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令和 02年(2020年) 9月25日教育福祉常任委員会(教育福祉分科会)−09月25日-01号
令和 02年(2020年) 9月25日厚生経済常任委員会(厚生経済分科会)−09月25日-01号

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  1. 那覇市議会 2020-09-25
    令和 02年(2020年) 9月25日教育福祉常任委員会(教育福祉分科会)−09月25日-01号


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    最終取得日: 2021-05-01
    令和 02年(2020年) 9月25日教育福祉常任委員会教育福祉分科会)−09月25日-01号令和 2年 9月25日教育福祉常任委員会教育福祉分科会教育福祉常任委員会教育福祉分科会)記録                        令和2年(2020年)9月25日(金) ─────────────────────────────────────── ●開催日時  令和2年(2020年)9月25日 金曜日 開会 午前10時00分                    閉会 午後2時47分 ─────────────────────────────────────── ●場所  教育福祉・厚生経済合同部屋 ─────────────────────────────────────── ●会議に付した事件 予算分科会 1 決算審査2日目  認定第2号 令和元年度那覇市一般会計歳入歳出決算中関係分 2 議員間討議 常任委員会 1 陳情審査  陳情第141号  子供たちの安心安全な居場所である校舎建て替え等における磁気探査
            (強磁性体近傍)調査について(陳情) 2 議員間討議 ─────────────────────────────────────── ●出席委員  委 員 長 坂 井 浩 二   副委員長 大 嶺 亮 二  委  員 下 地 敏 男   委  員 新 崎 進 也  委  員 西中間 久 枝   委  員 湧 川 朝 渉  委  員 小波津   潮   委  員 宮 平 のり子  委  員 糸 数 昌 洋   委  員 奥 間   亮 ─────────────────────────────────────── ●欠席委員 ─────────────────────────────────────── ●説明のため出席した者の職、氏名  田 端 睦 子  生涯学習部副部長  仲 程 直 毅  生涯学習部参事兼総務課長  松 田 信 男  総務課副参事  平 良 美 夏  総務課副参事  高 里   浩  市民スポーツ課長  上江洲   寛  市民スポーツ課副参事  大 城 義 智  中央図書館長  照 屋   満  中央公民館館長  平 良 尚 子  生涯学習課長  平 良 真 哉  生涯学習課青少年育成室長  當 間   弘  施設課長  我喜屋   敬  施設課副参事 ─────────────────────────────────────── ●職務のため出席した事務局職員の職、氏名  根路銘 安 彦 議事管理課副参事  高江洲 康 之 議事管理課主幹  名 城 政 直 調査法制課主事 ───────────────────────────────────────                             (午前10時00分 開会) ○委員長(坂井浩二)  おはようございます。委員会・分科会を開会する前に、本日の出欠状況について御報告申し上げます。  定数10人中、出席10人、全員出席となっております。  以上、御報告申し上げます。  それでは、定足数に達しておりますので、ただいまから本日の教育福祉常任委員会・分科会を開会いたします。  初めに、審査日程についてお諮りいたします。お手元に案を配付してありますので、休憩をして協議したいと思います。  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  審査日程については、休憩中に協議しましたとおり進めることに御異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(坂井浩二)  御異議なしと認め、そのように決定いたしました。  それでは、決算審査に入ります。本日の審査は、教育委員会生涯学習部関係分となっております。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入室) ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  初めに、認定第2号、令和元年度那覇市一般会計歳入歳出決算中、教育委員会生涯学習部総務課関係分を議題といたします。  仲程直毅参事兼総務課長、説明をお願いします。 ◎生涯学習部参事兼総務課長(仲程直毅)  おはようございます。総務課でございます。  A4版の資料、令和元年度歳入歳出決算説明書に基づいて説明を行いたいと思います。  それでは、まず1ページをお願いいたします。  歳入でございますけれども、予算現額といたしまして108万7,000円、調定額と収入額ともに173万6,933円で不納欠損額、未収額はございません。  内容についてですが、臨時職員・非常勤職員の雇用保険料は那覇市と当該職員で負担をしておりますけれども、そのうち個人負担分がこの収入でございます。  次に歳出について御説明いたします。2ページをお願いいたします。  それでは、歳出の中から不用額の大きい事業について御説明をいたします。  bTの職員管理関連事業でございますが、この事業は主に育児休業職員や長期療養職員の代替臨時職員の賃金、非常勤職員の報酬、それから社会保険等の共済費などに係る経費でございます。501万4,557円の不用額がございますけれども、このうち大きな額を占めているのが、臨時・非常勤職員の雇用保険料170万6,000円の残と臨時職員賃金257万5,000円の残がございます。  雇用保険料につきましては毎年6月頃、私ども総務課が他課任用の臨時・非常勤職員分をまとめて概算払いをしております。そのうち一括交付金事業につきましては、当該費目が補助対象となっているため、各主管課にて雇用保険料の予算計上はしておりますけれども、概算払い時には総務課が立替えて執行しております。その立替え分を一括交付金事業終了後、各主管課が総務課へ振り替えることにより、この振り替えた額が執行残となっているものでございます。  次に、臨時職員の賃金につきましては、育児休業取得者長期傷病取得者が想定より下回ったため、その代替職員の任用が必要でなくなったため執行残となっているものでございます。  次に、11PCB処理対策事業でございますけれども、高濃度PCBが使用されている蛍光灯や水銀灯の安定器の処分にかかるものでございます。  不用額の理由といたしまして2点ございます。  1点目が収集運搬業務において混載割引があったこと。2点目が8月に実施した3校の小学校の調査で見つかったPCB使用安定器の数が、想定していた数より下回ったことの2点でございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(坂井浩二)  これより質疑に入ります。  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  PCB処理対策事業ですけれども、確認です。これも令和元年度で廃止ということで、全て事業終了ということになっておりますけれども、これは全ての学校、施設、確認は既に済んでいるわけですね。 ○委員長(坂井浩二)  仲程課長。 ◎生涯学習部参事兼総務課長(仲程直毅)  調査といたしまして、その調査で出てきたものを全て廃棄したということでございますので、確認はできているというふうに考えてます。 ○委員長(坂井浩二)  ほかに質疑はございませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(坂井浩二)  ないようでありますので、本件については、この程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入替え) ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  次に、市民スポーツ課関係分を議題といたします。  高里浩市民スポーツ課長、説明をお願いします。 ◎市民スポーツ課長(高里浩)  おはようございます。よろしくお願いいたします。  それでは、令和元年度生涯学習部市民スポーツ課の歳入歳出決算について御説明いたします。お手元の資料、令和元年度歳入歳出決算説明書の10ページを御覧ください。  まず、歳入の主なものについて御説明申し上げます。  14款使用料及び手数料のうち3節行政財産目的外使用料は、奥武山野球場と那覇市民体育館携帯電話用無線基地局を設置していることに伴う収入でございます。特に細節6の奥武山野球場携帯電話用無線基地局設置で、予算減額に対して調定額、収入額が増えておりますのは、無線基地局の増設に伴う収入増によるものでございます。  同じく14款使用料及び手数料のうち4節保健体育使用料は、学校体育施設開放に伴う小中学校体育館、武道場、中学校夜間照明運動場の使用料でございます。いずれも当初予算額に比べて減額となっておりますのは、体育館工事や学校行事、新型コロナウイルス感染症拡大等に伴う開放中止、登録団体数の減によるものなど利用実績によるものでございます。  21款諸収入9節教育費雑入のうち細節8有料広告収入は奥武山体育施設、こちらは沖縄セルラースタジアム那覇及び沖縄セルラーパーク那覇のネーミングライツに伴う広告収入でございます。  細節23全国市有物件災害共済金は、平成30年9月の台風24号により奥武山野球場幕屋根が破損したため修繕を行っております。その後、全国市有物件災害共済会へ災害共済金の請求を行い、令和元年5月に収納されたものでございます。  細節24奥武山体育施設指定管理余剰金収入は、本市の指定管理者制度に関する運用指針の規定に従い、平成30年度の奥武山体育施設指定管理業務決算において余剰金が生じたため、その余剰額の2分の1に相当する額を市へ納入したことによるものでございます。  歳入につきましては以上です。  続きまして、資料11ページを御覧ください。  歳出の主な事業について御説明申し上げます。  bS児童のスポーツ県外派遣補助金は、市、県を代表して県外大会へ派遣される児童生徒に対して航空運賃と宿泊費の補助を行うものであります。令和元年度は、派遣件数が90件、児童生徒428人、指導者54人、合計482人に対して補助を行っております。
     bTスポーツ推進審議会は、教育委員会の諮問に応じて本市のスポーツの推進に係る重要事項を調査、審議していただくための附属機関で、スポーツ基本法に基づき設置されております。経費は審議会の開催にかかるもので、当初予算で3回分を計上しておりましたが、令和元年度の審議会の開催回数が1回だったため、執行率が23.8%となっております。  bW学校体育施設開放事業は、小中学校体育館中学校夜間照明運動場等を市民のスポーツ活動のために開放するもので、決算額の約7割は学校体育施設開放管理指導員の報償費となっております。  予算残額は歳入でも御説明いたしましたとおり、体育館工事や学校行事等に伴う開放中止など開放実績によるものでございます。  10那覇市健康ウォーキング推進事業は、令和元年度で第6回を数えるひやみかちなはウォーク大会等に要する経費となっております。  令和元年度は11月10日にウォーキング大会が開催され、沖縄セルラースタジアム那覇をスタート・ゴールとし、全8コース。当日は3,443人の参加者がございました。  当事業は、様々な構成団体からなる那覇市健康ウォーキング推進事業実行委員会によって実施されておりまして、経費は実行委員会への委託料と臨時職員の人件費でございます。  続きまして、資料の12ページを御覧ください。  11全国高等学校総合体育大会開催事業は、昨年7月から8月にかけて沖縄を含めた南部九州4県で開催されました。令和元年度全国高等学校総合体育大会全国インターハイの開催運営に要した経費でございます。  本市では、相撲、なぎなた、水泳で飛び込みと水球の3競技4種目の競技種目別大会を開催いたしました。大会には、選手、監督、役員、観客で約1万5,000人の参加がございました。  事業は、様々な構成団体からなる高校総体那覇市実行委員会によって実施されており、経費は実行委員会に対する補助金と本市職員の時間外勤務手当でございます。  予算残額は、年度当初に概算払いを行った補助金について、当該実行委員会の収支実績に基づき額の確定後、清算残額が那覇市に返納されたことによるものです。  12及び13体育施設管理運営事業につきましては、12が那覇市民体育館漫湖公園市民庭球場那覇市民首里石嶺プール。13が那覇市営奥武山野球場奥武山屋内運動場奥武山トレーニング室の管理運営に係る経費でございます。  管理運営は指定管理者制度を導入しており、ともにNPO法人那覇市体育協会を指定管理者として指定しております。13の主な予算額は、令和元年度から令和5年度までの新規指定管理協定の締結に伴う残でございます。  14那覇市営奥武山野球場内野スタンド椅子補修事業は、経年劣化した内野スタンドの椅子を年次的に取り替えていくもので平成30年度から実施しております。令和元年度は、背付き椅子・背なし椅子合計で146席を補修いたしました。  15那覇市民体育館蓄電池取替え修繕事業は、こちらは単年度事業で那覇市民体育館自家発電装置手動用バッテリー及び蓄電池設備、内蔵バッテリーの老朽化に伴う取替え修繕に要した経費で、不用額は入札による落札差額でございます。  以上で令和元年度市民スポーツ課歳入歳出決算の概要説明を終わります。  御審議よろしくお願いいたします。 ○委員長(坂井浩二)  これより質疑に入ります。  湧川朝渉委員。 ◆委員(湧川朝渉)  皆さんの資料で説明している11ページ、5番のスポーツ推進審議会。執行率が3割を切っているんですよね。これについてもっと詳しく簡潔に説明してください。 ○委員長(坂井浩二)  高里課長。 ◎市民スポーツ課長(高里浩)  スポーツ推進審議会につきましては、那覇市教育委員会の諮問に応じて調査審議する附属機関でございまして、担任事務のほうでスポーツ推進計画に関すること、那覇市体育条例に規定する体育施設の整備運営に関すること、こちらは体育施設の指定管理者の選定に関すること、その他スポーツの推進に係る重要事項として調査内容が審議会条例にて定められております。  令和元年度につきましては、当初3回分の開催の費用を計上しておりましたけれども、実質的に審議する内容について特に大きなものがなかったことから、1回の開催で済んだという形です。 ○委員長(坂井浩二)  湧川朝渉委員。 ◆委員(湧川朝渉)  諮問するに至っての事項が少なくて、予定していた3回が1回になったと、それによる執行残だということなんだけれども、これは諮問するものは中心的なものを説明していただきましたけれども、ただスポーツ基本法に基づく設置だと思うわけ。議会でも何度も取り上げられているけれども、障がい者スポーツに対する施策、これは幾つも課題が指摘されていて、幾つもハード面や実施面で皆さんの到達が指摘されているわけよね。これに対して何も、どんなね?  障がい者スポーツに対して審議しているね、諮問したの? ○委員長(坂井浩二)  高里課長。 ◎市民スポーツ課長(高里浩)  この障がい者スポーツに関して。 ◆委員(湧川朝渉)  いや、してる、してないでいいよ。したか、しなかったか。決算だから。 ◎市民スポーツ課長(高里浩)  この障がい者スポーツに関して特化した審議はしておりません。ただし、スポーツ推進基本計画が30年度に策定しておりますけれども、その中で施策の一つに障がい者スポーツの推進ということを掲げておりますので、それについては審議を行っている形になります。 ○委員長(坂井浩二)  湧川朝渉委員。 ◆委員(湧川朝渉)  いや、審議したかじゃないんだよ。この予算を構成からすると、皆さんが諮問したかどうかなんだよ。僕が質問したのは諮問したかと聞いている。 ○委員長(坂井浩二)  高里課長。 ◎市民スポーツ課長(高里浩)  スポーツ推進基本計画につきましては諮問しております。 ○委員長(坂井浩二)  湧川朝渉委員。 ◆委員(湧川朝渉)  障がい者スポーツについてさ。議会でも何度も取り上げられている。 ○委員長(坂井浩二)  高里課長。 ◎市民スポーツ課長(高里浩)  障がい者スポーツに関する諮問は行っておりません。 ◆委員(湧川朝渉)  ん? ◎市民スポーツ課長(高里浩)  障がい者スポーツに特化した諮問については行っておりません。 ○委員長(坂井浩二)  湧川朝渉委員。 ◆委員(湧川朝渉)  そういった点では、僕はこの議会で1回や2回じゃなくて、系統的に取り上げられている課題をやってないというのは分かりました。  それで、これは1回の会議の議事録はもう作成されていますよね。 ○委員長(坂井浩二)  高里課長。 ◎市民スポーツ課長(高里浩)  はい。 ◆委員(湧川朝渉)  じゃあ委員会をしてこれ提出してください。委員長に。スポーツ推進審議会の議事録、委員会に提出して。 ○委員長(坂井浩二)  高里課長。 ◎市民スポーツ課長(高里浩)  はい。承知いたしました。 ◆委員(湧川朝渉)  終わります。 ○委員長(坂井浩二)  ほかに質疑はございませんか。  宮平のり子委員。 ◆委員(宮平のり子)  携帯電話の無線基地局ですけれども、これは1年ごとの歳入として決済になっているのですか。要するに毎年これだけ入るということですか。 ○委員長(坂井浩二)  高里課長。 ◎市民スポーツ課長(高里浩)  こちらにつきましては、毎年度、行政財産目的外使用の申請を上げていただいて、それに基づいて使用料については行政財産使用料条例の規定に基づいて算定して、毎年度徴収しております。 ○委員長(坂井浩二)  宮平のり子委員。 ◆委員(宮平のり子)  この携帯電話の無線基地局が最初に建てられたのは、この場合06、07についてはいつですか。 ○委員長(坂井浩二)  高里課長。 ◎市民スポーツ課長(高里浩)  これは、いつから目的外使用が始まったかということは、ちょっと手元に資料がございませんので、確認して御報告したいと思います。 ○委員長(坂井浩二)  宮平のり子委員。 ◆委員(宮平のり子)  分かりました。 ○委員長(坂井浩二)  ほかに質疑はございませんか。
