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12月14日-07号

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  1. 石垣市議会 2020-12-14
    12月14日-07号


    取得元: 石垣市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-02
    令和 2年 12月 定例会(第12回)             令和2年第12回石垣市議会(定例会)                 12月14日(月)                   (最終日)                                開 議 午前10時02分                                閉 会 午後 1時29分出 席 議 員   ┌────┬────────────┬────┬────────────┐   │番  号│   氏    名   │番  号│   氏    名   │   ├────┼────────────┼────┼────────────┤   │  1 │ 前 津   究  君 │ 12 │ 花 谷 史 郎  君 │   ├────┼────────────┼────┼────────────┤   │  2 │ 平 良 秀 之  君 │ 13 │ 内 原 英 聡  君 │   ├────┼────────────┼────┼────────────┤   │  3 │ 石 川 勇 作  君 │ 14 │ 新 垣 重 雄  君 │   ├────┼────────────┼────┼────────────┤   │  4 │ 後上里 厚 司  君 │ 15 │ 宮 良   操  君 │   ├────┼────────────┼────┼────────────┤   │  5 │ 石 垣 達 也  君 │ 16 │ 井 上 美智子  君 │   ├────┼────────────┼────┼────────────┤   │  6 │ 米 盛 初 恵  君 │ 17 │ 長 浜 信 夫  君 │   ├────┼────────────┼────┼────────────┤   │   │ 東内原 とも子  君 │ 18 │ 砂 川 利 勝  君 │   ├────┼────────────┼────┼────────────┤   │  8 │ 長 山 家 康  君 │ 19 │ 砥 板 芳 行  君 │   ├────┼────────────┼────┼────────────┤   │  9 │ 友 寄 永 三  君 │ 20 │ 我喜屋 隆 次  君 │   ├────┼────────────┼────┼────────────┤   │ 10 │ 箕 底 用 一  君 │ 21 │ 仲 間   均  君 │   ├────┼────────────┼────┼────────────┤   │ 11 │ 大 濱 明 彦  君 │ 22 │ 石 垣   亨  君 │   └────┴────────────┴────┴────────────┘欠 席 議 員  (な し)1.地方自治法第121条の規定による出席者  (初日に同じ)1.議会事務局出席者  局    長  名 嘉   昇 君     次 長 補佐兼  本 若 久 司 君                        議事調査係長  次    長  石 垣 収 一 君     主    事  山 田 昌 平 君              議  事  日  程 (第7号)┌─────┬───────────────────────────────────────┐│ 日  程│           件             名             │├─────┼───────────────────────────────────────┤│ 第 1 │議案第83号 石垣市老人福祉センター条例の一部を改正する条例          ││     │      〔経済民生委員会審査報告〕                    ││ 第 2 │議案第84号 石垣市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定め ││     │      る条例の一部を改正する条例                    ││     │      〔   〃   〃   〕                    ││ 第 3 │議案第85号 石垣市民の森の設置及び管理に関する条例              ││     │      〔   〃   〃   〕                    ││ 第 4 │議案第88号 石垣市土地改良事業分担金徴収条例等の一部を改正する条例      ││     │      〔   〃   〃   〕                    ││ 第 5 │議案第94号 石垣市伝統工芸館指定管理者の指定について             ││     │      〔   〃   〃   〕                    ││ 第 6 │議案第95号 石垣市公設市場指定管理者の指定について              ││     │      〔   〃   〃   〕                    ││ 第 7 │議案第96号 石垣市民の森指定管理者の指定について               ││     │      〔   〃   〃   〕                    ││ 第 8 │議案第97号 石垣市船越漁港直売所休憩所施設指定管理者の指定について     ││     │      〔   〃   〃   〕                    ││ 第 9 │議案第98号 石垣漁港公有水面埋立について                   ││     │      〔   〃   〃   〕                    ││ 第 10 │議案第99号 水利施設等保全高度化事業(川平地区)の施行について        ││     │      〔   〃   〃   〕                    ││ 第 11 │議案第100号 農地耕作条件改善事業(大嵩地区)の施行について          ││     │      〔   〃   〃   〕                    ││ 第 12 │議案第90号 令和2年度石垣市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)     ││     │      〔   〃   〃   〕                    ││ 第 13 │議案第91号 令和2年度石垣市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)      ││     │      〔   〃   〃   〕                    ││ 第 14 │議案第86号 石垣港臨港地区内の分区における構築物の規制に関する条例      ││     │      〔建設土木委員会審査報告〕                    ││ 第 15 │議案第101号 明石パラワールド指定管理者の指定について             ││     │      〔   〃   〃   〕                    ││ 第 16 │議案第102号 市道の廃止について                        ││     │      〔   〃   〃   〕                    │└─────┴───────────────────────────────────────┘┌─────┬───────────────────────────────────────┐│ 日  程│           件             名             │├─────┼───────────────────────────────────────┤│ 第 17 │議案第92号 令和2年度石垣市港湾事業特別会計補正予算(第3号)        ││     │      〔建設土木委員会審査報告〕                    ││ 第 18 │議案第93号 令和2年度石垣市下水道事業会計補正予算(第2号)         ││     │      〔   〃   〃   〕                    ││ 第 19 │議案第106号 令和2年度石垣市水道事業会計補正予算(第2号)          ││     │      〔   〃   〃   〕                    ││ 第 20 │議案第79号 石垣市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の特例に ││     │      関する条例                            ││     │      〔総務財政委員会審査報告〕                    ││ 第 21 │議案第80号 石垣市固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例    ││     │      〔   〃   〃   〕                    ││ 第 22 │議案第81号 石垣市職員定数条例の一部を改正する条例              ││     │      〔   〃   〃   〕                    ││ 第 23 │議案第82号 石垣市行政組織条例の一部を改正する条例              ││     │      〔   〃   〃   〕                    ││ 第 24 │議案第87号 石垣市火災予防条例の一部を改正する条例              ││     │      〔   〃   〃   〕                    ││ 第 25 │議案第103号 大濱信泉記念館指定管理者の指定について              ││     │      〔   〃   〃   〕                    ││ 第 26 │議案第104号 財産の取得について[市立小中学校楽器購入事業に関する備品]    ││     │      〔   〃   〃   〕                    ││ 第 27 │議案第105号 財産の取得について[遠隔授業に備えた大型掲示装置に関する備品]  ││     │      〔   〃   〃   〕                    ││ 第 28 │議案第89号 令和2年度石垣市一般会計補正予算(第9号)            ││     │      〔   〃   〃   〕                    ││ 第 29 │議案第107号 令和2年度石垣市一般会計補正予算(第10号)            ││ 第 30 │議員提出議案第29号 尖閣諸島に字名標柱の設置を求める決議           ││ 第 31 │議員提出議案第30号 台湾の世界保健機関(WHO)への参加を求める意見書    ││ 第 32 │議員提出議案第31号 核兵器禁止条約及び締約国会議への参加を求める意見書    ││ 第 33 │議員提出議案第32号 新川川河口海域及び真喜良地区海岸の埋立てに関する意見書  ││ 第 34 │議員提出議案第33号 中華人民共和国王毅国務委員兼外相発言に対する厳しい抗議を ││     │          求める意見書                       ││ 第 35 │議員提出議案第34号 特別委員会の設置について                 ││     │          [石垣市職員不祥事における倫理規範及び服務に関する調査特 ││     │          別委員会]                        ││ 第 36 │議員提出議案第35号 特別委員会の設置について                 ││     │          [議会改革特別委員会]                  │└─────┴───────────────────────────────────────┘┌─────┬───────────────────────────────────────┐│ 日  程│           件             名             │├─────┼───────────────────────────────────────┤│ 第 37 │閉会中の継続審査の申し入れについて                      ││     │[総務財政委員会]                              ││ 第 38 │閉会中の継続審査の申し入れについて                      ││     │[新型コロナウイルス感染症対策特別委員会]                  │└─────┴───────────────────────────────────────┘              本日の会議に付した事件及び処理結果┌──────┬───────────────────────────┬──────────┐│ 番  号 │      件             名      │   処理結果   │├──────┼───────────────────────────┼──────────┤│議案第83号 │石垣老人福祉センター条例の一部を改正する条例    │ 可       決││議案第84号 │石垣指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する │ 可       決││      │基準等を定める条例の一部を改正する条例        │          ││議案第85号 │石垣市民の森の設置及び管理に関する条例        │ 可       決││議案第88号 │石垣土地改良事業分担金徴収条例等の一部を改正する条 │ 可       決││      │例                          │          ││議案第94号 │石垣伝統工芸館指定管理者の指定について       │ 可       決││議案第95号 │石垣公設市場指定管理者の指定について        │ 可       決││議案第96号 │石垣市民森指定管理者の指定について         │ 可       決││議案第97号 │石垣船越漁港直売所休憩所施設指定管理者の指定につ │ 可       決││      │いて                         │          ││議案第98号 │石垣漁港公有水面埋立について             │ 可       決││議案第99号 │水利施設等保全高度化事業(川平地区)の施行について  │ 可       決││議案第100号 │農地耕作条件改善事業(大嵩地区)の施行について    │ 可       決││議案第90号 │令和2年度石垣市後期高齢者医療特別会計補正予算(第  │ 可       決││      │2号)                        │          ││議案第91号 │令和2年度石垣市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)│ 可       決││議案第86号 │石垣港臨港地区内の分区における構築物の規制に関する条 │ 可       決││      │例                          │          ││議案第101号 │明石パラワールド指定管理者の指定について       │ 可       決││議案第102号 │市道の廃止について                  │ 可       決││議案第92号 │令和2年度石垣市港湾事業特別会計補正予算(第3号)  │ 可       決││議案第93号 │令和2年度石垣市下水道事業会計補正予算(第2号)   │ 可       決││議案第106号 │令和2年度石垣市水道事業会計補正予算(第2号)    │ 可       決││議案第79号 │石垣市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する │ 可       決││      │条例の特例に関する条例                │          ││議案第80号 │石垣市固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正す │ 可       決││      │る条例                        │          ││議案第81号 │石垣職員定数条例の一部を改正する条例        │ 可       決││議案第82号 │石垣行政組織条例の一部を改正する条例        │ 可       決││議案第87号 │石垣火災予防条例の一部を改正する条例        │ 可       決││議案第103号 │大濱信泉記念館指定管理者の指定について        │ 可       決││議案第104号 │財産の取得について[市立小中学校楽器購入事業に関する │ 同       意││      │備品]                        │          ││議案第105号 │財産の取得について[遠隔授業に備えた大型掲示装置に関 │ 同       意││      │する備品]                      │          │└──────┴───────────────────────────┴──────────┘┌──────┬───────────────────────────┬──────────┐│ 番  号 │      件             名      │   処理結果   │├──────┼───────────────────────────┼──────────┤│議案第89号 │令和2年度石垣市一般会計補正予算(第9号)      │ 可       決││議案第107号 │令和2年度石垣市一般会計補正予算(第10号)      │ 可       決││議員提出  │尖閣諸島に字名標柱の設置を求める決議         │ 可       決││議案第29号 │                           │          ││議員提出  │台湾世界保健機関(WHO)への参加を求める意見書  │ 可       決││議案第30号 │                           │          ││議員提出  │核兵器禁止条約及び締約国会議への参加を求める意見書  │ 可       決││議案第31号 │                           │          ││議員提出  │新川川河口海域及び真喜良地区海岸の埋立てに関する意見 │ 撤       回││議案第32号 │書                          │          ││議員提出  │中華人民共和国王毅国務委員兼外相発言に対する厳しい抗 │ 可       決││議案第33号 │議を求める意見書                   │          ││議員提出  │特別委員会の設置について               │ 可       決││議案第34号 │[石垣市職員不祥事における倫理規範及び服務に関する調 │          ││      │査特別委員会]                    │          ││議員提出  │特別委員会の設置について               │ 可       決││議案第35号 │[議会改革特別委員会]                │          ││      │閉会中の継続審査の申し入れについて          │ 承       認││      │[総務財政委員会]                  │          ││      │閉会中の継続審査の申し入れについて          │ 承       認││      │[新型コロナウイルス感染症対策特別委員会]      │          │└──────┴───────────────────────────┴──────────┘             令和2年第12回石垣市議会(定例会)                 12月14日(月)                   (最終日)                               開 議 午前10時02分 ○議長(平良秀之君) おはようございます。これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お配りしてあるプリントのとおりであります。 これより議事に入ります。 日程第1、議案第83号石垣市老人福祉センター条例の一部を改正する条例。日程第2、議案第84号石垣市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例。日程第3、議案第85号石垣市民の森の設置及び管理に関する条例。日程第4、議案第88号石垣市土地改良事業分担金徴収条例等の一部を改正する条例。日程第5、議案第94号石垣市伝統工芸館指定管理者の指定について。日程第6、議案第95号石垣市公設市場指定管理者の指定について。日程第7、議案第96号石垣市民の森指定管理者の指定について。日程第8、議案第97号石垣市船越漁港直売所休憩所施設指定管理者の指定について。日程第9、議案第98号石垣漁港公有水面埋立について。日程第10、議案第99号水利施設等保全高度化事業(川平地区)の施行について。日程第11、議案第100号農地耕作条件改善事業(大嵩地区)の施行について。日程第12、議案第90号令和2年度石垣市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)。日程第13、議案第91号令和2年度石垣市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)。以上13件を一括議題とし、経済民生委員会委員長の審査報告を求めます。東内原とも子さん。 ◎経済民生委員会委員長東内原とも子君) おはようございます。経済民生委員会委員会審査報告をさせていただきます。               委 員 会 審 査 報 告 書 本委員会に付託となりました事件に関し、慎重審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第39条の規定により、報告いたします。                      記1、議案第83号について 本案は、石垣市老人福祉センター条例の一部を改正する条例であります。 今回の改正は、老人福祉センター活性化のため、貸出可能な施設を市民に貸し出すため、条例の一部を改正するものであります。 主な内容は、別表を改め、利用可能な施設を現行の集会室及び小会議室の2種類から、集会場、図書室、機能回復訓練室及び教養娯楽室等の8種類へ拡充するものです。また、施行日は公布の日からとなっております。 以上が本案の概要でありますが、本委員会は審査の結果、本案については適切なものと認め、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。2、議案第84号について 本案は、石垣市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例であります。 今回の改正は、指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準の一部改正に伴い、条例の一部を改正するものであります。 主な内容は、管理者は主任介護支援専門員でなければならないが、やむを得ない理由がある場合は、介護支援専門員を管理者とすることができるものとし、また附則における管理者要件の適用の猶予を令和9年3月31日まで延長するものであります。 施行日は、令和3年4月1日からとなっております。 以上が本案の概要でありますが、本委員会は審査の結果、本案については適切なものと認め、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。3、議案第85号について 本案は、石垣市民の森の設置及び管理に関する条例であります。 今回の改正は、指定管理者の業務の見直し等による規定の追加及び文言の整理を行うため、条例の全部を改正するものであります。 主な内容は、定義、禁止行為、利用制限等についての新たな規定を設け、利用料金に新たな項目を追加するものであります。 また、施行日は、令和3年4月1日からとなっております。 以上が本案の概要でありますが、本委員会は審査の結果、本案については適切なものと認め、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。4、議案第88号について 本案は、石垣市土地改良事業分担金徴収条例等の一部を改正する条例であります。 今回の改正は、地方税法の一部改正に伴い規定を整備するため、関係する石垣市土地改良事業分担金徴収条例、石垣市排水設備改造等資金貸付基金条例、石垣市介護保険条例、石垣市後期高齢者医療に関する条例及び石垣市債権管理条例の一部を改正するものであります。 主な内容は、延滞金の割合の特例を定めた「特例基準割合」の名称を「延滞金特例基準」等に変更するものであります。 また、施行日は、令和3年1月1日からとなっており、経過措置として同日前の期間に対応する延滞金については、なお従前の例によるとするものであります。 以上が本案の概要でありますが、本委員会は審査の結果、本案については適切なものと認め、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。5、議案第94号について 本件は、石垣市伝統工芸館指定管理者の指定についてであります。 今回の指定は、指定管理者の指定期間満了に伴い、引き続き石垣市織物事業協同組合を指定するもので、その期間は令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間となっております。 以上が本件の概要でありますが、本委員会は審査の結果、本件については適切なものと認め、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。6、議案第95号について 本件は、石垣市公設市場指定管理者の指定についてであります。 今回の指定は、指定管理者の指定期間満了に伴い、引き続き株式会社石垣島物産公社を指定するもので、その期間は令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間となっております。 以上が本件の概要でありますが、本委員会は審査の結果、本件については適切なものと認め、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。7、議案第96号について 本件は、石垣市民の森指定管理者の指定についてであります。 今回の指定は、指定管理者の指定期間満了に伴い、引き続き八重山森林組合を指定するもので、その期間は令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間となっております。 以上が本件の概要でありますが、本委員会は審査の結果、本件については適切なものと認め、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。8、議案第97号について 本件は、石垣市船越漁港直売所休憩所施設指定管理者の指定についてであります。 今回の指定は、指定管理者の指定期間満了に伴い、新たに舟市会を指定するもので、その期間は令和3年4月1日から令和6年3月31日までの3年間となっております。 以上が本件の概要でありますが、本委員会は審査の結果、本件については適切なものと認め、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。9、議案第98号について 本案は、石垣漁港公有水面埋立についてであります。 これは新栄町86番地の地先公有水面埋立免許の出願に係る意見書について、沖縄県知事に異議のない旨、答申するものであります。 本事業の目的は、岸壁、護岸及び臨港道路(埋立て面積4,549.73平方メートル)を整備するものであります。 以上が本案の概要でありますが、本委員会は審査の結果、本案については適切なものと認め、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。10、議案第99号について 本案は、水利施設等保全高度化事業(川平地区)の施行についてであります。当該地区は、サトウキビを主として畜産(牧草)が広がる畑作地帯でありますが、末端かんがい施設が未整備となっており、本事業により施設の整備を行い、農業経営の安定化と規模拡大及び農業生産性の向上を図るものであります。 主な内容は、受益面積7.2ヘクタール、受益戸数10戸、総事業費2億9,200万円、工期は令和3年度から令和7年度までの5年間となっております。 以上が本案の概要でありますが、本委員会は審査の結果、本案については適切なものと認め、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。11、議案第100号について 本案は、農地耕作条件改善事業(大嵩地区)の施行についてであります。