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令和 02年(2020年) 9月17日総務常任委員会(総務分科会)−09月17日-01号
令和 02年(2020年) 9月17日都市建設環境常任委員会(都市建設環境分科会)−09月17日-01号

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  1. 那覇市議会 2020-09-17
    令和 02年(2020年) 9月17日総務常任委員会(総務分科会)−09月17日-01号


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    最終取得日: 2021-05-01
    令和 02年(2020年) 9月17日総務常任委員会総務分科会)−09月17日-01号令和 2年 9月17日総務常任委員会総務分科会総務常任委員会総務分科会)記録                        令和2年(2020年)9月17日(木) ─────────────────────────────────────── ●開催日時  令和2年(2020年)9月17日 木曜日 開会 午前10時05分                    閉会 午前11時11分 ─────────────────────────────────────── ●場所  教育福祉・厚生経済委員会室 ─────────────────────────────────────── ●会議に付した事件 予算分科会  1 議案審査    認定第2号 令和元年度那覇一般会計歳入歳出決算中関係分  2 議員間討議 ─────────────────────────────────────── ●出席委員  委 員 長 上 里 直 司   副委員長 宮 里   昇
     委  員 翁 長 俊 英   委  員 中 村 圭 介  委  員 上 原 快 佐   委  員 我如古 一 郎  委  員 野 原 嘉 孝   委  員 金 城 眞 徳  委  員 大 山 孝 夫 ─────────────────────────────────────── ●欠席委員 ─────────────────────────────────────── ●説明のため出席した者の職、氏名  平 良   厚 防災危機管理課長  比 嘉 義 樹 消防局次長  上 原 立 也 消防局総務課長  山 城   達 消防局予防課長  新 城 敏 行 消防局警防課長  知 念 鉄 雄 消防局救急課長  屋嘉比   勝 消防局指令情報課長  照 屋 雅 浩 消防局西消防署長  儀 間   武 消防局中央消防署長 ─────────────────────────────────────── ●職務のため出席した事務局職員の職、氏名  當 間 順 子 次長兼庶務課長  喜屋武 太 一 議事管理課主査  豊 里 正 章 調査法制課主幹 ───────────────────────────────────────                             (午前10時05分 開会) ○委員長(上里直司)  おはようございます。  分科会を開会する前に、本日の出欠状況について御報告を申し上げます。  委員会定数10人中、出席9人となっております。全員出席となっております。  以上、御報告いたします。  それでは、定足数に達しておりますので、ただいまから総務分科会を開会いたします。  初めに、審査日程についてお諮りいたします。  お手元に審査日程(案)を配付しておりますので、休憩をして協議をいたしたいと思います。  休憩いたします。 ○委員長(上里直司)  再開いたします。  審査日程につきましては、休憩中に協議した案のとおり進めることに御異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(上里直司)  御異議なしと認め、さよう決しました。  本日の審査に入ります前に、総務部防災危機管理課より、9月15日の議案第95号、令和2年度那覇一般会計補正予算(第8号)について、答弁の一部を訂正したい旨の申出がありましたので発言を許します。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入室) ○委員長(上里直司)  再開いたします。  それでは、平良厚防災危機管理課長、説明をお願いします。 ◎防災危機管理課長(平良厚)  おはようございます。防災危機管理課、平良と申します。よろしくお願いします。  それでは、9月15日・火曜日に開会されました予算分科会での議案審査、議案第95号、令和2年度那覇一般会計補正予算(第8号)中における防災危機管理課所管分の発言の訂正をお願いします。  我如古一郎委員からのIP無線機整備費用の質疑について、「593万6,352円」と発言いたしましたが、正しくは「579万9,200円」でございます。お詫び申し上げ、訂正いたします。  以上です。 ○委員長(上里直司)  ただいまの訂正、申出につきましては、会議規則第124条の規定を準用し、委員長において許可することにいたします。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れ替え) 【予算決算常任委員会総務分科会】 ○委員長(上里直司)  再開いたします。  認定第2号、令和元年度那覇一般会計歳入歳出決算中、消防局関係分について一括して議題といたします。  初めに、総務課関係分について、上原立也総務課長、説明をお願いします。 ◎総務課長上原立也)  消防局総務課長の上原です。よろしくお願いいたします。  初めに、消防局全体の決算概要につきまして、私のほうから御説明いたします。決算説明資料の1ページを御覧ください。  歳入予算につきましては、予算現額の合計が2億7,009万1,000円、調定額2億6,841万2,519円、収入済額は同額で、収入未済額はございません。  続いて2ページを御覧ください。  歳出予算につきましては、予算現額の合計が9億5,252万1,001円、支出済額8億7,680万86円、不用額7,572万915円、執行率は92.1%となっております。  以上が消防局全体の決算概要でございます。  次に、各所属ごとに説明を行ってまいりますが、御質問等につきましては全ての所属の説明が終了した後にまとめてお願いいたします。  それでは、総務課所管分から御説明いたします。決算説明資料の3ページを御覧ください。  歳入予算における予算現額の合計は2億4,756万円、調定額は2億4,688万7,355円、収入済額は同額で、収入未済額はございません。  次に、歳出について御説明いたします。6ページを御覧ください。  