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  1. 那覇市議会 2020-09-28
    令和 02年(2020年) 9月28日総務常任委員会(総務分科会)−09月28日-01号


    取得元: 那覇市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-01
    令和 02年(2020年) 9月28日総務常任委員会総務分科会)−09月28日-01号令和 2年 9月28日総務常任委員会総務分科会総務常任委員会総務分科会)記録                        令和2年(2020年)9月28日(月) ─────────────────────────────────────── ●開催日時  令和2年(2020年)9月28日 月曜日 開会 午前11時52分                    閉会 午後4時33分 ─────────────────────────────────────── ●場所  教育福祉・厚生経済委員会室 ─────────────────────────────────────── ●会議に付した事件 予算分科会 1 議案審査   認定第2号 令和元年度那覇市一般会計歳入歳出決算中関係分 2 議員間討議 常任委員会 所管事務調査
    1 第13回議会報告会における市民意見・要望等 (1)夜間の標識案内について 2 議員間討議 ─────────────────────────────────────── ●出席委員  委 員 長 上 里 直 司   副委員長 宮 里   昇  委  員 翁 長 俊 英   委  員 中 村 圭 介  委  員 上 原 快 佐   委  員 我如古 一 郎  委  員 野 原 嘉 孝   委  員 金 城 眞 徳  委  員 大 山 孝 夫 ─────────────────────────────────────── ●欠席委員 ─────────────────────────────────────── ●説明のため出席した者の職、氏名  新 里   亨 総務部副部長  稲 福 喜久二 総務課長  加治屋 理 華 秘書広報課長  當 山 忠 彦 秘書広報課副参事  濱 川   毅 平和交流・男女参画課長  泉   隆 志 那覇軍港総合対策室長  比 嘉 哲 也 人事課長  安次嶺 博 志 人事課副参事  石 原 昌 弘 管財課長  島 袋 久 枝 法制契約課長  中 本 順 也 法制契約課担当副参事  脇 田   淳 法制契約課担当副参事  平 良   厚 防災危機管理課長 ─────────────────────────────────────── ●職務のため出席した事務局職員の職、氏名  當 間 順 子 次長兼庶務課長  喜屋武 太 一 議事管理課主査  豊 里 正 章 調査法制課主幹 ───────────────────────────────────────                             (午前11時52分 開会) ○委員長(上里直司)  おはようございます。  分科会を開会する前に、本日の出欠状況について御報告申し上げます。  委員会定数10人中、出席8人となっております。我如古委員からは遅れる旨の連絡がございました。  以上、御報告いたします。  それでは、定足数に達しておりますので、ただいまから総務分科会を開会いたします。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入室) 【予算決算常任委員会総務分科会】 ○委員長(上里直司)  再開いたします。  認定第2号、令和元年度那覇市一般会計歳入歳出決算中、総務部総務課関係分についてを議題といたします。  それでは、稲福喜久二総務課長、説明をお願いします。 ◎総務課長(稲福喜久二)  ハイサイ、総務部総務課でございます。総務部の令和元年度歳入歳出決算説明資料に沿って説明をさせていただきます。  初めに、歳入について御説明させていただきます。3ページをお開きください。  18款寄附金1項寄附金1目総務費寄附金首里城再建復旧復興支援寄附金、これは火災により焼失いたしました首里城に対する支援金寄附金等で、募金箱と口座振込等による支援金を総務課で受け入れたものでございます。調定額5億3,986万7,835円、収入調定額も調定額と同額であります。  続きまして歳出につきまして御説明させていただきます。4ページをお開きください。ここでは執行率の低いものを中心に御説明させていただきます。  2款総務費1項総務管理費1目一般管理費9節旅費、予算現額138万1,000円に対し、支出済額127万5,010円となっております。これは総務課の旅費につきましては、全国市長会、中核市長会、九州市長会等への市長・随行及び担当事務職員の出張旅費となっております。市長日程の都合上と、あとは昨年の台風19号による災害等を受け、会議が中止となっており、今回未執行額が生じており、執行率は69.6%となっております。  続きまして19節負担金、補助及び交付金は、九州市長会の出席に伴う負担金で、出張が中止になったことに伴い予算現額4万円に対し、支出済額2万円となっております。こちらのほうは執行率50.0%となっております。  続きまして6ページをお開きください。  2款総務費1項総務管理費2目文書広報費印刷複写事務費事業で、予算現額1,483万9,000円に対し、支出済額1,071万5,737円となっております。こちらの執行率は72.2%となっております。こちらは庁内印刷に係る経費で、昨年、高速印刷機等の機器の入れ替えをしたことにより、委託料、使用料及び賃借料等の見直しが図れ、支出が抑えられたことによるものでございます。  続きまして主な事業について御説明させていただきます。7ページを御覧ください。  2款総務費1項総務管理費2目文書広報費メールカーサービス事業でございます。本事業は、本庁と支所等の出先機関等の文書提出を行う事業でございます。予算現額381万6,000円、支出済額380万5,757円であります。大体、本庁と支所間、129か所の文書提出をしている業務でございます。  続きまして8ページを御覧ください。  同項5目財産管理費市民総合賠償補償保険でございます。市が管理する施設及び市の業務の過失に起因する法律上の損害賠償を負う場合の損害に対して保険金を支払う賠償保険で、予算現額が268万3,000円に対し、支出済額が267万1,169円でございます。  以上が総務部分、令和元年度決算の概要でございます。よろしく御審査のほう、よろしくお願いいたします。 ○委員長(上里直司)  これより質疑に入ります。  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  説明をありがとうございます。1点だけ質疑いたします。  7ページのメールカーサービス事業について、補正が大きくなっておりますので、このことについて説明をお願いします。 ○委員長(上里直司)  稲福課長。 ◎総務課長(稲福喜久二)  こちらのほうは特定信書便という形で大臣から資格を得た業者しか扱えない事業となっておりまして、県内には10社ございます。その中で、通常は車で運ぶ業者と今、受注していますサイクル自転車で事業をする事業者があるのですが、見積もりに差額があるものですから、ある程度、均衡な予算現額をとらないといけないということで、予算設定の場合、3社からの見積もりの平均値をとって、見積もりの予算を設定しておりまして、その結果、一番最低の業者が落札した差額が大きくなるような現状がございまして、今回、このような形の差額が出ております。 ○委員長(上里直司)  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  では、次年度以降というのも大体この水準でいくのか、教えていただいていいですか。 ○委員長(上里直司)  稲福課長。 ◎総務課長(稲福喜久二)  そうですね。どうしても一番最低の業者でやった場合、そこが取れなかった場合、年度当初の事業の執行ができなくなって支障を来しますので、ある程度の見積もりの平均でとらせていただきまして予算をつくりたいと思いますので、次年度も当初はこのような形になるかというふうに想定しております。 ○委員長(上里直司)  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  理解できました。ありがとうございます。  以上です。 ○委員長(上里直司)  ほかに質疑はありませんか。  翁長委員。 ◆委員(翁長俊英)  首里城の寄附金がありますよね。3ページ。これはいつからいつまでの決算になるんですか。 ○委員長(上里直司)  稲福課長。 ◎総務課長(稲福喜久二)  こちらは昨年の火災の10月31日〜3月31日までの金額となっております。 ○委員長(上里直司)  翁長委員。 ◆委員(翁長俊英)  5億ですね。 ◎総務課長(稲福喜久二)  はい。
    ◆委員(翁長俊英)  件数は分かりますか。 ○委員長(上里直司)  稲福課長。 ◎総務課長(稲福喜久二)  こちらの件数は、募金箱に入っている方と口座振込と直接持ってきた方が様々いらっしゃいまして、件数についてはちょっと把握できない状況になっております。 ○委員長(上里直司)  翁長委員。 ◆委員(翁長俊英)  件数は把握できないということがあるのかな。ちょっと分からないけれども。  僕が感じるのは、せめて志、気持ちを持って来ているわけですから、感謝状ぐらいできますよ。これは歴史の、あるいは本人の意志としてずっと残るものだと思うんですよね、ある意味。そういう火災に関わったという、顕彰ものだと思うんですよ。残しておくべきものじゃないのかなと僕は思うんですよ。  この辺はどうですか。そういう人たちに対するお礼、感謝、こういうものは何かあるんですか。言葉なり何なり。 ○委員長(上里直司)  稲福課長。 ◎総務課長(稲福喜久二)  ちょっと補足させてください。  先ほど把握できないというのは、募金箱に入っている方の数が把握できないんですが、口座振込とか直接目録で持ってきた方については把握できておりますが、総数として5億に対する数が把握できていないということで説明させていただきました。  あとは、志に対するお礼なんですが、一応、基本的に目録とか手交で来た方々には市長のお礼状を少しその場ではおあげさせていただいております。あとは、一定の金額以上、個人であれば500万円以上とか、企業であれば1,000万円以上の方に対しては紺綬褒章という形で国の褒章制度がございますので、こちらのほうで那覇市から推薦させていただいて、紺綬褒章を受章していただくような形の手続を進めております。 ○委員長(上里直司)  翁長委員。 ◆委員(翁長俊英)  お礼状というのはどんな内容でどんなものですか。 ○委員長(上里直司)  休憩いたします。 ○委員長(上里直司)  再開いたします。  稲福課長。 ◎総務課長(稲福喜久二)  ホームページにも掲載しておりますが、A4の紙で、首里城火災に対する支援についてのお礼という形で、A4の紙で1枚作らせていただいて、そちらのほうを一緒に来ていただいたときにお返しさせていただくという形の手法はまずとらせていただいております。 ○委員長(上里直司)  翁長委員。 ◆委員(翁長俊英)  その場でね。 ◎総務課長(稲福喜久二)  はい、その場で。 ◆委員(翁長俊英)  その件数は分かるわけですよね。その件数は分かりますね。 ○委員長(上里直司)  稲福課長。 ◎総務課長(稲福喜久二)  はい、その場の件数は手交に来た方にすぐその場で返しております。 ◆委員(翁長俊英)  何件ですか。 ○委員長(上里直司)  稲福課長。 ◎総務課長(稲福喜久二)  申し訳ありません。今こちらに数字は持っていなくて把握できておりません。 ◆委員(翁長俊英)  いいです。先にそれを答えればいいのに。 ○委員長(上里直司)  翁長委員。 ◆委員(翁長俊英)  それと、市長に直接、その志を手交するケースとそうじゃないケースと、額によってどうなのか、分かりませんけれども、マスコミに載るケースと載らないケースといろいろ様々あるんですけども、こういうものの基準があるんですかね。額によって。 ○委員長(上里直司)  稲福課長。 ◎総務課長(稲福喜久二)  額による基準というのはないです。市長に直接渡したいということの企業とか個人の方がいらっしゃった場合に日程を合わせていただいて、できれば手交していただきますが、マスコミに対しては、こちらのほうがその都度、マスコミに広報依頼という形で流しておりまして、あとはマスコミの方が日程上、来られるか来れないかによって載るか載らないかになっているかと思います。こちらのほうで載せてくださいとか、これはいいですというふうな区別はしておりません。全てマスコミのほうには目録、手交にいらっしゃる方についてはマスコミへは情報提供させていただいています。 ○委員長(上里直司)  翁長委員。 ◆委員(翁長俊英)  マスコミにはどういう形で情報提供をしているのか。市長動向に載せているだけなのか。 ○委員長(上里直司)  稲福課長。 ◎総務課長(稲福喜久二)  いや、こちらの秘書課を通じてマスコミのほうに全て投げ込みをしております。 ○委員長(上里直司)  翁長委員。 ◆委員(翁長俊英)  この庁舎内のマスコミに。 ○委員長(上里直司)  稲福課長。 ◎総務課長(稲福喜久二)  はい、日程のほうを全てマスコミに庁舎内に投げ込みしております。 ○委員長(上里直司)  翁長委員。 ◆委員(翁長俊英)  行き届いていないのかどうか知りませんけれども、そのばらつきが僕はあると見ているものですから、額に対する基準はないわけですね。市長の日程が合えば対応できるできない、こういうことになるんですか。市長が対応できない場合はどういう対応をされているんですか。 ○委員長(上里直司)  稲福課長。 ◎総務課長(稲福喜久二)  金額による基準は全くございません。全て申出に対して基本的に受け入れるような形で対応させていただきます。ただ市長の日程と相手方がいらっしゃる日程が合わないときについては、再度調整させていただいて組み直す。もしくは、できない場合は相手の方が今回は口座へ振り込みますという形での口座振込にする。もしくはうちの部長のほうで、調整監等で代理で手交させていただくという形の様々な手法を調整させていただきながら対応させていただいております。 ○委員長(上里直司)  翁長委員。 ◆委員(翁長俊英)  ちょっと話は飛びますけれども、例えばこれは政治家もできますか。寄附行為になるけれども。 ○委員長(上里直司)  稲福課長。 ◎総務課長(稲福喜久二)  政治家の方からは現在ありません。 ○委員長(上里直司)  翁長委員。 ◆委員(翁長俊英)  法的にはどうなんですか。 ○委員長(上里直司)  稲福課長。 ◎総務課長(稲福喜久二)  基本的に九州とかあちらの県外の議員の方々からの寄附ということがありますが、県内の方、那覇市の方からはいらっしゃいません。 ○委員長(上里直司)  翁長委員。 ◆委員(翁長俊英)
     法的に問題ないということでいいんですよね。 ○委員長(上里直司)  稲福課長。 ◎総務課長(稲福喜久二)  選挙区外ですので問題ないかと認識しております。 ○委員長(上里直司)  翁長委員。 ◆委員(翁長俊英)  あまりそぐわない質問だけど、ただ我々は政治家なものですから、やっていいかどうか気になって判断しているんですよ。要するに個人に有権者にやるものじゃないから、公的機関にやる寄附だから、これは調べれば分かるんだけど、昨日の新聞に政治家が大きく載っていたものだから、ちょっと気になったので、まあいいです。  以上、終わり。 ○委員長(上里直司)  ほかに質疑はありませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(上里直司)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れ替え) ○委員長(上里直司)  再開いたします。  次に、秘書広報課関係分について、加治屋理華秘書広報課長、説明をお願いします。 ◎秘書広報課長加治屋理華)  ハイタイ。秘書広報課長の加治屋でございます。当課所管分について、お手元の総務部資料、歳入歳出決算説明資料で御説明いたします。  初めに、歳入について主なものを御説明いたします。秘書広報課分は11ページからとなりますので御用意をお願いいたします。  まず17款財産収入01節著作権使用料01著作権使用料として、本市に著作権のあるキャラクター等のデザインをラインスタンプとして配信、販売することにより、3,504円の収入を得ております。  さらに有料広告収入として広報紙広報なは市民の友、本紙のホームページに確保した広告枠、市民の友、月4枠の年84枠、ホームページ10枠の年120枠の売却により、379万9,000円の歳入がございます。  歳入については以上でございます。  続いて歳出について御説明いたします。  説明の前に1件訂正について御報告いたします。ページをまたいで申し訳ございませんが、14ページの02目文書広報費中03細節非常勤職員報酬の備考欄にございます「市政功労者表彰審査委員報酬」の記載は、作成上の誤りですので削除をお願いしたいと思います。正しくは、「非常勤職員1名の報酬」となります。大変失礼いたしました。  それでは、改めて説明に移らせていただきます。12ページをお開きください。  秘書広報課歳出予算は、02款総務費、予算現額7,942万2,995円のところ、執行額7,732万5,852円であり、執行率は97.4%となっております。  それではまず、08事業秘書及び渉外事業について説明いたします。こちらは市長・副市長の秘書及び渉外業務に関する経常的な事務経費及び内部管理費となります。  第8節の報償費では、賞賜金として17万1,600円を執行いたしました。執行率は100%となっております。こちらは那覇市青少年特別賞の表彰盾等に対する予算になります。令和元年度は個人9名、団体4組の計13組を表彰いたしました。  当初予算では、青少年特別表彰の表彰盾に対する9万7,000円を計上していたところですが、昨年度は表彰者が多数出たことから、99事業市制施行記念事業の同節目賞賜金から7万4,600円を使途変更し、執行しています。  次に、第10節の交際費につきましては、78万6,178円を執行し、執行率は63.8%となっております。これらの経費については、透明性が強く求められることから、市ホームページでも詳細を公開しております。  以上が秘書及び渉外事業の主な執行状況の概要となります。  次に、79事業那覇市制施行100周年につきましては、市制施行100周年に向けた記念映像作製に係る委託料で、99.5%を執行しております。制作も順調に進んでいるところでございます。  次に、99事業市制施行100周年記念事業について御説明いたします。毎年5月20日の市制施行記念日に記念式典を開催するとともに、市政功労者を表彰する事業となります。  初めに、第8節報償費の賞賜金として76万4,424円を執行いたしました。執行率は88.8%となっております。こちらは主に市政功労者10名に対する記念バッジと人間国宝、玉那覇有公氏による紅型テーブルセンターを額装し、贈呈するための予算となっております。  