宜野湾市議会 > 2020-12-21 >
12月21日-07号

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  1. 宜野湾市議会 2020-12-21
    12月21日-07号


    取得元: 宜野湾市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-08
    令和 2年 12月 定例会(第431回)   令和2年第431回宜野湾市議会定例会会議録(第7日目)                       午前10時00分(開議時刻)            令和2年12月21日(月)                       午後4時21分(散会時刻)1.出席議員(25名)     議席番号   氏名    議席番号   氏名       1   上地安之     2   伊佐文貴       3   平安座武志    4   又吉 亮       5   栄田直樹     6   上里広幸       7   宮城政司     8   宮城 力       9   濱元朝晴    10   宮城 司      11   石川 慶    12   宮城 克      13   山城康弘    14   真喜志晃一      15   知念秀明    16   米須清正      17   伊佐哲雄    18   屋良千枝美      19   知名康司    20   呉屋 等      21   平良眞一    22   桃原 朗      23   伊波一男    24   岸本一徳      25   桃原 功2.欠席議員(なし)3.欠員1名(26番)4.説明のために出席した者      職名       氏名     職名       氏名     市長       松川正則   副市長      和田敬悟     教育長      知念春美   上下水道局長   島袋清松     総務部長     伊波保勝   企画部長     安藤 陽     基地政策部長   米須良清   福祉推進部長   岡田洋代     健康推進部長   崎間 賢   市民経済部長   国吉孝博     建設部長     石川康成   教育部長     嘉手納貴子     指導部長     又吉直正   消防長      浜川秀雄5.議会事務局出席者      職名       氏名     職名       氏名     事務局長     東川上芳光  課長       仲村厚子     議事係長     平田駒子   議事担当主査   大城拓也     主任主事     渡嘉敷 真  主事       屋良ニライ6.会議に付した事件は議事日程第7号のとおりである。              議事日程第7号          令和2年12月21日(月)午前10時00分開議 日程第1 一般質問    (1)濱元朝晴     (2)宮城 力    (3)呉屋 等     (4)宮城政司 ○上地安之議長 おはようございます。ただいまから第431回宜野湾市議会定例会第7日目の会議を開きます。(開議時刻 午前10時00分) 本日の日程は、お手元に配付してあります議事日程表第7号のとおり進めてまいります。 日程第1.一般質問を行います。9番 濱元朝晴議員の質問を許します。濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) 皆さん、おはようございます。12月一般質問、議席番号9番、絆輝クラブの濱元朝晴です。よろしくお願いします。 5日目になりますが、トップバッターということで若干上がってはおりますが、よろしくお願いします。議長に通告した一般質問、順番よく行いますので、よろしくお願いします。 その前に、昨日、佐真下ゲート付近の軍用地が一部返還されました。そして、本日、市道宜野湾11号整備事業佐真下区域の開通式典が行われ、松川市長をはじめ上地議長、そして議員諸公並びに関係者の皆さん、お疲れさまでした。 供用開始が10時ということで、多分今頃車が通っていると思います。そして、私も10時からこの一般質問ということで、心配しながら、議員も全員そろっていますので、安心しました。 それでは、しっかりと一般質問をしていきたいと思います。それでは、早速ですが、宇地泊第二土地区画整理事業についてお伺いします。この事業は、平成6年の事業開始から、平成16年には完成する予定でしたが、あれからもう26年もかかっております。全体事業費ベースの進捗状況及び現在施工中の37街区擁壁工事の進捗状況がどのようになっているかお伺いします。 あとは自席にて質問をしたいと思います。よろしくお願いします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 おはようございます。御答弁の前に一言お礼申し上げたいと存じます。本日、早朝にございました11号佐真下工区の開通式に、寒い中ではございますが、多くの議員の皆様に御参列いただきまして、お礼申し上げます。ありがとうございました。 それでは、濱元朝晴議員の御質問にお答えいたします。宇地泊第二地区の進捗状況でございますが、令和2年11月末現在での全体事業費ベースで99.4%でございます。また、現在施工中の擁壁工事の進捗状況でございますが、令和2年3月より擁壁のくい基礎工事に着手し、10月末には完成しており、継続して上部擁壁工事に着手し、11月末現在で70%の進捗率でございます。令和3年2月末の完成を目指してございます。 ○上地安之議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) 部長、ありがとうございます。基本事業費ベースが100%、そして物件補償も同じく完了しております。保留地処分もほとんど完了しておりますが、本員のほうの資料でも全体事業費ベースが99.4%ということで、ほぼもう完成に近いということを思っています。擁壁のくい基礎工事も終わり、あとは上部擁壁への工事のめど、そして令和3年2月末の完成予定ということで、本当に長い間でしたが、安心しました。今後の区画整理事業について、確認測量及び換地計画事業、換地処分手続等が残っておりますので、最後まで、よろしくお願いします。 続いて、公園及び遊歩道の整備状況についてお伺いします。宇地泊第二土地区画整理事業では、未整備公園として現在3か所の公園が計画されていますが、地域の住民の憩いの場や生活環境の改善を図ること、また災害時の避難場所としての機能が持てる公園となると思います。災害時の避難場所となると思いますが、令和2年の防衛省の統合事業予算にてしちゃばる公園の施設整備が行われますが、この計画についてお伺いします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。公園施設の主な概要としましては、園路広場として広場840平方メートル、運動施設として鉄棒や足つぼ刺激器具、修景施設として流水池、遊戯施設としてブランコにコンビネーション遊具等を配置し、居住環境の向上並びに地域住民のレクリエーションの場の創出を図り、公共福祉の増進の場として施設整備を計画しております。 ○上地安之議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) 公園の広場が840平米で、運動施設としてブランコや鉄棒、足つぼなどの遊具等が配備されるということで、地域住民のレクリエーションなど公共福祉の増進の場として施設が整備されるのが進んでおりますが、まず9月にしちゃばる公園の競争入札を執行したと思われますが、その競争入札の方式、応札事業者数及び入札結果について、お伺いします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。9月に執行しました整備工事及び機械・電気設備工事2件の競争入札でございますが、工事2件とも指名競争入札にて12者指名しております。 入札結果につきましては、機械・電気設備工事は12者中11者入札を辞退、整備工事につきましては12者中12者が入札辞退届を提出されまして、工事2件とも入札取りやめとなっており、再入札につきましては、公募型指名競争入札を予定しております。 ○上地安之議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) 入札方式は整備工事及び機械・電気設備工事の2件で、指名競争入札で行われたということですが、2件とも12者中ほとんどが入札辞退という届けが提出されているということですが、再入札となる公募型指名入札についての入札参加条件をお伺いします。また、再入札となると契約時期も遅れ、工事完了時期が延びると思いますが、今後の予定についてもお伺いします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。公募型指名競争入札の参加条件ですが、整備工事及び機械・電気設備工事ともに、宜野湾市建設工事競争入札参加者資格及び指名基準等に関する規程において、工事施工能力等級基準の等級A、またはBに格付された市内、準市内、または県内で登録されていることが条件となります。 また、今後のスケジュールとしましては、本議会におきまして繰越し手続を行っておりますので、議決をいただきました後、適正工期を踏まえ、次年度にまたがる契約となります。今後、令和3年1月中に工事契約を締結し、令和3年6月末の完了を予定してございます。 ○上地安之議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) ありがとうございます。入札の条件として、等級A、またはBに格付された市内、準市内で登録された業者、また繰越し手続については、本会議で結審後に年度またぎの工事の期間を設定され、令和3年1月中に工事契約を締結し、令和3年6月末の完了予定ということでひとまず安心しました。ありがとうございます。 続いて、遊歩道についてお伺いします。公園事業整備と並行に遊歩道520メートルと幅員8メートルが国道58号を起点に宜野湾バイパスの終点までの遊歩道の工事が行われていますが、本員としては、湧き水を利用した親水性の遊歩道のイメージがありますが、行政都市緑化と湧き水を利用した遊歩道の計画はどのようになっているかお伺いします。 ○上地安之議長 建設部長。
    石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。今年度整備予定のしちゃばる公園内の流水池を流れる湧水を起点とし、西側へとつながる宜野湾バイパスへと向かう歩行者専用道路部分への延長122メートル、幅員8メートルのせせらぎ部分へと、都市緑化、水環境の保全を目的に、潤いのある住空間の創造を展開していくこととし、湧水を活用した小川をイメージさせるような流れでせせらぎの設置を考えております。左右対称な植栽配置や連続性のある風景を設け、圧迫感のない程度にて木陰ができるような樹木を配置し、整備を進めてまいります。 ○上地安之議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) 122メートルと幅員が8メートルというせせらぎ部分の都市緑化、水環境の保全を念頭に、潤いのある住空間の創造を展開していくことを本員は期待しております。 次に、宜野湾市においては、1996年2月9日に制定された市の木はコクタン、クルチといいますか、でありますが、道路緑化、公園などに植樹されることが多いと思います。自治会及び道路管理者との意見交換を踏まえて、桜とサガリバナなどの自治会側の要望があったと思いますが、今回の樹木がどのような種類で何本の設置予定なのか。また、植栽帯は何か所にどのぐらいの面積で造るのかお伺いします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。樹木の種類につきましては、自治会の御要望も踏まえて、サルスベリ、シマトネリコ、アカバナイッペー、サガリバナ、シダレブラシノキ、ヒカンザクラ、コガネノウゼンなどの7種類で、合わせて77本を予定しております。植栽帯の箇所及び面積につきましては、歩行者専用道路の総延長122メートルを8路線として、各路線への配置計画が全体面積で520平方メートルとなり、低木を約3,240本植付けする予定でございます。 ○上地安之議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) ありがとうございます。樹木の種類としてサルスベリやアカバナイッペー、サガリバナ、ヒカンザクラという7種類の木で、そして77本を植えるということと、あとは低木が3,240本の木を植え付けることとなっておりますが、また植栽帯の箇所及び面積は122メートルを8路線として全体が520平米になると今聞いておりますが、今回の遊歩道の幅員も8メートルと大きく、車道と並行して造られますが、子供たちや地域に住んでいる方の安全が心配ですが、車道と歩道の安全対策がどのようになっているかお伺いします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。車道と歩道の安全対策については、道路管理者との協議において、車道と歩道の間にはガードパイプなどの設置は行わず、高さ20センチの縁石ブロックを設置し、また歩行者専用道路から車道を横断する箇所については、高さ40センチの車止め擬木柱の設置を行い、車両進入防止対策を行ってまいります。 ○上地安之議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) ありがとうございます。高さ20センチの縁石ブロックの設置や歩行者専用道路からの車道を横断する箇所においては、高さ40センチの車止めを設置するということで、車両進入防止対策も行われているので、安心しました。今後も自動車と歩行者の安全対策には慎重に対策してもらいたいと思います。よろしくお願いします。 次の質問に移ります。次に、自治会駐車場の用地確保についてお伺いします。6月の一般質問でも、施工中の37街区の用地基礎工事の件は質問しておりますが、このときは直径500ミリから600ミリの支持地盤まで27メートルのくい基礎工事が合計95本設置され、そしてその設置が終わったということを報告もらっています。そして、上部の擁壁本体の工事は、令和2年には完成予定ですが、現在の自治会駐車場と随意契約予定37街区4の2の土地は427平方メートルの造成しておりますが、その造成高が現在の駐車場と同レベルになるように調整していると思いますが、敷地奥側の地区境界の擁壁の高さは5メートルとなっておりますが、市道側に面した部分及び敷地右隣の隣接地の高さはどのような計画になっているかお伺いします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。今回、売却予定の保留地箇所につきましては、現在使用中の自治会駐車場用地に接するため、造成高さを同レベルになるように調整した場合には、市道との隣接部分の高い箇所及び敷地右隣の隣接地とは約1メートルの段差となります。 ○上地安之議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) ありがとうございます。現在使っている駐車場と隣接している境界の高さが同レベルになるということと、あとは市道との隣接部分の高い箇所が1メートルの段差になるということですが、この駐車場と面が一体になれば、駐車場が有効に使えると思いますので、その辺よろしくお願いいたします。 また、今回の保留地予定の37街区4の2の土地は427平方メートルありましたが、前回、37街区4の1、今の駐車場です。保留地は、平成26年6月に随意契約で約649平方メートルの土地を購入しています。今回も随意契約で購入していますが、保留地の土地価格を設定するにはどのような形で決めているのかお伺いします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。保留地の土地価格につきましては、不動産鑑定評価額を参考に、販売時点の比準により決定しております。 ○上地安之議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) ありがとうございます。不動産鑑定評価額を参考に販売時点での単価により予定価格を決定するということですが、平成31年に宇地泊自治会から市当局の保留地の販売に関する要請に対しての回答が令和2年10月21日にあり、再度、今年の11月9日に宇地泊自治会から市長宛てに要請が行われています。そして、11月18日には、その回答と行政との要請に対する回答の説明と、宇地泊自治会をはじめ関係者との話合いも行っております。 まず、随意契約による販売ができた場合には、今後の自治会との手続がどのように行われるかお伺いします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。今後の手続の流れといたしましては、宇地泊自治会にて保留地買受け申請を行い、宜野湾市より保留地売却決定の通知をし、保留地売買契約の締結へと進めてまいります。 ○上地安之議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) 自治会より保留地買取り申請を行い、市より保留地売却決定通知を行い、保留地売買契約の締結を進めるということで予定になっておりますが、引き続き保留地の売買がスムーズにいくようによろしくお願いします。この件はそれで終わりたいと思います。 次に、宇地泊自治会前の交差点の信号設置についてお伺いします。この件は、3月にも質問しましたが、現場の確認がされているか、再度質問したいと思います。 この宇地泊自治会前の交差点は、宇地泊・大謝名線の中間にあるいびつの交差点です。浦添北道路が開通し、また県道34号線の渋滞の影響を受け、朝夕は車の渋滞があり、昼間はスピードを出す車も多く、大変危険な場所でありますが、衝突事故も多発しており、人身事故も多い場所ですが、事故の発生件数がどのようになっているかお伺いします。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 おはようございます。濱元議員の御質問にお答えいたします。議員御指摘の交差点における交通事故発生件数につきまして、宜野湾警察署へ確認いたしましたところ、平成30年、人身事故ゼロ件、物件事故3件、計3件、令和元年、人身事故1件、物件事故1件、計2件、令和2年、人身事故ゼロ件、物件事故1件、計1件とのことでございました。 ○上地安之議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) ありがとうございます。件数は案外少ないように今報告されていますが、本当に一番危険なところですので、よろしくお願いしします。 その公園前は、横断歩道は学校に通学する児童や通勤者、または公園を利用する区民や市民が大勢この道路を利用しております。特に公民館前の横断歩道は白線も消えかかっています。注意勧告で電柱に横断者あり注意やスピード落とせと注意標示板を電柱などに設置してありますが、スピードを出す車が依然多い場所になっております。 市当局には、宇地泊自治会からの信号設置の要請文を提出されていると思いますが、宜野湾警察署並びに行政側の調整がどのようになっているかお伺いします。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。当該交差点への信号機設置につきまして宜野湾警察署へ確認いたしましたところ、当該交差点は横断歩道が設置されており、一時停止の規制がある交差点であること、また国道58号から当該道路へ流入する車両も多く、公民館前へ信号機を設置した場合、さらなる渋滞を招くおそれがあることから、信号機の設置は厳しいとの見解でございました。 本市としましては、要請後の対策といたしまして、交通安全啓発看板を提供しており、自治会により、当該交差点への設置も行われております。今後も啓発看板設置場所の見直し等の検討も含め、自治会や各関係機関と連携しながら交通安全対策に努めてまいります。 ○上地安之議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) ありがとうございます。前回の質問にもそういうふうな感じの答弁を受けました。信号機設置をすると、さらなる渋滞を招くおそれがあるということでありました。 地域の危険場所に信号機の設置に時間がかかるのであれば、安全対策として信号機ができるまで路面のカラー舗装や路面標示の設置ができないかお伺いします。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。議員御承知のとおり、横断歩道、停止線など交通規制に係る白線の保守管理につきましては、沖縄県公安委員会の管轄となっております。現在、宜野湾警察署へ沖縄県公安委員会への上申の要請を行っているところでございます。 ○上地安之議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) ありがとうございます。公安委員会への申立てというか、お願いもしているということと、ぜひ信号機の設置、カラーを設置して、安全にこの場所が渡れるようにお願いしたいと思います。 では、次の質問に移ります。宇地泊地区住居表示整備事業についてお伺いします。この件も6月議会に質問しましたが、改めて質問をしたいと思います。 宜野湾市は、昭和59年3月に住居表示整備事業の条例が制定され、昭和59年11月5日に新城区が宜野湾市では初めての住居表示整備事業が行われています。最近では、愛知区ですか、平成26年2月3日に表示整備が行われて終了しています。住居表示整備事業がまだのところが宇地泊地域だけだと思います。前回の当局の答弁では、宇地泊地区住居表示整備事業が令和2年度に事業が開始される予定でしたが、新型コロナの感染拡大の影響から、自治会への協力依頼や住居表示審議会、住民説明会などの実施ができていない状況ということを聞いていました。5月中旬に宇地泊区、真志喜区の両自治会の協力調整をされていますが、今度の当初予算では、宇地泊地区住居表示整備事業費が計上されていましたが、今月、12月補正で一部減額されています。どのような事情で一部減額されたかお伺いします。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。今回の補正は、令和3年10月に予定しておりました宇地泊地区住居表示が令和4年度に変更することになったため、予定しておりました委託契約が一部実施できなくなったことによる減額補正となっております。 その理由としましては、市民課において予定しておりました宇地泊地区住居表示整備事業は、現在、市街地整備課で進めております宇地泊第二土地区画整理事業と連携していることから、宇地泊第二土地区画整理事業のスケジュールが変更となったことを受け、市民課において実施を予定しておりました宇地泊地区住居表示整備事業も市街地整備課の整備事業と実施時期を合わせる必要があったため、実施時期を変更したものでございます。 ○上地安之議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) ありがとうございます。区画整理がちょっと延びているということですか。そういうことでは合わせて一緒にしないと駄目ということで、ちょっと今回の一部減額がされたと思います。 今度行われた宇地泊地区住居表示整備事業の内容は、どのように進められたのか。また、その中で住居表示審議会や住民説明会が行われたかお伺いします。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。令和2年度は、宇地泊地区住居表示整備事業の準備業務を行っております。委託契約の内容としましては、住居表示実施計画の立案として、対象区域の設定や町割案の作成、関連資料の作成となっております。 そのほか、住居表示審議会に関しましては、新型コロナウイルスの感染拡大の影響や市街地整備課の事業実施時期の変更を受け、来年度以降に開催する予定で日程を調整しております。