予算現額の合計は5億1,349万98円、支出負担行為額は4億5,252万7,048円、不用額6,096万3,050円、執行率は88.1%となっております。  歳出の主な事業につきましては、14ページ〜16ページにかけての車両購入事業となっております。前年度購入した車両は高規格救急車消防ポンプ自動車及び救助工作車の3台となっております。  17ページを御覧ください。  こちらでの主な事業は、(仮称)小禄南出張所整備事業と(仮称)識名出張所整備事業となっておりますが、この2つの出張所整備事業の進捗状況につきましては、おかげをもちまして現在順調に進んでいることを御報告させていただきます。  以上が総務課所管分となります。 ○委員長(上里直司)  次に、予防課関係分について、山城達予防課長、説明をお願いします。 ◎予防課長(山城達)  予防課長、山城です。よろしくお願いします。  続きまして、予防課所管分を御説明いたします。決算説明資料の19ページを御覧ください。  収入予算現額合計は987万3,000円、調定額998万5,478円、収入済額は同額で、収入未済額はございません。  歳入の主な項目は、危険物関連の手数料、講習手数料及び送水試験手数料となっております。  次に、21ページの歳出について御説明いたします。  歳出予算額の合計は1,358万58円、流用・充用等増減額は300万4,058円、支出負担行為額1,298万1,264円、支出済額支出負担行為額と同額でございます。予算残額は59万8,794円、執行率は95.6%となっております。流用・充用等増額300万4,058円につきましては、首里城公園火災原因調査に係る時間外手当及び調査用資機材の購入を予備費から充用したものでございます。  歳出の主な事業について御説明いたします。  23ページの事業19違反処理等推進事業は、消防法令違反対象物に対する査察、違反処理体制の評価を図るため、県外への違反是正研修等の費用、職員等を対象とした立入検査、違反処理研修、査察体制の必要な資機材等を準備する事業となっております。  以上が予防課所管分でございます。 ○委員長(上里直司)  次に、警防課関係分について、新城敏行警防課長、説明をお願いします。 ◎警防課長(新城敏行)  続きまして警防課所管分を御説明いたします。  決算説明資料の25ページを御覧ください。  歳入予算現額の合計は673万1,000円、調定額600万829円、収入済額は同額で、収入未済額はございません。  歳入の主な事業は、消防団加入促進支援事業となっております。  次に、歳出について御説明いたします。27ページを御覧ください。  歳出予算現額の合計は9,561万2,989円、支出負担行為額8,442万6,158円、執行済額は同額で、不用額1,118万6,831円、執行率88.3%となっております。  歳出の主な事業につきましては、30ページの事業16特殊災害対応資機材整備事業がございます。これは特殊災害時に消防職員が使用する資機材を整備するものとなっておりますが、陽圧式化学防護服が経年劣化により破損が著しく、修理が困難になったことから新規購入する予算として220万4,000円を増額補正しております。  その他の事業といたしましては、31ページの事業26防火衣整備事業や事業27消防救助資機材高度化整備事業がございます。  以上が消防局警防課所管分でございます。
    ○委員長(上里直司)  次に、救急課関係分について、知念鉄雄救急課長、説明をお願いします。 ◎救急課長知念鉄雄)  続きまして、救急課所管分を御説明いたします。  決算説明資料の35ページを御覧ください。  歳出予算現額は592万7,000円、調定額553万8,857円、収入済額は同額で、収入未済額はございません。  歳入の主な事業といたしましては、救急患者搬送市町村負担金(現年度分)がございます。これは常備消防が設置されていない離島地域で救急患者が発生した際にヘリ等で搬送されてきた患者を本市救急車で搬送する際に要する費用の負担金収入でございます。  次に、歳出について御説明いたします。  37ページを御覧ください。  歳出予算現額3,938万505円、支出負担行為額3,765万4,429円、執行済額は同額で、予算残額172万6,076円、執行率は95.6%となっております。  歳出の主な事業につきましては、38ページの事業10救急救助事業と39ページの事業18救命講座普及啓発推進事業がございます。救命講座普及啓発推進事業は、沖縄振興特別推進交付金を活用した事業で、応急手当講習等を行う専任の非常勤職員を採用し、一般市民を対象とした各種講習会を開催することにより、応急手当講習等の普及啓発及び充実強化を図るための事業となっております。  以上が救急課所管分でございます。 ○委員長(上里直司)  次に、指令情報課関係分について、屋嘉比勝指令情報課長、説明をお願いします。 ◎指令情報課長屋嘉比勝)  続きまして、指令情報課所管分を御説明いたします。  歳入はございませんので、歳出について御説明します。  決算説明資料42ページを御覧ください。  歳出予算総額は1億3,216万7,050円、支出済額1億3,143万6,939円で、予算残額73万111円、執行率は99.4%となっております。  歳出の主な事業につきましては、43ページの事業14消防緊急通信指令施設運用整備費がございます。これは指令システム周辺機器に係る消耗品費や車両更新に伴う機器等の乗せ替え手数料でございます。その中で、手数料の執行率が低い理由といたしまして、前年度更新予定の消防車両3台中、救急車を除く2台の車両において、納車の時期が予定より遅れたこと、加えて新型コロナ感染症拡大防止に伴う庁舎立入制限などの影響から施工業者と調整し、移設作業を翌年度に先延ばししたことによるものです。  次に、44ページを御覧ください。  事業29高機能消防指令システム整備事業は、指令管制業務の安定的な維持運用を行うため、高度にIT化した業務支援システム整備事業でございます。その中で、聴覚や言語機能障がいなどで119番通報が困難な人に対し、スマートフォンアプリを使って通報できるNET119緊急通報システム対象者向け広報活動経費、また、無人航空機ドローンの動産総合保険へ別途加入する必要が生じたことから、それぞれ予算流用で対応しております。  次に、45ページの事業5消防救急デジタル無線整備事業は、デジタル無線通信施設の保守及び定期点検に係る業務委託料ネットワーク回線利用料並びに八重瀬町与座中継局に設置している無線基地局の電気料となっております。  以上が消防局指令情報課所管分でございます。 ○委員長(上里直司)  次に、西消防署関係分について、照屋雅浩西消防署長、説明をお願いします。 ◎西消防署長(照屋雅浩)  西消防署所管分を御説明いたします。  歳入はございませんので、歳出について御説明いたします。  決算説明資料46ページを御覧ください。  