(午後0時7分)再開(午後1時30分) ○議長(玉城清吉君) 午前に引き続き再開いたします。決議案第1号に対する質疑ございませんか。5番 我喜屋宗重君。 ◆5番(我喜屋宗重君) 提案者にお願いいたします。調査していないなら結構ですが、郵政省の前年度までの赤字累計をご存じでしたら教えていただきたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 8番 宮城良雄君。 ◆8番(宮城良雄君) きょう資料を持ち合わせておりませんので、後ほど調べて差し上げたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 決議案第1号、質疑を打ち切ります。お諮りいたします。決議案第1号 郵便料金値上げ反対決議、本案は原案どおり可決することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって決議案第1号は原案どおり決定いたしました。次に決議案第3号 県道110号線の改修、舗装及び供用開始の早期実現について要請決議(案)について提案者より趣旨説明を求めます。18番 花城清典君。 ◆18番(花城清典君) △決議案第3号    県道110号線の改修、舗装及び供用開始の早期実現について要請決議(案) 上記の決議案を別紙のとおり提出します。 名護市議会議長 玉城清吉殿                          提出者  名護市議会議員                               花城清典                          賛成者  北城善福                               松田仁徳                               安里 進   県道110号線の改修、舗装及び供用開始の早期実現について要請決議(案) 県道110号線は、1957年7月23日公道に認定され、1965年10月19日延長認可がなされているが、いまだに改修及び舗装がなされていない。そのために悪路汚名も高く、晴天時には部落内をバス、その他の車両は粉じんをまき散らし、雨天時には泥水を飛散させている現状である。また改修工事も細切れ施工を行い、遅々として進まず、認定されて10年にもなるが、いまだに供用開始さえされていない。そのために市予算等より莫大な予算が維持管理費に支出されている現状である。また暗渠、橋梁等は幅員が狭くまたは老朽化し非常に危険な状態にある。 よって名護市議会は、県道110号線のバス路線の早期舗装と未供用開始道の改修を直ちに行い、供用開始を早急に実現してもらうよう強く要請する。      昭和50年3月26日                   名護市議会あて先:沖縄県知事、沖縄県議会議長、北部土木事務所 ○議長(玉城清吉君) 決議案第3号に対する質疑を許します。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)質疑を打ち切ります。お諮りいたします。決議案第3号 県道110号線の改修、舗装及び供用開始の早期実現について要請決議、本件は原案どおり可決することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって決議案第3号は原案どおり決定いたしました。次に決議案第4号 北部心身障害児福祉施設誘致に関する要請決議(案)について、提案者より趣旨説明を求めます。10番 宮城博文君。 ◆10番(宮城博文君) △決議案第4号    北部心身障害児福祉施設誘致に関する要請決議(案)上記の決議案を別紙のとおり提出します。    昭和50年3月26日名護市議会議長 玉城清吉殿                          提出者  名護市議会議員                               宮城博文                          賛成者  安里 進                               具志堅 徹                               岸本幸久   北部心身障害児福祉施設誘致に関する要請決議(案) 北部地区は沖縄本島の約半分の面積を有し、12市町村からなっておりますが、心身障害児の福祉施設は皆無の状態でございます。現在、県の福祉施設設置計画は4ブロックに分けられて、北部は中部ブロックに含まれております。その結果、北部の障害児は無料通園バスの利用ができず、そのうえ父兄は過重の経済的及び精神的負担を強いられております。そのため入園取り消しや中南部への移転を余儀なくされた方々もおります。 よって下記の事項が早急に実現するよう強く要請いたします。                    記1 中北部ブロックからの北部の独立1 養護学校の早期設置1 児童相談所の設置1 その他福祉施設に関する格差是正 上記決議する。      昭和50年3月26日                   名護市議会あて先 沖縄県知事、沖縄総合事務局、沖縄県教育長、沖縄県議会議長 ○議長(玉城清吉君) 決議案第4号に対する質疑を許します。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)質疑を打ち切ります。お諮りいたします。決議案第4号 北部心身障害児福祉施設誘致に関する要請決議(案)、本件は原案どおり決議することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって決議案第4号は原案可決と決定いたしました。次に決議案第5号 国道329号線(辺野古入り口~豊原~久志入り口)間道路照明灯及び歩道早期設置要求決議(案)について提出者より趣旨説明を求めます。11番 新田宗勝君。 ◆11番(新田宗勝君) △決議案第5号    国道329号線(辺野古入り口~豊原~久志入り口)間道路照明及び歩道早期設置要求決議(案) 上記の決議案を別紙のとおり提出します。     