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令和 02年(2020年)12月14日教育福祉常任委員会(教育福祉分科会)−12月14日-01号
令和 02年(2020年)12月14日厚生経済常任委員会(厚生経済分科会)-12月14日-01号

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  1. 那覇市議会 2020-12-14
    令和 02年(2020年)12月14日厚生経済常任委員会(厚生経済分科会)-12月14日-01号


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    最終取得日: 2021-05-01
    令和 02年(2020年)12月14日厚生経済常任委員会厚生経済分科会)-12月14日-01号令和 2年12月14日厚生経済常任委員会厚生経済分科会厚生経済常任委員会厚生経済分科会)記録                        令和2年(2020年)12月14日(月) ─────────────────────────────────────── ●開催日時  令和2年(2020年)12月14日 月曜日 開会 午前10時1分                    閉会 午後0時36分 ─────────────────────────────────────── ●場所  議会会議室 ─────────────────────────────────────── ●会議に付した事件  常任委員会 1 議案審査 (1)議案第140号 那覇市共同利用施設(那覇市田原自治会館)の指定管理者の指定について    議案第141号 那覇市共同利用施設(那覇市安次嶺自治会館)の指定管理者の指定について    議案第142号 那覇市共同利用施設(那覇市宮城自治会館)の指定管理者の指定について    議案第143号 那覇市共同利用施設(那覇市高良自治会館)の指定管理者の指定について    議案第144号 那覇市共同利用施設(那覇市宇栄原自治会館)の指定管理者の指定について
       議案第145号 那覇市共同利用施設(那覇市当間自治会館)の指定管理者の指定について    議案第146号 那覇市共同利用施設(那覇市真嘉比自治会館)の指定管理者の指定について    議案第147号 那覇市共同利用施設(那覇市小禄自治会館)の指定管理者の指定について (2)議案第127号 那覇市印鑑条例の一部を改正する条例制定について (3)議案第128号 地方独立行政法人那覇市立病院の役員等の損害賠償責任の一部免除に関する条例制定について (4)議案第129号 那覇市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について (5)議案第131号 那覇市食品衛生法施行条例の一部を改正する条例制定について 2 議員間討議  予算分科会 1 議案審査(補正予算・条例) (1)議案第130号 那覇市手数料条例の一部を改正する条例制定について (2)議案第136号 令和2年度那覇市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) (3)議案第134号 令和2年度那覇市一般会計補正予算(第9号)中関係分 2 議員間討議  常任委員会 1 付託議案の表決 2 閉会中継続審査申し出について ─────────────────────────────────────── ●出席委員  委 員 長 前 田 千 尋   副委員長 吉 嶺   努  委  員 永 山 盛太郎   委  員 平 良 識 子  委  員 上 原 安 夫   委  員 喜舎場 盛 三  委  員 桑 江   豊   委  員 奥 間 綾 乃  委  員 上 原 仙 子 ─────────────────────────────────────── ●欠席委員 ─────────────────────────────────────── ●説明のため出席した者の職、氏名  儀 間 ひろみ 市民文化部副部長  宮 里  仁  まちづくり協働推進課長  平 良 有 司 まちづくり協働推進課副参事  当 山 浩 子 市民文化部副部長兼ハイサイ市民課長  島 袋  晃  ハイサイ市民課担当副参事  国 吉 真 永 健康部副部長兼保健総務課長  安座間  勉  保健総務課医療体制支援室長  崎 濱 秀 司 国民健康保険課長  大 城 豊 政 国民健康保険課副参事  岸 本  敦  生活衛生課長  仲宗根 輝 子 地域保健課長  座 安 まり子 市民生活安全課長  新 垣 和 彦 文化振興課長  佐久川 泰 尚 文化振興課新市民会館建設室長  大 城 敦 子 文化財課長  高 宮 修 一 経済観光部副部長  町 田  務  商工農水課長  赤 嶺 文 哉 観光課長 ─────────────────────────────────────── ●職務のため出席した事務局職員の職、氏名  又 吉 明 子 調査法制課長  佐々木 優 佳 議事管理課主査  宮 城 勝 哉 調査法制課主幹 ───────────────────────────────────────                             (午前10時1分 開会) ○委員長(前田千尋)  ハイタイ、おはようございます。  委員会・分科会を開会する前に、本日の出欠状況について御報告申し上げます。  委員会定数10人中、出席7人、吉嶺努副委員長、また平良識子委員からは、少し遅れる旨の連絡がございました。 ○委員長(前田千尋)  それでは、定足数に達しておりますので、ただいまから厚生経済常任委員会・分科会を開会いたします。  初めに、今定例会における審査日程の協議をいたします。  お手元に審査日程案を配付しておりますので、休憩をして協議したいと思います。  休憩いたします。 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  審査日程につきましては、休憩中に協議した案のとおり進めることに御異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  御異議なしと認め、そのように決しました。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入室) 【厚生経済常任委員会】 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  これより常任委員会の審議に入ります。  初めに、議案第140号、那覇市共同利用施設(那覇市田原自治会館)の指定管理者の指定についてから、議案第147号、那覇市共同利用施設(那覇市小禄自治会館)の指定管理者の指定についてまでの8件の議案については、関連しますので、一括して議題といたします。  宮里仁まちづくり協働推進課長、説明をお願いいたします。 ◎まちづくり協働推進課長(宮里仁)  おはようございます。まちづくり協働推進課宮里です。  それでは議案第140号、那覇市共同利用施設(那覇市田原自治会館)の指定管理者の指定についてから、議案第147号、那覇市共同利用施設(那覇市小禄自治会館)の指定管理者の指定についてまでの8件の議案につきましては、関連いたしますので一括して御説明いたします。  市内8か所にある那覇市共同利用施設指定管理者の選定につきましては、本市と協定を締結している自治会との間において、土地無償貸与契約及び負担付寄附金の受入契約に基づき、当該施設が建設された経緯や、施設の維持管理費の負担を含む協定を締結していることに加え、本市が定める指定管理者制度に関する運用指針の3の2に定める地域密着型施設に該当するといった理由から、非公募とし、現在の指定管理者である当該自治会のみを申請団体として、那覇市協働によるまちづくり推進審議会に諮問しております。  当審議会において審議した結果、市内8か所にある共同利用施設について、当該各自治会を指定管理予定候補者として選定する旨の答申をいただいております。  指定期間は、令和3年4月1日から令和8年3月31日までとなっております。  よろしく御審査くださいますようお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  おはようございます。  この共同利用施設の指定管理はもう何年も続けてこられていると思うんですけれども、最近建物も老朽化したりとか、いろいろ維持管理していく上でもいろいろ問題出てきてるかなと思うんですが、その辺は今現状って何か、こういう困ったことがあるとかありますか。 ○委員長(前田千尋)  宮里仁まちづくり協働推進課長。 ◎まちづくり協働推進課長(宮里仁)  はい。仙子委員からありましたとおり、当該8か所の施設については、古いところでは40年たっている施設もございます。老朽化が進んでいる建物もございますので、施設の管理につきましては、指定管理者と協議しながら、リスク管理と責任分担をやっていきたいなというふうに思っております。  協議の上で、指定管理者が補えない部分の修繕等につきましては、那覇市と協議しながら、それを修繕、あるいは今後の長寿命化も含めながら改善していきたいなと思っております。 ○委員長(前田千尋)  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)
     よろしくお願いします。  これからもっともっとまた老朽化が進んでいくという中では、多分これまで以上にいろんなことが出てくるかなと思うんですけれども、どうしたらいいかなというのを一緒になって考えていただけたらなと思います。よろしくお願いします。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  お疲れさまです。確認だけお願いします。  通常公共施設の指定管理だと、補助金が出たりとか、いろんなのをしますが、今回のこの8個に関しては、このまま指定管理するけど、補助金とかそういったのはないんですか。 ○委員長(前田千尋)  宮里仁課長。 ◎まちづくり協働推進課長(宮里仁)  当該共同利用施設については、那覇空港の航空機騒音問題とか、米軍用地の住宅の設置等によって、国庫補助が入った施設になっております。  那覇市の公の施設というふうに位置付けておりますので、先ほど仙子委員からありましたとおり、一義的には指定管理者に管理をお願いしているところですが、老朽化が進んでおりますので、そういったところについて言うと、那覇市と協議しながら施設の修繕については検討していくこととなります。  鉄筋の施設でございますので耐用年数が50年というふうに位置付けられております。先ほど40年を超えている施設もあるというふうにお話ししましたけれども、耐用年数を超えた場合には、また国のほうから補助金をもらえるところなんですが、耐用年数を超えない場合は返還金が生じてきますので、残りの10年弱を、どうにか長寿命化も含めながら、施設管理しながら、那覇市のほうでも、施設を維持管理する上で財政負担も視野に入れながらやっていきたいと思っております。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  基本的に水道とか、そういった光熱費なんか、消耗品なんかは全て自治会持ちということでいいの。 ○委員長(前田千尋)  宮里仁課長。 ◎まちづくり協働推進課長(宮里仁)  はい。そのとおりでございます。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  ありがとうございます。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  確認ですけどね。議案書の63ページ、田原自治会の代表者と、議案書67ページの宮城自治会の代表者、同姓同名、同じ人じゃないよね。 ○委員長(前田千尋)  宮里仁まちづくり協働推進課長。 ◎まちづくり協働推進課長(宮里仁)  はい。同姓同名の異なる人でございます。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  分かりました。  それで先ほど、特にこの議案に反対するものではないんですが、指定管理の条件として、土地の無償貸与というのと負担付寄附金というのがございました。土地の無償貸与というのは理解できるんですが、負担付寄附金というのを少し御説明お願いできますか。 ○委員長(前田千尋)  宮里仁まちづくり協働推進課長。 ◎まちづくり協働推進課長(宮里仁)  先ほど永山委員のところでも説明しましたけれども、国庫補助が入っております。この施設については、那覇空港の騒音問題に関して国のほうが補助するという施設になっておりますので、一義的には自治会の土地も無償貸与しているところです。  負担付寄附金については、那覇市の施設にはなりますけれども、自治会からの負担と国庫補助を使っての施設というふうに位置付けられているところです。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  理解できました。  今回8件の指定管理の提案がなされているんですが、このような共同利用施設という形で自治会の管理をしているところというのは市内で幾つあるんですか。それ以外にもあるんですか。 ○委員長(前田千尋)  宮里仁まちづくり協働推進課長。 ◎まちづくり協働推進課長(宮里仁)  まちづくり協働推進課で管理しているものについては8件でございます。正確な数字は私のほうでは把握しておりません。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  ちょっと理解できないんだけど、まちづくり協働推進課以外にも主管しているところがあるということですか。 ○委員長(前田千尋)  宮里仁まちづくり協働推進課長。 ◎まちづくり協働推進課長(宮里仁)  失礼しました。  共同利用施設という位置付けでいうと、まちづくり協働推進課が管理している8件でございます。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  自治会館についてはそういう形で、それ以外にも共同利用施設はあると理解していいわけですね。まあ主管じゃないかもしれないけど。 ○委員長(前田千尋)  宮里仁まちづくり協働推進課長。 ◎まちづくり協働推進課長(宮里仁)  那覇市にある共同利用施設については8件ございます。他の市町村にも当該利用施設は、那覇空港に隣接している市町村でございます。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  自治会関係としては、その8件のみという形で理解していいわけですね。 ○委員長(前田千尋)  宮里仁課長。 ◎まちづくり協働推進課長(宮里仁)  はい。そのとおりでございます。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  分かりました。  以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。                  (「なし」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入替え) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に議案第127号、那覇市印鑑条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  当山浩子参事ハイサイ市民課長、説明をお願いいたします。 ◎市民文化部参事ハイサイ市民課長(当山浩子)  それでは、議案第127号、那覇市印鑑条例の一部を改正する条例制定について、提案理由を説明いたします。  今回の提案は、本市が性の多様性に関する取組を推進する中で、人権に配慮する観点から、印鑑登録証明書について男女の別の記載を削除するとともに、同証明書の交付申請の方法を増やして、市民の利便性の向上を図るため提案するものでございます。  御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)
