那覇市議会 2019-12-12
令和 01年(2019年)12月12日厚生経済常任委員会(厚生経済分科会)-12月12日-01号
1 議案審査(条例・その他)
(1)議案第108号 那覇市
保健センター条例を廃止する条例制定について
(2)議案第121号 「健康なは21(第2次)」
中間見直しについて
(3)議案第122号
地方独立行政法人那覇市立病院第4期中期目標について
2
議員間討議
3 陳情審査
陳情第113号 新
那覇市立病院(仮称)建設工事の発注方法について(陳情)
4
議員間討議
───────────────────────────────────────
●出席委員
委 員 長 前 田 千 尋 副委員長 新 垣 淑 豊
委 員 永 山 盛太郎 委 員 下 地 敏 男
委 員 平 良 識 子 委 員 上 原 安 夫
委 員 喜舎場 盛 三 委 員 桑 江 豊
委 員 奥 間 綾 乃 委 員 上 原 仙 子
───────────────────────────────────────
●欠席委員
───────────────────────────────────────
●説明のため出席した者の職、氏名
渡慶次 一 司
市民文化部副部長
当 山 浩 子
市民文化部参事兼
ハイサイ市民課長
瑞慶山 利美子
ハイサイ市民課担当副参事
島 袋 晃
ハイサイ市民課担当副参事
辺野喜 英 之
ハイサイ市民課真和志支所長
池 原 興 春
ハイサイ市民課首里支所長
棚 原 香代子
ハイサイ市民課小禄支所長
新 垣 和 彦
文化振興課長
佐久川 泰 尚
文化振興課新
市民会館建設室長
仲宗根 浩
経済観光部副部長
赤 嶺 文 哉 観光課長
国 吉 真 永 健康部副部長兼
保健総務課長
知 念 功
健康増進課長
崎 濱 秀 司
国民健康保険課長
大 城 豊 政
国民健康保険課担当副参事
───────────────────────────────────────
●職務のため出席した
事務局職員の職、氏名
根路銘 安 彦
議事管理課副参事
山 田 裕 之
議事管理課主幹
中 本 順 也
調査法制課主幹
───────────────────────────────────────
(午前10時47分 開会)
○委員長(
前田千尋)
ハイタイ、おはようございます。
委員会を開会する前に、本日の出欠状況についてご報告申し上げます。
委員会定数10人中、10人出席となっております。
それでは、定足数に達しておりますので、ただいまから
厚生経済常任委員会及び分科会を開会いたします。
初めに、本定例会におきます審査日程の協議をいたします。お手元に審査日程(案)を配付しておりますので、休憩して協議してまいりたいと思います。
休憩いたします。
○委員長(
前田千尋)
再開いたします。
陳情第103号、学校におけるフッ
化物洗口事業の推進に関する陳情におきまして、参考人の意見聴取をとるかどうかについて、休憩中議論いたしました。
これについてご意見ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○委員長(
前田千尋)
呼ぶことでよろしいでしょうか。
(「はい」と言う者あり)
○委員長(
前田千尋)
確認いたしました。
審査日程について引き続き協議したいと思いますので、休憩いたします。
○委員長(
前田千尋)
再開いたします。
今定例会の審査日程につきましては、休憩中に協議しましたとおり、お手元の配付の案のとおりにすることにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○委員長(
前田千尋)
なお、休憩中に提案がありました、首里城、玉陵、識名園、那覇市
歴史博物館につきまして視察をしたいという提案につきましては、正副委員長のほうで後日日程を調整させていただきたいと思います。
よろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
○委員長(
前田千尋)
異議なしと認め、そのように決しました。
休憩いたします。
(休憩中に
答弁者入室)
○委員長(
前田千尋)
再開いたします。
これより
厚生経済分科会を開会いたします。
初めに、議案第118号、令和元年度那覇市
一般会計補正予算(第7号)中関係分についてを議題といたします。
経済観光部観光課の説明を求めたいと思います。
赤嶺文哉観光課長、説明をお願いいたします。
◎観光課長(赤嶺文哉)
ハイサイ、観光課でございます。
それでは、議案第118号、令和元年度那覇市
一般会計補正予算(第7号)における
観光課関係分についてご説明いたします。
補正予算に関する説明書は7ページを、またお配りした説明資料もあわせてご覧ください。
7ページ、上から2つ目の
債務負担行為ですけれども、
東京オリンピック・
パラリンピック関係事業実施に伴う
債務負担行為の追加補正でございます。
来年7月より
東京オリンピック・
パラリンピックが開催されます。大会開催に先立ち、来年3月から、福島県を出発地として47都道府県をめぐる
聖火リレーがスタートいたします。沖縄県は全国18番目の通過県となり、来年5月2日と3日の2日間の日程で県内14市町村をめぐる予定でございます。このうち、本市は
県内自治体の
トップバッターを務め、実施場所として
首里城公園、国際通り、そしてゆいレールの活用が公表されております。
このたびの債務負担につきましては、
聖火リレーにおける
ミニセレブレーション及び警備に係る費用を計上したものでございます。
ミニセレブレーションとは、市町村の
切りかわりや区間の異動の
タイミングにおいて、
通過市町村の希望に応じて、地域文化の演目などを実施できるイベントでございます。約半世紀を経て行われる
夏季オリンピックの実施に当たり、本市としてもその気運を盛り上げるため、ぜひ
ミニセレブレーションを実施したいと考えております。
聖火リレーが来年5月2日に実施されることから、
ミニセレブレーション及び警備の受託業者を今年度中に決定する必要があることから、業務委託に係る費用を
債務負担行為として設定するものでございます。
今回計上しております1,114万円につきましては、令和2年度当初予算として改めて計上する予定であり、今年度は0、来年度は100の負担による債務負担となります。
ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(
前田千尋)
これより審議に入ります。
喜舎場盛三委員。
◆委員(喜舎場盛三)
どうもご苦労さまです。
これは費用負担とありますけど、これは全部自己負担になって、一切国からの支援というのはないんですか。
○委員長(
前田千尋)
赤嶺文哉課長。
◎観光課長(赤嶺文哉)
こちらは全て地元の負担ということで、一般財源になります。
○委員長(
前田千尋)
喜舎場盛三委員。
◆委員(喜舎場盛三)
1,114万となってますけれども、これは皆さんが試算してもそのような金額になりますか。それとも国からこの金額でということで来たんですか。これはあくまで限度額と書いておりますけれども。
○委員長(
前田千尋)
赤嶺文哉課長。
◎観光課長(赤嶺文哉)
こちらの金額につきましては、警備に係る部分につきましては、県のほうから概算という形でいただいた費用がございまして、そこに含まれている資機材等がございましたが、那覇市で持っている部分もありますので、そういったところを引きまして、警備においては890万ほど、
ミニセレブレーションは私どものほうで試算をしまして、220万ほどという形での合算という形になっております。
○委員長(
前田千尋)
喜舎場盛三委員。
◆委員(喜舎場盛三)
皆様方が試算したものを含めての金額で、丸々向こうからこうしなさいと言ってきたわけじゃないですね。
結構です。ありがとうございました。
○委員長(
前田千尋)
ほかにございませんか。
下地敏男委員。
◆委員(下地敏男)
課長は当初予算に計上するとおっしゃいましたよね。
説明では、対応は困難な状況となってるから
債務負担行為を起こすということなんですけども、起こさなくても、これは当初予算でできるんじゃないですか。
必ず、これは今、そこら辺説明をお願いします。
○委員長(
前田千尋)
赤嶺文哉課長。
◎観光課長(赤嶺文哉)
警備業務等につきましては、現在県内でも業者の中において人員不足という状況も生じております。この日は県内各地で、当日、翌日も含めて
聖火リレーが行われます。そこでの警備は市町村のほうで確保する必要も出てくることから、早めに業者は決定して、確保しておく必要がございます。
ミニセレブレーションについても、年度に入ってからでは企画等の準備が間に合わないと、5月2日ですので、そういうふうに判断いたしまして、今回の
債務負担行為のご提案となっております。
○委員長(
前田千尋)
下地敏男委員。
◆委員(下地敏男)
理由はわかりましたけども、普通は当初予算に計上するんだったら、そのときに各課から事業についての予算を出してもらって、予算計上しますよね。それもないままに、いきなり今の説明で通るわけなんでしょうね。
なんかちょっと納得はしないんですけど、とにかく理由はわかりました。ありがとうございます。
○委員長(
前田千尋)
ほかにございませんか。
桑江豊委員。
◆委員(桑江豊)
先ほどの答弁で、全国18番目、5月2日、3日ですか。2日間行われると。
この2日、3日とも那覇市ですか。
○委員長(
前田千尋)
赤嶺文哉課長。
◎観光課長(赤嶺文哉)
5月2日につきましては、那覇市、宜野湾市、沖縄市、うるま市、石垣市、名護市を経由する予定となっております。
3日はまた別の市町村という形で、豊見城市、浦添市、北谷町、宮古島市、南城市、糸満市を通過する予定でございます。
それにあわせて、特殊区間として、本部町と座間味村、そちらも2日と3日に分けて通過する市町村に入っている状況です。
○委員長(
前田千尋)
桑江豊委員。
◆委員(桑江豊)
先ほどの予算の内訳の中で、大体警備で
880万、
ミニセレブレーションで220万という話がありましたけれども、那覇市だけの警備で
880万かかると理解していいですか。
○委員長(
前田千尋)
赤嶺文哉課長。
◎観光課長(赤嶺文哉)
はい。そのとおりでございます。
○委員長(
前田千尋)
桑江豊委員。
◆委員(桑江豊)
1日の中で、那覇市だけではなくて、宜野湾市とかあっちこっちも行く中で、那覇市だけでこんなにかかるもんかな。
○委員長(
前田千尋)
赤嶺文哉課長。
◎観光課長(赤嶺文哉)
警備に関しましては、現在警察とも調整を進めております。
聖火リレーに関しましては、通常のイベントよりも厳重な警備体制を求められているところでございます。
職員動員等も含めて、どこまで削減できるかというのは、今警察と調整を進めながら、さらなる経費の削減については、今後詰めていきたいと考えているところです。
○委員長(
前田千尋)
桑江豊委員。
◆委員(桑江豊)
那覇のコースをもう少し詳しく教えてもらえる?首里城とかいろいろ言ってましたけど。
○委員長(
前田千尋)
赤嶺文哉課長。
◎観光課長(赤嶺文哉)
より詳細なコースにつきましては、来週
組織委員会のほうから発表されると聞いておりますので、私どものほうから具体的には申し上げられないんですが、今のところ公表されてる中では、
首里城公園、そしてゆいレールを活用して国際通りということで、距離にして2.5キロほどの警備が必要な区間というふうに承知しております。
○委員長(
前田千尋)
桑江豊委員。
◆委員(桑江豊)
この2.5キロは、何人ぐらいで走るのか。
○委員長(
前田千尋)
赤嶺文哉課長。
◎観光課長(赤嶺文哉)
この人数についても、来週具体的に発表するということになっております。
○委員長(
前田千尋)
桑江豊委員。
◆委員(桑江豊)
時間にして大体どれぐらいなるのかな。2.5キロ通り抜けるだけで。
○委員長(
前田千尋)
赤嶺文哉課長。
◎観光課長(赤嶺文哉)
時間も含めて来週の。
ちょっと申し上げにくいのが大変恐縮でございますが、こちらは
組織委員会からの発表となっております。
○委員長(
前田千尋)
桑江豊委員。
◆委員(桑江豊)
2.5キロ、時間にしても本当に1時間もかからないのかなと思ったりするんですけれども、それで
880万も、しかも警察も出て、職員も動員して、そんなにかかるのかなという考え方なんですけど、どういう根拠でこれだけの金額が出てきたんですかね。
○委員長(
前田千尋)
赤嶺文哉課長。
◎観光課長(赤嶺文哉)
県のほうで、こちらの金額については積算をいただいております。今のところ警備と運営の
スタッフ等も含めて、委託業者から出ていただく業者は70数人、それに合わせて
イレクターフェンスであったり、
カラーコーンであったり、そういった資機材も含めて800万、
イレクターフェンス等私どもが持ってるのは削った中で、今こういった金額等を県のほうからご提示いただいてるところですが、これについては、先ほど申し上げたとおり、警察と今調整をしております。動員職員で代えられないかというところも含めて調整を進めておりますので、削減可能な部分については、そのような形で削減を図っていきたいと考えております。
○委員長(
前田千尋)
桑江豊委員。
◆委員(桑江豊)
そこなんですよ。
結局これは那覇だけの分でしょ。そしたら宜野湾に行ったら宜野湾はまたそういう体制をとる。市町村によってそれだけの、相当の経費がかかることですので、できるだけ警察、それから職員の動員含めて、削減できるような方法をとってもらいたい。
それともう1つは、
ミニセレブレーションですけれども、どういうイメージ、どういう感じを考えてるんですか。
どこでまた、何カ所かでやるのかな。それは委託になるのかどうなのか。そちらも含めて。
○委員長(
前田千尋)
赤嶺文哉課長。
◎観光課長(赤嶺文哉)
ミニセレブレーションについての発注形態としては、委託というところで予定はしております。
ちょっと中身に関しても、場所も含めて、来週以降でのこととなっております。
伝統芸能を加えて、また我々としては、いろんな世代というか、そこら辺のお子様とかそういったところも参加できるような内容ができればなと考えているところでありますが、こちらはまた
組織委員会からの了解をいただかないと、こちらも実施はできませんので、そちらも含めて今調整を進めているところです。
○委員長(
前田千尋)
桑江豊委員。
◆委員(桑江豊)
