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  1. 那覇市議会 2020-09-29
    令和 02年(2020年) 9月29日厚生経済常任委員会(厚生経済分科会)−09月29日-01号


    取得元: 那覇市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-01
    令和 02年(2020年) 9月29日厚生経済常任委員会厚生経済分科会)−09月29日-01号令和 2年 9月29日厚生経済常任委員会厚生経済分科会厚生経済常任委員会厚生経済分科会)記録                        令和2年(2020年)9月29日(火) ─────────────────────────────────────── ●開催日時  令和2年(2020年)9月29日 火曜日 開会 午前10時00分                    閉会 午後1時40分 ─────────────────────────────────────── ●場所  議会会議室 ─────────────────────────────────────── ●会議に付した事件  決算分科会 1 議案審査   認定第2号 令和元年度那覇市一般会計歳入歳出決算中関係分 2 議員間討議 3 第14回議会報告会における報告テーマについて ─────────────────────────────────────── ●出席委員
     委 員 長 前 田 千 尋   副委員長 吉 嶺   努  委  員 永 山 盛太郎   委  員 平 良 識 子  委  員 上 原 安 夫   委  員 喜舎場 盛 三  委  員 桑 江   豊   委  員 奥 間 綾 乃  委  員 上 原 仙 子 ─────────────────────────────────────── ●欠席委員 ─────────────────────────────────────── ●説明のため出席した者の職、氏名  高 宮 修 一 経済観光部副部長  町 田   務 商工農水課長  赤 嶺 文 哉 観光課長  武 元 清 一 なはまち振興課長  狩 俣 輝 夫 なはまち振興課第一牧志公設市場建設室長 ─────────────────────────────────────── ●職務のため出席した事務局職員の職、氏名  又 吉 明 子 調査法制課副参事  佐々木 優 佳 議事管理課主査  宮 城 勝 哉 調査法制課主幹 ───────────────────────────────────────                               (午前10時 開会) ○委員長(前田千尋)  ハイタイ、おはようございます。  委員会を開会する前に、本日の出欠状況について御報告申し上げます。  委員会定数10人中、出席9人、全員出席となっております。 【予算決算常任委員会厚生経済分科会】 ○委員長(前田千尋)  それでは、定足数に達しておりますので、ただいまから厚生経済分科会を開会いたします。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入室) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  初めに、認定第2号、令和元年度(2019年度)那覇市一般会計歳入歳出決算中、経済観光部商工農水課関係分を議題といたします。  町田務商工農水課長、説明をお願いいたします。 ◎商工農水課長(町田務)  ハイサイ、おはようございます。  それでは、令和元年度決算のうち商工農水課分の決算内容について歳入、歳出の順に御説明申し上げます。  まず歳入につきましては、お配りしております経済観光部商工農水課分の説明資料のうち、収入未済額のある事業について御説明申し上げます。  それでは、1ページをお開きください。中段の14款使用料及び手数料、1項使用料、4目商工使用料、1節商工使用料、05ITインキュベート施設会議室及びIT研修室使用料については、那覇市IT創造館会議室使用料の未納が4件ありました。今年度に入り3件、10万6,250円の納付があり、残り1件についても催告等を行っているところでございます。  その下、10の同使用料の滞納繰越分については、IT創造館入居企業2件で未納が9万3,750円ございました。当該事業者について催告等を行い、うち1件については既に納付済みとなっております。  続きまして2ページ中ほどを御覧ください。15款国庫支出金、2項国庫補助金、8目商工費国庫補助金、1節商工費補助金、03プレミアム付商品券事業費補助金でございます。当該歳入は、プレミアム付商品券事業における2割分のプレミアム分に係る国からの補助金となっておりますが、実績に基づき、交付決定額との差額3,904万5,000円が収入未済額となっております。  続きまして、同ページの一番下、16款県支出金、2項県補助金、4目農林水産業費県補助金、2節水産業費補助金、01那覇空港整備促進事業費補助金でございます。  当該補助金は、那覇空港第2滑走路建設に関連し、那覇地区漁業協同組合の要望を受け、国、県、市が連携して、空港南側、瀬長島の北側に船揚場の整備を行う事業における県補助金となります。昨年9月に設計業務を完了し、埋立工事に向けブロック製作や土砂確保等の作業を行うこととしておりましたが、埋立土砂等の仮置きヤードの確保に時間を要したことから、実績により4,541万8,000円が収入未済として計上されております。当該未済額については全額繰越しを行い、今年度工事発注を行ったところでございます。  続いて4ページ、下から6段目を御覧ください。21款諸収入、5項雑入、4目雑入、6節商工費雑入、12事業沖縄県雇用再生特別事業費返還金でございますが、過去に委託事業として事業を行った2事業者が消費税免税事業者であったことが判明し、消費税相当分の返還が必要になったものであります。現在、1事業者について返還を継続しており、現時点での残高は49万5,000円となっております。今年度も納付交渉を継続しており、引き続き回収に努めていきたいと考えております。  続きまして、5ページをお開きください。中段に記載がございますが、令和元年度は2件の繰越明許を行っております。プレミアム付商品券事業の事務費に係る国庫補助金並び那覇空港南側船揚場整備に係る県補助金とも、繰越しに関する内容について、事業を実施したことにより全額交付されているところでございます。  続きまして、6ページをお開きください。こちらから歳出となります。歳出につきましては、不用額の大きなもの、または執行率が低い事業の主なものについて順を追って御説明申し上げます。  まず7ページをお開きください。上から2段目、6款農林水産業費、1項農業費、3目農業振興費、05那覇市農業振興事業については、本市農家の経営基盤強化と育成、振興を図るため、肥料、作物出荷箱、優良農機具類などの購入経費を補助する事業でございます。当該事業では、4種類の補助を行っておりますが、そのうち農家からの農機具及び生産機材等の購入に係る補助申請が少なかったことにより不用が生じております。  その下、06那覇市農業次世代人材投資事業について、当該事業は、就農後5年以内の新規就農者に対し資金を交付する事業ですが、新規就農者の一部で所得額の増加により交付額が減額となったことから、不用額が生じております。  8ページを御覧ください。中段の03項水産業費、2目水産業振興費、08那覇空港南側船揚場整備については、先ほど歳入でも御説明したとおり、埋立土砂、岸壁用ブロック等の工事ヤードの候補地選定、確保に向けた交渉等に時間を要したことから、岸壁用ブロックの製作工事を令和2年度に繰り越して執行する計画へ変更いたしました。同製作工事については、今年7月に工事請負契約を交わし、建設工事に着手しているところでございます。なお、不用額に関しては、県の繰越額に合わせる必要があったため、一部を不用としているところでございます。  9ページを御覧ください。中段の07商工費、1項商工費、2目商工業振興費、18伝統工芸後継者育成事業でございます。本市にある伝統的工芸品5産地組合の後継者育成事業に関し、国、県、市で協調して、その費用の一部を補助する事業ですが、壺屋焼、琉球漆器、三線の3組合において、講師の確保ができない等の理由で、当該年度の育成事業が実施できなかったことに伴う不用となっております。  次に、同ページの下から3段目、24なは産業支援センター機能強化事業(駐車場整備)については、銘苅にあるなは産業支援センターに隣接する那覇市消防局の駐車場用地に、地上2階建ての自走式駐車場を整備する事業で、昨年度工事が完了し、今年3月に供用開始しております。不用額については、工事実績に伴う不用となっております。  10ページを御覧ください。上から3段目の29先進的かつ新たな産業発展事業補助事業です。当該事業は、市内企業が本市の優位性や特色を生かした先進的かつ新たな取組により、産業発展に資する事業を実施することに対し、その費用の一部を補助するものでございます。外部有識者によって構成された審議会において2社を選定し、事業を実施してきたところでございますが、交付決定した2社のうち1社より、事業執行が困難との理由で廃止の申し出があり、承認したことから不用額が生じたものでございます。  次に、同ページ下から2段目、35首里当蔵公社住宅跡地整備事業でございます。この事業は、琉球びんがた事業協同組合那覇伝統織物事業協同組合が、国の沖縄振興特定事業推進費補助金を活用し、首里当蔵町に拠点施設整備を行うことに対して、国と協調し、土地取得費用や建設費用等の一部を補助するものであります。  今年3月に両組合が沖縄県住宅供給公社から土地購入をした際、その費用の一部を補助しておりますが、昨年度実施予定だった基本計画策定に係る補助予定分が不用となっております。  なお、不用額のうち同計画策定の補助分901万7,650円について令和2年度へ繰越しいたしましたが、翌年度繰越額の欄に記載が漏れているところでございます。こちらについては、おわびして訂正させていただきたいと思います。  次に一番下、36事業那覇市プレミアム付商品券事業については、事業実績に伴い1億4,134万134円の不用が計上されております。プレミアム付商品券の販売、換金業務等に関する業務委託については、令和元年度内に換金事務等が終了しなかったことから、4月末まで事業を延長し、委託料の精算処理については令和2年度に行ったところでございます。  なお、説明資料の執行済額には、委託料の返還分1億8,846万6,000円が含まれた額となっており、それを考慮した場合には、執行済額は2億4,635万円、不用額は3億4,064万7,000円、執行率は42%となります。政策説明資料では、清算後の金額として、この金額を記載しているところでございます。  11ページをお開きください。令和元年度の繰越明許でございます。  そのうち、中段の36事業那覇市プレミアム付商品券事業については、31年度2月定例会にて予算計上を行いましたが、平成30年度内に事業実施が困難であるとの理由から、全額を令和元年度に繰越ししたものです。当該繰越分については、主にシステム構築費用や事務所の賃借料として執行され、その実績に基づく不用となっております。  最後、一番下、事故繰越が1件ございます。01事業外国人研修生受入事業補助金についてですが、外国人技能実習機構の実習認定等が大幅に遅れ、技能実習生の入国が遅延、年度内に研修が終了しなかったため、予算を繰り越しし実施いたしました。同年5月には事業完了をしたところでございます。  以上が商工農水課関係分となります。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  いかがでしょうか。たくさんの事業がありますけども。  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  1ページの収入未済の、先ほど4件と1件でしたか、2件かあったんですけれども、その分、施設の使用料ということですが、これは単年度分ですか。それともその前のもの、収入未済の詳細をちょっと、今後またちゃんと取れる見込みがあるのかどうか、ちょっと確認させてください。 ○委員長(前田千尋)  新川智博主幹。 ◎商工農水課主幹(新川智博)  まず1ページの05ITインキュベート施設会議室及びIT研修室使用料については、これは平成31年度、令和元年度の現年度分でございます。  それから、少し下の10ITインキュベート施設会議室及びIT研修室使用料(滞納繰越分)、こちらは平成30年度分でございます。平成30年度分に収入がなかった分を、昨年度、催告等を行っておりまして、2件のうち1件は納付が済んでおり、こちらは今でも催告等を行っております。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  ですから、催告をしているんですけれども、取れる可能性は十分あるんですかと聞いているんです。 ○委員長(前田千尋)  新川智博主幹。 ◎商工農水課主幹(新川智博)  文書、メール、電話等々で一応催告しておりますので、取れる可能性はあると思っています。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  やっぱり滞納分というのは、なかなか滞っていって、相手もそういう意識が薄れたりする場合がありますから、常に常にやはり催告をし、どういう状況なのか、分割だったらできるのかどうかとか、そちら辺しっかりやっていただきたいと思います。  この件は以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  資料の9ページかな。一番下のほう、新商品開発事業に関して、政策説明を見ると今回40商品だっけ?  アイテム数が40件あるんですけど、こういったのは、やった後、売上げとか、販売とか、そういった実績なんかもやっぱり調べているんですよね。それ、どうでした? ○委員長(前田千尋)  町田務商工農水課長。 ◎商工農水課長(町田務)  当該新商品開発事業につきましては、翌年度に、販売実績について売上げ等を報告していただくようにお願いをしているところでございます。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  途中経過とかというのは分からないですか。
