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  1. 那覇市議会 2019-10-02
    令和 01年(2019年)10月 2日都市建設環境常任委員会(都市建設環境分科会)-10月02日-01号


    取得元: 那覇市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-01
    令和 01年(2019年)10月 2日都市建設環境常任委員会都市建設環境分科会)-10月02日-01号令和 元年10月 2日都市建設環境常任委員会都市建設環境分科会都市建設環境常任委員会都市建設環境分科会)記録                        令和元年(2019年)10月2日(水) ─────────────────────────────────────── ●開催日時  令和元年(2019年)10月2日 水曜日 開会 午前11時28分                    閉会 午後3時28分 ─────────────────────────────────────── ●場所  都市建設環境委員会室 ─────────────────────────────────────── 常任委員会 1 所管事務調査   那覇市都市計画マスタープラン改定に関する所管事務調査(4回目)   第4章(2 那覇北地域、5 真和志地域、 6 那覇中央地域) 2 議員間討議 3 陳情の取り扱いについて(陳情第105号のみ) 4 閉会中継続審査申し出について ───────────────────────────────────────
    出席委員  委 員 長 前 泊 美 紀   副委員長 當 間 安 則  委  員 多和田 栄 子   委  員 古 堅 茂 治  委  員 大 城 幼 子   委  員 吉 嶺   努  委  員 清 水 磨 男   委  員 大 浜 安 史  委  員 仲 松   寛   委  員 粟 國   彰 委員外議員 上 原 仙 子   我如古 一 郎       平 良 識 子   上 原 安 夫       永 山 盛太郎   前 田 千 尋       野 原 嘉 孝   翁 長 雄 治       奥 間 綾 乃   糸 数 昌 洋 ─────────────────────────────────────── ●説明のため出席した者の職、氏名  内 間   章   都市みらい部副部長  島 袋 正 吾   都市計画課長  平 良 正 樹   都市計画課担当副参事  金 城   聡   都市計画課都市デザイン室長  知 花   豊   道路管理課長  崎 山 順 冶   道路建設課長  中 山   秀   花とみどり課長  中 本   徹   公園管理課長  高 宮 修 一   なはまち振興課長  赤 嶺 文 哉   観光課長 ─────────────────────────────────────── ●職務のため出席した事務局職員の職、氏名  當 間 順 子 議事管理課長  喜屋武 太 一 議事管理課主査  山 城 泰 志 調査法制課主査 ───────────────────────────────────────                             (午前11時28分 開会) ○委員長(前泊美紀)  ハイサイ、グスーヨー チューウガナビラ。  それでは、本日の出欠状況についてご報告申し上げます。  委員会定数10人中、出席10人となっております。  以上、ご報告申し上げます。 【都市建設環境常任委員会】 ○委員長(前泊美紀)  定足数に達しておりますので、これより都市建設環境常任委員会を開会いたします。  本日の議題に入る前に、委員外議員の出席についてご確認します。  野原嘉孝議員翁長雄治議員奥間綾乃議員糸数昌洋議員委員外議員として出席及び発言を許可したいと思います。  これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(前泊美紀)  異議なし認め、このように決定いたしました。  まず、先日協議しました課題と提言につきましてとりまとめておりますのでご確認をお願いします。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入室) ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  これより那覇市都市計画マスタープラン改定(案)に関する所管事務調査を行います。  初めに、第4章 地域まちづくり方針の2.那覇北地域について審査を行います。  それでは、島袋正吾都市計画課長、説明をお願いします。 ◎都市計画課長島袋正吾)  都市計画課、島袋でございます。  那覇北地域まちづくり方針についてご説明いたします。74ページから87ページまでとなっておりまして、74ページをお開きください。  まず、2.那覇北地域につきましては、上のように位置があります。新都心、あるいは真嘉比、古島地区がその地域であります。  成り立ちが記載されておりまして、戦前は主に真和志村であった。2段目、戦時中が激戦地であった。戦後は米軍に強制収用された云々の記載があります。その後、昭和62年に新都心の区画整理。下のほうでは真嘉比、古島地区の整備がされているといったところで、現在は良好な住宅地が形成されているという記述であります。  次に75ページ、地域の特性として、①土地区画整理事業により整えられたまち。②豊かな住環境で人気のエリア。下のほうに、子育て世代にも人気のエリアですと書いてあります。③多くの人が訪れるにぎわいのある地域ですと記載しております。  続きまして76ページは、市民のご意見。  77ページ、地域の将来像ということで、都市モノレール駅などと連携した歩行空間の魅力の創出を図り、商業施設や業務施設、公共施設などの集積を活かした回遊性のあるまちづくりを推進し、住宅地では緑豊かな居住環境の形成を「図ります。」とありますけれども、前の質疑の中で語尾をそろえるということで「進みます。」ということにしたいと思っています。  その下にこの図があります。  次に78ページ、地域の土地利用の方針ということで、ここにも地区ごとの記載があります。その中で特徴的なものとしましては、下から3つ目の■地域型生活サービス地区ということで、黄金通り(泊中央線)沿線は、日常の生活を支える地域のマチグヮー商店街としての土地利用を図ります。古島駅の周辺は、生活利便施設が集積する土地利用を図ります。という記載をしております。  次に79ページ、右上の■副次拠点ということで、広域的な商業機能、業務機能、文化芸術機能観光交流機能など、多様な都市機能の集積を維持するとともに、高度利用を図る。あるいは魅力的なオープン空間の創出を進め、副次拠点として都市機能強化にぎわいの創出を進める。  この副次拠点というのは、戻りますが、30ページをお開きいただきたいと思います。これもこれまでの質疑の中でもあったんですが、30ページで、那覇市全域を見たときの将来の都市構想図ということで、構造図の中で中心拠点が、後で出てくる那覇中央地域付近中心拠点、新都心あたり副次拠点、あとは地域拠点と同じく商業や文化の拠点もあるのですが、新都心を副次拠点という位置づけをしております。  戻りまして79ページで、新都心周辺、那覇北のあたりを副次拠点ということで、商業と業務、文化、芸術、観光等が集積しているので、それを維持するとともに、機能強化、あるいはにぎわいの創出を進めていくということで土地利用の方針として記述しております。  続きまして80ページ、地域の交通体系の方針の中では、5項目、チェックマークで進めておりますけれども、その中で2行目に、まちづくりと一体となったモデル性の高い基幹的公共交通システムの導入、あるいは4行目に新たな公共交通システム導入との連携、あるいは貸切バスの乗降場所や待機場所の適正化の推進などを書いております。  真嘉比の中環状線あたり観光バス等がとまっているのがよく見受けられているところもあって、こういう記述をしているところでございます。  80、81ページはそれぞれの広域的な幹線、あるいは地域の幹線、主要生活サービス道路についての記述をしております。  その図になっているのが82ページ、地域の交通体系図ということで、そういったものをここにまとめて整理しております。  次に83ページ、安全安心な地域形成の方針ということで、3つの項目を記述している中で、■防災まちづくりについては、この地域の特徴的といいますか、今回の都市マスにも入れているところではあるのですが、この部分地域は、いろいろな施設が集積して多数の人が訪れる地域です。災害発生時の一次避難者受け入れのため、ホールを開放するなど、事業者の協力による防災機能の向上や、災害時に観光客がスムーズに避難できるよう、地域住民や事業者の協力により、安全に避難できる仕組みづくりを進めます。という記載をしておりまして、下のほうでは、集中豪雨による浸水リスクのあるエリア云々で意識啓発を進めます。という記述をしております。  ■避難場所・避難所・樋川・井泉などの記述もしております。  そのまとめた図が84ページに記載しております。  次に85ページ、暮らしと交流の方針ということで5項目を入れている中で、5行目に、多様な施設の集積を活かした回遊性のあるまちづくりを進めていきたいということで記述しております。  ■公園・広場・緑・水辺につきましては、新都心公園、あるいは2段落目に真嘉比川、銘苅川などの記述。シグルクガーの記述などをしております。  次の■景観・眺望、水辺空間として、安謝川、真嘉比川の親水性、あるいは景観形成を図る。公共交通は那覇らしさを活かしたデザイン、泊中央線の記述、あるいは安里緑地や黄金森公園では中心市街地を一望できる貴重な眺望点を確保する。  ■歴史・文化遺産・歴史の散策路の中でも銘苅墓石群、あるいは崇元寺の御嶽、シグルクガー、おもろまちのトックリキワタ、崇元寺のホウオウボクなど、貴重な資源として積極的に保全を図っていくというような記述をしております。  86ページ、交流スポットということで、上の3行目あたりが今回、ここの地域の特徴的なものとして、多様な市民活動の拠点となっている新都心公園は、周辺の商業施設歴史文化施設と一体となった魅力的な交流スポットとなるよう取り組むとともに、施設間をつなぐ快適な歩行空間と豊かな緑陰の形成に努めることで、地区内の回遊性を高めます。というような記述をしております。那覇市民協働プラザなど、地域コミュニティの拠点として開放を進めます。  ということで、そのまとめたのが87ページの方針図として整理しております。  以上、那覇北地域の説明です。よろしくお願いいたします。 ○委員長(前泊美紀)  これより質疑に入ります。  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  きのうも指摘したんですけども、この地域は将来どうなっていくかというところが大事なポイントだと申し上げて、地域の将来像の部分がこの地域も2行しか書かれていない。ほかの地域では5行書いているところもあるし、ですから、このバランスというんですか、皆さんはこの地域はこういった個性があるからということで集約しようと思っていると思うんですよね。この地域にはこういう個性だということで細かくはなかなか書けないと、教育、それから福祉、こういったことに関することは大体、全域的な共通点ではあるから、特にそういうことを盛り込むわけはないわけだけども、それにしてもたった2行で地域の将来像ということでおさめるには、あまりにも簡単すぎやしないかなと思っているわけです。  先ほど島袋課長が申し上げたように、副次拠点を強調されましたよね。そしてまた防災拠点も強調されたわけだから、ましてや、ここは県立博物館・美術館もあり、新都心公園が中心にあってというような、新しいまちではあるけれども、周辺の泊とかその辺もありはするが、これがこの地域の真ん中にあるということだから、せめて副次拠点という意味合いからも、さらに防災をしっかりする観点からも、そういったものは地域の将来像に書き込んでおくべきではないかと思うんですけれども、いかがですか。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  ただいまの委員のご指摘は、おとといの際にもご指摘いただきました。ご指摘のように、この地域の将来像は、集約というんですか、あるいは方向性を2行ではあまりにも舌足らずではないかというのは感じておりまして、ここについては副次拠点、あるいは防災、いろんな観点からもう少し充実した書きぶりを検討させていただきたいと思います。ここの地区に限らず、おとといの部分も含め、あるいはこれからの部分も含めて、この辺について同じぐらいのボリュームといいますか、内容については変わるかもしれませんが、少し検討させていただきたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  地域によっては書き方が、うちのほうは少ないとか、うちのほうは立派に書かれているというふうに市民から受けとめられないように、公平公正にというか、せめて5行ぐらいは統一して書こうというふうにやらないと、今のやり方では非常にバランスが悪いと思いますので、しっかり工夫されてください。  以上です。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。  清水委員