なかなか形が見えにくい、来週にならないとわからないような部分もあるんですけれども、いずれにしてもできるだけ経費を削減できるような方法を頑張ってください。以上です。
○委員長(
前田千尋)
ほかに質疑ございませんか。
新垣淑豊副委員長。
○副委員長(新垣淑豊)
ありがとうございます。
今、
聖火リレーの委員会にというお話がありましたけど、
ミニセレブレーションの件、桑江委員からもありましたけど、これは来週にならないと決まらないんですよね。
○委員長(
前田千尋)
赤嶺文哉課長。
◎観光課長(赤嶺文哉)
はい。来週のほうで。
休憩をお願いします。
○委員長(
前田千尋)
休憩します。
○委員長(
前田千尋)
再開いたします。
赤嶺文哉課長。
◎観光課長(赤嶺文哉)
失礼いたしました。
12月に発表する予定としては、
道路レベルの
走行ルートであったり、区間ごとの出発地、到着地、特殊区間で実施する内容というのが、今予定されております。
これも変更になる可能性もあるということを前提に、今3つのことが来週発表されるというふうに聞いております。
○委員長(
前田千尋)
新垣淑豊副委員長。
○副委員長(新垣淑豊)
ありがとうございます。
道路ルートに関しては、おおむね多分わかっていると思うので、例えば警備でこれぐらいかかりますよというのは理解できるんですけど、セレブレーションに関しては、先ほど課長もおっしゃっていた、これからいろんなことを提案していくという中で、おおよその予算が出ているというのはちょっと理解できないんですね。
本来であれば、こういうことをやりたい、だからいくら使うんだということで上がってくるというのが通常だと思うんですけれども、先ほどのお答えだと、中身も決まってないけどとりあえず220万円頂戴というふうにしか聞こえないもんですから、どういう
スケジュールで、なぜこの
タイミングで出すのかというのをちょっと教えてください。
○委員長(
前田千尋)
赤嶺文哉課長。
◎観光課長(赤嶺文哉)
スケジュール感につきましては、やはりこちらのほうも、我々のほうで見積もりの中で概算として、場所を想定しているところはございます。そこでやる場合での
パワーテントに係る費用であったり、そのための資機材、テント、イス、そしてそこでの音響機材、照明機材、そういったところで、また運営を行うディレクターに係る費用というところでの計上となっております。
この内容の打ち合わせ、契約を結んで、そういった制作物等の
デザイン等も関係してくるところもあると思いますので、今回の
タイミングで
債務負担行為として出させていただいて、3月末までに業者は決定するという流れの中でイベントを実施していきたい。その内容については、今のところまだはっきりと向こうから了解もいただいてないものですから、内容についてのご提案は今のところちょっとまだお伝えすることができないという状況でございます。
○委員長(
前田千尋)
新垣淑豊副委員長。
○副委員長(新垣淑豊)
私の今の理解としては、那覇市としてはこういうことをやりたいと思っている。ただ、これが
組織委員会での確認がとれていないので申し上げることはできませんが、大体これぐらいの金額がかかるだろうということで、今提案をしていると。
これはあくまでも県が下ろしてきたわけではなくて、那覇市が考えている金額がこの金額という認識でよろしいですか。
○委員長(
前田千尋)
赤嶺文哉課長。
◎観光課長(赤嶺文哉)
はい。そのとおりでございます。
○委員長(
前田千尋)
いいですか。
○副委員長(新垣淑豊)
私から以上です。ありがとうございます。
○委員長(
前田千尋)
ほかにございませんか。
永山盛太郎委員。
◆委員(
永山盛太郎)
今の話を聞くと、おおよそはわかってるけど、
組織委員会が発表しないと言えないということなんですか。
○委員長(
前田千尋)
赤嶺文哉課長。
◎観光課長(赤嶺文哉)
まだ
組織委員会から了解をいただいてない部分もございますし、一義的に発表はあちらのほうからやるという流れでございますので、公表された範囲の中でしか我々もお答えすることができないというところでございます。
○委員長(
前田千尋)
永山盛太郎委員。
◆委員(
永山盛太郎)
ある程度
組織委員会との話はどんどん進んでいる中での、予算の請求という形でいいのかな。
○委員長(
前田千尋)
赤嶺文哉課長。
◎観光課長(赤嶺文哉)
はい。
組織委員会のほうにも、どういうイベントをやりたいよというところと、コースのほうも下見等もしていただきながら、県のほうからそのコースの中での
警備ポイント等も含めての警備の概算をいただいての予算の提案となっているところです。
○委員長(
前田千尋)
永山盛太郎委員。
◆委員(
永山盛太郎)
今の答弁からすると、ある程度自分たちでの構想も全部決まっていて、それを今了解もらっている段階で、その構想の中での予算設定ということかな。
○委員長(
前田千尋)
赤嶺文哉課長。
◎観光課長(赤嶺文哉)
はい。我々の構想の中での設定という形です。
○委員長(
前田千尋)
永山盛太郎委員。
◆委員(
永山盛太郎)
ちなみにもう1個聞かせて。
さっきの発表する中で、
聖火リレーのランナーが入ってなかった。
聖火リレーのランナーも決まってるの。
○委員長(
前田千尋)
赤嶺文哉課長。
◎観光課長(赤嶺文哉)
こちらについてはまだ公表等はされてませんので、決まっているか、まだ
組織委員会のほうで検討している段階だと承知しております。
○委員長(
前田千尋)
永山盛太郎委員。
◆委員(
永山盛太郎)
以上です。
○委員長(
前田千尋)
ほかに質疑ございませんか。
平良識子委員。
◆委員(平良識子)
すみません。重なると思うんですけど、今一度確認させていただきたいんですが、
組織委員会が来週コース等を発表されるということで、その発表が正式な発表なので、それまで市としては、情報は公表を差し控えたいということの中で、既にコースも含めて市当局としてはある程度把握はしている中での今回の予算計上なのか、このあたりはどうなんですか。
○委員長(
前田千尋)
赤嶺文哉課長。
◎観光課長(赤嶺文哉)
那覇市として構想した案の中で計上した予算を、今ご提示しているというところでございます。
○委員長(
前田千尋)
平良識子委員。
◆委員(平良識子)
以上です。いいです。
○委員長(
前田千尋)
ほかにございませんか。
(「進行」と言う者あり)
○委員長(
前田千尋)
ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○委員長(
前田千尋)
再開いたします。
次に、
市民文化部ハイサイ市民課関係分について、
当山浩子参事兼
ハイサイ市民課長、説明をお願いいたします。
◎
市民文化部参事兼
ハイサイ市民課長(当山浩子)
ハイタイ。おはようございます。
ハイサイ市民課の当山でございます。
それでは、議案第118号、令和元年度那覇市
一般会計補正予算(第7号)中
ハイサイ市民課分についてご説明いたします。
お手元に配付しました11
月補正予算(第7号)
説明資料歳入部分2ページ、歳出部分3ページをご覧ください。
まず、歳入についてご説明いたします。15
款国庫支出金、02項
国庫補助金、01目
総務費国庫補助金、01節
総務費管理費補助金、02
細節個人番号カード交付事務費補助金として69万6,000円を増額補正しております。増額の内容につきましては、歳出の内容と関連しますので、歳出の部分で詳しく説明したいと思います。
それでは、歳出について説明資料3ページをご覧ください。02款総務費、01項総務費管理費、01目一般管理費、事業53個人番号カード交付事業費のうち、職員時間外手当として69万6,000円を増額しております。
時間外の主な理由は、改元に伴うシステム機器等の改修業務のほか、新規事業として地方公務員等へのマイナンバーカードの一斉取得への対応や、マイナンバーカード交付円滑化計画の策定業務のほか、今年度よりマイナンバーカード及び電子証明書の更新、11月5日からスタートした旧氏併記に係る事業等に対応するための時間外となっております。この事業に係る時間外は、全て国庫補助の対象になることから、歳入部分でも同額の69万6,000円を増額補正したところでございます。
次に、02款総務費、03項戸籍住民基本台帳費、01目戸籍住民基本台帳費、事業01一般事務費として64万4,000円の増額補正となっております。
主な内訳として、今回、所有者不明土地の円滑化に関する特別措置法が昨年11月に施行され、証明グループにおいて相続人の探索のために必要な公用請求が増えたこと、加えて不動産登記法第29条関係の公用請求が増えたことによる時間外として33万1,000円を、使途においては、今年度は特に職員体制が厳しい中、正規職員の産休、育休等による休職も多く、職員の超過勤務が続いており、時間外手当として31万3,000円、合計64万4,000円の増額となっております。
最後に、那覇市
一般会計補正予算及び予算に関する説明書の7ページ、政策説明資料の10ページの住民異動受付支援システムの導入事業について説明いたします。
○委員長(
前田千尋)
今のページはもう一度。
◎
市民文化部参事兼
ハイサイ市民課長(当山浩子)
一般会計補正予算及び予算に関する説明書の7ページ、政策説明資料の10ページです。
○委員長(
前田千尋)
課長、すみません。7ページはなくて、政策説明資料でよろしいですか。
◎
市民文化部参事兼
ハイサイ市民課長(当山浩子)
補正予算及び予算に関する説明書の。
○委員長(
前田千尋)
なるほど。
◎
市民文化部参事兼
ハイサイ市民課長(当山浩子)
すみません、こちらの1行目のほうをご覧ください。
○委員長(
前田千尋)
それは、ちょっと待ってください。iPadにしか入っていない。
◎
市民文化部参事兼
ハイサイ市民課長(当山浩子)
それでは、政策説明資料の10ページをご覧ください。
○委員長(
前田千尋)
ちょっと待ってくださいね。iPadは遅いんだよね。大丈夫?
お願いします。
◎
市民文化部参事兼
ハイサイ市民課長(当山浩子)
この事業は、住民異動受付及び処理業務において、手続の簡素化や内部事務処理を効率化することを目的に、令和2年度中にシステム導入を予定しておりますが、システム構築に約9カ月の期間を要することから、今年度中に業者選定を行う必要があるため、
債務負担行為を設定しております。
以上が、
ハイサイ市民課の第7号補正についての概要説明でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(
前田千尋)
これより質疑に入ります。
喜舎場盛三委員。
◆委員(喜舎場盛三)
ご苦労さまです。
住民異動受付支援システムというのは、県内でどこか導入しているところは。
○委員長(
前田千尋)
当山浩子参事兼課長。
◎
市民文化部参事兼
ハイサイ市民課長(当山浩子)
私が今知る限りでは、まだ導入されている市町村は県内にはないかと思います。
○委員長(
前田千尋)
喜舎場盛三委員。
◆委員(喜舎場盛三)
じゃ他府県では結構あるんでしょうか。これ。
○委員長(
前田千尋)
当山浩子参事。
◎
市民文化部参事兼
ハイサイ市民課長(当山浩子)
そうたくさんというわけではございませんが、欠かせない手続というところでは、いろんな手法で何市か導入が進められているところでございます。
○委員長(
前田千尋)
喜舎場盛三委員。
◆委員(喜舎場盛三)
システムの構築に約9カ月の期間を要する見込みと書いてありますけども、他市の例を見ても、やっぱりそういうふうにかかるものなんですか。ほかで実施したら、割とできそうな気がしますけども。
○委員長(
前田千尋)
当山浩子参事兼課長。
◎
市民文化部参事兼
ハイサイ市民課長(当山浩子)
まだ事業選定をしておりませんので、実際にどのシステムが導入されるかというのはまだ決定されておりませんが、私どもで何カ所か見ている中で、基本構築に最低9カ月を要することが、今私たちも先進都市視察の中で確認をしているところでございます。
○委員長(
前田千尋)
喜舎場盛三委員。
◆委員(喜舎場盛三)
はい。わかりました。以上です、私は。
○委員長(
前田千尋)
ほかにございませんか。
桑江豊委員。
◆委員(桑江豊)
3ページの個人番号カード交付事業、政策説明資料を見ても、今本市は交付率が12.4%と非常に低迷している中で、今回この補正理由を見ると、地方公務員等によるマイナンバーカードの一斉取得が予定をされていると。
こちら辺をもう少し詳しく説明してもらえませんか。
○委員長(
前田千尋)
当山浩子参事兼課長。
◎
市民文化部参事兼
ハイサイ市民課長(当山浩子)
基本的には、マイナンバーカードについては、これまでも市町村のほうに交付率を上げるようにという形でお話がありましたが、今回具体的に、国のほうから6月28日に国の取り組みとして通知がございまして、そこで国家公務員及び地方公務員などのマイナンバー取得に向けて国が動いているということでございます。
○委員長(
前田千尋)
桑江豊委員。
◆委員(桑江豊)
那覇市の職員のマイナンバーカード交付率というのは、データはあるんですか。
○委員長(
前田千尋)
休憩します。
○委員長(
前田千尋)
再開いたします。
当山浩子参事兼課長。
◎
市民文化部参事兼
ハイサイ市民課長(当山浩子)
以前に人事課のアンケート調査がございました。その6月時点のアンケート調査の結果では、カード取得者の合計は、組合員、被扶養者を含めて合計801人となっております。
今こちらのほうでのパーセンテージは被扶養者の割合しか出されてないんですが、被扶養者の割合が22.1%で、取得者数として上がっております。今801人が取得となっております。
○委員長(
前田千尋)
桑江豊委員。
◆委員(桑江豊)
801人というのは、被扶養者も含めてと理解していいんですね。
○委員長(
前田千尋)
当山浩子参事兼課長。
◎
市民文化部参事兼
ハイサイ市民課長(当山浩子)
6月時点の人事課アンケートの結果では、組合員、非組合員が2,161人、被扶養者が2,339人、合計4,500人のうち組合員、被扶養者を含めての取得者数が801人となっております。
○委員長(
前田千尋)
桑江豊委員。
◆委員(桑江豊)
4,500人いるうちの801人ということは、計算したら出るんじゃないの。交付率は。まあまあ。
それでね、委員長。
○委員長(
前田千尋)
桑江さん、そのままどうぞ。
求めます?