     これより質疑に入ります。  いかがでしょうか。                  (「進行」と言う者あり)  よろしいですか。 ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入替え) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に、議案第128号、地方独立行政法人那覇市立病院の役員等の損害賠償責任の一部免除に関する条例制定についてを議題といたします。  国吉真永副部長兼保健総務課長、説明をお願いいたします。 ◎健康部副部長兼保健総務課長(国吉真永)  ハイサイ、保健総務課ヤイビーン。ユタサルグトゥ ウニゲーサビラ。  議案第128号、地方独立行政法人那覇市立病院の役員等の損害賠償責任の一部免除に関する条例案について御説明さしあげます。お手元に配付しました健康部の説明資料に沿って説明したいと思います。  まず1ページのほうをお開きください。条例制定の提案に至る経緯となっております。  平成29年6月に地方自治法等の一部を改正する法律の公布により、地方独立行政法人法の一部が改正され、第19条の2が新設され、本年4月に施行されております。  (2)のほうになりますが、平成27年12月に取りまとめられた総務省の地方独立行政法人制度の改革に関する研究会報告書において、前年に実施された国の独立行政法人制度改正を踏まえた対応として、地方独立行政法人においても、法人の適正な業務運営を担保するための組織規律の強化に資すると考えられるため、役員の責任に関する見直しを行うこと、また不祥事等の具体的な事例はないものの、問題事例の発生を防止するためにガバナンス強化の規定を置くことは有用という見直し方針が示されたことを受けてのものとなっております。  飛びますが、4ページのほう御覧ください。  地方独立行政法人法第19条の2第1項で、地方独立行政法人の役員又は会計監査人は、その任務を怠ったときは、当該地方独立行政法人に対し、これによって生じた損害を賠償する責任を負うことが明記されました。  この場合において、同条第2項で、設立団体の長の承認がなければ、その責任を免除することができないこと、第3項で、長が承認しようとするときは、議会の議決を経なければならないとされております。ただし、同条第4項において、前2項の規定にかかわらず、第1項の損害賠償責任について、役員等が職務を行うにつき善意でかつ重大な過失がない場合において、最低責任限度額を条例で定めている場合には、役員等が賠償の責任を負う額から当該条例で定める額を控除していた額を限度として、設立団体の長である市長の承認を得て免除することができる旨を業務方法書で定めることができるとされたことから、今回地方独立行政法人那覇市立病院の役員等の損害賠償責任の一部を免除することに関し、必要な事項を定めるものとなっております。  3ページのほうになりますが、具体的には本条例案は、最低責任限度額の算定方法を定めるもので、役員おのおの基準報酬年額に、理事長又は副理事長は6を、理事は4を、監事又は会計監査人は2を乗じて得た額を最低責任限度額とする内容となっております。したがって役員等が負った損害賠償責任額のうち、当該最低責任限度額を超える額が免除されることとなります。  これらの基準及び額は、4ページの下のほうになりますが、地方独立行政法人法施行令第3条の2で定める参酌基準と同じものとなっております。  本条例は公布の日から施行することとなっておりますが、市立病院において業務方法書を改正し、市長がそれを認可した日以降の事実が一部免除の対象となります。  なお、ホームページ等で確認したところ、病院事業を営む地方独立行政法人を設立している自治体56団体のうち21団体が、本年9月末時点で制定済み、または制定に向け議会議決を得ております。  御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  ちょっと分かりづらいもんで、すみません。その任務を怠って、法人に対してこれに生じた損害賠償って、どういった損害賠償があるのか。例えば医療事故が起こって、病院に多額の損害を与えて、払うときにこの人も責任があるとか、そう意味なのかな。 ○委員長(前田千尋)  国吉真永副部長。 ◎健康部副部長兼保健総務課長(国吉真永)  今委員から御指摘のありました医療事故につきましては、基本的に病院のほうは全て保険に入っておりますので、その保険で填補されることから、法人そのものに対する損害というのは想定しづらいのかなと思っております。  例えば、未収金の回収を怠ってであるとか、報酬を算定する場合に誤って過少に請求してしまったとか、そういう場合で法人そのものに入ってくるべき収入が入ってこなくなったとか、あとは、例えば医療機器を発注する場合に、法外な金額で契約してしまったことによる損害とか、そういうものが一般的には想定されるのかなと考えております。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  じゃ普通にあまり起こり得ないようなものだってこと? ○委員長(前田千尋)  国吉真永副部長。 ◎健康部副部長兼保健総務課長(国吉真永)  先ほどお話ししました研究会の報告書においても、今まで事例はほとんどないというふうに伺っております。あまり想定はないとは思いますが、全くないとは言い切れないものですから、規定を設けているところです。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  分かりました。ありがとうございました。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。                  (「進行」と言う者あり)  よろしいですか。 ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入替え) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に、議案第129号、那覇市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  崎濱秀司国民健康保険課長、説明をお願いいたします。 ◎国民健康保険課長(崎濱秀司)  ハイサイ、おはようございます。よろしくお願いします。  議案第129号、那覇市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について御説明いたします。議案書の33ページと34ページになっております。  新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した国保被保険者への対応として、国が示す基準に従い保険税を減免した場合、国がその全額を財政支援することとなったため、本市は令和2年5月26日に保険税減免取扱要領を制定し、国民健康保険税の減免を実施しております。  減免の対象となる保険税については、本年、令和2年2月1日から令和3年、来年の3月31日までの間に納期限が設定されているものとなっております。  さて、条例改正の内容ですが、議案書の34ページです。令和2年6月定例会において、減免の申請期限について、令和2年2月以降の既に納期限が過ぎている保険税についても減免の対象とするため、遡求して申請できる期限を本年8月31日までとしました。改正前の一番下のほうになります。  ただ、新型コロナ感染拡大の第2波、第3波を受けて、さらに延長する必要が生じたため、遡求して申請できる期限を令和3年3月31日までとするものでございます。改正後の一番下のほうになります。  なお、本年11月末日までの減免実績は、決定件数1,043件、減免総額1億4,202万8,600円となっており、今回の改正でさらに増えるものと考えております。  以上、よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  今の件数と金額は11月までですか。現時点までですか。 ○委員長(前田千尋)  崎濱秀司国民健康保険課長。 ◎国民健康保険課長(崎濱秀司)  11月末日までになっております。1世帯平均が113万6,000円となっております。 ○委員長(前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  分かりました。  8月までだったので、9、10月と、そういう申請見込みの対象者がまだ申請を控えているのかなと思っていましたけど、11月時点でも今の受付をやっているんですか。 ○委員長(前田千尋)  崎濱秀司課長。 ◎国民健康保険課長(崎濱秀司)  8月31日から来年の3月31日までにする期間、ちょっと空白期間がありますので、その間仮受付しておいて、成立後にまた受付して、速やかに決定していきたいと思っております。 ○委員長(前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  分かりました。頑張ってください。 ○委員長(前田千尋)  ほかにございませんか。  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  今だから11月末現在で、1,000件余りで1億4,000万の減免があったと。来年3月31日まで延びると、どれぐらいという想定というのはできるんですか。 ○委員長(前田千尋)  崎濱秀司健康保険課長。 ◎国民健康保険課長(崎濱秀司)  当初、早めに申請していただくように、早めの支給というか、早めの援助というか、支援させていただくために、なるべく早く受付、申請していただくように、CMとか広報とかやってきたんですけど、やはり第2波、第3波が出てきましたので延長する必要があります。
     ただ、どこまで増えるかというのは、正直ちょっと把握できてはいないんですが、さらに広報等をして、1件でも支援につなげたいと思っております。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  そうですね。大体半年、7か月ぐらいで1億4,000万いってるわけですから、2波、3波考えると、その倍以上になるんじゃないかなという思いがありますね。  そちら辺は想定をされて、しっかりやってもらいたいと思いますね。どうですか。 ○委員長(前田千尋)  崎濱秀司課長。 ◎国民健康保険課長(崎濱秀司)  そうですね。比較が去年の収入と今年の収入、3割以上減少した方が対象になっております。  その中で、9月以降どれだけ影響が出てきたのか、それまでに申請された方もいらっしゃいますので、その辺りちょっとこちらでも精査して、なるべく多くの支援をしていきたいと思っております。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  個別に、丁寧に、ぜひやっていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  これは全額国が補填するようになってるんですか。 ○委員長(前田千尋)  崎濱秀司課長。 ◎国民健康保険課長(崎濱秀司)  現在のところ、全額財政支援の対象となっております。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  市が負担する部分なんかございますか。少しでも。全くない。 ○委員長(前田千尋)  崎濱秀司課長。 ◎国民健康保険課長(崎濱秀司)  いえ、全額なので、特にこちらのほうで負担という形はないんですが、そのためにも1件でも多く支援の必要があると思っております。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  はい、結構です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  よろしいですか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入替え) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に、議案第131号、那覇市食品衛生法施行条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  岸本敦生活衛生課長、説明をお願いします。 ◎生活衛生課長(岸本敦)  おはようございます。  議案第131号、那覇市食品衛生法施行条例の一部を改正する条例制定について御説明いたします。  本案は、食品衛生法の一部の改正に伴い、那覇市食品衛生法施行条例の一部を改正するものであります。  食品衛生法の一部を改正する法律は平成30年6月に公布され、改正する規定により、3段階で施行することとなっており、今回は最終の3次改正として、令和3年6月1日の施行分となっております。  3次改正では、同法第55条第1項に規定する飲食店営業、その他公衆衛生に与える影響が著しい営業において、営業許可業種の再編が主な改正内容となっており、那覇市食品衛生法施行条例に規定されている営業許可を受けた者の、休業、廃業等の届出、及び営業許可業種以外の営業を営む者が行う届出について、食品衛生法及び厚生労働省令に規定されることに伴い、当該規定を削除し、併せて条項のずれについて字句整理を行ったものであります。  以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  いかがでしょうか。  よろしいですか。                (「はい」「進行」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者退室) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  これより議員間討議に入ります。  御意見ありませんか。                  (「なし」と言う者あり)  よろしいですか。 ○委員長(前田千尋)  特にないようでありますので、討議を終了いたします。  休憩いたします。 【予算決算常任委員会厚生経済分科会】 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  これより分科会の審査に入ります。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入室) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  これより分科会の審査に入ります。  議案第130号、那覇市手数料条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  岸本敦生活衛生課長、説明をお願いいたします。 ◎生活衛生課長(岸本敦)  議案第130号、那覇市手数料条例の一部を改正する条例制定について御説明いたします。  本案は、食品衛生法の一部の改正に伴い、同法及び同法施行令に基づく事務に係る手数料において、那覇市手数料条例の一部を改正するものであります。  食品衛生法の一部を改正する法律は平成30年6月に公布され、改正する規定により3段階で施行することとなっており、今回は最終の3次改正として、令和3年6月1日の施行分となります。  3次改正では、同法第55条第1項に規定する飲食店営業、その他公衆衛生に与える影響が著しい営業において、営業許可業種の再編が主な改正内容となっており、那覇市手数料条例に規定されている営業許可業種においては、新設、廃止、統合等の再編が必要になったことに伴う手数料の名称及び額等の一部を改正すること、また、営業許可証の再交付におきまして、紛失、破損等の営業者の過失によるものであり、業務負担となっていることから、手数料を新設し、併せて条項のずれについて字句整理を行ったものであります。  以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  いかがでしょうか。  進行してよろしいですか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。