     下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  スポーツ推進委員事業についてお聞きします。スポーツ推進委員というのは、スポーツ基本法に基づいて委嘱しているということで説明にありますね。  そうしますと、今実際、スポーツ推進委員というのは小中校合わせて何名必要で、充足率はどのようになっていますか。伺います。 ○委員長(坂井浩二)  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  高里課長。 ◎市民スポーツ課長(高里浩)  このスポーツ推進委員につきましては、定数としましては各小中学校区に1人ずつ配置するということが定数の上限になっておりますけれども、令和2年度現在で20名の委嘱を行っております。 ○委員長(坂井浩二)  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  53人の半分で50%として、充足率が50%を割っているようなスポーツ推進委員の現状というのが今分かりました。  そうしますと、やはり決算ですので、スポーツ推進委員の皆さんが今20人しかいないという中で、予算600万円取られている。それの中で、スポーツ推進委員をどのようにして増やすというんですか、委嘱していくということについてお伺いします. ○委員長(坂井浩二)  高里課長。 ◎市民スポーツ課長(高里浩)  このスポーツ推進委員につきましては、委員おっしゃるように毎年定数に足りておりません。これについては随時募集を行っておりますが、なかなか成り手が見つからないという状況がございます。 ○委員長(坂井浩二)  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  ですから、見つからない状況という要因というのは何ですかということなんです。 ○委員長(坂井浩二)  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  高里課長。 ◎市民スポーツ課長(高里浩)  この直接的な要因というのは把握してはおりませんけれども、募集については毎年ホームページや地域等への依頼、またはスポーツ推進委員の方々への依頼等を行って募集をかけておりますけれども、なかなか成り手が見つからない状況がございます。  原因については把握できておりません。 ○委員長(坂井浩二)  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  毎年600万円余りも予算を組んで、そしてスポーツ推進委員が40数%の充足率であると考えた場合には、那覇市のスポーツをもっともっとよくしていくために、スポーツ推進委員の果たす役割は大きいと思うんですね。  お伺いしますけれども、この20人がスポーツ推進委員の、ざっくりでいいんですけれども、平均年齢というのは御存じですか。大体でいいですよ。それからちょっと考えていきましょう。 ○委員長(坂井浩二)  高里課長。 ◎市民スポーツ課長(高里浩)  今、各委員の年齢についての資料を持ち合わせておりませんけれども、長年スポーツ推進委員を継続している方も半分ほどいらっしゃいまして、その方たちの年齢を見ると大分高齢の方が多いという現状はございます。 ○委員長(坂井浩二)  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  私はここだと思うんですよ。予算も計上して、そして成り手がいなくてそのまま不用額で出していくというときに、高齢化している75歳、76歳、分かりませんけれども、80歳もいるかもしれません。そうした中で原因は明らかですよ。高齢化している方々が集まってきてスポーツ推進員、組織を作っていく。  そうじゃなくして、若い人たちにも、または中堅というんですか、そうしたところに積極的な声かけをしていかない限り、皆さんが予算をいくら計上しても不用額として残っていくということを思っておりますので、先ほどその要因について分かりませんとおっしゃっておりましたけれども、やはり年齢を分析していって、そして様々な若い人のスポーツクラブというんですか、そこら辺にも働きかけるとかやるようなことをやらない限り、ますます高齢化していって集まらなくなる。  毎年不用額が出てくる。そうならないために頑張っていただきたいんですけれども、改めて答弁を求めます。 ○委員長(坂井浩二)  高里課長。 ◎市民スポーツ課長(高里浩)  委員御提案のとおり、募集につきましては、これまで行っていたものよりさらに枠を広げまして、様々な方面で募集をかけてまいりたいと考えております。 ○委員長(坂井浩二)  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  頑張ってください。以上です。 ○委員長(坂井浩二)  ほかに質疑はございませんか。  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  今のちょっと関連で、下地委員からの指摘があって大事な事業だと思います。せっかく予算がついて、やっぱり不用額が出ているので、このスポーツ推進委員の活動の時間帯というのは、あと活動の場所はどちらになるんですか。 ○委員長(坂井浩二)  高里課長。 ◎市民スポーツ課長(高里浩)  スポーツ推進委員の主な活動内容といたしましては、スポーツレクリエーション指導者派遣事業というのがございます。これは各小中学校であったり、地域、子供会等へスポーツ推進委員が主にユースポーツと呼ばれるスポーツやレク等の指導に派遣されるもので、大体土日であったり、そういった時間帯が主になっております。  また、地域スポーツ教室ということで、スポーツ推進委員は各地区ブロックで構成されてまして、その地区ごとにスポーツ教室を企画運営しておりまして、これについてもやはり利用者の方が集まりやすい時間帯ということで、土日であったり、夕方であったり、そういった時間帯になっております。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  土日、日中とか。平日であれば夕方ということで、実際はお仕事されている方もやろうと思えば可能な時間帯で活動されているという意味では、ぜひ先ほど指摘があったように対象をもう少し拡大をして、現役の人もある意味やろうと思えばできるということもありますし、また現役を引退された方でも60代とかでも全然やれる活動時間帯だと思いますので、その辺しっかり取り組んでいただきたいなと思います。  それと、この下の学校体育施設の開放事業なんですが、これは先ほど指導員の報償費が主な使途だとお話がありました。これは何名ほどいらっしゃるんですか。対象は何名ですか。 ○委員長(坂井浩二)  高里課長。 ◎市民スポーツ課長(高里浩)  こちらも開放している各小中学校ごとに1人ずつ配置しております。ただ現在、工事等で開放ができていない学校もおりますので、現在の人数は44人になっております。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  このスポーツ推進委員とはかぶる方々がいらっしゃるんですか。これは全く別事業でやっているという理解でよろしいんですか。 ○委員長(坂井浩二)  高里課長。 ◎市民スポーツ課長(高里浩)  全く別事業です。 ◆委員(糸数昌洋)  別事業。分かりました。 ◎市民スポーツ課長(高里浩)  学校管理指導員につきましては、この学校の地域の方々がすぐに学校のほうに赴けるようにということで、地域の方たちが主なメンバーとなっております。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  あと、10ページの奥武山体育施設の指定管理の余剰金収入は2分の1ですか。200万円余り収入として入ってきているということで、これと合わせて12ページの13番目の体育施設の管理運営事業。これは奥武山の指定管理料。ここは逆に不用額が300万余り出ているということで、指定管理料の枠内で対応ができて、さらに指定管理されている方々が収入として、これで見ると大体400万余り収入があったということで、これは例年の傾向ですか。例年より少ないのか、多いのか。その辺教えてください。 ○委員長(坂井浩二)  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  高里課長。 ◎市民スポーツ課長(高里浩)  まず、指定管理料の不用額につきましては、奥武山体育施設の指定管理が平成31年度から新たに始まりまして、新規で協定を結んでおります。その段階で指定管理料が確定しておりましたので、当初予算額については契約額以上の予算を計上しておりましたので、その差額になっております。  もう1点、奥武山体育施設の平成29年度から平成31年度までの収支決算のほうを報告いたします。  平成31年度は、収支差額は735万7,108円ありましたので、その2分の1の367万8,554円を市に戻し入れている形になっています。  30年度につきましては407万2,590円の収益がございましたので、その2分の1の203万6,295円が市に納入されております。
     29年度につきましては263万1,450円の収益がございまして、その半額2分の1の131万5,725円が市に返納されております。これを見ますと、年々収益が増加している傾向にあります。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  収益増加の要因というのは何でしょうか。 ○委員長(坂井浩二)  高里課長。 ◎市民スポーツ課長(高里浩)  これについては、指定管理者の経営努力によるものが多く、イベントの開催誘致であったり、経費の縮減等に努めているところでございます。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  これはイベント時の入場収入とか、様々な手数料とか含めてそういうもので収益を上げているという理解でよろしいんですね。 ○委員長(坂井浩二)  高里課長。 ◎市民スポーツ課長(高里浩)  あと利用実績ですね。これによります利用料の収益増もございます。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  最後に12ページの先ほどの12番、13番のそれぞれの指定管理料なんですが、指定管理を受けて、令和元年度ということで今年の3月までの部分でいうと、コロナの影響は一定程度出ていますかね。管理する施設の閉鎖とか、例えばここでいえば市民体育館とか市民庭球場、石嶺プールとか奥武山公園の施設で閉鎖とかで年度内で利用できなかった期間というのはございましたか。 ○委員長(坂井浩二)  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  高里課長。 ◎市民スポーツ課長(高里浩)  昨年の2月から3月にかけて感染拡大が広がりまして、実際に休館を行った日が市民体育館、石嶺プール、奥武山トレーニング室のトレーニングルームについては3月5日から3月15日まで閉館しております。その他の施設、市民体育館、石嶺プール、奥武山屋内運動場、漫湖公園庭球場、奥武山野球場につきましては3月2日から3月15日まで休館を行っております。  ただいまの発言について修正させてください。  市トレーニングルームにつきましては3月5日から3月15日まで休館しておりまして、市民体育館、石嶺プール、奥武山運動場、屋内運動場、漫湖公園庭球場、奥武山野球場につきましては、高校生以下の利用制限を3月2日から15日まで行っておりまして、館自体は3月末までは開館しております。  今年度に入りまして休館等を行っておりますけれども、令和元年度についてはトレーニングルーム以外は開館はしております。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  これをちょっとお聞きしたのは、体育協会が指定管理を受けて、それで例えばプールにしろ外に外注している部分がありますよね。委託をされている。委託費として管理の業務委託をされているケースの場合、例えばこういう施設に関しては清掃業者だったり、警備だったりいろいろありますよね。そこが施設が閉館することによって、その委託費が削られたり、削減されたりして、その分がある意味では浮いちゃうというか、そのような事態というのは元年度においてはなかったのかどうかを確認をしたいと思いまして、それは分かりますか。 ○委員長(坂井浩二)  高里課長。 ◎市民スポーツ課長(高里浩)  警備業務につきましては休館中も機械警備を行っておりますので、巡回パトロールも行っておりますので、警備については通常通りの業務を行ってもらっております。  清掃業務につきましては、元年度につきましては開館しておりますので、清掃業務についても通常業務を行っていると認識しております。  今年度につきましては、どのような委託で業務体制をしているかについては調査をしてきたいと考えているところです. ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  分かりました。以上です。 ○委員長(坂井浩二)  ほかに質疑はございませんか。  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  今の糸数委員と同じことを質疑しようかなと思っていたところ、糸数委員が大体聞いたんですけれども、今のちょっと追加で聞きたいのは、コロナで3月でトレーニングルームが一部制限があったということなんですが、ちょっと関連で、もし今年度と元年度も含めて答弁いただきたいんですけれども、要するに指定管理者との調整がどの程度されているのかというのを聞きたいんですよ。  指定管理者の方もやっぱりある意味大変なんですね。指定管理者さんも自分たちの管理もしながら収入というか、当然、人件費とかいろんなものも発生してきますから、ただ、やっぱり利用者が来ないということは、それもかなり苦しい影響が出てくるわけですよね。  その辺はやっぱり那覇市としてもサポートしていくべきだと思っているので、指定管理料を調整するのか、あるいは今言った下請の委託のところを何か調整するのか。その辺を総括的に説明してもらえませんか。今コロナ禍で指定管理者さんとどういう調整を行っているのか。 ○委員長(坂井浩二)  高里課長。 ◎市民スポーツ課長(高里浩)  休館制限等につきましては、指定管理者と調整を行いながら、指定管理者の対応ができる範囲で休館なり制限なりを行っております。また、那覇市の他の部局、他の施設等の状況も踏まえながら、その辺の対応を行っているところでございます。  この閉館に伴って収益が減るという問題につきましては、これは先日、企画調整課のほうから那覇市の指定管理者への支援ということでの取扱いが出てきておりますので、これについては支援額について算定して11月議会補正議案として上程する予定となっております。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  分かりました。ここでは言えないぐらい細々としたたくさん出てくると思うんですよ。なので、今答弁いただいたようにしっかりサポートしていただきたいなと思います。  もう少しつながりはするんですけれども、那覇市民体育館も、3月もしかしたら少し影響があったからかもしれないんですけれども、那覇市民体育館について利用者数というか、利用の実績みたいな元年度の状況、できたら推移とか分かりますか。つまり、那覇市民体育館が元年度も多く利用されているとか、あるいは近年と比べて利用者が減ったとか、増えたとか。何か分かりますか。 ○委員長(坂井浩二)  高里課長。 ◎市民スポーツ課長(高里浩)  このコロナの影響に関してどうなったかということですか。それとも年度ごとの。 ◆委員(奥間亮)  年度で。 ◎市民スポーツ課長(高里浩)  お答えいたします。那覇市民体育館の利用者数の実績につきましては、平成31年度で18万4,387人、平成30年度で17万7,132人、平成29年度が17万2,524人となっております。  あと庭球場。これは体育館だけでよろしいですか。  29年度から過去3年間の実績を見ますと、徐々に増えてきております. ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  増えているということで、利用者が増えるということはこういうふうに活用されているということでいいのかなと思うんで、引き続き頑張っていただきたいんですが、ちょっと少しお聞きしたいのが公共施設予約システムで、体育館については、これは以前は空き状況の照会はできたと思うんですけれども、今、予約自体はどうなっていますか。 ○委員長(坂井浩二)  高里課長。 ◎市民スポーツ課長(高里浩)  市の予約システムにおいて、現在も空き状況については確認はできますけれども、システムを使っての予約というのは行っておりません。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  例えば公園管理課が管理しているテニスコートとか新都心公園、あいうところは空き状況だけじゃなくて予約もできるようですね。この那覇市民体育館はじめ皆さんが所管しているところで、まだ予約のシステム化までには、ネット予約まではいっていないというところなんですか。今後の何か検討状況というか、そういうのがありますか。 ○委員長(坂井浩二)  高里課長。 ◎市民スポーツ課長(高里浩)  市民体育館の利用につきましては、メイン・サブ両方ありますけれども、各競技種目によって使う面積、コートの面積が変わってきます。それによって料金等も計算して、照明がどれぐらい使うかも計算して利用料金も変わってきます。その辺どれぐらいの面積を何に使うかというところまで予約ができるかというのが少し課題にはなるんですけれども、その辺は今後どうするかを検討していきたいと考えております。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  検討していきたいということで、ぜひお願いします。  実は先月の琉球新報で、「体育館、スマホで簡単予約」と、皆さんもしかしたら御覧になった人もいるかもしれませんが、公共施設の管理システム開発ということで沖縄の会社が、例えばうるま市立体育館とか豊見城の空手会館とか予約もできるということで、いろんなシステムが出てきていると思います。  今、市民スポーツ課さんの決算を通して見ているのは、那覇市民体育館にもいろいろ施設整備だったり、皆さんも予算支出しているわけじゃないですか。これは利用者にとって利便性の高いところもあると思いますので、ぜひ予約もできるように検討していただいて、今回の決算をまた今後に生かしていただきたいなと思います。よろしくお願いします。 ○委員長(坂井浩二)  ほかに質疑はございませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(坂井浩二)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  先ほど湧川朝渉委員からありました、スポーツ推進審議会の議事録についての提出を委員会にお願いします。
