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  1. 那覇市議会 2020-02-28
    令和 02年(2020年) 2月28日厚生経済常任委員会(厚生経済分科会)-02月28日-01号


    取得元: 那覇市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-01
    令和 02年(2020年) 2月28日厚生経済常任委員会厚生経済分科会)-02月28日-01号令和 2年 2月28日厚生経済常任委員会厚生経済分科会厚生経済常任委員会厚生経済分科会)記録                        令和2年(2020年)2月28日(金) ─────────────────────────────────────── ●開催日時  令和2年(2020年)2月28日 金曜日 開会 午前10時                    閉会 午後3時45分 ─────────────────────────────────────── ●場所  厚生経済委員会室 ─────────────────────────────────────── ●会議に付した事件  予算分科会 1 議案審査(補正予算)  (1)議案第28号 令和元年度那覇市一般会計補正予算(第8号)中関係分  (2)議案第31号 令和元年度那覇市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)  (3)議案第32号 令和元年度那覇市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)  (4)議案第28号 令和元年度那覇市一般会計補正予算(第8号)中関係分  (5)議案第58号 令和元年度那覇市一般会計補正予算(第9号)中関係分
     (6)議案第28号 令和元年度那覇市一般会計補正予算(第8号)中関係分     議案第58号 令和元年度那覇市一般会計補正予算(第9号)中関係分  (7)議案第28号 令和元年度那覇市一般会計補正予算(第8号)中関係分     議案第58号 令和元年度那覇市一般会計補正予算(第9号)中関係分  (8)議案第28号 令和元年度那覇市一般会計補正予算(第8号)中関係分 2 議員間討議 ─────────────────────────────────────── ●出席委員  委 員 長 前 田 千 尋   副委員長 新 垣 淑 豊  委  員 永 山 盛太郎   委  員 下 地 敏 男  委  員 平 良 識 子   委  員 上 原 安 夫  委  員 桑 江   豊   委  員 奥 間 綾 乃  委  員 上 原 仙 子 ─────────────────────────────────────── ●欠席委員  委  員 喜舎場 盛 三 ─────────────────────────────────────── ●説明のため出席した者の職、氏名  国 吉 真 永 健康部副部長兼保健総務課長  岸 本  敦  生活衛生課長  仲宗根 輝 子 地域保健課長  山 口 智恵美 地域保健課担当副参事  崎 濱 秀 司 国民健康保険課長  大 城 豊 政 国民健康保険課担当副参事  天 久 啓 子 特定健診課長  渡慶次 一 司 市民文化部副部長  又 吉  弘  まちづくり協働推進課長  宮 里  仁  まちづくり協働推進課副参事  当 山 浩 子 市民文化部参事ハイサイ市民課長  瑞慶山 利美子 ハイサイ市民課担当副参事  島 袋  晃  ハイサイ市民課担当副参事  棚 原 香代子 ハイサイ市民課小禄支所長  新 垣 和 彦 文化振興課長  末 吉 正 睦 文化財課長  内 間  靖  文化財課副参事  仲宗根  浩  経済観光部副部長  赤 嶺 文 哉 観光課長  町 田  務  商工農水課長  高 宮 修 一 なはまち振興課長  狩 俣 輝 夫 なはまち振興課第一牧志公設市場建設室長 ─────────────────────────────────────── ●職務のため出席した事務局職員の職、氏名  根路銘 安 彦 議事管理課副参事  山 田 裕 之 議事管理課主幹  中 本 順 也 調査法制課主幹 ───────────────────────────────────────                             (午前10時 開会) ○委員長(前田千尋)  ハイタイ、おはようございます。  委員会及び分科会を開会する前に、本日の出欠状況についてご報告申し上げます。  委員会定数10人中、出席8人、欠席1人となっております。喜舎場盛三委員からは欠席する旨、また桑江豊委員からは遅れる旨の連絡がございました。  それでは、定足数に達しておりますので、ただいまから厚生経済常任委員会及び厚生経済分科会を開会いたします。  休憩いたします。 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  初めに、令和2年2月定例会における審査日程の協議をいたします。  お手元に審査日程(案)を配付しておりますので、休憩をして協議したいと思います。  休憩いたします。 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  今定例会の審査日程につきましては、休憩中に協議したとおり、陳情者を呼んでの審査については、後ほど確認がとれ次第、日程調整したいと思います。  それ以外はこのとおりで進めることでご異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。  それではこれより厚生経済分科会を開催し、補正予算の審査を行います。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入室) 【予算決算常任委員会厚生経済分科会】 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  初めに、議案第28号、令和元年度那覇市一般会計補正予算(第8号)中関係分を議題といたします。  まず、健康部保険総務課関係分について、国吉真永副部長兼保険総務課長、説明をお願いいたします。 ◎健康部副部長兼健康総務課長(国吉真永)  ハイサイ、保険総務課ヤイビーン、ユタサルグトゥ ウニゲーサビラ。  令和元年度一般会計補正予算(第8号)中、保険総務課分についてご説明いたします。  健康部の説明資料の1ページをお開きください。  最初に、歳入についてご説明さしあげます。  1番、感染症予防費は予算現額295万5,000円に47万2,000円を増額補正し、補正後の額は342万7,000円となります。これは、デング熱の発生時に蚊の駆除の委託等に要した費用のうち、2分の1の額を負担金として国のほうから受けることになっておりますので、そういった国庫負担金の申請に伴うものとなっております。そのうちの43万8,000円につきましては、デング熱対応のため環境衛生課が蚊の駆除を委託した費用への充当となっております。  2番、結核対策費は予算現額770万7,000円に387万5,000円を増額補正し、補正後の額は1,158万2,000円となります。国からの負担金の内示に基づく増額となっております。  3番、感染症予防費(過年度分)は、平成30年度の実績に基づく精算分として107万4,000円を増額補正するものです。  4番、結核対策費補助金は予算現額38万3,000円に13万6,000円を増額補正し、補正後の額は51万9,000円となります。国からの補助金の内示に基づく増額となっております。  5番、感染症対策費は予算現額612万7,000円から5万8,000円を減額補正し、補正後の額は606万9,000円となります。これも国からの補助金の内示に基づく減額となっております。  6番、健康危機管理推進費は予算現額19万8,000円を全額減額補正するものです。これは当初予定しておりました経費の一部が補助対象経費と認められなかったことから、補助対象経費を全額執行しても国庫補助対象額の下限額30万円に達しないことから申請を取り下げたものです。  7番、保健統計調査費は予算現額707万円から33万1,000円を減額補正し、補正後の額は673万9,000円となります。交付決定額に基づく減額となっております。  続きまして、歳出についてご説明さしあげます。説明資料2ページをお開きください。  1番、健康危機管理対策事業は予算現額40万円から19万8,000円を減額補正し、補正後の額は20万2,000円となります。これは先ほど歳入でご説明しました、事業費総額が国庫補助対象の下限額に達しないことから、国庫補助を予定していた金額分について事業規模を縮小し、一般財源の範囲内で事業を執行するための減となっております。  2番、保健統計調査事業(受託事業)は、予算現額205万6,000円から67万8,000円を減額補正し、補正後の額は137万8,000円となります。非常勤報酬等の実績による減額補正となっております。  3番、結核予防事業は歳入の補正に伴う財源更正となっております。  最後に4番、感染症予防事業費は、予算現額1,691万1,000円に56万7,000円を増額補正し、補正後の額は1,747万8,000円となります。国庫補助金の内示額に合わせて医薬材料費を減としたこと及び平成30年度分の国庫負担金及び国庫補助金の実績額確定に伴う償還金となっております。  ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  どうもお疲れさまです。  感染症予防事業に当たるのかなと思うんですけど、現在のコロナウイルス対策はここで対応しているのかについてお伺いしたいんですが。 ○委員長(前田千尋)  国吉真永副部長。
    ◎健康部副部長兼健康総務課長(国吉真永)  この事業で対応しております。 ○委員長(前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  県内での検査体制についてお伺いしたいんですけども、どこで行っていて、1日当たりの検体検査の数とか、わかりましたら教えてください。 ○委員長(前田千尋)  国吉真永副部長。 ◎健康部副部長兼健康総務課長(国吉真永)  沖縄県内におきましては、うるま市の沖縄県衛生研究所のほうで行っております。検体ですが、当初は10検体が可能だったんですが、現在は20検体まで可能となっております。  ただ、20検体と申し上げましても、1人2検体、3検体出すことがあるものですから、20人分できるというわけではなくて、1人の方が例えば4検体出せば5人分しかできない。2検体であれば10人分と、こういう形になってございます。  失礼しました。40検体分だそうです。申しわけない、訂正いたします。 ○委員長(前田千尋)  1日で40ですね。  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  今後のそういう体制の強化というか、検体検査は対応できるようになっていくのか。 ○委員長(前田千尋)  国吉真永副部長。 ◎健康部副部長兼健康総務課長(国吉真永)  今国のほうで、検査ができるような形で民間のほうに広げてもらいたいということを言ってはいるんですが、現在のところ、まだそこまでは広がっておりません。民間のほうでできれば広がっていくと思います。当分はまだ難しいかと思います。 ○委員長(前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  すみません。  国は医療機関に協力を求めたり、きのう皆国民的に大ショックだと思うんですけど、学校への休業を求めたりしていますけども、一番肝心かなめの国が果たすべき責任や役割が非常に不鮮明で、僕は国の責任は大変重大だなというふうに思っているんですけども、そういうマスコミ等の報道もあるんですけど、国の遅れの中でも、市民の不安に応えて、市がきちんと適切な対応というのが求められて、その責任は市民の健康と命を守るという立場から大変重要だと思うんですけれども、検査をしてほしいという市民の要望に対して、ニュースとかでは、検査ができなかったりとか、ずっと子どもが結核と診断されているのに検査してもらえないという報道もあったりするんですけども、検査に関しての基準の緩和みたいなことは検討されているんでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  国吉真永副部長。 ◎健康部副部長兼健康総務課長(国吉真永)  当初国のほうから武漢市に関連した部分という形であったんですが、その後武漢市以外の中国に広がってきたり、あと37.5度以上の熱が4日以上続くとか、だんだん対象は広がってきてございます。 ○委員長(前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  今の37.5度以上という基準ですけども、高齢者の場合は2日間という報道もあったりしたんですけども、小学校とか、中学校とか、そういう児童生徒に対してもちゃんと検温をして、熱があったら出校しないようにとかという、現場でそういうことが行われているんですけど、小中学校生などの基準はどうなっているんですか。 ○委員長(前田千尋)  国吉真永副部長。 ◎健康部副部長兼健康総務課長(国吉真永)  年齢にかかわらず国がしている行政検査の指針というのは一律になっておりますので、小中学生、大人関係なく、その基準に該当するかしないかで、検査対象となるかならないか、決めているところです。 ○委員長(前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  きのうから市民の友が各家庭に配布されているんですけれども、また本会議での議論でもありましたように、市民の友などに、紙媒体を通じて市民の皆さんにうがい、咳エチケットの広報宣伝というのは非常に重要だというよりも、見てみたら、後ろのほうにつけ足しみたいにとてもスペースが小さくて、これで危機管理でふさわしいのかなというふうな印象を受けたんですよね。  ですから、うちの古堅団長も要望してましたけども、ぜひ市民の友で臨時増刊号を出してでもということで、もし市中感染というか、これが終息すればいいですけど、もし拡大すると大変なことになるので、やはり市民への正確な情報と注意喚起は非常に大事じゃないかなと思うんですけど、その点については、ちょっと担当は別だと思うんですけど。 ○委員長(前田千尋)  国吉真永副部長。 ◎健康部副部長兼健康総務課長(国吉真永)  ただいまご指摘のありました市民の友につきましては、臨時増刊号ではなくて、4月号のほうに掲載できないかということで、現在秘書広報課のほうと調整をしているところでございます。 ○委員長(前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  わかりました。  その4月号というのはさらにスペースをとって、きちんと丁寧にというような、内容的には充実したものをつくるということで理解してよろしいでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  国吉真永副部長。 ◎健康部副部長兼健康総務課長(国吉真永)  ご指摘のように、3月号は確かにスペース的に小さいかなという感じはしましたが、それ以上に広げられればと考えております。 ○委員長(前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  わかりました。  頑張ってください。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  ここでやっていいのかどうかわからないけど、関連として、例えば検査がどうやったらできるのかといろいろ聞かれるんですけど、僕らもあまりわからないんですよ。  その中で、この間マスコミで見たんですけど、今は6時間かかるのが2時間程度でできて、件数が多い機械がもうすぐ出るという話とかあるけど、それは別として、例えば健康部として、こういった市民が安心する情報をずっと集め続けているのか、そういったことをちゃんと集中的にやっているのか、その辺はどうなんですか。 ○委員長(前田千尋)  国吉真永副部長。 ◎健康部副部長兼健康総務課長(国吉真永)  厚労省のほうから随時情報が入ってきますので、その収集はもちろんやっております。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  そうじゃなくて、国から下りる前に、自分たちでもいろんな情報とか、こんなマスコミなんかの声でも収集しながら、下りてくる前にいろいろ知っていれば導入も早くなるし、例えばあれは数百万かかると言ったけど、その予算を先にとったらどうかとか、そういった話ができると思うんだけど、ただ下りてくるのを待っているだけだったら、結局本会議でもあったけど、下りてくるまで待っとくんだったら何もやってないと一緒だろうという話になるんで、その辺もっと情報を自分たちで、この機会だから、特別な疾患なんで、もっとやるべきじゃないかなと思いますが、その辺はどうですか。 ○委員長(前田千尋)  国吉真永副部長。 ◎健康部副部長兼健康総務課長(国吉真永)  厚労省については先ほどお話ししたとおりなんですが、沖縄県の専門家会議とか、これに当然積極的に参加して情報収集はしているというところでございます。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  ぜひ、下りるのを待っているよりは自分たちも探して、逆に自分たちが提案、こういったのはどうなってますかと聞くぐらいの、そういったものを積極的にやっていただきたいので、その辺ぜひよろしくお願いします。以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。                  (「進行」と言う者あり)  進行でよろしいですか。                  (「はい」と言う者あり)  副部長、大変だと思いますけれども、市民のためにも頑張っていただきたいと思います。  皆さん、お疲れさまでした。 ○委員長(前田千尋)  ないようでございますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に、生活衛生課関係分について、岸本敦生活衛生課長、説明をお願いいたします。 ◎生活衛生課長(岸本敦)  おはようございます。生活衛生課です。  議案第28号、令和元年度那覇市一般会計補正予算(第8号)中、生活衛生課分についてご説明いたします。
     お手元の健康部説明資料の8及び9ページにお示しております。  歳入につきましては、歳出に関連しておりますので、歳出のほうから先にご説明申し上げます。  9ページをご覧いただきたいと思います。4款衛生費、1項保健衛生費、8目生活衛生費の住宅宿泊事業におきまして、臨時薬剤師配置のために募集しておりましたけれども、応募がないために9月からは衛生行政関連の業務の経験のある事務職を今のところ配置しております。その賃金4月から8月分120万3,000円を減額補正するものであります。  続きまして、4款衛生費、1項保健衛生費、8目生活衛生費の那覇市HACCP導入支援事業についてですけれども、国庫支出金としての歳入を活用しての事業となります。歳入につきましては8ページとなっております。  HACCPとは、食品の原材料受け入れから最終製品の出荷に至るまで、全ての過程におきまして安全性を確保するための衛生管理手法で、危害要因分析重要管理点と言われております。厚生労働省におきましては、原則全ての食品等事業者にHACCPに沿った衛生管理の実施を求めております。  今回の事業費は、平成29年度及び30年度に同省による国庫支出金を活用して実施してまいりましたHACCP導入に係る実証事業に続きまして、市内全ての食品等事業者に対してHACCP制度について周知を行うための事業費であり、委託料としまして337万9,000円を増額補正するものとなっております。  よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  休憩いたします。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  質疑ございませんか。  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  この事業、政策説明資料を見ると、11月19日付で内示があったと。 ◎生活衛生課長(岸本敦)  はい。そうです。 ◆委員(桑江豊)  ですよね。だから、当初予算にはなかった。 ◎生活衛生課長(岸本敦)  はい、そうです。 ◆委員(桑江豊)  年度末になってこういうふうな内示が出てきて、その年度で周知しなさいと言われても、これは大変じゃないですか。どんなですか。 ○委員長(前田千尋)  岸本敦課長。 ◎生活衛生課長(岸本敦)  おっしゃるとおりでして、我々としても、国のほうもHACCPにつきまして、29年度、30年度におきましても、当初からこういう事業があるということが示されなくて、年度途中から開示されたときに、我々としてはやはり必要だということで、それに基づいて応募をして、選定されていくという流れで、今回もさらに周知のみの事業を、要綱をつくったからどうかという形で、各自治体に国のほうから通知が来てしまって、我々としても1万件以上の情報提供、周知をするということで、当初の予算もないですので、少しでもと思いまして、周知の内容につきましては日ごろからある程度固まってますので、周知に係る予算をぜひ確保したいということで応募をかけたところ、選定されたということになりました。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  具体的に周知というのはどういうことをするんですか。 ○委員長(前田千尋)  岸本敦課長。  どなたが。  細田千花技師。 ◎生活衛生課技師(細田千花)  お答えいたします。  この事業では、那覇市内に約1万2,000件、許可等届出施設があります。講習会とかを常日ごろから行っておりますが、そもそもHACCPが制度化されることも知らないというような業者も中にはいるのではないかと考えておりまして、届かない事業者にいかにして届けるかというところに視点をおきまして、全ての対象施設に制度化に関する周知文書を送ること、それから、業種別に手引書が、きのう確認したところで58種類ぐらい厚生労働省のホームページに上がっておりますので、ご自身の施設がどの業種の手引書を使えばいいのかというのが一目でわかるようなフローチャートをあわせて送付することを予定しております。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  1万2,000件の市内の全てにやるんですけれども、周知をして、周知をされた市内の業者は、みずからが手を挙げないとそれはもらえないと理解していいんですか。 ○委員長(前田千尋)  細田千花技師。 ◎生活衛生課技師(細田千花)  この事業では、1万2,000件全ての事業者に郵送で書類を発送することを予定していますので、全施設がこの文書を受け取ると想定しております。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  ですから、皆さんは周知をするわけだ、そういう予想で。  それに対して、やっぱり自分たちもこのHACCPの導入をしっかりやりますというふうな回答みたいなものはないのかね。  皆さんはただ一方的にやるだけだということで理解していいの。 ○委員長(前田千尋)  どなたが答えますか。  岸本敦課長。 ◎生活衛生課長(岸本敦)  まず法の趣旨というか目的をお伝えします。  おっしゃるように、これをやるべきなのは業者みずからなんですよ。それを皆さんがやるべきですよと言ったときに、今言った自分はどのマニュアル、手引書を使っていいのか、そもそもわからない業者さんもいらっしゃるので、底上げということで、これで周知をかけます。  当然、わかりませんとか、言ってくるものが必要なので、それについては我々として手を伸ばして支援をする。これを民間でやられますと、聞いた話ですが、コンサル、大体200から300万という話も前からいろいろ情報収集してますので、そういうのは当然無理ですということを踏まえてましたから、平成29年度からこういう国の予算を使いながら、我々としてどうしたら一番タイムリミットというか、来年スタートですので、その中で、どれだけやっていけば市内の業者さんがみんなできるようになるのかということをずっと考えていたら、まずは周知を図って、そのときに当然SOSじゃないですけど、どうしたらいいのと来るということを想定した場合、あなたはこれですということを我々のほうから提示をして、来たものにかんしてはしっかり支援するということで、まずは周知ということで、ぎりぎりなんですけれども、今年度まずはやりましょうと。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  29年度、30年度もそういう周知をしてきて、結局また今回もやるわけですけれども、これはだぶってやっているの。それとも29、30で終わったものは除いてまたやっているということなのか。 ○委員長(前田千尋)  岸本敦課長。 ◎生活衛生課長(岸本敦)  29年、30年とはやっている事業の内容が全然違ってまして、29年、30年につきましては、実証事業、実際にやるもので、モデルをつくって、それでしっかりできるというのをまずモデル化しないと、みんなはもう自分ではないという逃げが入るので、そういうことで29年には飲食店と菓子製造業、2つに絞ってやりました。30年度につきましてはスーパーマーケットということで、ちゃんと業態を分けて、モデル化してやってきたんですけれども、今回の事業というのは周知のみの予算、ですから、次はまた我々としては、ある程度の国の示した手引書を実際に周知をかけていくということのみの予算ということで応募しました。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  わかりました。  29年度はお菓子と、なんだった。 ◎生活衛生課長(岸本敦)  飲食店。 ◆委員(桑江豊)  飲食さあね。30年度はスーパーと。  だから、今後、令和元年度はどこなの。 ○委員長(前田千尋)  ごめんなさい。  岸本敦課長。 ◎生活衛生課長(岸本敦)  29年、30年でその実証事業は終わってですね。 ◆委員(桑江豊)  ああ、実証事業は。 ◎生活衛生課長(岸本敦)  すみません。今回は周知のみの。 ◆委員(桑江豊)  あ、今回は周知のみと。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  わかりました。  せっかく国が100%出してくれるわけですから、これを使わないことはないと思うんですけど、どうかまたしっかり市内の飲食、よろしくお願いしたいと思います。以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  新垣淑豊委員。 ○副委員長(新垣淑豊)  ありがとうございます。  ちょっと確認なんですけれども、住宅宿泊事業について、今どの程度申請があって、そこに今回対応する事務職員がいないということなので、それでうまく回っているのかというのをお聞かせいただきたいです。
