宜野湾市議会 2016-03-14
03月14日-07号
平成28年 3月 定例会(第396回) 平成28年第396回
宜野湾市議会定例会会議録(第7日目) 午前10時00分(開議時刻) 平成28年3月14日(月) 午後3時46分(散会時刻)1.出席議員(25名) 議席番号 氏名 議席番号 氏名 1
大城政利 2 宮城 克 3 石川 慶 4 宮城 司 5 山城康弘 6 知念秀明 7
玉城健一郎 8 伊佐哲雄 9 米須清正 10 桃原 朗 11 知名康司 12 濱元朝晴 13 呉屋 等 14 佐喜真 進 15 比嘉憲康 16
屋良千枝美 17 宮城勝子 19 平良眞一 20 上地安之 21 伊佐光雄 22 島 勝政 23 伊波一男 24
岸本一徳 25
我如古盛英 26 知念吉男2.欠席議員(1名) 議席番号 氏名 議席番号 氏名 18 桃原 功3.説明のために出席した者 職名 氏名 職名 氏名 市長 佐喜眞 淳 副市長 松川正則 教育長 玉城勝秀
水道事業管理者 和田敬悟
総務部長 米須良清
企画部長 米須清盛
基地政策部長 伊佐徳光
福祉推進部長 國吉秀子
健康推進部長 比嘉直美 市民経済部長 伊波保勝
建設部長 石原昌恵 教育部長 島袋清松 指導部長 仲村宗男 消防長 浜川秀雄4.
議会事務局出席者 職名 氏名 職名 氏名 事務局長 宮城光徳 課長
多和田眞満 議事係長 中村 誠 主事 伊佐真也 主事 渡嘉敷 真 主事 野嶋博司5.会議に付した事件は議事日程第7号のとおりである。 議事日程第7号 平成28年3月14日(月)午前10時開議 日程第1 議案第11号 平成28年度宜野湾市
一般会計予算
○議長(
大城政利君) おはようございます。ただいまから第396回
宜野湾市議会定例会第7日目の会議を開きます。(開議時刻 午前10時00分) 本日の日程は、お手元に配付してあります
議事日程表第7号のとおり進めてまいります。 日程第1.議案第11号 平成28年度宜野湾市
一般会計予算を議題といたします。 本件に対する質疑を許します。
岸本一徳議員。
◆24番(
岸本一徳君) おはようございます。予算書の168ページ、4款1項2目予防費、それで01からお伺いをしたいと思います。平成28年度1,449万2,000円、平成27年度が1,434万9,000円と、14万3,000円増になっております。
健康教育事業の中にミニデイほか、健康講話とか
健康ステップアップ教室とか
水中運動教室がございます。それから、
食生活改善推進員の養成・育成事業、それから
健康づくり推進員養成・育成事業など3つの事業を行っているようですけれども、これまでの評価と効果について、どのような見解があるのかお伺いをしたいと思います。前年度と比べて14万3,000円の増というのは、極端に何か変化があるのかどうなのかお伺いをいたします。
○議長(
大城政利君)
健康推進部長。
◎
健康推進部長(
比嘉直美君) おはようございます。
岸本議員の質疑にお答えいたします。予算書168ページの4款1項2目の予防費のほうの01番、
健康教育事業ということで01番のほうにございますが、こちらの増に関して、こちらは前年度と比較しまして増減がいろいろ項目でございます。まず、消耗品については、これは全庁的に95%というシーリングをかけておりますので、95%という形で全庁的な減によるものでございます。それから、燃料費については、実費より平成27年度を見越しまして、平成28年度の多少増額ということで1万6,000円の増となっております。それから、
印刷製本費が単価の減ということで、若干の2万8,000円の減が出てございます。それから、修繕費ですが、修繕費については、今回車検がございますので、車検の増ということで6万9,000円増となってございます。 それから、一番下から2番目のほうに20万円というのがございます。これが
全国歯科保健大会助成金というふうになってございますが、今回開催地が、
沖縄コンベンションセンターで開催されます。大体これは「いい歯」ということで、11月8日あたりに毎年度開催されるものなのですが、そのための開催場所が宜野湾市ということでありますので、それに対する20万円という形で助成をする内容となっております。主な増減については、以上でございます。
○議長(
大城政利君)
岸本一徳議員。
◆24番(
岸本一徳君) 続きまして、02の
健康相談事業ですけれども、これは財源の内訳は、県が3分の2、市が3分の1の財源内訳になっているようでございます。この事業は、市民の心身の健康に関する個別の相談に応じ、必要な指導及び助言を行うため、
総合健康相談は40歳から64歳の方を対象とし、
一般健康相談は40歳未満と65歳以上の方を対象に実施と。
重点健康相談は、
総合健康相談と並行して実施をするということで、平成28年度568万円、平成27年度602万円、比較するとマイナス34万円になっておりますが、この部分については、全市民的にこういう相談を受けているのかどうなのか、特定のそういう御病気とか健康相談という関心のある方だけ受けているものなのかということで、この辺の中身について御説明をいただきたいというふうに思います。
○議長(
大城政利君)
健康推進部長。
◎
健康推進部長(
比嘉直美君)
岸本議員の御質疑にお答えいたします。同じく168ページの説明欄02番でございますが、
健康相談事業、対前年度と比較しまして34万3,000円の減となってございますが、こちらは主に、先ほども
岸本議員からの事業内容についての御説明はありましたけれども、心身の健康に関する個別の相談に応じ、必要な指導及び助言を行いまして、家庭における
健康管理に資することを目的としている事業でございます。主に報償費、今回のこれは謝礼金になりますけれども、
在宅保健師と、
あと管理栄養士の活用をしておりまして、これに対しての今回前年度と比べて実績に基づきまして減という形で出てございます。 それから、どういった形で相談はされていますかという趣旨の御質疑ですが、これは主に電話等で相談をする。
皆さん自身が心身の健康に関していろいろ相談されたいことがありましたら、窓口のほうで電話等なり出向いて相談をするような内容となってございます。以上でございます。
○議長(
大城政利君)
岸本一徳議員。
◆24番(
岸本一徳君) 次の169ページ、説明の欄の03
健康診査事業、これも財源は県が3分の2、市が3分の1のようです。平成28年度が1億1,598万2,000円、平成27年度が1億2,951万4,000円で、比較、本年度計上の額が1,353万2,000円の減となっております。40歳未満の健診の対象者は、平成25年度から40歳未満の全市民へ通知をし、健診を呼びかけているようですけれども、平成26年度は何とその受診率が3.2%であります。残りの96.8%、2万6,744人の確認が必要ではないのかなと、本員はそう感じておりますけれども、健診の通知の発送の際に、市の集団健診を受けるか、受けないのかについての本人への確認を促すようなことが必要ではないでしょうか。国保以外の方にもこれは発送して、健診を呼びかけるという内容だというふうに思いますけれども、この部分についてどのようにお考えでしょうか。未受診者が多いということで質疑をしております。
○議長(
大城政利君)
健康推進部長。
◎
健康推進部長(
比嘉直美君)
岸本議員の御質疑にお答えいたします。169ページの03番、
健康診査事業についての御質疑でございますが、詳しい内容の受診率等につきましては、宜野湾市の福祉と保健の概要に、8の4から8の7のほうに詳しく受診率等掲載されてございます。 それから、今回、この内容についてなのですが、これは平成25年度より
市県民税特別徴収者であって、事業所などで受診する機会がない方に対して、そういった方も対象に40歳未満の全市民へ通知対象を拡大してございます。それに基づきましての受診率の状況でございますが、やはり先ほど
岸本議員おっしゃいますとおり、受診率、平成26年度でいきますと8.7%という状況でございますし、40歳未満に関しても3.2%という今状況となってございます。これについては、やはり広報関係も大変必要になってくるかと思いますので、これについては受診率も低いということもありますので、現在行っています、特定健診、それとあわせて電話による勧奨あるいはいろいろ
インターネット等で若い方たちに対して、
予約申し込みができるような
システムづくりもしております。こういった面から、広く皆さんに受診を少しでもしていただけるような、今現在工夫をしているところでございます。以上でございます。
○議長(
大城政利君)
岸本一徳議員。
◆24番(
岸本一徳君) 健診のことを調べてみればみるほど複雑でわかりにくいというか、健診は、特定健診等は国保の対象者なのですけれども、また40歳未満であるとかがん検診であるとかというのは、全市民的にまた対象になってくるわけですから、なかなか分析がしにくい事業なのかなというふうに、私は素人目にはそういうふうに写ったのですけれども、しっかり対象者が全市民なのか、それともまた限定をされているかというふうなことで、受診率等についてはしっかり把握した上で、目標を決めて取り組んでいただきたいと思います。 ちょっと関連をしまして、
生活保護の受給者、これは
福祉推進部長にお伺いしますけれども、国保から独立した健康保険というふうに認識してよろしいでしょうか。その上で質疑をしたいのですけれども、この健診もそうですけれども、40歳以上の健診については、平成20年の法改正により、40歳以上の住民基本健診は、
生活保護受給者の方のみの受診となっていますという、福祉の概要にそういう説明文がありました。関連をして、
生活保護受給者の独自の例えばレセプトの点検といいますか、国保と同様に重複診療とか頻回受診とか、それからジェネリックの勧奨とかいう部分については、国保課がやるわけではなくて、皆さん方がやるわけですよね。同じように、例えば
レセプト点検も、皆さんのところが個別に行っているというふうなことだと思うのですけれども、その辺の説明をいただけますか。しっかりやっているという確認をしたいのですが。
○議長(
大城政利君)
福祉推進部長。
◎
福祉推進部長(國吉秀子君) おはようございます。
岸本議員の御質疑にお答えいたします。3月補正の
生活保護の補正の際にも御説明申し上げましたけれども、
生活保護の
適正化事業の中で、医療費がかなり高騰している状況の中で、
生活保護世帯の事業の中においても、実際
レセプト点検とか、それから看護師、それから重複の受診がないかどうかとか、その辺の部分で現在チェックをして、医療費がなぜ高騰しているのかということを、今、分析もしているところでございます。以上でございます。
○議長(
大城政利君)
岸本一徳議員。
◆24番(
岸本一徳君) 関連をして
健康推進部長に、この健診の例えば年齢とか、それからまた健診の種類といいますか、わかりやすいように、市民の対象者が明確に申し込みをして受診をすべきなのか、何歳から何歳まではいつやりますよとかというふうな、そういう個々にはもしかしたら通知は行っているのかもしれませんけれども、
ホームページ等でわかりやすい説明があれば、もう少し市民は受診に関しての注意ができるのではないかのかなと、関心が寄せられるのではないかというふうなことを感じたのですけれども、これについてはどうでしょうか。
○議長(
大城政利君)
健康推進部長。
◎
健康推進部長(
比嘉直美君)
岸本議員の御質疑にお答えいたします。今、
健康診査事業あるいは特定健診事業、これはそれぞれ対象者、特定健診であれば
国保加入者ということが限定されておりますし、一般の
健康診査事業もございます。恐らく市民の中では、がん検診にしてもそうなのですが、どの中で自分が対象になるのかということでなかなかわかりにくい部分もございますので、これに関しては皆さんに広く周知するという意味でも、
インターネット等でわかりやすく今後はいろいろ検討してまいりたいというふうに考えております。
○議長(
大城政利君)
岸本一徳議員。
◆24番(
岸本一徳君)
ホームページで対象者が明確になっているとか、これはどういう方が対象なのかというふうなことを明確にしていただいて、どこに行けば集団健診ができるのか、個別健診ができるのかというふうなことを周知徹底する意味でお願いをしたいと思います。 それから、171ページの説明欄の11、
地域健康づくり支援事業、こちらのほうもちょっと中身がわかりづらいのですが、恐らく健康体操とか、それから
健康づくりのための日ごろからの運動について、市民への周知、それからまた
健康づくりのそういう喚起をするための事業だというふうに思いますけれども、前年度と比較して21万円減になっておりますけれども、この辺の御説明をいただいて、その
地域健康づくり支援事業そのものが強化をされているのかどうなのかということでお願いします。簡潔にお願いします。
○議長(
大城政利君)
健康推進部長。
◎
健康推進部長(
比嘉直美君)
岸本議員の質疑にお答えいたします。171ページ、11番の
地域健康づくり支援事業でございますが、こちらは主にこの中に委託料というのがございますが、これは宜野湾市のはごろも
ウオーキング大会、その内容が主な予算の内容となってございます。これは
会場設営等の委託料が前年度に比べて多少減になったということがございまして、また
健康づくりに関してDVD、
美らがんじゅう体操というのが宜野湾市の中で
オリジナル体操がございますので、そういったものも含めまして、それに対しての普及活動も行ってございます。以上でございます。
○議長(
大城政利君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時21分)
○議長(
大城政利君) 再開いたします。(再開時刻 午前10時21分) 次の質疑を許します。
我如古盛英議員。
◆25番(
我如古盛英君) おはようございます。一般会計の審査もきょうを含めてあしたまでです。それで、先週の金曜日までに資料の提供をお願いしたのですけれども、私のほうの資料がまだ出ていないような気がするのですけれども、見間違いなのかな。例えば
認可保育園の園別の措置費、それから財源内訳等々、それから金曜日だったと思いますけれども、
老人福祉センターが今度
指定管理になるということで、その資料もお願いしてありますけれども、