     例えば、なぜこれをするかというと、次、もう1個質問するんですけど、その次のページ、28番、民間資金調達促進マッチング事業、今回マッチングがゼロだけど、ビジネスマッチングの実績は12件あるという。  このコロナの中でこういった作業をしているんだけど、要はうまく進んでいるのかどうか、それともやっぱり新商品を作って売れないとか、マッチングしてもやっぱりこういったのでなかなかうまくいってないとかというのはあるのかなというのを質問したいです。 ◎商工農水課長(町田務)  休憩お願いします。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  赤嶺拓主幹。 ◎商工農水課主幹(赤嶺拓)  令和元年度の新商品開発事業については、先ほど40品目ということで、実際に商品開発はされたんですが、これを実際に販売までつなげられるかということで、進捗確認を各事業所に確認はしたんですが、その中で、食品関係と、あと化粧品に関して、2社に関しては販売を開始したというふうに聞いているんですが、残りの家具であったり、食品関係でその他の事業所の食品とか、文房具とか、あと紅型を使った衣装とか、そういったものに関しては、やはりコロナ禍の影響で、商品は開発しているんですけど生産に移行できないということで、商品化がまだできてないということで、こういった影響は出ているというふうに伺っております。 ○委員長(前田千尋)  町田務商工農水課長。 ◎商工農水課長(町田務)  あと、民間資金調達促進マッチング事業におけるマッチングのほうが、今年度0件であったということでございます。こちらにつきましては昨年度も1件ということで、マッチングの実績としてはまだ低い状況ではございますが、やはり今回の民間資金調達マッチング事業については、まず起業家と実際に新たな商品を作ったりというふうな形で、まずは市内の企業の方々を育成していくというのが1つ目的があります。  あとは、実際に融資をマッチングする方々についても、県内の企業とか、金融機関とか、そういった方々を対象としてやっているところがございましたので、そういった中では昨年度相談が11社ありましたが、実際にそこまで行き着くまでのレベルがなかった部分がございました。  やはり、これについては育成という観点も少しございますので、今後も支援をしていきながら、新たなマッチングができればというふうに考えているところでございます。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  通常だと1年ぐらいたっていろんな実績が出てくるから分かるんですけど、この中にあって、せっかく新しいのを作っても売れない状態で、それを断念するとか、マッチングなんかでも、やっぱり出資するほうも二の足を踏むとかというのはあるんで、その辺はしっかり、この時期だけなんで、職員も大変かもしれんけど、やっぱり見てほしいし、さっきのもう1つあった先進的産業発展のやつも1社取り消したんだよね。  そういったのを含めて、厳しい中で、何とかそういったのに活用できる、例えばこれ、予算が少し残っているんなら、何かそういったのに活用できる方法なんかもぜひ考えていただきたいし、この時期だからこそやる気がある企業をもっとうまくぜひサポートしてあげていただきたいということを要望しますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  どうも御苦労さまです。  外国人研修生受入事業補助金というのがありますよね。政策説明資料では5ページになるんですけど、これはあくまで本市が補助するのは、陸上講習における経費の一部で、この方々が船に乗るというのはまた別のあれで、3年間の研修終了後に、達成度を利用して漁船に乗船することで漁船船員の不足の解消に一定の効果があったと書いてありますけど、皆様方が助成した18人のうち何人が実際の那覇市内の漁船に乗るようになったのか分かります? ○委員長(前田千尋)  町田務商工農水課長。 ◎商工農水課長(町田務)  大変申し訳ありません。  実際に研修が終了した後、何人が那覇市のほうで漁業者として就労したかという部分についての実態というのは把握をしてございませんが、ただ漁業者の方にヒアリング等をしている中では、その多くの方々が、別の制度を通じてまた日本のほうに入って来て、また別の研修として従事をされているということではお伺いしております。  ただ、今年度につきましては、やはりコロナの影響等もあるかと思いますので、多分今年度については、少しそういったところが落ちる部分もあるのではないかというふうに考えているところでございます。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  この事業の目的は、一応国際交流も大事なんですけども、要するに船員不足の解消、これが大きなあれですよね。  私は、港で停泊している漁船の船長さんとお話をしたことがあるんですけど、やっぱり船員が外国人でした。聞いたら、沖縄の子はすぐにやめてしまって役に立たないから、採用しているよと言ってましたけどね。  とにかく不足していると、船員が。あくまで大きな目的は漁船船員不足の解消ですので、このほうもリサーチしたほうがいいんじゃないかと思いますけども、いかがですか。 ○委員長(前田千尋)  町田務商工農水課長。 ◎商工農水課長(町田務)  委員のおっしゃるとおり、実績についての把握はやはり重要だというふうに認識しておりますので、その把握方法を含めて検討させていただければというふうに思っております。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  よろしくお願いいたします。  政策説明資料の12ページに、漁業振興資金預託融資事業がありますけども、何かほかの制度が利用されて、これがなかなか積極的に活用されてないというのがありますけど、漁業者のニーズやその他の類似融資制度の把握等を行い、当該事業が積極的に活用される検討が必要であるとありますけども、実際これは今検討が行われてますか。 ○委員長(前田千尋)  町田務商工農水課長。 ◎商工農水課長(町田務)  これにつきましては、過去融資を担当する信漁連、銀行のほうと調整をさせていただいた経緯はございますが、ここ最近につきましては、コロナの影響等もあり、進んでいないというのが現状でございます。  ただ、先ほど委員からもお話があったとおり、漁業者にニーズが多様化している、あとは、当該事業については保証人が必要になっている場合がありまして、そういったものが、融資をなかなか受けづらくしている原因ではないかということで考えておりまして、そういった保証人であったりとか、あと融資額をもうちょっと大きくできないかとか、そういったものも含めた検討をしているというところでございます。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  大事な制度ですので、利用しやすいように検討をよろしくお願いいたします。  それから、これの20ページなんですが、伝統工芸後継者育成事業、令和元年は、事業修了者が紅型2人、首里織り7人とありますけど、その方々のうち何人が実際にその職業に就いているのか分かりますか。 ◎商工農水課長(町田務)  休憩お願いします。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  町田務商工農水課長。 ◎商工農水課長(町田務)  申し訳ございません。  こちらについても、紅型2人、首里織り7人の育成の修了者がいるということでお伺いしておりますが、その実態についての把握はまだなされていないということでございます。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  これも大事ですので、せっかく育成事業で訓練した後、実際に仕事に就けるのかどうか、この方々が、それもよくリサーチしていただきたいと思います。  それから、21ページの中小企業事業者の県外・海外向け販路拡大支援事業があるんですけども、活動実績の中に、採択事業者数9社のうち県内3社、県外6社とあるんですけど、県外6社というのはどういう意味ですか。 ○委員長(前田千尋)  町田務商工農水課長。 ◎商工農水課長(町田務)  採択事業者については、全て那覇市の事業者でございますが、そのうち県内の商談会等における補助が3社と、販路拡大のために県外の展示会に行くときの補助が6社あったということで、実際の展示会が開催される場所によっての振り分けということになっております。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  この中小企業の方々というのは、那覇市内の企業という意味ではなくて、全て県内、県外問わず補助しているという意味なんですか。 ○委員長(前田千尋)  町田務商工農水課長。 ◎商工農水課長(町田務)  当該事業につきましては、那覇市内における中小企業の方が開発した商品とかサービスを、県内の展示会であったり、県外の展示会、あと海外もございますが、そういった海外とかに出る際にその費用の一部を補助するというものになってますので、対象者としては市内の中小企業者ということになっております。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  ああ、そういうことですか。なるほど、分かりました。結構です。  まだもう少し、ほかをしてからやりましょう。1人で幾つもやると申し訳ないから。  たくさん事業があるので、ほかが終わってから。 ○委員長(前田千尋)  いいですか。  大丈夫ですよ、たくさん事業ありますので。  ほかにどうでしょうか、皆さん。  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  審査資料10ページの34番、那覇市地域おこし企業人事業、ちょっとお尋ねしますけど、これは11月まで企業の方1人を6か月間受入れとありますが、今現在どんな感じなんですか。 ○委員長(前田千尋)
     町田務商工農水課長。 ◎商工農水課長(町田務)  当該事業については、三大都市圏、今回については東京であったんですが、東京のほうの企業に勤めていらっしゃる方が、そこで有した知識を那覇市に貢献をしていただくということで、1人来ていただきました。  実際には観光課のほうに配属をさせていただいて、那覇の観光についての助言であったり、提言をいただいたところでございます。これにつきましては、現在は事業としては終了してございますので、当該社員については東京のほうに戻っているところでございます。 ○委員長(前田千尋)  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  ありがとうございます。  ちなみに企業というのは、どういった内容の企業であるのか、また受けた提言とか、そしてそれを受けて今後どうするのかというのまで、目標というか、決まっていれば教えてください。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  町田務商工農水課長。 ◎商工農水課長(町田務)  昨年度につきましては、キョードーファクトリーというコンサートのイベント等を企画している会社の社員の方に1人来ていただきまして、ナイトコンテンツ等を中心とした那覇市の観光についての提言をいただいたところでございます。  昨年の11月に東京に戻る際に、観光都市那覇の提案書というものをいただきまして、その中では、先ほど言いました新しいナイトコンテンツの開発であったり、既存の施設等々についての提言等をいただいたところでございます。  ナイトコンテンツに関しましては、例えば那覇市のほうでは、民謡酒場というのがかなり多く実際にはあると。ナイトコンテンツ、そういったライブハウス等は沖縄市等がメインではあるんですが、那覇市にも民謡酒場というかなりいいコンテンツがあるので、そういったものをさらに活用してはどうかといったものであったり、テンブス館に関しましても、国際通りの観光客が多くを占める中で、トイレ等の利用について、そういったものについての利用がやはりまだあるということで、テンブス館の1階の部分にトイレを整備したほうが、集客も含めた形でテンブス館についてもいいのではないかとか、いろいろな視点から提言をいただいたところでございます。 ○委員長(前田千尋)  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  オーケーです。ありがとうございます。  これはちょっと期待できると思うので、いろいろやっぱり他府県からのそういう意見とかというのは大事だと思うんで、今後もまた取り組んでほしいですね。  あと1点だけ、地域おこしの上の、32地域未来投資事業というものに関してなんですけど、これちょっと何か分かりづらいんですが、どういった方々、ちょっと内容、どういうことなのか少し教えていただけますか。 ○委員長(前田千尋)  新川智博主幹。 ◎商工農水課主幹(新川智博)  当該事業につきましては、地域未来投資促進法という新しい法律ができまして、それに基づいて、情報通信であったり、観光であったり、あとは物流であったり、そういった部分を集中的に支援していきましょうという制度であります。  那覇市については、推進交付金を活用して情報と観光という分野でに力を入れていきますというところで基本計画を策定して、その基本計画を策定するに当たって、AIとかビッグデータ、先進技術を活用した技術でもって地域経済の活性化に資するような取組を補助するというふうな事業になっております。  昨年度につきましては、2社採択がありまして、どちらもAIとかビッグデータ、こういう先進技術を活用した事業に取り組むというところで採択をしております。  まず、そのうちの1社につきましては、小売業における自動及び省人化システムによる次世代店舗開発という事業でございました。こちらは、昨年度については人手不足が顕著だったものですから、その人手不足を解消するために、お客さんが自分で幾つか商品を取ったら、専用のシステムで、バーコードを通して、あとはもうアプリでもって決済をするという開発を今も進めております。これをすることで、レジにかかる人員が削減できるというか、ある程度負担が軽減できるんじゃないかというところで補助しております。  あと1点につきましては、沖縄観光プラットフォーム事業といいまして、こちらは沖縄セルラーさんなんですけども、沖縄CLIPというアプリを通して、観光客もしくは県内のお客さん含めていろんな情報を発信することで、地域の飲食店であるとか、そういったところに誘客する、あるいは那覇の物産とか、こういう良質な商品がありますよというのをPRする、こういったもので観光産業の振興に資するというところで開発を進めているところであります。  その2点が補助事業であります。  あと1点、人材育成事業というのがございます。こちらは委託事業でありまして、AIとかビッグデータを用いて、これからはデータサイエンティストという職業がかなり必要になってくるというのがIT業界の中では言われております。地域でデータサイエンティスト養成をするということで、委託をして事業を実施してきたところであります。  こちらは、平成30年度、31年度、2年続けてやりまして、基礎講座であるとか、応用講座、そういった部分を市内の事業者、あるいは市民の方を対象に講座を進めていきました。  以上です。 ○委員長(前田千尋)  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  ありがとうございます。  何となく分かったんですけど、一応これは多分今後の時代に一番沿っているような感じなので、特に力を入れるべきなのかなと、それなりにやっぱり予算が立ってますし、継続ですよね。継続していくんですよね。 ○委員長(前田千尋)  新川智博主幹。 ◎商工農水課主幹(新川智博)  また継続も検討してまいりたいと思っています。 ○委員長(前田千尋)  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  ぜひ力を入れて、人材育成に取り組んでほしいと思います。  ありがとうございます。以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかにございませんか。  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  私から、3つばかりお聞きしたいと思います。  最初に7ページの上から2段目、05那覇市農業振興事業なんですけども、政策説明資料でいくと、補助金、助成金ということなんですが、対象になっている那覇市在住の農家というのは、どういうふうに把握されて、実際何軒ぐらいあるとかというのは分かりますか。 ○委員長(前田千尋)  町田務商工農水課長。 ◎商工農水課長(町田務)  当該事業の対象者につきましては、沖縄県農業協同組合、JAさんです。それと花卉園芸農業協同組合に加盟していらっしゃる農家さんを基本的に対象としているところでございます。  農業者の数につきましては、おおむね200人程度だというふうに把握をしてございますが、正確な数字については、すみません。今持ち合わせておりませんので、後ほど報告したいと思います。 ○委員長(前田千尋)  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  じゃそれぞれの協同組合に加盟していらっしゃる那覇市在住の農家の方たちに対する補助ということでよろしいですか。 ○委員長(前田千尋)  町田務商工農水課長。 ◎商工農水課長(町田務)  当該補助につきましては、JA、花卉園芸農業協同組合、両組合を通して農業者に対して支給を行っているところでございます。 ○委員長(前田千尋)  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  加盟していない農家の方もいらっしゃるんでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  町田務商工農水課長。 ◎商工農水課長(町田務)  那覇市の農業者の中では、これらの組合に加入をしていない農業者も実際にはいらっしゃいます。 ○委員長(前田千尋)  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  あと、こういう補助があるんだということの周知というのは、どういうふうにされているんでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  町田務商工農水課長。 ◎商工農水課長(町田務)  各協同組合の広報紙等々、あとはJAさんでありましたら、生産部会とかそういった集まりがございますので、そちらのほうを通じて募集をするというふうな形になるかと思います。 ○委員長(前田千尋)  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  はい、分かりました。  コロナ禍というところで、今改めて農業というのを見直そうという、そういう声もちょっとある中で、金額が300万という額なんですけれども、どう力を入れるかというところなんですけど、ぜひまた頑張っていただきたいなというふうに思います。  2つ目は、9ページの08那覇の物産展事業ですけれども、市長賞とかそういった商品の需要拡大と販路開拓ということなんですが、物産展の後の販路開拓というところでは、何かそういった事業者に対するフォローとか、そういったものもされているんでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺拓主幹。 ◎商工農水課主幹(赤嶺拓)  本事業は、那覇市長賞を選定した後に、昨年度、令和元年度でいえば、神奈川県のほうで、グランツリー武蔵小杉とか、イトーヨーカドー等の催事場を利用して、那覇市の物産展ということで、市長賞の紹介とか、その他那覇市のこういった商品を紹介する物産展を開催しておりまして、そちらのほうで実際、消費者の方に手に取ってもらって、あと実演とかもやっておりますので、その場で実際に見て買ってもらうというような形での販路拡大というか、商品販売というような支援は私たちの事業の中で行っております。 ○委員長(前田千尋)  町田務商工農水課長。 ◎商工農水課長(町田務)  すみません、追加で説明させていただきます。  あと、那覇市長賞を取ったものに対しては、那覇市の広報紙に毎年掲載させていただくとともに、ホームページへの掲載であったり、あと今年度はないですが、産業まつりにおいても那覇市長賞の商品を展開させていただいているところでございます。