    ○委員長(前田千尋)  翁長正行主任技師。 ◎生活衛生課主任技師(翁長正行)  お答えします。  住宅宿泊事業に基づく届け出についてですが、2月28日時点で222件、届け出件数としては受理をしております。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  ごめんなさい。222件というのは、この年度での届け出ということでよろしいですか。 ○委員長(前田千尋)  翁長正行主任技師。 ◎生活衛生課主任技師(翁長正行)  いえ、年度ではなくて、住宅宿泊事業法が施行されてから2月28日までのトータルで222件となっております。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  であれば、現在は222件の申請なので、現状の職員数で特段問題はなくこなせているという認識でよろしいですか。 ○委員長(前田千尋)  岸本敦課長。 ◎生活衛生課長(岸本敦)  去年スタートしまして、その前から違法民泊とかいろいろあったんですけれども、当初より、すぐに警察OBの補助員を充てながらやってきて、条例も制定させていただいて、業者的には、そのまま民泊でやるのか、あるいは旅館業法に基づくそこにシフトするのかというか、しっかり分けてきたので、今のところ、住民からの苦情とか、これを蓄積するとほぼ30件程度というふうに固まってきたと。  それを重点的にやると、違法民泊のある程度の固定というか、それはちょっとまずいですけど、指導対象というのがはっきり出てきたなということで、あとは、体力があるというか、ある程度の法人レベルでいくと180日という頭打ちがくるので、当然それは営業とかあると思います。  それで、もうちょっとしっかりした形でということで、旅館業法に基づいた許可を得て営業に入ったということがある程度できてきたので、それ以外にも兼務してますので非常に厳しい状況ではあります。それでも、とりあえずみんなで情報をやりながら頑張っているというところです。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  本当にお疲れさまです。ありがとうございます。  多分条件等々でなかなか折り合いがつかなくて採用というのは難しいと思うので、このあたりもしっかりと担当部のほうで声を上げていただけたらなというふうに思っておりますし、多分ここにいる議員の皆さんは支援していただけると思いますので、よろしくお願いいたします。  もう1点なんですけれども、同じくHACCP導入支援事業に関して、今周知をされてますけれども、実際に導入をしているというところの割合というのはどのぐらいか、これは担当課としては把握されているのかというのを教えてください。 ○委員長(前田千尋)  岸本敦課長。 ◎生活衛生課長(岸本敦)  本会議でも坂井浩二議員からありましたけれども、導入というのは、我々としたら、あくまでもこれは事業者がみずからやるべき、それがわからない状態なので一生懸命提案をして、こういうふうにつくるんだよという形にしてます。  導入というそもそも論が、ちょっと整理が必要かなと思ってますけれども、彼らがそれぞれの衛生管理をつくったものがしっかり記録されて運用されているかというのが導入だとした場合に、今はまだスタートになってませんので、それを我々は今後モニタリングで監視をしながら、できているかという習慣を確認したところで初めて導入かなと。  ですけど、おっしゃるように、どのぐらいのレベルでどういうところまできているというのは、今実施計画の中で1年目に入っています。アンケートをずっととっているので、一応把握に向けた対策はとっているいると。  今は、申しわけありませんが、どのぐらいと言われて、今まだ集計はとっていませんので、一応それも並行して対策をとっているということになります。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  本当に市内1万2,000事業者、これを巡回して多分そういった指導をしていったりとか、ちゃんと導入がされているかということの確認をしていくことになると思うんですけども、それもまたそれぞれの事業所で多分実情というのが変わってくると思うので、本当にご苦労されると思いますけれども、那覇市の食品事業者さんのレベルアップということも含めて、ぜひよろしくお願いいたします。  私から以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに。  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  今の関連で、今周知ということをやっていて、もう1つさっき言ったのは、策定する、導入する事前準備として、コンサルタントだと200万ぐらいかかるという話だけど、例えばお金がないところだと、市がそれをお手伝いするようなそういった部署はあるの。 ○委員長(前田千尋)  岸本敦課長。 ◎生活衛生課長(岸本敦)  それが我々であって、要は国を通過した各業界団体がつくった手引書に沿ってやるんですけど、それを全てできるかというと、当然できないので、それを支援するのが我々で、これを単独でやってしまうと、今言ったそのぐらいかかってしまう。  ですから、我々はある程度のものを、シナリオというのをつくって配ったものを一旦見てもらわないと、本人たちがつくるもんですから、それでわからないと来たときに、それを速やかに指導してやってもらうということ。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  仮に、今1万2,000件ということだけど、これがわからないところが多くてぼこぼこ来たときに、今の人員で対応可能なんですか。 ○委員長(前田千尋)  岸本敦課長。 ◎生活衛生課長(岸本敦)  これも食品衛生協会とタイアップして、そこには食品衛生指導員、我々衛生監視員がさらに指導した指導員がいますので、そういう人材を活用してどんどん巡回しているところなので、どうにか間に合っているというところで、一応今人材育成に取り組んでいます。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  ぜひ、皆さん、お手伝い頑張ってください。ありがとうございます。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に、健康増進課関係分について、国吉真永副部長、説明をお願いいたします。 ◎健康部副部長兼健康総務課長(国吉真永)  ハイサイ、令和元年度一般会計補正予算(第8号)中、健康増進課分についてご説明いたします。  健康増進課長が、先ほど委員長から説明がありましたが、体調不良できょう出席できないものですから、代わって私のほうでご説明さしあげたいと思います。  健康部説明資料の3ページ及び4ページが健康増進課分となります。  今回の補正の主な理由は、国、県からの補助金の内示に伴うもの及び実績見込みによるものとなっております。  歳入についてご説明さしあげます。資料の3ページをお開きください。  1番地域保健対策費から3番風しんの追加対策的事業(補助金)までは、国からの補助金の内示に伴う補正となります。3番の風しんの追加対策的事業(補助金)は、今年度4月からの3年間限定で始まった成人男性の風しんの抗体検査及び予防接種に係る補助金となっており、新たに765万7,000円の増額補正をするものです。  4番の国民健康・栄養調査委託費は、今年度那覇市においては調査の該当地区がなかったことから全額補正減としております。  5番の健康増進事業費補助金は、各種がん検診事業に係る補助金ですが、実績見込みに伴う県からの補助金内示に基づく減額となっております。  次に、歳出の主な項目についてご説明さしあげます。  1番予防接種事業は、各種予防接種の実績見込みによる5,000万円の減額となっております。  2番健康増進事業(健康診査)は、各種がん検診の実績見込みによる2,500万円の減額となっております。  5番健康・栄養調査委託事業は、先ほど歳入でご説明さしあげました調査対象地区がなかったことから、歳出も全額補正減としております。  8番学齢期におけるフッ化物洗口等モデル事業は、小中学校におけるフッ化物洗口の実施校を増やすため調整を行っておりましたが、学校現場の理解を求める説明会の開催にとどまり、実施にまでは至らなかったことから104万4,000円の減額となっております。  以上が健康増進課分の概要となります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  お疲れさまです。  フッ化物洗口のところで伺いたいんですけど、減額になった理由を伺います。 ○委員長(前田千尋)  嘉手納一彦健康増進課主任歯科医師。 ◎健康増進課主任歯科医師(嘉手納一彦)  お答えいたします。  実施校が最初の予定では10校予定をしていたんですが、新規に実施する小中学校が増えなかったために、その分の消耗品を減らすことと、あとフッ化物洗口にかかわる学校歯科医が対応できない場合に歯科衛生士を派遣するということで、報償費の予算をとっておりましたが、実施校が増えなかったために報償費を減額する予定となっております。 ○委員長(前田千尋)
     上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  わかりました。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  今の同じ学齢期におけるフッ化物洗口等モデル事業なんですけれども、市長の主要政策の1つでありますので、ことし、活動実績及び評価を見ましても了としたいと思います。  また、やはり保護者への説明、那覇市のPTA連合会等あると思いますけれども、そこでの説明会とかもやる必要があるのかなと思いますけども、取り組みについて伺います。 ○委員長(前田千尋)  嘉手納一彦主任歯科医師。 ◎健康増進課主任歯科医師(嘉手納一彦)  お答えいたします。  那覇市PTA連合会の会長、副会長、三役になりますが、その皆様には一度お時間を頂戴して、フッ化物洗口についてはご説明をさしあげています。あと、小中学校の各学校にありますPTAの役員会等で要望があれば、いつでも伺えるように準備はさせていただいています。 ○委員長(前田千尋)  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  今年度進めてきた事業で、多くの懸念等もありますから、まずは丁寧に説明を進めてきたということは非常に評価をしたいと思います。  また、次年度に向けて、しっかり実施校が増えていくように頑張ってください。終わります。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  嘉手納先生にお聞きしますけども、フッ化物洗口等モデル事業という、この「等」というのは、どんなのが「等」に当たりますか。 ○委員長(前田千尋)  嘉手納一彦主任歯科医師。 ◎健康増進課主任歯科医師(嘉手納一彦)  お答えいたします。  フッ化物洗口を実施することに対しても支援を進めていく予定ですが、歯磨きを児童生徒に教える歯磨き教室についても支援していこうということで、等という文字をつけております。 ○委員長(前田千尋)  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  そこなんですけど、だからフッ化物洗口だけじゃなくて、今おっしゃったように、歯磨きとか、そういったお口のケアということであれば、そこら辺にもっと力を入れていけば、子どもたちのとっても大切な予算だと思うので、なぜそういう「等」についてもできなかったかなというのが非常に疑問なんですよ。  答えられますか。それ。 ○委員長(前田千尋)  嘉手納一彦主任歯科医師。 ◎健康増進課主任歯科医師(嘉手納一彦)  お答えいたします。  平成30年、それから今年度、令和元年度になりまして、学校教育課と連携して一緒に学校訪問をして、校長、教頭、養護教諭の皆さんにフッ化物洗口についての説明をする中で、歯磨き教室についても支援していくということで説明はさせていただいています。 ○委員長(前田千尋)  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  フッ化物洗口と歯磨き教室は一緒なんですか。 ○委員長(前田千尋)  嘉手納一彦主任歯科医師。 ◎健康増進課主任歯科医師(嘉手納一彦)  休憩お願いします。 ○委員長(前田千尋)  休憩いたします。 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  嘉手納一彦主任歯科医師。 ◎健康増進課主任歯科医師(嘉手納一彦)  お答えいたします。  歯磨き教室については、歯科衛生士を派遣して、各クラスの中に専門職を入れて歯磨きの指導ができるような体制を整えるということで、歯科衛生士の報償費をとっております。それから、フッ化物洗口については、実施する学校に対して消耗品として洗口剤を配布するということで予算取りをしているところでございます。 ○委員長(前田千尋)  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  今上原委員から政策説明資料を見せてもらっていますけども、やっぱりフッ化物洗口等というふうにして予算をとっているわけですから、市内53校、中学校までですか。小学校でしたら37校ですか。  ここでの教室を、予算がこうしてあるわけだから、もっとやれば予算というのは100%、むしろ足りないんじゃないかなと思ってはいるんですよ。  だから、フッ化物だけに限らず、歯磨き教室もやるというようなことを先生方がやったらよかったのになと思うのが、この予算を見ての感想なんですけども、どんなですか。 ○委員長(前田千尋)  嘉手納一彦主任歯科医師。 ◎健康増進課主任歯科医師(嘉手納一彦)  お答えいたします。  各学校には学校歯科医という専門職がおりまして、学校3師、学校医師、学校歯科医師、学校薬剤師がおります。この学校歯科医師が、大体6月の歯とお口の健康習慣のときに歯磨き教室を実際にやっている学校が多いんです。  その中で、例えば人が足りないとか、何か申し出があればこちらから支援をするという予定になっていますので、歯磨き教室をやってないわけではなくて、各学校の学校歯科医が対応していますので、それのお手伝いということで支援というふうに考えております。 ○委員長(前田千尋)  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  嘉手納先生の考え方はよくわかりましたので、ぜひこのフッ化物洗口も含めて、教室も今後残さないような形でしっかり取り組んでもらいたいなということを要望して終わります。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  すみません。フッ化物洗口についてちょっと聞きますけど、これ今1校だけ実施しているということですが、全学校に実施した場合にかかる経費というのか、予算というのは全体でいくらぐらいになっていますか。 ○委員長(前田千尋)  休憩いたします。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  嘉手納一彦主任歯科医師。 ◎健康増進課主任歯科医師(嘉手納一彦)  お答えいたします。  今、那覇市内の小学校、中学校の全生徒数を把握していませんが、1人にかかる経費としましては、1回約4円かかります。それが週に1回ですので、月4週間ありますから16円掛ける、長期休暇を抜きますと約10カ月ですので、年間1人当たり160円かかります。その160円掛ける小学校、中学校の全生徒の人数を掛ければ全体の必要な金額になると思いますが、ちょっと今生徒数を把握してないので、そこまでお答えできなくて申しわけございません。 ○委員長(前田千尋)  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  わかりました。ありがとうございます。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  ちょっと休憩お願いします。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  ほかに質疑ございませんか。                  (「進行」と言う者あり)  よろしいですか。
    ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に、地域保健課関係分について、仲宗根輝子地域保健課長説明をお願いいたします。 ◎地域保健課長(仲宗根輝子)  ハイタイ、地域保健課長の仲宗根です。  議案第28号、令和元年度那覇市一般会計補正予算(第8号)中、地域保健課分についてご説明いたします。  お手元に配付されております健康部説明資料をご覧いただきながら、説明をさしあげたいと思います。それでは、説明資料の5ページをお開きください。  初めに、歳入予算について主なものをご説明いたします。  1番の第15款国庫支出金、第1目民生費国庫負担金の自立支援医療(育成医療)給付費につきましては、給付件数の実績減による扶助費の減額に伴い育成医療事業へ充てるための負担金が減額となりますので、516万1,000円を減額補正するものであります。  3番の第15款国庫支出金、第4目衛生費国庫負担金の小児慢性特定疾病医療費国庫負担金につきましては、血友病患者の新薬処置に伴う扶助費の増額により小児慢性特定疾病医療費事業へ充てるための負担金が増額となりますので、1,133万1,000円を増額補正するものであります。  4番の第15款国庫支出金、第3目衛生費国庫補助金の特定防衛施設周辺整備調整交付金につきましては、交付金の減額に伴い妊婦健康診査事業へ充てるための補助金985万8,000円を減額補正するものであります。  次に、歳出予算の主なものをご説明いたします。  6ページをご覧ください。第3款民生費、第2目障害者福祉費の1番育成医療事業につきましては、給付件数の実績減によります扶助費の減額1,032万円から平成30年度の国庫負担償還金434万9,000円を差し引いた597万1,000円を減額補正するものであります。  次に、第4款衛生費、第4目母子保健費の4番不妊に悩む方への特定治療支援事業につきましては、平成30年度の国庫負担金の実績により受入超過金を償還する償還金が生じたことに伴い、885万8,000円の増額補正をするものであります。  7番の小児慢性特定疾病医療費事業につきましては、歳入で説明しましたように、血友病患者の新薬処置に伴う扶助費の実績及び見込みによる増額2,266万2,000円、平成30年度の国庫負担金の実績より受入超過金を償還する償還金1,161万8,000円が生じたことにより、3,428万円を増額補正するものであります。  9番妊婦歯科健康診査事業につきましては、妊婦の歯科保健の向上を目指し、個別医療機関で歯科健康診査を実施する令和元年6月からスタートした新規事業です。受診者数の実績及び見込みによる委託料を236万円の減額補正をするものであります。  以上でございます。よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  今の妊婦歯科健診事業、これは市単独で目玉事業としてスタートされたかと思うんですが、実績を見ると、政策説明資料によると受診者が178人、対象者は1,530人ですから受診率11.6%とかなり低すぎるなと。だから、予算も約50%減額している状況なんですけども、この事業はどうですか。総括して、今。 ○委員長(前田千尋)  仲宗根輝子課長 ◎地域保健課長(仲宗根輝子)  妊婦の歯科健診につきましては今年度から始めた事業で、現在実施医療機関94カ所で実施しております。  母子手帳交付時に受診票をお渡しして受診勧奨していますが、受診者が少ないのは、新規事業でまだまだ周知不足な面があるのかなと思っております。  今年度、母子健康手帳交付時に受診勧奨したことと、なは市民の友、それからホームページ、フェイスブック掲載、産婦人科へポスター・チラシ配布、子育て支援センターつどいの広場等へポスター・チラシ配布での周知啓発は行っております。  次年度も引き続き、周知啓発等力を入れていきたいと思っております。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  当初これだけはできるだろうというもとに予算を組むわけですけれども、それが半分しか来なかった。僕は非常に大事な事業だと思っているわけ。妊婦歯科健診というのは。  例えば妊婦さんが集まる講座とか、そういうところで、妊婦歯科健診というのはこういう意味で大事なんだよ、ぜひ受けてくださいよという、そういう何か講座的なものもやっているのかな。どうなんだろう。 ○委員長(前田千尋)  仲宗根輝子課長 ◎地域保健課長(仲宗根輝子)  妊婦を対象とした例えばマタニティ教室とかというのは、今本市の事業としては実施しておりません。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  だから、そういうものを工夫してやっていかないと、なかなか周知ができないんじゃないかと思いますね。ただポスターを掲示したり、市民の友に載せたりだけでは、これを見る人と見ない人がいるから徹底はできないと思うよ。  まだ1年目なので、周知方法を工夫していくということではあるんですが、むしろそういう集まりをぜひ妊婦の皆さんに、ら・ら・らもあるわけですから、そういう中で徹底できるんじゃないかなと。  