那覇市議会 2019-12-12
令和 01年(2019年)12月12日都市建設環境常任委員会(都市建設環境分科会)−12月12日-01号
1
議案審査
(1)議案第124号 財産の出資について
(2)議案第125号 那覇市首里金城村屋の
指定管理者の指定について
2
議員間討議
───────────────────────────────────────
●
出席委員
委 員 長 前 泊 美 紀 副委員長 當 間 安 則
委 員 多和田 栄 子 委 員 古 堅 茂 治
委 員 大 城 幼 子 委 員 吉 嶺 努
委 員 清 水 磨 男 委 員 大 浜 安 史
委 員 仲 松 寛 委 員 粟 國 彰
───────────────────────────────────────
●説明のため出席した者の職、氏名
徳 嶺 克 志 環境部副部長
大 嶺 毅
クリーン推進課長
辺土名 朝 次
クリーン推進課室長
川 満 実
廃棄物対策課長
内 間 章 都市みらい部副部長
崎 山 順 治
道路建設課長
赤 嶺 聡
道路建設課副参事
渡真利 治
道路建設課副参事
知 花 豊
道路管理課長
屋比久 尚 也
道路管理課担当副参事
中 山 秀 花と
みどり課長
金 城 貫 俊 花と
みどり課副参事
中 本 徹
公園管理課長
島 袋 正 吾
都市計画課長
平 良 正 樹
都市計画課担当副参事
金 城 聡
都市デザイン室長
───────────────────────────────────────
●職務のため出席した
事務局職員の職、氏名
當 間 順 子
議事管理課長
喜屋武 太 一
議事管理課主査
山 城 泰 志
調査法制課主査
───────────────────────────────────────
(午前10時21分 開会)
○委員長(前泊美紀)
おはようございます。
委員会を開会する前に、本日の出欠状況についてご報告申し上げます。
委員会定数10人中、出席10人となっております。
【
予算決算常任委員会都市建設環境分科会】
それでは、定足数に達しておりますので、ただいまから本日の
都市建設環境常任委員会・分科会を開会いたします。
初めに、第12
回議会報告会における市民からの要望等について市長へ要望した市営住宅の
空き駐車場についての回答がタブレットの
議会報告会のフォルダに、また陳情の
処理経過及び結果報告書が11
月定例会のフォルダに格納されていますので、連絡いたします。
次に
審査日程についてお諮りいたします。
お手元の
審査日程案を配付してありますので、休憩をして協議したいと思います。
休憩いたします。
○委員長(前泊美紀)
再開いたします。
審査日程については、休憩中に協議しましたとおり進めることにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○委員長(前泊美紀)
ご異議なしと認め、そのように決定いたします。
休憩いたします。
(休憩中に
答弁者入室)
○委員長(前泊美紀)
再開いたします。
それでは早速本日の
分科会審査に入ります。
初めに、議案第118号、令和元
年度那覇市
一般会計補正予算(第7号)中、
環境部クリーン推進課関係分についてを議題といたします。
大嶺毅クリーン推進課長、説明をお願いします。
◎
クリーン推進課長(大嶺毅)
ただいまありました議案第118号、令和元
年度那覇市
一般会計補正予算(第7号)中、
環境部クリーン推進課関係分の説明を行います。
資料18ページのほうをお願いしす。
今回の
クリーン推進課の
補正予算につきましては、旧
最終処分場維持管理事業に伴う光熱水費の
増額補正でございます。
旧
最終処分場の地中には、旧
清掃工場時代に燃やすことのできなかったごみが埋められております。そこから染み出た汚水は、ことし7月より薬剤と水処理による河川放流から那覇市の
公共下水道への直接放流へ切り替えております。
今回の補正の内容といたしましては、今年度の梅雨時期における降水量が例年よりも多く、想定以上に旧
最終処分場からの浸出水の水量が多かったため、下水道への放流量も増えております。
その結果、
下水道使用料金が大幅に増え、さらに同下水道までの
送水ポンプの
電気使用料金が増えたことによる補正でございます。
クリーン推進課の説明は以上でございます。
ご審議のほどよろしくお願いします。
○委員長(前泊美紀)
これより質疑に入ります。
仲松寛委員。
◆委員(仲松寛)
想定していた降水量は、どれぐらいを想定していたのでしょうか。
○委員長(前泊美紀)
大嶺毅課長。
◎
クリーン推進課長(大嶺毅)
想定は、過去2年分の降雨量を想定していまして、約年間2,000ミリを想定しておりました。
○委員長(前泊美紀)
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
トータルの
降水予想量が2,000ミリだけれども、今回この理由を見ると、説明を聞くと、梅雨の時期に相当降ったということですけれども、そういうことは、当然、年間を通して一番雨の多い時期というのは、梅雨の時期、それから台風の襲来時というのが予想されるわけですけれどもね。年間を通すとこれだけだけれども、この時期これだけ降ると今のあれでは厳しいかなというような想定はなかったのでしょうか。
聞きたいのは、そのポンプがそれだけ雨が降ると通常だとこれぐらいの電力で行けるけれども、この雨のかなり降る時期が限られていますよね。だからその辺というのは、当然予算として、大体皆さんが電気料はこれぐらいだろうなというのが想定できたはずなんだけれども、2年間の降水の平均を取ってのこれぐらいの電力量だろうというふうに判断されたんだと思うんですよね。だからその雨が降る時期というのを、皆さんの想定外だったのか、また台風が今回多かったのだけれどもこの辺の想定というのは、皆さんの予測の中には入れてなかったのかどうかというのを聞きたいわけです。
○委員長(前泊美紀)
大嶺課長。
◎
クリーン推進課長(大嶺毅)
今年度は、例年の梅雨時期よりかなり800ミリとかなりの降雨量が出ております。
過去10年間を見ましても最大値になっておりますので、この分は2年分の想定はしておりましたが、過去10年分という大きなスパンでの想定はしておりませんでした。
○委員長(前泊美紀)
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
そうなるわけですよね。それで補正を組まざる得ないということになっているわけですから、今異常気象ですよね。集中豪雨もよく見られるので、次年度の予算編成のときは、その辺もよく数値を、ことしの分も考えながら組む必要があると思いますけれども、いかがですか。
○委員長(前泊美紀)
大嶺課長。
◎
クリーン推進課長(大嶺毅)
今、当初予算のほうも財政のほうに見積もりを出しておりまして、ことしの分も含めて、過去10年の数値で計上しております。予算要求はしております。
○委員長(前泊美紀)
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
ぜひそのようになさってください。
○委員長(前泊美紀)
古堅委員。
◆委員(
古堅茂治)
降雨量が先ほどの話だと40%も増えているという中で、予算を増やす補正は当然の措置で、私は何も指摘されるいわれはないということを指摘して終わります。
◆委員(仲松寛)
なんか反論されたような雰囲気だな。
○委員長(前泊美紀)
ほかに。
吉嶺努委員。
◆委員(吉嶺努)
補正額の内訳、
下水道料金と
電気使用料金を教えてください。
○委員長(前泊美紀)
大嶺課長。
◎
クリーン推進課長(大嶺毅)
まず電気料金につきましては、当初820万から約1,100万円。
下水道料金につきましては、当初1,600万から2,800万を増額要求しております。
○委員長(前泊美紀)
吉嶺委員。
◆委員(吉嶺努)
以上です。ありがとうございます。
○委員長(前泊美紀)
ほかに質疑はありませんか。
當間安則副委員長。
○副委員長(
當間安則)
単純な質問なんですけれども、年間2,000ミリという話ですけれども、これ何トンという意味になりますか。
○委員長(前泊美紀)
休憩します。
○委員長(前泊美紀)
再開します。
大嶺課長。
◎
クリーン推進課長(大嶺毅)
トンでいきますと、11万5,000トンでございます。
○委員長(前泊美紀)
當間安則副委員長。
○副委員長(
當間安則)
これは予想していたよりも11万5,000トンが多くなったということでしょうか。全部でこれだけということでしょうか。
○委員長(前泊美紀)
喜屋武靖クリーン推進課主幹。
◎
クリーン推進主幹(
喜屋武靖)
ちょっとかわって説明いたします。
浸出水なんですけれども、平成30年度が11万2,000トン水処理をしております。
平成31年度の11月時点で、既に11万5,000トン浸出水が湧いていますので、去年の数値をも現時点で上回っております。
これから降る雨は、去年に比べて増える計算となります。
以上です。