                     (休憩中に答弁者入替え) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に、議案第136号、令和2年度那覇市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  崎濱秀司国民健康保険課長、説明をお願いいたします。 ◎国民健康保険課長(崎濱秀司)  ハイサイ、引き続きよろしくお願いいたします。  議案第136号、令和2年度那覇市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について御説明いたします。  健康部の説明資料1ページをお願いいたします。上段が歳入、下の段が歳出となっております。それぞれ左から行ナンバー、科目、補正前の金額、今回の補正額、右端が補正後の金額となっており、補正のある科目は黄色の網かけで表示しております。よろしいでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  大丈夫ですか。  お願いします。 ◎国民健康保険課長(崎濱秀司)  今回の補正は、歳入の一番下24行目と歳出の一番下51行目にそれぞれ合計がありますが、その右から2番目にございますとおり、歳入、歳出ともに4億1,270万8,000円を増額し、補正後の歳入、歳出の予算総額を393億6,813万9,000円とするものでございます。  それでは、下の段、歳出予算の主なものについて御説明いたします。  29行目、収納率向上特別対策事業費で142万2,000円の増額がございます。これは、職員の時間外勤務手当の増額となっており、今年度新型コロナウイルス感染症に係る保険税の減免業務が新たに発生し、当初想定していた以上の超過勤務を要することとなったためでございます。  次に、33行目の国保事業費納付金後期高齢者支援金分で122万4,000円の減額がございます。これは、過年度の精算による県からの決定通知に基づくものでございます。  次に、44行目、保険給付費等交付金償還金で4億1,211万5,000円の増額がございます。これは、令和元年度分保険給付費等交付金、医療費に係る交付金でございますが、その実績精算に基づき、超過交付分を沖縄県へ返還するためのものでございます。  次に、上の段、歳入予算について御説明いたします。  7行目、職員給与費等で181万7,000円の増額がございます。これは、先ほど説明しました職員時間外勤務手当の増額を含む、歳出第1款総務費について、一般会計からの繰入れを行うものでございます。  10行目、財政安定化支援繰入金で1,866万円の減額がございます。これは、一般会計からの繰入れに要する経費について、一部地方交付税措置が講じられる分ですが、県からの決定通知により減額となっております。  最後に21行目、歳入欠陥補填収入で4億2,955万1,000円の増額がございます。これは、歳出に見合うだけの歳入がないため、この項目で計上しております。補正後の額が約11億円となり、政策的繰入金10億円を含めると約21億円、予備費5億円を執行しなかった場合で約16億円が現時点での単年度赤字額となっております。  以上が、議案第136号、令和2年度那覇市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)の概要でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  1つだけ、やっぱり人が少なくなって、時間外手当とかが大分増えているみたいですけど、一番多い人でどのぐらい残業しているとか。  分からん?分からんかったらいいんだけど、そのときと比べて今はどんなですか。やっぱり残業がずっと続くと大変なんで、その辺の部分に関して。 ○委員長(前田千尋)  崎濱秀司国民健康保険課長。 ◎国民健康保険課長(崎濱秀司)  減免の業務については、6月に当初通知ということで、最初に課税通知を送るんですが、6月、7月、8月がちょっとピークでございまして、やっぱり100時間近くなる場合もあるんですが、今は比較的落ち着いている状況でございます。ちょっと休職者もいるものですから、その辺も含めて体調管理等、今後も気をつけてやっていきたいと思います。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  100時間超えるとちょっときついかもしれないんで、ぜひその辺のケアもよろしくお願いします。  以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  この歳入欠陥補填収入4億2,000万円というのは、どこから入ってくるの。何かそういう項目がないから、そうせざるを得ないという。もうちょっと何か、こちら辺がよく理解できない。 ○委員長(前田千尋)  崎濱秀司課長。 ◎国民健康保険課長(崎濱秀司)  そのとおりでございまして、今歳入欠陥補填収入というのは、歳出と歳入の額を同額にしないといけないものですから、今この項目で措置しているんですが、決算のときに、政策的繰入なのかどうか含めて、繰上充用なのかどうか含めてやっていく形になります。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  先ほど、単年度だと約16億円の赤字になるという話、これは単年度というのは令和2年度ということで理解していいのかな。 ○委員長(前田千尋)  崎濱秀司課長。 ◎国民健康保険課長(崎濱秀司)  現在のところ、そういう額になっているんですが、年度末に向けて、再度収納対策とか含めて圧縮をしていきたいと思っております。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  累積だと幾らになるんですか。 ○委員長(前田千尋)  崎濱秀司課長。 ◎国民健康保険課長(崎濱秀司)  累積赤字は、平成29年度でなくなっております。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  ということは、単純に今は約16億というふうに理解していいですね。  運営が市から県に移行すれば、ある程度改善されるのかなという思いもかなりあったんですが、まだまだやっぱり厳しいということで理解していいんですかね。 ○委員長(前田千尋)  崎濱秀司課長。 ◎国民健康保険課長(崎濱秀司)  私どもも少しずつよくなってくると思ってはいたんですが、前期高齢者の問題も含めてですね。  今年度に限っては、やはり新型コロナの関係で、国保の税収もちょっと厳しい状況が見込まれているものですから、それ以外のものも含めて、先ほど言った赤字の圧縮を図っていきたいと思っております。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  だから、前期高齢者がやっぱりだんだん増えていくわけですから、当然これは年々改善されていくだろうという思いがあった中で、こんなに赤字が出るのかなと、先ほどコロナの影響という話もありましたけれども、やはり厳しいなという感じだな。  これはあれかね。全部段階的に解消するまでには、あと何年ぐらいかかるのかなという思いがあるんですけど、大体の予測というのができるんですか。 ○委員長(前田千尋)  崎濱秀司課長。 ◎国民健康保険課長(崎濱秀司)  前期高齢者の数に関しては、予測としては令和6年度に全国並みになっていくんだろうという形で、それなりに改善は図られるとは思うんですが、ちょっと今の財政赤字の圧縮をどこまで図られるかというのを再度精査して、健全化に努めていきたいと思っております。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  頑張ってください。以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  よろしいですか。                     (質疑なし) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入替え) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に、議案第134号、令和2年度(2020年度)那覇市一般会計補正予算(第9号)中、健康部保健総務課関係分について議題といたします。  国吉真永副部長兼保健総務課長、説明をお願いいたします。 ◎健康部副部長兼保健総務課長(国吉真永)  ハイサイ、保健総務課ヤイビーン。ユタサルグトゥ ウニゲーサビラ。
     令和2年度一般会計補正予算(第9号)中、保健総務課分について御説明いたします。お手元に配付しました健康部説明資料の2ページのほうをお開きください。  最初に歳入について御説明さしあげます。  1番、感染症予防費は、1億1,004万3,000円を増額補正するものです。新型コロナ感染症対応に係る歳出増によるもので、補助率は補助対象経費の2分の1となっております。  2番、感染症対策費(感染症患者入院医療費)は9,273万5,000円を増額補正するものです。新型コロナ感染症患者の入院医療費に要する経費に係る補助金で、補助率は4分の3となっております。  3番、感染症対策費は108万円を増額補正するものです。感染症対策特別促進事業として、相談業務等に従事する看護師職に対する報酬で、補助率は2分の1となっております。  続きまして、歳出について御説明いたします。3ページのほうをお開きください。  1番、病院事業運営費負担金は3,595万4,000円を増額補正するものです。令和元年度の実績に対する精算分となっております。主な内訳は、救急医療の確保に要する経費で3,335万4,000円、医師確保に対する経費として1,187万1,000円の増、また、高度医療に要する経費として548万円、院内保育所の運営に要する経費として1,151万1,000円の減となっております。  2番、感染症予防事業費は3億5,432万3,000円を増額補正するものです。新型コロナウイルス感染症対応として、保険診療検査に係る自己負担分や行政検査に係るPCR検査等の委託料、時間外勤務手当等の職員手当、看護師等への報償費、患者移送等に要する燃料費、患者や医療機関への連絡に要する切手代や携帯電話使用料及び感染症患者の入院医療費に係る増額分となっております。  3番、市内協力医療機関支援事業(新型コロナ関連)は、新たに4億1,000万円を増額補正するものです。  市内の4協力医療機関は、新型コロナ対応で、病床稼働率の悪化や外来制限等により大幅な減収となっています。沖縄県が空床補填等の支援を行っていますが、収益減少の解消にまでは至っておりません。4協力医療機関は、平時においては年間1万1,000件を超える救急搬送を受け入れる救急告示病院でもあり、本市においても、地域医療を守る観点からも支援金を交付するものです。また、入院対応ができない中でも、多数の発熱患者の相談、診療、検査に積極的に取り組む4協力医療機関以外の市内の医療機関にも、併せて協力金を交付するものとなっております。  4ページを御覧ください。最後に、繰越明許費の補正として、第4款第1項中、病院事業債貸付金10億9,310万円を追加しています。  これは、新型コロナウイルス感染症の影響により病院内への入館が制限され、設計者との詳細ヒアリング等の実施に不測の日程を要したこと、市立病院の既存建築物(駐車場部分)をPCR検査の検体採取場所として利用していたことから解体撤去の着手が遅れたこと、今般の新型コロナウイルス感染症患者対応を踏まえ、より感染症に対応できる新病院建設を目指し、基本設計の一部を見直すためとなっております。  御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  3ページの3番目の市内協力医療機関支援事業(新型コロナ関連)、4億1,000万円、内訳は右側にありますけども、4医療機関への支援ということですが、病院別に4億1,000万円の内訳というのはあるんですか。 ○委員長(前田千尋)  国吉真永副部長。 ◎健康部副部長兼保健総務課長(国吉真永)  4医療機関ごとに内訳を今考えておりますが、公表することは差し控えたいと思っておりますので、これを公表してしまうと、4医療機関の経営状況が表に出てしまうものですから、これは差し控えたいと考えております。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  じゃ、それは何、公表はできないというの。 ○委員長(前田千尋)  国吉真永副部長。 ◎健康部副部長兼保健総務課長(国吉真永)  現時点では公表は差し控えたいと考えております。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  いつの時点で公表するの? ○委員長(前田千尋)  国吉真永副部長。 ◎健康部副部長兼保健総務課長(国吉真永)  個別の医療機関ごとではなくて、あくまでも総額としての公表としかならないかと考えております。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  前に、確か喜舎場議員が、あれは6月、9月議会だったかな。6月議会だったか、市立病院の質問をしたときに、市立病院は1か月間で1億8,000万円の赤字が出ていたと答弁がありました。  だから、答弁でも出ているわけですから、その赤字の金額というのは公表できるんじゃないかなという思いがあったんだけど、公表することによってどういう弊害が出てくるの? ○委員長(前田千尋)  国吉真永副部長。 ◎健康部副部長兼保健総務課長(国吉真永)  おのおのの医療機関ごとの公表されているものであれば、うちらも公表して構わないと思っているんですが、病院そのものが公表してない事項について、行政として公表することは差し控えたいなと考えております。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  いずれにしても、コロナの関係で県や国に協力をしてそういう患者を受け入れているおかげで、別の患者が入ってこない。その悪循環がずっと繰り返されてる状況の中で、本当これは非常に大事な事業だと思います。  これは、那覇市は那覇市としての4億1,000万ありますけれども、国は国からのものがまたあるんでしょうか。そういう支援は。 ○委員長(前田千尋)  森永健海主幹。 ◎保健総務課主幹(森永健海)  基本的に、新型コロナ対策として大きく2つの交付金がございまして、1つが包括支援交付金と、もう1つが地方創生臨時交付金になっておりまして、沖縄県のほうで空床補填などのものについて、包括支援交付金を使って交付しております。  今回、那覇市がやりたい事業については、地方創生臨時交付金を財源にして行いたいと考えております。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  県からの支援が、那覇市以外にどれぐらいあるのかという金額等は答弁できますか。 ○委員長(前田千尋)  森永健海主幹。 ◎保健総務課主幹(森永健海)  金額については、県のほうもまだ公表しているものではないもんですから、私どもの積算に当たっても、実際に医療機関のほうからどれぐらい入ってきてますかというのを教えていただいてるという状況でございますので、ちょっと公表については差し控えたいなと考えてます。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  まあ大変だ、大変だというのは分かってるんですけれども、どれぐらい大変かというのが、身近にどれぐらい赤字を抱えてるのかなというのが実感として入ってこない。  