石垣市議会 2019-12-02
12月02日-01号
令和 元年 12月 定例会(第6回) 令和元年第6回石垣市議会(定例会) 12月2日(月) (初 日) 開 会 午前10時02分 散 会 午後 零時19分出 席 議 員 ┌────┬────────────┬────┬────────────
┐ │番 号│ 氏 名 │番 号│ 氏 名
│ ├────┼────────────┼────┼────────────
┤ │ 1 │ 前 津 究 君 │ 12 │ 花 谷 史 郎 君
│ ├────┼────────────┼────┼────────────
┤ │ 2 │ 平 良 秀 之 君 │ 13 │ 内 原 英 聡 君
│ ├────┼────────────┼────┼────────────
┤ │ 3 │ 石 川 勇 作 君 │ 14 │ 新 垣 重 雄 君
│ ├────┼────────────┼────┼────────────
┤ │ 4 │ 後上里 厚 司 君 │ 15 │ 宮 良 操 君
│ ├────┼────────────┼────┼────────────
┤ │ 5 │ 石 垣 達 也 君 │ 16 │ 井 上 美智子 君
│ ├────┼────────────┼────┼────────────
┤ │ 6 │ 米 盛 初 恵 君 │ 17 │ 長 浜 信 夫 君
│ ├────┼────────────┼────┼────────────
┤ │ 7
│ 東内原 とも子 君 │ 18 │ 砂 川 利 勝 君
│ ├────┼────────────┼────┼────────────
┤ │ 8 │ 長 山 家 康 君 │ 19 │ 砥 板 芳 行 君
│ ├────┼────────────┼────┼────────────
┤ │ 9 │ 友 寄 永 三 君 │ 20
│ 我喜屋 隆 次 君
│ ├────┼────────────┼────┼────────────
┤ │ 10 │ 箕 底 用 一 君 │ 21 │ 仲 間 均 君
│ ├────┼────────────┼────┼────────────
┤ │ 11 │ 大 濱 明 彦 君 │ 22 │ 石 垣 亨 君 │ └────┴────────────┴────┴────────────┘欠 席 議 員 (な し)1.地方自治法第121条の規定による出席者 市 長 中 山 義 隆 君 建 設 部 長 安 里 行 雄 君 副 市 長 川 満 誠 一 君 会 計 管理者 高 坂 正 則 君 兼 会 計課長 総 務 部 長 知 念 永一郎 君 水 道 部 長 小 濵 廉 彦 君
市民保健部長 野 底 由紀子 君 消 防 長 大 濵 安 久 君 福 祉 部 長 大 浜 方 信 君 総 務 課 長 翁 長 致 純 君
福祉部こども 南風野 哲 彦 君 防 災 危 機 大 濵 武 君 未 来 局 長 管 理 室 長
農林水産部長 山 田 善 博 君 財 政 課 長 浦 崎 克 巳 君 税 務 課 長 豊 里 好 文 君
こども家庭課長 新 城 佳 一 君 納 税 課 長 吉 村 安 史 君
農政経済課長 天 久 朝 仁 君
契約管財課長 野 崎 雅 治 君 畜 産 課 長 平 良 嘉 英 君 新
庁舎建設室長 大 城 智一朗 君 水 産 課 長 金 城 安 和 君
企画政策課長 棚 原 長 武 君
むらづくり課長 石 垣 克 治 君
商工振興課長 平 良 守 弘 君
都市建設課長 宮 良 直 好 君
観光文化課長 仲大底 まゆみ 君 空 港 課 長 具志堅 広 一 君 ス ポ ー ツ 松 本 当 史 君 港 湾 課 長 下 地 敏 之 君 交 流 課 長 平 和 協 働 玻座真 保 幸 君 下 水 道課長 島 仲 雄 市 君 推 進 課 長 市 民 課 長 内 原 英 政 君
施設管理課長 玉 城 広 文 君 環 境 課 長 前 浜 孝 始 君
水道部総務課長 東 良 次 君
健康保険課長 富 浜 公 雄 君
水道部施設課長 比屋根 悟 君 健 康 福 祉 佐 藤 隆 君 消 防 署 長 阿 利 義 三 君
センター所長 福祉総務課長 嘉手川 聡 君 消 防 本 部 玉 城 克 信 君 総 務 課 長 障がい福祉課長 運 道 徹 君 消 防 本 部 東崎原 学 君 予 防 課 長
介護長寿課長 黒 木 さよ子 君 消 防 本 部 新 城 剛 君 警 防 課 長
子育て支援課長 伊 盛 加寿美 君 (教育委員会) 教 育 長 石 垣 安 志 君 学 務 課 長 入嵩西 覚 君 教 育 部 長 天 久 朝 市 君
学校教育課長 與世山 淳 君 総 務 課 長 仲 間 千加史 君 い き い き 砂 川 栄 秀 君 学 び 課 長 文 化 財課長 下 地 傑 君 学 校 給 食 成 底 広 敏 君
センター所長 市史編集課長 大 濵 憲 二 君 図 書 館 長 桃 原 直 君 博 物 館 長 浅 田 浩 君 (農業委員会) 事 務 局 長 大 城 英 由 君 (
選挙管理委員会) 事 務 局 長 眞喜志 一 美 君 (監査委員) 事 務 局 長 石 垣 やよい 君1.
議会事務局出席者 局 長 名 嘉 昇 君 次 長 宮 良 八十八 君
議事調査係長 本 若 久 司 君 主 事 山 田 昌 平 君 議 事 日 程 (第1号)┌─────┬───────────────────────────────────────┐│ 日 程
│ 件 名 │├─────┼───────────────────────────────────────┤│ 第 1
│会議録署名議員指名について ││ 第 2
│会期決定について ││ 第 3 │報告第14号 専決処分の報告について[
石垣市新庁舎建設工事(弱電設備)] ││ 第 4 │報告第15号 専決処分の報告について[
石垣市新庁舎建設工事(給排水・衛生設備)] ││ 第 5 │報告第16号 専決処分の報告について[
石垣市新庁舎建設工事(浄化槽設備)] ││ 第 6 │報告第17号 専決処分の報告について[和解及び損害賠償額の決定について] ││ 第 7
│特別委員会審査報告[石垣市
自治基本条例に関する
調査特別委員会] ││ 第 8 │議案第77号 石垣市固定資産税の課税免除に関する条例 ││ 第 9 │議案第78号 石垣市
行政組織条例の一部を改正する条例 ││ 第 10 │議案第79号 石垣市
職員定数条例の一部を改正する条例 ││ 第 11 │議案第82号 石垣市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 ││ 第 12 │議案第95号
工事請負契約についての議決内容の一部変更について[石垣市新
庁舎建 ││ │ 設工事(建築)] ││ 第 13 │議案第96号
工事請負契約についての議決内容の一部変更について[石垣市新
庁舎建 ││ │ 設工事(強電設備)] ││ 第 14 │議案第97号
工事請負契約についての議決内容の一部変更について[石垣市新
庁舎建 ││ │ 設工事(空気調和・換気設備)] ││ 第 15 │議案第83号 令和元年度石垣市
一般会計補正予算(第3号) ││ 第 16 │議案第91号 石垣市
老人福祉センター指定管理者の指定について ││ 第 17 │議案第92号 石垣市
水産加工施設指定管理者の指定について ││ 第 18 │議案第98号
農業基盤整備促進事業(栄第2地区)の施行について ││ 第 19 │議案第99号
農業基盤整備促進事業(嘉手苅第2地区)の施行について ││ 第 20 │議案第84号 令和元年度石垣市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) ││ 第 21 │議案第85号 令和元年度石垣市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) ││ 第 22 │議案第86号 令和元年度石垣市
介護保険事業特別会計補正予算(第3号) ││ 第 23 │議案第80号 石垣市下水道条例の一部を改正する条例 ││ 第 24 │議案第81号 石垣市
水道事業給水条例の一部を改正する条例 ││ 第 25 │議案第93号
米原キャンプ場及び
米原ヤシ群落駐車場指定管理者の指定について ││ 第 26 │議案第94号 石垣市
中央運動公園・住区基幹公園(9か所)・
サッカーパークあかん ││ │ ま指定管理者の指定について ││ 第 27 │議案第87号 令和元
年度石垣都市計画土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号) ││ 第 28 │議案第88号 令和元年度石垣市
港湾事業特別会計補正予算(第3号) ││ 第 29 │議案第89号 令和元年度石垣市
下水道事業会計補正予算(第2号) ││ 第 30 │議案第90号 令和元年度石垣市
水道事業会計補正予算(第1号) │└─────┴───────────────────────────────────────┘┌─────┬───────────────────────────────────────┐│ 日 程
│ 件 名 │├─────┼───────────────────────────────────────┤│ 第 31
│議員提出議案第21号 琉球王国の歴史と文化を象徴する首里城の早期再建を求める
││ │ 意見書 │└─────┴───────────────────────────────────────
┘ 本日の会議に付した事件及び処理結果┌─────┬────────────────────────────┬──────────┐│ 番
号 │ 件 名
│ 処理結果 │├─────┼────────────────────────────┼──────────
┤│ │会議録署名議員指名について │ 18番 砂川 利勝君││
│ │ 19番 砥板 芳行君
││ │会期決定について │ 12月2日~12月16日││
│ │ (15日間)
││報告第14
号│専決処分の報告について[
石垣市新庁舎建設工事(弱電設 │ 報 告││ │備)]
│ ││報告第15
号│専決処分の報告について[
石垣市新庁舎建設工事(給排水・ │ 〃 〃 ││ │衛生設備)]
│ ││報告第16
号│専決処分の報告について[
石垣市新庁舎建設工事(浄化槽設 │ 〃 〃 ││ │備)]
│ ││報告第17
号│専決処分の報告について[和解及び損害賠償額の決定につ │ 〃 〃 ││ │いて]
│ ││ │特別委員会審査報告[石垣市
自治基本条例に関する
調査特 │ 〃 〃 ││ │別委員会]
