●
出席委員
委員長 清 水 磨 男 副
委員長 中 村 圭 介 委 員 永 山
盛太郎
委 員 上 原 安 夫 委 員 上 原 仙 子 委 員 坂 井 浩 二
委 員 前 泊 美 紀 委 員 當 間 安 則 委 員 新 崎 進 也
委 員 上 原 快 佐 委 員 下 地 敏 男 委 員 多和田 栄 子
委 員
西中間 久 枝 委 員 古 堅 茂 治 委 員 湧 川 朝 渉
委 員 我如古 一 郎 委 員 前 田 千 尋 委 員 野 原 嘉 孝
委 員 大 城 幼 子 委 員 奥 間 綾 乃 委 員 小波津 潮
委 員 大 嶺 亮 二 委 員 吉 嶺 努 委 員 金 城 眞 徳
委 員 平 良 識 子 委 員 宮 平 のり子 委 員 翁 長 俊 英
委 員 桑 江 豊 委 員 糸 数 昌 洋 委 員 喜舎場 盛 三
委 員 大 浜 安 史 委 員 上 里 直 司 委 員 仲 松 寛
委 員 大 山 孝 夫 委 員 奥 間 亮 委 員 粟 國 彰
───────────────────────────────────────
●
欠席委員
委 員 宮 里 昇
───────────────────────────────────────
●
説明のため出席した者の職、氏名
知 念 覚 副市長
田 端 一 正
教育長
渡 口 勇 人
政策統括調整監
屋比久 猛 義
総務部長
仲 本 達 彦
企画財務部長
比 嘉 世 顕
市民文化部長
名嘉元 裕
経済観光部長
末 吉 正 幸 こどもみ
らい部長
長 嶺 達 也
健康部長
宮 城
寿満子 福祉部長
玉 寄 隆 雄
環境部長
金 城 康 也
都市み
らい部長
島 袋 弘 樹
消防局長兼
総務部参事監
武 富 剛
学校教育部長
山 内 健 生涯
学習部長
───────────────────────────────────────
●職務のため出席した
事務局職員の職、氏名
小 嶺 理
事務局長
當 間 順 子 次長兼
庶務課長
金 城 治
議事管理課長
根路銘 安 彦
議事管理課副参事
仲宗根 健
議事管理課主幹
高江洲 康 之
議事管理課主幹
佐々木 優 佳
議事管理課主査
喜屋武 太 一
議事管理課主査
───────────────────────────────────────
(午前10時 開会)
○
委員長(
清水磨男)
ただいまから
予算決算常任委員会を開会いたします。
それでは、早速、本日の日程に入ります。
議案第124号、
那覇市
まち・
ひと・し
ごと創生基金条例制定についてから、
議案第138号、
令和2
年度那覇市
下水道事業会計補正予算(第1号)までの8件の
事件を一括して
議題といたします。
各
分科会委員長の
審査報告を求めます。
上里直司総務分科会委員長。
◎
総務分科会委員長(
上里直司)
ただいま
議題となりました
事件のうち、
総務分科会関係分について、
審査の
概要を御報告申し上げます。
初めに、
議案第134号、
令和2
年度那覇市
一般会計補正予算(第9号)中、
企画財務部財政課関係分について、
当局から、今回の
補正の
概要は、
市税等歳入見込額の変更のほか、既定の
予算に追加その他の変更を加える必要が生じたことに対応する
補正予算となっている。
結果として、
歳入・
歳出予算の
総額にそれぞれ2億7,069万9,000円を増額し、
歳入・
歳出予算の
総額をそれぞれ2,004億3,008万7,000円とするものである、との
説明がありました。
委員から、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の
余剰について
質疑があり、
当局から、2次
配分額までの合計が30億7,143万3,000円であり、このうち29億1,326万2,000円を11
月補正まで含め充てている。
余剰はあるが、これから想定される3次
追加分も含め、
企画調整課で、各
事業課のニーズを踏まえてどのような
事業に充てるかを整え、有効に活用するよう取り組んでいくとの
答弁がありました。
別の
委員から、
一般会計が2,000億円を超えて大変な数字となっているが、今後の
財政の
見通しはどうなっているか
質疑があり、
当局から、来
年度の当初
予算編成は、相当厳しいものになると考えている。来
年度の
市税収入が大きく回復するとは想定されない。さらに
依存財源の
地方交付税も国の仮試算では全体で4,000億円減となり、本市の