    ◆委員(清水磨男)  先に74ページ、75ページの詳細というよりは前提となるところなんですけど、最初の成り立ちのところで、長虹堤の話から始まるんですけど、長虹堤はほぼほぼ那覇中央地域だと思うんですけど、那覇北地域の成り立ちの話が長虹堤から始まるのは、エリアが違うんじゃないかなと思うんですが、いかがでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  確認させていただきたいと思います。確かに長虹堤は、今のジュンク堂の前あたりもある程度あるし、ずっとつながっていくということもあって、位置的なものも含めて確認する中で、この書きぶりをちょっと。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  那覇北地域のほうにも長虹堤のルートは入っています。那覇中央のところにも入っているので、ちょっと確認させていただきたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  休憩中にも少し話させていただいたとおりも含めて、これに関しても事実関係を確認して、それで改めて書きぶりがこうでいいのか、ぜひ確認してください。これは先ほど言っていたので指摘にとどめます。  それともう1つ、75ページの一番下の③多くの人が訪れるにぎわいのある地域です。という説明をして、その横に高層集合住宅をかけていますけれども、全市民が納得してつくる都市マスタープラン反対運動も含めてあった象徴的なものを掲げるのは、それは少しどうかと思うんですね。航空制限がかからないから大きなマンションがつくりやすいことは事実として書くのはいいですけれども、それを地域の顔として並べるのは、これも少し反対していた方々などからすると、計画として納得いかないんじゃないかなと思うんですが、これについても。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  ご指摘のとおりの部分があります。この写真は差しかえを検討させていただきたいと思います。③はにぎわいのある地域というタイトルにもあるように、にぎわいがあるような写真をここに掲載したいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  これについてはぜひご検討ください。  最初に手を挙げたので、あと1~2点だけお伺いさせていただきたいのですが、80ページ、81ページで交通体系の方針が出てくるのですが、その中で主要生活サービス道路がそれぞれあって、その後も、その中ではそれぞれ地域の道路が書かれているのですが、真嘉比地域を中心に公園周辺など、実際に利用する方が車で来ても違法駐車が増えていて、あとは特に真嘉比中央公園付近とか、その結果、商業利用とかそのほかの車などの違法駐車が多い地域が幾つかあるので、違法駐車対策も重要かと思うんですが、それが書いているところが見つけられなかったので、もしどこかあれば教えていただきたいなと、ないのであればどういった検討があったのかを教えていただければと思うんですが。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  44ページを参考にお開きいただきたいと思います。大きい段落で4段落目のほうに、「緑の拠点である公園は、アプローチしやすい整備を図り」云々とあります。これはアプローチしやすいという記述ではあるのですが、今言う違法対策などは、那覇北地域のほうに戻りますが、記述が特にありません。この書きぶりを検討させていただきたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  もちろん公園はあくまで一例で出しただけで、それに限ったものではないし、もちろんほかの地域の小禄とか含めてあることではあるのですが、住宅街が急速に発展して、それこそおっしゃっているとおり、人気のあるエリアだと、どうしても人気のある公園などに家族連れで行くときとなったときに車で行ってしまうとか、違法駐車が増えるととめていいのかなと思って、そのほか、夜間も含めて駐車が増えるのはありがちなことなので、都市マスにかかることだと思うので、ぜひご検討いただきたいなと、新都心公園は駐車場は有料をちゃんと確認していただいて以降、公園利用者がとめられるようになったし、けど、一方で、新都心公園の上のエリアの部分とかは公園パーキングとかがあってもあまり利用者がいなくて、ただ一方で、逆にいうとそれだけ違法駐車などが発生するということは、人気のある公園をしっかり整備していだたいていることだと思うので、それが生きるような形で、ぜひそこは一度ご検討いただければと思います。  もう1点だけ先にお伺いしますが、続いての82ページの地域の交通体系図のところで、これは単純に教えてほしいんですが、那覇インターアクセス道路は、何十年もずっと思って、ちょうど真っすぐ行ってそこから渡れるけど、何もなく戻ってくるところだけが整備されていて、ゆくゆくは那覇インターまでこれがつながるんだという、もともとの計画の道路だと思うんですけれども、これはいつまでも持ち続ける計画なんですか。実際のところ、あと何十年かかっても、ここから道路を整備できるような感覚はあまりないのですが。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  この那覇インターアクセス道路は広域的な道路網で、沖縄県が所管をしている中で、道路網の計画が現在、まだ残っている状況です。そういう中で、那覇市都市計画マスタープラン、こういう道路網の交通体系の中では、構想の道路ということでここに記述はしております。要はまだ消滅していないところです。 ○委員長(前泊美紀)  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  都市計画のあり方がどうなっているかわからないから、逆にこれがあることによって、中環状線が逆に天久側が延ばせるとか、何か理由があるかもしれないので、そこはテクニカルなところは皆さんにお任せするんですが、実際にあそこに行って突き当たって、いい場所なのにあまり活用されていない謎のUターンだけができるようなところがあるのは、エリアとしてもちょっともったいないところもあるので、そこはうまい活用を含めてご検討いただければ、お願いします。  1回、これで終わります。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  今の関連で75ページなんですけど、写真のお話でしたけど、タワーマンションの件がありましたが、それも留意していただきたいのですが、この②豊かな住環境が人気のエリアです。とありますよね。そこは③の下から4行目から始まる「本市の北側に位置する本地域は」、「タワーマンション」云々とありますよね。これもある意味、住環境の問題だと思うんですよね。②と③がどうもいろんな意味がごっちゃになっているような感じがします。多くの人が訪れるにぎわいのある地域というところは、書いているように、本地域には2000年の云々とありますよね。これはこれでいいんですが、先ほども言いましたが、的外れな写真になっているわけですよね。タワーマンションのところになっているから。だからわかりやすいように、多くの人が訪れるにぎわいのある地域は、商業地域、楽市もありますし、そういった写真をやったほうがわかりやすいわけですよ。住環境は住環境で、また公園もありますし、タワーマンションが適当でなければ、また別の絵を入れるとか。  何が言いたいかというと、②と③は写真もそれから文章も含めてもう少し整理してもらいたい。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  ご指摘のとおり、②は豊かな住環境、③はにぎわいのある地域と、写真は都市計画マスタープランの中の大事な、ビジュアル的にぱっと見てイメージがわくような目的で掲載するものですから、この辺は整理させていただきたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  質疑を進行する前に、委員外議員の出席についてご確認いたします。  永山盛太郎議員平良識子議員委員外議員として出席及び発言を許可したいと思います。  これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(前泊美紀)  ご異議なしと認め、質疑を進行いたします。  多和田栄子委員。 ◆委員(多和田栄子)  今の仲松委員に関連して75ページの③は、先ほど清水委員の質問に対して、写真を入れかえると言っていましたけれども、やはり反対運動が起こった地域でもあるし、この写真は除いてほしいということと、それと下から2行目の「タワーマンションをはじめとする高層建築物が独特のスカイラインを形成しています。」という感じで本当に褒めているようなイメージに見えるんですね。ですから、そういったことからしても、「高層建築物が見られます」という感じで抑えるか、そうでなければ削除していただきたいなと思います。どうですか。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  反対運動とか、そういったものもかつてあったという経緯等も含めたときに、どういった写真が適当かはいま一度、この部分について検討させていただきたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  多和田委員。 ◆委員(多和田栄子)  ぜひ検討していただきたいと思います。  それからもう1点、85ページの暮らしと交流の方針の中の一番下、「多様な施設の集積を活かした回遊性のあるまちづくりの推進」とありますけれども、具体的にお聞きしたいのです。「回遊性のあるまちづくり」は具体的に何を示していますか。 ○委員長(前泊美紀)  金城室長。 ◎都市デザイン室長(金城聡)  一番上の■暮らしと交流の方針の5番目、「多様な施設の集積を活かした」というところかと思います。こちらにつきましては、新都心エリアについては、これまで前回の都市マスのときは、まだこれから新しいまちができていくと。未来都市ができていく。商業、業務を含めた、少しテクノロジー的なまちができるというイメージを持っていたわけなんですが、その新しい新都心のエリアが成熟した都市を迎えるにあたりまして、特に新都心地区の特徴が、具体的な施設名でいうと、例えばイオンさんのライカムとか、サンエーさんのPARCO等の巨大なショッピングモールは、基本的にエリアから人が出てこない、そこに入ると一日そこで過ごして、特に周辺には人は流れていかないわけなんですが、新都心地区の場合は、サンエーさんのメインプレイスがあって、その前に博物館・美術館、また公園がある。歩いて回れるまちになっておりますので、そういったことを意識した回遊性のあるまちづくりをしていきたいということで、86ページの交流スポットの項目にもそのような意味合い、地区内の回遊性を高めていこうということを意識して書いたものです。 ○委員長(前泊美紀)  多和田委員。 ◆委員(多和田栄子)  今の質問では、結局、メインプレイスを中心とした界隈ということで理解していいのかな。 ○委員長(前泊美紀)  金城室長。 ◎都市デザイン室長(金城聡)  特にメインプレイスということではないんですが、86ページの交流スポットのほうで、例えば多様な市民の活動の拠点となっている新都心公園、その周辺の商業施設、歴史・文化施設と一体となる交流スポットをつくっていこう。そのためには、地区内を快適に歩行できるような、例えば緑陰でつなぐとか、それぞれの個性的な施設をつないでいくことで回遊性のあるまちをつくっていこうという意味合いになっております。 ○委員長(前泊美紀)  多和田委員。 ◆委員(多和田栄子)  これはあくまでも20年の計画ですよね。ですから、具体的に挙げられているのはありますか。あくまでも課長が言ったような感じの構想という形で理解していいんですか。 ○委員長(前泊美紀)
     島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  先ほど例示したところもありますが、例えばライカムに行くときに、ライカム目的で行くしかない。あとは車に乗っていく。ライカムで用事が済んだら、映画館があるかもしれないけど、終わったら帰る。と比べたときに、新都心はサンエーに行く。けれども、横に博物館・美術館もある。サンエーに行って、美術館には何かの展示、あるいは公園もあるから、公園で弁当を広げて食べましょうみたいな、回遊性が生まれて、現在も生まれているけど、これからもそれを高めていこうということをここで書いているところなんです。  具体的なものというよりも、イベントもちょくちょく公園では出てきたりもすると思うんですが、回遊性を高めていく地域にしていきましょうということです。 ○委員長(前泊美紀)  多和田委員。 ◆委員(多和田栄子)  ありがとうございます。  以上です。 ○委員長(前泊美紀)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  この地域は、那覇市の中でも都市区画整備事業が実施されて、整備されたまちが形成された地域が最大の特徴だと思います。それで地域の特性で、土地区画整理事業により整えられたまちですということがあるんですが、戦災復興土地区画整理事業ということで泊地域ということがあります。わかるのであれば、この戦災復興土地区画整理事業、沖縄での最初だと思うんだけど、そこら辺の歴史的なあれはわかりますか。わからなければ。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  記憶の中ではありませんが、戦災復興土地区画整理事業は、例えば牧志、若狭、松山のあたりが終戦直後は米軍が接収した、泊も含めて。そこが返還されたときに、このエリアを整備するということで戦災復興の区画整理があったと。約220ヘクタールぐらいなんですけど、それが泊のエリアにもあるという事業です。 ○委員長(前泊美紀)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  那覇で5番目の構想でやられているところはほとんど復興事業が入った地域だと思うんですが、この記述の中で、私は米軍基地が返還されてできた新しいまちをもっと強調してもいいと思うんです。  きょうは翁長雄治委員がいますが、彼のおじいちゃんが土地を取り上げるときに真和志の村長で反対をしながら、これは強制接収された地域です。そして、そのおじいちゃんの子ども、雄治さんのお父さんがいるときに区画整理事業が完了した地域です。  だから今、沖縄の人のこれまで基地に頼らざるを得ないという立場の人たちが、基地が返ってきても立派なまちをつくって経済が発展するんだよという見本を示した地域だと思うんですよね。そういうところにもっと那覇市の新しい、いわゆるもう、言葉のある那覇新都心をつくったわけだから、そういう面での誇りを持つような記述に少し加えてもいいんじゃないかなと思います。  それから85ページ、地域の安謝川の親水ということまできちっとうたわれています。今までは安謝川は汚くて、臭いもひどい地域でした。それが今は下水道が整備されたこともあってだんだんよくなりつつある。さらにそれを進めていこうという姿勢は、河川に親しんで、そしてまちをきれいにしていく面では、私は非常に評価いたします。  答弁は要りません。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  75ページの地域の特性のところなんですが、那覇北地域といえば、やはり市民の医療拠点である那覇市立病院も思い浮かぶんですけれども、市立病院という言葉が北地域のまちづくり方針の中に出てきていないと思うんですね。同じ敷地に市立病院がこの20年の間に建て替えをされる記述が必要ではないかと思いますが、いかがでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  まず、参考に77ページの将来像の図面的には、市立病院駅前に市立病院という記載はございますが、委員のご指摘のように、建て替えも含めて市立病院についての記述は、特にないものですから、記述をするべく検討させていただきたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  ぜひ検討をよろしくお願いします。  あと、同じ市の施設として、上下水道局、みずプラッサという言葉も、やはりおもろまち地域といえば上下水道局の存在も思い浮かぶんですね。上下水道局も特に見当たらなかったものですから、こちらもあわせて検討を考えたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  上下水道局は那覇市の施設でもありますし、非常に重要だと思います。記述に向けて検討させていただきたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  よろしくお願いいたします。  あとは、81ページの主要生活サービス道路、一番最後に安謝小学校北側線があります。安謝小学校の周辺道路は、魅力ある歩行空間を確保し、安全な道路整備を図ります。