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  1. 那覇市議会 2019-09-26
    令和 01年(2019年) 9月26日都市建設環境常任委員会(都市建設環境分科会)−09月26日-01号


    取得元: 那覇市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-01
    令和 01年(2019年) 9月26日都市建設環境常任委員会都市建設環境分科会)−09月26日-01号令和 元年 9月26日都市建設環境常任委員会都市建設環境分科会都市建設環境常任委員会都市建設環境分科会)記録                        令和元年(2019年)9月26日(木) ─────────────────────────────────────── ●開催日時  令和元年(2019年)9月26日 木曜日 開会 午前10時00分                    閉会 午後3時07分 ─────────────────────────────────────── ●場所  都市建設環境委員会室 ─────────────────────────────────────── 予算分科会 1 決算審査 (1)認定第1号 平成30年度那覇市一般会計歳入歳出決算中関係分 2 議員間討議 常任委員会 1 請願・陳情審査 (1) 請願第1号 那覇市の泊漁港内にある「泊いゆまち」周辺における野良猫に対する「さくら猫不妊手術事業」について、継続及びその後のさくら猫の管理に関して(請願)
    (2) 陳情第96号 松尾東線 第一牧志公設市場北口前 公共ごみ箱・ごみ集積場設置に関する陳情書 2 議員間討議 3 請願・陳情の取り扱いについて 4 第13回議会報告会の報告内容について 5 行政視察について ─────────────────────────────────────── ●出席委員  委 員 長 前 泊 美 紀   副委員長 當 間 安 則  委  員 多和田 栄 子   委  員 古 堅 茂 治  委  員 大 城 幼 子   委  員 吉 嶺   努  委  員 清 水 磨 男   委  員 大 浜 安 史  委  員 仲 松   寛   委  員 粟 國   彰  ─────────────────────────────────────── ●説明のため出席した者の職、氏名  徳 嶺 克 志   環境部副部長兼環境政策課長  大 嶺   毅   クリーン推進課長  辺土名 朝 次   クリーン推進課室長  神 谷 直 樹   環境保全課長  川 満   実   廃棄物対策課長  比 嘉 博 文   環境衛生課長  高 宮 修 一   なはまち振興課長  狩 俣 輝 夫   第一牧志公設市場建設室長 ─────────────────────────────────────── ●職務のため出席した事務局職員の職、氏名  當 間 順 子 議事管理課長  喜屋武 太 一 議事管理課主査  山 城 泰 志 調査法制課主査 ───────────────────────────────────────                             (午前10時00分 開会) ○委員長(前泊美紀)  おはようございます。  委員会を開会する前に、本日の出欠状況についてご報告申し上げます。  委員会定数10名中、出席10名となっております。  以上、ご報告申し上げます。 【予算決算常任委員会都市建設環境分科会】 ○委員長(前泊美紀)  定足数に達しておりますので、これより都市建設環境常任委員会分科会を開会いたします。  まず、審査日程についてお諮りします。  お手元に審査日程(案)を配付してありますので、休憩をして協議したいと思います。  休憩します。                (休憩中に審査日程について協議) ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  審査日程については、休憩中に協議しましたとおり進めることにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(前泊美紀)  ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入室) ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  これより、審査に入ります。  初めに、認定第1号、平成30年度那覇市一般会計歳入歳出決算中、環境部環境政策課関係分についてを議題といたします。  それでは、徳嶺克志副部長兼環境政策課長、説明をお願いします。 ◎環境部副部長兼環境政策課長(徳嶺克志)  ハイサイ。おはようございます。  認定第1号、平成30年度那覇市一般会計歳入歳出決算中、環境部環境政策課関係分について、お手元にお配りした説明書でご説明いたします。  1ページ目をお願いいたします。  まず、歳入でございます。  16款財産収入の1項3目7節環境保全・創造基金収入として、7,647円ございます。  横軸のほうに予算現額、調定額、収入済額とありますが、収入済額のほうが収入額となっております。  環境保全・創造基金収入として7,647円。  同じく13節の一般廃棄物処理施設建設等基金収入として966円の収入がございます。  これはそれぞれ環境保全・創造基金条例、一般廃棄物処理施設建設等基金条例に基づき設置されている基金からの利息収入でございます。  次に、18款繰入金の2項8目1節の環境保全・創造基金繰入金。これで108万円の収入がございます。  この基金は市民の環境に配慮した取り組みを支援するために設けられているもので、平成30年度は環境政策課の実施する住宅用省エネ設備に対する補助事業に61万7,500円、環境保全課の実施する雨水や井戸水利用施設の設置・修繕に対する補助事業に46万2,500円を充当しております。  次に、20款諸収入の5項4目4節衛生費雑入でございます。  これは環境省が推進する地球温暖化対策のための賢い選択、いわゆるCOOL CHOICE事業というものですけれども、これに関連して一般財団法人環境イノベーション情報機構から那覇市の実施するクールチョイス啓発事業に交付される補助金でございます。  これはもともと環境省の補助金でございますが、環境省の補助金を一度、環境イノベーション情報機構が受けまして、そこから市庁舎に交付されるという仕組みになっております。232万2,000円の交付を受けております。  歳入は以上でございます。  次のページをお願いいたします。2ページ目です。  歳出でございます。  歳出は、執行率、不用額の比較的多いものを中心にご説明いたします。  縦軸に事業名、横軸に予算現額、支出済額、不用額等々になっております。  第4款衛生費の1項3目、事業ナンバー09の環境審議会でございます。これは附属機関である環境審議会の運営に係る経費でございます。  12節役務費の執行がゼロになっておりますけれども、これは、これまで外部にお願いをしておりました審議会の議事録作成を内部職員で実施したことにより不用となったものでございます。  次に、事業ナンバー10のISO14001推進事業でございます。  ISO14001は、サービスの提供や製品の製造などの組織の活動が環境への負荷を最小限にするよう定めた国際規格でございます。この認証を取得した組織は、地球環境に配慮した組織活動を行っていると認められることになります。那覇市は平成15年度から継続して認証を取得しております。  本事業は事務局である環境政策課において必要な非常勤職員の報酬及び外部機関による認証審査の受験に係る費用等でございます。  次に、ナンバー24の一般事務費でございます。  これは環境部政策課の事務全般を円滑に実施するための経費でございます。  細節03の職員手当等に15万6,258円の不用額がございますが、これは職員の時間外勤務の実績による不用額でございます。  それと細節09の旅費、これは早割航空運賃の利用等により経費を軽減できたことによる不用でございます。  11節需用費は、備品等の修繕が発生しなかったことによる不用でございます。  次のページ、お願いいたします。  ナンバー25の団体負担金でございます。  団体負担金は、那覇市地球温暖化対策協議会に対する負担金でございます。40万円でございます。この団体は、地球温暖化対策の推進に関する法律第40条に規定する、地球温暖化対策地域協議会に相当するもので、市民、事業者、そして行政機関等の協働により那覇市地域における地球温暖化対策の推進を図ることを目的に、平成20年7月に設立をされております。  協議会は目的に賛同する市民、市民団体、事業者、行政機関等を会員としており、現在40の事業者、14の団体、個人が加入をしております。  次に、5目地球温暖化対策費事業ナンバー01、温暖化対策啓発事業でございます。  この事業は、広く市民に対して地球温暖化対策の必要性を啓発する事業でございます。出前講座などの主催事業や各種関連イベントへの参加、環境推進員─エコライフサポーターと言いますけれども、これらの活動などに要する経費でございます。  03節の職員手当等に14万844円の不用額がございますが、これは昨年度、環境フェア、沖縄県の環境フェアですけれども、奥武山で開催予定でしたけれども、これが台風のために中止になりました。そのことによる職員の時間外勤務の実績による不用額でございます。  次に、事業ナンバー02の那覇市住宅用省エネ設備導入促進助成事業でございます。  本事業は、太陽熱温水器やエコキュート、これは電気と空気の熱を利用してお湯を沸かす給湯器でございますけれども、これらを設置する市民に対して補助を行うものでございます。支出済額が61万7,500円、不用額が13万2,500円、執行率が82.3%でございます。  次に、事業ナンバー03、CO2排出削減促進事業クールチョイス啓発事業)でございます。  クールチョイスとは、環境省が進めております省エネ低炭素型の製品への買いかえであるとか、サービスの利用、ライフスタイルの選択など、地球温暖化に資する賢い選択を進めていこうという取り組み、国民運動でございます。  平成30年度の那覇市のCO2排出削減促進事業は、一般財団法人環境イノベーション情報機構からクールチョイス啓発事業補助金の100%の補助の交付を受けまして、バス、モノレールでのクールチョイスPR事業を展開いたしました。  バスでは、市内全路線79台ございますけれども、79台へのポスターの掲示。モノレールでは車内全体をクールチョイス啓発広告で埋め尽くす、車内ジャック広告などを行いました。  次に、11目那覇市環境保全・創造基金費、事業ナンバー01の那覇市環境保全・創造基金積立金でございます。
     基金から生じた7,647円を基金に積み立てております。  最後に、04目一般廃棄物処理施設建設等基金費事業ナンバー01、一般廃棄物処理施設建設等基金積立金でございます。  これも同様に、基金から生じた利息966円を積み立ていたしました。  以上、環境政策課分の説明を終わります。  ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○委員長(前泊美紀)  これより質疑に入ります。  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  最初に、団体負担金で那覇市地球温暖化対策協議会、前年度に比べて10万円少ない額で、30年度は40万円で補助金で事業を行っています。29年度に比べて30年度の事業、この10万円減ったことによる影響というのはあったのかどうか伺います。 ○委員長(前泊美紀)  徳嶺課長。 ◎環境部副部長兼環境政策課長(徳嶺克志)  地球温暖化対策というのは、世界的に必要なこと。昨日も国連等のニュースがありますけれども、これにつきましては収入の大部分が、半分くらいが那覇市の負担金を占めております。  それが減額をされるということで、これにつきましてはかなり事業の制限というか、そういうものを受けますけれども、会員の活動によって10万円の不足の分につきましては何とか対応ができているのかなと思います。 ○委員長(前泊美紀)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  国連の地球温暖化対策サミットでスウェーデンの16歳の少女がすばらしい発言をして、今、全世界的に大反響が起きています。  そういう中で、この対策をいかに強化していくかということが求められていると思うんだけど、それとの絡みで那覇市住宅用省エネ設備導入促進助成事業、これも市民から24件の申請がありながら、その半分、12件しか対応できないという状況です。  市民の関心が高まってそうやっても行政が対応できないというところで、いわゆる不平等を与えているわけですよ。そういうことについてどう考えているのかということと、これはもうニーズに合わせて予算を増やすべきじゃない。お答え願えますか。 ○委員長(前泊美紀)  徳嶺課長。 ◎環境部副部長兼環境政策課長(徳嶺克志)  ご指摘のとおり、24件の申し込みがありまして12件、半数しか補助ができていないということがございます。  これは基金を財源としておりまして、100%基金で運用しておりますが、基金の積み増しであるとか、そういったことがもしかしたら必要になる。  主管課としては市民のニーズに50%しか応えられていないという状況がありますので、何とか関係課と調整をして、より市民のニーズに応えられるようなことにしていきたいと思っています。  また、市町村でできる対策というのはやはり限られてはいるんですけれども、那覇市のCO2の排出の主なものが家庭からの電力になります。大きな産業、工場とか、そういったものがないところなのでどうしても家庭での排出量が多くなっておりますので、クールチョイス事業も含めて、そういった家庭の取り組みの啓発をしていきたいなと思います。 ○委員長(前泊美紀)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  国連の16歳の少女の叫びも、こういう重大事態というのをわかっていながら対策をとらないことに対する怒りがにじみ出ていました。  だから、環境保全というのは非常に大事な任務だけど、いわゆる予算をかける必要があるのに予算をかけないで済むポストというのかな。そういうところにあるので、これは環境に対する認識をいかに高めるかということが非常に大事だと思うんだけど、これは市の企画財務なども一番削りやすい部署が環境部だと私は思っています。だからそういう環境部のもっと重要な役割を主張して、予算を奪い取るという強い決意で臨んでほしいと思います。  この決意まで伺って終わりましょうか。 ○委員長(前泊美紀)  徳嶺課長。 ◎環境部副部長兼環境政策課長(徳嶺克志)  実は個人的なことですけれども、私はクリーン推進課にいたんですけれども、4月に環境政策課に来て、このトゥーンベリさんのニュースもインターネットで何回か拝見しました。非常に感動しました。感動するとともに非常にこれでいいのかというような思いも強く持ちました。  ぜひ次年度の予算等に向けては関係部局と調整をして、よりよい予算編成ができるように取り組んでいきたいと思います。 ○委員長(前泊美紀)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  全世界的なプラスチック問題もあります。そういう面で環境の対策は非常に大事なので、頑張ってください。終わります。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。  大浜委員。 ◆委員(大浜安史)  執行率が100%でありますCO2排出削減促進事業クールチョイスです。この委託料ですけど、どこに委託しているの。さっきの話ではポスターとかいろいろ説明があったんですが、具体的にちょっと内容だけ。 ○委員長(前泊美紀)  又吉明彦環境政策課主幹。 ◎環境政策課主幹(又吉明彦)  株式会社アカネクリエーションという事業者でございます。 ○委員長(前泊美紀)  大浜委員。 ◆委員(大浜安史)  内容を聞くと、そういったポスターとか掲示広報活動を各掲示しているという内容だったものですから、その程度だったら委託する必要はあるのかなという気もしたんですが、これは入札でやっているのかな。それとも継続、どうなんだろう。 ○委員長(前泊美紀)  又吉主幹。 ◎環境政策課主幹(又吉明彦)  制限付一般競争入札で行っております。 ○委員長(前泊美紀)  大浜委員。 ◆委員(大浜安史)  参考までに、何社ぐらいやって終わったのかな。3社とか4社とか。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  又吉主幹。 ◎環境政策課主幹(又吉明彦)  アカネクリエーション1社になっております。 ○委員長(前泊美紀)  大浜委員。 ◆委員(大浜安史)  幾つかあれば競争が働くわけなんですが、今説明の中でモノレールとかバスとか、そういう掲示広報活動はいいことなんですが、具体的に学校関係とか、そういったところにもやっているのかどうか、その点、連携とりながら。 ○委員長(前泊美紀)  徳嶺課長。 ◎環境部副部長兼環境政策課長(徳嶺克志)  クールチョイス事業の中では予算化して取り組んではおりませんけれども、それ以外の部分でお金をかけずに出前講座を実施したり、公民館の講座等に相乗りをするとか、そういった形で予算自体は表には出ておりませんけれども、そういった取り組みは行っております。 ○委員長(前泊美紀)  大浜委員。 ◆委員(大浜安史)  今のクールチョイス出前講座、公民館ということであったんですが、先ほど学校関係と言ったんですけど、学校でも総合学習とかああいう形で招かれることもあると思うんですが、そういう形ではやっていないのかな。 ○委員長(前泊美紀)  徳嶺課長。 ◎環境部副部長兼環境政策課長(徳嶺克志)  平成30年度は出前講座として識名小学校とさつき小学校へ出向きまして、実施をしております。 ○委員長(前泊美紀)  大浜委員。 ◆委員(大浜安史)  なるほど。わかりました。先ほど古堅委員が言っていましたが、サミット、環境問題でかなり世界的な話題が出ていますので、今後ともしっかり環境教育に頑張ってもらいたい。広報を含めて、よろしくお願いします。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。                  (「なし」と言う者あり) ○委員長(前泊美紀)  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。