それは公表できない部分というのはあるんですけれども、確かに今はもう第3波、約9割あたりの病床が逼迫している状況の中で、本当に今一番支援をしなくちゃ、お金を一番入れなくちゃいけない部分だろうなというふうに思っている中で、これはもうぜひ国も県も市も一緒になって頑張ってもらいたいと思ってますが、先ほど4協力医療機関以外という話がありましたけども、以外に関してもこの予算から出るの。それとも別にあるの。 ○委員長(前田千尋)  国吉真永副部長。 ◎健康部副部長兼保健総務課長(国吉真永)  4億1,000万のうち4億を4医療機関に、残りの1,000万を4医療機関以外のところにというふうに考えております。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  分かりました。  いずれにしても、これは非常に今一番大事な事業だと思いますので、しっかりお願いしたいと思います。早急に。  以上です。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  今のと同様の質問なんですが、下のほうに診療検査協力医療機関協力金というのがありますね。これは要するに、町医者が検査をしたりすると、市の協力のあれですね。協力金ですね。どうなんですかね。そういうことですよね。確認ですけど。 ○委員長(前田千尋)  国吉真永副部長。 ◎健康部副部長兼保健総務課長(国吉真永)  町なかのクリニックであるとか、4医療機関以外の病院とか、そういうところを考えております。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  そこに対する協力金の決定は、どのようにして決定するんですか。 ○委員長(前田千尋)  国吉真永副部長。 ◎健康部副部長兼保健総務課長(国吉真永)  4協力医療機関以外の医療機関につきましても、先ほど委員からお話がありましたように、検査等協力いただいてるものですから、ただかなりばらつきがありまして、全くやらない医療機関が結構ありますし、積極的に協力いただける医療機関も結構あるもんですから、この辺の貢献度が高いといいますか、そういう医療機関を対象に考えております。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  じゃ少ないところは、要するに何件以上とかと決めて、それより下のところというのは協力金を出さないということなんですか。
    ○委員長(前田千尋)  国吉真永副部長。 ◎健康部副部長兼保健総務課長(国吉真永)  はい。その予定で考えております。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  はい。ありがとうございました。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  すみません。  3ページ、政策説明資料では74ページなんですけど、感染症予防事業費についてですけれども、扶助費というのはどういったものの内訳になりますか。 ○委員長(前田千尋)  国吉真永副部長。 ◎健康部副部長兼保健総務課長(国吉真永)  入院等に要する費用であるとか、治療に要する費用というふうに考えていただければいいのかなと思います。 ◆委員(奥間綾乃)  うん? ◎健康部副部長兼保健総務課長(国吉真永)  治療。 ○委員長(前田千尋)  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  事業内容及び効果のほうの③では、HIVやクラミジア、梅毒などの検査・相談なども入ってますが、これ一時停止してたと思われるんですが、再開してるかどうかも少し教えてください。 ○委員長(前田千尋)  国吉真永副部長。 ◎健康部副部長兼保健総務課長(国吉真永)  HIV検査につきましては、12月1日から予防週間ということで、1週間だけ再開をいたしました。 ○委員長(前田千尋)  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  補正額のほうが1億余ってるんですが、これはコロナに関するほうでの増額という考え方でいいですか。 ○委員長(前田千尋)  国吉真永副部長。 ◎健康部副部長兼保健総務課長(国吉真永)  HIV等につきましては、当初予算の中で予算は組んでありますので、今回のものはコロナ関係のというふうに理解していただいてよろしいかと思います。 ○委員長(前田千尋)  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  分かりました。ありがとうございます。 ○委員長(前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  今のところの関連で少し教えていただきたいのは、当初新型コロナが発生した第1波の頃は、検査の件数が20~30ぐらいだったと思うんですけども、現在のPCR検査能力というか、1日当たりとか、それは分かりますでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  国吉真永副部長。 ◎健康部副部長兼保健総務課長(国吉真永)  現在、那覇市のほうでは、うるま市にあります検査機関と那覇市の西町のほうにあります検査機関の2か所に出しております。  今月からは、うるま市のほうは距離的なものがあるものですから、西町のほうに一本化したいなということで調整をしているところですが、西町のほうでは1日300件の検体の検査ができるような形で今調整をしているところでございます。 ○委員長(前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  先ほどの4医療機関への協力金のお話ですけども、4協力機関以外の診療所等は、おおよそ何か所ぐらいに協力金が支給されるというのは、言えるんでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  森永健海主幹。 ◎保健総務課主幹(森永健海)  基本的には7月から12月の診療分の実績を見て最終的には確定すると思うんですけども、7月から9月まで3か月分ですと、実際に実績があるのは40か所ぐらいあるんですが、先ほど申し上げたとおり、すごい少ないところもございますので、大体上位15か所ぐらいで8割ぐらいやっていただいてますので、15から20というのを今のところは想定しておりますが、具体的には企画財務部と調整中でございます。 ○委員長(前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  4協力以外の診療所とかは、予算が1,000万ですから、先ほど4医療機関は金額は公表できないということでしたけど、これは大体、要するに10万円、20万円と額が決まってるんでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  森永健海主幹。 ◎保健総務課主幹(森永健海)  額も含めて今調整中でございまして、基本的には基本額というものと、そこに加算というような形のイメージでおります。 ○委員長(前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  先ほどの金額のうち4医療機関の関係ですけれども、皆さん経営が逼迫してるというふうなことですから、この議案が採択されたら、皆さんのところで検討されて、医療機関とかに通知が行って、実際金額が届くというふうな、おおよそのスケジュール的な流れみたいなのは、例えば年度内にはいきますよとか、その辺は御説明できますでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  森永健海主幹。 ◎保健総務課主幹(森永健海)  今回の議会の期末とありますので、なるべく年内に、成立次第、御案内さしあげて、できれば1月中にお支払いできるように進めたいと考えております。 ○委員長(前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  分かりました。ありがとうございます。  以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  吉嶺努副委員長。 ○副委員長(吉嶺努)  病院事業費運営費負担金の中の医師確保に対する経費の補正増なんですけど、これは医師確保、何人程度なのか、あとほかの独法に比べて医師の給与基準が大分高いと思うんですけど、それでも那覇市立病院に来てくれるお医者さんが少ない、その理由とか教えていただければと思います。 ○委員長(前田千尋)  森永健海主幹。 ◎保健総務課主幹(森永健海)  医師確保対策に要する経費については、医師のリクルートに要する経費ではなくて、例えば市立病院の医師事務作業補助員ということで、医師の例えば診断書を書いたり、役所からの意見書を書いたりというか、事務処理作業を補助する事務職を置いてまして、その方々に関する人件費といったものを経費として見ております。  それに伴って、法定福利費についての費用ですとか、あと救急に従事されるドクターに対して、例えば日直をしたら幾ら、当直をしたら幾らという形のものを市立病院のほうで手当として出しておりまして、そういった部分の費用もまた経費として入れております。  今回、増額補正している理由としては、経費があって収入が足りない場合に補正で増やすという形になるんですけれども、例年ですと、入院のDPC係数がどんどん上がってましたので、逆に精算の際には、負担金をもらいすぎてましたということが多かったんですけれども、今回はDPCの係数の見直しがあって、そのために市立病院の収益が少し下がったということがございました。そこで今回、精算で追加で費用を出すという形になっております。  2つ目の医師確保に関しての他との比較なんですが、申し訳ありません。ちょっと今手元に数字がないので、多い、少ないというのは、今お答えできない状況でございます。 ○委員長(前田千尋)  吉嶺努副委員長。 ○副委員長(吉嶺努)  今の説明からすると、確保対策に要する経費が、確保に対する言葉の意味合いが違ってくるんじゃないかと。医師の補助をする人たちがいる、その人件費と言ってて、確保ってじゃ何になるのかというところがよく見えなかったので質問したんですけど。  病院の経営が厳しいから議会で補正を決めていくということになると、独法と言いつつも、やはり足りなくなってくると予算をここから出すわけですよね。人件費も。医師確保じゃなくて、医師の補助をしている人たちの人件費もここから出すということになると、那覇市が関与できることって多くあると思うんですよね。独法に対して。  それで、今の感染症に関して市立病院が担ってる役割は大きいと思うので、この補正に関しては特段ないんですけど、今の医師確保対策という文言とかというのは、我々委員にはちょっと分かりづらいなというところは思いました。ちょっとこれは指摘します。  次、感染症予防事業費なんですけど、職員手当、この内訳を教えてください。  残業代なのか、特殊勤務手当なのか。
    ○委員長(前田千尋)  内容が分かればいいですね。  国吉真永副部長。 ◎健康部副部長兼保健総務課長(国吉真永)  まず正職員分と、いわゆる会計年度任用職員が分かれてるものですから、まず特別勤務手当のほうにつきましては、正職員分が198万円、約200万弱ですね。会計年度職員分が31万5,000円の増額となっております。  時間外勤務当につきましては、保健師分としまして43万6,425円、今のは会計年度です。正職員分につきましては765万1,000円余りとなっております。 ○委員長(前田千尋)  吉嶺努副委員長。 ○副委員長(吉嶺努)  特殊勤務手当は改善されたんですか。 ○委員長(前田千尋)  国吉真永副部長。 ◎健康部副部長兼保健総務課長(国吉真永)  特勤手当につきましては、9月議会のほうで条例改正もあったと思うんですが、それに伴って、2月に遡及されるということになっております。 ○委員長(前田千尋)  吉嶺努副委員長。 ○副委員長(吉嶺努)  ありがとうございます。  会計年度任用職員と正職員の方々の手当なんですけど、残業時間は一番多い人で何時間ぐらいですか。 ○委員長(前田千尋)  国吉真永副部長。 ◎健康部副部長兼保健総務課長(国吉真永)  残業時間は、多い人は100時間を超える月が結構ございます。 ○委員長(前田千尋)  吉嶺努副委員長。 ○副委員長(吉嶺努)  じゃ100時間を超える人は何人いますか。 ○委員長(前田千尋)  国吉真永副部長。 ◎健康部副部長兼保健総務課長(国吉真永)  休憩お願いします。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  国吉真永副部長。 ◎健康部副部長兼保健総務課長(国吉真永)  保健総務課につきましては、大体6人程度かなと考えております。 ○委員長(前田千尋)  吉嶺努副委員長。 ○副委員長(吉嶺努)  議会でも質問して、答弁いただいてるんですけど、人が足りない状況は変わらない。  1人当たりの負担が増えていく中では、今できることは、残業代なり特殊勤務手当をもっと増やすとか、そこしかないと思うので、まずは職員の健康を考えて進めていっていただければと思います。  お疲れさまです。ありがとうございます。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。                  (「進行」と言う者あり)  よろしいですか。 ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入替え) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に、地域保健課関係分について、仲宗根輝子地域保健課長、説明をお願いいたします。 ◎地域保健課長(仲宗根輝子)  議案第134号、令和2年度那覇市一般会計補正予算(第9号)の地域保健課分について御説明いたします。お手元に配付されております健康部説明資料を御覧いただきながら説明を差し上げたいと思います。  それでは、説明資料の6ページをお開きください。歳出補正予算から御説明いたします。  第3款民生費1項社会福祉費2目障害福祉費№1育成医療事業につきましては、身体に障がいのある児童、またはそのまま放置すると将来障がいを残すと認められる疾患がある児童に対し、医療費の負担軽減等を目的に自己負担の一部を補助するものです。  今回の補正の理由といたしましては、本年度に当該事業において生活保護受給者の手術・入院・処置等があり、それに伴って扶助費執行額の増加が見込まれることから、647万1,000円を増額補正するものであります。  次に、第4款衛生費1項保健衛生費4目母子保健費№2乳幼児健康診査事業につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、生後6か月未満の前期乳児健診を、集団健診から小児科医療機関等に委託して実施する個別健診へ切り替えて実施した際の市町村負担について、新たに国庫補助の対象となったため、88万5,000円を財源更正するものです。  №3子育て世代包括支援センター(母子保健型)運営事業につきましては、助産師等が産婦を訪問し、産後の心身のケアや育児のサポートを行い、産後うつの発症予防及び児童虐待の防止を目的とした産後ケア事業の実績増に伴い、47万6,000円を増額補正するものであります。  次に歳入予算について御説明いたします。5ページを御覧ください。  1番の第15款国庫支出金1項国庫負担金1目民生費国庫負担金の自立支援医療(育成医療)給付費につきましては、歳出で説明しました育成医療事業の扶助費増額に伴う国庫負担金の増額で、323万5,000円を増額補正するものであります。  3番の第16款県支出金1項県負担金1目民生費県負担金も、同じく育成医療事業の扶助費増額に伴う県負担金の増額で、161万7,000円を増額補正するものであります。  2番の第15款国庫支出金2項国庫補助金3目衛生費国庫補助金につきましては、歳出で説明しました乳幼児健康診査事業の国庫補助対象拡大及び子育て世代包括支援センター運営事業における、産後ケア事業の増額補正に伴う国庫補助金の増額で、合わせて112万3,000円を増額補正するものです。  以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  御苦労さまです。  6ページの乳幼児健康診査事業ですけれども、新型コロナウイルス対策に伴って、集団から個別の健診へと書いてあるんですけど、これは要するに個別ということは、それぞれ個人で医院かどこかに行ってやるんですか。 ○委員長(前田千尋)  仲宗根輝子地域保健課長。 ◎地域保健課長(仲宗根輝子)  はい。そのとおりでございます。集団健診は、主に保健所とかともかぜ振興会館のほうで70人ぐらい来所して実施しますが、個別に契約した医療機関に行って受診するということです。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  じゃその医療機関、契約したとおっしゃいましたけど、決まっているわけですね。 ◎地域保健課長(仲宗根輝子)  はい。 ◆委員(喜舎場盛三)  大体何か所ぐらい、市に。 ○委員長(前田千尋)  仲宗根輝子課長。 ◎地域保健課長(仲宗根輝子)  市内、市外含めて、現在30か所ございます。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  これによって、受診率というのはどういうふうに見込んでいますか。増えるのか、減るのか。 ○委員長(前田千尋)  仲宗根輝子課長。 ◎地域保健課長(仲宗根輝子)  昨年度、令和元年度の乳児健診前期の受診率は90.1%でございました。  6月から実施いたしました今年度の個別健診では70.9%で、やはりコロナの影響もあるかと思いますが減少しております。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。