というふうにあるんですけれども、今回、この安謝地域は、このマスタープランでは那覇北地域に含まれて記述されているんですけれども、安謝小学校周辺に里道があります。この里道の整備は都市計画上、里道という言葉がなかなかマスタープランで見えてこないんですけれども、里道整備はどう位置づけられるんでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  参考に83ページの安全安心な地域の方針の2番目の■基盤改良地区(機能向上型)、狭隘道路の解消云々とあります。いわゆる里道はここの土地の主がどなたかということになろうかと思います。権原(けんばら)とよく言ったりするんです。土地の所有者がどなたかというよりは、ここの狭隘な道の解消を図るとか、そういった記述を都市計画マスタープランに記述したほうがいいんじゃないかなと思います。そういう意味で狭隘道路の解消というような記述をさせていただきたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  わかりました。安謝小学校周辺の道路は、決算の質疑のときにもお聞きしたんですけれども、里道整備事業、那覇市に多くある里道の中でも特に長い整備期間になっていて、また10年間かけて行っていくということでした。もう少し書きぶりの中に、10年間、特に予算を取って取り組んでいく地域ということで、里道の生活道路の周辺整備の書きぶりを検討していただけないかなと思います。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  今、委員がおっしゃる里道の整備については、那覇市内全域的なものになるものですから、少し検討させていただきたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  この地域は那覇では一番高い、100メートルを超える高層ビルがありますよね。先ほどの写真の問題はいろいろあるかもしれないけど、このまちの特徴としては、中高層で計画のあるように、共同住宅の高度利用を図るという特徴があるものだと思うので、そういうことまで全て否定するものではありません。私は高層ビルに反対もしましたけど、計画としてできているわけだから、このマスタープランだから、それを否定するような形になるとおかしなあれになる。計画ではきっちりそういう立場は、昔はいろいろありましたから、そういうことをしっかり入れてほしいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  この地域は低層の住宅地もあれば、高層、あるいは高度利用を図る地区もある。記述もあります。そういったものでめりはりのある、あるいは高度利用は高度利用を図るエリアということで記載もありますので、先ほどの写真については少し検討いたしますが、新都心地域は高度利用を図るエリアもありますし、低層の住宅を進めていく地区もあります。 ○委員長(前泊美紀)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  那覇新都心としての新しいまちづくりの特徴あるところなので、それに相応しい記述になっていると私は理解しております。  終わります。 ○委員長(前泊美紀)  質疑の最中ではありますが、委員外議員の出席についてご確認します。  上原仙子議員を委員外議員として出席及び発言を許可したいと思います。  これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(前泊美紀)  なしと認め、このように決定いたしました。  大浜安史委員。 ◆委員(大浜安史)  今、古堅委員から都市景観的な高層ビルということがあったんだが、さっき聞いたときに、もともと施策事業のスタートが遅れていて、確かインテリジェントシティ構想という国土交通省の指定を受けてスタートしたと、もちろん一緒なんですけども、いろいろあると思うんですが、そういうものも含めて今やってほしいなということは同じ意見でありますので指摘して。  それと、84ページの安全安心な地域形成方針図の中なんですが、83ページにもありますけれども、公園の避難場所、小中学校の箇所ということで表示されていますが、よく見ると、一部はないということで、いうなれば、安謝小、安岡中とかいろいろありますよね。高等学校もあるわけなんですが、真嘉比小学校とか、これは単なる表示漏れなのかどうなんだろう。これは必要ですよね。避難指定は小中学校ですから、全部入れないと、あとは書けないということですよね。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  84ページの図を見たときに、人のマークの下に地域の避難所があって、オレンジ色の◎でそういうのがありますね。これが安謝小から安岡中とか、各学校には表示があります。ということで、地域の避難所という位置づけで記載されております。 ○委員長(前泊美紀)  大浜委員。
    ◆委員(大浜安史)  基本的にしっかりと入れてほしいということ。  それと避難場所ですけど、新都心地域は民間の大型の公共施設もありますよね。総合事務局もありますし、上下水道局もあるし、メインプレイスもありますし、そういった面では避難場所には今後、危機管理室とかそういう中で指定してやっていくのか、こういうところにはこういうのは基本的には入れないのかな。国の施設もあるし、どうなんだろう。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  83ページをご覧いただきたいと思うんですが、下の■避難場所・避難所は、公園などの避難場所や小中学校などの避難所ということで、那覇市の都市計画マスタープラン全般的にいえるんですけれども、公園と小中学校「など」というところで記載を限定させていただきたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  大浜委員。 ◆委員(大浜安史)  ある意味では、「など」の中に含まれるという考え方かな。 ○委員長(前泊美紀)  金城室長。 ◎都市デザイン室長(金城聡)  避難場所、避難所、防災危機管理課等と調整して、地図のほうにはプロットしておりまして、今、83ページの下から2つ目の■防災まちづくりの2行目から「災害発生時の一次避難者受け入れのため、事業所のロビー、会議室、ホールを開放するなど、事業者の協力による防災機能の向上や」、こういったあたりで今後、事業者の協力も得ながら進めていきたいと思っております。 ○委員長(前泊美紀)  大浜委員。 ◆委員(大浜安史)  モデル地域の都市だと、モデルに一番近いと思うんだけれども、公園にしても災害時の地下水に遮断して水とか避難のトイレとか、いろいろモデルの地域でありますので、避難の安全安心のできる地域という最高のものだと考えているものですから、ちょっと指摘させて終わります。  以上です。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。  野原嘉孝議員。 ◆委員外議員(野原嘉孝)  すみません。委員外議員で、地域のほうから一緒に合流させていただいていますけれども、もしかしたら全体で議論は済んでいるかもしれませんが、81ページを参考に見ながら、安里中央線や泊中央通りという中でも、歩道に特化した形で1点だけ指摘します。  歩行者の安全性、快適性、快適な歩行空間とかいろいろ表現はあるんですけれども、歩道の整備という形では、これもフラット化、バリアフリー化していくという基本的な考え方でいいんでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  崎山順治道路建設課長。 ◎道路建設課長(崎山順治)  歩行空間の確保に関する整備につきましては、まず幅員がある場所は歩道を整備する際にバリアフリー化ということでセミフラットを基本として整備していますけれども、歩道が確保できないような幅員、わりかし狭いような道路については、どのような歩行空間を確保するかということで、例えばグリーンベルトや車線幅を狭めるとか、そういったことで検討していきますので、その場所場所に合わせた歩行空間の確保をそれぞれの場所でどのようなものがベターなのかということで検討していくことになります。 ○委員長(前泊美紀)  野原議員。 ◆委員外議員(野原嘉孝)  その方向性はわかるんですが、今現在あるマウンドアップされた歩道をどうしていくのかというところなんですね。黄金通りもそうですし、新しい地域だけど、新都心の幹線のところはマウンドアップされたところがあるし、実は高齢化社会になってきてカートを引っ張ったり、あとは若いお母さんが乳母車を引っ張ったりして、車いすの人が通るには非常に歩きにくい。歩行しにくい空間がずっとあるんですけれども、それを解消していくのかどうかということ。  具体的な記述として、歩道のフラット化、バリアフリー化ということでどこかにあるのかなと思ったら、41ページに段差の解消のところしかなかったので、41ページのところしか探しきれなかった、共通するものは。だから段差の解消はバリアフリー化、歩道のフラット化を全体的に方向性として、都市計画としてそういう意識があるかというところの確認です。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  私のほうから、41ページを参考にご覧いただきたいと思うんですが、3-4地域の顔、生活の場となる道づくりの中で、上から3行ですが、障がいの有無や、年齢、性別も含めて誰もが利用しやすいように、ユニバーサルデザインの考え方を踏まえて、段差の解消云々、人にやさしい道づくりを進めるという大きな都市計画マスタープランの方向性としてはこういうものがあります。 ○委員長(前泊美紀)  平良正樹都市計画課担当副参事。 ◎都市計画課担当副参事(平良正樹)  先ほど委員からお話がありましたマウンドアップの歩道については、どうしても車の乗り入れ等がありますと、歩行者としては歩きにくい状況がやはり出てくると思います。周辺の建物の高さだったり、あるいは周辺の道路の高さだったりというような状況がございますので、そういったものも加味しながら、我々としては、基本は歩行者が安全に安心して歩けるような歩行空間の整備は、基本的にはそれを考えて、あとは周辺の建物の状況、道路の状況等を加味して、そのまちに合った道路形態を整備していくというようなスタンスであります。 ○委員長(前泊美紀)  野原議員。 ◆委員外議員(野原嘉孝)  先ほどの41ページのところにもあったんですが、具体的に段差の解消というユニバーサルデザインという中で、歩道のフラット化という形で確保してもらってもいいのかなと。具体性が見えなかったものですから、基本的にそういう考え方だけど、一部は仕方ないから残していくのかなという雰囲気に感じた。個々の地域に関してはこれから今後、また相談していきたいと思うんですけれども、そういう記述も含めて歩道の整備という形で、それを工夫していただきたいと思います。  安全じゃない空間がずっと続いているものですから、高齢化社会にだんだんなってきて。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  ここだけではなくて、全体地域でかかわることで気づいてしまったのでちょっと教えてほしいんですけど、小学校、中学校、大学はコミュニティスポットであり、避難所になっているんですけど、高校は避難所ではあるけど、コミュニティスポットにはなっていないんですね。これは何か理由があるのかなと思って。この地域に入ってきてからの地図が全部そうなっているんです。たまたま国際高校を見ていて、何か書いていないなと最初の図で思ったら、例えば那覇北地域だから、77ページは、この地域は大学がないからあれなんですけど、小学校、中学校はコミュニティスポットに全部入っていますよね。けど、国際高校は記載がないですよね。けど、84ページをご覧いただくと、避難所としては国際高校は入っているんです。別に入っているのはいいことなんですけど、入っているんですよ。  例えば真和志地域や首里地域にいくと、芸大や沖縄大学は交流スポットでもあり、避難所でもあるんですよ。高校を交流スポットから外したのは何か理由があるのかなと思いまして。 ○委員長(前泊美紀)  金城室長。 ◎都市デザイン室長(金城聡)  今回、交流スポットの設定に際しまして、小学校については地域連携室等を活用させていただきたいということと、あとは小・中共通なんですが、那覇市を含めて、那覇市は学校施設の開放事業ということで体育館やグラウンド、バスケット、バドミントン、サッカー、いろいろな競技に開放しております。  今回、コミュニティスポットということで、趣味の集まりの連携で世代間の交流を生んでいこうということを意識して、小・中については施設の開放という意味合いでコミュニティスポットとして位置づけをしております。  高校につきましては、開放事業というものがないものですから入れていないということになります。  あと、大学につきましては、高校とは違って多様な講座の開講とか、さまざまな地域への開放も行っておりますので、今回は大学は入れていることになっております。 ◆委員(清水磨男)  説明がわかれば大丈夫です。  以上です。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(前泊美紀)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩します。                  (休憩中に答弁者入室) ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  次に第4章 地域まちづくり方針の5.真和志地域について審査を行います。  それでは島袋正吾都市計画課長、説明をお願いします。 ◎都市計画課長島袋正吾)  真和志地域のまちづくり方針、ページ116ページから129ページとなっております。116ページからお開きください。  位置と地勢がありまして、成り立ち。真和志地域の成り立ちということで首里の南側に位置し、琉球王国とのつながりが多く残る地域。3行目あたりに、冊封使をもてなす識名園ほか、2段落目に真珠道が整備されてきて、首里城から金城町、真和志を通って屋良座森グスクまで行くというくだり。  あと戦前は、農地が広がり、戦後は、急激な市街地になっているというような記述をしております。  最後の段落のほうでは、識名トンネルあるいは真地久茂地線などの整備が進められましたが、地理的な条件などから公共交通空白地が残り、新しい公共交通の導入も検討されている。というふうに記述しております。  117ページ、地域の特性として①識名園があります。  ②起伏に富んだ地形と豊かな自然環境を有しているということで、丘陵地、斜面の残る緑地、金城ダム、安里川、あるいはラムサール条約の漫湖の湿地とかを記述しています。  ③公共交通の新たな展開が検討されているということで、交通不便の地域ということの中で、下から3行目に乗合タクシーが運行している。新たな公共交通の記述などを記載しております。  次に118ページは市民の声。  119ページが地域の将来像ということでここについては、3行記述してあります。  公共交通の利便性向上の促進と、新たな公共交通の導入によるまちづくりを推進し、身近な生活環境の改善とあわせ、中心拠点に近い便利で快適な住宅地の形成を図る。また識名園の歴史を核とした歴史文化遺産を生かしたまちづくりを進めるという記述をしております。  次に120ページ、土地利用の方針ということで、3つの項目の中の3行目に公共交通の整備と連携した地域拠点の形成というふうに記述しております。各地区の中で特徴的なものとしては、地域型生活サービス地区というところをご覧ください。  寄宮、長田、古波蔵の商店街は空店舗の利用やリノベーションなどにより、日常の生活を支える地域のマチグヮー商店街としての土地利用を図るというふうに記述しております。  一番下の四角で地域拠点。寄宮交差点周辺は、地域拠点として日用品を扱う店舗、飲食、診療所など日常生活に利便性を高める機能や、コミュニティ活動につながる機能などの集積・充実を図る。  これも午前中でもありましたが、30ページを少し参考に。30ページに那覇市全体の将来都市構造図というものを示す中で、中心拠点那覇中央地域付近、新都心あたり副次拠点地域拠点ということで例えば小禄の駅周辺、首里の駅の周辺。真和志地域であれば、この寄宮十字路あたりを地域拠点というような、拠点というような発想でここに示しております。  120ページに戻りまして、そういうことで地域拠点ということを記述しております。121ページがそれを整理した方針図ということであります。  次に122ページ、地域の交通体系の方針ということで上のほうに5項目入れる中で、3行目がまちづくりと一体になったモデル性の高い公共交通システムの導入。