一般事務費の1事業のみで、時間外勤務手当等が主な事業となっており、予算現額が5,963万3,200円、支出済額が5,947万191円、不用額16万3,009円で、執行率は99.7%となっております。不用額については実績によるものです。  以上が西消防署所管分でございます。 ○委員長(上里直司)  次に、中央消防署関係分について、儀間武中央消防署長、説明をお願いします。 ◎中央消防署長(儀間武)  中央消防署所管分を御説明いたします。  歳入はございませんので、歳出について御説明いたします。  決算説明資料47ページを御覧ください。  一般事務費の1事業のみで、時間外勤務手当などが主な事業となっております。予算現額は9,865万7,101円、支出済額が9,830万4,057円、予算残額35万3,044円で、執行率は99.6%となっております。  以上が中央署所管分でございます。よろしく御審査くださいますようお願い申し上げます。 ○委員長(上里直司)  これより質疑に入ります。  大山委員。 ◆委員(大山孝夫)  消防署の新設のところが小禄と識名ですけれども、例えばこの中にも機材、資機材も車両も含めて購入しているんですけど、これは新設になったときに装備する物ですね。先ほど防護服の話もありましたし、いろんなものがあるんですけれども、これはまとめて新設するときにぼんと買うものなのか、それとも何か年分を使いながら徐々にストックして、それを渡すのかというのはどういうふうに考えられるのかなと思いまして。 ○委員長(上里直司)  上原総務課長。 ◎総務課長上原立也)  新設に伴い必要なものについては新たに購入いたします。また、車両とか、例えば什器、机とかいすとか、もし在庫としてあるものは使い回しして活用いたしております。 ○委員長(上里直司)  大山委員。 ◆委員(大山孝夫)  多分、日進月歩、いろいろ変わっていくところはあったと思うんですけれども、コロナの状況を見ると、財政も収入もだいぶ減になっていくので、ただ守らないといけないところと守らないと思うので、一気にお金が市としてももしかして払えない。なので、いろいろ計画を見て、これは決算なのでそぐわないかもしれないんですけど、段階的に整備はやっていかないといけないのかなというのは、ただでさえサイクルがあるので、そこら辺については十分気をつけてほしいなというふうに思います。  これは令和元年なので講習、補正のときも言ったんですけど、講習とか入構で琉大生を乗せて謝礼をもらったりとか書いているんですが、この辺は今年度はほとんど動いていない感じなんですか。 ○委員長(上里直司)  上原総務課長。 ◎総務課長上原立也)  講習につきましては、例えば予防の講習、救急の各種講習等がございますけれども、それ以外に救急自動車同乗実習研修、そういったものがございます。そのほかにも消防署所の見学受け入れ及び予防の立入検査等も現在のところ、当面の間、コロナの影響で中止している状況でございます。ただ講習会などの開催につきましては、今後の新型コロナウイルス感染拡大状況を見ながら、例えば参加人数を削減するなど様々な方法を検討してまいりたいと考えております。 ○委員長(上里直司)  大山委員。 ◆委員(大山孝夫)  うちの新設もありますし、よそも育てないといけないので、これは段階的に先を見てやれるところからやっていただきたいと思います。  あと、VSATなんですけれども、端末は幾つあるんですか。要は利用料というふうにあったんですが。 ○委員長(上里直司)  屋嘉比勝課長。 ◎指令情報課長屋嘉比勝)  VSATに関しては1基でございます。 ○委員長(上里直司)  大山委員。 ◆委員(大山孝夫)  基本料が書いてある金額ということで、令和元年は使ったんですか。使用はされたんでしょうか。 ○委員長(上里直司)  屋嘉比勝課長。 ◎指令情報課長屋嘉比勝)  令和元年度におきましては、毎年1回訓練があるんですが、それで使用するのと、緊急消防援助隊九州ブロック訓練で持ち込みしますので、そのときに使用しております。 ○委員長(上里直司)  大山委員。 ◆委員(大山孝夫)  ちょっと具体的などこの場面で運用するか分からないんですけど、必要があれば無線機の中継の使用料も入っていますけど、デジタル無線機が使えない場合については非常にこれは生命線になるところもあるので、電波だと見通し距離だと思うんですけど、例えば西消防署は周りは建物が高いですし、多分、通らないところがあるので、もし必要があれば各消防署ごと、検討していただいて、無駄に買う必要はないんですけど、各消防署ごと本当は持っておかないといけないのかというところを再検討していただきたいなと思いました。  最後ですが、ドローンの保険の部分があるんですけど、実際に訓練というのはやられているのかをちょっと教えてください。 ○委員長(上里直司)  屋嘉比勝課長。 ◎指令情報課長屋嘉比勝)  今現在、操作従事者が8名おります。操作従事者の8名の訓練とは別に、随時業務の合間をみまして訓練は実施しております。 ○委員長(上里直司)  大山委員。 ◆委員(大山孝夫)  ほかの自治体ではドローンを壊すと大変怒られると使っていない自治体も実はあるそうです。ここは首里城のときにも使っていたのを見せていただきましたし、使わないとうまくならないので、その辺についてはいろいろと手立てをもってやっていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(上里直司)  ほかに質疑はありませんか。  我如古委員。 ◆委員(我如古一郎)  お疲れさまです。  これは去年の決算ですかね。昨年度の状況を伺いたいと思います。  那覇市内における火災の発生状況、あとは火災現場への出場件数、それと救急搬送の件数などを教えてください。 ○委員長(上里直司)  上原総務課長。 ◎総務課長上原立也)  昨年度の火災件数でございますが、令和元年度中は84件の火災が発生し、建物火災による焼損棟数は74棟、亡くなられた方は1人、負傷者は15人となっております。前年度と比較いたしますと、火災件数は2件減少、死者は1人減少、負傷者は10人増加しております。