当山浩子参事兼課長。
◎
市民文化部参事兼
ハイサイ市民課長(当山浩子)
組合員、被扶養者を含めての取得率は17.8%となっております。
○委員長(
前田千尋)
桑江豊委員。
◆委員(桑江豊)
市全体のものよりは少しはいいんだよね。市全体では交付率が12.4でしょ、ということはね。
今回、職員の皆さん、これはあれですか。ある意味で強制ですか。ナンバーをつくることは。強制というか、これはもう、どうなんですか、そちら辺は。
○委員長(
前田千尋)
当山浩子参事兼課長。
◎
市民文化部参事兼
ハイサイ市民課長(当山浩子)
先日共済組合のほうから各市職員に通知が行っていると思いますが、これは強制ではなく、つくってくださいという協力依頼という形での案内だったと思います。
○委員長(
前田千尋)
桑江豊委員。
◆委員(桑江豊)
今回、この事業を進めるに当たって69万余りの予算をつけているんですけども、担当課としては、何人の方がカードを取得するという予測のもとに予算が出たと思うんだけど、どうなんですか。
要するに、交付率をどれぐらいまで上げるという目標なんですかということなんです。
○委員長(
前田千尋)
当山課長。
◎
市民文化部参事兼
ハイサイ市民課長(当山浩子)
国側の目標は、令和4年度までに100%を目指すようにという指示が来ております。
ただこれは、100%ということは厳しい現状がございますので、那覇市としましては、最終的には令和4年度までに70.9%を目指しております。
○委員長(
前田千尋)
桑江豊委員。
◆委員(桑江豊)
これだけ国が相当力を入れるということは、マイナンバーカードをつくることによっていろいろメリットが出てくると思うんですけども、大体考えられるメリットというのはどういうものがあるのか、ちょっとお伺いします。
○委員長(
前田千尋)
当山浩子参事兼課長。
◎
市民文化部参事兼
ハイサイ市民課長(当山浩子)
今具体的なメリットとしましては、コンビニ交付がございます。あと、電子証明によるe-Taxによる、これから申告の時期になりますが、このe-Taxとコンビニ交付は既に周知されていると思います。
来年7月以降にマイナポイントを活用したサービスも始まるということが既に情報として来ておりますので、この辺が国民にとってはメリットになるのかなというふうに思っております。
○委員長(
前田千尋)
桑江豊委員。
◆委員(桑江豊)
そうですね。キャッシュレスとか、あと健康保険手帳を入れるとかいうそういう話もありますので、これはやっぱり職員が率先してやっていかないといけないのかなという思いもありますので、ぜひまた目標達成、頑張っていただきたいと思います。以上です。
○委員長(
前田千尋)
ほかにございませんか。
上原仙子委員。
◆委員(上原仙子)
1つ、ちょっと教えていただきたいんですけど、マイナンバーカード及び電子証明書の更新業務とあるんですけれども、カードは一度つくったらオーケーじゃなかったですか。
○委員長(
前田千尋)
当山浩子参事兼課長。
◎
市民文化部参事兼
ハイサイ市民課長(当山浩子)
これについては、担当のほうから詳しく説明させたいと思います。
○委員長(
前田千尋)
どなたになりますか。
城間賢治主査。
◎
ハイサイ市民課主査(城間賢治)
城間でございます。
先ほどご質問のございましたマイナンバーカードにつきましては、今私が持っているプラスチック製の顔写真入りのカードになります。それをたまに混同されるものがあるので、通知カードというものが、この紙製の顔写真が入っていないものになりまして、上の緑色の部分、この部分が通知カードになります。
今回有効期限更新を迎えるのがマイナンバーカードになるんですけれども、20歳未満の方につきましては、有効期限が発行日から10回目の誕生日まで、20歳未満が発行日から5回目の誕生日までとなっています。
あと、この中に格納されている、先ほどコンビニとかe-Taxなどのご説明がありましたけれども、電子証明書の機能につきましては、20歳以上の方についても5回目の誕生日が有効期限となりますので、今回有効期限を迎える方が、電子証明書プラス20歳未満の方のカードの方の有効期限ということになります。
○委員長(
前田千尋)
上原仙子委員。
◆委員(上原仙子)
わかりました。ありがとうございます。
それと、あともう1つ教えていただきたいんですが、住民異動受付支援システムを導入されるとうことなんですけれども、具体的にこのシステムがどんなもので、これまでとどう変わるのかなというのをお聞きしたいです。
○委員長(
前田千尋)
当山浩子参事兼課長。
◎
市民文化部参事兼
ハイサイ市民課長(当山浩子)
まだ、システム、詳しい内容のものを事業所もまだ選定してないんですが、市民課といたしましては、例えば転入届の際に異動届を皆さんご記入になるんですが、転出証明書持ってきて。転入のときが一番届け出が多くて、転入に伴って那覇市では今一部総合窓口をやっていますので、国民健康保険の加入のある人、国民年金の加入のある人、もし児童手当に該当する子どもがいれば児童手当の申請、それから小学生、中学生の子どもがいれば指定校通知を、そういうのを一切窓口で手続をいたします。
それに加えて、当日に印鑑登録をしたい、その後印鑑証明がとりたい、住民票の申請もしたいといった場合には、それぞれの申請書を手書きにすることになります。今回、私たちが考えているのは、その手書きの申請をさせないという形でのシステムを導入を予定しております。書かせないという形でのシステム導入を予定しております。
○委員長(
前田千尋)
上原仙子委員。
◆委員(上原仙子)
じゃ転入とか、市民の側からしてもやっぱり便利になるし、楽になるし、また役所のほうの担当課のほうでも、簡素化されるというか、そういうメリットがあるというところですね。
○委員長(
前田千尋)
当山浩子参事兼課長。
◎
市民文化部参事兼
ハイサイ市民課長(当山浩子)
書かせないシステムは、機械よる文字打ちになりますので、まず申請する内容のものが全てきれいな形で機械打ちされます。
ただ、窓口でそれぞれ市民が書く場合には、読みづらい文字だったり、判定しにくい文字とかがあります。異動届の審査をしながら次の証明の審査をするとなると、二重、三重、四重の審査をしないといけなくなりますが、このシステムを導入すると、審査をする必要がなくなりますので、最初の基本的なものを入力をすると、審査にかかる時間が短縮されることになりますので、市民にとっても、職員にとってもメリットがあるかなというふうに思っています。
○委員長(
前田千尋)
上原仙子委員。
◆委員(上原仙子)
9カ月、システムにかかるということなんですけれども、早くそれが導入できるように頑張ってください。ありがとうございます。
○委員長(
前田千尋)
永山盛太郎委員。
◆委員(
永山盛太郎)
マイナンバーカードの一斉取得が予定されているという、いつごろそれがなりそうなのとかあるの?一斉取得というのは。
マイナンバーカード、地方公務員の一斉取得。
○委員長(
前田千尋)
当山浩子参事兼課長。
◎
市民文化部参事兼
ハイサイ市民課長(当山浩子)
先ほども申し上げましたが、国のほうから6月28日付の通知でもって、一斉取得に関する通知が、各団体のほうの共済組合のほうに通知が出されているところですので、国家公務員と市町村の公務員に関しては、それが一斉取得。
あわせて大きな企業も、順に国のほうから通知が行く形に今なっていますので。
○委員長(
前田千尋)
永山盛太郎委員。
◆委員(
永山盛太郎)
時期はちょっとわからないですけど、一斉取得するということは、取得に関する事務費用はあるけど、カードを発行するための費用なんかの補正というのはないの?
更新というか申請です。カードってお金がかかるんですよね。つくるのに。
○委員長(
前田千尋)
当山浩子参事兼課長。
休憩します。
○委員長(
前田千尋)
再開します。
城間賢治主査。
◎
ハイサイ市民課主査(城間賢治)
城間でございます。
カードに係る発行費用につきましては、国の補助金で賄われております。例えばカードを紛失した際などにはご本人の負担で再発行することになるんですけど、1枚目に関しましては国の負担で発行するというような形がとられております。
○委員長(
前田千尋)
永山盛太郎委員。
◆委員(
永山盛太郎)
国の負担としても、1回は那覇市が負担、もつんじゃなかった?後で交付されるんじゃなくて?
その予算はどこにあるの。
○委員長(
前田千尋)
城間賢治主査。
◎
ハイサイ市民課主査(城間賢治)
歳入のマイナンバーカード交付事業費補助金というものでもって、国のほうから国庫補助が下りる形になります。
○委員長(
前田千尋)
永山盛太郎委員。
◆委員(
永山盛太郎)
じゃ別に、それも増加されていることでいいの。
○委員長(
前田千尋)
城間賢治主査。
◎
ハイサイ市民課主査(城間賢治)
そうです。最終的にそうなります。
○委員長(
前田千尋)
永山盛太郎委員。
◆委員(
永山盛太郎)
はい。ありがとうございます。
これは要望なんですけど、僕もマイナンバーカードを持っているんですけど、1カ月もしないうちにだめになったんです。磁気が。
今はキャッシュレスもあって、カードをみんな持っている。一緒に入れるとだめになりやすいやつがあるんですよ。だから、その辺どうなのかなと思って、そういったのも。
毎回申請すると、あれは自分でまたお金を払うんですよね。再発行は。だから、その辺ちょっと強いのにしていただきたいなと思うんで、これは要望します。以上です。
○委員長(
前田千尋)
ほかにございませんか。
喜舎場盛三委員。
◆委員(喜舎場盛三)
すみません。ちょっと聞き忘れてましたけども、住民異動受付支援ですが、こっちから転出する場合、よそに、例えば浦添がそういうシステムを使ってない場合は、今までどおり普通に書いて持っていくことになるんですよね、ほかの情報はまた改めて自分でやらないといけなくなるわけですね。
○委員長(
前田千尋)
当山浩子参事兼課長。
◎
市民文化部参事兼
ハイサイ市民課長(当山浩子)
この住民異動受付支援システムというのは、あくまでも市民課の中で受け付けする際のシステムになりますので、例えば那覇市から別の市町村に転出する際には、那覇市から発行された転出証明書を持っていくんですが、もしそこがこれまでの那覇市と同じような手書きであれば、全て申請書は手書きということになります。
○委員長(
前田千尋)
喜舎場盛三委員。
◆委員(喜舎場盛三)
そうですよね。
じゃ他市が例えば同様なシステム、このシステムを使っている場合はもっと便利になります?
○委員長(
前田千尋)
当山浩子参事兼課長。
◎
市民文化部参事兼
ハイサイ市民課長(当山浩子)
他市が使っているからこちらが便利になるというような支援システムではございません。
○委員長(
前田千尋)
喜舎場盛三委員。
◆委員(喜舎場盛三)
あくまで転入の場合の話ですね。便利になるのは。
○委員長(
前田千尋)
当山浩子参事兼課長。
◎
市民文化部参事兼
ハイサイ市民課長(当山浩子)
先ほど、転入についての事例が一番件数が多かったので説明いたしましたが、これは転出、転居、それから世帯変更、市民課における住民異動届については全て網羅できるシステムでございます。
○委員長(
前田千尋)
喜舎場盛三委員。
◆委員(喜舎場盛三)
結構です。ありがとうございます。
○委員長(
前田千尋)
ほかにございませんか。
上原安夫委員。
◆委員(上原安夫)
すみません、一言だけ。
今のこの異動支援システムを導入することによって、市民の皆さんの申請の際の手数料とかは変わらないのか、安くなるのか、そこら辺はどうなのか教えてください。
○委員長(
前田千尋)
当山浩子参事兼課長。
◎
市民文化部参事兼
ハイサイ市民課長(当山浩子)
基本的に、市民の方が必要とされる証明発行料については変更はございません。
○委員長(
前田千尋)
ほかにございませんか。
(「進行」と言う者あり)
○委員長(
前田千尋)
ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○委員長(
前田千尋)
再開いたします。
次に、
文化振興課関係分について、新垣和彦
文化振興課長、説明をお願いします。
◎
文化振興課長(新垣和彦)
ハイサイ。
文化振興課でございます。
文化振興課のほうでは、今お配りしてある同じ資料、めくりまして1ページ、まず歳入のほうから、補正前の金額、11億2,670万円、今回の補正額、減額で9,500万円、これは財源の変更に伴うものでございます。
続きまして歳出、補正前の金額が31億4,131万1,000円、今回の補正額1,387万6,000円、これは新文化芸術発信拠点施設、こちらの外構設計を前倒しで行うものと、あともう1つ、備品の支援業務の前倒し分でございます。
こちらは、前からご説明している外構のほうの契約が既に終わりましたので、それに伴う外構の設計分でございます。
以上が
文化振興課分でございます。よろしくお願いいたします。
○委員長(
前田千尋)
これより質疑に入ります。
質疑ございませんか。
(「進行」「なし」と言う者あり)
○委員長(
前田千尋)
よろしいですか。
ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者退室)
○委員長(
前田千尋)
再開いたします。
連合審査会開会申し入れについて、議題といたします。
本件につきましては、お手元に配付いたしましたとおり、教育福祉
常任委員会委員長から、あすの陳情第103号の審査において、本委員会と連合審査会を開会いたしたいとの申し入れがありましたので、休憩をして協議いたします。
休憩いたします。
○委員長(
前田千尋)
再開いたします。
休憩中に協議したとおり、教育福祉
常任委員会との連合審査の開会につきましては、教育福祉常任委員長からの申し出を受けることにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○委員長(
前田千尋)
ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。
休憩いたします。
(休憩中に
答弁者入室)
○委員長(
前田千尋)
再開いたします。
次に議案第119号、令和元年度那覇市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
崎濱秀司
国民健康保険課長、説明をお願いします。
◎
国民健康保険課長(崎濱秀司)
ハイサイ。国民健康保険課です。よろしくお願いいたします。
議案第119号、令和元年度那覇市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について説明いたします。健康部の説明資料で説明いたします。よろしいでしょうか。
4ページをお開きください。よろしくお願いします。
この資料は上段が歳入、下段が歳出となっており、それぞれ左から行№、科目、補正前の金額、今回の補正額、補正後の金額となっております。
今回の第2号補正予算は、歳入の一番下、20行目の合計と、歳出の一番下、39行目の合計にございますとおり、歳入歳出ともに463万3,000円を増額し、補正後の歳入歳出予算の総額を390億5,059万円とするものでございます。
まず歳出から説明いたします。下のほうです。
21行目の第1款総務費のうち22行目、一般事務費で463万3,000円の増額がございます。これは、国の制度改正などにより、当課で使用しているシステムの改修が必要となっており、業務委託料として合わせて3つのシステム改修を予定しております。
まず1つ目は、オンライン資格確認等の実施に伴う改修でございます。現在、国においては、マイナンバーカードの取得促進に向け取り組みを進めているところでありますが、その一環として令和3年3月からマイナンバーカードの保険証利用が始まる予定であります。マイナンバー制度のインフラを活用して、オンラインによる診療時の確実な本人確認と保険資格確認が可能となりますが、その実施に向けたシステムの改修であります。
2つ目は、マイナンバー制度における情報提供ネットワークシステムデータの標準レイアウト改版に対応するための改修でございます。情報提供ネットワークシステムを活用することにより、市民が各種手続をする際、提出書類の省略が順次図られることとなるため、その都度対応するものでございます。
3つ目は、厚生労働省にて実施している外国人の国内での診療費等の調査について、市町村において必要なデータ抽出が可能となるよう改修を行うものでございます。
以上の改修により、歳出合計で463万3,000円を計上しております。
なお、これらの改修については必須となっており、いずれも国からの補助が予定されております。
次に歳入について説明いたします。
6行目、第6款繰入金のうち、7行目、職員給与費等で463万3,000円の増額となってございます。
これは、先ほど説明した歳出の一般事務費の増額に伴うものとなっております。システム改修については、いずれも国からの補助を見込んでおりますが、補助金の交付額が現在未確定のため、一般会計繰入金により対応するものでございます。
以上が、議案第119号、令和元年度那覇市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)の説明でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(
前田千尋)
これより質疑に入ります。
桑江豊委員。
◆委員(桑江豊)
政策説明資料を見ると、医療保険の加入者で、マイナンバーカード保持者で被扶養者という形になっているんですが、補正の理由の中には、令和3年3月から全国一斉に実施ということですが、これはマイナンバーカードを全員それまでにつくらないと、つくらなくてもできるの。それとも、つくらないとできないということ?そちら辺の説明がちょっと。
○委員長(
前田千尋)
崎濱秀司課長。
◎
国民健康保険課長(崎濱秀司)
マイナンバーカードの保険証利用が令和3年3月から開始されますが、今までの保険証、国民健康保険証も引き続き使用できることになります。マイナンバーカードの保険証利用が令和3年3月から始まる予定でございます。
○委員長(
前田千尋)
桑江豊委員。
◆委員(桑江豊)
要するに今までの保険証も使えるし、マイナンバーも、じゃ1人で2つ持つ形になるということ?