     5行目に新たな公共交通システム導入との連携というふうに記述しております。このページと次のページに、広域的な幹線道路地域、あとは主要生活サービス道路などの整備に関する方針を記述しております。それを124ページで体系図ということで整理しております。  次に125ページ、安全安心な地域形成の方針ということで、2行目に建替えにあわせた狭隘道路の解消による安全で良好な住宅地の形成ということを記述しておりまして、このあたりは、真和志地域の方針の特徴的なものかなと思います。  で1、2、3、■の4つ目。■基盤改善地区面的改良型というところで、密集市街地では民間事業者の参画などにより建物の共同建替えなどを推進し、地域住民との協働による市街地の改善を図るというふうに記述しております。  ■防災まちづくり、識名園や栄町市場などの観光スポットは、多くの観光客が訪れる。災害時に観光客がスムーズに避難できる地域住民や事業者の協力により、安全に避難できる仕組みづくりを進める。集中豪雨による浸水リスクのあるエリアでは、総合的な治水対策を図るという記述をしております。  ■避難場所、避難所、樋川、井泉の記述が下のほうに書いてあります。  126ページ、その方針図をここにまとめております。先ほどの基盤改善地区面的改良型というのが、赤というかオレンジ色の部分がそういう改良型ということで表現しています。  次に127ページ、暮らしと交流の方針、ということで4点入れている中で、3行目にハンタからの眺望景観の確保というふうに入れております。  次に、■公園・広場・緑・水辺ということで、識名園の記述。  2段落目に漫湖公園、与儀公園、識名公園などの記述をしております。  3段落目に、国場川やガーブ川などの水辺に関する親水プロムナードの創出を促進するとか、湧き水の話でハンタガーや石田ガーなどの記述をしております。  次に■景観・眺望、ここについては上間、識名、国場は、拝所やカーなどが残り、住居配置や区画割りなど、昔ながらの集落・景観を有している。その辺の保全あるいは再生を図る。識名園周辺は、世界遺産の緩衝地帯としての景観形成を図りますという記述をしております。この景観・眺望の下のほうに、ハンタや大石公園では、南部方面や市街地を見渡すことのできる眺望点を確保するとしております。  歴史・文化遺産・歴史の散策路として、ハンタガー、グムイ、シイマノ嶽とか、一番下のくだりで上間のフクギや琉球松、知事公舎のデイゴ並木としております。  128ページ、■交流スポットとして、交流スポットの2行目に周遊ルートの展開、歴史の散策路、点在する歴史・文化遺産の保全活用、良好な景観の誘導など首里と一体的なエリアとしての歴史・文化のまちづくりを図る。  次に繁多川の豆腐づくり、地域の文化の一つとして、息づくもので継承していこう。交流の促進を図るというような記述をしております。  寄宮、長田、古波蔵の商業交流スポットでは、身近な買い物や地域のサードプレイスとしての機能創出を図る。既存公民館や小中学校などは、コミュニティの拠点として進めていくということで、129ページに暮らしと交流方針図を整理しております。  以上、真和志地域の説明です。よろしくお願いいたします。 ○委員長(前泊美紀)  質疑に入る前に、委員外議員の出席についてご確認いたします。我如古一郎議員、上原安夫議員を委員外委員として出席及び発言を許可したいと思います。これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(前泊美紀)  異議なしと認め、このように決定しました。  それでは質疑に入ります。  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  ちょっと確認だけど、117ページの③の公共交通の新たな展開のところですけれども、「戦後、基盤が整わないまま市街化が振興したため」という、この「振興」はこの「振興」を使うのかな。  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  すみません、ミスプリントです。 ◆委員(仲松寛)  これじゃないよね。 ◎都市計画課長島袋正吾)  はい、この「振興」ではございません。 ◆委員(仲松寛)  直したほうがいいよ。 ◎都市計画課長島袋正吾)  訂正いたします。 ◆委員(仲松寛)  そうしてください。  それから126ページのこれ前も指摘したんだけれども、多分ほかのところもそうなっているのかもしれないね。浸水リスクのあるエリアの斜線が逆になっているよね。これも細かいけどね。破線とか直しておいてください。  そしてここの地域の特色というのは、先ほど島袋課長から説明がありましたが、地域拠点というところなんですよね。地域拠点、大変いいことなんだけれども、寄宮交差点周辺ということで特色としては、その地域拠点がこの真和志地域という皆さんの考え方だと思うのだが、この中に真和志地域にとっても大事な行政施設が、これからできるものがあるわけじゃないですか。市民会館の跡利用ね。あれはもうすでに那覇市としても方向性が出ていますよね。ここは真和志支所複合施設というふうに、もうそういった方向、位置づけで事業が展開されていくと思うんですよね。こういうふうに行政の柱となるようなものがこの真和志地域にできるけれども、それについての記述というのはどの辺で確認できるんだろうか。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  地域の将来像、119ページを例えば将来像の中で、真和志地域の場合、識名園の歴史を核とした、こういうまちづくりを進めていくというようなことが記載されておりますが、これは特徴的なものをとらえて、この地域の将来像というふうな設定の仕方をしている中で、今、議員のおっしゃる市民会館跡地についても方向性が一定程度出たというようなところの中で、この部分についての記述が特に現段階では特にないものですから、この辺は那覇市の企画部門と相談、調整しながらこの書きぶりを検討させていただきたいなと思います。 ○委員長(前泊美紀)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  そうですね、やはりここはもうご存じのように、この複合施設は真和志支所とか図書館、それから公民館を初め、複数の施設を合築することになっていますから、間違いなくあの地域における中心的な役割を担ってくるものになってくると思うんですよ。ここに全く触れないということになると、手落ち感があるんで、それをうまく表現して入れていただきたいとこのように思います。  以上、やるといったからいいです。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  117ページなんですけれども、真和志地域の地域の特性というところに、やはりこの地域には、市民体育館ですとか、市の保健所、やはり市民のための施設がこの真和志地域にありますよということを、記述があったほうがいいんじゃないかなと思いますがいかがでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  委員ご指摘の、市民体育館、あるいは保健所。これは重要な、市民がよく利用される施設というところのご指摘がありました。  この辺、ちなみに119ページのこの図の中には、ちょっと目立たないですけれども、書いて記述はあるんですが、今言うように、項目出しあるいは文字としての表現というのは非常に大事なことだと思います。この書きぶりを検討させていただきたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  ぜひよろしくお願いします。  あと、この地域に、今現在唯一の災害拠点病院ですかね、赤十字病院が災害拠点病院であるということも、125ページの防災まちづくりの項目かもしくは、避難場所・避難所、この辺に記述があってもいいのかな思うんですけれどもいかがでしょうか。  市民の皆さんに、やはり災害拠点病院があるということを知っていただいたほうがいいかと思うんですが。この地域の特徴として。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  委員おっしゃるとおり、ここでそういう地域の特徴にもなり得る病院だと思います。先ほど市立病院もあの地区の特徴的な病院のように、こちらの赤十字病院についても、真和志地域のそういった病院になり得ると思います。記述を、この真和志地域のそういう特徴的なものとしての記述の仕方ができるのではないかなと思います。ちょっと検討させてください。 ◆委員(大城幼子)  よろしくお願いします。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。  吉嶺委員。 ◆委員(吉嶺努)  交通体系図のほうで、この地域における新たな公共交通システムと、基幹的公共交通システムの違いを教えてください。 ○委員長(前泊美紀)  平良副参事。 ◎都市計画課担当副参事(平良正樹)  新たな公共交通システムというのは、広域的に結ぶ軸として、今県のほうで位置づけられている軸となっております。モデル性の高い基幹的公共交通システムは、基本的に市域内の走るモデル性の高い、我々としては、LRTを目指していくシステムのものとなっています。 ○委員長(前泊美紀)  吉嶺委員。 ◆委員(吉嶺努)  今の説明があれば、見てわかるんですけれども、市民が見て、何の違いがあって何がどう違うのかというのがこの図だとわかりづらいなと。  ただ、何かこれ一緒のものなのか、別ものなのか、その辺の違いというのがわかりやすくなるといいのかなと思いました。 ○委員長(前泊美紀)  平良副参事。 ◎都市計画課担当副参事(平良正樹)  今のご指摘のとおり、市民の方が見て、区別がつかない部分があるかと思いますので、この辺は用語解説等交えて説明は加えていきたいと考えております。 ○委員長(前泊美紀)  吉嶺委員。  ほかに質疑はありませんか。  我如古一郎議員。 ◆委員外議員(我如古一郎)  この計画の、地区計画の項目の中に、老朽住宅の共同建替という文言があります。  現在のところは、そういった表現でしかできないのかなとも思いますが、しかし結局は、地域住民の皆さんが相談しあってというふうな緩やかな方針になると、一向に進まない課題だと思っていますけども、それでいいんでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  我如古委員、何ページでしょうか。 ◎都市計画課長島袋正吾)  125ページあたりですか。
    委員外議員(我如古一郎)  失礼、125ページあたりですかね。 ○委員長(前泊美紀)  125ページでいいですか。 ◆委員外議員(我如古一郎)  そうです、はい、125ページ。真ん中あたり、基盤改善地区。救急車も消防車もなかなか入りづらいという道も狭くて、住宅密集地そして老朽化という大きな課題がこの地域にはあるんですけど。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  まず、解説をさせてください。まず、この125ページに基盤改善地区(機能向上型)とその下の基盤改善地区(面的改良型)というふうに区別をしております。  これを次のページ126ページの図面を見ていただくと、水色の部分が基盤改善地区の(機能向上型)のところ。ピンクといいますか、赤のようなピンクのようなものが、基盤改善地区の面的改良型というふうな位置づけをしております。  125ページに戻りまして、機能向上型については狭隘な道路あるいは、ある程度生活ができる。道は狭いんですけれども、できるようなエリアですので、例えば建築基準法の2項道路を緩やかにこういうものが改善していくというようなところの部分。もう一方の面的改良のところは、接道もしていないとか、なかなか一筆だけでは土地利用が難しいとかいったようなところを、示しているようなところであります。  ちょっとそのあとは、休憩お願いします。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  金城聡都市デザイン室長。 ◎都市デザイン室長(金城聡)  ご質問の地区につきましては、那覇市密集住宅市街地再生方針、こちらのほうで位置づけられた地区について色塗りを、先ほどの、しているエリアになります。  こちらにつきましては、建替えとか那覇市内の場合は、民間の建替えの事業そういったものもかなりありますので、一戸だけではなかなか改善できない。ただこれまでのように、面的に大きく少し整備をしていくというのは、現実的になかなか難しいものですから、今後は民間の活力も導入しながら改善をしていこうという方針を記述しているものです。 ○委員長(前泊美紀)  我如古議員。 ◆委員外議員(我如古一郎)  現在のところは、こういった答弁で了としないといけないんですけれども、大抵の住宅は借地で、建物だけ自分のもので、建替えもできないそういったジレンマに今なっていると思います。  今、この計画においてどういう位置づけにするのか、あるいは実施計画でどういういいプランを見出すかというのが課題になっていると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  あと1点ですね。127ページの部分です。  私は識名園周辺に住んでいるものとしては、この地域があと20年後も何も変わらないという、こういったことでいいのかなという思いがずっとあります。  例えば、お墓が集積している識名霊園、この霊園は昭和30年に都市計画で、この一帯にお墓をつくってよろしいと那覇市が決定したことによって、大量のお墓がこの地域に集まってきたということになっています。  