また、当該予算不用額より08事業秘書及び渉外事業の03賞賜金に7万4,600円、01報償費に1,000円とそれぞれ使途変更を行っております。  次に、令和元年度記念式典後に市政功労者の皆様と市長、議長などとの夕食懇親会に要する経費として、第10節交際費で23万円を執行いたしました。執行率は71.9%となっております。懇親会への参加者は23名となっております。市政功労者9名、同伴者8名、あとは那覇市市議会の関係者となっております。  以上が市制施行記念事業の概要となります。  続いて第2目文書広報費02事業の広報事務費について主なものを御説明いたします。資料の14ページをお開きください。  当該事業は市制の普及、啓発及び宣伝に関することを主たる業務としております。予算執行額は5,734万5,864円、執行率は99.4%となっております。広報事務といたしましては、主に広報紙なは市民の友、市民便利帳の発行とともに、ホームページやSNSによる広報、また記者会見の実施などを通して市制の普及、啓発及び宣伝を行っております。  まず13節委託料の01業務委託料について御説明いたします。主に広報紙なは市民の友及び声の広報や点字版広報の制作・配布に係る委託料となっております。当初予算では5,377万2,000円を予算措置しておりましたところ、年度末に新型コロナウイルス感染拡大に伴う特別号の制作・配布が生じたため、予備費から51万6,995円を充用し、5,423万8,175円を執行いたしました。執行率は99.9%になっております。  最後に、第14節使用料及び賃借料につきましては、印刷機リース料タクシーチケット費用等が対象となっており、当初予算に対し、執行率が59.0%となっております。  通信運搬費につきましては、記者クラブ加盟事業所が1社増えたことに伴うファクス回線使用料の増加分を補っております。  また03手数料につきましては、当課で販売しているラインスタンプの売上金収入に係る送金手数料が当初予算に計上されていなかったため、当該使途変更で補ったところでございます。  申し訳ございません。使途変更についての詳細を申し上げておりませんでした。先ほど執行率が59.0%というふうに申し上げましたが、予算残より5,568円を12節役務費の01通信運搬費と03手数料に使途変更しております。ただいまの説明になります。  ラインスタンプの送金手数料が計上されていなかったことにつきましては、次年度予算要求に際しましては予算計上に気をつけてまいりたいと思っております。  以上が令和元年度予算に係る秘書広報課所管分歳入歳出執行状況の概要でございます。よろしく御審議をお願いいたします。 ○委員長(上里直司)  これより質疑に入ります。  翁長委員。 ◆委員(翁長俊英)  お疲れさまです。  非常勤秘書2名とありますけど、これは人事課の人事ですか、それとも市長の人事がやったものですか。 ○委員長(上里直司)  加治屋課長。 ◎秘書広報課長加治屋理華)  人事課の人事でございます。 ○委員長(上里直司)  翁長委員。 ◆委員(翁長俊英)  どこからか推薦があるわけ。市長から推薦があったり、そういう形で。 ○委員長(上里直司)  加治屋課長。 ◎秘書広報課長加治屋理華)  特に、個別の推薦というわけではないです。人事課の人事で配置されております。 ○委員長(上里直司)  翁長委員。 ◆委員(翁長俊英)  例えば、業務内容は何ですか。 ○委員長(上里直司)  加治屋課長。 ◎秘書広報課長加治屋理華)  副市長秘書につきましては、副市長の日程調整等が主な業務になります。 ○委員長(上里直司)  翁長委員。 ◆委員(翁長俊英)  副市長の秘書なんですか。 ○委員長(上里直司)  加治屋課長。 ◎秘書広報課長加治屋理華)  はい、そうです。 ○委員長(上里直司)  翁長委員。 ◆委員(翁長俊英)  ありがとうございます。  11節の燃料費とありますけれども、ガソリン代は幾らですか。支出が3万2,000円。そんなもんかな。 ○委員長(上里直司)  加治屋課長。 ◎秘書広報課長加治屋理華)  ガソリン単価についてでしょうか。執行率。 ◆委員(翁長俊英)  そうです。執行率35。 ◎秘書広報課長加治屋理華)  燃料費なんですけれども、当初予算を9万円に対し、35.6%でちょっと少ない執行率になっておりますが、もともと不測の事態に対応するために、比較的に余裕を持たせた予算措置をしているところです。ただ、今回、市長公用車がハイブリッド車であるということや、また令和元年度の市長日程が前年と比較をして若干少なかったということも原因かなと考えられます。全体的な日程が、依頼が少なかったという。 ○委員長(上里直司)  翁長委員。 ◆委員(翁長俊英)
     よっぽど燃費がいいのか、ガソリンを食わないのか、我々の乗っている車とは随分、ひと月分のものなんだけれども、電気自動車に乗っていましたね。今はあれも使っているのか。最近見ないけど。 ○委員長(上里直司)  加治屋課長。 ◎秘書広報課長加治屋理華)  電気自動車は翁長前市長のときに使っておりましたけれども、充電とかそういったところで不都合が生じるという理由だったかと思いますが、現在はハイブリッド車のほうでリース契約をしております。 ○委員長(上里直司)  翁長委員。 ◆委員(翁長俊英)  しかし、そうは言っても、翁長市長の後も使っていた。要するに今後のエネルギーという意味合いでのPR効果も含めた、そういう使用だったと思うんですけれども、あんまりその効果はなかったんですか。少し、ある意味コストがという部分もあるかもしれないけれども、行政が主導してやろうというこういう空気もあったりして、という意味合いがあったと思うんだけれども、あんまり良くなかったんですか。 ○委員長(上里直司)  加治屋課長。 ◎秘書広報課長加治屋理華)  実績については、今、手元にないんですが、充電場所が少なかったということ、安全性とか時間の正確性とか、そういったところに重きを置いて、ガソリン併用のハイブリッド車に換えていると思います。ただ利用車両に、当時とはまた年数も経ておりますので、現状の電気自動車の使用について、どれだけまた有効かというのは、今後のリース借り換えのときに再度検討できたらと思っております。 ○委員長(上里直司)  翁長委員。 ◆委員(翁長俊英)  これは時代の流れというのか、対応というのが出てくると思うんです。SDGsの意味合いも含めて。諸外国はもうガソリンを廃止するという、そういうのもあるわけだから、いいとして。  市政功労者。対象は外国国籍、日系外国人、そんなものは該当しないのか。 ○委員長(上里直司)  加治屋課長。 ◎秘書広報課長加治屋理華)  市政功労者の要件につきましては、本市の市政に対する功績をはかるものなんですけれども、実績とか功績に係る年数がかなりあったことから、長い年月、那覇市に市民として在住し、功績を残すという外国人がこれまで該当になかったというのもあるかと思います。ちょっと推薦に挙がってこなかったというのが実際のところでございます。  条例が手元にございますけれども、例えば、8年以上市長の職にあった者であったり、12年以上副市長、助役、収入役、各特別職の位置にあった者、一般の方では、あとは内規の範囲になってくるんですが、その他特に功労が顕著である者。 ○委員長(上里直司)  翁長委員。 ◆委員(翁長俊英)  要するに、住所要件があるわけね。那覇市内という。 ○委員長(上里直司)  加治屋課長。 ◎秘書広報課長加治屋理華)  住所要件は特にないです。那覇市に対する功績ということになってまいります。 ○委員長(上里直司)  翁長委員。 ◆委員(翁長俊英)  少し時間をとってもいいか。  何でこんな質問をするかというと、2〜3日前にサン・ビセンテと那覇との交流をずっと最初から尽力をしていただいた■■■■さんが亡くなった。しかもコロナだよね。ひと月にならないんだけれども、僕も気になってメッセージを送ったんだが返事がなかったので、気になったらそういうふうになってしまったんだけれども。  要するに、那覇市との交流事業、姉妹提携事業にものすごい功績があったと僕は思うんですよね、本人は建築家でもありながら、サン・ビセンテ市の職員もしながら、そして向こうに守礼門まで、琉球庭園まで造って、いろんなことをやって、彼がいたおかげでこの交流事業は今日までスムーズにいったと思うんです。こういう人がいるといないとでは相当違う。他の姉妹都市と比べても、熱の入れ方が全然違う。  そういう意味では何らかの表彰をすべきじゃないかなと僕は思っているが、我々が向こうへ行って、あれだけ大歓迎されて接待を受けながら、その恩はやっぱりきちっと返すべきだと僕は思っています。名誉市民とか、そういうのもあるかも。名誉市民はこれとは別かな。それくらいの人だと僕は思っているものだから、ちょっとこれは今後、次の決算、予算にも生かすという意味合いでも、決算審査という意味からいっても、少し検討をしてもらいたい。タイムリーという言い方は失礼なんだけれども、条例とかそんなものは別として、何らかのことはやるべきだというふうに思いますが、これは提案をしていただきたいと思います。 ○委員長(上里直司)  加治屋課長。 ◎秘書広報課長加治屋理華)  おっしゃるように、■■さんの訃報には事務局としても大変驚いたところで、まさに姉妹都市交流、サン・ビセンテ市と那覇市の姉妹都市交流を支えてこられた第一人者だなと思っておりますので、もし、部局のほうから推薦があれば、本当に推薦に値する方であると思っておりました。  次の市政功労者についても、そういったお名前が挙がってくるかなとちょっと期待をしていたところなんですけれども、今回の訃報は大変残念だったと思っています。  ■■さんの功績については誰もが認めるところですので、今後どういった形で、那覇市の気持ちを表す機会をつくるため、ちょっと検討をしてまいりたいと思っております。 ○委員長(上里直司)  翁長委員。 ◆委員(翁長俊英)  ありがとうございます。ぜひお願いします。願わくば来年の100周年記念の事業の中で何か顕彰できればいいかなと思ったりしています。 ○委員長(上里直司)  加治屋課長。 ◎秘書広報課長加治屋理華)  現在のところ、故人についての市政功労者の追贈の規定は特にございませんので、検討を深めていかないといけないなと思っているところですが、ぜひ協議してまいりたいと思っております。 ○委員長(上里直司)  翁長委員。 ◆委員(翁長俊英)  以上です。 ○委員長(上里直司)  ほかに質疑はありませんか。  上原委員。 ◆委員(上原快佐)  1点だけ。  額が小さくて質問しづらいですけど。ラインスタンプが気になって、3,000円なんですけど、これはちょっと調べてみたら、那覇市のラインスタンプは龍柱会議のあれですよね。龍柱会議のデザインというのは、これは商工農水課が多分、中心になっているんだけれども、広報に使えるからということで、秘書広報課で歳入であげているんですか。  まず、そこから。 ○委員長(上里直司)  加治屋課長。 ◎秘書広報課長加治屋理華)  広報担当の古堅から回答をさせていただきます。 ○委員長(上里直司)  古堅主幹。 ◎秘書広報課主幹(古堅大輔)  おっしゃるとおり、商工農水課が所管する龍柱会議のデザインなんですけれども、那覇市の公式のラインのアカウントを今管理しているのは秘書広報課になっておりまして、そのアカウントを通してでないと、ラインスタンプが販売できないということで、著作権は商工農水課が管理しているんですが、秘書広報課のほうでラインの販売をして、歳入は一応、秘書広報課に入っているんですけれども、充当先として新商品開発事業に充てるような形で今運用をしております。 ○委員長(上里直司)  上原委員。 ◆委員(上原快佐)  便宜上というか、主体は商工農水課なんだけれども、収入として秘書課でやっているという形で理解しました。  これは秘書広報課に言ってもというところがあるんですけど、これを見たら第2弾も出ていますよね。2018年に出て、第2弾まで出ていて、ラインスタンプとして活用されているのは分かるんだけれども、収入が3,000円ということは、これは1個ラインスタンプ120円なので、年間30件ぐらいしか売れていないという話になるわけですよ。そういう計算でいいんですか。 ○委員長(上里直司)  古堅主幹。 ◎秘書広報課主幹(古堅大輔)  販売価格は120円なんですけれども、それぞれ手数料が引かれまして、大体1件当たり現金で買うと那覇市に入るお金は42円。ラインポイントとかラインコインで買うとその分、割引があるので、実際は30幾らかとかになるんですけれども、大体今は3,000円で計算です。80件くらいが売れての収入になっています。 ○委員長(上里直司)  上原委員。 ◆委員(上原快佐)  ということは、年間80件くらいダウンロードされて使っていると。実際に人それぞれ、多分これがいいとか悪いとか評価はあって、その件数になっていると思うんだけれども、那覇市が売れば売るほど当然収入になってくるので、これは那覇市の秘書広報課として、例えば、「広報なは」とかいろんなところで「那覇市は実はこういうラインスタンプを作っているんですよ」というようなPRみたいなものはされているんですか。 ○委員長(上里直司)  古堅主幹。 ◎秘書広報課主幹(古堅大輔)  以前、「市民の友」の表紙のここに「ラインスタンプを販売しています」ということで、月替わりでキャラクターを載せていたんです。ただ今は新型コロナの関係もあって、「ちょっと距離をとって感染を防ごう」という題字に変えたものですから、今はその枠はないんですけれども、落ち着いたら、また再度そういう形で常にPRはしていきたいなと思っています。 ○委員長(上里直司)  上原委員。 ◆委員(上原快佐)  せっかく商工農水課が中心になって龍柱会議、龍柱がメインのあれなんですけれども、那覇をPRしていこうというキャラクターでせっかく作っているので、年間80件ということなので、第2弾まで出ていますけれども、それこそ第3弾なり、第4弾なりもっとPRできるような形でやっていただければなと思うんですが、実際デザイン自体はプロの方に頼んでいますよね。ラインスタンプ自体というのは別のところに頼んでいるのですか。 ○委員長(上里直司)  古堅主幹。 ◎秘書広報課主幹(古堅大輔)  このラインスタンプもデザインも、全て同じ方、同じデザインの会社さん。龍柱会議なので見て分かるかと思うんですけど、キャラクターのデザインは決まっているんですけれども、例えば、右向きとか左向きがなくても、ほとんど形は一緒、一度デザインされたものを言葉を変えていろいろ使っているというような状況です。 ○委員長(上里直司)  上原委員。 ◆委員(上原快佐)  ラインスタンプの中で「後ほど御連絡いたします」とか、そういういろいろ言葉がありますが、これもデザイナーの方が考えてやっているのですか。
    ○委員長(上里直司)  古堅主幹。 ◎秘書広報課主幹(古堅大輔)  そこも含めて商工農水課と調整をして決めていると伺っています。 ○委員長(上里直司)  上原委員。 ◆委員(上原快佐)  おとなしい感じの内容のラインスタンプなので、なかなか使うのもあれだと思うんですが、せっかくの事業ですからもっと市民に周知して、市民以外でももちろんラインスタンプなので買えますから、もっとPRするとか、それこそ那覇市の公式ラインでもっとPRするとか、フェイスブック内でPRするとか、いろいろ方法はあると思いますので、もっと周知していただけるように頑張っていただければと思います。  以上です。 ○委員長(上里直司)  ほかに質疑はありませんか。  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  決算ですので、総括的なところも少し聞きたいんですけれども、昨年の3月でしたか、ホームページがリニューアルされて約1年運用してくる中で、様々良かった点もあれば、改善点もあったかと思うので、そのあたりをお伺いしたいと思います。 ○委員長(上里直司)  古堅主幹。 ◎秘書広報課主幹(古堅大輔)  平成30年の3月にホームページをリニューアルしまして、使い勝手というところでは、まずは職員がワード感覚でページを作成することができるようになったというのが大きな1つの特徴かなと思っています。また、今までになかった音声読み上げ機能とか文字を大きくしたりする、また特にタブレットとかスマートフォンを利用している方でも、以前はパソコン版しかなかったんですが、見る人の環境によってホームページが自在に自動的に変わるような仕組みができたというのはよかった点だなと思っております。 ○委員長(上里直司)  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  私の個人的な感想ではあるんですけれども、だんだん見づらくなっていってしまうという状況は以前のホームページと変わらないのかなというふうに思っていまして、担当課がそれぞれ編集をしていくということも関係しているのかなと思うんですけど、それは避けがたいものなのかというと、もう少し専門の方の力を借りて、UI(ユーザーインターフェイス)とかに強い方にアドバイスをいただいて、コーディネーターみたいな形でしっかり関わってもらうということも必要なのではないのかと思うんですけど、その辺の見解はいかがですか。 ○委員長(上里直司)  古堅主幹。 ◎秘書広報課主幹(古堅大輔)  おっしゃるとおりで、各課で更新するものですから、更新する職員の感覚でそのお知らせをどこのカテゴリーに入れるかというのが、ちょっと統一されていないというのが現状でございます。毎年、研修はして伝えてはいるんですけど、なかなか担当者も替わったりということもあって、浸透するにはもう少し時間はかかるものかなと思ってはいます。  ただ議員がおっしゃるとおりに、専門家の意見も、もし可能であれば私たちも伺いながら他の市町村のホームページも比較しながら、より分かりやすいようなホームページにしていきたいなとは思っています。 ○委員長(上里直司)  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  先ほどの上原快佐議員の質疑とも重複するんですけれども、ラインとかフェイスブックですとかいろんな形で、担当の職員さんが頑張ってどうにかやっているというような感じを受けますので、このあたりもやっぱりトータルして、那覇市としてどう広報していくかという計画的な更新であったりとか、更新の内容であったりとか、そういったこともしっかり詰めていく、そこが秘書広報課の役割になってくるんじゃないかと思うので、これはぜひ事業化をしていくということも検討されてはいかがと思うんですけど、いかがですか。 ○委員長(上里直司)  古堅主幹。 ◎秘書広報課主幹(古堅大輔)  おっしゃるとおり、秘書広報課で管理をしているSNS等もありますので、こちらが依頼を待つのではなくて、「こういうのはもっと広報したほうがいいんじゃないか」というのも積極的に取り入れるように検討していきたいと思います。 ○委員長(上里直司)  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  IT関係はなかなか役所が専門的な知識を持っている職員さんというのは少ないので、手探りで進んでいくのかなと思うんですけれども、ホームページも新しくなって、各SNSも充実してきて、次の段階を目指すとなるとやはり業務委託ということではなくて、那覇市の中でそれらをどうやって戦略的に使っていくのかという意思をしっかりと反映させられるような更新の仕方というのが必要になるかと思いますので、ぜひ検討をよろしくお願いします。  