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  1. 那覇市議会 2019-09-18
    令和 01年(2019年) 9月18日厚生経済常任委員会(厚生経済分科会)−09月18日-01号


    取得元: 那覇市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-01
    令和 01年(2019年) 9月18日厚生経済常任委員会厚生経済分科会)−09月18日-01号令和 元年 9月18日厚生経済常任委員会厚生経済分科会厚生経済常任委員会厚生経済分科会)記録                        令和元年(2019年)9月18日(水) ─────────────────────────────────────── ●開催日時  令和元年(2019年)9月18日 水曜日 開会 午前10時                    閉会 午後2時20分 ─────────────────────────────────────── ●場所  厚生経済委員会室 ─────────────────────────────────────── ●会議に付した事件  常任委員会 1 議案審査  (1)議案第87号 那覇市伝統工芸館条例の一部を改正する条例制定について  (2)議案第84号 那覇市共同利用施設条例の一部を改正する条例制定について 2 議員間討議  予算分科会 1 議案審査
      認定第1号 平成30年度那覇市一般会計歳入歳出決算中関係分 2 議員間討議  常任委員会   付託議案の表決(認定以外の議案) ─────────────────────────────────────── ●出席委員  委 員 長 前 田 千 尋   副委員長 新 垣 淑 豊  委  員 永 山 盛太郎   委  員 下 地 敏 男  委  員 平 良 識 子   委  員 上 原 安 夫  委  員 喜舎場 盛 三   委  員 桑 江   豊  委  員 奥 間 綾 乃   委  員 上 原 仙 子 ─────────────────────────────────────── ●欠席委員 ─────────────────────────────────────── ●説明のため出席した者の職、氏名  仲宗根  浩  経済観光部副部長  町 田  務  経済観光部商工農水課長  高 宮 修 一 なはまち振興課長  狩 俣 輝 夫 なはまち振興課第一牧志公設市場建設室長  渡慶次 一 司 市民文化部副部長  又 吉  弘  まちづくり協働推進課長  宮 里  仁  まちづくり協働推進課副参事  與 座 美奈子 文化財課主幹  当 山 浩 子 市民文化部参事ハイサイ市民課長  瑞慶山 利美子 ハイサイ市民課担当副参事  島 袋  晃  ハイサイ市民課担当副参事  辺野喜 英 之 ハイサイ市民課真和志支所長  池 原 興 春 ハイサイ市民課首里支所長  棚 原 香代子 ハイサイ市民課小禄支所長  座 安 まり子 市民生活安全課長  上 原 り か 市民生活安全課副参事  内 間  靖  文化財課副参事  新 垣 和 彦 文化振興課長  佐久川 泰 尚 文化振興課市民会館建設室長 ─────────────────────────────────────── ●職務のため出席した事務局職員の職、氏名  根路銘 安 彦 議事管理課副参事  山 田 裕 之 議事管理課主幹  中 本 順 也 調査法制課主幹 ───────────────────────────────────────                             (午前10時 開会) ○委員長(前田千尋)  おはようございます。  委員会を開会する前に、本日の出欠状況についてご報告申し上げます。  委員会定数10人中、出席10人となっております。  それでは、定足数に達しておりますので、ただいまから厚生経済常任委員会を開会いたします。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入室) 【厚生経済常任委員会】 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  初めに、議案第87号、那覇市伝統工芸館条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  それでは、当局の説明を求めます。  町田務商工農水課長、説明をお願いいたします。 ◎商工農水課長(町田務)  ハイサイ、おはようございます。  それでは、議案第87号、那覇市伝統工芸館条例の一部を改正する条例制定について、条例の案の内容等についてご説明申し上げます。  議案書の57ページをお開きください。よろしいでしょうか。  本案は、伝統工芸館施設保守等に係る時間を確保するとともに、運営の効率化を図ることを目的として、休館日や利用時間を変更するなど、所要の規定の整備を行うものでございます。  改正内容につきましては次ページをお開きください。  まず、第5条第2項、伝統工芸館の休館日に関して、これまで年末年始の1月1日及び12月31日の2日間のみ休館としておりましたが、改正後は、販売場については12月31日から翌年の1月2日までの3日間といたします。  また、駐車場を除くその他の施設については、年末年始の4日間に加え、イで週1日の週休日を設けることとし、規則において水曜日と規定する予定としております。  また、利用時間に関してですが、第5条の別表第1において、これまで条例で施設ごとに利用時間を定めておりましたが、改正後は利用時間の範囲を定め、詳細については規則で定めることといたします。  規則では、特別展示室及びギャラリーを9時半から17時半まで、体験工房を10時から17時まで、販売場を10時から19時まで、研修会議室を9時から19時までと、それぞれ規定する予定としております。  なお、施行期日につきましては、一定の周知期間を確保する必要から、附則において来年1月1日からとしております。  伝統工芸館につきましては、今年度から直営方式に変更し、施設運営の課題整理や今後のあり方について検討を進めております。今回は、主に施設や展示物の維持管理並びに施設運営の実態に即し、那覇市伝統工芸館運営審議会の答申を受け、休館日等の改正を行うものでございます。  今後は、立地条件を生かした施設運営や伝統工芸産業の振興及び発展の観点から、さまざまな検討を重ね、必要時に再度条例改正の対応等を行ってまいりたいと考えております。  以上が内容となります。よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  新垣副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  ありがとうございます。  先ほど規則で定める曜日が水曜日というお話がありましたけれども、これは何かデータでの根拠があってこの日にしたのかというのがまず1点です。  そして、また利用時間に関してなんですけども、研修会議室が19時までということですけれども、会議室の趣旨を考えたときに、例えば我々のような時間をある程度自分で決められるような場合だったら使うのは別にいいんですけども、例えばサラリーマン、役所の方々もそうですけれども、5時過ぎにお仕事が終わります。その後に、何か身内で集まって研修とかをしようとしたときに、7時ってちょっと早くないですかというのが気になったので、ちょっとその点、なぜ7時なのかというのも教えていただければ。 ○委員長(前田千尋)  町田務課長。 ◎商工農水課長(町田務)  まず、休館日を水曜日とした理由についてでございますが、現在展示室及び体験工房の利用状況の調査をしたところ、水曜日のほうが週で最も利用者数が少なかったことです。あと、本市における他の類似施設の休館日を調べましたところ、焼物博物館でありますとか、県立博物館は月曜日、那覇市の歴史博物館は木曜日ということで、それらの曜日と重ならない曜日ということで考慮させていただいて、水曜日とさせていただいたところでございます。  あと、研修会議室のほうが19時までとなっていることについて、早いのではないかということでございますが、当該会議室につきましては、伝統工芸館の附属施設として会議室を設けているという経緯もございます。今回利用時間のほうが19時までと少し早めさせていただいているんですが、その管理運営も含めまして、販売場と同じような時間までということで考えておりまして、19時とさせていただいたところでございます。 ○委員長(前田千尋)  新垣副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  すみません。であれば、販売場も時間帯が少し早まるという予定ですけれども、例えばこれ、現在那覇市としてナイトアミューズメントというのも考えているわけじゃないですか。例えば、那覇市は観光、夜弱いよねという話も出てますよね。例えばそういった販売場を含めて、夜入れ込むというようなことは何か、もし施策としてあるのかないのか、もしあるとすれば、今後こういったところも、今この条例案でこの時間ということで決めてしまうと、ちょっとまた融通が利かなくなるんじゃないかという感じもするんですけど、その点いかがですか。 ○委員長(前田千尋)  町田課長。 ◎商工農水課長(町田務)  今回につきましては、条例で利用時間について定めているところでございますが、先ほどお話がありましたナイトエンターテイメント等に関する利用時間、あとは開館時間の延長等については、臨時的に開館時間を延ばすとか、そういった対応が可能でございますので、その中で対応させていただきたいというふうに考えております。 ○委員長(前田千尋)  新垣副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  じゃそのあたりの記載というのは、特に今ここでは。 ○委員長(前田千尋)  町田課長。 ◎商工農水課長(町田務)  今回の条例の改正案の第5条の2項においてただし書きがございます。こちらにつきまして、必要があると認めるときは、臨時に開館し、または休館することができるというふうなくだりがございます。こういった中で対応ができるかというふうに考えてございます。 ○委員長(前田千尋)  新垣副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  はい。わかりました。ありがとうございます。
    ○委員長(前田千尋)  ほかにありませんか。  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  すみません。ちなみに、この那覇市伝統工芸館年間来場客数はどれぐらいなのかと、また観光客なのか、沖縄の人なのか、外国人なのかというのをちょっと教えてください。 ○委員長(前田千尋)  町田課長。 ◎商工農水課長(町田務)  年度別の利用実績につきましては、会館につきまして平成30年度の人数が2,480人、1日平均でいきますと約6.83人ということになっております。あと、日本人、外国人、観光客等の区別については、申しわけございません。データのほうを持ち合わせてございません。 ○委員長(前田千尋)  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  ちなみにこれ、入場料とか、そういった料金は発生するんですか。 ○委員長(前田千尋)  町田課長。 ◎商工農水課長(町田務)  入場料につきましては発生します。入場料につきましては、大人310円となってございます。 ○委員長(前田千尋)  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  子どもとかはいくらですか。 ○委員長(前田千尋)  町田課長。 ◎商工農水課長(町田務)  高校生につきましては200円、小中学生は100円となってございます。 ○委員長(前田千尋)  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  ここをどのような形で周知しているかというのを、周知の方法ですけど教えてください。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺拓主幹。 ◎商工農水課主幹(赤嶺拓)  お答えします。  周知方法につきましては、パンフレットとか印刷物の作成とともに、ホームページを開設しております。  あと、観光ガイドとかにも載せていただいたりということもしておりまして、そういった形での周知方法となっております。 ○委員長(前田千尋)  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  ちなみに、ここの維持管理費というのは年間いくらになりますか。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  町田課長。 ◎商工農水課長(町田務)  伝統工芸館運営管理費につきましては、約5,500万円余りとなっております。 ○委員長(前田千尋)  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  これ、費用対効果としては、ちょっと客数が少ない気がするんですけど、どうでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  町田課長。 ◎商工農水課長(町田務)  まず、先ほど申し上げました人数につきましては、伝統工芸館特別展示室の入館者数となっております。先ほど説明が漏れておりましたが、それ以外にも体験工房といたしまして、ガラスであったりとか、紅型、あと首里織の体験工房を設けておりまして、そちらの入場者数が年間で1万743人となってございます。  先ほど奥間委員からもお話がありますように、やはり費用対効果の面ではかなり低いという状況がございます。今後の見直しに関しましては、こういった入場者数を増加させるための施策というのも含めて検討していかないといけないのかなと。  あとは、要因の分析もこれまでは指定管理者のほうにしていただいていたのですが、その中で入場者数が伸び悩んでいる理由とか、そういった分析が十分なされていなかったものですから今回直営にさせていただいた経緯もございますので、こういった分析も含めて対応を検討していきたいというふうに考えております。 ○委員長(前田千尋)  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  ありがとうございます。  最後に1点だけなんですけど、近隣の小中学校とか、そういったところの社会見学的な、体験的なことでの利用というのはありますか。 ○委員長(前田千尋)  町田課長。 ◎商工農水課長(町田務)  現時点で、ことしそういった受け入れがあったという事実はございませんので、なかなかまだ小中学生への周知という部分では少し弱いのかなというふうに思っております。 ○委員長(前田千尋)  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  学校とかとの連携というのもいいと思いますので、ちょっと教育委員会とかとも話をしてもいいんじゃないかなと思います。 ○委員長(前田千尋)  町田課長。 ◎商工農水課長(町田務)  当該施設につきましては、運営審議会の中におきましても、やはり子どもたちに対する伝統文化と、こういった工芸品の普及の面でも有益だというふうな指摘がございましたので、ぜひ教育委員会とも相談をさせていただければというふうに思っております。 ○委員長(前田千尋)  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  ありがとうございます。以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかにありますか。  新垣副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  すみません。一応6月定例会でも聞いておりますので、ここでも確認しますけれども、運営方針の策定のほうはどういう進捗になっていますか。 ○委員長(前田千尋)  町田課長。 ◎商工農水課長(町田務)  運営方針の確立に向けまして、産地の組合の方々、あと販売場の産地組合の方々とのヒアリングを今進めているところでございます。  運営方針を固めるに当たりましては、そういった課題であったりとか、産地組合が求めている内容も含めまして、まずは把握をする必要があるのではないかということでこの作業を進めさせていただいております。  また、先ほど少し説明をさせていただきましたが、企画展を含めまして、そういった対応が入館者数の増につながっている実例もございますので、そういった企画展等々を含めた今後の施設運営のあり方であります。  あとは、本市の伝統工芸館ブランド認知を向上させる展示体験施設とするための魅力アップをどういうふうにしていくのか、そういった経営戦略も練っていかないといけないと。  さらには、施設の機能とか役割の見直し、あと類似施設等々がございますので、そういったすみ分けをどうするかと、さまざまな課題がありますので、そういった部分を含めて今検討を進めているところでございます。  こういったものがある程度まとまった時点で、運営方針というのは固まってくるかと思います。 ○委員長(前田千尋)  新垣副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  ちなみに、この運営方針を設定する期日というのは、いつをめどとされていますか。 ○委員長(前田千尋)  町田課長。 ◎商工農水課長(町田務)  一応年度内には一通りの検討を終わらせたいというふうな形では考えてございます。ただ、先ほど言いましたように産地組合等々との関係もございますので、少しそういった面では遅れたりという可能性はあるかなと思いますので、いずれにしましてもできるだけ早めに運営方針としては方向性も含めて固めていきたいというふうには考えております。 ○委員長(前田千尋