     休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入替え) ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  次に、中央図書館関係分を議題といたします。  大城義智中央図書館館長、説明をお願いします。 ◎中央図書館長(大城義智)  では、中央図書館分の御説明をさせていただきたいと思います。  令和元年度一般会計歳入歳出予算の決算について、中央図書館関係分について御説明いたします。  お手元の資料、決算説明資料に沿って説明いたします。  まず、歳入予算について30ページを御覧ください。  14款使用料及び手数料の職員駐車土地使用料と21款諸収入の借用駐車土地賃貸料は、使用許可を受けた職員のオートバイ駐車場を使用料として利用月分を収納いたしました。  また、雑入として自動販売機等の電気使用量、コピー機使用料をそれぞれ収入いたしました。  歳入予算について、全ての予算科目で収入調定額の全額を収納し、未収納額はございません。  次に歳出予算について31ページを御覧ください。  10款教育費のうち3目図書館費の内容は、市立図書館7館の運営に関する事務費、図書館資料、搬送業務及び施設警備、清掃業務等の業務委託費、図書資料購入費、コンピューターシステム整備費でございます。  bSの図書館運営事業の不用額の主な内訳は、図書館専任などの非常勤職員報酬の交通費支給実績などによる不用額、清掃業務などの業務委託料の契約残、光熱水費や施設修繕料など事業費の実績残などでございます。  bVの図書館・公民館トイレ改修事業は、乳幼児のいらっしゃる御家族が気軽に来館できるよう、図書館・公民館のトイレにチャイルドシート、おむつ替え台などを整備し、快適に利用できる施設とするための事業でございます。  bWの市立図書館閉架書庫整備事業は、閉架書庫のない市立図書館の現在使われてない機械室を整備し、図書の収蔵場所を確保する事業で、元年度は石綿含有調査を行いました。  令和元年度一般会計歳出予算のうち、中央図書館関係分歳出予算総額1億4,942万8,000円、支出済総額1億4,226万2,035円、執行率は95.2%となっております。  以上が令和元年度歳入歳出予算の決算概要でございます。  よろしく御審議お願いいたします。 ○委員長(坂井浩二)  これより質疑に入ります。  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  主要施策の成果説明書からちょっと質問したいんですが、令和元年度利用者有効登録者数の推移を見ると、令和元年度が1万9,099人ということで、前年の2万3,000人、ずっとここのところ2年間ぐらい2万4,000人、2万5,000人、2万4,000人、2万3,000人と続いて、令和元年がいきなり1万9,000人と落ち込んでいる。ちょっとその辺の理由を知りたいのと、これ全部影響して貸出者数も落ちてますし、それからレファレンス件数、リクエスト件数と軒並み落ちているんですが、この要因は何でしょうか。 ○委員長(坂井浩二)  大城館長。 ◎中央図書館長(大城義智)  我々もなかなか分析が難しいところなんですけれども、やっぱり図書離れとか、インターネットの普及による、本でなくてすぐ調べることができるという環境が整いつつあるというところもあるのかなと思います。  また、中央図書館に関しましては県立図書館が移動した。隣り合っていたものが別の所に移ったというところで、相乗効果で中央図書館も利用者が多かったんですけれども、県立図書館の移動によって減ってきたという要因も確かにございます。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  これは全館トータルの数字しか出ていないので、各館ごとに見ていけば、どこの落ち込みがひどいのかというのは、これは今おっしゃったように中央図書館が一番大きいんですか。皆さんのところに各館ごとの数字はあるでしょう。実際にそうなっているのか。  県立図書館の影響がそこまで、というのは2万3,000人から1万9,000人。4,000人ぐらいこの1年で一気に落ちている。それまでずっと、少なくとも1,000人ぐらいしか変わらなかったのが一気に4倍どーんと落ち込んでいるので、実際に県立図書館ができたことによる影響、移動したことによる影響というのは出てますか。 ○委員長(坂井浩二)  大城館長。 ◎中央図書館長(大城義智)  手元にある資料を見ましたら、牧志とか繁多川は前年度と比べたら、これは17年度と18年度の比較になるんですけれども、増えている館もあります。  ただ、中央とか小禄南などは減っていますので、館によっても増減バラバラではあるんですけれども、やはり全体的に減ってきているという傾向ではあります. ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  それに比べると、図書館のホームページのアクセス件数を見ると、前年度に比べていきなり5万件ぐらいアップしている。30年が23万7,000件余りから28万6,000件とどーんと増えているというところも勘案して、確かにインターネットの影響で検索機能が充実してきているのかな。それでわざわざ図書館まで足運ばなくていいという判断の下にそういうことになっているのか。できればその辺分析をしていただいて、この辺の利用者数が低迷している要因をきちっと把握して、次に生かしていただきたいなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○委員長(坂井浩二)  大城館長。 ○委員長(坂井浩二)  大城館長。 ◎中央図書館長(大城義智)  本当におっしゃるとおりで、我々も何とか来館者を増やしたいという思いで頑張っているところなんですけれども、ホームページのアクセス数に関しては先ほど議員がおっしゃったように、インターネットで予約が簡単にできるようになったというところもございますし、ホームページの利用のしやすさ、子供のページを作ったりとか、見やすい環境づくりに励んでいて、それでアクセス数が増えてきたのかなと思います。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  ただ、リクエスト予約件数の推移はまたちょっと2,000件ぐらい前年から落ちているという状況もあるので、この辺はよく調べていただいてぜひお願いしたいなと思います。  それで、この令和元年度も2月、3月の時期に一時コロナの影響で図書館が閉まったり、制限が加えられた時期もあったと思うんですね。ちょっと本会議との質疑ともかぶるんですが、今年は特にまた何度もそういうことがあって、利用者の低迷というのは避けられないなと思っているんですけども、やっぱり利用者が安心して利用できる環境というのを今後どうつくっていくかということが非常に大事だと思うんですよ。  そういう意味で、図書の消毒機の提案もさせていただいたんですが、この辺含めてこの令和元年の状況、利用者数の低迷、今年度さらに低迷するという事態を想定したときに、やっぱり安心して利用できる図書館をどう構築していくかというところは大きなテーマだと思うんですけど、その辺の考え方聞かせてもらっていいですか。 ○委員長(坂井浩二)  大城館長。 ◎中央図書館長(大城義智)  今おっしゃりました本の消毒、今、返却されてきた本を手作業で消毒とかしております。ガイドラインも作りまして、そのガイドラインに沿って空気の換気をよくしたり、座席数を減らして、密接、密集を防ぐとか、そういう対策を取りながら来館者が増やせるように今後も取り組んでいきたいと思いますし、本に直接関わるというよりも、まず来館してもらうというところで、いろんなイベントなり展示とかをしながら、来館者を増やすように取り組んでいきたいと思っています。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  ちょっと要望だけ。  しばらくこの状況が、コロナ禍という状況が続いていく中でなかなかイベントの開催も難しかったり、人集めること自体が難しかったりという状況は続くと思うんですね。  なので、まずは基本となる本の貸し出しというところで何とか工夫をして、安心して図書館に行って、そこで本を読んだり本を借りたりもあるし、そこで時間を過ごすという多くの市民もいらっしゃいますので、少なくともコロナ禍の中にあってもしっかり開館をして、一定程度制限を加えながらでも人を入れていくということを最優先に、ぜひ検討を進めていただきたいなと思います。これは要望にとどめますので、よろしくお願いします。 ○委員長(坂井浩二)  ほかに質疑は。  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  大城館長にお聞きしますけども、首里図書館の閉架書庫整備事業についてなんですが、これ決算ですから去年ですか、調査が入っております。しかしながら、那覇市としては7、8年ぐらい前に既にアスベストの調査があって、職員の健康被害についても調査が、職員の健康被害についてはというわけじゃないんですけども、少なくともアスベストについて使用しているか、してないかの調査が入っていると思います。  そのときにその調査に入らないで、なぜこんなに遅れて調査に入ったかという、その理由は何ですか。 ○委員長(坂井浩二)  大城館長。 ◎中央図書館長(大城義智)  今の下地議員がおっしゃったように、平成20年の9月に全庁的なアスベストの調査が入っております。その際、首里図書館も確かに調査は入っておりますが、アスベスト飛散の可能性のある部分というところで現在建物類を調査しておりまして、その時点では含有の結果は出ておりません。  昨年、首里図書館は閉架書庫をつくるということでアスベスト調査をしましたら、やはり建物部分、その閉架機械室の壁部分とか天井部分にはアスベストはありませんでした。空調機械の配管とかダクトの内部のほうにアスベストがあったのが、結果として出ております。 ○委員長(坂井浩二)  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  平成20年9月の調査の段階では建物だったと。そして機械室のダクトとか、そういったものについての調査を行われていなかったのが、去年はそれをやったということでアスベストが発見されたということでよろしいわけですよね。  そうしますと、このアスベスト、どうしても健康被害ということで肺がんになったり中皮腫になったり、いろいろその健康被害があるんですけれども、そのときに職員がその閉架書庫に入っていって、四六時中そこで仕事するわけじゃないんですけれども、入っていってその本を取り出したりするということに対しての頻度というんですか、実際その閉架書庫に入るということでの心配はなかったんですか。 ○委員長(坂井浩二)  大城館長。 ◎中央図書館長(大城義智)  今現在、機械室としてまだ残っていまして、特に閉架書庫としての使用はしてはいないんですけども、ただスペースとして使われていない空間でありますので、荷物類は置いていたりします。  なので、頻繁に出入りということではないんですけど、やはり健康の安全面も考えましてなるべく出入りしないようにはしていただいております。 ○委員長(坂井浩二)  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  その配慮は非常にいいと思います。  再度お聞きしますけれども、そのアスベストは飛散するものなのですか。それとも飛散をしない、ダクトの中で閉じ込められているということをお聞きします。 ○委員長(坂井浩二)  大城館長。 ◎中央図書館長(大城義智)  去年5月に検査しておりますけれども、機械室のその機械の配管内部の保温材のほうに飛散性のあるものが含まれておりました。ダクトのほうで、廃棄のほうのやっぱり中のほうなんですけど、継手の中のほうが飛散性のないアスベストの試験結果が出ております。 ○委員長(坂井浩二)  下地敏男委員
    ◆委員(下地敏男)  分かりました。飛散性ということで分かりましたけれども、このアスベストの含有量というんですか、そのアスベストが高い値で含まれているかどうかというのはどうなっていますか。 ○委員長(坂井浩二)  大城館長。 ◎中央図書館長(大城義智)  配管のほうの飛散性のあるアスベストの質量分率ということで報告を受けているんですけども、0.1%〜5%の含有率だというふうに結果は出ています。ダクトのほうの飛散性のないものは、50%〜100%の含有率というふうに試験結果は報告を受けています。 ○委員長(坂井浩二)  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  この後段のほうの50%〜100%というのはちょっと気になりますけれども、いずれにしても調査に入ってアスベストが見つかったというようなことであります。  それで、今年度の予算では630万ぐらい解体で、撤去で予算がついておりますけれども、その調査を踏まえて、しっかりとそのアスベストについては職員の健康のことも考えて取り組んでもらいたいなと思っております。改めて大城館長の答弁を求めたいと思います。 ○委員長(坂井浩二)  大城館長。 ◎中央図書館長(大城義智)  昨年の石綿の含有調査を受けまして、またこの機械室を閉架書庫として使いたいということで、この機械を撤去して床面をならして、書架がつくるように今年度工事を入る予定で、今設計が進んでいるところです。 ◆委員(下地敏男)  頑張ってください。以上です。 ○委員長(坂井浩二)  ほかに質疑はございませんか。  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  郷土関係資料の購入は何点あったかというのは、今分かりますか。 ○委員長(坂井浩二)  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  大城館長。 ◎中央図書館長(大城義智)  昨年度平成31年度は購入が582点ございました。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  これは平成30年度まではソフト交付金でできていましたよね。それで昨年の決算審査のときにも少し私も質疑したんですけど、やっぱり購入のこの数が減っているので、もし分かれば、予算ベースでも分かりますかね。難しいですか。予算ベースで幾らかというのは。  要するに購入点数、点は分かりますよね。五百何十点というのは。予算ベースでも分かりますか。 ○委員長(坂井浩二)  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  大城館長。 ◎中央図書館長(大城義智)  予算ベースで書籍費として137万9,420円で、郷土関係で逐次雑誌類とかの予算として26万9,904円ということで予算配分をしております。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  ソフト交付金のときは200万円ぐらいだったと思います。やっぱり予算ベースでもこの数でも減っているということで、個人的には、このソフト交付金が減額になった影響がここに出ているというのはかなり残念だなというふうに思うんですが、減っているというのは予算の課題があるということなんですか。 ○委員長(坂井浩二)  大城館長。 ◎中央図書館長(大城義智)  ソフト交付金を使って郷土資料を購入していた目的が、高額であるとか貴重な本を買いそろえたいということで7年ぐらいかけて収集してまいりました。その額が平成24年度から28年度までは400万です。29年度、30年度が200万と。ある程度購入目的が達成されたということで、31年度元年度からは一般会計維持費でやりまして、元年度が約165万円で今年度が約180万ぐらいを予算割り当てで郷土資料のほうに回しております。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  ちょっとあんまり皆さんからこういう答弁は残念ですけどね。  なぜかというと、前年度の決算審査のときに私質疑して、皆さんどういう答えだったかというと、要求はしていたんだけど査定でやっぱりなくなったということだったんですよ。検証シートなんか見ても、もっと継続して進める予定だったんですよ、皆さんは。やっぱり財源の問題でなくなったというのが皆さんのこれまでの答弁なんですよ。  しかも、先ほどのこの利用者数の話も出てましたけど、やっぱり郷土関係資料というのはこの各地方自治体の図書館で収集するというのはすごい意義あることじゃないですか。だからこの辺の予算と、そして点数が減ったというのはやっぱり憂うべきことであって、ぜひこれはその利用者数の課題もありますから、そういったこともちゃんと理由に出して、予算の関係部署とはこのあたり郷土関係資料の予算をしっかり充当させてくれるようにと、充てるようにというのは、これ皆さん言うべきだと思いますけど、どうですかね。 ○委員長(坂井浩二)  大城館長。 ◎中央図書館長(大城義智)  確かに郷土資料を充実させるのは我々の責務でもありますし、努力していかないといけないところと思っています。予算確保に今後も努めていきたいと思います。 ◆委員(奥間亮)  終わります。 ○委員長(坂井浩二)  ほかに質疑はございませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(坂井浩二)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入替え) ○委員長(坂井浩二)  それでは、再開いたします。  次に、中央公民館関係分を議題といたします。  照屋満中央公民館館長、説明をお願いします。 ◎中央公民館館長(照屋満)  ハイサイ。では、中央公民館の令和元年度歳入歳出決算について御説明いたします。  生涯学習部の令和元年度歳入歳出決算説明書の28ページでございます。  まず、歳入のほうから御説明いたします。  歳入総額は記述されておりませんが、歳入総額は予算現額1,984万5,000円に対しまして、収入額は1,804万9,492円でございます。金額が大きなものについて御説明いたします。  14款1項7目2節社会教育使用料の細節04公民館使用料につきましては、平成28年度以降利用者数が減少傾向にあることに加えまして、新型コロナウイルス感染症の影響で2月の後半以降活動を自粛する利用団体が多く、利用者が減ったことにより減収となっています。  05のプラネタリウム観覧料につきましては、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止の観点から、2月28日より年度いっぱい投影中止としたため、観覧者数が減少したことにより減収となっております。  21款5項4目9節教育費雑入の17駐車場分配金につきましては、牧志駅前ほしぞら公民館がありますさいおんスクエアの駐車場利用料の収益を、さいおんスクエアに入居する各施設の占有面積に応じて分配されるものでございます。  次に、歳出について御説明いたします。29ページをお開きください。  歳出の総額は、予算現額1億1,462万6,000円に対しまして、支出額1億907万7,885円、不用額554万8,115円、執行率95.2%でございます。  主な事業について御説明いたします。  10款5項2目の公民館費のうち、事業番号3番の公民館管理運営事業は公民館の運営に必要な一般事務費ですが、不用額の主なものは修繕料と使用料、賃借料の実績による執行残でございます。  次に、4番の公民館講座事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響で、2月の後半から3月にかけて公民館講座などの事業ができなかったことによる不用となっています。  5番の施設維持管理費につきましては、公民館・図書館の清掃、警備、施設修繕等の経費ですが、公民館では小禄南、それから首里、石嶺、ほしぞらについて管理しておりまして、残りの中央、若狭、繁多川については、図書館のほうで施設管理を行っております。ここでは、光熱水費の実績による残と清掃業務委託の入札残による不用となっています。  6番の石嶺公民館・図書館冷房機器取替事業につきましては、省エネ型冷房機を導入している石嶺公民館の電気料金及び空調設備のリースに係る経費でございます。  8番の公民館・図書館トイレ改修事業につきましては、首里、小禄南、石嶺の公民館・図書館のトイレにベビーキープ、ベビーシートを設置しております。  最後に、9番の公民館施設修繕及び照明機器取替事業は、石嶺公民館・図書館の雨漏り修繕、それから、首里公民館の屋外鉄格子の取替修繕を行っております。  中央公民館の歳入歳出決算の説明は以上でございます。  御審査のほど、よろしくお願いいたします。 ○委員長(坂井浩二)  これより質疑に入ります。  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  29ページの2番のサテライト遠隔教育事業で、これはほしぞら公民館ですか。向こうでやられているやつかな。7万4,000円の予算でやっていますけれども、これはずっとこの規模で今後も継続していくんですか。要するに、今やっている事業の展開としては、今後この公開講座というのはこの規模でずっとやっていくような考え方なんですか。もうちょっと広がりが出るのかなと思ったんだけど。 ○委員長(坂井浩二)  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。