│ ││議案第77号│石垣市固定資産税の課税免除に関する条例
│ 総務財政委員会付託││議案第78号│石垣市
行政組織条例の一部を改正する条例
│ 〃 〃 ││議案第79号│石垣市
職員定数条例の一部を改正する条例
│ 〃 〃 ││議案第82号│石垣市職員の給与に関する条例の一部を改正する
条例 │ 〃 〃 ││議案第95
号│工事請負契約についての議決内容の一部変更について[
石 │ 〃 〃 ││ │垣市新庁舎建設工事(建築)]
│ ││議案第96
号│工事請負契約についての議決内容の一部変更について[
石 │ 〃 〃 ││ │垣市新庁舎建設工事(強電設備)]
│ ││議案第97
号│工事請負契約についての議決内容の一部変更について[
石 │ 〃 〃 ││ │垣市新庁舎建設工事(空気調和・
換気設備)] │ ││議案第83号│令和元年度石垣市
一般会計補正予算(第3号)
│ 〃 〃 ││議案第91号│石垣市
老人福祉センター指定管理者の指定について
│ 経済民生委員会付託││議案第92号│石垣市
水産加工施設指定管理者の指定について
│ 〃 〃 ││議案第98
号│農業基盤整備促進事業(栄第2地区)の施行について
│ 〃 〃 ││議案第99
号│農業基盤整備促進事業(嘉手苅第2地区)の施行について
│ 〃 〃 ││議案第84号│令和元年度石垣市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第
│ 〃 〃 ││ │2号)
│ ││議案第85号│令和元年度石垣市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第
│ 〃 〃 ││ │2号)
│ ││議案第86号│令和元年度石垣市
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)
│ 〃 〃 ││議案第80号│石垣市下水道条例の一部を改正する条例
│ 建設土木委員会付託││議案第81号│石垣市
水道事業給水条例の一部を改正する条例 │ 〃 〃 │└─────┴────────────────────────────┴──────────┘┌─────┬────────────────────────────┬──────────┐│ 番
号 │ 件 名
│ 処理結果 │├─────┼────────────────────────────┼──────────┤│議案第93
号│米原キャンプ場及び
米原ヤシ群落駐車場指定管理者の
指定 │ 建設土木委員会付託││ │について
│ ││議案第94号│石垣市
中央運動公園・住区基幹公園(9か所)・
サッカー │ 〃 〃 ││ │パークあかんま指定管理者の指定について
│ ││議案第87号│令和元
年度石垣都市計画土地区画整理事業特別会計補正予 │ 〃 〃 ││ │算(第2号)
│ ││議案第88号│令和元年度石垣市
港湾事業特別会計補正予算(第3号)
│ 〃 〃 ││議案第89号│令和元年度石垣市
下水道事業会計補正予算(第2号)
│ 〃 〃 ││議案第90号│令和元年度石垣市
水道事業会計補正予算(第1号)
│ 〃 〃 ││議員提出 │琉球王国の歴史と文化を象徴する首里城の早期再建を求め │ 可 決││議案21号 │る意見書 │ │└─────┴────────────────────────────┴──────────
┘ 令和元年第6回石垣市議会(定例会) 12月2日(月) (初 日) 開 会 午前10時02分
○議長(平良秀之君) おはようございます。これより令和元年第6回
石垣市議会定例会を開会いたします。 議事に入る前に、事務局長より諸般の報告をさせます。 諸般の報告
◎
議会事務局長(名嘉昇君) おはようございます。それでは、令和元年第6回
石垣市議会定例会に際し、諸般の報告を申し上げます。 記 1.まず最初に、令和元年第5回定例会で議決になりました意見書及び要請決議等については、関係機関へ文書を送付するとともに、
議員派遣承認に基づき、去る10月18日、関係機関へ直訴要請を行いました。 1.次に、去る9月18日から22日の間、
姉妹都市提携20周年を記念し、ハワイ州カウアイ郡を議長が訪問いたしました。 1.次に、去る10月7日から10日の間、
建設土木委員会が行政視察のため、新潟県村上市、山形県鶴岡市を訪問いたしました。 1.次に、去る10月8日から11日の間、
経済民生委員会が行政視察のため、大阪府大阪市、同高石市を訪問いたしました。 1.次に、去る11月6日、第107回
全国市議会議長会評議員会が東京で開催され、議長が出席をいたしました。 1.次に、去る11月12日に第38回
離島振興市町村議会議長全国大会並びに14日に厚生年金への地方議員の加入を求める全国大会が東京で開催され、それぞれ議長が出席いたしました。 1.次に、去る11月18日から21日の間、
総務財政委員会が行政視察のため、岩手県陸前高田市、宮城県気仙沼市を訪問いたしました。 1.去る11月22日、沖縄県市議会議員・
事務局職員研修会がうるま市で開催され、22名の議員が出席いたしました。 1.次に、教育委員会より
地方教育行政の組織及び運営に関する法律第27条に基づく石垣市
教育事務点検評価報告書が送付されておりますので、お手元に配付してあります。 1.次に、第5回定例会以降に本議会への陳情が11件あり、その概要についてはプリントにして配付してあります。 1.次に、地方自治法第235条の2第3項に基づく
例月出納検査の報告書は毎月送付されております。 1.次に、市長より本定例会に提出される議案は27件を予定しております。 1.次に、本定例会における説明員の報告があり、その職氏名はプリントにして配付してあります。 以上、ご報告いたします。
○議長(平良秀之君) 諸般の報告は終わりました。 それでは、これより議事に入ります。 本日の議事日程は、お手元にお配りしてあるプリントのとおりであります。 日程第1、
会議録署名議員指名についてを議題といたします。
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定に基づき、議長において指名いたします。 砂川利勝君、砥板芳行君の両名を指名いたします。 次に、日程第2、会期決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。本定例会の会期については、
議会運営委員会の答申に基づき、本日から12月16日までの15日間とすることにご異議ございませんか。 〔(異議なし)という者あり〕
○議長(平良秀之君) ご異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は、本日から12月16日までの15日間と決定されました。 次に、日程第3、報告第14号専決処分の報告についてを議題とし、提案者の説明を求めます。市長、中山義隆君。
◎市長(中山義隆君) おはようございます。本日、令和元年度第6回
石垣市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様には公私ともお忙しい中、ご参集賜り、厚く御礼申し上げます。 さて、このたびの
市議会定例会におきましてご審議いただきます案件は、条例の全部改正案及び一部改正案6件、一般会計・特別会計等の補正予算案8件、その他議案9件、報告4件、合計27件のご審議をお願い申し上げるものであります。 それでは、ただいま議題となりました議案の概要並びに提案理由についてご説明いたします。 報告第14号は、専決処分の報告について(
石垣市新庁舎建設工事(弱電設備))でございます。本件は地方自治法第180条第1項の規定に基づき、議会の議決により指定された市長の専決事項について専決処分をしたので、同条第2項の規定より、これを報告するものでございます。 その内容は、令和元年第5回
市議会定例会におきまして決議いただきました
石垣市新庁舎建設工事(弱電設備)の
工事請負契約について、契約金額中、1億8,653万7,600円を1億8,999万2,000円に変更するものでございます。理由といたしましては、
消費税法改正に伴い、契約金額に変更が生じたことによるものでございます。 以上、ご報告申し上げます。
○議長(平良秀之君) 説明は終わりました。質疑を許します。 暫時休憩いたします。 休 憩 午前10時09分 再 開 午前10時10分
○議長(平良秀之君) 再開いたします。 以上で、報告第14号の報告は終わりました。 次に、日程第4、報告第15号専決処分の報告についてを議題とし、提案者の説明を求めます。市長、中山義隆君。
◎市長(中山義隆君) ご説明いたします。報告第15号は専決処分の報告について(
石垣市新庁舎建設工事(給排水・衛生設備))でございます。本件は地方自治法第180条第1項の規定に基づき、議会の議決により指定された市長の専決事項について専決処分をしたので、同条第2項の規定によりこれを報告するものでございます。 その内容は、令和元年第5回
市議会定例会におきまして議決いただきました
石垣市新庁舎建設工事(給排水・衛生設備)の
工事請負契約について、契約金額中、1億9,710万円を2億75万円に変更するものでございます。理由といたしましては
消費税法改正に伴い、契約金額に変更が生じたことによるものでございます。 以上、ご報告申し上げます。
○議長(平良秀之君) 説明は終わりました。質疑を許します。 〔(質疑なし)という者あり〕
○議長(平良秀之君) 質疑を終結いたします。 以上で、報告第15号の報告は終わりました。 次に、日程第5、報告第16号専決処分の報告についてを議題とし、提案者の説明を求めます。市長、中山義隆君。
◎市長(中山義隆君) ご説明いたします。報告第16号は専決処分の報告について(
石垣市新庁舎建設工事(浄化槽設備))でございます。本件は地方自治法第180条第1項の規定に基づき、議会の議決により指定された市長の専決事項について専決処分をしたので、同条第2項の規定によりこれを報告するものでございます。 その内容は、令和元年第5回
市議会定例会におきまして議決いただきました
石垣市新庁舎建設工事(浄化槽設備)の
工事請負契約について、契約金額中、1億3,808万8,800円を1億4,064万6,000円に変更するものでございます。理由といたしましては
消費税法改正に伴い、契約金額に変更が生じたことによるものでございます。 以上、ご報告申し上げます。
○議長(平良秀之君) 説明は終わりました。質疑を許します。 〔(質疑なし)という者あり〕
○議長(平良秀之君) 質疑を終結いたします。 以上で、報告第16号の報告は終わりました。 次に、日程第6、報告第17号専決処分の報告についてを議題とし、提案者の説明を求めます。市長、中山義隆君。
