那覇市議会 > 2019-09-20 >
令和 01年(2019年) 9月20日予算決算常任委員会−09月20日-01号

  • '0=1(/)
ツイート シェア
  1. 那覇市議会 2019-09-20
    令和 01年(2019年) 9月20日予算決算常任委員会−09月20日-01号


    取得元: 那覇市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-01
    令和 01年(2019年) 9月2日予算決算常任委員会−09月20日-01号令和 元年 9月2日予算決算常任委員会 予算決算常任委員会記録                        令和元年(2019年)9月20日(金) ─────────────────────────────────────── ●開催日時  令和元年(2019年)9月20日 金曜日 開会 午前10時                    閉会 午前10時51分 ─────────────────────────────────────── ●場所  本会議場 ─────────────────────────────────────── ●会議に付した事件   付託議案(決算議案を除く12件)の審査   (1各分科会からの審査報告   (2)総括質疑   (3)議員間討議   (4)討論   (5)付託議案の表決 ───────────────────────────────────────
    ●出席委員  委員長 清 水 磨 男   副委員長 中 村 圭 介   委 員 永 山 盛太郎  委 員 翁 長 雄 治                  委 員 上 原 安 夫  委 員 上 原 仙 子   委  員 坂 井 浩 二   委 員 前 泊 美 紀  委 員 當 間 安 則   委  員 新 崎 進 也   委 員 上 原 快 佐  委 員 下 地 敏 男   委  員 多和田 栄 子   委 員 西中間 久 枝  委 員 古 堅 茂 治   委  員 湧 川 朝 渉   委 員 我如古 一 郎  委 員 前 田 千 尋   委  員 宮 里   昇   委 員 野 原 嘉 孝  委 員 大 城 幼 子   委  員 奥 間 綾 乃   委 員 小波津   潮  委 員 大 嶺 亮 二   委  員 吉 嶺   努   委 員 新 垣 淑 豊  委 員 金 城 眞 徳   委  員 平 良 識 子   委 員 宮 平 のり子  委 員 喜舎場 盛 三   委  員 桑 江   豊   委 員 糸 数 昌 洋  委 員 大 浜 安 史   委  員 上 里 直 司   委 員 仲 松   寛  委 員 大 山 孝 夫   委  員 奥 間   亮   委 員 粟 國   彰 ─────────────────────────────────────── ●欠席委員  委 員 翁 長 俊 英 ─────────────────────────────────────── ●説明のため出席した者の職、氏名  久 高 將 光 副市長  知 念   覚 副市長  田 端 一 正 教育長  上 地 英 之 上下水道事業管理者  渡 口 勇 人 政策統括調整官  屋比久 猛 義 総務部長  仲 本 達 彦 企画財務部長  比 嘉 世 顕 市民文化部長  名嘉元   裕 経済観光部長  儀 間 ひろみ こどもみらい部副部長  長 嶺 達 也 健康部長  宮 城 寿満子 福祉部長  玉 寄 隆 雄 環境部長  玉 城 義 彦 都市みらい部長  島 袋 弘 樹 消防局長兼総務部参事監  奥 間 朝 順 学校教育部長  山 内   健 生涯学習部長 ─────────────────────────────────────── ●職務のため出席した事務局職員の職、氏名  小 嶺   理 事務局長  長 嶺   勝 次長  當 間 順 子 議事管理課長  根路銘 安 彦 議事管理課副参事  山 田 裕 之 議事管理課主幹  仲宗根   健 議事管理課主幹  高江洲 康 之 議事管理課主査  喜屋武 太 一 議事管理課主査 ───────────────────────────────────────                             (午前10時 開会) ○委員長(清水磨男)  ただいまから予算決算常任委員会を開会いたします。  報告いたします。  市長から、末吉正幸こどもみらい部長は一身上の都合により、本日の予算決算常任委員会を欠席する旨の届け出がありました。  以上で報告を終わります。 ○委員長(清水磨男)  それでは、本日の日程に入ります。  議案第80号、那覇市市制100周年記念事業基金条例制定についてから、議案第103号、令和元年度那覇介護保険事業特別会計補正予算(第2号)までの12件の事件を一括して議題といたします。 ○委員長(清水磨男)  各分科会委員長審査報告を求めます。  上里直司総務分科会委員長。 ◎総務分科会委員長(上里直司)  ただいま議題となりました事件のうち、総務分科会関係分について、審査の概要をご報告申し上げます。  