• 公園(/)
ツイート シェア
  1. 那覇市議会 2019-09-18
    令和 01年(2019年) 9月18日教育福祉常任委員会(教育福祉分科会)−09月18日-01号


    取得元: 那覇市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-01
    令和 01年(2019年) 9月18日教育福祉常任委員会教育福祉分科会)−09月18日-01号令和 元年 9月18日教育福祉常任委員会教育福祉分科会教育福祉常任委員会教育福祉分科会)記録                        令和元年(2019年)9月18日(水) ─────────────────────────────────────── ●開催日時  令和元年(2019年)9月18日 水曜日 開会 午前10時15分                    閉会 午後3時20分 ─────────────────────────────────────── ●場所  教育福祉委員会室 ─────────────────────────────────────── ●会議に付した事件 【予算分科会】 1 議案審査  議案第90号 令和元年度那覇市一般会計補正予算(第5号)中関係分 2 議員間討議 3 決算審査1日目  認定第1号 平成30年度那覇市一般会計歳入歳出決算中関係分 〔生涯学習部〕(中央図書館)(中央公民館)(総務課)(生涯学習課)
    市民スポーツ課)(施設課) 4 議員間討議 【常任委員会】 1 継続審査となっている陳情の取扱いについて ─────────────────────────────────────── ●出席委員  委 員 長 坂 井 浩 二   副委員長 大 嶺 亮 二  委  員 翁 長 雄 治   委  員 新 崎 進 也  委  員 西中間 久 枝   委  員 湧 川 朝 渉  委  員 小波津   潮   委  員 宮 平 のり子  委  員 糸 数 昌 洋   委  員 奥 間   亮 ─────────────────────────────────────── ●欠席委員 ─────────────────────────────────────── ●説明のため出席した者の職、氏名  森 田 浩 次  学校教育部副部長  田 端 睦 子  生涯学習部副部長  平安山 敏 和  教育研究所所長  大 城 義 智  中央図書館長  照 屋   満  中央公民館長  仲 程 直 毅  参事兼総務課長  平 良 美 夏  総務課副参事  松 田 信 男  総務課副参事  砂 川 龍 也  生涯学習課長  平 良 尚 子  生涯学習課青少年育成室長  山 下   恒  市民スポーツ課長  高 里   浩  市民スポーツ課高校総体推進室長  上江洲   寛  市民スポーツ課副参事  當 間   弘  施設課長  我喜屋   敬  施設課副参事 ─────────────────────────────────────── ●職務のため出席した事務局職員の職、氏名  又 吉 明 子 調査法制課長  兼  島  理 調査法制課主任主事  高江洲 康 之 議事管理課主査 ───────────────────────────────────────                             (午前10時15分 開会) ○委員長(坂井浩二)  おはようございます。  分科会を開催する前に、本日の出欠状況についてご報告申し上げます。  分科会定数10人中10人、全員出席となっております。  以上、ご報告申し上げます。  それでは定足数に達しておりますので、ただいまから本日の教育福祉分科会を開会いたします。  初めに、審査日程についてお諮りいたします。  お手元に案を配付しておりますので、休憩をして協議したいと思います。  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  審査日程については、休憩中に協議しましたとおり進めることにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(坂井浩二)  ご異議なしと認め、そのように決定いたします。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入室) ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  これより審査に入ります。  初めに、議案第90号、令和元年那覇一般会計補正予算中、学校教育部教育研究所関係分を議題といたします。  当局からの説明は受けておりますので、昨日に引き続き、質疑を行います。  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  お疲れさまです。ちょっと昨日の審議で少し不明な点が何点かありましたので、確認をしておきたいということできょうお願いした次第です。よろしくお願いします。  今回このWindows7のサポートが終了するということで、サポート延長のために増額補正という理由になっておりますけれども、このサポート延長を行う必要があるパソコンと機器というのは、これは何校、何台分になるのか。対象機器ですね。それをまず教えていただけますか。 ○委員長(坂井浩二)  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  平安山敏和教育研究所長。 ◎教育研究所長(平安山敏和)  市内小学校の校務用PCの合計が395台、そして職場用のパソコンが合計で394台です。学校につきましては、校務用パソコンは小学校は8校、中学校は14校が対象となっております。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  そうすると、トータルで約800台ということで理解してよろしいですか。 ○委員長(坂井浩二)  平安山所長。 ◎教育研究所長(平安山敏和)  トータルで789台になっております。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  それで、きのうの審議では、パソコン等のリース契約の更新を予定している学校もあり、更新がなされるまでの間のサポートということで理解したんですけれども、そのサポート期間というのはどのぐらいの期間なんですか。 ○委員長(坂井浩二)  平安山所長。 ◎教育研究所長(平安山敏和)  今現在のWindows7のセキュリティサポートが切れるのは、1月14日であります。 ◆委員(糸数昌洋)  来年、明年? ◎教育研究所長(平安山敏和)  Windows7のセキュリティサポートが切れるのが1月14日になります。 ◆委員(糸数昌洋)  明年ね。 ◎教育研究所長(平安山敏和)  そうです。令和2年の1月14日に切れますが、そのパソコン自体のリースが令和2年の8月までとなっております。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  じゃ、1月14日にそのサポートが切れて、それから令和2年の8月にリースが始まるので、その間の約7カ月の間のサポートのために、この1,278万円が補正で計上されたという理解でよろしいですか。 ○委員長(坂井浩二)
     休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  真境名元作教育研究所主幹。 ◎教育研究所主幹(真境名元作)  今回のサポート延長利用については、校務用パソコンのほうと、それから電子黒板用のサポート延長も含めて今回の金額になっております。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  このサポートの終了というのは、大体以前からわかっている話でもあるわけですね。いわゆる無料サポート、これは無料サポートされている期間が終えて有料になるからという意味合いなんですか。無料サポートの期間の間に手当できなくて、そういう状況になったのか。その辺のいきさつを教えていただきたいと思います。 ○委員長(坂井浩二)  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  真境名主幹。 ◎教育研究所主幹(真境名元作)  今回の校務用パソコン及び電子黒板用パソコンについては、当初はアップグレードのほうを検討しておりました。ですが、電子黒板用パソコンの一部はWindows8.0からのダウングレード版であったために、これをアップグレードすることがまずできない。アップグレードしたとしても、そもそも8.0自体が既にサポートが切れているものですから、上げる意味がないので、それについての対応を検討するのに時間がかかったということであります。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  校務用パソコンについてはどうなんですか。今のは電子黒板の話でしたよね。 ○委員長(坂井浩二)  真境名主幹。 ◎教育研究所主幹(真境名元作)  校務用パソコンについては、こちらのほうは基本的に8.1のダウングレード版になっております。なので、校務用パソコンは8.1からのをダウングレードして、Windows7として使用しているものであります。  なので、基本的にはWindows8.1に対しては、ライセンス料がかからずアップグレード作業費だけで事足りるんですが、ただし、この場合、アップグレードした場合に、教職員への負担が大きいということがこちらとしては判断しているものですから、こちらについてもほかの方法がないのかどうかを検討した次第であります。  なぜアップグレードがそんなに負担がかかるのかといいますと、行政の方々が使っているパソコンと比べて学校の先生方が使っているパソコンというのは、授業用に使うソフト、学習、デジタル教科書とか、それから学習用のソフトとかいろいろなものが入っているものですから、こちらのほうをアップグレードした場合は基本もう全部消えてしまうんですね。  なので、それをまた再インストールする場合には、教職員の方々にやってもらわないと、業者さんに委託すると、個別個別のパソコンに業者さんがそれを分けてインストールするというのはすごく困難な状況があったものですから、アップグレードをした場合には教職員の負担が大きいだろうということが、当初懸念事項であったために、ぎりぎりまで検討していた次第です。 ◆委員(糸数昌洋)  わかりました。 ○委員長(坂井浩二)  ほかに質疑はございますか。  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  この校務用のパソコンと電子黒板の予算の内訳はどうなっていますか。 ○委員長(坂井浩二)  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  真境名主幹 ◎教育研究所主幹(真境名元作)  今回サポート延長する台数についてなんですけど、先ほども言いましたとおり校務用パソコンが395台、電子黒板用パソコンが394台なので、ほぼ同数になりますので、今回のサポート延長のほぼ半分半分がそれぞれのサポート延長費用になると考えていいかと思います。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  これは、業者にはまとめて発注するものなんですか。それとも、分けて発注するものなんですか。 ○委員長(坂井浩二)  真境名主幹。 ◎教育研究所主幹(真境名元作)  まとめて発注いたします。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  ちょっと質疑は戻っていくんですけど、このサポートが終了するというのは、判明したのはいつなんですか。 ○委員長(坂井浩二)  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  真境名主幹。 ◎教育研究所主幹(真境名元作)  基本的なOSのほうは、リース開始をしてから10年間というのが通常になっているそうです。ただ、サポート延長がどれくらいになるかどうかは、ソフトウエアによってはまちまちだということも聞いております。  Windows7のサポート延長について、1月14日になるかということについては、今のところこちらでは把握できてないんですけれども、恐らくサポート延長のアナウンスが出た当初から出たんじゃないかなと思います。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  これは要するに、導入した時点でわかっていたということですか。  であれば、これ何年ぐらい前のものですか。 ○委員長(坂井浩二)  真境名主幹。 ◎教育研究所主幹(真境名元作)  こちらは5年前のものになります。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  じゃ、ここからは事前に事務局を通して質問、聞きたいことを伝えていたので確認する意味で。  今回の質疑終わった後に議員間討議というのがあるんですけど、その中でちょっと疑問点が増えてきた。また、いろいろな情報も入ってきたものですから、予算委員会の総括質疑でやるよりももう一回質疑させてもらおうかなと思って、糸数議員からもあったんですが、きょう質疑させてもらうんですけれども、つまり一番気になっているのが、もっといい方法で、結構1,200万円って予算が大きいものですから、もうちょっと抑えれなかったのか、別のほうほうがなかったのかなという観点で、そういった質疑をしていきたいんですけれども、皆さん5年前からWindows7を導入して、サポートが切れるというのはいろいろ前もってわかっていた中で、長期的な計画でこれは検討していたものなのか。  つまり、この時点は皆さんは1,200万円の補正予算を組んで、このときには延長しようというのは、どれぐらい前から予定されていたのことなんですか。 ○委員長(坂井浩二)  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  真境名主幹。 ◎教育研究所主幹(真境名元作)  今回サポート延長という形で予算を計上しておりますが、このサポート延長というものが正式にリリースされたのが、ことしの4月からになりますので、それで内容がサポート延長のほうが学校現場にとっては最適だという判断に基づいて、サポート延長という手法をとらせていただきました。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  サポート延長が判明したのがことしの4月。わかりました。  じゃ、ちょっと情報が入っているかというのを聞きたいんですけど、私たちこの委員会で教育委員会さんしか聞けないんですけど、ほかの市長部局とか、消防とか、上下水道とかもWindows7を入れているところあると思うんですね。これも全庁的に皆さんこういうサポートの延長の判断をしているんですか。ほかのところはどうなっているかという情報ありますか。 ○委員長(坂井浩二)  真境名主幹。 ◎教育研究所主幹(真境名元作)  まず、市長部局と消防局については、情報政策課が管轄しておりまして、そちらのほうは事前に複数台の予備のパソコンを用意しまして、恐らく30台か60台用意しまして、それにWindows10をインストールして、その後Windows7の端末と交換していくということを繰り返して、全部Windows10に切りかえるという手法をとるようです。これについては、業者さんへ委託して行うそうです。その場合は、パソコンの中は全部クリーンインストールですね。もう完全に何もない状態になるような感じです。  また、消防局のほうについては、100台程度、水道局については備品でありまして、100台程度ということでした。こちらのほうについては、もともとWindows10からのダウングレード版だったらしいので、こちらのほうは職員で時間をかけてアップグレードを行ったということを聞いております。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  各々対応しているということなんですけど、こういった対応というのは皆さんの中で検討されたんですか。比較検討して、こういう判断になったんですか。 ○委員長(坂井浩二)  真境名主幹。
    教育研究所主幹(真境名元作)  私たちのほうも、やはり先ほど述べましたように、アップグレードした場合はどうなるかとか、前倒しで入れかえした場合はどうなるかというのを検討していました。  その結果、こちらとしては、費用が安いほう、それから学校現場の負担は少ないほうを重視しまして、最終的にはサポート延長という手法をとることになりました。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  これって具体的に費用がどれぐらい違うとか、学校現場の負担というのは数値では言いあらわせないんですけど、さっきおっしゃったみたいな感じで、それぞれの手法とそれに係る費用と学校の負担というのを詳しい比較検討の内容を教えてもらえますか。 ○委員長(坂井浩二)  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  真境名主幹 ◎教育研究所主幹(真境名元作)  当研究所が比較検討した方法については、まず費用が安いことと学校現場の負担が少ないことを重視して検討しました。検討した方法としては、サポート延長のほかにはアップグレードと入れかえ時期を早めることです。  まずアップグレードについては見積もりを行ったところ、約2,300万円かかることがわかりました。また、アップグレードの場合、相当な時間がかかるためにその間校務用パソコンは使えなくなりますので、学校の校務や授業に支障が出ることが懸念されております。  また、アップグレードを予定しているパソコン自体が既にもう5年を経過する端末なものですから、これをアップグレードしてまた使い続けるのかということに対しても少し懸念事項がありましたので、アップグレードについては今のところ見送っております。  次に、前倒しで入れかえをした場合、この場合は恐らく12月末に入れかえをすることになると思います。その場合、1月から8月末までの間の残リース料金といいますか、リースがまだ残っているんですよ。そのリース料金は前倒ししたとしても払わないといけないものですから、この分が約5,200万円かかる見積もりになりました。  以上になります。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  本当によくわかりました。ありがとうございます。  じゃ、やっぱり議員としては確認しないといけないものですから、最後に。  もうあらゆるものを検討されて、費用面でも、そして学校現場の負担でも、これが一番ベストな方法だということで予算計上されているということでよろしいですか。 ○委員長(坂井浩二)  平安山所長。 ◎教育研究所長(平安山敏和)  はい。そのとおりでございます。 ○委員長(坂井浩二)  ほかに質疑はございますか。                     (質疑なし) ○委員長(坂井浩二)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者退室) ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  これより議員間討議に入ります。                     (質疑なし) ○委員長(坂井浩二)  ないようでありますので、討議を終了いたします。  それでは、この後は決算審査に入っていきます。  本日は、生涯学習部関係分の審査となっています。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入室) ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  これより審査に入ります。  初めに、認定第1号、平成30年度那覇市一般会計歳入歳出決算中、生涯学習部中央図書館関係分を議題といたします。  