    ○委員長(前田千尋)  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  はい、分かりました。  県外であるとか、そういったところへのPRももちろんとても大事なんですけれども、実際に市民が、那覇市の中にこういったすばらしいものがあるんだということの、市民に対するもっとPRをやってもいいのかなというふうにちょっと感じています。  市内の例えば大型のショッピングセンターのお土産品のコーナーに行くと、那覇市内でありながら、那覇市のお菓子というのが、ちんすこうさんぐらいかなというようなことがあったりして、県外に那覇市のお菓子を送りたいといったときに、探すとなくて、テンブスまで1回行って、そこだとあるかなと探すとなかなか品ぞろえがなかったりとか、ちょっとそういうことがあったので、ぜひ市民がいつでも気軽にできるような、そういうことができるフォローというのかな、それもぜひしていただきたいと思うんですけれども、どうでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  町田務商工農水課長。 ◎商工農水課長(町田務)  那覇の物産展事業につきましては、少し内容等につきましてもそういった御指摘等もありましたので、例えばポスターや広告等、市長賞のPRを強化していきたいというのが今年度の目的にも挙げてございますので、そういった展開の部分も含めまして、検討させていただければというふうに思っております。 ○委員長(前田千尋)  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  はい、よろしくお願いします。  最後に3つ目ですけれども、同じ9ページの24なは産業支援センター機能強化事業(駐車場整備)なんですが、3月ということなので、年度最後の1か月なんですけれども、その1か月も含めて、実際の利用状況というのがどんな感じか、ちょっと教えてください。 ○委員長(前田千尋)  町田務商工農水課長。 ◎商工農水課長(町田務)  今委員からお話がありましたように、令和2年3月から供用開始というふうになったところでございますが、ちょうどその時期にコロナが拡大をしておりまして、消防局の研修であったりとか、あと産業支援センター、あとは協働プラザの講座等も軒並み中止等ありましたので、利用率については残念ながら伸び悩んだということでございます。 ○委員長(前田千尋)  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  そうなんですよね。協働プラザのほうに行くと、そこの新しくできた駐車場がどうなっているのかなといつもちょっと気になりながらであったんですけれども、これからというところですね。  また頑張ってください。よろしくお願いします。  以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかにどうでしょうか。  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  どうもすみません。  9ページの09番の企業立地促進奨励助成事業がありますけども、これは要するに、市内に新たな事務所を設置して、一定数・一定期間以上、市民の新規常用雇用を行った企業、この一定数・一定期間というのは、具体的にはどうなりますか。 ○委員長(前田千尋)  町田務商工農水課長。 ◎商工農水課長(町田務)  人数については3人以上で、6か月間以上、常時雇用として、事業所も那覇市にいる企業を対象としているところでございます。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  それで、この説明資料によりますと、18ページにあるんですが、活動実績が平成28年度が5社、続いて元年度までは合計14社がこの補助を受けた実績があるんですけども、実際にその後、その14社が現在那覇市に厳然とちゃんと残って定着しているのか。 ○委員長(前田千尋)  新川智博主幹。 ◎商工農水課主幹(新川智博)  申し訳ございません。今手元に詳細な資料を持っておりませんが、昨年度、毎年ではないんですけども、各時期にフォローアップ調査をしておりまして、継続しているのか、雇用はどれぐらいいるのかというところは調査をしております。  今手元に資料はないんですが、昨年度行った調査の中では、全部ではないんですけど、そのほとんどはまだ継続して活動しておりまして、従業員数も立地したときよりも増えているという状況でございました。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  その辺もしっかりこれからもリサーチしていただきたいと思います。  あと、この説明書の中の34ページの那覇市プレミアム付商品券事業、これは消費税10%引上げに伴うものでしたけれども、これが執行率が42%、もちろんあれが違いますが、コロナ対策で今那覇市以外にもあちこちやってますけど、今日の新聞に載ってましたけど、非常に好評だとありましたけれども、ここは42%、もちろんかなり条件も全て違うんですが、低調であった理由というのはどういうふうに考えてますか。 ○委員長(前田千尋)  町田務商工農水課長。 ◎商工農水課長(町田務)  プレミアム付商品券につきましては、42%というお話がありましたが、かなり低調であったと。これは全国的にも同様の傾向が示されているところでございます。  今具体的な分析まではされておりませんが、お話を聞いている限りでは、例えば1セット5,000円、4,000円で5,000円分ということで商品券を購入するということでございますが、その商品券を買うお金がないとか、そういった声が多く上がっているところでございます。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  例えば、中核市でもいいですし、全国的には大体どの程度利用されているのか、今数字は分かりますか。 ○委員長(前田千尋)  町田務商工農水課長。 ◎商工農水課長(町田務)  中核市の状況につきまして、今手元にあるのが、その当時の1月末現在の実績でございましたが、一番高いもので青森市で55.1%、そのときの那覇市の実績が34.8%という状況でございましたので、一番申請率の高い市町村でも大体この辺りなのかなというふうに思っております。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  ありがとうございます。  結構です。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  今の関連で、ちょっとよく分からないんだけど、ページ数で言ったら10ページの一番下の36番よね。  次のページの11ページの真ん中ら辺に、また36番が出てくるわけさ。  政策説明資料も34ページと36ページに、内容を見たら全く同じなんだけど、なんでこんなして分けているのかなというのがよく理解できなくて。 ○委員長(前田千尋)  繰越しですよね。説明を。  町田務商工農水課長。 ◎商工農水課長(町田務)  当該プレミアム付商品券事業については、平成30年度、いわゆる31年の2月に国のほうから示された目安を基に、30年度の予算を計上したのがスタートでございますが、その当時、30年度の事業執行に関しましては、期間がもう2月、3月というふうな中で、事業実施が困難であったというところから、まず30年度分については、31年度(令和元年度)に繰越しをしたところでございます。  あと、10ページの分については、令和元年度に実際にプレミアム付商品券事業を行っておりますので、その実際のプレミアム分であったり、事務費の31年度分(令和元年度分)の費用ということで、2つ同じ内容として計上させていただいているところでございます。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  分かりました。  それで、先ほどなぜそんなに申請率が悪かったのかというのは、非課税世帯がそんなに買うだけのお金が厳しかったということで、全国で一番いいところでも5割程度ということでしたけれども、子育て世帯については、確か児童扶養手当の申請のときにやっているから、100%やっていると理解していいのかな。 ○委員長(前田千尋)  町田務商工農水課長。 ◎商工農水課長(町田務)  非課税世帯は申請に基づいて認定作業を行った後に交付をするという形でしたが、子育て世帯については該当する方に全てやっておりましたので、100%ということになっております。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  先ほど喜舎場委員からもありましたけれども、今朝の新聞の一面でも各市町村のプレミアム付商品券事業が非常に好評だということで、コロナ禍の中で大変皆さん喜んでいるということでしたけど、当時のものが申請率は低いと、今のものはかなり人気があると。  その違いというのはどのように考えてますか。 ○委員長(前田千尋)  町田務商工農水課長。 ◎商工農水課長(町田務)  本日の新聞で掲載されていたプレミアム商品券、いわゆる地域商品券と言われるものだというふうに理解をしておりますが、通常の商品券にプレミアム分を加算した形で商品券を発行する、これはプレミアム付商品券の部分と同じような部分ではございますが、やはり、このコロナ禍の中で消費がかなり落ち込んでいると。そういう中でプレミアム部分をつけた形で商品券を発行することで、地域経済の活性化を図るというふうな内容だと思います。  今日の新聞の中では、各市町村2割ないし、一番大きいところでは与那国町で900%というかなり大きなプレミアム率をつけた商品券がございますが、やはりそういったプレミアム分というものが地域経済に貢献できて、そういった中で好評だったのかなというふうに感じているところでございます。  あとは、そういったPRであったりとか、使える場所、そういったものもかなり大きかったのかなというふうに考えているところでございます。 ○委員長(前田千尋)
     桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  分かりました。  当時の国の消費税対策としての非課税世帯、子育て世帯に対するものはあんまり効果がなかったということがよく理解できました。  国の政策も非常にまずかったんじゃないかなと思っております。  以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかにどうでしょうか。  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  政策説明資料の3ページの次世代人材投資事業なんですけれども、この事業を通して、農業の後継者育成や確保につながる大切な事業だと思うんですけれども、その効果の実績や定着につながっているよみたいな成果などが、もう少し詳しく御報告できればお願いしたいのが1点です。 ○委員長(前田千尋)  町田務商工農水課長。 ◎商工農水課長(町田務)  当該事業は、就農後5年以内の新規就農者に対して、単身でありましたら年間150万円、夫婦であったら225万円を給付するという事業となっております。  実際には、5年を経過した後は自立をしてやっていくということで、今現在この事業を受けた中で農業をやめた方というのはほとんどいらっしゃらない、現在も就農を継続していらっしゃるということでお伺いをしておりますので、その意味では効果がかなりあるのかなというふうに考えております。 ○委員長(前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  なるほど、後継者育成につながっているというのがよく分かりました。  頑張ってください。  次は、泊の水産鮮魚機能強化支援事業で冷凍冷蔵施設の改築が完了したということですけども、老朽化していた以前の冷凍設備が改築されて、どのぐらい機能アップというのか、こういうふうに新しくなったので、そういう能力があって、関係者の皆さんに喜ばれているのかどうかをお伺いします。 ○委員長(前田千尋)  町田務商工農水課長。 ◎商工農水課長(町田務)  当該事業につきましては、泊漁港内におきまして、那覇地区漁業協同組合、あと沖縄県近海鮪漁業協同組合の2団体の共同所有という形で建設をしたところでございます。  3月に完成したばかりですので、事業効果としてはまだ発現をしていないところではございますが、漁業者の方からお話を聞きますと、やはり氷であったり、餌の貯蔵に関しては、とてもしやすくなったと、今後当然漁をしていく中で、そういった施設を利用した形での利用がよりやりやすくなったということでは大変好評いただいているところでございます。 ○委員長(前田千尋)  すみません。  今の事業名をはっきり述べていただいてもいいですか。  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  那覇市水産業機能強化事業でした。政策説明資料は9ページ。 ○委員長(前田千尋)  どうぞ、そのまま引き続きお願いします。 ◆委員(上原安夫)  新しくなったので、本当に漁業関係者の皆さんからは喜ばれていると思います。  次に、伝統工芸館運営事業についてお伺いします。  展示室入館者が約2,300人ですが、工芸体験者数が9,270人とたくさん利用されているようです。そういう体験者数は小学生など学校からの連携もあると思うんですが、そこら辺を少し御説明をお願いします。 ○委員長(前田千尋)  町田務商工農水課長。 ◎商工農水課長(町田務)  体験工房につきましては、昨年度9,270人ということで多くの方々に来ていただいて、今現在としては、この多くが観光客の方々ということでございます。  小学校との連携につきましては、今壺屋小学校のほうでは、毎年1回、壺屋陶器まつりというものが小学校の中で開催されて、その一環で小学生も壺屋焼を作ったりとか、そういった商品を販売をしたりというふうな形の連携をさせていただいているところでございますが、実際に体験工房まだ結び付いていないというのが現状でございます。  これにつきましては、今後教育委員会等々とも話をしながら、やはり地域の伝統工芸でもありますので、那覇市の伝統工芸産業普及促進の中で小学生等々の役割も十分必要かなというふうに考えておりますので、今後検討してまいりたいというふうに考えております。 ○委員長(前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  事業評価のほうにも、直営化で課題が明らかになった、今後の健全な運営に向けて頑張っていくということなので、ぜひ頑張っていただきたいと思います。  よろしくお願いします。