○委員長(前泊美紀)
當間安則副委員長。
○副委員長(
當間安則)
今現在が11万5,000トンということは、今補正しているものはそれ以後の雨を見込んで補正されているのでしょうか。
○委員長(前泊美紀)
喜屋武主幹。
◎
クリーン推進主幹(
喜屋武靖)
年間の
平均降水量を加味して、浸出水と率を出して、年間何ミリ降ったら浸出水が何トン出てくるというのを加味して今後の数量を出して補正を計算しております。
○委員長(前泊美紀)
當間安則副委員長。
○副委員長(
當間安則)
ということは、これ2月にまた補正が出るという可能性が今あるという話でしょうか。
○委員長(前泊美紀)
大嶺課長。
◎
クリーン推進課長(大嶺毅)
3月分まで今、計算した状態の金額になっております。
○委員長(前泊美紀)
當間安則副委員長。
○副委員長(
當間安則)
わかりました。
これは、これちなみに雨水ということではあるのですけれども、雨水をある意味処理しているわけなんですけれども、結局、そばとかに降った雨は流入させるとどんどん幾らでも量が増えるということで、その辺の対策も皆さんされていると思うのですけれども、そもそも
雨水処理なんだから僕入ってもいいんじゃないかなという解釈もあるんですが、この辺たぶん工事するときにまたお金がかかりますよね。このそばからの浸入、この調整池に入るような水が周囲から入りだすと非常にものすごい量が増えるとは思うんです。
これを今対策しようとしているというのはわかるんですけれども、そもそも雨水ということでこれやったら、例えばどれぐらい増えるかというのは、試算とかできているんでしょうか。
○委員長(前泊美紀)
大嶺課長。
◎
クリーン推進課長(大嶺毅)
雨水ではなくて汚水です。この
最終処分場に降った雨水が中に浸透して、それが出てきたものをいま中で処理している処理量になります。
雨水につきましては、基本側溝とかをきちんと整備を行って、川に直接流すようにはしております。
○委員長(前泊美紀)
當間安則副委員長。
○副委員長(
當間安則)
これで見たら、ものすごい大きい面積なので、トタンに落ちる雨自体がそばに落ちますよね、当然。それが逆入したら困るということで、おそらく今後、その辺の対策が必要になろうかと思いますけれども、その辺も含めてそれは雨水という解釈になると思うので、汚水として処理しているのでお金を払って捨てているので結局それまでやると、ある意味まずいのではないかなということで、雨水は雨水ということでやっぱり周囲からというのと、あれだけの面積がトタンに落ちるものすごい量になると思うんです。
だからその辺の処理というのは、当然のごとく料金を払うのではなくて、自然に川のほうに流れるような工夫、現場を見たら、まだまだ課題としてあると思うんです。その辺も含めて対処していただければと思います。
以上です。
○委員長(前泊美紀)
ほかに質疑はありませんか。
(「進行」と言う者あり)
○委員長(前泊美紀)
ないようでありますので、本件につきましては、この程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○委員長(前泊美紀)
再開いたします。
次に、
廃棄物対策課関係分についてを議題といたします。
川満実
廃棄物対策課長、説明をお願いいたします。
◎
廃棄物対策課長(川満実)
ハイサイ、おはようございます。
廃棄物対策課、川満です。
それでは
一般会計補正予算中、
廃棄物対策課分について説明いたします。
配付資料の2ページをお開きください。予算書は18ページです。
歳出費目、4款衛生費2項清掃費1目
清掃総務費。
事業06
ごみ減量・
資源化推進事業の増減額は203万1,000円の増、補正後額は1,605万5,000円となります。
この
増額補正は、市内の1万7,633件の
排出事業者に対し、来年4月から施行される那覇市南風原町
環境施設組合の
事業系一般廃棄物処理手数料の
増額改定の文書、並びに
事業活動に伴い排出される缶類、瓶類、
ペットボトルの
排出区分及び
処理方法の適正化についての文書を郵送し、周知を図るための費用でございます。
内訳は、11節の需用費が印刷用紙や
宛名ラベルなどの消耗品費で7万3,000円の増、12節の役務費が郵送代の
通信運搬費で195万8,000円の増となっています。
以上が、令和元
年度一般会計補正予算中、
廃棄物対策課分でございます。
よろしくご審査くださいますようお願いいたします。
○委員長(前泊美紀)
これより質疑に入ります。
古堅委員。
◆委員(
古堅茂治)
排出業者に通知して徹底するということは、非常にいいことだと思います。ここに至った理由を教えてもらえますか。
○委員長(前泊美紀)
川満課長。
◎
廃棄物対策課長(川満実)
この2つの通知文書に関しまして、まず
事業系一般廃棄物処理手数料の
増額改定でありますが、これは10月25日に組合議会のほうで
原案どおり議決をされて、11月8日に管理者から交付されているものであります。
中身につきましては、
事業系一般廃棄物は
廃棄物処理法第3条の規定によって、事業者自らの責任において処理することが義務付けられております。
このあとの
手数料改定の審議の中でも、事業系の
処理手数料については、
ごみ処理原価に近づける必要性が指摘されており、事業者が受ける
受益者負担の適正化という意味からも、
ごみ処理原価との乖離を是正する必要があります。
また現在の
処理手数料に改定された平成26年4月以降も、
事業系ごみの搬入量は増え続けていることから、
ごみ減量それから排出抑制のインセンティブとなるよう手数料の改定が必要だということで組合のほうで議決をされております。
それから、
事業活動に伴い排出される缶類、瓶類、
ペットボトルの
排出区分及び
処理方法の適正化についてですが、これは2年前から
収集運搬許可業者を通して
排出事業者にも周知を図っていることであります。
事業活動に伴って排出される、缶類、瓶類、
ペットボトルは
産業廃棄物に区分されます。
これまでは、
リサイクル率の向上ということで、エコマールなは
リサイクル棟で受け入れておりました。
ただこれについては、主に
オフィス系事務所から排出される従業員の生活活動に伴って排出された缶類、瓶類、
ペットボトルに限っておりまして、中身が残っていないこと、それからキャップ、ラベルが取り外されていることという排出基準を設けて受け入れをしておりましたが、その中に飲食店あるいはホテル、まさに
事業活動に伴う缶類、
ペットボトル、
ガラス瓶等が搬入されてきておりまして、その
排出区分の状況も悪いということもありまして、那覇市としてはこれらの
リサイクル品については、
日本容器包装リサイクル協会のほうに引き渡しておりますが、そこは家庭系の
リサイクル品に限ると、
資源化物に限るという限定がありまして、実は数年前から
事業活動に伴うものは搬入をしないでくださいと注意喚起の文書も何度か出されておりまして、直接の契機になったのが一昨年4月に、
日本容器包装リサイクル協会の職員が現地視察をして、事業系のものが多数混じっているということで指摘を受けまして、今回の事業者から排出される缶類、瓶類、
ペットボトルの
排出区分と
処理方法を適正化を図ったという経緯がございます。
以上でございます。
○委員長(前泊美紀)
古堅委員。
◆委員(
古堅茂治)
ごみは排出する事業者が負担するという原則に照らすと、私は今回の2点の適正は非常に適切な対応だと思います。
その値上げを回収する業者の皆さん、そこに負担を押し付けるようなそういう業者がいたらまたそれはよくないと思うんです。それを一番回収する業者の皆さんは心配しています。それに向けての対策もあって、今回の周知徹底になっていると思うのだけれども、そこら辺はどうお考えでしょうか。
○委員長(前泊美紀)
川満課長。
◎
廃棄物対策課長(川満実)
収集運搬許可業者に対しましては、前年度から数回にわたって説明会で詳しく説明してきております。ことしの4月には文書を作成しまして、
収集運搬許可業者を通して契約している
排出事業者に対する説明も求めております。
そして10月には、
排出事業者を対象にした説明会を2回開催しております。
来年の1月にも開催することとしております。
収集運搬許可業者に対しましては、適正な
収集運搬料、それから処分料を設定して
排出事業者とは契約するようにということで助言を行っております。
○委員長(前泊美紀)
古堅委員。
◆委員(
古堅茂治)
やはり回収する料金もこれに併せて引き上げないといけませんよね。そういう面で皆さんがこれまでの話を踏まえて、丁寧な業者への説明、そして排出している方々にも説明をしているという点を高く評価して終わります。
○委員長(前泊美紀)
多和田栄子委員。
◆委員(
多和田栄子)
古堅委員と大体質問はダブってはいますけれども、ただいまの説明で事業者への周知もされていると聞いていますけれども、その事業者の皆さんがなかなか納得していないような感じを受けるんですね。市としてどのように周知をされているのか確認いたします。
○委員長(前泊美紀)