当該地区は、末端かんがい施設が未整備のため恒常的な干ばつ被害を受けており、また農作業道が未整備のため、作物の植付け、収穫等に支障を来しています。本事業により、末端かんがい施設及び農作業道の整備を行い、生産効率の向上、収益性の高い農作物の展開及び農地集積の加速化により農業競争力強化を図るものであります。 主な内容として、受益面積は農業用用排水施設8.0ヘクタール、農作業道8.2ヘクタール、受益戸数は農業用用排水施設11戸、農作業道9戸、総事業費2億2,900万円、工期は令和3年度から令和5年度までの3年間となっております。 以上が本案の概要でありますが、本委員会は審査の結果、本案については適切なものと認め、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。12、議案第90号について 本案は、令和2年度石垣市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)であります。 今回の補正は、既決予算の総額に歳入歳出それぞれ967万6,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ4億1,295万5,000円とするものであります。 その主な内容は、歳入において、1款後期高齢者医療保険料574万2,000円、3款1項一般会計繰入金363万7,000円を増額計上してあります。 一方、歳出においては、1款総務費152万6,000円、2款後期高齢者医療広域連合納付金815万円を増額計上してあります。 以上が本補正予算の概要でありますが、本委員会は審査の結果、本案については適切なものと認め、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。13、議案第91号について 本案は、令和2年度石垣市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)であります。 今回の補正は、既決予算の総額に歳入歳出それぞれ2,396万7,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ41億2,182万1,000円とするものであります。 その主な内容は、歳入において、1款1項介護保険料(現年度分普通徴収保険料)で747万6,000円を減額し、3款2項国庫補助金で1,789万4,000円、7款1項一般会計繰入金で1,288万9,000円等を増額計上してあります。 一方で、歳出においては、1款総務費1,908万7,000円、4款地域支援事業費386万4,000円等を増額計上してあります。 以上が本補正予算の概要でありますが、本委員会は審査の結果、本案については適切なものと認め、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。 ○議長(平良秀之君) ただいまの委員会審査報告に対する質疑を許します。大濱明彦君。 ◆11番(大濱明彦君) 今報告していただきましたが、日程第3号と7号、関連していると思うので、まとめて質問してよろしいでしょうか。             〔(はい)という東内原とも子経済民生委員会委員長〕 はい。この条例、市民の森に関する条例ですけども、その中で、この報告書の中の3行目ですか、「全部を改正する」というふうになっていますけども、これ全部ということは、最初から全て新しくしたということなのか、内容が一部改正だけで済まなかったのかということと、それとあと1点ですが、7号のところですけども、今回の今議会の中でも、この話題になっていたと思うんですけども、その中で管理不足があったんじゃないかと、トイレの部分、改修が何年もされていなかったという話もあって、委員の中では、その指定について異論とか、そういうのはなかったんでしょうか。 ○議長(平良秀之君) 経済民生委員会委員長東内原とも子さん。 ◎経済民生委員会委員長東内原とも子君) ご質疑どうもありがとうございます。 トイレのほうは今きれに改修して、改善、今やる予定に、入っています。 指定管理のほうなんですけど、それは市民の森の中もトイレも全部、指定管理の森林組合の方が、評価もよかったので、それも含めて、全部改善しながら、条例を変えてやるということになっております。大丈夫でしょうか。 〔(全部でなくても、一部改正という形でできなかったのかなと思って質問しているんですが)という大濱明彦議員〕 じゃ、そこの一部改正ができなかったかということに関しては、当局に説明をさせていただきたいと思います。当局のほう、よろしくお願いいたします。 ○議長(平良秀之君) 農林水産部長、棚原長武君。 ◎農林水産部長(棚原長武君) 質問にお答えいたします。 指定管理者の業務の見直しにおいては、施設等の利用及び行為の申請による許可手続等の事務処理が変わってくることから改正するものです。指定管理者の業務は、これまで施設の維持、修繕、管理運営、施設利用の許可、利用料金の収受等を行ってきましたが、新たに木育、それから木づかい運動の普及、推進に関する業務、森林環境教育の実施に関する業務を追加しております。 また、施設において、自然観察ツアーや写真、映像の撮影会などができるように利用料金項目を追加しております。そのことから、今回一部の改正ではなく、こういった項目が中に入ってくることから、全ての改正ということになっております。             〔何事かいう者あり〕 ○議長(平良秀之君) 花谷史郎君。 ◆12番(花谷史郎君) すみません。今の同じ部分についての質問、今の部分について、同じ85号について質問します。 今、私も市民からの連絡を受けて、トイレがなかなか使えない状況になっているよということで、何度か見に行かせていただきました。その中で、今回改修に向けて動いているということで安心しているんですけども、ただ、現場を見る限り、かなり長期的に使えない状況があったように見受けられます。使用不能の貼り紙が、ほとんど字が見えない状態までずっと貼り続けられているなと、そのあたりこのトイレの改修とかにおいて、指定管理者なのか、それとも本市、当局が改修すべきなのか、誰がどの責任において改修すべき事案であったのか、今後の管理体制についての議論があったのかどうか、答弁をお願いいたします。 ○議長(平良秀之君) 経済民生委員会委員長東内原とも子さん。 ◎経済民生委員会委員長東内原とも子君) その詳細については、当局のほうから説明をさせていただきたいと思います。 ○議長(平良秀之君) 農政経済課長、米盛博文君。 ◎農政経済課長(米盛博文君) 質問にお答えします。 先ほどの市民の森トイレの改修についてですけど、これまで長い間不具合があったと思います。それについては、改善を行ってきたけど、どこが原因かわからずにこれまであちこち修繕してまいりましたが、今回基本的に浄化槽の取り替えが必要だということがわかりました。 それで、補正でも組んであるんですけど、今回の指定管理の見直しに当たりきっちり修繕してから引渡しということで、今その修繕に向けて取り組んでいるところです。 以上です。             〔何事かいう者あり〕 ○議長(平良秀之君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本13件について、経済民生委員会委員長の審査報告のとおり、可決することにご異議ございませんか。             〔(異議なし)という者あり〕 ○議長(平良秀之君) ご異議なしと認めます。よって、議案第83号、議案第84号、議案第85号、議案第88号、議案第94号、議案第95号、議案第96号、議案第97号、議案第98号、議案第99号、議案第100号、議案第90号、議案第91号については、それぞれ原案のとおり可決されました。 暫時休憩いたします。                               休 憩 午前10時27分                               再 開 午前10時28分 ○議長(平良秀之君) 再開します。 次に、日程第14、議案第86号石垣港臨港地区内の分区における構築物の規制に関する条例。日程第15、議案第101号明石パラワールド指定管理者の指定について。日程第16、議案第102号市道の廃止について。日程第17、議案第92号令和2年度石垣市港湾事業特別会計補正予算(第3号)。日程第18、議案第93号令和2年度石垣市下水道事業会計補正予算(第2号)。日程第19、議案第106号令和2年度石垣市水道事業会計補正予算(第2号)。以上6件を一括議題とし、建設土木委員会委員長の審査報告を求めます。我喜屋隆次君。 ◎建設土木委員会委員長(我喜屋隆次君) 委員会審査報告書。               委 員 会 審 査 報 告 書 本委員会に付託となりました事件に関し、慎重審査の結果、下記のとおり決定しましたので、会議規則第39条の規定により、報告いたします。                      記1、議案第86号について  本案は、石垣港臨港地区内の分区における構築物の制限に関する条例であります。 本条例は、石垣港臨港地区内の分区における構築物の制限又は禁止構築物等に関して必要な事項を定めるため条例を制定するもので、計画的な土地利用、適正な港湾施設の管理運営を行うため目的を著しく阻害する建築物等の建設を規制する等、全5条及び別表で構戒し、施行日は、令和3年4月1日となっております。 以上が本条例の主な概要でありますが、本委員会は審査の結果、本案については適切なものと認め、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。2、議案第101号について  本件は、明石パラワールド指定管理者の指定についてであります。 本指定管理者の指定については、引き続き明石スカイレンジャー振興協議会を指定するもので、その指定期間は、令和3年4月1日から令和8年3月31日までとなっております。 以上が本件の概要でありますが、本委員会は審査の結果、本件につきましては適切なものと認め、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、指定管理者の指定の審査において、資料不足により委員会が度々中断しております。執行当局においては、委員会審査に臨むに当たっては関係部署と調整の上、細かな資料の準備、提出するよう強く指摘いたします。3、議案第102号について  本件は、市道の廃止についてであります。 その主な内容は、沖縄県の水利施設保全高度化事業において区画整理等の実施に伴い、路線番号393号線市道伊野田線を廃止するものであります。 以上が本件の概要でありますが、本委員会は審査の結果、本案については適切なものと認め、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。4、議案第92号について  本案は、令和2年度石垣市港湾事業特別会計補正予算(第3号)であります。 今回の補正は、既決予算の総額に歳入歳出それぞれ2億3,226万7,000円を減額し、予算の総額を歳入歳出それぞれ14億1,906万7,000円と定めるものであります。 その主な内容は、歳入において3款県支出金の沖縄振興特別推進交付金の1億8,760万円、8款市債で港湾整備事業債の4,690万円を減額し、5款繰入金で一般会計繰入金の9万6,000円、財政調整基金繰入金の213万7,000円を増額計上してあります。 一方、歳出においては6款償還利子で93万8,000円を増額、2款港湾機能整備事業費でクルーズ船寄港誘致支援事業の工事請負費2億2,750万円、委託料700万円をそれぞれ減額計上してあります。 以上が本補正予算の概要でありますが、本委員会は審査の結果、本案については適切なものと認め、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。5、議案第93号について  本案は、令和2年度石垣市下水道事業会計補正予算(第2号)であります。 今回の補正の主な内容は、収益的予算の収入において第1款下水道事業収益の営業収益で7万8,000円を減額、営業外収益で233万2,000円を増額計上し、総額を13億4,694万2,000円に定め、支出においては、第1款下水道事業費用で営業費用を124万8,000円、営業外費用を65万6,000円、公営企業会計移行に伴った特別損失の過年度損益修正損1,034万円をそれぞれ増額計上し、総額を10億9,606万9,000円に定めるものであります。 また、資本的予算において、収入の第1款資本的収入の企業債で2,060万円、国庫補助金等の2,891万1,000円をそれぞれ減額計上し、総額4億1,529万3,000円と定め、支出においては、国庫補助金、県補助金額決定に伴い、第1款資本的支出の建設改良費で5,089万7,000円を減額計上し、総額8億3,843万9,000円と定めております。 以上が本補正予算の概要でありますが、本委員会は審査の結果、本案については適切なものと認め、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。6、議案第106号について  本案は、令和2年度石垣市水道事業会計補正予算(第2号)であります。 今回の補正は、収益的収入のみの補正で、既決予定額の収入総額に183万3,000円を追加し、総額を20億6,104万7,000円と定めるものであります。 その主な内容は、第1款上水道事業収益の営業外収益で、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の地域環境整備事業に係る業務委託に要する経費130万3,000円を一般会計から繰り入れるものであります。また、現存していない白水ダム建設促進協議会の休眠口座残高53万円を雑収益へ組み入れるものであります。 以上が本補正予算の概要でありますが、本委員会は審査の結果、本案については適切なものと認め、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。 ○議長(平良秀之君) ただいまの委員会審査報告に対する質疑を許します。宮良 操君。