     次に、クリーン推進課関係分についてを議題といたします。  大嶺毅クリーン推進課長、説明をお願いします。 ◎クリーン推進課長(大嶺毅)  これよりクリーン推進課、30年度決算の説明を行います。  まず、決算を説明する前に昨日このA3の資料をお配りしていると思いますが、クリーン推進課のほうでは、平成29年度より大規模な擁壁工事と下水道放流に伴う整備工事を行っております。ですので、この2つを先に説明させていただきたいと思います。  まず、こちらのA3の用紙の1番です。  こちらが敷地内道路擁壁補強対策事業でございます。  資料は工事箇所の地図と擁壁の現状写真、そして、工事が完了した部分の写真でございます。  工事箇所は開邦高校側の入り口からクリーンセンターへ侵入する道路に面する擁壁部分で、3回に分けて行う補強工事でございます。  まず、資料の真ん中あたりの図面をご覧ください。  中央付近の小さい丸のほう、こちらが平成28年度に崩落した部分でございまして、平成29年度に工事完了しております。そして、右側の@の部分については、平成29年と30年度に補強工事を実施し、施工を完了しております。  両サイドAとBの部分については、平成30年度に施行する予定でありましたが、工事設計の段階で地盤が安定していることが確認されたため、これまでに行った工法ではなく既存の擁壁の強度を高める工法へ変更したため、AとBの工事については今年度に予算を繰り越ししております。  同補強工事につきましては来月10月より工事を開始し、年明けの2月までには完了する予定でございます。  続いて、資料の2枚目をお願いします。  資料2、浸出水下水道放流事業について説明いたします。  まず、浸出水とは、旧最終処分場の地中から染み出てきた汚水のことを言います。右手の航空写真の中央にあります黄色い点線部分が旧最終処分場になります。こちらには旧工場で燃やすことのできなかったごみが埋められておりまして、こちらのごみの中を通った水は右下の浸出水調整池へ集められ、薬剤による水処理を行い河川へ放流しておりました。  今回の放流事業は、写真上部の鳥堀12号線、開邦高校側の前の道です。そちらの道が石嶺方面へ開通することになったことで公共下水道へ接続することが可能となり、浸出水を直接下水道へ放流する条件が整ったため、施設内の整備を行っております。  整備の内容といたしましては、まず1点目に、鳥堀12号線にある公共下水道までの送水管の新設工事。これは赤線部分が送水管になります。  2つ目に、下水道の高さまで引き上げるために必要なポンプの設置工事。ポンプ自体は調整池のほうに設置しております。  3つ目に、浸出水を溜める調整池に雨水が入らないように屋根を設置する工事でございます。  送水管とポンプ設置工事については、平成30年度に設置を終えております。調整池の屋根設置工事につきましては、今年度5月に完了しております。  資料の左手にあります写真は、上のほうが屋根を設置する前の調整池の状況です。下が屋根を設置後の写真でございます。  調整池の大きさは縦50メートル、横25メートル、深さが5メートルとなっております。イメージ的には奥武山のプールの広さで5メートルの深さがあるという感じです。  工事完了後、下水道放流に必要な手続きも終えたため、7月からはこれまでの河川放流から公共下水道への直接放流へ切りかえております。  以上、主な事業概要を説明しましたが、これからはこちらの那覇市一般会計歳入歳出決算書をもって説明させていただきます。  環境部クリーン推進課分については4ページから17ページになります。  まず、4ページをお開きください。  金額の大きいものについてご説明いたします。  まず、12款分担金及び負担金の細節01、し尿等下水道放流施設維持管理負担金でございます。  これは浦添市伊奈武瀬にあります那覇市し尿等下水道放流施設の負担金でございます。下水道の汚泥を処理するための費用及び施設管理費として那覇市上下水道局から負担金を受けております。  次に、13款使用料及び手数料中の2項3目2節、細節04、し尿処分手数料でございます。  こちらは、先ほどのし尿等放流処理施設へ持ち込まれる仮設トイレの汚泥や、家庭などの汲み取り式トイレのし尿や、浄化槽から出る汚泥の処理に係る手数料収入でございます。処理量による実績でございます。  次に、15款県支出金、沖縄県市町村磁気探査支援事業補助金でございます。  こちらは敷地内道路擁壁補強対策工事に伴う磁気探査事業として予算を計上しておりましたが、工事設計の段階で磁気探査の必要のないもたれ式の補強工事へ変更となったため、磁気探査分の補助金収入はなしとなっております。  次に、5ページをお願いいたします。  20款諸収入の5項4目4節衛生費雑入の細節01、資源ごみ収益金でございます。  こちらは一般家庭から排出された紙類や空き缶などの資源化物を売却した収益金でございます。4,795万9,405円の収入でございます。  その1つ下、細節04の有償入札拠出金でございます。  これは一般家庭から収集したペットボトルを売却した収入でございます。市が収集した使用済みペットボトルは、公益財団法人日本容器包装リサイクル協会に提供することで再商品化を進めております。同協会に提供したペットボトルは再商品化事業者に入札で有償売却され、その売却益が市町村に分配される仕組みとなっております。ペットボトルの再商品化による有償拠出金収入は、3,229万9,244円となっております。  次に、6ページをお願いします。  細節25の資源ごみ収益金(滞納繰越分)でございます。  こちらは平成27年度に古着や古布を買い取る業者が倒産したことにより、平成27年7月から9月までの古布の売却収入が未収となっているものでございます。  同社は現在、弁護士事務所による破産手続を進めておりまして、現在、競売後の配当割り当て結果を待っている状況にあります。  続いて、21款市債の1項1目2節の細節01、沖縄県交通方法変更記念特別事業資金貸付金でございます。  こちらは予算額は5,580万でございますが、調定額、収入額とも770万にとどまっております。  これは当初予定しておりました敷地内道路擁壁補強対策事業の予算を令和元年に繰り越したことに伴う市債の収入減でございます。今年度工事完了後に起債処理手続を行い、収入となる予定でございます。  次に、細節02、一般廃棄物処理事業債でございます。  こちらも予算額4,600万に対し、調定額、収入額とも1,680万にとどまっております。  こちらは当初予定していた浸出水下水道接続事業の調整池屋根工事予算を令和元年度に繰り越したことによる市債の収入減でございます。工事は5月に完了しておりますので、今後、起債処理を行い収入となる予定でございます。  次に、7ページ、繰越明許分でございます。  細節01、沖縄県交通方法変更記念特別事業資金貸付金でございます。  こちらも敷地内道路擁壁補強対策事業における起債収入でございます。  先に説明しました資料の@の部分の補強対策工事のもので、こちらは契約実績による収入減でございます。同工事は平成30年8月に完了しております。  続いて、細節02、一般廃棄物処理事業債でございます。  こちらは浸出水下水道接続事業に伴う排水管、送水管と送水ポンプの設置工事によるもので、契約実績による収入減でございます。  歳入は以上となります。  続きまして、歳出のほうをお願いします。  8ページをお願いいたします。  歳出についても主な事業についてご説明いたします。  まず、4款2項01清掃総務費の事業番号01、一般事務費でございます。  これは一般的な事務経費と収集業務体制を維持するために必要な時間外勤務手当や、臨時職員の賃金、非常勤職員報酬等に要する経費でございます。  公休日のごみ収集に係る時間外勤務手当で171万8,346円の不用額が出ております。この下が収集作業を行う臨時職員の賃金になっておりまして、こちらも実績による不用額が生じております。  次に、10ページをお願いいたします。  事業番号08、不法投棄・持ち去り等防止及び啓発事業でございます。  一般廃棄物の不法投棄、古紙や缶などの資源化物の無断持ち去り行為などに対する指導や防止対策のための事業でございます。市民からの相談や通報に基づき、調査や指導などの巡回パトロールを実施しております。  また、不法投棄が多い場所においては、花壇や看板などを設置して不法投棄やポイ捨てなどの防止に努めている事業でございます。  次に、11ページをお願いいたします。  事業番号12、資源化物持ち去り防止拠点回収事業でございます。  この事業は自治会やPTAなど、各団体が集めた紙類や空き缶などの資源化物を市で直接収集を行い、その量に応じて奨励金を交付する事業であります。  次に、事業番号13番、敷地内道路擁壁補強対策事業でございます。  同事業は先に説明しました擁壁補強工事で、AとBの出入り口付近の擁壁工事となります。  こちらは当初の設計工事内容を見直したことで年度内に工事を終えることが難しくなったため、設計工事委託費以外の予算は31年度、今年度へ繰り越ししております。  続いて、事業番号14番、粗大ごみ受付処理システム再構築事業でございます。  市民から受け付けた粗大ごみの収集申し込みや相談内容を集約するための受付システムを再構築する事業でございます。機材の導入のおくれにより同システムの稼働時期がおくれ、契約内容を変更したため不用額が生じております。  次に、12ページから13ページにかけてお願いします。  事業番号04の旧最終処分場維持管理事業でございます。  旧最終処分場の地中に浸透した浸出水を河川へ放流するために薬剤と水処理を行う処理施設の維持管理に要する経費でございます。ことし5月に浸出水が集まる調整池へ屋根が設置されたことで調整池への雨水の混入がなくなり、公共下水道への放流条件が整ったため、7月より薬剤処理による河川放流から公共下水道への直接放流へ切りかえております。今後は浸出水を薬剤処理する必要がなくなるため、経費的にも削減される見込みであります。  次に、事業番号06、ごみ収集委託事業でございます。  市内約8割の家庭ごみの収集運搬、自治会などの地域清掃から出るごみの収集運搬などに係る経費でございます。  続いて、事業番号07番、エコマール那覇維持管理事業でございます。  クリーンセンターに隣接する施設で、家庭から排出されたペットボトルや缶、瓶、草木などの資源化物をリサイクル原料として処理を行う中間処理施設の維持管理に要する経費でございます。  次に、15ページをお願いいたします。  事業番号11、スプリング入りマット等の収集処理事業でございます。  スプリング入りマットレスやソファなど、解体処理が難しい廃棄物の処理業務委託でございます。30年度は6,156件の解体を行っております。  続いて、事業番号12の浸出水下水道放流事業でございます。  こちらも旧最終処分場からの浸出水を溜める調整池に雨水が混入しないよう、屋根を設置する工事でございます。  29年と30年度で送水移管とポンプの設置工事は完了しましたが、調整池の屋根については、大雨等の影響で工事がおくれたため、3,899万7,800円を今年度に繰り越ししております。  次、16ページをお願いします。  03の事業番号02、し尿等下水道放流施設維持管理事業でございます。  こちらは歳入でも説明したように、同施設は浦添市伊奈武瀬にあります施設で仮設トイレや家庭からのし尿、下水道汚泥などを放流するために処理を行う施設の維持管理でございます。  次に、17ページをお願いいたします。  こちらは繰越明許費でございます。  4款1項1目、事業番号13、敷地内道路擁壁補強対策事業でございます。  平成29年度より繰り越した事業で、さきの資料の@の擁壁部分の補強工事となります。  こちらは工事設計に時間がかかり、平成29年度中に同工事を終えることが難しくなったため、平成30年度に予算を繰り越して工事を実施しております。工事自体は平成30年8月に完了しており、不用額は一般競争入札による契約差額となります。  次に、2目、事業番号12、浸出水下水道接続事業でございます。  平成29年度より予算を繰り越した事業で、公共下水道までの送水管の配管工事と送水ポンプの設置工事は平成30年度に完了しております。調整池の屋根の設置工事で工事内容に変更が生じたため、契約内容の変更による不用額が生じております。  クリーン推進課の説明は以上でございます。  ご審議のほど、よろしくお願いします。 ○委員長(前泊美紀)
     これより質疑に入ります。  吉嶺委員。 ◆委員(吉嶺努)  粗大ごみのシステムの再構築の中で、政策説明資料にある次の今後の方向性ということでアシスト収集の処理機能を追加するとありますけれども、この追加事業の見通しと、ほかの部との調整なども行っているのか。  要はアシスト収集というのは、皆さんが行っている事業はとてもいいことだと評価しているんですけれども、やはりただ単にアシスト収集としてごみをとりに行くんじゃなくて、そのお願いをした人たちがどういう人たちかということを他の部署ともしっかりと連携をとれているのかなという意味での質問です。 ○委員長(前泊美紀)  大嶺課長。 ◎クリーン推進課長(大嶺毅)  まず、システムの構築アシスト収集受け付けのほうですが、これも先月に新しく改良しましてシステムの中に取り組んでおります。  他課との協力体制ですが、現在アシスト収集を受け付けた際に本人聞き取り等によって聞き取り等を行いまして、福祉課とかちゃーがんじゅう課に引き継ぐように今、連携をとっているところでございます。 ○委員長(前泊美紀)  吉嶺委員。 ◆委員(吉嶺努)  とてもいいシステムなので、市民も助かると思います。そこで今度は職員の時間外手当なんですけども、こういったことによって職員の負担がふえているということで、今後時間外がふえていく可能性というのはあるのかなというところですけども、そういった懸念はないですか。 ○委員長(前泊美紀)  大嶺課長。 ◎クリーン推進課長(大嶺毅)  アシスト収集につきましては時間内での調整で今のところは足りておりますので、現在のところはそのままで大丈夫と考えております。 ○委員長(前泊美紀)  吉嶺委員。 ◆委員(吉嶺努)  わかりました。この職員の方の時間外ですけども、台風対策等の時間外手当とあって執行率88%なんですけども、そういった意味で自然災害等で職員の負担がふえているということはなかったですか。 ○委員長(前泊美紀)  大嶺課長。 ◎クリーン推進課長(大嶺毅)  先日の台風の後は、台風ごみとして受け付けした件数はまだ確認しておりませんが、十数件は定期収集とは別途収集しておりますので、その部分は若干台風による負担はあると思いますが、時間外を超えてまでの負担は来ていない状況です。 ○委員長(前泊美紀)  吉嶺委員。 ◆委員(吉嶺努)  以上です。 ○委員長(前泊美紀)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  決算審査なので、6ページの細目25、資源ごみの収益金。先ほど大嶺課長からのご説明では、平成27年度の資源ごみ収益金の未収で、委託業者破産手続中というご説明だったんですけども、これは古着と古布の売却収入ですよね。  それで27年にこういうことがあったけれども、もう今30年の決算なるんですけども、この古着とか古布といったものは今どういうふうに処理されているんですか。 ○委員長(前泊美紀)  大嶺課長。 ◎クリーン推進課長(大嶺毅)  古着も今までどおり再利用という形で、業者のほうに引き取りしていただいております。 ○委員長(前泊美紀)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  27年度の業者は破産宣告というか、そういう状況に至ったわけですけども、業者の選定については皆様方もやっぱり選定基準をもってこの業者がいいだろうということで選択されたわけだけども、結果的にはこの業者がこういう状況になったと。今、その事業は別の業者がやっているというご説明なんですが、この業者の選定というのはどのように行われているんですか。 ○委員長(前泊美紀)  大嶺課長。 ◎クリーン推進課長(大嶺毅)  クリーン推進課、環境部内で行う入札につきましては、環境部内の業者選定委員会をもちまして業者を選定しております。 ○委員長(前泊美紀)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  新しい業者はいつからその事業を始めているんでしょうか。というのは、これは決算なんだけども、27年の状況はわかったけども、28、29、30。今30年の決算だけども、この資源ごみの収益金として古着、古布、この部分は資料のどこで確認できるんでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  大嶺課長。 ◎クリーン推進課長(大嶺毅)  資料といいますか、資源ごみ収益金にアルミ缶、スチール缶、古紙、瓶、古布も含めた収益金となっておりますので、こちらの決算書においては詳細は見えない形になっております。 ○委員長(前泊美紀)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  そうですよね。詳細が見えないとまた突っ込まないといけなくなるわけですよね。アルミ缶、それぞれの資源ごみがあるわけだけれども、それでは28年から29、30年。今30年の決算なんだけども、その古着と古布の収益金は幾らぐらいになっているんでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  大嶺課長。 ◎クリーン推進課長(大嶺毅)  まず、29年度の古布の売却額が26万8,414円で、30年度につきましては24万8,055円となっております。 ○委員長(前泊美紀)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  大体年間26万から30万はいかない程度の金額で推移していると思うんですね。  前の業者の収益金の未収が148万と。約150万ぐらいですよね。ということは単年度じゃなくて、多分かなりの年数にわたって1業者が受注していたと思うんですよね。何年ぐらいの契約でこの業者とは契約を結んでいたんでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  大嶺課長。 ◎クリーン推進課長(大嶺毅)  古布に関しましては、1年ごとに入札を行っております。 ○委員長(前泊美紀)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  1年でこの金額なんでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  大嶺課長。 ◎クリーン推進課長(大嶺毅)  この未収は3カ月分となります。 ○委員長(前泊美紀)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  3カ月分で150万の金額。  先ほどの説明では29年度が26万で、30年度が24万というご説明だったけれども、3カ月でこれだけ150万の未収が生じたわけですか。 ○委員長(前泊美紀)  大嶺課長。 ◎クリーン推進課長(大嶺毅)  ちょうど26年から27年度に古布の売却単価が一挙に下がりまして、27年当初はキロ当たり25円で契約を結んでおりましたが、直近30年度は1キロ1円という形でかなり暴落しておりまして、その関係で金額も下がっております。 ○委員長(前泊美紀)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  こういう問題があるので、業者の選定については心して選定するようにお願いしたいということ。  もう一つ、別の質問しますけど、先ほどこの地図を使って、2枚目ですね。浸出水の調整池がありますよね。これは雨水が溜まるからと。あふれて地域にご迷惑をかけるからということで、当初は皆さんそれを薬剤できれいにして川に流していたということだったじゃないですか。  それが今度整備されて下水道に流していくということで、工事は済んでいるようですけども、その中で一番大事なのは、高低差がかなりありますよね。大きなポンプを使うと思うんですよね。そのポンプの金額というのはお幾らですか。このポンプの金額と維持費を教えてください。 ○委員長(前泊美紀)  大嶺課長。
    クリーン推進課長(大嶺毅)  ポンプ設置で約4,000万かかっておりまして、維持費につきましてはまだ設置した段階で、金額のほうが把握できておりません。 ○委員長(前泊美紀)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  物はできたけども、維持管理にどれぐらいかかるかわからないというのはちょっと雑だと思うんですよね。  やはり設置するからにはそれを含めて想定しないといけないわけですから、これからまた維持管理費が予算計上されてくると思うんですよね。多分もう既に上げているんじゃないかと思うんですよね。その辺はいかがですか。 ○委員長(前泊美紀)  答えられる方が答えてもいいと思いますよ。  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  大嶺課長。 ◎クリーン推進課長(大嶺毅)  ポンプの維持管理というので、実際この処分場を管理しております業者のほうが維持管理のほうは見ております。保守費用という形での予算は今、計上しておりません。 ○委員長(前泊美紀)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  業者のほうに一括して管理させているということは、これはどういう形態ですか。指定管理のような形態なのか、別個の契約でやっているのか。どういう形態で業者とはあれしているんですか。 ○委員長(前泊美紀)  大嶺課長。 ◎クリーン推進課長(大嶺毅)  業者は指名競争入札で決定しております。 ○委員長(前泊美紀)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  わかりました。前の薬剤できれいにして川に流すよりも、先ほど説明したように下水道のほうにポンプで汲み上げて流すというほうがコスト的には安くなるというご説明でしたから、私は実際どういうような維持管理になっていて果たしてどうなんだろうかということを確認したかったので、今の説明で十分わかりましたので、よろしいです。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  今の関連して、浸出水下水道放流事業、薬剤を使って処理をして河川に放流していたというのを、今度下水処理すると。  私はそれは環境部の立場としては非常にいい方向だと思います。薬剤を使って河川に流す。それ自体環境汚染につながる、そういう1つになります。  そういう意味では、公共下水道につなぐ、それによって、そして、コストについてもポンプアップする電気量を含めてもなおコストが長期に見たら安くなるという意味では、私は非常にいい判断だったと思います。それについてどう思いますか。 ○委員長(前泊美紀)  大嶺課長。 ◎クリーン推進課長(大嶺毅)  現状として、電気代も処理費用も下がっておりますので、コスト的にもかなりいい結果が出ていると思います。  それと、今後も河川に放流する必要がなくなっていますので、こういった環境面での心配も軽減されているものだと思っております。 ○委員長(前泊美紀)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  河川は南風原町ということになりますが、そういう面では他の自治体に迷惑をかけないという立場から非常にいい施策だということで、高く評価します。  それから、もう一つ説明があった擁壁の補強。従来の工法を変更して、より強固なものになっています。これから見ると当初の工法が本当に適切だったかどうかという面ではどうですか。これは皆さんに聞いても専門が違うからわからないね。  これは多分、当初の工法そのものが僕は余り適正なものではなかったんじゃないかなと。だから改めて今回の台風による崩落によって点検し直したら、地質の関係からより強固なものにしないといけないという立場ということになっています。当初からやれば、もっと予算は削減できたと思います。そういう意見があったということを、工事は皆さんがやるわけじゃないから、皆さんに聞いても細かいのはわからないから、意見があったということを伝えてください。終わります。 ○委員長(前泊美紀)  大浜委員。 ◆委員(大浜安史)  衛生費ですけども、14ページの委託料、業務委託料がありますけれども、7,315万2,948円とありますが、97.3%ということで、これは業務委託、一般競争入札なのかな。  これは第13款。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  大嶺課長。 ◎クリーン推進課長(大嶺毅)  こちらの業務委託は、建物の維持管理や保守点検とか、消防設備点検とかを含めたものになっておりまして、指名競争入札で業者を決定しております。 ○委員長(前泊美紀)  大浜委員。 ◆委員(大浜安史)  これはエコマール那覇維持管理事業だけど、全部含めてということで理解していいのかな。 ○委員長(前泊美紀)  大嶺課長。 ◎クリーン推進課長(大嶺毅)  はい。エコマール那覇全体の委託料になります。 ◆委員(大浜安史)  これは何年契約なの。それとも単年度契約。どうなんだろう。 ○委員長(前泊美紀)  大嶺課長。 ◎クリーン推進課長(大嶺毅)  3年契約となっております。 ○委員長(前泊美紀)  大浜委員。 ◆委員(大浜安史)  これは3年契約で、今回改定じゃなくして継続中なのかな。 ○委員長(前泊美紀)  大嶺課長。 ◎クリーン推進課長(大嶺毅)  31年度から新しくこの業者になっております。 ○委員長(前泊美紀)  大浜委員。 ◆委員(大浜安史)  備考の中に実績による不用額、括弧して草木の再生処理業務委託ということも書いてあるんですけど、それも行っているんですかね。 ○委員長(前泊美紀)  大嶺課長。 ◎クリーン推進課長(大嶺毅)  こちらの草木の再生処理費用についても、この中に入っております。 ○委員長(前泊美紀)  大浜委員。 ◆委員(大浜安史)  7,300万ということですが、再生処理業務委託は別業者がやっているの。こっちがやっているのかな。 ○委員長(前泊美紀)  大嶺課長。 ◎クリーン推進課長(大嶺毅)  別業者で、再生専門の業者で行っております。 ○委員長(前泊美紀)  大浜委員。 ◆委員(大浜安史)  これはそこの指定管理を受けた3年間の中で、草木に対してはそこからまた委託しているということで理解していいのかな。 ○委員長(前泊美紀)
