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  1. 那覇市議会 2019-10-24
    令和 01年(2019年)10月24日厚生経済常任委員会−10月24日-01号


    取得元: 那覇市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-01
    令和 01年(2019年)10月24日厚生経済常任委員会−10月24日-01号令和 元年10月24日厚生経済常任委員会 厚生経済常任委員会記録                        令和元年(2019年)10月24日(木) ─────────────────────────────────────── ●開催日時  令和元年(2019年)10月24日 木曜日 開会 午前11時25分                    閉会 午後0時35分 ─────────────────────────────────────── ●場所  厚生経済委員会室 ─────────────────────────────────────── ●会議に付した事件  常任委員会 1 所管事務調査保健医療行政に関する事務調査)    那覇保健所におけるHIV無料検査休止に関することについて 2 議員間討議 3 令和元年厚生経済常任委員会行政視察について ─────────────────────────────────────── ●出席委員
     委 員 長 前 田 千 尋   副委員長 新 垣 淑 豊  委  員 永 山 盛太郎   委  員 下 地 敏 男  委  員 平 良 識 子   委  員 上 原 安 夫  委  員 喜舎場 盛 三   委  員 桑 江   豊  委  員 奥 間 綾 乃   委  員 上 原 仙 子 ─────────────────────────────────────── ●欠席委員 ─────────────────────────────────────── ●説明のため出席した者の職、氏名  国 吉 真 永 健康部部長保健総務課長 ─────────────────────────────────────── ●職務のため出席した事務局職員の職、氏名  根路銘 安 彦 議事管理課副参事  山 田 裕 之 議事管理課主幹  中 本 順 也 調査法制課主幹 ───────────────────────────────────────                             (午前11時25分 開会) ○委員長前田千尋)  ハイタイ、お疲れさまです。  委員会開会する前に、本日の出欠状況についてご報告を申し上げます。  委員会定数10人中、出席10人となっております。  それでは、定足数に達しておりますので、ただいまから厚生経済常任委員会開会いたします。  初めに、健康なは21(第2次)中間評価報告書(案)への提言書についての手交式についてご報告いたします。  正副議長、正副厚生経済常任委員長出席のもと、去る10月15日・火曜日に、お手元配付の提言のとおり市長に対し交付いたしましたことをご報告いたします。  次に、本日の審査日程について休憩して協議いたします。  休憩いたします。 ○委員長前田千尋)  再開いたします。  休憩中に協議したとおり、本日の審査日程については、お手元配付審査日程のとおりとすることにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長前田千尋)  ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。  それでは、保健医療行政に関する事務調査として、那覇保健所におけるHIV無料検査休止に関することについてを議題といたします。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入室) ○委員長前田千尋)  再開いたします。  それでは、当局の説明を求めます。  国吉真永健康部部長健康総務課長説明をお願いいたします。 ◎健康部部長保健総務課長国吉真永)  ハイサイ保健総務課ヤイビーン。ユタサルグトゥ ウニゲーサビラ。  最初に、今回のマスコミ報道を通して皆様にご心配、ご迷惑をおかけしましたことをおわび申し上げます。  それでは、お手元資料に沿ってご説明さしあげたいと思います。  資料1のほうをご覧ください。 ○委員長前田千尋)  副部長、もうちょっと近づいてしゃべってもらっていいですか。何か聞きづらい。 ◎健康部部長保健総務課長国吉真永)  はい。  HIV検査性感染症検査の概要といたしまして、現在那覇保健所においてHIV感染予防及び蔓延防止のための無料匿名による相談、これは随時です。検査実施しております。