それでは、当局の説明を求めます。  大城義智央図書館長、説明をお願いします。 ◎中央図書館長(大城義智)  おはようございます。よろしくお願いいたします。  では、平成30年度一般会計歳入歳出決算について、中央図書館関係分についてご説明いたします。  お手元の資料、決算説明書に沿ってご説明いたします。  まず、歳入予算について、31ページをご覧ください。  13款使用料及び手数料は、行政財産の目的外使用料として、職員の駐車利用に対する使用料です。使用許可を受けたオートバイ1台の使用料として、月額1,000円の12カ月を収納いたしております。  20款諸収入は雑入として、自動販売機等の電気使用料、コピー機等使用料借用駐車土地賃貸料をそれぞれ収納しました。  歳入予算について、全ての予算科目で収入調定額の全額を収納し、未収納額はございません。  次に、歳出予算について、32ページをご覧ください。  10款教育費のうち、3目図書館費の内容は、市立図書館7館の運営に関する事務費、施設警備及び清掃業務等の業務委託経費図書館資料購入費コンピュータシステムの整備費でございます。  NO.4図書館運営事業費の不用額の主な内訳は、非常勤職員報酬交通費支給実績などによる不用額が約166万5,972円。図書資料搬送業務及びエレベーターの保守点検業務などの業務委託料で69万6,998円。光熱水費や備品修繕料などの需用費で75万6,080円などです。  No.7郷土資料整備事業は、沖縄振興特別推進交付金を受け、沖縄関連の図書及び視聴覚資を購入し、県内の地域情報や歴史文化など郷土に関する情報を提供しております。  平成30年度は847点購入し、平成24年度に開始した同事業による購入総数は8,018点となっております。平成30年度の郷土資料の年間貸出数は3万3,203冊。その中で交付金を活用して購入した資料は1万5,047冊となっております。  平成30年度一般会計歳出予算のうち、中央図書館関係分歳出予算総額1億4,221万8,000円、支出済総額1億3,847万6,041円、執行率は97.4%になります。  以上が、平成30年度歳入歳出予算の決算概要でございます。  よろしくご審議をお願いいたします。 ○委員長(坂井浩二)  これより質疑に入ります。  湧川朝渉委員。 ◆委員(湧川朝渉)  中央図書館だよね。  政策説明資料の80ページ、図書館コンピュータシステム整備事業なんですけれども、事業内容と評価で、ちょっとこれ説明できますか。 ○委員長(坂井浩二)  大城館長。 ◎中央図書館長(大城義智)  コンピュータシステムについては、29年度まで旧システムをリースしておりまして、リースが切れまして、30年度12月から1月にかけて新システムに移行しております。  ですので、その30年度の12月までは旧システムのリース料入れてもらって、保守委託という形で継続して使わせていただいて、12月から1月にかけてシステムを入れかえて、新たに31年1月から新システムをリースしていることになっています。  本は、バーコードで読み取って、資料がスムーズに貸し出しとかできるように、システムで本の管理などをできるようなシステムという形で導入されているものです。 ○委員長(坂井浩二)  湧川朝渉委員。 ◆委員(湧川朝渉)  これは事業内容そのものが単年度というわけではなくて、新システム用パソコン周辺機器リースが2023年12月までですよね。ネットワークサーバーリース期間がともに2023年ということで、これは単年度のものではなくて、今後もあと4年ぐらいということなんですね。  お聞きしたいのは、当初バリアフリー法ができて、やっぱり電子図書とのかかわり方が非常に求められてくるんですよね。また中央との、中央というのは、そういう意味でそういったものに十分将来的にも対応できる構築になっているのか。これについてざっくりとでもいいんで、わからないんで説明してください。 ○委員長(坂井浩二)  大城館長。 ◎中央図書館長(大城義智)  議員がおっしゃっている電子図書というのは、例えば、キンドル(Kindle)とか、ああいう何というんですか、購入してから読むようなものということですかね。 ◆委員(湧川朝渉)  もろもろ全て。 ◎中央図書館長(大城義智)  図書館で所蔵している書籍、DVDとかCD、またはデイジー(DAISY)図書とか、そういうものについては、全部このシステムに登録して貸し出し等は行っておりますので、その中に処理情報として入っているというのでは、電子化はされているというふううには理解しています。 ○委員長(坂井浩二)  湧川朝渉委員。 ◆委員(湧川朝渉)  電子図書等の対応という意味では、今まだ中央だけで限られている機能もあると思うんですよ。7つの図書館全てが中央図書館と同じ機能を有しているとは思わないんですけれども、そういった意味で、将来、中央が持っている機能を全ての図書で同じように発揮できるような構築になっているのか。その辺を聞かせてください。 ○委員長(坂井浩二)  大城館長。 ◎中央図書館長(大城義智)  今コンピュータシステムについては、7館全部全体に網羅していて、どこで本は貸したり借りたりもできるというような形になっておりますので、特に中央だけでシステムが動くということではなくて、全体で管理されるためのシステムになっています。
    ○委員長(坂井浩二)  湧川朝渉委員。 ◆委員(湧川朝渉)  そうか、ちょっと違うな。わかった。  最後に。ざっくり聞き過ぎたのかな。サピエに対応してできるの。 ○委員長(坂井浩二)  大城館長。 ◎中央図書館長(大城義智)  サピエについては、今まだ試行的な形でやっておりまして、中央だけでネット登録してIDを取得しまして、中央だけでダウンロードしたものを、そのサピエをご希望される方に貸し出すという形は今とってます。  これが順調にいけばそれぞれの館でもダウンロードして、貸し出す形には進めていきたいと思っております。 ○委員長(坂井浩二)  湧川朝渉委員。 ◆委員(湧川朝渉)  じゃ、この今あるシステムで将来そういった機能にも、要望にも対応できる構築になっているというふうに理解してよろしいですか。 ○委員長(坂井浩二)  大城館長。 ◎中央図書館長(大城義智)  はい。それで結構です。 ◆委員(湧川朝渉)  終わります。 ○委員長(坂井浩二)  ほかに質疑はございますか。  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  郷土資料整備事業です。  これは平成30年度で一括交付金の活用を終わったという理由は何ですか。 ○委員長(坂井浩二)  大城館長。 ◎中央図書館長(大城義智)  これは、一括交付金自体が縮小されたということもあったかと思います。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  皆さんの中では、査定じゃなくて、この実施計画には上げたんですか、皆さんの中では。 ○委員長(坂井浩二)  大城館長。 ◎中央図書館長(大城義智)  一括交付金として実施計画のほうに上げはしたんですけれども、全体の枠の中で取り下げがあったということで確認しております。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  この検証シートを見ると、やっぱり計画期間は皆さんの中で平成33年までだったわけですよね。  それで、実績を見るとまだまだ収集すべきものがあったと思いますし、また、一般財源でやっているのとソフト交付金でやっているのを一般財源のベースで考えると、やっぱりソフト交付金でやる意義というのがあったと思うんですけれども、平成30年は。  じゃ、これは理由としては、そのソフト交付金全体削減されたからと、そういう理由になっているんですか。 ○委員長(坂井浩二)  大城館長。 ◎中央図書館長(大城義智)  ソフト交付金を利用した郷土資料整備事業としては、そういう形で一括交付金がなくなった関係で事業自体はないんですけれども、もちろん図書館としては、郷土資料を継続して確保、保有する、収集するというのは方針としてありますので、予算的には縮小はしているんですが、郷土資料の収集としては継続してやっていますし、これからもやっていきます。 ◆委員(奥間亮)  ありがとうございます。 ○委員長(坂井浩二)  ほかに質疑ございますか。  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  これは昨年度、30年度かな、県立図書館が移転をされて、それでどうなんですか。図書館全体の利用者、今、引っ越して旭橋来ちゃっていて、かなり利用率も高いと思うんですけれども、その影響というのはございますか。 ○委員長(坂井浩二)  大城館長。 ◎中央図書館長(大城義智)  やはり県立図書館が29年度までは那覇市立図書館の隣にあったということもありまして、相乗効果も結構あったみたいです。県立に行ってない図書は、また那覇市立の中央図書館に来たりとか。駐車場が県立図書館のほうがあったので、それを利用されていらっしゃるという方も多くいらっしゃいました。  県立図書館が移転されて駐車場が閉鎖されたということもありまして、やはりかなり数は減ってきている状況ではあります。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  特に駐車場については、本当に何とかならんもんかなとは思ったんですけれども、結局使えない状態にきていると思うんですけれども、あと、年々蔵書が増えていく中で中央図書館としての、これは決算でもあるので、そのスペース的な問題というのは課題等ありますか。 ○委員長(坂井浩二)  大城館長。 ◎中央図書館長(大城義智)  やはり図書館の使命としては、資料の収集というのもありますので、年々蔵書は増えていくものです。なので、それを確保する、置いておく場所というのは必要性もありますし、つくっていかないといけないなというのはあります。  ただ、今の市民会館の建てかえの中で、あそこに入っていくという構想もありますので、その辺をちょっと期待しているところです。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  それで、先ほどもあったこのコンピュータシステム、これも年度の途中から新システムにかわって、機能的には、先ほど電子図書の話もありましたし、いわゆるやっぱり蔵書の整理も含め、前の旧システムと比べて、その辺の費用対効果的なところというのはどうなんでしょうか。  今年度予算でいうと、大体四、五百万ぐらい上乗せされていますよね。従来より1,500万ぐらい。上乗せされているところもあって、前のシステムよりはちょっとリース料もアップされているかと思うんですけれども、その辺はいかがですか。 ○委員長(坂井浩二)  大城館長。 ◎中央図書館長(大城義智)  やはりこういうIT関係は年々進化していくものですので、やはり新しいシステムがどんどんどんどん入っていって、使いやすさというのもどんどんアップしてきていると思います。  その利用者からして利用しやすい、例えば自分の読みたい本をリストアップする機能とか、読んだ本をリストアップする機能とか、新たな何と言うんですかね、利用しやすさがどんどんどんどん入ってきて、システム自体はとても向上してきていると思っています。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  利用者の側からその辺のメリットも大きいと思うんですけれども、管理する側としてはどうなんですか。 ○委員長(坂井浩二)  大城館長。 ◎中央図書館長(大城義智)  スムーズに貸し借りできるという点では従来と変わりませんですし、その辺は後退することもなく、順調にいっているシステムだと思っています。 ◆委員(糸数昌洋)  わかりました。  終わります。 ○委員長(坂井浩二)  ほかに質疑はございますか。  新崎進也委員。 ◆委員(新崎進也)  お疲れさまです。  今回、中央図書館の件ですけれども、ありがたいことに私のめいっ子がよく使わさせていただいているですけれども、夏休み終わりにめいっ子がちょっと図書館に本を返しに行きたい、おじさんつき合ってと。30冊ぐらい一気に借りて、返しに行ったんです。  そのときに、久しぶりに行って、先ほど糸数議員が言った、駐車場がなかったというところがだいぶ不便で、ちょっと歩道にとめて返したという例もあって、めいっ子に図書館の利用のどういうふうな利用しているかといろいろ聞いた中で、周りの環境も一つ考えないといけないのかなということで、よく知らないおじさんに声かけられると。いいおじさんもいてコーラおごってもらったとか、そういうのもよく聞くんですけれども、いい人も悪い人もいて、ただ、聞いている中では非常に怖いなというところもあって。  それで、環境問題もちょっと影響あるのかなということと、そういうのに対して図書館の運営の中で、予算とちょっと違うんですけれども、事故とか事件とか、そういうふうな何か連絡とか報告ってあるんですか。その図書館の周りで、子どもたちに被害があったとか、そういうものはありますか。 ○委員長(坂井浩二)  大城館長。
    中央図書館長(大城義智)  中央図書館に限って言えば、特にことしはなくて、去年は精神的に不安定な方が奇声を発するとか、そういうことはあったらしいんですが、特につきまといとか、声かけ事案というのは、こちらのほうには情報としては入ってはいないです。 ○委員長(坂井浩二)  新崎進也委員。 ◆委員(新崎進也)  本当にこのめいっ子から言われるのは、図書館をもっとたくさんつくってほしいという声があるもんで、やっぱり図書館の機能というのは非常に児童から見たら大切なものだと思いますので、今回この一括交付金が終了して郷土資料が減ったということなんですけれども、これは一般財源でこれからやっていくということなんですけれども、やはり図書館を利用する子どもたち、市民の方から見れば必要なものだと思いますので、これ継続していくべきだなと私は思います。  そして、建物も古いもんで、現市民会館が建てかえによって入りますので、あと数年我慢していただいて、ぜひこの図書館のあり方をもっと市民に活用できるようにやっていただきたい、もう少し頑張っていただければと思います。  以上です。 ○委員長(坂井浩二)  ほかに質疑はございますか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(坂井浩二)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○副委員長(大嶺亮二)  それでは、再開いたします。  次に、中央公民館関係分を議題といたします。  照屋満中央公民館長、説明をお願いいたします。 ◎中央公民館長(照屋満)  ハイサイ、中央公民館長の照屋です。よろしくお願いいたします。  中央公民館の歳入歳出決算についてご説明いたします。  生涯学習部、平成30年度歳入歳出決算説明書、29ページをお開きください。  まず、歳入について、総額は説明書のほうにありませんけれども、歳入の総額につきまして予算現額が1,940万1,000円でございます。  調定額・収入額ともに1,869万2,290円、収納率は100%でございます。  歳入の主なものとしまして、第13款1項7目2節社会教育使用料につきましては、公民館使用料及びプラネタリウムの観覧料となっています。  30年度の公民館利用者数は全部で36万6,626名、プラネタリウム観覧者数は2万1,515名でした。  次に、20款5項4目9節教育費雑入のうち、自動販売機等電気使用量実費徴収金は、公民館敷地内にある自動販売機の電気使用料を自動販売機の運営者から徴収するものです。  同じく、教育費雑入の駐車場分配金につきましては、牧志駅前ほしぞら公民館が入っていますさいおんスクエアの駐車場利用料の収益を、さいおんスクエアに入居する各施設の占有面積に応じて分配されるものでございます。  次に、歳出のほうでございます。30ページをお開きください。一番下のほうに総額がございます。  歳出総額は、予算現額1億1,515万5,600円に対しまして支出額1億1,117万7,267円、不用額397万8,333円、執行率96.5%でございます。  主な事業についてご説明いたします。  まず、10款5項1目の社会教育総務費のうち、社会教育事務費につきましては、公民館講座や各種イベント等の公民館事業に係る職員の時間外勤務手当でございます。  次に、2目の公民館費のうち、施設維持管理費につきましては、那覇市のほうでは公立の公民・図書館、同じ建物に入っております。公民館・図書館のうち、建物の1階に事務所があるところで施設管理を行っております。これにつきましては、公民館・図書館の清掃、警備、修繕等の経費となっております。  実は、先ほど公民館と図書館で分かれるということでしたけれども、公民館のほうでは、小禄南、首里、石嶺、ほしぞらについて施設管理を行っておりまして、残りの中央、若狭、繁多川につきましては、図書館のほうで施設管理をしております。  次に、石嶺公民館・図書館冷房機器取替事業につきましては、デマンド監視装置を導入している石嶺公民館の電気料金及び空調設備等賃貸借料に係る経費でございます。  次に、公民館券売機賃借事業は、直営の5つの公民館の券売機のリース切れによる入れかえのための経費で、執行率78.5%となっておりますが、入札の際の落札残でございます。  最後に、第69回九州地区公民館研究大会の開催地負担金でございます。  会場は、市内6カ所の公共施設で、うち本市の施設としまして、牧志駅前ほしぞら公民館と沖縄セルラースタジアムが会場となりました。  参加人数は全部で1,278名、うち県外からの参加者は583名でございました。  中央公民館の歳入歳出決算につきましては、以上でございます。  ご審査のほど、よろしくお願いいたします。 ○副委員長(大嶺亮二)  それでは、これより質疑に入ります。  翁長雄治委員。 ◆委員(翁長雄治)  ちょっと聞き漏らしたので、1点です。  プラネタリウムの利用者人数だけもう一回教えてもらっていいですか。すみません、聞き漏らして。 ○副委員長(大嶺亮二)  照屋満中央公民館長。 ◎中央公民館長(照屋満)  プラネタリウムの観覧者数は、2万1,515名でございます。 ◆委員(翁長雄治)  ありがとうございます。確認でした。 ○副委員長(大嶺亮二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  今のプラネタリウムですけれども、ほしぞらで始まって何年になりますか。 ○副委員長(大嶺亮二)  田端研二牧志駅前ほしぞら公民館長。 ◎牧志駅前ほしぞら公民館長(田端研二)  令和元年度で9年目に入っています。 ○副委員長(大嶺亮二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  観覧者数の推移大まかで結構ですので、増えている傾向にあるのかどうなのか、ちょっと教えてください。 ○副委員長(大嶺亮二)  田端研二公民館長。 ◎牧志駅前ほしぞら公民館長(田端研二)  開館時は多かったんですが、現在は横ばいでございます。 ◆委員(糸数昌洋)  横ばいだね。 ○副委員長(大嶺亮二)  田端館長、数字でちょっと。 ◎牧志駅前ほしぞら公民館長(田端研二)  すみません。  オープンした平成23年度は2万2,115名で、一番多かったのが2年目です。2万4,586名で、そこから下がりまして横ばいで、29年度が2万1,114名、30年度が2万1,515名と、ほぼ横ばいになっております。 ○副委員長(大嶺亮二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  私も何回か見には行ったことあるんですけれども、ちょっともったいないなといつも思うんですが、非常に立地もいいですし、観光客もこれだけ増えて対外的にもアピールもできるし、今、子どもたちの利用も割と多いではあると思うんですけれども、観覧者の内訳的には何か変化というのはありますか。  横ばいの状況の中で。 ○副委員長(大嶺亮二)  田端研二牧志駅前ほしぞら公民館長。 ◎牧志駅前ほしぞら公民館長(田端研二)  一番特徴的なのは、市内小学校の利用が増えております。団体見学ですね。  移転した際は、年間を通しての見学が小学校10校から11校だったんですが、30年度は19校まで増えております。  ですので、市内の小学校で団体で見学に来る数は増えておりますが、恐らくその分、大人の数は減っていると思います。 ○副委員長(大嶺亮二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  大人の数が減った理由というのはどういうふうに分析されているのかな。例えば、メニューが、プログラムメニューいろいろ入れかえしたりやってますよね。それが少し、ちょっと解説が多くなってメニュー的な問題もあるのか、それとも、回数的に小学校団体が来たことによって入れなくなってしまっているのか。  それから、開館時間の問題もありますね。開場時間。大人が入る時間とか土日の運用とかいうのは何か工夫を凝らされたりとかあるのか。この辺ちょっと取り組みとして、横ばいなのがどうも。  あれだけいい施設なので、那覇市にもそうないですから、この辺の要因が分析している部分があれば教えてほしいなと。 ○副委員長(大嶺亮二)  田端研二牧志駅前ほしぞら公民館長。 ◎牧志駅前ほしぞら公民館長(田端研二)  実は、一番多かった2年目は、一括交付金を利用しまして、有名なプラネタリウム番組を「銀河鉄道の夜」というものをレンタルしたんですね。そのせいもあって、大人が一気に増えたと思うんですが、現在は、その後、一括交付金で番組をオリジナルの制作したんですが、それは12本ぐらい制作しました。  ただ、その番組は完全な大人向けというものは少なくて、特に小学校低学年と高学年とを中心にした番組をつくったので、子どもたちは来ますけれども、番組そのものが大人向けではないので、そのためがあるのかなと思います。  ただし、今、月に1回、大人向けの解説のみの番組もやっておりますので、そのあたりで大人を集めようという努力はしてますが、まだ数字には出ておりません。
