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  1. 那覇市議会 2019-09-26
    令和 01年(2019年) 9月26日厚生経済常任委員会(厚生経済分科会)-09月26日-01号


    取得元: 那覇市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-01
    令和 01年(2019年) 9月26日厚生経済常任委員会厚生経済分科会)-09月26日-01号令和 元年 9月26日厚生経済常任委員会厚生経済分科会厚生経済常任委員会厚生経済分科会)記録                        令和元年(2019年)9月26日(木) ─────────────────────────────────────── ●開催日時  令和元年(2019年)9月26日 木曜日 開会 午前10時                    閉会 午後2時45分 ─────────────────────────────────────── ●場所  厚生経済委員会室 ─────────────────────────────────────── ●会議に付した事件  常任委員会 1 所管事務調査保健医療行政に関する事務調査)    健康なは21(第2次)中間見直しに関する調査 2 議員間討議 ─────────────────────────────────────── ●出席委員  委 員 長 前 田 千 尋   副委員長 新 垣 淑 豊
     委  員 永 山 盛太郎   委  員 下 地 敏 男  委  員 平 良 識 子   委  員 上 原 安 夫  委  員 喜舎場 盛 三   委  員 桑 江   豊  委  員 奥 間 綾 乃   委  員 上 原 仙 子 ─────────────────────────────────────── ●欠席委員 ─────────────────────────────────────── ●説明のため出席した者の職、氏名   東  朝 幸 保健所長  知 念  功  健康増進課長  天 久 啓 子 特定健診課長 ─────────────────────────────────────── ●職務のため出席した事務局職員の職、氏名  根路銘 安 彦 議事管理課副参事  山 田 裕 之 議事管理課主幹  中 本 順 也 調査法制課主幹 ───────────────────────────────────────                             (午前10時 開会) ○委員長(前田千尋)  おはようございます。  委員会を開会する前に、本日の出欠状況についてご報告申し上げます。  委員会定数10人中、出席9人となっております。平良識子委員からは、遅れる旨の連絡がございました。  それでは、定足数に達しておりますので、ただいまから本日の厚生経済常任委員会を開会いたします。  本日は、健康なは21(第2次)中間見直しに関する所管事務調査を行います。  これより審査に入ります。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入室) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  それでは、所管事務調査を議題といたします。  健康なは21(第2次)中間評価報告書(案)については、去る9月24日に開催した所管事務調査において、当局から全体的に説明を受けておりまので、本日は中間評価報告書(案)の項目ごとに質疑を行いたいと思います。  初めに、健康なは21(第2次)中間評価報告書(案)の全体目標について質疑に入ります。  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  質疑はありませんか。  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  おはようございます。  平均寿命健康寿命、これの定義が、この差が日常生活に制限のある不健康な期間とあるんですけれども、要介護状態という話ですけども、要介護の中でもいろいろあるかと思うんですね。  例えば、体は元気なんですけど、少し認知症で制限されてしまうとか、そういったものというのも、これはいわゆる不健康な期間の中に組み込まれるのかどうかという認識を教えていただきたいです。  あと、また全体的に、どういった概念でこの不健康な期間になっているのかというのを、もしあれば教えてください。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  知念功健康増進課長。 ◎健康増進課長(知念功)  健康寿命とは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間と定義されております。  健康寿命の指標として3つあります。1つ目が、日常生活に制限のない期間の平均、2、自分が健康であると自覚している期間の平均、3、日常生活動作が自立している期間の平均ということになっております。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  ありがとうございます。  じゃ自分が健康であると思っているならば健康だということと、あと自分で例えば日常生活、入浴をしたりとか、お手洗いに行ったり、基本的にはそういうことができる方の範囲を、健康寿命というところで制限しているという認識を持ちました。ありがとうございます。 ○委員長(前田千尋)  ほかにございませんか。  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  最初に説明はいただいたんですけども、まだよくわかりにくいので、もうちょっと詳しくご説明いただきたいのが、年齢調整死亡率を用いて評価するということで、この200とか100とかの数字が低いと改善傾向というのはわかったんですけど、単純に年齢じゃないものですから、200というと、例えばどのぐらい長生きしているのとかがわかるのか、何かもう少し詳しくご説明いただければ。用語説明にもあるんですけど、そこを読んでもちょっとまだよくわからないので。 ○委員長(前田千尋)  東朝幸保健所長。 ◎保健所長(東朝幸)  それでは、お答えします。  実は、死亡というのは、高齢者になればなるほど死にやすくなっていくわけです。  そうすると、例えば那覇市の人口が、3年前と比べて、10年前と比べてどんどんお年寄りが増えていくと、当然死ぬ人の数が増えていって、そして今この指標としていました早世というのは、65歳未満で亡くなる人の割合なので、高齢者がたくさん亡くなっていって、65歳の人が亡くなると、果たして本当にそれで死亡の状態がよくなったかわからないということがございまして、これは公衆衛生学上、全国もしくは世界の統計を見る際に、死亡率を比較するためにある一定の基準人口があります。国の基準人口、それから全国で調べる基準人口があって、何歳の人が何人ぐらいいたらどのくらい死ぬだろう、何歳ぐらいかなというと、ピラミッド型の人口を最初から決めておいて、それに当てはめて数値を出すので、例えば東京であっても、沖縄であっても、お年寄りが多いところと少ないところを比べても、死亡する割合が比較できるので、そっちのほうがどのぐらい多くの人が死んでますかというのが、ちゃんと年齢調整をしているので比較できるでしょうと。  極端な話、65歳未満の死亡では、たくさんお年寄りが死んでしまうと、実際は65歳未満の人口がどんどん減っていくので、見かけ上よくなっていってしまうので、それを比較するために一定の人口を決めて、男性がその割合でいうとどのぐらいですという数値を出しているので、比較できるような形になってございます。  直近値でいうと、10万人当たり20歳から64歳ですけれども、男性が254.5、女性が123.5という直近の数値が出ております。以上です。 ○委員長(前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  すみません。例えば250とかというこの数字で、ああそうか。平均寿命が何歳ぐらい長生きしているよみたいな指標とはまた別なんですね。  なるほど。わかりました。ありがとうございます。 ○委員長(前田千尋)  ほかにありませんか。                  (「なし」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  次に、栄養、食生活について、質疑に入ります。  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  きのうは、遅くまでご苦労さまでした。  食物の摂取量なんですけど、野菜とか、そういうのはわかるんですが、果物、これは人によって、例えばバナナなどは糖分が多過ぎますし、いろいろ糖分が多かったりするので、むしろそんなに取らないほうがいい方も結構いらっしゃいますよね。  だから、これ、何らかの健康の指標になるのかどうか、この果実摂取量が。 ○委員長(前田千尋)  宮平多賀子健康増進課主任栄養士。 ◎健康増進課主任栄養士宮平多賀子)  お答えします。  まず目標項目なんですけど、果物摂取量の100グラム未満の割合ということで、100グラムに満たない人ということで、果物には栄養素でいうと、ビタミンとか食物繊維が含まれているので、体重のコントロールについて効果があるということは言われていて、おっしゃっていたとおり取り過ぎはやはり果糖の取り過ぎになるんですけど、100グラムに満たない摂取量が少ない方を、 ◆委員(喜舎場盛三)  少なすぎる人? ◎健康増進課主任栄養士宮平多賀子)  そうですね。それもちょっと食物繊維とかビタミンの点においてちょっと問題があるよということで、このようになっています。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  要するに、これは果物摂取量が少なすぎる人の問題というわけなんですね。 ○委員長(前田千尋)  宮平主任栄養士。 ◎健康増進課主任栄養士宮平多賀子
     はい、そうです。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  ありがとうございました。わかりました。 ○委員長(前田千尋)  ほかにございませんか。  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  おはようございます。  3ページの健康づくり協力店認証店舗についてなんですけど、この店舗は、HACCPはもう導入してますか。ちょっと簡単に。 ○委員長(前田千尋)  宮平主任栄養士。 ◎健康増進課主任栄養士宮平多賀子)  お答えします。  HACCPに関しては、登録の必須条件にまだ入っておりませんので、HACCPについては実施はしておりません。  登録条件としてまだ組み込んでいませんので、実施はしておりません。 ○委員長(前田千尋)  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  今後、多分こういうのも必要となってくるんじゃないかなと。それがしっかりできた上での健康づくり協力店という結びつきにならないといけないのではないかと考えますので、ここもまた頭に入れてほしいです。お願いします。 ○委員長(前田千尋)  ほかにいかがでしょうか。  皆さん、見やすい資料はこれもあります。大丈夫ですか。  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  ありがとうございます。  健康づくり協力店なんですけれども、これって昼間営業している店舗と夜の営業をしている店舗とどっちが多いですか。 ○委員長(前田千尋)  宮平多賀子主任栄養士。 ◎健康増進課主任栄養士宮平多賀子)  お答えします。  昼間の営業のほうが多いです。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  確かに夜は基本的にお酒を飲みに行くところなので、あんまり健康とはつながらないところが多いのかなと思いますけど、ただ、最近ちょっと適正飲酒とか、ああいうところもあるかと思うので、売り上げのことを考えると、なかなかそういったところに取り組みはやりづらいと思うんですけど、少し注意喚起ということも含めて、夜の店舗にももし協力していただけるところがあるのであれば、ぜひ広げていただきたいなと思っています。  ということで、今後のその取り組み、要は拡大する取り組みの方法というのは何かあるのか、ちょっと教えていただけませんか。 ○委員長(前田千尋)  宮平主任栄養士。 ◎健康増進課主任栄養士宮平多賀子)  今ご意見もいただいたとおり、夜営業しているところも含めて、お野菜摂取を勧めたりとか、そういうことも周知しながら進めていけたらいいなと、検討していきたいと思います。ありがとうございます。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  例えば、つい先日の日曜日なんですけど、パレット久茂地前で、どちらかというと健康志向的な、そういうのが強いお店がいくつか店舗をそろえて、台湾文化の連携と、食のイベントをやっていたんですけれども、そういったことを事業として企画する、健康づくり店舗というところのイベントとか、そこに参加できるよとか、そういうのも一つおもしろいのかなと感じたんですけど、このあたりはどうですか。事業として。  ただ、ここは健康づくりに協力してますよというのを、もちろんお知らせするのはいいんですけれど、ネットとかで多分出すと思うんですけれども、そこで直接触れられる、直接こういったお店がありますよというのを紹介していかないと、多分お店としてはあんまりメリットがないんですよね。正直。  だから、そういった周知拡大というところも含めて、事業化していくのも必要じゃないかなと感じてますが、この点いかがでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  宮城京子健康増進課主査。 ◎健康増進課主査宮城京子)  ご質問ありがとうございます。  健康づくり応援団の周知としまして、今現在ひやみかちなはウォークのほうで、なは健康フェアを同時開催しております。そちらの敷地内のほうに、健康づくり協力店さんが、当日2店舗、3店舗、そちらでお弁当販売をして、こちらで応援団をしていただくというのと、食べていただくというところで、事前に58店舗の応援団の皆さんに周知を図って、協力してくれる店舗さんには、ひやみかちなはウォークで周知を図っているというところです。  今後、お店で待っているよりも、市民がいるところに出向くというところを、そして市民の方により身近に感じてもらうというところに視点をおいて、事業を考えていきたいと考えております。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  ありがとうございます。  もちろん食というところも含めて、あと運動とか、いまおっしゃっていたひやみかちなはウォークもありますけれども、そういうところに実際行く人というのはちょっと意識の高い人が多いんですよね。だけれども、本来はそうじゃない人たちにリーチしないといけないんと思うんですよ。  だから、人が集まるところにそういったイベントを仕掛けていくとか、こういったことも重要だと思いますので、ぜひこれもご検討いただければと思いますので、お願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑。  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  5番目の食塩摂取量の減少ですけれども、数値的にはよくなった、B評価ということですけど、昨日たまたまNHKのガッテンを見ていたら、世界的には1日の塩分摂取量というのは0.5グラムと。  見てびっくりしたんですよ。日本人というのは相当塩分摂取、確かに味噌、醤油、ドレッシング、いろいろ考えたらそうなんですけれども。現在の8.8とか女性の7.5っていうのは、全国的に見て沖縄はどうですか。そういったデータとかございます。塩分摂取量の。 ○委員長(前田千尋)  宮平主任栄養士。 ◎健康増進課主任栄養士宮平多賀子)  お答えいたします。  全国の食塩摂取量ですけど、平成29年の国民健康栄養調査によりますと、9.9グラムということになっています。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  これは男性、女性?  男女別にわかりますか。 ○委員長(前田千尋)  宮平主任栄養士。 ◎健康増進課主任栄養士宮平多賀子)  国のほうは、男女一緒の数値になっております。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  9.9ということは、沖縄はまだ全国的にはいいというふうに理解していいんですかね。 ○委員長(前田千尋)  宮平主任栄養士。 ◎健康増進課主任栄養士宮平多賀子)  はい。そうです。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  確かに東北とかは、漬物とか、塩分摂取が多いような気はしますが、それを改善するために、きのうテレビの番組ではどういうことをいっていたかというと、お酢を使おうと。塩じゃなくてお酢を使うことが減塩になるんだということを言っていたんですよ。  そういう部分を、市民に対してまた。  すみません。きのうたまたまテレビで見て、そういうものを聞いたものですから、言ってるんですけれども、やはり減塩を心掛けるためには、そういう奨励も必要ではないのかなと、私は見て思ったもんですからね。  いかがですか。お酢を使うというのは。 ○委員長(前田千尋)  宮平多賀子主任栄養士。 ◎健康増進課主任栄養士宮平多賀子)  お答えいたします。  お酢の効果、減塩の効果ということなんですけれども、お酢に限らず、沖縄県のほうはカツオだしも使っているということで、それで塩分も低いということが考えられますので、また上手に塩以外のお酢とか調味料を使って、お酢とかも上手に使いながら、こういうふうに減塩できますということも周知する方向で検討していきたいと思っています。
    ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  そのとおりだと思います。ぜひそちら辺を推進するような、今回の健康21に取り入れられたらなと思っています。  私も最近は、生野菜は全くドレッシングはかけません。そのまま食べるように努力をしているんですけれども、ぜひ減塩の、もちろんこういう体型ですし、危ないですので、本当に気をつけているところなんですけれども、それは非常に減塩対策、よろしくお願いしたいと思います。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  栄養士さんがいらっしゃるのは、健康増進の宮平さんですか。  お聞きしますけれども、全体的に言えると思うんですが、食品の持つ力ということで、野菜でも果物でも地産地消、沖縄のニンジンとブラジルから来るニンジンは全然違うというような話もあるんですよね。  それで、健康なは21の報告書をつくるに当たって、野菜だったら島野菜を本当に徹底的に使っていきましょうとか、遠いところから来る野菜については、やっぱりこれを避けるわけにはいかないので、この辺は配慮するとかね。  そういうふうにして、摂取量もそうですけれど、例えば100グラムで沖縄のシマナーだったら50グラムの力があるのに、国名いったら失礼なんですけれども、遠いところから来るんだったら、それは100グラム、200グラム必要でしょうというようなことも、健康那覇の報告書あたり、この項目だと思うんですけれど、ここら辺で加えていったほうがいいんじゃないかと思います。  それと今、桑江議員がおっしゃっていたように、食塩摂取量なんですが、これだって純粋な食塩と、それから沖縄のぬちまーすとか、シママースとかということと比較した場合には、いろんなものが含まれているわけだから、0.5グラムじゃなくて、1.5グラムでも2グラムでも沖縄のシママースだったらいいと思うし、純粋な食塩だったら0.5グラムかもしれませんけれども、そうした食物の持つ力というのを、ここら辺で何とか表現できませんか。宮平さん。 ○委員長(前田千尋)  宮平多賀子主任栄養士。 ◎健康増進課主任栄養士宮平多賀子)  お答えします。  中間報告書の28ページなんですが、まず②って書いてあるところ、適切な量と質の食事をとる者の増加の、真ん中のほうで食育というところなんですが、こちらのほう、県産の野菜とか市魚を普及するということで、関係課と連携して周知啓発のほうの取り組みをしております。  また先ほどおっしゃっていた食品の持つ力ということで、一番上のほうなんですけれど、正しい知識の普及ということで、栄養食生活に関する知識を学ぶ機会を提供するということで、行政も取り組んでおりますので。 ○委員長(前田千尋)  下地委員。 ◆委員(下地敏男)  わかりました。そこまでいかなかったんで、そう言いましたけれども、ぜひ果物にしろ、さっき喜舎場議員がおっしゃっていたように、バナナだったら島バナナ、みかんだったらシークヮーサー、そうしたものを取り入れるとか、ぜひお願いしたいですね。  ここら辺を力入れてもらいたいと思います。沖縄の持っているスーパーフードというんですかね。これをもっともっとやってもらいたいなと思います。  ちょっと先にいってしまったんだな、ごめんなさい。以上です。 ○委員長(前田千尋)  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  おはようございます。  1番目と3番目について教えていただきたいんですけれど、それぞれD判定と悪化しているということで、とりわけ働き盛りの世代の肥満者の割合が増加しているという、残念ながら結果になっておりまして、ウチアタイされている方が。  全国平均で、今那覇市の数値の状況がどうなのかというのを知りたいんですけれども、全国の数字をお持ちですか。 ○委員長(前田千尋)  宮城京子主査。 ◎健康増進課主査宮城京子)  ありがとうございます。  適正体重を維持している者の増加としまして、20歳から60歳の男性の肥満のデータなんですが、沖縄県としては、男性のほうが39.9%、 ◆委員(平良識子)  現状値? ◎健康増進課主査宮城京子)  28年度です。40歳から60歳の女性につきましては、県のデータになりますが29.8%。国の平成29年度のデータですが、男性のほうは32.8%、女性22.2%というのが、最新値として事務局は捉えております。  県、国と比較すると、本市のデータは高い状況となっております。 ○委員長(前田千尋)  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  そうですね。全国の数値から見ると、とりわけ男性の数値は、驚くべき肥満率ということが言えるかなと思いますし、さらに悪化している残念な状況なんですけれども、たくさん課題と取り組みについても書いておりますが、なんで那覇市が働き盛り世代の肥満率が結果的に多い、あるいは悪化しているという状況をどのように捉えていますか。  あるいは、これは生活習慣の問題だと思うので、食生活であったり、運動を日頃から取り入れてるとか、そういう日頃の積み重ねなんだと思うんですけれど、本土と比較してどう違うのか、どのように捉えているのか教えていただけますか。 ○委員長(前田千尋)  宮城京子主査。 ◎健康増進課主査宮城京子)  ありがとうございます。今回この中間評価をまとめるに当たって、働き盛りの健康課題というのが見えてきました。  そちらのほうとしましては、先にお伝えする形となりますが、運動不足ということで日常生活における歩数という項目もD判定っていうことになっております。ということで、動いてないというところと、それと飲酒というデータもD判定という結果がでています。那覇市のほうは飲食店、そういう土地柄というところであると、そういう機会が多いっていうところで飲酒をする。飲酒の部分も悪いわけではないんですが、飲酒すると同時に、食べたり、遅くまでというところで、代謝の部分、消費というところが、どんどん蓄積されていくというところで、飲酒の生活習慣というところ。  あと、働き盛りですので、共働きっていうところから、仕事で忙しいというところで、運動する、健康に費やす時間がなかなか持てないというところで、生活に追われるというか、生活を過ごす中で、子育てをしたり、介護をしたりっていうところで、なかなか健康的な生活習慣を持つ時間が少ないっていうところで、肥満のデータが高くなっているのではないかと思います。  もう1点は、関係課とヒヤリングをする中で、車を持つという習慣もありますので、車社会というところ、バス、モノレール、いろいろありますけれども、やはり歩かない、暑さの関係もあるのかなというところで、事務局としては考えております。以上です。 ○委員長(前田千尋)  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  私からの提案なんですけれども、先ほど新垣淑豊副委員長もおっしゃってましたが、仕事柄、私たちもそうですし、やっぱり夜の会合がどうしても多いですので、夜、外食することが多い。  また、お昼の健康づくり協力店を増やしていくということもありますけれども、やはり夜の飲食店の協力店を増やしていくというのも、ぜひ提案として取り組みをやっていただきたいなと思います。そしたら、そこをチョイスして行くようにしたいなと思いますし、例えば3,500円コースとかで何品も出てくる中で、トータルカロリーを那覇市と一緒に連携して、抑えるようなカロリーコースを出したら、またそれはそれでいいなとは思いますし、ぜひご検討よろしくお願いします。以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。                  (「進行」という者あり) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  次に、身体活動・運動について質疑に入ります。 ○委員長(前田千尋)  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  お聞きしますけども、1日9,000歩歩きなさいということなんですが、なんで9,000歩なのかなと思うんですけれど。 ○委員長(前田千尋)  知念功課長。 ◎健康増進課長(知念功)  こちらのほうの数字は、もともとの目標値の数字、これは県の健康調査とかの数字をそのまま我々は引用して、基準にしてとってますので、那覇市独自で歩数のデータというのはとれないものですから、県の数字というのを引用してここに載せているんですけど、県の健康おきなわ21もこの数字を用いていますので、それに準じてこの数字ということになっております。 ○委員長(前田千尋)  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  ですから、こんなことじゃないですかね。まず食物とって、これが消費カロリー、私の場合だったら大体1800ぐらいとりますので、あと基礎代謝が1,500ぐらいありますよね。300残りますよね。  残ったときに、1カロリー減らすのに大体30歩ぐらい歩くわけだから、30掛ける300カロリーだったら9,000になるということでの1万歩の定義はそこらにいくんですけれども、ただ日常的に9,000歩、1万歩、歩きなさいと言われて、こんなくそ暑いときにどんなして歩くかという課題もある中で、どうすれば本当に歩数を増加させていくということを、もう少しここで記載してもらわないと、ただ9,000歩歩きなさい、8,000歩歩きなさいではできないと思うんですが、どうですか、これ。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  敏男委員いいですか。  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  運動習慣者の割合の増加とありますけれども、1日30分以上の汗をかく運動、この1日30分以上というのは連続して30分以上ですね。これは意味がありますか。細切れで10分、10分、10分とかじゃなくて、30分連続して。 ○委員長(前田千尋)  宮城主査。 ◎健康増進課主査宮城京子)  ありがとうございます。この項目につきましては、評価のデータソースとしましては、特定健診の部分の問診票から項目をとっております。30分以上というところで、現在は1日通算でも効果があるということではあるんですけれども、増進計画の指標としては、県にも合わせながら、特定健診の問診票から市民の実態を見るというところで位置づけておりますので、それを推移して評価するというところで行っております。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  わかりました。ありがとうございます。 ○委員長(前田千尋)  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  中間評価報告書における、31ページの今後の課題と対策の中で、健康づくりアプリ等の構築を検討する必要があると書いてありますけれども、これは今現在どのように検討されていらっしゃるんでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  宮城主査。
    健康増進課主査宮城京子)  ありがとうございます。健康づくりポイント制度、平成28年度から30年度実施しておりました。今年度は、健康づくりポイント制度は実施いたしておりません。  ですけれども、これまでの3年間の課題としまして、健康づくりポイント制度に参加をして、健康づくりに初めて取り組んでいただくという対象者の方に広く利用していただきたいというのがあるんですけれども、実際これまでの参加者の皆様は、日頃から健康づくりに取り組んでいるというところの課題が見えておりますので、今年度は、中間評価を踏まえて、来年度以降どのような健康づくりポイント制度、アプリを活用して、無関心層の方、これまで健康づくりに取り組んでない方がこの事業に参加して、健康づくりをやってみようかな、続けてみようかなと思うような事業展開を検討していくというところで、今年度のほうは事業の実施は検討というところで、実施しておりません。以上です。 ○委員長(前田千尋)  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  きのう実は翁長雄治委員から、BIWA-TEKUという琵琶湖の周辺のアプリを教えていただいて、非常に充実していておもしろいんですよね。遊びながらとか、いろんなメニューがあって、こういう広域的なアプリの開発、那覇市だけでやると、金額的にもとても大変だと思うので、呼びかけていただいて、あるいは県なのか、無関心層がやって楽しいと思えるようなアプリの開発というのが必要かなと思うので、もう少し広域的に声をかけて考える、対応するというのを1つ提案しますし、そしてまた那覇市はIT創造館があって、そこにIT関係の企業もあって、どんどん進出してきてますし、そういったところと連携したアプリの開発とかというのもあっておもしろいんじゃないかなと思うので、ぜひ検討を進めていただきたいと思います。  コメントできますか。 ○委員長(前田千尋)  知念課長。 ◎健康増進課長(知念功)  今ご提案があった件につきまして、今実際いろんなところの情報収集は一応しているところであるんですが、やはり開発の費用が高額ということで、ご提案があったような広域、近隣市町村含めて県とも検討して、広域ができないかということも今から検討はしていきたいと思います。  ただ、民間でいろんなアプリをつくってまして、前一度沖縄のほうでもコンビニと提携した歩くーぽんですかね、歩いてその歩数を携帯で万歩計みたいな形で記録をして、何千歩たまったらコーヒーが無料ですよ、おやつ、何かが無料ですよというのやってたんですね。  そういうのをやってるんですけど、実際にそれをやると、もともと運動とかしてた人が、もらえるんだったらついでにこれをやろうといって、先ほど話があった、今までやってこなかった層にどれだけそれが響くかどうかというのも今から検討して、アプリを開発しても無関心層がこれに乗っかってこなければ、結局今までやってた人がそれにただ乗っかるだけなので、費用対効果としてどうなのかなというのがあって、民間でやってる企業があって、無料でそういうふうな、有料もあるんですけど、そういうアプリがたくさんあるので、関心がある人はそこのほうに結構いくかなと思いますので、そういうアプリの紹介をするというのも、お金をかけないやり方でもあるかなと思って。この辺いろいろ今後検討していきたいと思ってはいます。 ○委員長(前田千尋)  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  そうですね。また教えていただいたんですけれど、ポケモンGOも健康アプリの一つであるということを聞いて、なるほどなと思ったんですよね。だから、そういうゲームも取り入れた、運動をするつもりはないけど結果的には歩いているという、そういう視点も含めたアプリの開発ができたらいいなと思いますので、検討を進めてください。以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかにありませんか。  新垣淑豊副委員長。 ◆委員(新垣淑豊)  ありがとうございます。  31ページの項目2になるんですけれども、例えば公園に設置された健康遊具がそんなに多くないのかなという感じがします。例えば海外の中国に行ったときに、公園に行ったら、じいちゃん、ばあちゃんがみんなそこでいろんな道具使って体操してたりとかする風景があったりするんですけど、例えばこういうことは、公園を設置する際に何か提案とかをされているのかというのを教えていただきたいです。 ○委員長(前田千尋)  宮城主査。 ◎健康増進課主査宮城京子)  ありがとうございます。  健康遊具の設置について、健康増進課のほうからは、この公園に健康遊具置いてくださいというような、ピンポイント的なやりとりはやっておりません。  