川満課長。
◎
廃棄物対策課長(川満実)
先ほど説明したことと重複するのですが、直接
排出業者向けには、10月28日及び10月29日に
市民体育館で説明会を開催しまして、両日で261名の事業者が参加をしておりました。
来年の1月16日、17日の両日にも同じように
那覇市民体育館で説明会を開催することとしております。
今回の全事業者に対する文書での周知、それから
ホームページ等、あらゆる機会を通して周知を図っていきたいというふうに考えております。
○委員長(前泊美紀)
多和田委員。
◆委員(
多和田栄子)
今回の補正も、その文書でもって通知をするということで補正が出ていますけれども、なかなか事業者の皆さんが納得をするというのはちょっと難しいと思うのですけれども、丁寧に説明をしていただきたいなと思います。
それから、缶や瓶類について飲食店への通知も、もちろん市からの周知は、これは絶対に必要だと思うんですね。この辺のところはどのようにやっていますでしょうか。
○委員長(前泊美紀)
川満課長。
◎
廃棄物対策課長(川満実)
飲食店につきましては、那覇市保健所とも連携しまして、
営業許可証の交付を受ける事業者あるいは更新を受ける事業者を対象に、
資源化物の適正化については説明を行っております。
それから
飲食業協会、
料飲協会等にも説明をしまして、協会のほうから文書を発送するよう協力も呼びかけております。
特に飲食店につきましては、お酒の
卸売業者が配達するときに
空き瓶等については回収するというシステムがありますので、そういった
卸売業者からの購入、空き瓶の回収そういったものを継続してやってほしいという話と、
ディスカウントショップ等で購入した瓶等については、適正に処理するようにという形で話はしております。
○委員長(前泊美紀)
多和田委員。
◆委員(
多和田栄子)
この辺がちょっと難しいところだと思うんです。ぜひ家庭から出る瓶類と、飲食店側から出た分類の区別、この辺の仕分けは、難しいことではあるのですけれども、飲食店の皆さんには、市のほうからも徹底して周知をしていただきたいということを強く要望したいと思います。
事業者の皆さんへのさらなる説明を強く要望して終わりたいと思います。
以上です。
○委員長(前泊美紀)
ほかに質疑はありませんか。
大浜安史委員。
◆委員(
大浜安史)
今この予算の補正で、
産業廃棄物ですか、事業系のものがいろいろ混ざっているということで、
リサイクル協会から指摘があって今回改正ということでありますけれども、飲食店並びにまた
ホテル関係ということでの事業系であったのですが、気になるのは今回10キロごとに110円から130円、20円ですかアップになっているわけですけれども、この根拠はどういうデータで出たのか、分かりますか。言うなれば観光客が増えていますので、増えるとかなり
産業廃棄物が増えると思うのですよ。そうすると値上げというのは、今回だけ、さかのぼって過去にも何年か前に上がったのかと。この推移を見ても、いろいろ10年スパンで見た場合どうなるかとか、推移というのを算定されているのかと。今回のみでいいのか、分かる範囲でお願いします。
○委員長(前泊美紀)
仲尾次潤廃棄物対策課主幹。
◎
廃棄物対策課主幹(仲尾次潤)
事業系一般廃棄物の
搬入手数料は、センターのほうの手数料が供用を開始しました18年度から設定されていますけれども、平成18年度の手数料は旧那覇市の
環境センターの手数料を引き継いだもの、次にその部分でいきますと、平成20年度に一度改正がされています。
その部分の評価として、施設組合のほうの
ごみ処理原価の評価を参考にしながら、改定を進めてきたのがこれまでの経過でございます。
環境省が示した
一般廃棄物処理会計基準というものがあって、その積算の仕方によって出てくる費用のデータをもとに評価が始まっています。その部分から見て行って、平成26年4月に消費税が8%に上がる際に、消費税の金額の上げ幅も含めて、その当時、20年度のものが90円から110円へ値上げされている形です。それをまた同じ検証を今回はしまして、同じく消費税の上げ幅も含めて、今回130円に見直したという形が大筋の基本になっております。
○委員長(前泊美紀)
大浜安史委員。
◆委員(
大浜安史)
今の説明で、環境省のそういった試算のもとに出したということと、平成26年からアップになって現在に至るということも理解できました。今後また
事業系ごみですね、
ホテル関係者とかは、特に観光立県でありますので年々増えていくのではないかと予想されますけれども、しっかりまた取り組んでいただくことを要望として終わります。
以上です。
○委員長(前泊美紀)
ほかに質疑はありませんか。
清水磨男委員。
◆委員(清水磨男)
本来300円ぐらいにするものを、今回130円に上げるという話なんですけれども、値上げを決めるのは
環境施設組合のほうで、説明をするのは那覇市なんですか。どこまでが仕事としての違いなのか。
要は、よその自治体が値上げしたものを皆さんが説明するというのは、なにか割に合わない仕事だけ受けているなという感じもするのですけれども、この辺の仕事の切り分けはどうなっているのですか。
○委員長(前泊美紀)
仲尾次主幹。
◎
廃棄物対策課主幹(仲尾次潤)
一部事務組合の手数料をどのようにやっていくのかというのは、これが一般的なのかは分からない部分があるのですが、那覇市と南風原町の例で言いますと、この金額の評価設定の評価を今までは那覇市がもともとやってきた部分ということがありまして、構成市町で一度判断をしてほしいと。
ただ、お金を取っているのは施設組合のほうなので、条例は施設組合にありますので、あちらの議会で成案の可決はしていくという形になっていて、その部分の役割分担からすると、減量啓発の仕事は構成市町に残っている状態です。
それで減量啓発も含めた広報周知啓発は構成市町の仕事という形で、今、役割分担が那覇市と南風原町の中ではあります。
構成員が多くなってくると考えが変わるのか、いろいろ確認をしたのですけれども、・・・組合のほうは、主導権を握っているのは、実は一部事務組合なんですね。この事務のどこまでがどうというのは、正しい評価は分かりませんけれども那覇市と南風原町と
環境施設組合の関係では、そのような役割分担でこれまでやってきたという経緯がありますので、その内容だけ説明させていただきました。
以上です。
○委員長(前泊美紀)
清水委員。
◆委員(清水磨男)
どちらがいいかというのは、それはそれぞれの規模とか現場に応じての判断があるかと思うんですけれども、今、議会の中でも、別の自治体であるところの議案や内容をどう扱うか、どう共有するかという話も出ているところもあって、それの切り分けというのはあくまでも別自治体というのは大事だと思うので、例えば那覇港が港の岸壁使用料を値上げしたからといって、それの業者への通知を那覇市が行うのではなく、これは那覇港管理組合で行うと思うんです。
なので、この辺の仕事の切り分けというのは、あくまでも一つの自治体として独立させた以上は、ある程度の責任を持って、そこの施設組合にもさせていくというのも今後必要だと思うので、これは現場の判断もあると思うので、ただそういった着眼点も持って、今後進めていただければいいと。現状については説明で分かりました。ありがとうございます。
○委員長(前泊美紀)
ほかに質疑はありませんか。
(「進行」と言う者あり)
○委員長(前泊美紀)
ないようでありますので、本件につきましては、この程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○委員長(前泊美紀)
再開いたします。
次に、都市みらい部
道路建設課関係分についてを議題といたします。
崎山順治
道路建設課長、説明をお願いいたします。
◎
道路建設課長(崎山順治)
ハイサイ、
道路建設課ヤイビーン。
議案第118号、那覇市
一般会計補正予算(第7号)のうち、
道路建設課分の説明ウンヌキヤビラ。
お手元のA4横の説明資料をもとにご説明いたします。
まず1ページ目をお開きください。
歳入の分になります。第22款第1項第2目第1節第3細節、公共事業等債(道路整備事業)を230万円減額計上しております。
こちらは充当先の歳出
補正予算と関連いたします。後ほど歳出の部でもご説明いたしますが、今回、歳出予算のうち、工事請負費を減額して委託料を増額しております。
充当する財源のうち、委託料では対象とならない地方債が、工事請負費では対象となっていたことから、工事請負費の減額に併せて市債の歳入を減額するものでございます。
次に歳出の5をご説明いたします。2ページ目をお開きください。
表右側の補正の内訳の欄という箇所にお示ししておりますとおり、第8款第2項第3目、道路新設改良費のうち02道路新設改良事業(社会資本交付金)について、委託料を2,620万円増額し、工事請負費を2,620万円減額計上しております。