昭和50年3月26日名護市議会議長 玉城清吉殿                          提出者  名護市議会議員                               新田宗勝                          賛成者  安里 進                               我喜屋宗重                               宮里蔵義   国道329号線(辺野古入り口~豊原~久志入り口)間道路照明及び歩道早期設置要求  決議(案) 海洋博工事も多くの地域住民の協力を得て着々と進み、今や急ピッチに仕上げを急ぐ段階となり、メリット、デメリットが浮き彫りにされてきた。そしてデメリットのみを受け、これに泣く地域があることを我々は承知し、そのひずみを少しでも是正するよう配慮しなければならない。 辺野古地域(辺野古区、久志区)は、その代表的なものである。なお当地域は米軍基地キャンプ・シュワーブがあり、区当局、商工会、社交組合等が力を合わせ、道路照明灯を設置するなど、特に防犯及び青少年の健全育成に力を入れ柔道、相撲、その他スポーツを奨励し青少年育成に努力を続けてきたが、国道沿いが暗くその障害になっている。また久辺小学校、久辺中学校児童生徒の通学道路として山道を切り開くなどいろいろ配慮しているが、過去にトラブルがあったために、その後人通りの多い国道を利用する児童生徒が多くなっている。この事実に鑑み、これら児童生徒の通学の安全確保はいかなることより最優先されなければならない。かかる見地から我々名護市議会は全会一致で辺野古入り口から豊原から久志入り口間の国道329号線に道路照明灯並びに歩道を早急に設置するよう強く要請する。 上記決議する。      昭和50年3月26日                名護市議会あて先:北部国道事務所、沖縄総合事務局、沖縄県知事、沖縄県議会議長 ○議長(玉城清吉君) 決議案第5号に対する質疑を許します。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)質疑を打ち切ります。お諮りいたします。決議案第5号  国道329号線(辺野古入り口~豊原~久志入り口)間道路照明灯及び歩道早期設置要求決議(案)、本件は原案どおり決議することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって決議案第5号は原案どおり決定いたしました。以上をもちまして本日の日程は全部終了いたしましたので、散会いたします。                            散会(午後1時48分)※議事録には付託経緯が掲載されていないが、第19回定例会議事録で経済建設委員会報告に記録がある。(同日付託された模様)            名護市議会第18回定例会会議録(11日目)┏━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃  招集年月日  │       昭和50年3月7日 金曜日 午前10時       ┃┠────────┼───────────────────────────────┨┃  招集の場所  │            名護市議会議場            ┃┠────────┼───────────────────────────────┨┃  開   議  │      昭和50年3月27日 木曜日 午前10時20分      ┃┠────────┼───────────────────────────────┨┃  散   会  │      昭和50年3月27日 木曜日 午前11時26分      ┃┗━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 出席並びに欠席議員  出 席  29名  欠 席  1名┏━━━━┯━━━━━━━━━┯━━━━┯┯━━━━┯━━━━━━━━━┯━━━━┓┃議席番号│   氏  名   │ 出欠 ││議席番号│   氏  名   │ 出欠 ┃┣━━━━┿━━━━━━━━━┿━━━━┿┿━━━━┿━━━━━━━━━┿━━━━┫┃  1  │ 比 嘉 清 徳 君 │  出  ││  16  │ 知 念 嘉 永 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  2  │ 宮 城 慶 三 君 │  出  ││  17  │ 比 嘉 茂 男 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  3  │ 岸 本 幸 久 君 │  出  ││  18  │ 花 城 清 典 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  4  │ 新 田 宗 潤 君 │  出  ││  19  │ 祖 慶 良 孝 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  5  │ 我喜屋 宗重 君 │  出  ││  20  │ 宮 城 武 一 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  6  │ 安 里  進 君 │  出  ││  21  │ 玉 城 清 吉 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  7  │ 大 城 幸 吉 君 │  出  ││  22  │ 比 嘉 鉄 也 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  8  │ 宮 城 良 雄 君 │  出  ││  23  │ 北 城 善 福 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  9  │ 親 川 和 夫 君 │  出  ││  24  │ 神 山 祥 男 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  10  │ 宮 城 博 文 君 │  出  ││  25  │ 松 田 仁 徳 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  11  │ 新 田 宗 勝 