◎市長(中山義隆君) ご説明いたします。報告第16号は専決処分の報告について(和解及び損害賠償額の決定について)でございます。本件は地方自治法第180条第1項の規定に基づき、議会の議決により指定された市長の専決事項について専決処分をしたので、同条第2項の規定によりこれを報告するものでございます。 内容は、国土交通省大阪航空局石垣空港出張所駐車場における除草作業中の車両破損事故について、損害賠償額11万1,146円で和解するものでございます。賠償の相手方及び和解内容については、処分書に記載のとおりでございます。 以上、ご報告申し上げ、再発防止に努めてまいります。
○議長(平良秀之君) 説明が終わりました。質疑を許します。宮良 操君。
◆15番(宮良操君) この件につきまして、同様な事故が以前も1件ありました。全く同じような事故でありました。そのときには、ちゃんと議会に付議をして、委員会審査をして、私たちが了承した経緯がございます。そのときにも再発防止という形がありましたけれども、今回、2点、この件について質問します。1点は、同様の事故であるのにもかかわらず、今回専決処分の内容について、前回と違うという提案についての内容です。もう1点は、そのときの同じような事故の事故防止対策をどのようにしたのか。なぜ、このようなことが再度起こったのか。このあたりについての答弁を求めます。
○議長(平良秀之君) 建設部長、安里行雄君。
◎建設部長(安里行雄君) お答えいたします。本事案は令和元年8月11日、午後1時ごろ、空港課作業員が大阪航空局石垣出張所前、歩道植栽松内の草刈り作業実施中に使用していた草刈り機で小石等をはね上げて、隣接する駐車場の普通乗用車のリアガラスを破損した事案でございます。 このような重大な事案が起きた一因としまして、草刈り作業における飛散対策防止の不足が原因と考えております。短期間でこのような事案が発生したことから、再発防止対策といたしまして、建設部部内会議におきまして、各所管する施設の草刈り作業等における安全対策や、また飛散防止対策などの実施の徹底、また再発防止に努めていくことを部内で確認したところであります。 具体的な再発防止対策といたしまして、作業場所に応じた作業方法や手順の確認、また、作業箇所周辺での安全確保、また使用草刈り機材の選択など、場所に応じた安全かつ適切な方法で作業を実施することなど、また、飛散防止ネットを使用することなど、作業時のマニュアル作成や作業予定表の提出などによる職員間の情報共有を図り、より安全対策を徹底し、再発防止に努めていきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(平良秀之君) 暫時休憩いたします。 休 憩 午前10時16分 再 開 午前10時17分
○議長(平良秀之君) 再開いたします。総務部長、知念永一郎君。
◎総務部長(知念永一郎君) ご説明いたします。前回、9月定例会において、同様の除草作業中の車両窓破損事故につきまして、そのときも賠償金額が18万6,692円であったことから、本市の条例で定める市長の専決処分事項に、1件100万円以下ということに該当しておりますので、前回も専決処分の報告で付議事項ではございませんでした。
○議長(平良秀之君) 宮良 操君。
◆15番(宮良操君) 行政執行中における事故等については、行政関係の保険適用が通例としてあります。この件はそういった分に該当するんですか。
○議長(平良秀之君) 暫時休憩いたします。 休 憩 午前10時18分 再 開 午前10時18分
○議長(平良秀之君) 再開いたします。建設部空港課長、具志堅広一君。
◎空港課長(具志堅広一君) ご説明します。本事案に関しては保険の適用外で保障の内容で支払いを済ませております。 以上です。
○議長(平良秀之君) ほかございますか。 〔(質疑なし)という者あり〕
○議長(平良秀之君) 以上で報告第17号の報告は終わりました。 次に、日程第7、特別委員会審査報告を議題とし、石垣市
自治基本条例に関する
調査特別委員会委員長の報告を求めます。友寄永三君。
◎石垣市
自治基本条例に関する
調査特別委員会委員長(友寄永三君) 皆さん、おはようございます。特別委員会審査報告書。 委 員 会 審 査 報 告 書 本特別委員会は、石垣市
自治基本条例に関し審査を行い、下記のとおり決定したので、会議規則第39条の規定により報告します。 記(1)石垣市
自治基本条例について 石垣市
自治基本条例は、基本原則を初め、市民や事業者等、市議会、執行機関の役割、市政運営、参画・協働、自然環境の保全と再生、風景づくり等の17章43条からなっており、平成22年に制定されております。
自治基本条例は共通理解や理念のあり方等について不備や解釈の違いが見られることから、本特別委員会は平成31年第3回定例会において設置されました。 本特別委員会は、本条例の制定までの経緯、改正点及び問題点や課題点を把握するため、担当課である企画政策課に説明を求めるとともに、提出資料や当時の新聞記事等を参考にし、質疑を交えながら調査を行ってまいりました。 一条ずつ条文を確認、調査を進めるに当たり、多くの委員から本条例の前提となる市民の定義の幅広さ、住民登録をしていない外国人や観光客、反社会的な個人・団体まで市民になり得ることについて疑義が集中したほか、この条例は理念条例と言われ、多くの条文が努力目標で拘束力がないこと、ほかにも、さきに制定されている市民憲章と重なる部分もあること、理念を条例で制定する必要性のないこと、最高規範とうたっているが、条例に本来上下はないこと等の指摘がありました。 また、今後の本条例のあり方について、委員会では大多数の自治体が地方自治法で運用されている、社会情勢の変化、地方自治法第2条2項に抵触する疑いがある、市民の定義を修正してはどうか、廃止するなら時代に合った新しい条例を策定すべきではないか等の意見もありました。 よって、委員の指摘や意見を集約し、採決した結果、賛成多数により本条例を廃止すべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。
○議長(平良秀之君) ただいまの特別委員会審査報告に対する質疑を許します。花谷史郎君。
◆12番(花谷史郎君) 今回、委員会の中で廃止すべきものというふうな決定をしたということですけれども、この
自治基本条例ですけれども、石垣市の総合計画、そして、その他条例、
自治基本条例に基づいてつくられた決まりが多くあると思います。
自治基本条例の中にも、総合計画は
自治基本条例に基づいてつくるようにということが明記されております。ということは、制定された条例、また総合計画をつくった経緯などの根拠が、もし廃案になったときになくなるのかなというふうに考えておりますけれども、それにかわる条例と、またそのほかの決まりなどをつくるということに関しては何か議論がされたのか、質問いたします。
○議長(平良秀之君) 石垣市
自治基本条例に関する
調査特別委員会委員長、友寄永三君。
◎石垣市
自治基本条例に関する
調査特別委員会委員長(友寄永三君) 花谷議員の質疑にお答えいたします。この条例は時代にマッチしていないという意見もあり、また、これを廃止するのであれば新しい条例を考えてはどうかという意見がありましたので、それも含んでいると思います。 〔何事かいう者あり〕
○議長(平良秀之君) お静かにお願いいたします。花谷史郎君。
◆12番(花谷史郎君) 質問があったというよりは、全員でそういった条例制定をこういうふうにしたら、
自治基本条例がなくなったとしても、こういう代案があるとかっていう議論がされたのかどうかというところですけれども、もう一度お願いいたします。
○議長(平良秀之君) 特別委員会委員長、友寄永三君。
◎石垣市
自治基本条例に関する
調査特別委員会委員長(友寄永三君) 花谷議員の質問にお答えします。本当に、今、仲間議員が言われたように、野党の皆さんが参加していれば、こういう質問もなかったかなというふうに思います。一応、この
自治基本条例がなくても、今、全国に地方自治体が1,741ありまして、制定しているところが377、約22%ということですので、残りの78%は
自治基本条例がなくても、しっかりやれているということで、なくてもやれるのではないかという意見もありました。 以上です。
○議長(平良秀之君) 前津 究君。
◆1番(前津究君) 野党議員が委員会に入ればよかったというんですけど、そういう問題じゃなくて、報告書に関しては質疑する権利はあるんですから、そういう答弁では逃げないでくださいね。僕が言いたいのは、この中に廃止の理由として、これは自治法の基礎的な考え方を私は改めて問いたいんですが、理念を条例で制定する必要性がないこと、これを廃止の理由としておりますね。友寄議員も記憶にあると思うんですが、市は言語条例を制定しましたね。ここの議会の舞台で皆さんと記念撮影をとって、その条例に長い理念が書かれているんです。手話は言語として。そういったほとんどの条例には理念があるんですが、じゃあ、こういった条例も、理念の部分はみな外せということにもつながるんです。ですから、はっきり言って、これに書いてある廃止の理由、新聞にも書かれて、県内紙の琉球新報、タイムスにも書かれて、僕は本当に恥ずかしい気持ちで、この議会の議員として、とんでもない理由で廃止をやっているところが、僕は同じ石垣市の議員として、ちょっとこの解釈には無理がある。こじつけなんです。ですから、条例というのは、理念がなければ条例じゃないんです。だから、その辺の基礎的な考え、友寄永三議員の、何でこういうのを理由にしたのか、まず一つ、答弁をお願いします。
○議長(平良秀之君) 暫時休憩いたします。 休 憩 午前10時28分 再 開 午前10時28分
○議長(平良秀之君) 再開いたします。前津 究君。
◆1番(前津究君) 理念を条例で制定する必要性のないことって断定して、これが一つの廃止の理由となっているんですが、こんなでたらめな解釈で、石垣の条例、みんな理念ついていますよ。だから、僕は、こういうのが恥なんです。議員としての基本的な知識が。こんなものを廃止の一つの原因とするのであれば、もうちょっとまともな意見がほしかったんですが、この理念の云々というのに対して、委員会はどのような決定をしたんですか。どのような解釈をしたんですか。
○議長(平良秀之君) 特別委員会委員長、友寄永三君。 〔何事かいう者あり〕 お静かにお願いします。私語を慎んでください。
◎石垣市
自治基本条例に関する