     大嶺課長。 ◎クリーン推進課長(大嶺毅)  はい。 ○委員長(前泊美紀)  大浜委員。 ◆委員(大浜安史)  研究してほしいというか、議会等でもよくやっているんですけど、クリーンセンターのほうでごみ焼却を別にやっていると思うんですけど、業務委託することによって、この委託料は幾らかな。 ○委員長(前泊美紀)  大嶺課長。 ◎クリーン推進課長(大嶺毅)  30年度の草木の委託料につきましては、約2,700万となっています。 ○委員長(前泊美紀)  大浜委員。 ◆委員(大浜安史)  今聞いているのは、2,700万かけて委託しているわけですから、草木なので台風時はみんなクリーンセンターで焼却しているわけですね。  現在は。向こうは売電しているものですから、草木をやるとバイオケースで単価量が上がるものですから、そうすると建てかえする時期の基金に充てているわけですから、この草木を2,700万で委託するのではなくして、これを全部やることによって委託料が減されますし、クリーンセンターの売電が上がるということは、関連的には年間17億のセンターの維持管理に充てているんですから、売電が上がればその分基金ができますけども、それをまた那覇市に還元できればいいかなと。  循環型の考え方で、これは検討したことはあるのかな。ちょっと別になるんですけどね。委託じゃなくして、逆に燃やしたほうがいいんじゃないかなという提案、答えできるかわかりませんか。 ○委員長(前泊美紀)  大嶺課長。 ◎クリーン推進課長(大嶺毅)  委員のおっしゃるものは、恐らくサーマルリサイクルだと思われます。こちらの廃棄物の処理につきましても廃棄物基本計画等によって決まりますので、廃棄物対策課のほうが主管になるものですから、申しわけないです。私たちのほうで細かい検討というのはやっていない状況です。 ○委員長(前泊美紀)  大浜委員。 ◆委員(大浜安史)  担当がクリーン推進課と聞いていたものですから、現場のほうでは燃やしたほうがいいんじゃないかという声も聞いているものですから、そうであればセンターに持って行って焼いて、その分売電が上がれば、維持管理を那覇市が17億充てているわけですから、それも軽減されて、向こうも軽減されれば、循環型ですけど、高ジェネレーションという言い方もあるわけなんですけれども、一応確認でした。ありがとうございます。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。  多和田委員。 ◆委員(多和田栄子)  1点だけお願いします。15ページの衛生費の11番、スプリング入りマット等の収集・処理事業がありますね。  執行率100%ではありますけれども、政策説明資料によりますと、予算が28年度、29年度、30年度、500万余りでほぼ同額に推移しています。  処理件数を見てみますと、28年度が5,110件、29年度が5,623件、30年度が6,516件で、1,000件も多いんですけれども、予算は500万余りで100%執行されていますけれども、この点についてお伺いします。 ○委員長(前泊美紀)  大嶺課長。 ◎クリーン推進課長(大嶺毅)  こちらの処理委託料につきましては1年間、この解体処理に対する業務委託を行っているという形で、件数によるものでは取り扱っていないものですから、1年間でこれだけの委託料という形で対応しております。 ○委員長(前泊美紀)  多和田委員。 ◆委員(多和田栄子)  業者には件数ではなくて、その金額で対応してもらっているということですか。スプリング入りマットの不法投棄が多いということは常々聞いていたものですから、1,000件余りも前年度と違うものですから、それで気になって聞いたんですね。この解体処理の不法投棄、これからもないように徹底してやっていただきたいなということで終わります。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに。  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  浸出水下水道放流事業、最初に説明をしていただいた事業なのですが、ことしの7月から公共下水道へ放流が始まったということで、とてもいいことだと感じております。  先ほど仲松委員からの質疑で、ポンプの設置にかかったお金が4,000万円で、屋根の設置にかかった費用は6,200万ほどになるんでしょうか。政策説明資料によりますと、この事業全体、どれぐらいかかったのかという総予算を教えてもらえますか。 ○委員長(前泊美紀)  大嶺課長。 ◎クリーン推進課長(大嶺毅)  総事業予算としては、1億6,000万ほど今かかっております。 ○委員長(前泊美紀)  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  浸出水を溜める池は1カ所だけなんでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  大嶺課長。 ◎クリーン推進課長(大嶺毅)  規模は小さいんですが、あと2カ所、緊急用に調整池はあります。 ○委員長(前泊美紀)  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  そちらはこういう屋根の設置の予定はあるんですか。 ○委員長(前泊美紀)  大嶺課長。 ◎クリーン推進課長(大嶺毅)  現在のところ、今回の調整池の分で十分処理できる能力がありますので、こちらがオーバーフローしない限りはそのまま残りの分については予備として置いておくという形になります。 ○委員長(前泊美紀)  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  わかりました。ありがとうございます。  あと、説明はなかったんですけれども、14ページの衛生費の08の事業、これは死犬猫等処理委託事業と読むんでしょうか。  これは成果説明書によりますと平成30年度の回収実績が699件、平成28年度の件数から比べると大分減ってきているんですけれども、これはどういうふうに分析されていますか。 ○委員長(前泊美紀)  大嶺課長。 ◎クリーン推進課長(大嶺毅)  野良猫自体が減っていることが一番の要因だと考えております。 ○委員長(前泊美紀)  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  わかりました。ありがとうございます。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。  當間副委員長。 ○副委員長(當間安則)  敷地内道路擁壁の件で、政策説明資料2ページありますよね。  1つ目が繰り越しということで、1つ目が本事業なのかなという解釈をしているんですけども、繰り越しは86.5%、それで全く同じ事業名で13.7%、これは工法が変わるということで、業務変更のために日数を要して正直工事がまだされていないということで13.7%の執行だと思いますが、この記載の仕方なんですけど、この繰り越しというのが要するに開始年度の29年度、本工事が例えば30年度とありまして、両方とも継続になっているんですよね。となったときに、この事業名は一緒なんですよね。ちょっと見方がよくわからないんですよ。  例えば10月から2月までということは今年度で完了しますよね。となると、繰り越しにしろ本工事にしろ、事業としては終わるんじゃないですか。これが繰り越しのほうも本工事のほうも、両方とも継続となっているんですけど、この事業で維持工事か何かをするという計画があるんでしょうか。言っている意味はわかりますかね。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  大嶺課長。 ◎クリーン推進課長(大嶺毅)  こちらは平成30年度の決算ということで継続という形で今記載されておりますので、31年度、ことしの、次年度この決算の形だと終了という形で記載されると思います。 ○委員長(前泊美紀)  當間副委員長。 ○副委員長(當間安則)  通常、今後の方向性のときにも次年度では廃止と載っていると思うんですが、来年度なければ、今後の方向性のところに廃止と多分載っていると思うんですよ。 ○委員長(前泊美紀)  いいですか、大嶺課長。
     休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  當間副委員長。 ○副委員長(當間安則)  わかりました。私のほうでちょっと勘違いだったと思います。  それで、変更内容があったということで、10月から、このもともとの擁壁は恐らくH鋼か何かを打っているのが写真で見えますけども、今回もたれ式ということで、地盤がしっかりしているということでやったと思うんですが、この調査、要するにもたれ式に至るまでの調査はいつから始まって、いつまでかかったんですか。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  大嶺課長。 ◎クリーン推進課長(大嶺毅)  設計につきましては、30年の6月から10月に行っております。 ○委員長(前泊美紀)  當間副委員長。 ○副委員長(當間安則)  30年の10月から。  それが10月に終わりまして、今回までそういった前年の30年度には工事に関しての動きは全くなかったんでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  大嶺課長。 ◎クリーン推進課長(大嶺毅)  こちらの設計部分については工事の動きはありません。  その前の、これで言いますと@の部分については工事は行っておりますが、AとBについては工事は行っていない状況になります。 ○委員長(前泊美紀)  當間副委員長。 ○副委員長(當間安則)  わかりました。これは工法が違うのでどういったものになるかは後々見ていきたいと思いますけど、これを余り追及してもあれなので、別の質問いいですかね。ごみ収集委託事業についてなんですけども、市内のおおむねの80%を網羅しているということでございますけど、残りの20%は市が直接行っているという解釈でよろしいでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  大嶺課長。 ◎クリーン推進課長(大嶺毅)  市の職員で直接収集を行っております。 ○委員長(前泊美紀)  當間副委員長。 ○副委員長(當間安則)  これは100%委託するのではなくて20%あるという理由というのはどういったことでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  大嶺課長。 ◎クリーン推進課長(大嶺毅)  まず、委託にする段階で既存の職員もおりますので、順次委託していくという形でこのような数字になっております。それと、今後もやはりこういった収集業務がわからないと委託業者への指導とかができなくなりますので、委託業者の指導とかいろいろなアドバイスとかができるようにやはり現場もある程度残したほうがいいということで今、この数字になっております。 ○委員長(前泊美紀)  當間副委員長。 ○副委員長(當間安則)  いろいろ指導とか、そういった兼ね合いもあるかという話なんですが、実質的には費用対効果としましては、例えば100%委託した場合、20%残した場合、次のページにありますけど、塵芥収集車の車両の購入等々もありますよね。そういったものも含めて、実質的には費用対効果とかというのはちゃんと計算はされているんでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  大嶺課長。 ◎クリーン推進課長(大嶺毅)  正式に費用対効果は出しておりませんが、今後委託できる部分については委託していくということで今進めているところでございます。 ○委員長(前泊美紀)  當間副委員長。 ○副委員長(當間安則)  これは今後の課題としまして注視していきたいところでございまして、委託する場合にほぼほぼ28年、29年と同額、約10億、9億3,000万、9億3,700万で、30年度は少し上がっているんですけども、いろいろ人件費の高騰とかあると思うのですが、この見直しの頻度なんですけども、しばらくなくて30年度で久しぶりに上がったという話を聞いたんですが、この見直しは毎年やるとか、そういう指針みたいなものはないのでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  大嶺課長。 ◎クリーン推進課長(大嶺毅)  毎年、予算計上時には私どもも人件費に見合った委託料を要求はしております。 ○委員長(前泊美紀)  當間副委員長。 ○副委員長(當間安則)  これは何社でどのような応札で委託をされるんでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  大嶺課長。 ◎クリーン推進課長(大嶺毅)  現在、委託は3社になっておりまして、随意契約によるものになります。 ○委員長(前泊美紀)  當間副委員長。 ○副委員長(當間安則)  この随意契約というのが多少問題が出てくるかと思うんですが、業者的にはそれだけ塵芥収集の車を持っているわけですから、多少厳しくてもとらざるを得ないという声も聞いておりますので、やはりある時期時期で、年々とか、やっぱり人件費も人手不足、マンパワー不足等々も言われているし、燃料費は上がったり下がったりはしておりますけども、その辺で車両も経過年数がたってきてだいぶ厳しいという声もありますので、直接いきなりという話ではないですけども、声を聞きながらぜひまた調整を行っていっていただきたいと思います。終わります。 ○委員長(前泊美紀)  ほかにありませんか。  大浜委員。 ◆委員(大浜安史)  1点だけ。関連して、ごみ収集車委託事業であるんですけども、直営と共用とありますよね。やっぱり再生エネルギーとかいろいろな形で、こういったガソリン、ディーゼル車とかEV車ということもあると思うんですが、そういうのもこういったところにも指導を入れて買いかえのときにそういう方向でやっているのかな。わかる範囲で。 ○委員長(前泊美紀)  大嶺課長。 ◎クリーン推進課長(大嶺毅)  車両、低燃費車とかの購入についての指導をしているかという形なんですけど、委託業者については特に今こういった指導は行っておりませんが、私どもの自前のものについてはできるだけ低公害といいますか、こういった車両を購入するようにはしております。 ○委員長(前泊美紀)  大浜委員。 ◆委員(大浜安則)  以前、ガソリンからディーゼルに全部切りかえた記憶があるんですけども、今ガスもありますからね。EVも今後出るのかなと思って。わかりました。ありがとうございます。 ○委員長(前泊美紀)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  旧最終処分場、これは廃止して財産活用できるまで、あと何十年かかるの。 ○委員長(前泊美紀)  大嶺課長。 ◎クリーン推進課長(大嶺毅)  これはよく言われるのですが、どうしてもまだ水質が安定しないものですから、水質が二、三年、河川に放流してもいい状況になるまでは難しいかなと思っています。やっぱり全国的にもどのぐらいで終了するかというのもまだ例がないものですから、ちょっと先の見えない状況でございます。 ○委員長(前泊美紀)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  終わります。 ○委員長(前泊美紀)  ほかにないようでございますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  次に、環境保全課関係分についてを議題といたします。
     神谷直樹環境保全課長、説明をお願いします。 ◎環境保全課長(神谷直樹)  ハイサイ。環境保全課でございます。よろしくお願いします。  それでは、平成30年度歳入歳出決算についてご説明いたします。  お手元の資料、18ページをお開きください。  まず歳入総額ですが、一番下の合計欄をご覧ください。  予算現額1億779万5,000円に対しまして、調定済額が1億1,007万7,807円、収入済額が1億1,006万1,007円、不納欠損額が1万6,800円となっております。  この不納欠損額は、霊園使用料のうち識名霊園内の南納骨堂の納骨堂使用料に係るもので、使用者や関係者の死亡、また、お骨の引き取り拒否などにより、5年間の使用期間満了後も更新手続がなされていない納骨壇について、使用料を徴することができず、生じたものであります。不納欠損額については、使用期間終了後5年を経過したことから、地方自治法第236条第1項の規定により不納欠損処理をしております。  次に、表の中ほど、第14款の国庫支出金の第2項国庫補助金ですが、収入済額8,379万1,984円は、那覇空港周辺における航空機の騒音に伴う住宅騒音防止対策事業に係る国土交通省からの国庫補助金となっております。  次に、歳出についてご説明いたします。  資料の21ページをご覧ください。  21ページの最後の下のほうです。歳出総額ですが、予算現額1億4,826万5,000円に対しまして、支出済額が1億3,877万5,853円、不用額が948万9,147円、執行率は93.6%となっております。  それでは、主な事業の内容についてご説明いたします。  資料の19ページをお開きください。  事業03、漫湖水鳥・湿地センター管理運営協議会負担金です。  漫湖の野生生物の保護と湿地の保全、懸命な利用について、利用を深めていくための普及啓発や調査研究等を行う拠点施設として環境省が設置し、平成15年5月16日に開館しました。漫湖の保全に寄与するため、環境省、沖縄県、那覇市及び豊見城市で協議会を構成し、各団体が運営費を負担して当センターの円滑な管理運営及び利用促進を図っております。  続きまして、事業06、墓地、埋葬等に関する法律に係る業務です。  墓地、埋葬等に関する法律に基づき、墓地等経営許可業務、身元引受人のない遺体の葬祭業務及び無縁遺骨の会葬許可、その他仮安置所の慰霊祭等を実施しております。  次に、資料20ページをご覧ください。  事業08、水資源有効利用推進事業です。  水資源の有効利用及び地下水涵養のため、那覇市内の住宅、または店舗事業者等に雨水貯留浸透施設、または井戸水利用施設を設置するか、または修繕等を実施するものに対し、建設補助金、費用の2分の1の補助、限度額4万円を予算の範囲内で交付しております。  続きまして、事業13、公営墓地一般管理費です。  識名霊園内の平成26年4月に供用開始しました那覇市民共同墓、令和3年度に閉鎖取り壊し予定の南納骨堂、墓地区画を含めた施設管理業務を委託業者のシルバー人材センター職員及び非常勤職員と連携して管理を実施しております。  続きまして、事業14、大気汚染防止対策事業です。  市民の健康の保護、生活環境の保全を図るため、大気汚染物質の常時監視、有害大気、汚染物質の測定を実施しております。那覇市保健所3階に一般環境大気測定局那覇局を琉球銀行松尾支店3階に自動車排出ガス測定局松尾局を設置しております。  