その辺をもうちょっと詳しく。
○委員長(
前田千尋)
崎濱秀司課長。
◎
国民健康保険課長(崎濱秀司)
そうです。まず、マイナンバーカードを保険証利用する際に、今世帯単位で保険証を持っていると思うんですが、枝番を振って個人単位になります。
それで資格確認、これまで国保から社会保険に加入したり、社会保険からまた国保に加入したりした場合に、前の保険証を使って診療を受けた場合は返還等がございましたが、それがなくなって、そういった利便性の向上も図られることになります。
ただし、令和4年までに全国民がマイナンバーカードを取得するように国が進めているところでございますが、全員に行き届かない可能性もありますので、通常の保険証も引き続き使用可能になる形でございます。
○委員長(
前田千尋)
桑江豊委員。
◆委員(桑江豊)
社保もそういう形になるんですかね。
○委員長(
前田千尋)
崎濱秀司課長。
◎
国民健康保険課長(崎濱秀司)
はい。社会保険も同じようにマイナンバーカードと社会保険証、両方診療時に保険証として使用可能となります。
○委員長(
前田千尋)
桑江豊委員。
◆委員(桑江豊)
マイナンバーカードに保険証機能が入るということは、どういうメリットになるんですかね。
だから、持ってもいいし、持たなくてもいいというんだったら、どうなんですかね。
○委員長(
前田千尋)
崎濱秀司国保課長。
◎
国民健康保険課長(崎濱秀司)
国が今マイナンバーカードの取得促進に向けて取り組んでいるところですが、そのマイナンバーカードを取得するための一環として保険証利用もしようという中での対応なんですが、先ほど言ったメリットもございますので、引き続き国の動向と合わせて整備していきたいと思っております。
○委員長(
前田千尋)
桑江豊委員。
◆委員(桑江豊)
先ほど
ハイサイ市民課でもマイナンバーカード、特に職員に集中的につくらそうという国の動きがあるという形なんですけれども、国保のカードみたいになるのかな。普通の手帳じゃなくて。どうなんですかね。
○委員長(
前田千尋)
崎濱秀司国保課長。
◎
国民健康保険課長(崎濱秀司)
まず、マイナンバーカードの保険証利用は、各医療機関に読み取り機を設置する形になります。これは国の補助で整備することになると思いますが、全医療機関に整備するのが令和4年度を目標にしているようです。
その中で、カードを直接渡すわけではなくて、電子証明といって機械にかざして相手が資格確認をできるという形になるんですが、通常の保険証はそういった機能がないものですから、それは受け取って、枝番を振っているものですから、その番号をもとに資格確認する形になります。
○委員長(
前田千尋)
桑江豊委員。
◆委員(桑江豊)
令和3年3月から全国一斉にということですが、先ほどの
ハイサイ市民課の市民のカードの取得率が12.4%でしたかね。かなり低いんですよね。
これはかなりアピールしないと、なかなか難しいのかなと思って、そちら辺の対応、まずは職員に集中的にやるんですけれども、そちら辺の見込みはどんなですか。
○委員長(
前田千尋)
崎濱秀司課長。
◎
国民健康保険課長(崎濱秀司)
全国的には8月末で14%という形になっているようですが、市民課さんからもあったと思いますが、まず公務員の取得100%を目指すという今年度の目標がありつつ、私どもも市民課さんがもしそういった推し進める形になれば、協力する必要もあると思っております。
○委員長(
前田千尋)
桑江豊委員。
◆委員(桑江豊)
再度確認しますけれども、マイナンバーカードに健康保険機能を入れるのは、あくまでも任意だと理解していいんですか。
○委員長(
前田千尋)
崎濱秀司国保課長。
◎
国民健康保険課長(崎濱秀司)
はい。
マイナンバーカードを取得するのは任意だと思っておりますが、そういう形の一環としてマイナンバーカードを保険証として利用できるという形になります。
○委員長(
前田千尋)
桑江豊委員。
◆委員(桑江豊)
マイナンバーカードをつくれば、こういう機能もできるし、便利だよというのを訴えたいわけですね。
わかりました。以上です。
○委員長(
前田千尋)
ほかに質疑ございますか。
永山盛太郎委員。
◆委員(
永山盛太郎)
今のやつの補足なんで、あくまでもマイナンバーカードが保険証の代わりになるというのは、本人認証のためだけということなんですか。
○委員長(
前田千尋)
崎濱秀司国保課長。
◎
国民健康保険課長(崎濱秀司)
このマイナンバーカードに各個人の情報が入ってございますので、先ほど言った個人単位化するものですから、それを医療保険側の端末に提示した場合に、各個人の今どういった保険資格になっているのかというのを確認できる、おっしゃるように個人も確認できるという形になります。
○委員長(
前田千尋)
永山盛太郎委員。
◆委員(
永山盛太郎)
答えられる分だけでいいんですけど、さっき言ったように各病院にスキャナーみたいなのが入るということになると、安全性は大丈夫なんですかね。そのシステムは。
だって認証するということは、多分オンラインでつながってるから認証できるんですよね。
○委員長(
前田千尋)
崎濱秀司国保課長。
◎
国民健康保険課長(崎濱秀司)
そういったセキュリティに関しては、国のほうでしっかりやってるものだと思っております。
○委員長(
前田千尋)
永山盛太郎委員。
◆委員(
永山盛太郎)
以上だけど、怖いね。
○委員長(
前田千尋)
ほかにいらっしゃいますか。
下地敏男委員。
◆委員(下地敏男)
関連しますけども、システムを改修する前のセキュリティがありますよね。市民課と納税課、わかりませんけども、リンクしているわけですよね。
今度改修したときに、これまでのセキュリティが使えなくなって、新しいバージョンアップというのかな、改修に伴ったセキュリティになったときの費用というのも国負担でやるんですか、それともどうなんですか。
○委員長(
前田千尋)
崎濱秀司国保課長。
◎
国民健康保険課長(崎濱秀司)
マイナンバーの保険証利用が始まったときには、そういったシステムが構築されるものですから、一部負担はあるということで伺ってはいます。
ただ、正式にどこまでの負担かというのはまだ示されていません。
○委員長(
前田千尋)
下地敏男委員。
◆委員(下地敏男)
100%を目指すとか、勝手に国がやって、それに伴ってセキュリティは新しいものに変えていくときに、今課長がおっしゃるように一部負担になるということは、なかなか私は理解できないんですけども、これも国がやるんだったらやるでいいんですが、自治体が負担するというのは、皆さんとしては、こう来たからこうなるということで捉えるんですか。それとも、皆さん、国のほうでやってくださいよということで言いますか。
○委員長(
前田千尋)
課長で答えますか。
◎
国民健康保険課長(崎濱秀司)
はい。
○委員長(
前田千尋)
崎濱秀司国保課長。
◎
国民健康保険課長(崎濱秀司)
申しわけございません。ちょっと誤解があったんですが、システム構築に関しては国が全てやるんですが、それ以降の運営に関して一部負担があるということで伺っています。
○委員長(
前田千尋)
いいですか。
下地敏男委員。
◆委員(下地敏男)
システム構築は国が負担、その後の運用とかということについては自治体でやると。
◎
国民健康保険課長(崎濱秀司)
それの一部ですね。
◆委員(下地敏男)
一部?一部ですね。国からもらって一部ということですね。
まあ、いいとしましょうか。わかりました。
○委員長(
前田千尋)
ほかに質疑ございませんか。
(「進行」と言う者あり)
○委員長(
前田千尋)
ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○委員長(
前田千尋)
再開いたします。
次に、議案第118号、令和元年度那覇市
一般会計補正予算(第7号)中関係分についてを議題といたします。
健康部保健総務課の説明を求めたいと思います。国吉真永副部長兼
保健総務課長、説明をお願いいたします。
◎健康部副部長兼
保健総務課長(国吉真永)
ハイサイ、保健総務課ヤイビーン。ユタサルグトゥ ウニゲーサビラ。
令和元年度那覇市一般補正予算(第7号)中保健総務課分についてご説明いたします。健康部の説明資料1ページのほうをお開きください。
第4款衛生費、第1項保健衛生費、第1目保険衛生総務費中、病院事業運営費負担金です。予算現額4億9,964万7,000円に538万円を増額補正し、補正後額は5億502万7,000円となります。
地方独立行政法人法第85条において、地方独立行政法人の事業の経費のうち、設立団体が負担する経費が定められております。
地方独立行政法人那覇市立病院に対し、設立団体である本市が負担する経費を運営費負担金として毎年度計上しておりますが、今回の補正は、平成30年度の運営費負担金の精算に係る補正となっております。
主な精算の内容は、救急医療の確保に要する経費として1,921万1,000円の増、高度医療に要する経費として400万3,000円の減、医師確保に対する経費として471万6,000円の減などとなっております。
ご審議のほど、よろしくお願いいたします。
○委員長(
前田千尋)
これより質疑に入ります。
ありませんか。
下地敏男委員。
◆委員(下地敏男)
課長、説明のところで、ちょっとこっちで探せないから質問するんですけど、院内保育所の運営に関する経費の補正減というのが2,235万9,000円出てますけども。
○委員長(
前田千尋)
これについてですか。
国吉真永副部長。
◎健康部副部長兼
保健総務課長(国吉真永)
院内保育所の運営に要する経費につきましては、退職者の補充を行わなかったこと、夜間保育の利用が少なかったことによる委託費の減少となってございます。
○委員長(
前田千尋)
よろしいですか。質問します?
下地敏男委員。
◆委員(下地敏男)
あれですか。退職した人の子どもがいないということになったわけですか。預けてる子どもが。
○委員長(
前田千尋)
国吉真永副部長。
◎健康部副部長兼
保健総務課長(国吉真永)
保育士の補充について、補充はなかったということになっております。
○委員長(
前田千尋)
下地敏男委員。
◆委員(下地敏男)
いやいや、退職したら補充しないといけないじゃないですか。子どもはいるわけだから。
○委員長(
前田千尋)
国吉真永副部長。
◎健康部副部長兼
保健総務課長(国吉真永)
退職はされたんですが、現在残られている保育士さんの方で対応ができたという判断で、補充はなかったと聞いております。
○委員長(
前田千尋)
下地敏男委員。
◆委員(下地敏男)
了解しました。
○委員長(
前田千尋)
ほかにありませんか。
喜舎場盛三委員。
◆委員(喜舎場盛三)
今のところで、救急医療の確保に要する経費の補正増、1,900万ありますけども、これは主にあれですか。政策説明資料にあるように、小児科専門医とか、こういったのを24時間365日配置するためが主になっているんですか。
○委員長(
前田千尋)
国吉真永副部長。
◎健康部副部長兼
保健総務課長(国吉真永)
救急医療につきましては、病院のベッドがございますが、これを救急患者の対応のために空けておく必要があるものですから、これを空床と言っているんですが、空床確保に要する経費ということで、本来稼げる医療費につきましても、空床を確保したがために歳入が入ってこなかったと、それに対する補填ということになってございます。
○委員長(
前田千尋)
喜舎場盛三委員。
◆委員(喜舎場盛三)
医師が不足して、それを確保するためのどうのこうのとは関係なくて、そういうことなんですね。
わかりました。ありがとうございました。
○委員長(
前田千尋)
ほかにございませんか。
(質疑なし)
○委員長(
前田千尋)
よろしいですか。
ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○委員長(
前田千尋)
再開いたします。
次に、地域保健課関係分について、仲宗根輝子地域保健課長、説明をお願いします。
◎地域保健課長(仲宗根輝子)
ハイタイ、地域保健課の仲宗根でございます。
議案第118号、令和元年度那覇市一般補正予算(第7号)の地域保健課分についてご説明いたします。
お手元に配付されております健康部説明資料をご覧いただきながら、説明をさしあげたいと思います。説明資料の右端の欄に補正予算書のページを振ってございますのでご参照ください。
それでは、説明資料の3ページをお開きください。歳出予算からご説明いたします。
第4款衛生費、第1項保健衛生費、第4目母子保健費、№1小児慢性特定疾病医療費事業につきましては、小児の慢性疾病のうち、小児がんなど特定の疾患については、治療が長期間にわたり、医療費の負担も高額になることから、医療費の負担軽減等を目的に自己負担の一部を補助するものです。
今回の補正の理由といたしましては、平成30年度に生活保護受給者の肝臓移植手術があり、入院処置等に伴う医療費約1,000万円の請求が今年度にずれ込んだこと及び扶助費の見込み額の増額から3,019万3,000円を増額補正するものであります。
次に、歳入予算についてご説明いたします。2ページをご覧ください。
1番、15
款国庫支出金、第4目衛生費国庫負担金の小児慢性特定疾病医療費国庫負担金につきましては、歳出で説明しましたように、扶助費の増額に伴い小児慢性特定疾病医療費事業へ充てるための負担金が増額となりますので、1,509万6,000円を増額補正するものであります。
以上でございます。よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
○委員長(
前田千尋)
これより質疑に入ります。
よろしいですか。
(「なし」と言う者あり)
○委員長(
前田千尋)
ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者退室)
○委員長(
前田千尋)
再開いたします。
これより
議員間討議に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○委員長(
前田千尋)
よろしいですか。
(「はい」と言う者あり)
○委員長(
前田千尋)
オリンピックのこととか、いろいろあったけど、いいですね、別にね。
はい、わかりました。
ほかにないですね。わかりました。
ないようでありますので、討議を終了いたします。
休憩いたします。
(休憩中に
答弁者入室)
○委員長(
前田千尋)
再開いたします。
これより
厚生経済常任委員会を開会いたします。
初めに、議案第108号、那覇市
保健センター条例を廃止する条例制定についてを議題といたします。
健康部地域保健課の説明を求めたいと思います。
仲宗根輝子地域保健課長、説明をお願いします。
◎地域保健課長(仲宗根輝子)
議案第108号、那覇市
保健センター条例を廃止する条例制定について、ご説明申し上げます。
お手元に配付されております議案書(その1)、11ページから12ページです。
提案理由は2ページとなっております。ご覧いただきながら説明をさしあげたいと思います。
那覇市北保健センターは、平成12年に
那覇市立病院の敷地内に建設され、同年4月より健康の保持及び増進に関する事業を行ってきましたが、今回、
那覇市立病院の建て替えに伴い、当該施設を取り壊す必要があり、令和2年4月1日より閉館となるため、那覇市
保健センター条例を廃止するものです。
なお、那覇市北保健センターに常駐していました保健師は、平成30年3月末で那覇市保健所へ統合配置し、保健センター機能を移転しております。
よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
○委員長(
前田千尋)
これより質疑に入ります。
(「いいんじゃない」と言う者あり)