     次に、救急出動でございますが、令和元年度中の救急出動件数は2万785件、搬送人員は1万8,135人で、前年度と比較いたしますと、出動件数は941件増加、搬送人員は434人増加しており、年々増加の一途をたどっております。  以上でございます。 ○委員長(上里直司)  我如古委員。 ◆委員(我如古一郎)  これらの件数、火災のほうはそれほど前年度より増えたというわけではないが、救急出動件数は相変わらず逼迫しているという認識だと思うんですけど、全国との比較、中核市との比較とかで皆さんが思っている問題意識とかあれば答弁してください。 ○委員長(上里直司)  知念救急課長。 ◎救急課長知念鉄雄)  今、委員がおっしゃった全国との比較なんですけれども、中核市で比較しますと現在も3位でございます。ただし、平成31年1月19日に7隊運用開始しましたので、全体にかかる負担率といいますか、それは若干下がるものと思いますので、全国平均も今後、見比べていきたいと思います。 ○委員長(上里直司)  我如古委員。 ◆委員(我如古一郎)  今年はコロナとの関係で救急搬送に特別な苦労があったと思います。職員の感染者も出ました。そういった中でどんな状況だったのかを報告お願いします。 ○委員長(上里直司)  知念救急課長。 ◎救急課長知念鉄雄)  お答えします。  実はコロナが発生したのが昨年12月、それから沖縄県に入ってくる1月から我々は準備をしまして、2月14日でしたか、沖縄県で第一の患者さんが発生しました。それを一応、統計をとってみますと、3月、4月、5月はひと月大体300回前後、救急搬送件数は減っておりました。これは何かと申しますと、医療機関にも尋ねてみましたら、医療機関も受診控えがあったということで、一般市民の方が病院を控えたり、それから早め早めに自分で対策をとったために救急出動件数が減っているものかなと考えております。  第2波といいますか、7月から、ちょうど5月〜6月、約1か月余り空いていましたけれども、第2波の7月、8月、今は9月ですけども、そのときは若干戻ってはきていますけれども、若干、去年と比べると少し、でも現在、出動件数としては低いほうで推移しております。  以上でございます。 ○委員長(上里直司)  我如古委員。 ◆委員(我如古一郎)  去年は9月にインフルエンザの警報が出た年でした。そういう中で今回はインフルエンザが一定程度抑えられている。そういったことも要因として出てくるかと思うんですけれども、話に聞きますと、消防庁舎全体を3交代から2交代制にするほど体制としてはかなりきつかったと聞いておりますが、その状況も報告お願いします。 ○委員長(上里直司)  上原総務課長。 ◎総務課長上原立也)  職員から新型コロナウイルス感染者が生じたために、現在の3部制から2部制にいたしましたけれども、これは全体の交代制勤務者ではなくて、その発生した部署のみ3部制から2部制というふうに勤務体制を変えて対応いたしております。 ○委員長(上里直司)  我如古委員。 ◆委員(我如古一郎)  分かりました。この体制では絶対今後とも大変苦労するというのは分かっているところなので、実際には根本的な解決のためには、消防力全体の人員の増大も含めて救急隊のあと1隊の増隊が望ましいと思っていますが、計画を伺います。 ○委員長(上里直司)  上原総務課長。 ◎総務課長上原立也)  救急隊の増隊につきまして、現在、国が定める消防力の整備指針によりますと、本市には10隊の救急隊が必要ということになっております。ただ現在は7隊の救急隊でありますが、将来的には、例えば今度できます小禄南出張所、それから安謝出張所、そういったところへの配置も必要かなと考えております。ただ救急隊を増隊する場合には、職員の増員に加えて救急車を入れる車庫、それから救急隊の仮眠室の整備、出動指令系の整備、様々な計画等が必要でございますので、今後、増隊に向けて関係部局と調整を進めてまいりたいと考えております。 ○委員長(上里直司)  我如古委員。 ◆委員(我如古一郎)  10年とか15年かけてやっていたら駄目だと思うんですよ。もっと早くスピードをアップしていただきたいと思うんですが、ちなみに、(仮称)識名出張所には配置する計画をどうしているのか伺います。 ○委員長(上里直司)  上原総務課長。 ◎総務課長上原立也)  (仮称)識名出張所は、現国場出張所をそのまま移転する計画となっておりまして、識名出張所にはポンプ隊1台、それから救急隊1隊を配置する予定となっております。 ○委員長(上里直司)  我如古委員。 ◆委員(我如古一郎)  国場から来るということで理解しました。  質問が変わりますけど、西消防署、私の認識ではかなり老朽化している建物だと思っていますが、認識はどうでしょうか。 ○委員長(上里直司)  休憩いたします。 ○委員長(上里直司)  再開いたします。  上原総務課長。 ◎総務課長上原立也)  西消防署は平成18年に建設されております。 ○委員長(上里直司)  我如古委員。 ◆委員(我如古一郎)  間違えました。安謝出張所が老朽化していると認識しているのですが、現状を伺います。 ○委員長(上里直司)  上原総務課長。 ◎総務課長上原立也)  安謝出張所は昭和59年2月に設置されておりますけれども、確かに現在、老朽化している状況でございます。こちらにつきましては、2年ほど前にシャッター等の改修工事を行っておりまして、もうしばらくそのままの体制で予定しております。 ○委員長(上里直司)  我如古委員。 ◆委員(我如古一郎)  改築計画はもうつくっているんでしょうか。 ○委員長(上里直司)  上原総務課長。 ◎総務課長上原立也)  安謝出張所につきましては、改築等の計画は現在のところまだ検討しておりません。 ○委員長(上里直司)  我如古委員。 ◆委員(我如古一郎)  すみません。築何年でしたか。 ○委員長(上里直司)  休憩いたします。 ○委員長(上里直司)  再開いたします。  上原総務課長。 ◎総務課長上原立也)  昭和59年に建設されております。築何年かは、すみません、ちょっと計算しないと今すぐは分かりませんので、追って連絡したいと思います。 ○委員長(上里直司)  休憩いたします。 ○委員長(上里直司)  再開いたします。  上原総務課長。 ◎総務課長上原立也)  申し訳ございません。  築36年ということでございます。 ○委員長(上里直司)  我如古委員。 ◆委員(我如古一郎)  あの辺りをカバーする大事な出張所が機能不全に陥ることは当然、皆さんも危惧していることなので、今から計画を立てないと予算も立てられないという悪循環になりますから、しっかりつくってください。要望しておきたいと思います。  終わります。 ○委員長(上里直司)  ほかに質疑はありませんか。  中村委員。
