那覇市議会 2019-09-25
令和 01年(2019年) 9月25日都市建設環境常任委員会(都市建設環境分科会)-09月25日-01号
令和 01年(2019年) 9月25日
都市建設環境常任委員会(
都市建設環境分科会)-09月25日-01号令和 元年 9月25日
都市建設環境常任委員会(
都市建設環境分科会)
都市建設環境常任委員会(
都市建設環境分科会)記録
令和元年(2019年)9月25日(水)
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●開催日時
令和元年(2019年)9月25日 水曜日 開会 午前10時33分
閉会 午後3時12分
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●場所
都市建設環境委員会室
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予算分科会
1 決算審査
(1)認定第1号 平成30年度那覇市
一般会計歳入歳出決算中関係分
2 議員間討議
常任委員会
1 陳情審査
陳情第92号 首里大中町旧道を市道として整備することについて(陳情)
陳情第99号
沖縄都市モノレールに関する要請について
陳情第83号 市道久茂地9号線の縮小について
2 議員間討議
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●出席委員
委 員 長 前 泊 美 紀 副委員長 當 間 安 則
委 員 多和田 栄 子 委 員 古 堅 茂 治
委 員 大 城 幼 子 委 員 吉 嶺 努
委 員 清 水 磨 男 委 員 大 浜 安 史
委 員 仲 松 寛 委 員 粟 國 彰
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●説明のため出席した者の職、氏名
内 間 章 都市みらい部副部長
島 袋 正 吾
都市計画課長
平 良 正 樹
都市計画課担当副参事
金 城 聡
都市デザイン室長
崎 山 順 治
道路建設課長
赤 嶺 聡 道路建設課副参事
渡真利 治 道路建設課副参事
中 山 秀 花とみどり課長
金 城 貫 俊 花とみどり課副参事
中 本 徹
公園管理課長
知 花 豊
道路管理課長
屋比久 尚 也
道路管理課担当副参事
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●職務のため出席した事務局職員の職、氏名
當 間 順 子
議事管理課長
喜屋武 太 一
議事管理課主査
山 城 泰 志
調査法制課主査
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(午前10時33分 開会)
○委員長(前泊美紀)
ハイタイ グスーヨー チューウガナビラ。
それでは、本日の出欠状況について、まずはご報告申し上げます。
委員会定数10人中、出席10人となっております。
以上、ご報告申し上げます。
【
予算決算常任委員会都市建設環境分科会】
○委員長(前泊美紀)
定足数に達しておりますので、これより
予算決算常任委員会都市建設環境常任委員会分科会を開会いたします。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入室)
○委員長(前泊美紀)
再開いたします。
これより、審査に入ります。
初めに、認定第1号、平成30年度那覇市
一般会計歳入歳出決算中、都市み
らい部都市計画課関係分についてを議題といたします。
それでは、
島袋正吾都市計画課長、説明をお願いします。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
都市計画課島袋でございます。よろしくお願いします。
一般会計歳入歳出決算中、
都市計画課関係分について、配付しました資料でご説明いたします。
資料を開いていただいて、1ページ、歳入であります。
決算書のページ番号は左端の欄に記載してあります。あわせてご覧ください。
主なものを
款及び節ごとにご説明いたします。
まず、上のほうに太線で表示しています枠で1枠目から、第13款使用料及び手数料、グレーで色塗りしていますが、第6節
河川水路使用料、これは
法定外公共用地、無地番の
下水道敷占用料であります。
予算現額、調定額、収入済額は記載のとおりとなっております。
次に、2枠目の欄、第14
款国庫支出金、グレーの色で表示している欄で第2節
都市計画費補助金。これは
国土交通省所管の国庫補助金で、
景観形成推進事業などを実施する補助金であり、予算現額、調定額、収入済額は記載のとおりとなっております。
次に、3つ目の枠、第15款県支出金、第2節
都市計画費補助金、これは主に
モノレールインフラ外整備事業を実施するため、
沖縄振興公共投資交付金などを活用する事業の歳入であります。収入未済額につきましては、繰り越しによる未収となっております。
4つ目の枠で、第16款財産収入となっております。これは基金の
預け入れ利子であります。
次に、2ページをご覧ください。
第18款繰入金、第1節那覇市
都市モノレール整備基金繰入金。これは
モノレールインフラ外整備事業及び
沖縄都市モノレール株式会社へ追加出資を実施するための財源となっております。
次に、第20款諸収入、第1節
沖縄都市モノレール株式会社貸付金元利収入。これは
モノレール株式会社への貸付金に対する元金と利息の償還収入であります。
次に、第21款市債、第4節港湾債。これは那覇港管理組合への補助金の一般財源分に充当する市債であり、充当率100%となっております。
次のページをお開きください。
3ページからは歳出でございます。
第2款総務費、那覇市
都市モノレール整備基金積立金。これは
沖縄都市モノレール株式会社が行う
モノレール建設事業に対する貸付金、補助金などの財源充当のための
基金積み立てであります。
次に、2枠目の第8款土木費、第3項港湾費。ここに各事業が記載されてあります。
主なものとしまして、05那覇港
管理組合補助金(
沖縄振興特別推進交付金)。これは那覇港
総合物流センターなどの整備を行うための補助金であります。
物流センターは平成30年11月に完成し、令和元年5月に供用開始しております。
次に、3つ目の枠、第8款土木費、第4項都市計画費で、1番から次のページまで各事業が記載されております。
主なものをご説明いたします。
番号12番、
総合公共交通の推進事業。これは真
和志地域乗り合いタクシー実証実験の実施や、沖縄県
公共交通活性化推進協議会負担金などでございます。
次に、5ページ、13番、
景観形成推進事業。これは
首里金城地区、龍潭通り沿線地区、壺屋地区の3地区におきまして、赤瓦などを活用した民間の建築工事の一部を助成する事業でございます。
次に、14番、
沖縄都市モノレールインフラ外整備事業。これは
沖縄都市モノレール株式会社が行う
インフラ外整備事業に対しての補助金となっております。
次に、15番、無
電柱化引込設備事業負担金。これは無電柱化を行うため、道路の電線共同溝から民地への電線の引き込みを沖縄電力など電線管理者が行う際の那覇市の負担金でございます。電線管理者と基本協定を締結して工事を行っております。
16番、
亜熱帯庭園都市形成推進調査(道路)。これは首里大中町細部街路の
都市計画変更に向けての調査でございます。
次に、23番、
景観まちづくり推進事業。景観に配慮した魅力的なまち並みを誘導する都市施設をつくるため、
公共デザインマニュアルを策定いたしました。
最後に、28番、
CO2排出削減促進事業(
モビリティ・マネジメント啓発事業)。これは
公共交通利用促進につながるカーフリーデーの実施、
小学校高学年を対象とした教材動画の作成、
国際通り共同集配実証実験の実施に向けた素案を作成いたしました。
以上で説明を終わります。
ご審議のほど、よろしくお願いいたします。
○委員長(前泊美紀)
これより質疑に入ります。
吉嶺委員。
◆委員(吉嶺努)
那覇港管理組合の負担金についてなんですけれども、この那覇港管理組合の負担金の額は適切と考えていますか。
○委員長(前泊美紀)
島袋課長。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
那覇港管理組合の負担金につきましては、沖縄県、那覇市、浦添市で割合として、6対3対1という割合の中で負担しているものでございまして、内容としては港湾事業、あるいはふ頭管理費などへの負担金に充てておりまして、適切な額と考えております。
○委員長(前泊美紀)
吉嶺委員。
◆委員(吉嶺努)
この負担金の引き上げの話し合いとか、持たれたことはありますか。
○委員長(前泊美紀)
島袋課長。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
特に引き上げとか、そういった話し合いを持ったことはありません。
○委員長(前泊美紀)
吉嶺委員。
◆委員(吉嶺努)
今の負担金で、那覇港管理組合の事業をさらに進めていくことができると考えているということでいいですか。
○委員長(前泊美紀)
島袋課長。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
できると考えております。
○委員長(前泊美紀)
吉嶺委員。
◆委員(吉嶺努)
そうすると、那覇港管理組合の補助金は一括交付金の枠なんですけども、
総合物流センター、那覇港
輸出増大事業の説明をお願いします。
○委員長(前泊美紀)
島袋課長。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
まず、那覇港
総合物流センター整備事業につきましては、
物流センターでは集荷、送荷を促進し、
取り扱い貨物の増加を目指すということで、物流の高度化を図るなどの目標として整備をしております。それについての補助金ということが
総合物流センターの事業であります。
もう一点、
輸出増大貨物事業につきましては、那覇港では
輸入移入貨物の片荷輸送が主となっており、海上コストが割高になっているという課題があります。
その解決策として、
取り扱い貨物の増加、あるいは航路の拡充を図る目的として、この
貨物増大促進事業を進めております。
これは主に、現状例えば外国航路から本土航路に直接行っているものを、那覇港に来て、那覇港からまた本土のほうに行くというような、一回那覇港に寄って行くというような取り組みをする中で
取り扱い貨物の増大が図られるんじゃないかということで取り入れた事業でございます。
○委員長(前泊美紀)
吉嶺委員。
◆委員(吉嶺努)
実際、増大しているんですか。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
休憩お願いします。
○委員長(前泊美紀)
休憩します。
○委員長(前泊美紀)
再開します。
玉代勢孝都市計画課主幹。
◎
都市計画課主幹(玉代勢孝)
大きく分けてはいないんですが、昨年、その前の年に比べて135TEUの貨物が増えております。
○委員長(前泊美紀)
吉嶺委員。
◆委員(吉嶺努)
那覇市はこの事業をどう評価しているんですか。
○委員長(前泊美紀)
島袋課長。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
今、135TEU増加したというようなお話をしましたが、この事業、こういう貨物量が増加したということもありまして、まずは効果はあるのかなと思います。
ちなみに、今年度についても予算をとって進めていくということで、効果があると見込んで予算をとっております。
○委員長(前泊美紀)
吉嶺委員。
◆委員(吉嶺努)
予算をとっていると。こうやって決算が出てくるわけですけども、那覇市として那覇港管理組合と目標値とかを設定して、予算をさらに増額していくとかというビジョンがあるんですか。
○委員長(前泊美紀)
休憩します。
○委員長(前泊美紀)
再開します。
島袋課長。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
特に具体的な数字の目標という設定の仕方ではなくて、船の会社、船社を増やしていこうというような目標で取り組んでいくというような目標になっております。
○委員長(前泊美紀)
吉嶺委員。
◆委員(吉嶺努)
わかりました。ありがとうございます。
○委員長(前泊美紀)
ほかに質疑はありませんか。
清水委員。
◆委員(清水磨男)
今、那覇港管理組合が出たので重ねてですけど、負担金とか補助金とか、それぞれあるんですけど、それぞれ使い道が違うと思うのですが、負担金はどういったことに使われて、例えばそのほかの補助金とか、そういったものはどういったことに使われているのか。簡単にでいいので、概略を教えてください。
○委員長(前泊美紀)
玉代勢主幹。
◎
都市計画課主幹(玉代勢孝)
主に負担金につきましては、那覇港管理組合の管理費とか道路、う
みそらトンネルの管理費であったり、岸壁の改良、補助が効かないような改良費に充てております。
補助金につきましては、一括交付金を活用して補助金が活用できる事業に充てているところでございます。
○委員長(前泊美紀)
清水委員。
◆委員(清水磨男)
那覇港管理組合は、一部事務組合というか、言ったら1つの地方自治体になるわけですけれども、そこで那覇市もこういった形で負担金とか補助金を出しているわけですが、それを県と那覇と浦添で形成しているけれども、その負担割合というのはどういった割合になっていて、これは負担金も補助金も一緒なのかというのと、それはどういった経緯で決まったのかというのを簡単にでいいのでご説明してください。
○委員長(前泊美紀)
休憩します。
○委員長(前泊美紀)
再開します。
島袋課長。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
負担割合は6対3対1、県、那覇市、浦添ですが、これについては人口割合の中でこの割合を定めております。これは負担金、あるいは補助金についても同様でございます。
○委員長(前泊美紀)
清水委員。
◆委員(清水磨男)
ということは、予算については6対3対1で3者が共同して出していると。これは3者合意のもとで割合が決まっているということなんですが、同時に向こうは議会も構成されていると思うのですけども、議会はどういった人数になって、それはどうやって決まったか教えてもらっていいですか。
○委員長(前泊美紀)
休憩します。
○委員長(前泊美紀)
再開します。
島袋課長。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
那覇港
管理組合規約というものがございます。その中で組合の議会に関する項目がありまして、「組合の議会の議員の定数は10人とする。その選出の区分は、沖縄県が5人、那覇市3人、浦添市2人」という規定がなされております。
○委員長(前泊美紀)
清水委員。
◆委員(清水磨男)
それがなぜ5対3対2に決まったかというのを今質疑で聞いたんですけれども。
自分の確認では、最初その10人の枠を決めた後に1人、1人、1人、浦添と那覇と県に置いて、残りの7人を6対3対1の割合で置いて、それで結果、要は県が5.2人、那覇が3.1人、浦添が1.7人になるから、5人、3人、2人を置いたと思っているんですけど、それで合っていますよね。
○委員長(前泊美紀)
島袋課長。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
今、議員がおっしゃった数字的なものは資料として持ち合わせていないものですから、この厳密な算定について現在把握しておりません。
○委員長(前泊美紀)
清水委員。
◆委員(清水磨男)
恐らく合っているとは思うんですけれど、一応それは改めて確認していただいて、もし違っていたら改めて教えてください。もし合っているならそのままでいいので。
つまり、費用負担については人口とか、そういった形で切実に決められていて、議会についてもそういった形で決まっていると。
例えばこういった負担金とか補助金については3者が合意した上で、要はどこかが反対したらこういったものは、例えば年度決算でも予算でも出せないものになって、3者が合意したから毎年同じように出しているという形で把握していいんですよね。
○委員長(前泊美紀)
島袋課長。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
はい。そうです。
○委員長(前泊美紀)
清水委員。
◆委員(清水磨男)
ありがとうございました。人口は、議会の割合については資料を持ち合わせてないということですが、今確認したところだと、この負担金とか補助金というのは非常に大きい数字には思えますけれども、実際に職員も配置していて、出向していて、それにさらに議会についても浦添に手厚い形で議会の構成がされていて、さらに今回の決算の予算、負担金、補助金についても3者が合意した上で通常予算組みされて、こういった形で決算で出てくるということがわかったということで、確認だけお願いします。
○委員長(前泊美紀)
島袋課長。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
はい。今、清水委員がおっしゃったようなことでございます。
◆委員(清水磨男)
以上です。
○委員長(前泊美紀)
ほかに質疑はありませんか。
粟國委員。
◆委員(粟國彰)
8款土木費の12番、
総合公共推進事業の真和志地区の
乗り合いタクシーの件ですが、執行率も94.4%で非常にいい結果とありますが、大体利用者はどういった方々が利用するんですか。
○委員長(前泊美紀)
平良正樹都市計画課担当副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
12番の
総合公共交通の推進事業につきましては、事業の内容といたしましては、誰もが移動しやすいまちをつくることを実現するための
取り組み状況でございます。30年度の取り組みにつきましては、
真和志地域乗り合いタクシーの実証実験に対しての補助、それと主に沖縄県
公共交通活性化推進協議会負担金が大きな費用となっております。
以上でございます。
○委員長(前泊美紀)
粟國委員。
◆委員(粟國彰)
執行率も非常にいいし、利用者も助かっているんだけど、今後その予算をもっと、執行率もいいけど、増やすことも考えているのか。どういった今後の取り組みを考えているのか、聞かせてもらえないかな。
○委員長(前泊美紀)
平良副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
公共交通の利用者を増やすための取り組みとして、
総合公共交通の推進事業でも行うのですが、またほかの事業でも取り組んでいくことを考えております。
こちらについては、主に、先ほどお話ししましたが、誰もが移動しやすいまちをつくるための取り組みとして、交通に対する意識改革、それから