    ○副委員長(大嶺亮二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  開館時間等は、当初に比べて工夫はございますか。オープン時間ですね。 ○副委員長(大嶺亮二)  田端研二牧志駅前ほしぞら公民館長。 ◎牧志駅前ほしぞら公民館長(田端研二)  実は、オープン当時は、1年目は夜間の投影という、6時半投影というのを金曜、土曜やっていたんですが、これが意外に少ないんです。それで今は、土曜日6時半からの投影を5時に持ってきまして、親子でも大人でも入りやすいという、そういう考えでその1枠だけずらしております。  そのほかについては開館当初と全く同じ時間帯、その1枠以外はですね、でやっております。 ○副委員長(大嶺亮二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  わかりました。なかなか横ばいの状況を。  子どもたちがより多く見る機会を確保すると同時に、これだけまた人も沖縄に来ているし、沖縄を知るツールとしての活用も含めて、ぜひまた増やす努力をお願いしたいと思います。 ○副委員長(大嶺亮二)  宮平のり子委員。 ◆委員(宮平のり子)  お疲れさまです。  30年度、小学校19校ですか、ということで、だいぶ増えていて大変嬉しいんですけれども、私が前に質疑したときに、学校から歩いて来れる、あれは乗合バスでしたかね、バスで来れるところだけが取り組んでいて、全体的な取り組みが、例えば、遠いところとかは難しいということで伺っていたんです。  そういうことからすると、本当にすばらしい施設を持っているのに那覇市内の子どもたちが、何と言いますか、均等にそれを受けることができないとか、そういうことが非常に残念かなと思うんですけれども、その辺は今はどのようになって、学校の取り組みとかというのは生涯学習としてどのように働きかけたり、あるいは学校のほうからどんな要望があったりしますか。 ○副委員長(大嶺亮二)  田端研二牧志駅前ほしぞら公民館長。 ◎牧志駅前ほしぞら公民館長(田端研二)  実は、オープン当初と違って学校が増えたのは、小学校2年生の公共施設見学というものが再開されたためだと捉えております。  牧志駅前ほしぞら公民館に来ると、図書館が見学できます、公民館が見学できます、プラネタリウムも見学できます。モノレールで移動することができます。駅直結ですのでモノレールを体験することができる。そういうメリットが大きいもんですから、それで増えたと分析しております。  ですので、近くの学校は歩いて、モノレール沿線はモノレールに乗って見学に来れるというのが、オープン当初とちょっと変わってきたところなんです。こちらは、積極的に学校と図書館と一緒になって日程調整を行っておりますが、ただ、モノレール沿線以外については、まだ取り組みが弱いところでございます。 ○副委員長(大嶺亮二)  宮平のり子委員。 ◆委員(宮平のり子)  そういうのを浮き彫りにして各学校に働きかけるであるとか、非常に子どもたちにとっても平等でないし、そのモノレールの沿線というのは、例えば、真和志地域とか安謝地域とか非常にモノレール沿線自体が限られていますよね。そういうことからすると、何か一つ方法があるんではないかなと思うんですけれども、その辺はもうずっと将来もモノレール沿線と歩いて来れるところだけが利用していくのか。  その辺、少し皆さんのところでどんなふうに考えているか。 ○副委員長(大嶺亮二)  田端研二牧志駅前ほしぞら公民館長。 ◎牧志駅前ほしぞら公民館長(田端研二)  確かにそのとおりでございますが、今、例えば安謝小学校については、毎年公民館から公民館で要請した、そういう星空に詳しい市民の方たちと一緒に、出前で星空観察会を安謝小学校については毎年行っているんですね。  先週は、安岡中のお祭りにもちょっと望遠鏡持って出かけたりとか、モノレール沿線以外には、そういうふうな機会を捉えてアピールをしているところでございます。  ただ、交通、バスとかそういった問題についてはこちらのほうでは何ともしがたいので、それについてはまたこれから考えていきたいと思います。 ◆委員(宮平のり子)  等しく市内の子どもたちが、そういうことがプラネタリウムに接する図書館の事業とかを一緒に見るとか、あるいはどこからか来て、途中からモノレールとかいうこともありでしょうし、そういうことでたくさんの子どもたちがそういう機会を得られるように頑張ってください。ありがとうございました。 ○副委員長(大嶺亮二)  ほかに質疑はございませんか。  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  公民館研究大会というのがありますよね。こういったのでどういったものを、これは負担金としてやっていますけれども、皆さんは毎年参加されているんですか。 ○副委員長(大嶺亮二)  照屋満中央公民館長。 ◎中央公民館長(照屋満)  昨年度は九州地区の公民館研究大会が沖縄で、特に那覇市のほうで開催されたということでの開催地域負担金ということでございます。  沖縄県の公民館研究大会もございますが、九州地区各県の公民館職員、あるいは社会教育関係者が一堂に会しまして研究発表、報告等を行うものでございます。  今年度も8月の後半に佐賀のほうでございまして、中央公民館からも1人派遣をしましたが、ちょうど台風接近で今年度は中止になったという経緯もございます。毎年参加しております。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  毎年参加されていろんな発表とかあると思うんですけれども、それを平成30年度の中で学んだことを生かしたということはありますか。 ○委員長(坂井浩二)  照屋館長。 ◎中央公民館長(照屋満)  具体的にどういった形ということはございませんが、主に地域づくりであるとか、家庭教育に関する研究発表であるとか、あと、那覇市はなかなか厳しいんですが、自治公民館活動等についての事例発表等がございますので、そこら辺を踏まえて本市の公民館の事業にも生かしているところでございます。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  公民館を運営するに当たって、例えば、プラネタリウムとか特色あると思うんですよね、那覇市において言えば。その中で、この研究大会とかにもたびたび上がっているんですけれども、地域とか地域住民とのかかわりという部分の中で、一つその企業とか民間の力とか、そういったのも出てきていると思うんですけれども、皆さんの中で企業とか民間と協力、あるいは協働をして公民館を運営していくというのは、こういうのはやられているんですか。 ○委員長(坂井浩二)  照屋館長。 ◎中央公民館長(照屋満)  公民館の場合は、各公民館講座であるとか、いろんな祭りであるとか、イベント等もございます。そういった中で、例えば、地域まちづくり協議会であるとか、あるいは大学との連携であるとかというようなことで、民間であるとか、地域の皆さんであるとかというところとの連携については、意識をしながらやっているところでございます。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  1点だけ。  1つ歳入歳出があって、これ公民館の使命として当然いろんな取り組みをされている中で、一方では、今プラネタリウムの観覧料、こういったものも入ってくるわけですよね。ほかの課においても自分たちでその使用料とかも含めて、それで歳入を増やしていくという一つ努力はあるんですけれども、この歳入確保の取り組みって何か特段皆さんの中で意識しているものというのはありますか。 ○委員長(坂井浩二)  照屋館長。 ◎中央公民館長(照屋満)  公民館におきましては、公民館の利用の場合の使用料、それから先ほどのプラネタリウムの観覧料がございます。  歳入確保という意味でいえば、利用者を増やす、観覧者を増やすという努力をしていくということが必要になってくるのかなと思っております。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  実はちょっと聞きたかったのがあって、過去に全国市長会から政府とか文科省にいろんなことを言っている中で、今、自治体はネーミングライツによって歳入確保しようということで那覇市も一部やっていますけれども、その中で公民館についてはネーミングライツ使えないってことで議論があったらしいんですが、これは実は文科省から回答が出て、各都道府県の教育委員会教育長に回答が出て、この社会教育法の解釈についてということで、ネーミングライツは公正に行われるものであれば禁止される行為に当たらないということで、公民館もネーミングライツの可能性が広がっているということなんですよね。  この辺の歳入確保の観点からもネーミングライツというのは、この平成30年度の決算として聞くんですけれども、検討されたことというのはありますか。 ○委員長(坂井浩二)  照屋館長。 ◎中央公民館長(照屋満)  ネーミングライツについては、これまで私の知っている範囲では検討されたことはないと思います。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  中央公民館としてのやるべき事業というのがあるので、この歳入確保が前に来てしまっては、それはまた違うという話にはなるんですけれども、ちょっとこの辺の民間活力を踏まえた、研究大会でいろんなこの地域とのかかわりって出てくると思ってるんですけれども、ぜひその大会に皆さん出席しているんであれば、これをしっかり生かしていくというのもやってほしいなと、決算を見て思いました。  以上です。 ○委員長(坂井浩二)  ほかに質疑はございますか。  湧川朝渉委員。 ◆委員(湧川朝渉)  30ページ、No.5の施設維持管理費、不用額、実績による不用額はわかるんですけれども、どの部分での不用額だったのか。  5つありますでしょう、清掃、警備、修繕、これごみの処理なのかな、各種点検の維持管理の5つあると思うんですけれども、この中身ちょっと説明してください。 ○委員長(坂井浩二)  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。
     照屋館長。 ◎中央公民館長(照屋満)  この施設維持管理費の中で、まず不用が大きいのが施設の修繕料が68万7,000円の残となっています。  それから、この中に負担金がございますけれども、これはほしぞら公民館の維持管理費。これはさいおんスクエアの管理組合のほうに払うものですけれども、そちらの不用が81万円と。このあたりが大きな数字となっております。 ◆委員(湧川朝渉)  清掃、警備は。 ○委員長(坂井浩二)  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  照屋館長。 ◎中央公民館長(照屋満)  清掃、警備については、委託料ということで、業務委託料のほうで不用が26万1,000円。ただ、こちらの執行率としては99.1%となっております。 ◆委員(湧川朝渉)  ごみ処理は、塵芥処理は? ○委員長(坂井浩二)  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  比嘉徳広公民館主幹。 ◎中央公民館主幹(比嘉徳広)  施設維持管理の委託料で清掃と警備がございまして、清掃に関しては毎年入札を行いますので、これの入札残が出ている、この数字にあらわれております。 ◆委員(湧川朝渉)  ごめん、ごめん。ちょっと休憩しましょう。 ○委員長(坂井浩二)  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  湧川朝渉委員。 ◆委員(湧川朝渉)  僕は難しいことを聞いた覚えはないんですよ。皆さんの資料で、5つの項目で合計して235万8,310円。実績による不用があったということでしたから、5つの項目で説明してくださいというふうに来ていて、まだ電卓たたいていて説明できないんで、後日、少なくともこの5つの資料で分けて、あしたでもいいですから、委員長に渡してください。お願いします。  では、質疑を再開します。  清掃、警備、それと塵芥処理、なぜ聞いているかというと、これ委託だからですよ。2月の予算のときには、計上される予算についてしか質疑できなくて、入札結果については決算でしかできないんですよ。だから聞いているわけ。それは決算の準備としては当たり前だよ。僕が聞いていることって。何か難しいこと聞いてない。  もうごみ処理、塵芥処理はわからないということなので、清掃、警備99.1%だったと。予算に対してということですけれども、これは最低落札価格制限をかけてますか。どのようにして入札結果、こうなったのか。 ○委員長(坂井浩二)  照屋館長。 ◎中央公民館長(照屋満)  入札最低制限価格は設定はしておりません。 ○委員長(坂井浩二)  湧川朝渉委員。 ◆委員(湧川朝渉)  僕は、清掃、警備もほぼマンパワーだと思うんですよね。塵芥処理に至っては、最終的には皆さんから受け取ったものは、当然ごみや産廃場に、これは請け負った業者さんが当然の価格として、今度そこに処理をさせるわけですよ。当然、受ける会社にとってはマンパワーであり、その後の処理費用がかかるそれぞれの分野だと思うんだよね。  副部長来ているから、聞きたいんだけど、このことってダンピング競争にならないように、僕は最低制限価格も考えるべきじゃないかと思うんだよね。 ○委員長(坂井浩二)  田端睦子生涯学習部副部長。 ◎生涯学習部副部長(田端睦子)  清掃、警備の委託につきましては、私どもも主に人件費なので、ちゃんと予算を確保するように努めております。  ただ、委員のおっしゃるとおり、最低価格につきましては、今、清掃や警備等についてどういうふうな内容のものを最低落札価格制限を設けるかについては、調査・研究させていただきたいと思っております。 ○委員長(坂井浩二)  湧川朝渉委員。 ◆委員(湧川朝渉)  やっぱり那覇市という公共サービスが契約する民間業者さんに、そういう一方的に不利益を与えないように、当然のこととして僕はそういったことを近い将来実現すべきだということを指摘して、終わります。 ○委員長(坂井浩二)  ほかに質疑はございますか。  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  1点、要望だけ。  公民館の、ここで言えば8事業あるんだけれども、やっぱり今の質疑も含めて、極力、政策説明資料で上げれるものは、企画経費分は原則きちんと上げてもらったほうがいいですね。  新規事業の段階で、皆さん当初で上げたりはするけれども、2年目、3年目になってくると流れがわからなくなるので、基本的には大事だなという事業については政策説明資料を出したほうが、まだ審議はスムーズにいきます。  ないと、一々全部聞かざるを得ないので、できる限り政策説明資料でアップできるものはお願いしたいなと思います。  委員長、答えだけもらって。 ○委員長(坂井浩二)  照屋館長。 ◎中央公民館長(照屋満)  おっしゃるとおり、企画経費だけではなくて重要な事業については、今後政策説明資料できるだけ出すような方向でいきたいと思います。 ◆委員(糸数昌洋)  お願いします。  以上です。 ○委員長(坂井浩二)  ほかに質疑はございますか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(坂井浩二)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  先ほどの施設維持管理の不用額については、改めて資料提出をお願いしたいと思います。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  次に、総務課関係分を議題といたします。  仲程直毅参事兼総務課長、説明をお願いします。 ◎生涯学習部参事兼総務課長(仲程直毅)  お願いいたします。先ほどまでの資料を活用しまして説明をいたします。  まず、1ページをご覧になってください。  総務課に係る歳入でございますけれども、調定額・収入額ともに97万9,269円。不納欠損、未収額はございません。臨時職員・非常勤職員の雇用保険料、那覇市と当該職員と負担しておりますけれども、そのうち個人負担分がこの収入ということでございます。  次に、歳出についてですが、2ページをお願いいたします。  不用額の事業について説明いたします。  bTの食品管理関連事業でございますけれども、この事業は主に育児休業職員や長期療養職員の代替臨時職員の賃金、それから非常勤職員の報酬、社会保険等の共済費などに係る経費でございます。  不用額は816万9,604円でございますけれども、理由といたしましては、臨時職員・非常勤職員の雇用保険料等の共済費の実績、また、臨時職員賃金の実績によるものでございます。  次に、3ページをお願いいたします。  11のPCB処理対策事業でございますけれども、低濃度PCB汚染廃棄物、例えばPCBが使用されたトランスコンデンサーの処分に係るものでございます。  不用額につきましては、入札による残でございます。  それから、13、14は小中学校の管理事務費でございますけれども、これは小中学校の運営に要する経費でございます。主に小中学校の非常勤用務員、学校事務補助員に係る報酬や本務職員の時間外勤務手当などでございます。  不用額は、両事業とも非常勤報酬の実績によるものでございます。  説明は以上でございます。お願いいたします。 ○委員長(坂井浩二)  これより質疑に入ります。  湧川朝渉委員。 ◆委員(湧川朝渉)  ちょっとごめんなさい。もう少し詳しく説明してほしいなと思って、2ページですね。  bTの教育委員会の職員管理に要する経費、実績による不用額。中身をもう少し具体的に説明してください。