君 │  出  ││  26  │ 大 城 利 男 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  12  │ 宮 里 蔵 義 君 │  出  ││  27  │ 中 山 盛 久 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  13  │ 宮 城 嘉 安 君 │  出  ││  28  │ 宮 城 安 行 君 │ 病欠 ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  14  │ 比 嘉 潤 君  │  出  ││  29  │ 当 間 亀太郎君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  15  │ 具 志 堅 徹 君 │  出  ││  30  │ 我那覇 隆 光君 │  出  ┃┗━━━━┷━━━━━━━━━┷━━━━┷┷━━━━┷━━━━━━━━━┷━━━━┛ 署名議員     15番 具志堅 徹君 16番 知念嘉永君 議事日程     別紙のとおり 会議に付した事件 別紙のとおり 会議の結果    別紙のとおり議会事務局出席者  事務局長    岸本 清幸君     係  長    仲泊 英徳君  議 事 係    又吉 武志君     議 事 係    親川 敬君名護市議会第18 回定例会(11日目)                              昭和50年3月27日(木)                              午前10時20分開議 ○議長(玉城清吉君) ただいまより本日の会議を開きます。本日の日程は議案審議でございますが、11時より南山城学園の開校式があり、議会あて案内がありますので日程を変更し、これより南山城学園の開校式に出席することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって本日は日程を変更し、11時から行われる南山城学園開校式に出席し、午後は1時30分から社会教育振興大会がございますので、その大会に全員出席することに日程を変更し、本日はこれにて散会いたします。                            散会(午前10時26分)※会議録上は副議長が開会しているが、出欠表から見ると議長が議事をとったものと推察できる。(議長は欠席していない)            名護市議会第18回定例会会議録(12日目)┏━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃  招集年月日  │       昭和50年3月7日 金曜日 午前10時       ┃┠────────┼───────────────────────────────┨┃  招集の場所  │            名護市議会議場            ┃┠────────┼───────────────────────────────┨┃  開   議  │      昭和50年3月28日 金曜日 午前10時10分      ┃┠────────┼───────────────────────────────┨┃  閉   会  │      昭和50年3月28日 金曜日 午後0時11分      ┃┗━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 出席並びに欠席議員  出 席  28名  欠 席  2名┏━━━━┯━━━━━━━━━┯━━━━┯┯━━━━┯━━━━━━━━━┯━━━━┓┃議席番号│   氏  名   │ 出欠 ││議席番号│   氏  名   │ 出欠 ┃┣━━━━┿━━━━━━━━━┿━━━━┿┿━━━━┿━━━━━━━━━┿━━━━┫┃  1  │ 比 嘉 清 徳 君 │  出  ││  16  │ 知 念 嘉 永 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  2  │ 宮 城 慶 三 君 │  出  ││  17  │ 比 嘉 茂 男 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  3  │ 岸 本 幸 久 君 │  出  ││  18  │ 花 城 清 典 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  4  │ 新 田 宗 潤 君 │  出  ││  19  │ 祖 慶 良 孝 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  5  │ 我喜屋 宗重 君 │  出  ││  20  │ 宮 城 武 一 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  6  │ 安 里  進 君 │  出  ││  21  │ 玉 城 清 吉 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  7  │ 大 城 幸 吉 君 │  出  ││  22  │ 比 嘉 鉄 也 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  8  │ 宮 城 良 雄 君 │  出  ││  23  │ 北 城 善 福 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  9  │ 親 川 和 夫 君 │  出  ││  24  │ 神 山 祥 男 君 │  欠  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  10  │ 宮 城 博 文 君 │  出  ││  25  │ 松 田 仁 徳 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  11  │ 新 田 宗 勝 君 │  出  ││  26  │ 大 城 利 男 