那覇市議会 2019-12-13
令和 01年(2019年)12月13日厚生経済常任委員会・教育福祉常任委員会連合審査会−12月13日-01号
平良識子委員。
◎
厚生経済常任委員会委員(
平良識子)
終わります。
◎
厚生経済常任委員会委員長(
前田千尋)
ほかに質疑ございませんか。
翁長雄治委員。
◎
教育福祉常任委員会委員(
翁長雄治)
おはようございます。きょうはありがとうございます。
議会の中でいろいろと議論になる中で、フッ
化物洗口をどういう方式でやるのかというのも一つ上がるんですね。今
天妃小学校とかは週に1回というものをやっていますけれども、もう少し薄い濃度で毎日やる方がいいんじゃないかとか、このあたりはどのような見解でいらっしゃるのでしょうか。
◎
厚生経済常任委員会委員長(
前田千尋)
■■
専務理事。
◎
公益社団法人南部地区歯科医師会専務理事(■■■■)
お答えいたします。
議員がおっしゃるように、フッ
化物洗口の方法としては、
毎日法、週5日法という2種類、大きく分けてあります。
◎
公益社団法人南部地区歯科医師会専務理事(■■■)
週1法。
◎
公益社団法人南部地区歯科医師会専務理事(■■■■)
週1法。失礼いたしました。
週1法を加え2つありますが、どちらにしても
むし歯の
予防効果としては大きな差はございません。
毎日法にすると、
毎日学校歯科医師も学校に出向いて、そういう薬剤の
調整等を行わないといけないということもありますので、週5のほうが、お互い、学校側の負担、
学校歯科医の
負担等も軽減できて、効果はそんなに変わらないということを。
失礼しました。週1法にしたほうがお互いの負担も軽減できますし、
むし歯予防の効果も変わらないということで、そこのほうを今現在進めているところです。
失礼いたしました。
◎
厚生経済常任委員会委員長(
前田千尋)
翁長雄治委員。
◎
教育福祉常任委員会委員(
翁長雄治)
ありがとうございました。
一番は、現場で
先生方が、
歯科医師も含めて、負担がどれくらいあるのかとかというのも議論として上がってくるものですから、それで、薄いのを毎日やった方がいいんじゃないかという話もあったりはするんですけれど、それだったらいいんじゃないかとか話もあるんですけれど、今の話の中で、
マンパワーが非常に必要となってくるということで、できたら週1法でやっていくべきだろうという見解ということはわかったので大丈夫です。ありがとうございます。
◎
厚生経済常任委員会委員長(
前田千尋)
ほかに質疑ございませんか。
奥間亮委員。
◎
教育福祉常任委員会委員(奥間亮)
きょうはありがとうございます。
私も、本当にぜひこれやってほしくて、議会でも取り上げて、学校の先生を長年されてきた
城間市長が全学校で実施するということを言ってくれて、それで今進んでいるんですが、私も日ごろから
南部地区歯科医師会の若手の
皆さんと、
意見交換も
勉強会もちょっとやらせてもらっているんですが、その中で、今健康部とか
教育委員会の
皆さんから聞くと、思ったほどスムーズにまだまだ、予算はついているんだけれども実施までまだいっていないというところがあって、ちょっと役所の職員は四苦八苦しているようなんですが、その中で、今年の2月に、もしかしたらご存じかもしれないですが、沖縄県
教職員組合の
那覇支部の
皆さんから、学校における集団フッ
化物洗口導入に反対する陳情というのが、今年の2月に出されまして、私たちの議会のほうで継続審査中というふうになっているんですけれども、例えば
皆さんの陳情の、きょうお話にもあったように、協力はいとわないという大変ありがたいお言葉を聞けたんですけれども、例えば反対をしている学校の先生とか
保護者さん、そして反対まではいかないけれど心配だという先生たちから、仮にちょっと説明してほしいと、来てほしいとか、そういった話があったときには、