公共交通利用環境の向上・充実、多様な移動手段の利用環境の向上・充実など、そういった取り組みの内容を進めていくということでの事業となっております。
○委員長(前泊美紀)
粟國委員。
◆委員(粟國彰)
ありがとうございます。私は真和志地区に住んでいますから、その利用者から非常にいいことだなと評価されておりますので、しっかり取り組むように頑張ってください。ありがとうございます。
○委員長(前泊美紀)
補足があるようですので、島袋課長。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
真和志地域の
乗り合いタクシーについては、乗り合い率のアップを今後いろいろ、先ほど平良から言ったように、利用喚起とかいうものをする中で、乗り合い率が上がると
乗り合いタクシーの便利さもわかってくるということもあって、乗り合い率が上がるようにまた策を進めていきたいと思っています。
○委員長(前泊美紀)
大城委員。
◆委員(大城幼子)
関連してお聞きしたいのですが、今の
総合公共交通の推進事業の真
和志地域乗り合いタクシー実証実験の費用と負担金の内訳を教えていただけますか。
○委員長(前泊美紀)
平良副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
実証実験の
支払い上限額、単価契約になるのですが、こちらについては41万2,800円ということであります。
基本的には、平成28年度に真和志地域の
乗り合いタクシーの実証実験を行いまして、平成29年の1月から本格運行を行いました。
しかしながら、なかなか利用者が伸び悩んでいたことから、今回、運行する時間帯の延長、それから予約するシステム、これまでは1時間前に予約だったのを30分前までに縮めて予約できるような、そういったシステムを見直したことから、30年度実証実験を行っております。予約時間を短くしたこと、それから運行時間を長くしたことで、
乗り合いタクシーを増便しないといけないということから、その増便に当たっての補助を今回、実証実験で行っているというような内容でございます。
運行経費に関してですが、26万4,250円、その中に
デモンストレーション費用ということで、サンエーさんなどの商業施設に出向いて周知活動を行っております。そういった費用として2万4,000円。
あとマグネットシートの作成など、そういった費用がかかっております。
○委員長(前泊美紀)
大城委員。
◆委員(大城幼子)
平成30年度の予算が223万余りで、今実証実験に係る費用が41万ということで、残りの部分が負担金という考え方でよろしいですか。
○委員長(前泊美紀)
平良副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
そのとおりでございます。負担金については120万、出しております。大半は沖縄県の
公共交通活性化推進協議会への負担金となっております。
○委員長(前泊美紀)
大城委員。
◆委員(大城幼子)
ありがとうございます。
○委員長(前泊美紀)
多和田委員。
◆委員(多和田栄子)
15番の無電柱化の設備事業がありますけれども、執行率が60.9%ととても低いんですね。先ほどの説明で、電力と提携しながらこの工事を進めているということでありますけれども、
政策説明資料を見たら、今年度11件、活動があります。その
取り組み状況をもう少し説明してもらえますか。
○委員長(前泊美紀)
島袋課長。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
政策説明資料にも記載があるように、無
電柱化設備事業については、電線管理者が実施する宅地への引き込み設備、民地・・・、それについて2分の1を地元市町村も負担するという内容のものでございまして、その際に電線管理者、電力さんとかNTTと協定を結んで工事を進めるという内容になっています。
平成30年について、沖縄電力の部分で設計が22件、工事に関しては11件について進めました。あと、NTTとかは協定の最終的な調整とかに時間がかかって繰り越しをしたということで、15番の翌年の繰越額が175万になっていますが、これについては協定の最終的な詰めをしていたということで繰り越ししています。これは今年度、30年度に入って6月に協定を結びまして、随時今年度は執行していくという予定となっております。
○委員長(前泊美紀)
多和田委員。
◆委員(多和田栄子)
そうすると、この繰り越しは既に見通しが立っているということで理解してよろしいですか。
○委員長(前泊美紀)
島袋課長。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
はい。見通しは立っております。
○委員長(前泊美紀)
多和田委員。
◆委員(多和田栄子)
わかりました。今後の取り組みとして、この無電柱化はとてもいい事業だと思っていますので、31年度の予定というのはどのように想定していますか。
○委員長(前泊美紀)
休憩します。
○委員長(前泊美紀)
再開いたします。
平良副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
令和元年度の実施予定は、龍潭線で沖縄電力さんで設計15件、工事12件。OCN、それからOTネットさん合わせて、設計で34件、工事でも34件等を見込んでおります。また、牧志壺屋線のほうでも沖縄電力さんの工事等を見込んでおります。
以上でございます。
○委員長(前泊美紀)
多和田委員。
◆委員(多和田栄子)
そうすると、今年度より大分大きな工事が入っていますね。ぜひその実現に向けて頑張っていただきたいと思います。
以上です。
○委員長(前泊美紀)
ほかに質疑はありませんか。
大浜委員。
◆委員(大浜安史)
モノレール事業ですけれども、14番です。10億予定ですか。4億2,000万を繰り越して45%ですよね。事業内容を、先ほどちょっと説明は聞いたんですけど、もう一度確認の意味で。
○委員長(前泊美紀)
平良副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
30年度の事業といたしましては、基本的にインフラ外事業につきましては会社が行う事業等工事となっておりまして、主に30年度は浦西変電所等の電気設備等の工事がメーンとなっております。
また、あわせて桁に敷設する弱電線とか、あと駅舎内の設備等、そういった工事になっております。
今後なのですが、延長が、10月1日延長開業を予定しております。それに伴ってインフラ外事業につきましては、令和2年度、2編成の車両が届いて、
インフラ外整備事業については完了ということになっております。
以上です。
○委員長(前泊美紀)
大浜委員。
◆委員(大浜安史)
30年度は変電所と弱電線とありましたが、もう完成していますので、残りの東西の交通広場も含めて、これからもしっかり取り組んでもらうと思いますので、もう1点、2款のモノレールの積立金ですけれども、4億とありますね。10月1日からスタートするわけですから、港湾じゃないんですけれども、県と那覇と浦添ということで負担があると思うんですけど、その率でこれが出ているのか、それとも従来出しているのか。できれば、負担もわかれば。
○委員長(前泊美紀)
休憩します。
○委員長(前泊美紀)
再開いたします。
平良副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
この整備基金の積み立てに関しましては、
インフラ外整備事業費がございまして、そのうち県、那覇、浦添で延長比でその割合が決まっております。ちょっと今……。
◆委員(大浜安史)
分担、比率はわからない。前、工事のときに揉めたからね。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
延長全体の延長割合でいきますと、50対43対7と。既存区間についてはそういった割合で改修しておりますが、今回の首里駅からてだこ浦西駅までの延長につきましては、この延長の割合で負担の割合が決まっております。
○委員長(前泊美紀)
大浜委員。
◆委員(大浜安史)
確認ですけど、延長部分の負担金と、これは別かもしれませんが、空港からつながりますよね。那覇市内ですから。それと全長ですから、全体的な管理運営になるわけですから、この全体のほうも50、40、37の率でいくということで理解していいのかな。
○委員長(前泊美紀)
平良副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
基本的には、今おっしゃった全延長比の50対43対7の負担割合で進めていくということになります。
○委員長(前泊美紀)
大浜委員。
◆委員(大浜安史)
今の説明で負担割合はわかりましたので、またしっかりスタートに向けて残りの整備も頑張ってもらいたいと思います。
○委員長(前泊美紀)
ほかに質疑はありませんか。
ないようでありますので、質疑があるようですので指名いたします。
當間副委員長。
○副委員長(當間安則)
1点だけちょっと確認したいのですけども、1目都市計画総務費の中の13、
景観形成推進事業。これは3地域で琉球赤瓦と石灰岩を使用した場合に一部費用を助成するということで、そういった景観に資する建築等ということになっていますが、この建築というのは住宅とかそういうものまで全部含まれている解釈でしょうか。
○委員長(前泊美紀)
金城聡
都市デザイン室長。
◎
都市デザイン室長(金城聡)
対象としては住宅等も含まれております。
○委員長(前泊美紀)
當間副委員長。
○副委員長(當間安則)
この30年度の実績としまして、助成件数8件ということになっていまして、これは28年度、29年度、執行率約50%台。そして、29年度の丸々残ったやつを30年度に繰り越して、これは100%執行されております。そして、30年もちょうど100%なんですけども、申請があった場合に助成に至るまでというのは、例えば申請は10件あったけど実際の助成は8件だったとか、そういったものがあり得るのでしょうか。それとも、申請をしたら間違いなく瓦を使っています、石灰岩を使っていますということで、審査としては通るんでしょうか。100%というのは、補正して100%になったのか。その確認をお願いします。
○委員長(前泊美紀)
島袋課長。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
まず、2点お答えします。この100というのは補正減しまして100にしております。もう一点は、調整の中で10件とかいうことで進めているうちに、建築主の方々が、例えば何かの都合でやっぱり赤瓦は設置しないといったことで最終的に減るという可能性はあります。家族会議をしたら、やっぱり赤瓦は乗せないとか、そういったいろいろな理由の中で減るという可能性はあります。
○委員長(前泊美紀)
當間副委員長。
○副委員長(當間安則)
取り消した場合はこれをやらないわけですから、申請もある意味取り消しということになるでしょうからいいかと思うんですけども、やるということであれば特に審査云々はなくて、ある意味100%大丈夫という解釈でよろしいでしょうか。
○委員長(前泊美紀)
金城室長。
◎
都市デザイン室長(金城聡)
まず、審査する段階で、申請いただく事前の段階で助成の対象になるか、素材とか形態を含めて、いろいろ基準がありますので、その基準をまずクリアしているということが申請の対象になります。その後、実際に施行が進んで、それがきちんと施行されるという段階で改めて助成の申請を出していただいて、こちらのほうもちゃんと確認をして交付するという形になりますので、基準を守っていただく。あと、基本的には予算の範囲内で助成するということになっておりますので、調整の段階で、3月とか遅い段階で調整が来た場合には、また次年度お願いするという形をとっております。
○委員長(前泊美紀)
當間副委員長。
○副委員長(當間安則)
次年度お願いするということは、例えば家はつくっていきますよね。要するに、後日またちゃんと請求書を出して、その支払いはされるということで大丈夫でしょうか。
○委員長(前泊美紀)
金城室長。
◎
都市デザイン室長(金城聡)
こちらで交付を決定したものについては、きちんと助成するという形になります。
○委員長(前泊美紀)
當間副委員長。
○副委員長(當間安則)
わかりました。終わります。
○委員長(前泊美紀)
吉嶺委員。
◆委員(吉嶺努)
CO2排出削減に関してなんですけども、これは廃止ですけど、次の年は別の形でカーフリーデーなどを考えているんですか。
○委員長(前泊美紀)
平良副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
カーフリーデーにつきましては、今年度9月22日実施予定でしたが、台風の影響によって中止いたしました。しかしながら、次年度以降、基本的には環境省の補助を使ってCOOL CHOICE事業でエントリーしていきたいと考えております。もし、そのCOOL CHOICE事業で認められないことであれば、また規模縮小なりを検討しながら実施をする予定でいます。
○委員長(前泊美紀)
吉嶺委員。
◆委員(吉嶺努)
頑張ってください。
○委員長(前泊美紀)
ほかに質疑は。
(質疑なし)
○委員長(前泊美紀)
ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○委員長(前泊美紀)
再開いたします。
次に、道路建設課関係分についてを議題といたします。
崎山順治
道路建設課長、説明をお願いします。
◎
道路建設課長(崎山順治)
ハイサイ。道路建設課ヤイビーン。
認定第1号、那覇市
一般会計歳入歳出決算のうち、道路建設課分ヌ、説明ウンヌキヤビラ。
お手元のA4横の説明資料をもとに主な内容をご説明いたします。
まずは1ページ目の表をご覧ください。
歳入の部になります。
表をご覧になる注意点といたしまして、表の中で再説明が2段続けて記載されているものがございますが、そのうち、薄く色づけされた下段が括弧書きされているとおり、平成29年度から平成30年度へ繰り越した前年度繰越額となります。例を挙げますと、上から2つ目の枠、14
款国庫支出金のうち、03細節社会資本整備総合交付金が2段続けて記載がございますが、上段は現年予算、薄く色づけられた下段は繰越予算となります。
では、内容のご説明に入ります。
表の一番下に合計額が記載されております。
歳入の合計額といたしましては、予算現額37億393万2,639円、調定済額33億8,961万791円、収入済額20億8,642万3,478円、収入未済額13億318万7,313円となっており、対調定額の収納率は61.6%となっております。収入未済額は全て繰り越しによるものとなっております。繰越理由につきましては、後ほど充当先の歳出の部でご説明いたします。
歳入の部で特段ご説明したい部分を2点お話しいたします。
まず1点目は、一番上の枠の第11款交通安全対策特別交付金でございますが、当該交付金は交通違反の反則金収入を原資として、地方公共団体が単独で行う道路交通安全施設整備の経費に充てられる財源として国が交付するもので、年2回、9月と3月に交付されます。最終交付の3月まで総額がわからないため、最終的に予算現額と調定額に差額が生じております。そのため、後ほどご説明する歳出の部では、その差額分につきまして不用が生じることとなります。
2点目は、上から4枠目の16款財産収入の10細節モノレール残存物件売払収入ですが、3,605万2,128円の収入済額を計上しております。
こちらはモノレール延長事業に使用し、役目を終えたPC軌道桁製作場の解体撤去に伴い、工場建屋や天井クレーン、モールド型枠装置などを売り払い得られた収入について、県、浦添市、那覇市で分配した那覇市分の収入額でございます。
歳入の部のご説明は以上になります。
次に、歳出の部をご説明いたします。
2ページ目をお開きください。
歳入の表と同様に同じ事業が2段続けて記載されているものがございますが、そのうち薄く色づけられた下段が括弧書きされているとおり、平成29年度から平成30年度へ繰り越した予算となります。
それでは、主な内容といたしまして、表の欄の3つ目と4つ目ですけども、翌年度繰越額と不用額を中心にご説明いたします。
まず、款項目別で言いますと、上から2枠目の8款2項2目道路維持費ですが、翌年度繰越額を1,041万6,382円計上しております。こちらは、国庫補助の対象とならない小規模な道路の改良や修繕等を行うものですが、入札不調があったことや、地域住民の方々との調整に時間を要したことなど、年度内に完了できなかった工事費を繰り越したものです。
次に、款項目、3枠目の8款2項3目道路新設改良費につきましては、街路事業以外の道路の改良等に係る設計や工事を行うものですが、まず、02道路新設改良事業(社会資本交付金)につきましては、翌年度繰越額を1億4,694万1,080円を計上しておりますが、こちらは昨年、年度途中に国庫補助金の市町村間流用により本市で予算を受け入れたものについて、適正工期を確保するため、2月定例会で繰越承認後に発注手続を行ったことから、年度内の完了が見込めず繰り越したものがあったことなどが主な理由でございます。
事業実施箇所といたしましては、久茂地9号甲辰橋、田原11号、小禄88号、久茂地泊線、松城中学校東側線でございます。
04バス停上屋整備事業につきましては、翌年度繰越額1,929万8,000円を計上しておりますが、こちらは当初一般競争入札への応札者がなく、条件を変更して再度公募を行いましたが、一連の作業や手続に時間を要し、年度内完了が困難となったことから、繰り越したものでございます。
事業実施箇所はおもろまち地内で、2基のバス停上屋を設置しております。
05交流オアシス整備事業及び06歴史散歩道整備事業につきましては、翌年度繰越額をそれぞれ1,394万7,400円と6,999万9,000円を計上しておりますが、いずれも地域住民の方々との調整に時間を要したことから、年度内の工事完了が見込めず繰り越したものでございます。
交流オアシス整備事業の実施箇所は、若狭地区の設計が1件、壺屋地区の工事が2件となっております。
歴史散歩道整備事業の実施箇所は、赤田寒川線、識名地内、上間地内となっております。
続きまして、款項目、4枠目の8款2項4目、01交通安全施設整備事業(特交金)につきましては、歩道や区画線など、道路交通安全対策整備を行うものですが、港湾委員会や地域の方々などとの調整に時間を要し、年度内完了が困難となり、1,694万8,380円を翌年度へ繰り越しております。
また、先ほど歳入の部でご説明いたしました、交付額の最終決定が年度末であることによる予算額と収入額との差額、829万7,000円を不用額として計上しております。
事業実施箇所は鏡原20号でございます。
続きまして、3ページ目をお開きください。