○委員長(
前田千尋)
よろしいですか。
ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○委員長(
前田千尋)
再開いたします。
次に、議案第121号、「健康なは21(第2次)」
中間見直しについてを議題といたします。
健康部健康増進課の説明を求めます。
知念功
健康増進課長、説明をお願いいたします。
◎
健康増進課長(知念功)
ハイサイ。健康増進課です。
それでは、議案第121号、「健康なは21(第2次)」
中間見直しについて、ご説明いたします。
今、お手元にお配りしました、この中間評価報告書、所管事務調査のときもこのような形で皆さんにお示しして議論いただいていますので、今回、この資料を使ってちょっと説明したいと思います。
評価のほうは議案にはそぐわないんじゃないかということで、見直しの部分だけを抜き出して議案として提案をしております。
今回、中身、評価の報告のほうもあわせて改正していますので、今回、説明は今お手元にお配りしたもので行いたいと思います。よろしくお願いします。
9月24日からの所管事務調査でいろいろ協議していただき、10月15日に市長への提言書の手交式があり、貴重なご意見をいただきました。
また、10月10日には課長クラスで構成された推進幹事会、10月17日には外部の有識者からなる保健所運営協議会を開催し、10月25日に市長へ答申を行っております。10月29日に部長クラスの推進本部を開いて、中身のほうも確認していただいております。
また、9月1日から30日まではパブリックコメントを募集しましたが、今回、意見のほうはありませんでした。
9月にお示しした報告書(案)のほうから、所管事務調査、提言書、推進幹事会、保健所運営協議会などの意見をもとに修正した内容がこちらのほうになっておりますので、そちらで説明したいと思います。
まず初めに、議会の提言書を受けまして修正等を行った部分の説明をします。
全体においてということで、現計画の扱いが不明確、現計画は継続され報告書により補完される位置づけと明記すべきとのご意見がありましたので、そちらのほうは1ページ、13行目のほうに、今ちょっと朱書きになっていますが、そちらのほうに追加で記載をしております。
平成28年度からの現計画はそのまま継続し、今回作成の中間評価報告書はそれを補完する位置づけとなりますということで記載をしております。
次に、目標指標について対比できる国、県の直近値の掲載を求めるとのご意見がありましたので、そちらは巻末に参考資料で掲載をしております。見出しのほうが沖縄県、全国比較表というタグがついていると思いますので、ページとしましては80ページからですね。こちらが那覇市、県、国との比較の表になっております。
次に、巻末の用語説明についてですが、当初下線で印をしていましたが、これを米印等にできないかというご意見がありました。米印は本文の中の説明事項に使われていますので、今回二重線で対応をしております。
4ページの下のほうにその説明書きがありますので、二重下線、2本線を引いて、その用語については86ページの用語集で説明をしておりますということで、二重線で対応したいと思います。
次に、各分野においての提言になります。
最初が栄養・食生活のところです。ページは24ページ、26行目になります。
小学校4年生に実施している小児生活習慣予防検診を、中学生にも実施の検討を求めるというご意見がありました。
こちらのほうは担当課、学校教育課になりますが、そちらのほうにちょっと調整をしましたが、学校教育課のほうの回答としましては、現在、中学校におきましては、教育活動の中で食育や生活習慣病に関しての指導を実施しており、必要に応じて栄養教諭等と一緒に事業を行うなど、生活習慣の改善に努めています。また、身体計測のあと、内科検診で検査等が必要と判断された生徒に対し受診勧告を行うことがあります。
生活習慣病検診は集団で検診を実施するために他の生徒へ知られる可能性があり、生徒一人一人へのきめ細かな配慮が難しくなります。よって現状の個別指導を重視して継続していきたいと考えていますというような回答で、今回の見直しの中には入れ込んでおりません。
次に、食塩摂取量減少のため、食塩以外の酢やだし等の調味料を用いることの推奨を図ることについて、今後の課題・対策で取り組むことを求めるというようなご意見がありました。
こちらのほうは26ページの1行目のほうに記載がありますが、1行目の後ろのほうから、「塩分・脂肪の摂り過ぎを防ぐ調理の工夫等について普及啓発します」という文言を追加しております。
次に、健康づくり協力店認証店舗について、市民が夜に外食する際の選択肢を増やすために、夜間営業の認証店舗を拡充することを求めるというご意見がありました。
こちらは27ページ、次のページの1行目、上のほうです。食の環境整備として引き続き、こちらは「夜間営業の店舗を含め」という文言を追加して対応をしております。
次に、身体活動・運動の項目に行きます。
健康づくりに無関心な層へのアプローチをするための健康づくりアプリ等の構築を県や周辺市町村等と広域的に取り組むことを求めるというご意見がありました。
こちらは31ページの28行目のほうに、健康づくりアプリ等の構築を「広域的に」検討する必要がありますと追加しております。すみません。「広域的に」が色が変わってちょっと薄くなって見えにくいんですが、「広域的に」という文言を追加しております。
次、休養・心の健康のほうに行きます。こちらは35ページのほうになります。
従業員数50人未満の事業所において、ストレスチェックの実施を支援する関係機関について、機関のかかわりや取り組みを具体的に記載することを求めるというご意見がありました。
こちらは35ページの29行目からです。「健康相談・高ストレス者への医師の面談と健康支援を行う那覇地域産業保健センターを紹介しております。今後も引き続き周知を図っていきます」という文言を追加しております。
次に、飲酒。こちらは、多量飲酒では相対的な捉え方となるので、基準値を超えた飲酒のような表記を検討すべきであるというご意見がありました。
こちらのほうは、国や沖縄県の健康増進計画である健康日本21(第2次)、健康おきなわ21(第2次)の表記と整合性を図るため、市のほうも多量飲酒と表記をしてそのまま残しております。
ですが、巻末の用語集にて解説をしております。こちら、一番後ろのほうの89ページ、用語集89ページの一番上に多量飲酒の項目がありまして、こちらに多量飲酒の基準の定義、それを記載をしております。
次に喫煙、こちらは42ページです。こちらの項目2、表の2番目です。項目2、目標指標において、未成年者の喫煙の判定についてアンケートを実施していないため評価なしとしているが、最終年度にはアンケートの実施を予定していることを明記すべきであるというご意見に対して、次のページ、43ページの6行目、こちらの後ろのほうです。「なお、最終年度にアンケートを実施し、評価を行う予定です」ということで、追加で記載をしております。
今回の提言の中にはなかったんですけれど、これと同様に、ちょっと戻りますが飲酒の38ページ、飲酒も項目2で、アンケートを実施しなくて評価なしとなっていますので、38ページ、10行目に、「最終年度にアンケートを実施し、評価を行う予定です」というように、同様な記載でこちらも追加記載をしております。
次に、歯・口腔の健康に移ります。48、49ページになります。
ウ)の今後の課題・対策の中に、口腔崩壊の子どもたちの現状把握と治療に向けた支援を関係部局と連携して取り組むべきことを求めるというご意見に対し、49ページの3行目に「多数のむし歯を有する幼児の現状把握と支援については、こどもみらい部と検討します」という文言を追加で記載をしております。
また、児童生徒については、現在、小中学校からの資料提供がちょっと困難なため、今回の追加記載はなしとしております。
同じく、下のほうの49ページの10行目です。
定期的な歯科検診の受診について、具体的な期間、半年に1回とか1年に1回とかそういう文言を入れたほうがいいんじゃないかということで意見がありました。
これについては、「1年に1回の定期的な歯科検診」ということで、「1年に1回」というのを追加記載しております。
次に、次世代の健康の提言のほうは、先ほど栄養・食生活で出ました小学校4年生の小児生活習慣病予防検診の内容となって重複しておりますので、こちらの説明は省略させていただきます。
次、高齢者の健康、69ページの表の項目1のほうです。地域ふれあいデイサービスの数、128カ所とだけ記載がありましたが、これを利用者数も記載することを求めるというご意見がありました。
こちらのほうは担当課と調整をしまして、延べ人数を記載しております。実人数についてもわからないかということで確認して、人数把握をお願いということで調整していたんですけれど、担当課から実人数の把握が困難ということで、延べ人数だけに、今はとどめております。
以上が、議会からの提言についての対応の箇所になります。
次に、課長クラスの推進幹事会からの意見があって、そこの修正した部分をご説明します。
ちょっと戻りますが、61ページ、23行目になります。
次世代の健康ですが、次世代の子どもですけれど、次世代の子どもの健康を担っているのは親、保護者なので、保護者向けに周知活動が必要ではないかという意見がありました。
それで、23行目からの文言を追加しております。「子どもの健康的な生活習慣の獲得に向け、保護者にも健康情報を周知することが重要です。その情報提供として、関連資料を活用して、関係課と連携し健康づくりに取り組むことを重点プランとします」という文言を組み込んでおります。
次に、71ページ、高齢者のほうになりまして、次年度から保健事業と介護予防の一体的な実施についてということで事業が進められていくようになっていますので、そちらの記載について20行から24行目まで書かれていますが、今後の課題・対策には書かれているんですが、次の72ページの市民・関係団体・行政の役割、こちらの中にはこのことが組み込まれていなかったので、行政の取り組みの真ん中ら辺のほうに、保健事業と介護予防の一体的な実施ということで、「保健事業と介護予防の一体的な実施に向け、関係課と連携して取り組む」という行政の取り組みの記述を設けております。
次に、外部の有識者からなる保健所運営協議会からの意見として、73ページの項目1、こちらの目標値、当初は健康づくり市民会議の参加団体数を増加という表現だけにしておりましたが、健康づくりの推進を活発にするには、那覇にある1万7,000社の約10%に当たる1,700社の参加ができるような方策を考えてほしい。そうすると健康なはがより推進できると思うので、10%加入を目指すよう進めてほしいということでした。1,700社となるとすごい数になるのですが、実は第5次那覇市総合計画で令和4年度の目標値が設定されていまして、その数字が45団体ということだったので、次の75ページの上のほうの目標の修正という項目で、増加から45団体ということで記載をしております。
主な提言やいろんな会議からの意見を受けての修正点となります。
以上で、健康なは21(第2次)
中間見直しの概要説明を終わります。
ご審議のほど、よろしくお願いいたします。
○委員長(
前田千尋)
これより質疑に入ります。
上原安夫委員。
◆委員(上原安夫)
歯と口腔のところで、課長から説明がなかったんですけれど、議会の審議では両論併記ということで提言がなされていたと思いますけれども、重点プランということで表記されていますけれども、私としては重点プランはいかがなものかなと、重点プランとするのはよくないのではないかなという立場で質疑を行いたいと思います。よろしくお願いします。
この事業の予算の執行状況について伺います。
◎
健康増進課長(知念功)
フッ化物?
◆委員(上原安夫)
そうですね、49ページの5行目から7行目に。
○委員長(
前田千尋)
小中学校におけるということですよね、今の質問は。
◆委員(上原安夫)
わかりますかね。予算の執行状況は。
○委員長(
前田千尋)
知念功
健康増進課長。
◎
健康増進課長(知念功)
すみません。執行率については今の時点でちょっと数字を持っていなくて、ただ、予算が今年約340万円ほど当初予算がありまして、そのうちの3分の2ほどは歯科衛生士の非常勤報酬となっております。
残りのほうが、フッ化物洗口推進するための消耗品関係や、あとは学校歯科医が行けない場合の歯科衛生士を派遣する費用となっておりまして、実際そちらのほうの費用は消耗品で、今は天妃小学校1校しかやっていないので、その消耗品は予算的には1割ぐらいしか使っていない状況であります。
○委員長(
前田千尋)
上原安夫委員。
◆委員(上原安夫)
予算的には何校分とかいうこともわかりますか。
◎
健康増進課長(知念功)
予算的には、当初10校分とっております。
○委員長(
前田千尋)
上原安夫委員。
◆委員(上原安夫)
10校分が1校分の執行ということですね。
○委員長(
前田千尋)
知念功課長。
◎
健康増進課長(知念功)
今は1校分なので1割ほどです。
○委員長(
前田千尋)
上原安夫委員。
◆委員(上原安夫)
学校や保護者への説明は添付文書で行うべきではないか、本会議でも質問がありましたけれども、その点について、保護者や学校への説明で、添付文書を配布して説明、同意書をとるということについての見解をお伺いします。
○委員長(
前田千尋)
知念功課長。
◎
健康増進課長(知念功)
今後、各学校を回って説明会をする場合は、添付文書をつけて説明するということにしております。
○委員長(
前田千尋)
上原安夫委員。
◆委員(上原安夫)
今年度の小中学校での説明状況について、わかりますか。
○委員長(
前田千尋)
知念功課長。
◎
健康増進課長(知念功)
今現在、小学校が10校、中学校が5校、15校、学校のほうに出向いて行って説明会を行っております。これは、校長先生、教頭先生、養護教諭の先生の3人の方に対して行っております。中学校5校のうちの1校は、教職員の方への説明会も行っております。
○委員長(
前田千尋)
上原安夫委員。
◆委員(上原安夫)
今後、添付文書を配布して説明を行うという今の答弁がありましたけれども、今年度行っている小中学校の説明会では、添付文書の配布は行われなかったということですよね。
○委員長(
前田千尋)
知念功課長。
◎
健康増進課長(知念功)
はい、そうです。
○委員長(
前田千尋)
上原安夫委員。
◆委員(上原安夫)
そうしたら、保護者に安全性や丁寧に説明をするという立場に立つと、添付文書を改めて配布して説明会をやり直すべきじゃないかなというふうに思うんですけれど、その点についてはいかがですか。
○委員長(
前田千尋)
知念功課長。
◎
健康増進課長(知念功)
今、1校だけは教職員の方への説明会は終わっていますが、今後、保護者への説明会、資料配布になりますが、そちらのほうは添付文書もつけて説明、資料配布をする予定です。
で、あと14校については、まだ、校長先生と教頭、養護教諭の3人にしか説明していないので、今後、教職員へ説明するときには、添付文書を添付して説明する予定となっております。
◆委員(上原安夫)
わかりました。
○委員長(
前田千尋)
課長、今のは、すみません。
上原安夫委員が言っていたのは、これまでやっているものに対してというのを答えてと。
◆委員(上原安夫)
今わかりましたので。
○委員長(
前田千尋)
大丈夫でしょうか。わかりました。
上原安夫委員。
◆委員(上原安夫)
改めてフッ化物洗口の安全基準について確認したいんですけれども、現在、天妃小で行っている週1回法を実施した場合の、食品安全委員会表。
◆委員(桑江豊)
委員長、これはずれてないか?
◆委員(上原安夫)
あ、ずれてます?
