那覇市議会 2019-09-18
令和 01年(2019年) 9月18日都市建設環境常任委員会(都市建設環境分科会)−09月18日-01号
(1)議案第89号 那覇市
水道給水条例の一部を改正する
条例制定について
2
議員間討議
3
付託議案の表決
───────────────────────────────────────
●
出席委員
委 員 長 前 泊 美 紀 副
委員長 當 間 安 則
委 員 多和田 栄 子 委 員 古 堅 茂 治
委 員 大 城 幼 子 委 員 吉 嶺 努
委 員 清 水 磨 男 委 員 大 浜 安 史
委 員 仲 松 寛 委 員 粟 國 彰
───────────────────────────────────────
●説明のため出席した者の職、氏名
西 原 浩 也
上下水道局副部長
知 念 弘
上下水道局副部長
新 里 康 広
企画経営課長
具志堅 永
企画経営課担当副参事
赤 嶺 直 彦
企画経営課副参事
阿波連 忍
料金サービス課長
宮 城 敦
料金サービス課担当副参事
比 嘉 学
上下水道局総務課長
照 屋 広
上下水道局総務課副参事
赤 嶺 一 政
上下水道局総務課担当副参事
宮 平 亭
水道工務課長
具 志 聡
水道管理課長
───────────────────────────────────────
●職務のため出席した
事務局職員の職、氏名
當 間 順 子
議事管理課長
喜屋武 太 一
議事管理課主査
山 城 泰 志
調査法制課主査
───────────────────────────────────────
(午前10時00分 開会)
○
委員長(前
泊美紀)
皆さん、おはようございます。
ハイタイ。
それでは、本日の
出欠状況についてご報告申し上げます。
委員会定数10人中、出席10人となっております。
以上、ご報告申し上げまして、定足数に達しておりますので、これより
予算決算常任委員会都市建設環境分科会を開会いたします。
休憩いたします。
(休憩中に
答弁者入室)
【
予算決算常任委員会都市建設環境部会】
○
委員長(前
泊美紀)
再開いたします。
これより審査に入ります。
それでは初めに、議案第95号、平成30年度那覇市
水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてを議題といたします。
本件につきましては、
新里康広上下水道局企画経営課長より、一括して説明をしていただき質疑の対応につきましては、各
担当課長より答弁をいただくという形で進めていきたいと思います。
それでは、
新里康広下水道局企画経営課長、説明をお願いします。
◎
企画経営課長(
新里康広)
ハイサイ、ただいま議題となりました議案第95号、平成30年度那覇市
水道事業会計利益の処分及び決算の認定について概要をご説明申し上げます。
決算書の12ページをお願いいたします。
水道事業の
事業報告書となっております。読み上げてご説明申し上げます。
初めに、
業務状況でございます。
平成30年度の業務量につきましては、
給水戸数が16万4,796戸で前年度に比べ2,495戸の増加となっております。
年間総
配水量は、3,845万3,175立方メートルで前年度に比べ34万2,262立方メートル減少となり、年間有
収水量は、3,714万8,348立方メートルで前年度に比べ35万1,048立方メートル減少となりましたが、年間有収率は96.6%で前年度と同率となっております。
次に、
工事状況でございます。
平成30年度の
建設改良費につきましては、平成29年度からの繰越を含め事業費9億165万5,525円であり、
管布設延長は3,736.9メートルとなっております。
主な内訳としましては、
耐震性能を備えるため、平成29年度奥武山町
地内配水幹線布設外工事その2ほか7件の
耐震化工事、また地域への
安定供給を図るため、平成29年度壺屋地内配水管布設替ほか1件工事ほか2件を実施し、
水道施設の整備・拡充に努めました。
私からの
概要説明は以上なのですが
財政状況等につきましては、担当副参事の具志堅からご説明申し上げます。
◎
企画経営課担当副参事(
具志堅永)
それでは担当副参事の具志堅よりご説明させていただきます。
お手元に配布の資料、A4横の議会の
決算審査における
説明資料をご覧いただきたいと思います。
めくっていただきまして、資料1ページをお願いいたします。
決算構成表でございます。
まず左側のグラフは、
収益的収入及び支出についてご説明いたします。
収益的収入支出は、
水道事業の
経営活動に伴い発生する全ての収益と、これに対応する全ての費用を示しており、
損益計算書につながるものであります。
グラフの上半分に示しております収入は、
水道給水の対価としての
給水収益のほか、
給水申し込みに伴い発生する加入金や手数料など、その他
営業収益、長期前受戻入や
土地物件収益などの
営業外収益を計上しております。
収入全体に占める割合では、
給水収益が88.7%と最も高く、次いで
営業外収益が6.77%などとなっております。
グラフの下半分に示しております支出には、
県企業局からの
上水購入に係る受水費のほか、
事業運営に係る
職員給与費や委託料などを計上しております。
また
発生主義に基づいて計上されるため、
減価償却費などの
現金支出を伴わない支出も含まれております。
支出全体に占める割合では、受水費が58.74%と最も高く、次いで
減価償却費16.67%、
職員給与費11.44%などの順となっております。
収益的収入及び支出の
決算額は、収入が77億2,591万2,000円、支出が66億9,284万5,000円となっております。
従いまして、グラフの下半円の
右側部分に赤色で表示されております、当年度純利益は、収入から支出を差し引いた額、10億3,306万7,000円となっております。
次に、右側のグラフの
資本的収入及び支出についてご説明いたします。
資本的収入及び支出は、
水道施設の
整備拡充及び更新などの
建設改良費と、これらに要する財源としての補助金などを示しており、
貸借対照表につながるものであります。
グラフ上半円に示しております収入は、国からの補助金のほか、
水道施設移設補償によるその他
資本的収入などを計上しており、収入全体に占める割合は補助金が82.88%と最も高く、次いでその他
資本的収入10.62%となっております。
グラフの下半円に示しております支出には、
工事請負費のほか、企業債の
元金償還に係る
企業債償還金、債券の購入に係る投資、
職員給与費などを計上しております。
支出全体に占める割合は、
工事請負費が46.74%と最も高く、次いで
企業債償還金18.77%、投資が13.57%などとなっております。
資本的収入及び支出の
決算額は、収入が3億863万円、支出が14億7,084万2,000円となっております。
従いまして、グラフの上半円に赤色で示されております