交付税も減になると見込まれる。
その代替となる
臨時財政対策債が逆に増えるというアナウンスがあるが、結局借金となるため、この後
年度負担をどのように考えていくかが大きなポイントになる。
歳入が縮めば、それに拘束される歳出が厳しくなるため、まずは、
一般財源総額は、前
年度当初
予算のマイナス10%シーリングを目標に定め、厳しく査定し来
年度に備えていきたい、との
答弁がありました。
別の
委員から、国も
地方も大変厳しい時代に入ることは理解しているが、従来の
財政計画の
見通しについて
質疑があり、
当局から、中長期的には、
財政運営方針を今回の
コロナ禍で大幅に見直さざるを得ない
状況が出てくる。
コロナの
収束状況を見越した上で、単
年度のみならず、中長期的にも方針を見直していきたい、との
答弁がありました。同
委員から、
市民にも
負担を理解していただく必要があり、行政から丁寧な
説明をするよう指摘がありました。
次に、
情報政策課関係分について、
当局から、
基幹系システム運用事業の
増額補正について、
住民記録や税などの
基幹系システムにおける2
要素認証システムの
ソフトウェアを
バージョンアップするための
作業委託経費である、との
説明がありました。
委員から、この
システムは
リースとのことだが、
リースの中の
保守点検でこの
費用は含まれないのか
質疑があり、
当局から、ほとんどの
システムは
バージョンアップの
費用は含まれているが、この2
要素認証システムについてだけは含まれていないことが判明したため、
補正予算を計上することとなった、との
答弁がありました。
同
委員から、通常は
リースの
保守点検に含まれると思われるので、次の
契約更新時にしっかり精査するよう指摘がありました。
次に、
市民税課関係分について、
委員から、
税申告受付業務における
新型コロナウイルス感染症対策として導入する、
整理券発行システムについて
質疑があり、
当局から、
整理券に
QRコードを印字し、待ち時間及び
混雑状況を
スマホ等から確認できるようにすることで、
申告受付会場での長時間待機を解消させ、密集を防ぐものである、との
説明がありました。
委員から、来年2月の
税申告からの運用となり、喜ばれる
市民の方は相当いらっしゃると思う。しっかり周知して活用するよう、要望がありました。
次に、
総務部防災危機管理課・
関係分について、
委員から、
総合防災訓練実施事業が
コロナの
影響で中止となっているが、さまざまな
感染症が10年後、20年後に流行するかもしれないという中で、
コロナ禍の中でこそ、総合的な横の連携や
訓練を考えて取り組む必要はないか、との
質疑があり、
当局から、
総合訓練は、
感染拡大で
密状態になるため中止しているが、
臨時交付金で購入した
避難所テント等を使用し、年明けに
コロナの
状況が落ち着いていれば、部分的な
訓練として
避難所要員の
設営訓練などを行っていきたい、との
答弁がありました。
同
委員から、物理的には不可能だということも理解できるが、
シミュレーション等のやり方や、連携をとるなど、将来に向けてしっかりと
訓練をして記録を残しておくということが大事である、との
意見がありました。
審査を終え、
議員間討議において、
委員から、
情報政策課関係分の
基幹系システムについて、
リースの
保守点検に
ソフトウェアの
バージョンアップ分が含まれていないのは非常に大きな問題である。
ただ、
保守点検、
個人情報の漏洩などの
影響があるため反対はしないが、今後しっかり考えていただきたい、との
意見がありました。
なお、その他
関係分及び
議案第124号についても、
当局の
説明に対し、各
委員から多くの
質疑がなされ、
審査を終了しております。
以上、
総務分科会の
審査報告といたします。
○
委員長(
清水磨男)
當間安則都市建設環境分科会副
委員長。
◎
都市建設環境分科会副
委員長(
當間安則)
ただいま
議題となりました
事件のうち、
都市建設環境分科会関係分について、
審査の
概要を御報告申し上げます。
初めに、
議案第138号、
令和2
年度那覇市
下水道事業会計補正予算(第1号)について申し上げます。
当局から、今回の
補正は、係争中であった「平成25
年度4工区首里石嶺町
地内公共下水道工事における
請負工事代金等請求事件」について、