◆委員(桑江豊)
中間見直しの文章についてであって。
○委員長(前田千尋)
なぜそれをやるのか、先ほどから根拠を示して言っていました。
◆委員(上原安夫)
重点プランとなっていますよね。
◆委員(桑江豊)
だから両方併記になっているさ。歯磨きも。
◆委員(上原安夫)
いや、これを両論併記ではなくて。
○委員長(
前田千尋)
今、それなので、なぜなのかということの、重点するべきものということで、もう1回ちょっとその辺を言いながらやってもらえますか。趣旨をもう一度言って、最初のほうで一応やっているんですけれど、私はそのままやっていいと思いますよ。
もう少し短く。長くなると、また皆さん質問しますからね。
◆委員(上原安夫)
長くなるつもりはないんですけど。
○委員長(
前田千尋)
上原安夫委員。
◆委員(上原安夫)
前回の委員会で、重点プランとするのはいかがなものかという意見もありました。このままでいいんじゃないかという意見もありました。それが両論併記という意味で、歯磨き指導とフッ化洗口の両論併記ではありません。
本会議の質問のときもありましたが、安全基準を超えているか超えていないかという点の確認です。
○委員長(
前田千尋)
嘉手納一彦健康増進課主任歯科医師。
◎健康増進課主任歯科医師(嘉手納一彦)
お答えします。
先日、ご質問いただいて、いわゆるTDIですね。それがフッ素に対して0.05mg/体重1キロで、1日当たりの体重1キロに対して0.05mgと、これがフッ素単独のものになっていると。
先日の回答ではフッ化ナトリウムの量が1.99mgだったものですから、それはTDIにすると1.05を超えているという答弁をさせていただいたんですが、今、国やそれからメーカーのほうに確認させていただいて、900ppmの濃度というものについて再度確認して、これがフッ素単独でやった場合にはまた数値が変わってくるということがわかってきましたので、今、ちょっと資料を取り寄せている段階でございます。
○委員長(
前田千尋)
上原安夫委員。
◆委員(上原安夫)
今、はっきりしたことは、今は問い合わせをやっている最中ということでよろしいですか。
○委員長(
前田千尋)
嘉手納一彦健康増進課主任歯科医師。
◎健康増進課主任歯科医師(嘉手納一彦)
はい。今、問い合わせをさせていただいています。
フッ化ナトリウムというのは、フッ素とナトリウムがひっついていて、これが合わさって1.99mgなので、フッ素単独だとまた数値が変わってくるだろうということで、メーカーのほうと問い合わせをしているところでございます。
○委員長(
前田千尋)
上原安夫委員。
◆委員(上原安夫)
安全性というのは専門家の皆さんの判断が一番だと思うんですけれども、ただ、その安全性を心配する保護者の皆さんの声があるし、学校現場からの反対の陳情も上がっているということもありますので、この重点プランというのはいかがなものかなというふうな立場というか、気持ちであることを述べて質疑を終わります。
○委員長(
前田千尋)
ほかにいらっしゃいますか。
永山盛太郎委員。
◆委員(
永山盛太郎)
確認ですけれども、これはこの色で出すんですか、それともカラーで出すんですか。
なぜ、この質問をするかというと、実は3ページに、「第5次那覇市総合計画の目標指数となっている項目には○をつけております」とあるんだけれど、これ全部、二重丸と丸がついていて、多分この丸は表の丸だと思っているんだけれども、この色だと勘違いしないかなと思って。
二重丸は重点項目で、普通の丸は一般項目だけど、だけどこれだとこれのことかなと。
○委員長(
前田千尋)
知念功課長。
◎
健康増進課長(知念功)
すみません、そうですね。
目標項目のほうの丸が5次総計の中身という話になっていまして、今回これは、今から印刷をかけるときに、印刷業者さんといろいろやりとりをして、整えてちゃんと印刷をするような形になっていますので、色もカラーでやることになっています。
○委員長(
前田千尋)
永山盛太郎委員。
◆委員(
永山盛太郎)
この丸が赤とかだったらいいんだけれど、このまま黒だと、全部、那覇総計にのっているのかなと思うので、ぜひよろしく。
◎
健康増進課長(知念功)
こちらのほうは、印刷する段階でちゃんと区別できるように、わかりやすいようにしたいと思います。
○委員長(
前田千尋)
永山盛太郎委員。
◆委員(
永山盛太郎)
よろしくお願いします。
○委員長(
前田千尋)
平良識子委員。
◆委員(平良識子)
1点だけ、先ほどのフッ化物洗口についてですけれども、安全性について非常に重要な点だと思うので、私のほうからも確認をさせていただきたいと思いますけれども、厚労省のガイドラインに沿って対応しているのならば、全国的にも取り組まれているところが、20年、30年と蓄積している中で、厚労省が出しているガイドラインに沿ってやれば、安全性はしっかり担保できるということがあって、重点プランとしていると認識しておりますけれども、しっかり答弁していただけますか。
○委員長(
前田千尋)
知念功
健康増進課長。
◎
健康増進課長(知念功)
はい、そのとおりでありまして、国が示したガイドラインに沿ってやっているというところであります。
また、添付文書の中にも、この週1回法、濃度、用量、それを守ってやっているところであります。
○委員長(
前田千尋)
平良識子委員。
◆委員(平良識子)
改めて問いますけど、安全性について、市として今のやっている対応の中での安全性をどう担保しているということで、見解を示していただけますか。
○委員長(
前田千尋)
知念功課長。
◎
健康増進課長(知念功)
国のほうからも、週1回法を900ppmの濃度でやっても特に問題はないということで了解を得ております。で、安全性について問題はないと認識しております。
○委員長(
前田千尋)
平良識子委員。
◆委員(平良識子)
終わります。
○委員長(
前田千尋)
ほかにいらっしゃいませんか。
○委員長(
前田千尋)
下地敏男委員。
◆委員(下地敏男)
高齢者の栄養バランスというときに、食事と運動というのはわかりますけれども、私の知っている高齢者の方が亡くなったときに、棚から出てきたのは、これくらいの袋いっぱいのサプリだったんですよ。いろんなサプリですね。
そうしたものというのが、今後の課題・対策のところで、食生活の中でどんな表現をするのか、私はわかりませんけれども、そうしたものについての指導みたいなものは、これで見てとれますか。要するにサプリは食事ということで表示されているんで、食品というんですかね、非常に難しいところがあると思うんですけれども、さまざまなサプリが高齢者の家で見られるんですよ。
この辺の。
○委員長(
前田千尋)
休憩します。
○委員長(
前田千尋)
再開します。
下地敏男委員。
◆委員(下地敏男)
高齢者の適切な栄養というところで、食事とそれから運動機能ということはわかりますけど、その中にサプリも高齢者の適切な栄養というころに含まれているということで理解してよろしいですか。
○委員長(
前田千尋)
宮城京子健康増進課主査。
◎健康増進課主査(宮城京子)
お答えします。
ページで言いますと70ページ、33行目の重点プランの内容になります。
高齢期の適切な栄養は、生活の質のみならず、身体機能を維持し生活機能の自立を確保する上で極めて重要であることから、高齢期に必要な食事の量と質について学んでいただいて、本人に合ったバランスのいい食事を召し上がっていただくというところで、その内容でその状況を網羅していると考えております。以上です。
○委員長(
前田千尋)
下地敏男委員。
◆委員(下地敏男)
以上です。
○委員長(
前田千尋)
ほかにありませんか。
(「進行」と言う者あり)
○委員長(
前田千尋)
よろしいでしょうか。
ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○委員長(
前田千尋)
再開いたします。
次に、議案第122号、
地方独立行政法人那覇市立病院第4期中期目標についてを議題といたします。
健康部保健総務課の説明を求めます。国吉真永副部長兼
保健総務課長、説明をお願いします。
◎健康部副部長兼
保健総務課長(国吉真永)
ハイサイ、保健総務課ヤイビーン。ユタサルグトゥ ウニゲーサビラ。
地方独立行政法人那覇市立病院第4期中期目標についてご説明いたします。
地方独立行政法人法第25条の規定に基づき、設立団体の長は、地方独立行政法人が業務に関し達成すべき目標として中期目標を定め、当該中期目標を当該地方独立行政法人に指示することとされております。
本年度は、
地方独立行政法人那覇市立病院の第3期中期計画の最終年度に当たることから、
那覇市立病院評価委員会の意見聴取を経て、第3期中期計画期間の見込み評価を実施し、その結果を踏まえ、8月16日開催の経営改革本部会議において、同法人を存続させるとともに、引き続き病院事業に当たらせることを決定しております。
それを受けて、市立病院との事前調整、
那覇市立病院評価委員会の意見聴取、パブリックコメント、経営改革本部会議を経て策定した、令和2年度からの4年間において、
地方独立行政法人那覇市立病院が達成すべき業務運営に関する第4期中期目標(案)を提案するものです。
中期目標に定める内容は、法第25条第2項の規定により、1.中期目標の期間、2.住民に対して提供するサービスその他の業務の質の向上に関する事項、3.業務運営の改善及び効率化に関する事項、4.財務内容の改善に関する事項、5.その他業務運営に関する重要事項となりますが、中期目標は、地方独立行政法人が中期計画を策定する際の指針として、また同法人の業務実績を評価する際の指針となるものです。
なお、第4期中期目標期間中は新病院の建設期間と重複することから、建設工事に伴う診療制限等により収益減少が見込まれます。また、働き方改革による費用増の要素もあることから、市立病院の経営健全性の維持を主眼とし、これまで提供していなかったサービスの提供といった目標は設定してございません。
それでは、第3期中期目標と第4期中期目標(案)の主な違いについてご説明申しあげます。
お手元に配付しました説明資料2ページの第4期中期目標(案)と第3期中期目標の比較表をご覧ください。左側が新たに設定する第4期中期目標(案)、右側が第3期中期目標となっております。戻りますが、1ページのほうは、第3期と第4期の章構成比較を図示したものとなっております。
それでは、2ページをご覧ください。
前文では中期目標の内容を包括して記載しております。第4期中期目標(案)では、安全安心かつ高度で上質な医療の提供、救急医療を初めとする市民が求める医療の提供を通し、市民の健康の維持・増進に貢献すること、新病院建設中における患者の療養環境の確保、病院の安定的な経営に努めることなど、市立病院としての使命を引き続き果たしていくことを求めております。
次に、第4期中期目標(案)では、中期目標の期間を項目から外出ししたことで、第3期中期目標で示した項目がそれぞれ繰り上がってございます。
中期目標の第1、市民に対して提供するサービスその他の業務の質の向上に関する事項です
第3期中期目標では、第2の1の(3)の災害医療及び感染症医療その他の緊急時における医療支援・協力としていた項目を、3ページ目になりますが、第4期中期目標(案)では、第1の(3)災害時対応及び緊急時における医療支援と、(4)保健所との連携に見直しをしております。
これは、第3期中期目標期間中に発覚した耐震性不足に関連して、医療拠点としての位置づけが困難なことから、災害時においては入院患者の安全確保や業務継続性を優先すべきであること、本市が中核市となり保健所を設置したなどを踏まえ、平時からの備えと発災後対応、また他医療機関との連携、医療支援への取り組みを求めております。
4ページから5ページは、主に順番の並び替えや項目の統合などとなっております。
6ページをご覧ください。第2、業務運営の改善及び効率化に関する事項です。2.院内連携の推進を新たに設けております。
これは従来から市立病院において取り組まれていた項目ですが、これまで中期目標として設定していなかったことから、新たに追加するものとなっております。
7ページをご覧ください。3.働きやすい職場環境づくりについて、人手不足などの今般の社会情勢、2024年度から始まる医師の働き方改革を鑑み、新たに追加しております。
続きまして第3、財務内容の改善に関する事項です。
5.病院事業運営費負担金に関する事項を新たに設けております。地方独立行政法人法第85条において、地方独立行政法人の事業の経費のうち、設立団体が負担する経費が定められております。設立団体の負担対象となる経費について収支状況等を分析し、その詳細を本市に情報提供するよう求めるものでございます。
次に第4、その他業務運営に関する重要事項です。
8ページをご覧ください。1.施設整備等に関する事項を新たに設けております。これは、新病院建設までの間における現病院施設の改修、設備等の更新、維持管理等について、効率的な整備計画の策定及びその実施を求めるものです。
2は、新病院建設に関連し、総事業費の縮減に向けて留意すること。また、前文でも触れておりますが、診療を継続しながら現在地での建設となることから、患者の療養環境の確保に努めることを追加しております。
3.外国人患者に対応できる医療の提供として、その診療体制の整備を求めております。
なお、第3中期目標の第2の(6)科学的な根拠に基づく医療の推進については、市立病院との事前調整を踏まえ、また第5の2.地域医療構想に関しては、3月に沖縄県南部医療圏について合意を得られたことから削除としております。
また、第3期中期目標第5の1の施設の災害対策については、第1の1の(3)に統合し、あわせて適宜、字句修正を行っております。
以上が、
地方独立行政法人那覇市立病院第4期中期目標についての説明となります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(
前田千尋)
これより質疑に入ります。
新垣淑豊副委員長。
○副委員長(新垣淑豊)
ありがとうございます。
8ページですけれども、こちらの市立病院建て替えに関する事項というところですが、総事業費の縮減に向けて留意することということが記載されています。この総事業費ということは、建て替えだけというのを見ているのか、それともその後のメンテナンス、例えば数年後、数十年後に関するメンテナンスのところまで踏まえた上での総事業費と考えているのか、ちょっと見解を教えていただけますか。
○委員長(
前田千尋)
森永健海主幹。
◎保健総務課主幹(森永健海)
ご質問にお答えします。
この部分につきましては、あくまで建て替え事業ということでございますので、イニシャルコストの部分です。ランニングは含まれておりません。
○委員長(
前田千尋)
新垣淑豊副委員長。
○副委員長(新垣淑豊)
この点について、多分ご存じだと思いますけど、陳情案件が上がっています。その陳情の件にもかかわると思いますので、多分陳情者に関して言うと、ランニングコスト、メンテナンスコスト、全体の更新じゃなくて、将来の一部設備の更新とかまで含めて検討していただきたいというような趣旨だったと思います。
例えばイニシャルコストだけが縮減されても、後々のメンテナンスのコストが上がってしまうようであれば、長期的に見るとそれは市民に対して不利益になる可能性があるということを考えたときに、そこまで含めて、これは提案するべきことかなと私は考えますけれども、この点についてはいかがでしょうか。
○委員長(
前田千尋)
副部長でよろしいですか。
国吉真永副部長。
◎副部長兼
保健総務課長(国吉真永)
