• 506(/)
ツイート シェア
  1. 那覇市議会 2020-04-15
    令和 02年(2020年) 4月15日総務常任委員会(総務分科会)−04月15日-01号


    取得元: 那覇市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-01
    令和 02年(2020年) 4月15日総務常任委員会総務分科会)−04月15日-01号令和 2年 4月15日総務常任委員会総務分科会総務常任委員会総務分科会)記録                        令和2年(2020年)4月15日(水) ─────────────────────────────────────── ●開催日時  令和2年(2020年)4月15日 水曜日 開会 午前10時22分                    閉会 午後0時12分 ─────────────────────────────────────── ●場所  総務委員会室 ─────────────────────────────────────── ●会議に付した事件 常任委員会 1 議案審査(条例・その他)    (1)議案第64号 専決処分の承認を求めることについて(那覇市税条例等の一部を改正する条例制定) 2 議員間討議 予算分科会 1 議案審査補正予算
      (1)議案第63号 令和2年度那覇市一般会計補正予算(第1号) 2 議員間討議 常任委員会 3 付託議案の表決 ─────────────────────────────────────── ●出席委員  委 員 長 上 里 直 司   副委員長 宮 里   昇  委  員 中 村 圭 介   委  員 上 原 快 佐  委  員 我如古 一 郎   委  員 野 原 嘉 孝  委  員 金 城 眞 徳   委  員 翁 長 俊 英  委  員 大 山 孝 夫 ─────────────────────────────────────── ●欠席委員 ─────────────────────────────────────── ●説明のため出席した者の職、氏名  佐久本   整 企画財務部参事財政課長  本 永   亨 納税課担当副参事  新 垣 淑 博 企画財務部副部長  山 口 芳 弘 企画財務部参事財政課長  白 玉 律 子 財政課副参事 ─────────────────────────────────────── ●職務のため出席した事務局職員の職、氏名  當 間 順 子 次長兼庶務課長  豊 里 正 章 調査法制課主幹 ───────────────────────────────────────                             (午前10時22分 開会) ○委員長上里直司)  ハイサイ、お疲れさまです。  委員会を開会する前に、本日の出欠状況について御報告申し上げます。  委員会定数10人中、出席9人となっております。全員出席しております。 【総務常任委員会】 ○委員長上里直司)  それでは、定足数に達しておりますので、ただいまから総務常任委員会を開会いたします。  次に、本日の審査日程について協議いたします。  お手元に審査日程案を配付しておりますので、休憩をして協議いたしたいと思います。  休憩いたします。 ○委員長上里直司)  再開いたします。  審査日程につきましては、休憩中に協議した案のとおり進めることに御異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長上里直司)  御異議なしと認め、さよう決しました。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入室) ○委員長上里直司)  再開いたします。  これより総務常任委員会の審査に入ります。  議案第64号、専決処分の承認を求めることについて(那覇市税条例等の一部を改正する条例制定)を議題といたします。  それでは、佐久本整副部長兼納税課長、説明をお願いします。 ◎企画財務部副部長兼納税課長佐久本整)  ハイサイ。それではよろしくお願いいたします。  議案第64号、那覇市税条例等の一部を改正する条例制定専決処分の承認を求めることについて御説明いたします。  今回、地方税法等の一部を改正する法律が令和2年3月31日に公布されたことに伴い、那覇市税条例等の一部を改正する必要が生じましたが、令和2年4月1日施行のため、特に緊急を要し、議会を招集する時間的な余裕がなかったことから、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、令和2年3月31日付、専決処分をいたしました。同条第3項により、その承認を求めるため、本議案を提出したところでございます。  それでは、条例改正の主な内容について御説明いたします。  まず、市民税につきまして、課税の特例の適用期限を2点延長しております。  