以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかにどうでしょうか。  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  お疲れさまです。  1点だけ。審査資料の10ページ、29番先進的かつ新たな産業発展事業補助事業なんですけれども、2事業に2事業者選定されて、残念ながらうち1社が事業廃止に至ったということなんですけれども、まずこの2社がどのような事業だったのかということと、1社についてはなぜ廃止に至ったのかその理由を教えてください。 ○委員長(前田千尋)  新川智博主幹。 ◎商工農水課主幹(新川智博)  まず1社目につきましては、AI、AR、モーションキャプチャー技術を用いたミラー型デバイス、アークミラーという技術の開発でした。これはどういうものかといいますと、等身大のミラー型になったデバイスでありまして、ここで空手であるとか、エイサーであるとか、それを見ながら、例えば老人ホームであるとか、また観光客がホテルであるとか、そういったものを見ながら、健康ツーリズムとして何かこう体を動かすことができる技術であります。  この技術につきましては、採択された部分については新聞報道等でも取り上げられまして、2月、3月以降にいろんなホテルとか、またあるいは通信会社とか連携しながら、いろんなところに設置していく計画をしていたんですけれども、コロナの影響で今少し中断をしているところです。コロナが収束して経済が再開したときには、いろんな老人ホームであるとか、ホテルであるとか、児童館であるとか、そういったところに普及させていくという計画になっております。  もう1点の事業につきましては、世界水準の文化観光コンテンツを産業として生み出すための高度な人材の育成、新たなナイトコンテンツ施策サービスの提供を行うという事業でございました。  これはナイトエンターテイメントが沖縄には少ないと、特に那覇には少ないというところから、ナイトエンターテイメントを目的に人材育成、あるいはそういうエンターテイメントのときには機材がどうしても必要になると。その高度な機材を扱う人材の育成という部分で採択された事業でございます。  この部分が、事業を進めるに当たって、なかなか途中で困難になってきたと。これはいろんな資金的な部分、それからいろんな人的な部分、いろんな要素があって、そういった部分から困難になったというところから、中断をしたいという要請を受けまして、それで市が承認をしたという流れです。 ○委員長(前田千尋)  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  決算審査なので、廃止事業のこの社について、選定段階で分からなかったのか、あるいは適正に審査は行われたのか、どのように認識しているのか伺います。 ○委員長(前田千尋)  新川智博主幹。 ◎商工農水課主幹(新川智博)  当該事業の補助事業の審査につきましては、市の内部ではなくて、専門の事業者がそろう中小企業振興審議会の皆さんに審査をしていただきました。  当然沖縄の観光に資する取組ではあると、審査の時点では、成長可能性もあるというところが見込まれて、採択されたものではあります。 ○委員長(前田千尋)  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  ナイトコンテンツ事業は、沖縄県全体、那覇市においても、非常にニーズとして、課題としてある部分ですので、選定としての非常に魅力というのはあったと思いますけれども、実態として、それがこれだけの金額の事業として進められる計画であったのかということは、那覇市ではなくて、選定委員会が審査しているわけですけれども、課題等があったのかなかったのか、どのような見解持っていますか。 ○委員長(前田千尋)  町田務商工農水課長。 ◎商工農水課長(町田務)  先ほどお話ししましたが、中小企業振興審議会の委員の皆様に審議をしていただく、その中で決算書等々についても当然出していただいて審査をしているというところでございましたので、決算書の中身等に関しては、特段事業が執行できないというレベルの状況ではなかったということで把握をしてございます。  ただ、先ほども少し申し上げましたが、当該事業者のほうから、スポンサーが撤退したというふうな理由の中で、事業として進めることがかなり厳しくなったということで、一旦事業を廃止したいというふうな申し出があったというところでございまして、そういった事業者がスポンサーの確保等しっかりできているのであれば、事業としてはしっかりできたのかなというふうに考えているところでございます。 ○委員長(前田千尋)  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  今後の課題としていただきたいんですけれども、この事業を執行していく見通しですよね、企業として。そこはまた工夫をして、しっかり審査ができるような、課題として捉えていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかにありませんか。  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  6ページの農業振興費の01市民農園事業、これは約3坪、60区画、年間一人4,200円でできるということで、執行率を見ても8割を超えてはいるんですが、今どんなですか。60区画満杯ですか。 ○委員長(前田千尋)  町田務商工農水課長。 ◎商工農水課長(町田務)  市民農園につきましては、市民の農業に対する意欲であったり、そういったものもありまして、60区画を超える応募もございまして、毎年抽選をした中で利用していただいているところでございます。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  それで、これは1年間で4,200円ということさあね。1年たったらこれは更新できるのか、それともまた新しい募集という形になるのか。
    ○委員長(前田千尋)  町田務商工農水課長。 ◎商工農水課長(町田務)  当該事業につきましては、1年間ということで、継続ではございません。改めて募集をしていただいて、新規の新しく農業をしていただく方をまずは優先をして、毎年選定をしてございます。  新規の方以外に、継続をしたい方についても募集は受け付けますが、まず新規の分を採択して、残って余っている分があれば、継続の方を入れていくというふうな形でやっておりまして、大体5〜6人ぐらい継続の方も実際にはいらっしゃいます。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  1年間やって次もやりたいっていうんですけれど、待っている人がいたらどうしようもない状況もあるんですが、主に1年間で皆さんどんな作物を作られていますか。 ○委員長(前田千尋)  町田務商工農水課長。 ◎商工農水課長(町田務)  様々な作物をやっていらっしゃる。シャガイモであったりとか、あとゴーヤーであったりとか、家庭菜園的な部分もかなりございますので、基本的には市民農園は1年ということの縛りがありますので、その1年間で収穫ができるものということでお願いをしてございます。  そういった意味では、樹木のいわゆるミカンであったりとか、そういった関係の作物はお断りをさせていただいてる部分がございます。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  事前に、何を作るためにそこを貸してもらいたいというふうなものの申請なんですか。 ○委員長(前田千尋)  町田務商工農水課長。 ◎商工農水課長(町田務)  はい。当該市民農園につきましては、土に触れる、農業に触れるということを1つの目的としておりますので、そこでどういった作物を作るかというところの指定は、私たちのほうでは行ってはおりません。  先ほど申し上げたように、樹木の関係につきましては、根を張ったりということもありますので、今後のことも考えて、そういった樹木になるものについてだけはお断りをさせていただいているということでございます。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  それで、かなりそれだけの市民が、ニーズがあるという中で、確か場所は首里の弁ヶ岳のところだったかな。60区画というところですけれど。  毎年こういう状況が続いている中で、やっぱりそれだけのニーズがあるんだったら、拡大をする、そういう考え方っていうのはどうなんですか。ないんですか。 ○委員長(前田千尋)  町田務商工農水課長。 ◎商工農水課長(町田務)  その話につきましては、農業委員会等々でもお話がございます。  那覇市については農地が少ないということもあって、やはり市民の農業に対する意識というのも、ほかの地域に比べてかなり高いというふうな認識は持ってはおります。  ただ、拡大につきましては用地の確保であったりという部分もかなりございますので、これにつきましては、今検討課題とさせていただいているところでございます。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  首里地域ですので、例えば小禄地域とか、そういう部分も考えていいのかなと思う中で、これはもうひとつ御検討いただきたいんですが、今団地が、市営住宅が高層化することによって、かなり土地が空いてて、相当今緑が増えているんですね。  宇栄原団地辺りは、9棟が建っているところには、皆さん花壇の中に野菜を作って、ゴーヤーとか、ナーベーラーとか、シブイとか、僕もよくもらっているんですけれども、高齢者が多くて、それが一つの生きがいづくりになっているわけさ。これが。  僕が非常に今思うのは、団地のそういった一画を生かして、何か農園ができんもんかなと。確かに土地利用の問題はあるんですけれども、こちら辺は市営住宅あたりと話をして、そういうふうに広げることは一つの、高齢者がかなり多くなっておりますよね、団地も。  そういう方々の生きがいづくりの面からも、また自給自足の面からも、そういうニーズがあるんであれば、やっぱり増やす方向で、今後この決算を生かして、検討していただきたいと思いますが、どんなですか、副部長。 ○委員長(前田千尋)  高宮修一経済観光副部長。 ◎経済観光副部長(高宮修一)  高齢者等からのニーズがあるのは私のほうも存じてございます。  市営住宅等となりますと、経済観光部とはまた所管が違ってきますので、あちらのほうに意見を申し添えながら、今後について検討させていただきたいと考えております。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  本当みんな上手ですよ。またおいしいです。  だから、ぜひ検討していただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  吉嶺努副委員長。 ○副委員長(吉嶺努)  決算資料の8ページ、漁船近代化機械設置推進事業に関してなんですけれども、従事者の生産性の効率化に寄与しているという事業評価なんですが、事業対象者が漁業協同組合正組合員となってるんですけど、この対象者というのは、何か選定理由とかあったんですか。基準など。 ○委員長(前田千尋)  町田務商工農水課長。 ◎商工農水課長(町田務)  当該事業につきましては、那覇市内に3漁協ございますので、その担当者を通して、各組合ごとで正組合員の方に、漁具であったりとか、機械の設置について募集を行っているところでございます。  対象者については、その組合員の方に今限らせていただいているところでございます。 ○委員長(前田千尋)  吉嶺努副委員長。 ○副委員長(吉嶺努)  その正組合員という中で、漁業協同組合の中に、ほかに組合員のランクがあるんですか。 ○委員長(前田千尋)  町田務商工農水課長。 ◎商工農水課長(町田務)  正組合員以外にも、准組合員というものがございます。 ○委員長(前田千尋)  吉嶺努副委員長。 ○副委員長(吉嶺努)  その准組合員が、この対象者にならない理由は何かあったんですか。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  町田務商工農水課長。 ◎商工農水課長(町田務)  申し訳ございません。准組合員が対象となっていない理由については、過去の経緯の中から、今現在対象となっていないというところでございます。  具体的に准組合員が対象となっていない理由というのは、私たちのほうとしても今細かいところまで把握できていないところでございますが、今現在正組合員とさせていただいている、漁業を主ななりわいとしてらっしゃる方ということで対処をしているところでございます。 ○委員長(前田千尋)  吉嶺努副委員長。 ○副委員長(吉嶺努)  決算なので、ただその中でも、漁業に関する人たち、担い手不足となる中で、先ほどもほかの委員からの質問に、関連の中では、地元の人はすぐやめてしまうというお話があったとおり、准組合員でも正組合員になりたい人もいるわけですよね。  それなりに漁業に出て、成果を上げて、それで正組合員になれるというような仕組みだと思うんですけど、その人たちが、じゃ漁に出る、漁獲高を上げる、そのための設備投資というのが、お金を借りることなのか、こういった補助事業でちゃんと正組合員になれるのか、こういうことも検討して事業を実施してもらいたいんですけれど、そういう取組って今後できるんですか。 ○委員長(前田千尋)  町田務商工農水課長。 ◎商工農水課長(町田務)  組合における正組合員、准組合員については、各組合のほうで基準等を定めているところがございますので、ただ私たちのほうといたしましては、漁業振興の観点からは、こういった設備の補助であったりを通して、漁業の方の育成であったりとか、後継者育成も含めましてやっていきたいという部分がございますので、何らかの形で支援ができないかというのを考えていきたいというふうに思っております。 ○委員長(前田千尋)  吉嶺努副委員長。 ○副委員長(吉嶺努)  これはちょっと要望としてお願いします。  次、政策説明資料の20ページで、資料の9ページ、伝統工芸後継者育成事業に関してなんですけれども、漆器、壺屋陶器、この事業修了者がいなかった理由を聞かせてください。 ○委員長(前田千尋)  町田務商工農水課長。 ◎商工農水課長(町田務)  昨年度、琉球漆器等につきましては、事業のほうができなかったですが、先ほど説明でもございましたが、講師のほうが確保できなかったというところが1つの理由として挙げられているところでございます。
