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那覇市議会
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2019-12-18
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令和 01年(2019年)12月18日予算決算常任委員会−12月18日-01号
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那覇市議会 2019-12-18
令和 01年(2019年)12月18日予算決算常任委員会−12月18日-01号
取得元:
那覇市議会公式サイト
最終取得日: 2021-05-01
令和
01年(2019年)12月18日
予算決算常任委員会
−12月18日-01
号令和
元年12月18日
予算決算常任委員会
予算決算常任委員会記録
令和元年
(2019年)12月18日(水) ─────────────────────────────────────── ●
開催日時
令和元年
(2019年)12月18日 水曜日 開会 午前10時00分 閉会 午前10時32分 ─────────────────────────────────────── ●場所 本
会議場
─────────────────────────────────────── ●会議に付した事件
付託議案
(5件)の
審査
(1)各
分科会
からの
審査報告
(2)
総括質疑
(3)
議員
間討議
(4)討論 (5)
付託議案
の表決 ───────────────────────────────────────
●
出席委員
委員長
清 水 磨 男 副
委員長
中 村 圭 介 委 員 永 山
盛太郎
委 員 翁 長 雄 治 委 員 上 原 安 夫 委 員 上 原 仙 子 委 員 坂 井 浩 二 委 員 前 泊 美 紀 委 員 當 間 安 則 委 員 新 崎 進 也 委 員 上 原 快 佐 委 員 下 地 敏 男 委 員 多和田 栄 子 委 員
西中間
久 枝 委 員 古 堅 茂 治 委 員 湧 川 朝 渉 委 員 我如古 一 郎 委 員 前 田 千 尋 委 員 宮 里 昇 委 員 野 原 嘉 孝 委 員 大 城 幼 子 委 員 奥 間 綾 乃 委 員 小波津 潮 委 員 大 嶺 亮 二 委 員 吉 嶺 努 委 員 新 垣 淑 豊 委 員 金 城 眞 徳 委 員 平 良 識 子 委 員 宮 平 のり子 委 員 翁 長 俊 英 委 員 桑 江 豊 委 員 糸 数 昌 洋 委 員 喜舎場 盛 三 委 員 大 浜 安 史 委 員 上 里 直 司 委 員 仲 松 寛 委 員 大 山 孝 夫 委 員 奥 間 亮 委 員 粟 國 彰 ─────────────────────────────────────── ●
欠席
委員
─────────────────────────────────────── ●
説明
のため出席した者の職、氏名 久 高 將 光 副市長 知 念 覚 副市長 田 端 一 正
教育長
渡 口 勇 人
政策統括調整官
屋比久 猛 義
総務部長
仲 本 達 彦
企画財務部長
比 嘉 世 顕
市民文化部長
末 吉 正 幸
こども
み
らい部長
長 嶺 達 也
健康部長
宮 城
寿満子
福祉部長
玉 寄 隆 雄
環境部長
城 間 悟
まちなみ共創部長
玉 城 義 彦 都市み
らい部長
島 袋 弘 樹
消防局長
兼
総務部参事監
奥 間 朝 順
学校教育部長
山 内 健 生涯
学習部長
─────────────────────────────────────── ●職務のため出席した
事務局職員
の職、氏名 小 嶺 理
事務局長
長 嶺 勝 次長 當 間 順 子
議事管理課長
根路銘 安 彦
議事管理課
副参事 山 田 裕 之
議事管理課主幹
仲宗根 健
議事管理課主幹
高江洲 康 之
議事管理課主査
喜屋武 太 一
議事管理課主査
─────────────────────────────────────── (午前10時 開会) ○
委員長
(
清水磨男
) ただいまから
予算決算常任委員会
を開会いたします。 それでは、早速、本日の日程に入ります。
議案
第118号、
令和
元
年度那覇
市
一般会計補正予算
(第7号)から、
議案
第120号、
令和
元
年度那覇
市
介護保険事業特別会計補正予算
(第3号)までの3件の事件を一括して議題といたします。 各
分科会委員長
の