     新垣副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  これ、私は本会議のほうでも言いましたけど、昨年11月に直営が決まったという中で、もう1年、やがて1年たちます。1年間運営方針を定めていないというのは、これはちょっと僕からしてみたら異常だと思っています。  例えば、産地組合との話が以前からちゃんとなされてなかったというところと、以前の指定管理者とのホウレンソウ(報・連・相)がきっちりされてなかったのかというのを感じますので、これは確か予算的には5,500万円ぐらい突っ込んで、そのうち3,000万円ぐらいは体験工房とかの利用料も含めて解消はしているとは言っても、2,000万円を流しているというふうに市民の方々は捉えますので、もうすみません、年度内とか悠長な話ではなくて、短いスパンでどれだけ詰められるかだと思っていますので、これはもうぜひ早めに、もう本当に11月ぐらいまでには定めるというぐらいの勢いを持ってやっていただかないと困ると思ってますので、この辺ちょっとよろしくお願いします。 ○委員長(前田千尋)  町田課長。 ◎商工農水課長(町田務)  新垣委員のおっしゃる内容もごもっともだというふうに思っておりますので、なるべく早めの作業というのを進めていきたいというふうに考えております。 ○委員長(前田千尋)  新垣副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  大丈夫です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ありませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に、議案第84号、那覇市共同利用施設条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  それでは、当局の説明を求めます。又吉弘まちづくり協働推進課長、説明をお願いいたします。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)  ハイサイ、おはようございます。まちづくり協働推進課です。よろしくお願いします。  それでは、議案第84号、那覇市共同利用施設条例の一部を改正する条例制定について、提案理由をご説明申し上げます。お手元の議案説明資料は75ページになります。  現在、平和交流・男女参画課が所管となり、共同利用施設でございます現大嶺自治会館用地において(仮称)大嶺コミュニティセンターの建設を進めております。これは、旧軍飛行場用地問題解決に向けた特定地域特別振興事業を活用し進めている事業でございます。  その建設に伴い、那覇市共同利用施設である那覇市大嶺自治会館を取り壊し、廃止することから、那覇市共同利用施設条例の一部を改正するものでございます。  以上、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  大嶺の自治会館を壊してコミュニティセンターをつくる。自治会館とコミュニティセンターの違いというのをちょっと教えてもらえますか。 ○委員長(前田千尋)  又吉課長。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)  まず、私どもが所管している那覇市共同利用施設というのが9カ所ございます。小禄に8カ所、真嘉比に1つございます。  那覇市の共同利用施設というものは、那覇空港の航空機騒音問題や米軍用地住宅地の設置等の事由等により地域住民の生活が阻害されていたため、その障害の緩和に資することを目的として、当時の運輸省、現国交省と旧防衛庁の補助を受けまして、昭和53年から58年の間に建設された施設でございます。  その一方で、今回のコミュニティセンターにつきましては、これは平和交流・男女参画課が所管していますので、ちょっと細かいところまでは説明が難しいんですが、旧日本軍が飛行場をつくったときに、当時そこにコミュニティを置いていた大嶺の地域が退去されたということで、そういうものの慰謝事業として建設されるということです。共同利用施設とは性格が異なるものというふうに考えております。 ○委員長(前田千尋)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  ということは、新たにコミュニティセンターができたとしても、共同利用施設としてまた登録するということはないというふうに理解していいですね。 ○委員長(前田千尋)  又吉課長。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)  大嶺共同利用施設につきましては、今建っている場所に壊してつくるものですから、もうそれで建て替えをしないんですが、ほかの8施設については、これから庁内でどうするかという方向性をまだ決めてはいませんので、今後また庁内で議論していくことになろうかと思います。 ○委員長(前田千尋)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  なるほど。了解しました。  あくまでも今課長が答弁で述べたような、そういう意味での共同利用施設という考え方で、それが今回コミュニティセンターになるということから、共同利用施設から外れるというふうに理解で。 ○委員長(前田千尋)  又吉課長。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)  今那覇市共同利用施設条例では9カ所ありますので、それが1つ大嶺がなくなるために、そこから省くという条例改正案でございます。 ○委員長(前田千尋)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  じゃコミュニティセンターの件は、また平和交流・男女参画課のほうで聞かないとわからないですね。 ○委員長(前田千尋)  又吉課長。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)  そのとおりでございます。 ○委員長(前田千尋)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  わかりました。了解です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  よろしいですか。わかりました。  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者退出) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  これより議員間討議に入ります。                  (「なし」と言う者あり) ◆委員(喜舎場盛三)  淑豊さんが何かさっき言った。大事だから。 ○副委員長(新垣淑豊)  伝統工芸館の件ですか。 ◆委員(桑江豊)  言ったほうがいい。 ○副委員長(新垣淑豊)  いいですか。じゃ。 ◆委員(桑江豊)  うん。言ったほうがいい。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  ありがとうございます。  実は6月定例会でも一般質問で出させていただいたんですけども、要は運営方針が定まっていないのに、条例を改定するというところがとっても気になっています。  本来であれば、こういう運営方針になるために、ここで条例がちょっと引っかかるからこれを変えていくべきじゃないかということであれば理解ができるんですけども、今そういった方針もないままに、条例をいきなり変えていくというのは、ちょっといかがかなというのを感じているんですけども、このあたり少しご意見を聞かせていただきたいなと思っています。 ○委員長(前田千尋)  ほかにご意見ありますか。  上原安夫委員。
    ◆委員(上原安夫)  今、休憩中なんですか。 ◆委員(桑江豊)  いえいえ、議員間討議。 ◆委員(上原安夫)  議員間討議ですね。 ○委員長(前田千尋)  休憩しましょうか。  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  説明では、運営審議会の答申を受けて、議案説明会のときにも、運営の効率化及び保守保全、展示物入れかえの時間の確保を行うための条例改正ということなので、そのように改善するための今回の条例提案ということであると思いますので、淑豊委員の意見も貴重ですけども、方針とこれとはまた別に考えてよろしいんじゃないでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  ほかにご意見はございますか。  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  今上原安夫委員が言っておりましたきょうの説明でも、淑豊副委員長のご指摘もそうかもしれませんけども、条例改正をする中で急いで運営方針をつくっていくという答弁でもありましたので、私はそれで了としたんですけれども、並行してやっていくということで理解いたしました。 ○委員長(前田千尋)  ほかにご意見はございますか。  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  今淑豊委員が、方針を11月までに定めて、それから条例をつくってくださいという話ですか。そういうことですか。 ○委員長(前田千尋)  新垣副委員長、お願いします。 ○副委員長(新垣淑豊)  本来であれば、こういった方針を持って運営をしたいというところがあって、それに現状の条例が即していないので変えたいというのであれば、これは僕は筋が通ると思っているんです。逆に条例を決めてしまうと、この条例の中に沿った方針しかつくれないというふうになると思うんです。  逆に、今この条例を改正しました。例えば運営方針で、いや、やっぱりこれは夜までしっかりとやらないといけないよねという話が出てきたときに、じゃもう1回条例改正を出すんですかということにつながるんじゃないかと。  先ほどは、5条の2項で、必要があると認めるときには臨時に開館し、または休館することができるというところで対応できるんじゃないかという話だったんですけれども、じゃそれが常態化したとき、もしくは方針の中でこうしたほうがいいんじゃないかという提案が出たときに、どう対応するんだろうというのは気になったところです。 ○委員長(前田千尋)  ほかにご意見。  下地委員。 ◆委員(下地敏男)  わかりました。  これまでの考え方として、まず条例で定めますね。例えば条例7条までつくって、その条例に定めるところの運営規則、規則というのを定めるんですよ。で、その方針と規則が一緒かどうかわかりませんけれども、条例があって規則で定めて、その規則に合わせて、今度は運営していくというようなことがあるもんですから、別に先に条例をつくって、それから方針をつくっても、私は何ら問題はないと思うんですけれども、決定的に条例に触れるというようなことではない提案だと思ってはいるんですね。今回は。  そういう意味で、素直に今回は条例は通してもいいんじゃないかなと思っております。別に規則で定めるというのがあるわけですから。条例があって。以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかにございますか。  これが直営になった理由は前からありますからね。直営になった理由のときからの議論と一緒かなと思っていますが。 ◆委員(平良識子)  直営に戻して、今回条例を改正して。 ◆委員(桑江豊)  ですから、ちょっと前の委員会の流れがよくわからないんですけど、いずれにしても今年度から指定管理をしていたものが直営になったわけですよね。 ○委員長(前田千尋)  うん。そのときの議論は。 ◆委員(桑江豊)  それで、この直営をやりながら、次どうするかというのを今審議している状況の中で、 ◆委員(平良識子)  そうそうそう。まずはやらないといけない。改正しないといけないです。 ◆委員(桑江豊)  今直営でやってみて、そういう不具合が出てきて、少し変えようという流れの中で、今後そのまま直営で行くのか、指定管理になるのか、今からの審議会の問題だと思うんですけど、そういう中での、現時点での少し困っている部分の修正であれば、それはそれでいいんじゃないかと。  将来的には、やっぱり副委員長がおっしゃるように、どうするかというのはしっかり決めた上で、しっかりしたものをつくらないといけないんじゃないですかね。 ○委員長(前田千尋)  皆さん、ほかにご意見はありませんか。  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  淑豊さんのもわかるし、今聞いた話の中でもわかるし、もう1つ懸念するのは、今淑豊さんが言っているのは早く運営方針を決めろというのは、今条例が1個出てきたんですけど、もしかしたら運営方針が決まらない前にまた次の条例が出てくる可能性が出てくるんですよね。  それもわからないから、淑豊さんが言うのは、早くつくってくれというのは、遅いですよという話が一応メインなんで、それも含めてやらないと、じゃ来年までつくる予定です。じゃできませんでした。あと1年待ちますって、それは違うでしょうという話もあるから、今回の条例はそれはいいとしても、運営方針を先延ばしするのはだめだよというのは、僕は重要だと思ってます。  だから、今後延ばしすぎて、また出てきても、またしないといけないしというのがあるんで、それを併用して、この条例はいいとしても、運営方針を早めにつくりなさいというのは、やっぱりやったほうがいいと思う。 ○委員長(前田千尋)  ほかにご意見ありますか。  よろしいですか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  では、ないようでありますので、討議を終了いたします。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入室) 【予算決算常任委員会厚生経済分科会】 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に、厚生経済分科会を開会いたします。  初めに、認定第1号、平成30年度那覇市一般会計歳入歳出決算中、市民文化部まちづくり協働推進課関係分を議題といたします。  又吉弘まちづくり協働推進課長、説明をお願いいたします。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)  引き続きよろしくお願いします。  それでは、平成30年度決算のうち、まちづくり協働推進課分についてご説明いたします。  初めに、まちづくり協働推進課では、希薄化する地域コミュニティを再建するための仕組みづくりとして、校区まちづくり協議会支援事業に鋭意取り組んでいるところでございます。現在、各校区とも環境美化活動や子どもや高齢者の見守り活動、そして近年重要度を増す防災活動など、それぞれの地域の課題解決に向けたさまざま地域活動が精力的に展開されております。  それでは、歳入、歳出の順にその要点をご説明いたします。  まず、歳入についてご説明いたします。お配りしております市民文化部の説明資料2ページをご覧ください。下のほうになります。  歳入予算現額2,143万3,000円に対し、収入済額2,172万7,277円となっており、29万4,277円の増となっております。  