    ◆15番(宮良操君) 議案第106号について質問いたします。 この文書の中に、現存していない白水ダム建設促進協議会の休眠口座53万円を予算の概要がありますけれども、この白水ダム建設促進協議会自体がどういうものだったのか、公金として休眠口座があり得るのかどうなのか、このあたり委員会でどういう議論があったのか、このあたりについての説明を求めます。 ○議長(平良秀之君) 建設土木委員会委員長、我喜屋隆次君。 ◎建設土木委員会委員長(我喜屋隆次君) 今、宮良議員のご質問にお答えします。 白水ダム建設促進協議会のこの口座なんですが、議員もご承知のとおり、これまで白水ダムの建設というのは計画上にありました。それがなくなったことに伴い、この口座に入っていたものが入ってくるということではありますが、委員会の中では建設がなくなったから、そこに伴う口座が休んでいたという認識で、委員会はそのまま審議しておりました。 なぜそれがあり得るのかという、ちょっとそういった中身は、また当局のほうから詳細を説明させていただきたいと思います。 ○議長(平良秀之君) 水道部長、比屋根 悟君。 ◎水道部長(比屋根悟君) 質問にお答えいたします。 白水ダム建設促進協議会の概要と活動内容という形でよろしいでしょうか。白水ダム建設促進協議会は、市民団体と石垣市で構成されておりまして、昭和62年度に発足されております。白水ダムを建設して、国土保全及び水道用水の確保を期することを目的としていました。 活動事業としましては、国、県に対する要請及び関係機関との交渉、建設用地の確保などです。残っている資料、記録などから、白水ダム建設が中止決定となった後、平成14年度ごろまで活動していたと考えられております。 以上です。 ○議長(平良秀之君) 宮良 操君。 ◆15番(宮良操君) 本来そういう団体であれば、その団体の解散時に整理されているというふうに私は理解をしていますけども、これ公金なんですか、それとも総務課長、役所の中にそういう部分の公金に準ずるようなものがあったこと自身が何かよく理解できない。協議会だったら、協議会の解散のときにその分の整理をするという部分、今回公費としての歳入になりますけども、これ公金なんですか、財務上、公金として入れていい性格のものなのかどうなのか。 それと、それ以外にこういうような類似するような部分の準公金に当たるようなものがあるのかどうなのか、これが公金として入ることが妥当なのか、このあたりについて議論があったのかどうなのか。 ○議長(平良秀之君) 建設土木委員会委員長、我喜屋隆次君。 ◎建設土木委員会委員長(我喜屋隆次君) 宮良 操議員のご質問にお答えします。 その協議会が昭和62年から平成14年まであったと、今回このものが公金なのか、準公金なのかというのがちょっと委員会の中では、そういった審査が行われませんでしたので、そこらへんは、また当局のほうから説明をさせていただきたいと思います。             〔何事かいう者あり〕 ○議長(平良秀之君) 暫時休憩いたします。                               休 憩 午前10時42分                               再 開 午前10時43分 ○議長(平良秀之君) 再開します。会計管理者兼会計課長、眞喜志一美さん。 ◎会計管理者兼会計課長(眞喜志一美君) ご質問にお答えいたします。 公金は、地方公共団体の所有に属する一般会計及び特別会計の歳入歳出に属する現金及び歳入歳出外現金等を言います。準公金は、職務上の関連から、市民や団体等の事業を円滑かつ効果的に推進するために本市が事務局となっている任意団体の所属に属し、本市の公金ではないため、地方自治法や石垣市財務規則等の適用を受けず、任意団体の所属に属するものでございます。 以上です。             〔何事かいう者あり〕 ○議長(平良秀之君) 暫時休憩いたします。                               休 憩 午前10時45分                               再 開 午前10時45分 ○議長(平良秀之君) 再開いたします。水道部長、比屋根 悟君。 ◎水道部長(比屋根悟君) お答えいたします。 協議会資金を水道部に戻す理由ということでよろしいでしょうか。白水ダム建設促進協議会は、当時の水道課及び水道部が事務局として資金管理をしておりました。現在まで通帳保管をしておりました。協議会の運営資金は、総会資料などから当時の水道課の補助金であることが確認できました。 また、中止となった白水ダムの代替施設として原水調整池が建設され、協議会再開の見込みがないということから、水道部へ返還するものと判断いたしました。 以上です。             〔何事かいう者あり〕 ○議長(平良秀之君) 委員長、我喜屋隆次君。 ◎建設土木委員会委員長(我喜屋隆次君) すみません。先ほど昭和62年から平成14年まで、この協議会の部分、公金なのかどうかという、委員会でなかったという答弁をしてしまいましたが、失礼しました。訂正させてください。議案第106号に対して、時間があまりにも経過しているという旨の、この件に関しては大丈夫なのかという、この委員からのご指摘がありました。また、委員からは、しっかり対応してほしいということもありましたので、報告させていただきます。 ○議長(平良秀之君) ほかございますか。             〔(質疑なし)という者あり〕 ○議長(平良秀之君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本6件について、建設土木委員会委員長の審査報告のとおり、可決することにご異議ございませんか。             〔(異議なし)という者あり〕 ○議長(平良秀之君) ご異議なしと認めます。よって、議案第86号、議案第101号、議案第102号、議案第92号、議案第93号、議案第106号については、それぞれ可決されました。 次に、日程第20、議案第79号石垣市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の特例に関する条例。日程第21、議案第80号石垣市固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例。日程第22、議案第81号石垣市職員定数条例の一部を改正する条例。日程第23、議案第82号石垣市行政組織条例の一部を改正する条例。日程第24、議案第87号石垣市火災予防条例の一部を改正する条例。日程第25、議案第103号大濱信泉記念館指定管理者の指定について。日程第26、議案第104号財産の取得について。日程第27、議案第105号財産の取得について。日程第28、議案第89号令和2年度石垣市一般会計補正予算(第9号)。以上9件を一括議題とし、総務財政委員会委員長の審査報告を求めます。砥板芳行君。 ◎総務財政委員会委員長(砥板芳行君) 委員会審査報告書。               委 員 会 審 査 報 告 書 本委員会に付託となりました事件に関し、慎重審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第39条の規定により、報告します。                      記1、議案第79号について  本案は、石垣市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の特例に関する条例であります。 今回は、本市職員の不祥事を受け、市長、副市長及び教育長が自らの身を処するため、給与の減額を実施する特例措置条例を制定するものであります。 その主な内容は、市長、副市長及び教育長の各給料月額に100分の10の割合を乗じて得た額を令和3年1月から3カ月間減額するものであります。 また、附則において、公布の日から施行し、令和3年3月31日限りで効力を失うものとしております。 以上が本条例の概要でありますが、本委員会は採決の結果、本案については適切なものと認め、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。2、議案第80号について  本案は、石垣市固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例であります。 今回の改正は、中小企業の事業継承の促進のための中小企業における経営の継承の円滑化に関する法律等の一部を改正する法律(令和2年法律第58号)が施行されたことにより、総務省の地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律第25条の地方公共団体等を定める省令の一部が改正されたことに伴い、題名及び条文中引用している地域未来投資促進法の規定について、条ずれ対応を行うため、条例の一部を改正するものであります。 その主な内容は、石垣市固定資産の課税免除に関する条例の第2条第6号中「第二十五条」を「第二十六条」とし、公布の日から施行するものであります。 以上が本条例の概要でありますが、本委員会は審査の結果、本案については適切なものと認め、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。3、議案第81号について  本案は、石垣市職員定数条例の一部を改正する条例であります。 今回の改正は、救急業務体制の強化・改善を目的とし、消防機関の職員の増員を行うため、条例の一部を改正するものであります。 その主な内容は、市長の事務部局の職員「399人」を1人減員して「398人」と改め、消防機関の職員「65人」を1人増員し「66人」と改め、令和3年4月1日から施行するものであります。 以上が本条例の概要でありますが、本委員会は審査の結果、本案については適切なものと認め、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。4、議案第82号について  本案は、石垣市行政組織条例の一部を改正する条例であります。 今回の改正は、デジタル技術を積極的に活用した情報政策の推進を一元的に行うため、本条例の一部を改正するものであります。 その主な内容は、総務部の分掌事務である「電子計算及び情報処理に関すること。」を企画部の分掌事務と改め、令和3年4月1日から施行するものであります。 以上が本条例の概要でありますが、本委員会は審査の結果、本案については適切なものと認め、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。5、議案第87号について  本案は、石垣市火災予防条例の一部を改正する条例であります。 今回の改正は、総務省の対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令の一部が改正されたことに伴い、条例の一部を改正するものであります。 その主な内容は、第11条の2第1項に規定する電気自動車等の急速充電設備について、全出力の上限「50キロワット」を「200キロワット」に改め、併せて火災予防上必要な措置の見直しを行い、明確化を図るものです。 以上が本条例の概要でありますが、本委員会は審査の結果、本案については適切なものと認め、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。6、議案第103号について  本案は、大濱信泉記念館指定管理者の指定についてであります。 今回の指定は、指定管理者の指定期間満了に伴い、改めて石垣市字登野城679番地、株式会社ハブクリエイト、代表取締役喜納正雄を指定するもので、その期間は令和3年4月1日から5年間となっております。 以上が本案の概要でありますが、本委員会は審査の結果、本案については適切なものと認め、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。7、議案第104号について  本件は、財産の取得についてであります。 その内容として、品名は市立小中学校楽器購入事業に関する備品、契約の方法は指名競争入札、契約額は2,594万9,000円、契約の相手方は石垣市美崎町7番地3、有限会社ヤマト商会、代表取締役浦原英之となっております。 以上が本件の概要でありますが、本委員会は審査の結果、本件については適切なものと認め、同意すべきものと決定いたしました。8、議案第105号について  本件は、財産の取得についてであります。 その内容として、品名は遠隔授業に備えた大型掲示装置に関する備品、契約の方法は指名競争入札、契約額は1億6,737万6,000円、契約の相手方は石垣市字新川371番地4、株式会社オキジム八重山支店、代表取締役新里哲郎となっております。 以上が本件の概要でありますが、本委員会は審査の結果、本件については適切なものと認め、同意すべきものと決定いたしました。9、議案第89号について  本案は、令和2年度石垣市一般会計補正予算(第9号)であります。 今回の補正は、既決予算の総額に歳入歳出それぞれ14億1,518万3,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ441億5,504万3,000円とするものであります。 その主な内容は、まず歳入においては、16款国庫支出金に子どものための教育・保育給付費負担金1億187万8,000円、GIGAスクール構想に係る公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備及び情報機器整備費補助金2億7,028万5,000円を計上し、17款県支出金に変更増額決定に伴う沖縄振興特別推進交付金3,522万9,000円と工事費増額に伴う乳業施設高度化整備事業補助金6億137万9,000円の追加計上、22款諸収入に新庁舎建設工事(強電設備)の契約解除に係る違約金と前払金の返還金を合わせて3億2,564万2,000円、23款市債に畜産施設整備事業債1億6,830万円などを増額計上してあります。また、財源調整のため、20款繰入金で財政調整基金から4,658万4,000円を繰入れて予算編成を行っております。 一方、歳出においては、新型コロナ感染症の影響を受け不用となった事業費等を減額した上で、2款総務費に新庁舎建設工事(強電設備)再契約に伴う工事費不足分として2億6,690万円、3款民生費で障がい福祉サービス事業所数の増に伴う介護・訓練給付費2,989万1,000円、認可保育園運営補助金等の増額に伴う児童運営費8,200万1,000円、6款農林水産業費では乳業施設高度化整備事業6億6,819万9,000円を、10款教育費では平真小学校特別支援教室増築工事に係る教育・保育環境整備事業2,100万円、GIGAスクール構想に係るネットワーク環境及びタブレット等備品購入のためのGIGAスクール構想推進事業4億43万2,000円などを増額計上しております。 以上が本補正予算の概要でありますが、本委員会は審査の結果、本案につきましては適切なものと認め、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。 ○議長(平良秀之君) 委員会審査報告は終わりました。 暫時休憩いたします。                               休 憩 午前10時59分                               再 開 午前11時01分 ○議長(平良秀之君) 再開いたします。 それでは、議案第79号石垣市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の特例に関する条例に対し、宮良 操君外2名からお手元にお配りしてある修正の動議が提出されておりますので、これを併せて議題とし、提案者の説明を求めます。宮良 操君。 ◆15番(宮良操君) 議案第79号石垣市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の特例に関する条例に対して修正動議を提案いたします。 上記の動議を、地方自治法第115条の3及び会議規則第17条の規定により別紙の修正案を添えて提案をいたします。 