ただ健康増進として、健康づくりとして、健康遊具で健康づくりが図れるというところでは、広く設置をしていただきたいというのは、関係課のほうにはお伝えはしているんですけれども。この公園、あの公園というような要望的なことは行っておりません。  ただ、ヒヤリングした情報ですけれども、健康遊具を設置するに当たり、主管課のほうで住民ワークショップをするらしくて、その中で、健康遊具が必要だというところから、予算の関係もあると思いますけれども、検討していくということです。  健康増進課としては、関係課から情報いただいて、全体的な市内の健康遊具の情報収集をして、健康づくりからでもホームページで見れるように、情報の一元化、集約というところで、関係課と連携をして取り組んでいる。これからもタイムリーに市民に届くような情報発信というのを進めていきたいと考えているところです。以上です。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ◆委員(新垣淑豊)  ありがとうございます。  もちろん健康増進課だけではやりきれないところもいっぱいあると思うので、これは全庁的に巻き込んでいくということをやっていただきたいですね。  実は私も最近トレーニングをするようになって、月にそんなに多く数行くわけではないので、例えばどこどこのスポーツジムの会員になるとかではないんですね。奥武山のトレーニングジムを使わせていただくんですけれども、あそこは実は400円するんです。一方、武道館のトレーニングジムは160円なんです。  だから、あそこは体協がやっているので、そこで収入にはなると思うんですけれども、要は委託管理料以外の収入になるかと思うんですけれども。そこに対してもう少し力を入れていくというのであれば、利用料金についてもある程度見直していただきたいなという要望は実はあります。  あと、これも多分所管が違うと思うんですけれども、例えば道具が故障していて使えないという状況とかが結構あるので、例えばそういうものも、本当に市民の健康ってことを考えるのであれば、ぜひ早急な対応をしていただきたいとか、そういう仕組みづくりをぜひ提案していただきたいなというふうに思います。  あと、もちろん地域の中には有料のほかの民間がやっているスポーツジムとかもいっぱいあるんですけれども、そういうところで体を動かすことが未病というところにつながると思うので、病に至らない仕組みづくりになると思うんで、その環境づくりをぜひ、特に那覇市の施設に関しては健康増進課からどんどん提案していただきたいなと思いますが、この辺いかがでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  宮城主査。 ◎健康増進課主査宮城京子)  ありがとうございます。  市内の公園も、公園以外も、24時間やられてるスポーツクラブもあったり、またいろんなプールもついてるスポーツクラブもあったり、また公民館とかそういう公的な場所で講座をやったり、例でいえば、ひやみかちなはウォークの前には、中央公民館でウォーキング講座をやったりとか、運動に親しんでもらいたいのが私たちの願いであって、それが生活習慣病の予防にもなりますので、現在私たち、運動の部分では情報が散っておりますので、公園も民間施設も講座も教室も少しまとめてこちらから情報発信ができないかというのは、2年前ぐらいから課題があって、それは私たちだけではなくて主管課がありますので、情報をタイムリーにどのように市民に伝えるかという仕組みづくりを、課題として今後考えていきたいと思っております。以上です。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ◆委員(新垣淑豊)  ありがとうございます。  ぜひそういった市民に伝えるというところで、Webでの発信なんかやっていただきたいんですけれども、そういうときには、例えば特設ページをつくるとか。行政のページから入っていくと、多分見にくいんですよ。行政のかちっとしたページづくりというのも大事なんですけれども、なかなかそこにはとっつきにくいという方もいると思うので、ぜひそういったところも検討していただければと思いますので。よろしくお願いします。以上です。 ○委員長(前田千尋)  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  宮城主査にお聞きしますけれども、身体活動・運動に取り組みやすい公園や道路、歩道を整備するというのは非常に重要だと思うんですよ。栄養もそうでしょうし、屋内でスポーツするのもいいとも思うんですけれども、外で運動するときの、ウォーキングをしたり、あるいは発達段階にある子どもたちが公園でサッカーをしたりするときは、有酸素運動ですから、新都心公園の場合に、一生懸命ウォーキングもしていますし、汗もかいている。ところが周囲を見ますと、交通渋滞を起こして、排気ガスの中で身体運動やってるわけね。  ですから、ここは公園と道路課と、そして皆さんとが一体となった、まあ全庁的にでもいいんですけど、一体となって、市民が運動するところは植栽をしっかりするとか、あるいは歩道をきちんと整備をするとかもとっても重要となってくると思うんですね。  もう少し言わせてもらえば、奥武山公園のように、緑陰というんですかね、というところほどベビーカーウォーク、赤ちゃんを乗せた若いお母さんがいて、そして早朝の早い時間に、そこをウォーキングとまではいかなくてもベビーカーウォークで親子のスキンシップもできるような、奥武山公園のような環境整備ということを、新都心公園、あるいは公園、公園、公園でやることもとっても大切だと思うんですよ。要するに健康なは21を進めるに当たって、環境整備ということをぜひぜひやってください。  お答えください。 ○委員長(前田千尋)  知念課長。 ◎健康増進課長(知念功)  今、下地委員から要望がありました環境整備、日ごろ市民が運動しやすい、いつでも身近な公園でそういうふうな運動ができるような環境整備について、関係課とこれからも調整して、利用しやすいような環境をつくるように要望していきたいと思います。 ○委員長(前田千尋)  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  ぜひお願いします。  せっかく運動しているのに、排気ガスの中で体を悪くするようなことが、これは起きないかもしれませんけれども、そういった心配もあるんですよ。実際見ているとね。ぜひお願いします。 ○委員長(前田千尋)  ほかにございませんか。  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  やっぱり毎日どれだけ運動できるかとか、そういう市民の皆さんの意識を高めていくという、健康、食事にしても、そういう意識の啓発がとても大事だと思います。  そのためにいろんなイベントとかも開催されていると思うんですけれども、ちょっと1つだけ紹介をしたいなあというのがあって、笹川スポーツ財団がコーディネーターとなってやっている催しで、チャレンジデーという、全国自治体同士が対抗して、市民総出でスポーツを競うというものなんですけど、チャレンジデーとは、年齢、性別を問わず、日常的なスポーツの習慣化や住民の健康増進、地域の活性化に向けたきっかけづくりを目的とした住民総参加型のスポーツイベントです。  1年に1回なんですけど、人口規模がほぼ同じ自治体間で、午前0時から午後9時までの間に15分以上継続して運動やスポーツを行った住民の数、参加率を競います。敗れた場合は、対戦相手の自治体の旗を庁舎のメインポールに1週間掲揚し、相手の健闘をたたえます。  1983年にカナダで始まって、日本では1993年からこの笹川スポーツ財団がコーディネーターをやっているということなんですけど、これは何年か前に、県内でも南城市とか実際それをやったりして、すごく楽しめる。多分市民が一体感というんですかね、そういうのも持てるイベントかなと。  実際にどんなふうにやるのかという詳しいことは知らないんですけど、先ほどの健康づくりアプリも、自分たちで開発するもの、民間とかがやっているものを利用してということがあったので、外にはこういったものもありますよということで、情報を収集していただけたらなと思います。 ○委員長(前田千尋)  知念課長。 ◎健康増進課長(知念功)  ありがとうございます。  今いったチャレンジデーですか。このイベントも検討して、今後取り組み、那覇市全体として他市町村と勝負をして、みんなが盛り上がればいいかなと思っていますので、ちょっと検討したいと思います。 ○委員長(前田千尋)  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  ぜひよろしくお願いします。 ○委員長(前田千尋)  奥間綾乃委員。  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  ほかに質疑ございませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、この件につきましてはこの程度にとどめておきます。  次に、歯・口腔の健康について質疑に入ります。  休憩いたします。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  平良識子委員。 ◆委員(平良識子
     きのうも遅くまでお疲れさまでした。教育福祉常任委員会の審査も含めて、遅くまでだったと伺っております。  48ページの今後の課題と対策の中に、先日ご説明がありました小中学校における集団によるフッ化物洗口の実施というところで、「全」と入れるということだったと思います。  1つ、その確認とですね、もう1つ、最後の36行目なんですけど、定期的な歯科検診の実施を推奨しますということなんですが、これはとても大事なことだと思っていて、やはりこれだけ子どもたちも含めて私達世代もそうだと思うんですけれども、むし歯保有率が全国に比べて多い状況にあると思います。  これは1つは、クリニックに通うことが余り定着していないことのあらわれかなと思いますので、子どものころからの定期的な歯科検診がとても大事なことだと思うんですね。  定期的というのはどれくらいのスパンなのかということまで教えていただきたいですし、これを書いたほうがいいんじゃないかなと思うんですね。人によっては1年に1回行ったほうがいいんじゃないかと思う方と、あるいは細かく行く方は月に1回行っているわけですよね。  そのあたりどうなのか教えていただけますか。 ○委員長(前田千尋)  嘉手納一彦健康増進課主任歯科医師。 ◎健康増進課主任歯科医師(嘉手納一彦)  ご質問ありがとうございます。  定期的な歯科検診受診ということで、これを進めていきたいと思っておりますが、一番通いやすいというんですかね、誕生日に歯科受診をしてほしいということで、我々歯科医師の中では、まずそこからスタートして、年に1回歯科受診をすることによって、自分のお口の中の状況を把握していただいて、その次に、お口の中の状況を私達が見た上で、ぜひ半年に1回来てくださいとか、3カ月に1回来てくださいということで、お口の中の状況によって多分定期的ななる部分も変わると思うんですけど、まずは年1回は最低でも行っていただくような、誕生日受診ということを奨められたらいいかなと思っております。 ○委員長(前田千尋)  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  であるならば、最低でも年1回の定期検診というふうに書き込んだほうが、市民としては認識しやすいかと思います。  というのと、もう1つ、全小中学校におけるフッ化物洗口で、「全」というのを入れるということでしたけど、確認いたします。 ○委員長(前田千尋)  知念功健康増進課長。 ◎健康増進課長(知念功)  小中学校の前に「全」ということを入れるんですけど、それ以外にも全小中学校における集団によるフッ化物洗口の後ろに、洗口や歯磨き教室、フッ化物にこだわらず、子どものむし歯が改善されればいいですので、子どもの歯磨き教室の実施を支援することを重点プランとしますというような文言に変更したいと思っています。 ○委員長(前田千尋)  歯磨き教室の実施? ◎健康増進課長(知念功)  小中学校における集団によるフッ化物洗口や、歯磨き教室の実施を支援することを重点プランとします。  きのうのお話でもちょっとあったんですけど、フッ化物洗口は効果的とはあるんですけど、やはりそれに抵抗のある方は歯磨きでも別にいいということで、歯磨き教室も文言を入れたいなと思っております。 ○委員長(前田千尋)  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  ありがとうございます。とても大事ですね。  まずはやっぱり毎日の歯磨きがしっかりやる、自分でやれていることが前提として大事なことなので、ぜひこれは本当に全小中学校で歯磨き教室をやってほしいと思います。  これに関する必要な予算措置等があればしっかり要求して、あわせてやっていただきたいと思います。  とりあえず、一旦終わります。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  中間評価報告書の48ページの今後の課題対策のほうに、職場等での歯科検診は義務づけられておらずとあって、歯肉炎を有するものの割合は悪化傾向となっているとありますが、歯科検診が義務づけられていないとありますけども、これは歯科医師さんの皆様方から、ぜひ職場健診で義務づけられるような、後押しするような動きというのはないんですか。非常に口腔は大事ですので。 ○委員長(前田千尋)  嘉手納一彦主任歯科医師。 ◎健康増進課主任歯科医師(嘉手納一彦)  ありがとうございます。  法律で決まっている検診がいくつかあるんですが、やはり高校卒業して学校健診がなくなってから、その後40歳になったときの歯周病検診までの間に検診する法律がないものですから、そのあたりをうまく検診ができるような方法を歯科医師会とも検討して、提案できるように進めていけたらなと思っています。  その中で、歯科口腔保健法という新しい法律の中に、努力義務ではあるんですけど、検診という文言は入っておりますので、そのあたりをもう少し勉強して、歯科医師会とも歩調を合わせながら進められたらと思います。ありがとうございます。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  もう一度、何という法律なのですか。 ○委員長(前田千尋)  嘉手納一彦主任歯科医師。 ◎健康増進課主任歯科医師(嘉手納一彦)  歯科口腔保健法という法律がございます。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  ありがとうございました。結構です。 ○委員長(前田千尋)  ほかにございませんか。  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  数値的なものをちょっと教えてほしいんですが、47ページに、小学校と中学校のむし歯の有病率というのが、中学校になると下がるのはなんでですか。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。 ○委員長(前田千尋)  嘉手納一彦主任歯科医師。 ◎健康増進課主任歯科医師(嘉手納一彦)  こちらのほうは学校保健統計ということで、毎年調査している中でむし歯を持っている子の割合を出していますが、この差については、ちょっと細かい研究ができていないのが現状です。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  治るということは、何かやっているから治ってきているのではないですか。少なくなるんじゃないですか。  その辺ぜひ調べてほしいし、もう1個別のやつで、3と4で歯周炎を持っている人は県と国を調べると、国が比率が高いんですよね。このあいだ聞いたときに、国が44.7で国が多かったんだけど、だけど歯がある人をやると沖縄県が少なくなるんだけど、歯周炎を持っていて、普通だと一緒になりそうなんだけどなんでこう差があるの。 ○委員長(前田千尋)  嘉手納一彦主任歯科医師。 ◎健康増進課主任歯科医師(嘉手納一彦)  ご質問ありがとうございます。  今、治療の技術的なものが向上していますので、歯を残す技術というのは非常に高くなっています。ですから、歯は残るんですが、その残っている歯が健康な歯かどうかというのを含めると、歯周病があるんですけどまだ抜かなくても、まだかむことができるだろうということで残している可能性があるものですから、歯が残った分、やはり歯周病の率は上がっているというふうに考えております。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  このお年寄りの歯が、沖縄県が全国よりない人が多いのはなんでですか。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  嘉手納一彦主任歯科医師。 ◎健康増進課主任歯科医師(嘉手納一彦)  ありがとうございます。  全身の健康はお口からということもありますので、全身の健康管理も含めて、お口の管理をしっかりやっていくことが重要ではあるんですが、歯に関してもっとしっかりと健康管理の一つとしてやってほしいということをこれから推進しながら、できるだけ歯を残すという方向に進めていきたいと思います。  なぜ全国的に少ないかに関しては、もう少し研究させてください。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  食べ物を食べるときによくかんで、かむ回数を増やしたほうが健康にいいとよく言われのは、これはそうなんですね。  だからそういった意味でも、お年寄りでも歯がいっぱいあったほうがいいんで、その辺も含めて何かいろんな対策をぜひとっていただきたいし、スポーツ選手は、かむ人とかまない人では全然体力が違うというのも実際出ていますし、ぜひこの辺も、子どもたちのむし歯をなくすのもそうですけど、お年寄りの歯を残す対策をぜひとってほしい。そういったものはどうやってやるの。 ○委員長(前田千尋)  嘉手納歯科医師。