また同様に、住民説明会も同時期の開催を予定しておりましたが、来年度以降に開催する予定でスケジュールを調整しております。 ○上地安之議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) ありがとうございます。宇地泊第二土地区画整理事業との関連もありながら、宇地泊地区住居表示整備の今後の変更になったスケジュールがどのようになるかお伺いします。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。令和2年度においては、宇地泊地区住居表示整備事業の準備事業を実施しており、6月に契約し、12月末には終了することとなっております。令和3年度は、住民説明会を予定しており、また併せて住居表示審議委員会を行い、対象区域や町割案を審議していただき、その後、市議会へ提案を行い、審議していただく予定となっております。令和4年度においては、宇地泊地区住居表示を実施する予定となってございます。実施時期としましては、市民が住居表示、住所変更などの手続を複数回行うことがないように、市街地整備課と連携し、宇地泊第二土地区画整理事業のスケジュールと時期を合わせて行うこととし、令和5年1月を実施予定としております。 ○上地安之議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) 宜野湾市では、最後の宇地泊地区住居表示整備事業ですので、早めの対応をお願いいたします。この件は終わります。 次に、県営大謝名団地周辺整備の進捗状況について質問をいたします。県営大謝名団地の進捗状況などの質問は何度か行っておりますが、再度したいと思います。 この県営大謝名団地は、昭和51年度に建設された鉄筋コンクリート造りのRC5階建ての集合住宅13棟及び大謝名団地自治会事務所と大謝名児童センターで構成されていた、老朽化が激しい団地になっているために、建て替えが必要になって、新1号棟が10階建て118戸、平成28年8月に完成しています。そして、2号棟が10階建ての116戸が平成30年に完成しました。 建物と土地は、県が管轄しておりますが、住居する住民が宜野湾市内の行政区として生活しております。現在、工事中の新3号棟は、10階建て98戸が建設中ですが、工期の進捗状況がどうなっているかお伺いします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。県営大謝名団地3号棟の工事の進捗状況について、沖縄県住宅課へ問合せしたところ、現時点では、10階建ての3階部分の躯体まで工事が進んでおります。完成時期につきましては、令和3年6月末を予定しているとの回答でございました。 ○上地安之議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) ありがとうございます。10階建てのうち3階部分まで躯体工事が進んでいるということで、完成が令和3年6月末を予定しているということですが、この県の管轄で建て替えはしておりますが、そのときの移転のほうも何らかの対策で県なりにしてもらっていると思いますが、宜野湾市にあるこの大謝名団地に住んでいる住民は、建て替えの間に仮移転先を探したりしますが、行政側としては、仮移転対象者に対してどのような対策をなされているかお伺いします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。建て替え前の団地住民への対応としましては、工事期間中の移転に必要な引っ越し費用を助成し、工事完了後に再入居する方には、近くの県営住宅に移転していただいており、また、学校等の諸事情により民間のアパートを利用したいとの要望がある方へは、家賃補助を行っているとの回答でございました。 本市の対応につきましては、県による建て替え事業であるため、市で何か行うということは特にございません。 ○上地安之議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) ありがとうございます。県営住宅ということで、県の管轄で、市に要請することはなかったということで安心しました。でも、何かあれば、やっぱり市のほうも対応してもらいたいと思います。 次に、この団地内に道路がありまして、この件で質問したいと思います。この道路は、宇地泊20号からバイパスラインの途中の市道で、団地内に通されている道路でございます。工事中の団地3号棟と天住マンションの途中で工事がストップしておりますが、近くには南建工業や大謝名児童センター、マンション、そして団地3号棟の工事途中で工事関係者の車両が行き来する道路です。 また、地域の生活道路にもなっております。工事がストップして数年がたちますが、この件に関しての今後の団地内道路の進捗状況と工期をお伺いします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。団地内道路の進捗につきましては、3号棟の工事が完了する時期から工事に着手する計画となっており、予定どおりに進めば、令和3年11月末で工事完了となるようでございます。 ○上地安之議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) 部長、ありがとうございます。団地内道路の進捗は、新3号棟の完成とともに、令和3年11月末には工事が完了するということですが、団地内道路が完成後、この維持管理がどのようになるかお伺いします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。団地内道路完成後の維持管理につきましては、道路用地を市へ帰属し、市道認定した後に、市土木課での維持管理となります。現在は、県住宅課と道路用地の帰属に関する事前協議を行っております。市道認定の時期につきましては、県との調整が整い次第、速やかに議会へ提案していきたいと考えております。 ○上地安之議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) ありがとうございます。早めに市道認定して、市が管轄すれば工事もスムーズにいくし、いろんな面で対応できると思います。よろしくお願いします。 次に、防災倉庫の設置を求めるということで、県営大謝名自治会は、宜野湾市で最初に自主防災組織ができた自治会ですが、新しく第2号棟に移動して活動をしていますが、現在、県営大謝名団地はどのような避難所に指定されているかお伺いします。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 おはようございます。濱元議員の御質問にお答えいたします。避難所の指定でございます。大謝名団地公民館については、近接した近くの宇地泊川については、津波が遡上をすると想定をされておりますので、津波災害を除いた地震災害、土砂災害及び高潮災害の避難所に指定をされているところでございます。 ○上地安之議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) ありがとうございます。県営団地は宇地泊川が近接しているために、津波が遡上するということで、津波災害を除いた地震災害、土砂災害の避難所として指定されていますが、向こうの高さが10階建てということで、本員は津波避難場所に指定されてもいいのかなというふうに思いますが、それはそれでいいとして、大謝名団地自治会には、自治会の隣に狭い倉庫がありますが、自治会の備品などが多く、そこには収まらない状況で、仕方なく自治会事務所内に備品の収納を行っております。旧自治会のときは、自治会前に簡易倉庫などが設置され、対応していましたが、現在の自治会前の広いスペースの前に防火倉庫の設置ができないかお伺いします。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えいたします。大謝名団地自治会事務所につきましては、令和2年度に建て替えられ、その際に、以前設置をしていた防災倉庫は撤去したと聞き及んでおります。 県営大謝名団地内への防災倉庫の設置につきましては、県の住宅課から口頭ではございますが、了解をいただいている状況となっております。地域住民一人一人が自分たちの地域は自分たちで守るという共助の取組こそが、大謝名団地自主防災組織の大変大きな役割であるということから、今後、団地自治会で建築基準法上の手続を経て、県の行政財産使用許可を受け、防災倉庫設置に至るまで手続を市としても支援をしながら、県との設置調整に対応してまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) 部長、ありがとうございます。県営大謝名団地内の防災倉庫の設置は、県住宅課とは口頭では了承しているということですが、大謝名団地自治会とは建築基準法上の手続を経て、県の行政財産仕様許可を受けながら、市とタイアップしながら、正式に文書を県との設置調整をお願いしたいと思います。以上、この件は終わります。 続いて、大謝名児童センター複合施設化に向けた進捗状況についてお伺いします。大謝名児童センターは、宜野湾市で最初にできた児童センターで、昭和58年に開館し、県営団地の中にあり、令和元年12月に建て替えが終了し、供用開始されておりますが、児童センターの隣接地については複合施設の建設が予定されていますが、まだ空き地のままで整備が進んでいない状況が見受けられます。現在の進捗状況がどうなっているかお伺いします。 ○上地安之議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 おはようございます。濱元朝晴議員の御質問にお答えいたします。大謝名児童センター隣接地につきましては、県営大謝名団地建て替えに伴う計画の中で保育所の整備が位置づけられており、現在整備に向けて、沖縄県と協議を図っているところでございます。市といたしましても、待機児童解消対策として、保育所の規模などを検討しているところであり、継続して沖縄県と協議を図ってまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) 部長、ありがとうございます。県営大謝名団地建て替えに伴う計画の中で、保育所の整備で沖縄県と協議しながら、市の待機児童解消対策として保育所を目的にしているということで、規模がまだ検討中ということで、継続して沖縄県と協議を図るということですが、隣接する児童センターと連携を図る保育所を検討しながら、沖縄県との協議になると思いますが、施設の大きさや駐車場の確保もされているかお伺いします。 ○上地安之議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。保育所予定地の敷地の大きさにつきましては615.7平米となっております。保育所の規模などまだ決まっておりませんが、そのスペースの中で、保育所の建物及び駐車場を確保する予定となってございます。 なお、団地内道路上での乗り降りを避けるために、隣接する大謝名児童センター駐車場と接続し、両駐車場内でロータリー方式になるよう調整して対応する予定となってございます。 ○上地安之議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) 部長、ありがとうございます。保育所予定地の敷地の大きさは615.7平方メートルで、保育所の規模がまだ決まっていないということで、その辺もこの地域は車が往来するのが多いですし、また近隣では大謝名小学校や認可保育園等いろいろあります。そのためには、十分に検討をしながらこの件は進めてもらいたいと思います。以上でこの件も終わります。 最後になりますが、浦添北道路開通に伴う58号宜野湾バイパスの改善についてお伺いします。本市内の幹線道路ネットワークは、国道58号と国道330号が柱となっておりましたが、市内の交通のみならず通過交通が混在し、主要幹線道路は各所で渋滞が発生している状況です。特に西海岸地域では、イベント開催時などや観光振興、産業振興の観点からも交通渋滞の緩和を図ることが重要であります。交通渋滞の緩和を図るために、浦添北道路が平成30年3月18日に供用開始されましたが、年間で、浦添市西洲に大型商業施設サンエー浦添西海岸パルコシティが開業し、また国道58号のバスレーンの設置もされ、そのおかげで宜野湾市の南の玄関口である国道58号宜野湾バイパスや宇地泊周辺地域の交通渋滞が深刻な状態になっております。沖縄西海岸道路の一部を形成し、宜野湾市にとって大変重要な道路であります。開通して2年余りがたちますが、交通渋滞に対する市当局は、調査状況を把握しているのかお伺いします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。本市西海岸地域は、浦添北道路及び臨港道路浦添線が開通したことにより、南部地域方面へのアクセスは向上いたしましたが、国道58号宜野湾バイパスでは交通量の増加が顕著であると認識しております。特に宇地泊インターチェンジから宜野湾海浜公園までの区間では、信号のある交差点が連続していることや沿道の商業施設への出入りも多いことから、上下線ともに慢性的な交通渋滞が発生しており、市といたしましてもその状況は把握しております。 また、宜野湾海浜公園から伊佐方面に向かう車線につきましても、夕方の時間帯を中心に交通渋滞が発生している状況を確認しております。 ○上地安之議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) この宇地泊インターチェンジ付近は、朝の通勤のために大山や大謝名、そして牧港方面など国道58号宜野湾バイパスから浦添北道路へ行く車両が多く、渋滞します。また、夕方は浦添北道路と国道58号のバスレーンがあり、牧港、国道58号から宇地泊インターチェンジ付近に車両が多く入り込み、渋滞がひどくなります。そのために国道58号宜野湾バイパスから大山向けのサンエー宜野湾コンベンションシティとラウンドワン前の信号の右折帯で渋滞が起こっています。 前回も質問しましたが、沖縄コンベンションセンター前と海浜公園の右折の整備はなされていますが、今後、サンエー宜野湾コンベンションシティやラウンドワンの両右折帯の延伸の整備計画はあるのかお伺いします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。国道58号宜野湾バイパスを管理する沖縄総合事務局南部国道事務所に問合せしましたところ、いずれの交差点においてもバイパスから市道に至る右折帯を延伸する計画はないものと伺っております。 ○上地安之議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) 計画はないということで、ちょっと残念ですが、引き続きお願いしたいと思います。 今回は、右折帯の延伸の計画はないということでしたが、右折帯拡張は中央分離帯がありますよね。スペースを利用しながら両右折帯を延長することで、2車線の大山、伊佐方面への車がスムーズに行けると思います。また、サンエー宜野湾コンベンションシティからの宇地泊・大謝名線向けの国道58号の大謝名交差点は渋滞がひどいです。前回の質問で宇地泊・大謝名線と国道58号大謝名交差点からの手前の右折帯の中央に5~6本あるポストコーンの撤去の件と、慢性的な渋滞である県道34号線の交通渋滞の計画はどのように進んでいるかお伺いします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。大謝名交差点付近の宇地泊・大謝名線のポストコーンにつきましては、右折する対向車との衝突防止のため、交通安全対策上設置しております。 また、宜野湾警察署との協議において、撤去した場合は、対向車線へのはみ出し違反が多くなる可能性があり、事故の誘発につながり、ポストコーンを撤去すると交通安全上好ましくないとの回答を受けております。以上のことからポストコーンの撤去は、交通安全対策上撤去できないものと考えております。 また、県道34号線の交通渋滞の計画と進捗状況について、中部土木事務所へ問合せしましたところ、早期に着手できる箇所として、路線バスの停車による直進車の通行阻害を解消するため、大謝名向けの真栄原、第二真栄原及び真栄原向けの中大謝名のバス停において、バス停車帯設置工事を令和2年度末に発注を行う予定であり、速やかに着手できるよう取り組んでいると伺っております。 そのほか、真栄原交番前交差点から大謝名交差点の区間においても、同様に渋滞対策を行うため、関係機関と調整を行っており、工事に向け取り組んでいると伺っております。 ○上地安之議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) 部長、ありがとうございます。県道34号線の渋滞対策としては、県とタイアップして早急に対策お願いします。 次に、沖縄総合事務局南部国道事務所が平成31年4月から浦添北道路の第2期線が新規事業化されていますが、現在の進捗状況はどうなっているかお伺いします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。浦添北道路は、国道58号の渋滞緩和や那覇港、那覇空港へのアクセス性向上などを目的としており、平成30年3月に1期線が暫定開通し、現在は2期線の事業が進められております。事業内容について沖縄総合事務局南部国道事務所に問い合わせたところ、令和2年度は橋梁設計などの調査・設計業務を進めていると伺っております。 ○上地安之議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) 令和2年度は橋梁設計など調査設計業務を進めているとのことですが、浦添北道路の1期線の事業の課題と整理や円滑な事業の実施を目的に、浦添西海岸関連道路に関する調整会議が南部国道事務所、那覇港湾・空港整備事務所、中部土木事務所、そして浦添市を含め継続的に調整会議が行われていました。宜野湾市も調整会議に参加していましたが、現在も会議に参加しているのかお伺いします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。議員御質問の浦添西海岸道路に関する調整会議につきましては、浦添西海岸地域における関連道路に関する課題を整理し、円滑な事業の実施に向けて各関係機関との調整を行うことを目的としており、本市におきましては隣接地としてオブザーバー参加しておるところでございます。 ○上地安之議長 濱元朝晴議員。 ◆9番(濱元朝晴議員) 部長、ありがとうございます。オブザーバー参加ということで、この地域は交通渋滞の緩和が十分必要ですので、よろしくお願いします。 これをもちまして私の一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○上地安之議長 以上で9番 濱元朝晴議員の質問を終わります。
    上地安之議長 暫時休憩いたします。(休憩時刻 午前11時00分) ○上地安之議長 再開いたします。(再開時刻 午前11時11分) 休憩前に引き続き一般質問を行います。8番 宮城力議員の質問を許します。宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) 皆さん、おはようございます。議席番号8番、日本共産党の宮城力と申します。議長よりお許しがありましたので、順を追って一般質問をさせていただきます。 まず初めに、高齢者と乳幼児に対する新型コロナウイルス感染防止対策についてです。新型コロナウイルスがいまだ終息していない中、重症化しやすい高齢者の方々や乳幼児には率先してPCR検査の導入が必要だと考えますが、本市ではどのような取組に対する実施予定はありますでしょうか。また、検査費用は御高齢者、乳幼児には無料にすべきだと思われますが、御見解をお聞かせください。 あとは自席にて質問させていただきます。よろしくお願いいたします。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 おはようございます。宮城力議員の御質問にお答えいたします。PCR検査の導入についてですが、乳幼児は全国的に陽性者数や重症化するケースが少ないことが分かっていることから、PCR検査はより必要とする世代へ実施することが重要だと考えております。 そこで、新型コロナウイルスに感染すると重症化しやすい一定の高齢者の方に対して、今回の補正予算にも計上してありますとおり、一定の高齢者等への検査事業を沖縄県と協議の上、実施してまいります。 また、妊婦のPCR検査につきましては、沖縄県において検査を希望する妊婦の方々に検査を実施しているところでございます。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) 御答弁ありがとうございました。それでは、ワクチンの現在の開発状況、11月8日時点で、米製薬大手ファイザーでは開発中の新型コロナウイルスのワクチンで95%の有効性が確認できたとして、数日以内に米食品医薬品局に緊急使用許可を申請すると発表したようで、年内のワクチンの実用化が見込まれているそうです。国内での使用がいつになるのか見通しはついていませんが、実用化された場合、高齢者や乳幼児には率先して無料接種すべきだと考えますが、いかがお考えでしょうか。御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。新型コロナウイルスワクチン予防接種を実施するに当たり、令和2年12月2日に改正予防接種法が成立し、臨時接種に特例が設けられ、接種費用は国が全額負担することや、実施主体が市町村になることが決定しております。今後、国、県、市の連携の下、予防接種に係る実施体制の整備を図ってまいります。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) ありがとうございます。それでは、高齢者や乳幼児がいる家庭に対しては、マスク、消毒液、手洗い石けんなどを無料配布し、さらなる感染拡大の防止、重症化の防止を取り組むべきだと思われますが、このような対策を実行をしたほうがよいのではないかと思われますが、御見解をお聞かせください。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。4月に新型コロナウイルス感染が拡大し、国の緊急事態宣言下においてマスク、アルコール消毒液などが不足する中、本市ではぎのわんハートマスクプロジェクトを開始し、企業、団体及び個人の方々から寄贈のあったマスクや消毒液などを介護事業所や自治会、生活困窮世帯及び子供の学習支援場所などへ提供し、感染拡大防止に取り組んでまいりました。現在では、マスク、消毒液なども安定的に供給されるようになり、スーパーなどで手に入りやすくなっている状況がございます。本市としましては、今後も感染拡大が続く中、小まめな手洗い、マスクの着用、定期的な換気、3密を避けるなど、新しい生活様式の実践を行うことが感染拡大防止につながると考えております。 今後も継続して、市広報紙、ホームページ、SNS、防災無線を通して、市民の皆様へ情報を提供し、感染拡大防止に取り組んでまいります。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) ありがとうございます。本当にすばらしい取組をなさっているということで、一安心しました。 それでは、質問を続けます。他県の自治体では電気を使わない空気清浄機を市民、町民に無料配布したり、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けて積極的な取組をしていますが、本市ではそのような市民に対する働き方は現在なされていますでしょうか。また、これから実施する予定はありますでしょうか。御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。本市では、空気清浄機の無料配布などの取組は現在行っていないところでございます。取り組むに当たっては、公的に機器の有効性や安全性の検証がされているのか、広く市民に配布するための財源の確保などの課題がございます。 