調査特別委員会委員長(友寄永三君) 前津議員の質疑にお答えします。今、理念はいらないと、理念条例だからという、この一つで廃止にいったわけじゃなく、多くある意見の中の一つです。もう一つ続いております、理念もそうなんですけれど、拘束力が余りにもないと。実際、今まで当局のほうに対して、これはできていないんじゃないの、どうなのと聞いたことがあります。いや、これは理念条例ですからと。そういうような拘束力もなく、何も本人たちも理念として捉えているというようなものは、余りふさわしくないんじゃないかというような意見がありました。 以上です。 〔何事かいう者あり〕
○議長(平良秀之君) 暫時休憩いたします。 休 憩 午前10時30分 再 開 午前10時30分
○議長(平良秀之君) 再開いたします。前津 究君。
◆1番(前津究君) 廃止するなら廃止する立派な、もうちょっとみんなが納得できるような理由がほしかっただけなんです。そうしたら友寄委員長の今の報告では、全然納得できないですよ。だから、ほかの理念条例というのを、石垣市の、この分厚い例規集に、理念はいっぱい書かれているんです。これまで否定するのかという話につながるものだから。いいでしょう。この理念の話は、一つ置いて、次の質問行きましょう。 これを読んでから、市民の定義の幅広さってやっていて、住民登録をしていないから参加するのは好ましくないんだと。例えば、憲法、命令、規則、条例というのがあるわけです。一般常識的に、条例をつくった人が反社会的を入れるとか、役所の人間は怒りますよ。これは役所の職員が自分たちを拘束するためにつくったのが
自治基本条例であって、僕なんか議員が発議によって廃止するようなことはやっちゃだめなんです。反対に、僕たちが議会
自治基本条例をつくるべきなんですよね。だから、そういったところがあって、一つ聞きたいのは、まちづくりに住民登録していない市民は入れないというのであれば、石垣島祭りの市民大パレードに岡崎市から、犬山市から来る。新庁舎建設の環境審議会とかいろいろあって、専門家もまちづくりのために座長で呼んだりとかやるんだけど、こういうことを…… 〔何事かいう者あり〕 〔(お静かにお願いします)という平良秀之議長〕 想定しての幅広い意味での市民ということなんです。友寄議員たちは、悪い方向、反社会的は入れるとか、こういった観点から、この市民という者を幅広く捉えられないんですか。こういった質問や意見はなかったんですか。答弁をお願いします。
○議長(平良秀之君) 特別委員会委員長、友寄永三君。
◎石垣市
自治基本条例に関する
調査特別委員会委員長(友寄永三君) 前津議員の質問にお答えします。職員が怒るとか、怒らないとか、かかわらず、この条例では反社会的な人が入れるというふうになっているということです。 そして、市民のパレードとか、そういうのに参加という話がありましたけれども、別に市民に定義されていなくても入れますので、別に市民になっているから入れるとか、そういうことではありません。今、この反社会的な方は、ルールとして、
自治基本条例の中で市民と定義されております。その市民が何をするのかと。市民は参画しなければならないとあるんですけれども、市民は施策の立案から実施及び評価に至るまでの過程に主体的に加わり、意思決定にかかわることをいう。本当に…… 〔何事かいう者あり〕 〔(私語は慎んでください)という平良秀之議長〕 これは市民の定義ですので、市民なら、これができるということです。本当に無茶苦茶になります。 〔何事かいう者あり〕
○議長(平良秀之君) 委員長、そのまま報告をしてください。私語は慎んでください。答弁中です。
◎石垣市
自治基本条例に関する
調査特別委員会委員長(友寄永三君) 以上です。
○議長(平良秀之君) 仲間 均君。
◆21番(仲間均君) 委員長報告にのっとって、質問をさせていただきます。本条例の前提となる市民の定義、外国人、観光客、反社会的な個人・団体まで市民となり得ることについての質疑が集中したと、このように報告されておりますが、我が石垣市の住民基本台帳、人口移動総括表、この表によりますと、職権消除という項目がございまして、外国人5世帯、これが消除されている。削除されたということ。 さて、この外国人が、我が石垣市に対して、意見を述べている場合において、突然いなくなったという例もあるやもしれん。その外国人の職権の消除について、話し合いが行われたのか、行われなかったのか、ご答弁を賜ります。
○議長(平良秀之君) 特別委員会委員長、友寄永三君。
◎石垣市
自治基本条例に関する
調査特別委員会委員長(友寄永三君) 仲間議員の質疑にお答えいたします。委員会では、そこまでの話は出なかったと記憶しております。
○議長(平良秀之君) 仲間 均君。
◆21番(仲間均君) そういうことになってくると、議論は尽くされたとは言えないですか。それとも、そこの域まで到達する必要性がないと、このようなことなのか。主にどういった議論が委員会の中ではなされたのか。必要はないということの根拠、皆さんの委員会での意見、総括したと思うんですけれども、その総括した経緯について、ご答弁を賜ります。
○議長(平良秀之君) 特別委員会委員長、友寄永三君。
◎石垣市
自治基本条例に関する
調査特別委員会委員長(友寄永三君) 仲間議員の質問にお答えいたします。今、ありましたように、外国人が本当に多数、石垣市に来て、こういう市民という肩書で、市政に対していろんな要求ができると。本当に、今、多くの外国人が石垣に来る時代になっております。そういう経緯が心配だという意見は出ておりました。そういう大変なことになるのではないかという意見がありました。報告いたします。
○議長(平良秀之君) 暫時休憩します。 休 憩 午前10時37分 再 開 午前10時37分
○議長(平良秀之君) 再開いたします。特別委員会委員長、友寄永三君。
◎石垣市
自治基本条例に関する
調査特別委員会委員長(友寄永三君) 幾つか出ておりました、1日しかいない観光客が市民というのは余り理解できない。ただ、今、仲間議員がおっしゃっていた、外国人が来て、反社会的な人が来ても、市民として扱わないといけないというところが、大きな市民の定義に対する疑義が多く集中したところです。
○議長(平良秀之君) 大濱明彦君。
◆11番(大濱明彦君) 幾つか質疑させてください。今の話ですけど、観光客は市民かという話ですけど、観光客は住民じゃないですよね。そういうのと話をしてはいけないと思います。それはいいです。 私は、この委員会、制定されましたけれども、それに参加したくなかったので参加しませんでしたけれども、それは憲法と法律と同じように、
自治基本条例も含めて、これは基本的に市民の立場のものなんです。それと、もう一つ、私の考え方です……
○議長(平良秀之君) 暫時休憩いたします。 休 憩 午前10時39分 再 開 午前10時39分
○議長(平良秀之君) 再開いたします。大濱明彦君。
◆11番(大濱明彦君) そういうことで、権力者を縛るものだろうと私は思っていますので、そういう質疑には参加したくなかったので入りませんでした。それで質問しますけれども、そもそも、この特別委員会は調査研究じゃなかったかと。その中でいろんな文言を皆さんで一問一答をやったということですけど、内容を見ると、余りやっていないように私は見ますけれども、ただ、その議論した中で、何をどういうふうに調査して、最終的に、なぜ廃止という話になるのか。調査して研究するのが目的だったのに、何でそこで結論を出そうとするんですか。結論を出すのであれば、我々もちゃんと意見を言わせてもらったと思います。何で調査していないうちに、こんなことをやるんですか。委員長、お願いします。
○議長(平良秀之君) 特別委員会委員長、友寄永三君。
◎石垣市
自治基本条例に関する
調査特別委員会委員長(友寄永三君) 大濱議員の質問にお答えします。調査研究して結論が出るのは不思議ではないと思います。それが参加しなかった理由というのは、ちょっとどうなのかなと思います。何度も言いますが、調査研究の結果、廃止になった理由は、一つだけじゃないので、ここに今、報告したとおり、多くのことを全部を足して、これは廃止だという委員の総意でありますので、それを報告しているだけですので、報告です。
○議長(平良秀之君) 大濱明彦君。
◆11番(大濱明彦君) あと一度だけ質問できるようですので、確認させてください。地方自治法では、地域住民、要するに、そこに住んでいる人は外国人とか、そういった規定じゃないんです。私も何度か見ましたけど、外国人という言葉は一つも入っていないんです。ですから、それは入っても構わないと思います。 〔何事かいう者あり〕 法律で決まっているものを、何で条例で、これだからできないということがあり得るんですか。おかしいじゃないですか。どうですか、委員長。
○議長(平良秀之君) 休憩いたします。 休 憩 午前10時41分 再 開 午前10時43分
○議長(平良秀之君) 再開いたします。特別委員会委員長、友寄永三君。
◎石垣市
自治基本条例に関する
調査特別委員会委員長(友寄永三君) 地方自治法でという、ちょっと意味がよくわからないんですけど、どうして外国人を排除するのかということですよね。外国人が
自治基本条例から排除されるのはどうしてかと。 〔(その経緯は)という大濱明彦議員〕 経緯は、一般住民からして、1日だけでもいたら市民というふうに名乗るというのは、一般市民の感情からしたら理解できないだろうなというような意見でした。それは外国人に限らず、観光客も含めて。また、住民票もない外国人が市政に参加するのはおかしいんじゃないかという意見がありました。 以上です。 〔何事かいう者あり〕
○議長(平良秀之君) 暫時休憩いたします。 休 憩 午前10時44分 再 開 午前10時45分
○議長(平良秀之君) 再開いたします。新垣重雄君。
◆14番(新垣重雄君) すごくいろいろな雑音が聞こえてきますけど、私は
自治基本条例の策定にかかわっておりませんので、よくわかりませんでしたが、皆さんの特別委員会の記録を見て、余計わからなくなりました。 〔何事かいう者あり〕 わからないことを聞くんです。 〔(いいですか、私語は慎んでください)という平良秀之議長〕 まず、前津議員が言いましたように、廃止をするという根拠が、余りにも薄弱すぎる。そして、拙速です。こういう結論を出すということについて、今までの
自治基本条例がつくられるまでに、どれぐらいの努力がされているか、どれぐらいの経過があったか、ちょっと見てみますと……
○議長(平良秀之君) 新垣議員、報告に伴って質疑の場ですので、そこは守って、意識して行ってください。
◆14番(新垣重雄君) はい、わかりました。 第1回、これは策定された時期の平成21年の報告経過がありますけれども、7月8日から第2回、7月14日、そして第3回、10月6日、第4回から9回、第10回まで会議がされております。