以上です。 ○委員長(上里直司)  ほかに質疑はありませんか。  宮里副委員長。 ○副委員長(宮里昇)  市制100周年の件で、映像は順調だと言っていましたが、完成予定はいつぐらいになるのか。 ○委員長(上里直司)  加治屋課長。 ◎秘書広報課長加治屋理華)  来年の3月に完成予定になっております。 ○委員長(上里直司)  宮里副委員長。 ○副委員長(宮里昇)  これはいわゆる100周年のための記念事業なんですが、この映像を宣伝するリーフレットだとか、それから内容を簡単に説明できるような、映画ですからラフターとかいろいろありますよね。そういうビラも予定されているんですか。 ○委員長(上里直司)  加治屋課長。 ◎秘書広報課長加治屋理華)  記念映像に対するリーフレットは特に予定してはいないんですけれども、完成後、一番のメインはこの記念事業のときに披露するのが目的なんですけれども、完成したらホームページのほうにも、映像を掲載して市民の皆様にも広く御覧いただけるようにしたいと思っております。 ○委員長(上里直司)  宮里副委員長。 ○副委員長(宮里昇)  こういう感じで進んでいますよというのは、事前の宣伝というか、例えば、議員だとか一定の市民の層には、こういうのをつくっていますという、そういう予定はないわけですね。 ○委員長(上里直司)  加治屋課長。 ◎秘書広報課長加治屋理華)  記念映像をつくっているという経緯についての周知は、特には今のところは予定しておりません。 ○委員長(上里直司)  宮里副委員長。 ○副委員長(宮里昇)  300万ほどですから、そんなに予算をかけてということではないと思うんですけど、いわゆる沖縄の歴史から那覇市の産業、文化、芸術とか、いろんなことを網羅していくんでしょうけど、なかなか内容に対して非常に興味がありますので、どういう内容でつくっているのかというのは教えてもらえれば、宣伝してもらえればありがたいなというふうに思います。 ○委員長(上里直司)  加治屋課長。 ◎秘書広報課長加治屋理華)  折に触れて記念映像、また記念誌等を作成して市民の皆様にお披露目しますというようなメッセージができればいいかなと思います。 ○委員長(上里直司)  宮里副委員長。 ○副委員長(宮里昇)  分かりました。ぜひ頑張ってください。 ○委員長(上里直司)  ほかに質疑はありませんか。  上原委員。 ◆委員(上原快佐)  すみません。今の100周年記念事業のことなんですけど、政策説明資料で直接、100周年記念事業とは関わりがないかもしれないんだけど、今後の方向性のところで、令和3年5月20日に記念式典を開催予定と書いてあるんですけど、これは僕の認識では、那覇市民会館が造られて、それとオープンと、この100周年記念事業とセットだと思っているんだけど、この5月20日というのは決定なんですか。 ○委員長(上里直司)  加治屋課長。 ◎秘書広報課長加治屋理華)  これまで条例によって5月20日の市制施行記念日に式典を開催するという前提がございまして、政策説明資料にもそのように記述が入っているところなんですけれども、実は先ほどいただいたんですけれども、条例改正を行いまして、5月20日でないときでも市長が必要と認める日に式典を開催するということが。 ◆委員(上原快佐)  なりましたよね。 ◎秘書広報課長加治屋理華)  いただきましたので、今後はそれも踏まえて効果的に皆様にアピールできる日を選んで式典を開催する予定であります。 ○委員長(上里直司)  上原委員。 ◆委員(上原快佐)  では、一応、便宜上というか、便宜上、政策説明資料に5月20日の開催予定と載っているだけで、一応、この前の条例改正のやつでいつでもできるようになったので、今まで説明を受けていたのは、新市民会館の開館と合わせてなのか、開館した後なのか、ちょっとあれなんだけれども、そこと100周年事業と連動していたじゃないですか。それに合わせてやっていくという認識でいいんですか。 ○委員長(上里直司)  加治屋課長。 ◎秘書広報課長加治屋理華)  できるだけ市民の皆様に効果的に式典をアピールするためには、連動してやっていくのが一番いいのかなということで協議を進めているところです。記念事業を所管しております企画のほうとも調整しながら式典もその時期に合わせていけたらいいなと思っているところです。 ○委員長(上里直司)  上原委員。
    ◆委員(上原快佐)  確認だけだったので大丈夫です。ありがとうございます。 ○委員長(上里直司)  ほかに質疑はありませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(上里直司)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れ替え) ○委員長(上里直司)  再開いたします。  次に、平和交流・男女参画課関係分について、濱川毅平和交流・男女参画課長、説明をお願いします。 ◎平和交流・男女参画課長(濱川毅)  ハイサイ。認定第2号、令和元年度那覇市一般会計歳入歳出決算中、平和交流・男女参画課関係分について、概要を御説明申し上げます。説明に際しましては、令和元年度歳入歳出決算説明資料、総務部に沿って説明させていただきます。平和交流・男女参画課関係分につきましては、15ページ〜26ページとなっております。  まず歳入のうち、主なものについて御説明いたします。資料の17ページを御覧ください。  資料17ページ、16款県支出金1節総務管理費補助金、こちらは特定地域特別振興事業、戦後処理問題であります旧軍飛行場用地問題解決のための事業に対する県補助金となっております。旧那覇飛行場用地問題解決事業の充当財源となっております。予算現額4億9,268万3,000円のところ、収入済額2億3,530万1,341円となっております。これは旧那覇飛行場用地問題解決事業予算を令和2年度に繰り越したことによるものでございます。  次に、資料同じ17ページ、22款市債1節総務管理債ですが、これは旧那覇飛行場用地問題解決事業に充当するもので、ともかぜ会館の建設工事に係る一般補助施設債となっております。予算現額8億3,340万円のところ、収入済額4億2,590万円となっております。  次に、歳入の繰越明許について御説明いたします。資料は18ページを御覧ください。  16款県支出金第1節総務管理費補助金は、予算現額1億8,970万3,800円のところ、収入済額1億8,545万5,800円となっております。予算現額と収入済額との差額については実績によるものでございます。こちらは、ともかぜ振興会館建設工事に係る平成30年度分の県補助金となります。平成30年度分の建設工事については、令和2年2月に完了しております。  次に、22款市債1節総務管理債でございますが、予算現額2,100万円のところ、収入済額2,060万円となっております。予算現額と収入済額との差額については実績によるものでございます。こちらは、ともかぜ振興会館建設工事に係る平成30年度分の一般補助施設債となっております。  続きまして歳出のうち、主なものについて御説明いたします。資料は20ページを御覧ください。  資料の20ページ、事業番号の19福州市友好都市交流事業ですが、予算現額150万8,317円のところ、支出済額131万462円で、執行率が86.9%となっております。令和元年度は福州市から児童生徒14名、引率等6名、計20名の訪問団を受け入れしております。  次に、資料の21ページを御覧ください。  資料21ページ、事業番号23女性センター管理運営でございますが、予算現額が1,648万6,083円のところ、支出済額1,606万1,068円で、執行率が97.4%となっております。那覇女性センターにおきましては、女性に関する諸問題や性の多様性、男女共同参画等に関する講座の開催、図書や資料の収集・提供、サークル等への活動場所の提供、電話相談を中心とした相談業務、弁護士による法律相談を実施したところでございます。  次に、資料は23ページを御覧ください。  23ページ、事業番号47日南市姉妹都市交流事業でございますが、予算現額77万6,800円のところ、支出済額70万7,292円で、執行率91.1%となっております。令和元年度は日南市との姉妹都市提携50周年を記念し、日南市より市長をはじめ20名をお迎えして記念祝賀会を開催いたしました。また、日南市を訪問し、飫肥城下祭りにも参加しております。  続きまして資料24ページを御覧ください。  事業番号03那覇軍港跡地利用計画事業でございます。予算現額1,250万2,000円のところ、支出済額1,198万4,038円、執行率95.9%となっております。令和元年度は次世代の会の定例会8回、フィールドワーク2回、先進地視察、情報誌の発行1,500部×2回の地権者等との合意形成活動を実施いたしました。  次に、同じく24ページでございますが、事業番号06旧那覇飛行場用地問題解決事業は、予算現額13億7,170万6,000円のところ、支出済額6億6,431万7,432円で、執行率48.4%となっております。これは主にともかぜ振興会館建設事業の工事請負費の予算を繰り越したことによるものでございます。令和元年度は旧那覇飛行場用地問題解決事業として、ともかぜ振興会館の建設工事、そして(仮称)大嶺コミュニティセンターの基本、実施設計を行う予定でしたが、ともかぜ振興会館の建設工事につきましては、全国的な鋼材等の需要の逼迫により鋼材の納期が遅れ、建設事業を令和2年度に繰り越しております。また、(仮称)大嶺コミュニティセンターにつきましては、基本設計に時間を要し、実施設計等の事業を令和2年度に繰り越すこととなりました。  次に、歳出のうち、歳出の繰越明許分について御説明いたします。資料は25ページとなります。  事業番号06旧那覇飛行場用地問題解決事業でございます。予算現額2億1,078万2,000円のところ、支出済額2億606万2,000円で、執行率が97.8%となっております。ともかぜ振興会館建設工事に係る平成30年度分の予算を繰り越しておりましたが、平成30年度分の建設工事については、令和2年2月に完了をしております。  最後に、歳出の事故繰越について御説明いたします。資料は26ページとなります。  事業番号89第4次那覇市男女共同参画計画及び第2次DV計画策定業務でございますが、予算現額636万6,972円のところ、支出済額同額で、執行率100%となっております。第4次那覇市男女共同参画計画につきましては、策定に時間を要しましたが、令和元年12月に策定を終了しております。  以上、認定第2号、令和元年度那覇市一般会計歳入歳出決算中、平和交流・男女参画課関係分の概要を御説明いたしました。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ○委員長(上里直司)  これより質疑に入ります。  野原委員。 ◆委員(野原嘉孝)  金額はちょっと小さいんですけれども、川崎市との友好都市交流事業に対して執行できなかったという形でなっているんですけれども、この辺の説明を求めたいと思います。 ○委員長(上里直司)  休憩いたします。 ○委員長(上里直司)  再開いたします。  濱川課長。 ◎平和交流・男女参画課長(濱川毅)  川崎市のほうでございますけれども、こちらは那覇市のほうから那覇大綱挽まつりのほうに御案内を出して、それで大綱挽まつりのほうにいらした際に昼食とか、そういう形の予算になってございます。この令和元年度は那覇市のほうにいらっしゃらなかったということで、予算がそのまま執行できずという形になっております。 ○委員長(上里直司)  野原委員。 ◆委員(野原嘉孝)  政策説明資料を見ていると、平成29年度からの事業という形でなっていて、そして平成29年度も平成30年度も執行率ゼロという形になっていますよね。この友好という形でやっているけれども、何か理由があるんですか。この辺の関係性というか、これでは友好になっていないんじゃないかと、予算もつけているのにということもあるので、3年度連続という形になっているので、この辺をちょっとお聞かせください。 ○委員長(上里直司)  濱川課長。 ◎平和交流・男女参画課長(濱川毅)  川崎市との友好都市交流事業につきまして、こういう那覇大綱挽まつりのような大きなイベントのほうに御案内をしたほうが、川崎市のほうもいらっしゃりやすいのかなというところでございますが、昨年度と今年度、実は川崎市の担当課長と担当者が2年続けて那覇市のほうにいらしております。川崎市のほうも、実は那覇市とのこういう友好事業という、そういうきっかけというところをやはり私たちと同様、どういう形が一番いい形で友好事業ができるかというところを調査をしているところでございます。  そのあたりはたまたま祭り交流とか、そういうところが川崎市さんの友好都市の部署の違いとか、連携とかいろいろな問題がありますので、今、川崎市さんのちょうど友好都市の担当部署とどのような形が一番課題の交流事業としてうまくいくかというところを調整をしているところでございます。 ○委員長(上里直司)  野原委員。 ◆委員(野原嘉孝)  特に佐藤惣之助氏の碑の移設問題とか、そういうものはないと、これも払拭されるはずなので、今後、こういう形で継続していくという、継続して実にしていく事業という形で捉えてよろしいですか。 ○委員長(上里直司)  濱川課長。 ◎平和交流・男女参画課長(濱川毅)  川崎市さんとは友好都市でございますので、当然、友好都市交流事業を実施していきたいと考えております。また、佐藤惣之助の詩歌碑につきましても、今現在、文化財課のほうで記念式典等々を準備をしているようでございますが、そちらのほうとも連携をしながら取り組んでまいりたいと考えております。 ○委員長(上里直司)  野原委員。 ◆委員(野原嘉孝)  この碑の移設、式典という形、それをきっかけにしてしっかりとまた友好都市交流を深めていっていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(上里直司)  金城委員。 ◆委員(金城眞徳)  教えてください。  25番の那覇長崎平和交流事業についてでございます。これは3年越しの実施と、青少年ピースフォーラムは毎年実施というふうな政策説明資料からございました。その中で、平成30年は98万、昨年は168万と、やがて予算としても2倍近くの予算が使われて、124名の皆さんが参加したというふうになっております。その成果は十分果たせたと思うんですけれども、派遣校はどのように選考していらっしゃるのか、どんな方法で中学生の派遣を選考していらっしゃるのか、お伺いいたします。 ○委員長(上里直司)  濱川課長。 ◎平和交流・男女参画課長(濱川毅)  長崎市で行います青少年ピースフォーラム、これは全国から児童生徒が集まる事業になっております。那覇市のほうからは8名の中学生を派遣してございます。派遣に当たりましては、校長会を通じて事業の派遣推薦をお願いしているところでございます。派遣の応募のあった方を派遣しておりますが、8名という定員がございますので、8名を超える場合は、くじの抽選というような形で8名の生徒を派遣しているところでございます。 ○委員長(上里直司)  金城委員。 ◆委員(金城眞徳)  これはピースフォーラムの8名ですよね。長崎との平和交流事業では30名ぐらい中学校ごとに派遣していますよね。どんな方法で進行なされているんですか。 ○委員長(上里直司)  濱川課長。 ◎平和交流・男女参画課長(濱川毅)  長崎少年平和と友情の翼につきましては、時には3年に一度という形になっております。以前は毎年だったんですけれども、長崎市さんの都合等々もございまして、3年に一度という形になっております。長崎市さんから30名〜40名程度の児童生徒がいらっしゃいますので、こちらをお迎えする側も大体30名〜40名ぐらいの規模の生徒を選んで一緒に平和学習等をするのですが、まず選定方法につきましては、教育委員会のほうに御相談をして、各学校のほうでそういう対応ができる学校をまず選んでいただくという形でございます。学校のほうがこちらという中学校が決まりましたら、学校の状況によって、30名なり40名なりの生徒を学年にかかわらず、そういう数にするのか、クラスごとにするのかというところは、学校の授業等々の学校行事との関わりがありますので、このあたりは中学校のほうにお任せして、30名〜40名程度の生徒を選んでいるという形でございます。 ○委員長(上里直司)  金城委員。 ◆委員(金城眞徳)  これは学校が手を挙げないといつまでも行けないということになってしまうのか。17中学校で結構50年かかってしまう、自分の学校に回ってくるまで。これは学校が手を挙げないとどうしようもないということですか。 ○委員長(上里直司)  濱川課長。 ◎平和交流・男女参画課長(濱川毅)  こちらは長崎からいらっしゃる際にお迎えをして南部の戦跡等々をバスで回りながら一緒に勉強していくという流れになっております。おっしゃるとおり、手を挙げていただけないとその学校というところが出てこないという部分がございます。何年度という資料は持っていないんですが、この2年ぐらい、前回ですかね。選定する学校がなかなか決まらないという状況がございました。そのあたりはたまたま寄宮中学校。  ちょっと待ってください。 ○委員長(上里直司)  休憩いたします。 ○委員長(上里直司)  再開いたします。  濱川課長。 ◎平和交流・男女参画課長(濱川毅)
