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  1. 那覇市議会 2019-09-27
    令和 01年(2019年) 9月27日都市建設環境常任委員会(都市建設環境分科会)−09月27日-01号


    取得元: 那覇市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-01
    令和 01年(2019年) 9月27日都市建設環境常任委員会都市建設環境分科会)−09月27日-01号令和 元年 9月27日都市建設環境常任委員会都市建設環境分科会都市建設環境常任委員会都市建設環境分科会)記録                        令和元年(2019年)9月27日(金) ─────────────────────────────────────── ●開催日時  令和元年(2019年)9月27日 金曜日 開会 午前10時00分                    閉会 午後3時00分 ─────────────────────────────────────── ●場所 都市建設環境委員会室 常任委員会 1 所管事務調査   那覇市都市計画マスタープラン改定に関する所管事務調査(1回目:午前)   序章、第1章、第2章、第3章(1〜3)、第5章 2 議員間討議 1 所管事務調査   那覇市都市計画マスタープラン改定に関する所管事務調査(2回目:午後 議運終了後)   第3章(4〜9)
    2 議員間討議 ─────────────────────────────────────── ●出席委員  委 員 長 前 泊 美 紀   副委員長 當 間 安 則  委  員 多和田 栄 子   委  員 古 堅 茂 治  委  員 大 城 幼 子   委  員 吉 嶺   努  委  員 清 水 磨 男   委  員 大 浜 安 史  委  員 仲 松   寛   委  員 粟 國   彰 委員外議員 中 村 圭 介 ─────────────────────────────────────── ●説明のため出席した者の職、氏名  内 間   章   都市みらい部副部長  島 袋 正 吾   都市計画課長  平 良 正 樹   都市計画課担当副参事  金 城   聡   都市計画課都市デザイン室長  知 念   馨   まちなみ整備課長  新 里 武 督   建築指導課長  崎 山 順 冶   道路建設課長  知 花   豊   道路管理課長  中 山   秀   花とみどり課長  中 本   徹   公園管理課長  徳 嶺 克 志   環境部副部長兼環境政策課長  神 谷 直 樹   環境保全課長  平 良   厚   防災危機管理課長  新 垣   浩   福祉部副部長兼福祉政策課長  山 里   実   市営住宅課長  町 田   務   商工農水課長  高 宮 修 一   なはまち振興課長 ─────────────────────────────────────── ●職務のため出席した事務局職員の職、氏名  當 間 順 子 議事管理課長  喜屋武 太 一 議事管理課主査  山 城 泰 志 調査法制課主査 ───────────────────────────────────────                             (午前10時00分 開会) ○委員長(前泊美紀)  定刻になりましたので、始めたいと思います。  ハイタイ グスーヨー チューウガナビラ。  それでは、本日の出欠状況についてご報告申し上げます。  委員会定数10人中、出席10人となっております。  以上、ご報告申し上げます。 【都市建設環境常任委員会】 ○委員長(前泊美紀)  定足数に達しておりますので、これより都市建設環境常任委員会を開会いたします。  本日から、「那覇市都市計画マスタープラン改定(案)」に関する所管事務調査を行います。  なお、本日は、午前及び午後1時開始の議会運営委員会後にもう一度審査を行います。  所管事務調査の進め方につきましては、先日、当委員会で確認しましたとおり、ほかの委員会の委員の委員外議員としての出席、発言を認め、また、課題と提言は配布しております様式を使用してまとめていくこととします。  休憩いたします。 ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  それでは、本日の議題に入る前に、委員外議員の出席についてご確認します。  中村圭介議員委員外議員として出席及び発言を許可したいと思います。  これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(前泊美紀)  ご異議なしと認め、このように決定いたしました。  なお、その後、調査の最中に委員外議員の希望者が入室してまいりましたら、適宜、切れのいいところで皆さんに確認をしてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入室) ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  これより、那覇市都市計画マスタープラン改定(案)に関する所管事務調査を行います。  使用します資料につきましては、先日配付しております「那覇市都市計画マスタープラン」、「那覇市都市計画マスタープランの全体構成」が主となりますが、そのほか、平成24年改訂版の「都市計画マスタープラン」、「立地適正化計画(案)」もタブレット端末に掲載していますので、参考にしてください。  今後の審査については、章ごとまたは項目ごとに、まず島袋正吾都市計画課長より説明をしていただき、質疑の対応につきましては、都市計画課または各担当課より説明していただくという形で進めていきたいと思います。  では、初めに序章「都市計画マスタープランとは」について審査を行います。  それでは、島袋正吾都市計画課長、説明をお願いします。 ◎都市計画課長島袋正吾)  皆さん、おはようございます。  都市計画課島袋でございます。  本日からの所管事務調査、どうぞよろしくお願いいたします。  まず、序章、1ページをお開きください。約5分以内ではご説明いたします。  まず、序章でございます。  序章では、都市計画マスタープランの目的、位置づけや改定の背景、計画の期間などを示しております。  都市計画マスタープランは、那覇市総合計画の将来像の実現に向け、主にハード面からのアプローチのよるまちづくりの目標や方向性を示すもので、主に20年を見据えた方針であります。  まちづくりのガイドライン、あるいは本市が定める都市施設などの都市計画の決定変更の指針、身近なまちづくりを考える際の道しるべとなるというところでございます。  位置づけとしましては、都市計画法第18条の2に基づく計画で、市町村の都市計画の基本的な方針を定めるものであり、沖縄県が策定する那覇広域都市計画の方針や、本市の第5次総合計画などを上位計画としております。  2ページをお開きください。  改定の背景としまして、平成11年に策定後、約20年が経過しており、本市を取り巻く状況の変化を適切にとらえ、今後のまちづくりの方向性を改めて定める必要があることから今回の改定を行うこととしております。  下の図につきましては、これまでの市民ワークショップあるいは外部委員会など、改定のプロセスを記載しております。  この図の中で2017年からアンケート調査あるいはタウンミーティング、あるいは地域別のワークショップなどをこの日付で行ってきているというところでございます。  次に、3ページ目のほうは、計画期間が20年あるいは将来人口を人口30万人の維持を将来人口とするという記載でございます。  序章の説明は以上でございます。  よろしくお願いいたします。 ○委員長(前泊美紀)  これより質疑に入ります。  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  今回のマスタープランが前回と違うのは、那覇市立地適正化計画がこれと一体となっていると思いますが、整合・連携という形で策定中です。それとの兼ね合いでの説明をお願いできますか。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  まず、1ページのほうを参考に見ていただきながらでありますが、1ページの下のほうに、真ん中あたりに、那覇市都市計画マスタープランというのがあって、その下の段に整合連携ということで那覇市立地適正化計画というのがございます。  この立地適正化計画というのは、まず、マスタープランについては、例えば土地利用とか景観とか交通とか多様な分野がある中で、立地適正化計画につきましては、主には土地利用あるいは交通などに特化した計画というような位置づけとなっております。  この交通、土地利用で例えば拠点とかそういうのを設定して、そこを結ぶ、コンパクトにそしてネットワークをスムーズにするというような基本的な方針のもとに、この立地適正化計画については策定を進めているというところでございます。 ○委員長(前泊美紀)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治
     策定については、皆さんの部署でやられているんですか。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  都市計画マスタープラン等策定検討委員会というのを那覇市全庁的に立ち上げておりまして、その中に全庁的な部署がかかわって進めていまして、この都市計画マスタープラン等策定委員会ということで、この「等」の中に立地適正化計画もあります。立地適正化計画もこの全庁的な委員会の中で進めております。  あわせて、外部検討委員会というのは、これは策定を進めているコンサルタントのシンクタンクでございますが、外部委員会は学識経験の方、あるいはオブザーバーで国の方、あるいは県の方も中に入っていただいて構成しているメンバーで、ご意見を受けながら進めているところでございます。 ○委員長(前泊美紀)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  整合連携というのであれば、計画期間も同じという理解でよろしいんでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  休憩いたします。 ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  上原由仁都市計画課主幹。 ◎都市計画課主幹(上原由仁)  計画期間につきましては、立地適正化計画のほうは5年間で見直しという形になっていきます。必要があれば5年以内でも期間の見直しというのは行っていきます。  以上です。 ○委員長(前泊美紀)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  スパンは立地適正化計画のほうが短く5年という理解でいいんですか。 ○委員長(前泊美紀)  上原主幹。 ◎都市計画課主幹(上原由仁)  目標とする年限というのは20年ではあるんですけども、これは都市計画マスタープランもおおむね20年、立地適正化計画も20年ということで、目標年限は一緒ですが、この更新期間というのは、おおむね立地適正化計画は5年という形で見直しができるという形になっております。 ○委員長(前泊美紀)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  いわゆる大きな構想、マスタープランというのは、その上位の大きな枠の話だから、実際はそうしないといけないですよね。  終わります。 ○委員長(前泊美紀)  大浜委員。 ◆委員(大浜安史)  私のほうからは、将来人口の件であったのですが、2015年から2020年ですか、ピークで、令和ですか、30万人ということで維持ということですが、これは将来的に増える予定はないのかな。やっぱりデータ的にそうなっているのか。  どんどん観光客が来て、沖縄がいいと住み始めると、帰化した場合には人口は増えると思うんだけど、どうなの。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。  休憩いたします。 ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  お手元の資料の15ページに、現状と課題というところの中で、15ページに、那覇市の人口の推移と将来推計という棒グラフがございます。その中の右のほう、推計値で一番右端のほう、2040年で29万8249人という推計があります。  しかしながら、この那覇市都市計画マスタープランの将来人口としても30万人を維持しようというような方向性で定めたいと考えております。 ○委員長(前泊美紀)  大浜委員。 ◆委員(大浜安史)  その中で、2040年ですか、29万という想定で今31万です。中間で30万という形でこれを設定したということですね。  20年先ですからね、どう変化するかわかりませんが、基本的にはできれば31万を維持してほしいなという思いで確認しました。  以上です。 ○委員長(前泊美紀)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  今、序章についてですよね。  2の都市計画マスタープランの位置づけというところで、図になってありますけども、左側が那覇広域都市計画、右側が第5次那覇市総合計画といってくくりがありますよね。  那覇広域都市計画の下に、那覇市都市計画マスタープラン。  当然にして5次総計との整合も図っていくということなんだけども、特に左の那覇広域都市計画というのは、これは那覇市でつくるわけではなくて、これは沖縄県主導のものではないですか。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  今、議員がおっしゃるとおり、この那覇広域都市計画というものは、那覇広域都市計画ということで沖縄県を中心に関係市町村、11市町村、例えば豊見城市とか浦添市とかいう11市町村が構成するエリアの中の那覇広域都市計画区域ということで、県を中心にして定める整備開発保全の方針であります。 ○委員長(前泊美紀)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  そうですよね。  ですから、この図をもうちょっとわかりやすくやったほうがいいのかなと思っていて、今、説明したとおり、左側は県の那覇広域都市計画、これは県ですよと、どこかに括弧づけでもいいんです。  右の第5次総計、これは那覇市で独自にやっているものですと。括弧づけで那覇市とかね。  こういう丁寧な書き方をしないと、両方とも那覇市が2つ走らせているようなイメージを持たれるかもしれないから、そこはそのようにしたほうがいいと思うんですね。  それから、もう1点は、入り口から始まってきているので、序章ですから、トータル的なものを最初に説明してもらいたいと思っていて、この都市計画マスタープランの進捗状況は先ほどちょこっと話されたかな。  ですから、この都市計画マスタープランの構成、構成ってありますよね。そこも今のうちに説明していたほうがいいのかなと思って。それをちょっと聞かせてもらえないでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  今、委員のお話2点あったのかなと思いますが、1点目の、1ページの那覇広域につきまして、この図の中ではこういう表現ですけど、この上のほうに、ちなみに、沖縄県が策定する那覇広域云々というのは、文字として表現としてはあるのですけども、こういう図があって、図を見ると一目でわかるという工夫というのは検討させていただきたいなと思います。  例えば、沖縄県策定とか、そういった書きぶりとかも含めて検討させていただきたいと思います。  次に、構成につきましては、冒頭、委員長からもお話があったようにA3の中で構成としてあります。 ◆委員(仲松寛)  簡潔に。 ◎都市計画課長島袋正吾)  わかりました。  それを左上に序章、都市計画マスタープランとはこういったものですよと。  第1章が、那覇市の現状と課題ということで、那覇市の特性、成り立ちあるいは現状・課題。先ほどの人口の云々とかも含めた現状、課題をまとめております。  第2章が、まちづくりの目標ということで9つの目標を策定しているというところでございます。  第3章が、分野別の方針ということで、1から9までの方針を設定しております。  ちなみに、今回の8の観光・交流、9のイノベーションまちづくりを今回の都市マスの中で追加して入れた項目であります。  第4章が、地域まちづくり方針ということで、この(1)から(9)のエリアは、平成11年策定の現在の都市計画マスタープランの区域をそのまま踏襲して、微妙に線の修正はあったりするのですけど、地形・地物・道路の修正があったりとかあるのですけど、同じくしてやりまして、ちなみに、@番の那覇新港周辺地域からありまして、Hの那覇空港周辺地域までということで分野別でまとめております。  第5章が、計画の実現に向けてということで、この都市マスタープランは、こういった取り組みで実現に向けていきましょうという基本的な方針を示しているという構成立てであります。  以上です。 ○委員長(前泊美紀)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  わかりました。  この後は1章に入っていくので、序章の部分はここまで、都市計画マスタープランの構成まで入っているので、あえて説明していただきました。  それから、3ページの5の基本事項というのがありますが、この(2)の「計画の期間」というのがございますけれども、計画期間は2020年度(令和2年度)を初年度とし、まちづくりが姿をあらわすおおむね20年間の計画としますと、明確にうたっておりますが、途中の見直し、こういったこともあろうかと思いますけれども、それはどのあたりで触れるようなことになるのかなと思って。ここに書く必要があるのか、あるいは後述の後ろの部分でそれがあるのかどうか、それを確認したいんですけど。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  先ほど申し上げた項目の中の第5章、最後のほうで、計画の実現に向けてという項目の中で、例えば、都市計画の見直しについてという項目があります。180ページは一番最後の章になりますが、ちょっとご覧いただきたいと思います。  都市計画マスタープランの見直しについてということで、上のほうに書いてある基本的な方針を示す計画で20年間の計画云々あって、今後20年間はこの方向に向いて進みますよということではあるんですが、下から4行目あたりに、社会情勢の変化あるいは大規模プロジェクトなど本市全体に共通する基本的な施策の変化があった場合など、必要に応じて見直しを実施するというような表現で、社会情勢の変化とかいろんな要因の中で見直しの必要がある際には見直しをするというようなことを記述しております。