知恵を出してぜひ頑張っていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑。  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  今の件で、ここだけじゃなくて、行政がやるサービスでいろんなのをするんだけど、結果はわかるんだけど、それが悪いときに調査が曖昧なところがあるんですよ。  例えばこれで今11%なんだけど、多くの人って多分歯科に通っているんですよ。アンケートなんかで、例えばこれを使わないで健診した人は一体どれくらいいるんですか。  だから、そういったのがわからないから今11%やっているよって。もしかしたら半分以上自分で今やっているか、そこに通っているかもしれないですよ。  そんなのがわからんで、予算を立てたりとか、この実績だけでいくと困るのは当然。もしこういったアンケートをして、これなぜ使わなかったですかとアンケート、半分以上が自分のやつでやっていたら、別にそれは、要するに半分にするような形になるんですよ。多分調査してないんですよね。恐らく。 ○委員長(前田千尋)  仲宗根輝子課長。 ◎地域保健課長(仲宗根輝子)  この事業を始める前にはアンケート調査とかしておりませんが、今年度実施して受診をした260人に対してはアンケート等を実施しております。  その中では、むし歯がある方が43.8%ございました。そしてかかりつけ医のいない方が56.2%ということでは、私たちも議員おっしゃるとおり、那覇市内は歯科医療機関も充実しておりますので、受診をしていて、妊婦さんの歯科の問題が何もなければこの事業は検討してもいいのかなというふうに考えてはいましたが、実際見てみると半数むし歯があると、かかりつけ医もいない状況であるということからしますと、まだまだやはり歯科の健診の必要性はあるかなというふうに考えていきたいと思っています。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  ここまでわかっているんなら、次の方法っておのずと決まっているじゃないですか。むし歯がある人、ない人、そこを集中的にやる。  だから周知方法にしても決まってくるから、そういたものをもっと説明をここでするようにすれば、多分議員の払拭にもつながると思うんだけど、そういったものがなかなか上がってこないから。実績としてこうでした、アンケートこれにしましたよ、だからこういったところが少ないのでここのところを集中的にしますとか、そういったときに集中的にどんな形でやっていきますとかであれば、多分皆さん安心して聞かれるんですよ。  その辺もう少しうまく説明できるような形にしないと、11%だったら当然みんな、なんでとしか言わないですよ。  その辺を含めて、次、対策を自分たちが明確にしているような説明をぜひしていただくように、よろしくお願いします。  以上です。 ○委員長(前田千尋)  答弁求めますか。 ◆委員(永山盛太郎)  いや、もう来年確認しますので。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  課長にお聞きしますけれども、妊婦健康診査事業、特定防衛施設周辺整備調整交付金が減額になったということで財源更正されておりますけれども、妊婦さんに対しての特定防衛施設周辺整備調整交付金というのは妊婦さんに対しての、これは本当に削ってはいけないものだと思ってはいるんですけど、削られた理由を教えてください。 ○委員長(前田千尋)  仲宗根輝子課長。 ◎地域保健課長(仲宗根輝子)  この特定防衛施設周辺整備調整交付金につきましては、那覇港に所在する防衛施設を特定防衛施設として指定され、妊婦健診も交付金対象事業として認められて、平成23年度から交付を受けております。  防衛施設の設置・運用により生じている影響の軽減、改善を図る目的で受けている交付金でありますが、この交付金の配分につきましては企画調整課が決めますので、私たちのほうでは、この金額についてはちょっと調整等はできない状況です。 ○委員長(前田千尋)  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  この交付金の性格からして、妊婦に対する健康診査というところに充てないで、はいそうですかということで皆さんは引き下がったわけですか。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  妊婦健康診査事業なんですけれども、私はこれは特定防衛施設周辺整備調整交付金の充当でやるということが真っ当だと思っておりますが、これを減額にして、一般財源で確かにこの事業は進んでおりますけれども、このことについてはやはり一般財源を充てるのではなくして、交付金を充てるべきだと思っております。  以上です。 ○委員長(前田千尋)  求めてよろしいですか。 ◆委員(下地敏男)  これは多分答弁できないですよ。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。
     新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  ありがとうございます。  不妊に悩む方への特定治療支援事業についてなんですけど、基本的に国が定めたものをそのまま那覇市としてもならって行っているという認識でよろしいですか。 ○委員長(前田千尋)  仲宗根輝子課長。 ◎地域保健課長(仲宗根輝子)  はい、そのとおりでございます。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  例えばこの事業の展開について、今後那覇市独自で何か考えていることとかというのはありますでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  仲宗根輝子課長。 ◎地域保健課長(仲宗根輝子)  今助成を受けている、申請を行った方々にアンケート調査を実施しておりますので、その声の中から、もう少し回数を増やしてほしいとか、年齢制限を上げてほしいとかさまざまな声がありますので、私たちとしてはしっかりとこの調査内容を積み重ねていって、分析をしながら検討していきたいと考えております。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  ありがとうございます。  実は私の友人でも、最近少し晩婚化しているということで、もう少し年齢の引き上げを検討していただけないかという声があるもんですから、これが全国一律で上がっていけば一番いいと思うんですけども、例えばこれを那覇市が先駆けるとか、那覇市がもう少し声を上げて国に対してものを言っていくとか、こういったことをぜひやっていただきたいなと思っていますので、よろしくお願いいたします。  これは意見です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  今新垣委員が言いました不妊に悩む方への治療支援事業なんですけれども、今回補正で増やしている分は平成30年度の実績に基づいての返還金ということなんですけれども、実際30年度は助成した組数として327件、31年度はどんな感じで推移しているというのはわかりますか。 ○委員長(前田千尋)  當間千秋主幹。 ◎地域保健課主幹(當間千明)  31年度は、8月までは前年並みだったんですけどだんだんと増えていって、31年度の見込みは365件を予定しています。 ○委員長(前田千尋)  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  これは3月までの今年度の見込みということですよね。  さっき晩婚化とかという話もあったんですけれども、件数は徐々に増えていくのかなと。周知がされていけばまた増えていくだろうなというところでは、予算もこれから増えて、もっと予算かけなければいけないということもあるかなと思うんですけど、そこら辺をまた次年度に向けてというところで取り組んでいただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に、国民健康保険課関係分について、崎濱秀司国民健康保険課長、説明をお願いいたします。 ◎国民健康保険課長(崎濱秀司)  ハイサイ。おはようございます。国民健康保険課でございます。よろしくお願いいたします。  それでは、議案第28号、令和元年度那覇市一般会計補正予算(第8号)中、国民健康保険課分を説明いたします。  まず資料になりますが、健康部の資料の10ページをよろしくお願いいたします。  まず歳入の1行目、左側に行の番号がありますので、その1行目になります。第15款国庫支出金になりますが、これが国からの負担金でございまして、第2目保険基盤安定負担金を36万8,000円減額し、補正後の額を3億5,975万4,000円とするものでございます。  この国保保険基盤安定負担金、これは保険者支援分になりますが、中間所得者層の国保税の負担割合を軽減することを目的としたもので、低所得者の多い市町村国保を支援するための制度でございます。  この制度の財源内訳は、支援分合計額を、国が2分の1、県と市がそれぞれ4分の1をするものであり、この項目で国からの負担金を受け入れます。今回の補正は、実績に伴い支援額が確定したことによる減額でございます。  次に2行目、第16款県支出金は県からの負担金でございまして、第3目保険基盤安定負担金を2,838万2,000円増額し、補正後の額を16億3,966万9,000円とするものでございます。  内容としましては、右側の説明欄①国保保険基盤安定負担金(保険者支援分)ですが、これは先ほど1行目で説明しました低所得者の多い保険者支援分として、県からの負担分4分の1を受け入れるためのもので、実績により18万4,000円の減額となっております。  また、保険基盤安定負担金には、先ほど説明しました保険者支援分とは別に、保険税軽減分というものがございます。世帯総所得が一定以下の場合に、国保税の均等割と平等割を7割、5割、2割に軽減する法定軽減制度というものがございます。その軽減分に対して、県が4分の3、市が4分の1を負担するものでございます。  2行目の②国保保険基盤安定負担金(保険税軽減分)は、その県負担分であり、軽減実績に基づき1,991万3,000円の増額となっております。  次に同じ2行目の③後期高齢者医療保険基盤安定負担金(保険料軽減分)でございますが、後期高齢者医療保険料においても、低所得者及び被用者保険の被扶養者であった方に対して、国保税と同様に軽減措置があり、その県負担分でございます。実績で軽減分の総額が1,153万7,000円増となりましたので、県負担分として4分の3の865万3,000円を増額するものでございます。  なお、保険基盤安定負担金として受け入れた歳入は、市負担分を加え、各特別会計へ繰り出されることとなります。  次に、3行目の第21款第4目雑入で8,200万5,000円の増額がございます。内容といたしましては、説明欄に記載してありますように、①後期高齢者広域連合の一般会計・特別会計の共通経費として毎年納付しておりますが、平成30年度分の精算による1,955万円であります。②として医療費定率負担金、市町村は医療費の12分の1を負担することになっておりますので、平成30年分として納付した分の精算による6,245万5,000円を広域連合から受け入れるための増額で、トータル8,200万5,000円となります。  次に、歳出について説明いたします。  4行目の第3款第1目社会福祉総務費繰出金については、6億2,290万7,000円を増額し、補正後の額を50億6,379万4,000円とするものでございます。この中には、赤字補填のための政策的繰入金として、補正額5億4,942万7,000円を含んでおります。なお、政策的繰入金につきましては、当初で10億円を計上しておりますので、補正後の額は15億4,942万7,000円となります。  次に5行目の第3款第3目老人福祉費繰出金では1,153万7,000円を増額しております。これは上の歳入2行目の説明欄の③後期高齢者医療保険基盤安定負担金で、実績が市負担分と合わせて1,153万7,000円の増額となったことを説明しましたが、その分を後期高齢者医療特別会計に繰り出すものでございます。  以上が、議案第28号、令和元年度那覇市一般会計補正予算(第8号)中、国民健康保険課分でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  ありがとうございます。  ちょっとお伺いしたいんですけれども、歳出の部分で繰出金、当初で10億、補正で5億4,942万7,000円ですけれども、率にすると当初の150%じゃないですか。この差というのはなんで生まれてきたんですか。 ○委員長(前田千尋)  崎濱秀司国民健康保険課長。 ◎国民健康保険課長(崎濱秀司)  政策的繰入金については、当初10億ですが、歳入欠陥補填収入ということで、別で実質の赤字という形で、歳入欠陥補填収入が当初。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  崎濱秀司課長。 ◎国民健康保険課長(崎濱秀司)  政策的繰入金10億のほかに、歳入欠陥補填金として14億7,000万計上しておりまして、後ほど国保特会でお話しするんですが、歳入欠陥を全てゼロにして、政策的繰入に補填する形になっておりますので、当初財政赤字としては24億計上していたんですが、今時点で15億という形になっております。歳入欠陥分を政策的繰入に移したという形になります。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  はい。ありがとうございました。  政策的繰入と歳入欠陥補填金というのが2つ合わせて赤字という認識で、歳入欠陥補填金の分がゼロになって、その分少し浮いたものが政策的繰入に入ったということで、全体としては圧縮されたということでよろしいでしょうか。 ◎国民健康保険課長(崎濱秀司)  はい。大丈夫です。 ○副委員長(新垣淑豊)  わかりました。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  お疲れさまです。  同じようなことですけど、約15億による政策的繰り入れを行ったことにより、実質国保税の値上げはない、市民負担はないということで理解してよろしいですか。 ○委員長(前田千尋)  崎濱秀司課長。 ◎国民健康保険課長(崎濱秀司)
     はい。本会議の答弁でも申し上げましたが、本市はこれまでのところ、市民の負担を考慮して、保険税の値上げは今のところ予定しておりません。 ○委員長(前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  引き続き頑張ってください。  以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかにございませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入室) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に議案第31号、令和元年度那覇市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。  本件につきましては、国民健康保険課、特定健診課の順序で、それぞれの担当課長から説明をいただいた後、一括して質疑を行いたいと思います。  それでは、崎濱秀司国民健康保険課長、説明をお願いいたします。 ◎国民健康保険課長(崎濱秀司)  引き続きよろしくお願いいたします。  議案第31号、令和元年度那覇市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)について説明いたします。  配付資料の11ページをご覧ください。A3判横になりまます。この資料は左側が歳入、右側が歳出となっております。それぞれ左から、行ナンバー、科目、補正前の金額、今回の補正額、補正後の金額となっております。よろしくお願いいたします。  今回の補正予算は、左側、歳入の一番下、50行目、合計と、右側、歳出一番下の100行目の合計にございますとおり、歳入歳出ともに5億8,083万7,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算の総額を、それぞれ384億6,975万3,000円とするものでございます。  それでは、左側、歳入予算の主なものについて説明いたします。なお、関連する場合は右側の歳出部分もあわせて説明いたします。  まず左側の1行目、第1款国民健康保険税は、2億2,945万3,000円の増額となっております。これは国民健康保険税において、今年度最終調定額が当初想定より増額が見込まれ、その増額分に収納率を加味した額を最終予算額にしたことによる増額でございます。  次に14行目の第4款県支出金のうち、15行目の保険給付費等交付金、これは普通交付金になりますが、4億3,316万円の減額がございます。これは保険給付費に係る県からの交付金でございまして、歳出の60行目、第2款保険給付費の減額に対応するためとなっております。  そのほか16行目、保険給付費等交付金(特別)で1億8,542万9,000円の増額がございます。内訳といたしまして、医療費適正化の取り組み等に対する交付金である保険者努力支援分が3,543万1,000円、19行目、都道府県繰入(2号分)が2億円の増額などでございまして、県からの決定通知や申請に基づくものでございます。  次に23行目、第6款繰入金は、6億2,290万7,000円を増額し、補正後の額を50億6,379万5,000円とするものでございます。これは先ほど一般会計補正予算(第8号)の国保関連分で説明しました、一般会計から国保特会への繰出金に対応する国保特会への受け入れ部分となります。内訳といたしまして、27行目の財政安定化支援事業繰入金で9,354万8,000円の増額、これが県からの通知に基づくものでございます。  次に28行目、その他一般会計繰入金(政策的繰入金)で5億4,942万7,000円増額し、補正後の額を15億4,942万7,000円としてございます。これにより、これまで空財源として予算立てしてございました第8款諸収入のうち47行目、歳入欠陥補填収入を全額減額することができ、この政策的繰入金が現段階での国保特会の実質的な単年度赤字額となっております。  しかしながら、今年度決算までに、歳出での執行残や、98行目、第10款予備費を全額執行しないこと、また歳入で保険税の収入増や県支出金の追加増額などを勘案すると、最終的には12億円から13億円の単年度赤字となると予想してございます。  次に、右側の歳出予算から主なものについて説明いたします。  まず60行目、第2款保険給付費で4億7,943万5,000円の減額がございます。内訳といたしまして、61行目、一般被保険者療養給付費で2億1,203万5,000円の減額、63行目、退職被保険者療養給付費で1億9,022万2,000円の減額、72行目、出産育児諸費で4,030万円の減額などでございます。  これらは昨年11月時点の実績と、12月分以降は過去3年度の伸び率で予測したところ、不用額が見込まれるため減額するものでございます。  次に80行目の第6款保険事業費については、主に特定健診課の事業でございますので、後ほど特定健診課長から説明いたします。  次に88行目の第9款諸支出金については、国、県等から昨年度補助金として交付金を受けたものの精算による償還金で、91行目、償還金(国保課分)として2億1,134万5,000円、92行目、償還金(特定健診課分)として1,173万1,000円を返還する必要がございましたので、増額しております。合計2億2,099万6,000円を増額するものでございます。  最後に98行目、予備費では、今年度末までに執行残が見込まれるため約3億円を減額し、補正後の予算を2億円としてございます。  以上が、議案第31号、令和元年度那覇市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)の説明であります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  引き続き、天久啓子特定健診課長、説明をお願いいたします。 ◎特定健診課長(天久啓子)  ハイタイ、それでは、議案第31号、令和元年度那覇市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)のうち特定健診課分について、配付資料の12ページの資料でご説明いたします。  1行目と2行目ですが、第6款保険事業費、第1項特定健康診査等事業費、特定健康診査等事業でありますが、非常勤職員や臨時職員の年度途中の退職等による報酬減による減や、3行目の医療機関などへ支払う特定健診費用の委託料の見込みの減額分となっておりまして、それを合計して759万5,000円を減額補正しております。  続いて4行目、第6款保険事業費、第2項保険事業費、生活習慣病重症化予防事業でありますが、これも非常勤職員の実績により報酬を32万9,000円減額しております。  続きまして5行目ですが、特定保健指導利用者対策及び糖尿病性腎症重症化予防を目的とした保険事業でありますが、20代、30代検診や、2次健診、保健指導の受診者の増により、健診費用の委託料の見込みとして190万円を増額しております。  最後に6行目、第9款諸支出金のうち償還金についてご説明いたします。特定健診特定保健指導事業については、事業実施に係る費用を、国、県、そして市町村で3分の1ずつ負担することになっております。そして特定健診及び保健指導の最終の実績値が翌年度に確定した後で、交付された国や県の負担金を精算する仕組みとなっております。  今回、平成30年度の国庫負担金と県負担金を合わせて1,173万1,000円増額して、合計として1,173万2,000円を償還する予定としております。  以上が、特定健診課分の説明となります。ご審査のほうをよろしくお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  今回は補正予算ではあるんですけれども、9月の決算審査でも聞けばいいかなと思いますが、ちょっと教えてください。  一般会計ではわかりますけど、特別会計で雑入に入ったものは、支出の場合には目的は特定されるんですか。それとも一般会計と同じように、ばらけて雑入は使われていくんですか。  これだけ教えてもらえませんか。今回の補正とは関係ないんですけども。 ○委員長(前田千尋)  大城義人国民健康保険課主幹。 ◎国民健康保険課主幹(大城義人)  雑入につきましては、雇用保険料とかそういったものに充てられるような形になりますので、歳出第1款総務費の一般事務費や職員給与費等に充当されているような形になっております。 ○委員長(前田千尋)  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  よろしいいです。ありがとうございます。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  よろしいですか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者退室) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に、議案第32号、令和元年度那覇市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。崎濱秀司国民健康保険課長、説明をお願いいたします。 ◎国民健康保険課長(崎濱秀司)  それでは、議案第32号、令和元年度那覇市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について説明いたします。  配付資料の13ページになります。先ほどの国保特会と同様に、補正対象の科目が緑色の網掛け赤文字としております。上の太枠で囲まれていますのが歳入、下が歳出となっております。  今回の補正は上の太枠、歳入の22行目、合計と、下の太枠、歳出の33行目の合計にございますとおり、歳入歳出ともに8,664万9,000円を増額し、補正後の歳入歳出の予算総額をそれぞれ35億724万5,000円とするものでございます。  まず歳入では、3行目の後期高齢者医療保険料の現年度分普通徴収保険料で7,511万2,000円の増額がございます。これは、後期高齢者医療保険に加入する被保険者数の増などにより、保険料収入の増額が見込まれるためでございます。  また、10行目の保険基盤安定繰入金で1,153万7,000円の増額がございます。これは先ほどの一般会計補正予算(第8号)で説明いたしました、保険料の軽減制度に対しての保険基盤安定負担金について、軽減総額が確定したことにより増額分について一般会計から国保特会へ繰り入れするものでございます。  なお、後期高齢者医療保険料及び保険基盤安定繰入金は沖縄県後期高齢者医療広域連合へ納付する必要がございますので、増額となった同額を、歳出の26行目、後期高齢者医療広域連合納付金として8,664万9,000円を増額しております。  以上が、議案第32号、令和元年度那覇市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)の概要でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。                  (「なし」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  よろしいですか。  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に、議案第28号、令和元年度那覇市一般会計補正予算(第8号)中関係分を議題といたします。  初めに、市民文化部まちづくり協働推進課関係分について、又吉弘まちづくり協働推進課長説明をお願いいたします。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)  ハイサイ、お疲れさまです。  それでは、令和元年度那覇市一般会計補正予算(第8号)中、まちづくり協働推進課分につきまして、概要をご説明いたします。  今回は、歳入歳出ともに那覇市協働によるまちづくり推進基金に関する補正となっております。  那覇市協働によるまちづくり推進基金は、本市が進める協働によるまちづくりを推進するため、平成23年度に創設されております。その財源を確保することで、協働を推進する事業等を柔軟かつスピード感を持って実施することを目的としております。  これまでの運用状況につきましては、協働によるまちづくり推進事業、校区まちづくり協議会支援事業、那覇市民協働大学・大学院、自主防災組織防災資機材交付金など、協働に資する事業の財源として活用しているところでございます。