こちらは、事業の実績見込みに併せて増減を調整するものですが、主な内容といたしまして、まず委託料の増額につきましては、現在工事発注準備中の甲辰橋架替事業において、杭打ちや掘削などの前に実施する磁気探査について、通常の方法では近接する鋼鉄製矢板などの影響で、十分な検知ができない恐れがあることから、鋼製の矢板などがある場合でも調査解析できる方式とするため、磁気探査業務委託料を増額計上しております。
次に工事請負費の減額ですが、主なものといたしまして、久茂地9号通称病院通りの工事について陳情書が提出されており、交通量を把握する必要があるとの意見もあったことから、交通量調査終了後に改めて地域の方々にご説明し、工事を進めることとしており工事着手をおくらせるため、減額しております。
続きまして3ページ目をお開きください。明許繰越費の補正についてご説明いたします。
甲辰橋架替工事につきまして、施工方法等の河川協議に不測の期間を要し、今年度予定分の工事が年度内完了を見込めず、適正工期が確保できないことから、道路新設改良事業(社会資本交付金)は、翌年度の繰越しを2億1,900万円計上しております。
令和元年度予算分の甲辰橋架替工事につきましては、今議会において繰り越しのご承認がいただけましたら、発注手続きを進め、2月の契約を見込んでおります。
繰越額2億1,900万円は、現時点の実績としておりますが、年度末における繰越見込額といたしましては、1億4,220万円程度を想定しております。
甲辰橋架替工事のスケジュールなど概要につきましては、事前にお配りしております資料をご確認ください。
すみません、訂正いたします。
年度末の繰越見込額は、1億4,820万円程度を想定しております。
甲辰橋のスケジュール等、概要につきましては事前にお配りしています資料をご確認ください。
説明は以上でございます。
ご審議のほどユタサルグトゥ ウニゲーサビラ。
○委員長(前泊美紀)
これより質疑に入ります。
仲松寛委員。
◆委員(仲松寛)
この甲辰橋の橋の幅はどれぐらいですか。長さというんですか。これを見ると分かるんだろうけど口頭で説明してもらえませんか。
○委員長(前泊美紀)
崎山課長。
◎
道路建設課課長(崎山順治)
現在の甲辰橋は、この表の左側の下のほうにありますけれども、11メートル40センチが現在の幅員になります。それを改良後は、15メートル20センチの幅員ということに。
橋長につきましては、27メートルということでございます。
○委員長(前泊美紀)
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
記憶にまだ残っていると思うのですけれども、久茂地川沿いの久美橋がありましたよね。あれもわずか22.5メートルの長さを当初の工期を大きく上回って、2年ぐらい余分に時間を費やしたという経緯がありますよね。
あれは橋台がなかったとか、いわゆる当時は橋の構造を支える橋台があるという説明でした。思い込んで計画した工事が、実際なかったから、計画した工事が振り出しに戻って、設計をやり直したんですよね。また地盤の調査もやり直して、またモノレールの橋の下だったから大きな重機が入れないということで、いろいろなことが重なってだいぶおくれたのが久美橋です。市民からもいろいろと苦情も来たりしながら、予算も約2倍ぐらいかかったわけです。
ですから今回、大体、橋長としては27メートルですか、ちょっと大きいくらいですけれども、やはり調査というのが非常に大事なんですけれども、土台の調査とか。この辺は、どれぐらいまで進めているのですか。
○委員長(前泊美紀)
崎山課長。
◎
道路建設課課長(崎山順治)
設計等の調査につきましては、ボーリング調査も行っておりますのでボーリング調査の結果をもとに、この土質についても把握しております。
後は実際に取り壊してということになりますけれども、取り壊した状況も確認しながら進めはするのですけれども、現在、工事の期間を3年半程度見込んでおります。前回のもろもろの事情も経験を活かしながら、いま河川管理者とも協議を行って、その工法についても慎重にやるということで、この工期を設定しております。その中に実際に橋台を取り壊す際に、何らかの不測の事態が出た場合に備えて、対応できるようにということもありまして、護岸を左右いっぺんにやるのではなくて片側ずつということで予定しています。
なおかつ、両側一度にやると河川幅をだいぶ狭めてしまうことになりますので、そうなった場合、大雨の場合、水害の恐れがあるものですから、それも含めまして左岸をやった後に右岸に移るという工程になっているものですから、前回の経験も生かしながら、現在工程を組んでいる関係上、いま3年半ということを想定しております。
以上でございます。
○委員長(前泊美紀)
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
久美橋の件がありますから、また同じことを繰り返してはいけませんので、ぜひその教訓を生かして、スケジュール通り進めるようにがんばってください。
○委員長(前泊美紀)
ほかに質疑はありませんか。
大浜安史委員。
◆委員(
大浜安史)
予算というよりも、今の説明の中で11.4メートルが15.2メートルということで、幅が広くなるんですけど、これは国土交通省の道路の幅とか歩道橋の基準に基づいてやっていると思うのですが、ぱっと見たら車道の幅が車3,675から拡幅したら3,500と、幅が縮まっているんですね。なぜかなと。設計上こうだろうと思うのですが、確認の意味で。
○委員長(前泊美紀)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
車道幅員につきましては、標準幅員が3.5メートルということになりますので、58号線と同じような幅になります。
○委員長(前泊美紀)
大浜委員。
◆委員(
大浜安史)
わかりました。
以上です。
○委員長(前泊美紀)
ほかに質疑はありませんか。
(「休憩」と言う者あり)
○委員長(前泊美紀)
休憩します。
○委員長(前泊美紀)
再開します。
ほかに質疑ありませんか。
當間副委員長。
○副委員長(
當間安則)
予算の件で少し確認なんですけど、これは設計委託が、減額に伴って全く同じ甲辰橋の工事に増額して、同じ現場のプラマイという話でよろしいでしょうか。
○委員長(前泊美紀)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
主なものはそういうことです。久茂地9号の工事費を減額して、甲辰橋の委託料、主に磁気探査のほうに増額ということになっています。
○委員長(前泊美紀)
當間副委員長。
○副委員長(
當間安則)
この数字がプラスとマイナスを合わせてあるので、恐らく直接、例えば甲辰橋の磁気探査が増えたり、杭打ちがあったり、鋼製の矢板を打ったりとかで、当然これぐらいの変化になると230万で足りるわけはないと思うので、ある意味数字合わせだと思うのですけど、ただ、この設計委託の減額という意味ですけども、例えば工事の着手がおくれると委託の金額が減額するという意味がよくわからないんですけど、これはどういう理由で、着手がおくれても設計自体とは絡まないのかなという気がするんですけど、この辺は説明できますか。
○委員長(前泊美紀)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
減額は久茂地9号でして、増額は甲辰橋ですので、場所が違いますので、それぞれのスケジュールは、それぞれのスケジュールで進めていくということになります。
○委員長(前泊美紀)
當間副委員長。
○副委員長(
當間安則)
久茂地9号にしても、設計業務が減額になっているわけですよね。
○委員長(前泊美紀)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
まず、金額の訂正ですけども、2ページ目の右側の補正の内訳の欄が増減を示しておりまして、委託料が2,620万円増額、この主な理由としては、甲辰橋の工事前の磁気探査業務の委託料を主に増額しております。減額については、久茂地9号病院通りの工事費を2,620万減額しております。
甲辰橋につきましては、3ページ目に繰り越しを予算計上しています。
これは工事の着手がおくれたということでございますけども、おくれた理由が河川管理者の協議に時間を要して着手がおくれたため、年度内に終われないために翌年度に債務負担をとらないといけませんので、繰り越しの承認をいただいた後に工事を発注するということで進めることとしております。
磁気探査につきましても、増額変更が認められましたら直ちに磁気探査の調査を来年2月以降ということで調査を進めさせていただきたいと考えています。
○委員長(前泊美紀)
當間副委員長。
○副委員長(
當間安則)
わかりました。2,620万は今回、甲辰橋の磁気探査の費用だということで理解をいたしました。
委託料が減額というものですから、通常僕らは委託と考えると設計なのかなと思ったんですけども、ではなくて、道路工事等委託料というのはどういう内容のことですか。工事等委託料が減額。
○委員長(前泊美紀)
休憩します。
○委員長(前泊美紀)