     平成28年度ですけれども、学校が決まらないという状況がありまして、たまたま青少年舞台プログラムを主催されている方、■■さんという方がいらっしゃいます。その方に御相談をしたところ、その舞台プログラムの児童生徒、那覇市の、30名〜40名あたりをこの事業でお迎えするということで御了解をいただいて交流した年もございます。 ○委員長(上里直司)  金城委員。 ◆委員(金城眞徳)  平成元年度は安岡中学校に行っているようですけれども、今回、2年度の9月補正で140万、全額補正減になっていますよね。それに代わる事業というのは今、予定はございませんか。 ○委員長(上里直司)  濱川課長。 ◎平和交流・男女参画課長(濱川毅)  今年度は新型コロナウイルスの影響もございまして、長崎市で行えるピースフォーラム自体が中止になってしまったということがございます。そのあたりで長崎市でのそういう事業がないことから、なかなか派遣というところは難しいのかなというところがございます。 ○委員長(上里直司)  金城委員。 ◆委員(金城眞徳)  ありがとうございます。  ピースフォーラムについても同じことが言えるんですか。 ○委員長(上里直司)  濱川課長。 ◎平和交流・男女参画課長(濱川毅)  はい。ただいまのは青少年ピースフォーラムのほうでございます。長崎少年平和と友情の翼は3年ごとという形になっておりますので、次は令和4年度という形になりますので、今年度、令和2年度はピースフォーラムだけの年になっております。 ○委員長(上里直司)  金城委員。 ◆委員(金城眞徳)  ぜひ各中学校の先生方、校長先生にはぜひ手を挙げてくださいますように、また御助言もよろしくお願いいたします。ありがとうございます。 ○委員長(上里直司)  翁長委員。 ◆委員(翁長俊英)  ともかぜ振興会館、これは発注者というのか、管理者というのか、運営していく側というのは、これはどうですか。補助金になっていますよね。 ○委員長(上里直司)  濱川課長。 ◎平和交流・男女参画課長(濱川毅)  ともかぜ振興会館の現在の管理につきましては、指定管理者制度を活用しております。現在、ともかぜ振興会のほうが施設の管理運営を行っているところでございます。 ○委員長(上里直司)  翁長委員。 ◆委員(翁長俊英)  公設ですよね。 ○委員長(上里直司)  濱川課長。 ◎平和交流・男女参画課長(濱川毅)  このともかぜ振興会館の実際の事業を実施するための仕組みというのが、特定地域特別振興事業という補助金を活用して施設を整備したところでございます。この事業自体は、実施主体が市町村という形で決められておりますので、ともかぜ振興会館自体も市の所有施設という形で指定管理者制度を導入しているという形でございます。 ○委員長(上里直司)  翁長委員。 ◆委員(翁長俊英)  分かりました。  先ほどからも姉妹交流事業がいろいろありますけれども、そしてホノルルもそうですけれども、幾つかコロナの関係で中止になったのがありますね。これは次年度以降はどういうふうに考えているんですか。延ばすんですか、延期するんですか。それともこれは毎年やるのとやらないのがあると思うんだけれども、どうなのかね、この辺は。予算を組まないときはどうか見れば分かるけれども。 ○委員長(上里直司)  濱川課長。 ◎平和交流・男女参画課長(濱川毅)  毎年実施する事業については、今年度のものは中止でも来年実施できるという形でございます。ただ周年事業がございます。何十周年というようなものについては、なかなか統一的にこうしようというところが難しい部分がありますので、その姉妹都市であったり友好都市交流の都市の担当のところの意向とか準備状況とか、そのあたりの部分で調整をしながら、仮に延期できる部分であればいいのですが、恐らく今のところは。 ◆委員(翁長俊英)  ホノルルはどうするのか。 ○委員長(上里直司)  休憩いたします。 ○委員長(上里直司)  再開いたします。  濱川課長。 ◎平和交流・男女参画課長(濱川毅)  担当のほうから説明させます。 ○委員長(上里直司)  我喜屋恵美子主幹。 ◎平和交流・男女参画課主幹(我喜屋恵美子)  今年、姉妹都市提携60周年及び移民120周年となるホノルル市との交流状況につきまして、当初は5月に訪問を予定しておりましたが、現地、ホノルル市での120周年の移民記念式典等が9月に延期になったことにより、延期を予定しておりましたが、9月についてもコロナウイルスの兼ね合いで中止になり、現地のほうでバーチャルフェスティバルという開催を行うこととなりまして、那覇市のほうからは市長のバーチャルでの挨拶と、また姉妹都市のホノルル市長のほうもそういった挨拶等に参加して、バーチャルでフェスティバルを行ったという経緯がございます。 ○委員長(上里直司)  翁長委員。 ◆委員(翁長俊英)  だからそれで記念式典は終わるわけよね。要するに来年にオリンピックみたいに延ばすという話ではないわけね。バーチャル会議で終わった。そういうことよね。 ○委員長(上里直司)  濱川課長。 ◎平和交流・男女参画課長(濱川毅)  今、説明したとおりでございます。訪問をこちらから行くということ自体は、今年度はちょっと難しいだろうというところがございます。ただホノルル市長がいらっしゃるという部分については、年明けた年度末あたりに可能性としてあるかもしれませんので、その分のちょっと予算的なものは今、残しているというところはございます。ただ事業が実施できるかどうかは未定でございます。 ○委員長(上里直司)  翁長委員。 ◆委員(翁長俊英)  だからそれを受ける側の対応ですよね。予算対応ですよね。那覇から行くという対応はないわけよね。考えてないわけよね。 ○委員長(上里直司)  濱川課長。 ◎平和交流・男女参画課長(濱川毅)  こちらからの訪問の予算については、今回はなしという形で予算を減額しているところでございます。 ○委員長(上里直司)  翁長委員。 ◆委員(翁長俊英)  せっかくだから話しておきたいんですけれども、サン・ビセンテの件、■■■■さんの件、あれはさっきも管理の話をしたんですけれども、秘書広報課、よく考えてほしい。名誉市民ぐらいの人だと思っていますから、何らかの形で顕彰という形を那覇市から考えてほしいと思います。これは要望しておきたいと思います。  それとさっきも川崎市との交流事業の話がありましたけれども、こうやって歴史的にもいろんなつながりのある佐藤惣之助の関係とか、あるいは「美わしの琉球」とか、沖縄に対してのいろんな思いのあった、そういう歴史の、そして沖縄県人会も恐らく関東では一番大きい県人会なんですよね。私も20年ぐらいはそこに住んでいたものですから、これは関係ありませんけれども、要するにほかの交流事業との温度差というのが感じてしょうがない。  向こうの熱意、あるいはこっちの熱意、どうか分かりませんけれども、民家園という場所もあって、そこに石敢當も祀ったりしているんですけれども、もう少し熱意をもって深めていきたいと思います。しかも観光立県のときに、こうやってコロナ禍のときに、コロナ後の、こういう交流関係の中でいろいろ協力し合うとか、首里城だってそうだと思いますよ。ほかのいろんな公園とか、こういう一環としてやりやすい、話しやすいというのはふだんからの交流の、しかも事業をやるというところの中でやれると思うんですよね、いろんなことが。  だからもう少し川崎とはずっと僕は1期のときから思っているんですけど、またしばしば話をしているんですけれども、この交流の、どうも冷めているなと思って見ています。人口が向こうは100万以上ですから、こちらは30万という、こういうのがあるのかどうか知りませんけど、やはり人間の信頼関係ですから、こういうのはもっとできないかというふうな思いをしておりますので、要望ですので、先はどれぐらい議員をしている分かりませんけれども、ぜひお願いしたいなというふうに思いますね。  それと、もう忘れましたから、いいです。 ○委員長(上里直司)  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  1点だけ、女性センター管理運営事業についてなんですが、非常勤職員報酬が不用になっているものと、あとその下の報償費のところも不用額が出ておりますので、この内訳を教えてください。 ○委員長(上里直司)  休憩いたします。 ○委員長(上里直司)  再開いたします。  濱川課長。 ◎平和交流・男女参画課長(濱川毅)  こちらの25万9,338円につきましては、実績によるものでございます。 ○委員長(上里直司)  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  当初の想定どおりではあるけど、26万ぐらい残ったという理解でよろしいですか。 ○委員長(上里直司)
     濱川課長。 ◎平和交流・男女参画課長(濱川毅)  はい、そのとおりでございます。 ○委員長(上里直司)  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  年間で26万円というのが大きいか小さいかというと、非常勤職員が約7名ですよね。その中でちょっと金額が大きいような気がしたので、ただ今、計画どおり執行されたということでありましたので、確認いたしました。  あと、その下の報償費についてはいかがですか。 ○委員長(上里直司)  休憩いたします。 ○委員長(上里直司)  再開いたします。  濱川課長。 ◎平和交流・男女参画課長(濱川毅)  報償費につきましては、女性センターで実施しております。市民向けの講座の講師への謝礼となっております。これも実績によるものでございます。 ○委員長(上里直司)  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  じゃ確認ですけど、これも計画どおり執行したけれども、実績としてこれだけ残るというのは謝礼に単価の違いがあったりとか、そういった誤差が大きくなる要素というのがあるのかお伺いしたいと思います。 ○委員長(上里直司)  濱川課長。 ◎平和交流・男女参画課長(濱川毅)  当初、センターの講座自体は年間20回程度を予定しております。それが年によっては17回になり、というような形で講座の回数ですね。企画の数とそのあたりの兼ね合いもあるというところがございます。 ○委員長(上里直司)  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  これは例年、ある程度多くなっても大丈夫なように想定して大体例年どおり行われたという認識でよろしいんですか。 ○委員長(上里直司)  濱川課長。 ◎平和交流・男女参画課長(濱川毅)  実際、講座の報償費の中には講師のみではなくて、保育士とか手話通訳者の報償も含んでございます。講座の数の問題もございますが、そのときに保育が必要な場合と手話通訳が必要でない場合とかもありますので、おおむね元年度につきましては、予定どおり執行できたということでございます。 ○委員長(上里直司)  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  人権意識の高まりにつれて、かなり女性センターの役割も求められるものも多くなってきているんじゃないかなと思いますので、このあたりは予算がない中で何とか組んでいるものだと思うんですけど、無駄がないように使っていただきたいということと、もっともっと市民の声に応えられるように充実させていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(上里直司)  ほかに質疑はありませんか。  我如古委員。 ◆委員(我如古一郎)  先ほどもありましたけれども、長崎との平和交流ですけど、3年ごとというのは、長崎市さんの都合だと聞きましたけど、それだと今、戦後75年、やはり戦争の体験の継承という点では、なるべく密度を濃く話を聞いていくことが大事だというふうに思うんですよね。そういう意味では同じ原爆体験でいえば広島市もございます。この辺のウイングを広げるということは考えていないんですか。 ○委員長(上里直司)  濱川課長。 ◎平和交流・男女参画課長(濱川毅)  現在、実際に長崎市さんのほうはピースフォーラムというものもございますし、長崎市さんが那覇市にいらっしゃるというような事業でのつながりがございます。おっしゃるとおり、広島市さんとのやり取りというのが非常に薄いなというところがございます。このあたりは少し調査をしていきたいと思っているところでございます。 ○委員長(上里直司)  我如古委員。 ◆委員(我如古一郎)  広島市の高校生を中心とした平和大使という取組があるんですけど、非常に素晴らしい活動をしていて、国連のノーベル平和賞の候補にも挙げられたぐらい、非常に高い意識を持った活動をしている。子供たちの平和教育という点では非常に素晴らしいと思っているので、そういったところも検討する余地があるのかどうか。 ○委員長(上里直司)  休憩いたします。 ○委員長(上里直司)  再開いたします。  濱川課長。 ◎平和交流・男女参画課長(濱川毅)  広島市さんとの兼ね合いで言いますと、広島市さんのほうが平和首長会議の事務局をしております。そのあたりの事業の兼ね合いで令和元年度の事業がございます。  説明を担当のほうからさせていただきます。 ○委員長(上里直司)  我喜屋恵美子主幹。 ◎平和交流・男女参画課主幹(我喜屋恵美子)  広島市のほうで開催されます「ひろしま子ども平和の集い」というものがございまして、こちらのほうに市内の高校、私立になりますけれども、沖縄尚学高校のほうが参加したいという声を那覇市のほうに寄せていただきまして、平和首長会議に加盟しております那覇市のほうが推薦して、沖縄尚学高等学校の生徒5名ほどを広島のほうに派遣して、「ひろしま子ども平和の集い」に参加していただいております。 ○委員長(上里直司)  我如古委員。 ◆委員(我如古一郎)  そういった民間の取組があるということはいいことですね。高校だから那覇市の市民の子供じゃない可能性もあるから、一律補助しなさいとも言えないんだけど、いい取組だと思います。これは支援すべき取組かなとは思いますね。  それでこういった平和交流の部分の成果というところはなかなか指標が難しいだろうということで、基本計画のところでも結構議論になりました。そういった大事な取組なんだけど、なかなか成果は何かという、そして継続性、こういったところが課題になっていますけど、今年度も含めて、こういった見直しというふうにしっかり事業成果をどうするかというのは決めてあるんですか。 ○委員長(上里直司)  濱川課長。 ◎平和交流・男女参画課長(濱川毅)  平和に関する取組というのは、確かに成果が上げにくい取組なのかなと思っております。総合計画のほうで平和事業の充実という数を10年後には10にするという指標がございます。事業を10にするというものに当たっては、その年に10ということは、毎年継続して10の事業を実施していくという部分が一番指標の達成にはいいのかなと感じておりますが、ただ年によって、例えば先ほどあった平和首長会議のところに応募を、事業予算等々はないんですけれども、応募を那覇市が推薦をすればそこに参加する機会があるとか、そういう年によってタイミングがございます。  毎年やるというような事業ではない年もございます。このあたりで10つくるという事業を毎年つくるというのは、10の事業が本当にいい事業というのが続かないといけないなというところでは、事業を実際に企画して実施していくというのは、かなり工夫と知恵が必要かなというところは感じております。ちょっと指標についてはなかなか、こういう成果というところは、今はもう手探りの状況かなという感じがします。 ○委員長(上里直司)  我如古委員。 ◆委員(我如古一郎)  先ほどありましたように、全ての中学校がこれを取り組むべき課題だと思うんですけど、1つの中学校で全部受けてしまうとか、これはいかにも教育委員会との連携がなかなか難しいんだろうなという印象を受けました。  中学校は中学校でしっかり平和教育を打ち上げているはずなのに、市長部局の要請にはあまり応えたくないとか、そういった縦割りみたいなことはなかなか変えないといけないとは思うんですが、どうでしょうか。 ○委員長(上里直司)  濱川課長。 ◎平和交流・男女参画課長(濱川毅)  教育委員会のほう、那覇市は小学校、中学校がございますので、当然、児童生徒にこういう事業に参加していただく、もしくは県外に行っていただくに当たっては、教育委員会のほうとの調整をしっかりしていくことが重要だと考えております。このあたりにつきましては、教育委員会の学校教育課のほうとしっかり連携をしていきたいと考えております。 ○委員長(上里直司)  我如古委員。 ◆委員(我如古一郎)  なかなか難しいところもあるけど、頑張ってください。 ○委員長(上里直司)  ほかに質疑はありませんか。  大山委員。 ◆委員(大山孝夫)  もうほかの人がいっぱい聞いているんですけど、これは要望だけで。  川崎市とかの交流については、ぜひとも来るだけではなくて、行くほうも来年度以降はコロナの影響もありますけど、考えて、来年は25周年ですかね、節目なのかどうなのか、個人によりますけど、というところで考えてくださいというのが要望が先で。  質問が、17ページの雑収入の著作権の「太陽アカラ波キララ」の作詞著作権使用料収入ということで、使用ではなくて収入ということで、これも全県が権利自体は那覇市にあるということなんですか。 ○委員長(上里直司)  濱川課長。 ◎平和交流・男女参画課長(濱川毅)  こちらは「太陽アカラ波キララ」という曲でございます。音楽の曲自体はTHE BOOMの宮沢さんが作曲をして、その歌詞のほうを公募して50周年事業として実施してございます。著作権自体はその方にあるんですが、その著作権使用料収入自体が那覇市に帰属するというような形の契約になっておりまして、那覇市のほうに入ってくるという形になっております。 ○委員長(上里直司)  大山委員。 ◆委員(大山孝夫)  これは個別なんですか、それともJASRACから来る振り分けになるんですか。 ○委員長(上里直司)
     休憩いたします。 ○委員長(上里直司)  再開いたします。  濱川課長。 ◎平和交流・男女参画課長(濱川毅)  先ほどの説明にもう少し詳しく説明させてください。  戦後50周年事業のイベントで作曲された曲でございます。著作権については本作品を作曲したTHE BOOMの宮沢さんが契約するミュージック会社ファイブ・ディー株式会社へ譲渡する契約を1995年7月20日に交わしていますが、その契約の中で本作品が使用された場合、ファイブ・ディー株式会社が本市へ著作権使用料を支払う旨の条項があって、那覇市に収入が入ってくるという形になっております。 ○委員長(上里直司)  大山委員。 ◆委員(大山孝夫)  ありがとうございます。  僕はこういうのがあるのを知らなくて、やるんだったら、権利の話はちょっと難しいかもしれませんけれども、那覇市で大切な歌は那覇市歌と、もう1つはこれかもしれないなと思ったので、これの利活用がもし権利が発生しないんだったら十分に活用していただきたいなと思います。これは来年度以降、どこかでできることがあれば、せっかくそういう御厚意でいただいているものは利活用していただきたいと思います。  終わります。 ○委員長(上里直司)  ほかに質疑はありませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(上里直司)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れ替え) ○委員長(上里直司)  再開いたします。  次に、人事課関係分について、比嘉哲也人事課長、説明をお願いします。 ◎人事課長(比嘉哲也)  ハイサイ。人事課ヤイビーン。ユタサルグトゥ ウニゲーサビラ。  令和元年度那覇市一般会計歳入歳出決算中、人事課分について御説明させていただきます。  資料はお手元の令和元年度歳入歳出決算説明資料を使って説明させていただきます。人事課分は29ページ〜38ページとなっております。  初めに、29ページの歳入から御説明いたします。  当課の歳入は、17款財産収入の退職手当基金収入、18款寄附金の多賀城市観光経済支援寄附金、21款諸収入の雑入として雇用保険料個人負担分、共済組合保険事業助成金、諸手当もどし入金(現年度)などの細節でございます。  多賀城市観光経済支援寄附金につきましては、東日本大震災で被災した宮城県多賀城市へ平成24年度から令和元年度まで本市より職員を派遣しておりました。首里城火災があった際にこれまでの職員派遣のお礼も含め、市職員等から本市の観光経済事業に役立ててもらいたいと、令和2年1月に支援金をいただいたものであります。  また、退職手当基金収入は、基金に係る預金収入としての収入でございます。  次に、歳出について説明いたします。資料は30ページからとなっております。  当課の予算は人件費が主なものとなっておりますが、人件費については最後にまとめて説明させていただきます。