令和2年10月5日付、
裁判所からの
和解勧告書を踏まえ、
特別損失等を
増額補正するものである。
下水道事業費用は1,234万7,000円増額し、
補正後の額は53億584万4,000円となる、との
説明がありました。
委員から、和解の金額については、既に
原告と
話し合いを終えているのか、
和解金はいつ頃、
原告に支払われるのか、
質疑がありました。
当局から、
和解勧告がなされて、双方、この額でよいということで、
話し合いは進んでいる。今
定例会で議決を得ることができたら、
裁判所が指定した期日の
令和3年1月8日に決定し、
支払い手続となる、との
答弁がありました。
同
委員から、
原告に約5年間様々な
負担をかけているので、二度とこのようなトラブルがないように、業者を育成しながら、
緊張感を持って業務にあたってもらいたい、との
意見がありました。
次に、
議案第134号、
令和2
年度那覇市
一般会計補正予算(第9号)中、
都市み
らい部道路建設課関係分について申し上げます。
当局から、
繰越明許費の
補正について、
道路新設改良費のうち、
道路新設改良事業(
社会資本交付金)を2,500万円増額計上している。
久茂地9号の
道路整備について、
幅員構成に係る
地元住民等との
調整に不測の時間を要していることから、
適正工期を確保するため、翌
年度へ繰越し計上するものである、との
説明がありました。
委員から、
久茂地9号の
道路整備の
スケジュールと、
地元住民との
話し合いの
進捗状況について、
質疑がありました。
当局から、現在、設計を終えた段階で、
久茂地3丁目
大通り会から
陳情書が提出されており、
幅員構成について、合意が図れるよう
調整している
状況である。
調整が整い次第、
年度内に
工事の一部だけでも着手できるよう
スケジュールを組んでおり、今
年度内に契約し、翌
年度中には今回の
補正分は終えたい。
沖銀本店前から一銀線までを、現在の単
年度ごとの
予算規模で、6年程度はかかると見込んでいる、との
答弁がありました。
次に、
公園管理課関係分について申し上げます。
那覇市
松山公園文化交流施設管理運営事業(
令和3
年度)の
債務負担行為補正について、
当局から、
期間として
令和2
年度から
令和3
年度まで、
限度額として1,461万6,000円を追加している。
今
年度で
指定管理者期間が満了するが、
令和3
年度は福州園が
リニューアル工事となることから、
令和3年4月1日から
令和4年3月31日までの1年間を
履行期間として契約締結するため、
債務負担行為を設定するものである、との
説明がありました。
委員から、
リニューアル工事期間や、閉園する
期間、また、なぜ閉園中も
指定管理を入れないといけないのか
質疑があり、
当局から、
リニューアル工事期間は
令和元
年度から
令和3
年度までの3年間である。閉園する
期間は
令和3
年度の1年間である。
指定管理を入れる理由として、大きく3点あり、1点目は、福州園は庭園であるため、休園していても
樹木剪定の
維持管理があること。
2点目は、
松山公園の
有料駐車場の
維持管理を継続する必要があること。
3点目は、福州
園隣接の広場、
交流室でトイレなどがあるクニンダテラスの共用を継続する必要がある、との
答弁がありました。
同
委員から、来
年度の
指定管理料は、今
年度より下がるのか。また、新たな施設として生まれ変わるから、再度、
指定管理者を募集するのか
質疑がありました。
当局から、
指定管理料については、
管理を必要としない部分を削り、前
年度より300万円程度、削減した額で提示している。
工事は
安全面等の確保の観点から暫定的に1年間と設定しており、
リニューアルの
令和4
年度以降については、再度通常の5年間で募集をかけて決定していきたい、との
答弁がありました。
なお、
一般会計補正予算議案における、その他の
関係分、
水道事業会計補正予算議案、
議案第132号についても、
当局の
説明に対し、
委員から多くの
質疑がなされ、
審査を終了しております。
以上、
都市建設環境分科会の
審査報告といたします。
○
委員長(
清水磨男)
坂井浩二教育福祉分科会委員長。
◎
教育福祉分科会委員長(
坂井浩二)
ただいま
議題となりました
事件のうち、
教育福祉分科会関係分について、
審査の
概要を御報告申し上げます。