その主な要因は、説明資料1ページの上の段、第13款使用料及び手数料、1節なは市民活動支援センター使用料、予算現額169万2,000円に対し、収入済額173万7,575円となっており、4万5,575円の増となっております。決算書は50ページでございます。  このほか、同じく説明資料1ページの下の段、第18款繰入金、1節那覇市協働によるまちづくり推進基金繰入金、これは本市の協働によるまちづくりの推進を図るため基金を設置しておりまして、協働によるまちづくり推進事業や校区まちづくり協議会支援事業のほか、防災危機管理課所管の自主防災組織防災資機材交付金などの歳入財源充当として基金から繰り入れたものでございまして、予算現額、収入済額とも1,528万5,000円となっております。  続きまして、歳出についてご説明いたします。説明資料の8ページの下の段をご覧ください。  平成30年度現年度予算歳出予算現額1億7,118万5,000円に対し、支出済額1億5,727万1,642円となっており、1,391万3,358円の残となっております。  では、主なものをご説明いたします。  説明資料は4ページの下の段、事業番号29協働によるまちづくり推進事業、予算現額587万1,263円に対し、支出済額576万7,713円で、執行率98.2%となっております。この事業は市民主体の協働によるまちづくりを推進し、協働の輪を広げる那覇市協働大使の委嘱、また協働大使で構成される市民組織、那覇市協働によるまちづくり推進協議会の活動を後押しするための補助金を交付する事業が主な内容となっております。  那覇市協働によるまちづくり推進協議会は、現在780人の協働大使で組織されており、地域課題解決に向けた取り組みとして、子どもや環境など分野ごとのゆんたく会の開催や、本市の重点施策でもございます校区まちづくり協議会支援事業への協働大使の参画など、市民の立場から協働によるまちづくりを推進させるためのさまざまな活動を行っております。  次に、説明資料5ページの下の段、校区まちづくり協議会支援事業、予算現額702万9,000円に対し、支出済額613万8,632円で、執行率87.3%となっております。この事業は冒頭でもご説明いたしましたように、小学校区内で活動する自治会やPTCA及び地域で活動する個人や企業、事業所等、地域の全ての方々で構成する団体が、合意形成を図った上で主体的に校区まちづくり協議会を設立できるよう、行政のほうもアドバイスや助言等の人的支援、あるいは補助金を交付する事業で、実績による不要となっております。  現在の協議会の設立状況は、市内36校区中、10校区において協議会が設立されております。また、今年度中の協議会設立を目指す準備会が3校区、さらに10校以上の校区におきまして協議会または準備会設立に向けた動きがあるなど、校区まちづくり協議会設立に向けた動きは、加速度的に市内全域に広がっているところでございます。  最後に8ページ上の段、事業8なは市民協働プラザ施設管理運営費、予算現額5,913万3,000円に対し、支出済額4,927万7,824円で、執行率83.3%となっております。この事業は、まちづくり協働推進課が所管するなは市民協働プラザの施設管理運営費でございます。  その中の15節維持補修工事費において、予算現額868万138円全額が次年度繰り越しとなっております。これは、なは市民協働プラザの雨漏り工事費として計上されたものでございますが、昨年度相次いで発生した大雨や台風により、当初予定していた雨漏り修繕箇所の範囲が広がり、その範囲の確認及び日程等の調整に日数を要したことから年度内の予算執行が困難な見込みになり、翌年度に工事が繰り越されたものでございます。なお、同工事は今年度の6月上旬、梅雨入りが本格化する前に全ての工事を終えております。  以上が、まちづくり協働推進課関係分でございます。ご審査のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  お疲れさまでございます。  私のほうからは、まず1つ、説明資料の4ページ下の協働によるまちづくり推進事業ですけれども、そこの備考欄に、協働によるまちづくり推進審議会開催なしとありますが、予算が執行されていないんですけれども、実際に審議会が開催されなかった理由というか、当初何回予定していたけれどもできなかったということとかも含めてちょっと教えてください。 ○委員長(前田千尋
     又吉課長。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)  那覇市協働によるまちづくり推進審議会は、担任事務として、本市における協働によるまちづくりの推進に関すること、また協働プラザの指定管理の選定に関することなど、そういったものが所掌事務になっておりまして、当初2回の開催を予定しておりました。  ところが、プラザの指定管理はまだ対象でないということと、そのほか審議会に諮る議案がなかったということで30年度は開催しておりません。以上でございます。 ○委員長(前田千尋)  上原委員。 ◆委員(上原仙子)  わかりました。  関連するのかどうかがちょっとあれなんですけれども、協働によるまちづくりを推進するということで、庁内の協働を進めるということでの会議があるかと思うんですけれども、その辺はどうなっているのかというのを教えてください。 ○委員長(前田千尋)  又吉課長。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)  庁内の連携ということで、この事業費に組み込まれているものではございませんが、那覇市におきましては、協働によるまちづくり推進部会、これは部長クラスで構成される部会です。その下に副部長クラスで構成されます幹事会がございまして、特に幹事会は月1回の副部長会議の後に開催するものでございまして、各課から部も含めていろんな共有すべき事案、あるいは地域に諮るような事案があれば、そこを経て連携をして、共有して、もし一緒に地域に入れるような案件が、部局ごとに横串がとれるものがあれば一緒に入っていこうという形で、そういった形での情報共有を月に1回はやっております。 ○委員長(前田千尋)  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  じゃ実際、平成30年度の開催状況というのはどうでしたか。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  又吉課長。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)  各回ごとの資料が今なくて、大変申しわけありません。はっきりとした回数はお答えできないんですが、6回から8回開催しておりまして、開催した内容は職員のイントラネットを通じてその状況を全庁の職員に発信しているところでございます。 ○委員長(前田千尋)  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  これは聞いていいんですよね。今年度は実際どうですか。 ○委員長(前田千尋)  又吉課長。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)  今年度は3回開催しております。 ○委員長(前田千尋)  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  じゃ大体2カ月に1回ぐらいはやっているということでいいんですか。 ○委員長(前田千尋)  又吉課長。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)  まず、先ほども申し上げましたように、議会がないときと、副部長会議が開催されるときに合わせてやりますので、副部長会議に上げる議案がなかったときには副部長会議は開催されませんので、それに合わせてうちの幹事会も開催されないというような仕組みになっております。 ○委員長(前田千尋)  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  庁内で連携しなければいけないことというのはたくさんあると思うんですよね。分野いろいろあるけれども。だから、できたら何かのついでに開催ということではなくて、これをしっかり取り組んでいくという姿勢をぜひ見せていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。 ○委員長(前田千尋)  又吉課長。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)  お受けいたしましたので、その辺検討してまいりたいと思います。 ○委員長(前田千尋)  ほかにございませんか。  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  ありがとうございます。  まちづくり協議会、5ページで、昨年の協議会の支援にかかわる支援事業の時間外勤務手当というところで、どれぐらいの時間を対外的に、例えば庁舎外に出たりとか、要は実際に支援しに行ったりとか、どれぐらいかかっているものなのかというのを教えていただけませんか。 ○委員長(前田千尋)  又吉課長。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)  正確な時間数は申し上げられませんが、例えば1つの校区が協議会を立ち上げたいと名乗りを上げたときに、まず私と副参事のほうで事業概要を説明しに行った上で、あとさらに地域の核になる自治会だったり、PTAだったり、そういう人たちも今後は集めてくださいという形で、地域の合意形成を図ってもらう説明をしに行きます。  それができた後に、今度は準備会設立に向けてまた事業の説明をいたします。  この準備会が立ち上がった後から、大体平均して協議会に移行するまで1年ぐらいかかります。その間、私どもは毎回地域が会をする際に寄り添っていきまして、例えば地域の課題がどういったものなのか、あるいはその課題を解決するためにはどういった事業展開をすればいいかというのを一緒になって考えると。  こういったワークショップを踏まえてやっていくんですが、期間が大体1年から長いところで1年半かかる。そこに僕らが実際に入ったのは多分30回から50回ぐらいかなというのがありまして、特にワークショップの際には各グループ一人一人ファシリテーターという形で私どもの職員をつけますので、そのときにはもう7、8人、あるいは10人、大所帯で参加します。  協議会が立ち上がった後は、今度は担当を配置しまして、月1回の定例会に参加して、事業のお手伝いだったり、情報を私どもに提供したりするということで、立ち上がった後も時間外というか、業務が続いていくんで、一概にどれぐらいの業務量というのが校区によって違うんで、それぐらいの頻度でやっているということでご理解いただきたいと思います。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  本当にありがたいなと思っています。  ただ、ことしもまた希望するところが加速度的に今後増えるというところで、現決算よりも今後は職員体制は充実していく予定になっているんでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  又吉課長。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)  ありがとうございます。  私どもも、今本当にぎりぎりのところでやっているのが正直なところでございまして、企画部門と職員の定数増については一緒になって検討してもらっているところでございます。増員要求ということでやっています。  ただ、将来的に36校区に広がっていくときには、もしかしたら1課で担えるようなものではないのかな、もしかしたら役所全体で考えていく必要もあるのかなというふうに思っていますが、今の段階は定数増員要求という形で対応を検討しております。 ○委員長(前田千尋)  新垣淑豊副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  立ち上げが非常に難儀すると思うので、これだけ時間外を見ても、ほかの事業もありますけど、ここだけやっぱり突出しているもんですから、多分ほかの課の方もいろいろご苦労されているところがあると思いますけど、やはりまちづくり協議会事業というのが今後の那覇の協働のまちをつくるという上では非常に大切なことだと思うので、ぜひこれは私も個人的にはしっかりとサポートしていきたいと思っていますし、また課のほうからもどんどん上げていただければと思いますので、よろしくお願いします。 ○委員長(前田千尋)  又吉課長。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)  ありがとうございます。  1つ補足をいたしますと、今校区の話もございますが、私どもは大学とか大学院も開催してまして、他部局他課の若手職員が今参加者が増えてきていますので、今後この職員の皆様にも校区の協力もお願いしながら広げていければいいなと考えております。以上でございます。 ○委員長(前田千尋)  新垣副委員長、よろしいですか。  ほかに質疑はございませんか。  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  7ページの那覇市人材データバンクモデル事業、29年度から始まった事業、大変に評価をしている事業なんですけれども、ボランティアを登録した人は、政策説明資料を見ますと71人いらっしゃって、現在まで9件成立をして、紹介人数12人という形ですけれども、ボランティアを希望する団体とマッチングをする、具体例が曙小学校の寺子屋とか、母子寡婦の夏休み学校、いろいろありますけれども、どういう感じでなさっているんですか。ちょっと詳しく。 ○委員長(前田千尋)  又吉課長。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)  今の人材データバンクモデル事業については、今モデル的に施行してしております。まず、那覇市には、先ほど新垣委員もおっしゃいましたように、地域でいろいろ活動をされている方がたくさんいる一方で、地域にはこういう人材が必要とか、あるいはこういう課題を解決できるようなノウハウを持っている人をほしがっているところもありまして、そういったボランティア活動、地域活動をされている人と、スキルを持った人と、スキルを求めている地域を紹介してマッチングするのがその事業でございます。  これまでモデル事業でいろいろな事業を展開してますけど、難しいのがなかなかマッチングに至らないケースがございます。例えば条件が折り合わなかったり、距離が遠かったりとか。  ですから、私どもがトライしている件数に比べて、なかなかマッチングする事例は少ないんですけども、これを今後もっと簡単に登録できるような形で今仕組みを考えていまして、さらに今70人ぐらいがバンクに登録されているんですが、実は先ほど説明した協働大使を所管しているまちづくり協議会のほうがかなり協力いただいて、大使の皆様が54〜55人ぐらい登録されています。  今後もそういった形で呼びかけて登録される人を広める一方で、逆に地域課題を欲している地域の団体を拾い上げられるような仕組みをつくりながら、本格運用に向けていきたいなと思っています。 ○委員長(前田千尋)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  登録されている方々には、どういう専門知識がある方々が具体的にいらっしゃいますか。 ○委員長(前田千尋