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  12  │ 宮 里 蔵 義 君 │  出  ││  27  │ 中 山 盛 久 君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  13  │ 宮 城 嘉 安 君 │  出  ││  28  │ 宮 城 安 行 君 │ 病欠 ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  14  │ 比 嘉 潤 君  │  出  ││  29  │ 当 間 亀太郎君 │  出  ┃┠────┼─────────┼────┼┼────┼─────────┼────┨┃  15  │ 具 志 堅 徹 君 │  出  ││  30  │ 我那覇 隆 光君 │  出  ┃┗━━━━┷━━━━━━━━━┷━━━━┷┷━━━━┷━━━━━━━━━┷━━━━┛ 署名議員     15番 具志堅 徹君 16番 知念嘉永君 議事日程     別紙のとおり 会議に付した事件 別紙のとおり 会議の結果    別紙のとおり議会事務局出席者  事務局長    岸本 清幸君     係  長    仲泊 英徳君  議 事 係    又吉 武志君     議 事 係    親川 敬君名護市議会第18 回定例会(12日目)                              昭和50年3月28日(金)                              午前10時10分開議 ○議長(玉城清吉君) ただいまより本日の会議を開きます。これより議案審議に入ります。日程順に審議を行います。日程第4、議案第13号 名護市夜間急病センター設置及び運営に関する条例制定について討論を許します。(「異議なし」と呼ぶ者あり)討論を打ち切ります。採決を行います。議案第13号 名護市夜間急病センター設置及び運営に関する条例制定について、本件は原案どおり可決することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって議案第13号は原案可決と決定いたしました。日程第5、議案第14号 名護市土地開発基金条例制定について討論を許します。(「異議なし」と呼ぶ者あり)討論を打ち切ります。採決を行います。議案第14号 名護市土地開発基金条例制定について、本件は原案どおり可決することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって議案第14号は原案可決と決定いたしました。日程第6、議案第15号 印鑑の登録及び証明に関する条例制定について討論を許します。(「異議なし」と呼ぶ者あり)討論を打ち切ります。採決を行います。議案第15号 印鑑の登録及び証明に関する条例制定について、本件は原案どおり可決することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって議案第15号は原案可決と決定いたしました。日程第7、議案第16号 名護市保育所設置条例の一部を改正する条例制定について討論を許します。(「異議なし」と呼ぶ者あり)討論を打ち切ります。採決を行います。議案第16号 名護市保育所設置条例の一部を改正する条例制定について、本件は原案どおり可決することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって議案第16号は原案可決と決定いたしました。日程第8、議案第17号 名護市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について討論を許します。(「異議なし」と呼ぶ者あり)討論を打ち切ります。採決を行います。議案第17号 名護市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について、本件は原案どおり可決することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって議案第17号は原案可決と決定いたしました。日程第9、議案第18号 名護市国民年金印紙購入基金の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について討論を許します。(「異議なし」と呼ぶ者あり)討論を打ち切ります。採決を行います。議案第18号 名護市国民年金印紙購入基金の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について、本件は原案どおり可決することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって議案第18号は原案可決と決定いたしました。日程第10、議案第19号 名護市敬老年金条例の一部を改正する条例制定について討論を許します。(「異議なし」と呼ぶ者あり)討論を打ち切ります。採決を行います。議案第19号 名護市敬老年金条例の一部を改正する条例制定について、本件は原案どおり可決することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって議案第19号は原案可決と決定いたしました。日程第11、議案第20号 名護市特別会計条例の一部を改正する条例制定について討論を許します。(「異議なし」と呼ぶ者あり)討論を打ち切ります。採決を行います。議案第20号 名護市特別会計条例の一部を改正する条例制定について、本件は原案どおり可決することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって議案第20号は原案可決と決定いたしました。 日程第12、議案第21号 名護市民福祉手当支給条例の一部を改正する条例制定について討論を許します。(「異議なし」と呼ぶ者あり)討論を打ち切ります。採決を行います。議案第21号 名護市民福祉手当支給条例の一部を改正する条例制定について、本件は原案どおり可決することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって議案第21号は原案可決と決定いたしました。