    ○委員長(前泊美紀)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  わかりました。  確認できましたので、それで結構です。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  1ページ目の図の中で、「那覇市まち・ひと・しごと創生総合戦略」がありますけれども、これは多分第2期の策定に取り組んでいくところかと思うんですけれども、このマスタープランが出るときには、やはりこの時点の、2016年3月の総合戦略の記述が載ることになるのでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  内間章都市みらい部副部長。 ◎都市みらい部副部長(内間章)  今、現在、那覇市まち・ひと・しごと総合戦略というものが、平成28年3月に策定されております。  これは、おおむね3年ぐらい、今、庁内で2期に向けての策定作業を進めているところでございます。  その策定時期につきましては、おおむねこれに近づけて作業を進めているということを聞いてございます。  以上でございます。 ○委員長(前泊美紀)  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  わかりました。 ○委員長(前泊美紀)  粟國委員。 ◆委員(粟國彰)  このマスタープランは、平成11年から策定されて20年になったんですけど、皆さんの話を聞いたら、社会状況とかいったらいろいろ5年ごとにスパンが変わるとかいう話をするんだけど、11年から策定して20年になるんだけど、いろんな社会の変化もあればいろんなものがあると思うんですよ。  その20年の間に当初のものから大きく変わったプランというのは、たくさんあると思うんだけど、何が変わったんですか。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  平成11年に那覇市都市計画マスタープランを策定いたしました。  おおむね10年後ぐらいに、平成24年3月に社会情勢そういったものを見直しといいますか、おさらいをして、この都市計画マスタープランを一部改定しました。  というときに、例えば都市モノレールの開業とか、例えば那覇新都心地域の開発とか、そういった諸々のそういう変化の中で一部改正を行った経緯はございます。 ○委員長(前泊美紀)  粟國委員。 ◆委員(粟國彰)  今、聞いたら、時代によっていろんな改定があると聞くんだけど、今後、これを見たら大体わかるんだけど、主に那覇市が重点的に持続可能、しっかり取り組むというのはどういったものをポイントに置いているんですか。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  これからご説明いたしますが、分野別のまちづくりの方針あるいは地域別の方針、こういったもので満遍なくといいますか、那覇市全域を網羅した都市計画マスタープランを策定しておりまして、その中でも同じようなマスタープランの実現に向けて進めていくものと考えています。 ○委員長(前泊美紀)  粟國委員。 ◆委員(粟國彰)  これから審議しながらまたいろいろ質問したいと思います。  ありがとうございます。 ○委員長(前泊美紀)  ほかにありませんか。  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  総合計画は10年スパンと、皆さんも多分議論があったと思いますけど、10年にするか20年にするかと。あえて前の計画と一緒で20年にしたそこらへんの理由を教えてもらえますか。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  沖縄県が策定するこの那覇広域の計画の整備・開発・保全の方針、広域的な方針が都市計画法の中で20年を目標にして定めるという規定があります。  そういった上位のこういう規定があるものですから、那覇市都市計画マスタープランもこれに準用する形でまずは計画を策定するというようなことで今、位置づけております。 ○委員長(前泊美紀)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  以上 ○委員長(前泊美紀)  ほかにありませんか。  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  次に、第1章、那覇市の現状と課題についての審査を行います。  それでは、島袋正吾都市計画課長、説明をお願いします。 ◎都市計画課長島袋正吾)  第1章.那覇市の現状と課題という項目で、これは5ページから25ページまでが現状と課題となっております。  5ページのほう、1として、那覇市の特性ということで(1)位置・面積とか、(2)地形・水系とか、ページをめくっていただきまして、(3)気候、(4)歴史・文化、(5)産業、(6)土地利用状況と人口密度などの現状を記述しております。人口密度が那覇市は全国的にも上のほうにありますというような記述があります。  8ページについては、那覇市の成り立ちと市街地の変遷ということで、これまでの那覇市のこういう変遷を記載しております。  10ページ、11ページは、まちづくりの潮流といいますか、上位計画あるいは国あるいは県が示す考え方、先ほど来ある広域的な方針とか、国の「国土のグランドデザイン2050」とか、そういったものも意識しながら策定して、11ページに那覇市の総合計画、下の(3)に「世界的な流れ」としてSDGsについても見ながら、整合性をとりながら進めていきますというところでございます。  12ページ、13ページ。12ページは市民の皆さんが考えるご意見、アンケート調査とかタウンミーティングをしたものの集計をここにしてあると。13ページはタウンミーティング。  14ページが、現状と課題。人口とかコミュニティ。  16ページが、産業。  18ページが、土地利用とか都市機能。  20ページが、交通。  21ページが、都市の環境。  22ページが、景観・歴史。  23ページが、福祉・健康・子育て。  24ページが、防災。  25ページが都市施設となっております。  現状と課題では今後想定される人口減少や超高齢化社会の到来の予測、観光客の急激な増加による地域の生活環境への影響、交通渋滞による都市活動の低下、生活環境の悪化、温暖化の環境問題などを整理し、現状と課題として示しております。  以上であります。 ○委員長(前泊美紀)  これより質疑に入ります。  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  5ページですが、この冒頭の1面積のところだけれども、総面積はいつの時点のものでしょうか。埋め立てとか、あるいは県との共有持ち分とかいろんなことが想定されるんだけども、この数字はいつのものですか。 ○委員長(前泊美紀)  休憩いたします。 ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  出典を明確に記述したいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  那覇市の面積というのは、やっぱり基本的なことなので、その辺をしっかり明確に示しておいたほうがいいと思いますので、よろしくお願いします。 ○委員長(前泊美紀)  ほかにありませんか。  古堅委員
    ◆委員(古堅茂治)  社会的な流れでSDGsも入れたということを高く評価したいと思います。  それから、12ページ、13ページ、このマスタープランをつくるに当たって、皆さんがアンケートも実施して21項目、そしてタウンミーティングで2040年の理想の那覇市についてということでグループワークを行ったと。僕はこれも非常にいい、計画にそういうことを書いてること自体が市民と一緒に協働してマスタープランをつくっていったという面では素晴らしい、前回とは違う内容だと思います。それも評価します。答弁をもらおうかな。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  やはり、市民との協働とか、そういったもので進めてきている中で、市民のご意見というのは大きなことだと考えておりまして、今回、マスタープランの策定に当たりましてアンケート調査あるいはタウンミーティング、地域のワークショップを充実すべく進めてきて、そのご意見について12ページ、13ページに記述いたしました。 ○委員長(前泊美紀)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  高く評価します。頑張ってください。 ○委員長(前泊美紀)  ほかにありませんか。  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  一つ漢字の読み方が微妙なんですけども、16ページの観光のところで約828万人とやっている横に入込観光客数ですか。これ言葉の使い方、読み方がわからなくて調べていたら、観光入込客数、先に読み方を教えてください。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  入込(いりこみ)観光客数と言います。 ○委員長(前泊美紀)  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  「入込観光客数」という言葉を、ほかで使っているところが全く見当たらなくて、入り込み客数とか、入り込み数、観光入込数とか、使い方があったんですけど、入込観光客数という言葉が見当たらなかったので、どこから持ってきたのかなと思って、また合っているのかなと。  「入域観光客数」とかいろんな似たような用語があるのではないですか。  これは言葉が合っているのか、間違っているのか私もわからないので確認しておいてくださいというのが一つと。  あともう一つは、14ページのコミュニティのところなんですが、最後に「新たなコミュニティづくりが必要です。」と書いてありますが、なぜ新たなコミュニティづくりが必要なんですか。  自治会があるってちゃんと冒頭で書いてあるのに。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  金城聡都市デザイン室長。 ◎都市デザイン室長(金城聡)  ことしは、現状と課題ということで、本市は自治会の加入率が低いことであるとか、新たな活動の場として、那覇市のほうで校区まちづくり協議会のほうを設立支援しておりますので、そのことを後ろのほうで解決策として提示している、その前段として小学校区まちづくり協議会を意識して新たなコミュニティづくりというふうに表現しております。 ○委員長(前泊美紀)  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  全く賛同できないので、これは市民文化部長もかつての答弁の中で、「自治会は協働によるまちづくりの最大のパートナーであると考えております」とちゃんと答弁されてますし、議会でもさんざん指摘しておりますが、校区まちづくり協議会は、万能の答えではないと思っているので、このとおり新たなコミュニティづくりが必要なのではなくて、なぜ自治会の加入率の低下をとめることとか、自治会の加入率の向上をやればいいだけなのに、なぜ結論として新たなコミュニティづくりが必要になると書いてあるのか、全く賛同できないので、これについてはぜひ再考していただきたいと思いますがいかがですか。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  関係部署と調整を進めながら検討させていただきたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  今、この場で、市民文化部との調整もあると思うので、ぜひ検討いただければそれで十分ですが、やはり、これは以前からもずっと指摘しているし、これには以前市民文化部長も実際に─繰り返しになりますが、「自治会は協働によるまちづくりの最大のパートナー」ということもちゃんと答弁されていますので、過渡期としてさまざまなコミュニティとか、さまざまな制度をつくられることは全然それは記載されてもいいと思いますが、結論として、それはちゃんと最大のパートナーをしっかりと活かすまちづくりをつくるというのが都市マスタープランの中でも必要なことだと思うので、これについてはぜひ再検討をいただきたいと思います。  ひとまず、これで。 ○委員長(前泊美紀)  ほかにありませんか。  吉嶺委員。 ◆委員(吉嶺努)  24ページの那覇市防災マップですけれども、これは新しい第二滑走路が入ったものに変更する計画とかありませんか。 ○委員長(前泊美紀)  金城聡都市デザイン室長。 ◎都市デザイン室長(金城聡)  ご指摘の防災マップの更新については、所管部署に確認して00:39:42対応したいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  吉嶺委員。 ◆委員(吉嶺努)  防災マップだけではなくて、全ての地図に第二滑走路が入っていないんですよね。そういう意味ではつけたほうがいいかなと思いますけど、いかがでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  金城室長。 ◎都市デザイン室長(金城聡)  地図等についてはなるべく最新の地図を所管課から更新いただきたいとは思いますが、我々のほうで新しく加工することができないので、滑走路が入っているかどうかというものについては、所管部署の最新の図面ということで対応したいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  吉嶺委員。 ◆委員(吉嶺努)  以上です。 ○委員長(前泊美紀)  粟國委員。 ◆委員(粟國彰)  6ページの産業ですが、本市の第一次産業は農業もないし水産業だけなんですが、これを見たらマグロは県内水揚げの5割を占めております。泊いゆまちのマスタープラン等はどういった形になっているのか聞かせてもらえないかな。 ○委員長(前泊美紀)  休憩いたします。 ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  72ページの下のほう、72ページというのは、那覇新港周辺地域の地域別の分野でありますが、72ページの下のほう交流スポットというところの下から3行目、「泊漁港は県内有数の水揚げを誇り、隣接する泊いゆまちは市民や観光客が訪れる商業交流スポットとして賑わいの創出を図ります。」という記述、賑わいの創出を図っていきますということで都市計画マスタープランでは記述しております。 ○委員長(前泊美紀)  粟國委員。 ◆委員(粟國彰)  そういうものかな。意味は大体わかるんだけど、私が言いたいことは、泊漁港、泊いゆまちに対して本市としてのマスタープランがどうなっているのかということを聞きたいのです。計画というのか。 ○委員長(前泊美紀)  休憩いたします。 ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  大浜委員。 ○委員長(前泊美紀)  大浜委員。 ◆委員(大浜安史)  11ページの世界的な流れSDGsということで、これは報道とか社会的な取り組みで県もやっていますが、気になることは施政方針の中でsociety5.0とかAIとか、そういった未来都市みたいな構想的なものが出てはいるんですけど、これは現実的な取り組みで将来像の中でこういうものもちょっと、後で出てくるのかはわからないんですけど、どうなのかなと思ってそれだけ確認したいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  11ページの(3)世界的な流れSDGsを意識しながら、あるいは整合性をとりながら進めていきます。  誰一人取り残さない社会づくりというSDGsの基本的な項目があります。今、議員がおっしゃる技術的なものなどは58ページ、イノベーションのまちづくりというところで分野別の方針の中で記述しております。 ○委員長(前泊美紀)  大浜委員