     又吉課長。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)  さまざまでございます。まず属性からいうと、学生の方もいらっしゃいます。会社員、公務員、いろんな専門職もいらっしゃいまして、中にはお医者さんも看護師の方もいらっしゃいます。あとは自治会長とか、市議の方もいらっしゃいます。  そういった形での各自分たちが持っているスキル、ノウハウ、そういったものを地域に貢献するという形で、さまざまな分野で登録されているというのが現状でございます。 ○委員長(前田千尋)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  政策説明資料の事業評価の中に、ボランティア受け入れノウハウを学ぶワークショップというのを開催していると。  これはどういう形で、また30年度は、何回、どういう形で、そこでマッチングをするということなのか、ちょっといろいろ教えてください。 ○委員長(前田千尋)  又吉課長。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)  実はボランティア登録が今順調に進んでいる一方で、ボランティアを求める地域の声がなかなか拾えないところがございまして、だけど地域には校区も初めいろんな課題を持っている地域がございまして、それを手を挙げやすいような仕組みをつくろうと思いまして、うちのまち協の講座の中でそれをつくりまして、地域、特に校区の方々を招いて、ボランティアをしていただきたいときにはこういう手の挙げ方、こういう申請をすれば解決につながっていくよというような講座を30年度は入れてありました。  今後もそういった形で講座を展開できていければいいなと思って、今検討しているところでございます。 ○委員長(前田千尋)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  ボランティアは全くのボランティアですか。それとも少しは報酬があるんでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  又吉課長。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)  実は、現在モデル事業ということで、マッチングする際には私どものほうで多少の保険は入れてございますけれども、今本格運用に向けて検討しているところが、そもそもボランティアは無償でやるものだという意見と、最低限の保険はかける必要があるんじゃないかという意見が両方ございまして、それを今整理をしているところでございまして、これがある程度整理された先に本格運用があるという形で今進めているところでございます。 ○委員長(前田千尋)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  主に校区まちづくり協議会の中で、これが生かされていると理解していいのかな。 ○委員長(前田千尋)  又吉課長。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)  校区だけではなくて、全ての地域なので、自治会でもよろしいですし、例えば商店街でも手が挙がったことがございます。中には、例えば曙小校区は寺子屋教室をやっていて、教える人がほしいということで派遣したこともございます。さまざまです。 ○委員長(前田千尋)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  この地域はこういう人材をほしがっているけれども、その地域にいればいいんだけども、遠いところとなるとなかなか難しい部分等もあるんですが、そちら辺はモデル事業で2年間やって、いろいろ反省等も、また今後の方針等もあると思いますので、非常にすばらしい事業だと思いますので、ぜひ頑張っていただきたい。以上です。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)  ありがとうございます。 ○委員長(前田千尋)  又吉課長、いいですか。  ほかに質問ございませんか。  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  ご苦労さまです。  6ページに、那覇市連絡事務委託及び受託自治体補助事業がありますね。これの補助金がありますけれども、これは主にどういった内容に使われていますか。補助金。 ○委員長(前田千尋)  又吉課長。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)  まず連絡事務委託というのは、今那覇市は155の自治会がございまして、この155の自治会と那覇市の全庁的ないろんな地域におろすお知らせだったり、依頼事項があれば、自治会の定例会を通して周知をしているところで、その委託料でございます。  それ以外に自治会の補助事業が5つ入っています。1つが、自治会が地域のいろんなイベントをする際、運動会だったり、敬老会もそうなんですが、その際に補助をする自治会及び準備委員会等事業補助金というのがございます。  さらに、155ある自治会の中には、集会所を持っていなくてアパートを借りている自治会もございます。大体30余りあるというふうに今認識しているんですが、その自治会を対象にして、賃借料の一部を補助する自治会事務所賃借料補助金というのがございます。これが2つ目。  3つ目に、自治会が地域で周知をする際に掲示板が必要になりますので、その掲示板を新設する、あるいは修繕する際の補助金として、自治会掲示板の新設及び修繕補助金というのがございます。  4つ目に、昨日補正のほうで減をした事業でございますけども、自治総合センターの助成を得て自治会の備品を整備する一般コミュニティ助成事業。  最後に、各自治会が、仮に今持っている集会所が修繕が必要だったり、あるいは新しく建設したいというときに、その一部を補助する自治会・公民館の建設及び改修等事業補助金、その5つのメニューが補助金として入ってございます。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  最後の自治会・公民館ありますね。これは、その自治会で独自に建てた公民館ですよね。それに対して公的なあれも、建設にも出すんですか。 ○委員長(前田千尋)  又吉課長。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)  まず各自治会が自前で建てる際にその一部を補助する制度になっていまして、建設をする際には上限500万円、改修をする際には上限250万円となっております。  ただ、やっぱり予算が今厳しい状況でございますので、最初から予算を計上するというよりは、そういう相談があった場合に、その緊急度とか、あるいは全体的な予算の優先順位を鑑みながら検討、対応しているというところでございます。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  なるほど。ちなみに30年度は何件ありましたか。 ○委員長(前田千尋)  又吉課長。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)  30年度は小禄新町自治会の改修ということで1件ございました。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  で、いくらの補助を。 ○委員長(前田千尋)  又吉課長。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)  42万8,000円となっております。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  要望はどのくらいの数が出ていましたか。 ○委員長(前田千尋)  又吉弘課長。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)  要望は適宜お受けしておりますので、まず基本的に予算の範囲ということと、予算がなくなったときに建設をしたいとかいう手が挙がった場合に、緊急度とか重要性とか、ほかの小学校とかの建設費用もございますので、全体的な予算を鑑みながら検討していくという形になろうかと思います。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  ちなみにこの1件が選ばれたというか、ほかにもあったけれどもここが選ばれたという形なんですか。 ○委員長(前田千尋)  又吉弘課長。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)  いえ、この1件だけで、小禄のほうから相談のあったのが1件です。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  じゃほかになかったわけなんですね。 ○委員長(前田千尋)  又吉課長。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)
     数件あるようですけれども、この補助金の対象が1回きりなんで、大口なときにやりたいということで、相談はあったものの申請までは至っていないというのが2件ほどございます。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  ありがとうございました。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ありますか。  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  すみません。2回目になります。  市民活動支援事業ですけれども、政策説明資料でいくと、活動実績として今年度は10団体に助成金を交付したということですけれども、この10団体というのは大体どういった団体の皆さんが交付を受けたということでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  又吉課長。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)  市民活動支援事業につきましては、まず学生コースと一般コースに分けて公募いたしました。  その結果、学生コースは、沖縄写真デザイン工芸学校、沖縄尚学高等学校、さらには琉球大学の学生さん、3団体に交付しています。  さらに一般コースについては、7団体に交付していまして、主なものとしては那覇市民協議会、あるいはガールスカウト沖縄県連盟、大学院でチームをつくったチームまちなか、あるいはキラキラ新都心ということで、今も地域活動されている団体等でございます。 ○委員長(前田千尋)  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  ちなみに、そのコースの金額は。 ○委員長(前田千尋)  又吉弘課長。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)  まず学生コースは10万円コースになっていまして、一般コースは上限が50万円となっていまして、上限いっぱい応募してくるところもあれば、事業に応じて申請してくる団体もございます。上限が50万円ということでございます。 ○委員長(前田千尋)  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  各助成団体の事業終了後は公開報告会を行ったということですけれども、報告会を聞きに来る方達というのはどういう皆さんがいらしてましたか。 ○委員長(前田千尋)  又吉課長。  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  渡嘉敷洋美主幹。 ◎まちづくり協働推進課主幹(渡嘉敷洋美)  30年度につきましては、今年の3月に公開報告会をいたしまして、交付金をもらって活動した10団体の関係者だったり、10団体そのもののメンバーだったり、あとは興味のある方々、一般に公開していますので、私達もフェイスブックとかホームページ等でお知らせ、案内をかけています。  たまたまなは市民協働プラザに用があったという方も足を運んでくださったり、新都心公園でイベントもあったりしたので、そこから来てもらった方とか、結構盛り上がりました。  60人ぐらい参加があって、お互いの活動を知り、またつながりを持って、一緒に取り組めるよねというものを見つけたり、そういった交流の場としても活用されております。 ○委員長(前田千尋)  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  これも1つ要望ですけれども、こういった学生さん達も含め、市民活動ということで頑張っている皆さんの姿をもっとPRしていただきたい、知ってほしいなというところでは、これをやるんだよということの周知をぜひお願いしたいと思います。 ○委員長(前田千尋)  又吉課長。 ◎まちづくり協働推進課長(又吉弘)  はい、承りました。 ○委員長(前田千尋)  仙子委員、よろしいですか。  ほかに質疑ありますか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  よろしいですか。  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  ハイサイ市民課関係分について、当山浩子参事兼ハイサイ市民課長、説明をお願いします。 ◎市民文化部参事ハイサイ市民課長(当山浩子)  ハイタイ、ハイサイ市民課の当山でございます。  平成30年度那覇市一般会計歳入歳出決算中、市民文化部ハイサイ市民課分についてご説明いたします。お手元の平成30年度一般会計歳入歳出決算書説明書により、歳入歳出とも主な事業及び執行率が悪かった事業を中心に概要を説明いたします。  まず歳入について、決算書は56ページ、説明資料は9ページ中段をご覧ください。  13款使用料及び手数料、02節調整手数料、01細節の証明手数料について、予算現額1,185万4,000円に対し、収入済額は1,174万6,000円となっております。こちらについては、小禄支所、真和志支所、首里支所の3支所の窓口及びマイナンバーカードによるコンビニ等で発行する所得証明、資産証明、納税証明等の各種税務証明の手数料でございます。  同じ中段の03節戸籍住民基本台帳手数料、01細節条例に基づく手数料につきましては、本庁並びに3支所の各窓口及びコンビニ等で発行する住民票や印鑑証明書、戸籍謄本等の条例に基づく証明手数料です。予算現額1億4,115万9,000円に対し、収入済額は1億4,293万2,400円となっています。  続きまして、決算書は63ページ、説明資料10ページ上段をご覧ください。  14款国庫支出金、01節総務管理費補助金、そのうちの02細節個人番号カード交付事務費補助金と、その次の欄の03細節個人番号カード交付事業費補助金についてご説明いたします。まず、個人番号カード交付事務費補助金についてですが、市町村におけるマイナンバーカードの交付事務に係る補助金でございます。窓口交付のための人件費等が補助の対象となります。マイナンバーカードの交付枚数に応じて算定された金額と補助対象分に係る実際の支出額を比較して、少ないほうの額が補助額となります。平成30年度は予算現額711万3,000円に対し、収入済額704万1,000円となっております。  次に、個人番号交付事業費補助金についてご説明いたします。地方公共団体情報システム機構(J-LIS)(以下、「ジェイリス」と言う)へ委任している補助カードやマイナンバーカードの作成業務などに係る経費として、市町村がJ-LISに支払う交付金に対する国からの補助金でございます。予算現額6,429万円に対し、収入済額2,380万9,000円となっており、差額4,048万1,000円が生じております。この部分に関しましては、歳出部分とも関連しますので、後ほどご説明いたします。  次に同じく14款、04細節社会保障・税番号制度システム整備費補助金については、住民票及びマイナンバーカード等の旧氏併記に対応する住民基本台帳システム及びコンビニシステム改修費に対する国からの10割補助となっております。  当初、予算編成時においては、国からの仕様等が明確にされておらず、見積りの概算額で歳入予算を立てました。国からの正式な通知が遅れたこと、システム改修については年度内に改修する必要があり、国の動向を見ながら年度末ぎりぎりのシステム改修となり、実績額が当初予算を下回ったため280万8,000円の差額が生じております。  続きまして決算書70ページ、説明資料10ページ、下の欄をご覧ください。  14款国庫支出金、01節社会福祉費委託金、01細節国民年金事務費をご覧ください。この事業は、法定受託事務である国民年金第1号被保険者の資格の得喪、種別変更届けや年金受給のための裁定請求、年金保険料の免除申請についての受付、相談業務等に要した経費、その他相談業務や年2回の国民年金のお知らせの発行などの協力連携事務に要した経費に対する交付金でございます。  予算現額9,163万8,000円に対し、収入済額8,721万4,692円、差額442万3,308円となっています。今回、歳入減となった主な理由について、厚生年金適用事業所の増加に伴い、2号被保険者が増加し、1号被保険者が減少していることから、事務交付金の額も減額となっています。  続きまして、歳出についてご説明いたします。  決算書121ページ、説明資料12ページの2款総務費、55事業、個人番号カード交付事業について説明いたします。特に執行率の悪い科目について説明します。12ページ中ほどの09節、02細節普通旅費につきましては、執行率37.2%と低くなっていますが、予算編成時は旧氏併記にかかわるシステム改修に伴う試験工程が東京で予定されており、そのスケジュールが示されていなかったため、最も高いシーズンの旅費を設定しておりました。