     まず歳入についてご説明いたします。お手元の市民文化部の説明資料10ページをご覧ください。なお予算書は36ページとなっております。  その内訳は、17款財産収入、1項財産運用収入、3目基金運用収入、12節那覇市協働によるまちづくり推進基金収入におきまして、預託利子の利率変更に伴い5万7,000円を増額するものでございます。  続きまして、歳出についてご説明いたします。説明資料の11ページをご覧ください。予算書は46ページになります。  今回の歳出に係る補正総額は、249万4,000円の増となっております。  その内訳は、事業番号01那覇市協働によるまちづくり推進基金積立金におきまして、基金預託利子の利率変更及び前年度事業費の積み戻しに伴い、249万4,000円を増額するものでございます。  以上が、まちづくり協働推進課関係分でございます。よろしくご審査くださいますようお願い申し上げます。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  お疲れさまです。  今の補正の249万4,000円の内訳ですけれども、利子が歳入のほうで上がっている5万7,000円がその利子かなと思うんですが、残りの内訳、前年度の積み戻しと、それから新たな基金の積立というのはわかりますか。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  又吉弘課長。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)  まず利子の積立分につきましては、7万5,574円でございます。それで、前年度の事業の残が243万6,736円でございます。以上です。 ○委員長(前田千尋)  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  わかりました。  利子以外は、全部前年度のものが入ってきたということですね。 ○委員長(前田千尋)  又吉弘課長。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)  はい、おっしゃるとおりでございます。利子は今年度当初予算に係る利子で、確定した利率によって基金に積み戻して、事業費につきましては、30年度の執行残を基金に積み戻すという作業でございます。 ○委員長(前田千尋)  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  新たな基金という積立、別途また金額ってありましたか。 ○委員長(前田千尋)  又吉弘課長。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)  いえ、私どもの基金は1本だけですので。  積み増しは、平成29年度の事業執行後、この基金が底をつくことが予測されていたものですから、企画調整課と調整した上で、28年度の2月補正に約2億円を積み立てております。 ○委員長(前田千尋)  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  わかりました。  すみません。今ちょっと勘違いをしていたかもしれないんですけれど、毎年幾らかずつさらに積み立てていくのかなというふうに勘違いしていました。勘違いですね。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ありますか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  よろしいですか。  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に、ハイサイ市民課関係分について、当山浩子参事兼ハイサイ市民課長、説明をお願いいたします。 ◎市民文化部参事ハイサイ市民課長(当山浩子)  ハイタイ、ハイサイ市民課の当山でございます。  それでは、議案28号、令和元年度那覇市一般会計補正予算(第8号)中、ハイサイ市民課分についてご説明いたします。  まず初めに、歳入について。2月補正予算(第8号)説明資料2ページをご覧ください。予算書は30ページをご覧ください。  説明資料の上段の15款国庫支出金、02項国庫補助金、01目総務費国庫補助金、01節総務費管理費補助金、03細節個人番号カード交付事業補助金として1,268万7,000円を増額しております。  増額の理由につきましては、歳出と関連しますので、歳出の部分で詳しく説明いたします。  続きまして、説明資料2ページの中段、予算書は42ページをご覧ください。  22款市債、01項市債、06目総務債、01節総務管理債、02細節一般単独事業債で150万の減額補正となっております。これは、小禄支所建設整備事業における実施設計契約額確定に伴う減額補正となっております。  歳入総合計1,118万7,000円の増額となっております。  続きまして、歳出について説明します。  説明資料は3ページ、上段から順に説明いたします。予算書は44ページ、45ページ、47ページを順にご覧ください。  02款総務費、01項総務管理費、01目一般管理費、事業53個人番号カード交付事業については、歳入と同額の1,268万7,000円を増額しております。  この事業につきましては、J-LIS(地方公共団体情報システム機構)へ委任する事務に係る歳入歳出予算額については、J-LISからの通知に基づき当初予算を計上しておりますが、12月に令和元年度政府補正予算が閣議決定されたことを受け、同12月末にJ-LISからの通知により交付金上限見込み額が増額修正されたことから、J-LISへの支払いに対応するための歳出、交付金と、国から入ってくる補助金の歳入として、1,268万7,000円をそれぞれ増額補正しております。  次に、02款総務費、01項総務管理費、08目支所費、事業03小禄支所建設整備事業につきまして説明いたします。  設計等の委託料の落札差額として113万6,000円、当初プレハブ仮庁舎の建設も予定しておりましたが、イオン那覇に仮庁舎が決まったことから、プレハブ建設費用が不要になったことにより564万4,000円の減額、合計678万円の補正減となっております。  続きまして、02款総務費、03項戸籍住民基本台帳費、01目戸籍住民基本台帳費、事業01一般事務費につきましては、非常勤職員の交通費等の不用額として73万7,000円、住基システム等入出力業務委託の落札差額の135万4,000円、合計209万1,000円減額補正となっております。  ハイサイ市民課の歳出分として合計381万6,000円の増額補正となっております。  最後に繰越明許費についてご説明いたします。予算書は9ページをご覧ください。  02款総務費、01項総務管理費、08目支所費、事業03小禄支所建設整備事業の繰越明許費として、今回3,487万円を計上しております。  その理由につきましては、実施設計業務委託において、沖縄県警察等関係機関と工事に関する調整に不測の日数を要したためでございます。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  ありがとうございます。  個人番号カードの交付事業についてお伺いしたいのですけれども、今現在でどのくらいの配付率といいますか、市民からいったら取得率ですね、どれぐらいになっているものでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  当山浩子参事。 ◎市民文化部参事ハイサイ市民課長(当山浩子)  直近の令和2年2月2日現在の市民の交付率は、13.3%になっております。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  質問でも出てましたっけ。職員というのはどれくらい取っているかという話はありましたか。 ○委員長(前田千尋)  当山浩子参事。 ◎市民文化部参事ハイサイ市民課長(当山浩子)  12月に人事課が調査をしておりますが、人事課のアンケート調査の結果によりますと、正規職員、これは一部の共済組合を抜いての沖縄県市町村共済組合に入っている人たちを主に調査している内容ですけれども、この職員のうち、正規職員29.9%まで交付率はいっております。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  一般と比べるとだいぶ高い数字ですけれども、もう少し取得について、まずは率先垂範という形で、職員からしっかりと取っていただく。  また、今回の議会質問でもいろいろ出ていたかと思いますが、今回のような感染症が危惧されるとき、例えば役所に来なくてもある程度の手続ができるとか、ああいうことにも対応できるようになると思うので、ぜひ便利さというのをしっかりと職員の方が体験していただくとか、その後のビジョンについてもしっかりお伝えするのは、多分役所の職員であればやりやすいはずなんですよね。  ぜひそこをやっていただきたいということと、もう1つは周知事業、例えば今の政府であればマイナポイントとかあるかと思うんですけれども、こういったものの周知というのは、何か特段されていることはございますか。 ○委員長(前田千尋)  島袋晃担当副参事。
    ハイサイ市民課担当副参事(島袋晃)  マイナポイントに関しましては、国等が詳細をまだ決定されていないものですから、ただ事前に国が市町村に配布した資料等を、マイナンバー交付時に一緒に配布して、またマイナポイントに必要なマイキーIDの設定等を役所のほうで補助するような仕組み等で行っています。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  申込期間が2020年の7月からということになっていると思うので、それまでにはある程度周知をしていただくことが大事になってくるかと思いますので、その点しっかりとお願いいたします。  とりあえず以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  政策説明資料をみると申請が17.7で、交付が13.1。  4.6ぐらいができてない理由とかある? ○委員長(前田千尋)  当山浩子参事。 ◎市民文化部参事ハイサイ市民課長(当山浩子)  申請をJ-LISに行いますが、J-LISが申請を受けてカードを作成し、その作成したカードを市町村のほうに今度は交付依頼をかける訳ですけれども、その間に1カ月ぐらい時間を要すために、最初の申請率というのと、交付率というのは、この1カ月の期間のタイムラグが生じるために起こるものでございます。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  では単純にタイムラグという形で、システムに不備があるとか、それでできないとかそういったものでなくて、単にタイムラグという形でいいんですか。 ○委員長(前田千尋)  当山浩子参事。 ◎市民文化部参事ハイサイ市民課長(当山浩子)  はい、そうです。 ◆委員(永山盛太郎)  以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ありませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  よろしいですか。  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に、文化振興課関係分について新垣和彦文化振興課長、説明をお願いいたします。 ◎文化振興課長(新垣和彦)  ハイサイ、文化振興課の新垣でございます。よろしくお願いいたします。  文化振興課では、市民文化部の説明資料4ページから6ページでございます。予算書は、歳入のほうで36ページ、37ページ、42ページとなっております。  それではお手元の資料の4ページ、17款財産収入、01項財産運用収入、03目基金運用収入でございます。新市民会館建設基金及び文化振興基金の預け入れに係る利息分の収入見込み分でございます。それぞれ81万6,000円、1万円の増額補正をするものでございます。これは当初の預金の利率よりも上がったということの増額補正でございます。  続きまして、22款01項市債、06総務債です。こちらは新文化芸術発信拠点施設事業における財源の更正によるものでございます。今回交付金の充当が上がったことによる市債の減額補正で、7,440万円を減額するものでございます。  以上が、歳入の部分でございます。  続きまして、歳出に係る説明に移らせていただきます。お手元の説明書5ページを開けてください。  それでは、12目文化費の各事業内容について順次説明します。  01事業市民文化支援事業でございますが、こちらは地域の歴史に深くかかわる民族芸能の保存・継承・普及・後継者の育成を目的として、那覇市の指定無形文化財と、それに類する団体12団体を対象にしているもので、今回は5団体への交付を決定しております。30万円を上限とする補助金でございまして、交付決定からの実績差額ということで97万円の減額をしております。こちらは交付金事業となっております。  続きまして、事業11新文化芸術発信拠点施設整備事業でございます。こちらは先ほどの歳入とも関係しましたけれども、市町村間流用等沖縄振興特別交付金等の増額に伴い、市債7,440万円の減額、そして一般財源512万3,000円を減額する財源更正になっております。  次にパレット市民劇場管理運営事業、こちらはパレット市民劇場の舞台機能の強化工事を1月中旬から今月で行っております。それに伴う収入減を補填するものでございます。補正額が304万6,000円となっています。  続きまして、02款14目文化振興基金及び19目那覇市新市民会館建設基金、こちらはそれぞれ2万7,000円、225万2,000円となっております。これは利子の収入増額分の基金への積み戻しの費用となっております。  続きまして、お手元の資料6ページをご覧ください。こちらは繰越事業の説明になります。  まず11事業新文化芸術発信拠点施設整備事業、金額のほうが18億2,126万4,000円となっております。理由としまして、建設工事において型枠工事、鉄筋工事、鉄骨工事において労務者の確保が進まず、労務者の手配調整に不測の日数を要したことから、繰越明許を行うものでございます。こちら、予算書のほうは9ページとなっております。  続きまして、15事業新文化振興基本計画策定事業、こちらは本議会でもございましたけれども、庁内の幹事会委員会において、各関連施策とのさらなる調整を図る必要があることから、ヒヤリング等を関係課ともっと行うために明許繰越を行うものでございます。  以上が、文化振興課からでございます。よろしくご審議くださいますようお願いします。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  永山盛太郎員。 ◆委員(永山盛太郎)  1点だけ、新文化芸術発信拠点施設整備事業が、労働者の確保するのが遅れているということだけど、一定の施工が遅れているんですけど、施工が遅れたために、それ以降のものが遅れて、違約金とか出るとか、そういったのはないのですか。 ○委員長(前田千尋)  新垣和彦課長。 ◎文化振興課長(新垣和彦)  現時点では予定どおりということでございます。  今繰越額で上げておりますけれども、今後3月にも、建築、電気、機械1工区、2工区、舞台照明とかの既済検査もございます。既済検査完了後に支払いがございますので、その後も繰越額が減額される予定でございます ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎員。 ◆委員(永山盛太郎)  昨今、工事遅れなんかで、そういった金銭のトラブルがかなり多くなっているように建設関係者から聞いているんで、1つの遅れで、こんな大きい事業ですから、そういったことがないように、裁判の件ももめてるし、遅れがないようにぜひやっていただきたいので、この辺は十分よろしくお願いします。 ○委員長(前田千尋)  新垣和彦課長。 ◎文化振興課長(新垣和彦)  はい。わかりました。 ○委員長(前田千尋)  ほかにありませんか。  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  ありがとうございます。  伺いたいのは、市民文化支援事業ですけれども、伝統芸能文化の継承発展ということですが、例えばコロナウイルスの感染流行の件で、きょう学校も急遽休校になるとか、そういうことがあるわけじゃないですか。  例えば何かしらの芸能的な公演、これもお客様を集めてしまうとそこが感染拡大につながるんじゃないかということで、そこでキャンセルをしたいんだけれども、キャンセルをしてしまうと、例えば出演者のギャラ、そこの会場のキャンセル料、そういったものを全て主催者が負わないといけないというような話が結構出ているそうです。  いろんなものがあるにせよ、例えば伝統芸能文化の継承発展ということに関してだと、今後そういうところもしっかりとサポートしてあげないとまずいのかなという気がするんですけど、特に例えば那覇市が後援につくとか、何かしらのかかわりを持ったものに関しては、そういったところでの活用とかもできるものでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  新垣和彦課長。 ◎文化振興課長(新垣和彦)  現時点で市の方針という形は出ていないところでございます。  まず、公演の中止によるキャンセル等も、主催者側の判断ということで、市のほうでは今やっているところでございます。キャンセル料とかそれに対する私どもからの支援等も、現時点ではまだ議論されていないところではございます。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  そういった声があるというのは、何かしら文化振興課のほうには届いていますか。 ○委員長(前田千尋)  新垣和彦課長。 ◎文化振興課長(新垣和彦)  はい。私どもが所管しているところでパレット市民劇場、そしてギャラリーがございます。きのう時点で、私の知り得る範囲で6件のご相談があったようでございます。  私どもも、私ども独自ではなくて、テンブス等も含めて確認をさせていただきました。テンブスに関しましては、おととい確認したところ、私どもと同じ考えで、指定管理の場合は指定管理者が許可をするという形になっていますので、そこら辺も指定管理者が判断する部分、キャンセル料を取る取らないも指定管理者で判断するという形で、テンブスの場合であると、キャンセル料はおととい確認した時点で100%取ると。それが延期になった際には、延期の部分は2分の1減免を考えているということで情報をいただいております。  おととい第3回のコロナに対する緊急の庁内の部長級の会議がございました。この件も私ども市民文化部長のほうから上げていただきました。  市の方針的なものを確認していただいたんですけれども、その時点では、まだ市で休館という流れがないので、今やったときに、指定管理者であると休館後の補填、行政の命による休館になると補填が出てくるというのもお話をさせていただいて、今のところはまだ考えていないというお話でございました。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  そうなんですよね。