    ○委員長(坂井浩二)  仲程課長。 ◎生涯学習部参事兼総務課長(仲程直毅)  まず、事業費なんですけれども、臨時・非常勤職員の社会保険の加入の経費とか、本務職員の代替等で採用いたします臨時職員とか非常勤職員の報酬、それから職員の被服等、名札の貸与に要する経費等でございます。  今回の決算の額で多いのは、雇用保険料が不用額267万円程度ございますけれども、執行率が54.3%ということがございますけれども、これにつきましては当該1年分を他課の雇用保険料も含めて、一括して総務課のほうで支払いをするということがございます。これ1年終了後に、特に交付金事業でございますけれども、交付金事業が確定した後、他課は総務部に交付金の申請をしますけれども、その分が、我々総務課が立てかえたのが今度戻ってくるということになります。私どもの予算の中に戻ってくるという額がございます。これが割と大きいものですから、いわゆる執行残、形上執行残になるということが、まずこの雇用保険料でございます。  それから、臨時職員の賃金の不用額が337万円ほどございますけれども、これにつきましては本務職員の代替職員の賃金でございまして、主な理由として、育児休業取得者が想定より2人程度少なかったと。かわりをつけることは少なかったということで、この程度の不用額が出たということでございます。  以上でございます。 ○委員長(坂井浩二)  湧川朝渉委員。 ◆委員(湧川朝渉)  書いている内容、字からくる印象で、結論として聞きたいのは、今回こういう決算になったけれども、臨時職員や産休を取る職員の権利も含めて、何か不利益が生じたというわけではないわけですよね。 ○委員長(坂井浩二)  仲程課長。 ◎生涯学習部参事兼総務課長(仲程直毅)  はい。本務職員の代替でございますので、その代替の臨時職員等には不利益はなくて、任用を全て行ったというのが実績でございますので、これは各課とも運営上も大丈夫だったというふうには理解しております。 ◆委員(湧川朝渉)  終わります。 ○委員長(坂井浩二)  ほかに質疑はございますか。  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  8番のD51の維持管理事業ですが、もう設置して何年になりますか。 ○委員長(坂井浩二)  仲程課長。 ◎生涯学習部参事兼総務課長(仲程直毅)  鹿児島の国鉄管理局から無償で貸与を受けたのが、48年の2月であったようです。無償で貸与は。 ◆委員(糸数昌洋)  48年、昭和? ○委員長(坂井浩二)  仲程課長。 ◎生涯学習部参事兼総務課長(仲程直毅)  すみません。無償譲渡を受けたのが平成4年、無償貸与というのが昭和48年。無償譲渡にかわったのが平成4年でございます。設置は昭和48年になりますね。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  30万円余りお金をかけて、どのような維持管理をされていますか。 ○委員長(坂井浩二)  仲程課長。 ◎生涯学習部参事兼総務課長(仲程直毅)  平成21年から26年ぐらいまでにつきましては、いわゆる外枠のほうの腐食さびにつきましては、板金をして、その上から塗装をしていくということをしておりましたけれども、ここ数年はちょっと腐食が激しくて、板金までというのは難しい状況が出ているものがありまして、基本的には塗装で腐食の進行をとめるということの管理をしてございます。  それから、フェンスで囲ってございますので、そこの除草、あるいは木の伐採等を行っているところです。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  今後の方針を出していただきたい。全国的にもこの寄贈されたり譲渡されて、老朽化したこの機関車がもう撤去するのが、全国的にいろいろ起きているんですね。周囲を囲って、当初は子どもたちも乗ったり、いろいろあったんだけれども、ほとんど飾り物にもならないぐらいどんどん崩れ落ちていくという状況の中で、今後どういうふうに方針を教育委員会持っているのか。  毎年30万円余りかけて、これを維持していくのか。寄贈された先に対する問題もあるとは思うけれども、今、これ本当に全国問題になっているんですよね。譲渡先がないという状況も含めて、この辺の方針というのはどうなんですか。 ○委員長(坂井浩二)  仲程課長。 ◎生涯学習部参事兼総務課長(仲程直毅)  今後どうするかという具体的な方針につきましては、まだ検討してございません。ここ数年は外観の修繕ということでいこうかと思いますけれども、おっしゃるとおり腐食がかなり進んでいるという状況がございますので、どうするかという方針は今後近いうちに検討する必要があろうかというふうに考えております。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  全国の事例等も調査して、これは本当に見た感じでもうかなり腐食が激しいですので、ぜひ検討をお願いしたいなと思います。  それと、あとPCBの処理対策事業で、これは入札残という形になっておりますけれども、666万円不用額が出ているという状況で、現在、処理をしている事業者、これは入札して委託をしているわけですよね。  それはどちらにあるんですか。今年度も事業者は一緒ですか。 ○委員長(坂井浩二)  仲程課長。 ◎生涯学習部参事兼総務課長(仲程直毅)  今ご覧になっている事業につきましては、PCBのいわゆる低濃度というものにかかわる処分でございまして、入札3社ありまして、そのうちの1社が落札をしまして、実際上の廃棄は愛媛県のほうでしたか、そこの施設に持ち込んで処理をしたということになります。  今年度につきましては高濃度、きのう補正のことも出しましたが、高濃度のPCB仕様の機械を処分するということで、会社は同じ会社になるかどうかはわからないですけれども。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  じゃ、この30年度の対策事業で低濃度のPCBについては、もう既に全部処理を済んでいるという理解でいいのか。 ○委員長(坂井浩二)  仲程課長。 ◎生涯学習部参事兼総務課長(仲程直毅)  はい。低濃度の機器につきましては、処分は済んでいるということになります。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  補正の中でちょっと関連もするので、この現年度の補正の中で重量含めて増額されましたよね。実際もっと重かったという。  これは、全て高濃度のものという理解でいいんですか。 ○委員長(坂井浩二)  仲程課長。 ◎生涯学習部参事兼総務課長(仲程直毅)  はい。全て高濃度になります。 ◆委員(糸数昌洋)  全て。わかりました。  以上です。 ○委員長(坂井浩二)  ほかに質疑はございますか。  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  今の関連なんですけど、この入札残が、要するに差額が大きいんですけど、これは3社のうちのほかのところも似たような金額だったのか、それとも開きがあったのか。  要するに、予算額との差額が少しあるものですから、その辺の説明をお願いします。 ○委員長(坂井浩二)  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  仲程課長。 ◎生涯学習部参事兼総務課長(仲程直毅)  3社ともその程度の額ということで、札を入れてございます。同程度の。 ◆委員(奥間亮)  この予算額との差はどういった分析をされたんですか。 ○委員長(坂井浩二)  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。
     仲程課長。 ◎生涯学習部参事兼総務課長(仲程直毅)  申しわけございません。分析はちょっとしてございませんけれども、見積もりを聴取をいたしまして予算を組んだということがございます。その額程度であったということになります。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  だから、予算組みするときに見積もり取っているわけじゃないですか。なぜこれ差があったとか、何か少しヒアリングしたりとかはしていないんですか。理由はわからないんですか。 ○委員長(坂井浩二)  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  仲程課長。 ◎生涯学習部参事兼総務課長(仲程直毅)  申しわけございません。よくわからないです。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  さっき湧川委員がダンピングという言葉もありましたけど、ちょっとこの差があると心配になるものですから、何でこの差が。見積もり取って組んだのに、この差があったら何かがあったんだろうなと。もっと削減できる方法が実はあったとかって。普通は出てくるんですね、こういう決算とか審査していたら。できたら、わかるんだったら少し調べていただきたいなというのが1つ。  あと、最後に質疑ではないんですけど、さっきのこのD51蒸気機関車。  私もちょうど去年、平成30年だったか、子どもを連れてたまたま行ったんですけど、いろいろフェンスからあれが結構距離ありますよね。あんまり子どもが興奮しないというか、それは人によって違うと思うんですけど、要するに何を言いたいかというと、ちょっと公園管理課と一緒に考えてほしいなと。  今、市民会館の跡地もいろいろ考えているようですから、要するに今都市公園法の改正によって民間に使用させて、逆に使用料取って管理は任せるといういい方法で管理費が浮くという全国的に事例がありますので、あの機関車をまた活用したいという民間の知恵みたいなものもあるかもしれませんから、管理とまた使用料も含めて、そういう公園のあり方の中でそのD51の管理をどうしていくというのも、公園管理課も一緒に考えていただきたいなというのが、決算を見て、結構毎年これぐらいかかっているので、少しその辺をお願いしたいと思います。  以上です。 ○委員長(坂井浩二)  ほかに質疑はございますか。  宮平のり子委員。 ◆委員(宮平のり子)  13の小学校管理事務費ということで、市費負担職員の経費が9,200万円載っているんですが、これは来年4月から会計年度人職員というのに入れかわるんですけど、その範疇というか、そういう扱いをする部分ですか。 ○委員長(坂井浩二)  仲程課長。 ◎生涯学習部参事兼総務課長(仲程直毅)  小学校に勤務する非常勤、用務員とか学校事務補助員でございますので、次年度からスタートする会計年度職員に移行する職数でございます。 ○委員長(坂井浩二)  宮平のり子委員。 ◆委員(宮平のり子)  わかりました。ありがとうございました。 ○委員長(坂井浩二)  ほかに質疑はございますか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(坂井浩二)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  なお、奥間亮委員のご指摘については、改めて資料をお願いします。  休憩いたします。 【午後】                  (休憩中に答弁者入室) ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  次に、生涯学習課関係分を議題といたします。  砂川達也生涯学習課長、説明をお願いします。 ◎生涯学習課長(砂川龍也)  ハイサイ、生涯学習課砂川でございます。よろしくお願いいたします。  お手元の決算説明書、資料のほうは4ページから7ページでございます。決算書におきましては歳入は55ページから、歳出は214ページから224ページとなっております。  それでは、平成30年度生涯学習課分に係る決算概要についてご説明いたします。  まず、決算説明書の4ページをご覧ください。  歳入の主なものをご説明したいと思います。  上から2番目ですけれども、学校・家庭・地域の連携協力推進事業補助金でございますが、これ文科省の補助金でございまして、放課後子ども教室事業を推進するための補助金でございます。  次に1番下の段で社会教育債でございますが、活き活き人材育成支援施設整備事業の、一般財源分に充当いたします市債でございます。  続きまして、歳出にについて主な事業や不用額など大きな事業についてご説明いたします。  5ページをご覧ください。  bP、bQのほうは、地域・学校連携施設の整備費となります。若狭小の繰り越しに関しましては、建物の配置等の契約の際に、地域住民とか学校関係者の調整にちょっと不測の日数を要しましたので、繰り越しとなっております。  続いて、bTからbWまでですが、これは各社会教育団体の運営補助金となります。  続いて、10社会教育指導員事業でございますが、不用額90万989円の不用額となっておりますが、これ非常勤職員、指導員ですけれども、そちらのほうに支給を予定しておりました。通勤手当のほうが、被該当者が6名いたということが主な要因となっております。  続きまして、6ページをご覧ください。  中段のほうで16社会教育各種審議会・委員会事業でございますが、委員への報酬と費用弁償が主な費用項目でございますけれども、委員の各審議会の平均出席率が76%にとどまったことで、不用額28万4,193円、執行率67.7%とちょっと低い数字となっております。  その下、17放課後子ども教室推進事業でございますが、放課後に学校施設等を活用いたしまして、地域の協力を得ながら子どもたちに多様な体験、交流活動を提供して、放課後も子どもたちの安心・安全な居場所づくりを目的に実施しておりますが、平成30年度は34小学校区、48教室で講座を実施しました。  年間の参加児童延べ人数は7万9,282人で、その中で不用額56万3,591円につきましては、各教室を訪問して運営に対する指導・助言等を行うコーディネーター、その報償費の一部と報償費をもらわないボランティアスタッフのほうが増えたことが要因となってございます。  20青少年旗頭事業ですが、那覇の伝統文化であります旗頭を用いて成果発表までの一連の活動に取り組むことをとおして、児童生徒の居場所や出番、地域との絆をつくることで青少年の健全育成を図るということで事業を進めております。  昨年度の旗頭フェスタは、10月28日、沖縄セルラースタジアムほうにて、36校834人の児童生徒の参加で行っております。83.4%の執行率で、不用額が73万675円出ておりますが、旗頭の運搬費、レンタカー代とか、旗頭の修繕等に伴う消耗品費など、またスポーツ安全保険等の一部が不用になったことが理由となります。  次に、7ページをご覧ください。  26給付型奨学金事業でございますが、これは奨学金の上限額を入学金及び授業料の1番高い大学の金額を参考に設定しております。また、大学等で減免制度がある場合には優先して利用するように促しております。その結果、奨学生候補者10名選びまして、そのうち9名が大学等への合格をしております。減免制度利用者や実際に納付する入学金などが予算額と差額が生じたことから、450万3,000円の不用額が出ております。  続いて、28と29。これは若狭公民館、繁多川公民館指定管理事業でございます。  続いて、30繁多川図書館の運営事業。いずれも市民との協働の観点などから、運営業務をNPO団体等にゆだねております。どちらも地域の資源、人材を事業展開に積極的に活用しておりまして、地域に密着した事業を実施しております。  以上が、平成30年度決算中生涯学習課についての事業概要でございます。  ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(坂井浩二)  これより質疑に入ります。  宮平のり子委員。 ◆委員(宮平のり子)  歳出の26給付型奨学金事業。これが予算の45%ぐらいしか執行率がないので、概要とか詳細に説明お願いします。 ○委員長(坂井浩二)  砂川課長。 ◎生涯学習課長(砂川龍也)  45.1%の執行率でございますが、減免が決定した奨学生のほうが1名です。また、減免申請中が2名ということでございます。予算確保との差額というのが3名ほどいまして、この450万3,000円というのが不用額という形になっております。  この差額が出たもともとの予算の請求の根拠といたしましては、入学支度金のほうが28万2,000円を上限としております。これは国公立大等の費用を基準に設定しております。あと就学費、これは授業料でございますが、これは72万円を上限として設定をしております。沖縄大学等の私立大学のほうの授業料を参考に設定させていただいております。  以上です。 ○委員長(坂井浩二)  宮平のり子委員。 ◆委員(宮平のり子)  就学費が72万で、この上限は何でしたっけ、28万2,000円。 ◎生涯学習課長(砂川龍也)  入学支度金です。 ◆委員(宮平のり子)  入学支度金。そうすると、この2点だけでももう100万円になりますよね。そういうことで、例えば、800万の事業のうち、これは全員に入学支度金があるとか、就学費用ではないわけですか。何かその減免というのと3人が申請中であるとか、そういうところもう少し詳しく教えてください。 ○委員長(坂井浩二)  砂川課長。 ◎生涯学習課長(砂川龍也)  ご説明いたします。  入学決定によるもので減免となったのが入学金が1名ですね、先ほど言いました1名あります。あと減免申請中という者が入学金、授業料、国公立のほうなんですけれども、この部分が200万4,000円これは2名分となります。あと、予算確保との差額ということで3名お話しましたが、このほうは入学金、授業料の金額、国公立のほうで決めている者が私立大のほうが安くなった場合等で、その進学先によって差額が生じた者が3名で、128万9,000円という形で計上しております。あと、進学しないというのが1名ございましたので、その分が100万2,000円あります。 ○委員長(坂井浩二)  宮平のり子委員。