審査報告
を求めます。
上里直司総務分科会委員長
。 ◎
総務分科会委員長
(
上里直司
) おはようございます。 ただいま議題となりました事件のうち、
総務分科会関係分
について、
審査
の概要をご報告申し上げます。 初めに、
議案
第118号、
令和
元
年度那覇
市
一般会計補正予算
(第7号)中、
企画財務部財政課関係分
について、
当局
から、今回の
補正
の概要は、既定の
予算
に追加、その他の変更を加える必要が生じたことに対応する
補正予算
である。 結果として、既定の
歳入歳出予算
の総額にそれぞれ13億1,016万6,000円を追加し、
歳入歳出予算
の総額がそれぞれ1,534億4,235万6,000円になるとの
説明
がありました。
委員
から、
路面修繕事業
における
国庫支出金
の減額について
質疑
があり、
当局
から、
路面補修
の場合は、路盤の下の基礎の部分まで傷んでいる場合に、
国庫補助金
が下りるが、今回予定していた箇所は、表面だけの補修であるため、
国庫補助金
の
対象外
となった、との
答弁
がありました。 次に、
消防局関係分
について、
委員
から
西消防署
非
常用発電機
取替
修繕事業
について、非
常用発電機
が故障し、停電した場合の対応について
質疑
があり、
当局
から、小型の
発電機
を仮に取り付けて、
無線機
や
出動指令
に係る装置など
必要最小限
の電力を確保して対応している、との
答弁
がありました。 別の
委員
から、
発電機
の
耐用年数
について
質疑
があり、
当局
から、具体的に把握はしていないが、不調がある場合は、メンテナンスを行い、業者から取り替えが必要との申し出があれば、取り替えている、との
答弁
がありました。 また、別の
委員
から、非
常用発電機
の
使用頻度
や今回の取り替え機器の機能についての
質疑
があり、
当局
から、
西消防署
の
発電機
については、最近2年間は使用していない。 今回の取り替えで、連続で約12時間稼動でき、燃料の軽油を補給することにより断続的な使用が可能になっているとの
答弁
がありました。 さらに、別の
委員
から、
自然エネルギー
を使った発電について
質疑
があり、
当局
から、
小禄出張所
に、
太陽光発電
のパネルを設置して
太陽光
を並行して使えるようにしている。
発電機
を主に使うのは、台風時などであり、有効な
太陽光
が得られるのか、
小禄出張所
で検証し、
必要性
を検討していきたい。
消防署
は、災害時の
防災拠点
となることから、非常用の電源を確保することは大切なことであり、どのような電源があるか、
情報収集
に努めていきたい、との
答弁
がありました。 別の
委員
から、
発電機等
の更新の
ガイドライン
を策定することや、ガスの
発電機
について、
東日本大震災
では、ガスが比較的容易に確保できたこともあり、
国土強靱化
の
補助金
などを活用して積極的に
取り組み
、
事例研究
や更新の
タイムスケジュール
の
研究等
を強く求めたいとの意見に対し、
当局
から、計画的に更新できるような形で
ガイドライン
を策定していきたい。
西消防署
以外の
施設
の取り替え等については、
施設等
の
長寿命化計画
などと
整合性
をとりながら、非
常用発電機
の
代替機器導入
が可能かどうか検討していきたい、との
答弁
がありました。 次に、
企画財務部企画調整課関係課分
について、
委員
から、
那覇
市
ふるさとまちづくり寄附金事業
と、
首里城再建支援プロジェクト
は全く
別立て
なのか、との
質疑
に対し、
当局
から、同じ
ふるさと納税
のサイトを使っているが、費目としては、
歳計外
で考えているが、国から
歳入予算
に入れるべきではないかという指導があり、現在、国と
調整
をしている。 その中では、本市の
財政指数
、
交付税
の問題や
標準財政規模
など、影響がないか県を通して
総務省
に確認をしており、影響がなければ、本市の
歳入予算
に入れて
歳出予算
から支出するという形をとりたいと考えている、との
答弁
がありました。 同
委員
から、
ふるさと納税
について、
首里城火災
の件も踏まえた
歳入予測
について
質疑
があり、
当局
から、
首里城火災
によってさらに
収納率
が上がっており、
クラウドファンディング
が始まるにあたって、本市の歳入の
ふるさと納税
も、通常11月で1,000万円ほどの納付だが、今
年度
は6,000万円入ってきているので、2月
補正
でさらに増額して、2億2,000万円と考えている、との
答弁