初めに、議案第90号、令和元年度那覇一般会計補正予算(第5号)中、企画財務部財政課関係分について、当局から、今回の補正の概要は、地方財政法第7条による前年度決算剰余金の処分、普通交付税及び臨時財政対策債発行可能額の確定、既定の予算に追加、その他の変更を加える必要が生じたことに対応する補正予算である。  結果として、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ42億5,463万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額が、それぞれ1,518億9,344万9,000円になる、との説明がありました。  委員から、地方消費税交付金減額について質疑があり、当局から、消費税が10月から上がるということで、沖縄県内の好調な景気のことも考慮し、当初予算では大きな金額を計上していたが、普通交付税が7月に決定する際の基礎的な数字になる消費税交付金については、国である程度の歳出抑制が見込まれると試算されたので、今回は、それにあわせて減額となった、との答弁がありました。  また、別の委員から、森林環境譲与税について質疑があり、当局から、個人住民税から国税として、年間で人当たり1,000円を上乗せして徴収し、全国で600億円余り徴収される。用途は、干ばつや道路網などへの森林整備や人材育成、木材利用の促進等がある。市町村に対する譲与の基準により、本市の場合は人口割りで1,300万円程度が入ってくる、との答弁がありました。  次に、消防局関係分について、委員から、那覇市コンビニAEDステーション設置事業の当初予算に計上漏れがあった理由について質疑があり、当局から、110万円のうち75万円を財源として石油貯蔵施設立地対策等交付金を充当するところ、当初予算で計上漏れがあった。財源の充当事務は、総務課が担当しており、当初予算要求の段階で見落としが生じた。  今後、このようなことがないよう横の連携を強化し、確認をしっかり行っていく、との答弁がありました。  別の委員から、消防団加入促進支援事業について質疑があり、当局から、総務省消防庁と委託契約を締結し、11月までにプロポーザルによる入札を行う予定である。  次年度も半年ほど当該事業を継続して実施する予定であり、成果を出していきたい、との答弁がありました。  また、別の委員から、消防団の現状と消防団加入促進支援事業の目標値について質疑があり、当局から、令和元年9月13日時点で93人、うち女性が11人である。  今年度、イベントは実施せず、モノレールでの広報などを行い、10人以上の入団の確保ができればと考えている、との答弁がありました。  さらに、別の委員から、沖縄に新規出店したコンビニ店へのAED設置メンテナンスについて質疑があり、現在、確定している8店舗への設置に向けて11月補正予算で計上し、年度末に設置を目指す予定である。メンテナンス費用は市負担となっている、との答弁がありました。  次に、企画財務部企画調整課関係課分について、委員から、第2期那覇市まち・ひと・しごと創生総合戦略策定事業について質疑があり、当局から、第期では、平成27年度に人口ビジョン、そしてそれに対する総合戦略となっているが、今回国から新しく3つの矢などが示され、今回はSociety 5.0、AIやRPA、そしてSDGsの17の目標等を盛り込むような形になっている。  国の計画が12月に、沖縄県が来年3月策定予定であるため、本市は国の動向を見ながら策定していく、との答弁がありました。  同委員から、SDGsのうち、本市が特に力を入れていく分野について質疑があり、当局から、市民、学生、審議会などからの意見も参考に、子育て支援や人口にかかわることをピックアップして、例えばジェンダー関係や貧困という分野にトピックは集まっていくと考えている、との答弁がありました。  次に、議案第80号、那覇市市制100周年記念事業基金条例制定について、及び議案第82号、那覇市ふるさとづくり寄附金条例の一部を改正する条例制定について、申し上げます。  委員から、事業の基金積み立てや寄付金について質疑があり、当局から、ふるさとづくり基金で寄附を集めるのは、本市の100周年記念事業を実施するということで、全国に向けてアピールをして幅広く寄附を募るという考えがある。100周年記念を利用してイベントをする場合は、この事業に限ってクラウドファンディングにより、3カ月期限を設けて別に寄附金を募るという形を考えている、との答弁がありました。  なお、その他関係分及び議案第102号についても、当局の説明に対し、各委員から多くの質疑がなされ、審査を終了しております。  以上、総務分科会審査報告といたします。 ○委員長(清水磨男)  前泊美紀都市建設環境分科会委員長。 ◎都市建設環境分科会委員長(前泊美紀)  ただいま議題となりました事件のうち、都市建設環境分科会関係分について、審査の概要をご報告申し上げます。  議案第90号、令和元年度那覇一般会計補正予算(第5号)中、都市みらい部道路建設課関係分について申し上げます。  当局から、街路整備事業公共投資交付金)について、繰越明許費として2億121万5,000円を計上している。