議案第79号石垣市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の特例に関する条例の一部を次のとおり修正する。第1条第1号中「100分の10」を「100分の20」に改める。減額期間は3カ月。 議案第79号、本修正案は、今議会に提案されております議案第79号について、市長の減額割合を「100分の10」を「100分の20」とするための所要の修正をするものであります。 修正の理由といたしまして、複数にわたる不祥事、中でも懲戒免職という最も重い処分を受けた職員が3名もいるという現状を鑑み、任命権者である市長においては、副市長、教育長よりも大きな責任を伴うものであり、これが本修正案を提出する理由であります。 以上です。 ○議長(平良秀之君) 説明は終わりました。 ただいまの修正案並びに委員会審査報告に対する質疑を許します。我喜屋隆次君。 ◆20番(我喜屋隆次君) ちょっと休憩お願いします。 ○議長(平良秀之君) 暫時休憩いたします。                               休 憩 午前11時03分                               再 開 午前11時03分 ○議長(平良秀之君) 再開いたします。仲間 均君。 ◆21番(仲間均君) まず、提案者にお伺いしますが、第1条1号中の100分の10を20に改める、この改める根拠について、なぜ改めなくちゃいけないかという根拠をね。これ議員は全く関係のないような感じなんですけど、私は議員もある。こういう厳密に言うと、あると思いますよ。議員は逃れて、当局の執行部だけに責任を転換するというのはいかがなものかなと、この2点についてご説明を願います。 ○議長(平良秀之君) 議案提案者、宮良 操君。 ◆15番(宮良操君) 100分の10を100分の20に改めるものの根拠については、特段ありません。 ただ、これまでの職員の処分、係長、課長と、懲戒免職になった職員の処分については、それぞれ職責に応じて100分の10の1カ月、2カ月という形で処分がされているというのがまず第1点。 2点めは、市長は任命権者であるということを鑑みてみると、教育長、副市長によりも責任が重大であるという根拠で100分の20に提案したものであります。 以上です。 ○議長(平良秀之君) 暫時休憩します。                               休 憩 午前11時04分                               再 開 午前11時04分 ○議長(平良秀之君) 再開します。 ◆15番(宮良操君) 議員も対象になるかということについては、もしそういう意見があるんでしたら、議員の部分としての提案が望ましいだろうと、私からは、議員の部分についての提案はしておりません。 以上です。 ○議長(平良秀之君) 仲間 均君。 ◆21番(仲間均君) 特段の理由もない中で、なぜ提案ができるんですか。特段の理由もないのになぜ提案ができるかとね。それから、議員は上げていないと、議員も一番大事なんですよ。             〔何事かいう者あり〕 だから、提案やれというよりも、むしろ提案しているわけだから、特段の理由もないのにどうして10%を20%に、50%にすればいいじゃないか、だったら100%とか。そういう理由づけをして、これが通ると思うの。 その特段の理由もないのに、市長は任命権者だから、特別に市長には科せられるという、これは指導する、そこの課長、部長も全て絡んでくるわけですよね。 だから、そういうものを全部熟知した上で、これは提出すべきじゃないですか、説明願います。 ○議長(平良秀之君) 提案者、宮良 操君。 ◆15番(宮良操君) 提案者としては、市長は、教育長、副市長と同等ではない。だから、その20については、提案としては、それ20をもってその責任分として私は提案をしたわけであります。議員の部分、その100分の100やるべき、100分の50やるべきだというものについては、別途の提案があれば、それは提案として対応すべき問題だと、私は100分の20が妥当というふうに思って提案をしているわけです。 以上です。             〔何事かいう者あり〕 ○議長(平良秀之君) 我喜屋隆次君。 ◆20番(我喜屋隆次君) 修正案の提案者にお聞きします。 20%が妥当という、この妥当はどこで決めたのかなというのが正直な話で、本来であれば、こういった動議は、事例だったり、他市町村のそういったものを比較しながらやるはずです。今回、また執行部が提案されたのも、そういった根拠というか、事例を比較しながら、他市の状況を見ながら多分やってきた案件なのかなというふうに思います。 これが妥当というのは、ちょっとおかしいのかなと、20%になった他市との比較はしたのか、また関わる部課長が既に処分はされています。そういった中での今回の執行部の提案なんですが、それについてはどうお考えなのか、これ感情論じゃないのかなというふうに私個人思いますが、感情論なのかどうなのか、それについて説明ください。             〔何事かいう者あり〕 ○議長(平良秀之君) 暫時休憩します。                               休 憩 午前11時09分                               再 開 午前11時09分 ○議長(平良秀之君) 再開いたします。総務財政委員会委員長、砥板芳行君。 ◎総務財政委員会委員長(砥板芳行君) ただいまの議案第79号の石垣市特別職の職員で常勤のものの給与について、この審査につきましては、当局からは、特別職の給与については特別職側からの申入れがあって、今回議会に提案をさせていただいたと、ただ、この100分の10という根拠につきましては、当局も含め、他市の事例等を参考にして、この額に決定をしたという説明がございました。 ○議長(平良秀之君) 併せて、先ほどの我喜屋議員の質疑、提案者の宮良 操君。 ◆15番(宮良操君) 多分今回のケースにつきましては、他市の状況が参考にできるかどうか、その処分、発生件数が10年間で8件もあった、しかも今年については重要な案件が立て続けに起こってきたという状況で、その責任を含めて大きいだろうと。             〔何事かいう者あり〕 いや、今年は多数にそういう例があったということを含めて、鑑みて、私は100分の20と、それと他市についてはケースによって100分の100の事例もあれば、100分の50の例もたくさんあるという状況でありました。全てが100分の10という形ではないと、それぞれ市長によっては特別職の判断がいろいろあった例を含めて、参考にして100分の20という形にしました。 以上です。             〔(同意見)という者あり〕 〔(当時の担当部課長も処分されている、それに関してはどう考えているのか)という我喜屋隆次議員〕 ○議長(平良秀之君) 続けてください。 ◆15番(宮良操君) 担当部課長についても100分の100の1カ月でやったり2カ月でやったりと。             〔何事かいう者あり〕 100分の……、とにかく関係した役職によって処分の内容が違っていると、重きもあれば軽きもあると、そういう状況で差があると、そういう部分の差は特別職にあるべきだろうという形の提案をさせてもらいました。 以上です。 ○議長(平良秀之君) 我喜屋隆次君。 ◆20番(我喜屋隆次君) 先ほどから説明しているんですけど、根拠的なものが何もないんです。何か感情的な分で30%もあれば50%もあると、当局側は調べて今回提出したと言う。提案者はどこまで調べたのか、これ調べたんですか、調べての提案なのか、もう一回説明ください。調べていないよ。 ○議長(平良秀之君) 提案者、宮良 操君。 ◆15番(宮良操君) いろいろなケースがあるのは事実です。確認はしてあります。各ケースによって、特別職の申出によって100分の100の1カ月があったり、100分の50があったりというケースはあります。 以上です。 ○議長(平良秀之君) 花谷史郎君。 ◆12番(花谷史郎君) 委員長にご質問します。 今、12月ですね。期末手当の時期でございますけれども、今回の適用が来年の1月から3カ月ということで、今回の期末手当の部分には影響しないものかなと認識しているわけですけども、この来年の1月から3月までのこの減額が次の期末手当に影響するような性質のものであるのかどうか、そのあたりの説明があったのか、答弁をお願いいたします。 ○議長(平良秀之君) 総務財政委員会委員長、砥板芳行君。 ◎総務財政委員会委員長(砥板芳行君) ただいまの花谷議員のご指摘の部分につきましては、委員会審査の中では特に説明等ございませんでしたので、この件については担当のほうより答弁をさせていただきますが、よろしいですか。 ○議長(平良秀之君) 暫時休憩いたします。                               休 憩 午前11時13分                               再 開 午前11時14分 ○議長(平良秀之君) 再開します。総務部長、知念永一郎君。 ◎総務部長(知念永一郎君) ご説明いたします。 減給処分は条例に基づき行っておりまして、期末手当は特に減額する旨の規定がございませんので、よって、本給のみの減額ということになります。 ○議長(平良秀之君) ほかございますか。             〔(質疑なし)という者あり〕 ○議長(平良秀之君) 質疑を終結いたします。             〔何事かいう者あり〕 暫時休憩します。                               休 憩 午前11時15分                               再 開 午前11時15分 ○議長(平良秀之君) 再開します。 それでは、まず初めに議案第79号を除く8件についてお諮りいたします。本8件について、総務財政委員会委員長の審査報告のとおり、それぞれ原案のとおり同意、可決することにご異議ございませんか。             〔(異議なし)という者あり〕 ○議長(平良秀之君) ご異議なしと認めます。よって、議案第80号、議案第81号、議案第82号、議案第87号、議案第103号、議案第104号、議案第105号、議案第89号については、同意、可決されました。 暫時休憩いたします。                               休 憩 午前11時15分                               再 開 午前11時15分 ○議長(平良秀之君) 再開します。 それでは、これより議案第79号石垣市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の特例に関する条例についての討論に入ります。 まず初めに、宮良 操君ほか2名提出の修正案に賛成の討論を許します。花谷史郎君。 ◆12番(花谷史郎君) 修正案のほうに賛成の立場から討論いたします。 先ほど質問のほうでもございましたけども、責任の重さ、教育長、副市長、そして今回職員の任命権者でもある市長、それぞれの責任の重さを鑑みたときに、市長には多くの権限、また責任があるだろうということから含めましても、また他自治体の処分を見ましても、市長が多くの割合を減額している自治体が多いというような調査を、私の調査の中ではですね。             〔何事かいう者あり〕 すみません。市長のほうが割合が多い自治体が多いだろうというふうな判断で賛成いたします。 以上です。 ○議長(平良秀之君) 次に、修正案に反対の討論を許します。我喜屋隆次君。 ◆20番(我喜屋隆次君) 先ほどの質疑でもありました。提案者は、特段の理由はないと、こういったのを感情で議会に出される自体おかしいですよ。執行当局は、しっかり他市町村のものを比較しながら、今回10%という数字を示したと、総務財政委員会の委員長からもそういった報告がありました。先ほど賛成討論も何かそういったのをやったような話だけど、違うでしょう。特段理由はない、比較もしていないと、あるだろうと、そういった理由だったので、あり得ないと思いまして、修正案に反対いたします。 ○議長(平良秀之君) 次に、賛成の討論を許します。             〔(討論なし)という者あり〕 ○議長(平良秀之君) 反対の討論を許します。             〔(討論なし)という者あり〕 ○議長(平良秀之君) 討論を終結いたします。 それでは、これより修正案について採決いたします。本修正案について可決することに賛成の議員の起立を求めます。             〔起立少数〕 ○議長(平良秀之君) 起立少数であります。よって、本修正案は否決されました。 暫時休憩いたします。                               休 憩 午前11時19分                               再 開 午前11時19分 ○議長(平良秀之君) 再開いたします。 暫時休憩いたします。                               休 憩 午前11時19分                               再 開 午前11時19分 ○議長(平良秀之君) 再開いたします。 次に、原案について採決いたします。原案に賛成の議員の起立を求めます。             〔起立多数〕 ○議長(平良秀之君) 起立多数です。よって、議案第79号は原案のとおり可決されました。 次の日程第29、議案第107号令和2年度石垣市一般会計補正予算(第10号)については、議会運営委員会の答申に基づき、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、即決することにご異議ございませんか。             〔(異議なし)という者あり〕 ○議長(平良秀之君) ご異議なしと認めます。よって、そのように進めます。 それでは、日程第29、議案第107号令和2年度石垣市一般会計補正予算(第10号)についてを議題とし、提案者の説明を求めます。市長、中山義隆君。 ◎市長(中山義隆君) おはようございます。本定例会に追加案件を提出いたしましたので、その概要並びに内容についてご説明申し上げます。 議案第107号は、令和2年度石垣市一般会計補正予算(第10号)でございます。 今回の補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ630万6,000円を追加し、予算総額をそれぞれ442億1,534万9,000円とするものであります。 内容といたしましては、歳入においては国庫支出金を、歳出においては民生費をそれぞれ増額するものでございます。 なお、本補正予算は、12月8日の閣議においてひとり親世帯臨時特別給付金(基本給付)の再支給が決定したことに伴い、それに係る予算を計上するものでございます。同給付金については、本年6月に成立いたしました国の第2次補正予算において支給が決定したひとり親世帯臨時特別給付金の再支給分で、年内の支給を目指した事務実施に努めるよう、厚生労働省より通知がございます。そのことから新たに補正予算を編成し、提出するものであります。 