     今回の件というのは多分想定していなかった、特にこういった芸能関係とかの公演に関しては、感染症での中止とかというのはなかなか想定していなかったと思うんですね。  ただ、今回のような事例が出た際に、例えば次同様なことがあった際の対策というのは、ぜひつくっていただきたいと思っております。  実は私からの友人からも切実なお話があって、正直お金にもあまりならない伝統芸能を引き継いでいこうと一生懸命活動している方がいらっしゃって、こういった活動をしている中で、キャンセルになりました、そうするとチケットは払い戻します、だけど会場費は出さないといけない、ギャラもその人たちの生活もあるので出さなきゃいけない。  そうなると誰が割を食うかというと、主体であったりとか、かかわっている人たちがどんどんどんどん萎縮してしまう可能性があるので、そこについては検討いただけないかというようなお話も届いているので、行政が文化に金出すのは当たり前だろうみたいな話ではないんですけれども、今回条例も策定するということであれば、しっかりとそこまで目を向けてあげていただけないかなというお願いです。 ○委員長(前田千尋)  新垣和彦課長。 ◎文化振興課長(新垣和彦)  ありがとうございます。  議員のお声を、次の会議等でお話をさせていただく形をとりたいと思います。 ○副委員長(新垣淑豊)  よろしくお願いします。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  大丈夫です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございますか。  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  お疲れさまです。  今の市民文化支援事業ですけれども、先ほどのお話の中では12団体が対象とおっしゃっていたかと思うんですが。令和元年度は5団体に対し補助金を交付したということで、あとの7団体への交付という、ここの仕組みはどうなっているのでしょうか。教えてください。 ○委員長(前田千尋)  新垣和彦課長。 ◎文化振興課長(新垣和彦)  私ども前年度の予算取りをする際に、こういった事業を次年度やる予定ということで説明をさせていただいております。  そして、新年度予算決定後に、今回もございますけれどもどうですかという説明をさせていただいて、その中から手を挙げていただいたところに、交付決定を今回やっているところです。 ○委員長(前田千尋)  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  補助金も毎年、それぞれがやる事業が変わっていたりとか、いろいろあると思うんですけれども、毎年それは中身が違うという理解でいいでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  新垣和彦課長。 ◎文化振興課長(新垣和彦)  この事業は平成24年から開始したものでございまして、中身としては、例えば伝統芸能の道具とか衣装とか、公演に行く際の旅費とかが対象となっているものでございます。  なので、団体によっては、利用されるものが、獅子舞だったら獅子舞の毛の購入費に充てたりとか、修繕費に充てたりとか、御座楽等でしたかね、衣装とかそういったものがございます。 ○委員長(前田千尋)  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  はい、わかりました。ありがとうございます。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ありますか。  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  今定例会で文化条例が提案されていることを、皆さんのこれまでの努力を高く評価したいと思います。  総務費の繰越のところで、基本計画策定事業についても繰越ということになってますが、本会議でも夏ごろというふうに答弁はありましたけれども、もう一度委員会でも基本計画のスケジュール的なものをちょっと教えてください。 ○委員長(前田千尋)  新垣和彦課長。 ◎文化振興課長(新垣和彦)  本定例会でも私どもの部長から答弁ございましたけれども、ことしの夏ごろをめどにやっているところで、スケジュールとしましては、3月に幹事会委員会をしまして、これは条例ではなくて基本計画でございますので、その後文化行政審議会に諮って、諮問、答申という形を想定しているところでございます。 ○委員長(前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  わかりました。  頑張ってください。ありがとうございます。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ありませんか。                  (「進行」と言う者あり)  よろしいですか。 ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に、文化財課関係分について、末吉正睦文化財課長、説明をお願いいたします。 ◎文化財課長(末吉正睦)  よろしくお願いいたします。  議案第28号、令和元年度一般会計補正予算(第8号)のうち、文化財課関係分についてご説明いたします。  歳入の補正からご説明いたします。お配りした説明資料の7ページをお願いいたします。  歳入の補正は、15款国庫支出金の補正減2件、補正増1件、16款県支出金の補正減1件でございます。  最初に、15款国庫支出金についてご説明いたします。  01細節那覇市内遺跡発掘調査、753万7,000円の減額補正は、国庫補助金の交付決定による減額及び末吉村跡遺跡試掘調査、御物城測量調査などの、業務委託料の入札残及び執行残によるものです。  補正額753万7,000円は、国庫補助金の減額や執行残等の合計額942万1,000円に対する国庫補助の割合80%でございます。  04細節伊江殿内庭園環境整備事業、379万円の減額補正は、国庫補助金の交付決定及び執行残によるものです。  07細節文化財資源活用事業費補助金410万7,000円の増額補正は、当初予算成立後に創設された国の補助金制度の活用を図ったことで、玉陵のガイダンス施設の改修工事費746万9,000円の55%の交付決定を受けたことによるものです。  補正後の国庫補助金は、那覇市内遺跡発掘調査1,901万3,000円、伊江殿内庭園環境整備事業666万6,000円、文化財資源活用事業費補助金は同額の410万7,000円でございます。  次に、16款県支出金は02細節の伊江殿内環境整備事業3万1,000円の減額補正でございます。国庫補助金の交付決定に伴い歳出予算の事業費を減額いたしましたので、これに対応し県補助金も減額となったものです。補正後の県補助金は23万円でございます。  続きまして、歳出の補正についてご説明いたします。説明資料の8ページになります。  10款教育費の1目社会教育費、事業08社会教育事務費、10万1,000円の増額補正は、首里城火災の対応に伴う時間外勤務手当の増額でございます。  次に、10款教育費の5目文化財保護費は、財源更正が1件、減額補正が3件でございます。  事業06玉陵管理事業は、歳入でご説明いたしました玉陵のガイダンス施設の改修工事費410万7,000円の国庫補助金交付決定に伴う財源更正で、一般財源から同額を減額しております。  事業12那覇市内遺跡発掘調査942万1,000円の減額補正は、歳入でもご説明いたしました国庫補助金の交付決定による減額並びに業務委託料の入札残及び執行残によるものです。  事業13新垣家住宅保存整備事業は、壺屋に所在する国指定重要文化財、新垣住宅を整備する事業で、国、県、市の補助金で行われております。394万6,000円の減額補正は、沖縄県の補助金が確定するまで本市が補助総額の2割の補助金を予算計上しておりましたが、沖縄県の補助金が389万円に確定したことにより、本市の補助金を389万2,000円に確定させたことによるものです。補正後の事業費621万2,000円は、本市の補助金389万2,000円に非常勤職員報酬等232万円を加えた額でございます。  令和元年度の新垣家への国、県、市の補助総額は3,890万5,000円で、国が8割の3,112万3,000円、沖縄県389万円、本市389万2,000円の補助となっております。  事業14伊江殿内庭園保存整備事業473万8,000円の減額補正は、国庫補助金の交付決定に基づいて、核となります庭の保存工事等を次年度以降に繰り延べするなどの事業見直し及び執行残によるものです。補正後の事業費の総額833万4,000円で、財源内訳は国庫補助金666万6,000円、県補助金23万円、一般財源143万8,000円でございます。  最後に繰越明許費の補正についてご説明いたします。資料は9ページになります。  繰越明許費は、歴史資料編集・普及事業、小禄道路敷設に伴う埋蔵文化財発掘調査、博物館管理運営費の3件でございます。  事業14歴史資料編集・普及事業で繰り越す業務は、佐藤惣之助詩歌碑移設工事実施設計業務でございます。  昨年の11月に委託契約を提携しており、作業を進める中で、首里城公園レストセンター前の真珠道沿いの移設工事については、埋設された電気配管や街灯等が支障となることがわかっております。現在、首里城公園内の他の場所に移設も含めて、沖縄県と協議を行いながら作業を進めているところでございます。  事業17小禄道路敷設に伴う埋蔵文化財発掘調査は、陸上自衛隊基地内に所在する縄文時代に相当する遺跡と推定される発掘調査で、南部国道事務所からの受託事業でございます。  南部国道事務所及び陸上自衛隊との調整に時間を要したため、令和元年12月に委託契約締結、1月から業務を開始し、現在発掘調査を進めているところでございます。  事業2博物館管理運営費は、壺屋焼物博物館のエレベーター修繕において、修繕に必要な部品を製造するメーカーが台風被害により製造を中止しているため、現時点では部品調達のめどが立たず、繰越を予定しております。  以上が、文化財課の令和元年度一般会計2月補正予算(第8号)の概要でございます。ご審議よろしくお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  1点だけ、事業14の伊江殿内庭園保存整備事業ですけれども、これは文化庁と県との調整によって令和2年度以降に対応していくという説明ですけれども、具体的には、次年度、新年度からしっかり対応していく調整となっているのか、そしてまたこの手前の通り沿いに、びんがた首里織発信拠点施設整備事業が上がってきておりますので、そことの連携も非常に重要なポイントとなってきますから、この伊江殿内の整備事業が今後どのようなスケジュールの中で進んでいくのか教えていただけますか。 ○委員長(前田千尋)  長嶺盛孝文化財課主査。
    ◎文化財課主査(長嶺盛孝)  伊江殿内庭園の整備事業につきましては、まだ遺構が残っている庭の部分につきましては、令和6年度までには保存修理の設計をして、工事を終えるといった計画になっております。  また、その他一般公開に必要な外溝の整備だったり、管理棟などの建設については、その後に工事を実施する計画になっておりますので、今のところ全体の整備事業の完了が、令和8年度から令和9年度にかけて終わるという計画を見込んでいます。 ○委員長(前田千尋)  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  ありがとうございます。  首里城火災に伴って、これまでの首里杜構想、滞っていた周辺整備が今一緒に上がってきて、整備していこうという中で、伊江殿内は入ってないけれども、非常に重要な史跡として整備していくというもの、とても大事な事業でありますから、しっかり文化庁と調整をして着実に進めていただければと思います。以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑。  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  9ページの明繰の件ですけれども、佐藤惣之助詩歌碑が去年11月に一旦契約やったんだけれども、その場所が電気配管とか街灯ということで厳しい状況があるんですけれども、どうなんですか、これ移転なんですか。それとも別工法でできる、そちら辺をもうちょっと詳しく。 ○委員長(前田千尋)  末吉正睦課長。 ◎文化財課長(末吉正睦)  佐藤惣之助詩歌碑の移設設計業務につきましては、沖縄県から提案を受けておりました真珠道沿いのレストセンター前に移設を予定して、設計業務を進めておりましたけれども、その移設予定地に、埋設されている電気配管等々がございまして、また敷地が傾斜地で下がっているものですから盛り土をしなくちゃいけないということがわかりまして、現在、同じ首里城公園内の他の移設場所を、県と協議をしながら検討を進めておりまして、二、三新たな移設場所について、現在県と調整を進めております。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  他の移設場所って、今は言えないということね。 ○委員長(前田千尋)  末吉正睦課長。 ◎文化財課長(末吉正睦)  そうですね。検討しておりまして、真珠道沿いの近くになりますが、同じ首里城公園内でございます。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  いずれにしても、これは委託契約をしてちゃんとやらないといけない事業ではあるんですが、こちら辺の県との調整というのは非常に大事だと思います。  だから、どこに建てるんだろうなというのは非常に私たちも興味があって、今は言えないということであれば、それはそれでよしとしますけれども、いずれにしても市民が、また観光客が本当に喜んでもらえるような場所を選定して、早い時期にまた議会にもご報告いただきたいと思いますがいかがですか。  いつごろだったらわかるかというのがもし言えれば。 ○委員長(前田千尋)  末吉正睦課長。 ◎文化財課長(末吉正睦)  今、設置場所については2カ所候補地が挙がってございまして、現在県と調整を進めておりまして、早ければ3月中には決定をして、同時に設計作業も進めておりますので、今年度中に設計を終える予定で作業を進めております。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  設計するんだったら、場所がはっきりしないと設計もできないじゃないか。 ○委員長(前田千尋)  長嶺盛孝主査。 ◎文化財課主査(長嶺盛孝)  私のほうからお答えします。  移設候補地につきましては、我々のほうから提案させていただきました真珠道沿いの設計をしながら、非常に施工が難しいということがわかりましたので、新たな候補地の検討もして、並行して進めながら設計しているところです。  新たな場所も3月の早い時期で決まれば、それに向けて設計も3月中で終わるという見込みでございます。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  だから、3月中といってもあと1カ月ですよね。だから、場所が決まらなければ設計もできないんじゃないの。  今の場所だったら勾配があるからできないということですけれども、少なくとも今の場所からは変わるということで理解していいのか。そして、新しい場所を早く決めないと設計も進まないんじゃないかと思うんだけど、どうなの。 ○委員長(前田千尋)  長嶺盛孝主査。 ◎文化財課主査(長嶺盛孝)  新しい場所の設計につきましては、どういった施工にするのかという点も含めましてほぼ完了しております。  新たな場所が決まりましたら、すぐに設計に取りかかる準備はしておりますので、県との協議をこれからも進めて、決定次第、設計のほうも3月中には終えるように調整していきたいと考えています。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  設計ってこんな1カ月ですぐできるの。  副部長、どうなの。 ○委員長(前田千尋)  渡慶次一司副部長。 ◎市民文化部副部長(渡慶次一司)  進捗については担当のほうからご説明したとおりでございますが、やはり県が管理する首里城公園内にございますので、県のご理解をいただいて、占用の許可をいただく手続をとらないといけないものですから、同意を得るために、まだ調整中の部分がありまして、こういった議会の中でお示しできる状況にはないのですが、あちらの担当のほうからは、ご提案も2カ所いただいているものですから、その中でおおむね調整がうまくいくようにこれから鋭意調整をしていきたいなと。  場所がこの2カ所のうちの1カ所に決定をすれば、設計については1カ月程度の期間では十分終える見込みではあります。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  わかりました。設計が1カ月以内で終わるということが理解できました。場所が決まれば、早めに議会への報告もいただきたいと思っています。  それからもう1つ明繰で、小禄の道路文化財がありますね。1月から業務を開始しているということですが、すみません、場所は大体どちら辺ですか。何か地図で示せるようなところがありますか。 ○委員長(前田千尋)  内間靖副参事。 ◎文化財課副参事(内間靖)  お答えします。  場所は、陸上自衛隊のゲートがございますけど、それからかなり奥に入ったところで、場所がどこというのは簡単に口で説明するのは非常に難しいのですが、どちらかというと、那覇空港に近い側になります。あちらのほうで今調査を進めているところでございます。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  今空港バイパスをつくっているその通り沿いかなという思いがあったんですよ。だから今のお話を聞くと、小禄バイパス沿いじゃなくて奥のほうだという話だったもんですから、間違いないですか。  今、工事してるのは。 ○委員長(前田千尋)  渡慶次一司副部長。 ◎市民文化部副部長(渡慶次一司)  補足させていただきます。  この小禄道路は沖縄総合事務局さんが事業をしているところで、現在の那覇空港に接続するために整備をするものでございます。その事前の調査段階ということで、今発掘調査などを行っているところで、今回繰越に当たっている部分は、ちょうど空港の出口側に接する部分の箇所にあるものですから、空港道に近いところになっています。 ◆委員(桑江豊)  え、それはさっきと話違うんじゃないの。奥って言ってたよ。 ○委員長(前田千尋)  内間靖副参事。 ◎文化財課副参事(内間靖)  改めてお答えします。  沈埋トンネルの出口がございますね、空港に出るところですね、その出口のちょうど南側ですかね、ちょっと丘があるところなんですが、そちらの丘の下のほう、あちらのほうで今調査をしているところです。沈埋トンネルの出口に近いところです。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  先ほどの説明では縄文式のものという、発掘調査というのはちゃんと年度内には終えるようなものなんですかね。ちょっと状況がわからない。 ○委員長(前田千尋)  内間靖副参事。 ◎文化財課副参事(内間靖)  現在調査を進めておりまして、何とか年度内に終えるような形で作業を進めているところでございます。
    ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  いやいや、年度内に終われないから明繰するわけでしょう。 ○委員長(前田千尋)  内間靖副参事。 ◎文化財課副参事(内間靖)  遺跡は地下に埋もれているものですから、掘っていくとまた新たなものが出てくるという可能性もございまして、現在それを進めながら調査をしているところがありまして、ひょっとするとそれもちょっと時間がかかる可能性があるということで繰越を考えているところでございます。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  はい、わかりました。  ぜひ事業が成功することを祈ります。以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ありませんか。  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  休憩してください。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  ほかに質疑ございませんか。  1つ、職員の時間外が首里城火災に伴って多かったようですが、補正もあってよかったんですが、現状を教えてもらえますか。どのくらい増えたのか、また今も多いのか、そこのほうだけ確認させてください。 ◎文化財課長(末吉正睦)  首里城火災後の時間外の主なものは、国の視察対応、それから那覇市首里の文化施設の防火設備の再点検、それから識名園、玉陵の増加した入園者対策、駐車場の整理などに時間外をしております。  現在は、首里城火災に伴う時間外はだいぶ少なくなっております。 ○委員長(前田千尋)  ありがとうございました。  皆さん、体調に留意されて引き続き頑張っていただきたいと思います。  では、ほかに質疑ございませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  続いて、議案第58号、令和元年度那覇市一般会計補正予算(第9号)中関係分を議題といたします。  末吉正睦文化財課長、説明お願いいたします。 ◎文化財課長(末吉正睦)  よろしくお願いいたします。  議案第58号、令和元年度一般会計補正予算(第9号)のうち文化財課関係分についてご説明いたします。  お配りした資料1ページをお願いいたします。  歳入歳出補正ともに沖縄振興特定事業推進費補助金の交付決定に基づく増額補正でございます。  首里城火災後、本市が所有する文化財、円鑑池、首里金城の大アカギ、識名園などを訪れる観光客が大幅に増加しております。一時的な増加にとどまらないよう、沖縄振興特定事業推進費補助金の活用を図り、これらの文化財の整備を進めることとしております。  歳入の補正から説明いたします。2ページになります。  歳入の補正は、15款国庫支出金、06細節沖縄振興特定事業推進費1,237万1,000円の増額補正1件でございます。  歳出で増額補正を行う事業費の総額1,557万6,000円から、職員手当11万2,000円を差し引いた補助対象額1,546万4,000円に対する国庫補助の割合が80%となっております。  歳出の補正についてご説明いたします。3ページになります。  歳出の補正は、10款教育費、5目文化財保護費の事業19首里城周辺地域整備事業1,557万6,000円の増額補正で、内訳は、職員手当等11万2,000円、委託料が3件で1,546万4,000円となっております。  委託料は、円鑑池整備工事実施設計業務880万円、首里金城の大アカギ周辺整備実施設計業務466万4,000円、識名園トイレ整備工事実施設計200万円で、いずれも実施設計業務となっております。  円鑑池は、樹木の影響による石垣の一部のはらみの補修、園路の整備を行います。円鑑池の場所ですけれども、龍潭と円覚寺に挟まれたのが円鑑池でございます。  次に、現状の説明をいたしますが、現状はこのようにアカギの影響による石垣のはらみが見られますので、トンブロックで崩落防止の措置をしております。今回整備を予定しているのは、こちら側の天女橋の石垣の補修を予定しております。園路につきましても、経年劣化ででこぼこ等が見られますので、園路の補修も予定しております。  次、首里金城の大アカギは、木道を整備することで大アカギの根を保護しながら、より近くでアカギを見学できるようになります。  まず、こちらが石畳のそばにある首里金城の大アカギでございます。国の天然記念物に指定されておりまして、推定樹齢が約200年以上と思われるアカギでございます。  現在、5本のアカギが自生しておりまして、こちらの2本については間近で見れるんですが、3本については、樹勢を保護するため、根を保護するために、やむなくこちらで立入制限をしております。今回木道を整備することによって、根を保護しながら、3本のアカギの近くまで行って見られるようになります。  こちらが現在、進入防止をしている柵になります。  続きまして識名園ですけれども、団体客の増加によりまして、一時的にトイレが不足する状況が見られるため、女性トイレの個室を3室へと増やす予定でございます。  こちらが券売所で、券売所の隣に既存のトイレがございますが、トイレの隣に増設を予定しております。こちらが写真になります。  最後に、繰越明許補正についてご説明いたします。4ページになります。  先ほどご説明いたしました円鑑池、首里金城の大アカギ、識名園の整備は、首里城火災後、内閣府と調整の上、令和元年度の沖縄振興特定事業推進費補助金の活用を図ったものでございまして、いずれも繰越事業とし、令和2年度に設計を終える予定でございます。  以上が、文化財課の令和元年度の一般会計2月補正予算(第9号)の概要でございます。ご審議よろしくお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  ありがとうございます。  大アカギなんですけれど、確か隣接のマンションとの崖の崩落があったと思うんですけれども、そこに関してこの事業というのは当てはまるんですか。あそこの補修。 ○委員長(前田千尋)  末吉正睦課長。 ◎文化財課長(末吉正睦)  崩落があった土地については、隣接するマンションの所有でございまして、マンションを開発した事業者が、のり面に種子を吹きつけるなどして現在対策を行っております。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  ちなみに見た感じ、どんな感じになっていますか。崩落した後の何か吹きつけをして固めているという話ですけれども、あそこは確か、壕というか、洞みたいなのもあったかと思うんですが、あそこはどちらの土地になるんですか。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  鈴木悠文化財課学芸員。 ◎文化財課学芸員(鈴木悠)  さっきお話のあった洞穴状になっているところは、自治会が拝みされているところだと思いますが、それは崩落している箇所より崖のほうに向かって右側のほうにありまして、今回崩落した箇所はもともと崖地でしたので、今はかえって土砂がたまってなだらかになっているんですが、もう少し切り立った形状でしたので、あそこ自体に自然の洞窟はなかった箇所です。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  ありがとうございました。  要は拝みしているところですけど、あそこら辺は特に何か被害があったわけではないですか。  地域の人から、埋まったんじゃないかという話もあったんですけど、そういうことはないですか。 ○委員長(前田千尋)  鈴木悠学芸員。 ◎文化財課学芸員(鈴木悠)  崩落がありましてすぐに現地確認したんですけれど、拝みされているところについては、特に崩落による影響というのは見られませんでした。  というのも、崩落したとなると岩が外れますので、剥がれた面は少し明るい色をしていますので、そういったものが見られなかったことから、拝みをされている部分については崩落の影響はなかったものと見ています。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  わかりました。  ありがとうございます。 ○委員長(前田千尋)