現在、空気中のウイルス対策としては、小まめに換気を行い、部屋の空気を入れ替えることが有効とされていることから、本市としては有効な感染症対策として、定期的な換気を行うよう引き続きホームページなどで市民へ呼びかけをしてまいります。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) 御答弁ありがとうございます。今の答弁は納得できました。ありがとうございました。 今できることを、コロナウイルス対策実施してもらって、早くコロナウイルスが終息するよう願って、次の質問に移らせていただきます。 次は2番目の障害者就労施設の現状についてです。現在、本市において一般就労が困難な障害を持つ方々の人数はどのぐらいおられるのでしょうか、御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。一般就労が困難で就労訓練に係る就労継続支援事業を申請しサービスを決定しておられる方は、令和2年10月現在で、就労継続支援A型165名、就労継続支援B型359名となっております。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) ありがとうございます。令和2年度10月現在で、就労継続支援A型が165名、B型359名ですね。分かりました。 それでは、一般就労が困難な方々のための就労施設A、Bとあると思われますが、本市では現在何件の就労施設がありますでしょうか、御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。市内にございます事業所は、就労継続支援A型事業所10か所、就労継続支援B型21か所となっております。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) ありがとうございます。A型事業所10か所、B型21か所ということで理解いたしました。 それでは、現在、就労施設は、障害を持つ方々が働きやすくするために、送迎、お弁当などのサポートを行っていると思います。これらのサービスは全て無料で行われているのでしょうか、御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。障害福祉サービスを利用した方は、原則としてサービスの提供に要した費用の1割を負担することとなります。また、施設入所や日中活動サービスに伴う光熱水費等の実費や食品については、在宅で生活する方と公平を図るため、自己負担となります。ただし、所得の低い方の負担が大きくならないよう、様々な軽減措置が設けられてございます。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) ありがとうございます。今の御答弁ですと、障害福祉サービスを利用した人は、原則としてサービスの提供に要した費用の1割を負担することですね。ただし、定率負担、実費負担ともに所得の少ない方々に対しては負担が大きくならないよう様々な軽減措置が取られていることです。分かりました。ありがとうございます。 就労施設に通う障害を持つ方々は、一般就労が困難な障害を抱えているため、時間どおりに出勤したり、退社時間まで働くことが困難であったりといったことが多くあります。それぞれ持っている障害も異なるため、障害に合った仕事の割り振りや出勤時間などの設定が必要であると考えられます。どのような割り振りをなされているのでしょうか。 また、就労施設における働きにくさの改善には、モニタリング報告書の活用に加え、障害を持つ方々と職員のコミュニケーションが必要不可欠だと思われますが、現在、モニタリングの活用方法、積極的な話しかけ等のコミュニケーションはどのように行われているのでしょうか、御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。就労施設に通う障害を持つ方々には、それぞれの特性に応じた働き方を踏まえ、就労アセスメントを行うことが大変重要だと考えております。また、利用者の働く力を最大限に発揮できるようサポートすることが必要であり、個々に応じた支援がなされているものと認識してございます。 就労継続支援事業所におきましては、利用者本人と計画相談支援専門員など関係機関と連携を密に図り、担当者会議や計画的にモニタリングを実施するなど、適切な支援が行われているものだと存じております。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) 今の答弁ですと、障害者それぞれの状況等に応じたサービスが提供されるためには就労アセスメントが大変重要であると私も同感でございます。 それぞれの個々の特性に応じた働き方を踏まえてアセスメントを行うことで、どのステージの人も必要なサポートがあれば働くことができる可能性がある、これも大変重要です。 それでは、次の質問です。現在、就労施設での暴言、虐待、これらが報告されていますが、1つの就労所に何人の職員が駐在していて、また駐在している職員には障害に対する専門的知識はあるのか、障害に対する勉強会などは開かれているのか、御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。就労施設における職員配置につきましては、県条例に定める基準に基づき適正に配置され、また職員の専門的知識及び障害に対する勉強会の開催につきましては、障害者総合支援法第42条に事業者の責務において障害サービスの質の向上に努めなければならないと規定されており、それぞれの事業所において職員の資質向上を図っているものだと存じております。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) 障害者総合支援法第42条、事業者、設置者の責務に障害サービスの質の向上に努めなければならないとされておるということで、職員の資質向上を図っているということで一安心しました。 それでは、障害者雇用の取組先進地である岡山県総社市では、就労所A、Bに入る前に千五百人雇用センターという中間施設を設けています。それぞれの障害に合わせた就労施設を相談しながら決めるという取組を行うことにより、障害を持つ方々により適した就労体制、仕組みを促すことができます。本市でも取り入れることを推進しますが、御見解をお聞かせください。 ○上地安之議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。議員のおっしゃる岡山県総社市の障害者千五百人雇用センターでございますが、働きたい気持ちを持った障害者と障害者を雇用したい事業主とのマッチングやフォローなどを行い、障害のある方が地域で生き生きと働き続けられるよう支援を行うための雇用センターだと存じております。 議員御提言の雇用センターの設置につきましては、センター設置に至る経緯や体制、また機能や具体的な取組内容など詳細を確認しながら、本市における地域の特性やニーズなどを検証し、今後調査研究してまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) 御答弁ありがとうございます。障害を持つ方々は一般の方々とは違い、ふだんから生きづらさを感じながらも必死で就労しようと頑張っています。頑張りたくても障害を持っていることから思うように働けなかったり、そのことを職員にきつく言われたりと、やる気をそがれるような出来事に遭遇したりしながら就労を頑張っています。障害を持つ方々が頑張ろうと思える環境を提供すること、今以上に支援、サポートしてくださいますようよろしくお願いいたします。 加えて、岡山県総社市では、障害者に対する取組、例えばひきこもり対策などに力を入れ、社会復帰ができるように市が全面的にバックアップすることで、多くのひきこもりや障害を持つ方々が社会復帰を果たしています。ぜひ本市でも岡山県総社市を調査研究し、さらなる取組に力を入れていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 それでは、次の質問に移らせていただきます。次は、高齢者外出支援のためのデマンドタクシー等の導入についてです。まず初めに、現在、御高齢者による車の交通事故が相次いでおります。電車等の交通の便が少なく、資金もかかることから、日々の買物や病院への通院時に車を使わざるを得ないことから、予期せぬ事故を起こしてしまったりすることもあります。 そこで、高齢者は無料で活用できるミニ市内バスを巡回させることで高齢者の事故を防ぎ、生活の利便性を上げることができると思いますが、御見解をお聞かせください。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。現在、高齢者向けの交通手段確保に関する事業の具体的な検討は行っていないところでございますが、12月15日の伊波一男議員からのデマンドタクシー導入に関する質問に対しまして、市民経済部から御答弁をさせていただいており、現在、本市の取組につきましては、コミュニティバスのみならず、デマンド型地域公共交通の運行を実施している他市町村の情報収集等行っているところでございますので、健康推進部といたしましても、関係部署と連携してまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) ありがとうございます。ぜひこれはすごいいいサービス提供だと思いますので、早めに計画を立てて実行していただきたい案件だと思います。 それでは、ちょっと角度を変えます。無料バスを導入している他県では、70歳以上の方々を対象に市営バスの全路線にも、無料で乗れるICカード乗車券を交付しています。誕生日を迎える1週間前程度に自宅に申請書を郵送し手続を行っています。これらを活用することで御高齢者の外出、移動を支援することでひきこもりの防止や健康と生きがいづくりを支援し、積極的な社会参加の促進、一般的な公共交通機関でバスの利用を促進することで環境負荷を減らし、そして御高齢者の道路交通の安全を確保することになると思われますが、御見解をお聞かせください。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。議員のおっしゃるとおり、高齢者の道路交通の安全確保は重要と考えているところです。先ほど答弁しました内容に加え、本市では市営バスなど独自の公共交通を有していないところでございますので、御提案のありました支援につきましては、現段階では非常に厳しいものと認識しているところでございます。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) 分かりました。早めの検討をもうお願いするのみです。 高齢者外出タクシー利用助成制度についてですが、タクシーを利用しなければ移動が困難な高齢者は、タクシー利用券を交付し、タクシーを利用した場合、その料金の一部を助成することにより、バス停留所まで歩行が困難な御高齢者を守ります。このような支援を取り入れることにより、御高齢者の生活や健康を守ることができると思われますが、御見解をお聞かせください。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。現在、高齢者に特化した交通政策は検討できていないところでございますが、市全体としての交通政策の検討が進んだ場合には、単独で外出が難しい高齢者の機会確保に向け調整を検討したいと考えております。 現在、介護予防・日常生活支援総合事業における通所型サービスC及び一般介護予防教室につきましては、参加者の必要に応じ介護タクシーを利用できる仕組みを設けております。この健康づくりや介護予防への重点的な支援を通して、移動困難な高齢者への移動支援に一定程度の寄与は図られているものと考えているところでございます。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) コミュニティバスやデマンド型タクシーは、御高齢者のみならず、何らかの障害を持つ方々、妊婦さんや母子家庭、または免許証がない市民の生活の助けにもなると思います。市民の生活向上を図るため、一刻も早い導入をよろしくお願いいたします。 それでは、次の質問に移らせていただきます。次は、部活動を担当する教職員の負担軽減について伺います。まず初めに、現在、中学校の各部活において部活動指導員の配置はなされているのか御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 おはようございます。宮城力議員の御質問にお答えいたします。本市において部活動指導員は、まだ配置できておりません。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) ありがとうございます。配置がされていないということですね。 そして、各部活における部活動指導員を導入する際のメリットとしては、教職員の負担軽減につながること、そして教職員にゆとりができ、業務改善につながることだと思われますが、御見解をお聞かせください。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。平成29年4月1日、学校における適切な練習時間や休養日の設定など部活動の適正化を進めるため、校長の監督を受け、部活動の技術指導や大会への引率などを行うことを職務とする部活動指導員制度が学校教育法施行規則において改定されました。部活動指導員制度を導入することで、部活動を担当する教員のゆとりや支援につながり、業務改善及び業務の負担軽減につながるものと期待しております。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) ありがとうございます。次に、部活をしている生徒に対し、部活動指導員が入ることにより、生徒のスキルアップ、やる気向上、不登校の減少や非行防止等につながると思われますが、御見解をお聞かせください。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。部活動指導員は、非常勤の特別職の学校職員で、その職務内容としましては、専門的な実技指導のほかにも生徒指導に係る対応なども含まれます。教育委員会としましては、専門的な技術指導だけでなく、生徒指導に係る対応もできる部活動指導員の導入は、生徒のスキルアップや、やる気の向上などにつながり、部活動に意欲的に取り組む生徒が増えるものと考えております。その結果、部活動が活性化し、非行防止など生徒指導上のよい影響につながることも期待できるものと考えております。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) 御答弁ありがとうございます。部活動指導員の導入は、生徒の技術が向上し、生徒の活躍も増え、また不登校の減少、非行防止等にもつながります。さらに、保護者の満足度が向上し、それが安心感につながると思われます。いち早く部活動指導員を導入した福岡市では、導入による様々なポジティブな変化が見られています。本市においても部活動指導員の導入をぜひ検討していただけないか、必要だと思いますが、最後に御見解をお聞かせください。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。本市において部活動指導員はまだ配置できておらず、教育委員会としましてはその必要性は十分認識しております。これまでも導入に向け必要な条件整備、体制を整えてまいりました。具体的には、真喜志議員の一般質問でも答弁させていただきましたが、平成31年3月、適切な練習時間や休養日の設定などを定めた宜野湾市立中学校に係る部活動の方針を策定し、また部活動指導員に関する規則、部活動指導員設置要綱などを整備してまいりました。今後も制度導入に向け、関係部局と調整し準備を整えてまいります。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) 御答弁ありがとうございます。部活動指導員の導入は、教職員の負担軽減、生徒のスキルアップに加え、保護者の満足感、そして部活動指導員をしてくれるコーチの精神的満足や、専門的な指導を受けることにより、生徒の未来の幅が広がったり、本格的にスポーツに取り組む生徒の増加に伴い、スクール、クラブに通い始めるなど、経済的効果にもつながります。ぜひ本市でも早めの導入を検討していただきますようよろしくお願いを申し上げて、次の質問に移らせていただきます。 次の質問です。卓球普及に向けた取組についてです。まず初めに、公民館等に設置されている卓球台についてお伺いします。卓球台が設置されている公民館等の現在使用している卓球台は何年使用しているでしょうか。御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。卓球台の設置状況について自治会に確認したところ、現在公民館などに卓球台がある自治会は23自治会中15自治会となっており、卓球台の使用年数につきましては、自治会によって使用年数をはっきりと覚えていない自治会もございましたので、その自治会を除くと、20年以上経過した卓球台を所持している自治会が8自治会で、10年以上20年未満経過している卓球台を所持している自治会が4自治会、10年未満の卓球台を所持している自治会が1自治会となっております。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) 御答弁ありがとうございます。20年以上使用している自治会が8ということは、予測ですけれども、30年、40年なのかなと思います。 それでは、公民館等の施設を利用している市民はどのぐらいいるのでしょうか。また、どのような年齢層が利用しているのか、利用料金はどのようになっているのか、御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。公民館などにおける集会室の利用者数について自治会に確認したところ、令和元年度における集会室利用者数の平均は、利用者数の集計をしていない自治会を除いて1自治会当たり約6,000名となっております。集会室利用者の年齢層につきましては、ほとんどの自治会で年齢層までの集計は取っていないということで把握できませんでしたが、毎週ミニデイサービスなどで集会室を利用しているので、御高齢者の割合が高いものと考えております。 また、集会室の利用料金につきましては、自治会員と非自治会員で料金が違ったり、昼と夜で料金が違ったりとそれぞれの自治会で料金を設定しているため一概にお答えすることは困難でございますが、おおむね1時間当たり1,000円から2,000円に設定されている状況でございます。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) 細かい説明ありがとうございました。今、少子化が進み、多くの競技人口が減少している中、卓球人口が増加しています。本市でもそのような傾向が見られるのか、御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 教育部長。 ◎嘉手納貴子教育部長 こんにちは。宮城力議員の御質問にお答えいたします。本市における卓球人口について、全体的な数は把握してございませんが、小学生のクラブ活動としまして、スポーツ少年団における卓球競技の登録者数については、平成30年度が22名、令和元年度が32名となっており、令和2年12月現在では31名が登録しております。 なお、市内公立中学校は、沖縄県卓球協会へ確認しましたところ、平成30年度が172名、令和元年度が179名、令和2年度が191名となっており、本市の中学生の間では年々増加傾向にあると思われます。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) 御答弁ありがとうございました。細かい御答弁ありがとうございました。宜野湾市立体育館では、近年からTリーグが開催しており、本市でも卓球人口は、先ほど申したとおり増加傾向にあると思われます。 そこで、最寄りにある公民館の卓球台の整備が必要だと思われますが、1台定価10万円以内の卓球台もあります。卓球台を入替えすることで、増加している卓球をする市民のやる気を高め、さらに技術の向上が見込めると思いますが、御見解をお聞かせください。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。古くなった卓球台の入替えにつきましては、自治会の予算状況を踏まえた判断になるものと考えておりますので、すぐに入替えというわけにはいかないと思いますが、近年の県内における卓球人気により、区民からの強い要望等が高まれば、自治会としても新しい卓球台の購入を検討していくものと考えております。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) 先ほどちょっと前に部長から答弁がありました。10年以内に切り替えた自治会は1つ、私も見たことはありますが、台も整備して環境を整えることで、やっぱり宜野湾市から沖縄県1位になれる。目標を持つ子供たち、または体力づくりをする、高齢者とかどんどん増えてくると思いますので、ぜひ整備のほうをよろしくお願いいたします。 それでは、公民館は、卓球利用者の年齢層が幅広く、安心・安全に利用することができます。新型コロナウイルスによって自粛が続く中、市民の運動不足、ストレス発散の場として、しっかりとしたソーシャルディスタンスを保ち、換気をすることによって安心して利用することができます。御高齢者の方々には、特に利用してほしい施設です。そのため、年齢制限を設けた上で、御高齢者の施設利用料を無料にすることで、高齢者の体力向上、ひきこもりなど防止につながると思われますが、御見解をお聞かせください。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。卓球につきましては、幅広い世代で楽しむことができ、特に高齢者の場合には、けがのリスクも少なく、脳を活性化する作用もあり、認知症予防に効果があるとも言われております。また、卓球を通して、参加者同士の交流促進にもつながることから、近年、高齢者の生きがいや健康づくりの推進のため、生涯スポーツとしても期待されていると承知しております。 公民館等施設の利用料金につきましては、施設管理者である自治会によって設定されており、利用料金の免除については自治会の判断になるものと考えておりますので、議員提言の内容について、各自治会長に伝えていきたいと考えております。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) 部長、ぜひこのことを伝えていただきますようよろしくお願い申し上げて、この質問はこれで終わります。 次の質問行きます。次は、卓球普及に向けた取組についての児童生徒への卓球普及の取組を伺います。先ほども申し上げたのですが、少子化により様々な競技人口が減少している中、卓球は増加傾向にあります。本市でもTリーグを行うなど近年の卓球人口は、中体連では全スポーツ競技の中で第2位になっております。沖縄県卓球人口協会登録では、一般が700人、高校生が652人、中学生が1,200人に上ります。少子化の波にのまれず、幅広い年齢層で卓球競技人口が増加していることは、卓球がいかにすばらしいスポーツであるか、競技であるかを示していると思われますが、御見解をお聞かせください。 ○上地安之議長 教育部長。 ◎嘉手納貴子教育部長 御質問にお答えいたします。先ほど御説明しましたとおり、本市の中学生において、卓球人口は年々増加しております。また、プロ卓球Tリーグにおいて、沖縄県を本拠地とし、宜野湾市立体育館でも試合が行われております。卓球クラブチーム、「琉球アスティーダ」、現在Tリーグ連勝記録は9で止まりましたけれども、順位は首位と注目が集まっております。その活躍もあり、本市の卓球人気もさらに高まり、スポーツの発展に寄与するものと期待しております。 次年度には、日本卓球協会主催で九州地区の小中学生を対象とした卓球大会並びに競技者の発掘、育成活動助成を目的とした選手指導者の研修合宿も兼ねた2021年パスウェイ事業が宜野湾市立体育館を会場に11月頃開催予定となっております。教育委員会としましても、後援事業としての支援を行い、開催の協力をしていきたいと思います。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) 部長、先ほど答弁いただきました開催協力ぜひお願いいたします。 それでは、卓球と脳についてのレポートでは、卓球は脳血流を増加させ、脳を活性化させる。卓球選手は明るく、好奇心が強いと、日本臨床スポーツ医学界で正式に発表されています。児童生徒の学力向上や明るい性格になるなど、様々な利点があるのに対して、低予算で気軽にできることから、卓球の促進は児童生徒へよい影響を与えるのではないかと考えられます。 そこで、本市中学校で体育の授業において卓球を取り入れている学校は何校ありますでしょうか、御答弁をお願いいたします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。本市4中学校に昨年度から今年度にかけて体育の授業で卓球を取り入れているかヒアリング調査をしましたところ、4中学校のうち3校は、体育の授業において卓球を取り入れているとのことでございました。ちなみに、市内4中学校では、部活動として卓球部がございまして、宜野湾中学校卓球部が県大会で準優勝をしております。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) 御答弁ありがとうございます。ちょっとやっていないと思ったのですけれども、3校やっているということですね。たしか宜野湾中学校は、もう昔から沖縄1位になったり準優勝したりと、もう当たり前に繰り返しているのです。それに何かもっと力を入れていただきたいと思います。この質問は以上で終わります。ありがとうございました。 次は、高齢者や障害者への卓球促進に向けた取組について伺います。先ほども市民経済部長からありました。アルツハイマー型認知症に最も卓球がよいと実証されています。朝日新聞記事より森院長は、卓球経験者2,900人に仮名拾いテストという実験をしたところ、脳の前頭葉の機能の活発さを見るためのテストで、その結果、卓球をしていない人と比べると、全ての卓球経験者のほうが得点は高かったと。卓球は、脳内血流を促す効果があるため、脳卒中などのリハビリにも効果もあると話されております。 そこで、本市において、施設、公民館等を活用し、御高齢者や障害を持つ方々の健康促進、体力向上に向けた新たな取組を促すべきだと考えますが、御見解をお聞かせください。 ○上地安之議長 健康推進部長。
    ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。本市においては、市民の健康保持増進を目的として美らがんじゅう体操の普及促進、筋力トレーニング教室、また市民が利用している公民館などに出向き、健康づくりに関する講話や実技をする、出前形式の教室などの事業を実施しております。健康づくりに関する事業実施に当たっては、市の保健相談センターをはじめ、市内の公共施設なども活用しながら実施しております。議員御提言の公民館などの施設の活用も含め、市民の健康づくりに今後とも取り組んでいきたいと考えているところでございます。 ○上地安之議長 休憩いたします。(休憩時刻 午後0時01分) ○上地安之議長 再開いたします。(再開時刻 午後0時01分) 午前の会議はこの程度にとどめ、残りの質問については午後は1時30分から行います。その間休憩いたします。(休憩時刻 午後0時01分)              午後の会議 ○上地安之議長 再開いたします。(再開時刻 午後1時30分) 午前に引き続き8番 宮城力議員の質問を許します。宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) 皆さんこんにちは。午前中に引き続き一般質問を続けさせていただきます。 午前中の最後にですが、アルツハイマー型認知症に最も卓球がよいと実証されています。卓球経験者2,900人に仮名拾いテストを実験したところ、脳の前頭葉の機能の活発化を見るためのテストで、その結果、卓球をしていない人と比べると、全ての卓球経験者のほうが高かったと私は質問いたしました。それで、施設、公民館等を御高齢者や障害を持つ方々の健康促進、体力向上に向けた新たな取組をすべきだと見解をお聞きしたところ、今宜野湾市では美らがんじゅう体操の普及促進、そして筋力トレーニング教室、高齢者の認知症予防教室、これらを行っているということで、今後も公民館など施設の活用を含め、卓球を健康づくりに取り組んでいただきたいと思います。 それでは、次の質問ですが、卓球療法ですが、卓球の用具を活用し、身体疾患、精神疾患など心身の健康の維持向上を図る療法となっていますが、身体面ではバランス、動体視力、関節可動、手指機能、反射神経に効果があり、また精神面においては、意欲、感情表出、コミュニケーション、緊張感への抵抗力などに効果があるとされており、身体面、精神面、双方の健康促進につながることから、身体障害者及び精神障害者への卓球を用いたリハビリの促進が有効的だと考えています。 また、卓球経験者でなくても取り組めるスポーツであり、ゲーム感覚ででき、球が小さく、スピードも遅いことから、個々のレベルに応じた、老若男女誰でも楽しむことができます。ルールは簡単でコミュニケーションが取りやすく、体のバランスやリズム感を養います。また、目をよく使い、反射運動の繰り返しでけがは少なく、安全で卓球経験の有無を問わず、さらには壁打ち、座りながらのラリー、的当て、的入れ、卓球バレー、卓球ホッケーなど様々に楽しむことができる競技です。卓球を促進することで様々な市民の体力向上及び健康維持、楽しみが増えるといった生活の向上が見込めると思います。 本市では、美らがんじゅう体操などの健康維持や体力向上に向けての取組をしていると思われますが、卓球は幾つからでも気軽に始められ、障害がある方でも取り組めることから、卓球教室を実施することにより、より高い健康促進、体力向上、リハビリの効果が得られると思いますが、御見解をお聞かせください。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。議員のおっしゃるように、卓球は子供から高齢者まで幅広い年齢層で取り組めるスポーツとして定着しており、また高齢者、障害者の方でも楽しく継続できるスポーツの一つでもありますので、健康増進の効果もあると考えているところでございます。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) 御答弁ありがとうございます。卓球は一昔前までは地味なスポーツ、暗いスポーツ、格好悪いスポーツとして、そう言われた時代があったそうです。しかし、福原愛さんをはじめとした世界に誇る選手たちの活躍により、また卓球の人気向上に取り組んだ卓球ファン、世界卓球協会のおかげで、今や国内、国外においても人気スポーツの上位に位置しています。本市でも卓球に力を入れ、卓球医学療法を調査研究し、御高齢者や障害を持つ方々の生活向上、健康増進の力になると思われます。ぜひ、最後に御見解をお聞かせください。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。本市では、幼児から高齢者までのライフステージに合わせた健康づくりに取り組んでいるところでございます。今後も市民の健康保持増進に資する効果的な取組を検討していく中で、卓球の活用なども含め、また他自治体の事例を参考に調査研究してまいりたいと思います。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) 御答弁ありがとうございました。ぜひ健康づくり事業についてですが、すばらしい卓球を取り入れていただきますようよろしくお願いを申し上げて、次の質問に移らせていただきます。 次は基地行政について、まず初めに、緑ヶ丘保育園の部品落下事故調査の進捗状況についてですが、緑ヶ丘保育園部品落下事件について、警察の協力の下、調査がなされていると思いますが、進捗情報をお聞かせください。 ○上地安之議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 こんにちは。宮城力議員の御質問にお答えいたします。本件につきましては、新聞報道などによると、県警の調査において原因の特定には至らなかったとの検証結果をまとめたということで承知をしております。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) ありがとうございます。今後も諦めずに、市が主体的となって、また調査を依頼し、やっていただきたく思います。 現在も緑ヶ丘保育園の頭上を飛行ルート外にもかかわらず上空飛行を続けています。1日にどのくらいの頻度で飛行しているのか、当局では測定器及び目視情報でどれくらい把握しているのか、御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 御質問にお答えいたします。緑ヶ丘保育園の頭上を1日にどれぐらいの頻度で飛行しているかとの御質問でございますが、緑ヶ丘保育園に隣接している野嵩1区公民館に設置されている航空機騒音測定器の測定結果によりますと、令和元年度における1日当たりの騒音発生回数は22.6回となっていることから、園上空の飛行回数につきましても、その数値に近いのではないかと考えているところでございます。 目視情報につきましては、12月14日に緑ヶ丘保育園の園長先生から、先週もF-15が園上空を飛行したとのお話もございました。映像も拝見させていただきました。本市といたしましても、野嵩地区は普天間飛行場の滑走炉の延長上であるため、園上空を通過している状況があると認識をしているところでございます。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) ありがとうございます。野嵩1区に設置されている測定器ですけれども、多いときで22回飛行訓練をしているということですけれども、あそこはもう本当に、資料も提供させていただきましたが、80、90、100デシベルはもう当たり前のような、こんな感じの騒音で、非常にうるさい区域でもあります。これはあってはならないと思います。 それでは、米軍機の飛行ルートに対して伺います。日米合意では、学校、保育園、病院施設などの上空の飛行は遵守することとなっていますが、本市の市内上空は飛行ルート外にも頻繁に飛行しています。このことにつきましては、本市と普天間米軍司令官と協議を持っているのでしょうか、御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 御質問にお答えいたします。本市と普天間米軍司令官との協議ということでございますが、平成31年2月より、市長と普天間飛行場司令官との2者間におきまして、普天間飛行場から発生する騒音問題をはじめとする様々な課題について、基地周辺住民の思いを理解してもらうとともに、現地レベルで解決可能な議題、あるいは協議が必要な議題について意見交換を行い、基地負担軽減の実現に向け取り組んでいるところでございます。 意見交換では、市民の負担が大きい夜間10時以降の航空機騒音、普天間飛行場における場周経路などについて、日米で合意された航空機騒音規制措置を遵守するよう求めているところでございます。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) ありがとうございます。それでは、本市と普天間米軍司令官との協議は、いつどのようにして、年に何回ほど行っているのでしょうか、御答弁をお願いいたします。 ○上地安之議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 御質問にお答えいたします。市長と普天間飛行場司令官との意見交換会につきましては、これまでに4回開催しているところでございます。年に4回程度を予定しているところですが、コロナ禍の状況の中、定期的な開催には至っておらず、次回の開催につきましては、年明けをめどに調整を行っているところでございます。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) 年に4回行っていくということで、今コロナ禍でちょっと自粛しているということです。 それでは、飛行ルート外を頻繁に飛行することは、日米合意の合意違反になりますが、なぜこのようなことが本市では認められているのでしょうか。また、日米合意を遵守することはできないのでしょうか、御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 御質問にお答えいたします。普天間飛行場における場周経路などは、日米合意により米側は最大限可能な限り学校などの上空飛行を避けることとしていると認識をしております。本市といたしましては、引き続き日米両政府及び米軍に対し、日米間で合意されております普天間飛行場における航空機騒音規制措置や飛行ルートなどを遵守するよう強く求めてまいります。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) ありがとうございます。最近の飛行訓練というのは低空飛行というのですか、もう明らかに航空法違反であります。アメリカではあり得ない。飛行ルート外を頻繁に飛行するということが宜野湾市内では日々続いています。沖縄国際大学墜落をはじめ、緑ヶ丘保育園、普天間第二小学校、そして普天間に配備されている米軍機があちらこちらで墜落や不時着の事故を起こし、市民は不安と恐怖にさらされています。一日も早い普天間の閉鎖を願っている市民、県民のために、粘り強く日米両政府に対し返還の要請交渉をしていただきたいと思います。 加えて、最近警察の下調査があった緑ヶ丘保育園の部品落下事件に関しても、粘り強く調査依頼を続けてもらいたいと思います。 以上で私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○上地安之議長 以上で8番 宮城力議員の質問を終わります。 進めてまいりましょう。 ○上地安之議長 休憩いたします。(休憩時刻 午後1時45分) ○上地安之議長 再開いたします。(再開時刻 午後1時45分) 引き続き一般質問を行います。20番 呉屋等議員の質問を許します。呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 皆さん、こんにちは。絆輝クラブ、呉屋等でございます。ただいま議長よりお許しをいただきましたので、58回目の一般質問を始めてまいります。 まず初めに、新型コロナウイルス感染症防止への取組についてお伺いいたします。この質問は、今年の3月議会の一般質問から6月、9月、そして12月と4回連続して質問させていただいておりますが、今回は確認を含めて質問をしたいと思います。 いただきました資料を拝見しますと、宜野湾市内の直近3か月の陽性者の確認状況は、9月で14名、10月は30名、11月は92名と陽性者が増えております。そこで、お尋ねいたしますが、11月に92名と急激に陽性者が増えた要因と、推定感染経路について御答弁をお願いいたします。 あとは自席よりお伺いいたします。よろしくお願いします。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 呉屋等議員の御質問にお答えいたします。沖縄県新型コロナウイルス感染症対策本部において、7月から11月18日までの県内推定感染経路について分析がなされております。感染経路が判明している感染者のうち、接待を伴う飲食での感染が21.9%、会食による感染が18.7%と全体の4割以上にも上り、次いで家庭内感染が3割弱を占めていますが、家庭内感染が多いのは、飲食や会食など外から持ち込まれているものだと思われます。 月別に見てみますと、8月の県独自の緊急事態宣言終了後の9月には、接待を伴う飲食・会食の割合は全体の25.2%と落ちついていたものの、10月には48.7%、11月は53.5%と急激に増えていることから、飲食・会食に伴う感染者の増が家庭内の感染増につながり、11月の急激な感染者の増につながったものと考えられます。 本市の感染者の感染源の情報につきましては、県からの情報提供がないため分析できていませんが、県の感染者数の増に伴い、市内感染者数も増加していること、市内においても飲食店においてクラスターが発生した状況を鑑みると、飲食、会合の増加が要因になっているものと思われます。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 県からの詳しい本市に特化した情報はないという答弁でした。ただ傾向としては、本市においても県のその接待に伴うものだという御説明ございましたが、では本市において市民への具体的な感染防止策への広報活動は、どのように今までされてきたのでしょうか。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。現在、感染症が蔓延しており、誰もが感染する可能性があるため、市民一人一人が小まめな手洗い、マスクの着用、定期的な換気、ソーシャルディスタンス、3密を避けるなどの新しい生活様式の実践を行うことが感染拡大防止につながると考え、市広報紙、市ホームページ、SNS、防災無線を通して感染防止対策の周知を継続して行っているところでございます。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) おっしゃるとおり、防災無線を活用して定期的に手洗い、うがい、3密防止というのも拝見していますし、SNS等も使っているのも見ておりますが、これもいただいた資料で、これは令和2年2月14日から令和2年12月17日、まさに直近の確定陽性者の年代ごとのものが数字をいただいていますが、少し資料を読み上げます。10歳未満が3名、10代が11名、20代が46名、30代が41名、40代が48名、50代50名、60代32名、70代17名、80代3名、90歳以上1名、全体で252名であります。もちろん回復された方もこの中には含まれております。 全体の252名のうち、20代から50代までで185名、全体の73.4%がこの20代から50代が占めているわけでございます。ですから、まさに感染の73%を占める年代に対してのアプローチというか、広報、そういうのをもう少し集中的に行う必要があるのではないかなと思って、こちら提言をさせていただいていますが、やっぱりそういった多い年代に特化したそういう広報活動も私は必要かなと思います。これは提言ですので、参考にしていただきたいと思います。 そして、もう一つ提言としては、今接待を営む飲食あるいは会食のほうのお話が出ましたので、では市内の飲食業や商工会さんへの周知、あるいはそして感染防止への意見交換、支援策については私ども議会も、そして市長部局のほうも意見交換がなされているということも承知していますが、こういった感染防止策についての意見交換もなされていらっしゃるのでしょうか。もしそういうのがありましたら、その内容についても御答弁をお願いします。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。飲食業協会関係団体等との意見交換がなされているかということでございますが、健康推進部として今のところまだそういった意見交換はできていないところでございますが、先日、12月10日に県新型コロナウイルス対策本部より、感染拡大防止策の徹底についてという通知文書が発出されており、各自治体間、自治体区域内の飲食店等の事業者において、4人以下2時間以内での利用などを遵守すべき事項が示され、関係団体と連携を図り、十分周知するよう依頼がございます。本市としましては、依頼文書について関係部署と連携し、社交業組合、飲食業組合などの団体を通して各事業者への周知を図り、感染予防を徹底していまいります。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 福祉保健部としては意見交換はまだなされていないということでございました。また、県の指標も出たということで、これはもうぜひとも部長、飲食業、社交業の皆さんと膝を詰めるぐらいの距離で、これは3密になってはいけませんので、空けながら、本当に生の声を、どれだけ厳しい現状か、そしてまた感染防止をどうすればもっといいのかというところぜひとも意見交換会をお願いいたします。 そして、例えばこの感染された方の軽症者に関してはホテル療養ということでうたわれていますが、中部地区に対して受け入れるホテルが何か所ございますかという質問でしたが、これはさきに平安座武志議員の質問のほうで御答弁をいただいておりますが、中部地区にはないということも分かりました。その際も平安座武志議員からも要望がございましたが、私も改めて、これは中部市町村会で沖縄県のほうに、その利用するホテルを中部地区にも設けるようにということを再度要請していただきたいと思いますが、いかがですか。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。中部地区においても感染者が発生していることなどから、中部市町村会より沖縄県のほうへ中部地域における軽症者及び無症状者用宿泊施設の借上げについて要請を行っているところではございますが、現在においてこの宿泊施設は設置されておりません。本市としましては、今後とも中部市町村会と連携し、中部地区への設置要請について検討してまいりたいと思います。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 確かに中部地区に療養のホテルを設けるというふうな県の方針があったと思いますので、それをやっぱり本市はじめ市町村会でもさらにもう一度強力に要請をお願いします。 次に、今後の市民そしてまた事業者の皆様への支援策についてお伺いいたします。本市におかれましては、支援策として市単独の事業、本当に様々な支援策を迅速に実施されていることに関しまして、改めて感謝を申し上げます。 そこで、お尋ねいたしますが、今までの支援策でその執行残の額、そしてその取扱い、執行残がもう出ていると思いますが、その取扱いはどのようになさるのか。そしてまた、追加支援策の財源としてこの執行残が充てることができるのか、その点について御答弁をお願いいたします。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 こんにちは。呉屋等議員の御質問にお答えいたします。国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した事業の執行残につきましては、本定例会における補正第7号において事業完了に伴う執行残について計上させていただいたところでございます。約3,000万円の執行残となってございます。執行残の取扱いにつきましては、現在、新たな感染防止対策や支援策等を関係部署と協議しているところであり、その実施のための財源として検討してまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 執行残についても今後の支援策で活用するという答弁いただきまして、ありがとうございます。 そしてまた、9月議会におきまして提言をさせていただきました自治会へのさらなる支援策についてなのですが、9月議会のほうで市民経済部長のほうからは、9月に全自治会に出してアンケート調査をしていただきまして、その調査においてコロナウイルス感染拡大の影響で、自治会の持っているその施設使用料の減収、あるいは自治会費の徴収額の減少により、人件費あるいは光熱費等の固定費の支払いが厳しくなっている自治会があるということを本市のほうでも掌握されております。 そしてまた、今後の自治会の状況を注視しつつ、運営に支障を来す前に対応するよう関係部署と調整をしたいということも答弁をいただいておりますが、その後具体的に、本当に厳しいです。