現在実施中の石嶺駅交通広場のペデストリアンデッキ及び上屋(うわや)シェルター設置工事について、沖縄県が行っている自由通路工事の完了後に着手する予定であることから、年度内の完了が見込めず、工事発注前に適正工期を確保するため、あらかじめ繰越明許費を計上するものである、との説明がありました。  委員から、石嶺駅の交通広場の整備が遅れている理由について質疑があり、当局から、事業当初はモノレールの開業に合わせて整備を終える予定だった。  しかし、入札不調や、一昨年の西日本の大規模水害等によって本土の鉄骨メーカ等の工場が稼働しなかったこと、また、交通広場内に出た不発弾の処理などの要因でモノレール延長事業自体が遅れてきた。自由通路が完成しないとモノレールの営業ができないため、自由通路の工事を優先する方針が決まり、自由通路完成後に交通広場の工事を本格的に実施することとなった。東側広場は今年度内、西側広場は令和2年度内の完成を目指している、との答弁がありました。  別の委員から、交通広場に設置する案内板はどのようなものか、との質疑があり、当局から、既存の駅の交通広場や、歩道内に設置されているものと同様のものとなり、タクシー乗り場なども示すようになっている。  ただ、今回の工事費については、県の防災関係の補助を調整中であるため、避難場所も含めた形の案内板にしようと取り組んでいる。との答弁がありました。委員から、交通広場等の安全性に配慮しつつ、整備に取り組んでいくよう要望がありました。  次に、道路管理課関係分について、申し上げます。  当局から、道路維持管理事業について、昨年度12月に大雨等の影響により道路擁壁の一部が崩壊した市道汀良4号を本復旧する修繕工事を行うため、1,760万円を増額するものである。繰越明許費の補正理由として、この市道汀良号修繕工事は、発注など、必要な手続を経てからの着工となることから、適正工期を確保するため、あらかじめ繰越手続を行うものである、との説明がありました。  委員から、擁壁が崩壊して、緊急性があるため補正を組んでいると思うが、どういう状況なのか、との質疑がありました。当局から、市道汀良4号は、首里中学校の裏門側の給食室から那覇市道石嶺線に抜ける通路であり、その一部の石積みの擁壁が壊れた。ここは生活道路として利用されていることから、応急措置をすぐに行い、通行できる形になっている、との答弁がありました。同委員から、早急に整備をするよう、指摘がありました。  なお、一般会計補正予算議案における、その他の関係分については、各委員から多くの質疑がなされ、審査を終了しております。  以上、都市建設環境分科会審査報告といたします。 ○委員長(清水磨男)  坂井浩二教育福祉分科会委員長。 ◎教育福祉分科会委員長(坂井浩二)  ただいま議題となりました事件のうち、教育福祉分科会関係分について、審査の概要をご報告申し上げます。  初めに、議案第90号、令和元年度那覇一般会計補正予算(第5号)中、教育委員会学校教育部教育研究所関係分についてご報告申し上げます。  当局から、学校パソコン整備事業について、市内小中学校内でWindows7を使用している電子黒板用パソコン校務用パソコンについて、令和2年1月14日をもって同OSのセキュリティサポートが終了することに伴う、サポート延長のため、1,278万7,000円を増額補正するものである、との説明がありました。
     委員から、OSをアップグレードするということか、との質疑があり、当局から、Windows7のままで、サポートの延長をするための補正予算である、との答弁がありました。  別の委員から、サポート延長期間というのはどのぐらいになるのか、との質疑があり、当局から、年間である、との答弁がありました。  議員間討議の中で、複数の委員から、同事業に対して再度質疑を行いたいとの意見があったことから、翌日、改めて、質疑を行いました。  この中で、委員から、サポートの終了というのは、以前からわかっている話でもあり、どのような状況で、今回の補正となったのか、また、別の委員からは、比較検討の手法や具体的な費用、内容についての質疑があり、当局から、費用が安いことと学校現場の負担が少ないことを重視して検討を行った。  アップグレードの場合、費用が、約2,300万円かかること、また、アップグレードを行うに当たって、校務用パソコンが使えなくなるため、学校の授業や校務に支障をきたすこと、等が懸念されたため見送った。  前倒しで12月末に入れかえをした場合においても、残りのリース料金についても支払う必要があり、その期間である令和2年1月から8月末までのリース料金も含め、約5,200万円かかるため、見送った。  以上により、最終的にはサポート延長という手法をとることになった、との答弁がありました。  次に、障がい福祉課関係分についてご報告申し上げます。  当局から、重度心身障害者医療費等助成事業について、昨年8月より導入された重度心身障害医療費等助成自動償還方式の実施において、沖縄県国民健康保険団体連合会及び協力医療機関へ支払う事務手数料を当初予算への計上漏れによる補正であり、本年4月から9月までの事務手数料は、予備費で対応し、今回の補正額100万8,000円は、ことし10月から来年3月分までのものとなっている、との説明がありました。  