がありました。 また、別の
委員
から、
ふるさと納税
について、
首里城
に関して
那覇市民
が
ふるさと納税
をした場合に、本市の税収への影響について
質疑
があり、
当局
から、
クラウドファンディング
は
令和元年
12月2日現在で、県外からが92.2%、県内の市外からは4.9%、本市は2.6%となっているので、本市民からの寄附は少ない
状況
である、との
答弁
がありました。 次に、
総務部平和交流
・
男女参画課分
について、
委員
から、
那覇軍港跡地利用計画
における国とのかかわりについて
質疑
があり、
当局
から、
跡地利用計画
をつくるための
手順書
の中では、
有識者委員会
の設置を予定しており、構成は国、内閣府、
沖縄総合事務局
、沖縄県
企画調整課跡地利用推進班
となっている。 さらに、港湾に面しているので、
那覇
港
管理組合
や、本市、
有識者
の
先生方
の参加を予定し、
計画づくり
の内容を審議する形で計画されている、との
答弁
がありました。 同
委員
から、国も、
優位性
のある場所、沖縄の
玄関口
として、
予算
も含めて本当にやる気である。遅々として地元の整備ができていない部分があるので、
固定資産税
、
跡地利用
については整理、
説明
をしながらやらないと、いつまでも進まず、見えてこない
状況
もあるので、頑張ってもらいたいとの意見がありました。
委員長
、すみません、休憩お願いします。 ○
委員長
(
清水磨男
) 休憩いたします。 ○
委員長
(
清水磨男
) 再開いたします。 ◎
総務分科会委員長
(
上里直司
) 次に
総務部管財課分
について、
委員
から
光熱水費
のうち、
電気料金
の
増額補正
について
本庁者
内の省エネの
取り組み
について
質疑
があり、
当局
からなかなか効果が上がらず、思ったような
歳出抑制
につながらない現状があるとの
答弁
がありました。 別の
委員
から
照明器具
の
LED化
に関する
質疑
があり、
当局
から
照明器具等
の
LED化
に関しては、
企画調整課ファイリシティーマネジメント
の一環として、段階踏んで
年ごと
に少しずつ購入していくのか、それとも
リース等
で対応したほうがいいのか、今、
企画調整課
が鋭意試算をしており、全庁的な方針として決定をすれば、
管財課
もそれに従うという考えであるとの
答弁
がありました。 さらに、同
委員
から
LED化
への
取り組み
は何割かとの
質疑
に、
当局
からは全くしていないとの
答弁
がありました。 さらに、別の
委員
から国が進めている建物の
ZEB化
について、検討の有無の
質疑
に対して、
当局
から
エコチューニング事業
を推進しており、検討していないとの
答弁
がありました。 なお、その他、
関係分
についても、
当局
の
説明
に対し、各
委員
から多くの
質疑
がなされ、
審査
を終了しております。 なお、
議員
間討議
において、非
常用発電機
取り替え
修繕事業
及び
市役所庁舎内光熱水費経費節減
について、問題が発生してから対処している姿勢が見受けられるとの指摘がありました。 さらに、同
委員
からしかるべき計画を立てて、市の
負担分
を抑制するためにも、国の動向を今しか対応していない
国庫補助金等
について
情報収集
に努め、整備を進めてほしいとの意見がありました。 さらに、別の
委員
から
消防局
における
設備更新
の
ガイドライン
は、消防車や
救急車
の
老朽化
と同様、
当局
が考える問題であるとの意見がありました。 業者が大丈夫だと言っていたから大丈夫だという人任せではいけないし、機器の故障が
想定外
という言い方もよくない。必ず稼働するという前提で
管理
をすべきとの意見がありました。 以上、
総務分科会
の
審査報告
といたします。 ○
委員長
(
清水磨男
) 前
泊美紀都市建設環境分科会委員長
。 ◎
都市建設環境分科会委員長
(前
泊美紀
) ただいま議題となりました事件のうち、
都市建設環境分科会関係分
について、
審査
の概要をご報告申し上げます。 初めに、
議案
第118号、
令和
元
年度那覇
市
一般会計補正予算
(第7号)中、
環境部クリーン推進課関係分
について申し上げます。
当局
から、旧
最終処分場維持管理事業
にかかる
光熱水費
の
増額補正
である。 旧
最終処分場
の地中には、旧
清掃工場時代
に燃やすことのできなかったごみが埋められており、そこから染み出た汚水は、ことし7月より薬剤と
水処理
による
河川放流
から
那覇
市の
公共下水道
への直接放流へ切り替えている。 今