    ◆委員(大浜安史)  イノベーションね。 ○委員長(前泊美紀)  そちらで議論を深めていたたければと思います。  よろしいでしょうか。  ほかにありませんか。 ◆委員(大浜安史)  もう1点。 ○委員長(前泊美紀)  大浜委員。 ◆委員(大浜安史)  産業でしたか、首里地域のほうで蜜とか、繁多川の豆腐とあったんですけど、産業だけど、これはあれかな、確認の意味でね。 ◎都市計画課長島袋正吾)  16ページです。下のほうです。 ◆委員(大浜安史)  下のほうに、マグロや首里の蜂蜜、繁多川の豆腐とあるけれども、これはどうなんだろう、確認の意味で。  ・・・いろいろスポットでは蜂蜜とか屋上とかやっていますが、増えるという想定で書いているんですか。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  ここの項目は現状と課題の中の(2)産業という項目の中の下のほうに、本市では、例えば紅型とか首里織とか伝統的なものもあり、さらには今おっしゃるようにマグロとか首里の蜂蜜、繁多川の島豆腐など地域の特徴を活かした産業展開にも注目が集まっていますというような表現をしています。 ◆委員(大浜安史)  わかりました。  実際、一応、やっているのは分かるものですから。 ○委員長(前泊美紀)  中村議員。 ◆委員外議員(中村圭介)  2点あるんですけど、20ページの交通についてのところが、数字的なところがすごく少なくて、交通渋滞に関するものだったり、レンタカーが増加していますとか、モノレールの利用が延びていますという話は書いていますが、数字的なものがないので現状として把握しづらいのかなと。  では、課題としてもどうしていくべきなのかという方向性がちょっと見えづらいかなと思うので、もう少しここを充実させる必要があるのではないかと思いますがいかがですか。 ○委員長(前泊美紀)  平良正樹都市計画課担当副参事。 ◎都市計画課担当副参事(平良正樹)  この件に関しましては、数値的なものとかは、今、整理しておりまして、また、巻末あるいはこちらに載せるかというところを、まだ整理中というところで、今後、数値については記述していきます。 ○委員長(前泊美紀)  中村議員。 ◆委員外議員(中村圭介)  よろしくお願いします。  次に25ページ。  施設管理について、現状と課題というページですが、ここが何を目指しているのかということがちょっとわかりにくいと思っていまして、写真も建てかえ後の市営住宅が2枚ぽつっと載っているだけなので、長寿命化であったり、複合施設化であったり、もう少し多様な観点が書きぶりとしてあるのかなと思うんですけど、この辺はどうですか。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  今、議員のおっしゃったことも検討していきたいと思っています。 ○委員長(前泊美紀)  中村議員。 ◆委員外議員(中村圭介)  ぜひ、公共施設の数とか、そういった客観的な数字もたくさんあるかと思うので、どこまで載せるかというのは現状と課題というページですので、ある程度検討していただきたいと思いますが、もう少し多様な記述をお願いしたいと思います。  以上です。 ○委員長(前泊美紀)  ほかにありませんか。  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  先ほど清水委員が触れていた観光の入り込み数の問題なんだけど、平成30年度版那覇市の観光統計によると、平成29年度は844万6,000人となっているんだけど、まずこの数字が違うこと。  それから、平成30年度も出ていますので、ぜひこういう数字は新しい数字を使って、現状把握できるようにしてほしいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  答弁はいいですか。 ◆委員(古堅茂治)  はい。 ○委員長(前泊美紀)  ほかにありませんか。  當間副委員長。 ○副委員長(當間安則)  確認ですが、8ページの那覇市の成り立ちと市街地の変遷の中で、いろいろ県がいつできたとか、那覇市の編入・合併などが載っていますが、令和3年に100周年の節目を迎える事業がありまして、さかのぼれば、その100年前に那覇市市制が始まったわけです、1921年なんですけど。その辺が書かれていないんですけど、その中にそれはなくてもいいのかなということで話を聞きたいのですが。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  今、委員のお話の100周年というのはやはり那覇市の大きな節目でありますので、この書きぶりについては検討させていただきたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  當間副委員長。 ○副委員長(當間安則)  検討のほう、よろしくお願いします。  以上です。終わります。 ○委員長(前泊美紀)  ほかにありませんか。  (「なし」と言う者あり) ○委員長(前泊美紀)  ないようでありますので、この件につきましてはこの程度にとどめておきます。  次に、第2章.まちづくりの目標について審査を行います。  それでは、島袋正吾都市計画課長、説明をお願いします。 ◎都市計画課長島袋正吾)  26ページ、27ページをまずお開きください。  第1章の那覇市の現状と課題というものを受けまして、第2章まちづくりの目標ということで、26ページから第2章となっており、都市整備に関するまちづくりの目標と将来都市構造などを示しております。  改定のポイントとしましては、上位計画や本市の課題、市民意見、タウンミーティングなどのご意見を踏まえて目標を設定しております。  将来実現している暮らし方を新しい目標として表現というようなことで、現都市マスの目標の表現、記述を変えまして@からHまでの目標としております。  次に、30ページ。  30ページに将来都市構造図といった構造図を記載しています。  地域の特徴の面的な広がりなどをあらわすゾーン。そして、人・もの・ことが集積した求心力のある場所をあらわす拠点。都市の骨格をあらわす軸。このゾーン・拠点・軸という要素をこういう表現として3つの要素で都市構造をモデル化した図をここに記載しております。  簡単ではありますが、目標につきましては以上であります。 ○委員長(前泊美紀)  これより質疑に入ります。  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  最初に一点、これは後にも出てくるんですけど、今、紹介いただいた30ページの図で拠点の丸の色が似ていて全然わからないんですけど、中心拠点と地域拠点の色が似すぎていませんか。わかりづらくないですか。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  おっしゃるとおり、確かに見にくいかと思います。  後々、市民がご覧になったときもなかなかわかりにくいということが予想されるので、検討させていただきたいと思います。 ◆委員(清水磨男)  先にそれだけ、気になったので。
    ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  26ページ、27ページにかけてまちづくりの目標が9つありまして、カラーで素敵な表記だと思ったんですけど、11ページのSDGsの17の開発目標とちょっと市民の方から見ると、SDGsはこれから広がりを見せていくんですけれども、これはSDGsなのかなと一瞬ちょっと思ってしまわれないかと思っています。  先ほどSDGsに関しては、今回、このマスタープランに入っていることはとても私も評価するんですけれども、整合性をとりながら各項目の中で拾い上げていくというような、説明が先ほどあったんですけど、連動させてここでSDGs、ちょうど2030年までの目標なんですが、2030年というとマスタープランの中間の見直しの時期にもしかすると当たるのかなと思うので、少し整理しながら連動をここでさせていくのはどうかと思ったのですが。 ○委員長(前泊美紀)  休憩いたします。 ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  社会情勢の変化なども含めて、情勢があったときに見直すというようなことが108ページにあったのですが、このSDGsにつきましても社会変化の中で必要が出てきた場合には修正といいますか、見直しを図りたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  わかりました。 ○委員長(前泊美紀)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  先ほど當間委員が指摘していた100周年の歴史を踏まえることは非常に大事だと思います。  那覇市の今度の100周年記念事業のキャッチフレーズは、「時代をつなぐ・世代をつなぐ・心をつなぐ」ということで、歴史を踏まえて次の100年に向かってスタートするマスタープランだから、そこらへんをうまい言葉で、皆さんのいい頭でよく考えて、きちんとこれには触れてほしいと思います。  それから、今、バリアフリー基本構想を策定中です。そういう視点は2と3だと思いますが、これで十分なのかどうか、もっと具体的というか、もっとバリアフリーを強調してもいいのではないかと思いますけど、どうでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  まず、第2章でまちづくりの目標として大きな目標を設定しました。今おっしゃるようにバリアフリーといったものは、分野別の方針というものが第3章であります。その中でもっと深めてといいますか、そういうようなことで記述しております。 ○委員長(前泊美紀)  古堅委員、よろしいですか。 ◆委員(古堅茂治)  はい。 ○委員長(前泊美紀)  ほかにありませんか。  大浜委員。 ◆委員(大浜安史)  確認ですけど、将来都市構造の中で、「コンパクトな市域に住宅や商店街、業務など様々な都市機能が広がり、自衛隊基地や米軍地を除いたほぼ全域で土地利用がなされています」ということであるのですが、20年後には那覇軍港は返ってきているのではないかと想定しているのですが、それは考えていますか。それは外しているのか。確認です。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  これにつきましても、社会情勢の変化、何回か答弁させていただいた社会情勢の変化の中で、都市計画マスタープランの見直しとか、174ページで那覇空港周辺地域別の項目の中の将来像の中で都市型リゾート地区というようなことで都市計画マスタープランの中では表現しております。 ◆委員(大浜安史)  わかりました。  ありがとうございました。 ○委員長(前泊美紀)  當間副委員長。 ○副委員長(當間安則)  手短に1点だけですが、まちづくりの目標が9つありますが、その中の5番目。5番目だけ「那覇らしい」という言葉が入っているのですが、これはもうちょっと工夫したほうがいいのではないかなと思います。  そもそもこれは全部那覇に対する計画ですので、歴史や文化の薫るまちのそこだけ那覇らしいと。ほかもいろいろ那覇らしさはみんな求めていると思いますので、5番だけにある那覇らしいという言葉については少し工夫したほうがいいのではないかと思いますが、いかがでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  例えば、県外から来た人あるいは私の友人などに那覇らしさって何ですかと聞かれたとき、また私たち同僚含めて那覇らしさって何というときに結構議論が盛り上がるといいますか、なかなか難しく、これということが言えないところもあって、コンパクトだから那覇らしいんじゃないかとか、やっぱり歴史的じゃないかとかいうこともありまして、那覇らしいというのはどこかに入れたいなと、目標の中に那覇らしさというのをもっと議論を、市民にも那覇らしいというは、どういうものかと深めていただきたいということもありまして、ぜひここの目標の中に一つ入れさせていただきたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  當間副委員長。 ○副委員長(當間安則)  そういう深い意味があったとはいざ知らず、失礼いたしました。  ありがとうございます。結構でございます。  終わります。 ○委員長(前泊美紀)  ほかにありませんか。  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  先ほどの30ページの将来都市構造図のところですけれども、都市の活動軸、これは後々、後の道路とかのところにも西海岸道路という言葉が出てくるのですけど、今、都市の活動軸が一番海側のところは、いわゆる安謝、曙を通って、うみそら公園を通って、那覇空港を通って、そのまま赤嶺のほうに曲がっているんですけど、これは計画としては、そのまま奥武山のほうに抜ける道路の計画はなかったでしたか。それはわざと入っていないのか、単純に僕の記憶違いなのか。 ○委員長(前泊美紀)  休憩いたします。 ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  そのあたりは僕も確認しておくので、道路のほうがどうなっているのかなと気になったので、お互い確認させてください。  もう一個は、交通拠点のところで、若狭バース、那覇空港、旭橋バスターミナル、クルーズ拠点というのはわかりますが、那覇ふ頭や泊ふ頭はそこには位置づけられないのですか。  那覇の玄関口で離島とか県外航路もつながっていることを考えると、泊ふ頭や那覇ふ頭も何かしら交通拠点のような気はするのですが。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  これは将来の都市構想図がありまして、42ページに交通に関する都市交通体系方針図というものが各論的にといいますかありまして、その中に主要交通結節点があって、あわせてもう一つ147ページ。那覇西地域の中に例えばとまりん、若狭バース、交通交流スポットということで位置づけをしているということであります。 ○委員長(前泊美紀)  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  それは多分、今説明していただいた147ページは地域別のところですし、よく見たらそこでも那覇ふ頭は位置づけられていないし、先ほどもう1つ説明いただいた42ページのところは交通の体系だと思いますが、30ページは都市構造の一番メーンといいますか、一番大枠のところですよね。別に位置づけないなら位置づけないでいいですが、那覇と離島を結ぶとか、那覇の玄関口になっているのは、那覇港管理組合は、最初は別のとこに移す、移さないとか議論がありましたが、ゾーニングの中で結局離島航路は泊ふ頭。そして県外航路の人の移動は那覇ふ頭というのがそのまま今ゾーニングされていると思いますが、海の玄関口としてクルーズバースは第1、第2が入りますし、空港も入るけれども、離島との泊ふ頭や県外との船の結節点である那覇ふ頭というのは交通拠点にならないという判断でいいですね。 ○委員長(前泊美紀)  平良副参事。 ◎都市計画課担当副参事(平良正樹)  今おっしゃるとおり、やはり空港、港という一次交通できて、次に二次交通というところになっていくのですが、今おっしゃるように、とまりんについては離島航路、船で来て、交通の結節点になると考えますので、そこは修正する方向で検討したいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  もちろん利用者数の問題とか、位置づけは皆さんの中であると思いますが、全体図がこうだったら私が座間味村長とか久米島町長だったら、何で泊は入っていないんだとか言いかねないなとかいろいろ考えると、そこは考えた上で判断されるのはいいんですけど、一度検討は再度ぜひ入れてください。お願いします。 ○委員長(前泊美紀)  ほかにありませんか。  (「なし」と言う者あり) ○委員長(前泊美紀)  ないようでありますので、この件につきましてはこの程度にとどめておきます。  次に、第5章.計画の実現に向けてについて審査を行います。  それでは、島袋正吾都市計画課長、説明をお願いします。 ◎都市計画課長島袋正吾)  ページを飛びまして、第5章。都市計画マスタープランの計画の実現に向けてという章を設定しております。  それについて説明いたします。  175ページ。都市計画マスタープランをこのように設定した。そして、それを実現に向けてどういった方向性で取り組むかということがここの章でありまして、お互いに連携して、それぞれの強みを活かし合いながら携わることでまちづくりの目標が少しずつ実現に近づいていくこと、というような記載をしている中で、1がまちづくりの目標や地域の将来像の共有。  将来像を共有し、積極的に候補し、さまざまな角度から情報発信に努めるようなことで、1がまちづくりの目標や地域の将来像を共有していこうと。そして、いろいろな角度から情報発信に努めようと。
     (2)が行政の中でも市民意見とか外部委員からお話があったもので、縦割り行政にならないで連携しなさいとかいう意見もあったりとかいうのも背景にあって、こういう行政の体制づくりも進めていきましょうと。  (3)が、こういう関わり方をデザインすると。  そして、次のページ、176ページのほうで多様な主体との協働。冒頭でもご意見があったのですが、こういった多様な主体の中で協働でまちづくりを進めていきましょうというような記載をしています。  177ページ、(2)協働を「つなげる・広げる・実らせる」まちづくりの展開。  (3)まちづくり人材の発掘と育成。これからを担う若い世代などの新たな人材の発掘と育成を図るとともに、活動を通した地域やまちへの愛着。誇りの醸成を図るなどについて記載しています。  高校生がまちづくりに興味があるということでワークショップに参加いただいたり、次の世代の人たちにもこういう育成するという視点でこういう項目を入れました。  179ページ、総合的なまちづくりの展開ということで、ハードとソフト、都市計画マスタープランは主なハードの部門ではありますが、ハードとソフトを掛け合わせる新たなまちづくりの展開ということで、真ん中あたりに、例えば公園などについては、地域や周辺の企業などの協働により、地域の賑わいや魅力の創出を図るなど、ハードの維持管理を通じた街の価値向上を図るとか、商店街については道路空間について柔軟な活動を促し、各店舗と連携して魅力向上を図るとかいったような記述をしております。  (2)でも民間の活力を活用する。その中で一番下に整備・維持管理などもそういう民間の活力を活用して維持管理を進めていきましょうという記述で、最後のページは都市計画マスタープランについて、20年の方向で進む中で社会情勢の変化など必要に応じて見直しを実施しますという記述をしております。  第5章につきましては、以上です。 ○委員長(前泊美紀)  これより質疑に入ります。  中村議員。 ◆委員外議員(中村圭介)  まず、178ページの下の計画実現に向けた支援のところで、もう少し具体的な地区計画策定したいとかというような希望をこういうところに書いてあると、ゆくゆく出てくる可能性もあるのかなと思うので、そうした具体的なものにどういうものがあってとか、これまでの活用事例とかも含めて提示してあげたほうが親切じゃないかと思うんですけど、どうですか。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  議員おっしゃる提案につきましては、確かに地区計画とか市民あるいは読み手が読んだときにイメージができるかと思いますので、検討させていただきたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  中村議員。 ◆委員外議員(中村圭介)  前回のマスタープランにあったまちづくりセンターについては、今回はどういうふうに考えているのかお聞かせください。 ○委員長(前泊美紀)  休憩いたします。 ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  金城室長。 ◎都市デザイン室長(金城聡)  今回、計画の実現に向けてというところで以前の都市マスを策定したときには、ちょうど全国的にまちづくりセンターをつくるとか、まちづくり条例をつくってというのが主流になりそうだということで我々のほうも取り入れてはいましたが、全国的にもその後こういったものがなかなか計画実現に向けて効果を発揮するということが少なかったものですから、今回の計画の中ではより市民協働の視点とか、それぞれのステップに合わせて情報を提供していくとか、あと皆さんの価値観がかなり多様化している中で新たなまちづくりの1つ、近所の人と一緒にやるまちづくりだけではなくて、興味のある分野について集って集まるまちづくりとか、さまざまな新しいまちづくりの形を模索していくという意味で、今回はこのような実現に向けてという形になっております。 ○委員長(前泊美紀)  中村議員。 ◆委員外議員(中村圭介)  やはり、ハードの拠点という考え方も必要かなと思っておりまして、例えばまちづくりセンターという名称ではなくても、今、那覇市は、なは市民協働プラザを持っていますし、市民活動支援センターもありますので、そういったところも含めて具体的にどこで市民はまちの話をしたらいいのだろうかと。  