公園施設管理運営費等もありますけれども、これはまだ出ていないのですけれども、きょうじゅうには出せる予定でしょうか。
○議長(
大城政利君)
福祉推進部長。
◎
福祉推進部長(國吉秀子君)
我如古議員の御質疑にお答えいたします。資料はほぼ整っている状況だと認識しておりますので、後ほど提供できるかと思います。どうも申しわけございません。失礼いたします。
○議長(
大城政利君)
健康推進部長。
◎
健康推進部長(
比嘉直美君)
我如古議員の御質疑にお答えいたします。済みません。金曜日に確かに伊利原
老人福祉センターの
収支計画書ということでの資料の要求がございましたが、
医療法人アガペ会が今回公募に参加しまして決定されております。この公募の資料の内容に関しまして、一部公開できるかどうかという部分がございまして、今、医療法人のほうに問い合わせております。なので、もう少し時間をいただけませんでしょうかということで、申しわけないのですが、また午後にでも確認をいたしまして提出したいというふうに思っております。
○議長(
大城政利君) 建設部長。
◎
建設部長(石原昌恵君) おはようございます。
我如古議員の御質疑にお答えいたします。公園の
指定管理者の
事業計画書について、ある程度まとまってきておりますので、午後には提出できると思います。
○議長(
大城政利君)
我如古盛英議員。
◆25番(
我如古盛英君)
老人福祉センターの
指定管理が行われる。すぐ4月1日から行われるわけですよね。これから初めて
指定管理になるわけですから、制度適用するわけですから、契約の細々としたところもあるとは思うのですけれども、大まかに私たちがわかりやすいものでいいと思うのです。まず、導入するということは皆さん決めているわけですから、それに対して議会としてはどういった形のものが、これまでのサービスあるいは
老人福祉センター等で行われていたものが、皆さんが言うとおりの本当にサービスが低下しないように、開設日時も土、日もできるということで、いろんなものが特徴ありますから、そういったものがわかりやすいもの、あるいはまた予算等がどういった形で割り振られているかも知りたいということでありましたので、できるだけ早目に出していただきたいと。 それから、毎回公共施設、公園の
施設管理運営費もありますので、これは2億5,000万円の
施設管理運営費の
指定管理料が予算計上されていますので、そのエリアは収入もあるわけですし、しっかりと議員も見ていかないと、直接市民の皆さんが一年中、365日利用している施設もあるわけですので、ぜひとも早目に提出していただきたいと思います。 それでは、それが出てきていないですので、その次のものから行きたいと思います。予算に関してなのですけれども、今回、400億円を超したということで、この中でどういったもので皆さんが予算の編成をしてきたのかどうかということで、
予算編成方針と、それから宜野湾市の財政収支の見通しの中を見てみると、極めて厳しい状況は続いているのですけれども、いろんな面でこれからの
行財政改革等のことも書かれております。その
予算編成方針について、もう一度部長のほうから内容について、説明をいただいてはいるのですけれども、さらにこの場でお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いします。
○議長(
大城政利君)
企画部長。
◎
企画部長(米須清盛君) おはようございます。
我如古議員にお答えいたします。
予算編成方針、皆様のお手元に届いているかと思いますけれども、まず
予算編成方針を立てる際には、国の財政がどういう状況であるとか、本市のこれまでの
決算状況等を勘案いたしまして、平成28年度の予算の
基本方針を立ててございます。 お配りの資料の5ページ目のほうに、
予算編成の
基本方針という形で大きく5本を
基本方針として立ててございます。まず、例年ほぼ一緒ではございますけれども、1番目の
事務事業の見直し、
事務事業に関しましては、とにかく例年、全ての事業について多角的な視点から精査いたしまして、統廃合も含めた見直し等を行うと。次に、
定員管理の適正化、これに関しましては、
定員管理というのも、一律に削減とかという方針ではなくて、業務増とか
地域主権改革等による国からの
権限移譲等の
事務事業も相当ふえてございますので、それも含めて
定員管理を行うであるとか、3番目は、これは言わずもがなでございますけれども、
国補助制度の活用。4番目に予算の根幹をなす自主財源をどう確保していくかということを、アからオに、使用料、手数料の見直しであるとか、
有料広告料の掲載とかを方針として掲げてございます。最後に、よく言います歳出の抑制という形で、経常経費の抑制、さらに補助金、負担金の見直し、賃金職員、嘱託職員の
適正配置等を
基本方針といたしまして、今年度の
予算編成を行ってきたわけでございます。
○議長(
大城政利君)
我如古盛英議員。
◆25番(
我如古盛英君) そういう形で平成28年度の
予算編成は行われたということで、今、説明ございましたけれども、まず
定員適正化についてでございますけれども、皆さんは、この
佐喜眞市政4年間で、福寿園あるいは
給食センターの調理等の現業職の皆さんを事務職にということでやられています。この中に665名を達成できなかったということもございますけれども、これは
総務省指針に基づいて、今回、適正化されていると思うのです。これからの取り組みに対して、皆さんへそういった職員増に対する質疑を私たちがすると、西普天間に関する事務量が多くなるあるいは宜野湾市の人口増からももちろんですけれども、そういったのを理由になかなか目標を達成できなかったということがございますけれども、ここに書かれているとおり、あるいは今答弁がございましたとおり、なかなか見にくい点があるということは言っているのですけれども、具体的にその目標の人数に達するように、
皆さんたちは計画していくということにもつながるのかどうか、もう一度答弁お願いできますか。
○議長(
大城政利君)
総務部長。
◎
総務部長(米須良清君) おはようございます。
我如古盛英議員の御質疑にお答えいたします。
定員適正化のお話でございますが、平成27年度、691名の職員数でございました。次年度につきましては、698名、平成27年度よりもふえる予定となっております。なぜかと申しますと、
介護保険法改正に伴う新しい総合事業の対応のために、増員が必要ということでございます。あと、消防事業へ対応するため、消防士も増員をいたします。あと、ふえ続ける
福祉関連事業への対応、これにつきましては子供の
貧困対策事業、
年金生活者等支援臨時福祉給付金支援事業といった新規事業への対応、あと増加する要支援家庭や
生活保護者への対応としての増員、
あと子ども・子育て新制度や
待機児童解消へ対応するための増員ということで、
定員適正化計画には達しないのですが、近年のそういった新しい事業等にぜひ対応しないといけないということで、平成27年度よりも次年度はふえる予定となっております。以上です。
○議長(
大城政利君)
我如古盛英議員。
◆25番(
我如古盛英君) 宜野湾市は、人口年齢的に若い方々が多いということで、これからの行政に対する要望等、行政需要というのが本当に多くなってくるのは理解できますけれども、しかしこういった形で、その目標人数もあるわけですので、定員の適正化というのは見誤ると、皆さんの財政的な
行財政改革そのものの歳出の抑制にはつながってこないのではないかということがございますけれども、それに関してはこれからどういった、平成28年度は698名に増加するということですので、7名増ですか。そういう形のものもこれから見ていきたいと思います。 それから、県の予算というのでしょうか、県というよりは
一括交付金の活用等もございますけれども、資料としてもらってはいるのですけれども、依然として公共用地の先行取得というものに大きな予算が行っているような気がします。したがいまして、
一括交付金の本来の目的である地域の活性化あるいは沖縄独特の予算事業に対応できるというものがなかなか見えてこないのですけれども、そういったものも本当にしっかりした形で活用していかないと、市内の経済の活性化というものには資しないのかなと思うのです。これも入れて、もちろん税収の確保が必要にはなってくるのですけれども、
一括交付金の活用の仕方に関してもう一度お伺いしますけれども、新しい
一括交付金で福祉あるいは経済、産業のものに、沖縄らしい、宜野湾市らしいものの事業というものに活用がないのかどうか、もう一度これについてもお聞きしたいと思います。
○議長(
大城政利君)
企画部長。
◎
企画部長(米須清盛君)
我如古議員にお答えいたします。今、
我如古議員の仰せの
一括交付金に関しましては、今年度の
一括交付金の事業の分を資料として提出してございますけれども、平成28年度も前年同様、県から13億6,200万円の交付の予定でございます。その中で、先ほどの基地の先行取得もございますけれども、観光関連と申しますか、ベイスターズの関連といたしまして、道路の景観整備事業の3,500万円の事業費であるとか、市立野球場の整備も今回予定してございます。これが5,500万円程度の事業費でございます。あと、人材育成関連でスクールカウンセラーであるとかスクールソーシャルワーカーの配置をいたしますので、それ関連でも1億4,000万円程度の現在事業費の予定です。さらに、いろいろ議員からもございましたICT機器の整備事業であるとか、ICTサポート支援員といたしまして1億6,000万円程度の事業費を現在計上してございます。 多分、
我如古議員がおっしゃるのは、この先行取得が余りにも大きいのではないかということだと思うのですけれども、この普天間飛行場の先行取得というのは、今回、あくまでも学校用地の先行取得でございます。普天間飛行場返還跡地に、現在のところは中学校1校、小学校1校の予定でございまして、8万平米を確保する予定でございます。なぜ学校用地なのかといいますと、はごろも小学校のときもいろいろ議論いたしましたけれども、用地取得に関しましては、国の補助が一切ございません。それに対応するには、どういう形でやるかいろいろ考えたのですけれども、我々ははごろも小学校用地に関しても、
一括交付金を活用して用地を取得いたしました。ですから、今後子供たちのために、基地が返った後に即座に学校が開校できるような準備をしていかないといけないということで、用地を求める際も先行取得しておけば、区画整理が始まればすぐ、用地の確保はできてますので、そのために金額的には大きいのですけれども、先行取得のために、これだけの
一括交付金を活用しているという状況でございます。
○議長(
大城政利君)
我如古盛英議員。
◆25番(
我如古盛英君) どうして公共用地の先行取得を一生懸命今の市政が行っているかという一つの理由として、初めてお聞きしたのですけれども、学校用地の先行取得で中学校、小学校、もちろん返還された後に区画整理事業が入り、人口の急激な流入もあると思うのですけれども、しかしそれについては、もちろん用地の取得は、各自治体が責任持ってやるということではあるのですけれども、そのことをこの普天間飛行場に関しては、そういったものに関してまでも、西普天間の返還跡地の利用が例外的に、モデル的に、これから一つの開発が進められていくということもございますから、そういったものだけにこんなに時間と金額をかけてやるというよりは、これは国の支援を受けてやるという方法も私はあると思います。こういった70年間も宜野湾市のまちの中心に、市の発展の一つの阻害にもなっている要因でもありますから、それは別な方法でそういった公共用地の取得はやって、もう少し今、先行取得の予算を本当に
一括交付金らしい形で使っていただいて、もっと市民の福祉あるいは医療あるいは雇用とか、それにもっともっと知恵を絞ってやるべきではないかと思うのですけれども。ではこれに関してはまだありますので、後でまたやります。これで終わります。
○議長(
大城政利君) ほかに質疑者は。知念吉男議員。
◆26番(知念吉男君) まず、176ページ、ごみ減量対策で資料もいただいておりますが、済みません、これは後でやりましょう。申しわけない。 188ページ、前回、中小企業・小規模企業・小企業振興基本条例が制定されまして、商工費のほうも少しは予算の関係でも変わったかなというふうに思ってはおりますけれども、今のこの宜野湾市の既存の、衰退してきている商店街の活性化に向けた大きな事業というのは、まだまだこれからかなというふうに思っているのですが、今回のこの宜野湾市がんばる商店街活動支援事業というものが50万円ほど予算化されておりますが、これまでにない新規事業かと思いますけれども、まずこの中身について、どこの商店街でどういうふうな形のがんばる商店街づくりなのかということで御説明をお願いします。
○議長(
大城政利君)
市民経済部長。
◎
市民経済部長(伊波保勝君) おはようございます。知念吉男議員の御質疑にお答えいたします。今回、平成28年度予算でがんばる商店街活動支援事業ということで、新規で50万円の予算を計上させていただいております。これにつきましては、商店街組織が主体となって、売り上げあるいは集客力の向上を目指して、中長期的な視点で行うものに対して、市として活動そのものを支援して、さらに地域の中での通り会の、ほかの通り会含めて、さらに立ち上げていただきたいということで、今回計上してございますけれども、通り会と、あと商工会含めて地域の活性化に寄与していただきたいということで、今回につきましては、ヒルズ通り会のほうに支援を行ってまいりたいと考えてございます。
○議長(
大城政利君) 知念吉男議員。
◆26番(知念吉男君) これは、すぐそっくりこのまま、商工会のほうで事業を推進していく予定のものなのですか、この項目も。
○議長(
大城政利君)
市民経済部長。
◎
市民経済部長(伊波保勝君) 御質疑にお答えいたします。商工会の補助というよりも、商店街、通り会への補助に充てる予定ではございますけれども、商工会の協力、連携を得ながら、タイアップを一緒にやっていただくと。ただ一過性な補助金になると、こちらとしても通り会そのものの活性化には、中長期的にはつながらないという考えもございますので、中長期含めた中での通り会への活性化、そして商工会も巻き込んだ中での補助金ということで考えてございます。
○議長(
大城政利君) 知念吉男議員。