    ◆委員(宮平のり子)  何人は募集して、決定したうちから何人進学したのか。何人に適用して、その決算額なんですか。 ○委員長(坂井浩二)  砂川課長。 ◎生涯学習課長(砂川龍也)  10名奨学生候補生を決定いたしまして、9名が大学もしくは専門学校等に進学しております。1名に関してましては合格しませんでしたので、次年度以降に大学のほうを目指したいということで給付の対象から外れております。 ○委員長(坂井浩二)  宮平のり子委員。 ◆委員(宮平のり子)  じゃ10人の学生さんを予定していて、そのうち9人が適用を受けて、この決算額が369万6,000円ということで、この不用額が半分以上というのがどんなからくりなのか少し。 ○委員長(坂井浩二)  砂川課長。 ◎生涯学習課長(砂川龍也)  先ほど話ましたとおり、1人当たり100万2,000円という形で10名、1,000万超えるんですけれども、その中で国の上限の場合が幾ら、私立大学の場合が授業料が幾らという形で上限でとっております。  その中で、私立ではなくて国公立にいった場合には授業料が安くなるんですね。72万ではなく年間52万程度でしたかね。そういった形で差がでております。ですから、国公立のほうに進学が進めばこの費用というのは残金が出てきます。 ○委員長(坂井浩二)  宮平のり子委員。 ◆委員(宮平のり子)  失礼いたしました。奨学金については非常にいろいろ課題があって、何ていいますか、なるべく多くの人たちをというので、この給付型というのがまだそんなに馴染みのない新しい制度なので、不用額というか、ちょっと大きすぎたので少し聞きました。ありがとうございます。 ○委員長(坂井浩二)  翁長雄治委員。 ◆委員(翁長雄治)  今のやつの関連なんですけれども、そもそも何名が応募してきて10名に決まったのかというのを教えていただきたいんです。 ○委員長(坂井浩二)  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  砂川課長。 ◎生涯学習課長(砂川龍也)  お答えいたします。  32名応募してきておりまして、その中で10名を候補者として認定しております。 ○委員長(坂井浩二)  翁長雄治委員。 ◆委員(翁長雄治)  これは当然、いろいろと点数が多分あって、何点取ったから上の10名入れましたよというので決まるかと思うんですけれども。特に不用な額が決まった場合に、今回450万余るわけですけれども、例えば11番目、12番目、13番目に繰り上がってくるというのはできないものなんですか。 ○委員長(坂井浩二)  砂川課長。 ◎生涯学習課長(砂川龍也)  10名の候補者を決定いたしまして、この10名の方たちが合格するまでの期間というのは3月の末まで期間を設けております。その中で国公立大、仮に入学できなかった場合にはまた専門学校でしたり、私立大学のほうに進学の可能性もございます。権利というものを持っておりますので、年度末まで余る余らないというのがはっきりしないというのが現状でございます。  ですから、余ったからといって次の方にというのはちょっと想定されておりません。 ○委員長(坂井浩二)  翁長雄治委員。 ◆委員(翁長雄治)  じゃ、これもまだこれどうなるか、まだわからないというような感じになる。例えば、翌年度に、3月末で終わるじゃないですか。3月末で終わったあとに4月1日からは。  ああ、そうか。年度超えるからできないって話なっちゃうんですかね、単純に。そういうことか、わかりました。大丈夫です。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  今の質疑、すごい大事ですよね。やっぱりこれだけせっかく独自でつくった奨学金で7名しかできなかったというのが、ちょっともったいないなという感じがしますね。  この決算を見ると、当初819万円で369万円におさまったと、これは7名分と。いろいろ減免制度等設けて結果的にそうなったと。ことしの当初が1,700万ぐらい組んでますよね。これはどういう予算の組み方されたんですか。この状況からいくと、1,000万で足りるような印象を受けるんだけれども。  この決算結果を受けると、ちょっと当初予算多すぎだなって感じがするんです。 ○委員長(坂井浩二)  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  砂川課長。 ◎生涯学習課長(砂川龍也)  1点だけ訂正がございまして、7名が合格ではなくて9名合格しております。 ◆委員(糸数昌洋)  いや。給付したのが7名でしょうという話です。 ◎生涯学習課長(砂川龍也)  わかりました。  31年度におきましては、今年度入学を予定している奨学金候補者10名を募集しておりまして、その部分の予算と、あと1年次に合格しての授業料の部分がございますので、2年分の予算ということで予算要求計上しております。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  そうだな。給付型は県が最初スタートして県外ということで、県内がいないということで市がスタートした意義は大きいと思うんですけれども、国がまた給付型を始めましたよね。  国の事業との整合性というのは、どういうふうに整理されているんですか。 ○委員長(坂井浩二)  砂川課長。 ◎生涯学習課長(砂川龍也)  国の制度も次年度からスタートいたしますけれども、所得制限の中で、市が行っている所得制限の枠と国の枠というのは若干ずれがございます。また、所得に応じて3段階に分けての給付、減免率がございますので、その分で必要とする金額に関して、我々市としては補填していきたいなと補助していきたいなというふうに考えております。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  具体的に言うと、国の制度の所得制限と市が設けてる制限と、どちらを受けたほうが有利なの?そもそも両方受けれないですよね。この辺どうなんですか。 ○委員長(坂井浩二)  砂川課長。 ◎生涯学習課長(砂川龍也)  両方受けられるということで。 ◆委員(糸数昌洋)  両方受けられる? ◎生涯学習課長(砂川龍也)  はい。 ◆委員(糸数昌洋)  所得制限についてはどうなっているんですか。 ○委員長(坂井浩二)  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  砂川課長。 ◎生涯学習課長(砂川龍也)  すみません。補助の細かい数字というのはございませんけれども、あとまた私立大学であったり、また専門学校のほうも我々のほうは給付対象としております。その中で国が上限額を設けておりますので、その額と我々の上限額との差があった場合には、我々はまたその分を給付しようというふうに考えております。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  この辺ちょっと国の制度とのその辺、これは要するに10名の枠ということで非常に狭い枠ですね。先ほど32名応募の中でね。実際に合格しても実際給付対象がまた10名以下になってしまうケースもあったりということもあるわけですよね。  だから、この国の制度とこの運用でこの制度自体を、これ全部一般財源からの持ち込みじゃないですか。この制度をどこまで維持していくのかというところは、よく見極めてやっていく必要があるのかなというふうには感じているんですね。  その辺は、ぜひしっかりわかるような数字をできれば出して示してほしいなと思いますので、後で資料請求でお願いしたいと思います。 ○委員長(坂井浩二)
     ほかに質疑はございますか。  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  今の続きなんですけれども、この給付型奨学金事業、募集期間っていつごろでしたっけ? ○委員長(坂井浩二)  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  砂川課長。 ◎生涯学習課長(砂川龍也)  平成30年度の7月13日から8月3日を募集期間として設けました。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  やっぱり審査する側からすると、ちょっとこの決算額と執行率が気になるんですよね。何とかうまいこと、もうちょっと対象となるような人たちを、さっき翁長委員の発言もありましたけれども、もうちょっと増やせなかったのかなというのが気になるんですよね。  ただ、7月から8月ということと、3月まで彼らの選択肢があるということを踏まえれば、ちょっと縛りすぎるのもまた本末転倒になってしまってはいけないなというあるんですが、この30年度決算踏まえて、今、今年度皆さんまたやってるわけじゃないですか。  この執行率をちょっともうちょっと上げる、そういった改善したというところはあるんですか。 ○委員長(坂井浩二)  砂川課長。 ◎生涯学習課長(砂川龍也)  31年度要求に関しましては、この実績等踏まえて予算要求を計算して要求しております。 ◆委員(奥間亮)  何か改善した部分というのはないですか。 ○委員長(坂井浩二)  砂川課長。 ◎生涯学習課長(砂川龍也)  すみません。具体的にございません。申しわけないです。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  いや。私もそのアイデアが浮かばないもんですから、この辺いろんな奨学金事業あると思いますんで、もうちょっとその給付を増やすような何か改善策、私も思い浮かばないんで提案はできないんですけど、ちょっと調査して、今年度また増やすようにいかせてもらえたらなと思います。  あと、2つの事業を聞きたいんですけども。放課後子ども教室事業ですね。過去に私も中学校ぜひ増えたら大変ありがたいなということで要請させてもらったこともあるんですけど。中学校の取り組みをち聞かせてもらえますか。 ○委員長(坂井浩二)  平良尚子生涯学習課青少年育成室長。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良尚子)  お答えいたします。  平成30年度は首里中学校のほうが立ち上げておりまして、現在上山中、石嶺中、寄宮中、首里中の4校で子ども教室を開催しております。  放課後子ども教室については、校長連絡会等でもその概要を説明しております。ただ、中学生は部活、それから学習塾、習い事に通う子どもたちがおりまして、なかなか増えづらいという現状はございますが、中学校でも、希望があれば個別に調整を行って、教室が開催できるように対応していきたいと思っております。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  ありがとうございます。最初は寄宮中だけでしたよね、確か。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良尚子)  はい。 ◆委員(奥間亮)  増えてもらって大変ありがたいなと思うのと同時に、全17校でできたら理想的だなと思うんですけども、ちょっとその辺、仮にその申請があればこの17校対応していくという、ちょっと決算審査だから質疑しづらいんですけど、そういった考えはあるんですか。  まず全校実施、申請があれば対応していくという。 ○委員長(坂井浩二)  平良室長。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良尚子)  もちろんそのように学校のほう、それから地域のほうから要望があれば調整というか、対応させていただきたいと思っております。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  拡大関連な質問ですみません。ありがとうございます。  最後、次の事業ですね。青少旗頭事業なんですけども、これは政策説明資料を見ると、平成30年度は参加児童生徒数は834名ということで、まず間違いないですか。 ○委員長(坂井浩二)  平良室長。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良尚子)  はい。834人でカウントしております。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  検証シートを見てるんですけど、平成29年のときは905名だったんですかね。それで、平成29年のときは成果目標960で上げていたんですよね。  なので、皆さんの中でおおむね達成ということで評価されていると思うんですけれども、30年度の成果目標が幾つだったのかというのを教えてもらえますか。 ○委員長(坂井浩二)  平良室長。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良尚子)  休憩お願いします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  平良室長。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良尚子)  申しわけありません。今、ちょっと具体的な数字を持っておりませんので、後でご報告ということでもよろしいでしょうか。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  成果目標に対する決算審査だったので、ちょっとそこは聞きたかったんですけども、ちょっと続きの質疑があれなんですけど、そうするとあれですか。  一括交付金事業じゃないですか。なので29年は皆さんの中で成果目標として参加人数というのを指標として上げた。それに対する結果はどうだったということで評価されていたんですよね。今回のこの参加人数834人というのは、これはどういうふうに評価されているのかなって聞きたかったんですけどね。ちょっと答弁は難しいですか。  検証シートってまだ上げてないですよね、30年度は。今はもう上げているんですか。 ○委員長(坂井浩二)  平良室長。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良尚子)  検証シートのほうは、国のほうへ提出はしております。 ◆委員(奥間亮)  公表されてないですよね。 ○委員長(坂井浩二)  平良室長。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良尚子)  国のほうには報告はしているんですが、公表はまだされていないようです。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  下方修正してない限りは、やっぱりまだ達成していないというところなんです。ただ、個人的には参加人数ももちろん大事なんですけど、その中身とか、そういうのはやっぱり評価しないといけないなと思っておりまして、その部分でいうとちょっと参加人数が、前年と比べれば下がった。何か理由とか分析というのはされています? ○委員長(坂井浩二)  平良室長。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良尚子)  昨年度は小学校中学校のほうなんですけど、学校行事のほうと重なって何校か出れないということがございました。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員
    ◆委員(奥間亮)  以前、議会でこの助成金というんですか、補助金というんですか、それちょっとテーマになったと思うんですけど。これは確か学校の配分が下がったんでしたっけ、そうではない? ○委員長(坂井浩二)  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開します。  平良室長。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良尚子)  平成28年度は5万円ということでしたが、平成29年度からですかね、小中1校当たり4万円になっております。 ◆委員(奥間亮)  いつからですか。 ○委員長(坂井浩二)  休憩します。 ○委員長(坂井浩二)  再開します。  平良室長。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良尚子)  確かに30年度、昨年度は4万円ということでございました。それ以前につきましては5万円ではあるんですけれども、いつの時点で4万円になったかということが確認できませんので、後でご報告させていただきます。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  現場からの声として、やっぱりこの下がったという部分でちょっと残念だなという声が挙がっていたのを聞きました。その一括交付金事業という部分もあるとは思うんですけど、ただこの皆さんの中で事業目的として、こういった伝統文化継承とか健全育成とかいろいろあるわけじゃないですか。それを達成することが目的なので、この金額というのは1つ、5万円から4万円になったというのがどういうことかわからないんですけど、何ですかね、平成30年の実績踏まえて、今後、皆さんの中でどういうことを目標にしていくのか、どういう位置づけをしていくのか。  もっと言うと、この5万円から4万円とかその予算額の問題もありますけど、30年度の少し前年29年から比べると、さっき学校の行事のというのはありましたけれども、30年度、皆さんの中でまさに検証して今後の方向性みたいなものは何かあるんですか。 ○委員長(坂井浩二)  平良室長。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良尚子)  青少年旗頭というのは、先ほど委員のほうからもおっしゃったように、伝統文化であります旗頭の活動によりまして、子どもたちの居場所、それから出番をつくるということで、健全育成に資するための事業となっております。  ということなので、子どもたちの健全育成につきましては、この青少年旗頭事業というのは大変重要な役割を持っているかと思います。  確かに、昨年度は18校が不参加ということでございました。ただ、私たちといたしましては、なるべく希望としては100%全校が参加できるように、これからも学校のほうに周知と、それから協力等を求めていきたいなと考えております。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  もうこれで終わりにしますが、30年度の成果目標は後で教えてください。  そして、今29年度の部分で言えば、参加人数が目標になっているということなんですけども、もしその学校の行事で参加できるできないによって成果指標の達成度が左右されるのであれば、例えばもっと居場所ということで皆さんキーワードに上げているんであれば、その成果目標の中にその居場所とか伝統文化継承、健全育成というのが何らかの形でわかるような目標の設定、設定を見直すというのも少し考えたほうがいいんじゃないかなと、この決算を見て思いました。  以上です。 ○委員長(坂井浩二)  ほかに質疑は。  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  2回目で申しわけないです。  この旗頭事業ですけど、決算のときにどうしても今年度の当初と比べながら見るんですけど。当初予算の資料では、皆さん30年度の実績は参加生徒数816名と出してるんですよ。それから参加校も35校。  これはあれですか。これは決算で1校増えて834名と。これはどういう理由からですか。31年当初の30年実績で上げている分の数字です。どこで変わったのか。 ○委員長(坂井浩二)  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開します。  平良室長。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良尚子)  申しわけございません。36校のほうが正確でございますので、当初のほうは記載ミスではなかったかと思われます。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  わかりました。この辺ちょっと整合が取れるようにお願いしたいと思います。  引き続き関連ですけど、中学校は17校中分校いれて16校参加していると。小学校の参加率があまりにも低いんじゃないかなと。先ほど行事との絡みという話がありましたけれども、今小学校は37校?36校で19校ということで幾つ足りないんだ?17校。  だから、やがて半分ぐらいの学校が参加を見合わせているという状況は、これ一括交付金を使ってやってる事業としては、先ほどの成果問題といい、非常に厳しい状況じゃないかと思いますけど、この辺今年度はどういうふうに改善されているんですか。  もう終わったかな?今からですよね。10月だよね。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良尚子)  はい。 ◆委員(糸数昌洋)  ことしはどういう取り組みをして、やっぱり参加率というものを上げないと、こういう交付金使って全体での行事になってないというのはちょっとどうなのかなという気はします。 ○委員長(坂井浩二)  平良室長。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良尚子)  今年度は40校が参加予定となっておりまして、昨年度より4校増えております。  その理由といたしましては、その前年度中に日程のほうを周知した結果だと思われますので、私たちとしてもまた次年度に向けて参加校を増やすように、周知活動に努めていきたいと思っております。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  わかりました。  あと、放課後子ども教室なんですが、先ほども質疑ありましたけど、これ主に学童に行けない子たちが行かれるというケースが多いんですかね。今の対象児童というか、参加しているの子たちというのはどういう状況なのかというのを教えてもらえますか。 ○委員長(坂井浩二)  平良室長。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良尚子)  児童クラブに行けない子たちがというわけではございませんでして、どなたでも参加できる事業になっております。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  どなたでも参加できるのはわかるんですけど、実際に行ってる子たちというのは、やはり学童に入ってない子たちのほうが多いんですか。割合。 ○委員長(坂井浩二)  平良室長。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良尚子)  確かに割合で申しますと、児童クラブに行ってない子たちも多いんですが、児童クラブ、それから子ども教室、両方に通っている子どもたちもおります。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  僕らは板橋とか、板橋はもう全児童対策で放課後子ども教室、全校かなり予算かけてやっていて、ベースは放課後子ども教室がベースになっていて、その中にわずかに学童があるという感じなんですね。やっぱり全ての子たちに開かれたというよりも、ほとんどの子たちがここがメインになっていると。そのかわりすごい予算つけて、中身をものすごい充実させているんですよ。  これ34小学校区で48教室ですよね。1つの学校の中でいっぱい教室があるんですね、遊べる教室が。ちゃんと支援員も予算つけて雇ってやっているということとかあったりして、やっぱりなかなか学童入れない子とか、居場所として、ここは充実させていかないといけないなと思ってるんですね。  それからいくと、これどうなんでしょう。単純にいうと、大体、各学校で平均どのくらいの割合の子がこの放課後子ども教室を利用されているのか。あと、週に何回ぐらい開催されているのか。平均ですよ。延べ人数とか延べ日数しかないので、実態が見えないんですね。 ○委員長(坂井浩二)  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  平良室長。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良尚子)  1校区当たり何人かという割合については、特にこちらのほうではデータは取っておりません。  また教室についても、それぞれ開催する教室によっては、週1回もしくは週2回から3回というふうにばらばらではございますが、そのように開催されております。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  わかりました。ぜひこの事業大事だと思うので、皆さんも含めて充実させていっていただきたいなと思います。