○議長(平良秀之君) 新垣議員、委員長報告に対してですので、今、恐らく情報公開条例等で出された過去の資料を基に述べられていると思うんですけれども、ここは先ほど冒頭に委員長報告に対しての質疑の場ですので、簡潔に質疑を行ってください。
◆14番(新垣重雄君) それでは簡潔にいきましょう。要するに、先ほど調査研究の目的でなされたのが、いきなり結論が出てきた。しかも、先ほど私が言いたいのは、これまで膨大な時間と労力を要して作成されたものが、皆さんの会議の議事録を見ておりますと、5回、1回目が45分、2回目が1時間23分、3回目が1時間15分、4回目が47分、5回目が52分、合計約5時間で結論を出すという、拙速すぎませんかという私の感想です。
○議長(平良秀之君) 暫時休憩いたします。 休 憩 午前10時48分 再 開 午前10時49分
○議長(平良秀之君) 再開いたします。新垣重雄君。
◆14番(新垣重雄君) 今の経過を見て、どう思いますか。委員長にお伺いします。
○議長(平良秀之君) 特別委員会委員長、友寄永三君。
◎石垣市
自治基本条例に関する
調査特別委員会委員長(友寄永三君) 新垣重雄議員の質問に答えます。時間をかけたから、時間をかけてやらないといけない。時間をかけて制定したから、時間をかけて廃止しなければとかいうものではなく、5回の委員会をみんなでしっかり話し合った結果が、そういう結果になったというふうに理解しております。
○議長(平良秀之君) 新垣重雄君。
◆14番(新垣重雄君) 先ほど言いましたように、5回で約5時間。それで、重要な廃止という前代未聞のことが行われているということに対して拙速とは思いませんか、委員長。
○議長(平良秀之君) 暫時休憩いたします。 休 憩 午前10時50分 再 開 午前10時50分
○議長(平良秀之君) 再開いたします。新垣重雄君。
◆14番(新垣重雄君) 質問を変えますけれども、質疑は十分されたというふうに委員長はお考えですか。
○議長(平良秀之君) 特別委員会委員長、友寄永三君。
◎石垣市
自治基本条例に関する
調査特別委員会委員長(友寄永三君) 新垣重雄議員の質問にお答えいたします。 十分に質疑はされたと認識しております。
○議長(平良秀之君) 内原英聡君。
◆13番(内原英聡君) 委員長に質疑を行いたいと思います。特別委員会審査報告書を拝見していて、本特別委員会は本条例の制定までの経緯、改正点及び問題点や課題点を把握するため、担当課である企画政策課に説明を求めるとともに調査を行ってまいりましたとあります。この文言に基づいて質疑をいたします。 友寄委員長、平成27年なんですけれども、すなわち2015年の10月、きょうこちらにいらっしゃる中山市長が石垣市
自治基本条例の審議会に対して、同条例の見直しを諮問しました。本案は石垣市
自治基本条例の一部を改正する条例とあります。当時は、石垣市
自治基本条例が制定されてから5年、中山市長は審議会に対し、同条例が社会情勢などの変化に適合したものかどうかを検討し、見直し、ご意見を賜りたく諮問したとの旨、こう文書に記録されております。諮問を受けた審議会は細やかな検証を経て、翌年の2016年1月13日、石垣市
自治基本条例について、改正案の原案をまとめ、市長に答申しました。 その後なんですけれども、この本議会でも問われております平成28年3月の
総務財政委員会で審議がなされ、本会議の委員長報告では質疑に対して異議なしとなり、原案のとおり全会一致で可決されております。当時の
総務財政委員会は、当時、平良委員長を初め、今回の特別委員会の委員でもある石垣 亨議員、我喜屋隆次議員、東内原とも子議員、長山家康議員もいらっしゃいました。 〔(簡潔にお願いします)という平良秀之議員〕 もう少しで終わります。それで、
自治基本条例については、直近の判断を前例とする、これが原則です。そうしたとき、この平成27年の全会一致の可決すらも根底から覆すほどの理由が今回の委員長報告にあるとは考えがたいと思います。議論の形跡も見受けられません。整合性が全くとれていないと思うのですが、その点、委員長はどのように報告をなさいますか。
○議長(平良秀之君) 特別委員会委員長、友寄永三君。
◎石垣市
自治基本条例に関する
調査特別委員会委員長(友寄永三君) 内原議員の質問にお答えします。本当に、さっきから野党の皆さんが参加していたらと常に思っております。前回、平成27年にどうであったという意見がありましたけれど、この会が立ち上がったのが平成31年ですので、いろんなことを学びながら、どんどん自分の考え方が新しくなって、こういう委員会にできて、この結果が出たと認識しております。 以上です。
○議長(平良秀之君) 内原英聡君。
◆13番(内原英聡君) 野党の皆さんが参加していたらとおっしゃいますけれども、そもそも、これが3月に立ち上がったときには、調査研究を目的とするとありました。この条例の見直し等を踏まえてということであれば、野党も参加したでしょう。そういうことでもない。 第4回の議事録を拝見していると、専門講師を招いてやるというふうになっていました。しかし、第5回では日程が合わなかったという理由などで、その講師の参考人招致は見送られたとあります。それで、その同一の人物の講師なんですけれども、ことし11月2日、健康福祉センターで講演会が開かれております。「
自治基本条例 その先にあるもの」。私も参加しました。この会において、委員長もいらして、委員長の横で私は座っていましたが、例えば、陸自配備予定地の賛否を問う住民投票について、この講師は住民投票を実施したら配備賛成推進派は負けるので、
自治基本条例の廃止を求めるのは……
○議長(平良秀之君) 内原議員、委員長報告に対して集約して質疑してください。
◆13番(内原英聡君) 委員長の横に座っていましたが、そうしたご発言もありました。この講師のご発言と、今回の委員会というものも、大分、重なって見えますが、議事録を取り寄せたところ、音声データ、10月11日で既に破棄したとあります。議事録は文書として残っていますが、細かいやりとりが検証不可能です。また、この議事録、大変問題があります。ご発言なさっている委員の名前が書かれていない。委員長と
企画政策課長しか特定できない。歴史に残す文書で、なぜ市議会議員が……
○議長(平良秀之君) 内原議員、これは委員長に対する質疑とは異なって、議事を整理するのは、今おっしゃったところは違いますので。そこは認識してください。
◆13番(内原英聡君) はい。この発言者の名前を伏せているのは委員長の判断ですか、それとも委員会の判断ですか、それとも事務局の独断ですか。
○議長(平良秀之君) 暫時休憩いたします。 休 憩 午前10時56分 再 開 午前10時57分
○議長(平良秀之君) 再開いたします。特別委員会委員長、友寄永三君。
◎石垣市
自治基本条例に関する
調査特別委員会委員長(友寄永三君) 内原議員の質問にお答えいたします。私はかかわっておりません。 以上です。
○議長(平良秀之君) 仲間均君。
◆21番(仲間均君) もうこれで議論は尽くされたと思います。 〔(尽くされておりません)という者あり〕 そこで、質疑打ち切りの動議を提出いたします。 〔(賛成)という者あり〕
○議長(平良秀之君) 暫時休憩いたします。 休 憩 午前10時58分 再 開 午前11時01分
○議長(平良秀之君) 再開いたします。 先ほど仲間議員より取り消し動議が発言されまして、一定の賛成者がおられましたので成立いたします。これより
議会運営委員会を開催しますので、議運の皆様はよろしくお願いいたします。 暫時休憩いたします。 休 憩 午前11時02分 再 開 午前11時31分
○議長(平良秀之君) 再開いたします。 先ほど
議会運営委員会が持たれまして、先ほどの動議提案者から動議取り下げの旨のご発言がございましたので、取り下げとさせていただきます。 なお、議会運営委員長よりこの質疑に対するあり方、ルールにしっかりとのっとった質疑を行ってくださいということがございましたので、これは議長としても再度お願いをして、質疑を再開いたしたいと思います。質疑を再開いたします。井上美智子さん。
◆16番(井上美智子君) 完結に。廃止すべきものと決定するということなんですが、今、この
自治基本条例をもとに、住民投票を求める会が国の行う自衛隊配備問題について住民投票で、さおの賛否を問うということなんですが、市民の意見を聞くという手段としての住民投票というのがあるんですが、議員として、この市民の意見を聞くということは大事なことなんですが、この住民投票のことについて、皆さんどのように議論されましたか。
○議長(平良秀之君) 暫時休憩いたします。 休 憩 午前11時32分 再 開 午前11時35分
○議長(平良秀之君) 再開いたします。特別委員会委員長、友寄永三君。
◎石垣市
自治基本条例に関する
調査特別委員会委員長(友寄永三君) 井上美智子議員の質問にお答えいたします。住民投票の件に関しましては、当局の担当、企画のほうに来ていただいて、私たちが出す、住民投票条例、今回、地方自治法においても、住民投票は成り立つという話は出ておりました。
○議長(平良秀之君) 井上美智子さん。
◆16番(井上美智子君) この
自治基本条例では、住民投票については、もっと踏み込んでいて、今、1万4,000余りの皆さんが住民投票を求めたということで、この
自治基本条例の中で市長の義務が発生するということで、今、この廃止になるということが、これとすごくかかわっていると思うんです。国がしようとすることに対して、こうやって市民が声を出すという、ここは私たち議員にとっても大事なんです。だから、議員としてどのように話し合われたかというのを、ちゃんとお聞きしたいんですが。
○議長(平良秀之君) 特別委員会委員長、友寄永三君。
◎石垣市
自治基本条例に関する
調査特別委員会委員長(友寄永三君) 井上美智子議員の質問にお答えいたします。この報告書にも書いてあるんですが、解釈の違いが大きくあると。今言う、住民投票の考え方に対して当局を含め解釈がいろいろありますので、それも含めてどうであるという前に問題な条例であるという意見がありました。
○議長(平良秀之君) 暫時休憩いたします。 休 憩 午前11時35分 再 開 午前11時35分
○議長(平良秀之君) 再開します。特別委員会委員長、友寄永三君。
◎石垣市
自治基本条例に関する
調査特別委員会委員長(友寄永三君) 井上議員の質問にお答えいたします。この住民投票は、常設条例であったり、個別条例であったり、いろいろな条例をもって、いろんな自治体が行っております。この内容におきまして、石垣市が個別条例ということでありますので、議会を通すという、常設条例ではありませんので、解釈として今回のは当てはまらないというふうに、そういう状況です。
