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  1. 那覇市議会 2019-11-06
    令和 01年(2019年)11月臨時会−11月06日-01号


    取得元: 那覇市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-01
    令和 01年(2019年)11月臨時会−11月06日-01号令和 元年11月臨時会             令和元年(2019年)11月那覇市議会臨時会                   議事日程 第1号              令和元年11月6日(水)午前10時開議 第1 会議録署名議員指名 第2 会期決定 第3 意見書案第14号 琉球王国歴史文化象徴する首里城早期再建などを求める意見書                    (粟國 彰 議会運営委員会委員長 提出)                〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜                会 議 に 付 し た 事 件 〇議事日程に同じ                〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇出席議員(40人)  1番  永 山 盛太郎 議員  2番  翁 長 雄 治 議員  3番  久 高 友 弘 議員  4番  上 原 安 夫 議員  5番  上 原 仙 子 議員
     6番  坂 井 浩 二 議員  7番  中 村 圭 介 議員  8番  前 泊 美 紀 議員  9番  當 間 安 則 議員  10番  新 崎 進 也 議員  11番  上 原 快 佐 議員  12番  下 地 敏 男 議員  13番  多和田 栄 子 議員  14番  西中間 久 枝 議員  15番  古 堅 茂 治 議員  16番  湧 川 朝 渉 議員  17番  我如古 一 郎 議員  18番  前 田 千 尋 議員  19番  宮 里   昇 議員  20番  野 原 嘉 孝 議員  21番  大 城 幼 子 議員  22番  奥 間 綾 乃 議員  23番  小波津   潮 議員  24番  大 嶺 亮 二 議員  25番  吉 嶺   努 議員  26番  新 垣 淑 豊 議員  27番  清 水 磨 男 議員  28番  金 城 眞 徳 議員  29番  平 良 識 子 議員  30番  宮 平 のり子 議員  31番  翁 長 俊 英 議員  32番  桑 江   豊 議員  33番  糸 数 昌 洋 議員  34番  喜舎場 盛 三 議員  35番  大 浜 安 史 議員  36番  上 里 直 司 議員  37番  仲 松   寛 議員  38番  大 山 孝 夫 議員  39番  奥 間   亮 議員  40番  粟 國   彰 議員 ──────────────────── 〇欠席議員(0人) ──────────────────── 〇職務のため出席した事務局職員の職、氏名  小 嶺   理  局長  長 嶺   勝  次長  當 間 順 子  議事管理課長  根路銘 安 彦  副参事  山 田 裕 之  主幹  仲宗根   健  主幹  高江洲 康 之  主査  喜屋武 太 一  主査  又 吉 明 子  調査法制課長  徳 永 周 作  主幹  中 本 順 也  主幹  宮 城 勝 哉  主幹  山 城 泰 志  主査  兼 島   理  主任主事            (午前10時1分 開会) ○久高友弘 議長   ただいまから、令和元年(2019年)11月那覇市議会臨時会を開会いたします。 ○久高友弘 議長   これより、本日の会議を開きます。 ○久高友弘 議長   ここで、皆様に申し上げます。  去る10月31日未明、首里城で大規模な火災が発生し、正殿をはじめ主要な7棟並びに収蔵されていた400点余りの文化財を焼失するという、痛ましい事故が発生しました。  沖縄歴史と復興の象徴ともいうべき首里城を失ったことは、市民県民に大きな衝撃と深い悲しみをもたらしました。  しかし、国内のみならず世界各地から再建に向けた支援の声が本市へ届いておりますことは、私たち一人一人に勇気と希望を与えてくださいました。  数多くのご厚情とご支援の申し出に対し、深く感謝を申し上げます。  那覇市議会も、この火災の全貌を把握し、首里城再建に向けた活動を着実に推進していくことをお誓い申し上げます。 ○久高友弘 議長   この際、諸般報告を行います。  まず、粟國彰議会運営委員会委員長から、琉球王国歴史文化象徴する首里城早期再建などを求める意見書案提出されておりましたので、写しは、お手元に配付しておきました。  