あわせて性感染症の罹患とHIV感染関係が深いことなどから、性感染症対策HIV感染対策の両面からクラミジア梅毒検査を、また那覇市民限定となっておりますが、B型肝炎C型肝炎検査実施しております。  続きまして、HIV検査受付休止の経緯、今後の予定についてご説明いたします。  本年6月に保健師のほうから産休予定報告があり、保健師または看護婦ということで、ハローワーク看護協会臨時職員募集を掲載しております。その際3名の方からの応募がございましたが、条件等が折り合わず採用には至っておりません。  続きまして、8月に臨床検査技師のほうから同じく産休予定報告がありまして、保健師看護師臨床検査技師、その3職の募集ホームページに掲載、ハローワークにも臨床検査技師随時募集を掲載しております。  9月18日にデング熱が市内で発覚しました。デング熱対応といたしましての追跡調査住民説明会を9月19日に行い、あと関係課との調整、蚊の調査、蚊の駆除、健康観察の継続などを実施しております。  9月30日、臨時職員応募がないことから、あと、また一部の職員から体調不良の訴えがあったこと、またデング熱対応に予断を許さない状況であったことから、今回HIV検査受付を一時休止することを決定いたしました。  ただし、受付休止を決定した時点までに受け付けされている方の分については検査実施してございます。10月分として39件検査実施してございます。  10月7日、先ほどお話ししました保健師のほうですが、1名が産前休暇に入っております。その後、保健所内で体制の整備について検討した結果、健康増進課のほうから保健師1名を週に1回応援体制が得られるということで調整できましたので、その方向で今作業を進めているところでございます。  10月16日、10月21日からの検査受付再開を決定しております。実施は12月からの検査実施予定しております。  10月17日に、HIV検査を10月21日に再開することをホームページに掲載しております。  10月21日にHIV検査受付を再開しました。  今後の予定といたしましては、11月18日に臨床検査技師産前休暇予定されております。  11月については、引き継ぎ事務処理期間と考えております。  裏面のほうになりますが、12月1日が世界エイズデーになっている関係から、12月2日から6日までの期間エイズデーに伴う検査強化週間として、午前9時半から11時半、午後1時から3時までの間、HIV梅毒クラミジア検査実施する予定となっております。  12月4日・水曜になりますが、夜間検査といたしまして、午後5時から午後8時まで、これはクラミジア肝炎検査予定されておりませんが、HIV梅毒検査実施する予定となっております。  12月7日・土曜日にも、土曜日の休日検査ということで、HIV梅毒についての検査実施する予定となっております。  12月の定例検査といたしましては、毎週月曜日に、これは先ほど申し上げました健康増進課のほうからの応援が週1回の形になっているものですから、とりあえず再開についても、まず週1回から再開していきたいというふうに考えております。検査内容HIV梅毒クラミジアとなっております。  年明けの1月には、臨床検査技師臨時職員のほうで手を挙げてくださる方がいらっしゃったものですから、この方が採用できれは、検査を週2回、さらには週3回という形で増やす方向で今調整をしているところでございます。  資料2、資料3につきましては、感染症検査の実績が資料2、予算決算関係につきましては資料3のほうとなってございます。  以上です。よろしくお願いいたします。 ○委員長前田千尋)  これより質疑に入ります。  奥間綾乃委員。 ◆委員奥間綾乃)  質問します。  受付が再開してからの受付数というものはどれぐらいありますか。 ○委員長前田千尋)  ちょっとお待ちください。どなたがお答えしますか。  国吉真永部長。 ◎健康部部長保健総務課長国吉真永)  20、30件の連絡があったと聞いております。 ○委員長前田千尋)  奥間綾乃委員。 ◆委員奥間綾乃)  10月21日に再開して、もうすぐにこれだけの数の受付があったんですね。  じゃもう1点なんですけど、この那覇市民限定というのは、B型、C型肝炎だけじゃなく、HIVも全て含めて那覇市民だけに限られているのかというのを教えてください。 ○委員長前田千尋)  国吉部長。 ◎健康部部長保健総務課長国吉真永)  HIVにつきましては、市民限定とはしておりません。 ○委員長前田千尋)  奥間綾乃委員。 ◆委員奥間綾乃)  ということは、例えば県外から検査をしたいとか、そういった方々もいらっしゃるというのをお聞きしたことがあるんですけど、これは県と国で、どれだけでしたか、計算は、2分の1。  那覇市に例えば集中した場合なんですけど、本市が半分はじゃ払うということになるんですか。 ○委員長前田千尋)  国吉部長。 ◎健康部部長保健総務課長国吉真永)  2分の1は国補助になっておりますが、残りの2分の1は那覇市の持ち出しとなります。 ○委員長前田千尋)  奥間綾乃委員