    ◆委員(喜舎場盛三)  それを上げるための何か対策というのはございますか。 ○委員長(前田千尋)  仲宗根輝子課長。 ◎地域保健課長(仲宗根輝子)  まだ具体的には検討しておりませんが、今後、受診勧奨等含めて、今は個別での受診勧奨もできておりませんので、受診勧奨等含めて次年度に向けて検討してまいりたいと考えております。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  今までは個別には周知していなかったのを、今回個別にやるということなんですか。 ○委員長(前田千尋)  仲宗根輝子課長。 ◆委員(喜舎場盛三)  いや、要するに周知ですね、集団健診について。今までは個別にはやらないんですよね。周知は。 ○委員長(前田千尋)  これまで周知はどうしていたんですか。 ◆委員(喜舎場盛三)  周知はどういうふうにしてましたか。 ○委員長(前田千尋)  仲宗根輝子課長。 ◎地域保健課長(仲宗根輝子)  周知方法につきましては、集団健診も個別健診も同じように個人に通知をしております。 ◆委員(喜舎場盛三)  そうですか。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  結構です。ありがとうございました。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  6ページの3番の子育て世代包括支援センター(母子保健型)運営費の補正増がございます。  これ、政策説明資料を見ると、産後ケアの利用増ということですが、非常にいい事業ですよね。妊娠中から関わることで、産後の心身の不調、また強い育児不安に対して早期に介入して、関係機関と連携しながら予防的な支援ができるようになったということで、実績見ると、平成30年度が6人だったのが、令和元年度は28人、令和2年度も9月まで既に18人、恐らく半月で18人だから年度だと元年度を超えるだろうなと。  利用実績が増えているということは、その事業が始まったからなのか、それともそういう社会的な要因があるのかどうか、そちら辺ちょっと説明してもらえますか。 ○委員長(前田千尋)  仲宗根輝子課長。 ◎地域保健課長(仲宗根輝子)  30年度から始まってきておりますので、徐々に周知が進んだということもありますが、やはり今年度増えたのはコロナの影響が大きいかなと思っております。  コロナ禍で出産する場合に、これまでは立ち合い分娩とか親族の同伴とかができたのが、今年度はほとんどこれができないという状況下で、あと里帰り分娩をして周囲の援助が得られたのが、それもないということもあって、産婦の不安が非常に大きくなったかなと、増えた要因はそれもあるのかなと思っております。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  この事業、あれですか。委託料の増額ということは、どこか委託をしてその事業をやっているんですか。そちら辺少し詳しく。 ○委員長(前田千尋)  仲宗根輝子課長。 ◎地域保健課長(仲宗根輝子)  助産師会のほうに委託をしております。こちらのほうで、申請があった場合には決定をしまして、その後助産師会のほうに依頼をして、助産師のほうが訪問することになってます。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  妊娠中から関わるということで、生まれた後も関わるということで理解していいですか。 ○委員長(前田千尋)  仲宗根輝子課長。 ◎地域保健課長(仲宗根輝子)  はい。そのとおりでございます。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  生まれた後は、この間、一般質問で上原仙子議員が取り上げていた、こんにちは赤ちゃん事業とかがあるんですが、その事業との整合性というのはどうなっていますか。 ○委員長(前田千尋)  仲宗根輝子課長。 ◎地域保健課長(仲宗根輝子)  この事業は、できるだけ産後早い時期に訪問することで、産後うつの予防をしていこうということになりますので、こんにちは赤ちゃん事業は3か月未満にということで、生後すぐではないかと思います。  そして、こんにちは赤ちゃん事業は、専門職とは限らない方が訪問していきます。  この事業は助産師が訪問をして、乳房のケアだったり、発育の状況だったり、お母さん方の産後の健康管理まで助言できるということでは、違いがあるかなと思っております。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  この事業は、利用したい人が手を挙げなければ利用できない事業なんですか。 ○委員長(前田千尋)  仲宗根輝子課長。 ◎地域保健課長(仲宗根輝子)  産後に少しメンタルが落ちてきているとか、初めてのお産で不安があるとかという場合、産婦人科のほうが早めにキャッチしますので、産婦人科のほうから紹介されてくる場合もあります。  また、母子手帳交付時に保健師の方が把握をして紹介をして、その後出産後に本人から希望してくるということもあります。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  来るのを待つのではなくて、見て危ないなという方には、行政から積極的にやっていかないとなかなか厳しいかなと。  でもやっぱり年々増えているということは、既に大変努力されている結果だと思うんで、今後非常に大事な事業になると思います。  本当に面会禁止なんですよね、今。個人的な話をすると、先週ちょっと孫が生まれて、見に行こうかなと思ったら面会禁止なんですよ。入れない。もう動画でしか見れないというそういう状況等があって、本当に母子ともに孤立してるなというのを非常に感じてます、今。  そういう面で非常に大事な事業だと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  すみません。ちょっとだけ確認なんですけども、先ほど喜舎場委員の質問の中で、乳幼児健診の受診率がありましたけど、あれは個別受診をしている前期、後期の乳幼児の前期だけなんですね。  3歳児健診とか、そのまま変わらず集団健診されていると思うんですけど、そこの受診率はどうなんでしょうかね。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  仲宗根輝子課長。 ◎地域保健課長(仲宗根輝子)  3歳児健診につきましては、前年度同様で集団健診を実施しておりますが、受診率は令和元年度が88.2%、今年度、令和2年度83.3%で若干落ちております。 ○委員長(前田千尋)  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)   はい。分かりました。ありがとうございます。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑はございませんか。
     上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  すみません、1点だけ。  桑江委員から今質疑があったところの関係なんですけど、9月までの実績18人というのは、最新の数は分かるんでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  仲宗根輝子課長。 ◎地域保健課長(仲宗根輝子)  最新の数では27人となっております。 ◆委員(桑江豊)  やっぱり増えてるね。 ○委員長(前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  今のは何月時点でしょうか。 ○委員長(前田千尋)  仲宗根輝子課長。 ◎地域保健課長(仲宗根輝子)  11月末時点で27人と増えております。 ○委員長(前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  これ利用実績の数なんですけども、そのほかにも相談件数というのは、さらに数倍というか、あると思うんですけど、相談件数の数なども報告できるんでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  仲宗根輝子課長。 ◎地域保健課長(仲宗根輝子)  大変申し訳ありません。今手持ちで持っていなくて、申し訳ありませんが答えることはできません。 ◆委員(上原安夫)  以上です。 ○委員長(前田千尋)  ちょっと待って。  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  仲宗根輝子課長。 ◎地域保健課長(仲宗根輝子)  申し訳ありません。約1,600件です。 ○委員長(前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  これ、今年度という数ですか。 ◎地域保健課長(仲宗根輝子)  はい。そうです。 ◆委員(上原安夫)  分かりました。ありがとうございます。  以上です。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  ほかに質疑はございませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入替え) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に、市民文化部まちづくり協働推進課関係分について、宮里仁まちづくり協働推進課長、説明をお願いいたします。 ◎まちづくり協働推進課長(宮里仁)  まちづくり協働推進課宮里です。よろしくお願いします。  それでは議案第134号、令和2年度那覇市一般会計補正予算(第9号)中、市民文化部まちづくり協働推進課関係分につきまして概要を御説明いたします。お配りしております市民文化部の説明資料9ページ、10ページを御覧いただきたいと思います。  今回の補正は、令和2年8月4日付市長通達第4号に基づき、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う事業の中止及び縮小をするもので、中止する事業はなは市民協働大学院の1事業、縮小する事業は自治会活動育成事業、協働によるまちづくり協働事業、校区まちづくり協議会支援事業の3事業としております。  それでは、初めに歳入について御説明いたします。説明資料の9ページ、予算書は20ページを御覧いただきたいと思います。  内訳といたしましては、19款繰入金2項基金繰入金6目那覇市協働によるまちづくり推進基金繰入金におきまして、基金の充当事業であるなは市民協働大学院254万4,000円、協働によるまちづくり推進事業21万5,000円、校区まちづくり協議会支援事業43万2,000円の3事業から計319万1,000円を減額するものでございます。  次に、21款諸収入5項雑入4目雑入におきまして、中止とするなは市民協働大学院の講座受講料15万円を減額するものでございます。歳入の総額としましては、334万1,000円の減額補正となっております。  続きまして、歳出について御説明いたします。説明資料10ページ、予算書は24ページを御覧ください。  事業番号16、自治会活動育成事業について御説明いたします。当該事業においては、地域住民の福祉の増進と地域自治の振興発展に貢献し、顕著な功績のあった自治会長等を表彰する地域自治功労者表彰式と市政運営に関する意見交換の場である市政懇談会を毎年開催しております。しかし、今年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、表彰式の規模を縮小して開催し、市政懇談会については中止とすることから、38万9,000円を減額するものでございます。  次に事業番号29、協働によるまちづくり推進事業について御説明いたします。協働によるまちづくり推進事業は、協働によるまちづくりを実践している市民に敬意を表するともに、その活動の継続を促すため、協働大使の委嘱を行っております。しかし、これも、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、委嘱式を中止として21万5,000円を減額するものでございます。  続いて事業番号34、校区まちづくり協議会支援事業について御説明いたします。校区まちづくり協議会支援事業は、市内全域に校区まちづく協議会の設立を目指し、その設立を支援するための事業となっておりますが、今年度は新型コロナウイルス感染症が地域活動にも影響しております。今年度見込んでいた新規3校区の協議会及び新規3校区の準備会が今日現在で設立ができていないことから、今年度上半期4月から9月における6校区分の補助金のうち、人件費分43万2,000円を減額するものでございます。  最後に事業番号50、なは市民協働大学院について御説明いたします。当該事業は、地域課題の解決に向けた動きをつくり出すコーディネーター的視点を持った人材の発掘・育成を目的に毎年開催しておりますが、これも新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から事業を中止するもので、269万4,000円を減額するものでございます。  歳出の総額としては、373万円の減額補正となっております。  以上がまちづくり協働推進課関係分でございます。よろしく御審査いただくようお願い申し上げます。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  質疑ございませんか。  よろしいですか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入替え) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に、市民生活安全課関係分について、座安まり子市民生活安全課長、説明をお願いいたします。 ◎市民生活安全課長(座安まり子)  議案第134号、令和2年度那覇市一般会計補正予算(第9号)中、市民生活安全課分について御説明いたします。説明資料3ページを御覧ください。  こちら歳出になりますが、第7款商工費第1項商工費第4目市民生活対策費の中の事業04消費生活相談員等レベルアップ事業は、消費生活相談員等が相談に必要な知識の習得のため、相模原市の国民生活センター研修所にて研修を受講するための予算でございます。  今年度は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、研修の中止及び規模の縮小、また相談員の新型コロナウイルス感染症の感染予防として、本事業の中止も視野に入れ補正の時期を検討してまいりました。  当初事業費全額の29万3,000円を11月補正にて減額する作業を進めておりましたが、財政課と調整し2月補正に行うこととし処理をしましたが、2ページのほうにありますように、歳入財源である県補助金沖縄県消費者行政推進補助金の処理が漏れ、補助金の減に伴い財源更正となりました。今後2月補正にて歳出についても修正してまいります。  今後このようなことがないよう、財政課と連携ししっかり行ってまいります。このたびは大変申し訳ございませんでした。以上御審議よろしくお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  2月補正でもう1度上がるということでよろしいですね。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入替え) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。