なお、支給対象者につきましては、令和2年12月11日時点で、既に前回支給のひとり親世帯臨時特別給付金の支給を受けている者で、改めての申請は不要となっております。支給額は1世帯当たり5万円で、第2子以降は1人つき3万円となっております。支給見込み世帯数は900世帯を見込んでおります。支給日につきましては、12月下旬を予定しております。 ご審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(平良秀之君) 説明は終わりました。 質疑を許します。長山家康君。 ◆8番(長山家康君) 質問させてください。 すごい迅速な対応で、しっかりやっていただきたいなと思うんですけども、第1次支給に関しての対象世帯、全世帯については、既に支給が完了されているのかという点について、また完了されていない世帯がいるのであれば、その点への対応、説明願います。 ○議長(平良秀之君) 福祉部こども未来局長、南風野哲彦君。 ◎福祉部こども未来局長(南風野哲彦君) お答えをいたします。 さきの6月のひとり親世帯に対する特別給付金の基本給付の支給率につきましては、11月末で99%、842世帯、ほぼ100%に近い数の支給をしております。 そしてまた、追加給付というのがございました。これにつきましては、現在、これも11月末でございますが、57%の方々に支給をしております。なお、この追加給付につきましては、引き続き今回の議決をいただいた後の基本給付の新聞広告に併せて、追加給付のお知らせもしてまいりたいということで、来年2月までには追加給付のほうも100%に近いような形で周知をしてまいりたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(平良秀之君) 暫時休憩いたします。                               休 憩 午前11時24分                               再 開 午前11時25分 ○議長(平良秀之君) 再開いたします。市長、中山義隆君。 ◎市長(中山義隆君) 失礼いたしました。私、先ほど予算額の金額を読み間違えましたので、改めさせていただきます。「6,030万6,000円」でございます。よろしくお願いします。 ○議長(平良秀之君) ほかございますか。宮良 操君。 ◆15番(宮良操君) この場合、支給基準日を含めて、DV等を含めて、何というのか、避難をしている方々の部分の支給の基準というのか、その取扱いについてはどのようになっているのか、ちょっと教えてください。 ○議長(平良秀之君) 福祉部こども未来局長、南風野哲彦君。 ◎福祉部こども未来局長(南風野哲彦君) DV避難者の避難先で申請ができるかということでございますが、申請については可能でございますので、その場合については、当該私どもの窓口のほうにまずはご相談をいただきたいというふうに考えております。 ○議長(平良秀之君) ほかございますか。             〔(質疑なし)という者あり〕 ○議長(平良秀之君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案について可決することにご異議ございませんか。             〔(異議なし)という者あり〕 ○議長(平良秀之君) ご異議なしと認めます。よって、議案第107号令和2年度石垣市一般会計補正予算(第10号)については可決されました。 次に、日程第30、議員提出議案第29号尖閣諸島に字名標柱の設置を求める決議を議題とし、提案者の説明を求めます。仲間 均君。 ◆21番(仲間均君) 尖閣諸島に字名標柱の設置を求める決議、このことについて、石垣市議会会議規則第14条第1項の規定により提出をいたします。 賛成者は以下のとおりでございます。 理由につきましては、新たな字名を明示した行政標柱を早急に設置することでございます。 尖閣諸島に字名標柱の設置を求める決議。 尖閣諸島が我が国、固有の領土であり、沖縄県石垣市の行政区域であることは紛れもない事実である。字名変更に伴い地籍は石垣市字登野城尖閣2390番地から2394番地となっております。 領土は先人から受け継いできた大切な財産であり、後世に責任をもって保存活用していくためにも、尖閣諸島を行政区域として預かる石垣市行政担当局及び石垣市議会が適切な政策を講ずることが必要不可欠であります。 石垣市は1969年(昭和44年)、当時の石垣喜興市長自ら尖閣諸島に上陸し、魚釣島、久場島、大正島、南小島、北小島の5島に行政標識となる番地を記した標柱を建立し行政区域を明示しておりますが、50年も経過し字も読めないぐらい風化していることから石垣市の行政区域であることを国内外に広く知らしめるためにも新たな行政標識は重要であります。 また、字名の変更に伴い、これまでの字登野城番地から字登野城尖閣へと変更された新たな行政標識を設置することは必要不可欠であり、早急な設置が求められております。 尖閣諸島を取り巻く環境は厳しいものがありますが、新たな字名を明示した行政標識が早急に設置されるよう強く要請いたします。 令和2年12月14日、石垣市議会、宛先は石垣市長でございます。 以上でございます。 ○議長(平良秀之君) 説明は終わりました。 質疑を許します。             〔(質疑なし)という者あり〕 ○議長(平良秀之君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案について可決することにご異議ございませんか。             〔(異議あり)という者あり〕 ○議長(平良秀之君) ご異議がございます。             〔何事かいう者あり〕 ご異議がありますので、討論に入ります。 まず初めに、反対の討論を許します。井上美智子さん。 ◆16番(井上美智子君) 以前、字名変更にも反対いたしました。この字名標柱の設置を求める決議にも反対いたします。このことで、安心して漁が行えるようになるとは思いません。国際的にも、特に近隣諸国の皆さんに尖閣諸島が日本の固有の領土であることを認めてもらえるよう、政府の外交努力が求められます。この決議案に反対いたします。 ○議長(平良秀之君) 次に、賛成の討論を許します。             〔(討論なし)という者あり〕 ○議長(平良秀之君) 討論を終結いたします。 それでは、議員提出議案第29号について採決いたします。本案に賛成の議員の起立を求めます。             〔起立多数〕 ○議長(平良秀之君) 起立多数であります。よって、議員提出議案第29号は可決されました。             〔(議長、休憩)という者あり〕 暫時休憩いたします。                               休 憩 午前11時31分                               再 開 午前11時47分 ○議長(平良秀之君) 再開します。 次に、日程第31、議員提出議案第30号台湾の世界保健機関(WHO)への参加を求める意見書を議題とし、提案者の説明を求めます。長浜信夫君。 ◆17番(長浜信夫君) 台湾の世界保健機関(WHO)への参加を求める意見書であります。 議会運営委員会の皆さんの賛同を得ました。 理由、関係各国、地域と連携し台湾の世界保健機関(WHO)参加実現に向けてこれまで以上に同機関への働きかけを求めるためであります。 台湾の世界保健機関(WHO)への参加を求める意見書。 台湾と沖縄県は地理的に非常に近いところから地域間交流が活発に行われ、令和元年度の外国から本県への入域観光客数約249万人のうち、台湾から約86万人もの観光客が訪れており、本県にとって重要な交流国になっております。 本市は古くから台湾と農業分野をはじめ、様々な民間交流が活発に行われており、本年は台湾蘇奥鎮との友好都市締結25周年の節目を迎えたところであります。 昨今の国際交流の進展に伴い相互理解が図られる一方で、新型コロナウイルス感染症のように国境を越える感染症の蔓延など、世界規模の課題に対しては、これまで以上に関係各国・地域との連携が必要不可欠であります。 今後、感染症の世界的流行に対峙して多くの人命を救うためには、公衆衛生上の成果を上げた台湾をはじめ、世界中のあらゆる情報・知見を総動員、結集して対処していく国際協調が重要であります。 世界保健機関(WHO)憲章は「到達しうる最高基準の健康を亨有することは、人権、宗教、政治的信念又は経済的若しくは社会的条件の差別なしに万人の有する基本的権利の一つである。」と掲げております。 しかし、2009年から2010年までWHO年次総会へのオブザーバー参加を認められていた台湾を2017年以降排除してきたことは、この基本理念に反するものであります。特定の地域が取り残されることによって、地理的空白を生じさせてはならず、世界全体の感染拡大防止の目標を達成しなければなりません。 よって、国においては関係各国・地域と連携し、台湾WHO参加実現に向けてこれまで以上に同機関への働きかけ強化をするよう強く要請する。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。 宛先、衆議院及び参議院議長、内閣総理大臣、内閣官房長官、外務大臣、厚生労働大臣。 以上、ご提案申し上げます。 ○議長(平良秀之君) 説明は終わりました。 質疑を許します。             〔(質疑なし)という者あり〕
    ○議長(平良秀之君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案について可決することにご異議ございませんか。             〔(異議なし)という者あり〕 ○議長(平良秀之君) ご異議なしと認めます。よって、議員提出議案第30号については可決されました。 次に、日程第32、議員提出議案第31号核兵器禁止条約及び締約国会議への参加を求める意見書を議題とし、提案者の説明を求めます。長浜信夫君。 ◆17番(長浜信夫君) 核兵器禁止条約及び締約国会議への参加を求める意見書であります。 皆さんの、議会運営委員会での賛同を得ております。 理由、日本政府が核兵器禁止条約へ参加することを促すとともに、締約国のオブザーバー参加で核兵器廃絶に向けた取組を積極的に推進するよう求めるためであります。 核兵器禁止条約及び締約国会議への参加を求める意見書。 2017年11月、核兵器禁止条約が国連で採択されました。また、去る11月には条約発効に必要な50カ国・地域に達し、来年1月には同条約が発効されることになりました。 同条約は、核兵器の開発から使用まで全面的に禁止するものであります。国連での採択に至るまでには、条約発効に向け広島、長崎の被爆者をはじめ、条約を推進する非政府組織(NGO)「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)等が活動を展開し長年訴え続け取り組んできました。 また、「高校生平和大使」は、核兵器の廃絶と平和な世界の実現を目指し署名活動を継続するとともに、これまで約200万筆の署名を国連に届けています。 しかし、世界で唯一、戦争被爆国である日本政府は、米国の「核の傘」に頼る安全保障上を理由に条約批准を拒否しています。また、政府は核廃絶にむけ核保有国と非保有国の「橋渡し役」を担う意向を表明していますが、唯一の被爆国として背を向けることなく、核兵器のない世界を目指し国際社会の先頭に立つべきであり、日本政府の真価が問われています。 よって、当市議会は日本政府が核兵器禁止条約へ参加することを促すとともに、それまでの間は、締約国のオブザーバー参加で核兵器廃絶に向けた取組を積極的に推進していくよう強く求めて要請する。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。 宛先、衆議院及び参議院議長、内閣総理大臣、外務大臣、防衛大臣。 以上、ご提案申し上げます。 ○議長(平良秀之君) 説明は終わりました。 質疑を許します。友寄永三君。 ◆9番(友寄永三君) 提案者にお伺いいたします。 50カ国が賛成していると、その50カ国というのはどういう国なのか、そして核を持っている核保有国、アメリカ、ロシア、イギリス、フランス、中国、また北朝鮮、いろいろあると思うんですけど、その国はそれに入っているのか、お伺いいたします。 ○議長(平良秀之君) 議案提案者、長浜信夫君。 ◆17番(長浜信夫君) 友寄議員の質問、お答えします。 2点です。50カ国をこの場で申し上げるのは、とても私、この資料を持ち合わせておりません。 ただ、世界の中南米国等をはじめ、アフリカも含めて50カ国、発効の地域からようやく今年の11月に署名、批准国が全て集まって、ようやくの発効にこぎ着けたということであります。 ですから、50カ国全てを挙げるわけにいきませんが、南米を中心とした国、中南米を中心とした国がほとんどです。核保有国の今言った5カ国については、保有国でありますけども、なかなか核廃絶のところといって、国際関係では、なかなかそこまでは進んでおりません。 しかし、その理念とこの目的とするところは共有している国もありますが、なかなかそこへ、その保有国同士の間でのいろいろ協議が進まない中で、なかなか禁止条約には賛同していないというところがほとんどです。5カ国ですね。 以上です。 ○議長(平良秀之君) 友寄永三君。 ◆9番(友寄永三君) どうして核保有国は賛成していないのか、どう思われるのか、お伺いいたします。 ○議長(平良秀之君) 議案提案者、長浜信夫君。 ◆17番(長浜信夫君) 国際間のいろいろ紛争、トラブル等が生じておりますけども、地域間の紛争もなかなか武力をもって外交の優越性というか、そういったものをいろいろと考えられますけども、自国の早い話が、それぞれの保有国は安全保障上の問題で保有していることだと思います。そういうことで、なかなか理解を得られない部分があろうかと思います。 以上申し上げます。             〔何事かいう者あり〕 ○議長(平良秀之君) ほかございますか。             〔(質疑なし)という者あり〕 ○議長(平良秀之君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案について可決することにご異議ございませんか。             〔(異議あり)という者あり〕 ○議長(平良秀之君) ご異議がございますので、討論に入ります。 まず初めに、反対の討論を許します。友寄永三君。 ◆9番(友寄永三君) 核兵器がなくなるというのは、世界のみんな大賛成だと思います。私も、当然目指すべきはそこだと思います。 ただ、今、日本は持っていないんですけど、こういうふうに縛ろうとしている。持っている国に対して何の力もない。実際それが本当に何の意味を持つのかということです。核を持っている国、どこも入っていないんですよ。今、長浜議員の答弁にもありましたけれど、50カ国、南米、アフリカ、本当に小っちゃな国だけなんですよ。 なぜ日本政府が入っていないのか、これをよく考えないといけないと思うんですよね。政府が別に何か戦争したいとか、そういうことではないです。日本政府がわざわざずっとこれを参加していない、その意味をよく考えないといけないと思います。 