    委員奥間綾乃)  ありがとうございます。 ○委員長前田千尋)  ほかにありませんか。  新垣淑豊委員長。 ○副委員長新垣淑豊)  ありがとうございます。  今回産休の件で保健師さん、また臨床検査技師さんのほうがあって、募集応募がなかったということですけれども、今保健所内で確か薬剤師さんも不足してますという話もあったかと思いますが、まず条件に合わず採用に至らないという部分で、今後またこういったケースがあった場合、ある可能性も十分に考えられますので、このあたり対応はどのように考えているのかを教えていただきたい。 ○委員長前田千尋)  国吉部長。 ◎健康部部長保健総務課長国吉真永)  先ほどの薬剤師も含めて、待遇がちょっと民間に比べて低い部分がもしあるのであれば、今後人事課を通して調整を進めていきたいと考えております。 ○委員長前田千尋)  新垣淑豊委員長。 ○副委員長新垣淑豊)  基本的には、この待遇というものは賃金なのか、それともそれ以外の何か待遇の件があるのかということを教えてください。 ○委員長前田千尋)  国吉真永部長。 ◎健康部部長保健総務課長国吉真永)  今回3人の方につきましては、勤務時間の期間が合わなかったとか、業務内容が本人の意向に沿ったものではなかったという方もいらっしゃいました。 ○委員長前田千尋)  もう1つ待遇については、何なのかと。 ○副委員長新垣淑豊)  勤務時間と勤務内容ですね。 ◎健康部部長保健総務課長国吉真永)  はい。 ○副委員長新垣淑豊)  わかりました。 ○委員長前田千尋)  いいですか。よろしいですか。  新垣淑豊委員長。 ○副委員長新垣淑豊)  ありがとうございます。  あと、先ほど奥間綾乃委員からも、予算の面でお話がありましたけれども、例えば今国から2分の1というお話があります。県外からも、要するに他市町村からもこの検査にいらっしゃるということですので、このあたり検査に対する補助要請というものは、例えば県に行うというのも可能なんでしょうか。 ○委員長前田千尋)  国吉部長。 ◎健康部部長保健総務課長国吉真永)  今のお話につきましは、全国統一された制度になっておりますので、那覇市だけの問題ではないかなと考えております。 ○委員長前田千尋)  新垣淑豊委員長。 ○副委員長新垣淑豊)  ただ、言ってしまったら、我々の那覇保健所というところで、那覇市の方々がメインとして使う場所でありますし、ただそこに沖縄県の県都としての役割もあるということですので、例えば県からも、その周辺市町村、例えば浦添や豊見城、そういったところから来てももちろんお断りすることはできないと思うんですよ。  そうであれば、やはりこれはしっかりと県として、例えばこれが中部保健所であれば、もしくは南部保健所であれば、これは県が負担するわけですよね。ということで、ぜひ那覇保健所としても、そのような予算措置についてはしっかりと今後声を上げていくことも重要かと思いますので、その件についてはどのようにお考えですか。 ○委員長前田千尋)  国吉部長。 ◎健康部部長保健総務課長国吉真永)  今新垣委員長のご指摘のとおり、予算につきまして那覇市が負担するということについて懸念がないわけではないんですが、逆に本人の住所を特定するとか、今匿名でやっているものですから、なかなか厳しい部分もございまして、極端な話をすれば自己申告那覇市ですという形で言ってしまったときに、どういう確認をしていくのかというのを含めて検討してまいりたいと考えております。 ○委員長前田千尋)  新垣淑豊委員長。 ○副委員長新垣淑豊)  すみません。  決して僕は特定しろと言っているわけではなくて、要は県民として、もしくは国民としてそういった検査をするという役割那覇保健所が担うのであれば、県の予算措置、もしくは国の予算措置というものを、もう少ししっかりと唱えるべきではないかということを今思っておりますので、特定しろというわけではないということだけは、ちょっと認識として持っていていただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。  僕から以上です。 ○委員長前田千尋)  ほかにありませんか。  永山盛太郎委員。 ◆委員永山盛太郎)  これ今保健師1人で12月から今回スタートするということで、今まで1カ月何件ぐらいこの検査があって、このキャパはどうなって、何日間ぐらい待たされるのかというのを教えてください。 ○委員長前田千尋)  国吉部長。 ◎健康部部長保健総務課長国吉真永)  先ほどのご質問の件につきましては、まず匿名ということがあるものですから、受けに来られる方同士のバッティングを避けるということで、時間帯をずらしての受付となっております。