資本的収入が、
資本的支出額に対する不足額、11億7,621万2,000円は、
当年度分消費税及び
地方消費税資本的収支調整額、6,450万4,000円、
減債積立金2億7,604万2,000円、
建設改良積立金6億2,791万9,000円及び
過年度分損益勘定留保資金2億774万7,000円で補填しております。
資料の2ページをご覧ください。
収益的収入及び支出の
決算比較表でございまして、対前年度との比較となっております。
資料の3ページをご覧ください。
資本的収入及び支出の
決算比較表でございまして、同じく対前年度との比較となっております。
2ページ及び3ページ、それぞれご参考にしていただければと思います。
続きまして、
決算書に従ってその概要をご説明いたします。
決算書のほうをお願いいたします。
決算書1ページをお願いいたします。
決算報告書でございます。
決算報告書は、
収益的収支及び
資本的収支に関し、予算に対する
執行実績を示したものであります。
収益的収支についてご説明いたします。
収入は上段の表になります。第1
款水道事業収益予算額合計、83億6,248万8,000円に対しまして、
決算額は82億9,435万6,805円となっております。
予算に比べ
決算額は、6,813万1,195円の減となっておりますが、その主な要因は、
営業収益であります
給水収益の減収によるものであります。
次に下段の表をご覧ください。
第1
款水道事業費用予算額合計、73億5,731万1,000円に対しまして、
決算額は71億9,414万8,595円となっております。
不用額が1億6,316万2,405円生じておりますが、その主な内容は、
営業費用であります修繕費及び受水費の執行残によるものであります。
続きまして3ページをお願いいたします。
資本的収支についてご説明いたします。
収入は、上段の表になります。
第1
款資本的収入、
予算額合計5億1,783万円に対しまして、
決算額は3億8,063万円となっております。
予算に比べ
決算額は2億920万円の減となっておりますが、その主な要因は、
国庫補助事業の繰越に伴い補助金が減少したことなどによるものであります。
下段の表をご覧ください。
第1
款資本的支出、
予算額合計23億5,336万3,000円に対しまして、
決算額は14億7,084万1,692円となっております。翌
年度繰越額が8億5,004万3,080円となっておりますが、主な理由は
道路管理者との協議を要したことなどに伴い、適正な工期を確保するために繰り越しにしたことによるものであります。
不用額が3,247万8,228円生じており、その主な内容は、
建設改良費の
工事請負費の
落札差額等によるものであります。
表の枠外のほうに、
先ほど決算構成表のグラフの資料でご説明いたしました、
資本的収入額が
資本的支出額より不足する額の補填の内容を記載しております。
5ページをご覧ください。
損益計算書でございます。
損益計算書は、平成30年度の全ての収益と費用を記載して、
経営成績を示すものであります。
1の
営業収益、3の
営業外収益、5の
特別利益の合計である総
事業収益から、2の
営業費用、4の
営業外費用、6の
特別支出損失の合計である総
事業費用を差し引いた当年度純利益は、6ページの上から7行目に記載の10億3,306万7,625円となっており、これに2行下に記載されておりますその他未
処分利益剰余金変動額の9億396万678円を加えた同年度未
処分利益剰余金は、19億3,702万8,303円となり末尾に記載されております。
7ページをお願いいたします。
上段の表は、
剰余金計算書でございます。
剰余金計算書は、平成30年度の
資本剰余金及び
利益剰余金の変動を示すものであります。
下段の表は、
剰余金処分計算書案でございまして、平成30年度末における未
処分利益剰余金の処分案を示すものであり、議会の議決又は条例により処分を行わなければならないことになっております。
下段の表、一番右の未
処分利益剰余金の当年度末残高19億3,702万8,303円のうち、10億3,306万7,625円を議会の議決による処分額とし、
建設改良積立金に積み立てる議案となっております。
残り9億396万678円につきましては、条例による処分額として資本金へ組み入れることになっております。
9ページをお願いいたします。
貸借対照表でございます。
貸借対照表は、平成30年度末における資産、負債、資本の全てを示して、
財政状態を明らかにするものであります。資産の部につきましては、左側から5列目の一番右側にそれぞれ金額を記載しておりますが、1の
固定資産合計は257億2,783万4,065円、2の
流動資産合計は、127億7,152万5,016円、これらの
試算合計は、384億9,935万9,081円となっております。
10ページをお願いいたします。負債の部であります。
負債の部につきましては、左から4列目の一番右側に金額を記載しておりますが、3の
固定負債合計は、31億8,307万8,028円、4の
流動負債合計は、10億8,386万8,150円、5の
繰延収益合計は、89億8,426万8,680円、これらの
負債合計は、132億5,121万4,858円となっております。
11ページをお願いいたします。
資本の部につきましては、同じく左から4列目一番右側に金額を記載しておりますが、6の資本金は、144億6,147万6,663円、7の
剰余金合計は、107億8,666万7,560円、これらの
資本合計は、252億4,814万4,223円となっております。この
資本合計に
負債合計を加えた
負債資本合計は、384億9,935万9,081円となっており9ページに記載の
資産合計と一致しております。
なお、12ページから36ページは
決算附属資料となっており、37から47ページは
決算説明資料となっております。
以上、
決算書の
概要説明を終わりたいと思います。
ご審査のほどよろしくお願いいたします。
○
委員長(前
泊美紀)
ではこれより質疑に入ります。
古堅委員。
◆委員(
古堅茂治)
入札の不調などで皆さんだいぶ影響を受けていると思うけれども、そこら辺ちょっと説明してもらえますか。
繰越が多いでしょう。簡潔に。
○
委員長(前
泊美紀)
宮平享水道工務課長。
◎
水道工務課長(宮平享)
平成30年度の
建設工事に係る入札の不調不落なんですけれども、まず
水道事業については、20件の案件、工事がありましたけれども、この落札率というのは、ごめんなさい失礼しました。15件の
工事案件についてでございました。
すみません、休憩お願いします。
○
委員長(前
泊美紀)
休憩いたします。
○
委員長(前
泊美紀)
再開いたします。
照屋広総務課副参事。
◎総務課副参事(照屋広)
平成30年の
水道事業の工事を発注している案件の中に、
不調件数は14件で工事にしまして11件の不調がございました。