1点目は、肉用牛の売却による事業所得について、免税対象飼育牛に係るものにあっては、所得割を課さないこととする特例でございます。  2点目は、優良住宅地造成等のために土地等を譲渡した場合の長期譲渡所得について、要件を満たす土地の譲渡において税率を軽減する特例でございます。これらの適用期限を3年間延長するものでございます。  次に、市たばこ税につきまして、輸出等に係る課税、免除の手続の簡素化をしております。これは、課税免除事由に該当することを証明する書類の提出について、卸売販売業者等でその書類を保管していただき、市への提出を不要とするものであります。  そのほか、関係規定及び字句の整理を行っております。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長上里直司)  これより質疑に入ります。  我如古委員。 ◆委員(我如古一郎)  委員長に提案でございます。  今回はコロナウイルス拡大のための議案が非常に大きな比重を占めると思います。その意味でコロナに関する納税課分をこの場でしか質問できないのでやってもよろしいでしょうか。 ○委員長上里直司)  休憩いたします。 ○委員長上里直司)  再開いたします。  ほかに質疑はありませんか。                  (「なし」と言う者あり) ○委員長上里直司)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者退室) ○委員長上里直司)  再開いたします。  これより議員間討議に入ります。                  (「なし」と言う者あり) ○委員長上里直司)  ないようでありますので、議員間討議を終了いたします。  休憩いたします。 【予算決算常任委員会総務分科会】 ○委員長上里直司)  再開いたします。  これより総務分科会の審査に入ります。  議案第63号、令和2年度那覇市一般会計補正予算中、財政課関係分についてを議題といたします。  それでは、山口芳弘参事財政課長、説明をお願いします。 ◎企画財務部参事財政課長山口芳弘)  財政課でございます。よろしくお願いいたします。  令和2年度那覇市一般会計補正予算(第1号)につきまして御説明いたします。説明はお手元の総務予算分科会説明資料で行いたいと思います。1ページをお開きください。  今回の補正の概要でございますが、繰り返しになりますけれども、緊急性の高い新型コロナウイルス感染症対策等について、市民生活への影響を最小限にとどめるため、加えてその他既定の予算に変更を加える必要が生じましたことにより、歳入・歳出予算をそれぞれ10億6,365万9,000円増額補正するものでございます。  これによりまして、補正後の一般会計補正予算額は、歳入・歳出それぞれ1,586億6,065万9,000円となります。  それでは、歳入のほうから御説明いたします。ページの左側、歳入の補正ア 国庫支出金でございますが、こちらは376万1,000円を計上してございます。内訳としましては、新型コロナウイルス感染症に関して、土日など休日における電話相談などにかかる費用について、2分の1の負担率となります感染症予防費として86万5,000円を、また、感染症患者が仮に入院した場合の扶助費について、4分の3の負担率となる感染症対策費として289万6,000円を計上してございます。  いずれも右側歳出の補正、アの感染症予防事業費に充当いたします。  次に、イの諸収入として250万4,000円を計上しております。こちらは市内小中学校が臨時休業した期間、3月にありましたけれども、この期間に係る学校給食費返金事務に要した経費について、4分の3の補助率となる学校給食費返還等事業補助金として計上しまして、右側歳出の補正、イの学校給食費返還等事業に充当いたします。歳入のほうは、ウの繰入金でございますが、10億5,739万4,000円を計上してございます。  補正予算編成にあたりまして、歳入・歳出の収支差額財政調整基金からの取り崩しにより調整することとしております。
     続いて右側ですけれども、歳出の補正は今回、9事業ございますが、先ほどの質疑で経済観光分については、いろいろ答弁等がございましたので、その他の部分について説明したいと思います。  まず、感染症予防事業費でございますが、こちらは保健所体制強化を図るための補正となってございます。4月以降も引き続き保健所内に帰国者接触者相談センターを設置しまして、引き続き土日・祝日の電話相談にあたっているところでございますが、内部の応援職員分も含めた時間外勤務手当の増のほか、外部の看護師、保健師など、那覇市医師会からの支援なども想定した委託料の増、また、感染症患者が入院した場合の公費医療費負担としての扶助費の増など、計865万9,000円の補正増でございます。  続いて、イの学校給食費返還等事業でございますが、3月の市内小中学校における臨時休校期間給食費につきましては、当時の小学校6年生、中学校3年生の卒業生などには給食の提供がなかった分、これは還付する必要がございます。