     照屋館長。 ◎中央公民館館長(照屋満)  こちらは琉球大学との連携事業でして、琉大の講義室でやっているものをサテライト、今那覇市のほかに宮古、八重山、国頭あたりで実施をしているわけでございますが、講座内容等につきましては、琉球大学で実施しているものをそのまま持ってきてございますので、今のところそれを膨らますとかという調整はちょっとできていないところです。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  大学側からも特にそういう要望等はないということで理解してよろしいですか。 ○委員長(坂井浩二)  照屋館長。 ◎中央公民館館長(照屋満)  そういう要望等は聞いておりません。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  公民館講座事業で今回この2月、3月の講座が実施できなかったというのは非常に残念だったなと思うんですけれども、本当に公民館の主要事業ですよね。そういう意味で、2月、3月でなければできなかった講座というのが、時期的にあったのかどうかということだけちょっと聞かせてもらっていいですか。 ○委員長(坂井浩二)  照屋館長。 ◎中央公民館館長(照屋満)  特に2月、3月でないといけないという講座はございませんが、年度当初から計画を立ててやっておりますので、2月、3月に計画をしていたものについてはできなかったものがあったということでございます。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  そういうことですね。  あと、最後にこの29ページの6、7、8、9と様々な事業がありますけれども、ちょっとここで石嶺公民館と首里公民館が名前の頻度が大分あるんですけど、公民館の中で特に老朽化が激しいのかな。この辺、例えばこの9番目の事業なんかあれですよね、屋外の鉄格子等の修繕のための経費とか雨漏りの修繕というようなものが入ってきますけど、この辺は老朽化による部分だと思うんですが、特に石嶺、首里の部分これだけ細かなところがよく出てきているので、将来的な建て替え計画含めて考え方を聞かせてもらっていいですか。 ○委員長(坂井浩二)  照屋館長。 ◎中央公民館館長(照屋満)  確かに老朽化が進んできているということがございますので、修繕をしながら使っていくんですが、那覇市の社会教育施設長寿命化計画が策定されておりますので、それに沿った形で年次的に計画を立てて修繕等を行っていくことになります。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  特にこの石嶺と首里については今どうなんですか。この計画で見ると。  いっぱい出てくるからさ、首里、石嶺が。小禄1か所しかない。 ○委員長(坂井浩二)  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  照屋館長。 ◎中央公民館館長(照屋満)  老朽化の進み具合につきましては、首里公民館のほうがやはり石嶺に比べましてもちょっと古いですので、コンクリート等の劣化具合も多少進んでいるということで、計画の中では2024年度から首里公民館の長寿命化改良を計画すると。  石嶺公民館につきましては、2026年からの予定での計画となっております。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  分かりました。利用者の安全ということをぜひ十分配慮いただいて、今後もよろしくお願いしたいと思います。  終わります。 ○委員長(坂井浩二)  ほかに質疑はございませんか。  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  昨年、決算審査のときにちょっと質疑したんですけど、全国公民館研究集会とかそういう大会で公民館のネーミングライツ導入というのがその大会のときにも話があったようで、それで昨年の決算審査のときに検討したらどうですかというのも提案したんですけど、検討されましたか。 ○委員長(坂井浩二)  照屋館長。 ◎中央公民館館長(照屋満)  ネーミングライツの導入につきましては、まだ検討がされておりません。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  今現時点、管理している皆さんのニーズがあるかどうかはまた別にしても、今後のことも踏まえて研究することもいいのかなと。つまり、民間活力とかはよく言いますけど、やっぱりそういう地域の人たちを巻き込んでいくという意味でも検討することはいいことじゃないのかな。それがひいては公民館の利用者が増えたり、利便性の向上だったり、これもいい意味で有効かもしれないんで引き続きお願いします。  もう大丈夫です。終わります。 ○委員長(坂井浩二)  照屋館長。 ◎中央公民館館長(照屋満)  ほかに質疑はございませんか。  宮平のり子委員。 ◆委員(宮平のり子)  プラネタリウムの観覧者といいますか、入場者の数を教えてください。それと、団体が何団体ぐらいあったのか、個人が多いのか教えてください。 ○委員長(坂井浩二)  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  照屋館長。 ◎中央公民館館長(照屋満)  プラネタリウムの利用者数につきましては、ほしぞら公民館が開館しました平成23年度から翌年の24年度に2万4,500名ということで増えたんですが、その後は若干減りまして、大体今2万1,000〜2,000人台で推移していて横ばいという状況でございます。  利用団体、団体数。人数的には横ばいということでございますが、利用団体につきましては、少しお待ちください。休憩お願いします。 ○委員長(坂井浩二)  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  照屋館長。 ◎中央公民館館長(照屋満)  団体で利用している数、団体数については令和元年度が337団体でございます。 ○委員長(坂井浩二)  宮平のり子委員。 ◆委員(宮平のり子)  市内の小中学校の何学年になったら学校のほうからまとまって見学に来るとか、そういうことがありますか。 ○委員長(坂井浩二)  照屋館長。 ◎中央公民館館長(照屋満)  今、小学校2年生の施設見学で図書館・公民館を見学に来る場合がございます。プラネタリウムについてもこの施設見学の中で2年生が多く訪れております。あと、4年生と6年生で理科の学習で天体の学習がございますので、それで4年生あたりが団体で見学ということがございます。 ○委員長(坂井浩二)  宮平のり子委員。 ◆委員(宮平のり子)  ありがとうございます。そうしたら、337団体の中に市内の4年生になったらとか、6年生の理科の学習ということでまとまって来られていることもあるわけですね。ありがとうございます。 ○委員長(坂井浩二)  ほかに質疑はございませんか。  湧川朝渉委員。 ◆委員(湧川朝渉)  休憩。 ○委員長(坂井浩二)
     休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  湧川朝渉委員。 ◆委員(湧川朝渉)  中央公民館ですので、1月からかな、具体的には2月、3月ぐらいからコロナの影響があったと、特に講座についてはそれを踏まえて縮小したということで理解しました。  振り返ってどうですか。あれはもう初めての経験だったんで、今、決算をして、あの年度を振り返って、そういう対応どうだったのかなということが当然職員間でも出ていると思うんですけど、その辺ちょっとありましたら簡潔に教えてください。 ○委員長(坂井浩二)  照屋館長。 ◎中央公民館館長(照屋満)  コロナ感染症につきましては初めての経験ではあったんですが、やはり市の対策本部会議あるいは県から発表される様々な緊急事態宣言もそうでしたけれども、そういったものを勘案しながら休館措置であるとか、いろんな自粛の要請であるとかということを行ってきました。やはり日頃から自分たちの健康であるとか、学習であるとかというのを、一生懸命頑張っている皆さんが拠点としている公民館が使えないというところで非常に残念な思いをされている方もいらっしゃいましたし、職員としても非常に苦しい部分はあったんですけれども、仕方がないと言ったらおかしいんですけれども、やはりコロナの感染拡大を防ぐことが一番でしたので、臨時の休館措置を取ったりということで対応してまいりました。  対応につきましては、いろいろ利用者の方からも開けてほしいというようなこともありましたし、逆に高齢者が多いですので、家族の方から心配なのでもう少し閉めておいてくれないかとか、そういった御相談もあって非常に難しい判断をしながらやっていきました。というところです。 ○委員長(坂井浩二)  湧川朝渉委員。 ◆委員(湧川朝渉)  もう決算なのでまとめましょうね。  その決算審査のときの2月、3月よりもこの7月、8月、9月のコロナというのが影響が大きいですよね。10万人当たりからすれば全国一と言われている中での中央公民館行政というか、今でも難儀していると思うんですよ。特にまたぜひ課を挙げて、中央公民館が課を挙げて、今年度まだ走っているわけですから、平成元年度の決算をよく踏まえて、withコロナの中でどんなふうにしていくかというのをぜひまた研究、探求してください。  終わります。 ○委員長(坂井浩二)  ほかに質疑はございませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(坂井浩二)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入替え) ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  次に、生涯学習課関係分を議題といたします。  平良尚子生涯学習課長、説明をお願いします。 ◎生涯学習課長(平良尚子)  ハイタイ、生涯学習課でございます。よろしくお願いいたします。  お手元に配付しております、令和元年度歳入歳出決算説明書の4ページから9ページに沿って御説明いたします。  まず、決算説明書の4ページを御覧ください。  歳入の主なものについて御説明いたします。  14款使用料及び手数料の職員駐車土地使用料でございますが、令和2年4月に開館いたしました那覇市人材育成支援センターまーいまーいNahaの開館準備期間、令和元年11月から令和2年3月の期間における職員用駐車場としての土地使用料でございます。  15款国庫支出金の学校・家庭・地域の連携協力推進事業補助金でございますが、これは文科省の補助金でございまして、放課後子ども教室及び地域学校協働活動を推進するための補助金でございます。  22款市債の学校教育施設債が石嶺小学校の地域・学校連携施設建設事業、一般補助施設債が活き活き人材育成支援施設整備事業でございます。  続きまして、歳出について主な事業や不用額が大きい事業について御説明いたします。  5ページのほうを御覧ください。  bSの地域・学校連携施設石嶺小建設事業でございますが、基礎工事におきまして杭追加の施工工事等により工事期間が延びたため、令和2年度への繰越しが生じております。  bV〜10までは各社会教育団体の運営補助金となります。  続きまして、6ページを御覧ください。  18社会教育各種審議会・委員会事業でございますが、各委員への報酬と費用弁償が主な経費となります。委員の各審議会への欠席等で不用額が生じております。  19地域学校協働活動推進事業でございますが、地域と学校が協働し、子供たちの地域における多用な体験や学びの機会の充実を図るため、放課後子ども教室と地域学校協働活動を実施いたしました。令和元年度の実績といたしましては、放課後子ども教室が市内全36小学校区50教室で各種講座を実施することができました。  地域学校協働活動は、小学校1校をモデル校として選定し、令和元年12月からコーディネーター1名を配置しております。  22青少年旗頭事業でございますが、旗頭を用いて成果発表までの一連の活動に取り組むことを通し、児童生徒の居場所や出番、地域との絆をつくることで青少年の健全育成を図ることを目的に行っております。昨年度は10月6日に沖縄セルラースタジアム那覇にて、42校926名の児童生徒が参加いたしました。  不用額の主な要因として、参加しなった12校分の旗頭修繕が不用になったことが挙げられます。  続いて、7ページを御覧ください。  25活き活き人材育成支援施設整備事業でございますが、今年4月に開館いたしました那覇市人材育成支援センターまーいまーいNahaの整備事業でございます。不用額は主に備品購入費等の落札差額によるものでございます。  続きまして、27給付型奨学金事業でございますが、不用額が410万3,812円、執行率が58.9%となっております。昨年度は10名の奨学生が決定し、一昨年度の9名と合わせ19名が給付対象者となりました。  不用額が大きい理由として2点挙げられます。  まず1点目、新規の奨学生、高校3年生の分になりますが、10名のうち4名につきましては国立大学進学で国の就学支援新制度も利用し、大学への支払いが翌年度に猶予されたため不用となりました。  2点目、残りの6名につきましては、奨学金は給付いたしましたが、大学等への支払額が予算額と差が生じたため不用となっております。  28社会教育施設個別施設計画策定事業でございますが、本市のファシリティマネジメントに基づく計画でございまして、施設の長寿命化を図る観点から、社会教育施設の維持管理や改築等の計画を個別に策定いたしました。  続きまして、8ページを御覧ください。  32と33が、若狭公民館、繁多川公民館の指定管理事業。35が繁多川図書館運営事業の業務委託分でございます。この3つの事業につきましては、市民との協働の観点から運営業務をNPO団体等に委ねております。  9ページのほうを御覧ください。  こちらは若狭小学校の地域・学校連携施設建設事業の基本設計でございまして、平成30年度からの繰越分でございます。  以上が、令和元年度決算中生涯学習課についての事業概要でございます。  御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(坂井浩二)  これより質疑に入ります。  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  ちょっと何点か質疑させてください。地域・学校連携施設、今回決算で4校が挙がっていますけど、これ小学校、中学校もですよね、連携施設設置については。 ◎生涯学習課長(平良尚子)  そうですね。 ◆委員(糸数昌洋)  それでこの地域・学校連携施設の那覇は36校、17校あるけれども、その中での現在設置済みの数を、これ含めて教えてもらえますか。 ○委員長(坂井浩二)  平良課長。 ◎生涯学習課長(平良尚子)  令和2年の8月現在で、小学校が25校、中学校が4校に整備されております。今年度新たに神原小学校に整備され、小学校が26校となり、計30校となる予定でございます。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  決算ではあるんですけれども、今後の整備計画含め全ての学校に連携施設ができるというのは、大体何年度を見通しているんでしょうか。 ○委員長(坂井浩二)  平良課長。 ◎生涯学習課長(平良尚子)  今現在、若狭、神原、与儀、石嶺小が建設中でございます。残り小学校の5校が未整備となっておりまして、今その具体的な計画というのは立てておりません。  ただ、学校のその教室のほうも今少人数学級とかいろいろ使われていることがございまして、その学校の教室の状況等も少し鑑みながら、どういうふうにしていけばいいのかというのを関係機関とちょっと調整していきたいなというふうには考えております。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  それで6ページの20番の総合的な学校開放推進事業については、これ活用するためのまさにこの地域・学校連携施設を地域住民と協働して活用するための経費ということで、これはモデル事業でしたっけ、それとも実際にこの予算で各連携施設への経費として全体で使われている経費という理解でよろしいんですか。 ○委員長(坂井浩二)  平良課長。 ◎生涯学習課長(平良尚子)  地域連携室のほうでしょうか。 ◆委員(糸数昌洋)  20番の総合的な学校開放推進事業と、現状の地域・学校連携施設で実際この事業を行うわけですよね。 ◎生涯学習課長(平良尚子)  はい。 ◆委員(糸数昌洋)  それは、今さき挙げた25プラス4校で全体的に実施されているという理解でいいんですか。 ○委員長(坂井浩二)  平良課長。 ◎生涯学習課長(平良尚子)  そうですね。先ほども申しましたように未整備校が5校はございますが、地域連携室に関しましては、その未整備校についての計画がまだどういうふうにするかまだ立てておりませんが、今後調整はしていきたいなというふうには考えております。
    ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  じゃあ未整備校については、この学校開放推進事業というのはやっていないということでよろしいんですよね。 ○委員長(坂井浩二)  平良課長。 ◎生涯学習課長(平良尚子)  そうですね、地域連携室としてはやってはおりません。 ◆委員(糸数昌洋)  としてはやっていない。 ◎生涯学習課長(平良尚子)  はい。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  分かりました。  あと、19番の地域学校協働活動推進事業なんですが、いわゆる放課後子ども教室ですよね。これについては、令和元年度は36小学校区50教室で開催されたというふうに政策説明資料にあるんですけれども、全ての小学校で令和元年度は開催できたということでいいんですか。 ○委員長(坂井浩二)  平良課長。 ◎生涯学習課長(平良尚子)  はい。全小学校区で開催をしております。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  そうか、これはあれですよね。議会質問等の答弁を聞いていたら、全体での開催になかなか至っていないという状況がしばらく続いていたと思うんですけれども、前年度と比べて令和元年度というのは、そういう意味では全校開催ができたということでは初めてになるのかな。  どうなんですか、実績としては。 ○委員長(坂井浩二)  平良課長。 ◎生涯学習課長(平良尚子)  これまで安謝小学校と金城小学校のほうで開催できていなかったんですけども、昨年度は全校区で開催することができました。 ◆委員(糸数昌洋)  全校区でね。 ◎生涯学習課長(平良尚子)  はい。 ◆委員(糸数昌洋)  分かりました。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  それで地域学校協働活動推進員。これは放課後子ども教室実施に当たって配置をするということで、配置状況というのがどうなっているか聞かせてもらえますか。 ○委員長(坂井浩二)  平良真哉青少年育成室長。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良真哉)  地域学校協働活動推進員の件ですけれども、小学校1校にモデル的にコーディネーターを昨年の12月に配置してございます。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  ちなみにどちらの学校でしたっけ。 ○委員長(坂井浩二)  平良室長。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良真哉)  大名小学校1校に配置しております。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  モデル的に12月配置をして、今後の配置計画というのが分かりましたら教えてください。 ○委員長(坂井浩二)  平良室長。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良真哉)  昨年12月にモデル校として大名小を選定し、そこでお一人配置しております。モデル的に実施した上で活動していただきながら、今後の仕組みづくりに寄与していくよう進めているところでございます。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  具体的にこの配置計画は、まだこれから検討という段階なのかな。 ○委員長(坂井浩二)  平良課長。 ◎生涯学習課長(平良尚子)  今、大名小学校に1名コーディネーターを配置しております。本来ならば、今年度ある程度の仕組みづくりが、そのシステムづくりですか、それをつくりましたら次年度ちょっと中学校に向けて、小学校1校、中学校1校というふうに計画を進めておりました。  ただ、今コロナの状況で学校も休校になっておりまして、なかなかこの事業が思うように進んでいないところもございますので、当課といたしましては、もう少し今年1年様子を見つつ、次年度またどういうふうにするのかというのを少し進めていきたいなというふうに考えております。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  分かりました。非常に大事な事業だと思いますので、今後もまた頑張ってください。 ○委員長(坂井浩二)  ほかに質疑はございませんか。  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  今の放課後子ども教室のところなんですが、元年度決算なんでその部分を聞かないといけないんですが、令和元年度でいうと3月からコロナ禍が始まっていましたので、できたらその活動状況ですね。令和元年の3月から影響があったのか。もしよければ、今年度も含めてそのコロナ禍の影響をちょっと教えてもらえますか。 ○委員長(坂井浩二)  平良青少年育成室長。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良真哉)  放課後子ども教室につきましては、例年だと5月から2月の10カ月間活動するんですけれども、3月、4月ぐらいからコロナ禍の影響で、実質5月から6月半ばぐらいまでコロナの影響もあって教室を実施できない状況です。  また、6月中旬以降再開はしたんですが、ガイドラインに基づき再開したんですけれども、またその後コロナの影響があって9月以降休止したところでございますが、去った9月23日から放課後子ども教室を、このコロナの対策を踏まえた上で再開ということで周知したところでございます。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  分かりました。  中学校は寄宮中学校でやっていたと思うんですが、令和元年度は中学校の実施状況を教えてもらえますか。 ○委員長(坂井浩二)  平良室長。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良真哉)  令和元年度の実施状況は、前年度に引き続き首里中学校、上山中学校、寄宮中学校、石嶺中学校の4校で実施しております。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  分かりました。先ほども合わせてですけれども、コロナ禍で今大変だと思いますので、ちょっと活動できる状況、具体的にいえば除菌の何か支援とかいろんなこともされていると思うんですが、ぜひ引き続きお願いします。  そしてまた中学校も、私も議会で、議会というか要望したことあるんですけど、中学校でまた増えていけばこれ非常にいいものだなと思いますので、応援しますのでよろしくお願いします。  青少年旗頭事業なんですが、参加していない学校が12校ですか。12校ということは。  ちょっと待ってもらっていいですか。申し訳ないです。 ○委員長(坂井浩二)
     休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  要するに、何が言いたいかというと、昨年の決算のときに参加校の話があったんですよ。昨年の決算審査を見て比較すると、参加人数は増えていると思います。参加校がさっきまで調べてたんですけど、いずれにしても参加人数は増えています。  ただ、これソフト交付金事業で、皆さん検証シートとかの中で成果目標を参加人数にしていらっしゃると思うんですよ。平成29年度だと思うんですが、そのときの成果目標は960名だったんですね。もし下方修正していなければ、この元年度もそこには届かなかったかなという形になるんですが、ちょっと成果目標を教えてもらえますか。 ○委員長(坂井浩二)  平良室長。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良真哉)  これは平成29年度の成果目標ですか。 ◆委員(奥間亮)  いえ。元年度の。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良真哉)  令和元年度の成果目標は940名となっております。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  これ、恐らく平成29年度の前は960名ではなくて、905名とかだったと思うんですよ。つまり皆さんこれ成果目標にしている参加人数が変動してると思うんですけど、今940名に修正したというのは理由があるんですか。 ○委員長(坂井浩二)  平良室長。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良真哉)  この成果目標については、過去3年間、直近の3年間の実績、平均人数を1.05倍というようなことで成果目標を設定してございます。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  もう昨年の決算審査と全く同じことを言っているんですが、この旗頭事業というのは応援しています。非常に意義深いことだと思います。  それで、この旗頭はソフト交付金で充てているわけですけれども、そもそものこの旗頭事業の目的というのを、改めて説明してもらえますか。つまり伝統文化継承を通して子供たちの健全育成とかいろいろあると思います。そこを改めて説明してもらえますか。 ○委員長(坂井浩二)  平良室長。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良真哉)  旗頭事業は那覇市の伝統文化というようなことで、その旗頭を用いて一連の活動に取り組むこととして、児童生徒、小中学校生の居場所とか出番、地域との絆をつくることで青少年の健全育成を図ることということを目的としております。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  それで、実は昨年もこの委員会で参加校の指摘があったときに、当時の課長はどういうふうに答弁しているかというと、参加率100%を目指して頑張りますみたいな話をしているんですよ。それは学校の行事と重ならないようにということで、周知をしていくとあったんですが、ただ、そのときにも言ったのが、事業の目的というのはソフト交付金を使って、伝統文化を通して青少年の健全育成というのがありますよね。  例えば年間を通していろいろな練習とかしたりしているのに、その日学校の行事が重なったから参加できませんでした。その日の参加人数と学校数を目標にして、今年は減った、来年は上げた。しかも皆さん目標まで変動させているのに、成果目標とか成果指標を変えたほうがいいんじゃないですかというのは、昨年、決算審査のときに指摘したんですよ。  今年も全く同じことを指摘しているので、この参加指標を、分かりませんけど、例えば日頃練習している生徒数をカウントしてそれを報告するとか、その日に学校行事と重なったから参加できませんでした。成果目標が何人ですというのは、これ事業目的と成果目標は合致しているのかなと。  つまり、その日に合わせて練習して、その日に旗頭を披露するというのはもちろんありますけど、何よりもその日だけじゃなくて、その日まで努力した、一緒に協力して旗頭の練習をしたというプロセスも大事だと思うので、そこをちゃんと図る成果目標をしないと、今のこのソフト交付金とかの検証みたいなものも国のほうでどんどん始まっていきますから、きっとこれは大事な事業だからこそ、ちょっと成果目標の設定というのを見直すべきだと思うんですけど、どうですか。 ○委員長(坂井浩二)  平良室長。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良真哉)  旗頭事業、この10月に開催するまでに確かにいろいろな活動、練習とか、またボランティアの方々も含めていろいろと手伝っていただいているんですけれども、これ一括交付金を活用して令和3年度までこのような形で成果目標の設定をしてございます。  それ以外にもアンケート等も取って、いろいろな児童生徒のアンケートの意見も踏まえながら、次年度に生かしているところではございます。  一括交付金についてはここ数年続いていて、令和3年度までということになっておりますので、この成果目標は続けていきたいなと。また、委員おっしゃるように、それ以外の部分についてもきちっとアンケート等を踏まえて、また委員の意見等も踏まえて、次年度よりよい旗頭ができればいいなというふうに考えております。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  ちょっと分かるんですけどね。今、私の思いは伝わったなという感じはしたんですが、じゃあ聞きますけど、この成果目標、皆さん数値は変えましたけど、例えば私が言っているように、数値じゃなくて成果の設定自体を変えることできないと思っていますか、もしかして。  例えば私が言ったみたいに、練習に参加した生徒数カウントしたらどうですかと。つまり、例えば令和3年に皆さんソフト交付金で、検証シートで上げるときの目標を変えることできないと思ってますか、もしかして。 ○委員長(坂井浩二)  平良室長。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良真哉)  県や企画と調整していく上で、目標の変更は可能だと考えております。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  可能なんですよ。実際に那覇市のほかの部で変えたところあります。決算審査で指摘されて、事業目的と成果目標合致してませんよと議会から指摘して、変えてもらったことあります。それでしっかり事業の目的が達成されていますねと諮ったという例があるので、これぜひ考えていただきたいと思います。  何か、無用なことをやっているように思われてしまいますよ。こんないいことをやっているのに、この日に学校の行事と重なって参加できなかったって。コロナでまたいろいろありますからね、今年も。今年は難しいかもしれませんけれども、今後の令和3年のことも踏まえると、やっぱり成果目標をどうやってやるかというのは大事なので、ぜひお願いします。  ちょっと時間がないので、次に。  給付型奨学金事業ですけれども、これもまた昨年の決算でも指摘したんですけれども、これ今年は10名給付ですか。応募は何名あったのか教えてもらえますか。 ○委員長(坂井浩二)  平良課長。 ◎生涯学習課長(平良尚子)  昨年、令和元年度は14人が申込をされております。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  昨年の審査を見ると、これ29年か30年か、32名応募したという年があったと思います。ただ、今回応募自体が少ないということなんですが、その決算審査の中で執行率を高めることはできないか。つまり1人でも多くの生徒さんに給付することができないかということで、何名かの委員からも質疑があって、そのときにはぎりぎりまで学校、要するに進学先を選択するということもあって、なかなか待ちの部分があるのでどうしても期間的な部分で難しいという答弁だったんですけど、ただ皆さんの中で、ちょっと難しいではあるんだけれども、できるだけ執行率を高めるように努力したいみたいな感じの答弁はあったんですよ。  ちょっとこのあたりどういうふうに、できるだけ給付できないかというところまで、どういうふうに努力されたのかというのを教えてもらえますか。 ○委員長(坂井浩二)  平良課長。 ◎生涯学習課長(平良尚子)  確かに課題といたしまして、実際の給付の有無、それから金額につきましては、奨学生の進学先とか、それから他の減免制度の利用、それから世帯の収入要件等に応じて金額というのが毎年変動していきます。  これらの状況の変化を想定しながら、私たちとしては確実に給付が行われるように予算の確保をしているんですが、結果として不用が生じているという現状がございます。  それで、令和2年度の予算といたしましては、その過去2年の実績と、それから国のほうで新しく新制度が始まりましたので、その新制度の利用を勘案しながら、上限の金額にも対応できるように予算のほうは計上しております。ぎりぎりまで取れないというお話、議会のほうからもいろいろ御指摘がございます。これにつきましては、10名以内という枠で私たちは奨学生候補者を選定しておりますので、この10名の中から辞退者が出た場合には補欠予定候補者を選定できるように、今少し検討しているところでございます。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  難しいところではあると思うんですけれども、こうやって考えていただいてありがたいと思います。  少し聞きたいのが、これ確か私立大学と専門学校も対象にしているんですよね。この10名、給付した割合を、つまり進学先、国立大学なのか、今言った専門学校も入っているのかという割合、内訳をちょっと聞きたいのと、あとは国のほうの給付型奨学金の上限に届かない部分も那覇市は充てられますよということをおっしゃってましたよね。そのケースは何件あったのかという内訳を教えてもらえますか。 ○委員長(坂井浩二)  平良課長。 ◎生涯学習課長(平良尚子)  まず昨年度ですが、国公立が3名、専門学校が3名、私立の大学が3名になっております。  ちょっと休憩よろしいですか。 ○委員長(坂井浩二)  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  平良課長。 ◎生涯学習課長(平良尚子)  失礼いたしました。先ほどは平成30年度の数字でございました。令和元年度は国立が5名、私立が5名でございます。 ◆委員(奥間亮)  上限額の。 ○委員長(坂井浩二)  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  平良課長。