     31年今年度から事業名が変更になっていますよね。この地域学校協働活動推進事業。放課後子ども教室のほうが非常にわかりいい名称だったんだけど。何でこういう地域学校協働活動推進事業みたいな、この事業名変更した理由というのを教えてもらえますか。  覚えられない。協働を使えばいいってわけじゃない。 ○委員長(坂井浩二)  平良室長。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良尚子)  こちらのほうは文科省のメニューにございまして、文科省のメニューのほうで地域協働活動という事業になっております。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  これは先ほどあれですか。国庫補助金で学校・家庭・地域の連携協力推進事業補助金。補助金の名称とはまた違いますよね。そういう文科省のこのとおりの名称なんですか。事業でうたわれているのは。 ○委員長(坂井浩二)  平良室長。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良尚子)  失礼いたしました。文科省の補助金のメニューは、地域学校協働活動推進事業というふうになっております。その中に放課後子ども教室事業というメニューがございます。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  なるほど。ちょっと総称みたいになっちゃったのかな。前の名前のほうがいい感じしますけど、わかりよくていい感じしますね。  あと、青少年交流推進事業(津波避難ビル内)のやつなんですが、これ29年は3万人超えて、今回2万7,000人ということで、点検資料を見ると台風等の影響と。それ以外にも理由ってありますかね。実質で。 ○委員長(坂井浩二)  平良室長。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良尚子)  台風による利用も減ってはおりますが、あと、レクリエーションルーム、ちょっと体育館みたいな部屋があるんですが、そこがちょっと雨漏りで修繕があったということも1つの理由になってはおります。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  今年度から運営を民間に委託してる状況があると思うんですが、これは当初からの予定だったのか。この事業をやる中で民間でも大丈夫だという判断になったのか。この辺だけちょっと教えてください。 ○委員長(坂井浩二)  砂川課長。 ◎生涯学習課長(砂川龍也)  当初は、直営で再任用職員と非常勤2名ということで4名で対応しておりましたが、これ民間のほうに委託しても問題ないだろうということで、計画を変更いたしております。 ○委員長(坂井浩二)  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  民間委託によって、今年度は特に問題は出てないですね。 ○委員長(坂井浩二)  砂川課長。 ◎生涯学習課長(砂川龍也)  はい。問題は出ておりません。 ◆委員(糸数昌洋)  わかりました。終わります。 ○委員長(坂井浩二)  ほかに質疑はありますか。  湧川朝淑委員。 ◆委員(湧川朝渉)  政策説明資料によると17ページ、奨学金。那覇市独自の奨学金のことについてなんだけども、10人に対してぜひこれを使ってほしいと。この制度をということで。結果として9人になってしまったわけですよ。ただ、やはり僕はこれどうなのと。  これをスタートするときに予算で、ほぼほぼ成績もあれですし、10人不合格になることはないでしょうという説明だったから、そうでしょうねということで、僕もそういう思いだったのですが、結果としてこういうこともあるんだなと思うんですよね。  ただ、これは2つの側面があると思うんですけど、この辞退日というものを設けているんですか。  質疑にどうぞ。 ○委員長(坂井浩二)  砂川課長。 ◎生涯学習課長(砂川龍也)  辞退日のほうは設けておりません。 ○委員長(坂井浩二)  湧川朝渉委員。 ◆委員(湧川朝渉)  結果として、先ほどの説明は会計年度を越せないということなので、その人の権利を最後まで保障するという意味で、結果として、会計年度を越えて進学する先がなかったので権利の消滅というふうにおっしゃったんですけれども、やはり僕は10人に対して与えるという皆さんの立場からすれば、会計年度を越す手前で辞退日というところを設定すれば、後の11番目に権利を行使できる機会を会計年度中に与えることができると思うんですよ。例えば公立は当然、3月25日を過ぎればないと思いますよ。  だから、そういった意味であらゆることを想定して3月31日で会計が終了するとなれば、3月25日とか20日あたりに辞退日を設ければ、11人目にこれを執行できると思うんですが、こういう技術的な検討はすべきだと思います。  なぜなら、これは丸ごと一般財源ですから、国の何か、県の何かがあれば、そういう機関と調整しなければそういうことはできないと思いますけれども、丸ごと一般財源ですから、100%。那覇市の運用そのもので改善できると思います。どうでしょうか。 ○委員長(坂井浩二)  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  砂川課長。 ◎生涯学習課長(砂川龍也)  お答えいたします。  選定の段階で10人という形で人数を決めて、奨学生の候補者という形でやっていますので、今のところは11人目を想定しておりません。  今後はこれについて、またどのように対応するかは検討の余地はあるのかなと思いますけれども、今現時点では11人目の想定はされておりません。 ○委員長(坂井浩二)  湧川朝渉委員。 ◆委員(湧川朝渉)  だから現状はいいのよ。次年度とか、また次の年度でもいいさ。なぜ10人か、なぜ11人にしないかというときに、10人で、こういう方ですから、まず不合格というのはないでしょうと。僕らもほとんどがみんな思ったわけ。ところが、結果としてこういうケースが出てきて大変もったいないなと。  この子には来年、また受けるチャンスもあるだろうけど、この子の次だった11番目の子にとってはすごく、那覇市が10人分の予算を確保しているわけだから。予算の執行という意味では10人に執行させるんだという立場で、行政が臨むべきだと思います。  これはぜひ副部長、部内でどうでしょうか。 ○委員長(坂井浩二)  田端副部長。 ◎生涯学習部副部長(田端睦子)  ただいまのご意見も参考に、また部内でも調査して研究していきたいと思っております。 ○委員長(坂井浩二)  湧川朝渉委員。 ◆委員(湧川朝渉)  ぜひ検討してください。  次は政策説明資料の3ページ、地域・学校連携施設(若狭小)。これ、こういう執行になった中身はわかりました。  ただ現在、2019年度です。基本設計及び今年度は実施設計を行うとの説明をしていますけれども、現在はもう既に2019年9月末ですから、どんなですか。全体の日程はおくれずに取り返していますか。 ○委員長(坂井浩二)  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  砂川課長。 ◎生涯学習課長(砂川龍也)  順調に執行しております。 ○委員長(坂井浩二)  湧川朝渉委員。 ◆委員(湧川朝渉)  では、頑張ってください。  次に13ページ、青少年交流推進事業(津波避難ビル内)。減った要因については、説明を受けました。わかりました。見に行って、子どもたちがみずからの意思でというか、そういう感じが館内にあふれていますよね。子どもたちが仲間で集まって好きなことをやっているという、ああいう空間はすごくいいなと、実際に見てきて、短時間でしたけど、感じました。  そこには皆さんが行政として、また教育委員会の職員として長けた技術で子どもたちを、近くない、遠くない、いい距離を持っているんだなと、それも感じたんですよ。  民間委託した方々の形態というんですか、どういう方々なのか、紹介していただけますでしょうか。 ○委員長(坂井浩二)  平良室長。
    ◎生涯学習課青少年育成室長(平良尚子)  青少年交流推進事業に関しましては、今年度からシルバー人材センターに業務委託をしております。2人体制を5人の方で交替をしながら対応していただいております。 ○委員長(坂井浩二)  湧川朝渉委員。 ◆委員(湧川朝渉)  1つの施設で、津波避難ビルということで、いざというときはそれに使うビルですけれども、平時は10代、20代、30代の人たちが好きなように使える空間ということでは、今後とも民間委託しても、その場の雰囲気が変わらず維持できるように、また民間委託したからといって、それは気にしないで、教育委員会としても非常に長けた施設だと思うんですよ。ぜひ気を使って、委託先と協力して取り組んでください。  終わります。 ○委員長(坂井浩二)  ほかに質疑ございますか。  新崎進也委員。 ◆委員(新崎進也)  お疲れさまです。  政策説明資料の17の放課後子ども教室推進事業について確認なんですが、活動実績は平成30年度は34小学校区ということなんですが、市内36校あるかと思われるので、残りの2校はなぜ行われていないのかを聞きたいのですが、お願いします。 ○委員長(坂井浩二)  平良室長。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良尚子)  昨年度は、金城小学校と安謝小学校区が子ども教室を立ち上げておりませんでした。  理由として考えられますのが、金城小学校は近くに福祉センターがあるということ、それから安謝小学校につきましても、近くに児童館と複合施設があるということで立ち上げることができませんでした。  ただし、今年度は両校とも夏休みではあるんですけれども、それぞれ子ども教室を開催しております。 ○委員長(坂井浩二)  新崎進也委員。 ◆委員(新崎進也)  わかりました。  この2校が行われていない理由はわかりましたので、これからも行われるということで、そうすることで、36校平等に児童が学ぶことができるのかなと思います。  参加する際は、これは小学生1年生から6年生、関係なく参加できるんですよね。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良尚子)  はい。そうです。 ◆委員(新崎進也)  もう1点ですが、この1回の活動によって、先ほど1校区、何人ほど参加しているのかわからないという回答だったんですけど、週に1回から3回、こういう活動を行う中で、どれぐらいの生徒が参加しているのか、把握していないんですか。延べ人数は書かれているのですけど、例えば年間を通してどれだけの生徒が参加しているのか。  私が聞きたいのは、週に1回から2回、3回開催していて、生徒が1年生から6年生までいる中で、どれだけの児童が参加しているのかの人数を知りたいです。 ○委員長(坂井浩二)  平良室長。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良尚子)  子ども教室に関しましては、それぞれ教室の形態によっても参加する子たちが全然違ってくるんですね。例えば読み聞かせ、学習支援の場合には5人から10人、それから三線とか琴教室もあるのですが、それに関しても15人から20人という、その教室によってばらばらになっているものですから、1教室当たり何人というデータはとりづらい状況になっております。 ○委員長(坂井浩二)  新崎進也委員。 ◆委員(新崎進也)  ということは、空手だったり三線を経験したい、学びたい子が多くて、教えることができる人数、定員オーバーになることもあるんですか。それでできないとか。 ○委員長(坂井浩二)  平良室長。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良尚子)  これまでに教室に入れないということは聞いておりません。 ○委員長(坂井浩二)  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  平良室長。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良尚子)  失礼いたしました。  先ほど教室に入れない子はいないとお答えいたしましたが、教室によって定員が決められている場合もあるようです。そういう場合には、申しわけないのですが、その教室への参加はお断りしているようです。 ○委員長(坂井浩二)  新崎進也委員。 ◆委員(新崎進也)  各委員の方が放課後子ども教室推進事業について質問しているんですけど、やっぱり子どもにとって、学童に入らない子も含めて、こういう事業があると参加したい子はたくさんいるのかなと思うんですね。親が忙しくて塾にも通えなかったり、クラブにも行けない。  でも、こういう活動があることによって、自分で楽しみを覚えていく中では、子どもたちにとっては非常にすばらしい事業だと思いますので、これはより一層、また力を入れていただいて、今後も部長、頑張っていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(坂井浩二)  ほかに質疑はございますか。  小波津潮委員。 ◆委員(小波津潮)  1つだけお願いします。  24番のなは若者人材育成支援事業。交付金事業なんですけど、政策説明資料で、今後の方向性で名称は廃止し、はたちの記念事業と統合し、一元化するとありますけど、今年度は事業は始まっていますか。 ○委員長(坂井浩二)  平良室長。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良尚子)  この事業に関しましては、今年度も成人式の実行委員会への支援、それから成人式アワードの開催を予定しております。 ○委員長(坂井浩二)  小波津潮委員。 ◆委員(小波津潮)  31年度の政策説明資料では、事業名は何になっていますか。 ○委員長(坂井浩二)  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  平良室長。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良尚子)  今年度の事業は、はたちの記念事業というふうになってございますが、政策説明資料のほうは作成しておりません。 ○委員長(坂井浩二)  ほかに質疑ございますか。  小波津潮委員。 ◆委員(小波津潮)  これは、なぜ載っていないんでしょうか。 ○委員長(坂井浩二)  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  平良室長。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良尚子)  はたちの記念事業は令和元年度の事業ではございまして、この事業につきましては、今年度は一般財源で行っております。 ○委員長(坂井浩二)  小波津潮委員。 ◆委員(小波津潮)  どうしてかというのと、この活動実績、成人式に絡んだやつが多いんですけど、これは今後も一般財源で成人式に絡めた事業はやっていくということでよろしいですか。 ○委員長(坂井浩二)  平良室長。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良尚子)  成人式に絡めた事業というのは成人式アワードのことだと思うんですが、成人式アワードに関しましては、成人式と関連して進めていきたいと考えております。 ○委員長(坂井浩二)  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)