そういう意味では、今後20年、じゃこの地域のお墓の密集あるいはもう使われていないお墓がたくさん発生していく。こういったことをしっかりとらえて、使われていないお墓を再編?していくとか、その再編?をして空き地ができれば、この地域にどういうものがつくれるとか、そういった夢のある計画になるといいなと思うんですけれどもいかがでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  地域別まちづくりとあわせて、この分野別のまちづくり方針というのが、先日したところでありますが、45ページを参考に開けていただきたいと思います。45ページの4の4に墓地の集約化の推進、これは地域全体ではありますが、都市化している本市においても個人墓は残る、点在しているといったところで平成22年にこういう方針を策定して、個人墓地の区域を設定しているという中で、個人墓建設の抑制を図り、那覇市民共同墓や民間の永代的に管理可能な墓地などを利用促進し、集約化を進める。真和志地域というよりは、墓地に関する方針というんですかね、についてはこの記述であるというところでございます。 ○委員長(前泊美紀)  我如古議員。 ◆委員外議員(我如古一郎)  今の答弁はわかるんですけれども私、住んでいるものとして日々見ていると、墓地として空間ができるとすぐ売りに出されて、新しいものが建ってしまう。決して何も集約は進まないんですよ。墓地を建てることに関しては、ほとんど規制がきかないというのが現実で、あっち向いたりこっち向いたりしている、本当に均整の取れていない、雑然とした墓地が延々と続くんじゃないかというのが思いなんです。ですからなにがしかのプランを、方針を立ててもらわないと何も変わらないということを指摘をしておきたいのと、あと222号線。これの早期整備がこの地域にとっては大きな課題です。ぜひこれは計画の中にあるのか。県の道路ではありますが、いかがでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  122ページに交通体系の方針の真ん中あたりですね。広域的な幹線道路の路線名で県道222号線、真地久茂地線の記述があります。  新しい真地久茂地線もありますが、旧といいますか現といいますか、県道222号線の早期整備を促進しますという記述がございます。 ○委員長(前泊美紀)  我如古議員。 ◆委員外議員(我如古一郎)  そういう記述があったとしても、すでに20年も変わらないということなんで、指摘をして終わりたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  この地域は、私、高校時代から30年近く住んいた地域で首里以上に馴染みの深い地域です。それから夜は栄町によく行っていまして、この文章を見ると栄町市場のことは、非常に温かい気持ちで書いているなと。やはりそこに通っている人たちは、その思いが出てくるだろうなというふうに感じています。  それで一つは、今、我如古さんが言った交通問題、一番この地域幹線の道路が狭くて、それぞれバス路線は必要だろうとしても、この交差が厳しいということで、なかなかバス会社も運転手も嫌がるという地域になっています。  そういう面でこの122ページの一番冒頭に書いているこの広域的な幹線道路の整備という道路が求められている。切実な地域だと思います。ぜひきちっと抑えられている課題を推進できるようにがんばってほしいと、ぜひ、きちんと押さえている課題を推進できるように頑張ってほしいと。  それからもう一つは、粟國議員も私も本会議場で質問した識名公園のパークゴルフ場、今4月に読谷村で新しいパークゴルフ場ができて、全県的にそれが広がって高齢者の生きがいの場所にもなっています。  那覇でもぜひそういう場所がほしいという声があって、与那原だとか大里、西原に出かけていってやっている方もいます。この公園のところで、自然的な特徴を生かした潤いの場の創出を求めますということで、うまく書いていますが、ここにパークゴルフ場という言葉を入れたほうがいいのか、入れないほうがいいのか。粟國さんどうでしょうかね。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  中山秀花とみどり課長。 ◎花とみどり課長(中山秀)  では識名公園の設計の中でパークゴルフ場の位置づけはしていて、去る4月に説明会をして、地域住民にもパークゴルフ場をつくるということで絵とかも見せていますので、今のものについても入れて問題はないかなと思います。 ○委員長(前泊美紀)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  相当前向きないい答弁で、ぜひパークゴルフ場を入れて、そうすれば粟國さんも大人しくなると思いますので。 ○委員長(前泊美紀)  永山盛太郎議員。 ◆委員外議員(永山盛太郎)  2つあって、1つは確認なんですけど、129ページの商業交流スポットなんですけど、その設定の仕方がどうなっているか聞きたいんですけど。  なぜかと言うと、真和志地区で一番商業施設が集まっているのが与儀小学校から国場に抜ける道のあの一帯なので、そこはこれに設定されていないんですか。 ◎都市計画課長島袋正吾)  トックリキワタのあるあの通りですか。 ◆委員外議員(永山盛太郎)  そうそうそう。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  金城室長。 ◎都市デザイン室長(金城聡)  今、ご指摘の商業交流スポットにつきましては、120ページのほうをご覧いただきまして、こちらの地域の土地利用の方針の下から4つ目の■のほうに、■地域型生活サービス地区ということで、寄宮、長田、古波蔵の商店街は、空き店舗の利用やリノベーションなどにより、日常生活を支える地域のマチグヮー商店街としての土地利用を図りますということで、もともと商業や小さなマチグヮー商店街とかがあったところで、今はもう衰退してシャッター通りとかになっているところを、コミュニティ的なものを中心に再生させていこうという位置づけでプロットをしておりまして、今、議員ご指摘のように、あちらのほうが栄えているというか、こちらの商業交流スポットについては、129ページでプロットしているエリアについて地域のコミュニティ、そういったものを使って再生させていきたいというエリアを位置づけしているものになります。 ○委員長(前泊美紀)  永山議員。 ◆委員外議員(永山盛太郎)  新都心地区だと、りうぼう楽市とか全部商業スポットエリアに囲まれているよ。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  金城室長。 ◎都市デザイン室長(金城聡)  ただいまご指摘いただきましたように、商業交流スポットについては再度きちんと定義づけをして、整理してプロットを修正したいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  永山議員。 ◆委員外議員(永山盛太郎)  もう一つ、127ページの歴史・文化のところで、上間のフクギ、琉球松、知事公舎のデイゴ並木など、古木・大木とかと重なるんですけど、例えば真和志南地区は与儀公園もそうですし、漫湖公園もそうですし、那覇で一番桜の木が多いんですよ。そういった景観のことをここに入れることは難しいのかな。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。
    ○委員長(前泊美紀)  再開します。  金城室長。 ◎都市デザイン室長(金城聡)  ご指摘の部分につきましては、大木等の文化財的な、文化資源的なものを記述しておりますので、例えばご指摘の桜のようなものにつきましても、分野別の方針を含めて記述を検討したいと思いますが、参考までに55ページのほうをご覧いただきまして、観光・交流まちづくりというところの下から2つ目の段落で、「身近な公園の桜なども観光資源のひとつとなっており」というところで、現在与儀公園なども、海外からのお客様がその時期になると桜を見に来たりとか、あと、福祉施設の皆さんが桜を見に来たり、桜まつりということもありますので、そのほかの場所の桜も含めて、もう少し記述ができる箇所を検討したいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  永山議員。 ◆委員外議員(永山盛太郎)  ぜひ那覇で一番多い桜のところなので、よろしくお願いします。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。  平良識子議員。 ◆委員外議員(平良識子)  お疲れさまです。委員外議員にも発言を認めていただきまして、ありがとうございます。  真和志地域は、那覇市のホームページで地域別の人口を見ても3分の1の市民が住んでいる地域で、非常に重要な地域であります。  そういった意味では、117ページの最後の行なんですけれども、「大勢の人が暮らす本地域が」という表現で総体的に書かれているんですが、やはり強調し、あるいは少し正確性を期す上でも、「那覇市民の3分の1が暮らす大勢の人が暮らす地域」とか、そこの表現をもう少し的確に表現したほうがいいのかなと思いました。  もう一つなんですけれども、119ページの図と124ページの図、この中でモデル性の高い基幹的公共交通システムの図がありますけれども、もしかしたら事前に説明があったかもしれませんが、とりわけLRT等の新しい公共交通システムのルート案についてはまだ決まっていない中で、このように落としたという経緯というか、落としたことについて教えていただけますか。 ○委員長(前泊美紀)  平良副参事。 ◎都市計画課担当副参事(平良正樹)  現在、那覇市交通基本計画がございまして、その中にも公共交通ネットワークの図の中にモデル性の高い基幹的公共交通の軸として、今の真玉橋から寄宮を通りまして、寄宮から中心市街地、国際通りを通って新都心と。それが今、モデル性の高い基幹的公共交通軸の位置づけとなっております。  LRTの導入、ルート等につきましては、今年度は網形成、それから次年度以降、詳細な話にはなってくることになります。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  117ページの大勢の人が暮らす云々の記述は、議員ご指摘のこともあります。書きぶりをもう少し検討させてください。 ○委員長(前泊美紀)  平良識子議員。 ◆委員外議員(平良識子)  ありがとうございます。とりわけ、真和志地域のこれからの都市マスの上での目玉となるLRT等の新たな公共交通システムのルート案、そして、それによるまちづくりというのが非常に重要になってきますので、最後のページにもありますけれども、適宜見直して記述を追加していただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  午前中も新都心の項目でお話ししたのですが、那覇市は基地返還をしてまちづくりが進み、発展してきたまちということが言えると思います。  新都心しかり、小禄金城しかり、そしてこの地域では与儀のガソリンタンク跡地もあるのですが、その記述が一言もないので、そこら辺、その地域に住んでいる人が復帰直後、復帰直前かな。返された土地なので、もうあれから50年近く、だから今の若い人たちがそういう歴史を知らないという中で、私はそれも一言は入れたほうがいいんじゃないかなと思います。  以上です。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  ご指摘のとおり、与儀ガソリンタンク跡が真和志地域の中にありました。それを区画整理して現在のような範囲になっているというようなこともありますので、何らかの記述をしたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。  大浜委員。 ◆委員(大浜安史)  ちょっとしたことですけど、私の認識不足だと思いますが、116ページの、尚真王の16世紀には軍道である真珠道が整備されましたというのは間違いないですよね。表現がこれで合っているのかなと。その当時の王国時代からの軍道でいいわけよね。 ○委員長(前泊美紀)  上原由仁都市計画課主幹。 ◎都市計画課主幹(上原由仁)  この記述については、文化財課とも調整しながら記述しておりますので、間違いないということです。 ○委員長(前泊美紀)  大浜委員。 ◆委員(大浜安史)  あと、119ページの地図の右上に、これは県立芸術大学なのかな。この場所は間違いないのか。ここないんじゃないかなと思って。 ○委員長(前泊美紀)  上原由仁都市計画課主幹。 ◎都市計画課主幹(上原由仁)  この場所には第2キャンパスということであります。 ○委員長(前泊美紀)  大浜委員。 ◆委員(大浜安史)  わかりました。確認でした。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。 ◆委員(大浜安史)  ちょっと待って、まだあります。 ○委員長(前泊美紀)  大浜委員。 ◆委員(大浜安史)  127ページ、これは言葉の表現ですけども、公園・広場・緑・水辺の中間あたりに湧き水によって育まれたハンタガーとか市田ガーというところで、ハンタというのは片仮名なんだけど、これで別にいいのかな。これが通常使われているハンタということで。漢字なのかなと思ったけど、片仮名なので、別にこれは大したことじゃないの。 ◆委員(仲松寛)  これは井戸のことでしょう。 ◆委員(大浜安史)  井戸のことかな。じゃあ私の認識不足ですね。わかりました。以上です。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(前泊美紀)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  それでは、次に、本日最後です。第4章 地域まちづくり方針の6那覇中央地域について審査を行います。  島袋正吾都市計画課長、説明をお願いします。 ◎都市計画課長島袋正吾)  6、那覇中央地域は、130ページから143ページとなっておりまして、130ページからごらんください。  まず、位置性の記述がありまして、成り立ちということで15世紀に琉球王国が誕生して云々、現在の中央地域は那覇が浮島と呼ばれていたというような記述で、埋め立てが進められて今になっていると。  19世紀に入っての記述、真ん中あたりの段落で、沖縄戦により、市街地が壊滅状態になり、そして、復興は壺屋から始まったという記述をしております。  そして、牧志街道、奇跡の1マイル、他方、久茂地川北西側一帯は戦災復興の区画整理が行われてきたとの記述。近年では、市街地再開発事業が行われたというような記述をしております。  次の131ページ。地域の特性ということで、①は県都那覇の商業・業務拠点、就業の場となっていると。②古き良きマチグヮーが残り、商店街の活動が盛んですというようなことで、相対売りの写真を掲載しております。③公共交通が充実しておりますということで、モノレール6駅、バスターミナル。バス路線も日に何本とありますが、慢性的な交通渋滞が続いている。  さらには、観光バスやレンタカーの増大といった新たな課題も顕在化しているというような記述をしております。  次の132ページに市民の意見。  