日程第13、議案第22号 名護市議会議員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について討論を許します。(「異議なし」と呼ぶ者あり)討論を打ち切ります。採決を行います。議案第22号 名護市議会議員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について、本件は原案どおり可決することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって議案第22号は原案どおり可決いたしました。日程第14、議案第23号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について討論を許します。(「異議なし」と呼ぶ者あり)討論を打ち切ります。採決を行います。議案第23号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について、本件は原案どおり可決することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって議案第23号は原案可決と決定いたしました。 日程第15、議案第24号 名護市消防団員の定員、任免、服務等に関する条例の一部を改正する条例制定について討論を許します。(「異議なし」と呼ぶ者あり)討論を打ち切ります。採決を行います。議案第24号 名護市消防団員の定員、任免、服務等に関する条例の一部を改正する条例制定について、本件は原案どおり可決することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって議案第24号は原案可決と決定いたしました。日程第16、議案第25号 名護市職員定数条例の一部を改正する条例制定について討論を許します。 6番 安里 進君。 ◆6番(安里進君) 賛成、反対ということじゃなくして、職員採用については前にも申し上げましたが、今度議会事務局も1人増員になる予定ですが、これは私の要望として申し上げておきますが、採用試験に合格した者から採用してもらいたいと思います。これは議長に特に要望いたします。いま聞くところによりますと、試験前から決まっているということもたまたま耳に入ったりいたしますので、そういうことがないようにしてください。試験を受ける人々に大変失礼でございますので、申し上げておきます。 ○議長(玉城清吉君) ただいまの議会事務局の1人増員については、これは今度マイクロバスを購入することになっております。それで運転と書記兼任ということでございますので、今回採用試験を受けた方にその該当者がおれば当然そうするということでございます。もしいない場合には、役所の職員を1人入れようということでございます。どうしても今度はマイクロバスの運転ができる人ということで増員予定しております。議案第25号に対するご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって議案第25号は原案可決と決定いたしました。日程第18、議案第27号 名護市老人福祉センター設置及び管理条例の一部を改正する条例制定について討論を許します。(「異議なし」と呼ぶ者あり)討論を打ち切ります。採決を行います。議案第27号 名護市老人福祉センター設置及び管理条例の一部を改正する条例制定について、本件は原案どおり可決することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって議案第27号は原案可決と決定いたしました。日程第19、議案第28号 昭和50年度名護市一般会計予算について討論を許します。(「異議なし」と呼ぶ者あり)討論を打ち切ります。採決を行います。議案第28号 昭和50年度名護市一般会計予算について、本件は原案どおり可決することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって議案第28号は原案可決と決定いたしました。日程第20、議案第29号 昭和50年度名護市国民健康保険特別会計について討論を許します。(「異議なし」と呼ぶ者あり)討論を打ち切ります。採決を行います。議案第29号 昭和50年度名護市国民健康保険特別会計について、本件は原案どおり可決することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって議案第29号は原案可決と決定いたしました。日程第21、議案第30号 昭和50年度名護市地域開発(公有水面埋立)事業特別会計予算について討論を許します。(「異議なし」と呼ぶ者あり)討論を打ち切ります。採決を行います。議案第30号 昭和50年度名護市地域開発(公有水面埋立)事業特別会計予算について、本件は原案どおり可決することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって議案第30号は原案可決と決定いたしました。日程第22、議案第31号 昭和50年度名護市夜間急病センター特別会計予算について討論を許します。(「異議なし」と呼ぶ者あり)討論を打ち切ります。採決を行います。議案第31号 昭和50年度名護市夜間急病センター特別会計予算について、本件は原案どおり可決することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって議案第31号は原案可決と決定いたしました。日程第23、議案第32号 昭和50年度名護市水道事業会計予算について討論を許します。(「異議なし」と呼ぶ者あり) 11番 新田宗勝君。 ◆11番(新田宗勝君) 注文しておきますが、水道料金問題が現在県でも問題になっております。新聞等によりますと4月1日から値上げするだろうというふうな状況で、県議会でも大きな問題になっておりますが、我々名護市としてもこれを決する前にお互いの心構えとして、県の水道料金の値上げには絶対反対して、そしてお互い名護市は水源地も持っているということで、特別に名護市民には低額の給水をしてもらうように、今後当局も議会も臨むということで、また現在、辺野古簡易水道は1,400万円くらいの黒字がございます。