委員から、計上漏れの理由についての、質疑があり、当局から、昨年8月のスタート時に、事務手数料を補正対応しており、今年度、当初予算を計上する際に、補正分が反映されていない昨年度当初予算を、そのまま引き継いでしまったというのが、原因になっている、との答弁がありました。  同委員から、当初予算に計上しなかったことによって、重度心身障害者医療助成制度を利用する方々に対して、何か不利益は生じたか、との質疑があり、当局から、これはあくまでも沖縄県国民健康保険団体連合会、あるいはその医療機関の事務手数料なので、利用される方々への不利益はない、との答弁がありました。  議員間討議の中で、別の委員から、失念したということについては、不適切な事務処理なので、適正な予算計上を心がけるように、との意見がありました。  次に、ちゃーがんじゅう課関係分について、ご報告申し上げます。  厚生労働省通知の、有料老人ホーム設置運営標準指導指針により、中核市である本市は、市内有料老人ホームを対象に集団指導を行うよう、求められている。  事業所が一堂に会した形での集団指導を行うことで、有料老人ホームの適正な運営とその質をより一層確保して、入居高齢者の処遇改善を図りたいと考えているため、有料老人ホーム集団指導事業として44万7,000円を増額補正するものである、また、沖縄県においては、昨年度から市外にある有料老人ホームを対象とした集団指導を開始している、との説明がありました。  委員から、市外の集団指導は、県が実施しているということだが、本市は、これから行えばいいことなのか、これまでもするべきであったのか、との質疑があり、当局から、有料老人ホームについては、中核市を含め、集団指導を行うよう平成30年度に通知が出されている。県は、同通知に基づき、30年度末にこの集団指導を市外の有料老人ホームを対象に実施している。  実際、随時訪問や定期訪問の中で、個別指導に加えて集団指導を行ったほうがいいという状況もあったので、今年度中に実施したく、今回、補正を計上しているとの答弁がありました。  別の委員から、本市の施設の件数と対象、予定についての質疑があり、当局から、市内にある現在約100カ所の有料老人ホームを対象に11月に回の集団指導の開催を予定している。との答弁がありました。  議員間討議の中で、委員から、県が平成31年3月に集団指導を実施したということを考えれば、県と歩調を合わせて、実施してほしかった、との意見がありました。  また、別の委員からも、県がやるかやらないかという姿勢を見てからやるのではなく、中核市として独自の判断ができる状況にあるため、積極的に情報収集をして主体的に取り組んでほしかった、との意見がありました。  なお、一般会計補正予算議案における、その他の関係分、特別会計補正予算議案についても、当局の説明に対し、委員から多くの質疑がなされ、審査を終了しております。  以上、教育福祉分科会審査報告といたします。 ○委員長(清水磨男)  前田千尋厚生経済分科会委員長。 ◎厚生経済分科会委員長(前田千尋)  ただいま議題となりました事件のうち、厚生 経済分科会関係分について、審査の概要をご報告申し上げます。  初めに、議案第90号、令和元年度那覇一般会計補正予算(第5号)中、健康増進課関係分について申し上げます。  委員から、風疹に関する予防接種について、質疑がありました。  当局から、1962年4月2日から1979年4月日生まれの男性、40代、50代が対象で、今回、国から40代前半の比較的若い対象者に通知を出すよう指定があり、万6,625人の方に通知した。  5月からの3カ月間で抗体検査を受けた方は861件、そのうち124人が予防接種を受けた、との答弁がありました。  次に、まちづくり協働推進課関係分について、申し上げます。  委員から、一般財団法人自治総合センターの 一般コミュニティ助成事業の250万円の減額補正について、質疑がありました。  当局からは、同事業は、那覇市自治会長会連合会と調整して、毎年250万円という上限額で前年度に申請し、3月末から4月にかけて結果の通知が届くが、今回不採択の通知を受け、備品購入ができなくなり補正減するものである。  不採択の理由について、沖縄県に確認したところ、県内では初めて申請する市町村もあることから、優先順位が毎年度異なっている、との答弁がありました。  別の委員から、校区まちづくり協議会支援事業の増額補正の理由について、質疑がありました。  当局から、同事業を展開するに当たり、小学校区コミュニティ推進基本方針の中で、毎年度3校区程度増やし、10年後には市内36校区の展開を目指して事業を進めている。  現時点で協議会が10校区あり、さらに準備会として、大名小、城東小、那覇小の3校が動いているが、それ以外にも10校の校区から問い合わせがあり、その依頼に対応するため、86万4,000円の増額補正した、との答弁がありました。  別の委員から、10年かけて全校区への展開を目指しているとのことだが、この先10年後の人口減少、高齢化について考えているか、との質疑がありました。  