     次に、ハイサイ市民課関係分について当山浩子参事ハイサイ市民課長説明をお願いいたします。 ◎市民文化部参事ハイサイ市民課長(当山浩子)  それでは、議案第134号、令和2年度那覇市一般会計補正予算(第9号)中、ハイサイ市民課分について御説明いたします。  初めに歳出の部分から説明いたします。説明資料は5ページ、予算書は24ページ、政策説明資料は25ページを御覧ください。  02款総務費01項総務管理費01目一般管理費の事業47、個人番号カード交付事業につきましては、9月議会の7号補正においても増額をしたところでございますが、マイナンバーカードの申請件数が急増しており、新たに会計年度任用職員2名を増員するための報酬のほか、平日の時間延長及び休日の窓口開設による職員の時間外勤務手当として641万円を増額するものでございます。  続きまして、説明資料は同じく5ページ、予算書は28ページ、政策説明資料は26ページを御覧ください。03款民生費の事業01国民年金事務費につきましては、平成30年度及び令和2年度税制改正に伴うシステム改修に係る費用でございます。今回11月補正に上げた理由につきましては、令和2年8月に厚労省からこのシステム改修の概要が示されたためでございます。システム改修費として465万8,000円を増額するものでございます。  歳出については総額1,106万8,000円の増額でございます。  続きまして歳入について説明いたします。説明資料は4ページ、予算書は17ページから18ページを御覧ください。  個人番号カード交付事業も国民年金事務費についても国からの補助金が下りる事業でございます。  個人番号カード交付事業につきましては、個人番号カード交付事務費補助金として、歳出増額分の全額が歳入として入ってくる予定となっています。  国民年金についても、国民年金事務費として351万3,000円、そして年金生活者支援給付金事務費として114万3,000円、合計465万8,000円歳出増額分が入ってくる予定となっており、歳入総額も歳出分同様1,106万8,000円の増額でございます。  続きまして、繰越明許費について説明いたします。説明資料は5ページ、予算書は7ページを御覧ください。  02款総務費、事業03小禄支所建設整備事業につきましては、用地取得及び関係機関や近接する隣地との調整等に不測の日数を要したことから、事業全体のスケジュールを見直す必要が生じたため、事業費5,945万3,000円を繰り越すものでございます。  ハイサイ市民課分については以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  いかがでしょうか。よろしいですか。               (「進行しましょう」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入替え) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に、文化振興課関係分について、新垣和彦文化振興課長、説明をお願いいたします。 ◎文化振興課長(新垣和彦)  ハイサイ、文化振興課でございます。よろしくお願いします。  お手元の市民文化部の資料、文化振興課のほうは6ページ、7ページになります。  まず、歳入のほうから御説明さしあげます。  19款の繰入金でございます。01節、こちらは那覇市新市民会館建設基金の繰入れでございます。補正前の額が15億1,941万1,000円、補正額が14億9,449万4,000円の減額補正でございます。理由としましては、沖縄振興特別推進交付金の充当額変更に合わせて、財源更正の変更ということでございます。  続きまして、22款市債、こちらは一般補助施設債でございます。補正前の額が58億500万円、補正額が12億280万でございます。こちらも沖縄振興特別推進交付金の充当額変更に伴う財源更正でございます。  続きまして、7ページ、歳出のほうでございます。  11事業、新文化芸術発信拠点施設整備事業、こちらは補正前の額が94億4,578万5,000円、こちらは財源更正だけの変更で、補正額の増減はございません。先ほどの歳入と連動している歳出の財源更正でございます。  続きまして、2款総務費13事業のパレット市民劇場等の管理運営事業でございます。補正前の額が7,937万9,000円、補正額が192万3,000円、こちらは新型コロナウイルスの影響を受けた指定管理者制度導入施設に係る財政的な支援を行うため、令和元年度指定管理料を追給するものでございます。こちらは平成元年度の3月分の追給でございます。  続きまして、事業76、指定管理者制度導入施設運営安定化支援金交付事業でございます。  こちらは新たな事業で、補正額が3,181万7,000円、財源のほうが国のコロナの臨時交付金を活用しまして、9割の補助事業という形になります。理由としまして、新型コロナウイルスの影響を受けた指定管理者制度導入施設に係る財政的な支援を行う事業ということで、パレット市民劇場及び市民ギャラリーが対象となっております。  すみません。遅れましたけれども、予算書ページが25ページになります。それぞれ、新拠点施設が政策説明資料が27ページ、続きまして、パレット市民劇場管理運営事業が28ページ。今の76事業、指定管理者制度導入施設安定化支援交付金事業が29ページとなります。  続きまして、債務負担行為の変更でございます。予算書ページが44ページになります。  初めに、新文化芸術発信拠点施設整備事業、こちらの工事請負費でございます。こちらが、事業が今年度完成を目指しておりましたが、コロナとかの影響により二月ほど工期が延長する必要が生じたため、事業を次年度まで延長するものでございます。  同じく新文化芸術発信拠点施設整備事業の設計工事等の委託料、こちらも同じ理由でございます。  続きまして、新文化芸術発信拠点施設整備事業、こちらは備品等の購入事業です。こちらは完成後に備品等を入れる関係から、整備事業の事業変更に伴い、こちらも事業変更をしているものでございます。  続きまして、舞台技術支援業務、こちらは現市民会館でも開館中に行っていたんですけれども、舞台の専門スタッフを委託で雇用して支援していただく事業でございます。こちらは、債務負担行為年度が今年である平成2年度から令和4年度までとなっております。今年度で契約をし、7月からの任用を計画しているところでございます。  以上でございます。よろしくお願いします。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  7ページの一番下の指定管理者制度導入施設運営安定化支援金交付事業、これも新たな補正3,100万円ですけれども、パレット市民劇場、また市民ギャラリーがコロナの影響で大分やっぱり影響を受けているということですが、これは国からの支援でどういう条件でいただけるんですか。  例えば前年度売上げの何パーセント下がっているとか、そういうのがあるかと思うけれど、そちら辺の説明を。 ○委員長(前田千尋)  新垣和彦文化振興課長。 ◎文化振興課長(新垣和彦)  こちらは、今回のものに関しては、指定管理導入施設で維持管理費が5,000万円以上で、収入のうちの利用料金が25%以上の割合の施設のものというふうになっております。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  そうすると、その補助を受けることによっても大分まだ厳しいんじゃないかなという見方があるんですが、実際にそれだけの補助を受けて、対前年比、やっぱり相当落ち込んでいるんじゃないかと思うんですが。補助を受けたとしてもね。そちら辺というのは計算できるの。分かる?意味。 ○委員長(前田千尋)  新垣和彦文化振興課長。 ◎文化振興課長(新垣和彦)  今回3,181万7,000円予算を計上させていただいていますけれども、これは前年度比で減収になった分、利用料収入も含めて、トータルで収入分が、利用料がどれだけ減ったということで計上させていただいているところでございます。  なので、通常であればどれだけ減っているからどれだけという見込みでやっていますので、想定上はトントンになる数字を計上させていただいているところです。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  財源の内訳を見ると、2,800万と一般財源が300万ということですが、9対1、8対2? ◎文化振興課長(新垣和彦)  9対1ですね。 ◆委員(桑江豊)  9対1での補助が受けられたということだね。  今の答弁ですと、それを受けることによって、対前年度比トントンには持って行けるということ、ありがたいことだね。  分かりました。以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  よろしいですか。                (「はい」「進行」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入替え) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に、文化財課関係分について、大城敦子文化財課長、説明をお願いいたします。 ◎文化財課長(大城敦子)  ハイタイ、文化財課長大城です。よろしくお願いします。  それでは、令和2年度一般会計11月(第9号)補正予算のうち、文化財関係分について、お手元に配付いたしました資料に沿ってご説明いたします。  資料の8ページを御覧ください。予算書は7ページになります。  教育費の事業、壺屋焼物博物館擁壁工事の繰越明許費補正についての御説明をいたします。  この工事は、壺屋焼物博物館の隣地境界にある擁壁を改修するもので、その施工用地の確保について隣地権利者との調整等に期間を要したため、本年度内の完了が見込めず、繰越しを予定しております。  調整の経緯といたしまして、改修擁壁は敷地内樹木の根により破損しており、樹木撤去と擁壁工事は隣地から施工する必要があります。隣地所有者からは敷地利用の承諾を得ておりましたが、別の住宅工事で敷地を利用していたことから、その工事完了を待つ必要がありました。住宅工事が9月に完了し施工用地を確保できましたが、現状で、樹木撤去及び擁壁工事の適正工期を考慮すると年度内完了が見込めず、繰越しを予定しております。  以上が、文化財課の令和2年度一般会計11月(第9号)補正予算の概要でございます。  御審議のほどよろしくお願いします。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  ないですか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  一言、想定よりも結構大変な根の張り方とか、工事がこんなに影響すると思わなかったんですけれど、ちょっと随分違うのか教えてください。 ◆委員(桑江豊)  せっかく絵があるのに、それで。
    ○委員長(前田千尋)  説明していただきたい。 ◎文化財課長(大城敦子)  絵は準備しましたので。  北の宮(ニシヌメー)の樹木なんですけれど。 ○委員長(前田千尋)  ガジュマル。 ◎文化財課長(大城敦子)  この根が大分張って、ここの擁壁のほうまで、この根で壊してしまっているんですよ。  ここが今、隣地の新築工事をしていたところだったものですから、こちらからちょっと修繕しないと厳しいということで、こういうちょっと時間がかかっている状況ですね。  現在は、この木のほうは一旦上のほうを切って、根のほうの張りも少し切ってやっています。工事に向けて今から準備する予定です。 ○委員長(前田千尋)  皆さん、大丈夫ですか。 ◎文化財課長(大城敦子)  これは木も撤去ですね。 ○委員長(前田千尋)  課長、今、木を撤去すると言っていましたけれど、これは地元の人とか博物館とかみんな、結構巨木なので大切かなと逆に思ったりするんですけれど、何かその辺の判断はどのようにしたか教えてもらえますか。 ◎文化財課長(大城敦子)  はい、すみません。地元の方とも調整しまして、10月25日に地元の町民会のほうもこちらのほうでウガンをして、それで撤去したということで調整のほうはしております。 ◆委員(奥間綾乃)  ウガンもちゃんとやったんですね。 ◎文化財課長(大城敦子)  そうです。はい。ウガンもしました。 ○委員長(前田千尋)  それは大切だから。壺屋は結構大切に。 ◎文化財課長(大城敦子)  大切にしていますので。 ○委員長(前田千尋)  今、休憩中じゃなかったですね。  皆さん、質疑はよろしいですか。                  (「はい」と言う者あり)  じゃ頑張ってください。 ○委員長(前田千尋)  質疑はもうないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入替え) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に、経済観光部商工農水課関係分について、町田務商工農水課長、説明をお願いいたします。 ◎商工農水課長(町田務)  ハイサイ。それでは議案第134号、令和2年度那覇市一般会計補正予算(第9号)中、商工農水課分について御説明を申し上げます。お手元にお配りしました説明資料を御覧ください。  まず、歳入から御説明申し上げます。資料の1ページをお開きください。  16款県支出金2項県補助金4目農林水産業費県補助金1節農業費補助金の04細節沖縄県海外農業研修生受入支援事業補助金でございます。  当該事業は、海外からの農業分野における技能実習生を受け入れる農業者等に関し、その経費の一部を補助する事業でございます。  これまで補助対象者が新規受入の技能実習生に限定されておりましたが、新型コロナウイルス感染症の影響による入国制限等により、新規の技能実習生受入が不透明な中、雇用維持等の観点から、すでに受け入れし継続している技能実習生も新たに補助対象とすることとなったことから、当該継続分に係る県からの交付金増額分20万円を補正するものです。当該事業については、沖縄県の10分の10補助となっており、今回、歳出にも同額の補正を計上しております。  その下、21款諸収入5項雑入4目雑入6節商工費雑入の17細節那覇市プレミアム付商品券事業余剰金でございます。  