再開します。
當間副委員長。
○副委員長(
當間安則)
この見方、私もまだ見方をきちんと把握できていない部分もありますので、また自分で勉強して確認をしておきたいと思います。
以上、終わります。
○委員長(前泊美紀)
ほかに質疑はありませんか。
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
病院通りの交通量を調査するようにと、この委員会で私が申し上げてこういうことになっていると思いますけど、その調査はいつごろからどのようにやるとか、今おわかりですか。
○委員長(前泊美紀)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
調査の業務はコンサルタントさんに委託しまして、去る11月26日の火曜日、天候が悪くてずれてしまったんですけど、火曜日に実施しております。
その調査結果について、今コンサルタントさんのほうで分析をしている状況です。
○委員長(前泊美紀)
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
そのコンサルからの結果が出て、皆さんとしてはその次の作業はどのようになっていきますか。
○委員長(前泊美紀)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
その結果を皆さんにお知らせするということになりますけども、それとあわせて前回の議会でも話題になりましたけれども、周知の部分について事業の目的だとか内容だとかがまだ足りていないと指摘されていますし、我々も実感していますので、前回、地元に足を運んで説明も必要だというお話もあって、10月には久茂地地域自治会の集まりにお邪魔させていただいてご説明しています。
あと今、通りの方々に個別に職員で手分けして説明している状況です。それも含めて、今後その調査結果、解析をもとに、今、通過交通はどうなっていますよと。駐車とか停車の状況はどうなっていますよということで、また課題があれば、その課題をどのように改善していきましょうということで、地域の方々と意見交換をさせていただきたいと思います。
○委員長(前泊美紀)
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
わかりました。
以上です。
○委員長(前泊美紀)
ほかに質疑はありませんか。
(「進行」と言う者あり)
○委員長(前泊美紀)
ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○委員長(前泊美紀)
再開いたします。
次に、道路管理課関係分について議題といたします。
知花豊
道路管理課長、説明をお願いします。
◎
道路管理課長(知花豊)
ハイサイ。道路管理課の知花です。
それでは、議案第118号、令和元
年度那覇市
一般会計補正予算(第7号)中、道路管理課分についてご説明いたします。
予算書とお配りした資料をあわせてご覧ください。
資料1ページ、歳入予算でございます。予算書では13ページになります。
15款国庫支出金2項4目土木費国庫補助金9,120万円に対し、2,400万円を減額するものでございます。これは社会資本整備総合交付金の国庫内示額にあわせて減額するものです。
次に、予算書では14ページになります。
22款市債1項2目土木債3,470万円に対し、630万円を増額するものでございます。これは公共施設等適正管理推進事業債となっております。
続きまして、資料2ページをごらんください。
予算書19ページの歳出についてご説明します。
8款土木費2項道路橋りょう費2目道路維持費700万円を増額するものでございます。
これは路面修繕事業(単独)で、港町1号における社会資本整備総合交付金と一体で公共施設等適正管理推進事業債を活用し、路面修繕工事を行うため増額するものです。
次に、8款土木費、4項都市計画費、3目街路事業費3,100万円を減額するものでございます。これは路面修繕事業における工事請負費を国庫内示額にあわせて減額するものでございます。
続きまして、資料3ページをごらんください。
予算書6ページの繰越明許費補正についてご説明します。
8款土木費、2項道路橋りょう費、路面修繕事業(単独)におきまして700万円の繰り越しとなっております。これは港町1号の路面修繕工事の適正工期を確保するためのものでございます。
続きまして、資料4ページをごらんください。
予算書7ページの第3表、債務負担行為の追加分でございます。
道路管理課分については5件の業務委託となります。
令和2年度予算の業務委託に関して、令和2年4月1日から令和3年3月31日までの履行期間として、契約締結するために債務負担行為を設定するものでございます。
表中1番目の道路路面清掃業務委託は、市道を通行する車両及び歩行者の良好な関係を維持するため、舗装表面を機械、人力などで清掃する業務を委託するもので、限度額1,838万8,000円となっております。
続いて、表中2番目の道路側溝清掃業務委託は、市道の排水機能を保持するため、道路の側溝等を清掃する業務を委託するもので、限度額870万円となっております。
続いて、表中3番目の道路維持管理業務委託は、本市が管理する市道、里道、農道において、安全、安心で快適な道路とするため、定期的な維持管理、必要に応じた応急処置等を行う業務を委託するもので、限度額7,390万円となっております。
続いて、表中4番目の那覇市役所前自動二輪車駐車場管理運営業務委託は、本庁舎と県庁との間にあります市道泉崎7号へ、自動二輪車の利便性の向上と違法駐車対策として整備を行った施設の管理業務を委託するもので、限度額244万5,000円となっております。
最後に、表中5番目の街路樹維持管理業務委託は、市道を通行する車両及び歩行者の良好な環境を維持するため、街路樹の剪定、除草等の維持管理を行う業務を委託するもので、限度額3,634万3,000円となっております。
説明は以上となります。
ご審議のほど、よろしくお願いいたします。
○委員長(前泊美紀)
これより質疑に入ります。
大城幼子委員。
◆委員(大城幼子)
1つだけ確認させてください。
港町1号、根本的な路面修繕を行うとあるのですけれども、根本的な路面修繕を行うことで、その後、穴があいたりとか、走りにくいような状況になることが、根本的なというのはどんな修繕を行うかということを確認させてもらっていいですか。
○委員長(前泊美紀)
知花課長。
◎
道路管理課長(知花豊)
現在の港町1号の状況としまして、ところどころポットホールという穴があいてはいるんですけど、応急的な処置ということで部分的に修繕はするのですが、実際これも応急的なもので、時間がたてばまた穴があいてしまうというような状況になるものですから、全面的に剥ぎ取って、国庫補助部分と単費部分がありまして、国庫補助については路盤から入れかえして表層まで、単費部分については路盤がしっかりしているということで表層部分、アスファルト部分を剥ぎ取って全面的に舗装し直すというのが、今回の路面修繕事業になります。
○委員長(前泊美紀)
大城幼子委員。
◆委員(大城幼子)
この期間というか、時間的に結構かかるものなのでしょうか。
○委員長(前泊美紀)
知花課長。
◎
道路管理課長(知花豊)
今回補正で上げている単独部分については、おおむね起債が使える期間が令和3年ごろまでということになるので、令和3年ごろをめどにしています。
○委員長(前泊美紀)
大城委員。
◆委員(大城幼子)
わかりました。
○委員長(前泊美紀)
ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○委員長(前泊美紀)
ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○委員長(前泊美紀)
再開いたします。
次に、花と
みどり課関係分についてを議題といたします。
中山秀花と
みどり課長、説明をお願いします。
◎花と
みどり課長(中山秀)
配付している資料に沿って説明いたします。
まず、1ページ目の歳入をごらんください。
末吉公園、識名公園及び新都心公園の3つの総合公園を整備するために活用しております防災安全交付金1億2,500万につきましては、総額の変更はありませんが、充当先公園の内訳変更に伴う補正となっております。
続きまして、公共事業等債、これは充当率90%の起債となっておりますが、2億540万につきましては充当先公園の内訳変更に伴い10万円の補正減となっております。
2ページ目の歳出をごらんください。
まず、公園整備事業につきましては、識名公園の補償交渉において、今年度予定していました用地買収の年度内執行が厳しいことが見込まれたため、事業進捗を図る観点より同じ識名公園の整備工事と、それに伴う磁気探査業務へ予算の組みかえを行うために同じ事業間において補正を行うものであります。
続きまして、3ページ目をごらんください。