年度
は梅雨時期における
降水量
が例年よりも多く、想定以上に
浸出水
の水量が多かったため、
下水道
への
放流量
も増えている。 その結果、
下水道使用料金
が大幅に増え、さらに同
下水道
までの
送水ポンプ
の
電気使用料金
が増えたことによる
補正
である、との
説明
がありました。
委員
から、想定していた
降水量
について
質疑
があり、
当局
から、過去2年分の
降雨量
から、年間約2,000ミリと想定していたが、今
年度
は、梅雨の時期だけで800ミリと、例年に比べかなり多くなった。過去10年間でも
最大値
になっている、との
答弁
がありました。
委員
から、次
年度
の
予算編成
について、
異常気象
が続き、
集中豪雨
も頻発していることなども考慮する必要があるのではないかとの指摘があり、
当局
から、次
年度
の当初
予算
は、ことしの分も含め、過去10年間の数値をもとに
予算
要求している、との
答弁
がありました。 次に、
廃棄物対策課関係分
について、申し上げます。
当局
から、
ごみ減量
・
資源化推進事業
について、来年4月から施行される
那覇
市
南風原
町
環境施設組合
の
事業系一般廃棄物処理手数料
の
増額改定
及び
事業活動
に伴い排出される缶類、瓶類、
ペットボトル
の
排出区分
及び
処理方法
の
適正化
についての文書を、市内1万7,633件の
排出事業者
に対し郵送し、周知を図るため、
通信運搬費等
として203万1,000円の
増額補正
を行うものである、との
説明
がありました。
委員
から、今回の通知に至る経緯について
質疑
があり、
当局
から、まず、
事業系一般廃棄物処理手数料
の
増額改定
は、
事業系
の
処理手数料
について、
ごみ処理原価
に近づける
必要性
や
事業者
が受ける
受益者負担
の
適正化
などの理由により、10月25日に
那覇
市・
南風原
町
環境施設組合議会
で議決されたものである。 また、缶類、瓶類、
ペットボトル
については、
家庭系
の
資源化物
に限り
日本容器包装リサイクル協会
へ引き渡している。 しかし
飲食店
やホテルなどから、
事業活動
に伴う缶類、
ペットボトル
、
ガラス瓶等
が混入して搬入されてきていることに対し、同協会から指摘を受けたことにより、
排出区分
と
処理方法
の
適正化
を図るものである、との
説明
がありました。 同
委員
から、
値上げ分
を回収する業者への負担の
押し付け
にならないよう、どのように対応しているか、
質疑
があり、
当局
から、
収集運搬許可業者
に対しては、前
年度
から数回にわたり
説明会
で詳しく
説明
を行っている。ことしの4月には文書を作成して、
収集運搬許可業者
を通して契約している
排出事業者
に対する
説明
も求めている。10月には、
排出事業者
を対象にした
説明会
を2回開催しており、来年1月にも開催する予定である。
収集運搬許可業者
に対しては、適正な
収集運搬料
、
処分料
を設定して
排出事業者
と契約するよう助言を行っている、との
答弁
がありました。 別の
委員
から、
飲食店
への周知について
質疑
があり、
当局
から、
那覇
市保健所と連携し、
営業許可証
の交付や更新を受ける
事業者
を対象に、
資源化物
の
適正化
について
説明
を行っている。 また、
飲食業協会
、
料飲協会等
にも
説明
し、協会から文書を発送するよう協力を呼びかけている、との
答弁
がありました。 同
委員
から、
飲食店
などの
事業者
へは丁寧な
説明
が必要であり、さらなる
説明
を強く求めるとの要望がありました。 なお、その他の
関係分
については、各
委員
から多くの
質疑
がなされ、
審査
を終了しております。 以上、
都市建設環境分科会
の
審査報告
といたします。 ○
委員長
(
清水磨男
)
坂井浩二教育福祉分科会委員長
。 ◎
教育福祉分科会委員長
(
坂井浩二
) ただいま議題となりました事件のうち、
教育福祉分科会関係分
について、
審査
の概要をご報告申し上げます。 初めに、
議案
第118号、
令和
元
年度那覇
市
一般会計補正予算
(第7号)中、
こども
み
らい部こども政策課関係分
についてご報告申し上げます。
当局
から、
公立こども園
での
異物混入
について、
直営施設
からの
給食提供
を拡充する旨の
市長表明
、
公設施設
からの提供を求める
保護者
からの声などを受けて、当初、
令和
3
年度
から
実施予定
の
再編計画
を前倒しすることとした。 現在の