    健康増進課主任歯科医師(嘉手納一彦)  ありがとうございます。  ぜひ健康な歯が残っている、一生、本当に死ぬ直前までお口から食べられるような健康づくりというのを推進してまいりたいと思いますので、むし歯、歯周病、それからあと、外傷による歯の破折とかも含めて、ぜひ進めていきながら、やはりしっかりかむというところでは、30回かむということをもっと周知するために、一口食べたらお箸を置くことも含めて、いろんな周知を進めていきたいと考えております。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  顎の力が弱くなると、かむ力が弱くなって、これが脳の働きにくるとか、いろんなそういったのもよく聞くんですけど、やっぱりかむ力ってすごい大切だと思うんで、小さい子どもから、最近柔らかいものが多くなっているんで、昔みたいに堅い食べ物ってなかなかなくて、そういったのもあるんで、ぜひそういったものも含めて、かむ力を強くするような対策もぜひとっていただきたいと、よろしくお願いします。 ○委員長(前田千尋)  宮城京子主査。 ◎健康増進課主査宮城京子)  高齢者の歯の件なんですけど、歯科の健康づくり取り組みとして、那覇市のほうとして、地域包括支援センターが18カ所ございます。そちらのほうで介護予防教室を実施する中で、介護予防というところで、もちろん栄養、運動、認知予防というのがありますが、共通として歯の重要性というのがすごくうたわれています。地域包括支援センターの介護予防教室の1つの部分で、かむ力の教室だったり、そういう周知啓発を行っております。  今、県の報告書の確認をしましたら、地域包括支援センターの介護予防教室の取り組み、あと周知を強化したという県の取り組みの報告が上がっておりますので、このような部分で高齢者の取り組みは行っていると考えております。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  わかりました。ありがとうございます。  ぜひそういった取り組みをもっと強化してやっていただきたいと思います。よろしくお願いします。以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかにありませんか。  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  お疲れさまです。  フッ化物洗口の件に関して、きのうは合同審査で陳情審査でしたので、またこの健康なは21の審議でちょっと重なる面もあると思いますけれども、5点ほど確認させていただきたくて質疑します。  このフッ化物洗口を行うに当たっての、医薬品であるものについての添付文書に関しての意義を、ご説明お願いします。 ○委員長(前田千尋)  知念功課長。 ◎健康増進課長(知念功)  教員なり、保護者の方に説明するには、どういう薬剤を使って、この薬剤がどういうものなのかを理解してもらうためには、薬品メーカーが出した取扱説明書みたいな説明書をお配りして、理解してもらうということが大事だと思っていますので、保護者説明会のときにはこれをお配りして、理解してもらうということが大事だと考えております。 ○委員長(前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  2点目に、フッ化物洗口の際に使用する薬剤についてご説明をお願いします。 ○委員長(前田千尋)  知念課長。 ◎健康増進課長(知念功)  今現在使っておりますのが、オラブリス洗口用顆粒11%という商品名になりますが、こちらのほうを使用して、今後も用法・用量を守って安全に取り組んでいきたいと思っております。 ○委員長(前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  3点目に、今ご説明のあったオラブリスの添付文書についてご説明をお願いします。 ○委員長(前田千尋)  知念課長。 ◎健康増進課長(知念功)  こちらの説明書きは、どういう成分が含まれているかとか、あとは効能、効果、それから用法及び用量、どれぐらい薄めなさいとか、うがいの仕方、余り飲み込まないようにするために下向きでやりなさいとか、そういうふうな注意事項が書かれております。  それから、妊婦、妊産婦、乳授婦等への投与、これの安全性については確立していないとか、適量な投与とか、臨床成績、この薬の薬効、薬理、あと取り扱い上の注意とか、そういうのが書かれております。 ○委員長(前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  きのうも議論になったと思いますけど、フッ化物洗口する場合は、どうしても口に含んで残る残量があると。そこから経口摂取の量ということで、細かくいろいろあると思うんですけど、それについての摂取量についてご説明お願いします。 ○委員長(前田千尋)  知念課長。 ◎健康増進課長(知念功)  うがいした後に口の中に残る量は約1割と言われてまして、その濃度が1.99ミリグラムということで、これぐらいであれば体に対して害はない、安全であるというようなガイドラインのほうにも出てますので、その点は問題ないと考えております。 ○委員長(前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  小学校1年生から、12歳というと中学1年生まで、その量は何ミリから何ミリの範囲か。 ○委員長(前田千尋)  知念課長。 ◎健康増進課長(知念功)  今現在天妃小学校で行っているのは、1人10ccです。大体7ccから10ccということで、那覇市のほうでは10ccということで行っております。 ○委員長(前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  きのうもあったんですけども、日本食品安全委員会の評価書で基準量が定められていると思いますけど、そこのご説明をお願いします。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  今休憩中にありましたけども、資料がないということでしたので、後で資料を準備していただいて答えるということですので、ほかの方から質疑がありましたら、お願いいたします。  質疑はございませんか。  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  2番目の、とりわけ中学生のむし歯の有病者率が上方修正されたのはとてもいいことだと思いますけれども、この47%という数字にした理由を教えていただけますか。  というのは、現状値から直近値を見るとマイナス5%になっているので、もう少し下げてもよかったのかなと思ったりするんですが、でも47という数字を出した理由を教えていただけますか。 ○委員長(前田千尋)  嘉手納一彦主任歯科医師。 ◎健康増進課主任歯科医師(嘉手納一彦)  ご質問ありがとうございます。  平成25年のむし歯有病者率が64.9%でして、このときに関係者との会議の中で、毎年1ポイントずつ減らしていくと55%に達するのではないかということで、目標としては1%減を目標にしたところです。  それが今回49.8%ということで、55%を切ってそれよりよくなったものですから、それを計算し直して2ポイントずつ減らしていくと、ちょうど令和4年には47%になるということで、2ポイント減という計算式で47%という数値を出しています。 ○委員長(前田千尋)  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  今のは根拠もわかりましたが、私は1つの提案として、現状値から直近値の下がり方を見て、さらにやっぱり積極的な目標設定があってもいいのかなと思いました。  もう1つなんですけれども、子どもたちのむし歯の率を見て、かつ1人平均の本数を見ると、クラスの中でもというか、口腔崩壊をしている子どもさんが多いと。1人で10本以上持っているのは、もう口腔崩壊ですけども、一気に平均値が上がってしまうわけですね。  これが、一つは子どもの貧困の問題がかかわっているということで、那覇市の今フッ化物洗口になっているわけですけれども、ちょっと指摘として、現状と課題に対応した主な取り組みの中で、口腔崩壊の子どもたちに対するアプローチの視点が抜けているなと思います。  学校、教育委員会の中では、歯科医師が1年に1回検診をした後に、受診してくださいというペーパーを出すわけですよね。その後に受診されたかどうかというのが来る。それで、されてなかったら受診してくださいという通知を出すらしいんですけれども、結果的にそれでもやっぱり行かない子、親が連れて行けないのか、とにかく受診ができてない子がいて、かつ嘉手納先生は学校歯科医師でもあったのでよくご承知かと思いますけれども、子どもたちが1年生から6年生までに1枚のシートで全て歯の状況が記録されていくらしいんですね。学校歯科医師によって。  そうすると、何年も受診をしてない、治療されてないという子どもが出てくるわけですよね。そしたらものすごくむし歯の状況がひどくなって口腔崩壊になってくる。  これは学校歯科医師が付箋を張って、ぜひ先生方に、保護者に、受診してもらって、治療してもらってくださいってやったところで、なかなか行けてないのが何年も続くというケースがあるということが問題としてあるので、そこはやっぱり教育委員会の先生方でも、もうそれ以上なかなか難しいケースという意味においては、もっと福祉部等も含めて、あるいは生活保護世帯は受診に行ってもお金がかからないわけですから、積極的に治療ができるはずなんですよね。そういう情報も含めて、あるいは保護者が連れて行けなかったら、どのように誰が支援をするのかも含めて、そこまでちょっと他部局間で、口腔崩壊している子どもたちの対応をどうやって支援していくのかというのを議論をして、考えていただきたいんですけども、いかがでしょうか。  まずは、取り組みの中に入れてほしいんですよ。口腔崩壊も、やはり沖縄県がワースト1位で、ダントツだと聞いていますので、ちょっとその状況。 ○委員長(前田千尋)  状況を言って、取り組みですかね。 ◆委員(平良識子)  そうですね。  嘉手納先生から、口腔崩壊の状況とこの子たちに対する学校側も含めてですね。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。
     知念課長。 ◎健康増進課長(知念功)  今の、治療が必要ということで、親御さんに対して受診勧奨してもなかなか行かない、そういう子どもさんに対して、行政が例えば親の代わりに連れて行けるかというのが、多分今の状況で親の承諾なしに行政が治療をさせるというのがちょっと難しいところもあるのかなと思います。  この辺も含めて、学校教育課とか、そういう学校関係の部署と詰めて、何らかの対策ができればいいかなと思うんですけど、ただ、どんなに受診勧奨しても行かないという対策として、フッ化物洗口を学校でやれば、親が病院に連れて行かなくても、学校でそういうふうな予防ができるということもありますので、それも含めてフッ化物洗口が我々としてはいいのかなということも一応考えております。 ○委員長(前田千尋)  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  わかりました。  ただ、やはり口腔崩壊の10本以上むし歯がある子どもたちが治療を受けられてない状況が現実として、課題として、大きな問題としてあるわけですから、そこに対しての課題に一つはしっかり指摘しておく、今後どのような対応ができるのかわかりませんけれども、その子どもたちに対する取り組み、支援を検討していくとかという、何か一文があるべきかなと思います。以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  歯と口腔の健康につきましては、資料が着き次第再開をいたします。  次に、休養・こころの健康について質疑に入ります。  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  自殺予防のためにゲートキーパーさんを養成していますね。講座。現在ゲートキーパーさんは、どの程度養成されていらっしゃいますか。 ○委員長(前田千尋)  宮城京子主査。 ◎健康増進課主査宮城京子)  お答えします。  ゲートキーパー養成講座の受講者人数として報告させていただきたいと思います。  平成30年度は4回やっておりまして、109人ということで養成講座を実施しまして、すみません、資料がありました。累計受講者数は、今現在462人となっております。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  あと、ゲートキーパーさんの働きで自殺予防になる場合もあると思うんですが、なかなか表面には出てこないですね。こういったのは。  大体表に出ているだけでも、具体的にゲートキーパーさんの役割というのは何かありますか。数字的に。なかなか表にはこういうのは出ないと思いますけど。またわからないと思いますけどね、なかなか。  皆さん方がゲートキーパーさんとして養成した方が、具体的に皆さんのほうにこういったことがあったよと報告があったとか、何かあるかなと思って。 ○委員長(前田千尋)  宮城京子主査。 ◎健康増進課主査宮城京子)  ゲートキーパーの役割、取り組みというところで、まず気づきというところがあります。家族や仲間の変化に気づいて声をかける。  また傾聴ということで、本人の気持ちを尊重し耳を傾ける。  つなぎということで、早めに相談、専門医療機関につなげる。  あと最後、見守りということで、暖かく寄り添い見守るということを、役割としてゲートキーパーさんは取り組んでおります。  すみません、実際にこの役割が何件、どのようにというのは。 ◆委員(喜舎場盛三)  難しいでしょうけどね。あればね。何か。 ◎健康増進課主査宮城京子)  そこまでは、ちょっと確認はとっておりません。以上です。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  じゃ今度はストレスチェックの件なんですが、今後の課題・対策の中に、50人以上の事業所に対しストレスチェックが義務化されていると書いてありますけども、今那覇市内の企業で、具体的にストレスチェックはどの程度なされているかというのは、こういったのは把握されてますか。 ○委員長(前田千尋)  宮城京子主査。 ◎健康増進課主査宮城京子)  市内の50人以上のストレスチェックをしている事業所数の把握は行っておりません。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  ストレスチェックは義務化されてはいるんですけれども、ストレスチェックをした後、その事業者所に任せてあるんですか。その後の対応は。そういう状況ですか。  その後の対応は、何かありますか。 ○委員長(前田千尋)  宮城京子主査。 ◎健康増進課主査宮城京子)  50人以上の事業所については、ストレスチェックが義務化されており、産業医との連携の体制もあるため、基本事業所で対応しております。50人以下の事業所については、職場でのストレスチェックの相談等については、那覇地域産業保健センターを紹介しております。なお、この那覇地域産業保健センターは、厚生労働省から委託を受けた医師会のほうが運営しており、場所も東町の医師会の2階のほうで行っております。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  別にこれは、そこまでは義務化ではないわけですね。事業所にとっては。  せいぜい、今皆さんがやっている程度ぐらいしかできないわけですね。  わかりました。結構です。ありがとうございました。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  この自殺者に関して、傾向というか、この言葉が適切か、何かあるかわからないですけど、例えば今男性が29、女性が18とあるんですけど、年齢別とか、職業別とか、そういったのは何かわかるんですか。  例えば大きい企業にいるのか、例えば会社に専門医がいるようなところなのか、違うのかでも、その辺。 ○委員長(前田千尋)  宮城京子主査。 ◎健康増進課主査宮城京子)  自殺された方が、かかりつけ医を持っていたり、産業医とやりとりをしていたかというところまでの把握は行っておりません。  ただ、今年度那覇市自殺対策計画が策定されております。そちらの中で、那覇市の地域の主な自殺の特徴として傾向がまとめられておりますので、そちらのほうで傾向をちょっとご報告させていただきたいと思います。  まず、上位5位ということで、1位としては、男性60歳以上の無職の方で、同居というキーワードがあります。次に、2位としまして、男性の40歳から59歳、有職の同居。3位は、同じく男性の40歳から59歳の無職で独居。4位としまして、男性の40歳から59歳、無職、同居。5位としまして、女性20歳から39歳、無職の同居という傾向をつかんでおります。  背景にある主な自殺の危機経路ということで、実際その本人の方でしか真の状況は把握できませんけれども、傾向としまして、失業から生活苦、あと介護の悩み、そこを踏まえて身体疾患、で、自殺と。あと配置転換とか失業というところで分析はされております。以上です。 ○委員長(前田千尋)  東保健所長。 ◎保健所長(東朝幸)  実は、統計で言いました自殺というのはあくまでも結果であって、いろんな差があるんですけれども、従来から沖縄県は他府県に比べて中高年の自殺率が非常に高くて、ずっと課題になってきたんですが、そのうちの大きな要因としては3つ挙げられていまして、やっぱり経済苦、それから病苦、それから精神疾患からの自殺というのがあって、長い間ずっと経過しておりますけれども、病苦と精神疾患の自殺は変わっていません。  大きく減ったのが、全国3万人の統計データで、自殺対策がわーっと大きくなったときの状態から経済がよくなってきたので、経済苦からの自殺が今減少しているというのが現状だと思われます。以上です。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  実は、僕も友人2人を自殺でなくして、友人の子どもは3人、今までいるんですけど、やっぱり家族はなぜそうなったか全くわからない状態でやっているので、だからかなり悲しいなと。  今聞くと、男性は年齢が比較的高いほう、女性は低いほうがやっているので、僕らは評価するときもそうだけど、毎年数字を出していって、どこが悪いかというのを調べながら分析もやっていくんだけども、こういったのも毎年やることによって、どこかに原因がわかるのがあるんじゃないかなと思って、それで、こういった詳細にちゃんと調べているかなというのがちょっと気になって、例えば、今、会社でもカウンセラーがいる会社ってたくさんあるじゃないですか、全くいないところと、その差もどうなっているのかも知りたかったし、そういったので変わってくるなら、さっき言ったストレスチェックじゃないですけど、全部にやるとかいろんなあるんで、その辺をずっとしっかり調べていって、傾向を調べてほしいなというのがあるんで、その辺はどうなんですか。 ○委員長(前田千尋)  宮城京子主査。 ◎健康増進課主査宮城京子)  細かい分析につきましては、主幹課のほうで地域保健課さんがありますので、そちらのほうで回答させていただきたいと思います。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  わかりました。
     じゃもう一緒にこうやってやっているんで、連携してうまくそういった分析をしながら、ぜひもっとできるだけゼロになるような努力をしていただきたい。よろしくお願いします。以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかにございませんか。                     (質疑なし) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩します。                   (お昼休憩後再開) ○委員長(前田千尋)  再開します。  それでは、次に歯・口腔の健康について質疑を再開いたします。  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  フッ化物洗口の薬品の関係で、日本食品安全委員会の評価書についての見解をお願いします。 ○委員長(前田千尋)  知念功課長。 ◎健康増進課長(知念功)  食品安全委員会評価書によりますと、フッ素の1日の耐容摂取量としましては、0.05㎎、これは1日当たりです。それの体重1㎏当たりの量が0.05㎎となっております。 ○委員長(前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  それで、約10ccを口に含んでフッ化物洗口するとのことですけれども、6歳、それから12歳の児童が経口摂取する量がどの程度になるかのデータのご説明をお願いします。 ○委員長(前田千尋)  知念課長。 ◎健康増進課長(知念功)  6歳児の平均体重を約21㎏とした場合に、この1日当たりの0.05㎎に対して1.05㎎、21㎏平均の子が口に含んで吐き出した場合、1.05㎎になります。  すみません。6歳児の体重の平均が21㎏とした場合に、摂取耐容量が1.05㎎となっております。 ○委員長(前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  その食品安全委員会の評価の関係でいうと、適切な基準を超えているのか、超えてないかの答弁。 ○委員長(前田千尋)  知念課長。 ◎健康増進課長(知念功)  食品安全委員会評価の基準によりますと、1.99ですので、1.05は若干超えていると言えます。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  知念課長。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  嘉手納一彦主任歯科医師。 ◎健康増進課主任歯科医師(嘉手納一彦)  答えします。  食品安全委員会の評価書によりますと、1日の1㎏の体重に対して0.05㎎と上限が出ておりますので、6歳児の平均体重が21㎏としますと1.05㎎が上限、12歳児の体重の平均が45㎏としますと、1日の許容量が2.25㎎となりまして、6歳児の場合、フッ化物洗口後に約10ccの洗口液で洗口した後に、吐き出したら約1割残るとして、その中に含まれるフッ化ナトリウムの量が1.99㎎となりますので、12歳児ではこの2.25㎎は超えていませんが、6歳児に関しては1.05㎎なので、約0.94㎎超えてはいますが、これは週に1回法でありますので、これが毎日であると許容を超えた状態になりますが、週1回ですから平均すればもう少し減るだろうということで、1日に換算すると許容量は超えていますが、週1回法なので、これについては安全というふうに考えております。以上です。 ○委員長(前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  すみません。いろいろ細かくちょっと専門的にお伺いしましたけれども、健康なは21の見直しでは、現行の健康なは21では、フッ化物洗口に関しては、啓発しその普及に取り組みますというふうになっています。  これが見直し案では、先ほどご説明がありましたけど、結論的には重点プランとすると。そこがいかがなものかなと、私は思います。  そういうふうに、今安全性とかに関して、有効性とかについて専門家の意見も分かれるところだし、隣の教育福祉の委員会では、現場の先生方から陳情も上がっているということもあるので、やはりここは慎重に進めていくものではないかなと。  ですから、拙速に取り組む課題ではなく、引き続き、今あるように、啓発や普及に取り組むということでもいいんじゃないかなと。むしろそのほうが適切じゃないかなという意見を添えておきます。 ○委員長(前田千尋)  知念課長。 ◎健康増進課長(知念功)  本文のほうでも、啓発し、その普及に取り組みますなので、普及という文言が入ってますので、実際に実施をするというようなことになっています。  それは、今回は全小中学校ということで、これだけ子どものむし歯が全然改善されてないというところから、市長の施政方針にもこちらのほうが取り上げられていますので、それと合わせて全小中学校で行っていきたいという形にしたいと思います。  それから、きょうのタイムスの新聞は皆さんご覧になったでしょうか。フッ素うがいで歯元気ということで、豊見城も実際に始まっています。  多分これからほかの学校でもどんどん普及はしていくのかなと思っていますので、那覇でも安全という観点から、これを一応進めていきたいなと考えております。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  知念課長の意気込みはわかりますけれども、これはあくまで、きのうも説明にありましたように強制ではないですね。任意の取り組みですよね。  ですから、そういう意味では、学校現場の教職員の皆さんも含め、保護者の皆さんのご理解と協力がないとできない事業だと思いますので、そこは、だから慎重に進めていく課題ではないかなというふうなことでございます。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  次に、飲酒について質疑に入ります。  よろしいですか。もう少し待ちましょうか。  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  39ページの一番下の段、20歳から39歳の若い世代で、男性は4割、女性は6割の者が多量飲酒の習慣があるというのは、これはデータ的にやっぱりあるんですか。 ○委員長(前田千尋)  宮城京子主査。 ◎健康増進課主査宮城京子)  お答えします。  38ページの評価指標、目標指標の3番のほうで、生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している者の割合ということで、20歳から39歳のデータがあります。そちらのほうを直近値としまして、平成30年度のデータになりますが、女性が59.9%となっておりますので、約6割という表記をさせていただいております。以上です。 ○委員長(前田千尋)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  やっぱり男性よりも女性が。 ○委員長(前田千尋)  データソースを答えてないですよね。その6割は。  引き続きどうぞ。 ◎健康増進課主査宮城京子)  失礼いたしました。
     データソースとしましては、平成30年度特定健診問診票より集計をとっております。以上です。 ○委員長(前田千尋)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  これ、男性よりも女性が多量飲酒が多いというのは、どういうことが考えられますか。 ○委員長(前田千尋)  量が違うのか、毎日ちょびちょびなのか、多量飲酒、すみません。  宮城主査。 ◎健康増進課主査宮城京子)  お答えします。  男性と女性では基準量が異なります。38ページ、先ほどの項目3番のほうの米印を見ていただけたらと思います。男性、女性ということで、男性は2合(40g)以上、女性はその半分、1合(20g)以上とありますので、そちらのほうで基準値が異なるという状況があります。以上です。 ○委員長(前田千尋)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  ですから、課題・対策のところを見ると、何か男性よりも女性が酒飲みだなという印象を受けるんですよね。もうちょっと何かうまく表現できないものかなと。基準値という、今の文言を入れたりして。 ◆委員(平良識子)  そうですね。そうしないと多量飲酒ということになってしまいますね。 ◆委員(桑江豊)  そうそう、そうなっちゃうんですよね。 ○副委員長(新垣淑豊)  一応両方とも多量飲酒ではあるんですけど、 ◆委員(平良識子)  表現として適切なのかな。 ◆委員(桑江豊)  表現として、男性、女性同じような感じにしかこの文章では受け取れませんので、今言った基準値という文章を少し入れていただいて、修正できればと思います。以上です。 ○委員長(前田千尋)  宮城京子主査。 ◎健康増進課主査宮城京子)  委員のご指摘のとおり、基準値の文言を追加するということを検討してまいりたいと思います。  また、女性の多量飲酒、多量ということにつながるかどうかあれですけど、要因としまして、女性の社会進出というところで、飲む機会が増えているというところも、直接な原因とは考えておりませんが、要因として飲む機会が増えるというところも影響しているのではないかと考えております。以上です。 ○委員長(前田千尋)  桑江委員、よろしいですか。  ほかに質疑ありませんか。  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  同じところなんですけれども、この39ページの今桑江委員が指摘されたところなんですが、多量飲酒の習慣があること云々という、この表現なんですけども、恐らく基準値を超えた方がそれだけいるという内容ですよね。要は。  なので、基準値を超えた人が全て多量飲酒になるのかという、表現を基準値以上に飲んでいる習慣のある方とか、そういうふうな表現にしたほうがいいのかなと思います。多量飲酒といったら、じゃどのくらいの量なのかと思うので、基準値を超える量を飲む人が多いというような、どうですか。 ○委員長(前田千尋)  天久啓子特定健診課長。 ◎特定健診課長(天久啓子)  この指標は、特定健診の基準のほうからきておりますので、多量飲酒というよりは、リスクを高めるというふうに書いていますので、そういった表現に直すのもありなのかなと思います。  そうするか、また先ほど主査のほうから説明がありました、男性は2合とか、女性は1合という括弧書きを入れたりということも可能なのかなと考えております。 ○委員長(前田千尋)  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  そのほうがわかりやすい的確な表現かなと思いますので、訂正よろしくお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  ありがとうございます。  すみません。ちょっと確認なんですけども、今の飲酒の件です。飲酒日の1日当たりの飲酒量が多い人ということで、例えば私は月に30回ぐらい、多分ほぼほぼ多量飲酒している側だと思うんですけれども、そういう人もいれば、月に1回しか飲みに行かないけど、もうめちゃくちゃ飲むよという人もいるかと思うんです。  そういう人と毎日飲む人、どちらもここに当てはまるのか。例えば週1回しか飲みません。だけれども飲むときはビール5本ぐらい飲みますとか、その場合はどこに当てはまるのかというのを教えていただけますか。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  東英二特定健診課主幹。 ◎特定健診課主幹(東英二)  お答えします。  この問診票の中で、合数とか、そういう根拠が定められているんですけれども、毎日飲むとか、ときどき飲むという部分、機会飲酒も含めてなんですが、健康日本21の中では、生活習慣のリスクを高める飲酒量として、男性が40g以上、女性が20g以上という根拠、エビデンスがあって、この基準となっています。  なので、そういうどか飲みの部分もあるとは思うんですけれども、問診票の中ではそういう聞き方になっていて、その中でこの合数を超える方が、基準を高めるリスクとして定められているところです。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  じゃ先ほどおっしゃっていたどか飲み、週に1回とかの飲酒でも、この基準値を超えると危ないよということで、毎日飲もうが、週1だろうが両方ともカウントされているという認識でよろしいですね。 ○委員長(前田千尋)  東英二主幹。 ◎特定健診課主幹(東英二)  はい。そのように解釈されておりますので、休肝日とかも必要な部分はあると思うんですけども、やっぱり沖縄のそういうどか飲みもそういうリスクを高める要因となってますので、そこら辺の部分も、健康なは21の基準の中で定めていっているところです。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  わかりました。気をつけます。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  この酒害について、適正飲酒の理解と実践というところで、市民も行政も関係団体も普及啓発するということであるんですけど、もっとここは、重点二重丸もついているわけですから、本当に酒が体に悪いということを、別にここでびっくりしなくてもいいんですけども、本当に酒が体に悪いということは、もっともっとPRすべきだと思うんです。  もちろん10代から20代の働き盛り、それから高齢者にとっても、酒は百薬の長と言いはしても、酒の害というのは、今は本当に大きな社会問題だと思うんですよ。たばこと同じように。  ここは中間報告でも、もう少し文言を強めるということでやってもらいたいと思っておりますが、東先生どうですか。 ○委員長(前田千尋)  東朝幸保健所長。 ◎保健所長(東朝幸)  下地委員のおっしゃるとおりで、実は、沖縄県は生活習慣病のリスクを高める量のところで、先ほど言いました年齢調整死亡率で、肝疾患による死亡が全国ワーストです。全国はウイルスによる肝疾患が高いんですけども、沖縄県は飲酒、アルコールによる率がものすごく高いので、県でも重点、我々も重点ということで、実際にお酒を飲み過ぎて、肝障害を起こして亡くなるという方がたくさんおります。  先ほど自殺の件がありましたけども、他府県からいらした精神科の先生方が一番おっしゃるのは、自殺を扱うときに、非常にアルコールが絡んでいるということで、我々も自殺の対策のほうから、逆にもう一度アルコール対策をとったということがございます。  それと3点目は、沖縄県警はアルコール対策で、一生懸命飲酒運転を検挙しておりますけども、実は、他府県からいらした警察関係の方が、飲酒絡みの犯罪がものすごく高いということで、沖縄県警は一生懸命アルコール対策ということで、まず飲酒運転からふだんパトロール等をしておりまして、私も一緒にパトロールに参加したことがございます。  ですから、沖縄の酒問題というのは非常に根深い問題なので、ぜひ我々も含めて、委員も含めて、沖縄の社会を少しずつ変えていくためにも重点施策をしているということでございます。 ○委員長(前田千尋)  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  まさに、私も。 ◆委員(平良識子)  いいの、大丈夫ですか。泡盛条例。 ○委員長(前田千尋)  大丈夫、大丈夫。今言ったらまた。  下地敏男委員、どうぞ。 ◆委員(下地敏男)  忘れました。終わります。
    ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  関係団体、行政の役割という40ページ、41ページの関係なんですけど、そういう意味では、アルコール中毒になった方々が、酒を断ち切るために断酒会に通われて立ち直ったというふうなお話をよく伺います。  そこでの、人生のどん底に落ちたみたいな体験談で、もう二度とこういうことを、要するにアルコールの被害から立ち直ろうというきっかけになったと聞くんですけど、こことのかかわりで、断酒会の皆さんと行政とのかかわりで、立ち直った体験談などを活用して適正飲酒に努めていくみたいな、断酒会とのかかわりとか、行政としてどうなっているのかというのをちょっとご説明お願いします。 ○委員長(前田千尋)  宮城主査。 ◎健康増進課主査宮城京子)  お答えします。  中間報告書(案)の39ページの19行目です。多量飲酒と習慣化の予防のため、11月のアルコール関連問題普及啓発週間にパネル展を実施しております。そちらのほうでは、適正飲酒という一次予防、二次予防、病気の疾病予防、重症化、あと三次ということで、先ほどのアルコールの断酒会の方たちと、地域保健課、あと特定健診課、3課合同でパネル展をやっております。そちらの内容で、断酒会の方たちの周知とか、体験談というところの展示も行っております。  また、日ごろから地域保健課の精神グループのほうでは、断酒会とのやりとりは常にやっておりますので、そちらのほうと連携しながらということで取り組んでおります。以上です。 ○委員長(前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  ありがとうございました。  今のご説明で、一次予防、二次予防、三次予防というのがあるのがわかりました。  これも、そういう意味ではわかりやすく、一次予防、二次予防、三次予防という取り組みがあるんだよというようなことが、もう少しわかりやすくなるといいかなとも思いました。ありがとうございました。 ○委員長(前田千尋)  今まとめないでいいですね。  ほかに質疑ございますか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  次に、喫煙について質疑には入ります。  喫煙です。  ありませんか。  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  ありがとうございます。  多分、これ策定のときにはそこまで想定されていなかったと思うんですけど、電子たばことか、加熱式たばこ、この取り組みについては、今回、この健康なは21で何か記載されることとかというのはないんでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  宮城京子主査。 ◎健康増進課主査宮城京子)  お答えいたします。  報告書(案)44ページをご覧ください。そちらの16行目にあります。  ちょっと読み上げたいと思います。  健康増進法の改正に伴い、多数の者が利用する施設等の屋内禁煙が推進され、望まない受動喫煙の防止が図られ、今後環境整備が促進される一方で、法の枠組みの対象外となった加熱式たばこ等の影響については、今後最新情報やその対策について普及啓発を行う必要がありますということで、最新情報を取り入れながら、今後取り入れていきたいと考えております。以上です。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  ありがとうございます。  すみません。ちょっと見逃してまして。  あと、ちょっと確認なんですけども、今成人の喫煙率の減少というところで、だんだんと減ってきてはいるものの、またちょっと大きいのかなと。  あと、これには、先ほどいった加熱式たばことかの愛好者も含まれているのかどうか。もしわかれば。 ○委員長(前田千尋)  東英二特定健診課主幹。 ◎特定健診課主幹(東英二)  お答えいたします。  この指標については、特定健診の中の問診票をもとに出しているんですけども、その中でもいわゆる加熱式たばこや電子たばこも含むという形になっていますので、それも含まれた数字になっています。以上です。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  ありがとうございました。  よくわかりました。 ○委員長(前田千尋)  ほかにございませんか。  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  先ほどの飲酒のところでもそうだったんですけれども、喫煙についても、2の未成年者の喫煙をなくすというところで、直近値がアンケートを実施していないということで、判定ができないということでEの評価なしとなっていますけれども、アンケートはまたどういうタイミングでやっていくんでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  宮城京子主査。 ◎健康増進課主査宮城京子)  お答えいたします。  市内中学校、高校へのアンケートにつきましては、最終年度であります令和4年度の最終評価にてアンケートを実施する予定としております。以上です。 ○委員長(前田千尋)  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  わかりました。  中高生がどれだけ正直に答えてくれるかなという、なんか微妙なところだなというふうに思ったんですけれども。わかりました。ありがとうございます。 ○委員長(前田千尋)  ほかにありませんか。  よろしいですか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  次に、がんについて質疑に入ります。  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  がんの検診受診率を見ると、婦人科検診の乳がん・子宮頸がんがすごく受診率が低くなっているなと思うんですけれども、これは何か要因みたいなものはおわかりになりますか。 ○委員長(前田千尋)  伊計哉夫健康増進課主幹。 ◎健康増進課主幹(伊計哉夫)  子宮がんについては、受診の対象者が、25年当時と直近のときとは違っておりまして、まず2年に1回受診という国の指針があるんですけれども、今は偶数年齢の方に限っておりますが、25年当時は2年に1回ということで、去年受診してない方ができる。  だから、偶数年齢とか、今みたいに区切ってはいなくて、2年連続でなければいいという考えだったので、受診する方の母数が増えていくということになっていて、だからこれを単純に当てはめるのはちょっと違うんですけど、やっぱり受診者が下がっているのは確かなんですね。それで、下がっているという判定でDとなっています。 ○委員長(前田千尋)  上原仙子委員。  ちょっと待ってください。  伊計哉夫主幹。 ◎健康増進課主幹(伊計哉夫)  もう1つ、平成27年までは、那覇市のがん検診、5つのがんは国保対象者の方は無料としていました。それが、28年から有料化していることも要因の1つかと思われます。 ○委員長(前田千尋)  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  一応わかりました。ありがとうございます。 ○委員長(前田千尋)  ほかはいかがでしょうか。  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  すみません。私の友人でも特定健診を受けて肺に陰が見つかり、病院へ行ったら既にステージ4だった、脳に転移までしていたという45歳、最近なんですけど、そういうことがあったんですね。
     それで、任意保険、生命保険とか、それに入ってなくて、医療費がかかるじゃないですか。抗がん剤治療とか、いろんな治療。  彼は抗がん剤を使ってないんですけど、薬剤の治験とかでも毎月3万円かかったりとか、脳は温熱じゃない、なんだっけ、そういった、それでもやっぱり7、8万円かかるということで、やっぱり任意保険に入っているべきだったということを我々は知ったんですね。  それを、こうやって発症予防とか、早期発見、相談とかありますけど、そういった保険にも入っておくべきですよということも、役所のほうから市民への提案というのはできないものなんですか。 ○委員長(前田千尋)  東保健所長。 ◎保健所長(東朝幸)  現在、日本は国民皆保険制度でありまして、もしがんが見つかっても、保険の適用内であれば何人たりともちゃんとがんの治療が受けられます。  ただ、今の医療保険で言っているのは自由診療で、現在認められていない自由診療を受ける場合に高額になりますので、しかもまた、高額になっても日本は高額医療がございますので、かなりそういう意味では、医療保険ではなくて、普通の保険に入っていれば大丈夫だと思うんですけども、特に肺がんなどはプラシーボという抗がん剤で、非常に効くんだけれども、高額なお薬等も出ておりますので、ただ、それも保険適用であれば、当然更生医療で認められますので、どうしても、いわゆる保険内で認められている医療以外にもう少しやりたいんだという場合は、医療保険に入られて、それはあくまでも行政側がなかなかそこまで、これはこう言ったら失礼ですけど、いわゆる保険会社が、もしかしたら必要あるかどうかわからないけれども、こういう医療も受けられますということで保険がかかわっておりますので、現在の医療保険を踏み出した部分を行政が進めるというのは、ちょっと難しいかなとは思います。 ○委員長(前田千尋)  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  ありがとうございます。  前に事務局を通して、医療費とかが足りない状況、仕事もできなくなってくるじゃないですか。生活費とかそういったものの扶助がないか尋ねた際に、そういったものもないということを言われたんですね。最低限の手続とか、そういう必要とするのをいただいたんですけど、こういうがんの治療費とか、そういうのを保険でできるという、国保でというのは1回も聞いたことがないんですよ。  なので、やっぱり高額な医療費がかかるということで、その治療を受けれない状態ということだったので、ちょっと参考にですけど。ごめんなさい。  だから、それはいいとしても、保険とか、そういうのというのは、保険会社とかと行政の連携みたいなのはないんですか。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  ほかに質疑ございませんか。  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  新しい目標項目で、精密検査がありますけれども、このがん検診精密検査というのは、最初の検診で要精密検査になった方ばっかりですよね。  その方々で、例えば胃がんが56.8%しか受けていない、それから大腸がんが63.9%、かなり低いんですけども、これが現実なんでしょうけれども、この理由といいますか、何が考えられます。こんなに低いのは。 ○委員長(前田千尋)  伊計哉夫主幹。 ◎健康増進課主幹(伊計哉夫)  胃がんについては、精密検査は、これはあくまで最初の検査はバリウムとしているので、精密検査は内視鏡になります。大腸がんも内視鏡になるので、この件でハードルが高いのかなという気がします。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  内視鏡でやるために、怖いといいますか、体にも負担かかったりするという心配があって、やらないという場合が多いんですか。 ○委員長(前田千尋)  伊計哉夫主幹。 ◎健康増進課主幹(伊計哉夫)  やっぱり大腸がんですと、前日から下剤とか飲んだりしますし、胃の内視鏡についても、口からとか鼻からとか、やっぱりきついところも高齢者とかもありますので、その辺で、ほかのがんに比べると精検受診が低いのではないかと思われます。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  せっかく検診までやって、要精密検査なったのに、そこでストップしてしまうのが、さらにやらないことによって悪化させることにつながるわけですから、ぜひこの値をどうにか上げていただきたいのですが、受診率向上のために何か方法はありますか。 ○委員長(前田千尋)  伊計哉夫主幹。 ◎健康増進課主幹(伊計哉夫)  未受診者については、昨年度、30年度から、なんで未受診なんですかというのを聞き取りしていまして、状況によっては受診勧奨ということで、文書を送付しています。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  わかりました。頑張ってください。 ○委員長(前田千尋)  ほかにございませんか。  下地委員。 ◆委員(下地敏男)  行政が勧めるときに、受診率を高めましょうとか、発見されたら治療ということでありますよね。  民間というんですかね、不幸にしてがんにかかった方々が職場復帰をしたときに、お互いが支え合って、がんにかかった方々が組織みたいなものつくってというのを、どっかで読んだことがあるんですけれども、早期発見、早期治療をやっていく、不幸にしてがんにかかった、そのかかった方々を、今度は行政として支援するような行政の取り組みというのが今ありますか。 ○委員長(前田千尋)  砂川早百合健康増進課主任保健師。 ◎健康増進課主任保健師(砂川早百合)  お答えします。  現在市立病院が、がん検診の拠点病院としてやっておりますので、そちらのほうでサークルのような形で活動をやっておりまして、その自助グループの場所の提供として保健所が活用されています。  あと病院で、今直接的には関係ありませんが、内科でいらした方たちに、大腸がんがことしから無料になっておりますが、来た方たちにも無料で検診が受けられるということのPRをしていただいたり、大腸がん検診、早期発見したら90%以上治るということで言われています。それの講演会を一緒にやったりとか、やっております。 ○委員長(前田千尋)  下地委員。 ◆委員(下地敏男)  とてもいいことだと思いますけれども、一度がんにかかった方が、治療もしながら職場に仕事も続けていく、あるいは休職をして、治療に専念をして、職場復帰までの間、再発におびえたり、あるいはほんとに5年間生存していたら再発もないだろう、いろいろ言われておりますけれども、そうした方々に対する最後の支えというんですかね、最後といったら失礼ですけれども、こういった支援を行政として施策としてやっていく必要があると思うんですけれども、今、砂川主任のお話で、まだまだ私が理解してないものですから、再度知念課長に聞くんですが、もう一度。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  知念功課長。 ◎健康増進課長(知念功)  国の第3期基本計画におきまして、がんとの共生ということで、全体目標として挙げております。  その中で、がんと診断されたときからの緩和ケアの推進や、相談支援及び情報提供、がん患者の就労も含めた社会的な問題への対応ということを挙げていますので、これを参考に、那覇市も国の取り組みを今後検討して、歩調を合わせていきたいなと思っております。 ○委員長(前田千尋)  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  ぜひがんにかかって、ほんとに生きるか死ぬかのがんにかかって、向き合ってきて治療も済んだ。その後、フォローというんですか、ケアも行政としてぜひやっていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑はございませんか。                  (「進行」という者あり) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  次に、生活習慣病について、質疑に入ります。  皆さん、質疑はよろしいですか。  いろいろ指標も用いていますので、その辺も。  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  特定健診の指導の実施率がありますね。これで14ページにありますけれども、45.8%で半分程度しかいませんが、これは皆さま方から文書なりなんなりで連絡して、来てもらう形になるから低いんですか。 ○委員長(前田千尋)  東英二特定健診課主幹。 ◎特定健診課主幹(東英二)  お答えいたします。  特定健診の受診結果から、対象になった方に対して、こちらのほうから文書、電話、来所、また訪問、また結果説明会として会場に来てもらって、地域百何十カ所で年間通して、本庁、首里、小禄でそういう形でやって、実際に段階がありまして、初回の指導から最後終了するまで、途中から市町村転出したりとか、ちょっと連絡がとれなくなったりとかいうのもありますので、最後まで終わられた方のパーセントという形になります。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  要するに1回だけではなくて、何回かやって、その全てこなした人が、この、あ、わかりました。  私も実は、私事ですけれども、何年か前に一度指導を受けたことがあるんですよ。そのときに血糖値が上がっていました。さんざんしかられまして、どなたか覚えていませんけど。それで体重が86あったのが70まで落として、もとにきちんとおさまりました。ありがとうございました。  ぜひ頑張ってください。ありがとうございました。 ○委員長(前田千尋)  ほかにありませんか。