    ◆委員(中村圭介)  昨年度の決算ということなので、首里城火災の総括についてもちょっと聞きたいんですけれども、いろいろ見直す点であったり、増強、補強しないといけない部分もあったかなと思うので、そのあたりは首里城火災の総括についてお聞かせください。 ○委員長(上里直司)  休憩いたします。 ○委員長(上里直司)  再開いたします。  山城予防課長。 ◎予防課長(山城達)  火災原因調査の件からお答えしたいと思います。  現在、火災調査の件は若干遅れていまして、急いで作成しているところですけれども、まだ進んでいなくて、早急に対応したいと考えております。  以上です。 ○委員長(上里直司)  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  この調査の結果が判明するのが遅れている原因というのもあるんでしょうか。 ○委員長(上里直司)  山城予防課長。 ◎予防課長(山城達)  調査の結果云々ではなくて、その原因に至る過程ですね。それをまとめるのに若干遅れているということで、火災現場での関係者からのいろいろ資料の提出とか、そういったものが若干遅れているのもあって、火災調査に関して向こうの全ての棟を一括してやるものですから、結構時間がかかっているものと思います。 ○委員長(上里直司)  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  来月末で1年になりますので、その節目もちょっと意識しながらスピード感をもってやっていただきたいと思います。  その後、原因以外の部分で体制だったり計画だったり、そうしたところでの総括的なところで御意見をぜひいただきたいのですがお願いいたします。 ○委員長(上里直司)  新城警防課長。 ◎警防課長(新城敏行)  警防面で申しますと、おおむね警防計画どおり、部署、作戦どおりやって、何とか食い止めたという認識でございます。その後、いろいろな県のワーキンググループ、あるいは国のワーキンググループ等にも、それ以外に周辺の物理的な消火栓であるとか防火水槽であるとか、そういう面の不足とかはなかったかということでいろんな意見を申しさせてもらいました。  今回も県の調査委員会の中でも中間報告も出ていますけれども、それによって我々としては最大限活動したと、その後も2回の検証等を行いまして、その中でも幾つか課題がありましたけれども、その改善に向けて訓練を重ねていくしかないだろうという結論にはなっております。  ただ隊員を守るというところでは、どうしても輻射熱が強かったということで、首里城火災の後、防火フードというのがあります。顔、皮膚を守る。皮膚の露出を守るというところの、その防火フードを結構購入しまして、隊員の安全管理上の確保からこれを配布したということであります。  以上です。 ○委員長(上里直司)  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  ありがとうございます。  火災のすさまじさで空が燃えているぐらいの感じで、まちなかに延焼しなかったのが皆さんの頑張りのおかげだったんだなと思って、初期消火対応をありがとうございました。感謝いたします。  今は装備の話も出てきましたので、大体そのあたりですかね。ほかになければ次の質問にいきたいと思います。  警防課のほうで34ページの6の消防団加入促進支援事業についてなんですけれども、令和元年度、消防団にどの程度の方が加入されたのか、またどれぐらいの数の方が辞められたのかというのも把握されていれば教えてください。 ○委員長(上里直司)  新城警防課長。 ◎警防課長(新城敏行)  お答えいたします。  元年度には加入促進支援事業を実施したところ、14名の新規入団者の獲得につながっております。現況といたしましては、これは加入促進で入るのでどうしても仕事の都合とかで退団の団員さんもいらっしゃるんですね。現状といたしましては、条例定数120に対して消防団員数が現在84名、男性72名の女性12名ということになっております。 ○委員長(上里直司)  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  今回、特に女性、若者というふうに区切っていますが、若者についてはいかがですか。 ○委員長(上里直司)  新城警防課長。 ◎警防課長(新城敏行)  若者、いわゆる学生消防団員なんですけれども、これが現在のところ7名ということで、内訳については、芸術大学、琉球大学、那覇日経、那覇国際大学、看護大学、SOLA専門学校という内訳になっております。 ○委員長(上里直司)  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  学生の間だけの在籍になるのか、その後、地域に帰って地域の消防団として活動しているのかということまで分かりますか。 ○委員長(上里直司)  新城警防課長。 ◎警防課長(新城敏行)  条例上は那覇在住、在勤、在学ということになりますので、那覇市以外でその条例を満たさなくなればほかの地域に行って、またほかの地域での団員の引き継ぎということもできます。 ○委員長(上里直司)  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  イメージとしては、消防団というのはどうしても地域地域の単位かなと思うんですけど、若者はどこに行くのか。自分の住んでいる地域の団に入るということなんですか。 ○委員長(上里直司)  新城警防課長。 ◎警防課長(新城敏行)  はい、基本的にはそこの団、8分団ありますので、そこで振り分けをする。基本的には住んでいる方はその地域の分団、学生については団長さんと副団長さんで決めていくということになっております。 ○委員長(上里直司)  休憩いたします。 ○委員長(上里直司)  再開いたします。  新城警防課長。 ◎警防課長(新城敏行)  すみません、訂正いたします。  若者団員ということで、10代、20代をうちでは若者としております。それで全体の人数は、若者は18名です。そのうち、学生が7名ということです。 ○委員長(上里直司)  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  分かりました。ありがとうございます。  入るのも大事ですけれども、続けていただくこともすごく大事だと思いますので、その点にもちょっと意識を向けて続けていただきたいと思います。  次に、41ページの救急課のところのコンビニAED設置事業なんですけれども、これは数字の確認で、執行率が資料ではゼロになっていますので、これは正しい執行率は分かりますか。 ○委員長(上里直司)  休憩いたします。 ○委員長(上里直司)  再開いたします。  知念救急課長。 ◎救急課長知念鉄雄)  大変申し訳ございません。  執行率は99%に訂正をお願いいたします。 ○委員長(上里直司)  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  分かりました。  あと、コンビニはかなり増えていると思うんですけれども、需要は今、満たしている状態でしょうか、それとも整備が追いつかない、予算がまだまだ足りない状況なのか教えてください。 ○委員長(上里直司)  休憩いたします。 ○委員長(上里直司)  再開いたします。  知念救急課長。 ◎救急課長知念鉄雄