以上でございます。
○
委員長(前
泊美紀)
よろしいですか。
ほかに質疑はありませんか。
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
皆さんからいただいた資料の2ページの予備費ですけれども、予備費はどういう支出を想定して設けたものですか。
○
委員長(前
泊美紀)
新里康広企画経営課長。
◎
企画経営課長(
新里康広)
予備費につきましては、不測の事態に備え持っているものなのですが、最近では
使用実績というものはないんですけれども、過去に断水、
給水制限とかあるケースがありましたので、そこら辺の影響額も加味しながら額を計上しております。
○
委員長(前
泊美紀)
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
大体この2,000万ですか。この金額で大体推移していると思うんだけれども、この2,000万というのが、やはりいろんなこういった不測の事態があった場合に2,000万で大体カバーできるというような想定で、この金額をずっと組んでいるということなんでしょうか。
○
委員長(前
泊美紀)
新里康広企画経営課長。
◎
企画経営課長(
新里康広)
はい、そうですね。先ほど答弁申し上げたとおり、過去の
給水制限とか不測の事態を予測して、計上しております。
ただし、最近では、やはりそういったことがないので、予備費の
使用実績というのはほとんどないというのが現状ではございます。
○
委員長(前
泊美紀)
ほかに質疑はありませんか。
當間安則副
委員長。
○副
委員長(
當間安則)
ちょっと単純な質問になるかもしれないんですけれども、
総括事項の中での説明で、基本的に前年度に比べて使用の戸数は2500戸増えていると。しかし水量に関しては減っていると。単純に水量はみんなが節約したという解釈でよろしいんでしょうか。
○
委員長(前
泊美紀)
阿波連忍料金サービス課長。
◎
料金サービス課長(
阿波連忍)
ただいまの質問は、有
収水量が前年度に比べて減少しているという、主な要因は何かという趣旨だと思います。
この要因としましては、非常に難しい分析ですが、まず
給水人口が減っていると。1人当たりの
使用水量が減っているということになりますけれども、その辺りと、あとは、考えられるのが
節水型機器。例えば水洗トイレとか洗濯機とか、その他もろもろの機器が節水型になっているという、非常に水量を減少させているという要因が考えられるということになっています。
以上です。
○
委員長(前
泊美紀)
當間安則副
委員長。
○副
委員長(
當間安則)
節水をしているんだろうということでの答弁だと解釈しましたけれども、
配水量が38万4,500
立方余りで、この年間有
収水量がその37万1,400立方ということで、その差が、約130万立方ぐらいになるかと思うのですが、これはいわゆる配水として、水は出したものの収益としては上がっていない水量だと解釈されますが、この130万立米というのは、どういったもののことなんでしょうか。
○
委員長(前
泊美紀)
休憩いたします。
○
委員長(前
泊美紀)
再開いたします。
具志聡水道管理課長。
◎
水道管理課長(具志聡)
配水量に対して、有
収水量との差ですけれども、調定で
メーターを通して料金を調定した水量が有
収水量であります。その中に無
収水量というものが出ております。
この無
収水量は局の
事業用収水量、それと消火栓の消防用として使った水量。
ちょっと表で説明いたします。
配水量の分析の中でのあり方ですけれども、総
配水量、これは企業局から受水量であります。
この総
配水量から有効に使われた水量、これ
有効水量と言いますけれども、この
有効水量の中に先ほどの
メーターを検針して料金を徴収した水量、これが有
収水量という形でございます。
そのほかにこの
有効水量の中にも、無
収水量というものがあります。これは、局での徴収した水量。それと宅地内の漏水があって、減免する調定水量、そういったものが含まれたものが、無
収水量ということで扱っています。この有
収水量と無
収水量をあわせた
有効水量に対して、全く無効な水量があります。これは一般的な漏水とか、また最後に総
配水量から全ての水量を引いた、
残りぶんがその他ということで、今私どものほうでは、
不明水量ということで扱っております。
この
不明水量は、ここで漏水で修理で直した漏水量。それで地下に潜って探せない漏水も、逃げているだろうというのがその他で、
不明水量とした形で扱っております。
そういったことを含めたものが、全ての総配水に対しての何パーセントということで、私どもは
有効水量98%を目標に取り組んでいます。対して有
収水量については、総
配水量に対しての96%以上、それを目標に努めております。
以上です。
○
委員長(前
泊美紀)
當間安則副
委員長。
○副
委員長(
當間安則)
概ねの説明はわかりました。今、有
収水量は、96.6%ということで目標は達成しているということでございますけれども、この漏水というのは、量的にはわかるものなのでしょうか。
○
委員長(前
泊美紀)
具志聡水道管理課長。
◎
水道管理課長(具志聡)
ここで表す漏水量というものは、あくまでも推定量という形にしていますけれども漏水の状況、管径に対して漏水の状況、穴が開いての吹き出しなのか、
亀裂状態での吹き出しなのか。そういった水の出の状況で算定…。漏水量の水量の状況でもって、私どもは
基礎算定表をつくっております。
それにあわせて何時間ぐらいで漏れていただろうというのも、今、うちの
集中管理センター、
監視システムの中で大きな水量があったときは、何時から漏れ出したというものが推定されますので、それをもって漏水量を把握しております。
30年度は、漏水量が14万1,000トンあります。29年度は、1万4,000トンを推定しておりましたので漏水量が増えたために、今年度(30年度)は有収率が0.05ポイント低下したと。
漏水が増えたせいであろうということで、想定をしております。
以上です。
○
委員長(前
泊美紀)
當間安則副
委員長。
○副
委員長(
當間安則)
はい、わかりました。
無
収水量といっても、生きた水という解釈になりますので、それはいいんだけれどもやっぱり漏水等々というのは、無駄なあれなのかなという気はしますので、有
収水量が96ということは、残り3.6があって、この3.6のうちおおよそは無
収水量が占めているだろうということで、14万トン。しかし14万トンといっても、僕らのお家で使ったらこれ
値段幾らになるかなという話ではあるんですけれども、わかりました。おおよそのあれはわかりました。これ漏水は避けられない問題かと思いますけれども、いずれにしてもなくなるように努力していただければいいのかなと思います。