◆26番(知念吉男君) 中身はわかりましたけれども、この商店街という場合に、例えば西海岸、宜野湾市は今西海岸は活気があって、非常に発展しているというような感じがあるのですけれども、既存の普天間かいわいとか国道330号の通り、例えば中古車街道とも呼ばれていたのですが、最近、この自動車販売店も少なくなってきているというような状況があるのですけれども、こういう場合は全域的に活性化させるという意味なのか、あるいはまたある一定の地域、これまでの既存の普天間商店街の地域なのかあるいは国道330号なのか、西海岸なのかというようなことで、この目的が全体にまたがるというようなことで提起されているのかということで、ちょっとつかみにくいのです。中身ももっと具体的に、こういうふうにした商店街づくりと活性化づくりというふうなところで地域がはっきりしているのであれば、それで中身がわかってくるのですけれども、ただどこかわからないようなものを商工会に委ねるというような形にしか聞こえないのですが、どんなですか。
○議長(
大城政利君)
市民経済部長。
◎
市民経済部長(伊波保勝君) 御質疑にお答えいたします。まず、今回のがんばる商店街の活動支援事業という事業目的についてでございますけれども、商店街組織の再結成と活動再開を促すため、市として売り上げあるいは集客力の向上を中長期的な視点で行う事業に対して補助金を交付し、またその活動を支援していくということが目的としてございます。事業効果としましても、活動を支援することによる、先ほどありました地域限定しているかということでございますけれども、地域は特段限定はしておりません。平成28年度につきましては、ヒルズ通りということで決定はしてございますけれども、活動を支援することで、他の商店街組織の再結成、活動再開を促していくと。それ以上に、また相互扶助のほか大型店にはない魅力の創出、集客力の向上、まちのにぎわいを創出していくという視点でもって支援をしていきたいということで考えてございます。
○議長(
大城政利君) 知念吉男議員。
◆26番(知念吉男君) 今の説明である程度わかりました。どうもありがとうございます。 あと1つ、空き店舗対策事業、これは金額的にも少しふえているかと思うのですが、商工会にこれも担ってもらうという形で、これまでの補助事業とは中身がまた違ってくると思うのですけれども、この空き店舗対策も、これまで私らの目に見えるような形で、商店街の空き店舗が活性化したというものでは今なくて、まだまだ空き店舗がふえつつある、ふえてきているというような感じのもので、この既存の空き店舗というものがまだ埋まってこないというのが、多く目にするわけです。そういった意味では、ここで事業したいというような空き事務所、空き店舗を借用される方々に、家賃の補助ということであるのですけれども、ほかの市町村においては、この家賃補助と同時にリフォームも含めた補助制度ということで変わってきているのです。そういう中身も入っているのかどうか。ただ家賃補助だけを商工会に委ねて、これまでの事業の継続なのかということで、中身の点をもう一度御説明お願いします。
○議長(
大城政利君)
市民経済部長。
◎
市民経済部長(伊波保勝君) 御質疑にお答えいたします。空き店舗対策事業におきましては、平成27年度までに188件の市内空き店舗の解消を実施しているところでございます。平成28年度から商工会への委託というところで考えてございますけれども、それによって補助実施後の経営相談等のアフターフォローなど、市が当事業を実施していく上で、課題的な部分まで今回商工会の委託によって解決できるのかなというふうに考えております。具体的には、申請者の経営状況あるいは事業計画の精査、専門的なアドバイス事業、それとともに資金調達、広告戦略、税務相談等を含めて、商工会のほうでやっていただくということで、より申請者にとっても相談体制を含めて、活用範囲が広がるのかなというふうに考えてございます。 あと、もう一つ、店舗そのもののリフォームにつきましては、担当部署としましては、事業化の計画もことし検討はしてございましたが、残念ながら予算の計上までは至ってございません。要綱の中身を含めて、補助期間の延長だとかあるいは一月単位の補助額をもっと高くするとか、そういった要綱の中身を含めて今後とも整理して、よりよい制度に持っていきたいというふうに考えてございます。
○議長(
大城政利君) 知念吉男議員。
◆26番(知念吉男君) 今、非正規の仕事しかないとか、失業者もまだまだ多いという中で、こういう商店街を活性化して、事業を展開して多くしていくということは、宜野湾市の経済にもいいし、また雇用の問題でも発展すると思います。私は、空き店舗対策、ことしは商工会に頑張ってもらって内容も変わってくるということですので、期待しております。しかし、この中身が、これまでと同じような家賃への補助というだけであれば、これまでと余り変わらないし、今、部長が説明されたように、事業形態とか融資の件等いろいろ相談も受けながらということでありますので、これまでよりは変わっていくなというような思いはします。住宅リフォーム助成制度については一般質問でも取り上げていますので、また空き店舗の中のリフォームというだけのものではなくて、全体的なものなので、後でこれはまた一般質問でやりますけれども、この中身については、やっぱり家賃を助成すると同時に、お店を経営する、リフォームしてすぐ入って使える店あるいは事務所があるかとは思いますけれども、その上、事業においては、中を改造しないといかんというようなこともあると思うのです。 そういうようなことからして、そこまである程度助成をしていくことによって、お店あるいは事務所経営者が長もちしていくのではないかというようなことでありますので、ぜひ次年度に向けて、家賃補助だけでなくて、こういう中身の具体的なものまでもやって、私は今の既存の商店街をもっと活性化させてもらいたいと。そうすれば、先ほどのがんばる商店街活動のものとも1つになって、予算がただ1カ所だけでなくて、それなりの効果が出てくるのではないかと思いますので、ぜひこの点も頑張っていただきたいと思います。 次に、ごみ減量化対策事業について資料も出ておりますので、もう一度お伺いいたします。それについては、資料を見ますと、宜野湾市は世帯割あるいは1人当たりのごみの排出量も、2市1町の中で少ないほうになっておりますけれども、中でも私が知りたいのは、全体的にごみの搬入量あるいは減量化はどういうふうな状況なのかということで、もう一度御答弁をお願いしたいのですが。この資料を見ていると、余りにも細かくてわかりづらいので、全体的にはふえているのか、ふえていないのか、あるいは今の処理場は大型で、これまでよりもふやしていっても大丈夫なようにできているのか。大丈夫なようにできているのであれば、減量化とかやらなくなると、これこそまた搬入量が多くなって、いけなくなるのではないかと思うのですけれども、その中身について御説明をお願いします。ふえているか、ふえていないのか。
○議長(
大城政利君)
市民経済部長。
◎
市民経済部長(伊波保勝君) 御質疑にお答えいたします。減量化対策事業についての御質疑でございますが、減量化そのものは、引き続き担当部署としても取り組んでいく必要があろうかと考えてございます。2市1町の中では、本市のほうが1日当たりのごみ搬入量そのものは大変少ない状況ではございますが、工場そのものも延命化という視点も含めて、当然減量化対策は引き続きやっていくというところで考えてございまして、搬入量そのものにおいても、生ごみというものが一番ウエートが大きいし、重量もあるというところも考えてございますので、コンポストの普及を含めて生ごみを出さない。食事についても、食べる分をつくっていくというのがまず前提となって、その後、可燃ごみの多くが生ごみということも承知をしてございます。それ以外の可燃ごみについては、ほぼリサイクルに出せるようなところもございますので、引き続き担当部署としましては、減量化の対策事業を強力に推進してまいりたいと考えてございます。
○議長(
大城政利君) 知念吉男議員。
◆26番(知念吉男君) ぜひ減量化を強力に進めていくというためにも、私が毎回のように取り上げている生ごみ処理容器の件、これは今回予算がまた少し増額になってふえてきているというようなことでは、これだけ生ごみ処理について理解が広まってきているのかなとも思いますけれども、私が提案をした腐葉土を使用した段ボール箱による生ごみ処理の推進方は今どうなっているのか。婦人会等で講演されているときに行ったことがあるのですけれども、今後もこれが進められていくかどうか御答弁をお願いします。
○議長(
大城政利君)
市民経済部長。
◎
市民経済部長(伊波保勝君) 御質疑にお答えいたします。減量化に向けての対策の一つとしまして、コンポストあるいは段ボールによる肥料化、堆肥化というところは、これまでも実施をしておりまして、平成27年度も2カ月に1回程度の割合ではございますが、自治会あるいは団体含めて講習会において、使用の手順等を含めて、そういった勉強会もしながら継続して取り組んでおりますので、平成28年度も引き続き減量化に向けて取り組んでまいりたいと考えてございます。
○議長(
大城政利君) 暫時休憩いたします。(休憩時刻 午前11時01分)
○議長(
大城政利君) 再開いたします。(再開時刻 午前11時12分) 休憩前に引き続き会議を進めてまいります。 議案第11号に対する質疑を許します。
我如古盛英議員。
◆25番(
我如古盛英君) 平成28年度の
予算編成方針、それから次、財政収支の見通しに入っていきたいと思うのですけれども、先ほどの皆さんの答弁で、いろいろ財政需要は多くなるということもおっしゃっていながら、また行財政改革あるいはいろんな歳出の抑制も進めていこうということで、ここに書かれているような気がしますけれども、今度第三次宜野湾市総合計画も平成28年度まで延長の予定と。それから、第四次の総合計画をしっかりと立てていくということの説明もございましたけれども、そういったものに関して、この平成28年度というのは、つなぎみたいな形で中身も見られるのですけれども、そういった点もあるのかな。歳出の抑制で、皆さんは当初平成26年度ですか、補助金なり負担金なり、一律10%を減額していかないといけないということも厳しさの中で言っておられた中で、何か平成28年度になったら、緩みもあるのかな、あるいは次の総合計画を立てる前に一呼吸置くのかなということもあるのですけれども、そういったのも今回の
予算編成の中に何か出ていますか、
企画部長。補助金、負担金は予定どおり削減はしないのですか。
○議長(
大城政利君)
企画部長。
◎
企画部長(米須清盛君) お答えいたします。恐らくこれまでも何回かお答えしているかと思いますけれども、平成26年度でしたか、向こう3年で10%の目標といいますか、ある程度立てましたけれども、今、もろもろの消費税の増額等ございまして、各団体も非常に財政が逼迫しておりますので、平成28年度につきましても、平成27年度と同額を計上しております。
○議長(
大城政利君)
我如古盛英議員。
◆25番(
我如古盛英君) そういったものに対しては、私たちは必要な補助金、負担金はぜひということで、物すごい議論した経緯がございますけれども、その言っているものが皆さんに通じたのかどうか、今回、消費税の件に関して、皆さんは従来どおり戻すということになっているわけです。しかし、消費税も8%になるあるいは来年10%になるということもございますけれども、まだ予定としては上がる予定ということであるのですけれども、しかし今の世界経済あるいは日本の予定していたものの数値が、なかなか上げる状況にないというのもあって、これを計画としては立ててあるわけですけれども、財政の収支の見通しの中にも、ここに物件費等を含む、その他歳出のところなのですけれども、10%を予測して、いろんな平成28年度から平成29年度にかけて、あるいは平成30年度にかけての予算というのは立てられているということで見ていいわけですか。
○議長(
大城政利君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時16分)
○議長(
大城政利君) 再開いたします。(再開時刻 午前11時17分)
企画部長。
◎
企画部長(米須清盛君) お答えいたします。消費税につきましては、平成29年度4月1日でしたか、10%に改定される予定で収支見通しは立ててございます。ただ、この収支見通しは、こう言ったらあれですけれども、とにかく最大限支出するであろう経費を見込まないと、予算の過不足が出ても困りますので、仮に8%で見込んで、これが10%になりましたという形では、我々も計画の正確性が問われますので、今のところは国の計画どおり、平成29年度4月から消費税が10%に変わるという形での収支の見通しを立ててございます。
○議長(
大城政利君)
我如古盛英議員。
◆25番(
我如古盛英君) これに関してですけれども、
予算編成方針の中にも、次年度の財政見通しを皆さん数値を出してありますね。それから、わかりやすいように平成28年から平成30年までの財政見通しも数字があります。私、さっと見て、こういったものの出し方は、最大限を見込んで出すということで今
企画部長はおっしゃっているのですけれども、その少しの差かなと思うのですけれども、今後の財政見通しの中で、皆さんが図式で書かれているものと、平成28年度は15億5,000万円の収支不足になると。しかし、平成28年度のものにはそういう形でありますけれども、この数字が両方とも合致しないというか、どちらを最大限大きなものとして見越してやっているのかとか、少し収支見通しの8ページと、それから
予算編成方針の4ページの見通しの中身が違うような気がしますけれども、違わないですか。
○議長(
大城政利君)
企画部長。
◎
企画部長(米須清盛君) お答えいたします。
予算編成方針は、先日もお話ししましたけれども、11月1日に
予算編成方針は作成いたします。その後、もろもろ予算要求とかいろいろありまして、この収支見通しというのは今年度の3月でございますので、1,000万円の不足は出てございます。
○議長(
大城政利君)
我如古盛英議員。
◆25番(
我如古盛英君) そういうことで1,000万円の差は出ていると。では、その次になる平成29年あるいは平成30年というのが、それ以上に誤差が出てくるのではないかと思うのですけれども、そこまでは手をつけていないということなのですか。