133ページに地域の将来像ということで、公共交通を中心とした歩いて暮らせるまちづくりを推進し、住宅の中高層化の誘導によるアメニティの高い都市型住宅地の形成を図る。  国際通り、平和通りなど、沖縄独特の雰囲気を生かした回遊性のある観光商業地の形成を進め、「出会い」「ふれ合い」「にぎわい」のあるまちの形成を進めますというような記述をしております。  次の134ページ、地域の土地利用の方針ということで、まず、交通利便を生かしたまちなか居住の推進を図る。このまちなか居住は、この地域の特徴的な記載をしていると考えております。  3行目に、魅力的なオープン空間の創出による土地の高度利用。この中で、真ん中下の四角で、地域型生活サービス地区ということで、与儀市場通りでは、空き店舗の利用、リノベーションの云々とかあります。これは先ほどの議論とも重なる部分はあるんですけれども、この地域では与儀市場通りをこういう地域型生活サービス地区というようなことで記述しております。  下の四角で中心拠点、ここがさっきの大きな那覇市の都市構造図の中では那覇中央地域中心拠点ということで、商業、業務、文化芸術、観光、交通結節機能など、多様な機能が集積しており、その充実を図る。オープン空間の創出により、ヒト・モノ・コトが集まり、にぎわい生まれ、新たな価値が創造される土地利用の形成を図るということで、135ページに土地利用の方針図を整理しております。  次に136ページ、地域の交通体系の方針ということで8項目上げている中で、モデル性の高い公共交通システム導入と書いております。8行目に貸し切りバスの乗降場所や待機場所の適正な推進を図るというような記述もしております。  下の表、あるいは次のページの表が、各広域的な幹線道路、地域の幹線、主要生活サービス道路の整備の方針を記述しております。それを138ページ体系図に整理しております。  続きまして、139ページ、安全安心な地域形成の方針ということで、3行目にマチグヮーの魅力を残した市場の再生というような表現をしております。  真ん中の四角で、基盤改善地区(機能向上型)ということで、牧志、松尾、楚辺、安里などは、狭隘道路の解消云々があって、共同建てかえや土地の共同利用などによる緩やかな基盤改善を図る。国際通り沿道は、ゆとりある歩行空間の創出、あるいは良好なオープン空間の創出などを記載しています。  その下に、この那覇中央地域の場合には、後ほど図面にも書いていますが、ガーブ川周辺のマチグヮーエリアというエリアを設定しております。マチグヮーエリアは、建物の共同建てかえの誘導や民間事業者の参画による小規模な面整備、道路整備と一体となった基盤改善や再開発など、さまざまな手法により、沖縄独特の商店街としてマチグヮーの魅力を残した良好な市街地環境の改善を図ると記述しております。
     防災まちづくりのほうで、本地域は商業、業務の中心として多数の人が訪れる地域ということで、地域住民や事業者の協力により、安全に避難できる仕組みづくりを進めていくというような記述をしております。  下の四角で、避難場所・避難所・樋川・井泉で公園あるいは小中学校の記述をしております。オープンスペースの確保、耐震化やバリアフリーを図っていきますというような記述をしておりまして、140ページがその整理した図面で、先ほど申し上げましたようにガーブ川周辺のところに二重線でぐるりと線をしております。これはマチグヮーエリアということで、那覇中央地域の中のエリアということで設定しております。  141ページ、暮らし交流の方針ということで、5点あるんですが、上のほうで公園のアプローチの向上と柔軟な利用によるにぎわいの創出。あとは、5行目に国際通りとマチグヮーなどの商業地のにぎわい景観の形成などを記載している中で、公園・広場・緑・水辺の中で緑ヶ丘公園の記述があります。  2行目に、道路からのアプローチの改善によりまちと公園の一体性を高める。また、「柔軟な管理・運営」により、まちなかのにぎわい創出を図るというよう国場な記述をしております。  景観・眺望の中でも、壺屋の記述、あるいは河川などで安里川、久茂地川、川、潮渡川などの河川は、中心市街地における貴重な水辺空間、親水性の確保、水辺に顔を向けた景観形成を図っていくと記述をしております。  城岳公園、緑ヶ丘公園、希望が丘公園では、貴重な眺望点としての確保を図っていきますと記述をしております。  歴史・文化遺産・歴史の散策路についても、壺屋のところ、あるいはカーや御嶽、下から2行目にハーバービューのガジュマル、あるいは神原小学校のビルネムなどの中にトックリキワタも入っているところであります。  次の142ページ、交流スポットというところで、中央地域は回遊性というところを特徴としておりまして、2行目のほうに壺屋や桜坂などを含めた中心市街地の回遊性の向上を図るため、緑陰の確保や腰掛けるスペースの創出、段差の解消、子どもから高齢者まで多くの来訪者が快適な歩行環境を提供することで、中心市街地の活性化や再生につながるまちづくりを推進していくという記述をしております。  あと、市民会館の記述。夜間景観の充実を図ると記述しております。オープン空間の創出により、新たな交流機会の創出を図っていくというような記述をしております。  143ページに、暮らしと交流方針図を整理しております。  以上、那覇中央地域の説明です。  よろしくお願いします。 ○委員長(前泊美紀)  これより質疑に入ります。  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  ちょっとしたことなんだけど、135ページ、地図がいっぱい出てくるわけですけど、那覇市役所が書かれていない。ここの地図だけないのかな。あとはあるんですよね。入れたほうがいい。  それから、新文化芸術発信拠点施設と書いていますけど、この間、名称も決まっているので、その正式名称を入れたほうがいいのかなと。なは、とでしたっけ。その前に何とか施設なはーとになっているんでしょうかね。それはやったほうがいいのかなと思います。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  135ページの地図に那覇市庁舎を記載したいと思います。  あと、やはり市民に親しまれるというようなこともありますので、なはーとを記述したいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  ほかに質疑はありませんか。  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  今、バリアフリー基本構想を策定中で、その地域が中心整備地域かな。そういうことになっていると思うけど、バリアフリーが避難のところにしか入ってこないということになっているものだから、そうじゃなくて、まち全体が、那覇市のマスタープランに基づいて、バリアフリー基本構想をつくるわけでしょう。その中で重点整備といって位置づけながら、そういうにおわすようなことが1つもないから、そこはきちんとユニバーサルデザイン、バリアフリーのまちづくりという視点をきちんと入れたらどうかなと思います。 ○委員長(前泊美紀)  平良副参事。 ◎都市計画課担当副参事(平良正樹)  バリアフリー基本構想、今年度策定する予定で、さらにその中で重点整備地区ということで位置づけをいたします。  この位置づけについては、基本は中心市街地なんですが、実効性等を踏まえてある程度絞った形の重点整備地区ということで位置づけをしていこうと考えております。  今のバリアフリー基本構想の中で大事なのが、やはり高齢者等の方々、全ての方が歩きやすい環境を整えていくというところで、142ページの交流スポットのほうに、一段落の中ぐらいですか。段差の解消などを図り、子どもから高齢者まで多くの来訪者に快適な歩行環境を提供することで中心市街地の再生や活性化につなげるまちづくりを推進しますというような記載は入れているというところであります。 ○委員長(前泊美紀)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  そのバリアフリー基本構想の立場から言うと、これだけではまちづくりの視点を、もっと大きな立場でこれは書かれるわけでしょう。だから、ちょこちょこした言葉でごまかすのではなくて、大きな立場の都市マスタープランだから、そういう面での視点もぜひ入れるべきだと思うよ。  要するに、今ちょうど彼が指摘したけど、この交流スポットというところは、市民会館のことも入れて、夜間観光の視点でも、僕はよくまとまっている項目だと思う。  そこに魅力ある那覇の中心部をつくって、観光客も満足する、そういうところをつくろうという視点がよく入っているでしょう。そういう視点を障害者にもっと思いを寄せて、高齢者に思いを寄せて、重点整備地区というのであれば、それなりの位置づけをきちんとやるべきじゃないのかなというふうに思います。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  142あるいは143ページ、先ほど平良からもお話がありましたように、本年度バリアフリー基本構想、さらに重点地区の設定を進めるべく、今はそういう方向で進めている中で、この図面の中にこういう位置づけができればいいのではないかなと思います。  ちょうど今並行して進めているというところもあります。  このあたり設定できたら、ここに表現として記述して、図面として、あるいは文字の表現としてバリアフリー基本構想という記述も検討させていただきたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  地元自治会でもあるので、一晩中でもずっと話せるんですけど、余り話したら委員外議員が帰ってしまうので、少しまとめながらやっていきたいと思います。  ページを追っていって前から順にやっていきたいんですが、130ページ、131ページの最初の全体のところで、闇市を起源にという言葉が出てくるんですけど、例えば最初の成り立ちのところで言えば、市役所とか県庁とかがここに結局来たわけじゃないですか。その起源については全くふれられていないので、行政文書なので、そのあたりは少し記載があってもいいのかなと思ったのが1点と。  今度は地域の特性のところにも闇市を起源にと出てくるのですが、それだけではなくて、戦後は今の新文化芸術発信拠点施設ができる前から、この地にはそれこそアーニーパイル国際劇場から、沖映から、国映館から、グランドオリオンから、何からあったわけですから、もともと文化の中心地でもあったので、その点も少しバランスよく書いていただきたいなと。これは要望にまずはとどめます。  続いて、133ページで、これが一番強いポイントなんですが、133ページだけじゃなくて後で出てくる142ページ、143ページも同じなんですが、いわゆるコミュニティスポット、交流スポットですね。地図だとコミュニティスポットとしてオレンジの丸。142ページだと交流スポットという記載がありますが、これは学校ばかり入っているんですけど、にじいろ館は間違いなくこの地域の中心のコミュニティスポットの1つなので、これは入れていただかないと地域としては賛同できないものとなると思うので、ぜひ緑ヶ丘公園と合わせてコミュニティスポットに必ずぜひ入れてください。これだけは少し答弁いただきたいのですが。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  ご指摘のにじいろ館、交流スポットということでありますので、記述したいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  これは児童館としても自治会の拠点としても今実際活用されていますので、ぜひお願いします。  次に、134ページで、先ほどまちなか居住を特徴と考えているということであったんですが、そうであれば、実際に地図を見ていただければ、じゃあまちなかは何に位置づけられているかというと、業務地区や商業サービス地区に利用方針が位置づけられていて、そうであればその左の業務地区とか商業サービス地区のところに、そこにいかに居住するかということも一文ぐらいどこかに入れていただいたほうがいいんじゃないかなと思うんですけども、これはいかがですか。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  金城室長。 ◎都市デザイン室長(金城聡)  今ご指摘のように、業務地区、商業サービス地区というところに、そういったまちなか居住的な記述がないということで、検討したいと思います。  これは少し、中高層住宅地区等のまちなかにある住宅について、商業・業務機能と共存する土地利用というところに住んでいる人の環境側の視点からの書き込みが中心になっていたので、逆におっしゃるとおり抜けていた部分があるかと思います。 ○委員長(前泊美紀)  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  これは那覇市が数年前からずっと推進しているリノベーションとかを含めて、そういうことだと思うので、いわゆるマチグヮーの中に居住実態がある方も多くいらっしゃるのでお願いします。  次に136ページなんですけども、ここでもさまざまな抑制とか、その中に含まれるかもしれませんが、今実際に国際通りで配送事業を皆様やろうとしていて、それに伴うことなんですが、やっぱりこの地域、観光バスが片側にとまって車線を潰すというのも大きな問題なんですけど、商用車、それこそ配達の車とか、ダイビング関係の車がボンベを積み下ろすとか、多くの車が車線を路駐で潰すというのが非常に大きな問題なので、こういった商用車の管理とか、そういった抑制というのも書かれるのか、中の事業で展開するのか、これもぜひ検討いただきたいんですけど。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  清水議員ご指摘の件につきましては、検討させていただきたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  その横の137ページは、これは単純に間違いなのか何なのか、上から3つ目の四角のところ、商店街へのアクセス道路とあるんですけど、挙げられているのは商店街そのものじゃないかなと思うんですけど、これは何か僕の勘違いですか。例えば開南中央通りとか、サンライズ通りとか、平和通りとか、これは商店街へのアクセス道路じゃなくて商店街そのものの気がするんですけど、商店街もしくはその周辺アクセス道路とかという表現ならまだわかるんですけど、そこは直すなら直すで。 ○委員長(前泊美紀)  平良副参事。 ◎都市計画課担当副参事(平良正樹)  おっしゃるとおり、ガーブ川、開南中央通り、まさしく商店街通りになっておりますので、この辺の文言は修正させていただきたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  そこの一番下の四角なんですけど、これは県道222号線じゃないですか。 ○委員長(前泊美紀)