8款、4項、3目街路整備事業につきまして、05街路整備事業(公共投資交付金)は、翌年度繰越額を7億6,706万2,221円を計上しております。
繰り越しの主な理由は、昨年度、真和志線の事業進捗を図るため補正予算を総額約4億円増額計上しましたが、年度途中の増額補正であったため、年度内執行が困難で翌年度へ繰り越したこと。
また、石嶺駅交通広場において不発弾が発見されたことや、県が実施している広場内駅舎自由通路の工事を優先することとしたことから、交通広場工事の大部分について年度内執行が見込めず、翌年度へ繰り越したものでございます。
なお、街路整備事業の用地補償におきましては、建物移転補償に関して契約から移転、建物解体まで相当の期間を要することが多く、建物取り壊し完了が年度をまたぎ繰り越す場合が多くあります。
事業実施箇所は、石嶺線、石嶺駅前線、真和志線、
首里金城地区、一銀線、小禄赤嶺線でございます。
08モノレール延長事業につきましては、翌年度繰越額を7億957万586円計上しておりますが、県に委託している事業が入札不調や、西日本豪雨災害による鋼材工場の停止や海上輸送の停止、あと台風、不発弾処理などによりおくれが生じ、繰り越したものでございます。
歳出予算の合計といたしましては、予算現額40億945万3,110円、支出済額22億4,262万5,833円、翌年度繰越額17億5,469万2,649円、不用額1,213万4,628円、執行率55.9%でございます。
なお、翌年度繰越額につきましては、現時点で契約ベースで93.5%の執行済みとなっております。
以上が道路建設課分の決算の概要となっております。
ご審議のほど、ユタサヌグトゥ、ウニゲーサビラ。
○委員長(前泊美紀)
これより質疑に入ります。
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
執行率が悪い原因は何ですか。
○委員長(前泊美紀)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
先ほどお話ししましたけど、主なものは、昨年度真和志線を4億増額補正して計上しておりますけども、年度途中であったことから年度内完了ができずに、翌年度に繰り越した分。
あとは、そのほかのモノレールの広場内工事で、県が実施している自由通路の工事を優先するということで、その広場内の工事の着手がおくれたということで翌年度繰り越した分。
あと、契約はしたものの、物件補償の補償費については契約後に半金をお支払いしますけども、後は移転完了後に残りの半金を払う。その残りの半金について、取り壊しが翌年度へまたいだものについては繰り越すということになりますので、主にそういった理由で繰り越している事情がございます。
○委員長(前泊美紀)
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
執行率が前年度と比較しても悪くなっているという状況です。これは体制上の問題もあるんじゃないですか。
○委員長(前泊美紀)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
先ほど申しましたものが主な理由でございますので、体制上というのが影響があるとは認識しておりません。
○委員長(前泊美紀)
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
それで繰り越したものが今、九十何%というお話だったのですが、現年度の予算執行でもこれを持ち越しているわけだから、その現年度のものをまた持ち越すという悪循環に陥っているんじゃない。
○委員長(前泊美紀)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
実質数字上は、そういう繰り越した分をまた今年度で執行して、また今年度繰り越した分を次年度というのは否めません。
○委員長(前泊美紀)
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
僕はそれは体制上の問題があると思うんだけど、副部長、どうなのかな。
○委員長(前泊美紀)
内間章都市みらい部副部長。
◎都市みらい部副部長(内間章)
先ほどからお話がありましたけども、市町村間流用で那覇市が受け入れるものがあったと。
その受け入れに関しては、後々、また次年度お金がもらえるかどうかわからない部分ですから、できれば年度途中でも受け入れて事業を執行したいというような部分もありました。
また一方、先ほど不調の話がありましたけれども、なかなか落札しないという外的要因もございます。内部の組織の状況としては十分執行できる体制ですけれども、外部要因においてそういうことが起きているのかなと考えております。
○委員長(前泊美紀)
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
僕はその外部要因だけではないと思うけどね。23%、49%、予算の半分以上が執行できないという事態というのは異常じゃない?どうなの。
○委員長(前泊美紀)
内間副部長。
◎都市みらい部副部長(内間章)
組織体制は私どもしっかりとっているつもりでございますけれども、実際このように執行率が落ちているというところは、業務の効率化、あるいは発注の方法等について、しっかり工夫をして、今後また執行率の向上に努めていきたいと考えてございます。
○委員長(前泊美紀)
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
執行率が半分もいかないというのは、経済的な効果という面でもマイナス面が大きいと思うんだけどね。だから、改善に努力してください。終わります。
○委員長(前泊美紀)
ほかに質疑はありませんか。
粟國委員。
◆委員(粟國彰)
全国的に道路橋りょうがいろいろ問題になっているんだけど、那覇市で40年とか50年たっている道路橋りょうというのは何カ所あるのか、調査したのか。
○委員長(前泊美紀)
休憩します。
○委員長(前泊美紀)
再開します。
粟國委員。
◆委員(粟國彰)
計画とか、ああいったものはどうなんですか。古い橋の建設計画とかいろいろなものは。
○委員長(前泊美紀)
休憩します。
○委員長(前泊美紀)
再開します。
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
全体の把握の所管は道路管理課なんですけれども、そのうち耐震化とか改築については、工事自体は道路建設課のほうで実施しています。そういった改良が必要な分というのが、耐震と架けかえが必要なものは6橋ということで、我々のほうで実施しますけれども、今年度、甲辰橋の架けかえの設計と工事に着手─申しわけありません、訂正します。甲辰橋は長寿命化計画とは別に我々のほうで整備するということになっております。
○委員長(前泊美紀)
粟國委員。
◆委員(粟國彰)
検査は道路管理課にも後で質問するんだけど、なぜなら真和志地区に古い橋があって、空き家をみんな開発して新しいマンションとか住宅をつくるというときに、生コン車が通ったら危ないと。そういった形で遠くからパイプをつないで建築をするという話もいろいろ聞いているんです。
ですから、こういった古い橋があったら、最近は車が大型化になって、万が一壊れたらどうしようかなと、通る人が心配するんだよね。結構、生コン車が走ったり、大型車が走るから、これがどうなるかなと心配する人もいるもんだからこれを聞いたんですけど、じゃあ後で道路管理課に。
○委員長(前泊美紀)
今答弁なさいますか。
休憩します。
○委員長(前泊美紀)
再開します。
ほかに質疑ありませんか。
大浜委員。
◆委員(大浜安史)
08
沖縄都市モノレール沿線事業でございますけれども、先ほども質疑があったわけですけれども、主な不調の原因というのは、入札だけなのか、ほかにもあるのか。
○委員長(前泊美紀)
休憩します。
○委員長(前泊美紀)
再開します。
大浜委員。
◆委員(大浜安史)
終わった後の交通広場がこれからやると思うので、入札不調の原因が明確になっているかなと、それを聞きたかった。見積もりが少ないとかいろいろ人件費あって、市民会館じゃないれけども、また上げるとか、そういったことはないとは思うんだけれども。
○委員長(前泊美紀)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
モノレール延長事業の入札等の実施については、沖縄県のほうに委託してやっていますので、入札不調の原因というのは我々のほうではちょっと把握していないという状況です。
ただ一般的に、我々の工事も不調がある場合には、技術員が配置できないというのは主な原因ということは、一般的に言われております。
◆委員(大浜安史)
確認したら、県のほうの発注ということで詳しいことはわからないと。技術要員のこともありますので、今後また残りモノレールはきちんと稼働しますので、広場のほうが非常に気になりました。そういうことがないよう、またしっかりとがんばってもらいたいということです。
あともう1点。歴史散歩道整備事業ですか。35.2%ありますが、これは執行率も悪いのですけれども、住民との調整があったのですが、これは上間とか識名とか各線あると思うのですが、同じような内容だったのか。ちょっとその点だけですね。
○委員長(前泊美紀)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
理由を挙げますと、上間に関しましては、自治会の方々と石張舗装をしたり、着色舗装をしたりするのですけれども、それの配置とか、あとは工事の進め方とか、地元のイベントがあったりとか。上間だと綱引きとかいう行事があったりそういったものと関連して、より良いものをつくりたいということで、地元の方々と調整した結果、ちょっと時間を要してしまったという事例があります。
◆委員(大浜安史)
参考までに、歴史散歩道ですからそれだけの歴史的な道ということで理解してよろしいですよね。地域と行事との調整をしながら、今後とも取り組むということで理解していいんですかね。
○委員長(前泊美紀)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
はい、地元に愛される道路、歴史を感じていただける道ということで、地元と一緒に協議しながら整備を進めていくということです。
○委員長(前泊美紀)
大浜委員。
◆委員(大浜安史)
非常に歴史散歩道整備は、重要なことだと思いますので、特に首里のほうも結構あると思うんですが、なかなか今、上間識名でこの例を確認してわかりました、終わります。
ありがとうございます。
○委員長(前泊美紀)
ほかに質疑はありませんか。
清水委員。
◆委員(清水磨男)
この後、どうせ陳情でまた出てくるのですが、先に概略というか皆さんの取り組みとして、道路新設改良事業のところで久茂地9号も僕は入っていると思うんですけれども、これはどういったところまで昨年の段階では終わっていて、先のそれだけお願いします。
決算の分では、久茂地9号についてはどこまでまずやっていたのか。
○委員長(前泊美紀)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
詳細設計を、実施設計のほうは完了しております。
○委員長(前泊美紀)
清水委員。
◆委員(清水磨男)
今回陳情も挙がっていたり、それぞれ議会でも質問を取り上げられていますけれども、その中で実際その設計とか行ったりやる中で、地元の声の反映とか聴取というのは、これまでの決算の段階ではどこまでやっていたのかというのを。
○委員長(前泊美紀)
崎山順治
道路建設課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
この道路整備をするに至った経緯の中には、新文化芸術発信拠点施設の建設に伴い、地域のまちづくりをどうするかという話し合いがあって、それをまちづくりワークショップであるとか、道づくりワークショップだとか、そういった地域の方々とのワークショップを通して、整備方針を定めています。その中で、道づくりワークショップにつきましては、実施設計の中で、それを反映させておりますので、地元の声というのは、この道づくりワークショップをしながら実施設計の中で反映させてきたということになります。
○委員長(前泊美紀)
清水委員。
◆委員(清水磨男)
それは皆さんがやったことでしょう。そうじゃなくて、通り会とか自治会には、皆さんのほうから出向いて、ちゃんと意見とか意向の確認はしたのかというところをお伺いします。
○委員長(前泊美紀)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
ワークショップもそうですけれども、この陳情を出された方々とは、これまで個別にもやっていますけれども、皆さん集まっていただいてというのが、意見交換が、12月に現場のほうで2時間ほど、去った2月には庁舎のほうで昼の部と夜の部それぞれ2時間ずつぐらいですね。あと、年度明けてからなのですけれども、庁舎のほうで3時間ほど意見交換を行いました。
○委員長(前泊美紀)
清水委員。
◆委員(清水磨男)
陳情の話ではなくて、今決算なので、陳情された方々ではなくて既存の地元の地域組織として、例えば自治会とか通り会がありますよね。そこに皆さんから出向いて、意見の聴取とか説明とかを行ったのかということを伺っているんです。
○委員長(前泊美紀)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
こちらから出向いてということは実施していませんけれども、5月30日には地元の方々を案内して庁舎内で、これは牧志一丁目久茂地三丁目の方々を案内して意見交換は行っております。
○委員長(前泊美紀)
清水委員。
◆委員(清水磨男)
それはだから皆さまが開催したもので、地元組織ではないでしょう。それはそこに勝手に参加したしたとかも、商売さまざまな方もいらっしゃるわけでしょう。地元の基礎組織として、通り会、自治会があるけれど、じゃやっていないということですよね。
○委員長(前泊美紀)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
現時点では実施しておりません。
○委員長(前泊美紀)
清水委員。
◆委員(清水磨男)
やっていないことがわかったので、これでいいです。
もう一つあわせて、街路整備事業のほうでは、これも一銀線のほうが入っていると思うんですけれども、これも同じように地元の通り会なり、地元の自治会なりに出向いて、説明とか状況というのを確認したり、報告したり、意見を伺ったりというのはやっていますか。
○委員長(前泊美紀)
崎山順治
道路建設課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
こちらから出向いてということは、実施しておりませんけれども今、物件調査とかを建物拡幅分に影響する方々については、担当が出向いて個別に説明はしております。
○委員長(前泊美紀)
清水委員。
◆委員(清水磨男)
どちらもそうなんですけれども、直接の権利関係者にもちろん説明はしたり出向くというのは、例えば立ち退きになったり何になったりというのがあるから当然なんですけれども、その他地元の自治組織として通り会なり自治会なりがあるわけで、けれど実際のところ、そこには皆さん説明していないわけですよ。今、質疑で明らかになったことは。だから、例えば地元の人が聞かれてもわからないし、場合によってはそこの通りの中で例えばこっちの3人くらいはこう思っているけれども、1人声のでかい人が何か言ったら、出向く人だけがそう言ったら、そっちになってしまうということがあって、今問題になっているので、これ全ての道路にそうやれとは言いませんが、こうやって問題になっている箇所とか、そういったところというのは、皆さんがオーソライズを得るためにも、そういったちゃんと地元の自治組織とか、そういったものにはちゃんと皆さまのほうから出向いて説明をしたり、もしくは場合によっては、資料を配布するなり何でもいいんですけれども、行ったりというのをやらないと、こっちがやるから来てください。こっちの都合にあわせて来てくださいって言ったら、それはくる人だけ来て、声の大きい人の意見だけが反映されるので、そこはちゃんとしっかり、まだこの事業はまだ今年度も含めて、まだ完了したわけではないですから、丁寧にやっていただきたいなということは、これは要望にとどめます。
あと、もう1点だけ。長期未着手道路って、結果その後どうなっていますか、今。全然話変わりますけれども。
○委員長(前泊美紀)
休憩します。
○委員長(前泊美紀)
再開します。
◆委員(清水磨男)
以上です。
○委員長(前泊美紀)
ほかに質疑はございますか。ありませんよね。
ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○委員長(前泊美紀)
再開いたします。
次に、花とみどり課関係分についてを議題といたします。
中山秀花とみどり課長、説明をお願いいたします。
◎花とみどり課長(中山秀)
ハイサイ、グスーヨー、チューウガナビラ。
花とみどり課長の中山です。
まず配付しております資料に基づき、平成30年度決算をご説明いたします。
まず1ページ目をご覧ください。
歳入につきましては、主な項目についてご説明いたします。
まず上から2番目の防災安全交付金につきましては、新都心公園、末吉公園、識名公園の3カ所の総合公園を整備するために活用している交付金で、事業の一部を繰り越したことによる収入未済が5,969万144円となっております。
そのうち、工事の繰り越し分については、11月までに完了予定で用地補償の繰り越し分については、2月末までに完了を予定しております。
中段にあります、
沖縄振興公共投資交付金につきましては、はざま公園、虎瀬公園などを含む13カ所の公園緑地を整備するために活用している交付金で、事業の一部を繰り越したことによる収入未済が2,444万5,917円となっております。当該交付金の繰り越し分につきましては、7月末までに全額執行済みとなっております。
続きまして、2ページの歳出のほうをご覧ください。
まず主な不用額につきましては、一番上段の一般事務の不用額が220万7,152円。そのうち時間外勤務の不用額が42万4,000円、不動産鑑定評価手数料等の不用額が127万1,000円で執行実績による不用となっております。
続きまして、11事業の
沖縄振興公共投資交付金を活用している公園整備事業の繰越額が、4,889万1,833円。15事業の社会資本総合交付金を活用している公園整備事業の繰越額が、1億1,938万287円につきましては、先ほど歳入でご説明しました事業の一部を繰り越したことによるもので、年度内に全額執行予定であります。
簡単ではありますが、説明は以上でございます。
審議のほど、ユタサルグトゥ ウニゲーサビラ。
○委員長(前泊美紀)
これより質疑に入ります。
當間副委員長。