保育所給食センター直営
の
施設
において、
調理園数
を
令和
2年4月に3園程度増加させ、
令和
2年9月ごろまでには、
教育委員会所管
の
城岳学校給食センター
を改修、修繕し、新たに
こども
み
らい部給食センター
として設置することとし、全ての
公立こども園
の
調理業務
を
直営施設
で担えるよう予定している。 そのため、
新規設置予定
の
センター
にかかる修繕、
改修等
の費用として、約5,000万円の
債務負担行為
を計上している、との
説明
がありました。
委員
から、新たに
設置予定
の、
公設民営
の
給食センター
について、
公設公営
とした場合、
費用負担
はどのくらい変わるのか、との
質疑
があり、
当局
から、正職員の
調理員
が約7名、
会計年度職員調理員
が7名、配送を担う
運転手
が4名の配置が必要と考えており、委託を実施した場合と比べて、粗々ではあるが、年間2,800万円の差が出ると見積もっている。 また、正職員になると
退職手当分
の費用も生じてくるため、その差はさらに大きくなると考えている、との
答弁
がありました。 同
委員
から、現在、契約中の
民間事業者
との契約に関して、
質疑
があり、
当局
から、市の
直営施設
からの
提供体制
が整ったことにより、半年程度の
契約前倒し
を
事業者
へ協議の申し入れをしてお願いしているところである。 一度目の交渉では、概ね理解していただいたと考えている、との
答弁
がありました。 別の
委員
から、
民間事業者
については、
教育福祉常任委員会
で
現場視察
を行っており、
那覇
市も
栄養士
を配置するなど、改善に向けて、さまざま取り組んでいる中で、契約を前倒しするのは、
民間事業者
に対して非常に失礼だという印象が拭えない、相手方が被る損害も含め、しっかりと対応するように、との要望があり、
当局
から、
那覇
市の落ち度もなかったのかという点検が必要だと思う。誠意を持ってしっかりと向き合って
調整
していきたいと考えている、との
答弁
がありました。 次に、
子育て応援課関係分
について、ご報告申し上げます。
当局
から、
短期入所生活支援事業
については、
那覇
市
母子寡婦福祉会
に委託し、首里にある
母子生活支援施設
「
さくら
」において実施しているが、最近、子ども寄り添い
支援員
など、子どもの
貧困対策事業
から、つながるケースやDVや虐待などで、
児童相談所
の一時保護に至る前の
利用
が増えているため、
事業費
を33万円増額し、総
事業費
として393万4,000円としたい、との
説明
がありました。
委員
から、前
年度
の
利用実績
126人に対して、今
年度
は半年で75人と、
利用
が大きく伸びている。また、1部屋5名分を確保しているものの、満杯の場合、
児童相談所
に促さざるを得ない
状況
とのことから、「
さくら
」以外の対応可能な
施設
の検討について、考える時期に来ていると思うが、との
質疑
があり、
当局
から「
さくら
」のほうも、最近は、ほぼ満床という
入所状況
が続いており、かなり需要が増えている実態は把握している。
短期入所生活支援事業
についてのニーズを広くとりながら、今後「
さくら
」との
調整
に含めていきたい、との
答弁
がありました。 次に、
こども教育保育課関係分
について、ご報告申し上げます。
当局
から、新たに設置する、
公立こども園給食センター
について、
栄養士
の業務以外の調理及び
配送業務
は委託する予定としている。そのため、
令和
2年9月から
令和
7年3月の4年6カ月間、調理と
配送業務
を委託するための費用として、3億4,636万6,000円の
債務負担行為
を設定している、との
説明
がありました。
委員
から、議会でも多くの
議員
が取り上げ、共通した考え方としては、
人的要因
で、
異物混入
が起こる場合も考えられる。その場合の、
公表基準
を明確にすべきと考えるが、との
質疑
があり、
当局
から、先進地や他
市町村
の
基準等
を参考にしながら話し合っているので、
教育委員会
とも連携し、統一した公表の基準を、今
年度
中に明確にしていきたい、との
答弁
がありました。 次に、
議案
第120号、
令和
元
年度那覇
市
介護保険事業特別会計補正予算
(第3号)について、ご報告申し上げます。
ちゃーがんじゅう課
より、今回の
補正
については、
国庫支出金
である
保険者機能強化推進交付金
の
令和元年
度分の内示を受けての
補正
となっている。 本
交付金
は、各自治体のさまざまな
取り組み
の
達成状況