     ほかに質疑ありませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  ないですか。  課長、すみません。先ほどの識名園のトイレはいくつ増えて、いつ完成ですか。 ◎文化財課長(末吉正睦)  識名園のトイレにつきましては、女性用の個室3室を予定しておりまして、繰り越して令和2年度中に設計を終えまして、令和2年度の当初予算に工事費を計上しております。  令和2年度中にはトイレの増設工事を終える予定でございます。 ○委員長(前田千尋)  了解いたしました。  では、皆さんよろしいですか。  質疑ございませんか。                  (「なし」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に、議案第28号、令和元年度那覇市一般会計補正予算(第8号)中関係分を議題といたします。  経済観光部観光課関係分について、赤嶺文哉観光課長、説明をお願いいたします。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  ハイサイ、観光課でございます。  それでは、議案第28号、令和元年度那覇市一般会計補正予算(第8号)における観光課関係分についてご説明いたします。  今回の補正予算は、2事業の減額補正と1事業の繰越明許となっております。  まずは減額補正からご説明いたします。お手元の観光課が作成しました説明資料1ページと、補正予算及び予算に関する説明書は67ページ、政策説明資料は38、39ページをご覧ください。  まずは、めんそーれ観光充実事業についてご説明いたします。当該事業は、めんそーれ那覇市観光振興条例に定める良好な観光環境の維持を図るための事業でございます。  非常勤職員5人を採用し、国際通りでの迷惑行為防止に対する指導を行うことを予定しておりましたが、昨年度末に4人であった指導員のうち2人が退職し、今年度当初からは2人体制で巡回指導に当たっておりました。昨年11月末に1人が退職し、12月からは残り1人での巡回となっております。  そのため、指導員の退職等に伴う非常勤職員報酬の支払いが減少したことに伴い、実績に基づき非常勤職員報酬を307万円減額するものでございます。  次に、貸切バス乗降場・待機場整備事業についてご説明いたします。当該事業は、国内外観光客の急増に伴い、国際通り周辺道路で貸切バスによる縦列駐車等が路上混雑を招き、交通環境にさまざまな支障をきたしている現状を改善するため、貸切バス専用の乗降場を、のうれんプラザ隣の県有地を県から無償で借り受け整備する事業でございます。  昨年度より事業を開始しておりましたが、今月中に舗装工事や精算機器等の設置を完了し、来月1日から供用を開始する予定でございます。  今回の補正につきましては、精算機等の機器を、購入からリースによる設置に変更したことに伴い、リース料の中に機器の保守点検を含む運営管理料を組み込んだことで、別途保守管理運営業務委託を行う必要がなくなったため、当該委託料85万3,000円を減額いたします。  また、当初は1月供用開始を目指しておりましたが、舗装工事の入札不調等の影響などもあり、供用開始が3月予定となったことに伴い、1、2月分のリース料金が不用となったこと、またリース契約に係る入札の落札残があることから、使用料及び賃借料165万円を減額するものでございます。  次に繰越明許についてご説明いたします。補正予算及び予算に関する説明書は10ページをご覧ください。  事業名は、上から3番目の観光協会空調設備整備事業でございます。当該事業は、観光課が所有し那覇市観光協会に貸し付けておりますテンブス館3階部分の空調が、一昨年から経年劣化のため不具合が生じているため、空調設備を再整備する事業でございます。  当初、10月末完了予定の設計業務が11月末まで延長され、設計に基づいて1月に入札を実施したところ、不調に終わりました。再度入札に向けて準備に時間を要することから、年度内での事業完了が困難であるため、繰り越しを行うものでございます。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  お疲れさまです。  1ページ、事業番号23めんそーれ観光充実事業についてですけど、これは4人から2人、2人から現在1人ということでありますが、指導員の方々の年代はいくつぐらいの方で、また1人当たりの報奨金というのはいくらなのかもお聞かせください。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  指導員の皆様方は、指導等というのはなかなか技術の要る業務でございますので、当初から警察等のOBの方にお声がけして、ご紹介いただきながらやっております。ですので、年齢としましては、60前後という形になっております。  収入でございますが、現在基本的な勤務は7時間勤務、実働6時間でありまして、日給制になっておりまして、8,470円となっております。以上です。 ○委員長(前田千尋)  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  ありがとうございます。  今後何人かまた確保できるようなめどというのは立っているかどうか。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  現在、警察関係、警備会社等にご紹介できないかということでお声がけをしておりまして、警察のほうから今月2人ご紹介ということで来ております。後日面接をした上で、適性等も見て、採用できればなと考えているところです。 ○委員長(前田千尋)  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  ありがとうございます。  あと1点だけ、今年度、大きな指導とか何かあったというのは聞いていますか。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  今年度の活動としましては、今年度当初は、マスコミ等でも国際通りの違法看板等に関する問い合わせ等もありまして、テレビ局での放映等の対応もございました。  11月に入りましては、都市計画課、そして道路管理課、なはまち振興課、そして国際通りを管理しております南部土木事務所、そして那覇警察署、あと商店街の皆さんも一緒になって合同パトロールを2回実施いたしました。3回実施する予定ですが、1回は天候等の不良で見送っております。  1月に入りまして、100回以上違反を繰り返している店舗で、代表者がわかる店舗、3件の本社に、警告が100回を超えているということで指導をお願いするような形で文書を送りまして、3店舗中2店舗は是正に応じている状況です。  あわせて1月下旬には、道路管理者である南部土木事務所とも、道路法による撤去ができないかというところについて協議を行っているところです。以上です。 ○委員長(前田千尋)  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  ありがとうございます。活動の中身が見えました。  引き続き頑張って取り組んでいただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかにありませんか。  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  ありがとうございます。  めんそーれ那覇市観光振興条例、これで商店街から罰則規定もつけてほしいというような話があったかと思いますけど、これについてはどのように考えていますか。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  罰則規定については、商店街のほうからそのような声をいただいてはおります。  我々の考えといたしましては、道路を管理する道路管理者、今実際には南部土木事務所となっております。本来であれば道路管理者が、歩道も含めてですけれども、良好な道路環境を守っていく必要があるかと考えております。  そのため、道路法が一部改正になっておりまして、我々の解釈と南部土木事務所の解釈、那覇市としての解釈と県の解釈を今ご相談している、先ほど申し上げた道路法の解釈について調整しているというのはそういった部分でございます。  その部分を引き続き調整していこうという話をしておりますので、めんそーれでの罰則というよりは、それ以前に道路法という管理をすべきところの主体がございますので、そこの責任といいますか、そういったところをきちんとご相談していきたいと考えているところです。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  私もまさにそれはそうだと思います。道路管理者がしっかりと毅然とした態度であたるということが一番の解決策だと思っているので、ただこういったらあれですけど、沖縄県は市民から遠いんですよね。若干。  だから声が来るのが、例えば観光課であったりとか、なはまち振興課であったりとか、そういったところにお話が来ると思いますので、ぜひ県との橋渡しをしっかりやっていただきたいというのと、国際通りの問題はいろいろと多岐にわたっているんですけれども、そういうことも含めて、私は本会議でも提案をしているのですけど、いろんな事業、例えばごみの不法投棄の問題とか、ああいうのもありますので、ぜひそのあたり、スピード感を持った取り組みができるような仕組みをつくっていただけたらなと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ありませんか。  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  お疲れさまです。  貸切バス乗降場の件について、順調に進んでいると思いますけど、きょうで2月の末ですから、工事が完了したのか、それから3月初旬スタートと言いますけど、3月何日から供用開始ですということで日程とかも公表できるのかどうか教えてください。 ○委員長(前田千尋)
     赤嶺文哉課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  まさに機器は今設置しているところです。  アナウンスにつきましては3月1日ということで、旅行業関係の皆様、そしてバス協会等に今行っているところです。 ○委員長(前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  わかりました。ありがとうございます。  頑張ってください。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ありませんか。  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  貸切バス乗降場整備ですけど、大型バスが何台とめられるんだったっけ。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  大型バスが5台、マイクロバスが1台となっております。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  これは時間料金だったっけ。駐車料金はどういうふうになっていた? ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  駐車場に入りまして20分間は無料でございます。その後20分経過するごとに1,000円ずつ加算していくという方式になっております。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  これは、要するに発券機だから、入るときに券をとって出るときにお金を払うという、ちょっとそちら辺のシステムを。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  入庫の際に券を受け取りまして、そこから20分以内に降りていただいて、もしくは乗車していただいて、出庫の際にまた入れていただいて、それが20分以内であれば無料という形の運用となっております。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  これは現金やりとりね。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  はい。そのとおりでございます。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  じゃ運転手も現金を持っていないとできないということは、今はもうキャッシュレスの時代に、何かやり方があるんじゃないかなと思ったりしたけどね。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  我々は基本的には長い駐車は想定しておりません。乗降場ですので、あくまで20分以内で出ていただくというところで考えているところです。  キャッシュレス、クレジット機能を付与しますと、精算機自体がちょっと高めになってくるというところもございますので、基本的には20分以内で出ていただいて、多くの皆様に利用していただくということを想定にやっているところです。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  今乗務員に現金を持たすということは、民間のバス会社も大変だと思うよ。  発券機自体は高くなるかもしれんけれども、何かカードでできるような方法とか考えたほうがいいんじゃないかな。  時代の流れとして、なるべく現金は持たないでという流れの中で、また頻繁に使うのはバスに限られてるわけですよね。であれば、カード1枚で簡単に出入りができるような方法というのは、やっぱり考えないといけないと思いますけどね。  そちら辺の考え方はどんなね、副部長。どうですか。 ○委員長(前田千尋)  仲宗根浩副部長。 ◎経済観光部副部長(仲宗根浩)  桑江議員のおっしゃるとおり、キャッシュレスでそういう時代になっておりますので、今後乗降の様子を見ながら、今の我々の考えでは、あくまでもそこは乗降場ですので、20分で出ていただくという形で、お金が出るということは想定しておりません。  ですから、出るような状況も見ながら、もしそういう状況があれば、キャッシュレスの機器導入も検討してまいりたいと思います。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  この20分という根拠は。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  県外の事例も参考にしまして、県外は10分というのが多かったんですけれども、それより若干長めにとって、20分という形での運用を考えております。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  単なる観光じゃなくて、恐らく向こうではショッピングが中心になるかと思いますが、20分でショッピングってあまりできないような感じがあるんだけどね。どうなんですか。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  今回ののうれんのほうでは、あくまで乗降ということで、我々としてはそこで降りていただいて、明治橋の待機場とかで待機をしていただき、必要な時間帯にまた乗降場に戻ってピックアップしていただくという流れを考えているところです。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  わかりました。  ずっと待機ではなくて、一旦はそこで降ろして出ていって、またその時間に迎えに来ると。  出ていったバスはどこかでとまらんといかんですよね。それはどうなんですか。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  待機場所として、明治橋の待機場を活用していただくという形を考えているところです。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  その明治橋があんまり利用されていないような気がするんだけど、どうなんだろうね。現状としては。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  今明治橋の待機場の資料は手持ちではないんですが、10月から供用を開始しまして、10月、11月、12月の修学旅行シーズンにつきましては、月間を通して1,000台を超える利用がある月もございました。  1月、2月の数字は、今手持ちでないのでお答えすることはできませんけれども、現状は利用はいただいているかなと我々では認識しているところです。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。
    ◆委員(桑江豊)  あの時期はインバウンドと修学旅行がかち合うから当然増えるんだよ。  ふだんがどうなんだろうな。向こうも1時間1,000円だったかな。そういう中でやっているもんだから。  わかりました。これはまた当初予算でやりましょう。  了解です。以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ありませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  続いて議案第58号、令和元年度那覇市一般会計補正予算(第9号)中関係分を議題といたします。  赤嶺文哉観光課長、説明をお願いいたします。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  それでは、議案第58号、令和元年度那覇市一般会計補正予算(第9号)における観光課関係分についてご説明いたします。  補正予算及び予算に関する説明書の4ページの繰越明許費補正、7ページの歳入、8ページの歳出、追加議案の説明、政策資料は3ページをご覧ください。  事業名は「古琉球・近世琉球」周遊促進事業でございます。当該事業は、今年度の沖縄振興特定事業推進費を活用し、本市の世界文化遺産の識名園や国指定史跡の円鑑池、天然記念物大アカギなど、本市観光資源と、日本遺産の構成文化財である浦添グスク跡などの浦添市内の観光資源を活用し、古琉球及び近世琉球を味わえる周遊ルートを策定し、浦添市との広域で誘客を図る事業でございます。  歳出としまして、第7款商工費、第1項商工費、第3目観光費に委託料を800万円、そして当該事業は沖縄振興特定事業推進費を活用いたしますので、歳出800万円の8割となる640万円を歳入として、第15款国庫支出金、第2項国庫補助金、第8目商工費国庫補助金に計上しております。  なお、当該事業については、浦添市との調整に時間を要し、今年度での事業執行及び完了が困難なことから、全額繰り越しを行うものでございます。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  すみません。  今のこの促進事業の具体的な内容というのは、いつどこで知ることができるんでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  事業内容としましては、今年度繰り越した上で、業務委託等によって業者を決定しまして、周遊ルートを設定しまして、それをPRするパンフレットを作成、それの情報発信をしながらモニターツアーの実施などを検討しているところでございます。 ○委員長(前田千尋)  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  わかりました。頑張ってください。ありがとうございます。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  すみません。  1点だけ、浦添市と共同実施事業ということなんですけど、浦添市との予算配分はどうなっているんですか。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  今両者で申請をしておりまして、那覇市は800万円、浦添市は基本的な800万円と、浦添市で別途やりたい事業というのがあるようですので、そこを加えた形での申請となっております。  ちょっと浦添の事業費までは、すみません、今手元にないので把握しておりません。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  わかりました。  那覇市は800万円で、この事業1本に絞ってるということですよね。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  はい。基本的には周遊ルートをお互いに同じような形で協力しないといけませんので、どのように事業を発注するかというところは、これからまた浦添市さんと協議をしながら検討していきますが、周遊ルートはお互い共有できるようなものを、お互い同じ事業者に発注するのか、もしくは我々が負担金というような形でやるのかというところは、これからお互い協議をして進めていきたいと考えているところです。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  わかりました。  ありがとうございます。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に、議案第28号、令和元年度那覇市一般会計補正予算(第8号)中関係分を議題といたします。  経済観光部商工農水課関係分について、町田務商工農水課長、説明をお願いいたします。 ◎商工農水課長(町田務)  ハイサイ、それでは、令和元年度那覇市一般会計補正予算(第8号)中、商工農水課分についてご説明を申し上げます。  お手元にお配りしました商工農水課説明資料のほうをご覧ください。  それでは、歳入からご説明申し上げます。資料の1ページをお開きください。  初めに、14款使用料及び手数料、1項使用料、4目商工使用料、1節商工使用料、97細節のナハメカルパーキング等駐車場使用料につきましては、建築需要の高まりによる高力ボルトの納期遅延により、駐車場供用開始が、ことし3月に変更になったことに伴う使用料収入の減829万3,000円でございます。  続きまして、15款国庫支出金、2項国庫補助金、8目商工費国庫補助金、1節商工費補助金、01細節地方創生交付金は、地域未来投資事業における補助金について、申請実績に合わせ、国の負担分642万5,000円を減額するものでございます。  その下、同02細節のプレミアム付商品券事務費補助金については、職員の時間外手当及び臨時職員賃金の実績に伴い、国からの歳入分986万1,000円を減額補正するものでございます。  続きまして2ページをお開きください。上段、16款県支出金、2項県補助金、4目農林水産業費県補助金、1節農業費補助金、02細節農地集積集約化対策事業費補助金は、毎年実施しております農地調査の実績等に伴い事業費が減になったことにより、84万1,000円減額するものでございます。  次の03細節沖縄県農業次世代人材投資事業補助金ですが、今年度新たに3人の新規就農者を見込み計上した分について、実績が0人であったため、450万円を減額補正するものでございます。  中段、16款県支出金、2項県補助金、8目商工費県補助金、1節商工費県補助金、02細節沖縄県市町村磁気探査支援事業補助金についてでございます。  ナハメカルパーキング建設工事に際し、建設地の地盤確認を行ったところ、当初想定していたものより強固であったため地盤改良が不要となりました。それに伴い、磁気探査方法を鉛直探査から水平探査に変更したことにより648万8,000円を減額補正するものです。  下段、21款諸収入、5項雑入、4目雑入、6節商工費雑入の03細節小口資金損失補償金回収金は、県の信用保証協会との契約に基づく実績に合わせ、44万4,000円の減額補正を行っております。  以上が、歳入の主な補正内容となります。  次に、歳出についてご説明いたします。資料の3ページをお開きください。  6款農林水産業費、1項農業費、1目農業委員会費、02事業、農業委員会費については、先ほど歳入でもご説明した農地調査の実績及び先進地視察調査の実績に伴う減額補正となっております。  その下、6款1項3目農業振興費、04事業、農業振興負担金については、野菜の安定供給を目的に指定野菜の価格補填等を行う事業でございますが、本市の対象野菜キャベツに係る補填実績が少なかったことによる実績減でございます。  続きまして4ページをお開きください。上段、6款1項3目06事業、那覇市農業次世代人材投資事業は、先ほど歳入でもご説明した同事業における新規就農者に対する交付金実績に伴い、歳入と同額を減額するものでございます。  中段、6款3項水産業費、2目水産業振興費、01事業、外国人研修生受入事業補助金については、他団体からの補助金活用により、本市補助分について補助対象外経費等が生じたことにより76万5,000円を減額するものです。  次に、下段、7款商工費、1項商工費、1目商工総務費、01事業、一般事務費でございます。  本年度、本市のイベント等でのアンケート調査を通じ、観光産業等におけるニーズや課題等を把握し、観光資源の魅力向上、本市地域経済の活性化による産業振興を図ることを目的に調査事業を行う予定で準備を進めておりました。しかしながら、必要となる臨時職員を募集するも、昨今の人材不足等の影響もあり採用に至らなかったことから、当該臨時職員雇用等に係る費用、計437万円を減額するものでございます。  5ページをお開きください。上段の7款1項2目商工業振興費、04事業、小口資金融資事業については、それぞれ実績に伴い増額及び減額補正を行うものです。  その下段、第24事業、なは産業支援センター機能強化事業(駐車場整備)については、歳入でもご説明したとおり、駐車場供用開始時期の変更による駐車場運営管理に係る光熱水費の不用分と、磁気探査方法の変更等に伴う減、また工事監理業務委託の契約実績に伴う減額補正となっております。  6ページをお開きください。7款1項2目29事業、先進的かつ新たな産業発展事業補助事業については、補助金交付実績に伴い136万7,000円を減額するものです。  中段、同32事業、地域未来投資事業は、同じく補助金の交付実績に伴い1,285万円を減額補正するものです。  下段の同36事業、那覇市プレミアム付商品券事業については、事業実施に係る臨時職員の採用実績及び時間外勤務手当の実績に伴い、歳入額と同額、計986万1,000円を減額するものです。  最後に7ページをお開きください。繰越明許費の補正でございます。  2件ございますが、年度内での事業完了が困難、または延長等のおそれがあるため、繰越としているものでございます。  以上が、商工農水課関係分でございます。ご審査のほど、よろしくお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)