○副委員長(當間安則)
これ、公園整備事業というのがほぼほぼだと思うのですけれども、前に聞いたとき、この目的というか、この方向性というのが、一人当たりの公園面積を増やすというのが大きな課題だとは思われるのですけれども、前にちょこっと聞いたときにはおそらく、今、一人当たり5平米から6平米ぐらいの間だったと思うんですが、実質目標みたいなものが10平米でしたかね。計画標準みたいなものがありましたよね。
今、おおよそで考えると、人口32万人にした場合の面積というのが320ヘクタールなのかな、おおよそでそうなるかと思うんですが、今、現在おそらく、どれぐらいなんだろうね。これ今、計画している公園、要するに繰り越し等々ありますよね。それを全部執行して、公園になった場合は一人当たり何平米になるっていうのは、計算はできていますでしょうか。
○委員長(前泊美紀)
中山課長。
◎花とみどり課長(中山秀)
委員がおっしゃったように、目標は条例で、一人当たり10平米という目標は持っていまして、今、現在で最新でいくと一人当たり5.8平米になります。
今、都市計画決定されている公園というのを全て整備しても、まだ8.67とか、それぐらいの一人当たりになりますので、今の現在、やっている都市計画で決定している公園整備を図りつつ、またある一定程度、面積を増やしていくことも必要になってくると思います。
○委員長(前泊美紀)
當間副委員長。
○副委員長(當間安則)
標準というか、これ目標みたいな感じだと思うんですけれども、やはり一人10平米というのは理想ではありますので、少子化を待つのではなくて、どんどん開拓して、予算の執行のほうも50%とか60%とかいろいろなので、どんどん前に前に進めていって、また新たな問題も出てくると思うんですけれども、やはり一人当たりの面積の目標に進むように、鋭意努力をお願いしたいと思います。
以上でございます。終わります。
○委員長(前泊美紀)
ほかに質疑はありませんか。
大浜委員。
◆委員(大浜安史)
1点だけ。
支出のほうでは、先ほど公園の8ですかね。69%とか、下の43%と繰り越していますけれど、主な要因は何ですか。やはり用地買収なのかな。
○委員長(前泊美紀)
中山課長。
◎花とみどり課長(中山秀)
11事業の
沖縄振興公共投資交付金を活用している公園整備事業については、繰り越している公園がはざま公園のえんどなどの整備工事と、あとはトイレの工事なのですけれども、あとは隣接地主との調整に時間を要したり、トイレはコンクリート打ちをするときに、雨が降ってそれでちょっと繰り越した原因となっております。
あとは、15事業の社会資本整備総合交付金の繰越金については、新都心公園のえんど工事をやっているのですけれども、これは去年12月議会で適正工期が取れなかったものですから、繰り越しをいただいて2月に契約して、11月までの工期ということで今、整備を進めているもので、こういう形で繰り越しが出ているということであります。
今ここに書かれているのは、69とか43というのは、支出ベースの話なのですけれども、契約ベースでいきますと、上の
沖縄振興公共投資交付金は大体98%ぐらい。15事業の社会資本総合交付金は、80%ぐらい執行している状況であります。
○委員長(前泊美紀)
大浜委員。
◆委員(大浜安史)
はいわかりました。
いろいろ執行率はいいということなんですが、繰り越しということで1点だけですね。地元の久場川公園ですか。あれは現状、何パーセントになっていますか。そこだけ聞いて終わりましょうね。
できたら虎瀬公園も含めて。虎瀬はもうすぐ終わりかな。
○委員長(前泊美紀)
中山課長。
◎花とみどり課長(中山秀)
久場川公園については、用地とかのベースでいくと33%ぐらい。用地の久場川公園でいきますと、執行率でいくと71%、約7割くらいは今、進捗している状況になります。
虎瀬につきましては、79%ぐらいです。
○委員長(前泊美紀)
大浜委員。
◆委員(大浜安史)
状況はわかりましたので、多くの市民が公園を待ち望んでおりますので、しっかりがんばってもらえたら、以上です。終わります。
○委員長(前泊美紀)
ほかに質疑はありませんか。
ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○委員長(前泊美紀)
再開いたします。
次に、公園管理課関係分についてを議題といたします。
中本徹
公園管理課長、説明をお願いします。
◎
公園管理課長(中本徹)
ハイサイ、公園管理課です。
それでは、認定第1号、平成30年度那覇市
一般会計歳入歳出決算のうち、公園管理課分について配付しております説明資料を使いながらご説明いたします。
1ページをお開きください。
歳入について主なものを説明いたします。
まず、第13款使用料及び手数料について、そのうちの01公園使用料につきましては、予算現額4,738万円、調定額5,095万9,780円、収入済額5,095万9,080円、収入未済額700円、対調定収入率100%となっております。
主な内容としましては、多目的広場、テニスコート、駐車場等の公園使用料であります。
次に、第5款県支出の05
沖縄振興公共投資交付金(都市公園事業)について、予算現額1,050万円、調定額1,050万円、収入済額1,050万円、対調停収入率100%となっております。
この交付金は、公園施設長寿命化対策支援事業として、公園内の遊具等の撤去、更新を行う事業で、補助率は50%となっております。
次に、第20款諸収入のうち、02公園内光熱水費実費徴収金について、予算現額599万円、調停額663万6,419円、収入済額663万6,419円、対調定収入率100%となっております。
主な内容としましては、公園内にある自動販売機や福州園等の電気料金であります。
続きまして、第21款市債、02公共事業等債(都市公園整備事業)について、予算現額940万円、調定額940万円、収入済額940万円、対調定収入率100%となっております。
この公共事業等債は、第15款県支出金で行う公園施設長寿命化対策支援事業の裏負担分に充当するもので、充当率は90%であります。
以上のことから歳入の合計は、予算現額8,417万3,000円、調定額9,037万6,026円、収入済額37万5,326円、収入未済額700円、対調定収入率100%であります。
続きまして、2ページをお開きください。
歳出について主な事業をご説明いたします。
2段目の第8款4項6目、公園費についての04公園維持管理費について、予算現額3億3,568万4,728円、支出済額3億2,945万223円、翌年度繰越額300万2,400円、不用額323万2,105円、執行率98.1%となっております。
主な内容は、電気水道等の光熱水費、施設修繕料、公園維持管理業務委託費等となっており、工事請負費の弁ヶ嶽公園排水路整備工事を翌年度へ繰り越しております。
続きまして、12公園施設長寿命化対策支援事業について、予算現額2,730万円、支出済額2,729万9,350円、不用額650円、執行率100%となっております。
主な内容は、遊具等の撤去・更新となっております。
続きまして、13亜熱帯庭園都市の公園美化事業について、予算現額5,210万円、支出済額3,421万3,916円、翌年度繰越額1,382万4800円、不用額406万1,284円、執行率65.7%となっております。
主な内容は、トイレの再整備等となっており、翌年度繰越額につきましては、トイレ整備工事を契約繰り越ししております。
続きまして、17福州園再整備事業について、予算現額1,000万円、支出済額867万8,880円、不用額132万1,120円、執行率86.8%となっております。
主な内容は、福州園再整備事業の実施設計となっております。
続きまして、19那覇市松山公園文化交流施設管理運営事業について、予算現額2,040万円、支出済額2,040万円、不用額ゼロ、執行率100%となっております。
主な内容は、松山公園、福州園、松山公園連携施設及び松山公園駐車場をあわせた松山公園文化交流施設の指定管理費となっております。
以上のことから合計は、予算現額4億6,425万6,728円、支出済額4億3,515万5,528円、翌年度繰越額額1,962万3,200円、不用額947万8,000円、執行率93.7%となっております。
説明は以上であります。
ご審査のほど、よろしくお願いいたします。
○委員長(前泊美紀)
これより質疑に入ります。
粟國委員。
◆委員(粟國彰)
2点あるんだけど、公園のトイレが壊れているという苦情がよく来るんだけど、こういった壊れたトイレの修繕というのはどういった方法でやっているんですか。
○委員長(前泊美紀)
中本課長。
◎
公園管理課長(中本徹)
トイレにおかれましては、今回に関しましては波の上ビーチの旭ヶ丘公園は今回補助で壊れているといいますか、和式から様式にグレードアップしております。
あと、今年度、緑ヶ丘公園を修繕する予定がございます。
○委員長(前泊美紀)
粟國委員。
◆委員(粟國彰)
ここに長田何とかという公園があったんだけど、もう修繕、修理は終わっているかな。地域からトイレに入りたいんだけど壊れてなかなか入れないという話もあったんだけど。
○委員長(前泊美紀)
中本課長。
◎
公園管理課長(中本徹)
この情報はまだ来ていないんですけど、そういう陳情がありましたら我々としては調査して優先順位をつけて修繕しているところでございます。
○委員長(前泊美紀)
粟國委員。
◆委員(粟國彰)
トイレの件はわかりました。
僕は識名園について議会でも質問するんだけど、遊水池の池の汚れというのは何とかならないものか。
○委員長(前泊美紀)
休憩します。
○委員長(前泊美紀)
再開します。
ほかに質疑はありませんか。
大浜委員。
◆委員(大浜安史)
12番ですか、公園施設長寿命化対策支援事業で2,700万円ですか、遊具類の撤去とあったのですが同じような話だと思いますけど、公園に関係ない遊具が結構しばられていて撤去されていないというのが結構あちこちありまして、市民からのクレームもあるんですけど、取り組みの現状はどうですか。その間、100%終わったかどうか。実績はどんなですかな。今、取り組んでいる状況でも。
○委員長(前泊美紀)
中本課長。
◎
公園管理課長(中本徹)
我々が管理している遊具が今550ございまして、今の不備のやつが91ございます。
それを計画に基づき、毎年、毎年、対処するようにしていまして、今年度は43基修繕あるいは撤去、あるいは新しくやる計画がございます。
○委員長(前泊美紀)
大浜委員。
◆委員(大浜安史)
毎年43件ですか、91件ですから2年か3年以内には整備できるという計画でいいのかな。予算との関係もあるんですけど、目標値はありますか。
○委員長(前泊美紀)
中本課長。
◎
公園管理課長(中本徹)
現計画では令和4年までかかる予定でございます。
○委員長(前泊美紀)
大浜委員。
◆委員(大浜安史)
公園は市民が安心して子どもたちとか遊具で遊ぶことが多いわけですから、しっかりまた遊具の撤去も含めながら整備に─令和4年までという目標もわかりましたので、しっかり取り組みをよろしくお願いします。
○委員長(前泊美紀)
當間副委員長。
○副委員長(當間安則)
歳出最後の22番、民間活力を活かした公園活性化事業なんですけど、平成30年度から始まった事業ですけども、通常でいう執行率なんですけど、どういった理由で今回6%ということなのか、説明をお願いします。
○委員長(前泊美紀)
前原信博公園管理課主幹。
◎公園管理課主幹(前原信博)
今現在、4月にサウンディング調査を実施しました。そのサウンディング調査がメーンな業務だったもんですから、ちょっと年度を繰り越してしまいました。
その後、サウンディング調査、業者から公園でどういった事業をやりたいといったところの提案を受けて、今現在、その構築に向けて残りの予算執行を進めているところであります。
○委員長(前泊美紀)
當間副委員長。
○副委員長(當間安則)
これは繰り越して、ほぼ残額ではあるのですが、今年度もまた新しく予算をつけられる事業なんでしょうか。
○委員長(前泊美紀)
前原主幹。
◎公園管理課主幹(前原信博)
予算は、この繰り越し分だけで事業を進めようとしています。
ただ、次年度については実計の中で国庫補助が100%もらえる事業があるものですから、それに次年度からエントリーするところであります。
○委員長(前泊美紀)
當間副委員長。
○副委員長(當間安則)
これは今いろいろと市場調査の段階ということで意味は理解できました。
ただ、4月にサウンディングしたということ自体がそもそも遅いですよねという話になってくると思うのですが、平成30年度から始まっている事業ですので、国からの予算ももらえるようにぜひ頑張っていただければと思います。
終わります。
○委員長(前泊美紀)
ほかに質疑はありませんか。
ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○委員長(前泊美紀)
再開いたします。
次に、道路管理課関係分についてを議題といたします。
知花豊
道路管理課長、説明をお願いいたします。
◎
道路管理課長(知花豊)
ハイサイ、道路管理課ヤイビーン。
それでは早速、令和元年度決算審査、認定第1号、平成30年度那覇市
一般会計歳入歳出決算中、道路管理課分についてお配りした資料によりご説明します。
資料は両面コピーとなっております。
まず、1ページの歳入についてご説明します。
表の左端から決算書掲載ページ、決算項目、全体予算額のうちの道路管理課分の予算額となっております。
その中で主なものを抜粋してご説明させていただきます。
それでは13款1項5目1節、道路橋りょう使用料、予算現額1億5,405万4,000円、収入済額1億5,785万9,939円。これは道路占用料等の収入であります。
次に、14款2項4目1節、道路橋りょう費補助金、予算現額1億698万6,400円、収入済額6,673万4,368円。
これは未買収道路用地取得事業、いわゆる潰地補償と言われているものです。
それと、社会資本整備総合交付金、主にモノレール・インフラ等の修繕であります。
収入未済額4,025万2,032円。主に、モノレール・インフラ等修繕の繰り越し分であります。
次に、15款2項5目1節、道路橋りょう費補助金、予算現額3,345万5,000円、収入済額3,345万5,000円。
これは、未買収道路用地取得事業のその他市町村道部分に対する県の補助金であります。
16款1項1目1節、土地貸付収入、予算現額205万2,000円、収入済額205万2,753円となっております。
これは当課の管理する土地貸付による収入であります。
16款2項1目1節、土地売払収入、予算現額217万2,000円、収入済額217万2,000円となっております。
これは里道の売却による収入であります。
2ページをお願いします。
21款1項2目1節、道路橋りょう債、予算現額2,140万円、収入済額2,140万円。
これは未買収道路用地取得事業の市債の合計額であります。
以上、道路管理課分の歳入合計は、予算現額3億2,257万1,400円、収入済額2億8,668万4,747円であります。
次に、歳出についてご説明します。
3ページをお願いします。
6款1項5目、農地費は一般農道改良事業のみで、支出済額が449万5,296円、繰越額が250万円であります。
繰り越しの理由は、鳥堀2号線の改良工事の入札不調によるものとなっております。
次に、8款2項1目、道路橋りょう総務費は、一般事務費や未買収道路用地取得事業などで、目の合計の支出済額は4,790万7,
226円となっております。
次に、8款2項2目、道路維持費は、私道整備補助金、道路維持管理事業、里道整備事業、自動二輪駐車場管理運営業務委託であります。
各事業につきまして主な点をご説明いたします。
私道整備補助金の繰越額215万は、申請者が行う私道整備工事のおくれに伴い繰り越しをするもので、同事業の前年度繰越額につきましても同様に私道整備工事のおくれにより昨年度から繰り越ししたものになっております。
続いて、道路維持管理事業につきましては、主に道路の緊急修繕や道路照明などの光熱水費、年間を通して契約する道路維持管理業務委託料などの内容となっております。
繰越額1,308万7,200円につきましては、市道汀良4号修繕設計や前島松山人道橋修繕設計の委託料、市道曙18号修繕工事の工事請負費となっております。
なお、工事請負費の繰越事由につきましては、先ほど農道改良事業と同じく入札不調によるものであります。
続いて、里道整備事業につきましては、現在、安謝小学校周辺一帯を整備中であり、全額執行となっております。
最後に、自動二輪駐車場管理運営業務委託につきましても、ほぼ全額執行となっております。
4ページをお願いします。
8款2項4目、交通安全施設整備費は、交通安全施設整備事業のみで全額執行となっております。
次に、8款4項3目、街路事業費は、街路樹維持管理費、亜熱帯庭園都市の道路美化事業、モノレール・インフラ等修繕、路面修繕事業であります。
各事業につきまして主な点をご説明いたします。
街路樹維持管理費につきましては、高木の剪定や道路除草などの業務委託や街路樹捕植や雑草抑制工事などの内容となっており、ほぼ全額執行しております。
続いて、亜熱帯庭園都市の道路美化事業は、一括交付金を財源としており、幹線や観光地周辺地道などの剪定・除草の強化や道路美化の植栽工事を行っております。
前年度繰越額につきましては、新都心地区の植栽工事を繰り越したもので、平成30年5月には完了し、不用額は実績によるものとなっております。
続いて、モノレール・インフラ等修繕と路面修繕事業につきましては、社会資本整備交付金による事業となっております。
モノレール・インフラ等の修繕の繰越額は、モノレール分離機修繕業務委託を繰り越すものであります。
前年度繰越額につきましても、モノレール橋脚修繕工事(?)の繰り越しとなっております。
不用額につきましては実績によるものとなっております。
最後の路面修繕事業につきましては、市道港町1号の全面的な路面改修を行っており、全額執行となっております。
以上、道路管理課分の歳出予算につきましては、支出済額5億605万8,983円、繰越額6,675万7,200円、不用額549万8,177円となっております。
説明は以上であります。
ご審査のほど、ユタサルグトゥウニゲーサビラ。
○委員長(前泊美紀)
これより質疑に入ります。
粟國委員。
◆委員(粟國彰)
本市に40年とか50年になった橋、これは何カ所ぐらいあるのか。
なぜなら、古くなって大型車が通ることができないものも多いと聞いておりますし、今、空き家が多くてそれを開発して、そこに建物をつくるとか、アパート、マンションをつくるというときに道路が古くなって生コン車が通れない。そういったもので迂回しているという話もいろいろ聞いているんだけど。
そのまま放置しておいたら重量の重い大型が来て、危険、壊れる恐れもあるんじゃないかと周辺の方々といろいろ話をするんだけど、そういったものに対して管理とか建てかえとか、ああいったものはどういった方法でやっているのかちょっと聞かせてもらえないかな。