そういう地域には市は何らかの恩典を返すという姿勢でやってもらいたいということを要望いたしまして、採決に臨みたいと思います。 ○議長(玉城清吉君) 採決を行います。議案第32号 昭和50年度名護市水道事業会計予算について、本件は原案どおり可決することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって議案第32号は原案可決と決定いたしました。日程第25、議案第34号 終末処理場建設工事委託について討論を許します。(「異議なし」と呼ぶ者あり)討論を打ち切ります。採決を行います。議案第34号 終末処理場建設工事委託について、本件は原案どおり可決することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって議案第34号は原案可決と決定いたしました。日程第26、議案第35号 名護市立学校設置条例の一部を改正する条例制定について討論を許します。(「異議なし」と呼ぶ者あり)討論を打ち切ります。採決を行います。議案第35号 名護市立学校設置条例の一部を改正する条例制定について、本件は原案どおり可決することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって議案第35号は原案可決と決定いたしました。日程第27、認定第1号 昭和48年度名護市一般会計歳入歳出決算認定について討論を許します。(「異議なし」と呼ぶ者あり)討論を打ち切ります。採決を行います。認定第1号 昭和48年度名護市一般会計歳入歳出決算認定について、本件は原案どおり認定することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって認定第1号は原案どおり認定いたしました。日程第28、認定第2号 昭和48年度名護市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について討論を許します。(「異議なし」と呼ぶ者あり)討論を打ち切ります。採決を行います。認定第2号 昭和48年度名護市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、本件は原案どおり認定することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって認定第2号は原案どおり認定と決定いたしました。日程第29、認定第3号 昭和48年度名護都市計画事業第一地区土地区画整理特別会計歳入歳出決算認定について討論を許します。(「異議なし」と呼ぶ者あり)討論を打ち切ります。採決を行います。認定第3号 昭和48年度名護都市計画事業第一地区土地区画整理特別会計歳入歳出決算認定について、本件は原案どおり認定することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって認定第3号は原案どおり認定と決定いたしました。日程第30、認定第4号 昭和48年度名護市地域開発(公有水面埋立)事業特別会計歳入歳出決算認定について討論を許します。(「異議なし」と呼ぶ者あり)討論を打ち切ります。採決を行います。認定第4号 昭和48年度名護市地域開発(公有水面埋立)事業特別会計歳入歳出決算認定について、本件は原案どおり認定することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって認定第4号は原案どおり認定と決定いたしました。暫時休憩いたします。 休憩(午前10時32分)再開(午前11時00分) ○議長(玉城清吉君) 休憩前に引き続き再開いたします。27番 中山盛久君。 ◆27番(中山盛久君) 動議を提出いたします。名護市議会委員会条例第4条の規定に基づいて、名護市都市計画特別委員会を設置し、都市計画全般について議会としても審査、検討する必要があると思われますので、特別委員会を設置することについて動議を提出します。 (「賛成」と呼ぶ者あり) ○議長(玉城清吉君) ただいま中山盛久君より都市計画特別委員会の設置についての動議がございましたが、採択することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって名護市議会都市計画特別委員会を設置することに決定いたしました。お諮りいたします。特別委員会委員定数、メンバーの選出方法について(「議長指名」と呼ぶ者あり)議長指名とのことですが、ご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。委員定数は12名といたします。玉城清吉君、知念嘉永君、具志堅 徹君、岸本幸久君、比嘉清徳君、我喜屋宗重君、宮里蔵義君、安里 進君、比嘉鉄也君、祖慶良孝君、宮城博文君、中山盛久君。以上のように決定することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって都市計画特別委員会を設置し、閉会中も審査させることにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)ご異議なしと認めます。よって閉会中も審査させることに決定いたしました。休憩します。休憩(午前11時34分)(具志堅徹君より「海洋総合大学誘致」に対する態度表明したいとの申し入れあり)再開(午後0時10分) ○議長(玉城清吉君) 休憩前に引き続き会議を開きます。22日間にわたる皆さん方の慎重審議によりまして全議案が議決終了いたしました。大変ありがとうございました。以上をもちまして今定例議会を閉会いたします。                            閉会(午後0時11分)                          昭和50年3月28日(金)                          名護市議会議長  玉城清吉                              副議長  知念嘉永                             署名議員  具志堅 徹                             署名議員  知念嘉永...