○議長(
大城政利君)
企画部長。
◎
企画部長(米須清盛君) お答えいたします。恐らく8ページの
我如古議員がおっしゃっているのは、平成29年度で11億円、平成30年度で26億2,000万円の収支不足が生じるということだと思うのですけれども、我々は、あくまでも前提条件どおりいった場合の収支でございまして、仮に国の補正予算等で、今回もございましたけれども、3月補正で急遽何億円の事業が来たりと、もろもろございますので、あくまでも現在の前提条件どおり事が進んだ状況だと、これぐらいの収支不足が出てくるという形の想定でございます。
○議長(
大城政利君)
我如古盛英議員。
◆25番(
我如古盛英君) 多分、皆さんが昨年、一昨年出した収支見通しにおいても、物すごい額の収支不足が出てくるということで、恐らくその中で行財政改革として、福寿園の土地の売却あるいは野嵩保育園の土地の売却で、それが一つの市の予算の中に組み込まれてしまったということもあろうと思うのですけれども、しかし今回もまた平成30年、26億円も収支不足が生じるというふうな形でこういった資料を出されると、宜野湾市大丈夫かなということで、皆さんが無理やりな行財政改革をやっていく。本来の行財政、市民のニーズに応えた行財政改革というよりも、無理したものが出てくるのではないかということもあるのですけれども、これについてもう少し、行財政改革の推進というのもありますので、お聞きしたいと思います。 その次のページに、これまで皆さんが市民課の窓口あるいは先ほども言いましたけれども、福寿園、そういった形でやってきているわけですけれども、それに対して、今回どういう形のそういった財政改革のための民営化の計画もあるのかどうか。これについても、その中の財政の窮状を改善するためのものになるのかどうか、計画もあるのでしたら、述べていただきたいと思います。
○議長(
大城政利君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時23分)
○議長(
大城政利君) 再開いたします。(再開時刻 午前11時24分)
総務部長。
◎
総務部長(米須良清君)
我如古盛英議員の御質疑にお答えいたします。今後の民間委託等という話でございますが、今現段階で考えているのが、
指定管理制度の導入につきましては、具体的な名称、これから検討段階ではあるのですが、市民会館とか市民図書館、博物館、青少年ホーム等の活用、
指定管理等ができないかということで、今、行革のほうで検討をしております。以上です。
○議長(
大城政利君)
企画部長。
◎
企画部長(米須清盛君)
我如古盛英議員にお答えいたします。多分、
我如古盛英議員がおっしゃるのは、これまでやった福寿園の民営化であるとか、野嵩保育所の民間の移譲であるとか、それに生じた収益を無理やり収支のアンバランスのために使用するのではないかという話ですけれども、我々、福寿園であるとか野嵩保育所に関しては、全て基金に積んでございまして、その基金は今後の福祉のために役立てるために基金に積んでございますので、通常の経常経費であるとか、その他の事業には活用できないようにしてございますので、この辺の御心配は無用かと存じます。
○議長(
大城政利君)
我如古盛英議員。
◆25番(
我如古盛英君) わかりました。ぜひそうしていただきたいと。しかし、それを基金に積んでも、やはり市の予算の範囲の中にあるわけですから、いろんな指数的なものが出てくるわけですね。それを改善されているものには、その計算式の中には入ってくるわけですので、それも含めて入っているということではあります。ただ、売却した予算は、その目的に沿った使い方というのは、これはぜひとも守っていただきたいと思います。 それから、補助金、負担金の見直し等が、今回は消費税が8%あるいはこれから10%になるだろうということで、いろんな各方面からの意見もあって、そのまま据え置きということになっているのですけれども、しかしその中で、後ろのほうにあるのですけれども、よろしいでしょうか。7ページなのですけれども、歳出の抑制で補助金、負担金の見直しという項目があって、後ろのほうに前年度決算で多額の繰越金が生じている団体あるいは自助努力が見られない団体等の補助金、負担金は、削減、廃止を含めて検討するということですけれども、これに関してはいろんな諸団体に補助金とか負担金を出して、その活動あるいは行事を市のほうで支援あるいは育成しているということですけれども、そういったものについては、具体的にその方法等も皆さんはとっていくのかどうか。これまで各団体とか組織があれば、必ず事業計画もつくってやらないといけない。これは公金を使って、公金の支援を受けて活動するわけですから、収支計画もある程度立てて、それから適正な予算が活用されているかどうかも必要だと思いますけれども、そういったものに対しての検討するということですけれども、どういうふうに検討なさるのか御答弁お願いいたします。
○議長(
大城政利君)
企画部長。
◎
企画部長(米須清盛君) お答えいたします。補助金に関しましては、各団体から、まず予算要求時に事業計画を出していただきます。その事業計画を出していただく際には、前年度の決算状況も資料として提出いただくことになるわけですけれども、この決算状況も勘案しながら、次年度の事業立てが補助金の活用にふさわしい事業立てになっているかというのを審査しながら、補助金は確定していくわけでございまして、あくまでもここで申し上げているのは、仮定の話ですけれども、例えば10万円の補助をいただいている団体が、決算は5万円しかないと。さらに、5万円は剰余金で繰り越しする予定だと。翌年度、この繰り越しが、仮に次年度に極端に事業が多くなるからという形での繰り越しであれば、我々としても、これはやむなしという形で判断いたしますけれども、これが単純に、ただ単に決算剰余金が出てしまったという部分であれば、次年度の補助金については、若干見直しをせざるを得ないのかなと考えます。ただ、今のところはこういう団体はございませんで、ほとんどの団体が事業計画どおりきちんと事業を執行して、決算についても問題ないという形で、平成28年度は平成27年度同額の補助金の計上をしてございます。
○議長(
大城政利君)
我如古盛英議員。
◆25番(
我如古盛英君) 先ほどの答弁からすると、事業計画あるいは決算状況、市がいろいろ補助金等を拠出しているところはいっぱいしていますので、そういったものに対しては、やはり従来どおりの方法で、先ほど部長がおっしゃったように事業計画を提出して、それから決算状況をしっかりと見ていって、その適否は勘案していただきたい。 それから、私たちは急激な補助金の削減というのに対しては、やはりその団体においては、団体全部が全部すばらしい活動で生きのいい、そしてその目的に沿った活動ができているところはいいとしても、こういった活動に対しては、なかなか今の現在の状況では対応し切れない。人材的なものが不足という場合もございまして、まちまちの状況もあると思うのですけれども、基本的には市民全員がいろんな文化的あるいはスポーツ的な活動に、あるいはこれに対しては自治会の育成補助金もございますので、23行政区の自治会もございます。そういったものに対してしっかりと市の目配りというのは私は必要だと思いますので、ぜひやっていただきたいと思います。 それから、次は市債のほうなのですけれども、ここには市債の件に関しては、事業をすればするほど地方債はふえてはくるのですけれども、しかしその中で臨時財政対策債は、何回も取り上げるのですけれども、地方交付税の不足分を各市町村の財政が足りない分を補うということで、これはただ単に決められた事業に対する市債ではなくて、そういったものの性格上、当局の皆さんは、これは国から許可が得られたからということで、いろんな資金に充てられているかもしれないですけれども、いずれしかしこれは返さないといけない市債になります。済みません。次……(終了のベルが鳴る)
○議長(
大城政利君) 次の質疑者は。
岸本一徳議員。
◆24番(
岸本一徳君) 予算書の138ページ、3款2項1目、説明欄の14、ひとり親家庭認可外保育施設利用料補助事業、これは平成28年度からスタートする初めての事業なのでしょうか。それから、目的と効果、どのようにお考えなのかお伺いします。
○議長(
大城政利君)
福祉推進部長。
◎
福祉推進部長(國吉秀子君)
岸本議員の御質疑にお答えします。138ページの14番のひとり親家庭認可外保育施設利用料補助事業ですけれども、こちらにおきましては、現在、ひとり親世帯に対しての認可外保育を利用している方に対して、2万6,000円の上限額がございますけれども、これを
認可保育園等の差額で支給をしていくということの状況でございます。
一括交付金を活用した形での事業でございますけれども、県が10分の9を補助していく予定でございます。平成27年度においては、補正をした経緯がございますけれども、10世帯の2児童で12月の分を、現在推計で計上している状況でございます。以上でございます。
○議長(
大城政利君)
岸本一徳議員。
◆24番(
岸本一徳君) 部長、この内訳の資料をいただけますか。それから、今、10世帯対象分の予算計上だというふうな説明がございましたけれども、10分の9が県の財源、市は10分の1の負担というふうに今説明でございました。対象の世帯は10世帯ということで、これは申し込み、申請によるものなのか、それとも該当する世帯というのは条件が決まっているということなのか、この辺のことが説明の中ではよく理解できなかったのですけれども、御説明をお願いいたします。
○議長(
大城政利君)
福祉推進部長。
◎
福祉推進部長(國吉秀子君) お答えいたします。あくまでも
待機児童解消ということで、こちらは認可園に申し込みをして待機になったお子さんですので、やはり申し込みを一旦市にしていただいて、それから認可外の園でお世話になっている方は、そこから証明書も提出していただいた上で、これは個人への給付というよりも、施設に対する補助というふうな状況でございます。以上でございます。
○議長(
大城政利君)
岸本一徳議員。
◆24番(
岸本一徳君) もし仮にそういう対象のひとり親の世帯が市に申し込みをしないで、認可外に直接入所している可能性とか、こういった部分については、例えば待機児童対象ということからすれば、もう一度市へ申請をしなければ、それはだめだと。翌年にしか、それはまた申請はできないのだというふうになるかと思いますけれども、この辺の対策、そういう部分で漏れがあった場合、今後どのようにお考えですか。
○議長(
大城政利君)
福祉推進部長。
◎
福祉推進部長(國吉秀子君) お答えいたします。現在、この事業に関しましては、認可外を通してそれぞれ広報していますし、
ホームページのほうにも掲載をしていまして、そういった対象の漏れがないように今努めている状況でございます。以上でございます。
○議長(
大城政利君)
岸本一徳議員。
◆24番(
岸本一徳君) ぜひ漏れのないように、わからなかったという、そういう対象者がいらっしゃらないように取り組みをお願いしたいと思います。 それから、ひとり親世帯の保育料、幼稚園であるとか
認可保育園の軽減ということが、平成28年度からなされるというふうに報道では聞いておりますけれども、市の平成28年度予算には、これは計上されているのかどうなのか。年収270万円未満の世帯は、第1子、第2子とも無償、年収360万円未満の世帯は、第1子を半額、第2子以降は無償ということで情報を聞いておりますけれども、これについては予算書のどこに計上されているのかお伺いいたします。
○議長(
大城政利君)
福祉推進部長。
◎
福祉推進部長(國吉秀子君) 御質疑にお答えいたします。ただいま御質疑ありました件につきましては、年度途中、たしか8月からの支給という流れがございますので、ある意味補正の対応というふうな流れがございますので、そのような状況がございますので、新年度には計上してございません。以上でございます。
○議長(
大城政利君)
岸本一徳議員。
◆24番(
岸本一徳君) もう少し私も、そのことについては勉強したいと思います。 予算書の138ページ、説明欄の15、宜野湾市ひとり親家庭生活支援事業、委託料が734万円計上されておりますけれども、できれば後でその中身の資料をいただきたいということと、この部分については、従来も継続している事業だというふうに認識をしてよろしいのでしょうか。
○議長(
大城政利君)
福祉推進部長。
◎
福祉推進部長(國吉秀子君) 御質疑にお答えいたします。今回の15番の宜野湾市ひとり親家庭生活支援事業におきましては、新規事業でございまして、母子生活支援施設整備等が先行的な取り組みとして、保護が必要なひとり親の中でも自立に向けて具体的な目標及び意欲のある方に対して、一定期間の家賃を補助していくという事業の内容でございますが、今回は、委託を検討しておりますけれども、1人、家賃補助限度額6万円ということで、5世帯を予定しておりまして、今後、順次次年度から世帯数をふやしていく予定でございます。あわせてひとり親世帯の相談等、そういったことも支援をしていくということで、生活支援コーディネーターも配置をしながら支援をしていくという予定でございます。以上でございます。
○議長(
大城政利君)
岸本一徳議員。
◆24番(
岸本一徳君) 今、御説明のあった資料提供については、よろしくお願いをしたいと思います。議長をしてお願いいたします。 次に、134ページ、こちらも03のひとり親家庭自立支援対策事業、これにつきましては平成28年度が1,848万円余りの計上、平成27年度が1,454万円になっております。嘱託員の報酬が平成28年度432万円で、平成27年度が192万円ですので、この嘱託員の強化をしていくための予算計上かなというふうに感じます。嘱託員の増員を図り、強化をしていくということでよろしいのでしょうか、お願いいたします。
○議長(
大城政利君)
福祉推進部長。
◎
福祉推進部長(國吉秀子君) お答えいたします。本事業におきましては、嘱託員の報酬がお一人増にしていまして、学習支援員をお一人配置をいたします。それから、その事業の中には、支援をしていくトータル的な事業がございまして、高等職業訓練促進給付金とか、それから高等職業訓練修了支援給付金、それから継続給付金等、そういった事業も包含をして、現在この事業の中で計上している状況でございます。以上でございます。