次に、資料21ページをお開きください。  事業22、住宅騒音防止対策事業です。  那覇空港周辺における航空機の騒音により生ずる障害を防止し、または軽減するための住宅騒音防止工事に対して助成しております。  以上が環境保全課の平成30年度の歳入歳出予算の説明になります。  ご審議のほど、よろしくお願いします。 ○委員長(前泊美紀)  これより質疑に入ります。  粟國委員。 ◆委員(粟國彰)  今の識名霊園は、納骨率は何パーセントぐらいいってますか。新しい納骨。 ○委員長(前泊美紀)  久場里一環境保全課主幹。 ◎環境保全課主幹(久場里一)  お答えします。  那覇市民共同墓についてでよろしいでしょうか。 ◆委員(粟國彰)  はい。 ◎環境保全課主幹(久場里一)  識名霊園の中に那覇市民共同墓という随時募集している施設がございまして、その施設の利用率という形でよろしいでしょうか。大きく2つの申し込みがありまして、合葬用納骨室─永代那覇市が預かるものと、一時的に短期間、5年間預がるものがございまして、合葬用納骨室のほうの利用率が、直接合葬室に埋葬するタイプと、12年、32年、棚に置いてから合葬室に埋葬するというコースが幾つかありまして、平均しまして今8.1%です。もう一つの短期のほうは39.2%です。以上です。 ○委員長(前泊美紀)  粟國委員。 ◆委員(粟國彰)  それは今、課長から説明があったんだけど、期限が満期まで来ているんだけどそれを引き継ぎにとる人が来ないとか、こういったものの話しするんだけど、こういった引き継ぎでとる人がいなかった場合はどうするんですか。 ○委員長(前泊美紀)  神谷課長。 ◎環境保全課長(神谷直樹)  まずは関係者等を探して、連絡をとって、引き取り等の指導をお願いするんですが、どうしても見つからない場合は最終的には無縁遺骨となって、そのように処理をする形になります。 ○委員長(前泊美紀)  粟國委員。 ◆委員(粟國彰)  こういった処理というのはどうなるの。ずっとここに放っておくの。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  神谷課長。 ◎環境保全課長(神谷直樹)  32年というものは期限が決まっていまして、それは自動的に合葬室に行くんですが、それ以外の南納骨堂とか期限が決まっているものについては連絡をして、最終的にいかない場合は、合葬室に無縁仏として埋葬することになります。32年のものは合葬室に入ることになっていますので。 ○委員長(前泊美紀)  粟國委員。 ◆委員(粟國彰)  中には遺族とか身内がいない人も納骨されていると思うんだけど、こういったものは将来、那覇市としてはどんな考えなんですか。 ○委員長(前泊美紀)  神谷課長。 ◎環境保全課長(神谷直樹)  将来的にどうしても引き取りがいない場合は無縁遺骨となりまして、先ほどの合葬室のほうに納めることになります。 ○委員長(前泊美紀)  粟國委員。 ◆委員(粟國彰)  納骨率もまだまだ満杯まで来ていないし、一人暮らしが多くなっているから、こういった遺族もいないし身内もいないから、将来こういったものの管理はどうなるかなと、いろいろ一人暮らしの人も心配するもんだから、那覇市の考えはどうなのかなと思って聞きました。わかりました。以上です。 ○委員長(前泊美紀)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  とりに来なくて、無縁仏として判断して合葬するまでの猶予期間というのはどれぐらいあるの。 ○委員長(前泊美紀)  神谷課長。 ◎環境保全課長(神谷直樹)  探して10年間はそのまま待っております。 ○委員長(前泊美紀)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  10年も、すごいね。だけど、先ほど聞いたらまだ利用率、余裕が大分あるね。今は市民からの申し入れがあれば全て受け入れられる、そういうことで理解していいのかな。 ○委員長(前泊美紀)  神谷課長。 ◎環境保全課長(神谷直樹)  現段階ではまだそうなんですが、将来的にそういう先ほどのどうしても墓地自体が建てられなくて市民共同墓を利用する方が増えてくる可能性がありますので、現段階では大丈夫かと考えていますが、将来的にはまだわからないです。 ○委員長(前泊美紀)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  それから、ちょっと変わって大気汚染の防止対策なんだけど、測定機器を設置していますが、類似都市と比較─これは交通の関係などいろいろあると思うんだけど、そういう比較が正しいかどうかわからんけど、類似都市と比較して那覇市の設置数は多いほう、少ないほう。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  神谷課長。
    環境保全課長(神谷直樹)  今、基準としては足りているんですが、類似都市との比較等はしておりません。 ○委員長(前泊美紀)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  それと、注意報などの発令はないということなんだけど、それを出すのにふさわしい測定台数なのかどうかということから見て、今の測定の基数はそういう正確な測定にふさわしい基数になっているかどうか。もっと充実すべきなのかどうか。そこら辺はどうですか。 ○委員長(前泊美紀)  神谷課長。 ◎環境保全課長(神谷直樹)  現在の国の基準では満たしております。 ○委員長(前泊美紀)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  それから、アスベストも皆さん対策部署だと思うんですが、この問題で行政指導だとか、何かいろいろ問題があったとか、そういう事例もありますか。 ○委員長(前泊美紀)  神谷課長。 ◎環境保全課長(神谷直樹)  現在までは特にありませんが、我々はまず受け付けた場合に、作業をする前に指導に入って容量状況とかを確認しますので、そうなる前に指導するようにしていますので、現段階はありません。 ○委員長(前泊美紀)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  じゃあほとんどの業者が皆さんの指導を受けて、素直に従ってやっているという理解でいいのかな。 ○委員長(前泊美紀)  神谷課長。 ◎環境保全課長(神谷直樹)  作業を始める前に確認に行って現場を確認していますので、従っていると考えております。  あと、廃棄物対策のほうもパトロールで実際に回っていますので、途中での確認もしていますので、大丈夫と考えております。 ○委員長(前泊美紀)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  大事な役割になっていますので、頑張ってください。終わります。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑は。  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  国庫支出金の住宅騒音防止対策事業なんですけど、平成30年度は執行率が94.6%ですよね。平成30年度は何件実施したんですか。 ○委員長(前泊美紀)  神谷課長。 ◎環境保全課長(神谷直樹)  30年度は防音工事が49件、更新工事は16件やっております。               (「もう一回お願い」と言う者あり) ◎環境保全課長(神谷直樹)  防音工事が49件、更新工事、これは機器の取り替えですけど、16件やっております。 ○委員長(前泊美紀)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  更新工事が16件で、支出済額が約8,400万なんですよね。  これは国庫支出だけども、内閣府が出しているのか、あるいは防衛省の予算なのか、どういう中身なんでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  神谷課長。 ◎環境保全課長(神谷直樹)  これは国交省になります。防衛省ではありません。 ◆委員(仲松寛)  内閣府ですね。国土交通省だ、ごめんなさい。  それは那覇空港周辺ということになっていますけども、皆さんが想定していた件数の今何パーセントぐらいが終わっているのか。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  神村健一郎環境保全課主幹。 ◎環境保全課主幹(神村健一郎)  27年に追加指定された区域がありまして、そちらの対象戸数は─対象戸数ではなくて、単純にその区域内にある戸数が1,204戸でした。30年度までに776戸実施しております。  これで割り算すると64.4%。おおむね6割5分なんですけれども、実はこの補助事業は空き家とか、実際に人が住んでいない物件には補助ができないというシステムになっていまして、1,204件あるんですけれども、これから空き家が100戸程度あります。なので1,104戸。それから、対象外ということで、これは住宅が対象になるものですから、店舗とか事務所とか、そのように使われているものは対象外になりますので、これが70程度。ごめんなさい。細かい数字は今持ってきていないんですけど、70程度ありますので、実際にそれを差し引いた数字が1,034になります。1,034を母数として割合を出すと、75%執行できているという状況であります。 ○委員長(前泊美紀)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  かなり進んでいるわけですけれども、残りがわずかですが、今度、第二滑走路、新しい滑走路ができて開港も間近だということになりますけれども、もし、それが開港した場合の影響、例えば今皆さんが想定している件数をさらに広げるような可能性というのはあるのかどうか。それをお聞きしたいんだけども。 ○委員長(前泊美紀)  神村主幹。 ◎環境保全課主幹(神村健一郎)  第二滑走路ができた場合、2本目の滑走路は現滑走路よりは海側にあるということになりまして、吉嶺議員からの質問でもお答えはしているんですけれども、通常の見解としては、今同じ便数であれば、騒音は幾分か発着分が沖に寄るので、騒音自体は減りますということになります。  ただ、当然2本つくっているのでその分飛ばさないと意味がないでしょうという話もあって、その騒音増加に対してどうなのかということなんですけれども、これについてはなかなか航空会社との契約とかやりとりであるとか、報道で24万回という発表がありましたけれども、24万回になるのが10年先なのか、20年先なのかというようなスパンでの話であって、すぐに便数は増えないということを、国交省大阪航空局のほうの見解としていただいておりますので、現状よりも航空機騒音が近いうちは減ってしまう。要するに大きくならないという中では、この区域自体を例えば広げるだとか、件数を広げるだとかいうところはちょっと想定しにくいというような見込みでございます。 ○委員長(前泊美紀)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  決算とちょっと話がずれましたけども、県の空港に関する方針というのはハブ空港化したいというのがありますので、ハブ空港になると24時間飛ぶのかなという感覚でありますが、今の答弁を了としておきます。 ○委員長(前泊美紀)  ほかにございませんか。  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  成果説明書の78ページに墓地埋葬等に関する法律に係る業務の実績として、身元引き取り人のない死体の葬祭件数が7件、また、引き取り人のない遺骨の保管件数が27件とあるんですけれども、これは推移としてどうなっていますでしょうか。件数が増えてきているのか、減ってきているのかというのをちょっと聞きたいです。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  神谷課長。 ◎環境保全課長(神谷直樹)  これは法9条に該当する死亡人の葬祭業務になるんですが、31年度が4人、30年度7人、29年度4人、28年度1人、27年度2人ということで、数的には少しだけ増えている傾向があります。 ○委員長(前泊美紀)  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  今の数字は引き取り人のない遺骨の保管件数ですか。 ○委員長(前泊美紀)  神谷課長。 ◎環境保全課長(神谷直樹)  これは引き取り人がいない場合の葬祭を行ったということですね。 ○委員長(前泊美紀)  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  引き取り人のいない遺骨の保管件数はどうでしょうか。
    ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  神谷課長。 ◎環境保全課長(神谷直樹)  30年度は27人となっておりまして、29年度が31、28年度が28、27年度が17という形で、大体そのぐらいの数字で推移しております。  ちなみに、31年度現段階では10名となっております。 ○委員長(前泊美紀)  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  わかりました。この保管されている方々が、先ほど説明のあった合葬されるということになるんですか。 ○委員長(前泊美紀)  神谷課長。 ◎環境保全課長(神谷直樹)  まずは無縁遺骨の収集場所がありますので、そこに保管させてもらって、その後に合葬室にいく形になります。 ○委員長(前泊美紀)  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  ありがとうございます。 ○委員長(前泊美紀)  大浜委員。 ◆委員(大浜安史)  事業23、環境保健サーベイランス調査事業とありますけれども、執行率が58.6%ということで実績ということであるんですが、この調査事業の内容は、いつまでに終わるのか。年度を越していいのか。ちょっと教えてもらえますか。 ○委員長(前泊美紀)  神谷課長。 ◎環境保全課長(神谷直樹)  環境保健サーベイランス調査事業なんですが、これは地域人口集団の健康状態と大気汚染との関係を定期的に継続的に観察し、必要に応じて所要な措置を講じるための基礎となる地域健康データを継続して収集することを目的として、環境省と那覇市との委託契約によってやっている事業でありますので、このまま続く予定です。 ○委員長(前泊美紀)  大浜委員。 ◆委員(大浜安史)  わかりました。健康の調査ということで、しっかりまた取り組んでもらいたいと思います。以上です。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに。  吉嶺委員。 ◆委員(吉嶺努)  住宅騒音防止対策事業で旅費の執行率が43%なんですけど、この旅費の中身について教えてください。 ○委員長(前泊美紀)  神谷課長。 ◎環境保全課長(神谷直樹)  こちらは国庫補助予算要求説明会というのが年度末に実施されるということがあったものですから、そのために予算を存置したということで、それで予算が余ってしまったというのがあります。 ○委員長(前泊美紀)  神村主幹。 ◎環境保全課主幹(神村健一郎)  補足します。予算の執行状況ですけれども、1つ目は今神谷課長からあったように、予算要求説明会ということで、4月の始めに翌年度の国庫補助の概算要求の説明会がありますので、それに参加した分。  もう一つは音環境セミナーということで、航空機騒音に関する研修に1人参加しております。これで大阪に2回行っております。  繰り返しになりますが、残りの分というのは国交省の予算要求説明会がここ二、三はずっと4月に行われているんですけれども、年度末に開催されたことがあったものですから、その年度末に開催される場合に備えて残しておいた予算ということなので、実績残ということになっています。 ◆委員(吉嶺努)  以上です。 ○委員長(前泊美紀)  ほかにありますか。                  (「なし」と言う者あり) ○委員長(前泊美紀)  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(前泊美紀)  よろしいでしょうか。再開いたします。  次に廃棄物対策課関係分について議題といたします。  川満実、廃棄物対策課長説明をお願いします。 ◎廃棄物対策課長(川満実)  ハイサイ。それでは歳入歳出決算中、廃棄物対策課分について説明をいたします。  説明書の22ページをお開きください。  歳入科目第13款使用料及び手数料、細節03家庭ごみ処理手数料の収入済額は3億9,107万7,090円となっております。  これは指定ごみ袋などの卸売指定店6業者から納付された、指定ごみ袋及び粗大ごみ処理券等の販売による手数料でございます。  そのほかの清掃手数料中、自動車リサイクル関係申請許可手数料は、自動車解体業の更新対象業者が更新しなかったため、収入率が11.4%と低くなっています。  次に、第16款財産収入、細節08リユース品売り上げ収入の収入済額は、371万4,840円でございます。  これはエコマール那覇プラザ等で開催しているリユース市における古着等の販売、また再生工房における家具等の販売による収入でございます。  次に第20款諸収入、細節24那覇市・南風原町環境施設組合負担金過年度清算金の収入済額は、8,098万1,000円となっています。  これは当組合が整備している、環境の杜ふれあい公園の予算のうち、平成28年度から平成29年度に繰り越された予算が、用地買収の遅れなどにより不用となったことによる過年度負担金の本市負担額の清算金でございます。  以上が収入の主なもので収入済額の合計が、4億7,956万1,930円、予算に対する収入率は100.1%となっております。  続きまして、歳出の部の説明に移ります。23ページをお開きください。  事業06ごみ減量・資源化推進事業の支出済額は、1,325万3,996円で、執行率は97.4%でございます。  この事業では、ごみの発生を抑制し、資源循環型社会を推進するため、市民及び事業者向けの普及啓発活動、環境教育、生ごみ処理器機購入奨励などの取り組みを実施しております。  不用額が35万754円となっておりますが、主に生ごみ処理器機購入奨励金交付事業の実績、及び事業系ごみ分別チラシの作成が遅れたことによる筆耕翻訳料の不用額でございます。  24ページに移ります。  事業07家庭ごみ有料化事業は、支出済額が1億3,937万6,449円でございます。  この事業では指定ごみ袋の製造、粗大ごみ処理券などの印刷及びごみ処理手数料の徴収を卸売指定店へ委託しております。  不用額が1,376万5,842円となっておりますが、主に取っ手付きごみ袋の予算執行残、その他の指定ごみ袋製造請負業務の落札差額によるものとなっております。  次に事業10産業廃棄物対策事業の支出済額は、597万8,287円でございます。不用額が29万1,623円となっておりますが、主にPCB含有安定器の掘り起こし調査の回答率が、想定よりも低くなったことによる通信運搬費の不用額及び、次のページに移りますが、アスベストやPCB濃度分析の実績による業務委託料の不用額でございます。  最後に、事業02那覇市・南風原町環境施設組合負担金の支出済額は、17億3,877万6,000円となっております。  組合やごみ処理施設の管理運営負担金など、主な負担金の那覇市と南風原町の負担割合は、前々年度のごみ搬入比率を適用しており、平成30年度の負担金は那覇市が91.16%、南風原町が8.84%で算定されております。  歳出合計では、支出済額が19億1,012万7,596円で、執行率は99.2%となっています。  以上が廃棄物対策課の平成30年度の決算の状況でございます。  よろしくご審査くださいますようお願いいたします。 ○委員長(前泊美紀)  これより質疑に入ります。                 (「委員長」と言う者あり) ○委員長(前泊美紀)  大浜委員。 ◆委員(大浜安史)  02のクリーンセンターの負担金ですけれども、約17億ということなんですが、これは例年この金額ですか。それとも増えてるのか、減ってるのか。  以前は14億ぐらいだったけど、かなり増えてるような気がするんですが、一応執行が100%ではあるんですけど。 ○委員長(前泊美紀)  川満課長。 ◎廃棄物対策課長(川満実)  平成29年度に比較しますと、平成30年度が19億1,028万円、平成29年度が19億1,028万8,000円、前年度と比べて8,000円の減となっております。 ○委員長(前泊美紀)  大浜委員。 ◆委員(大浜安史)