都市計画マスタープランを実現するために、どうしたらいいのかというのが、これを読んだだけでは市民の方にはわかりにくいかなと思うので、具体的な行動が起こせるような場所だったり、拠点みたいなものの書き込みというのも必要ではないかと思いますが、いかがですか。 ○委員長(前泊美紀)  金城室長。 ◎都市デザイン室長(金城聡)  御指摘のように、やはり市民の皆様が集まりやすい、あそこに行けばまちづくりの話ができるというようなものが必要かと思いますので、今、那覇市で持っていますなは市民協働プラザですとか、そういったところの連携も深めながら活用していけるようにしたいと考えております。 ○委員長(前泊美紀)  中村議員。 ◆委員外議員(中村圭介)  やはり、実現には市民との協働は絶対欠かせないところだと思いますので、それがどうやって生まれていくのかというところも含めて検討をよろしくお願いします。  以上です。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  177ページですけど、先ほどと一緒で第1パラグラフの最後のところが校区まちづくり協議会を中心に市民との協働による身近なまちづくり活動に取り組みますとあるので、これについては、ちょっと表記が本当にこれだけでいいのかどうか、これも担当部署があると思うので、そこと確認していただいていいですか。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  担当部署と確認して検討してまいりたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  その際には、ぜひ強い抗議を訴える議員がいたということを言ってください。  以上です。 ○委員長(前泊美紀)  ほかにありませんか。  (「なし」と言う者あり) ○委員長(前泊美紀)  ないようでありますので、この件につきましてはこの程度にとどめておきます。  これから具体的な話に入ってまいります。  次に、第3章.1土地利用に方針について審査を行います。  それでは、島袋正吾都市計画課長、引き続き説明をお願いします。 ◎都市計画課長島袋正吾)  32ページをお開きください。  第3章から、分野別のまちづくり方針ということで先ほどの目標実現に向けて分野別に方針を定めるという項目で1番目土地利用の方針というところでございます。  冒頭、9月2日の全員協議会のときに、議員のご意見の中で第2章から第3章にいくときにもう少し冒頭の記述が必要ではないか、唐突感がないような記述が必要ではないかということがありました。  これについては、そのときも検討いたしますとお話しをしました。ということで、ここは2章から3章につながる記述をしたいと思います。  1番、土地利用の方針というところで、これは32から35ページまでとなっております。  主な改定のポイントということで申し上げます。  まず1の1、都市基盤を活かした土地利用の推進という項目の中でも、現在ある都市基盤の活用あるいは公共交通の利便性を活かした土地利用の誘導などの考え方を追加しております。  次に、1の2、地域の特徴を活かした戦略的な土地利用の推進という項目では、中心拠点とか副次拠点、地域拠点というものを設定し、その拠点での土地利用の誘導の考え方などを入れております。  あと、1の3でもきめ細かな土地利用の推進ということで低層住宅地区から次のページ、34ページまで幾つかこういう地区を設定して、これについて右の35ページに土地利用方針図ということで表現しております。  以上です。よろしくお願いします。 ○委員長(前泊美紀)  これより質疑に入ります。  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  先ほどのものとも重なるし、後もそうなんですけど、例えば35ページに土地利用方針図とあって、その後も市街地形成方針図とあるんですけど、これは方針なのか、今なのか、この図はどっちなのでしょうか。2019年、2020年現在なのか。2040年はこうなりますなのか。わからないのでちょっと教えていただけますか。 ○委員長(前泊美紀)  休憩いたします。 ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  現在の土地利用と被っているところもあるのですが、2040年もこういう土地利用でいきたいというようなことで設定しております。 ○委員長(前泊美紀)  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  35ページも38ページも、例えば42ページの都市交通体系方針図も全部そうですが、これは今もこうで、20年後もこうということですか。  20年のスパンだからそう大きくは急には変わらないとは思うんですけど、普通こういう図だったら例えば2020年現在はこうで、2040年はこうなりますとか、今と将来の図が二つあると、土地利用の現在図と土地利用の方針将来像とかならよくわかるんですけど、これだと一体今なのか、将来なのかがちょっと見てわからなかったので、そこは別に、今僕が言ったようにする必要は絶対あるわけではないですけど、せめてこれがいつのものなのかわかるような形、もしくは例えば今の図が2020年から2040年にかけてはこれをもとに各種政策を展開しますなのか、ちょっとそこがわからないので、そこをもう少しわかりやすい形で何か記載などを検討いただけますか。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  今、議員お話の件については検討していきたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  清水委員。 ◆委員(清水磨男)
     それをお願いしたのと、あと例えば39ページ、ここの前にもどこか出ていたのですが、フリンジパーキングの話が何度か出てくるんですけど、具体的にどういった形でどうやるのですか。 ○委員長(前泊美紀)  休憩いたします。 ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  ほかに質疑ありませんか。  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  この目指す方針について、今現在と大きく違う何か特徴がありますか。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  32ページの真ん中あたりに、LRTなど新しい公共交通の導入を検討されている路線の沿道には、こういう土地基盤の整備状況、土地機能の集積状況にあわせ、共同利用あるいはオープンスペースを目指すことで土地の高度利用化を図るという記述があります。  あわせて、次の1-2のところで、戦略的な土地利用の推進の中で、例えば中心拠点、副次拠点、地域拠点という拠点を持たせて、そこを中心にした土地利用をするというような記述をしております。この辺が特徴的なところかなと思います。 ○委員長(前泊美紀)  ほかにありませんか。  吉嶺委員。 ◆委員(吉嶺努)  今のLRTというフレーズなどはついていますが、やっぱり鉄軌道という言葉は入れられなかったのかなと思うのですけど、LRTだけにこだわっている理由が何かあるんですか。 ○委員長(前泊美紀)  平良副参事。 ◎都市計画課担当副参事(平良正樹)  鉄軌道に関しましては、今、沖縄県で名護までのルートを検討されていますが、それを広域的な太い骨格の軸とした場合、那覇市内、市域内を通りまして、隣接する市町村へ行く、こちらについては地域交流、大きな太い骨格軸とはまた違う、ひとつ鉄軌道から少し役割を落とした交通システムになりますので、そこは我々としてはLRTなどということで目指すところはLRTを目指していきたいというところの書きぶりになっております。 ○委員長(前泊美紀)  吉嶺委員。 ◆委員(吉嶺努)  わかりました。 ○委員長(前泊美紀)  ほかにありませんか。                     (質疑なし) ○委員長(前泊美紀)  ないようでありますので、この件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。 ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  次に、第3章の2、市街地形成の方針について審査を行います。  それでは、島袋正吾都市計画課長、説明をお願いします。 ◎都市計画課長島袋正吾)  市街地形成の方針につきましては、36ページから38ページまでとなっております。  改定のポイントとしまして、2−1、土地の活力を創造させる市街地の形成の中では大規模な面整備だけではなく、小規模な基盤の改正に関する考え方も記載しております。下のほうですけども、そういう進め方を記述しております。  次のページの2−3、コンパクトで利便性の高い市街地の形成の中で先ほどもありましたが、中心拠点、副次拠点、地域拠点のオープン空間の創出。こういうオープン空間を創出することによって質の高い都市空間の形成を推進するといったような記述をしております。  2-4、都市ストックの多様な視点からの活用の項目では、公園や道路など日ごろから愛着、賑わいのある場所となるよう使い方の工夫などの考え方を記載しております。  38ページに市街地形成方針図ということで図として表現しております。  以上です。 ○委員長(前泊美紀)  これより質疑に入ります。  粟國委員。 ◆委員(粟國彰)  都市開発とか、市街地開発とか、これに載っていますけど、今、本市は歴史散歩道もどんどん進めていますが、小禄や上間、首里あたりには石積みの屋敷が結構あるんです。ですから、そういう石積みの屋敷について開発する場合、それは絶対残すべきだと思うんだけど、そういったものはどういった方法で考えているのか、ちょっと聞かせてもらえませんか。 ○委員長(前泊美紀)  休憩いたします。 ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  36ページの後半の2−2、生活の質を向上させる市街地の形成の欄の2段落目といいますか、その中で、少し読み上げますが、「昔ながらの集落の面影を残す『集落形態保存地区』」といったような、この地区の中で残すべきは残すというようなまちづくりの進め方といいますか、それをここに記載しております。 ○委員長(前泊美紀)  粟國委員。 ◆委員(粟國彰)  わかりました。しっかり、そのようにしてください。  終わります。 ○委員長(前泊美紀)  ほかにありませんか。  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  先ほどからオープンスペース、ポケットパークなどが出てくるんだけど、これはブラジルのクリチバというの、そういうはりのまちづくりのそういうものを参考にということも■■■さんの強い要望もあったの? ○委員長(前泊美紀)  休憩いたします。 ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  やはりオープンスペースをつくって、市民らが憩える場所を重ねていくということは、防災上からも市民の憩い場をつくることからも非常に大事なことで、そういう視点を貫いていることは非常に評価いたします。  終わります。 ○委員長(前泊美紀)  休憩いたします。 ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  ほかにありませんか。                     (質疑なし) ○委員長(前泊美紀)  ないようでありますので、この件につきましてはこの程度にとどめておきます。  次に、第3章の3、都市交通体系の方針について審査を行います。  それでは、島袋正吾都市計画課長、説明をお願いします。 ◎都市計画課長島袋正吾)  3.都市交通体系の方針につきましては、39ページから42ページまでとなっております。  まず、都市交通体系の方針ということで上のほうに─少し読み上げます。  本市は慢性的な交通渋滞のため、都市交通に対する考え方の転換を図る必要があるというふうに冒頭で記載しております。  手段、経路、時間の分散を軸とした交通需要マネジメントに取り組んでいくというような表現をしております。  下のほうに水色で3−1都市交通に対する考え方の転換ということで、この考え方の転換というものを先に持ってきました。  手段の分散とかいった表現があったりしております。  3−2、誰もが移動しやすい公共交通ネットワークの形成ということで、次のページ、40ページをお開きください。  公共交通ネットワークの形成でLRTなどの位置づけ、あるいは自転車利用の促進などを追加しております。  3−3、道路網の体系の整備。  次のページ、41ページ、3-4、地域の顔、生活の場となる道づくりということで、ユニバーサルデザインの考えを踏まえて、人に優しい道づくりを進めていくとか、幾つかの記述をしております。  次のページ、42ページ。そこに都市交通体系方針図ということで拠点の表現、公共交通の軸の記載、道路の広域的な幹線道路あるいは地域。あるいは計画構想道路、歩行者優先道路、シンボルロード、そういったものをここに表現しております。そういったことで方針図として示しております。  簡単ではありますが、交通に関する方針は以上であります。 ○委員長(前泊美紀)  これより質疑に入ります。  古堅委員
    ◆委員(古堅茂治)  先ほど吉嶺議員からありました鉄軌道の件ですが、私はきっちり那覇市が発着の中心になる。当然、県と交通の拠点だからしっかり位置づけてほしいと思うんだけど、ここで新たな、40ページの上から6行目。そういうことも含めて新たな公共システムと触れていると思うんだけど、県の文書では鉄軌道を含むということで鉄軌道を明確に入れているわけです。  これをあえて外しているのです。僕はそれを皆さんがLRTに執着と言ったら語弊があるけど、熱心なあまりそれをあえて外していると思うんだけど、ちゃんと県が扱っている鉄軌道を含む新たな交通システムの優遇について、これは中部圏域との連携のことを話しているので、そういうことをきちんと位置づけてやるべきだと思いますがどうですか。 ○委員長(前泊美紀)  休憩いたします。 ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  平良副参事 ◎都市計画課担当副参事(平良正樹)  県のかかわりについても県のほうに確認しまして、鉄軌道等の文言を追記するか検討していきたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  さっき聞いてしまったんですけど、39ページのところでフリンジパーキングが何度か出てくるんですけど、フリンジパーキングは具体的にどこでどうやってやるのですか。 ○委員長(前泊美紀)  平良副参事。 ◎都市計画課担当副参事(平良正樹)  フリンジパーキングというのは、基本的に淵の部分で駐車場を設けて車から公共交通に乗りかえるというような意味合いがあります。  現在、中心市街地の外延部にはフリンジパーキングとして県民広場下の駐車場でしたり、農連の再開発の場所にも300台の駐車場。  それからさいおんスクエアの再開発、美栄橋駅では民間の駐車場を活用した形でそこをフリンジパーキングとして位置づけてそこで車を乗りかえて、中心市街地に徒歩等で来ていただきたいということで、中心市街地のエリアについては、今現在整備されていると。今後、LRTやいろいろ交通システムを考える意味では、ある一定程度の距離を持ったところで乗りかえる駐車場を整備する必要があると思います。  モノレールで言いますと、今てだこ浦西駅のほうで1,000台の駐車場を整備予定となっておりますので、中部から車で来てそれで乗りかえていただくと。それからLRTなどの交通システムについては、今後、適切な場所にフリンジパーキング等を整備するような計画はつくっていきたいと考えております。 ○委員長(前泊美紀)  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  今の説明だと既存のものの活用で、既存の計画とか、既存の・・・けれども、パークアンドライドについては20年以上前から言っていて、実際なかなか実現していない状況もあります。  例えば、今、説明いただいたさいおんスクエアの駐車場とか、県民広場の下の駐車場などというのは、既に現状で満車で入れない状況がしばしば起こっている状況で、ちょっと今の見通しだと、これで考え方の転換にはならないのではないかと思います。  これは中身の話なので、別に項目としてフリンジパーキングという考え方としては別に悪くないことだと思うので、そこはちょっと今の説明よりも、もう少し将来像の転換につながるような考え方をつくっていただきたいということと、それに続く形でその下に時差出勤の促進とあるんですけど、那覇市役所も時差出勤をこの20年の間には進めるんですか。 ○委員長(前泊美紀)  平良副参事。 ◎都市計画課担当副参事(平良正樹)  現在も公共交通を利用されている職員に対しましては、時差出勤等を行っている状況であります。 ○委員長(前泊美紀)  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  それも既存でやっているそれほど幅の大きくないものですよね。  「考え方の転換」というタイトルで書かれているところなので、ただ書いてある項目としてはいいのですが、伺うとそういう形になってしまうと思うので、そこはもう少し内容をぜひ内部で詰めていただきたいということは要望でとどめます。  その次のページの40ページの真ん中のほうなんですけど、「路線バスは」というところからで、バスの充実はわかるんですけど、バス専用レーンの充実とはどこかを充実させるんですか。 ○委員長(前泊美紀)  平良副参事。 ◎都市計画課担当副参事(平良正樹)  現在、国道58号線につきましては、活性化協議会等の中で検討しまして、伊佐のほうまで延長したというところがございます。  那覇市内におきましては、こちらにつきましてはモデル性の高い基幹的公共交通のルートに関して、まずはバスレーンをLRTを導入するやり方だと思うのですが、段階的に進めるとした場合に、仮にモデル性の高い基幹的公共交通の軸となる道路にまずはバスレーンを充実させ、そこでバスを走らせて実態調査を行って次の展開というような可能性もあるというふうに考えますので、そういったところでバスレーン専用のレーンの充実というような記載をさせていただいております。 ○委員長(前泊美紀)  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  これは物すごくわかりやすくてLRTを那覇が積極的に進めようとしている中で、そこの予定地をまずはモデル的にバスレーンなどそういった取り組みを行うということだと思うんですけど、次の41ページでもトランジットモールの拡充とありますが、トランジットモールも拡充するんですか。 ○委員長(前泊美紀)  平良副参事。 ◎都市計画課担当副参事(平良正樹)  トランジットモールにつきましては、現在、日曜日のお昼の時間から夕方までというような時間帯ではあるのですが、やはりまちの賑わいを考えると拡充することは必要かなという思いは持っております。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  平良副参事。 ◎都市計画課担当副参事(平良正樹)  拡充につきましては、現状としては日曜日のお昼の時間ということでいろいろ暑さ等がございますので、時間の延長なり変更なりというところの拡充であります。 ○委員長(前泊美紀)  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  この42ページの方針図を見ていると、トランジットモールの面的には変わっていないのです。既存のところだけが記されているんですけど、拡充とあるのでこれは時間的なところとか、質的なところかなとは思ってはいたのですけど、ただ、トランジットモールを長年続けていく中で、例えば商店街や通り会などからすると、あっちに人は来るけど、こっちは余計に人が入ってこなくなったとか、後はそれこそ商店によって商品の搬入とか何とかで非常に困るとか。  例えば、実際、その地域に暮らしている人からすると、こっちからこっちまで行こうとしてタクシーに乗っただけなのに忘れていて大回りさせられたとか、やっぱりさまざまな課題もあると思うんですよね。なので、そこは本当に拡充がいいのかどうかも含めて、これは地域の声も聞きながら引き続き検討してください。  最後もう一点だけなんですけど、42ページのところで道路空間のこともでてきているので、道路空間で整備することはもちろん大事なんですけど、除草とか雑草対策の話が出てこないので、表現の中で必要な清掃活動や維持管理─この維持と管理になぜスペースされているのかわかりませんが、維持管理のところに含まれるのかなという気もしはしますが、やっぱり除草は長年の課題ですし、これについては必要なのであればここに入れるのか、ほかのところに入れるのかわかりませんが、ぜひ検討してください。これは要望で終わります。 ○委員長(前泊美紀)  ほかにありませんか。  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  さっき出ていたフリンジパーキングですが、これはマスタープランの上にある那覇市広域都市計画の中でしっかり位置づけられているのではないですか。それをちょっと説明してもらえますか。 ○委員長(前泊美紀)  平良副参事。 ◎都市計画課担当副参事(平良正樹)  那覇市交通基本計画の中で重点的に取り組むエリアの中に中心市街地がございまして、その周辺部でしっかりフリンジパーキングについては位置づけされております。  先ほどもちょっと御説明しましたが、車でそこまで来て、中心市街地の中になるべく車を入れないというところでフリンジパーキングに車をとめて徒歩あるいは別の公共交通等で来ていただくというようなものの位置づけはございます。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  広域の位置づけについて確認したところ、駐車場の項目の中にフリンジパーキングに関する構築の規程が位置づけられております。 ○委員長(前泊美紀)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  それでは、そのほかに公共駐車場というものがあるんじゃないですか。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  公共駐車場の施設があります。 ○委員長(前泊美紀)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  ここで公共駐車場を外しているのは、どういう意味合いがあるのでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  平良副参事。 ◎都市計画課担当副参事(平良正樹)  本市といたしましては、誰もが移動しやすいまちの実現に向けて、やはり公共交通を中心としたまちづくりというところを掲げております。そういったことからあえて車というよりも公共交通を充実させることで、誰もが来やすいまちの実現という意味合いから、あえて公共駐車場というところは考えております。  実際、車が必要な方はやはり周辺部にも民間の駐車場等がございますので、そういったところの活用もあるのではないかというふうに考えております。 ○委員長(前泊美紀)  古堅委員
    ◆委員(古堅茂治)  予算確保の面からもそういう面がまともな対応だと思います。やはり、浦添の前田にそういうものができるでしょう。那覇市の近接地にそういうものをつくって、都市に入って来るものを抑制するということが目的だから、那覇市につくって車が来るような形になると大変なことでしょう。それは入れてなかったことを評価します。 ○委員長(前泊美紀)  ほかにありませんか。  吉嶺委員。 ◆委員(吉嶺努)  40ページの路線バスのところ、2行目の路線網の再構築。これは現実的に県や国が持っている交通政策協議会などがあると思うんですけど、実際、バス会社と協議ができて路線の再構築というのは可能なんですか。ここ10年以内とかでもいいです。そういう展望があるのかどうか。 ○委員長(前泊美紀)  平良副参事。 ◎都市計画課担当副参事(平良正樹)  こちらにつきましては、現在、地域公共交通網形成計画の策定に向けて動いております。この中でやはり公共交通のネットワークというものをしっかりつくって、そこにどういったシステムを通すか、仮に重要となる軸にLRTなどバスと違うシステムを入れた際にバスが競合するわけですから、そこを考えるとバス網の再編というのがどうしても必要になってくるものと考えていますので、今後、網形成の実施に向けて再編は必要になるものと考えております。  それから、バス事業者との協議も今後進めていく必要があると思います。 ○委員長(前泊美紀)  吉嶺委員。 ◆委員(吉嶺努)  その後、後ろのバス停上屋の整備─本委員会でもバス停上屋の整備についていろいろ質問が多く出ていると思いますが、やはり今、高機能バス停などが出てきている中で、那覇市が管理する道路においてもああいった高機能バス停などがつくれるのかなと。整備という言葉には、こういった未来の感じも入っているのですか。 ○委員長(前泊美紀)  平良副参事。 ◎都市計画課担当副参事(平良正樹)  バス停上屋の整備というのは、やはり観光都市である那覇として統一性のデザインが必要ということで那覇市推奨のデザインで整備することで統一性を図っていくと。やはり、農金中金前といった多くバスが来る─利用者が多いところについては、やはり機能性を高める必要があるかと思います。  それが那覇市道のところにあるかということは、私が今持っている限りではないのかなと。どちらかと言うと、例えば、県庁前とかそういった幹線的な道路の部分になってくるかと考えます。 ○委員長(前泊美紀)  吉嶺委員。 ◆委員(吉嶺努)  わかりました。ありがとうございます。  もう一点、39ページの交通体系の方針。一番大きな太いところになると思いますが、この方針の中に交通渋滞を連想させるような数値というのはないんですよね。例えば、平均速度は何キロメートルとか、全国でもとか、そういったコメントを入れるといいのかなと思います。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。  中村議員。 ◆委員外議員(中村圭介)  40ページの3-3のところで、道路網体系の整備とあるんですが、網がどうなっているかという線路だけではなくて、網の目が実際どうなっているのかという交差点改良とかそういった視点もどうしても必要になってくるんじゃないかと思うんですけど、交差点改良についてはどのように考えていますか。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  渋滞解消に交差点の改良というものもなくてはならないというところはあります。 今、道路整備の中に交差点の改良も含むというところを探したのですが、ちょっとまだ確認できていないので、確認させていただいてまた追加といいますか、この表現を充実するような検討をさせていただきたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  中村議員。 ◆委員外議員(中村圭介)  やっぱり道がつながってもボトルネックになっている交差点は大体一緒だったりするので、その交差点改良だったり、道路構造令に基づいたつくりになっていないところを整備していくとことも必要な視点かなと思いますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○委員長(前泊美紀)  質疑はありませんか。  大浜委員。 ◆委員(大浜安史)  同じ40ページの真ん中ぐらい。路線バスなど他の公共交通機関を導入しにくいエリアにおけるオンデマンド交通の導入検討や、適切なタクシー乗り場の配置とありますが、これはオンデマンド交通というのは、今後やるということなのかな。高齢者向けとか、高齢者で免許を返納した場合に困るということでの活用といいますか、いろんな要素があると思いますけど、山間部というのは本土あたりに多いのですが。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  この都市マスは、要は高齢者社会を見据えたという大きなスタートがあるので、その中でオンデマンド交通というのは非常に大事な交通手段だと思います。  ですので、都市計画マスタープランの中で導入の検討というような表現をさせていただきたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  大浜委員。 ◆委員(大浜安史)  個人的には、導入検討ということで検討なのですが、検討と書くとやらないという頭があるものですから、それは個人的な見解ですよ、「導入や」として「検討」という言葉は消したほうがいいのではないかなと思います。 ○委員長(前泊美紀)  平良副参事。 ◎都市計画課担当副参事(平良正樹)  今、課長からも説明がございましたが、やはり今後、増加する高齢者の移動手段を確保することは今後重要なことになってくると思います。  免許返納者に対するサービスの充実とか、いろいろございますので、公共交通利用環境のサービス拡充については、十分に検討を行っていきたいと。5次総計にも記載がございますので。 ○委員長(前泊美紀)  ほかにありませんか。  當間副委員長。 ○副委員長(當間安則)  今の大浜委員の話にもありましたが、根本的な都市交通の体系を変えていくというのは、渋滞緩和ということで、車社会から発想の転換でバスとかモノレール、LRTということで公共交通を使うほうに移行していこうということはわかります。  しかしながら、最初の人口の変化等にもあったように、2040年には約30%以上が高齢者になっている。そして障害者も恐らく増えているだろうと。  そういった中で交通弱者、その辺の、例えば、先ほどのフリンジパーキングでも、何とか付き添いまで連れて来て、それから市街地には公共交通を使って来たと。しかし、その後、また車がないとできないとか。やっぱり交通弱者には便利さよりも身体の負担等々があるわけですよね。その辺をひとつちょっとした文章に入れてもらわないと、便利さだけを今後の交通体系をうたっても、やはり心配なところもあるかと思いますので、その辺をちょっと検討して、言葉はいろいろあるかと思いますので、「交通弱者」と入れるのか、「高齢者」と入れるのか。これは誰もが移動しやすいというくくりで入れてはいるんですけど、ただ、例えば、年齢、性別、障害の有無という言葉が入っただけではちょっと弱いような気がしますので、この辺ちょっと検討いただけないかなということでございますが、いかがでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  交通の中で誰もが移動しやすいまちづくりとか、人に優しい道づくりとか、表現としてある程度記載されているのかなと思っているところではあります。 ○委員長(前泊美紀)  當間副委員長。 ○副委員長(當間安則)  今、答弁にあるようなことで大まかにくくっているということはわかりますが、2行ぐらいでもいいです。あえて取り上げて、やはり「誰もが」と言っても誰もがみんな状態が違うわけですから、ある意味、障害者と健常者は違うわけです。  そういったものを誰もがと言われても、なかなか当事者としては自分たちのことは外されているというイメージが読む人はあるのです。ですから、その辺はつくるほうは検討していただければと思いますので、お願いしたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  休憩いたします。 ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  粟國委員。 ◆委員(粟國彰)  41ページの3-4、地域の顔、生活の場となる道づくり、となっています。42ページの道路整備においては、長期的な維持管理についても十分検討と書いてありますが、植栽デザインについて、うちの地域の道路、真地小学校の通りは、フクギが多いです。今の時期になったらフクギの実が落ちて、地域の方々がこれを掃除するといって大変だと。  それ以上に、この木を何とか切ってもらえないかという要望もあるのです。  それが実がなる木と実がならない木があります。今、那覇市としては生ごみを減らしますという運動をしている中に、これは逆に反感していると思うのです。  ですから、今後の地域の道路ですから、街路樹は皆さんで考えて何とかいいものを植栽してもらえないかということを要望したいと思います。  そして、うちの真地小学校の通りもぜひ見て、子どもたちがそれを踏んで転ぶときもあれば、自転車に乗ってこの実を避けようとして転ぶという例もありますので、ぜひ植栽デザインは考えて今後検討してくださるようにお願いしたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  平良副参事。 ◎都市計画課担当副参事(平良正樹)  フクギは御承知のとおり那覇市の市木となっていますので、そこも大事しながら、もちろん道路の街路樹につきましては詳細設計時点で地域の方々の意見等も踏まえながら植栽等の選定を行っていくようにしておりますので、今後も地域が望む樹木等の選定を進めていきたいというふうには考えております。 ○委員長(前泊美紀)  粟國委員。 ◆委員(粟國彰)  これは生ごみも相当発生するし、ごみ減量に対して非常にいいことだから、市木というのはわかりますが、市木は公園かどこかに植えてもいいですので、街路樹にはあんまり向かないかなと思います。いいデザインをしてください。  以上。 ○委員長(前泊美紀)
     本件につきましては、この程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者退室) ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  以上をもちまして午前の日程は終了いたします。  午前中に調査しました件につきましての課題と提言についての協議は午後に行いたいと思います。  お知らせいたします。  午後1時開始の議会運営委員会終了後、引き続き那覇市都市計画マスタープランに関する所管事務調査を行いますので、委員の皆様はご参集ください。  休憩いたします。 ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  これより午前中に調査いたしました都市計画マスタープラン改定の序章から第3章の3.都市交通体系の方針までの中で、課題と提言についての協議に入ります。  ただいま審査してきた項目の中で、課題や提言などのご意見、皆さん、多くのご意見がございましたが、特に提言の中で盛り込むべきご意見などはございませんでしょうか。  きょうの議論の中で今の段階で特になければ、また議事録を起こして改めてにしたいと思います。  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  細かい各自の視点はそれぞれでいいと思うので、議会からの提案ということであれば、例えば数値を最新のものに入れかえるだとか、複数の委員から出た鉄軌道の位置づけだとか、大きなところを議事録を確認した上で含めて載せていったらいいんじゃないかなと提案します。 ○委員長(前泊美紀)  それでは、先ほど午前中の部分に関しましては、先ほど清水委員からも提案がございましたように、数値や鉄軌道の件などをしっかりと明記、または検討するようにというところでとどめておきたいと思います。  よろしいでしょうか。                  (「はい」と言う者あり) ○委員長(前泊美紀)  そのほかの部分はまた後日改めて課題をともに整理してまいりたいと思います。  それでは、休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  次に、第3章4.都市環境形成の方針について審査を行います。  それでは、島袋正吾都市計画課長、説明をお願いします。 ◎都市計画課長島袋正吾)  よろしくお願いいたします。  分野別方針の4.都市環境形成の方針につきましては、43ページから46ページまでとなっております。改定のポイントなどをかいつまんでご説明いたします。  43ページ、4−1市街地の低炭素化の推進の項目で、この4−1については、低炭素化の推進で自動車依存からの転換やエネルギー収支の少ない建物の普及、促進など、環境負荷の少ない都市づくりを追加して入れています。上から4行目あたりからの記述をしております。  ヒートアイランド現象の対応や再生エネルギーの普及、導入の促進を図るほか、意識改革についての記述等をしております。  ページをめくっていただきまして、4−2水と緑が持つ多様な機能の向上ということで、ここは現都市マスにもある方向性を引き続き進めていくというところであります。  45ページ、4−3多様な生物が生息・生育する環境の形成という項目で、生物が行き来できる環境づくり等を記載しております。  次に、4−4墓地の集約化の推進ということで、新規の個人墓地の抑制や共同墓の利用推進を図るといったような記述をしております。  次の46ページに、都市環境形成方針図ということで下に凡例を記載しております。  簡単ではありますが、以上で4の項目についての説明であります。 ○委員長(前泊美紀)  これより質疑に入ります。  