○議長(平良秀之君) 暫時休憩いたします。 休 憩 午前11時36分 再 開 午前11時36分
○議長(平良秀之君) 再開いたします。宮良 操君。
◆15番(宮良操君) たくさんの議員がいろんな質問をしましたので、重複を避けて私は質問したいと思います。第1点目は、この
自治基本条例、非常に執行当局で2年間かけて、そして議会でも相当議論しました。今、議場に残っている議員が数名しか残っていないと思いますけど、けんけんごうごうの議論をして生み出した条例であります。この条例を5回の審議会で、皆さんの委員会で全面否定した。非常に断腸の思いであります。そういう立場で質問します。 まず、この委員会の議事録の中で、こういう発言があります。賛成の議論は終わっている。賛成、反対の議論をする段階ではないと。今回、反対の立場にある有識者の意見を聞いて、そして対応すべきじゃないかと、それに対する講師の派遣もしていただきたい、当局からは予算措置がないのでという形で、民間の皆さんの講演会が行われた。それに沿って、今回の条例が廃止されたのかなと私は思っておりますけれども、その中で、こういう発言があることに、私は本来、委員会であれば賛成者の意見、もしくはこれまでかかわってきた策定員の意見も聞き、そして反対のある部分の意見も聞くのであれば、民主的な議論がされたと判断しますけれども、そういったこういったことがなされずに、今回されたということに対して、私はこの発言の内容について非常に疑問を持っています。 それともう一つは、報告書の中に理念条例であって、拘束力がない、努力目標でしかないと書いてあります。しかしながら、
自治基本条例の14条には、総合計画は
自治基本条例によって策定するように求められています。それと、2年前の女性参画の関係、児童福祉関係の
自治基本条例の策定委員会を含めて、その中で審議会が、策定委員会がなされて、石垣市の条例の改正がなされました。上下関係ではなく、あくまでも基本条例として、条例を廃止することに伴う石垣市の条例との関連性を、たくさん中身があるわけです。
自治基本条例がなければ、石垣市の条例が通らないことがたくさんある。このような現在の条例に対する関連まで含めて議論がなされたのかどうなのか。このあたり答弁してください。
○議長(平良秀之君) 特別委員会委員長、友寄永三君。
◎石垣市
自治基本条例に関する
調査特別委員会委員長(友寄永三君) 宮良操議員の質問にお答えいたします。時間をかけたからというような、新垣議員と似たような話がありましたけど、反対の意見だけでいいんじゃないかという意見があったので、これも一つの意見ですので、こういう意見がなされたからいけないということではありません。そういう意見もあったという認識ですので。 あとは、多くが
自治基本条例に関連しているということなんですが、実際、制定される前にやれていた。新しくできてきたのもあるかもしれませんが、多くの地方自治体は、それがなくてもやっているということで、大丈夫じゃないかという意見でありました。 以上です。
○議長(平良秀之君) 暫時休憩いたします。 休 憩 午前11時40分 再 開 午前11時41分
○議長(平良秀之君) 再開いたします。特別委員会委員長、友寄永三君。
◎石垣市
自治基本条例に関する
調査特別委員会委員長(友寄永三君) 賛成、反対の方の意見でいいんじゃないかという意見、そしてまた賛成、反対聞くべきじゃないかという意見、両方ありました。 あと、多くの条例が、今の
自治基本条例に重なっていると、関係しているということのようですけど、それは廃止しても問題なしではないかという意見でありました。 以上です。
○議長(平良秀之君) 暫時休憩いたします。 休 憩 午前11時42分 再 開 午前11時43分
○議長(平良秀之君) 再開いたします。特別委員会委員長、友寄永三君。
◎石垣市
自治基本条例に関する
調査特別委員会委員長(友寄永三君) 宮良操議員の質問にお答えいたします。細かい、何条に、どう影響している、そういうのは全くやってはおりませんが、なくてもやっていけるという……
○議長(平良秀之君) 重ね重ね言いますけれども、傍聴の皆様もご静粛にお願いいたします。宮良 操君。
◆15番(宮良操君) 石垣市民を代表する議会が、ある決定を出すことによって、関連する行政行為に影響があるにもかかわらず、こういう議論もなされずに、安易に廃止の部分の決議をしたというふうにとられますよ。なぜ、これだけの責任を持って議論をなされていなかったのかということに対して、委員長として責任を感じるべきじゃないですか。本当に関連がないですか。
○議長(平良秀之君) 操議員、質疑を行ってください。
◆15番(宮良操君) 私の質疑をします。皆さんは基本的に賛成者を呼ばないと、議会の中での議論があります。そして予算要求までしています。執行当局から講師を呼ぶ予算がありませんと。それで、反対する民間の皆さんを呼びました。この人を呼んだことが、この条例の廃止に関連すると思いますか。関連していますか。
○議長(平良秀之君) 特別委員会委員長、友寄永三君。
◎石垣市
自治基本条例に関する
調査特別委員会委員長(友寄永三君) 宮良操議員の質問にお答えいたします。委員会で、その話は終わった後、どうであった、こうであった、だからどうのという意見は全く出ておりませんので、それは影響しているかどうか、個人的にはわかりませんが、していないと思います。
○議長(平良秀之君) 暫時休憩いたします。 休 憩 午前11時44分 再 開 午前11時44分
○議長(平良秀之君) 再開いたします。特別委員会委員長、友寄永三君。
◎石垣市
自治基本条例に関する
調査特別委員会委員長(友寄永三君) 多分、私の記憶では、予算は賛成派の方、反対派の方、両方の予算を要求したつもりで、確認したということです。その反対の方を委員会が招いたわけでもありませんので、それが私たちの委員会がどうこうしたということではありません。 以上です。
○議長(平良秀之君) 長浜信夫君。
◆17番(長浜信夫君) 1点質疑を行います。報告書なんですけれども、全て反対意見しか載っておりません。数カ月、数回の委員会の開催でありましたけれども、ご存じのとおり、2年余の歳月を経て、難産の末できた条例と思っております。そこで、期間的に進め方も問題と思うんですけれども、拙速、唐突、短絡過ぎるような決定だなと、委員会の報告だと私は思っております。 そこで伺います。この基本条例が、先ほどもありました以前に改定を一部なされました。そういう基本条例の規則に基づいて改定もされてきました。であるならば、委員の中で、この基本条例の43条の1項に基づいて、2項の審議会の設置を促すならともかく、いきなり決定というのに至った、委員の中から、このような規則の中での43条2項に基づいた設置の意見はなかったかどうか伺います。
○議長(平良秀之君) 特別委員会委員長、友寄永三君。
◎石垣市
自治基本条例に関する
調査特別委員会委員長(友寄永三君) 長浜議員の質問にお答えいたします。 43条の1項の審議会ということではありませんが、市民の定義を見直したらどうかという意見はありました。審議会をということではなかったです。
○議長(平良秀之君) 長浜信夫君。
◆17番(長浜信夫君) この報告書の中での市民の定義の見直しは出ていますのでわかります。一度、当局から一部改正の提案がなされて見直しがされました。軽微な見直しがありました。そういった過程があって、皆さんの委員の中であるならば、この中で、いろいろな不備とか、理念のあり方、解釈を指摘していますよね。委員の中で以前もそういう見直しがあったんですから、今回もそれにのって、そういった皆さんの疑義を持っている部分の見直しをやりましょうやというような、委員のどなたか、そういった議論をなされたか。委員長、どうですか。
○議長(平良秀之君) 特別委員会委員長、友寄永三君。
◎石垣市
自治基本条例に関する
調査特別委員会委員長(友寄永三君) 長浜議員の質問にお答えいたします。この報告書に書いてあるとおりでありまして、もう意見は集約されたということで採決に至りました。 以上です。
○議長(平良秀之君) 暫時休憩いたします。 休 憩 午前11時48分 再 開 午前11時49分
○議長(平良秀之君) 再開いたします。質疑を終結いたします。 以上で特別委員会審査報告は終わりました。 この際、お諮りいたします。次の日程第8から日程第30までの23件につきましては、
議会運営委員会の答申に基づき、提案説明の後、質疑を省略し、それぞれ所管の常任委員会に付託することにご異議ございませんか。 〔(異議なし)という者あり〕
○議長(平良秀之君) ご異議なしと認めます。よって、そのように進めさせていただきます。 それでは、次に日程第8、議案第77号石垣市固定資産税の課税免除に関する条例。日程第9、議案第78号石垣市
行政組織条例の一部を改正する条例。日程第10、議案第79号石垣市
職員定数条例の一部を改正する条例。日程第11、議案第82号石垣市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例。日程第12、議案第95号
工事請負契約についての議決内容の一部変更について。日程第13、議案第96号
工事請負契約についての議決内容の一部変更について。日程第14、議案第97号
工事請負契約についての議決内容の一部変更について。日程第15、議案第83号令和元年度石垣市
一般会計補正予算(第3号)。以上8件を一括議題とし、提案者の説明を求めます。市長、中山義隆君。
◎市長(中山義隆君) ご説明いたします。 議案第77号は石垣市固定資産税の課税免除に関する条例でございます。本案は課税免除の対象資産及び対象者について、より明確に規定するとともに、地域未来投資促進法に係る課税免除の規定を追加するため、条例の全部を改正するものでございます。 主な改正の内容といたしましては、第2条第4号において、課税免除を受けることができる青色申告者等について定義し、同条第5号及び第6号において地域未来投資促進法に係る促進区域及び対象施設について定義するものであります。また、第3条から第5条において、各地域制度における総務省例の金額要件、資産のうち、沖縄振興特別措置法の各条に掲げる減収補填資産について規定し、第6条で地域未来投資促進法に係る課税免除について新たに規定するものでございます。本条例の施行日は令和2年1月1日としております。 議案第78号は石垣市
行政組織条例の一部を改正する条例でございます。本案は効率的かつ機能的な行政体制を整備するため、条例の一部を改正するものでございます。 改正の内容といたしましては、農林水産部の名称を産業振興部に改め、商工業及び労政に関する業務を企画部から産業振興部へ移管するものでございます。本条例の施行日は令和2年4月1日としております。 議案第79号は石垣市