     コンビニの数なんですけれども、現在、ファミリーマートが75店舗、ローソンが52店舗、それからセブンイレブンが7店舗の134店舗でございます。セブンイレブンさんに関しては、やはり少しずつ増えてきていますけれども、確定値が決まった段階で予算化して計上しようと考えております。  以上でございます。 ○委員長(上里直司)  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  分かりました。引き続きよろしくお願いします。  あと、43ページの指令情報課の1の業務委託の消防無線の保守点検費用なんですけれども、これは今、どんどんデジタル化しているものとアナログのものとの関係が何かあるのか、説明をお願いいたします。 ○委員長(上里直司)  屋嘉比指令情報課長。 ◎指令情報課長屋嘉比勝)  回答いたします。  防災相互波、アナログ無線ですけれども、これは関係機関と、例えば警察、自衛隊、海上保安庁さんと連携を取る無線が防災相互波のアナログ無線です。  一方、消防独自で単独で使用するのは消防救急デジタル無線でデジタル無線になっております。基本的に消防で使う無線については全て158基ありまして、防災相互波のアナログ無線が9基となっております。  以上です。 ○委員長(上里直司)  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  今回の業務委託は9基のアナログ無線で、だけど、今年は必要なかったということでよろしいですか。 ○委員長(上里直司)  屋嘉比指令情報課長。 ◎指令情報課長屋嘉比勝)  必要がなかったということではございませんけれども、やはりコロナ禍の影響がありましたので、また消防救急デジタル無線については4月1日から保守の段階に入っています。2月頃から同時に消防救急デジタル無線と防災相互波の無線の保守点検をしていくんですけれども、やはり優先すべきは消防救急デジタル無線を優先しまして、防災相互波の無線を業者と調整しまして翌年度に先延ばしということにいたしました。  以上でございます。 ○委員長(上里直司)  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  理解できました。ありがとうございます。  以上です。 ○委員長(上里直司)  知念救急課長。 ◎救急課長知念鉄雄)  先ほど私が我如古委員の質問に対して発言の訂正がございますけれども、よろしいでしょうか。 ○委員長(上里直司)  そのまま続けてください。 ◎救急課長知念鉄雄)  中核市の件で私は、1隊当たり全国「第3位」と申し上げましたけれども、大変失礼しました。尼崎市に次ぐ「第2位」でございます。  以上でございます。訂正いたします。 ○委員長(上里直司)  ほかに質疑はありませんか。  金城委員。 ◆委員(金城眞徳)  救急のほうにお伺いしますけれども、市内のコンビニエンスストアにAEDが配置されておりますけれども、先ほどのお話では、これから順次また整備していくというようなお話でございました。  その中に46件も救命処置をしていらっしゃると、そのうち社会復帰事例が2件というふうにありますけれども、この2件というのは、そのAEDのおかげで命が救われたということは2件しかなかったということでしょうか。 ○委員長(上里直司)  休憩いたします。 ○委員長(上里直司)  再開いたします。  知念救急課長。 ◎救急課長知念鉄雄)  これは事業が行われましてからは持ち出し件数46件で、社会復帰事例が2例ございますけれども、まず1例が平成25年のバスターミナルでしたかね、そこの向かいのコンビニから現場に駆け付けた市民がAEDを使って社会復帰した事案ですね。それから最近ですと、昨年のNAHAマラソン、場所は真玉橋の近くでコンビニからAEDを持ち出してきて救急隊が来る前にこれを使って、これも社会復帰した2事案がございます。 ○委員長(上里直司)  金城委員。 ◆委員(金城眞徳)  これまで46件も使われたけれども、事例というんですか。 ○委員長(上里直司)  知念救急課長。 ◎救急課長知念鉄雄)  お答えいたします。  46件使われて、これは持ち出しの件数でございまして、実際に現場に持っていったんですけれども、意識が戻ったとか、必要がなかったとか、この46件全てお亡くなりになったというわけではございません。これは詳細に調べたら分かりますけれども、全て亡くなった方ではなくて、場合によっては貼り付けしなくて、AEDは必要なかったという事案、もちろん心肺停止のまま救急隊に引き継いだ事案も46件の中に含まれていますので、全て亡くなられた方ではございませんので、この辺は御理解いただいてください。  以上でございます。 ○委員長(上里直司)  金城委員。 ◆委員(金城眞徳)  以前にも市内の交番へ配置計画というお話もございましたけれども、これは進捗はどうなっていますでしょうか。 ○委員長(上里直司)  知念救急課長。 ◎救急課長知念鉄雄)  お答えいたします。  那覇署に確認したところ、警察署にはAEDを置いてございますが、各交番のほうにはAEDを置いていないということでございます。 ○委員長(上里直司)  金城委員。 ◆委員(金城眞徳)  救急課のほうが配備するんじゃないんですか。これは警察がやるんですか。 ○委員長(上里直司)  知念救急課長。 ◎救急課長知念鉄雄)  お答えいたします。  交番のほうに我々消防でこちらに設置するということではございません。 ○委員長(上里直司)  金城委員。 ◆委員(金城眞徳)  では、ファミリーマート、コンビニは消防救急はやるけれども、交番は警察がやるということなんですか。 ○委員長(上里直司)  知念救急課長。 ◎救急課長知念鉄雄)  お答えいたします。  AEDにつきましては、本来、各事業所で持つべきものであると思うんですね。ですけれども、我々がこういう事業にコンビニを位置づけたのは、コンビニは24時間いつでも開いている、それから市民が目標にしやすい、そういう観点からこちらからお願いして、こちらの予算でもってつけた経緯がございます。  ですので、一般の事業所においては、ふだんは自らの事業所で持つべきものと考えます。 ○委員長(上里直司)  金城委員。 ◆委員(金城眞徳)  分かりました。  これだけの、百三十何店舗に配置するとどうしてもメンテナンスが大変な金額になると思うんですが、こういったのは巡回してちゃんとメンテナンスしていらっしゃるんですか。 ○委員長(上里直司)  知念救急課長。 ◎救急課長知念鉄雄)  お答えいたします。  メンテナンスはリモートで、例えばバッテリーが不足したりとか、何か不具合があると、我々のほうに監視システムで不具合がどこの店舗のAEDに不具合がありますということで確認をしたら、向かって点検してバッテリーの残量とか、それからパッドがきれいに接続されていないとか、そういう確認はリモートで監視しております。 ○委員長(上里直司)  金城委員。