     かなり努力されてる、今のお話を聞くと理解しているんですが、先ほどクリーン推進課のほうでもちょっと聞いたんですが、これは別だと思うんですけど、今の組合のほうでの焼却の件ですけど、これは今ごみとか草木もやってると思いますが、今現在、クリーン推進課のほうでは草木を委託して今、再生で処分してると思いますが、これは燃やすようなことはできないかと思って、個人的に考えていますけど。 ○委員長(前泊美紀)  川満課長。 ◎廃棄物対策課長(川満実)  その前に負担金の施設の状況について補足で説明があります。  先ほどは約8,000円の減と答弁をしましたが、これは南風原町も含めた金額となっておりまして、那覇市負担分については、平成29年度が17億4,065万2,000円、平成30年度が17億3,877万6,000円となっております。  今の草木の焼却の件ですけども、これは那覇市としては、総合計画それから環境基本計画、そして那覇市一般廃棄物処理基本計画の中でごみの減量、それからリサイクル率の向上を目指して取り組んでいるところでございますが、草木が家庭系が約3,000トン、事業系が同じ約3,000トンありまして、これを焼却するとなりますと、6,000トンのごみ量が新たに増えるということになります。  それから現在、チップ化とかたい肥化しているリサイクルについても、この割合も減っていきますので、大きな政策の見直しになると捉えております。  国のほうでも、ごみの減量とリサイクル率の向上については取り組んでおりまして、この草木を燃やしたときに電気が回収できるんですけども、国のほうではサーモリサイクルという言い方をしますけども、熱回収なんですね。  これは熱回収の場合は、リサイクル率にカウントされておりません。そういうこともありまして、これまでリサイクルということでたい肥化であるとか、先ほど申し上げましたチップ化ということで、今うまく運営が回っているものについて、また焼却に戻すということは、政策的に整合性がとれないということで、先ほど国の話をしましたけども、国のほうでもそういったリサイクルができる施設がないという場合に焼却は認めているということで、優先順位としてはチップ化であるとか、たい肥化というリサイクル、これマテリアルリサイクルといってますけども、それが優先されるということを今、考えております。 ○委員長(前泊美紀)  大浜委員。 ◆委員(大浜安史)  今の全部は厳しいという話があったので、基本的には、そういったサーマルという考え方でいけるのではないかと、国の指導もあるということで肥料化とのもあったのですが、先ほど審議の中で、委託料は幾らですかと聞いたのですけど、草木のごみの委託というか、約2,700万ということを聞いてはいたのですが、可能性と具体的な取り組みとして、3,000トン・3,000トンですから、家庭系と事業系ってわかって、逆に言ったら事業系を半分ぐらいですね、燃やすことによって、何が生じるかというと皆さんご存じのように、今、電力のほうに電気を売電しているわけなんですが、通常のごみであれば、キロ当たり8円で売電になりますけれども、こういった草木を燃やすとバイオ係数があがって10円ということで、1円2円になりますが、月に1,200万ぐらいですかね、記憶にあれば、売電がすすんでるわけですが、この3,000トンでももし焼くことによって、逆にまた委託料も半減しますから、その売電の年間クリーンセンターが1億5,000万ぐらい、たぶん毎年収入があるわけなんですけども、その中に今17億というさっき言った、ランニングコスト的なものをやってるわけですから、何らかの形でこれ軽減できないものかということで、私の考えはそういう方向で焼却できたらいいのではないかと。  一部、再生しながら、一部は燃やしてですね、サーマルを使って、財政の厳しい中でですね、それを捻出できないかということで考えを持ってるんですが、その点についてはどうですか。 ○委員長(前泊美紀)  川満課長。 ◎廃棄物対策課長(川満実)  バイオマス係数については、以前、議会でも大浜委員が取り上げていただきまして、そのときも答弁したんですけど、現在も台風によって出た草木についてはリサイクルできませんので、焼却に回しています。  そういうこともあってバイオマス係数は、一部草木もカウントされた係数が適用されているというふうに考えております。  それから事業系の一部について焼却という話がありましたけども、これはごみの減量とリサイクルの啓発の観点から言いますと、家庭系だけはリサイクルして、事業系だけは焼却ですというふうになると、その理由がなかなか明確に説明できないというところもあって、もちろん財政効果があるというのはわかるんですけども、今大きな方針の中でごみの適正処理を推進している立場からすると、これは難しいのかなというふうに考えています。 ○委員長(前泊美紀)  仲尾次潤廃棄物対策課主幹。 ◎廃棄物対策課主幹(仲尾次潤)  委員のご質問で以前にお答えさせていただいた資料をまとめて、この部分は少し財政当局とも話し合いを続けているところですが、一部実績が以前ございまして、平成22年度にこのエコマール棟の横の擁壁が崩れて、家庭系の草木を資源化に回す状況になかったときに焼却処理が行われております。この時点で家庭系の減量率がだいぶ悪くなりました。  当然、これはリサイクルに回していた部分を焼却に入れているので、その部分焼却が上がって、資源化率が下がったっていう事実があります。  その部分が、平成14年に家庭ごみ有料化を開始しした部分の95%ぐらいまで戻るという状況があって、その結果何が生まれたかといいますと、その年度の焼却処理をした焼却灰の中にやはり一部含まれて、最終処分場の投入量が増えたという事実があります。  その部分も含めて大浜委員がおっしゃった、財政効果をトータルで評価しなければいけないのかなというのをちょっと思って、今いろいろ確認をしているところなんです。  今、那覇エコアイランドの供用期間が、令和13年度当初で終了する予定です。  新しい最終処分先をきちんと確保するということも含めて、トータルな評価を行わない限り、焼却したほうがいいとか、そういう結論を出せる状況にはないのかなと。  議員がおっしゃったような形での売電への反映が、那覇市の負担金を減らせるかということに関しては、今までの売電実績で、負担金が減ったということはございませんので、負担金が減ることはないのかなと思っております。  最終処分のトータル的な評価と計画も踏まえた上で、リサイクルをどうつくっていくのかということとか、全体を並べて整理していかないと、あとでお金がかかりましたということは、ちょっと言えないと思っておりますので、そこのところは今、精査中でございます。 ○委員長(前泊美紀)  大浜委員。 ◆委員(大浜安史)  非常に説明を私も聞いてわかりはするんですが、今現在、年間売電をやって、今、基金として約17億ぐらいかな、確か基金があるわけですよ、ランニングコスト以外にね。  そのお金っていうのは、向こうが使えるお金ですから、那覇市は全く戻ってこないんで、それは限度が20億ということも聞いてますし、それ以上、上回れば1億でも少しでも還元というか、ある面では、そういうランニングコストに当てるような基金であるかどうかわかりませんけども、それはまた別の問題として、今後の研究課題という形で、考えてもらえればいかということで、この点については終わりたいと思います。以上です。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑ありませんか。  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  24ページのね、歳出の07の家庭ごみ有料化事業なんですね。これ約1億4,000万、大きな事業だと思いますけども、その内の主なものが印刷製本と委託料が占めていると思うんですが、その中で印刷製本費、執行率84.5%なんですが、この平成30年度の、このごみ袋もいろんな種類がありますよね、取っ手付きがあったり、大、中、小まであったかな、中まで、特小までありますよね。すみません。それぞれの種類の製造枚数はわかりますか。 ○委員長(前泊美紀)  川満課長。 ◎廃棄物対策課長(川満実)  まず大きく燃やすごみと燃やさないごみの区分がありまして、燃やすごみの大が、785万4,900枚、売上金額が2億3,564万7,000円。  それから取っ手付きの中が、47万2,490枚、売上金額が1,039万4,780円。  それから平形の中が、389万8,910枚、売上金額が7,797万8,200円。  小が、98万9,940枚、売上金額が1,682万8,980円。  特小が、20万90枚で、売上金額が240万1,080円。  燃やすごみの売上枚数の合計が、1,341万6,330枚、売上金額が3億4,325万40円となっております。 ○委員長(前泊美紀)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  これは燃えるごみ、燃やさないごみ。 ◎廃棄物対策課長(川満実)  今のは燃やすごみです。 ◆委員(仲松寛)  燃やすごみですね。燃やさないごみはどうですか。 ○委員長(前泊美紀)  川満課長。 ◎廃棄物対策課長(川満実)  燃やさないごみの大が、35万4710枚、売上金額が1,064万1,300円。  それから中が、平形ですけども、売上枚数が21万8,850枚、売上金額が437万7,000円。  小が11万190枚、売上金額が187万3,230枚。  特小が3万1,310枚、売上金額が37万5,720円。  燃やさないごみの売り上げ枚数合計が、71万5,060円、売上金額が1,726万7,250円ということになっています。 ○委員長(前泊美紀)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  ありがとうございます。  今、世の中は少子高齢化が進んで、1人世帯、核家族の世帯が、核家族化してると思うんですね。  そういう中で大、中、小、特小とあるけれども、その枚数も年々バラツキが出てきてるのではないかというふうに思ってるわけですよね。  今、お答えになった各種類の枚数というのは、ずっとこの枚数で印刷を続けているのか、その辺をちょっとお聞きしたいんですが。 ○委員長(前泊美紀)  仲尾次主幹。 ◎廃棄物対策課主幹(仲尾次潤)  こちらの実績の分でいきますと、取っ手付きごみ袋は、すみません、今、普通のつくり方というか、枚数発注方式をとっているのですが、平形のほうは、売上の実績払いという形になっていますので、製造工場のほうが徴収事務委託をしている指定店のほうに納品した実績をもって支払いがされて、その部分から、指定店から売り出された分が、今、報告越した数字としてあがりますので、製造数自体は指定店のほうが確保する分も含めた形なので、今の売り上げ実績よりももう少し実際製造はされている状況です。  その上で、各小売店での市民が購入する基盤を構成している状況なので、おっしゃってる部分で言うと、少子高齢化で核家族化が進んで、例えば小の袋が伸びてくれば、小の売り上げ枚数がもちろん伸びます。  ですからこの部分というのは、おっしゃってたような形でどういうふうに見合うかというのは、今でも出来高払いという形でやっておりますので、その部分はできる形での製造契約、入札自体は、枚数で発注はしておりません。  この程度の枚数をつくるのであれば幾らでできますか、という形での入札参加で応募してもらって、この枚数をどれくらいで私たちできます、というところで、安くできるところが落札をとっている、というのが私どもの指定ごみ袋の仕組みとなっております。 ○委員長(前泊美紀)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  1年間つくったものが、そのまま1年間すべて消費されるわけないわけですよね。  去年、おととしつくったのがまだスーパーとか、お店に残ってるわけですよね。  で、必要な枚数の分だけ商店とかはそれをまた追加して、お客さんに提供しているという状況だと思うのですが、ということは皆さんとしては枚数全体の、今、でも枚数の説明があったけれども、去年は平成30年度はこれだけやりましたと、あるわけですけども、過剰、毎年だいたいこの枚数でいくとトントンなのか、過剰ぎみに製造がされているのか、というのは在庫があるはずなんですよね。そういったところの皆さんの認識というのはどういうものなのでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  仲尾次主幹。 ◎廃棄物対策課主幹(仲尾次潤)  ちょっと説明がしにくいのですが、過剰なのかどうかという視点でいきますと、新聞報道でもされるように、店頭で欠品があると報道がでるということもありますから、小売店在庫はある程度必要な分があるはずです。  その部分も含めて、県内のシステムでは卸業者のほうが市の代行の交付金取扱所としての機能がある状態なものですから、そういう部分の観点からすると、仲松委員がおっしゃるような形で一部在庫がある状態で流通しているのが現状です。  世帯数が増える中で、枚数が実は全体では落ちていないということがあるので、人口は若干減少気味の中、世帯数がやっぱり増える分、その世帯数で使っている分が増えているということはあるかなと思っておりまして、昨年度は前年度実績と比べますと、そうですね、20万近くは枚数が伸びた実績できていますので、各人が個々で世帯を構成するようになって、世帯数が増える分はその分、反映がきているような気はしております。 ○委員長(前泊美紀)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  そういうこと、世帯数が増えるということは、ごみ袋も売れていくと、ごみも出す分が増えると、ということはごみの減量化と逆行はしていないのかな、その辺の分析はどうなんですか。わかりますでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  川満課長。 ◎廃棄物対策課長(川満実)
     ごみ量で比較しますと、平成30年度は、平成29年度と比較しますと、ごみの総排出量は2.4%増えています。  これから資源化物を除いたごみの排出量については2.5%伸びておりまして、系統別で言いますと、家庭系が3.5%、事業系が1.3%増えております。  この家庭系が増えた要因としましては、昨年は大型の台風が接近をしまして、それに伴う台風ごみが増えたということ。  あと、それから最近リフォームの工事が増えておりまして、リフォームに伴うごみが増えております。  それから高齢者が施設に入居したりですね、実家に戻ったりして、その時の引っ越しに伴うごみとかが増えているということで、特にごみ袋が増えたというところは、要因としては分析はしておりません。 ○委員長(前泊美紀)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  ごみの減量化ではなくて、ごみが増えたというふうに認識してよろしいですね。  わかりました。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  同じところなのでそのまま聞きますけど、さっき実績払いになるというから、単価が単純にあるわけじゃないと思うんですけど、ごみ袋だいたい今、単価目安で1枚いくらぐらい大、中、小、特小、取っ手付きになってるというのは、だいたい出ますか。  仲尾次主幹。 ◎廃棄物対策課主幹(仲尾次潤)  取っ手つきごみ袋は、以前答弁をしていく中では、一次業者しかつくれないということでしたけれども、大手もう一社できるようになりましたので、今議会の条例改正の内容についても、今後入札を予定しております。  なので入札単価は下がっていくかと思うのですが、今、現状は枚数が小さいのでどれぐらいになるかということはわかりませんが、平型の袋に関して言えば、最近は業者間で単価を下げてできると出すものがちょっと多くなってきていて、30年度の実績で言いますと、大袋の燃やすごみに関しては、平均値が5.295です。中の袋は3.58円。これ1枚当たりです。その上で、小の袋が2.6の後半くらいです。特小のほうが、1.86ぐらいの年度平均が出てくるかと思います。  ここは、燃やすごみのは量が多いのでそうなるのですが、燃やさないごみ袋は、大きさが一緒でもつくる枚数が少ないですので、燃やさないごみ袋の大に関しては、7.7円。中の袋は、5.2円台の後半。小の袋に関して言えば、3.56円です。特小に関しては、2.61円ぐらいですかね。それぐらいの単価数量で落札がされています。 ○委員長(前泊美紀)  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  ありがとうございます。どうしても例えば大だと300円で10枚だから、1枚30円。中だと200円で10枚、1枚20円ということで、やっぱり全国的にこれはもう少し安くならないんですか、高いんじゃないですかといわれるるんですれども、今伺ってもわかるように、基本的にこれは袋をつくるコストというよりも、その処理のためにそれだけ上乗せして取っているということだから、例えばこのごみ袋を海外に発注するとか、もっと単価が下がっていくとなったときに、この値段を下げるということに直結するわけではなくて、皆さんのさっきまでの答弁と含めると、ごみの量自体も増えているとかいろいろなこともあるので、これは差額が多少前後しても、処理手数料として、皆様はあくまで取っているという考え方でいいんですよね。 ○委員長(前泊美紀)  仲尾次主幹。 ◎廃棄物対策課主幹(仲尾次潤)  そうですね。以前、委員の皆様にお配りした資料がありますが、あの部分で説明させていただいたところに戻りますと、市民の皆様に負担していただいている手数料は、制度の費用、それから徴収事務委託に関する費用に関しましては、全額負担をしていただきたいということで、有料化は当初からスタートしておりますので、300円のうちの中に、直接経費として家庭ごみ有料化事業の経費が入っております。  それ以外の費用が、ごみ処理費用に係る部分になりますので、6割程度がごみ処理経費だと見込んでいただければと思います。  その部分を分解していくと、ごみ処理経費に実際係る部分が出てきますので、例えばおっしゃるようにごみ袋、下がっていく部分はある可能性はありますけれども、高くなる可能性ももちろんあります。トータルで評価をして、手数料の設定はやってきたところでございますので、今後ともその辺は研究を続けて、安くなるのか、ならないのかというのは、流通の仕組みも含めて、トータルで考えていきたいなと考えております。 ○委員長(前泊美紀)  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  言ってしまえば、今決算だからトータルの数字が出てくる、実際結果が出てくるからいま改めて伺っているんですけれども、やはりどうしてもごみ袋高いんじゃないと聞かれたときに、いままさに答弁いただいたように、例えば大1枚が30円だとしたらなんでこんな袋、普通に買ったら1円もしないはずだと言われるけれども、これは実際つくっている製造費が例えば5円かかったとしたら、そこに例えば流通料として3円かかったとしたら、残りの十円、二十円というのは、これはさらにあなたが出したごみの燃やす金額まで含めてそうなんですよということで、あくまでごみ袋代というよりは、手数料を払っているんですよということで説明するということは、認識として合っているということでいいですか。合っているならそれでいいので確認を。 ○委員長(前泊美紀)  仲尾次主幹。 ◎廃棄物対策課主幹(仲尾次潤)  はい、それで大丈夫でございます。 ◆委員(清水磨男)  ありがとうございます。 ○委員長(前泊美紀)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  ボランティアごみ袋8万枚。74万円近くかかっていますが、これは年々増えていく傾向でしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  仲尾次主幹。 ◎廃棄物対策課主幹(仲尾次潤)  毎年度、ほぼ同じくらいを作成しておりますけれども、昨年度の実績は、29年度の実績が7万枚くらいだったんですけれども、5,000枚は増えていて、その在庫を調整しながら、動かしている感じになっていますので。ただ枚数が大体8万枚くらいですと、高くなったりするときもあってちょっと様子を見ながらになっていくと思いますが、交付団体も29年度が123団体のところ、166団体申請があったりとか、そういうものもありましたので、今後とも必要かと思っております。同じ枚数ですね。 ○委員長(前泊美紀)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  まちの美化という面では、非常に有効な事業ですよね。  首里石嶺線の鳥堀側などは、毎朝掃除をして、毎朝それに入れて出している方がいます。  そういう意味では、大切な事業なので適正なあれでがんばってください。  終わります。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませか。  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  ごみ減量資源化推進事業なんですけれども、政策説明資料の事業評価のところで、家庭系ごみは横ばいで推移しており、また事業系ごみは好調な観光を背景に増加となっているという記述がありますが、事業の皆さんが、来月からちょうど食品ロス削減推進法が施行されますけれども、事業者、家庭系のごみに関しては、削減に向けて普及啓発活動に取り組まれていると思うのですが、事業の皆さんのほうで何か取り組んでいるものとかはあるのでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  川満課長。 ◎廃棄物対策課長(川満実)  大規模事業を中心に直接訪問をしまして、ごみの減量化であるとか、それからリサイクルについて助言をしたり指導したりしています。 ○委員長(前泊美紀)  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  食品ロスの削減推進法が施行するに当たって、事業者向けに対して、確か小規模事業者向けにアンケートか何かを行ったというふうに伺ったことがあるんですけれども、そのアンケートの結果とかはどうなっていますでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  仲尾次主幹。 ◎廃棄物対策課主幹(仲尾次潤)  食品ロス削減法の交付に当たってのアンケートは、スーパーマーケットとコンビニエンスストア3社に対して行っていて、1社からまだ返事が返ってきていません。  各社取り組んでいる内容、この見切りのことであるとか、そういう状況で返ってきている状況です。  なので、まだ踏み込んでお話をするというのは、まだ法の施行が、この間の閣議決定で10月1日になったということだけ報道で確認していますので、内容を見極めて、再度また確認をして進めていきたいなと思っております。 ○委員長(前泊美紀)  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  法の施行を受けて、今後の事業スケジュールみたいなものはありますか。  推進計画とか、国がこれから出してくると思うのですけれども、それを受けて那覇市は次年度に作成をするとか。 ○委員長(前泊美紀)  川満課長。 ◎廃棄物対策課長(川満実)  法律が来月施行されまして、国の基本方針が今年度中に策定される予定になっております。  その中で、市町村についても食品ロスの削減計画の努力義務が課されるというふうに聞いております。その中身、内容を精査して市としての計画が必要なのかどうかは、検討したいと思っています。 ○委員長(前泊美紀)  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  わかりました。 ○委員長(前泊美紀)  補足がありますか。  仲尾次主幹。 ◎廃棄物対策課主幹(仲尾次潤)  課長がお話したような形が大枠なんですが、結局、事業者向けにもどのような形で国が方針を出すかというのも決まっていない部分があるので、先ほどお伝えしたような中身かなと今は判断しているところなので、こういうもう少し見える化した形で、事業者向けにどういうふうな形がと見えてくると、小売業者の皆さまとかともお話できるのかなと、こちらも期待をして待っているところです。 ○委員長(前泊美紀)  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  ありがとうございました。 ○委員長(前泊美紀)  ほかにありませんか。  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