それで漏水というのが、わかった場合の対策というのは、例えばコスト的にこれぐらいの水量だったら直すよりもそのままやりましょうということは、絶対にないのかなと。対策等々というのはどのようにされているのか。
○
委員長(前
泊美紀)
具志課長。
◎
水道管理課長(具志聡)
私どもは、市民の方から漏水があるということで、もし通報があった場合には、現場に行きます。
メーターそばのナットからの小さい漏水であろうが、また大きな漏水であろうが、全ての漏水に対しては早急な修繕を行う体制で取り組んでおります。
以上です。
○
委員長(前
泊美紀)
當間安則副
委員長。
○副
委員長(
當間安則)
ありがとうございます。
大切な水でございます。よろしくお願いしたいと思います。
以上でございます。
○
委員長(前
泊美紀)
ほかに質疑はありませんか。
大浜委員。
◆委員(
大浜安史)
予算ですけれど、今の
配水量の件、気になって、漏水の場合は確か定期的に回っているんですか。それとも電話があったら行くのかな。
○
委員長(前
泊美紀)
具志課長。
◎
水道管理課長(具志聡)
漏水の対処の仕方ですけれども、通報による現場への配置と、それと私
ども漏水防止係ということで、
漏水防止調査、直営で2班、それと
委託業者での3工区。この5班を持って市内をくまなく、計画的な調査を入れて、それで
自分たちの耳で漏水を発見してすぐ修繕することと、通報を受けて現地で修繕をするという形の体制で行っております。
○
委員長(前
泊美紀)
大浜委員。
◆委員(
大浜安史)
そういう形で、5班体制で回っているということで、うちの自治会の方は高齢者が多いものですから、漏れていますよということであったんだけれども、逆に
老人ホームの方が来て、全然これ対応されていないということで、結果的には漏水で15万ぐらい負担したという話を聞いたことがあるんですよ。僕は漏れたと思うんですよね。せっかくわかっているのに、きちっとできるかと。一人暮らしのおばあちゃんだったらちょっとわからないでね。
やっぱり業者を紹介されたけれども、手いっぱいで来られなかったということもあって、浦添に連絡したら飛んできたと。直してくれたということらしいんです。市民というのは、細かいところからアフターケアですからやってほしいなと。実際にあったことですからね。一応指摘して終わります。
以上です。
○
委員長(前
泊美紀)
ほかに質疑はありませんか。
古堅委員。
◆委員(
古堅茂治)
漏水防止に向けて皆さん、いろいろ努力をされてブロック化したり、監視を強めているでしょう。そういう新人議員が多いので、基本的なそういうものを説明してもらえる?
○
委員長(前
泊美紀)
具志課長。
◎
水道管理課長(具志聡)
表をもって説明いたします。
今、私どもでは、市内を52ブロックに分けて水運営をコントロールしております。
その中で、例えば私どものシステムは、この前田1という地域で本管が漏水、破裂したとします。
そうしたら監視センターのシステムで、ぽーんとデータが跳ね上がります。水量が一気に増えたということでありますので、その際に、すぐ現場、大体前田1のブロックですけれども、どことはわかりませんけれども、私どもではある程度老朽化している箇所というのは、把握しておりますので、まず行くのはこの地域で一番古い管。そこが怪しいだろうということで、そこに現地派遣します。
それでアスファルトから噴き出ているんだったらすぐわかりますけれども、下でずっと流れっぱなしの状態がありますので、それの音を探知した形で調査を入れます。そういった形で、漏水ポイントを探したらすぐ復旧するという形です。
先ほども5班動いていますけれども、各ブロックに年間の有収率のデータをとっております。その中で96%以下のブロック、それを抽出して徹底的に5班に分けて調査を入れて、小さい漏水からまず探していこうという形で、今取り組んでおります。今までは、この中ブロック化していないときはどこからせめていいか、調査していいかわからない状況でした。これを今、ピンポイントで有収率の低いブロック、そこを徹底的に調査を入れていると。それによって有収率96.6%を高率を維持していくということで今、取り組んでおります。
以上です。
○
委員長(前
泊美紀)
古堅委員。
◆委員(
古堅茂治)
そういうがんばりによって、有収率も自治体のこれはトップクラスというがんばり、評価いたします。
終わります。
○
委員長(前
泊美紀)
ほかに質疑はありませんか。
大浜委員。
◆委員(
大浜安史)
少し今、疑問が出たものですから、今各ブロックにわかれていて、漏水があって、ピンが跳ねてとか何とかという話なんだけれども、あれ漏水機、
メーター自体は目測だと思うんですけれども、今、従来と変わりませんか
メーター自体は。変わらない?
◎
水道管理課長(具志聡)
変わりません。
◆委員(
大浜安史)
別なんだけれども、電力当たりはスマート
メーターといって、30分おきに各全体的にも末端まで今、管理システムができ上がっているものですから、水道局もそういったシステムを導入してやるべきじゃないかなとふと思ったものですから。あるのかないのか、聞いて終わりたいと思います。なければいいです。
○
委員長(前
泊美紀)
具志課長。
◎
水道管理課長(具志聡)
実際スマート
メーターというものが出ております。だけど、まだ那覇市のほうでは従来型の
メーターを全て使用しております。
○
委員長(前
泊美紀)
大浜委員。
◆委員(
大浜安史)
変えない理由はあるんですか。
それとも何かあるのかな。高いとか。
(「費用対効果」と言う者あり)
○
委員長(前
泊美紀)
阿波連課長。
◎
料金サービス課長(
阿波連忍)
料金サービス課の阿波連ですけれども、今の質問は一般家庭でのスマート
メーターの設置についてということでよろしいですか。
○
委員長(前
泊美紀)
休憩いたします。
○
委員長(前
泊美紀)
再開いたします。
阿波連忍料金サービス課長。
◎
料金サービス課長(
阿波連忍)
今各社からの営業もきて、一般家庭でのスマート
メーター、電子
メーターなどの営業もきています。
ただ、いろいろ変えるには、高額な費用ということと、システムの変更とかもろもろの課題があると。例えば検針票を各部屋に投函するんですけれども、人間がする場合ですね。その検針票にはいろいろな情報が入っていて、口座振替の済み通知書、何月分を振り替えしましたとかいうものもあって、いろいろな課題がまだ残っていて、これから調査研究する必要があるのかなと思っております。
以上です。
○
委員長(前
泊美紀)
大浜委員。
◆委員(
大浜安史)
電力自体もスマート
メーターしたために検針がいらなくなるんですよ。巡回する人件費が減るということですから、業務化になるんですけれども、費用対効果があると思うんですが、将来的にはそういった方向性に動いていくだろうと、今、那覇市としてもファイブセクションとかAIという形で進めていますから、本土当たりはもう進めていると思うんですよ。そういった中で