○委員長(前泊美紀)
知花課長。
◎
道路管理課長(知花豊)
先ほどの市内に50年以上の橋梁がどのぐらいあるかということなんですけど、現在、我々の調査したところによると、市全体で98橋ありまして、そのうち28橋が50年以上となっています。
それで今、我々のほうで長寿命化の修繕計画というものを立てていまして、この中でいろんな点検を行っているわけですけど、5年に1回の点検というのが義務づけられておりまして、これは国の法律の中で義務づけられていて、5年に1回点検して健全度というものを判定して、特に5年以内に修繕が必要な橋ということで、これを自分たちは実計事業として上げて5年以内に修繕を今予定しているところであります。
○委員長(前泊美紀)
粟國委員。
◆委員(粟國彰)
50年以上のものは28橋あるというんだけど、ほとんど同じ強度だと思うんだよね。しかし、通る回数が多いところは同じ50年以上でもかなり痛んでいると思うんだよ。
そういったものを地域の方々などの意見を聞きながら優先的に建てかえするとか、何か考えて取り組んでもらいたいなという要望がいろいろありますから、その辺をしっかり検査して、調査して、どの橋が傷んでいるのか調査して取り組んでもらえないかと思います。
○委員長(前泊美紀)
休憩します。
○委員長(前泊美紀)
再開いたします。
知花課長。
◎
道路管理課長(知花豊)
ただいまのご提案というか、橋梁については5年に1回の点検をして老朽化の激しい橋というものを点検の中で健全度を位置づけてこれを5年以内に修繕あるいは改修というのを予定しています。もちろん橋によって重要度というか、使い方というのはいろいろまた違ってくると思いますので、この辺は地域の方の意見も聞きながら、これを優先順位的に上げていけるのかどうかというのをまた少し検討していきたいと思います。
○委員長(前泊美紀)
粟國委員。
◆委員(粟國彰)
わかりました。取り組んでください。
それと、市内に今どき馬車も馬もいないのに農道というのは何カ所あるのか。
○委員長(前泊美紀)
休憩します。
○委員長(前泊美紀)
再開いたします。
知花課長。
◎
道路管理課長(知花豊)
ただいま市内には農道として24路線あります。
○委員長(前泊美紀)
粟國委員。
◆委員(粟國彰)
今、仲井真地区のいきいき活性事業の場所の前の道路は農道ですか。
○委員長(前泊美紀)
休憩します。
○委員長(前泊美紀)
再開いたします。
○委員長(前泊美紀)
知花課長。
◎
道路管理課長(知花豊)
仲井真小学校付近にある農道につきましては、農道仲井真2号線という道路があります。
○委員長(前泊美紀)
粟國委員。
◆委員(粟國彰)
今、いきいき活性事業で建築中なんですけど、結構狭いんだよね。狭くて子どもたちが小学校に行くときに通るとか、高校生が通るときに車にすれすれで歩いていると。何とかそれを改善してもらえないかという話もいろいろあるんだけど、そういった計画とかはあるのか。それとも農道ではなくて、それも市道に切りかえて早く修繕できないかどうか。こういった事業があるのかどうか。
○委員長(前泊美紀)
休憩します。
○委員長(前泊美紀)
再開いたします。
知花課長。
◎
道路管理課長(知花豊)
農道については個人の土地になっていまして、私道とほとんど同じようなものであるんですけど、便宜上農道と言っているのは、以前、琉球政府時代に補助金を投入して農業のための道路として整備したというのがあって、これをそのまま引き継いでいきたいと…。
○委員長(前泊美紀)
粟國委員。
◆委員(粟國彰)
個人の土地を農道と称して琉球政府時代から農道として使っていると。その持ち主なんかと何とか交渉して整備する方法はできるのかな。
○委員長(前泊美紀)
知花課長。
◎
道路管理課長(知花豊)
道路管理課としては、補助金を投入して琉球政府時代から使われているということもあって、一般公道として利用されているということもありまして、表面的な管理を地権者からの同意をいただいたということで、我々のほうでやっております。
○委員長(前泊美紀)
粟國委員。
◆委員(粟國彰)
いきいき活性事業がオープンしたら、人の出入りが多くなると思います。非常に道路が狭いから早く改善して、道路の拡張をしないと事故が起こるんじゃないかといろいろ周囲の方々も心配するし、私もあそこはよく通るものだから指摘はするんだけど、早くそういったものを改善するようにお願いしようかと思うんだけど、調査も急いでください。地域住民の方々が非常に心配するのです。ここがオープンしたら人が出入りするし、今どき馬車も馬もいないのに農道というのは那覇市はどういうものかといろいろ言われているので、もうちょっと研究してください。
○委員長(前泊美紀)
知花課長。
◎
道路管理課長(知花豊)
ただいまお話があったように、拡張というのは私道になるものですから、これは少し難しいと思うんですけど、今ある幅員の中で何らかの形で安全対策というものはできるかなと思いますので、この辺はまた検討していきたいと思います。
◆委員(粟國彰)
はい。以上。
○委員長(前泊美紀)
多和田委員。
◆委員(多和田栄子)
私道整備補助金について教えてください。今、活動実績が3件となっていますけれども、応募件数は何件あったのでしょうか。
○委員長(前泊美紀)
石底一也道路管理課主幹。
◎道路管理課主幹(石底一也)
平成30年度の予算につきましては、交付決定まで至ったものが4件、そして1件は繰り越ししております。
先ほど応募が何件あったかというのは、相談というレベルの段階では全体では10件近くあるかと思いますが、それぞれ地域に持ち帰られて意見の相違ですとか、交付決定に至るまで、整うまではずっと継続でご相談という形で受けておりますので、年間5件から10件の間でご相談が毎年あるような状況です。
○委員長(前泊美紀)
多和田委員。
◆委員(多和田栄子)
10件近く相談があったわけですよね。それで実際に3件ということになっていますけれども、そこに至るまでの広報のあり方、これはどのようにやっていますか。
○委員長(前泊美紀)
石底主幹。
◎道路管理課主幹(石底一也)
私道に関する要綱、事業概要等はホームぺージにアップしておりまして、また市民の友にも年の頭に載せるようにしております。
○委員長(前泊美紀)
多和田委員。
◆委員(多和田栄子)
わかりました。何か広報のあり方に少し周知不足があるのかなとも思うんですけど、私の知り合いにも整備補助金をやりたいと言いながらなかなかできないような状況であるんですね。結局、平成30年度は予算が繰り越しされていまして、もっと丁寧な説明というんですか、そういったものをやっていただきないということを要望したいんですけど、今後のためにもせっかくある予算を市民の方が有効に利用できるような整備補助金、そういった制度をちゃんとしていただきたいということを要望して終わります。
以上です。
○委員長(前泊美紀)
ほかに質疑はありませんか。
大城委員。
◆委員(大城幼子)
里道整備事業についてお伺いしたいんですが、平成30年度700万、100%、安謝の里道整備で執行されていて、安謝の里道を計画的に整備されていると思うのですが、いつから始まって完了する期間がいつになるのかを聞きたいのですが。
○委員長(前泊美紀)
休憩します。
○委員長(前泊美紀)
再開します。
知花課長。
◎
道路管理課長(知花豊)
安謝里道につきましては、平成19年度から整備としてはスタートしていまして、予定としてはあと10年ぐらいまだかかる予定になっています。
○委員長(前泊美紀)
大城委員。
◆委員(大城幼子)
那覇市内の里道は安謝以外にもたくさんあると思うんですけど、もしほかの地域からの里道整備の要望があった場合はどのように対応されているのですか。
○委員長(前泊美紀)
知花課長。
◎
道路管理課長(知花豊)
ほかにも我々の道路維持管理事業の中で予算がありますので、ほかの維持管理事業として実際に修繕をやったりということは対応しております。
○委員長(前泊美紀)
大城委員。
◆委員(大城幼子)
安謝の里道に関しては、他の里道よりも整備する範囲が特に長いという認識でいいでしょうか。
○委員長(前泊美紀)
知花課長。
◎
道路管理課長(知花豊)
安謝については大部分が里道部分になっていまして、この部分を整備するとなると、やはり大分時間的にかかるということです。
○委員長(前泊美紀)
大城委員。
◆委員(大城幼子)
予算の要望については、毎年この規模で。それとももっと予算要求をしているけれども、毎年度これぐらいの規模しか獲得できないということでしょうか。
○委員長(前泊美紀)
知花課長。
◎
道路管理課長(知花豊)
予算については単独費になっていまして、少しずつではあるんですけど、増やしていただいています。
○委員長(前泊美紀)
大城委員。
◆委員(大城幼子)
あと10年というのはちょっと長すぎる感じもしますので、できればもっと短縮して里道の整備が進むように予算の要求額をもっとやっていただきたいと要望したいと思います。
あと一つ、
政策説明資料で路面修繕事業、53ページなんですけど、市道港町1号の修繕は国庫補助率が80%になっていますが、残りの20%は県の補助があったという理解でよろしいでしょうか。
○委員長(前泊美紀)
知花課長。
◎
道路管理課長(知花豊)
残りの20%については市の単独費を充てています。
○委員長(前泊美紀)
大城委員。
◆委員(大城幼子)
説明資料の中では負担区分が国・県の補助事業になっていますが、県からは特に補助はなかったのですか。
○委員長(前泊美紀)
知花課長。
◎
道路管理課長(知花豊)
これは様式上、国・県補助となっていますが、根拠法令のところで社会資本整備総合交付金ということで国の補助になります。
○委員長(前泊美紀)
大城委員。
◆委員(大城幼子)
この港町1号は、平成30年度で整備は完了したということでしょうか。
○委員長(前泊美紀)
知花課長。
◎
道路管理課長(知花豊)
平成30年度については、全体の一部分になります。
○委員長(前泊美紀)
大城委員。
◆委員(大城幼子)
わかりました。
○委員長(前泊美紀)
ほかに質疑はありませんか。
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
街路樹維持管理についてお尋ねします。
街路樹が立ち枯れしているのが結構見受けられるんだけど、そういう対応はどのようにして行っていますか。
○委員長(前泊美紀)
知花課長。
◎
道路管理課長(知花豊)
この辺は現場の状況を確認して、これが実際に枯れているものであれば根っこのほうから撤去するようにしています。
○委員長(前泊美紀)
古堅委員
◆委員(古堅茂治)
休憩をお願いします。
○委員長(前泊美紀)
休憩いたします。
○委員長(前泊美紀)
再開いたします。
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
そこに人工芝のサッカー場がありますよね。そこのところの街路樹がガジュマルだけど枯れているものが一つあって、それもちょっと危ないんじゃないかなと思うんだけど、これも管理が県道であれば現場を見て県とも相談をしてもらえませんか。洋服の青山の向かい側です。
○委員長(前泊美紀)
今、休憩中ではないです。
休憩しましょうか。
◎
道路管理課長(知花豊)
わかりました。このへん現場確認して、この辺、危険であれば、また。
○委員長(前泊美紀)
知花課長。
◎
道路管理課長(知花豊)
現場を確認して、県道であれば県に申し送りして、これがまた公園にも面しているところがあるものですから、公園の樹木という可能性もありますので、この辺は現場を確認させてください。
○委員長(前泊美紀)
ほかに質疑はありませんか。
當間副委員長。
○副委員長(當間安則)
道路管理ということで、道路維持管理事業のほうが、平成30年度分が2億3,400万円、繰り越しで600万円ということで足して2億4,000万円。歳出のほぼ半分を占めているわけなのでちょっと聞きたいのですが、平成30年度の実績が修繕工事51件、業務委託9件ということなんですけど、これは何業者で行っていますか。
○委員長(前泊美紀)
休憩いたします。
○委員長(前泊美紀)
再開いたします。
知花課長。
◎
道路管理課長(知花豊)
工事としては51件発注はしているわけなんですけど、実際これが直接業者数かというと、またそうではないものですから、業者数については確認して報告したいと思います。
○委員長(前泊美紀)
當間副委員長。
○副委員長(當間安則)
今は分からないということね。
業者数は後からするにして、これは恐らく維持管理事業ということで、恐らく数量的なものも台風があった後とか、いろんな想定外のことをされたり、するという工事というのは十分わかっているつもりではありますけれども、そうなると前年度の繰り越し分は100%執行されています。今回、1,300万円余り繰り越しになっているかと思うのですが、これは入札残によるものなのでしょうか。出来高清算の残金によるものなんでしょうか。
○委員長(前泊美紀)
知花課長。
◎
道路管理課長(知花豊)
この繰り越しにつきましては、前年度の入札不調によるものです。
○委員長(前泊美紀)
當間副委員長。
○副委員長(當間安則)
わかりました。これは恐らく51件の工事はあるものの、業者はそんなに大してはないとは思うんですけども、あとこれはある意味、前提して予算を持っておかないといけない事業だと思うところもございます。
いずれにしても最初の半分は占めているわけですので、今後私も皆さんといろいろ聴取しながら見ていきたいと思いますので、先ほどの件数を後ほどお願いしたいと思います。
○委員長(前泊美紀)
ほかに質疑はありませんか。
大浜委員。
◆委員(大浜安史)
モノレールの件ですけれども─何度も聞いていますが、執行率は34.5%ですか。繰り越しもありますけれども、この内容は入札不調というのが主なものなのか、それとも何か要因はありますか。
○委員長(前泊美紀)
知花課長。
◎
道路管理課長(知花豊)
この繰り越しにつきましては、前年度工事の中でモノレールの支柱関係の修繕工事があったわけですけども、国・県と施工法について調整した結果、工事費が大分浮いたといいますか、安くで施工できることになったものですからその分を繰り越しして、今年度予定している分離機の修繕がありますがその部分に充当するような形で繰り越ししています。
○委員長(前泊美紀)
大浜委員。
◆委員(大浜安史)
執行率が34で結構低いもんだから、4,900万かな。2,500万で済んだという話になるわけですけど、整備しているところは具体的にどこですか。道路管理課だから道路だと思うんだけど、そうではないのかな。
○委員長(前泊美紀)
休憩いたします。
○委員長(前泊美紀)
再開いたします。
知花課長。
◎
道路管理課長(知花豊)
施工方法が変わったために、その分で浮いた分でまた繰り越しして、今年度予定していた工事分に充てているということです。
○委員長(前泊美紀)
大浜委員。
◆委員(大浜安史)
国の施工方法が変わって浮いたということは、いいことではあるんですけれども、その分どこに回すかわかりませんが、モノレール線石嶺センター道路ですね。またこれからきれいに整備するのかな。それとも結構路面がまだきれいになっていないところとか、また支柱があるけど途中まで行ってガードレールがありますよね。あれは全部撤去されるのか、それともきちんと迂回ですか、幾つかあるかと思うんですけど、わかる範囲でいいですからどれぐらいあけるのかなと思って気になって。
○委員長(前泊美紀)
休憩いたします。
○委員長(前泊美紀)
再開いたします。
ほかに質疑はありませんか。
清水委員。
◆委員(清水磨男)
亜熱帯庭園都市の道路美化事業があると思うんですけど、毎年やっているやつなので単年度で評価は難しいと思うんですけど、これはどうなったら達成という指標があると思うんですけど、指標はどう皆さん持っていらっしゃいますか。
○委員長(前泊美紀)
屋比久尚也
道路管理課担当副参事。
◎
道路管理課担当副参事(屋比久尚也)
今、ご質問の一括交付金なんですけど、それの達成度をどのように事業課として評価するかというものなんですけど、現在は観光客の満足度というのをアンケートなり、そういったもので調査しながらその満足度が上がったら達成ということで今我々のほうでは考えているところです。
○委員長(前泊美紀)
清水委員。
◆委員(清水磨男)
これは最終年度にそれを確認するということですか。それとも毎年度、毎年度確認するのですか。
○委員長(前泊美紀)
屋比久副参事。
◎
道路管理課担当副参事(屋比久尚也)
今、ご質問にありましたように、毎年一応80%以上達成するということを目標にやっているところです。
○委員長(前泊美紀)
清水委員。
◆委員(清水磨男)
80%道路美化がうまくいっているというのが指標だと思うんですけど、実際どういう状況にあるんですか。達成されているのですか、それともまだ確認していないんですか。
○委員長(前泊美紀)
屋比久副参事。
◎
道路管理課担当副参事(屋比久尚也)
今のところ、80%をクリアしております。
○委員長(前泊美紀)
清水委員。
◆委員(清水磨男)
実際、80%クリアして、それで毎年度県のほうにも報告出されているということだと思うんですけど、ただやっぱり観光客─今回、これは観光のところに特化した沖縄振興予算を使った事業だから観光客目線になると思うんですけど、やっぱり実際暮らしていても多くの議員も普通の市民の方もまだまだだと感じるところもあると思うので、これについては引き続きより一層通常の道路の街路樹維持管理なども含めて取り組んでいただけるように要望して終わります。
○委員長(前泊美紀)
ほかに質疑はありませんか。
ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者退室)
○委員長(前泊美紀)
再開いたします。
これより議員間討議に入ります。
朝からさまざまなテーマで活発な討議がありましたが、那覇港管理組合の負担金の話や執行率の話などなど、さまざまな議員からご指摘がありましたけど。
○委員長(前泊美紀)
大城委員。
◆委員(大城幼子)
道路建設課の執行率について古堅委員から、かなり低いんじゃないか、前年度よりも低くなっているということで、私も建設委員会は初めてなんですけどこんなに低かったんだなというのを初めて今回知って、これが経済的な効果に影響しないかという指摘もあったのですが、この辺、検証とかは必要ないのかなというふうにちょっと感じました。皆さんがまたどう思われたかと思ったのですが。
○委員長(前泊美紀)
体制の問題なども質疑していらっしゃいましたし、ほかのご意見はいかがでしょうか。
道路建設課の全体的な執行率の低さについて。
○委員長(前泊美紀)
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
委員長報告で指摘したほうがいいんじゃない?