    ◎生涯学習課長(平良尚子)  上限額のこちらの学生は該当者はおりませんでした。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  ちょっとまとめるんですけれども、これかつて数年前は多分当初予算1,700万のときもあったと思うんですよ。そして応募者数ももっと多かったところもありますから、ちょっと要請したいのは、当初予算で1,700万組めるということは、やっぱりそれだけ支出する意気込みというか用意というのがあったと。それで企画財務部もそういうふうに査定してると思うので、だからそこをぜひ上げていただきたい。  周知についても、例えば専門学校が今年はなかったので、そのあたりの周知も本当にみんな知っていたのかなというのもちょっと気になりますので、その辺の周知と、あとは今、執行率を高めるということも努力されていることもお聞きしましたので、ぜひその辺もうちょっとよろしくお願いします。終わります。 ○委員長(坂井浩二)  ほかに質疑はございませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(坂井浩二)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入替え) ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  次に、施設課関係分を議題といたします。  當間弘施設課長、説明をお願いします。 ◎施設課長(當間弘)  よろしくお願いいたします。令和元年度施設課分の歳入歳出決算について御説明いたします。  まず、初めに歳入について主な項目を御説明いたします。令和元年度歳入歳出決算説明書の13ページを御覧ください。  14款1項7目3節の行政財産目的外使用料及び2項8目2節の教育総務手数料については、いずれの細節も対調定収納率は100%となっております。  次に、15款1項3目の教育費国庫負担金は学校施設の建設に係る国庫負担金です。  1節小学校負担金の対調定収納率が低くなっておりますが、対象事業の繰越しに伴い、当該歳入は今年度へ繰越ししております。  続いて14ページを御覧ください。  15款2項5目の教育費国庫補助金については、学校施設の建設や防音事業補助対象校の空調機の稼働に係る光熱費に対する国庫補助金です。  学校施設環境改善交付金については、対調定収納率が低くなっておりますが、対象事業の繰越しに伴い当該歳入分を今年度へ繰越ししております。  続いて15ページを御覧ください。  16款2項7目の教育費県補助金については、学校施設の建設及び磁気探査に係る県補助金です。対調定収納率が低くなっておりますが、対象事業の繰越しに伴い当該歳入分を今年度へ繰越ししております。  続いては15ページから16ページにまたがっております。  17款1項1目1節都市土地貸付収入については、真和志中学校の改築事業に伴い工事関係者に駐車スペースとして貸し付けたことによる収入となっております。  16ページ、2項1目1節土地売払収入については、松川小学校の学校用地を一部売却したことによる収入となっております。  続いて16ページから17ページにまたがっております。  21款1項1目1節の延滞金から5項4目9節の教育費雑入まで、いずれの細節も収納率は100%となっております。  次に18ページを御覧ください。  22款1項4目1節小学校債及び2節中学校債は、学校施設の建設に係る市債分です。いずれも収納率が100%となっております。予算現額と比べて調定額が低いものについては、建設事業の実績に伴う減や対象事業の繰越しに伴う減によるものです。  続いては、19ページから20ページにまたがっております。  前年度の平成30年度から令和元年度へ繰り越しした歳入となっております。そのうち15款2項5目1節4細節学校施設環境改善交付金については、交付金の確定時に繰越分と過年度分との間で歳入の振替処理が必要なところ、繰越分の減額調定漏れがありまして、それにより未収額の欄に金額が入っております。交付金は全て収納しております。  その他の歳入についても全て収納を完了しております。  以上、歳入について御説明いたしました。  次に、歳出における主な事業について御説明いたします。21ページを御覧ください。  bWの小学校学校施設老朽化抑制事業(塩害防止・長寿化)は一括交付金事業で、校舎等の外壁塗装を施すことにより、学校施設の塩害防止・長寿命化を図る事業であり、城岳小学校の塗装工事が完了しております。  続いて22ページから23ページにまたがっております。  11の小学校環境整備事業(トイレ整備)は、トイレの和式便器を洋式便器に改修する事業で、小学校3校の設計を行っております。なお、工事に関しましては入札が不調であったため、今年度に繰り越ししております。  17〜21、23〜31までは学校施設の建設事業でございます。  17の石嶺小学校については、基礎工事で支持地盤に関する作業の不測の日数を要したため、今年度に繰り越ししております。なお、新校舎については今年7月に供用開始しております。  22の安謝小学校耐震化事業については、工事の入札が不調であったため、今年度に繰越ししております。工事は8月に完了しております。  続いて24ページを御覧ください。  38の中学校空調機能復旧事業は、安岡中学校の老朽化した既存空調の改修を行うもので、今年度で工事完了予定でございます。  続いて25ページを御覧ください。  43の神原中学校校舎建設事業については、工事が完了し、令和元年12月より供用開始しております。  最後に、26ページから27ページを御覧ください。このページは平成30年度から令和元年度への繰越事業を掲載しております。  ブロック塀対策事業については、低い執行率となっております。工法の検討やブロック塀に関係する敷地境界の確認、ブロック塀の隣地に関係する方との調整が必要であり、それらに時間を要した結果、不用額が生じております。なお、当該事業については今年度以降につきましても、臨時特例交付金から文部科学省の補助金に財政を移して、引き続き進めてまいります。  また、建設事業については、事業において必要な額は令和元年内に執行しております。不用額については、主に工事請負費等の実績によるものでございます。  以上、令和元年度決算施設課分の主な歳入歳出について御説明いたしました。  よろしく御審査くださいますよう、お願いいたします。 ○委員長(坂井浩二)  これより質疑に入ります。  湧川朝渉委員。 ◆委員(湧川朝渉)  施設課の説明資料の19ページ。これは説明があったばかりなんだけど、未収額44万1,000円。確定時に繰越分及び過年度分の振替処理する際の減額調定漏れという説明なんだけれども、要するに聞きたいのは、19ページでいいよね。分かるよね。  これは漏れは漏れで、何で漏れたままでいいの?この44万1,000円どうするの? ○委員長(坂井浩二)  山城吉史主幹。 ◎施設課主幹(山城吉史)  こちらの44万1,000円は、15ページの。 ◆委員(湧川朝渉)  これの15ページ? ◎施設課主幹(山城吉史)  失礼しました。14ページの01小学校補助金の細節06番、学校施設環境改善交付金(過年度)のところに44万1,000円を振り分ける作業があったんですね。こちらのほうが44万1,000円増えて、先ほどの繰越分が44万1,000円減ったんですけれども、手続として繰越分の44万1,000円の減額調定を行っていなかったと。交付金全体としては収入の不足はないということです。 ○委員長(坂井浩二)  湧川朝渉委員。 ◆委員(湧川朝渉)  これについては今19ページで述べられている未収額44万1,000円は、皆さんが作った資料の14ページ歳入の15款小学校補助金06学校施設環境改善交付金(過年度分)、この総額の中に入っていると、追加されているというふうに理解してよろしいんですか。 ○委員長(坂井浩二)  山城主幹。 ◎施設課主幹(山城吉史)  そのとおりでございます。 ○委員長(坂井浩二)  湧川朝渉委員。 ◆委員(湧川朝渉)  これについてちょっと今この場ですぐ自分も判断できないんだけれども、これはここで入らなかった分をここで計上して、計上というか数字上、そこの歳入に納めているというのは正しい処理なんだよね? ○委員長(坂井浩二)  山城主幹。 ◎施設課主幹(山城吉史)  交付金の額の確定時にそこに振り分ける必要が生じたので、手続としてはそういうふうになります。 ◆委員(湧川朝渉)  正しい処理なら正しい処理と言って。もう一回、最後の語尾がちゃんとしてない。 ◎施設課主幹(山城吉史)  手続としてはそういう正しい処理になります。 ○委員長(坂井浩二)  湧川朝渉委員。 ◆委員(湧川朝渉)  では、引き続きね。これ正しいということが明言されたので、後で確認したいと思います。  次に、前後するかもしれないけど、この政策説明資料60ページ。執行率が4%だよね。入札不調と原因は書いてあるんだけれども、入札不調になった原因とその後どういうふうに対応しているの。2点教えてください。 ○委員長(坂井浩二)  當間課長。 ◎施設課長(當間弘)  こちらに理由書いてありますとおり入札不調によりますが、原因としましては、その当時は民間工事の需要が多いというところと、技術者が不足していると、あと学校を運営しながらの工事ということもありまして、多少敬遠するところがあったかなというふうには思います。  今年度に入札を実施したところ落札者がおりまして、今現在工事中でございます。
    ○委員長(坂井浩二)  湧川朝渉委員。 ◆委員(湧川朝渉)  次に38ページ、小学校環境整備事業。これも執行率が7%。これも入札不調。同じ質問やりますので、原因とその後の対応。 ○委員長(坂井浩二)  當間課長。 ◎施設課長(當間弘)  やはり原因に関しては技術者不足、そういったのが考えられます。今年度に入札をしたところ落札者がおりまして、現在、工事は全て完了しております。 ○委員長(坂井浩二)  湧川朝渉委員。 ◆委員(湧川朝渉)  全て完了している。  次に63ページ、これは教育委員会で現場も見させていただいた課題だと思うので、実際には82%の執行率なんだけれども、完了したということで、これについては学校現場の要望などもできるだけ取り入れながら、事業としては、ほぼほぼ学校現場の先生方、利用する子供たちや保護者の意見もそろったというふうに理解していいのかな。 ○委員長(坂井浩二)  我喜屋敬副参事。 ◎施設課副参事(我喜屋敬)  議員のおっしゃるとおりで構わないと思います。 ○委員長(坂井浩二)  湧川朝渉委員。 ◆委員(湧川朝渉)  次に、決算説明書の27ページ。学校施設課となると非常にボリュームの大きい事業を担当している課だと思います。今年度、これ決算なんですけれども、歳出に関して総事業費というか、これ金額はお幾らだったんでしょうか。  書いているさ。書いているのを述べればいいわけよ。トータルで。学校施設課合計と書いてあるでしょう。 ○委員長(坂井浩二)  當間課長。 ◎施設課長(當間弘)  令和元年度の予算現額としましては57億6,552万円。それから、繰越明許費については27億4,539万5,111円でございます。 ○委員長(坂井浩二)  湧川朝渉委員。 ◆委員(湧川朝渉)  分かりました。  最後に聞きたいのは、これ不調もあって、不調は改善されたということなんだけれども、総事業費はとっても大きい。繰越明許費に至っても大きいということで、前の決算のときにも聞いたんだけども、僕は内部の技術職員や、技術職員というか技術職員だけじゃなくて施設課全体の職員数の不足があって、何か支障があったということはないのかな。コロナ禍も重なっているんだけども、それはどうですか。決算なんでこの年度に限ってでいいですから、課長いらっしゃるんだから、総括的感想を簡潔に述べてください。 ○委員長(坂井浩二)  當間課長。 ◎施設課長(當間弘)  やはり金額もそうなんですが、事業の数も非常に多い状況でございます。学校施設の建設に関してはいろいろまた調整事項が発生して、ある意味、業務以上の業務がたくさん発生している状況がございます。施設の管理もしておりますので、それについても緊急修繕なり、学校からの要望なり、周辺からの陳情なりとかありまして、非常に業務は多忙であります。  人数に関しては定数を満たしておりますが、やはり不足感がありましたので、去年は増員要求しまして今年度は1人増員で対処している状況でございます。 ○委員長(坂井浩二)  湧川朝渉委員。 ◆委員(湧川朝渉)  最後に、副部長もいらっしゃるので要望としたいんだけれども、やっぱり学校施設、子供たちの学びの環境を安全に、それと整えて提供するというのは学校行政の中において大きなウエイトを占めると思うんですよ。  そういった意味では、技術者は目の前の数としては足りて、1人増やしてどうにか整ったとしても、将来的には5年、10年ぐらいのスパンで考えたら、ここに関わる技術者、事務職員も含めて、やっぱりちゃんと育てないといけないと思うんですよ。それどう思いますか。  僕は、ぜひ計画的な職員増も含めて、職員採用も含めて、僕は皆さん部としてちゃんと位置づけてやるべきだと思いますよ。どうですか。 ○委員長(坂井浩二)  田端睦子生涯学習部副部長。 ◎生涯学習部副部長(田端睦子)  私も所管する副部長として施設課の業務の多さ、また職員の大変さは分かっているつもりですので、今後も関係部署と職員の数については、今後、業務量ももちろん勘案しながら十分に対応できるような職員数を確保していきたいと考えております。 ◆委員(湧川朝渉)  終わります。 ○委員長(坂井浩二)  ほかに質疑はございませんか。  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  先ほどのトイレの洋式化で繰り越してやるということですけれども、ただ、令和2年度の予算もありますから、この辺はしっかり執行できる今状況なんですか。 ○委員長(坂井浩二)  儀間一成主幹。 ◎施設課主幹(儀間一成)  トイレの様式化の事業ですけれども、前年度繰り越した事業につきましては、現在施行中でありまして、11月には完了する予定です。  今年度分につきましては、現在設計中になっております。今年度工事につきましても、極力年度内に終わらせるように今努めているところです。 ◆委員(奥間亮)  先ほど民間の需要が旺盛でというのは分かるんですが、また今後コロナの影響でどうなるか分かりませんけれども、何を申し上げたいかというと、今こういう執行率で私たち審査しているわけですけれども、例えば去年の3月の予算決算常任委員会で私がトイレの様式化について質疑したときに、当時皆さん今後7年間でトイレの様式化を全部、小中学校合わせて完了できるというふうに明言されているんですよ。  ただ、その昨年時点で私が指摘したのは、7年間のペースで予算措置されていませんよというのを質疑しました。つまり、この予算措置だともう7年どころじゃなくて、しかも前倒しという市長の答弁もありましたけど、7年をさらに早くするどころか、そのときの予算措置のペースだったら、10年、14年ぐらいかかるんじゃないかというのを指摘したんですよね。  また今回、決算審査でこういった執行率で繰り越して、令和2年度の予算もまだどうなるか分からないという状況なんですけれども、これ去年からして7年間ですから、あと6年、5年で皆さん目標どおり小中学校のトイレ様式化を完了できるペースなんですか、今。 ○委員長(坂井浩二)  當間課長。 ◎施設課長(當間弘)  やはり入札不調で事業が遅れるというような状況もありますので、今年度からは前年度の工事のものを前倒しで1年早く設計をするような形で取り組んでいる状況でございます。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  申し上げたいのは、しっかり企画財務部に要求してください。どういうことかというと、入札不調というのは、もうこれは。  なぜかというと、つまりこのトイレの様式化というのは、現場からの声、ニーズが高くて、議会でも相当な要望があって、それで早めにということで7年間という、当時からしたら7年間で、しかも、市長からは前倒しに向けて頑張りたいという答弁まであったんですよ。なのに、市長の答弁とこの予算措置が全然、果たしてこのとおりいっているのかなと。これ入札不調なんて言い訳にしかならないし、正直現場からしたら。  なので、ちゃんとこの入札不調になるんだったら、それ額も上げないといけませんから、その辺も含めてこの決算で繰り越したという反省ではないですけれども、これも踏まえて今年度、次年度以降予算措置するように、皆さんからちゃんと財務のほうに要求すべきだと思いますけど、どうですか。 ○委員長(坂井浩二)  當間課長。 ◎施設課長(當間弘)  多くの要望を受けている事業でありますので、内部のほうでも調整しながら、また財政当局とも調整しながら進めてまいりたいと思います。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  ぜひお願いします。あとちょっと聞きたいのが宇栄原小学校…、これは最後にします。  ちょっと視点を変えて、決算審査なんですけど、効率的な行政運営といいますか、そういう視点で聞きたいことがあるんですけど、今、那覇市は昨今小中学校の建て替えで、例えば体育館の建て替え、要するに古い体育館を解体して、そしてまた新築するという中で、使えるものは使うというのが効率的な行政運営だと思うんですけど、例えばバスケットリングとかまだまだ使えるリングがあったりとかするんですよね。そういうときって、皆さんがこれを判断して、つまりバスケットリングだったらバスケットリング、その他の何か工作物というか、設置物というか、附帯物というか、そういうのは外してまた新しい体育館に活用できるものは活用するというのは、こういうのは皆さんどういうふうにやられているんですか。 ○委員長(坂井浩二)  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  我喜屋副参事。 ◎施設課副参事(我喜屋敬)  新設のものにはつけないんですけど、使われたリング等については、学校側からの要望で団体に寄附したりとか、そういったことは行っています。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  学校からの要望が逆になければ、皆さんはそこまでは関知しないということなんですか。業務上は。 ○委員長(坂井浩二)  我喜屋副参事。 ◎施設課副参事(我喜屋敬)  そういうわけではないんですけど、極力使えるものについては確認しながら進めているつもりでいます。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  そうであれば、もう少し使えるものが、本当にこれ使えないかとか学校からの要望がなくても、皆さんで見ていて使えるものがあれば使うというのは、これは好ましいことだと思うんですけれども、1つ聞きますけど、こういうことありませんか。