人件費も今削ったり待ってもらっている状態なので、それに対しての先ほど3,000万円の執行残もあるという話が出ました。具体的な支援策をお願いします。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 呉屋等議員の御質問にお答えいたします。9月議会において呉屋等議員をはじめ、多くの議員より自治会の支援について御質問並びに御提言をいただいたところでございます。本市では、自治会施設の利用者が安心して活動できるように、新型コロナウイルス感染対策に必要な消耗品等の費用について、自治会の規模に応じて地方創生臨時交付金を活用して、10月より補助金事業を開始しております。 また、9月に実施したアンケート調査により、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、自治会費徴収の滞りや施設利用収入の落ち込みなどが重なり、人件費や光熱費等の支払いが厳しくなっている自治会が存在していることが確認されました。 このような状況を踏まえ、担当部署としては、緊急的措置として市が毎年交付している運営費補助金の3期分と4期分について、1年半以上の自治会未納期間があるなしにかかわらず、9月30日時点で自治会名簿に登載されていれば補助対象とすることとし、さらにこれまで3期と4期に分けて交付していた運営費補助金を一括で交付し、自治会運営に支障を来さないように対応したところでございます。各自治会におきましては、国及び県独自の緊急事態宣言に伴い、2回にわたり約2か月余りの期間、施設の閉館に協力していただきました。しかし、いまだ終息の見通しが立たない新型コロナウイルスの影響で安定した施設使用料が見込めない状況が続いているほか、自治会行事の中止により、予定していた寄附金が減少するなど、厳しい自治会運営を強いられていると聞いております。担当部署としましては、改めて自治会への支援について、地方創生臨時交付金の活用も含めて、関係部署と協議しているところでございます。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 3期、4期分を一括で交付する。そしてまた、いろいろおっしゃっていましたが、これはもう迅速に執行残をどうやって活用できるか、自治会長の皆さんとも意見を交換しながら、ぜひともこれは本当に厳しいのです。交付をお願いしたいと思います。 そして、今後の市民、事業者への具体的な支援策ですが、今回の議会でも多くの議員諸公から御提案ございましたプレミアム商品券、商工会さんからも要請が出ておりますが、それも含めた今後の市民や事業者の皆様への支援策について御答弁をお願いいたします。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。今後の市民、事業所の方への具体的な支援策につきましては、先ほど御答弁として申し上げました地方創生臨時交付金の執行残の活用のほか、同交付金に係る第3次分の交付申請が冬頃に予定されていることも踏まえまして、現在状況を注視しながら関係部署と新たな感染症対策、経済支援策等について検討しているところでございます。具体的な事業の予算化につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、地域経済も大きな打撃を受けており、市民、事業者の方への早急な支援を実施する必要があること、地方創生臨時交付金の第3次分の交付申請等の時期が現在まだ明確でないこと、またそれらを踏まえまして、国から交付の時期が示された場合、直ちに対応する必要があるというふうに考えております。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 第3次分の交付、それが示される前に、今は情報収集をするとても大事な時期だと思いますので、それもしっかりとまたお願いしたいと思います。 それでは、2番目の質問へ移ります。特別支援学級の現状とICR、インチャイルドレコード支援システムの導入についてをお伺いいたします。教育委員会から発行されております「令和2年度宜野湾市の教育」31ページを拝見しますと、平成25年度から令和2年度、この特別支援学級の増減について、小中学校ともに児童生徒数、そしてクラスが約3倍増えております。その要因について御見解をお聞きしたいと思います。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 呉屋等議員の御質問にお答えいたします。平成19年に特別支援教育制度の大幅な改正が行われ、以後、全国的に特別支援学級在籍児童生徒数は増加しております。また、平成24年に文部科学省より共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システムの構築のための特別支援教育の推進が示されております。 国の取組に伴い、社会全体においても障害者への理解が進んでおります。また、学校においては、児童生徒一人一人の実態に応じて個別の指導計画等を作成し、適切な指導及び必要な支援を計画的に行っております。市内の小中学校におきましては、平成25年度から令和2年の間に61学級、411名の増加となっております。このようなことからも適切な指導及び必要な支援を求めて、特別支援学級を選択する保護者や児童生徒が増加していると考えております。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 文部科学省が実施しております学校実態調査によりますと、もちろん御存じかと思うのですが、2019年度県内公立小中学校で特別支援学級を担当する教員のうち、特別支援学校教員免許を持っていない割合は、小学校が62.8%、中学校では58.4%とあります。持っていらっしゃらない方が多いということでございますが、そこでお尋ねいたしますが、本市における特別支援学級を担当する教員の免許の取得状況と、あと対応方、県内では持っていない方のほうが多い。それは、その事実は宜野湾市はどうですかということと、それに対しての対応はどのようにされていらっしゃいますかということでございますので、御答弁をお願いいたします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。市内小中学校の特別支援学級担当者の免許状取得状況につきましては、小学校で約47%、中学校で50%となっております。免許状を取得していない職員においては、県教育委員会が免許法認定講習を実施するなど、免許状の取得を支援したり、初めて支援学級を担当する職員へは研修会を実施したりするなど対応しているところでございます。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 本市においても大体県の平均と同じような割合だということが分かりました。また、免許を持っていなくても、研修会、講習会において対応なされているということも確認させていただきました。 特別支援教育について、一人一人の教育的ニーズを把握し、適切な指導及び必要な支援を行うことが必要であるということも文科省のあれでも書いてありますし、先ほど指導部長もその趣旨のことについては御答弁されていましたが、本市においてインチャイルドレコード支援システム、ICR支援システムを導入をされておりますが、導入の理由とその導入された後の効果について御答弁をお願いいたします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。インチャイルドレコードとは、学校で見られる児童生徒の様子から、現時点で子供たちが抱えている教育的なニーズや課題を捉え、分析し、実態把握をするためのツールでございます。把握した生徒の特性を基に、教師間で共通理解し、組織的に継続的な支援を行うことで、個々の特性に応じたより効果的な支援を行うことにつながります。システム導入の理由としましては、先行活用しました市内中学校において、教師による生徒のニーズに応じた関わり方のスキルアップにより、自信を持って冷静に支援することで生徒の学習意欲の向上につながったり、落ち着いた学校生活が送れるようになったりするなどの一定の効果が見られたことから、市内小中学校での導入となっております。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 実態の把握、そしてまた組織的、先生同士のつながりも併せての指導をよくしていこうということと、あとは先行された中学校の活用がよかったということでございますが、今回この特別支援学級の件に関して取り上げさせてもらったのは、去る新聞報道でもございました、県内の小学校において、クラス担任の女性教員が6月、普通学級と一緒に授業を受けていた特別支援学級の児童らが騒いだため、うるさいと思う人、邪魔だと思う人は手を挙げてください、そして手を挙げなかった生徒には、あなたも支援学級に行きなさいというふうな発言があったという新聞記事を拝見しまして、本当に信じられないようなことが今教育現場で起こっていた。そういうことを考えたときに、逆にそれを、そういうことが起こらないように、本市はこういったインチャイルドレコード支援システムを活用されているのだということもいろいろ勉強しておりまして、それでこのインチャイルドレコードシステム、先行した中学校がありまして、では令和2年度予算のほうも御説明いただいております。令和2年度の導入されている学校が何校あるのか。そしてまた、令和3年度はどのようになるのかについて御答弁をお願いします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。令和2年度ICR、インチャイルドレコードは、市内全小中学校に導入を予定し、支援体制の確認やIT研修及びシステム活用を計画しておりましたが、コロナウイルス感染症拡大の影響で、臨時休業や3密を避けるなど全校一斉導入が厳しい状況にございました。現在、先行実施校として4校でスタートしております。令和3年度に向け、1月の校長会で再周知を行い、全小中学校にて実施していく予定でございます。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 令和3年度においては、1月の校長会で案内をして、全小中学校で実施するという今の答弁を聞いて、安心をいたしました。 先行事例の学校のほうのホームページを見ると、本当に子供たちが自主的にいろんなことを学び、そしてまた普通学級の子供も一緒になって成長している様子が紹介されていましたので、ぜひとも令和3年度全小中学校13校に導入をしていただきたいと思います。ありがとうございます。 それでは、次の質問に参ります。西普天間住宅地区土地区画整理事業の進捗状況について、現在造成工事を行っておりますが、その工事によって出た土砂、それが風に乗りまして砂ぼこりとなり、県道側の事業者、ぎのわんヒルズ通り会のほうの事業者の皆様のところに苦情がございまして、10月、そして11月と担当課の職員と一緒に私も現場に行きました。現状も見まして、そして事業者の皆様のお話も聞いてきました。その際、砂ぼこり対策についても要請をさせていただきましたが、どのような対策が今現在は取られておりますか。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 呉屋等議員の御質問にお答えいたします。本年度より琉大街区を中心とした切り土造成工事に着手しており、県道側にお住まいの皆様には大変御迷惑をおかけして申し訳なく感じており、御理解、御協力のほどよろしくお願い申し上げているところでございます。 工事による砂ぼこりの対策につきましては、早急な対策として散水車による砂ぼこり飛散防止対策を実施し、重機稼働箇所においては防じんシートの設置対策及び散水車による砂ぼこりの飛散防止対策に努めております。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) そしてまた、今度お伺いしたいのは造成工事の完了時期、いつまでこういうのが続くのかという完了時期と、あと砂ぼこりの対策、今るる部長から説明ございましたが、それだけではちょっと足りないのではないかということで、今後また新たに追加する予定があるのかということと、あとやはりこれ、やっぱり周辺の住民の皆様や事業者の皆様との説明をしていただきたいなと、商売に対し大変支障を来すところもございますので、やはりそれは丁寧な説明が必要かと思います。先々週の土曜日に私もウオーキングをしていましたら、バスが通るだけで砂ぼこりが街路樹ぐらいまで舞うのです。もちろん今、県道81号線の交差点改良工事もしている影響も両方あると思うので、本当にもう今大変なのです。そういう意味では、今後の対策、そしてまずはその工事がいつまで続くのか、そして周辺住民の皆様やその事業者への説明会、これについて、今後予定がないかちょっとお伺いしたいと思います。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。沖縄健康医療拠点ゾーンの造成工事の完了時期につきましては、令和3年度末の予定となっております。砂ぼこりの対策につきましては、今後、対策の強化として、県道81号線沿いに防じんシートの設置を行う予定でございます。 また、周辺の皆様、事業者の皆様に対しましては、造成工事着手前に工事案内のチラシを配布し、周辺の自治会に対しましては、工事概要の説明などを行っております。今後も御説明について強化してまいりたいと存じます。地域の皆様には、御不便、御迷惑をおかけしているところではございますが、造成工事期間中におきましては、今後も御理解、御協力いただきますようお願い申し上げます。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 令和3年度末ということは、令和4年3月ということになりますので、まだ1年以上もありますので、これは防じんシートの設置、話もございましたが、やはり一度は説明会という場を設けていただいて、御理解、御協力というのであれば、やはりここは役所のほうからそういうふうに説明をするべきだと思いますので、お願いします。 造成工事をして、そのイシジャーの右側というのですか、普天間側には、その土砂が山積みにされております。もうイシジャーよりも高いぐらい山になっていて、朝6時半から重機の音がするのです。もちろん工期に合わせて一生懸命やっていることも分かるのですが、まだ暗いうちから、朝6時半からガッチャンガッチャン聞こえて、騒音もあるし、また砂ぼこりも飛んでくるし、本当新型コロナウイルスも重なって、もう商売大変なのです。やっぱりそこは理解を求めるのであれば、やっぱり丁寧な説明をぜひとも、チラシを配っているということも聞きましたが、そこら辺はお願いいたします。 やっぱり周辺地域の皆様の御協力があって初めてこの事業というのはやっぱり進んでいくと思いますので、お願いします。 そしてまた、琉球大学医学部、琉球大学病院、工事のほかに関連する施設工事がございます。そこで、お尋ねしますが、これらの関連工事、市内業者への優先発注、議会からの要請、そして市長も直接要請に行っていらっしゃることも理解していますが、それについて御答弁をお願いいたします。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。御承知のとおり、西普天間住宅地区跡地におきましては、今年度より土地区画整理事業が開始され、さらに琉球大学医学部・同大学病院の移転整備事業に係る入札が行われるなど、令和7年度の開学、開院に向けた工事等が着々と進められ、今後も関連する施設整備事業が予定されております。市民経済部におきましては、一連の跡地開発事業が本市の経済活性化に向けた大きな契機となるよう、市内商工業者の受注機会確保に向けた支援に継続して取り組んでおり、市長並びに宜野湾市西普天間住宅地区返還地整備に伴う市内商工業者優先利用期成会の皆様とともに、琉球大学や関係行政機関への要請活動に加えて、市内事業者を対象に契約制度に関する説明会の開催等を行ってまいりました。移転整備事業の事業主体である琉球大学からは、地域振興の観点からも地元事業者の受注機会確保へ向け、可能な限り配慮したいとの回答をいただいており、また関係行政機関においては、要請内容の実現に向けて、今後とも連携を図りたいとの回答を得ております。 市民経済部といたしましても、引き続き市内事業者の受注機会確保に向け支援するとともに、市内商工業者の活性化に向け取り組んでまいります。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) これから琉球大学医学部の体育館であるとか、いろんな附帯施設もあるようですので、ぜひとも強力にお願いいたします。 それでは、次の質問に移ります。粗大ごみの回収と今後の取組についてお伺いいたします。実は市民の方より粗大ごみの回収を市役所へ連絡したら、1か月以上、その回収は待ちますということで言われまして、私のほうにも苦情が来ました。周辺の浦添市は2週間程度で回収できるのに、なぜ宜野湾市はこんなに時間がかかるのか。そして、これは浦添市と宜野湾市のそのごみ処理の場所の問題とかそういうのも説明したのですが、それでもちょっと長過ぎると。ましてや引っ越しを予定している方でしたので、もう引っ越しでいなくなる前にごみを片づけたいのだけれどもということで、何とかならないかということでお話がございましたので、取り上げさせていただいておりますが、そこでお伺いします。本市の粗大ごみの回収、受付から実際に回収するまでどれぐらいの期間を要しますか。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。粗大ごみは現在2事業者へ収集委託を行っており、各社1台ずつの契約で1日35件を収集する内容となっておりまして、2事業者で1日70件を回収しております。回収の待ち状況についてですが、本来は2週間待ち程度でございましたが、11月末現在、約60日間の処理待ちの状況となってございます。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 部長もなかなか答弁しづらい日数、僕は1か月以上と思ったら、今時期によってはもう2か月も待つという、本当に事業者の皆さんも一生懸命やっているとも、これも理解しています。また、直営でも回収しているということも聞いていますので、今できる部分に関しては一生懸命やっているということもよくよく承知していますが、ただやっぱりどうしても長いということで、周辺の市町村との回収の期間、そしてまた料金、もちろん回収の期間というのは時期によっても違ってくることも承知していますが、他市と比べてどういうふうになっているのでしょうか、特に料金について、それについてまた御答弁ください。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。回収期間についてですが、倉浜衛生施設組合へ搬入している構成市町の沖縄市は約4週間、北谷町は約3週間を要しており、近隣の浦添市は1週間、うるま市は約1か月を要しているとの回答を得ております。 料金につきましては、本市は300円でございます。倉浜衛生施設組合の構成市町、沖縄市、北谷町を含め、うるま市、糸満市、嘉手納町も300円にて処理を行っております。近隣では、中城村、北中城村が200円、市郡においては大小で区別しているところがあり、那覇市、浦添市、南城市が大600円、小300円、名護市は大350円、小200円、豊見城市は大324円、小164円、離島圏では、石垣市は大400円、小200円、宮古島市は大200円、小100円となってございます。 ○上地安之議長 呉屋等議員。
    ◆20番(呉屋等議員) 部長、いろいろと調べていただきまして、ありがとうございます。倉浜の同じ構成市町村でも回収する期間が違うというのはちょっとやっぱり驚きで、とりわけまた本市の60日というのは、またその中でも群を抜いて大変多い。これはやっぱり改善していかないといけないと思います。 そこで、受付から回収するまでの期間を短縮するために、提言ですが、今2事業者により1日35件をお願いしているということは、事業者を増やすか、あるいは自治会等にも有償で協力するとか、要は市民からすると、お願いして一旦持っていってもらえばいいと思うのです。ですから、例えば1か所に集約を一旦するとか、あるいは急いでいる方には急行料金をつくるとか、何らかの形で改善をしていかないと、やはり今のような2か月というのはちょっとあまりにも長過ぎるし、ましてやお隣の浦添市が1週間、一応浦添市のほうはごみ焼却場を持っていますので、私も行ってきました。やっぱりそのかかる時間が全く違うなということも承知していますが、これはどうにか、事業者を増やすとか改善できないでしょうか、御答弁をお願いいたします。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えします。まずは御提言ありがとうございます。御提言につきましては、今後検討を行ってまいります。現在試行している時間短縮の取組としまして、市直営での回収も行っており、多い週で2台の4日間、少ない週でも2台の2日間を配車し、粗大ごみの大小の組合せを工夫して収集に当たっております。 議員のおっしゃる特別料金にて急いでいる方の処理につきましては、現在、設定してございません。大量のごみや早い収集を希望される方に対しましては、自己搬入制度がございます。処理待ち時間を短縮する手法につきましては、現在関係部署と調整を行っているところでございます。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 自己搬入できるということもいいことだと思うのですけれども、ただこの粗大ごみの処分料金の300円を払うのですよね。払って、また自分で持っていく人、そしてまた日曜日は休みですから、平日、皆さんお仕事している人が実際にできるかといったらできないですから、そこは私はまとめて持っていくような、やっぱりある程度どこかに集積所を設けるということも一つの案かと思います。取りあえずその連絡いただいた市民からは、早めに回収をする、そこをまず、それと倉浜に持っていく、ちょっと分けて考えてみられてはいかがかなと思います。よろしくお願いします。 そして、そもそも粗大ゴミを減らすことも大事なことだと思います。リサイクル、そういった意味で粗大ごみを減らすことに関しての本市の取組について御答弁をお願いいたします。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。本年度はコロナ禍の影響もあり、ふだん利用していない家財などを処理する機会が増えたことが排出量の増につながっている部分もあるのかと推察しております。取組につきましては、倉浜衛生施設組合において、構成市町から搬入される粗大ごみの中から、まだ利用できるごみをリユースする取組を年に1回程度、構成市町及び倉浜衛生施設組合にて無料提供を行っており、大盛況であったことを把握してございます。 ごみに出す前に、このリユースする仕組みができれば、必然と粗大ごみの減量につながるものと考えております。現在、どのような仕組みがあるのか、倉浜衛生施設組合含め研究しているところでございます。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 市役所庁舎1階のロビー、あるいは玄関先で、そのリユースをされている、まだ使える家具を提供している。それも本員も見ました。とてもいいことだと思いますので、やっぱりそのごみと言われるものを減らしていく、その取組も啓発活動も併せてお願いをいたします。 それでは、次の質問に移ります。10月に発生をいたしました普天間の崖崩れの対応についてお伺いいたします。まず、通報が来てからの市の対応方について御答弁をお願いいたします。 ○上地安之議長 消防長。 ◎浜川秀雄消防長 呉屋等議員の御質問にお答えします。本事案は、令和2年10月22日、16時52分、119番通報にて駐車している車両が落石で大破している。けが人なしとの内容で覚知、消防ポンプ自動車1台3名が警戒出動し、市民防災室、土木課、警察官等が対応しております。 