工程試験日が1月30日となったため、実績による不用額が発生しています。  下から2行目、19節、05細節の交付金につきましては、当初予算額6,429万円、支出済額2,528万円、予算残額3,901万円、執行率39.3%となっており、事業全体の執行率にも影響しております。  これは歳入及び歳出ともに市町村では、J-LISからの通知により平成30年度交付金上限見込額を当初予算として計上しますが、平成30年度のJ-LISからの請求実績が当初の見込額を大幅に下回ったこと、J-LISからの請求が年度内に2回ありますが、第2回目請求額の提示が平成31年3月31日であったこと、それに伴う実績報告、交付確定通知が4月上旬となったため、歳入歳出ともに減額補正することができませんでした。  次に、決算書は127ページ、説明資料14ページの下の欄をご覧ください。02款総務費、03事業小禄支所建設整備事業について。  現小禄支所の老朽化に伴う小禄支所新庁舎及び(仮称)小禄南出張所との複合施設建設整備事業として、平成29年度に基本計画を策定し、平成30年度は基本設計、今年度は実施設計と順調に進んでいるところでございます。事業の中で14節01細節使用料及び賃借料の執行率が14.4%と低くなっておりますが、これは工程会議が本庁で開催されたことから、タクシー使用料の実績による不用額が発生したためでございます。  次に決算書135ページ、説明資料は15ページをご覧ください。02款総務費、03項戸籍住民基本台帳費、01事業一般事務費について説明します。  支出額の主なものといたしましては、臨時・非常勤職員の報酬及び賃金、消耗品費、印刷製本費、通信運搬費、住民異動届などの入力オペレーター業務委託料となっております。  まず07節の01細節臨時職員賃金については、256万8,168円予算残が生じておりますが、交通費の実績における残額と、当初1月から3月までの繁忙期対策の短期臨時職員を採用する予定でしたが、なかなか見つからず、結果不用額が生じております。  次に、02節03細節手数料については、平成30年度より窓口両替手数料と大型硬貨整理手数料として予算措置しておりましたが、大型硬貨については手数料が発生しなかったことにより予算残となっております。  ほか、印刷製本費、修繕料につきましては、実績による不用額でございます。  最後に、決算書の148ページ、説明資料の17ページをご覧ください。03款民生費、01事業国民年金事務費についてご説明いたします。  この事業につきましては、国民年金関係事務の実施に要した経費となります。主なものといたしましては、免除申請の受付や相談業務を行う非常勤職員や臨時職員の人件費、広報周知のための国民年金のお知らせの印刷製本費、国民年金システム改修業務委託料でございます。  特に執行率の悪い科目について説明いたします。09節02細節普通旅費につきましては、8月に予定されていた全国都市国民年金協議会が、台風のため急遽中止になったことによる予算残となっております。  12節01細節通信運搬費については、福岡事務センターへ進達する書類等を郵送で実施しておりますが、送付回数や送付個数を工夫することで、34万6,758円の予算残額が生じております。  以上が、平成30年度ハイサイ市民課分の歳入歳出決算についての説明でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  どうもご苦労さまです。  13ページのコンビニ交付事業ですが、那覇市証明書等自動交付事務委託なんですが、コンビニで住民票とか、こういった証明書を受け取る数が那覇市全体の数の何割ぐらいを占めていますか。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  当山浩子課長。
    市民文化部参事ハイサイ市民課長(当山浩子)  お答えします。  平成30年度の実績として、条例に基づく手数料全体では41万8,824件ありますが、そのうちの1万8,806件がコンビニによる交付となっております。パーセンテージにすると4.49%になっております。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  これは恥ずかしながら知らなかったんですけど、マイナンバーカードがないとコンビニではとれないんですよね。  ということは、要するにマイナンバーカードがまだ余り発行されてないといいますか、この数はどれぐらい、市民の何パーセントぐらい。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  当山浩子参事兼課長。 ◎市民文化部参事ハイサイ市民課長(当山浩子)  平成30年度末の申請件数は、那覇市において、これは累計ですが4万9,466件申請しております。その中で、既に交付をしている交付件数が3万6,739件、交付率は11.4%が平成30年度の実績となっております。 ◆委員(桑江豊)  3万6千いくら? ◎市民文化部参事ハイサイ市民課長(当山浩子)  30年度の実績としましては3万6,739件、交付率は11.4%が平成30年度の実績となっております。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  わかりました。どうもありがとうございました。  コンビニ交付事業なんですが、これは今全てのコンビニでされてますか。 ○委員長(前田千尋)  島袋晃担当副参事。 ◎ハイサイ市民課担当副参事(島袋晃)  コンビニエンスストアにもいろいろございまして、一部それに参入していないコンビニエンスストアもございますけども、県内で主に利用されているコンビニエンスストア、この間進出しましたセブンイレブン、それからファミリーマート、ローソンといったコンビニエンスストアは県内で普及していると。全国に展開している同じコンビニエンスストアでも取得できるということです。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  わかりました。  せっかくコンビニ交付ができるんですけど、約5%程度しか利用されてないですね。コンビニで受け取っている人が若干少ないんですけど、もっと増えていったらと言いながら、私自身もまだ持ってないんですが、まずつくりましょうね。ありがとうございました。 ○委員長(前田千尋)  ほかにございますか。  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  関連で、マイナンバーカードがあんまり思うように伸びない理由というのは、どのように捉えていますか。 ○委員長(前田千尋)  島袋晃担当副参事。 ◎ハイサイ市民課担当副参事(島袋晃)  昨年度総務省がアンケートをとった中では、これは新聞報道でもございましたけども、カードを持つ利便性が余り感じられないという意見が多かったようです。つまり、今申し上げたコンビニ交付とかはメインでどんどん普及しているんですけど、カードのほかの機能がまだ十分に理解されてない、運営されてないということが主な理由だというアンケート調査になってます。約57%が、そのようなアンケート結果としてあったようです。 ○委員長(前田千尋)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  那覇市として、今後この交付率を上げるためにどのような努力をなさる考えですか。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  当山浩子参事兼課長。 ◎市民文化部参事ハイサイ市民課長(当山浩子)  ハイサイ市民課としましては、これまでもマイナンバーカード申請補助キャンペーンという形で、平成29年度から一般市民向け、それから那覇市職員向けでキャンペーンを行ってきているところですが、国のほうから6月28日に通知が出まして、全市町村共済組合の職員及び国家公務員に関しては、今年度中にマイナンバーカードを作成してほしいという要望と、令和4年度までには全国民のマイナンバー取得100%ということを目指してるところもあって、具体的な国からの施策的なものはおりてきておりませんが、ハイサイ市民課としては、これまでどおり地道に申請補助のキャンペーンの期間を広げるなどして対応していきたいと考えております。 ○委員長(前田千尋)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  10ページの歳入、交付事業補助金、これはカードをつくった分に対して補助金がおりてくるというふうに理解していいんですか。  6,400万余りの歳入予算に対して、実際は2,300万余りしか入ってきてない部分というのは、カードを交付したものに対して補助金が入ってくると理解していいの。カードをつくったらその枚数に応じて、実績に応じて補助金が入ってくると理解していいの。 ○委員長(前田千尋)  当山浩子参事兼課長。 ◎市民文化部参事ハイサイ市民課長(当山浩子)  基本的にはJ-LISに市民の方が申請して、J-LISがカードをつくるんですが、それに対して行う交付金でございますので、申請件数が増えればそちらに係る経費も増えてきますので、それに関する経費となっています。 ○委員長(前田千尋)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  ですから、当初これだけ大きく6,400万も見積もっていたのに、なぜ2,300万の収入しかなかったのか、その原因がどこにあったのか、それをあなたたちは答えないといけない。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  当山浩子参事兼課長。 ◎市民文化部参事ハイサイ市民課長(当山浩子)  先ほど概要説明の中で、歳出の部分でも説明いたしましたが、歳入歳出ともに、市町村ではJ-LISからの通知による平成30年度の交付金上限見込額を予算として打ち立てます。  これは私たちが試算するのではなくて、国とJ-LISのほうから、国がかかる全体の総額の費用というのがありますが、これに全自治体の人口比で案分した金額を、最初に当初見込額という形で振りますので、これが当初予算の額になっております。歳入も歳出も。 ○委員長(前田千尋)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  ですから、国やJ-LISが、大体那覇市はこれぐらいやってくれるだろうという見込みのもとに予算を立てたんだけれども、しかし実際は2,300万しかなかった。  それはやっぱり国が与えた目標に対して、皆さんはやっぱりそれに近づくように頑張るということではないのかな。どうなんですか。そちら辺は。  どうなの?副部長答える?答えてね。 ○委員長(前田千尋)  渡慶次一司副部長。 ◎市民文化部副部長(渡慶次一司)  このJ-LISの事業補助金につきましては、実際情報システム機構という市町村が集まった団体で運営している国の外郭団体ですので、その外郭団体が1年間に執行している事業予算、それは各市町村から補助金として出てくるものですけど、その大元は国から補助金として出てきて、市町村を経由してJ-LISに行きますので、実際には市町村からの持ち出しではなくて、国からの補助金がそのままJ-LISへの補助金という形になっております。  ですから、実際J-LISが事業を執行したその年度の事業予算を案分した中で、この程度年間使う見込みだったのが、少し年度末が少なくなってしまって、国からの補助金の要求も少なくて、事業費も少なかったので、市町村から出した事業費も少なく、市町村が国からもらう補助金も少なかったというような、国からの補助金を経由して出している関係上、そういった形に見えてしまっているという状況でございます。 ○委員長(前田千尋)  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  なんかわかったようでよくわからないんですけども、要するに那覇市からの持ち出しは一切ないと理解していいわけですね。  いずれにしても、国は国で、やはりこれだけはぜひ那覇市さんやってもらいたいという思いはあるかと思いますが、それは国の思いであって、しかしながらこのマイナンバーカード、個人番号カード、今後利便性も出てくるということですので、予算の執行率を見ても58.9%ということですので、少しまた上がるように頑張ってください。よろしく。以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑。  下地委員。 ◆委員(下地敏男)  わかりやすく説明お願いします。15ページの臨時職員の賃金で不用額についてなんですけれども、この260万というのは何人分ですか、当初予定の。1月から3月までの繁忙期で探せなかったんですよね。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  当山浩子参事兼課長、お願いします。
    市民文化部参事ハイサイ市民課長(当山浩子)  下地委員、すみません。この質問に関してはちょっと具体的な人数という割り出しができないんですけれども、ただ、首里、真和志、小禄ともに、本庁も含めてなんですけれども、1月から3月の繁忙期対策のための臨時というのが探せなかった状況がございます。ただこの256万というのは、賃金だけではなくて、交通費等の不用額もそれに含まれておりますので、きょう人数何人というところは申し上げることがちょっと難しいです。 ○委員長(前田千尋)  下地委員。 ◆委員(下地敏男)  人数はわかりました。人数ではないということでいいんですが、この256万8,000円の不用額が出たときに、非常勤職員には時間外手当というのをつけることはできませんよね。 ◎市民文化部参事ハイサイ市民課長(当山浩子)  非常勤はできません。 ◆委員(下地敏男)  できませんよね。もちろん業務委託をしている窓口担当にも、あれは請負ですから、これもできませんよね、時間外は。  そうなってくると、職員のほうに時間外が発生したということになるんですかね。それとも、市民サービスがその分だけ低下したということになるんですかね。ここだけ説明をお願いします。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  当山浩子参事兼課長。 ◎市民文化部参事ハイサイ市民課長(当山浩子)  委員おっしゃるとおり、1月から3月の繁忙期における臨時が探せなかった影響というのは、やはり正規職員のほうに影響が出ているのは現実としてあります。  ただ、職員の時間外手当に関しても予算の範囲内での支給という形になりますので、これはもう出勤時間をずらしたりとか、それから代休の処理というような形での対応になりますが、かなり1月から3月は職員を寄せていったりとかというような努力はしております。 ◆委員(下地敏男)  わかりやすい説明をありがとうございました。  以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ありますか。  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  マイナンバーの件でちょっと確認させてください。  以前、住民票をとったことがあるんですけど、そのときに本籍の謄本がとれる、南城市だったらとれますよね。僕は本籍が南城市にあって、毎回とりにいくのが大変なんだけど、あの中でネットを見ると、本籍も違う市町村でとれるところがあるじゃないですか。那覇市はとれるんですか。 ○委員長(前田千尋)  島袋晃担当副参事。 ◎ハイサイ市民課担当副参事(島袋晃)  戸籍の謄本、抄本というのがございまして、こういったものもとれる仕組みはとってます。那覇市においては、那覇市に在住していなくても、例えば隣の浦添市に住民登録している方でも、那覇市に戸籍がある方は一定の手続を、利用登録申請というのがあるんですけども、その手続を踏めば浦添市の住民でも那覇の戸籍を、例えば浦添市のコンビニで取得することも可能です。 ○委員長(前田千尋)  永山委員。 ◆委員(永山盛太郎)  一度やったんですけど、ものすごく難しくて、これが楽だともっと使い出が、例えば那覇でも離島に本籍がある人はいっぱいいるから、そういったさっき言ったサービスの面で、使うメリットがないというんだったら、その辺も含めていろいろまたとる方法はあると思うんですけど。  もう1つは、あのカード、意外と磁気がすぐ弱くなって使えなくなることが多いので、だから、いろんなキャッシュカードとか全部財布に入れるとすぐだめになるので、いろいろまた工夫するのがいっぱいあるかなというのがあったので、その辺、ぜひもっといろんなことを調べながら、ほかの市町村の推進地を見ても、やっていいのかなと思うので、ぜひその辺はもうちょっと検討していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○委員長(前田千尋)  島袋晃担当副参事。 ◎ハイサイ市民課担当副参事(島袋晃)  さまざまな市民からのご意見もございます。それらをこのシステムを運営している、先ほどからお話がありましたJ-LIS、そこに業務委託をしまして、証明書のコンビニ交付サービスを運営しているわけなんですけども、そこに全国各地からいろんなご意見、先ほどの機械の操作が難しいとか、そういったご意見とかもあるようですので、少しずつではありますけども、そういった部分の運営も変わりつつありますので、そういった意見があったということで、我々もJ-LISとか、そういった関係機関に申し上げて改善できればと思います。 ○委員長(前田千尋)  ほかにありますか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  当山浩子参事兼課長。 ◎市民文化部参事ハイサイ市民課長(当山浩子)  すみません。先ほど条例に基づく手数料のうちの、コンビニの交付割合はどのぐらいかという質問に対して数字が間違っておりましたので、再度申し上げます。  全体の条例に基づく手数料に関しては、48万6,396件に対し、そのうちコンビニでの交付が1万8,806件となっております。全体の3.8%ということでございます。  先ほどよりも少し下がりました。 ◆委員(喜舎場盛三)  わかりました。ありがとうございます。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員、よろしいですか。 ◆委員(喜舎場盛三)  はい、結構です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに当局ありませんか。大丈夫ですね。  皆さん、よろしいですか。                    (意見等なし) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に、座安まり子市民生活安全課長、説明をお願いいたします。 ◎市民生活安全課長(座安まり子)  では、認定第1号、平成30年度那覇市一般会計歳入歳出決算中、市民生活安全課分についてご説明いたします。  資料の19ページをごらんください。歳入について、30年度予算現額は348万2,000円に対し、収入済額は333万1,745円、当初予算に対し実績による減額がありましたが、歳入未済額はございません。  主な歳入は、市政情報センターでの資料の複写に係る手数料と実費、また消費生活事業に係る沖縄県消費行政推進補助金でございます。沖縄県消費行政推進補助金につきましては、歳出とあわせてご説明させていただきます。  続きまして、20ページをご覧ください。20ページ以降は歳出事項となっております。  それでは、第2款総務費15事業についてご説明したいと思います。25ページをご覧ください。  総務費の予算現額は5,175万7,000円に対し、支出済額は4,977万8,421円、予算残高は197万8,579円、執行率は96.2%となっております。  それでは、歳出の執行率の低い事業についてご説明いたします。23ページをご覧ください。  こちら、8の事業になりますが、行政資料の整備及び情報公開・個人情報保護事業は、行政資料に関する資料の収集及び諮問機関である那覇市情報公開・個人情報保護運営審議会の運営に係る事業でございます。  平成30年度審議会開催を5回分として予算計上しておりましたが、2回の開催となったため、執行率が68.1%となっております。その理由といたしましては、緊急を要する諮問がなく、各課より諮問を取りまとめて行った結果、2回の開催になったものでございます。  次の24ページです。こちらの空家等対策推進事業は、市内の空き家等に関する対策を総合的かつ計画的に実施する事業であり、主に調査費用と諮問機関である那覇市空家等対策審議会の運営に関する予算であります。  審議会については、当初3回の開催を予定しておりましたが、2回の開催にとどまったため、69.2%の執行率となっております。その理由といたしましては、本市の行った空き家等に対する助言・指導により改善が見られ、諮問に至る空き家が当初予定よりも減少したためでございます。  続きまして、28ページ、こちらに7款商工費の6事業の決算総額がございます。予算現額1,060万6,000円に対し、支出済額は1,042万973円、予算残額18万5,027円、執行率98.3%となっております。  前のページをご覧ください。こちらに挙げている3事業が、沖縄県消費行政推進補助金の財源となっている事業でございます。こちらのほうは、上の消費生活相談員等レベルアップ事業、一元的相談窓口緊急整備事業の全部、消費者教育啓発活性化事業の一部が財源として充てられております。  以上で、28ページにありますように、市民生活安全課の30年度予算現額は、6,236万3,000円に対し、支出済額6,019万9,394円、執行率96.5%となっております。  以上、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  ご苦労さまです。  空家等対策推進事業、先ほどの説明で、市当局の助言とか指導で改善されたために審議会まで行かなかった。だから審議会の数が減ったとおっしゃっていましたけど、その審議会というのはどういう役目をしますか。 ○委員長(前田千尋)  座安まり子課長 ◎市民生活安全課長(座安まり子)  こちらは、去年2回行っていまして、指導と助言を行った後に、その次の段階ということでの指導に移る際に、その物件について専門の方に意見を聞くという場になっております。1回目に4件、2回目に3件の諮問をしているという状況で、去年、全体的に言うと半分ぐらい指導・助言で動いている。そして、その中で実際今動いているものもありますので、それを専門家の意見を聞くという諮問にかけるものがだいぶ少なかったということで2回となっております。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)
     要するに、皆さん方の助言と指導で改善してくれたから、諮問にかける必要がなかったということなんですね。  じゃ、この指導・助言で改善されたというのは、どのように改善ですか。取り壊しとか、そういったことなんでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  座安まり子課長 ◎市民生活安全課長(座安まり子)  平成29年と30年度の相談件数は127件で、88件が改善したということなんですが、こちらの部分の大部分が草に覆われているということで、家を置いておくとどうしても草木の繁茂があったりとか、また、皆さんもご存じのブロック塀とかの問題がありましたので、そちらの部分で改善が見られたりということもありますし、長く置いていた家につきましては、木造等で割と今の時期に建て替えとかそういったものがあって進んだものもございます。 ◆委員(喜舎場盛三)  はい、わかりました。ありがとうございました。 ◆委員(永山盛太郎)  今、127件と言っていましたか。 ○委員長(前田千尋)  172じゃないですか。訂正してもらっていいですか。  座安まり子課長 ◎市民生活安全課長(座安まり子)  すみません。  平成29年、30年度の相談件数は172件で、88件の改善でございます。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員、よろしいですか。 ◆委員(喜舎場盛三)  はい、結構です。 ○委員長(前田千尋)  ほかにございますか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に、文化財課関係分を議題といたします。  内間靖文化財課副参事、説明をお願いいたします。 ◎文化財課副参事(内間靖)  ハイサイ、文化財課副参事、内間と申します。本日は、末吉課長に代わりまして、私のほうで説明させていただきます。よろしくお願いいたします。  それでは、早速説明いたします。平成30年度一般会計決算中文化財課所管分について、お手元に配付いたしました資料の決算説明書に沿ってご説明いたします。文化財課は29ページから49ページになります。  最初に歳入についてご説明します。主な歳入は、13款使用料及び手数料、14款国庫支出金でございます。資料の29ページをご覧ください。使用料及び手数料の主なものは、歴史博物館、壺屋焼物博物館、玉陵、識名園の入館料になります。上段の細節1が歴史博物館の入館料395万9,215円、中段の細節1が文化財入園料で、玉陵、識名園の合計の入館料4,137万2,150円、細節2が焼物博物館の入館料330万1,200円でございます。  資料の29ページから31ページにかけまして、琉球国王尚家関係資料の修理、伊江殿内庭園、識名園等の文化財の維持管理や整備など、歳出予算の執行に伴う国や沖縄県の補助金、埋蔵文化財発掘調査の受託事業収入等の収入状況でございます。  32ページをご覧ください。文化財課の歳入総額は1億8,856万1,978円、収納率は対予算99%でございます。  次に、歳出予算についてご説明いたします。35ページの上段になります。最初に歴史博物館でございます。歴史博物館の主要事業である国宝「琉球国王尚家関係資料」修理事業では、国宝に指定されました文書記録類1,207冊全ての修理を計画しております。平成30年度は、国、県の補助金並びに住友財団、朝日新聞文化財団の助成金を活用いたしまして、37冊の修理を行いました。平成21年度の事業開始からこれまでに347冊の修理を終えております。  36ページの上段です。歴史博物館企画展事業では、考古学の観点から、出土遺物を通して那覇の歴史を紹介した「考古学から見た那覇」や、沖縄の美術工芸の中で黒に着目した展示会「沖縄の黒い工藝(OKINAWA BLACK)」などの企画展を4回開催し、多くの市民、観光客に訪れていただきました。企画展開催中は、解説会やギャラリートークなどの講座も開催しております。  38ページから40ページにかけましては、国指定文化財の玉陵、識名園の管理運営、埋蔵文化財試掘調査等の事業でございます。埋蔵文化財試掘調査事業は、各種建設工事に伴い、工事予定地で遺跡の有無を事前に確認するための試掘調査を行いました。  41ページの下の段になります。那覇市内遺跡発掘調査では、首里池端町と当蔵町を結ぶ県道49号線工事、新都心公園内管理用道路工事、識名地区施設建設工事及び小禄道路敷設工事に伴う各試掘調査、壺屋古窯群の発掘調査、資料整理を行いました。また、首里金城村跡、首里大中村跡の資料整理も行っております。  42ページ下の段の識名園保存修理事業では、心字池周辺の石積み修復工事、43ページ上の段の伊江殿内庭園保存整備事業では、庭園の実施設計、庭園の岩に掘られた陽刻文字の保存処置業務を行っています。  44ページをお願いいたします。次年度への繰り越しが1件ございました。下の段の沖縄県営鉄道転車台遺構移設・保存・公開活用事業については、移設工事の際、施工方法について見直しが必要であったことと、施工場所が再開発事業の工事と同時並行して行われていたため、関係部署との調整に日数を要したことから、1,957万2,840円を繰り越しております。5月末には、転車台遺構の移設を完了し、6月には一般公開し、解説会も行いました。  次に、46ページから47ページにかけましては、壺屋焼物博物館の管理運営等に係る経費でございます。47ページ下の段から48ページ上の段の出前子ども博物館事業では、壺屋焼の説明パネル等を小学校や公民館等に直接展示を行う出前展示、学芸員が学校の先生に代わって授業を行うゲストティーチャープログラム、壺屋焼の陶工の指導で面シーサーをつくる出前体験教室を実施し、小中学生に壺屋焼の歴史やつくり方を学んでもらいました。  48ページから49ページの特別展事業では、壺屋焼物博物館の開館20周年並びに濱田庄司来沖100周年を記念し、壺屋焼に多大な影響を与えた民芸をテーマにした特別展「民芸と壺屋焼」を開催するとともに、リニューアルオープンした沖縄県立図書館でシンポジウムをあわせて開催いたしました。  49ページ下の段になります。文化財課の支出済額は2億7,445万3,914円、執行率は89.7%でございます。  以上が、文化財課平成30年度決算の概要でございます。審議よろしくお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  下地委員。 ◆委員(下地敏男)  全体にかかわることなんですけども、この玉陵だとか遺跡というんですか、を修理するときの漆喰がありますよね。漆喰で固めますよね。今回決算で出ている、かかっている材料の中の漆喰というのは、従来の漆喰を使っているのか、それとも漆喰が強化されているスーパーなんとかという漆喰があるんですけれども、それを使っての今回の修理になっているのか、ここをまず1点聞かせてください。 ○委員長(前田千尋)  長嶺盛孝文化財課主査。 ◎文化財課主査(長嶺盛孝)  お答えします。  今回、平成30年度の工事では、漆喰をやりかえるという修繕工事はございませんが、過去に識名園の屋根の補修等については、通常売られているような漆喰、メイクマン等でも通常に売られているような屋根補修で使うような漆喰を使って補修しております。 ○委員長(前田千尋)  下地委員。 ◆委員(下地敏男)  同じ予算を投入するんでしたら、従来の漆喰よりも安くはないんですけれども、量販店に行ったらあると思いますので、ぜひ10年以上長持ちをするような、しかも見てカビもつかない、カビというんですか、コケといいますか、ああいうのがつかないような漆喰が今開発されておりますので、これはもう30年度決算から、私もその材料が使われているかなと思ったんですけれども、今後修理等が増えてくるはずですから、ここはぜひ、予算のことではあるんですけどもお願いしたいと思います。  それとあと1つ、45ページの大アカギ再生事業ですか、これは樹木医というんですか、そこの診断の結果だと思いますけども、生き返ったんですか。 ○委員長(前田千尋)  長嶺盛孝主査。 ◎文化財課主査(長嶺盛孝)  首里金城の大アカギ再生事業では、まず平成30年の9月から樹勢診断業務というものを平成30年11月16日まで行いまして、その樹木医による診断の結果をもとに、その後平成31年2月18日から同年3月29日まで樹勢回復という業務を行って完了しておりますので、その樹勢業務の結果、効果につきましては、今年度改めて樹勢回復診断を行いますので、その中で再確認されるものと思っています。 ○委員長(前田千尋)  下地委員。 ◆委員(下地敏男)  樹勢が回復してよかったなと思っている反面、また新たな大アカギ、アカギだけに寄生する線虫が発生しておりますので、ここももう一度詳しく調べてやってもらいたいなと思っております。以上です。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  ご苦労さまです。  この説明資料の45ページの19節02細節金城町石畳道に隣接する個人の住宅の石垣補修への補助、これはあくまでも個人の住宅ですけれども、これ、石垣と一緒に文化財か何かを構成しているんですか。それで何か。 ○委員長(前田千尋)  長嶺主査。 ◎文化財課主査(長嶺盛孝)  お答えします。  文化財指定されています首里金城町里道沿いにあります石垣についても、文化財の指定の中に入っておりまして、かつ個人の所有でありますので、その補修に対しての補助金となっております。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  この補修で何割補助ですか。 ○委員長(前田千尋)  長嶺主査。 ◎文化財課主査(長嶺盛孝)  補助の割合は個人負担が5割です。残りの25%を市と県でそれぞれ負担しております。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  長嶺主査。 ◎文化財課主査(長嶺盛孝)  訂正します。  沖縄県のほうが50%を補助金として個人に負担しております。市のほうの27万円というのは、事業費に対する25%を市が負担しております。失礼いたしました。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  なるほど。それから、29ページの13款3節の行政財産目的外使用料とありますけども、これはどういった目的で使用された内容の。