     再開いたします。  平良室長。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良尚子)  なは若者人材育成支援事業は、平成30年度は企画経費でございました。平成31年度は、はたちの記念事業ということで財政経費になっておりますので、政策説明資料の作成は行っておりません。 ○委員長(坂井浩二)  小波津潮委員。 ◆委員(小波津潮)  事業費は幾らになっていますか。 ○委員長(坂井浩二)  平良室長。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良尚子)  今年度の事業費は265万4,000円となっております。 ○委員長(坂井浩二)  小波津潮委員。 ◆委員(小波津潮)  わかりました。 ○委員長(坂井浩二)  ほかに質疑はございますか。  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  平良室長。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良尚子)  お答えいたします。  なは若者人材育成支援事業は、もともと交付金を使っておりました。  事業の目的が、地域自主開催の成人式を支援することで、地域と若者のつながりを強化し、市民協働のまちづくりに寄与する。  また、青少年育成団体の各種事業を支援することで、若者の人材育成につなげることが事業の目的でございました。この目的は、交付金事業の中である一定は達成できたということで、今回、交付金は打ち切りになったということでございます。  ただし、これは成人式の関連事業でございますので、はたちの記念事業と一緒に統合することで、同じような仕組みでこの事業を行っていきたいというふうに考えております。 ○委員長(坂井浩二)  小波津潮委員。 ◆委員(小波津潮)  成人式実行委員会に対して、つくるまでに成人式の開催を3回やっていますよね。それから成人式アワードまでは、これからもやるということでよろしいですか。 ○委員長(坂井浩二)  平良室長。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良尚子)  はい。そのとおりです。 ◆委員(小波津潮)  わかりました。以上です。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  同じ事業なんですけど、この下の部分に、那覇市少年の主張大会、少年自然体験の船、青少年健全育成綱引大会とあるじゃないですか。これは新しいはたちの記念事業で統合して、これは残っているんですか。今年度もやるんですか。 ○委員長(坂井浩二)  平良室長。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良尚子)  こちらは事業の目的の中に、青少年育成団体の各種事業の支援ということで、今おっしゃった那覇市少年の主張大会、それから少年自然体験の船、青少年健全育成綱引大会は、那覇市健全育成市民会議が実施団体として行っておりますので、それの支援ということでこちらのほうには載せております。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  この支援は、予算的な支援なのか、人的な支援なのか。 ○委員長(坂井浩二)  平良室長。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良尚子)  こちらは人的な支援になります。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  さっきおっしゃっていたソフト交付金で皆さんの中で達成できたとおっしゃっていたのは、成人式アワードの部分なんですか。それとも支援事業の部分、それも全部含めてということですか。 ○委員長(坂井浩二)  平良室長。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良尚子)  一定の目的が達成できたというのは、成人式から成人式アワードに係る事業でございます。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  さっき予算額を聞いていたと思うんですが、一括交付金事業で申請したほうが単費は2割で済むので、もし沿うなら、そのまま継続でよかったんじゃないのかなと一瞬思うんですが、どういう考えがあって単費の事業に統合したんですか。予算的な観点から見たら、どういうふうになっているんですか。  何かねらいがあるんですか。単費でやったほうが、ソフト交付金にとらわれなくてこういう事業ができると、何か考えがあってのことですか。 ○委員長(坂井浩二)  砂川課長。 ◎生涯学習課長(砂川龍也)  お答えします。  なは若者人材育成支援事業でございますが、非常勤・臨時職員を雇って、その人材を支援に回したいという形の事業でございました。  ですから、この人件費自体が一括交付金のメニューにそぐわないのではないかということで、再度、内部で検討し直しまして、事業自体は、はたちの記念事業と同系列の事業でございますので、それと統合して一財での対応がよろしいのではないかということで、一括交付金から外した経緯がございます。 ○委員長(坂井浩二)  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  ちょっとさっきの答弁と違いますよね、理由がね。  では、これは内閣府からも少し指摘があったんですか。それとも庁舎内でそういう話があったんですか。 ○委員長(坂井浩二)  砂川課長。 ◎生涯学習課長(砂川龍也)  内閣府からは特に指摘はございませんが、内部で検討した結果、一財に変更しております。 ○委員長(坂井浩二)  ほかに質疑はございますか。  平良室長。 ◎生涯学習課青少年育成室長(平良尚子)  訂正がございます。  先ほど今年度の旗頭の参加校を「40校」とお答えいたしましたが、今年度は「42校」の小中学校が参加することになります。  すみません、訂正しておわび申し上げます。 ○委員長(坂井浩二)  よろしいですか。                     (質疑なし) ○委員長(坂井浩二)  以上、ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  先ほどの糸数昌洋委員からの申し出のあった給付型奨学金の事業につきましては、改めて資料提出をお願いしたいと思います。  また、旗頭事業に関しましてもご回答、資料をお願いしたいと思います。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。
     次に、市民スポーツ課関係分を議題といたします。  山下恒市民スポーツ課長、説明をお願いします。 ◎市民スポーツ課長(山下恒)  よろしくお願いいたします。  それでは、平成30年度生涯学習部市民スポーツ課の歳入歳出決算についてご説明いたします。お手元の資料、平成30年度歳入歳出決算説明書の8ページをご覧ください。  まず、歳入の主なものについてご説明申し上げます。  上から順に、13款使用料及び手数料のうち、03節行政財産目的外使用料は、セルラースタジアムと那覇市民体育館に携帯電話用無線基地局を設置していることに伴う収入でございます。特に細節06奥武山野球場携帯電話用無線基地局設置で、予算現額に対して調定額・収入額が増えておりますのは、平成30年10月より無線基地局の増設による収入増によるものでございます。  同じく13款使用及び手数料のうち、04節保健体育使用料は、学校開放に伴う小中学校体育館、武道場、中学校運動場の使用料でございます。いずれも昨年度、当初予算額に比べて減額となっておりますのは、体育館工事や学校行事に伴う開放中止、団体登録数の減によるものなど、利用実績に基づくものでございます。  その下、20款諸収入09節教育費雑入のうち、細節08有料広告収入は、奥武山体育施設、これはセルラースタジアム那覇と、セルラーパーク那覇でございますけれども、これのネーミングライツに伴う広告収入でございます。平成30年度からの新たな契約に伴い86万4,000円の増額となっております。  その次の細節76奥武山体育施設指定管理余剰収入、及び細節77奥武山体育施設指定管理余剰収入は、本市の指定管理者制度に関する運用指針の規定に従い、いずれも平成29年度の指定管理業務決算において余剰金が生じたため、その余剰額2分の1に想定する額を市へ納入したことによるものでございます。  続きまして、資料の9ページをご覧ください。  21款市債は、一括交付金事業である那覇市奥武山野球場老朽化抑制事業。これはセルラースタジアム大屋根の修繕でございますけれども、これの交付金補填分、裏負担分に相当するものでございます。  歳入につきましては以上です。  続きまして、資料の10ページをご覧ください。  歳出の主な事業につきましてご説明申し上げます。  No.4児童のスポーツ県外派遣補助金は、スポーツ少年団等の県外大会派遣に対して航空賃と宿泊費の補助を行うものであります。平成30年度は合計で95件、児童生徒、指導者を合わせて392人に対して補助を行っております。  続きましてNo.8学校体育施設開放事業は、小中学校体育館、運動場を一般利用のために開放するもので、決算額の約7割は管理指導員の報償費となっております。  予算残額は、歳入でもご説明しましたとおり、体育館工事や学校行事に伴う開放中止など、開放実績に基づくものでございます。  続きまして、10那覇市健康ウォーキング推進事業は、平成30年度で5回目を数えるひやみかち那覇ウォーク大会等に要する経費となっております。平成30年度は11月11日にウォーキング大会が開催されまして、当日は好天に恵まれたこともあり、これまでで最も多い4,428人の参加者がございました。  当事業は、さまざまな構成団体からなる那覇市健康ウォーキング推進事業実行委員会によって実施されておりまして、経費はそのための委託料と、あとは臨時職員の人件費でございます。  続きまして、資料の11ページをご覧ください。  12全国高等学校総合体育大会開催事業は、令和元年7月から8月にかけて、沖縄を含めた南九州4県で開催される全国高等学校総合体育大会準備のための経費でございます。事業はさまざまな構成団体からなる高校総体那覇市実行委員会によって実施されておりまして、経費は実行委員会に対する補助金と職員手当及び事務所用備品購入費でございます。  予算残額は、タクシー使用料や複合機使用料の実績減等に伴う補助金の減によるものでございます。  続きまして、15那覇市営奥武山野球場老朽化抑制事業は、一括交付金を活用して奥武山野球場の充実と機能強化に取り組むもので、奥武山野球場の大屋根鉄骨部分に塩害のため錆が生じていたことから、建築物の耐久性向上を図り老朽化を抑制するため、その錆除去、防食の補修とデザイン的配色のイメージアップ塗装を行い、野球場としての機能強化と長寿命化を図るものでございます。  平成28年度に設計を行いまして、平成29年度はライトスタンドが工事、30年度はレフトスタンドが工事を実施しております。  続きまして、16那覇市奥武山野球場内野スタント椅子補修事業は、経年劣化した内野スタント椅子を選んで年時的取りかえていくもので、平成30年度は背つき椅子49席、背なしの椅子49席を補修しております。  予算残額は落札差額によるものであります。  続きまして、資料の12ページをご覧ください。  こちらは、平成29年度からの繰り越しに伴う事業でございます。  こちらにありますbPスポーツ推進審議会、bQ那覇市スポーツ推進計画策定事業は、いずれも那覇市スポーツ推進計画策定のための経費でございます。  本市のスポーツ施策はこれまで平成18年度に策定され、計画期間10年の那覇市スポーツ振興基本計画に基づき実施されてまいりました。その後の指針となります新たな計画が必要でありまして、国のほうでもこの間、スポーツ振興法にかわりまして、新たにスポーツ基本法が制定され、これに基づくスポーツ基本計画もスタートしていることから、平成29年度中に新たな計画の策定を予定しておりましたが、平成29年3月に国の第2期スポーツ基本計画が策定され、これを受けて沖縄県スポーツ推進計画も見直される見込みであること。また、市のスポーツ推進計画も国や県の計画を参酌し、整合を図る必要があることなどの理由から、市計画の策定時期を平成30年度に変更し、これに伴い経費の繰り越しを行ったところでございます。  bQの事業の経費は、策定支援業務に係る委託料で、プロポーザルにより利用者の選定を行っております。  計画は、児童生徒アンケートや市民アンケート調査、スポーツ関係団体等からのヒアリングなどを踏まえまして、審議会での審議、市役所内部の調整、パブリックコメント等の実施を経て、平成31年3月28日の那覇市教育委員会会議で最終決定となりました。  計画では、平成31年令和元年度からの今後10年間本市が目指す将来像と、その推進のためのさまざまな施策を展開しております。  以上で、平成30年度市民スポーツ課決算の概要説明を終わります。  ご審議よろしくお願いいたします。 ○委員長(坂井浩二)  これより質疑に入ります。  新崎進也委員。 ◆委員(新崎進也)  16の那覇市奥武山のスタンド椅子の補修についてなんですけど、これ今回はもう修繕を終わったということなんですが、49席補修したということなんですが、残りはまだあるんでしょうか。この補修しないといけないものは何席あるんですか。 ○委員長(坂井浩二)  山下課長。 ◎市民スポーツ課長(山下恒)  何席ということは、なかなか申し上げるのは難しいんですが、椅子が全体で1万5,000席ほどありまして、そのうちからエリアを区切って、年時的に今後取りかえていく計画でございます。 ○委員長(坂井浩二)  新崎進也委員。 ◆委員(新崎進也)  ということは、どれぐらい終わっているかというのではないんですか。20%終わっている、30%終わっているとか、修繕が終わった率というのはわからないですか。  今、補修しなければいけないという椅子以外に座れない椅子ってあるんですか。修繕しないで座れない、今使えないという椅子は。 ○委員長(坂井浩二)  山下課長。 ◎市民スポーツ課長(山下恒)  事業はちょうど30年度から始まったばかりでして、1万5,000席のうちあるエリアを決めて、このうち年時的に取りかえていくということでございまして、何パーセントというのはなかなか難しいものがございまして、そのエリアを決めてその中からちょっと部分的に壊れている、ちょっとがたがたしている部分とか、そういう部分を取りかえて、使える部分は一時期保管しておいて次の補修部分に準備しておく、キープしておくというような形で、年時的に取りかえを行っていくということでございます。 ○委員長(坂井浩二)  新崎進也委員。 ◆委員(新崎進也)  ということは、30年度、31年度、これから毎年度予算を入れて直していくということですか。 ○委員長(坂井浩二)  山下課長。 ◎市民スポーツ課長(山下恒)  はい。そのとおりでございます。 ○委員長(坂井浩二)  新崎進也委員。 ◆委員(新崎進也)  近いうちまたサムライジャパンが来ますから、来年2月になるとまたキャンプを始まるので、そういうところも踏まえて、やっぱり早めにして、直せるところは早めに修繕していただければと思いますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○委員長(坂井浩二)  西中間久枝委員。 ◆委員(西中間久枝)  お疲れさまです。  10の健康ウォーキング、ひやみかちなはウォークの件で少し質疑させていただきたいんですけれども、去年なはウォークを参加された障がい者の方1名ということで話があったんですけれども、それを踏まえて、ことしを開催するに当たって、去年は4,428人。その中でやっぱり1人。障がい者の方もぜひもっと参加していただきたいなという思いがあって、ぜひことしも何かアイデアとか、実行委員会の皆さんが中心になっているとは思うんですけど、そういうのもあったのかなと思って。  いいですか。質問させてください。 ○委員長(坂井浩二)  山下課長。 ◎市民スポーツ課長(山下恒)  おっしゃるとおり、この健康ウォーキングは健常者だけではなくて障がいのある方の参加も目指しておりまして、ちょうど平成30年度、29年度まではそのようなコースは設けられていなかったんですけれども、平成30年度から、平成29年度のそれまであったノルディックウォーキングというコースがあったんですけれども、これにかわりまして平成30年度から増進課に協力を得まして、奥武山公園一周を巡る2キロのコースを設定してございます。  こちらにつきましては、500メートルおきにゲームをしながら障がいのある方、あるいは乳母車を押しながら、赤ちゃんを抱いた家族連れでも参加できるということで、そのようなコースを30年度から設けておりまして、ノルディックウォーキングは本当に2桁の参加者だったんですけれども、この2キロのコースを設けましてからは3桁の参加者に一気に増えたということで、大変好評でございました。  どちらかというと、乳母車を押した家族連れの参加が多かったんですけれども、おっしゃるとおり障がいのある方も参加できますので、協力団体と呼びかけながら、今後多くの障がいのある方の参加を呼びかけていきたいと考えております。 ○委員長(坂井浩二)  西中間久枝委員。 ◆委員(西中間久枝)  ぜひ広げていっていただきたいんですけれども、その計画の段階からぜひ障がい者の方の声も取り入れられたらと思ったので、それも要望でお願いしたいと思います。  これからまた健康づくりの本当に期待されている事業だと思いますので、小さな子どもさんから高齢者、障がい者までぜひ広げていただきたいと思います。頑張ってください。 ○委員長(坂井浩二)  ほかに質疑はございますか。  宮平のり子委員。 ◆委員(宮平のり子)  今、西中間議員の関連ですけれども、例えば4番の児童のスポーツ県外派遣補助金であるとか、あるいは8番の学校体育施設開放事業とか、全国の高等学校総合体育大会開催であるとか、市内の障がいを持っている子どもたちの出番があったり、保証されていたりするんでしょうか。そういう枠があって、例えば体育施設の開放事業であると、障がいを持っている人たち、児童生徒の何か枠があるんでしょうか。お聞きしたいと思います。 ○委員長(坂井浩二)  山下課長。 ◎市民スポーツ課長(山下恒)  特に障がいのある方に特化した大会等というのは設けておりませんけれども、学校開放において元の施設、特に新しい施設はもうバリアフリーになっていることもありまして、障がいのある方がご利用することも可能でございます。そういう方が利用する場合は、積極的にご利用していただきけると思います。  また、一方で、特に古い施設につきましては、一部障がいのある方、利用しにくい施設もありますことから、管理指導員とか、あるいは指定管理者等の協力を得ながら、サポートしつつ、障がいのある方でも利用するような形で運営していきたいと考えております。 ○委員長(坂井浩二)  宮平のり子委員。 ◆委員(宮平のり子)  やはりスポーツ好きな青少年たちが練習をするところであるとか、集まるところであるとか、そういうところはあるんだけれども、なかなか障がいを持っている、障がいも多種ですので、車椅子からさまざまですので、そういう子たちが集って何かをする場所というのは、やっぱりちゃんと設定をしないとなかなかそういうことはできないと思うんですね。  だから、そういう意味においては、待っているんではなくて、少し押しかけていくような政策というか、そういう企画運営のことが必要だと思います。  そういう意味では、ウォーキングの事業で1人だったけれども、家族連れとか、そういうところは距離なんかでも参加は増えているということで、設定することが必要だと思いますので、ぜひ力を入れていただきたいと思います。