     平良副参事。 ◎都市計画課担当副参事(平良正樹)  そのとおりで、修正いたします。 ○委員長(前泊美紀)  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  ちょっと飛ばして140ページ、あと数点だけなんですけど、まずここは避難地区とか、さまざまな形成方針が描かれているんですけど、避難所が描かれる中で、ここにそれこそ、なはーとは避難所になる計画はないのか。せっかく仲松委員から指摘があったので、なはーとという言葉を使っていますが。なはーとも避難所にこの20年の計画でなりそうなのであれば。 ○委員長(前泊美紀)  金城室長。 ◎都市デザイン室長(金城聡)  委員ご指摘のなはーとにつきましては、計画段階で避難所としてというお話について防災危機課、当時の担当部署と調整をしておりまして、現実的に最大そこに人がいらっしゃるときという場合があるので、最大で2,000人程度の人が同時にいるということで、基本的には劇場にいる人を安全に避難させるということで当時調整しておりましたので、その方針に間違いがないかということについては所管課に再度確認をさせていただきたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  なはーとも高さ的には足りないかもしれないかもしれないんですけど、ご覧いただいたらわかるとおり、非常に浸水が多い地区なんですね。  いつも自治会の話でも、津波避難ビルも那覇西地区にあるし、協定を結んでいるホテルとかモノレール駅とかも川沿いにあって、僕ら久茂地の人は津波が来たら津波とかけっこで海に向かって行って、先に上がるのが勝ちか、沈むのが負けか勝負しないといけないのという話になりがちなので、少しでもこういった施設については、もし可能であれば夜間とかの話もあるので、ぜひご検討いただければと思います。  ちなみに、ここに市街地開発事業区域というので点々も引かれて、これは既存の既に昔の話だと思うんですけど、ちなみにむつみ橋再開発は民間絡みではあるんですが、特に中で出てこなかったので、あれはどうなったのかなと。もしくは、あれは完全に民間事業だから行政は計画には入りませんということなのか、そこを教えてください。 ○委員長(前泊美紀)  知念馨まちなみ整備課長。 ◎まちなみ整備課長(知念馨)  今の場所につきましては、まだ準備組合の段階で話を進めている中で、再開発を実際にできるかどうかというのはまだ検討中なので、現在入れておりません。 ○委員長(前泊美紀)  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  主に公共が主導するよりも民間の組合の主導ということもあるし、準備中ということなので、それについては今回20年の計画というよりは、引き続き動きがあればぜひ追加とか改定も含めて検討してください。  次に、141ページの最後の歴史・文化遺産・歴史の散策路のところなんですが、先ほどのご説明の中で、例えばガジュマルとかビルネムもいいし、カーとか指定文化財もあるのですが、緑ヶ丘公園から美栄橋駅に向けて七つ墓があって、あっちも十貫瀬公園として整備をして七つ墓の歴史も守るみたいな話が以前から議会でもあって、これは143ページでは歴史文化遺産の四角はついているんですけど記述がないので、これは少し記述を入れていただいたほうがいいんじゃないかなと。  なぜなら、この後それに伴って公園整備も皆様回遊性を求めて、国際通りから緑ヶ丘公園を抜けて十貫瀬公園を新しくつくって、歴史の七つ墓を横に見ながら美栄橋駅を利用していただくという計画を持っているはずなので、これはそう思うんですけどいかがでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  七つ墓とか、こういったものはよく聞くものでありまして、その辺も含めて記述するようにしたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  というのも、以前、うちで会派を組んでいた花城正樹当時の議員からの質問に対して、当時の翁長雄志市長が「いにしえの旧那覇地区を知るよすがは、市指定史跡ナンミン(波上)のほかに、この七つ墓しか残されておりません」。その後に、「私たちのアイデンティティを裏づける七つ墓のような、歴史的、文化的含蓄の深い存在は末永く後世に伝えられるべき貴重な文化遺産であると認識をしております」と、当時2014年6月の議会でも答弁されているので、このあたりはぜひ参考にしていただければと思います。  最後の140、142、143ページのところなんですが、交流スポットににじいろ館を記載していただくのは、小中学校だけじゃなくて、僕らもまちづくりの地域活動は、このにじいろ館、久茂地地域はなっているので、ぜひ先ほどこれは答弁をいただいたのでお願いします。  ここに1つあるのは、なはーとをライトアップするということが書いてあると思うんですけれども、きょうの議会の質疑などで、福州園をライトアップしていたけどコストが合わなかったという答弁があったり、地域の中ではそれよりも治安がいろいろな人が訪れて増えるんだったら、むしろスージ側とか生活道路を明るくしてほしいとか、公園周辺を明るくしてほしいという声があるんですが、このライトアップは毎日、どういった計画がされているんですか。もうここに記載されていますけど。 ○委員長(前泊美紀)  金城室長。 ◎都市デザイン室長(金城聡)  今のご質問の日数とかそういったものについては、所管課に確認をさせていただきたいと思います。  なはーとにつきましては、当初から建物の周りを柔らかい首里織皮膜というもので包み込むというコンセプトがありまして、そちらが夜間きれいにライトアップされるということで聞いておりますので、そのあたりも含めて確認をさせていただきたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  ありがとうございます。  あと1点だけ指摘、あと1点だけ質疑したいんですけども、1点指摘は、桜坂のところは、先ほど書かれ方もすばらしいという別の委員からのご指摘もありましたが、この地域にも例えば神里原とか、十貫瀬社交街とか、昔ながらのエリアもあるので、ここについて特に記載する必要があるかないかは判断いただいたらいいのですが、これについては皆様のほうでぜひ把握した上で事業展開をしていただければという指摘が1つと、もう一個の質疑は、久茂地ばかり聞いてきたんですが、最後に、壺川駅から奥武山公園に抜けるところの橋がありますよね。この地図によると、多分その橋までは川上を通るので那覇中央地域に入るのかなという気がするんですが、何が言いたいかというと、例えば今回地域の顔となる道路とかいろいろな指定があるんですが、NAHAマラソンのときとか、結局奥武山公園駅じゃなくて壺川駅とか旭橋駅からあっちに向かって行ったり、今後もしあそこにサッカースタジアムが完成すれば、壺川駅が多分メーンの駅となる予定になると思うので、しっかりあそこの橋の計画とか、県の管理かもしれませんけれども、そこまで含めてぜひ検討していただいたほうがいいと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  委員ご指摘の橋は北明治橋の歩道だと思うんですが、北明治橋はいろいろな文献に出てくる歴史的な名勝、あるいは施設というところも含めて、記述を検討していきたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  北明治橋と呼ぶかどうか、何で明治橋より南にあるのに北明治橋なのか、僕はわからないのであれなんですが、それは多分歴史的名勝であれなのかもしれませんが、やっぱりここの区域図で中央に入っているけれどもほかのところではないので、ぜひやっていただきたいんですけど、同時に今ほかの委員からも少し発言がありましたけれども、どうしても木造の感じで老朽化だったり、川の縁を歩かせないように祭りになったら物を置いたりとか、構造の問題もあるので、ただ、あれは祭りでも今後サッカースタジアムでもNAHAマラソンでも、全ての顔になる橋になってくると思いますので、ぜひ計画の中に入れて一緒に検討いただければと思います。 ○委員長(前泊美紀)  質疑を進める前に、委員外議員の出席についてご確認します。  前田千尋議員を委員外議員として出席及び発言を許可したいと思います。  これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(前泊美紀)  ご異議なしと認め、このように決定しました。  ほかに質疑は。  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  地域の交通体系の方針、その最初にトランジットモールの拡充など、交通の面からまちの活性化を支えるための施策展開と。まちを支える施策展開から来ているものだから、これがトップなのかなと僕はちょっと懸念があるんだけど、その下の、誰もが移動しやすい公共ネットワークの体系方針、これは非常によくまとまっていると思う。国際通り、トランジットモールの拡充や歩行者優先ゾーンの設定などを実施し、中心部への通過交通を抑制することにより、歩行者の安全性、快適性、利便性を重視した交通環境の形成を図りますというふうになっています。  今一番大きなものは交通渋滞で、この都市部にいかに車を入れないかということだと思うんだけど、そういう交通施策の面から来て、僕はまちの活性化を支えるものにつながると思うんだけど、いきなりそれから来ているもんだから、交通の施策の冒頭にしてはふさわしくないんじゃないかなと思うんですけど。 ○委員長(前泊美紀)  平良副参事。 ◎都市計画課担当副参事(平良正樹)  ご指摘ありがとうございます。  まさに今、委員おっしゃるように国際通りを中心としたこのエリアが、やはり交通渋滞、那覇市でも交通渋滞のひどい場所にもなっておりますので、そこをメーンとして第一に方針として掲げていくような形で修正をしたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  交流スポットに書かれていますけど、各種イベントの開催しやすいエリアづくりということで、先日も泉崎まつりを琉球新報の広場でやって、タイムスの広場でもしょっちゅうそういうものが開かれています。これは非常に元気あるまちということが見えるわけですよね。だから、そういうものをぜひ頑張ってください。終わります。 ○委員長(前泊美紀)  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  130ページの下から3行目のほうに、旭橋の市街地再開発事業などが行われているとあるんですが、この再開発事業が行われて、県立図書館が中央地域に移転したということの記述があったほうがいいかなと思いました。  あと、農連市場地区防災害区整備事業についての表現が、この那覇中央地域の143ページまでの間に特に見当たらないんですけれども、そういう事業が行われて、今どうなって、将来的にどうなるというような記述がどこかにあったほうがいいと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  旭橋の再開発、あるいは農連市場の防災害区整備事業について、まずは図面には落としているので、参考に140ページの真ん中あたりに、神原小・中があって、その左側のほうに農連の防災害区整備事業のエリア、基盤整備済地区というような表現をしております。すみません。市街地再開発事業区域ということで、旭橋再開発についても記述はあるというところではありますが、やはり今旭橋の再開発、あるいは農連の大きな基盤整備でありますので、この辺の表現を、図書館も大きな施設、重要な施設というところもありますので、その記述を成り立ちのところになるのか、どこにするかというところも含めて検討していきたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  ぜひ見落としてはいけない記述じゃないかなと思いますので、検討をお願いします。  あと、交流スポットのところにてんぶす館が入ってもいいかなと思うんですが、142ページです。これも検討していただければと思います。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  てんぶす館、あるいは今思いついたところなんですけど、バレットくもじとかも含めて、交流の記述の中で検討したいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  大城委員。 ◆委員(大城幼子)
     よろしくお願いします。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。  吉嶺委員。 ◆委員(吉嶺努)  143ページ、地図表記なんですけど、那覇大橋がつながっていないんですけど、つなげたほうがいいんじゃないですか。明治橋はつながっているんですけど。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  那覇大橋、つなげます。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  吉嶺委員。 ◆委員(吉嶺努)  では、お願いします。  そこからなんですけども、地域の顔となる道路の設定が壺川から県庁まで延びている理由、何をもとにそれを設定したのか教えてください。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。 ○委員長(前泊美紀)  金城室長。 ◎都市デザイン室長(金城聡)  今ご指摘のシンボルロードにつきましては、地域の顔となる位置づけということで、当初の平成11年策定の都市マスの時点でシンボルロードとして位置づけがされております。この設定された根拠については、改めて確認をしてお伝えしたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  吉嶺委員。 ◆委員(吉嶺努)  お願いします。  そのシンボルロード、地域の顔となる道路に関してなんですけども、那覇市役所で今とまっているんですけど、130ページには旭橋市街地再開発事業という大城委員が言った下から3行目のワードがあるんだったら、バスターミナルまでつなげてもいいんじゃないのかなと思ったんですけど、その辺は検討してください。要望です。  以上です。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。  永山盛太郎議員。 ◆委員外議員(永山盛太郎)  1つ確認なんですけど、壺川老人センターはコミュニティスポットに入らないの。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  壺川老人センターも含めて、例えば公民館とか、もろもろ交流スポットじゃないかなというところもありますので、これは整理させていただきたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  永山議員。 ◆委員外議員(永山盛太郎)  よろしくお願いします。  以上です。 ○委員長(前泊美紀)  多和田委員。 ◆委員(多和田栄子)  141ページの景観と歴史遺産のところで、伝統工芸のやちむんの里としての登り窯とか、新垣家住宅の文化財、そういったものの写真を入れてもらったらどうかなと思うんですよ。登り窯なんて特別ですよね。そういった写真を活用してほしいなという要望ですけど、どうですか。