保護者に返金する際の銀行振込手数料事務作業に係る経費としまして489万8,000円を計上してございます。  ウからキにつきましては説明を省略させていただいて、最後の予備費につきましては、緊急事態、いまだ終息が見通せない中で、今後のあらゆる対策に即応するための備えとして予備費を4億円増額計上してございます。  それから次に2ページ目でございますが、2ページ目はコロナウイルス対策とは直接関係のない規定の予算を変更するという部分でございます。第2表 債務負担行為補正でございます。追加として2事業計上しております。  まず、沖縄の食の魅力発信拠点整備事業新市場建設工事)でございますが、こちらは第一牧志公設市場建設工事につきましては、当初、令和元年度から3年度までの期間としまして、工事請負費磁気探査委託料を含めた上限額を32億104万3,000円とする債務負担行為を設定しておりましたが、本年1月、2月の入札がいずれも入札不調ということになっております。  今回、工事請負費における契約予定額を4億9,975万7,000円増の37億9,740万円としまして、令和3年度の工事請負費として限度額を26億9,528万5,000円とする債務負担行為を新たに設定するものでございます。  次に、石嶺市営住宅第6期建替事業(電気工事)でございます。石嶺市営住宅第6期建替事業につきましても、各種工事を含む債務負担行為を令和元年度に設定していましたところ、そのうち電気工事のみが入札不調となってございます。今回、令和3年度の電気工事請負費として、限度額を1億8,119万2,000円とする債務負担行為を新たに設定するものでございます。  最後に、財政課分として3ページ、4ページにございますが、こちらは冒頭の説明と重複いたしますので説明を割愛させていただきたいと思います。  以上が議案第63号、令和2年度那覇市一般会計補正予算(第1号)の概要でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長上里直司)  これより質疑に入ります。  大山委員。 ◆委員(大山孝夫)  時間は長くとってもいけないので端的に説明します。  1個目が、昨年度の補正のときの1億円は何に幾らぐらい使ったかというのが、多分、決算というか、あれが決まっていないので約でもいいですし、休憩中でもいいのでちょっと教えてくださいというのが1個。  2個目が。 ○委員長上里直司)  大山委員、1つずつ。 ◆委員(大山孝夫)  それでは、これを先に教えてもらっていいですか。 ○委員長上里直司)  山口参事財政課長。 ◎企画財務部参事財政課長山口芳弘)  令和元年度につきましては、この対策関連予備費としましては、7,091万8,000円でございます。予備費としては今、申し上げた数字なんですけれども、その他、使途変更だとか流用等予備費の前に工夫して使ってくださいねということを含めますと、コロナウイルス関連の執行としましては、先ほどの予備費を含めまして1億4,997万4,000円。 ◆委員(大山孝夫)  もう1回、数字をお願いします。 ◎企画財務部参事財政課長山口芳弘)  1億4,997万4,000円という執行状況でございます。 ○委員長上里直司)  大山委員。 ◆委員(大山孝夫)  その分の中で国庫負担金というか、要は市だけの持ち出しがこの金額でいいですか。 ○委員長上里直司)  山口参事財政課長。 ◎企画財務部参事財政課長山口芳弘)  予備費については市の一般財源なんですけれども、流用と使途変更については少し他の財源が入ってくるかどうかまでは、今は把握してございません。 ○委員長上里直司)  大山委員。 ◆委員(大山孝夫)  わかりました。では、それでいいです。  2個目が、先ほど質問であったんですが、財政調整基金の前後の数字をもう1回、教えてもらっていいですか。 ○委員長上里直司)  山口参事財政課長。 ◎企画財務部参事財政課長山口芳弘)  財政調整基金の残高でございますが、当初予算編成後においては、まず24億1,055万3,000円でございます。当初予算編成後の残高でございます。  それから今回の補正予算(1号)編成後におきましては、13億5,315万9,000円という数字になってございます。 ○委員長上里直司)  大山委員。 ◆委員(大山孝夫)  確認します。  前が24億1,055万5,000円、後が13億5,315万9,000円ですか。 ○委員長上里直司)  山口参事財政課長。 ◎企画財務部参事財政課長山口芳弘)  当初予算編成後は24億1,055万3,000円でございます。編成後についてはその数字でございます。 ○委員長上里直司)  大山委員。 ◆委員(大山孝夫)  これは休憩中でもいいので、大体どれぐらいまでは残り出していいのかというのは、この時点で手いっぱいですと言うのか、休憩中でもいいので、担当課としての雰囲気というか、というのを教えてもらえないかなと思いまして。 ○委員長上里直司)  休憩いたします。 ○委員長上里直司)  再開いたします。  大山委員。 ◆委員(大山孝夫)  わかりました。  次に、7,000万円から4億円ということは、3億3,000万円はコロナで使って、7,000万はその他の事業用に残すというような考え方というか、雰囲気はそれでいいですか。 ○委員長上里直司)  山口参事財政課長。 ◎企画財務部参事財政課長山口芳弘)  一般会計予算予備費としては例年、7,000万円というふうに計上しています。当初予算としては。これはコロナウイルス関連以外のあらゆる不測の事態に対応するという話の中に今、コロナ分というか、コロナの今後の見通せない中の備えとして補正増とするものなので、一応、プールとして4億7,000万円の予備費が補正後の額として上がっているということであります。 ○委員長上里直司)  大山委員。 ◆委員(大山孝夫)  一応、昨年度、予備費はどれぐらい使われたかわかりますか。もしすぐわからなかったら後でいいですけど。 ○委員長上里直司)  休憩いたします。 ○委員長上里直司)  再開いたします。  山口参事財政課長。 ◎企画財務部参事財政課長山口芳弘)  令和元年度の予備費全体の執行額といたしましては、1億2,506万9,000円というふうな数字、これは10号補正で積んだ1億円も含めて全体の執行額が1億2,500万円余りということでございます。 ○委員長上里直司)  大山委員。 ◆委員(大山孝夫)  大体わかりました。  最後が、これはちょっと僕も知らないので教えてほしいんですけど、例えば市債は建築発行できるじゃないですか。先ほど説明があった新市場の部分だったり、市民会館という結構お金がかかる部分は、逆にそこはもう決まっているのですが、市債に換えてしまって現金を確保することは、法律上、これはできるんですか。 ○委員長上里直司)  山口参事財政課長。 ◎企画財務部参事財政課長山口芳弘)  それぞれの建設工事につきましては、起債メニューということで、どんなふうな建設工事の場合に、どの借金名を使っていいよというような細かい規定がございますので、一旦、債務負担行為での定めもありますし、実際に既に借り入れを行って、国とかに、という状況の中では、これを振り替えるのは難しいと思います。 ○委員長上里直司)  大山委員。 ◆委員(大山孝夫)  現金が今はないのであれば、財政調整基金。もし可能であればチャレンジをしてもらって、現金の確保をしておかないと、那覇市自体が破綻してしまうと困りますので、この辺は庁舎内で協議してください。  以上です。 ○委員長上里直司)  ほかに質疑はありませんか。  翁長委員
    ◆委員(翁長俊英)  ちょっとわからない点が幾つかあるものですから、緊急経営相談窓口というのがありますが、今の状況とどういう形態に合っているのか、これは新しく創ったわけだと思うんだけれども、ちょっと説明をお願いできれば。 ○委員長上里直司)  山口参事財政課長。 ◎企画財務部参事財政課長山口芳弘)  こちらは国とか県の事業者支援制度がございますが、セーフティーネット補償貸し付けだったり、雇用調整助成金というふうな制度がありますけれども、初めてこれを利用するという事業者にとっては、制度がそもそもよくわからなかったり、申請手続自体が煩雑だったりするというふうな声が指摘されております。  これはサポートするというところから社会保険労務士、それから中小企業診断士による相談窓口商工会議所のほうと連携して、商工会議所のほうにその窓口を置くというふうな委託事業となっております。その専門職の方が相談に来た方の内容を聞いて、こういう制度だったほうが利率がいいんじゃないかとか、こういう手続がありますよというふうなことをコンシェルジュ的にサポートするという事業になってございます。 ○委員長上里直司)  翁長委員。 ◆委員(翁長俊英)  これが全て総合的に網羅できるのであればいいんだけれども、このコロナに関する対応、対策として、一般市民も含めての、これはある意味、経営者だけの話か。 ○委員長上里直司)  山口参事財政課長。 ◎企画財務部参事財政課長山口芳弘)  事業者の中には、中小企業と呼ばれることもありますし、それよりも小さいところもあると思います。まずは経営に関する事業の継続に関する相談をする窓口というふうに考えていただければと思います。 ○委員長上里直司)  翁長委員。 ◆委員(翁長俊英)  個人事業者も入るわけね。 ○委員長上里直司)  山口参事財政課長。 ◎企画財務部参事財政課長山口芳弘)  個人事業者も対象には入ります。 ○委員長上里直司)  翁長委員。 ◆委員(翁長俊英)  商工会議所は58号の向こう側かな、含めだよね。とてもじゃないけど、駐車場も含めて、そんな密集したら困るんだけれども、対応できるかなという気がするんだよな。  併せて、窓口を一本化にしたほうが、総合的な窓口を一本化にしないと、そこからさばいていかないと、あっち行ったりこっち行ったりという、今の混乱に輪をかけるようなことになっては困ると思うんだよ。