人件費以外の事業では、一般事務費、職員厚生事業、職員メンタルヘルス対策事業、職員研修事業、給与関係事務委託事業、新人事給与システム事業などがございますが、そのうち主なものを説明させていただきます。説明資料30ページを御覧ください。  一般事務費は、執行額1億3,256万1,290円で、執行率は89.2%となっております。  31ページの役務費については、追加で行いました採用試験実施に係る広告料として予備費充用を行っております。  次に、32ページを御覧ください。  議員等の公務災害補償事務費は、予算現額28万3,000円、執行済額10万1,158円で、執行率は35.7%となっております。執行率35.7%について、不用額は主に議員及び臨時非常勤職員の公務災害に係る療養費補償等の災害補償費となっております。過去5年度の平均執行額を基に計上していますが、令和元年度については実績による不用額となっているものであります。  次に、32ページ中段の職員厚生事業です。執行額1,759万4,615円、執行率は84.7%となっております。この事業は職員の健康管理や安全衛生に関して必要な業務を行うもので、産業医や保健師、栄養士による健康相談と指導、健康管理講演会、各種健康診断等、メンタルヘルス以外の健康管理全般を行う事業となっております。  次に、34ページを御覧ください。  職員メンタルヘルス対策事業は、執行額722万4,794円、執行率82.7%となっております。この事業は、心の健康について問題を抱える職員に対し、心理相談員や保健師による相談、産業医による相談と指導、療養者の復職時に復職支援のための臨時職員の配置、管理者や一般職員に向けた研修を実施しています。  続きまして、同じく34ページ中段を御覧ください。  職員研修事業は、執行額594万7,836円で、執行率85.4%となっております。  続きまして、36ページを御覧ください。  給与関係事務委託事業は、執行額2,830万3,681円で、執行率100%となっております。これは職員の給与共済組合臨時非常勤の給与、社会保険関係事務を外部に委託している業務委託料が主なもので、平成30年10月〜令和3年9月までの契約となっております。  続きまして、同じく36ページ12行目、特別職報酬審議会です。これについては、予算現額42万1,000円、執行済額24万9,400円、執行率59.2%となっております。執行率59.2%については、市長と議員の皆様の報酬決定に係る審議会の委員報酬で、当初は審議会の開催を4回まで審議していただく予定でありましたが、3回の開催で審議が充足したことにより、実績による不用となっております。  同じく下から5行目、新人事給与システム事業です。執行額410万3,292円、執行率100%となっております。これについては、給与計算は電算システムにて運用管理しており、このシステムをリースにより賃借、保証を委託しているものであります。  最後に、38ページをお開きください。  令和元年度決算人件費総括表でありますが、A3に拡大した資料が添付されているかと思いますので、こちらを使って御説明いたします。その前に表の見方を説明いたします。  表は上から人件費総計、特別職、一般職の3つの表に分けており、人件費総計は特別職と一般職の合計、項目は左から右へ2節給料、3節職員手当等、4節共済費、そしてその合計の人件費計となっております。  一般職については、第1款の議会費から第10款教育費の保健体育費までを人事課の所管としております。表の一番上、人件費総計の右部分を御覧ください。人事課所管の人件費総額は、予算現額164億3,583万3,000円、執行額160億500万7,628円、執行率97.4%となっております。  人件費については、例年、当初予算編成時に次年度の職員の組織体制に応じ予算を積算し、その後の定期人事異動による実際の配置に応じて支出しておりますが、執行残については、実績による残であります。  以上、令和元年度一般会計歳入歳出決算中、人事課分の主な説明でございました。御審議のほどユタサルグトゥ ウニゲーサビラ。 ○委員長(上里直司)  これより質疑に入ります。  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  32ページの職員厚生事業の03非常勤職員報酬で大きく不用額が出ておりますので、この理由を教えてください。 ○委員長(上里直司)  比嘉課長。 ◎人事課長(比嘉哲也)  非常勤職員報酬の不用額でありますが、非常勤職員については、産業保健分野の適用等を判断するため、任用初年度を臨時職員として任用し、2年目以降を継続して任用する際に会計年度任用職員として任用を予定して、昨年度は初年度であったので臨時職員として任用したため、不用額となっております。 ○委員長(上里直司)  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  備考に一緒に書いてある衛生管理審議会委員、安全衛生委員会委員報酬というところも関係してくるんですか。 ○委員長(上里直司)  比嘉課長。 ◎人事課長(比嘉哲也)  この部分については、実際に支出している部分でございまして、主に20万がその部分になっております。 ○委員長(上里直司)  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  この非常勤保健師の方の報酬、ここでは不用になっていますけど、別のところでは入っているということですよね。 ○委員長(上里直司)  比嘉課長。 ◎人事課長(比嘉哲也)  はい、臨時職員として出しております。 ○委員長(上里直司)  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  分かりました。  次に、34ページの職員メンタルヘルス対策事業の中の08報償費の01報償費について、執行率が79.5%ということで、もう1回ぐらい研修ができそうな感じがするんですけども、計画どおりこれが行われたのかどうかをお伺いします。 ○委員長(上里直司)  比嘉課長。 ◎人事課長(比嘉哲也)  計画どおり行われて、委託料等の金額の縮減等の実績の負担であります。 ○委員長(上里直司)  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  このメンタルヘルスの研修を受けてもらうのもかなり大変だと思うんですけれども、なるべく受けやすいもの受けたくなるような内容のものというのを充実させていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(上里直司)  上原委員。 ◆委員(上原快佐)  すみません、ちょっと関連なんですけど、メンタルヘルス対策事業なんですけど、これはストレスチェックが義務化されて、平成27年からでしたか。法改正があってその後からだと思うんですけど、議会でもいろいろこのストレスチェックに関してはそもそもストレスチェック自体がストレスになるんじゃないかみたいな議論もあったぐらい、いろいろあったんですけども、これは実際にストレスチェックの政策説明資料を見ると、受検率が89.7%となっているんですけど、残りの10.3%の人たちは何か理由があって受検されていないんですか。 ○委員長(上里直司)  比嘉課長。 ◎人事課長(比嘉哲也)  休憩をお願いします。 ○委員長(上里直司)
     休憩いたします。 ○委員長(上里直司)  再開いたします。  比嘉課長。 ◎人事課長(比嘉哲也)  職員全員にその該当職員には、配付して受検するようにお願いはしておりましたが、その期限内に提出ができなかった方という形で、一応催促はしてはあったんですが、受検率自体は89.7という形にとどまっているところであります。 ○委員長(上里直司)  上原委員。 ◆委員(上原快佐)  これは毎回これぐらいの数値なんですか。 ○委員長(上里直司)  比嘉課長。 ◎人事課長(比嘉哲也)  ちょっと休憩をお願いします。 ○委員長(上里直司)  休憩します。 ○委員長(上里直司)  再開します。  前川守史主幹。 ◎人事課主幹(前川守史)  お答えします。  平成30年度でございますが、88.9%でございました。  以上でございます。 ○委員長(上里直司)  上原委員。 ◆委員(上原快佐)  前年も90%近くで、皆さんが御努力されてもやっぱりその数値というところだと思うんですけれども、せっかくやるんだったらみんなに出してもらったほうが当然、実態を把握するためにもいいと思うので、ぜひ受検率を上げていただくような取組を引き続きやってもらいたいと思います。  結局、これにも書いてありますけれど、重要課題ですよね。メンタルヘルスについては。これは実際に効果というのは、数値として、メンタル的に実際に職員が休まれている方とかもいらっしゃると思うんですけど、それか、もしくはメンタルの実際に病気になってしまったとか、そういった実態の数値の推移みたいなものは把握されているんですか。 ○委員長(上里直司)  比嘉課長。 ◎人事課長(比嘉哲也)  把握はしておりますが、ちょっと休憩をお願いしていいですか。 ○委員長(上里直司)  休憩いたします。 ○委員長(上里直司)  再開いたします。  比嘉課長。 ◎人事課長(比嘉哲也)  これはストレスチェックの結果からちょっと確認しておりますが、抗ストレス率が平成30年度、前年度なんですけど、につきましては8.0%という形になっているんですけど、令和元年度ストレスチェックの結果におきましては、7.2%という形で若干ではございますが、そういうストレスの部分について効果があったとみております。 ○委員長(上里直司)  上原委員。 ◆委員(上原快佐)  実際にこのメンタルによる休職されている方とか、もしくは休職まではいかないけれども、そういう診断書を持ってきた方とか、そういった人たちの推移というのはこれは公表できるものですか。今、この委員会の場で言えるものなんですか。実数として。 ○委員長(上里直司)  比嘉課長。 ◎人事課長(比嘉哲也)  休憩をお願いしていいですか。 ○委員長(上里直司)  休憩いたします。 ○委員長(上里直司)  再開いたします。  比嘉課長。 ◎人事課長(比嘉哲也)  メンタルによって休職されている方の人数的に、平成30年度は57名、令和元年度は63名という形になっております。ちなみに、平成29年が63名ということになっておりますので、一応、職場の影響もございますが、この本人の関わっているいろいろな環境によって、家庭だったり友人関係だったり、それから職場も1つの要因に考えられますが、そういったことを総合的にメンタルにかかる方がいるということで、一概には言えないんですが、29年度〜30年度は63人から57人に減っていまして、また、元年については63名とちょっと元に戻っているような、人数的にはなっておりますが、上下動をしているような感じになっております。 ○委員長(上里直司)  上原委員。 ◆委員(上原快佐)  今の話を聞くと、もちろん職場だけのストレスでは当然ない話だし、家庭とか、もしくはその友人関係とかいろんな背景があって休職したりというのはもちろん分かるんですけれども、せっかくメンタルヘルス対策事業をやって、これは産業医の方とか、そういう相談員の方とかカウンセリングとかいろいろやられていますよね。実数としてはすごく効果というか、何人かというのは結構、相談件数とかも指導とかも結構あるので、すごくいい事業だと思うので、ただ実態としは、60名前後ですよね。ずっと推移しているということは、なかなか効果として、もちろん、これはやらなければもっともしかしたら増えていたかもしれないので、ただ見えづらい部分があるので、もうちょっと背景にあるものを、根本的なものでどうやったら解決できるのかというのをさらに、皆さんは既に努力されてこの数字になっているのは分かるんですけど、さらにもうちょっと踏み込んだ形でやっていただければと思いますのでお願いします。  以上です。 ○委員長(上里直司)  ほかに質疑はありませんか。  大山委員。 ◆委員(大山孝夫)  総務費の旅費の普通旅費の中で、災害応援派遣に関わる帰任旅費等とあるんですけど、これは誰の要請で、何名、どこに行ったかというのは分かりますか。あとは、これは継続事業でずっとやるのかとか。 ○委員長(上里直司)  比嘉課長。 ◎人事課長(比嘉哲也)  休憩をお願いしていいですか。 ○委員長(上里直司)  休憩いたします。 ○委員長(上里直司)  再開いたします。  比嘉課長。 ◎人事課長(比嘉哲也)  先ほどちょっと説明にありました宮城県多賀城市のほうに土木職を令和元年度まで派遣しておりまして、それから熊本県益城町のほうに1人事務を派遣しております。現在も一応派遣しております。 ○委員長(上里直司)  大山委員。 ◆委員(大山孝夫)  これは来年度も継続でずっと続けていくんですか。 ○委員長(上里直司)  比嘉課長。 ◎人事課長(比嘉哲也)  多賀城市につきましては、もう前年度で一旦は終了しておりますが、益城町のほうにつきましては、そのまま継続を予定しております。 ○委員長(上里直司)  大山委員。 ◆委員(大山孝夫)  これはちょっと決算なんですけど、これはどこで見切りをつけるかというの非常に難しいラインだと思いますし、別にやらないほうがいいというわけでもないんですけど、ちゃんと今回、多賀城が終わったんですが、見切りをつけてやらなければずるずる、一応、那覇市の市税を使って人を派遣するわけですから、終わりのプロセスまでしっかり見極めた上で、その災害時の派遣、悪いことじゃないんですけども、それはやっていただかないとずるずるずるずる長引くだけというのもちょっとあれですし、その職員の技術能力の向上もあるとは思うんですけど、その辺もちょっと加味をしてほしいなというはあります。  これは、ちなみに派遣要請というのはどこからか受けているんですか。 ○委員長(上里直司)  比嘉課長。 ◎人事課長(比嘉哲也)  ちょっと休憩をお願いします。 ○委員長(上里直司)  休憩いたします。 ○委員長(上里直司)  再開いたします。  比嘉課長。 ◎人事課長(比嘉哲也)  国を通して全国市長会等から要請がありまして、それでやっております。 ○委員長(上里直司)
     大山委員。 ◆委員(大山孝夫)  分かりました。いろいろあると思いますので、その辺はしっかりと、先ほど言ったように終わりを見据えてやってほしいと思います。  あとは、職員厚生労働事業の役務の火災保険料の中の腰痛予防講座とあるんですけれども、これは火災保険料の科目でいいのかどうかをちょっと聞きたいんですけども。 ○委員長(上里直司)  比嘉課長。 ◎人事課長(比嘉哲也)  すみません、休憩をお願いします。 ○委員長(上里直司)  休憩いたします。 ○委員長(上里直司)  再開いたします。  比嘉課長。 ◎人事課長(比嘉哲也)  申し訳ございませんでした。この保険については、これは受講者の保険ということで、何か事故があった場合とかに備えて加入している保険であります。 ○委員長(上里直司)  大山委員。 ◆委員(大山孝夫)  なので、腰痛予防講座というのが保険の名前なんですか。講座なのに何でここの保険料の科目に入っているのか。本当に講座をやったら委託料とかそっちじゃないのかなと思うんですけど。 ○委員長(上里直司)  比嘉課長。 ◎人事課長(比嘉哲也)  委託料は別で支払われておりまして、これはそのときの受講者の保険に入るための経費でございます。 ○委員長(上里直司)  大山委員。 ◆委員(大山孝夫)  ボランティア保険じゃないですけど、そのときに入るだけの保険ということですか。 ○委員長(上里直司)  比嘉課長。 ◎人事課長(比嘉哲也)  はい、そのとおりです。 ○委員長(上里直司)  大山委員。 ◆委員(大山孝夫)  分かりました。  終わります。 ○委員長(上里直司)  ほかに質疑はありませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(上里直司)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れ替え) ○委員長(上里直司)  再開いたします。  次に、管財課関係分について、石原昌弘管財課長、説明をお願いします。 ◎管財課長(石原昌弘)  よろしくお願い申し上げます。  それでは、令和元年度一般会計歳入歳出決算中、管財課分の主なものについて御説明いたします。  初めに、歳入についての合計額を御説明いたします。お手元の決算説明資料総務部43ページをお開きください。  一番下の段を御覧ください。予算現額4億6,191万7,000円、調定額5億1,323万7,706円、収入済額4億8,977万4,185円、収入未済額2,346万3,521円で、収納率95.4%となっております。  続きまして歳入の主なものについて御説明いたします。41ページをお開きください。2ページ戻っていただきたいと思います。  真ん中ほどにございます財産収入17款1項1目1節01細節の土地貸付収入のうち、一般貸付分について収入済額の御説明を申し上げます。収入増の大きな要因といたしましては、旧仮庁舎跡地を駐車場用地として貸し付けした契約、契約期間平成31年4月1日〜令和7年3月31日分でございます。その分に係る単年度当たりの賃料が1億3,755万5,000円の収入によるものとなっております。  旧仮庁舎跡地の駐車場跡地の貸し付けにつきましては、平成30年度までは全契約として単年度当たり8,005万7,000円を06細節公社健全化貸付分として計上いたしておりましたところ、令和元年度分からは01細節の一般貸付分へ細節間の移動をしてございます。その他住居用地の貸付分や田原市営住宅跡地などの一時貸付分においての収入増がございました。  続きまして同じ箇所の細節08行政財産貸付収入(滞納繰越分)415万4,256円は、平成28年4月1日〜同年10月21日までの未払いとなっておりました本庁舎自動販売機設置場所貸付収入でございます。  また、42ページの違約金の遅滞納繰越分86万8,433円は、同契約に基づく同年10月22日契約解除日から平成29年12月19日契約期間満了日までの違約金となってございます。平成30年2月17日に訴えを提起いたしまして、令和2年1月16日に和解が成立しており、令和2年2月27日に納付がなされております。  以上が収入の主なものでございます。  次に、歳出についての合計額を御説明いたします。決算説明資料総務部の47ページをお開きください。  一番下の段を御覧いただきたいと思います。予算現額3億7,045万3,300円、支出済額3億6,157万7,468円、不用額887万5,832円で、執行率97.6%となっております。  続きまして、歳出の主なものについて御説明いたします。同じページの47ページの下のほうを御覧ください。  本庁舎省エネ支援事業委託の業務委託料2款1項5目07事業でございますけれども、その執行率が27.5%となっていることにつきまして御説明いたします。  業務内容は、主に既存機器の出力及び時間調整等を計る、いわゆるエコチューニングを実施して電気、ガス料金の削減を行い、当初は平成29年度をベースといたしました電気、ガス料金と、令和元年度の同料金との差額に50%を乗じたものを対価とした出来高払い委託料になっておりました。今回、執行率が27.5%となった理由は、当該業務委託の開始が前年度途中の10月からというものが挙げられます。  