職員定数条例の一部を改正する条例でございます。本案は幼稚園教諭が教育機関から市長部局へ移行するため、教育機関の職員の減員及び市長部局の職員の増員を行うとともに、救急業務体制の強化、改善を目的として、消防機関の職員の増員を行うため、条例の一部を改正するものでございます。 改正の内容といたしましては、第2条に規定する職員の定数について、市長部局の職員386人を399人に、教育委員会の事務局及び教育委員会の所管に属する教育機関の職員100人を87人に、消防機関の職員64人を65人に改めるものでございます。本条例の施行日は公布の日からとしております。 議案第82号は石垣市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例でございます。本案につきましては、去る8月7日に令和元年人事院勧告が行われ、その中で官民給与の均衡を図ることを目的として、公務員格差を解消するための若年層に重点を置いた引き上げが織り込まれております。この勧告を受けまして、政府は10月11日に閣議決定をし、11月22日に法律が公布されております。 また、沖縄県人事委員会は、沖縄県職員の給与に関する条例を改正することを勧告しております。これを受けまして、本市においても当該条例において所要の改正を行うものであります。改正の内容といたしましては、月例給における公務員給与の格差495円(0.14%)を解消するため、4月にさかのぼり引き上げ改定を行うものでございます。 議案第95号、議案第96号及び議案第97号は
工事請負契約についての議決内容の一部変更についてでございます。いずれも
消費税法改正に伴い、契約金額を変更する必要があるため、石垣市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものでございます。 議案第95号は令和元年第4回
石垣市議会定例会で、議案第45号をもって議決いただきました石垣市新庁舎工事(建築)の
工事請負契約について、契約金額中、49億644万円を49億9,730万円に変更するものでございます。 議案第96号は令和元年第5回
石垣市議会定例会で議案第67号をもって議決いただきました
石垣市新庁舎建設工事(強電設備)の
工事請負契約について、契約金額中、6億7,284万円を6億8,530万円に変更するものでございます。 議案第97号は令和元年第5回
石垣市議会定例会で議案第69号をもって議決いただきました
石垣市新庁舎建設工事(空気調和・換気設備)の
工事請負契約について、契約金額中、9億6,984万円を9億8,780万円に変更するものでございます。 議案第83号は令和元年度石垣市
一般会計補正予算(第3号)でございます。今回の補正は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3億8,325万9,000円を減額し、予算総額を歳入歳出それぞれ321億7,059万8,000円とするものであります。 主な内容といたしましては、歳入においては使用料及び手数料、繰入金、諸収入等を増額し、国庫支出金、県支出金、市債等を減額するものでございます。歳出においては、民生費、衛生費、教育費等を増額し、総務費、農林水産業費、土木費等を減額するものでございます。また、債務負担行為、地方債及び繰越明許費についても補正を行うものでございます。 以上でございます。
○議長(平良秀之君) 説明は終わりました。本8件については、
総務財政委員会に付託いたします。 次に、日程第16、議案第91号石垣市
老人福祉センター指定管理者の指定について。日程第17、議案第92号石垣市
水産加工施設指定管理者の指定について。日程第18、議案第98号
農業基盤整備促進事業(栄第2地区)の施行について。日程第19、議案第99号
農業基盤整備促進事業(嘉手苅第2地区)の施行について。日程第20、議案第84号令和元年度石垣市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)。日程第21、議案第85号令和元年度石垣市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)。日程第22、議案第86号令和元年度石垣市
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)。以上7件を一括議題とし、提案者の説明を求めます。市長、中山義隆君。
◎市長(中山義隆君) ご説明いたします。 議案第91号は石垣市
老人福祉センター指定管理者の指定についてでございます。本件は地方自治法第244条の2第6項の規定により、公の施設の指定管理者を指定するため、議会の議決を求めるものでございます。指定管理者となる団体は、石垣市老人クラブ連合会、指定の期間は令和2年4月1日から令和5年3月31日まででございます。 議案第92号は、石垣市
水産加工施設指定管理者の指定についてでございます。本件は地方自治法第244条の2第6項の規定により公の施設の指定管理者を指定するため、議会の議決を求めるものでございます。指定管理者となる団体は、八重山漁業協同組合、指定の期間は令和2年4月1日から令和7年3月31日まででございます。 議案第98号は
農業基盤整備促進事業(栄第2地区)の施行についてでございます。本件は土地改良事業として、本事業を定め、整備するため、土地改良法第96条の2第2項の規定により、あらかじめ議会の議決を求めるものでございます。 概要といたしましては、畑地かんがい施設を含めた農業基盤整備を実施することにより、担い手の作物生産及び農業所得の向上を図り、区画整理を行うことで、担い手への農地集積を図りながら、地域特性を生かした農業経営に寄与することを目的とするものでございます。事業費は8億9,428万8,000円で、工期は令和2年度から令和6年度までの5年間でございます。 議案第99号は、
農業基盤整備促進事業(嘉手苅第2地区)の施行についてです。本件は土地改良事業として、本事業を定め、整備するため、土地改良法第96条の2第2項の規定により、あらかじめ議会の議決を求めるものでございます。 概要といたしましては、末端かんがい施設の整備を行い、農業経営の安定化を規模拡大及び農業所得の向上を図るものでございます。事業費は1億3,500万円で工期は令和2年度から令和5年度までの5年間でございます。 議案第84号は令和元年度石垣市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)でございます。今回の補正は歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ670万8,000円を追加し、予算総額を歳入歳出それぞれ61億9,223万6,000円とするものであります。主な内容といたしましては、歳入においては国庫補助金を増額し、歳出においては総務管理費、償還金等を増額するものでございます。 議案第85号は令和元年度石垣市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)でございます。今回の補正は歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ1,001万8,000円を追加し、予算総額を歳入歳出それぞれ3億9,860万2,000円とするものであります。主な内容といたしましては、歳入においては後期高齢者医療保険料を増額し、歳出においては後期高齢者医療広域連合納付金を増額するものでございます。 議案第86号は令和元年度石垣市
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)でございます。今回の補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7,381万6,000円を追加し、予算総額を歳入歳出それぞれ39億2,897万7,000円とするものであります。主な内容といたしましては、歳入においては介護保険料、国庫補助金を増額し、歳出においては介護給付費を増額するものでございます。 以上でございます。
○議長(平良秀之君) 説明は終わりました。本7件につきましては、
経済民生委員会に付託いたします。 次に、日程第23、議案第80号石垣市下水道条例の一部を改正する条例。日程第24、議案第81号石垣市
水道事業給水条例の一部を改正する条例。日程第25、議案第93号
米原キャンプ場及び
米原ヤシ群落駐車場指定管理者の指定について。日程第26、議案第94号石垣市
中央運動公園・住区基幹公園(9カ所)・
サッカーパークあかんま指定管理者の指定について。日程第27、議案第87号令和元年度石垣市都市計画土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)。日程第28、議案第88号令和元年度石垣市
港湾事業特別会計補正予算(第3号)。日程第29、議案第89号令和元年度石垣市
下水道事業会計補正予算(第2号)。日程第30、議案第90号令和元年度石垣市
水道事業会計補正予算(第1号)。以上8件を一括議題とし、提案者の説明を求めます。市長、中山義隆君。
◎市長(中山義隆君) ご説明いたします。 議案第80号は石垣市下水道条例の一部を改正する条例でございます。本案は成年被後見人等の権利と制限に係る措置の適正化を図るための関係法律の整備に関する法律に基づく標準下水道条例の改正を受け、現行の下水道条例の一部を改正する必要があることから、条例の一部を改正するものでございます。 主な改正の内容といたしましては、第12条及び第16条中の成年被後見人に係る欠格条項を削除し、新たな欠格条項として、精神の機能の障害により事業、職務を適正に営むに当たって必要な認知・判断及び意思疎通を適切に行うことができない者を追加するものでございます。本条例の施行日は令和2年1月1日としております。 議案第81号は石垣市
水道事業給水条例の一部を改正する条例でございます。本案は水道法の一部を改正する法律が施行され、指定給水装置工事事業者の指定の更新制度が設けられることに伴い、条例の一部を改正するものでございます。 主な改正の内容といたしましては、第41条に給水装置工事事業者の指定更新手数料の規定を追加するものでございます。本条例の施行日は公布の日としております。 議案第93号は
米原キャンプ場及び