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  45ページの4−4の墓地からの転用が図られた土地についてと下の段に書いているけど、これは細かい話になるのかな。所有者不明の墓があるじゃないですか。これはどういう取り扱いになるのかな。那覇市には結構あるよね。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  中山秀花とみどり課長。 ◎花とみどり課長(中山秀)  所有者不明の墓の土地については、公園区域にある場合に、土地収用法に基づいて収用裁決申請をして所有権を市のほうに移転することは可能であります。それぞれ事業課のほうでそういうことをやっていくということになります。 ○委員長(前泊美紀)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  わかりました。  それでは、4−4の下から2行目の墓地からの転用を図られた土地についてはという意味で、これに今、言った不明墓についてもこれに包含されると理解していいわけですね。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  はい、包含されます。 ○委員長(前泊美紀)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  終わりです。 ○委員長(前泊美紀)  粟國委員。 ◆委員(粟國彰)  都市計画マスタープランですか。勉強会ですからね。他府県には都市計画マスタープランのときに無縁墓地とか空け墓地を解決するのが時間がたってなかなか都市計画ができないという話は聞いておりますが、本市の都市計画マスタープランの中に空き墓や無縁墓地がある場合には、どういった方法で解決して開発するのか、聞かせてもらえないかな。仲松委員ともちょっとかぶっているんだが。 ○委員長(前泊美紀)  中山秀花とみどり課長。 ◎花とみどり課長(中山秀)  公園区域にある不明墳墓については、基本的にいろいろ広告とかはするんですけど、それでも所有者があらわれなかった場合には、遺骨の中の調査をして、遺骨の調査をした後に、これは識名園の霊園に移す作業をして移転させることを今やっているところです。 ○委員長(前泊美紀)  粟國委員。 ◆委員(粟國彰)  例えば識名園以外に道路の開発とか都市計画マスタープランをやっている中に、こういった墓地が中に入っていると思うんだよ。こういったものをどうやって解決するのかと聞いているんだよ。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  中山秀花とみどり課長。 ◎花とみどり課長(中山秀)  事業ごとに、先ほど公園は私が言ったんですが、道路ですから、道路にかかる場合は道路の補助金を使って、先ほど言ったみたいに調査して、それを識名園の共同墓地に移す作業をやっているということです。 ○委員長(前泊美紀)  粟國委員。 ◆委員(粟國彰)  あまり納得しないけど、一応、わかった。 ○委員長(前泊美紀)  中村議員。 ◆委員外議員(中村圭介)  今のところとも関連するんですけど、2010年に那覇市墓地等に関する基本方針を策定して、一定区域を個人墓禁止区域としたということなんですけど、ここの禁止区域以外のところでは引き続き個人のお墓の申請を認めざるを得ないというところだと思うんですけど、そうすると、禁止区域に指定されていないところについては、ずっとお墓が残り続けることになりますので、集約ですとか利用促進を図る意味ではかなり難しいのかなと思うので、墓地禁止区域の見直しであったりとか、20年かけてまちの形も変わっていきますので、例えば幹線道路の脇をもう少し墓地禁止区域として拡大していく必要があるのではないかとか、そういった見直しについても必要ではないかと思うんですが、いかがですか。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  島袋正吾都市計画課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  禁止区域の見直しにつきましても担当部署と調整をさせていただきたいと思います。記述についても含めてですね。 ○委員長(前泊美紀)  中村議員。
    委員外議員(中村圭介)  しっかり検討をよろしくお願いします。  以上です。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  ブラジルのクリチバもごみの清潔なまちづくりという、それも1つのキーワードだったと思います。そういう面で清潔なまちづくりという面でのごみの減量という視点も私は入れたほうがいいんじゃないかなと思うんだけど、どうでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  ごみの減量化につきましては、ハード、ソフト、まちづくりの中のソフトの分野に当たるのではないかなと思っておりますので、担当部署と調整させていただいて、この文言についても含めて調整させていただきたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  先ほど墓の問題がありましたけど、那覇市は共同墓を持っていて、利用率が2割未満と、まだ余力がある状況で、今後、急激に利用率が増えてくると思いますけど、土地利用を考えたら、これ以上、門中墓があった時代は門中が閉めよったけど、今はだんだん門中から離れて個人墓が増えていって、土地がいくらあっても足りないような状況になるので、そこはやはり記述しているとおりに頑張ってほしいと思います。  終わります。 ○委員長(前泊美紀)  多和田委員。 ◆委員(多和田栄子)  44ページの水と緑が持つ多様な機能の向上という欄があります。その中のちょうど真ん中あたりで、「緑の機能を効果的に発揮するために、それぞれの緑を街路樹のネットワークでつなぎ」とありますけれども、この街路樹のネットワークでつなぎということで、言いたいことは、那覇市の市の花はサンダンカですよね。サンダンカは市木ですか。ではないのか。ブーゲンビリアか。私が勘違いしていましたね。  この街路樹をつなぎとあるんですけれども、先ほど粟國委員が言っていた街路樹は何でしたか。 ◆委員(粟國彰)  フクギ。 ◆委員(多和田栄子)  フクギは市木ですよね。街路樹のネットワークでつなぎとあるんですけど、サンダンカが那覇市で結構植えられていますよね。ですから、この花はとてもすてきな花で、この花とか、街路樹だけではなくて、サンダンカの花もつないでほしいので入れてほしいなと思っています。  「緑の軸の形成を促進します」とありますよね。デイゴよりはサンダンカを入れてほしいなということを一応、要望で終わります。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  都市計画マスタープランはこれからの方向性といったときに、緑を街路樹のネットワークでつなぐとか、そういった方向性を示して、具体的な花とかそういったものは実施、実際の事業を進める中で、地域の方々の声を聞いたりとか、いろんなものを含めて進めていくことになると考えますので、都市マスではこういった表現で方向性として記述したいと考えています。 ○委員長(前泊美紀)  多和田委員。 ◆委員(多和田栄子)  よろしいです。以上です。 ○委員長(前泊美紀)  大浜委員。 ◆委員(大浜安史)  低炭素社会の項目の中で、4−1ですか。そこに自動車による排気ガスの要因とありますが、「自動車に依存しない環境に優しい交通体系の構築を推進します」とありますけど、その後に、「電気自動車や燃料電池自動車」ということであるのですが、これはダブっていないかなと思ったんだけど、どうなんだろう。電気自動車と燃料電池自動車は別々ということかな。一緒じゃないかなと思うんだけど、どうなんだろう。普通は電気自動車はEV車とかいうけど、燃料電池という形。電気と燃料電池って何かあるのかな。水素かな。 ○委員長(前泊美紀)  金城室長。 ◎都市デザイン室長(金城聡)  こちらのほうは、電気自動車は電気と、燃料電池については水素などを含めてです。 ○委員長(前泊美紀)  大浜委員。 ◆委員(大浜安史)  わかりました。  では、次は下のほうに、「暮らしの中で多くのエネルギーが使われます」ということでありますけど、「持続機能な都市の形成のために、太陽光発電設備や太陽熱利用給湯システムなどのさまざまな」とありますけど、この中に風力発電とか地熱とか波動とかいろいろあると思うんですけれども、風力がないんじゃないかなと思ったりして、抜けていないかな。どうなんだろう。それともさらに絞ったのかな。発電にはいろいろあると思うんですよね。バイオ発電とかいろいろあると思うんですが、絞り込んだのかな。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  この記述の中で、「太陽光発電設備や太陽熱利用給湯システムなど」という表現がありまして、この2つが代表的なんですけど、この「など」の中に、今おっしゃるような風力とか、そういったものも入っていると考えております。 ○委員長(前泊美紀)  大浜委員。 ◆委員(大浜安史)  やんばるのOISTの大学院大学では波を使った波動発電とか、独自でやっているということもあったものですから、那覇市が太陽光と今やっているものを入れて、「など」に入れるということでやるということかな。太陽光発電は以前にやっていたけど、今は助成がないんですが、太陽熱はやっているんですけど、「など」に全部入るということで理解してくれと、個人的には入れたほうがいいかなと思ったんですけど。  それと、環境行動計画とかそういった具体的なもので数値化されるかなと思ったりしたんだけど、低炭素社会ですから、CO2削減目標値が2050年に世界的にはゼロということで大きな目標がある中で、日本はちょっと後れているんですけど、那覇市としても数値目標はここには入ってこないで、行動計画で入るということで、わかりました。確認でした。 ○委員長(前泊美紀)  ほかにありませんか。  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  那覇市の観光条例、それから観光基本計画でも、国際観光都市を目指しています。それに相応しい環境の面での那覇市づくりの視点も、僕は先ほどからダブるけど、入れたほうがいいんじゃないかなと思います。  以上です。これは答弁は要りません。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  46ページの都市環境形成方針図なんですけど、緑の色より公園未整備地域の色のほうが、ぱっと見て目立つ印象があるんですけれども、市民の皆さんもこれを見たときに、那覇市にはまだ公園未整備地域がこんなにあるんだなというふうに思うと思うんですが、この未整備地域についての今後の取り組みの方針というのは、この記述の中ではどの辺に書き込まれていますでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  44ページのちょうど真ん中あたりに、「緑の拠点である公園は」という段落の中で、「公園はアプローチしやすい」、「既存の樹木や地形を活かして整備を推進します。また、街区公園や近隣公園などの日常生活に密着した公園は、地域による偏りをなくし」、この「偏りをなくす」というところが、未整備地域の偏りを解消するといったようなことになるのかなと。「公園の機能に応じて計画的に配置し、整備充実を図ります」というふうに記述しております。 ○委員長(前泊美紀)  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  ありがとうございました。 ○委員長(前泊美紀)  ほかにありませんか。  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  46ページのところで、緑の軸と河川が混じっていてわからなくなっているところ、例えば久茂地川とかもあったりするので、そこは水辺の軸になっているからいいんですけど、もし表記ができるなら、河川が少し見づらいかなと思ったのが1つと。これはただの指摘です。  もう1つは、同じ方針図の中で、緑の軸が広がるのはいいんですけど、新港ふ頭地区や空港周りの道路まで緑の軸に入っているんですけど、本当にあそこは緑の軸が要りますか。要るなら仕方ないですけど。 ○委員長(前泊美紀)  平良副参事。 ◎都市計画課担当副参事(平良正樹)  空港を下りて観光客が車を利用する場合には、入り口を通る道になりますので、沖縄の玄関口として緑の軸として位置づける必要はあるかと考えています。 ○委員長(前泊美紀)  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  実際に走るのはレンタカーとか、あそこからスタートしないからバスとか、そういった一部になるんですけど、本当に実際にあそこを走られたり、歩いて見られたことはありますか。空港周りは多分、街路樹は空き桝もだいぶ多いし、除草のタイミングによっては、下を僕はジョギングで走ったことが何度かあるんですけど、走れないぐらい繁茂していたりしているんですよ。  何が言いたいかというと、とにかく道路だし、入り口だから全部広げるのはもちろん大事なんですけど、午前のあれと一緒で、除草とか管理ができないんだったら、ある程度、緑の軸とかも絞ったり、そういったことも必要じゃないかなと思うので、これは指摘だけだし、意見はそれぞれあると思うので、以上で終わります。 ○委員長(前泊美紀)  ほかにありませんか。                  (「進行」と言う者あり)
    ○委員長(前泊美紀)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。 ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  次に、第3章5.景観まちづくりの方針について審査を行います。  それでは、島袋正吾都市計画課長、説明をお願いします。 ◎都市計画課長島袋正吾)  続きまして、5.景観まちづくりの方針であります。47ページから50ページまでとなっております。景観まちづくりの方針につきまして、改正のポイントとしまして、5−1那覇らしさを特徴づける景観の骨格づくりの中で、眺望景観に関する考え方といったところを記載しております。例えば下から3行目のほうで、「末吉から望む首里杜一帯、がじゃんびら公園から望む港湾エリア」といった眺望景観に関する記述をしております。  続きまして48ページは、5−2地域の個性を活かした多様な空間が織り成す景観づくりということで、多様な空間の景観づくりを記述しております。  続きまして49ページ、5−3風格と魅力を兼ね備えた新たな都市美の創造というところで、屋外広告物のデザイン誘導や夜間景観などの新たな景観づくりを追加しております。ここでは下から4〜5行目あたりに、「昼夜をとおして人々が躍動する国際都市であることから、都市の新たな魅力の創出に向けた美しい夜間景観の形成にも取り組みます」というような記載をしております。  次に、5−4総合的な景観形成の推進ということで、NPOなどとの連携や風景づくりにかかわる人材の育成などについて記載しております。これが下から6行目あたりに、「住んでいる地域に愛着と誇りをもてるよう、地域風土に根ざした産業体験や学びの場づくり」、「風景づくりに貢献する人材の育成など」の記述をしております。  50ページは景観まちづくりの方針図ということで、那覇市景観計画という計画をベースに記述しております。  以上であります。 ○委員長(前泊美紀)  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  これも景観まちづくりの方針図のところで、商業・業務景観地区が、今説明があったところがピンクで描かれているんですけども、国際通りの内側のところの真ん中はなんでぽっかり穴があくような形になっているんですか。これは何かがあるんですか。どこに当たるのかなと思って。 ○委員長(前泊美紀)  金城室長。 ◎都市デザイン室長(金城聡)  このぽっかりあいている分については、久茂地の緑ヶ丘公園の一帯のところを指しておりますので、商業・業務のところからは少し除いている状況です。 ○委員長(前泊美紀)  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  わかりました。  いや、それだと公園緑地という絵もあるけど、それでもないしだったからちょっとわかりづらかったのと、別に入れてくれというわけでもなんでもないんですけど、これを見て、国際通り沿いはあるけど、いつも久茂地二丁目は中心市街地からも何からも外される傾向にありがちなんですけれども、久茂地二丁目はさておき、今のところは、だったら公園緑地なのか何なのか、わかる形でやっていただいたほうがわかりやすいかなと思うので、それは検討していただいた上で別にご判断ください。お願いします。  あともう1点いいですか。  47ページの下から48ページの上のところで、それこそ5年も10年も前にさんざん逆に僕らが言っていたり、やっていたことなんですけど、首里城からの眺望とか、がじゃんびら公園の眺望については、今からどうこうというよりも、既に眺望を切るような建物とかが建ってしまっていたり、既存で既にあることなので、これについては「妨げとならないような形態意匠や修景を図ります」とあるけど、もう既に僕らの感覚からすると、議会でもさんざんやったし、もう既に妨げとなっているような状況だと思うので、とはいえ、別に今後のことも含めて考えればあってはいいと思うので、そこは意識した上でぜひ展開していただければと思います。 ○委員長(前泊美紀)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  48ページの5−2なんだけども、世界遺産である首里城跡というのはわかりますね。識名園もわかる。やちむんの里もわかるけども、この後に続いている「末吉、上間、国場、小禄などの集落景観」とありますけど、これはこの4つの地区の何を保存することになるのかな。例えば古民家であるとか、昔からの赤瓦の古い家があるとか、そういうものなんだろうか。 ○委員長(前泊美紀)  金城室長。 ◎都市デザイン室長(金城聡)  集落景観というものをどの時点で集落景観と捉えるかということについては、今回は昭和初期ぐらいの地図を参考に、その当時の集落の形態、特に道の形態が残っているところをピックアップしてプロットをしているんですが、その中で、どうしても赤瓦の古民家や石垣についても残せるものについては、景観、建て替えとかの調整が来たときにも景観の調整の中でぜひ残してくださいというふうにしております。  