    ◆委員(金城眞徳)  ありがとうございます。 ○委員長(上里直司)  ほかに質疑はありませんか。  野原委員。 ◆委員(野原嘉孝)  AEDのコンビニ店舗設置の件で、今までの質疑で確認したいのは大体分かったんですが、1点だけちょっと確認ですが、コンビニとの協定というのは、設置するだけという形だと思うんですが、特にコンビニの会社によっては講習とか店員とか従業員とかパートとか、そういった方に対する講習の協力依頼とか、そういったものをやっているところはあるんでしょうか。 ○委員長(上里直司)  知念救急課長。 ◎救急課長知念鉄雄)  お答えいたします。  こういうコンビニにおいての応急手当とか、それは依頼があったらこちらから行って講習会をやっております。  それからコンビニに対しての費用負担とかも全部求めておりませんので、こちらが置かせていただいて、救急事案が発生した場合には市民の方がお借りするということで置いておくということで協定書を結んでおります。 ○委員長(上里直司)  野原委員。 ◆委員(野原嘉孝)  そういう協定というのは認識していたんですが、各コンビニによっても社会への貢献という形で、しっかり積極的なところもあると思うんですが、去年度はそういう形での講習というか、依頼によって受けてやった講習というのもあるんでしょうか。 ○委員長(上里直司)  知念救急課長。 ◎救急課長知念鉄雄)  確認します。  去年、コンビニにおいての講習会があったかということですか。 ◆委員(野原嘉孝)  去年、直近の数字とかがあったら教えてください。 ○委員長(上里直司)  知念救急課長。 ◎救急課長知念鉄雄)  お答えいたします。  先ほど総務課長からもおっしゃっていましたけれども、コロナが流行った時点、現在、講習会が止まっている状態なので、直近ですので3月から今現在までは講習会はちょっと控えているところがございますので、今のところはありません。 ○委員長(上里直司)  野原委員。 ◆委員(野原嘉孝)  直近というのは過去にさかのぼって、どれぐらい件数が講習とか受けているとか、いらっしゃるのかなと思って、その辺を。 ○委員長(上里直司)  知念救急課長。 ◎救急課長知念鉄雄)  お答えいたします。  この事業が開始されたときには非常に関心も高くて各コンビニからの講習依頼はございました。ただ現在は少し講習会は依頼がない状況でございます。 ○委員長(上里直司)  野原委員。 ◆委員(野原嘉孝)  分かりました。ありがとうございます。 ○委員長(上里直司)  上原委員。 ◆委員(上原快佐)  すみません、救急でちょっとお伺いしたいんですけれども、よく県外とかで救急で病院のたらい回しがありますよね。沖縄の場合は一次救急、二次救急とかではなくて、受け入れ側がアメリカ型のERの形になっているので、なかなかそういうことはないという認識なんですが、実際に那覇市内において受け入れ拒否とかたらい回しみたいなことが発生した事案は一昨年度にあったのかどうかということと、また急激に救急の出動が増えていますよね。これは主な要因というのはどういうものか。例えば高齢化が進んだことによって増えたのか、それとも何かしら別の要因があったのか、この2点を教えていただけますか。 ○委員長(上里直司)  知念救急課長。 ◎救急課長知念鉄雄)  お答えいたします。  全国的に問題になっているたらい回しなんですけれども、このたらい回しの定義というのが、例えば患者さん、受け入れの回数4回以上、病院を当たっている間と、それからその滞在時間ですね。現場で30分以上という2つございますが、幸いに我々は非常に救急出動は多いんですけれども、那覇市は救急告示病院が受け入れに積極的でございまして、そういうのはほぼないと、事案は現在、非常に困ったという状況はございません。  それから最近で申しますと、コロナに関しましては、特に県のほうでコロナ対策本部、そこで特に病院、中等症、重症の選定をそこでやってもらって、そこからまた病院の転院搬送などもありますので、その辺のたらい回しについては、沖縄県全体を通してうまくコントロールされているものだと認識しております。  それから搬送増加についてですが、これは年々増加する高齢化が一因と考えております。  それから高齢化に伴って自宅で高齢者をみれないということで介護施設、そこからの件数も増えてきております。これも1,000件余りありますので、高齢化に伴って増えてきたものと思います。年度にもよりますけれども、熱中症、やはり暑いということで熱中症なども年度によっては増えた原因になる、一因になるかと思っております。  以上でございます。 ○委員長(上里直司)  上原委員。 ◆委員(上原快佐)  ということは、構成比率を見ると救急出動の構成といったら、やはり高齢者のほうが多いということですか。 ○委員長(上里直司)  休憩いたします。 ○委員長(上里直司)  再開いたします。  知念救急課長。 ◎救急課長知念鉄雄)  お答えいたします。  昨年の件数からみますと65歳以上が9,700名余り搬送しております。 ◆委員(上原快佐)  全体の何パーセントみたいな。 ◎救急課長知念鉄雄)  全体にしますと、53〜54%高齢者ということになります。 ○委員長(上里直司)  上原委員。 ◆委員(上原快佐)  分かりました。  ということは、半分から半分ちょっと上ぐらいが高齢者ということで、那覇市の人口ビジョンとかを見ると、結局、今後は高齢者も増えていくことは確実なわけですよね。ということは、消防というよりも、むしろちゃーがんじゅう課とかほかの福祉関係とか、もしくは保健の分野でいかに事前に健康を保つことによって、むしろ消防の出動件数も、元気なお年寄りが増えることによって減っていくと思うんですけれども、そこら辺の福祉関係とか消防の意見交換みたいなものとか連携とかというのは今現在あるんですか。 ○委員長(上里直司)  知念救急課長。 ◎救急課長知念鉄雄)  お答えいたします。  今、ほかとの連携に関してですけれども、ちゃーがんじゅう課を通して特に介護施設からの搬送に関しましては、我々はこの患者様がどういう病気でどういう具合で救急車を呼んだということが、最初の頃は結構情報提供書がなかったりするんですね。見たらそこのスタッフさんもたまたま入ってきたばかりの方が具合が悪くなった方のふだんの状況を説明できないとか、お薬はこういうのをのんでいます、病院はどこを受診しています、そういうのが適切にうまく連携ができなかったことがございましたが、最近は非常にこういうのはうまくいっていまして、介護施設からの搬送についてはスムーズにいっています。  では、どういうふうに救急車の抑制を考えるかということに関しましては、私たちとしては予防救急といいまして、できるだけ救急事案を起こさない。例えば高齢者の人はどうしても転倒すると大腿骨頸部骨折とか、どうしても救急につながると、ちょっとした予防ですね。そういうリーフレットを作成しまして救急告示病院のほうにお配りして、これを基に予防に役立ててくださいというふうな活動をしてまいりました。  