○議長(
大城政利君)
岸本一徳議員。
◆24番(
岸本一徳君) 情報によると、既存の高等職業訓練促進給付金月額10万円、住民税課税世帯7万5,000円、イコール在学中の生活費相当、これは返還不要だというふうに聞いておりますけれども、については平成28年度予算案で、支給期間を従来の最大2年間から最大3年間に延長すると。それから、看護師など3年間の通学が必要な資格を最後まで支援することが可能になったと。対象資格も、看護師、保育士など2年以上修学する資格としていたけれども、1年以上にし、調理師やお菓子をつくる製菓衛生師などに対象が拡充をされていると聞いておりますけれども、こういったことも全て含まれていると理解してよろしいのでしょうか、お願いをいたします。
○議長(
大城政利君)
福祉推進部長。
◎
福祉推進部長(國吉秀子君) お答えいたします。議員仰せのとおり、その事業の中には高等職業訓練促進給付金、先ほど申し上げましたけれども、10万円の支給ということで、本市も今回、平成28年度予算で6名の予定をしておりますけれども、さらに従来2年まででしたけれども、あと1年延長し、3年を支援していくということで、継続給付金も今回は計上している状況がございます。以上でございます。
○議長(
大城政利君)
岸本一徳議員。
◆24番(
岸本一徳君) 済みません。これも詳細、資料の提供をよろしくお願いしたいと思います。 それから、本市のひとり親家庭の対策の計画書というのがあったと思うのですけれども、なかなかひとり親家庭の市営住宅、県営住宅への優先にはなっていないというふうな現状があると思いますけれども、その中に、ひとり親家庭でかつ多子世帯の抽せん率優遇を行う予定ですが、本市は県内支部の中でも、市営住宅の管理戸数が少ない状況にあります。この計画書の中にそういうふうに記述をされておりまして、本市は、持ち家に居住するひとり親家庭が少ない傾向にあり、経済的負担の大きい民間賃貸住宅への入居が多数を占めています。保証人や家賃負担の大きさから、民間賃貸住宅への入居が困難な世帯も見られ、当事者実態調査においても、住宅支援を希望する声が多く寄せられていますと。そのため、民間賃貸住宅に入居しやすい条件整備を検討していく必要がありますと、その計画書の中にこう記述をされておりましたけれども、これはいつごろまでを目標に取り組んでいくつもりなのか、それとも単に現状を示しているだけのことなのか、この辺についてお伺いをいたします。
○議長(
大城政利君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時49分)
○議長(
大城政利君) 再開いたします。(再開時刻 午前11時50分) 建設部長。
◎
建設部長(石原昌恵君)
岸本議員の御質疑にお答えいたします。市営住宅の優先入居でございますけれども、これは1世帯の枠はとって抽せんを行っているところでございます。
○議長(
大城政利君)
福祉推進部長。
◎
福祉推進部長(國吉秀子君)
岸本議員の御質疑にお答えいたします。家賃補助につきましては、本来ですと、母子生活支援施設トワイライト事業とトータル的に支援していく施設が望ましいということもありますが、その目標ができるまでは家賃補助をしていくということで、平成28年度の予算のほうにも家賃補助を計上させていただいているところでございます。以上でございます。
○議長(
大城政利君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時52分)
○議長(
大城政利君) 再開いたします。(再開時刻 午前11時52分)
福祉推進部長。
◎
福祉推進部長(國吉秀子君) 資料の要求がございましたが、他の議員が要求されている資料もございますので、あわせて提出をしていきたいと思っております。以上でございます。
○議長(
大城政利君)
岸本一徳議員。
◆24番(
岸本一徳君) 厚労省でひとり親家庭への総合的な支援のための相談窓口の強化事業の推進というのを打ち出しているようなのですけれども、自治体窓口のワンストップ化の推進についてはどのようにお考えなのか、これからの検討なのか、あわせて御説明をお願いいたします。
○議長(
大城政利君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時52分)
○議長(
大城政利君) 再開いたします。(再開時刻 午前11時52分)
福祉推進部長。
◎
福祉推進部長(國吉秀子君) お答えいたします。現在、研究しているところでございますので、実現化に向けて、今後調査研究をさせていただきたいと存じます。以上でございます。
○議長(
大城政利君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時53分)
○議長(
大城政利君) 再開いたします。(再開時刻 午前11時53分) 午前の会議はこれで終わり、午後は2時から会議を開きます。その間休憩いたします。(休憩時刻 午前11時53分)
△午後の会議
○議長(
大城政利君) 再開いたします。(再開時刻 午後2時00分) 午前に引き続き、午後の会議を進めてまいります。 議案第11号に対する質疑を許します。伊波一男議員。
◆23番(伊波一男君) 予算書の115ページお願いします。説明の08をお願い申し上げます。そして、予算説明書は72ページ、社会福祉協議会運営補助金が前年度より約1,400万円増の5,965万4,000円という形で今なっております。多くの福祉事業が社会福祉協議会のほうに委託をしたりするのではないかと思っていますが、内容について説明をお願い申し上げます。
○議長(
大城政利君)
福祉推進部長。
◎
福祉推進部長(國吉秀子君) こんにちは。伊波議員の御質疑にお答えいたします。08の社会福祉協議会関係の事業でございますが、こちらのほうが対前年度比でプラス1,568万円余の増額になっておりますが、こちらにつきましては主に社会福祉協議会の職員が、平成28年度から2名増になるということでございまして、その増の要因といたしましては、健康推進部のほうから委託をする予定になっています新しい総合事業、あわせて社会福祉協議会が他市に比べて、かなり職員が少なく厳しい状況にあるということもありまして、今回経理の担当が1名ということで、主に職員の人件費の増の内容となっております。以上でございます。
○議長(
大城政利君) 伊波一男議員。
◆23番(伊波一男君) 説明ありがとうございます。社会福祉協議会運営補助金が1,500万円近く増額になっている内容が、今少しわかりました。これから行われる社会福祉協議会さんへの委託をするものについて、どういったものを今委託して、本市の福祉のお手伝いをしているのかどうか、その点をお聞きしたいと思うのですが、まずは資料だけ要求をしておきたいと思います。その点についてどうでしょうか。まず、今行っている委託事業、さらには今後起こるであろうという予定されている委託事業の一覧表をお願い申し上げます。
○議長(
大城政利君)
福祉推進部長。
◎
福祉推進部長(國吉秀子君) お答えいたします。社会福祉協議会には、全庁的に多くの事業が委託をしている状況でございますが、本市が地域福祉計画をつくることによって、社会福祉協議会におきましては地域福祉行動計画ということで、車の両輪のごとく一体となった事業の展開をしているところでございますが、こちらの予算の中でも見えますのが、地域福祉ネットワークの流れの中で地域支え合い活動の部分の委託をしたり、補助事業等もまた車椅子マラソン等もそうですし、障害福祉課においても、障害者の支援をしていくための事業展開をしていただいているような状況でございます。一覧にして資料提供してまいりたいと存じます。以上でございます。
○議長(
大城政利君) 伊波一男議員。
◆23番(伊波一男君) では、次は予算書の147ページお願いします。3款2項2目の説明20、宜野湾保育所地域子育て支援拠点事業ということで470万円ありますが、その少し内容等を説明お願いします。
○議長(
大城政利君)
福祉推進部長。
◎
福祉推進部長(國吉秀子君) お答えいたします。福祉保健概要の5の6にもお示しをしているところでございますが、乳幼児または幼児及びその保護者が相互の交流を行う場所を開設して、子育てについての相談とか情報の提供、助言、その他の状況について、地域の子育て支援機能の充実を図るためのこういった事業でございます。あと、詳しくは5の6を御参照いただきたいと存じますので、どうぞよろしくお願いいたします。以上でございます。
○議長(
大城政利君) 伊波一男議員。
◆23番(伊波一男君) 説明ありがとうございます。あと、148ページ、説明の23になります。認可外保育施設運営補助事業(単独)というのがございます。これについてもお聞きをしておきたいと思いますし、説明をお聞きしてから質疑します。
○議長(
大城政利君)
福祉推進部長。
◎
福祉推進部長(國吉秀子君) お答えいたします。認可外保育施設運営補助事業でございますが、こちらは県の補助とは異なりまして、本市が単費で行っている事業でございますが、児童1人に対して6,000円の運営費の補助、それから教材費として6,000円の補助、行事費として2,000円の補助を現在行っている状況でございます。このような補助をいたしまして、認可外保育施設の支援をしていくという内容でございます。以上でございます。
○議長(
大城政利君) 伊波一男議員。
◆23番(伊波一男君) 大変ありがとうございます。単独事業で、そのように補助をしているという形が見えました。この宜野湾市内の認可外保育施設の子供たちに、着眼点を当ててやっているということだというふうに思います。宜野湾市内には30何園あり各園ごとに補助が出ておりますが、その補助の一覧表、金額も入れてもらえますか。保育園児の数と、その保育園に対する補助している額、それを入れていただいて、資料として提供お願いします。
○議長(
大城政利君)
福祉推進部長。
◎
福祉推進部長(國吉秀子君) お答えいたします。昨年度のものにつきましては、福祉保健概要の5の3のほうに掲載をしている状況でございますが、本件に関しましては、
我如古議員からも資料要求がございましたので、あわせて提出をしてよろしいでしょうか。ということでよろしくお願いいたします。以上でございます。 (伊波一男議員「議長、以上です」と呼ぶ)
○議長(
大城政利君) ほかに質疑はございますか。知念秀明議員。
◆6番(知念秀明君) 予算書の211ページお願いします。資料のほうもこの前お願いしたのですけれども、ありがとうございます。比屋良川公園整備事業の中から、今回、(単独)302万3,000円、(補助)1,554万円の事業があるのですけれども、この事業の中に用地購入、附帯工事、修正業務委託とあるのですけれども、今、ここに書いてある工事の進捗状況の91%、用地率の89.7%、補償料の88.4%が、この平成28年度の工事を終わったら、どのような数字になっていくか教えていただきたいと思います。
○議長(
大城政利君) 建設部長。
◎
建設部長(石原昌恵君) 知念議員の御質疑にお答えいたします。比屋良川公園の平成28年度事業ですけれども、補助といたしまして用地購入費の1,554万円、用地約2筆分の予算を計上してございます。それと、単費のほうでも委託費と工事費、工事については附帯工事とか仮設フェンス工事などで、109万円ほど予算を計上しております。平成28年度終了したらということではございますけれども、それに関しましては、率としてはまだ手元にございませんので、後ほどお答えするということでよろしいでしょうか。
○議長(
大城政利君) 知念秀明議員。
◆6番(知念秀明君) ありがとうございます。では、後ほど資料のほうをお願いいたします。 あと、この工事に関して、相手がいることですから、難航している部分、例えば物件補償なり用地購入などで難航していることとかあるかどうかというのをお聞きします。
○議長(
大城政利君) 建設部長。
◎
建設部長(石原昌恵君) お答えいたします。比屋良川公園につきましては、今年度用地費を組んでございますけれども、その用地費と物件補償がまだ残っている状況で、物件補償についても以前から交渉は進めているのですけれども、なかなか単価などに不安を示しているものですから、その辺でまだ解決していないところがございます。
○議長(
大城政利君) 知念秀明議員。
◆6番(知念秀明君) 相手がいることですから、それは多少出ると思いますけれども、この辺、平成33年の工事完了まで頑張っていただきたいと思います。 もう一つなのですけれども、野嵩第一公園整備事業、これもいただいた資料の中に工事率66%、用地率93.2%、補償料80.5%とあるのですけれども、この数字が用地率、用地は確保しているのですけれども、工事率が66%と、比屋良川に比べたら工事率の数字が低い気がするのですけれども、その要因は何か教えていただけますでしょうか。
○議長(
大城政利君) 建設部長。
◎
建設部長(石原昌恵君) お答えいたします。野嵩第一公園でございますけれども、工事の進捗率が66%ということなのですけれども、墓、墳墓のほうが多いものですから、墳墓は小さい面積で点在しているところもございまして、まとまって補償が終わっていない状況がございますので、それで工事の整備率に影響しているかなというふうに考えております。
○議長(
大城政利君) 知念秀明議員。
◆6番(知念秀明君) ありがとうございます。この中に墳墓の移設率、パーセントで出ていないもので、これも次にでいいですから、資料のほうでよろしくお願いします。 あと、この野嵩第一公園についても、先ほど墳墓の件がありましたけれども、それ以外に難航している、工事が進んでいないとかという理由があれば、教えていただけますか。
○議長(
大城政利君) 建設部長。
◎
建設部長(石原昌恵君) お答えいたします。野嵩第一に関しましては、主に墳墓の補償がまだ終わっていないということが大半の理由ではございますけれども、平成27年度におきましては、補助金の予算配分なども影響しているものですから、今年度、平成27年度に整備したところも、完全には整備できない状況でありますので、また次年度あわせて整備する予定になってございます。
○議長(