当局から、多様化する地域の課題は、高齢化の課題や、子どもやお年寄りの見守りなど、さまざまある。  また、校区内の自治会や学校、PTA、事業所などが、協働により地域に特化した課題の解決ができる仕組みづくりに動いているところである。  それがうまく機能すると、地域で課題を共有し、解決するための事業を展開することはとても有意義であると考えている。本市としても、全庁的に連携し、情報を共有しながら、一緒に地域の課題が解決できるように、ともに歩んでいるところである、との答弁がありました。  次に、ハイサイ市民課関係分について、申し上げます。  委員から、年金生活者支援給付金について、質疑がありました。  当局から、対象者の要件は、老齢基礎年金受給者障害基礎年金受給者遺族基礎年金受給者で異なっている。例えば、老齢年金の場合は、65歳以上で老齢年金を受給している方で、かつ非課税世帯、前年の公的年金額とご本人のほかの所得を合わせて合計額が87万9,300円以下の方という3点の条件などがある。  当該制度は、基本的には申請主義となっている。ターンアラウンドという請求用紙が本人 あてに送られ、それを提出すことによって請求したことになる。日本年金機構側でCМや政府広報等で広報されており、本市としてはホームページ、市民の友で周知している、との答弁がありました。  次に、観光課関係分について、ご報告いたします。  委員から、貸し切りバス乗降場待機場整備事業について、さまざまな事由で結果的に精算機設置リース方式に切り替えたことは、早期に供用開始を望むのうれんプラザ関係者の声にかなう決定であったと評価する。  しかし、当初の予定から遅れ、来年1月中の供用開始ということだが、関係者への説明はどうなっているか、との質疑がありました。  当局から、9月はじめに、今回の補正予算の状況等も踏まえ、のうれんプラザの関係者に対し、状況を説明を行ったところである、との答弁がありました。  次に、商工農水課関係分について、ご報告いたします。  委員から、泊漁港経済効果分析調査事業について、今後の泊漁港再整備の進捗を踏まえながら事業実施について検討するとのことだが、どのようなスケジュールになっているのか、との質疑がありました。  当局から、これまで県との協議において、施設配置を含む関係者の意見集約を依頼されており、既に関係者とのヒアリング等を開始している。意見集約ができた時点において、実際に施設規模が明確になることから、スケジュールなどが見えてくると考えている、との答弁がありました。  別の委員から、那覇市IT創造館は、直営にて運営されているが、今後、どのような方向で進める予定か、との質疑がありました。  当局から、直営に移行して4年になる。その中で運営に係る問題点、課題等も含めて整理しているところであり、今後また指定管理に戻すか、直営とするかについては、具体的な時期は定めていない、との答弁がありました。  次に、議案第102号、令和元年度那覇一般会計補正予算(第6号)中、なはまち振興課関係分について、ご報告いたします。  委員から、沖縄の食の魅力発信拠点整備事業について、質疑がありました。  当局から、第一牧志公設市場再整備事業について、食を中心とした街歩き拠点として市場周辺地域を含めた整備事業とすることで、沖縄振興特定事業推進費の対象となるよう計画を見直し、建設の総工事費を33億円程度予定している。  現在、内閣府とは8割補助で調整して、これから補助金申請等を行う。  まだ額は確定してないが、2020年度に総事業費として約10億程度、2021年度に20億程度での予算組みを考えている、との答弁がありました。  次に、議案第85号・那覇市銘苅駐車+場条例制定について、ご報告いたします。  当局から、建設工事に着手している駐車場ナハメカルパーキングの供用開始に伴い、隣接するなは市民協働プラザ地下駐車場、那覇市IT創造館一般駐車場の3駐車場を、一体的に効率的かつ効果的に管理運営し、駐車料金等管理運営に関する必要な事項を定めるため、新たな条例を提案するものである、との説明がありました。  委員から、小学校の登下校時には警備員を配置するとのことだが、それ以外の時間帯はどうなっているのか、との質疑がありました。  当局から、駐車場の出入り口は2カ所あり、そこの出口に登下校時には警備員を配置する計画をしている。また、それ以外については、機械設置による対応になるため、基本は無人を考えているが、まちづくり協働推進課と調整し、警備員が巡回するような計画を検討している、との答弁がありました。  次に、議案第91号、令和元年度那覇市国民健康保険事業特別会計補正予算(第号(について、申し上げます。  当局から、歳入欠陥補填収入で2億9,012万2,000円の減額がある。予算編成上、歳入予算と歳出予算を同額にする必要があるため、この科目で調整し、補正後の額が11億8,206万1,000円となり、一般会計からの政策的繰り入れが別で10億円あるので、合わせて約22億円が現時点での単年度赤字額となっている、との説明がありました。  委員から、赤字額の今後の見通しについて、質疑ありました。  当局から、当初予算で5億円の予備費を計上しており、この額を除くと17億円、さらに医療費適正化、収納対策などで、今後圧縮する努力を随時行っている、との答弁がありました。  