を評価できるよう、国において、客観的な指標を設定し、その
達成状況
、
評価指標
の
総合得点
に応じて分配される仕組みになっており、
インセンティブ交付金
とも呼ばれている。 今回、内示を受けた
交付金額
は、4,013万7,000円で、歳入について
国庫支出金
を
増額補正
し、
一般会計繰入金
を
減額補正
、歳出については関連する
予算財源
を更正するものである、との
説明
がありました。
委員
から、
交付金
の
内示額
の
評価内容
について
質疑
があり、
当局
から、事細かい項目が六十数目あるが、18カ所の
地域包括支援センター
の活動、第7次なは
高齢者プラン
で重点的に取り組んでいる
地域包括ケアシステム
の
推進員
に対して、評価していただいていると認識している、との
答弁
がありました。 別の
委員
から、
交付金
が前年より減額した理由について
質疑
があり、
当局
から、平成30
年度
の
交付金
については、29
年度
の
取り組み
が評価されており、初
年度
は実施の有無を問う
設定項目
が多かったが、2年目になり結果を求められる項目が増え、少しハードルが上がったため、結果的に400万円減額されたと認識している、との
答弁
がありました。 また、同
委員
から、今回の
補正
も踏まえた、今後の対応を伺いたいとの
質疑
があり、
当局
から、今、求められているところが、要
介護度
の1年間の
変化率
となっているが、国が示す比率よりも少し
那覇
市のほうが悪いという
状況
がある。第7次なは
高齢者プラン
を策定するときに、
那覇
市では、要
介護度
3以上の人が多いという特徴があったため、すぐに改善するのはなかなか難しいと考えている。 今後は、65歳以上の
高齢者
に加え、その前の世代、中高年への
取り組み
が重要になってくると思うので、
健康部
とも連携をして検討していきたいと考えている、との
答弁
がありました。 なお、
一般会計補正予算議案
における、その他の
関係分
についても、
当局
の
説明
に対し、各
委員
から多くの
質疑
がなされ、
審査
を終了しております。 以上、
教育福祉分科会
の
審査報告
といたします。 ○
委員長
(
清水磨男
) 休憩いたします。 ○
委員長
(
清水磨男
) 再開いたします。
前田千尋厚生経済分科会委員長
。 ◎
厚生経済分科会委員長
(
前田千尋
)
ハイタイ
、おはようございます。 ただいま議題となりました事件のうち、
厚生経済分科会関係分
について、
審査
の概要をご報告申し上げます。 初めに、
議案
第118号、2019
年度
(
令和元年
度)
那覇
市
一般会計補正予算
(第7号)中、
経済観光部観光課関係分
について申し上げます。
当局
から、東京2020
オリンピック
・
パラリンピック関係事業実施
に伴う
債務負担行為
の
追加補正
の理由について、来年開催される
東京オリンピック
・
パラリンピック
に先立ち、来年3月、福島県から47都道府県をめぐる
聖火リレー
がスタートする。 沖縄県は全国18番目の通過県となり、来年5月2日と3日の2日間の日程で県内14
市町村
をめぐり、本市は県内自治体のトップバッターを務め、実施場所として
首里城
公園、国際通り、そしてゆいレールの活用が公表されている。今回の債務負担は、
聖火リレー
におけるミニセレブレーション及び警備に係る費用を計上している。 ミニセレブレーションとは、区間の移動のタイミング等において、通過
市町村
の希望に応じて、地域文化の演目などを実施できるイベントのことで、約半世紀を経て行われる夏季
オリンピック
実施に当たり、本市としてもその気運を盛り上げるために実施したいと考えている。
聖火リレー
が、来年5月2日に実施されることから、イベントや警備の受託業者を今
年度
中に決定する必要があり、業務委託に係る費用を
債務負担行為
として設定し、
令和
2
年度
当初
予算
に改めて計上予定である、との
説明
がありました。
委員
から、本市での
聖火リレー
は、およそ2.5キロ、時間にしても1時間もかからないと思うが、警備費用に約890万円予定している根拠は何か、との
質疑
がありました。
当局
から、内訳としては、警備と運営スタッフの委託、また、イレクターフェンスやカラーコーンといった資機材などである。現在、警察とも
調整
を進めているが、通常のイベントよりも厳重な警備体制を求められている。職員動員の
利用
なども含めて
調整
を進めており、
予算
を削減できないか検討している、との
答弁
がありました。 次に、市民文化部ハイサイ市民課