本件につきましては、後刻、議題といたします。  次に、去る10月15日に、「健康なは21(第2次)中間評価報告書(案)」に対する提言書を、また、去る10月28日に、「都市計画マスタープラン改定(案)」に対する提言書を、副議長及び所管する常任委員会の正副委員長の立会いのもと、議長から市長へ手交いたしましたので、ご報告いたします。  これで、諸般報告を終わります。 ○久高友弘 議長   日程第1、会議録署名議員指名を行います。  会議録署名議員は、議長において、新垣淑豊議員清水磨男議員指名いたします。 ○久高友弘 議長   日程第2、会期決定議題といたします。 ○久高友弘 議長   お諮りいたします。  本臨時会会期は、本日1日間といたしたいと思います。  これに、ご異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○久高友弘 議長   ご異議なしと認めます。  よって、会期は本日1日間と決定いたしました。 ○久高友弘 議長   日程第3、意見書案第14号、琉球王国歴史文化象徴する首里城早期再建などを求める意見書議題といたします。  提出者の説明を求めます。  粟國彰議会運営委員会委員長。 ◎粟國彰 議会運営委員会委員長   おはようございます。  ただいま議題となりました、意見書案第14号、琉球王国歴史文化象徴する首里城早期再建などを求める意見書について、提案理由をご説明申し上げます。  去る10月31日午前2時35分ごろ、琉球王国歴史文化象徴する首里城火災が発生し、正殿、北殿、南殿主要建造物を含む7棟と多数の貴重な文化財が焼失し、県民に深い悲しみと強い衝撃を与えました。  連日、今回の火災について多くの主要メディアで報じられ、本県だけでなく国内外で再建を求める声が多く、寄附金を募る動きが広がっている。  特に本市がクラウドファンディングで支援を求めた、「沖縄のシンボル『首里城』の再建支援プロジェクト」では、開始2日あまりで目標額の1億円を超え、11月6日の午前9時時点では、約3億5,000万円を超える寄附とともに温かい言葉をいただいている。  しかし、首里城再建には、職人の減少や高齢化、また資材の確保などの多くの課題があり、長期化が懸念される一方、これまで、首里城公園内で働いていた多くの方々の仕事が失われる状況となるなど、これらの対策も必要となっている。  さらに、このような災難をこれで最後にするためにも、徹底した原因究明再発防止対策確立も今後、重要な課題となる。  本市議会では、火災翌日に現場周辺の視察を行い、その後、議会運営委員会を開催し、首里城を擁する本市議会として、市民県民が切望する首里城早期再建を実現するよう求める旨、意見一致をみましたので、ここに意見書案提出した次第であります。
     それでは、意見書の案文を朗読いたします。  琉球王国歴史文化象徴する首里城早期再建などを求める意見書。  去る10月31日・午前2時35分ごろ、本市首里当蔵町にある首里城火災が発生し、御庭(うなー)を囲む正殿、北殿、南殿主要建造物と書院・鎖之間(さすのま)、黄金御殿(くがにうどぅん)、二階御殿(にーけーうどぅん)、奉神門の7棟、あわせて約4800平方メートルと琉球王国の多数の美術工芸品が焼失し、県民に深い悲しみと強い衝撃を与えている。  沖縄は、あの苛烈な沖縄戦によって、20万人余の尊い命が奪われるとともに、国宝文化財22件すべてを失い、琉球王国歴史文化象徴する首里城をはじめ、先人から引き継いできた歴史的な重要文化遺産が焼失・破壊された。  そこで、国は、戦災文化遺産である首里城復元を求める県民の運動に応えて、1992年、沖縄日本復帰20周年を記念して、琉球王国歴史文化象徴である首里城正殿、北殿、南殿などを復元し、国営沖縄記念公園・首里城地区首里城公園』として一部を開園、その後も順次整備を行い、本年2月の御内原(おうちばら)の完成で全エリアを公開した。  沖縄県民は、琉球王国文化遺産復元伝統文化保存継承には強い思い入れがあり、復元された首里城は、沖縄アイデンティティの形成や文化発展、万国津梁としてアジアを結ぶ貿易と平和交流の架け橋を願うウチナーンチュの心のよりどころとなっている。  2000年12月には、本市にある首里城跡園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)、玉陵(たまうどぅん)、識名園をはじめ、今帰仁城跡勝連城跡座喜味城跡中城城跡斎場御嶽(せーふぁうたき)の県内9カ所の文化遺産が中国と日本築城文化を融合した独特の建築様式石組み技術文化的景観等には高い文化的・歴史的価値があるとされ、「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として日本で11番目の世界遺産に登録されている。  