まず当面は、イニシャルコストという部分が大きなウェイトを占めてくるものですから、それを優先に考えてございますが、委員おっしゃったように、ランニングコストについても、当然後々の負担になってくるわけでございますので、この辺は総合的に勘案して検討してまいりたいと考えております。
○委員長(
前田千尋)
新垣淑豊副委員長。
○副委員長(新垣淑豊)
ありがとうございます。
ぜひそこも踏まえた上で、例えば今回の工事に関しては一括発注をする予定だと。そこで圧縮することができる可能性もある。ただしその後のランニングでどれくらいかかるのか、そういうところまで踏まえた上で、我々もやっぱり議会としての判断をする。で、ご提案させていただくということにつながると思いますので、ぜひそういった関連の資料まで含めてご提示をしていただければなと思っています。
それがなければ、この
中間見直しについてもそうですし、後ほどこちらで諮る陳情案件についてもやっぱり判断がとれない、十分な資料がなければとれないと私は考えますので、ぜひそこのご協力いただきたいなということで、よろしくお願いいたします。要望です。
○委員長(
前田千尋)
ほかに質疑は。
桑江豊委員。
◆委員(桑江豊)
8ページの一番最後のところの、外国人患者に対応できる医療の提供と、外国人患者に対する診療体制の整備に努めることとあるんですけれども、先だって奥間綾乃議員も一般質問の中で取り上げていたんですけれども、あの答弁を聞いていると、タブレットで十分間に合っているというふうな言い方をしていたんですけども、実際通常の外来等はそれで十分かもしれませんが、今後インバウンドがどんどん増えていく状況の中で、いざ手術になるとかそういう場合のやりとり、外国語の堪能な医療従事者でないと、そばでのやりとりの中で一々タブレットを聞いたりするいとまもないんじゃないかなと思う。
そういう意味での人材育成というのは、外国人対応の医療従事者の人材育成、これはやっぱり入れるべきでないかなと思ったりするんですけどね。今後のために。いかがですか。
○委員長(
前田千尋)
国吉真永副部長。
◎副部長兼
保健総務課長(国吉真永)
いまのお話の件につきましては、市立病院のほうに聞き取りの結果、先ほどお話がありましたようにタブレットで特に支障はないというふうに伺っております。
外国人に対して、お話があったような形で、将来に向けてそういう課題が出てくるのであれば検討が必要だと思っておりますが、例えば日本人であっても難しい医療用語を使われても理解できない部分が多いものですから、その辺をかみ砕いて説明できるような形の医師の側の説明能力も必要だろうと思っております。
それを踏まえて、今後医療通訳を含めた育成が必要なのかどうか、検討させていただきたいと思っております。
○委員長(
前田千尋)
桑江豊委員。
◆委員(桑江豊)
ぜひこれは、そういう人材を育てないといけないのかなという思いがあります。
頭が痛いと言っても、ズキズキなのかガンガンなのか、表現が違ってくるわけですから、特に中華圏のそういうインバウンドがかなり多くなっていますので、そちら辺の人材は病院に配置するということが今後大事かなと思っておりますので、ぜひ前向きな検討をよろしくお願いします。
○委員長(
前田千尋)
上原安夫委員。
◆委員(上原安夫)
お疲れさまです。
最初の部分の2ページ目、前文のところの、病院経営が2期連続黒字決算となっているというところを高く評価したいんですが、全国の公立病院の黒字経営になっているのがいくつあるとかというのは数でわかりますか。
○委員長(
前田千尋)
国吉真永副部長。
◎副部長兼
保健総務課長(国吉真永)
正確な数は把握しておりませんが、それほど多くないと理解しております。
○委員長(
前田千尋)
上原安夫委員。
◆委員(上原安夫)
そういう中で、黒字経営というところは評価できるものだと思います。
それから、3ページ目の災害対応及び緊急時の医療の部分に当たるのかと思うんですけど、その下のほうの大規模災害時の緊急時においてということでいろいろありますよね。課題、書かれていますけど、イメージ的には、大規模災害があるときにヘリの活用というふうに一般的には思うんですけども、そういう災害時対応のヘリポートというか、ヘリの活用というものについての見解を、今どのように考えているのかをちょっと教えてください。
○委員長(
前田千尋)
国吉真永副部長。
◎副部長兼
保健総務課長(国吉真永)
ヘリポートにつきましてはただいま基本設計の段階で、病院側で検討しているところでございます。
必要性に関してはあるんですが、費用対効果も含めて総合的に考えていきたいと考えております。
○委員長(
前田千尋)
上原安夫委員。
◆委員(上原安夫)
わかりました。頑張ってください。
以上です。
○委員長(
前田千尋)
ほかに質疑は。
喜舎場盛三委員。
◆委員(喜舎場盛三)
ご苦労さまです。
今病院というと、特に救急も備えている病院は、医者の働き方改革と言いますか、本当に激務で、例えば救急を担当すると、夜中ずっと寝ないで翌日普通に勤務、こういうのがざらみたいですが、こういったのはどこかに書いてありますか。働き方に対して。
○委員長(
前田千尋)
国吉真永副部長。
◎副部長兼
保健総務課長(国吉真永)
7ページの一番上の方で、3.働きやすい職場環境づくりということで、安全衛生管理を徹底するとともに、職員のワークライフバランスに配慮した働きやすい環境づくりに努めることというところで、網羅していると考えております。
○委員長(
前田千尋)
喜舎場盛三委員。
◆委員(喜舎場盛三)
現状は聞いていらっしゃいますか。どうですかね、市立病院については。
大きな総合病院は、特に救急も一緒にあると、本当にブラック企業と言われるくらいまでなってますけど、どんなですかね。
○委員長(
前田千尋)
国吉真永副部長。
◎副部長兼
保健総務課長(国吉真永)
ご指摘のとおり、かなり厳しい状況であると聞いております。
ただ、先日、
那覇市立病院におきまして、外国人患者の対応とネットワークづくりというのがございまして、その中で提案があったのは、これは日本人だけでなく外国人も含めてなんですが、コンビニ受診、そういった形のものを抑制するための働き方が必要じゃないかということで、これをまず推進していった上で、働き方改革も含めて改善していく必要があろうというふうな各病院間の共通認識でございました。
○委員長(
前田千尋)
喜舎場盛三委員。
◆委員(喜舎場盛三)
現状として専門的な医者は確保されているんですか。例えば産婦人科とか、ちゃんと専任の医師、要するに琉大病院とかから来ますよね。それだけに助けられるんじゃなくて、きちんと人数は確保されているんですか。必要な医師の人数は。
○委員長(
前田千尋)
森永健海主幹。
◎保健総務課主幹(森永健海)
現在、市立病院で課題となっているのは、急病センターの専従の医師がいないというのが課題となっておりますが、それ以外の診療科については基本的にはそろっております。
あとは、今後の経営を進めていくに当たって、例えば心臓血管外科医がほしいとか、そういったお話は伺っていますけども、基本的な例えば宿直のローテーションを回すための人が根本的に足りないとかといった声は聞いておりません。
○委員長(
前田千尋)
喜舎場盛三委員。
◆委員(喜舎場盛三)
ああそうですか。はい、わかりました。
結構です。ありがとうございました。
○委員長(
前田千尋)
ほかに質疑ありませんか。
(「進行」と言う者あり)
○委員長(
前田千尋)
よろしいですか。
ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者退室)
○委員長(
前田千尋)
再開いたします。
これより
議員間討議に入ります。
保健センター条例を廃止することについてと、健康なは21(第2次)
中間見直しと、今ありました
那覇市立病院の第4次中期目標についてです。
ありませんか。よろしいですか。
(「なし」「進行」と言う者あり)
○委員長(
前田千尋)
特にないようでありますので、討議を終了いたします。
休憩いたします。
(休憩中に
答弁者入室)
○委員長(
前田千尋)
再開いたします。
次に、陳情審査を行います。
陳情第113号、新
那覇市立病院(仮称)建設工事の発注方法について、陳情を議題といたします。
健康部保健総務課の説明を求めます。
国吉真永副部長兼
保健総務課長、説明をお願いいたします。
◎健康部副部長兼保険総務課長(国吉真永)
陳情第113号、新
那覇市立病院(仮称)建設工事の発注方法についてご説明さしあげます。
お手元に配布してあります資料の1ページをごらんください。
今回の陳情は、公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律、公共工事の品質確保の促進に関する法律、官公需についての中小企業者の受注の確保に関する法律などに基づき、新
那覇市立病院の建設工事を、分離分割方式での発注を求める趣旨だと認識しております。
これらの法律において、分離分割発注については、発注者の意向が直接反映され、施工の責任や工事に係るコストの明確化が図られるなど、分離発注が合理的と認められる場合において、工事の性質または種別、発注者の体制、全体の工事のコストなどを考慮し、その活用に努めることとされております。
しかし、これらの法律は基本的に国及び市町村を対象としており、地方独立行政法人は対象外となっております。
その中で、公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律をもとに、公共工事の入札及び契約の適正化を図るための措置に関する指針が策定され、その中で特殊法人等の法人、これに地方独立行政法人が含まれることになりますが、が発注する建設工事についても、当該法人を所管する地方公共団体の長は、法の趣旨を踏まえ、法及び適正化指針の内容に沿った取り組みを要請するものとするというふうに規定されております。
2ページ目をご覧ください。
本市におきましては、那覇市の公共工事の発注方法に関する指針として、市発注の工事等については、地元優先や円滑でかつ効率的に施工できる範囲以内において、分離分割発注により取り組むことが公式見解として示されてきました。
一方で、地方独立行政法人法第3条第3項において、地方独立行政法人の事務及び事業の特性、並びに地方独立行政法人の業務運営における自主性は、十分配慮されなければならないというふうに規定もされております。
本案件におきましても、救急医療を初めとした市民が求める医療、地域に根差した医療の提供を通し、本市及び地域の医療水準の向上を図り、市民の健康の保持増進に貢献するという市立病院の使命に基づき、医療の質を低下させないこと、そして安定的な経営を継続することが大前提となっております。
これらを踏まえ、建て替えの事業主体である
那覇市立病院において、発注者の意向が直接反映されるか、施工の責任や工事に係るコストの明確化が図れるかなど、どのような発注方法がより円滑かつ効率的かを検討の上、総合的に判断されるものと考えており、本市としましてはその判断を尊重したいというふうに考えております。
よろしくお願いいたします。
○委員長(
前田千尋)
これより質疑に入ります。
桑江豊委員。
◆委員(桑江豊)
陳情書の1枚目の中間より少し下のところに、去る6月に策定された新病院建設基本計画では、建設工事発注方法として、工事一括発注方法が望ましいとの検討結果が示されたとあるわけさね。
どういう理由で一括発注方法が望ましいとなったのか、もう少し詳しく教えてもらえませんか。
○委員長(
前田千尋)
国吉真永副部長。
休憩いたします。
○委員長(
前田千尋)
再開いたします。
国吉真永副部長。
◎健康部副部長兼保険総務課長(国吉真永)
一括発注のため分離分割発注よりも一体的なコスト削減の期待が高いというのが1つですね。
あと施工者が1社と、JVとしての1社となりますが、となるため責任の所在が明確であるというようなことが示されてございます。
○委員長(
前田千尋)
桑江豊委員。
◆委員(桑江豊)
分離分割では、病院では厳しいという理由は。
○委員長(
前田千尋)
国吉真永副部長。
◎健康部副部長兼保険総務課長(国吉真永)
分離分割の場合は、分割で発注のため、一体的なコスト縮減への期待が低い。特に施工を工事ごとに分けた場合、コスト縮減が難しくなる上に、責任の所在が増えてしまうことで維持管理が難しくなるおそれがあるということが、分離分割のデメリットと考えております。
○委員長(
前田千尋)
桑江豊委員。
◆委員(桑江豊)
先ほど副部長が説明したように、公共工事としてはできるだけ分離分割をやっていこうという中で、今回一括方式という形になっているのですけれども、一括方式になった場合には、連絡をして実際にその分野に行くまでの連絡体制というのがかなり逆に時間がかかって、分離分割の場合には、例えば空調だったら空調のところにばーんと行けばすぐ来てくれる。
そういう部分で、特に病院というところは、普通のオフィス、学校とか役所と違って、24時間稼働することろですよね。いつ何時、機械が故障したり、不具合があったりする、そういう場合はでてくると思う。
それを、一旦は一括方式の取りまとめのところに連絡をして、そこからまた空調だったら空調とか、そういうところに行くのは時間がかかるわけよ。逆に、直接ばーんと分離分割でやっていたほうが、僕は対応が望ましいんじゃないかなと思ったりするんですけれども、どうなんですか、そちら辺は。
○委員長(
前田千尋)
国吉真永副部長。
◎健康部副部長兼保険総務課長(国吉真永)
メリット、デメリット、両方可能性としてはございます。
今委員がおっしゃったような形で、ということでやったほうがいいというメリットも、今のお話のとおりあると思いますが、逆に分離分割やったときのデメリットとしましては、ここからここまでは自分たちはやっていないとか、その辺の責任の明確にできないという部分が逆に出てくる可能性もあるものですから、この辺の不具合もあるということをご理解いただければと思います。
○委員長(
前田千尋)
桑江豊委員。
◆委員(桑江豊)
当局としては、結局病院の基本計画で示された一括方式が望ましいというのを支持すると理解していいんですか。
○委員長(
前田千尋)
国吉真永副部長。
◎健康部副部長兼保険総務課長(国吉真永)
現在基本設計の段階でございますので、これから詳細を詰めていくことになりますが、今の望ましいという方針がそのまま堅持されるのであれば、それは尊重しますし、また分離分割となれば、それは那覇市として尊重していきたいと思っておりますので、最終的な結論を支持したいということでございます。
○委員長(
前田千尋)
桑江豊委員。
◆委員(桑江豊)
いろいろメリット、デメリットあるかと思いますが、もう少し、分離分割じゃだめなのか、一括じゃないとだめなのかという、そちら辺の明確な理由が欲しいですね。
以上です。
○委員長(前田千尋)
ほかに質疑ありませんか。
新垣淑豊副委員長。
○副委員長(新垣淑豊)
ありがとうございます。
先ほどの議案でもお伺いしましたけれども、コストの面、もちろんイニシャルというのは非常に大事なところになりますけれども、やはりランニングをしたときに、先ほど桑江委員もおっしゃっていましたけれども、元請さんにお願いして、それから下請さんに流れる、そうなったときには、元請さんの利益確保も出てくるわけですよね。そういったことを積み重ねていくと、やはりそこの担当会社に直接行った方が、私はコストが落ちると、長期のスパンで考えると落ちる可能性があるんじゃないかというふうなのを考えております。
これについての見解を教えてください。
○委員長(前田千尋)
国吉真永副部長。
◎健康部副部長兼保険総務課長(国吉真永)