関係分
について申し上げます。
委員
から、住民異動受付支援システム導入事業は、具体的にはどのような内容か、との
質疑
がありました。
当局
から、まだ、システム業者を選定してないが、例えば、転入のときが一番申請する手続きが多く、届出に伴い国民健康保険や国民年金の加入の確認のほか、児童手当に該当する子どもがいる場合は、児童手当の申請が必要となり、小・中学生の子どもがいる場合は、指定校通知などの手続を窓口で行っている。それに加えて、当日に印鑑登録、住民票が必要な場合には、それぞれ申請書を記入していただくことになる。 今回、検討しているシステムとしては、申請書を記入せず、最初に基本的なことを入力することにより手続が済み、受付や処理業務における手続の簡素化、内部事務処理の効率化が図られることで、市民サービスの向上及び職員の負担軽減につながると考えている、との
答弁
がありました。 次に、
議案
第119号、2019
年度
(
令和元年
度)
那覇
市国民健康保険事業特別会計
補正予算
(第2号)について、申し上げます。
委員
から、マイナンバーカードの保険証
利用
について、
質疑
がありました。
当局
から、
令和
3年3月からマイナンバーカード及び現行保険証へ枝番を追加し、保険証番号を個人単位とすることでオンラインによる資格確認が実施される。失効した保険証
利用
による過誤請求が大幅に減少できるなど、利便性の向上が図られる。
令和
4年までに全国民がマイナンバーカードを取得するよう、国において進めているところであるが、全員に行き届かない可能性もあることから、通常の保険証も引き続き使用可能である、との
答弁
がありました。 なお、
一般会計補正予算
その他
関係分
については、多くの
質疑
がなされ
審査
を終了しております。 以上、厚生経済
分科会
の
審査報告
といたします。 ○
委員長
(
清水磨男
) 以上で、各
分科会委員長
からの
審査報告
を終了いたします。 これより
総括質疑
に入りますが、通告に基づく
質疑
はありません。 これにて、
総括質疑
を終結いたします。 休憩いたします。 ○
委員長
(
清水磨男
) 再開いたします。 これより
議員
間討議
に入ります。 発言される
委員
は挙手を願います。 ございませんでしょうか。 ○
委員長
(
清水磨男
) これにて
議員
間討議
を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論される
委員
は挙手を願います。 よろしいでしょうか。 ○
委員長
(
清水磨男
) それではこれにて討論を終結いたします。 ○
委員長
(
清水磨男
) それでは、これより採決を行います。
議案
第118号、
令和
元
年度那覇
市
一般会計補正予算
(第7号)から
議案
第120号、
令和
元
年度那覇
市
介護保険事業特別会計補正予算
(第3号)までの3件について一括して採決を行うことにご異議ございませんでしょうか。 (「異議なし」と言う者あり) ○
委員長
(
清水磨男
) ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。 お諮りいたします。
議案
第118号、
令和
元
年度那覇
市
一般会計補正予算
(第7号)、
議案
第119号、
令和
元
年度那覇
市国民健康保険事業特別会計
補正予算
(第2号)、
議案
第120号、
令和
元
年度那覇
市
介護保険事業特別会計補正予算
(第3号)、以上、3件の
議案
については、原案のとおり可決すべきものと決することに、ご異議ございませんでしょうか。 (「異議なし」と言う者あり) ○
委員長
(
清水磨男
) ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。 ○
委員長
(
清水磨男
) 休憩いたします。 ○
委員長
(
清水磨男
) 再開いたします。 以上をもちまして、今定例会における、本
委員
会の日程は全て終了いたしました。 本日はこれにて、散会いたします。 (午前10時32分 閉会) ───────────────────────────────────────
那覇
市議会
委員
会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。
令和元年
(2019年)12月18日
予算決算常任委員会
委員長
清 水 磨 男...
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