そのため、30分に1人の受付をやっているものですから、マックスで1日10件ということになってございます。  どのくらい待たされるのかということにつきましては、申し込みが多いときと少ないときと、どうしても出てくるもんですから、2週間程度待たされるときもございますし、2、3日後にはできるというのもございます。 ○委員長前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員永山盛太郎)  ということは、今1日30人ぐらい受付があるんですよね。12月スタートすると、毎日30人だと、これがさばけるのがだいぶかかるということですか。 ○委員長前田千尋)  国吉部長。 ◎健康部部長保健総務課長国吉真永)  1日20、30件で、21日からきょうまでの間で20、30人ということになってございます。 ○委員長前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員永山盛太郎)  じゃ特に12月からスタートすれば、普通に、余り長い時間待たずに受けられるということで、認識でいいんですか。 ○委員長前田千尋)  国吉部長。 ◎健康部部長保健総務課長国吉真永)  11月分につきましては実施をしておりませんので、その分についてのしわ寄せというのは若干出てくるかなと考えておりますが、それがさばけ次第、通常に戻れるのではないかと考えています。 ○委員長前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員永山盛太郎)  1月にまた臨時臨床検査技師採用、これ見込みはどんななんですか。正直のところ。手応えみたいなもの。 ○委員長前田千尋)  国吉部長。 ◎健康部部長保健総務課長国吉真永)  手応えは大丈夫ではないかなと考えていますが、まだ先のことなので確定ではないんですが、大丈夫ではないかなと期待をしております。 ◆委員永山盛太郎)  わかりました。以上です。 ○委員長前田千尋)  ほかにございませんか。  上原安夫委員。 ◆委員上原安夫)  新聞報道などでもありましたけども、県のやっていることと那覇市が検査を行っている比率というか、那覇市の役割がかなり件数が大きかったと思いますけど、そのことについて。 ○委員長前田千尋)  国吉部長。 ◎健康部部長保健総務課長国吉真永)  那覇市は、ご存じのように月、水、金の週3日検査実施してございます。さらに夜間検査実施してございます。  ただ、沖縄県の保健所につきましては、週に2回とかの実施になっておりまして、また夜間検査実施しておりませんので、その分で那覇市のほうにどうしても検査は集中しているのかなと考えております。 ○委員長前田千尋
     上原安夫委員。 ◆委員上原安夫)  今回の一時休止は、やっぱり大きく報道されたので僕自身も見て驚いたんですけども、保健所検査を一時休止するということが初めてのことなのか、これまでもあったのか、例えば、これでもデング熱対応でということがあって、確か去年は麻しんとかが、もしそういう過去の事例、こういう事情で検査を一時休止しましたということもあれば教えてください。 ○委員長前田千尋)  国吉部長。 ◎健康部部長保健総務課長国吉真永)  今ご質問のございました過去につきまして、去年の3月に麻しんのアウトブレイクがございました。そのときにも一時休止であるとか、枠を狭めるであるとかという対応をしてございます。  また、それ以外にも、例えば医療監視と言いまして、各那覇市内の病院に保健所のほうで検査に行くことがあるんですが、そのときに医師、保健師臨床検査技師、いろんな職種の方が一緒に同行して検査に行くものですから、その際にもどうしても人が足りない場合には、単発ですが休止している事例はございます。 ○委員長前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員上原安夫)  ざっくり言って、その休止する期間は、例えば1週間だったのかとか、その期間は数日だったのかみたいなこともご説明できますか。 ○委員長前田千尋)  国吉部長。 ◎健康部部長保健総務課長国吉真永)  麻しんにつきましては、去年の4月11日から4月27日までの期間休止ということにしております。  先ほどの医療監視等につきましては、単発的にきょう、あすという形で休止しております。 ○委員長前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員上原安夫)  わかりました。  県が週2回、でも那覇市は、これまで月、水、金の3回、それから夜間もやっているということで、どうしても那覇市に集中するというか、利用しやすいとか、検査しやすいという条件で多くの方が利用しているということもよくわかりました。  ただ、今回の休止で迷惑をかけたことも事実ですので、ひとつ今後頑張っていただきたいと思います。 ○委員長前田千尋)  ほかにございませんか。  下地敏男委員。 ◆委員下地敏男)  1点だけお聞きしますけども、この事業保健師臨床検査技師はわかりますけども、この保健介護士の仕事として検査したりということと、その予算の中でですよ。 ○委員長前田千尋)  検査していないよ。保健師臨床検査技師。 ◆委員下地敏男)  それと啓蒙のための事業ということをこの方が担っていますか。 ○委員長前田千尋)  業務の内容についてですね。 ◆委員下地敏男)  はい。 ○委員長前田千尋)  中村裕子主査。 ◎健康総務課主査中村裕子)  まず、今回募集をかけているのは保健師看護師、実は保健師職募集をもちろんしたいと思っているところですが、人材不足という、なかなか応募が来ないということもあって、今回は看護師のほうも含めて、条件は若干変わりますけれども、条件保健師または看護師というところで募集をかけさせていただいています。これは人事課のほうとも調整をした上でこのような条件になっております。  また、この保健師に関しましては、周知啓発に関してはとてもやはり重要な役割だと思っておりますので、いろいろ世界エイズデーであったり、HIV検査週間等に関しまして周知啓発の活動を行ったり、あと学校関係で依頼がありましたら、そのあたり周知啓発等役割として担っていただいております。 ○委員長前田千尋)  下地敏男委員。 ◆委員下地敏男)  ここなんですけども、受付をしました。それから検査をする業務がある中で、学校に行って啓蒙だとか周知だとか、周知というんですかね。啓蒙とか、これさえも、皆さんがこの事業を中止することによってなくなったということですよね。これはどんなですか。 ○委員長前田千尋)  国吉部長。 ◎健康部部長保健総務課長国吉真永)  現在休止しておりますのは、HIV検査受付を中止してございますが、先ほどの啓蒙活動については、要請があればもちろん対応していくということになっておりますので、現在啓蒙活動休止しているという状況ではございません。 ○委員長前田千尋)  下地敏男委員。 ◆委員下地敏男)  わかりました。  この事業を中止することによって、そうした学校でのさまざま啓蒙については、中止をしてないというようなことで理解しました。以上です。 ○委員長前田千尋)  ほかに質疑ありませんか。  喜舎場盛委員。 ◆委員喜舎場盛三)  HIV検査受付休止決定が9月30日になってますけれども、ここで臨時応募がないこと、一部の職員から体調不良の訴えがあったこと、またデング熱対応に予断を許さないこと、この3つの条件があったから休止決定をされたんですか。  また、この一部の職員の体調不良というのはどの程度続いて、どの程度休まれたのか。 ○委員長前田千尋)  国吉部長。 ◎健康部部長保健総務課長国吉真永)  これは、書いてある3つが主な理由というふうになってございます。  それから一部の職員からの体調不良につきましては、つわりですね。つわりにつきましては、3日とかそういう形でちょっと休みが必要だという形の申し込みがあったのと、あとメンタルの不調を起こしている職員がいたものですから、その方は1週間程度出勤が難しい状況があったものですから、以上です。 ○委員長前田千尋)  喜舎場盛委員。 ◆委員喜舎場盛三)  じゃ何人かいらっしゃったわけですね。職員の体調不良で休まれる方が。 ○委員長前田千尋)  国吉部長。 ◎健康部部長保健総務課長国吉真永)  つわりとメンタル不調で2人です。 ○委員長前田千尋)  喜舎場盛委員。 ◆委員喜舎場盛三)  もし、その方々が休みがなかったらどういう状況になっていましたか。やっぱり同じように受付を、10月7日から休暇に入りますけども、臨時応募が、それがまだ決定してないから休止決定にされたということですか。 ○委員長前田千尋)  国吉部長。 ◎健康部部長保健総務課長国吉真永)  仮定のお話ではございますが、それも含めてではあったんですが、もしそういったことがなくても、もしかしたら休止可能性があったとは思います。  先ほども申し上げたデング熱もあって、デング熱、そのときにまた別の患者さんが発生する可能性もあったものですから、その状況を見ながらという形の判断になったかと考えております。 ○委員長前田千尋)  喜舎場盛委員。 ◆委員喜舎場盛三)  このデング熱対応というのは、どの程度の期間を要するんですか。 ○委員長前田千尋)  国吉部長。 ◎健康部部長保健総務課長国吉真永)  デング熱の発生が9月18日にございました。その後、その翌日には住民説明会を開催しております。その際に住民説明会の広報であるとか、その後、デング熱は蚊が媒介するものですから、蚊の駆除であるとか、そういうことについて、沖縄県の河川課、本市の環境衛生課との調整等がございました。  あと、そういったものが終わった後に、潜伏期間というのがありますので、潜伏期間の様子を見ながら、患者さんの容体確認とかございまして、実は終息宣言をまだしていない状況でございます。もうすぐ11月5日まで何もなければ終息宣言という形で考えております。 ○委員長前田千尋)  喜舎場盛委員。 ◆委員喜舎場盛三)  こういったいろんな要素が重なって、結局休止決定になったわけですね。 ○委員長前田千尋)  国吉部長。 ◎健康部部長保健総務課長国吉真永)  はい。そうです。 ○委員長前田千尋