◆委員(大浜安史)
・・・のね。
◆委員(仲松寛)
限定的ということなのかな。部分的に極端に低いところもあるけれども、きちんとやっているところもあるから。表現の仕方じゃないかな。
○委員長(前泊美紀)
年度途中から予算が獲得できて組んでいったというような努力も見られたわけですけども、数字としては低い数字であらわれているものもあったということですよね。
◆委員(仲松寛)
・・・じゃない。
◆委員(大浜安史)
9,000と4億、途中で入れて・・・した。
○委員長(前泊美紀)
指摘したという報告ですね。
◆委員(多和田栄子)
繰り越しをして、年度途中で完了していますでしょう。
◆委員(仲松寛)
そういうものも見られたという表現じゃない。
◆委員(多和田栄子)
うん。
◆委員(古堅茂治)
指摘しておいたほうがいいんじゃない。
○委員長(前泊美紀)
指摘をしておけばですね。
◆委員(古堅茂治)
問題さ、予算を100のうち50しか使えない。前の委員会でもやった。委員会、ほぼ毎年問題なっている。
◆委員(仲松寛)
指摘していいんじゃない。
○委員長(前泊美紀)
平成30年度決算でのこの状況、また委員の皆さんからのご意見・指摘を踏まえながら委員長報告に載せるとして今後の審査に生かしていく方向でよろしいですか。
◆委員(大浜安史)
いいんじゃないですか。
○委員長(前泊美紀)
ほかにご意見はございませんか。
(意見なし)
○委員長(前泊美紀)
特にないようでありますので、議員間討議を終了いたします。
休憩いたします。
(休憩中に説明者入室)
【
都市建設環境常任委員会】
○委員長(前泊美紀)
再開いたします。
これより、陳情審査に入ります。
初めに、陳情第92号、首里大中町旧道を市道として整備することについてを議題といたします。
島袋正吾都市計画課長、説明をお願いします。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
都市計画課です。
陳情第92号につきましては、配付しましたA3の資料で現場の写真とか載っていますので、この資料に基づいてご説明いたします。
内容については、平良副参事から説明しますので、よろしくお願いします。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
内容についてご説明いたします。
お配りしました資料の左側をご覧ください。
航空写真がございますが、こちらに赤い破線で示されている箇所が今回陳情のある道路となっております。
場所が首里劇場の後ろを通りまして、中城御殿跡につながる道路となっております。
下のほうをご覧ください。
現状の写真を掲載しております。
「う」の写真ですが、これは中城御殿から見た道路となっておりまして、舗装され、突き当たりのほうに軽自動車がとまって行き止まりのような状況でございます。
その反対側、首里劇場のほうから撮った写真が「い」になっております。
こちらが写真をご覧のとおり、「う」の場所と「い」のほうからの写真を見比べていただくと、高低差があることがお分かりになると思います。こういったことから今、車の通行ができないというような状況でございます。
しかしながら、人のほうはあの写真を見ていただくと獣道のような道がございまして、人はこの横を通って、「う」の写真でいきますと軽自動車の後ろあたりから階段で上がることができる状況となっております。
現在、この区間につきましては、平成31年4月に国から里道として譲渡を受けているというような状況がございます。
資料の右側をご覧ください。
今現在、大中町内細部街路の都市計画の見直しを行っております。
こちらにつきましては、昭和35年に都市計画が決定された大中町内の細部街路になっております。
ここにつきましては、平成28年度より地域の将来像を踏まえ、
都市計画変更に向けた作業を進めており、これまで地域と懇談会を15回、報告会を2回実施しており、またアンケート調査等を行いまして、上に示している大中町内の細部街路の見直し案を作成したところでございます。
陳情のある道路につきましては、黄色で色づけしている部分になりますが、こちらについては新たに都市計画の道路として追加しております。
陳情がある前、ワークショップ等を行ったときにもこちらについては道路を通してほしいという地域の方の声もございました。
そういったことを踏まえまして、都市計画の変更案についても追加の道路として変更する予定にしております。
説明は以上でございます。
○委員長(前泊美紀)
これより質疑に入ります。
古堅議員。
◆委員(古堅茂治)
都市計画の変更はいつの予定ですか。
○委員長(前泊美紀)
平良担当副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
現在、沖縄県のほうと下協議を進めておりまして、来年度をめどに都市計画の変更ができるよう、今、手続を進めていく予定にしております。
○委員長(前泊美紀)
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
来年度中?
○委員長(前泊美紀)
平良担当副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
来年度をめどに変更に向けて作業を進めていきたいと思っております。
○委員長(前泊美紀)
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
じゃ、この事業着手はそれを受けてからしか計画できないでしょう。
そうすると大体スケジュール感的に教えてくれない?想定される段取り。想定しているじゃないよ、想定される段取りでいいよ。
○委員長(前泊美紀)
平良担当副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
基本的には、沖縄県のほうから5年以内に事業が着手できる段階で都市計画の変更を進めていくというような基本的なスケジュール感がありますので、来年度をめどに都市計画を変更しながら、5年以内に事業着手の認可が取れるように進めていければと考えております。
○委員長(前泊美紀)
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
新たな用地の確保という面は、里道の関係でそういうことはないわけね。
○委員長(前泊美紀)
平良担当副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
詳細な測量等を入れてみないとわからない部分がございますが、用地の大きな取得等はないものと考えます。そういったことから、事業認可を受ければ工事の着手についてはスムーズに円滑に進むものと思います。
○委員長(前泊美紀)
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
地域との懇談会が15回、報告が2回ということで皆さんよく地域の皆さんとコンタクトをとって頑張っているほうだと思います。ぜひ引き続き早期実現を目指して頑張ってください。
終わります。
○委員長(前泊美紀)
ほかに質疑はありませんか。
大浜委員。
◆委員(大浜安史)
私もこれを見てちょっと現場のほうに行ったんですけど、地域住民との話し合いがあっていいことなんですが、ただ、5名の名前でしたかね、基本的にね。それから、それは自治会長とか自治会のほうで上がってくるのが一般的に多いんですが、住民の方だと思うんですけど、この道路に関係しているわけじゃないですよね。沿線とかそういうものに。中とか。
交通アクセスをよくするのはいいことなんですけれども、会長のほうはどうなんですかね、一緒だと思うんですけど、自治会としてのあれは。住民なので一緒だと思いますけれども。どうなんだろう。
○委員長(前泊美紀)
平良担当副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
大中町の自治会長さんには直接確認はしてはいないのですが、こういう地域のワークショップ等の中で、やはりここの道路については要望がございますので、新たに追加して都市計画の変更をして道路として整備していきたいというふうには考えています。
○委員長(前泊美紀)
大浜委員。
◆委員(大浜安史)
もう一点、これから都市決定して道路をやりますけども、道路の幅とか大きさというのは、通常、道路と側溝でいっぱいかな。歩道はないのかな。どうなんだろう。そこまで・・・はこれから見ると厳しいかと思うんですけど、一応どういう道路をつくる計画なのか。
○委員長(前泊美紀)
平良担当副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
区画内道路の約6メートル程度を見込んでおります。
○委員長(前泊美紀)
大浜委員。
◆委員(大浜安史)
わかりました。ありがとうございます。
○委員長(前泊美紀)
ほかに質疑はありませんか。
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
1つだけ確認だけど、これは6月の委員会で審査しましたけど、その後、陳情者から何らかのアプローチがあったんでしょうか。
○委員長(前泊美紀)
平良担当副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
7月10日に陳情に対する回答を行っております。
陳情者に来庁していただきまして、今の我々の状況を説明しております。
都市計画変更に向けて作業を進めていますというところと、それから、やはり都市計画決定を打って事業までは時間がかかるということもお伝えはしているんですが、我々のほうとしても暫定的な対応ができないか、関係課と調整していきたいという旨はお伝えしております。
○委員長(前泊美紀)
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
6月の震災以降にそういった動きがあったというのが確認できましたし、那覇市としてこの陳情にどういうふうに対応するかという姿勢も見えましたので、了としておきたいと思います。
○委員長(前泊美紀)
ほかに質疑はありませんか。
大城委員。
◆委員(大城幼子)
1点だけ確認なんですが、陳情書の中に、「この旧道に接する住宅は下水道への接続が一部いまだなされておらず」とあるのですが、これはこういう状態なので接続ができないという理解でよろしいですか。
○委員長(前泊美紀)
休憩します。
○委員長(前泊美紀)
再開します。
平良担当副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
写真の「う」の写真をご覧いただきたいんですが、こちらについては舗装もされておりますので、一部下水道、こちらの区間については下水道は接続されてはいます。
「い」の部分をご覧いただくと、やはり道路が整備されてない部分がありますので、この区間、一部の区間について下水道がいまだ接続されてないという状況がございます。
○委員長(前泊美紀)
大城委員。
◆委員(大城幼子)
わかりました。
○委員長(前泊美紀)
ほかに質疑はありませんか。
ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。
次に、陳情第99号、
沖縄都市モノレールに関する要請についてを議題といたします。
引き続き
島袋正吾都市計画課長、説明をお願いします。
◎
都市計画課長(島袋正吾)
陳情第99号、
沖縄都市モノレールに関する要請についてご説明いたします。
パネルを準備いたしました。お手元の陳情書とパネルを見ながらのご説明ということになります。
まず、この陳情書の要旨としてご説明しますと、
沖縄都市モノレールは、近々供用開始の予定、今週ですかね、延長の予定ですが、浦添ルートを含め約17キロの路線が実現するということなんですけども、定時性公共交通機関として今やなくてはならない市民の足、観光来訪者の移動手段であると。また、モノレール駅を中心としたまちづくりの核にもなっている。効果・便益は県民に定着するものとなっている。
しかしながら、交通渋滞解消にはいまだ十分な成果が得られていないのが実情である。
また、大規模ショッピングエリアの開発、クルーズバースの整備、MICE計画など新たに発生した多様な交通需要、バス交通環境の改善の継続課題など公共交通にかかわる量的・質的な課題は重大であると。
ついては、これらの都市交通課題を改善・解決するために、道路交通と競合せず渋滞緩和に貢献でき、公共交通の定時性を確保し、市民生活と経済の発展に大きく寄与すると期待される。
沖縄都市モノレール路線のさらなる整備・延伸を早期に実現するように配慮してもらいたいという要旨となっております。
ちょうど今、パネルのほうに、これはこの要請書の中で延伸の想定ルートといいますかね、を拡大したもので、お手元の陳情書の5ページのものを拡大したものとなっています。
例えば、琉大方向に向け延伸ルートとか普天間方向に行く延伸ルートとか、与那原のMICEを通る大きな環状ルートとか、西側の西海岸ルートとか、豊見城・糸満方面への延伸ルートとかいったようなものが構想としてあるというのをパネルにも大きくしたところでございます。
こういうことで、モノレールの延伸についての早期の要望というのが要旨になっております。
これからは那覇市あるいは県の取り組みについてご紹介です。
まず、那覇市では、平成22年3月に那覇市の交通基本計画を策定して、誰もが移動しやすいまちをつくるを基本の目標に掲げて各施策に取り組んでいるところであります。
今年度、バス・モノレールなど公共交通事業者、交通管理者の警察、国や県の道路管理者及び学識経験者などで構成される那覇市都市交通協議会を開催して、交通、まちづくり、観光や福祉など本市全体を見渡した面的な公共交通ネットワークを一体的につくる那覇市地域公共交通網形成計画の策定を予定していまして、それとともに交通事業者との協議を進めながらLRTなどのモデル性の高い基幹的公共交通ネットワークの再整理を行いたいと考えております。
都市モノレールにつきましては、輸送力増強に係る車両の3両編成化が課題であり、今、関係機関と連携して早期実現に向けて取り組んでいるところでございます。
また、沖縄県においては、鉄軌道とフィーダー交通が連携する公共交通ネットワークの構築に向けて、さまざまな検討を行っているところです。
その中で、この都市モノレールの延伸を行った場合の効果や課題についても県のほうでも検討を行っているところであります。
その結果、競合によるほかの公共交通機関の影響や採算性など課題があるというところから、市町村との協働による公共交通充実に向けた取り組みの中で、各地域の公共交通のあり方について幅広く検討を行っていくとされております。
那覇市においても、沖縄県あるいは周辺市町村と連携し、広域的な公共交通軸と基幹的交通システムの検討を今後進めていきたいというふうに考えております。
以上で説明を終わります。
○委員長(前泊美紀)
それでは、これより質疑に入ります。
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
このモノレールの延伸、確かに夢のある話だけれども、現実的に石嶺、西原がもうすぐオープンするという、那覇市としてはこの取り組みに集中していて、さらには市長の公約でもあるLRT路面電車、これも今、考えているという状況の中で、那覇市としてはこのLRTとモノレールと、そして県が言っている南北縦貫の鉄軌道、この3つのミックスで競合しないような路線を組んでやっていこうという基本的な考え方があると思うんですよね。
ですから、このモノレールを中心にするというこの陳情、那覇市だけに出されているのか。
これは、この陳情の一番の相手というか出すべきところは、私は県ではないかと思うんですよね。県は、当然モノレールにしてもLRTにしてもかかわっていくわけですけれども、今、県としては公共交通の一番の目玉として南北縦貫の鉄軌道というものを描いているはずなんですよね。
ですから、県の計画とこのモノレールを延伸させていくというこの2つの案をどうまとめていくかというところなので、那覇市でどうかという問題ではないのではないかというふうに思っています。これは県にも出されたという情報はあるんでしょうかね。
○委員長(前泊美紀)
平良担当副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
沖縄県におきましては、令和元年6月13日に陳情書が出され受理されてはおります。
○委員長(前泊美紀)
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
令和元年、何月ですか。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
6月13日になっています。
○委員長(前泊美紀)
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
ということは、まず県に出されて、これは受領が7月24日ですから、那覇市にも関係するということで出されてきたということなわけですよね。
だから、陳情者もやはり一番重要なところ、真っ先に県に持っていったという考え方があるというわけですよね。
今、申し上げましたように、これは那覇市というよりもやはり全体的な、広域的な県全体で考えるような陳情内容だというふうに、今、答弁でも確認できました。
以上です。
○委員長(前泊美紀)
パネル、結構です。ありがとうございました。
ほかに質疑はありませんか。
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
この促進している団体、
沖縄都市モノレール延伸・利用促進協議会、これはどういう団体になっていますか。
この資料を見ると交流団体が27団体ということで、那覇市市民憲章だとか那覇市観光協会だとかPTA連合会だとか、老人会だとか幅広い団体が入っているみたいなんだけど。この組織そのものの基本的なことを教えてもらえないかな。わからない?