水道事業の民営化が動いて、話はですよ、うまくいっていないという話は聞いていますけれども、それはおいといて、今後の課題じゃないかなということでね。
以上です。終わります。
○
委員長(前
泊美紀)
ほかに質疑はありませんか。
(「進行」と言う者あり)
○
委員長(前
泊美紀)
ないようでありますので、本件につきましては、この程度にとどめておきます。
次に、議案第96号、平成30年度那覇市
下水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてを議題といたします。
本件につきましても、
新里康広企画経営課長より一括して説明をしていただき、質疑の対応につきましては、各
担当課長より答弁をいただくという形で進めていきたいと思います。
それでは引き続き
新里康広企画経営課長、説明をお願いします。
◎
企画経営課長(
新里康広)
引き続きよろしくお願いします。
ただいま議題となりました、議案第96号、平成30年度那覇市
下水道事業会計利益の処分及び決算の認定について概要をご説明申し上げます。
決算書の58ページをお願いいたします。
下
水道事業の
事業報告書となっております。
初めに、
業務状況でございます。
平成30年度の業務量につきましては、主要戸数が15万5,245戸で前年度に比べ、2,613戸の増加となっております。
また、行政人口に対する下水道の普及率は、98.2%で首里区域内の接続率は、95.9%となっております。
年間総
配水量は、3,560万3,162立方メートルで前年度に比べ21万6,153立方メートルの減少で、年間有
収水量は、3,560万2,767立方メートルで、前年度に比べ21万2,807立方メートルの減少となり、年間有収率は99.9%となっております。
次に
工事状況でございます。
平成30年度の公共下
水道施設整備工事につきましては、平成29年度からの繰越工事を含め、事業費4億7,860万円で本年度施行した函渠総延長は、1005.1メートルとなっております。
新設工事においては、汚水として平成29年度1工区、首里山川町地内公共下水道汚水工事ほか11件の工事を行いました。
改築工事においては、汚水として平成29年度3工区、小禄地内公共下水道汚水工事ほか1件を行い、雨水として平成29年度5工区樋川地内公共下水道雨水工事を行いました。
私からの
概要説明は以上ですが、
財政状況等につきましては担当副参事の具志堅からご説明申し上げます。
◎
企画経営課担当副参事(
具志堅永)
企画経営課担当副参事の具志堅よりご説明させていただきます。
お手元に配付のA4番の横の、議会の
決算審査における
説明資料のほうをご覧いただきたいと思います。
資料の1ページをお願いいたします。
決算構成表でございます。
まず左側のグラフ、
収益的収入及び支出についてご説明いたします。
収益的収入及び支出は、下
水道事業の
経営活動に伴い発生する全ての収益と、これに対応する全ての費用を示しており、
損益計算書につながるものであります。
グラフの上半円に示しております収入には、下
水道施設利用の対価としての下水道使用料のほか、雨水処理に要する経費に係る一般会計からの雨水処理負担金、再生水利用に係る料金としての再生水売却収益、長期前受戻入や他会計負担金などがあります
営業外収益を計上しております。
収入全体に占める割合では、下水道使用料が65.97%で最も高く、次いで
営業外収益が23.44%、雨水処理負担金が8.71%などとなっております。
グラフの下半円に示しております支出には、汚水処理や再生水利用に係る負担金、企業債に係る支払利息、
職員給与費などを計上しております。
また、
発生主義に基づいて計上されるため、原価償却費などの
現金支出を伴わない費用も含まれております。
支出全体に占める割合は、負担金が42.75%で最も高く、次いで
減価償却費が37.46%、支払利息が5.85%、
職員給与費が5.06%などとなっております。
収益的収入及び支出の
決算額は、収入が51億8,554万4,000円、支出が46億9,530万8,000円となっております。
従いまして、グラフの下半円の右側の部分に赤色で表示されております当年度純利益は、収入から支出を差し引いた額、4億9,023万6,000円となっております。
次に、右側のグラフの
資本的収入及び支出についてご説明いたします。
資本的収入及び支出は、下
水道施設の
整備拡充などの
建設改良費、これらの建設改良に要する財源としての補助金や企業債などを示しており、
貸借対照表につながるものであります。グラフ上半円に示しております収入には、国からの補助金、公共下
水道事業債や流域下
水道事業債の企業債、
建設改良費などに係る一般会計からの他会計負担金などを計上しております。
収入全体に占める割合は、企業債が38.78%、補助金が31.93%、他会計負担金が29.1%などとなっております。
グラフの下半円に示しております支出には、
工事請負費や
職員給与費、企業債の
元金償還に係る
企業債償還金、営業設備の施設費などを計上しており、支出全体に占める割合は、
企業債償還金が45.21%で最も高く、次いで
工事請負費が20.55%、営業設備費が17.13%、
職員給与費が5.94%などとなっております。
資本的収入及び支出の
決算額については、収入が13億5,220万7,000円、支出が23億2,908万3,000円となっております。
したがいまして、グラフの上半円に赤色で示されております、
資本的収入額が
資本的支出額に対して不足する額、10億7,302万3,000円は当年度消費税及び地方消費税、
資本的収支調整額3,434万9,000円、繰越工事資金6,181万8,000円、
減債積立金5億5,451万5,000円、
過年度分損益勘定留保資金1億4,304万1,000円、当年度分損益勘定利用資金2億7,930万円で補填しております。
資料の2ページをご覧ください。
収益的収入及び支出の
決算比較表でございまして対前年度との比較となっております。
資料の3ページをご覧ください。
資本的収入及び支出の
決算比較表でございまして、対前年度の比較となっております。
2ページ及び3ページ、それぞれご参考にしていただければと思います。
続きまして、決算処理書に沿ってその概要を報告させていただきますが、説明要領は先ほどの
水道事業会計決算とほぼ同様となりますので、若干簡略化してご説明させていただきますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
決算書の48ページをお願いいたします。
決算報告書でございます。
収益的収支についてご説明いたします。
上段の表、収入は第1款下水道収益
予算額合計55億2,195万4,000円に対しまして、
決算額は54億6,406万4,098円となっております。
予算に比べ
決算額は、5,788万9,902円の減となっており、主な要因は、