米原ヤシ群落駐車場指定管理者の指定についてでございます。本件は地方自治法第244条の2第6項の規定により、公の施設の指定管理者を指定するため、議会の議決を求めるものでございます。指定管理者となる団体は株式会社セフィロト、指定の期間は令和2年4月1日から令和5年3月31日まででございます。 議案第94号は石垣市
中央運動公園・住区基幹公園(9カ所)・
サッカーパークあかんま指定管理者の指定についてでございます。本件は地方自治法第244条の2第6項の規定により、公の施設の指定管理者を指定するため、議会の議決を求めるものでございます。指定管理者となる団体は一般社団法人石垣市体育協会、指定の期間は令和2年4月1日から令和5年3月31日まででございます。 議案第87号は令和元
年度石垣都市計画土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)でございます。今回の補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,338万4,000円を追加し、予算総額を歳入歳出それぞれ2億6,482万2,000円とするものであります。 主な内容といたしましては、歳入においては一般会計繰入金、基金繰入金、土地区画整理事業債を増額し、歳出においては飛び地区事業費、土地区画整理事業費を増額するものでございます。 議案第88号は令和元年度石垣市
港湾事業特別会計補正予算(第3号)でございます。今回の補正は歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ16万6,000円を追加し、予算総額を歳入歳出それぞれ20億793万1,000円とするものであります。内容といたしましては、歳入においては一般会計繰入金を増額し、歳出においては職員給与費を増額するものでございます。 議案第89号は令和元年度石垣市
下水道事業会計補正予算(第2号)でございます。今回の補正は、収益的予算において支出総額に158万円を追加し、11億4,880万3,000円に、収入総額に3,362万5,000円を追加し、13億3,296万7,000円とするものであります。また、資本的予算において、支出総額から4億8,304万5,000円を減額し、14億8,154万8,000円に、収入総額から5億307万9,000円を減額し、11億3,691万9,000円とするものであります。 主な内容といたしましては、施設の修繕及び消費税率改定による増額、下水道事業決定による事業費の減額でございます。 議案第90号は令和元年度石垣市
水道事業会計補正予算(第1号)でございます。今回の補正は資本的予算において、既決予定額の支出総額に26万5,000円を追加し、支出総額を7億3,534万3,000円とするものであります。 主な内容といたしましては、浜崎町地区配水管敷設工事費増額等に係る資本的予算の組みかえ等を行うものでございます。なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額の内訳において、その分を消費税、資本的収支調整額と損益勘定留保資金の増額により補填するものであります。 以上でございます。
○議長(平良秀之君) 説明は終わりました。本8件については、
建設土木委員会に付託いたします。 次に、日程第31、議員提出議案第21号琉球王国の歴史と文化を象徴する首里城の早期再建を求める意見書を議題とし、提案者の説明を求めます。長浜信夫君。
◆17番(長浜信夫君) しばらくご辛抱をお願いいたします。琉球王国の歴史と文化を象徴する首里城の早期再建を求める意見書。議運の皆さんの賛同を得ました。理由、首里城の早期再建を求めるためであります。本文です。 去る10月31日午前2時35分ごろ、那覇市首里遠蔵町にある首里城で火災が発生し、御庭を囲む正殿、北殿、南殿の主要建設物と書院、鎖之間、黄金御殿、二階御殿、奉神門の7棟、合わせて4,800平方メートルと琉球王国の多数の美術工芸品が焼失し、県民に深い悲しみと衝撃を与えている。沖縄は、あの苛烈な沖縄戦によって20万人の尊い命が奪われるとともに、国宝文化財22件を失い、琉球王国の歴史と文化を象徴する首里城を初め、先人から引き継いできた歴史的に重要な文化遺産が焼失、破壊された。 そこで国は戦災文化遺産である首里城の復元を求める県民の運動に応えて、1992年、沖縄の日本復帰20周年を記念して、琉球王国の歴史と文化の象徴である首里城の正殿、北殿、南殿などを復元し、国営沖縄記念公園・首里
城地区首里城公園として一部を開園、その後も順次整備を行い、本年2月の御内原の完成で全エリアを公開した。 沖縄県民は琉球王国の文化遺産の復元と伝統文化の保存継承には強い思い入れがあり、復元された首里城は沖縄のアイデンティティーの形成や文化の発展、万国津梁としてアジアを結ぶ貿易・平和交流の架橋を願ううちなーんちゅの心のよりどころとなっている。 2000年、12月には那覇市にある首里城跡、園比屋武御獄石門、玉陵、識名園を初め、今帰仁城跡、勝連城跡、座間味城跡、中城城跡、斎場御獄の県内9カ所の文化遺産が中国と日本の築城文化を融合した独特の建築様式や石組み技術、文化的景観等には、高い文化的・歴史的価値があるとされ、「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として日本では11番目の世界遺産に登録されている。 世界の誇る琉球王国の貴重な歴史的文化遺産を回復する目的で復元された首里城は、新たに県民文化の創出と伝統技術の継承・発展を図り、歴史的風土探訪の場として年間280万人の観光客をあつめるなど、大きな役割も担っている。しかし、今回の火災によって、その新たな役割とともに、沖縄のアイデンティティー、文化、観光、経済の発展、文化遺産の復元・保存などにも重大な影響を及ぼす事情となっている。 よって、当市議会は市民や県民、多くの県出身者や関係者が切望する琉球王国の歴史と文化を象徴する首里城の早期再建に向けて、国と県、関係機関が連携し、日本復帰50周年を迎える2022年までに防火・防災に強い再建計画、実施計画等を策定すること。 そして、一刻も早い首里城の再建・復元を目指し、特別な財政措置を含め、積極的な推進を図るとともに、市民・県民の皆様を初め、首里城の再建を願う多くの皆様方の力を英知を結集して、心一つに取り組むよう石垣市議会として強く要望する。 令和元年12月2日。衆参議長、内閣総理大臣、内閣官房長官、国土交通大臣、沖縄及び北方対策担当大臣、文部科学大臣、文化庁長官、沖縄県知事宛てであります。皆さんにご提案を申し上げます。
○議長(平良秀之君) 説明は終わりました。質疑を許します。石垣 亨君。
◆22番(石垣亨君) 提案者にお聞きします。これについては、国、県ともやらないと言っているんでしょうか。私は、県の動きも素早過ぎるぐらい早かった。また、国においてもプロジェクトチームをつくって動き出していると。このような状況の中で、なぜ議会の冒頭でなくちゃいけないのかというところが1点。 また、郷土の偉人である、特に大浜地域におかれては銅像まで建立され、慰霊祭まで行われている王府の圧政に苦しんだ底辺の民意、これを酌んでノーを突きつけたオヤケアカハチという、その偉人の心を踏みにじるような、あるいは意見書にはなりはしないかという危惧もあるわけであります。そこで、ゆくゆく、後世の皆さんのために、長浜先輩ではなくて、誰か他の人に提案者をかわってもらうという考えはあるのかどうか、2点お聞きします。
○議長(平良秀之君) 提案者、長浜信夫君。
◆17番(長浜信夫君) 石垣 亨議員にお答えします。冒頭の議会でなぜなのかという質問でありました。やはり県も迅速に対応していることはご承知のとおりです。即座に国もそのような対応をとっていることもご存じのとおりです。我々石垣市議会も、やはり同様な迅速な対応を促すための初日の冒頭での提案でよかったんじゃないかと考えております。 また、他市町さんにおいては、臨時議会を開いてまでも、そのような対応をしているところを鑑みた場合には、私は何ら問題ないと思っております。 先島・宮古地区は琉球王朝時代に圧政にあえいできた歴史があります。皆さんご存知のとおりです。しかし、我々はさまざまな歴史を乗り越えて、この世の現在を居住しております。さまざまな意見もございます。今回の提案に対しても、いろんな意見が先島地方から出ていることもご承知です。しかし、我々は、心を一つにしてという、この意見書にあるとおり、さまざまな歴史を乗り越えて、我々うちなーんちゅが心を一つにして、一つの目標に掲げていく、そういった意味での意見書であります。私から意見書を提案したって、別に問題ないと思います。お答えしました。終わります。
○議長(平良秀之君) ほかございますか。大濱明彦君。
◆11番(大濱明彦君) 1点だけ確認させてください。文言の中に、5行目ぐらい、20万人の尊い命が奪われるという文言がありましたけれども、これは沖縄戦のことをおっしゃっていると思いますけれども、これまだ、はっきり亡くなった方、軍人、軍属を全部含めて確定しているわけじゃなくて、毎年、石にも新しく刻まれている状況の中で、できれば20万人余とか、余りとかというふうに、確定した20万人という言葉じゃなくて、やったほうがいいかなと私は思いますが、いかがでしょうか。
○議長(平良秀之君) 提案者、長浜信夫君。
◆17番(長浜信夫君) ご指摘、ありがとうございます。多分、作成でのミスがあったと思います。私、約20万人余とした記憶があります。申しわけありません。訂正したいと思います。ありがとうございました。
○議長(平良秀之君) ほかございますか。 〔(質疑なし)という者あり〕
○議長(平良秀之君) 質疑を終結いたします。 暫時休憩いたします。 休 憩 午後 零時17分 再 開 午後 零時18分
○議長(平良秀之君) 再開いたします。 お諮りいたします。本案について可決することにご異議ございませんか。 〔(異議なし)という者あり〕
○議長(平良秀之君) ご異議なしと認めます。よって、議員提出議案第21号については可決されました。 以上で本日予定の議事は全て終了いたしました。 なお、一般質問締め切りは12月4日、水曜、正午までとなっております。質問事項については具体的に記述し、定められた期日内に提出するようお願いいたします。特に、この点は、今回、議員の研修でもありましたので、そこを踏まえて、それぞれ提出をお願いします。また、議員提出議案の提出締め切りは12月11日、水曜日までとなっておりますので、提出者は定められた期間までに提出するようお願いいたします。 それでは、12月9日、月曜、午前10時再開することとし、本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでした。 散 会 午後 零時19分...