この資料を見ると、■■■さんだとか、そして■■■さんだと思うんだけど、全部そういう、そうそうたるメンバーですよね。
そして、渋滞が那覇市は最悪の状況という中では、私はこの陳情に上げられている5項目はぜひ実現すべきものだと私自身は思います。
県としても4方向5路線という調査結果も出して、しかし、どこも赤字だという厳しい結果が出ていて、年間5億円近くの赤字もあるような路線もありました。
そういう面でそれをどう解決していくかという問題と、この合理性というのかな、そして名護から糸満までの鉄軌道との絡みということでのそういう新たな交通網づくりで、これは先ほども話がありましたネットワークづくりでどうするかという問題が一番肝心だと思うんだけど、そこらへんは那覇市の交通計画あわせてどのような整合性、調整を図っていくつもりでしょうか。
○委員長(前泊美紀)
平良担当副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
先ほど説明が課長のほうからありましたが、今年度、地域網形成計画、公共交通網形成計画を策定する中で、やはりまちづくり、観光、交通だけではなくて那覇市全体を見渡した計画をつくっていくということとあわせて、やはり核となるモノレール、それから県が今、構想しています鉄軌道、そういった骨格軸にまだ我々が検討していますLRTなど、それをうまく有機的に結びながらしっかり骨をつくって、それにあわせてさらにバス網の再編を行うことで、より公共交通の利便性を高めていきたいというような考え方を持っております。
○委員長(前泊美紀)
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
将来構想研究会を見ても、これは業者が主体となって、そういう機運づくりというのかな、そういうねらいを持った2つの要請だと思います。
だから、これは世論を高める以外に可能性が見えるかどうかも含めて、検討が見えるかどうかも含めて世論づくりが大事じゃないかな。これはもう答弁はいりません。
終わります。
○委員長(前泊美紀)
ほかに質疑はありませんか。
吉嶺委員。
◆委員(吉嶺努)
モノレール延伸について、今の可能性の話の中で、新しい科学技術の発達により新しい公共交通の可能性というのは今、考えているんですか。
○委員長(前泊美紀)
平良担当副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
新たな公共交通というところでは、やはり目指すところとしてLRTなどのモデル性の高い交通システムを目指していきたいと。
あわせて、やはり利用者がその公共交通を利用しやすい環境、それがやはり情報通信とか、今ありますそういうITを駆使した形での環境をしっかり整えていきたいという思いはあります。
○委員長(前泊美紀)
吉嶺委員。
◆委員(吉嶺努)
その中にMaaSのようなものと、ラストワンマイルをつなぐ、家と公共交通をつなぐような新しい乗り物などというのも実際考えたりしているんですか。
○委員長(前泊美紀)
平良担当副参事。
◎
都市計画課担当副参事(平良正樹)
今、お話のありましたラストワンマイルというところでの交通手段については、いろいろあろうかと思います。
自転車、それから今回、カーフリーデーで実施できませんでしたが、電動キックボードという会社も試乗会も予定しておりました。
我々としては、やはり安全で安心して使えるそういう交通の手段であればどんどん選択の枠を広げる必要はあるかと思いますので、そのへんは拒むのではなくて受け入れ態勢というのはしっかり整えていきたいなという考えは持っております。
○委員長(前泊美紀)
吉嶺委員。
◆委員(吉嶺努)
これから科学技術が発展することによって、新しい乗り物ということでは今までの概念、LRTであったりモノレールであったり鉄軌道も外れていくと思うんですけども、要は空飛ぶ車などの開発も進んでいく予定だと思うんですけども、10年ぐらいたてばもしかすると空飛ぶ車が出てくるかもしれない、そんな中で鉄軌道、モノレール、LRT、建設するとなると時間がかかると私は思うんですけど、どう考えていますか。
○委員長(前泊美紀)
島袋課長
◎
都市計画課長(島袋正吾)
那覇市の交通基本計画の中で、誰もが移動しやすいまちをつくる。この誰もが移動しやすいまちをつくるという基本理念の中で、今言う新たな科学技術も含めて取り組んでいきたいというふうに考えています。
あと、スピード感ですね。それも科学技術の発展あるいは私たちが追いつけるかどうか、追いついていけるかも含めて今後取り組んでいきたいと思っています。
○委員長(前泊美紀)
ほかに質疑はありませんか。
(「進行」と言う者あり)
○委員長(前泊美紀)
ないようでありますので、この件につきましてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入りかえ)
○委員長(前泊美紀)
再開いたします。
次に、陳情第83号、市道久茂地9号線の縮小についてを議題といたします。
崎山順治
道路建設課長、説明をお願いします。
◎
道路建設課長(崎山順治)
事前にお配りしております陳情第83号、市道9号線の縮小についてというタイトルがついた3ページから成る資料と、補足として資料が1から7まで配付しておりますので、そちらをもとに、これは前回6月24日の陳情審査の際と同じ資料になります。今回、ご説明も6月24日と同じ説明となります。
それでは、この3ページつづりの1ページをあけていただいて、そちらをもとに説明させていただきます。
あわせて資料のほうもところどころご覧になっていただきながらということの説明になります。
まず、整備計画に関する経緯でございますけども、1番目の経緯としまして、新文化芸術発信拠点施設を契機に、久茂地・牧志地域のまちづくりを考える「まちづくりワークショップ」を平成27年から28年まで7回開催しております。
それが資料1のほうに「まちづくりワークショップ だより」というのがありますけども、こちらのほうは毎回ワークショップを開催するごとに、その後、報告ということでこちらのチラシを各戸に配付しております。
○委員長(前泊美紀)
休憩いたします。
○委員長(前泊美紀)
再開いたします。
◎
道路建設課長(崎山順治)
それらの市民意見を踏まえまして、「久茂地地区まちづくり計画」というのを作成されています。それが資料2のほうになります。
そちらのほうに道路整備の方針というのが32ページのほうに記載されております。
2の道路交通計画形成方針ということで、そちらを抜粋して読み上げますと、誰もが安心して歩くことができる回遊性の高いまちの形成を目指し、歩行者優先ゾーンとして中心市街地の活性化(魅力向上)を図ります。
それと、一銀通りと市道久茂地9号を主要な歩行軸として、歩きたくなる道路空間の創出を図ります。
さらに、違法駐車などの交通マナーについては、警察との連携や地域住民及び地区内事業者の協力のもと、改善に向けた取り組みを進めますということとしております。
それらの方針に基づきまして、本市は、まず一銀線と久茂地9号を優先的に整備することとしました。久茂地9号の整備計画に当たりましては、「道づくりワークショップ」、こちらも資料1のほうにつづられていますけども、だよりのほうがこちらの39ページから45ページのほうにつづってございます。
まず、その「道づくりワークショップ」を平成30年3月から6月まで計3回開催しまして、それらの市民意見を踏まえまして設計を行っております。
設計の内容がこの資料3のほうになりまして、資料3の3ページ目からが断面の構成を記載しております。
既存の道路が12.8メートルですので、その幅員を変えずに歩道と車道の構成を変えるということで整備計画をしております。
これまで車道が9.2メートルで歩道が1.9メートルでしたけども、今回の整備計画では車道を6メートル、歩道を両側ですけども片側3.4メートルずつということの整備になっています。
資料3の図面は幅員構成①というのと、4ページ目の②とありますけども、植栽がある部分とか、植栽がないところはボラードということで車どめを配置する計画になっています。
車道と歩道の段差をなるべく抑えてバリアフリーに考慮したセミフラットということで、車道の際と歩道の際の高さは5センチの段差を設けています。
ただ、その5センチも歩道の先端にいきますと2センチということで、角を取った歩車道境界ブロックということで、なるべく段差を少なくしてバリアフリーに配慮した構造としております。
続けます。その後、この整備計画を策定した後、久茂地三丁目と大通り会より令和元年5月8日付、「市道久茂地9号の縮小について」陳情書が議長と市長宛てそれぞれ提出されております。
次、2番のほうに移りますけども、この陳情への回答の要旨ということで記載しております。
まず、どういう流れで設計を行ったかを回答しております。
まず、第5次那覇市総合計画やマスタープランや交通基本計画など上位計画は1番でも記述しています。
久茂地地区まちづくり計画を念頭にワークショップによる市民の意見を踏まえて現道幅員約13メートルのまま、先ほどお話ししたバリアフリー化ということで設計していますよと。
その設計に当たっては、道路構造令及び那覇市の技術的基準等を定める条例に基づいて歩道幅を約3.5メートル、3.4メートルとして設計をしていますということでご説明しています。
その現地の写真イメージが資料の4番ということで、まず1枚目が現況の写真なんですけども、これは陳情書を出された方々にも現場でご説明したんですけども、現場で車道のほうに白い線をテープで張りまして、これが6メートルのラインですよということでお示ししました。
それをもとにパソコン上で、2ページ目の色を塗ったのが歩道と車道の幅員の構成は大体このようになりますよということで示しております。これはイメージということで地元の方々にお示ししている資料になります。
それらを体系的に順を追って説明しますと四角で囲われた部分になりますけど、要点だけポイントを抜粋して説明したいと思います。
まず、第5次那覇市総合計画におきましての施策の中で、アンダーラインを引いている部分がありますけども、過度に車に頼り過ぎず、公共交通や徒歩、自転車などでまちのどこへでも快適に移動できるまちを目指していますよということと、人中心のまちづくりを基本理念としていますということでご説明しています。
次、2ページ目に移らせていただきます。
次に、マスタープランではどのような整備方針かということが上げられているかというと、久茂地9号が含まれています那覇市中央地域につきましては、地域の将来像といたしまして、回遊性のある観光商業地の形成を進めるということで示されております。
その中で道路交通形成方針としまして、歩行者優先ゾーンを設置しますということで久茂地三丁目を含む地域は歩行者優先ゾーンということで示されております。
次に、那覇市交通基本計画の中では基本理念ということで示されておりまして、これまでの車中心のまちから人中心のまちへ転換を図ることを本計画の根幹とする考え方としますよということで、その中で基本目標として、誰もが移動しやすいまちをつくるということで、その目標達成のための施策として四角で2つ囲まれていますけども、交通に対する意識改革として、車に頼り過ぎない暮らしの推進などが挙げられています。
また、多様な移動手段の利用環境の向上・充実を図るということが交通基本計画の中でうたわれております。
それらを踏まえまして歩道を拡幅するということで、地域の意見を聞きながら、じゃ、その歩道を拡幅する幅員はどの程度が望ましいかということで、こちらのほうは道路構造令に基づきまして、歩行者が多い場合、歩行者の交通量が多い道路にあっては歩道の幅員は3.5メートル以上ということで示されていまして、国の基準によりますと、歩行者が多い場合とは、1日500名から600名以上の歩行者がある場合は歩行者が多いということの判断基準となっております。
それと、新文化芸術発信拠点施設周辺整備計画策定業務というのが、文化振興課のほうで策定されておりますけども、そちらの歩行者の交通の予測ということで、この施設で公演が行われたと。公演終了後に最大2,000人が退館した場合は、市道9号のほうには480名から660人の歩行者が流れてきますよということで、公演終了後だけでも国の基準に達しているということで、久茂地9号については今後、歩行者が相当な数になるということで交通量が多い道路として歩道の幅員は約3.5メートルということで決定していますということをご説明しております。
3ページ目の説明に移らせていただきます。
陳述書のほうにこれまで記載されている心配や不安などについてということで、それについても一つ一つお答えしております。
まず1点目の、交通量が多くなることによる事故などが増えるという意見に対しましては、現在の車道幅員は9メートルと広いために、車両スピードを出しやすく事故を誘発する要因の一つになっていますよと。今回の整備計画では、車道が狭くなるため通過交通の抑制と通行する車両の走行速度を抑制する効果があると考えていますと。事故抑制効果があると考えていますという回答をしております。
その効果については、生活道路のゾーン対策マニュアルというこれは交通工学研究所が発行しているものですけども、そちらにも示されていますよと。
また、今回の整備計画では、交差点部分にハンプを施したり、一時停止を強調表示するなどさらなる交通安全対策を検討していますよということで、そちらの事例が資料5のほうにほかの場所の事例ということで示しております。
2番の、納品業者や一般客が著しく不便になるとの意見につきましては、現在の車道幅員より小さくはなりますけども、車道幅員が6メートルでも車両の停車は可能ですので、総合計画を初めとする本市のまちづくりの方針に基づく歩道幅員の確保のためにご協力をお願いしますということで回答しております。
3点目の、樹木の管理は通り会にとって新たな負担となると。歩道に樹木を植えないでほしいという意見につきましては、総合計画などの上位計画やワークショップでの意見を踏まえまして街路樹は植栽していく方針としておりますよということでお答えしております。
なお、市道の落ち葉の清掃などにつきましては、本市では道路ボランティア協定や企業ボランティア協定による地域の協力を広く呼びかけているところですよということでお答えしております。
続きまして、4点目の土地の資産価値が下落するとの意見につきましては、道路の幅員構成が変わることで土地の資産価値が下落するかは知り得ませんが、新文化芸術発信拠点施設やその周辺の道路や公園を整備して回遊性の向上を図り、久茂地地区まちづくり計画を推進しながら新たなにぎわいや地域コミュニティーの充実を図ることで地域の魅力を高めていけるものと考えておりますということで回答しております。
今、公園花とみどり課のほうもその通り沿いに美栄橋公園というのがございますけども、通称三角公園ですけども、そちらのほうもこの通りの整備に合わせて今後、市民会館もできるということで一緒に整備していこうということで今、計画しているところでございます。
続きまして、車道と歩道の高低差は現状維持、現状が高さ15センチの段差がありますけども、それをそのままにしてほしいという意見につきましては、現況がマウントアップ形式という歩道になっていまして、駐車場には乗り入れ口がありますと起伏が生じるということで、車いす利用の方や高齢者の方々にとっても利用しづらい状況となっていますということで、そこでワークショップにご参加いただきました障害者の方々の意見も伺いながらセミフラット形式の歩道ということにしております。そちらが資料6のほうの写真のように改善されますよということでのご説明をしております。国の基準におきましても歩道の新設・改築の場合はセミフラット形式とすることを基本とするということでうたわれております。
さらに、ワークショップ等での意見を踏まえまして、歩道拡幅する道路改良と合わせまして電線類の地中化を行うということで、安全で快適な歩行環境を確保するということとしているということで、現在、電線地中化については設計を今やっているような状況でございます。
さらに、これは意見交換会でもお話が出ていたのですけども、道路内の雨水排水処理につきましては、現在は歩車道境界ブロック、縁石の横に設けられた直径約15センチの排水溝が、約300メートルの区間に両側合わせて23カ所あるだけですが、今回の整備計画では車道の両サイドにグレーチングと呼ばれる格子蓋を約5メートル間隔で設置しますので、現在よりは排水能力が高く、大きく改良されますよということで、そちらが資料7のほうに示しています。
A3のものに現況が示されています。
計画では2ページのほうにそういった構成の格子蓋を設置しますよということでご説明しています。
結びとしまして、本市としましては単に文化芸術発信拠点施設に限らず、周辺の道路や公園を含めた久茂地地区全体で文化・芸能・芸術を発信していくことが効果的な振興だと考えていますと。新文化芸術発信拠点施設と連携した久茂地9号のイベント活用も検討しているところです。
本事業の趣旨へのご理解とご協力をお願いしているところということで、ご回答申し上げているところでございます。
ご説明は以上でございます。
○委員長(前泊美紀)
質疑に入ります。
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
この回答を受けて陳情を提出された皆さんはどういう反応ですか。
○委員長(前泊美紀)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
やはり歩道を3.5まで広げるというのは反対だということをおっしゃっています。
○委員長(前泊美紀)
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
誰でも安心して移動できるまちづくりとバリアフリーの面から言っても、これは皆さん市の立場のほうが私は道理もあり大義もあると思う。
この地域は、今、バリアフリーの基本構想を策定して、そしてその重点地区になるところでしょう、ここは。
○委員長(前泊美紀)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
その予定で取り組んでいるところです。
○委員長(前泊美紀)
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
那覇市としても、重点的にそこをバリアフリー化を、那覇市の中でも特に整備しておこうという地域です。ぜひその立場で、回答した立場で皆さん頑張ってください。
終わります。
○委員長(前泊美紀)
ほかに質疑はありませんか。
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
今、答弁で、陳情者が当局の回答を受けて3.5メートルの歩道には反対という声があったというお話ですけど、ほかにはなかったんですか。
○委員長(前泊美紀)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
歩道が3.5、正式には3.4なんですけども、車道が6メートルということですので、車道を7メートルは確保してほしいということの意見がございました。