なお、その他の議案については、多くの質疑がなされ審査を終了しております。  以上、厚生経済分科会の審査報告といたします。 ○委員長(清水磨男)  以上で、各分科会委員長からの審査報告を終了いたします。 ○委員長(清水磨男)  これより、総括質疑に入ります。  総括質疑は、質問席にて、一問一答方式で行ってください。  各会派の持ち時間は、答弁を除いて、3分掛ける所属議員数となっております。  なお、答弁時間については、各会派の持ち時間の1.5倍程度とし、持ち時間と答弁時間を合わせた時間を総残時間として表示いたします。  総括質疑の通告がありますので、発言を許します。 ○委員長(清水磨男)  大山孝夫委員。 ◆委員(大山孝夫)  おはようございます。自民党会派の大山でございます。  それでは、発言通告書に基づき総括質疑をさせていただきたいと思います。  議案第90号、令和元年度那覇一般会計補正予算(第5号)中、学校パソコン整備事業について、ご質問させていただきます。  先ほど、坂井浩二教育福祉委員長から報告と一部重なる部分があるとは思いますけれども、再確認でございますので、ご容赦願いたいと思います。  学校パソコン整備事業について、(1パソコン整備事業の選択肢について、再度、当局からの説明を求めます。 ○委員長(清水磨男)  奥間朝順教育委員会学校教育部長。 ◎教育委員会学校教育部長(奥間朝順)  お答えします。  パソコンに使われているOSであるウィンドウズ7については、2020年1月14日をもってアップデートサポートが終了いたします。  サポートが切れた状態でパソコンを使い続けた場合、セキュリティの脆弱性を利用したウィルス感染やハッキング等の危険性が高くなり、場合によっては情報漏洩やデータの破損等の被害が出る可能性があります。  そのため、対策としましては、最新のOSであるウィンドウズ10のパソコンに入れかえる方法や、OS自体をアップグレードする方法、また、ウィンドウズ7のままサポート延長を行う方法があり、それぞれ費用面や学校現場への負担の度合いなどから比較検討を行っております。 ○委員長(清水磨男)  大山孝夫委員。 ◆委員(大山孝夫)  わかりました。  それでは、先ほど検討された結果で(2)に移ります。OSサービス延長を選択した経緯について、細部、金額等含め説明をお願いします。 ○委員長(清水磨男)  奥間朝順学校教育部長。 ◎教育委員会学校教育部長(奥間朝順)
     お答えします。  まず、パソコンを入れかえる方法について、ご説明いたします。  今回、サポート延長を予定している公務用パソコンは令和2年8月でリース満了となり、その後、新規リースで入れかえを行う予定となっております。  これを前倒しで入れかえを行い、1月から8月までの残リース期間が残ったと仮定した場合、約5,200万円の2重支払いが発生することになります。  次に、OSのアップグレードを行った場合について、説明いたします。  今回、サポート延長の対象となっているウィンドウズ7のパソコンは、もともとウィンドウズ8または8.1からダウングレードしたものでございます。これらをアップグレードする場合、新たにライセンスの購入が必要になるケースや、パソコンの性能が低いため、アップグレードが困難なパソコンが出てまいりました。  そのため、一部サポート延長を加えて検討したところ、費用として約2,300万円を見積もっております。  最後に、サポート延長をする場合について、説明いたします。  この場合、ウィンドウズ7である公務用パソコンや電子黒板用のパソコンは、入れかえを行うまで現在使っている環境のまま、使用し続けられることから、学校現場への負担がさきの2択よりも少なく、また、費用面も約1,278万円と低く抑えられる見込みとなったため、今回、採用をいたしました。 ○委員長(清水磨男)  大山孝夫委員。 ◆委員(大山孝夫)  このウィンドウズ7の無料延長サポートが終了するということでございますけれども、この件につきましては、いつの段階からわかっていて、いつの段階からご検討を始めたのか教えてください。 ○委員長(清水磨男)  奥間朝順学校教育部長。  休憩いたします。 ○委員長(清水磨男)  再開いたします。  奥間朝順学校教育部長。 ◎教育委員会学校教育部長(奥間朝順)  休憩お願いします。 ○委員長(清水磨男)  休憩いたします。 ○委員長(清水磨男)  再開いたします。  奥間朝順学校教育部長。 ◎教育委員会学校教育部長(奥間朝順)  お答えいたします。  ××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××ということになります。 ○委員長(清水磨男)  大山孝夫委員。 ◆委員(大山孝夫)  ことしの4月ということでよろしいでしょうか。 ○委員長(清水磨男)  奥間朝順学校教育部長。 ◎教育委員会学校教育部長(奥間朝順)  ことしの4月に正式発表があったということであります。 ○委員長(清水磨男)  大山孝夫委員。 ◆委員(大山孝夫)  多分、これはもっと前に発表されていたと思います。  