昨年度実施した同商品券事業において、商品券冊子を購入した市民が商品等を購入せず未換金となった売上金の余剰分について、国への返納を求めず、市の歳入として差し支えない旨事務連絡が発出されております。ついては当該事業の精算処理等が完了したため、余剰金221万8,000円を増額補正するものです。  次に、その下段、同節の18細節那覇市プレミアム付商品券事業返還金でございます。  昨年度の同事業において、商品券等の作成をはじめ、販売、換金業務等を那覇商工会議所へ委託し実施をしておりましたが、事業実績に伴い、委託費執行残の市への返還分として1億8,846万6,000円を増額計上しております。  2ページをお開きください。こちらから歳出でございます。  6款農林水産業費1項農業費3目農業振興費07事業、那覇市海外農業研修生受入支援事業は、先ほど歳入で御説明した同事業の歳出分となりますので、説明は割愛させていただきます。  その下、3項水産業費2目水産業振興費の01事業、外国人研修生受入事業補助金については、新型コロナウイルス感染症に関する水際対策の強化の措置に伴い、技能実習生の受入れが困難となったことから、当該事業の執行を見送ることとし、96万2,000円全額を補正減しております。  次に、7款商工費1項商工費2目商工業振興費の13事業、那覇市ITインキュベート施設運営事業については、施設の老朽化等により、入居企業室内の雨漏り及びシャワー室換気扇の故障、また、消防用保守点検により消火設備の一部不具合等の報告があるため、当該修繕費として51万円増額補正いたします。  3ページを御覧ください。  上段の14事業、那覇市ぶんかテンブス館管理運営事業でございます。  本定例会の質問等ございましたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を勘案し、指定管理者制度導入施設の安定的な運用を図るため、財政的支援に関し全庁的に統一した対応を行うこととなりました。  当該対応方針に基づき、令和2年2月から3月分のコロナに関するキャンセル料等の減収及び感染予防対策費の相当分として、委託料93万1,000円を増額補正するものです。  次に、その下、55事業、那覇市頑張る事業者応援事業でございます。  当該事業はセーフティネット認定申請等の急増に伴い、事業者からの申請増を想定し、6月補正にて増額補正3億5,000万円を行ったところでございますが、現時点での申請状況等が想定を下回っていることから、予算執行状況、今後の申請見込み等を勘案し、2億5,000万円減額補正するものです。  次、61事業、「古琉球」関連施設整備事業(染物・織物の体験・発信拠点)でございます。  進捗に関しては、今年9月に拠点施設の基本設計を完了、現在は実施設計を行っており、来年2月末までには設計業務完了を予定しております。今回の補正は、設計業務完了後、本体工事の契約発注が予定されていることから、建築工事の委託に係る本市補助分として3,766万5,000円を増額するものです。なお、当該事業については、国の沖縄振興特定事業推進費補助金を活用しており、本市も国と協調し、補助するものでございます。  最後に一番下、76事業、指定管理者制度導入施設安定運営化支援金交付事業でございます。  先ほども御説明いたしましたが、指定管理者制度導入施設に対する財政的支援に関する全庁的対応に基づき、令和2年度における利用料金減収見込額及び感染予防対策費について支援金を交付するもので、3,210万円の増額補正を行います。  以上が商工農水課関係分でございます。御審査のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  いかがでしょうか。  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  一番最後の指定管理者導入施設安定化支援金交付事業、これは先ほどの文化振興課でも出てきた事業なんですが、テンブス館ということですが、これも条件があるかと思うんですが、ちょっとまた文化振興課とは違うのかなというのがあって、どういう条件で交付が受けられるのかどうか。 ○委員長(前田千尋)  町田務商工農水課長。 ◎商工農水課長(町田務)  先ほども御説明いたしましたが、当該金額については全庁的な方針に基づきまして、令和2年度における施設の収入見込額、あとは利用料金を算定いたしまして、その差額分といいますか、いわゆる赤字分について補填をするというふうな内容でございます。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  先ほどの文化振興課は非常に具体的だったわけ。  事業費が5,000万円以上、売上げが25%減というのがあったわけさ。だから、そちら辺が同じなのかというのを聞きたいわけ。 ○委員長(前田千尋)  町田務商工農水課長。 ◎商工農水課長(町田務)  そちらに関しましては、全庁的に同一の方針でございます。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  それでもって、すみません、文化振興課と比べて申し訳ないんですが、その事業を受け入れることによって、本年度の事業は前年度と比べて大体トントンになるという話がございました。それも商工農水課分は間違いないですか。 ○委員長(前田千尋)  町田務商工農水課長。 ◎商工農水課長(町田務)  はい。当該給付金を交付することによって黒字赤字がなく、いわゆるトントンということでございます。同じでございます。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  ありがとうございます。  もう1つ、同じ3ページの55事業の頑張る事業者応援事業ですけれども、見込みが大分違って2億5,000万の減ということですが、これはもうちょっと行くんじゃないかなと思っていたんですけれど、こちら辺どうなんですか。今後もう全くそういうものを利用するのが厳しいのかな。もっと出てきそうな気がするんですけれどね、状況からすると。 ○委員長(前田千尋)  町田務商工農水課長。 ◎商工農水課長(町田務)  本事業につきましては、セーフティネットの認定であったり、公庫等の融資を受けた事業者に対して広く周知するために、ホームページであったりとか、あとSNSとか、市民のとも、いろいろな媒体を通じまして広報周知に努めているところですが、現時点ではまだ少し想定を下回っているという状況でございます。
     その理由としても、具体的な要因の分析というのはなかなか難しいところではあるんですが、今現時点で国のほうから持続化給付金であったりとか家賃支援給付金、これらの国の支援制度が一定程度充実していることから、しばらくの間は融資を受けずとも何とかやれている小規模事業者等もいらっしゃるのではないかと、そういったことが融資の件数が少なくなっているというところにもつながっているのではないかというふうに思っております。  ただ、そういった場合でも、やはり融資件数、公庫さんの実績等を見るとかなり多いという状況でございますので、引き続き周知広報については努めていかないといけないのかなというふうに考えております。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  分かりました。  最後に2ページの一番上の7事業と01事業、海外農業研修生は増やして、水産業は全くできないという、同じ技能実習生にして、何で農業は補正で増えているのに水産業はマイナスなのかなと。同じ技能実習生であれば、同じようなことになるんじゃないかなと思うんだけれど、そちら辺がちょっと分からなくて。 ○委員長(前田千尋)  町田務商工農水課長。 ◎商工農水課長(町田務)  まず、那覇市海外農業研修生受入支援事業につきましては、先ほども御説明しましたが、これまで新規の受入れの実習生というものが不透明ということで、入るか入らないかというところが実際に分からないというところから、今回の補正に対しては、既に受け入れている技能実習生に対しても補助をしていこうということで、これまで継続している分については補助の対象じゃなかったものが対象となったということでの増額でございます。  あと、海外の農業研修生受入支援事業で、今、受け入れている国がベトナムでございます。ベトナムのほうは入国制限の緩和を受けておりまして、入国が少しずつ、現在できているという状況がございましたので、新規受入分に関しても、そのまま計上させていただいております。  あと1点、外国人研修生受入事業補助金、これは水産の部分につきましては、こちらに関しては、インドネシアからの入国をこれまで行っておりますが、インドネシアに関してはまだ入国制限を受けている状況でございまして、現時点でまだ入国ができないという状況がございましたので、今回に関しては事業執行を見送ったという経緯がございます。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  先だってJAのほうにその話を聞きに行ってきたんですよ。それはJAを通じての補助と理解していいんですか。 ○委員長(前田千尋)  町田務商工農水課長。 ◎商工農水課長(町田務)  当該事業につきましては、県から直接農業者等に関して支給されるものとなってございます。  実際の受入れに関しては、管理団体を通じて農業者のほうと実際には受入れの事務等は委託をして行っているところでございますが、当該補助金に関しては直接農業者のほうに支給をされるものになっています。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  直接農業者に市が補助するという、それは直接農業されている方が直接那覇市に申請をしないとできないという。  じゃJA以外にもそういう形で農業を受け入れているところがあると理解していいのかな。 ○委員長(前田千尋)  町田務商工農水課長。 ◎商工農水課長(町田務)  はい。多分JA等においても受入れをしている実績がありますので、そういった実績があればそれぞれの市町村等に申請を出されてくるかと思います。  今回については、那覇市の場合は個人の農業者がお一人と、あと農業団体、JAではないですが、そういった団体の方、みのりという団体がありますが、そちらのほうからの申請が今、予定をされております。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  来ることができるベトナムみたいな外国と、インドネシアみたいに来れないところと、そういう区別があるということですね。  はい、分かりました。ありがとうございます。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑はございませんか。  よろしいですか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  ほかにはないようでございますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入替え) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に観光課関係分について、赤嶺文哉観光課長、説明をお願いいたします。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  観光課でございます。  それでは議案第134号、令和2年度那覇市一般会計補正予算(第9号)における観光課関係分について御説明いたします。  今回の補正は、新型コロナウイルスの影響により中止又は延期となった事業やイベントに関連する減額補正が中心となっております。  まず、歳入の減額について説明いたします。補正予算に関する説明書16ページを御覧ください。  14款使用料及び手数料1項使用料4目商工使用料1節商工利用料の明治橋貸切バス待機場使用料について、当初は今年4月から1回の利用につき1,000円の利用料を徴収する予定でございましたが、新型コロナウイルスの影響を鑑み、今年度については利用料を徴収しないこととしたため、利用料収入445万円を減額するものでございます。  次に、歳出の減額について説明いたします。補正予算に関する説明書は32ページ、政策説明資料は41ページから51ページまでとなります。  まず、那覇爬龍船振興会補助金でございますが、那覇ハーリー及び那覇大綱挽まつりの中止に伴い、それぞれの祭りで実施する予定でありました爬龍船競争及びジーバーリーが実施できなかったため、補助金交付額600万円のうち480万円を減額するものでございます。  次に、那覇大綱挽保存会補助金でございます。那覇大綱挽まつりは中止となりましたが、昨年大綱が綱引き途中で切れたため、今年度綱の中心部分となる芯綱の製作を進める必要があることから、芯綱製作に係る部分の補助金1,800万円の交付を認め、大綱実施に係る費用200万円を減額するものでございます。  次に、観光宣伝誘致強化事業でございます。  当該事業は、本市ガイドブック及びノベルティーグッズを製作する事業でございますが、今年度は県外等での観光PRの機会が減少し、現在残っている在庫で不足が生じない状況であるため、事業を休止し予算全額77万円を減額するものでございます。  次に、プロ野球キャンプ等支援事業でございます。  コロナウイルス感染症の影響で中止となったプロ野球公式戦及びジャイアンツ3軍と県内社会人チームとの交流戦実施に対する補助金、合計400万円を減額するものでございます。  次に、観光イベント安全確保事業でございます。  当該事業は三大祭りの警備を発注する事業でございますが、それぞれの祭りが中止及び規模縮小となったことに伴い、交通規制等の警備発注を行う必要がなくなったことから、予算全額792万2,000円を減額するものでございます。  次に、観光イベント等映像発信事業でございます。  当該事業は、移動式車載大型ビジョンを活用し観光情報等を発信する事業でございますが、活用を予定していたイベント等の中止に伴い、今後ジャイアンツキャンプでの活用予定分を残し、201万4,000円を減額するものでございます。  次に、沖縄国際映画祭関連事業でございます。  補助対象事業である国際通りレッドカーペットの中止に伴い、代替イベントの可能性を検討しておりましたが、感染状況から多数の観客を集客するイベントの開催が厳しいことから、予算全額1,000万円を減額するものでございます。  次に、那覇三大祭り支援事業でございます。  当該事業は、三大祭りの会場設営やポスター製作を行う事業でございますが、祭りの中止等に伴い、来年の那覇ハーリーポスター製作に係る費用55万5,000円を残し、1,254万7,000円を減額補正するものでございます。  次に、首里城祭「琉球王朝絵巻行列」事業補助金でございます。  当該事業は、国際通りで実施されます琉球王朝絵巻行列への事業補助でございますが、補助対象となる国際通りでの絵巻行列は中止となりましたが、首里城内で規模を縮小して実施いたしました。このイベントへの補助額40万円を残し、残りの160万円を減額するものでございます。  次に、観光入込統計調査でございます。  当該事業は、那覇市内の宿泊施設に1泊以上滞在した国内観光客にアンケート調査を行うことで、本市の観光統計資料を作成する事業でございます。今年はコロナの影響により国内観光客が激減しており、実施したとしても統計資料として参考とならないということから、事業を中止し、予算全額370万7,000円を減額するものでございます。  最後に、明治橋貸切バス待機場整備事業でございます。  当該待機場を利用する貸切りバスの誘導や乗務員待機用プレハブの管理運営委託業務の入札差額、4月から予定していたバス利用料徴収の見送りに伴う機械警備及び券売機リース等費用の不用額、合計366万7,000円を減額するものでございます。  説明は以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  いかがですか。  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  1ページの事業番号6番の那覇大綱挽保存会補助金、先ほどの説明によると、2,000万円のうちから200万円を引いて、1,800万円は綱の製作費用だということで残すということですが、もうこれ作ったの。どうなの。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉観光課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  今年の大綱の製作は、那覇軍港で例年どおり一応実施しております。8月24日に綱の製作に取りかかりまして、10月16日に綱の製作は終了しました。現在、それは那覇大綱挽保存会の倉庫のほうで保管している状況です。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  綱というのは作って置いておくと、やっぱり期間がたつと劣化をするわけよね。来年、だから大綱挽ができるかできないかが分からない状況で、早めに作るよりは来年になって判断して作ったほうがいいんじゃないかなと私は思うんですけど、あんまり早く作りすぎて、1年間も置いておくわけでしょう。どうなんですか、そちら辺の考え方は。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉観光課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  これまでは周りの化粧綱とか手綱を中心に、わらを買ってやっていたんですが、去年は真ん中の芯綱というのが切れてしまいまして、これがかなりもう20年ぐらい使い回していたような、そこを根本的に変えたというところでございます。  化粧綱とかそこら辺は今回製作してませんので、まずは芯綱を一新するというところでの今回の綱の製作となっております。来年度、その周りに化粧綱と手綱をつけていくような形になってきます。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  綱は、雌綱、雄綱あるさあね。切れたのはどれだったの。 ○委員長(前田千尋)