そういうところで救急の抑制につなげていきたいと、今後も救急の抑制に関しては積極的に調査研究してまいりたいと思っております。  以上でございます。 ○委員長(上里直司)  上原委員。 ◆委員(上原快佐)  那覇市の救急の現状がよく分かりました。今後も高齢化が進むのは見えている。人口ビジョンでも既に見えている、予測されるところなので、今の説明でちゃーがんじゅう課とかほかの部署とも連携されて、さらに予防まで努めているということで非常に安心しました。引き続き連携して頑張っていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○委員長(上里直司)  ほかに質疑はありませんか。  翁長委員。 ◆委員(翁長俊英)  ちょっと視点を、防災関係の違うところから質問したいと思いますけれども、これから災害がますます規模も大きくなってという、そういうふうな指摘をされておりまして、それらについての皆さんの準備もあると思うんですけれども、それはそれとして、実は何年か前に山口県だったかな、の老人有料施設に行った際にバリアアリーというところがあったんですよね。バリアフリーではなくて、かえって機能改善のためにはバリアアリーだということで刺激を与えて改善していくという、着実にその成果を上げている。テレビでも随分紹介されたところではあるんですが、そこの施設のサービスを提供されている皆さんの炊き出しを、農場も近くにもあったんですけれども、野菜を植えたり、炊き出しを外で薪でやっていたんですね。  そしてその担当も順番に施設を利用している人たちも決めたりして、昔を思い出しながら生き生きとして一生懸命頑張っているという、こういう光景があったんですけれども、聞きたいのは、避難施設に電気も水道もガスも、災害の場合に使えない状況の中で、那覇市の公園とか避難所に、おうちの中とは別に、例えば地域の祭りとかイベントとか、その際に炊き出しの訓練も兼ねた、兼ねたじゃないけど、別にイベントの1つとしてシンメー鍋でいろいろ売店とかそんなのもやるでしょうけれども、そういう形を兼ねた炊き出しの、要するに火が使えるかどうかですよ。その場合はどういうふうにすればいいのか、皆さんは許可してくれないものだから、火が使えるかどうか。  万が一の場合に、火というのは燃料、公園の中の木とか籾とか、そんなものを使ってそういうのができるかどうか、その場合はどういうふうにすればいいのか、ちょっと教えていただけませんか。 ○委員長(上里直司)  休憩いたします。 ○委員長(上里直司)  再開いたします。  上原総務課長
    総務課長上原立也)  災害において、自助・共助・公助という言葉がありますけれども、自分の身は自分で守るというのが一番重要になってまいります。こういった炊き出し訓練等につきましては、例えば防災訓練、それから自主防災組織を結成している地域で訓練等を重ねているところでございまして、これは防災危機管理のほうが自主防災組織等を管轄しておりますので、そういった指導を行いながら炊き出し等の訓練は実施しているところでございます。 ○委員長(上里直司)  休憩いたします。 ○委員長(上里直司)  再開いたします。  山城予防課長。 ◎予防課長(山城達)  緊急時の炊き出しのときの火の扱いですが、今現在、自主防災組織等々で資機材がある程度対応されていまして、できるだけそういったものを使うようにお願いしております。緊急時の場合におきましては、若干注意しながら使っていただくことになろうかと思います。  以上です。 ○委員長(上里直司)  翁長委員。 ◆委員(翁長俊英)  そういったものというのは何? ○委員長(上里直司)  山城予防課長。 ◎予防課長(山城達)  そういった資機材がどういったものかということでしょうか。 ◆委員(翁長俊英)  資機材というものが。 ◎予防課長(山城達)  現在、自主防災組織のほうに配布されている資機材に関してはいろいろ種類があるんですけれども、私がちょっと確認している範囲では、ガスのほうが多いのかなと思っております。 ○委員長(上里直司)  休憩いたします。 ○委員長(上里直司)  再開いたします。  山城予防課長。 ◎予防課長(山城達)  通常でしたら裸火の使用は禁止されていますけれども、災害時のときには安全を管理して使わざるを得ないということで、使うことに関しては許可ということになろうかと思います。 ○委員長(上里直司)  翁長委員。 ◆委員(翁長俊英)  だから万が一の場合に日頃からやっていないと、災害もそうです。なかなかうまくいかないと言われているし、訓練の意味合いも兼ねて祭りでシンメー鍋を使って、例えば山なんかに行ったら、ヤマトでは川か何かでよく芋を炊いたり、できているじゃない。何で沖縄は許可していないのかなと気がするんだけれども、ふだんから、ふだんでもないな。そういうときは特別な日だよね。もちろん許可をもらえばいいんだけど、そういうのができないのかなという常々思っているんですよ。これができれば面白いんだよ、要するに。面白いと言っては駄目だけれども、訓練だよ。  個別に相談したほうがいいか。 ○委員長(上里直司)  山城予防課長。 ◎予防課長(山城達)  現在、公園のほうでは裸火とかは禁止ということになっておりまして、裸火を使ったような炊き出し訓練とかは行っていないかと思いますけれども、今後必要であれば、やはり実施していかなければいけないかなと考えます。 ○委員長(上里直司)  翁長委員。 ◆委員(翁長俊英)  土釜をつくろうと思っているんだけど。  以上です。 ○委員長(上里直司)  ほかに質疑はありませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(上里直司)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者退室) ○委員長(上里直司)  再開いたします。  これより議員間討議に入ります。                  (「なし」と言う者あり) ○委員長(上里直司)  ないようでありますので、議員間討議を終了いたします。  休憩いたします。 ○委員長(上里直司)  再開いたします。  以上をもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。  次回は9月24日・木曜日、予算決算常任委員会終了後に開会いたしますので御参集ください。  本日はこれにて散会いたします。                             (午前11時11分 閉会) ───────────────────────────────────────  那覇市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。   令和2年(2020年)9月17日    総務常任委員会委員長 上 里 直 司...