○委員長(前泊美紀)
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
7メートルを確保するためにはどうしないといけないんですか。
○委員長(前泊美紀)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
歩道を狭めるということになります。
○委員長(前泊美紀)
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
物理的にそうなりますよね。
ですから、今、3.4だが、表向き3.5じゃないですか。その50センチの差、例えば両サイド3.5、3.5じゃないですか。両サイド3にしたら1メートルは車道にとれますよね。そうすると7メートルになるんじゃないですか。そのへんの妥協点は考えてないんですか。
○委員長(前泊美紀)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
まず、歩行者が今後多く見込まれるということと、電線類の地中化も予定しているということで、歩道内にはよくご存じだと思いますけど、地上機器というのがきます。その地上機器の分も歩道内に設置するものですから、片側が狭まるとその地上機器が設置されることでさらに歩行空間が狭くなるということでそれは望ましくないと考えております。
○委員長(前泊美紀)
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
僕は、前の審査のときに、じゃ、現状、今の実際の交通量はどれぐらいか調査すべきだというふうにご提案申し上げたんだけど、それはやったんでしょうか。どうなりましたか。
○委員長(前泊美紀)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
今議会に補正予算として要求しまして、認められた際には発注すると聞いています。議決はもらってないんですけども。
(「もらってますよ」と言う者あり)
もらってますか。すみません。議決をもらっていますので、今、発注に向けて取り組んでいるところです。
○委員長(前泊美紀)
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
そうですよね。現状の交通量がどれぐらいなのか、あるいは歩行者がどれぐらいなのかというのは事前に把握しておかないといけないわけですよね。先ほど、皆さんの予測というか、新文化芸術発信拠点のイベントが終わったら、その通りには480名から660名流れ込んでくるというご説明だったわけですよね。果たしてどうでしょうか。
あの道の長さ、それから人間が5分間に歩く距離、例えば480名いてもスムーズに流れていった場合、10分以内にはほとんどいなくなるんじゃないですか。そんなに幅員を広く、歩道をですね、3メートル、わずか50センチのことだけども、50センチでお互いが妥協できればいいんだけども、人間の歩くスピード、そして道の距離を具体的にイメージしてみたらいいと思うんですけども、どうですかね。人間が、健常者が大体10秒間に歩く距離、大体どれぐらいだと思いますか。
○委員長(前泊美紀)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
歩行者数の目安として新文化芸術発信拠点のイベント時の歩行者数を今、お示ししましたけども、それだけではなくて、地域のまちづくりとしましては、先ほどもお話しましたけども、回遊性の高いまちづくりを、この久茂地地区というのは、地元の方々も含めて一緒に取り組んでいきたいということでまちづくり計画がされています。
その中で、ただ単に新文化芸術発信拠点のお客様だけじゃなくて、そこをそれ以外にもそこを訪ねてくる方々、地理的にもモノレール県庁前駅があって新文化芸術発信拠点施設ができる。
その緑ヶ丘公園を通じてまちがつながっていくということで、この地域は回遊性の高いまちづくりを目指すという中で、この久茂地9号を歩道を拡幅してさらに通りたくなるような、歩行空間を目指していくということで、植栽であるとか舗装のデザインにこだわってみたりだとか。
あと、今考えているのは、照明灯の、以前もお示ししましたけども、国際通りと同じような感じで照明灯にこういったフラッグをしたりとかそういった計画も今しています。
いずれにしても、この道を繁華性、にぎわいがでるような道づくりにしたいという思いもありまして、その歩道の拡幅を確保したいということであります。
○委員長(前泊美紀)
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
その気持ちはよくわかるんですよ。
だけれども、先ほど聞いたじゃないですか。この陳情の回答に対して陳情者はどうだったですかと聞いたときに、3.5ではだめですよとはっきり言われたわけですよね。
だから、私が申し上げているのは妥協点をどこかで見出すべきじゃないかと言っているわけですよ。
地元の皆さんの協力がない限りこの回遊性のまちづくりというのは果たして可能かどうか。そのへんをよく考えてほしいわけですよ。
陳情者や地域の皆さんからの要望を極力受け入れるようなそういった姿勢でやらないと、入り口で全部とまってしまうような状況になってしまいませんか。あるいは、それも聞かずにやったときに、那覇市政というのはこういう強引な手法をとるのかというふうに、この地域の皆さんから不満を持たれないかどうか、そのへんを私は心配しているわけで、だから、わずか50センチかもしれないが、あるいは人が歩く速さ、それが1時間もそんなのがずっと歩くわけではなくて、短時間で人ははけるわけですよね。
だから、480名なのか660名かわからないけれども、この人たちがその道を通過していく時間も頭に想定しながら、歩道があれだけ、確かにわずか50センチですけど、私は3メートルにしたほうがいいんじゃないかなと、間をとってと。7メートルの車道が必要だというなら、50センチ、50センチこっちを削れば7メートルとれるし、歩道も50センチ、陳情者の考えている歩道の幅かどうかわからないけれども、那覇市も最大限努力しましたよというところを、もう一遍だけ研究してもらいたいと思っているんですよね。
それから、最後に、この整備計画のスケジュールをもう一度変更がないか、答弁いただけないでしょうか。整備スケジュール。
○委員長(前泊美紀)
休憩いたします。
○委員長(前泊美紀)
再開いたします。
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
事業のスケジュールにつきましては、段階的にこれまで変更してきています。
当初は開館に間に合わすということで令和2年度までという予定だったんですけども、その間に電線類の地中化の構想も入ってきまして、その後、令和7年までということで延ばしたところです、計画はですね。今後、今回の陳情も踏まえましてまたスケジュールの見直しも行っていかなければいけないのかという感じでございます。
○委員長(前泊美紀)
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
もう質問やめようかと思ったんだけど、令和7年というと、もう施設はでき上がっていますよね。その後も道路整備というのはそれから何年もかけてまだ続けるということですよね。
○委員長(前泊美紀)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
今、現在の予算の交付状況ということをもとに年度割りしていくと、令和7年までかかるということで今、試算しております。今後、また国と、県を通してですけども、県と調整しながら、予算の確保も含めてスケジュール等をまた適宜検討していきたいというところでございます。
○委員長(前泊美紀)
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
ですから、早くその事業を進めるためには、陳情者や地域の住民の皆さんの合意を早く取りつけることが大事だと思っていますので、そのへんよく心してやってください。
以上です。
○委員長(前泊美紀)
ほかに質疑はありませんか。
清水委員。
◆委員(清水磨男)
これ、そもそも、この陳情を出された方々はどんな団体なんですか。
○委員長(前泊美紀)
崎山課長
◎
道路建設課長(崎山順治)
陳情者の名簿につきましては、我々は個人情報に当たるということで確認できていませんけれども、これまで話し合いを持ちまして、会った中では7、8名くらいお会いしています。この通りの方々ということで、会長さんは■■■さんということで通り沿いに店舗を構えている方であります。
○委員長(前泊美紀)
清水委員。
◆委員(清水磨男)
いや、いい悪いは置いておいて、僕も存じ上げない方だから、通り会って那覇市に基本的には登録されているものだと思うんですけれども、この久茂地三丁目大通り会っていうのは、登録に入っていないと思うのですよ。
だから僕もちょっと調べる限り、どんな団体さんかわからないので、今、質疑しているのですけれども。なのでこういった通り会としてどういう扱いをされているのか、皆さまのほうで。
ただの任意団体が数名集まって、要は勝手に自称しているものなのか。それともちゃんと通り会内組織としてできているものなのか。どういった団体からの陳情だと皆さん受け取っているのか。
○委員長(前泊美紀)
崎山課長
◎
道路建設課長(崎山順治)
通り会としての何か活動をしているということは、確認はできておりません。
市にも登録はされておりません。
○委員長(前泊美紀)
清水委員。
◆委員(清水磨男)
そうなんですね。これは、もちろんしっかりと私的な活動はもちろんされているかもしれないですけれども、いわゆる那覇市とか行政とか、議会で取り扱う通り会とか、いわゆるそういった自治会とかそういったものと少し一線を画すのは、これがどういった団体かわからないというのが、今の質疑の中で明らかになったと思うんですね。
場合によっては、わからないですよ。ちゃんとした活動をされている方だとは思うのですけれども、場合によっては、また別に勝手に自称何とか通り会、自称何とか通り会というような、二人でも三人でも結成して出てきて、全く逆の陳情を出したり、まったく別の意見を言ったら、またそれを全部対応していくのかという話になりかねないと思うので、これについては、やはりオーソライズされている組織かどうかという点については、引き続き皆さん意見交換を続けられることだと思うので、そこにはしっかり確認していただきながら、またそれも皆様の事実として、場合によっては、議会への報告とか、そういったところも行っていただきたいということが、最初に申し上げたいと思います。
続いて、もう一つ合わせてなんですが、実際この陳情の説明資料についても、先ほど予算決算の審査の中で確認しましたが、例えばこういった通り会とか自治会について、皆様のほうから出向いていないという意見がありました。事実が明らかになったと思います。
これについては、例えばこれだけ久茂地の何とか将来像とかなんとか計画をつくっていて、いまだに自治会に1回も説明されていないというのは、これは大きな問題だと思うのですけれども、要は、先ほど、この陳情を上げている団体が、どういった通り会かわからないけれども、自治会は間違いなく登録されて皆さまのほうで把握されて、月のどういったときに集会を持たれてとかもわかっているわけですから、そういた地域にはしっかり説明をすべきだと思うのですけれども、それはどうお考えですか。
○委員長(前泊美紀)
崎山課長。
◎
道路建設課長(崎山順治)
おっしゃるとおり、地元の方、自治会の方々に出向いて説明することは大事なことだと思っております。
今回9月22日、去った日曜日ですけれども、モビリティウィークアンドカーフリーデーのイベントということで、美栄橋公園とその前面道路を活用して、イベントの中で我々も参加して、そこでパネルを提示して、整備の目的だとかそういったものを案内する予定でございました。
それがちょっと、台風でできなかったのは残念ですけれども、そういったことも含めて、通りに出向いて説明は今後もやっていきたいと思います。おっしゃるとおり、自治会の方々にも集まっている場所に出向いて説明は必要だと思っております。
○委員長(前泊美紀)
清水委員。
◆委員(清水磨男)
実際にもう通りというのは、明確に那覇市の場合は登録がされていて、出ていて、自治会などについても出ていて、もちろんそれ以外にも各種大きな企業さんとか、団体さんはありますけれども、自治組織としてはやはりそこがしっかりオーソライズされたベースだと思うので、これについては、少なくともそういった通り会などを含むワークショップを開催しましたという形ではなくて、もちろん有志でそういった勉強会、研究会をしたい人は、ここにもちろん呼び込んでやればいいですけれども、既存のそういった自治組織については、しっかりと、今も対応されるということなので、ぜひ引き続き行っていただければと思っています。
先ほど説明の中で、1点あった、美栄橋区は今話にも出てきた。これをこの道路の改良と合わせて整備予定だと、これはほかの課かもしれませんけれども、これはどういった形で整備する予定ですか。
例えば、僕は昔、一般質問でとか皆さんへの要望の中では、あの周辺のフェンスを取り払ったほうがいいんじゃないかとか、さまざまな要望を上げてきたのですけれども、これはどういった形で整備する考えなのか。
○委員長(前泊美紀)
崎山課長
◎
道路建設課長(崎山順治)
整備の内容については、詳細については我々もまだ確認できていませんけれども、我々からもフェンスは取ったほうがいいと。道路と一体的な利用ができるように、例えばイベントの際にも、歩道と公園が一体的に活用できるようなそういった整備の仕方は、我々も要望しているところでございます。
○委員長(前泊美紀)
清水委員。
◆委員(清水磨男)
あの辺は、違法駐車とか違法駐輪も多くて、それがフェンスが要因になっていることもあれば、また逆に今度は、フェンスがなくなって飛び出しとかも出てくる点もあると思うので、そこは公園担当の部署としっかり確認していただいたらいいのですが、そういったときにもちゃんとそういった自治会とか、そういった場所には、今、自治会組織も緑ヶ丘公園に移っていますが、もともとは、やはり教育会館で、久茂地小学校であのすぐ近くに本来活動拠点を持っていた自治会でもありますので、これはぜひ丁寧に、説明をいただきたいなという点を要望して、今回、今、陳情の審査の事業の進捗がおそすぎるのはどうかというのは、これはちょっとずれてくると思うのですが、ただ陳情の意見もしっかり大事にしながらも、場合によっては、地域の陳情を上げている方々以外によっては、早くこういった整備を行ってほしいというような意見がもしあれば、その際には、これまた5年も10年も延ばしていたら、皆さんも事業としてどちらが正しいのかということになりますので、そこをしっかりと確認していただいたうえで、事業の進捗としては、これは皆さんのほうでしっかり管理をしていただいて、同時に陳情はしっかり大事な意見なので、これもしっかり汲み取っていただく形で、意見交換を引き続き続けていただければと思いますので、以上です。
○委員長(前泊美紀)
ほかに質疑はありませんか。
古堅委員。
◆委員(古堅茂治)
地域への説明がうまく進んでいないというのは、大きな問題だと思うのですよ。
新しい市民会館をつくる際に、地域への説明もノウハウをその部署は持っていると思います。
それから、久茂地小学校がなくなって、そこの地区を、新たな地区指定をするときにも地域の皆さんに相当ワークショップなどを開いて、地域住民の声を吸い上げて、地区指定、久茂地小学校があったときと同じような地区指定を新たににやっているわけです。
そういうことも踏まえて、市にはノウハウはあるわけだから、その部署とも連携してぜひ先ほど清水委員が指摘したように、地域の住民の声を拾い上げてがんばってください。
道理は皆さんにあるんだから。これはもう、障がい者に優しいまちをつくるというのは、だれが考えてもそれに反対する人はいませんよ。がんばってください。
○委員長(前泊美紀)
ほかに質疑はありませんか。
ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者退室)
○委員長(前泊美紀)
再開いたします。
これより議員間討議に入ります。
ちなみに、改編前の委員会で今の久茂地9号線の陳情83号と、首里大中町の陳情第92号については、現場視察を行ってはどうかという話がありました。
その後、また経過が今回説明されたところでありますけれども、それも含めていかがでしょうか。
◆委員(古堅茂治)
この首里大中はもう可決してもいいと思うね。現場に行かなくてもわかる話だから。
◆委員(仲松寛)
92号は当局の姿勢が見えたじゃないですか。民意ファースト。やるつもりでいるから、これは通していいんじゃないか。
○委員長(前泊美紀)
採択の方向でと。皆さんいかがですか。
◆委員(古堅茂治)
モノレールも僕は賛成だけれども。
○委員長(前泊美紀)
ちょっと気になっているのが、当局の姿勢はもちろん陳情者の趣旨にかなったことではあるんだけれども、その時間がかかるので、暫定的な対応というのがどういったことをしていただけるのかなというところで。
◆委員(仲松寛)
それは暫定的対応も検討しておりますと言っていたよ。
○委員長(前泊美紀)
ほかにご意見ありますか。まず92条。
◆委員(大浜安史)
・・・は非常にいいことじゃないかなと思いますけれども、どうですかね。
◆委員(古堅茂治)
大中町は可決してもいいんじゃない?
◆委員(粟國彰)
大中町は可決して。旧路線も段階的にやろうというんだから、縮小して。
◆委員(仲松寛)
県の意向をもうちょっと見ないといけない。
◆委員(古堅茂治)
僕は賛成だけど、継続もやむなしと思いますね。
◆委員(清水磨男)
今休憩してないでしょう。
◆委員(仲松寛)
だったら、余計なことを言ったら全部議事録に載ってしまうな。
○委員長(前泊美紀)
では、休憩しましょう。
休憩します。
○委員長(前泊美紀)
再開いたします。
ほかに意見等ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○委員長(前泊美紀)
それでは休憩中に協議いたしましたとおり、とあわせて議員間討議を終了いたします。
以上をもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。
休憩いたします。
○委員長(前泊美紀)
再開いたします。
本日はこれにて散会いたします。
(午後3時12分 閉会)
───────────────────────────────────────
那覇市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。
令和元年(2019年)9月25日
都市建設環境常任委員会 委員長 前泊 美紀
(備考)
・本文中「■■■」の表記については、那覇市情報公開条例(平成3年条例第21号)第12条の2の不開示情報に該当するため、掲載できない部分となります。...