    ○委員長(前田千尋)  吉嶺努副委員長。 ○副委員長(吉嶺努)  漆器が市場で売られている値段って高いですよね。つまり後継者をちゃんと育成して、伝統文化の継承であったり、またこれでしっかりとなりわいとできるようなものということもしっかりとPRしていかなきゃいけない。  そんな中で、この事業はとても大事だと思うんですよ。いい事業だと思うので、講師がいないとかという理由ではなく、しっかりと後継者をつくり、この文化を継承できて、これもなりわいにできるというような事業として、もうちょっとしっかりと取り組んでいただきたいなと思うところです。  これは漆器だけじゃなくて、もちろん壺屋焼もそうですし、これと観光コンテンツを絡めたりとかという事業をなさっていると思うんですけれども、やはりもうちょっと力を入れてやっていただきたいなと思うところ、これは指摘にとどめます。  政策説明資料27ページ、資料の10ページ、なはし創業・就職サポートセンター運営事業なんですけど、活動実績の、セミナー受講者101人に対して創業者7人、就職支援セミナー受講者189人に対して就職者35人、この数字は、皆さんどう捉えているんですか。 ◎商工農水課長(町田務)  休憩お願いします。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  町田務商工農水課長。 ◎商工農水課長(町田務)  当該事業の活動実績から申し上げますと、セミナーの受講者数ということからの、創業者数、就業者数というのは、まだまだ少ない状況ではあるということで感じております。  その要因といたしましては、創業に関しましては、例えばセミナーを受けた後に、資金繰りであったりとか、そういったものもやはり全て整わないと創業ができないという部分がございます。  あと就職につきましても、なはし創業・就職サポートセンターにおきましては、就職に至る前、やはり履歴書の書き方が分からないとか、面談の仕方が分からない、そういった方々に対してセミナーを行っているというふうな実情もございます。  なかなかハローワークに行くにも抵抗感があるとか、そういった方々に対して、セミナーを通して、まず就職をしていただくような基本的な知識とが技能とか、そういったものを身につけていただいて求職に臨んでいただきたいと、そういったところもございますので、まだ就職の部分に実際に結びつくというところについては、少しまだ実績と乖離があるのかなというふうに考えております。 ○委員長(前田千尋)  吉嶺努副委員長。 ○副委員長(吉嶺努)  セミナー受講者数を見ても、すごいいい事業だと思うんですけど、ただ継続として、今後の相談体制のさらなる充実、具体的にどんなことを充実させたら、創業者が増えたり、就職実績が増えると考えているんですか。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  新川智博主幹。 ◎商工農水課主幹(新川智博)  相談体制のさらなる拡充ということでは、今はコロナ禍にあるんですけれども、どちらかというと再就職の部分が少しトピックになってくるかなと思っています。  そういった部分で、議会でも答弁があったとおり、最近はコロナによって相談が増えてきていますので、体制を増員するとか、もしくは再就職に特化したセミナーに少しシフトするか、このあたりは窓口でのニーズ等々も伺いながら検討していきたいなと考えています。 ○委員長(前田千尋)  吉嶺努副委員長。 ○副委員長(吉嶺努)  今こそマッチング事業だと思うんですけれど、まあちょっと置いといて、ぜひこの事業、頑張っていただきたいと思います。  次、政策説明資料の29ページ、先ほど別の委員からもありました資料の10ページ、先進的かつ新たな産業発展事業補助事業なんですけど、ファンライフさんの動画を見せていただいたんですが、これがどのような観点から産業振興発展につながったと判断されていますか。 ○委員長(前田千尋)  新川智博主幹。 ◎商工農水課主幹(新川智博)  こちらは観光の振興、ホテルに設置することで、観光客が専門の講師の前ではなくて、そのキャプターを通して、例えば空手を学ぶことができる、あるいはエイサーを学ぶことができる、そういった部分がまず1点あります。  あとはそれとプラスして、やはり健康増進という視点が大きかったです。そういった部分から、長寿県の復活と、そういった部分からも産業の振興につながる部分があるんじゃないかなというところから、採択されたものと考えています ○委員長(前田千尋)  吉嶺努副委員長。 ○副委員長(吉嶺努)  今の健康増進の分野で言えば、この商品開発等、この技術を那覇市として、商工農水課さんは他の部署、健康部だとかそういうところと連携して、情報提供であったり、新たな事業をつくるとかという、今後の見通しがあるんですか。 ○委員長(前田千尋)  新川智博主幹。 ◎商工農水課主幹(新川智博)  今一時中断している部分もございますので、今の進捗も確認しながら、これが例えば福祉に資するとか、子供関係に資するとか、そういった部分もある程度見えるようになってきたら、そういった部分を情報提供しながら、どういった形で設置がまたできるのか、活用ができるとかというところは検討したいなと思っております。 ○委員長(前田千尋)  吉嶺努副委員長。 ○副委員長(吉嶺努)  せっかく予算をかけたんで、こういったところは連携していかないと進まないんですよ。要は今の健康も教育もそうですけど、災害になればエコノミー症候群が言われるし、こういうものをどんどんどんどん横展開していかないと発展性がないので、予算かけて実績があるんだったら、ぜひ頑張っていただきたいと思います。  よろしくお願いします。以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  いいですか。                     (質疑なし) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入替え) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に、認定第2号、令和元年度(2019年度)那覇市一般会計歳入歳出決算中、観光課関係分を議題といたします。  赤嶺文哉観光課長、説明をお願いいたします。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  ハイサイ、観光課でございます。  それでは、令和元年度那覇市一般会計歳入歳出決算中、観光課分について御説明いたします。  お配りしました説明資料の1ページを御覧ください。決算書及び政策説明資料の該当ページは右側に記載しておりますので、そちらのほうも併せて御覧ください。  まず、歳入について御説明いたします。  15款国庫支出金、2項国庫補助金、8目商工費国庫補助金、1節商工費補助金で4細節沖縄振興特定事業推進費につきましては、予算額640万円を計上しております。こちらは、本市及び浦添市に所在する古琉球及び近世琉球の関連資源を活用した周遊ルートを構築する事業であり、沖縄振興特定事業推進費を活用した事業となっております。令和2年2月定例会にて補正予算として計上し、そのまま繰越しをしているため、未収入となっております。  こちらの補助金を活用する事業が、説明資料5ページの事業番号35「古琉球・近世琉球」周遊促進事業となっております。  続きまして、21款諸収入、5項雑入、4目雑入、6節商工費雑入、8細節の駐車場分配金でございますが、こちらはぶんかテンブス館地下駐車場収入の観光課持ち分に対する分配金収入となっております。  調定額62万4,459円のところ、収入済額47万6,071円となっており、14万8,388円が収入未済となっております。収入未済額につきましては、テンブス側からの入金が遅れ、5月末までの出納整理期間内に入金できなかったため、令和2年度に滞納繰越分として整理しております。当該滞納繰越分につきましては、今年6月12日に入金があり、回収済みとなっております。  続きまして歳出について御説明いたします。  歳出は、予算現額4億3,769万円に対し、支出済額3億5,951万8,484円、次年度繰越額1,703万6,000円、不用額6,113万5,516円で、全体の執行率は82.1%となっております。  それでは、不用額が大きな事業を中心に事業内容について御説明いたします。説明資料の2ページを御覧ください。  まず、事業番号7、琉球王朝祭り首里事業の補助金でございます。この事業は毎年11月3日の文化の日に首里振興会が実施しております琉球王朝祭り首里に対する補助事業でございます。  当初予算は400万円でありましたが、30万円を事業番号34首里城再建関連事業等補助金へ流用したため、予算現額370万円、支出済額224万4,438円、不用額145万5,562円、執行率60.7%となっております。  昨年の琉球王朝祭り首里は、10月31日の首里城火災の影響のため中止となってしまいましたが、実施に向けて準備を進めておりましたので、その準備に係る費用については対象経費として補助金を交付しております。  また、当該祭りにつきましては、平成30年度も悪天候のため中止となっており、2年連続で中止となったことから、首里振興会のほうから、首里城の再建を願う気持ちと伝統文化の継続を図る気持ちを内外に示したいとの目的で、令和2年2月16日・日曜日に実施された首里城再建支援大会への支援を行うため、新たに先ほど説明しました事業番号34首里城再建関連事業等補助金事業を新設し、当該事業から30万円を流用し補助金を交付しております。  次に、事業番号11、プロ野球キャンプ等支援事業でございます。この事業は、読売巨人軍春季那覇キャンプの継続誘致、施設整備等を行う事業、そして昨年度は、10月下旬から11月上旬にかけて実施されました侍ジャパン合宿に対応した事業となっております。  予算現額8,601万9,013円に対しまして、支出済額7,330万2,910円、不用額1,271万6,103円、執行率85.2%となっております。不用額につきましては、奥武山公園内の各施設等の整備や警備費用に係る費用、入札残や実績に基づく残額となっております。  続きまして、事業番号12、外国人観光客誘客促進事業でございます。この事業は、那覇港へのクルーズ船入港時に臨時観光案内所の設置等を行う那覇クルーズ促進連絡協議会への補助事業でございます。  予算現額795万円に対しまして、支出済額576万1,935円、不用額218万8,065円、執行率725%となっております。不用額につきましては、寄港数の減少による実績残となっております。  続きまして、事業番号13、観光まちづくり整備補助金でございます。この事業は、那覇市観光協会が実施しております那覇まちまーいに対する補助事業となっております。  予算現額1,700万円に対しまして、支出済額1,368万7,100円、不用額331万2,900円、執行率80.5%となっております。不用額につきましては、団体旅行の申込減や主要コースである首里城コースが、首里城火災の影響により催行できない機会があったことなどによる実績減となっております。  それでは、説明資料の3ページを御覧ください。  事業番号15、プロ野球キャンプにぎわい創出事業でございます。この事業は、読売巨人軍春季那覇キャンプ会場のにぎわい創出や各種広報を行い誘客効果を増進させるとともに、来場者の満足度を高め、リピーター獲得を図ることを目的に実施している事業でございます。  予算現額2,923万円に対しまして、支出済額2,090万7,285円、不用額832万2,715円、執行率71.5%となっております。  今年2月のキャンプにつきましては、10回目の節目を迎えることとなりまして、例年より多めの予算を確保いたしましたが、過去2年間にわたり実施されました3軍キャンプが昨年は実施されないなど、キャンプ日数が前年度より短くなったことなどによる実績残となっております。  続きまして、事業番号16観光イベント安全確保事業でございます。この事業は、那覇三大祭りの安全な実施を目的に警備業務を発注する事業でございます。  予算現額763万4,000円に対しまして、支出済額627万5,160円、不用額135万8,840円、執行率82.2%となっております。不用額につきましては、琉球王朝祭り首里が中止になったこと、及び入札による実績減となっております。  続きまして、事業番号18、外国人観光客受入整備事業でございます。この事業は、外国人観光客が本市内で快適に過ごせるよう案内サポート要員を配置し、観光関連事業者への語学サポートや語学講座の開講、クルーズ船入港時の案内サポートを行う事業となっております。  予算現額2,930万3,000円に対しまして、支出済額2,657万8,469円、不用額272万4,531円、執行率90.7%となっております。不用額につきましては、サポート要員の採用できない月等があったことに伴う賃金支払いの実績に基づく減となっております。  続きまして、事業番号23、めんそーれ観光充実事業でございます。この事業は、迷惑行為防止重点地区として指定した国際通りや沖映通り等において、強引な客引き、違法な看板の設置や路上販売、歩行上におけるバイク等の違法駐車などの迷惑行為に対する是正指導を通り会や関係行政機関と連携して行う事業でございます。  予算現額506万円に対しまして、支出済額296万5,178円、不用額209万4,822円、執行率58.6%となっております。不用額につきましては、定数5人の迷惑行為等是正指導員の欠員による非常勤職員報酬の実績減及び購入予定物品の在庫状況による不用額となっております。  続きまして、事業番号24、観光入込統計調査事業でございます。この事業は、国内観光客を対象に観光に関する調査を実施し、観光統計を作成する事業となっております。  予算現額429万2,000円に対しまして、支出済額313万5,000円、不用額115万7,000円、執行率73%となっております。不用額につきましては、入札実施による落札差額でございます。
     説明資料の4ページを御覧ください。  事業番号26、観光協会空調設備整備事業でございます。この事業は、観光課が所有し那覇市観光協会に貸し付けております、てんぶす那覇3階部分の空調が、一昨年から経年劣化のため不具合が生じているため、その空調設備を再整備する事業でございます。入札を実施しましたところ不調となり、再入札に向けた準備に時間を要することから、令和2年度に繰越しを行っております。  続きまして、事業番号29及び30、貸切バス乗降場・待機場整備事業でございます。この事業は、沖縄県より、のうれんプラザに隣接する県有地を無償で借用し、貸切バスの乗降場を整備、運用する事業でございます。  まずは、平成30年度からの繰越しとなります事業番号29でございますが、繰越額4,352万8,000円に対し、支出済額3,407万6,446円、不用額945万1,554円、執行率78.3%となっております。不用額につきましては、舗装工事に係る工事の一部が、別の補助金との重複を避けるため一般財源を活用し実施したことによる残額となっております。  続きまして、事業番号30、こちらは令和元年度の予算となっておりますが、予算現額726万2,000円に対しまして、支出済額480万4,965円、不用額245万7,035円、執行率66.2%となっております。不用額につきましては、外灯の設置について、当初購入での設置を予定しておりましたが、精算機器等と併せてリースにて対応したため、工事費用が不用となったためでございます。  最後に、事業番号32、明治橋貸切バス待機場整備事業でございます。この事業は、明治橋に隣接する那覇港管理組合所有の土地を借用し、乗務員等が利用できる休憩室を備えた貸切バス専用待機場を整備、運用する事業でございます。  予算現額3,480万円に対しまして、支出済額2,471万3,049円、不用額1,008万6,951円、執行率71%となっております。不用額につきましては、待機場の誘導警備委託業務の入札差額及び休憩室のリース解体費などの減額変更に伴う不用額となっております。  説明は以上でございます。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  これより、質疑に入ります。  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  お疲れさまです。  まず、今回決算なんで、ひとつ要望で、今年ハーリーもないし、綱挽もないし、綱挽はおととし切れたし、いろんな意味であるんで、今回予算はないですよね。今年はないので、しっかりとこれを整備してほしいというのもあるので、それは要望としておくので、来年するためにも、これをひとつ要望として。  これから本題になるんだけど、まず事業番号11番と15番、プロ野球の支援事業等というのがあって、通常だと市民が楽しむとか、観光経済に貢献するとか、那覇市のいろんな飲食業業者の収入にもなるということでなっているんですけど、例えばこのキャンプ支援等の事業なんかにおいて、東京ドームでも観光のなはの日をやっているんですけれど、例えばこれに出店した業種、飲食業とか物品とか、そういったものの、例えば売上げの経過とか実績とかは取っているんですか。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  休憩お願いします。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  赤嶺文哉観光課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  会場前のほうで、毎年お土産品店であったり、飲食店などの出店を展開しております。  飲食店のほうにつきましては、読売巨人軍那覇協力会で募集をして、出店料をいただいて展開させていただいております。こちらのほうは、毎年やられている業者もいらっしゃいますし、新規で出て来られる業者もいらっしゃいます。出店料を上回る収入があるというところで、毎年希望されているところがあるのかなということは考えております。  併せて、お土産品店につきましても、こちらはどうしても球団指定のオフィシャルパートナーであったり、そういった球団指定のお土産品屋さんというところが出店するのが大きな部分を占めている状況でして、それで、総額的なものについては、ちょっとこちらのほうで金額は把握はしておりませんが、一方で那覇市観光協会であるとか、あとはまた、読売巨人軍那覇協力会でも作っております那覇キャンプオリジナルグッズも、ちょっと委託をしながら一応販売はしている状況でございます。  ちょっと数字のほうは、そういったお土産品とかはちょっと球団直接ですので、こちらも把握している状況にはございません。