大城政利君) 知念秀明議員。
◆6番(知念秀明君) ありがとうございます。また、先ほども言いましたけれども、これも改めて資料のほうでよろしくお願いします。以上です。
○議長(
大城政利君) 建設部長。
◎
建設部長(石原昌恵君) お答えいたします。資料を提出していきたいというふうに考えております。
○議長(
大城政利君) 比嘉憲康議員。
◆15番(比嘉憲康君) 資料もいただきましたので、資料に沿って2~3点質疑したいと思います。まず、予算書の85ページ、19の普天間飛行場返還促進対策事業として資料をいただきました。その中で費用弁償約68万3,000円、特別旅費約228万7,000円ということでありますけれども、この特別旅費の内容を、市長及び随行職員2名の旅費ということでありますけれども、普天間飛行場の一日でも早い閉鎖・返還に向けてあるいは5年以内の、あと3年以内の運用停止についての要請かと思われますけれども、日本政府との連携といいますか、外務省とか一緒に随行ということもあったのですけれども、どのような形で、ワシントンでは約4泊、ハワイでは2泊ということでありますけれども、この日程、要請行動の内容。県の嘱託で、また平安山さんなんかもワシントンのほうに駐在していると思いますので、そこら辺との連携。あとは、ペンタゴンでの要請の予定。SACOだとかのシンクタンクとがありますけれども、そういったところにはどのようになっているのか。この4日間の特にワシントンDCでの要請行動は、どのような形で行うのか。そこら辺、これからだと思いますけれども、ある程度市の要請の趣旨、そして説明をお願いいたします。
○議長(
大城政利君)
基地政策部長。
◎
基地政策部長(伊佐徳光君) こんにちは。比嘉憲康議員の御質疑にお答えいたします。
一般会計予算書85ページ、2款1項6目、説明欄19番、普天間飛行場返還促進対策事業の中に訪米関係予算が入っていますので、それと照合しながら、また配付してあります資料をもとにしながら説明したいと思います。 まず、今回、訪米の目的でございますが、1996年の返還合意から本年で20年の節目を迎えますが、返還が実現しておらず、航空機事故の危険性や騒音等は、いまだ市民に大きな負担となっております。これまでも政府及び沖縄県に普天間飛行場の固定化阻止と一日も早い閉鎖・返還と、その間の危険性除去及び基地負担軽減を強く求めたところでございますが、その着実な実現には、アメリカ政府の理解、協力が不可欠であることから、本
訪米行動を通し、普天間飛行場を抱える宜野湾市の現状と地元の生の声を発信し、普天間飛行場の固定化阻止、早期閉鎖・返還と目に見える形の危険性除去及び基地負担軽減の確実な実現を求めることを目的としております。訪米の時期、日程につきましては、現在、外務省沖縄事務所と協議をしながら、適切な時期、日程を検討中でございます。 先ほど、訪問先についても御質疑がありましたが、とりあえず国防総省、国務省、連邦議会関係、有識者、シンクタンク、学者、メディア、県人会とか、いろいろな方と調整を行っております。今回の市長との随行員でございますが、現在、予算の策定に当たっては、
基地政策部長、渉外課長、2人の職員を予定しております。そして、特別旅費で228万7,000円、通訳である基地渉外嘱託員の旅費として、費用弁償で68万3,000円、訪米に関する消耗品として6万4,000円、訪米に係る通信運搬費として4万円、訪米に係る委託料として30万円を予定しております。そして、訪米に係る使用料及び賃借料、これはレンタカーでございます。49万6,000円。合計といたしまして387万円を予定しております。以上でございます。
○議長(
大城政利君) 比嘉憲康議員。
◆15番(比嘉憲康君) 部長、資料をいただいていますので、今のトータル約387万円ということでありますけれども、予算書では19、トータルで974万4,000円となっています。主に特別旅費が主な項目で、294万2,000円ですか、これでは。入っていますけれども、渉外嘱託員が252万円となっていますけれども、これでは嘱託職員旅費68万3,000円。この900万円余りと387万円のこれの計上の仕方の違い、ちょっと教えてもらえますか。
○議長(
大城政利君)
基地政策部長。
◎
基地政策部長(伊佐徳光君) お答えいたします。この19番の普天間飛行場返還促進対策事業につきましては、通算平成27年度まで渉外職員の予算と今回行きますあれとは、一応別々に分けてあります。今回、974万4,000円でございますが、そのうちの387万円が今回の訪米関係の予算でございます。
○議長(
大城政利君) 比嘉憲康議員。
◆15番(比嘉憲康君) 約3倍弱あるものですから、またここでは387万円とありますけれども、1,000万円近くの974万円計上されていますから、その違いはどういったものかなと思っていたのですけれども、もちろんこの特別旅費で294万円と228万円ということであります。これは最初の見積もりといいますか、予算計上だと思いますけれども、その点はそういうことで理解します。 あと、トータルで4名ですよね、こっちから行くのは。県との連携はどうなっているのか。あそこには県の嘱託で平安山さんとか、こっちの領事館のほうから行ったと思うのですけれども、その方とのコンタクトとかも詳細をとって、もっといろんなところを超えて、要請行動がちゃんととれるところを吟味して行ったほうがいいのではないかと思いますけれども、そこら辺は県とも訪米に向けていろんな調整も、もちろん米側にこっちの現状とか知らせて、負担軽減、固定化は阻止、許さないということを伝えるということでありますけれども、ペンタゴンの中でいろいろ話はされると思いますけれども、そこら辺国と県、県もやっぱり日米両政府の合意で成り立っていますので、県、国との連携はとられていくのか、それとも市単独だけでいくのか、その点について再度お願いしたいのですけれども。
○議長(
大城政利君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後2時30分)
○議長(
大城政利君) 再開いたします。(再開時刻 午後2時30分)
基地政策部長。
◎
基地政策部長(伊佐徳光君) お答えいたします。現在のところ、県の平安山さん関係初め、協議をやっておりません。あくまでも宜野湾市単独で要請を行うことを検討しております。
○議長(
大城政利君) 比嘉憲康議員。
◆15番(比嘉憲康君) 部長の説明の中で、固定化を阻止する。そして、一日でも早い閉鎖・返還に向けて取り組むということで、運用停止も含めてということであります。まず、アメリカ側に、日本政府との調整もありますけれども、目に見える形で5年以内あるいは3年以内の運用停止に向けてを実現するためには、ここでずっと365日オスプレイの訓練等を行っているのを、本土の各既存の基地で受け入れてくれないかということも、そういった要請も含めてやるべきではないかと本員は思っていますけれども、ローテーションでずっと九州から北海道まで回していくと、沖縄では365日訓練をやっているのが3分の1に減る、あるいは2分の1でもよろしいですよ。減ることによって、危険性の除去というのは、ある程度目に見える形ですぐ実現可能ではないかと思いますけれども、そういった要請も含めてアメリカ側に行っていくという考えはないのか、もう一度お答えできますか。
○議長(
大城政利君)
基地政策部長。
◎
基地政策部長(伊佐徳光君) お答えいたします。詳細については、今から調整する予定でございます。
○議長(
大城政利君) 比嘉憲康議員。
◆15番(比嘉憲康君) せっかくこのように市の予算を費やしていきますので、目に見える形で、まずできることからこういった取り組むのも必要ではないかと思っていますので、そこら辺も検討してもらって、ぜひともこの普天間飛行場の危険性の除去、そして固定化を許さない、阻止、運用停止に向けた取り組み等も、本市の考え等をちゃんと米側に伝えられるようにしっかりやってもらいたいと思います。この件に関しては以上です。 次に、あと1点は、飛びますけれども、資料をいただきましたので、教育関係で防犯カメラの設置事業について資料をいただいております。227ページの10款1項3目の08、各学校11校に80台の防犯カメラ、そして正面周辺に1校当たり8台を設置、909万2,000円の計上があります。各学校に入っていると思いますけれども、はごろも小学校は新設学校ですから、15台と、はごろも幼稚園で6台と、結構多い感じでありますけれども、最後に1台当たりの年間経費894万円の80台分で、1校当たりでは11万1,750円ということでありますけれども、この業者の選定はどのようにこれまで行っているのか。一括して学校はこれだけ、80台余りの防犯カメラを発注していくのか、それとも分離発注といいますか、各学校ごとにやっているのか。そして、この発注元、警備会社なのか、それともそういった施工業者、電気関係なのか、どういう形で発注しているのかお答えできますか。
○議長(
大城政利君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後2時35分)
○議長(
大城政利君) 再開いたします。(再開時刻 午後2時37分) 指導部長。
◎指導部長(仲村宗男君) 失礼いたしました。比嘉憲康議員の御質疑にお答えします。選定方法としては、入札を行いまして、80台一括、警備会社を中心にカメラを設置できる業者を決定していきたいというふうに考えております。以上でございます。
○議長(
大城政利君) 比嘉憲康議員。
◆15番(比嘉憲康君) では、一括発注で業者に、警備会社等を選定していくということでありますけれども、これまでにカメラも設置されているところがあると思いますけれども、こういった実績、そういった予防、防犯につながった事例とか、異常者とかのこういった事例とかも、カメラを設置したことによって、そういったいろんな事例を検索とか、警察とかとの連携はあったのか。そういったもし事例等で防犯につながったとか、そういったのがあればお答えできますか。
○議長(
大城政利君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後2時38分)
○議長(
大城政利君) 再開いたします。(再開時刻 午後2時39分) 指導部長。
◎指導部長(仲村宗男君) 失礼いたしました。普天間中学校や宜野湾中学校あたりでガラスが割られたケースとか、不審者の侵入があったということが幼稚園でもございまして、そのことにつきましてテープを警察のほうに提供しているということです。以上でございます。
○議長(
大城政利君) 比嘉憲康議員。
◆15番(比嘉憲康君) 以上で終わりますけれども、ぜひともこれからまたそういった活用して、防犯に努めてもらいたいと思っております。以上です。
○議長(
大城政利君) 質疑の方は。平良眞一議員。
◆19番(平良眞一君) 2~3点質疑をさせてください。まず、予算書の5ページの固定資産税のところで、土地の固定資産税が初めてといいましょうか、今年度予算が減になっておりますけれども、これまでの前年度、そして2~3年以来初めて減になっていますけれども、その減になった理由、要因は何でしょうか、御説明お願いします。
○議長(
大城政利君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後2時41分)
○議長(
大城政利君) 再開いたします。(再開時刻 午後2時41分)
総務部長。
◎
総務部長(米須良清君) 失礼いたしました。平良眞一議員の御質疑にお答えいたします。平成27年度は評価がえの年でございまして、予算要求時は、最終調整前の鑑定評価を用いてシミュレーションをしておりました。その後、相続税路線価額との最終調整を2月ごろまで行った結果、概算要求よりも評価額が下がって、最終的に平成27年歳入予算は実際の調定額を上回った予算額となっていました。そのため、平成27年度評価がえ課税後の実際のデータをもとにしてシミュレーションをした平成28年調定見込額は、結果的に前年度予定額より減となっております。以上です。
○議長(
大城政利君) 平良眞一議員。
◆19番(平良眞一君) 部長、この土地の評価額を決定するのは、何カ年に1遍の評価がえになるのでしょうか。
○議長(
大城政利君)
総務部長。
◎
総務部長(米須良清君) 御質疑にお答えいたします。3年に1回となっております。
○議長(
大城政利君) 平良眞一議員。
◆19番(平良眞一君) 3年に1回で、前回、平成24年からの資料をいただいておりますけれども、平成24年からずっと評価として上がってきているわけです。それが今年度下がったという、このちゃんとした評価が下がったという理由、どういった要因なのでしょうか。これまでも固定資産税の質疑を何度かさせてもらったのですけれども、土地の価格はどんどん下がっているのに、なぜ固定資産税は下がらないのか、上がる一方なのかということも何度か質疑をさせていただきましたけれども、今回、評価が下がったという要因はどういった要因なのでしょうか。
○議長(
大城政利君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後2時44分)
○議長(
大城政利君) 再開いたします。(再開時刻 午後2時44分)
総務部長。
◎
総務部長(米須良清君) 御質疑にお答えいたします。年々土地については上がっております。先ほど説明しましたように、平成27年度の調定を若干多目にしたということで、実際予算上よりも評価額が下がって、最終的には平成27年度歳入予算は実際の調定額を上回ったので、今回につきましては、平成27年度当初予算よりも平成28年度は少なく見積もったという結果となっております。年々土地は上がっております。
○議長(
大城政利君) 平良眞一議員。
◆19番(平良眞一君) 年々土地の評価は上がっている。市場では下がってきていたのですけれども、上がってきているということで今御説明いただきましたけれども、部長、家屋の部分は固定資産税上がっていますよね、今回も含めて。今回、家屋の部分が上がったのは、アパート等々が建設ラッシュといいましょうか、個人住宅も相当な伸びで建てられているという新聞、マスコミ等々がありましたけれども、それが固定資産税の家屋の部分の上がった理由として受けとめていいですか。そういった一戸建て住宅あるいはアパートの建設が多くなったから、家屋の部分では固定資産税が増になったということで理解していいでしょうか。