この中に、長浜議員が、日本政府は、米国の「核の傘」に頼る安全保障上を理由に条約批准を拒否しておりますと、それも確かにあると思います。すごく、またこれ大きいと思います。 隣、中国、北朝鮮、いろんなところが核を持っていて、日本の自衛隊だけでは守れないというときに、アメリカがというときに、アメリカの核の傘というのは非常に大きい抑止力になっていると思います。それさえも否定し始めたら、本当に日本はどうやって守るのかということです。 防衛費がどんどんどんどん上がっていくなら、まだいいです。自分の国が自分で守れるだけの防衛費があればいいんだけど、そうでないんであれば、核の傘も必要だと思いますので、私は、この案に、意見書に反対です。 以上です。 ○議長(平良秀之君) 次に、賛成者の討論を許します。新垣重雄君。 ◆14番(新垣重雄君) 賛成の立場で、ちょっと意見を述べさせてもらいます。 この核兵器禁止に対する反対論が出るとは思わなかったので、私はびっくりしているんですが、特に石垣市は、これまで非常に核廃絶に対しては熱心に宣言をしております。1984年に第1回めの制定がされ、2回めは2011年、中山市政になってもそれをやっておられます。 特に、第2回めの中には、その中身として戦争マラリアや、あるいは沖縄戦、そのものを盛り込んだ、そういう意味では非常にこれからの市政を進んでいく上での大事な宣言がそこの中に趣旨として入っています。 ですから、私はそういう核の問題は、日本が唯一の被爆国としてきちっとこれまで核を保有している国に対しても、もちろんこれから開発しようという国に対しても、しっかりと同じ目線でこういう被害者の立場をきちっと明確にしていく、そしてこれは多くは民間団体、あるいは高校生が非常に力を貸したというふうに言われておりますので、そういうことを被害者の立場で、戦争マラリアと同じようにしっかりとアピールしていくことが大事じゃないかと、日本は世界のそういった意味でのまとめ役として頑張るべきだと、それを石垣市議会もしっかりとこれまでの歴史を踏まえて継承し、提案していく必要があるんじゃないかと思い、以上で私は賛成の討論をいたします。 以上です。 ○議長(平良秀之君) 次に、反対の討論を許します。反対の討論です。石垣達也君。 ◆5番(石垣達也君) 私、反対の立場というよりは、立場が異なるという立場で意見を述べさせていただきます。 世界平和を目指す我が党にとっても、この核兵器禁止条約というものは大変に評価しております。むしろ進めていくべきというものでもあります。 しかし、また締約国会議の会合は、政府のオブザーバー参加とか、また広島、長崎への誘致を進めて、国にも求めている立場でもあります。核廃絶では、保有国を巻き込んでいくことが不可欠であり、保有国はそれを本条約に署名をしていません。これが一番の問題でありまして、この非核保有国との分断が今広がっている状況ではないかというふうに考えております。 公明として、国に対し、唯一の被爆国として、我が国が核兵器と非核兵器との真の橋渡しの役割を求めており、真の解決策としては、我が国が参加することだけが解決とはならないというふうに思いますので、本意見書と立場が異なる立場から反対をいたします。 ○議長(平良秀之君) 次に、賛成の討論を許します。内原英聡君。 ◆13番(内原英聡君) 短く一つ、八重山の言葉で「ピトゥルピキ、ムールピキ」という言葉があります。一人が思いがあって動けば、皆さんがしっかりとそれに反応してくるということを考えたときに、やはり思いが強い日本国だからこそ、そこを率先して皆さんに声を呼びかけて、世の中を変えていく運動をしていくのが大切ではないかなと思います。その中で、橋渡し役でしたり、調整役というのをしていけばいい。そのような立場から、この意見書に関しては、私は賛成いたします。 以上です。 ○議長(平良秀之君) 討論を終結いたします。 それでは、議員提出議案第31号について採決をいたします。本案に賛成の議員の起立を求めます。             〔起立多数〕 ○議長(平良秀之君) 起立多数であります。よって、議員提出議案第31号については可決されました。 次に、日程第33、議員提出議案第32号新川川河口海域及び真喜良地区海岸の埋立てに関する意見書については、提出者より撤回の申出がございます。 お諮りいたします。議員提出議案第32号新川川河口海域及び真喜良地区海岸の埋立てに関する意見書について撤回することにご異議ございませんか。             〔(異議なし)という者あり〕 ○議長(平良秀之君) ご異議なしと認めます。よって、議員提出議案第32号については撤回が決定されました。 次に、日程第34、議員提出議案第33号中華人民共和国王毅国務委員兼外相発言に対する厳しい抗議を求める意見書を議題とし、提案者の説明を求めます。砥板芳行君。 ◆19番(砥板芳行君) 議員提出議案第33号中華人民共和国王毅国務委員兼外相発言に対する厳しい抗議を求める意見書です。 賛成者は記載の皆様でございます。 理由、中華人民共和国の王毅国務委員兼外相の尖閣諸島に関する発言と提案に対し、これまで以上の厳しい抗議を行うよう求めるためでございます。 中華人民共和国の王毅国務委員兼外相が、11月24、25日来日し、菅総理や茂木外相らと会談を行った。 11月24日の日中外相会談後の共同記者会見で、尖閣諸島周辺海域における中国海警局船の活動をめぐり中国側に自制を求めたことに対し、王毅国務委員兼外相は、真相がわかっていない一部の日本漁船が魚釣島周辺の敏感な水域に入る事態が発生しており、中国側としてはやむを得ず、非常的な反応をしなければならないと反論し、引き続き自国の主権を守っていくと強調した。 また、尖閣諸島周辺海域に日中双方の公船以外の船舶を入れないことで事態の改善を図ることを提案した。 尖閣諸島は歴史的にも国際法上も日本固有の領土であり、これらの発言及び提案は、当市をはじめ、日本の漁船が尖閣諸島周辺海域で操業する権利を侵害する発言であり断じて容認出来るものではないが、共同記者会見でその場にいた茂木外相は直ちに抗議、また我が国の立場を述べることなく、日本政府が公式に抗議したのは26日の官房長官記者会見であった。 中国海警局船の尖閣諸島領海内にて操業する日本の漁船に対する度重なる接近追尾や接続水域を航行する日数が先月19日で過去最高となる通算300日に達するなど事態は格段とエスカレートしているにもかかわらず、即座に毅然とした対応を取らなかったことは、尖閣諸島領有の正当性を自ら後退させるものに等しい。 よって当市議会は、中華人民共和国の王毅国務委員兼外相の尖閣諸島に関する発言と提案に対し、これまで以上の厳しい抗議を行うことを求める。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。 宛先は、内閣総理大臣ほか記載の大臣でございます。 ○議長(平良秀之君) 説明は終わりました。 質疑を許します。             〔(質疑なし)という者あり〕 ○議長(平良秀之君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案について可決することにご異議ございませんか。             〔(異議なし)という者あり〕 ○議長(平良秀之君) ご異議なしと認めます。よって、議員提出議案第33号については可決されました。 次に、日程第35、議員提出議案第34号特別委員会の設置についてを議題とし、提案者の説明を求めます。箕底用一君。 ◆10番(箕底用一君) 議員提出議案第34号特別委員会の設置について、このことについて、石垣市議会会議規則第14条第1項の規定により提出いたします。 提出者、賛同者は、未来会派でございます。 理由、相次ぐ石垣市職員不祥事の原因を究明し、執行当局の管理監督を調査するためでございます。 特別委員会の設置について。 1.特別委員会の名称、石垣市職員不祥事における倫理規範及び服務に関する調査特別委員会。 2.特別委員会の任務、石垣市職員不祥事の原因を究明し、執行当局の管理監督を調査研究する。 3.調査権限、本議会は、上記2.に掲げる事項の調査を行わせるため、地方自治法第98条第1項の権限を上記特別委員会に委任する。 4.期間、調査終了するまで。 なお、地方自治法第109条第8項の規定により、閉会中も調査することとする。 5.特別委員会の人数、本特別委員会委員の数は10人とする。 以上でございます。 ○議長(平良秀之君) 説明は終わりました。 質疑を許します。仲間 均君。 ◆21番(仲間均君) 提案者にお聞きをいたします。 特別委員会の任務、2番め、職員不祥事の原因を究明し、この職員不祥事の原因究明は警察がやるべきことであって、果たして議員がそこまで踏み込んでいいのかなと、この件について、それからまた議員の権限を逸脱していないかなと思っているんですが、この執行当局の管理監督を調査研究するとあるんですけど、果たしてその執行部の調査研究、監督の調査研究ができるのか、不祥事はあくまでも警察が調査をし、そして犯罪を防止するというのが警察の当然の職務だと思うんですけど、これは大所高所の立場から、やはりこの権限を持ったところが調べるべきだと思っております。 そこで、不祥事の原因究明をどのようにして行うのか、そして当局の管理監督、調査研究、この調査研究をどのような方法で行うのか、ご答弁賜ります。 ○議長(平良秀之君) 議案提案者、箕底用一君。 ◆10番(箕底用一君) ただいまの仲間市議の質疑にお答えします。 職員の不祥事に関しましては、どのような部署で、どのような現金、公金の扱いが行われているのか、これ全て原因を調査する必要があると、我々議会も常々当初予算の審査においても、目的別で一般会計、また特別会計、そういった事業の実施に向けた歳入歳出の審査を行い、また適切な予算執行などを行うのかというところで、議会の委員会で審査をしています。 今回の不祥事の事件に関しましては、行政としての服務規律や倫理規範的な根幹の部分、そして事務作業の管理体制の不備で起こった事件であると認識しております。そのことからも、この特別会計は設置することによって、大いに市民の皆様方に信頼を回復させるためにも絶対的な必要があると認識しております。 ただいま仲間市議の中には、その不祥事は八重山署が、刑事がやるべきじゃないかというようなことでありますけども、このことはしっかりと行政当局がこういった不祥事に関して八重山署とどのような連携を取ったのかというところもまだ見えてこない状況でありますので、やはり議会としては調査する権限も含めながら、こういった原因がどこにあるのか、そして再発防止はどういった方向に進めるのかというような調査をしながら、執行部当局に提言していくというようなことが望ましいのじゃないかと、そう考えております。 ○議長(平良秀之君) 仲間 均君。 ◆21番(仲間均君) 一般会計とか、行政に関わるものは、あと一般事務ですから、これは議会で当然行うべきなんですよ。 ところが、職員の不祥事まで議会が本当に入り込んでいって調査ができるかというわけですよ。意見を聞くぐらいならわかるけども、調査研究をして究明をすると、この究明までは本当にいけるかなと、我々この議会で100条委員会を設置し、そしてまた特別委員会を設置し、これまで何回もそういった究明を、あるいはまた問題提起をされてきたんですけど、一つも実になったことがない。みんな尻切れとんぼ、最後までいかないんですよ。 だから、それは議員の権限を逸脱しているんじゃないかと、私は申し上げている。そこで、もう一度お伺いしますけど、職員の不祥事、原因究明、果たしてこれができるのかと、これは司法当局のやるべき仕事であって、議員がそこまで踏み込んで本当にできるのかなと思うんですよ。そこのところをもう一度お願いします。 ○議長(平良秀之君) 議案提案者、箕底用一君。 ◆10番(箕底用一君) ただいまの質疑にお答えいたします。 原因究明ができるかどうかということでありますけども、この原因究明の仕方というのは特別委員会を設置しまして、その設置した中でどのような方向性で進めるかというのも、その議論の中で進めていくものと私は認識しております。 ○議長(平良秀之君) ほかございますか。長山家康君。 ◆8番(長山家康君) 質問いたします。 提案者のお気持ちというのは大変理解できるんですけども、一つだけ疑問があるので、お聞きしたいと思います。 金曜日の議会運営委員会において、提案者である箕底議員が提案する際に説明が必要になるはずべきだった委員会で、箕底議員自体がお休みなされていて、実際議会運営委員会で諮られることなく、このように上程されてしまっております。そうなったときに果たして議会運営委員会の意味というところが問われてくると思いますけども、なぜ欠席されたのかという点含め、答弁いただければと思います。 ○議長(平良秀之君) 議案提案者、箕底用一君。 ◆10番(箕底用一君) ただいまの長山議員の質疑にお答えします。 当時、議会運営委員会欠席いたしました。これは諸事情でありますので、お答えすることはできませんが、議会運営委員会、また地方自治法等にのっとり、議会運営委員会が進められた上で本会議に付託されたという認識していますので、ご理解いただきたいと思います。 ○議長(平良秀之君) ほかございますか。宮良 操君。 ◆15番(宮良操君) 質問でありますけれども、1点だけ追加ができないかどうなのかということを提案したいと思います。 先ほど水道部のほうから、白水ダムの協議会の分の戻入が本会議で承認されましたけれども、ややもすると、こういう部分の睡眠口座等も含めてあるのかなと、今回初めてのケースだったので、もしかすると、そういう役所が関わっているその他、任意団体等も含めて、そういった会計がもしかしたらあるのかなと、氷山の一角なのかなという感じがしましたので、その懲罰の経過に対する調査だけじゃなくて、その他の部分のそういう会計にあるようなものも含めて調査研究できればなと思うんですけど、提案者として、この件についてどう思いますか。 ○議長(平良秀之君) 提案者、箕底用一君。 ◆10番(箕底用一君) お答えいたします。 こういった調査の仕方というものは、特別委員会を設置した中で方向性を決めるべきだと、そう認識しております。なので、その特別委員会を設置した後に委員の皆さんと考え方を示していきたいと考えております。             〔何事かいう者あり〕 ○議長(平良秀之君) その目的があって提案されていますので、後ほど追加となってきますと、本来のこの採決と意味を逸しますので、ご理解ください。 ほかございますか。             〔(質疑なし)という者あり〕 ○議長(平良秀之君) それでは、質疑を終結いたします。 暫時休憩します。                               休 憩 午後 0時19分                               再 開 午後 0時19分 ○議長(平良秀之君) 再開いたします。 それでは、議員提出議案第34号について採決をいたします。本案に賛成の議員の起立を求めます。             〔起立多数〕 ○議長(平良秀之君) 起立多数であります。よって、議員提出議案第34号については可決されました。 暫時休憩いたします。                               