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  ぜひ、これだけ費用をかけるので、自分たちがやっているイベントが成功したかどうかというのは、入場客数だけではなくて、そういったのも見る必要があるんじゃないかなと思うので、その辺をちょっと検討していただきたいというのが、ひとつあります。  続いて3ページ、事業番号23番、めんそーれ観光充実事業、迷惑防止条例に係る運動員、5人欠員ということなんですけれど、この是正指導員というのは、看板とか迷惑駐車とかというのを指導する何か権限を持ってやっているんですか。それとも、ただ注意するだけで回っているのか、その辺どうだろう。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉観光課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  条例や規則等において、最終的に一番強いものとしては文書による店舗への指導、ここまでと一応なっております。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  欠員の理由がちょっと分からないんですけれど、やっぱりこういう人なんかというのは、注意しても逆に怒られたりとか、いろんな形でしているというのを聞いております。  その中で、ある程度強く言える部分のところをつけてあげないと、なかなかそういった指導員もいないのかなと思うんですけれど、その辺を含めて、どういうふうに今後、だって今は違法駐車もあるし、看板もまだたくさんある状態なので、そういったものをなくしていくためには、もっとそういった指導員の強化って必要だと思うんだけど、その辺はどう考えてるの。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉観光課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  指導員の確保には私どもちょっと難渋しておりまして、この指導員を募集するとき、当初は警察のOBの方ということで、やはり指導に関しましては、事を荒立てないようなやり方とか、そういったところのノウハウを持っている方々ということで、警察の協力を得て、OBの方を御紹介いただいて採用しておりました。  しかしながら、昨今、様々な警備業務等の引き合いが多いというところで、警察のこれまで採用された方がやめられていったりとか、そういった状態がございましたので、少し範囲も広げまして、警備業務を行っている方々ということで、その協会のほうにも御紹介いただける方いませんかということでお声かけをしながら人員確保を進めてきたんですが、なかなかそこでも難しい状況がありました。  現在は、今年に入りまして、定数4人、1人減っておりますが、4人は今確保して回っている状況でございます。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  ありがとうございます。  もう1つ、事業部29、30、32、関連して、コロナの影響で観光客も減っているんですけれど、例えばのうれんプラザのそばの駐機場って、バスが止まっているのを見たことがないんですよ。利用状況ってどうなってるか。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉観光課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  休憩お願いします。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  赤嶺文哉観光課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  のうれんプラザの乗降場につきましては、今年の3月からオープンをしまして、ちょうどコロナの時期と重なっておりまして、3月は一応9台の御利用があったということで報告を受けております。  一方、明治橋のほうでございますが、こちらは昨年10月からオープンをしまして、10月が340台、11月が1,181台、12月が921台、1月が529台、2月が476台、3月が56台で、昨年度の6か月では3,503台の利用がございました。  以上です。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  ありがとうございました。  だんだん減ってきているのもあるので、今後うまく利用できるといいと思います。  ただ、問題は、今でも明治橋のほうからロワジールに行くところって、ときたま観光バスが止まってるんですよ。違法で。  だから、そういった部分に関しては、那覇市から、せっかくこういったものをつくっているので、ぜひ利用してくださいということを、もう一度事業者に伝えるべきだと思いますけど、どうですか。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉観光課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  現状では、団体のお客様がほとんどいない状況ということで、利用につきましては、当初は4月から有料化する予定でしたが、今は無償という形で運用しています。その際に、無償ですので御利用くださいということもやっております。  今、明治橋につきましては、今年4月以降であれば、4月に13台、5、6月はちょっと1台もございませんでしたが、7月に39台、8月に19台という形で、少しですが、今入っている状況がございます。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  この時期、経費削減しようと思ってもなかなか難しいので、無料のところをもっとアピールして、その間は誘導していただけるように、ぜひやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  どうも、御苦労さまです。  23番、めんそーれ観光充実事業なんですが、説明資料によりますと、是正に応じない、是正がなされてない店舗も一定数存在するとありますけれども、これはもう決まってますよね。そういう店というのは。  それに対して、これからどういうふうに対処していく予定ですか。何か方法ってありますか。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉観光課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  今の条例上、規則上でいいますと、やはり最終的には文書指導までが限界の状況でございます。  国際通りにつきましては県道になりますので、所管については南部土木事務所となります。それに隣接する市道のほうから、市の道路管理課の協力を得まして、道路法の解釈に基づいて、市のほうとしていろいろ内規のほうを定めたと聞いておりまして、そこで一緒にまずは市道のほうからやっていきましょうということで、今年の1月もしくは2月に撤去の計画をしておりました。  しかし、このコロナ禍の影響がございまして、一旦、今は中止という状況になっておりますが、まずは市としてはここまでやるよというのをしっかり、他課の協力も得ながら、見せていきながら、県道の所管であります南部土木事務所とも引き続き交渉していきたいと考えております。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  これはしっかり、ある程度厳しく対処していただきたいと思います。善良なお店はきちんと守っているわけですので、守りながら、若干不利益を被ったりもしているはずなんですけども、そういう真面目にやっているところに対してきちんと見せる意味でも、是正されていないところはしっかり対応していただきたいと思います。  それから、実際に指導していて、何か警察沙汰になったトラブルというのはありますか。 ◎観光課長(赤嶺文哉)
     休憩お願いします。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  赤嶺文哉観光課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  今聞いたところ、警察沙汰だとか、そういった大きなトラブルというのは確認はしておりません。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  先ほどのあれで、是正指導員さん、警察OBの方々と言ってましたけれども、もちろんそうじゃない方々もいると思うんですが、いざトラブルになった場合の対処の仕方、その後どうするのか、警察を呼んだり様々あると思いますけれど、そういった訓練というのはされているんですか。その会社によって。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  休憩お願いします。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  赤嶺文哉観光課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  マニュアル的なものはちょっと整備はしていないんですけれども、何かトラブル等がありましたらまず身を守る行動をまず取ってくださいということと併せて、近隣の交番ですね。交番のほうとも連携しながら、今回、パトロールとか近隣の交番とも一緒に回りながら指導しておりますので、そこで顔合わせをすることによって、交番との連携も深まっていくのかなと考えているところです。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  警察OBはいいんですけれど、そうじゃない方々もいると思うので、そこをしっかり訓練までといいますか、マニュアルを作ったりなんかしていただきたいと思います。  それから、次の24番の事業、これ観光客、何ていうんですか、入込統計調査事業というんですか。元年度は回収率22.5%とありましたけれども、過去も同じような調査をしてきて、回収率はどうなっていますか。過去3年間、29年度から。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  休憩お願いします。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  赤嶺文哉観光課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  令和元年度が22.5%、平成30年度が約22%、令和元年度は若干0.5%程度上がっているということで、その前の年度ですが、平成29年度は25%ということで推移しております。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  説明書に書いてあるように、郵送に頼る調査となっているため、新たな調査方法も考える必要があるとありますけれども、現時点ではどのようなことが考えられますか。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  休憩お願いします。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  赤嶺文哉観光課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  今年度は観光客がほとんどいらしてないということで、実際には事業は見送っております。  当初予定では、ウェブと紙のものを半々の状況でできないかなということを検討していたところです。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  結構です。ありがとうございました。 ○委員長(前田千尋)  ほかにございませんか。  吉嶺努副委員長。 ○副委員長(吉嶺努)  資料の2ページの12番、外国人観光客誘客促進事業についてなんですが、これの入札は何団体ぐらいが入札に応じているんですか、来てるんですか。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  休憩お願いします。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  赤嶺文哉観光課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  外国人観光客誘客促進事業につきましては、那覇クルーズ促進連絡協議会への補助事業となっております。  那覇クルーズ促進連絡協議会のほうで委託業務は大きく分けて2つございます。臨時観光案内所の設置の業務委託、それとあと歓送迎演舞の業務委託、この2点がございます。  臨時観光案内所の設置につきましては、那覇市観光協会のほうに随契で委託をしております。  併せてもう一方の歓迎演舞のほう、こちらにつきましては公募をしまして入札をしたところ、1社ということで、そちらに業務委託を発注しているという形になります。 ○委員長(前田千尋)  吉嶺努副委員長。 ○副委員長(吉嶺努)  その1社というのは、どういった関連事業をされている会社なんですか。演舞をするに当たり、イベント会社なのか、どういった事業をされている会社なんですか。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉観光課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  歓送迎演舞を受託した事業者につきましては、中南部地域を活動拠点として、そういった演舞の経験がある事業者というところで、実際に受託したのは、NPO法人のナハ・シー・パラダイス協議会のほうになってございます。 ○委員長(前田千尋)  吉嶺努副委員長。 ○副委員長(吉嶺努)  では、決算の中の予算額としての演舞にかかった予算は幾らなんですか。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉観光課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  歓送迎演舞の実績につきましては、約466万円となっております。 ○委員長(前田千尋)  吉嶺努副委員長。 ○副委員長(吉嶺努)  NPO法人のシー・パラダイス、主にどんな事業をされています?そこは。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  休憩お願いします。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  赤嶺文哉観光課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  申し訳ございません。今、手元でNPO法人ナハ・シー・パラダイス協議会の活動内容というものを持ち合わせてございません。 ○委員長(前田千尋)