世界に誇る琉球王国の貴重な歴史的文化遺産を回復する目的で復元された首里城は、新たな県民文化の創出と伝統技術継承発展を図り、歴史的風土探訪の場として、年間約280万人の観光客を集めるなどの大きな役割も担っている。  しかし、今回の火災によって、その新たな役割とともに沖縄アイデンティティ文化観光、経済発展文化遺産復元保存などにも重大な影響を及ぼす事態となっている。  よって、本市議会は、首里城の存在する県都・那覇市の議会として、市民県民が切望する琉球王国歴史文化象徴する首里城早期再建などを実現するよう下記事項を強く要請する。  1.首里城火災影響を最小限に抑える各種の対策と取り組みを行政と民間が一体となって早急に進めること。  2.首里城早期再建をめざし、国と県、那覇市及び関係機関が連携して日本復帰50周年を迎える2022年までに防火・防災に強い再建基本方針基本計画等を策定すること。  3.一刻も早い首里城再建の実現に向けて特別な財政措置を実施し、首里城一体であった中城御殿(なかぐすくうどぅん)、御茶屋御殿うちゃやうどぅん)も含めた琉球王国歴史的文化遺産の再生と計画的再建を総合的に推進すること。  4.市民県民皆様をはじめ、首里城再建を願う多くの皆様の力と英知を結集して心ひとつに取り組むこと。  以上、地方自治法第99条の規定により、意見書提出する。  令和元年(2019年)11月6日。那覇市議会。  あて先は、衆議院議長参議院議長内閣総理大臣内閣官房長官国土交通大臣沖縄及び北方対策担当大臣文部科学大臣文化庁長官。  かがみをつけて、沖縄県知事となっております。  以上のとおりでございますが、昨日の議会運営委員会において、本意見書につきましては、ただいま申し上げました関係機関等議会代表団を派遣し、直接手交の上、要請する必要があるとの意見一致をみておりますので、議長において、そのお取り計らい方をよろしくお願いいたします。  議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。  最後に、本市に寄せられた多くの皆様の真心のご支援と激励に心より感謝し、御礼を申し上げます。  誠にありがとうございます。那覇市議会、心を一つに頑張ってまいりたいと思います。  ありがとうございました。 ○久高友弘 議長   これより質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) ○久高友弘 議長   これにて質疑を終結いたします。 ○久高友弘 議長   これより討論に入ります。      (「なし」と言う者あり) ○久高友弘 議長   これにて討論を終結いたします。 ○久高友弘 議長   これより、意見書案第14号、琉球王国歴史文化象徴する首里城早期再建などを求める意見書について、採決いたします。 ○久高友弘 議長   ただいまの意見書案第14号は、原案のとおり決することに、ご異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○久高友弘 議長   ご異議なしと認めます。  よって、意見書案第14号は、原案のとおり可決されました。 ○久高友弘 議長   なお、本意見書につきましては、昨日の議会運営委員会において、政府機関への要請行動を行うことを確認しております。  派遣議員及び日程等については、議長へ一任していただき、日程が整い次第、手続きを進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。 ○久高友弘 議長   次に、議決事件字句及び数字等整理について、お諮りいたします。  本臨時会において、意見書が議決されましたが、その字句数字その他の整理を要するものについては、その整理議長に委任されたいと思います。  これに、ご異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○久高友弘 議長   ご異議なしと認めます。  よって、字句数字その他の整理は、議長に委任することに決定いたしました。 ○久高友弘 議長   以上で本日の日程は、すべて終了いたしました。 ○久高友弘 議長   これにて、令和元年(2019年)11月那覇市議会臨時会を閉会いたします。            (午前10時18分 閉会) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  上記のとおり会議録を調製し、署名する。   令和元年(2019年)11月6日     議  長  久 高 友 弘     署名議員  新 垣 淑 豊     署名議員  清 水 磨 男...