ちなみにウィンドウズ8.1については、もうメインストリームサポートについては、この次の段階のものですね、OSは2018年1月10日にもう終了しています。  そのウィンドウズ8.1の無料延長サポートも2023年の1月11日にもう終わるというふうな発表はありますので、それを加味すればもっとあらかじめウィンドウズ7の無料延長サポートが終わるというのは、市と当局としては準備ができたのではないかなというふうに思いますけれども、そのへんについては、いかがでしょうか。 ○委員長(清水磨男)  休憩します。 ○委員長(清水磨男)  再開します。  大山孝夫委員。 ◆委員(大山孝夫)  それでは、ちょっと質問を変えて、今回、補正予算については、このタイミングで出されております。  もし、これが今回の議会でもし否決となった場合については、これで要は次の別の対応をできたりするのか、それとも間に合うのか。1月14日に向けて間に合うタイムスケジュールが取れるのかどうか、それを教えてください。 ○委員長(清水磨男)  休憩します。 ○委員長(清水磨男)  再開します。  奥間朝順学校教育部長。 ◎教育委員会学校教育部長(奥間朝順)  はい、厳しい状況だと考えております。 ○委員長(清水磨男)  大山孝夫委員。 ◆委員(大山孝夫)  厳しいのか、間に合うのか、間に合わないのかで言えば、間に合うけれども厳しいという表現でよろしいでしょうか。 ○委員長(清水磨男)  奥間朝順学校教育部長。 ◎教育委員会学校教育部長(奥間朝順)  ちょっと休憩をお願いします。 ○委員長(清水磨男)  休憩します。 ○委員長(清水磨男)  再開いたします。  奥間朝順学校教育部長。 ◎教育委員会学校教育部長(奥間朝順)  すみません、間に合わないということであります。 ○委員長(清水磨男)  大山孝夫委員。 ◆委員(大山孝夫)  ちょっと時間も延びてしまうのでいいますと、実質のところをいうと間に合わないのであれば、今回の4月にわかっていた時点で要は複数の要素があったわけです。  なおかつ、このウィンドウズ7だったり8.1だったり、そして、今、10というのもあります。  はたまた、ウィンドウズでよかったのか、それともマッキントッシュ、マックのOSでよかったのか、それともリナックスとかほかのいろんなOSがある中で、今回の、今回というか、更新事業があったこの電子黒板事業については、初めてやる事業で似たり寄ったりのところがあるかもしれません。このこれだけ規模の大きい事業というのは初めてだったので、もちろん当初予想できたものもあるし、片や当初予想できていないものも、運用上の失敗もあったと思います。  その中でこの本当にこのまま継続していいのかどうなのか、電子黒板って。極端なことを言うともうやめてしまうとか、そういったような選択肢がいろいろ取れたと思いますけれども、そのへんについては、いつぐらいから要はサポート事業を延長するのか、それともやめてしまうのか、新機を導入するのか、先ほど選択肢の件もありましたけれども、これはいつごろから検討されたのか、教えてください。 ○委員長(清水磨男)  奥間朝順学校教育部長。  休憩いたします。 ○委員長(清水磨男)  再開します。  奥間朝順学校教育部長。 ◎教育委員会学校教育部長(奥間朝順)  失礼しました。  本市においては、平成28年に那覇市教育情報化推進計画を策定しております。  その中で電子黒板あるいはICT機器等の整備という部分を計画的に行うということになっております。 ○委員長(清水磨男)  大山孝夫委員。 ◆委員(大山孝夫)  計画的に行うのがわかれば、今わかればの範疇でいいです。  今回のこの延長サポートの件については、いつから検討に入ったんですか。 ○委員長(清水磨男)  奥間朝順学校教育部長。 ◎教育委員会学校教育部長(奥間朝順)  延長サポートについては、先ほど答弁しましたように、正式に発表があったのが4月でございます。それ以前には、当初予算の請求時にはアップグレード等も含めてさまざまな手法等を確認しております。  その中で4月にそういったさきほどのサポート延長の件が出てきたということでございます。
    ○委員長(清水磨男)  大山孝夫委員。 ◆委員(大山孝夫)  多分、時期については明確に答えられないというか、いつからかというのがちょっとはっきりしなかったんですけれども、そもそも、今回のこのパソコンの対象の台数については何台でしょうか。 ○委員長(清水磨男)  休憩します。 ○委員長(清水磨男)  再開いたします。  奥間朝順学校教育部長。 ◎教育委員会学校教育部長(奥間朝順)  789台でございます。 ○委員長(清水磨男)  大山孝夫委員。 ◆委員(大山孝夫)  このパソコンについては全てかえなければ、この電子黒板の、いわゆる学校に対する授業の影響というのはあるのでしょうか。 ○委員長(清水磨男)  奥間朝順学校教育部長。 ◎教育委員会学校教育部長(奥間朝順)  はい。授業の支障とかいろいろなものを考えあわせていきますと、かえていったほうがいいということで判断をして我々、取り組みをしております。 ○委員長(清水磨男)  大山孝夫委員。 ◆委員(大山孝夫)  もう質問については終わりますけれども、実際かえていったほうがいいのか、かえないといけないのかというのは非常に大きな違いがあると思います。  今回のこの案については、もうこれで間に合わないというのであれば、一番学校教育現場の負担とありますけれども、これは何のためにやるかというと生徒のためにやるんですよね。  結局、学校現場の負担というのは生徒の負担になって、結局、学習に非常に大きな影響を与えるために、本当であれば、もっと早めに例えば補正予算を出してもらうなり、案を出してもらえれば、もっと委員会でいろんな手法を検討したり、もしくはこの5,000万円かかるけれども、もう新しい制度を入れたほうがいいんじゃないかというようないろんな議論ができたのに、その機会が非常に失われたことが残念でなりません。  今回、ウィンドウズを8.1に上げる。しかしながら、今度、延長サポート期間終了もほぼ見えているとなった場合については、学校教育現場の負担といいますけれども、学校現場の先生は7から8.1にかわって、また10にかわって、もしかしたらまた次のOSにかわらないといけないとなると、これを先生がどんどんどんどんやるとなると、教職員の負担が一番増えていくようになります。  その際に、どういう包括的なシステムをやるのか、今回この電子黒板を導入した中の問題点はやはりブラッシュアップするという点では、もっと早めに提案をしていただいて、さまざまな電子黒板の先進事例を研究して、子どもたちのために電子黒板を入れるんだというような強い気持ちを教育委員会の皆さまには持っていただきたかったと思います。  私の質問については、これで終わりたいと思います。 ○委員長(清水磨男)  これにて、総括質疑を終結いたします。 ○委員長(清水磨男)  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者退場) ○委員長(清水磨男)  再開いたします。  これより議員間討議に入ります。  発言される委員は挙手を願います。                     (挙手なし) ○委員長(清水磨男)  これにて議員間討議を終結いたします。 ○委員長(清水磨男)  これより討論に入ります。  討論される委員は挙手を願います。                     (挙手なし) ○委員長(清水磨男)  これにて討論を終結いたします。  これより、採決に入ります。  議案第80号、那覇市市制100周年記念事業基金条例制定についてから、議案第103号、令和元年度那覇介護保険事業特別会計補正予算(第2号)までの12件について、一括して採決を行うことに、ご異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(清水磨男)  ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。 ○委員長(清水磨男)  お諮りいたします。  議案第80号、那覇市市制100周年記念事業基金条例制定について。  議案第82号、那覇市ふるさとづくり寄附金条例の一部を改正する条例制定について。  議案第83号、那覇市手数料条例の一部を改正する条例制定について。  議案第85号、那覇市銘苅駐車場条例制定について。  議案第86号、那覇市森林環境譲与税基金条例制定について。  議案第90号、令和元年度那覇一般会計補正予算(第5号)。  議案第91号、令和元年度那覇市国民健康保険事業特別会計補正予算(第号)。  議案第92号、令和元年度那覇介護保険事業特別会計補正予算(第号)。  議案第93号、令和元年度那覇市後期高齢者医療特別会計補正予算(第号)。  議案第94号、令和元年度那覇市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計補正予算(第号)。  議案第102号、令和元年度那覇一般会計補正予算(第6号)。  議案第103号、令和元年度那覇介護保険事業特別会計補正予算(第2号)。  以上、12件の議案については、原案のとおり可決すべきものと決することに、ご異議ございませんでしょうか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(清水磨男)  ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。  休憩いたします。 ○委員長(清水磨男)  再開いたします。  以上をもちまして、本日の日程はすべて終了いたしました。  次回は10月2日・水曜日に本委員会を開催し、決算議案について、本日同様、各分科会委員長審査報告を求め、総括質疑、議員間討議、討論、表決を行います。 ○委員長(清水磨男)  本日はこれにて、散会いたします。  委員の皆様、お疲れ様でした。                             (午前10時51分 閉会) ───────────────────────────────────────  那覇市議会委員会条例第30条第項の規定により、ここに署名する。   令和元年(2019年)9月20日    予算決算常任委員長 清 水 磨 男...