     吉嶺努副委員長。 ○副委員長(吉嶺努)  はい、分かりました。  継続事業になっているので、今のコロナウイルスの感染の中で、クルーズ船の誘客促進をどのように捉えていくのかというのは、今後また検討する余地があると思うんですけれども、分かりました。ありがとうございます。  次に、政策説明資料68ページで、資料の3ページ、25番、那覇と周辺離島の連携による観光振興事業に関してなんですけれども、事業廃止となっているんですが、事業効果としてはあったというふうに見て取れるんですが、今後、那覇市としてどのように関わっていく予定ですか。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉観光課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  こちらの事業につきましては、平成29年度からスタートしまして、当初から3年間の予定という形でスタートいたしました。  その間、事業の成果につきましては、県の関連部署、環境部の自然保護課にも情報提供を行いながら実施してきました。  九州森林管理局や沖縄森林管理所、沖縄総合事務局運輸部、沖縄県環境部、文化観光スポーツ部、そして座間味村や渡嘉敷村などが加盟しております慶良間諸島国立公園満喫プロジェクト地域協議会、こちらが策定しました慶良間諸島国立公園におけるステップアッププログラム2020というものがございますが、こちらにおいて、平成32年度までに、那覇港、泊港、乗船券売所のロビー内に外国人観光客対応の総合観光案内所を設置するということで、こちらの協議会のほうでこのようなことが明示されておりましたので、我々もそれができるまでの御協力ということで、やってきた情報については逐次報告をしながら、事業を3年間やってまいりました。  今後は、その協議会のほうで策定したプログラムに沿って、案内所の設置が行われるものと考えているものでございます。 ○委員長(前田千尋)  吉嶺努副委員長。 ○副委員長(吉嶺努)  そうですね。国立公園に行く観光客は、那覇の港から出るわけですよね。チービシもそうです。マリンアクティビティ、遊ぶ人たちは、那覇の港から出ていくわけですよね。  そういったことで、やはり事業が3年間という中で終わったからよしではなくて、今後も継続してこういった事業に取り組んでいかなきゃいけないと思うんですけれど、事業効果は出ていると思っているので、今後どのような取組をしていこうと考えていますか。具体的に。  要は約束が終わったから終わりではなく、那覇に泊まって、那覇から遊びに行く人が慶良間に行くわけですよね、ほかの自治体のところに行くわけですよね。しかも国立公園。  だから、那覇を出発する人に、そういった情報提供であったり、観光客が困らないようにしてあげたりというのは、やはり那覇市として絡んでやっていくべきじゃないかと思うんですけれど、具体的に何か策というのがあるんですか。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉観光課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  現状、まだ具体的な事業としては検討しているところはございませんが、やはり周辺離島というのも、那覇港から出発する、日帰りで行ける観光地として、自然あふれる観光地として非常に貴重な資源であるという認識はございます。  今後何かしらの連携をしながら、事業が計画できればなと考えているところです。 ○委員長(前田千尋)  吉嶺努副委員長。 ○副委員長(吉嶺努)  以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかにございませんか。                     (質疑なし)  よろしいですか。 ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましては、この程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入替え) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に、認定第2号、令和元年度(2019年度)那覇市一般会計歳入歳出決算中、なはまち振興課関係分を議題といたします。  武元清一なはまち振興課長、説明をお願いいたします。 ◎なはまち振興課長(武元清一)  よろしくお願いします。なはまち振興課でございます。  令和元年度の決算状況について御説明申し上げます。  決算書がお手元にあるかと思いますけれども、別にお配りをしております説明書のほうで御説明させていただきます。  早速ではございますが説明資料の1ページをお開きください。初めに歳入でございます。  一番上に歳入の概況を掲示してございます。予算現額5億1,472万9,000円、調定額2億1,457万4,417円、収入済額2億937万9,267円、不納欠損額2万6,401円、未収額516万8,749円、対予算の収納率は40.7%、対調定の収納率97.6%となってございます。対予算の収納率が低い主な理由は、沖縄振興特定事業推進費の歳入が繰り越されたことによるものでございます。  以下、内訳につきまして、収納率等に特徴があるものを抜粋して御説明いたします。  まず14款使用料及び手数料中1節商工使用料の公設市場使用料(現年度分)は、対調定で98.2%の収納率となっており、ほとんどが納付遅れによるものでございます。  その下の滞納繰越分につきましては、対調定で40.4%の収納率となっておりますが、使用許可の取消しや債権回収業者への委託など、引き続き管理を継続してまいります。  同じページの一番下、15款国庫支出金中1節商工費補助金でございますが、これは第一牧志公設市場再整備に係る沖縄振興特定事業推進費でございます。予算額に対する収納率が23.3%となっておりますが、令和元年度に完了予定であった解体工事と建設工事の一部が繰り越されたことによりまして、歳入予定であった同推進費が繰り越されたことによるものでございます。  では、お開きいただきまして2ページをご覧ください。2項目目の19款繰入金の5節那覇市頑張るマチグヮー支援基金繰入金につきまして、対予算の収納率が85.3%となってございます。これは基金を活用した補助事業の実績によるものでございます。  その下の21款諸収入の1節延滞金は、公設市場使用料に係る延滞金となってございます。対予算の収納率は66%でございますが、予算の積算が概算でございますので、若干収納率が低くなってございます。  その下は同じ款でございますが、5項雑入中6節商工費雑入が集められてございます。まず公設市場光熱水費実費徴収金(滞納繰越金分)の対調定収入率が29.7%となってございます。こちらは、先ほどの使用料の滞納繰越分と同様に、債権回収業者への督促業務の委託など、引き続き管理を続けてまいります。  一番下の市場使用料及び電気水道料金相当損害金(滞納繰越分)は、対予算、対調定とも収納率は0%となってございます。これは宇栄原公設市場におきます小間の明渡し訴訟に関します不法占拠期間の使用料等でございますが、次のページの、また後ほど御覧いただきますが、訴訟費用額確定処分に伴う収入ですとか、小間使用者の負担金とともに、債権回収は現在も継続してございます。  ページを繰っていただきまして3ページを御覧ください。そちらのほうにまずございます有料広告収入、こちらのほうは那覇テンブス館前に設置してございます大型ビジョンで放映する有料広告収入でございますが、見込みよりも広告事業者が少なかったことから、対予算収入率が低くなってございます。  履行保証保険金(公設市場警備)のほうは、公設市場の警備業務の受託者が中途で契約解除となったため、本市が被った損害の補償を歳入しているものでございます。  歳入の最後となりますけれども、22款市債中1節商工債につきまして、一般補助施設債(沖縄振興特定事業推進費)、こちらのほうが対予算で収納率が低くなってございますが、こちらのほうも、事業を繰り越したことにより予定していた施設債の額を翌年度に繰り越したものでございます。  次に歳出について御説明いたします。説明書の4ページをお開きください。  こちらも歳入と同様に一番上に歳出の概況を掲示してございます。予算現額7億8,678万1,948円、支出済額4億7,352万7,930円、次年度への繰越3億126万9,000円、不用額1,198万5,018円で、予算に対する執行率は60.2%となっております。繰越額の内容は、第一牧志公設市場の再整備に係る費用でございます。  以下、内訳について、こちらのほうも執行率に特徴があるものを抜粋して御説明いたします。  7款商工費中2節商工業振興費内の15頑張るマチグヮー支援事業は、執行率88.8%となっております。これは補助の実績によるものでございますが、令和元年度におきましては14団体に17事業を補助してございます。  下に移りまして、同じ款の1項商工費、5目市場管理費、5節市場管理費内の02公設市場管理運営事業の執行率が94.4%となってございます。不用額の主な理由は、仮設市場に移ったことに伴う設備の変化に伴いまして、光熱水費が抑えられたことによるものでございます。  5ページを御覧ください。こちらのほうの04一般事務費、こちらのほうも執行率71.6%となってございます。これはコピー機の使用の節減が図られたことによるものでございます。  06沖縄の食の魅力発信拠点整備事業は、執行率29.0%となっております。この事業は、新市場整備に伴う整備費や移転補償費用でございます。不用額の主なものは落札差額や執行算でございますが、執行率が低くなっているのは繰り越しによるものでございます。解体工事ですとか、令和元年度分の建設工事、それから商業支援業務、情報発信設備整備などの事業を繰り越したことによるもので、3億126万9,000円を繰り越してございます。  その下は繰越明許に基づく歳出でございます。7款商工費、1項商工費、5目市場管理費、5節市場管理費の中に、前年度は2つの事業の繰越明許が生じており、令和元年度に実施されております。  03第一牧志公設市場再整備事業は、業務推進コーディネート業務や新市場設計業務委託、移転補償金などが、それから05の牧志公設市場(衣料部・雑貨部)のあり方検討事業は、市場事業者及び周辺事業者との意見交換会などを経た在り方検討の業務が、それぞれ前年度より繰り越されておりました。これらは令和元年度に完了いたしてございます。  その下の7款商工費、1項商工費、6目那覇市頑張るマチグヮー支援基金費は、基金の利息収入分を積立てしているものでございます。  以上、説明資料で御説明いたしましたが、これらは決算書の附属書類のうち、事項別明細書の該当部分につきましてでございます。それ以外の附属書類につきましては、実際の書類を用いて御説明させていただきますので、お付き合いいただければと思います。  336ページから実質収支に関する調書がございますが、こちらについては特に該当はございませんでした。  346ページに財産に関する調書が始まってございますが、公設市場に関する土地、建物が報告されておりますが、これは割愛をさせていただきます。  363ページを御覧ください。こちらのほうには当課が所有する著作権としまして、那覇てんぶすビジョンで放映する観光プロモーション映像に2件の追加がございまして、計73件となってございます。  最後に、374ページのほうには基金がございます。(18)頑張るマチグヮー等支援基金、これが当課の所管するところでございますが、年度末現在高は6,528万3,231円となってございます。  なお、決算審査関係でもう1点提出をされております監査委員からの意見書もございますが、こちらについては、当課に関する意見は特段ございませんでしたので、御報告しておきます。  なはまち振興課の決算状況については以上ででございます。御審査のほどよろしくお願い申し上げます。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  お疲れさまです。確認だけ1つさせてください。  警備保障の業務委託契約で不履行とある。幾つか今回聞いてるんですが、同じ会社ですか。 ○委員長(前田千尋)  武元清一なはまち振興課長。 ◎なはまち振興課長(武元清一)  ちょっと確認させてください。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  武元清一なはまち振興課長。 ◎なはまち振興課長(武元清一)  お答えいたします。  今確認をいたしましたけれども、同じ会社のようです。私ども、それから文化財課、ハイサイ市民課、こども教育保育課等と関係しているようでございます。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  ちなみに答えられる分でいいんですけど、この会社は今存続してるんですか。  なぜかというと、そこに働いてた人が結局失業するわけですよ。もしなかったら。そういったのが分かればちょっと知りたいんだけど、どんなですか。  これだけたくさんのやつが全部不履行になってるということは、結構な人数だと思うんですけど、どんなですか。分かる範囲でいいですよ。 ○委員長(前田千尋)  武元清一なはまち振興課長
    ◎なはまち振興課長(武元清一)  休憩してよろしいですか。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  武元清一課長。 ◎なはまち振興課長(武元清一)  私どものほうでは、残念ながらその情報を聞き及んでおりませんので、お答えいたします。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  これだけ多くの部署でひとつやると、もしこの会社が存続しないで大分人員的なものがあるんで、やっぱり市としては、1課だったらいいんだけど、全部にまたがってる場合、ある程度情報収集する必要があると思うので、それはぜひ今後ちょっと確認していただきたいという要望で出しておきます。  続いて4ページ、内容が政策説明資料がないのでよく分からないんですけど、10番のトイレ提供店舗支援事業、これは具体的にどんなものなんですか。 ○委員長(前田千尋)  武元清一なはまち振興課長。 ◎なはまち振興課長(武元清一)  こちらのほうは、中心市街地において、店舗等におトイレを設置をしている事業者さんに、その店舗を、必ずしも店舗を利用する方じゃなくても、半公共的な用途として開放していただくように、補助等を差し上げながら協力をお願いする、そういった事業でございます。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  これは補助店舗が10店舗ということなんですけど、この文書からすると10店舗というけど、10店舗でかなりの金額だけど、大きい商業施設なんですか。 ○委員長(前田千尋)  武元清一課長。 ◎なはまち振興課長(武元清一)  確かに総計としては大きくなってございますけれども、便器1台当たり6,000円、それを一月当たり補助をしてございますので、10店舗になると60基ぐらいになるかと思いますけど、総額としてはこのぐらいの金額になってしまうということになります。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  これだけじゃ足りないということだから、那覇市としてそれを、例えばほかの課と一緒に公共のやつを増やしていくとか、そういったのは考えてないんですか。 ○委員長(前田千尋)  武元清一課長。 ◎なはまち振興課長(武元清一)  ぜひ公衆トイレ等も整備したいと、これも検討したり動いたりしているところでございますが、場所の問題ですとか、それから空小間を我々が借り上げて、そちらにトイレを設置したりという調整も行ったりしているところでございますけれども、なかなか御理解といいますか、できれば近くには持ってきたくない、総体としてはほしいんですけど、というような御意見もありまして、正直そこまでは至っていないところでございます。  ただ、課題だと考えておりますので、引き続き検討は続けていくところだと思います。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  具体的にどこに集中してるとかってあるの。地区って。  ばらばらだったらばらばらでいいんだけど。 ○委員長(前田千尋)  武元清一課長。 ◎なはまち振興課長(武元清一)  ちょっと私ども、地図を御用意すればよかったかなと思ってるんですけど、ばらばらという感じ、実は均一にばらけていないんですよね。  中心市街地の中でも、ちょっと偏った真ん中寄りのところに多くなっている感じはいたしています。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  固まっているならなるべく公共のやつができるようにぜひ努力してほしい。  続いて11番の一万人エイサー踊り隊助成金事業、昨年の数字見ると約4,500人ぐらい減って、その理由とか分かりますか。 ○委員長(前田千尋)  武元清一課長。 ◎なはまち振興課長(武元清一)  理由は特には検証はしていないんですけれども、4,500人という数字が、誤差といいますか、実際測り方も、何か所かにカウントをしてくださるところを設けて、そこでカウントをしてるんですが、期間中における人数として、4,500人ぐらいが本当に減ったというふうに評価できるのかなというのはちょっと微妙なところです。それほど、今のところは看過できない数字とは考えておりません。 ○委員長(前田千尋)  追加の説明をしますか。 ◎なはまち振興課長(武元清一)  ちょっと補足を1つさせてください。 ○委員長(前田千尋)  武元清一課長。 ◎なはまち振興課長(武元清一)  前回の課長だった副部長から情報がありました。  演舞をする場所を1か所減らしているようで、つまり規模が若干ですけど小さくなっているというのは少しあるかもしれません。