繰り越しにつきましては、先ほど歳出で説明しました予算の組みかえによる識名公園整備工事と、その工事に係る磁気探査業務の合計8,300万について、適正工期の確保を図る観点より繰り越しを行うものであります。
なお、補正後、12月下旬ごろに契約依頼を行い、2月中旬ごろに契約を予定しております。
説明は以上となります。
ご審議のほど、ユタサルグトゥ ウニゲーサビラ。
○委員長(前泊美紀)
これより質疑に入ります。
粟國彰委員。
◆委員(粟國彰)
今の説明では、識名公園の用地交渉が厳しいということで繰り越しなんだけど、どういったもので交渉が困難しているのかどうか。
○委員長(前泊美紀)
中山課長。
◎花と
みどり課長(中山秀)
補償を2件予定していたんですけど、ちょうど7月、8月と立て続けに所有者が亡くなったものですから、一応49日を終わって挨拶程度は行ったんですけど、そういう状態なので今年度は控えて、工事もやるところがあるので工事のほうに振りかえて、今回の補正という形をとらせていただいています。
○委員長(前泊美紀)
粟國彰委員。
◆委員(粟國彰)
事情はそういった事情だから、落ち着いたら再度皆さんと一緒に交渉する余地はあるのかな、進むのかな。
○委員長(前泊美紀)
中山課長。
◎花と
みどり課長(中山秀)
それぞれ親族がいますので、その親族に来年接触して用地交渉をやっていくという形になると思います。
○委員長(前泊美紀)
粟國彰委員。
◆委員(粟國彰)
この前、現場を見たんだけど、現場は進んでいるんだけど、これからずっと年度ごとに順調に進むことは大丈夫ですか。
○委員長(前泊美紀)
中山課長。
◎花と
みどり課長(中山秀)
現在、工事している箇所はみんな補償が終わっている場所なので、工事は順調に予算がつけば、それなりに進行はきちんとできていくかなと考えています。
○委員長(前泊美紀)
粟國彰委員。
◆委員(粟國彰)
まさか途中でまた1年休みとかにはしないで、順調に進捗を進めることになると思います。地域の方々も期待していますので、よろしくお願いします。
○委員長(前泊美紀)
ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○委員長(前泊美紀)
ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○委員長(前泊美紀)
再開いたします。
次に、公園管理課関係分について議題といたします。
中本徹
公園管理課長、説明をお願いします。
◎
公園管理課長(中本徹)
補正予算内容をご説明する前に、政策説明資料に表現が適切でない部分がございますので、それをご説明させていただきたいと思います。
政策説明資料の33ページです。
公園管理課の資料ですが、この資料の2番目の事業概要の下側の補正理由を読み上げますと、「市民や議員からの公園内樹木の剪定等の陳情が後を絶たない」という表記がございます。
この表記の趣旨は、多くの市民からの陳情や、議員の皆様からのご指摘やご質問を受けており、それに対して私どもが十分な対応ができていないというものです。
それが適切でない表現になったことをおわび申し上げます。
○委員長(前泊美紀)
委員の皆さん、それに対してよろしいですか。
◆委員(仲松寛)
それは当然です。我々は委員会で、市民の負託を受けていろいろな質問もするし。
○委員長(前泊美紀)
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
いいですよ、休憩で。
○委員長(前泊美紀)
休憩します。
○委員長(前泊美紀)
再開いたします。
それでは、議題について説明をお願いいたします。
◎
公園管理課長(中本徹)
それでは、議案第118号、令和元
年度那覇市
一般会計補正予算(第7号)のうち公園管理課分について、配付しております説明資料にてご説明いたします。
1ページ目ですが、歳出についてご説明いたします。
8款4項6目公園費についての4公園維持管理費の13節委託料の1細節業務委託料について、補正前額として2億
490万円、補正額として1,421万3,000円、補正後額として2億1,911万3,000円となっております。
内容としましては、公園内樹木の剪定及び台風による倒木処理に伴う
増額補正となっております。
説明は以上であります。
ご審議のほど、よろしくお願いいたします。
○委員長(前泊美紀)
これより質疑に入ります。
仲松寛委員。
◆委員(仲松寛)
13節の委託料の1細節の業務委託料、一番最後のところですけど、公園内の樹木の剪定及び云々ありますよね。これは具体的にどの公園で行い、対象樹木はどれぐらいの数を想定しているのか。それを皆さんとしては、大体これぐらいかかるだろうということで予算を組んでいるはずなんだよね。どうですか。
○委員長(前泊美紀)
中本課長。
◎
公園管理課長(中本徹)
当該補正の内容は大きく3つに分けられます。
まず1点目としまして、去年の台風の倒木が17本残っております。
次に、ことしの台風17号で残っているものが6本ございます。3番目に公園の剪定、これは主に隣接住宅へ越境している箇所ですが、それが17カ所ございます。
以上の
補正予算を提案しております。
○委員長(前泊美紀)
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
わかりました。
○委員長(前泊美紀)
ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○委員長(前泊美紀)
ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者退室)
○委員長(前泊美紀)
再開いたします。
これより
議員間討議に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○委員長(前泊美紀)
ないようでありますので、
議員間討議を終了いたします。
休憩いたします。
(休憩中に
答弁者入室)
○委員長(前泊美紀)
再開いたします。
【
都市建設環境常任委員会】
○委員長(前泊美紀)
これより委員会審査に入ります。
議案第124号、財産の出資についてを議題といたします。
島袋正吾
都市計画課長、説明をお願いします。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
都市計画課、島袋でございます。
議案第124号、財産の出資について、お配りしましたA3の資料に基づいてご説明いたします。
まず、左上のほうをご覧ください。
提案理由としまして、沖縄都市モノレール株式会社の中長期輸送力増強(車両の3両編成化)計画の事業化に当たり、同社に対して本市が有している貸付金に係る債権の一部を現物出資することから、議会の議決を必要とするために提案するものであります。地方自治法の条文が下のほうに、第96条6項に記載されております。
出資の相手方につきましては、沖縄都市モノレール株式会社で、出資する財産としまして債権額13億5,855万円、新たに支出を伴う出資ではなく、本市が相手方に有する債権の一部を株式に交換するものであります。取得株式としまして、2万7,171株でございます。
右のほうをご覧ください。
3両編成化の取り組みについて時系列に書いてありますので、ご説明いたします。
平成31年4月22日に関係機関で構成する中長期輸送力増強に関する検討会議が開催され、2030年の乗客数の予測に対して、現在運行している2両編成では輸送力が不足するため、3両編成化が望ましいという意見が取りまとめられました。
4月25日に検討会議の意見を踏まえて、知事、那覇市長、浦添市長、沖縄都市モノレール株式会社社長がそろって内閣官房長官、沖縄担当大臣へ財政的な支援を要請しております。前向きな回答をいただきました。
令和2年度、新規に国の支援策として3両化導入加速化事業を、内閣府において制度要求中でございます。補助率として55%から80%に引き上げるというような内容でございます。
同時に、地元自治体にはモノ株の資金調達のための環境整備として、同社の平成30年度決算期における債務超過を解消することが求められております。
沖縄都市モノレール株式会社が事業実施に必要な資金の融資を受けるため、県と那覇市はモノレール株式会社に出資し債務超過の解消、いわゆるDESを行うということでございます。
出資の財源は、同社に対する貸付金債権(無利子)の一部を現物出資する。
浦添市は、応分の負担を行うということで、DES相当、約1億9,000万円について令和2年度から令和7年度に那覇市から株式を購入するということでございます。
次に、左の下のほう、出資の方法(債権の株式化)について模式図で表現しております。
DESは、デット・エクイティ・スワップの略でございまして、那覇市は無利子貸付金が約37億円ございますが、その債権の一部を株式化するという内容でございます。
この模式図は貸借対照表、バランスシートで左が平成30年度決算期におけるもので、資産が259億円、負債が286億円で、27億円の債務超過になっているということで、今年度DES、株式化することによって、資産が259億円から負債259億円ということで債務超過を行うということでございます。