     1ページの歳入、メカルパーキングの専用駐車場使用料ですけれども、これが去年の11月からことしの3月に変更になったということで、見込んでいた歳入が800万円余り減になった。補正後が270万円ということは、これは令和2年3月1日から供用開始の予定ですか。 ○委員長(前田千尋)  町田務課長。 ◎商工農水課長(町田務)  ただいまの予定としましては、3月2日供用開始を予定しております。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  それからすると、1カ月で大体270万円の歳入があると見込んでいいということですか。 ○委員長(前田千尋)  町田務課長。 ◎商工農水課長(町田務)  さようでございます。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  駐車スペースが何台で、どういう料金体系になっているか、ちょっと教えていただけますか。 ○委員長(前田千尋)  新川智博主幹。 ◎商工農水課主幹(新川智博)  駐車台数につきましては、ナハメカルパーキング、今建設しているものが71台、それから市民協働プラザの地下駐車場が32台、それからIT創造館の一般駐車場が7台というふうになっております。  料金につきましては、昨年9月の議会でも提案させていただいて、一般料金として最初の1時間が300円、最初の1時間を超えて30分ごとに100円の加算となります。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  入居者への減免はあったんでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  新川智博主幹。 ◎商工農水課主幹(新川智博)  ボランティアの団体であるとか、そういった市民活動に資する、もしくは市の事業等、あとは市役所の窓口に手続に来られる市民等については、一部免除の対象として2時間100円という計算になります。  またセミナー等々もございますので、その後は2時間以降1時間ごとに100円の加算というふうになります。したがって、例えば5時間のセミナーであれば400円というふうな計算になります。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  歳入の使い道というのは限定されるんでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  新川智博主幹。 ◎商工農水課主幹(新川智博)  関係部署と調整させてもらっているところでは、まずは維持管理費、これが年間で約1,000万円ほどかかります。その維持管理費に1,000万円、それから光熱水費、そのあとは起債等々の返還に充てる予定でございます。それから市民協働プラザの維持管理等々にも今後充てていきたいと考えています。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  わかりました。  もう1つ、歳入歳出関係があるんですけれども、歳出の4ページの一番上の農業次世代人材投資事業、今年度は新規採用の予定がいなかったための減額450万円ということですけれども、政策説明資料を見ると、28年度が25人、29年度30人、30年度は22人と少し落ちているんですけども、それでも2桁の人数の就農者がいたんですけれども、令和元年度は全くゼロということで理解していいんですか。 ○委員長(前田千尋)  町田務課長。 ◎商工農水課長(町田務)  当該制度につきましては、5年間受けられることになっております。  今年度新たにこの事業を活用して補助金を受けられる方が、3人予定をしていたところがゼロになったということでございますので、現時点での継続は22人実際にはおります。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  もう1回整理しようね。まだきれいに理解できてないな。  まず、この次世代事業は5年間受けられるということの中で、今まで過去3年間受けてきた人たちがいますよね。その人たちが今年度は交付しなかったという。 ○委員長(前田千尋)  町田務課長。 ◎商工農水課長(町田務)  先ほど申し上げましたように、申請をして受けるようになってから5年間受けられますので、5年を過ぎて終わった方、また次に新たに今年度から受けたいということで新規の就農をする方がいらっしゃいます。  それの差し引きで今現在22人残っているんですが、今年度は予定としては、過去の実績から3人ぐらいが新規就農者、新たに農業を始められる方がいらっしゃるだろうということで、それを見越した予算計上を行っていたところだったんですが、この3人につきましては、今年度那覇市のほうで農業を始められて、この投資事業を受けられる予定の方がいなかったということになります。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  農業をやめたというわけではないわけよね。 ○委員長(前田千尋)  町田務課長。 ◎商工農水課長(町田務)  はい。これを受けられた方で、やめたというのは今現在はおりません。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  実際、那覇市は農地がほとんどない現状の中で、どうなんですか、隣町村、大体どちら辺で何を栽培されているかというのは把握してますでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  町田務課長。 ◎商工農水課長(町田務)  主に南部地域の他の市町村、糸満市であったり、豊見城市、あと八重瀬町等々で農業をされていらっしゃる方で、小禄地域であれば、ハーブであったり、マンゴー、セロリ、ナスとか、さまざまな野菜をそれぞれの農家が生産をしているところでございます。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  その方々というのは、小禄だったらJA小禄とか、真和志だったらJA真和志とか、そういうところに所属をされて就農されているという理解でいいんですよね。 ○委員長(前田千尋)  町田務課長。 ◎商工農水課長(町田務)  基本的には、そのような理解でよろしいかと思います。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  やっぱり那覇の中にも立派なおいしい野菜をつくっている方々、たまには私も小禄の即売会等に行って購入するんですけど、すばらしいです。もうちょっと農業をする青年を育てるような施策をお願いしたいと思います。ありがとうございます。 ○委員長(前田千尋)  ほかにございませんか。  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  ちょっと先ほどの駐車場の件で確認したいんですけど、例えば自治会長会とか、那覇市が主催している会議に出る人も駐車料金出るの。 ○委員長(前田千尋)  新川智博主幹。 ◎商工農水課主幹(新川智博)  はい。2時間100円として料金発生します。もちろん本庁と同様に、障がいのある方の利用とかは全額の免除の対象でありますが、それ以外のこういった自治会の集まりに来られた方々は2時間100円の計算となります。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  もう1回、那覇市が呼びかけて集まったのもお金を取るの。
    ○委員長(前田千尋)  新川智博主幹。 ◎商工農水課主幹(新川智博)  はい。そのとおりです。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  例えば、真和志支所、首里支所、いろんなところがあるんですけど、例えば僕らが真和志支所でやるときは駐車料金は払ったことないですよ。別の教育委員会のもので。  この違いは何なんですか。 ○委員長(前田千尋)  新川智博主幹。 ◎商工農水課主幹(新川智博)  もともと産業プラザ自体が駐車台数が少なくて、先ほど申し上げた32台と、隣のIT創造館が7台というふうな構造の中で、2時間しか使えませんという制限だったんですね。平成27年からスタートして。  そのときに、2時間たつと出さざるを得ない、出てぐるっと回ってくるともういっぱいだった。それで周辺のはるやまの後ろあたりの駐車場にとめざるを得ないとか、そういったところから苦情があって、その中から今回駐車場不足から駐車場建設に至って、そのかかった費用と、それから公共交通機関との負担の公平性とか、そういったもろもろから全部検討して、利用については、これまで2時間としていたものを100円というふうな感じで設定をさせていただきました。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  例えば同じ自治会長会の会合でも、ここは取って、ここは取らないというのが出てくるということね。 ○委員長(前田千尋)  新川智博主幹。 ◎商工農水課主幹(新川智博)  この件については、昨年の10月から11月、各地区の自治会長会、自治会の会合に参加させていただいて、先ほど申し上げた3月2日からは駐車場が一部有料になると、一部ご負担があるというところは説明をしてまいりました。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  じゃ、この自治会長会もこれは了解しているということでいいの。 ○委員長(前田千尋)  新川智博主幹。 ◎商工農水課主幹(新川智博)  いろいろ質問もいただきまして、例えば障がいのある方とか、休みの日はどうなんだとか、そういったのもいろいろ質問がありまして、2時間100円についてはおおむね了解をいただいているものと認識しております。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  わかりました。以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑。  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  すみません。今年度現時点で遊休農地というのか、遊んでいる農地というのはまだあるのかどうかというのだけちょっと聞かせてください。市内で。 ○委員長(前田千尋)  町田務課長。 ◎商工農水課長(町田務)  基本的には遊休農地はほぼない状況でございます。基本的には使われていますが、全くゼロではないというところではございます。 ○委員長(前田千尋)  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  ゼロではない?ゼロではない。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  町田務課長。 ◎商工農水課長(町田務)  申しわけございませんでした。  現時点で23筆ということで、1万2,533平米が遊休農地ということでございますが。 ○委員長(前田千尋)  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  ありがとうございます。  もう1点だけですけど、委員会の構成というのは、農家の方々だけで構成されているんですか。 ○委員長(前田千尋)  町田務課長。 ◎商工農水課長(町田務)  現在農業委員が9人おりますが、農業者以外にも、議員出身の委員の方もおりますし、行政書士の方も1人入っております。 ○委員長(前田千尋)  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  ありがとうございました。  勉強になりました。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ありませんか。  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  プレミアム付商品券事業についてちょっと聞きたいんですけど、臨時職員5人採用の予定が2人になった理由と、それから政策説明資料に申請数が書いてあるんですけど、利用状況についてどうだったかという、1人2万円分まで買えるんですよね。でも1万円分しか利用しない人もいらっしゃる。こういう利用状況とかはわかるんでしょうか。わかる範囲でお願いします。 ○委員長(前田千尋)  どなたが。  与座リサ主幹。 ◎商工農水課主幹(与座リサ)  まず臨時職員についてですが、5人を想定していたところ、昨今の雇用状況もあって2人しか応募がなかったというところで、実際の窓口は臨時職員2人と、あと業務委託のほうで窓口職員も別途採用がございましたので、窓口対応につきましては、それで対応が可能だったということになっております。  あと、次の質問ですが、どれだけ使われているかというところなんですが、これが1人何冊まで使ったかというところの把握は正直してなくて、実際の販売実績でしたらお答えができるんですが、2月21日時点の数字でお答えいたしますと、販売額、これは1冊4,000円で売った場合の金額なんですが、4億5,913万2,000円が販売されているという状況になっております。 ○委員長(前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  一番最後のほうで、換金に要するためというか、繰り越しになっている部分、期限もあって、それから換金に一定時間が要するということで、時間を要する理由みたいなものについてご説明をお願いします。 ○委員長(前田千尋)  与座リサ主幹。 ◎商工農水課主幹(与座リサ)  お答えします。  使用期限自体が2月29日、ちょうどあしたまでになるんですが、換金につきましては月2回行っておりまして、15日と末日締めということになっています。  2月で終わりますが、3月に換金が延びた場合、本来は3月15日でとどめたかったところ、実際に受けていただける事業者の方とも確認したところ、31日まではやってほしいというお声がありましたので、繰り越しをして対応することになりました。 ○委員長(前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  じゃ3月31日末日までの換金というのは、これは那覇市の業者に対する配慮ということで理解してよろしいんですか。そういう申し出とか、要望があって、応えてということでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  与座リサ主幹。 ◎商工農水課主幹(与座リサ)  そうです。換金業務自体は那覇商工会議所のほうに業務を委託しているんですが、話し合いの中では最初は15日ぐらいでは締めたいと、年度内でできれば事業を終えたいということで急がせていたんですが、実際に商工会議所が、受けていただける利用店舗の方との調整の中で、最大限見てほしいというお声がありましたので、そちらのほうを酌んで、4月15日が最終換金日ということになっております。 ○委員長(前田千尋)  仲宗根浩副部長。
    ◎商工農水課経済観光部副部長(仲宗根浩)  ちょっと補足をさせていただきます。  この換金作業、各店舗から銀行のほうに、まずは手続きをとります。その際、各店舗から集計をして銀行に持っていく中では、やっぱりこの3月末ではちょっと厳しいということがございますので、一旦4月に繰り越しをして、延ばして、各店舗からの集計、それから銀行から商工会議所、受けているところ、そちらに回って換金をしていくというスキームがありますので、その分ちょっと時間をとらせていただいたということになります。 ○委員長(前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  わかりました。どうもありがとうございました。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございますか。  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  なは産業支援センター機能強化事業(駐車場整備)についてお聞きします。その中で、磁気探査業務委託料についてお聞きします。  当初予定していた鉛直探査から水平に変更して費用が減額となったということがありますけども、鉛直というのはまっすぐですか。ですよね。  これは何メートルで、水平というのは、浅いというのはどれぐらいのことを言っていますか。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  新川智博主幹。 ◎商工農水課主幹(新川智博)  鉛直については、最初の地面から2メートルまでは水平で掘っていって、それ以降は垂直に掘っていくという手法みたいです。 ○委員長(前田千尋)  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  ということは、垂直はやらなくなったわけですね。 ○委員長(前田千尋)  新川智博主幹。 ◎商工農水課主幹(新川智博)  はい。そうです。 ○委員長(前田千尋)  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  そうしますと、心配されることが1つあって、向こうは激戦地なんですよ。戦争のときの。  そうすると、磁気探査ですから、どれくらいまでの探査で発見できるかというのがあろうかと思いますけども、2メートルぐらいでそれを安全だということを、これはそういうふうにして、そのときの判断はよろしい、よろしいからそうなったんだと思うんですけども、2メートルぐらいで、それを磁気探査で、私から言わせると、不発弾とかいろいろあると思うんですけども、それはありませんでしたという判断できたのかなと思って。 ○委員長(前田千尋)  新川智博主幹。 ◎商工農水課主幹(新川智博)  実際浅い位置で岩盤が確認できて、杭を打つ場所、そこについてはほぼ2メートルぐらいの場所であるので、そこだけは水平探査で終えたというところで、当然磁気探査はしておりますので、不発弾等は発見されておりません。 ○委員長(前田千尋)  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  今新川主幹がおっしゃったように、垂直でやると、その建物というのは鉄骨ですよね。軽量鉄骨ですか。 ○委員長(前田千尋)  新川智博主幹。 ◎商工農水課主幹(新川智博)  はい。そうです。 ○委員長(前田千尋)  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  そうすると、コンクリート建てのほうに、別に支持層まで本当にいかなくても建てられるような構造だと思うんですよ。今の建物は。  ですから、もう一度言いますけども、2メートルの水平で探査をして、そしてそこに、支持層かどうかわかりませんが、あったから、それはもう安全だということを確認したということですね。じゃあね。 ○委員長(前田千尋)  新川智博主幹。 ◎商工農水課主幹(新川智博)  はい。そうです。 ○委員長(前田千尋)  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  4ページの下の01事業、一般事務費というのがありまして、イベント分析調査事業というのがありますが、政策説明資料の28ページを見ると、今回臨時職員の確保ができなかったために事業ができなくて、廃止というふうになっています。  これは大事な事業じゃないかなと思うんですけれども、委託であるとかなんとかということで、今後どうする予定なのかというのをお聞かせください。 ○委員長(前田千尋)  新川智博主幹。 ◎商工農水課主幹(新川智博)  当初は、委託等も含めて調査をして、見積もり等もいただきながら検討したところ、数千万円かかるというところがございましたので、職員と一緒になって臨時職員等を採用して調査をする計画をしていたんですが、募集は結構長くとったんですけどなかなか採用できなくて、断念したんですけども、次年度以降については、また委託も含めて再度精査したいなと思っていて、とりあえず次年度は当初予算は要求してないんですけど、その次以降にまた検討してまいりたいと考えております。 ○委員長(前田千尋)  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  さっきも言いましたけれども、調査して実態はどうなのかなというところを分析していくというのは、非常に大事なところかなと思うので、ぜひ実施できるように頑張ってください。以上です。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  ありがとうございます。  何点かありまして、まず小口資金融資事業ですけれども、令和元年実績で申し込みが7件で、実行件数が4件、実行額が1,550万円というふうになっているんですが、この件で予算が2,750万円とられているんですけども、残りの経費というのはどういうのに使われているのかというのが知りたいです。 ○委員長(前田千尋)  どなたが答えますか。  赤嶺拓主幹。 ◎商工農水課主幹(赤嶺拓)  お答えします。  残りの経費として、貸付金という部分が2,500万円この中に含まれていまして、この2,500万円を県内金融機関に市のほうで預け入れをして、金融機関がその2,500万円の10倍までの限度額の範囲内で融資を行うという制度になっています。  ですので、2,750万円のうちの2,500万円は貸付金ということでございます。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  残りの250万円は、どういったのに使っているんですか。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺拓主幹。 ◎商工農水課主幹(赤嶺拓)  貸付金以外には、まずは信用保証協会と私たちは協定を結んでこの制度融資をつくっているんですが、信用保証協会がこの制度を使って貸し付けするときの保証料について、一部那覇市のほうが補助をして、保証料率を軽減して貸し付けできるように、その分を保証する部分の費用と、あと保証料ということで、貸し付けをした融資が返済できなくなった場合には、保証協会が借主に代わって金融機関に対して代位弁済すると。その代位弁済をした部分についての約2割ぐらいは那覇市が補填をするというような協定を結んでますので、その補填に関する費用になります。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  ちなみに、金額的には10倍の2億5,000万円までは中小事業者に貸し付けができるという認識になりました。  この審査は、これはどこがやっていますか。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺拓主幹。