ただ、委員がおっしゃるように、そういったものだけではなくて、大きな道路の形態とか、入り口の向きとか、昔からの集落形態を残すことを考えております。 ○委員長(前泊美紀)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  それは大事なことだと思うけれども、例えば古民家の持ち主がどうしても建て替えをしたいとか、そうなった場合は個人の意思を尊重しないといけないわけですから、これを「保存と再生に積極的に取り組みます」と書いているわけだが、気持ちはわかるけども、そういうところに開発制限が入るとか、そういうところまでのしばりはやるつもりはないわけですよね。その景観を残すために建て替えはだめですよとか、当然だろうけど、そういうことまでは考えていないわけよね。 ○委員長(前泊美紀)  金城室長。 ◎都市デザイン室長(金城聡)  我々は都市計画マスタープランということで、大きな方向性とか、那覇市の目指すものというふうにまずは記述をしておりますが、具体的になかなか個人の財産ですので、おっしゃるように制限するのは難しいと思っています。ただここに記述することで、例えば活用する制度等ができた場合には、それを家主さんにご紹介するとか、そういったことも可能になってくるかと思います。 ○委員長(前泊美紀)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  この4つの地区を指定しているからには、それなりの、あの一帯とかというようなものは、皆さんのほうでもう既に確認しているというか、そこの地域のここ、ここというふうに把握しているわけですよね。 ○委員長(前泊美紀)  金城室長。 ◎都市デザイン室長(金城聡)  この特定の場所については、このエリアということで確認はしておりますので、また地域のほうでよろしくお願いします。 ○委員長(前泊美紀)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  景観形成というのは非常に難しい問題、先ほどもありました個人の財産とのかかわりで規制が難しいと。これを実行あらしめるために非常に難しい問題が横たわっています。  そういう中で、後ろにある景観協議会など、市民の意識を高めていく取り組みなしには、市民協働でのまちづくりを促進していかないと、と思います。そういう意識を高めることなしには、これはできないと思う。実際に法的な、それ以上に枠をはめて、個人財産をというのは非常に難しい問題があるものだから、前回と違って、あまり個別に生活空間とか何空間と分けていないでしょ。中見だしを設けて。僕はそのほうが全体的なまちのイメージ、景観としては今回のまとめ方がいいんじゃないかなと思いますね。  感想があれば。 ○委員長(前泊美紀)  金城室長。 ◎都市デザイン室長(金城聡)  委員のおっしゃるように、景観まちづくり方針の最初のほうでも少し書いているのですが、そちらの下から2行目、「景観まちづくりの価値と必要性を認識し、未来へ向けて協働の取り組みの中で、守り、育て、創出する」ということで、やはり市民の皆さんに景観というものがまちの価値を上げたり地域のつながりをつくっていくことを認識していただきたいと思っております。  また、今回、個別の細かい景観のつくり方とか、例えば河川についてはこうしてください、道路についてはこうしてくださいという書き方ではなくて、全体的な景観の大切さとか効果とか、そういったものが見えるようなことを意識してつくっておりますので、気づいていただいてありがとうございます。 ○委員長(前泊美紀)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  僕は総合的な視野で捉えたほうが、個々に分けていると、そこだけ目が向いてあれなるものだから、今回のまとめ方は非常によかったと思う。 ○委員長(前泊美紀)  ほかにありませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(前泊美紀)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。 ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  次に、第3章6.防災まちづくりの方針について審査を行います。  それでは、島袋正吾都市計画課長、説明をお願いします。 ◎都市計画課長島袋正吾)  6.防災まちづくりの方針についてご説明いたします。51ページ、52ページとなっております。  6−1災害に強いまちづくりの推進ということで、この中に広範囲で被災した際に、迅速に復興を進めるための事前準備の取り組みなどについて、下から3行目、「また、広範囲で」というところを記述しております。今回、追加で記述しております。  次に、6−2災害時の拠点やライフラインの機能強化のところで、上下水道などのライフラインの耐震化の推進などについて、今回、特徴的に記載しております。これは52ページの上のあたりに、上下水道のライフラインに関する記述をしております。  次に、6−3協働による防災まちづくりの推進ということで、高齢者や観光客などが安全に避難できる仕組みづくりなどについて記載しております。  あとは、まとめた図面といいますか、今まで6まで、景観まちづくりとか交通とかではあったんですけど、ここの防災につきましては、全体というよりは、これから出てくる地域別のまちづくり方針の中で、また各論的に位置づけをしておりますので、ここの分野別の部分には記述によるまとめ方をしております。  防災については以上です。 ○委員長(前泊美紀)  これより質疑に入ります。  吉嶺委員。 ◆委員(吉嶺努)  6−2災害時の拠点、上から4行目、「地震や風水害にも強い施設整備」なんですけど、これは空港や港湾施設などの施設整備に関して那覇市が言えることがあるのかなと思うんですが、いかがでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  那覇市都市計画マスタープラン、この那覇市の市内のハードに関するものというときに、これは国や県の管理する施設というのもあるのですが、方向性というような意味合いで記述はしております。  ちなみに、この策定の段階で、午前も冒頭で言いましたが、外部検討委員会もあります。この構成員の中にオブザーバーということで国の総合事務局の方もいらっしゃいます。県の方もいらっしゃいます。ということで、上位計画の観点から、あるいはこういった施設の管理に直接、総合事務局の方が空港の施設管理者ではないかもしれませんけれども、そういったことで情報も提供したり、那覇市の都市マスの策定の動きについて情報提供している中で、こういう記述はいいんじゃないかなと考えています。 ○委員長(前泊美紀)  吉嶺委員。 ◆委員(吉嶺努)
     方向性を示すのはすごくいいことだと思うので、わかりました。  次の段に移るのですが、学校や公園、避難場所、耐震化施設整備とありますけれども、今、避難所と指定されているところで耐震化が進んでいない箇所等は把握されていますか。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  金城室長。 ◎都市デザイン室長(金城聡)  避難所につきましては、地域防災計画のほうで把握されておりまして、災害の種別に応じてそれぞれ◎×ということで把握しております。 ○委員長(前泊美紀)  吉嶺委員。 ◆委員(吉嶺努)  つまり、その後の行にある「多様な使われ方が可能なオープンスペースの確保を進めます」とあるので、耐震化の工事が進んだところに新しくオープンスペースをつくるのは、具体的にできるのかできないのかを考えてしまうんですよね。この都市マス自体が絶対にやるという方向性ではないと書かれたとしても、防災だけは現実に起こり得る可能性とすれば、これは現実味のある書き方のほうがいいのかなと思ったところがありましたので、できることとできないことははっきり分けていたほうがいいのかなと読んでいて思ったところでした。  以上です。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  52ページの最後の6−3の下から3行目に「高齢者や障がい者」云々と入ってきますよね。これで「避難できるよう、学校や公園などの避難拠点のバリアフリー化」云々とあるけれども、せっかく高齢者や障がい者まで入れているんだから、福祉避難所、普通、一般の避難所とは異なる方がいるので、せっかく高齢者や障がい者、特に障がい者がいらっしゃるから福祉避難所を入れておいたほうが丁寧じゃないかなと思います。これは提案、どうですか。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  委員がご指摘の福祉避難所につきましても、この記載に関して検討していきたいと思います。  ちなみに、福祉避難所についてご意見を言われている方はいらっしゃいました。外部委員会の中でも話はありました。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。  多和田委員。 ◆委員(多和田栄子)  今の52ページの6−3は、防災はとても大事なことではあると思うんですね。  6−2の最後のところ、上下水道が使えなくなった場合の飲料水、湧き水の活用とあるんですけれども、ちなみに、那覇市に使えるような湧き水はどのぐらいあるんですか。おおよそ、大体でいいんですが。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  地域の湧き水等につきましては、地域別のまちづくり方針の中にプロットしています。位置づけとしてありますので、把握できます。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  多和田委員。 ◆委員(多和田栄子)  今の答弁で、98ページに載っていることが理解できました。  私が言いたかったのは、湧き水の場所をこれに載せてほしいと要望したかったんですね。それがあることがわかりましたので、以上です。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。  當間副委員長。 ○副委員長(當間安則)  防災まちづくりの方針ということで、自助・公助云々ありますけれども、これの中に災害時に向けての訓練の拡充や充実とか、そういった訓練の話が全く載っていないのですが、これはあえて避けて載せていないのでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  防災の訓練につきましては、都市計画マスタープランのハード部門の整備も基本的なつくりになっているものですから、そういうことで記述が薄いところはあるのですが、52ページの6−3協働による防災まちづくりの上から4行目に、「また」というところで、「自主防災組織の育成や地域を守る消防団への加入促進など、防災体制の充実を図ります」と記載しておりますので、この辺で消防訓練も含めて充実を図っていくというような記述として考えていきます。 ○委員長(前泊美紀)  當間副委員長。 ○副委員長(當間安則)  そこで訓練という言葉が見えないのでどうなのかなという気はしますけれども、ハード面ということではあるものの、まちづくりをしていく中でそういったことを実際にいろいろな災害は全国的にもどんどん増えているわけですから、ある意味、教訓としてやるとなると、都市計画として、起こったときに逃げ場も大事かもしれないですが、逃げ場がどこなのか、どういうふうな対処をすればいいのか。先ほどの高齢者や福祉の避難の仕方とか、やはり訓練なくしてはなかなか取り組めないと思いますが、薄く入っているということで、僕は全く入っていないと思っていましたが、その辺も考えて、ぱっと見、訓練とわかるようにしていただければ幸いだと思いますが、答弁はいいので、よろしくお願いしたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  このマスタープランは専門性のある各課にそれを割り振って書いてもらっているところが基本じゃないですか。  それで言葉の書き方なんだけれども、先ほど高齢者や障がい者ということで触れたけれども、6−3の下から3番目、「障がい者」となっているけれども、次の福祉・交流のまちづくりでは、「障がいのある人」となっているから、言葉は統一していたほうがいいかなと。各課で別々に書いているからそういう表現になっているかもしれないけど、細かいけど、それだけ。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑ございませんか。  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  51ページのライフラインの機能強化のところですが、ライフラインは電気、電源の確保とかを思い浮かぶんですけれども、51ページの下から4行目の「学校や公園は避難場所となるため、耐震化などの施設整備とあわせて」、「など」の中に含まれるのかなと思うのですが、市民の方がマスタープランを読んだときに、「電源の確保」という言葉があると、千葉の停電のこともありますし、去年の北海道の胆振東部地震のときの電源が大きな問題、課題となっているので、文言として入れることの検討はどうかなと思うんですが、見解を伺いたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  委員ご指摘の電源についてもやはり重要なことだと思います。その中で、「耐震化など」、この「など」の中に入っているということかなと思うんですが、この電源についても「など」の中に入っているのですが、それを1つの表現として記述するかどうかは担当部署と調整させていただきたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  ぜひご検討をよろしくお願いします。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。                  (「なし」と言う者あり) ○委員長(前泊美紀)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。 ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  次に、第3章7.福祉・交流のまちづくり方針について審査を行います。  それでは、島袋正吾都市計画課長、説明をお願いします。 ◎都市計画課長島袋正吾)  7.福祉・交流のまちづくりの方針につきましては、53ページ、54ページであります。  まず、7−1ユニバーサルデザインによるまちづくりの推進ということで、午前中の話の中での関連なんですが、ユニバーサルデザインによるまちづくりを推進していくというところをここの項目の中で入れております。誰もが快適に移動できる交通環境の記述を追加したりしています。  次に、7−2気軽に出かけたくなるまちの形成ということで、この項目で地域のコミュニティ醸成の取り組みとして、小学校の地域連携施設や市営住宅の集会所などの利用しやすい施設整備や健康まちづくりの取り組みとして、歩きやすい歩行環境の整備なども記載し、地域内の交流の視点や健康の視点を新たに追加しております。  次に、7−3 住み続けられる良質な住環境の形成ということで、多様な住宅形態の供給や子育て世帯のまちなか居住に関する考え方などを追加しております。上から2行目に、「多世代が住み続けられる、住み続けたいと思われる住環境づくりを目指します」とか、「中心市街地では、子育て世代の居住を促進し、まちなか居住を推進します」とか、「公営住宅については、既存ストックの建て替えの改善」などの記載をしております。  簡単ではございますが、以上です。 ○委員長(前泊美紀)  これより質疑に入ります。  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  この計画が40年になると、3人に1人が高齢者を那覇市も迎えることになると思います。そういう意味では非常に問題点を指摘してよくまとまっていると思います。それから性的マイノリティの問題まできちっと触れられていて、よくできていると思います。  終わります。 ○委員長(前泊美紀)