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  3年間平均して同じぐらいなんで、どんなして計算してるのかなと疑問に思ってたんで、この若干の違いというのは一体何なんだろうなというのがあって質問したので、できるだけ多くの人が見てくれるのがいいと思うんで、ぜひ増やせるような、増やしたら交通量が大変になるのでその辺も含めてだと思いますけど、ぜひやっていってください。  続いて、15番の頑張るマチグヮー支援事業、説明資料で防犯カメラの設置事業ということもこの中に含まれてるけど、今回やったところ、防犯カメラをどこどこに設置したか分かりますか。 ◎なはまち振興課長(武元清一)  休憩、よろしいですか。確認いたします。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  大嶺祥史主幹。 ◎なはまち振興課主幹(大嶺祥史)  昨年はガーブ川商店街のほうに設置してございます。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  この要望というのは結構多いのかな。  今後増えてくると予測してるのか。もし増えてくるんだったら、そういった予算というのはしっかり取ることが可能なのかどうかお聞きしたい。 ○委員長(前田千尋)  大嶺祥史主幹。 ◎なはまち振興課主幹(大嶺祥史)  昨年は、国際通りはじめ不法投棄というのが問題になりまして、ニーズがあったんですが、実際実行できたのがガーブ川商店街だけということでございます。  今年度も商店街として設置したいという要望がございましたら、この事業を活用して設置を促していきたいというふうに考えてございます。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  国際通りが設置できるかちょっと分からないんですけど、道路の使用許可の問題があって。  奥間議員なんかがこの間言ったのは、ごみが不法投棄されてるとか、たくさんあるとか、夜大きいごみが捨てられてるとかいろんなのがあって、それとあと防犯の件があって、今こういったのがかなり、以前はプライバシーとかあったんですけど、最近はそれよりも、今事故とかいろんなのも各防犯カメラですぐ犯人が分かったりとかして、ニーズが少し多くなってるのかなという感覚があるんだけど、その辺からすると、やっぱり設置する場所が増えてもいいのかなと思うので、安全安心のためにもそういった予算はしっかり確保していただきたいと思うんで、その辺どんなですか。 ○委員長(前田千尋)  武元清一課長。 ◎なはまち振興課長(武元清一)  おっしゃるとおりだと思います。  通り会を支援する貴重な財源ではございますけれども、イベント等への活用も例年多いんですけど、今おっしゃるような防犯カメラですとか、通り会のほうで、ベンチですとかきちっと使えるようなものを我々も誘導しているところでございまして、今おっしゃるようなニーズがあればぜひ申請していただきたいなと思っております。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)
     防犯灯とかいろんなのがあるんで、そういったものは今後、世の中が物騒でいろいろあるんで、ぜひそういったのはしっかりと対応していただきたいと思います。要望しますのでよろしくお願いします。  以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかにございませんか。  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  すみません。5ページの市場管理費、牧志公設市場(衣料部・雑貨部)のあり方検討事業なんですけれども、これは廃止になってるんですが、実際何に対してこんだけの予算が使われたのかというのを具体的に教えていただけますか。 ○委員長(前田千尋)  武元清一課長。 ◎なはまち振興課長(武元清一)  お答えいたします。  この事業そのものは調査の事業になりますけれども、市場事業者さんですとか、周辺事業者さん、それから土地を所有されている方々、こういった方々との意見交換会ですとかワーキンググループ、それから審議会等の御意見をいただく、こういったもののコーディネートと運営ですね。このお願いをしている費用でございます。ですから委託料ですね。 ○委員長(前田千尋)  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  じゃどちらかに支払う形でということですか。1回で470万余り。 ○委員長(前田千尋)  武元清一課長。 ◎なはまち振興課長(武元清一)  はい。そうですね。  委託料としてお支払いをさせていただきます。受託業者に。 ○委員長(前田千尋)  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  これは、目的に令和4年以降の方向性を確定するとありますが、その方向性というのはもう定まったんですか。 ○委員長(前田千尋)  武元清一課長。 ◎なはまち振興課長(武元清一)  お答えいたします。  この事業の目的としては、市場事業者ですとか、審議会等の御意見をまとめるということで、そこでの方向性は大体決まりました。  これからは、私どもが、その内容に基づきながら今後の在り方を庁内で決定をしないといけません。もちろんここでの御意見を大いに参考にさせていただくところでございます。 ○委員長(前田千尋)  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  ありがとうございます。  じゃ今から決定する?  もう1回、すみません。 ○委員長(前田千尋)  武元清一課長。 ◎なはまち振興課長(武元清一)  そうですね。ちょっと資料の書きぶりがあまりよくないんですけど、これから決定をいたします。 ○委員長(前田千尋)  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  ありがとうございます。  少し分かりづらいので、また今後も詳しく聞いていきたいので、よろしくお願いします。  以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかにございませんか。  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  お疲れさまです。  決算ですので、歳入の1ページの公設市場使用料、現年分、滞納分ございます。それから、次のページの同じく公設市場の光熱水費徴収金、これも現年分、それから滞納分、それぞれ未収がございますが、現年分の回収状況と、あと滞納分、先ほどの答弁ですと、債権回収業者に委託をしてるということですが、その状況ですね。  特に水道光熱費については不納欠損も出ているわけですので、今後どのような形、今残っている分がどうなるのか、こちら辺の説明をちょっと伺いたいと思います。 ○委員長(前田千尋)  武元清一課長。 ◎なはまち振興課長(武元清一)  私のほうで概要を御説明させていただいて、もし不足があれば、また御質問いただければと思いますけど、現年分のほうは件数を御覧いただいて思うところもあるかと思いますけど、担当のほうに確認をしたところ、年度末部分の支払い遅れが多いようですので、これは、無論そこから手を抜いていると、翌年度以降の滞納分になっていくので気をつけないといけないんですが、それほど気にする必要は、つまり恒常的な、常習的なものが隠れているというわけではなさそうな感じです。  それから滞納繰越分のほうは、どちらかというと、何らかの理由で、もちろん使用料を払わなくてというのが理由になるかもしれませんし、そのほかの理由で退去になった方々のものが結構たまっているので、こういったものはつながりが直接なくなってしまうところもありますので、少し取るのが難渋しているところでございます。  ですので、サービサーの方々にお願いをしまして、つながりが消えないように扱っているところというふうに考えております。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  現年分に関しては、そんな大した額ではない、また人数ではないということですが、こういうものが積もり積もって結局退去していった場合に、滞納となってなかなか回収がうまくいかないという現状がありますけれども、先ほども、どうなんですか。そこの努力はされてるとは思うんですが、滞納分の回収の見通しというのは、大体計画的にできるんですか。なかなか難しいところもあると思うが。 ○委員長(前田千尋)  武元清一課長。 ◎なはまち振興課長(武元清一)  これは、正直言うと、先ほど申し上げたように、サービサーの方々も強制的に徴収することができるわけではございませんので、無論成果を上げているところもあるんですけれども、強制的に徴収できるわけではありませんので、我々も現状、サービサーの方々にお願いするのが唯一の方法なんですが、ただ、今納税課のほうにいわゆる債権管理部署というのができておりますけれども、あちらのほうにも少し相談をさせていただいて、つまり強制徴収に準ずるような取扱いをできないかということを考えて、ちょっと調整を始めているところでございます。  そうすると、裁判ですとか、そういったことも含めて取ることができるようになるかなと思っております。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  そうですね。恐らくそういう方々というのは、公設市場の使用料、水道光熱費だけではなくて、いわゆる税金とかいろんな市に払うべきものがつながっているような気がしますので、そちら辺はやっぱり横断的な連携をしながらやっていくこと。  これどうなんですか。全く債権回収会社に丸投げですか。皆さんとしては、全くそちら辺を定期的に報告をもらうだけのものなのかな。 ○委員長(前田千尋)  武元清一課長。 ◎なはまち振興課長(武元清一)  休憩お願いしていいですか。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  仲村渠一也主査。 ◎なはまち振興課主査(仲村渠一也)  お答えします。  現市場使用者については、那覇市公設市場使用料等滞納整理要綱第3条に基づいて、次のとおり対応しております。  催告書による納付指導、電話及び訪問などによる納付指導、あと呼出通知による呼出し及び納付誓約書の徴取による納付督励を行っております。  こちらのほうを年に数回ほど設定して、徴収を強化しております。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  ですから、債券会社に丸投げではなくて、ちゃんと定期的に職員も一緒になってやってると理解していいんですか。 ○委員長(前田千尋)  仲村渠一也主査。 ◎なはまち振興課主査(仲村渠一也)  はい。そのとおりです。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  分かりました。
     やっぱりそれが大事だと思います。全く丸投げだけだったら責任感も伴わないし、ちゃんと担当職員が定期的にそういう状況を把握して改善されるような方法をよろしくお願いします。  あと、2ページから3ページにかけて、小間明渡請求の損害金とか、訴訟費用とか、強制執行のものがありましたけれども、この3件のいきさつをちょっと教えていただければと思いますが。 ○委員長(前田千尋)  武元清一課長。 ◎なはまち振興課長(武元清一)  これもまた私のほうから概要をお伝えして、御不明があればまた振り当てます。  こちらのほうは、宇栄原公設市場において、2年に1回、私ども使用の期間を更新するんですが、その更新時に連帯保証人をつけられなかったというふうに聞いているんですね。それまでは、息子さんのほうを連帯保証人にされてたようなんですが、どういういきさつか分かりませんけど、それがつけられなかったもんですから更新ができなかった。  ですけれども、店舗の什器等はそのままにして退去いただけなかったもんですから、それが続いてたもんですから、退去の処分を裁判を通じて行わせていただいたと、こういうものでございます。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  現在はもう明渡ししたと理解していいんですか。 ○委員長(前田千尋)  武元清一課長。 ◎なはまち振興課長(武元清一)  はい。今は空いてございます。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  したがって、これも過去のことですので、金額的に3つを合計すると100万余りありますけれども、回収の可能性がどうなのかなと思うんですが、これもあれですか。債権回収会社にお願いをしてるんですか。 ○委員長(前田千尋)  武元清一課長。 ◎なはまち振興課長(武元清一)  ちょっと確認してよろしいですか。  休憩お願いします。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  武元清一課長。 ◎なはまち振興課長(武元清一)  お答えいたします。  こちらのほうは債権回収業者には委託はしないで、我々が直接扱って、窓口に来ていただいたり、そういう連絡を取っているところでございます。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  そのままほっといたら、恐らくまた不納欠損になるのかなと思ったりもしますし、やはり定期的なそういう取組が必要かと思います。  あるいはまた、一括で返せなければ分割の方法等も逆にこちらから提案をしてやるとか、そういう方法もあろうかと思うんですが、このまましておくと残りそうな気がするものですから、決算ですから、どうなんですか。今後しっかりやってもらいたいんだが。 ○委員長(前田千尋)  武元清一課長。 ◎なはまち振興課長(武元清一)  ただいま御提案いただいた方法も確かに有用かと思いますので、そういった方法も含めて、不納欠損にならないようにきちっと対応していきたいと考えております。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  次年度の決算では、しっかりこういうものがなくなるような取組をよろしくお願いいたします。  以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者退室) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  これより議員間討議に入ります。                  (「なし」と言う者あり)  いいですか。 ○委員長(前田千尋)  特にないようでありますので討議を終了いたします。 ○委員長(前田千尋)  次に、第14回議会報告会における報告テーマについてを議題といたします。  議会報告会で市民へ報告する内容とそのテーマ、また原稿作成委員とパワーポイント作成委員を本日決定してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  休憩して協議したいと思います。  休憩いたします。 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  休憩中に協議しましたとおり、第14回議会報告会で、厚生経済常任委員会から報告する内容について、報告するテーマは、あさって10月1日にもう一度検討することになりました。  なお、原稿作成委員とパワーポイント作成委員は、吉嶺努副委員長、私、前田千尋のほうで行うことに御異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  御異議なしと認め、さよう決しました。  休憩いたします。 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  以上をもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。  次回は、あさって10月1日・木曜日、午前10時より、厚生経済常任委員会・分科会を開催いたしますので御参集ください。  本日はこれにて散会いたします。                             (午後1時40分 閉会) ───────────────────────────────────────  那覇市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。   令和2年(2020年)9月29日    厚生経済常任委員会 委員長 前 田 千 尋...