    ◎商工農水課主幹(赤嶺拓)  審査のほうは、申し込みの受け付けは私たち市のほうで受け付け、あとは商工会議所のほうで書類は預かるんですが、実際にこれを金融機関に送りまして、審査のほうは金融機関のほうで行っております。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  今回、実行額が1,550万円ということで、先ほどおっしゃっていた2億5,000万円までの貸し付けができるという枠では、若干少ないかなというふうに感じています。  私は本会議でもお伝えしているんですけれども、県と市、また国も含めて、さまざまな貸付制度があると思います。例えば、これをなぜ那覇市がわざわざ一事業として抱える必要があるのか、その必要性について教えていただけませんか。 ○委員長(前田千尋)  町田務課長。 ◎商工農水課長(町田務)  政策説明資料でも書いておりますが、やはり市内中小企業の経済的な支援という部分が一番大きいのではないかと考えています。確かに県や他の制度という部分で、利率が那覇市よりいい制度は確かにございますが、実際にこういった形で利用されていらっしゃる方もまだいらっしゃるという部分では、この小口資金融資制度の意義はまだあるものと考えているところです。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  すみません。これはあくまでも私の主観ですけれども、多分なければよそに行くんですよ。例えば商工会議所、私は飲食業の組合関係の仕事もさせてもらってますけど、例えばそこでも組合経由で公庫への融資というものもやっています。  なので、僕は決してこれに意義がないと言っているわけではなくて、むしろ業務の整理整頓をするべきじゃないかなというふうに思っています。実は、これはうちの会派の大山議員も質疑のときに言ってたかと思うんですけど、商工農水課はめちゃくちゃ業務がいっぱいあるんですよね。  なので、例えば先ほどの仙子議員がおっしゃっていたイベントのアンケート調査なども、本来であれば、そういった整理整頓をすることで、ある程度の事業がまとまってきたときに、いや、これは自分たちの肌感覚で確認をしに行こうということで、これは担当課の職員でやってみてもいいんじゃないかなという流れになるんじゃないかと、ちょっと思ったんです。先ほどの質問の中で。  それもありましたし、あとは、これは廃止になる予定ですけれども、例えば先進的かつ新たな産業発展事業補助事業というのもそうですし、これは今回のものには載ってませんけれども、新商品開発事業、ああいったものも本当に那覇市がやるべきことなのか。県とかその周辺の公社とか、ああいうところがやっている事業に関して、類似のものは整理していく。先進的かつ新たな産業発展事業補助事業というのも、国や県の事業とすみ分けを考慮しつつ施策を推進していく必要があるという記載もありながら廃止ということになっているので、今回2月定例会で上がっている事業、これも含めて整理整頓をする時期なんじゃないかなと。特に先ほどの人が集まらないとか、そういったところを鑑みたときに、私はそれをやったほうがいいというふうに思っています。  なので、これは私の提案ですけども、これは職員の業務負担の軽減というのにもつながっていくと思いますし、市民の皆様の一事業での満足度を高めていくということにもつながると思うので、やっぱり整理整頓、取捨選択というのをやっていただきたいという要望をさせていただきます。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  続いて議案第58号、令和元年度那覇市一般会計補正予算(第9号)中関係分を議題といたします。  町田務商工農水課長、説明をお願いします。 ◎商工農水課長(町田務)  それでは、令和元年度那覇市一般会計補正予算(第9号)中、商工農水課分についてご説明申し上げます。  お手元にお配りしました商工農水課説明資料の1ページをお開きください。  今回の9号補正は、首里城火災を受け、周辺地域の観光客減少等への対応として、国の沖縄振興特定事業推進費補助金を活用した事業に係る補正となっております。  そのうち商工農水課では、琉球びんがた事業協同組合と那覇伝統織物事業協同組合(首里織組合)が、当該補助金を活用し、首里当蔵町の県住宅供給公社当蔵市街地住宅跡地に建設を予定している紅型・首里織展示体験、情報発信拠点施設(仮称)について、伝統工芸産業や観光産業の振興の観点から、国と協調し建設費等の一部補助を行うものでございます。  建物については、地上3階、地下1階、延床面積約1,600平方メートルの施設を建設する予定となっております。  施設の機能として、琉球びんがたや首里織の工芸品展示や製作体験、後継者育成、研修会議室のほか、休憩施設を備えた観光情報発信スペースを設ける予定としております。  それでは、今回の補正内容についてご説明いたします。  まず、歳出でございます。7款商工費、1項商工費、2目商工業振興費、35事業、首里当蔵住宅跡地整備事業については、本年度両組合が県住宅公社から土地を取得する費用及び基本計画策定に係る委託費用について、その一部を補助するため、7,524万3,000円の増額補正を行います。  なお、下段に記載しておりますが、当該費用については、年度内の事業完了が困難なこと等からその全額を繰り越しするものでございます。  以上が、商工農水課関係分でございます。ご審査のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。                  (「進行」と言う者あり)  いいですか。 ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に、議案第28号、令和元年度那覇市一般会計補正予算(第8号)中関係分を議題といたします。  経済観光部なはまち振興課関係分について、高宮修一なはまち振興課長、説明をお願いいたします。 ◎なはまち振興課長(高宮修一)  それでは第8号補正予算のうち、なはまち振興課分についてご説明申し上げます。  お手元の説明資料の1ページをお開きください。初めに、歳入についてご説明いたします。  第17款財産収入についての減額補正でございます。内容といたしましては、那覇市頑張るマチグヮー支援基金の利子収入が2万9,000円と確定したことから、差額分の3,000円について減額補正するものでございます。  続きまして、第19款繰入金の減額補正でございます。内容といたしましては、マチグヮー支援事業等の事業費の2割相当額を充当するため、基金から一般会計へ繰り入れするものでございます。今年度のマチグヮー支援事業及び地域商店街等支援事業の実績により、繰入額がおおむね確定したことから、不用となります差額分の1,028万6,000円を減額補正し、532万5,000円とするものでございます。  続きまして、第21款諸収入の減額補正でございます。公設市場光熱水費実費徴収金について、第一牧志公設市場の仮設市場への移転に伴い、電気及び水道使用量が減少したことで、約3,872万5,000円程度になる見込みのため、差額分の480万円を減額補正するものでございます。  次に、2ページをお開きください。歳出でございます。  事業名15、頑張るマチグヮー支援事業の減額補正でございます。19節負担金、補助及び交付金について、今年度の補助金交付額がおおむね確定したため、不用額の649万5,000円を減額補正するものでございます。  続きまして、事業名31、那覇市地域商店街等支援事業の減額補正でございます。19節負担金、補助及び交付金について、今年度の補助金交付額がおおむね確定したため、不用額の377万1,000円を減額補正するものでございます。  続きまして、事業名02、公設市場管理運営事業の減額補正でございます。11節の需用費につきましては、第一牧志公設市場の仮設市場への移転に伴い、電気及び水道使用量が減少したため、実績により900万円を減額補正するものでございます。13節の委託料につきましては、公設市場清掃委託業務の入札執行残額等130万円を減額補正するものでございます。  続きまして、次のページ、事業名03、第一牧志公設市場再整備事業の減額補正でございます。13節委託料の主な減額理由といたしましては、事業損失調査費の不用額、14節使用料及び賃借料については、仮設市場の賃貸借契約における不用額となってございます。  次に、4ページをお開きください。繰越明許費補正でございます。06沖縄の食の魅力発信拠点整備事業の予算に関しまして、3億2,566万8,000円を次年度へ繰り越すものでございます。旧市場の解体工事において市場周辺店舗事業者との調整に時間を要したことや、周辺環境に配慮し夜間工事の時間を短縮したこと等により、工事期間を延長することとなったために、予算を次年度へ繰り越すものでございます。  主な事業費といたしましては、旧市場の解体工事費、新市場の建設工事費、商業支援業務委託費等となってございます。  以上でございます。ご審査のほどよろしくお願い申し上げます。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  ちょっと確認ですけど、公設市場運営管理事業に関して、収入もそうですけど、支出も第一公設市場の仮設市場の移転に伴い、電気や水道量が減少したためということであるんですけど、これは返せば、それだけお客さんが減ったということになるのかな。 ○委員長(前田千尋)  高宮修一課長。 ◎なはまち振興課長(高宮修一)  店舗数が少なくなったということと、あと電気の使用量が減っている。クーラー等の機能向上ということになります。 ○委員長(前田千尋)  高良徹主幹。 ◎なはまち振興課主幹(高良徹)  主な理由としましては、今ありました市場事業者が仮設へ行って減ったことと、あと空調機器、クーラーの性能が上がったこと、あと市場事業者が移転に伴って、新しいショーウインドウとか、そういったのをかえたことによって、それが省エネタイプにかわったこと、そういったことが挙げられております。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  これと一緒にごみの入札もある。これはごみも少なくなったから金額が下がったというのかな。これ全体とあわせて、要は、前の第一公設市場と、今と、全体的にして売り上げがどうなったか、来場者がどうなったか、その辺とかは分析しているんでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  高宮修一課長。 ◎なはまち振興課長(高宮修一)  この売り上げ等に関しましては、各店舗ヒアリングぐらいしかお聞きしてないんですけれども、同じぐらいとか、減っているとか、そういったことは各店舗によって異なっている状況でございます。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  休憩してください。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  ということは、この費用が減ったというのは、直接売り上げが大きく減ったというのには当てはまらないという考え方でいいんですか。電気、水道、維持、ごみも含めて。 ○委員長(前田千尋)
     高宮修一課長。 ◎なはまち振興課長(高宮修一)  この電気水道の減額分は、売り上げと直結するものではございません。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  わかりました。  ありがとうございます。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  お疲れさまです。  今公設市場自体も、新型コロナウイルスの影響でお客様がいらっしゃらないという、すごい影響を受けているみたいなんですけど、それに対して、この頑張るマチグヮーの支援事業というもので、何か補助することというのも可能なんですか。 ○委員長(前田千尋)  高宮修一課長。 ◎なはまち振興課長(高宮修一)  頑張るマチグヮー支援事業については、受付期間が終了してございますので、もし可能となる場合は、次年度の申請受付となります。現在のところですね。 ○委員長(前田千尋)  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  何かしらの補助金とか、そういった救済措置はとられるかと思われるんですけど、この頑張るマチグヮー支援事業というのは、1つの事業所、事業所に決まった額の支援なのか、それとも事業規模によって、大きさによって支援金が変わるのかどうかということだけお願いします。 ○委員長(前田千尋)  高宮修一課長。 ◎なはまち振興課長(高宮修一)  これは個店に対する支援ではございません。商店街とか、通り会とか、そういった団体の活動に対する支援事業となってございます。 ○委員長(前田千尋)  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  わかりました。ありがとうございます。  勘違いしてました。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  休憩してください。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  ほかに質疑ございませんか。  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  繰越明許のところの沖縄の食の魅力発信拠点整備事業について、これはどういった事業なのかをもう少し詳しく教えてください。 ○委員長(前田千尋)  高宮修一課長。 ◎なはまち振興課長(高宮修一)  これは、第一牧志公設市場再整備事業の市場建設工事費をこの事業に切りかえまして、この事業で建設工事を実施することになっております。  また、この事業に切りかえをすることによって、マチグヮー全体の回遊性を高めるような構想も一緒につくっていくということで、ちょっと規模を広げた形での事業という展開を行っております。 ○委員長(前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  規模を広げて、公設市場だけじゃなくて、その周辺も対象ということでよろしいんですか。 ○委員長(前田千尋)  高宮修一課長。 ◎なはまち振興課長(高宮修一)  公設市場を起点として、まち歩きで回遊性を向上させていこうという構想も含めた事業となってございます。 ○委員長(前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  わかりました。  ありがとうございます。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  ありがとうございます。  那覇市地域商店街等支援事業なんですけれども、30年度の決算を見ると、3事業団体へ補助金交付となっていて、予算額が450万円に対して決算額が439万7,000円。  一方、ことしも事業費が451万9,000円、これが補正で減額の377万1,000円なんですが、それぞれ3団体なんですけれども、前年度はどういった事業が採択されて、今年度はどういった事業が採択されたのかというのを教えていただきたいです。 ○委員長(前田千尋)  高宮修一課長。 ◎なはまち振興課長(高宮修一)  まず平成30年度に関しましては、3団体で、那覇こども大綱挽まつり、これはサンシャイン通り会のほうの事業でございます。これに対して交付金額30万円。壺宮通り会のマップ作成事業、この事業に関して29万9,000円の交付金額。それからSiS OKINAWA実行委員会として、那覇新都心エリアの魅力創出及び発信事業として、交付決定額390万1,000円ということで、これが非常に大きな事業でございました。合計で交付決定金額としては450万円という状況でございます。  令和元年度につきましては、同じく那覇こども大綱挽まつりということでサンシャイン通り会の事業に対して交付金額30万円、あと金城ダム通り会マップ作成事業として12万9,000円、それから、壺宮通り商店街防犯カメラ設置事業といたしまして、交付決定金額30万円ということで、全て30万円以下の金額となっておりまして、交付決定金額は下がっている状況となっております。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  ありがとうございました。  この390万円の事業というのは、去年なされて、ことしも何かそういった事業が継続してなされたんですか。 ○委員長(前田千尋)  高宮修一課長。 ◎なはまち振興課長(高宮修一)  ことしも一応計画するという動きはあったんですけど、実現には至らなかったと聞いております。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  わかりました。  できれば継続、1回こっきり花火上げて終わりではなくて、何かしら継続してできるような形をとっていただけたらなと思いました。  あと、もう1点ですけど、ことしの壺宮通りの防犯カメラ、これは防犯カメラにも活用できるんですね。 ○委員長(前田千尋)  高宮修一課長。 ◎なはまち振興課長(高宮修一)  頑張るマチグヮー支援事業においてはこれまでも対象としてきた経緯もございます。  今年度に関しては対象となっております。  また次年度も引き続き対象かというのは、今後検討していくものではございます。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  正直、防犯カメラ事業というのは結構ニーズが高い事業だと思います。商店街もそうですし、あとよく言われている公園とか、住宅地もそうなんですけども、今回これで利用できるというのは非常にありがたい。  特に商店街などは、多くの人が出入りする場所ですので、とてもありがたいなと感じました。ぜひ、来年度も引き続き活用できるような形で配慮いただければなと、これは要望で上げさせていただきたいと思います。  よろしくお願いします。
    ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  4ページの明繰ですけど、解体工事が入札不調か。今の状況をちょっと。 ○委員長(前田千尋)  高宮修一課長。 ◎なはまち振興課長(高宮修一)  現在、2回不調となってございますので、工事費用の積算について見直しをしながら、積算が妥当かどうかという検証をしながら、設計事業の見積もりも含めて検証しているところでございます。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  再入札はいつごろを考えているの。 ○委員長(前田千尋)  高宮修一課長。 ◎なはまち振興課長(高宮修一)  検証結果によって、工事費自体の予算額が変わってくる場合は、予算を補正して承認をいただくことから手続として始める必要がございます。その後に入札という形になりますので、まず積算後に、もし金額が違うのであれば、まず議会のほうの承認を得るということになると考えております。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  確か2回目は、手持ち工事50%を条件から外したわけでも、手を挙げる業者がいなかったと理解していいのかな。 ○委員長(前田千尋)  高宮修一課長。 ◎なはまち振興課長(高宮修一)  現在の積算については、去年の見積額とかそういったもので積算してございますが、今の時点で見積もりをとるとかなり上がっているというのがわかっておりますので。 ○委員長(前田千尋)  狩俣輝夫室長。 ◎なはまち振興課室長(狩俣輝夫)  入札のほうは2回不調になっているんですけど、1回目は石嶺団地と競合したということで、団地のほうをとりに行って、市場のほうは積算もしてないということで、2回目の入札に関しては、共同企業体として申し込みがあったんですけど、ヒアリングをすると、那覇市の金額と共同企業体が積算した金額が合わないということで、共同企業の参加者が少なかったものですから、今その企業体のほかに、参加してないAクラスの業者なんですけど、そちらのほうもヒアリングをして、金額が原因なのか、そのほかにも原因があるのか、それを今ヒアリングをしている最中で、それを検証した結果、予算が合わなければ、先ほど課長が言ったように、予算も含めてその検証中でございます。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  教育委員会においては、上間小学校とか、安岡中学のように、最終的には随契になった事例もあるんですけど、そちら辺も考えられると理解していいの。 ○委員長(前田千尋)  狩俣輝夫室長。 ◎なはまち振興課室長(狩俣輝夫)  随契をする場合は、一旦出した条件は基本的に変えられないということで、2回目にやった入札の条件で、その条件で構わないという業者があらわれましたら随契の可能性はあります。  金額を変えて随契というのは基本的にはできませんので、再入札という形になります。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  そうすると、今考えられるのは、再度見積もりのやり直しをやっているわけですから、再度入札をするという考え方になるのかなと思ってますけれども、ただ、いかんせん、なかなか手を挙げる業者がいなければ事業自体がずれていくわけですから、これはぜひ、明繰とは言え、次年度の早いうちに着手できるように頑張ってもらいたい。よろしくお願いします。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者退室) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  これより議員間討議に入ります。  ご意見ありませんか。  ご意見ございませんね。                     (意見なし) ○委員長(前田千尋)  特にないようでありますので、討議を終了し、厚生経済分科会を閉会いたします。  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  以上をもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。  来週3月2日・月曜日も午前10時より委員会及び分科会を開会いたしますので、ご参集ください。  本日は、これにて散会いたします。                             (午後3時45分 閉会) ───────────────────────────────────────  那覇市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。   令和2年(2020年)2月28日    厚生経済常任委員会 委員長 前 田 千 尋...