     休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  次に、環境衛生課関係分についてを議題といたします。  比嘉博文環境衛生課長、説明をお願いします。 ◎環境衛生課長(比嘉博文)  皆さんこんにちは。  環境衛生課の比嘉でございます。  環境衛生課、平成30年度一般会計歳入歳出決算の説明をさせていただきます。  まず歳入についてご説明をさせていただきます。  決算書のページは57ページでございますが、お配りしたこちらの資料の26ページをご覧ください。よろしくお願いします。よろしいでしょうか。  本課の歳入は、環境衛生課窓口及び協力をいただいている動物病院で徴収する、犬の登録、狂犬病の予防注射、犬、ねこ引き取り等保健衛生手数料等になっております。  予算現額が522万1,000円に対して、調定収入額ともに531万8,870円で9万7,870円の増。収入率は、101.9%となっております。  平成30年度においては、2件のいわゆる猫の多党飼育世帯への対応で、細節の05、犬・猫引取手数料の増があり、歳入が全体で予算現額よりも微増となっております。  引き続きまして、歳出についてご説明いたします。  同じく決算書163ページでございますが、お手元の27ページをご覧ください。よろしいでしょうか。  環境衛生課の6事業総計で、第4款衛生費第1項保健衛生費の予算現額4,293万3,470円。支出済額4,170万1,835円。不用額123万1,635円。執行率が97.1%となっております。  その中で不用額が多い2事業の説明をさせていただきます。  まず資料3ページの05、犬・ねこ適正飼養推進事業予算を説明いたします。  事業費予算現額、1,564万9,267円。支出済額、1,474万5,828円、不用額910万3,439円となっております。執行率は94.2%となっております。これは主に1節報酬で、非常勤獣医師がおりますが、この獣医師が1カ月間、4月でございましたが、採用が難しくてそのことが主な理由となっております。  続いて同じく2ページ目、事業18の一般事務費予算の説明をいたします。  事業費予算現額456万5,203円。支出済額427万4,924円。不用額29万279円となっております。執行率は93.6%になっております。  これは14節の資料料及び賃借料で、環境衛生課内での複写機使用の節約、環境部内での車両の有効活用等が30年度にございまして、同額の不用となっております。  簡単ではございますが、以上で説明は終わります。  ご審議のほうよろしくお願いします。 ○委員長(前泊美紀)  これより質疑に入ります。  當間副委員長。 ○副委員長(當間安則)  不妊去勢手術実施事業なんですけれども、政策説明資料でも22ページにありますけれども、実施目標120匹という根拠を教えてください。 ○委員長(前泊美紀)  比嘉課長。 ◎環境衛生課長(比嘉博文)  根拠については、当初は一括補助金、交付金を利用して当初300匹から始めています。  観光地周辺ということで、なかなかいないということで200匹、100匹というふうに目標が減ってきた現状の中で29年からは一般財源に移行したものですから、交付金で利用していた最終年、100匹でございましたので、それを維持しようというふうな形で、当初は100匹というふうに目標を設定させていただいております。 ○委員長(前泊美紀)  當間副委員長。 ○副委員長(當間安則)  これは、予算の財源の移り変わりであったり、そういった現状を見据えているのか。  例えばこの100匹、120匹やっておけば、またほったらかしたら増えていくわけじゃないですか。そういったものの度合いというのかな。が、やっぱり適してるのか適していないのか。場合によっては、もう少し予算をつけて、ある意味一気にやらないと増殖はしていくだろうというのも考えられるところがありまして、それで今年度、倍ぐらいに跳ね上がったのが、電気メスを購入したということで、これは次年度どんどんどんどん使うということで、購入費は今年度に入ってはいる。30年度に入ってはいますけれども、ただ、これの目的というのは効率的な手術を目指すと。この効率というのは、例えばこれを購入することによって、対応が120匹が倍の240になるとか。そういった効率ではないんでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  比嘉課長。 ◎環境衛生課長(比嘉博文)  これについては、内部でもやったんですが、基本的に電気メスについては個体の負担といいますか、電気メスですと非常に出血が少なくて済むのでございまして、そういったこともございます。  ただ、我々の獣医師の手が、だからといって増えるわけではないんでございますので、ただ手術台とかそういった設備のさらなるものがあればいいんですが、やはり今のものであれば、なかなか数を大幅に増やすというのが、現状としては非常に難しい状況にございます。 ○委員長(前泊美紀)  當間副委員長。 ○副委員長(當間安則)  いわゆるこの効率というのは、猫にとってということで承知しているのしょうかね。猫にとって効率がいいと。  たぶん先生の手というのは、やる手というのは、当然増えてはいないんですけれども、やはりこの電気メスを使うことによって、早くなったりとか、その辺があればもう少しできるのかなと。  ある意味、働く時間が少し短くなるのかなという解釈の効率というのは、認められるところもありますけれども。  ともあれ、これはやっぱり目的というのがございまして、増やさないというのが基本的にあると思うんです。その辺の調査もしながらこの目標がいいのであれば、いいとは思うんですよ。要するに予算から先に来るんでなくて、そういった状況を見据えながら、今後またずっと検討するほうがいいのかなということで、要望としておきたいと思います。  もう一点なんですけれども、今度は別の話なんですけれどもハブ。ハブを冷凍してから売却して収入化していますよね。これが歳入の26ページにあるハブ売払収入という解釈でよろしいでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  比嘉課長。 ◎環境衛生課長(比嘉博文)  はい、そのとおりでございます。  実は、ハブの予算については、29年度までは交付金を使わせていただいたものですから、そういった売り払いいうことはできなかったんです。  それで30年度からは、売り払えるところで業者さんを探して、蛇皮を使った加工業者さんに一応おろしているといいますか、販売をいたしております。 ○委員長(前泊美紀)  當間副委員長。 ○副委員長(當間安則)  これ今金額で見ますと、ハブの売払金4万6,200円なんですよね。これ112匹確保したみたいなんですけれども、実質的にはそれだけ売っていないということですか。 ○委員長(前泊美紀)  比嘉課長。 ◎環境衛生課長(比嘉博文)  当初は、予算目標としたのが、ちょっと食品として売ろうとしたんですが、それだともう少し高かったんですが、実はそれがちょっと不調に終わりまして、探して皮の業者さんということでだいぶ単価が1キロ500円になりまして、だいぶちょっとお安くなってしまったという現状がございます。 ○委員長(前泊美紀)  當間副委員長。 ○副委員長(當間安則)  これとなると、冷凍ハブにして皮製品に加工するというんですけども、これ冷凍するのにもっとコストがかからないですかね。 ○委員長(前泊美紀)  比嘉課長。 ◎環境衛生課長(比嘉博文)  実は、我々の冷蔵庫も電気代も業者さんに払っていただいています。  この歳入の中でハブの売り上げと電気料という形でいただいております。 ○委員長(前泊美紀)  當間副委員長。 ○副委員長(當間安則)  まあ4万6,000円となると、これを管理する人であったりいろいろ考えて、これちなみに販売しなければどういった処理となり得るんでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  比嘉課長。 ◎環境衛生課長(比嘉博文)  県の研究施設に一応はお渡しするという形をこれまではとっておりました。なのでこれがなくなればそういう形になると思います。 ○委員長(前泊美紀)  當間副委員長。 ○副委員長(當間安則)  これはまあ収入はある話ですから、完全にやめて、調査研究のほうがいいんじゃないかというのも、これは私の意見として受けとめておいてください。  ありがとうございました、終わります。 ○委員長(前泊美紀)  ほかにありませんか。  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  関連して、ハブの件なんですけれども、平成30年度は咬まれた件数が2件ですか、今、現在咬まれた件数とかあるんでしょうか。  令和元年度ですね。 ○委員長(前泊美紀)  比嘉課長。 ◎環境衛生課長(比嘉博文)  今年度は2件ございます。
    ○委員長(前泊美紀)  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  大体、例年2件ほどですか。 ○委員長(前泊美紀)  比嘉課長。 ◎環境衛生課長(比嘉博文)  決まってはいないんですが、ないときもあるんですが。那覇市については、那覇市内で咬まれた場合も市外で咬まれた場合も、那覇市民であれば、対象という形で1万円ですがそういうふうな支給をしております。ちなみに30年度はお2人とも那覇市内で。 ○委員長(前泊美紀)  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  この捕獲器の設置が成果説明書の中では、153件とあるんですけれども、これは平成30年度だけで設置した件数が153件という理解でよろしいですか。 ○委員長(前泊美紀)  比嘉課長。 ◎環境衛生課長(比嘉博文)  これについては、市民の皆様の要望によって当然設置させていただくわけなんですが、その期間も含めて継続も含めて、その件数になっております。 ○委員長(前泊美紀)  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  はい、わかりました。  ちなみに咬まれた方はその後、大丈夫なんでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  比嘉課長。 ◎環境衛生課長(比嘉博文)  はい、まあ特に…。大丈夫ということです。 ○委員長(前泊美紀)  ということで、いいんですか。  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  あと犬猫の適正飼養の件なんですけれども、先ほどクリーン推進課で午前中聞いたところによりますと、こういう死骸の回収が、だいぶ減ってきている分析としては、野良猫が減ったことが要因だというふうにおっしゃっていたので、この適正飼養の推進事業が効果を出しているのかなというふうに感じました。  それでこの成果説明書の85ページの引き取りの件なんですけれども、犬猫の引き取りで飼い主から引き取った犬の件数が2頭で、猫が32匹というふうになっていますが、飼い主から引き取ったこの32匹というのは、どういった理由で引き取っているんでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  真栄城敬一主幹 ◎環境衛生課主幹(真栄城敬一)  飼い主からの引き取りに32匹。これ2件ありまして、お2人からの引き取りで、10匹と22匹の引き取りになっています。  10匹につきましては、飼い主の高齢によるもので飼育継続が困難になったというものであります。  残りの22匹は高齢な方でないんですけれども、生活困窮と生活の立て直しのために、やむを得ず引き取るという形になったものであります。 ○委員長(前泊美紀)  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  多頭飼育の方から引き取ったということですか。 ○委員長(前泊美紀)  真栄城主幹 ◎環境衛生課主幹(真栄城敬一)  はい。両方とも10匹、22匹と多頭飼育の状態になっておりまして、特に22匹のほうは管理不動産会社から強く要望があったなど、特に生活環境が悪化していたものですから、これについて改善をするためにやむを得ず引き取ったというものであります。 ○委員長(前泊美紀)  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  わかりました。 ○委員長(前泊美紀)  比嘉課長。 ◎環境衛生課長(比嘉博文)  引き取りについては、飼い主さんの終生飼養の義務というものもございますので、例えば引っ越しするから簡単に引き取るとか、そういうことではなくてケースバイケースで、こちらが引き取らざるを得ない状況を個別に審査させていただいて、そういう形になっております。 ○委員長(前泊美紀)  ほかにございませんか。  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  先ほどからハブの質問があるんですけれども、この21のハブの衛生害虫等対策事業なんだけれども、支出済額が1,200万余りですよね。  先ほどから聞いていますと、捕獲して、あるいは捕獲したハブを売るんだけれども、そんなにお金にならないというようなお話もあったわけだけれども、ハブというのはどういう位置づけなんでしょうかね。病害虫とか危険生物とか、国とか県とかはハブをどういう位置づけに置いているんですかね。わかりますか。難しい質問かね。 ○委員長(前泊美紀)  比嘉課長。 ◎環境衛生課長(比嘉博文)  危険生物でございますね。 ○委員長(前泊美紀)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  この危険生物であるハブが、那覇市にどれぐらい生息しているかとか、県全体でどれぐらい生息しているかというような数字というのは、わかるんですか。 ○委員長(前泊美紀)  比嘉課長。 ◎環境衛生課長(比嘉博文)  これ実は、議会でも仲村議員あたりからもございまして、これはもちろんなかなか難しいということでございますね。  全て駆逐するという方向でもございませんので、その辺はちょっとご理解していただいて、ということになりますね。 ○委員長(前泊美紀)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  僕が心配しているというか、この質問をしているのは、市民生活に影響が出る場合なら、それは当然駆除するとかいうのは大事なんだけれども、これを捕り続けて、ハブ自体がこの那覇市から絶滅危惧種みたいなことになって、ハブが生息できない都市になってしまったと。それは、ないとも言えないし、あるとも言えないわけだけれども、逆にハブを殺さずに生け捕りにして、あまり人のいないところヤンバルの森の中に逃がすとか、そういう考え方とかないのかなと思うんだけどどうですか。 ○委員長(前泊美紀)  比嘉課長。 ◎環境衛生課長(比嘉博文)  なかなかアイデアとしては、我々那覇市はよろしいんですけれども、例えば、犬猫についても、ワンちゃんをちょっと北部のほうに捨てているという情報もございますので、またあちらで非常に困った状況も起こりますので、ハブについてもそういう方法というのは、なかなか難しいかなと考えております。 ○委員長(前泊美紀)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  はい、わかりました。 ○委員長(前泊美紀)  清水委員、手を挙げていましたよね。  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  ちょっと調べながらだったので失礼しました。  適正飼養のほうで、狂犬病予防の注射だけ質疑したいのですけれども、これは各地巡回したりして打ったりしているものが、これに当たるものですか、先に確認だけ。  それともこれはまた別のものですか。 ○委員長(前泊美紀)  比嘉課長。 ◎環境衛生課長(比嘉博文)  毎年5月から6月にかけて市内各地で回って、狂犬病の予防注射を行っております。 ○委員長(前泊美紀)  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  これ平成30年実績になると思うので、このときは何カ所を回って、これは実際に登録頭数のうちのどのぐらいの頭数をカバーできた、何パーセントぐらいをカバーできたのか。必要とされる狂犬病注射の、わかればで結構なので。  大体でいいです。わからなければ、わからないで結構です。
    ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  真栄城主幹。 ◎環境衛生課主幹(真栄城敬一)  詳しい、細かい数字ではなく概算でお答えさせていただきます。  注射会場は、全部で20回会場ございます。登録頭数が約1万頭。接種率56%ぐらいで接種頭数がだいたい5,000ちょいという形になりまして、集合注射の頭数が約1,000頭。残りは病院での接種という形になっております。 ○委員長(前泊美紀)  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  これ20カ所なんですけれども、20カ所は同じ場所も回るんですか。それとも全部20カ所違うところに行っているんですか。これが1点と。それとここにいる人は、必ずここに来てくださいなのか、ほかのところも別に行けるのか、それどうなっているのか教えてください。 ○委員長(前泊美紀)  真栄城主幹。 ◎環境衛生課主幹(真栄城敬一)  会場につきましては、首里支所、真和志支所、小禄支所につきましては、ここは述べ2回ずつやっておりまして、あとは小中学校を主に会場としております。  会場につきましては、飼い主様が来られる日程会場で都合のいいところ、どちらでも構わないという形になっております。 ○委員長(前泊美紀)  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  年々取り組みも、周知も広がっていくし活動も継続していただいているので広がっているかなと思うんですけれども、以前だいぶ前に一度お伺いしたのが、結局5月、6月にやるのでどうしても梅雨時期なので、雨が降って家の近くに行こうと思ったらいけないというような場合に、けれども同じ場所に来てくれなかったりするから、どうしたらいいんでしょうかというのはやはり以前からあったので、実際、今回そういった雨に対するトラブルとか、そういったときの対処とか周知とかいうのは皆さんで行っていますか。  例えば、雨が降ってしまったときに、実際あんまり集まらなかったとか、そういったものがタイミング次第であったりなかったりすると思うんですけれども、何かそういったときの対応とか、事前に、雨天の際には例えば別会場にお越しくださいなのか、そういったトラブルとかそういった例えばご意見が多いんだったら、何かその対策を課内で検討されたことがあるとか、何かありますか。  実際、たまたま降らなかったので何もありませんでしたかもしれませんが。 ○委員長(前泊美紀)  比嘉課長。 ◎環境衛生課長(比嘉博文)  実は、その件もいろいろやって、毎年小中学校を借りながら学校の予定もございますので、なかなかあれなんですけど、支所を今回も増やしているんですが、支所ですと割と隠れる場所も多くて、車でも来やすいという部分もございまして、そういう形で年々市民が来やすいような形を考えて実施しております。 ○委員長(前泊美紀)  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  検討してやっていただいているということですが、やっぱりどうしてもいただく意見の中で、この5月、6月という時期がら、その現場は濡れなかったり家では大丈夫でも、やっぱりその道中がちょっと出られないとか、犬によってはそれでもうびびって出ない犬もいるとか、そういった場合もありますので、ぜひそういったときの他会場でやってますという周知だとか、もしくは来やすい場所をもっと増やす回数をするとか、そういったことはぜひ引き続き取り組んでください。  以上です。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。  粟國委員。 ◆委員(粟國彰)  1件だけ。ハブの話もいろいろあるんだけれども、年2人被害者が出ているということであります。  うちは識名に住んでいて、年3匹くらい蛇は見るんだよ。先週、うちの隣の犬がハブに咬まれて亡くなったという話も聞いて、捕獲器を設置するように要請をしたんだけれど、捕獲器を設置したと聞いたんだけれども、その後ハブが捕獲器に入っているのかどうかいろいろあるんだけれども、年間ハブの捕獲器を設置して何匹ぐらい捕獲ができるの。 ○委員長(前泊美紀)  比嘉課長。 ◎環境衛生課長(比嘉博文)  ハブについては、私もここにきてこんなに捕れたのかというふうに考えていますが、ちなみに30年度は112匹捕れています。 ○委員長(前泊美紀)  粟國委員。 ◆委員(粟國彰)  場所はどこに集中するの。 ○委員長(前泊美紀)  比嘉課長。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  比嘉課長。 ◎環境衛生課長(比嘉博文)  場所で申し上げますと首里とか真和志地区が多いのですが、固定するのはなかなか難しいのですが、たまたまなんですけれども、沖大が改築中でございまして、どうしても振動とかで非常に出てくるという形で、女子短大のところで非常に30年は捕れたと。  また、もちろん識名園、あとは玉陵とかもだいぶ多く捕れます。 ○委員長(前泊美紀)  粟國委員。 ◆委員(粟國彰)  今聞いたら、真和志地区と首里地区にも多いとは聞いているんだけれど、多分、地域から要望が、要請が多いと思うんだよね。うちの地域からは。たまに巡回して、いろいろ見て、捕獲するように協力をお願いしますね。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  ほかに質疑はありませんか。  ないようでありますので、この件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者退室) ○委員長(前泊美紀)  それでは再開いたします。  これより議員間討議に入ります。  今回はないですか。  特にないようでありますので、議員間討議を終了いたします。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入室) 【都市建設環境常任委員会】 ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  これより請願陳情審査に入ります。  初めに、請願第1号、那覇市の泊漁港内にある「泊いゆまち周辺」における野良猫に対する「さくら猫」不妊手術事業について継続及びその後のさくら猫の管理に関してを議題といたします。  比嘉博文環境衛生課長、説明をお願いします。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  請願第1号につきまして、比嘉博文環境衛生課長説明をお願いします。 ◎環境衛生課長(比嘉博文)  今回の陳情の件は、那覇市の当該地域周辺における野良猫に対するさくら猫不妊手術事業。  これは、御承知のとおり耳をカットしたときにさくらの形にするということで、そういう形で言っていますが我々の事業名とは若干違うのですが、その件でございます。  それの継続及びその後のさくら猫の、猫の管理についてという件名でございました。  陳情者については、■■■様でございます。  既に回答書もお渡しして、理解を得ているところでございますが趣旨としては、3点ございます。  まず1点目、当該地域周辺におけるTNRの喫緊での実施。  2番目、当該地域周辺におけるTNRの継続的な実施。  3番目、当該地域周辺におけるTRN後の猫のマネジメントの検討ということでございます。  まず1と2につきましては、当該地域は、事業当初平成26年度からすでに実施をさせていただいており、ことし7月に現場を調査した折、周辺関係者への聞き取りでは、現在ではほとんど不妊去勢を手術した猫である。いわゆる耳をカットした猫であるという情報も得ております。またそのときに関係者と飼い主のいない猫への対応について話し合い、今後の連携についても確認済みでございます。  最後に3番目については、TRNの今後のマネジメントということでございますが、不妊去勢手術後の管理といたしましては、活動を行う方々にこれまでもそうなんですが、継続してしっかり指導助言等を行わせていただきたいということで、事業内容としてなっています。  今後、飼い主のいない猫への不妊去勢手術事業につきましては、市民の関心も非常に高いことから、今後も趣旨等について市民に積極的に発信していきたいと考えております。  以上でございます。
    ○委員長(前泊美紀)  これより質疑に入ります。  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  地域を特定しないという、特定されると困るというお話なんだけれども、特定してそこに持っていってもらって、皆さんの事業をさらに継続してやったほうが、那覇市全体からそういうものはいなくなるんじゃない。去勢した猫が増えるというのはいいことじゃないの。  これをヤンバルまで持っていってさ、ヤンバルの山を荒らして天然記念物のヤンバルクイナまで食い荒らされるというような事態まで起こっているわけよ。  だから連休になるとヤンバルの国頭村、大宜見、東村はわざわざ国道に出て、そういう猫を捨てないでくださいよというPRまでやるのよ、子どもたち使って。  だから那覇は、都市で捨ててくださいということでやったほうがいいよ。  国立、世界遺産登録を目指しているところに、猫、犬を捨てるんじゃなくて、どうぞ捨てるんだったら安謝でやっているから、そこに持っていってくださいということにすればいいだけのことじゃない。 ○委員長(前泊美紀)  比嘉課長。 ◎環境衛生課長(比嘉博文)  やはり動物を遺棄することは犯罪でございますので、それプラスやはりそれでは特定できたとしてそちらに持っていくと、そちらの猫ちゃんはすぐには寿命が尽きるわけではございませんので、あくまでも、これ以上増やさないというふうな目的でさせていただいておりますので、そうすると増えれば増えるほどそういった糞尿被害も、皆さんご承知かと思いますが餌を食べるところに限らないですが、周りが非常に迷惑を受けるということもございますので、その辺は、ちょっとご了解いただきたいなと考えております。 ○委員長(前泊美紀)  真栄城主幹。 ◎環境衛生課主幹(真栄城敬一)  今のご指摘のように、ここだったら大丈夫という形のいわゆる飼い主様、もしくは猫を世話している、犬でもいいんですけれども、ここだったら大丈夫という安心感を与えますと、結果増えることになるんですね。これは、東京においても神奈川においても八重山においても、場所がはっきりしているところは高い確率で増えております。減ることはありません。なのでこちらとしては、適正飼養が大事だよということの普及啓発に努めているところであります。 ○委員長(前泊美紀)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  国頭、大宜見、東は、全ての飼っている猫については去勢していると、そういうことをちゃんと決めてやっているわけさ。それが世界遺産登録をやって希少動物を守るという立場から、やっているわけですよ。  だからそれを僕に言わせると、ヤンバルの私から言わせると、那覇からそういう捨て猫をそこに持って行って、そういう環境を壊しているというところ。だからそこが、一番人口の多い那覇市として、そういうことがないような啓蒙活動も僕は徹底してやるべきだと思うんだけど、どうでしょうかね。 ○委員長(前泊美紀)  比嘉課長。 ◎環境衛生課長(比嘉博文)  我々もまさに、県を初めラジオ等でもいろいろやっておりますが、「一生うちの子キャンペーン」ということで、終生飼養、適正飼養については、非常に啓蒙活動をさせていただいているところでございますが、いま一つ、なかなか猫を外で飼うことの法的な罰則等もございませんので、その辺はたぶん我々が餌やりを、餌をされている方になになにだからだめよということではなくて、こういった形で迷惑を受けている方がいらっしゃいますので、できるだけ飼える分だけ飼って、そこでは与えないようにしたらいかがですか、という提案的なものでしかなかなかできないということもご理解いただければと考えています。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  先ほどの説明で、請願の趣旨としては、ここで当該地域でTNRを喫緊で実施してほしいとあるのですが、平成26年からもうすでにその地域で実施をしていますと。そして継続的な実施もされており、ことしの7月に担当課のほうで聞き取りをしたところ、野良猫はあまりいないという結果だったという理解でよろしいですか。 ○委員長(前泊美紀)  比嘉課長。 ◎環境衛生課長(比嘉博文)  そのとおりでございます。  特に当該地域においては、やはり観光地ということもございまして、当初から我々が観光地周辺ということでもございましたので、積極的に事業を展開させているところでございます。 ○委員長(前泊美紀)  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  この回答を陳情者にすでにされたということですが、陳情者のほうからはどう受けとめられているんでしょうか。 ○委員長(前泊美紀)  比嘉課長。 ◎環境衛生課長(比嘉博文)  了解したという形で、伺っています。 ○委員長(前泊美紀)  大城委員。 ◆委員(大城幼子)  わかりました。 ○委員長(前泊美紀)  ほかにございませんか。  ほかにないようでございますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  次に、陳情第96号、松尾東線 第一牧志公設市場北口前公共ごみ箱・ごみ集積場設置に関する陳情を議題といたします。  川満実廃棄物対策課長、説明をお願いします。 ◎廃棄物対策課長(川満実)  ハイサイ。廃棄物対策課です。  陳情の趣旨にある、那覇市ごみのポイ捨て防止に関する環境美化促進条例の所管課は、環境部のクリーン推進課ですが、事業系ごみの処理に関する内容が含まれているため、当課のほうで説明をいたします。  松尾東線 第一牧志公設市場北口前公共ごみ箱・ごみ集積場設置に関する陳情書が、6月12日付けで那覇市議会議長宛、提出されておりますが、同様の陳情書が6月19日付けで那覇市長にも提出されております。  それに対して、7月3日付けで市長名で回答をしております。  その回答の説明の前に、この陳情書の趣旨を確認しておきたいと思います。  陳情書の趣旨の中段のほうですけれども、ごみの不法投棄の最大の原因である店舗前にごみを出す方法の見直し。地元客、一般客やインバウンドも利用できる公共ごみ箱設置及び店舗用のごみ集積場の設置を、那覇市ごみポイ捨て防止による環境美化促進条例第6条に基づき、ごみのポイ捨て防止に関する施策を策定、実施を早急に那覇市で対応していただくことを陳情いたしますという趣旨となっております。  7月3日付けの市長名での回答文書をご覧ください。  前段のほうで、表記にかかる、那覇市ごみのポイ捨て防止による環境美化促進条例以下当該条例という第6条の適用につきましては、下記の理由により当該条例の適用の対象外となりますのでご了承くださいということで、前段で説明をしております。  1番から3番まで、その理由を述べておりますが、条例の資料も提出されていますので、配布おりますので合わせてご覧ください。  当該条例の目的としましては、ごみのポイ捨てから生じるごみの散乱を防止することを目的とし、主に、屋外における自動販売機の設置に係る届出義務及び飲料容器の回収容器の適正管理に係る事項を定めており、これらの事項に関し罰則規定を設けるなどの規制を行うものであります。  2番目に公共ごみ箱についてですが、ごみ箱設置に係る当該条例の規定の適用は、別に法律及びその他の条例に関する関係する定めがある場合、法律及び他の条例を超えた運用を想定してはおりません。  市の施設等であれば、各施設の管理条例・規則等による運用が優先され、また市道への設置を行う場合は、道路法による管理者の占用許可が必要となります。  3番目に、店舗用のごみ集積場につきましては、廃棄物の処理及び清掃に関する法律以下法という、第3条の事業所の責務の規定により、事業所は事業活動に伴って生じた廃棄物を自らの責任において適正に処理しなければならないとされていることから、ごみ集積場については各事業者・通り会等が自ら設置する責務があるものと解しており、当該条例における適用は、法と一致しないことから適用の対象にならないと考えております。  こういう内容で、一応回答しておりまして、その陳情者のほうからは特にその後説明を求められたという場面はありません。  以上で説明を終わります。 ○委員長(前泊美紀)  これより質疑に入ります。  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  陳情者が言っている第6条に基づいて施策をということなんだけれども、この第6条は1条の目的を達成するためであれば、市長は各種施策を展開できるんじゃない?そこら辺の解釈、この皆さんの回答のほうで当たっている。 ○委員長(前泊美紀)  川満廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(川満実)  現在、実施している施策としましては、クリーン推進課のほうで実施をしております、不法投棄ポイ捨て防止花壇の維持管理業務を実施しております。これは、現在、沖映通りを環境美化促進重点地域に指定をしておりまして、その沖映通りに設置されている花壇の維持管理業務でありまして、現在、社会福祉法人伊集の木会さんに随契で委託をしているという状況です。 ○委員長(前泊美紀)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  今やっている施策を説明してもらっているわけではないと思いますよ。1条に基づいて各種施策は展開できるんじゃないかと僕は聞いているわけよ。 ○委員長(前泊美紀)  川満廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(川満実)  1条の下に、第2条という定義があるんですけれどもこの条例に基づく定義といたしまして、このごみについては、飲料を収納していた缶、瓶、その他の容器、たばこの吸い殻、チューインガムのかみかす、紙くず、その他規則で定める物をいうと。  ごみのポイ捨てに関しても、この条例で規定をしておりまして、6番目の回収容器。これも飲料を収納していた缶、瓶、その他の容器を回収するための容器をいうと。これ限定をして、規定をしているものですので、これが事業系の廃棄物までは含まれないというふうに解しております。 ○委員長(前泊美紀)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  事業系のごみなの、この事業系のごみに混ざってきていることが大変だから、その業者はもう引き合わないということでしょう。そこら辺をちょっと、最初の原点から解説してくれない? ○委員長(前泊美紀)  仲尾次潤廃棄物対策課主幹。 ◎廃棄物対策課主幹(仲尾次潤)  ごみのポイ捨て条例の運用、そのものの問題。 ◆委員(古堅茂治)
     いやいや発生の、この問題、なぜその業者が委託業者が拒否しているかという理由から、まずわかりやすく説明して。 ◎廃棄物対策課主幹(仲尾次潤)  わかりました。  陳情の文書についていた通知書が、平和通り振興組合と契約していた業者が出した文書です。  こちらの文で行きますと、路上置きでしているという部分もありまして、不法投棄、ジョイントされて出されるごみが大量にあって、契約外のごみが入っていたという経緯がありまして、平和通りのほうのごみ出しの調整をした部分でも、最終的にうまく折り合わなかった部分があったものですから、6月末で契約が終了となりました。  なので、魚友さんがおっしゃっているような形で、路上置きの部分が問題を呼んでいるというようなことをどう整理するのかというのが、まず一点あろうかと思います。  この、事業系のごみの出し方の部分がまず一つあるのは事実なんですが、その部分から介してポイ捨て条例で施策を展開するのかと部分でいきますと、私どもの回答のほうでは、事業系のごみのごみ集積場に関しては、まず事業所で確保するようなことが必要なことなので、ここの関しましては、ごみ出しの部分のルールの部分でいくと、自分で解決することがまず必要ではないかということですね。  その上で、委員のおっしゃっている部分で、施策の展開の幅の問題になってきますけれども、ポイ捨て条例のものは広く書かれているようにも、もちろん読めます。実際に展開しようと思えば、それはできることかもしれませんが、その部分でいったら全部、那覇市全域にまず波及する部分を考える必要があるかということで、各法との整理のことを記載させていただいている部分がございます。例えば、公園の方とかも条例でいきますと全てごみ箱を設置して、管理していくことも正しいという整理になるかと思いますけれども、現実的に言えばそういうことはいま実際していないはずです。  そういうものは、秩序を立てて管理していく市民全体で、ということで今やってきたという事実がございます。  その上で、平和通りのこの平和通り等、国際通りも含めたごみ問題がときどき、いろいろお話がきたりももちろんあるんですけれども、そういう店舗周辺に投棄されるごみを、どのように管理するのかという観点で、じゃ美化条例が本当に機能するのかという部分の話と、それ以外の地域を含めた不法投棄対策をどうしていくかという部分と、全体をすり合わせていかないと、この美化条例というのは、整理ができるかどうかというのは、言い切れないのかなという部分がございまして、それぞれの管理する部分とこの条例関係部分は、回答の中で整理させていただいたところでございます。 ○委員長(前泊美紀)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  この問題は当事者というか、そこの通り会で解決してくれ、というのが皆さんの回答でいいのかな。 ○委員長(前泊美紀)  仲尾次主幹。 ◎廃棄物対策課主幹(仲尾次潤)  平和通りの部分に関しましても、今までのごみ出しの仕方について改善を求めた部分が、結局改善がされなかったがゆえに契約解除に至っているという事実が1つございます。  今、契約をしている、この陳情者とは別に、本体であったこの平和通りのところは新しい契約を結ぶにあたりまして、こういう条件であれば収拾できるということで、妥結して収集してもらってるのが現状です。  新聞報道であったように、改修に来るまで不法投棄が起こらないように監視をしたりとか、いろんな形でやっておりますけども、その部分はその部分で必要な部分だったのかなと思いますし、別の業者からは別の方法の提案も実はございましたけど、その選択を平和通りのほうがしなかったということもありまして、ではどういうふうにしてごみ集積所に関しては対応していくのか、ここの部分はもうその部分での収束しかできないのかなというふうに私どものほうは考えております。 ○委員長(前泊美紀)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  この問題で担当部署はどういう対応をされたのですか。  回答を書いただけですか、皆さんがやった仕事は。 ○委員長(前泊美紀)  川満廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(川満実)  那覇市の許可を受けている収集運搬業者を、53業者ありますけども、その平和通り、あるいはこの陳情にあるこの団体に、このごみ収集の要件を示して、業者の紹介をしながら6月末で打ち切られたごみの収集について、7月以降も継続できるように、収集運搬許可業者とそれから平和通り、あるいは今回の陳情している団体に対して調整をしてきたところであります。 ○委員長(前泊美紀)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  じゃあ積極的に調整してきた、という理解でいいですか。 ○委員長(前泊美紀)  川満課長。 ◎廃棄物対策課長(川満実)  長い間平和通りを収集してきた業者が撤退をして、7月以降、ごみの不法投棄が起きないようにまた新しい業者を紹介をして、ごみの不法投棄防止に努めたということでございます。 ○委員長(前泊美紀)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  那覇の中心商店街、一番観光のポイントにもなっている場所です。  もっと積極的な対応を私はやるべきだということを主張して終わります。 ○委員長(前泊美紀)  ほかに質疑はありませんか。  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  この問題、大きく分けて2つ、たぶん先ほどからの答弁でもあると思うんですけど、いわゆる事業系というか、産業廃棄物というか、その廃棄物の捨て方の問題と、それと観光客その他が増える中で、そういったごみが出ている状況、そういったところが影響してるのかもしれませんけど、いわゆる観光客その他含めたポイ捨てに対する対策の2つ大きくあると思うんですよね。  後者に関して対しては、先ほどからおっしゃってる通り、だってここだけじゃなくて、言ってしまえば他の商店街であったり、他の中心市街地の公園であったり、例えば僕も久茂地地域に関わってるからよくわかりますけど、一般の僕らが例えば普通のごみ捨て、一般の家庭がごみ捨てるところにも、近くの例えばエアビーなのか、観光客のなのか、そういった人達が、例えばポイ捨てをしていくと、いったことで非常に広範な中でポイ捨てに対する対策っていうのを皆さんはとらなきゃいけないっていうのが1つ。  もう1つは、この特定の今回の陳情ででてる箇所に対する対策、それぞれあると思うんですよね。  なので後者に対して、ポイ捨て全体に対しては、皆さまとして今なんか対策とか検討とかってっていうのは、まずされてますか、最初それを伺っていいですか、なんか議論されてますか、広範なものに対しては。 ○委員長(前泊美紀)  川満廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(川満実)  不法投棄に関する情報提供とか、苦情があった場合は、まず現場を確認をしています。  その中でごみの中身を確認をして、投棄者が確認された場合は、直接指導を行っています。  家庭系についてはクリーン推進課が中心になって、それから事業系については廃棄物対策課が中心になって、現場での確認、それから適正処理の指導を行っております。 ○委員長(前泊美紀)  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  これはほんとにエアビーで昔みたいにホテルに限ってとか、ホテルの中にごみ捨てるだけじゃなくて、自分でコンビニで買ったものをその辺にポッと捨てる人たちが、実際にそういった事例も、意見を伺うことがあるわけですから、これについては今言った取り組みだけだけではなくて、これはもう全庁的にというか、全市内的にぜひ皆様もっと取り組みとか検討進めていただきたい、というのがこれが1点。  それともう1点は、さっき2つに切り分けたうちの前提の、この事業系のごみとか、産業廃棄物というのか、僕は正式な法律名称はわかりませんけれども、それは出し方とか、捨て方とか、業者との契約っていうのは、これはどこに責任があるんですか、事業者に責任があるんですか、どこに責任があるんですか。 ○委員長(前泊美紀)  仲尾次主幹。 ◎廃棄物対策課主幹(仲尾次潤)  廃棄物処理法第3条の規定で事業者に責務があることになっておりますので。 ○委員長(前泊美紀)  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  だからよく場所によっては飲食店だとか、例えば通り会とか、例えばその飲食ビルの中で、1階に鍵かけたごみ捨て場を自分たちで設けていたり、そういう金具のボックスを設けたりして、廃品処理業者はそこを回って鍵開けてとったり、要はほかの人が捨てられないような状況、自分たちでつくってる業者さんというのが、実際に那覇市内にもいっぱいいるというのは、それはその確認で大丈夫ですか。 ○委員長(前泊美紀)  仲尾次主幹。 ◎廃棄物対策課主幹(仲尾次潤)  はい、そのとおりです。 ○委員長(前泊美紀)  清水委員。 ◆委員(清水磨男)  今回の場合は公設市場周辺とか、中心市街地のさらに中心ということで、場所的な問題柄も含めて、また昔からの中で、そういった施設、設備が整えられるのかどうかという技術的な問題も含めて、少し難しい課題かとは思いますけど、今、質疑で明らかになったのは、やはりこの問題2つ切り分けなければいけなくて、自分たちが事業とか商売を行う上で出た事業系ごみは、これはこの人たちに責任があると。だからそこの処理はこの人たちだけじゃなくて、ほかの那覇市内中の飲食店だ、何屋さんだ、は自分たちで処理をしていると。それは同様の努力はやっぱ求められると。  ただ同時にこの人たち、ここの地域だけじゃなくて、いま全庁、全市的にそういったポイ捨てとかなんとかというのが、これまで想定しえなかった以上にあるから、これについてはぜひ皆様に一層検討いただきたいと、いう点が明らかになったので終わります。 ○委員長(前泊美紀)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  先ほど、古堅委員の質問でどういう対応したかというところで、お話を伺ってるということですけども、それは電話で直接に話をされたのかな。 ○委員長(前泊美紀)  仲尾次主幹。 ◎廃棄物対策課主幹(仲尾次潤)  陳情者に対してはお会いしてお話をした部分もありますけど、今回のおおもとになった平和通り等に関しても、現場にも行って、ごみ出しの状況も確認をして、こういう状況であれば、こういうことになるので、対応策として当時の契約業者が言ってきたことというのは、こういう理由でやっぱりこういうふうなところを設けないと、解消しないんじゃないかとか、そういう指導というか、助言も全部やってきてはおります。  その上での結果で今があるという部分がございますので、私どもも全部座していたわけではないです。 ○委員長(前泊美紀)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  そうですよね、机上だけの議論だけではやっぱり現場を見ないとどうにもならないと思って、それを聞いたわけですけれども、現場を見てこられたわけですね、陳情者も一緒になってですか、それとも当局として行って、当事者は、陳情者は、その場には立ち合いはしなかったですか、どうですか。 ○委員長(前泊美紀)  仲尾次主幹。 ◎廃棄物対策課主幹(仲尾次潤)  現場に行ったのは平和通りの部分です。  ただ魚友さんのところは、その場所もわかっていて、どうしていくかということに関しての部分で、どういうふうに出したらいいかとかという部分に関しましては、ご紹介した業者のほうと、出し方の調整をしたりとか、その部分について一緒に確認をしたりして、あとは契約をするのは彼らと収集業者なので、そちらのほうでうまくちゃんとやれるような調整は一応しておりますけど、その部分になります。 ○委員長(前泊美紀)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  陳情者はご自身でごみ箱も設置したというふうな話も聞くんだけれども、それは事実ですか。
    ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  仲尾次主幹。 ◎廃棄物対策課主幹(仲尾次潤)  仲松委員がおっしゃっているごみ箱は、公共ごみ箱のことですよね。 ◆委員(仲松寛)  いや、この陳情者が独自に設置したものがあるというふうに聞いてるけど。  ちょっと今、休憩してください。 ○委員長(前泊美紀)  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  休憩中に話したことは確認できました。  それで、この条例、陳情者は6条を適用してやってほしいとおっしゃってるんだけども、皆さんの説明ではそうはならないということなんだけども、でもこの条例をよく読むと、17条、市長はごみの散乱、又は回収容器の設置の状況を調査するために必要があると認めるときは、市長の指定する職員に、ごみの散乱している土地、又は自動販売機が設置されている土地に立ち入らせ、必要な調査をさせることができると、また以下もそれに付随するような内容になってるわけですよ。  ですから、条例の中にこういうことも書いているから、6条を彼は適用だというふうに、彼の解釈になったかもしれないが、この条例全体を読むとこういうこともあるからですね、当局はもう少し現場を調査してこの問題の解決にですね、努力する必要があると思うんですよ。  どうですか。 ○委員長(前泊美紀)  川満課長。 ◎廃棄物対策課長(川満実)  先ほどから申し上げていますが、事業活動に伴って排出された事業系のごみについては、一時的に事業者に責任があります。  ただ、市としては、この条例の17条等も踏まえ、現在もその不法投棄、あるいはごみの散乱の苦情があった場合には、現場に行って調査をして、そのごみの中身が確認できた場合は、その不法投棄者を確認して、直接その適正な排出について指導しているという状況で、立ち入り調査については随時実施をしております。 ○委員長(前泊美紀)  仲松委員。 ◆委員(仲松寛)  随時っていうのは、かなり頻繁なことになるんだけども、この場所を特定して随時行ってるわけではなくて、全体のことを随時、というふうに言ってるんだと思うんですが、ぜひ、その現場に、もう一度訪ねて、陳情者の話をよく聞きつつですね、周辺の商店街の皆さん、商店の皆さんのね、ごみの出し方、これもしっかり調査して、そのごみボックスって言いましたっけ、そういったものが、この商店街の皆さんが本当に必要としてるかどうかというところまで、しっかりですね、膝詰めで話を聞いて、まず調査をして、話をもう一度聞いて、対応してもらいたいというふうに思います。以上です。 ○委員長(前泊美紀)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  横浜などでは外国人の経営者などが、そういう事業系のごみを収集日を守らないで出して、大問題になっています。  これも実際、皆さん現場調査されて、夜中に出すわけだから、観光客は歩いて出すごみというのは僕はそんなに多くないと思うんだよ。  これはそこで店をしている、事業者などが出すあれなのか、それとも民泊に泊まってる方たちが出してるごみなのか、そこら辺はどういう状況なんですか。 ○委員長(前泊美紀)  仲尾次主幹。 ◎廃棄物対策課主幹(仲尾次潤)  古堅委員がおっしゃっているような形での、誰が出してるかという部分で言いますと、先ほども随時と課長言いましたけど、1週間に1回ぐらいは確実にご相談がきているので、現場も私たちも行っておりまして、誰が出したとかっていうのも確認しながら、その部分をつぶしてる部分もあります。  平和通り等に関して言えば、やっぱり通り会に入らない人がジョイントして出していたりとか、いろんな部分が、やっぱり今でも想定がされている部分が若干ありますので、出し方に関しては、やはり国際通りも含めて変えていく方向性が、やっぱり必要ではないかというふうには考えています。  その上で、どういう形でじゃ対応していけばいいのか、という部分につきましては、いろんな方法があるとは思うんですが、平和通りのときにある収集業者から提案があったのは、やはり屋内型に集積できる機能のものをもった、そういうコンテナのようなものも含めた対応を含めて、金額的な設定も含めたものでやっていくっていう提案もされました。  しかし額が高いということで選ばれなかった、という事実があるんですが、やはりこの事業系のごみの出し方の部分を適正にやらないと、ジョイントして出す人が後を絶たない部分をどう整理するかっていう部分が解消されないので、事業系のごみの出し方に関してはこの部分を今後とも確認しながら助言、指導していくしか、今のところ道がないのかなというふうに判断しているところです。 ○委員長(前泊美紀)  古堅委員。 ◆委員(古堅茂治)  観光客よりそういう事業系のごみが多いと、いうお答えです。  だからそれはきちっと皆さんが指導して、積極的にかかわって、寄り添って、改善策、努力してください。  終わります。 ○委員長(前泊美紀)  ほかにありませんか。  粟國委員。 ◆委員(粟國彰)  そもそもこの問題が発生したというのは、公設市場が閉まって、新しい市場に行ったから、今までこの平和通りで開業していた業者はやめたという話なんですが、それはごみ徴収さんもどんどんどんどん高齢化になって、例えば今まで30キロとったごみが、いきなりあそこの公設市場が閉まって、新たなところにもっていって、これが100キロになったのに、それは仕事には引き合わないし、またその回収する賃金も引き合わないから、これやめますよ、誰も。  それで今、話をきいたら、捨てているごみというのは、ほとんど事業者のごみが多いという話はきいてるんだけど。これは公設市場の新たな市場に入っている方が捨ててるとも言えないし、またこういった方々は慣れなないからと、見ていてもわかりますので、しっかり、公設市場の担当とも環境とも話し合いをしてこれは解決しないと、なかなかまとまらないと思うのよ。  ですから、それはずっとあそこに監視するわけじゃないんだから、しっかり公設市場の方々と陳情者と三者会ってどっちがいいのかと、少々予算もかけんといけんですよ、それは、回収者と話しよったら。  それは、ですから予算が必要だったら予算も増えて回収をするし、またどういった方法がいいのかと、しっかりその陳情者と3名、話し合いしないと、これはまとまらないと思うんだけどね、川満課長、どうかね。 ○委員長(前泊美紀)  川満課長。 ◎廃棄物対策課長(川満実)  平和通りの振興組合、それから陳情にある松尾東線の団体、それぞれ新しい業者と収集運搬委託契約をして、今は順調に、適正に排出、処理されてると聞いております。 ○委員長(前泊美紀)  仲尾次主幹。 ◎廃棄物対策課主幹(仲尾次潤)  粟國委員からのご指摘で公設市場のお話がありましたけど、公設市場は公設市場できちんと管理して、ごみが出されていますので、公設市場ではないんですね。  公設市場のものの収集は、また別できちんと続いているので、公設市場の前で出していた人たちについてのものも一定程度、この東線のラインにのっかった人たちもいますし、また別で契約している形もあって、それぞれ今きちんとしたこの排出契約の中でされている部分がありますので、そこはちょっと公設市場とは別で整理してと思います。 ○委員長(前泊美紀)  粟國委員。 ◆委員(粟國彰)  この公設市場が閉まったから、今まで回収しに業者がきて、ちゃんとしていたものが、移動したから、もう置き場がないからやがましいとしているのかなと思っていたんだけど、そうはない。  なんでじゃそんなにまたいきなりごみが増えたのかな。  ルール守らない人が多いからがいると思うんだけど。 ○委員長(前泊美紀)  ちょっと休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  ほかに質疑はございませんか。  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者退室) ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  これより議員間討議に入ります。  ちなみに、請願は会議規則第142条により委員会で紹介議員の説明を求めることができます。 ◆委員(仲松寛)  来ないだろう。 ○委員長(前泊美紀)  どうですかね、今の陳情、請願と陳情がありますけども。  じゃ休憩しましょうね。  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  議員間討議の最中でございますが、他に特にないようでありますので、議員間討議を終了いたします。  休憩します。 ○委員長(前泊美紀)  再開します。  次に請願、陳情の取り扱いについてを議題といたします。  審査しました請願・陳情及び継続審査となっております陳情の取り扱いについて、休憩をして協議をしたいと思います。  休憩いたします。 ○委員長(前泊美紀)  では再開いたします。
     陳情第92号、首里大中町旧道を市道として整備することについては、採択とすることに、質疑を終結し、討論を省略することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(前泊美紀)  ご異議なしと認め、さよう決しました。  これより採決を行います。  陳情第92号、首里大中町旧道を市道として整備することについては、採択とすべきものと決することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり)  ご異議なしと認め、さよう決しました。  休憩いたします。 ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  ただいま採択すべきものと決定いたしました陳情92号については、地方自治法第125条の規定に基づき、当局において措置することを適当と認め、その処理の経過及び結果を請求したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(前泊美紀)  ご異議なしと認め、さよう決しました。  休憩いたします。 ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  陳情第83号、市道久茂地9号線の縮小について。  陳情第96号、松尾東線、第一牧志公設市場北口前、公共ごみ箱・ごみ集積場設置に関する陳情書。  陳情第99号、沖縄都市モノレールに関する要請について。  陳情第100号、市が管理する集会所に関する陳情。  請願第1号、那覇市の泊漁港内にある「泊いゆまち」周辺における野良猫に対する「さくら猫不妊手術事業」について、継続及びその後のさくら猫の管理に関しての、5件については、今後とも十分に審査をする必要があるため、継続審査とすることにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり)  ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。  では次に、第13回議会報告会の報告内容についてを議題といたします。  休憩して協議いたしたいと思います。  休憩いたします。 ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  お諮りいたします。  議会報告会の報告内容の事業につきましては、休憩中に協議いたしましたとおり、那覇市都市計画マスタープランの全改定について、とすることに、続きましては、報告の原稿作成者、パワーポイントの作成者は正副委員長がお願いする担当者ということでご異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(前泊美紀)  ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。  次に令和元年度行政視察についてを議題といたします。  休憩いたします。 ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  令和元年都市建設環境常任委員会の行政視察については、視察日程案のとおりとし、会議規則第106条の規定に基づき、議長に対し、本、都市建設環境常任委員を視察先に派遣することを求めることとし、また先方の都合による急な変更や、その他、諸事情によりこの日程を変更する場合は、正副委員長一任の上、スケジュール変更をすることにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(前泊美紀)  ご異議なしと認め、そのように決定しました。 ○委員長(前泊美紀)  以上をもちまして、本日の日程はすべて終了いたしました。  休憩いたします。 ○委員長(前泊美紀)  再開いたします。  本日はこれにて散会いたします。  委員の皆さま、お疲れさまでした。                             (午後3時07分 閉会) ───────────────────────────────────────  那覇市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。   令和元年(2019年)9月26日    都市建設環境常任委員会 委員長 前泊 美紀 (備考)   ・本文中「■■■」の表記については、那覇市情報公開条例(平成3年条例第21号)第12条の2の不開示情報に該当するため、掲載できない部分となります。...