    ○委員長(坂井浩二)  ほかに質疑はございますか。  大嶺亮二委員。 ○副委員長(大嶺亮二)  お疲れさまです。ありがとうございます。  私の勉強不足なのか、ちょっとわからないですけど、7番のスポーツ推進委員事業。このスポーツ推進委員の説明を、何名いるとか。  それと、あと9番の専門指導員派遣事業(体育等)とありますけど、そこのほうも、例えば今、「幼稚園、小中学校及び地域スポーツサークル等を対象にスポーツ専門指導員を派遣する」とあるんですけど、これの市内の幼稚園、小学校、中学校のどれぐらいの学校にそういう派遣しているのかとか、もう少し詳しく教えていただけないですか。 ○委員長(坂井浩二)  山下課長。 ◎市民スポーツ課長(山下恒)  まず、7番のスポーツ推進委員事業でございますけれども、スポーツ推進委員は非常勤の職員でございまして、これは国のスポーツ基本法に基づいて定められておりまして、当該市町村におけるスポーツの推進に係る体制の整備を図るということから、そのスポーツの推進のためにその事業の実施に係る連絡調整とか、住民に対するスポーツに対する実技指導や指導助言を行うということで、非常勤として設けられておるものでございます。  平成30年度は26人のスポーツ推進委員がございまして、このスポーツ推進委員がさまざまな本市、例えば先ほど申しましたウォーキング大会であるとか、あるいはスポーツフェスティバル、ドッジボール大会において、その上の補助、サポートを行ってくださったり、あるいは独自に地域でスポーツ教室を実施して、ストレッチ運動、水中ウォーキング等を行って、地域の住民の参加を促す。あるいは、地域のさまざまな親子レク等の団体に派遣して、クラスの金ボールだと、さまざまなサークルの運動の指導を行うというような役割を担っております。  費用につきましては、大会研修等については1回につき6,000円、そして定例会とか分科会等の会合につきましては1回3,000円を、本市のほうから非常勤報酬として支出してございます。  ということで、スポーツ推進委員につきましては、スポーツ基本法に基づく本市の非常勤職員という扱いになってございます。  それに対しまして、専門指導員派遣事業でございますけれども、これは市内の各小中、幼稚園、小学校、中学校、あらゆる地域のスポーツサークル等を対象にスポーツに関する専門指導員を派遣して、大体1回2時間ぐらいを程度に3回とか4回の地域の講習を行うものがございまして、特に非常勤ということではございませんけれども、種目としては空手、テニス、サッカー、卓球、陸上競技なんですね。その道の専門の方々をそういう地域の、特に地域のスポーツサークル、子ども会などのスポーツサークルなんか多いんですけれども、このようなサークルに派遣してスポーツの指導を行うものでございます。  これは報償費でございまして、報償費として1時間当たり幾らという形で派遣しているものでございます。  平成30年度は派遣回数が延べ244回、利用団体数としては延べ67団体で、受講者数は9,924名の受講となっております。  ということで、専門指導員を派遣することによりまして、こちらのほうも子どもたちを中心としたスポーツの推進のほうに尽しているところでございます。 ○委員長(坂井浩二)  大嶺亮二委員。 ○副委員長(大嶺亮二)  では、その専門指導員の件ですけど、これは各学校、幼稚園等に広報というか、こういうことできますよというような告知というんですか、そういったものはどのような感じでやっているんですか。 ○委員長(坂井浩二)  山下課長。 ◎市民スポーツ課長(山下恒)  これは、毎年でございますけれども、年度初めに各学校に「スポーツ専門指導員派遣事業は」ということで通知を行っておりまして、このような種目で指導ができます、時間帯はいついつですということで通知を行いまして、ご希望があれば市民スポーツ課に申し出てくださいという形で通知を行っておりまして、また、しばらくたってから追加の申し込みを行っておりまして、周知、それから募集を行っているところでございます。 ○委員長(坂井浩二)  大嶺亮二委員。 ○副委員長(大嶺亮二)  私もこういう派遣事業があるというのをわからなかったもんですから、私も今小学生がいるんですけど、その学校でそういったことが今まであったのかなという感じがあるものですから、例えばですけど、全学校に通知しているかもしれませんけど、実際に本当にこの派遣事業を利用している学校、例えば1つの学校が何回もお願いして派遣してもらっている。本当に全然この派遣事業を使ってない学校とか、そういったものもあるんじゃないかなと思ったんですけど、いかがですか。 ○委員長(坂井浩二)  山下課長。 ◎市民スポーツ課長(山下恒)  先ほど学校の周知につきましては、このような利用の手引きとあわせて各学校、関係団体等にお配りしているところですけれども、学校につきましては利用団体、小学校が空手で1校、それから中学校でテニスが5校という形で、ほとんど幼稚園、それから児童クラブの利用が大変多いのが実情でございます。  これはスポーツ専門指導員にもよるんですけれども、その指導員が指導できる時間帯の関係もありまして、やっぱり指導員の種目、それから活動できる時間帯と実際子どもたちが受けたい時間帯がうまい具合にマッチすればいいんですけれども、小学校、中学校でなかなか、多分夕方からの時間帯になって、個人でも独自にスポーツ教室などでテニスなんかの教室を持っている方々が指導にあたっておりますので、こういう方々が小中学校の時間帯に合う指導というのはなかなか難しいものがございまして、時間帯が合えば活用することも可能でございます。  実態といたしましては、幼稚園とか児童クラブ、低学年の子どもたちの活用が多いのが実情となってございます。 ○副委員長(大嶺亮二)  わかりました。 ○委員長(坂井浩二)  ほかに質疑はございませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(坂井浩二)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  次に、施設課関係分を議題といたします。  當間弘施設課長、説明をお願いします。 ◎施設課長(當間弘)  よろしくお願いいたします。  平成30年度施設課分の歳入歳出決算についてご説明いたします。  まず、初めに歳入について主な項目をご説明いたします。平成30年度歳入歳出決算説明書の13ページをご覧ください。  13款1項7目3節の行政財産目的外使用料、及び2項8目2節の教育総務手数料については、いずれの細節も対調定・収納率は100%となっております。  次に、14ページをご覧ください。  14款1項3目教育費国庫負担金については、学校施設の建設に係る国庫負担金です。  1節中学校費負担金及び98節小学校負担金ともに、いずれの細節も対調停・収納率は100%となっております。  続いては、14ページから15ページにまたがっております。  14款2項5目の教育費国庫負担補助金については、学校施設の建設や防音事業、補助対象校の空調機の稼働に係る光熱費に対する国庫補助金です。対調定・収納率で一部低い収納率がありますが、対象事業の繰り越しに伴い、当該歳入分を今年度で繰り越しております。  続いては、15ページから16ページにまたがっております。  15款2項7目の教育費県補助金については、学校施設の建設及び磁気探査に係る県補助金です。対調定・収納率で一部収納率が低いものにつきましては、対象事業の繰り越しに伴い当該歳入分を今年度へ繰り越ししております。  次に16ページをご覧ください。  16款2項1目1節、土地売払収入については、真和志中学校の学校用地の一部1.86平米の越境地を隣地者へ売却しており、その売払金額となっております。  次に17ページ、20款1項1目1節の延滞金については、収納率は100%となっております。  次に18ページ、20款5項4目9節の教育費雑入については、いずれの細節も収納率は100%となっております。  次に、19ページをご覧ください。  21款1項4目1節小学校債及び2節中学校債は、学校施設の建設に係る市債分です。いずれも収納率100%となっております。予算現額と比べて調定額が低いものについては、建設事業の実績に伴う減あるいは対象事業の繰り越しに伴う減によるものです。  続いては、20ページから21ページにまたがっております。  前年度の平成29年度から平成30年度へ繰り越した歳入となっており、全て収納を完了しております。  以上、主な歳入ついてご説明いたしました。  次に、歳出における主な事業についてご説明いたします。  22ページをご覧ください。  bWの小学校施設老朽化抑制事業。塩害防止・長寿命化は一括交付金事業で、校舎等の外壁舗装を施すことにより、学校施設の塩害防止・長寿命化を図る事業であります。開南小学校の外壁塗装工事が完了し、城岳小学校、それから安謝小学校の設計業務を行っております。  続いて、23ページをご覧ください。  11の小学校環境整備事業トイレ整備は、トイレの和式便器を洋式便器に改修する事業で、泊小学校、開南小学校、仲井真小学校の設計及び工事に着手しております。一部学校側と施工方法、それから工事実施期間などの調整に時間を要したため、今年度に繰り越ししております。  なお、当該工事は既に完了しております。  続いて、14の小学校施設ブロック塀対策事業及び15の小学校施設冷房設備設置事業は、ブロック塀、冷房設備対応臨時特例交付金事業で、小学校に築造されているブロック塀の撤去、補修、冷房設備が未整備となっている特別教室への冷房設置を行う事業です。  これらの事業については一部事業に着手しておりますが、交付金の交付決定が年度末であったこともあり、年度内の事業執行が困難となったため、今年度へ繰り越しして実施しております。  続いて、19の高良小学校校舎建設事業については、基礎工事の施工において既存排水配管の切り回し工事に不測の日数を要したことから、今年度へ繰り越ししております。なお、当該工事は既に完了し、7月より供用開始しております。  続いて、24ページをご覧ください。  24から28、それから25ページの35、36の学校施設耐震化事業の執行率が低い事業については、入札の不調や鉄骨資材、ボルト類の入手のおくれなどにより年度内の執行が困難となったため、今年度に繰り越ししております。  続いて、25ページをご覧ください。  41の寄宮中学校擁壁改修事業は、学校敷地及び敷地の安全性を確保するため、老朽化した擁壁の改修を行うものです。改修工事は年度内に完了しております。  続いて、26ページをご覧ください。  46の真和志中学校校舎建設事業については、関連工事のおくれから屋外運動場の環境整備工事の着手にもおくれが生じ、年度内の執行が困難となったため、今年度に繰り越ししております。  最後に、27ページから28ページをご覧ください。  このページについては、平成29年度から平成30年度への繰り越し事業を掲載しております。  事業については、平成30年度内に執行しております。不用額については、主に工事請負費等の実績によるものであります。  以上、主な歳入歳出についてご説明いたしました。  よろしくご審査のほう、お願いいたします。 ○委員長(坂井浩二)  これより質疑に入ります。  湧川朝渉委員。 ◆委員(湧川朝渉)  では、歳出ね。皆さんの説明資料で23ページ、14、15。理由はわかりました。だけど、今年度内で事業を完了しないといけないというふうに書いてますからね。  どんなですか。今、現時点9月で。 ○委員長(坂井浩二)  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。
     當間課長。 ◎施設課長(當間弘)  小学校、中学校、こども園合わせまして、ブロック塀の総延長が5,322平米あります。そのうちの撤去済みのブロック塀については1,047平米、執行率として1,047メートルで19.7平米となっております。  現在、道路沿いを中心にブロック塀の撤去を進めている状況なんですが、隣地については現在、測量を中心にしておりまして、随時撤去できるものから進めている状況でございます。  進んでいない状況の理由としましては、やっぱり道路と敷地に高低差があり、また、すぐ近くに樹木が立ってたり、それから、工作物が設置されたりしていて、その施工方法の検討に時間を要しているところでございます。 ○委員長(坂井浩二)  湧川朝渉委員。 ◆委員(湧川朝渉)  現状はわかった。ただ、これ皆さんがつくった政策説明資料では、今年度で事業を完了すると言っているわけさ。  だから、これ決算だから、前の年のものはこういう理由で今年度に持ち越しましたと、持ち越しますという決算を審議するんであれば、今年度本当にどうなのかという確認をしないと、「持ち越しました」、「ああ、そうですか」なんて、それで終われないよ。  だから、今年度もう完了できるテンポで今進んでいるの? ○委員長(坂井浩二)  當間課長。 ◎施設課長(當間弘)  道路沿いについては、100%執行する予定でございます。ただ、隣地については、用地測量をしている状況の中で、ブロック塀の位置と用地境界の位置が不一致があったりする状況がございます。  それと、あとは施工方法についても、隣接地の方と1人1人会って、実際の対応策を検討して工事に入っていかないといけない状況がありますので、隣地についてはおくれが生じるだろうという見込でございます。 ◆委員(湧川朝渉)  休憩して。 ○委員長(坂井浩二)  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  湧川朝渉委員。 ◆委員(湧川朝渉)  じゃ、改めて、これ皆さんが書いた資料で、この事業どうするのかって聞いたんですよ。完了すると、完了予定だと聞いたから、じゃどの程度進捗がありますかということを改めて聞きましょうね。  それで、それが今難しいケースもあるということは、再三説明を受けてますので、難しいケースが難しいまま今年度で終了しなかった場合どうなるのか、この辺。  ブロック塀と、答弁で抜けているのが冷房の未整備もありますので、あわせて答えてください。 ○委員長(坂井浩二)  稲福勇主幹。 ◎施設課主幹(稲福勇)  15番の小学校冷房整備とあわせて44番の中学校の冷房整備については、先にお答えさせていただきます。  小中学校の特別教室への冷房設置につきましては、5月から7月にかけて設計が終わっております。今年度9月末から10月に向けて工事を発注する予定をしておりますので、これに関しては2月中に完了して、次年度には空調が使える状況となっております。  以上でございます。 ○委員長(坂井浩二)  比嘉正人主幹。 ◎施設課主幹(比嘉正人)  ブロック塀について、改めてお答えさせていただきます。  現在、道路沿いのブロック塀の撤去対策等について進めている最中でございますが、道路沿いについては現時点で小中、こども園、総延長1,825メートルございますが、そのうち約41.3%である754メートルの撤去を完了する予定となっております。  残りの道路沿いにつきましても今年度中の完了を予定しており、また、これ以外の道路沿い以外の部分につきましては、現在、測量業務等を行っておりますが、この中で対策が未完了な部分については、また県・国、財政当局と調整しながら、次年度移行も引き続き取り組んでまいりたいというふうに考えております。 ○委員長(坂井浩二)  湧川朝渉委員。 ◆委員(湧川朝渉)  これについては非常に技術的に、また、法的にも私有財産にかかわることがあるので、これは「はい、わかりました」ということで、すぐにできない部分もあるということは理解いたしました。  ただ、やはり地域からはいつまでにできるんだというのが、地域の議会報告会でも出てくるんですよ。そういったことに対して、やっぱり我々は地域に正確に答える責任がありますので、決算であっても、全体で正確に答えられるように努力してください。お願いいたします。  では次に、これ先ほど説明は理解いたしました。  ただ、24ページ、25ページの24、25、26、28、35、36、これについてはそれぞれ役所以外の原因があって思うように進んでないということなんですが、これ決算ですけど、それで「わかりました」というのは、ちょっと子どもの安全面からも見過ごせないので、今年度どういうふうにまだ進捗あるのかですね。  今年度がまだ十分でなければ、来年度も含めてこの事業の進み具合を説明してください。全体像でいいですよ。 ○委員長(坂井浩二)  山城吉史主幹。 ◎施設課主幹(山城吉史)  昨年度から繰り越した耐震改修の工事につきましては、今年度既に3校完了しております。残りの学校につきましても、年度内で完了する予定です。  以上です。 ○副委員長(大嶺亮二)  湧川朝渉委員。 ◆委員(湧川朝渉)  はい。  では、22ページ、bWの小学校施設老朽化抑制事業、塩害防止・長寿命化。これは僕はすごく優れた事業だと思います。僕が議員になったときには、学校施設のこういうのはなかったですよ。ただ、沖縄独特で、やっぱり50年、60年、70年、長く維持しようと思えばこういう事業は大切だと思うんですね。これは100%実行したということで、高く評価いたします。  これについては、まだ対象となるものがどの程度残っているのか、ざっくりとでいいので説明してください。 ○副委員長(大嶺亮二)  比嘉正人主幹。 ◎施設課主幹(比嘉正人)  当該事業は、一括交付金を活用して平成24年度から取り組んでいる事業でございます。特に昨年度まで小学校8校、中学校5校を終えております。  こちら一括交付金ということで申し上げましたが、この交付金が令和3年度までの事業となっておりますので、この令和3年度までに今年度含めて小学校3校、中学校3校の塗装の工事を実施する予定でございます。  以上でございます。 ○副委員長(大嶺亮二)  湧川朝渉委員。 ◆委員(湧川朝渉)  この1億4,000万円近い公共事業ですね。那覇の中の地元企業を優先に受注されたんですか。どうでしょうか。 ○副委員長(大嶺亮二)  比嘉正人主幹。 ◎施設課主幹(比嘉正人)  はい。そのとおりでございます。 ◆委員(湧川朝渉)  終わります。 ○副委員長(大嶺亮二)  ほかに質疑ありませんか。  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  1点、確認したいのが、高良中学校屋内運動場建設事業ですけれども、平成30年度は法面保護工事設計とあるんですが、ちょっと関連するんで聞きたいですけれども、これって解体工事終わってから実施設計になるというふうに聞いたんですけど、これ同時並行ではできないんですか。解体工事と実施設計同時並行で。 ○副委員長(大嶺亮二)  休憩いたします。 ○副委員長(大嶺亮二)  再開いたします。  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  今のはまた別で聞きましょうね。  最後に全体的なものを聞きたいんですけれども、執行率が全部まとめると歳出でいうと64.5%というふうに書かれているんですけれども、この辺は皆さん、各々いろいろな理由が積み重なってこの64.5%で出てきてはいると思うんですけれども、これって例年と比べて執行率的にいうと高いのか引くのかというのと、また、64.5%はというのは皆さんどういうふうに評価されているのか。  また、今年度に向けてなるべく高くできるようにと、どういう工夫されているのかというのをちょっと教えてもらえますか。 ○副委員長(大嶺亮二)  當間弘課長。 ◎施設課長(當間弘)  執行率については、ほぼ例年どおりの執行率になっております。  執行率が低い原因としましては、昨年度は耐震補強工事について、8件の入札のうち6件が不調になっております。  それから、工事に入った際に、土工事の段階で既設の埋設管が新たに出てきたという形で、土工についての変更に伴っての工期延長が多くございます。  そういったことからしますと、設計段階の中でもう少し調査を精密にやるとか、設計段階でその対応柵をもう少し強化するとか、その辺が執行率を上げる対応策かなと思ったりしています。 ◆委員(奥間亮)  以上です。 ○副委員長(大嶺亮二)  ほかに質疑はございませんか。                     (質疑なし)
    ○副委員長(大嶺亮二)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者退室) ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  これより議員間討議に入ります。  糸数昌洋委員。 ◆委員(糸数昌洋)  きょう出ていた給付型奨学金。やっぱり対象者がせっかくの事業で7名というのは、どうかなというのもありますので、この辺は何とか工夫ができないものかというのは感じました。やっぱり執行率を上げていく。せっかく用意された予算でもあるので、単独でやっている予算でもあるので、しっかり対応していってほしいなと。  あとは旗頭の事業ですね。次年度は5校ぐらいは増えるということであるけれども、一括交付金を使っての事業でもあるので、しっかりこれも全校が参加できるような状況を目指して頑張ってほしいなと思います。  以上です。 ○委員長(坂井浩二)  どうぞ、自由討議ですので。  奥間亮委員。 ◆委員(奥間亮)  この決算で今見ている中で、質疑の中でも言っているんですけど、ネーミングライツとか、あとほかにPFIとか、ちょっとこの教育委員会の決算を見ていていつも思うのは、民間の活力をもうちょっと考えるというのを全体的に、特に公民館・図書館とかもうちょっと力を入れてやってほしいなと思いました。  そして、今、言われた糸数議員と同意見で、給付型奨学金事業についてとか子どもに直接かかわるものについては、執行率を上げるような工夫をやるべきだと思います。  以上です。 ○委員長(坂井浩二)  ほかにご意見ございますか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(坂井浩二)  ないようでありますので、討議を終了いたします。  それでは、これより昨日、確認のあった継続審査となっている陳情の取り扱いについてを協議いたします。  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  継続審査となっている陳情の取り扱いについては、休憩中に協議しましたとおり進めることにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(坂井浩二)  ご異議なしと認め、そのように決定いたします。  休憩いたします。 ○委員長(坂井浩二)  再開いたします。  以上を持ちまして、本日の委員会及び分科会審査は終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。                             (午後3時20分 閉会) ───────────────────────────────────────  那覇市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。   令和元年(2019年)9月18日    教育福祉常任委員長  坂 井 浩 二    教育福祉常任副委員長 大 嶺 亮 二...