     これで納得で。  ほかにございませんか。                  (「進行」という者あり) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  次に、次世代の健康について質疑に入ります。  どうでしょうか。  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  61ページですけど、一番下、朝食を食べる子どもの割合があって、国、県と比べて低く、成長期である子どもにとってというところがありますけど、学校、家庭、地域、ボランティア団体等、多方面からの取り組みを行う必要がありますとあるけど、こういったのは、実際那覇市で、行政が手伝って何かやっているとかあるんですか。 ○委員長(前田千尋)  宮城京子主査。 ◎健康増進課主査宮城京子)  お答えいたします。  報告書61ページの28行目の、早寝・早起き・朝ごはんの実践の定着に向けてということで、実際、現在学校現場で、県が作成しております次世代の健康づくり副読本ということで、くわっち~さびらというのがあります。健康的な生活習慣を獲得する目的ということで、さまざまな内容がありますが、そちらのほうに、早寝・早起き・朝ごはんというのがありますので、そちらを学校現場で担任の先生が児童に読み聞かせて、それで周知をしているという取り組みや、地域保健課が実施しております、中学校、小学校に向けての思春期教室でも、朝ごはんの重要性とか、そういった健康教育のほうの実施等を行っております。以上です。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  学校の先生なんかから聞くと、朝ごはんを食べない子ども、特にひとり親とか、貧困家庭、特に3日間同じ洋服を着けている子なんか、もうほとんど朝ごはんを食べてないんじゃなくて、食べるものがないということでやっているとか、いろいろやっていて、特にひとり親、夜仕事してて、お母さんがまず朝起きないからというのもあるけど、どういった取り組みとか何かある?  それともう1つは、例えば今無料食堂とかあるじゃないですか。子ども食堂みたいな。ただし昼とか夜とか朝やっているとか、そういったのに補助ができるのかどうか、その辺とかどうですか。 ○委員長(前田千尋)  宮城京子主査。 ◎健康増進課主査宮城京子)  言葉があれですけど、貧困というか、ひとり親だったり、夜お勤めされているご両親がいたり、というところでやると、やっぱり先ほど言った夜型社会というところで、寝る時間が遅いということでやると、朝ぎりぎりまで寝たい、食べるより寝たい。そういうパターンもありますし、朝からちょっと食欲湧かない子もいらっしゃるというところで、実際じゃ何が原因なのかというところは、私たちも気にかけているところなんですが、そちらを具体的な調査というのは行っておりません。  ただ、親が準備できないのか、子どもが食べれないのか、食べたいけど食べれないのかというところの要因はちょっと分析しておりません。  ただ、健康づくりとしましては、朝ごはんをしっかり食べるというところで、脳が活発になって学力にも結びつきますし、身体活動の向上にもつながりますので、家庭、背景、それぞれありますけれども、朝ごはんの準備ができないご家庭に関しては、先ほど言った子ども食堂だったり、そちらのほうは別の主管課になりますので、そちらのほうと朝の展開が可能なのかとか、そういったのは今後少し検討していく必要があるなと考えてはおります。  また、学校側と児童の家庭背景とか、また学校ではなくて保育園、幼稚園も、子どもの朝ごはんの獲得というところで、関係課と連携していきたいと考えております。以上です。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  なかなか家庭に入っていくことが難しいかもしれないんですけれど、その辺は、普通の家庭ではみんな食べているんで、食べきれないのは、子どもが悪いんでなくて、その環境なんで、その辺がうまくできたらなと思います。  ぜひもう少し研究していろいろやっていただきたいのと、もう1点別の件で、同じ61ページの一番上のほうで、中学生を対象に喫煙なんかのをやるというけど、小学生は対象にしないの。 ◎(前田千尋)  宮城京子主査。 ◎健康増進課主査宮城京子)  お答えします。  報告書61ページ1行目にあります飲酒・喫煙が胎児に及ぼす影響について、中学生を対象に思春期教室等を通して普及啓発と書いてありますが、小学校に関しましても、思春期教室を実施しております。そちらのほうで、飲酒・喫煙、また薬物のほうの総合的なもの、体に害があるというところをポイントとした教室を実施しております。以上です。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  ありがとうございました。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  61ページなんですけれども、これの5行目、学校定期健診で標準体重より20%以上肥満傾向の児童(小学校4年生)を対象に小児生活習慣病予防健診を実施し、事後指導を実施しましたとありますけれども、事後指導の後の、結果どうなっているか、1年、2年、もしくはどこの県で、市でしたかね。小学校のときにやって、中学校に入ってまたやるということを聞いたことありますが、事後指導後、何かあるんですか。  どうなったか、結果というのは把握していますか。 ○委員長(前田千尋)  宮城京子主査。 ◎健康増進課主査宮城京子)  お答えいたします。  小児生活習慣病健診につきましては、主管課は学校教育課となっております。そちらのほうからの報告としましては、健診を受けて、この事業は那覇市医師会に委託しております。そちらのほうで夏休み期間に健診を受けて、その後に、再度医師会に出向いて、医師による説明、栄養士による栄養指導を受けております。  そちらのほうで、事業報告を受けており、その後の事業評価、要するにその子がどういう生活習慣になったかというところまでは把握しておりませんけれども、ヒヤリングの情報ではありますが、そこまでは実施はしていないということになっています。  ただし、私たちのところで、健康増進課には栄養士がおりまして、一般栄養相談を毎日、電話相談、来所相談というところで行っておりますので、こちらに栄養士がいます、健診後に何かお困りの点がありましたら、健康増進課にお問い合わせくださいというような、チラシはこちらのほうで会場で配布して、その後の事後フォローとしての事業としての紹介はさせていただいております。以上です。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  今、いろいろなさっているみたいですが、小学校4年生だけではなくて、ほかの自治体のように、小学校と中学校2回やると、それで効果がかなり上がると聞いたことがありますので、もしできるんでしたら、実施していただけたらと思います。以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかにございませんか。  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  次世代を担う子どもたちの健康ということで、課題対策のところで、学校、家庭、地域、ボランティア団体等とありますけれど、親と子どもと学校給食というのが非常に密接なつながりがあると思いますので、宮平栄養士にお聞きしたいんですけれども、給食センターでの保護者に対する栄養指導というのかな、栄養についてとか、あるいは保育所などについても、発達段階にある子どもたちの栄養についてはというような、定期的な何か発刊物というんですかね、この辺がどのようになっているか、まずお聞きしたいですね。 ○委員長(前田千尋)  宮平多賀子主任栄養士。 ◎健康増進課主任栄養士宮平多賀子)  お答えします。  保育園に関しては、給食だよりを通して情報を提供したりしていて、また学校給食のほうでも、毎月献立表に、使われている食材、栄養価のほうも明記されています。  また先ほどと重なりますけれども、次世代の健康づくりということで、こちらを活用して、こちらの中にはもちろん朝ごはんの大切さとか、食べることの大切さも書いていますので、実際の給食給食だよりを通しての実施と、こういう授業を通して食育、親も含めて実施しています。以上です。 ○委員長(前田千尋)  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  授業を通してということになると、子どもたち、児童生徒ですよね。もう1つ、保護者に対してどのようにしてやっていくかというときに、給食センターだよりですか、私も見たことがあるんですけども、イラストがあったり、ほんとに保護者が読みやすいというんですかね、ということもいろいろ工夫していることはわかるんですけれども、子どもたちに、ほんとに食事というのは大切なんだよというようなことの伝え方というのは、もっとやるべきじゃないかなと思っております。  月に1回のお知らせでは、献立表というのは週単位であると思うんですよ。そのときにでもやって、家庭に配るというようなことをやっていくことが重要じゃないかなと思っております。  1カ月単位であるから、1週間単位にしなさいよと言っているわけさ。 ○委員長(前田千尋)  宮平多賀子主任栄養士。 ◎健康増進課主任栄養士宮平多賀子)  主管課が教育委員会ということで、学校給食課のほうになるんですけれども、また保育園のほうはこどもみらい部のほうになりますので、ですけど栄養士もいますので、そちらと連携して、こういう意見もあるよということをお伝えして取り組んでいくのと、私たち健康増進課も、ボランティアの食改さん(食生活改善推進員)と一緒に、親子料理教室とかを通して、そういうバランスのとれた食事とか、普及しておりますので、また今後とも取り組んでいきたいと思います。 ○委員長(前田千尋)  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  ぜひ頑張ってください。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。                  (「進行」という者あり)  よろしいですか。 ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  次に、働き盛り世代の健康については、全ての項目が再掲となっておりますので、質疑は行わず、次に進むことにご異議ございませんか。                 (「異議なし」という者あり) ○委員長(前田千尋)  よろしいですね。確認いたしました。  ご異議なしと認め、次の項目に進みます。  それでは次に、高齢者の健康について質疑に入ります。  どうでしょうか。  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  18カ所にということで、地域包括センターが増えましたよね。その包括支援センターが増えたこととのかかわりで、高齢者の皆さんの健康維持に役立つ、なんかこの指標と項目との関連でご説明できるところがありますでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  宮城京子主査
    健康増進課主査宮城京子)  市内18カ所、地域包括支援センターが設置されております。そちらのほうでは、介護予防教室を実施しておりまして、介護予防の細かい分野でいいますと、栄養だったり、運動だったり、歯だったり、認知予防だったりということがあります。  内容としましては、運動という内容が大きくウェイトを占めておりまして、お家の中で立ったり座ったりとか、そしてまた踊りながら体を動かすというところの内容とか、さまざまな地域に合った介護予防教室を展開していると聞いております。  そちらの中で、県のデータにはなるんですけれども、4番の日常生活における歩数の増加というところとか、那覇市も地域包括支援センターを設置しておりますが、県内市町村、地域包括支援センターは設置しておりますので、県の担当者も地域包括支援センターの介護予防教室、また地域での拠点、集いのひろばとか、さまざまな取り組みをしております。そちらのほうからの影響ではないかという担当者とやりとりしたのが、この項目に当たります。  また、1番の介護認定を受けない元気な高齢者の増加ということで、地域ふれあいデイサービス事業があります。こちらのほうも介護予防教室で、市内128カ所の部分で展開をしております。そちらのほうで、地域の65歳以上の高齢者の方たちが、ゆんたくをしながら体操をして、笑顔で帰るというところの部分も、どんどん地域に必要だということで増加しているというところが、現状から出てきた統計かなと思っております。以上です。 ○委員長(前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  わかりました。  先ほどもあった、気づき、つながり、そういうふうな役割で、ちゃーがんじゅう課とも連携して頑張ってください。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  ありがとうございます。  68ページの3の1ですね。ふれあいデイサービス事業運営協議会の組織数、これが今、112カ所から128カ所になりましたよということで、最終的には171カ所にしたいということですけれども、組織数は増えていますけど、実際の利用者数というのはどのようになってるんでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  宮城京子主査。 ◎健康増進課主査宮城京子)  お答えいたします。主管課のちゃーがんじゅう課から、毎年、健康づくり取り組み状況を報告していただいている資料からご報告させていただきます。  平成30年度、128カ所の会場で、延べ7万8,017人の高齢者が参加していると報告を受けております。以上です。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  増えてるかどうか。 ○委員長(前田千尋)  宮城京子主査。 ◎健康増進課主査宮城京子)  その数につきまして、平成28年度と比較しますと、平成28年度が、会場が123カ所でした。7万651名の実績で、平成30年度の数としては、増加しているという状況です。以上です。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  ありがとうございます。会場が増えて、参加者が増えているということがわかりました。ありがとうございます。  あと、こちらの3番ですね。低栄養素傾向の高齢者の割合増加の抑制というところですけど、今、65歳以上となっているんですが、多分これは、私の祖母とかを見ていると、私の祖母は90なんですけど、10年前、もしくは90だから25年前と比べると、やっぱり体つきも変わってきます。  