皆さんは協力していただけると理解してよろしいですか。
◎
厚生経済常任委員会委員長(
前田千尋)
■■
専務理事。
◎
公益社団法人南部地区歯科医師会専務理事(■■■■)
お答えいたします。
陳情書にも書いたように、市への協力はいとわないということで、いろんな説明会、
保護者への説明会、学校等の職員への説明会に関しては、積極的に参加して理解を深めてまいりたいと思っております。
◎
厚生経済常任委員会委員長(
前田千尋)
奥間亮委員。
◎
教育福祉常任委員会委員(奥間亮)
ありがとうございます。
最後に、今ほかの委員からもあったんですが、
毎日法と週1回法があると。それは学校単位で、
先生方あるいはPTAの
皆さんとか話し合って、いろんな形が出てくると思うんですけど、仮に
毎日法をやりたいと、
毎日法が安全じゃないかと、週1回法ではなくて
毎日法をやりたいという学校が、仮に話が出てきた場合には、
皆さんの中でのできる限りのご協力というのは期待してよろしいですか。
◎
厚生経済常任委員会委員長(
前田千尋)
■■
専務理事。
◎
公益社団法人南部地区歯科医師会専務理事(■■■■)
はい。できるだけの協力はいたしたいと思っております。
◎
教育福祉常任委員会委員(奥間亮)
ありがとうございます。
◎
厚生経済常任委員会委員長(
前田千尋)
奥間亮委員。
◎
教育福祉常任委員会委員(奥間亮)
はい、大丈夫です。
◎
厚生経済常任委員会委員長(
前田千尋)
下地敏男委員。
◎
厚生経済常任委員会委員(下地敏男)
どうもきょうはありがとうございます。
1点だけお聞かせください。フッ化物が安全だというようなことでは、これは
先生方のご説明でそのようになっているかと思いますけれども、スーパーに行って、ショーケース、歯磨きが並んでいるのを見ますと、裏面を見ますと、フッ素入りというような、ここではフッ化物となって、フッ素入りということがあって、こんなにもフッ素の入っている歯磨き粉が今世の中にあふれている中で、あえてここでフッ
化物洗口ということを
先生方がおっしゃっている。
これまでのフッ素入り歯磨き粉でやるだけでは不十分だということなのか、それともその成分とその成分とは全く別のものだということの違いなのか、それをちょっと教えていただけませんか。
◎
厚生経済常任委員会委員長(
前田千尋)
■■
専務理事。
◎
公益社団法人南部地区歯科医師会専務理事(■■■■)
お答えいたします。
まず歯磨き粉に入っているフッ化物量は濃度が低いです。毎日使うものですから濃度が低くて、学校で使う洗口剤というのも低い濃度で使われていますので、これをやることによって効果はもちろんあります。それに加えて、学校でのフッ
化物洗口でより効果を増すということが必要だと考えております。
それともう1点、購入はしたものの使うかどうかわからないじゃないですか。歯磨き粉を。というところの不安定要素もあるので、確実に学校で生徒に行うことにより、確実に
むし歯予防につながるというフッ
化物洗口というふうに繋がっていると考えておりますので、両方併用しても問題なく、より効果を上げるということになると思います。
◎
厚生経済常任委員会委員長(
前田千尋)
下地敏男委員。
◎
厚生経済常任委員会委員(下地敏男)
私の勉強不足なんだと思いますけれども、これまで私は、フッ
化物洗口は、塗布というんですか、ぐるぐるぺーしたときに、そこに残留している期間が長くて、歯磨き粉でやった場合には、ぐるぐるぺーして全部吐き出してしまうので、そこに残らないということでの差ぐらいかなと思っていたんですけれども、■■先生がおっしゃるようでしたら、これは濃度が低いから、強いものを使ってやればいいというようなことだけの話なんですね。つまり残留期間が長いというだけではないわけですね。
◎
厚生経済常任委員会委員長(
前田千尋)
■■