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  今回の都市計画マスタープラン全般的に、写真はいろいろな場面で掲載はしていく予定ではあります。その中で今おっしゃる登り窯とか、そういうのは特に文化財的な施設でもありますし、検討していきたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  多和田委員。 ◆委員(多和田栄子)  以上です。ありがとうございます。 ○委員長(前泊美紀)  平良識子議員。 ◆委員外議員(平良識子)  139ページ、安全安心な地域形成の方針の中で、基盤改善地区においてマチグヮーのエリアについて記述がありますけれども、この地域の1つの安全面の課題としてあるのが、老朽化したアーケードの再整備があるとあります。やはり快適な歩行空間の確保と防災上の改善を図る上でも、今那覇市が進めようとしております老朽化したアーケードの再整備というところを少し追加したほうがいいと思いますけれども、いかがでしょうか。  やはり那覇市はこれから老朽化したアーケードの再整備の支援に取り組むと市長もおっしゃっておりますので、ぜひ都市計画マスタープランの中でしっかり位置づけていく必要があるかと思いますけれども、いかがですか。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  内間章都市みらい部副部長。 ◎都市みらい部副部長(内間章)  今ご指摘のとおり、マチグヮーのアーケードは非常に魅力あるものが残っていると思います。しかし、安全面の問題でいろいろ議論がありまして、那覇市でも今後この整備に向けて補助をしようと考えております。  一方、整備をしたいという側と、オーニングで整備したいという部分もありますので、それについてどのような書きぶりになるか検討させていただきたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  平良議員。 ◆委員外議員(平良識子)  よろしくお願いします。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  この地域は観光の中心で、回遊性、「出会い」「ふれ合い」「にぎわい」のあるまちの形成を目指すということを皆さん、一番冒頭に掲げています。そういう意味で、ここには那覇市歴史資料博物館があります。  そこには琉球王国時代の国宝が幾つもあって、これは那覇市しか持っていない大事な宝物です。そういうことの記述がないんじゃないかなと思っていますので、いわゆる県が持ち得ない、那覇市だから尚家から譲り受けたやつなんですよ。そういうところが生かされた博物館のことについてもきちんとやったらどうでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  141ページの下のほうで、歴史・文化遺産・歴史の散歩道というところの段落の中で、やはり今那覇市の文化的なものというご指摘もありました。このあたりにそういう記述について検討させててください。 ○委員長(前泊美紀)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  多分、壺屋あたりのことが主になっていると思うんだけど、やはり私はこの観光で生かす施設を那覇市が持っているという利点も生かした視点も必要じゃないかなと思いまして。  以上です。答弁はいりません。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  簡単なところなんですけど、134ページの一番下の中心拠点なんだけど、県都として商業機能云々書いていますけど、この那覇には県庁があり、市役所があり、県警本部があり、あるいは琉球銀行とか金融機関の本店がありと。どちらかというとここに集約されてきているわけだけども、そういう中で業務機能とあるじゃないですか。業務機能というのがちょっとぴんと来ないんですよね。例えば行政機能とか、まさにそうだと思うんですよね。県庁もあり、ここにありという書き方のほうがよろしくないかなと思ってはいる。業務機能というのはどういう機能なんですか。 ○委員長(前泊美紀)  金城室長。
    都市デザイン室長(金城聡)  業務機能につきましては、一般的に今議員がおっしゃられたような例えば銀行ですとか、特に国道58号沿い、久茂地一帯というのが県内で一番の中心の業務街ということもありまして、業務機能ということで書いております。 ○委員長(前泊美紀)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  行政的な機能というのは入れないと。 ○委員長(前泊美紀)  金城室長。 ◎都市デザイン室長(金城聡)  県庁ですとか、市役所、そういった機能もございますので、行政機能、業務機能ということで検討させていただきたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  やはり県都でありますから、他の市町村とはまたちょっと違う県都という位置づけからも、行政の中心であるということはしっかりうたっていたほうがいいのかなと思う。  それと、141ページの景観・眺望というところがあって、安里川というのがありますよね。安里川、久茂地川というのがあって、つらつらいって、そして水辺に顔を向けた景観形成を図りますと書かれているんだけども、ちょっと言葉が乱暴じゃないかなと。顔を向けたというよりも、活用するとか、顔を向けるというのが何かしらちょっと気になるんだけども、文章的にどうなんだろうね。 ○委員長(前泊美紀)  金城室長。 ◎都市デザイン室長(金城聡)  今ご指摘の水辺に顔を向けたという言葉につきましては、例えば建物の正面を水辺に向けるとか、そういった意味合いでございますので、表現については適切な表現に検討させていただきたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  そのようにしてください。  それと、同じページなんだけども、下から2行目のハーバービューホテルのガジュマルや神原小学校のビルネムの木と固有名詞が書かれているんだけども、別に悪いとは言わないけども、例えばハーバービューホテルというのはある意味商業宿泊施設であるから、1つのホテルの中にあるガジュマルの木、確かに価値観としては非常にあると思うんだが、そういう一宿泊施設の名称を使うのはどうかなと思います。これは那覇市のトータル的なものだから。あと、神原小学校のビルネムの木、ほかにも小学校がたくさんある中で古い木なんかたくさんあるわけですよ。だから、その小学校の名称も固有名詞として入れるべきなのかどうかというところが気になるね。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  委員ご指摘の固有名詞、特にハーバービューといったところは配慮したいと思います。 ◆委員(仲松寛)  そのほうがいいと思うよ。 ◎都市計画課長島袋正吾)  ここに限らず全体的に見て、そういう固有名詞がないかどうかチェックしたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  ぜひよく精査してください。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  今、固有名詞とか何とかを聞いていて思い出したので、さっきの地域だからこれはただの発言にとどめたいんですけど、さっき真和志をやっていて、ひめゆり通りとかひめゆり橋とかのひめゆりも、それこそ歴史を考えたら行政と深くかかわるものだなと思うので、そこはおいおいまたご検討ください。  今、さっきあった140ページ、141ページあたりを見ているときに気づいたんですが、まず141ページの公園・広場・緑・水辺のところは、第2パラグラフで久茂地川、安里川、国場川、ガーブ川、潮渡川と書いてあって、これがその下の景観・眺望のところにいくと、安里川、久茂地川、国場川、潮渡川と、並びが変わっていたりもするので、このあたりは並べるなら統一したほうがいいというのと、ガーブ川は皆さんの行政の取り扱い上は下水道になって排水路になっていると思うんですけれども、それをここで並べるのが、僕は別に全然いいとは思うんですけど、行政のその後の事業の展開上、いいのかどうなのかは一度確認していただいたほうがいいのかなと思うんですが、いかがでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  確認させてください。 ○委員長(前泊美紀)  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  はい。検討というよりはまずは確認をして、書いて、それでじゃあ河川の親水性の事業を展開しようと思っても、ここは下水だからそういう事業はできませんとかとなると計画と事業がずれてくると思うので、そこはちょっと確認していただきたいなと。  それに伴って、潮渡川を見て思ったんですけれども、140ページに戻ったところの、ほかのページの図にはちゃんと河川になっていたりするんですが、ここは潮渡川が書かれていないと思うんですよね。道路で消えてしまっていると思うので。  いわゆる潮渡川は美栄橋のあたりから58号のほうに向けて走る、さらにその奥の潮渡橋には仲西ヘーイという妖怪が出る一部では有名なところなんですけれども、これが143ページなんかでは出ているけど、140ページではそれこそ浸水リスクの話をしているところなので、河川の場所については明確に書いたほうがいいと思うので、これはぜひ書き入れてください。  以上です。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  委員ご指摘の潮渡川については記述したいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。                  (「進行」と言う者あり)  前田千尋議員どうですか、せっかく起こしいただいたので。  ないようでございますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩します。                  (休憩中に答弁者退室) ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  これより、課題と提言についての協議に入ります。  ただいま審査してきた項目の中で、課題や提言などのご意見等はございませんか。  特にこれはというものがございましたら。  じゃあこちらのほうでまとめて、またご提示いたしたいと思います。  それでは、本日の審査内容につきましては正副委員長でまとめて、また皆さんにご提示をして、それから加筆、修正なりを行いたいと思います。  きょう特にというのがあれば。  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  那覇北地域のところで、終わってから気づいたんですけれども、那覇市立病院が将来的に災害拠点病院になっていき、また、那覇北地域には上下水道局、消防局もあり、拠点病院があり、水の拠点があり、消防がありということで、防災の拠点になり得る地域じゃないかなと思ったんですね。  副次拠点という表現が那覇北地域は位置づけられていたんですけれども、30ページの将来都市構想図のところに那覇北地域を防災拠点として位置づけることができないかなと思いました。  また、新都心公園はヘリの発着もできますし、災害弱者の避難行動要支援者対策も銘苅小学校地区をモデルにして今進めているという那覇市の事業もありますので、この将来都市構想図の中で那覇市の一番の防災拠点はどこになるだろうと、市民の皆さんが将来構想図を見たときに思ったんです。 ◆委員(古堅茂治)  委員長、今の提起は非常にいい提起だ思うから、ここでやるんじゃなくて、担当部局がいたときに、次の、明日の冒頭で、追加で大城委員から直接話したほうがいいんじゃないですか。 ◆委員(大浜安史)  相談したら、最後でいいということなので。  明日でいいんじゃない。 ◆委員(古堅茂治)  明日の午後でやれば、流れとしては合うさね。 ○委員長(前泊美紀)  もう一度、明日行いたいと思います。  では、大城委員の先ほどの指摘、そして質疑に関しましては、あしたの冒頭に那覇北地域についての質疑を行いたいと思います。  それでは、ほかにないでしょうか。                (「ありません」と言う者あり) ○委員長(前泊美紀)  それでは、このように取りまとめてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  次に、陳情の取り扱いについてを議題といたします。  審査いたしました陳情第105号、アーケードの設置基準の取り扱いについて、休憩をして協議したいと思います。  休憩します。
                       (休憩中に協議) ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  陳情第105号、アーケードの設置基準についてについては、今後とも十分に審査をする必要があるため、継続審査とすることにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(前泊美紀)  ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。  次に、閉会中継続審査申し出についてを議題といたします。  本件については、お手元に閉会中継続審査申出書案を配付してありますので、休憩して協議したいと思います。  休憩いたします。                    (休憩中に協議) ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  休憩中に協議いたしましたとおり、閉会中継続審査申し出については、申出書案のとおり決定し議長宛て提出することにご異議ございませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(前泊美紀)  ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。  以上をもちまして、本日の日程は終了いたしました。  なお、所管事務調査終了後に提言を取りまとめ、各会派で検討していただく予定となっておりますが、スケジュールがタイトになっているため、既に審査が終了している部分など、各会派で検討していただける部分については随時ご検討をお願いいたします。  休憩いたします。 ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  本日はこれにて散会いたします。  委員の皆様、お疲れさまでした。                             (午後3時28分 閉会) ───────────────────────────────────────  那覇市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。   令和元年(2019年)10月2日    都市建設環境常任委員会 委員長 前泊 美紀...