営業収益の下水道使用料及び雨水処理負担金が減少したことによるものであります。
次に下段の表、支出は第1款下
水道事業費用
予算額合計50億2,294万6,200円に対しまして、
決算額は、49億3,947万9,175円で、不用額が8,346万7,025円生じております。不用額の主な内容は、
営業費用の修繕費と雨水処理負担金であります。
50ページをお願いします。
資本的収支についてご説明いたします。
上段の表、収入は第1
款資本的収入、
予算額合計19億5,152万4,141円に対しまして、
決算額は13億5,220万7,433円となっております。
予算に比べ
決算額は、5億9,931万6,708円の減となっており、その主な要因は、建設改良の繰り越しに伴う補助金及び企業債が減少したことによるものであります。
次に下段の表、支出は、第1
款資本的支出、
予算額合計30億9,182万6,079円に対しまして、
決算額は23億2,908万3,452円となっております。
翌
年度繰越額7億4,301万655円と、不用額1,973万1,972円が生じております。
繰り越しの主な内容は、関連事業との調整に時間を要したことなどによる工事の事業費であります。また不用額の主な内容は、
建設改良費の
職員給与費予備費等の執行残によるものであります。
資本的収入額が
資本的支出額より不足する額は、表下の枠外に記載のとおり補填しております。
52ページをお願いいたします。
損益計算書でございます。
1の
営業収益、3の
営業外収益、5の
特別利益の合計である総
事業収益から2の
営業費用、4の
営業外費用、6の特別損失の合計である総
事業費用を差し引いた当年度純利益は、4億9,023万6,001円となっており、これにその他未
処分利益剰余金変動額5億5,451万5,501円を加えた当年度未
処分利益剰余金は、10億4,475万1,502円となっております。
54ページをお願いいたします。
上段の表は、
剰余金計算書になっております。
下段の表は、
剰余金処分計算書案となっております。
下段の表の未
処分利益剰余金の当年度末残高、10億4,475万1,502円のうち、4億9,023万6,001円、これを議会の議決による処分額とし、
減債積立金に積み立てる議案となっております。残りの5億5,451万5,501円につきましては、条例による処分額として資本金に組み入れることになっております。
56ページをお願いいたします。
貸借対照表でございます。
資産の部につきましては、1の
固定資産合計は486億8,131万3,300円。
2の
流動資産合計は46億4,786万2,861円。
これらの
資産合計は、533億2,917万6,161円となっております。
57ページをお願いいたします。
負債の部につきましては、3の
固定負債合計は129億7,038万4,869円。
4の
流動負債合計は17億4,455万5,644円。
5の
繰延収益合計は235億1,783万8,478円。
これらの
負債合計は、382億3,277万8,991円となっております。
下段の資本の部につきましては、6の資本金は135億2,429万2,466円。7の
剰余金合計は15億7,210万4,704円。これらの
資本合計は150億9,639万7,170円となっており、この
資本合計に
負債合計を加えた
負債資本合計は533億2,917万6,160円となっており、56ページの記載の
資産合計と一致しております。
なお58ページから92ページは決算附属書類となっており、93ページから102ページは
決算説明資料となっておりますので、ご参考にしていただきたいと思います。
以上で、
決算書の
概要説明を終わりたいと思います。ご審査のほどよろしくお願いいたします。
○
委員長(前
泊美紀)
これより質疑に入ります。
仲松寛委員。
◆委員(仲松寛)
1つだけ。いただいた資料の3ページ、支出(3)投資の部なんですけどね、
決算比較表ですね。29年度が61.3%の執行率なのに、30年度の決算は25%に減ってるけれども、これはどういう理由でしょうか。
○
委員長(前
泊美紀)
宮城敦
料金サービス課担当副参事。
◎
料金サービス課担当副参事(宮城敦)
下水道の接続をする際に貸付しておりまして、予算の400万のうち、29年度は245万3,000円だったのが、30年度は62万9,000円となっておりまして、執行率が下がっております。以上です。
○
委員長(前
泊美紀)
下がってる理由です。再開していいですか。再開します。
◎
料金サービス課担当副参事(宮城敦)
すみませんでした。
実際普及活動で訪問して、費用的にどうしても厳しいという方に対しては、貸付という制度を説明しております。ただ、借りてまでという方も多くて、それで私たちのほうとしては費用面で厳しければぜひ借りて、下水道につないでほしいという説明はしているんですけど、やはり借りてまではという方が多いのが現状となっております。
○
委員長(前
泊美紀)
仲松寛委員。
◆委員(仲松寛)
前年度、29年度からすると、かなりの執行率の低さになっていると思うんです。訪問っていうのは、皆さんがある程度の名簿とかそういったものを基にして回ることになっているんですか。
○
委員長(前
泊美紀)
宮城副参事。
◎
料金サービス課担当副参事(宮城敦)
下水道が整備されている箇所で、下水道につないでないお宅のほうは私たちのほうで把握していますので。
◆委員(仲松寛)
ですよね。
◎
料金サービス課担当副参事(宮城敦)
はい。これは職員で2人ペアで訪問して、接続するように説得というか説明しているところです。
○
委員長(前
泊美紀)
仲松寛委員。
◆委員(仲松寛)
2人でやっているんですか。
○
委員長(前
泊美紀)
宮城副参事。
◎
料金サービス課担当副参事(宮城敦)
再任用の職員と臨時と、あと職員1人です。体制としては3人で、日々回ってるのは2人です。土日とかそういったときは職員も一緒に訪問して回っています。
○
委員長(前
泊美紀)
仲松寛委員。
◆委員(仲松寛)
これまでの、29年度から前の年はどれくらいの人数でやっていたんですか。ずっと一緒の3人体制でやってるんでしょうか。
○
委員長(前
泊美紀)
宮城副参事。
◎
料金サービス課担当副参事(宮城敦)
29年度までは臨時の職員と正職員だけだったのに対して、30年度からは再任用職員を増やして、増加しているところです。
○
委員長(前
泊美紀)
仲松寛委員。
◆委員(仲松寛)
この表に毎年出てくることですから、皆さんとしてこの事業は必要な事業だという認識で取り組んでおられるのか、必要としない、お金借りてまでやらないという人たちの意見があるから、この程度にしようとか、どういう姿勢でこれに取り組んでいくお考えなのか。来年また31年度も20%台なのか、もっと低くなるのかもしれない。この項目っていうのは毎年出てくるわけだから、皆さんの姿勢をちょっとお伺いしておきたいんだけども。