     赤嶺文哉観光課長。  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  赤嶺文哉観光課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  西側のほうの綱が切れておりまして、雌綱のほうになるのかなと思います。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  とすると、雌綱の本綱を今回作るということで、雄綱はそのまま残していると理解していいの。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉観光課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  芯綱の劣化というのは、両方とも同じような間隔で取替えしてますので、両方とも劣化しているということなので、両方とも取替えをしております。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  分かりました。  わらは県内産かな?それとも台湾かな? ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉観光課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  台湾のほうから購入していると聞いております。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  なぜ、わざわざ台湾から、県内産でできないのかな。例えば与那原町なんかというのは、金武町屋嘉のほうから毎年契約をして、もちろん量が全然違うと思うんですけどね。  台湾、海外からじゃないとやっぱりできないということなんですか。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉観光課長。  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  赤嶺文哉観光課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  具体的な理由はちょっとお聞きしてないんですけど、やはり量の違いというところと、単価も多分違うのかなというのは思っているところです。  事前にまた予約もしないといけないということで、大量の量を確保するためにそのような措置をしていると聞いております。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  できれば、本当は県内産でできれば一番ありがたい話なんだけど、前に口蹄疫が発生して台湾産は使えなくなった時期もあって、ちょっとやっぱり品質的に落ちるのかなというのはある。そういう部分が、また綱が切れるのに影響したのかなという考え方もあります。  この1,800万円という金額、綱を作るのに。どんなですか、妥当だと思いますか。ちょっと僕は高すぎるんじゃないかなと思ったりしているんだけどね。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉観光課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  周りの化粧綱及び手綱も含めて、例年は予算規模として1,500万円の規模でやっておりました。やはり芯綱というのはかなり太いですので、材料的にも多く使うと。  今回時間もやはり長くかかるというところもありまして、それだけの材料費であったり、また労務費というところが1年間で、本来は少し長めの予定も立てていたんですが、少しずつ替えるということも、しかし今回芯綱のほうを一挙に替えるということで、今回ちょっと多めの予算措置となっているところです。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  分かりましたけれども、やはり来年那覇大綱挽まつりができるかできないか、現段階で分からない段階で、先に綱を作っておくというのは、私はどうかなと指摘をしておきます。もうちょっと、それがはっきり決まってからでも、綱の作製というのは間に合うんじゃないかなという思いがあります。  冒頭言いましたように、作って置いておくとやっぱり劣化するんですよね。どうしても。そちら辺を考えていただきたかったなというのを指摘しておきます。以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  吉嶺努副委員長。 ○副委員長(吉嶺努)  2ページの観光イベント等映像発信事業、これ財源更正の中で一括交付金も入っているんですが、これは減額分、一括交付金の扱いはどのようになるんでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉観光課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  減額する一括交付金対象事業については、企画を通して内閣府のほうに今報告をしておりますので、その中でほかの事業とかの財源の充当に充てられるものと考えております。 ○委員長(前田千尋)  吉嶺努副委員長。 ○副委員長(吉嶺努)  これで関連して、観光入込統計調査事業も同じように財源更正、一括交付金が入っているんですが、実際こういうふうに減額して返すことによって、次の事業計画に影響とかしないんですか。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉観光課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  観光統計の今回の調査を中止したことにつきましては、我々は那覇市の観光審議会のほうを持っておりますが、その委員長が琉大の金城盛彦先生ということで経済統計学の専門でございます。中止を判断するに当たりましては、委員長の御意見もお聞きしまして、こういった例年とは全然違う状況の中での統計は、特に必要ではないのではないかというお話も伺いましたので、今回事業自体は中止しております。  ただ、次年度以降に影響があるかというところにつきましては、内閣府のほうには、本来連続して取ることに意味があるのかなと思いますが、このような状況を踏まえまして、必要性については、また来年度、もし実施できるのであれば求めていきたいと思っております。 ○委員長(前田千尋)  吉嶺努副委員長。 ○副委員長(吉嶺努)  皆さんの考え方は分かったんですけど、実際今だから、観光客数が少ないから、データとして少ないから取らないのか、その中身がちょっとよく分からないんですけど、やはり継続して取ることが、意味があるデータになると思うんですよね。今皆さんもおっしゃったように。  実際にアンケート形式での統計になっていると聞いているんですけど、やはり今後皆さんが観光入込客をどのように確保していくのか、もしくはコロナが落ち着いたら待っていてもお客が来ると思っているのか、そういった意味で、やはりちゃんとしたデータを基に施策を展開しないといけないと思うんですけど、こういったデータは持っているんですか。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉観光課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  基本的に観光統計で徴取したデータを基に、我々は観光基本計画に掲げる3つの目標値について、観光収入であったり、1人当たりの市内消費額であったり、そういったものを出しております。  このデータ等が、実際今回調査しなかったことで、出せるかどうかというところは、県がもし調査を行っているのであれば、そこら辺も確認しながら、そこで出せるのかどうか、我々としては具体的なノウハウというのは持ってませんので、委員長であります金城先生にも御相談しながら、出せるのかどうかというのは研究していきたいと思っております。 ○委員長(前田千尋)  吉嶺努副委員長。 ○副委員長(吉嶺努)  以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  すみません。プロ野球のキャンプの支援事業の関係で、コロナの関係で本当に見通しが大変だと思いますけど、まず例年どおり、また春の巨人軍のキャンプが行われる見通しなのかどうかということと、来年市制100周年ということなので、今の時期の判断は難しいですよね。やっぱり公式戦が行われるのかなと。その辺の誘致の関係はどうなのかなということを。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉観光課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  やはり今球団とも情報共有を行いながら、コロナの状況もお伝えしながら、我々は受入れを前提に今準備は進めております。  来年の公式戦というところですけれども、既にセパ両リーグとも公式戦の日程は発表されまして、巨人戦ではないんですけども、セルラースタジアムのほうでパリーグの試合が開催されるということは発表となっているところです。 ○委員長(前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  分かりました。頑張ってください。  以上です。
    ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  進行しますね。  では、ほかに質疑はないようでありますので、この件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者退室) ○委員長(前田千尋)  再開します。  これより議員間討議に入ります。  いかがですか。                  (「なし」と言う者あり)  いいですか。 ○委員長(前田千尋)  特にないようでありますので、討議を終了いたします。  休憩いたします。 【厚生経済常任委員会】 ○委員長(前田千尋)  再開します。  それでは、付託議案の表決を議題といたします。  お配りいたしました付託議案一覧表を基に、本委員会に付託された12件の議案の取扱いについて、休憩をして協議したいと思います。  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  休憩中に協議いたしましたとおり、本委員会に付託されております12件の議案については、質疑を終結し、討論を省略して、一括して採決を行うことに御異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  御異議なしと認め、さように決しました。  それでは、これより採決を行います。  議案第127号、那覇市印鑑条例の一部を改正する条例制定について、議案第128号、地方独立行政法人那覇市立病院の役員等の損害賠償責任の一部免除に関する条例制定について、議案第129号、那覇市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について、議案第131号、那覇市食品衛生法施行条例の一部を改正する条例制定についての4件については、可決すべきものと決することに、また、議案第140号、那覇市共同利用施設(那覇市田原自治会館)の指定管理者の指定について、議案第141号、那覇市共同利用施設(那覇市安次嶺自治会館)の指定管理者の指定について、議案第142号、那覇市共同利用施設(那覇市宮城自治会館)の指定管理者の指定について、議案第143号、那覇市共同利用施設(那覇市高良自治会館)の指定管理者の指定について、議案第144号、那覇市共同利用施設(那覇市宇栄原自治会館)の指定管理者の指定について、議案第145号、那覇市共同利用施設(那覇市当間自治会館)の指定管理者の指定について、議案第146号、那覇市共同利用施設(那覇市真嘉比自治会館)の指定管理者の指定について、議案第147号、那覇市共同利用施設(那覇市小禄自治会館)の指定管理者の指定についての8件については、同意すべきものと決することに御異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  御異議なしと認め、そのように決定いたしました。  休憩いたします。 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に、閉会中継続審査申し出についてを議題といたします。  お手元に閉会中継続審査申出書(案)を配付しておりますので、休憩して協議したいと思います。  休憩いたします。 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  閉会中継続審査申し出については、休憩中に協議いたしましたとおり、お手元に配付の申出書(案)のとおり議長宛て提出することに御異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  御異議なしと認め、さよう決しました。  休憩いたします。 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  以上をもちまして、今定例会における厚生経済常任委員会・分科会の日程は全て終了いたしました。  本日は、これにて閉会いたします。                             (午後0時36分 閉会) ───────────────────────────────────────  那覇市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。   令和2年(2020年)12月14日    厚生経済常任委員会 委員長 前 田 千 尋...