     例えば、解体する業者さんいますよね。解体する業者さんに解体しながら、何ていうんでしょう。リサイクルではないですけど、その辺は任せているというような現状って、もしかしてあったりしますか。 ○委員長(坂井浩二)  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  我喜屋副参事。 ◎施設課副参事(我喜屋敬)  しっかりこれ積算でリサイクルとかそういったものみんな拾っているものですから、そういったものについてはしっかりリサイクルされていると思っています。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  ちょっといろいろ私も話聞くもんですから、具体的にはここでは言わないですけど、もし学校側に任せているというんだったら僕は質疑しないですけど、今、課長が施設課としても使えるものは使えるという観点で業務されているということなので、そうであればその辺、これ今決算ですから、そういった業者任せという言葉は悪いですけど、そうじゃなくて、皆さんがもうちょっと使えるものは効率的に使っていこうという視点は必要かなということで、指摘はしたいと思います。  先ほど言いかけた、宇栄原小学校の屋内運動場と神原小学校の屋内運動場。これ政策説明資料を見ますと、磁気探査の異常点の確認で不要日数が生じたということなんですが、ちょっと詳しく説明してもらえますか。  ほかにもあれば、これ今2校見つけたんですけど、ほかにもこういう磁気探査の異常点の確認で不要日数で遅れたというのがあれば、どういう状況だったのかということで詳細を教えてもらえますか。 ○委員長(坂井浩二)  我喜屋副参事。 ◎施設課副参事(我喜屋敬)  磁気探査の中で掘削しながらの作業になるんですが、その中で鉄くずとかそういったのがかなり地中に埋設されていたものですから、そういったものをまた確認しながら、一つ一つ撤去しながら進めていく作業が多々あって、そういったものに時間を要したということがあります。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  この今年度の決算でいえば、今そういうのが主な理由となって少し効率が下がって繰り越したというのは、この2つですか。宇栄原小学校の体育館と神原小学校の体育館ですか。ほかにもあれば教えてほしいです。  この2校について探査の方法というのを教えてもらえますか。いろいろ探査方法ありますよね。例えば電磁探査とか、金属探知機とか、簡易探査とかいろいろあると思うんですけど、探査の方法を教えてもらえますか。 ○委員長(坂井浩二)  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  我喜屋副参事。 ◎施設課副参事(我喜屋敬)  議員がおっしゃった2校ではなくて3校です。天妃小学校も磁気探査をやって3校になっています。 ◆委員(奥間亮)  3校。 ◎施設課副参事(我喜屋敬)  はい。その中で天妃小学校と神原小学校については、通常探査と特殊な探査を利用して探査を行っています。宇栄原小学校については通常探査で行っています。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  これ、今話題の3次元磁気測定とか3軸磁気センサーだったら、もっと早くできたんじゃないですか。 ○委員長(坂井浩二)  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  我喜屋副参事。 ◎施設課副参事(我喜屋敬)  天妃小学校については、議員おっしゃるとおり特殊な探査で行っているんですが、特殊な探査というのはやっぱり適材適所で使う、使い方があるものですから、その方法を使ったから早くなるとか、そういった話ではないかなと思っています。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  じゃあ宇栄原小学校の場合は、この3次元磁気測定だったらもっと早くなった。いや、それよりはこの簡易探査のほうが早かったという根拠が示せるんですか。  逆にいうと、この3軸だったら、遅かった、早かったと、皆さん何か言いきれますか。宇栄原小学校のケースの場合でいうと。 ○委員長(坂井浩二)  我喜屋副参事。 ◎施設課副参事(我喜屋敬)  宇栄原小学校については、取った業者が通常探査で可能だということで、それで進めてきた経緯があるものですから、その中で特殊な探査を使いたいとか、そういった話はなかったと聞き及んでいます。 ○委員長(坂井浩二)  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  我喜屋副参事。 ◎施設課副参事(我喜屋敬)  そういった比較はしておりません。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  こういうこともありますので、だからこの特殊探査というのが検討されるべきじゃないかという声が上がっているんだと思います。  これ多分、工期には影響ないですよね。工期にも影響ありますか。 ○委員長(坂井浩二)  我喜屋副参事。 ◎施設課副参事(我喜屋敬)  工期には影響ありません。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  今回、工期には影響なかったのでその部分は安心しますけど、ただ、いろいろなことが予想されて、万が一のことも予想されるので、そうしたときに決算審査の観点でいうと、やっぱり年度内に執行されるべきものであったので、それを繰り越したという事実がまずあるので、ほかの方法はなかったかと。その中では3次元磁気測定というのも手法としては存在するわけですから、仮にこれだったら今年度内にできたんじゃないかという仮定もあるので、それは皆さん根拠として、いや3次元でも変わらないですよというのは言いきれないはずなので、だからそのあたりの探査方法、適切な年度内にできるよりよい探査方法があるのであれば、これは検討して次年度以降に生かすべきじゃないかというふうに考えているんですけれども、いかがですか。 ○委員長(坂井浩二)  我喜屋副参事。 ◎施設課副参事(我喜屋敬)  議員おっしゃるとおり、今後の研究していく課題だと思っています。 ◆委員(奥間亮)  以上です。 ○委員長(坂井浩二)  ほかに質疑はございませんか。  宮平のり子委員。 ◆委員(宮平のり子)  歳出のところの26ページの2です。小学校の施設冷房設備設置事業というのと、中学校についても次のページのところに政策説明資料にも78ページに両方ありますので、小学校、中学校の冷房の設備というのは、この場合は特別教室にも及んでいるので、ほとんど100%完備しているということになるんですか。その辺少し確認したいと思います。 ○委員長(坂井浩二)  儀間主幹。 ◎施設課副主幹(儀間一成)  冷房設備につきましては、小学校、中学校ともに普通教室、特別支援教室含めて、普通教室については全て設置済100%となっております。ただ、特別教室につきましては、小学校が82%、中学校が84%となっておりますが、これにつきましては小学校、中学校ともに第2音楽室とか第2理科室であったり、稼働率の低い特別教室というのがありまして、この辺につきましては学校側と調整の上で設置する必要がないという部分につきましては設置しておりません。  ということで100%ではなくて、特別教室については小学校82%、中学校84%となっております。基本的には必要な部分につきましては、整備は済んでいるという考えでよろしいと思います。 ○委員長(坂井浩二)  宮平のり子委員。 ◆委員(宮平のり子)  ありがとうございました。確認をしたかったので、大体満足の答弁というか、分かりました。ありがとうございました。 ○委員長(坂井浩二)  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  小学校、中学校の施設維持管理費の中で、光熱水費の中の光熱費についてお伺いしますけれども、行政ですから費用対効果を追及するのは当然なことです。  ですから、今回この小学校で471万2,000円、それから中学校で433万9,000円。これが不用額として出ておりますけれども、この光熱費についてどういった形で、どういったことでここまでの節電がなされたかということをお聞きします。 ○委員長(坂井浩二)
     當間課長。 ◎施設課長(當間弘)  光熱費に関して、特に電気に関しては、石油などそういう材料になる部分の価格によって電気料は上がったり下がったりというのが年度内にあります。そういった状況の中での実際の歳出額という形になっているんですけど、日頃の節電に関しては、学校において日頃からこまめに電気を消すとか、そういった中の教育活動を通じながら、また学校の先生方も取り組んでいるんじゃないかなというふうには思っています。 ○委員長(坂井浩二)  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  課長、あれですか。今の答弁の中で、デマンドコントロールシステムというのを導入しているということでよろしいですか。 ○委員長(坂井浩二)  當間課長。 ◎施設課長(當間弘)  はい。デマンドコントロールシステムを導入しております。 ○委員長(坂井浩二)  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  そのときに優先順位というのがあると思うんですけれども、まず先にクーラーが不必要なところから消していって、必要なところには残していくというようなことで、学校でいえばどこをどういうふうにして優先順位をつけているんですか。 ○委員長(坂井浩二)  儀間主幹。 ◎施設課主幹(儀間一成)  那覇市の小中学校では、全館冷房をやっているところだけデマンドコントローラーを設置しているんですけれども、デマンドコントローラーにもいろいろ種類がありまして、切り方がどの部屋を落とすであったり、一時的に全部屋落としてまた復帰させてという方式もあります。  那覇市のほうは各部屋を落とすのではなくて、ピークが出そうな場合は一時的にほとんどの部屋を落として、また暑くなる前にそれを復帰させるという形でデマンドコントロールをしているところです。 ○委員長(坂井浩二)  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  デマンドコントロールシステム、今の方法も確かにありますけれども、やはり教室によって、例えば医務室、保健室というんですか、ちょっと気分が悪くなっている子供たちがいるところ。そこまで一斉に温度を27〜26度に設定しておいて、それ以上になってしまったら一斉に切るということになったら、学校ではそういうことでの節電というのはあまりよろしくないと思うんですよ。  ですから、小学校、中学校にしても、このシステムを導入することによってより快適に学習ができるようなことを考えていかないと、一気に切ってしまうということにならないようなデマンドコントロールシステムを導入することは、さらに節電につながると思うんですよ。  ですから、もっともっとこのシステムを研究すべきじゃないかなと思いますけれども、課長いかがですか。 ○委員長(坂井浩二)  當間課長。 ◎施設課長(當間弘)  今の御指摘にありましたことについては、専門業者のほうにも確認しながら、よりよい方向がないかというのは追及していきたいと思います。 ○委員長(坂井浩二)  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  ぜひいいシステムですので、デマンドコントロールシステム。それを導入することによって、今那覇市はこれだけの不用額も節電で成功しておりますから、さらにこれを節電をするためにも今私が申し上げているように、どの教室を優先的に残していくということをぜひ追及していって、もっともっと節電を進めていってもらいたいと思っております。よろしくお願いします。以上です。 ○委員長(坂井浩二)  ほかに質疑はございませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(坂井浩二)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者退室) ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  これより議員間討議に入ります。  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  重要な指摘が多くて、やっぱり去年審査して、去年指摘したことの確認が何名かの委員からもあって、毎年やるんだけれども、結局、この委員会が2年ごとに変わっていくもんだから、来年また改選を迎えたらまた別の人が委員になって、また同じことを聞くという延々と繰り返されてきて、だから、せっかく決算審査していろいろ指摘をして、委員会で共有したものについては、できれば委員会として取りまとめてきちんと残していけるようにしたほうが、今後の審査に役立つんじゃないかなと。  決算から予算への政策サイクルを回すという観点からも、委員長報告で大まかなところは報告あるけれども、それを次にきちっと継いでいけるような形になればもう少し審査はスムーズになるのかなということを感じて、その点。  できるところから始められるのであればいかがかなという提案です。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  糸数委員と同意見です。  また併せて、昨年の決算審査で指摘したことをまた同じ指摘をされると。対策もできてないということで、執行率も低いままとか、要するにそういうのが多いので、これは今回の委員長報告でも指摘をちゃんと明記をしておく。あるいは、この決算分科会をやってきましたので、またこの委員会のメンバーで今後も、今あったようにサイクル的に審査する方法を今回議論していくべきかなというふうに思いました。以上です。 ◆委員(湧川朝渉)  今は決算審査の議員間討議で、これ。 ◆委員(糸数昌洋)  そうそう。だから教育福祉の委員会単独の問題ではないよね。 ○委員長(坂井浩二)  問題提起で。 ◆委員(糸数昌洋)  休憩中であれば、1つは提起を受けて。 ○委員長(坂井浩二)  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  休憩中に協議したことも踏まえて、また糸数委員、奥間委員からの御指摘を踏まえて、委員長報告を含めて事務方とも整理をしながら、正副委員長をもってして、御提案の部分をしっかり整理して前に進めていきたいと思いますが、よろしいでしょうか。                  (「はい」と言う者あり) ○委員長(坂井浩二)  ありがとうございます。  ほかに御意見等ございますか。                  (「なし」と言う者あり) ○委員長(坂井浩二)  ないようでありますので、討議を終了いたします。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入室) 【予算決算常任委員会】 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  これより教育福祉常任委員会の審査として、陳情審査を行います。  それでは、陳情第141号、子供たちの安心安全な居場所である校舎建て替え等における磁気探査(強磁性体近傍)調査についてを議題といたします。  それでは當間弘施設課長、説明をお願いします。 ◎施設課長(當間弘)  ハイサイ。よろしくお願いいたします。  陳情第141号、子供たちの安心安全な居場所である校舎建て替え等における磁気探査(強磁性体近傍)調査について御説明申し上げます。  初めに、陳情の趣旨を読み上げたいと思います。  校舎建替え等における残存杭(コンクリート杭)・鋼矢板等の強磁性体近傍の磁気探査(特殊探査)業務におきましては、仕様書にて特殊探査の有無を明確に記載し、沖縄県や貴市の他課同様に発注段階から特殊探査に適正な予算を組んでいただきますよう要請いたします。  となっております。説明の流れとしましては、磁気探査業務の発注に係る施設課の考え方、及び磁気探査の概要について簡単に述べさせていただいた後に、陳情書にある当該業務への疑問点、それから要請事項に対する見解を順次説明させていただきたいと思います。  まず、今回の屋内運動場等改築事業における業務発注の考え方について御説明いたします。  今回の改築現場におきましては、沖縄県磁気探査実施要領の中で、磁気量が大きく近傍の探査が困難と明記されいる矢板や鋼管杭の使用はなかったことから、着手後の現場精査を経て探査計画を策定し、必要な場合は各現場の状況に即した特殊な探査を実施することとしております。  既存杭の正確な位置は解体工事実施後でなければ確定できませんが、解体工事の完了を待って磁気探査業務の発注を行っていては、設計や契約手続のために3か月程度の停滞期間が生じることから、学校関係者の負担軽減を図るためにも、解体工事の完了を待たずに磁気探査業務を発注する必要があります。  業務説明書では、既存杭の存在と、及びおよそその位置等の記述をもって業務内容を提示し、着手後の精査による探査計画の決定を待って必要な変更を行う形としております。  次に、通常探査と特殊な探査について簡単に御説明いたします。  通常探査は、沖縄県策定の磁気探査実施要領に基づき実施しており、その設計価格は主に沖縄における不発弾等処理交付事務要領に定める単価を用いて算出しております。  特殊な探査につきましては、当該磁気探査実施要領の中に通常の磁気探査では有効な実施が困難な場合に参考とする機材・工法等として列記がありますが、実施に係る明確な基準などはありません。なお、設計価格は主に特殊探査業者から見積もりを聴取し積算しております。  それでは、引き続き陳情者への見解について御説明いたします。  3ページ目の要請事項補足説明を御覧ください。  このページの中段に、この説明に対し当磁気探査組合としての疑問は以下のとおりでありますとありますが、1番目のほうから御説明したいと思います。  天妃小学校に使用されていた残存杭とほかの小学校の残存杭はほとんど同じものと推測されます。コンクリート杭は強度を保つために多くの鉄筋が使用されていると思います。それなのに、なぜ天妃小学校だけが特殊探査になるのか疑問です。
     とございますが、天妃小学校屋内運動場等改築工事においては、既存杭の影響がある区域について3軸型全方位磁気センサーを用いた特殊な探査を行いましたが、神原小学校屋内運動場等改築工事の現場においては、受注者から提案のあった探査機器を用いて既存杭近傍の特殊な探査を行い、実際に米国製5インチ砲弾を発見、撤去を行いました。  また、宇栄原小学校屋内運動場等改築工事の現場については、探査孔を始点に置いて探査の支障となる磁気反応が確認されなかったことから、特殊な探査は行いませんでした。いずれの現場におきましても、着手後の現場状況等を確認後に受注者から探査計画の提案を受け、探査方法を協議、決定、実施しております。  2点目としまして、施工工程として新しい杭(強磁性体)を打設するため、その新設杭周辺は特殊探査区域となります。それは天妃小学校以外でも同様ですが、ほかの小学校の新設杭の周囲の磁気探査はどのような探査方法で調査したのか疑問があります。なお、「沖縄県磁気探査実施要領」では、そのような施工環境は特殊探査範囲としております。  とございますが、新設杭周辺につきましては、鉛直探査、経層探査、簡易探査を併用して探査を行っております。なお、沖縄県磁気探査実施要領におきましては、通常の磁気探査では有効な探査の実施が困難な場合に参考とする、その他の探査手法の一つして簡易探査が記載されております。  3点目として、仮にコンクリート杭や新設杭周辺(強磁性体)を簡易探査機で探査した場合、探査記録がなく写真だけなので実際に探査したのかは不明であり、万が一事故が起きても記録がなくては検証もできませんし、予算執行の在り方にも疑問です。  とございますが、簡易探査機を用いた探査は、建物基礎や地梁等周辺に限られた範囲に限定してるとともに、磁気異常点が確認された場合に最終的な異常物を探査する確認探査と同じ探査方法であります。また、作業員も入札参加資格を満たした探査の知見を持つ技術者であることから、問題のある手法ではないと考えております。  業務の実施については、実施写真や日報、掘削業者や工事管理者の適宜な立会などで確認しております。なお、特殊探査においても探査できない範囲がございますので、最終的に簡易探査を実施しております。  続いて、陳情書の4ページの7行目、施設課の担当職員立会の下で、現地で実証実験を行い、実際に特殊探査が必要な範囲についても双方認識した上で特殊探査範囲を確定したにもかかわらず、金額については見てもらえませんでした。  とありますが、そちらについて御説明したいと思います。  天妃小学校屋内運動場改築工事の磁気探査業務においては、現地で実証実験を行い特殊探査が必要な範囲を確認しましたので、その結果に基づき3軸全方位センサーを用いた鉛直探査の増額変更を行っています。