下のほうに四角で、債務超過の額として27億1,700万円ございまして、沖縄県、那覇市、同様に13億5,855万円となっております。浦添市の那覇市からの株式購入として1億9,020万円。これは7%になります。
右の下のほう、3両編成化についての費用負担の内容でございます。
沖縄都市モノレール3両編成化事業、これは車両新造/改造、運営基地等関連施設整備等でございます。
総事業費が約282億円、補助制度としてはハード交付金効果促進事業等で行う。補助率が10分の8ということで、この模式図の説明でございますが、総事業費が282億円で右の2割はモノレール株式会社が負担する約56億円、それ以外の226億円について、8割が国庫181億円、2割が地方費ということで県、那覇市、浦添市で補助するという内容でございます。
以上が資料の説明でございます。
ご審議、よろしくお願いいたします。
○委員長(前泊美紀)
これより質疑に入ります。
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
ご苦労さまです。
3両編成化に伴う計画の事業化ということで、現在那覇市の持ち株は何パーセントですか。
○委員長(前泊美紀)
島袋課長。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
31年3月時点で38.39%でございます。訂正いたします。今のは沖縄県のほうでございます。那覇市は32.95%でございます。
○委員長(前泊美紀)
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
今は32.95%ですよね。
そして今度浦添市が参入してきますから、浦添市に株が行きますよね。そうなった場合に那覇市から購入するということですけど、浦添市が参入することで那覇市の持ち株自体に変更はありますか。
○委員長(前泊美紀)
平良正樹
都市計画課担当副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
平成31年3月末時点でも浦添市の持ち株比率が5.35%になっておりまして、今回那覇市から令和2年度から買い取っていただくのですが、県と那覇市、それから浦添市の持ち株比率は変わらず、50対43対7の割合で保有するということになります。
○委員長(前泊美紀)
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
わかりました。変わらないということですよね。
それともう一つは、3両編成になるわけですが、今2両編成で走っていますけども、2両編成が全体でどれぐらいあるのか。
それから、3両編成にした場合、現在走っているものが全て3両編成になるのか、あるいは2両編成も残すのか、この辺を少し教えてもらえませんか。
○委員長(前泊美紀)
平良副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
現在のモノレール株式会社が保有します車両につきましては19編成ございます。
来年度、新たに2両の2編成が入ってきますので、来年度で21編成になります。
令和4年度から今回の3両化に向けては、新たに新造車両として4編成購入する予定です。
そのことからトータルで25編成となりますが、そのうち改造編成、2両に継ぎ足して3両化にするのは5編成ございます。
でいきますと、トータル25編成中9編成が3両化、残りが2両の編成という内訳になります。
○委員長(前泊美紀)
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
では、3両編成は9編成ということになっていくということですね。
それともう一つですけど、モノレール株式会社の株式を保有している企業は何社ありますか。
(「ちょっと休憩お願いします」と言う者あり)
○委員長(前泊美紀)
休憩いたします。
○委員長(前泊美紀)
再開いたします。
島袋課長。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
企業が43社で、全体、例えば沖縄県や那覇市を含めると47社となっております。
○委員長(前泊美紀)
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
この3両編成の計画の事業化に当たって、モノレールの車両庫、車両基地というのでしょうか。その事業も視野に入れての事業計画なのでしょうか。
○委員長(前泊美紀)
平良担当副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
3両編成化に向けた事業費の中に車両基地も含まれております。
○委員長(前泊美紀)
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
その車両基地は、始発それから終点とあるわけですけども、今、始発は那覇空港にありますよね。自衛隊基地の間に入って、あそこを広げるのか、あるいは終点のほうのまだ土地がたくさんある西原のあたりに考えているのか、この辺はどうですか。
○委員長(前泊美紀)
平良担当副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
おっしゃるとおり、現在の車両基地の拡張、航空自衛隊あるいは陸上自衛隊側での拡張案と、それからてだこ浦西の浦添側の案がございまして、現在、関係機関を含めて協議中ということで伺っております。
○委員長(前泊美紀)
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
わかりました。
○委員長(前泊美紀)
ほかに質疑はありませんか。
大浜安史委員。
◆委員(
大浜安史)
今の3両編成に伴う株式化というのは理解したのですが、今のモノレール事業では将来的に4両までできるのですか。今は3両編成ですけど、駅の大きさとか、どうなんだろう。
○委員長(前泊美紀)
平良担当副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
3両編成までは現在の駅舎で対応できますが、4両編成になると現在の駅舎を拡張する必要が出てきます。
○委員長(前泊美紀)
大浜安史委員。
◆委員(
大浜安史)
電気モノレールでありますので、各駅に高圧関係の変電所があると思います。
たまにとまったりすることがあるので、多少、点検、メンテの面だと思うのですが、さっき言ったように4両編成は無理と。3両編成内でそういった電気関係も安全上は大丈夫ということで理解していいですか。
いわゆる車両が増えるたびにそういうものも変わってくるのか。多分大丈夫とは思うんですが、もう一度その件、負荷が増えるということだから単純にどうだろうと。
(「休憩お願いします」と言う者あり)
○委員長(前泊美紀)
休憩します。
○委員長(前泊美紀)
再開いたします。
平良担当副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
3両化に向けては、おっしゃるように電気系統、変電所を3両化に対応するための設備等の改修工事も含まれております。
○委員長(前泊美紀)
大浜安史委員。
◆委員(
大浜安史)
わかりました。以上です。
○委員長(前泊美紀)
粟國彰委員。
◆委員(粟國彰)
少し勉強不足ですけど、デッド・エクイティ・スワップ、債権の株式化というのはどういう中身なのか簡単に聞かせてもらえるかな。
○委員長(前泊美紀)
平良担当副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
簡単に説明いたしますと、デッド・エクイティ・スワップの省略なのですが、デッドというのは債務、エクイティというのが株式、スワップというのが交換するというような意味合いでございまして、略して債務の株式化ということで呼んでおります。
要するに、現在、県、那覇市で貸し付けをしている債権の一部を株式に置きかえるというような手法でございます。
○委員長(前泊美紀)
粟國委員。
◆委員(粟國彰)
それで浦添市に約1億9,000万ぐらい、令和2年から3年まで那覇市から株式を購入という場合には、那覇市に対してメリットやデメリットはありますか。
○委員長(前泊美紀)
平良担当副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
現在は応分の負担ということで、県・那覇・浦添市、50対43対7の応分の負担をするということで取り決めがございますので、浦添市に対してもその応分の負担分、約1億9,000万の負担が必要だということで、令和2年度から令和7年度にかけて那覇市のほうから株式を購入していただくというようなことになります。
○委員長(前泊美紀)
粟國議員。
◆委員(粟國彰)