具体的には、電気使用量の削減につきましては、既存機器の稼働時間及びデータ収集等の把握が主なものとなり、今後の計画を立てる段階にありましたが、本事業を進めるに当たり、設備運営、機器調整のデータの蓄積が不十分であったことから、エネルギー支援管理業者の削減効果の実績につなげることができませんでした。  そのため、昨年度の11月からではありますが、新しい本庁舎設備委託業者が保存した設備運営、機器調整のデータを基にして比較対象となる利用料金を改定したことから、今後の削減効果について期待をしているところでございます。  最後に、決算資料の公有財産の土地台帳等についてその整備について御説明いたします。  整備を行った経緯につきましては、管財課では当初、各所管課からの届出により公有財産台帳システムへの登録、または変更処理を行っておりますが、各所管課からの届出漏れや登録内容の不備、公有財産台帳と財産に関する調書の整合性を図ること等が課題となっておりました。特に土地につきましては、件数や変動が多く、地番や地籍等において土地台帳と実際の状況が異なるものが多数ありましたことから、土地台帳の再整備の必要性が生じてございました。  続きまして整備を行った作業についてですけれども、まず土地台帳の整備方法について、那覇市内にある土地のうち、那覇市所有とされている登記簿情報を資産税課を通して法務局より。 ○委員長(上里直司)  すみません、ちょっと休憩します。 ○委員長(上里直司)  再開いたします。  石原課長。 ◎管財課長(石原昌弘)  御説明いたします。  財産に関する調査のうち、土地台帳の整備方法について、現状と財産に関する調書の突合が今までうまくできていなかったものですから、それについて抜本的に根本から整備をする必要性に迫られておりました。  その土地台帳の整備方法として、那覇市内になる土地のうち、那覇市所有とされている登記簿情報を資産税課を通しまして、法務局より全件入手して土地台帳との突合作業を行っております。その際に、町字改正等により地番が不一致であるとか、分筆や合筆等により面積が不一致であるというものがありまして、これらについて各所管課と連携をして整備を行っております。  次に、財産に関する調書については、これまで各所管課からの取得通知や廃止通知書を取りまとめた年度ごとの増減表を基にして年度ごとの値を算出しておりましたけれども、今回からは各所管課との連携整備を行った土地台帳を直接集計いたしまして、土地台帳と財産に関する調書の整合性がとれるように整備を行って、今年度中には整備が完了する予定でございます。  以上が管財課分でございます。御審査のほどよろしくお願い申し上げます。 ○委員長(上里直司)  これより質疑に入ります。  大山委員。 ◆委員(大山孝夫)  一番最後に説明された部分については、いつぐらいめどで終わりそうなんですか。 ○委員長(上里直司)  石原課長。 ◎管財課長(石原昌弘)  今年度中に整備を終える予定でございます。 ○委員長(上里直司)  大山委員。 ◆委員(大山孝夫)  ということは、市が例えば貸し付けている部分もそれに含まれるんですか。 ○委員長(上里直司)  石原課長。 ◎管財課長(石原昌弘)  那覇市の市有地であれば含まれます。 ○委員長(上里直司)  大山委員。 ◆委員(大山孝夫)  それでは今後、面積が変わればもちろん賃借料も変わる可能性があると思うんですけど、これは多分、複数年度契約、今、駐車場の話がありましたけど、そういうのが終わったらもう1回例えば、全てのものがその賃借料の見直しだったりとか、そういったところの影響はあり得るんですか。 ○委員長(上里直司)
     石原課長。 ◎管財課長(石原昌弘)  賃借料に関しましては、昨年度の事業によりまして、土地の鑑定調査を約10年ぶりに行いまして、その鑑定調査を基に10年ぶりに賃料、土地貸付料の改定を行っておりますので、今度また改定する場合は、きちんとした周辺地域の土地鑑定を行った上で、賃料の変更改正を行うという段取りでございます。 ○委員長(上里直司)  大山委員。 ◆委員(大山孝夫)  その土地鑑定のときは、その測量とかもやり直しているから今回の部分からは外れているということでいいんですか。 ○委員長(上里直司)  石原課長。 ◎管財課長(石原昌弘)  休憩をお願いします。 ○委員長(上里直司)  休憩いたします。 ○委員長(上里直司)  再開いたします。  石原課長。 ◎管財課長(石原昌弘)  今回の調査は、土地家屋調査士の…につきまして依頼をいたしまして、鑑定をしておりますので、面積の変動についての調査は依頼しておりません。 ○委員長(上里直司)  大山委員。 ◆委員(大山孝夫)  一般的な感覚で言うと、もちろんどれぐらい増えたか減ったかは変わると思うんですけど、面積と周辺地価と、要は勘案して賃料というのが決まるわけですよね。面積が変わるんだったら当然変わるんじゃないかなというのが一般的な考えなんですよ。ただ、前回やったときに、いや、そこの測量も全部終わっているんですと。だからそれは含まれないんですと言うのか。それともどうなのかというのが、もし答えが今回出せないんだったら別に持ち帰りでもいいので。 ○委員長(上里直司)  石原課長。 ◎管財課長(石原昌弘)  お答えいたします。  測量については、基本的に依頼してございません。登記簿謄本の地籍と実際に那覇市が所有しています土地台帳の面積、それが異なっているものについてはじき出して、これは整備を行うということですから、賃料の改定に伴う土地鑑定の依頼につきましては、面積については直接依頼等はしておりません。 ○委員長(上里直司)  大山委員。 ◆委員(大山孝夫)  もうこれで終わりにしますが、謄本を見て書いたなら謄本が間違っているから、今回はこれを今年度中に返すと言うんだったら、そもそもその謄本の面積自体が当てにならないんじゃないですかと言ったら、そうですと。もし借地も含まれていますというふうに言いましたよね。再調査をしないといけないのに。 ◎管財課長(石原昌弘)  休憩をお願いします。 ○委員長(上里直司)  休憩いたします。 ○委員長(上里直司)  再開いたします。  石原課長。 ◎管財課長(石原昌弘)  大山議員の御質問にお答えいたします。  1万8,000件余りの那覇市有地のうち、地籍が異なっている土地、もしくは地番が異なっている土地、その中に今現在、那覇市が貸し付けている土地が入っているかどうかの確認を一旦、課に持ち帰りまして調査した後に委員会に御報告したいと考えております。 ○委員長(上里直司)  大山委員。 ◆委員(大山孝夫)  分かりました。  それでは、土地の収入が未済のところ部分ですけど、やっぱり額的にも多いので、これは例えば小さいところがいっぱいあって、要は実質上、回収不可なのか、それとも廃屋がそこに建っていてどうしようもないという事象なのか。それとも意図的に支払わないとか、そういったものがあるのか、または、こういうので裁判ではないですけども、というのはやるつもりはあるんですかというのを教えてもらえますか。 ○委員長(上里直司)  喜屋武雅史主幹。 ◎管財課主幹(喜屋武雅史)  今の御質問に関してですが、滞納について、やはり当初は若いときに土地を借りて建物を建ててということがローンやら何やら、生活はできていたんですけど、年齢を重ねるに従って病気になられたり、生活困窮になったり、あるいは保護世帯になったりする方がございます。そのため、我々は貸している立場でもあるところでもあるんですけど、保護行政、福祉行政の立場からすれば、お金を払っていないから裁判して立ち退けというのも、それもちょっとなかなか危惧するところもありまして、非常に対応についてどちらに突き進むべきか苦慮しているところが本質です。 ○委員長(上里直司)  大山委員。 ◆委員(大山孝夫)  意図的に払えるお金があるけど、ごねて払っていないという人は、ちょっと感覚、そこまでは調べきれないと思うんですけど、という人は基本的にはいないという考え方でしょうか。 ○委員長(上里直司)  喜屋武主幹。 ◎管財課主幹(喜屋武雅史)  そういうことでございます。 ○委員長(上里直司)  大山委員。 ◆委員(大山孝夫)  分かりました。ぜひともそういう方は公営の住宅とか、そういうために私はあるとは思っていますので、ちょっと庁舎内をまたぐんですけども、ほかの課と連携をしていただきたいと思います。これは要望です。  あともう1つが、令和元年度の監査委員会から指摘があったところなんですけど、管財課分で有価証券の持ち株比率の記載がないというところでございますけども、これはどのように対応されるんでしょうか。 ○委員長(上里直司)  石原課長。 ◎管財課長(石原昌弘)  財政課と調整をして、来年度からはその御要望どおりの記載にしたいと考えております。 ○委員長(上里直司)  大山委員。 ◆委員(大山孝夫)  分かりました。  ちなみに、決算資料の17款2目の株式配当金と出資用の配当金4社分、3社分、これはどこの部分か分かりますか。比率はいいんですけども。 ○委員長(上里直司)  休憩いたします。 ○委員長(上里直司)  再開いたします。  石原課長。 ◎管財課長(石原昌弘)  お答えいたします。  株式配当金は4社、沖縄ガス、りゅうせき、りゅうとう、琉球肥料。  出資による配当金につきましては3社、日本トランスオーシャン航空、那覇空港貨物ターミナル、那覇新都心株式会社、以上でございます。 ○委員長(上里直司)  大山委員。 ◆委員(大山孝夫)  モノレールはこの中に入らないんですか。 ○委員長(上里直司)  石原課長。 ◎管財課長(石原昌弘)  所管課が所持してございます。 ○委員長(上里直司)  大山委員。 ◆委員(大山孝夫)  理由は分かりました。了解です。  来年以降、監査の指摘がありましたので、この辺については是正等をするようによろしくお願いします。  以上です。 ○委員長(上里直司)  ほかに質疑はありませんか。  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  1点だけ確認させてください。
     46ページの本庁舎維持管理事業について、額は大きくないんですけども、需用費の消耗品費が流用・充用等も含めると約1.5倍ぐらいになっておりますが、内訳、備考を見ると清掃用具等となっておりまして、それが64万円増になる理由というのがちょっと分からないので教えてください。 ○委員長(上里直司)  石原課長。 ◎管財課長(石原昌弘)  休憩をお願いします。 ○委員長(上里直司)  休憩いたします。 ○委員長(上里直司)  再開いたします。  石嶺伝彦主幹。 ◎管財課主幹(石嶺伝彦)  流用財源につきましては、コロナ対策の手指消毒用のアルコールと、あと蛍光灯が前年度で購入を抑えておきたいということで、蛍光灯も大量購入しているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(上里直司)  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  はい、理解できました。ありがとうございます。  以上です。 ○委員長(上里直司)  ほかに質疑はありませんか。  翁長委員。 ◆委員(翁長俊英)  何を質問していいか分かりませんけど、旧市民会館の維持管理費はどこを見れば分かりますか。 ○委員長(上里直司)  休憩いたします。 ○委員長(上里直司)  再開いたします。  野原委員。 ◆委員(野原嘉孝)  決算なのでちょっと教えてください。  41ページの部分で、行政財産貸付の滞納繰越分の中で、自動販売機関係のこれは未収金分で415万ぐらい出ている。この未収金分の滞納になっている状況を、まず詳しい状況を教えていただけますか。  これは続けて、次のページの42ページに、これも貸付の区分で自動販売機と関わってくるんですけど、中途解約に伴う違約金という形の収入がちょっと入っていますけれども、これは関連してくる、続けてこの両方を教えてください。 ○委員長(上里直司)  石原課長。 ◎管財課長(石原昌弘)  これは先ほど少しお話ししましたけれども、行政財産貸付収入のうちの滞納繰越分でございますけれども、これは株式会社ミリオンという会社と契約してございましたけれども、契約途中で解除になったものでございまして、その契約解除日の前日までの未払貸付料が滞納繰越分で、契約解除日から本来の契約期間満了日までが違約金という形の契約書になってございます。 ○委員長(上里直司)  野原委員。 ◆委員(野原嘉孝)  これで回収する見込みというのは、この交渉状況というのはどんな感じなんでしょうか。 ○委員長(上里直司)  石原課長。 ◎管財課長(石原昌弘)  これは令和2年1月16日に和解が成立いたしまして、滞納繰越分と違約金につきましては、100%回収いたしました。 ○委員長(上里直司)  野原委員。 ◆委員(野原嘉孝)  ありがとうございます。了解しました。  それともう1点です。47ページ。一番下の本庁舎省エネ支援事業委託の部分が、省エネ事業の部分があるんですけれども、これは去年の分はちょっと忘れているんですが、当初予算466万余りということの中で、そして補正で334万ほどぐんと落として、落とす事情があったと、去年の説明はちょっと忘れているんですけど、その辺の状況と、あと省エネ効果の部分、そして照明器具等の変更とか、そういったものに関しての今後の中身を含めてちょっと教えていただけますか。 ○委員長(上里直司)  石原課長。 ◎管財課長(石原昌弘)  休憩をお願いします。 ○委員長(上里直司)  休憩いたします。 ○委員長(上里直司)  再開いたします。  石嶺伝彦主幹。 ◎管財課主幹(石嶺伝彦)  まず、こちらの省エネ事業につきましては、設備の管理、エコチューニングということで、設備の調整をしているんですけども、それが大まかに言って5つあって、室外機の高圧洗浄によって汚れを落として、また熱効率を回復するという意味合いの1つと、2つ目に外気処理機の開閉度を調整することによって空気の取り入れを良くするということで、それが2点目。3点目に外気処理機の稼働時間を調整して省エネを図るというものと、あと第4点目、こちらは駐車場の換気扇の運転時間を調整するという形で、5点目に空調室外機の噴霧器の処理をやって、打ち水みたいな形で熱効率を、冷やすと癒し効果をもたらすというものがあって、この外気処理機の開閉度調整というのは3か月に1回やるんですけれども、そのデータの蓄積とか、あとは外気処理機の稼働時間の調整というのも、データの収集ができていなかったという状況がありまして、そういったもので資質の効果、削減効果がなかったという内容になっているところでございます。  ですけれども、省エネ効果自体は果たしていると、先ほど申し上げたとおり、5点の方策によって処理をしていることによって、エコチューニングをすることによって削減効果が得られているということで、具体的にはガス使用量について、前年度と比較するとマイナス2万2,580立米、使用料金では103万2,824円の削減効果が出ているところでございます。  電気使用量につきましては、4,691キロワットということで増加はしているんですけれども、使用料金については、223万7,125円の削減という形になっています。こういった形で省エネ効果を得ているところでございます。  続きまして照明器具につきましては、LED化についての御質問だと思いますけれども、LED化につきましては、1〜2社ほど提案をいただいている業者さんがいらっしゃるんですけど、その内容によりましては、確かに電気料金自体はだいぶ下げられる可能性はあるんですけれども、それがいかんせん、導入費用、イニシャルコストが結構高めでありますものですから、ちょっと削減効果をより多く得られるように契約内容などを詰めていく作業が必要になってくるかなと思っているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(上里直司)  石原課長。 ◎管財課長(石原昌弘)  1つ補足いたしますと、334万6,000円補正減いたしましたのは、これは2月の補正でございまして、12月に計上する予算でございますけれども、とても3か月ではこの当初予算のままの執行は見込めないと。私どもとしましては、大いに期待を込めて頑張って支出済額と不用額の分を合わせまして100万前後、これぐらいは最大残して、あとの部分は見込めないということで、補正で減額してございます。  以上です。 ○委員長(上里直司)  野原委員。 ◆委員(野原嘉孝)  ありがとうございました。大体分かりました。  それでも95万6,000円余り出てきているので、この辺の見通しというのもしっかりまた今後とも努力して頑張っていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(上里直司)  ほかに質疑はありませんか。  宮里副委員長。 ○副委員長(宮里昇)  今、出ていた省エネ効果の業務委託料の問題ですけど、これは毎年やる省エネ実績がないと、これの50%乗じた額ですか。毎年毎年省エネを義務づけられるわけですか。実際に起こるんですか、これは。 ○委員長(上里直司)  石原課長。 ◎管財課長(石原昌弘)  はい、契約当初は平成29年の使用料の毎月12等分のベースでございましたけれども、それではちょっと達成する見込みがあまりにも薄いということで、契約を変更いたしまして、ベースを平成30年にいたしました。平成30年と今回の決算に当たります令和元年度の毎月4月〜3月までの1か月単位で削減できた分の50%を業者に支払うという契約でございまして、今年度、令和2年度もベースは平成30年ということで毎月毎月の実績を、50%分業者に支払うという契約になってございます。 ○委員長(上里直司)  宮里副委員長。 ○副委員長(宮里昇)  基準になっているのは平成30年度ですか。 ◎管財課長(石原昌弘)  はい。 ○副委員長(宮里昇)  前の年ではないわけですね。 ○委員長(上里直司)  石原課長。 ◎管財課長(石原昌弘)  そのとおりでございます。 ○委員長(上里直司)  宮里副委員長。 ○副委員長(宮里昇)  これは実績がないと収入がゼロということになりますけど、業者はこれでもうかるんですか。やっていけるんですか。