○議長(
大城政利君)
総務部長。
◎
総務部長(米須良清君) お答えいたします。家屋につきましては、先ほど平良議員お話ございましたように、西海岸等区画整理地域の住宅戸数がふえている要因も1つにはございます。
○議長(
大城政利君) 平良眞一議員。
◆19番(平良眞一君) 家屋に関しては、多分建物の建築件数が多くなったせいだろうというふうに思いますけれども、これはまた区画整理の部分だけではなくて、宜野湾市内一円、結構アパートを含めた建物が多くなっている。これはとてもよくわかるような感じがしますけれども、土地に関しては、建物が建っていない更地の部分と、こういう住宅あるいはアパートが建つ、建物が建つ場合の評価というのは、建物が建った部分に関してが低いと、課税するための。更地よりかは、建物を建てたほうが低いというふうに認識していますけれども、その点はどうなのですか。
○議長(
大城政利君)
総務部長。
◎
総務部長(米須良清君) 御質疑にお答えいたします。更地につきましては、高いという状況であります。
○議長(
大城政利君) 平良眞一議員。
◆19番(平良眞一君) 建物が建っている部分が、更地に比べれば安いわけですよね。ですから、建物が多く建っているということで、家屋の部分は税金は上がっていく。それは、私、理解はしているのです。今まで建っていなかった更地の部分に建物が建つわけですから、土地は宜野湾市内では多くなることはないですよね。決まっています。そうすると、建物が多く建つに従って土地の評価が下がる、固定資産税は安くなるのではないかと、土地に関しては。そういう認識を持っていたのですけれども、整合性が合わないもので、どういうことで土地の値段が、土地の固定資産税が今回下がったのかなと。ここ近年、10数年、土地の評価というのは下がってきているのです、現実的に。しかし、上がっているというふうに評価されているものですから、それをもう一度確認だけさせてください。
○議長(
大城政利君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後2時49分)
○議長(
大城政利君) 再開いたします。(再開時刻 午後2時50分)
総務部長。
◎
総務部長(米須良清君) お答えいたします。課税標準額というものの絡みがございますので、わかりやすい資料として提出をさせていただきたいと思います。申しわけございません。
○議長(
大城政利君) 平良眞一議員。
◆19番(平良眞一君) よろしくお願いします。それから、西普天間住宅地区、去年の3月末で返還がされましたけれども、その西普天間住宅地区の返還された土地に関しては、この固定資産の課税に入っているのでしょうか。そして、そこは地目としては何になるのでしょうか。宅地になるのか、何になるのか、それを確認させてください。
○議長(
大城政利君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後2時51分)
○議長(
大城政利君) 再開いたします。(再開時刻 午後2時52分)
総務部長。
◎
総務部長(米須良清君) お答えいたします。現在、雑種地となっております。次、平成30年度に評価がえになってまいります。 (平良眞一議員「これに課税されているんですか」と呼ぶ)
○議長(
大城政利君)
総務部長。
◎
総務部長(米須良清君) 課税されております。
○議長(
大城政利君) 平良眞一議員。
◆19番(平良眞一君) それに関連するのかちょっとはっきりしないのですけれども、もう少し確認させてください。100ページの2款2項2目の02資産税賦課事業、そこに土地鑑定手数料ということで、今回1,200万円余り計上されていますけれども、そこらの御説明していただけますか。
○議長(
大城政利君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後2時53分)
○議長(
大城政利君) 再開いたします。(再開時刻 午後2時54分)
総務部長。
◎
総務部長(米須良清君) お答えいたします。平成30年度の評価がえ、標準宅地分等の鑑定委託料となってございます。1,238万6,000円ということでございます。
○議長(
大城政利君) 平良眞一議員。
◆19番(平良眞一君) 次の評価がえは平成30年ですよね。それに向けての準備という形なのでしょうか。それにしては、ちょっと早過ぎるのかなという感覚もしますけれども、もう一度済みません、御説明お願いできますか。
○議長(
大城政利君)
総務部長。
◎
総務部長(米須良清君) 先ほど平成30年度評価がえ、標準宅地分という780万円のお話をしましたが、それ以外に平成29年度時点修正分が132万7,000円余り、あと平成30年度評価がえ、宅地介在地分ということで、また320万円程度の予算を計上しております。
○議長(
大城政利君) 平良眞一議員。
◆19番(平良眞一君) これは、平成30年に向けての前段階、前準備ということで理解していいわけですね。
○議長(
大城政利君)
総務部長。
◎
総務部長(米須良清君) お答えいたします。前準備と時点修正の分となっております。
○議長(
大城政利君) 平良眞一議員。
◆19番(平良眞一君) 土地の評価も去年、平成27年度終わって、次はまた平成30年という中で、このように土地鑑定料が入っているものですから、何の鑑定かなというふうに疑問があったものですから、わかりました。 あと1点お願いします。6ページの軽自動車税の二輪小型自動車、今回は240万円ぐらいの増がありますけれども、説明資料を見ましたら、前年度と比較して22台の増だということでの御説明がございます。22台の増で240万円の金額の増だということで、22台で240万円も増になるのかなという、ちょっと計算が私できないものですから、そこの御説明をお願いできませんか。
○議長(
大城政利君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後2時57分)
○議長(
大城政利君) 再開いたします。(再開時刻 午後2時58分)
総務部長。
◎
総務部長(米須良清君) お答えいたします。台数については大幅な伸びはないのですが、税率改正、平成27年度に比べて平成28年度、例えば軽自動車、50cc以下の場合は1,000円とか、それが平成28年度は2,000円、あと小型二輪、250cc超えが、平成27年度4,000円が平成28年度6,000円等の影響がございます。
○議長(
大城政利君) 平良眞一議員。
◆19番(平良眞一君) これは私も資料を見て、それが理解できないものですから質疑していますけれども、今、部長が説明の原動機付自転車、これは別に項目があるわけですよね。この軽自動車税の一番上のほうに原動機付自転車があるのですよ。ここは400万円ぐらいの増になっていますけれども、その下の下、二輪小型自動車、これはもちろん税制改正がございました。税制ありましたけれども、極端に2,000円のアップとしても、22台の増にしては、幾ら計算しても10万円余りにしかならないのですよ。10万円前後。この予算が22台増で240万円の増になっているものですから、どのような計算なのかなということで確認をしたいのですけれども。
○議長(
大城政利君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後3時00分)
○議長(
大城政利君) 再開いたします。(再開時刻 午後3時00分)
総務部長。
◎
総務部長(米須良清君) 御質疑にお答えいたします。22台分ではなくて、平成28年度当初が1,247、資料はそうなっておりますが、その1,247台に対して税額ふえた分を掛けますので、額的には240万1,000円の増ということになります。
○議長(
大城政利君) 平良眞一議員。
◆19番(平良眞一君) 今、695万円の計上であるのですけれども、前年度が455万円で、今年度695万8,000円と。台数的にも、去年よりかも新年度は22台増ということで資料にはあるわけです。計算すると22台増なのです。その22台分で240万1,000円の増になっているのです。これでは、計算が合わないものですから、よろしくお願いします。
○議長(
大城政利君)
総務部長。
◎
総務部長(米須良清君) お答えいたします。ふえた分だけに掛けるのではなく、前の登録車に対してもその分税率を掛けますので、240万円余りの差ということになります。よろしいでしょうか。
○議長(
大城政利君) 平良眞一議員。
◆19番(平良眞一君) 部長、理解しました。大変申しわけありませんでした。ふえた分に関してのものと、今、勘違いしていたものですから、了解です。以上です。
○議長(
大城政利君) 暫時休憩いたします。(休憩時刻 午後3時02分)
○議長(
大城政利君) 再開いたします。(再開時刻 午後3時15分) 休憩前に引き続き会議を進めてまいります。 議案第11号に対する質疑を許します。質疑の前に先ほど、知念秀明議員の質疑に対する答弁を建設部長から行いたい旨申し入れがありましたので、先に答弁を行います。建設部長。
◎
建設部長(石原昌恵君) 先ほど、知念秀明議員の御質疑に、平成28年度終了時点の進捗率のお話がございましたので、その答弁をいたします。今、筆で全体の率を出しているものですから、全体の筆が117筆ございます。そのうちの今示してあるのが105筆の89.7%でございます。そして、ことし2筆終わる予定ですので、あくまでも予定ということでございますけれども、その終了した時点では91.5%になる予定でございます。
○議長(
大城政利君) 質疑を許します。知念吉男議員。
◆26番(知念吉男君) 平成28年度沖縄振興特別推進市町村交付金事業計画についてお伺いしますが、ことしも大体同じように13億6,200万円という中で、軍用地返還跡地転用推進事業というのが10億円ということで、返還跡の学校建設に向けた土地を取得しておくという計画だということも聞いております。宜野湾市は、この普天間基地、そして西普天間住宅地と、もう返還されましたけれども、軍用地が大きいだけに、この軍用地に関する事業が、振興策、
一括交付金で充てられているという額が大きいですね。これは、もし軍用地がない地帯であると、こういう事業はしないでも、ほかに同じ額、交付金が市民サービス向けに利用できるという利点があるのですけれども、普天間基地を抱える、そして西普天間住宅地があるということで、そこにこの2~3年来、特別振興費が充てられているということです。 これは、毎年のように市長にもお願いしているのですが、やっぱりこれまで戦後70年間、基地があるがゆえに、多くの不便さ、街づくりにおいても、まちのど真ん中に基地があるというだけでいろいろの弊害、そして危険性というようなもとで、こういうふうに沖縄の振興費が助成される、補助されるという中でも、またこういうふうに振興費が、宜野湾市ではそこの部分に多く予算化しなければならないというような状況を、私はこの3年間、予算審議の中で毎回市長にもお願いしているのですが、その点について、予算について県や国にお願いされたかどうか、市長のほうから御答弁お願いしたいのですが。
○議長(
大城政利君)
企画部長。
◎
企画部長(米須清盛君) お答えいたします。まず、
一括交付金の今回我々が先行取得している土地ですけれども、これは本当に、多分知念議員御存じだと思いますけれども、
一括交付金にはある程度の制限がございまして、実は基金の造成費には使うことができないのですけれども、宜野湾市が特段いろいろ市長も要請をいたしまして、宜野湾市に初めて基金の造成が認められております。宜野湾市が基金の造成が認められたおかげで、北谷町であるとか浦添市、今後基地が返ってくるだろう市町村も基金をつくって、現在、交付金を充当している状況でございます。 ですから、知念議員がおっしゃるように、一義的には国のほうで面倒見なさいということかもしれませんけれども、我々としては現状の法律にのっとって、現状できる一番有利な方法で進めていきたいと。今現在、
一括交付金でこの基金を造成して今後の土地を取得するというのが、今後の宜野湾市の、あくまでも今回は学校用地でございますので、教育関係も含めて、これは
我如古議員にもお答えいたしましたけれども、はごろも小学校の用地も全てうちは
一括交付金で賄っております。これが今後学校用地に関しましては、文科省の補助がございませんので、今、我々としてはこの
一括交付金があるうちに、今後の学校用地を取得しておきたいと。 さらに、今、他市町村の話も出ましたけれども、他市町村も
一括交付金ございますけれども、使い切れずに不用額であるとか繰り越ししている市町村も多くございます。ですから、今後、この
一括交付金の総枠が少し減額される可能性もありますので、我々としては現在あるうちに、できるだけ学校用地については先行取得して、今後の教育費を圧迫しない形でいきたいという形でございます。実際、学校の建設に関しましても、はごろも小学校の例で言いますと、総建設費の50%程度しか文科省の補助はございませんので、今後、学校を普天間飛行場跡地に2校つくるとなると、多大な一般財源を使いますので、用地の分だけでも、現在の
一括交付金を活用していきたいというのが我々の考えでございます。
○議長(
大城政利君) 知念吉男議員。
◆26番(知念吉男君) 私は、この考えに反対あるいはこれではいかんということを言っているのではありません。県のほうでも基金は、制度がつくられて、基地のある市町村にこれができるようになったわけですから、県でまず制定されて、この中身はよく知っています。ですから、基地がある自治体がもっと一つになって、この問題も解決できるように要請すべきでないかと私は言っているのです。そして、今、学校用地の基金の問題だけではなくて、この下にある文化財のキャンプ瑞慶覧跡地とか普天間の点については、この交付金が出る前は、内閣府だったかの予算でできていたのですよ。
一括交付金がなくても、毎年1億円以上の文化財発掘調査等。しかし、この
一括交付金が出たら、これは
一括交付金で充てられるようになっていて、予算が1つになっているのではないですか。今までは
一括交付金がない場合は、この発掘調査とかはほかの予算で行われていたわけです。そういった面も毎年、私、言っていることなのです。 そこは、これとは別に、この