今、特養にお世話になっているんですけれども、ちゃんと食事はとっているはずなんですが、健康状況も確認していただいていますので、特にちょっと弱っているとかというのも余り見受けられないんですが、痩せている、もう確実に痩せているんですね。  なので、お年を召せば召すほど、あくまでもBMIなので、これは体重ベースですよね、なので、そこは低栄養素といっていいのかどうかというのもわからないのが1点と、それと、やっぱり年齢区分ですよね。多分65歳のときのBMI20以下と、多分90歳のときのBMI20以下というのはちょっと質が違うのかなという感じがします。  なので、このくくりがいいのかどうか、また65歳以上でくくっているその理由を教えてください。高齢者という意味だとは思いますけれども。 ○委員長(前田千尋)  宮城京子主査。 ◎健康増進課主査宮城京子)  お答えします。  まずこの65歳以上というところで、定義が65歳以上を高齢者というところがありますので、そちらのほうで設定しているのと、この項目は、県と国も増進計画で同様な項目を設定しております。なので、比較をするというところで、同じ指標を、市の健康増進計画も設定しているというところの目標設定の理由となっております。  データソースとしましては、国保特定健診及び長寿健診からの高齢者の状況ということでとっており、それが目安として、たんぱく質、エネルギーが不足した状況というのが低栄養の定義ではありますが、健康づくりの目標の指標としてはたんぱく質、エネルギーをまた検査しないといけないという手間もありますので、簡単な目安としてとれる指標として、体重でBMI20以下として、目安として設定をし、また国、県と合わせるっていう意味で設定しております。以上です。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  わかりました。国と県との比較をするという意味で、この指標になっているというのはわかったので、長命になっていけばいくほど、多分この傾向って顕著になるんじゃないかなと思っています。  なので、例えばほんとに数値が上がったからということで、これが非常に悪化しているのかというところはどうなのかなというふうに感じましたので、比較の数値ということであれば納得です。  わかりました。ありがとうございます。 ○委員長(前田千尋)  ほかにありませんか。  東保健所所長。 ◎保健所長(東朝幸)  高齢者のBMI20以下というのは、実はBMIは22.5が最も長生きをするというようなデータが出ておりますが、残念ながら肥満の人たちは死亡率が上がっていくんですけれども、特に男性ですけども、BMIが下にいくと逆に死亡率が上がってしまうという科学的根拠がございまして、やはりほどほどの体重、身長が一番長生きで、それよりも痩せすぎでも太りすぎでも死亡率が上がるという科学的根拠があるデータがこの指標に含まれていると思われます。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  先ほど地域ふれあいデイサービスの参加人数がありましたけれども、69ページの25行目、これは介護予防教室なんですかね。市内700カ所とありますけれども、うちの母親が週に1回、ものすごい元気ではあるんですけど、一番うちで運動してしてますけれども、利用しているみたいなんですが、ふだんの同じ場所を利用しての老人模合はたくさん来るらしいですが、この教室には3、4名しか来ないよと言ってましたけれども、大体この700カ所で利用している方というのはどの程度いらっしゃいますか。これはまたあれが違うんで、数だけでもわかりますか。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  宮城京子主査。 ◎健康増進課主査宮城京子)  お答えします。  集いのひろばに関しましては、介護予防教室だけではなくて、集まってゆんたくして、お茶飲んで帰るという、高齢者の方はきょう行く場所も大事ということで、介護予防の教室だけではなくて、集いのひろばというところで700カ所、ちゃーがんじゅう課は包括支援センターを拠点として増設していると聞いております。  そこの実際の参加延べ人数については、すみません、報告書としては明記はありません。  なんですが、さまざまな教室だったり、ゆんたくしたりというところを含めて、700カ所というところで報告を受けております。以上です。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  うちの母親が行ってるのは、そこでなんか運動もするみたいですけど、だから来ないんですかね、皆さんね。3、4名来たらしいんですよ。  わかりました。ありがとうございました。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  さっきのふれあいデイサービスの件で、数値のほうに、先ほどお答えいただいた、これは多分参加延べ人数だと思うんですけれども、延べ人数の推移も多分記載されたほうがいいんじゃないかなという気がしますので。  もう1つは、同じ人が何回も行っているのか、それとも実数が増えたのかというところも、もしわかればあったほうがいいかなと。  要は回数が増えたから、元気な人は、あっちも楽しい、こっちも楽しいと行く可能性もあるので、ちょっとその辺が気になるんですけれども、いかがですか。 ○委員長(前田千尋)  休憩。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  宮城京子主査。 ◎健康増進課主査宮城京子)  こちらの主管課はちゃーがんじゅう課ではあるんですけれども、通うに当たって名簿登録をしていると聞いております。保険の関係があります。  これはちゃーがんじゅう課が主管課ではありますが、委託事業で、社会福祉協議会さんが実施しております。そちらのほうで、高齢者が通うに当たっての安全的な観点から、保険の登録をしていると伺っております。  その際に名簿を作成しているので、そちらのほうで実人数の把握というのは可能かなと思いますが、そちらの部分で、今、報告としてはこちらは把握はしておりません。  ただし、この方があっちの会にも行ってる、こっちの会にも行ってる、名前が重複している、だけど保険は1回というところで、そちらの事務的なものもあるというところはちょっと伺ってはいます。以上です。  地域ふれあいデイサービスの会場の増加だけではなくて、延べ人数の増加としまして、今後目標項目に入れるのは、今後検討させていただきたいと思います。以上です。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  ありがとうございます。 ○委員長(前田千尋)  ほかにございませんか。
     上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  ちょっと基本的なところをお聞きするんですけれども、2のロコモティブシンドローム(運動器症候群)というのが、この文章の中にも何度か出てきますけれども、それの簡単な説明、どういったことなのかというのを教えてください。 ○委員長(前田千尋)  宮城京子主査。 ◎健康増進課主査宮城京子)  お答えいたします。  最後のほうに用語集を設置しております。そちらのほうで84ページをご覧になっていただけたらと思います。  26行目、ロコモティブシンドローム(運動器症候群)となっておりまして、骨、間接、筋肉などの運動器の衰えで、一人で立ったり歩いたりすることが難しくなること、あるいはそうなる可能性が高い状況のことをいうとなっております。以上です。 ○委員長(前田千尋)  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  わかりました。  すみません。そこをちょっと見てませんでした。 ○委員長(前田千尋)  ほかにありませんか。  よろしいですか。                  (「なし」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  次に、健康を支え、守るための社会環境の整備について質疑に入ります。  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  ご苦労さまです。  企業や団体の協力整備ということだと思うんですけども、1番の39団体というものは、小規模でいうとこのぐらいの団体から、大規模でいうとこのぐらいの団体とかということがわかるんでしょうか。  それから、同じように2番目の事業所についても、先ほど50人以上の解釈でいろいろありましたように、その規模みたいなことがわかればご説明お願いします。 ○委員長(前田千尋)  宮城京子主査。 ◎健康増進課主査宮城京子)  お答えいたします。  1番の健康づくり市民会議の参加団体が、30年度は39団体ございます。  その構成としまして、医療、保健の団体、そこでは医師会だったり、市立病院というところの団体が登録されております。また地域、福祉関係者ということで、自治会連合会、連合会という大きな組織で入っております。あと社会福祉協議会、あと学校関係者ということでPTA連合会、あと大学ということで看護大学、沖縄大学ということで、委員のご質問にある大きい小さいというのはちょっとお伝えしにくいので、構成メンバーをお伝えさせていただきます。  企業に関しましては、サンエー、リウボウストア、ファミリーマート、ローソン沖縄、あと沖縄ツーリストが登録していただいております。あとボランティア団体も、健康づくり推進員、食生活改善推進委員、母子保健推進員というボランティア団体も入っております。  民間団体としまして、ウォーキング協会と沖縄県飲食業生活衛生同業組合、マスコミのほうではタイムス、琉球新報、行政としまして那覇市、教育委員会、水道局というところのメンバーで39団体構成しております。  2番目の健康づくりに取り組む市内事業所の部分に関しましては、こちらのほうは5人以上99人以下の事業所を対象に、健康づくりに取り組むというところの支援事業を展開しております。こちらのほうは28年から30年ということで、28事業所が健康づくりに取り組んでいるというところです。  こちらは10万円の助成金を企業にお渡しして、約1年間、企業でそれぞれの事業計画を立てていただいて、血圧測定器を買ったり、また皆さんでウォーキングするマットを買ったりとか、いろんな健康に関するものを購入、準備をしていただいて、健康づくりに取り組んでいただくという事業で、3年間で実績28事業所となっております。99人以下の事業所を対象に事業展開している項目となっております。以上です。 ○委員長(前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  かなり社会的に大きな責任と役割を持っている企業や団体が参加しているとわかりました。すごい取り組みだなあと思います。頑張ってください。 ○委員長(前田千尋)  ほかにございますか。  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  4番目に、保健ボランティアによる健康づくり活動の増加ということで、読んでいくと、実際どういう活動をしたかということを、具体的に数値としてあらわすことは難しいということがあるんですけれども、推進員の皆さんの人数とかというのは、健康づくり推進員と、それから食改(食生活改善推進員)のがありますけど、そういう人数を示すというのはそぐわないんでしょうかね。どうなんでしょう。 ○委員長(前田千尋)  宮城京子主査。 ◎健康増進課主査宮城京子)  お答えいたします。  こちらを今回評価するときに、最初は人数で評価しようかというところで事務局でちょっと検討させていただきました。なんですが、人数だけではなくて、しっかり活動内容を見て評価すべきじゃないかというところで議論になったんですが、それを計算式に落とし込むことも困難でありましたので、今回、Eという判定をさせていただいております。  今後は、ボランティアさんの活躍は私たちにとってとても心強い存在でありますので、地域での活動を、毎年同じ活動ではなくて、新しいところで市民に合った活動を展開していただくように、連携というか、やりとりをして、そこを見れるような取り組みを今後考えていきたいなと考えております。  ちなみに人数に関しましては報告させていただきたいと思うんですが、健康づくり推進員は30人、食生活改善推進員は86人、母子保健推進員は26人の登録となっており、入るんですけどなかなか活動されない推進員もいたりとか、またおやめになったりという、ちょっと流動的ということもありまして、人数での評価というのは考えておらず、今後活動の中での評価を考えていきたいと思っております。  すみません訂正です。母子保健推進員は29人です。申しわけございません。 ○委員長(前田千尋)  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  流動的というところでは、数字を出すのは難しいんだなということもよくわかりました。  どちらの団体さんも、やっぱり活動している方たちのちょっと高齢化とか、そこら辺もあるかなと、若い人たちがなかなか入ってこないというのをちょっと聞いたことがあるので、ここでは数字は出てこないんですけれども、活動を広く展開していくという意味では、ちょっとそこら辺も意識して取り組まなければいけないのかなというのを、ちょっと感じたところです。はい、以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかにありませんか。  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  すみません。ちょっと文言の確認なんですけど、エプロンシアターというのはどんなことをするのか、教えていただけませんか。 ○委員長(前田千尋)  宮城京子主査。 ◎健康増進課主査宮城京子)  お答えいたします。  エプロンシアターに関しましては、食生活改善推進員さんが行っています。実際の活動内容としましては、保育園に出向いて、エプロンを買って、あけて、赤、黄、緑ということで、それぞれの栄養素、バランスよく食べましょうところをわかりやすく、子どもたちに遊び感覚で、楽しみながら、その媒体を使って周知活動を行っているのがエプロンシアターという活動となっております。以上です。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  わかりました。エプロンをステージにして、それでこういろんなお話を子どもたちにするということですね。  なるほど、わかりました。ありがとうございます。確認でした。 ○委員長(前田千尋)  ほかにございませんか。                  (「進行」と言う者あり)  休憩します。 ○副委員長(新垣淑豊)  再開します。  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者退室) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  これより議員間討議に入ります。  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  引き続き議員間討議に入ります。  ご意見ありませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので討議を終了いたします。  それでは、本日の質疑を受けて、あすの所管事務調査にて実施する健康なは21(第2次)中間評価報告書(案)の中から、再度調査したい部分について、休憩して協議いたします。  休憩いたします。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  休憩中に協議したとおり、あすの所管事務調査にて実施する、健康なは21(第2次)中間評価報告書(案)からは、特に実施したいとありませんでしたので、そのようにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(前田千尋
     ご異議なしと認め、そのように決しました。  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  以上をもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。  あすも本日同様、午前10時から常任委員会を開催し、所管事務調査、陳情の取り扱い、閉会中継続審査申出、議会報告会委員会テーマの確認を行いますので、ご参集ください。  これにて散会いたします。                             (午後2時45分 閉会) ───────────────────────────────────────  那覇市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。   令和元年(2019年)9月26日    厚生経済常任委員長 前 田 千 尋...