専務理事。
◎
公益社団法人南部地区歯科医師会専務理事(■■■■)
それも含まれますけど、毎日使う、先ほども言いました歯磨き粉に入っている濃度と、洗口でやる濃度は多少違いはあります。濃度が低くて毎日使っているより、より効果を増すために、相乗効果を増すために、学校での洗口事業を行うということだと思います。
◎
厚生経済常任委員会委員長(
前田千尋)
下地敏男委員。
◎
厚生経済常任委員会委員(下地敏男)
いいです。以上です。
◎
厚生経済常任委員会委員長(
前田千尋)
奥間綾乃委員。
◎
厚生経済常任委員会委員(
奥間綾乃)
すみません。お聞きします。
フッ化物を毎週やるというお話なんですけれども、今現在、実際
むし歯がある子とか、歯石とか歯垢とか、歯石になって固まっているじゃないですか。なので、
先生方が排除したときに、もう
むし歯になっているとかというのがよくありますよね、
その状態の
子どもたちにフッ化物をするとき、この歯石とか取ってから、きれいに除去して後にスタートするのか、一度口の中をみんな1人ずつきれいに掃除してやるのか、今現在固まっている状態で、中に
むし歯が潜在しているような子たちもいるのに、それでフッ化物しても意味がないと思うんですね。
理解できますか、すみません。わかります?
すみません、お願いします。
◎
厚生経済常任委員会委員長(
前田千尋)
■■
専務理事。
◎
公益社団法人南部地区歯科医師会専務理事(■■■■)
お答えいたします。
委員おっしゃるように、口腔内の状態によって、例えば歯石がついてるとか、歯垢がついている状態で、フッ
化物洗口をしてもあまり意味がないんじゃないかというご質問だと思うんですけれども、それでもやることによって、フッ
化物洗口の効果は出てくるという話です。
もちろん、歯石除去、歯垢を除去してからやったほうがより効果は上がるんですが、それでなくても、フッ
化物洗口をやることによって、
むし歯予防につながっていくということになると思います。
もちろん
むし歯の治療をして後の方がより効果はありますし、歯石を取った後の方がより効果も上がりますし、歯垢を除去したほうがより効果が上がることは当然のことだとは思いますが、そういう状態でなくても、
むし歯を放置した状態でも、
むし歯予防というか、全てが
むし歯になっているわけではありませんので、残っている健全な歯に対しての効果は期待されますので、そのことも考えますと、歯垢あるいは歯石、
むし歯未処置の歯があっても、フッ
化物洗口をすることが
むし歯予防につながっていくと考えております。
◎
厚生経済常任委員会委員長(
前田千尋)
奥間綾乃委員。
◎
厚生経済常任委員会委員(
奥間綾乃)
ありがとうございます。
すみません。あともう1点なんですけど、フッ化物をやるやらないとかというのを、
小学校の子どもを持つお母さんとかに話を聞いてみると、貧困世帯ではありません。通常の家庭なんですけど、ほぼ知らない方が多いんですね。
だから、すごい驚かれて、いつも食とかそういったものに気を使ってる家庭の方々なんですけど、怒るんですよ。こんな恐ろしいことをって怒るんですね。
だけど、貧困世帯と言われているような人たち向けで、
むし歯が多い子たちがそういった世帯の方が多いと言うじゃないですか。中流家庭というか、差をつけたらよくないんですけど、上流家庭の方たちとの差が、認識の差というか、わからない人が多くて、そういう意識の高いお母さん方は納得してない方が多いので、学校で説明をするとしても、懸念される部分とか
安全性も含めてですけど、しっかりと説明されてないんじゃないかと。
怖さを知ってる、危険だと思ってるのは、経済的にもちょっと豊かな方々たちはそこにすごく否決するんですよ。それは危ない、フッ化物は危険だと言うんですね。ちょっと生活困窮なさっている方というのは、どうでもいいという感じなんですよ。