    ○委員長(上里直司)  石原課長。 ◎管財課長(石原昌弘)  それで当初の契約の平成29年度から平成30年度に変更したという経緯がございます。 ○委員長(上里直司)  宮里副委員長。 ○副委員長(宮里昇)  分かりました。 ○委員長(上里直司)  ほかに質疑はありませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(上里直司)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れ替え) ○委員長(上里直司)  再開いたします。  次に、法制契約課関係分について、島袋久枝法制契約課長、説明をお願いします。 ◎法制契約課長(島袋久枝)  ハイタイ、総務部法制契約課です。令和元年度決算法制契約課所管分について御説明いたします。  それでは、総務部の令和元年度歳入歳出決算説明資料に沿って御説明させていただきます。法制契約課分は49ページからとなります。  それでは、初めに歳入について御説明いたします。51ページを御覧ください。  第13款分担金及び負担金細節01水道事業会計及び下水道事業会計負担金は、上下水道局の発注する建設工事及び建設工事に係る業務委託の電子入札システムの利用等に関する経費に対する負担金となっており、予算現額187万円に対し、調定額及び収入済額は同額で141万7,207円となっております。予算現額と収入済額との差額45万2,793円は、上下水道局分の発注に係る契約実績によるものとなっております。  続きまして、52ページを御覧ください。  第14款使用料及び手数料細節01写し交付手数料と第24款諸収入細節02情報公開関係実費徴収金は、組織改正により本年度4月から市民生活安全課から法制契約課へ移管された市政情報センター分の歳入で、写しの交付手数料と実費の徴収金となっております。  続きまして歳出の主なものについて御説明いたします。53ページを御覧ください。  第2款総務費第1項総務管理費第1目一般事務費中一般事務費は、職員の時間外手当や臨時職員の賃金、OA機器の保守料、コピー機の賃貸借料に対する経費で、予算現額930万2,772円に対し、支出済額882万4,086円、執行率は94.9%となっております。  主な不用額の理由は、工事契約システムの保守や回収の実績などによるものです。  続いて54ページを御覧ください。  不服審査関係事務費は、情報公開・個人情報保護審査会及び行政不服審査会委員の報酬、費用弁償等に要する費用で、予算現額39万9,228円に対し、支出済額8万2,600円、執行率は20.7%となっております。  不用の利用は実績によるもので、情報公開・個人情報保護審査会は審査請求の件数が0件で、開催は1回のみの開催でした。行政不服審査会は、審査請求件数は7件で、開催件数は1回となっております。  続いて電子入札事業は、建設工事及び建設工事に係る業務委託の電子入札に要する費用で、予算現額498万2,000円に対し、支出済額390万897円、執行率は78.3%となっております。不用額が108万1,103円となっておりますが、入札の件数の実績によるものとなっております。  続いて第2目文書広報費、法規関係事務費は、本市例規を登載し、閲覧に要する例規システム賃借料や加除式書籍、図書購入費等に対応する必要経費で、予算現額713万2,000円に対し、支出済額712万9,840円で、執行率はほぼ100%となっております。  55ページを御覧ください。  第9目公平委員会費中団体負担金(全国公平委員会連合会)は、予算現額・支出済額とも7万6,000円で、執行率は100%となっております。  負担金の額は人口により決定されることとなっております。公平委員会関係事務費は、公平委員会委員に対する報酬、費用弁償等に要する費用で、予算現額161万5,000円に対し、支出済額153万7,260円、執行率は95.2%となっております。  続いて、市政情報センター分の歳出について御説明いたします。56ページを御覧ください。  第2目文書広報費行政資料の整備及び個人情報保護事業は、情報公開・個人情報保護運営審議会委員の報酬・費用弁償等に要する費用で、予算現額86万9,000円に対し、支出済額は61万1,880円、執行率70.4%となっております。  不用の理由は実績によるもので、情報公開・個人情報保護運営審議会の開催の回数は2回となっております。  以上が、令和元年度法制契約課分の概要説明となっております。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ○委員長(上里直司)  これより質疑に入ります。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(上里直司)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れ替え) ○委員長(上里直司)  再開いたします。  次に、防災危機管理課関係分について、平良厚防災危機管理課長、説明をお願いします。 ◎防災危機管理課長(平良厚)  それでは、令和元年度那覇市一般会計歳入歳出決算、防災危機管理課所管分について御説明します。説明は、お手元にお配りしました総務部令和元年度歳入歳出決算説明資料に沿って説明させていただきます。防災危機管理課所管分につきましては、59ページ〜62ページになります。  それでは、歳入の主なものについて御説明いたします。59ページを御覧ください。表左側には決算書のページを記載しております。  初めに、15款国庫支出金01節消防費補助金沖縄観光防災力強化支援事業費補助金でございます。予算現額1億284万3,000円に対し、調定額1億209万9,598円、収入済額も調定額と同額でございます。当該補助金は、観光客の安全と安心を確保するため、観光避難民に対する防災対応を支援し、沖縄の観光振興に資することを目的とした補助金でございます。  次に、16款県支出金01節消防費補助金沖縄県市町村支援事業補助金でございます。予算現額3,326万9,000円に対し、調定額2,881万3,000円、収入済額も調定額と同額であります。当該補助金は、不発弾に伴う処理壕構築や現地爆破に伴う家屋調査などの費用に対する国、県からの補助金でございます。なお、令和元年度における不発弾処理件数は水中爆破を含め9件となっております。  次に、21款諸収入15節那覇市防災士養成講座実費徴収金で、予算現額315万円に対し、調定額303万3,100円、収入済額も調定額と同額であります。こちらは防災士養成講座受講生104人に対し、本市で受け付けした49人分の徴収金となっております。  歳入に関しましては以上であります。  続きまして、歳出の主なものについて御説明します。60ページを御覧ください。  初めに、9款消防費事業01災害対策事業については、台風などの自然災害や不発弾処理などに関する事業でございます。  13節委託料は、不発弾処理に伴う処理壕構築、防災行政無線の保守点検、防災気象情報メール発信システム等の業務委託となっており、予算現額4,241万9,000円に対し、支出済額3,965万4,855円となっております。こちらの不発弾処理に伴う処理壕構築業務委託の費用につきましては、先ほど歳入のほうで御説明したとおり、国、県補助金の対象経費となっております。  次に、61ページを御覧ください。  事業04自主防災組織防災資機材交付事業であります。当事業は自治会、地域住民等により結成された自主防災組織育成と充実を図り、防災活動を促進することを目的に、防災活動に必要な救出救助器具類や救護用器具類、発電機などの防災資機材を交付するものであります。予算現額200万円に対し、支出済額は2団体分の56万3,520円となっております。なお、新型コロナウイルス感染拡大に伴う影響で、年度内に納品することができなかった3団体分108万2,295円は、事故繰越をして対応しております。  次に、事業05那覇市地域防災計画整備業務であります。同事業は、国の防災基本計画や沖縄県の地域防災計画等の整合性を図り、また頻発している自然災害等の教訓を踏まえ、本市防災計画の改正を行う事業でございます。予算現額608万3,000円に対し、支出済額0となっておりますが、こちらに関しましても新型コロナウイルス感染拡大に伴う影響で、防災会議を開催することができず、事故繰越をして対応しております。繰越額につきましては、577万5,000円となっております。  以上が令和元年度一般会計歳入歳出決算、防災危機管理課所管分の概要説明でございます。よろしく御審査くださいますようお願いします。 ○委員長(上里直司)  これより質疑に入ります。  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  日頃から危機感をもって業務に当たっていただきましてありがとうございます。  1点お伺いしたいのが、自主防災組織についてなんですけれども、令和元年度については何団体結成して何団体に交付したのか教えてください。 ○委員長(上里直司)  平良課長。 ◎防災危機管理課長(平良厚)  令和元年度につきましては5団体結成しまして、先ほど説明したとおり、資機材の納品が遅れましたので、一応5団体には納品済みでございます。  以上です。 ○委員長(上里直司)  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  これは目標としては何団体までを目指しているのか、改めて教えてください。 ○委員長(上里直司)  平良課長。 ◎防災危機管理課長(平良厚)  大変申し訳ありませんが、手元に資料がないんですけれども、毎年5団体を結成するように目標を持っております。 ○委員長(上里直司)  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  この結成をするのがまずハードルが高いということと、結成した後に活動を続けていくということのハードルもまたすごく高いなというのを感じているわけでありますけれども、自主防災組織結成に向けての支援であるとか、結成後の活動のハードルを下げて長く活動していただくための取り組みについて教えてください。 ○委員長(上里直司)  平良課長。 ◎防災危機管理課長(平良厚)  委員からお話がありますように、確かに結成するのになかなか結成促進までにたどり着けないんですけど、各種自治会とか学校、PTA関係に防災講話等を通じて結成を促すようなお話をさせていただいて、毎年5団体、平均して結成していただいております。結成後に関しましては、防災資機材等交付に当たって、その辺の器具の取り扱い訓練、防災訓練等、防災危機管理課と一緒になって補助してあげている現状でございます。 ○委員長(上里直司)  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  恐らく地域、地縁組織としての自主防災組織というのがほとんどだと思うんですけれども、それ以外のカテゴリーの防災のための組織みたいなものというのも検討してもいいのではないかなと思うんですけれども、そのあたりはいかがですか。 ○委員長(上里直司)  真栄里主査。 ◎防災危機管理課主査(真栄里憲一)  現状としては自治会とか学校PTAなどが基本的に既存の団体から構成されているんですが、自治会の加入率の問題とかあるものですから、現時点ではまちづくり協議会とかにも積極的に働きかけて、自主防災組織の結成の取組を支援しているところです。 ○委員長(上里直司)
     中村委員。 ◆委員(中村圭介)  自主防災組織となると、結成をしてしっかり活動もしてというところで手を挙げたいと思うところもなかなかハードルが高いと思うので、もしかしたらこの自主防災組織という形ではなくて、別の形の自主防災グループみたいな形で、例えばお店の常連さんであったり、スポーツサークルであったり、いつ災害が起きるかは分からないけれども、連絡を取り合って安全確認をしていくとか、少しハードルの低い活動をしていく、防災意識を高めていくための取組みたいなものというのが、もう少しライトな活動というのも今後必要になってくるのではないかなと思うんですけれども、いかがですか。 ○委員長(上里直司)  平良課長。 ◎防災危機管理課長(平良厚)  名称自体が自主防災組織ということで何か難しい団体のようなイメージがあるんですけれども、今、委員がおっしゃるとおり、防災講話では集まるサークル団体とかその辺から始めていきましょうということで、先ほど話したサークル活動の一環として防災訓練をしたり、その辺から入り込んで自主防災組織の結成につなげていっているところがありますので、今後も引き続きそのような感じで、軽く入れるような感じで市民の皆さんに呼びかけていきたいなと思います。 ○委員長(上里直司)  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  よろしくお願いします。  以上です。 ○委員長(上里直司)  金城委員。 ◆委員(金城眞徳)  教えてください。  不発弾処理についてですけれども、60ページ、3,965万円の決算がありますけれども、この不発弾処理については、一般住宅地でも磁気探査してくださるんでしょうか。 ○委員長(上里直司)  平良課長。 ◎防災危機管理課長(平良厚)  一般住宅の建設に伴う磁気探査も受け付けを行っております。市のほうで受け付けして、実施は沖縄県のほうで予算は出すんですけど、住宅のほうも受け付けは市で行っております。 ○委員長(上里直司)  金城委員。 ◆委員(金城眞徳)  これは何平米から深さ何メートルまでという基準もございますか。 ○委員長(上里直司)  休憩いたします。 ○委員長(上里直司)  再開いたします。  平良課長。 ◎防災危機管理課長(平良厚)  今、詳細な資料は手元にないんですけど、面積等は関係なく、深さに関しては後ほど御報告したいんですけど、2種類ぐらいの磁気探査のやり方があったと確認しております。 ○委員長(上里直司)  金城委員。 ◆委員(金城眞徳)  当然、発見されれば無料で回収してくださるんですよね、砲弾等については。 ○委員長(上里直司)  平良課長。 ◎防災危機管理課長(平良厚)  爆弾が発見された場合は無料で回収してくれるかと。  信管が付いていない場合はそのまま自衛隊の方が持ち返って、信管が付いている場合は現地での安全化処理、もしくは爆破処理という運びになります。 ○委員長(上里直司)  金城委員。 ◆委員(金城眞徳)  例えば50坪の、150平米のお家をつくるにしても磁気探査したいというふうに申し出れば、磁気探査は無料で補助してあげるということですよね。 ○委員長(上里直司)  平良課長。 ◎防災危機管理課長(平良厚)  はい、そのとおりです。 ○委員長(上里直司)  金城委員。 ◆委員(金城眞徳)  ありがとうございました。 ○委員長(上里直司)  ほかに質疑はありませんか。  野原委員。 ◆委員(野原嘉孝)  1点だけ、61ページですけど、05事業。那覇市地域防災計画整備業務に関して、会合が開けなかったということで、そのような説明になっていたんですけれども、その後の説明がなかったので、どうなっているのか。  そして政策説明資料には事業完了に伴い廃止という説明があって、頭の中で整理がつかなくて、ちょっと教えていただけますか。 ○委員長(上里直司)  平良課長。 ◎防災危機管理課長(平良厚)  大変申し訳ありません。  説明資料では事故繰越ということで先ほど説明して、執行額がゼロとなっておりますけど、5月に書面会議で防災会議の委員の皆さんに確認していただいて、事業は既に完了しております。  以上です。 ○委員長(上里直司)  野原委員。 ◆委員(野原嘉孝)  昨年度のものという形だったら事業完了で廃止と書いてあるものだから、何月にできて完了となっていたら、ちょっと説明として分かったんですけれども、了解しました。オーケーです。 ○委員長(上里直司)  ほかに質疑はありませんか。  我如古委員。 ◆委員(我如古一郎)  災害備蓄品の食料に関しては消費期限がありますよね。例えば今年に関していえば、防災訓練もできずに、そのときに消費期限がくるものは積極的に使うだろうけど、そういったものができないときはどういうふうに考えていますか。 ○委員長(上里直司)  平良課長。 ◎防災危機管理課長(平良厚)  昨年の古い食品と新しい食品の入れ替えが完了していまして、今、備蓄している食料に関しては、水でいえば10年とか、あとレトルト食品でいえば7年とか5年とか、まだ新しい備蓄食料品となっておりますので、要望があればそういう訓練等で使っていきたいとは考えているんですけど、しばらくは大丈夫かなと考えております。 ○委員長(上里直司)  我如古委員。 ◆委員(我如古一郎)  最近の技術はすごいね。7年、10年、すごい長期間保存ができるようになっているのは分かりました。  終わります。 ○委員長(上里直司)  ほかに質疑はありませんか。  大山委員。 ◆委員(大山孝夫)  委託料の備蓄品廃棄料が51万円もかかっているので、やはり配れるようにしてほしいと。これは本当に要望です。やっぱりもったいないなと思います。配っておけばゼロで終わっただろうし、もらった人は喜んだだろうなというのがあるので、これは計画的にやってほしいと思います。  自主防災組織のほうなんですけれども、昨年度、防災士の認定講座のほうをされましたけど、そこのグループだけで防災組織みたいなものを企画して、できれば民間の人に頑張ってもらって、物をここの予算で買ってもらえれば、もっと地域とか住民に近い防災組織というのができやすいかなと思うんですけれども、この防災士の活用というのは今のところはどのようになっているか答弁できますか。 ○委員長(上里直司)  平良課長。 ◎防災危機管理課長(平良厚)  防災士の活用に関しましては、防災士の協会のほうと連携して訓練とかを行っている現状ですけど、そちらのほうに登録されているメンバーに関しては、一緒に連携しながら訓練をやっているんですが、なかなか登録、資格は取るんですけど、その協会のほうに登録されていないメンバーが多数いますので、今後はその辺の呼びかけもしながら、連携を図れるように調整を図っていきたいなと思っております。協会と一緒にですね。 ○委員長(上里直司)  大山委員。 ◆委員(大山孝夫)  県は豊見城市の■■さんですか、防災危機管理課の方がやられていますけど、那覇市でもぜひとも、防災士の組合というのを市民と行政とか、市民と消防の間で活用ができたらなというふうに思いました。ただ、これは広報していかないと眠っている人が起き上がってくれないので、この辺については絶えず継続して、折を見てやってほしいなと思います。  最後ですけれども、避難ビルの役務費の通信費が16万8,000円ですか。これは電話代と書いていますけど、電話代だけですか。ほかに、要はインターネットの使用料とかもあるのか。電話代だけでしたらちょっと高いなと思って。 ○委員長(上里直司)  休憩いたします。