仮にですが、そんなことないと思うんだけれど、浦添市がもう、この事業がちょっと厳しいから、我々は返せないよと言った場合はどうなるのか。
株を買うというのか、逆にどうなるのか。
○委員長(前泊美紀)
平良担当副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
今年度、株式の購入についての協定書等を取り交わす予定になりますので、それに基づいて浦添市にはしっかり株を購入していただくというようなことで進めていきたいと思っております。
○委員長(前泊美紀)
粟國議員。
◆委員(粟國彰)
いや、意味がわからないけれどな。
はい、はい。わかった。
もっと質問しようと思うんだけれど時間がないから終わります。
○委員長(前泊美紀)
ほかに質疑ありませんか。
清水磨男委員。
◆委員(清水磨男)
要はあれでしょう、3両化にするのにお金が必要だと。それで、国からの高額の補助も入れそうだと。
ただ、そういうときに8割はこの行政から出すけれども、モノ株自体も2割お金を集めてこないといけないから、そのときには債務超過になっていると金借りられないから、今のこの債務超過を解消しましょうと。
で、そのときに、じゃあ、その債務を見てみたら何かね、と言ったら県とか無利子で貸しているお金が無利子とはいえ、貸している金だから債務になっているから、それを株式という形にして帳消しにしましょうという話ですよね。那覇市で出している分の中身としたら変わらないわけですよね。
ただ、そこで気になるのは、モノ株はこれ56億をさらに追加で借りると、モノ株は1回債務超過がなくなって解消したのに、56億円の債務超過にもう1回なりそうなんですか、どんな感じなんですか。
○委員長(前泊美紀)
平良担当副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
おっしゃるとおり、一旦金融機関から56億円約、調達しないといけないということは、借入等が発生しますので、実際としては借り入れした分、債務超過に陥ることには帳簿上はなります。
しかしながら、今現在、過去2、3年、単年度黒字を重ねてきていますので、今後も利用客の増加とか推移を見ていくと、単年度黒字は見込めるのではないかというふうには見ております。
そういったことから、次、また新たに、例えば車両の更新とか新たな資金調達が必要になったときには、何らかのやはり手法、補助金あるいはまた金融機関からの借り入れ等も必要になってきますので、そういう今回のケースのような状況もまた想定、考えられる可能性はあります。
○委員長(前泊美紀)
清水磨男委員。
◆委員(清水磨男)
単年度黒字化しているから2025年とか、ゆくゆくは別に今回これをやらなくても、この3両編成化がなくて従来どおりやっていれば、債務超過を潰すところまでできるというのは、これも調査報告で出ているのでやっていると思うのですけれども、今回新たにそれ以上の債務超過が出たときに、けれど、同時に今、県内で行われているのは、インフラ部分が予想より早く老朽化しているとか、腐食が進んでいるというところがあるから、そこのメンテナンスがここにかかっている可能性があるわけじゃないですか。
そのときに、もう一度同様の場合で、何かそういったこの出資とか何かが必要になったらどうするんですかと聞こうと思ったら、今、先ほどの答弁で、場合によってはもう一度同じような取り組みを行うか、何かしらの方法を考えなければいけないといったたぐいの答弁がありましたので、理解しましたので大丈夫です。
○委員長(前泊美紀)
ほかに質疑ありませんか。
當間副委員長。
○副委員長(
當間安則)
すみません、時間が来ましたけど、ちょっと簡潔に。
今回、債権の一部を株式化するということで今回の値段が13億5,000円諸々と、13億余りということですけれども、もともと那覇市が持っていたいわば出資金ですよね、出資金の今回債権に株式化するやつは何パーセントにあたるんでしょうか。那覇市の持ち分の何パーセントを今回株式化にしようとしているんですか。
(「休憩お願いします」と言う者あり)
○委員長(前泊美紀)
休憩します。
○委員長(前泊美紀)
再開いたします。
平良担当副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
現在、無利子貸付金が約37億円ございまして、今回、約13億5,800万円ほど株式に置きかえるんですが、その割合といたしまして約35%という割合になっております。
○委員長(前泊美紀)
當間副委員長。
○副委員長(
當間安則)
ありがとうございます。
あと1点がですね、この浦添市にのちのち購入してもらう7%についてですが、これ令和2年から令和7年というふうに6年間ということなんですが、この6年間というのはどういうふうにして決められたんでしょうかね。
○委員長(前泊美紀)
平良担当副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
こちらについては、浦添市のほうから6年間ということでの申し入れがございましたので、そのような形で那覇市としては考えているというところでございます。
○委員長(前泊美紀)
當間副委員長。
○副委員長(
當間安則)
申し入れがあったから受け入れたということで理解をしておきます。
令和2年から7年というのは、この6年間の間にどうであれ買ってもらえばいいとか、例えば、6年間この7%の金額を7等分して順次というとか、この辺の細かいところまで話はされているのでしょうか。
それともその間でとりあえず最終的な7年度に全額買ってもいいとか、その辺の細かい話まで今の現在では、やっているのでしょうか。
○委員長(前泊美紀)
平良担当副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
現在は浦添市のほうと調整している中では、均等割ということで話を進めているところでございます。
○委員長(前泊美紀)
當間副委員長。
○副委員長(
當間安則)
ありがとうございます。終わります。
○委員長(前泊美紀)
ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○委員長(前泊美紀)
ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
次に、議案第125号、那覇市首里金城村屋の
指定管理者の指定についてを議題といたします。
島袋正吾
都市計画課長、説明をお願いします。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
議案第125号、那覇市金城村屋の
指定管理者の指定について、お配りしました資料を基にご説明いたします。
内容としまして、那覇市首里金城村屋は、金城地区の歴史文化の伝承、観光振興、地域住民の触れ合いの場とすることを目的に建てられた施設でございます。
那覇市首里金城村屋条例が設定されております。
あと、現在、自治会のほうで指定管理の管理をしていますが、令和2年3月31日で指定期間が満了することに伴い、改めて
指定管理者の指定を行うものでございます。
選定にあたっては、この選定委員会へ諮問し、金城自治会が
指定管理者として適格性を有しているという答申を受けたことから
指定管理者として提案するものであります。
令和2年4月1日から5年間でございます。
この指定については議会の議決が必要ということで、今回提案しております。
以下、施設の概要で開館時間は9時から6時というようなことでございます。
(「こんなのはいいよ」と言う者あり)
○委員長(前泊美紀)
休憩します。
○委員長(前泊美紀)
再開します。
説明は以上ですか。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
以上でございます。
○委員長(前泊美紀)
これより質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○委員長(前泊美紀)
ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者退室)
○委員長(前泊美紀)
再開いたします。
これより、
議員間討議に入ります。
討議、ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○委員長(前泊美紀)
ないようでありますので、
議員間討議を終了いたします。
休憩いたします。
○委員長(前泊美紀)
再開いたします。
以上をもちまして、本日の
都市建設環境常任委員会・分科会の日程は終了いたしました。
委員の皆さま、お疲れさまでした。
(午後0時19分 閉会)
───────────────────────────────────────
那覇市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。
令和元年(2019年)12月12日
都市建設環境常任委員会 委員長 前泊 美紀...