金額について見てもらえなかったとある部分につきましては、杭周辺や地梁掘削後の経層探査に係る部分のことと推測いたしますが、当該部分についてはほかの現場と同じく通常探査と簡易探査の併用による探査で十分可能と判断したことから、その旨受注者へ伝達したところ、受注者より特殊探査で実施したい、設計変更の対象にしなくてよいとの回答があったことから、発注者としてそれを了承した状況であると認識しております。  続きまして、2ページ目の陳情の項目について施設課の見解を述べたいと思います。  1.発注段階から特記仕様書に特殊探査の有無及び範囲、数量などを明確に記載していただきますようお願いいたします。  この項目につきましては、既存杭の存在が判明している屋内運動場改築工事にあっては、いずれの業務説明書においても既存杭の存在を明記しております。ただし、詳細位置については業務発注後の解体工事において測量することから、範囲の記述はありません。  また、探査数量などについては現場ごとの露出や探査孔と既存杭の位置、使用する探査手法などにより異なるため、着手後の現場確認後に探査計画を策定し、協議決定することとしておりました。  業務区域の現場条件等については、引き続き可能な限り仕様書などへ明確な掲示を行ってまいります。  2.発注段階から特殊探査に対する適正な予算計上をお願い申し上げます。  こちらに関しましては、強磁性体や既存杭が存在する現場の業務委託につきましては、特殊な探査の実施も想定した予算措置を行っておりますので、引き続き必要な経費を適切に計上してまいります。  以上が陳情141号に対する施設課の見解となります。  学校施設の改築現場におきましては、事業計画上タイトなスケジュールの中で関連工事を切れ目なく進めていかなければならない状況が多くございますが、引き続き磁気探査事業者の技術と経験を生かしながら、探査への協力をいただきながら、学校施設の安全で遅滞ない整備を進めていきたいと考えております。  以上で説明を終わります。 ○委員長(坂井浩二)  これより質疑に入ります。  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  先ほど決算のときにも少しは話したんですけれども、天妃小学校で特殊探査を実施した理由というのは聞いたんですけど、神原小学校で実施した理由というのは何ですか。 ○委員長(坂井浩二)  當間課長。 ◎施設課長(當間弘)  神原小学校につきましては、コンクリート杭の既存杭がございました。それについて磁気探査をする段階で強磁性体の反応があり、通常の探査でできない範囲がありますので、その通常の探査でできない範囲について特殊な探査を実施しております。これは実証実験で確かめて実際に実施したところでございます。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  要するに、今、陳情者がおっしゃっていることは、当然、皆さんが最終的に簡易探査になるのか、特殊探査で足りるのか、簡易探査で足りるのかというのは最終的に分からない部分があるというのは、それは皆さんの言い分かもしれないんですけど、要するに仕様書に最初からしっかり書いておくことができるんじゃないかと。  例えばさっきの宇栄原小学校の例もそうですけれども、後から例えばこれが見つかったから、後から特殊探査に切り替えるとかって、そういうところをやると、さっきの説明で例えば皆さん「特殊探査範囲を確定したにもかかわらず金額については見てもらえませんでした」というのは、これは陳情者の見解なんですよ。皆さんはそれに対してさっき答弁で言ってはいましたけれども、ただ、陳情者からすると、そこは見てもらってないと。同意したといっても、それは公共工事を発注する側と受注する側ですから、それは言いにくい部分もあるでしょう。だから、これ私からすると、結果的に業者が泣いたんじゃないかなと。そういうふうにしか見えないんですよ。  じゃあちょっと聞きますけど、皆さん学校のこういった建て替えとかやっている施設課の工事の中で、これまでに最初は通常探査で足りるだろうということで、特に仕様書にもそういうことは含まずに、要するに発注の金額もそうですけど、含まずにやっていて、途中でやっぱりこれ特殊探査が必要だということになって、途中から特殊探査に切り替えたという、そういう事例というのは実際幾つかあるんじゃないですか。どうですか。 ○委員長(坂井浩二)  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  島尻臣信主査。 ◎施設課主査(島尻臣信)  天妃小学校もそうでしたけれども、実際に通常探査をして必要な状況が応じたら、業者とまたそこの部分の探査の方法を相談して探査する。それが通常の機器を使ったときもあれば、特殊な場合もあることはあると思います。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  例えば聞いた話は、鏡原中でそういう例はありませんでしたか。要するに、最初は通常探査でやっていたけれども、途中でやっぱり特殊探査に切り替えたと。  鏡原中の例とか分かりますか。 ○委員長(坂井浩二)  島尻主査。 ◎施設課主査(島尻臣信)  鏡原中学校の校舎の改築工事のお話だと思いますけれども、あちらのほうは工事の中で鋼矢板を打って水が湧いてくる土地なものですから、先に止めようということで、こちらのほうは先に特殊な探査を発注の中に入れてやるということにしておりまして、実際に工事に入った中で工法の変更とかございまして、矢板まで要らないという部分もありましたので、その分は例えば特殊な探査が減りまして通常の探査になったとか、そういう変更はあったというふうに認識しています。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  ちょっと聞き方を変えますけど、逆に皆さんから説明してもらおうかなと思うんですが、この特殊探査のメリットというのは何ですか。 ○委員長(坂井浩二)  當間課長。 ◎施設課長(當間弘)  既存杭や、それから矢板など強磁性体があって磁気探査が不可能な範囲がある場合に、この特殊探査というのが有効であるというふうに考えています。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  今おっしゃったのとまたもう一つは、磁気探査の記録が残るというのがメリットではないですか。先ほど説明の中で、いや記録が残らなくても云々、こうやっているのでという問題はないということでしたけど、問題ないからそれは皆さんやっているとは思うんですが、ただ、記録が残るというのは、ある意味メリットでもあるんじゃないですか。そういった詳細な記録が残っているというのは、それと比べるとメリットではないですか。どうですか。 ○委員長(坂井浩二)  當間課長。 ◎施設課長(當間弘)  記録が残るというのはメリットではあります。  ただ、直に簡易探査の場合は探査をしながら、その磁気反応箇所を特定していくというところで、記録は残らないところはありますが、熟練した経験者が探査をしていますので、安全上は問題ないかなというふうに考えています。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  これ少し言葉を崩して分かりやすく言うと、今、私の見ている範囲内では通常探査で大丈夫だろう、足りるだろうということで皆さん発注、前段階から準備しながらも実際どうなったかというと、やっぱり通常探査だけでは難しいな、この特殊探査を入れようと後から入れているような感じで、だったら最初から仕様書に特殊探査というのもちゃんと明記した上でやれば、要するにあらかじめ準備しておいたほうが、逆によかったんじゃないですかというのが散見されるような印象があるわけですよ。  だから、逆に言うと、全て特殊探査のほうがメリットもあるわけですから、全てでこれをやらないというのは予算を少し抑えようという意味もあるんですか。 ○委員長(坂井浩二)  當間課長。 ◎施設課長(當間弘)  通常探査の価格と特殊探査の価格とは違いがありますので、通常は発注するときには、安い価格を採用してやらないといけないというところが求められているというふうに私たちは思っています。  しかし、今回の場合、やはり解体工事が完了する前に磁気探査を発注しないといけないという状況がありますので、これはあくまでも学校に負担をかけないような状況のスケジュールを組むためにそういう形になっています。  解体工事終了後に、これ実際の既存杭が確認できるという状況があって、そのときに探査業者によってこの探査機を使いたい、この探査機を使いたいというような探査計画を出してもらって、こちらと協議して決定していくというような形になっております。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  課長がおっしゃっているのは分かります。つまり、行政というのは最小の経費で最大の効果を上げなければいけないというのがあるので、当然これは分かります。  ただ、今この現状、この話がどうなっているかというと、やはりこの通常探査というところで最初から特殊探査をやっておけば、まさにこの陳情の要旨にあるように安心安全、万が一のことがないように、あるいはまたよりスムーズにこの磁気探査ができるとか、いろいろなメリットのほうが多いんじゃないか、そういったケースのほうが多いんじゃないかという印象を受けるわけなんですよ。  だから、これは私の考えですけど、学校の建て替えですから遅れてはいけない。遅れたら学校の教育に支障が出るという観点からも、これはより積極的に特殊探査で万全な体制を取るというのは、教育の観点からも必要じゃないかなというふうに思います。  ちょっと質疑しますけど、沖縄県や那覇市のほかの課と同様に発注段階から特殊探査に適正な予算を組んでいただきますよう。だから、陳情者は県とか那覇市のほかの課でいうと、この辺の仕様書からしっかり書いているという印象を実際持っているわけなんですよ。この辺もうちょっと皆さんのところでも県と那覇市のほかの課で、どういう理由でその特殊探査を最初から採用して仕様書にも明記して、そしてその分の予算もしっかり充当しているというのをもうちょっと調べて研究してもらえませんか。どうですか。 ○委員長(坂井浩二)  當間課長。 ◎施設課長(當間弘)  那覇市の今回挙げられているものの中で2件ほどあるんですが、1件については確認したところ、シートパイルを打設するということで鉄製のパイルですので、これの強磁性体ということで反応がして、それから掘削が入ってくるということは特殊探査が必要だろうと。  それともう1つについては、既に既存の矢板が打たれたいる現場ということで、これは県の要領にありますように強磁性体ということが、最初からもう特定できているということがありますので特殊探査。そのような場合は施設課としても、そういったのが事前に分かれば特殊探査を積み上げしての発注になるかと思います。  県に関しては、また今後どういった状況で特殊探査を積算して発注したのかというのは、調べてまいりたいと思います。 ○委員長(坂井浩二)  ほかに質疑はございませんか。  糸数委員委員。 ◆委員(糸数昌洋)  陳情の中で、「発注段階から特殊探査に対する適正な予算計上をお願いします。」とありますけれども、通常の簡易探査と比べるとどのぐらい予算が変わってくるのかというのは分かりますか。 ○委員長(坂井浩二)  當間課長。 ◎施設課長(當間弘)
     探査には水平でやる探査と鉛直でやる探査がありますが、まず水平に関しては約3倍であります。鉛直に関しては、こっちは早くしている分で1.5倍です。 ◆委員(糸数昌洋)  結構です。 ○委員長(坂井浩二)  ほかに質疑はございませんか。  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  陳情書にもあるんですが、「特記仕様書では『変更協議の対象とする。』と記載されていながら、施工する段階で予算がないとの理由で特殊探査の費用を認められないというのは」というところなんですけど、これ皆さんさっきいろいろな理由を述べていましたけど、基本的に発注者と受注者の立場ですから、それは請け負ったらやらざるを得ない、責任感を持ってやるというのが受注業者の本当に泣きながらの努力であって、これもしこういうことが散見されるようなことがあったら問題ですよ。  県とか那覇市のほかのところで、こういうふうに当初からちゃんと仕様書に書かれているというのも、さっき課長が言ったみたいに研究してもうちょっと考えていただいて。  要するに、その範囲内で、結局、通常探査の前提の予算の中で、現場のほうでこれはもう特殊探査をやらないといけないというふうに判断して特殊探査をやったということは、それ前提となる予算のまさにここに強制的なダンピングと言っても過言ではないと、そういうふうに受け取られますよ、それは。この辺も指摘しますので。 ◆委員(湧川朝渉)  あるかないか聞いたほうがいいんじゃない? ◆委員(奥間亮)  いや。あるかないかと聞いたところで、当局の皆さんからしたら、いやいや調整して向こう側がやると言ったんでとしか言わないです、それは。それが受注者と発注者としての違いであって、言えない部分を泣き寝入りしてませんかと、そういうことがありませんかというのが、私は議員として指摘しているので。 ◆委員(湧川朝渉)  聞けばいい。 ◆委員(奥間亮)  いやいや。印象上、そう思っている人がいるのが事実なんですから、そこは守らないでどうするんですか。僕は当局のことを守るわけではないので、別に。 この辺の質疑をしたいのが、こういう追加で生じた費用はしっかり見てもらえないとか、そういうことが言われないようにしてくださいということなんですよ。さっき県のほうもちゃんと調べると言ってたので、途中で特殊探査を用いたというところで、ちゃんと適切に今後は契約できるようにというのは調べてやってください。どうですか。  こんなダンピングやってないって言うに決まっているじゃないですか。そんな質疑はしませんよ、私は。 ○委員長(坂井浩二)  當間課長。 ◎施設課長(當間弘)  双方とも違う認識があったようなところが、この文面見る限りはありますので、そのようなことがないようにしっかり協議して、当然、特殊探査が必要ということで、誰が対外的に必要ということが分かれば、こちらも認めていかなければいけないと思いますので、その辺はしっかり協議しながら間違いがないように進めていきたいというふうに思っています。 ○委員長(坂井浩二)  委員(奥間亮) ◆委員(奥間亮)  だから、それは誰がどう見てもというところに疑義があるから、こういう陳情が出ているということなんですよ。もうちょっと研究してください。  終わります。 ○委員長(坂井浩二)  湧川朝渉委員。 ◆委員(湧川朝渉)  分からないのでちょっと教えてほしくて。  市には監査の機能もありますよね。那覇市の監査委員会があります。当然それは全ての公共工事において監査機能があって、特に技術系、土木系に関しては技術監査があると僕は思うんです。その中で過去何か、この陳情ではなくて、那覇市がやっている全体的な磁気探査に関しての監査というのは過去ありましたか。技術監査。 ○委員長(坂井浩二)  當間課長。 ◎施設課長(當間弘)  私が知る限りでは工事監査はありますが、磁気探査に関する監査はございません。 ○委員長(坂井浩二)  湧川朝渉委員。 ◆委員(湧川朝渉)  磁気探査自身が監査の対象になった例がないということで理解していいですか。 ○委員長(坂井浩二)  當間課長。 ◎施設課長(當間弘)  あくまでも私が知る限りですけど、ないという認識でございます。 ○委員長(坂井浩二)  湧川朝渉委員。 ◆委員(湧川朝渉)  もう1つね。やっぱり最新の技術をもって最新の探査がされることは、当然これは望ましいことだと思います。  その一方で、ちょっと事実確認なんですけれども、過去10年、20年、25年でいいんだけれども、この磁気探査に関して大きな事故、これやったんだけれども、不測の事態で事故があったということはありますか。 ○委員長(坂井浩二)  當間課長。 ◎施設課長(當間弘)  これも私が知る限りですが、磁気探査に伴っての事故はございません。 ◆委員(湧川朝渉)  終わります。 ○委員長(坂井浩二)  ほかに質疑はございませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(坂井浩二)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者退室) ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  これより議員間討議に入ります。  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  前回の陳情と比べて今回の陳情というのは、これ陳情書を見ていただいたら分かると思うんですけど、「1.発注段階から特記仕様書に特殊探査の有無及び範囲、数量など明確に記載していただきますようお願いします。2.発注段階から特殊探査に対する適正な予算計上をお願いします。」ここは、当局の捉え方がどうかというところはありますけど、ただ必要なことを当然書いているんです。要するに、必要ないのに無駄に書きなさいという話は全くしてなくて、当然必要性を感じたら、それは書くべきだという陳情なんですよ。  併せて言いますけど、私個人的には、子供たちの学校の建て替えというのは、それは遅れてはいけない、万が一のことがあってはいけないということもあるので、当然必要性があったら最新の機器を用いてスムーズにいくようなことを、簡易探査の3倍かかろうが、これは積極的に活用すべき。全く問題ないってそこまで言うんだったら、そういう方法あるかもしれませんけど、ただ、途中で特殊探査に切り替えるとか、そういう事例も発生している。  先ほどの宇栄原小学校の体育館建て替えについても、要するに比較検討して特殊探査のほうが早いんじゃないかと指摘したら、それは否定できる根拠もないわけですから、普通に考えて当然特殊探査のほうがスムーズで安心安全であることは、メリットとしては答弁もしてましたしね。  だから、それは予算の無駄遣いにならない範囲内で必要性があって、そして安心安全ということを確保したいということであれば、小中学校にこういった特殊探査でスムーズに磁気探査をやっていくというのは、当然そういうふうに思っています。  ごめんなさい。戻りますけど、この陳情の内容、今回についてはこの1と2というのは至極当然なことを言っているので、私は採択できると思います。以上です。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(坂井浩二)  ほかにないようでありますので、討議を終了いたします。  以上をもちまして、本日の委員会・分科会審査は終了いたしました。  次回は、9月29日・火曜日、10時より委員会・分科会を開会し、引き続き決算審査を行いますので、委員の皆様は御参集ください。  本日はこれにて散会いたします。                             (午後2時47分 閉会) ───────────────────────────────────────  那覇市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。   令和2年(2020年)9月25日    教育福祉常任委員会 委員長 坂 井 浩 二...