    ○委員長(上里直司)  再開いたします。  平良課長。 ◎防災危機管理課長(平良厚)  役務費の通信運搬費のほうで、津波避難ビルの電話回線を4回線結んでおりまして、2階のほうに以前入っていたこども関係の回線と、あとはちゃーがんじゅう課が入っている高齢者用の施設のところに1回線、3階に生涯学習部が利用している回線、あと防災危機管理課の館長が持っている回線、4回線引いているものですから、どうしてもそのぐらい電話料金が約16万なんですが、予算措置をしております。 ○委員長(上里直司)  大山委員。 ◆委員(大山孝夫)  多分、これはほかの集中、今はクラウド型のPBXとかいろいろありますので、そうすれば多分5,000円ぐらいではその4回線維持できると思いますので、検討ということでやっていただければと思います。  終わります。 ○委員長(上里直司)  ほかに質疑はありませんか。  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  度々すみません。ちょっと1点確認したいのがありまして、令和元年度もそうなんですけれども、ツイッターのほうで那覇市防災のアカウントを活用されているかと思うんですけれども、以前、「♯那覇市災害」というハッシュタグをつけて災害情報を共有していこうというような活動をされていたかと思うんですけれども、それがちょっと今活動が見られないものですから、その辺は何か検証した結果、それをやめたのか、それともまだやっている途中なのかというのを教えてください。 ○委員長(上里直司)  休憩いたします。 ○委員長(上里直司)  再開いたします。  真栄里憲一主査。 ◎防災危機管理課主査(真栄里憲一)  今現状、ツイッターのほうで、台風が来たときの情報であったり、大雨警報が出たときの情報などは配信してはいるんですけど、ちょっと文字数の制限というのがツイッターはありまして、そこら辺は文章の書き方とかを工夫しているところではあるんですけど、このハッシュタグについても抜けているところがあったものですから、今後ハッシュタグについても有効に活用して、そういった情報を広げていく工夫をしていきたいと思います。 ○委員長(上里直司)  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  よろしくお願いします。  これも2,000人以上の方が見ている情報ですし、これは今後、台風が来たときに、那覇市に転入されている方もいらっしゃるかと思いますので、その台風のときにどういう対策をすればいいのかとか、地震が起きたときにどういう行動をしたらいいのかとか、その災害の公的な情報だけではなくて、それに関して、那覇市として公式にこういう方向で対策を取ってほしいというような積極的な情報発信にも使えるかと思いますので、ぜひ積極的に活用していただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(上里直司)  ほかに質疑はありませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(上里直司)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者退室) ○委員長(上里直司)  再開いたします。  これより議員間討議に入ります。                  (「なし」と言う者あり) ○委員長(上里直司)  ないようでありますので、議員間討議を終了いたします。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入室) 【総務常任委員会】 ○委員長(上里直司)  これより総務常任委員会を開会いたします。  第13回議会報告会における市民意見・要望等のうち、所管事務調査となっております。  夜間の標識案内についてを議題といたします。  それでは、平良厚防災危機管理課長、説明をお願いいたします。 ◎防災危機管理課長(平良厚)  それでは、防災危機管理課分、所管事務調査、夜間の標識案内について御説明します。  本市では、避難所付近に避難所・場所を示す標識や避難誘導を案内する標識、また海抜の低い低地帯を中心に海抜標示シートを設置しております。  市民意見にありました、夜間における標識の防火対策については、これまで一部ではありますが、支柱型のソーラーパネル照明灯の標識を平成10年から複数年にわたり整備しておりましたが、現在、経年劣化等により蓄電池が不良、またソーラーパネル部分が腐食し、撤去するなど照明が点灯できなくなっていることから、夜間標識の確認がしづらくなっております。  このことから、次年度、令和3年度ですけど、沖縄観光防災力強化支援事業補助金を活用し、夜間も視認することができる蓄光反射型標識、さらに設置場所に応じ、ソーラーパネル一体型LED照明灯を備えた避難所標識を83か所の指定避難所や公園などの指定緊急避難場所38か所、計121か所に設置する予定でございます。  以上で、防災危機管理課所管分、夜間の標識案内についての説明を終了します。よろしくお願いします。 ○委員長(上里直司)  これより質疑に入ります。 ◎防災危機管理課長(平良厚)  ちょっと標識のサンプルをお持ちしていますので、説明してよろしいですか。 ○委員長(上里直司)  はい。休憩いたします。 ○委員長(上里直司)  再開いたします。  平良課長。 ◎防災危機管理課長(平良厚)  次年度に整備する標識のサンプルをお持ちしたんですが、こちらのほうが蓄光式のタイプです。こちらのほうが反射板と蓄光式を交ぜた標識になります。上のほうがLEDライトのほうです。リチウムイオンのバッテリーが入っておりまして、天気が悪い日が続いても大体3日〜5日は持つようになっております。  今、考えているのが、こちらの反射型と蓄光が交ざっている標識式板。場所によってはこのLEDライトをつけて、夜間でも視認することができるような標識整備を考えております。  以上です。 ○委員長(上里直司)  これより質疑に入ります。  中村委員 ◆委員(中村圭介)  ちょっと聞き逃してしまったので確認したいんですけど、補助金は国ですか、県ですか。 ○委員長(上里直司)  平良課長。 ◎防災危機管理課長(平良厚)  国の補助金を活用して整備する予定でございます。 ○委員長(上里直司)  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  ありがとうございます。 ○委員長(上里直司)  ほかに質疑はありませんか。  我如古委員。 ◆委員(我如古一郎)  市民からの意見の中に、電柱に貼ってあるこの海抜何メートルですよ、が夜間見えないということに対しては何か対策はあるんですか。 ○委員長(上里直司)  平良課長。 ◎防災危機管理課長(平良厚)  次年度に整備する121か所のその標識の一部に海抜も一緒に入れて標示して、整備を考えております。 ○委員長(上里直司)  我如古委員。 ◆委員(我如古一郎)  その対策はいいなと思うんですけど、市民からの意見として、電柱に巻いてある物が夜間見えない。巻いてからもう何年もたちますよね。かなり退色して、色が薄くなって見えないのも私は確認していますけど、そういう対策は皆さんの課の仕事ですか。 ○委員長(上里直司)  平良課長。 ◎防災危機管理課長(平良厚)  海抜標示シートのほうも東北の地震以降、24年と25年に宝くじの助成事業と、あと一括交付金を活用して約500枚余り、先ほどあった電柱巻付けの標示シートの整備をしているんですけど、市民のほうから文字が見えないとか、ちょっと一部剥がれて飛びそうというものに関しては、防災危機管理課のほうで撤収をしております。  今後、予算的なものもありますので、整備する予定はないので、次年度は看板のほうにその海抜標示シートも一緒に入れて整備していく考えでございます。
    ○委員長(上里直司)  我如古委員。 ◆委員(我如古一郎)  財源の問題は確かにあると思うんですけど、電柱に標示しているという点では非常に有効な部分もあるので、この辺はいつかやはり何らかの財源措置をしてやるべきだと思うんですが、どうですか。 ○委員長(上里直司)  平良課長。 ◎防災危機管理課長(平良厚)  整備した当初、24年、25年は電柱巻付けも電力さんに協力していただいて、電柱のほうに巻き付けて整備したんですけど、現在電力さんと調整したら、その大きさによって少し料金が発生するみたいなんです。今、電柱巻付けもですね。それでちょっと予算的に厳しいものがあったものですから、その国の補助金で整備する標識の中に盛り込んでいこうということで、今度整備していく予定でございます。 ○委員長(上里直司)  我如古委員。 ◆委員(我如古一郎)  どうも公的な事業をしている電力の対応としてはいかがなものかと思うので、取りあえずは議会として何かできることの模索が必要ですね。  終わります。 ○委員長(上里直司)  ほかに質疑はありませんか。  金城委員。 ◆委員(金城眞徳)  これは安謝小学校というふうに書いてありますけれども、370メートル前に、学校から370メートル離れた所にこれを立てるわけですよね。これは53小学校、全小学校に当たるんですか。  そして、またどの場所にこういった標識が立てられるんでしょうか。先ほど121か所というお話でしたけれども。 ○委員長(上里直司)  平良課長。 ◎防災危機管理課長(平良厚)  53小中学校、あと指定避難所が小中学校も含めて83か所ありますので、その指定避難所83か所と公園などの指定緊急避難場所の38か所、計121か所に設置を予定しております。 ○委員長(上里直司)  金城委員。 ◆委員(金城眞徳)  この標識の高さというのは、新たに電柱を設けてそこにやるんでしょうか。それとも、今既存の何かあるものを利用するんですか。 ○委員長(上里直司)  平良課長。 ◎防災危機管理課長(平良厚)  学校あたりだと擁壁部分ですね。校門の擁壁とか、あと公園などになるとどうしても支柱が必要になってくる場所もあると思いますので、今年度、業者に委託して設計業務を行っているところです。何メートルの位置に看板を設置したほうがいいです、支柱型の看板を設置したほうがいいですということで、今年度設計業務をやっていますので、それを踏まえて、設置箇所とか設置部分に関しては調整をやっていきたいなと思っております。 ○委員長(上里直司)  金城委員。 ◆委員(金城眞徳)  このソーラーの電球付きということになると、泥棒に盗まれないかなという。これは高価なものでしょう、この電気というのは。これはすぐなくなるんじゃないかなと思う。 ◎防災危機管理課長(平良厚)  こちらのほうがソーラーパネルになっていまして、下のほうがLEDになっていまして、こういう感じで設置位置はこれで考えています。 ◆委員(金城眞徳)  持っていかれそうな感じがする。 ○委員長(上里直司)  平良課長。 ◎防災危機管理課長(平良厚)  位置的には、3メートル以上のところにLEDライトは設置する予定であるみたいです。 ○委員長(上里直司)  金城委員。 ◆委員(金城眞徳)  盗まれないように、取られないように管理もしませんとすぐなくなると思いますので、そこのところは。  以上です。 ○委員長(上里直司)  翁長委員。 ◆委員(翁長俊英)  幾らですか。盗まれてもいい値段? ○委員長(上里直司)  平良課長。 ◎防災危機管理課長(平良厚)  大変申し訳ありません。値段のほうは今資料がないのであれなんですけど。 ◆委員(金城眞徳)  安くはない。 ◎防災危機管理課長(平良厚)  後ほど値段のほうはお持ちさせていただきます。 ○委員長(上里直司)  そうですね。  野原委員。 ◆委員(野原嘉孝)  さっきまで予算をやっていたので、念のために補助金の件。  国からの補助率のパーセンテージと、今、個々の金額は分からないですけれども、おおよその計画の予算というのがもし出ているのであれば教えてください。 ○委員長(上里直司)  休憩いたします。 ○委員長(上里直司)  再開いたします。  平良課長。 ◎防災危機管理課長(平良厚)  今年度実施しています設計業務に関しましては10分の10、予算額が約900万です。次年度整備する工事費に関しましては、約3,500万円を予定しています。補助率に関しましては10分の9の補助率となっています。  以上です。 ○委員長(上里直司)  野原委員。 ◆委員(野原嘉孝)  オーケーです。 ○委員長(上里直司)  ほかに質疑はありませんか。  上原委員。 ◆委員(上原快佐)  これのほかに後ろにもう1つありますよね。あれは蛍光というか、光をためて夜になったら発光するやつ? ◎防災危機管理課長(平良厚)  蓄光です。 ◆委員(上原快佐)  蓄光。なんかLEDより。 ◎防災危機管理課長(平良厚)  反射と蓄光が交ざっているタイプです。 ◆委員(上原快佐)  両方? ◎防災危機管理課長(平良厚)  はい。蓄光だと時間が夜間は大体10時間前後。蓄光の種類によってまたもちがいいものともちが悪いものがありますので、大体平均して10時間前後しかもたないので、ライトを照らして見えるような。こちらもライトで。 ○委員長(上里直司)  もう1回。 ◆委員(上原快佐)  ごめんなさい。今の休憩中みたいな話に。 ○委員長(上里直司)  そうですね。もう1回、平良課長を指名しますので。 ◎防災危機管理課長(平良厚)
     蓄光タイプは、塗料の種類によって発光する時間帯が違うようで、平均して大体10時間前後と言われています。  今回、うちのほうで考えている標識のほうが蓄光と反射板が交ざった標識を考えています。こちらのほうはライトを照らすと白い部分は光る。この緑のやつは蓄光になっていますので。 ◆委員(上原快佐)  光るわけだ。 ◎防災危機管理課長(平良厚)  はい。光りますので、交ざっているほうがいいのかなと思います。こちらのほうを導入する予定でございます。 ○委員長(上里直司)  上原委員。 ◆委員(上原快佐)  分かりました。ありがとうございます。 ○委員長(上里直司)  ほかに質疑はありませんか。  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  ちょっと今回、市民から避難誘導対策であったり、夜の防火対策ということでの意見が出ているわけですけれども、この看板がそれ以外に、ここは海抜何メートルなのかとか、避難所を市民が知る方法として今どういったものを提供されているのか、改めて教えてください。 ○委員長(上里直司)  平良課長。 ◎防災危機管理課長(平良厚)  海抜標示シートに関しましては先ほどお話ししましたけど、低地帯を中心に、首里のほうにも何箇所かあるんですけど、平成24年度〜平成25年度にかけて526枚設置はしております。ただ、腐食等によって今何枚残っているか把握はしてないんですけれども、一部ない箇所もございます。  標識に関しましては、現在、案内板のほうを市内48か所。これは避難所の近くなんですけど、48か所に設置しております。  以上です。 ○委員長(上里直司)  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  例えばなはMAPであったりとか、地図であったりとか、別の方法でも案内はされているんですか。 ○委員長(上里直司)  真栄里憲一主査。 ◎防災危機管理課主査(真栄里憲一)  なはMAPのほうにも避難所をお示しして周知を図っているというのと、あと防災講話とかでも防災MAPをお配りして地域住民の方に避難場所の周知を図っているところでございます。 ○委員長(上里直司)  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  今、多くの方はスマートフォンをお持ちだと思いますので、それで夜間であっても気軽に自分の避難する場所であったりとか、自分が住んでいる場所の危険箇所の状況について確認できるということの周知は積極的に進めていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(上里直司)  ほかに質疑はありませんか。  大山委員。 ◆委員(大山孝夫)  これはまだサンプルで、業者が持ってきたものということでいいですか。 ○委員長(上里直司)  平良課長。 ◎防災危機管理課長(平良厚)  はい、そのとおりでございます。 ○委員長(上里直司)  大山委員。 ◆委員(大山孝夫)  よくあるのが、これをやって事業としては非常にいいのに、やっぱりつくるときにある程度、例えば東京消防庁が認めている蓄光剤とかありますよね。火災の避難オーケーというのをやらないと、本当にこれは蓄光しているのかなとか、反射しているのかなというのがあるので、その辺は多分、今、設計のほうでつくっているとは思うんですけれども、いざ来年の入札になったときに、普通の一般の競争入札でもいいんですけど、要は能力の制限をつけないと使えないやつを買って仕方ないなというのが今ちょっと気になっていますので、その辺もしっかりと準備をしてやっていただきたいなと、これは要望というか、それも今年度やっていますよねということで確認したいんですけど。  要は、仕様書を書くときに、どこまでどういう塗料を使うかいうのを合わせて今回やっているということでいいんですよねと。 ○委員長(上里直司)  平良課長。 ◎防災危機管理課長(平良厚)  今年度に実施しているのは設計業務で、先ほど話した仕様書のほうでその辺の蓄光の塗料の種類とか、しっかりうたって整備していきたいなと考えております。 ○委員長(上里直司)  大山委員。 ◆委員(大山孝夫)  終わります。 ○委員長(上里直司)  ほかに質疑はありませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(上里直司)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者退室) ○委員長(上里直司)  再開いたします。  これより議員間討議に入ります。  休憩いたします。 ○委員長(上里直司)  再開いたします。  ほかに意見はありませんでしょうか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(上里直司)  ないようでありますので、議員間討議を終了いたします。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入室) 【予算決算常任委員会総務分科会】 ○委員長(上里直司)  再開いたします。  これより総務分科会を開催いたします。  それでは、石原管財課長、説明をお願いいたします。 ◎管財課長(石原昌弘)  よろしくお願い申し上げます。  先ほどの決算審査の中で管財課関係中、大山議員からの質問のありました、那覇市有地のうち、民間貸付地の地籍の齟齬があった場合、どのような措置をするのか、どのような契約の改正をするのか、それと件数についてどの程度あるのかについてお答えいたします。  那覇市有地は約1万8,000筆、そのうち市民への貸付地、賃貸借契約を締結してございますのは500筆余りございます。その基本となるのは、全て登記簿謄本の地籍を基に契約書を締結してございます。その後、法務局の再調査等によって、わずかな土地の地籍等に変更がある可能性もございますが、私どもは基本的に登記簿謄本の地籍を基に賃貸借契約を締結してございます。  ですから、可能性としては全くないわけではございませんが、ほぼ少ないだろうというふうに考えてございます。  それから、もし地籍の変更があった場合は、取り過ぎた分につきましては過去5年分に遡って返還いたしますし、もし賃料が少ないということであれば、次年度の契約から新たに変更契約書を締結するという手続になるかと存じます。  以上でございます。 ○委員長(上里直司)  これに対して質疑はありませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(上里直司)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者退室) ○委員長(上里直司)  再開いたします。  以上をもちまして本日の日程は全て終了いたしました。  次回は、あさって9月30日・水曜日、午前10時に開会いたしますので御参集ください。  本日はこれにて散会いたします。
                                (午後4時33分 閉会) ───────────────────────────────────────  那覇市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。   令和2年(2020年)9月28日    総務常任委員会委員長 上 里 直 司 (備考)  ・本文中「■■■■」の表記については、那覇市個人情報保護条例第12条の2の不開示情報に該当するため掲載していない。...