これはできれば、今回のこの事態に、まさに緊急事態に対応できる総合的な一本化した窓口を創るべきだと思うんだよな。市民はどこに行っていいのかわからないですよ。どこで相談していいのか、社会福祉協議会に行ってみたり、あっちこっち行ってみたり、今現状はしているでしょ。それはそれで対応するセクションに紹介するとか案内はするかもしれないけれども、入り口を一本化に絞らないと、皆さんの対応も含めて効率的じゃないと思うんだよね。本当は議会から要望してそういう形に持っていってもいいと思うんだけど、今はどうなのかなということを気にしているんだけれども、どうでしょうか。 ○委員長上里直司)  山口参事財政課長。 ◎企画財務部参事財政課長山口芳弘)  先ほどこの事業に関する質疑の中でも、相談窓口が急増しているというふうなお話がありました。委員が御指摘のように、これからどんどん相談が急増していくんじゃないかというところもありますし、さらに相談窓口を経て実際に融資を申し込む、事業主がするときには、また役所の6階のほうで市町村長の認定を受ける手続もあったりするんですよ。  なので、委員がおっしゃるように、窓口を一本化したほうがいいんじゃないかというのは御指摘のとおりだと思いますので、今のお話は所管部課のほうにも申し送りしたいなと思いますけれども。 ○委員長上里直司)  翁長委員。 ◆委員(翁長俊英)  一本化はわかりやすいようにするという意味ですよ。ここに1人で対応するという話だったら集中というのが効果があるので、この辺も含めて、これはぜひやってほしいと思う。緊急事態宣言を指定された都道府県はこれをやっているはずよ。他府県も他市町村も県外も含めて、それを動き出してやっているわけだから、これはぜひ考えてほしい。はっきり言って困っています。受ける側、専門家の皆さんはわかるかもしれないけど、市民は全くわかりません。ぜひこの辺を、選り分け作業をするのでもいいじゃないですか。そこで一本化といっても、そこで全部完結して相談なんかできないわけだから。まずはどこに行くかというところからしないと、混乱に輪をかけるだけだと思いますので、ぜひこの辺は考えていただけませんか。答弁を求めます。 ○委員長上里直司)  山口参事財政課長。 ◎企画財務部参事財政課長山口芳弘)  今の御指摘は、繰り返しになりますけれども、必要な考え方だと思いますので、事業を実施する所管課のほうにはその旨、伝達して検討をするように伝えたいと思います。 ○委員長上里直司)  休憩いたします。 ○委員長上里直司)  再開いたします。  上原委員。 ◆委員(上原快佐)  財政課としての考え方というか、今回の補正でいろいろ各所管課にわたってやっていますけれども、これは所管課に予算を配分する際に、県とか国とかの補助メニューがありますよね。それを検討した上でやったのかどうかというのは答えられますか。 ○委員長上里直司)  山口参事財政課長。 ◎企画財務部参事財政課長山口芳弘)  まず4月補正を募集するにあたって、各事業課歳出事業に手を挙げてくるわけですけれども、その段階で国・県の補助メニューがあるかとか、特定財源があるかないかどうかというのをまずは確認していると思います。ただ今回、この事態が急ぎ対応しないといけないところがあるものですから、まずは一般財源である財調の繰り入れで予算を編成しているということであります。  先ほどの企画財務部長の答弁でもありましたけれども、今後、国からの交付金等々が充当できるのであれば、さかのぼって可能性があるとすれば財源更正をしたり、あるいはまた今後、財源として活用していきたいというふうなところです。 ○委員長上里直司)  上原委員。 ◆委員(上原快佐)  いや、この質問をしたのは、所管課がまずは確認してというところかもしれないけれども、財政課のほうでも多分、今見ている中でも、緊急性は要しない、いわゆる落ち着いてから使うような宿泊のやつとかは、県でも検討はしていますよね。国でもやっていますよね。那覇市の限られた一般財源の中で、例えば同じような補助メニューがあるものに関しては、そこは逆に選択と集中じゃないですけど、なくして、逆にもっとほかに必要な部分に手当てするという考え方があってもいいとは思うんですけど、そこら辺はどうですか。 ○委員長上里直司)  山口参事財政課長。 ◎企画財務部参事財政課長山口芳弘)  その視点も大事なことだと思いますので、国・県、市もそうなんですけれども、財源自体は限られているという話でございますから、その辺りは先ほど経済観光部長も答弁しておりましたけれども、これからは回復に向けてのスキームを固めていくという中で、その他に重なっている部分があれば、その辺りは事業をスマートにして執行していくというのも一つの方法かと思います。 ○委員長上里直司)  上原委員。 ◆委員(上原快佐)  ぜひお願いしたいのは、なるべく国や県でできるものはそこにお願いして、必ず那覇市でやらなければならない分でなければやって、そのほかに国や県で足りない部分を補助していくみたいな形とか、国や県で押さえられない部分を那覇市独自でやるのが僕はいいと思うんですけど、それを同じような事業で同じようなことをやるんだったら、使い方としてちょっともったいないなと思うので、そこはぜひ財政課のほうで、本当にこの事業は補助メニューが国・県にないのかというのはちょっと確認されて、やるならやったほうがいいのかなという気はします。ぜひお願いしたいと思います。 ○委員長上里直司)  要望でよろしいですか。 ◆委員(上原快佐)  はい、大丈夫です。 ○委員長上里直司)  我如古委員。 ◆委員(我如古一郎)  御苦労さんです。一つの観点だけ。  先ほど本会議でも企画部長が答弁されていましたけど、財源をどうするのかという観点を皆さんはいろいろ考えると思うんだけど、不要不急という表現があったけど、恐らく今の予算を不要だというつもりで計上はしていないはずなんだな。そこに残るのは不急という部分で皆さんは精査して慎重にやってほしい。長年かかって予算化したけど、これをさらに延ばすと、来年は付かないかもしれない。そういった部分もあるので、先ほど職員研修は中止しますという話がありました。これは確かに不急かもしれないけど、新しく入職された職員のスキルアップは、これは1年先延ばしでいいとは思わない。そういうところもちゃんと考えてやるべきだと思うけど、どうでしょうか。 ○委員長上里直司)  山口参事財政課長。 ◎企画財務部参事財政課長山口芳弘)  今、委員がおっしゃるように、職員研修については、例えば今回の新規採用研修は、通常であれば1週間組んでいるところを、今回は不測の事態に対応するために初日の午後、辞令交付が終わった後もすぐ研修を省略して事業課に配置している現状がございます。ただ確かに不測の事態、異例の事態にはそうしますけれども、おっしゃるように、一つの例としては職員研修を積み重ねていってスキルアップを図るというところでございますので、その趣旨を鑑みて、できること、できないこと、延ばすべきことというのは精査すべきかなというふうに思います。 ○委員長上里直司)  我如古委員。 ◆委員(我如古一郎)  新垣副部長は、総務の出身だから御存知だと思うけど、様々な職員研修には必ず講師が付きもので、それぞれその講師は依頼されて、その収入で生活をされている方も結構いらっしゃる。これは那覇市だけを請け負っているわけではなくて、全市町村でやっていると思うんですね。全市町村がぱたっとやめてしまうと、この人は失業、ある意味、そういうパターンでも失業者をつくってしまうんだよという観点はぜひ持ってほしいと思うんですが、どうでしょうか。 ○委員長上里直司)  新垣副部長。 ◎企画財務部副部長(新垣淑博)  先ほど財政課長も話しましたとおり、例えば新規採用については今回、非常に短縮してというところでございますけれども、このコロナの状況がある程度落ち着いた場合には今、委員がおっしゃったような講師の方の観点もございますし、その職員自体のスキルアップという観点もございますので、そういった面も含めて総務部研修を所管する部署のほうには、そういった観点も含めて検討するようにということを申し伝えたいと思います。 ○委員長上里直司)  我如古委員。 ◆委員(我如古一郎)  終わります。 ○委員長上里直司)  ほかに質疑はありませんか。  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  今回、財政調整基金からの繰り入れで様々な事業を行うようでありますけれども、今年度の収入の部分がちょっと不安でありまして、例えば地方債みたいな形で、民間からの資金調達みたいなところで少しゆとりを持たせて、将来的には返すけれども、今年度はどうにかやりくりするみたいな形の検討をされたのかどうかをお伺いしたいと思います。 ○委員長上里直司)  山口参事財政課長。 ◎企画財務部参事財政課長山口芳弘)  収入に関していえば、今回の当初予算を編成するにあたっても、収支不足を解消するために二十数億を取り崩しているというところであります。この中においては、借り入れについては先ほども少し触れましたけれども、借り入れをするときに借入先にこういう利率でこういう期限でというふうなことを細かくお願いして借り入れはしていくということになるものですから、これを変更してキャッシュを多く持っていくのは少し難しいのかなというふうに考えております。  今後、今回の当初予算編成は通常の、通常のと言ったら変ですけど、例年、取り崩している手法で行っておりますけれども、来年度以降、このコロナウイルスの感染症の影響で税収の見通しも厳しくなるんじゃないかなというふうな見通しも既にありますので、その辺は注意をして編成をしていきたいというふうに思います。