○
委員長(前
泊美紀)
西原浩也副部長。
◎
上下水道局副部長(西原浩也)
議員ご指摘のご意見はごもっともなことだと認識しております。
借りてまでは水洗化はしたくないという声が現実にあるということは、私どもも事業としてお金というものに関しての認識は、もっと新たにしなれけばいけないかなというふうに思ってますので、議員ご指摘のことを重々内部のほうでも検討いたしまして、今後この貸付というものをもっと精査して、今後金額等も含めまして、検討していきたいというふうに思っております。
○
委員長(前
泊美紀)
仲松寛委員。
ほかに質疑はありませんか。
古堅茂治委員。
◆委員(
古堅茂治)
直接決算に関わって反映されてないんだけど、浦添市からの未納問題。
浦添市の前田地区の汚水を那覇市が受け入れてきていながら、これは議会の採決を得て、議会の議決も得て、受け入れていながら、浦添市は長期間これを支払ってないと。
しかし、浦添市は住民からは徴収してるという事例があって、本市もそれが発覚して以来いろいろ浦添市と調整されていると思うんだけど、その状況をちょっと教えてもらえますか。
○
委員長(前
泊美紀)
決算に関することだと判断いたしますので、答弁を求めます。
阿波連忍料金サービス課長。
◎
料金サービス課長(
阿波連忍)
説明します。
ただいま
古堅委員が申し上げたとおりのことでございますけれども、当初、平成29年12月に浦添市の職員から、そういった事案があるという報告があって、そのことについてはいろいろ調整しながら全額支払に向けて調整しているところでございます。
当面、5年分ということで徴収してもらっているんですけども、それを超える分について、今浦添市とはいろいろ支払方法について検討をして、今週の金曜日にでも、改めて全額支払に向けてどうにかいい方法はないかとか、我々としては基本的には全額要求する。先方のほうは時効ということを主張している部分もありますけども、我々としては、これは協定書に基づいた協議の中であるものですから、それはそれとして、きちんとした形で、先ほど古堅議員からもありましたとおり、市民からは徴収しているわけですから、それを私たちのほうにということで、このへんのところは私たちも粘り強く今後とも徴収に向けて頑張っていきたいと思っております。以上でございます。
○
委員長(前
泊美紀)
古堅茂治委員。
◆委員(
古堅茂治)
自ら報告もしないで、それで自ら時効を主張するなんていうのは、行政としてのあるまじき態度、許し難い態度だと思います。
ぜひ粘り強く頑張って、協定に基づいて、あるべき姿としてまともな徴収に頑張ってください。
終わります。
○
委員長(前
泊美紀)
ほかに質疑ありませんか。
當間副
委員長。
○副
委員長(
當間安則)
1点だけお願いします。
政策
説明資料の中からなんですけども、公共下水道工事事業なんですけれども、執行率が28年が82、29年が53.4、30年度が23.3%と大分下がってるなと。
理由としましては施設管理者との調整であったり、磁気探査でいろいろそういうことをしないといけないということ等々となってますけども、事業内容の中に、ストックマネジメントということで下
水道施設の計画や効率的な改築でございますけども、自主的にストックマネジメントの計画、どのように進んでいるのか、お願いしたいと思います。
○
委員長(前
泊美紀)
島袋勝下水道課長。
◎下水道課長(島袋勝)
お答えします。
ストックマネジメント計画は29年度から取り組んでいます。
施設の情報収集しまして、それからリスク評価、優先順位を決めて点検調査、修繕改築という計画なんですけども、今年度、令和1年度で点検調査をしまして、ストックマネジメント計画を策定するという計画になってます。以上です。
○
委員長(前
泊美紀)
當間副
委員長。
○副
委員長(
當間安則)
大事なことでございますので、公共下水道ですね、水道とは違って使った水を流すだけのような感じではございますけども、こういった計画は重要となってくると思います。ぜひこのストックマネジメント計画よろしくお願いしたいと思います。終わります。
○
委員長(前
泊美紀)
ほかに質疑ありませんか。
吉嶺努委員。
◆委員(吉嶺努)
古堅委員の質問に関連することなんですけども、先ほど浦添市の徴収ができなかった場合、遡ってできなかった場合、那覇市として最終的にどういう対応をしていくとかというのは、今、局の中でまとまっているんですか。
○
委員長(前
泊美紀)
休憩します。
○
委員長(前
泊美紀)
再開します。
西原浩也副部長。
◎
上下水道局副部長(西原浩也)
最終的に徴収できないというようなことは、現段階では考えておりません。必ず徴収するものだというふうなつもりで、交渉はしております。
先だって3月に浦添市の市長のほうが、本会議のほうで答弁がございました。市長自らまったく払わないということではないんだと、払う意思は持っているんだけれども、その手法を今いろいろ探してるんだというふうなトップの発言がありましたので、我々はその言葉を信じて今調整をしていると。
実際に、先ほどもありましたけれども明後日、あちらの担当の課長がお見えになりますけれども、これまでなかなか足を運んでこなかった、なかなか誠意ある姿勢が見られなかったところに、今ここにきて、そういう払うための相談をしたいというようなことで明後日お見えになりますので、そのへんの情報もしっかり踏まえて今後進展を図っていきたいというふうに思っているところです。
○
委員長(前
泊美紀)
吉嶺委員。
◆委員(吉嶺努)
頑張ってください。以上です。
○
委員長(前
泊美紀)
古堅委員。
◆委員(吉嶺努)
私はこの前、これ議会で取り上げて、市議会だよりにも出ています。その反応も市民からありました。こんな払わない市、行政があるのかという声、多分その声も浦添市にも届いていると思います。頑張ってください。
○
委員長(前
泊美紀)
ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
委員長(前
泊美紀)
ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者退室)
○
委員長(前
泊美紀)
再開いたします。
これより
議員間討議に入ります。
決算につきましては、いかがでしょうか。討議すべきことは。
(「なし」と言う者あり)
○
委員長(前
泊美紀)
特にないようでありますので、
議員間討議を終了いたします。
休憩いたします。
(休憩中に
答弁者入室)
【
都市建設環境常任委員会】
○
委員長(前
泊美紀)
再開いたします。
次に、委員会審査を行います。
議案第89号、那覇市
水道給水条例の一部を改正する
条例制定についてを議題といたします。
阿波連忍上下水道局料金サービス課長、説明をお願いいたします。
◎
料金サービス課長(
阿波連忍)
よろしくお願いいたします。
議案第89号、那覇市