     予算現額よりかなり多いですけど。 ○委員長(前田千尋)  根路銘敦子文化財課主任主事。 ◎文化財課主任主事(根路銘敦子)  行政財産目的外使用料なんですけれども、主に識名園とかでブライダル、それから写真を撮影したりだとか、ブライダルのほうが主になると思います。  大丈夫でしょうか。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  これは、例えば写真だったら1回あたりいくらとか決まっているんですか。 ○委員長(前田千尋)  根路銘主任主事。 ◎文化財課主任主事(根路銘敦子)  撮影するだけなら特に必要はないんですけれど、識名園のお部屋を借りるときには、一部屋いくらということであります。決まっております。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  ああ、そういうやり方。  はい、わかりました。ありがとうございます。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ありますか。  新垣副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  ありがとうございます。  34ページの尚家継承文化遺産保存整理事業や、その次の35ページ、国宝「琉球国王尚家関係資料」修理事業に係るものになるかと思うんですが、それ以外にも、歴博やほかの壺屋とかで今後修理とかが必要なものというのはどれぐらいあって、今進捗というのはどれぐらい、何パーセントぐらいになっているのか、もしわかれば教えていただきたい。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  外間政明文化財課主幹。 ◎文化財課主幹(外間政明)  今のご質問なんですが、まず国宝に指定されています尚家文書につきましては、7月に追加指定の告示がございまして、国宝に新たに41点が追加されまして、指定点数が1,207点ございます。  平成30年度までに約347点修理をしておりまして、まだ800冊近くの修理が残っております。これを現在、那覇市負担が1,200万円、それ以外に住友、朝日等々の助成金を入れて2,200万円事業ベースで入れておりますが、市負担と国、県補助で、1,200万円ベースで作業をした場合、あと20年ちょっとかかる予定になっております。国庫補助と市負担を含めて1,200万円の事業費で進めると約20年かかる計算になっております。  そのほかに、歴史博物館が所蔵している家譜資料とか古文書というのがありますが、それに関しては、補助事業とは別に年間約50万円程度の予算を組みまして作業をしておりますが、それに関しては、5年、10年では一応の終わりは見る予定でございます。以上です。 ○委員長(前田千尋)  新垣委員。 ○副委員長(新垣淑豊)  20年間かかる中で、もちろん資料はさまざまなものがあると思うんですけど、遺産とか、さらに例えば今しっかりと手をつけないとちょっと悪化してしまうかなとかというのも、なきにしもあらずかなというふうに感じるんですけれども、本当に20年かかるじゃちょっと長すぎるような気もするので、ぜひその点もちょっと声高に言っていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。  あと、もう1点ですけれども、41ページに資料整理室の運営というところがあるんですけれども、今現在、資料整理室の使用料及び賃借料で約1,100万円かかっていますけれども、すみません、これはちなみにどちらにあって、これが今十分なのかどうかというのをちょっと教えていただきたいです。 ○委員長(前田千尋)  内間副参事。 ◎文化財課副参事(内間靖)  お答えします。  こちらの資料整理室の運営ということでやっておりますのは、とまりんに資料室というのがございます。こちらのほうで資料整理を行っておりまして、こちらのほうはもっぱら資料整理をする場所ということになります。  それ以外で収蔵庫というのがございまして、今現在、資料を5カ所に収蔵しております。これが南風原とそれから仲井真の収蔵庫、それからとまりん、これはとまりんの一画をちょっと借りております。それから安謝小学校にも一画を借りております。あと市民会館ですが、あちらのほうに今資料は置いておりますが、実を言いますと、仲井真の収蔵庫は老朽化に伴って今後取り壊しということで、この一部はエコマール那覇のほうに一部移動する予定であります。  こういった形で、結構物がありまして、決して十分ではないということで、できれば一カ所にまとめるほうが理想的だというふうに考えております。 ○委員長(前田千尋)  新垣委員。 ○副委員長(新垣淑豊)  文化、歴史を大事にするという割には、今市当局の予算配分に関してちょっと厳しいなという印象を受けました。とっても受けています。  また、5カ所に分散すると管理とかも非常に大変になってくるんじゃないかなというふうに感じているので、ぜひこれも、なかなかこういうものって理解されづらいところもあるとは思うんですけども、本当に大事なところだと感じていますので、これもぜひ来年の事業、もしくは再来年の事業とか、いろんな事業にどんどん手を挙げていただいて、どうにかお金の確保も含めてお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。  我々もぜひしっかり応援しますので、よろしくお願いします。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございますか。  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  今の関連なんですけれども、資料整理室の運営についてなんですが、これはもう以前からの課題としてあって、仲井真が今度エコマールに移るということで、5カ所分散して置かざるを得ない状況になっていて、確か第5次総計でしたかね。10年間の中で資料整理室をどうするのかも含めて、前の委員会でも議論した経緯があったと思いますけれども、担当課として今後どのようにしていくという議論をしているのか、計画まではいってないかもしれませんけど、今どのように捉えているのか、副部長でお答えいただけますか。 ○委員長(前田千尋)  渡慶次一司副部長。 ◎市民文化部副部長(渡慶次一司)  今平良委員のほうからありましたとおり、以前からの懸案事項でございますので、昨年度から企画財務部のほうと私ども市民文化部所管の担当課、企画調整課、文化財課双方で、課長、副参事を含めてワーキンググループを設け、年間数度意見交換を重ねております。  ただ、直接的にかなりな財源が必要となること、それから現時点において国庫補助等の財源がなかなか探しづらい状況もあって、今はまだ検討段階というところではございますが、引き続きその辺の意見交換をしながら、検討し、進めていきたいというふうに考えております。 ○委員長(前田千尋)  平良委員。 ◆委員(平良識子)  那覇は過去の首里の古都でもありましたので、それなりに重要な文化財が出土してきますし、やはり埋蔵文化財センター的なものを設置するというのが望ましい姿かなと思います。  今後、財源が非常にかかることでもありますので、企画財務部と連携をしていただいて、国の予算等も一括交付金もこれからなくなっていく、変化していく中でも、やはり企画のあたりともちょっと調整していただいて、知っていただいて、複合施設等で対応できるのかも含めて検討をして、設置に向けて今後動いていただきたいと思います。 ○委員長(前田千尋)  意見で大丈夫ですか。 ◆委員(平良識子)  いいです。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございますか。  新垣委員。 ○副委員長(新垣淑豊)  すみません、もう1点だけ。  確認なんですけれども、先ほど池端、当蔵の埋蔵文化財の発掘調査というのがありましたけど、あそこって県道じゃないですか、県道で龍潭も確か県の所有ですよね。これ、那覇市がやるものなんですか。 ○委員長(前田千尋)  内間副参事。 ◎文化財課副参事(内間靖)  基本的に当該市町村が調査をするというふうになっておりまして、県であろうが、国であろうが、基本的にはまず当該市町村が試掘調査をするということです。  これを情報としてまた提供するということで、まず遺跡があるかないかというのは、これは当該市町村がやるというふうになっております。 ○委員長(前田千尋)  新垣委員。 ○副委員長(新垣淑豊)  ありがとうございました。  勉強になりました。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  よろしいですか。                     (質疑なし) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                 (休憩中に答弁者入れかえ) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に、文化振興課関係分を議題といたします。  新垣和彦文化振興課長、説明をお願いいたします。 ◎文化振興課長(新垣和彦)
     文化振興課でございます。よろしくお願いいたします。  それでは、まず歳入のほうからご説明申し上げます。  お手元の資料、文化振興課分50ページ、決算書、同じく50ページになります。13款使用料及び手数料、01項01目市民会館の使用料でございます。こちらは費目存置で1,000円、収入額0円という形になっております。  これは、過年度分の使用料のものになっておりますけれども、こちらは滞納分に関しては不納欠損処理をしております。数年前から連絡がつかず、前年度がちょうど不納欠損の年となっておりましたということで、費目存置、決算額0円という形になっております。  続きまして、同じくお手元の資料50ページ、決算書85から86ページ、財産収入、基金運用収入でございます。11節のほうが那覇新市民会館の建設基金収入、16節のほうが文化振興基金収入でございます。こちらは両方とも基金の利息分の収入でございます。  続きまして、お手元の資料同じく50ページ、決算書103ページ、こちらは雑入でございます。02節ということで、パレット市民劇場指定管理余剰金収入でございます。こちらは29年度のパレットの収入から、2分の1をこちらで翌年ということで繰り入れしている分でございます。  続きまして、お手元の資料51ページ、決算書114ページ、市債のほうになります。こちらは一般補助施設債という形になります。こちらはパレット市民劇場の舞台機構の強化工事及び新文化芸術発進拠点施設工事の分になります。予算額が2億6,210万円で、収入済額が1億900万円となっております。差額の1億5,310万円に関しては翌年度へ繰り越しております。  文化振興課の歳入の合計といたしましては、予算額2億6,264万円、収入済額が1億1,253万7,340円となっております。  続きまして、歳出へ移りたいと思います。お手元の資料52ページ、決算書128ページ、02款総務費、総務管理費の文化費、市民文化支援事業でございます。こちらは時間外と補助金となっております。こちらは30万を上限に対象経費の5分の4を補助するものでございます。平成30年度に関しましては、5団体に対し99万9,058円を補助金として交付しております。交付団体としましては、字大嶺の地バーリー、首里王府路次楽・御座楽保存会、あと首里クェーナ保存会、首里汀良町獅子舞保存会、上間伝統芸能保存会等がございました。  続きまして、お手元の資料同ページです。決算書128ページ、文化費の02事業文化協会助成事業でございます。これは文化協会への助成事業となっておりまして、今年度も前年度も同額で180万円を助成しております。  続きまして、同ページ、決算書も同じく128ページになります。こちらは与儀にございます市民会館の管理運営費でございます。大きなものは借地料、あと委託料等が、警備委託費とか草木の伐採とか、あと受電機のPCBの分析作業等が前年度はございました。また手数料に関しては、ピアノの保守点検業務費となっております。  続きまして、お手元の資料54ページ、文化費の事業10です。文化芸術ふれあい事業。前年度は組踊公演をいたしました。パレットのほうで公演をしまして、二童敵討、万歳敵討と創作組踊のスイミー、これはワークショップも栄町のほうでやりながら、当日はパレットで成果公演みたいな形でやっております。  続きまして、文化費、11事業、新文化芸術発進拠点施設の整備事業でございます。昨年の10月から、8工事の契約と、あと10月から工事の着工をしております。  土地の購入に関しまして、先ほど申し上げましたけれども1区画が購入完了、残り5区画は翌年へ繰り越し処理をしております。  続きまして補償費、これが予定11件中3件の契約をしております。1件と書いておりますけれども、2件の完了、残りは翌年へ繰り越しでございます。先ほど申し上げました備考欄の訂正がこちらになっております。  続きましてお手元の資料55ページ、決算書同じく128ページ、新文化芸術発信拠点施設の繰り越し明許でございます。こちらは新文化芸術発信拠点施設の整備に際して文化財発掘をしていただいたのですが、予定しているところ以上に遺構が伸びているということで、2月補正を29年度にさせていただいて、すぐ繰り越し処理をして終わったころでございます。  続きまして12、市民文化育成発信事業。こちらは1つ目に市民から応募のあった優秀な作品を表彰・展示する那覇市民芸術展、2つ目が市民を対象としたうちなーぐち講座・成果公演をてんぶすでやっております。  続きまして13、パレット市民劇場等管理運営事業でございます。これはパレット市民劇場、そしてギャラリー等の管理運営となっております。前年度が更新の時期で、パレットグループのほうで5年間の指定管理をしていただいております。  続きましてお手元のページ56ページ。決算書129ページ、文化費、14事業の文化芸術発信拠点施設整備事業の文化財発掘調査事業でございます。資料の整理等ということでの事業でございます。  続きまして、文化費、事業15、新文化振興基本計画策定事業でございます。これは、平成7年に初めにやったものを平成17年に更新したのですが、それがされていないということで、昨年度、今年度という形で振興基本計画の更新作業でございます。前年度は骨子案までの策定ができているところで、現在また素案の策定に向け進行しているところでございます。  続きまして事業16、文化芸術発信拠点施設整備事業ということで、これはパレット分でございます。決算書は129ページでございます。こちらは前年度9月補正で予算を計上しまして、国へ一括交付金活用ということでエントリーをさせていただいております。  実はこれは繰り越しという形で、執行額が0円になっていますけれども、これは9月に補正をいただいて、申請のほうが合計3回しました。12月28日の交付決定で、その後随契で契約をしたのですが、パレットになりますので、住民とか、映画館があったりとか、その他もろもろで、委託業者の想定と工事期間の想定が合わないということで繰り越しをしております。  今年度1、2月で工事をするということで、工事を9月4日に再開をして、機器の製作を始めているところでございます。これに伴って、1月14日から2月28日まで工事のための休館予定となっています。  続きましてお手元の資料57ページ。決算書130ページになります。これは文化振興基金の積み立てでございます。30年度は7,000円の利息を積み立てております。同じように下段の那覇新市民会館建設基金費ということで、基金の積み立てです。こちらは同じく53万2,000円を積み立てしております。  文化振興課の歳出合計としましては、現年度分が予算額14憶4,481万2,10円、支出済額で6億6,964万4,325円という形になっております。そして繰り越し分、繰越明許のほうの予算額が2,740万3,000円、支出済額が2,734万6,859円となっております。こちらが文化財のほうです。以上が説明でございます。  それとメンバー紹介をさせていただきたいのですが、今年度から神奈川の文化財団のほうから、新拠点施設の統括ということで、崎山敦彦さんをお迎えしました。いろんな部分でブレインとなって文化振興課の新拠点を引っ張っていただこうと考えております。  一言お願いします。 ○委員長(前田千尋)  崎山敦彦新拠点施設統括。 ◎文化振興課新拠点施設統括(崎山敦彦)  新しく建つ劇場、東京での劇場経験が長いものですから、縁があってこちらに帰ってきました。よろしくお願いします。 ◎文化振興課長(新垣和彦)  以上でございます。 ○委員長(前田千尋)  よろしくお願いします。  それでは、皆さん質疑はありますか。  新垣副委員長。 ○副委員長(新垣淑豊)  ありがとうございます。  52ページの市民会館運営管理費ということころがあるのですが、市民会館の運営というのは、現市民会館はされてないですよね。それで時間外勤務手当というのがついているというのは、どういうことに時間外の勤務をされているのかという内容を教えていただけませんか。 ○委員長(前田千尋)  新垣和彦課長。 ◎文化振興課長(新垣和彦)  私ども文化振興課は、もともと市民会館に拠点を構えておりました。28年にあちらが休館になったのですが、それから今の9階に拠点を構えております。その中で、私ども、庶務的な予算がとられておりませんでした。なので、令和元年からは新たな予算を事業として計上しているところでございますが、去年まではその中に入っているところでございました。 ○委員長(前田千尋)  新垣委員。 ○副委員長(新垣淑豊)  わかりました。名目的にこっちにくっついているということですね。 ◎文化振興課長(新垣和彦)  そうですね。おっしゃるとおりでございます。 ○副委員長(新垣淑豊)  もう1点ですが、これも確認ですけれども、同じところの使用料及び賃借料とあるのですが、これも敷地賃借料及びコピー機リース料、基本的にはほぼほぼ県に対しての借地料と考えてよろしいんでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  新垣和彦課長。 ◎文化振興課長(新垣和彦)  おっしゃるとおりです。ほぼほぼ県への土地の賃借料になっております。契約上は県の管財課でございます。 ○委員長(前田千尋)  新垣委員。 ○副委員長(新垣淑豊)  ありがとうございます。 ○委員長(前田千尋)  ほかにありますか。  下地委員。 ◆委員(下地敏男)  50ページのパレット市民劇場指定管理余剰金収入というところがありますが、ここと55ページのパレット市民劇場指定管理料7,200万との関係ですけれど、これだけ余剰金が出たということは、パレット市民劇場での自主事業で収益が上がってきて、指定管理料を上回ったというふうに理解をしておりますけれど、それとあわせて、主要施策の成果説明書では、稼働率が69%とか80%に満たない中で、そういう自主事業がここに計上されているように収益増につながったのかどうかということをまずお聞きします。  それと、さっき言った指定管理料との関係、この2つを聞かせてください。 ○委員長(前田千尋)  新垣課長。 ◎文化振興課長(新垣和彦)  まず50ページの歳入の部分からご説明さしあげます。  50ページの歳入に関しては、29年度の決算を翌年に、要は3月末までのものを4月に精査して、数字として上がったものなので、歳入自体は30年度決算で上がっているのは前年度の収支になっております。ということで、この収支に関しては29年度になっております。  ですけれども、30年度に関しましては、先ほど機能強化事業のほうでお話をさせていただきましたけれども、9月に補正をとりまして、それに伴って工事のスケジュールを立てて、約2カ月のパレット市民劇場の休館をするために予約をストップしておりました。その間で著しく利用率が下がったというのが実態でございます。  30年度に関しては、純損益ということではマイナスになっております。  なので、歳入部分に関しては、29年度のものが翌年に収入として受けた。30年度に関しては、約2カ月の休館期間もあったものですから、単年度収支に関してはマイナスになっております。 ○委員長(前田千尋)  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  課長、ごめんね。私は理解できてないのよね。本当に。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  50ページの収益増、154万円ありますけれど、これが実施事業で上がったものなのか。それと、今年度稼働率が69%にしかなっていないのだけれど、実際収益が上がっているということの説明をお願いしますということと、今回決算で指定管理料7,200万あります。それに約2分の1も反映されているのかどうかということをお聞きします。 ○委員長(前田千尋)  新垣和彦課長。 ◎文化振興課長(新垣和彦)  まず指定管理料のご説明から申し上げます。指定管理料は、電気、水道、光熱費、人件費を含めたものになっております。なので、実施事業をやった場合の入場収入とかも含めてのものになります。  次いで50ページの歳入の部分でございます。これは29年度の収益を、プラスが出た場合に翌年にこちらに計上していただくということで、50ページの雑入のほうは、29年度の実績による収益が上がったことによって、その2分の1を那覇市のほうに繰り入れしていただいているものでございます。  30年度に関しましては、先ほど歳出の部分でご説明さしあげましたけれども、パレットの機能強化事業の予定がございました。ですけれども、交付決定の日が遅かったこともございまして、2カ月間のパレット市民劇場の休館の影響が出まして、30年度単年度に関してはマイナスの収益となっております。 ○委員長(前田千尋)  下地敏男委員。 ◆委員(下地敏男)  わかりました。 ○委員長(前田千尋)  ほかにありますか。  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  54ページの新文化芸術発信拠点施設整備事業なんですが、執行率が全体で44.8%と低くなってしまった要因は、残念ながら入札不調だったことが全体に影響しているのかなと思います。
     その中で、とりわけいくつか質疑したいのですけれども、17節の01細節で土地購入費と補償費がそれぞれあって、鋭意、昨年頑張っていただいたというのは審議過程でもわかっているわけですけれども、土地購入費、残り5区画、そして補償費の予定が11件中、2件が完了したというご報告でしたけれど、それ以外のものは、現在どのようになっているのか伺います。 ○委員長(前田千尋)  新垣和彦課長。 ◎文化振興課長(新垣和彦)  お答えします。  土地の6区画、まず契約のほうですけれども、既に契約を終わっています。現在、土地のほうが5区画完了しているところでございます。  続いて補償費、建物とか借家人補償、あと物件等がございますけれども、こちらが11件のうち、契約自体は全て完了でございます。移動に関しては、3件が現在完了しているところでございます。 ○委員長(前田千尋)  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  土地購入費については全て購入完了したということと、補償費については、最後3件というのは、もう一度聞いてもいいですか。 ○委員長(前田千尋)  新垣和彦課長。 ◎文化振興課長(新垣和彦)  すみません。もう一度ご説明させていただきます。  まず契約のほうですけれども、6区画の土地自体は全て終わっております。そして、完了に関して、要は移転登記関しては5区画で、1区画が土地に関してはまだでございます。  続いて物件に関しては、11件のうち、契約は全て完了しているところでございます。そして、移転まで終わっているのが3件。工作物、借家人等で3件が完了しているところでございます。  なので、8件が今進行中ということでございます。 ○委員長(前田千尋)  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  決算なので、今年度も含めて頑張っていただきたいと思います。  この事業の中でもう1つ気になったのが時間外勤務手当等なんですけれども、入札不調に伴って、工事着手の遅れによる執行残ということですが、ただ議会等も含めて、入札不調になったことによって、相当時間外の仕事をされているのかなという印象をずっと受けていたのですけれども、執行残になった理由をもう少し説明していただけますか。 ○委員長(前田千尋)  新垣課長。 ◎文化振興課長(新垣和彦)  委員ご指摘の部分も一部ございます。ですけれども、工事が始まったら、そこへの現場立ち合いとか、そういったのもございますので、そこら辺の影響がやはり一部出ているところでございます。  着工後は議会のご質問も減ってきたので、そこら辺の影響もあるのかなと。 ○委員長(前田千尋)  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  本当にね、頑張っていただきたいと思います。  もう1つ、52ページの文化協会助成事業ですが、執行率100%なんですけれども、提案も含めて、今内部での予算確定の時期でありますから、180万円ということですけれども、新文化芸術発信拠点施設を今整備して、那覇市の100周年に向けて取り組んでいる中で、文化事業というのが非常に重要で、文化振興課の取り組みというソフト事業がこれからもっと、箱をつくっていく中でどのような事業を展開していくのかということが、まさに崎山さんにいらしていただいた那覇市のすばらしい取り組みかなと思うんですけれど、問われていることですが、文化協会も役員もまた変わられて、180万円以上にもっとさまざまな事業を展開してもらってもいいのではないかなと思いますし、またそういう声も聞いておりますので、そのあたりの答弁していただけるのでしたらお答えいただいて、今からもう少し文化事業を手厚く広げていくことも含めて、文化協会の取り組みは非常に重要だと思いますので、もっと意見交換をして予算をつけていくという政策的な対応が必要かなと思いますけれどもいかがですか。 ◎文化振興課長(新垣和彦)  ちょっと休憩をお願いしていいですか。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  文化協会の助成事業180万円ありますけれども、180万円の中身についてご説明いただけますか。 ○委員長(前田千尋)  新垣課長。 ◎文化振興課長(新垣和彦)  180万円の中身に関しては、文化協会の管理運営費、また次の事業を受託するための事業費等に充てられていると伺っております。  委員ご指摘の意見交換、今後どんどんやっていきたいと考えております。去年実施した委員の中には、無形文化財の方々、先生、大先生等もいらっしゃることから、例えば去年、他の業者に受託してもらった組踊も、実際銘苅で活躍なさっている方、踊りも地謡も含めて、そういったこともございますので、今後事業としてやったときに協会として受託体制がとれるかのご相談もしながら、意見交換を図っていきたいと思っております。 ○委員長(前田千尋)  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  那覇市は沖縄県の中でも人間国宝の方がたくさん住んでいる市でありますので、そういった意味においても、文化事業というのがこれからどのように、人間国宝の皆様方も活躍していただきながら、市民もそれに触れる機会をもっとつくってもらいたいですし、そこにはやはり文化協会が核になるかなと思っておりますので、連携していただいて、どのような事業が今後那覇市の100周年、あるいは新文化芸術発信拠点施設ができていく中で展開できるのか、今から事業を膨らませていただきたいと思います。 ○委員長(前田千尋)  新垣課長。 ◎文化振興課長(新垣和彦)  今まで以上に意見交換をしていきたいと思います。 ○委員長(前田千尋)  ほかにございませんか。  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  どうもご苦労さまです。  説明資料の52ページ、市民文化支援事業がございますね。執行率75%、先ほどの説明では最高額30万円で、伝統芸能文化の継承発展の補助金なんですが、これ5団体と言っていましたかね。この申請は何団体だったんですか。 ○委員長(前田千尋)  新垣課長。 ◎文化振興課長(新垣和彦)  まず予算取りからご説明さしあげたいと思います。  私ども、予算取りの際に、次年度こういった事業をしたいけれどもどうですかという形で各団体に確認をさせていただいております。その中で予算取りをして、始める際に、いついつから公募をしますよという形でやっているところでございます。  平成30年度ですけれども、応募期間が4月16日から5月18日で行ったところ、7団体の応募がございました。その中で実際執行されたのが5団体。2団体は、実績というか、一部は修繕のためとか、納期が間に合わないとか、実際人間が集まらなくて事業が執行できなくてご辞退ということで、7団体のうち補助をしたのが5団体という形になっているところです。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  それで執行率が75%になっているというわけですね。 ○委員長(前田千尋)  新垣和彦課長。 ◎文化振興課長(新垣和彦)  そうですね。交付決定をした後から辞退ということで執行率が下がったところでございます。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  予算取りするときに、前もって団体に投げかけて、返ってきてそれで大体いくらぐらいというのをやるという意味ですか。 ○委員長(前田千尋)  新垣課長。 ◎文化振興課長(新垣和彦)  委員おっしゃるとおりでございます。  例えば次年度予算を立てる際には、次年度もあるときには応募として手を挙げますかということを聞きながら、予算を要求しているところでございます。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  わかりました。ありがとうございました。 ○委員長(前田千尋)  ほかにございませんか。  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  新文化振興基本計画策定事業について、政策説明資料の56ページです。  31年度の計画策定に向けての取り組みについて教えてください。 ○委員長(前田千尋)  新垣課長。 ◎文化振興課長(新垣和彦)  こちらは、30年度と31年度の2年の事業になっております。30年度に関しましては、アンケート等をやって、意識調査等を行いました。その中で骨子案まで策定しているところでございます。  今年度は引き続き、その骨子案をもとにワークショップ等を聞いて、専門家も含め広く情報を収集した上で、今年度中に策定予定でございます。 ○委員長(前田千尋
     上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  わかりました。頑張ってください。 ○委員長(前田千尋)  ほかにありませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者退室) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  これより議員間討議に入ります。  いかがでしょうか。                  (「なし」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  特にないようでありますので、討議を終了いたします。  休憩いたします。 【厚生経済常任委員会】 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  これより常任委員会を開会いたします。  それでは付託議案の評決を議題といたします。  本日審査しました2件の議案の取り扱いについて、休憩して協議いたします。  休憩いたします。 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  休憩中に協議いたしましたとおり、議案第84号、議案87号の、以上の2件の議案につきましては、質疑を終結し、討論を省略して、採決することにご意見ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  ご異議なしと認め、さよう決しました。  それでは、これより一括して採決を行います。  議案第84号、那覇市共同利用施設条例の一部を改正する条例制定について、議案第87号、那覇市伝統工芸館条例の一部を改正する条例制定について、以上2件の議案については、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  ご異議なしと認め、さよう決しました。  休憩いたします。 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  以上をもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。  来週9月24日・火曜日も午前10時より決算審査のため分科会を開催いたしますので、ご参集ください。  これにて散会いたします。                             (午後2時20分 閉会) ───────────────────────────────────────  那覇市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。   令和元年(2019年)9月18日    厚生経済常任委員長 前 田 千 尋...