一括交付金が使いこなせないというのであれば、宜野湾市にもっと持ってきて、こういうふうなことをやってもいいとは思うのですけれども、これを使うには、やはりまた2割の一般財政が要るわけですから、今、この使い勝手ということで、他の市町村では使えないというようなことも出てきていますけれども、これをもっと使いやすくするようにするにも、この3年間、私たちは経験しているわけですから、要請も含めて、基地のある自治体は、また別個に改めてこういう要請はされるべきではないですか。基地があって返還されるから、この用地跡地も、皆さんで財政を今から整えていってやりなさいというような今話になっているのですよ。
一括交付金というのは、そういうものではないのではないですか。軍用地を今のうちに先行取得しておいて、学校用地などに充てると。これは、ここに使われるということ、基金ということが認められたから、今、こういうような制度になっているのであって、本来からすれば、これまでの軍用地跡地の開発というのは、やはり国が責任を持って行うべきものでないかと思うのだけれども、もっと私は要請されるべきだと思います。 この使い道においても、2割負担があるから、みんな使い切れないと、残すというような状況であるのであれば、それなりに県が一つになって、県として要請するべきだと思います。私、こういう使い方がだめだとは言っていません。ただ、宜野湾市の場合は、余りにもこの
一括交付金が2つの軍用地内に入っていくものですから、これはまた別個にいただいて、もっとほかに市民向けの事業が展開できるようにできないものかと要請しているのです。これはこれでいいと思いますよ。
○議長(
大城政利君)
企画部長。
◎
企画部長(米須清盛君) お答えいたします。知念議員がおっしゃるのは、恐らく以前あった大規模推進費だと思いますけれども、これについては
一括交付金に今は包含されてございます。ただ、新たな要請ということですけれども、何名かの議員から資料要求ございましたけれども、今回、西普天間限定で市長の要請もあって、拠点返還地の交付金が新設されております。これが知念議員がおっしゃる、市長の要請によって、基地があるゆえの市町村に対する交付金が今回新設されたということですので、恐らく8事業か10事業ぐらいに充当されているやつが、何名かの議員から資料要求ございましたので、その資料がついているかと思いますので、市長も
一括交付金だけではなくて、もろもろの基地があるゆえに対して県にはいろいろ要請して、平成28年度から拠点返還については西普天間だけしかございませんので、あたかも宜野湾市に対する交付金のようなものでございますので、この辺は議員の皆さんも、市長の要請があっての交付金だということは御理解をお願いしたいと思います。
○議長(
大城政利君) 知念吉男議員。
◆26番(知念吉男君) ありがとうございます。そこまで私熟知していなかったものですから、こればっかりに目が向いているのですけれども。 あと1つ、85ページ、先ほど比嘉憲康議員も取り上げておりましたけれども、この訪米要請の予算なのですけれども、訪米の中身について、具体的にどのようにして固定化あるいは危険性除去、そして閉鎖・返還を求めていくのかという要請だと思うのですけれども、どういうふうな具体的な要請をされるのかということがまだ十分に理解できていないのですが、もう一度御答弁お願いします。
○議長(
大城政利君)
基地政策部長。
◎
基地政策部長(伊佐徳光君) 知念吉男議員の御質疑にお答えいたします。繰り返しの答弁になりますが、回答したいと思います。1996年の返還合意から本年で20年の節目を迎えます。返還が実現しておらず、航空機事故の危険性や騒音等は、いまだ市民生活に大きな負担となっております。これまでも政府及び沖縄県に、普天間飛行場の固定化阻止と一日も早い閉鎖・返還と、その間の危険性除去及び基地負担軽減を強く求めてきたところでございますが、その着実な実現には、アメリカ政府の理解、協力が不可欠であることから、本
訪米行動を通し、普天間飛行場を抱える宜野湾市の現状と地元の生の声を発信し、普天間飛行場の固定化阻止、早期閉鎖・返還と目に見える形での危険性除去及び基地負担軽減の確実な実現を求めることを目的としております。それが今回の訪米の目的でございます。
○議長(
大城政利君) 知念吉男議員。
◆26番(知念吉男君) これまで、市長は何度も国のほうにも、同じような内容で基地負担の軽減を要請をされたということで私もお伺いして、報道もされているとおりでありますけれども、これと同じような内容を、今、国に要請するだけでは、この基地の負担軽減と危険性の除去も目に見える形で軽減できないということで、今回はじきじきにアメリカに要請に行くということで理解してよろしいですか。
○議長(
大城政利君)
基地政策部長。
◎
基地政策部長(伊佐徳光君) お答えいたします。要請の内容につきましては、現在、調整中でございます。
○議長(
大城政利君) 知念吉男議員。
◆26番(知念吉男君) これまでも国への要請を何度か行われ、そしてまた県内の米軍施設にもお願いに行かれたと思います。そして、今現在、県のほうもこれ以上の固定化があってはならない。危険性の除去、そして一日も早い閉鎖・返還ということで、5年以内の閉鎖・返還ということを言って、今、この点においては、佐喜眞市長と私は内容は変わらないと思うのです。ただ、変わっているのは、辺野古への新基地の建設を認めるか、認めないかというのが変わっていて、その中でアメリカに要請に行くというのであれば、固定化あるいは危険性の除去、そして閉鎖・返還と、5年以内の返還、あと3年、こういう問題では、私は一致するのではないかと思うのですけれども、その点についても私はできるだけ県民が一つになるというようなことで、宜野湾市独自の問題としてとらわれないで、県民全員が一丸となって米国に要請するというような意味合いからも、私はこの中身については県とも相談をされて、一緒に取り組んだほうがもっと効果的ではないかと思うのですけれども、宜野湾市独自でこういうようなことを要請されるということは、どういうような計画でこうなるのか、もう一度御答弁をお願いします。
○議長(
大城政利君)
基地政策部長。
◎
基地政策部長(伊佐徳光君) お答えいたします。国、県、宜野湾市が3者連携すれば、本当に最高の要請となりますが、今回、国の外務省沖縄事務所等と協議しながら進めております。もちろん、県ともスタンスが同じであれば、相談していきたいと思います。
○議長(
大城政利君) 知念吉男議員。
◆26番(知念吉男君) 先ほども述べましたように、辺野古新基地建設については、市長は何の表明もされていないので、中身がわからないのでありますが、これ以外のことについては、県も同じような考えだと思いますので、ぜひこれは一つになって要請されるべきだと思います。私は、何もしないよりは、やはりこういう行動を起こしたほうが、本当はいいと思います。この現場の声を、市民の声を、そして危険性の除去を現実に米国のほうに伝えるということは、いいことだと思います。黙っていてはわからないと思います。そういう意味では、ぜひ県と、そして国とも一体となってと私は言いたいのですけれども、この辺野古への新基地建設というのが、今でも総理大臣は、これが最善の施策だと述べられておりますので、国は違うと思いますけれども、固定化を許さない、危険性の除去、一日も早い閉鎖・返還については県も同じだと思いますので、ひとつこの辺は連絡をとり合いながらお願いをしたいと思います。時間がないようですので、また交代でやります。
○議長(
大城政利君) 次の質疑を許します。
玉城健一郎議員。
◆7番(
玉城健一郎君) 資料請求したものから確認していきます。エンタテイメント産業支援事業と宜野湾トロピカルビーチ賑わい創出事業について御質疑させていただきます。エンタテイメント産業支援事業について、去年も僕は質疑したのですけれども、まず1点資料請求をお願いしたいのですけれども、平成27年度に実施した、11月21日、22日に実施されているのですけれども、それに参加した人数の資料をお願いいたします。
○議長(
大城政利君)
市民経済部長。
◎
市民経済部長(伊波保勝君)
玉城健一郎議員の御質疑にお答えします。資料のほうを提供してまいりたいと思います。
○議長(
大城政利君)
玉城健一郎議員。
◆7番(
玉城健一郎君) 済みません。お忙しいと思いますが、よろしくお願いいたします。宜野湾トロピカルビーチ賑わい創出事業については、多分市民公募型の事業でつくられたものですよね。確認なのですけれども、お願いします。
○議長(
大城政利君)
市民経済部長。
◎
市民経済部長(伊波保勝君) 御質疑にお答えいたします。玉城議員おっしゃるように、平成25年度から募集をしました、
一括交付金を活用した市民提案事業制度ということでの事業の取り組みとなってございます。
○議長(
大城政利君)
玉城健一郎議員。
◆7番(
玉城健一郎君) 僕、このトロピカルビーチ賑わい創出事業、すごくすばらしい制度だと思うのですけれども、今、宜野湾市は結構行政がかかわっていないのですけれども、いろいろなイベントがされているのです。この間もフードフェスタでしたか、アリーナのほうでやっていたりとか、あと青年会がやっているエイサーまつりもそうだと思うのですけれども、結構こういったイベントがあって、そういったものに部分的に助成を出していくことは難しいのですか、このトロピカルビーチ賑わい創出事業を使って。
○議長(
大城政利君)
市民経済部長。
◎
市民経済部長(伊波保勝君) 御質疑にお答えいたします。このトロピカルビーチ賑わい創出事業そのものが、市民提案の事業として開始したものではございますけれども、企画力とか、そういった集客含めてにぎわいをどうしていくかということにつきましては、公募をいたしまして、プロポーザルでもって事業を実施する主体を決定してございますので、直接の事業所なり団体なりに補助をするということは考えてございません。
○議長(
大城政利君)
玉城健一郎議員。
◆7番(
玉城健一郎君) わかりました。ありがとうございます。では、別の質疑に移らせていただきます。79ページの資料請求なのですけれども、2款総務費、1項総務管理費、5目財産管理費の05番、市民広場管理運営事業の詳細を資料要求いたします。お願いします。
○議長(
大城政利君)
総務部長。
◎
総務部長(米須良清君) 御質疑にお答えいたします。79ページ、説明欄の05の市民広場管理運営事業の詳細な資料提出をいたします。
○議長(
大城政利君)
玉城健一郎議員。
◆7番(
玉城健一郎君) 済みません。では、次の質疑なのですけれども、145ページ、3款民生費、2項児童福祉費、1目児童措置費の説明欄15、次世代育成支援対策事業7,000万円、前年度もあった事業なのですけれども、この事業というのはどういったものなのか、御説明お願いいたします。
○議長(
大城政利君)
福祉推進部長。
◎
福祉推進部長(國吉秀子君) 玉城議員の御質疑にお答えいたします。次世代育成支援対策推進法に基づきまして策定されました地域の特性や創意工夫を生かした子育て支援事業、その他次世代育成支援対策に関する事業の実施ということで、目的がそうなのですが、中身としましては一時預かり事業でありまして、あるいはこちらが今回は5施設の一時預かり、最近は一時預かりも保育所は厳しくて、それを中止するところもあるようでございますけれども、本市といたしましても、まだその状況ではございませんが、一時預かり事業が5施設、それから地域子育て支援拠点事業ということで、こちらにおいては7施設が、先ほど伊波議員にもお答えいたしましたけれども、その7施設への補助を行っていくというふうな事業内容でございます。以上でございます。
○議長(
大城政利君)
玉城健一郎議員。
◆7番(
玉城健一郎君) ありがとうございます。済みません。もう一点だけ質疑をお願いいたします。150ページの3款民生費、2項児童福祉費、2目児童措置費の説明欄の30と31について質疑していきたいのですけれども、この利用者支援事業というのがどういったものなのかの御説明と、また保育士年休取得等支援事業について、具体的にどういった事業なのかというのを御説明お願いいたします。
○議長(
大城政利君)
福祉推進部長。
◎
福祉推進部長(國吉秀子君) お答えいたします。30番の利用者支援事業につきましては、従来も行ってきている事業なのですが、子育て相談の嘱託員1人、配置をいたしまして、例えば
認可保育園の案内をいたしましたり、それからそこに漏れたお子さんたちの認可外の情報提供したりとか、そういうふうな流れを今現在つくってございます。また、子育てに関する情報提供を行ったりというふうな事業を展開している状況でございます。 あと、31番の保育士の年休取得支援事業につきましては、最近は保育士の確保が厳しい状況の中で、保育所に年休の代替保育士を設置することで、例えば看護師とか保健師とか准看護師、そういった方々を配置いたしまして、年休取得の日数を増加させることによって、保育士の処遇改善を図るということがございます。本市は、現在、3施設に保育士の年休取得の支援事業を行う予定でございまして、31番は県が10分の9の事業ということで、その事業を実施してまいりたいと存じます。以上でございます。 (
玉城健一郎議員「ありがとうございます。以上です」と呼ぶ)
○議長(
大城政利君) 質疑まだございますか。進めてよろしいですか。 (「進行」という者あり)
○議長(
大城政利君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後3時46分)
○議長(
大城政利君) 再開いたします。(再開時刻 午後3時46分) 本件については、質疑の段階で継続審議としておきたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」という者あり)
○議長(
大城政利君) 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 以上をもちまして本日の全日程が終了しましたので、本日の会議を閉議いたします。なお、次の本会議は3月15日午前10時から会議を開きます。本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでございました。(散会時刻 午後3時46分)...