コストにつきましては、今おっしゃる形のランニングコストを入れること、両方あると思いますが、ランニングコストについてどのくらい違いがあるのかというのは、今から病院のほうでも考えていくと思いますが、イニシャルコストにつきましては、お手元にお配りしました資料の最終の4ページ目になりますが、下のほうの表になります。
上記の3.78%ということが、一括発注の場合と分離分割発注の場合での実績として、28年度国立病院機構、28年度の公立病院、令和元年度の秋田総合病院の中で実際に上がってきたものになりますが、5億1,200万から6億4,600万までの範囲で、一括発注に比べて分離分割のほうが高くなっているという事例が示されてございます。
これにつきまして、さらに建築資材の高騰がありますので、この金額をさらに膨らませていく可能性も十分にあるものですから、ランニングコスト、イニシャルコスト、両方を勘案しながら、より効率的な発注が検討されていくものと考えております。
○委員長(前田千尋)
新垣淑豊副委員長。
○副委員長(新垣淑豊)
ありがとうございます。
先ほどから言っていますように、もちろんイニシャルコストの縮減も非常に大事だというふうに理解はしています。
先ほど責任の所在が不明になる可能性があるという話がありましたけれども、例えばこの区間はどこどこの会社にお願いする、ここはどこどこの会社にお願いするということを、病院自体、独法が、そこがしっかりと把握をしてやっておけば、責任の所在が不明になるということにはつながらないと思うんですけれども、そのあたりの見解はいかがでしょうか。
○委員長(前田千尋)
国吉真永副部長。
◎健康部副部長兼保険総務課長(国吉真永)
例えば同じ建築という扱いであれば、1工区と2工区を分けてしまえば、それは当然責任の所在は明確になると思います。
今の場合、建築と設備関係が同じ建物の中で混在してしまうものですから、建築でやった部分、設備でやった部分というのが、どこからどこまでが自分たちの責任かという不明確さが出てくるのかなというふうに考えております。
○委員長(前田千尋)
新垣淑豊副委員長。
○副委員長(新垣淑豊)
例えば公共工事で、今分離分割方式をされてますけれども、そこではそういった責任の所在があやふやになっているという認識でよろしいですか。
○委員長(前田千尋)
国吉真永副部長。
◎健康部副部長兼保険総務課長(国吉真永)
八重山病院の建て替え工事に関しての同病院の事務部長のコメントが載った雑誌がありますが、その中でも、やっぱり病院関係を含む関係者、建設業者、コンサルタント、搬入メーカーなどの情報共有不足に起因するということで、いろいろな弊害があるということが、実際の八重山病院の建て替えの際にも発生しておりますので、ということはありうるだろうと考えております。
○委員長(
前田千尋)
新垣淑豊副委員長。
○副委員長(新垣淑豊)
県立八重山病院の事例というのも含めて、そういった事例がありましたよというのも理解しました。
今後全て、病院関係に関していうと、分離分割じゃないです。一括発注ですという形に、方向性が切られていくというふうになるんでしょうか。
○委員長(
前田千尋)
国吉真永副部長。
◎健康部副部長兼保険総務課長(国吉真永)
現時点ではそういう懸念があるということで、将来については、何らかの改善ができるのであれば、こういう懸念は払拭されるものと考えております。
○委員長(
前田千尋)
新垣淑豊副委員長。
○副委員長(新垣淑豊)
ありがとうございます。
ぜひその懸念を払拭できるような体制をつくっていただいて、この事業に取り組んでいただきたいなと思っています。
もう1点ですけれども、今回こういった陳情が上がってきましたと。例えばこの議会の中で陳情が採択される、もしくは採択された場合、それを当局のほうに示した場合、その判断というものはしっかりと反映されるのかどうか、これをちょっとお聞かせいただきたい。
○委員長(
前田千尋)
国吉真永副部長。
◎健康部副部長兼保険総務課長(国吉真永)
最初にもお話ししましたが、地方独立行政法人につきましては、その自主性を尊重するということになっておりますので。
休憩お願いします。
○委員長(
前田千尋)
休憩します。
○委員長(
前田千尋)
再開します。
国吉真永副部長。
◎健康部副部長兼保険総務課長(国吉真永)
お配りしました資料の1ページ目の左側の公共工事の入札及び契約の適正化を図るための措置に関する指針、左の下のほうになります。
枠の中の網掛け部分になりますが、下から2行目ですね。地方公共団体の長は、法の趣旨を踏まえ、法及び適正化指針の内容に沿った取り組みを要請するものとするということで、あくまで要請にとどまっているということになってございます。
○委員長(
前田千尋)
新垣淑豊副委員長。
○副委員長(新垣淑豊)
ありがとうございます。
では、この病院、
那覇市立病院というところでもし仮に何かがあった場合、この最終の責任、全ての病院の責任はどなたがとるんですか。
○委員長(
前田千尋)
国吉真永副部長。
◎健康部副部長兼保険総務課長(国吉真永)
理事長になります。
○委員長(
前田千尋)
新垣淑豊副委員長。
○副委員長(新垣淑豊)
ありがとうございます。
じゃあこれは、那覇市は関係ないということになるんでしょうか。
○委員長(
前田千尋)
森永健海主幹。
◎保険総務課主幹(森永健海)
何かあったというのは、業務運営に関してという。
○副委員長(新垣淑豊)
業務運営に関してなり、全ての業務運営に関して。
○委員長(
前田千尋)
休憩します。
○委員長(
前田千尋)
再開します。
森永健海主幹。
◎保険総務課主幹(森永健海)
理事長のほうになります。
○委員長(
前田千尋)
新垣淑豊副委員長。
○副委員長(新垣淑豊)
わかりました。
これに関しては、那覇市としては特に責任は負わないということになりますか。
理事長は、ちなみに。
○委員長(
前田千尋)
森永健海主幹。
◎保険総務課主幹(森永健海)
これというのは、今おっしゃっているのは。
○副委員長(新垣淑豊)
那覇市立病院の。
休憩。
○委員長(
前田千尋)
休憩します。
○委員長(
前田千尋)
再開します。
新垣淑豊副委員長。
○副委員長(新垣淑豊)
例えば
那覇市立病院、那覇市立というところで考えますと、まず一般的な企業でいうと、いろんな最終的な責任は社長がとりますというところで、これは事件事故、そして経営的な面もそうなんですけれども、まず、この
那覇市立病院、これが例えば経営的な問題が起こった場合、誰が最終的な責任をとって、そこに対して那覇市はどういうかかわりができるのかというのを教えてください。
○委員長(
前田千尋)
新里博一主任主事。
◎保険総務課主任主事(新里博一)
独立行政法人というのは、ご存じのように市民サービスを主体として、独立採算制でもって運営をするという話になります。ただし最終的には、市民サービスを、行政ができない部分を独法にしていただくという話になりますから、その足りない分は、運営費負担金というところで条例がきちんと整備されていますので、運営に関しましては、基本的には独立採算制をもちながらも、例えば救急病院とか、必ずしも独立採算がなじまないところは行政が補填する、運営費を負担していますね。
なお、ほかの医療等に関しても、努力してもなお赤字が生まれたときには、それも含めて行政側が負担すると、そういう仕組みが独法の中で規定されているということです。
ですから、最終的には、今の独法の特性から理事長が、病院長ですね。理事長が全て運営の責任を負うことになりますが、行政が必ずしもかかわっていないというわけではないということでございます。
○委員長(
前田千尋)
新垣淑豊副委員長。
○副委員長(新垣淑豊)
ありがとうございます。
○委員長(
前田千尋)
ほかに質疑。
永山盛太郎委員。
◆委員(
永山盛太郎)
今、一括と分離のメリット、デメリットとあったんですけれど、僕らもよく建設なんかでお願いするんですけれども、例え一括にしたって、子会社を使うわけですから、みんなバラバラなんですよ。そこで、大体修理すると親会社にものは行くんだけど、親会社が原因追及してここでもめるから、また長くなるんですよ。
結局、だからどっちも方式としては一緒なのかなという感覚はあるんですけど、それはいいとして、もし一括にする場合に、契約書の中に、短期間で直すとか、そういった項目も入ってくるのかな。
原因追及する場合に、修理ができないとかいうようなことはない?
○委員長(
前田千尋)
国吉真永副部長。
◎健康部副部長兼保険総務課長(国吉真永)
今の瑕疵担保の部分については、当然契約書には載ってくるというふうに考えております。
先ほどの下請の話につきましては、発注者として責任を求めるのはあくまでも受注者でありますので、受注者の数が増えれば増えるだけ、どうしても責任の所在というのは曖昧になる可能性があるかと考えております。
○委員長(
前田千尋)
永山盛太郎委員。
◆委員(
永山盛太郎)
だからメリット、デメリットとやると、あまり合致していないのがあって、どっちも一緒なんじゃないかと思ってるんですけれども、ただ病院なので、もし壊れた場所がそのまま放置されてると、原因がわからなくて放置されると、これはまた市民生活に大きくかかわって、命にかかわってくることなんで、もし単独で一括でするのであれば、その辺を明確に、法律も含めて明確にしておかないと、1カ月も2カ月も放置されたら困るので、その辺もぜひ考慮してください。
これは要望としてお願いいたします。以上です。
○委員長(
前田千尋)
ほかにありませんか。
喜舎場盛三委員。
◆委員(喜舎場盛三)
ごくろうさまです。
一括発注か分割分離発注かの問題で、今はコストとか施工責任の所在の面だけが浮かび上がってますけれども、私は勘違いしてまして、病院という特殊な建物だからということは、何か要素にならないかと思うのですが、どうなんですか。
○委員長(
前田千尋)
国吉真永副部長。
◎健康部副部長兼保険総務課長(国吉真永)
もちろん喜舎場委員がおっしゃるように、病院というのは、ほかのオフィスビルと違って特殊な構造になっておりますので、ほかのオフィスビルに比べて、よりそういうことが求められるというふうに考えております。
○委員長(
前田千尋)
喜舎場盛三委員。
◆委員(喜舎場盛三)
一括発注にした場合に、沖縄の企業で、過去にこのような大きな病院、例えば八重山病院ありますよね、ここも一括ですか。沖縄の企業で、実際に入札で請け負っていたりするんですか。
また、南部医療センターなんかはどうなんでしょうか。
本土企業が、要するに。
○委員長(
前田千尋)
森永健海主幹。
◎保険総務課主幹(森永健海)
県立八重山病院、あと南部医療センターというのは分離分割で行われています。それ以外の大規模な民間病院さんは基本的には一括発注という形です。
○委員長(
前田千尋)
喜舎場盛三委員。
◆委員(喜舎場盛三)
失礼しました。
南部病院も八重山も分離分割?
◎保険総務課主幹(森永健海)
そうです。
◆委員(喜舎場盛三)
わかりました。ありがとうございます。
○委員長(
前田千尋)
ほかにありますか。
平良識子委員。
◆委員(平良識子)
お疲れさまです。
那覇市の公共工事において、歴代市長が示してきたように、分離分割発注するということが当然望ましい姿であるわけですけれども、病院に関しては独立行政法人で、かつ病院ということで、命にかかわる事業をされていて、かつ並行して、業務を行いながら建て替えもするという二重の大変さの中で建て替えしなければならないという中で、一括発注あるいは分離分割発注で、もし今病院が考えている一括発注だったら、JVになるわけですから、1社になるわけですよね。責任所在が明確になると。
もし分離分割発注になった場合には、受注者は何社ぐらい増えるのか想定していますか。
○委員長(
前田千尋)
国吉真永副部長。
◎健康部副部長兼保険総務課長(国吉真永)
分離分割の場合は、分離分割の種類をどう考えるかによって変わってきますので、例えば建築だけで一括にするのか、設備、電気、・・・に分けるのかによっていろいろ変わってくると思いますので、その数に応じてJVの数は変わってきますので、現時点ではいくつに増えるかというのは、分け方次第になると思います。
○委員長(
前田千尋)
平良識子委員。
◆委員(平良識子)
今の答弁でもあるように、分離分割発注でも、どれくらい細かく分けていくのかによって、受注者の責任所在が多くなってくるということがあるので、非常に複雑化していくというか、管理としても大変になっていくということは素人でも想定できるわけですけれども、一番大事なのは品質確保なのかなと思っております。
那覇市として病院を建て替えるに当たって、どちらのほうが品質確保としてしっかり対応できるのかというところにおいて、デメリットで挙げてきた中では、一括方式、那覇市が出している方針について私は支持しますけれども、そのあたりしっかり答弁していただけますか。品質確保について。
○委員長(
前田千尋)
国吉真永副部長。
◎健康部副部長兼保険総務課長(国吉真永)
品質確保につきましては、一括発注、分離発注、いろいろとデメリット、メリットあると思いますので、その辺は総合的に勘案しながら検討していきたいと思っておりますが、今陳情があった方々のメリットとして、施主の設備へのニーズが施工に直接反映されること、イニシャルコストの安さではなく、ランニングコストの低減に貢献すること、設備に関するコストや施工責任の所在が明確になることになっておりますが、これは発注者である
那覇市立病院のほうで、おっしゃるとおりのメリットと考えるかどうかも含めて、検討していきたいと考えております。
○委員長(
前田千尋)
平良識子委員。
◆委員(平良識子)
終わります。
○委員長(
前田千尋)
ほかにありますか。
ございませんか。
(「進行」という者あり)
○委員長(
前田千尋)
よろしいですか。
ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者退室)
○委員長(
前田千尋)
再開いたします。
これより
議員間討議に入ります。
桑江豊委員。
◆委員(桑江豊)
ただいまの陳情は、独立行政法人
那覇市立病院の発注方法の陳情ではありますけれども、先ほどの議論の中で、那覇市と独立行政法人である市立病院とは、権限においては、やはり全て独立行政法人
那覇市立病院の理事長の責任において行われるという中で、私たちがこの陳情を受けて議論をして採択したとしても、それが取り入れられるかどうかというのは独法の判断になるという部分で、陳情になじむのかなという疑問がございます。
意見です。
○委員長(
前田千尋)
ほかに。
平良識子委員。
◆委員(平良識子)
今のご意見にも重なるんですけれども、そういう状況の中で、仮に分離分割発注ということで、もし議会として支持したとしても、実際それによって起こったデメリットに対しての責任を議会がとれるのか、あるいは那覇市としてとれるのかといったときに、非常に責任所在として難しいというか、陳情の判断に対しては難しい。結果としてですね。かなと思います。
○委員長(
前田千尋)
ほかにご意見ありますか。
よろしいですか。
休憩します。
○委員長(
前田千尋)
再開します。
特にないようでありますので、討議を終了いたします。
以上をもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。
あすも午前10時より
常任委員会を開会いたしますので、ご参集ください。
本日はこれにて散会いたします。
(午後3時 閉会)
───────────────────────────────────────
那覇市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。
令和元年(2019年)12月12日
厚生経済常任委員会 委員長 前 田 千 尋...