    委員長上里直司)  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  近年、那覇市の財政状況はわりと好転しつつあった状況なのかなと思うので、借り入れできる枠は、従来よりは増えているのかなと思うので、そういったのも活用していただきたいなというのと、あと共同発行市場公募みたいな地方債の活用についての検討とかもあるんですか。 ○委員長上里直司)  休憩いたします。 ○委員長上里直司)  再開いたします。  山口参事財政課長。 ◎企画財務部参事財政課長山口芳弘)  今おっしゃっているような検討は実はしてございません。 ○委員長上里直司)  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  民間からの資金調達というところも今後、検討していって、いろんなチャンネルを持っていたほうがいいんじゃないかと思うんですが、いかがですか。 ○委員長上里直司)  山口参事財政課長。 ◎企画財務部参事財政課長山口芳弘)  そうですね。調達の方法を含めて、あるいは調達する際に関してもより良い条件で借りられるように、そういった面でも検討してまいりたいと思います。 ○委員長上里直司)  中村委員。 ◆委員(中村圭介)  以上です。ありがとうございます。 ○委員長上里直司)  ほかに質疑はありませんか。  宮里委員。 ○副委員長(宮里昇)  この補正予算を組んでいく段階で、どういう議論があったのか、4月10日に報道された医師会の医療マスクの不足問題、何か在庫が10日しかないというふうなことがありました。市内も全体としてマスクは不足だと思いますけど、いわゆる医師会のマスクの問題についての議論はなかったんでしょうか。 ○委員長上里直司)  山口参事財政課長。 ◎企画財務部参事財政課長山口芳弘)  那覇市医師会のほうからは、那覇市だけでもなく、県のほうにもいろんな項目で要請はあったと思うんですけれども、マスク関係の話の中に項目はあったと思います。病院に対して専門のマスクとか防護服等を調達して病院へ配布するというような項目もございますので、この辺りは、この要請を受けて、今後はホテルの借り上げ等々の話もございましたので、併せて検討されていくのかなと思います。 ○委員長上里直司)  宮里委員。 ○副委員長(宮里昇)  これから検討と、日本の社会でマスクが足りないのは非常に信じがたい話ですけれども、実態としてはありますので、行政としても対応をきちんとやっていく必要がある。  それともう1点、医師会、市内の病院等も感染症対策で大変だと思うんですけれども、保健所に応援を送っているということですが、これは資格者ごとに何名か御存知ですか。医者、看護師、それからいろいろ。 ○委員長上里直司)  休憩いたします。 ○委員長上里直司)  再開します。  ほかに質疑はありませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長上里直司)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者退室) ○委員長上里直司)  再開いたします。  これより議員間討議に入ります。                  (「なし」と言う者あり) ○委員長上里直司)  ないようでありますので、議員間討議を終了いたします。 【総務常任委員会】 ○委員長上里直司)  次に、付託議案の表決についてを議題といたします。  本日、審査いたしました議案第64号の表決を行います。  まず、当該議案の取り扱いについて、休憩をして協議したいと思います。  休憩いたします。 ○委員長上里直司)  再開いたします。  休憩中に協議いたしましたとおり、本委員会に付託されております議案第64号については、質疑を終結し、討論を省略して一括して採決を行うことに御異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長上里直司)  御異議なしと認め、さよう決定しました。  それでは、これより採決を行います。  議案第64号、専決処分の承認を求めることについては、原案のとおり承認するべきものと決することについて、御異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長上里直司)  御異議なしと認め、さよう決しました。  休憩いたします。 ○委員長上里直司)  再開いたします。  我如古委員から発言のありました件について、納税課分の件については、委員長から担当課のほうにお伝えして、可能な限り文書によって答えていただくということで進めたいと思います。  以上をもちまして、本日の総務常任委員会の日程は全て終了いたしました。  これにて閉会いたします。                             (午後0時12分 閉会) ───────────────────────────────────────  那覇市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。   令和2年(2020年)4月15日    総務常任委員会委員長 上 里 直 司...