当該区域は、市のハザードマップにおいて土砂災害警戒区域に指定されており、当時は大雨洪水警報が発令され、被害状況につきましては、直径約60センチ大の落石を数個確認し、駐車車両2台が破損、人的被害はなかったものの、当該傾斜地において小石等の落石が継続していたことから、消防による警戒区域を設定、さらに数時間おきに巡回監視を実施してございます。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 呉屋等議員の御質問にお答えいたします。去る10月22日の17時前、消防より市民防災室へ連絡を受けております。崖が崩れ、下側に駐車をしていた車1台が全壊、もう一台は一部損壊、その他、崖下の落石状況及び崖上の民家敷地崩落状況を調査、確認をしております。 当日は雨が降りしきる中、地主、消防、警察、自治会、そして市民防災室の立会いの下、1点目には、警戒テープ範囲内は危険区域として立ち入らないこと。2点目に、崖上の民家住民は、崖と反対側部分に当たる部屋で就寝をすること。3点目に、それぞれ関係機関で定期的に現場見回りを行うこと、以上3点を申し合わせ、当日は撤収をしております。 翌10月23日、崖上の地主及び崖下の地主双方に対しまして、今後、何らかの対策がなされてから、警戒線を解除する旨説明をし、土地の適正管理を促している状況となっております。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) この落石の翌日、23日の新聞のほうにも報道されていましたので、私も消防本部に連絡をしまして、場所を確認後、ハザードマップにも載っているので、もう分かりますよね。向こうかなということで見てきました。本当にけが人がいなかったのが奇跡ではないかなと、車の上部も完全にへこんでいる状態で、大変驚きました。 それでは、同地域で以前にも同じような崖崩れが発生していたかどうかについて、御答弁をお願いいたします。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えいたします。今回の聞き取り調査により分かっておりますけれども、崖上の敷地が崩落した隣の民家におきましても、20年以上前に崩落をし、それが原因で住宅を建て替えをしなければならなかったというふうに報告は受けてございます。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 先ほど消防長からもお話があった本市の宜野湾市総合防災マップ、こちらのほうの28ページのほうにも黄色くマークされていまして、急傾斜地警戒区域ということでハザードマップでもう既にこれは前からそこは危険だなということで分かっているわけです。 そこで、お伺いしますが、本市の対応方、この落石事故が起きる前の対応はどのような対応されていたのでしょうか。既にもうハザードマップでは、そこは危険地域だということは分かっているわけですので、それをどのように対応されていたのか、あるいはこれは県が対応することなのか、併せて御答弁ください。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えいたします。まず、過去に県のほうで危険箇所として呼んでいたものを現在、土砂災害防止法に基づきまして名称を改め、土砂災害警戒区域としまして、市内23か所が指定をされております。今回、普天間の崖崩れが起きた場所も土砂災害警戒区域に指定をされている状況でございます。 土砂災害が万が一起きたとき、住民の迅速な避難及び平時からの土砂災害警戒区域の周知をするために、年に数回、土砂災害警戒区域の見回りを行うとともに、付近住民へ注意喚起やハザードマップの配布を通しながら、周知啓発を行っております。引き続き、周知啓発に努めてまいりたいというふうに考えております。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) ハザードマップに載せた後も見回りや注意喚起もこの落石事故が起きる前にちゃんと見ているという話もありますが、私も翌日に見に行ったときに、上のほうの地権者の方ともお話を聞いてまいりました。そして、雨が降った翌日には、定期的にウオーキングしながら近くを回ってみました。昨日もその後どうなっているか見て回ったのですが、黄色い線はそのままで、落石を受けた車もまだそのままの状態でした。上のほうの地権者に聞いても何もないよという話、何の話もまだないですということでした。 ただ、やっぱり上の地権者の方、本当怖いです。隣の駐車場から見ると、家を支える壁のほうが全部崩れて落ちていっているのです。これは、もう本当に、その地権者ができるのはブルーシートをかぶせて、雨がそこにたまらないようにする、それが精いっぱいの状況で、今度いつ大きな雨が降ったらどうなるか、もう本当に心配というか、本当に危機と隣り合わせの状況を、私はこれは確かに民有地の問題である。これがもし公用地であればまた違ったのかもしれませんけれども、民有地だからといって、行政が何もできないことはないと思うのです。やっぱり民と民の間に何とか関わっていただいて、今ある危機を何とか解決していただきたいという思いで取り上げさせていただいていますが、今後、国、県、市、そして地権者との話合いを行っていただいて、どこがどうするかということも決めて、まずはその復旧工事を先にやるということを提言させてもらいたいのですが、いかがでしょうか。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えいたします。県、市含めての役割という御提言もございます。まず、市町村の役割としましては、災害対策基本法第56条及び第58条、59条、第60条及び第62条に基づきまして、災害の拡大を防止するための必要な応急措置、避難呼びかけ、救助等応急対策及び避難所への立ち退き指示などのソフト対策を行うということでございます。 一方、該地域の今後の対策につきましては、今回の崖崩れが起きた急傾斜地の地主のほうで崩壊防止対策、工事になろうかと思いますけれども、行うことになりますが、それが困難な場合、本地域は土砂災害警戒区域として指定をされていることもありますので、本市としましては、県のほうに対応策について調整も図ってまいりたいというふうに考えております。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 部長も現場の写真は見られているものだと思いますが、本当に現場に行くと、もう生きた心地がしないぐらいの状況ですので、県にも早急にこれ対応をお願いしたほうがいいと思いますので、今回本当にあれだけの落石、そして車の直撃を見て、けが人が一人も出なかったというのは、もう奇跡としか言いようがないです。もう奇跡は二度と起きないかもしれませんので、早めに県のほうに、あるいは国にも要請を市から音頭を取っていただきたいと思います。ぜひぜひよろしくお願いいたします。 それでは、次の質問に移りたいと思います。自動販売機の売上げを活用した市庁舎への防犯カメラの導入についてお伺いいたします。この質問は平成29年6月議会から5回質問と提言をさせていただいております。また、既にこのシステムで防犯カメラを設置している浦添市さんへ平成29年当時の担当の職員の皆さんと一緒に視察もさせていただきました。また、飲料メーカーさんのほうにもお伺いして、協力もお願いしてまいっております。 カメラの設置からランニングコストを自動販売機の売上げで賄うという、本当に財政的にもメリットのあるシステムで何度も導入すべきと提言をしておりました。その際にはいろいろ理由をおっしゃっていましたが、一番は本庁舎の耐震工事というのが設置にちょっと待ったがかかっていましたが、耐震工事も終わりましたので、まずはその設置に当たっての課題というのが幾つかありましたが、それはもう解消されたのでしょうかということと、設置に向けた考え方について御答弁をお願いいたします。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えいたします。この間、市庁舎は多くの市民情報等の機密情報を取り扱う施設であるとともに、不特定多数の市民が利用する施設であるため、防犯カメラ設置の必要性を認識をしていたところ、自動販売機の売上げを活用した防犯カメラの設置について、市の財政負担なしで設置運用が可能なことから、導入に向けまして課題解消を進めてきたところでございます。 議員からもございました導入に当たっての課題としまして、自販機の設置場所を検討する際に、昨年から実施をしております市庁舎耐震改修工事の進捗を踏まえながら、進めることとしておりましたが、現時点では市庁舎耐震改修工事はほぼ完了したことから、自販機業者と設置候補場所の絞り込みを行ったところでございます。 また、市庁舎への防犯カメラ導入に当たりましては、本人の同意を得ることなく、画像を取得することになるため、市情報公開及び個人情報保護制度運営に係る審議会へ諮る必要がございましたが、先月27日に同審議会からの答申を受け、防犯カメラ設置運用についての承認をいただいているところでございます。 以上、課題について解消はしておりますが、今後、その他の課題がないかと順次確認をしながら、設置に向けて進めてまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 11月27日に審議会より承認いただいたというニュースもありました。なぜ私がこれ急いでいるかと言うと、去年の9月議会でもこの問題取り上げたときに、同じ令和元年8月に、皆さんも記憶にあると思いますが、本庁舎の3階の女子トイレに不審者が現れるという不測の事態、本当にこういうことが起きてしまったのです。その後のこの報道は一切なされていませんので、恐らく犯人というか、その不審者は捕まっていないものだと思います。やはり防犯カメラがあれば抑止力にもなるし、万が一のときの犯人逮捕の決め手にもなる要因の一つにもなると思います。ですから、何度もこうやって防犯カメラの設置ということを訴えているわけでございます。 しかも、自動販売機の売上げで設置費やランニングコストを賄えるということですから、市にとっても財政的な負担もない。なぜこれがすぐできないのか不思議でならないのですが、そしてまた、同じく令和元年9月の私の一般質問に協定書のお話もさせていただきました。まずは、業者と協定書を結ばないといけない。去年の9月議会で協定書について、総務部長のほうは、年度内に、つまり去年の年度内に協定書を結ぶように調整をしていきたいという答弁もなされております。まだ協定書は交わされていません。協定書の締結はどのようにお考えでしょうか。いつ頃協定書を結ぶ予定でしょうか。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えいたします。まず、議員から提言を受けまして、この間設置に向けては大変遅れているというところについてはおわびも申し上げたいと思います。 先ほど答弁申し上げましたように、耐震改修工事もほぼ終了というところでございまして、業者のほうともこれから設置に向けて調整、もう既に入ってございますので、早期に設置に向けて取り組んでまいります。 あと御質問のこの協定書の締結でございますけれども、まず浦添市さんのほうも参考として、既に私も持っておりますので、そういったものを内容も確認をしながら、協定書の前に行政財産使用許可手続についても協議を進めながら、並行的に一体的に進めていけるように取り組んでまいりたいというふうに考えております。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 本市役所には、御承知のとおり市内外あるいは県外からも大勢の人が毎日来庁されます。また、併せて来年の2月中旬には、この正面玄関の前の駐車場約60台ほど完備できる駐車場が完成するということも聞いておりますので、さらにまた大勢の方がいらっしゃるわけですから、やはり来庁者の安心・安全を守るためにも、そういった防犯カメラ、県外の市役所で高齢者の事故がございまして、庁舎内で何台かの車に衝突するという事故がございました。それも庁舎に設置した防犯カメラでその様子が全て分かったということもございましたので、早めにこれは安心・安全を守るためにも設置をお願いしたいと思います。 それでは、最後の質問に参ります。都市計画道路3・4・71号普天間線整備の進捗状況をお伺いします。この質問は、普天間3区地域の住民の要望によりまして、私も平成19年12月、1期目のときから取り上げさせていただいていますが、ちょうど12月ですと13年この質問をさせていただいています。 昭和43年に都市計画道路が決定され、長い間、法の網がかぶっておりましたが、佐喜眞市長誕生と同時に、この事業が決定され動き出しました。ところが、ここに来て、この4~5年ちょっと足止めの状態が続いております。平成27年から物件調査が始まり、実は当初、平成33年、つまり令和3年度にこの普天間線完了予定でございましたが、いまだその様子が見えません。そこで、お伺いしますが、今年度までの実績と進捗状況について御答弁ください。 また、この年度末までにどこまでやる予定なのかも併せてお願いいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。都市計画道路3・4・71号普天間線整備事業の今年度の実績につきましては、物件2件分の調査業務を執行しております。物件補償におきまして、12月初旬に1件の補償契約を締結しており、年度内での物件解体が予定されているところでございます。また、年度末までには物件1件の補償契約を予定しております。     (呉屋等議員「部長、進捗状況は」と呼ぶ) ◎石川康成建設部長 失礼しました。進捗状況につきましては、令和2年11月末時点の進捗につきまして、物件調査は37件中15件完了しており、40.5%の進捗、物件補償につきましては37件中7件完了しており、18.9%の進捗、用地補償につきましては30筆中2筆執行しており、6.7%の進捗でございます。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 当初は、令和3年度に完了予定のところがこれだけ遅れている理由について御答弁ください。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。予定より遅れている理由でございますが、沖縄振興公共投資交付金の減額により、物件調査及び補償等を先送りせざるを得ない状況となっており、事業進捗に遅れが生じている状況でございます。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) これは、以前にいただいた資料からも分かるように、平成30年度でもマイナスの24.5%、令和元年に関しては、当初予算に対して交付決定額がマイナス73%といって、もう半分以下の交付決定では、これは事業できないです。本当にこれはもう市の責任でなくて、やっぱり県にしっかりこれは交付するように、あるいはもう国から直接交付してもらうような仕組みというのは取れないのでしょうか。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。沖縄振興公共投資交付金のより多くの事業を取り組んでまいるとともに、またその他の補助金についても、国、県に対しまして要請してまいりたいと存じます。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 本当に今、この普天間線は虫食い状態になって、既存の御商売する方も大変なのですし、本当にもうどうなのだろうとみんな不安を抱えていらっしゃいます。 そんな中で、この道路に関しては、地区計画についてのまた予定もございまして、平成29年度からこの普天間線の地区計画についての勉強会も開催していらっしゃいます。 そこでお尋ねしますが、この地区計画、地権者を含め関係者への合意形成について、経緯と取組、道路整備というのがまだまだ時間かかるのですが、その前に地区計画を決定しようということでございますので、その経緯と取組について御答弁お願いします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。普天間線整備事業に伴い、沿道の建物が移転や建て替えになることから、新たな土地利用が行われることが想定されます。そこで、市といたしましては、沿道にふさわしいまちづくりの実現に向けて、地区計画制度の導入について検討してまいりました。これまでの取組状況でございますが、平成29年度から平成30年度にかけて、沿道の地権者の皆様を対象として地区計画の制度やまちづくりに関する勉強会を3回実施いたしております。令和元年度には地区計画の方針や内容について、皆様の御意向や御意見をお伺いすることを目的として戸別訪問による意向調査を実施しました。 また、個別意向調査の結果などを踏まえて、1階に店舗を義務づけないものとした地区計画の素案を作成し、説明会を2回開催して、地権者の皆様の御意見をお伺いしたところでございます。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 私は、地区計画の勉強会2回とも参加させていただきました。確かに参加者は大変少なかったです。その中でやはり地区計画の内容にも、いつ補償がされるのかというのがありました。また、当初、本市から提案された地区計画いろんな縛りが出てくる中で、1階は店舗にという案がございましたが、2回目の勉強会は、この1階店舗というのがなくなっておりました。これは、今部長がおっしゃるとおり、いろいろ戸別に訪問した中で、やはりこの沿道の皆さんは高齢の方が多いので、1階に住みたいという意見を市のほうもしっかりこれ組み入れていただいた。集めている勉強会は確かに少なかったのですけれども、市が汗をかいて1軒1軒回ってくれた成果だなと思って、私も高く評価しております。やはりこの地区計画、大変いい試みでありますが、やっぱり合意形成が大切であります。 そして、もう一点、何度も言っておりますが、やっぱりこの沿線、電線の地中化、無電柱化をやってこの普天間線の価値が上がるものと思いますが、普天間線の無電柱化、沖縄ブロック無電柱化推進協議会への要請は行う予定でしょうか。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。当該道路は、昨年度に令和3年度以降の無電柱化の整備が必要な路線として沖縄ブロック無電柱化推進協議会へ要望いたしました。しかしながら、現段階では、沖縄ブロック無電柱化推進協議会において、次期無電柱化計画路線の決定には至っておりません。市といたしましては、普天間線における無電柱化の実現に向けて、今後も引き続き沖縄ブロック無電柱化推進協議会へ要望してまいりたいと存じます。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 普天間線は、都市計画の決定をなされて今年で52年になります。長い間皆さんが待っています。なので、しっかりとしたいいものをつくっていただきたいということで提言をさせてもらっています。ぜひよろしくお願いします。 以上で私の一般質問は終わります。ありがとうございました。 ○上地安之議長 以上で20番 呉屋等議員の質問を終わります。 ○上地安之議長 暫時休憩いたします。(休憩時刻 午後2時57分) ○上地安之議長 再開いたします。(再開時刻 午後3時09分) 休憩前に引き続き一般質問を行います。7番 宮城政司議員の質問を許します。宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ハイサイ、グスーヨー、チューウガナビラ。議席番号7番、会派結・市民ネットワーク、宮城政司ヤイビーン、ユタサルグトゥ、ウニゲーサビラ。 本日最後の一般質問となりました。今日は朝から市道宜野湾11号の佐真下工区の供用開始ということでセレモニーもあり、皆さんお疲れだとは思いますが、最後までもうしばらくお付き合いよろしくお願いいたします。 それでは、議長よりお許しがありましたので、通告した一般質問について順を追って質問させていただきます。 まず、1番目の市の社会教育への取組について伺ってまいりたいと思います。教育委員会の社会教育関係補助団体というものはどのような団体があるか、御答弁をお願いいたします。 以降の質問は自席にてさせていただきます。よろしくお願いします。 ○上地安之議長 教育部長。 ◎嘉手納貴子教育部長 こんにちは。宮城政司議員の御質問にお答えいたします。教育委員会における社会教育関係補助団体は、宜野湾市青年連合会、宜野湾市婦人連合会、宜野湾市PTA連合会、宜野湾市子ども会育成者連絡協議会など8団体ございます。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。そういった団体というのはそもそも宜野湾市の行政に対して、非常に市を活性化していく上で大切な存在であると認識しています。コロナ禍においては余計にそういったことが際立っていると感じております。 それでは、当局はそれらの団体をどのように認識しているか、認識を伺いたいと思います。お願いします。 ○上地安之議長 教育部長。 ◎嘉手納貴子教育部長 御質問にお答えいたします。社会教育関係団体とは、社会教育法第10条によると、公の支配に属しない団体で、社会教育に関する事業を行うことを主たる目的とする団体でございます。教育委員会としましても、地域社会活動の実践を通して、豊かな地域づくりに寄与する団体として考えております。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。部長が今おっしゃったように、市にとって、行政にとって大切な存在であることが分かると思います。このこれらの団体に対して、今回の一般質問ではその中でも婦人連合会について伺っていきたいと思います。 まず、市の認識する婦人連合会の活動内容について御答弁をお願いいたします。 ○上地安之議長 教育部長。 ◎嘉手納貴子教育部長 御質問にお答えいたします。宜野湾市婦人連合会は、女性の地位向上と福祉増進及び生活を豊かにするための学習活動と交通安全や防犯及び環境美化活動などの社会活動を行ってございます。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。私自身市のイベントであったり、それ以外に関してでも、婦人連合会の皆様が活動されていて、その恩恵にあずかったことが多々あると思います。これは、市のイベントだけではなく、自治会のイベントにおいてもその自治会ごとの婦人会の皆様が大変御尽力していただいて、にぎやかせていただいたり、裏方を頑張っていたり食事を作っていただいたりなど、本当に様々お世話になった経験があります。大変重要な存在であると考えております。 では、その婦人連合会なのですが、現在の人数、そして自治会ごとの人数についても御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 教育部長。 ◎嘉手納貴子教育部長 御質問にお答えいたします。令和2年3月31日現在で、婦人連合会の会員数は、賛助会員含め290名でございます。また、連合会に加盟している地域婦人会は7団体あり、野嵩1区が30名、新城区が60名、大謝名区が45名、上大謝名区が40名、我如古区が35名、長田区が29名、愛知区が20名でございます。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。ちょっと数を聞くと少ない印象を受けてしまいます。 では、現在加盟されている婦人連合会の会員の皆様、ちょっと女性に聞くのはどうかということで質問取りのときに職員の皆様とお話をしたのですが、年齢層はどれぐらいか御答弁をお願いいたします。 ○上地安之議長 教育部長。 ◎嘉手納貴子教育部長 御質問にお答えいたします。婦人連合会に確認したところ、会員の年齢層は、おおよそ50代から80代で構成されており、その大半を占めるのが70代であると伺っております。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 高齢の方もたくさんいらっしゃってすばらしいなと思います。