     質疑はしないんですか。できるだけ質疑してください。  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  54ページの7−3ですが、2行目の「核家族化の進行」から始まって、「多世代が住み続けられる、住み続けたいと思われる住環境づくりを目指します」と明言しているわけだけれども、多世代は、那覇市でかかわれるのは市営住宅だと思うんだけれども、そういったところにその考え方を反映させていくつもりなのか、具体的にどういうことなんだろうね。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  金城室長。 ◎都市デザイン室長(金城聡)  どうしても中心部がワンルームの部屋になったりとか、家族連れは郊外に移転するとか、そういったことに対して住み替えをするにしても、那覇市のエリア内で独身のときは中心部の小さな部屋でも、その引っ越し先がいろいろな間取りで用意されている。いずれ新築されている物件についても、将来的には中古になっていくので、そのときになるべく良質なストックのいろんな種類の住宅をまちの中に供給することで、住み替えをするときでも那覇市内で住み替えしてもらいたいという意図で書いているものです。 ○委員長(前泊美紀)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  それを多世代というふうに表現しているわけなんですね。 ◎都市デザイン室長(金城聡)  はい。多様な世代と、ちょっと言葉がわかりにくかったかもしれません。 ◆委員(仲松寛)  そういうことなんですね。  それから今、農連市場の再開発で多子世帯の市営住宅ができますよね。こういうことも1つの那覇市の政策として非常にいいことだと思うんだけれども、多子世帯という想定はこの中にはないんでしょうか。実際に進めているからもっと推進したほうがいいのかと思うんだが。 ○委員長(前泊美紀)  島袋正吾課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  ただいまの54ページの真ん中あたりに「中心市街地では」という記述のところで、「地域のコミュニティ活動を支える子育て世代の居住を促進し、まちなか居住を推進します」のところで、子育て世代の記述があります。 ○委員長(前泊美紀)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  確認できたのでよろしいです。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(前泊美紀)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。 ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  次に、第3章8.観光・交流のまちづくりの方針について審査を行います。  それでは、島袋正吾都市計画課長、説明をお願いします。 ◎都市計画課長島袋正吾)  8.観光・交流のまちづくりの方針につきましては、55ページから57ページとなっております。ここにつきましては、都市が持つ複合的な観光資源を活かしたまちづくりに関する取り組みや観光客だけではなく、地元の人にも今後も愛着をもってもらうための取り組みなどを大きく記載しております。  8−1 都市観光の魅力を感じるまちづくりの推進ということで、都市がもつ多様な観光資源を活かしたまちづくりの考え方をこの章の中で記載しております。  次のページをご覧ください。8−2 快適に観光が楽しめるまちづくりの推進ということで、上から2行目に、「都市観光を楽しむための受入環境の充実などが求められます」、「若狭クルーズバース、第2クルーズバース」の記述、3段落目は、「空港、中心市街地、観光施設などへのわかりやすくスムーズな道路・交通ネットワーク」、一番最後の段落で、「観光拠点や交通結節点へ向かう象徴となる通りの景観形成、緑陰の創出、段差の解消、無電柱化、南国らしさを感じることのできる花々による魅力の向上など、歩行者にやさしく快適な道路空間の形成」などを記述しております。  8-3中心市街地の再生と新たな交流が生まれるまちづくりの推進ということで、中心市街地のにぎわいの創出などの考え方を記述しております。  簡単ではありますが、以上で説明を終わります。 ○委員長(前泊美紀)  これより質疑に入ります。  粟國委員。 ◆委員(粟國彰)  8−1の中間部、首里から識名園に至る歴史道の道があるんですけど、あの辺は歴史散歩道でコーラル、アスファルトとか、道はだいぶ整備もよくなっております。しかし、街路樹は枯れている木も何本か見つかっていますよね。そのまま放置されているところもあるんですよ。真っすぐ行って識名園の裏あたりとか、上間に入るところにも、道は整備されているんだけど、街路樹がないものだから、その辺の整備もどうかなと思うんだけど、現在、枯れている新たな植樹とか、上間部落に入るところにも植樹をしたほうが、歴史散歩道に非常にいいかなと思うんだけど、その辺の整備はどうお考えなんですか。 ○委員長(前泊美紀)  知花豊道路管理課長。 ◎道路管理課長(知花豊)  今の現場については再度確認して、我々の持っている街路樹維持の事業とか、あとは道路の美化事業もありますので、この辺を確認して、また植え替えしたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  粟國委員。 ◆委員(粟國彰)  せっかく歴史散歩道に整備されているものだから、街路樹がないと寂しいものだから、それも考えて検討をお願いしたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  57ページ、「本市は、コンパクトな市域の中に24時間稼働の那覇空港」という書き込みがあるわけですよね。これは第2滑走路が完成した暁のことも踏まえてのことだと思うんだけれども、そうすると、24時間飛行機が離発着すると、観光客も真夜中であろうが朝早くであろうがいらっしゃると。その中で、例えば真夜中に着いた場合に、はたしてどういう観光があるのか、快適に観光が楽しめるまちづくりの推進が8−2 にあるけれども、お客さんは着くけれども、そういった対応も何らかの形で表現するべきなのかどうか、この辺はどうですか。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  受入環境の充実という括りになろうかと思います。この辺のくだりを書いているのが、56ページの上のほうなんです。8−2快適に観光が楽しめるまちづくりの推進という項目の中の2行目の後半のほうですが、「都市観光を楽しむための受入環境の充実などが求められます」、こういったくだりはあることはありますが、受入環境の充実はやはり必要なことだなと思います。ここでこういうふうに記述がされているところです。 ○委員長(前泊美紀)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  表現としてはこういう書き方なんでしょうけれども、頭をひねって、こういう状況になるなというところで、これだけのわずか何文字だけで表現せずにもうひと工夫されたらどうかなと思ったりしますので、これは提案です。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  経済活動と結びつけたまちづくりという視点でこの項目を書いていると思いますけど、非常に評価したいと思います。稼ぐまち、その力をどう高めていくかもまちづくりにとっても非常に重要な視点だと思うので、よく触れられていると思います。  それから一番最後のほう、僕もかかわってきたが、「うちなー芝居など」とわざわざうちなー芝居も入っているから高く評価したいんだけど、こういう文化の視点も観光の発展と結びつけて、これは今までのものにはこういう視点はなかったんじゃないか。どうでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  おっしゃるとおり、個人でもそうですが、観光に出かけたら、そこの地域の文化を見たいという、これはお互いにあると思います。という意味からしても、都市計画マスタープランの中に観光の分野の中で、文化の薫るまちづくりという表現はいいのではないかなと思います。この辺は特徴的なものかなと思います。  もう1点は、下から3行目に、「新文化芸術発信拠点施設などを核として」、そういう文化の薫るまちづくりに取り組んでいきたいというような記述にしております。 ○委員長(前泊美紀)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  ターミナル、ハード部門だけのマスタープランではなくて、他分野と全部連携したものになっているんだよという面を見せた面で非常によかったと思います。  以上です。 ○委員長(前泊美紀)  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  関連してなんですけど、分野別まちづくり方針の8番目、今回、8番目も前回のマスタープランにはない方針ということで取り組まれておりますが、1番目から9番目まで見ると、文化という文言が方針の中にないので、今、古堅委員の指摘にもあったように、8の観光・交流まちづくりの方針の中に、例えば観光・文化交流まちづくりの方針という、「文化」という文言をまちづくりの方針のタイトルの中に取り入れるのはどうでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  27ページをご覧ください。戻ることになると思います。まちづくりの目標があって、それに向けて分野別という方針のところで、(5)那覇らしい歴史や文化の薫るまちを目標にしていきましょうということで、目標の中に「文化」という表現を使っております。  戻りまして、57ページも含めて観光・交流まちづくりの方針、こういう方針に沿って進むと、さっきの目標に達成するというような構成であります。 ○委員長(前泊美紀)  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  目次を見ると序章から5章まであるんですけれども、ずっと見た中で文化という言葉が出てこないので少し気になるのと、那覇市は文化振興条例の策定に向けて動いていますので、この二文字が、読む方は目次をぱっと見て、文化に関心のある方は最初にそこのページを開いて見たりするんじゃないかなというのもあるので、都市計画と文化がどのようにつながっているかという関心を持つ市民もいらっしゃるんじゃないかと思うので、検討してみていただければと思います。  答弁をお願いします。
    ○委員長(前泊美紀)  内間章都市みらい部副部長。 ◎都市みらい部副部長(内間章)  今のご指摘は非常に重要なご指摘だと思います。文化の薫るまちでもありますので、そのような言葉がどこに入れて、どのような表現の仕方が適切なのかどうか検討させていただきたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  ありがとうございます。  先ほど57ページのうちなー芝居のところ、ここは組踊を入れるのはどうかなと思うんですが、ことし300年の歴史を、ちょうど節目の年で、マスタープランは来年なんですけど、この時期に。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  組踊に関する記述についても検討させてください。 ○委員長(前泊美紀)  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  よろしくお願いいたします。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。  多和田委員。 ◆委員(多和田栄子)  56ページの中でちょっと気になったものですからお聞きします。「各地域のブランドを活かしながら」とあるんですけれども、その中で下から4行目、「水揚げされるマグロや首里の蜂蜜」とあるんですね。繁多川の島豆腐はわかるんだけど、首里の蜂蜜はブランドになりますか。 ○委員長(前泊美紀)  金城室長。 ◎都市デザイン室長(金城聡)  首里のほうで恐らく50年ぐらい養蜂をされている養蜂場があるのですが、その方も含めて首里まちづくり研究会というまちの景観とかまちづくりをされている団体が一緒になって、首里のまちにある花でミツバチで蜜をつくろうということで、花もいっぱい増やしていこうという運動をされておりまして、具体的に、こちらに6次産業と書かれているのですが、首里で取れたミツバチを自分たちで製品にして、それをまた直接販売まで、イベントなどで販売をするということで、琉球王朝蜂蜜ということで売り出しています。  最近は大名小学校の屋上に蜂の巣を設置いたしまして、学校の周りで取れたミツバチの蜂蜜で、これは大名小学校の子どもたちが自分たちでパッケージのデザインをみんなで投票して決めて、大名小学校の蜂蜜というのが決まる。それでまたPTAとかが食事に還元すると、その取り組みを熱心にされておりますので、地域の産業の事例ということでこちらに紹介させていただいております。 ○委員長(前泊美紀)  多和田委員。 ◆委員(多和田栄子)  失礼しました。私自身が全然認識していなくて、ブランドに当たるのかなと思ってちょっと気になったものですから質問いたしました。ありがとうございます。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  ここぐらいしか入るところがないかなと思うから聞くんですが、あえて言うなら55ページの下のプロ野球チームのキャンプとかにかかるんですが、例えば産業まつりとか離島フェスタとか、プロ野球の試合とかコンサートとか、一時的に大量に集まるイベントがあるじゃないですか。今は軍港を駐車場として借りたりとかいろいろやっていますけど、軍港も永遠に使えるかどうかもわからないし、一大イベントでどうしても車で多く集まってくるようなものに対する対応とか取り組みというのが、一応、ほかでもあまり見られなくて、でもあえて言うならここかなと思って聞いたんですが、そういったものは検討とか、もしくはこっちにあるよとかがあれば教えてください。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  金城室長。 ◎都市デザイン室長(金城聡)  ご指摘にありましたように、これまで交通渋滞の問題や観光のオーバーツーリズムの問題を少し記述していたのですが、今、委員がおっしゃるように、産業まつりですとか、年に何度か、しかも恒常的にあるものについても検討して、何かしら記載できる方向で検討したいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  これはどうしてもやむを得ない面もあるけど、那覇にとってもとても大事なイベント事というのは年に何度かあると思うので、これはぜひご検討をお願いします。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(前泊美紀)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。 ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  次に、第3章9.イノベーションのまちづくりの方針について審査を行います。  島袋正吾都市計画課長、説明をお願いします。 ◎都市計画課長島袋正吾)  9.イノベーションのまちづくりの方針ということで、近年、情報通信技術の進展が目覚ましく、インターネット、あるいはIoTやAIについても加速度的に発展している。これに関してもイノベーションのまちづくりの取り組みという記載であります。この方針につきましては、今回のワークショップの中でも市民の方からこういったものについてのご意見も結構ありました。そういうこともあって、今回、分野別目標の中に取り入れております。  ポイントといたしましては、繰り返しになりますが、新しい技術や考え方による問題解決やまちづくりのアイデアの創出など、変化に対応した持続可能なまちづくりの考え方ということで、ここの項目として記載しております。  一番最後の下から3行目、「琉球王国時代に始まり、さまざまな時代の変化の中で、異国の文化を取り入れながらも柔軟に変化し、独特の文化を育んできた那覇ならではの時代の変化に柔軟に対応するしなやかな未来都市を目指します」ということで結んでおります。  以上です。 ○委員長(前泊美紀)  これより質疑に入ります。  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  全体のタイトルがイノベーションのまちづくりの方針だったら、9-2のデータの収集やモニタリングやセキュリティーのレベルアップが先にあって、その後に9-1が下にきて、とはいえ、高度に情報化された現代社会でも人と人の出会いは大事ですであって、最後に琉球王国時代に始まりで終わるのが物事の流れかなと思うんですが、ただ僕も精読していないので、これは指摘にとどめるので、それがいいかなと思うのでぜひ検討してみてください。 ○委員長(前泊美紀)  金城室長。 ◎都市デザイン室長(金城聡)  当初、途中の段階で9-1と9-2を逆にして最初は書いていたんですが、いろいろ検討している中で、人の出会いを先にもってきたので今はこの形になっております。もう一度、検討させていただきます。 ○委員長(前泊美紀)  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  もちろん人の出会いは大事だし、ここに書かれていることはすごいいいとは思うんですが、メインのタイトルがイノベーションの項目なので、それがあった上で人が大事だよねというものは、普通の流れかなと思う。それは別に絶対そうしろというわけでもないので、また一度、確認してください。お願いします。  以上です。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  以前のマスタープランの最後のほうに用語の解説が載っているんですけども、例えばイノベーションの用語ですとか、IoTとか、これからどんどん浸透するようにしていると思うけれども、わからない場合は用語の解説は、きょうの素案には載っていないのですが、載る予定になっているんでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  今、委員がお話ししたとおり、用語の解説は重要だと思います。見て理解が深まるためにも、用語の解説は大事だと考えていまして、用語解説は今回も予定しております。 ○委員長(前泊美紀)  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  例えばこの用語の上に※印をつけるとか、用語の解説は用語が後ろに載っていますよということがわかるようなものがこのページにあるといいなと思いました。 ○委員長(前泊美紀)  島袋課長。 ◎都市計画課長島袋正吾)  このあたりはすぐ見られるように、委員がおっしゃるように、※印とか、あるいは欄外に1回抜き出して巻末に用語解説がありますよと、見せ方についても検討させてください。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(前泊美紀)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者退室)
    ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  これより課題と提言についての協議に入ります。  ただいま審査してきた項目での課題や提言などでございますが、本日、特に強く皆さんのほうでも意見があった点では、方針の中に文化という文字を入れるというご意見がありました。  それと、清水委員からの質疑の中で、一大イベントへの対応もこの視点は今までなかったので検討しますということがありました。  そのほかに特筆すべきことがあれば。 ◆委員(仲松寛)  用語の解説とか、障がい者と障がいのある、統一性、これに限らずもう1回チェックしたほうがいいと思いますね。ほかのところも統一したほうがいいですね。 ○委員長(前泊美紀)  その程度でよろしいでしょうか。                  (「はい」と言う者あり) ○委員長(前泊美紀)  それでは、このようにとりまとめたいと思います。  以上をもちまして、本日の日程は終了いたしました。  休憩いたします。 ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  本日はこれにて散会いたします。                             (午後3時00分 閉会) ───────────────────────────────────────  那覇市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。   令和元年(2019年)9月27日    都市建設環境常任委員会 委員長 前泊 美紀 (備考)   ・本文中「■■■」の表記については、那覇市情報公開条例(平成3年条例第21号)第12条の2の不開示情報に該当するため、掲載できない部分となります。...