     喜舎場盛委員。 ◆委員喜舎場盛三)  結構です。ありがとうございました。 ○委員長前田千尋)  ほかにございませんか。  奥間綾乃委員。 ◆委員奥間綾乃)  すみません、ちょっと気になったことがあるんですけど、この検査県外からも入ってくる、検査しに来る方々もいらっしゃるじゃないですか。例えば他市町村からも那覇市でやるという人がいますが、だけど、これ統計的には、那覇市からのエイズ患者が13件とかになるんですよね。  全体ですか。県全体となるんですか。 ○委員長前田千尋)  国吉部長。 ◎健康部部長保健総務課長国吉真永)  那覇保健所検査の結果、確認ができた陽性の方の数となってございます。 ○委員長前田千尋)  奥間綾乃委員。 ◆委員奥間綾乃)  ということは、例えば県外の方なのに、住所も県外にあるんですけど、沖縄県で検査して、ここで沖縄県のエイズ患者が1とカウントされるということですよね。 ○委員長前田千尋)  国吉部長。 ◎健康部部長保健総務課長国吉真永)  はい。そのとおりです。 ○委員長前田千尋)  奥間綾乃委員。 ◆委員奥間綾乃)  これ、問題だと思うんですけど、沖縄はエイズ患者が多いってよく言われるんですよ。でも、沖縄の人じゃないのに、県外の方が入ることによって、沖縄県民の1カウントというのは、ちょっとこれは違うと思うんですね。  このあたりというのはちょっと問題じゃないかなと思うんですけれども。 ○委員長前田千尋)  休憩します。 ○委員長前田千尋)  再開します。  国吉部長。 ◎健康部部長保健総務課長国吉真永)  先ほどの検査の結果のところが那覇市となってございますが、これは厚生労働省のほうで別にデータをとっていて、この方の出身によってのデータもまた別にあるというふうに聞いております。 ○委員長前田千尋)  奥間綾乃委員。 ◆委員奥間綾乃)  これ、よく観光客の方とか、県外の方、海外の方もなんですけど、アジアからもエイズ患者の方とかも、沖縄に遊びに来る人もいるとか、あとゲイとか、LGBTの方とか、ちょっと沖縄の島自体が、那覇市もそうですけど、LGBTを宣言しているんですけれども、ちょっと島のイメージがいろいろ私たちに聞こえてくるものですから、それにはやっぱりいい面もあれば、やっぱりネガティブな面もあるのかなと思って質問させていただきました。以上です。 ○委員長前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  先ほどの新垣淑豊議員の質問にもあったんですけれども、県全体の検査をする件数とそのうちの那覇市の件数というのは、何かわかりますか。 ○委員長前田千尋)  国吉部長。 ◎健康部部長保健総務課長国吉真永)  これは平成30年になりますが、県内の全保健所検査した合計数が2,143件となっております。 ○委員長前田千尋)  これが県外? ◎健康部部長保健総務課長国吉真永)  県全体です。2,143件となっております。  そのうち那覇市が1,049件となっております。 ○委員長前田千尋)  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  新聞報道にもありましたので、その数というのは見てはいたんですが、本当に約半数ですよね。  なので、他市町村県外、外国からもなのかな。そういうのも含めて、沖縄県の全体の半分を那覇市が背負わなければいけないというこの現実が、ちょっとやっぱり大変だなというのはすごく思って、またこれも報道で見ると、那覇市の保健所はすごく対応がよくて、親切で対応がいいというすごい評価もあって、だからそれ自体はすごくいいことだと思うんですけれども、頑張っているんだなというふうにすごく思うんですけれど、でも那覇市だけが頑張っていてはいけないなというのも思って、さっき新垣淑豊議員は予算のことを、国と県もとあったんですが、やっぱり県全体の、ほかの保健所もありますので、ぜひそういう体制を県としても何か構築できるようにという要望、要請をまたちょっとやってはどうかなというふうに思うんですが、その辺というのはどうですか。 ○委員長前田千尋)  国吉部長。 ◎健康部部長保健総務課長国吉真永)  この辺も含めて調査検討をさせていただければと考えております。 ○委員長前田千尋)  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  ぜひ、那覇市も頑張っているんだけど、県も頑張ってほしいということを強く要望していっていただきたいと思います。