婦人連合会のある方からお伺いをすると、高齢になっても頑張っていらっしゃる方はいるのですけれども、老人クラブとその人材の奪い合いになってしまうときもあるということで、御苦労されているというようなお話もありました。 では、この婦人連合会は私が小さい頃から見ると、もっともっとたくさんの方がいらっしゃったようなイメージがあったのですけれども、最も会員数が多かった時期と、その当時はどれぐらいいらっしゃったかという記録があれば御答弁をお願いします。 ○上地安之議長 教育部長。 ◎嘉手納貴子教育部長 御質問にお答えいたします。婦人連合会に確認したところ、最も会員数が多かった時期は、昭和50年代で、人数が約4,900名と聞いております。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 激減といいますか、もうものすごい数が減っています。これは、市が公表している、教育委員会のほうで公表している資料でもあったのですけれども、やはりいろんな社会情勢の変化という理由もあると思います。例えば当時はほかに所属するような組織が、なかなか居場所がなかったかもしれませんが、今は市民の多様化であったりサークルの多様化とかインターネット等、様々な所属する場所があったり、また当時と違って共働きの世帯等も増えて、なかなか時間が取れないといった課題もあると思います。ただ、やっぱりちょっとこの少なさは大変残念な気はしています。 では、ちょっとすみません。順番変わるのですけれども、この減少傾向に対してどのような支援を当局が行ってきたか御答弁をお願いします。 ○上地安之議長 教育部長。 ◎嘉手納貴子教育部長 御質問にお答えいたします。議員がおっしゃったように、昭和50年の人数が約4,900名、令和2年3月31日現在の会員数が290名で、その時期と比べますと、約94%の大幅な減少となってございます。この要因も様々、先ほどおっしゃったとおりの要因があると思いますけれども、教育委員会としての支援の一つとして、社会教育関係団体育成補助を実施しておりますが、資料を確認したところ、少なくとも昭和49年頃から開始しているということが確認できました。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。昭和49年、失礼しました。4,900名から290名、94%というのは、ちょっと存在が危ぶまれるような数字です。ただ、とはいえ、現在の婦人連合会の皆さんも必死に頑張っていらっしゃって、市のためにも、そして市民の皆様のためにも本当に御尽力していただいていると思いますので、昭和49年から支援をしていただいているということなのですが、引き続き市からもどんどん支援を継続していただくようお願いしたいと思います。 それでは、2番目の質問に移ります。新型コロナ禍での社会教育関係団体の支援状況を伺いますが、こちらについても婦人連合会についてお伺いをさせていただきたいと思います。先ほどの答弁とも一部重複するとは思うのですが、これまで婦人連合会が活動していく中で、当局はどのような支援を行ってきたか、御答弁をお願いいたします。 ○上地安之議長 教育部長。 ◎嘉手納貴子教育部長 御質問にお答えいたします。本市では、補助金交付のほか、中頭地区社会教育主事協会主催のリーダー研修への参加や本市主催の社会教育関係団体合同研修を行い、人材育成の支援や様々な助言なども行ってございます。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。今部長がおっしゃった以外にも、実際は職員の方が出向いて何かイベントがあるときには手伝っていただくとかということをされていることを把握、承知しております。大変ありがとうございます。 では、残念ながらコロナ禍ということですので、いろいろ影響があったと思うのですけれども、婦人連合会も様々な活動ができなくなっていると聞いていますが、活動自粛によって、当局からの支援で影響は出ているでしょうか、御答弁をお願いします。 ○上地安之議長 教育部長。 ◎嘉手納貴子教育部長 御質問にお答えいたします。コロナ禍によって、先ほど申し上げましたリーダー研修会が中止となりましたが、そのほかの支援につきましては、変わりなく支援を続けております。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。では、婦人連合会のほうからコロナ禍ということで、その活動方法について当局に何か相談等はありましたか、御答弁お願いします。 ○上地安之議長 教育部長。 ◎嘉手納貴子教育部長 御質問にお答えいたします。今までのような大勢の人たちを集めての定期総会を開催することが難しいということで、婦人連合会から定期総会の開催方法などについて御相談があり、その後書面開催において、無事総会が終えたとの報告を受けております。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。このコロナはまだ終息する気配が見えなくて、これからも続く可能性があります。そういった状況で、終息するまでの期間中だからこその支援というものを当局のほうでも補助金以外でもアイデアとかでいいと思っているのですが、そういった御支援の検討をしていただきたいと思いますが、御見解を伺います。
    上地安之議長 教育部長。 ◎嘉手納貴子教育部長 御質問にお答えいたします。婦人連合会は、コロナ禍において活動の方法を模索していることだと思います。本市としましても、沖縄県や市の対策状況や、コロナ禍の中でも活動ができるような事例などの情報を収集し、婦人連合会の活動が停滞しないよう、情報共有、情報提供してまいりたいと思います。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。ぜひよろしくお願いします。そして、今後の話になりますが、コロナが終息するまではそのように御支援をいただいて、そのコロナが終息した後には、会員数を増やすための支援であったり、婦人連合会の活性化に対してこれまで同様もしくはこれまで以上の支援を当局に要望いたしますが、当局としての見解を伺います。 ○上地安之議長 教育部長。 ◎嘉手納貴子教育部長 御質問にお答えいたします。教育委員会としましては、交通安全や防犯及び環境美化活動、また青少年の健全育成など、または自治会との連携しての活動など、地域に根差した行動を行っていらっしゃると認識しております。 婦人連合会は、地域の活性化になくてはならない存在だと考えております。今後とも引き続き支援してまいりたいと存じます。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。この婦人連合会というのは。部長の答弁でもありましたとおり、市の本当に様々なところで御協力をいただいている大切な組織であると思っています。 例えば年齢が高年齢化しているということもあるのですが、例えば今は多くの家族で共働きとなっている状況で、仕事、子育て、そしてさらに婦人会となると大変多忙で厳しいと思います。 そうであれば、例えば子育てを終えた方々であったりとか、定年された後の方々であったりを対象とするという、今までとはまた少し違う見方をするとかというのも一つのアイデアであると思いますので、そういったアイデアも含めて、是非当局も婦人連合会と一緒になって検討していただきたいなと思います。 この婦人連合会、そして青年会といったその地域の組織は自治会と一緒に頑張っています。こういった会が活性化すると、自治会が活性化していくものだと考えます。自治会が活性化すると宜野湾市が活性化すると考えられます。ぜひ宜野湾市からトップダウンで何か動くということも大事だとは思うのですけれども、草の根的にボトムアップで、こういった婦人会、婦人連合会、青年会といった地域の活動をしっかり当局から支援していただくよう、よろしくお願いを申し上げます。ありがとうございました。 それでは、次の質問に移らせていただきます。2番目の市のホームページ及びSNSの活用についてお伺いしていきたいと思います。まず、1番目の市のホームページの活用状況について伺います。先日、もう少し時間たっていますが、ホームページのリニューアルがありました。リニューアルの後に、大変見づらくなった、使いづらくなったなどの声を市民の皆様からよく聞くようになりました。また、過去に見えた情報が探せないとか、探すのがちょっと大変だったよとかというような声もあります。 そこで、市のホームページについて伺っていきたいと思いますが、現在のホームページへの閲覧数について御答弁をお願いいたします。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 宮城政司議員の御質問にお答えいたします。閲覧数でございます。今年度は、11月末時点で278万9,640件となっております。令和元年度が217万885件でございましたので、若干増加傾向というふうに受け止めております。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。日ごと平均も答弁お願いしたのですけれども、よろしいですか。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えいたします。今年度の11月30日時点でございますけれども、まずホームページの更改日以前が、4月から6月までですけれども、136万9,000件となっております。7月以降、更改日以降分ですけれども、7月から11月までが142万9,640件となっておりまして、直近3か月の平均としては7,270件というふうになっております。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。増加傾向ということであります。これは、もちろんホームページがリニューアルされて使いやすくなって見る方が増えたという可能性もあるのですが、恐らくコロナの情報を必要とする市民の方がホームページから閲覧、情報を得たいということで見ている方がいる可能性もあると思いますので、ちょっと数字だけでは何とも言えない部分もあると思います。 ただ、このホームページの内容についていろいろ気づくところがありますので、伺っていきますが、まずホームページの発信について、当局、市全体として方針があるか伺いたいと思います。よろしくお願いします。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えいたします。どのような情報をどのように発信をするかは、情報発信をする各部署のほうで実施する事業によって異なるため、現状としましては、各所属長に委ねている状況となっております。ただし、どういった内容を発信をしていけないかということについては、職員研修あるいはまた運用マニュアルなどで周知啓発をしている状況となっております。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) それぞれ専門の話がありますので、その専門の所属長が判断するというのは、それで正しいところはあると思います。ただ、ホームページは市民の皆様が見ますので、縦割りの感覚でいると、部署間の連携性が取れていないとかということも生じてきますし、そもそも市としての広報の在り方として、発信の方法というのは大きな方針がないと、所属長の皆様もそれぞれ困ることも出てこないかなとちょっと危惧します。今までも、例えば内容と更新日付が整合性が取れていない、12月のことを内容で書いてあるのに更新日付が8月のままになっているとか、誤字、脱字等タイトルがおかしいなど見受けられます。 そこで伺いますが、当局の職員の皆様が発信した後の内容のチェックについてどのようにしているかお伺いいたします。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えいたします。ホームページによります情報発信は、それぞれ事業担当課の所属長の事前のチェックと承認が必要となっておりまして、ページの公開後は、実際にインターネット上でページを閲覧をし、公開状況に問題がないかチェックするよう各課のほうには周知をしております。 また、公開後のページは必要に応じ都度修正、削除をするなど各課で管理をしている状況となっております。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。この質問は以前の一般質問でもさせていただいて、そのようなチェックをしっかりされているということは伺っております。ただ実際、ホームページリニューアル後もこういった大変細かなのかもしれませんが、ミスがあることを考えると、現在のチェック方法自体、改善することはできないのかなと思うのですが、この辺りの答弁を伺います。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えいたします。事業担当課職員及び所属長のほうでより厳密にチェックできる、よりよいシステム機能を引き続き導入できるよう検討するとともに、改めて各職員、所属長に対し、この管理につきましては啓発も行いながら、さらに市民のほうで見やすいような形で対応するよう通知も行ってまいりたいというふうに考えております。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。先ほどと答弁が重なるかもしれませんが、これまでにいつどのような発信ミスがあったか、なぜミスがあったのか、集計され改善されるべきだと考えます。発信内容については各部署、各担当課にお任せということなのですが、なので、各部署で対応されているかもしれません。ただ、仮に各課で1回のミスがありましたと、課の観点からしたら1回しかミスを起こしていませんとなるのですが、市民からするとその合計がミスの回数になりますので、ぜひ市民の見ている観点をしっかり意識していただきたいです。 そこで、市としてホームページ全体での整合性の確認だったり、部署を超えた整合性のチェック等ができるような体制であったり、確認方法というのを検討していただきたいのですが、御見解を伺います。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 宮城政司議員の御質問にお答えします。広報全般の話なので企画部のほうから答弁させていただきます。 各課から発信される情報につきましては、より市民に分かりやすい表現や内容など、職員研修や市報掲載、先ほど総務部長答弁したようにマニュアル等を通じて担当者へ働きかけているところでございます。 議員から指摘のあるチェック方法につきましては、どのような方法がより効果的なのかを今後研究してまいりたいと思います。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) よろしくお願いします。では、ホームページのリニューアルについて改めて伺うのですが、新旧のこのホームページの移行作業というのは完了しているのかお伺いいたします。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えいたします。新ホームページへの移行につきましては、7月1日をもって完了をしております。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) その移行作業としては完了しているとは思います。IT推進課の方もしっかり旗を振っていただいて、各課の方にお願いをしていると思うのですが、実際、各課の方にヒアリング等をしていく中で、あの資料は昔はあったけれども、今あるかなということを職員の方から伺うことが1回ではなく、何かあって、この辺りの温度差というか、認識の差が出てきているのかなと思いますので、こういったホームページといいますか、ICTに関することはIT推進課の仕事だというふうに思うわけではなくて、職員皆さんが意識を高めて、市民のために見やすいホームページをつくる、発信をするものをしっかりつくっていただくよう、よろしくお願いをいたします。 続いて、チャットボットを導入しているのですが、その導入の目的と活用状況を伺います。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えいたします。チャットボットは各課の電話による簡易な問合せへの対応を削減し、窓口業務の効率化を行う、そしてまた市民の利便性の向上につながることを目的に導入をしております。 現在は運用や新型コロナウイルスに関する簡易な問合せ、ごみの分別等に係る問合せに対応した内容を登録をしているところでございます。引き続き充実できるよう取り組んでまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) このチャットボットの導入で職員の皆様の業務負荷が削減されたり効率化されたり、市民サービスが向上というのは大変見込めると思います。ただ、残念ながら今部長がおっしゃったごみの話であったのですけれども、片仮名で「ゴミ」と書いた場合と平仮名で「ごみ」と書いた場合で回答が変わってくるのです。その辺りもぜひしっかり見ていっていただいて、市民サービスの向上につながるようよろしくお願いします。 では、現状の課題や変更の要望、新たな情報提供の要望などを市として収集しているのか、そしてそれらの対応を反映、変更する予定についてお伺いいたしたいと思います。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えいたします。ホームページシステムにおける課題や仕様などに対する要望につきましては、常に収集をしている状況でございます。今後につきましても、ホームページの在り方やシステムとして必要とされる機能については、引き続き調査検討もしながら、反映できるものについては都度対応もしてまいりたいというふうに考えてございます。 あと、議員から御指摘のございます公開後のいろんな対策あるいは修正、あるいは間違い等を含めて、再度所属長、職員にも通知を行いながら、ホームページのよりよい在り方について対応してまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ぜひよろしくお願いします。 それでは、2番目のSNSの活用状況をについて移りたいと思います。少しちょっとはしょらせていただきます。まず、当局で利用しているSNSの設立の目的及び現時点での登録者数、そして今後の目標や想定する登録者数についてお伺いをいたします。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。当市が行っているSNSにつきましては、これまで市議の皆様からの御提言、また他市町村の運用状況を参考にしながら、多様な媒体を活用し、より広く、また迅速に市民へ市政情報を届けることを目的に導入してまいったところです。 フェイスブックにつきましては、平成29年9月に運用を開始し、現在1,200名の登録者数がございます。またラインにつきましては、今年の4月より運用を開始し、現在4,400名の登録者数がございます。 また、今後の目標や想定する登録者数なのですけれども、こちらにつきましては、特に具体的な数値は設定しておりませんが、閲覧数が伸びるように日々情報更新に努めさせていただいたり、市民ニーズに合った情報の発信や、より多くの市民へ登録いただけるよう現在も取り組んでいるところでございます。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。ぜひその目的をはっきりさせて、しっかり活用させていただきたいと思います。 それでは、今部長がおっしゃったラインであったりフェイスブックについて、各部署で発信することもあるのか、それとも一元管理されているのか、先ほどのホームページは各部署でということだったのですけれども、こちらについてはどうかということを御答弁お願いします。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。例えばふるさと納税や職員採用試験情報など、一部の部署でそれぞれ業務に特化したSNSを開設した事例はございますが、市政全般に情報を発信する宜野湾市の公式SNSにつきましては、基本的に秘書広報課にて一元管理を行ってございます。 また、緊急を要する災害情報につきましては、市民防災室からも発信できるよう連携して取り組んでいるところでございます。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。一元管理することで、市民からするとまとまった情報がしっかり得られるように感じられると思います。なので、ぜひSNS、フェイスブック、ホームページ等、同じ宜野湾市としての方針を打ち出して、例えば市報とかも同じような感覚になってくると思うのです。発信する内容、宜野湾市は何を発信するのかということをしっかり大きな概念を打ち出して、それに沿って発信していただくことで、各部所長の方もやりやすくなるのではないかなと思いますし、市民も見やすくなるのではないかなと思いますので、ぜひそういった一元管理といいますか、横断的な市としての発信ということを意識して今後も情報発信をしていただくようよろしくお願いをいたします。 以上で2番を終わって、次の3番の質問に移らせていただきます。3番の基地行政についてお伺いいたします。1番目の普天間基地からの騒音被害への対応をお伺いいたします。 以前の一般質問でも取り上げました朝と夕方、普天間基地から聞こえるファンファーレとアメリカ、そして日本のそれぞれの国歌の演奏、一時期聞こえなくなったように感じたのですが、今年の秋頃からまた大きな音で、窓を閉めた状態でも自宅の中でしっかり聞こえるようになりました。この基地の外まで聞こえる国歌やファンファーレを基地の外まで聞こえないように市から米軍に対して要請を行ったはずですが、それ以降、現時点まで米軍の回答、対応状況をお伺いいたします。 ○上地安之議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 宮城政司議員の御質問にお答えいたします。普天間飛行場から聞こえる国歌やファンファーレにつきましては、6月に市長から普天間基地司令官に対し申入れを行い、米軍の対応により7月以降、本市への苦情は寄せられておりませんでした。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。では、現状12月なのですが、現在の状況に対して市の認識をお伺いいたします。また、もう併せて伺いますが、その状況を市は容認しているのか、市の認識をお伺いいたします。 ○上地安之議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 御質問にお答えいたします。国歌に関する苦情につきましては、10月に入り苦情が寄せられております。10月5件、11月7件、12月は5件の苦情が寄せられております。苦情が寄せられている地区につきましては、我如古地区1件、宜野湾地区1件、嘉数地区15件となっております。 現状を容認しているか市の認識を問うにつきましては、苦情が寄せられている現状を受け、実務者レベルにおきまして国歌の音量について改善を要望し、スピーカー音を調整していく旨の回答を受けております。 本市といたしましては、引き続き国歌の音量を確認するなど現状の改善に向け取り組んでまいります。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 具体的な音量を計測したわけではないのですけれども、私自身が聞くと、市の防災無線よりも大きい音で聞こえているのです。この市の防災無線に関しては、音がうるさ過ぎるとか、逆に小さ過ぎるとかといった声が市民から上がっていて、当局としてはそのバランスを取ったりということで非常に苦労されていると思いますが、そういうレベルを超えて、大きな音を流している米軍というのは、宜野湾市民のことを考慮していないように思います。そういった思い、米軍の行動を容認しては絶対いけないことだと思います。 