水道給水条例の一部を改正する
条例制定について、概要をご説明申し上げます。
まず初めに、今回の改正内容は、水道法の一部改正により指定給水装置工事事業者の指定に係る更新制が導入されたことに伴い、当該更新に係る手数料を改め、あわせて字句の整理を行うものでございます。
お手元の議案書の63ページから65ページとなっておりますので、まずは64ページをご参照ください。
条例改正の改正前と改正後の比較表がございます。
まず、改正後の第30条、手数料になりますけれども、第4号に指定給水装置工事事業者指定更新手数料として、1件につき1万3,000円を新たに設けるものでございます。
次に、第5条水道法施行令の改正に伴い条ずれが生じたため、第5条を第6条に改めるものでございます。
また、第23条は字句の修正となっております。
簡単でありますけれども、説明は以上でございます。
ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○
委員長(前
泊美紀)
これより質疑に入ります。
仲松寛委員。
◆委員(仲松寛)
改正後を見ますと、1件につき1万3,000円という金額が新たに設けられましたけれども、この金額というのはどういうふうに算出したんですか。
○
委員長(前
泊美紀)
宮城敦
料金サービス課担当副参事。
◎
料金サービス課担当副参事(宮城敦)
1件につき1万3,000円の根拠としましては、更新の際に指定店のほうから必要な書類が提出されてきます。それの審査に要する時間と消耗品、コピー用紙とか、コピー機とか、そういったものを加味して1万3,000円と算出しております。
○
委員長(前
泊美紀)
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
これは他の市町村とかの事例も参考になさったのでしょうか。
○
委員長(前
泊美紀)
宮城敦副参事。
◎
料金サービス課担当副参事(宮城敦)
そうですね。今、他の自治体の情報としましては、9月議会、12月議会も多いところであります。
今、国のほうからの資料としましては、1万円から1万5,000円の間が最も多いという情報はいただいております。
○
委員長(前
泊美紀)
仲松寛委員。
◆委員(仲松寛)
業者の手続の圧迫にならないようにと思います。
それで中身なんですけど、どれぐらいの指定業者があるんでしょうか。
○
委員長(前
泊美紀)
宮城敦
料金サービス課担当副参事。
◎
料金サービス課担当副参事(宮城敦)
今現在、私たちのほうで把握している業者数としまして、375社あります。
○
委員長(前
泊美紀)
仲松寛委員。
◆委員(仲松寛)
その中で廃止とか休止になっている業者というのはどれぐらいあるんですか。
○
委員長(前
泊美紀)
宮城敦
料金サービス課担当副参事。
◎
料金サービス課担当副参事(宮城敦)
実際に実態のない業者の把握が厳しい状況がありまして、今後、更新制が始まっていけば私たちとしても把握できるものと考えております。
○
委員長(前
泊美紀)
仲松寛委員。
◆委員(仲松寛)
当然、この375社は登録されているのでそういう案内をこの業者に対してやるわけですよね。いついつまでにこういう手続をとってくださいと。
そういう中で手続をしない業者はしてもらわなくてもいいという形になっていくと思うんですよね。
やはり今までの条例に不備だったのは、その把握ができなかったことです。
それから、廃止になったり、事業をやめたりするところは役所に対して届けを出すと。もう廃業しましたとか、そこまでのしばりを業者に対してしっかり伝えるべきだというふうに思うんですけど、いかがですか。
○
委員長(前
泊美紀)
宮城副参事。
◎
料金サービス課担当副参事(宮城敦)
確かに、業者によってはこれまで廃業した場合に廃止届を出している業者もあったんですが、出していない業者もあるかもしれないということで、今後は廃業というんですか、そういった事業をしないんであればちゃんと届けを出すように指導していきたいと考えております。
○
委員長(前
泊美紀)
仲松委員。
◆委員(仲松寛)
そうしないとまた同じことになると思うんです。皆さんが把握できなくなると。これはしっかりやっておいたほうがいいと思います。
○
委員長(前
泊美紀)
宮城副参事。
◎
料金サービス課担当副参事(宮城敦)
わかりました。指導をしていきます。
○
委員長(前
泊美紀)
ほかに質疑はありませんか。
(「進行」と言う者あり)
○
委員長(前
泊美紀)
ないようでございますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者退室)
○
委員長(前
泊美紀)
再開いたします。
これより
議員間討議に入ります。
特にないようでありますので、
議員間討議を終了いたします。
休憩いたします。
○
委員長(前
泊美紀)
再開いたします。
次に、
付託議案の表決についてを議題といたします。
本委員会に付託されております5件の議案の表決でありますが、取り扱いについて休憩をして協議したいと思います。
休憩いたします。
○
委員長(前
泊美紀)
再開いたします。
休憩中に協議いたしましたとおり、本委員会に付託されております議案第88号、第89号、第99号、第100号、第101号につきましては質疑を終結し、討論を省略して採決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
委員長(前
泊美紀)
ご異議なしと認め、さよう決定いたしました。
これより採決を行います。
まず、議案第88号、那覇市廃棄物の減量化の推進及び適正処理に関する条例の一部を改正する
条例制定について。
議案第89号、那覇市
水道給水条例の一部を改正する
条例制定についての2件については、原案のとおり可決すべきものと決することに。
また、議案第99号、公有水面埋立免許願書に関する意見について。
議案第100号、公有水面埋立承認願書に関する意見について。
議案第101号、工事請負契約について(若狭市営住宅4号棟耐震改修工事)の3件については、同意すべきものと決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
委員長(前
泊美紀)
ご異議なしと認め、そのように決定しました。
以上をもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。
休憩いたします。
○
委員長(前
泊美紀)
再開いたします。
本日はこれにて散会いたします。
(午前11時25分 閉会)
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那覇市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。
令和元年(2019年)9月18日
都市建設環境常任委員会 委員長 前泊 美紀...