休 憩 午後 0時20分                               再 開 午後 0時22分 ○議長(平良秀之君) 再開いたします。 それでは次に、日程第36、議員提出議案第35号特別委員会の設置についてを議題といたします。 提案者の説明を求めます。長山家康君。 ◆8番(長山家康君) それでは、議員提出議案第35号特別委員会の設置について、このことについて、石垣市議会会議規則第14条第1項の規定により提出いたします。 賛成者は議会運営委員会の皆様でございます。 理由、議会基本条例や議会ICT化など、議会改革について調査研究を行うため。 設置について。 1.特別委員会の名称を議会改革特別委員会とします。 2.特別委員会の任務を議会基本条例、議会ICT化などの議会改革について調査研究することにします。 3.調査権限、本議会は、上記2.に掲げる事項の調査を行わせるため、地方自治法第98条第1項の権限を上記特別委員会に委任します。 4.期間、調査終了まで。 なお、地方自治法第109条第8項の規定により、閉会中も調査することとします。 5.特別委員会の人数、本特別委員会委員の数は6人とします。 以上です。 ○議長(平良秀之君) 説明は終わりました。 質疑を許します。前津 究君。 ◆1番(前津究君) 長山家康議員、若い議員が大志を持って議会条例を、いろいろ議会改革に取り組みたいと、ぜひどんどん進めていただきたいんですが、議会基本条例、自治基本条例でも見られたように、地方自治法があるから自治基本条例なんか要らないんじゃないかとか、また与党の皆さんからは、自治基本条例なんか廃止やれという極論も出ていましたよね。 そういった中で、地方自治法があれば議会基本条例なんて要らんと思っている人も多いと思うんですよ。与党の議員の中にはね。やっぱり議会基本条例つくるんであれば、我々議員が積極的にどういう議会をつくりたいのか、市民に開かれた議会どうあるべきなのかを考えないと、成功できないと思うんですけど、残念ながら議会基本条例、必要ないと思っている方がいらっしゃるかもしれない。こういう自治基本条例のことでいろいろ問題があって、今、市民の皆さんも何で今のときに議会基本条例つくらんといかんか、意味わからないと、納得しない人もいるわけね。僕も納得はしていない。何で今の時期に。 聞きたいのは、そういう議員がいる中で、果たして本当に議会基本条例、今、調査研究とあるんだけど、そういう一体成果が上げることができるのかどうか、提案者の考えをちょっとお聞かせください。 ○議長(平良秀之君) 議案提案者、長山家康君。 ◆8番(長山家康君) 前津議員のご質問にお答えいたします。 与野党問わずに、この議会基本条例についての制定について、まだまだ理解が進んでいない部分があることを承知しております。その中で、まずなぜ今かというところでもありますけども、議会基本条例については数年前も、当時の仲嶺忠師議員の提案によって特別委員会が設置されました。 また、その間、そのときは任期満了に伴い解散、この審議が未了のまま終わったんですけども、その後も各議員研修会等でも議会基本条例については、皆さん何度も研修を受けているのかなというふうに思います。 私としては、自治基本条例に関する皆さんのご意見あろうかと思いますけども、議会基本条例については、極めて実務的なものにしていく必要があるのかなというふうに思っております。災害時の緊急事態についての対策や、また今回の目的でも定めておりますICT化推進について、また議会機能の充実など、極めて実務的な内容、もちろん目的を持って、私としては、議会基本条例自体はぜひ制定していきたいというふうには思っておりますが、そこは議員の皆さんで考えていかなければいけないことであって、どうやって皆さんの意見を反映するかと考えたときに、各本会議において、その都度中間報告をしながら、皆さんの意見いただいて、合意形成を図っていければなというふうに思います。 いろいろなお気持ちを持って皆様この場にいらっしゃるので、それぞれの議会の像というものがあるかと思いますので、その点も含め、大いに意見をいただきながら、また一つ議会として目指すべき姿を、新しい姿を追求していければなというふうに思っております。 以上です。 ○議長(平良秀之君) 大濱明彦君。 ◆11番(大濱明彦君) 簡単に教えてください。 反対するものではないんですが、最後の定数人数6名という提案されていますが、どういう思いで6名に絞ったのか、教えてください。 ○議長(平良秀之君) 提案者、長山家康君。 ◆8番(長山家康君) お答えいたします。 人数についてですけども、今回6人で提案させていただいております。私としては、まずは今までもこのような議論があった中で、なかなか制定できないというところは、議会開催日程含め、また意見の集約が進まなかったというところが大いにあるのかなというふうに思っております。6人というところで、機動力を持って、なるべく回数を重ねながら進めていきたい。 そのほかの多くの皆様の意見ももちろん反映する必要があると思いますので、その点は、先ほど申し上げたように、本会議での中間報告、必要であれば、また議員の皆様と意見交換を深めながら、なるべく皆様のご意見等を反映させていきたいというふうに思っております。 ○議長(平良秀之君) ほかございますか。             〔(質疑なし)という者あり〕 ○議長(平良秀之君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案について可決することにご異議ございませんか。             〔(異議なし)という者あり〕 ○議長(平良秀之君) ご異議なしと認めます。よって、議員提出議案第35号特別委員会の設置については可決されました。 暫時休憩いたします。                               休 憩 午後 0時29分                               再 開 午後 1時10分 ○議長(平良秀之君) それでは、再開をいたします。 先ほど設置されました議員提出議案第34号石垣市職員不祥事における倫理規範及び服務に関する調査特別委員会10名については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において指名をいたします。箕底用一君、我喜屋隆次君、友寄永三君、米盛初恵さん、砥板芳行君、東内原とも子さん、大濱明彦君、井上美智子さん、花谷史郎君、新垣重雄君、そしてその委員長に箕底用一君、副委員長に新垣重雄君、以上でございます。             〔(議長、休憩)という者あり〕 暫時休憩します。                               休 憩 午後 1時11分                               再 開 午後 1時14分 ○議長(平良秀之君) それでは、再開をいたします。 次に、先ほどこれも設置されました議案提出議案第35号の議会改革特別委員会において、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において指名をさせていただきます。長山家康君、石川勇作君、石垣達也君、米盛初恵さん、長浜信夫君、内原英聡君、以上6名を指名いたします。 なお、委員長に長山家康君、副委員長に内原英聡君の両名を指名いたします。 暫時休憩いたします。                               休 憩 午後 1時14分                               再 開 午後 1時14分 ○議長(平良秀之君) 再開します。 次に、日程第37、閉会中の継続審査の申し入れについてを議題といたします。 本案については、お配りしてあるプリントのとおり、総務財政委員会において審査中の事件について、会議規則第111条の規定により、総務財政委員会委員長からの申入れがあります。本案について承認することにご異議ございませんか。             〔(異議なし)という者あり〕 ○議長(平良秀之君) ご異議なしと認めます。よって、本件については承認されました。 暫時休憩いたします。                               休 憩 午後 1時16分                               再 開 午後 1時21分 ○議長(平良秀之君) 再開します。 日程第38、閉会中の継続審査の申し入れについてを議題とします。 本案については、お配りしてあるプリントのとおり、新型コロナウイルス感染症対策特別委員会において審査中の事件について、会議規則第111条の規定により、同特別委員会委員長からの申入れであります。本案申入れについて承認することにご異議ございませんか。             〔(異議なし)という者あり〕 ○議長(平良秀之君) ご異議なしと認めます。よって、本件については承認されました。 以上で、本定例会における議事は全て終了いたしました。 この際、お諮りいたします。本定例会で議決になりました事件の字句、数字、その他整理を要する事項につきましては、会議規則第43条の規定に基づき、議長に委任させていただきたいと思いますが、これにご異議ございませんか。             〔(異議なし)という者あり〕 ○議長(平良秀之君) ご異議なしと認めます。よって、本定例会で議決になりました事件の字句、数字、その他の整理を要する事項については議長に委任されました。 それでは、市長より挨拶の申入れがございますので、これを許します。市長、中山義隆君。 ◎市長(中山義隆君) 令和2年第12回石垣市議会12月定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 まず冒頭に、今年に入り本市職員の不祥事が相次ぎ、市役所に対する市民の皆様の信頼を著しく損なうこととなりました。これまでも本市職員の綱紀粛正及び服務規律の確保については、機会あるごとに注意を喚起し、周知徹底を図ってまいりましたが、特に現金取扱いについての適正な管理が行き届いておらず、このような事態が起きていたことを深刻に受け止めております。既に当事者については処分をし、告発等の準備を行い、また管理監督者についても分限処分をし、また本日私を含め、市長、副市長、教育長についても減給とさせていただきました。 さらに、現金取扱体制については、既に改めて運用をさせていただいております。今後このようなことが起こらないよう、市民の皆様からの信頼回復に向け、再発防止に全庁を挙げて努めてまいります。本市職員の不祥事に関し、改めて市民の皆様に深くおわびを申し上げます。大変申し訳ございませんでした。 さて、去る11月30日に開会いたしました市議会定例会は、本日に至るまで15日間にわたり本会議並びに常任委員会を通じて活発なご議論と慎重審議をいただきました。議員各位におかれましては、連日のご精励に対し、心より敬意と感謝を申し上げます。おかげをもちまして、令和2年度補正予算並びに重要案件の可決を賜り、厚く御礼を申し上げます。 本定例会の本会議並びに委員会の審議を通じ、議員各位から賜りました貴重なご意見やご提言等につきましては、今後の市政各般にわたる事業及び予算の執行に十分留意し、施策の運営に反映させていきたいと考えております。 さて、今年を振り返りますと、世の中の話題は新型コロナウイルス感染症一色であったように感じます。同感染症は瞬く間に世界各地に広がり、多くの貴い命が奪われるなど、未曽有の社会的、経済的影響を与えています。 全国的な感染拡大に伴う旅行の自粛などの影響により、本市のリーディング産業であります観光業をはじめ、暮らしや経済は大きくダメージを受けました。そのため、暮らしを守る観点から、小中学校の1学期分の給食費の免除、未就学児1人につき8,000円の給付、家庭内保育への支援、1人につき10万円の給付金など迅速な支給、国からの給付金をしっかりと受け取れるように、市独自の相談センターの開設など、様々な施策を展開してまいりました。 感染予防、拡大防止の観点からは、クラスターを早期で取り囲み、医療崩壊をあらかじめ防ぐことを目的に、市独自でPCR検査装置をいち早く導入し、相談外来を開設いたしました。 また、宿泊や飲食などの感染予防ガイドラインに基づく消毒などに係る費用への支援をはじめ、備品購入支援など様々な支援を講じてまいりました。 そして、経済をしっかりと回すためにもチャーター便による農水畜産物の島外への出荷支援、花卉、刺身、肉などの購買支援、バス、タクシーで使えるおでかけチケットやプレミアム商品券の販売など、現在、進行中のものも含めて、様々な経済対策を実施しております。 しかしながら、新型コロナウイルスによる影響は続いていることから、感染予防、拡大防止をしっかりとしながら、経済対策に引き続き取り組んでまいります。 今年7月17日にはSDGsにおける優れた取組を提案した年として、本市がSDGs未来都市に内閣府から選定されました。さらに、その中でも先導的な提案をした都市として自治体SDGsモデル事業としても選定をいただきました。このことからSDGsへの取組を積極的に進めてまいります。 さらに、現在推進しておりますゴルフ場建設につきましては、地域未来投資促進法に基づく基本計画を沖縄県と共同で作成し、今年の9月25日に国から同意を得ることができました。これを大きな全身と捉え、一日も早い着工に向け、引き続き努力をしてまいります。 児童福祉行政につきましては、本年4月1日にあらかわこども園の開園、7月1日に新川小学校内に放課後児童クラブを設置し、11月24日には西部地域の子育て拠点となります(仮称)かびらこども園の起工式が行われ、12月1日には本市で2番目となりますとのすく児童館が開館しております。引き続き、保護者のニーズに応えつつ、施設整備に取り組むとともに、保育士確保にも精力的に行いながら待機児童解消、子育て支援の充実に取り組んでまいります。 明るい話題としましては、八重山高等学校が沖縄県高校野球夏季大会において悲願の初優勝を果たしました。夢の甲子園出場はかなわず、残念ではありましたが、市民のみならず、郡民、そして全国各地の郷友に夢と希望を与えてくれました。 また、開催延期により来年の夏に開催されます東京オリンピック・パラリンピック競技大会の自転車ロードレース種目日本代表に本市出身の新城幸也選手、これは3大会連続の選出が内定いたしました。世界の名立たるトップアスリートを相手に、大舞台での活躍が期待されるところであります。 議員の皆様におかれましては、この1年市勢発展のために大変お世話になり、誠にありがとうございました。今後とも健康には十分ご留意され、引き続きご活躍いただきますとともに、ご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。 どうぞ議員並びに市民の皆様におかれましては、ご家族おそろいで、幸多きよい新年をお迎えいただきますようご祈念申し上げまして、閉会に当たってのご挨拶とさせていただきます。1年間大変お世話になりました。ありがとうございました。 ○議長(平良秀之君) これをもちまして令和2年第12回石垣市議会定例会を閉会いたします。大変にお疲れさまでした。                               閉 会 午後 1時29分...