市民からの苦情について伺おうと思ったのですが、もう答弁いただいたので、今後の予定についてちょっと重複するかもしれないのですけれども、当局のこの音声に対する対応予定についてお伺いいたします。 ○上地安之議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 お答えいたします。本市といたしましては、引き続き国歌の音量を確認するなど、現状の改善に向け取り組んでまいります。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 要請していただくことは大変ありがたいのですが、要請だけにとどまらず、しっかり成果を出していただくよう引き続きよろしくお願いをいたします。 それでは、次の(2)の地デジ受信障害対策工事についてお伺いをいたします。この事業、具体的な調査だったり工事の内容、またその申請方法や受付期間などについて御説明をお願いいたします。 ○上地安之議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 御質問にお答えいたします。地上デジタルテレビ放送、いわゆる地デジの受信障害対策工事の前段といたしまして、今年度、受信障害の有無について確認を行う家屋調査を実施しております。家屋調査の内容につきましては、申請者に対して米軍機の飛来による受信障害の発生頻度を確認するとともに、家屋に設置されておりますテレビの電波の受信状況などを測定し、対策工事の必要性や工法の検討などを行う内容となっております。 申請方法につきましては、郵送またはインターネットによる方法で申請受付を行っております。実施期間につきましては、8月4日から12月8日の期間で実施しております。また、既に申込みをいただいております166件を対象に、今年度2回目の調査を実施する方向で沖縄防衛局と調整を行っているところでございます。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 詳細な御説明ありがとうございます。この後聞こうと思っていたことも答えていただきありがとうございます。 では、この事業に関して、調査であったり工事を対応する業者というのは市内業者かどうか御答弁をお願いします。 ○上地安之議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 御質問にお答えいたします。家屋調査を実施している事業者につきましては、準市内の業者となっております。対策工事につきましては、令和3年度から実施を予定しており、対応する業者は決定しておりません。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 宜野湾市からの発注になりますので、ぜひ宜野湾市内の業者もしくは県内業者で、県外の企業が沖縄県に事務所を持っているような会社ではなく、本当に宜野湾市内の業者を優先していただく方法をぜひ検討していただければなと思います。 それでは、ちょっと観点を変えまして、この地デジ電波の受信障害というのは普天間基地を離発着する飛行物が原因でしょうか、御答弁お願いします。 ○上地安之議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 御質問にお答えいたします。これまでも米軍機が家の近くを飛ぶとテレビの映りが悪くなるなどの苦情が寄せられていることや、沖縄防衛局が実施いたしました平成30年度普天間飛行場周辺地上デジタル放送受信調査におきましても、普天間飛行場を離発着する米軍機の飛行に伴う受信障害が確認されていることなどを鑑み、受信障害の原因につきましては、普天間飛行場を離発着する米軍機が原因であると認識しているところでございます。 この受信障害は、米軍機の飛行に伴い、地デジの電波が米軍機の機体に反射すること、また機体の移動に伴う反射波の強度及び位相が変動することによって受信する電波のレベルなどが変化し、テレビ内での補整が破綻することによって発生する、いわゆるフラッター障害がデジタル放送の受信障害への影響と考えられるとされているというところでございます。 一般的に、地デジ受信障害の原因につきましては、受信者の自己設備の不良によるもの、地理的に電波の受信状態が悪いなどが考えられますが、本市における今回の受信障害につきましては、受診者宅におけるテレビ受信アンテナやケーブルなどの自己設備が正常で、かつ通常のテレビ視聴に問題がないにもかかわらず、米軍機の飛来の際に受信障害が発生している場合、米軍機による障害の可能性が高いとして対策工事の対象としているところでございます。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 部長、詳細な御説明ありがとうございました。では、米軍機が原因で地デジが受信できなくなっている、電波が受信できなくなっているという状況を米軍も認識していますか、また米軍へこの被害状況というのを通達していますか、御答弁お願いします。 ○上地安之議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 御質問にお答えいたします。政府におかれましては、沖縄防衛局において行われました普天間飛行場周辺地上デジタル放送受信調査及び本市に寄せられている苦情状況などを総合的に勘案し、対策の必要性について認められたものと理解をしております。米軍に確認したことはございません。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 被害を受けている被害者ですので、しっかり米軍に対して声を上げていくべきだと思います。 この騒音に限らず普天間基地に関連すると思われる落下物であったり、環境汚染についても市民が被害を受けていると感じていることに関しては、当局が市民の壁になるのではなくて、市民の声をしっかり真摯に受け止める窓口となって、市民の代わりになって政府や米軍に主張、要請して、そして解決まで導くようぜひよろしくお願いを申し上げます。 それでは、次の4番目の質問に移ります。 ○上地安之議長 休憩いたします。(休憩時刻 午後3時56分) ○上地安之議長 再開いたします。(再開時刻 午後3時56分) 会議時間の延長についてお諮りいたします。本日の会議時間は、議事の都合により、この際、あらかじめこれを延長したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○上地安之議長 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) では、また引き続きよろしくお願いします。4番目の有機フッ素化合物への対応についてお伺いいたします。 ちょっとヒアリングしていただいた順番を少し変えます。先に消防のほうからお伺いさせていただきます。9月議会で市内の泡消火剤設置箇所について答弁をいただきました。この消防で泡消火剤の設置先を把握する理由についてお伺いいたします。 ○上地安之議長 消防長。 ◎浜川秀雄消防長 宮城政司議員の御質問にお答えいたします。当消防本部では、防火対象物及び危険物施設における消防用設備等の設置完了検査後に、消防法令に関する情報を管理するために台帳を作成しており、その情報の一つとして泡消火設備の設置箇所を把握してございます。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。では、先日桃原功議員も伺っていた同じ質問ですが、過去に火災で泡消化剤が利用されたこと、もしくは漏えい事故があったことがあるかお伺いいたします。 ○上地安之議長 消防長。 ◎浜川秀雄消防長 御質問にお答えいたします。桃原功議員に答弁したとおり、市内、過去5年間において火災による泡消火設備の作動、または誤作動に係る出動はございません。以上です。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。しっかり管理されているように感じます。 では、宜野湾市内の湧水、湧き水で高濃度のPFASがされていますが、消防で把握されているこの泡消火剤がその原因になった可能性があるか伺います。御答弁お願いします。 ○上地安之議長 消防長。 ◎浜川秀雄消防長 御質問にお答えいたします。繰り返しの答弁となりますが、そのような事案に係る出動はございません。よって、仮定の話についての答弁は差し控えさせていただきます。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 今のは仮定の話ではなくて、事案がないということは可能性がないということになると思うのですが、そういう理解でいいですか。ありがとうございます。 それでは、次の質問に行きます。今後、実際の消火器の稼働であったり漏えい事故があった場合、設置者から使ったよという、もしくは漏えい事故があったということを当局へ連絡する義務がありますか。その義務がない場合、設置者へ報告するようお願いすることはできるか御答弁お願いします。 ○上地安之議長 消防長。 ◎浜川秀雄消防長 御質問にお答えいたします。泡消火設備の発泡につきましては、火災による泡消火設備の作動、または誤作動等がございますが、PFOS等を含む泡消火薬剤を規制する化審法においては、泡消火設備の点検時に泡消火薬剤が漏えいした際は、点検事業者が必要な措置を講じることとなってございます。 いずれにいたしましても、発泡した泡の回収作業等につきましては、現在のところ、設置者から当消防本部へ連絡する義務はございません。また、設置者からの連絡につきましては、発泡した状況に応じて対応する部局が変わるため、関係部局と連携し、環境に配慮した対応を検討してまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。少しちょっと飛ばします。では、施設の管理者はPFASを含む泡消火剤が漏えいした場合、適切な対応方法を把握している必要があると今の部長の答弁から感じましたが、この施設の管理者がPFASを含む泡消火剤の扱い方法を把握しているべきであるかどうか、当局の見解を伺います。
    上地安之議長 消防長。 ◎浜川秀雄消防長 御質問にお答えいたします。PFOSは、化審法において第1種特定化学物質に指定されており、近づかない、触れない等の対応を含め、施設管理者は漏えいした際は、泡消火設備の停止方法等についても把握する必要があるかと考えます。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) では、その設置者は御自身で設置の時点で、こういった対応方法を学ぶのでしょうか。消防から適切な対処方法というのを連絡、案内、周知できるかと思うのですが、そういったことができるかどうかお伺いいたします。 ○上地安之議長 消防長。 ◎浜川秀雄消防長 御質問にお答えいたします。今回の漏出事故を受けて、当消防本部においては泡消火設備の消化剤の種類の確認及び消火、または誤作動等時の停止方法について、令和2年9月24日付にて、文書を当該設備が設置された防火対象物の関係者へ発出しており、また対処方法につきましては、立入検査等の機会を捉え、消防計画への記載等を適切に指導、対応してまいりたいと思います。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 消防長、詳細な説明ありがとうございました。消防長の答弁で、市内にあるPFOSを含む泡消火剤が宜野湾市内の湧き水、湧水に含まれるPFASの原因ではないだろうということは想定できると思います。ぜひ今後もその泡消火剤の管理のほうをよろしくお願いします。 続いて、わかたけ児童公園のことをお伺いしたいと思います。先日報道で土壌の除去をするといった清掃があったというふうにありました。これまでにわかたけ児童公園でこの土壌を除去するような清掃があったかどうかをお伺いいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 宮城政司議員の御質問にお答えいたします。わかたけ児童公園の池の清掃につきましては、これまでも行っておりますが、PFASの除去を目的とした土砂の状況はありません。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ということは、PFASの除去を目的とした清掃は今回が初めてだったというふうに理解しました。それでは、この土壌を含む廃棄物の処分方法について御説明お願いします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。土砂撤去につきましては、廃棄物処理法及びPFOS含有廃棄物の処理に関する技術的留意事項の規定に基づき、県外の産業廃棄物処理場に運搬し、そこで焼却処理されます。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。やはりPFASを含んでいるということを理解した上での除去だというふうに理解しました。 それでは、この清掃にかかった費用、予算は市の財源かどうか御答弁お願いします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。今回の清掃費用につきましては約500万円でございます。 予算につきましては、指定管理者への維持管理業務費の中で支出しております。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 市民の税金が使われたということになるのですね。分かりました。 では、清掃後にこのわかたけ児童公園で池を再開する予定があるかどうかお伺いいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。今後の公園の池の利用につきましては、その利用方法について検討中でございます。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 検討するということは池を造らないということで、池がなくなるというふうに理解いたします。よろしいですか。 やっぱりこういった対応されるということは、当局もPFOSが市民の健康に悪い影響があるという可能性であったり、市内の環境に有害である可能性というものを認識していらっしゃることだと思います。 それでは、もう一つ伺います。湧水、湧き水を利用している公園施設というのは、このわかたけ児童公園だけではなく海浜公園もあったと思いますが、海浜公園の今後の整備計画についてお伺いいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。ぎのわん海浜公園内の湧水を利用している箇所は、電車広場のひょうたん池と噴水広場のくじら池がございます。清掃計画につきましては、公園管理運営仕様書に基づき行っております。ちなみに、電車広場のひょうたん池につきましては、今年度の再整備工事で撤去し、駐車場としての整備を進めております。また、くじら池につきましても、次年度以降に再編整備工事で撤去を予定しております。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 御答弁ありがとうございました。宜野湾市内から湧水を利用した公園施設がなくなることになります。先ほど予算の話を伺って、市民の税金を使ってこういった対応をしていること自体がちょっといいのかなというのはあるのですけれども、そもそもこの湧き水が流れるすてきな公園という財産を失うことになったと思います。大変残念なことです。重大な環境問題ということを当局でもしっかり認識していただいて、対応していただきたいと思います。 それでは、次の質問を伺います。改めてお伺いいたしますが、市内の湧き水、湧水で検出されるPFASの原因についてお伺いいたします。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。これまでも沖縄県による普天間飛行場周辺の有機フッ素化合物環境実態調査が夏と冬の年2回行われております。これまでは、米国環境保護庁が設定した飲料水に関する生涯健康勧告値70ナノグラム・パー・リットルを超えて検出された値を参考としてきましたが、水環境について、令和2年5月28日付、要監視項目に位置づけられるとともに、PFOSとPFOAの合計値で1リットル当たり50ナノグラム・パー・リットルとする暫定指針値を国が設定しております。これまでに調査した複数地点から国の設定した暫定指針値を超えた値が検出されておりますが、発生源の特定には至っておりません。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) これまでとずっと同じような答弁だったと思います。それでは、前回の議会でも要望したのですが、基地の外でPFASの発生源がある可能性についてお伺いいたします。 これ、泡消火剤に関しては消防のほうで答えていただいたので、それ以外の可能性について、当局として調査されたのか、その辺りをお伺いいたします。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。9月議会においてPFOSを利用している市内の企業や組織などがあるかの質問がなされ、消防長より消防法の対象となるものとして、航空機の格納庫や大型駐車場などがあり、市内においては11施設が泡消化剤が設置されている旨の答弁がございました。 PFOS及びPFOAは、化学的に極めて安定性が高く、水や油をはじく性質を併せ持つため、様々な表面処理の用途に使われてきました。令和2年6月に環境省及び厚生労働省により策定されたPFOS及びPFOAに関する対応の手引によりますと、PFOSは主に泡消火剤、金属メッキ、写真フィルムに、PFOAは主に泡消火薬剤、食品包装紙、自動車に使用されてきており、これら使用用途を踏まえますと、水環境中への排出源となり得る主な施設としては、PFOS及びPFOAを含まれる泡消火薬剤を保有する施設、紙を製造する製紙、紙工業などが考えられるとされております。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 部長、今御説明いただいた産業といいますか、行為を行っている施設があるか、そういった企業があるかということを調べてほしいという質問ですが、その検討をいただけますか。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。今現在、明確には把握できてございません。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) では、こういった施設を調査、確認する必要があるかどうか、御答弁お願いします。どう思われていますか。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。市民の不安払拭に向けて関連部署とともに、必要な対応について検討してまいります。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ぜひ積極的にそういった調査をしていただきたいと思います。 では、こういった施設や設備があった場合、当局はこの湧水へのPFAS、PFOAの流出を止めるよう働きかけられるかどうかお伺いいたします。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。そのような施設が確認されれば環境保全の観点から、適正管理を行うよう働きかけてまいります。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ぜひよろしくお願いいたします。私はきっとないのではないかなと思っています。なので、しっかり調査していただければどこが原因なのかというのが分かってくるのではないかなと思います。 宜野湾市の湧き水、湧水というのは、来年生誕700年を迎える察度の生誕に関する羽衣伝説にも登場する昔から続く大切な環境です。財産です。普天間基地が原因だと認められない以上、普天間基地以外の原因についてもしっかり当局として責任を持って調べていただきたいです。そして、市民の健康を守るためにも、市の産業を守るためにも、市民の生活を守るためにも、市の環境であったり市の文化を守るために、ぜひ積極的な調査をよろしくお願いをいたします。 では、次の質問に移らせていただきます。5番目の市道宜野湾11号の整備状況についてお伺いいたします。今朝、佐真下工区の供用開始のセレモニーがありました。長年続いた宜野湾区から出ている議員の皆様がみんなこの11号のことをずっと要望してきたと思います。大変感慨深いものがありました。もちろん当局の職員の皆様の御尽力には大変感謝申し上げますが、地域の皆様であったり、地権者、そしてその関係者の皆様の御理解、御協力があって実現できたと理解しております。この関係した皆様には大変感謝申し上げます。 また、先日宜野湾区内で草刈り清掃の日があって、草刈りを行いました。そのとき参加された皆様とお話をしたのですが、ほぼみんなが子供たちが通学のときに危ないということをおっしゃっていました。歩道もない幅の狭い道路を通勤中の車がスピードを上げて走る傍らを子供たちが学校に行くために歩いています。大変危険な状況が続いています。この市道宜野湾11号の開通で宜野湾区内のこのような危険性というものがなくなっていくことを期待しております。 今朝のセレモニーで部長が説明されていたことになるので、同じことになるかもしれませんが、改めて現時点でのこの市道宜野湾11号の工事の進捗率をお伺いいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 お答えいたします。宜野湾11号道路整備工事につきましては、全区間土地売買契約を完了しております。また、本日、佐真下ゲート前においては、早朝より道路開通式を行い、10時より供用開始の運びとなってございます。議員の皆様におかれましては、議会前のお忙しいときに御参列いただき、誠にありがとうございます。 残りの2キロ区間につきましても、順次整備を進めているところでございます。     (宮城政司議員「進捗率は」と呼ぶ) ◎石川康成建設部長 進捗率につきましては、いろいろな計算方法がございますので、順次進めてまいります。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 分かりました。では、これも繰り返しの答弁になると思うのですが、この市道宜野湾11号全体の供用開始予定について、改めて御答弁をお願いいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。宜野湾11号道路整備工事全体の供用開始につきましては、今年度末までの供用を目指してまいります。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ぜひよろしくお願いします。そして、この11号の開通で今後新たに影響を受けるところが出てくると思います。国道330号との接続箇所はもちろんなのですが、宜野湾区、神山、愛知区、そして中原等、11号と接続する地域に関しては、これまで起きなかった新たな事故が発生する可能性等もあるので、住民の皆様が不安に思わないように、しっかり交通標識等整備をしていただく、また自治会や地域と連携して、よりよい道路となるように頑張っていただければなと思います。 また、既にもう供用されている市道宜野湾11号で雑草が大変生い茂っています。昨年度、大幅な伐採をしていただいたのですが、もう既に現時点で道路にはみ出ています。せっかくすばらしい道路ができるので、新しい道路に関しても、そういったことがないように市のほうでもしっかり対応していただくよう要望させていただきます。 以上で私の一般質問を終わらせていただきます。 ○上地安之議長 以上で7番 宮城政司議員の質問を終わります。 以上をもちまして本日の全日程が終了いたしましたので、本日の会議を閉議いたします。なお、次の本会議は12月22日午前10時から会議を開きます。本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでございました。(散会時刻 午後4時21分)...