お願いします。 ○委員長前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  新垣議員、それから上原議員がおっしゃっていることなんですけど、これ国2分の1と一般財源2分の1なんだよね。だから那覇市で検査が増えれば増えるほど、一般財源からの持ち出しが増えていくと。検査するところに負担が来るというのは、やっぱりどう考えてもおかしいよね。これは。  そう考えると、やはり今2人からもあったように、なぜ県が絡んでないのかとか、検査する自治体に負担がかかるという部分は、やっぱり何らかの形で是正していかないといけないのかなと思うんですけど。  今、今後検討するというんですけれども、これは市だけで検討してもどうしようもないと思うんだよ。これはやっぱり国、県に対しての行動を起こすなり、我々も当然、これやりますけどね。そちら辺はどうお考えですか。 ○委員長前田千尋)  国吉部長。 ◎健康部部長保健総務課長国吉真永)  今のご指摘を含めて、まずは県、それから国に対してもそういうお話をできればなと考えております。 ○委員長前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  できればなあじゃなくて、これはやらんといかん。どうしても。  だって、検査が増えれば増えるほど一般財源からどんどん出て行ったらたまったもんじゃない。これは。ぜひ、強力にお願いいたします。 ○委員長前田千尋)  求めますか。いいですか。  ほかに質疑ございませんか。  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  お疲れさまです。  HIV検査について新聞報道にもあるように、きょうのご答弁からも明らかになったように、この沖縄県全体の検査数の約半分を那覇市が占めているということについて、非常に重い重要な役割を担っているなと感じておりますし、そしてまたきょうのご説明の中でも、やはり少し人員に余裕がないのかなという印象を受けております。  まず、1つ質疑したいんですけれども、過去の検査数に対応して、申請数、受付数だけ、全て那覇市としては検査実施できてきたのかどうか、まず伺いたいと思います。 ○委員長前田千尋)  休憩します。 ○委員長前田千尋)  再開します。  国吉部長。 ◎健康部部長保健総務課長国吉真永)  基本的に検査申し込みがあった方については対応してございます。ただ、スケジュール的にこの日じゃないとできないという形で、相手方からのキャンセルがあったことはあるかと考えております。 ○委員長前田千尋)  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  2番目に、今担当課としての、保健師だと思うんですけれども、保健師の望ましい定数と実数が今どういう状況なのか、あるいは足りてなくて人事課に増員要求をしているのかどうかを含めてちょっと状況を教えていただけますか。 ○委員長前田千尋)  国吉部長
    健康部部長保健総務課長国吉真永)  今のは人事課ではなくて企画のほうになりますが、組織定数としては、保健師1増の要求と事務職も含めて合計2人の増の要求を今年度出しているところでございます。 ○委員長前田千尋)  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  この保健師定数1増というのは、実現できそうな状況にあるんでしょうか。 ○委員長前田千尋)  国吉部長。 ◎健康部部長保健総務課長国吉真永)  まだご返事いただいておりませんので、まだこちらのほうでできるか、できないかということは、お答えは難しいかと考えております。 ○委員長前田千尋)  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  予定してない妊娠、出産、しっかりこれは対応していかなければならないのは当然なんですけれども、やはり定数を増やしていくということが非常に大事なことで、その都度臨時募集をしたところで、ほかもそうですけど有資格者はなかなか今集まらない状況になっておりますので、保健師をしっかり定数として確保していくということが、まず一番大事なのかなと思っておりますので、担当課としてもこれは強く要望をして、実現をしていただきたいと思います。  そしてまた、複数の委員からもありましたけれども、県内あるいは全国から、沖縄県那覇市に検査しやすい環境があるということも含めて、検査にいらっしゃる現状があるかなと考えられます。そう考えたときに、那覇市として、国に対して2分の1という補助の割合のあり方ではなくて、もっと国として検査数に対していくら補助するとか、もうちょっと制度として見直して、しっかりこの検査が全国どこででも対応できるような、その自治体の負担がないような状況をつくるというのが国としての政策として必要だと思うので、これはぜひ那覇市として声を上げる必要があるかと思いますけれども、重ねますがいかがでしょうか。 ○委員長前田千尋)  国吉部長。 ◎健康部部長保健総務課長国吉真永)  先ほどお話ししたように、その辺の要望を国、県にも伝えてまいりたいと考えてございます。 ○委員長前田千尋)  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  終わります。 ○委員長前田千尋)  ほかにございませんか。  副部長、ちょっと確認ですけど、先ほどから予算のことがありましたけど、中核市になって保健所那覇市に移行して、それまでほかの保健所は2分の1国、2分の1県ですよね。その県の部分那覇に移ったということでいいですか。 ◎健康部部長保健総務課長国吉真永)  そのとおりです。 ○委員長前田千尋)  なるほど、わかりました。  あと、もう1つ、全国で保健所は、今のように中核市になっているところは、予算に関しての要望とか声出ているとかというのは把握されてないんですか。 ◎健康部部長保健総務課長国吉真永)  こちらのほうには、そういう情報は届いてございません。 ○委員長前田千尋)  わかりました。ありがとうございました。  ほかにありますか。よろしいでしょうか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長前田千尋)  では、ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者退室) ○委員長前田千尋)  再開いたします。  これより議員間討議に入ります。  ありますか。                  (「なし」と言う者あり) ○委員長前田千尋)  特にないようでありますので、討議を終了いたします。  休憩いたします。 ○委員長前田千尋)  再開いたします。  次に、令和元年厚生経済常任委員会行政視察についてを議題といたします。  本日は、来週火曜日・10月29日に出発いたします行政視察における視察行程と視察報告書の作成等について、委員の皆様と確認をしたいと思います。  休憩いたします。 ○委員長前田千尋)  再開いたします。  休憩中に確認したとおり、今年度の行政視察の視察報告書の作成者について、1日目姫路市は新垣淑豊委員と私、前田で行います。尼崎市は奥間綾乃委員と上原仙子委員で作成お願いします。小浜市は平良識子委員下地敏男委員です。可児市では喜舎場盛委員と桑江豊委員です。枚方市は上原安夫委員永山盛太郎委員でお願いいたします。  報告書の提出期限は11月12日の火曜日までに事務局に提出してください。  休憩します。 ○委員長前田千尋)  再開いたします。  視察当日の集合時間、場所につきましては、那覇空港3階、全日空カウンター前、搭乗手続前とし、10月29日・火曜日午前6時半までに集合していただきます。  服装につきましては、スーツ等の着用でお願いします。  会議規則第106条の規定に基づき、議長に対し本厚生経済常任委員を視察先に派遣することを求めることにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長前田千尋)  ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。  次に、本日の議会報告会リハーサルを受けて、各班から上がった意見等と、前回の議会報告会で受けた市民意見等に対して、委員会として所管事務調査を行うとしている市民意見について確認したいと思います。  休憩いたします。 ○委員長前田千尋)  再開します。  今回の議会報告報告書については、休憩中に確認したとおりにすることに、前回の議会報告会で受けた市民意見に対する所管事務調査実施については、できるだけ早めに実施できるよう調整したいと思います。  これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長前田千尋)  ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。  以上をもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。  本日は、これにて閉会いたします。                             (午後0時35分 閉会) ───────────────────────────────────────  那覇市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。   令和元年(2019年)10月24日    厚生経済常任委員会 委員長 前 田 千 尋...